鈴木貴子

すずきたかこ

比例代表(北海道)選出
自由民主党
当選回数4回

鈴木貴子の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第186回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○鈴木(貴)委員 新党大地の鈴木貴子でございます。  まず初めに、貴重な質問の時間をいただきましたこと、委員長を初め理事の先生方、そして委員各位の皆様に心からお礼を申し上げさせていただきます。  まず、私は、いつも質問に立たせていただく際に必ず目を通すページ、紙というものがあ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  刑事局長、改めて明確にさせていただきたいんですけれども、私も決してこの証人テストのそもそもの存在を否定しているわけでもありません。また、証人テストにおいて検事がしかるべきメモというものを作成されるということにおいても、全くもって異論は...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今局長は、そういったことはないものと承知しているとお答えでした。  私も、今回は皆さんのお手元に配付資料を用意もさせていただきました。  まず、新聞記事もあるんですけれども、「検察、裁判証言を指示か」「密室で「予行練習」」「他の地検でも相次ぐ」。ページをめく...全文を見る
○鈴木(貴)委員 済みません、局長、なぜ答えられないのかという点を、具体的な理由、また納得できる理由で、一般論でお答えください。
○鈴木(貴)委員 では、少し切り口を変えて質問をさせていただきたいと思います。  実は私は、一月の二十九日提出だったかと思いますが、この報道をベースに質問主意書の方も出させていただいております。また、答弁も返ってきておりますので、質問主意書の答弁というのは閣議決定がなされている...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私も、一番最初に述べたように、「検察の理念」というページは何度も読ませていただきました。今局長が答弁くださいました理念、信念というものは、私も勉強はさせていただいていると思います。  あえて、ここでもう一度読ませていただくのであれば、「検察の理念」からです、「...全文を見る
○鈴木(貴)委員 疑念は避けるべきではなくて、しっかりと検証して見直すと言い切るのが必要なんじゃないでしょうか。避けて避けて避けて、一体そこに何があるんでしょうか。  配付をさせていただいた資料、ちなみに、一点だけあえて読ませていただきます。朝日新聞三十九面、このページでありま...全文を見る
○鈴木(貴)委員 TCWについて答えてください。局長、TCWについて。  先ほど私もあえて言わせていただきました。TCWに関しては、全て終息をしている問題であります。TCW、全て終わった件に関して、ぜひとも答弁をいただきたいと思います。
○鈴木(貴)委員 時間が来ましたので、最後に一点だけ。私がいつも質問に立つときに、非常に明確に、また心ある答弁を下さる谷垣大臣に、最後一言いただければ、このように思っております。  今の私と、そしてまた刑事局長の答弁、もちろんこれは、私が、また階委員が午前中に配付をさせていただ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございました。
03月19日第186回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○鈴木(貴)委員 本日もこうして質問の時間をいただきましたことを委員長初め理事の皆さんに感謝、御礼申し上げます。  時間も限られておりますので、早速質問に入らせていただきます。  今回も、前回同様、いわゆる証人テストについてお尋ねをさせていただきます。  先月、二月の二十一...全文を見る
○鈴木(貴)委員 変わりはないというような答弁だったと思います。  また、改めて、重ねてになってはしまうんですけれども、その次の答弁でも、局長は、「検察当局においては、証人が体験した事実、記憶状況、表現能力等について十分確認するなどして、適切に証人尋問の準備を行っているものと承...全文を見る
○鈴木(貴)委員 重ねてになりますが、承知をしているで間違いありませんね、林刑事局長。
○鈴木(貴)委員 よくわかりました。  ただ、ここで非常に私は矛盾点を感じるんです。  私が、では証人テストが真にその趣旨にのっとった形で適正に行われているか否かは過去の事例も含め検証する考えはありますかと、質問主意書で答弁を求めさせていただきました。その答弁は、「御指摘のよ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 証人テストにおきまして再質問の、いわゆる九番の答弁と全く同じものを今局長にお答えいただきまして、私もよくよく承知をしておるところであります。  ですが、局長、私の質問は、もし万が一その疑いに資するものがあったときに反対尋問でカバーができる、そういうことを問うて...全文を見る
○鈴木(貴)委員 そういったことが慣行として起こっているかは網羅的に把握しているわけではございませんと、同時に局長はお答えになっていらっしゃるわけです。検証もされていない、しないということも、閣議決定の質問主意書の答弁でもお答えになられているわけであります。  もう一度、繰り返...全文を見る
○鈴木(貴)委員 吟味される、つまり、起こった後の、私は後論を話しているのではなくて、証人テストで、しかるべき手続にのっとった証人テストは、もちろん私も認めているところであります。しかし、前回も申し述べさせていただきましたが、さまざまなメディア、報道などにおいて、行き過ぎた証人テ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今回も資料で出させていただきました。東京新聞見開きで出させていただきましたが、「ストーリーあり、指示受け偽証も」などといった非常に過激な、目を疑ってしまうような見出しが並んでおるわけであります。この東京新聞の一例だけではなく、もう本当に、さまざまなメディア、また...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、刑事局長のお言葉の中に、日々努力しているんだといった趣旨のお話だったかと思います。  疑われることがないようにというもとで日々研さんを積んでいらっしゃる、尽力されているということですが、裏を返せば、疑われるような何かがあったという指摘をされ、またそれを認め...全文を見る
○鈴木(貴)委員 局長も、さまざま指摘は受けているということも今お認めいただいたかなと思います。  確かに、ことしの一月五日の朝日新聞でも、「検察、裁判証言を指示か」「密室で「予行練習」」「他の地検でも相次ぐ」、また二面においては、「検事、筋書きを畳みかけた二分間」「調書通り証...全文を見る
○鈴木(貴)委員 そのように日々尽力されているというお話でありますが、では何ゆえ、検察のあり方、姿勢、捜査のやり方を指摘する、そういった声が相次いでいるんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 時間が迫ってきましたので、谷垣大臣に質問させていただきたいと思います。  これまでの、二月二十一日、そして今の質疑を受けまして、この証人テストに対しての指摘があるという事実、そしてまた、それを受けつつも、質問主意書の答弁でもいただきましたが、検証は行わないとい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 その大臣の力強い発言を具現化といいますか形にするためにも、今後、検察側がとるべき対策、対応というものも考えていかなくてはいけないのかなと思います。  例えばその一つが、証人テストにおいての可視化であるとか、こういったことも必要になってくるのかなと私は個人的には...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣、ありがとうございました。  諮問の対象になっていないという最後のお答えが、次の新たな課題かなというふうに承知をしておるところであります。  そして、最後に一点。実は私も何度も質問させていただきましたが、きのう、袴田巌死刑囚救援議員連盟の再立ち上げがあり...全文を見る
04月01日第186回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○鈴木(貴)委員 きょうも、こうしてまた質問の時間をいただきましたことを、委員長初め理事の皆さん、委員各位に感謝、御礼を申し上げさせていただきます。  きょうは、朝鮮総連本部ビルの売却問題、そして、毎回私が取り上げさせていただいております冤罪問題の根底にある闇と、そして今後の対...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ちなみに、私がさまざま競売についてルールなどもちょっと調べさせていただいたんですけれども、一番札といわれる最高値をつけた入札参加者と基準価格の二〇%以上の差がある入札参加者は失格というルールがあるそうです。それでいきますと、今回、東京地裁が売却を許可しましたマル...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今回、私がこの場でこの質問を取り上げさせていただいたのは、債権者であるRCC、整理回収機構を初め民間不動産の鑑定士の皆さんの中でも、この建物の評価額というのは往々にして四十億円から五十億円、こういった評価がついております。しかし、今回、本来であれば三度目の入札を...全文を見る
○鈴木(貴)委員 最近、新聞を開いてもニュースを見ましても、日本と北朝鮮による局長級の会談が開かれるなど、拉致問題解決へ国民にも大きな期待が広がっている今日かな、このように思っております。今回の朝鮮総連本部競売の件が、日朝交渉、ひいては拉致問題の進展に少なからず影響が及ぼされるの...全文を見る
○鈴木(貴)委員 破綻処理にこれまで日本政府としても公的資金を投入してきた、しかも莫大な額をしてきた経緯もありまして、少しでも入札によって高値をつけていただいて、より多く回収すべきでないか、また、それがより国民感情にも沿うているのではないのかなという観点から、今回、質問をさせてい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 では、科学的知見に基づいた証拠、そしてまた非科学的知見に基づいた証拠があれば、どちらが重要視されますか。
○鈴木(貴)委員 皆さんもよく御存じだと思いますし、また、きょうも郡議員そして田嶋議員も質問の冒頭に触れていらっしゃいましたが、先月の二十七日に、私がずっと取り組ませていただいております袴田巌さんの再審開始の決定が静岡地裁により下されました。しかし、きのうの、それこそこの時間であ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 事実関係の確認はしていないんです。事実関係はよくよく私もわかっております。そういったことを踏まえて、静岡地裁が再審開始の決定はしております。  私が今、刑事局長に伺いたいのは、裁判官が新証拠を評価した上で、ここまで、検察側に捏造されたものであると疑わざるを得な...全文を見る
○鈴木(貴)委員 きのう、私も静岡地検側が会見を開くのかなと思っておりましたが、静岡地検は会見も開かずに、たった一枚のコメントを出されました。  そこには、次席検事のコメント、こうありました。合理的な根拠もないのに警察によって捏造された疑いがあるとしており承服できないと、会見で...全文を見る
○鈴木(貴)委員 法と正義にのっとってしかるべき捜査をされているというのであれば、再審の場というオープンでかつ公な場でしっかりと説明責任を果たすというのも一つ検察に課された使命ではないのかな、このように思います。  それこそ、検察というのは公益の代表であると定められているわけで...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今回のいわゆる袴田事件に関しては、国内はもとより、世界じゅうが注目をしている事件の一つと言っても過言ではないと思います。  国連の拷問禁止委員会でも話題に上がっております。声明文も出されております。アムネスティも声明文を出しております。ホームページにも袴田さん...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、林刑事局長が挙げられた点を鑑みましても、今回のいわゆる袴田さんの事件でありますが、正直、何ゆえ検察側が即時抗告をしたのかがやはりわからないんです。  この事件というのは、非常に珍しいといいますか、特異な一面を持っていると思うんです。北は北海道、南は沖縄まで...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今後適切に対処をしていくというふうに考えますと今おっしゃられました。  繰り返しになりますが、判決文、主文の中で、捜査当局による捏造の疑いがある、そしてまた、捏造されたと考えるのが最も合理的であり、現実的にはほかに考えようがないとも書かれています。また、このよ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 それが全てだと思うんです。  つまるところ、この主文は、今回のこの事件は異例中の異例なわけであります。林刑事局長ほどのベテランの局長であっても、過去に類を見ない主文が書かれている、発表されている。これは、検察として重きに重きに重きに受けとめなくてはいけない事実...全文を見る
○鈴木(貴)委員 まさに、局長のこの答弁そのものに、さまざまなメッセージ性があらわれている。それは、何も質問している私だけでなく、こうしたカメラを使って今もこのインターネット中継を見ている国民の皆さんも感じられているのではないのかなと思います。  これまで、私が林刑事局長に対し...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私は今、即時抗告だけに、一点に限ってだけじゃないんです。今、私の持ち時間では決して足ることはない、さまざまなこれまでの過去の検察の過ち、また内省すべき点についてお尋ねをしたわけであります。逆に言うのであれば、反省する必要がないのであれば、何ゆえ「検察の理念」を策...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。今、私の耳には、全然内省していないなという声が届いてまいりました。しかし、土屋先生も国民の代表でありますから、まさにそれが国民の声なんじゃないでしょうか。  今のこの質問に対しましても、策定をされた張本人みずからが、常に書面を見ながら、下...全文を見る
○鈴木(貴)委員 質疑の時間も終了しました。  最後に、大臣、真摯な答弁をいただきました大臣に感謝を申し上げるとともに、その大臣の今あった、日々新たに、この言葉は、私も含めて、また局長を初め全ての者に通じるところがあるのではないのかな、このような点と、私としましては、やはり法と...全文を見る
04月18日第186回国会 衆議院 法務委員会 第13号
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○鈴木参考人 おはようございます。  ただいま御指名いただきましたエステー株式会社社長の鈴木貴子でございます。  私からは、委員会設置会社を採用している企業の代表執行役として、当社のコーポレートガバナンスの実情について御説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。...全文を見る
○鈴木参考人 御質問ありがとうございました。  当社の指名委員会では、規程に社外取締役の選任基準を定めておりまして、指名委員会において、人格、識見、能力、社会的評価、従前の実績等を総合的に考慮して選定しております。  その前段階で、事務局がございまして、まず、候補者リストを作...全文を見る
○鈴木参考人 御質問ありがとうございます。  先ほど申し上げましたように、当社におきましては社外取締役の設置は非常に有効であった、そのように考えております。ただし、これを義務づけるということになりますと、やはり人材の確保に課題がある、そのように申し上げました。  以上のとおり...全文を見る
○鈴木参考人 御質問ありがとうございました。  意思決定におきます多様性につきましては、特に当社の場合、日用品のメーカーでございますので、商品の上市、商品の決定に当たっても、エンドユーザーに近い視点というものが非常に大切というふうに考えておりまして、特に当社の場合、そういう意味...全文を見る
○鈴木参考人 御質問ありがとうございます。  当社の重要な経営方針の一つ、スピード経営ということをモットーとしておりまして、まさにおっしゃっていただいたとおりに、非常に個性のある宣伝の決定もそうですし、他社にないような商品の上市、こういったものも、多数いる取締役会で、しかも、そ...全文を見る
○鈴木参考人 御質問ありがとうございます。  先ほど申し上げましたように、毎月、このぐらいの束の報告を執行役から各社外取締役の方々にはお送りしております。それも、本当に数字だけといったものばかりではなく、当然議事録等も、もちろん重要な会議の議事録も中に入っておりますし、中には、...全文を見る
○鈴木参考人 御質問ありがとうございます。  本当になかなか難しいことですので、あの手この手を使っております。  全てをあけすけにお話しすることはどうかと思いますけれども、普通に考えて、社内の人間の外への人的なネットワーク、それから社外の方からの御紹介、これは当然ございます。...全文を見る
05月16日第186回国会 衆議院 法務委員会 第17号
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○鈴木(貴)委員 午後の審議となりました。  先ほど椎名委員からも、取り調べの可視化については専売特許であると大変ありがたいお言葉もいただきまして、バトンリレーが今なされているのかなと私も大変心強く思っているところであります。  さて、その御期待に応えるような形になるかと思い...全文を見る
○鈴木(貴)委員 先ほど谷垣大臣の御答弁の中で、以前はこの可視化の問題に非常に慎重であった皆さんも、今では使えるなといったような声もふえてきているのではないかという御見解を披露していただきました。  ただ、何ゆえ今回、こうした特別部会が開かれ、そして可視化の議論というものが起こ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今の答弁を聞きながら、過去の反省の上にあるのかなという一端が少しかいま見られたかなと思っております。  ですが、不当逮捕を防ぐ、ひいては冤罪事件を防ぐというのが原点であるとすれば、必然的に、この可視化の対象事件の範囲というのは、拡大はされても狭められることはな...全文を見る
○鈴木(貴)委員 部会に林刑事局長ももちろんそのメンバーの一人として出席をしているというふうに把握をしておりますが、それでもお答えはできないんでしょうか。部会で林刑事局長は何を見て、何をされていらっしゃるのでしょうか。
○鈴木(貴)委員 今、資料が手元にない中で、過半数は捜査当局出身者ではないということだけは答弁できるということですか。  ちなみに、資料がないということなので、これはわかりました。ですが、ホームページなどにも載っているんですけれども、主に捜査当局出身者が、かなり、大半を占めると...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今の答弁の中に、捜査当局だけでなく、しっかりと一般国民といいますか、それ以外の有識者の皆さんも入っていらっしゃるということでした。裏を返せば、そうした国民の一般的考えといったものも広くあまねく取り入れるというあらわれなのかな、このように思っております。  三月...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私は、まさに今おっしゃっていたB案の、身柄拘束事件に限っての取り調べの部分を可視化、そこが問題ではないかと思っております。  今回その試案で触れられていない、参考人の取り調べの可視化ということにもつながってくるのですが、つまりは、参考人として取り調べを行い、取...全文を見る
○鈴木(貴)委員 先ほど来から何度となく出てきている基本構想でありますが、基本構想には、「適正な取調べを通じて収集された任意性・信用性のあるものであることが明らかになるような制度とする必要がある。」と書かれているわけであります。  明らかになるような制度、これはまさに全面可視化...全文を見る
○鈴木(貴)委員 かつては共産党が好きだったその言葉を民主党が引き継ぎ、そしてまた自民党が引き継いでいるということは、間違いはなかったと逆に改めて明確に認識されていることだと思いながら、今後とも、超党派で、国民議論としてこの問題に対して取り組んでまいりたい、このように思っておりま...全文を見る
06月06日第186回国会 衆議院 法務委員会 第22号
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○鈴木(貴)委員 まず冒頭、こうして今回も質問の時間をいただきましたことを心から感謝、御礼を申し上げます。  また、私ごとではありますが、実は、六月の三日をもちまして、議員バッジをいただいて丸一年を迎えさせていただきました。この一年間、こうして、質問もそうですし、大臣初め委員皆...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私は、今のところに非常に矛盾を感じておりまして、先ほど井坂先生が任意同行による取り調べの際の本人同意というような質問もありましたが、刑事手続になると強引な本人合意というものも見られるにもかかわらず、こういった場面においては、本人がはいと言っていないからといった理...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今回、この質問をさせていただいたのは、再審請求の開始決定が出されましたあの袴田巌さんのケースがあります。  拘置所のお医者さんがこのお姉さんに、認知症、拘禁症、糖尿病を発していると実際にもう数年前から告げられております。そしてまた、私自身、非常に衝撃的だったの...全文を見る
○鈴木(貴)委員 そうした条文が生かされるようなことも考えていかないといけないという今の最後の一文は、大臣の非常に真摯で、やはり人権派大臣と言われる谷垣大臣だけの発言であるな、このように思っております。  そういった意味で、西田矯正局長にお尋ねをさせていただきたいと思います。 ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  やはり現場を知り尽くした西田局長だけある、まさに血の通った、心の通った御答弁をいただいたと思っております。ありがとうございました。  続きまして、先ほど井坂委員からも質問もありましたが、取り調べの可視化について質問をさせていただきた...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今名前を挙げさせていただいた、特に冤罪被害者の皆さんなんですけれども、日ごろから、冤罪をなくすための、または取り調べ全面可視化を訴える全国キャラバン、さまざまな講演会などで御活躍をされております。そうして、実際に証拠の改ざん、力を使っての取り調べなどが行われた、...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣が先ほど来からおっしゃっている、巨悪を眠らせてはいけない、まさにそのとおりだと思います。そういった意味で考えますと、例えば再審無罪が出てきた過去の事例、いまだ真犯人は捕まっていないわけであります。言葉をかえると、冤罪を生んだことによって真犯人を、事件の真相究...全文を見る
○鈴木(貴)委員 実際に今の大臣の答弁を伺わせていただきながら、実は、足利事件の菅家さんなんですけれども、十七年、二十年近く自由を奪われたわけであります。そして、自由の身となってから、実際にその事件に携わられた、判決にかかわった判事八名の方に、謝罪の意思の有無、そしてまた事件の公...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今の局長の答弁は、つまりは、その二〇一一年当時の自分が持っていた、その要領に反映させた前向きぐあいというのにはみじんも変わりはないぞ、こういったお答えと受けとめさせていただきたいな、このように思っております。  最後、もう質疑時間も終了いたしましたが、実はこの...全文を見る
10月15日第187回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○鈴木(貴)委員 質問に立たせていただきます。鈴木貴子でございます。  まず冒頭、無所属でありながらこうして質問の機会をいただきましたことを全ての委員の皆様に感謝、御礼を申し上げます。  そしてまた、松島大臣にきょうは質問をさせていただくわけでありますが、大臣は就任挨拶の中で...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今大臣も、いわゆる村木事件、郵便不正問題のことも御指摘がなされましたが、私としまして、例えば一検事、一個人による不適切な取り調べが行われていたというだけであれば、その検事が処分されれば済むべき話ではないのかなと。しかし、現実におきましては、法制審が開かれ、特別部...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、大臣は風土というお言葉を使われましたが、大臣も、組織、体制としての、不適切な、改善をすべき危機意識というものを持っていらっしゃるのかな、このように思っております。今、うなずいていただきました。  まさに就任の御挨拶の中でも、検察改革のための取り組みを着実に...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣は、今回初めて質問をさせていただいたわけでありますが、この検察改革において、風土、組織としての改善すべき点があるとおっしゃっていただきましたが、実は私、何度となくといいますか、毎回、この委員会で質問させていただくたびに、その時々の刑事局長と質疑応答させていた...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣の三権分立に対しての御見解、御認識を伺いたいと思います。
○鈴木(貴)委員 まさに独立機関であるということであり、衆議院のホームページにも載っているんですけれども、日本国憲法は、国会、内閣、裁判所の三つの独立した機関が相互に抑制し合い、バランスを保つことにより、権力の濫用を防ぎ、国民の権利と自由を保障する三権分立の原則を定めているとあり...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣にお尋ねを申し上げます。  法務大臣というのは指揮権を持っていると思いますが、指揮権のそもそもの趣旨についてどのようにお考えでしょうか。
○鈴木(貴)委員 今、検事総長にのみ行使することができるという大臣の発言でありましたが、個別の案件に対しては確かに検事総長のみかもしれませんが、所管の大臣として、指揮権というものは、検察全体、組織全体にも発動することが可能だと思うんです。  まず、指揮権というものはそもそも法務...全文を見る
○鈴木(貴)委員 まさに大臣がおっしゃいますその指導なんですけれども、先ほど大臣はみずからの答弁で、風土として、不適切な取り調べ、そういった風土がはびこっていたと、大臣みずから、その危機意識を持っていらっしゃったということを、今も大きくうなずいていただいておりますが、そのような答...全文を見る
○鈴木(貴)委員 質問からでいいですか。
○鈴木(貴)委員 という大臣の答弁を受けて、必要な的確な指導をするということの認識も今大臣みずから述べられていたのではないのかなと思います。  また、まさに就任挨拶の中でも、検察改革のために着実に実施をしていくと。ということは、継続をしていくということは、逆に、まだ完遂されてい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 この間、大臣は答申を受け取られたかと思いますが、いまだに可視化の対象が非常に狭い、全体においてのいまだ三%という指摘も依然としてあるわけです。国民全体から検察が変わったなという状態にはまだまだほど遠い。九七%遠いと言っても過言ではないのではないでしょうか。  ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございました。
10月24日第187回国会 衆議院 法務委員会 第4号
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○鈴木(貴)委員 鈴木貴子でございます。  前回に引き続きまして、またこうして質問の機会をいただきましたことを、理事そして委員各位の皆様にお礼を申し上げさせていただきます。  そして、上川大臣、先ほど、実は午前の部が終わって階段をおりていくときに御一緒させていただいたんですが...全文を見る
○鈴木(貴)委員 まさにそういった冤罪をなくすためにも、検察改革、そしてまた取り調べの可視化、録音、録画といった問題、議論が出てきたかと思われます。  先般、大臣のもとにもきっと答申が行ったかと思うんですけれども、この可視化の議論をより建設的に、そしてまた国民の生の声をより組み...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  非常に前向きな答弁に、今、これで一歩前進したというか、非常に力強く思われた方も多くいらっしゃるのではないのかな、このように思っております。  続きまして、大臣の就任挨拶のときに、公判審理の充実化について大臣は触れられておりましたが、...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  科学技術の進歩なども、これは広くあまねく多くの方に理解をされて、共有されている認識ではないかと思うんですけれども、九月三十日付の読売新聞朝刊でこんな見出しがありました。「「検察主張に矛盾」 袴田弁護団が批判」、また、同日付の静岡新聞朝...全文を見る
○鈴木(貴)委員 この記事の内容なんですけれども、袴田事件第二次再審請求審でこれまで検察側は、弁護団推薦の鑑定人が行ったDNA鑑定で用いられているそのDNAの鑑定手法について、非科学的でその鑑定人独自の手法だから鑑定結果は信用できないと主張しているにもかかわらず、別の事件の裁判で...全文を見る
○鈴木(貴)委員 改めてお尋ねをさせていただきます。  なぜ、現在係争中の案件、大臣の答弁はできないのか。そのなぜという理由をお示しいただけますでしょうか。
○鈴木(貴)委員 今大臣、大臣の発言が影響を与えかねないというような理由で答弁できないということだったんですが、まさに三権分立といいますか、それぞれ独立をしているわけであります。  また、司法というものは法と証拠にのっとって適正に行われているというのが、常々、刑事局長の答弁でも...全文を見る
○鈴木(貴)委員 所感を述べることを差し控えさせていただく理由を聞かせていただき、そしてまた、私はその理由に対して納得できないというようなことを述べさせていただきました。  また、個別の案件についてお答えできないということの一つの要因だったかと思うんですけれども、事前に、質問主...全文を見る
○鈴木(貴)委員 繰り返しの質問で申しわけありませんが、その影響を与えるということでありますが、裁判所は独立した機関であり、全ての裁判官はその良心に従い独立してその職権を行うと明記されております。法と証拠に基づいてあくまでも法務行政は行われるわけであります。法務大臣とて、法と証拠...全文を見る
○鈴木(貴)委員 重大な影響または重大な疑念というのはどのようなことを想定されていらっしゃるのでしょうか。
○鈴木(貴)委員 具体的な例をお示しいただけますでしょうか。
○鈴木(貴)委員 繰り返しの質疑になり大変申しわけありませんが、憲法七十六条、刑事訴訟法第四十七条、同法第五十三条、刑事確定訴訟記録法等の趣旨を踏まえ、個別の案件にはお答えできないと、確かに閣議決定を受けた答弁は私もいただきました。  あえて、その閣議決定を受けたものだからこそ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 時間も来ましたので、まとめをさせていただきたいと思います。  繰り返しの質問で私も大変申しわけなく思っているところではありますが、まさに今、他の議員からも、独自性だ、独立性だ、三権分立だという声も上がっております。まさに私もそのとおりであると。三権分立というの...全文を見る
11月05日第187回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○鈴木(貴)委員 今回もこうして質問の時間をいただきましたことを、まず冒頭、感謝、御礼申し上げます。  さて、まず最初に、きのうの参議院の予算委での大臣の答弁について質問させていただきたいと思います。  きのうの参議院の予算委において、民主党の水岡議員が、西川大臣の過去の収賄...全文を見る
○鈴木(貴)委員 過去の法務大臣、例えば谷垣大臣もそうでありましたが、過去の終結案件に関しては、個別の案件であっても言及をされていらっしゃいます。当法務委員会においてもそうでありますし、また、質問主意書など、閣議決定をなされたペーパーの上でもそういった言及もなされているわけであり...全文を見る
○鈴木(貴)委員 西川大臣のことをおもんぱかってということでありますが、であるならば、ここは答弁拒否ではなく、法と証拠に基づいて適正な捜査が行われたがために西川大臣の件に関しては不起訴処分がなされたと、正々堂々とおっしゃるのが、西川大臣の名誉のためでもあり、また、上川法務大臣とし...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  過去には、法務大臣になれば、個別の案件に関してはお答えできない、そしてまた、法と証拠に基づいて適正な捜査が行われる、法務大臣はこの二つさえわかっていれば答弁を乗り切れるんだというような失言をなされて、実際に問題になったことは、今この委...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私がここの点について何度となく今質問させていただいているのは、まさに裁判、司法においては、法と証拠に基づいて適正な捜査、そして裁判も公判が行われている、このように私も信じております。ゆえに、大臣の発言によって捜査当局の活動に影響が及ぼされる、こういった発言をされ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今大臣まさにおっしゃったとおり、司法は独立をしているわけであります。これは私どもも、中学校などでも学んでいる教科書にしっかりと、たしか、私の記憶が確かならば、図柄入りで載っている話であります。  その点を鑑みますと、やはり、時の一法務大臣の見識、見解といったも...全文を見る
○鈴木(貴)委員 何度となく、社会への疑念、国民の疑念に対しての発言がなされておりますが、今の答弁を聞きながらも、まさにこの答弁が、国民に、果たして司法はこれでいいのだろうか、こういった疑念を持たせかねないなと私は思っているところであります。  次の質問に移らせていただきます。...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  この「検察の理念」の前文には、「あたかも常に有罪そのものを目的とし、より重い処分の実現自体を成果とみなすかのごとき姿勢となってはならない。」このようにあります。  答弁しやすいように、ちょっと今、例を挙げて質問させていただきますが、...全文を見る
○鈴木(貴)委員 では、質問を変えさせていただきます。  例えば、被疑者に無罪の可能性がわずかでも残っていれば、また、その人が無罪だと証明できる可能性が残っていると思われた場合には、上川法務大臣はその可能性を明らかにすべきだと思われますか。
○鈴木(貴)委員 では、例えば、その被疑者がグレーであれば、グレーのまま有罪判決をすることは、これは法と証拠に基づいた適正な捜査だと思われますか。
○鈴木(貴)委員 今、私がその質問をさせていただいたのは、つまり、裁判所、司法が判断すべきという答弁でよろしいですか。
○鈴木(貴)委員 私が今のこの質問の前に伺ったときに、仮定の質問には答えられないと大臣は述べられました。今お答えいただいた私の質問も、まさにこれは仮定の質問でありました。  一つの質問に対しては、答弁に窮するときには、答えられない、個別の案件には答えられないと答弁拒否をされなが...全文を見る
○鈴木(貴)委員 はい、ありがとうございました。  答弁拒否をされないような質問をしっかりと考えてまいりたいと思います。      ————◇—————
11月12日第187回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○鈴木(貴)委員 今回もこうして質問の時間をいただきましたことに、お礼を申し上げさせていただきます。  実は私、今週の月曜日に、再犯防止議連で川越少年刑務所の方に視察に行ってまいりました。そのときに、私自身が見て、そしてまた感じたことを基礎に、まず再犯防止に関して質問をさせてい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私は、これは非常に大きな問題だと思っております。  職業訓練というチャンスを与え、そこでしっかりと訓練を果たしているにもかかわらず、それが実際に社会においていかほど活用されているのかがわからないというのは、これはしっかりと直していかなくてはいけないなと思ってお...全文を見る
○鈴木(貴)委員 これに関しても、現場感覚で今局長にお答えはいただきましたけれども、実際の明確なデータは調査していらっしゃらないということは、私は大きな問題ではないかなと思っております。  にもかかわらず、二十七年度の概算要求で、この再犯防止に資する情報の共有部分、実は、前年度...全文を見る
○鈴木(貴)委員 検面調書の大部分が証拠とされていなかったことに、この報告書では全く触れられていないというのも事実でしょうか。
○鈴木(貴)委員 検面調書の大部分が証拠採用されていないというふうに私は認識をしているんですけれども、どれほどの検面調書が採用されていなかったのか、教えてください。
○鈴木(貴)委員 四十三通のうちの二十二通が特信性がないと言われているのは、これは非常に大きな問題だと思うんです。つまりは、事実と異なる調書が大量に作成された、四十三通のうちの二十二通がそうであったことに関して原因究明がされていないという指摘がありますが、これについては大臣はどの...全文を見る
○鈴木(貴)委員 この最高検の報告書というのも、もともとは逮捕、起訴の判断等に問題があったと認めたことによってこの報告書が生まれているわけですから、この四十三通のうちの三十四通が採用されていなかったというのを少なからずという言葉で終えてしまうのは、これは私は適当なのかな、このよう...全文を見る
○鈴木(貴)委員 また、別の質問では、任意性や特信性に問題が生じかねない取り調べと感じる事例を見たり聞いたりしたは、何と先ほど以上、二八%であります。これについても大臣の見解をお聞かせください。
○鈴木(貴)委員 そして、何と半数以上、五八・七%が、取り調べ、証拠の分析、事実認定、立証可能性の吟味、証人尋問、起案、法律解釈・適用など検察官に求められる基本的な能力が一部の検察官において不足しているのではないかと不安になることがある、こういった回答結果も出ております。これにつ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣の率直な答弁、ありがとうございます。  こうしたアンケートなどを見ても、今ありありと明らかになったのは、これはただ、この村木元局長の報告書ではありますけれども、一個人、特定個人の検事の問題ではなくて、検察組織としての、抜本的に、根本から変えていかなくてはい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 力強い答弁、ありがとうございます。  その万全なことを期すためには、必要であれば、大臣は、しっかりと検察改革が行われているかを確認する上でも指示を出されるという考えでよろしいでしょうか。
○鈴木(貴)委員 質疑時間が来ましたのでこれで終わらせていただきますが、しっかりと国民の安心、安全を守るためにも、こういった冤罪防止、そしてまた冤罪が行われた際には原因究明が必要である、このように思っております。今後とも、大臣、また議論を通してもそうでありますが、この問題について...全文を見る