鈴木貴子

すずきたかこ

比例代表(北海道)選出
自由民主党
当選回数4回

鈴木貴子の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第189回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○鈴木(貴)委員 民主党女性議員として、三番手で質問に立たせていただきます。鈴木貴子でございます。  しっかりと四番手選手につなげられるよう、建設的な、前向きな議論に努めさせていただきたいと思います。  それでは、きょうは、領土問題、そして刑事訴訟法、いわゆる取り調べの可視化...全文を見る
○鈴木(貴)委員 改めて、岸田外務大臣、領土問題、どの領土かというところを具体的にお話しいただいてよろしいでしょうか。(発言する者あり)
○鈴木(貴)委員 今、領土問題、いろいろな見解があるんだよというような不規則発言が耳に入ったんですけれども、国家主権にかかわるこの領土問題、さまざまな捉え方があっては、逆に、これは国家主権にまさにかかわる問題であります。今の不規則発言を聞くからにしても、やはり我々政治家もしっかり...全文を見る
○鈴木(貴)委員 具体的な対応、こういったところを見詰めていく上でも、やはり担当大臣の設置というのは一つこれは大事なのではないのかな、このように思っております。  また、実は、これは二〇一二年のJ—ファイル、総合政策集に書かれているんですけれども、「民主党政権発足後、わが国の領...全文を見る
○鈴木(貴)委員 しっかりと領土問題、検討を前向きに、動いていただきたいなと思います。  次に、ことしの一月二十日、外務大臣がベルギーのブリュッセルにおきまして、ウクライナで起こっていることも力による現状変更だが、北方領土の問題も力による現状変更だと発言されたということが明らか...全文を見る
○鈴木(貴)委員 モルグロフ外務次官の発言の後にまた外務大臣の方からロシア政府に説明があったという今答弁でありましたので、その点については、私も今その答弁を聞いて安心をしているところではあります。  しかしながら、やはりこの領土問題、言葉の使い方、こちらの真意が何であれ、趣旨が...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  質問ではないんですが、一点だけ。  大臣、よく二月に、そしてまた八月に、返還要求運動、住民大会、全国大会が開かれるかと思います。  私、毎回出席をしていて甚だ遺憾に思うのは、よく来賓挨拶で、政府からも、往々にして代理の方が多いとい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  今、大臣まさに、諮問がまずあった、そして法制審があって特別部会、そこで事務当局試案というものがたたき台の上での今回の法案、今作成が進められている、大詰めを迎えられていることかと思います。  また同時に、今、大臣はこうおっしゃいました...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、大臣は答弁の中で、抜本的見直しと。抜本的という言葉を、私の記憶する限りでも最低二度は使っていらっしゃったのではないかなと思います。  それでは伺います。  可視化対象になっている事件というのは、全体の事件の中での何%ぐらいでしょうか。
○鈴木(貴)委員 数%というのは何%でしょうか。
○鈴木(貴)委員 抜本的見直しをすると再三答弁もされながらも、しかも、数年、もう長きにわたって議論を尽くされてきた、専門者、有識者によっての議論があったとまでおっしゃっておりましたが、しかしながら、この可視化の対象は全体の三から四%、これは余りにもひどいんじゃないでしょうか。やる...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今の答弁も、非常に私は矛盾を覚えるわけであります。  今、必要とする案件を優先的に可視化していくんだというような趣旨だったかと思いますが、今の三%から四%の中で、例えば痴漢の冤罪であるとか、こういったことは入ってこないわけであります。まさに国民の皆さんにとって...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私はまず、答申もそうでありますし、今回、法案のレクを受けたときにも愕然としたのは、やはり本来の目的、冤罪の防止、もう二度と冤罪を起こさない、こういった反省のもとにこの法案というものが、存在が浮かび上がってきたかと思っております。しかしながら、取り調べの可視化、そ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 冤罪防止のためにそもそも動き始めたものが、実は冤罪の温床ともされた捜査権力、権限の拡充、拡大というところに一役買わされているというのは本末転倒である、このように私は強い憤りを感じております。  また同時に、この焼け太りの改革案を見るだけでも、改めて、捜査機関の...全文を見る
03月10日第189回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○鈴木(貴)分科員 上川大臣、お疲れさまでございます。先週、二日だったと思いますが、予算委員会での質疑に続きまして、引き続き、大臣に答弁をお願いしたいと思っております。  まず、質問の本題に入る前なんですけれども、岐阜県美濃加茂市の藤井市長に対して、無罪の判決が五日の午後、名古...全文を見る
○鈴木(貴)分科員 大臣、御丁寧な答弁をありがとうございました。  ただ、私自身、この報道を見て、法務大臣の諮問によって法制審特別部会で捜査の適正化についてこれだけ議論がなされてきた、そしてまた、国民世論からも厳しい指摘もあった、そういったことを踏まえた上でもいまだに、それでも...全文を見る
○鈴木(貴)分科員 今も大臣は、一体としてという言葉を複数にわたってお使いになられたかと思います。  つまり、大臣がおっしゃっているのは、もともとの議論の根源である冤罪の防止にかかわる例えば取り調べの可視化であるとか証拠の開示、そしてまた同時に、捜査権限の拡大とされている司法取...全文を見る
○鈴木(貴)分科員 大臣は答弁の中で、全体として刑事司法制度について機能するか否かを勘案することが大変重要であると述べられております。その上で、改めてお伺いします。  可視化導入によって生まれるデメリット、弱点、司法取引がそこに入ることによって、どのようにその弱点が見直されるの...全文を見る
○鈴木(貴)分科員 私は、上川先生が法務大臣になられたことを、一法務委員としても大変喜ばしく思っております。なぜかといいますと、大臣は、就任されての挨拶のときにも、犯罪被害者の人権だとか、しっかりと寄り添っていかないといけない、ふだんというか、光が当たらないところにこそ光を当てる...全文を見る
○鈴木(貴)分科員 今、挙げられている課題に対しての手当てをしっかりと施していきたいというような発言もありました。  改めて、この場で確認そしてまた提言をさせていただきたいと思います。  今、大臣、司法取引が行われるときは弁護人がいるんだというようなお話をされました。私は、ま...全文を見る
○鈴木(貴)分科員 まさに今回、取り調べの段階では、弁護人が立ち会うという議論が試案には盛り込まれていないかと思うんですけれども、そのプロセス、最初の方から弁護人が介在している、プロセス全体で見ているというお話でありましたが、取り調べに弁護人が立ち会えないというこの法制度の今の状...全文を見る
○鈴木(貴)分科員 時間もないので、もう一つの、捜査権限の拡大の項目の方のいわゆる盗聴法の指摘をさせていただきたいと思います。  まず、今現在運用が行われている通信傍受法についてお伺いをいたします。  通信傍受をされた通話総数の中で、実際に犯罪に関連する通信が含まれていたのは...全文を見る
○鈴木(貴)分科員 承知をいたしました。また改めて、通告とともに伺わせていただきたいと思います。  通信傍受というのは、可能性で考えれば、善良な市民といいますか、誰でも、この部屋にいる私たち全員がもしかしたらその対象になる可能性、これは拭えないと思います。プライバシーの侵害にも...全文を見る
○鈴木(貴)分科員 ちなみに、傍受令状はこれまで一〇〇%通っている。そして、今度また改めて大臣の方からも数が手元に入り次第教えていただければと思うんですが、私の今持っているデータですと、二〇一二年までに盗聴された通話総数の中で、犯罪に関連する通信が含まれていたのはおよそ一五%。残...全文を見る
○鈴木(貴)分科員 まさに今の大臣の答弁が全てである。通信傍受の拡大によって、近年、よく報道などでも、被害が大きくなっているオレオレ詐欺であるとか暴力団関係の事件、こういったものの捜査の進行に効果があるんだというようなお話でありましたが、大臣、そもそもは、オレオレ詐欺や暴力団の事...全文を見る
○鈴木(貴)分科員 今の大臣の御答弁を聞いて、私、この議論を引き続き続けていこうと意を強くしたところであります。  なぜならば、時代に即したと大臣はおっしゃいました。過去、この数年、五年の中で、東電のゴビンダさんの再審無罪、そしてまた、袴田さんも静岡地裁では再審開始が出ました。...全文を見る
○鈴木(貴)分科員 はい、ありがとうございます。  大臣、先ほども申しましたが、犯罪被害者の皆さんに寄り添っていくという話をされております。ここで私からの御提言なんですけれども、この議論を成熟させていく上でも、冤罪被害者の皆さんに直接会ってお話を聞くという機会をぜひ持たれてはど...全文を見る
03月19日第189回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
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○鈴木(貴)委員 改めまして、皆さん、おはようございます。民主党の鈴木貴子でございます。  きょうもこうして質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  時間も余りありません、限られておりますので、早速質問に入らせていただきます。  まず、普天間飛行場の辺野古...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  私も、外交の白書ならぬ青書の部分で、これは外務省のホームページにも、切り離すことも決定されたというような形ではっきりと書かれております。今、改めて確認をさせていただきました。  そこで、大臣に質問させていただきます。  この間の三...全文を見る
○鈴木(貴)委員 まさに粛々と進めるためにも、日米合意で、ここは合意の文書、文字にもなっているわけであります。しかしながら、異なる見解が議会においてなされているということは、私はこれは非常に問題であると思います。今の答弁を伺いましても、政府としてオフィシャルな対応がなされていない...全文を見る
○鈴木(貴)委員 所要の手続にのっとってということは、これは、米軍側は拒否の理由を運用上の理由として挙げているということも報道があります。つまり、今の答弁でいきますと、この運用上の理由という米軍側の理由を正当化していると言っても過言ではないと私は思うんですが、ならば、運用上の理由...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ただ、私は、今の冨田北米局長の答弁は問題があると思うんですね。なぜかといいますと、これは、九六年に日米合同委員会合意で、三つの、例えば、一、軍の運用を妨げない、二、部隊の防護を危うくしない、三、施設・区域の運営を妨げないに限り、申請に妥当な考慮を払うと。これは合...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ならば、改めてお伺いをいたします。その具体的な内容については、局長、答弁はいただかなくても結構ですが、しかしながら、その拒否の理由というものの整合性はいかに考えていらっしゃるでしょうか。合理性はいかに考えていらっしゃるか。答弁をお願いします。
○鈴木(貴)委員 これは堂々めぐりになりそうでありますので、閣議決定を必要とする質問主意書で改めて聞かせていただきたいと思います。  違う視点で質問させていただきます。  今回、この立ち入りが拒否をされた臨時制限区域というのは埋立対象地域でしょうか。
○鈴木(貴)委員 これは外務大臣に答弁いただけますでしょうか。この今回拒否された臨時制限区域は埋立対象地域か否か。なぜならば、これは拒否しますと言ってきたのは、米軍は外務省に通達をしてきたわけでありますから、その外務省の所管の大臣である岸田大臣にぜひ御答弁願います。
○鈴木(貴)委員 局長、難しいことを聞いているんじゃないんです。今回、この拒否された区域というのが埋め立ての対象地域か否か、ただこれを私は答えていただきたいと質問をしているわけでありまして、経緯、歴史などについて聞いているわけではありません。  改めてお尋ねをいたします、局長。...全文を見る
○鈴木(貴)委員 これも改めて質問主意書でも確認をさせていただきたいと思います。  これは、私が知る限り、またレクなどを受けた限り、埋立対象地域ではないんですね。埋立地域でないということは、この海域の環境保全義務というものは沖縄県側にある、こういう認識が正しいと思うんですが、ま...全文を見る
○鈴木(貴)委員 最後に、先ほど松木先生も触れられておりましたけれども、今の政府の、沖縄県知事、県知事というのは県民の代表でありますから、私は、まさに今、その沖縄県の皆さんの声というものをないがしろにしてしまっているのではないのかな、このように思います。  例えば、過去に質問主...全文を見る
○鈴木(貴)委員 お会いするべきと。こういったことが、夏までと言わず、なるべく、一日も早く誠実な対応がとられることを私も願っている者の一人であります。  時間も限られてきましたので、次に、北方領土問題に移らせていただきます。  三月二日、予算委員会、私も初めて質問に立たせてい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  まさに私も、領土問題、特に北方領土、大臣はブルーリボンをつけていらっしゃいますが、私がつけているこれはブラウンリボンといいまして、多分、現職の国会議員でもこのブラウンリボンを三百六十五日つけているのは私だけでないのかな、このように思い...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今の大臣の答弁を聞きながら、つまりは、ロシア側の、向こうの法令にのっとって活動を進めていくと、四島においてのロシア側の自治権というものを暗に認めてしまう、それが問題だということなのかな、このように思っております。今も、大臣もうなずいて聞いていただいております。 ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 局長、わざわざ答弁いただいたんですが、私、全く今のは答弁になっていないと思うんですね。  私が今言ったのは、暗に自治権を認めてはいけない、それが日本の国益を害するんだというような話であるにもかかわらず、進んで必ずその地域の行政の長のところに表敬訪問に行く、これ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 矛盾するかしないかということを私は質問したんですけれども、今の局長の答弁の中にはそれに対しての答弁は見つからなかったな、今このように思っております。  ただ、局長が今答弁の中でいいことをおっしゃっていただいたのは、平成四年からビザなし四島交流というものが始まっ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 まさに、どのような知恵が出てくるのかと今大臣からもありましたが、北方領土というのは、先ほど冒頭に大臣に答弁いただきましたように、これは日本が抱える領土問題の一つであります。同時に、北方領土は我が国固有の領土であります。というのであれば、固有の領土だと主張している...全文を見る
○鈴木(貴)委員 粘り強く交渉に当たっていく。私、今こうして質問を、この場に立たせていただきながらも、今の安倍安定政権、そして、この短い期間の中でも、異例と言ってもいいようなほど頻繁にプーチン大統領ともお会いをされ、また会談を行っていらっしゃる。これについて、私は、非常に評価とい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございました。  この安倍安定政権、そしてまたリーダーシップある岸田外務大臣が、私は、必ず歴史に名を残す大臣にもなられる、そのためには、やはりこの領土問題で何らかの進展が必ずあるであろうということを期待し、また、そのためにも、私もしっかりと発信を、そ...全文を見る
03月20日第189回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○鈴木(貴)委員 民主党の鈴木貴子でございます。  きょうは、大臣の所信に係るということで、さまざまな幅広いテーマでぜひ質問をしたいなと思っておりまして、私、実は四つ、項目で考えておりました。  一つ目が、法務省、検察庁の組織に係る質問。二つ目が、今もありましたが、刑事訴訟法...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  今答弁がありましたように、実は、これはもしかしたらなかなか知られていないのかもしれませんが、法務省の俗に言われる幹部、これは大多数が検察官または裁判官出身の皆さんであられます。  私、今、平成二十七年の一月一日現在の統計を答弁いただ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、大臣、お言葉の中で、適材適所であるとか、あとは、適正に職務を遂行しないといけない、このようにありました。  いつも大臣の答弁を伺いながら、ごもっともだと。まさしく、適材適所ももちろんでありますし、適正に職務遂行するのも当たり前なのでありますが、しかしながら...全文を見る
○鈴木(貴)委員 これに関連して、引き続き、法務省の組織のあり方についてなんですけれども、いわゆる判検交流について伺わせていただきます。  この判検交流というのは、裁判官が検事になったり、検事が裁判官になったりという、いわゆる人事交流的な制度でありますが、この制度、判検交流の目...全文を見る
○鈴木(貴)委員 同時に、今現在の判検交流の実施状況についてお伺いをします。
○鈴木(貴)委員 ちょっと過去にさかのぼって、平成二十四年なのでありますが、民主党政権下で、小川敏夫法務大臣の時代でありますが、検察官が裁判官に行く人事交流の部分については廃止を決定なされました。  この廃止の動きについて、上川大臣はどのように考えられ、また、大臣御自身はこの流...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣、改めて伺います。  二十四年のときに時の小川法務大臣が廃止をされていらっしゃる。上川大臣としてはその流れを踏襲されるかということについてお尋ねを、改めてもう一度させていただきます。
○鈴木(貴)委員 済みません、大臣、小川法務大臣が廃止をしたのは検察官側が裁判官に行くという、今の答弁の逆のバージョンでありますので、改めてお尋ねをいたします。
○鈴木(貴)委員 それをベースに質問をさせていただきます。  上川大臣、今御丁寧な御説明がありましたけれども、上川大臣としては、この流れを踏襲されるという考えでよろしいでしょうか。
○鈴木(貴)委員 つまりは、今、黒川大臣官房長の説明にもあったとおり、客観的に見たときに公正らしさというものが欠けるのではないのかという指摘などを踏まえて、平成二十四年に小川法務大臣のもとでそれが廃止をされ、そしてまた、上川大臣も今その流れをくむという答弁をいただきました。  ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 やはりごもっともな答弁というかお考えでありまして、法務大臣というのは、予断を与えるということは一番嫌われるというか、しっかりと、そういったことがなきようにさまざま策を講じられ、また発言などをされていらっしゃるかと思います。  そういった観点から考えましても、こ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私は、例えば検察改革であるとか組織の見直しであるとかも踏まえて、やはり抜本的な見直し、改革というものが、まさに今、時代として求められているのではないのかな、このように思っております。  例えば、先ほど来も質問に出ておりましたが、刑事訴訟法等の一部改正の法律案で...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私がお尋ねをしたのは、身内に甘いんじゃないか、こういった批判に対して大臣はどのようにお考えかということを聞かせていただきました。改めてもう一度よろしいでしょうか。
○鈴木(貴)委員 まさにそれぞれの努力が必要であり、また、そういった国民からの疑念を持たれないように、大臣がまさにリーダーシップを発揮されて、ありとあらゆる策を講じていただきたい、そしてまた、上川大臣であれば講じていただけるものであろうと私は心から期待をしております。  続いて...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、例外事由をるる述べていただきましたが、まさに機器、機材の故障その他のやむを得ない場合であるとか、供述がしづらいおそれがあるときというような中身であります。つまりは、取り調べ官、取り調べる側が、記録をしたら被疑者は十分な供述をしないだろうと推察をしたときには可...全文を見る
○鈴木(貴)委員 恣意的に運用されることはないであろうし、そしてまた、取り調べる側はしっかりと法と証拠にのっとった適正な捜査をされるものと信じております。  大臣、この点は大臣も御賛同いただけますでしょうか。
○鈴木(貴)委員 取り調べる側が、常々、もちろん法と証拠にのっとってしかるべき適正な捜査をしている、もしくは取り調べをしているというのであれば、そもそも論として、この可視化の議論もしくは冤罪防止、こういった議論というものは生まれてこないんじゃないでしょうか。しかしながら、冤罪防止...全文を見る
○鈴木(貴)委員 これは事務方で結構なんですけれども、もし答弁可能であればお願いしたいんですが、この可視化導入にかかる予算の見積もり、どのように計上されていらっしゃるでしょうか。
○鈴木(貴)委員 林刑事局長、ありがとうございます。  大まかでも結構なんですけれども、大体の予算の額というものを今教えていただけますでしょうか。
○鈴木(貴)委員 これは、対象範囲はいまだに三、四%、そしてまだ走り出した状況の中で、今お伺いしただけでも六億一千二百万だと。過去にも随時導入されていらっしゃるわけですから、六億一千二百万プラスアルファであると思います。  この六億一千二百万、もちろん大臣のポケットマネーでもな...全文を見る
○鈴木(貴)委員 参考人の証言の確保が困難をきわめる可能性がある、その懸念があるということでありましたが、大臣、お尋ねをいたします。我々がこの改革において何よりもトップの優先順位で考えないといけないのは、参考人の証言の確保の難しさを大事にするのか、それとも、いかに冤罪を二度と繰り...全文を見る
○鈴木(貴)委員 慎重に二年間まさに検討がされてきたのであればいいんですが、その二年間、本当に十分な議論がなされたのかなという思いがあります。それは、実際に、村木元局長が意見書という形でも、事務局による答申作成の前に出されております。  繰り返しになりますが、たしか大臣も就任さ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございました。
04月07日第189回国会 衆議院 法務委員会 第5号
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○鈴木(貴)委員 鈴木貴子です。  今回も、前回に引き続きまして、刑事訴訟法等の一部を改正する法律案に係る質問ということで、特に、証拠開示制度の拡充の必要性、再審事件の証拠の開示、証拠品管理の法整備の必要性、そして冤罪被害者の保護と権利などについて、大臣を中心に質疑をさせていた...全文を見る
○鈴木(貴)委員 あくまでも見解ですので、よろしくお願いします。
○鈴木(貴)委員 今、大臣から、制度についての非常に具体的な答弁をいただきました。事務方が手を挙げられたんですが、あえて大臣にと申したのは、制度についての具体的な中身ではなく、あくまでも大臣がこの冤罪被害者の保護また補償についてどう思われているかというのを確認させていただきたかっ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 先ほどと違って温度感のある答弁をいただきまして、ほっとしたところであります。さすが上川法務大臣であると思いながら、質疑を続けさせていただきたいと思います。  今大臣がおっしゃられましたように、刑事補償法というものが既にもう制定をされております。無罪判決を受けた...全文を見る
○鈴木(貴)委員 非常に細かく、国家賠償の方にまで言及をしていただきましたが、千円以上一万二千五百円以下、この金額の根拠というものを私は聞きたかったのですが、そこは今の答弁を聞いても明らかにされていないな、このように感じているところであります。  そしてまた、この基準額自体もそ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 正直、私、今の答弁も余り納得ができないといいますか、非常に理解に苦しむんですね。  林刑事局長は、先ほど、刑事補償法もある、しかしながら、同時に、その上のステップとして国家賠償法もあるというふうにお話をされたわけです。  つまり、まず無罪となった方の補償の第...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣、安心してください。私は、今の質問では根拠は聞いておりませんでした。しかしながら、逆に、今の答弁で、根拠が答えられないということがわかったというのは私にとってはいい収穫の一つだったな、このように思っております。  先ほど、一番最初の質問で、大臣から、必要な...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣からも答弁をお願いします。
○鈴木(貴)委員 質疑者は鈴木貴子でありますので。  大臣、もう一度、今刑事局長からも事務的な側面での答弁はありましたけれども、改めてお尋ねをいたします。  大臣は、無罪判決が下った者に対しては国としての補償の義務があるというような趣旨のことを先ほど答弁でも述べられておりまし...全文を見る
○鈴木(貴)委員 なぜ私がこれについて質問をしたかというと、こうした制度をしっかりと持つということが、ある種、双方にしかるべき緊張感を与え、冤罪というものは起こり得るんだ、だからこそ、その起こり得るという危機感を持ち続けるということが公正公平な捜査そしてまた司法につながってくるの...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣、今、刑事局長も、実際にこれは法で定められたものではないという答弁でありました。ゆえに私は大臣に伺ったわけであります。大臣なりの答弁というものを私は期待をしていたところなんです。  今の答弁を聞いているだけでも、逆に言えば、誰のものと法で定められているもの...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ということは、どこか一つのところ、組織、また個人に属するものではないという意味からは、証拠というものは公共、公のものになってくる、また、こういう考えも実際にあるわけであります。  なぜかといいますと、この証拠というものは、あたかも有罪を立証するためにあるもので...全文を見る
○鈴木(貴)委員 証拠はいかに使われるか、何のために存在するのかという意味で考えれば、今もあったように、もちろん検察のためでもなく、公正な刑事裁判手続を進める上で証拠というものは存在をしている、こういうことだと思います。  そういった意味でも、公正公平な手続を踏むという意味では...全文を見る
○鈴木(貴)委員 法と証拠にのっとって真実を明らかにする、そういった意味でも、やはり捜査側だけではなく弁護人側にもしっかりと証拠を開示して、その上で、まさに法と証拠にのっとって刑事手続を進めていくというものが正しい、公正公平なあり方ではないのかな、私はこのような観点で今も質問をさ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 弁護側にとって、どういった証拠があるか、こういったものを見るには、やはり証拠一覧表というものが鍵だと思います。その一覧表になくとも開示請求ができるというのはどういったことなのか、刑事局長、改めてもう一度説明いただけますでしょうか。
○鈴木(貴)委員 今も、なくとも証拠の請求ができているというお話だったんですが、例えば、ついこの間、もしかしたら委員の皆さんもニュースなどで見られたかもしれないんですけれども、強姦などの罪で懲役十二年の実刑が確定をした男性が、服役から約三年半後に再審決定及び釈放をされました。 ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 現在係争中というか、最近のものということもあって、答弁を差し控えられたのかなと思います。  では、もう終結した過去のものだったら、大臣、答弁可能かと思います。  厚労省の元局長といいますか、俗に言われる村木事件。これは、ほかの証拠と整合しないフロッピーディス...全文を見る
○鈴木(貴)委員 まさに今大臣おっしゃいました、犯罪だと。法務大臣がおっしゃるんですから、断言されるんですから、これは非常に重い。そしてまた、ということは、その犯罪を二度と繰り返しちゃいけない。まさに今、安倍政権は、世界一安全な国日本、これをスローガンに動いていらっしゃるわけであ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 はい。  まさに適正な手続をするためにも、やはり法と証拠だと大臣も述べられております。この証拠の開示の手続についても、今後とも引き続き質問をさせていただきたいと思います。まさに冤罪を生むということは、言葉をかえれば真犯人を取り逃しているということであります。こ...全文を見る
04月17日第189回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○鈴木(貴)委員 改めまして、皆さん、おはようございます。  外務委員会で質問をさせていただくのは今回が初めてとなります。しかしながら、建設的、また前向きで、粛々と質問をさせていただきたいな、このように思っております。  まず、きょうは、サケ・マスの流し網交渉、そしてまた在外...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、はっきりと大臣は、全力を挙げて取り組んだと断言をされたわけであります。と同時に、大臣も、その実態が明らかになっていなかったと。これが非常に大きな問題というか課題だったかと思うんですけれども、そういった中で、実際に奥さんの方には十一月下旬から何度となくメールが...全文を見る
○鈴木(貴)委員 何とも、期待をしていたような歯切れのよい答弁ではなかったかのように思って、非常に残念でならないわけでありますが、しかし、こうした悲劇を繰り返さないためにも、しっかりと検証作業を行っていただき、そしてまた、なるべく早い段階でこうしたものを表に出していただきたいな、...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今答弁にあったように、客観的なデータもない、そしてまた、今のところ、早急に対応すべき、そういった問題点も上がっていない。  こういったことを受けまして、日本政府としても何ら手だてを打っていなかったわけではなく、実際に、二〇一四年十一月には、APECの際の日ロ首...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、まだないということでありましたが、このなかったことに対して日本政府としての働きかけはあったんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 これからも続けていくということなんでありますが、しかしながら、これは法案を提出された、そしてまた政府の方もこれを後押しするというような報道もなされている中で、まさにこれは、一刻一秒を争うといいますか、悠長に構えているような問題ではない、このように思っております。...全文を見る
○鈴木(貴)委員 きっと今、委員の皆さんも、三十数隻だといって、規模はちっちゃいじゃないか、このようにもしかしたら思っていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれないんですけれども、実は、トン数にしましても六千六百トンほどもありまして、まさに日本のサケ・マスを担っている、これがサケ・マ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 遠藤審議官には、先月三十一日にも、根室の方で水産関係の皆さんに直接説明会などもしていただきまして、その尽力に対しても私も感謝を申し上げるとともに、引き続き強い態度でこれに向き合っていただきたい。  また、中型のサケ・マス漁船と俗に言われるものなんですけれども、...全文を見る
○鈴木(貴)委員 引き続き、よろしくお願いをいたします。  それでは、在外公館の専門調査員制度の方に質問を移らせていただきたいと思います。  この専門調査員という制度なんですけれども、二十五歳以上四十歳未満、また、大学院修士課程修了以上の学歴、あるいはそれに準じる職歴、そして...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、競争制度、あと、もちろん、そこには公正公平な観点というものも組み込まれているんだろうな、このように思っているところであります。  しかしながら、私、採用の試験のあり方ですとか条件を見ていると、ちょっと何点か疑問に思うことがありまして、ぜひこの場で伺わせてい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ぜひ、この外務委員会という場所で私も発言をした話でもありますし、しっかりと外務省の方でも国際交流サービス協会の方と事実確認していただきまして、また、その結果というものも明らかにしていただきたい、このように強く願うところであります。  時間も少なくなってきてしま...全文を見る
○鈴木(貴)委員 また端的に質問させていただきます。今やっていることが、どう北方領土返還に結びつくんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 実は、今の質問は、私の質問でもあるんですが、これは平成二十五年三月二十九日の、当時の山本一太担当大臣の発言だったわけです。山本大臣が、実際に、今やっていることがどう北方領土返還に結びつくのか、こういったことを閣議後の記者会見で述べられている。それに対しての今の答...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私、今これは手元にもあるんですけれども、まず基本方針というものをつくった上で事業目標をつくっていらっしゃる。特に、基本方針は内閣府北方対策本部及び外務省欧州局が作成、そして、それを受けて事業実施側が事業目標をつくられる。  つまり、私は今、二十六年度のものと二...全文を見る
○鈴木(貴)委員 見直しをしてからも、実際に、誰が来ている、何人ぐらい来ている、こういった客観的なデータというものを残していないというのは、これもまた私は問題だ、このように思います。  また同時に、魅力ある、興味を持ってもらえるものを、引き続き取り組んでいきたいということであり...全文を見る
○鈴木(貴)委員 そして、もちろん、関係者という意味では、相手国、ロシア側の意向というものも、やはり外交ですから、相手あっての外交であります。向こう側が何を言っているか、こういったことにも常にアンテナを張っていないといけないか、このように思います。  そこで、例えば、ロシアのド...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣、大臣の答弁、まさにそのとおりなんです。なぜか。今大臣はおっしゃいました。我が国の法的立場を害さない、このようにおっしゃったわけです。  ぜひ、委員の皆さんも考えてみてください。北方四島は、今、実効支配をされている、進むロシア化だと言われている。今の現状を...全文を見る
○鈴木(貴)委員 時間になりました。  次官級協議について大臣は触れられましたが、まさに経済面における次官級協議は、今、停滞をしております。日程調整中ということであります。今大臣がおっしゃられたとおり、次官級協議の重要性を今示されたわけでありますから、大臣としてもしっかりと後押...全文を見る
04月22日第189回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○鈴木(貴)委員 皆さん、おはようございます。  質問に入らせていただきたいと思います。  まず、先ほどの宮崎委員の質問の中でも触れられておりましたが、そしてまた、きっと皆さんのお手元にもあるであろうこの裁判員の参加する刑事裁判に関する法律の一部を改正する法律案関係資料、この...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今大臣が述べられたアンケートというのは二〇一三年に実施をされたものか、このように思っております。  ここで、まさに公正公平な観点から物事を判断するという意味でも、もう一つ、別の世論調査を御報告させていただきたいと思います。  ことしの三月二十一、二十二日両日...全文を見る
○鈴木(貴)委員 一点、ここで注目というか、ハイライトしておかないといけないのは、最高裁でとられたアンケートというものは裁判員経験者を対象にしたアンケートだ、このように思います。先ほど私が申し述べさせていただいたアンケート、これは世論調査、つまりは裁判員を経験した人たちだけが対象...全文を見る
○鈴木(貴)委員 林刑事局長、いつも以上に御丁寧な答弁をありがとうございます。  まさにこの裁判員制度も、国民に広く裁判や司法についての理解を促進する、そういう意味でも、専門的な言葉ではなく、わかりやすい言葉でわかりやすい審理をしていくということも一つポイントだと思いますが、ぜ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 さまざまな取り組みがなされているということは私も承知をしていたので、もうちょっと具体的なものがあればありがたかったな、このように思うわけなんです。  先ほど質問をされていた委員の質問にもありましたが、では、何日以上を長期審理とみなす、こういった具体的な線引きは...全文を見る
○鈴木(貴)委員 この法案の提案理由説明にも、国民の負担が過重なものとなるような事態を避ける、こういった一文も書かれております。  先ほど私が申し上げましたように、例えば豪雪地域とかであれば、十一月から三月いっぱいまではまだ、雪害といいますか、そういった事情が、おのずと自然環境...全文を見る
○鈴木(貴)委員 地域性という意味でもう一つお尋ねをしたいんですけれども、例えば、地方部においては、就業者における職種、これにどうしても偏りが出てくると思うんですね。例えば一次産業における従事者の割合が多い。そうなってくると、裁判員として選ばれる可能性も、もちろん割合もおのずと上...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今後もこの裁判員裁判制度が続く限り、しっかりと見直しというものも行われていくと思いますので、こうした地域特性であるとか、さまざまな条件下におけるこういったこともしっかりと鑑みていただきたいな、このように思います。  続いて、職業裁判官による判決と裁判員による判...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私は、その点を若干疑問視、問題意識を持っておりまして、公判前整理手続での裁判官と実際にその公判を担当する裁判官が同一であった場合に、もう既に、公判前整理手続に入っている時点で心証がおのずと決まってしまっているんじゃないかと。  心証が形成されるという危険性はど...全文を見る
○鈴木(貴)委員 まさに、予断排除原則といいますか、予断を生じるおそれがあるのではないのかというのが私の問題意識でありまして、この公判前整理手続の段階でありとあらゆるものをその裁判官が見、そしてまた審理に移行する。  裁判官もやはり人間でありますから、この予断排除原則、よく大臣...全文を見る
○鈴木(貴)委員 公判前整理手続、そもそもの導入としても、法と証拠に基づいた適正な捜査、そしてまた審理の充実、円滑化、こういったものがあったかと思います。やはりこういった問題意識が投げかけられている以上、しっかりとこの点に対しても継続的な見直しそしてまた検討、こういったものが必要...全文を見る
○鈴木(貴)委員 この公判前整理手続、私も一定の評価をもちろんしております。争点を絞り込む、そしてまた証拠の絞り込み、こういったことがまさに、今回も問題視されている長期化を避けるであるとか、そういった迅速化、そしてまた、よく使われるのは、わかりやすさ、論点整理の観点からのわかりや...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今刑事局長は、期日ありきというか、そういうものではない、そういうふうにおっしゃって、もちろん、それがそもそもの趣旨ではないというふうに私も思っております。しかしながら、今の流れ、傾向を見ると、その公判前整理手続の審理日程を決める段階で、もう、いついつ、何月何日に...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私もそれが目的になっているとは言っていないわけで、繰り返しになりますが、公判前整理手続、これの導入というものは、弁護側にとっても一歩進展をしている点もあり、評価すべき点もある、このように思っております。  ただ、争点を減らす、おのずと出てくる、目に見える証拠と...全文を見る
○鈴木(貴)委員 裁判員裁判制度が始まってもう何年もたちますが、いまだに多くの国民は、今の局長の答弁の中身を具体的によく知っていましたという方はまだまだ少ないのではないのかなと、私自身、この場で聞いていながら思い、そしてまた、裁判のあり方、どういった制度があるのか、こういったこと...全文を見る
○鈴木(貴)委員 その評議の秘密、私は、プライバシーを守る観点、今るる御説明がありました、納得をしております。  ただ、評議の秘密は口外してはいけない、しかしながら感想は述べていい、こういうことになっているかと思います。ゆえに、裁判員の皆さんがよく記者会見をされて、感想を述べて...全文を見る
○鈴木(貴)委員 時間が来ました。  わかりやすくない、伝わっていないから、実際にこういった声が上がっている、この現実をしっかりと受けとめていただきたい。  そして、一点だけ提案をさせていただきたいと思います。ゆえに、裁判官も同席させて記者会見を行えば、ああ、ここまでは言って...全文を見る
05月12日第189回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○鈴木(貴)委員 民主党の鈴木貴子です。  きょうは、貴重なお時間、そしてまた御意見を賜りまして、心から感謝を申し上げます。  裁判員裁判が導入された平成二十一年なんですけれども、実は、ちょうど私、そのときに社会人一年目を迎えまして、当時は某公共放送で番組制作ディレクターをし...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  今、前田参考人から集積というお話もあったかと思うんですけれども、やはり負担の軽減というものを考えたときに、例えば、長期事件の除外規定しかり、今、引き算の議論が多いのではないのかなと。しかしながら、負担軽減の対策においては足し算の議論も...全文を見る
○鈴木(貴)委員 せっかく参考人の先生にいらっしゃっていただいているので、大澤参考人に一点だけ、ちょっと確認というか、改めて伺わせていただきたいんです。  見直し規定に関しては、今、絶対的に入れる必要があるとまでは言い切れないというお話だったかと思うんですけれども、一方で、先ほ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  時間もなくなってきましたので、最後に、刑事手続、捜査のあり方にかかわる制度の改革という視点で、これは前田参考人と江川参考人、お二方にお伺いをさせていただきたいと思います。  裁判員裁判の導入に当たり、さまざま期待の声がありました。そ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございました。
05月20日第189回国会 衆議院 外務委員会 第11号
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○鈴木(貴)委員 皆さん、おはようございます。  きょうは気温も相当上がるというような朝の天気予報を見てまいりましたが、この外務委員会も同じように熱気あふれる質疑ができるべく頑張らせていただきたいな、このように思っております。  それでは、まず、これは通告とは別なんですけれど...全文を見る
○鈴木(貴)委員 配慮をする、しっかりと真相究明はもちろんアメリカ側にあるわけでありますが、同型の機種を配備すると決めた日本政府としても、そしてまた国民においても、それは基地に配備される近隣住民のみならず、今、国民が非常に不安を抱いている事案でもあると思っております。  そうい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 引き続き強い態度で、また、誠意ある国民への対応の方を強く求めさせていただきたいと思います。  そして、きょうは、私の質疑時間の後半に大臣が席を外されるということなので、もう一点だけ先にお伺いをさせてください。  ロシアのナルイシキン下院議長が、今、日本の方に...全文を見る
○鈴木(貴)委員 改めて確認をさせていただきたいんですが、この報道、特に向こう側のチュグノワ報道官によると、計画はあった、しかしながら現段階で状況は変化した、こういった言いぶりをされていらっしゃいます。  ということは、この発言から考えても、素直に推察をしても、現況が変わる何か...全文を見る
○鈴木(貴)委員 わかりました。  ナルイシキン議長は、前回、日本に、東京にいらっしゃった際も私も御挨拶させていただきましたが、プーチン大統領のまさに側近と言われる方の一人であります。そういった意味でも、今、日ロ関係が非常に注目をされている、もちろんそれは北方領土問題、そしてま...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、答弁の中でも、最速、最高品質でよかったでしょうか、というようなお話もありましたし、国際競争力を上げていくというようなこともあったかと思います。  しかしながら、今、現状の方に目を向けてみますと、特許の出願推移、動向というのが、これは右肩上がりでは決してない...全文を見る
○鈴木(貴)委員 量よりも質への転換ということもありましたが、これはまた、量の方も後押しをしていこうという政策も同時に図られているかと思います。  そういった意味で、イノベーションであるだとか、国内ももちろんそうですが、国際社会の場においても競争力を高めるという意味では、日本の...全文を見る
○鈴木(貴)委員 本当に、文字どおり目が覚めるような明瞭な答弁を今いただいたなと思っているところなんですが、ただ、内容でちょっと改めて確認をさせていただきたいんです。  るる、さまざまな取り組みをしている、そしてまた、四十七都道府県、地方にまでしっかりとそういった網を張っていら...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私も、やはり知財を守っていくというのは、一つに、海外の潮流もそうでもありますし、世界の中の日本から世界を引っ張る日本にステップアップをする上でも、非常にこれは大事な話だ、このような意識を持っております。  ゆえに、何点かその疑問点をあえて挙げさせていただきたい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 特許、そしてまた知財、私も、例えば大学だとかで専門で勉強をしてきたわけでもないので、今回この条約に当たってゼロから勉強をさせていただいたところなんですけれども、今のお話を聞けば、もちろん国際協調も大事だ、国際標準化が大事だ、しかしながら、分類は、今、日本独自のF...全文を見る
○鈴木(貴)委員 正直、わかったようなわからないような答弁で、もう一度質問をさせていただきたいんです。  養成をしていくと言っていただくのは非常にありがたいんですけれども、ただ、同時に、司法試験制度の見直しがなされたかと思います。その際に、選択の試験項目の中から知的財産というジ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 慎重に、慎重に議論をされて、ただ、廃止の議論の是非というものは、いつごろをめどに出されるんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 直接所管の委員会ではないので深追いはしませんが、学生の負担軽減も考慮をしてということでありましたが、それと、目指している、しっかりとした知識を有する、国民の皆さんの負託に応えられるようなサービスといいますか、仕事を提供する人間を出していくという観点では、負担軽減...全文を見る
○鈴木(貴)委員 九割以上が中国ということで、お答えするのが困難だと今おっしゃっていたので、どんな答弁が返ってくるのかなと思ったら、九割が中国と。これは非常に簡単な答弁ではなかったのかなと首をかしげるところでもあるんですが。  さまざま、海外に在外公館があると思うんですけれども...全文を見る
○鈴木(貴)委員 先ほど、税関のチェックでいくと九割が中国ということだったんですけれども、そうなると、中国には手厚い対策というか、例えば人員の配置だとかも行っていらっしゃるのかなと想像するところなんですけれども、現状はどのようになっているでしょうか。
○鈴木(貴)委員 全てに配置がされていらっしゃるということですが、やはり全体の中の九割を中国が占めているというのは、非常に突出した数といいますか、現状かと思います。しっかりと、もし、今の人員でこれがまだ足りない、もしくはこういった制度がある、また、傾向をいろいろ検証してこういった...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  しっかりと、この狙いといいますか、我が国に対し、自国のもちろん国益を守るという観点、そしてまた国際競争力を向上させるという観点、そしてまた、説明にもあったように、新興国をリードしていく、そういった観点、さまざまあるかと思いますが、必要...全文を見る
○鈴木(貴)委員 時間ということなんですが、最後、一点だけ、端的で結構です。衆参両院の国会決議についての大臣の決意のほどを伺いたいと思います。  衆参両院で決議されたものでありますから、これはやはりいささかも揺るがず、しっかりと守っていく、こういった気構えが必要かと思いますが、...全文を見る
○鈴木(貴)委員 質疑の方は続けさせていただきます。大臣、ありがとうございました。  ここで、内閣官房かと思うんですけれども、TPP交渉参加の第一次、第二次、第三次産業におけるメリット、デメリットをどのように試算を出していらっしゃいますでしょうか。
○鈴木(貴)委員 質疑時間が来ましたが、今、私の質問は、メリット及びデメリットは何かという質問でありました。しかしながら、デメリットの部分に関しては十分な今答弁をいただいていない、このように私は非常に今遺憾に思っているわけであります。  同時に、二〇一三年三月、安倍総理は、この...全文を見る
05月20日第189回国会 衆議院 法務委員会 第15号
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○鈴木(貴)委員 皆さん、改めまして、おはようございます。  きょうも、この法務委員会の場において、外の暑さにも負けないような熱気あふれる議論をできるべく頑張らせていただきたい、このように思っております。  まず冒頭、皆さんもニュースなどで見ていらっしゃるかと思うんですけれど...全文を見る
○鈴木(貴)委員 改めて大臣にお尋ねをしたいんですが、この判決、特に、捜査した警察、検察に違法があったと鹿児島地裁が、吉村裁判長がはっきりとこのように述べていらっしゃるわけであります。違法があったというこの部分に対して、所管の大臣である大臣の真摯な御発言を、どのように受けとめられ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 判決の内容に対して何か申してくれという質問ではなくて、実際に鹿児島地裁において、まさに大臣が、そしてまたこの委員会の場においてもよく使われますが、法と証拠に基づいて適正な裁判が、審理が行われた結果、もう一度読み上げさせていただきます、捜査した警察、検察に違法があ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 判決に対してどうのこうのしてくれという思いは毛頭なくて、ただ、この判決においてのという話でありましたが、冤罪、罪を犯していない人を逮捕してしまうことは遺憾であると、この委員会でも、また以前にも答弁はいただいているかと思います。ゆえに、その大臣の心意気といいますか...全文を見る
○鈴木(貴)委員 その結果を報告されたというのは、こういったことがあったという事実関係だけではなく、誰が、どのタイミングで、なぜという検証をなされたものが発表されているという認識でよろしいんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 引き続き刑事局長にお尋ねします。  まず、平成十九年八月十日だったでしょうか、その報告というものは、どういった目的で、何を期待しての報告書だったんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 今後の対応ということで、もちろん、常識的に考えれば二度とこういったことはしてはいけない、そういった考えのもとで報告書というものが作成また公表されたのではないかと思います。  では、改めて、林刑事局長、実際に平成十九年八月十日に公表された報告書は、果たして、その...全文を見る
○鈴木(貴)委員 まさにそこを私は指摘させていただきたいんです。内部で共有したで今までとまってきてしまっているんじゃないでしょうか。  共有するだけで果たしていいのか。しっかりと事実や事象を検証し共有をした上で、こういったことを二度と繰り返さないというものが最終的な、そしてまた...全文を見る
○鈴木(貴)委員 引き続き、質問をしていきたいと思っております。  通告を何点かさせていただきましたが、ちょっと順番を変えさせていただいて、最初にまず再犯の方の質問を伺った後に、まさに今の話題にまた戻ってくるんですけれども、検察について、検察とはという視点で質問をさせていただき...全文を見る
○鈴木(貴)委員 全力を傾けて取り組んでいかれるという前向きな御答弁をいただきました。  そこで、私自身、再犯防止議連にも入っているんですけれども、いろいろ、視察であるだとか有識者の皆さんのお話を伺いながら、ひとえに再犯防止といっても、どういった罪を犯して刑事施設に今入っていら...全文を見る
○鈴木(貴)委員 名前にもあるように、罰則に関する検討会ということではあるんですけれども、再犯防止といった、もちろん被害者を出さない、もちろん加害者を出さないという観点で考えれば、果たして本当に、量刑の部分、罰則の部分に余り重きを置き過ぎるというのもいかがなものかな、このように思...全文を見る
○鈴木(貴)委員 時間も限られているんですけれども、やはり、我々としても、量刑だけでなく、いかに被害を未然に防ぐか、そしてまた、裏を返せば、いかに加害者が、再犯も含め、こういった事件を起こさないようにしていくか、こういうことだと思っております。  そういう意味では、量刑の引き上...全文を見る
○鈴木(貴)委員 刑務所内での性犯罪者用の特別な処遇プログラムというものにも近年力を入れているかと思います。  実際に、このプログラムによって再犯防止につながったであるとか、そういった客観的な事実というのは出ているんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 一定の効果と言いますが、二九・六引く二一・九というと、七・少しですよね。性犯罪者処遇プログラムというものを導入して、これで皆さん納得はされていらっしゃらない、鋭意前向きに取り組み、見直しをされていらっしゃるとは思いますが、実際に、さまざまな客観的データ、そしてま...全文を見る
○鈴木(貴)委員 まず、答弁者がすぐに出てこなかったというのが答えじゃないでしょうか。常に法と証拠に基づき、不偏不党を旨として、適切に処理していると言い切れるのであれば、きっと、今目の前にいらっしゃるお三方、誰でもすぐに手を挙げて、我先にという勢いで答弁していただくのが本来のある...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、「検察の理念」という話も出てまいりましたが、では、その「検察の理念」がつくられた背景、そもそも論を改めて伺わせていただきたいと思います。  そしてまた、最高検察庁のホームページの検事総長の紹介の部分で、小津博司前検事総長でありますが、「検察に対する国民の信...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、「検察の理念」がつくられる背景には、いわゆる厚生労働省の村木局長事件があったというお話でもありました。  そしてまた、私、きょうの委員会の冒頭、志布志事件についても質問をさせていただきましたが、今回、なぜ志布志事件で国賠そして県への賠償が認められたか。これ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 また、弁護士との接見の際も、何とその場においても検察や警察が介入をしていた。そしてまた、この弁護士ではだめだということを言って、弁護士解任の事態も相次いだ。  こういったことがあって、今回、志布志事件、まさに、鹿児島地裁がはっきりと、違法な捜査があった、このよ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣、答弁を求めます。  実際に、常に法と証拠に基づいて、適切に捜査を、適切に対処をしているんでしょうか。  今、志布志事件のことも、これも、たくさんある中のたかだか四つか五つの例を挙げたにすぎません。先ほど大臣みずからおっしゃったんです、「検察の理念」をつ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 時間も参りました。  今、今回のこの問題を挙げたのは、まさに刑訴法の審議、きのう登壇がありましたけれども、いわゆる司法取引であるとか通信傍受の拡大、こういった捜査権限の拡充というのは、あくまでも検察が常に適正な捜査を行っているというもとでの拡大しかないんじゃな...全文を見る
○鈴木(貴)委員 はい。ぜひとも議事録を見ていただきたいと思います。  質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
05月22日第189回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○鈴木(貴)委員 皆さん、おはようございます。  まず、冒頭、私もこの委員会でIS、イスラム国のことについて聞かせていただいた経緯もありますので、一点、大臣に質問させていただきたいと思います。  報告書が作成をされ、また公表がなされましたが、ちなみに、その報告書の中には、情報...全文を見る
○鈴木(貴)委員 検証委員会の立ち上げ、また検証作業というのは、もちろん政府の方で責任といいますか、主導していらっしゃるものだと思いますが、だからといって、今答弁にあった奥さんは民間人であるからというのは、私は何ら説明になっていないのではないかということを申し添え、次の質問に早速...全文を見る
○鈴木(貴)委員 続いてなんですけれども、これは事実確認をまずさせていただきたいんですけれども、六月の七日と八日、ドイツにおいてG7の首脳会議が開かれますが、その前、六月五日、六日と、安倍総理はウクライナを訪問する予定が検討されているという報道がありますが、これは事実でしょうか。
○鈴木(貴)委員 決まったことがないということは、行く可能性はあるという認識でよろしいでしょうか。
○鈴木(貴)委員 まだ決まっていないということなんですけれども、今おっしゃった、さまざま、るる課題が、厳しい現状の中で、もし安倍総理がウクライナを訪問されれば、これは間違いなくロシアを刺激することにつながりかねない。ひいては、北方領土問題の解決に向けた交渉、もちろん平和条約の締結...全文を見る
○鈴木(貴)委員 対話の重要性ということは、よくよく、大臣がそのように考えていらっしゃること、また、政府としても対話の重要性、何度となく発表されていますので、私も存じ上げているところであります。  ゆえに、その日ロ関係の重要性を説かれる岸田外務大臣、ひいてはまた政府、だからこそ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、ロシアを刺激し、北方領土だとかにも停滞の可能性があるということも申し上げましたが、同時に、今、直近の課題としては、以前、私もこの委員会でも大臣に質問させていただきましたが、サケ・マスの流し網の禁止法案、こういったことも、日本側にとって非常に難しい立場に追い込...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣が認識をしていただいていることは、私も十分認識をしているところであります。しかしながら、その認識の上でどのようなアクションを、全力で取り組まれると言ったその言葉の真意のほどを私はぜひとも伺いたかったところではありますが、少々といいますか、非常に残念な今思いで...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  最後に、ロシア・クレムリンは、クレムリンの側において、もし日本から正式な招待状が送られれば、プーチン大統領の訪日の可能性は検討されるべきだ、こういった発言はことしの二月から既にされております。こういった発言を受けて、日本の政府として今...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございました。
06月02日第189回国会 衆議院 法務委員会 第19号
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○鈴木(貴)委員 午前に引き続き、大臣初め皆さん、そしてまた委員の皆さんにおいても長丁場だと思いますが、重要な法案でありますのでしっかりとした議論を尽くさせていただきたい、このように思っております。  まず、法案の質問に入る前に、きょうのニュースなんですけれども、袴田事件、警察...全文を見る
○鈴木(貴)委員 同じ質問を山谷国家公安委員長にもお願いします。
○鈴木(貴)委員 そういった、答弁を差し控えさせていただくという答弁が来るであろうということは、私も経験則で想定をしておりました。  しかしながら、あえて申し上げさせていただきますが、これは実際に裁判の中身にかかわることではないわけであります。それに対して答弁を差し控えさせてい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今の大臣の答弁を受けて、何点か気になった点を追加質問させていただきたいんです。  今、大臣は答弁の中で、足利事件、そしてまた村木事件、個別の事件でいうとこの二つの名前を挙げられたかと思います。また、足利事件等にという、複数、まだほかにもあるという言い方をされて...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今委員会で初めて、氷見事件、志布志事件、これについて大臣の方からみずから発言をいただいたのではないのかな、このように思っているところであります。  すなわち、足利事件、今大臣がおっしゃっていただいた氷見、志布志、そして村木事件と、近年だけでもこれだけの再審無罪...全文を見る
○鈴木(貴)委員 重い決定がなされたということであります。  つまり、今回、答申でも出てきたさまざまな提案、提言、これはもちろん、先ほど大臣が例に挙げられた、過去の事例ではなく、今後の捜査に対してそういった姿勢で挑んでいく、公平公正な、適正な捜査をしっかりとしていくということの...全文を見る
○鈴木(貴)委員 言葉をかえて同じ質問をさせていただきたいんですね。  例を挙げると、志布志事件の取り調べで、いわゆる踏み字、踏み絵の問題がありました。当時の被疑者とされていた人の足をつかんで、お孫さんが描いたであろうその方の絵だとか、早く帰ってきてね、正直なことを言ってね、お...全文を見る
○鈴木(貴)委員 重ねて、上川大臣に、提言としてもいただいているということなんですけれども、であるならば、制度上どういった問題があるという提言が来ているのか、運用上どういった問題があるという提言が来ているのか、具体的に教えていただけますでしょうか。
○鈴木(貴)委員 その行き過ぎた取り調べというのも既に問題は明らかになっているわけであって、それに対して、いかに二度とそういったことを繰り返さないかという議論を、特別部会によって、さまざまな立場の方々から、さまざまな視点を持って議論をいただいた、このように思っております。  そ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 つまり、まとめますと、捜査機関の構造的な問題を抜本的に改革していかなくてはいけない、そういったお気持ちを持っていらっしゃる、こういう理解でよろしいでしょうか。
○鈴木(貴)委員 大臣、私は、個々人の捜査官の問題なのか、それとも捜査側の捜査機関の問題として考えていくのか、問題の根源というか置きどころはどちらかという質問を今させていただいているんですね。大臣の先ほどの答弁を聞いていると、これは風土的な、捜査側の体制的な、構造的な問題だという...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、大臣、非常に言葉を尽くしていただいたと思うんですけれども、私は、これは答弁としてははっきりしていると思うんです。  これは、組織として内省をしなくてはいけない、反省をしなくてはいけない、ゆえに改革をしなくてはいけない、ゆえに法案が今出されているんじゃないで...全文を見る
○鈴木(貴)委員 犯罪被害者の方々も含まれていた。方々というのは、このリストもホームページ上で公開されていますので、私の知るところでいえば、冤罪被害者でいうと、まさに今の村木事務次官が入っていたのは知っておりますが、ほかに犯罪被害者の当事者の皆さんは入っていらっしゃいますでしょう...全文を見る
○鈴木(貴)委員 承知しました。  そこで、今回、先ほども質問しましたが、諮問第九十二号、これを鑑みても、いわゆる冤罪を二度と繰り返さない、この強い思いがある。大臣も何度となく答弁いただいております。  そういったことを鑑みますと、まさにいわゆる冤罪被害者、犯罪被害者の方の意...全文を見る
○鈴木(貴)委員 そのメンバー構成の中で、いわゆる警察そしてまた検察、身内の割合というのはいかほどでしょうか。
○鈴木(貴)委員 今の数字を聞いても、これは身内が非常に多いのではないか、このように思うのは、一般常識的価値観で私は申し上げているんですけれども、身内の非といいますか、過去を改めるに当たってつくられた議論の場において、結局、身内同士で傷をなめ合うような場になるのではないかと逆に指...全文を見る
○鈴木(貴)委員 そして、この答申が出る前にも、実際に冤罪被害者の皆さん方が法務省を訪れまして、その特別部会に対して、全過程の可視化の要望書、こういった申し入れなども実際にされているわけです。  この冤罪被害者の皆さんのそういった直接的アプローチであるとか、生の声、実情、こうい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 十分なことをやってきた、今そういったことを述べていらっしゃるのかな、こう思うんですけれども。  実際、皆さんもレクを受けるときなんかにA4のポンチ絵つきの紙をよくごらんになっているかと思うんですが、そしてまた、先ほど来から大臣も、取り調べによって得られた供述に...全文を見る
○鈴木(貴)委員 山谷大臣に重ねて質問させていただきます。  つまりは、捜査の柱に置くこと自体については従前どおり肯定をされている、そういう認識でよろしいんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 山谷大臣にまた重ねてお尋ねします。  過度に依存した供述というのは、その過度のラインというんですか、どこからが過度で、どこからがちょっと過度、ほんのちょっとだけ過度、その過度というものの定義を制度上としてしっかりと担保しないといけないと思うんですね。  なぜ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、山谷大臣、いわゆる取り調べ全般についてのことをお話しされたと思うんですけれども、私は、供述について、一点に絞って今お尋ねをさせていただいております。  取り調べによって得られた供述に過度に依存しないようにすべき。では、言葉をかえると、これは、取り調べによっ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 これはずっと水かけ論で、私は多分これだけで一時間ぐらいやれる自信が今あるんですけれども、それをやってしまっては建設的にならないので。  これは、例えば、今現在、取り調べによって得られた供述に過度に依存しないように、こういう文言をよく使われます。私は、提案、提言...全文を見る
○鈴木(貴)委員 山谷大臣に引き続きお尋ねをさせていただきます。  平成十九年なんですけれども、まさに鹿児島県警におきまして、「いわゆる志布志事件の無罪判決を受けた再発防止策について」、こういったものがペーパーとしてリリースをされております。  この法務委員会などでも上川法務...全文を見る
○鈴木(貴)委員 であるならば、お尋ねをします。  これは平成十九年にまとめられて、そのときに鹿児島県警のホームページに上げられていたんですね。ちなみに、上げられ方はPDFファイルで上がっておりました。しかしながら、いつかわからない、何年の何月何日かわからないんですけれども、今...全文を見る
○鈴木(貴)委員 この質問をするに当たって、きのうもそうですし、きょうも本会議と委員会の間にも、私は改めて鹿児島県警のホームページをのぞいて必死に捜し、そしてまた、リンクと言われる、ここからクリックしたらそこに飛べる、あれも全てリンク切れにやはりなっているんですね。もちろん、法務...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。調べていただいた上で、また、その際の対応についても、私どもとしても確認をさせていただきたいな、このように思っております。  そして、上川大臣にもあえてちょっとお尋ねをさせていただきたいんです。  最高検もまとめをしているんですね、この志...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ぜひ大臣としても、取りまとめにしっかりと「問題があれば直ちに是正するなどの措置を講じる」、このように書いてあるわけでありますから、しっかりとその職責を果たす意味合いでも、お願いをさせていただきます。  私は、前回の質問の際に、答弁の中で、これは林刑事局長なんで...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今の刑事局長の答弁を聞いても、私が一番問題意識を置いている、いかほど反省をし、そしてまた二度と起こしてはいけないんだということへの危機感、こういったものがなかなか答弁から感じられない。  そして、多分刑事局長のお手元にもその取りまとめがあるかと思うんですが、最...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。さすが林刑事局長です。こういった答弁を待っておりました。  ということであれば、平成十九年八月に最高検が出されたこの資料、これは書き直した方がいいんじゃないでしょうか。林刑事局長、書き直した方がいいんじゃないでしょうか。答弁をお願いします...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今の刑事局長の答弁は、私はやはり納得いかないんですね。なぜならば、この最高検の取りまとめ、つくったのははっきりしています、最高検です。誰のためにつくったんでしょうか。これは、こうして実際にオープンにもなっているものなんです。国民がアクセスしようと思ったら、もちろ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 はい。  今の答弁、また改めて今後の質問で追及をさせていただきたい、このように思っております。  ありがとうございました。
06月09日第189回国会 衆議院 法務委員会 第21号
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○鈴木(貴)委員 皆様、改めましてお疲れさまでございます。  この法務委員会、ありがたいことに、今もこうして可視化がされているわけであります。この可視化されている委員会において取り調べの可視化について質問できる、この貴重な機会をしっかりと建設的な議論に持っていきたいな、このよう...全文を見る
○鈴木(貴)委員 平成十九年から二十四年の九月まで掲載の後、一定期間がたったということで掲載をやめたという判断というのは、それはどなたの判断なんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 その鹿児島県警において、まさに、今後もたゆまず、忘れることなく真摯に向き合わなくてはいけないこの件において、自分たちだけで、もう一定期間が過ぎたという自分たちの視点でその判断が下されたということは、本来はあってはならない姿勢なのではないのかな、私はこのように思っ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 本来であれば、鹿児島県警もそうでありますが、国家公安委員長として、所管の大臣としてしっかりと指導に当たるのが適切ではないのかなと。こういった判断、そしてまた、掲載を取りやめるといった行動が、まさに今、国民の信頼を回復したいと思っているその思いに連動しているのかと...全文を見る
○鈴木(貴)委員 特別部会の場というのは、まさに今おっしゃったように、審議を尽くす、議論を尽くす場であって、この部会のメンバーのお人方がまさにその法案を書く皆さんではないわけですよね。あくまでも議論の場ということであれば、例えば、実際に、捜査関係者、司法関係者だけでなく、再審無罪...全文を見る
○鈴木(貴)委員 前回も、たしか、志布志事件の元被告にもヒアリングをしたというような答弁もいただいたかと思いますが、であるならば、再審無罪、いわゆる冤罪被害者の皆さんのヒアリング、何人の方から何度ほどされたんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 つまるところ、三十回ほど開かれた会議の中でたった一回だけということでよろしいでしょうか。
○鈴木(貴)委員 長きにわたってさまざまな分野の方から意見を伺ってきたと繰り返し答弁もいただきましたが、実際にふたを開いてみればたった一回だけであった。このたった一回をもってして、十分に話を聞いたと総括するのが果たして正しいのか、非常に疑問が残るな、このように思っています。  ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 部会の議論と、そして先ほど来ほかの委員からも指摘がありましたけれども、視察をしている中で、実際にこの点について部会ではどういった議論がなされていたのかなというような点が何点かありましたので、それについて質問をさせていただきたいと思います。まさに、先ほどからそれぞ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、私たち、コンビニに入っても監視カメラがあって、町を歩いていても街頭にもカメラがあってという、そういった世の中だと思うんですけれども、なぜ、あえてあの大きさの、真四角のあのカメラを選んだのか、その理由をお答えください。     〔委員長退席、柴山委員長代理着...全文を見る
○鈴木(貴)委員 つまり、現状では、今使われているあの形状の、あの大きさの、あの色のカメラが最善である、このような考えでしょうか。
○鈴木(貴)委員 これまで実際に使われている機器、どれぐらいの予算が使われているんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 補助金で一・四億円ということは、全国津々浦々、それぞれのところで、それ以上の予算がもちろん使われていることになっているかと思うんですが、これは、導入するに当たって、こういったカメラの大きさがいい、こういったものがいいという現場の声を事前に聞いていなかったんでしょ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 視察中にいろいろ私も伺わせていただいて、非常にびっくりして、そして記憶に残っている発言が、これだけ大きい機材だと、取り調べ室においてカメラ自体が凶器になるおそれもあるんですとおっしゃったんですね。非常におもしろいというか、凶器になるおそれ、そういったものを優先的...全文を見る
○鈴木(貴)委員 機器に関しては最後一点だけ確認をさせていただきたいんですけれども、物づくり、技術においては先進国日本でありますし、たやすく技術の進歩というものは考えられると思うんです。そういった意味からも、この法案において、カメラだとか録音、録画の機器の改良であるとか導入の見直...全文を見る
○鈴木(貴)委員 先ほどから三浦刑事局長も、初めてのことだったのでいろいろ試行錯誤の結果なんだという答弁をいただいておりますが、ただ、取り調べの録音、録画制度等に関する国外調査といったもので、警察の皆さん、アメリカに行かれたり、イギリスに行かれたり、ドイツに行かれたり、香港に行か...全文を見る
○鈴木(貴)委員 同じく三浦刑事局長に、今、林刑事局長からいろいろお話しいただきましたが、機器の故障というカテゴリーの中では、過去にどんなものがあったんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 全ての例外事由が非常に曖昧だということを私は問題意識として持っているんです。特に、一の機器の故障というのが、例えば今、三浦刑事局長からあった停電、こういうのは非常にわかりやすいかなと思うんですけれども、電源を入れても入らなかったとか、そういったことは機器の故障と...全文を見る
○鈴木(貴)委員 刑事局長に改めてお尋ねをします。  録画してみたら、ふたを開いたら撮れていなかったという話ではなくて、しようという段階で、もう事前に、例えばモニターが動かないだとか、レコーダーが動かないという場合のことを今お尋ねしたんですね。その際に、被疑者が望めば、修理が終...全文を見る
○鈴木(貴)委員 しかしながら、被疑者が取り調べの録音、録画を望んでいるにもかかわらず、被疑者の過失ではなくて、あくまでも施設側の過失によって録音、録画できない、されない、もしくは取り調べを中断してくれという要望が通らないというのはいかがなものでしょうか。  本来であれば、そう...全文を見る
○鈴木(貴)委員 答弁としてはわかりやすかったかもしれませんが、納得に値するものかという観点でいけば、これは別だと思います。  本来であれば、そもそもの部会の立ち上がりも、捜査側による不当な、また違法な取り調べ、不祥事というものが根底にあったわけであります。であるにもかかわらず...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ここでも取り調べ官側の裁量に委ねられていると明らかになったわけです。  であるならば、被疑者が記録を拒んだということを証明する場面の録音、録画というのはなされるんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 ということは、確認をさせていただきたいんですが、取り調べの録音、録画というのは、取り調べ室に入っていく段階から録音、録画がなされているという認識でよろしいんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 入室から退室まで録音、録画の範囲にされるというのは、これは、仮に万々々が一この法案が通った際にも同じように運用されるという理解でよろしいでしょうか。
○鈴木(貴)委員 そして、録音、録画を始めるに当たってというか、入室の段階からもう始まっているということなんですけれども、取り調べの部屋において、被疑者に対して取り調べ官側から、あなたは今、取り調べの録音、録画がされているんですよという告知というものが実際にされているのか、そして...全文を見る
○鈴木(貴)委員 告知がされているということだったんですけれども、今なぜその話を聞いたかというと、これは、最高検によるアンケート結果、試行されての、取り調べ官に対しての、千人ぐらいの規模だったと思うんですが、アンケートがあって、その中で、過去に被疑者が取り調べの録音、録画を拒んだ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 統一的に定められないというのであれば、どのように国民の不安感情を拭う努力をされる考えをお持ちでしょうか。
○鈴木(貴)委員 適切にということで、今、現場そしてまた運用面に投げかけられた答弁だったかと思うんですけれども、実際に、過去のアンケートなどでも、テレビで使われるのではないか、何のために使われるのかがわからない、こういった声があったという事実をしっかりと踏まえ、そしてまたそれを反...全文を見る
○鈴木(貴)委員 取り調べの録音、録画、いわゆるDVDというものは、公判廷において全てつまびらかに再生されるんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 それこそ、それぞれ個別で違ってくるということだと思うんです。であるならば、まさに個別の案件それぞれで、その時々に応じて運用面でさまざまな対応をとっていけばいい話であって、録音、録画の例外事由に値するとは思えないんです。本来であれば、そういった部分もしっかりと録音...全文を見る
○鈴木(貴)委員 時間もやってまいりましたので、最後に両大臣に。  これまでの質疑を聞いていただいた中で、やはり私は、改めて、この例外事由、取り調べ官側の裁量に余りにも委ねられ過ぎているのではないのか、例外事由の規定というのが非常にあやふやではないのかな、このように思うんですけ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 最後に。  前回の質疑を聞いていてもそうだったんですが、山谷委員長、いつも答弁で、非常に後ろ向きといいますか、法案の問題点というか、捜査当局側の課題というか、抱えている部分を前面に出して、この法案は、取り調べの録音、録画というのは我々にとって新しい捜査手法なん...全文を見る
○鈴木(貴)委員 はい。  ということを指摘させていただいて、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
06月30日第189回国会 衆議院 法務委員会 第26号
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○鈴木(貴)委員 皆さん、おはようございます。黒岩先生に引き続きまして、質問に立たせていただきます。  今の議論も聞きながら、改めて思い返したのが、上川法務大臣そして山谷国家公安委員長の就任の際の記者会見といいますか所信の中で、「世界一安全な日本」創造戦略、このために政府一丸と...全文を見る
○鈴木(貴)委員 非常に丁寧な御答弁をいただきました。また、共通認識を持っているということを確認させていただいたかな、このように思っております。  今、両大臣の答弁の中にも、やはり無実の者を罰してはいけない、冤罪等々あってはならない、そういったことをはっきりとおっしゃっていただ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、非常に御丁寧に答弁をいただいたんです。合意という言葉がキーワードということは、私も、今大変御丁寧に説明をいただいたと思います。  私が伺いたいのは、司法取引という言葉を使わない、使えない理由なんですね。そこをもう少し端的に答えていただくことが可能であれば、...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。もう、きょうの私の質疑分の局長の答弁時間は十分果たしていただいた、大役を今務めていただいたなと思うところであります。  大臣、先ほど大臣が答弁いただいた部分、これは政府一致の共通見解ということでよろしいでしょうか。
○鈴木(貴)委員 ここに国家公安委員長記者会見要旨というものがあるんですけれども、平成二十六年十二月二十四日、国家公安委員長就任記者会見なんですが、記者とのやりとりの中で、これは山谷大臣の御答弁の中で、刑事訴訟法について警察としてどのように対応していくのかお聞かせくださいと記者の...全文を見る
○鈴木(貴)委員 では、発言を実際にされた山谷国家公安委員長にもお尋ねをさせていただきたいと思います。  今の大臣の答弁などもありながら、山谷国家公安委員長がいわゆる司法取引制度の導入についてとおっしゃったのは、非常に正直で、率直で、国民に対してもわかりやすい。大臣として記者会...全文を見る
○鈴木(貴)委員 非常に残念です。記者会見で正直に、明快なわかりやすい発言をされていたにもかかわらず、何か二歩も三歩も、こういったときだけ引き返す勇気が働いたのかと今驚愕をしているところなんですけれども、今のそれぞれ両大臣の答弁を伺いながらも、まさにこれが政府における、そしてまた...全文を見る
○鈴木(貴)委員 最高裁判例を出していただきましたけれども、立法措置が必要であるということは、今現在、これまでの日本の刑事司法においては、いわゆる司法取引というものは行われてこなかったし、それが可能ではなかったという認識でよろしいでしょうか。
○鈴木(貴)委員 今回の刑訴法の一部改正案、私も委員として今質疑をさせていただいて、いろいろ勉強もしているところなんですけれども、可視化から、このいわゆる司法取引から、傍受から証拠の開示と、さまざまなものが、論点が多過ぎて、国民の皆さんに説明するのもなかなかしんどいなというような...全文を見る
○鈴木(貴)委員 委員長に質問できますか。  今、具体的なこういったことは大臣じゃないだろうという判断の基準はどこにあったんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 この美濃加茂のことを今具体的に例に挙げましたが、私の質問の最後、議事録を後で見返していただければ結構ですけれども、今、日本の刑事司法において、こういったいわゆる司法取引というものは存在しないと完全に否定できるのかというのが質問の趣旨なんです。具体的に美濃加茂のこ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 そうなんです。大臣がおっしゃるとおりなんですよ、やはり適正な手続、適正な運用というものが重要。今大臣おっしゃったとおり適正な運用が図られているのかを、私はこの法務委員会の場において聞いているんです。  先ほど委員長もおっしゃいました、質問をしているんだから答え...全文を見る
○鈴木(貴)委員 全くもって異論はありません。  そして、きょうは珍しく皆さん声を上げて元気にしていただいていることも、私、この法務委員会を今活性化することに一役買わせていただいているなと思っているところであります。  なので、全く異議はないんです。刑事局長に答弁いただいて結...全文を見る
○鈴木(貴)委員 最後に、もうこれについて繰り返しの質問はいたしませんけれども、ぜひ大臣に、現状認識の一つとして、知識として耳に入れておいていただきたいのは、先ほど私が申し上げた美濃加茂の例を挙げますと、先ほどの手紙のやりとりを残していた社長は、結局、ふたをあけたら、四億円近くも...全文を見る
○鈴木(貴)委員 虚偽供述罪というものを新設して対策の一つとしているということなんですけれども、先ほどの協議、合意への弁護人の関与、黒岩委員からも質問も出ておりましたけれども、そもそもとして、弁護人の関与が認められる趣旨、目的というものはどういうものなんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 三者協議というものが行われるということなんですけれども、ただ、そこの協議に至るまでの過程というものは、捜査官が被疑者、被告人に対して行っている取り調べの中で既に行われる可能性というのはあるんでしょうか。協議をするということは、何らかの当たり、協議できるかなという...全文を見る
○鈴木(貴)委員 刑事局長にもう少し教えていただきたいんですけれども、ということは、協議の場所が、捜査官と被疑者、被告人が初めて会う場所になるということになるんですか。それとも、例えば任意で引っ張ってきて、任意同行ということも可能性としては考えられますよね。あと、捜査中に取り調べ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 双方のイニシアチブが考えられるという発言で、私もそのように理解をしていたので、共通認識を持っているなと確認もさせていただいたんですが、その際に、もちろん被疑者、被告人側から、自分は実はこういう話を持っているんです、まあ言葉はあれですけれども、そういう場合と、逆に...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ちょっと関連してなんですけれども、つまり、例えば、協議をし合意が成立した、協力者へのいわゆる恩典が先なのか、証言台での証言が先なのか、これはどちらなんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 済みません、ちょっと私の質問も曖昧だったと思うんですけれども、恩典を得られる協力者の公判が先で、恩典が確定するのが先なのか、それとも、仲間の、第三者の人間の公判が先に行われて証言を先にしないといけないのか、それはどっちになるのか、そのどちらが先だという決まり事が...全文を見る
○鈴木(貴)委員 さまざまに、まさに個々のケース、事案で変わってくるということを想定されての答弁なんだと思うんですが、ここを私は問題視していまして、取引、そしてまたその恩典、協議、合意、これはあくまでも捜査官側への協力になるわけですよね。ということは、その合意制度をちゃんと守らな...全文を見る
○鈴木(貴)委員 供述の信用性については、厳しく公判の場で反対尋問などを通して確認をされる。  それともう一つ、今刑事局長がおっしゃった中で、恩典に関しては、協議・合意制度を受けた者とその者の弁護人が確定されるかはしっかりとやりとりをする、かつ、検察官も合意書面をつくるという話...全文を見る
○鈴木(貴)委員 恩典にもさまざまな種類があると思うんですね。起訴をしないよという恩典もあれば、起訴はせざるを得ないんだ、だけれども、二十年じゃなくてここは十年でとか、執行猶予をつけるよという恩典もあると思うんですよ。その可能性はありますよね、刑事局長。
○鈴木(貴)委員 なので、私が今述べたように、仮にですが二十年を十年だとか、そういったこともあり得るという答弁をいただいたと思うんです。  ただ、それが、その人の裁判において裁判所が、では、あなたは十年服役しなさい、そういう裁判結果になるという確約はないですよね。
○鈴木(貴)委員 今の局長の答弁を聞きながら、今、私、一つの矛盾と大きな疑問にぶつかっているんです。  結局、合意というものは、訴追側、検察側から裁判、司法の場への意見だと。日本は三権分立ですよね。そして、検察官の使命というものは真相の究明だ、事柄を明らかにすることが検察官の目...全文を見る
○鈴木(貴)委員 三権分立と矛盾しないかということをちょっと大臣にお伺いしたかったんですが、それは今ちょっと一旦置かせていただいて、刑事局長に。  結局は、訴追側が司法の場において考慮材料を提起、考慮材料なんだということですよね。なので、三権分立に抵触することはないんだ、三権分...全文を見る
○鈴木(貴)委員 合意書面で特定の求刑ができるということはわかったんですけれども、裁判において、裁判官が判決において合意書面どおりにするということを担保した制度ではないという認識でいいですよね。
○鈴木(貴)委員 今の答弁をいただいて、私の中で新たな問題意識も出てきたんですが、であるならば、今回のこの協議・合意制度というものが、検察官とのやりとりの中で合意をされたものがあたかも必ず裁判の判決においても反映されるというような間違った認識をやはり国民に与えてはいけないと思うん...全文を見る
○鈴木(貴)委員 考えておられることは重要で、大事なんですけれども、それだけじゃなくて、リスクということに対してもしっかりと三者のときに明らかにしてくださいねという私なりの非常に建設的かつ前向きな提案だったんですね。  なので、もうちょっとそこは、林刑事局長の懐の広さで、そして...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございました。  時間が来ましたので、引き続き議論させていただきたいと思います。ありがとうございます。
07月07日第189回国会 衆議院 法務委員会 第29号
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○鈴木(貴)委員 皆様、改めまして、おはようございます。  きょうは、裁量保釈そして証拠開示、これらについて質問をさせていただきたいと思います。裁量保釈の項目においては、国内だけでなく、時に世界からも指摘を受けている身体拘束、これの現状、そしてまた対応についても質問をさせていた...全文を見る
○鈴木(貴)委員 より明確化し、国民の皆さんにもわかりやすいようにということなんですけれども、保釈という制度自体はもちろん既に現行法でもあるわけなんですね。ということでは、これまではどのように保釈の判断に当たっての事情というものは明確化されてきたんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 今、刑事局長から御説明をいただいて、というふうに承知をしているということで、現に法文化、明文化されていなかったということでいえば、刑事局長のよく使われる言葉を使えば、運用面で適正に運用がなされていたということだったのかなと思うんです。  であるならば、これまで...全文を見る
○鈴木(貴)委員 批判がなされてきたことを認めていただいただけでも若干安堵をしているんですけれども、よく答弁でも使われる、一般論で言えばというところで若干理解が難しくなってくるんですね。一般論で言えばそうだけれども、では、一般でないところで適正でない運用があったのか、このようにい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 非常に御丁寧な答弁をありがとうございます。  今の答弁を伺いながら、逆にいろいろと私の中で新たな疑問も出てきたんです。  今、両大臣の話を聞きながらも、特に、もちろん身体拘束である、同時に、健康面であるだとか準備上の不利益の程度その他事情を勘案して今回法文に...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、私、何でこの点を疑問に思ったかというと、やはり人生は何でも経験しておくべきだなと今思ったんですが、皆さんも御存じのとおり、私の父は戦後最長四百三十七日間の勾留記録を持っているわけなんですけれども、当時、うちの父に接見禁止の処分もかかっていたんですね。その接見...全文を見る
○鈴木(貴)委員 答えることができないというものが全てだなと。正当な理由があるというのであれば、この場においてしっかりと答弁をされるべきであろうと思います。しかしながら、答弁をされないということが、この問題の全てをあらわしているんじゃないのかなと。  つまり、裁量、検察官、捜査...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今いらっしゃる委員の皆さんも、この中間処分案というのを初めて聞いたという方もいらっしゃるかと思うんですが、この中間処分案、中間処分を受けた被疑者は、身体拘束されず、一、指定住居に居住、二、転居、出国または三日以上の旅行の際は事前の届け出が義務づけられるといった義...全文を見る
○鈴木(貴)委員 この中間処分案、これをぜひ入れるべきだと言っていたメンバーの中には、参考人で来ていただいた映画監督の周防監督もいらっしゃいました。そしてまた、まさに当事者という形でこの部会に参加をされていた村木さんも、こういった案をぜひとも議論を深めていくべきではないか、このよ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ということは、今後も引き続きの議論の場を設けるという認識でよろしいでしょうか。
○鈴木(貴)委員 今後も引き続き議論の場を設けて慎重審議をするか否か、大臣、もう一度答弁いただけますでしょうか。慎重審議が必要だというその重要性については、多分、今もう全員共有できたと思います。今後ともその議論を継続するか否か、この点について答弁いただけますか。
○鈴木(貴)委員 今のところそういったことを考えていらっしゃらないのであれば、それはないとはっきり言っていただければ結構でありまして、こちらとしては、もちろん慎重審議、慎重であればいいということではありませんから、まさに大臣がいつもおっしゃられる、たゆまぬ努力、それを形にするため...全文を見る
○鈴木(貴)委員 分離の原則というのは、私はこれは非常に重要だと思うんですね。もし分離の原則がなかった場合に、まさに身体拘束というか、被疑者の置かれている立場を逆に利用して、便宜を図るぞという名目でさまざまやりとりができてしまう。それを回避するために捜査と留置、担当官という者は分...全文を見る
○鈴木(貴)委員 しっかりとそうした制度をしかるべく運用していただいて、適正な捜査そしてまた留置、そういったものに使っていただきたいな、このように思うところであります。  そして、ちょっと時間も限られてきましたので、証拠開示制度の拡充についての質問に移らせていただきたいと思いま...全文を見る
○鈴木(貴)委員 そういった今の立法趣旨を伺いながら、改めてこれは上川法務大臣と山谷国家公安委員長、両大臣にお伺いをしたいんです。  これまで私も何度となくこの委員会でも質問をしてまいりましたけれども、捜査当局による証拠の隠蔽であるとか、時に改ざん、捏造が指摘をされての無罪判決...全文を見る
○鈴木(貴)委員 これは私、今回のこの法案の審議をする上で非常に大事な原点だと思うので、改めて山谷国家公安委員長にお伺いをします。  今大臣は、あってはならない、冤罪はあってはならないというふうにおっしゃられましたが、冤罪は過去にあったんじゃないでしょうか。そこはしっかりと真摯...全文を見る
○鈴木(貴)委員 これはまた、改めて両大臣にぜひお伺いをしたいところなんです。  ちなみに、山谷国家公安委員長、志布志そしてまた氷見、そしてまた過度な取り調べということも言っていただいたところではありますが、問題にされたのは、過度な取り調べだけでなくて、警察による手持ちの証拠の...全文を見る
○鈴木(貴)委員 これは逆に言ったら、山谷大臣のこだわりなのかもしれないですね、あってはならないと。先ほども、あってはならないではなく、しっかりと事実を受けとめるということが重要ではないかというふうに私は申し上げたつもりなんですけれども、今の答弁でも、あってはならないと。その答弁...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ということは、発言はないということでよろしいですね。  では、改めて質問をさせていただきます。  証拠の改ざんも過去にあった、隠滅もあった、さまざまに指摘をされてきた。今回のこの法案で、そういったことをみずから反省し、内省を尽くした結果が十分にこの法案に反映...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今回、一覧表の交付手続の導入ということなんですけれども、私は、この証拠開示においては、先ほど繰り返し質問もさせていただきましたけれども、過去のああいった過ちを防止するという観点、また反省を示すという点でも、一覧表ではなく、証拠というものは全面開示をすべきだと。 ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 争点整理との連動だというところをもってしてこの答弁を乗り切ろうというか、いこうと思っていらっしゃるんだなというふうに思うんですが、連動ということは、もちろん、争点整理も大事である、これは私も共通認識を持っています。  と同時に、今回の刑事訴訟法等一部改正案の議...全文を見る
○鈴木(貴)委員 いわゆる証拠一覧リスト、この中には、どういったものが書かれているだとか、誰々の供述が書かれているといったような要旨といったものは記載されるんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 なっていない理由を端的に教えてください。
○鈴木(貴)委員 まさに証拠物はさまざまであり、内容もさまざまである。だからこそ、非常に限られた、作成者の名前であるとか作成された年月日であるとか、そういったたかだか数件の標目だけだと、果たしていかほどの手がかりになるのかと。確かに手がかりにはなると私も思うんです。ただ、それが十...全文を見る
○鈴木(貴)委員 事案の解明に必要な証拠というものは、つまりは証拠を収集した警察が判断するということでよろしいですか。つまり、全て警察の裁量に委ねられているという認識でよろしいでしょうか。
○鈴木(貴)委員 事案の解明にこの証拠は資するか否かということを警察が独断で判断をしているという制度が果たして十分なのか、十分というよりも公正公平なのか。こういった議論は往々にしてあったかと思いますが、それに対してどのような反論といいますか、意見をもってして、このルールを今まで守...全文を見る
○鈴木(貴)委員 であるならば、送致を結局しなかった手持ち証拠の管理、保管というのはどうなっているんでしょうか。
○鈴木(貴)委員 過去の事例でも、布川事件などでは、女性が被告人とは違う人間を目撃したという発言が実際にあって、それは捜査メモに残っていたわけなんです。しかしながら、長らくそのメモは伏せられていた。  この布川事件というのは、被告人だとされた男性が二十のときに逮捕され、何と二十...全文を見る
○鈴木(貴)委員 時間が来ましたので終わらせていただきますが、私は、再審請求審においても証拠の開示が絶対であるというもとでまた議論をさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
07月14日第189回国会 衆議院 法務委員会 第32号
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○鈴木(貴)委員 暑くなってまいりましたが、この法務委員会の議論も外に負けず劣らずの暑さになるよう、私も頑張って努めてまいります。  それでは、今、黒岩議員の、そしてまたトップバッターであった國重委員の質疑などを伺いながら、改めて私も、基本といいますか基礎から、まさに先ほど来か...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  そこで、しかしながら、原案から大幅に修正案が出された、先ほども黒岩委員もおっしゃっておりましたが、まさに今この委員会にもいらっしゃいます漆原先生が、当時法務部会長という立場で、その修正案のために奔走、御尽力をされた、このように私も思っ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 先ほどの立法趣旨、そして今の御答弁の中でも、組織性、そして世論の不安の中にもあった憲法との関係性の問題、そしてまた新たな捜査手法の導入ということで、やはりこれは適正化というものが非常に大きな論点の一つだったかと思うんですが、私も、この改正案においてもこの三つの点...全文を見る
○鈴木(貴)委員 御丁寧な答弁、ありがとうございます。  ただ、大臣、最高裁の判例も、引用といいますか、出していただきましたが、平成十一年十二月十六日の最高裁判例のことかと思うんですけれども、確かに最高裁のこの判断でも、通信傍受が憲法上許されるのは、重大な事件であって、傍受以外...全文を見る
○鈴木(貴)委員 有用性ということを大臣も指摘されていらっしゃいますけれども、私は、この質疑を始める前に冒頭申しましたが、あくまでもこれは改正案である。ということは、現行法、平成十一年当時に紛糾したその議論に対しても今回の改正案でも一つ一つやはり丁寧に応えていく、これが改正案を出...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、国家公安委員長も、通信傍受そのもの、そして今回はその範囲の拡大、これの必要性であるとか有用性ということを何度となく答弁されるんですけれども、必要性というあくまでも主観的なことではなくて、立法事実といいますか、これらを入れなくてはいけない根拠、先ほどの黒岩議員...全文を見る
○鈴木(貴)委員 テロ犯罪等々という、その等々が、刑事局長、気になるんです。承知していないと言いながらも、犯罪等々と言われて、どっちなんだろうと思うんですけれども、ちょっとそこを明らかにしていただけますか。
○鈴木(貴)委員 今後、つまり、また新たなものに拡大するかというと、きっとそこの可能性というのは残したままだということだと思うんですね。  そこで、まずこの特別部会の議事録を、膨大な資料ですが私も頑張って読ませていただいております。その中で、私は非常に気になったのが、その作業分...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣もそうですし、局長もそうなんですけれども、合理化だとか効率化、確かにそういったものは世の中一般において重要かもしれないんですけれども、この特別部会においては、合理化、効率化の前に、適正化の担保というものが第一優先事項だと思うんです。  特に、これは第十五回...全文を見る
○鈴木(貴)委員 そうなんです。その趣旨が大事なんです。その趣旨を守るために、ぜひ、その要件の中に、反復性、繰り返し行われているか、そして指揮系統というものがあるのか、こういったことを加えるということは一つ手だと私は思うんです。そうしたことで初めて、大臣が先ほど来からおっしゃって...全文を見る
○鈴木(貴)委員 であるのであれば、例えばそれを指揮命令及び反復ではなくて、指揮命令または反復、こういったことで、それこそ個別の事案に対して十分に対応もできるかと思うんです。それもつけ加えてのこの提案、私の改正案、どう思われますか。
○鈴木(貴)委員 改正案というのは、もちろん守るべき、考えるべきは国家国民であるわけで、そういう意味では、逆に言うと、私が先ほど申し上げた、私の改正案バージョンというのは有用性は非常に高い。逆に具体的に明示をすることで、先ほど冒頭にもあったように、憲法上も許されている、それはなぜ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 であるならば、例えば、これまで過去に二千七百二十一回、三千回近い傍受が行われている、その中で犯罪に関するものが一件もなかったケースもある。(発言する者あり)第四号事件。三千回も傍受をしたにもかかわらず、結局、事件の真相解明にはつながらなかった。簡単に言えば、空振...全文を見る
○鈴木(貴)委員 検証はなかったということなんですが、これは、局長、三十回やって一回もひっかからなかったというのはまだわかるんです。三百回でもない、三千回近い回数を聞いて、しかしながら一件も、期待をしていたというか、その真相解明に資するものではなかった。これは私はしっかりと検証す...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、大臣、答弁の中で、今の現行法だと、通信事業者の負担も含めて、的確に捜査を行う上で障害となると。  しかし、多分それはないんですよ。なぜかというと、私は何度もこの場所でこれまでの捜査のあり方についてただしてきましたけれども、どんなときにも答弁は、捜査当局とし...全文を見る
○鈴木(貴)委員 これは事務方にお答えいただきたいんですけれども、例えば、これまでのその百件ほどのもので、一回の通話の平均的な長さ、もしくは一回のメールの平均的な文字数、こういったデータ、統計というのはとっていらっしゃいますでしょうか。
○鈴木(貴)委員 何でこれを聞いたかというと、いわゆるスポット傍受というものをしているわけです。例えば、頭の一分を聞いて、一分二十秒お休みをして、また一分十秒聞くだとか。そのスポットの何分聞いて何分休むというのは、それぞれ事案の罪種によってまちまちなんだ、そして、それを公にするこ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私の質問、疑問に全くお答えをいただいていないんです。  最小限というのはわかっています。最小限でないと困るんです。ゆえに、その最小限というのは何を基準にして判断をされていらっしゃるんですかと。  この間デモンストレーションしていただいたときのああいった五百字...全文を見る
○鈴木(貴)委員 そうなんです。なかなか難しいんですよ。  しかしながら、ここで、共通認識としては、スポット傍受というからには、スポットじゃなきゃいけない。ということで、では、その基準をこの改正案でどのように置くかというのは、私は、これは改めて考え直す必要があると思うんです。 ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 もちろん捜査に支障が来ては本末転倒です。しかしながら、こういった問題点があるということは、今、私は、この委員会において皆さんと共通で認識をいただいた、漆原先生にも笑顔でほほ笑んでいただいておりますので、非常に心強く思っているところであります。  私も、まさに修...全文を見る
08月05日第189回国会 衆議院 法務委員会 第35号
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○鈴木(貴)委員 この法案審議も、先ほど伺ったところ、ここまで六十八時間強の時間を費やしてまいりました。こうしたかんかんがくがくの議論ができたことには、委員長初め理事、そしてまた各委員の皆さんの後押しにも、心から私も感謝をするものであります。  さまざまな思いを持ちながら、この...全文を見る
○鈴木(貴)委員 三浦刑事局長は、小型化そして固定化の具体的な検討をしている、このように答弁をされております。この点について、大臣の認識を、ぜひとも前向きな答弁をよろしくお願いいたします。
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  続いて、例外事由などについてもるる質疑をしてまいりました。特に三百一条の二、つまり、機器の故障等の外部的な要因によって、現実的、客観的に見て当該取り調べができないような場合を想定している、このような答弁が林刑事局長からなされております...全文を見る
○鈴木(貴)委員 取り調べを行う者が判断することが、客観性、客観的な判断に資するというお考えでしょうか。(発言する者あり)
○鈴木(貴)委員 今、大臣初め、副大臣そして政務官からもそれぞれのお席において発言もありましたけれども、私が今ここで疑問といいますか問題提起をしたいのは、つまり、取り調べ官が捜査当局の裁量によって判断をすることが、客観的な、第三者の視点を持ってやりますよと。しかしながら、その判断...全文を見る
○鈴木(貴)委員 もう少し前向きな答弁をいただきたかったものだなと思っているところであります。  ただ、今の答弁、やりとりを聞いていても、委員の皆さんも、そしてまた国民の皆さんにおいても、いまだに課題といいますか検討事案というものは残っているんだなということが明らかになっただけ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今回、そもそも論として、先ほど黒岩先生もおっしゃられましたけれども、今回のこの法案がなぜ出てきたのか。まさに、捜査当局のこれまでの不祥事であったりだとか、証拠の捏造であるとか、さまざまな件に鑑みて、国民の信頼を回復するんだという思いが根底にあるということは共通認...全文を見る
○鈴木(貴)委員 スポット傍受の適正な、最小限度というか、見る部分の、メールですからいやが応にも文字数になってくると思うんですけれども、別に、それが十字だ、十五文字だということをここで答えてくれということではないんですが、であるならば、その基準というのは今後どのように設けられるん...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私も大臣と同意見なんです。最小限の範囲でやるべきだという意味で、私たちは全く同じところに立っていると思うんです。がゆえに、その基準というものが非常に気になるというか、気にしなくてはいけない、このように思っています。  特に今回の、いまだこの世に存在しない、しか...全文を見る
○鈴木(貴)委員 レクですとか、あと、デモのときですね、ログでそういったものも全て残るんだというような説明も伺ったんです。  しかしながら、逆に、これからその機器というものがつくられるのであれば、ここでさまざまな提案をさせていただいて、それを盛り込んでもらうことも可能だなという...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今の質問をしたのは、実は、そういった仕組みが今現在もあるわけなんですけれども、全体の約三%である、こういったデータも出ている中では、この証拠開示というものを単独で検討していく場というものをぜひとも設けてもらいたいと思っております。  そして同時に、検討の場とい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 検討の必要性を伺ったところでありますが、あとは山尾先生にバトンタッチをさせていただきたいと思います。引き続き審議をよろしくお願いいたします。  ありがとうございます。
08月26日第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○鈴木(貴)委員 皆さん、改めましてお疲れさまでございます。  きょうは、委員外質問という形で、初めて農水委員会において質問させていただきます。  きょう私が質問をするテーマというのは、まさにこれであります。皆さん、これはサケです。マグロではありません。サケ・マスの流し網禁止...全文を見る
○鈴木(貴)委員 もちろん、農水省といいますか農水大臣としても働きかけを行っていただいていることは私も承知をしております。  ちなみに、この法案なんですけれども、マトビエンコ上院議長が、去年の九月にはこの法案を提出する準備があるということを表明され、十二月に実際に国会の方に提出...全文を見る
○鈴木(貴)委員 先ほども申し上げましたが、まさにこれからの地域の存亡がかかった非常に大きな大きな出来事なんです。  そしてまた、閣議決定がなされた質問主意書の答弁においても最大限の努力をしたとありますが、今の答弁を伺っていると、確かに西川大臣は書簡を送られた、これも私は事務的...全文を見る
○鈴木(貴)委員 あらゆるレベルで、そしてまた日本においては日本国のトップである安倍総理も十分な対応をされたということらしいですが、ただ、これは六月二十四日に電話をされた、この六月二十四日に可決がされているわけであります。その可決当日に電話をするというのは、これははたから見ると、...全文を見る
○鈴木(貴)委員 私も適切な質問をしたというふうに思っておりまして、適切な答弁をぜひとも望むところなんですけれども、その適切の真意がわからないんですね。具体的に何をするのかというところで、閣議決定がされている質問主意書の答弁においても白紙回答です。そして、今の委員会においての参考...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  私もこの委員会後に地元の皆さんと直接会わせていただきますので、林農水大臣から委員会にてそのような答弁をいただいたということを私からも直接皆さんに御報告させていただきたい、このように思います。  そこで、今回、皆さんがどういった対応を...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今大臣の答弁にもあったように、製函業なんですけれども、これは既に地元では一社廃業されたんですね。そしてまた、年内にはもう一社廃業してしまうんじゃないかということが現実問題としてもう既に起こっている。  そしてまた、サケ・マスの問題。地元では、春、夏、秋まで、サ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣の丁寧な答弁のように丁寧な支援策をぜひお願いしたい、このように思います。  そして、これはサケ・マスの対策にもかかわってくると思うんですけれども、今、公海上でサンマ漁が行われております。日本は、公海上のサンマが自分たちの海域に入ってきたところ、一番それが脂...全文を見る
○鈴木(貴)委員 最後に、きょうは政府参考人で外務省からも武藤大臣官房参事官に来ていただいております。  もう一カ月と一週間がたちました。何かといいますと、広尾漁協所属の第十邦晃丸、十一人の乗組員が船体とともにいまだ国後島は古釜布沖で係留され、一度も陸に上がることもなく、あの狭...全文を見る
○鈴木(貴)委員 最後に、大臣官房参事官、帰国というのはどういうことでしょうか。北方領土は我が国固有の領土であります。どこの国から帰国するという意味合いなんでしょうか。  そして、この拿捕の問題、サケ・マス流し網の問題しかり、北方領土問題が解決していないから、平和条約を締結して...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございました。
08月26日第189回国会 衆議院 法務委員会 第37号
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○鈴木(貴)委員 皆様、改めまして、おはようございます。  時間も限られておりますので、早速、矯正医官に関する法律案の審議を始めさせていただきたいと思います。  これまでの門先生そして國重先生同様に、私も、矯正医官の安定的な確保、そしてまた矯正医官の皆さんの働きがいの実感の向...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。基盤は健康である、私も同様の考えを持っております。  そしてまた、続けて、非常に基本的な質問になってくると思うんですけれども、これに関連して我々が考えないといけないのは、刑事施設の意味というところにつながってくるかと私は思うんですね。いわ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  これまでの大臣の答弁を伺いながらも、矯正施設における医療の重要性というのは、後に社会復帰をしていくあくまでもその更生施設である、そしてまた後々社会に出ていく上でもやはり健康は基盤である、こういった考えが根底にあるんだと思うんですね。 ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 大臣、ありがとうございます。  ぜひとも、そういった社会的貢献度というか、矯正医官の皆さんがより一層誇りを持てる職場づくり、こういったものにこそ積極的に措置をとっていただきたいな、このように思います。  そこで、矯正医官の皆さんの負担の軽減ということも一つ重...全文を見る
○鈴木(貴)委員 まさに大臣が現場で働いていらっしゃる医官の皆さんから直接聞いた生の声ということなので、大臣の答弁にも、これまでの過去のどんな法案審議の答弁よりも非常に重みというか深み、説得力があるなと思い、感謝をしているところなんです。  今の答弁などを伺いながら、そしてやは...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。ぜひとも、引き続き前向きに検討していただきたい。  というのも、仮に、では、定年制廃止というか引き上げましょうとなって、求人をしたところで、実際問題、六十五歳プラスアルファの皆さんがやります、やりますとたくさん出てきてくれるかというと、こ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 省庁横断的、幅広い議論を求めるというところにつながってくると思うんですけれども、例えば他省庁だけでなく外部の医療機関であるとか、もっと具体的に言えば、例えば専門医の皆さんとの協力体制の強化というものも私は強く訴えさせていただきたいと思っております。  先ほど國...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  そこで、医療の水準、そしてまた疾病が多岐にわたるというところからも伺いたいんですけれども、例えば、被収容者が外部の医療機関でセカンドオピニオンを受けるということは今現在可能なんでしょうか。これは事務方の答弁で結構です。
○鈴木(貴)委員 三大疾病といえばやはり真っ先にがんが思い浮かぶかと思うんですけれども、がんもセカンドオピニオンを我々もとりに行くと思うんですよね。必要な医療行為をする上で、やはり本当にその病状というか症例が合っているのかということを確認する必要性からも、セカンドオピニオンは非常...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございました。
08月28日第189回国会 衆議院 法務委員会 第38号
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○鈴木(貴)委員 皆様、おはようございます。  きょうも、一般質疑を始めさせていただきたいと思います。  きょうは、まず、主に三つ項目を用意させていただきました。一つが、法務省サーバーへの不正アクセスに係る件。そしてもう一つ、これは大変重い話かとは思いますが、死刑制度に係る質...全文を見る
○鈴木(貴)委員 民間の専門事業者にもお願いをして調査をされているということなんですけれども、調査をされている、そしてまた警察の方にも届けを出している、今後の対応も考えている、これは至極真っ当といいますか、当たり前のことだと思うんですね。重要なのは、調査を依頼しただけでなく、なぜ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 先ほど官房審議官の答弁の中で、民間事業者による報告は受けている、報告書というものは出てきたという答弁をいただいたと思うんですけれども、これについて、今この場で、その内容といいますか、説明をいただけますでしょうか。
○鈴木(貴)委員 全てつまびらかにというのは確かに難しい、さまざまな事情から、この問題の特殊性から鑑みても難しいと思うんですけれども、しかしながら、内容がわからない限り、どういった対応をとっていくべきか、そしてまた我々も知る権利、また国民の皆さんに対してしっかりとした情報を提供し...全文を見る
○鈴木(貴)委員 理事会で協議をしていただけるということと、あと、今委員長の方から、遠慮がちな、そして気の小さい私をフォローしていただく温かい御提言もいただきましたことにも、この場をかりて感謝を申し上げさせていただきます。もっと積極的に私も頑張らないといけないなと改めて意を強くし...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、いわゆる応報刑、教育刑という観点、そして一般、特別予防、るる説明をいただきました。  それぞれの方がそれぞれのお考え、死刑制度というものに対して考えを持っていただきたいというのが私の思いなんです。生まれたときから日本に死刑制度がある、だから死刑をずっと続け...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、局長の答弁にもあったように、日本国内においては、国民世論の支持、圧倒的支持のもと継続されているという見方そしてまた議論が多いんですけれども、大体五年置きぐらいに、死刑制度に関する世論調査というものがされております。そして、本年の一月に最新の世論調査が公表され...全文を見る
○鈴木(貴)委員 いろいろ質問、聞きたいことがたくさん出てきて、まず、死刑の在り方についての勉強会というものが、平成二十二年八月六日に第一回目がスタートしたわけなんですね。これは法務省のホームページでも皆さんごらんになることができるんですけれども、そこで添付資料というものも一緒に...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今御答弁いただいたんですけれども、時系列で何年に行われている、これまで何回行われているということを伺いたかったのではなくて、目的なんですね。  先ほどちらっと答弁の中で触れられていたのは、まさに客観的な立場で国民の意識を伺うというか見るものだと。というのであれ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 刑事局長が御答弁いただいた前段の方なんですけれども、今現在死刑制度がある、かつ死刑というのは非常に希有な例だ、ゆえにやむを得ないと。ならば、まず問い一で端的に存置するか廃止するかと聞いて、その後に、例えば、存置する、継続を求めるという人にサブクエスチョンのような...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、林刑事局長、統計的もしくは科学的な数値であるとかデータをもってして、死刑制度というものが犯罪抑止につながっているという具体的根拠は挙げられないという御答弁をいただきました。これは、今の局長答弁も、そして過去の政府答弁なども、私も、やりとり、議事録などを見たん...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  今のは、逆に、すごく問題じゃないですか。つまり、設問をして調査結果を集める前に、こうなるであろうという考えをまず持っているわけですよね。それもまず私はどうかと思うんですよ。  一般的に国民が、もちろん刑罰は必要だ、罪を犯した者、犯罪...全文を見る
○鈴木(貴)委員 時間が参りましたので、次も引き続きこの件について質問をさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
09月03日第189回国会 衆議院 本会議 第44号
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○鈴木貴子君 民主党の鈴木貴子です。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律案について質問をさせていただきます。(拍手)  改めて今回の法案名に目を向けると、技能実習の適正な実施と並んで、技...全文を見る
12月04日第189回国会 衆議院 法務委員会 第41号
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○鈴木(貴)委員 皆様、お疲れさまでございます。久々にようやくこの発言席に戻ってくることができました。民主党の鈴木貴子でございます。  きょうは、まず、岩城法務大臣、盛山副大臣、そして田所大臣政務官、御就任おめでとうございます。  そして、きょうは大変特別で意味のある日だと私...全文を見る
○鈴木(貴)委員 ありがとうございます。  大臣のお誕生日でありましたが、前向きな答弁というプレゼントを私が逆にいただいたような、そんな思いであります。  そして、もう一点なんですけれども、今前向きにということで、非常にありがたいなと思っております。また、法務省の皆さんの方で...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、法務大臣が、廃止は現段階で適当でないというお話をされました。  つまり、今の法務大臣の御答弁そしてお考えというものは、あくまでも刑事司法というものに間違いはないという前提があって初めて成り立つ考えだと私は思うんですね。なぜならば、死刑制度というものを容認す...全文を見る
○鈴木(貴)委員 いつもの林刑事局長の、淡白というか、クールというか、冷静な答弁に懐かしさも今感じながら聞き入っておりましたが、こういった、林刑事局長のような、まさに冷静さというものが捜査当局に常々あれば、不当な捜査、机をたたきながらの密室の中での取り調べというものには至らなかっ...全文を見る
○鈴木(貴)委員 なされていたように思います、非常に第三者的というか、当事者意識というものが薄いのではないのかなと。  実際に、今、たった一例ではありますけれども、これからさまざまな夢や希望を持って人生を歩み始めている二十一歳で逮捕をされ、二十九年間刑務所で身柄を拘束され、よう...全文を見る
○鈴木(貴)委員 法務大臣も今のように答弁をいただきましたが、それを受けて、重ねて事務方にお聞きしたいんですけれども、ならば、いわゆる冤罪、結局は無実の人を捕らえていた、その冤罪の責任は誰が負うのかというのは国民の一般的な興味、関心だと思うんですね。  例えば、過去の再審決定文...全文を見る
○鈴木(貴)委員 今、林刑事局長の答弁をいただいて、問題意識は共有できていると思うんです。やはり生かされていないといけない、私も強く強くそう思っているんですね。  今ちょっと一つひっかかるというか気になったのが、国家賠償という制度もあるんだと。国家賠償というのは、つまりお金です...全文を見る
○鈴木(貴)委員 時間も迫っているんですけれども、きょうは、この時間をもってして、法務大臣、副大臣、そしてまた大臣政務官に、こういった問題意識を持っているんだ、そしてまた、こういった問題が現にあって、ぜひリーダーシップを発揮して事に当たっていただきたいという思いから質問をさせてい...全文を見る
○鈴木(貴)委員 時間も参りました。  引き続き、私自身はこういった問題意識を持っているということ、そしてまた何よりも国民の代表であるという自覚と責任感、使命感を持ってこれからも頑張らせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。