高市早苗

たかいちさなえ

小選挙区(奈良県第二区)選出
自由民主党
当選回数9回

高市早苗の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第132回国会 衆議院 建設委員会 第3号
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○高市委員 まず冒頭に、内閣提出一五号の住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案についてお答え願います。  平成二年のことなんですけれども、特別損失に係る前回の法改正においての説明では、その後の補給金は平準化されるのでそれ以上の繰り延べ措置は必要ないと...全文を見る
○高市委員 中古マンションについての優遇措置ですけれども、これは平成四年の景気対策の一環として措置されたもので、それゆえに二年間に限定されたのですけれども、今回適用期限を延長する必要性がどこにあるのか、お答え願います。
○高市委員 中古マンションの維持管理状態が良好な状態に保たれているということが今回の優遇措置の条件に加えられたのですけれども、マンションの維持管理状態というのは実際にどのようにして確認するのでしょうか。
○高市委員 次に、今回の阪神・淡路大震災後の復興と公共事業の問題についてお伺いしたいのです。  建設省にお願いしたいのですが、先ほどからの御答弁を伺っていますと、阪神・淡路大震災を教訓として、従来の建築基準とか指標値、こういったものが見直される可能性が大きいように受け取らせてい...全文を見る
○高市委員 最終的な取りまとめの時期が全く見えないことで、かなり地方の行政当局の間に不安の声が上がっているように思うのですが、今後の基準見直しの時期によっては、既に来年度の予算案に挙がっている工事実施計画そのものについても事業の積算見直しに当然つながりかねないですし、それによって...全文を見る
○高市委員 やはり来年度のものに影響が出そうな感触を今伺ったのですけれども、実際、日程的には、県議会なんかの日程を考えましても、今一番これは地方にとっては関心事だと思うのですね。  できるだけ影響が出ないようにするとおっしゃいましたけれども、どういった方策がおありでしょうか。
○高市委員 ちょっとしつこくて悪いのですけれども、実施計画の面で配慮するということなのですが、実際には、コストが高くなってきますと、いろいろな事業完成時期がずれていくのじゃないかというような懸念があるかと思うのですが、その具体的な配慮というのは、例えばどういうことがあるのかお教え...全文を見る
○高市委員 大震災の後の非常時ですから、今後ある程度予算の優先順位というものも配慮すべきであろうということは理解しておりますが、今回の被災地に限らず、全国の道路ネットワークというのを整備していくのは、今後の災害対策上もこれは遅滞なく進めるべきものだと私は考えております。  例え...全文を見る
○高市委員 引き続き、建設省に建設資材の物価動向について伺いたいと思います。  私なりに、質問に先立ちまして、ゼネコンの機材部に問い合わせまして現状と見通しを教えていただきました。第一に、現在は、道路の補修や構造物の解体撤去、それからライフラインの復旧など、小規模な応急復旧工事...全文を見る
○高市委員 次に、罹災都市借地借家臨時処理法についてお伺いしたいと思うのですが、二月六日公布の指定がございましたけれども、借地上に建てられた建物が滅失した場合にも借地権の対抗力が五年間失われないというような効果というのは、地上げ防止とかそういったことにメリットがあると、私も大変評...全文を見る
○高市委員 その場合、例えば自治体に先買権を与えるとか、そういった方法はお考えでしょうか。
○高市委員 もう一つ心配なのは、被災者の足元を見た時価を下回る土地売買、こういったものを防ぐための方策はどういったことをお考えでしょうか。
○高市委員 次に、国土庁に渇水対策について伺いたいと思います。  国土庁長官の所信表明の中で、一部地域において今もなお続いている渇水の現状を指摘されまして、「当面の対策に万全を期しつつ、これを教訓としてこ「渇水に強い社会の実現」を図るというようなことがあったのですけれども、前国...全文を見る
○高市委員 大臣以外の質問を余り用意していなかったのでネタが尽きるところでしたが、お疲れさまでございます、入ってきていただいてありがとうございます。  では、早速ですが国土庁長官にお願いしたいと思います。  行政改革についてなんですけれども、一月十四日に自民党の森幹事長が石川...全文を見る
○高市委員 縄張り争いがあるのかないのか、よくわからなかったのですけれども、余りなさそうなんですが、森幹事長は、続きまして、縄張り意識を捨てることができないなら、国土庁、北海道開発庁、沖縄開発庁を一緒にし、建設省にまとめることを考えてもいいと思うとして、そういう行革の一案として検...全文を見る
○高市委員 つまり、行革について与党間でかなり大きな食い違いがあるということでございましょうか。(小澤国務大臣「失礼ですが、もう一度お願いします」と呼ぶ)行革につきまして、与党間でかなり大きな食い違いがあると解釈させていただいてよろしいでしょうか。
○高市委員 新進党の方もかなり明確な案を出したわけでございますから、一刻も早く、自民党の幹事長と国土庁長官でこんなに言うことが違うというんじゃ、村山内閣の目玉である行革もなかなか進まないんじゃないかと思いますので、しっかり話し合って、意見の一致をお願いしたいと思います。  行革...全文を見る
○高市委員 よくわかりました。次からは、水面下の動きも少しはわかるように、文章を工夫していただけたらと思います。  それで、今、私が前の質問で引用させていただいた部分に出てくる言葉で、ちょっとわからなかったところがあるのですが、「実態も勘案しつつ、積極的に取り組んでまいります。...全文を見る
○高市委員 震災に関して先ほど質問を随分させていただいたのですが、両大臣来られましたので、大臣にお伺いしたいと思います。  まず、国土庁長官にですけれども、前回のこの委員会で、長官の地震発生の日の御日程を御答弁されたわけなんですけれども、現時点で振り返ってみて、初動期において、...全文を見る
○高市委員 随分十七、十八、視察に行かれたこともわかりましたし、これからの決意もわかったのですが、私の質問は、具体的に反省点があるとしたら何かということをお伺いしました。今のでは、反省点は全くないととっていいのか。まあ反省すべきは反省するという言葉も少し入っていたように思うのです...全文を見る
○高市委員 いや、反省すべき点は反省するとおっしゃっても、反省すべき点が何かも御自分でわからないのに、反省しょうがないじゃないですか。  そうすると、村山総理がおっしゃったようなことも、五十嵐さんがおっしゃったようなことも、同じですか。皆さん、何を反省すべきかもわからずに反省す...全文を見る
○高市委員 長官の所信表明の中の文章、また抜粋なんですが、「政府一丸となって、被災当初の人命救助、消火活動に始まりこさまざまな応急対策に万全を尽くしているということをおっしゃいましたけれども、ここで言う「被災当初」とは、いつのことでしょうか。「被災当初の人命救助、消火活動に始まり...全文を見る
○高市委員 長官にお答え願いたいと思います。御自分が所信表明で、被災当初から一丸となってということをおっしゃっているのですから。今も、初動態勢、初期対応のおくれということを少し認められたわけですから、お願いします。
○高市委員 いや、もう全然お答えになっていないですよね。御自分が所信表明で「被災当初の人命救助、消火活動に始まりこと、まるで本当に十分なことを被災当初からやったようなことをおっしゃっているのですから、その「被災当初」というのが、いつの時点から政府一丸で人命救助をやられたのか、それ...全文を見る
○高市委員 つまり、長官が現地に着かれた時点から、政府一丸となっての消火活動、人命救助が始まった、それでよろしいのですか。
○高市委員 その現地についてですけれども、それは、長官の所信表明では「応急対策に万全を尽くしている」という言葉が入っていますけれども、可能な限りでの早さだったとお考えですか。  ちょっと質問の趣旨がよくおわかりじゃないようですけれども、「被災当初の人命救助」、「被災当初」という...全文を見る
○高市委員 とにかく、長官がその程度の御認識でしたら、所信表明でこんな立派を言葉を使うのをやめていただきたいと思います。被災当初から本当に迅速に、相当万全を尽くしたかのような書き方でございますけれども、全然認識が違うし、実際の行動と内容が全然違うんじゃないですか。本当に、私はあれ...全文を見る
○高市委員 今のお答えでしたら、大変だと実感しているうちに今度の神戸の大震災が来たというようなことで、これでは、来週また村山政権下で大震災が来たら国民の命はどうなるのか、そんな思いでございます。  最後に、建設大臣にも一言だけお願いしたいんですが、大臣の所信表明の中で、国民の生...全文を見る
○高市委員 国際政治と同じく、天災もネバー・セイ・ネバーでございますから、教訓をむだにしないでしっかりやっていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
02月15日第132回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○高市委員 新進党の高市早苗でございます。よろしくお願いいたします。  まず、防衛庁長官にお伺いをいたします。  世界各国で、自己完結型の組織であります軍隊が災害時に人命救助や復旧作業で活躍されることが常識的だと言われているのですが、日本でも、国防とともに災害対策に対して自衛...全文を見る
○高市委員 今のお答えを伺って安心をいたしました。  震災発生当日、本格的な自衛隊派遣の開始がおくれたことが瓦れきの下で生き埋めになっておられたたくさんの方の救済をおくらせたのではないかというような思いが強いのですけれども、これに関しましては、兵庫県知事からの要請がおくれたこと...全文を見る
○高市委員 私が伺ったのは適用要件の部分でございます。都道府県知事の要請があって防衛庁長官が命令権者となるということじゃなくて、地震災害発生のときは内閣総理大臣の要請とこの本に書いてあるのです。
○高市委員 じゃ、東海大地震はいつ起こるんですか。
○高市委員 そうなると、この「防衛ハンドブック」の八十三条の二の解釈というページは、東海大地震のことだけのための解釈なんですか。法律の解釈というものがそういうふうに行われるとは思わないんですけれども。
○高市委員 それでしたら、できたら「防衛ハンドブック」の出版社に抗議をされて、書き直していただいてほしいんですね。そんなふうな注釈が細かくそのページに出ているわけでもなく、国民の手に簡単に入るものですから、これは八十三条の二の適用要件が総理大臣であると、私たち読んでもそう思うわけ...全文を見る
○高市委員 その次はどうなりますか。(発言する者あり)
○高市委員 危機管理でございますから、聞かずに自分でお答えいただいたらありがたかったかと思います。  次に、防衛庁長官にまたお願いしたいんですけれども、テレビ報道によりますと、私もテレビを見ていたんですが、十七日の時点で、目立った火災の発生、数カ所と報道されておりました。道路の...全文を見る
○高市委員 私も現場の関係者に確認いたしましたから、自衛隊から兵庫県に対して空中消火活動の提案があったということは事実でございます。  この資料によりますと、自衛隊の現場の方々は、空中消火が初期において有効な手段だと考えておられるようですが、長官のお考えはいかがでしょうか。
○高市委員 長官御自身は、都市部でもヘリによる空中消火は可能であり、有効だと思われますか。
○高市委員 いや、今後の研究課題では、もう亡くなった方の命は戻ってこないんですけれども、都市部で空中消火をする場合の危険性、具体的に何と何か教えてください。
○高市委員 水圧があるというのは当たり前のことで、消防庁が想定しているような、水をまきながらヘリを移動するような散布消防のことじゃございません。自衛隊がこのとき提案したのは、ロス地震でも活躍しました破壊消防、つまりピンポイントで大量の水をぼっと落とす、それで水圧で火を消す方法なん...全文を見る
○高市委員 今回、可能性のある方法があった、また提案があったにもかかわらず、地方自治体で必要ないということで火事があれだけのものになった。つまり、今後もこういった形が続いていく。そして、今回の火事の拡大は兵庫県知事の責任だ、そう思われるわけでございましょうか。
○高市委員 防衛庁長官、一度、消防庁が持っているヘリの数と防衛庁が持っているヘリの数をきっちり確認していただきたいのですけれども、やはり私は、こういった大災害の場合、自衛隊のヘリによる初期消防活動というのが非常に有効な手段だと思って御提案を申し上げておりますので、火災のプロは消防...全文を見る
○高市委員 ヘリから撮影したビデオというのは結構振動が激しくて不明確である、広域を把握しにくいと聞いておりますけれども、高度一万メートルで真上から精密な航空写真の撮影が可能だと言われておりますRFファントムですね、これを発進させられなかった理由は何ですか。
○高市委員 十時間でできれば上等だと思います。  空からの情報収集というのは、作戦計画上非常に私は今回重要だと思いました。高速道路や鉄道の損害や建物の損壊箇所、それから火災の発生箇所、火災現場に行くための道路の損壊、そういったものをつかめますし、どれほどの規模の自衛隊をどういう...全文を見る
○高市委員 官房長官にお伺いいたします。  一月十七日の地震発生当日、総理から官房長官には具体的にどんな指示がございましたでしょうか。
○高市委員 外務大臣に同じ質問をさせていただきます。  総理からどんな指示がございましたか。
○高市委員 というと、対策本部をつくれという指示だけしかお一方になかったということのようでございますけれども、それでは官房長官、逆に総理に対して何か進言をされましたか。
○高市委員 防衛庁長官にもお願いいたします。  当日、総理からどんな指示があり、長官の方からどんな御進言をされましたでしょうか。
○高市委員 国土庁長官にお伺いいたします。  昨日の建設委員会で、時間の都合で議論が十分尽くせませんで、長官も不本意な形で委員会が終了したことと思いますので、改めて伺いたいと思います。  長官が、その所信表明の中で「政府一丸となって、被災当初の人命救助、消火活動に始まり、」さ...全文を見る
○高市委員 長々と個人のスケジュールを教えていただいて恐縮ですけれども、私の質問は、政府一丸となって人命救助、消火活動に取り組んだのが何月何日何時何分かと一言で教えていただける質問を申し上げたのですが、今の御答弁では、つまり翌日ということでしょうか。帰ってみえてからということでし...全文を見る
○高市委員 もうその点は結構でございます。  昨日の建設委員会で、長官は、反省すべき点は反省しとおっしゃりながら、具体的な反省点が何であるかということを何度お伺いしても明確にされませんでした。きのう時間もございませんでしたので、ここで改めて伺います。具体的な反省点とは何と何でし...全文を見る
○高市委員 官房長官にお願いします。  官房長官は、一月三十一日の予算委員会で、「今回の災害で反省すべき点は非常に多うございます」とおっしゃいましたし、また、村山総理も、反省すべき点は謙虚に反省してという言葉をお使いですけれども、今国土庁長官が読み上げられた反省点というのが皆さ...全文を見る
○高市委員 今の官房長官の御説明でよくわかりました。ありがとうございました。  官房長官今おっしゃいましたように、災害、いつ起こるかわからない、だから今すぐにでも変えられるところは変えていきたいという姿勢をお示しで、一月三十一日の予算委員会でも草川委員の質問に答えられて、結論が...全文を見る
○高市委員 とにかく、あのときの質問は、電話してもテープしか出ないということで、私が電話しても当直の人すら電話に出てくださらなかったわけですから、早急に対処をお願いいたします。口だけで終わらないようにお願いしたいと思います。  それから、官房長官にもう二度お願いしたいのですが、...全文を見る
○高市委員 一月二十二日の本会議で、村山総理が「私は、今回とってまいりました措置は、現状の情勢に照らして最善の策であったと確信を持って申し上げたいと存じます。」とおっしゃいまして、後日、最善の体制と訂正されたんですけれども、きのうの時点で記録部に問い合わせましたら、本会議の議事録...全文を見る
○高市委員 さまざまな意見があるということなんですが、国土庁長官は昨日の建設委員会で、森幹事長の御意見には反対だという御意向を示されたんですけれども、きのうの本会議で村山総理、それから武村大蔵大臣の御答弁を伺っていますと、かなり行政改革では第一段階として相当な効果があったというよ...全文を見る
○高市委員 どうもありがとうございます。  もうあと一問ぐらいの時間になりましたので、最後に建設大臣にお願いをしたいと思います。  昨日、建設委員会におきまして、建設省の方々に大ざっぱな見解は伺ったのですけれども、今回の震災でいろいろ公共施設が破損したということで、恐らくこれ...全文を見る
○高市委員 どうも長時間にわたりましてありがとうございました。
03月16日第132回国会 衆議院 外務委員会 第9号
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○高市委員 新進党の高市早苗でございます。よろしくお願いいたします。  まず冒頭に、本日の朝刊に掲載されました記事に関しまして、大臣にコメントをお願いしたいのです。  現在、軽水炉転換支援の枠組みづくりなんかも進んでおりますし、また北朝鮮から訪朝団招請状が届くなど、我が国と北...全文を見る
○高市委員 私自身は、敵国条項というのが国連に加盟した段階で我が国と余り関係がなくなっているというふうには思っていなかったわけです。非常に屈辱的な条項だと考えておったわけです。  今大臣、北朝鮮の指摘が正しいとは言えないといった方向のコメントをしてくださいましたけれども、この言...全文を見る
○高市委員 先ほど、まだ北朝鮮とのかかわりは深くないとおっしゃいましたけれども、確実に深くならざるを得ない方向に進んでいるんじゃないかと私は感じます。事実、この委員会でもKEDOの問題が取り上げられておるわけでございますのできたら考え方を改めていただく努力をすべきだと思います。私...全文を見る
○高市委員 今の問題についてはこれで結構でございますけれども、次に、日仏租税条約に関連いたしまして、移転価格税制の運用についてお尋ねをしたいと思います。  昨年の十二月三十一日の日本経済新聞によりますと、移転価格税制に基づいてアメリカのIRSの追徴課税を受けながら、その後日米相...全文を見る
○高市委員 企業の具体名をおっしゃっていただくというのは難しいと思いますけれども、数もだめなんでしょうかね。二重に払わされた税金のあらかたの金額を教えていただきたいと思います。
○高市委員 では、必要以上に税金を払わされた企業に対して、何らかの救済措置というものは考えておられますでしょうか。
○高市委員 ちょっと今わかりにくかったんですが、結局救済はされるということですか。
○高市委員 それでは、ILOの第百五十六号に関連しまして、パートタイムの労働者についてお伺いしたいと思います。  昨年のILO総会におきましてパート労働者保護条約が採択されましたとき、我が国の政府は条約、勧告ともに棄権をし、労働者側は条約、勧告ともに賛成をし、使用者側は条約は反...全文を見る
○高市委員 この例でもわかりますように、我が国国内におきまして、政府、使用者、労働者側、かなりパートタイム労働者の保護ということに関して大きな意見の食い違いが見られるように思うのですが、今後どのような調整がされていくか、政府としてどのような調整を考えてパートタイム労働者の保護とい...全文を見る
○高市委員 ちょっと話題を変えまして、また大臣にお願いしたいのですけれども、外務省設置法によりますと、外務省は日本国政府を代表するものであり、大使館の長というのは特命全権大使であるとなっております。また、ウィーン外交関係条約第三条によりますと、使節団の任務は接受国において派遣国を...全文を見る
○高市委員 できたら次から大臣にお願いしたいのですけれども、三月七日にワシントンDCで粟山駐米大使が記者会見して、国会の謝罪決議に関連して話された記事を新聞で読んだのです。粟山大使は、「「日本がきちんと第二次世界大戦にいたった歴史を見据え、その反省のうえに立って戦後の日本があるこ...全文を見る
○高市委員 しかし、先ほど確認させていただきましたとおり、大使というのは国を代表する存在で、それも何かプライベートな会合でお友達に言ったというのじゃなくて、わざわざ記者会見を開いておっしゃったことなんですから、外務大臣として外務省職員の公的な場での発言には責任を持っていただきたい...全文を見る
○高市委員 それにしても、国会での決議に関連してのことですから、非常にこれは政治的な問題について、また外交上も深く関連のある問題についての公式な発言だと私は解釈いたしましたけれども、この栗山大使が言われた「第二次世界大戦にいたった歴史を見据え、その反省のうえに立って」という部分で...全文を見る
○高市委員 栗山大使にここで質問できないものですから、大使というのは日本国を代表するものであり外務省の職員ですから、大臣がだめでしたら外務省の方に教えていただきたいと思うのですけれども。
○高市委員 新聞にかなり大きく出ていた記事でございますし、多分ごらんになっていたと思うのですけれども、先ほどからの御答弁のように、大使が外で言った発言、それに対して質問して、大使に聞いてくれ、そんなこと言われたってどうしようもないわけですし、それでしたら、大使というのは、接受国に...全文を見る
○高市委員 国会決議の問題を国会議員以外の者が公式な場所で発言する、これは全然関係ないことだと言われたらそれまでですけれども、相手国にとっては、少なくとも相手国の国民にとっては、日本を代表する立場の人間だと思ってこれを聞くわけですから、要らぬ期待もされるわけでございます。  そ...全文を見る
○高市委員 どのように違うんでしょうか。
○高市委員 じゃ、謝罪をすべきだ、反省をすべきだというお考えなんでしょうけれども、国会におけるこの謝罪もしくは不戦の決議、こういったものについて、外交上のメリットとデメリットは何だとお考えでしょうか。
○高市委員 この場では、例えば自民党総裁としてとか、それから一国会議員として大臣自身の価値観をお伺いすることはできませんでしょうか。
○高市委員 先ほどの私の質問なんですけれども、外交上のメリット・デメリットということを申し上げました。ですから、院の問題だからということをおっしゃるのですけれども、その院でそういう決議がされた、国際社会に表明されたということを想定されて、じゃその後それが、外交上メリット・デメリッ...全文を見る
○高市委員 ですから、院の決定があったとして、それが外交上どのようなメリットをもたらし、もしくはデメリットをもたらすだろうということの分析をお伺いしたいのですけれども。
○高市委員 それでは、予算委員会で村山総理に御質問申し上げたときのことなんですけれども、原爆投下について謝罪しないということをブッシュ前大統領が発言しているが、アメリカに「謝罪を要求されるお気持ちなどはございませんか。」といった質問をしましたところ、村山総理は、「これはもう講和条...全文を見る
○高市委員 個人補償するということではないという御答弁でよくわかりましたけれども、この慰安婦問題、かなりいろいろ難しい局面に入ってきているように思うんですが、これも一月十日の毎日新聞の記事なんですけれども、クマラスワミ国連人権委員会特別報告官、この方が、女性の人権侵害全般について...全文を見る
○高市委員 外務大臣に対してはあと一つだけお伺いしたいのですけれども、今取りざたされています不戦決議なんですけれども、不戦という言葉が自衛のための戦争、自衛権も放棄してしまうのかどうかといったことで随分マスコミをにぎわしたり、国会の中でもいろんな意見が聞かれるのですけれども、対ア...全文を見る
○高市委員 結構でございます。  日本の議院内閣制という制度のもとで非常に難しいことだと思うのですね。行政の立場で国会の問題には口を出せないと、外務大臣の場合はかなりいつもお立場を明確にされているように、いろんな場所での御答弁を聞いていて私、そう思います。ただ、そうじゃない方も...全文を見る
○高市委員 今後輸送されるプルトニウム及び放射性廃棄物の量、並びに輸送回数はどれぐらいになるのでしょうか。
○高市委員 それでは、もうぼちぼち時間ですので私の質問を終わらせていただきますけれども、本日の御答弁いろいろ伺っていまして、やはり気になったのは、冒頭に申し上げましたように、外務省設置法によって日本国政府を代表する立場である大使が言ったこと、それも非常に政治的な問題が、これは日本...全文を見る
○高市委員 委員長。
○高市委員 いや、委員長お願いします。  事実じゃないと。それでしたら、私が引用した部分は一切大使の御発言にはなかったということでございましょうか。それでしたら、これを報道した三月八日、産経新聞でございますけれども、御抗議されるなり、それなりの手を打っていただきたいと思います。...全文を見る