高市早苗

たかいちさなえ

小選挙区(奈良県第二区)選出
自由民主党
当選回数9回

高市早苗の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第136回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
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○高市委員 新進党の高市早苗でございます。よろしくお願いいたします。  早速質問に入らせていただきますが、最初に、拠点病院の治療体制について伺います。  患者の皆様からも、早く安心して治療を受けられる拠点病院体制を整えてほしいという声が上がっております。ところが、国から拠点病...全文を見る
○高市委員 それでは、具体的な例を挙げさせていただきます。  拠点病院名を公表しないことになっている自治体にあります国立病院の話ですので、ここで具体的な病院名は申し上げられません。ただし、事前に厚生省には具体的な病院名をお伝えし、調査をお願いしてありますので、その病院のこととし...全文を見る
○高市委員 確認をしておきたいのは、あくまでも転院をするということじゃなくて、その病院、これはエイズの関係で予算がついているわけですから、この病院で変わらぬ治療を受けたいということで、後任のお医者様の実績についてお伺いしたいと思います。
○高市委員 異動をされるお医者様から説明があったというのですけれども、まだ正式には個々の患者さんにも地元患者会にも何の説明もない、後の医療体制に関して非常に不安に思っていらっしゃるということですので、これからこの病院がHIV治療をどのように行っていくのかにつきまして、三月十日まで...全文を見る
○高市委員 ぜひよろしくお願いいたします。  この病院のみならず、患者さんが、例えばお医者様や看護婦さんから非常に差別的、侮辱的な扱いを受けたのだというような話だったり、拠点病院内の別の科で、内科や小児科以外の科で診療を拒否されてしまったとか、ほかの患者さんが嫌がるから個室に入...全文を見る
○高市委員 これまでのことを言っているのじゃなくて、これからのことでどうしてもお約束していただきたいということでございます。医師、看護婦の研修とかそういうことではなくて、患者さんの声が、家族の苦しみが直接政治に届く、行政に届くシステムをつくるためにそういったプロジェクトを立ち上げ...全文を見る
○高市委員 ぜひよろしくお願いいたします。  次に、昨年十一月八日の厚生委員会での厚生省の答弁について、確認したいことがございます。  昨年十一月八日、厚生委員会の新進党の山本孝史委員の質問に対する松村保健医療局長の答弁によりますと、血友病以外の患者さんが血液凝固因子製剤投与...全文を見る
○高市委員 昭和六十一年に第二版が出ている本なんですが、日本臓器製薬株式会社技術顧問の安田純一氏によります「血液製剤」という著作には、既に第四ルート感染のことが指摘されております。第一版はもっと早く出ていて、これは第二版が昭和六十一年に出ているものです。安田氏は、昭和五十九年まで...全文を見る
○高市委員 同じ日の局長の答弁で、非血友病患者の感染ケースで厚生省が把握しているのは、新生児出血症、劇症肝炎、プロテインC欠乏症の三つのケースのみということでしたが、これもあの時点では間違いございませんか。
○高市委員 しかし、去る二月二十日の読売新聞の報道によりますと、平成五年十一月には、卵巣手術で非加熱製剤投与を受けて感染した女性が薬害エイズ救済対象と判定され、友愛福祉財団による給付決定がなされているということでございます。  平成五年十一月といいますと、厚生省が第四ルート感染...全文を見る
○高市委員 いろいろ事情はわかりますけれども、国民の命を預かる厚生省の情報収集としては余りにもお粗末ですし、何となく、国民から見ても私たちから見ても、「もんじゅ」とか住専とかと同様、役所による情報秘匿じゃないか、ここに及んでまだ情報操作をしているのじゃないか、そういう不信感を持た...全文を見る
○高市委員 その調査のことは資料をいただいています。昨年九月二十七日の通知でやったのは、小児科に限らず全国五百四十八の医療施設に対して調査票を送ったものでございます。  私がさっき聞きましたのは、その前に全国千三百二十五の小児科医療施設、全然サンプル数も違うし、対象もまた違うわ...全文を見る
○高市委員 その小児科の調査、それでもサンプル数が全然違うのですから、これは四カ月近くあったのでございますし、もしも一人でも漏れ落ちがあっては、私はそのように考えたのです。  いずれにしましても、この二つの調査がございまして、特に九月にスタートした調査、もう取りまとめが大体でき...全文を見る
○高市委員 委員長、今のでは答弁不足だと思います。プロパーの方で納品記録がなくなっていた場合、それから、病院でカルテが五年間を過ぎていた場合の対策についてお伺いをしたのです。
○高市委員 紛失の理由を聞くとか、できるだけ努力をするとかおっしゃるのですけれども、それでは、実際に今まで製薬会社、卸屋さんに聞いて、どれほどの割合で正確な情報が得られ、どれほどが不明だったのか。どの期間、納品記録がなかった、そういう会社が何社あるのか。そしてまた、病院の方でカル...全文を見る
○高市委員 それでは、私の質問時間がもう終わりになりましたので、その問題についてはまた後の質問者にさらに突っ込んでいただきたいと思います。  とにかく、何の罪もない人たちが国と製薬会社と医師によってとうとい命を奪われまして、本当に亡くなられた皆様には心から哀悼の意を表しますとと...全文を見る
03月01日第136回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○高市分科員 新進党の高市早苗でございます。よろしくお願いいたします。  最初に、同和対策事業について何点か伺いたいのですが、昭和四十四年の同和対策事業特別措置法制定以来、同和問題というのは、その解決は国の責務であり、また国民的課題と言っても過言ではないと思います。しかし、二十...全文を見る
○高市分科員 ありがとうございます。  今大臣がおっしゃった地対財特法なのですけれども、失効まで残すところあと九カ月ほどとなっております。私の地元でも、法期限後も引き続き取り組まなければならない課題、事業を多く残しております。特に奈良県では、該当する地域に特別財政力の弱い市町村...全文を見る
○高市分科員 ありがとうございます。いい結果を期待して待たせていただきたいと思います。  大臣にあと一点なのですけれども、二十一世紀を目前にしましてこの国の将来を考えますときに、やはり未来の競争力とか、それからすばらし い未来を担う人材ということを考えますと、幼児教育、それか...全文を見る
○高市分科員 大臣がおっしゃいました独創力とか創造力とか、とても大切なことだと思うのですが、そういったことはやはり乳幼児期の教育というものに大きくかかわってくるように思います。  また少し具体的な同和問題に戻るのですが、地域改善対策特別保育事業では、同和地区児童の混在率おおむね...全文を見る
○高市分科員 それでは次に、隣保館運営への補助制度について伺います。  現行、財特措置がある場合、これも奈良県の例で恐縮なのですが、平成六年度、国庫から二億九千三十八万八千円をいただいておりますけれども、これは額が大きいだけに、期限後の隣保館運営事業の展望が立たない状況になって...全文を見る
○高市分科員 日本国憲法に保障された基本的人権、それから平等の国でございますから、何とか財特法期限切れ後もいい形で皆様のこれまでの努力が発展していきますように、何分よろしく御配慮をお願いいたしたいと思います。  次に、高齢者福祉について伺いたいのですけれども、平成六年の十二月十...全文を見る
○高市分科員 大臣、ありがとうございます。  今からは具体的な点で、私、地元から預かってまいりました要望について見通しを伺いたいので、政府委員の方からお願いします。  在宅支援事業についてなのですが、日常生活用具給付等事業についての補助率、現在は三分の一なのでございますけれど...全文を見る
○高市分科員 事業の中における補助率のウエートづけという点ではよくわかりました。  しかし、とうとい命を守るための事業というものに関しては、今から申し上げるものに関して御検討いただきたいのですが、一つは、緊急通報装置の保守点検費用、これは補助対象にぜひしていただきたい。それから...全文を見る
○高市分科員 高齢者の方の場合、割とお元気で一戸建てのおうちに一人でお暮らしの方などでも、火災に巻き込まれて悲惨な結果になったりしておりますので、その施設の大きさとかそれから症状にかかわらず、現在の整備が終わりました後、ぜひ軽費老人ホームのスプリンクラーの方、補助事業として御検討...全文を見る
○高市分科員 ありがとうございます。どうか高齢者福祉に関しては、これから菅大臣が陣頭に立って積極的に進めていただきたいと思います。  次に、話はころっと変わるのですが、HIV感染者の差額ベッド代について伺いたいのです。  現在、感染者の差額ベッド代というものは本人負担になって...全文を見る
○高市分科員 今、治療上の必要がある場合は差額ベッド代は必要ない、必要のないときは患者側の希望に限ってのみいただくということなのですが、厚生省の省令で、差額ベッド代については患者サイドの同意を義務づけるものがあったと聞いたのですけれども、その内容を簡単に説明してください。
○高市分科員 それを守らなかった医療機関に対して何らかの罰則規定はございますか。
○高市分科員 ある公立の拠点病院なのですけれども、HIV感染者は個室に入っていただかないとほかの患者さんが嫌がるということをあからさまに言われまして、患者さんの親御さんは、子供がその病院にいづらくなって入院治療を続けられなくなることを恐れて、渋々個室に移すことを同意せざるを得なか...全文を見る
○高市分科員 ぜひよろしくお願いいたします。これから医療機関への調査、それから徹底した指導、皆さん患者さんの御家族は周りの患者さんに気を使いながら一生懸命治療を続けておられますし、先ほど申し上げましたような事情で収入的にも苦しい思いをされている方が多うございますので、指導、調査と...全文を見る
04月24日第136回国会 衆議院 建設委員会 第7号
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○高市委員 新進党の高市早苗でございます。  まず、沿道法の改正についてお伺いをいたします。  沿道法の施行実績といたしまして、これまでに延べ百十一・六キロメートルの沿道整備道路が指定されておりますけれども、沿道整備計画決定は六十五キロとなっております。計画決定されていない地...全文を見る
○高市委員 午前中の樽床委員への御答弁では、さらに千キロ分ぐらい急がなければいけない地区もあるとのことだったのでお伺いしたいのですが、今回の法改正によりまして、それらの未決定地区の計画決定というのは進む見通しなのでしょうか。
○高市委員 今四十三号線の話が出ましたけれども、昨年七月七日に国道四十三号線及び阪神高速道路の騒音等の訴訟の最高裁判決が出ました。この道路、特に阪神高速道路が阪神・淡路大震災で大きな被害をこうむった地域で、復旧工事が進められていると思うのですけれども、この際に、同時に遮音壁とか低...全文を見る
○高市委員 今、道路局長から排水性舗装という言葉が出ましたけれども、今回の法改正の中で「道路交通騒音の発生を減少させるための措置に関する事項」に「低騒音舗装の敷設」と書いてありますけれども、これが具体的に排水性舗装のことを指しているのか、それから、これまでにこの低騒音舗装敷設の実...全文を見る
○高市委員 コストが倍ぐらいかかるということなのですが、今後の国家の財政状況を考えて、建設省の予算枠で、道路事業費に対してその騒音対策費というのは何%ぐらいが適当だとお考えでしょうか。
○高市委員 先ほど都市局長の方から交通規制という言葉があったのですけれども、これは警察庁の方にお願いをしたいのです。  沿道整備道路指定された場合には、この交通規制というものも対策として例示されていますけれども、交通規制を行うと、当該道路は確かに騒音は減少するのですけれども、迂...全文を見る
○高市委員 都市計画そのもののやり方の見直しにまで至るような内容なのですけれども、発生源対策というものが一番大切だと思うのです。  ちょっと変な質問かもしれませんが、ガソリン車とディーゼル車と電気自動車、同じぐらいの馬力のものを比較しましたら、電気自動車の場合でしたら騒音という...全文を見る
○高市委員 ありがとうございます。  では、電気自動車でも余り騒音的には変わらないようでございますね。私自身は、もし電気自動車がうんと普及した場合、今回の法改正による町づくりというのが必要なくなるのじゃないかという可能性も考えて、質問を申し上げたわけです。  それから、沿道地...全文を見る
○高市委員 容積率の話をしましたので、これは通告していないのですけれども、今回の沿道法改正で対象地区となった場合は容積率の適正配分というのが可能になるのですけれども、それ以外の場合の沿道の容積率について御見解を聞きたいのです。  自宅の敷地の一部が計画道路にかかった地主がよく悩...全文を見る
○高市委員 できましたら、事業の円滑な施行のために、今後そういった要望の声についても御検討いただきたいなと思っております。  次に、大臣にお伺いをしたいのですけれども、所信表明の中で、高規格幹線道路整備による交流ネットワークの形成ということで御決意を語られたのですけれども、高規...全文を見る
○高市委員 二十一世紀初頭までに全面的な供用ということを目指して、最も重要な課題と位置づけていただいているということを非常にありがたく思ったのですが、地元の話で恐縮なんですけれども、京奈和自動車道についてお伺いしたいと思います。  本道路は、京都市から奈良県を通って和歌山市に至...全文を見る
○高市委員 つまり、基本計画決定までに文化庁との協議が必要だということかと今受け取ったのですが、協議が必要だとしたら、いつから協議に入る御予定で、また、文化庁との間で予想される問題点というのは具体的に何なのか、お願いいたします。
○高市委員 史跡がネックになるとしましたら、最近はやりのシールド工法とか、地下の利用というようなことで、地下ルートを抜くという方法も検討できると思うのですが、その場合、何か問題点ございますでしょうか。
○高市委員 前に建設省の方に地下ルートの可能性について伺いましたときに、工事費が非常に高くつくのでその話は無理だと言われて、非常にがっかりしていたものですから、今の話を伺いまして非常にうれしく思っております。  ただ、工事費とか防災費の点で地下は非常に高くつくという説明をそのと...全文を見る
○高市委員 すごく高くつくので今がっかりしたような、それでも文化財の保護を考えて前向きに考えていただけるような——大変難しい問題だと思うのですが、大臣にぜひ、二十一世紀初頭の供用と夢のような御答弁をいただきましたので、この区間、大和北道路の計画決定の時期の具体的な見通しと御決意を...全文を見る
○高市委員 本当にありがとうございます。  それでは、先ほどからちょっと都市計画の話も出ているのですけれども、この日本で安くて良質な住宅を供給する方法としてこれまで土地価格の抑制というものが行われまして、それなりの効果もあったのですけれども、金融面なんかから見ますと、これ以上地...全文を見る
○高市委員 よく認識をしていただいていて安心をしたのですけれども、特に、開発行為を行う場合に、森林法に基づく保安林の指定解除とか宅地造成等規制法に基づく工事の許可など、こういうのは都道府県知事が許可権者となっているものでもそれぞれの関係部局と個別に協議しなければならないということ...全文を見る
○高市委員 特に、住民との協議に関しましてはもうちょっと行政主導型でやってもらえないだろうか。余りにも開発業者のリスクが大き過ぎるのと、それからやる気がなくなってしまう、それがコストにはね返ってくるというような指摘も非常に強うございますので、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思...全文を見る
05月23日第136回国会 衆議院 本会議 第27号
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○高市早苗君 高市早苗でございます。  本日は、新進党を代表して、薬事法等の一部を改正する法律案について、橋本総理及び菅厚生大臣に質問を申し上げます。  過去に発生した数々の悲惨な薬害事件の教訓から、本改正案では、治験、承認審査、市販後対策の充実強化、医薬品回収報告の法制化、...全文を見る