高市早苗

たかいちさなえ

小選挙区(奈良県第二区)選出
自由民主党
当選回数9回

高市早苗の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月17日第140回国会 衆議院 建設委員会 第4号
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○高市委員 高市早苗でございます。  まず、建設大臣に、住宅金融公庫法等の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたします。  昨年の公庫法改正におきましては個人住宅のうち新築住宅を対象とし、今回の改正では既存住宅及び住宅改良を対象といたしておりますけれども、いずれも、規模を重...全文を見る
○高市委員 あくまでも公庫は民業補完、政策誘導に徹するべきだ、民業圧迫というものは避けるべきであると私は思っております。  住宅金融公庫発行の「つみたてくん」という住宅債券は、本来住宅取得を予定している人が資金をためるためのものなんですけれども、使途が住宅購入に限定されないため...全文を見る
○高市委員 もう一度、住宅金融公庫総裁にお願いしたいのですが、九三年から住宅金融公庫で始められましたゆとり償還の件が、九八年ショックということで最近週刊誌でも取り上げられております。これは、最初の五年の返済額が低く設定されるかわりに六年目からは返済額が上昇するというもので、その六...全文を見る
○高市委員 今から示しても、なかなか気がつかなかった人なんか来年から大変だと思いますので、広報活動等々も含めて、よろしくお願いしたいと思います。  それから、あと一点、住宅金融公庫法ですが、肝心の政策誘導機能の効果のほどというものをチェックさせていただきたいのですけれども、昨年...全文を見る
○高市委員 少し話題をかえまして、公共事業について建設大臣にお伺いしたいと思います。  大臣は二月十八日の記者会見で、公共事業のコスト削減に関連しまして、工事現場で発見された遺跡、文化財が研究に値するものなのかどうかを見きわめる調査が画一化されていないか、今のように一年も二年も...全文を見る
○高市委員 ありがとうございます。  今の文化財調査にも関係する件で、地元のことでちょっと恐縮なのですけれども、高規格幹線道路整備による交流ネットワークの形成ということで、大臣は所信表明で決意を語っていただいておりますが、京都市から奈良県を通って和歌山市に至ります延長百二十キロ...全文を見る
○高市委員 ことし中とか言っていただきたかったのですが、どうかよろしくお願いいたします。  最後に、公共事業削減論といったものが最近マ スコミでも主流となっているように思います。公共事業悪者論と言っても言い過ぎではないと思うのですけれども、しかし、日本の都市基盤施設、こういっ...全文を見る
○高市委員 どうもありがとうございました。終わります。
03月25日第140回国会 衆議院 決算委員会 第3号
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○高市委員 自由民主党の高市早苗でございます。本日は、どうもありがとうございます。  吉田さんにお伺いしたいんですけれども、確かに、先ほど来話が出ておりますアメリカのGAO、それからCBOもございますね、コングレショナル・バジェット・オフィスで、大統領予算案の経済効果等も分析で...全文を見る
○高市委員 ありがとうございます。
04月03日第140回国会 衆議院 決算委員会 第4号
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○高市委員 自由民主党の高市早苗でございます。  今回、私は公共事業をテーマといたしましたので、建設省、運輸省、農水省所管の補助事業について、平成六年度及び七年度の検査報告書を拝読いたしました。補助金が不当と指摘されているケースの代表的な原因は、工事費の過大積算と設計のミス、そ...全文を見る
○高市委員 今、原因はよく把握されているというのがわかったのですが、結局、事業主体の検査体制とかの問題ですね。それが十分じゃない。あと、設計事務所側の原因。こういったものの改善について、何かアイデア、お考え、また御指導されていることがありましたら、お聞かせください。
○高市委員 このところ、週刊誌でも、年度末の予算使い切りのためにやたら道路を掘り返しているという指摘がなされております。個々の工事の意義はともかく、年度末の予算使い切りという認識が国民の間に広く浸透し、血税のむだ遣いではという疑念につながっているのも事実でありますので、この疑念を...全文を見る
○高市委員 それは通告はしたのですが、今伺っておりません。今伺いましたのは、国民の疑念を晴らすことに対して検査院の果たすべき役割はあるかというのが二点目の質問でございます。
○高市委員 私自身、会計検査院の持つべき役割、そして御活躍に対して大きく期待をするものなのですが、最後に嫌な質問をして申しわけないのですが、平成八年十二月十一日の読売新聞の夕刊の記事についてお尋ねしたいと思います。  まず、記事を読みます。   検査院幹部によると、省庁の中に...全文を見る
○高市委員 どうもありがとうございました。  納税者の権利を守るということ、それから各事業主体において、設計ミスにしても積算ミスにしても、同じようなパターンの過ちが繰り返されないように、どうかこれから一般国民に対しましても、あと各都道府県、特に土木担当者に対しましても、活発な広...全文を見る
05月26日第140回国会 衆議院 決算委員会第四分科会 第1号
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○高市分科員 自由民主党の高市早苗でございます。  前田代議士に続いて奈良県民なんでございますけれども、恐縮ですが、前半は地元奈良県の継続事業も含めて河川事業についてお伺いしたいと思います。  先般、河川法改正を審議いたしましたけれども、河川事業推進によって国民の生命と財産を...全文を見る
○高市分科員 かなりおくれているということで御認識いただいているのですけれども、ただ、これ以上また洪水が起こって被害が出てくるということではどうしようもありませんので、具体的に、どうでしょう、もう洪水の被害に関しては問題ないと言われるぐらいのところまでの進捗というのはいつごろがめ...全文を見る
○高市分科員 ぜひよろしくお願いいたします。  次に、紀ノ川流域の住民の生命にかかわります大滝ダムの事業についてお伺いしたいと思います。  伊勢湾台風によって紀ノ川のはんらん、これ以来、近くは平成二年、六年と重なる水害に遭っております。一方で、平成二年、六年、七年、八年と恒常...全文を見る
○高市分科員 大和川とかそれから紀ノ川などのように現在でも流域の住民が水害に苦しんでいる、こういった河川が全国に一体何カ所あり、それで、これを解消するための対策に今後どれほどの国費の投入が必要なのか、大体、概算で結構なんですが、お伺いいたします。
○高市分科員 この間から建設委員会で河川法改正の審議をしたのですけれども、国家財政の厳しさとか環境問題から、かなり河川事業の推進に否定的な意見を言われる委員がおられました。さっき亀井大臣おっしゃったように、否定的な意見を言う委員のところには予算は要らぬのかなと思いましたけれども、...全文を見る
○高市分科員 河川の問題は以上にいたしまして、引き続き地元奈良県の事業を中心に、交通の問題をお伺いしたいと思います。  JR奈良駅周辺では、鉄道が平面であることで市街地が分断されておりまして、円滑な交通が確保できないことが良好な町づくりと奈良市都心部の発展軸を阻害しているという...全文を見る
○高市分科員 ありがとうございます。秋の事業認可を楽しみに、またこれからもみんなで頑張りたいと思います。  さて、今度は奈良県の中和地域、私の選挙区よりはかなり南の方なのですが、ここは大阪都市圏のベッドタウン化によって人口の増加、それから地域開発の進展で年々交通量が増大しており...全文を見る
○高市分科員 ありがとうございます。  次は、大臣と道路局長に、先ほどの河川事業に関する質問と同様のことなのですけれども、道路事業におきましても、事業量を減らして公共事業費を節約したつもりでも、結果的には渋滞による時間損失、それから事故による損失、企業誘致の失敗などによります地...全文を見る
○高市分科員 どうもありがとうございました。  次は、建設省全体のことでございますので、官房長もお見えなのでお願いをしたいのですけれども、公共投資予算の縮減率、これはマスコミ等では七五三なんという数字が出ております。平成十年度七%減らして、十一年度五%減らして、十二年度三%減ら...全文を見る
○高市分科員 まだ仮定ですから、かなりお答えになりにくい質問をしてしまいまして、済みませんでした。  平成六年度、七年度の会計検査院報告の建設省管轄の公共事業の部分を読ませていただきましたけれども、むだが指摘されたケースというのは、大概、設計ミスだったり、積算ミスだったり、設計...全文を見る
○高市分科員 それで、公共投資の中でカットできるものというのは、結果的には、今のコストの話に尽きるわけでございますか。
○高市分科員 それでは、最後の質問にいたしますが、先ほど亀井大臣がアメリカの例を話してくださいましたので、ちょっとそれに触れます。  アメリカの八〇年代の生産性の低下というのは七〇年代の公共投資の低水準の結果だという指摘がベイツ大学の教授によってなされた。また別のところでは、七...全文を見る
○高市分科員 本当にありがとうございました。  きょう質問時間を十一時二十六分までいただいているんですけれども、私も当分科会の副主査でございまして、ちょっと日程がおくれておりますので、戻しますため時間を返上いたしますので、以上で終わらせていただきます。どうもありがとうございまし...全文を見る
○高市主査代理 これにて坂上富男君の質疑は終了いたしました。  つぎに、大口善徳君。
○高市主査代理 これにて大口善徳君の質疑は終了いたしました。  次に、斉藤鉄夫君。
05月27日第140回国会 衆議院 決算委員会第四分科会 第2号
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○高市主査代理 これにて生方幸夫君の質疑は終了いたしました。  次に、川内博史君。
06月11日第140回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○高市委員 高市早苗でございます。  私は、高齢化、少子化、犯罪の低年齢化、こういった問題に悩む今の時代こそ、家族のきずなというのが大切な価値であり、家族や親族の助け合いによって福祉制度を補完したり、家庭の教育を充実したり、こういったことを図るべきだと考えております。したがって...全文を見る
○高市委員 家族のきずなをむしろ強めるというお答え、非常に意外な感じがしました。そもそも別姓論というのは、個人の尊重、家族の関係において、縦と横の縛り、こういったものを緩やかにする発想であったので、当然きずなというものに関しては緩めるのが目的だというお答えじゃないかなと思っておっ...全文を見る
○高市委員 そのお答えで大体子供の問題に対してもわかりましたので結構でございますけれども、社会サービスの充実を前提としての議論というのは非常に無責任だと私は思います。  全く精神的に影響がないかどうかということを伺ったわけでございまして、例えば、私がだれかと結婚します。結婚した...全文を見る
○高市委員 提案理由説明に「個人の尊重と男女の対等な関係」という文言がございました。現在、社会保障とか税制度、ほとんど家族単位のものが多いのですけれども、本当に独立だ、女性の自立だ、男女の平等である、個人の尊重だということでしたら、これらの制度も個人単位に切りかえていく発想をお持...全文を見る
○高市委員 極端というか、権利と責任、こういったもののバランスの問題だと私は個人的に思っております。  影響ということで続けて伺いますが、夫婦、親子の間で姓が異なることによって、外部から、家族としての把握というのは今までよりは難しくなると思います、煩雑さというのは否めないなと思...全文を見る
○高市委員 行政上は何の影響もない、新たにかかるコストもないということですね。  では、例えば戸籍に記載する人手とか、いろいろな公文書を変更していく上でもコストは一切がからない、何の新たな行政事務的な面倒もないということですか。
○高市委員 これからの話でも新しいフォームを整える必要はあると思うのですが。では、コストとしては全くかからない、社会の煩雑さも、そういう意味では事務手続上全く影響がない、これが民主党さんの認識だということで伺っておきます。  それから、あと、別姓結婚というものと事実婚、いわゆる...全文を見る
○高市委員 民主党案の七百九十条、子の氏について書いたところについて伺います。  子の氏については、その出生時における父母の協議で定めるということでありますけれども、今から申し上げるようなケースの場合どうするのかということにお答えいただきたいのです。  まず、父母がお互いに子...全文を見る
○高市委員 同姓夫婦の子供だったら出生と同時に少なくとも姓は決まっているわけでございますけれども、別姓夫婦の子は、協議の不成立というものがあればその姓すら定まらない可能性があるというのは、私は、法的に不安定かつ不均衡で、子の人権や福祉の観点から見ても好ましくない、全く影響がないと...全文を見る
○高市委員 それで安心したのですが、それは、この法律によるともう絶対これは思いつきでは変えられないと。例えば、同姓夫婦の子供だったら、生まれたときからお父さんお母さんの共通の姓がつくわけですね。  ところが、今回の場合は、子供は選べないにもかかわらず、どっちかの姓をつけられる、...全文を見る
○高市委員 だってこれ、未成年者の場合は「特別の事情があるときでなければ、」と書いてあって、成年の場合はそういう文言が入ってないと思うのですが、違うでしょうか。
○高市委員 それを徹底していただけるのなら結構でございます。  離婚について伺いたいのですけれども、現行の民法七百六十三条でも、夫婦の合意のみによる届け出により離婚が成立するということでございますけれども、今回、有責主義に加えて、さらに破綻主義というものを導入されております。「...全文を見る
○高市委員 そもそも、夫婦別姓を認めてほしいという要望は、主として女性の社会進出に伴う社会生活上の不都合から出てきたものと考えております。これは、婚姻による改姓から夫婦の一方が受ける社会的な不利益、煩わしさの解消というのが目的だったのです。したがって、民法上の夫婦親子同氏の原則、...全文を見る
○高市委員 選択的別姓をすっきりと認める方がと言われますけれども、この民主党案が通ったら、一体何と何と何と何にその通称名の使用が認められるのか、併記なのか単記なのか、そういったことも含めて全体像が見えてこないのです。私が申し上げた戸籍法の改正でも、通称を使うことをオーソライズでき...全文を見る
11月05日第141回国会 衆議院 決算委員会 第3号
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○高市委員 これは京都での事例なのですけれども、長く大学系の公立の病院に勤務されていた勤務医の産婦人科のお医者様なのですけれども、御自身で開業されたのですね。私たち女性の場合は、もう私も該当年齢でございますけれども、子宮がん検診等ございます。この子宮がん検診のときに、女性の患者の...全文を見る
○高市委員 要は、だから、そういった制度の周知のために厚生省としてもうちょっと御努力をぜひいただきたいということなんでございます。  それから、二つ目の質問は、婦人科の検診の場合、特別な事情を配慮して、そういう検診を受けたときに、予防というよりは多少異状があるんじゃないかと自分...全文を見る
○高市委員 ありがとうございました。
11月19日第141回国会 衆議院 決算委員会 第5号
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○高市委員 おはようございます。自由民主党の高市早苗でございます。  本日は、通産大臣、自治大臣、総務庁長官、それぞれお忙しいところを御臨席ありがとうございます。大変日程が厳しいと聞いておりますので、私の質問が終わりましたらそれぞれ御退席いただいて結構かと思いますので、よろしく...全文を見る
○高市委員 小里長官、非常にうれしい御答弁をいただきまして、ありがとうございました。長官に対しては以上でございますので、どうぞ次のお仕事にお出かけくださいませ。ありがとうございました。  次に、自治大臣にお伺いをしたいと思います。  ここ数年、全国各地で役所の食糧費への批判が...全文を見る
○高市委員 納税者の権利として各地の条例で認めたものに歯どめをかけるということは、これまた厳しい批判にさらされることになるので難しいと思うのですけれども、明らかに事務の混乱を目的とする大量請求など、権利乱用に当たる場合の対応策があるかどうかということを伺いたいと思います。  地...全文を見る
○高市委員 手数料徴収に対しては、かなり佐倉市のケースでも強い批判があったんですけれども、では、国の方では手数料徴収という方向で対応しようということでよろしいのでございますか。
○高市委員 ぜひよろしく御検討いただきますように、お願いいたします。  自治大臣に対しては以上でございます。どうもありがとうございました。
○高市委員 消防庁からお見えになっていると聞いておりますので、大臣は結構です。ありがとうございました。  では、続きまして、資源エネルギー庁の方にお願いをいたします。  いよいよ来月なんですけれども、日本が議長国となって、地球温暖化防止京都会議が開催されます。  そこで、日...全文を見る
○高市委員 地球温暖化防止京都会議に関して、これは政府広報でこんなパンフレットが出ているのを見つけました。  ここに、家庭でできることと書いてありまして、「冷房温度を二十八度以上に引き上げましょう。」「暖房温度を二十度以下に引き下げましょう。」と書いてあるのですが、何で二十八度...全文を見る
○高市委員 どうもありがとうございました。今の、省エネ量から炭素削減量を割り出した計算式と数字を、後で結構ですので、ペーパーでいただけたら大変ありがたいと思います。  もう一度エネルギー庁長官に伺いたいんですけれども、一般にマスコミ等で紹介されております、国民ができるCO2削減...全文を見る
○高市委員 今長官から、政府としてというお言葉が出たのですけれども、済みません、ちょっとこれ通告していませんが、例の環境庁の技術評価調査報告書というものでかなり具体的な内容を把握されているのですけれども、これはエネルギー庁長官にお答えいただきたいのですけれども、この内容について、...全文を見る
○高市委員 ありがとうございました。  大変お待たせいたしました。通産大臣にお伺いいたします。  景気対策が橋本内閣の重要課題だと思いますけれども、先ほどから出ておりますように、場合によっては電気製品や車の需要減に結びつくかもしれない国民への協力お願い、あと、節電、節ガスとい...全文を見る
○高市委員 かなり各企業も、このCO2削減に対応した商品の開発とか、それから省エネ対策の設備投資とか、相当負担もきつくなってくるように思いますので、景気に水をかけないためにも、助成策を含めてぜひ支援体制をつくっていただきたいと思います。  例えば蛍光灯の電子インバーター化、これ...全文を見る
○高市委員 もうぜひ、これ以上景気が冷え込まないようによろしくお願いいたします。  通産大臣には以上でございます。どうもありがとうございました。  最後に、消防庁長官にお願いをいたしたいと思います。  地元奈良市の消防本部の消防士さんたちから「環境にやさしい誘導灯についての...全文を見る
○高市委員 しかし、実際に立入検査で非常時に作動しない誘導灯がある、非常電源で点灯しないものがあるとの声が現場であるわけでございます。  今後、景気対策で容積率の緩和が打ち出されましたので、一定基準以上の誘導灯設置が義務づけられる建物というのはどんどんふえていくと思うのですよ。...全文を見る
○高市委員 もう質問時間が終わりましたので以上でやめますけれども、それでは非常電源を不要にするということは撤回させていただいてもいいのですけれども、今の形態のものの上に超残光性のものも一緒につけるというようなことで、確実な方法をぜひ御検討いただきたいと思います。  以上です。ど...全文を見る