高市早苗
たかいちさなえ
小選挙区(奈良県第二区)選出
自由民主党
当選回数9回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月09日 | 第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号 議事録を見る | ○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 きょうは、貴重な質問時間をちょうだいいたしまして、同僚委員の皆様に感謝を申し上げます。 去年の五月にこの委員会で質問をさせていただいたんですけれども、そのときは口蹄疫が大変な状況でございました。ちょうど私が質...全文を見る |
○高市委員 いつも経済産業省、中小企業庁の皆様には、こういった事案が発生しましたときに、適切に、また迅速に対応していただいておりますことには感謝を申し上げます。 昨年の口蹄疫のときは、率直に申し上げて、民主党政権の対応は本当にひどかったなと思っております。 既に十二例目の...全文を見る | ||
○高市委員 今大臣が、政務三役の連携、それから関連省庁の連携、こういったことをお答えくださいました。 一月二十七日に鳥インフルエンザ対策関係閣僚会議というのが開かれておりました。この座席表を拝見したんですけれども、経済産業大臣が入っておられません。それで、なぜというのを大臣に...全文を見る | ||
○高市委員 政治主導ということで政権交代直後もおっしゃっていたんですけれども、関係閣僚会合は開かれている、当初は大臣もお入りになっていた。ところが、きょう質問をさせていただくに当たって、内閣総務官室に、政府全体として各省がどういう役割分担で何をしているのか、一枚物でいいので何か一...全文を見る | ||
○高市委員 安いところがあるということなんですが、昔懐かしいガソリン値下げ隊というのもありましたけれども、一方の系列のお店では高過ぎる、一方、かなりこういう高騰局面でも安く売れるところがある。この状態で系列店がどんどんつぶれてしまいますと、実際には寡占状態にどんどん近くなっていく...全文を見る | ||
○高市委員 ぜひとも中小のSSが公正な環境で競争できる流通経路をまずしっかりとつくっていくということで、割と根本的なところに切り込んでいかなきゃいけないことだと思うんですけれども、大臣御在任中に一度御検討いただければと思います。 きょう、お忙しい中、公正取引委員長にもお出まし...全文を見る | ||
○高市委員 夕べ、公正取引委員長に聞きたいことを四問か五問通告いたしましたら、大方まとめて答えてくださいました。これから聞くことも含めてお答えをいただいたんですけれども、ちょっと教えていただきたいのは、今、調査の結果、二カ月以内にということなんですが、大体一カ月以上、今一カ月とか...全文を見る | ||
○高市委員 昨年の一月から現在までで、排除措置命令が出たもの、それから課徴金になったものの件数は、今おわかりでしょうか。お答えください。 | ||
○高市委員 注意を繰り返し繰り返し受けていても排除措置命令に至らない、当然、その結果課徴金にも至らない。こういったことで公正取引委員会の対応というのが甘過ぎるんじゃないかという声も上がっておりますけれども、注意というのは、どれぐらい、何度やれば次の段階に進んでいくんでしょうか。 | ||
○高市委員 石油販売だけじゃなくて、酒販、お酒の業界の方々も、お目にかかると、大変運用が甘いんじゃないかというようなお声も実は聞いております。 この不当廉売の問題は、事業主体が減ることによって本当に最終的に消費者のためになる結果を招くのか、安ければいいというものじゃないんじゃ...全文を見る | ||
○高市委員 ありがとうございました。 公正取引委員会と経済産業省が連携をしながら本当に根本的な問題をどう解決していくか、公取の現場の実態もまた大臣に聞いていただきながら、ぜひとも中小の企業が成り立っていくように、また、田舎からどんどんガソリンスタンドがなくなっていく状況がなく...全文を見る | ||
○高市委員 かなり大きな話になってしまうんですけれども、電気とかガス料金に関しましては、原油、LNG、それからまた石炭の燃料価格、こういった変動に応じて自動的に料金を調整していくというような形で燃料費の調整制度がございます。 ただ、ガソリンのことを考えましても、同じように原油...全文を見る | ||
○高市委員 その点は今検討中ということでございますので、ぜひとも十分に御検討いただければと思います。 三月五日のTBSの報道特集で、不正軽油の問題を扱っていたんですね。これは地方税を免れるために重油と灯油をまぜ合わせて軽油に近いようなものをつくる手法で、これも原油価格高騰の影...全文を見る | ||
○高市委員 ぜひともガソリンスタンドの経営者の皆様とも連携をとりながら、それからまた、消防庁ですとか税務当局、警察などともしっかり連携していただきながら、こういう状態をなくしていっていただきたい、そのようにお願いをいたします。 次に、これは前から聞いてみたかったことでございま...全文を見る | ||
○高市委員 通告し過ぎまして、大臣には先々まで本当に丁寧に答えていただきありがとうございます。 まさに、今大臣がおっしゃっていただいた業者さんが、配付資料二の写真です。それは奈良県内で撮ったものなんですが、去年ぐらいから物すごいふえ始めたな、目立ってきたなと私が感じたんです。...全文を見る | ||
○高市委員 つまり、私の周辺でも結構起きているいろいろなことが法律には抵触する。例えば、一切料金を表示していない、社名も表示していない、それから無料とうたっているんだけれども実際に料金を取られる、これらは全部法律に抵触しますね。 | ||
○高市委員 多分、法執行の方が全然追いついていないんだと思います。 さっき、うっかり無料回収所に持ち込んだ人というのはうちの秘書でございます。無料と書いてあるので、ちょうどブラウン管テレビを捨てようと思って持っていったら、なまりで明らかに中国人だと思われる人が出てきて、これは...全文を見る | ||
○高市委員 地方の負担も、そういう意味ではなかなか重いんですね。大体、その不法投棄なんかでも、これを処分するための費用というのは市町村が背負っております。奈良県でも、一年で、おととしぐらいまでのデータしかないんですが、大体一千万円ほどかかっているというようなことで、大変負担も重う...全文を見る | ||
○高市委員 そうだと思います。 また、さっきのお配りした写真のように、そんな状態で野積みしているところがほとんどなので、これはまともにリユースできるような管理状態でもない、常識的に見て廃棄物でしかないと思うんですけれども、こういう不用品回収業者の回収方法と、方法についてはさっ...全文を見る | ||
○高市委員 ぜひお願いします。 私は、そもそも、ああいう無料ですとか、すごい安い値段で廃家電を回収して、それもあんなふうにリユースも難しいような状態で管理して、集めた方も輸送コストとか分別コストが当然かかるのに、それでもまだ成り立つような合法的なビジネスはあるのかなと、正直疑...全文を見る | ||
○高市委員 そういう大臣のお考えでしたら、国外に金属資源となるものが流出しないような一つの規制ですとか、集荷フローそのものの構築が必要だと思います。 それから、もう一つは都市鉱山。これも二階大臣のころから熱心に、また、経済産業省の職員も進めてくださっておりましたけれども、それ...全文を見る | ||
○高市委員 今大臣からいいお答えをいただきました。とにかく、金属スクラップの輸出ということについていま一度分析をしていただくことと、対象品目の追加についてどう考えるかということで、また議論を深めていただくことを期待申し上げます。 違法輸出とさっき私申し上げたんですけれども、環...全文を見る | ||
○高市委員 ありがとうございます。 中国は、鉄スクラップとプラスチックスクラップは輸入する、それはオーケーということなんですが、廃家電スクラップについては輸入を禁止しております。しかし、実際には、廃家電とはわからないように、原形をとどめない状態にしたスクラップにして香港のヤー...全文を見る | ||
○高市委員 ありがとうございます。 海江田大臣の所信表明の中で、環境・エネルギー大国というのをうたわれました。ぜひともこの点も環境大臣と協議をしていただきまして、日本の廃棄物が中古品を装って海外に流出してよその国で環境汚染を引き起こさないように、まず、使用可能かどうかというこ...全文を見る | ||
○高市委員 財政措置をしていただけるのかどうか、その辺はよくわからなかったんですけれども、その点は何か答弁ありますか。 | ||
○高市委員 ありがとうございます。しっかりやってください。 それで、この件についてこれからどう改善していくかという話なんですけれども、今までも、施行されてことしで十年になるかと思うんですけれども、経済産業省の方では省令ですとか政令などで細やかな対応をたびたび打っていただいてい...全文を見る | ||
○高市委員 見直しの検討はもっと早くスタートしていただいているかと思うんですけれども、よろしくお願いします。 先ほど大臣が触れていただきました広報の充実、ここは物すごく大事だと思います。今も経済産業省の公式サイトで、家電リサイクル法QアンドAというのを載せていただいて結構わか...全文を見る | ||
○高市委員 ありがとうございます。 それでは、もう残り時間も少ないんですけれども、平成二十三年度の税制、予算について、時間が許す範囲で伺います。 中小企業法人税の軽減税率の引き下げなんですけれども、平成二十一年の総選挙のときの民主党マニフェストには、中小企業の法人税率とい...全文を見る | ||
○高市委員 中小企業法人税率を一八%から一一%に引き下げると掲げておられまして、これがまたマニフェストにどんと大見出しになっている、大切なお約束だと思うんですね。二十三年度の税制改正では、これは、二十三年度から二十五年度まで軽減税率を一五%に引き下げ、本則税率を一九%に引き下げと...全文を見る | ||
○高市委員 次の選挙までにはもう実質的にマニフェストを守るのは無理という形のようでございますけれども、マニフェストを守らなきゃと海江田大臣はおっしゃるんですから、せめてこれは政府の中でしっかり御主張をいただければと思います。 税についてまだまだ聞きたかったんですが、時間があり...全文を見る | ||
○高市委員 当初予算に予備費と補正を足した金額をお答えいただきましてありがとうございました。できるだけ当初ベースでしっかりと、大臣が所信表明でおっしゃった施策でございますので、農商工連携など特にしっかりと取り組みをしていただきたい、その道筋をつけていただきたい、これをお願いいたし...全文を見る | ||
03月23日 | 第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号 議事録を見る | ○高市議員 森林法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び主な内容を御説明申し上げます。 我が国の国土の三分の二を占める森林は、国土の保全、水源の涵養、生物多様性の保全、地球温暖化の防止等の公益的機能を有しております。戦後を中心に造林された杉、ヒノキ、カラマツ等...全文を見る |
03月30日 | 第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号 議事録を見る | ○高市議員 どうもありがとうございます。届け出義務の意義をお認めいただいたということ、大変うれしく思います。 特に、登記簿などは、もうとっくに亡くなってしまった明治時代の方のお名前のまま放置されていたり、そしてまた固定資産関係の帳簿につきましても、なかなか林業の関係、森林行政...全文を見る |
○高市議員 現行法では、無届けの伐採については三十万円以下の罰金刑が科されるのみでございますので、市町村の長は、このような無届け伐採について事実上有効な監督手段を講じることができない、これが問題だと考えまして、自民党案では、伐採の中止命令及び造林命令について規定を置きました。 ...全文を見る | ||
○高市議員 今回、この届け出制を設けました趣旨は、森林所有者等を行政がきっちりと把握して、そして指導監督権限を適切に行使する、これを担保するためのものでもございますので、今西委員おっしゃいましたとおり、この情報というのは一元化、集約化していくということを目指しております。その際、...全文を見る | ||
○高市議員 周知を徹底するという観点から、公布から施行まで六カ月の期間をとりました。この間に国や地方公共団体が広報物などを通じて周知していくということも考えられます。 それから、国土利用計画法にも届け出制度があるので、あれはどのように周知したのかしらと調べてみましたら、あのと...全文を見る | ||
04月27日 | 第177回国会 衆議院 経済産業委員会内閣委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 既に各委員会で御指摘も多くあったかと思いますけれども、今回の震災被害、それからまた原発事故対応のために、菅内閣は非常に多くの会議を立ち上げました。それによって、国民にとりましても、また国会議員にとりましても、なか...全文を見る |
○高市委員 官房長官のおひざ元でございます内閣府の格付の定義によりますと、機密性一というのは、公表、公開またはそれを前提として作成した情報、職員以外が知り得ても問題のない情報となっております。機密性が高くなりまして、機密性三といいましたら、本府職員のうち特定の職員だけが知り得る状...全文を見る | ||
○高市委員 すべてに通ずることです。政権交代してから、特に政治主導ということを打ち出されて、多くの情報が国民の代表である国会議員に伝わらなくなってきております。自民党政権時代でしたら、普通に、どの党から請求があったものでも、別に厳秘だとか機密性だとか判こも押さずに官僚の判断で出し...全文を見る | ||
○高市委員 この原発事故の収束に向けた工程表の位置づけについて伺います。 四月二十日の経済産業委員会で、海江田大臣は、「あくまでも作業をやります主体は東京電力ですから、その意味で東京電力がまとめてああいう形で発表していただいた」ということですと答えておられます。その答弁を伺い...全文を見る | ||
○高市委員 自民党本部では、先週、電力各社から、現在実施中の緊急安全対策の内容というものを聴取いたしました。 福島第一原子力発電所では津波によってすべての電源を喪失したということから、電力各社は津波対応に重点を置いた緊急安全対策を講じておられます。これは発電所の構造についても...全文を見る | ||
○高市委員 原子炉建屋そのものへのテロ攻撃ということだけではなくて、今回、電源の喪失によって非常に深刻な事態が起きたということが世界じゅうに明らかになりました。そうなりますと、これから、電源設備、送電網、こういったところに重点を置いたテロ対策というのもぜひともお願いをしたいと思っ...全文を見る | ||
○高市委員 官房長官は、電力需給緊急対策本部の本部長でもございます。ここが出した夏期の電力需給対策の骨格を拝読したんですけれども、例えば、自家発電設備の活用と書かれてございますね。それをしっかり行っていこうと思うと、例えば大気汚染防止法ですとか消防法、電気事業法、建築基準法、工場...全文を見る | ||
○高市委員 需要対策についても、労働基準法を初め、多くの法的な課題があることを提案いたしております。 今、大臣のお答えがございました。ぜひ、各省にわたる問題ですので、本部長であります官房長官にもしっかりと対応していただきたいと思います。 本日は、どうもありがとうございまし...全文を見る | ||
05月13日 | 第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号 議事録を見る | ○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 本日は、貴重な質疑時間をちょうだいいたしまして、同僚議員の皆様に感謝を申し上げます。 さて、きょうは、大切な日本国の資源について議論を進めさせていただきたいと思います。 私自身は、昨年の春から、日本の水源...全文を見る |
○高市委員 ありがとうございます。 昭和二十五年当時の国会答弁を見ますと、鉱業権は国にとって基本的に重要な権利だからというような答弁を政府の方からされております。 今回の改正案を拝見いたしますと、特定鉱物に係る入札制度にもこの国籍要件が適用されるということになると思うんで...全文を見る | ||
○高市委員 相当苦労をされたんだろうと拝察いたしております。 外国企業の日本法人が海底熱水鉱床の鉱業出願をした事例もあると聞いておりますけれども、これは事実でしょうか。 | ||
○高市委員 具体的にはどの場所ですか。沖縄トラフでしょうか。 | ||
○高市委員 先ほど海江田大臣は認可基準の方で何とかクリアするということをおっしゃっていました。例えば航空法とか船舶法、通信業法、こういったものを参考に、もしも国際条約に関係なく何か条文をつくれるとしたら、日本国法人の定義を、日本国法人であって、その社員、株主、役員の三分の一以上ま...全文を見る | ||
○高市委員 恐らく二国間投資協定との絡みもあって困難なんだろうと思います。 二国間の投資協定の中で、内国民待遇については留保しているけれども、将来の新たな制限措置を留保していない。WTOのGATSでは、内国民待遇と市場アクセスについては自由化を留保しているけれども、最恵国待遇...全文を見る | ||
○高市委員 わかりました。 改正案で創設される探査規制では国籍要件というのが適用されず、外国人も申請が可能になっております。排他的経済水域で周辺国との問題が発生しているという現状を考えますと、かえって問題が複雑化するんじゃないかという懸念があるんですが、いかがお考えでしょうか...全文を見る | ||
○高市委員 伝えられたというのは、先般の中国、韓国との大臣会合の中ででございましょうか。 | ||
○高市委員 それでは、どのようなルートを通じて、どなたがどなたにお伝えになったんでしょうか。 | ||
○高市委員 わかりました。 それでは、海江田大臣が、先般から、レアアースを含むレアメタル類につきましては、海外での調達をしやすくできるようにということでいろいろ御努力をいただいているというお話を伺っております。 しかし、海外での調達も大事なんですけれども、例えば南鳥島の排...全文を見る | ||
○高市委員 ぜひ積極的な探査をよろしくお願いいたします。 それでは、電力需給の問題についてもお伺いをしたいと思います。 去る四月二十七日の内閣委員会とこの経済産業委員会の連合審査会で、私自身が指摘を申し上げたことなんですけれども、政府における東日本大震災と原発事故に対応す...全文を見る | ||
○高市委員 今のお答えでは名前が変わった理由がさっぱりわからなかったので、もう一度お願いします。 | ||
○高市委員 組織の名前から緊急という言葉が取れたからそうなっているのかどうかわかりませんけれども、四月末に政府が発表するとしておられました夏期の電力需給対策という総合的な政策パッケージ、この発表が随分おくれていると思うんですね。 四月末ということでしたので、四月の最後のウイー...全文を見る | ||
○高市委員 それで安心をいたしました。 ただ、私が早く早くと申し上げておりましたのは、何か新しい政策を打つのであれば、電力需要量が比較的安定をしている五月、六月の間に試験的な運用をしておいていただきたいな、だから急いでいただきたいなという思いがあったんですね。 例えば輪番...全文を見る | ||
○高市委員 ぜひよろしくお願いいたします。 先般、菅総理大臣がエネルギー基本計画の見直しということに言及されまして、その中で、再生可能エネルギーを大変重要な柱として位置づけていく、こういうお話がございました。 現在は、福島第一原発がとまっていることから、火力発電をフル稼働...全文を見る | ||
○高市委員 それでは、この期に及んでも二五%という目標は変えない、コンクリートから人へということで公共投資なども減らしていく目標も変えない、こういったことでよろしゅうございますか。 | ||
○高市委員 おっしゃるような再生可能エネルギーへの取り組み、こういったものを進めていこうと思いますと、東北地方だけじゃなくて、日本全国で必要な投資というものが出てまいります。 政権交代直後、奈良県でも、あるダムなんですけれども、一時停止をしてしまったというようなことで、命にか...全文を見る | ||
07月12日 | 第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第11号 議事録を見る | ○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 まず冒頭に、この貴重な質問の機会を私に与えていただきましたすべての同僚議員の皆様に感謝を申し上げます。 また、昨日で大震災また福島原発事故発生から四カ月ということで、特に委員長におかれましては、御家族を亡くさ...全文を見る |
○高市委員 菅総理御自身が野党議員であられた時代に、自民党政権について閣内不一致で随分攻撃をしてこられました。 例えば小渕内閣のとき、中村正三郎法務大臣が憲法改正に触れた、それだけで小渕内閣の方針と違うんじゃないかと。 それから、小泉内閣のときは、たしか田中眞紀子外務大臣...全文を見る | ||
○高市委員 委員長に申し上げます。 閣内不一致が見受けられると私は判断しておりますので、海江田大臣に答弁していただいても、後でまた総理が違うことをおっしゃったら意味がございませんので、総理に御答弁をお願い申し上げます。 総理に伺います。 今、私が伺いました点、今すぐに...全文を見る | ||
○高市委員 総理、法案にこう書かれておりますからこう理解しておりますというのは、これは総理自身が署名をされて、閣議決定をして国会に提出された法案でございます。しかも、総理は原子力災害対策本部長でございます。最も責任を負わなきゃいけない、そしてまた、この法案に対して思い入れのある立...全文を見る | ||
○高市委員 厚生労働省の方にはきのう、私、この原本も請求をし、そしてまた印刷された時期、印刷部数も確認をいたしております。 よく総理が、通告がない、通告がないとおっしゃるんですけれども、そもそも、政治主導だと言って、自分たちは答弁書もなくても答弁できるんだと国民が思うようなこ...全文を見る | ||
○高市委員 こういった広報物を、今ここでフリップもお示ししておりますし、資料も行っていると思うんですけれども、それが適切かどうかすら判断できない総理だということがよくわかりました。 少なくとも、これは科学的な根拠をもとに作成された、国民の命に係る広報物でございますので、これに...全文を見る | ||
○高市委員 それでは、次の質問に移らせていただきます。 先週から、国会でもストレステストという言葉が飛び交っております。次のフリップをお願いします。 国民の皆様の理解が進むように、といっても、きのうあたりから随分テレビでも報道されておりますので、多くの方は理解されているん...全文を見る | ||
○高市委員 長い答弁の中で、よくポイントがわからなかったんですが、要は、今回の事故が起きて、今のような体制じゃだめだとかなり早い時期に総理自身は考えておられたということです。 少なくとも去年の段階では、二〇三〇年までに原発を十四基ふやすというエネルギー基本計画、これは菅内閣で...全文を見る | ||
○高市委員 質問に答えておられないのであきれたんですけれども。 本当に海江田大臣が気の毒です。総理がそういうことを考えていてそのうち発表する、そんなことも御存じなく、苦労をされて、あげくにはしごを外された。新聞の投書欄なんかを読みましても、多くの国民は、総理は即脱原発派、総理...全文を見る | ||
○高市委員 海江田大臣よりはるかに前からストレステストについて構想を練っておられた総理大臣が、何にも具体的な内容を想定せずに、きのう、これで結構ですとおっしゃった。何が結構なのか、さっぱりわかりません。 その一次評価と二次評価の違い、どういう違いを想定しているのか、これも総理...全文を見る | ||
○高市委員 細かいことを総理に聞いても御理解されていないようですので、この件はこれで結構です。 最終的な責任、ストレステストの結果に対する責任、そしてまた、その終わった原発を動かすかどうか、そういった責任、総理が負ってくださるということですので、その点は安心をいたしました。 ...全文を見る | ||
○高市委員 また過去の自民党政権に責任をなすりつける菅総理の常套手段であります。 総理には、自民党内閣が最後に組んだ予算と鳩山内閣が最初に組んだ予算、よく再生可能エネルギーも含めてごらんになってください。何度か菅総理は議員時代に質問をされています。再生可能エネルギーについては...全文を見る | ||
08月03日 | 第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号 議事録を見る | ○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 きょう、貴重な質問時間をいただきました同僚委員の皆様に、まずは感謝を申し上げます。 それでは、再生可能エネルギーに関する質疑に入ります前に、菅内閣の短期的なエネルギー政策、特に供給対策の方針について確認をさせ...全文を見る |
○高市委員 今ストレステストにも触れられましたので、これはちょっと通告をし損ねた質問なんですけれども、IAEAの天野事務局長にお目にかかりました。その折に、ストレステストの結果、その評価についてIAEAも参加するようなお話があったんですけれども、そのIAEAがまたさらに評価すると...全文を見る | ||
○高市委員 IAEAと当然情報交換もしながら、知見も活用しながら進めてはいただきたいんですけれども、要件かどうかということの確認のみでございます。くれぐれも安全対策についてはよろしくお願いをいたします。 きょう、大変お忙しい中、環境副大臣に来ていただきました。三月の経済産業委...全文を見る | ||
○高市委員 私が特に心配しておりますのは、適法な状態でストックヤードに行って処理されるものではなくて、違法業者によるものの中に、放射性物質についての検査もせずにそのまま流れてしまうとか違法輸出をされてしまう、そういったケースでございますので、ぜひとも一度調査をしていただいて、違法...全文を見る | ||
○高市委員 ありがとうございます。 環境副大臣、お忙しいかと思いますので、もう御退室ください。ありがとうございました。 それでは、再生可能エネルギー買い取り法案につきまして質問させていただきます。 附則の第七条で、RPS法は廃止されることとなっております。既存の発電設...全文を見る | ||
○高市委員 それでは、十五年から二十年という期間、これを念頭にということで確認をさせていただきました。ありがとうございます。 次に、自民党でここのところずっと、風力、地熱、太陽光、バイオマスなど再生可能エネルギーによる発電を行っておられる事業者の方々、また関係団体、研究者の方...全文を見る | ||
○高市委員 ぜひお願いします。 買い取りと初期の投資というのは別の意味があると思うんですね。特に、ポテンシャルを調査するに当たって、水力でしたら、全国的なポテンシャルというのは国土地理院の情報でも得られるんですけれども、地域単位で、流量ですとか、本当にきめ細かなポテンシャルの...全文を見る | ||
○高市委員 よくわかりました。 それでは、太陽光発電について幾つか伺いたいんです。 民主党政権では今後一千万戸に太陽光発電パネルを設置されるという方針と理解しておりますので、国民が安心して、それから余り高いコストじゃなく設置が進められるように、ぜひともこの辺の御配慮をいた...全文を見る | ||
○高市委員 ありがとうございました。その作業を進めていただいているのでしたら安心でございます。 それと、太陽光発電パネルの販売をする方々の中には、消費者に対しまして、パネルを設置したら、余剰電力の買い取り制度があって、設置費用というのは早期に回収できますよ、このようなことを説...全文を見る | ||
○高市委員 ぜひお願いします。 あと、奈良県では黄砂が、中国から飛んでくる砂ですね、結構多い時期がありまして、この黄砂が太陽光パネルに張りつきますと、発電量というのは激減してしまうんだそうです。このパネルから砂を取り除く作業というのは素人ではとてもできませんので、ここでまたメ...全文を見る | ||
○高市委員 もう少しちゃんと調査をしていただきたいんですね。黄砂はしょっちゅうなんですよ。そんな、年間に直して数百円とかいうレベルじゃないと思っております。 また、販売される方も、そういったランニングコスト、メンテナンスにかかるお金なども含めて、少し消費者に親切に説明をしてい...全文を見る | ||
○高市委員 では、メンテ費用も入れているということですね。ただし、余剰電力の買い取りをしてもらえるほど発電できなかった場合には、それらは全部消費者がかぶってしまうということになって、元を取るのはなかなか時間のかかる話かと思います。 太陽光発電以外の発電方法についても、メンテナ...全文を見る | ||
○高市委員 それで、太陽光発電パネル、一千万戸に設置していくということになると非常に多くの国民がこれを利用することになるんですけれども、もう今から、耐用年数が経過した後の廃棄のときのことも考えておかなきゃいけないんだろうなと思うんですね。 小型風力発電機の耐用年数、これをメー...全文を見る | ||
○高市委員 では、どの発電方法でも大体二十年ぐらいで廃棄をしなきゃいけない時期が来るということですが、先ほど触れました廃家電、エアコンですとかテレビ、冷蔵庫、洗濯機などの場合には、家電リサイクル法にのっとりまして、収集する、運搬する、それから再商品化、リサイクルをする、それから、...全文を見る | ||
○高市委員 廃棄費用等は今のところはわからない。また、その負担のあり方、それについて今御答弁がありませんでした。 | ||
○高市委員 必ずしも、ことしから二十年後に必要になるということじゃございません。例えば、もう来年に、天災に遭って壊れちゃった、廃棄物が出るということは可能性としては十分にありますので、できるだけ早く、再生可能エネルギー関係の発電機についてもその廃棄のルールと費用負担のあり方を御検...全文を見る | ||
○高市委員 済みません、三問に分けていたのですが、まだ伺っていないことも全部答えていただきまして、でも、ありがとうございました。 平成十七年、自民党政権のときに、確かに手続の簡素化というものはしたんですけれども、ただ、その後、再生可能エネルギー事業者が一生懸命全国で取り組もう...全文を見る | ||
○高市委員 ありがとうございます。 さっきちょっと触れた話ですが、自民党から二回に分けて特に予算措置についての申し入れを行ったんですけれども、四月に、一次補正予算でこの夏の電力需給対策に向けて措置してほしいという対策を申し入れました。あのときは、業務用では自家発電設備の導入補...全文を見る | ||
○高市委員 息の長い政策といいましても、この間、エネルギー・環境会議の「当面のエネルギー需給安定策」を拝読しましたけれども、関西電力の供給予備率がことしの冬にはマイナス八・四%、来年の夏にはマイナス一九・三%。この夏どころの節電では対応できない数字が明記されておりました。四国電力...全文を見る | ||
○高市委員 一方で、内閣が盛り込んだものの中で、余り有効に使われていないんじゃないかと思うものもあります。 広報なんですけれども、五月十三日に経産省が出しました「夏期の電力需給対策について」の中に、家庭の節電対策メニューというのがありますね。例えば六十三ページに掲載されており...全文を見る | ||
○高市委員 わかりました。 それでは、六月にお持ちした第二次補正予算に関する提言なんですが、これはちょっと私どもは規模を大きくしました。急がなきゃいけない電力需給対策のほかに、再生可能エネルギー、どうせやるんだったら早い時期からしっかりと予算措置をとっていこうということで、合...全文を見る | ||
○高市委員 よろしくお願いいたします。 最後の質問になりますけれども、先ほど関西電力管内のかなり深刻な状況をお話しいたしました。関西電力の発電電力量比率というのを見ますと、小数点以下を四捨五入したら合計一〇一%になっちゃうんですけれども、おおむね、原子力が四四%、火力が四六%...全文を見る | ||
○高市委員 済みません。 これも、具体的にどのような最大限の対策を行われたのか。 以上、簡潔にお願いいたします。 | ||
○高市委員 どうもありがとうございました。 | ||
08月09日 | 第177回国会 衆議院 法務委員会 第17号 議事録を見る | ○高市議員 児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、自由民主党・無所属の会及び公明党の提出者を代表して、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。 まず、本法律案の趣旨について御説明申し上げます。 児童ポルノの所持...全文を見る |
11月10日 | 第179回国会 衆議院 予算委員会 第5号 議事録を見る | ○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。 貴重な質問時間をちょうだいいたしました同僚議員の皆様に、まず感謝を申し上げます。 野田総理とは、松下政経塾の草創期に御一緒いたしまして、在塾期間も一時重なっておりましたので、御就任のときには大変うれしく、誇ら...全文を見る |
○高市委員 昭和四十二年、松下幸之助塾主は、当時の佐藤栄作総理大臣が御自身のことを公僕だとおっしゃった、これに対して苦言を呈されました。国家公務員など国家国民に忠誠を誓って奉仕されるのが公僕だとして、「あなたは主権者の代表ですよ、公僕の方々に働いてもらう立場にあるんですよ、その人...全文を見る | ||
○高市委員 総理が、今急いでなすべきこと、それからこれからしたいこと、そういった分け方でお話をくださいました。 ただ、総理が今すべきだと思っていらっしゃることも、したいと思っていらっしゃることも、残念ながら、まだ国民に浸透していないのが実態だと思います。これは毎週地元に帰って...全文を見る | ||
○高市委員 かなりがっかりでございます。といいますのは、野田総理がこれまで、野党議員時代それから総理になることが決まってからさまざまなところに発表されたこと、発言されたこと、非常に国家観が近いと思って期待をしておりましたので。では、今は、内政問題であるというのが野田総理のお立場で...全文を見る | ||
○高市委員 安心いたしました。玄葉大臣も政経塾の後輩でございます。これは、毅然と抗議をしていただきたいですし、国民の皆さんも心配されることですので、よろしくお願いをいたします。 それから、領土、領海についてなんですが、総理は「わが政治哲学」に、「いまなすべきは、領土領海に絡む...全文を見る | ||
○高市委員 次に、予算に関することなんですが、総理は、九月十三日の所信表明演説では、「若者、女性、高齢者、障害者の就業率の向上を図り、意欲あるすべての人が働くことができる全員参加型社会の実現を進める」、この必要性をアピールされました。大いに賛同です。 先ほど、自立と勤勉の倫理...全文を見る | ||
○高市委員 ただ、かなり大きな削減でございますので、実際、現場では既に影響が出ております。 野田総理には、所信表明でおっしゃった方向性に合わせて、もう一度、過去の事業仕分けの結果も含めて、生かした方がいいもの、そうではないもの、しっかりと、御自分の理念を実現するために必要な予...全文を見る | ||
○高市委員 それでは、これまでの、民主党が野党時代の自公政権に対する国会での言動、特に閣内不一致、こういったものについて、閣議決定以外の事項についてさんざんなことをおっしゃいましたが、これについては間違いであった、こういうことでよろしいですね。 | ||
○高市委員 以上で終わります。ありがとうございました。 |