高市早苗

たかいちさなえ

小選挙区(奈良県第二区)選出
自由民主党
当選回数9回

高市早苗の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第180回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。  本日、自民党はレディースデーということで、四名の女性議員が質問をさせていただきます。私も含めて地味目のキャラが多いかなというラインナップになっているかという印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、それぞれ...全文を見る
○高市委員 実際に連絡を受けた職員から聞き取った話ではございますけれども、議事録に残ることでございますので、そういった事実はないということで、まずここで確認をさせていただきます。  副長官、もう結構でございますので、よろしくお願いいたします。  それから、除染事業について次は...全文を見る
○高市委員 既に一月に質問主意書を提出いたしまして、こういう状況であるということを指摘いたしまして、二月三日には閣議決定した答弁書が届いておりますので、十分御承知だとは思うんです。ただ、質問主意書で、こういう汚染土壌が露出している状態について内閣が把握しているのか、仮に把握してい...全文を見る
○高市委員 何もかも地方に任せっ放しということで、こういうことを指摘しても、ではこれは具体的にどこですかというような問い合わせの電話一本、かかってきませんでした。  当然、一刻を争うことと思いましたので、事業にかかわっている方から地元の耳に入るように配慮はしておりますけれども、...全文を見る
○高市委員 それは当たり前のことでございます。  ただ、今、中間貯蔵施設についても、場所の選定が進められていると承知をいたしております。この日曜日にも八町村の首長さんと大臣がお会いになって意見交換をされる予定だったのが、うまくいかずに中止になったというようなことだったんですけれ...全文を見る
○高市委員 セシウム137の半減期は三十年でございますね。他の物質を考えましても大体百年で、どんなに長くても、百年たつと、もう問題にならない程度に放射能というのは減衰するんだと思います。  今、減容化のことも含めてということでございますから、二段階ということもわかりましたけれど...全文を見る
○高市委員 その最終処分場、三十年以内に移す場所の選定もまだだということは答弁書で了解いたしておりますし、その選定作業に入ったかどうかということを伺いましたら、それもまだだということでございましたし、果たして、その三十年ということに今の野田内閣が責任を持てるのかどうか、こういった...全文を見る
○高市委員 そうですね。政府からいただいた答弁でも、細野大臣のもとで設置されているワーキンググループで、リスクが高いのは百ミリシーベルトという指摘がございました。  そもそも、自然界に天然の放射性物質がありますので、世界平均で一人当たり年間二・四ミリシーベルト被曝しているという...全文を見る
○高市委員 中間貯蔵施設ではかなり厳格に管理されるんでしょうから、今のお話ですと、その仮置き場がかなり長期に福島県内に置かれた状態になる、そういう印象を受けました。搬入開始から三年ぐらいを目途に中間貯蔵施設にということで、それは、土が全部三年以内に行くんじゃなくて、徐々に中間貯蔵...全文を見る
○高市委員 質問主意書で、除染の費用というのは誰が負担するのかと聞きましたら、「関係原子力事業者の負担の下に実施される」と書いてあったんですけれども。結局、大方国民が税金で負担するという話なんですか。ちょっと確認させてください。
○高市委員 その辺、はっきりしておかないと、仮に全部税負担になっていく可能性があるとしたら、今、税と社会保障の一体改革などで示されている消費税率などにも大きな変化がある可能性がありますので、確認をいたしました。  済みません、経済産業大臣、来ていただいて随分お待たせをいたしまし...全文を見る
○高市委員 いや、確認してください。当時の官房長官でいらっしゃいますので、これは日本政府当局に支援を申し出たが必要ないと断られた。では、向こうの議事録で誰かがうそを言っているのか。日本政府でそういった重要な連絡が官房長官にすら伝わっていないということになると、もっと大変なことだと...全文を見る
○高市委員 三月十六日のNRCの議事録ですが、日本側は我々に燃料プールを冷やす方法について助言を求めています、日本側の誰かは砂を入れてはどうかと聞いてきました、しかし私たちにとって答えは明白です、水だ、水だ、水だと。  こういったものが残っておりますけれども、この事実、砂とかい...全文を見る
○高市委員 当時の記録をきちっと日本政府が残していなかったといったところで、私たちもなかなか事実の確認のしようがありませんけれども、NRCの議事録を見る限り、向こうは、相当、最悪の事態を想定しながら、少なくとも在外にいる、日本国内にいる米国人の命はまず守ろう、同盟国の日本を助けよ...全文を見る
03月16日第180回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。  貴重な質問時間を賜りました同僚議員の皆様に、まずはお礼を申し上げます。  本日は主に、定期検査済みの原子力プラントの再起動を判断する基準について、枝野大臣にお伺いをしたいと思います。  この再起動につきまして...全文を見る
○高市委員 今、四段階を御紹介しました。  例えば、関西電力の大飯発電所三、四号機についてですが、ここは事業者によるストレステストが終わり、そして原子力安全・保安院による確認も二月十三日に終えております。三月十三日には内閣府原子力安全委員会による確認作業そのものが終了して、間も...全文を見る
○高市委員 そこが一番曖昧な点だと思うのです。例えばマスコミ報道だけで判断しても、それがサイレントマジョリティーも含めた国民の意見だということにはなりませんしね。だから、国民の信頼が得られているかということを、総理も、そしてまた答弁書でもあえて強調されているというあたりに、私は大...全文を見る
○高市委員 では、その最終的な再起動の判断をする基準というのが県によって違ってくるということになるかと思います。  例えば、関西電力の管内だけでも、ストレステストを終えて、今、原子力安全・保安院もしくは原子力安全委員会の方でその確認の作業をしていただいている段階にあるものは五基...全文を見る
○高市委員 それでは、地元の理解でいいます地元というのがどの範囲かということなんです。これも質問主意書で伺ったんですけれども、明確な答弁をいただいておりませんので、改めてお願いをします。  この福井県の大飯発電所三、四号機について、再起動に向けて理解を得るべき地元と位置づけられ...全文を見る
○高市委員 ますますわからなくなってしまいました。  地元も含む国民の皆さん全体ということになると、非常に対象範囲は大きくなりますし、何かそれを把握する手法を考えておられるわけでもない。あくまでも総合的にと言われるのですが、少なくとも立地県の地元に、今後恐らく大臣御自身も足を運...全文を見る
○高市委員 それはえらいことだなと思います。  例えば、よく原子力プラントから三十キロ以内という範囲でテレビで地図が報道をされていることがあるのですけれども、三十キロということになりますと福井県以外も入ってまいりますでしょうし、例えば主人の実家があります鯖江市あたりまでも入って...全文を見る
○高市委員 ちょっとしつこいようですが、今の御答弁で、より原子力発電所に近い地元という表現を使われたのですが、大飯発電所の場合はより近い地元というのはどことどこになりますか。
○高市委員 随分多くの発電プラント、全国で十六基がストレステストの結果につき確認を受けている段階でございますので、そのたびに、対象の市町村も決めていない、その中で地元の理解を得られたかどうかを四大臣がそろって判断をされる、これは大変な作業になりましょうし、実際、基準が曖昧であれば...全文を見る
○高市委員 安全性の判断は専門家にやっていただくのが当たり前で、反対に、四大臣にやっていただくとこれは大変心配です。皆様が原子力の専門家というわけではありませんからね。  西川知事が国がはっきり示すべきだとした基幹電源であります原発の重要性というものについて、大臣はどうお考えで...全文を見る
○高市委員 大飯発電所以外の原子力プラントも含めて、たくさんあるわけですよ。これから順次、ストレステストの確認が終わっていく原子力プラントというのはたくさん出てくるでしょう。だから、大飯に限らず、基幹電源としての原子力発電の重要性ということについて、エネルギー政策を担当する大臣と...全文を見る
○高市委員 エネルギー基本計画の中での原子力発電の位置づけ、基本計画見直しということですけれども、それでも原子力発電というものについての位置づけや考え方もおっしゃれないということの意味が全く私にはわかりません。  また、西川知事が、国みずからが原発の重要性ということについて示す...全文を見る
○高市委員 つまり、そうすると、来週あたりに、まあ来週かどうかわかりませんが、三月中に、原子力安全委員会の、確認に対して一次評価を了承するといった旨の報告書が出たら、その後は、原子力発電というものの意義なり重要性について大臣はお語りになるということでよろしいんですか。
○高市委員 では、今週は大変慎重に発言をなさらなきゃいけない週だということになりますね。  西川知事が、同じく、国みずからがはっきり示すべきだとされた原発の安全性、今大臣もおっしゃいました、このことについて伺います。  原子力安全委員会の班目委員長の御発言、たびたびマスコミで...全文を見る
○高市委員 よくわかりました。だから、このたびの再起動の判断についてはストレステストの一次評価でということで、それが政府の、内閣の方針であるということで理解をいたしました。  それで、福井県側はこのストレステストのほかに、原発事故を踏まえた暫定的な安全基準というものを求めている...全文を見る
○高市委員 つまり、済みません、私自身が配付しました資料についてまで大臣から御説明をいただき感謝申し上げますけれども、委員の皆様のお手元に配付しております三十項目の対策なのですが、この内容の中で短期的に対応するべきものというのは、現在のストレステストの作業の中にももう含まれている...全文を見る
○高市委員 そうしますと、福井県知事が求めております暫定的な安全基準というのは、この三十項目の中の幾つかのものを数値化したものだということになりますか。
○高市委員 今、整理をしてお示しをすると言われたのは、いわゆる暫定的安全基準というものを、また一つ、それだけでまとめておつくりになるということになるのでしょうか。いつまでに誰がそれをつくられるんですか。
○高市委員 一昨日の委員会で、西野委員もこの三十項目の対策について聞かれたんですけれども、時間の関係もあって、余り具体的にはお聞きになれなかったかと思うのです。大臣が、短期的なもの、それからまた中長期的に対応していくもの、さまざまこの三十項目に含まれている旨の御説明があったかと思...全文を見る
○高市委員 また改めて、資料ででもお示しいただけたらと思います。  それから、内閣府原子力安全委員会の専門部会が、三月十四日に、原子力発電所の安全基準となる耐震設計審査指針の改定案をまとめたと聞いております。名称も、地震・津波安全設計審査指針と改められて、発電所ごとの津波の想定...全文を見る
○高市委員 地震の連動性とおっしゃったことを少し御説明願えたらと思うんです。  三月十四日に福井県おおい町の時岡町長が読売新聞のインタビューに答えられて、大飯原発近くにある活断層に関する話なんですけれども、三月二十八日に開かれる国の意見聴取会での専門家による検証結果が重要で、検...全文を見る
○高市委員 ここまでのところはまだ決まっていないことも随分あるようでございますけれども、できるだけ基準がわかるように、例えば、今後政権交代があったとしても、もしくは担当される各大臣の一部がかわられたとしても、一定の基準で、わかりやすい基準で、これから検査をする、また確認作業を受け...全文を見る
○高市委員 行っていただけるんだと思います。ただ、その場合にやはり必要なのが、しつこいようですが、さっき申し上げた地元の範囲なんですね。  大臣のお体は一つですから、どことどこを訪問されるのか、誰と誰に説明をし、お願いをされるのか、ここのところはある程度事前に考えておいていただ...全文を見る
○高市委員 野田総理が、三月十一日の記者会見で、地元に入る際には政府を挙げて説明し、理解を得るということを行わなければならない、私もその先頭に立たなければいけないと発言をされました。  この政府を挙げてということですけれども、少なくとも、再起動を判断される内閣総理大臣、内閣官房...全文を見る
○高市委員 菅内閣だった昨年の七月ですけれども、佐賀県の九州電力玄海原発につきまして、海江田経済産業大臣が足を運ばれ、また、玄海町長も前向きに判断をされた後に、菅総理がストレステストを持ち出して、結局、海江田大臣も地元町長もはしごを外されたような形になっておりますので、いずれ稼働...全文を見る
○高市委員 つまり、規制庁が発足した後は、定期検査でとまった原発の再起動のプロセスについては、今と全然違うものになるかもしれないし、今と同じようなものになるかもしれないし、ことしと全く同じように四段階を踏まなきゃいけないのかもしれないし、まだ全く不明ということでよろしいですね。
○高市委員 わかりました。  きょう、環境省から、高山政務官、お見えいただいております。除染について伺いたいのです。  去る二月二十八日の衆議院予算委員会で、除染事業のあり方について細野担当大臣に質問をいたしました。そのときに、ちょうど衆議院で平成二十四年度の予算案の審議中で...全文を見る
○高市委員 四千五百十三億円と二千三百八億円では一兆一千数百億円にはならないと思うんですが、もう少し詳しく教えてください。
○高市委員 では、現段階で確保できているという言い方については改めていただけたらと思います。まだ成立していないものも含まれますし、来年度のものも含まれるので。では、見積もっている、それぐらいそろばんをはじいているということですね。  念のため確認したいのですけれども、大臣が示さ...全文を見る
○高市委員 予算委員会での質疑ですので、少しその辺は正確に、慎重にお答えいただきたいと思います。大臣にはそうお伝えください。私が聞いたのは福島県の金額で、これから三年間ということでの見積もりを聞きました。  ただ、私の質問の意図というのは、必要な金額として幾らぐらいなのかという...全文を見る
○高市委員 確かに、これから三年間といいますと、各地域で除染そのものをして、そこで発生した除去土壌ですとか廃棄物などを仮置き場に運んで、そしてまたそれを収納する容器代も入ります。そこで安全に保管をして、そしてまた三年の間に中間貯蔵施設もつくらなきゃいけない。用地も確保して中間貯蔵...全文を見る
○高市委員 どうもありがとうございます。  とにかく、きょうは、原子力発電所再起動に向けての判断基準ということで順次聞かせていただきましたけれども、余りにも四大臣による政治的な判断という部分が曖昧に思えました。対象となる地域も明らかではないということでございます。  そのとき...全文を見る
11月07日第181回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○高市委員 おはようございます。自民党の高市早苗でございます。  本日は、主に資源戦略について、枝野大臣と松本文部科学副大臣にお伺いをしたいと思うんですけれども、ただ、大学の質の問題また研究費の充実というのも、産業競争力を考えますと大変重要な問題でございますので、冒頭に松本副大...全文を見る
○高市委員 副大臣が具体的に聞かれたのが会見の後ということで、ちょっと驚きました。  つまり、民主党政権が掲げていた政治主導、これは大臣、副大臣、政務官の政務三役が、政策全体の大きな骨子をリードしながら改革を進めていく、こういった中で、大臣が就任をされてから今までの間に一度も、...全文を見る
○高市委員 先ほどの質問に明確にお答えいただいていないと思うんですけれども、このたびの田中文部科学大臣の言動は適切だったと考えますか。
○高市委員 では、政治家として適切だったということで理解してよろしいですね。
○高市委員 とにかく、これは教育の担当か、科学技術の担当かに関係なく、政治家として、政治主導ということでリーダーシップを発揮していかれるということだったら、どういう物差しで物事を考えるのか、また、どういう手順で行政の意思決定の透明性を担保するのか、そしてまた、行政の執行の安定性を...全文を見る
○高市委員 そもそも私、きょうは笠副大臣を要求いたしておりました。ところが、日程の都合がつかないということで松本副大臣になったわけでございます。それでは、この問題は結構でございます。後で資源のことを伺わせていただきます。  今の話を聞いておられて、枝野大臣は、田中大臣のこのたび...全文を見る
○高市委員 なぜ枝野大臣にお伺いしたかといいますと、経済産業省にも審議会があり、大臣が諮問をされることもあるかと思いましたので。幾つの審議会が今ありますか。
○高市委員 それらの審議会の委員の人選というのは、大臣みずから行っていらっしゃいますでしょうか。
○高市委員 今回の文部科学省での一連の出来事から、枝野大臣自身が教訓としたいと考えられること、また、審議会と大臣の意思決定、最終的な政府の意思決定の間のシステムで何か改善をしたいと考えられたことはありますか。
○高市委員 審議会の答申と違った判断を大臣がすることもあるということで、それは承知いたしました。  その場合、今回のように、これまでの基準に忠実に従いながら、また行政と密接に連絡をとり合いながらしっかりと認可に向けての手続を進めてこられた三大学のようなことのないように、大きな改...全文を見る
○高市委員 申し添えておきますと、補助率上限というのは確かにあります。何割以下という表現であるかもしれませんけれども、ただ、役所の方から私が聞いた説明では、最初想定していたよりもたくさんの企業に対象を広げたい、だから一社当たりの金額を減らしたいというお話でございました。  対象...全文を見る
○高市委員 レアアースは、特に日本にとって重要な産業の中で、どのような分野、製品に必要な資源でございましょうか。
○高市委員 大臣がおっしゃる脱原発ということになっていきますと、風力発電、これも一基当たり一・五トンから二トンのレアアース磁石が必要ということで、日本にとって大変重要な資源でございます。  所信の中で、「国際協力」や「資源国への政府一体となった働きかけ」とおっしゃっていましたけ...全文を見る
○高市委員 中長期的な視野に立って自前の資源開発をお進めいただけるということで、大変これはうれしい御答弁でございました。  特に、中国漁船による尖閣周辺の領海侵犯事件がございましたときに、中国政府がレアアースの対日輸出を一時停止しました。このとき、多くの製造業が打撃を受けました...全文を見る
○高市委員 今回、高濃度のレアアースを含む泥が見つかったという南鳥島でございますけれども、南鳥島の住所がどこになるのか。それから、周囲七・六キロほどの小さな島なんですけれども、日本人は駐在しているんでしょうか。
○高市委員 東京都の小笠原村でございます。一般の住民は住んでおられませんが、自衛隊、あと気象庁、関東地方整備局の職員が交代で駐在いたしております。しかも、滑走路もありますから。この南鳥島というのは、東京都の一部であり、そしてまた常駐している日本人がおり、また滑走路もあり、我が国が...全文を見る
○高市委員 では、排他的経済水域というのは領海基線から何キロでございますか。
○高市委員 一海里が千八百五十二メートルでございますから、掛け算をすれば、二百海里だったら三百七十・四キロメートルでございますので、今回の東大の加藤教授が発表された地点については、紛れもなく排他的経済水域内に入ります。我が国が水中並びに海底、地下の天然資源の探査、開発、保存、管理...全文を見る
○高市委員 今、大臣が課題について触れられました。  まず、東京大学の発表で、現時点では採算性がないという評価なんですけれども、そもそも国として大切なことというのは、すぐに採算がとれるかとれないかというマーケットの問題じゃなくて、いかに資源セキュリティーを確保するかということで...全文を見る
○高市委員 また新たに幾つかの課題をおっしゃいました。  まず、採算性についてですけれども、東京大学が最初に発表した際は、一日当たりの揚泥量、泥をどれだけ揚げられるかを七千五百トンと評価していたので、ぎりぎり採算がとれないという結果だったんですが、その揚げる技術を持っていらっし...全文を見る
○高市委員 せっかくの国内資源の発見ですから、十分に検討していただきたい、前向きにやっていただきたいと思っております。  それから、先ほど、揚げた泥の処理の問題なども御指摘がありました。経産省から紙をいただいております。泥を揚げて、そこからレアアースを取り出して、その後の泥をど...全文を見る
○高市委員 経済産業省からいただいた資料の中で、資料の一ページ目に、「東京大学の加藤教授は、二〇一一年七月に太平洋について、二〇一二年六月に我が国排他的経済水域内(南鳥島周辺)について、深海底にレアアース鉱床が賦存する可能性について発表。経済産業省は、本研究の一部を支援した」と記...全文を見る
○高市委員 発見後の資料に「本研究の一部を支援した」と書いてあるので、政権交代後に、例えば去年ですとか、ことしですとか、すごい支援をしていたのかなと思いまして。  自民党政権の末期に行ったこのJOGMECの支援については、私も承知をいたしております。たしか総額五百七十三万円余り...全文を見る
○高市委員 どういう支援を行ったかの報告は紙ではいただいていなくて、ただ一行、「本研究の一部を支援した」と書いてあっただけなので伺いました。民主党政権になって、何か新しい支援をされているのかなと思ったので伺っただけでございます。  私自身は、自民党時代の支援についても、たった半...全文を見る
○高市委員 そうですね。せっかく日本の排他的経済水域内で見つかった、そしてまた実現可能性が一番高い成果だと思いますので、ぜひこういったものを優先的に推し進めていただけたらと思います。  このニュースが報じられたことしの夏ですが、ジャーナリストの桜井よしこさんが連載コラムで、発見...全文を見る
○高市委員 済みません、もう質問時間が終わりましたので、最後に。ごめんなさい、副大臣に来ていただきましたのに。でも、お二人でお聞きいただけたらうれしいのですが、ぜひとも、経済産業省、文部科学省、それから国土交通省が連携して、場合によっては一つの事務局をつくってでも、この問題に取り...全文を見る