高木美智代

たかぎみちよ

比例代表(東京都)選出
公明党
当選回数6回

高木美智代の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第174回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  私は、子育て支援、また障害者福祉につきまして質問をさせていただきます。  まず、その質問に入ります前に、最近、土木工学を研究していらっしゃる学会の方たちからこんな話を聞きました。コンクリートから人へという標語があるけれども...全文を見る
○高木(美)委員 これは緊急提言が出されております。日本学術会議の土木工学・建築学委員会、社団法人土木学会、同じく社団法人地盤工学会、社団法人日本コンクリート工学協会、こうした研究をしている方たちは、今長官がおっしゃったようなことは十分御存じです。当然、緊急提言の中でも、地球温暖...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、こうした学会の緊急提言につきましても適正な、適切な対応をお願いしたいと思います。よろしいでしょうか。では、官房長官、もう一度。
○高木(美)委員 それでは、続きまして、子育て支援について質問をさせていただきます。  まず、Hibワクチン、また小児用肺炎球菌ワクチンの公費助成についてでございます。  細菌性髄膜炎は、もう皆様御承知のとおり、年間一千人が発症し、約五%が亡くなり、約二五%が脳の後遺症に苦し...全文を見る
○高木(美)委員 恐れ入りますが、既に、例えば東京であればHibワクチンはもう昨年四月から、区市町村が行う場合は半額を助成しております。肺炎球菌も既にこの要請をさせていただいております。当然これは、任意のために家庭の経済的な理由で接種できなくなる、こういうことを防ぐためです。兵庫...全文を見る
○高木(美)委員 今現実に、お子さんを抱えている御家庭では、家庭的な事情のためにどこまで我が子に接種をしていくか、こういう話になっているわけです。当然、接種が始められておりますので、そのさなかにもしこうした細菌性髄膜炎になるようなことがあればと、御両親にとってみたらそこは大変不安...全文を見る
○高木(美)委員 私は、それは余りにスピード感のない処理ではないかと思います。ぜひともスピード感を持っていただき、きっちりと、では、いつから協議を始めるのか、その始点等を示していただければと思っております。  これ以上質問しましても時間がもったいない流れですので、再度、私は出産...全文を見る
○高木(美)委員 私は、独法の福祉医療機構、ここが貸出業務を行っていると聞いております。そこでさまざま、参議院におきまして我が党の荒木議員も質問に立ち、そしてまた、今、融資利率が一・一%という状況です。産婦人科医の方たちにしてみると、三千万あったとしても、利息が一・一%、この三十...全文を見る
○高木(美)委員 実は、これは院長が高齢だったり、また債務がある施設は貸し渋りに遭っているという報告もあります。傷んでいる産科医療を考えますと、思い切って無利子にするなどのさらなる対応策をとるべきではないかと思います。ここは大臣が御英断をするところではないかと思います。  前政...全文を見る
○高木(美)委員 例えば、中小企業庁で緊急保証制度というのをつくりました。当然、その中には焦げつきも予測されるわけです。デフォルト率も算定に入れた上かと思っておりますけれども、例えばここに貸し出しをして、そこでどれほど焦げつくのかと考えたときに、それほどの大きな金額ではない。むし...全文を見る
○高木(美)委員 ただいま大臣からお話ありましたこの制度改革推進会議、また推進本部につきまして、福島大臣に質問いたします。  内閣府に置かれた障がい者制度改革推進本部、これは総理を中心に全閣僚が入っていると聞いております。また、障害を持つ当事者を中心に、きょうもこの時間、開催さ...全文を見る
○高木(美)委員 ただいまの大臣の答弁は、工程表をつくりたい、また、閣議決定に基づいてというお話でございました。そうしますと、この法的な根拠、内閣府設置法等にそのような根拠を置くというお考えはないということでよろしいんでしょうか。
○高木(美)委員 今回、内閣府設置法等、法改正で提出をされます。本来はその中にきちんと位置づけて盛り込むべきと考えております。  例えば、中央障害者施策推進協議会というのは、これはまさに内閣府設置法にきちんと位置づけられた会議でございまして、第三十七条に基づきます。その根拠は障...全文を見る
○高木(美)委員 当事者を中心に会議を組むということは、私も、それはそのまま推進をするものと思います。  ただ、余りに今熱意を込めて皆様審議をしていらっしゃいます。例えば一時から五時まで四時間にわたって、重度の障害を持つ方たちもこの長い会議に耐えながら、まさに皆様の発言というの...全文を見る
○高木(美)委員 私も、この障害者施策、日本で余りにおくれている政策です。それを何とか前に進めたいという思いで、公明党の障がい者福祉委員会委員長として、毎日のように関係団体の方たち、当事者の方たちから意見を聞きながら、今日まで自立支援法の改正案等もまとめ、多くの法案も用意をしてお...全文を見る
○高木(美)委員 そこまで御決意をお述べになるのであれば、総理を中心にした推進本部であれば、当然それは法的にきちっと根拠を私は求めてまいりたいと思います。それが私はむしろ、障害者の方たちがここまで論議をしてくださっている、その方たちにきちっとこたえていくことではないかと思います。...全文を見る
○高木(美)委員 これは長妻大臣に質問いたします。  来年度予算を見ますと、発達障害は今年度の八・八億円から七・六億円に減額されております。また、高次脳機能障害は千三百万円から千二百万円に減額となっております。予算だけ見ますと、新政権はこの二つの障害に冷たいととらえられてしまう...全文を見る
○高木(美)委員 恐らく、発達障害につきましては、支援手法の開発など、日本ではさらに取り組まなければならない課題も多くあるかと思います。  福島大臣がどこまで認識されているか、時間がないのでそこまでは求めませんが、実は、児童数も大変ふえております。二〇〇二年の調査で、約六・三%...全文を見る
○高木(美)委員 どうも若干大臣と私と認識が違うようで、予算措置等でできるものは既にやっているんです。ただ、法的にきちんと位置づけがなければ予算がつかない、また、法的な位置づけがなければ進められない、そういう事業について、この改正案を盛り込んだわけでございます。  また、応能負...全文を見る
○高木(美)委員 重ねて、大臣、これは大変緊急な課題でございますが、伺いたいと思います。  その中で、新体系への移行の問題があります。今、これもやっと五〇%が移行したと聞いております。法律では二十四年の三月までに移行するということが定められております。しかし、先ほど申し上げた三...全文を見る
○高木(美)委員 事業者は、新体系への移行をどうするのか、まさにこれは生活がかかっている問題であり、また、障害者の方たちにとってみたら、自分たちの働いているところが存続できるのかどうか、今その瀬戸際なわけです。  それが、この年限があるわけですので、確かに今ちょっと、大臣がおっ...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、所得保障の質問に移らせていただきます。  障害者が地域での自立した生活を可能にするためには経済的基盤の強化が急務でございます。障害者の所得保障をどのようにお考えなのか、また今後どのように対応されるのか、答弁を求めます。
○高木(美)委員 ただ、いかんせん、年金を受給できたとしても、一級で八万三千円、二級で六万六千円、とてもそれで生活できる給付には当たらないわけです。私は、そこで、この年金の加算をすべきではないか、またあわせて住宅手当、これをもう一つ、地域で暮らすために入れていくべきではないか、こ...全文を見る
○高木(美)委員 今大臣がおっしゃった、百億を、自己負担軽減を入れましたとおっしゃるのは、それは、あくまでも千五百円の利用者負担をゼロにしたという話でありまして、どのような通所等を利用するにも、食費の五千六十円とか、かかるわけです。また、一人で暮らしていくには生活保護に行かざるを...全文を見る
○高木(美)委員 障害者の問題につきましては、私は、これは党利党略を超えて、与野党を問わず、こんな貧困な日本の政策から脱却をすべきだ、そのような方向で進むべきであると思っております。  したがいまして、当然足元の権利を守る虐待防止法の提出を私どもは既にさせていただきましたので、...全文を見る
02月25日第174回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○高木(美)分科員 公明党の高木美智代でございます。  本日、この分科会の枠をいただきまして質問させていただきます。  まず、質問に入ります前に、大臣に質問させていただきたいのですが、昨日、我が党で取りまとめました公明党の介護総点検運動、チーム三〇〇〇で取り組ませていただきま...全文を見る
○高木(美)分科員 平野官房長官は、具体的な施策については民主党と公明党でもう少し具体的に検討していく必要がある、こういう姿勢も示されておりますが、今大臣がおっしゃったビジョンの検討といいますのは、今厚労省が既に検討をしているということでしょうか。そこにまたこうした民主と公明と具...全文を見る
○高木(美)分科員 ぜひ前向きに、よろしくお願いいたします。  私は、まず、少し質問の順番を変えまして、不育症につきまして先に質問をさせていただければと思います。  実は、先般、不育症の経験者からのお声が私のもとにも寄せられました。そこで、我が党も勉強会等をさせていただき、参...全文を見る
○高木(美)分科員 これは、もう既に厚生労働科学研究等で事例も出ております。そうした点も踏まえて、早急な対応をお願いいたします。  あわせまして、精神的ケアのためには、まず、不育症の認知の普及促進が急務であると思っております。当然、さまざまな部門が考えられます。産婦人科医の方た...全文を見る
○高木(美)分科員 できましたら、産科婦人科学会とかさまざまな学会もございますので、そこでもまた、さらに普及促進に努力をいただければと思っております。  重ねまして、大臣、この産婦人科医に対する、まずそこできちんとお話しいただきますと、患者の方たちも不要な御苦労、また心労をしな...全文を見る
○高木(美)分科員 よろしくお願いいたします。  あわせまして、まず女性の側への普及促進ですが、私は、母子手帳等、これは厚労省所管というよりも、当然、地域の自治体がどのように対応するかということになるのかもしれませんが、母子手帳、また母親学級というのも妊婦の方には行われておりま...全文を見る
○高木(美)分科員 続きまして文科省に、今、研究結果という大臣の答弁もございました。しかし、不妊の理由といいましても、当然それは、さまざまなアレルギーを含めまして、化学物質の影響ではないかとか、そうした研究も今多方面から行われているところでございますが、現実として不育症ということ...全文を見る
○高木(美)分科員 今、文科省から習慣性流産というお話もございました。こうした点もまたさらに、不育症と研究結果が出るまでというお話もございますが、習慣性流産ということも厚労省でも取り上げていただきまして、さらなる取り組みをお願いしたいと思います。  続きまして、障害者の就労支援...全文を見る
○高木(美)分科員 これは局長、大変恐縮なんですが、今、就労と教育の連携ということで進めてくださっていることは承知しております。やはり、現状がどうなっているのかというこの把握は、地域で、例えばハローワーク、それから、ナカポツセンターと言っておりますけれども、そうした厚労省側の障害...全文を見る
○高木(美)分科員 やはり、まず状況把握がすべての始まりでございますので、ぜひ文科省にはこの状況把握、早急に、どのような方向で行うのか、取りまとめていただきまして、また、厚労省とも検討に入れますように要請をいたします。  現実に就職が決まっていないという、切実なこの方のお声に対...全文を見る
○高木(美)分科員 厚労省と文科省と連絡会等が学校におきましても設置されて進んでいると聞いております。  恐らく、日常的な連携というのがうまくいっている学校と、そうでない学校がある。また、学校の意識によっても、ともかく養護学校を卒業するまで楽しく過ごしていただければいい、こうい...全文を見る
○高木(美)分科員 同じ質問で、文科省にも答弁を求めます。
○高木(美)分科員 局長、お一人お一人の障害児の方たちをどのように支援するかという、個別の段階に入っていると思っております。  当然、個人支援計画だったでしょうか、それぞれ個別に立てるということになっておりますけれども、それを活用していただいて、小さいころは、就学するまでは厚労...全文を見る
○高木(美)分科員 今の答弁ではとても足りません。  現実に、就労移行支援等を懸命にやっていらっしゃる事業者の方たちが、その障害者を送り込む。送り込んで、三カ月間、そこでたなざらしをされる。それではという、そういう本当にこれは切実な声でございます。  これは車の両輪として、今...全文を見る
02月26日第174回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○高木(美)分科員 おはようございます。公明党の高木美智代でございます。  本日は、質問の機会を与えていただき感謝いたします。  私は、分科会でございますので、地元からの要望、そしてまた、今まで承ってきたお声につきまして質問を進めさせていただきたいと思います。  本日は、久...全文を見る
○高木(美)分科員 ありがとうございます。  そこで、田島副大臣、きょう、実は私、環境省のホームページを久々に開かせていただきました。  実は、前、チーム・マイナス六%というのがありまして、当然、我が家の環境大臣というのも以前からありますけれども、個人で、エコに対して、自分の...全文を見る
○高木(美)分科員 田島副大臣の前向きな御活躍をお祈りいたします。  それでは、これで環境省に対する質問は終了いたしましたので、御多忙と思いますので、どうぞ御退席いただければと思います。  続きまして、加工食品の原産地表示につきまして、福島大臣に質問をさせていただきたいと思い...全文を見る
○高木(美)分科員 既に東京都では、冷凍食品につきまして、これは原産地表示を義務づけをするという条例を決めております。そこに倣いまして、消費者庁におきましても、前向きな、またスピーディーな検討をお願い申し上げます。  続きまして、きょうは文科省高井政務官にお越しいただきました。...全文を見る
○高木(美)分科員 私は、ある東京の市を訪問しましたときに、そこのあるPTAの方から、今までそこの市は、小さい、ミニ体験のような形ですけれども、二泊三日で連携をして行っていました。しかし、やはり予算が削減されました。結局、行けなくなりました。バス代だけでも出してくれれば、あとはみ...全文を見る
○高木(美)分科員 私は、もう一つ、大人としてこれをどのようにしていくか、もちろん生活と遊びの中なのですが、五感を通してどのように触発をしていくか、そうした意識を植えつけていくか、こうした観点が大事ではないかと思っております。  実は、済みません、きょうは見にくくて恐縮なんです...全文を見る
○高木(美)分科員 そうしますと、文科も厚労も、子供たちにダイレクトに働きかけるものは今のところほとんどないというお話でございます。  政府の広報宣伝のあり方については、事業仕分けの評価結果は、予算要求の縮減、また、内容や手法について抜本的な見直しを行うという結果でございました...全文を見る
○高木(美)分科員 今の大臣の答弁を伺っていまして、きっとこれは子供にダイレクトに届く、その意識づけ、先ほど「早寝早起き朝ごはん」、こういうしつけという一番のベースであり、学歴よりも食歴とおっしゃる方もいらっしゃいますが、そのくらいに食に対する関心をダイレクトにどう持ってもらうか...全文を見る
○高木(美)分科員 来年にはそうしたポスターが保育所また幼稚園に張られる、これを見ながら子供たちが、ああ、これがこうね、そう言いながら、豆を食べましょう、牛乳を飲みましょう、これをこうしましょう、やはりお菓子は控えなきゃだめよ、そういうことが現場で語られるような、そういうきめ細か...全文を見る
○高木(美)分科員 新たに設置しなくてもあるものを、例えば廃止をする施設とか、そうしたものも含めて、前向きに検討いただければと思います。  例えば韓国では、そこに行きますと宮廷料理の料理人の方たちが、最高峰の方がそこにいらして、それを味わうこともできる、先ほど申し上げた衣装も、...全文を見る
03月10日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  私は、本日、官房長官、また福島大臣、仙谷大臣に御出席いただいております。  パラリンピックが十二日からスタートをいたします。そのことにつきましてまず質問させていただきます。  十二日からバンクーバーで始まりまして、我が国...全文を見る
○高木(美)委員 ただいま仙谷大臣から、ちょっかいを出せる範囲というお話がございましたが、私は、これから法案が提出されます国家戦略局、大変大事な位置であると思っております。このことにつきましては、後でまとめて質問させていただきたいと思います。  大変高い、また力のある位置におあ...全文を見る
○高木(美)委員 大変力強い答弁をいただきまして、ありがとうございます。  恐らく、パラリンピックの選手の皆様も、今バンクーバーで最後の調整に余念がないことと思います。大きなメッセージになると思いますので、また今後とも積極的なお取り組みをお願いいたします。  実は私、このこと...全文を見る
○高木(美)委員 大変納得できない答弁でございました。  要するに、国家戦略自体をルーチンにきちんと位置づけなければいけないんじゃないか。行政改革とか郵政改革とか、そういうある一時期の、そのようなところに位置づけていいのか。これは新政権として一丁目一番地で、国家戦略と行政刷新、...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、官房長官、確認ですが、首長そしてまたさまざまな各種団体の方たちが、陳情という場合ももちろんあります、それはもうやむにやまれない思いで。もちろん、地域主権をともに推進していく、その理念は共有した上で、ただ、目の前の、困っていらっしゃる方がいらっしゃる、ま...全文を見る
○高木(美)委員 大変前向きな答弁と受けとめさせていただきまして、ぜひとも多様な民意をお酌み取りいただくことを重ねて要望いたします。  余談ですが、昨年ということをよくおっしゃられるわけですが、例えば、小選挙区の票だけ見ましても三千三百万、それに対して、自公で二千八百万。この二...全文を見る
○高木(美)委員 私が先ほど申し上げましたのは、そうした安全性はもちろん第一でございます。その上で、やはりグローバル産業でございますので、世界は、大臣がどのように発信をするのか、恐らくそこを注目されている。  当然、所管が違う、そこは経済産業ですというのはありますけれども、例え...全文を見る
○高木(美)委員 ありがとうございました。省庁連携をして、ぜひとも前向きに取り組んでいただきたいと思います。  それでは、官房長官、私の官房長官への質問は以上でございますので、御公務御多端でございますので、どうぞ御退席くださって結構でございます。ありがとうございました。  そ...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、この工程表ですけれども、これは、いつ、六月という報道も伺っておりますけれども、どのような内容で、六月ということでよろしいのかどうか、重ねて答弁を求めます。
○高木(美)委員 ただいまの仙谷大臣の問題意識はよくわかりました。それだけに、一つは、先ほど申し上げた、国家戦略局としてどのように手腕を振るわれるか。そういったものを総合しながら、役所の縦割りを乗り越えて、総合するもの、そしてまた分担するもの、仕分けが必要ではないかと思います。 ...全文を見る
○高木(美)委員 実は今、中小企業の方たちは、私も先般お会いした方がおっしゃっていましたが、昨年は前年度の八割減の収入でした、ことしは昨年より八割また減っていますと。どんどん収益が落ちているんですね。もちろんそうなんですが。  そういう中で、先般、衆議院の調査室が、民間委託をし...全文を見る
○高木(美)委員 政務官にお願いなんですが、私は、単価の引き下げ状況を、当然、下請何でしたか、よくわかっているつもりなんですが、名称を忘れました……。
○高木(美)委員 下請代金法、通称、そうです。済みません。  それで、そこにつきまして、調査を今二十三万社に拡大するというお話がありました。できれば、例えば、この部品は五年前は幾らだった、今は幾らだ、こういう本当に生々しい実態が中小企業庁でしっかり掌握できますように、ぜひともそ...全文を見る
○高木(美)委員 もう一つ、大臣にお伺いしたいのですが、幼保一体化ということなんです。これは大変難しい課題と私は思っておりまして、一体化と一元化とどう違うのか、こういう質問も一つはあります。  この子ども・子育てビジョンの中に、「幼保一体化を含む新たな次世代育成支援のための包括...全文を見る
○高木(美)委員 重ねてお伺いしますが、認定こども園、四類型あります。これもそれぞれ課題が多いわけですが、いずれにしても予算の話です。  幼保一体化といいますと、やはり、今申し上げたように、当然、保育所の質も確保しなければいけない。事故が起こってもいけませんし、また、幼稚園もそ...全文を見る
○高木(美)委員 大臣、ぜひとも、その論議に当たりまして、本当に多くの方が注目する大事なところだと思いますので、オープンな論議で、先ほどもお話ありましたが、議事録等しっかり掲載していただきながら進めていただくことをお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。  ありがとう...全文を見る
04月06日第174回国会 衆議院 本会議 第19号
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○高木美智代君 公明党の高木美智代でございます。  私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました国家公務員法等の一部を改正する法律案について、関係大臣並びに法案提出者に質問いたします。(拍手)  現在、我が国が直面する広範かつ重大な課題に対し、我が国の行政システムが十分に...全文を見る
04月08日第174回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  本日、総務省そしてまた文科省、厚労省から各政務官にお越しいただいております。私は、児童虐待につきまして質問をさせていただきます。  児童虐待が後を絶ちません。一月には江戸川区で小学校一年生の男児の死亡事件、また二月には奈良...全文を見る
○高木(美)委員 私は、この児童虐待の問題について、与党、野党関係なく、むしろ超党派で、子どもの命をどう救うかということで取り組ませていただきたいと思っております。  やはり、大臣は担当でいらっしゃいますから。しかも、報告書、そんなに長いものではありません。氏名を入れても十一ペ...全文を見る
○高木(美)委員 私は、大臣にきょう申し上げたいのは、児童虐待死の撲滅、これをぜひ政府の最重要課題としてしっかりと位置づけをして、大臣がそれに向けて先頭に立って頑張る、このような方向性を明確に示していただきたい。  やはり、これを国民の皆様にメッセージとして伝えていくことが、こ...全文を見る
○高木(美)委員 どうぞよろしくお願いいたします。  なぜそのように申し上げるかといいますと、先ほど来、きょうも朝から、ほかの特別委員会は余りやっていない中で、この委員会だけは熱心に質疑応答をされております。この児童虐待という中に今の社会のまさに影が投影をされている、そこから子...全文を見る
○高木(美)委員 検討の場を設けてはいかがかと思いますが、政務官、どのようにお考えになりますでしょうか。
○高木(美)委員 これは、政務官中心の検討会でも勉強会でも構いませんし、また、それを福島大臣がなさるということであれば、それでも私はすばらしいと思うのです。  いずれにしても、今、何が課題なのか。当然、この児童虐待、先ほど来お話ありましたように、市民参加をどのようにしていくか。...全文を見る
○高木(美)委員 最重要課題とおっしゃりながら、恐らくその取り組みは、お声を聞きますというお話でございます。やはり、何かの形で明快にまとめていただいて、それをはっきりと示していただくということも私は必要なのではないかなというふうに思います。余りここで申し上げても時間がなくなります...全文を見る
○高木(美)委員 私は東京が地元でございますので、江戸川の虐待事例、新聞報道で御承知の委員の方もいらっしゃるかと思いますので、少しお話をさせていただきたいのです。  この報告書、江戸川区、また江戸川区教育委員会が三月にまとめました。岡本海渡さんという小学校一年生の男の子です。死...全文を見る
○高木(美)委員 今後の拡充の目標ですが、また、必要な財源措置をどのようにされるのか、恐縮ですが、重ねて高井政務官にお伺いいたします。
○高木(美)委員 そうですね。補助金といいますか、学校・家庭・地域連携協力推進事業費補助金ということで、その内数としてスクールソーシャルワーカーということですね。これは、三分の一の国の負担で、残り三分の二は自治体ということになりますと、その前のモデル事業のときはもっと多い人数の方...全文を見る
○高木(美)委員 そこで、きょうはお忙しいところ申しわけありません、総務省の小川政務官にもお越しいただきました。  地方交付税の積算根拠を見直しまして、都道府県、政令市、児童相談所設置市に対して必要な財政措置を講ずるべきと考えます。政務官の答弁を求めます。
○高木(美)委員 ここはぜひ大臣に頑張っていただきまして、総務省と連携の上で、必要な財政措置、やはり人数をふやして命が守られるのであれば、私は、そこは政策判断で、まさに政治主導で進めていただきたいところでございます。ぜひとも今後の取り組みを、また小川政務官にも、くれぐれもよろしく...全文を見る
○高木(美)委員 実は、自治体はこうした児童福祉司等の専門職をなかなか採りたがらない、採用したがらないという現状があります。それは、一たん採れば、その方が、例えば児童相談所に三年間とか五年間とか固定化されてしまう、なかなかそのかわるポストが見つからないという理由のようですが、今、...全文を見る
○高木(美)委員 だんだん時間が迫ってまいりました。それでは、福島大臣に最後にお伺いしたいのですが、子ども・若者ビジョンの中で、子ども・若者の健康と安心の確保、児童虐待から少し話は離れますが、その中に、学校における相談体制の充実という項目がございます。  私たちは熊本の「こうの...全文を見る
○高木(美)委員 今最後に大臣がおっしゃった女性のトータルのサポート、まさに私は、それを健康パスポートということで提案をさせていただいております。自分の体に対する知識を含めて、またそのためのサポートをどのように周りでできるシステムが整っているのか、その情報発信も含めて進めていきた...全文を見る
04月09日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  私は、本日の国家公務員法等の一部を改正する法律案につきまして質問させていただくのですが、きょうは特に、天下り、総人件費の抑制につきまして質問をさせていただきたいと思っております。  まず、今回、この法改正に当たりまして、ま...全文を見る
○高木(美)委員 もう少し簡潔に御答弁をお願いいたします。  私は、天下りがなぜだめかといいますと、国民の皆様から見れば、今の大臣の御発言にも共通いたしますけれども、利権誘導はやめてもらいたい、そしてまた癒着をやめてもらいたい、国民のための政治を実現してもらいたい。まさに民主党...全文を見る
○高木(美)委員 素朴な疑問ですが、そうしますと、民主党さんがマニフェストに掲げた「定年まで働ける環境をつくり、国家公務員の天下りのあっせんは全面的に禁止する。」後段の方は、そのように取り組んでいらっしゃいますが、前段の「定年まで働ける環境をつくり、」というこれは、既に、マニフェ...全文を見る
○高木(美)委員 一見そのような感じは受けますけれども、例えば、入省します、年代が来て、そして当然、さまざま、早ければ四十代半ば、早期退職勧奨はもう既に始まっております。ここで、例えばそこの早期退職勧奨に応じなかった場合、果たしてその方がそこでそのまま頑張れるかどうか。そういう、...全文を見る
○高木(美)委員 いずれにしましても、このマニフェストを素直に読みますと、どの公務員もというふうに十分読めるわけです。それが、一部の公務員は定年まで働ける環境をつくりという読み方は、私はこれは余りにいびつではないかと思います。率直に申し上げて、ただいまの答弁ではとても足りるものと...全文を見る
○高木(美)委員 私がなぜこのようにしつこく申し上げるかといいますと、私は、定年まで働ける環境づくりというのは大事だなと実は思っている一人なんです。やはり、公務員という志を持って入ってこられて、何らかの形で国民の皆さんに尽くしたいという善意の公務員の方は多くいらっしゃいます。別に...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、本日人事院にお越しいただいておりますので、現在の官民人事交流の現状、そしてまたさらには、ただいまお話ありました公益法人等への出向がどのようにすれば可能なのか、そのことにつきまして人事院の見解を求めます。
○高木(美)委員 ぜひ、政府で整理された場合というのは恐らくそうした法律がつくられた場合ということかと思いますので、むしろそちらの方にシフトしていただきまして、早期退職勧奨をそのまま進めるという形ではなく、まず働ける環境を、これは公務員の皆さんにとっても安心してできる、そうでなけ...全文を見る
○高木(美)委員 きょう、私は、余り労働基本権に踏み込む気持ちはないのですが、ただ、いずれにしましても、今、人事院勧告、また人事院等がさまざまな、先ほど、機能移管を今後どうするかということも全部絡んでくる話でございますけれども、そこは本当に慎重に深く協議をしていただくべきなのでは...全文を見る
○高木(美)委員 その管理の指針というのはいつ発表されるんでしょうか。
○高木(美)委員 私は、今階政務官からお話がありましたのであえて申し上げさせていただきますが、ちょっと法案審議の順番がいかがなのかなという思いがございます。例えば、政治主導につきましても、政治主導はこのように考える、このようにしていこうというやはり国会の一つの方向性を確定した上で...全文を見る
○高木(美)委員 事前も入れない、事後の罰則も強化をしない、しかし状況は大幅に変化をする等々、お話がございました。  まず、今大臣が答弁いただきました、再就職の援助は一切行わないということであっせんをめぐる状況は大幅に変化するとおっしゃいますが、どのように変化するとお考えでしょ...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、衆法の提出者に、あっせん禁止違反に刑事罰を入れるとされておりますが、そのねらいにつきまして質問をさせていただきます。
○高木(美)委員 今、議場からさまざま声が飛んでおりますが、そうした公務員制度改革、基本法のときも、与野党で力を合わせて天下り根絶のために頑張ろう、そういう流れがございますので、やはりこれは、そういうことをしっかり踏まえて、当委員会も力を合わせて審議をさせていただきたいと私は思っ...全文を見る
○高木(美)委員 ハローワークに行けばいいという松本議員のお話をずっと私も聞いておりました。これをなぜ常時設置するのかということです。  組織の改廃等による分限予定者ということですが、組織の改廃といいますのはどのようなことを具体的に想定していらっしゃるのか、重ねて答弁を求めます...全文を見る
○高木(美)委員 人事院に伺いたいのですが、国家公務員法の中には分限回避の規定が置かれております。これまで国鉄とか、また社保庁等、改廃がございました。これが、法律なのか、閣議決定なのか、どのような形で再就職支援を実施してきたのか、答弁を求めます。
○高木(美)委員 それから、社保庁は閣議決定が根拠でしょうか。その根拠をもう一度。あと、国鉄もどうであったのか、根拠を人事院に求めたいと思います。法的な根拠の話です。
○高木(美)委員 失礼しました。  国鉄は、たしか法に基づき、社保庁については閣議決定に基づき再就職支援を実施してきたと承知しております。  そのことを考えますと、やはり、組織を改廃する際には必ず特別法もしくは法律がつくられ、また閣議決定が行われるわけでございます。そうした手...全文を見る
○高木(美)委員 私は、このセンターの機能云々ではなく、総理大臣の援助規定、十八条の五を削るべきではないかという提案でございます。  それに対しては、大臣、いかがでしょうか。
○高木(美)委員 私は、そこは人員削減ということで申し上げまして、大臣、第十八条の五、「内閣総理大臣の援助等」、内閣総理大臣が身を乗り出してやらなければいけないのかということでございます。「内閣総理大臣は、職員の離職に際しての離職後の就職の援助を行う。」という文言は、私は、先ほど...全文を見る
○高木(美)委員 大臣、もし重ねての答弁をいただけるようでしたらお願いいたします。
○高木(美)委員 どうも議論がすれ違っているようで、こうしたことが一つ天下りのあっせんの根拠になるのではないかということで申し上げました。  きょうは時間が参りましたので、残すところは引き続き、また次の機会にさせていただきたいと思います。以上で終わります。
04月14日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  ただいま平井議員から天下り根絶法案につきましてお話がありました。私も前回のときに仙谷大臣にその質問をさせていただきました。  要するに、平成十九年、その当時は天下り根絶法案を提出され、そして、こんな事後規制ではとても天下り...全文を見る
○高木(美)委員 それであれば、公務員労働組合につきまして、今回、内閣法案附則の第九条の検討項目の中に、自律的な労使関係に関する規定のみ記載されております。これもさることながら、大臣は、ただいまの、先般からの御答弁にもありましたとおり、労使交渉によって総人件費の抑制等もこれで期待...全文を見る
○高木(美)委員 マニフェストには総人件費を二割削減するとお書きなのですから、その検討項目の中に盛り込まれるのは、それは大臣の法律感覚は違うかもしれませんが、マニフェストにある内容ですから、当然それはそのような形で担保されるのが通常ではないのでしょうか。
○高木(美)委員 前回の基本法によりますと、当然、機能の移管、そしてまた総人件費の抑制等につきましても盛り込まれている内容でございます。その基本法にある内容が、今回それがなされていないわけですから、それの中で、労働基本権の話だけそこに検討項目として載る、私は、むしろこちらの法律感...全文を見る
○高木(美)委員 なぜそう申し上げますかといいますと、そもそも総務省の、今、人恩局と言われるところがありますが、これはもう御承知のとおり、私が申し上げるまでもなく、もともと総理府が人事局という形で持っておりました。そのときの人事の総責任者は内閣総理大臣です。内閣総理大臣がその責任...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、今またさらに質問させていただきたいのですが、ほかの項目のところで質問をさせていただきます。  今、労働基本権の話がありましたので、それにつけ加えまして一点申し上げたいのですが、私は、労働基本権の検討をされる際に、ぜひ、やみ専従撲滅の法整備を進めるべき...全文を見る
○高木(美)委員 大臣、一つお伺いしたいのですが、今、国民が納得する便宜供与のあり方というお話でございました。具体的にもう少しお話しいただけますでしょうか。
○高木(美)委員 かなり幅広いお話をいただきました。  拡大することには私は反対でございます。  当然のことながら、先ほど大臣が、いわゆる隠れて、そしてそのような形でのいわゆるやみ専従というようなものはすべきではないという話がございましたが、私はむしろ、国民の皆様から見て、や...全文を見る
○高木(美)委員 ありがとうございます。それでは、十分な審議を心よりお願い申し上げます。  それで、きょうは総務省の階政務官にお越しいただきました。先般、総人件費の抑制につきまして、いろいろこちらも申し上げさせていただきました。  まず、一般職の職員の給与に関する法律の見直し...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、例えば、指定職俸給表のあり方、内容を見直す。また、幹部職員については、専門スタッフ職制を拡大強化し、役職定年を迎えた事務次官から部長級の専門スタッフ職への異動も可能とする。その際、当然、指定職俸給表から専門スタッフ職俸給表への移行のあり方も検討されなけ...全文を見る
○高木(美)委員 指定職俸給表から専門スタッフ職俸給表への移行のあり方。事務次官がいわゆる部長級の専門スタッフ職へ移行できるように、このあり方も検討すべきではないかということです。
○高木(美)委員 ありがとうございました。  続きまして、重ねて政務官にお伺いいたします。  退職手当の見直しについてでございます。先ほど来もお話があったかと思いますが、退職手当制度の検討も必要かと思います。民間からは、どうも民間よりもかなり高いよという御指摘もいただいており...全文を見る
○高木(美)委員 前向きに、どうぞよろしくお願いいたします。  あわせまして、行革推進法が平成十八年にスタートいたしました。この第四十二条、四十三条、四十四条、ここで総人件費改革につきまして書かれているところでございます。  この進捗状況につきまして、行革担当の大島副大臣に伺...全文を見る
○高木(美)委員 恐れ入ります。大変簡潔に御答弁いただきました。  副大臣、総人件費はどのような推移でしょうか。
○高木(美)委員 ありがとうございます。  こうした流れの中で、五年間かけて、今、総人件費四・八%削減というお話でございます。  したがいまして、これから四年間というお話なのでしょうか、二割削減ということはかなり厳しい目標であると考えております。その点だけ指摘をさせていただき...全文を見る
○高木(美)委員 恐れ入ります。それでは、まとまり次第、この委員会への提出を求めたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。  それでよろしいでしょうか。まとまり次第、この委員会への提出を求めたいと思います。
○高木(美)委員 前回も申し上げましたが、採用から退職まで一貫した公務員制度を考えていかなければいけないと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  続きまして、事後規制による天下り禁止という話でございます。  先ほど来、事前規制、これが天下り根絶法案の内容でござ...全文を見る
○高木(美)委員 これは私もたしか前回提案をさせていただいたかと思いますが、一つは、倫理審査会、これをたしか天下り根絶法案で民主党は主張していらっしゃいました。これは私はいい提案だと思っておりまして、むしろ中立的なところに置いた方がより効率が上がるのではないかという思いがあります...全文を見る
○高木(美)委員 仲間といいましても、それぞれ党派で全部違いますので、それは委員長、野党だからといって一つにくくられるというのは、これはやはり、ちょっと御発言としていかがなものかと思います。各党派があり、現実、この公務員制度改革につきましても、主張は全く違います。  という状況...全文を見る
○高木(美)委員 済みません。今の委員長の発言のお時間は、私の質問時間をプラスしてくださるのでしょうか。
○高木(美)委員 よろしくお願いいたします。  では、大島副大臣、答弁をお願いいたします。
○高木(美)委員 私がこのような提案をさせていただきますのは、やはりこうした通報については、特に、中立性、公正性が担保されているという意識づけというのは当然内部通報を促すことにもなりますし、その際、法的な整備があり、氏名の秘匿がなされるという安心感があれば、やはり公務員としての正...全文を見る
○高木(美)委員 私もおっしゃるとおりだと思います。したがいまして、やはりそこに透明性がどのように確保されるかということが必要ではないかと思います。  例えば、政治主導を確立するための幹部公務員の任免ですけれども、飛び級昇格とか、また降格とか、柔軟に行えるようにするということは...全文を見る
○高木(美)委員 ありがとうございます。  それでは、本日は、以上で終わらせていただきます。
04月16日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  本日は、御多忙の中、私どもの要請に対しまして官房長官の御出席を賜り、心より感謝申し上げます。  まず、平成二十年の六月に、国家公務員制度改革につきまして基本法が成立をいたしました。この審議に当たりましては、共産党を除く当時...全文を見る
○高木(美)委員 このとき、三党の合意で成立しましたときに、これは我が党の田端議員の当時の発言でございますけれども、「きょうは本当に、記念すべきといいますか、我が国における歴史的な第一歩である、こういうふうに思っております。今回の与野党修正協議というものが合意された、相調ったとい...全文を見る
○高木(美)委員 もう少し述べさせていただきたいと思いますが、今回のこの改正案の中で、例えば先ほどありました内閣人事局、そしてまた適格性の審査及び候補者名簿の作成、いわば幹部人事の一元化の部分でございますが、今回の改正案の中に、附則の第九条、「検討」としての項目がございます。この...全文を見る
○高木(美)委員 仙谷大臣から、今回の法案提出が第一段階、また、今官房長官から同様の御発言がございました。私は、恐らくこれからの展望をお持ちなのだろうと、二日前、仙谷大臣に同様の質問をさせていただき、スケジュールを伺いました。  そのときの大臣の答弁は、「基本的には国家公務員の...全文を見る
○高木(美)委員 全体像もない、工程表もない、これでは私は法案審議の責任はとれないと申し上げさせていただきます。  先ほど来、第一歩というお話でございますが、第一歩であれば第二歩はどうなるのか。しかも、今申し上げたように、一年以内に措置を講ずるものとされているこうした項目にして...全文を見る
○高木(美)委員 私が申し上げておりますのは、全体像そして工程表を直ちに示してくださいと申し上げているのです。それが審議をする大前提だと思いますが、官房長官、そうはお思いになりませんか。おかしいじゃないですか。
○高木(美)委員 大臣、私は、きょう官房長官に質問させていただくつもりでおります。大変恐縮でございますが、大臣の御発言は長過ぎます。  ただいまの大臣の発言からもよくわかりましたが、要するに、だから全体像を示してください、工程表を示してください、それを私は何度も申し上げているん...全文を見る
○高木(美)委員 この全体像、工程表、お出しになるつもりがあるのかどうか。答弁、いかがでしょう。
○高木(美)委員 重ねて私は、この全体像、工程表の提出を求めます。理事会でぜひ協議をしてください。
○高木(美)委員 官房長官、全体像それから工程表、基本法に基づいて新政権はこうするというものを明確に出してください。出さなければ国民だれも信用しません。  例えば、事務次官の問題についても検討すると言われていますけれども、もう、仙谷大臣が一昨日事務系副大臣もあり得るかもしれない...全文を見る
○高木(美)委員 だったら、基本法にのっとった新政権の考え方を明確に出せばいいではないですか。本当にこれは議論にならないですよ。出してください、きちんと、期限を決めて。どうですか。  官房長官ですよ、官房長官です。大臣は結構です。
○高木(美)委員 要するに、仙谷大臣、来年の通常国会にどういう項目を出すのか、それすらだってはっきりされていないじゃないですか。それも工程表の中にきちんと入れて、ここまではこのように結論を出して出します、これが工程表じゃないですか。  しかも、その先もあります。この基本法の中に...全文を見る
○高木(美)委員 ただ、先ほど仙谷大臣は、基本法はここまで固まった、成立をした、しかし、その先はなかなか困難をきわめるという御発言がありました。私は、そうであるならばなおさら、どこの部分をどのようにしていくのか、この基本法にのっとってとおっしゃるのであれば、その基本法にのっとった...全文を見る
○高木(美)委員 何度も申し上げておりますが、基本法にのっとってという答弁はいただきました。しかし、基本法にのっとって、新政権がどのようにお考えになるのか、来年の法案提出を目指してどの部分をどのようにされるのか、こうした全体像そしてまたこれからの工程表、その先のこともあります、こ...全文を見る
○高木(美)委員 ですから、基本法に基づいて一覧表をつくればいいではないですか。新政権はこれをやります、総理からの御指示はこうです、そこをちゃんとやればいいじゃないですか。こんな抜け抜けの内容、私は整理をしながら、これじゃとてもこの後、その先が見えないものをどうやって法案審議しろ...全文を見る
○高木(美)委員 出すのか出さないのか、明確に御答弁をお願いします。
○高木(美)委員 それでは、後刻理事会で適切な処置を求めます。  私は、もう一つ、事務次官の廃止につきまして質問したいと思っておりました。  先ほども、この事務次官、幹部職をどうするのかということを申し上げましたが、昨年の十二月、仙谷大臣は、社長のほかに事務のトップがいるよう...全文を見る
○高木(美)委員 しかし、この検討項目には盛り込まれているものの、幹部職員の人事を一元化するとおっしゃっているのですから、位置づけ、役割、これをまず明確にするということがこの法案成立の条件なのではないかと私は思っております。  検討項目に入っていること自体、法案提出の準備ができ...全文を見る
○高木(美)委員 内閣の統一見解はどのような形で決定されるのですか。閣議決定ではないのですか。
○高木(美)委員 それでは、ぜひとも、ある程度の合意をおとりいただきまして、統一見解をお示しいただくことを重ねて要望いたします。  提出していただけるかどうか、いかがでしょうか。
○高木(美)委員 私は、幹部職員人事の一元化と言いながら、位置づけ、役割が明確になっていない、明らかに矛盾をしているということを重ねて指摘させていただきます。  本来、役職の持つ位置づけ、役割がはっきりして、そこのポストにだれがふさわしいのか、その人事が行われるのが、それが常識...全文を見る
04月21日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  本日は、私は原口大臣に初めて質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。  まず、少し角度は違うのですが、国民の皆様の公務員に対する期待といいますと、当然、国民のために全力で働いていただきたい、不正を起こさな...全文を見る
○高木(美)委員 江利川総裁に重ねてお伺いします。  この倫理法を改正する場合、どのような手順になりますでしょうか。
○高木(美)委員 たしか、この議員立法の改正を行う場合、倫理審査会の意見を聞かなければならないというような規定があったかと思うのですが、その点、総裁、いかがでしょうか。
○高木(美)委員 済みません、総裁、もう一点。  今おっしゃいましたのは、倫理規程ですか、それとも倫理審査規程、どちらでしょうか。
○高木(美)委員 これは恐らく第五条の二項の話だと思います。「内閣は、国家公務員倫理規程の制定又は改廃に際しては、国家公務員倫理審査会の意見を聴かなければならない。」総裁、この項目のことでよろしいでしょうか。  倫理法に基づいて内閣が倫理規程を制定するので……。  この中に「...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、本日御出席の委員にお諮りをさせていただきたいと思いますが、ぜひとも、不正を働く官僚の排除に向けまして、私ども委員会といたしまして、国家公務員倫理法の改正に踏み出させていただきまして、当然各党のそれぞれ御意見もあられるかと思いますが、やはり天下りの禁止、...全文を見る
○高木(美)委員 よろしくお願いいたします。  続きまして、これは仙谷大臣にお伺いさせていただきます。  どうしても私よくわからないのは、内閣人事局を指揮監督するに当たりまして、官房長官と仙谷担当大臣との役割分担をどのようにされるのか。  第六十一条の二、これは改正案の方で...全文を見る
○高木(美)委員 そうすると、具体の、先ほどありましたが、適格性審査をもう少し透明化させながら第三者の意見をかませる、当然、我が党は人事院がいいのではないかと考えておりますが、たしか仙谷大臣は有識者の会議をつくってというお話もございました。また、幹部候補者名簿の登載につきましても...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、労働基本権につきまして再度質問をさせていただきます。  実は、この労働基本権につきまして、基本法にあります第十二条におきましてこのようにあります。「政府は、協約締結権を付与する職員の範囲の拡大に伴う便益及び費用を含む全体像を国民に提示し、その理解のも...全文を見る
○高木(美)委員 私が申し上げておりますのは、検討はいいのです、それは先般仙谷大臣からも答弁をいただきました、「全体像を国民に提示し、」ということにつきまして具体的にどのようにお考えなのか、いつごろのスケジュールで提示をされるのか、その提示の手法につきましても伺いたいと思います。
○高木(美)委員 どうも質問の趣旨をおわかりいただけていないようです。  それでは、少し角度を変えまして原口大臣にお伺いしたいのですが、労使交渉によりまして総人件費は下がるのかどうか、どのようにお考えでしょうか。
○高木(美)委員 民間の場合は、御自分たちで所得を得て利潤を上げて、その利潤を分配するというのが民間の給与です。しかし、公務員の原資といいますのは国民の税金です。当然のことながら、この税金がどのように使われるのか、またそれが労使交渉のどのような材料になっていくのか。この手法につき...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、私からの提案ですが、それが提示をされ、まあ、速やかに提示されることを望むわけですが、国民に対する意識調査、どのような意識をお持ちなのか。昨年、たしか内閣府がこうした調査をされたとも伺っておりますが、ただ、それは、費用と便益について説明なく、この労働基本...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、また別途の質問にさせていただければと思います。恐らく、便益について余りさしたる、これが決め手であるというような記述はなかったかと私も承知をしております。  次の質問に移らせていただきます。  人事の弾力化と人事の中立公正性を確保するということで、先...全文を見る
○高木(美)委員 いずれにしましても、恣意的人事、そしてまた情実的人事を排除するシステム、これをさらに検討していただきますことを求めまして、以上で終わらせていただきます。  衆法の提案者の皆様、大変申しわけございません。時間がなくなってしまいまして恐縮でございます。
04月21日第174回国会 衆議院 内閣委員会総務委員会連合審査会 第1号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  まず、原口大臣に確認をさせていただきたいと思います。  けさ内閣委員会に御出席をいただきまして、その折に、大臣から、今後の人件費総額等の話からでございますが、「四月、四大臣会合をもう一回行いまして、そこで第一弾目、来年度に...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、内閣委員会、今この公務員制度改革につきまして検討中であり、御承知のとおり、採用からそしてまた出口の退職管理に至るまで一貫したこのような管理が必要であると思っております。大変重要なポイントでもありますし、その内容につきまして委員会に速やかに提出を求めたい...全文を見る
○高木(美)委員 その折に、試算はどのようにされるのでしょうか。当然、総人件費の抑制に向けまして、さまざま検討項目、おまとめになられた上で試算までされるのかどうか。
○高木(美)委員 それでは、ただいま大臣から御答弁がございましたシミュレーションもしくはそのような試算につきまして、あわせて提出を求めさせていただきますので、理事会におきまして検討をお願いしたいと思います。
○高木(美)委員 それでは、続きまして、前回の官房長官に対する質疑の中で、私は、公務員制度改革に対する全体像、それから工程表の提出を求めました。本日朝、理事会におきまして、基本法に定められた措置の今後の検討方針という七枚紙をちょうだいいたしました。これはまさに、チェック項目のよう...全文を見る
○高木(美)委員 私は、もう少し大枠の、要するに、新政権としての公務員制度をどのように考えるか。例えば、当初、早期退職勧奨は禁止するとかしないとか、さまざまな論議がありました。その中で、どのようにお考えなのか等々含めまして、全体像が欲しい、工程表が欲しいと思ったことでございます。...全文を見る
○高木(美)委員 例えば、十八条に規定されておりますこの官民人事交流につきましては、これは内閣総理大臣の仕事であるということで、官邸が支援をするというのが一つ。恐らく総務省の人恩局がこれを支えていらっしゃる、担っているというのがこの一つのやり方ではないかと思います。もう一つは、各...全文を見る
○高木(美)委員 重ねまして、幹部職員についてですが、一般からの公募につきましては内閣人事局が今後担うということで間違いないでしょうか。
○高木(美)委員 それで、民間人材登用・再就職適正化センター、先ほど我が党の西委員からの質問にもありました。ここでも、民間人材登用センターでこうした官民人事交流も行うという話なのでしょうが、当然、そこのところは各省中心でやり、また総務省の人恩局もかみながらやりということを考えます...全文を見る
○高木(美)委員 どうも話がかみ合っていないようです。今まで行われてきた官民人材交流センターにおきましては、ここはむしろ再就職のあっせんをしっかりやっていたわけです。  私が申し上げているのは人事交流の話です。ですから、その人事交流を担っているのは、本来、法律にのっとれば総務省...全文を見る
○高木(美)委員 恐らく各省庁が現実的には実施をするような形になると思いますので、それを官邸を挙げてこのようなセンターで実施するということは、今後見てまいりたいと思いますが、私は今の段階では不要であるということを再度申し上げさせていただきます。  あっという間に時間が迫ってまい...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、時間が参りましたので、野田副大臣には大変申しわけありませんが、あわせて勧告権につきまして今後御検討をいただければと思いまして、お願いだけさせていただきます。  ありがとうございました。
04月22日第174回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  本日は、四人の先生方に大変貴重な御意見を賜りまして、心より感謝申し上げます。  先ほど来、長期的な視点で、親育てまた子育て支援等々を、インフラの整備も含めまして、どのようにしていくのか。また、社会的養護のあり方等々、社会を...全文を見る
○高木(美)委員 ありがとうございます。  続きまして、特別養子縁組につきまして柏女先生にお伺いをさせていただきます。  この特別養子縁組につきましては、先般、赤ちゃんポストを伺いましたときも、インターホンを押せばこちらの道が開ける、ポストに預けてしまえば、「ゆりかご」の方に...全文を見る
○高木(美)委員 ありがとうございます。  続きまして、里親支援につきまして伺わせていただきます。  宮島先生はスウェーデンの例を書類でおつけいただきました。先ほどずっと読ませていただきました。スウェーデンのバリシューですね。この訪問の例なんですが、ここと日本を比較いたしまし...全文を見る
○高木(美)委員 ありがとうございます。また、もう少し勉強をさせていただきたいと思います。  時間が迫ってまいりまして、最後の質問になるかと思いますが、御存じのとおり、児童相談所の機能につきましては、もうパニックを超えているという状況です。先ほど来、宮島先生からも、社会福祉士等...全文を見る
○高木(美)委員 ありがとうございました。  最後に、須藤先生からお話がありました公設民営化につきましても、しっかりと勉強をさせていただきたいと思っております。  本日は、大変貴重な御意見をちょうだいいたしまして、ありがとうございました。今後の審議に必ず私も反映をさせていただ...全文を見る
04月23日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  本日は、まず、情実人事また恣意的人事を防ぐ方策につきまして若干質問をさせていただきます。  その前に、本日の一般紙でございますが、民主党がマニフェストの今検討段階と伺っておりますが、公務員庁というものを設置するということを...全文を見る
○高木(美)委員 はい、よろしくお願いいたします。  それでは、今までもさまざま議論が行われた、政治的応答性と国家公務員の持つ専門性、この両立が重要なポイントであるということは議論があったところでございます。  省庁のパフォーマンスの低下、いわゆる政策の企画立案、実施機能、ま...全文を見る
○高木(美)委員 ありがとうございました。  ただいまの、ルールを適正に定めていくということは私は大事であると思っております。ルールにのっとってそこに人をプールされる、そこをどのようにピックアップしていくかという、ここのルールづくりというものがありませんと、ここにやはり恣意性、...全文を見る
○高木(美)委員 要するに、それは、部長級にすべて合わせる、こうした考え方になるかと思いますが、それでよろしいのですね。
○高木(美)委員 部長の標準職務遂行能力をクリアできれば次官もできる、要するに、一つレベルを下げる。当然、次官であれば省庁内をすべて見なければいけないとか、そうした内容であると思いますが、それが、部長をクリアできれば何でもできるということは、これは恐らく、低いところに合わせるしか...全文を見る
○高木(美)委員 有識者が関与するとおっしゃいましても、役所のことも、それから人も知らない。民間並みとよくおっしゃいますが、その部分も大事であると思いますが、要するに、企業が、会社の役員を選ぶときに、その判断を外部に任せるのかということでございます。  そうなりますと、公務員に...全文を見る
○高木(美)委員 ただいまの副大臣の答弁につきましては、例えば不服審査であるとか、中立性を持たなければならない、そうした部門については国会同意人事ということを法律に盛り込んだ上で考える、こうした趣旨と受けとめさせていただいております。  ただ、公務員の人事というのは、私は、むし...全文を見る
○高木(美)委員 適格性審査に各省が持っている人事評価はどのように反映されるのでしょうか。たしか本会議のときの大臣の御答弁では、そうしたことも踏まえてという言葉がございましたけれども、そのとおりでよろしいのでしょうか。
○高木(美)委員 確認ですが、まずシステムづくり、その段階で民間有識者が関与する、実施も関与をする、両方ですか。
○高木(美)委員 それでは、私からの提案ですが、人事院の関与というのは、何も院を挙げて関与という必要はなく、むしろ、そうした人事のプロの代表一人その中にしっかり入り、そこから知恵をかりるということも十分あるのではないかと思っております。  あと、また次の、今ありました幹部候補者...全文を見る
○高木(美)委員 やはり、ここにも第三者が関与しながら、どのような名簿の作成の進め方にするのか、また、その後の、今度はリストアップする作業というのは、ここでもうすべて決まるわけですから、どういう基準でどのような人物をそこに考えていくのか、また、例えば各省が持っている今の人事評価、...全文を見る
○高木(美)委員 ですので、まずリストアップの段階で、やはりそこにきちっと載る人でなければ、そこの政治判断というのは私はすべきではないと思います。そのリストアップの作業が大変重要で、先ほど申し上げたように、人事評価、評価シート、各省庁とも一人でも多くの人たちを送り込みたいというの...全文を見る
○高木(美)委員 ぜひ、ただいま副大臣から答弁いただきましたことをしっかりと実行に移していただきたいと思います。  私がそれぞれ役所の方たちを拝見していても、やはり、例えば面接といいましても、面接が不得意な方もいらっしゃる、だけれども個別の交渉、専門性が高い方も多くいらっしゃる...全文を見る
○高木(美)委員 初めて大臣から前向きな御答弁をいただきました。ありがとうございます。  重ねまして、その場合に公務員の定年をどうするかということです。私が主張しておりますのは、独法、公益法人、ここにやはり現役出向という形ができるようにすることが必要なのではないか。そうすると、...全文を見る
○高木(美)委員 よろしくお願いいたします。  次に、天下りにつきまして何点か質問いたします。時間もだんだん迫ってまいりましたので、簡潔な御答弁をいただければありがたいと思います。  まず、再就職等監視・適正化委員会の権限につきましてです。再就職等規制違反の疑いがある場合、書...全文を見る
○高木(美)委員 再就職の届け出がない場合ですけれども、どの時点で公務員法の百十三条の罰則が適用されるのでしょうか。これは階政務官にお答えいただくことかと思います。
○高木(美)委員 とてもあいまい、それぞれ事情がありますのでやむを得ない場合もあるかと思いますが、本来であれば、調査といいますのは当然、届け出で毎年何月とか、どのような形で適正化委員会において調査を行っていくのかとか、そうしたやはり基準というものが示されてしかるべきではないかとい...全文を見る
○高木(美)委員 ありがとうございます。  先ほど来ずっとお話がありました裏下りの実態調査でございますけれども、この裏下りをどういうふうに定義するか、先ほど中川議員からもるるお話がございました。私は、特にOBのあっせんによるというのは、これは新政権においては天下りとはみなさない...全文を見る
○高木(美)委員 恐らく、これは調査されましても、適正化委員会等がまだ動いているわけではありませんので、これを速やかに設置してというのがこれまでの大臣の答弁でございました。その点から考えますと、やはりしっかり調査をしていただいて、その後に、一件一件またこれがどういうことに該当する...全文を見る
○高木(美)委員 いずれにしましても、空白期間はまさによくありませんので、速やかに設置されることを望みます。  重ねまして、労働基本権について伺いたいと思います。  先ほど来議論がございました。私は、労働基本権を付与するに当たりまして、その議論の経緯については情報公開により透...全文を見る
○高木(美)委員 やはり、透明度が低い、またそういう労働基本権の議論になりますと、組合が裏取引しているんじゃないか、こういうふうにせんさくされるということは組合の方たちにとっても本当に残念なことと私は思いますので、これは透明度の高い議論を、審議会なり、そこに有識者の方たちを入れて...全文を見る
○高木(美)委員 これをぜひ明確に国民にお示しいただきまして、その上での国民を巻き込んでの大きな議論をお願いするものです。例えば協約締結権、これを付与するだけでも諸外国ではストライキができるといった事例も多くございます。こうした派生するもの、そこも含めて国民に提示をしていただくこ...全文を見る
○高木(美)委員 私は、そのようなことを労働組合の方たちと確認をされたのかどうかということをお伺いしたいと思います。
○高木(美)委員 大臣、やってみなければわからないとした御発言、そしてまたただいまの御発言、私は、給与を、何を基準に考えていくのか、そこをやはり考えていかなければいけないのではないかと思います。当然、労使交渉、手段はそうですけれども、でも、基準はどの辺にあるべきか、ここの提示とい...全文を見る
○高木(美)委員 ありがとうございました。
04月28日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  まずお伺いしたいのですが、先ほども長島議員からお話がありました。昨日の新聞報道によりますと、総理が来年度の一般国家公務員の新規採用数を五割減とする方針を固めたとありました。当然、これにつきましては、それぞれ閣僚の中からも、こ...全文を見る
○高木(美)委員 今お話がありましたのは、ほとんど新聞に掲載されている内容でございます。  ただ、今までもこの質疑の中で、一つは、公務員の人件費の抑制を進めなければならない、また、天下りのあっせんを根絶しなければならない、また、定年まで勤務できる環境の整備に向けた改革を進めなけ...全文を見る
○高木(美)委員 採用抑制の方は五月中旬、各省の調整を行った後に、閣議決定はいつとおっしゃいましたか。再度答弁を求めます。
○高木(美)委員 今までも、退職管理の基本方針は四月いっぱいに出る云々でございましたが、それが延びて延びて、これが施行される時期といいますと、施行期日は、はっきり申し上げて、この国家公務員制度改革は二十二年四月一日になっておりまして、これをこれから修正するという話になっていると思...全文を見る
○高木(美)委員 私は、全体像、工程表をしっかり示していただきたい、そうでなければこの制度改革に責任を持てないということを何度も申し上げてまいりました。それに対して、四月いっぱいにまとめるという答弁がございました。しかし、今は施行に合わせてというお話なんでしょうか。余りにもそれで...全文を見る
○高木(美)委員 作業といいますのは、スケジュールがあって作業ですし、スケジュールがあって仕事なのではないでしょうか。  四月いっぱいという答弁、何度も……(仙谷国務大臣「委員長」と呼ぶ)総務省が所管ですので、私は階政務官と今質疑をさせていただいております。総務省、再度答弁を求...全文を見る
○高木(美)委員 再度伺います。退職管理基本方針はいつですか。政務官。
○高木(美)委員 それは大きな変更です。であれば、当然そうした説明が当初からあってしかるべきかと思います。最初から、そういった条件つきの話は一切ありませんでした。  四月いっぱいということでしたから、この委員会の大泉理事も、何度も何度も役所にかけ合ってくださりながら、こちらの要...全文を見る
○高木(美)委員 例外承認は新しい委員会に付与されておりますが、その認識でよろしいんでしょうか。
○高木(美)委員 再就職等規制につきまして、例外承認、例えば、身内の企業に就職をするとか、それが利害関係のあるところであるとか、そうした意味での例外承認、これはこの委員会に付与されているというふうに書いてありますが、それでよろしいのでしょうか。
○高木(美)委員 重ねまして、現委員会、これは、以前の国家公務員法の、古い方ですが、第百六条の五、また内閣府設置法第三十七条に規定をされております。新しい委員会につきましては、独立した機関であり、国会同意人事にする、このような法、そしてまた大臣からの答弁もいただいております。 ...全文を見る
○高木(美)委員 すごく今の答弁は、大臣は本当にこの細かいたてつけを、法律の専門家でいらっしゃるので十分御存じかと私は思っておりましたが。  例えば、これは第十八条の八の二の三です。みずから調査審議し必要と認められる事項を「センター長に建議し、」及び「センター長の諮問に応じ調査...全文を見る
○高木(美)委員 それは独立機関とは言わないのではないですか。しかも、ここで厳しく調査するとおっしゃいますが、厳しい調査と言われましても、例えば、この委員会において調査する、そして、これがおかしい、そうしたことをセンター長に報告する、センター長は握りつぶすかもしれないじゃありませ...全文を見る
○高木(美)委員 ちょっと大臣に誤解があられるようです。  センターのもとにこの監視する委員会があるんです。センターは組織の改廃時についてはあっせんできるという機能がありますね。これは、私は、分限のときはそれはそうだけれども、それはアドホックに各省庁でいいではないか、なぜここに...全文を見る
○高木(美)委員 それであれば、せめてこの委員会を内閣府に置けばいいじゃないですか。こんなセンターのもとで、まさに恣意性が疑われるような、そんなところに置くべきではありません。  しかも、これを、強い調査機能を持った独立機関、これが天下り根絶の切り札ですと。私は、そうした考え方...全文を見る
○高木(美)委員 この場合の「離職を余儀なくされることとなる」という、ここはどういう事例で読めばよろしいんでしょうか。
○高木(美)委員 わかりました。  ということは、その範囲であればできるということであれば、ほとんどがその範囲に重なってくるのではないかなという懸念がありますが。
○高木(美)委員 今の答弁につきましては、勧奨という話ですね。要するに、「離職を余儀なくされる」という条項につきまして、勧奨の場合というのは、定員オーバーになったからあなたはもうこれ以上だめですよというのは、余儀なくなのか、それとも勧奨、これはどちらの話なんですか。
○高木(美)委員 素朴な疑問ですが、広く読むと全部該当するという話になるのではないでしょうか。もしくは、そのような条件を整えればすべての方がそこの範囲の中に入るのではないかと言われても私はそれは否めないと思いますが。
○高木(美)委員 恐れ入ります。  次回やらせていただきます。この四号の「官制若しくは定員の改廃又は予算の減少により廃職又は過員を生じた場合」、どのような役所でもこういう事態はしょっちゅう起こり得る話であって、こういうことがあるから早期退職勧奨をどうするかということも当然リンク...全文を見る
04月28日第174回国会 衆議院 内閣委員会公聴会 第1号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  本日、五名の公述人の皆様には、お忙しい中、またお足元の悪い中お越しいただきまして貴重な御提言を御開陳いただき、心より感謝申し上げます。  今回、国家公務員法の改正につきましては、恐らくきょうで三十七時間、午後またさらに審議...全文を見る
○高木(美)委員 大変ありがとうございました。  私は、定年まで働ける環境をつくるべきと思っております。やはり公務員は国家にとっての大切なリソースですから、先ほど稲継公述人からお話がありましたように、人事行政にかかわる、これが国家の骨格を決め、統治機構を左右するという重要なとこ...全文を見る
○高木(美)委員 ありがとうございました。  恐れ入りますが、同じ質問を稲継公述人また中野公述人にさせていただきたいのですが、先ほど来、情実人事、恣意的人事を排除するためにということで、稲継公述人からは、第三者的存在、第三者機関の関与という御提案もいただきました。  現実にこ...全文を見る
○高木(美)委員 ありがとうございました。  お伺いしたいことはまだ多くございますが、時間となってしまいました。  私は、この公務員制度改革につきましては、今回政府は、これは第一弾である、来年の通常国会にトータルパッケージで出させていただきたい、こうした答弁があるわけでござい...全文を見る
05月12日第174回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  ただいま議題となりました内閣提出の国家公務員法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、提出者を代表しまして、その趣旨を御説明申し上げます。  現在、我が国が直面する広範かつ重大な課題に対し、我が国の行政システム...全文を見る
○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  本日は、大変恐縮でございます、官房長官にも御出席をいただきました。短い時間でございますので、何点か、簡潔に御答弁をいただければと思います。  まず、皆様のお手元に資料を今お配りしております。前回、官房長官御出席の委員会にお...全文を見る
○高木(美)委員 ということは、政務官、二割削減とおっしゃいましても、めどは立っていない、二割削減に向けて努力をされるということでしょうか。
○高木(美)委員 私は、いつも、新政権の仕事の恐らく手法なんだと思うんですが、全体像がない。そして、そこに向けてどのようなドラフトを描いていくのか、そこが見えない。しかし、これはやります、ここで努力をします。これは、以前も申し上げました、手順が逆であるという識者の方からの指摘もあ...全文を見る
○高木(美)委員 それは、いつお出しになるのでしょうか。
○高木(美)委員 それでは、ちょっと具体的に伺います。  例えば、年功的な給与カーブの見直し、これはいつまでに行うのでしょうか。民間では、例えば、四十八から五十二歳ぐらいで給与は七〇%に削減になります。さらに、六十歳ぐらいになったときにその七〇%、いわば、もう定年退職のころには...全文を見る
○高木(美)委員 重ねまして、資料の退職管理基本方針のページ二の三の1のところ、専門スタッフ職制、この拡大強化と給与等の整備がございます。これはいつまでに行われるんでしょうか。
○高木(美)委員 重ねまして、三ページに高位の専門スタッフ職制というのがあります。  報道によりますと、高位の専門スタッフ職については、年俸一千万ぐらいではないかというふうに報道されておりますが、どのくらいを考えていらっしゃるのか、答弁を求めます。
○高木(美)委員 ぜひ民間ベースを参考に決定をいただきたいと思います。  あわせまして、希望退職が冒頭に出てまいります。一ページ目の下の4です。希望退職制度の導入につきましても、募るに当たって積み増しをするという話もあります。ここには勧告制度も何も入っておりません。そもそも本来...全文を見る
○高木(美)委員 重ねまして、退職手当が高額過ぎるという批判がよくあります。人事院勧告もしくは第三者機関の諮問を導入すべきではないかと思います。民間の実態調査の根拠規定を設けてもよろしいのではないかと思いますが、対応はいかがでしょうか。
○高木(美)委員 もう一問お願いいたします。  独法それから公益法人等への出向につきまして、退職金の通算等の整備ですが、これはいつまでに行う予定でしょうか。
○高木(美)委員 それでは、官房長官にお伺いいたします。  ただいまの階政務官の答弁、ずっと重ねてお伺いさせていただきましたが、本来であれば、総人件費の抑制につきまして、やはり本法案の検討項目にきちんと入れるべきではないかと私は思います。  そのように、今政府も現実に、給与法...全文を見る
○高木(美)委員 官房長官に申し上げますが、やはり私は、政治主導とおっしゃるからには、政策決定プロセスが透明化されなければならないと考えております。密室的に大臣会合、そしてまた政務三役、その議事録が全く見えない。どのような検討が行われているのか、そこを推察することができない。出て...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、重ねてお伺いしますが、この双方から総人件費の抑制につきまして内諾もしくは感触を得ているというふうに受けとめてよろしいんでしょうか。
○高木(美)委員 それでは、大臣が今まで答弁してこられた、労働基本権を与えれば総人件費の抑制につながるというこの答弁は間違いであったということになりますが。
○高木(美)委員 今の大臣の御答弁、全く理解できません。  以前、私が質問申し上げたときに、大臣は、今の、現下の世論からかんがみて、恐らく、人件費をさらに上げてくれというようなことは、そのようなことはないだろうと推察をしていると。ただ、やってみなければわからないとはおっしゃって...全文を見る
○高木(美)委員 重ねて申し上げますが、実は、私がなぜこの表を用意したかといいますと、連合系の組合がある省庁は四省庁、全労連系の組合がある省庁は九省庁。しかも、この人数は不明でございますが、聞くところによりますと、例えば、内閣府の沖縄、それから開建労、これにつきましても、ここの組...全文を見る
○高木(美)委員 最後に、これは官房長官に、通告をさせていただいていないのですが、私ずっとこの委員会審議を繰り返しながら気になっておりますのは、内閣官房をどのように考えていくかということです。  今までは、内閣官房の役割といいますのは、どちらかというと、常時に携わらなければなら...全文を見る
○高木(美)委員 時間が参りましたので、以上で終わります。  ありがとうございました。
05月13日第174回国会 衆議院 本会議 第28号
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○高木美智代君 公明党の高木美智代でございます。  私は、公明党を代表し、政府提出の国家公務員法等の一部を改正する法律案並びに自民党、みんなの党共同提案による国家公務員法等の一部を改正する法律案並びに幹部国家公務員法につき、政府案、衆法ともに反対の立場で討論をさせていただきます...全文を見る
05月20日第174回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第3号
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○高木(美)分科員 公明党の高木美智代でございます。  本日は、お時間をいただき感謝申し上げます。  私は、てんかんにつきまして、新規抗てんかん薬、そしてまた、てんかん学会の医師の皆様からの御要望、そしてまた支援につきまして、大臣そして足立政務官に質問をさせていただきます。 ...全文を見る
○高木(美)分科員 速やかな結論が得られますよう、よろしくお願いいたします。  また、難治性のてんかんの患者を抱える家族にとりましては、てんかんを抑制するため、我が国では海外から未承認の抗てんかん薬を輸入し、利用せざるを得ない状況があります。少し前までは混合診療によって規制され...全文を見る
○高木(美)分科員 これは二つございまして、本来であれば、例えば治験の場合、製薬会社が治験が終わっても、そのまま延長して長期にわたって使用したい場合、そのまま長期の治験も兼ねて支援をするという審査のサポートの仕方もあります。しかし今、大半は、治験が終わりましたら、ほとんど、その薬...全文を見る
○高木(美)分科員 恐らく、今この血中濃度を国内で測定したい場合、いわゆる自己負担で、裕福な方は御自分で申請をしてできるという体制と確認させていただいてよろしいでしょうか。
○高木(美)分科員 それでは、その他の先ほど政務官からお話ありました内容につきましては、後ほど、やはり正確性も大事でございますので、事務方を通じてお願いを申し上げます。  それでは、次の質問に移らせていただきます。  そこで、三十年ぐらい前に承認されたのでしょうか、古い薬は点...全文を見る
○高木(美)分科員 ただいま政務官から答弁いただきました不採算品再算定、これはどういうシステムで、どのような時期で行われるのでしょうか。
○高木(美)分科員 それでは、政務官、これはお願いでございますが、私が申し上げましたシステムづくり、今御答弁いただきました、二年に一度の薬価改定のときにそうした点が中医協で検討される、この流れに乗るという話でございますが、恐らく、例えば風邪薬のPLとか、古いけれどもこれは絶対なく...全文を見る
○高木(美)分科員 よろしくお願いいたします。  続きまして、小児用医薬品のオフラベル使用につきまして質問いたします。  薬事行政におきまして、特に小児の適用が認められていない薬が多くございます。七割が除外されているとも聞いております。現場の医師は、必要があるので、やむを得ず...全文を見る
○高木(美)分科員 積極的なお取り組みをお願いいたします。  続きまして、専門医につきまして伺わせていただきます。  きょうは資料を用意いたしました。ごらんいただければと思います。  これは、てんかん専門医の都道府県別分布でございます。日本てんかん学会がまとめた内容でござい...全文を見る
○高木(美)分科員 それでは、そのようにこちらも働きかけてまいりたいと思いますので、御対応をよろしくお願いいたします。  最後の質問でございますが、私も、今回、この質問をさせていただくに当たりまして、患者数の実態についていろいろ伺いました。しかしながら、日本におきましては、てん...全文を見る
○高木(美)分科員 どうぞよろしくお願いいたします。  やはり実態の把握がすべての根拠であると思っております。先ほど私も百万から百二十万と申し上げさせていただきましたが、これは岡山大学大学院発達神経病態学の方たちが岡山県の小児を対象とした疫学調査、一九七五年と一九九九年、二回行...全文を見る
○高木(美)分科員 どうぞよろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
05月20日第174回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  私は、四月二十二日の本委員会におきます参考人質疑、それから五月十七日、今週の月曜日ですが、視察に行かせていただきまして、そのことを踏まえて質問をさせていただきたいと思います。  まず、「こうのとりのゆりかご」につきまして、...全文を見る
○高木(美)委員 政務官としての苦しい心中もお察しいたしますが、反面、今までの山井政務官であれば、相当踏み込んで、なぜやらないんですかというふうにおっしゃっていただろうと拝察をしております。  恐らく、提言にある匿名のままといいますのは、何も氏名の秘匿というだけではなく、育った...全文を見る
○高木(美)委員 大変弱気な答弁をいただきました。  ぜひ勉強していただく、検討していただく、前向きにこれは受けとめていただきまして、進めていただきたいと私は思います。その上で、ここまではできる。この先は国としてはできない。国としてできること、行政にお願いすること、まさにあとは...全文を見る
○高木(美)委員 きょうはほかにも質問させていただきたいことがありますので、承っておきます。  あわせまして、そうした動きから、先般も、例えば幼稚園教諭資格と保育士資格について、保育士は、児童の幼児期だけではなくて十八歳までを援助するということになります。情短、情緒障害児短期治...全文を見る
○高木(美)委員 よろしくお願いいたします。  続きまして、社会的養護体制の拡充につきまして、家庭的な環境での社会的養護の推進を図るために、里親制度の普及とあわせまして、ファミリーホームそれから既存の児童養護施設等の小規模化を推進するべきと考えております。その際には、当然、必要...全文を見る
○高木(美)委員 例えば、情緒障害児短期治療施設の拡充等々でございますが、応援をというお話でしたが、具体的にどのような形で応援をされるのでしょうか。
○高木(美)委員 たしか、子ども・子育てビジョンにつきましては、予算の後に策定でしたでしょうか。しっかりと予算に反映されることを望みたいと思いますし、決して経済的支援だけに偏るのではなく、我が党も強く主張させていただきましたが、車の両輪として、経済的支援、そしてさらにはこうした子...全文を見る
○高木(美)委員 続きまして、政務官にお尋ねいたします。  さらに、児童自立支援施設にも伺いました。横浜家庭学園、政務官はよく御存じかと思います。私立の施設でございます。そこで、職員の方から、施設の最低基準につきまして、これまでの居室面積は一人当たり三・三平方メートル以上であっ...全文を見る
○高木(美)委員 ここの施設は、先ほど委員長からも御報告ございましたとおり、二十四時間、子どもたちと時間を共有しながら献身的に働いていらっしゃるという職員の方たちです。当然、子どもにとって必要なケアの質の確保も必要ですし、人員配置基準とか面積基準等に改善が図られなければならないと...全文を見る
○高木(美)委員 よろしくお願いいたします。  続きまして、参考人にお越しいただきました須藤全国児童自立支援施設協議会会長から、地方分権改革推進委員会第三次勧告並びに地方分権改革推進計画に盛り込まれた、児童自立支援施設の公設民営化について懸念が寄せられました。  厚労省として...全文を見る
○高木(美)委員 政務官はこの地方分権推進によりまして民営化が進むとお考えですか。児童自立支援施設の民間委託というのが進むとお考えでしょうか。
○高木(美)委員 とても難しい判断だと思います。子どもたちにとりまして、特に早期に、青年期に不良行為をなすおそれのある児童、さらには家庭環境その他の環境上の理由によって生活指導等を要する児童、こういうことを考えますと、やはり一概に民間委託していいのかどうかというところから私は慎重...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、今までさまざまこうした社会的養護施設につきまして、質問をさせていただきました。特に財源措置が求められるものが多く、今回、子ども・子育てビジョン、初めて予算の獲得に向かわれるわけですが、それに対する大臣の御決意をお伺いしたいと思います。
○高木(美)委員 ありがとうございました。  以上で終わります。
05月28日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  私は、公明党障害者福祉委員会委員長を務めております。また、先ほどお話ありました、自民、公明、当時与党PTの副座長を務め、この障害者自立支援法の改正に取り組んでまいりました。本日、どうあれ、障害者自立支援法の改正案、自公案そし...全文を見る
○高木(美)委員 与党PTが立ち上がってから、こうした改正案が今日に至るまでに約二年半かかっております。そのことを考えますと、この制度改革推進会議、今十分な精力的な御議論をされていらっしゃる、心から敬意を表します。  しかしながら、拙速な議論は私はやめていただきたい。やはり次に...全文を見る
○高木(美)委員 今の件は、再度また質問をさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
08月03日第175回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  本日は四大臣それぞれに質問をさせていただきたいと思っておりますが、先ほど来、国家戦略室また局の設置につきましてさまざま議論がございました。もしかしたら時間いっぱいになるかもしれません。御了承いただければと思います。  まず...全文を見る
○高木(美)委員 これは、与党、特に内閣、そしてまた政党も一つというお話が当初あったと思います。  私がなぜこう申し上げるかといいますと、例えば、今まで、法案の説明を求めましても、先ほど来話題になっております政治主導確立法案また国家公務員法、政務三役の内閣部会に対する出席は一切...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、丁寧な法案説明等をお願いいたします。  続きまして、先ほど来話題になっております国家戦略室、局につきまして質問させていただきます。  そもそも、今まで経済財政諮問会議を廃止してまで設置するとおっしゃっていたこの国家戦略局、いわば政治主導の象徴です。...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、伺いますが、機能変更をされるのであれば、当然、今出されているこの法案は取り下げられて、また新しい法案を出されるということでしょうか。
○高木(美)委員 それでは、重ねてお伺いしますが、先ほど来、直属のシンクタンクというお話がありました。また総理のスタッフというお話もありました。では、なぜそれは総理補佐官では務まらないんでしょうか。この法案では五人から十人に拡充するとおっしゃっているではありませんか。しかも、経済...全文を見る
○高木(美)委員 それは、官房長官、ごまかしではありませんか。これは鳴り物入りの、昨年夏の政権交代のときに、政治主導の目玉として経済財政諮問会議を廃止してやる、国会議員が主導して民意を受けてやる、こうおっしゃったのがこの国家戦略室ですよ、しかも局ですよ。  これは、一番最初に、...全文を見る
○高木(美)委員 それでは総理補佐官とそんなに大きな差はないのではないですか。なぜあえて、総理のシンクタンクなのに、そこに大臣という名前で置く必要があるのでしょうか。
○高木(美)委員 大変苦しい答弁を伺いました。  それでは、今後、だれがどうやって目に見える形で国家戦略を練り上げていかれるのでしょうか。先ほどありました新成長戦略のフォローアップ、これも、では、だれがするのか。そしてまた、さまざま、もとより、おっしゃっていた省庁縦割りから省庁...全文を見る
○高木(美)委員 作成をして、そしてその後、当然フォローアップというのがありますね。これを別部隊でやるというお話ですが、ただ、この新成長戦略の中身を拝見しますと、まさに菅政権の、今後どうなっていくか、また日本国がどのようになっていくかという重要な政策があります。  したがいまし...全文を見る
○高木(美)委員 官房長官のお話、よくわかりました。  そうしましたら、総合調整をされない戦略局であれば、やはりこれは法案を一回取り下げていただいて、もう一回その点をしっかり盛り込んでお出しいただくことをお願いしたいと思います。先ほど、大臣がとられて大変だというお話ありましたが...全文を見る
○高木(美)委員 最後に、官房長官にお願いですが、先ほども申し上げましたように、やはり政策決定のプロセスがはっきりわかる形にお願いをしたいと思います。それはもう国民の皆様にしてみれば、企業、団体、それぞれそうですが、政府が何を考えているのか、どういう方向に行くのか、委員会の質疑を...全文を見る
08月18日第175回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  実に痛ましい、そしてまたやるせない事件が起きました。三歳、二歳のお子さんの心中を思うと、もういたたまれない思いでいっぱいでございます。  しかし、こうしたことを二度と起こさない、その決意できょうは閉会中審査が行われたわけで...全文を見る
○高木(美)委員 御決意はよくわかりました。  したがいまして、具体的に厚労省と警察庁をどのようにつないでいくのか、またどう知恵を出し合っていくのか、具体的な会議を立ち上げていただきたいと思います。これらの会議のもとの専門部会、もしくはまた違う名称で構わないと思いますが、何かし...全文を見る
○高木(美)委員 先ほど馳委員から、四十八時間、目視できない場合は、これはまさに虐待が行われている、命に及ぶととらえて対応すべきではないか、警察に応援を要請すべきではないかという話もありました。私も、これは必要な点であると思います。  ただ、一方で、今、新聞報道の解説では、臨検...全文を見る
○高木(美)委員 この資料をごらんいただきますとおわかりのとおり、委員各位にもごらんいただきたいと思いますが、通報があります、また知事の出頭要求、警察の援助があり、立入調査、再出頭要求、そしてその後に、あくまでも保護者の執拗な反対、また扉の施錠等によって立入調査を行わなければなら...全文を見る
○高木(美)委員 ただいま、検証事案につきましても警察も参加してというお話もありました。こうした点を踏まえて、やはり同じことを二度と繰り返さない、そのための検証を強力に進めていただきたいと思います。  もう一点は、この資料にありますとおり、家庭訪問しても会えない等の場合、知事の...全文を見る
○高木(美)委員 その内容につきましては、恐らく省令で、これだけきっちりと書かれていますので、ある程度の、省令をこのように改正するとか、またそこで弾力的な運用のために大臣から通達を出すとか、さまざまなことが必要かと思いますが、その点は具体的になされるのでしょうか。
○高木(美)委員 続きまして、母親の育児への相談体制の充実につきまして、最後の質問になるかと思います。  やはり、虐待が起こる温床といたしまして、さまざまなケースがありますが、今回も、周りに育児の相談をできる人がいなかったという供述があります。ただ、今回は殺人容疑まで進んでいる...全文を見る
○高木(美)委員 あと一分ございます。  最後に、児相の共通番号は十けたでございます。覚えにくいというお声が圧倒的に多くございます。一一〇番もしくはシャープ八〇〇〇番のように覚えやすい番号にすべきだと考えます。大阪からも強いその要請がございました。細川副大臣の見解を伺います。
○高木(美)委員 やはり、子育てに困るお母様たちが、今回のような事件を起こしたお母様たちが、その番号にかければいいんだなと。確かにコストは今十億ぐらいというふうにおっしゃる方もいらっしゃいますが、まさに、これはお金で人の命が何とかなるのであれば、厚生労働省、いろいろさまざま予算が...全文を見る
09月08日第175回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○高木(美)委員 公明党の高木美智代でございます。  本日は、閉会中審査二回目ということで、大変精力的に青少年問題に関するこの特別委員会、池坊委員長のリーダーシップのもとで開催をさせていただいております。  私は、きょうは、一つは児童虐待の防止につきまして、あともう一点は青少...全文を見る
○高木(美)委員 ありがとうございます。  大変全般的な調査を行っていただくということで、高く評価をさせていただき、ぜひとも早急な取りまとめをお願いしたいと思います。  今も副大臣からお話がありましたが、総務省は、そうした行政機関が行う政策評価に関する法律等に基づきまして、各...全文を見る
○高木(美)委員 私は、前回の委員会のときに少し違和感が実はありました。この青少年問題に関する特別委員会は、少子化担当大臣が青少年の育成についても担当を実はされていたというのが今までだったと思います。ですから、まさに出産前からずっと一貫して、若者支援、就労に至るまで切れ目のない支...全文を見る
○高木(美)委員 大臣、実は次世代を担う子どもへの切れ目のない支援を実施するには、私は、今回、少子化担当大臣、今までもずっとそういう名称で来ましたけれども、せっかく子ども・若者ビジョンに基づいて進められるのであれば、またその対策本部をおつくりになったのであれば、少子化担当大臣では...全文を見る
○高木(美)委員 今、代表選で大変かと思いますが、空白をつくってはならないという国民の強いメッセージもありますので、いち早く対応をお願いしたいと思います。  次に、何度もまたお願いしてまいりました児童福祉司の配置の拡充についてでございます。きょう、また改めて資料を用意させていた...全文を見る
○高木(美)委員 それでは、総務省、渡辺副大臣、いかがでしょうか。
○高木(美)委員 大変力強い御答弁をいただきました。それが数字にしっかりあらわれますように、ぜひよろしくお願いいたします。  それでは、時間が迫ってまいりまして、高井政務官、申しわけありません、一言だけ御答弁をお願いしたいと思います。  スクールカウンセラー、スクールソーシャ...全文を見る
○高木(美)委員 このスクールカウンセラーもソーシャルワーカーも、池坊委員長を初め、我が党でも懸命に取り組んだ大事な政策でもございます。ぜひよろしくお願いいたします。  最後に、インターネットの青少年の問題につきまして質問させていただきます。  この委員会が中心になりまして発...全文を見る
○高木(美)委員 ありがとうございました。時間が参りましたので、広報費もぜひ削減せずに、インターネットの犯罪防止、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
10月01日第176回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第1号
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○高木委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責を担うことになりました。まことに光栄に存じます。  子ども・若者をめぐる環境は大きく変化しており、対応策の抜本的な見直しが必要です。  特に、児童虐待問題は深刻化し...全文を見る
○高木委員長 これより理事の互選を行います。
○高木委員長 ただいまの岡本英子さんの動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高木委員長 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に     石森 久嗣さん    岡本 英子さん     川村秀三郎さん    黒田  雄さん     若井 康彦さん    棚橋 泰文さん     松浪 健太さん    池坊 保子さん 以上八名の方々を指名いた...全文を見る
12月03日第176回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○高木委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告いたします。  今会期中、本委員会に付託されました請願は一件であります。本請願の取り扱いにつきましては、理事会において慎重に協議いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。  な...全文を見る
○高木委員長 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  青少年問題に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。  まず、閉会中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣の承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、派遣期間、派...全文を見る
○高木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  次に、閉会中、委員会において、参考人の出席を求め、意見を聴取する必要が生じました場合には、その出席を求めることとし、日時、人選等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。   ...全文を見る
○高木委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  本日は、これにて散会いたします。     午前九時五十二分散会