小川敏夫
おがわとしお
選挙区(東京都)選出
各派に属しない議員
当選回数4回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月04日 | 第159回国会 参議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。 今、外交、防衛等様々な点につきまして難問が山積しておりますが、内政問題につきまして国民の声を聞いてみますと、やはり年金を何とかしてほしいという声が大変強く聞こえてまいります。 それで、年金のことについてお尋ねしますが...全文を見る |
○小川敏夫君 平成十四年度ですと納付率が六二・八%。ですから、三七、八%の人が保険料を納付していないという状況ですが、このように四割近くもの人が保険料を払っていないといいますと、もうこれは国民年金の制度そのものが崩壊している状態にあるんじゃないかというふうに思うんですが、その状況...全文を見る | ||
○小川敏夫君 今、年金保険料の未納者があっても財政的には困らないということでしたが、これは、払わない人の分を払っている人みんなが負担しているからということじゃないんでしょうか。 | ||
○小川敏夫君 ちょっと質問が正面からじゃないんですが、払わない人の分を同じ世代の人が、払っている人が均等に負担しているんじゃないですか。 | ||
○小川敏夫君 その払わない人がいると。払わない人も払っている人も同じ世代で、いずれ同じ時期に年金をもらえるようになるわけです。そうすると、払っている人は払わない人の分まで年金を納めたと。今度は、もらう段階になったら、払わない人は年金もらわないと。その年金もらわない人の分を多くもら...全文を見る | ||
○小川敏夫君 財政的に困らないという仕組みを聞いているのじゃなくて、私は、払わない人の分を現在正直に払っている人が均等に負担しておるわけです。それで、同じような状態になったときに、払わなかった人は年金をもらえないと。払った人は年金をもらえると。じゃ、年金をもらえる人は払わなかった...全文を見る | ||
○小川敏夫君 御指摘のとおりで、だから正直者が損しちゃっている。制度がね、随分、年金に対する信頼というか、公平感を阻害していると思うんですが。 総理、どうでしょう。納付状況が非常に悪くなっていると。特に平成十三年、十四年と、総理が総理になられてから加速度的に年金に対する未納者...全文を見る | ||
○小川敏夫君 総理が総理になられて三年近くの間、しかし実際に納付状況が悪化しているわけですから、これはやはり国民の信頼が非常に遠のいていると。そのような、国民の信頼が遠のいている、すなわち年金の保険料を払わない人は、これはやはり政府の年金政策に対する一つの抵抗だと思うんですよ。 ...全文を見る | ||
○小川敏夫君 年金については失政が明らかだと思うんですが、更に議論をしたいんですが、時間の関係もありますのでイラクの問題について質問させていただきますが、総理のこれまでの、イラクが大量破壊兵器を有していたかどうかということについて、最近の説明とそれからイラク開戦時との説明が異なっ...全文を見る | ||
○小川敏夫君 この三月二十七日の総理のこの答弁は、「イラク問題の本質は」と、で、「大量破壊兵器を廃棄してこなかったことであります。」と。ということは、イラク問題の本質はイラクが大量破壊兵器を廃棄しないで持っていることだと、総理自身がこのようにはっきり述べておるわけです。イラク問題...全文を見る | ||
○小川敏夫君 いやいや、だから、立証するか云々の問題以前として、総理は大量破壊兵器を破壊してこなかったとイラクについて断定しているんですよ。つまり、持っていたと断定しているわけですよ。それがイラク問題の本質だと答弁していた、かつては、開戦時は。しかし、今はそうやって立証の問題とい...全文を見る | ||
○小川敏夫君 総理自身が「イラク問題の本質は」と、こういうふうに言っておるわけですが。 ところで、総理、ブッシュ大統領から総理もいろいろ話をされる、あるいは連絡を取り合って、イラクが大量破壊兵器を持っていると、根拠があるんだと、このようなことを総理自身がブッシュ大統領から説明...全文を見る | ||
○小川敏夫君 中身は公表しないとしても、ブッシュ大統領はイラクが大量破壊兵器を有していると、確証があると、こういう趣旨の説明を総理にされたんじゃないですか。 | ||
○小川敏夫君 いや、破壊兵器の話をしたんじゃなくて、大量破壊兵器を有しているという説明を受けたんじゃないですか。 | ||
○小川敏夫君 なぜ公表しないんですか。 | ||
○小川敏夫君 信頼関係だけですか。国民が、総理は国民に対してきちんと説明する義務があるんですが、その信頼関係、それから国民が知る権利がある、そのことについての説明責任がある。その説明責任よりも更に重い信頼関係に匹敵することなんでしょうか、この持っていることについてブッシュ大統領が...全文を見る | ||
○小川敏夫君 しかし、「イラク問題の本質は」「大量破壊兵器を廃棄してこなかったことであります。」とあなたは断定しておるわけでね。 じゃ、総理が大量破壊兵器を廃棄してこなかったと、このように述べたことの根拠は何ですか。 | ||
○小川敏夫君 過去というのはいつごろのことですか。外務大臣でも結構ですが。 | ||
○小川敏夫君 重ねて聞きますが、時期を、じゃ最後に、イラクが大量破壊兵器を有しているということが最後に確認された時期はいつですか。それから、イラクはそれを廃棄したということの声明をしていたんじゃないですか。 | ||
○小川敏夫君 イラクの開戦直前、その査察団の団長が、あと二、三か月の時間をいただければ査察の結果を出せると、このように声明しておりましたね。そういう事実はあるんじゃないですか。 | ||
○小川敏夫君 どうも時期を相前後して何かよく訳の分からないような趣旨の答弁になってしまうんですが、要するに開戦直前はイラクは査察団を受け入れて、その査察団はあと二、三か月の調査を継続すれば結論が出るという状況にあったわけですよ。しかし、結局、いやその結果を待たずとも大量破壊兵器は...全文を見る | ||
○小川敏夫君 議論を、同じ議論をしてもしようがありませんけれども、イラクは査察団を受け入れて、その査察団があと二、三か月すればその結果を出せると言っているときにですね、その二、三か月の査察調査を継続しないで開戦してしまったわけです。そのときに、イラクは大量破壊兵器を持っていると総...全文を見る | ||
○小川敏夫君 何か物事、持っていることを証明するのは簡単ですよ、はいって持っているものを見せればいいんだけれども。でも、なかったものを証明するというのは、これ大変ですよね、ないもの見せられないんだから。だから、ないことを調査してくださいというのが、これは一つの証明方法の有力な方法...全文を見る | ||
○小川敏夫君 だって、十一月の決議といいますが、翌年の二月の段階でしょう、調査団があと二、三か月の日にちがあれば結論を出せると。調査団入っているじゃないですか。その調査団が二、三か月で結論を出せると言っていたじゃないですか。 | ||
○小川敏夫君 だから、ブリックス調査団長がそのようなイラクの対応を踏まえた上で、あと二、三か月あればと言ったのだと思うので、外相の答弁は余り説得力あるものとは思いませんがね。 ところで、アメリカもイギリスも、イラクが大量破壊兵器を有していたということについての情報について誤り...全文を見る | ||
○小川敏夫君 何も、日本が直接そのことを調査に行きなさいと言っているんじゃないです。 今、調査委員会は、あったかなかったかを調査する委員会ではなくて、あったという結論を出したような情報に誤りがなかったのかと、その情報、過程について調査しようということじゃないですか。 総理...全文を見る | ||
○小川敏夫君 私は、総理に質問したのは、アメリカ、イギリスがそういう調査委員会まで設けて、当時の、大量破壊兵器があったということを裏付けるような情報がたくさんあったけれども、どうやらそれが一つ一つは必ずしも正しくはなかったと。結局、判断が間違えたんではないか、あるいは判断に影響を...全文を見る | ||
○小川敏夫君 そうすると、あれですか、もう総理の決定に、判断に影響を与えた重要な情報について、特に大量破壊兵器の存否についての情報について、これはもう国民に対して説明しないということですか。 | ||
○小川敏夫君 どうも質問に答えていただけないんですがね。要するに、きちんと国民に説明してくださいと言っているんですよ。あなた、だから説明するかどうかを聞いているわけでね。どうですか、そこのところ。 | ||
○小川敏夫君 だって、アメリカからの大量破壊兵器の存否について、特に持っているということについて説明を受けた。その持っていることの根拠についても説明を受けた。でも、そのことについて説明しないと言ったじゃないですか。説明の受けたことについての私の考え方の違いじゃないですよ。総理は説...全文を見る | ||
○小川敏夫君 何か私の質問に全然答えないで、何かこれまでの開戦のことについて同じことを何回も繰り返し述べているだけですね。 時間も余りないんで次の質問に行きますけれども、アメリカの友好国の中でも軍隊を派遣していない国がありますね。あるいは、派遣するにしても非常に少ない範囲で、...全文を見る | ||
○小川敏夫君 だから、アメリカの最大の友好国の一つのカナダでさえその程度の参加なんですよ。 じゃ、南側の隣のメキシコはどうですか。 | ||
○小川敏夫君 例えば、今カナダの例が出ましたが、防衛庁長官、日本の航空自衛隊の任務はどういう内容ですか。 | ||
○小川敏夫君 その主にという言葉がくせ者でして、要するにアメリカの、米兵も、場合によっては武器を装備した米兵を輸送するわけでしょう。 | ||
○小川敏夫君 だから、排除するものじゃないからやるということですけれどもね。 航空自衛隊がどういう業務に就いたか、まあ事前に説明するのはなかなか難しいでしょうけれども、事後でも結構ですから、じゃ、米兵の輸送を行ったのは何回であるとか、そういう具体的な状況を報告していただけるで...全文を見る | ||
○小川敏夫君 自衛隊の活動について、取材ですね、これについて制限を設けているということが今問題になっていますが、私が先ほどくせ者と言ったのは、結局、例外的に米兵を輸送しますよと言うけれども、米兵を輸送するということはここで、国民の前に説明しておいて、しかし実際の任務では米兵を輸送...全文を見る | ||
○小川敏夫君 その報道の制限はできないと言う。報道じゃなくて、報道するためにはマスコミは取材をしなくちゃいけないんで、その取材について、これをやはりオープンにして、適正な、正しい取材ができるような協力をしなくちゃいけないんで、その取材について非協力的、つまり取材について制限を加え...全文を見る | ||
○小川敏夫君 だから、一般論として、安全にかかわることについて、取材なり報道について自粛していただきたいというそのお話はそのとおりだと思いますよ。だけれども、実際の運用で、安全という、安全にかかわることということを広く広く解釈してしまって、もう自衛隊の行動はすべて安全にかかわるこ...全文を見る | ||
○小川敏夫君 もう少し具体的に、まだまだ事前ですから、じゃ、これから継続的にその状況について、またその問題についてお尋ねすることがあるかとも思います。 防衛庁長官、度々もう議論になっているんですが、非戦闘地域云々ですが、非戦闘地域というのは戦闘地域じゃない地域ですよね、当然の...全文を見る | ||
○小川敏夫君 ただいまの防衛庁長官の定義の中で、これまでの説明で欠けている部分があるんですよ。その主体、これは国又は国に準ずる組織がという、そういう主体がということがあるんじゃないんですか。 | ||
○小川敏夫君 その国又は国に準ずる組織ということが出ましたが、外務大臣、イラクに今国又は国に準ずる組織は存在するんでしょうか。 | ||
○小川敏夫君 一般論で聞いているんじゃないですよ。今、自衛隊を派遣しようとするイラクの、その国の状況について聞いているんですよ。イラクに国という、又は国に準ずる組織があるかないかという今の現状を聞いているんですよ。 | ||
○小川敏夫君 全然議論をすり替えているんじゃないですか。つまり、私が、質問の意図、まあ答えが分かっているから、都合悪いからそういうふうにとぼけているんでしょう。 要するに、戦闘行為の主体は、国又は国に準ずる組織が行うことですよ。でも、イラクにはどう考えたって国や国に準ずる組織...全文を見る | ||
○小川敏夫君 そういうことを聞いているんじゃないんで、戦闘地域の定義からいって、国又は国に準ずる組織の国際紛争がといっているんだから。だから、イラクには国又は国に準ずる組織がないんだから、じゃ、あなたが言う戦闘地域に当たる、あるいは戦闘行為に当たる、それに該当するものがないんだか...全文を見る | ||
○小川敏夫君 冒頭で、私が指摘したようなことがあるかもしれないという、何か認めるような認めないような発言でしたけれどもね。ですから、もうちょっと端的に聞くけれども、イラクには国又は国に準ずる組織がないんだから、すなわちあなたが言う、定義に言う戦闘行為、戦闘地域はないんだからイラク...全文を見る | ||
○小川敏夫君 全然私の質問に答えていない。 ただ、これまでの防衛庁長官の答弁が、イラクの中に戦闘地域と非戦闘地域があるかのような説明をずっとされていたので、だから私は聞いたので、防衛庁長官の定義によればイラク全土が非戦闘地域でしょうと、こういうふうに確認したわけで、でも、もう...全文を見る | ||
○小川敏夫君 その先遣隊が調べに行ったその調査報告を受けて、これでその地に自衛隊を派遣するかどうか、その判断資料とするんでしょうけれども、衆議院における質疑の中で出ましたね、この先遣隊の調査報告書の粗筋が、先遣隊が帰国するまでに、前にもうできているという。これは、要するに先遣隊は...全文を見る | ||
○小川敏夫君 衆議院の質疑で提出された省庁間のファクス、これは先遣隊が帰国する前にやり取りをされて、そこで報告書の内容が協議されている状況なんですがね。このような協議があったかどうかについて、防衛庁長官、どうですか、調べましたか。 | ||
○小川敏夫君 だから、そこで調整されている作業が、もう安全だという調査報告を、結論がそういう報告でもうできているわけですよ。先遣隊が行って帰ってきて、その状況について報告が出るんじゃなくて、先遣隊が帰ってくる前からもう安全だという方向性の報告書の内容の粗筋ができていると。このこと...全文を見る | ||
○小川敏夫君 しかし、幾らそう言ったって、先遣隊が帰ってくる前から安全ですという内容の報告書ができているということは、そうじゃないと幾ら長官が言ったって、要するにそういうことだというふうにしか考えられませんよね。 次に、道路公団のことについて聞きますが、石原大臣、要するにこの...全文を見る | ||
○小川敏夫君 だから、要するにその抜本的見直し区間百四十三キロ以外は造ると、それから抜本的見直しというのも造らないということではなくて規格等を見直して造るということで、要するに全部造るわけですね。 | ||
○小川敏夫君 だから、これまでのというところで、だから規格、内容を変えて造るということでしょう。 | ||
○小川敏夫君 造らないというのはこれまでの規格どおりのものは造らないということで、規格を変えて造るという方向にあるわけでしょう。 | ||
○小川敏夫君 この道路関係四公団民営化推進委員会、この委員会は、「改革の意義と目的」ということで、その最重要ポイントは必要性の乏しい道路を造らない仕組みを考える必要があると、これが意見書の目的なわけです。しかし、どうも大臣の話を聞きますと、要するに百四十三キロについては規格を変え...全文を見る | ||
○小川敏夫君 全く大臣の説明は的を外れていましてね。賢明な私が指摘するんだから多分合っていると思うんですが。必要性の乏しい道路を造らない仕組みを考えるのが意見書の目的ですからね。 だけれども、大臣のお話、要するに百四十三キロ以外は全部造ると。百四十三キロも、中断したけれどもい...全文を見る | ||
○小川敏夫君 何か個別なこととかあれこれあれこれいろいろ付けてまことしやかに言っていますけれども、要するに意見書が必要性の乏しい道路を造らない仕組みを考える必要があるということで意見書を出したんだけれども、この与党協議では、要するに造るんですね。まあ聞いておられる方がその議論でも...全文を見る | ||
○小川敏夫君 まず、大臣の答弁で一番不適切なのは、何か道路特定財源が減ると練馬の云々かんぬんができなくなるみたいな話をしていますけれども、そういうのは全く議論、練馬のことは議論していないんで、およそ不適切な説明だと思いますがね。 ただ、要するに大臣、お金の問題でしょう、道路民...全文を見る | ||
○小川敏夫君 報償費の性質から明らかにしないということで、すべての疑惑について説明しないというのは余りにも国民に対して説明責任が欠けているんじゃないでしょうか。それじゃ、まるでつかみ金で持っていかれちゃったって分かんないじゃないでしょうか。 次に、時間の関係で最後の質問します...全文を見る | ||
○小川敏夫君 時間の関係で私の質問は終わりますけれども、今日の質疑、大変答弁も不誠実で納得ができない。やはりこういう質疑についてはもっともっと十分な時間を取って、総理も十分な時間を取ってきちんと説明する、そうした審議時間ということを配慮していただきたいということを最後に申し述べま...全文を見る | ||
03月15日 | 第159回国会 参議院 予算委員会 第10号 議事録を見る | ○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。 日本歯科医師連盟、いわゆる日歯連ですね、これにつきまして東京地検から強制捜査がなされているという事実がございます。それに関連しまして、厚生労働大臣に、あるいは厚生労働省にお尋ねいたしますが、いわゆる精神障害福祉法に言う障害者の認...全文を見る |
○小川敏夫君 まあ詳し過ぎるほど懇切に丁寧に説明いただきましたけれども、そうした通知がなされる背景に、日歯連からの陳情というか、そういうふうにしていただきたいという要望、こういったものは厚生労働省に寄せられていたんでしょうか。 | ||
○小川敏夫君 具体的に、では自民党の中から、あるいは党としてでなくても自民党の議員から、そうした方向に向けて取り組んではどうかというような意見なりあるいは要請があったでしょうか。 | ||
○小川敏夫君 資料がないから詳しいことが分からないと言うんであれば、これは個々的に当事者に聞くしかないというふうに思いますが。 じゃ、日歯連の捜査の点は外れまして、大臣にお尋ねしたいんですが、今の答弁にもありましたように、実際にこのそしゃく障害に関して歯科医師が実際に診断して...全文を見る | ||
○小川敏夫君 私は、歯科医師の診断書だけでそしゃく障害の認定がされて十分ではないかという考えに立って質問しているわけですけれども、大臣はそしゃく障害と嚥下障害が密接に関連しているということでしたが、この身体障害者福祉法は、そしゃくについて障害があるということを求めてきた人に対して...全文を見る | ||
○小川敏夫君 単純明快に歯科医師の診断書で足りるように認めていただきたいと思っておりますが、今日の質問の本筋はむしろ日歯連の方の献金問題等についての質問でございますので、その診断書の問題はこの程度にしたいと思います。 厚労大臣に対する質問はもう以上ございませんので、御退席はな...全文を見る | ||
○小川敏夫君 日歯連についてですね、強制捜査が既に入っておるわけでございますが、法務省にお尋ねしますが、その捜査の状況について、それは説明できないということは重々分かっておるわけですが、なかなか政治家絡みのことにつきまして様々な圧力、あるいは陳情等があって、捜査の決意、方向が鈍っ...全文を見る | ||
○小川敏夫君 厳正に厳しくやっていただくということをお願いいたしまして、法務省に対する質問も以上ございません。 質問、話が少し、話題が変わりますが、財務大臣にお尋ねいたしますが、今年度の税制から土地建物譲渡損の損益通算、損失繰越控除廃止について、これが行われるとしておりますが...全文を見る | ||
○小川敏夫君 減税と実質増税とをパッケージでやるということですが、土地の譲渡益課税、これの税率を下げると。すなわち、土地を売ってもうかった人については減税をすると。一方、損益通算を認めないということは、土地を処分して損した人、この人については実質増税勘定になるというわけで、そうす...全文を見る | ||
○小川敏夫君 そうすると、大臣の説明を聞いていますと、じゃ、そもそも性質が違うような損益通算を認めていた、これまで認めていたことがそもそも間違いだったと、こんなふうにもちょっと聞こえるんですが、そういうことですか。 | ||
○小川敏夫君 あと、この損益通算廃止が本年一月から、すなわち法改正ができたときは、これから後になるわけですけれども、それから本年一月のこの取引にさかのぼって適用されるわけですね。ですから、例えば今現在、今現在は損益通算が認められるというこの税体系の中で実際に取引されると。しかし、...全文を見る | ||
○小川敏夫君 所得税は年末、年度を全体まとめるものだという点はそのとおりですが、土地の取引はその時点で、売ってしまったら売ってしまったわけで、税制が変わったからあの売買はなかったことにしてくれということはできないんで。ですから、法律上、不利益不遡及ができないと。あっ違うか。不利益...全文を見る | ||
○小川敏夫君 どうも何か言葉の裏を見ると、今までの損益通算を認めていたことが大失敗だったようなニュアンスでちょっと受け止めましたけれども、私の受け止めですから、別に答弁は要りません。財務大臣への質問は以上でございます。 石原国土交通大臣にお尋ねいたしますが、日歯連、これからの...全文を見る | ||
○小川敏夫君 先ほど、歯科医師のそしゃく障害の診断書の件につきまして厚労相に質問したんですが、このそしゃく障害に関して歯科医師が診断書を書けるようにしていただきたいというような陳情を日歯連側から大臣は受けたことはございませんでしょうか。 | ||
○小川敏夫君 それでは、大臣は、ほかの議員の方とこのそしゃく、この問題というのは今言ったそしゃく障害に関して歯科医師が診断書を書けるという点ですが、この問題に関して勉強する勉強会とかあるいは政策集団、こうしたグループに加わったことはありませんか。 | ||
○小川敏夫君 この問題についてお話を聞いたことがあるということですが、それは日歯連側から聞いたということですか。 | ||
○小川敏夫君 そういう話を日歯連の人から聞いたかもしれないと言うけれども、先ほど日歯連から陳情を受けたことはないと言うけれども、そういう話を聞くことが陳情ということじゃないんですか。 さっきは全然ないと断定したけれども、今は何か、あるのかないのかちょっとあいまいな返事だったん...全文を見る | ||
○小川敏夫君 具体的な行動を要請されたことはないけれども、日歯連がそういう希望を持っているということ、それが具体的行動には至らないけれども、しかしそれについて協力してほしいぐらいのことは、じゃ言われたということですか。 | ||
○小川敏夫君 大臣は、平成十二年、十三年ですか、日歯連から百万円の献金を受けているということでしたが、大臣自身、受けている者として、なぜ日歯連が年間百万円の寄附をしてくれるんだろうというふうにお考えでしたか、お考えですか。 | ||
○小川敏夫君 何の理由もないのに献金してくれたというのはなかなか考えづらいんですがね。 もう一度確認しますが、そういう日歯連から陳情を受けた、あるいはそういう話を聞いたということについて、ないんですか、それともないんじゃなくて覚えていないということなんですか。 | ||
○小川敏夫君 だから、受けたことはないと。そういう一つの要件を大臣の方で作って、そういう形に合った、要件に合った形での要請は受けていないと言うんだから、じゃ、会ったことはあるわけですね。 | ||
○小川敏夫君 大臣は、年間百万円寄附くれる方は何人ぐらいいらっしゃるんですか。 | ||
○小川敏夫君 いや、そんな正確な数字は結構ですよ。大体の数でいいですけれどもね。 つまり、百万円の献金をくれる日歯連という存在が全く目立たないほどたくさんの献金をもらっているのか、そうじゃなくて、やはり大臣の中では百万円の献金をくれるというのはやはりかなり少ない方だと、もらっ...全文を見る | ||
○小川敏夫君 委員も同じであるという、私も同じであるという意思が、意図が全く分からないので、私は一銭も献金いただいておりません。あるいは、そういう人たちを大事にするという意味では大事にしていますけれども、別にそれは国民の一人として大事にしているわけで、特に献金を受けている方につい...全文を見る | ||
○小川敏夫君 何か、献金の問題を聞いているのに、全然献金とは関係ないところで同じだと言われても非常に困るんですが。 日歯連の人からの大臣とのやり取りについては、これ以上言っても余り出てこない、答えが出てこないようですけれども、では今度、その問題について、大臣が厚労省の方にお話...全文を見る | ||
○小川敏夫君 そういうことを理解して会ったかどうかは別にしても、この問題に関して厚労省の人と会ったことはあるんですか。 | ||
○小川敏夫君 自民党のほかの議員の方がこの問題について厚労省の方から説明を聞いている。その場に大臣も同席したことはありませんか。 | ||
○小川敏夫君 出たかもしれないという答弁が大変微妙な答弁ですけれども、余りこのことで時間をつぶしてもしようがありませんけれども、一つ確認しますが、いわゆる大臣が先ほど述べた献金ですね、届出済みの献金、これ以外に日歯連から献金を受けたことは全くありませんか。 | ||
○小川敏夫君 日歯連から適正に処理しているとは言えない、要するに報告していない政治献金を受けているかどうか、あるいは政治献金ではなくて金銭の贈与、そうしたものは受けているかいないか、その点についてはどうですか。 | ||
○小川敏夫君 ないと思うというのは、ないならないと言ってほしいんですけれども、これ以上は、これで質問を終わりますけれども、今ないというふうに言われた、そのことについてはやはりそれだけの政治的な責任も十分踏まえての発言だと思いますが、そういうことでよろしいですね。 | ||
○小川敏夫君 いや、私はあなたのその政治的責任に、今答えられた答弁について、政治家としての責任についてどう思うかを聞いたんです。 | ||
○小川敏夫君 では、大変に分かりやすく言いますが、日歯連から裏献金あるいはやみの贈与を、金銭贈与を受けていたという事実があった場合には、今うその答弁したことになりますから、それについて政治責任を取る、議員を辞職するぐらいの決意はおありですか。 | ||
○小川敏夫君 仮定の質問でも何でもないんで、あなたのここで述べられた答弁がうそであったら、それだけのきちんとした責任を取っていただきたいんですがね。そこについては、その責任についてははっきりその正面から答えてくださいよ。 | ||
○小川敏夫君 どうも大臣の答弁は言葉言葉で非常にあいまいに言っておるわけですが、だから、もらっていないならもらっていない、もしもらっているような事実があったらきっぱりと議員を辞めるというぐらいのことを言ったらどうですか。 | ||
○小川敏夫君 何ともつまんない議論をしているけれども、議員自ら判断をする、つまりあなたの議員たる身分についてはあなた御自身が判断するんだから、あなたのその判断する基本的な基準について尋ねているんですよ。 日歯連から適正に処理した献金以外の献金あるいは金銭贈与があった場合には、...全文を見る | ||
○小川敏夫君 結局、後でうそがばれたときの言い逃れのために言わないんだなというふうに考えさせていただきます。次に、道路公団民営化についてお尋ねいたしますが、もし大臣、私の考えに不満だったら答弁されて結構ですけれども、答弁する気がないようですから。 道路公団民営化についてお尋ね...全文を見る | ||
○小川敏夫君 この審議会の意見書は、改革の意義と目的について、「必要性の乏しい道路をつくらない仕組みを考える必要がある。」、「必要性の乏しい道路建設をストップし、」と、これが改革の意義と目的だというふうにうたっておるわけですが、今の大臣の答弁の中には、その必要性の乏しい道路を造ら...全文を見る | ||
○小川敏夫君 この必要性の乏しい道路を造らない仕組みと、それについて審議会の意見が明文化している、これについて今大臣のお話を聞きましたが、大臣のお話ですと、結局、抜本的見直し区間、これについて規格を見直して造ると、それ以外は全部造るというように説明しているように思うんですが、そこ...全文を見る | ||
○小川敏夫君 だから、端的にまずお尋ねしますが、その百四十三キロ、抜本的見直し区間ですが、これについては造らないというふうには全然なってなくて、規格見直しを行うと。規格見直しして整備すると書いてあるんだから、大臣の話でもう少し端的に答えていただきたいんですが、要するに規格を見直し...全文を見る | ||
○小川敏夫君 だから、大臣の話は、造らないということを何か国民に対して強調したいがためにそういうふうに説明するんでしょうけれども、すなわち、そのような規格を見直せば造るということでしょう、少なくともこの国土交通省が作った資料では造らないとは一言も書いてないので。抜本的な見直しをす...全文を見る | ||
○小川敏夫君 なかなか大臣の答弁は長いばかりで、私の質問に端的に答えてないんですが、この新直轄方式ですけれども、これも要するに、この新直轄方式の場合には規格の見直しをしないでただ造る主体を変えてということになるでしょうけれども、規格の見直しをしないで造ると、こういうことになるわけ...全文を見る | ||
○小川敏夫君 これから造る高速道路についてコストをなるべく引き下げると。これは当然のことで、しかしそれは民営化しなくたってできるわけで、なぜ民営化するのかということの大きな議論をしているわけでして、これ民営化推進委員会は、必要性の乏しい道路を造らない仕組みを考えることが民営化の目...全文を見る | ||
○小川敏夫君 今大臣が答弁された中で非常にポイントがありまして、今の道路公団システムですね、これは国が施行命令を出す、それによって道路がどんどんできてしまう、これが問題だということでした。 今度のこの政府・与党案で、しかし、新直轄方式、これも結局同じような仕組みで、どんどん高...全文を見る | ||
○小川敏夫君 ちょっと議論の的を絞りますけれども、その新直轄方式なる六百九十九キロ、これはもう施行するというふうに決まっておるわけですか。すなわち、これまでの道路公団の関係では国から施行命令ができて、既に建設することが決まっておるわけです。この新直轄方式も同じように、もう既に国か...全文を見る | ||
○小川敏夫君 つまり大臣、質問がですね、大臣先ほど、今度の道路公団改革の最大の意義は、道路公団の判断とは無関係に政府の意思で、施行命令という形でどんどんどんどん道路ができてしまうということが問題だという問題意識に立って改革をしたんだということですね。そういうふうに述べられた。 ...全文を見る | ||
○小川敏夫君 どうも、私が一つのことを聞いているのに、大臣のお言葉はその前後を含めて十ぐらいのことを答えるので、なかなか議論が煮詰まっていかないんですがね。 新直轄方式、これは有料道路でなくて無料にするということですが、これは、今大臣が少し言われたように、要するに採算性が全く...全文を見る | ||
○小川敏夫君 どうも大臣の話は長いばかりで。 じゃ、全く私の質問に答えていないんだけれども、聞き方を変えますが、例えば無料化して新直轄道路を造るということですが、これまでの道路公団方式ですと、当然有料で、しかもプール制ということで、すべての高速道路の利用者の料金負担によってそ...全文を見る | ||
○小川敏夫君 だから、端的に大臣が答弁してくれればいいんですよ。 要するに、その九千三百四十二キロのうちの百四十三キロを除いた部分は、大臣は、造る必要があるから造るんだと、こういう前提に立っておるわけですね。 | ||
○小川敏夫君 ですから、そうすると、この審議会の意見書で、民営化の最大の改革の意義と目的は、最大じゃなくて改革の意義と目的は「必要性の乏しい道路建設をストップし、」と、これが審議会の意見であったけれども、その意見を踏まえた政府の出した結論は、百四十三キロについてだけ規格を見直して...全文を見る | ||
○小川敏夫君 大分議論がかみ合ってきたんですが、要するに、ですから、有料化できないからその部分については新直轄方式に、無料化するというふうに言うわけですけれども、しかし、すなわち有料道路として全く採算性が取れないと、そういう道路については新会社に渡したんでは新会社がやっていけない...全文を見る | ||
○小川敏夫君 だから、利用料金という形で国民が負担していたものを税金という形で国民が負担するということだから、国民の負担には何にも変わっていないと。ですから、私は今回の政府・与党の改革案は実質的には改革に値しない名前だけの改革じゃないかと、こういうふうに私は議論しているわけですが...全文を見る | ||
○小川敏夫君 具体的な路線についてどこがどうのと言っている話じゃないんで。ただ、道路公団のこの改革というものがどうして出てきたのか。すなわち、施行命令が出されて道路公団が高速道路を建設する、その場合に、採算性が全く合わないところでも地元の要請とか様々な事情によって高速道路を造ると...全文を見る | ||
○小川敏夫君 この道路公団改革は、小泉総理は大変胸を張ってすばらしい中身のある改革だと言っておるわけですけれども、私は全く言葉だけで、見せ掛けだけで国民を欺く中身がない改革だと、こういうふうに判断しているわけで、当然、そういう観点から聞きますから、大臣が中身がない改革だと言われて...全文を見る | ||
○小川敏夫君 私の考え方は十分お話しして、まあ何回聞いても同じ答弁しかないんで余り議論が進まないんですが、聞き方を変えますが、これは新直轄方式の道路、これは税金で造るんでしょうけれども、これは特定財源で造るんですか。どういう費用でどういう主体で、だれがどういう資金で造るんでしょう...全文を見る | ||
○小川敏夫君 それは建設費だけではなくて建設した後の維持管理費用も含んでの話ですか。 | ||
○小川敏夫君 大臣、民主党が高速道路の無料化案を出したとき、じゃ、これからの高速道路の維持管理費をどこから出すんだと。当然、一般国道と同じように道路特定財源から出すんだというのが民主党の案でしたが、それに対して、政府・与党の方は全く、高速道路の管理費用が全くないような話、あるいは...全文を見る | ||
○小川敏夫君 すなわち、民主党が言う高速道路の無料化した場合に、その高速道路の維持管理費を道路特定財源から出すということについてはこれまで政府・与党の方、批判していましたが、じゃ、その批判を撤回するわけですね。 | ||
○小川敏夫君 しかし、道路特定財源、新直轄方式によって高速道路を道路特定財源から使えば、その分一般の、一般の国道に対する分が食われて減るから、理屈は同じじゃないですか、多少金額の多寡はあるにしても。 | ||
○小川敏夫君 無料化の議論は少し後にしまして、まずその九千三百四十二キロを超える部分ですね、これについて大臣、新直轄方式は九千三百四十二キロの範囲内という趣旨の先ほど答弁がありましたけれども、その九千三百四十二キロを超える部分については新直轄方式は適用されないと、考えていないと、...全文を見る | ||
○小川敏夫君 今新会社のことを話されましたけれども、私は、そうじゃなくて、新直轄方式によって、要するに国が造るその九千三百四十二キロを超える部分について新直轄方式で造るのかどうか。 すなわち、新直轄方式というのはこの今回決めた六百九十九キロ、これで終わりであって、九千三百四十...全文を見る | ||
○小川敏夫君 どうも、ちょっと議事録を読み返さないとはっきりしないんですが、大臣は、新直轄方式、九千三百四十二キロの外にはないという趣旨の発言をさっきされたように思うんですがね。 じゃ確認しますが、九千三百四十二キロの外にも新直轄方式で高速道路を建設するということはあり得る、...全文を見る | ||
○小川敏夫君 だから、一言でまとめますと、一一五二〇と九千三百四十二キロの間の区間は政府が新直轄方式で造るということもあると、こういうことなんですね。 | ||
○小川敏夫君 それから、新会社ですけれども、新会社はこれから新しく高速道路を建設するという場合に、この九千三百四十二キロあるいは一万一千五百二十キロ、これに拘束されないで、新会社が必要と考えれば高速道路を建設するということも可能なスキームとなっておりますね。どうですか、この点は。 | ||
○小川敏夫君 私はスキームを聞いておるわけで、ですから、スキームは、新会社はできるということですね。 それから、新直轄方式、すなわち国費を使った高速道路を造るという面につきましても、これから政府の判断、国幹審の決議が必要と言うけれども、これまでの高速道路に関する行政をずっとつ...全文を見る | ||
○小川敏夫君 だから、スキームとしては、造るということがあるスキームになっておるわけですね。大臣、正面から答弁しないけれども、まあ議論のやり取り見れば当然そういうことだということが分かると思いますが。 これまでの道路行政、正に道路公団、これを改革しなければならないという事態を...全文を見る | ||
○小川敏夫君 これまでの道路公団の仕組みが、九千三百四十二キロどんどん造っちゃうと、あるいは一万一千五百二十キロも造ってしまう、そうしたことの問題点から、改革ということに出発の原点があった、それが全く没却されているというふうに思いますが。 話を次の点に進めますが、政府・与党案...全文を見る | ||
○小川敏夫君 その政府・与党の案で、その申合せにスキームが移行した後は高速道路料金が一〇%下がるというところが国民に示されたわけですが、その一〇%下がる、一方で四十兆円にも上る道路公団の借金を四十五年間で完済しなくちゃいけないわけで、ですからその借金の返済、これと関連して本当に高...全文を見る | ||
○小川敏夫君 質問に関係ないことを長々と答えないでくださいよ。これは政府・与党案で提案したことなんだから、大臣、直接お答えください。 一割を、高速道路料金、この政府・与党案のスキームになれば高速道路料金一割を下げますと国民に対して約束したわけですよ。私が聞いているのは、その一...全文を見る | ||
○小川敏夫君 これからそうした様々な組合せを検討して可能であるということですから、この政府・与党案を打ち出した段階では、その一割を、料金を下げるということについて、その債務の償還と合わせて具体的に算定して出た数字じゃない、こういうふうに、要するにそういうことなんですね。 | ||
○小川敏夫君 私は、要するに政府・与党案というもの、先ほどるる述べたように、実質的な改革の意義の目的から懸け離れた、本当に民営化という言葉、民営化すれば改革だというだけの中身がない改革案だというふうに考えておるわけですが、当然この分析すればそういう結論になると思うんですが、そうし...全文を見る | ||
○小川敏夫君 その料金別納制度をやめるとか割引制度を出すから一割下がるという話じゃ、この公団改革の本質から出てくる問題じゃないじゃないですか。あるいは、それまでのその別納制度、そういう制度をそのまま温存していたことがむしろ悪かったんであって、決して改革の成果ではないと思いますが。...全文を見る | ||
○小川敏夫君 これまでの道路公団方式、いわゆるプール制で、採算性が悪い道路を造ってもプール制ですべて平均にならしていたということによってどんどん採算性が上がり、高速道路が造られたということがあるわけですが、今度は新会社になっても新しく高速道路を建設する、その建設した高速道路とそれ...全文を見る | ||
○小川敏夫君 この審議会の意見が出されたときには、いわゆる道路族というんですか、あるいは一般に抵抗族と、抵抗勢力と言われる方たちが、こんなんじゃたまらぬといって大変大騒ぎしたんですが、政府・与党案が出たらぴたっと静かになってしまいました。いかに今度の道路公団改革案というものが形だ...全文を見る | ||
○小川敏夫君 その調整をしていた経緯があるということなんですが、その一時帰国、小泉大臣が平成十四年十月十五日に、その五人の方が、被害者の方が帰国した際、このときの談話でこのように言っておるんです。 その部分だけ述べますと、今回の一時帰国の実現により、拉致問題の解決に向けて第一...全文を見る | ||
○小川敏夫君 一時帰国という言葉の意味をもう一度説明していただけますか。 | ||
○小川敏夫君 だれが見ても、一時帰国、これはそれが実現する前の官房長官談話、これにおいても、これは平成十四年十月九日ですけれども、福田官房長官の談話でも、五名の生存者御本人の一時帰国について具体的に調整しているというふうに述べておるわけです。 もう答弁要りませんけれども、私は...全文を見る | ||
03月16日 | 第159回国会 参議院 総務委員会 第2号 議事録を見る | ○小川敏夫君 小川敏夫です。 別に質問時間取られたんじゃなくて、話合いの上でちゃんと譲与したのでありますから、別に何の問題もありませんから。 三位一体改革、基本的には税源移譲が目的であるけれども、過渡的に所得譲与という形を取っているということでありますが、高橋委員の方から...全文を見る |
○小川敏夫君 そうすると国民の側、所得税と住民税ですが、これは増減税はなくて、全く国が取る所得税と、減らして、減らした分を全く地方税に移管するということで、国民のレベルから見て増税、減税はないという考えなんでしょうか。 | ||
○小川敏夫君 増税がないということで少し安心しましたけれども。 その自治体レベルでざっくりいって減らされた分、一〇〇%の税源移譲はないということですが、大体どのくらいの割合になるんですかね。今回の所得譲与税ですと一億五千九百二十五万ですかが減って六千五百五十八万が所得譲与税な...全文を見る | ||
○小川敏夫君 大変に影響が多い分野ですので、具体的な内容をなるべく早急にまとめて提案して議論の対象にしていただきたいというふうに思います。 平成十六年度のこの所得譲与税の件についてお尋ねしますけれども、国の方は、減らす方の立場としては、公立保育所運営費に関して二千四百四十億、...全文を見る | ||
○小川敏夫君 次に、高速道路のことについて若干触れたいと思いますが、いわゆる高速道路、日本道路公団がこれまで造るということで、自治体の負担、整備費も管理費も自治体の負担はなかったわけですが、今度、新直轄方式ということで六百九十九キロが国及び自治体の負担で整備すると、あるいは管理費...全文を見る | ||
○小川敏夫君 今のは整備費だと思うんですが、今度、維持管理費の方はどうですか。 | ||
○小川敏夫君 終わりました。 | ||
03月26日 | 第159回国会 参議院 総務委員会 第7号 議事録を見る | ○小川敏夫君 私は、民主党・新緑風会を代表して、政府提出の地方税法等の一部を改正する法律案、所得譲与税法案及び地方交付税法等の一部を改正する法律案にそれぞれ反対の立場から討論を行います。 地方分権改革の趣旨は、何よりも地方の潜在能力発揮と自立をもたらすことにあるはずです。 ...全文を見る |
03月30日 | 第159回国会 参議院 総務委員会 第8号 議事録を見る | ○小川敏夫君 アーカイブス、映像博物館ですか、昨年オープンしたと。NHKのテレビ放送も五十年過ぎて膨大なこれまでの放送の経過があるわけですが、この放送内容は、私は本当に掛け替えがない価値がある。正にその当時の社会、社会を映し出す大変な文化資産であると同時に、またスポーツとか芸能に...全文を見る |
○小川敏夫君 貴重な文化遺産という共通の認識の中でしっかりと保存と公開を進めていただきたいというふうに思っております。 そして、公開なんですが、例えばアーカイブスができて、あることは大変すばらしいと思うんですが、そこに行かなければ見れないわけでして、今すぐというわけではありま...全文を見る | ||
○小川敏夫君 是非前向きに進めていただきたいと私も希望しておりますが、よろしくお願いいたします。 次の質問に移らさせていただきますが、最近、これは週刊誌ですが、人権侵害、プライバシーの侵害ということで差止めになる、裁判所の仮処分によって発行が差止めになるという事例がございまし...全文を見る | ||
○小川敏夫君 是非慎重によろしくお願いいたします。 ただ、放送が終わった後に、場合によってはその放送によって人権を侵害されたという申出をしてくるケースもあると思いますが、そうしたことについての対応はいかがになっておりますでしょうか。 | ||
○小川敏夫君 終わります。 | ||
04月08日 | 第159回国会 参議院 法務委員会 第9号 議事録を見る | ○委員以外の議員(小川敏夫君) 井上委員の御指摘は大変すばらしいと思って、その質疑、伺っておりましたが、難民への対応に対するこの問題の本質は、やはり基本的に保護という観点にあると思います。難民の方、難民申請者の方ですね、その国におきまして大変に困難な状況に置かれておったわけです。...全文を見る |
○委員以外の議員(小川敏夫君) 私ども民主党の案では、難民申請者につきましては難民申請者という地位に基づいて在留資格を付与するということになります、一部の例外を除きましてでございますが。したがいまして、在留資格がありますので、この点につきまして不法在留ではありませんので、退去手続...全文を見る | ||
○委員以外の議員(小川敏夫君) 井上委員の指摘のとおり、難民の認定手続、これは大変に専門的な知識あるいは経験が必要でございます。 やはり申請者の国の国情あるいは宗教上の問題、様々な点について、大変複雑なものについてやはり深く正しく専門的に調査する必要があるということ、あるいは...全文を見る | ||
04月22日 | 第159回国会 参議院 法務委員会 第13号 議事録を見る | ○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。 このように国際協力を進めて犯罪の撲滅、取締りに向かう、取り組むということは大変好ましいことだと思っておりますが、何よりも、そもそも犯罪が起こらないということがこれは理想なわけでございます。 そうした意味におきまして、まず政府...全文を見る |
○小川敏夫君 副大臣の答弁が一つあいまいだったんだけれども、献金はないという、同時に、パーティー券の購入の方はいかがですか。あるいは、その点も含めて、お三方にまた確認ですけれども。 | ||
○小川敏夫君 政務官もいかがですか。 | ||
○小川敏夫君 あと、今最大の国民の関心事といえば、やはり年金問題だと思うんですが、江角マキコさんが国民に国民年金の保険料を払うようにというポスターに起用されていながら御自身が払っていなかったということが話題になりましたが、やはり国民年金の未加入と、あるいは保険料未納ということが大...全文を見る | ||
○小川敏夫君 プライバシーといっても国民年金は加入する義務があるわけなんで、その国民の義務を果たしているかどうかということがプライバシーか。まあ、犯罪者についても黙秘権があるんだから、それ以上答えないならまあしようがないかもしれないけれども、まあ一応今日のところはそうしたことで質...全文を見る | ||
○小川敏夫君 これは日本から捜査官が中国に赴いて、それで事情聴取もさせてもらえたようなことはあるんですか。 | ||
○小川敏夫君 いやいや、捜査の中身といったって、日本の捜査官が中国に行って事情聴取をしたのかどうか、余り証拠の中身に関することではないと思いますので、むしろこの捜査共助の状況についてお尋ねしているのでお答えいただきたいんですが。 | ||
○小川敏夫君 そのことをいいか悪いか議論するつもりじゃないので。 ただ、ある意味ではこの今議論している国際捜査共助法ですか、これは依頼を受けた国が、その国の捜査機関が捜査をするということですね。ですから、今回、福岡の一家四人殺しの事件では、ある意味ではこの国際捜査共助法で認め...全文を見る | ||
○小川敏夫君 別に事実を聞いているので、いいか悪いか議論しようと思っているんじゃないんですけれども。 ただ、この国際捜査共助法は、求めた国の捜査官が受入れ国の捜査に関与するということまではこの法律では求めていないですよね。これは法務省の方、いかがでしょう。 | ||
○小川敏夫君 やっているけれども、この法律上は義務じゃないわけですね。 | ||
○小川敏夫君 私は警察庁にそういうことをしちゃいかぬなんということを言うつもりはないんで、ただ事実を聞いているわけで、共助関係がよく機能しているかどうかということを確認するために聞いているだけで、日本の捜査官が中国に行ったことがけしからぬなんということは全く考えていないんで、そう...全文を見る | ||
○小川敏夫君 そうですか。一つ一つ聞いてもしようがないけれども、しかし、協力を受けられない国も現にあるわけですか。そこら辺の状況はどうでしょう。捜査協力を受けて協力的な国もあるけれども、そうでない国もあるかとも思うんですが、そこら辺のこの状況について概括的に説明していただけません...全文を見る | ||
○小川敏夫君 まあ、今回の条約あるいはこの法律のほかにもそうした面、十分な共助が得られて捜査の方しっかり尽くして国民の生命、生活を守るということで、これからも一生懸命努力していただきたいというふうにお願い申し上げます。 この国際共助法のことについて、この法律の内容について順次...全文を見る | ||
○小川敏夫君 そうすると、どの捜査機関に依頼するか、大きく言っても警察と検察庁もあるわけで、それから今言ったように理論的にはそのほかにも幾つかある。これは依頼する側、すなわちアメリカ側が選択して依頼するんでしょうか。 | ||
○小川敏夫君 そうするとあれですか、それはアメリカ側の方はあくまでもすべて法務大臣をいったん窓口にすると、こういう趣旨なんでしょうか。 | ||
○小川敏夫君 それでは、実際にアメリカから共助要請を受けて我が国の捜査機関が行うその捜査手段ですが、これは具体的にある程度限定があるんでしょうか、あるいは全く無限定なのか、そこら辺についての御説明をお願いいたします。 | ||
○小川敏夫君 捜査の手段で、例えば、もう五年前ですか、通信傍受法などで相当議論があったことがあるんですが、捜査の手法として通信傍受ということがあるんですが、これが除外されているのではないかという意見もあったんですが、いかがでしょうか。 | ||
○小川敏夫君 これも一つの確認なんですが、これは国際捜査共助ですから、あくまで捜査ですね。証人尋問とかいろいろな言葉が出てくるんだけれども、公判手続において、裁判所が公判の審理のために、要するに公判の取調べともいいますか、証人尋問でしょうか、そうした裁判所が裁判所の公判の審理のた...全文を見る | ||
○小川敏夫君 これも確認なんですが、そうすると、証人尋問ということが度々出てくるんですが、これは裁判所における公判手続の証人尋問じゃなくて、いわゆる捜査段階での手続における証人尋問に限定されておるわけですね。ちょっと、証人尋問というと公判も入るのかなというふうに思うんですが、捜査...全文を見る | ||
○小川敏夫君 あと、日本の刑事訴訟法では、起訴後、起訴後であっても捜査は、補充捜査は継続できるわけですが、これは当然、そうすると起訴後であっても捜査のための共助依頼はこれはできるということになるわけですね。 | ||
○小川敏夫君 それで、我が国の捜査機関がアメリカの協力で得られたその捜査の結果、これについて我が国の裁判手続において公判で証拠提出するという場合、例えばアメリカで裁判官の前で宣誓した証言調書もあるでしょうし、そのほかの供述調書等もあると思いますが、こうした証拠の扱いについては、こ...全文を見る | ||
○小川敏夫君 それで、当然捜査段階で作成された書類ですから弁護人の立会い下でないでしょうし、しかし、アメリカで得られた資料が我が国の公判で証拠として出てくるという場合、これ弁護人が絡む反対尋問権が十分には保障されないと思うんですが、これはどのように対応したらいいんでしょうか。ない...全文を見る | ||
○小川敏夫君 質問は変えますが、いわゆる双罰性の要件ですね。 我が国では犯罪ではない、しかしアメリカでは犯罪だというものがあった場合に、それについて我が国で捜査をすると。捜査を受けた側からすると、どうも国内では犯罪ではないものについて取調べなり証人尋問を受けるということは、む...全文を見る | ||
○小川敏夫君 それから、この法案では、捜査の共助において犯罪の証明に必要欠くべからざるという要件が緩和されてかなり使い勝手がいいと、共助の協力をお互いにやすいように要件が緩和されておるわけですが、この犯罪の証明に不可欠だという要件が外れますと、しかしまあ犯罪の捜査だから犯罪には、...全文を見る | ||
○小川敏夫君 この犯罪の証明の不可欠性という要件が緩和されると。そうすると、端的に言いますと、捜査官の方が捜査に必要だと考えればもうそれで共助の対象になると、こういうふうに考えてよろしいんでしょうか。──もう一度同じ質問しましょうか。 | ||
○小川敏夫君 じゃ、もう一度同じ質問。 犯罪の証明に不可欠な、不可欠なということがこの捜査共助の要件だったわけですが、その犯罪の証明に不可欠だということの要件が外れたと。じゃ、今度外れた場合、じゃ端的に言って、捜査官側の方で捜査に必要だと考えればもうそれで共助の要請ができる、...全文を見る | ||
○小川敏夫君 実際に起きた事件をヒントにこういうケースということで考えてみたんですが、例えばアメリカで、ロサンゼルスで日本人が日本人を殺害したというようなケースがあって、主犯と実行犯が別の人間で被害者が日本人と。で、その主犯が日本で、これは当然、国外犯ですから日本で裁判を受けるこ...全文を見る | ||
○小川敏夫君 これは当然のことだということかもしれませんが、あくまでも捜査の共助ですから、その手続の中で、参考人が被疑者であって犯人であるからといって身柄を拘束するとか逮捕するとか、そうした手続には全く関与しない、それはまた別の手続の話だと、あくまでもこれはこの定められた捜査を行...全文を見る | ||
○小川敏夫君 あと、受刑者の証人移送ということについてお尋ねしますが、これも証人移送ということでありますけれども、先ほど確認したように、裁判の公判における証人ではなくて、捜査における、要するに出頭してこない参考人に対して捜査手続として行う証人尋問のことを想定していることだと思うん...全文を見る | ||
○小川敏夫君 ああそうですか。ここで言う受刑者証人移送というこの証人というのは、あくまでも捜査段階における捜査のための証人ではなくて、公判、公判における証人も含む。そうすると、これ、ある意味ではこれ司法共助も含んじゃっているんですかね、この部分は。法文ですと刑事手続と書いてあるん...全文を見る | ||
○小川敏夫君 そうですか。分かりました。じゃ、そこの二十三条の刑事手続は公判も含むということですね。答弁は要りません。 あと、新設される業務書類等に関する証明制度ということですが、これは、当事者は公務所だけでなくて私人も含む、あるいはむしろ私人を中心とした規定なんでしょうか。 | ||
○小川敏夫君 そうすると私人、私人がどういう証明するかどうか、これはそのケース・バイ・ケースについて、もちろん証明の証明力、信用力等も兼ね合わせて求める者が判断するということになるわけですね。私人だから決まった証明方式もないわけですから、これは捜査する側が言わばその状況に応じた証...全文を見る | ||
○小川敏夫君 先ほどの受刑者証人移送ですけれども、これ、具体的にどこで受刑者を引き渡すか、その費用関係とか、そのことについて説明をしていただけますか。 | ||
○小川敏夫君 終わります。 | ||
04月28日 | 第159回国会 参議院 本会議 第19号 議事録を見る | ○小川敏夫君 私は、民主党・新緑風会を代表して、政府提出の地方自治法の一部改正案、市町村の合併の特例に関する法律の一部改正案及び市町村の合併の特例等に関する法律案について質問いたします。 我々民主党は、地域のことは地域で決められる地域主権型社会の創造を目指して地方分権の推進を...全文を見る |
05月18日 | 第159回国会 参議院 総務委員会 第17号 議事録を見る | ○小川敏夫君 私は、ただいま可決されました地方自治法の一部を改正する法律案、市町村の合併の特例に関する法律の一部を改正する法律案及び市町村の合併の特例等に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会及び公明党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いた...全文を見る |
08月05日 | 第160回国会 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第2号 議事録を見る | ○小川敏夫君 民主党の小川敏夫です。 外務大臣にお尋ねしますが、いわゆる特定失踪者の問題ですが、この特定失踪者について我が国政府が北朝鮮に対して調査をするようにということを求めた、このような経過はございますでしょうか、これまでに。 |
○小川敏夫君 そういうことはあったということであれば、そういうことはあったということについてのその具体的な状況をもう少し詳しく説明してください。 | ||
○小川敏夫君 特定失踪者が数多くあるわけですが、例えば、会自身は三十二人、非常に拉致された可能性が高いという方が現実におるわけでございます。我が国政府として拉致被害者として認定したと、認定していないから何もしないということはこれは政府の対応として許されることではないわけでありまし...全文を見る | ||
○小川敏夫君 例えば北朝鮮が認めた九家族十三人にしても、ある時期まではそのような事実は全くないと北朝鮮は言い張っておったわけでございます。 そういったことから考えれば、この特定失踪者の問題についてもどうなっているのかと聞いて北朝鮮がないと言った場合に、その後対処しようがないと...全文を見る | ||
○小川敏夫君 あるかないかで結構ですよ。 | ||
○小川敏夫君 質問に答えてないじゃないですか。 聞き方を変えますが、日朝平壌宣言で、いわゆる拉致問題のことが宣言の中に盛り込まれておりますが、この拉致問題について、要するに北朝鮮は今後このようなことを行わないということが宣言に盛り込まれているだけでして、この問題を過去どのよう...全文を見る | ||
○小川敏夫君 私は特定失踪者の問題についてお尋ねしているんでね。日本が拉致被害者として認定した人に対して、あるいは十人の安否についてお尋ねしているんじゃない。 この日朝平壌宣言の際に北朝鮮は九件十三名の拉致を認めたわけで、認めたと同時にこの平壌宣言をしておるわけです。そうする...全文を見る | ||
○小川敏夫君 ちょっと待ってください。外務大臣に今日は質問するということでしょう。そんな細かいことを聞いているんじゃないんだから、大きな方針について聞いているんだから、外務大臣が答えなさいよ。そういう約束で薮中さん来ているんでしょう、今日は。私は呼んでいないんですよ。 | ||
○小川敏夫君 約束が違うじゃないか。大臣が答弁すると。だけれども…… | ||
○小川敏夫君 拉致被害者として認定された者が出れば対処をするということは、要するに拉致被害者として認定する以前の段階では特定失踪者問題について取り上げないと、こういうことですな、要するに。 ちょっと待ってください。約束が違うでしょう。今日は大臣に答弁していただくと。ただ、細か...全文を見る | ||
○小川敏夫君 質問は、特定失踪者の問題についていわゆる拉致被害者として認定されなければ要するに政府として対応しないと、拉致被害者として認定すれば対応すると、さっき薮中さんの答弁の中で小泉総理はおっしゃったと言うんだから、拉致被害者として認定しなければ対応しないと、こういうふうに私...全文を見る | ||
○小川敏夫君 その最後で、聞いていくことがないわけではないと将来の形で答えましたけれども、だからそういうことが今までにありましたかというのが私が一番最初に聞いたことじゃないですか。これから聞いていくことがあるわけでは、聞いていくことがないわけではないという将来のことであれば、じゃ...全文を見る | ||
○小川敏夫君 答えられないんですか。 | ||
○小川敏夫君 おかしいね。将来はやることもありますと答えておいて、過去のことについては答えられませんと。 じゃ、何で、過去のことは外交の機密上答えられないけれども、これからやる将来のことについては外交の機密じゃなくて、今何で答えたんですか。 | ||
○小川敏夫君 まあ、北朝鮮が認めた横田めぐみさんを始め九件十三人についても大変に長い間政府が放置したということで大変な苦痛を与えておったわけですけれども、この特定失踪者の中にも真に拉致されたという方が恐らくあるでしょう。それに対しては大変冷たい態度を政府は取っているんじゃないでし...全文を見る | ||
○小川敏夫君 確認しますが、私は特定失踪者の問題も拉致問題等含めてお尋ねしたわけですが、そうすると、今の大臣の答弁は、特定失踪者の問題も含めて、この拉致問題が解決しなければ、正常化の交渉は行うけれども、正常化には至らないと、こういうことになるわけですね。はっきり約束していただけま...全文を見る | ||
○小川敏夫君 私が感じている不安は、大臣が言いましたように、この日朝平壌宣言で、生存者五名の家族の帰国交渉ということが順調にいけば正常化の交渉は入るんだということでした。この日朝平壌宣言を見ると、先ほども言いましたように、北朝鮮は今後このようなことを行わないということを約束してお...全文を見る | ||
○小川敏夫君 終わります。 |