小川敏夫

おがわとしお

選挙区(東京都)選出
各派に属しない議員
当選回数4回

小川敏夫の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第164回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。  まず総理に、危険部位が除去されていない牛肉が我が国に輸入されてきたということについて、政府としての責任をどうお考えになっているか、お聞かせください。
○小川敏夫君 そのアメリカ側に求めていきたいというのはいいんですけれども、政府に責任があるのかないのか、このことについて明確にお答えください。
○小川敏夫君 食品安全委員会の答申ですが、ここで結論への附帯事項ということで、輸入再開の場合は輸出国に対して輸出プログラムの遵守を確保させるための責任を負うと。つまり、政府は、アメリカが輸出プログラムを守ると、確保するということについて責任があるというふうに明確に述べているんです...全文を見る
○小川敏夫君 日本の検査体制は、アメリカが輸出プログラムを守るかどうかということとは無関係です。  この食品安全委員会は、アメリカが輸出プログラムの遵守を確保すると、確保させるということについて政府に責任があるということを確認しておきたいとわざわざ述べているんです。ですから、ア...全文を見る
○小川敏夫君 そうすると、アメリカ側がやると言っていれば、その言葉を信じていればいいと、それが政府の責任ということですか。
○小川敏夫君 では、総理でも農水大臣でも結構ですけれども、この食品安全委員会が言っている輸出プログラムの遵守を確保させるための政府の責任と、これを具体的な措置としてはどういうことをするべきだったと考えておりますか。
○小川敏夫君 質問に答えてないですよね。  要するに、このプログラムの遵守を確保させるための責任を果たすために政府はどういう措置をなすべきだったかということを聞いているんです。
○小川敏夫君 じゃ、起こったら何か考えればいいやというふうに考えていたのが政府の措置なんですか。起こらないようにするために何を措置すべきだったですかと聞いているんですよ。
○小川敏夫君 全く質問に答えてないんで。要するに、具体的にどういう措置をとったかということについての具体的な措置について何も説明できないということは、何もやらなかったということでしょう。  質問を変えますが、川内議員の質問主意書に対する答弁書ですが、これについて少し意味を確認し...全文を見る
○小川敏夫君 日本語の読み方として全く同感でございます。  じゃ、それを実行したんですか。すなわち、十二月十二日に輸入再開の決定をしたと。決定という行為した後に今度は実際に物が入ってくるという、この実際の輸入のこの事実行為の前にアメリカに調査に行くというのがこの答弁書の趣旨です...全文を見る
○小川敏夫君 その政府見解のそういう認識が一、二の事情があって変わったと言うけれども、それが誠におかしいと。  この輸出プログラムですがね、これは政府がこの食品安全委員会に答申したのは平成十七年五月ですね。その諮問したのがですね、ああ答申、失礼しました、答申ではなくて諮問したの...全文を見る
○小川敏夫君 そうすると、十一月十八日にこの答弁書を書いた後に、何やらこの牛肉輸出プログラムについてこの米国が行う施設認定を日本側が調査できることが判明したなんていう、新たにその事実が判明したかのように言っているけれども、実はそうじゃない。もうその半年ぐらい前から輸出プログラムは...全文を見る
○小川敏夫君 アメリカ側はこの事前調査を拒否していたんですか。
○小川敏夫君 まあ事前も事後も含めてアメリカが行う施設認定を日本側が調査できることということが、何もこの十一月十八日の後のこのときに突然判明したんじゃないんですよ。アメリカはずっと一貫して拒否してないわけですよ。だから、こんな閣議決定したことが、その変更が、変わるようなこの合理的...全文を見る
○小川敏夫君 結局、この閣議決定した後にこの事情が変わったということを裏付けるものではないということが分かったと思うんですが、この二番目の事情ですね、輸入解禁以降でなければ履行状況の調査ができないと。しかし、輸入再開決定があったと。そしたら、実際に物として輸入行為という事実行為が...全文を見る
○小川敏夫君 ②の方について。
○小川敏夫君 いやいや、ちょっと全然とんちんかんな答えじゃないですか。物が入ってきてこない、私はその国内の検疫を言っているんじゃないんです。現地調査のことを言っているんですよ。だから現地調査で、要するに日本で輸入を解禁をすると決定をすれば、アメリカ、現地では認定を始めて、それから...全文を見る
○小川敏夫君 この輸入解禁以降でなければ履行状況の調査ができないと、できないから政策の変更をしたんだというのが政府の公式見解でしょう。だから私は言っているわけです。輸入再開決定をして、実際に物が輸入して入ってくるという事実行為、この実際の物が入ってくるという事実行為ですね、アメリ...全文を見る
○小川敏夫君 念のために調査をしたなんということを言われちゃ困るんですよ。食品安全委員会は、さっきも言ったように、アメリカが輸出プログラムの遵守をしていることを確保させる、日本政府にアメリカが輸出プログラムを遵守するということを確保させる責任があると言っているんですよ。この条件を...全文を見る
○小川敏夫君 いや、政府でしょう。
○小川敏夫君 リスクが差が小さいといったって、それはこの前提条件が守られると、守らなければもうこれは成り立たないという、このリスク評価の結論ですね。何か大臣の話だと結論だけあって附帯事項なんかどうでもいいというふうに聞こえたんですが、どうなんですか。もう一度答えてください。
○小川敏夫君 まあ何回も言っても話がこうピント外れな答えばっかり来て困るんですけれどもね。まあ結局、この政府の答弁書で、正に輸入再開決定をしたら、実際に物として、輸入の行為の実際の行為として物が入ってくるその前に現地調査をするということをこの閣議決定で決めているわけですよ。この閣...全文を見る
○小川敏夫君 想像できない事態が起きたと言うんだったら、想像しなかったことについて大きな抜かりがありますよ。  しかも、入ってきたから停止、今度は停止措置をとったからいいでしょうじゃないんで、入ってきたことがそもそも誤りなんですよ。入ってくるという結果を招いたことの政府の責任が...全文を見る
○小川敏夫君 アメリカに責任があるのは当たり前ですよ。しかし、アメリカに輸出プログラムの遵守を確保させる責任が政府にあるとこの食品安全委員会は言ってるんですよ。それを確保させなかった責任があるでしょうと言っているわけです。
○小川敏夫君 まあ総理は何があっても責任を認めない人ですからこれ以上押し問答してもしようがないけど、食品安全を消費者の立場からつかさどると思われる松田大臣、どうですか。やはり、この実際の物が入ってくる前に現地に調査行って輸出プログラムが守られるということを確認してくる必要があった...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、その万全を期すために実際の輸入がなされる前に現地調査をすべきではなかったかと私は思うんですが、大臣はどう思いますかと聞いているんです。
○小川敏夫君 大臣の考えを聞いているんです、大臣のお答え、大臣の考えを聞いているんです。ほかの大臣のお話を聞いているんじゃない。
○小川敏夫君 質問に答えてない、しようがない。現地調査のことを聞いているんです。答えてない、質問に。現地調査のことを聞いているんです。質問に、なっていない、答えになっていない。  質問に答えてないじゃないですか。現地調査に行くべきじゃなかったかと、そのことを聞いているんですよ。
○小川敏夫君 だから、どっちなんですか。  だから、どっちなんですか。
○小川敏夫君 そうすると、食品の安全のためには万全を期すというその大臣の精神ですと、やはり現地調査は行った方がいいと、こういう結論になると思うんですが、そういうことでよろしいですね。
○小川敏夫君 まあ、限られた時間の中で余り意味のない答弁聞いてもしようがないんで、次の質問に行きますけれども、官房長官にお尋ねしますが、総理大臣が靖国神社に参拝することについて官房長官はどのような考えをお持ちでしょうか。
○小川敏夫君 非常に基本的な質問をしますが、靖国神社に参拝することが何で戦没者の追悼になるんですか。そのお考えを教えてください。
○小川敏夫君 戦没者の追悼を行う中心的な施設として靖国神社があると、まあこのような御答弁だと思うんですが、その戦没者を追悼するための中心的な施設であるということをだれが決めたんですか。
○小川敏夫君 靖国神社というのは、戦前に軍が戦死した兵士、これを祭るために造った施設ではないんですか。
○小川敏夫君 官房長官は、戦前の日本が軍国主義だとお思いですか。
○小川敏夫君 この靖国神社が、戦前は国が直接管理し運営するものだった。しかし、戦後、これが国が管理し運営することは好ましくないといって国の管理から切り離されたわけですが、これはなぜ戦前あるいは終戦まで国の管理であったものが国の管理から切り離されたんでしょうか。そこの事情はどのよう...全文を見る
○小川敏夫君 占領政策でもあり、また日本側の判断でもあると。そうした判断の理由は、正に新しい新憲法の下ではこの靖国神社のこの施設はそぐわないと、こういう理由からじゃなかったんでしょうか。私はそう理解しているんですが、官房長官はどう思いますか。
○小川敏夫君 政教分離判断というそのものが新憲法の精神ですよね。だから新憲法の中の政教分離という原則にそぐわないから国家管理から切り離したと、こういうふうに言えるんじゃないですか。
○小川敏夫君 私は靖国神社の存在を否定しているんじゃないんです。ただ国家管理が、国家管理が新憲法の精神に合わないからというこの国家管理の点を問題にしているわけです。  なお、もう一つ前提にいいますと、私は戦争で命を落とされた兵士の方あるいは東京大空襲などで亡くなられた方、大変に...全文を見る
○小川敏夫君 総理は意図的に質問をすり替えている。私は総理が一人の個人として行くことを聞いてません。総理大臣として参拝することについてどうお思いですかと。私は総理が総理大臣として参拝することについて疑問を呈しているわけです。
○小川敏夫君 私は総理大臣が一人の個人として行くことを批判はしてませんよ。総理大臣、あなたはまだ総理大臣就任直後で、この国会で、自分は厚生大臣のときには厚生大臣として参拝したと、そして総理大臣として参拝すると、このように国会で述べているんですよ。だから私は聞いているんです。一人の...全文を見る
○小川敏夫君 総理は、戦前の靖国神社が新憲法施行と同時に国家の管理から外されたことについて、どのような理由によってなされたとお考えですか。
○小川敏夫君 戦後、国あるいは国会が戦没者を追悼する施設が靖国神社だと、このように国民の意思、国の意思を表したり決議したことがありますか。ないと思いますが、どうでしょう。
○小川敏夫君 総理は質問をすり替えています。私は何回も言っているように、総理が個人として行くことについては何にも今ここで言っているんじゃないんです。総理が厚生大臣のときには厚生大臣として参拝したんだと、総理大臣として参拝するんだと国会で述べているわけですよ。総理大臣として参拝する...全文を見る
○小川敏夫君 言葉の遊びじゃなくて、物事の本質を言葉にすり替えて逃げているんですよ。総理大臣である小泉純一郎さんがと言っているんじゃないんですよ。総理、あなたは総理大臣としてと言っているんですよ。もう一回答えてください。
○小川敏夫君 総理大臣としてということについて何回言っても逃げていらっしゃる。  じゃ、総理の日本語は、厚生大臣のときには厚生大臣として行ったんだと、でもそれがやはり厚生大臣の職務と離れて一個人だと。何かもう日本語が成り立たないですよね。総理、堂々と言ったらどうですか、厚生大臣...全文を見る
○小川敏夫君 じゃ、総理のその答弁を聞きますと、このように結論付けてもいいですか。総理大臣は、あくまでも総理大臣である小泉純一郎の一人の私人として靖国神社に参拝したんであって、総理大臣が、正に国の機関の総理大臣が参拝したんじゃないんで、小泉さんがこれまで実際に参拝したこと、あるい...全文を見る
○小川敏夫君 正に質問をはぐらかしていますが、麻生大臣、天皇陛下が靖国に参拝するということを述べられました。  何か新聞報道で見ますと、一私人としてということであって、公人として参拝ということは、これはしてはいけないことだというような新聞報道のように私は取ったんですが、やはり天...全文を見る
○小川敏夫君 その行けるような形ができればという、その行けるような形は、一私人として行けるということですか、それとも天皇陛下として行けるということですか。どちらのお考えですか。
○小川敏夫君 だから、それは公人として、つまりは国の機関として、その一宗教法人の教義に従ってその哀悼の意を表すというのは、これは新憲法の政教分離の原則に反するんじゃないかと。総理大臣が一私人だ私人だと言っているのも、正にその問題点を認識していらっしゃるから、総理大臣たる小泉純一郎...全文を見る
○小川敏夫君 不戦の誓いをするなら、靖国神社ではなくて、やはり戦争で亡くなられたすべての方々を国が、そしてすべての国民が正に心置きなく追悼の意を表せるような、そういう施設を国が責任を持って造るべきではないかというふうに思っております。  安倍官房長官にお尋ねしますが、いわゆる姉...全文を見る
○小川敏夫君 そこで応対したのが飯塚秘書官だというふうに聞いておりますが、どういう話合いを、そこであったんでしょうか。
○小川敏夫君 小嶋社長は、それで議員会館の部屋を出た後、秘書から小嶋社長の方に電話があったというふうに述べているんですが、この点はいかがですか。秘書は電話をしたんでしょうか。
○小川敏夫君 秘書は国土交通省の方に電話を、小嶋さんと会った後、小嶋さんの件で電話はしているでしょうか。
○小川敏夫君 まあ、言った言わないの水掛け論になっていますがね、小嶋社長の話もかなり具体的にこう述べているんで一概にでたらめを言っているとも思えない部分があるんで、しかしそこは言った言わないの世界だから、まあこれ以上は言わないことにしますが。  総務大臣にお尋ねしますが、まだ総...全文を見る
○小川敏夫君 法令に違反したとは言っておりません。また、今ある批判も、それは余りにもやり過ぎじゃないのという批判であって、違法だという批判じゃないんですが。  じゃ、大臣はこの百分割に関しては、当時は全然把握してなかったんですか。
○小川敏夫君 いやいや、会社の財務というよりか、証券取引所に上場している、正に上場している株式のその分割の話ですからね、企業の財務の問題じゃないんで、証券取引、証券市場の問題だと思うんですがね。  まあ、把握していないと言うんだったら、これ把握していないものをしてただろうと言っ...全文を見る
○小川敏夫君 自民党の本部で、本部の中で出馬表明すると、あるいは自民党の幹部が応援に行くというようなことであれば、むしろ正々堂々と自民党の公認にしたらよかったと思うんですが、何で自民党の公認にしないで無所属で出ると。なぜ自民党の公認にしなかったんですか。
○小川敏夫君 何か他人事のような話なんですけれどもね。どなたかが言ったというのは、これは自民党の、では総理じゃないとしても、自民党のいわゆる三役とか、そういう執行部の方ですか。
○小川敏夫君 今回、ホリエモン、堀江さんが、堀江容疑者が強制捜査を受けて逮捕されていると。この事実を踏まえて、堀江氏の、堀江容疑者の選挙の応援をしたということについて、総理はやはり反省すべき点があるというふうにお考えですか。それとも、そのお気持ちをお聞かせください。
03月13日第164回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○小川敏夫君 官房長官にお尋ねしますが、ヒューザーの小嶋社長がですね、昨年十一月十七日に官房長官の議員会館の部屋に来られて、飯塚秘書官が対応したということがございました。  これについて、飯塚秘書官が国土交通省に対して電話をしたことはありますか。
○小川敏夫君 電話を含めて一切の働き掛けをしていないというと、働き掛けをしていないということが答えの内容になるわけですけれども、私が聞いているのは、電話をしましたかという事実を聞いてるんです。
○小川敏夫君 国交大臣はどうですか。電話を受けてませんか。
○小川敏夫君 いや、そういう電話と言われると、電話は受けたんだけれども働き掛けというものじゃないという解釈の下に働き掛けの電話を受けていないというふうに、言葉のニュアンスで事実をごまかしているんじゃないかというふうな疑いもあり得ますので、ただ単に事実として確認しただけです。働き掛...全文を見る
○小川敏夫君 先般、民主党の輿石委員が質問しましたミサワホームグループの産業再生機構の点についてお尋ねしますが、十二月二十八日、平成十六年ですね、この日に申込みがなされて、その日のうちに支援決定がなされていると。この事情について御説明いただけますか、担当大臣。
○小川敏夫君 事前に持ち込まれて事実上の審査を行ったということですが、その事前という時期をお聞かせいただきたいんですが。
○小川敏夫君 国交省の住宅局長、いらっしゃると思いますが、産業再生機構によるミサワホームホールディングスの支援についてという文書が住宅局で作成されておるようですが、これは御承知ですか。
○小川敏夫君 時期はいつごろでしょうか。
○小川敏夫君 この文面を見ますと、どうも住宅局の方で作成したと。しかし、それは事業所管大臣である国交大臣等が意見を述べるというこの制度の仕組みを国交大臣に説明している、そのための資料じゃないかというふうに読めるんですがね。  国交大臣、いかがですか。この文書を、住宅局なりそうし...全文を見る
○小川敏夫君 住宅局長にお尋ねしますが、内部の方で作ったということですが、もう少し、内部で作った資料ということですが、資料を作成した目的は、どういうことで作成したんですか。
○小川敏夫君 そうすると、事実関係を整理するに当たっては、これは事実が、当然事実かどうかは確認した上で作成した文書ですから、ここに記載してある文書の中身は、これは事実をそのまま記載したものだと、このように理解してよろしいわけですね。
○小川敏夫君 日付が間違っているんであれば、正しい日付はいつだったんですか。
○小川敏夫君 いや、必ずしもそうは言えないと思うんですよね。確かに、第二段落、第三段落でそういうことがあるから、この文書作成そのものは、この今言われた十二月一日の後十二月十七日の以前かもしれないけども、しかし、時日の経過として十一月十六日に支援の内定があったって、時日の経過を示し...全文を見る
○小川敏夫君 いや、文書は今後の予定とこれまでの動きと書いてありますけどもね。それはだから、この文書を作成した日が言われた日であることは分かりますけどね、産業再生機構が支援内定した日が十一月十六日だっていつだったって別に矛盾はしないでしょう、過去の時日のその日のことを記載している...全文を見る
○小川敏夫君 表示の錯誤があったと言うんだったら、錯誤がない日にちはいつだと聞いているんです。
○小川敏夫君 じゃ、何でそれが十一月十六日に表示の錯誤が生じるようなことになったのか、その原因は何ですか。
○小川敏夫君 担当大臣にまた質問が戻るわけですが、ですから、支援の申立て、支援決定が十二月二十八日と、しかしその事前に持込みがなされて事実上の審査を行ったと。で、私は先ほど聞いたわけです。その持込みがなされたのはいつですかと聞いたわけですが、いつでしょうか。
○小川敏夫君 じゃ、担当大臣じゃなくて、今日は内閣府来ていますね、どうですか。
○小川敏夫君 なぜ公表できないんですか。
○小川敏夫君 だって、これ、支援決定しているという客観的事実があるわけですよ。支援決定をしているという客観的事実があって、それの持込みがいつなされたかということを公表したところで、別に持込みがなされるのは当たり前のことなんだから、それによってどういうふうに株価形成に影響があるんで...全文を見る
○小川敏夫君 そんなことは聞いてないですよ。支援決定をした。その前で、事前段階で持込みがあった。客観的に明らかですよ。その持ち込まれた日がいつですかと聞いているんですよ。関係ないじゃないか、ちゃんと答えなさい。
○小川敏夫君 今の段階で答えられないんだったら、いつの段階で答えられるんですか。
○小川敏夫君 このミサワホールディングスについては、十一月十九日に中間決算予想が公表されて百億の利益と。これは上場会社ですから相当株価の形成に影響があるはずなんですけれども、その直後の十二月七日に修正されていると。わずか五億五千万円の利益というふうに修正されていると。まあ、こうし...全文を見る
○小川敏夫君 じゃ、担当室長に、いや大臣でも、どちらでもいいですよ。
○小川敏夫君 まあ総論的なことで、なかったと思っていますという意見だけで、私の質問には具体的に何にも答えてないんですけれども。  例えば、この支援決定について、産業再生機構はこのようにその支援決定理由について述べている。「本件事業再生計画の実施により、有利子負債のキャッシュフロ...全文を見る
○小川敏夫君 いや、そうじゃないですよ。支援決定した三年以内にこの目標を達しなさいという目標が申立て時点で既にもう達成されているんですよ。すなわち、支援の必要があったのかどうか、重大な疑問が生じるじゃないですか。どうですか。
○小川敏夫君 これ、まずこの財務健全化基準についてお尋ねしているわけですよ。すなわち、既に十倍以内となって既に経常収入は経常支出を上回っている会社に対して、本件事業再生計画を実施すれば上回るものと見込まれるというこの文章そのものがもう論理的におかしいんじゃないかと聞いているわけで...全文を見る
○小川敏夫君 この決定書を見ますと、十七年三月期見込み百八十七億円の営業利益の見込みと書いてあるじゃないですか。これ、ひどい悪化なんですか、これ。
○小川敏夫君 いやいや、十七年三月期はひどい決算になると、だからというふうに言ったから私は質問したんですよ。決定書に書いてある十七年三月期の見込み、経常利益百八十七億円と見込みが書いてあるじゃないですか。どうですか。
○小川敏夫君 ですから、支援する必要が客観的にはなかったものについて支援決定がなされたんじゃないですかと私は聞いているわけです。
○小川敏夫君 全く中身がない答弁ですけれども。  国交省のこの文書ですと十一月に支援決定が内定したとあるんですが、この点はどうですか。──当然室長ですよ。
○小川敏夫君 質問に答えてないじゃないですか。内定のことについて聞いているんですよ。
○小川敏夫君 国交省に聞きますが、内定なんというものはないそうなんですよ。ないものを国交省は勝手に、言わば捏造して作ったんですか。ない手続を殊更あるように文書を作ったんですか、そうすると。
○小川敏夫君 室長にお尋ねしますが、内定という、内定決定みたいな手続はないですよ。だけれども、案件が持ち込まれて、それで事前にいろいろ協議して進めていくわけですから、そこでこれは支援決定できないとなれば、これは申込みをさせないわけですよ。だから、申込みをさせるんだったら、じゃ、ま...全文を見る
○小川敏夫君 国交省の方は、十一月十六日の日にちが錯誤だったと言っているわけで、中身を間違えているとは言っておらないわけで、だから、内定という、法律上の決定という意味での内定とは言わないけれども、しかし事実上、じゃそういうことでいこうやという部内の意思統一があったんでしょう。それ...全文を見る
○小川敏夫君 このミサワホームに関しては、債権、銀行が持っている債権の買取りという支援が実行をされたと。したがって、国は債権者として言わばその債権を保全するという義務を負ったわけだと思いますが、この債権者として、債務者であるミサワの財産の保全という点に関しまして、当然債権者として...全文を見る
○小川敏夫君 先般、輿石委員が指摘した簿価五十億円の八王子市内存在の所有地が二千五百万円あるいはそれ以下の価格で売却されたということについてはどうですか。
○小川敏夫君 国は債権者として、債務者の資産保全について当然それを管理する責任があると思いますが、その点はどうですか。
○小川敏夫君 結論、どっちなんですか。国が債権者でしょう。債権者だったら、債務者の資産が流出しないようにきちんと管理する。もし、財産が流出すれば詐害行為取消しなり何なりの対応する責任があるでしょう。そのことについて、端的にあるかないかを聞いてるんですよ。
○小川敏夫君 だから、国が持っている債権が取りっぱぐれちゃえば責任が、被害が及ぶわけですよ。だから、そういうことがないように債務者の資産について適切に管理する義務があるでしょうと聞いているわけですよ。じゃ、ないんですか、これは。国が債権者としても、この債務者の資産に関して何ら監督...全文を見る
○小川敏夫君 答えたような、答えてないような。国が債権を保全する責任があると言いましたね。だから、債権を保全するために債務者の資産に関して不当な流出がないように、これもしっかり監督するあるいは管理する責任があるんでしょう。あるかないか、言ってくださいよ。
○小川敏夫君 ちゃんと答えてないじゃないですか。  質問をちょっと先に行きますが、その八王子の不動産の処分の件ですが、これはそういう事実を知らなかったということですか、それとも、そういう事実を把握していたけれどもこれは問題ないということですか、どちらですか。
○小川敏夫君 コメントする立場にないじゃないですよ、あんた。国は債権者として、国の負担、税金をつぎ込んでいるわけでしょう。それが取りっぱぐれちゃ困るわけで、それをしっかりと、正に税負担が最小になるように努力する義務があると言ったじゃないですか。そのためには債権者としてその権限を行...全文を見る
○小川敏夫君 本件については問題がなかったと聞いているというのは、だから要するに、この簿価五十億円の土地を二千五百万円を下回る価格で売却したという事実を知っていると、知っているけれどもそれは問題がないと、こういうことを言っているわけですか。
○小川敏夫君 金額はね、コメントしなくて結構ですよ、こちらで調べて分かっているわけですから。金額を聞いているんじゃないんで。この土地についての売却について、じゃコメントしなくてもいい、ここでコメントできない、内容はコメントできないとしても、その売買契約の事実は把握した上で問題がな...全文を見る
○小川敏夫君 全く中身については答えてない。  大臣、この再生機構、結局、このミサワは例えば野村が出資しているということになっているんですが、この再生機構、この再生委員の中に野村の出身者がいるというようなことがあるんですが、こういったことについてはどう思われますか。
○小川敏夫君 例えばこの増資引受けで、これ上場企業だから株価があるわけです。その上場、付いている株価の約半分ぐらいの値で実際にこれ出資引受けされているというんですが、このこと、出資引受けについてはどうですか、どう思いますか。
○小川敏夫君 まあ大臣が確信するのはそれは御自由ですけどもね、先ほど私が冒頭で述べたように、そもそもこの支援決定手続をする必要があったのかどうかというその出発点からの疑問があるわけです。  それで、出口においては、今言いましたように野村とかトヨタが実際の上場されている株価の約半...全文を見る
○小川敏夫君 まあミサワの場合には支援決定する前から利益を上げていたんですからね。  竹中さんに、大臣にお尋ねしますが、先般、輿石委員からも質問がありましたけれども、大臣そのものはこの再生支援を受けるように創業者の三澤千代治さんに勧めたりと、あるいはそういうことで三澤さんがだれ...全文を見る
○小川敏夫君 どうも、私が三澤さんからお話聞いたところでは、電話をいただいたと言っておりまして、ここは話が食い違っております。  それから、委員長に申し上げたい。  そうした意味で、三澤千代治さんを当委員会に証人として呼んでいただきたい。また、このミサワホームトレーディングの...全文を見る
○小川敏夫君 金融担当大臣にお尋ねいたしますが、大臣の収支報告書を昨年度見ましたところ、村上ファンドの村上さんから四十万円寄附を受けているという記載がありましたが、これについて説明していただけますか。
○小川敏夫君 マスコミの報道によりますと、昼食会で、一回十万円の会費の昼食会に四回出席していただいたと、それで四十万円になったと、このような報道がありましたが、そういうことでよろしいんでしょうか。
○小川敏夫君 そうすると、十万円四回じゃなくて、四十万円一回ということですか。
○小川敏夫君 その十万円の四回は昼食会の日時と重なるんじゃないですか。
○小川敏夫君 そうすると、四回そうした勉強会に村上さん、顔を出されたと、大臣とお会いしたと、こういうことでよろしいわけですね。
○小川敏夫君 そうすると、個人としてではない資格での参加もあったんですか、この四回以外に。
○小川敏夫君 その勉強会で村上さんと大臣、大体どういうことをお話しされるんですか、差し支えないで、もしお話しできる、その勉強会で村上さんと大臣、どのようなお話をされるんですか。差し支えない範囲でお聞かせください。
○小川敏夫君 外務大臣にお尋ねしますが、昨日の福島委員の質問にもありましたいわゆる沖縄返還交渉での密約の話でございますが、四千万ドル、まあ密約はないということを既に繰り返し答弁されておりますけれども、この支払そのもの、つまり三億二千万ドルをアメリカに支払ったと。その中に問題の四百...全文を見る
○小川敏夫君 その中にこの現場復旧費の四百万ドルも含まれているということでしょうか。
○小川敏夫君 だから、密約かどうかは別にして、この復旧費の四百万ドルが含まれているんじゃないですかと、含んで支払っているんじゃないですかと聞いているわけです。
○小川敏夫君 アメリカの、米国の公文書ですと、その当時の局長の吉野文六さんの、局長のですね、署名があるということですが、この署名はこれは吉野さんの署名ということでよろしいんでしょうか。
○小川敏夫君 いやいや、アメリカ側に保管されている文書だとしても、局長が署名した文書ですよ。すなわち日本の外務省が関与した文書じゃないですか。それについて答えられないことはないでしょう。
○小川敏夫君 かかわり合うかどうかじゃなくて、アメリカに保管されている文書に吉野さんの署名があると。だから、局長の吉野さんが局長として署名したのかどうかを聞いているわけです。
○小川敏夫君 質問に答えてない。  吉野文六さんかな、局長、当時のことを新聞紙上でも事実を語っておりますので、この吉野さんについても是非、証人として事情を聞いていただきたく申請しまして、私の質疑を終わります。
03月22日第164回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
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○小川敏夫君 小川敏夫です。  大臣から農林水産予算の説明を聞きまして、その中で感想の一つを述べさしていただきますので、それに対してまた大臣から感想を聞かしていただければと思っております。  私は、日本の農業のあるべき姿はこのように考えております。国民に対して、あるいは消費者...全文を見る
○小川敏夫君 是非、そういう気持ちが込められているということで、実現に向けて頑張っていただきたいというふうに思っております。  次に、BSEの政府の統一見解ですか、昨年に出されましたこのことについて質問をさせていただきます。  この点につきましては、もう大臣も様々な委員会で度...全文を見る
○小川敏夫君 その回答は文書であるんですか。
○小川敏夫君 だから、この質問の趣旨は、文書があるのかということです。
○小川敏夫君 だから、そうしますと、何かその日に突然回答があったといいますか、これはこのBSEに関してはもうずっと長い間協議を経ているわけですから、どうもその日に突如として、それまでできないというものができることになったというような回答があったというふうにはのみ込めないんですよね...全文を見る
○小川敏夫君 どうもそこのところが、そんなに、この閣議決定した政府の方針を変えるほどのエポッキングな回答があったというふうには思えないんで、どうしても納得がいかないんですけれども。  次に行きますけれども、次に二番として「輸入解禁以降でなければ履行状況の調査ができないこと」とい...全文を見る
○小川敏夫君 まあ、施設認定そのものが、そうすると、アメリカの施設認定は、施設認定をした後、日本に対する輸出に向けての様々な体制をつくるんですか。そうじゃなくて、日本に対する輸出の体制ができているということを確認してアメリカは施設認定を、政府がです、アメリカ政府は施設認定をしてい...全文を見る
○小川敏夫君 まあ、そこのところは、ですから事実上進んでいるという状態があるわけですから、解禁という、あるいは再開決定と、あるいはアメリカの政府からいえば施設認定ということがなければ状況の調査ができないということは言えないと思うんですよね。むしろ、状況の調査は、その準備段階の調査...全文を見る
○小川敏夫君 この再開の決定をした後、日本がアメリカの現地調査をした後でなければ実際に輸入行為はできないと、アメリカから輸出はできないというふうにする余地はなかったんですか。
○小川敏夫君 この政府の統一見解、私はどうしても納得できないんですけれども、これ以上議論をしてもと思いますが、この点について最後に大臣のお考えをお聞きしたいんですけれども、結局、食品安全委員会はこの輸入再開に当たってはこのように言っているわけですね。  要するに、「リスク管理機...全文を見る
○小川敏夫君 どうも実際に骨付き牛肉が入ってきたということに関して、これまでの小泉総理を始め政府の説明を聞いておりますと、アメリカで輸出プログラムが遵守されなかったと、そのことが責任だ責任だということが中心であって、しかし輸出国に対して輸出プログラムを遵守させるべき責任が政府にも...全文を見る
○小川敏夫君 どうも輸出プログラムの遵守を確保させるための責任を負っている政府がその責任を果たさなかったということにおいて責任があるという正面からのお言葉をいただけないのが大変残念ですけれども、BSEの関連はこの程度にしまして、次に食料品の表示に関する点について質問させていただき...全文を見る
○小川敏夫君 例えば我が国の主食、米が中心ですけれども、言わばコシヒカリ、あるいは新潟産のコシヒカリなどが特においしいとされて値段も高いわけですけれども、率直に言いまして、私どもそれを買って食べても、実際にその米が本当に言われた表示されている米なのかどうかというのは実際には確認す...全文を見る
○小川敏夫君 この食料品の表示について、特に加工食品についてまだ表示が不十分ではないかという意見が大分強くあるように思うんですが、この点はいかがでしょうか。
○小川敏夫君 八品目から二十品目に増えたと、そのこと自体はいいんですけれども、しかし二十品目でまだ十分だという声でもないように思います。  私、もちろん、いろいろ考えてみたら、例えばコロッケ、まああれはジャガイモでできて、パン粉をまぶして揚げているだけで、まあジャガイモだと思う...全文を見る
○小川敏夫君 それぞれの個別な事情の中で困難な事情ももちろんあるということはよく分かりますが、しかし難しい、難しいと言って前に進まないんでは、またこれもいけませんので、是非そうした難しい事情も、様々な事情があっても、なおしっかり前向きに取り組んでいただきたいというふうに思っており...全文を見る
○小川敏夫君 もう質問時間がなくなりましたので、余り細かい議論もできませんでしたけれども、最後に大臣に、こうした表示制度について、まあ私が述べたのももう様々な問題のごく一端でしかないかというふうに思いますけれども、よりこの実効を高めるための今後の取組方、特に国民あるいは消費者から...全文を見る
03月23日第164回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。  竹中大臣にお尋ねします。  大臣は、もう大臣を何年もやられ、一昨年には参議院議員にもなられまして、今では総理候補の一人とも言われる大政治家になっておられますこと、深く敬意を表しさしていただきます。  そこでお尋ねしま...全文を見る
○小川敏夫君 竹中大臣の政策というものをしっかりと拝聴いたしました。  次に、総務大臣として竹中大臣にお伺いいたしますが、政治資金規正法の所管大臣として、この政治資金の透明化あるいは適正化ということにつきましてどのような所感をお持ちでしょうか、お聞かせいただきたいと思いますが。
○小川敏夫君 特に、政治資金の透明化ということが非常に私は重要であると思っております。今の大臣の答弁の中に透明化という言葉がありませんでしたが、やはり大事であるということは認識いただいているというふうに思っておりますが。  それで先般、先日櫻井委員から質問がありましたトリガー・...全文を見る
○小川敏夫君 竹中大臣は、大政治家とまあ表しさせていただきましたけど、まあ政治家でございます。そして、立派な政策もお持ちでございます。この政治家竹中さんのこの政策を後押しする活動をしているということ、これはやはりこの政治資金規正法第三条に言う「政治上の主義若しくは施策を推進し、」...全文を見る
○小川敏夫君 今大臣が言われた一つの要件で、大臣ではない民間人がやっている団体だということでしたが、政治資金規正法三条は、民間人がやっていようとどうと、あるいは大臣と直接かかわらない第三者がやっているということは除外事由には当たらないわけでして、そこのところは全く理由にならないと...全文を見る
○小川敏夫君 今いろいろ述べられましたけど、政治資金規正法第三条の要件を述べられましたけど、その要件の中でどこが該当しないから政治団体に当たらないということなんですか。
○小川敏夫君 まず、「政治上の主義若しくは施策を推進し、」と、竹中大臣の、政治家竹中さんの政策を後押しする、後援するということはこれに当たらないんでしょうか。
○小川敏夫君 私はかなり質問を絞って聞いているのに、大臣は幅広い何か抽象的な答弁をされてしっかりと答えてないようなんですが、政治家竹中さんの政策を後押しすると、それを目的にしていることはこの政治上の主義、施策を推進するということには当たらないんですか。
○小川敏夫君 このトリガー・ラボのホームページに、竹中平蔵国務大臣、すなわち政治家ですね、政治家竹中さんの進める構造改革を後押しすることを目的として以下の事業を行いますと書いてあるわけです。だから、それは、このトリガー・ラボが行っている事業は、政治家竹中さんのこの政策を、構造改革...全文を見る
○小川敏夫君 大臣が聞いてる云々、聞いてる云々と言っているけどね、この団体そのものがホームページで世間一般に公表してるんですよ。竹中平蔵国務大臣の進める構造改革を後押しすることを目的として、以下の事業を行いますと。  それから、竹中塾というものをこの団体は開催しています。要する...全文を見る
○小川敏夫君 少し事実関係をすり替えていらっしゃるんじゃないでしょうか。大学で講義にただ竹中さんが出席したというものじゃないんで、この竹中塾、公開講座、大学で行っているというこのLECですね、きちんと書いてありますよ。竹中平蔵経済財政政策・郵政民営化担当大臣の構造改革を応援するシ...全文を見る
○小川敏夫君 だから、大学の開催、だから違うと言ったのは、大学の開催じゃなく、トリガー・ラボだって共同開催ですから、主催者じゃないですか。  で、この公開講座では参加は無料とあります。これは参加無料ですね。
○小川敏夫君 竹中大臣そのものはこの公開講座に出席していろいろ講演する、この講演料はいただいてますか。
○小川敏夫君 政治家が有権者を集めてお話を聞くと。仮に、竹中大臣は経済学者という側面もお持ちですが、竹中経済学者の講演を聞くとなれば、これは講演料が相当な金額になるでしょうし、またその講演を受ける人もこれは有料じゃなければいけないわけで、これが本来の姿だと思いますが。  しかし...全文を見る
○小川敏夫君 主催者のトリガー・ラボが政治家竹中さんのこの政策を後押しすることを目的として様々な事業を行っている。その一環として竹中塾を開いて、有権者を集めて竹中さんのお話をちゃんと聞いていると。学生のためにやっている。それは我々も、普通の政治家の方が演説会を開いたって言うでしょ...全文を見る
○小川敏夫君 全くね、ただ単に当たらない当たらないと言い張っているだけで、もう既に示しているじゃないですか。団体そのものが、だって、トリガー・ラボそのものが言っておるわけですよ、もう既にこうやってホームページで。しかも、竹中塾を開いて、政治家竹中さんを呼んでその政策を聞いているわ...全文を見る
○小川敏夫君 だから、これは政治活動だ、これは政策だというふうに言わないと政治活動にならないんですか。そうじゃないでしょう。政治家というのは、その人を、逆に言えば、知ってもらうことだけだって立派な政治活動なんですよ。それは、握手して回ることだって立派な政治活動だ。  様々な形が...全文を見る
○小川敏夫君 もう書いてあることと同じことを議論して、事実があるわけですから、その事実について、今都合悪くなったから、知らない知らないと言ったって、それで通る話じゃないんで。まあ押し問答してもしようがない、これ客観的事実ですから。  それで、次にお尋ねしますが、この団体は寄附を...全文を見る
○小川敏夫君 この竹中塾の初回のこの講義において、竹中大臣の秘書官の岸秘書官が、竹中大臣がおられるところで、実はこの竹中塾は竹中大臣の思いで始まったことだというふうに述べておるんですが、このことについてはどう思っていますか。
○小川敏夫君 しかし、竹中大臣の思いで始めようということになりましたと。持ち掛けられた話が竹中大臣の思いと一致していましたという話じゃないんでね。竹中大臣の思いで始めようということになったんですと、このように述べているわけですよ。竹中大臣が自分からその思いを伝えて、主導して始めた...全文を見る
○小川敏夫君 じゃ、その思いを主宰者に、大臣なり大臣の代わりの秘書官なりが伝えたからこのように実現したと、こういうことなんですか。
○小川敏夫君 質問には答えていないですね。要するに、竹中大臣の思いがどのようにして相手に伝わったのですかと、こう聞いているわけでね。そう伝えたことはないということですか。
○小川敏夫君 先ほど大臣は、寄附の点について一切関与していないというふうに答弁いただきましたが、先日、私が質問しましたミサワホールディングスの創始者の三澤千代治さんですか、にお伺いしたところ、まだ竹中大臣が参議院選挙に出る少し前のころに、竹中研究所なるものを立ち上げたいから、是非...全文を見る
○小川敏夫君 三澤千代治さん御本人は竹中さん御本人からそのように依頼されたと言っております。ミサワホールディングスの産業再生機構入りに関して、大臣はその三澤さんにトヨタ自動車の奥田さんに会いに行くようにと電話したことはありませんか。
○小川敏夫君 大臣は一昨年、参議院選挙出た際、トヨタ自動車から応援の人を派遣してもらうと、あるいはその三澤さんからも選挙の支援を受けているということはありませんか。両方お答えください。
○小川敏夫君 それは要するにトヨタ自動車の社員が会社を休んで応援してくれたということですね。
○小川敏夫君 このトリガー・ラボの件は、客観的にホームページその他の資料がございますので、これ以上大臣に質問しても同じ答えが返ってくるかと思いますので次の点に行きますが、先般、この予算委員会でどなたかが質問の際に、住民税も払わないで大臣をしているというような趣旨の発言をしたところ...全文を見る
○小川敏夫君 この議事録を読ましていただきまして、私なりに疑問を感じた部分があるんですが、九四年、九五年、九六年にアメリカから日本にこの住民票を移した際に、いずれも藤沢市に住民票を移しておりますね。これはすべて同じところですか。
○小川敏夫君 この藤沢市のことだけに限定しているんですが、その前に港区のことなどは聞いておりませんが、この住民票を移した藤沢市、この三か所について聞いているんですが。
○小川敏夫君 大臣は、日本で住民税は払っていないけれども、アメリカでローカルタックスは納めているということでしたが、このローカルタックスの中身が、つまりどういう趣旨の税なのか分からないものですから、教えていただけますか。
○小川敏夫君 米国で持っている不動産の固定資産税は当然だと思いますがね。  私が聞きたいのは、日本で収入を上げた所得があります。これについて、住民税は払っていないと。では、アメリカにおいて、この日本での所得についての税は払っておるんでしょうか。
○小川敏夫君 つまり、日本での所得についての住民税に相当する部分は払ったかどうかということについての答弁はなかったんですが、ただ、この所得税は、大臣のこれまでの説明ですと日本で払っておると。ですから、日本での所得に関しては日本で払っているから、アメリカでは納めてないと。所得税は納...全文を見る
○小川敏夫君 要するに、私は、まあ脱税という言葉は使いません。しかし、日本で所得を上げた、その所得について所得税は納めたけれども、しかしこの住民票異動という事実によって日本で住民税を納めていないと。で、この日本で上げた所得に対するこの住民税に相当する部分、これは脱税という言葉は使...全文を見る
○小川敏夫君 アメリカでは、アメリカでの生活で住民票を移すという必要はないんですよ。まあ、特別その住民票を、なくては生活できないという事情はないと思います。  ただ、私が疑問に思うのは、所得税に関してはアメリカで納税するという道を取らないで、四か月間しかいなかった日本で納税する...全文を見る
○小川敏夫君 多少比較に無理がありますよね、ローカルタックス。だけど、日本の所得についての住民税に相当する部分は恐らく払っていらっしゃらない。アメリカの方が高いと言うけど、その大宗はアメリカで不動産を持っている固定資産税のことを言っているわけですね。ですから、それを比較するのは余...全文を見る
○小川敏夫君 いやいや、先般、総理大臣になった後も靖国参拝すると答弁されたので、ただそこが、総理大臣として公式参拝なのか、一私人として参拝するのか、そこの明確な区別がなかったので、それについて質問したんです。
○小川敏夫君 先日の私の質問で、戦前の日本は軍国主義と言えるという答弁をいただきました。この戦後の民主社会において、戦前の軍国主義はやはり否定されるべきものだというふうにはお考えでしょうか。
○小川敏夫君 この戦前の軍国主義と靖国神社とは関係があるようにお考えですか。
○小川敏夫君 いや、ですから、そうすると、戦前のいわゆる軍国主義と関係があるとお思いなのかどうか、そこの関連性についてはどうですか。
○小川敏夫君 この戦没者あるいは戦争による死者の追悼の念をささげるために、国が非宗教の追悼施設を新たに造るというお考えについては、官房長官、どうお考えですか。
○小川敏夫君 短い議論で、本当はじっくり議論したかったんですが、短い議論だったもので余り、単発的な質問しかできませんでしたが、私は靖国神社、戦争で亡くなられた方しか祭っていないわけで、例えば東京大空襲で十万人も戦争で命を落とした人が靖国神社には祭られていないわけで、ですから、靖国...全文を見る
○小川敏夫君 この問題はまた改めてゆっくり議論したいと思います。  では、私の質問を終わります。
03月28日第164回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
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○小川敏夫君 今般のこの独立行政法人に、改革推進ですけれども、その意義をお尋ねするわけですけれども、こういう視点でお答えいただきたいんですが、最終的に目指す改革の目標といいますか、ゴールといいますか、そこがどこにあるんだろうかと。  今回のこの改革推進によるこの組織形態が、これ...全文を見る
○小川敏夫君 小泉総理は、民にできることは民にということで民営化と、まあ道路公団も郵政も民営化成ったわけですけれども、今回のこの例えば試験研究機関、これも最終目標は民営化にあるんでしょうか。私は、これ民営化されては困るというか、民営化にはなじまないというふうに思っておるんですが、...全文を見る
○小川敏夫君 やはり、国民の食を支える分野でありますから、この試験研究というものは、単に採算性とか効率性だけで行うものではなくて、よりこの食料を支えるという国家目的を達成するための研究でありますので、やはり民営化にはなじまないと考えておりますが、大臣からそのようなお話をお伺いしま...全文を見る
○小川敏夫君 国から支援するというよりも、むしろ国が主体となって責任を持って行うという姿勢が私は欲しいと思っているんですが、どうでしょうか。
○小川敏夫君 こうした本当の意味の改革はむしろ中身だと思うんですね。器をただ単に法人の数を束ねて一つにしたとかいうだけじゃなくて、中身のことが本当の意味の改革だと思うんですが、どうも今回の改正はその中身に行く前のただ器だけの問題だというふうに見えてならないんですが、そうした意味で...全文を見る
○小川敏夫君 総論的には確かにおっしゃるとおりだと思うんですが、もう少しその具体性があればと思うんですが、あるいは法律ができてから、これからのことだということになるかもしれませんが。  特に人件費のことについて、一%削減する、あるいは五%削減ということでありますが、衆議院の議事...全文を見る
○小川敏夫君 そうすると、その交渉いかんによっては一%は必ずしも実現できるというふうに決まったわけではないということになるんでしょうか。
○小川敏夫君 まあ一%ができるかどうか明確な返事がなかったようには思うんですが、この職員の問題、無駄があればこれは当然減らさなくてはいけないし、ただ、試験研究ということを行うという重要な責任を果たすために必要な人材はこれは確保しなくてはいけないわけで、ただ単に増やせの減らせの云々...全文を見る
○小川敏夫君 あと、別な見方がありまして、公務員が今度独立行政法人に転職すると、これはいわゆる天下りになるんですか。今までは公務員、両方とも公務員だから、公務員の身分は変わらないから天下りとは言わなかったですよね。今回は、これからは、今度独立行政法人が非公務員になるわけですから、...全文を見る
○小川敏夫君 対象になるわけですね、ああ、なるほど。  まあ要するに、公務員が二年間は民間企業に行かれないと、だから独立行政法人が天下りの対象でなければ、そこに二年間いてそこから民間に行くという、何かワンポイントの避難場所になるのかなとも、ちょっとうがった見方という意見もあるか...全文を見る
○小川敏夫君 ならないよね。
○小川敏夫君 ですから、私が言ったように、今までは両方とも公務員ですから、例えば本省の方が行政法人に行って、今度そこから退職しても二年間天下り禁止があったわけですね。今度は、本省の方がこの独立行政法人に行くと、行って、そこは天下りの対象にならないから、じゃそこにいて、二年間そこで...全文を見る
○小川敏夫君 大臣、天下り規制を逃れるために今回の法改正があるとは言いませんけれども、ただ、結果としてそういうような道ができてしまうということは事実だと思うんです。ですから、大臣の主導でそういうことがないようにしっかりと指導監督していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○小川敏夫君 それから、今回の改正で非公務員になると、そしていわゆる兼業規制が、これまで公務員であれば兼業が規制されておったわけですけれども、かなり緩やかになるということがございました。これについて、国の責任で、国の、言わば国民の税金を使って研究員というものが経験と能力というもの...全文を見る
○小川敏夫君 まず、やっぱり中立性ということを考えた場合に、民間企業と兼業しているというだけで、どうも中立ではないんではないかというような世間の評価が出るというふうに思うんですが、しかし、民間との様々な共同研究の推進だのほかの要請があれば、それはそれでそういう理由もあるのかなとい...全文を見る
○小川敏夫君 特にこの農産物の試験研究、あるいは、和田委員からも指摘がありました育成者の、担い手の教育等、正にこれからの農業を支える本当に根本的な基礎的な分野でありまして、これが単に、先ほども私言いましたように、採算性だけで判断できるものではなくて、本当に国民の食料を支えるという...全文を見る
○小川敏夫君 しっかり頑張っていただきたいというふうに思います。  では、独立行政法人に関する質問ではありませんが、農水省には関連団体として、有力な組織として日本中央競馬会というものがございます。この日本中央競馬会について、今後の在り方について種々検討しておるということでござい...全文を見る
○小川敏夫君 余り具体的なお話がなかったんですが、ある程度まとまり次第報告いただけるということでお伺いをしたいと思います。  あと、JRA、例えば最近、国交省の直轄工事や道路公団、防衛施設庁などで談合などが相次いで摘発されておるんですけれども、JRAも様々な施設建設がありますが...全文を見る
○小川敏夫君 では、また話題を変えまして、毎年春になると、暖かいいい季節ですけれども、マスクをしている方が大変多いんで、まあ花粉症というものがありまして、私は農水委員会にいるときには必ず年に一回この時期に聞くことにしておるんですが、昨年もお聞きしましたが、現段階でこの花粉症対策、...全文を見る
○小川敏夫君 先日、山の手入れをして、それによって花粉症対策に大分効果があったという誇張というか虚偽の公表をしたというようなことが報道されておりましたけれども、これはそんな虚偽の公表をした事実はあったでしょうか。
○小川敏夫君 まあなかなか理解しにくいんですけれども。  毎年春になると花粉が出ない品種を、苗木をどんどん植えているというようなことで、何かもう気持ちが明るくなるような報道は毎年毎年見るんだけれども、だけど、現実に、では昨年、杉の苗木、全国で大体、まあ何千万本だと思うんですが、...全文を見る
○小川敏夫君 何かよく分からないな。  七年前、八年前に聞いたときにも、そういう品種を改良したからすぐやると言ったし、去年は何か二十万本ぐらいたしかそういう苗木を植えたと。その何千万本のうちの二十万本というふうに聞いたんだけれども、今年聞いたら、何か改良したばかりでこれからだと...全文を見る
○小川敏夫君 大臣は花粉症ではないかもしれないと思いますけれども、杉植えれば、花粉を飛ばすのはそれから十年、何十年、あるいはいったん植林すれば五十年なり百年だと。だから、今仮にすべての苗木を替えても、その効果が出るのは二、三十年後だということになると思いますけれども。今現在でも毎...全文を見る
○小川敏夫君 終わります。
05月12日第164回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第2号
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○委員以外の議員(小川敏夫君) ただいま議題となりました民主党・新緑風会提出の公職選挙法の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。  参議院選挙区選出議員の定数につきましては、大都市集中による人口の過疎過密化の進行等により選挙区間の不均衡が拡大...全文を見る
05月17日第164回国会 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会 第3号
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○委員以外の議員(小川敏夫君) まず、今の参議院の選挙区制度、都道府県単位ということのこれを尊重するということは当然でございまして、私どもも十分配慮しておるつもりでございますが、しかし一方で、投票価値の平等というこの民主主義の根本原則、こちらの方が更に優先する問題ではないかという...全文を見る
○委員以外の議員(小川敏夫君) お答えします。  私どもの案も、今回の案でこれで抜本的な解決とは思っておりません。恐らく与党の案の方も同じであると思います。ただ、最高裁から厳しい指摘を受けたという状況を踏まえまして、来年の選挙には間に合わせなくてはいけないという状況から、当面の...全文を見る
○委員以外の議員(小川敏夫君) お答えします。  参議院の比例区選挙はやはり衆議院と異なった選挙区制度を持つということ、そして衆議院とは異なって、参議院の比例区が職能代表を選出する、あるいは選挙区ではなかなか議席を持てない少数政党にも議席獲得のチャンスを大きく与えるというような...全文を見る
○委員以外の議員(小川敏夫君) お答えします。  まず、その県選出の代表を持たないということではなくて、鳥取、島根の選挙区から選出された方は鳥取県と島根県の両県を代表するということになりますので、代表する議員を持たないという意味ではないかというふうに考えております。  それか...全文を見る
○委員以外の議員(小川敏夫君) お答えします。  私どもは較差は限りなく一倍に近くなくてはいけないというのが基本的な考えでございまして、四倍を切ればいいという考えは持っておりません。  それが基本でございますが、今回は、最高裁判決を受けて、その指摘からしまして来年度に行われる...全文を見る
○委員以外の議員(小川敏夫君) お答えします。  先生御指摘のように、地域のその事情を尊重すると、あるいはこれまでの都道府県単位の選挙区のこの積み重ねを尊重するというお考えは誠にもっともでございまして、私もそのように考えております。  がしかし、やはり民主主義の根本であります...全文を見る
○委員以外の議員(小川敏夫君) お答えします。  まず、今の国の財政事情等、あるいは世論の、国民の声の大勢からしますと、定数を増やすという方向ではないんじゃないかというふうに私どもは判断いたしました。  また、技術的な問題といたしまして、多少の定数を増やして、定数配分の少ない...全文を見る
○委員以外の議員(小川敏夫君) お答えします。  先生御指摘のように、第三者機関を設置すべきという考えには私も賛成でございますが、ただ、この参議院の定数問題は、やはり半数改選、そして定数の半数を選挙区、あっ、半数ではありませんが、選挙区と比例区という二つの選挙区制度を持った選挙...全文を見る
05月23日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第11号
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○小川敏夫君 公益認定委員会の事務局のことについて若干質問いたしますが、今、藤本委員から指摘がありましたように、ただ単に役所の都合のためだけにあるような公益法人は、これは整理縮小した方がいいと思うんですが、この公益認定委員会の認定に当たりまして、七人の委員の方が最終的に判断するわ...全文を見る
○小川敏夫君 恐らくこの認定委員会が扱う案件は数千とか数万になると思うんですね。ですから、七人の委員の方がこれ具体的な作業をするわけじゃないんで、具体的な作業は事務方がすることになると思いますので、是非、その委員の独立性、その省庁の利益を表すような委員会にならないように、是非また...全文を見る
○小川敏夫君 今の今回の法律の書きぶりですと、大臣が例示されたような正当な事由がある場合には拒否することができるということになっておりますけれども、実際上、全く見知らない、見知らぬ第三者、すべての方が閲覧請求できると、それに対して応じなければならないという規定になっています。 ...全文を見る
○小川敏夫君 済みません、ちょっと一点だけ、関連で。  あと、公益法人じゃなくて、一般の社団法人でも社員は閲覧請求ができるわけです。そうした場合に、社員が例えば意図的に名簿を閲覧しようとして加入してきた社員もそれはあるかもしれないし、社員自身が不当な目的を持っている場合もあるか...全文を見る
○小川敏夫君 終わります。
05月24日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第12号
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○小川敏夫君 昨日に続いて質問させていただきますが、昨日も質問したんですが、やっぱりどうしても私としては気に掛かるものですから、この公益認定委員会の事務局と事務員の人事につきまして、任命権はそれぞれ総理大臣にあるということですが、やはり昨日の藤本委員の質疑にも相当ありました、役人...全文を見る
○小川敏夫君 財務大臣、認定委員会の委員の人事も事務局の人事も総理大臣にあるとなっております。財務大臣、もし総理大臣になられましたらしっかりとその公平性が保たれるような人事を行っていただきたいと思うんですが、そこの抱負を聞かせていただけませんでしょうか。
○小川敏夫君 公益認定のことについて一つ、細かいといいますか、テーマを絞った質問になりますが、今我が国、様々な活動の中で外国人が国内でいろんな活動に参加しているという面がありますし、反対に日本人が海外に行って様々な活動をするという場面がございます。団体のその公益認定の在り方につい...全文を見る
○小川敏夫君 要するに、外国人が参加している、あるいは社員に入っているということは、公益性の認定を排除するといいますか、阻害する要素ではないというふうにお伺いしてよろしいわけですね。
○小川敏夫君 次に、今度は活動の対象の方についてお尋ねします。すなわち、公益活動のその対象が外国である場合。外国で日本人を対象に行う活動もあるでしょうけれども、外国で外国人を対象にする場合と、あるいは国内におります外国人を対象にするというような活動もあると思います。  こうした...全文を見る
○小川敏夫君 では、また別のテーマに移るんですが、現在、公益法人が存在しておりますが、今の公益法人、財団法人でも社団法人でも、特に財団法人の場合には参加する社員がいないから特に問題じゃないんですが、社団法人の場合であっても、これは仮に法人が解散した場合に、その残余財産を社員等に配...全文を見る
○小川敏夫君 その規定なんですが、ただ、一般社団法人に移行する際に、その財産を公益目的に使うという計画を立ててそれに使いなさいということが条件だということになっているんですが、その規定が、持っている財産を全部使い切れということではなくて、要するに持っている財産に見合う金額に達する...全文を見る
○小川敏夫君 だから、私が指摘したように、今の公益法人では社員に、まあ今の社団法人なら社員に分配することができないものが、しかし、公益支出計画ですか、あくまでも支出の計画ですよね。だから、支出金額がそこまで達すれば、計画が終了すれば残余財産は分配できることになると、このことは間違...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、財産を使い切れということじゃなくて、あくまでも財産の果実なり収入も含めてとにかく支出すればいい、支出する計画が終わってその年度が終了すれば財産は処分できるということになってしまうわけで、そういう道が開けてしまうということになるわけですね。  私が思うのは...全文を見る
○小川敏夫君 まああくまでも支出計画というのが言わば決算処理上の支出の数字であって、実財産の減少ということを意味することではないんで、私の質問には正面からは答えていただけなかったというふうに私は思うんですが。  いずれにしろ、これまでの非課税なり優遇税制なりということで築かれた...全文を見る
○小川敏夫君 だから、制度を概略説明してもらったけど、私の質問には答えてもらってないんだけど。  要するに、一般社団法人は株式会社とは違うから、利益の配分とか財産の配当あるいは分配ということをそもそも想定してないんだということが理念の背景にあるかもしれませんけれども、しかし、理...全文を見る
○小川敏夫君 次の質問に移りますが、私はNPO、これはどんどん推進すべきだというふうに思っておりますが、今回、公益法人あるいは一般法人の設立に伴って中間法人が廃止されました。法人のこの器の問題であるわけでして、その活動の中身に関してはまたそれぞれがそれぞれの目的に従って行えばいい...全文を見る
○小川敏夫君 では、公益法人の問題はこの程度にしまして、文部科学大臣にお尋ねいたしますが、地方公務員の定数の削減のところで、学校児童の、生徒数が減少しても、その減少に見合って教職員を削減する以上に削減しろという条項が入っております。私は、その条項を見て、はてなと。例えば、一つの例...全文を見る
○小川敏夫君 いずれにしろ、日本の国の将来を担うのは子供たちで、子供たちに対する教育は何よりも必要であると思いますので、そこのところをしっかりと踏まえていただきたいというふうに思います。  また、次の問題点に移りますが、やはりこれからの税の使い道、無駄は無駄でしっかり省かなくて...全文を見る
○小川敏夫君 この放射線を使用する施設に関しては、自由にできるんではなくて、当然使用するに当たって許可の申請をすると。で、その際に、チャコールフィルターを設置したと、それによって最終的な気体から九〇%放射性沃素が吸収できるということを条件とするといいますか、それを開設の言わばまあ...全文を見る
○小川敏夫君 現実に、放射線の使用の許可を受けるときの条件が満たされておらないわけですよ。一年、二年で取り替えるのが適切なチャコールフィルターが二十年取り替えられていない、十数年取り替えられていないと。これは、さっき大臣、使用頻度によってこの劣化の状況が違うと言っておりましたが、...全文を見る
○小川敏夫君 そうすると、学会から何らかの結論が出るまで何もしないということですか。
○小川敏夫君 だから、安全を満たすために基準が設けられて、その使用を許可する際に、チャコールフィルターを用いてそこで九〇%の沃素を吸収するということになっているわけですよ。それを、実際に開設した者が、チャコールフィルターがなくたって使用量が少ないんだから別に構わないといって勝手に...全文を見る
○小川敏夫君 だから、初めにその許可を受けるときに、チャコールフィルターを付けるということによって、それで安全性が満たされるということで許可を取って、現に放射線を使用しているわけですよ。その使用している者が使用している段階で、いや、自分のところは放射線の量が少ないから、チャコール...全文を見る
○小川敏夫君 何か要らないものを初めから付けているような言い方をされていますけれども、大臣の答弁の中で私は指摘したいのは、安全検査、安全検査と言うと。しかし、その安全検査、数値の測定、これを実際に測定値を使って測定するところも一部あります。だけど、ほとんどは安全かどうか計算で出し...全文を見る
○小川敏夫君 だから、その計算で出す際の、安全かどうかを計算で出す、計算で出すその計算の根拠が、このチャコールフィルターが機能しているということを前提に計算して出しているわけでしょう。(発言する者あり)
○小川敏夫君 だから、要するに使用者が勝手に、自分のところは使っている量が少ないから、だからチャコールフィルターなんかどうでもいいんだと勝手に、使用者が勝手に判断しているということでしょう。それで計算して、その線量を超えてないからチャコールフィルターなくたっていいんだと使用者が判...全文を見る
○小川敏夫君 大臣言われたように、二重の安全、三重の安全ですから、これがなくてもほかの部分で安全だからいいんだという発想じゃなくて、二重の安全、放射線の問題ですから、しかもこの沃素がどの程度危険があるかどうか、これは実験なんかできないわけですから、いまだその危険の具体的な程度も分...全文を見る
○小川敏夫君 その利用状況を見てと言いますけれども、利用状況はそれは減らないですよ。それは、必要な人は霞が関だろうと錦糸町だろうと行かなきゃいけないんだから、起こしますから、私は件数は減らないと思います。  だけど、現実問題として、それは錦糸町の方に近い人はいいけれども、そうで...全文を見る
05月25日第164回国会 参議院 行政改革に関する特別委員会 第13号
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○小川敏夫君 私は、ただいま可決されました一般社団法人及び一般財団法人に関する法律案外二案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党及び国民新党・新党日本の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     一般社団法人及び一般財団法人に関...全文を見る
05月26日第164回国会 参議院 本会議 第28号
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○小川敏夫君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律案に対し、反対の立場から討論をいたします。  小泉内閣は、発足してからこの五年間で約百七十兆円も国の借金を増やしました。国、地方の長期債務残高は、...全文を見る
10月26日第165回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。  まず、大臣、御就任おめでとうございます。就任早々最初の質問で大臣の資質を尋ねなければいけないというのは誠に残念でございますが、しかし、聞かなければならないことがありましたので質問させていただきます。  今年六月に、WBEFとい...全文を見る
○小川敏夫君 すると、大臣、百万円もパーティー券を買っていただいたと。このパーティー券を百万円分買っていただいたという、この事実も知らなかったということですか。
○小川敏夫君 政治家が寄附を受ける、あるいはパーティー券買っていただくということが、これは日常的にあることですけれども、大臣は、百万円もパーティー券買っていただいて、その買っていただいた方にお礼の電話とかお礼のあいさつもしないんですか、一般的に。
○小川敏夫君 ある人を介してということですけど、そのある人というのは、これはWBEFと関係があるんですか。
○小川敏夫君 ちょっと微妙な言い回しでしたけど、その知り合いというのは要するに、そうするとWBEFの組織に参加している方と、参加している方が知り合いだと、こういうことですか。
○小川敏夫君 いや、ちょっと大臣の最初の答弁が、その事務所がお願いした方がWBEFの組織の中の一人であるようなふうに言われたもので、それで確認したんですけれども。
○小川敏夫君 大臣のお話のとおりにしても、その知人の方が仲介にしたとしても、買ったのはWBEFの人ですね。すると、普通は百万円も買っていただければ、お礼のあいさつ、お礼の電話はすると思うんですがね。大臣は、例えばほかの方についても、百万円ぐらい買ってもらっても全然あいさつもしない...全文を見る
○小川敏夫君 いや、お願いするのは直接ないにしても、結果として百万円もの寄附を受ける、百万円ものパーティー券を買っていただければ、お礼の電話ぐらいは普通はしているんじゃないかと思うんですがね、電話とかあいさつぐらいはですね。一般的になさらないんですか、大臣は。
○小川敏夫君 大臣が、WBEFが強制捜査を受けたときに、大臣は気付かなかったということですけども、事務所の人もだれも気が付かなかったんですか。どうもこのタイミングを見ると、六月にそういうことがあったのに返したのが十月だと、ばれるまでとぼけていたんじゃないかというような疑いを持つ人...全文を見る
○小川敏夫君 時間も来ましたんで終わりますけど、普通の国民感覚からいきますと、百万円も券買ってもらった組織の、WBEFという組織について全く認識がずっとないままというような答弁はとても納得できないんですが、今日はこれで終わりまして、また機会を改めてと思います。  終わります。
11月27日第165回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○小川敏夫君 ODAの外交上の位置付け等につきましては、大臣から所信をいただきまして、また山下委員からもう既に質問がありましたので、重ならないようなところで質問したいと思いますが。  大臣のお話ですと、ODA、言わばODAやったことが巡り巡ってそれが我が国の国益に寄与するんだと...全文を見る
○小川敏夫君 確かに、中国のことにつきましては私もよく分からないんで、ただ新聞等でよく報道されるものですから、中国と比較して我が国の外交戦略が足らないような報道がよくなされるものですから、そうした観点から大臣にお尋ねしたわけでございます。  基本的にODAというものを我が国のこ...全文を見る
○小川敏夫君 我が国の外交と言う場合には、安全保障だけではなくて、我が国が必要な資源の確保の問題、あるいは現在、将来の食料の問題、輸入問題等ございます。言わば、資源外交、食料外交等でございますが、今日は経産省、農水省から参考人お越しいただいていますが、これまでこのODAが、言わば...全文を見る
○小川敏夫君 ODAというものを我が国が資源を確保するためにというふうにやるんではこれは大変不純な動機になるんで、ODAの精神に反することになると思いますが。ただ、農産物になりますと、資源のように限られたものを持ってくるというんではなくて、農産物は正に自然の恵み、太陽の恵みによっ...全文を見る
○小川敏夫君 あと、我が国の外交上の位置付けという面ではなくて、いわゆるこの国際社会の民主化といった問題からの観点からお尋ねしますが。  先般、当委員会にルワンダの大統領に、カガメ大統領にお越しいただきましたが、ルワンダと聞きますともう大虐殺というイメージが大変に強いわけですが...全文を見る
○小川敏夫君 個別具体的な質問になりますが、私、七年前にスリランカのサマナラウェア・ダムと、これ当時の行政監視委員会なんですが、そこでODAに関する集中審議日がございまして、そこでスリランカのサマナラウェア・ダムについて質問をしました。造ったダムが言わば欠陥があって、第一次、第二...全文を見る
○小川敏夫君 その百十二万メガワットの出力と、発電出力ということですが、それはその当初の目標が達成されておるということですか。あのダムがその水漏れを防ぐために相当土砂を埋めて、ダムの規模が少し、言わば規模というのかな、能力が落ちたように思うんですが、これは大丈夫だったんでしょうか...全文を見る
○小川敏夫君 この案件では結局、九一年に三十二億六千四百万円、九五年に五十二億八千二百万円、追加借款しておるわけです。これ当初が幾らだったかな、まあいずれにしても、当初の計画よりも八十五億円程度言わば追加借款している。つまり、スリランカからすればそれだけ日本に対する借金が増えたこ...全文を見る
○小川敏夫君 問題は生じていないというけれども、スリランカから見れば、百四十五億円の借金で済むところが言わばこうしたダムの、まあ欠陥というのかな、それとも、まあ補修を要するということで八十五億円も言わば負債が増えておるわけですが、これについてはスリランカは別に何の苦情もなく、きち...全文を見る
○小川敏夫君 押し問答してもしようがないけれども、百四十五億の予定がプラス八十五億円も掛かったと。それの借款も返さなくてはいけないということで、しかもその工事、調査を行った工事もこれ日本の企業と聞いていますから、不満の声があってもいいんじゃないかと思うんですが、まあないということ...全文を見る
○小川敏夫君 結局、私が言うのは、今大臣言われたのは、ODAの政策立案をする部署が行っていると。ですから、自分が行ったところが自分で評価すると、あるいは後から見るというんでは足らないんではないかと。ですから、ODAの政策立案部署が行ったところでない別な言わばODAのこの、国の、会...全文を見る
○小川敏夫君 是非、そういうシステムを実効性あるような形で構築していただければと思います。  次に、最後の質問になりますけれども、先ほどのスリランカの借款の問題も聞きましたが、スリランカに限らないんですけれども、結局、発展途上国に援助すると、言わば、平たい言葉で言えば懐が寂しい...全文を見る
○小川敏夫君 まあ、答弁は要りませんが、私の質問の趣旨は、取りっぱぐれがあるところには貸すなということではなくて、そうした国ほど言わば援助を必要としている国が多いわけですから、ODAの趣旨にかんがみて、より適切な対応をしていただきたいという質問の趣旨でございました。  ODAに...全文を見る