小川敏夫

おがわとしお

選挙区(東京都)選出
各派に属しない議員
当選回数4回

小川敏夫の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月18日第183回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。  まずは、この参議院の予算委員会で安倍総理を再びお迎えいたしました。ようこそ再びと挨拶申し上げます。  質問に入りますが、いわゆる三本の矢という金融政策、まず物価の点あるいは金融緩和の点についてお尋ねいたしますが、普通の私どもの気...全文を見る
○小川敏夫君 まずその金融緩和ですが、具体的には日銀による国債等の資産買入れということでございますね。
○小川敏夫君 財務大臣にお尋ねしますが、やはり総理が言う、十五年続いた長いデフレに対して適切な対応をしなくてはならないということを総理がお話しになったわけですが、財務大臣も同じような気持ちですか。
○小川敏夫君 余りちょっと具体的なことがなくて、分かったような分かりにくいような答弁だったんですが。  今、三本の矢ということで、通称アベノミクスとも言って金融緩和等の政策をやっているわけですが、それだけデフレ対策というものがとりわけ大事であれば、これちょっと思いまして、麻生財...全文を見る
○小川敏夫君 エコポイントとかそういうのは消費喚起の一つの景気対策でしょうけれども、今、安倍総理が言っておられる金融緩和、まさに日銀による国債等の資産買入れ、これについては当時の麻生総理は全くやっておりませんですね。
○小川敏夫君 もう少し具体的に詰めていきますが、では、ちょっと聞き方を変えまして、政府、日本銀行の共同声明というものが出ておりますね。一月の二十二日ですか、今年にですね。そこで二%の物価目標と。日本銀行は、物価安定の目標を消費者物価の前年比上昇率で二%とすると、こういうことを政府...全文を見る
○小川敏夫君 何か総理の話を聞いていますと、じゃ、金融政策は日銀がやっていることで政府は具体的には何も関与していないかのようなお話なんですが。しかし、実際には、安倍総理は二%の物価目標ということを、高らかに掲げたことをやってきているわけで、今またその成果ということで大変に自信を持...全文を見る
○小川敏夫君 総理の答弁の中で、いわゆる金融緩和あるいはデフレ対策を今までやってこなかったというような説明がありましたが、しかし、これを見てください。日銀による国債等の資産の買入れ、これは二〇一〇年、民主党政権時代に始まっておることなんです、二〇一〇年の十月に。そして、この一月に...全文を見る
○小川敏夫君 目標を定めたことに大変な意義があったかのような御趣旨の答弁だったんですが、実は民主党も昨年の二月十四日、二%以下のプラス領域で当面一%のめどということでこの国債等の資産の買入れを行っておるわけです。二%以下のプラスの領域、当面一%のめどという目標を立てている。総理は...全文を見る
○小川敏夫君 まず、二%目標ということの意味をお尋ねしますが、これは物価が二%に上がる、二%に達するまでこの金融緩和政策、国債等の買入れを行うという金融政策を実行するのか、それとも二%に達するよりも前に、ああ、このままの勢いでいけば二%になるなというふうに読めたところでやめるのか...全文を見る
○小川敏夫君 つまり、私が言っているのは、二%に達するまで国債の、要するに日銀による資金供給を継続すれば、二%に達したところで継続をやめても物価は更に勢いがあるから上がってしまうでしょうと言っているわけで。  ですから、安倍総理が言われるように、二%をどんどん上がっていくような...全文を見る
○小川敏夫君 民主党は、二%以下のプラスの領域、当面一%のめどと、きちんと、総理が言っているように、目標を掲げておるわけでして、ここに行くまでは金融緩和をするというのが政策でありました。  なぜこの一%めどで二%以下のプラスの領域かというと、二%を超えないようにするためには、二...全文を見る
○小川敏夫君 このデフレ脱却、インフレを、要するに物価を上昇するというのは、これは日銀によるこの基金の積み上げ、資金の供給を始めたらすぐにぱんと反応して上がるというものじゃありません。やはり少しずつじわりじわりとそれが浸透していって、その効果がじわりじわりと出てくるというのがこの...全文を見る
○小川敏夫君 日本銀行が政策を変更したと言うけど、さっきの表を見ていただきましたよね。日本銀行は別に政策は変更していないんで、民主党政権時代から続けていたこの国債等の資産買入れを更に継続していくということであって、別に何も政策は変わっておりません。  ところで、また聞き方を変え...全文を見る
○小川敏夫君 これは資料の二を是非見ていただきたいんですが、一九八五年、この年にいわゆるプラザ合意がありまして急激な円高になりました。そこで、日銀は大胆な金融緩和を重ねて行いました。しかし、日銀が大胆な金融緩和をしても、八六、八七年、八八年、それ以前に比べて物価の上昇率は下がって...全文を見る
○小川敏夫君 そうすると、要するに、政策は同じであっても、政府が、総理が強い決意を示せば、その決意によって、心理的効果が大きいから、それによって市場は反応するでしょうということであって、政策の中身が同じであっても政府が強い姿勢を示せばいいんだと、こういうことになるわけですか。
○小川敏夫君 物価安定目標、物価安定、安定と言うけど、安定じゃなくて物価上昇目標ですよね、インフレ目標ですから。安定というと何か全然変わらないように思うんだけど、安定的に物価を上げるという目標ですね。  ただ、目標を掲げるということ自体に意義があるんであれば、民主党も一%、二%...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、民主党政権の時代のこの政策で着実にデフレは解消に向かっておったわけです。ただ、総理ほどアピールが上手ではなかったから、総理がアピールがうまいから何か変わるかなという期待で上がっているんじゃないかとは思うんですが。  取りあえず、また話をバブルのころに戻し...全文を見る
○小川敏夫君 総理は、例えば衆議院での質疑においても、貨幣現象だと。だから、日銀が金融を緩和して資金が供給されれば、供給量が増加すれば、貨幣現象だから物価は上がるんだと、このように言っておりました。ただ、このバブル期のころに学んだ一つの経験は、資金が過剰に供給されても物価は上がら...全文を見る
○小川敏夫君 何か私の質問には全然答えていないんですがね。  要するに、日銀が資金を、供給量を増やせば物価が上がるというふうに総理は説明してこられたと思うんですが、その説明のとおり上がるんですかと聞いておるわけです。
○小川敏夫君 一つ、一昨日でしたかね、新聞記事にこういうのがありました。ジョージ・ソロスというヘッジファンドが円安に賭けて約一千億円に近い利益を上げたと。すなわち、総理のその大変強い意気込みを示した発言は、結局そうした相場に対して一つの言わば勝負の場を与えただけであって、これが実...全文を見る
○小川敏夫君 余り観念的な議論で時間を費やしてもとは思いますが、ただ、要するに、安倍総理、新政権の強い決意というもの、総理の発信力というものは、表現力というものはなかなかのものだから、そしてそれに反応して円安になり株式市場が上がったというその部分だけは、今そういう現象が起きている...全文を見る
○小川敏夫君 財政立て直しに向けてプライマリーバランスを実現しなくてはならないという、そのお気持ちは伺いましたが、じゃ、どうやって実現していくというふうに考えているんですか。
○小川敏夫君 いや、だから、目指します、目指します、中長期プランを設定しますというんじゃ何にも答えていないんで、どうやってこの財政の立て直しをやるんだという、その具体的な対策の中身を聞いておるんです。総理に聞いています。
○小川敏夫君 どうも抽象的なお話ばかりで、話を聞いていると、これでこの財政の危機が解消されるという実感は全く感じないんですけれどもね。  例えば、総理がおっしゃっている三本の矢、私は大変重要な点が一つ欠けていると思うんですよ。つまり、総理は、入ってくることばかりですね、景気を良...全文を見る
○小川敏夫君 日本の財政を立て直すためには、やはり無駄な支出というものは、これは徹底的に削減しなくてはいけないと。しかし、実際に自民党政権、政権に復帰したところ、また昔の税の無駄遣いを復活しようとしているのではないかと。  例えばこの自動車重量税、これは特定財源であったものを一...全文を見る
○小川敏夫君 税収を道路の維持管理・更新等、等が入っているからね、これ新規も入っているんですよ、ための財源とすると、財源として位置付けと書いてあるんだから、理念じゃないでしょう。使い道をこれ定めているんじゃないですか。まさに特定財源化じゃないですか。
○小川敏夫君 道路の補修をするなと言っているんじゃないですよ、必要な補修は一般財源で賄いなさいと言っているわけで。  総理は特定財源じゃなくて一般財源だ一般財源だと言うわけですけれども、そうすると総理のお考えでは、そもそも特定財源というその特定財源の言葉の定義をまず教えていただ...全文を見る
○小川敏夫君 自動的にというのはちょっと分かりにくい話ですが、要するに税収を一定の目的に使うことを特定財源化ということじゃないんですか。
○小川敏夫君 ですから、この自動車重量税を、ための財源として位置付けというのはまさにその特定財源化を言っているんじゃないですか。
○小川敏夫君 理念じゃないでしょう。位置付けと言って、使い道を位置付けているんだから特定財源でしょう。黒を白と言い張っているだけですよ、総理。  じゃ、次の質問に行きますが、これはまた全然別の話です。慰安婦の問題です。  総理は、河野洋平官房長官談話によって、強制的に軍が家に...全文を見る
○小川敏夫君 官房長官談話といっても、当時の政府の見解として出されたものですよ。政府見解ですよ、これは。
○小川敏夫君 総理は、この談話について、政府としてこの官房長官の談話を発出しですよ、このように安倍総理は前の時代の総理大臣のときに述べておるわけですよ。政府の姿勢だと、政府の方針であると。政府の責任者は総理大臣ですよね。  そこで、まず私は、総理のこの発言については非常に重要な...全文を見る
○小川敏夫君 しかし、例えば前回の、前回、安倍総理が総理大臣をしているときに、総理大臣として様々な発言をするから例えば米国下院から日本を批判するような決議があった。まさに、総理大臣として前回は様々な発言をして言わば外交問題を引き起こしておったわけですが、今回は総理大臣としては発言...全文を見る
○小川敏夫君 私は総理の発言を問題にしておるんです。すなわち、事実と異なることを言っておるわけです。  すなわち、河野談話は、強制的に軍が家に入り込み、女性を人さらいのように連れていって慰安婦にしたという、こういうことは認めていません。こういう不名誉なことは、河野談話、すなわち...全文を見る
○小川敏夫君 私は、安倍総理の発言から安倍総理のこの姿勢を問うておるわけです。まあ安倍総理が河野談話を余り好んでいないということはこれまでの言動から感じますがね。しかし、河野談話を言わば否定したいという気持ちがあったとしても、事実でないことを河野談話で言っているかのような、誤った...全文を見る
○小川敏夫君 もう既にあなたの発言で外交問題になっているんですよ。ニューヨーク・タイムズも大変批判しておる。  時間が来ましたのでこれで終わりますけれども、やはり事実でないことをあたかも河野談話にそれが結び付けてそれを批判するというのは、やはり政治家の姿勢として大変好ましくない...全文を見る
02月19日第183回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○理事(小川敏夫君) 後刻理事会で協議いたします。
02月20日第183回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○理事(小川敏夫君) 以上で山本香苗さんの質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○理事(小川敏夫君) 次に、中西健治君の質疑を行います。中西健治君。
02月21日第183回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○理事(小川敏夫君) 関連質疑を許します。津田弥太郎君。
02月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○理事(小川敏夫君) 委員に申し上げます。質疑の妨げにならないよう、静粛にお願いいたします。
03月21日第183回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。  谷垣大臣に法務大臣として初めて質問させていただきますが、まず最初に、人権擁護行政のことについてお尋ねさせていただきます。  大臣の所信表明でも、この人権擁護、しっかり取り組むというお話でございましたが、この人権行政に関...全文を見る
○小川敏夫君 この人権委員会、今法務省の人権擁護局で行っている事務内容を余り変えないで法務省の外局にというのが、先国会、民主党の方で提案させていただいた内容でございます。そうした案ですと、余り議論もしなくて、まあそこまではスムーズにいけるんじゃないかと、こういうふうに思っておるん...全文を見る
○小川敏夫君 国際機関あるいは国際世論からの要請もあります。また、本来的にはやはり政府から独立したということが望ましいと思われますので、前向きに是非取り組んでいただきたいというふうに思います。  次の質問に行きます。  今日は、文科省から副大臣、お越しいただきましてありがとう...全文を見る
○小川敏夫君 今現在教育の質に課題を抱えているロースクールがあるというふうに思うんですが、それは今現在のことで、またこれから順にお尋ねしますが、私がお尋ねしているのは、このロースクール制度が始まるとき、今副大臣が言われました平成十六年の認可ですか、このときに、では、定員で何名の定...全文を見る
○小川敏夫君 大臣政務官を副大臣と申し上げまして失礼しました。そのくらい立派な方だと思いましたので、つい間違えてしまいまして申し訳ございません。  五千人台後半ですか。そうすると、審議会の理念に従えば、そのうち七、八割が合格するというと四千人ぐらいになっちゃうんですかね。しかし...全文を見る
○小川敏夫君 やっぱり法科大学院ができるとき、ロースクールでしっかり学べば七、八割が受かる、法曹になれると。そうした理念ですと、じゃ自分はロースクールでしっかり頑張ろうといって、職に就いている方がその職をなげうってロースクールに入学した人も多いわけですが、しかし、現実にロースクー...全文を見る
○小川敏夫君 言わんとするところは、その司法制度改革審議会の制度の趣旨はよく分かったけれども、しかし、初めにロースクールはどんとつくって、そして切磋琢磨して淘汰されていけばいいんだと、こんなような趣旨というふうに私は受け止めたんですが、それじゃ切磋琢磨されるまでにロースクールに入...全文を見る
○小川敏夫君 私の質問の意図は、ある一定の基準までは学生数に対して教員の配置基準が厳しいと、しかし、それを超えると緩くなると。このようなことが結局、生徒をたくさん集めれば集めるほど経営的に楽になるということによって、過剰な定員のロースクールを生んだんじゃないかという問題点から聞い...全文を見る
○小川敏夫君 どうも何かあらかじめ聞いたのとちょっと、よく分かりにくいんだけど、その百八十人までという話がありましたね。これは一学年六十人で三学年で百八十人と。ですから、一学年については六十人と、こういうことですか。そして、その六十人については十二人の教員が必要と、こういう意味な...全文を見る
○小川敏夫君 そうすると、要するに学生数五人について教員一人ですよね、今。一学年六十人について十二人の専任教員だから、十二掛ける五は六十だから。それで、学生数一学年六十人を超えた場合には、これが生徒数何人について教員が何人になるんですか。
○小川敏夫君 そうでしょう。だから、六十名を超えていくと、学生数を集めれば集めるほど経営が楽になるんですよ。つまり、六十名までは生徒数五人に一人の教員がいなくちゃいけないと、しかし、それ以上たくさん集めれば、生徒数に対して、言わば五人に一人が十五人に一人になっちゃうわけですから、...全文を見る
○小川敏夫君 まあ御指導は別にして意見は言わせていただきますけれども、どうです、やっぱりロースクールの教育の中身をしっかり充実させるためには、やはり教員一人当たりの生徒数は少ない方が中身がいい教育ができるに決まっているわけですから、言わば小規模、中規模校がしっかりとした人数で頑張...全文を見る
○小川敏夫君 しっかりと受け止めていただくそうでありますので、しっかり受け止めていただいて、政務官、副大臣、大臣に期待して、そういう方向に持っていくよう期待しまして、政務官に対する質問はこれで終わります。退席していただいても結構でございます。
○小川敏夫君 では、大臣にお尋ねいたしますが、民主党の政権時代に一つ力を入れて取り組んだことで地図整備事業というものがございました。また、東日本大震災で土地がずれるというようなこともございました。そうした面で、私は生活や事業の基盤としてこの地図整備というものは非常に重要なことだと...全文を見る
○小川敏夫君 では、その点よろしくお願いいたします。  また話は別の点に行きますが、私は、いわゆる成り済ましの遠隔操作による事件がございました。これで、私は、自分のパソコンが遠隔操作によって操作されてしまったという人は言わば被害者的な立場であって、その件に関しては全く犯罪を行っ...全文を見る
○小川敏夫君 サイバー事件特有の問題でなくて、例えば足利事件ですか、DNAの鑑定で客観的に無実であるということが明らかになったと。しかし、その無実の人も取調べ段階で自白しておったという事実がありました。ですから、これはサイバーかどうかということではなくて、やはり無実の人が取調べを...全文を見る
○小川敏夫君 まさに今、法制審ですか、特別部会でそこは議論しておるということでありますけれども、やはり無実の人間が取調べにおいて自白してしまうという異常なことが現実に起きておるわけですから、そうしたことについて、やはりそうしたことがないように、法制審の意見に任せるということではな...全文を見る
○小川敏夫君 大臣のお言葉からも、この刑事司法に対する信頼という言葉がございました。  やはり刑事司法あるいは検察に対する信頼ということを思いますと、やはり郵便不正事件ですか、検事がフロッピーディスク、証拠品を改ざんするという件がございました。これに対しては、様々な、これを反省...全文を見る
○小川敏夫君 それからもう一つ、昨年の六月ですか、検察内部で言わば人事処分を行った案件でありますあの陸山会事件に関して、検事が事実でない事柄を記載した報告書を作成したということがございました。私どもはこれは意図的に虚偽のものを書いたとしか考えられないと判断しておるわけですが、法務...全文を見る
○小川敏夫君 抽象論のやり取りがあったわけでありますが、検察はやはり国民の信頼を回復してしっかりと不正を正していただかなくてはならないという意味で期待はしておるわけで、その検察の存在意義も十分理解しておるわけでありますが、やはりその検察が間違いを犯して国民の信頼を失うようなことが...全文を見る
○小川敏夫君 要するに、ないと。  それで、私が聞きたいのは、つまり田代検事は六月の再捜査と一月の勾留中の取調べとを混同したと言っておるわけですが、ここは、あなたは既に起訴されているから、被告人だから取調べに応じなくていいですよと言っているわけで、そうすると、被告人になったのは...全文を見る
○小川敏夫君 この黙秘権の告知は取調べの冒頭にやらなくちゃいけないんで、取調べが終わって、さあ供述調書をまとめましょうというときに検事がすらすらとそういう黙秘権の告知があったかのような調書を記載したようですが、やはり黙秘権の告知は冒頭にやらなきゃいけない。その冒頭にはなかったとい...全文を見る
○小川敏夫君 じゃ、終わります。
04月24日第183回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○理事(小川敏夫君) 以上で武見敬三君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○理事(小川敏夫君) 次に、渡辺孝男君の質疑を行います。渡辺孝男君。
04月25日第183回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○理事(小川敏夫君) 以上ではたともこ君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○理事(小川敏夫君) 次に、大門実紀史君の質疑を行います。大門実紀史君。
04月26日第183回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○理事(小川敏夫君) 以上で津田弥太郎君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────    〔理事小川敏夫君退席、委員長着席〕
○理事(小川敏夫君) ただいまの吉田君の申入れにつきましては、後刻理事会で協議いたします。
○理事(小川敏夫君) 以上で吉田忠智君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○理事(小川敏夫君) 次に、中山恭子君の質疑を行います。中山恭子君。
05月02日第183回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○理事(小川敏夫君) 公述人、恐縮でございますが、質問者の時間が来ておりますので簡潔におまとめください。
○理事(小川敏夫君) もう時間が来ておりますので。
○理事(小川敏夫君) 質疑者は、公述人の意見を含めて質疑者の時間の中で収まるように、以後よろしくお願い申し上げます。
○理事(小川敏夫君) では、今回順番を変えましょうか。
05月07日第183回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○小川敏夫君 予算委員会委員派遣第二班につきまして御報告申し上げます。  派遣委員は、小野理事、田中委員、赤石委員、宇都委員、森委員、谷岡委員、荒井委員及び私、小川の八名であり、去る四月三十日に盛岡市において地方公聴会を開催した後、翌五月一日に宮古市において津波被害及び復興状況...全文を見る
○団長(小川敏夫君) ただいまから参議院予算委員会盛岡地方公聴会を開会いたします。  私は、本日の会議を主宰いたします予算委員会理事の小川敏夫でございます。よろしくお願いいたします。  まず、私どもの委員を御紹介いたします。  私の右隣から、民主党・新緑風会の田中直紀委員で...全文を見る
○団長(小川敏夫君) ありがとうございました。  次に、中村公述人にお願いいたします。中村公述人。
○団長(小川敏夫君) ありがとうございました。  次に、宇部公述人にお願いいたします。宇部公述人。
○団長(小川敏夫君) ありがとうございました。  次に、村里公述人にお願いいたします。村里公述人。
○団長(小川敏夫君) ありがとうございました。  以上で公述人の方々の御意見の陳述は終わりました。  これより公述人に対する質疑を行います。  質疑の時間が限られておりますので、御答弁は簡潔に行っていただくよう御協力をお願いいたします。  なお、質疑及び答弁は着席のままで...全文を見る
○団長(小川敏夫君) 一人の質問時間が答弁も含めて十五分でございますので、順番に二分程度ずつぐらいで御答弁の方をよろしくお願いいたします。
○団長(小川敏夫君) じゃ、宇部公述人、どうぞ。
○団長(小川敏夫君) じゃ、中村公述人。
○団長(小川敏夫君) 中村公述人からでいいですか、順番は変わりまして。
○団長(小川敏夫君) では、簡潔にお願いいたします。
○団長(小川敏夫君) 時間がございますので。
○団長(小川敏夫君) 以上で公述人に対する質疑は終わりました。  この際、一言御礼を申し上げます。  公述人の皆様には、長時間にわたり有益な御意見をお述べいただきまして、誠にありがとうございました。拝聴いたしました御意見は当委員会における予算審査に十分反映してまいりたいと存じ...全文を見る
05月08日第183回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○理事(小川敏夫君) 黒田日銀総裁は御退席いただいて結構です。
○理事(小川敏夫君) 以上で川上義博君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○理事(小川敏夫君) 次に、大河原雅子君の質疑を行います。大河原雅子君。
○理事(小川敏夫君) 速記を止めて。    〔速記中止〕
○理事(小川敏夫君) 速記を起こして。
○小川敏夫君 予算の審議という大変重要な案件につき審議しているこの委員会の場に自民党、公明党の議員が集団欠席して一人もいないという、こういう状況。  この委員会は、そもそも自民、公明も含めた全理事で一致して開会を決定したわけでございまして、安倍総理、麻生財務大臣、大変忙しい中を...全文を見る
○小川敏夫君 午前中の川上委員の説明で、川口環境委員長の北京での行動につきまして有意義であるというような総理の御見解を聞きましたが、多少事実関係について間違っている部分があるのではないかという点がありますので、正しい事実関係を指摘しながら確認したいと思うんですが。  川口委員長...全文を見る
○小川敏夫君 その川口委員長の二十四日の行動と二十五日の行動がどうも区別されないでお話しされているように思うんですね。どうも総理のお話ですと、会議があって、海外の元外務大臣の方々も複数いらっしゃる会議で中国側が御自分の主張をするから、あるいは楊潔チ元外相が中国側の主張をするから、...全文を見る
○小川敏夫君 川口委員長のこの説明ですと、二十五日に楊潔チ氏と会ったと、会談したとなっておるわけでして、複数の会議が開かれてその場で川口さんも楊潔チ氏も出席した、そのほかにもそうした出席者、それに匹敵するような出席者があった会議が開かれて両名が出席したんじゃなくて、川口さんは、た...全文を見る
○小川敏夫君 そこが、ですから、二十四日の会議と二十五日、楊潔チ氏と会談したということを何か川口委員長の説明はごちゃ混ぜにして、会議の場で中国側の主張だけが一方的に出たんじゃ困るから私も発言、日本の立場を説明したんだと言うんだけど、しかし、二十四日の会議には楊潔チ氏は出ていない、...全文を見る
○小川敏夫君 では、事実関係は、そこのところの川口委員長の二十四日、二十五日の事実関係につきましては、行動の事実関係につきましては、改めて確認して、御説明いただけたらというふうに思います。  それで、あと、川口委員長の説明ですと、この帰らないことについて二十四日の段階で参議院自...全文を見る
○小川敏夫君 どうも、川口委員長が院の言わば決まりを無視して帰国しなかったというルール違反、これもどうも参議院の自民党、組織ぐるみじゃないかというふうに思うんですがね。今日のこの委員会も、みんなで、自民党、公明党も入って決めたことをこうして集団欠席する、まさに自民党組織全体として...全文を見る
○小川敏夫君 私の質問時間ももうほとんどなくなってきてしまったんですが、昨日の朝日新聞ですか、の記事に、小さな記事なんですが、アメリカ・ホワイトハウスの国家安全保障会議のラッセル・アジア上級部長という方が、二国間関係の改善、日韓ですけどね、二国間関係の改善や、北朝鮮の問題に歩調を...全文を見る
○小川敏夫君 もっと具体的に、昨年十二月に総理になられた安倍総理の、言わばこの日韓の歴史に関する姿勢、もっと具体的に言いますと、村山談話とか従軍慰安婦の問題とか靖国神社の参拝の問題とか、こうした具体的な問題が日韓関係を阻害していると、友好な日韓関係を築くことを阻害しているというこ...全文を見る
○小川敏夫君 ちょっと問題の認識を少し欠いているんではないかというふうにして、ちょっと総理の外交、これで大丈夫かと、特に近隣諸国との外交関係大丈夫かと不安を持っておるんですが、具体的なことは今日は時間がなくて聞けずに終わりましたが、また機会があればと思っております。  私の質問...全文を見る
○理事(小川敏夫君) 以上で山田太郎君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○理事(小川敏夫君) 次に、平山幸司君の質疑を行います。平山幸司君。
○理事(小川敏夫君) 速記を止めて。    〔速記中止〕
○理事(小川敏夫君) 速記を起こして。
○理事(小川敏夫君) 今後の議事の在り方につきましては、追って理事会で協議いたします。
○理事(小川敏夫君) 以上で山内徳信君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○理事(小川敏夫君) 次に、水戸将史君の質疑を行います。水戸将史君。
05月15日第183回国会 参議院 本会議 第19号
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○小川敏夫君 平成二十五年度一般会計予算外二件両院協議会の経過及び結果について御報告申し上げます。  本院協議委員は、先ほどの本会議におきまして、議長より指名されました後、直ちに協議委員議長及び副議長の互選を行い、その結果、協議委員議長に私、小川敏夫が、副議長に小林正夫君がそれ...全文を見る
05月15日第183回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○小川敏夫君 おはようございます。  アベノミクス、いわゆる金融緩和、円安になりまして株が上がってと、現象面では取りあえず今日のところまではいい状況で来ておったようでありますが、しかし、そうした政策について、やはり副作用なりリスクというものがあると思います。  ここに来て、急...全文を見る
○小川敏夫君 質問に的確に答えてください。共同声明の内容あるいはそうした二%の金融緩和の必要という一般的なことを聞いているわけではありません。このリスク、最後に総理、一言言われました国債市場に関すること、まさにそこがリスクなんですよ。(資料提示)  国債の価格が下がる。つまり金...全文を見る
○小川敏夫君 金利に関していえば、これまで政府は、どんどんどんどん資金を供給するんだから、だからどんどんどんどんお金がたくさん増えるから借りる人の金利は下がると、下がるに決まっているという説明でした。実際に下がっておりました。  しかし、よく考えてみれば、物価が年々二%上がって...全文を見る
○小川敏夫君 ずばり総理は質問に答えていない。つまり、中国の人々に苦しみを与えた、だから反省するというのはあるんだけれども、その前提として、私が聞いているのは、侵略したと村山談話でも政府は認めておるわけですし、その後の政府も認めておるわけですけれども、総理、あなた自身は、今の答弁...全文を見る
○小川敏夫君 総理、総理は外交問題に発展するからといって答弁を逃げていらっしゃるけれども、そうして逃げていることが外交問題に発展するという御認識は持ちませんか。(発言する者あり)
○小川敏夫君 すなわち、日本政府はこれまで明らかにはっきりと侵略ということを認めて、その上で謝罪しておったわけであります。  総理は先般の国会で、侵略という言葉にもいろんな定義があり、いろんな意味があるというふうにおっしゃられました。では、その言葉を踏まえて質問しますと、では、...全文を見る
○小川敏夫君 いや、これまで日本政府は、日本が侵略したことを認めた上で謝罪しておったわけです。しかし、それを今、総理、あなたが認めないからこそ外交問題になっているわけですよ。日中関係が悪化している、あるいはアメリカの議会調査局が懸念を示しました。  では、侵略の次に、続いてもう...全文を見る
○小川敏夫君 私は、今総理も、また今、これまで政府が認めてきた植民地支配ということを、私は植民地支配という言葉を端的に聞いているのに、その植民地支配という言葉については結局一言も触れなかった。米議会の調査局がまとめた資料、あるいは、私は先日テレビ中継がないところで質問しました、米...全文を見る
○小川敏夫君 もう総理の答弁がまた海外に発信されるでしょうけれども、またますます総理の外交姿勢というものが国際社会から見放されるんじゃないかというふうに思いますよ。  まず、総理は私の質問以外に余計なことを答えましたけれども、民主党政権のときに日米関係がひどく悪くなったというふ...全文を見る
○小川敏夫君 私は、日韓関係がぎくしゃくしていることについて、総理、あなた自身の行動なり今の日本政府の行動について何か原因として思い当たることがないかと聞いたんですけれども、何も答えないから、思い当たる節はない、何も悪いことはしていないというふうな答弁だというふうに思いますが、ま...全文を見る
○小川敏夫君 ちょうど、今は第二次安倍内閣ですか、平成あれ十七、八年ごろですか、安倍総理が第一次安倍総理のときに、ちょうどこの参議院の予算委員会の場で私は従軍慰安婦のことを質問したことがありました。やはりそのときも、私の議論は、あのとき総理が突然言ったんですね、日本軍が民家に上が...全文を見る
○小川敏夫君 多分何回聞いても同じでしょうから、少し話題を変えます。いや、もう総理の答弁姿勢で大体総理のお考えはもう皆さん、私も分かりましたし、見ている国民の方も分かったと思います。  話題を少し変えます。  私は、戦争で亡くなられた兵士、あるいはそうした方の追悼のために、千...全文を見る
○小川敏夫君 今、総理としてお参りしたと、まさにここが大事なんです。千鳥ケ淵の戦没者墓苑ですと、総理大臣としてお参りすることができるんです。私は、そうした国民の全てが、千鳥ケ淵に総理が総理大臣としてお参りすることについて、異議を述べる方がいないと思います。  では、靖国神社の場...全文を見る
○小川敏夫君 私は靖国神社の存在を否定しません。それから、靖国神社に行って亡くなった父や親族、そうした方の魂と触れ合うことができるというふうに感じて、思って多くの国民の人が靖国神社に行かれることについて、私は何もそれについて異議を述べる立場でもないし、そのことについて否定すること...全文を見る
○小川敏夫君 私は靖国神社に参拝することは国民として当然のことだという財務大臣の発言について感想を求めたんですが、それについて直接の話はありませんでした。  これは大変に問題がある言葉だと思いますよ。国民として当然だというと、じゃ、参拝しない人は国民として当然とは認められない人...全文を見る
○小川敏夫君 いただいた答弁でほとんどはすばらしい答弁だと思っておりますが、安倍総理がその精神を受け継いでいるというところだけはちょっと私賛成できないということを述べさせていただきます。  残り時間が少なくなりました。本当は憲法のことをたくさんやりたかったんですが、では、何点か...全文を見る
○小川敏夫君 総理、今、我が国の現行憲法では徴兵制というものは許されないというふうに解釈されております。憲法のどの条文によって徴兵制は許されないというふうに考えておられるでしょうか。
○小川敏夫君 十八条でございますね。何人も、犯罪による処罰の場合を除いては、その意に反する、失礼しました、現行憲法ですね、今、現行憲法のことについてお尋ねしましたですね。その意に反する苦役に服させられないと。そして、新しい自民党の憲法草案にも、何人も、犯罪による処罰の場合を除いて...全文を見る
○小川敏夫君 どうも、自民党の憲法草案、この徴兵制を解釈によって認めるような道があるのではないかという点があって、十分な議論をしたいんですが、私の質問時間は二分しかないのでこの点についての質問は、議論はまた改めてさせていただきますが、ただ、やはり今、総理自らの御発言で、自民党の憲...全文を見る
○小川敏夫君 しかし、聖域だと言うんだったら、もう米については交渉する余地なんかないと、これはもうそもそも交渉の範囲の対象外だということが本来の聖域だと思いますよ。でも、総理の言葉は、あるいはこれまでの関係閣僚の発言は、これからの交渉で努力していくと。これからの交渉で云々というん...全文を見る
○理事(小川敏夫君) 以上で谷合正明君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○理事(小川敏夫君) 次に、行田邦子君の質疑を行います。行田邦子君。
○理事(小川敏夫君) 以上で山内徳信君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○理事(小川敏夫君) 次に、水戸将史君の質疑を行います。水戸将史君。
○理事(小川敏夫君) 以上で山崎力君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○理事(小川敏夫君) 次に、草川昭三君の質疑を行います。草川昭三君。
○理事(小川敏夫君) 安倍内閣総理大臣。なお、答弁は簡略にお願いします。
○理事(小川敏夫君) 以上で田村智子君の質疑は終了いたしました。(拍手)     ─────────────
○理事(小川敏夫君) 次に、谷岡郁子君の質疑を行います。谷岡郁子君。
○理事(小川敏夫君) あと、次はどなたですか。質問者、どなたに答弁を求めますか。
06月04日第183回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川でございます。  犯罪被害者の権利保護の関係の法案でございますが、犯罪に遭われた被害者の方、やはり大変に悲惨な場合が多いわけでございまして、やはり社会が対応するということは非常に有意義なことだというふうに思っております。  そんなに昔でもな...全文を見る
○小川敏夫君 今後もしっかり取り組んでいただきたいというふうに思います。また、そもそも犯罪被害者を出さないということが更に最も基本かなというふうにも思っておりますので、そうした面からの取組も是非よろしくお願いいたします。  さて、少し話題を変えますが、例えば、一般論として大臣に...全文を見る
○小川敏夫君 特に、大臣の今のお考えの中で、組織として問題があるのかどうかということもしっかり見極めるべきだという点をいただきました。それは、恐らくその大臣のお言葉を更に敷衍すれば、組織として問題がある場合にはその組織そのものをきちんと正さなくてはいけないと、こういう結論を導く言...全文を見る
○小川敏夫君 これに関しては、軽率にもと、不正確な内容を記載した上と。この趣旨は、言わば落ち度だ、過失だ、軽率な過失だと、注意力を言わば欠いたためのことであって故意ではないという趣旨に読めるんですが、これが故意であれば、これは公文書の虚偽作成罪になるわけでございます。そして、これ...全文を見る
○小川敏夫君 いやいや、審査会の判断の当否を聞いているのではないんです。その判断を受けた結果として、不起訴不当という判断を受けたことを踏まえてのお考えをお伺いしたいということです。
○小川敏夫君 まず、処分を行ったということは、犯罪が成立するかどうかは別として、やはり処分を行わなければならない不祥事があったということは、これは検察庁自身も認めた上での措置だというふうに思うんですが、こうした場合、どういう事実があったのか。  つまり、不祥事とされることは具体...全文を見る
○小川敏夫君 検審の処分といっても、そもそも昨年の六月に国民に対しては事実を公表しているわけですが、その公表していることが不十分だからという指摘を受けているので、どうも、そこのところを検審の不起訴云々を理由にして、処分した事実関係について説明をなさらないというのはちょっとおかしい...全文を見る
○小川敏夫君 大臣が、再捜査している、具体的な捜査にかかわれないというお立場ですから、大臣の答弁としては、今、現段階の答弁としてはそういうことなんだろうというふうに思いますが。  ここは、とても記憶違いとしては考えられないということで説明させていただいて、現に裁判所も検察審査会...全文を見る
○小川敏夫君 私は、この虚偽の報告書、今述べたように大変許し難い、検事の在り方としてあってはならない行為だと思っているんですが、私はもう一つ、マスコミの報道ぶりも事実を余り報道しないんですよね。どうもマスコミの記事だけ読んでいると、報告書というものがあってその一部だけに何か、あな...全文を見る
06月11日第183回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○小川敏夫君 お答えいたします。  中小企業等が金融機関等から融資を受けるに当たりまして、当該企業の経営者本人のほか、その家族、親族、従業員等が連帯保証人あるいは保証人となることを求められることが実務上多くなされておりますが、こうしたいわゆる第三者保証につきましては、まず一つと...全文を見る
○小川敏夫君 委員御指摘のとおり、法制審議会の中間試案におきましては引き続き検討ということになっております。前向きなニュアンスも感じるんでありますが、しかし、まだ検討ということでございますので、結論を得るまでには大分時間を要するのかなと、それから結論そのものもまだ確定的ではないの...全文を見る
○小川敏夫君 法制審の議論の方、引き続き検討ということになっておりますが、ニュアンス的には、やはり保証に関して、第三者保証等に関しましては制限的に向かっているのかなという感じは持っておるわけでございます。  そうした意味で、方向性的には今回の私どものこの提案の法案も同じ方向を向...全文を見る
○小川敏夫君 この第三者保証の禁止を特別法か民法か、どちらも法律ですから法律としての実効性は同じであるというふうに思うわけでありますが、でも、民法の債権法の規定の中で保証という項目がそもそも存在しております。そうすると、そこで比較的細かな規定があるわけでございますので、そうすると...全文を見る
○小川敏夫君 やはり個人保証そのものが、保証人の全財産がその範囲に入ってしまう、あるいは今の我が国の制度ですと、もう判こを一個押しただけで自分の全財産がそうしたリスクに掛かってしまうというような問題等がございますが、基本的には、人のために全部の、自分の全財産を預けるということがど...全文を見る
○小川敏夫君 まず、〇九年のマニフェストでは、政府系金融機関の中小企業に対する融資について個人保証を撤廃するという約束でございましたが、その約束だけでは少し狭いんではないかと。すなわち、政府系金融機関の中小企業に対する融資だけではなくて、やはりそれ以外の金融機関の融資、あるいは金...全文を見る
06月25日第183回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫でございます。  今回、与党、自民党、公明党が集団欠席するというばかりでなく、当委員会の求め、すなわち国会の求めにもかかわらず、政府関係者、答弁者が出席しないという誠に異常な事態、遺憾な事態でございますので、それにつきまして意見を述べさせ...全文を見る
06月26日第183回国会 参議院 本会議 第30号
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○小川敏夫君 民主党・新緑風会の小川敏夫です。  ただいま議題となりました内閣総理大臣安倍晋三君問責決議案に賛成の立場から討論させていただきます。  まず、安倍総理のこれまでの実績でございますが、誠に評価できないものでございます。  内政問題。アベノミクスと称しておりますが...全文を見る
11月05日第185回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。  まず、文科省から政務官がお越しいただいているので、先に質問をして、終わったら退席していただいても結構だと思いますが。  本年三月に、義家政務官に対してこの法務委員会で質問しました。ロースクールの教員の人数の配置に関しまして、大規...全文を見る
○小川敏夫君 どうも、聞いても、新しく文科省が検討したという内容の答弁、中身がなかったように思うんですけれども、余りこのことで時間を取りたくないので、今日は今の点に関しましてはその点で結構でございます。  副大臣にお尋ねしますが、民法で、非嫡出子の相続分が嫡出子の半分であるとい...全文を見る
○小川敏夫君 はい、結構です。
○小川敏夫君 私は、副大臣の考えとしてどのようなお考えですかと聞いたんですが。副大臣は、御自身の政治家としての信条として、非嫡出子の相続分が嫡出子と同じであるということは正当だと思いますか、不当だと思いますか。
○小川敏夫君 最高裁に従うのは、国民でということよりも、副大臣は国会議員であるし、また副大臣ですから、公務員は当然憲法に従うわけですから、当然のことだと思いますがね。  何か、私直接その場にいたわけではないんですけれども、自民党の法務部門会議では、非嫡出子の相続分が嫡出子と同じ...全文を見る
○小川敏夫君 では、私が自民党の法務部会でというふうに場を限定しましたが、それ以外の場で副大臣は、私が指摘したような趣旨の発言をされたことはありませんか。
○小川敏夫君 公式の場では発言していないと言っておられましたが、公式というのは何をもって公式と言うんでしょうかね。副大臣としての国会の場の発言が公式であるとするならば、それ以外の発言の場は公式ではない、例えば大臣の私的な集会だとか、こういうのは公式じゃないということになると思うん...全文を見る
○小川敏夫君 私は、あの最高裁判決を聞いて、大変納得ができる、当然のことだと思いまして余りびっくりしなかったんですが、なぜ副大臣はびっくりしたんですか。
○小川敏夫君 もっと核心的なことを聞きますが、副大臣は、この憲法違反の判決を受けて、何かほかの家族制度のことか何か、ほかのことの議論も含めて何か変えていこうというような趣旨の先ほど答弁されたように思うんですが、ほかの議論と一緒に、あるいは家族制度をどうするかというようなほかの議論...全文を見る
○小川敏夫君 自民党の中にはいろんなことを言う人がいるという副大臣の御答弁でしたが、いろんなことを言う人の中に副大臣も入っているんじゃないですか。
○小川敏夫君 自分の立場というのは、法務副大臣の立場を踏まえて言っておられるわけですね。では、法務副大臣の立場を離れれば、いろんなことを言っている自民党の一部の人たちと同じ考えになってしまうわけですか。
○小川敏夫君 それで、大事な点は、先ほどの答弁の後半部分ですけれども、自民党の中にいろんな意見を言う人がいると。ですから、何か議論をして、それでその十分な意見を聞いてから法案の改正のことを考えたいというような趣旨の答弁に理解したんですが、これはあれですか、つまり、非嫡出子の相続分...全文を見る
○小川敏夫君 そのスピーディーということですが、大臣、法務省はこの民法改正法案を提出するということで、提出するという作業をしておるんですが、先般、参議院の本会議で代表質問がありましたときに安倍総理大臣は、この民法改正案につきまして提出するとは言わなかった、検討するとしか言わなかっ...全文を見る
○小川敏夫君 私はもっと具体的に、この国会中に法案が成立するように十分な審議時間を取った時期に、取れる時期に法案を提出するかどうかということをかなり具体的に聞いたつもりなんですが、大臣の答弁はその点については具体的にはお答えいただけなくて、大変残念に思っているんですが。  やは...全文を見る
○小川敏夫君 終わります。
11月12日第185回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○小川敏夫君 民主党の小川敏夫でございます。  交通事故、特に悪質な運転行為による被害を限りなく防止しなくてはならないという国民の声、これが大変強いわけであります。そうした声にこたえて、こうした法案を作られた法務省の御苦労は本当によく分かるところでございます。  ただ、なかな...全文を見る
○小川敏夫君 この第二条はもう危険極まりないということを類型化した行為だと思うんですが、五号、赤信号を無視して交差点へ突っ込んでくる、これはもう危険極まりない。六号も、一方通行を逆走するとか高速道路の逆走をするとか、危険極まりないということは分かるんですけれども、例えば、私がよく...全文を見る
○小川敏夫君 今の局長の答弁にもありましたように、これは故意犯だということを想定した規定だということで、私もこの危険運転致死傷そのものが故意犯だという理解でおるんですけれども。どうもこの第二条の六号、第二条の本文も別に「次に掲げる行為を行い、」というふうに書いてあるわけですから、...全文を見る
○小川敏夫君 いや、御指摘のとおりだろうじゃなくて、御指摘のとおりでありますと、刑事罰の解釈ですから、明確にしていただきたいんですが。
○小川敏夫君 ちょっと別の点をお尋ねしますが、これもやはり若林委員の方に指摘がありました。てんかんとか精神障害のお持ちの方の中から、これは病気を持つ人に対する差別を助長するんではないかと、このような声が上がっております。  そういう観点で、私も、第三条の二項ですか、この条文を読...全文を見る
○小川敏夫君 私もこの今の書きぶりが間違いとは言わないんで、この書きぶりで法的にはよろしいんでしょうけれども、しかし、現実にこれでは誤解が生じるんではないかという声があるわけで、確かにそういう声が上がるのももっともかなと感じるところもございます。  法律文の書きぶりとして、局長...全文を見る
○小川敏夫君 物事、特に最初が肝心と言います。初めに誤った先入観を持たれてしまいますと、その先入観を払拭するのがなかなか大変でありますので、この法律が仮に成立して公布ということになる、この最初が肝心だと思いますので、是非大臣にも、そうした誤解が国民の間に生じないような最大限の努力...全文を見る
○小川敏夫君 第二条一号も正常な運転が困難な状態でと、第三条の一項も、運転の開始時は別として、運転中に正常な運転が困難な状態に陥ったということで、正常な運転が困難な状態というのは同じなわけですね。  ただ、第三条の一項は、そうすると、運転を開始する時点ではまだ正常な運転が困難な...全文を見る
○小川敏夫君 論理的な区別もよく分かるんですが、ただ、お酒は飲んで、運転中に更にお酒飲めば別でしょうけど、そうじゃなければ、運転を開始したときから更に酔いが深まるというのがあるのかなと。飲んでお酒が体に回るのが一時間後ぐらいだから論理的にはあるのかもしれないけど、なかなかそういう...全文を見る
○小川敏夫君 そうすると、その運転開始時にもう正常な運転に支障が生ずるおそれがある程度、つまり症状がある程度出ている場合なんですか。  そうすると、例えばてんかんの方でも、薬を服用する、あるいは発作が出なければ私の理解では全く正常に車を運転できるというふうに理解をしておったんで...全文を見る
○小川敏夫君 だから、そうすると、要するに運転開始時の認識として、走行中に正常な運転に支障が生じるおそれの病状が出ている必要はないんですね。要するに、そういうことがあり得る状況だという、こういう解釈でありますね。
○小川敏夫君 いや、ちょっと私の聞き方が悪かったのかもしれないけれども、局長の答弁の、前のその前の答弁のときには、何か運転開始時にもちょっと病状が出ていることが必要であるかのような答弁のように私は聞いたんですけれども、だから前の答弁と言われても困るんだけど。要するに、運転を開始す...全文を見る
○小川敏夫君 なかなか、ここは理屈としていうと簡単かもしれないけど、実際の病気に当てはめるとかなり難しい部分があるんじゃないかとも思うんですがね。  ただ、私の理解としては、やはり運転を開始するときにもう症状が出ているんじゃないんで、それはまた別のことだといっても、しかし第二条...全文を見る
○小川敏夫君 そうすると、この第三条二項の位置付けは、初めから症状が出ている、もう困難な症状が出ている人は当たらないんで、少なくとも困難な状態には至っていない、あるいは全然症状が出ていない人だけの場合が、それで症状が急変したという場合だけが当たると、このように理解できるんですが、...全文を見る
○小川敏夫君 そうすると、第二条一号の場合はアルコール又は薬物だけれども、第二条の一号に相当するような病気の症状が出ている場合には、しかし第三条二項もそういう場合も含むんだと、このような答弁でしたね、今の内容は。
○小川敏夫君 責任能力がなければという、それは一般理論は別な問題として、今構成要件のことをお尋ねしたわけであります。  また別の観点から聞きますが、第三条二項は、しかし、普通のパターンとしては、一般的なパターンとしては、運転はできる状態だけれども運転中に病変が生じて、急激な病変...全文を見る
○小川敏夫君 狭心症、心筋梗塞といっても、突然の発作が出るのが、可能性といいますか、そんなに高い確率で予知できるわけでもないということもあるんでしょうけれども、これは、例えば政令に定めた病気の中でもやはりそうした急激な病変が起きるという可能性が相当低いものもあり得るんじゃないかと...全文を見る
○小川敏夫君 非常に刑法の構成要件的にも難しい中、しかし、やはり悪質運転はなくさなければならないという国民の声にもこたえなくてはならないという中で、大変難しい法律の作り方だということは私も感じておるところですが、やはり、しかしだからといって精神障害者やてんかんなどの病気を持つ方が...全文を見る
○小川敏夫君 むしろ私の方からよろしくお願いしますということになるわけですが。  今日は警察庁にお越しいただいているわけですけれども、自動車の運転を開始するときには正常だったけれども、自動車を運転中に何らかの病変、急激な病気の症状が現れて運転が困難になる、その結果事故を生じてし...全文を見る
○小川敏夫君 今聞いて、てんかんもあるけれども、心臓あるいは脳血管ということがありました。特に脳血管ですと、自分が脳溢血なり脳梗塞があるということを認識、予知している人は少ないでしょうから同じには扱えないかとは思うんですが、しかし、運転中の病変により運転が困難な状態になったという...全文を見る
○小川敏夫君 広い範囲で定める必要はないだろうということでしたが、しかし、狭い範囲でてんかんや精神疾患だけを取り上げると、結局てんかんやそうした精神疾患等の病気をお持ちの方に対する差別感を助長するんではないかと、こうした気持ちになってしまうわけでありますので、そうした差別感を助長...全文を見る
○小川敏夫君 私もそういう答弁をいただけると思ってちょっと変わった聞き方をしたんですが、非嫡出子も要するに嫡出子も人としての権利は全く同じだと、こういう基本的な考えに立っておるわけですよね。いや、副大臣、首を縦に振るだけじゃなくて、是非言葉で。
○小川敏夫君 であれば、子供が生まれてくるときに自分の意思で非嫡出子として生まれているわけではないんで、子供の意思ではなく、子供には全く責任がない事柄で生じた身分関係ですので、是非、民法の分野でも平等に扱っていただきたいというお気持ちを、法務大臣という立場の職責ではなくて、一人の...全文を見る
○小川敏夫君 もっと大臣の一人の政治家としてのお考えも聞きたかったんですが、何回聞いても同じような答弁になるように思います。  非嫡出子も嫡出子も人として全く同じだという答弁をいただきましたので、今日のところはそれで満足させていただきます。  ちょっと時間余しましたが、基本的...全文を見る
11月19日第185回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○小川敏夫君 民主党の小川敏夫です。  今日は、初めに、第四条について質問させていただきます。  この第四条の趣旨は、私なりに理解しますと、飲酒運転をして事故を起こしたという者が、飲酒をしているというと刑が大変重くなる、だから飲酒ということを証明できないようにしてしまおうと思...全文を見る
○小川敏夫君 私が説明した理解と同じだと思うんですが。  第四条をしかし読みまして、この第四条で言わば処罰される人は前提条件がありまして、条文を読みますと、アルコール又は薬物の影響によりその走行中に正常な運転に支障が生ずるおそれがある状態で自動車を運転した者がというのが、これは...全文を見る
○小川敏夫君 だから、逃げ得を許しちゃいけないという趣旨だということは分かるんですけれども、要するに、逃げ得を許しちゃいけないというけど、この法律の要件は、しかし、この第四条を適用するには、事故時の段階でアルコール等の影響で正常な運転に支障が生ずるおそれがある状態であることを証明...全文を見る
○小川敏夫君 まず、その走行中に正常な運転に支障が生ずるおそれがある状態というのと、正常な運転が困難な状態というのがあるわけです。第二条の一号とか第三条のこの陥ったところの部分ですね。まず、支障が生ずるおそれがある状態というのと正常な運転が困難な状態というのとの違いは、ではどうい...全文を見る
○小川敏夫君 何か言葉の説明としては言っている意味は分かるような気がしますが、しかし、現実にお酒を飲んだ酩酊度についてこれを判定するとなると、どこまで明確に区別できるかどうかよく分からないとは思うんですが。  ちょっと別の聞き方をしますが、先ほど局長の答弁では、第四条の規定がな...全文を見る
○小川敏夫君 それで、併合罪加重した刑の上限が十五年になるということですか。
○小川敏夫君 例えば第四条の場合、走行中に正常な運転に支障が生ずるおそれがある状態というと、そのことが立証されると、第三条で、正常な運転に支障が生ずるおそれがある状態で自動車を運転したという要件はこれは当然立証されているわけで、そうすると、違うところは、運転をしたときには正常な運...全文を見る
○小川敏夫君 逃げ得は許さないと言うと、ああそうだ、逃げ得はけしからぬなと言うんだけど、どうも第四条を見ると、逃げ得にはならない人が処罰されるだけで、本当に逃げ得をしちゃった人は結局第四条では処罰できないから、余り有効な規定じゃないようにも思うんですが、私の感想ということで、そこ...全文を見る
○小川敏夫君 いや、自分のアルコールをごまかそうとして後からお酒を飲んじゃうことは一つの行為として分かりやすいんですけれども。  じゃ、アルコールを減少させる行為と言うけれども、同じことを言うけれども、何もしなくたってアルコールは減るんですよね、時間がたてば。そうすると、ただ逃...全文を見る
○小川敏夫君 まあ同じことのやり取りしてもしようがありませんが、刑法は、故意だって、故意にもいろいろあって、積極的な故意もあるけれども未必の故意もあるし、何となく、逃げるのが本心で、しかし逃げていればだんだん酔いもさめてくるななんて認識していればそれで故意になっちゃうのかどうかで...全文を見る
○小川敏夫君 それは共同正犯あるいは幇助、教唆も含めての話ですか。
○小川敏夫君 第四条、確かに、この事故を起こした者に限らず、飲酒運転もそう。この発覚を免れるために追い酒を飲むなんということが、何かそんなことをした人がいるなんということを報道で見たこともあります、大変けしからぬと思うんだけど。実際、どのくらいそういうケースがあるのか。  今日...全文を見る
○小川敏夫君 把握していない。それはあれですか、余り件数的には多くないということなんですか。それすら分からないということなんでしょうか。
○小川敏夫君 じゃ、法務省の方はどうですか。例えば、警察から送致を受けた事件について、こうした追い飲み行為があったことによって飲酒、酩酊の事実が証明できないということで、その点についての起訴ができなかったというような事例はこれは多いのでしょうか、あるいは、件数的に分かるんでしょう...全文を見る
○小川敏夫君 先日の委員会で谷委員が指摘しておりましたけれども、刑法の体系の中で、犯罪を犯した人間が自分の罪責を免れようとする行為は、そういう行為をしないことが期待できないということで不可罰だというのが原則なわけです。  しかし、この第四条も、自分の言わばそうした一つの事故です...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、大変悪質なこうした事故も、飲酒運転、大変悪質で、あってはならないんですけれども、やはり人を殺すという殺人行為のような大変凶悪な犯行においても、犯人が自分の責任を免れようと思っていろいろやっても、それは不可罰だと。しかし、この第四条、この類型に関してだけは懲...全文を見る
○小川敏夫君 どうも局長の答弁、苦しくなると答弁が長くなるような気がするんですけれども。  例えば、法務大臣政務官に感想をお尋ねしたいんですけれども、細かい法律論は別にしまして、私は、殺人罪の人間が自分の罪責を免れようとして大変あくどいことをやったって刑事不可罰だと。四条のこの...全文を見る
○小川敏夫君 私もこの法律そのものに反対しているわけじゃないんですよ。ただ、一つの法律の審議ですから、しかも刑罰を科する法律ですから、やはり厳格な適用ということも念頭に置いていろいろ議論しなくてはいけないという観点から議論しておるわけですけれども。  また大臣政務官にお尋ねしま...全文を見る
○小川敏夫君 法務大臣政務官として法務省のお立場ということでお答えいただくのではなくて、国会議員としてあるいは政治家としてということの、政務官の政治家としての姿勢という意味で私は聞いておるんですけれども。  例えば、違憲判決といえば、最近、民法の規定、非嫡出子の相続分が嫡出子の...全文を見る
○小川敏夫君 終わります。
○小川敏夫君 私は、ただいま可決されました自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明党、みんなの党、日本共産党及び生活の党の各派並びに各派に属しない議員糸数慶子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読...全文を見る
11月26日第185回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○小川敏夫君 ただいま議題となりました戸籍法の一部を改正する法律案について、民主党・新緑風会、みんなの党、日本共産党及び社会民主党・護憲連合の各会派並びに各派に属しない議員糸数慶子君を代表いたしまして、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。  平成二十五年九月四日、最高裁大法...全文を見る
11月28日第185回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○小川敏夫君 民主党の小川敏夫です。  西川文科副大臣に最初に質問させていただきますが、今回の民法改正、これは最高裁の決定を受けたわけでありますが、最高裁の決定そのものは、直接は非嫡出子の相続分を嫡出子の二分の一とすることは違憲だということですが、その根底は非嫡出子というものを...全文を見る
○小川敏夫君 ところで、新聞報道で見たんですけれども、西川文科副大臣はこの民法改正案について賛成されなかった、すなわち反対したというふうに報道があったんですが、これはどうですか。
○小川敏夫君 しかし、国会議員がその採決で立つのを失念したというと、じゃ、本当は賛成するという立場だったのにうっかり立ち忘れて反対してしまった、反対という意思表示の行動になってしまったと、こういうことなんですか。
○小川敏夫君 それは国会議員を辞めた方がいいんじゃないですか。法案の採決について誤った意思表示をするというのは、国民に対して責任が立たないですよ。  大臣にお尋ねしますが、今回、開会に先立って提出予定法案の説明を受けました。そのときにはこの民法改正案と一緒に戸籍法の改正案、これ...全文を見る
○小川敏夫君 緊急性がないと言うけれども、しかし、そうした出生届に非嫡出子として記載をさせるという実務なり、法の規定はそういうふうになっておるわけでして、そうした差別的な記載はとてもしたくないという人は現実におるわけでありますから、これをしかし緊急性がないというだけで処理して、対...全文を見る
○小川敏夫君 非嫡出子の記載を義務付けることを削除した場合、する場合としない場合で嫡出子なり正妻が不利益、利益があるかどうか。
○小川敏夫君 ですから、事務処理上の都合ということは分かりましたけれども、例えば相続分差別の規定は、非嫡出子の相続分を、二分の一であるところを嫡出子と同じにするといえば嫡出子に影響を受けるわけです。しかし、この非嫡出で生まれた子供の出生届、これを非嫡出子と書かせなくたって母親、父...全文を見る
○小川敏夫君 しかし、大臣の御答弁ですと、与党の中で賛同を得られなかったから、本来提出予定だと、私どもにも提出する予定であるというふうに説明しておった法案が与党の反対で結局調整できなかったので提出しないと言っているわけですから、与党が反対したわけですよね。その反対した与党の中の反...全文を見る
○小川敏夫君 大臣、何か与党は戸籍法について議論していないんだったら、提出予定法案で出せばよかったじゃないですか。
○小川敏夫君 西川副大臣は民法改正に本当は賛成なんであるというお立場ですから、まあ賛成だということで受け止めますが。先ほどの前川議員は実質的なことでお尋ねをしましたけど、私は憲法の統治機構上の問題としてまた西川副大臣にお尋ねしますが、要するに、この最高裁の違憲の判断については、こ...全文を見る
○小川敏夫君 しかし、賛成者が起立すべきときに起立しなかったというのは一つの事実ですから、どうも答弁が空虚に聞こえますが。  また別のことに聞きます。大臣にお尋ねしますけれども、今回これで相続分に関して非嫡出子という分の相続分が嫡出子と同じになるということですが、この民法あるい...全文を見る
○小川敏夫君 大臣が言われた前段は、これ親子関係があるかどうかを決定する話ですから、非嫡出子と嫡出子を実質的に差別するという規定ではないとは思うんですね。また、氏の問題もそうした御事情だということだと思いますが。そうすると、民法上は今述べられた以外にはないと。そうすると、あとは戸...全文を見る
○小川敏夫君 今日は厚労副大臣にお越しいただきました。厚労省で統計調査の際、死産があった場合にはその死産の届けの際に非嫡出子であることを明示して届けるというように扱っているようですが、この点はいかがでしょうか。
○小川敏夫君 まず、今の答弁の中で若干触れていましたけれども、嫡出の子と非嫡出の子となるべき者の死産ですか、これについて有意な差が認められるわけですか。
○小川敏夫君 死産という言葉の定義ですけれども、これは、いや、じゃ死産という言葉の定義を説明していただけますか。どういうものが死産というのか。
○小川敏夫君 だから、要するに、人工中絶というのがありますよね。そうすると、四か月未満ですと、これは中絶、まあ流産してしまうのもあるかもしれないけど、中絶という一般的な言葉であるから、それは死産に入らないわけですね、今の統計の話ですと。そうすると、四か月以降は中絶の場合もこれは死...全文を見る
○小川敏夫君 有意な差があって、統計上それが非常に統計を取る意味があるということであれば、そうした区別を付けることについては特に異を述べないけれども、では、更にその上に立って、非嫡出子という言葉を使うことの合理性も考えてみなくてはいけないと思うんですね。  つまり、ただ単に非嫡...全文を見る
○小川敏夫君 だから、そういう統計上、嫡出子と非嫡出子について区別してその実態を把握するという意味があるということなら、その意味があるならという前提の上に立って私は質問したんですよ。統計上のそうした目的を達するためには、非嫡出子ということを、殊更用語を使わなくても、あるいは非嫡出...全文を見る
○小川敏夫君 婚姻関係にないと。だから、母親に、あなたは婚姻中ですかどうかという質問の仕方でも目的を達するんじゃないですかと聞いているわけです。
○小川敏夫君 私の質問に答えていただけないんですけれども。私の質問の趣旨をよく理解して、十分な検討をしていただきたいというふうに思いますが、これ以上押し問答はしませんけれども。  大分質問時間、本当はもっと質問したいことがあるんですが、いろいろあるんですけれども、じゃ、一つだけ...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、十三年七月以降のその決定までの間の相続について、まだ話が付いていないものは、これは当然同じ相続分と、非嫡出子も嫡出子も同じ相続分という前提でこれから話が進むでしょうからいいでしょうけれども、既に確定してしまったものについて、しかし、話合いが決まった、あるい...全文を見る