小川敏夫

おがわとしお

選挙区(東京都)選出
各派に属しない議員
当選回数4回

小川敏夫の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第196回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。  まず、安倍総理にお尋ねいたしますが、アベノミクス、五年たちました。(資料提示)実質賃金、そのアベノミクスが始まってから大体五ポイントぐらい下がっています。足下で微増していますが、下がっている状態には変わりない。あるいは、...全文を見る
○小川敏夫君 安倍総理ね、いつもの決まり文句の話で、結局、良くなった良くなったと言うんだけれども、しかし、国が行った統計調査ではっきり生活は悪くなっているということが出ているんですよ。  例えば、生活実感を一番表すエンゲル係数。総務大臣、このエンゲル係数、あるいはこのエンゲル係...全文を見る
○小川敏夫君 何かいろいろエンゲル係数が上がっていることの弁解ばかり聞いたような感じがしますが。  このエンゲル係数というのは特別な数値ではなくて、言わば生活の豊かさを示す、世界で使っている共通の指標だと思うんですが、食生活の変化、生活様式の変化といっても、それはもう何もここ安...全文を見る
○小川敏夫君 幾ら総理がそういうふうにおっしゃっても……(発言する者あり)
○小川敏夫君 実質的にもう国の調査で国民生活、苦しくなっているというのが出ているわけですから、総理がいろいろ言われても、国民が生活良くなっていないという実感の方が合っているということが私は裏付けられていると思います。  総理、今パートのことをお話ししました。かつて総理はこういう...全文を見る
○小川敏夫君 だから、部分的にちょろっと、時給が上がっておりますよというふうにおっしゃるけど、でも、ちゃんと実質賃金、この五年間で下がっているんですよ。足下でやや微増したり横になっているというだけで、客観数字は、勤労者の実質賃金は下がっているわけですから。  ただ、今日議事録持...全文を見る
○小川敏夫君 法律に基づいて物価が上がっても年金は上げないと言うけど、そういうふうに物価が上がっても年金が上がらないような法律にしてしまったのが自民党じゃないですか、強行採決で。  それで、今、物価が上がったけど、しかし、実質賃金の改定率、これが下がっているからだということでご...全文を見る
○小川敏夫君 いろいろ言われているけど、要するに、生活保護費総体として四年間で百六十億円減額するわけです。  何かいろいろな基準で下げたとおっしゃいますけど、五年前にもこの生活保護費、改定しました。そのときには、物価が下がったからということで生活保護費を引き下げたんじゃないです...全文を見る
○小川敏夫君 いろいろおっしゃったって、前回は物価が下がった、それを基準に生活保護を下げたわけですね。今度は物価が上がっている。そのときには物価を基準にしないで、そんな訳の分からない基準を使って生活保護費下げる。御都合主義じゃないですか。結局、物価が上がっている。だったら、これ生...全文を見る
○小川敏夫君 前回、私が、質問では平成二十七年十一月だったんですが、その前は、原油が百ドルを超える、一バレル、それが三十ドルまで下がるという暴落というか大変な下落をしている時期でした。でも、今は逆に、今年を、今を基準にして対照するときは、原油が三十ドルから五十ドル、六十ドルと、言...全文を見る
○小川敏夫君 財務大臣にお尋ねしますけれども、これまで財務大臣、何回か、資産買入れの金融緩和をやったって、日銀に当座預金が積み上がるだけだから大して効果がないんだという答弁をしておりますが、その見解についてまた御説明いただけますか。
○小川敏夫君 財務大臣、アベノミクスが始まっていわゆるこの日銀の買入れによる国債が増えた。一方で当座預金も増えた。この増え幅はほとんど五年間同じじゃないですか。五年間ほとんど同じじゃないですか。国債の保有金額が増えた分だけ、ほとんど同じ金額だけ当座預金も増えている、これが事実じゃ...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、それは、このアベノミクスの資産買入れの金融緩和は実体経済に反映していないということだと思いますが。  それで、時間がないから。  しかし、実体経済反映していない、すなわち銀行は貸出先がないから、だから当座預金に積んでしまうと。しかし、今度はマイナス金利...全文を見る
○小川敏夫君 ただ、生産分野とかそうした実体経済、日本の活力につながるもの、分野に比較して不動産に対する貸出しが増えているというのは事実だと思います。その結果、ここ数年不動産価格が上がっております。これは結局、勤労者、生活する人間のマイホームを、夢を遠ざけているんですよ。すなわち...全文を見る
○小川敏夫君 日銀総裁の一言が市場に影響を与えるから言葉が慎重なのは分かりますけれども、ただ、明確な戦略なり出口の方向性が説明いただけないのは大変残念でございます。  次の質問に行きますので、日銀総裁はお帰りいただいて結構でございます。  安倍総理、人が大事、科学技術が大事と...全文を見る
○小川敏夫君 公共事業は平成二十四年四兆五千億円余りから来年度五兆九千億円と、相当に増えております。文教科学振興、人づくり、科学技術立国という言葉は安倍総理言っているけれども、しかし予算面では全く裏付けられていないということを指摘させていただきます。  では、質問を変えさせてい...全文を見る
○小川敏夫君 まあ間違いはよくあるので、私も塚本幼稚園のことをツカグチ幼稚園と申し上げましたが、塚本幼稚園でございます。  約束した講演に行かなかったその欠席理由が、安倍総理がまだ野党時代、自民党の総裁選挙に出るために全国回るので行かれなくなったということで講演に行かれなくなっ...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、講演に行くと約束されたのは平成二十四年の九月だということになるんですが、そうではないですか。これはもう前に認めていらっしゃると思ったんですがね。
○小川敏夫君 それから、安倍総理は奥様を通じて、この森友学園が予定している小学校について安倍晋三小学校あるいは安倍晋三記念小学校という校名にしたいという申出をいただいたということ、これについては安倍総理、認めておられますけれども、いつ頃そういう申出を最初に聞いたんでしょうか。
○小川敏夫君 全く私が聞いていないことを長々と、これ今日は片道ですからね、たまたまいいですけれども。私が聞いていないことで話をそらされても困るので。  すなわち、私が聞いたのは、安倍晋三記念小学校にしたいという申出を奥様を通じて依頼されたというのはいつですかと聞いているんです。...全文を見る
○小川敏夫君 あらかじめ、昨日役所の人が来て、そういったことを、一連のことを詳細に聞くぞと、聞くということを説明してあるんですがね。  ただ、前の総理の答弁ですと、要するに、頼まれたのはまだ自分が二回目の総理を目指しているときだと、そのときに頼まれたと、しかし、まだ自分は総理を...全文を見る
○小川敏夫君 この森友学園が問題の国有地の取得等を要望したのは平成二十五年の九月二日なんです。私が特に指摘したいのは、この国有地の取得要望をする前から総理は森友学園の幼稚園に講演に行くということを約束されていた、そして安倍晋三小学校という命名することを依頼されていたということを指...全文を見る
○小川敏夫君 質問に答えていませんよね。開成小学校云々は、私、そんな質問していませんからね、私に言わないでください。  それで、要するに、開成小学校云々というのは総理在任中の話ですよね。ここで言っているじゃないですか。総理大臣を辞めてからだから、総理大臣は、総理がしている間にほ...全文を見る
○小川敏夫君 その開成小学校云々は黒塗りになっているから、その黒塗りの中身を想像して質問しただけですからね。何か、ほかの議員は、まあ私じゃありませんけど、総理の言うお話とは大分違うと思いますよ。  では、話は戻りますけど、総理は全く、この安倍晋三小学校という名前を付けることにつ...全文を見る
○小川敏夫君 いやいや、なぜ不自然な国有地売却が行われたかということに関連するから聞いておるんです。  昭恵夫人は、平成二十六年四月二十五日にこの森友学園の幼稚園に行って講演しております。この講演した日に、昭恵夫人は、籠池夫妻とともにこの問題の国有地に行って写真を撮っておるよう...全文を見る
○小川敏夫君 ないということですか。ございませんと答えたんですか、今。
○小川敏夫君 その後も三回、分かっているだけで夫人付きの役人が同行して行っておるわけですけれども、この時期が非常にこの森友学園の国有地の払下げの時期と密接に関連しているものですからお尋ねしておるわけです。  時間がないので別の質問をしますけれども。  籠池さんがここで、国会で...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、そのコメントで、何度か短いメッセージをいただいた記憶はあるということですから、その短いメッセージの内容は何ですかと聞いているわけです。
○小川敏夫君 籠池氏は、この国有地の売却交渉について、逐一、昭恵夫人に報告していたと、こういうふうに証言しており、あっ、発言しております。こうしたことについて、やはり、今総理がおっしゃられました、総理、この昭恵夫人付きの谷職員が財務省本省に照会文書を出したというようないきさつがご...全文を見る
○小川敏夫君 いろいろ聞きたいことは山ほどあったんですが、明確な答弁を得られないので、時間が来てしまいましたので、私の質問はこれで終わります。
03月23日第196回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫です。  まず、財務省に先にお尋ねいたします。  今、森友学園に対する国有地の払下げ決裁書の改ざんということがあったということで大変な論議を呼んでおりますが、実は私ですが、昨年の二月下旬頃、予算委員会の質問が三月一日ですか、これにあるん...全文を見る
○小川敏夫君 あったとすれば申し訳ないというと、あったということをお認めになったわけじゃないんで、私もそれは現場を録音、録画しているわけじゃないから、そんなことがないと言われれば客観的な証拠があるわけじゃないんですけれども、ただしかし、現実にぺら一枚の決裁書もらって、後からこうい...全文を見る
○小川敏夫君 この世論調査の結果、非常に特異な結果が出ておりまして、七十歳以上ですと別氏制度取り入れる必要ない、つまり反対の人が五二%、六十歳以上ですと三三%と。しかし、十八歳から五十九歳までは全て二〇%未満といって、年齢層によってかなり特異な差が出ているという結果が出ております...全文を見る
○小川敏夫君 いずれにしろ、圧倒的に高齢者、六十歳、特に七十歳以上が反対が強いということですが、しかし、十八歳から五十九歳までは反対は二割にも満たないというこの数字。ただ、この夫婦別姓制度を採用してもらいたいという現実に自分の問題として求めるのは、やはり職を持っている人、あるいは...全文を見る
○小川敏夫君 対応を検討ということではなくて、もっと前向きな答弁がいただきたかったんですが、私の希望といたしまして、また前向きに是非検討していただきたいというふうに思います。  では次に、今被告人として勾留中の籠池泰典氏の接見禁止、被告人の接見禁止の点について、昨日も真山委員か...全文を見る
○小川敏夫君 ちょっと消極的な答弁だったので納得できないんですがね。起訴前の接見禁止と起訴後の接見禁止が、法律が同じだから、条文が同じだからというような話でしたけれども、どうなんでしょうかね。しかし、今申し上げましたように、捜査段階で捜査側が調べているときの勾留と、それから起訴さ...全文を見る
○小川敏夫君 そういう答弁ですと、じゃ、これから統計調査してくださいという話ではなくて、昨年一年間で起訴後の勾留の接見禁止命令が何件出されたのか、調べて後日回答してください。
○小川敏夫君 この国会の場において国会議員の質問という形で質問させていただきましたので、調査すればできることですから、必ずその数字を出してください。  それで、この接見禁止命令、裁判官が命令を出すけれども、実務的には検察官が裁判所のそうした接見禁止命令を出すように職権発動を促す...全文を見る
○小川敏夫君 まず、罪証隠滅と逃亡のおそれということを先に説明されましたけれども、逃亡のおそれって、これ拘置所に入っちゃっている人間にどうして逃亡のおそれがあるんですか。
○小川敏夫君 いやいや、今勾留するかどうかの問題を聞いているんじゃないんですよ。勾留している人間について接見禁止命令を付けることについてずっと質問しているんです。勾留されている人間について接見禁止命令付けようが付けまいが、逃げることなんかできないじゃないですか。だから、逃亡のおそ...全文を見る
○小川敏夫君 何か突然隕石が落っこちてくるから気を付けろみたいな話に、ちょっと感想を抱きましたけど。  事案に応じてそれは判断するんでしょうけれども、今回のこの籠池さんの詐欺事件ですけれども、これ、被害者といいますか、お金だまし取られたのは国なり地方自治体で、言わば担当者は公務...全文を見る
03月27日第196回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫です。  今、丸川委員の質問の中で、ちょっと趣旨を確認したいんですが、今回のその書換え、改ざんですがね、証人の答弁に基づいて、それに合わせるような書換えが行われたというような趣旨の丸川委員からの質問がありましたが、これはそういう経過でよろ...全文を見る
○小川敏夫君 では、まず、証人が答弁するときですけれども、これは当然、財務省の見解なり事実を答弁するということで、客観的に慎重でなくてはならないということで、常に大体、答弁するときには、事前に役所の中で想定問答集、あらゆる角度からいろんな質問があるということを想定して想定問答集と...全文を見る
○小川敏夫君 私が質問したかった、あるいは言いたかった趣旨は、証人が答弁を間違えたと、それに合わせたということではなくて、答弁自体の内容が部内で十分協議して行った上での答弁ですから、答弁に合わせたんではなくて、答弁内容を決める部内の協議の上、その協議自体がそもそも改ざん方向の資料...全文を見る
○小川敏夫君 いやいや、協議している暇はないって。だって、役所の答弁は全部協議して、一言一句間違いがないように作り上げてきて答弁するものでしょう。  まあ、次に質問しますが、また丸川委員の中で、官邸の指示がない、総理の指示はない、いろいろ指示がない、指示がないというお話いただき...全文を見る
○小川敏夫君 例えば、国会答弁は総理大臣の答弁もあります。そうすると、総理大臣の答弁に当たっては、これは直接の担当部局である財務省理財局の方もその答弁の打合せ作業に加わるんじゃないですか。
○小川敏夫君 だから、それは一方的に答弁を入れたんではなくて、やはり官邸側の担当者ともその答弁の内容について協議、打合せをしたということじゃないんですか。
○小川敏夫君 あなたは、総理夫人の影響はあると思っていないと、このように証言されました。  ただ、昨年の三月二十三日の籠池さんの証言、それから、それに、その時期に谷査恵子さんが籠池さんの要望事項を理財局に伝えたということがございました。この谷査恵子さんのこの要望について、証人は...全文を見る
○小川敏夫君 まず、谷査恵子さんが昭恵夫人の秘書だということは当然御承知ですね。
○小川敏夫君 室長、すなわち田村室長は認識していたということですね。はい。  そうすると、秘書が何か要望してくる、要望事項を伝えてくるということは、当然秘書が仕えている方、もう今回でいえば昭恵夫人の意向を踏まえてではないかと誰しもが思うんですが、その点について田村室長はどのよう...全文を見る
○小川敏夫君 谷さんが籠池氏の要望事項を伝えたその文面には、買取り価格がべらぼうに高いんだという籠池さんの要望事項が入っておりました。そうしたことも谷秘書から田村室長に伝えられたと、こういうことでよろしいわけですね。
○小川敏夫君 その籠池氏が書いた手紙、要望事項等が書かれた手紙、これのコピーが谷さんから田村室長に渡されたんじゃないですか。
○小川敏夫君 まあ回答書を見ると、電話でのやり取りであれだけの文書がまとめられるかというほど非常に精緻な回答内容なんですがね。  籠池氏のその、がどういう具体的な要望だったかということを示すには、籠池氏が書いてきた手紙を、コピーを渡して説明すれば一番簡単なんですが、田村室長はそ...全文を見る
○小川敏夫君 当然、この問題についてあなたは答弁者として答弁したわけですから、答弁に先立って、田村室長を始めとして、答弁の内容のすり合わせは行っているわけですね。
○小川敏夫君 田村室長は、谷さんからの要望を電話で聞いただけだと、こういうふうに明言していたんですか。その要望事項について、手紙のコピーだとかですね、文書では要望事項聞いていない、受け取っていないと、こういうふうに明確に説明していたんですか。
○小川敏夫君 まあ、そこまであなたが承知していないんなら、御本人に聞くしかないわけですけれども。  その後、三月十五日ですか、二十八年の三月十五日、要するにごみが出てきたどうのこうのという話が、三月十一日ですか、にごみが出たよという話があった。まあ、ごみが本当にあったかどうかは...全文を見る
○小川敏夫君 それで、あの録音データの中で籠池氏が、昭恵夫人の方からも聞いてもらったことがあると思うと、まあそういうふうに発言しているわけです。  そうすると、思い当たるのは、その前年のこの谷秘書さんが田村室長にいろいろ照会したと、要望事項を伝えたということがそれに当たるんでは...全文を見る
○小川敏夫君 この昭恵夫人の方からも聞いてもらったことがあると思うという発言に対して、この田村室長はそれを否定はしていないようなんですがね。すなわち、まあ明確にそれについてやり取りをしているわけじゃないんだけれども、どうも私には、それを明確に否定していない。つまり、財務省、当事者...全文を見る
○小川敏夫君 いろんなことが、やり取りだからいろんなことのやり取りがあったことはそうなんでしょうけどね、私はその一点だけ聞いているわけです。  要するに、昭恵夫人の方からも聞いてもらったことがあると思うという籠池氏の発言は、やはり何にもないのにそういう発言が出るということはない...全文を見る
○小川敏夫君 で、また、それに関連した別の質問ですけれども、財務省では、答弁、答弁者はあなたですけれども、あなたあるいは財務省の方が、答弁のために、答弁をまとめるための事実確認として、この秘書の谷さんあるいは昭恵夫人と直接確認したり、あるいは間接的にも何か連絡を取ったことはありま...全文を見る
○小川敏夫君 そうすると、その谷さんが田村室長に照会したことについて谷さんがどういうふうに言っているかということについては、証人自身は何も確認していない。そうすると、どなたか、政府の、政府や行政のですね、ほかの方、ほかの部署の方が確認したその情報をもらったことはありませんか。
○小川敏夫君 この森友学園の国有地の払下げについては、ごみがどうだったのかということが中心の争点になりました。で、会計検査院は、後から発見されたという三・八メートルとか、くいの九・九メートルのごみについて合理的な根拠がないと、このように指摘しております。  一方で、証人の答弁あ...全文を見る
○小川敏夫君 まあ、あなたは、今、自身はもう理財局長の立場じゃないんですけれども、合理的な根拠がないという会計検査院の指摘を受けて、今現在振り返ってみてですね、やはりそうしたごみがあるという判断について客観的な根拠がないと言われてもしようがないなと、そういうふうには思っていますか...全文を見る
○小川敏夫君 まだ質問いろいろ飛びますが、交渉記録あるいは面会記録については、事務終了後、間もなく廃棄したというようなこれまでの答弁をいただいていますが、この森友学園の問題が平成二十九年の二月上旬に新聞報道されて、その後、国会でいろいろ質疑の対象になりました。この時期にですね、つ...全文を見る
○小川敏夫君 交渉記録等は、事務終了後、もう直ちに、間もない時期に廃棄されているという答弁でしたけれども、しかし実際にまだ残っているのがあるんじゃないかとか、そうした探索も必要だと思うんですよね。そうした再度の確認ということはしなかったんですか。
○小川敏夫君 総理が、二月十七日ですか、自分や妻の関与があれば総理も辞めるという趣旨の答弁がありました。こうした総理の答弁を受けて、特に証人あるいは財務局の方で答弁に対する姿勢というものについて影響はありましたか。
○小川敏夫君 一番冒頭ですか、委員長の質問に対して、全て私の責任だというような趣旨の御発言がありました。これは、いわゆる事実として、あなたが責任を持って行ったことかということなのか、そうではなくて、あなたが理財局長という職責にあったので、その当時の不祥事は全部……
○小川敏夫君 局長の自分にあると、こういう趣旨ですか、どちらですか。
○小川敏夫君 終わります。
04月05日第196回国会 参議院 国土交通委員会 第7号
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○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫でございます。  今日は、森友学園に対する国有地の払下げの問題、特にごみの有無あるいはその積算等の問題について、石井大臣中心にお尋ねしたいと思いますが。  まず、大臣、会計検査院から、三・八メートルの深さ、くい打ち部分の九・九メートルを...全文を見る
○小川敏夫君 謙虚に受け止めるということですけど、会計検査院は三・八メートルの深さのごみについて根拠は認められないと言っておる。では、国交省は、三・八メートルの深さでごみがあるということについて、これは間違っていたと、今後、取り組むということではなくて、間違っていたということを認...全文を見る
○小川敏夫君 私は会計検査院の指摘を受けて間違いだということを認めるかどうかということをお尋ねしたので、質問には答えていない。ただ勝手なことをしゃべっているだけで、質問の、この質疑の妨害をしないでいただきたい。  それで、今委員の皆様にお配りしました、これが深さ三・八メートルの...全文を見る
○小川敏夫君 ちょっと大臣の答弁で私、理解できなかったんですが、工事写真というのは、この報告書、この業者提出の報告書の写真とはまた別の工事写真があるんですか。
○小川敏夫君 このって何ですか。要するに、私は、今日委員会に提出しました、この写真付きの八か所の試掘の写真とその位置を示すこの報告書です。そのうちの一枚目、三・八メートルの深さというものの写真を出しているだけですけれども。  確かに、私の方でコピー取ったので、いただいたものより...全文を見る
○小川敏夫君 大臣、三番目の写真の、この写真に写っている黒板、ホワイトボードですか、ナンバー1の穴、深さ三メートルと書いてありますが、この点はどうなんですか。
○小川敏夫君 昨年から議論をしているって、昨年の通常国会ではこの写真そのものを出していないんだから、この写真に基づく議論なんかあるわけないじゃないですか。この写真が提出された後の、選挙も終わった、正しい説明もしないで衆議院選挙終わっちゃった後の国会でこの議論があったというだけじゃ...全文を見る
○小川敏夫君 その点はいずれ、報道によりますと業者が検察庁の取調べでそのように述べたということだけであって、今客観証拠がありませんのでこれ以上は質問をいたしませんけれども。  大臣、まず、こういう議論の、ここの国会での議論に必要な、また議論を充実させるための資料が、手持ちであり...全文を見る
○小川敏夫君 それで、私は、この委員会ではなくて党のPTで、業者から了解を得られなかった、だから出さないということであれば、具体的にいつ、業者の誰に対して了解を求めて、そして業者からいつ、どういう回答があったのか説明するようにということをお話ししていました。が、しかし、そのPTの...全文を見る
○小川敏夫君 昨年の参議院の予算委員会で、三月十六日に現地調査に赴いた際、くい打ち工事の写真が委員に配られました。  確認しますけれども、くい打ち工事の写真を提供してくれた業者と、この報告書を国交省に提出した業者は同じ業者ですね。
○小川敏夫君 そのくい工事の写真については、三月十六日に予算委員に配付する以前には、業者の了解が得られていないから提出しませんという答弁をしていたけれども、三月十六日、突然委員に配付された。同じ業者の提出写真が、なぜこの試掘の方については、通常国会中、我々委員が再三求めているにも...全文を見る
○小川敏夫君 じゃ、その用件のために、了解を得るために三回電話したという局長答弁でしたけれども、もう少し具体的に聞きますけれども、それは電話には社長が出なかったということですか。
○小川敏夫君 では、三回電話して返事がなかったということですが、実際には通常国会が終わった後に提出しているわけで、じゃ、公表していいよという返事はいつあったんですか。
○小川敏夫君 今日は委員の皆さんに写真はお配りしていませんけれども、例えば、この報告書を見ますと、同じ試掘箇所の写真が別々の試掘の写真だとして説明されている部分があります。こうしたことについて、局長、気が付いていますか。
○小川敏夫君 すると、同じ試掘の穴の写真が別々の試掘の穴の写真だとして報告されていたということは承知、確認しているわけですね。
○小川敏夫君 御指摘をいただいた後、御自分たちではその指摘が間違っていると言うんですか。それとも、その指摘どおり、同じ穴の写真を別々の試掘の穴の写真だというふうに報告されているということはお認めになるわけですか。
○小川敏夫君 だから、国交省は、違う穴の写真なのか、同じ穴の写真を別々の穴と言っているのか、どういうふうに判断しているかと聞いているんです。
○小川敏夫君 じゃ、今自身も判断していないということですか。
○小川敏夫君 いや、大臣、僕は今の答弁聞いて恐れ入りましたよ。写真から見て明らかに同じ穴の写真が、別々の穴の写真だとして報告書に添付されていると。写真を見れば一見明らかなことを、今、まるで自分たちはそういうことには気が付いていない、事実を確認中だという対応をしている。こういう役所...全文を見る
○小川敏夫君 結局、そうした様々な状況を踏まえて会計検査院は、三・八メートルのこのごみ、試掘に基づくこの三・八メートルは根拠がないというふうに指摘しておるわけです。  私は、ここでもう少し突き詰めたいんですけれども、会計検査院の指摘を受けて、国交省としては、やはり三・八メートル...全文を見る
○小川敏夫君 大臣の答弁は、新しいごみが出てきたからいろいろ大変だったという趣旨のお話でしたけど、新しいごみが出たかどうかが問題になっているんですよ。新しいごみが出たという客観的な証拠がない、すなわち三・八メートルまでの深さ、三メートルまではそもそも存在が分かっているから新しいご...全文を見る
○小川敏夫君 もう何回も聞いた答弁を繰り返されても困るし、そのためにもう質問時間が終わってしまいました。  最後に一点だけ確認しますが、この国有地は既に契約解除で所有権が戻っています。ですから、航空局の所有の財産でありますけれども、しかし普通財産ですから売り払うわけです。その売...全文を見る
○小川敏夫君 じゃ、終わります。
04月17日第196回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○小川敏夫君 民進党・新緑風会の小川敏夫です。  今回、管轄権を定めるという法案でございますけれども、そこで、一つお尋ねしたいのは、この法案で管轄権を定める前、これまではこうした事件についてどのような扱いがされておったんでしょうか。
○小川敏夫君 そうすると、個々的な対応、それぞれの事件ごとに裁判官が判断するということですと、大分、その受けるかどうかの判断、そのための調査資料等で時間が掛かった、あるいは裁判官によって同様なケースでも判断が異なることもあり得たというような実情が、今回はこの法案によって法律上管轄...全文を見る
○小川敏夫君 承知いたしました。  この法案は管轄の問題ですけれども、では、直接この管轄の問題ではなくて、もう少し実態的な実際上の紛争における場面で、少しこういう場合はどうなのかというケースをちょっと想定して質問させていただきますけれども。例えば、日本で管轄権を認めて管轄があっ...全文を見る
○小川敏夫君 そうすると、例えば夫婦両方とも日本人、日本国籍を持っている、しかし外国に居住している。夫婦が両方とも日本人だから日本の裁判所で離婚訴訟ができる。一方、夫婦が住んでいる外国でも管轄があって離婚事件を扱えるとなった場合、一方は日本でやった方が有利だと思うし、他方は現地で...全文を見る
○小川敏夫君 もう一つ、一つの例を想定して質問させていただきますけれども、ハーグ条約、子供の奪取の防止に関する方のハーグ条約なんですけれども、例えば日本人妻が子供を連れて外国から日本に帰ってきて子供が日本にいるということで、離婚訴訟と子供の監護権を求める申立てをすると。一方、海外...全文を見る
○小川敏夫君 国際的なそうした身分関係等、これからますます多くなるでありましょうし、また、海外、それぞれの国によってもいろいろ法制度違うところがあっていろいろ大変なことと思いますが、いろいろまたこれからもしっかり取り組んでいただきたいというふうに思います。  さて、今、国民の最...全文を見る
○小川敏夫君 一概にお答えできないと言うけれども、国交省、財務省の方は、留置権者が占有しているから、土地について、国有地について立入調査はできないという否定的な明快な結論を出しているんですけれども、法務省の方はそこまでは言わないわけですね。  ただ、建物を占有しているから、建物...全文を見る
○小川敏夫君 その事情によって判断すると。そうすると、そういう事情も全然述べないで財務省、国交省側が立入調査はできないという結論を出しているということは、間違いとは言わなくても、正しいとも言えるわけじゃないわけですねと私は理解しました。お答えにくいから答弁はいいでしょうけれども。...全文を見る
○小川敏夫君 これは、質問というか私の独り言というふうに聞いてもらってもいいんですけれども、これ、留置権者が建物を持っていても、実際にお金を払うこの注文主は事実上破綻してしまって代金を支払う見込みが全然ないわけです。そうすると、留置権者が債務の弁済を得られるという可能性とすれば、...全文を見る
05月14日第196回国会 参議院 予算委員会 第18号
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○小川敏夫君 立憲民主党・民友会の小川敏夫でございます。  総理、まず加計学園問題からお尋ねさせていただきます。  平成二十七年の四月二日に、加計学園の関係者、愛媛県の職員等が柳瀬総理秘書官と官邸でお会いになった、面会したということが今焦点になっております。そこで、その中で、...全文を見る
○小川敏夫君 いや、四月二日に柳瀬総理秘書官と官邸で面会した県の職員が残したその会見録の中に、先日、つまり四月二日を基準にして先日ですよ、に総理と加計学園の理事長、加計孝太郎氏だと思いますが、会食したと。その会食したときの話ということで下村文科大臣等の話が出てきておるんですが、そ...全文を見る
○小川敏夫君 そうすると、県の職員が、四月二日を基準にして、先日安倍総理と加計学園の理事長が会食した際にという記述があるというわけですから、そうすると、記述があるそちらの方が間違っていたと、こういうことになるんですが、総理、はっきりそういう会食した事実はないと断定できるんですか。
○小川敏夫君 総理の動向、公表されているものを見ても、具体的に個名が入っているそうしたものもありますけれども、個名が入っていないものもあると。これは午前中の衆議院の答弁でもそういうふうにおっしゃっておられました。ですから、そこに載っていないからというのは、それで明確な状況になると...全文を見る
○小川敏夫君 四月二日にそうした面会が行われた。その際に、文科省から出向している職員が立ち会ったと柳瀬参考人は述べておりました。そうした事実があるか、それから、もしそこに文科省の職員が同席したんであれば、その際の面会のやり取りをメモしたもの、記録したものが残っているかどうか、お答...全文を見る
○小川敏夫君 農水省の職員も同席したというふうに柳瀬参考人は述べておりました。農水省の方ではどうですか、同席した事実、それからメモの存在。
○小川敏夫君 何か、作成していないと言い切らないで、作成していないと記憶をしていると。何か、メモが出てきたら記憶違いだったと、後の言い逃れを残したような説明と受け止めましたけれども。普通、役所の方はそういう席に着けばメモなりで備忘録を残すものなんですけれども、本当に、残さない、残...全文を見る
○小川敏夫君 まあ親しい友人でしょうから、いろんな悩みもある、お互いに交換することもあると思うんですがね。  状況から判断すると、加計学園のこの当時の最大関心事は、やっぱりこの獣医学部が通るか通らないかということが加計学園にとっては最大の関心事だったと。それがしかし、十五回も特...全文を見る
○小川敏夫君 まあ本当に四十年来の親しいお付き合いの方が、その当時一番関心事の加計学園の経営の中で獣医学部をつくりたいというお話すら全くしていないというのも、どうもこの人間関係の付き合いの中でなかなか信じられないと私は思うんですがね。  それから、四月二日に、今、官邸での面会が...全文を見る
○小川敏夫君 少しの時間ですか。九十分ぐらいおられたんじゃないですか。
○小川敏夫君 首相動静見ますと、その会場のホテルに着かれた時間と総理が御帰宅された時間とに大体九十分以上、二時間近くあるものですから、そういう時間を出しただけでありますけれども。  総理、加計学園の関係者が、柳瀬さんの話ですと、柳瀬参考人の話ですと三回、二月、四月、六月と官邸で...全文を見る
○小川敏夫君 どうもこの首相官邸で会ったという、総理秘書官が会ったということが、そもそも物事の筋からいっておかしいんですよ。つまり、国家戦略特区のことに関して何か面会したい、打合せしたい、陳情したいんであれば、国家戦略特区の担当部署に行ってお話しするのが筋合いなんです。何にも独自...全文を見る
○小川敏夫君 国家の行政は、客観的であり、公正であり、透明でなくてはならないと。しかし、大きくこの安倍政権によって揺らいでおりますけれども、もう一つ、森友事件というのがございました。  財務大臣にお尋ねいたしますけれども、会計検査院が、値引きの根拠となったごみについて、九・九メ...全文を見る
○小川敏夫君 いや、随分長々といろんなことを話しましたけど、だから結論として、財務省としてはごみがあると今でも考えていると、ごみがあるということを前提にした値引きは間違っていないというわけですか。
○小川敏夫君 つまり、会計検査院は、九・九メートルと三・八メートル、深いところのごみを積算した合理的な根拠はないと言っておる。しかし、今の局長の答弁ですと、いや、やっぱりごみはあると考えているというふうに答弁したと、そういうふうに思いますが、もう一度確認しますが、そうすると、財務...全文を見る
○小川敏夫君 だから、じゃ、その積算は正しいということで、その積算は正しいと受け止めているということですね。
○小川敏夫君 だから、結局、私はこれ突き詰めるように、会計検査院の指摘は重く受けました、重く受けましたと言うだけで、だけど、自分たちがごみがあるという前提で値引きしたその積算根拠は間違っていなかったと言っていることと同じじゃないですか。  財務大臣、今この土地は国有地に戻ってい...全文を見る
○小川敏夫君 私の質問に何にも答えていないですよね。  つまり、この土地はまたいずれ売るんですよ。その売るときには、ごみがあるという前提で売るんですか、ごみがないという前提で売るんですか、どちらですか。
○小川敏夫君 いやいや、それじゃ大変なことじゃないですか。あるだろうという前提で売ったら、じゃ、また売るときも、また一億円で売るということじゃないですか。会計検査院の指摘は何なんですか。会計検査院があれだけ合理的に九・九メートルや三・八メートルの深さのごみなんかないと……(発言す...全文を見る
○小川敏夫君 国交大臣、九・九メートルの深さがくい打ち部分だと、で、くいは三百九十八本打ったということでごみの量を積算しています。しかし、財務省がこれまでないない言っていた文書、あったということで、法律相談文書ということが先般開示されました。で、平成二十八年三月二十四日のその法律...全文を見る
○小川敏夫君 私は三百九十八と言ったけど、三百八十四かもしれません。まあ、それは大きな違いじゃないけど。  財務大臣にお尋ねしますが、じゃ、財務省は、この国会で今問題になる前に、こうしてくいは数十本だとこの文書に残している。どういうふうにしてこの数十本が出ているんですか。
○小川敏夫君 これまでも度々議論しましたよ。三月十四日に現地を視察したと。そのときの写真も見せてもらいました。写真には十数本しか写っていないじゃないかと、校舎の敷地になる部分には打ったくいが何にも出ていないじゃないかということを何回も議論しました。でも、明確に数えていないというこ...全文を見る
○小川敏夫君 五百ページにも及ぶ交渉記録が発見されたという報道がありました。  当事者が、当事者の財務局が、今聞いているのに、発見されたのか、ないならない、あるならあると言えばいいのに、全くぐちゃぐちゃして何にも分からない話だった。  最後に質問しますが、その資料の改ざん、決...全文を見る
○小川敏夫君 これで終わりますが、行政を正すためにも、この質疑の間ますます疑惑が深まるばかり、更に重ねてこれについて集中審議を行っていただくよう申し上げまして、私の質問を終わります。
05月17日第196回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○小川敏夫君 立憲民主党・民友会の小川敏夫です。  今回の改正、商法の方では、片仮名の文語体を読みやすい口語体にすると、これだけでも大変に価値があると思うんですけれども、ただ、この商法の部分に関しては中身は変わっていないわけでして。ただ、先ほど民事局長の答弁にもありました経済取...全文を見る
○小川敏夫君 尽力って、汗かくことだけが尽力じゃなくて、もうサイトを開いて広くそういう売り物がありますよという場を設けて、誰でもがアクセスできる状態に置くこと自体が私は尽力に当たるんじゃないかと思うんですが、そこのところの法律論争は今日はしません。  今答弁にもありましたショッ...全文を見る
○小川敏夫君 今回の運送法に関する分野ですけれども、一点だけ。  運送人の責任に関して、短期消滅時効というものを定めている規定があります。思い出しますと、先般の民法改正では、幾つか種類があった短期消滅時効を、まあ煩わしいのか何だかは別にしまして、一切やめて五年に統一しちゃったわ...全文を見る
○小川敏夫君 今説明いただいたように、継続、反復、大量という運送というのはもちろんあることは否定しませんけど、だけど、別に、運送は全部が継続、反復、大量というふうに決まっているわけじゃなくて、例えば個性的な家具とか、家具商人がそうした個性的な家具を購入して運んでもらう、海外から日...全文を見る
○小川敏夫君 ちょっと聞くと、そうすると、何か運送人の都合だけで決めているような感じで、実際にその荷受人とか荷送り人の都合は余り考慮していないのかなとちょっと思いたくなってしまうんですけれども。  短期消滅時効、民法改正のときに短期消滅時効をやめたときにも、飲み屋の飲食、食もあ...全文を見る
○小川敏夫君 いやいや、大臣の答弁は今の趣旨とは違いますよ。私の質問時間が三十二分しかない中で、私が直接聞いたわけでもないのに、延々一分三十秒ぐらいにわたって、とうとうとというかぐだぐだと言った話は、建物の工事代金、で、留置権ということを言っているわけで、建物の所有権とかその土地...全文を見る
○小川敏夫君 これは予算委員会で初めて質問したんじゃなくて、それ以前からずっと質問しているわけですけれども、突然話を変えられても困るんでね。  麻生大臣の議事録は、その建物を建てた人という者には、当然のことで留置権というのをそこで持ちますんで、その土地を占有しておられますと、だ...全文を見る
○小川敏夫君 だって留置権の、じゃ、もう少し聞きますが、その土壌工事の、土地改良工事のその改良工事代金を保全するための留置権があるということはおっしゃられたわけで、その債権が、まず、じゃ、質問は、そういうふうに留置権があるというふうに今説明しましたけど、その工事業者が具体的に書面...全文を見る
○小川敏夫君 その土地の改良工事は建物の建設に先立って早い時期に完了しているわけで、それで代金がまだ未払というのが私にとっては不自然じゃないかと思うんですが、代金は幾らで、そのうち幾らが未払なんですか。
○小川敏夫君 大体、くいなんか、財務省は何十本しかないと言うし、出された資料によれば十数本しか写真に写っていないわけで、そもそも土壌の改良工事そのものがどういうふうにあるのか説明できないから説明逃げているんじゃないですか。  今日、ここは法務委員会ですから、少し法律論をお尋ねし...全文を見る
○小川敏夫君 そして、当然、留置権者がいれば、しかし、今回でいえば土地の所有権者が国なわけですけれども、その土地の所有者は、留置権者がいた場合に、その土地について立入りする、検分する、調査すると、そうした管理あるいは保存に関する行為、又はそれに類する行為、少なくとも留置権者に何の...全文を見る
○小川敏夫君 法務省としては一概にお答えできないと。少なくとも、いわゆる留置権者の妨害排除請求権をどこまで認めたということの判例もないという中で、国交省、財務省はどうして断定的にできないという判断をするんですか。
○小川敏夫君 国交省にお尋ねしますが、その業者が留置権を主張する、だからできない、調査できないできないと言うんだけど、そもそも、一つの事実として、調査をさせていただきたい、その土地に立ち入ってこれこれこういう調査をさせていただきたいという申入れはした事実はあるんですか。
○小川敏夫君 何か、私の質問に直接答えないで長々とお話ししましたが、いわゆる法律論としてあるかないかのところを議論しておったんですけれども、私の質問の趣旨は、法律論は別にして、留置権者が入っていいよ、調査していいよと言えば、これは何の問題もなくできるわけですよ。  ですから、国...全文を見る
○小川敏夫君 いやいや、大事な話ですよ、別に留置権を解除しろと言っているんじゃないんで。  土地の調査をしたらどうかと言って、留置権があるから、留置権者がいるからできない、調査できないできないと言っているけど、今の答弁だったら、業者は調査に応じると言っているんじゃないですか。そ...全文を見る
○小川敏夫君 だから、業者が調査に協力すると言っているんだから、調査をすればいいじゃないですかと言っているわけで。  これ、国有地で国民全体の財産ですから。ですから、本来、契約によれば建物の収去ということで更地で返還してもらわなくちゃいけないものであって、当然更地として評価して...全文を見る
05月31日第196回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  大臣に基本的なお尋ねいたしますけれども、成人、二十歳、もうずっとこれで社会に根付いてきているわけでして、二十歳が成人ということがもうずっとあって、私は、この二十歳が成人である、社会に根付いているだけじゃなくて、二十歳が成人であって何の...全文を見る
○小川敏夫君 これまでも、中学校を卒業したら就職して働く人もいるし、高校を卒業したらそこで就職して働く人もいるわけですし、言わば社会にそこで就労という意味で参加するようになるわけですけれども、そういった方たちが、二十歳が成人だから仕事に困ったということはないと思うんですよね。だか...全文を見る
○小川敏夫君 公職選挙法で十八歳に選挙権を与えたから、だから民法の成人年齢も十八歳にしなければならないという論理必然性はないと思うんですよ。つまり、選挙権は、この国の将来の在り方、まさにその選挙に参加するということでありますから。  もう一言言わせてもらえば、選挙権を行使した結...全文を見る
○小川敏夫君 大臣の御説明聞いていると、選挙権を与えたんだから、もう一人前の大人として扱うんだから、だから私法上の面においても一人前の大人として扱えと、こういうふうに言っているように私解釈したんですがね。  例えば、公職選挙法上、十八歳で投票権を認めた。しかし、被選挙権は認めて...全文を見る
○小川敏夫君 余り議論がかみ合わないんですけど、私の質問に端的に答えていただかないですかね。  今、大臣のお言葉の中で、いろいろこの習熟の度合いがあるということでした。私は、まさにそういう目でこの未成年、十八歳、二十歳を見なくちゃいけないと思うんですよ。つまり、十八歳や十九歳、...全文を見る
○小川敏夫君 私は、具体的な立法事実があるかどうかという意味で、一番最初に質問した二十歳が成年だということで何か不都合があるんですかと、不都合があるんだったらそれを改善しなくちゃいけない。まさに、だから法を改正しなくちゃいけないというのが立法事実です。  だから、二十歳を十八歳...全文を見る
○小川敏夫君 例えば、一つの例を挙げましたけど、例えばお酒は二十歳、たばこは二十歳と決まっているけど、運転免許は十八歳で取れます。今、副大臣が言われた探偵業、十八歳に認めたいんだったら探偵業法を変えればいいじゃないですか。何もこんな基本中の根本の民法全体を変える必要はないので、そ...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、副大臣、いろいろなものがあるという抽象的な言葉じゃなくて、まあ探偵業のことについては、私、今御説明しました、探偵業を十八歳にすればいいじゃないかと。  もっと具体的に、ですから、二十歳で成人というものを十八歳に成人にして、十八歳、十九歳に広く社会に参画し...全文を見る
○小川敏夫君 今副大臣はいろんな業法の例を、それぞれ個別法を挙げました。で、そういう個別の法について十八歳でもいいじゃないかというんだったら、個別の法律があるんだから、その個別の法律で十八歳にすればいいじゃないですかと言っているわけで。にもかかわらず、この基本法の民法を変えて、す...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、十八歳や十九歳でもできるんですよ、法定代理人の承諾を得れば。それを、十八歳、十九歳がそういうことをやりたいのに法定代理人が承諾しないといって紛争になったというのは私は遭遇したことない。  それから、時間に限りがありますから、今日のところは余り深い議論はで...全文を見る
○小川敏夫君 私は、十八歳の人に選挙権を与えて参加していただくということは大賛成ですよ。それから、そうした若い人にも大きな夢を持って実際に社会に大きく参加していただきたい、将来の夢も大きく広げていただきたいし、積極的に行動していただきたいというのは大賛成ですよ。  ただ、二十歳...全文を見る
06月05日第196回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  前回に続いていろいろ意見交換させていただきたいと思うんですが、大臣、今回、十八歳、十九歳が成年になるんですけれども、十八歳ですと、高校三年生のときに十八歳になる人が多い。四月生まれですと、高校三年になったすぐに十八歳になるわけです。そ...全文を見る
○小川敏夫君 私は、高校三年生に絞ってお尋ねしたので、卒業した後の職に就いた人とか高校に行かないで職に就いている人のお話をしたんじゃないんですけれども。同じことを何回も言ってもあれですけれども、社会に出て活躍する場をといっても、高校三年生はやっぱり学校で勉強するのが本分でしょうし...全文を見る
○小川敏夫君 消費者被害だけじゃなくて、さっき言った例も一つですけれども、例えば保証という問題があるんですよね。未成年者の保護、一般的には資産を持っている人がその資産を不利益な形で処分してしまうということを守るということもありますけれども、私も学生時代、民法を習って、自分は資産な...全文を見る
○小川敏夫君 我が国でも、今の現行法でも、親の承諾を得れば、あるいは親から一定の許諾を受けた範囲、要するに普通の日常生活に使う支出ですね、これは有効なんですよね。ですから、何にもできないんじゃなくて、言わばそれを超える大きな取引については取消し権があるということで、ですから、完全...全文を見る
○小川敏夫君 話題を変えますが、お酒、たばこ、競馬は二十歳のままだと。酒、たばこは健康に影響するからということでした。じゃ、競馬の方は健康に関係ないので、競馬という仕組みをよく理解しているかどうかということだと思うんですが、なぜ競馬は二十歳のままなのか。それは、要するに競馬という...全文を見る
○小川敏夫君 だから、青少年の保護がポイントかなというけど、大人には認めているわけですから。じゃ、その十八歳、十九歳には認めないというのは、十八歳、十九歳がまだ判断力が未熟だからというから認めないんじゃないですか。
○小川敏夫君 今度、十八歳になれば、かなり投機的要素が強いFX取引とか、そうしたものもできるわけですよね。ある意味じゃ競馬よりももっと大きな、賭けに近いような要素がある。どうもそこら辺のところが私は、もし競馬の方で射幸心を助長するから保護するんだというんであれば、これはFXのよう...全文を見る
○小川敏夫君 終わります。
06月12日第196回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  まず、今の法務行政のことに関して一点お尋ねしますが、いわゆる森友事件で、五月の三十一日ですか、大阪地検で不起訴処分にということの結論を出したそうでありますが、その際に大阪地検特捜部長が記者会見を開いて、言わばオープンに発言しています。...全文を見る
○小川敏夫君 検討中といったって、私、だから十日前から要求しているんですよ。これは職務に関して発言した内容を、しかも報道陣の前でオープンに発言したわけですよ。その発言したものについて私の方に教えてくださいといって、なぜできないんですか。国会をばかにしているじゃないですか。検討して...全文を見る
○小川敏夫君 いや、だから職務に、国家公務員の職務に関することで、公の場で発言している、それを既にマスコミの方はもう発言の全部を既に把握していると。それを私が全部把握したいということで、こちらの方で教えていただきたいと言っているのに、なぜ出せないんですか。出すのが当たり前じゃない...全文を見る
○小川敏夫君 担当部局が担当のじゃないですよ。法務大臣がきちっと指示しなさいよ。断る理由ないでしょう。職務に関しての発言ですよ。しかも、秘密でも何でもない、オープンに開かれた記者会見で発言したその発言の内容ですよ。それをなぜ国会に出さないんですか。
○小川敏夫君 委員長、この法務委員会に、少なくとも、検察官という国家公務員が職務上行った発言でありまして、しかもマスコミ関係に既にオープンにされているというその発言録を、国会の方の、私も議員活動の一環として求めていることについて拒否する理由は全くありません。拒否することは、まさに...全文を見る
○小川敏夫君 では、この民法の点について質問いたします。  もうこれまでも繰り返し議論しているんですけれども、なかなか議論が具体的に煮詰まっていかないんですよね。私自身は、一番最初に、今のこの二十歳の成人年齢ということでこの社会に具体的にどういう不都合が起きているのかということ...全文を見る
○小川敏夫君 親の子供に対する過剰な期待、過剰な教育というのは、これは余り成人年齢とは直接結び付かない、親子関係の、その環境問題だと思うんですがね。  民事局長にお尋ねしますが、具体的に、この成人年齢が二十歳だということによって具体的にどういうトラブルがあるのか。例えば、もう少...全文を見る
○小川敏夫君 だから、机上の論理でこういうことがあるなというのは、それはあることは認めますけれども、あるいはそれは実際に起きている例もあるでしょうけれども、でも、それが、この法を改正しなければならない、あるいは社会の活動に弊害があるというレベルには私は到底達していないと思うんです...全文を見る
○小川敏夫君 まあ、一言で言えば制度の趣旨が違うからということなんでしょうけれどもね。制度の趣旨が違うんだったら、選挙権を十八歳に与えたということだって、制度の趣旨が違うんだからこの民法の成人年齢を引き下げる根拠にはならないと思うんですがね。ただ、例えば被選挙権、国民の負託を受け...全文を見る
○小川敏夫君 あれこれ私の方で議論仕掛けてあれですけれども、要するに、公職選挙法の選挙権年齢、被選挙権年齢、それはそれで、公職選挙法のその趣旨に鑑みて十八歳にしているわけでありまして、民法の成人年齢というのは、民法のまだ経験が浅い若年層を保護するという、その目的でやっているわけで...全文を見る
○小川敏夫君 今の答弁は、余り法律的な、技術的な解釈じゃなくて、政府の方針、まさにこの法案に関する政府の方針を述べていただきたかったんで、法務大臣が御答弁することが一番ふさわしい答弁じゃなかったかと思うんですが。  どうも、国民の間でも、この二十歳の成人を十八歳にするということ...全文を見る
○小川敏夫君 終わります。
○小川敏夫君 立憲民主党・民友会の小川敏夫です。  ただいまの民法の一部改正案に反対の立場で意見を述べます。  成人年齢を二十歳とする制度は、長きにわたり国民に受け入れられてきたもので、社会生活においても広く定着して今日に至っております。そして、現在においても、各種世論調査の...全文を見る
06月28日第196回国会 参議院 法務委員会 第19号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫でございます。  今日は、余り時間がないので、この遺言書の方、遺言書の保管のことを中心にお尋ねさせていただきます。  この自筆遺言というのは、なかなかトラブルといいますか、紛争が多い分野でして、いろんな形でトラブルがある。一つは、例えば遺言書...全文を見る
○小川敏夫君 まあ本人確認といいましても、なかなか実際には完璧を期すのは難しいと思うんですよ。  例えば、私、先日、後輩の弁護士のお父さんが亡くなられたので葬儀に行きまして、それで、随分久しぶりだったもので、で、いたもので、ああ、こんにちは、久しぶりだねって声掛けたら、いや、済...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、同じ議論をしてもしようがないんだけど、身近な人から見れば、質問したって答えられるだけの情報は持っているんですよ。だから、なかなか成り済ましを完全に防止するのは難しいんじゃないかなというふうに思うわけです。  であるにもかかわらず、今回、検認が不要というこ...全文を見る
○小川敏夫君 いやいや、写しの請求をするでしょう、写しの請求をしたらすぐその日にも預金は払戻しできるんですよ。それから登記申請もできるわけです。特に預金なんかの払戻しはできるわけです。そうすると、写しが出されたら法務局はほかの相続人に通知するといっても、通知が来る前に既に預金はも...全文を見る
○小川敏夫君 いやいや、保管中に偽造、変造ができないのはそれは当たり前のことなので。ただ、保管する前の段階で偽造されていることについて、その成り済ましが、完全にできるのか。そして、ほかの相続人がその自筆遺言証書の存在を知る前にそうした預金が払戻しされてしまうということができ得るこ...全文を見る
○小川敏夫君 いや、私は捜査の内容を聞いているんじゃないですよ。  大臣に基本的なことをお尋ねしますが、この検察の捜査に対する政府の介入というものはあってもよろしいんでしょうか、あってはならないことなんでしょうか。
○小川敏夫君 今の、大臣、それは法務大臣の素質を問われますよ。検察の捜査に政府が介入していいかどうか。いけないという、答えなくちゃいけないじゃないですか。  もう一度お尋ねします。検察の捜査に政府が介入していいのかどうか。
○小川敏夫君 いやいや、私の質問について答えていないですよ。一般論ですよ、検察の姿勢を、一般論を聞いているわけで、法務大臣としての姿勢を聞いているわけで、検察の捜査に政府が介入してもいいのかと聞いているんです。
○小川敏夫君 だから、何らかの政治的な意図に基づくことはないという立場を述べられた。それはイコール、ですから検察の捜査は政治の関与を受けないということを言っているんじゃないですか。どうして検察の捜査は政治の干渉を、関与を受けてはいけないということをそのまま、そのとおりですと言えな...全文を見る
○小川敏夫君 大変納得できない。むしろ、大原則を明確に言えない法務大臣の姿勢については大きな疑問を感じますが、時間が来ましたので、今日はここで終わります。
07月05日第196回国会 参議院 法務委員会 第21号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  まず、配偶者居住権について質問させていただきます。  今回、配偶者居住権というものが創設されたわけですけれども、実際考えてみますと、配偶者は、少なくとも二分の一以上の相続権を持っている相続人ですから、大変強い地位にあるわけですよね。...全文を見る
○小川敏夫君 例えば、配偶者居住権がない配偶者じゃない人については遺言でと言うけれども、しかし、単なる居住権だけを取り出して遺言でそれを遺贈するというのはなかなか難しいんじゃないでしょうか。  ですから、例えば今の例ですと、実際上の妻がいるときに、妻に対しては家を遺贈するという...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、抽象的な検討ということであって、具体的に法制審議会に諮問するとか、あるいは何らかの研究チームを立ち上げるとか、そうした具体的なことはないんだなというふうにお聞きいたしました。  質問変わりますけれども、この配偶者居住権ですけれども、居住していた建物が対象...全文を見る
○小川敏夫君 いや、その建て替えた場合にはどうするこうするというのは、それは円満な関係にあれば、それはお話合いがまとまればそういうことになるんでしょうけれども、お話合いがまとまらないような関係の場合にはこれはどうしようもないわけでして。最近も、地方で高齢の資産家が不審死した事件で...全文を見る
○小川敏夫君 いやいや、私が質問したのは、遺言書が保管されていたということを相続人が全然知らないわけですから、だから、相続人の誰かが、そもそも知らないんだから、遺言書の閲覧申請とか遺言書の保管証明をもらうということ自体がないんですよ、知らないんだから。  ただ、唯一手掛かりは、...全文を見る
○小川敏夫君 時間がなくなっちゃったので。  ただ、共産党さんの方で入手して公開されている財務省と国交省の打合せメモの中に、官邸が法務省に巻きを入れて処分を早くさせろなんということもありました。実際、その後にこうして特捜部長が会見して、捜査の中身に関わることは一切公表しないとい...全文を見る
○小川敏夫君 立憲民主党・民友会の小川敏夫です。  私は、民法及び家事事件手続法の一部を改正する法律案に反対、法務局における遺言書の保管等に関する法律案について賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  まず、民法等改正案につきましての反対の理由でございますが、配偶者居住権...全文を見る
07月12日第196回国会 参議院 内閣委員会 第26号
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○小川敏夫君 立憲民主党・民友会の小川敏夫です。  官房副長官、あなたは、IR法を成立させようとして非常に努力されている方がそのIRを実現しようとしている関係者からパーティー券を買ってもらうということ、これは大変不適切だと思いますけれども、不適切とは思いませんか。
○小川敏夫君 影響を与えたという証拠はありませんけど、李下に冠を正さず、そういう疑いを招いてはいけないというのが政治家の姿勢だと思いますよ。  さて、時間がないので石井大臣にお尋ねしますが、私、このカジノ法、カジノの説明聞いていて、それから法文聞いていて、ちょっと説明と違うとこ...全文を見る
○小川敏夫君 既存の施設でも排除されないと。つまり、既存の施設でもいいんですよ。これが法律ですよ。新設しなきゃいけないとは書いていないので。  じゃ、既存の施設の中で、都会に今大型ホテルがありますよ。ホテルだから宿泊施設だ。会議場もあります。展示スペースもあります。何か催物もや...全文を見る
○小川敏夫君 大臣、私の質問に端的に答えてくださいよ。カジノ事業者は施設の運用事業者ですよ。今、施設の供用事業者は所有する必要があると言ったけど、施設の供用する事業者はカジノ事業者じゃないでしょう。つまり、カジノ事業者は、施設を提供する会社から借りて、それで運用すればいいんですよ...全文を見る
○小川敏夫君 だから、私が言いたいのは、カジノ事業者ができれば、どんどん新しい施設ができて、それでどんどん責任持ってカジノ事業者がやるよというけれども、既設の施設で借りてもいいんで、しかも、カジノ事業の本体は駄目だけれども、この複合施設の方の運営は第三者に委託してもいいんですよ。...全文を見る
○小川敏夫君 つまり、これまで認められていた公営競技等のいわゆる賭博は、事業者の収益を目的としていないんで、上がった収益は全部国に納付する、公に使うということで違法性が阻却されていたわけで、しかし、今度のこのカジノは、民間の金もうけ会社が三割を国や地方に納めれば、あと七割は、その...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、私の指摘したとおり、月曜日の夕方に入って四時間遊んで帰って寝て、次の日、また火曜日に行って午後六時までに出れば二十四時間の範囲だから、二日間にわたっているけど一回なんですよ。  じゃ、月曜日の夜行って火曜日の夜まで、水曜日の夕方に行って木曜日の夕方まで、...全文を見る
○小川敏夫君 一日十二時間を六日間やれば、制限あってもないも同じようなものだと思いますけどね。  だから、三回というのが三日じゃない、実は六日間だということ自体が大変重要なことですけど、また運用上も問題がありますよ。すなわち、二十四時間で一回だと、二十四時間以上いればそこで二回...全文を見る
○小川敏夫君 だから、カジノ事業者は、分かっていて滞在させちゃったら処罰されますよ。だけど、いや、滞在させちゃいけないからいろいろ見回りはします、何とかしますといったって、しかし、このお客さんが何時間働いて、二十四時間たったかどうかなんというようなことを漏れなくチェックできるシス...全文を見る
○小川敏夫君 取立て委任は弁護士にしかできないんですか。それはこの法律の何条に書いてありますか。
○小川敏夫君 弁護士法は、業として取立て業務しちゃいけないと書いてある。それから、もう一つ大事なことは、弁護士はそういう債権を譲り受けちゃいけないと書いてあるんですよ。だけど、この法律は別に取立て委任、債権譲渡できると書いてある。じゃ、弁護士に債権譲渡ができないんだったら、誰に譲...全文を見る
07月18日第196回国会 参議院 本会議 第35号
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○小川敏夫君 立憲民主党・民友会の小川敏夫です。  国務大臣石井啓一君問責決議案に賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  まず、この度の西日本を中心とした豪雨災害、被災者の方々に深くお見舞いを申し上げます。  さて、その豪雨災害の復旧、これは国民の悲願、国民全体の思い...全文を見る
11月15日第197回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  まず、昨日、入管法改正に関連しまして、新たな在留資格による受入れ・人材不足の見込み数というものが法務省から公表されました。  それで、その点に関してお尋ねいたしますけれども、例えばこの見込み数、一号というふうに聞いておりますけれども...全文を見る
○小川敏夫君 例えば、先般の参議院予算委員会では、例えば宿泊業、この宿泊業ではどういう技能を持っている人を対象とするのか、具体的なことを教えていただきたいということについて、まだ検討中ということで答弁がありませんでした、中身についての。これは、今時点でも、例えば宿泊業についてどう...全文を見る
○小川敏夫君 いや、それで、これ大臣にお尋ねしたいんですけれども、どういう人を受け入れるのかという、その言わば基準といいますか、これが具体的に決まっていないのに、なぜ見込み人数が算定できるんですか。
○小川敏夫君 だけど、法律は一定の技能を有している人を対象としているわけで、その一定の技能を有している人の技能の中身が決まっていないのに入ってくる人の見込み人数が出るということ自体が私はおかしいと思うんですよ。だって、どういう技能を求めているかの水準が決まっていないのに、言わば、...全文を見る
○小川敏夫君 質問時間は限られているんでね、長々と解説いただかなくて結構なんです。  私が聞いているのは素朴な質問でね、だから大臣が、いや、技能はこれから決めるけれども、予測される人数はこのくらいだからそのうちのこの程度だろうということでこの人数を算定したと、算出したというのな...全文を見る
○小川敏夫君 まあ同じ議論を何回も繰り返してもしようがないけど、例えば宿泊業でベッドメーキングができる人がその技術者に当たるんだということであればかなり人数が多いと思うんですよ。ほとんどの人が当たっちゃうし、単純労働との区別が付かないくらいの人数が該当すると思うんですけどね。だけ...全文を見る
○小川敏夫君 そうすると、安倍総理が今この人数が限度だと言っても、法律ができた後、新たな決断だということで変えることは、これは政府の判断で法律上自由にできるということですね。
○小川敏夫君 ですから、くどいようですけれども、ですから、法律ができた後、経済情勢が変わったからということで総理が新たな判断をすれば、この限度は拘束力がない、変えられるものですねという法律論をお伺いしたわけでありますから、そのとおりですという答弁をいただきたかったんですけどね。
○小川敏夫君 だから、経済情勢が変わったからと、情勢が変わったからと総理が判断すれば変更できるわけですね。  それは、実際の実務は各省庁でしょうけれども、各省庁をまさに掌握しているのが総理大臣ですから、ですから、総理ではなくて政府と言ってもいいですよ。ですから、政府が新たな判断...全文を見る
○小川敏夫君 私は、法律上のことを聞いているんです。意見を聞いているんじゃないし、政治的な方針を聞いているんじゃないんです。法律としてはできるんですねと聞いているんです。
○小川敏夫君 この法案はまだ参議院に来ているわけじゃないので、改めて参議院にもし来たら詳細に質問させていただきます。  今日は一般質疑ですので、また別の項目に移ります。  さて、先般、大臣から法務大臣挨拶ということで御意見を伺いました。  それで、私、一番おやっと思ったのが...全文を見る
○小川敏夫君 大臣の答弁が長いんで、どこをいろいろ議論したらいいかと、こうなってしまうんですけれどもね。  一般に、この領土、領海、領空を警備する、警戒する、まあ守るというのは、まさに我が国の領土、領海、領空の主権が侵害されるということだと思うわけですね。ただ、出入国の管理とい...全文を見る
○小川敏夫君 それは法秩序の維持ということであって、我が国の主権が及んでいる中でのこの社会の秩序を維持するために法秩序を維持するということであってね。しかし、領土、領海、領空の警戒警備というのは我が国の主権が侵害される事態のことを言うんで、全く筋が違うことだと思うんですがね。 ...全文を見る
○小川敏夫君 あのね、所掌事務は破壊活動防止ですから、我が国の国内でそうした破壊活動防止法に規定するようなそういう活動を防ぐためのそうした情報の収集なんですよ。北朝鮮の核、ミサイル云々は、我が国の国内における破壊活動とは違う、全く違うものでしょう。  こうして、安倍総理の指示だ...全文を見る
○小川敏夫君 大臣の答弁、少し長過ぎません。別に試験の面接やっているわけじゃないんで、大臣の言いたいことを全部言わなくても、私の質問に端的に答えていただければいいんで。ですから、LGBTについても除外されていないでしっかり取り組むということで、一言でよかったんですけれども。  ...全文を見る
○小川敏夫君 二十九年の世論調査、国民の意見が大きく分かれていると言うけれども、これは前にも法務委員会でいろいろ指摘したことがあります。大臣が政務官のときおられて、議論の場におられたかと思いますけれどもね。  世論調査の結果は、これから結婚しようということが考えられる若い世代は...全文を見る
○小川敏夫君 その新たに公表された応接記録で、今該当があった三月十四日、この日の応接記録の末尾に財務局職員が現地に赴いて撮った写真が九枚とじられております。その写真は今日特に持ってきておりませんけれども、その写真の中には校舎の敷地部分を広範に写した写真も入っております。  その...全文を見る
○小川敏夫君 いや、あのね、二枚には十本に満たない数のくいが写っていますよ、はっきり地表から出た明らかにくいが。  私が指摘しているのは、それ以外に校舎の敷地部分を広範に写した写真があって、その校舎の敷地部分を広範に写した写真にはくいが全く写っていないと、これはおかしいですねと...全文を見る
○小川敏夫君 形跡があったと言うけど、どこにもその形跡は写真に写っていないんですけどね。  例えば、国交省も同じ日に現地に行って写真を撮っている。国交省が撮った写真にも全くくいは写っていない。国交省はこの点についてはどう考えているのでしょうか。
○小川敏夫君 設計図のとおり三百八十二本のくいがあると積算したというのはもう何回も聞いていますよ。だけど、三百八十二本のくいが、くいが打たれたという部分に、三月十四日の写真にくいがないんですよ、写っていないんですよ、全然。写真からくいが存在しないものをなぜカウントしたのか、それに...全文を見る
○小川敏夫君 一点だけ。  知見を持ち合わせていないから、客観的な第三者の専門家にその判断をお願いしたわけでしょう。その客観的な第三者が軟弱地盤じゃないという意見を言ってきたという上で、私は質問を聞いているんですよ。  いずれにしろ、もう時間が来てしまいましたのでね。ただ、こ...全文を見る
11月22日第197回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  今日、この委員会の質疑に臨む前にお昼まで、例の失踪者ですか、今、入管法の関係で衆議院でいろいろ議論しておるようですけれども、その技能実習生の失踪者の個票ですか、調査票ですか、これを、何か謄写が駄目だということで野党議員が手分けして書き...全文を見る
○小川敏夫君 その個票の現物、現物といっても提供いただいたコピーなんですけれども、あれは、失踪者が自分で自筆で書いたんじゃなくて法務省の職員が聴き取った内容を書いたから、筆跡は法務省の職員ですよね。ですから、そうした意味で、その調査票が誰が書いたかということは特定できないのではな...全文を見る
○小川敏夫君 まず、資料の公開は、公表するかどうか、謄写させるかどうか、これは国会の理事会の求めに応じるかどうかという問題ではなくて、法務省が独自に判断すればよろしいわけで、そして我々は、この国会の質疑のために、あるいは国政調査権、広い意味で、こうした国会での質問権の行使のために...全文を見る
○小川敏夫君 では、よろしく検討の方をお願いいたします。  それでは、私が今ここで関心を持っていることについてお尋ねしたいんですけれども、今、マンション六百万棟というような話もありますが、大変多数のマンションがあるわけでありますけれども、そこで、管理組合というものが存在して管理...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、マンションは専有部分と共有部分があって、専有部分はそれぞれ占有者が自分の責任で管理するんでしょうけれども、共有部分はこれは全体が共有するものであって、全員で管理するということになると思うわけでありまして、それで、その共有部分について、これは管理組合、つまり...全文を見る
○小川敏夫君 つまり、団体的な意思決定に服するもの、ただこれは、管理費は任意ではなくて強制的に、いわゆる強制的にというか支払う義務があるわけでありまして、払わなければこれは強制的に徴収されるという性質のものであります。  ですから、あくまでも、任意の集まりではなくて法律上設置さ...全文を見る
○小川敏夫君 管理組合自体がそうした建物の共有部分の管理を行うということが目的であることから当然のことだとは思うんですけれども、ですから、建物の管理、使用に関する規定に関わらないことについては管理組合は権限がない、ですから、これを多数決で決めて全員の負担でそれを行うということはで...全文を見る
○小川敏夫君 いろんな考え方があると言われても困るんですけれどもね。  例えば、個人賠償責任保険ですと、建物とは全く無関係で、例えば買物中、ショッピング中、商品を過っておっことしてしまって賠償責任が生じると、個人賠償責任ですね。あるいは、自転車で散歩していた、あるいはランニング...全文を見る
○小川敏夫君 その混在しているというところが、例えば、これは見解が分かれると思うんですけれども、いわゆる共有部分の損傷に対する補償ではなくて、居住者が居住者の故意、過失によって共有部分を損傷させてしまったという場合に、居住者は当然、管理組合に対して共有部分を損傷させたその賠償責任...全文を見る
○小川敏夫君 終わります。
11月29日第197回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川でございます。  まず、今日この法案、様々な点があるんですけれども、一つ、外国人労働者の支援とか、そうした状況について中心にお尋ねしたいと思います。  基本的なことは、我が国の今のこの経済社会状況、外国人労働者に頼らなければ回っていかないという、...全文を見る
○小川敏夫君 幅広く抽象的にお話しされても、なかなか議論が煮詰まらないんですけれども。  在留資格認定証明書ですか、これを交付するに当たっては、その雇用契約を提出させてということが条文上明記されておるわけですけれども、それだけでは足らなくて、やはり居住に関する、住居に関する約束...全文を見る
○小川敏夫君 今の実際の技能実習の場面において、やはり住居費や食費ということで外国人労働者が非常に高額な負担をさせられて不利益な扱いを受けているという例がありますので、確認をしたわけであります。  では、これから省令を定めるという場合においても、やはり住居に関する約束、あるいは...全文を見る
○小川敏夫君 いや、だから、住居を確保するというだけでは足らないんですよ。住居を確保するけれども、その住居についての使用料名目で不当に使用料を高く取れば実質的に給料が適正であっても不利益になる。だから、確保するというだけじゃ足らなくて、やはりその確保する住居の使用料、こうしたもの...全文を見る
○小川敏夫君 その支援費用の負担については、これから聞こうという質問についてしていただいたけどね、私が質問しているのはそうじゃなくて、要するに、住宅を確保するということだけじゃ足らないと言っているんです。  支援じゃなくて、いろんな方法ありますよ、抜け道が。例えば、雇用者が、受...全文を見る
○小川敏夫君 いや、だから、確保の問題じゃないんですよ。住宅の確保という名目で不当な契約をさせられて、その労働者が幾らいい給料もらっても、そこで出捐を余儀なくさせてもらって不利益になることがあってはいけないから、住宅の賃料とか住宅に関する契約に関してもしっかり提出させて把握して、...全文を見る
○小川敏夫君 この法律は、受入れ企業が支援するという支援義務を課していますけれども、支援に要する費用の負担については、法律上何の規定がありません。この支援に要した費用を外国人労働者に負担させることがあるのかないのかということを聞こうと思ったら、先ほど大臣、先に答弁しまして、ないと...全文を見る
○小川敏夫君 間違いなく規定していただくようお願いします。  大分もう時間が過ぎちゃったんだけど、支援のことについてお尋ねしますと、この支援に関する規定で、この法律上受入れ機関は支援する義務があると。そして、その外国人労働者が雇用契約が終了した場合も、ほかの転職先等を、何だろう...全文を見る
○小川敏夫君 いや、だから、労働者の責めに帰さない事由で解除なったと。考えられるのは、それは受入れ企業が倒産しちゃった場合ですよ。でも、倒産しちゃった企業がそんな支援なんかできないでしょう。あるいは、労働者に責めがない事由で雇用契約が解除されたというと、そうすると、これは会社側が...全文を見る
○小川敏夫君 支援機関がやらなくても登録機関がやるというのは、私は論理的に間違っていると思いますよ。登録機関は支援機関から委任を受けてやるだけですから、支援機関から委任がなくなれば、支援機関がなくなれば、倒産してなくなっちまえば、当然委任もなくなるわけです。  それから、支援機...全文を見る
12月04日第197回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  有田委員に引き続いてお尋ねしますが、大臣、この聴取票に関して、そもそも賃金について発表の仕方が不適切だということで大臣は謝罪しましたですね、より良い賃金を求めてということで、発表の仕方が不適切であるということで謝罪しましたが、同じよう...全文を見る
○小川敏夫君 質問に答えてないですよ。これから調査する云々のことを聞いているんじゃないので、不適切だとは思わなかったかと聞いているんです。  最低賃金の割っている人数を二十二人と発表するときに、なぜこの動機の欄から、失踪動機の欄から持ってくるんですか。失踪動機の欄で最低賃金以下...全文を見る
○小川敏夫君 質問に答えなさいよ。単なる失踪動機の中で最低賃金以下だと述べた人の人数をあなた方は最低賃金の数だと言っていたんですよ。誤解させる表現じゃないですか。最低賃金かどうかは、まさにこの別の項目の賃金が幾らか、労働時間が幾らかというこちらの方から数字を出さなくちゃいけない。...全文を見る
○小川敏夫君 私が質問しているのは、技能実習でこのような実態があると、送り出し機関に多額の金を払わされて来ているという実態がある。そういうことがこれからのこの新法で来る特定技能者についても同じ状態が引き継がれてはいけないと。だから、そういうことがあってはいけないという観点から、そ...全文を見る
○小川敏夫君 大臣、言葉でごまかさないでくださいよ。雇用主とかそこら辺が保証金を取っちゃいけないという規定でしょう。私が聞いているのは、送り出す側、受け取る側でその媒介をする言わばブローカーですよ。ブローカーが保証金を取る取らないとかそんな規定じゃないでしょう。別のことを答えてご...全文を見る
○小川敏夫君 大臣、ごまかすのもいいかげんにしてくださいよ。大臣がお話ししたこの条文は受入れ機関に対する規定じゃないですか。私が聞いているのは、受入れ機関に対する規制なんか聞いてないですよ。労働者と受入れ機関を結び付ける、そこのブローカーが介在して労働者が不利益な扱いを受けてはい...全文を見る
○小川敏夫君 規制を掛けさせていただくということは法律にも何にも書いてないですよ。ただ、これからその受入れ機関に対する雇用契約に関する省令を定める際にその省令の中にそういうことを盛り込みましょうとあなたが言っているだけであって、法律には何にも書いてない。  同じ議論をしていても...全文を見る
○小川敏夫君 実は、非常に技能実習において技能実習生があらゆる面で劣悪な状況があるということは、この個票で分かりました。大臣は、それは旧法時代のことで、新法になったからといっても基本的には大きく変わっていないと思いますよ。  私は、この技能実習制度で、一番この労働者が不利益な状...全文を見る
○小川敏夫君 だから、私は、できるんでしょうと、できると思うからできるんでしょうと聞いたんだから、できますと一言で答えてくれりゃいいんですよ。  それで、私は、だから、外国人労働者のこの特定技能は、転職ができる、変更の許可を受けなくちゃいけないけど転職ができるということにおいて...全文を見る
○小川敏夫君 また、別のことを聞きますが、今回、外国人労働者を受け入れることにしたと。その議論を行う上において一番基本的で大事なことは何かといえば、どういう人を受け入れるんですかということになるわけで、法律には特定技能一号、二号とあって、抽象的には書いてありますよ。だけど、何か十...全文を見る
○小川敏夫君 質問に答えていないじゃないですか、私の質問聞いていますか。  だから、これから定めていきますということは、これから定めていきます、不十分ですねという苦情を言いましたよ。私は苦情を述べた後、私の質問は、そういう基準が決まったときに、その基準、外国人労働者がそういう基...全文を見る
○小川敏夫君 そこで、今の大臣の答弁の中にもありました試験等、つまり、試験なら分かりますよ、試験ですからね。試験等が入っている、その等。じゃ、試験以外に、その試験等と言うんだから、などは何ですか。
○小川敏夫君 だから、そこで国内で試験で判定するというんであれば非常に分かりやすく簡単なんですよ。だけど、試験だけじゃなくて、それと同等と認められるものがあればそれも技能の判定基準とするということだと、じゃ、どういうことを、具体的にどういうものを認めるんですかということで議論を詰...全文を見る
○小川敏夫君 できる限り明確化して適正に決めていただきたいけど、でも、それは国会で議論できないですよね。今この法案審議する段階でそうしたことの中身も含めて議論しないと、やっぱり立法府としての責任を果たせないですよ。責任を果たせないような形で法案出してきて、審議時間も短いまま、ある...全文を見る
○小川敏夫君 大臣、私の指摘した質問に答えていただけていないですよ。  悪いやつは、その事前審査が、つまり、最初に在留資格証明書が出るような雇用契約書なるものを作って外国人労働者を受け入れるわけですよ。だから、悪いやつは受け入れてから悪いことをするわけですよ。だって、受け入れら...全文を見る
12月06日第197回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○小川敏夫君 立憲民主党・民友会の小川敏夫です。  技能実習生への対応、支援というものが非常にずさんだった、お粗末だったということの実態がはっきり分かってまいりました。そして、大臣は、先ほどの答弁の中で、門山政務官をトップとしてプロジェクトチームをつくって、昨日もそうしたプロジ...全文を見る
○小川敏夫君 この外国人労働者受入れ制度で一番肝要なのは、やはり労働者に安定して有意義に仕事をしていただくということが一番大事なんですよ。このことは初回の質問でも確認いたしました。  これは、労働者の、外国人労働者の人権や人道上の配慮ということが最も大切ですけれども、それだけで...全文を見る
○小川敏夫君 そのうち、入管当局が身柄を拘束した……
○小川敏夫君 その人数のうち、入管当局が身柄を拘束した人数は何人ですか。
○小川敏夫君 つまり、聴取票というものが一部公表されました。これは失踪者全員の聴取票じゃなくて、それは失踪した人間から聴取はできないわけですから、全て入管当局が身柄を拘束した失踪者なんですよ。つまり、入管当局が身柄を拘束すれば、その被拘束者から事情聴取をするということで聴取票が作...全文を見る
○小川敏夫君 しかし、大臣、新制度になった人についても、もうプロジェクトチームがしっかり取組を開始したといいながら、実際には拘束した人間が何人か分からない、その状況も聴取したかどうかも分からないようなそんな状態だったら、やっているような価値じゃないじゃないですか。いずれにしろ、資...全文を見る
○小川敏夫君 私が質問した趣旨は、全体の僅か何・何%と僅か、少ないかのようなお話を言いましたけれども、だって、全体の受入れ実習生の中の新制度の人間の数の割合が少ないんだから当たり前じゃないかと、むしろ来た早々すぐ失踪しているというこの状況は深刻だというふうに私は指摘したかったんで...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、その立て付けが、支援を厚くしなくてはいけないと高らかに宣言しながら、実際には、支援を行うのは民間の利潤会社だ、利益、利潤を追求する民間事業者だということなんですよ。掛かった費用は労働者に請求してはいけないというんだから、そういう構造の中では支援の中身が薄く...全文を見る
○小川敏夫君 大臣にお尋ねしたいことは非常にたくさんあるんですけれども、例えばこの支援のことについて、支援に要した費用は労働者に請求しない、転嫁しないということは明言していただきました。  一方で、私、初回の質問で、在留資格証明書の発付の際に、雇用契約書だけ確認するので、住居に...全文を見る
○小川敏夫君 通告をいただいていないというのは大変失礼な話じゃないですか。支援に要する費用の負担について問うと通告しているじゃないですか。じゃ、質問通告はこれこれこれこれこれこれって私がしゃべること全部通告しなくてはいけないんですか。失礼だよ、それは。ちゃんと質問通告しているじゃ...全文を見る
○小川敏夫君 どういう場合に派遣を認めるかについてはまたこれから政令で決めるということなんですね。だから議論にならないと思うんですけれども。  派遣ですと、じゃ、雇用契約者はその派遣会社だと。しかし、実際に働く先はまた別のところの企業ですよね。そこについて何らかの、届出とかある...全文を見る
○小川敏夫君 その派遣元、派遣会社との間の雇用契約ですと、しかし、実際の収入の源となる就労は派遣先企業なわけです。ただ、その派遣先の方でいわゆる雇い止めとか何かあった場合に、この労働者の賃金なんかはどのようになってしまうんでしょうか。
○小川敏夫君 それは、じゃ、言い方を変えると、派遣先あるいはその外国人労働者の実際の就労先がなくなったとしても、派遣元の派遣会社は外国人労働者に決められた給与を払うものであるから心配しなくていいと。そうすると、外国人労働者は派遣先がない間は仕事しなくても給料もらえると、こういうこ...全文を見る
○小川敏夫君 だから、個別具体的な契約は様々なものがあろうがと、だから私はそこを心配しているんですよ。様々なものがあるときに、しかし、外国人労働者の雇用条件とか賃金とか、そういった立場を守らなくてはいけないと。  だから、雇用の契約の内容が様々あろうと思いますって一言で済まされ...全文を見る
○小川敏夫君 私の質問に対する答弁になっていないと思うんですけれども、時間が来ましたので、質問はまた次回にさせていただいて、終わります。
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  総理、衆議院議長が指摘しているように、大変中身が不十分なこの法律、来年四月に施行だというふうに急いでいますけれども、それは労働力の不足の状況が深刻だからということでございました。  そこで、私は指摘させていただきます。  総理、就...全文を見る
○小川敏夫君 女性活躍、大いに結構ですけれども、労働力、特に特定分野における労働力、外国人労働力に頼らなくてはならない状況をここまで深刻に招いたというのは事実ですから、あなたに責任があることは明らかです。  次の質問に行きます。  総理、この特定技能者の受入れ人数について上限...全文を見る
○小川敏夫君 これまでは限度という強い意思で述べておられたようですけれども、今は状況が変わればという非常にあいまいな答弁になっている。その変化、大分都合よく変わっているんではないかということを指摘させていただきます。  さて、総理、この外国人労働者を受け入れるということについて...全文を見る
○小川敏夫君 常日頃意見が違う総理との間でも一致する意見があったことは多少ほっとしておりますが。  それで、総理、ここはややっこしい話ではありません。指摘させていただきますと、今のこの法律の枠組みでは、この法律の枠組みですと、支援は労働者を受け入れた民間事業者が行う、あるいは登...全文を見る
○小川敏夫君 全然議論がかみ合っていないというか、議論の論点をそらして答弁されているんですがね。  ですから、受入れ機関あるいは登録機関がしっかり頑張る、頑張らなかったら取り消すというのが総理の答弁を要約する、要約すればこんな短い話を総理は長々としゃべっているんですよ。  そ...全文を見る
○小川敏夫君 答弁になっていないですよ。法務省、法務大臣だけじゃ足らないから、厚労省も含め、あるいは送り出し機関の外国との協議も含め、政府が一体となって、すなわち政府の筆頭は総理大臣ですよ。あなたが先頭に立ってしっかりとそうした公的な支援体制を構築する、あるいはそのことに向けて努...全文を見る
○小川敏夫君 非常に熱意のない答弁に私は失望しております。  以上で終わります。
12月07日第197回国会 参議院 本会議 第9号
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○小川敏夫君 立憲民主党・民友会の小川敏夫です。  まず初めに、この本会議の場におきまして大変に残念なことがあったことを一言述べさせていただきます。  やはり参議院の良識の府として、特にこの議場、この壇上は、場内何があっても冷静に沈着に対応する場であるにもかかわらず、大変な暴...全文を見る