小川敏夫

おがわとしお

選挙区(東京都)選出
各派に属しない議員
当選回数4回

小川敏夫の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第197回国会 参議院 法務委員会 閉会後第1号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  政務官の方で、これまでの在り方をよく調査して取り組むということですけれども、これまでの質疑の中でも、捕捉した失踪者からいろいろ事情聴取した、その中で、約束された賃金が払われないとか最低賃金以下の賃金だとか、労働時間が違法だとかというよ...全文を見る
○小川敏夫君 では、技能実習機構、これは法務省と厚労省の共管ですけれども、技能実習機構ではどういう調査をしておったんでしょうか。(発言する者あり)
○小川敏夫君 ちょっと私の質問の答えになっていないと思うんですが、要するに、そうした賃金とか約束が違うとか、違法な賃金、労働を失踪者が訴えたということについて調査していないということを指摘したわけでありまして、これについて法務省は、そうした問題に目をつぶって、より良い賃金を求めて...全文を見る
○小川敏夫君 十一か国と取決めしていると言うけど、みんな同じような取決めをしている中でこうした差が出てきているわけですよ。  例えば、失踪者の調査票ですね、大体ほとんどが百万円ぐらいの手数料を払って技能実習生として日本に来ている。その払った百万円は誰に払っているのか。その送り出...全文を見る
○小川敏夫君 今の大臣のその手数料の明細聞いても百万には到底行かないと思うんですが、ただ、私の質問は、その百万を、送り出し機関が取っているのかブローカーが取っているのか、そこを調べましたかと聞いているわけです。
○小川敏夫君 だから、正規の手数料が三十万だとすると、百万円を取っているのは送り出し機関ではない者が取っている可能性が高いわけですよね。ただ、そこは要するに調査していないということだと思いますが。  そうすると、こうした、約束が違うとかいろんな問題がある、賃金とか労働時間につい...全文を見る
○小川敏夫君 いや、監理団体ごとの失踪者がどこの監理団体か調査しているかのような答弁でしたけれども、もし調査してあるのならその調査結果をいただきたい。調査していないという話だから質問したわけであります。  というのは、同じことを先ほど言いましたけれども、こうした国によって突出し...全文を見る
○小川敏夫君 終わります。
02月28日第198回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫でございます。  稲場参考人にお尋ねいたします。  先ほど梅本参考人の方からも、カンボジアで水道の事業の成功のお話をお伺いしました。確かに日本はいつでも水道の水が飲めるという大変にすばらしい技術を持っていると思うんですが、稲場参考人のお話です...全文を見る
○小川敏夫君 引き続いて、稲場参考人にお尋ねします。  お尋ねするというか、先ほどの稲場参考人のお話の中での言わば結論部分、少し時間がなくなってしまって是非聞きたいところを聞けなかったんですが、このビジネスと人権の視点の取り込みをということでございました。これについて少し、私の...全文を見る
○小川敏夫君 ありがとうございます。  久保参考人と梅本参考人に、時間もないので非常に簡単に質問させていただきますけれども、これまで実際に事業に取り組んできて、国としてあるいは政府としてこういう取組をしてくれたら更にやりやすい、更にもっと展開できるなというようなところの御意見が...全文を見る
03月12日第198回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫でございます。  いわゆる森友学園に対する国有地の払下げ問題であります。新たなごみが地下深くから出てきたということで撤去費が積算されておるわけでありますが、会計検査院はそれについて合理的な根拠はないと指摘していますが、しかし、国交省、財務省の方...全文を見る
○小川敏夫君 だから、国交省に提出されたその試掘の図面では、六、七、八の試掘の穴があると説明されているわけですよ。ところが、財務局の職員が撮った写真にはないんですよ。ないものがあるということないでしょう。写真という客観的なこの資料が、人の口じゃないので、写真に写っていない、写真で...全文を見る
○小川敏夫君 いや、全く理解できないですよ。  だって、写真に試掘の穴が、あるべき試掘の穴が写っていないんだから試掘の穴はないということでしょう。この写真を否定するんですか。  国交省は、じゃ、この私が指摘した財務局のその四月五日の応接記録に付いている二十三番の写真に、私は、...全文を見る
○小川敏夫君 写真の撮影状況を聞いたんじゃないので。もう写真は厳然としてあるわけですよ、ここに。  写真から見て、ない、試掘の穴が存在しないんですよ。試掘の土を取り出したごみの山もない。全くの平たんな土地に、整地した土地の状況なんですよ。何で六番、七番、八番の三か所の試掘がある...全文を見る
○小川敏夫君 何をすっとぼけたこと言っているんですよ。  写真を撮った目的が、何か状況は云々かんぬん、違うと言ったって、写真は事実でしょう、写真を撮ったのは事実でしょう。  それから、おかしなこと、でたらめ言いましたね。財務局が撮ったのは四月五日で、この資料にある写真は四月五...全文を見る
○小川敏夫君 何をすっとぼけたことを言っているんだよ。私は、この写真の撮影の経過を説明しろって言っているんじゃないんですよ。撮影の経過なんかどうでもいい。客観的に、四月五日に撮った写真がここにあって、その写真に試掘の三つの穴が写っていないんですよ、存在しないんですよ。写真に写って...全文を見る
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  午前に引き続いて質問いたしますが、まず財務省に午前の答弁を確認いたしますけれども、四月五日の写真の結果、業者提出の報告書の六、七、八番の試掘はないと、その六、七、八の試掘は四月五日の後に掘られたのではないかという答弁がございました。そ...全文を見る
○小川敏夫君 じゃ、訂正するというのは、その四月五日の段階で、業者提出の六、七、八番の試掘は写真から見て明らかに確認できないということは認めた上で、あとその事情は今の段階で分からないと、こういうことですか。
○小川敏夫君 財務省はこれまで、三月三十日に現地確認して、で、試掘を確認しましたといって十七枚の写真を出してきたわけで、そうした答弁をまるっきり根底からひっくり返すような答弁。改めて時間を掛けて質問をしますけど、国交省、ですから、積算資料として受け取った資料の六、七、八番の写真、...全文を見る
○小川敏夫君 何にも答えないから。要するに、この後事業者に、写真を提出した、報告書を提出した事業者に確認すると、こういうことですか。
○小川敏夫君 これまで財務省や国交省も一貫して三月三十日に試掘を確認したと。で、財務省は十七枚の写真と資料を出して、そして国会で答弁ずっとしてきたわけで、それが今度、四月の五日の写真で穴がない、報告書の穴がないとなったら、また業者に聞かなきゃ全て分からないというのは、じゃ、これま...全文を見る
03月20日第198回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  まず、商標に関してお尋ねしますけれども、問題点を若干説明いたしますと、商標法三十一条で、「商標権者は、その商標権について他人に通常使用権を許諾することができる。」と規定しております。これは非常に分かりやすい規定なんですが、ただ、その三...全文を見る
○小川敏夫君 いやいや、だって商標法ですよ。そのエンブレムは商標登録しているわけでしょう。それを、使用させてはいけない、使用権を許諾できないと、こう商標法の規定に明文に書いてある。今法律に適合するって、この商標法の規定にどうやって適合するんですか。
○小川敏夫君 答弁になっていないよ。  現に、だって登録商標しているエンブレムを企業が使用することを許諾しているじゃないですか、一業種に一企業というような、そんな基準でやっているらしいけれども。そのライセンス契約の中身をどうするこうするなんて聞いていないよ。ただ、明らかに登録商...全文を見る
○小川敏夫君 あのね、登録商標をしている商標ですよ。その登録商標をしているエンブレムを現に使わせているじゃないですか。何で商標法に違反しないんですか。(発言する者あり)
○小川敏夫君 あのね、じゃ、簡単に聞きますけれども、その登録商標をしているオリンピックのエンブレム、これを使っている者がいる。これは著作権法上どうやって許諾されるんですか。(発言する者あり)
○小川敏夫君 民法のどの規定によってこの商標法の違反が合法化されるんですか。
○小川敏夫君 私は契約内容を聞いているんじゃないですよ。民法の規定によって合法化されていると言うから、だから、民法のどの規定によって合法化されるかと聞いているんですよ。
○小川敏夫君 あのね、事実を聞いているんじゃないんで、あなたが答えた著作権法なり民法の規定によってこの商標権違反にはならないと言うから、だから、具体的に著作権のどの条文で、あるいは民法のどの条文で、この商標権の規定が適用されないんだというふうに聞いているんですよ。
○小川敏夫君 つまり、使用許諾をしているんじゃないと。ただ、使っているのを見て、こっちで差止めしないよと。差止めしないよと言って使うのを黙認していれば、それ使用許諾じゃないの。もしそれが使用の許諾じゃないといったら、じゃ、使っているのは許諾を受けないで使っていることになるわけです...全文を見る
○小川敏夫君 まあ時間がないので終わりますけどね。  だから、この国会でこの問題を指摘されて、慌ててこの国会でオリンピックのことを言わないでほかのニーズがあるようなことを言っているけど、実際にはこのJOCがやっていることを後付けで合法化するために法改正するわけですよ。  だけ...全文を見る
○小川敏夫君 終わります。
03月26日第198回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○小川敏夫君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川敏夫です。  今日は、森友問題についてお尋ねさせていただきます。  政府は終わったかのような姿勢を取っていますが、全く終わっていないということを改めて指摘させていただきます。  今日は、特に、新たな深いところのごみの積算という...全文を見る
○小川敏夫君 つまり、これは場所が違うという御趣旨ですか。
○小川敏夫君 しかし、この試掘にあるこの図面の位置とこの写真の位置ははっきり一致しているんですよ。これ、客観的に一致している。これは、石井大臣、個人的には分からないかもしれないけれども、航空局としては当然分かっていることですよ。国交省として、この財務局作成の写真が6、7、8番の位...全文を見る
○小川敏夫君 まず、写真に写っていないんだから、この6、7、8、この試掘報告書が実にいいかげんだということがはっきり分かった。  じゃ、1番、三・八メートルの根拠となったのがこの試掘報告書の1番の穴でございます。それで、三の二のこの写真を見てください。これは、三の一のこの写真撮...全文を見る
○小川敏夫君 業者の説明云々じゃなくて、写真に明らかにないんですがね。  財務省、この四月五日の写真、鮮明な写真を私求めているんですけれども、この白黒の写真しかいただけないんですけれども、これ、どうしてなんでしょうか。
○小川敏夫君 ほかの日の写真は全部カラーで鮮明なものが出ているのに、この日の写真だけ白黒しかよこさない、大変納得し難い答弁でございます、説明でございます。  大臣、より基本的なこと、資料の二の二を見てください。  大臣は、これで常々、自分もこの写真を見て、メジャーを見て、三・...全文を見る
○小川敏夫君 だから、報告書が、6、7、8番、1番の写真、穴がないと言っているの。ほかの議論では、3番、4番は写真が使い回しと言っている。まさに虚偽、でたらめなんですよ。一番核心の、それでも1番の穴の写真で三・八メートルは認められていると頑張っている。でも、写真から見たら明らかに...全文を見る
○小川敏夫君 だから、業者の回答書を比較して、もうでたらめが、虚偽がはっきりしたといって議論をしたわけです。この明らかな写真に反する主張をされても全く説得力がない。  官房長官、お越しいただきました。  別の質問をしますけれども、総理夫人の昭恵夫人付きの谷秘書が、財務省にこの...全文を見る
○小川敏夫君 じゃ、財務省、お答えください。
○小川敏夫君 一言一句かどうか、そのままではない、しかし趣旨としてこう発言があったから、まさに応答メモとして記載したんではないですか。
○小川敏夫君 本人が申している。まあ、谷さん、あっ、聞いた人間ですか。  いずれにしろ、この点については、安倍総理大臣は、自分や妻が関わっていれば総理を辞めると、国会議員も辞めると言ったことでございますが、妻である昭恵夫人がこの国有地の払下げに関わっていたということを示す大変に...全文を見る
○小川敏夫君 官房長官、御所感をお尋ねしますけれども、安倍総理は、関わるということは、お金をもらった、贈収賄の趣旨だというような話ですが、お金をもらわなければ役所に働きかけてもそれは正しい、認められることだという御趣旨ですか。
○小川敏夫君 官房長官で、政治的なその取組姿勢をお尋ねしますが、政府が個人に対して便宜を図る、そうしたことは許されないことだと思いますが、それはお金をもらって賄賂になるということはもちろん犯罪で悪いことだけれども、お金をもらわなくてもそういう個人に便宜を図るということは、これは決...全文を見る
○小川敏夫君 総理は、関わるというのは贈収賄だと言うけれども、贈収賄じゃなくても政治家としてはやはり許されないことだと思います。  ですから、安倍総理は関わっていれば辞めると言った、贈収賄であるからといって、開き直っているのはおかしいということを指摘させて、私の質問を終わります...全文を見る
04月04日第198回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○小川敏夫君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川敏夫でございます。  まず最初に、下関北九州道路に関する国交副大臣の発言についてお尋ねいたしますが、この発言、よく分析しますと、私は、総理とか副総理はそんなことは言えませんという発言がある、この言葉の趣旨に非常に重大な意味があると...全文を見る
○小川敏夫君 発言したことは事実、ただ、発言の中身は記憶違い、勘違いと言っても、都合が悪いからそういうことにしているんだというふうに疑念を抱かざるを得ない。特に、発言の内容が、例えばこの下北道路が棚上げになっていた、それから国直轄で四千万円の予算が付いたと、まさに事実に即している...全文を見る
○小川敏夫君 取り組んできたことがあるということ、すなわち、総理は、やはりこの下関北九州道路ですか、これについて積極的に行いたいという意思であるというふうに私はうかがえましたけれども、財務大臣、副総理はこの道路に関してどのような取組をこれまで政治家として行ってきましたか。
○小川敏夫君 これまで具体的に、総理そして財務大臣にお尋ねしますが、名前は私は下関北九州ということで下北と言いましたが、この道路の設置につきまして、具体的に政治家として、例えば要望を取り次いだりとかあるいはそういうことを促進する集会に参加したとか、そうしたことの具体的な政治活動を...全文を見る
○小川敏夫君 総理、端的にお尋ねしますが、この道路について、総理としてはやはり建設したいというお考えをお持ちなんですか。
○小川敏夫君 私は説明を求めたんじゃないんで、総理があるいは一人の政治家として望んでいますかというふうに言ったので、望んでいるかどうかをお答えいただければいいので、説明は要りません。  いずれにしろ、午前中の時間ですので質問はこれでまとめますけれども、総理とか副総理はそんなこと...全文を見る
○小川敏夫君 午前に引き続いて質問いたします。  塚田国交副大臣の発言は、自民党型の利益誘導政治あるいは利益誘導選挙というものを実に如実に表した貴重な証言であるというふうに思っております。この重要な発言について事実でなかったという副大臣の弁明は、その弁明自体がうそであるというふ...全文を見る
○小川敏夫君 しっかり説明するということは、発言した内容を更に深めてこの利益誘導型政治の内幕を詳細に説明していただきたいというふうに思いますが、副大臣、一言お尋ねしますが、御自分から責任を取って辞任する意思はないんですか。
○小川敏夫君 辞めないというのはとても信じられない。国民の気持ちをそんたくするといいますか、国民の気持ちを理解してしっかりと責任ある対応をしていただきたいということを総理あるいは副大臣に申し上げます。  話題を変えます。森友の件についてお尋ねいたします。(資料提示)  質問の...全文を見る
○小川敏夫君 言葉でごまかしちゃいけませんよ。位置が分からないといったって、背景に写っているマンションや民家の位置から、この位置は絶対間違いないという客観事実です。そして、不鮮明だから分からない、確かに不鮮明ではあるけれども、しかし、穴がないこと、そして穴を掘ったごみ土の山がない...全文を見る
○小川敏夫君 その手紙というのは、資料でお付けしました、この安倍晋三さんのこの署名が入ったこの手紙ということでよろしいですか。
○小川敏夫君 私の意見も入りますがね、この文章ですと、後日、必ず挨拶させていただきますと、総理は固い約束をしている。しかし、その後、総理になられて、総理自身は森友学園に行っておりませんが、総理の奥様は三回行っていらっしゃる。私は、総理が行くと約束したけど、御自身が行かれないから、...全文を見る
○小川敏夫君 じゃ、質問を変えますが、さっきのツクダ国交副大臣の発言の中で……(発言する者あり)塚田、はい、一つ事実と違う発言がありまして、この道路の廃止を決めたのは、計画の中止を決めたのは自民党時代のことですけれども、塚田副大臣の発言見ますと、民主党政権が止めたと。まさに悪魔の...全文を見る
○小川敏夫君 答弁で時間を使われてしまって時間がないので指摘するだけで終わりますが、給料が下がっているだけじゃないので、このように、消費者物価、民主党政権からアベノミクスに変わって、消費者物価は五%も上がっているのに年金の基礎額も生活扶助も下がっている。まさに国民を苦しめているの...全文を見る
04月11日第198回国会 参議院 法務委員会 第6号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫でございます。  まず、大臣に基本的なことをお尋ねしますけれども、今回、司法書士、土地家屋調査士の懲戒処分権者が法務局長から法務大臣に変わったということでありますけれども、見方を変えてみますと、法務局長だって法務大臣だって、いわゆる昔の言葉で言...全文を見る
○小川敏夫君 まずはということですから、いずれまた自主的な対応、あるいは第三者による対応などを検討していただくという趣旨かなというふうに理解いたしまして、さらに、重ねて質問しますけれども、法務局長から法務大臣に変わったといっても、法務大臣が直接別に一個一個判断するんじゃなくて、実...全文を見る
○小川敏夫君 手続の細目等これから決めるところがあると思いますけれども、適正化ということにより重点を置いて取り組んでいただきたいというふうに思います。  次に、今回、司法書士法と土地家屋調査士法のこの条文を、使命の条文を見比べてみますと、司法書士法の方は、業務が列記して最後にそ...全文を見る
○小川敏夫君 そこのところもしっかりと法律上も明示していっていただきたかったわけですけれども、今の大臣の答弁をしっかり踏まえた対応をしていただきたいというふうに思います。  司法書士さん、それから土地家屋調査士さんも、これまでの登記とかそうした業務だけにとどまらず、ADRの主宰...全文を見る
○小川敏夫君 土地家屋調査士さんについても、土地家屋調査士さんについては弁護士との業際というのは余りないんですけれども、先ほど言いましたように、登記とか筆界とかいう従来の職務を超えて、これからの空き家対策等を含めた住居に関わる問題についても幅広く活躍していただく必要がありますし、...全文を見る
○小川敏夫君 是非、大臣が答弁されたことを実行に移していただきたいと、いただけると思いますけれども、そのことを述べて、私の質問を終わります。
04月16日第198回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  まず、我が国の国内で働いている外国人労働者について、どうも、人数にしても、あるいは就労の状況についても、その実情の把握が余り十分じゃないんじゃないかと、十分にできていないんではないかというふうに私は思っていますので、そんな観点から質問...全文を見る
○小川敏夫君 外国人で在留資格を持っている人の在留者の数は二百七十万人ぐらいと聞いたんですが、その数字でよろしいでしょうか。
○小川敏夫君 在留者、在留資格いろいろ種類がありますから、就労ということで来た人は当然働いているし、技能実習で働いている人もその働いている数に入っている。そのほかに、留学生などは就労の許可を受ければそれで働くことができるし、ほとんどの多くの人が実際に就労しているというような状態で...全文を見る
○小川敏夫君 仮にという答弁があるように、それは要するに、実態を調査して的確に把握できている数字ではなくて、一つのそういう考え方だというふうにお伺いしますけれども。まあ私自身も直感で言っただけですから、根拠がある数字じゃないので。  私が言いたいのは、結局、雇用主が雇用している...全文を見る
○小川敏夫君 大変長い答弁いただきましたけど、要するに、大臣の答弁の前半部分、在留の管理というと、様々な在留に関わる許可とかそうした事務的なことが私は指しているんじゃないかなと思って、外国人を管理するという、人を管理することじゃないと思うんですよね。  ちょっと回りくどい質問し...全文を見る
○小川敏夫君 ワンストップセンターと、中身はワンストップセンターじゃないんだけど、ワンストップセンターと名付けた相談窓口をつくって予算が付いているようですけれども、これでは決して十分じゃないと思うんですよね。  本当にこれからどんどんどんどん外国人労働者に頼らざるを得ないような...全文を見る
04月18日第198回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  平成十年代に大きな司法制度改革が行われました。その中で裁判官も大幅に増員するということになりまして、十年掛けて判事補を私の記憶では四、五百人増員したと思うんですが、この増員について裁判所の方で具体的に数字を教えていただけますか。
○小川敏夫君 私聞いたのは人数だけなので、最後の十秒ぐらいのことを答えてくれればそれでよかったんですが。  そのように大幅に増員した。もう増員したんだから、その平成二十三年の時点で判事の増員計画が終わって、もうそれで十分なはずなんですよね。ところが、平成二十四年から、先ほど元榮...全文を見る
○小川敏夫君 まあ、それのみを理由としているんじゃないというんだから、それも理由になっているわけですね、要するに。  常に事件の複雑化云々かんぬん言う。事件の増大って余り言わないんですよね。事件は減っているんです。民事通常第一審、いわゆる地方裁判所の民事事件、平成二十一年は二十...全文を見る
○小川敏夫君 家庭裁判所ですと、なかなか事件が長引いたり大変なのはやはり離婚とか相続とか、あるいは子の親権を争う、これも一つの広い意味では離婚に関係する事件でしょうけれども、そちらの方だと思うんですけれども、こちらの方の事件数の推移はいかがなんでしょうか。
○小川敏夫君 毎年のように判事の定員が増加する法案が出されてきて、私も毎回同じようなことを指摘しているんですけれども、過去には一回、民進党時代でしたか民主党時代でしたか、一度反対したこともありましたけれども、まあ今回は賛成ということですけれどもね。  何か私は、どうも裁判所が、...全文を見る
○小川敏夫君 裁判所が自分でその裁判所法を決めたわけじゃないので、まさに立法した立法に従って組織があり、運営されているわけですから。  そうすると、立法する役目は法務省なり法務大臣の方にあると思うんですが、どうです、法務大臣も法曹ですから、そもそも裁判官なのに判事補と判事という...全文を見る
○小川敏夫君 判事補が判事と職務権限が違うといっても、特例法を作って、いや、判事補の中でも、本来はできないんだけど、五年たてば判事の権限を持つことができるという特例判事補なんというものができているわけで、そんなんだったら、別にすっきりみんな判事にしちゃえばいいだけでね。  事情...全文を見る
04月25日第198回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  まず、財産開示制度あるいは情報取得制度についてお尋ねしますけれども、申立てできるのが債権者ということでありまして、債権者には、今お話があったような養育費の支払を受けられないというような債権者もいますし、あるいは犯罪被害者のように賠償金...全文を見る
○小川敏夫君 また観点を変えて質問しますけど、憲法では黙秘権というのがあって、非常に公益性が強い犯罪の捜査という場面におきましても、被疑者には自己に不利益なことを供述する義務がないという形で黙秘権というものも保障されていると。  今度の法律の場合は、そのような犯罪捜査のような公...全文を見る
○小川敏夫君 司法の判断を得たものについてということについて、まあ大臣の所感ということだから、それはそれでいいですけれどもね。  では、司法の判断を経ていない公正証書の執行文についてはどうですか。
○小川敏夫君 いや、公正証書というのは、ですから、じゃ、一つの例言いましょう。町金がお金貸すときに、じゃ、公正証書作るから、委任状もよこせ、印鑑証明もよこせといって、それを受け取っておけば、その委任状を使って自分の手下を代理人立てて公正証書なんてできる、作れるわけで、これが執行証...全文を見る
○小川敏夫君 この点については、また日を改めて細かく議論したいというふうに思います。  まず、今日は、子供の引渡しの強制執行についてお尋ねしますけれども、債務者が不在でも執行できるということでした。そうしますと、例えば学校帰りの、小学校一年生の学校帰りの児童を公道上で執行するこ...全文を見る
○小川敏夫君 法律上できるということですよ。そのことを確認したかったし、そのことを問題としたかったわけであります。慎重な運用をするだろうからといっても、果たしてそれがいいのかどうか、私はかなり疑問に思います。  これ、債権者がいないと執行できないという制度を利用して、子供を引き...全文を見る
○小川敏夫君 そのほかに執行が見込みがないから取り下げてしまうというのもあるんだと思いますけれども、三割ぐらいが大体執行が完了していると、平和に引渡しがなされたということでしょうけれどもね。それ以外は、かなり債務者が執行を、つまり子供を渡したくないから、いろいろ知恵を絞ったり何か...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、執行補助者といっても、それは何の資格もない、ただ執行官が補助として使えばいいと。まあ、実際の実務は執行屋から連れてくる労務者なんですけれどもね。  じゃ、家捜しするために、執行官一人が家の中捜索するといってもなかなかできにくいでしょうから、今度は執行補助...全文を見る
○小川敏夫君 債務者がいないときに、赤ん坊が二人いて取り違えたりしないんですか。
○小川敏夫君 いや、知識、経験があるといったって、知識、経験じゃないんですよ、子供が判別できるかどうかでね。  たまたま、じゃ、双子がいたときの一人とか、あるいは、債務者はいないけど、あるいは隠れちゃって、だけど、たまたまそこにお姉さんの子供が、同じ年頃ぐらいのお姉さんの子供が...全文を見る
○小川敏夫君 この点について、執行の実効を高めるためだから、そんなにいきり立って反対することはありませんけれども、だけど、やはり債務者がいないときに執行できると、法律上は住居じゃなくても公道上でもできるというようなことですと、実際の運用面においてやはり債務者に必要以上の不利益を与...全文を見る
○小川敏夫君 終わります。     ─────────────
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫でございます。  松下参考人にお尋ねいたしますけれども、今の我が国の法制上、債務を履行しないことは犯罪じゃないんで、幾ら債務を履行できる力があっても履行しない、意図的に履行しないといったって犯罪じゃないわけであります。  今回、財産開示制度で...全文を見る
○小川敏夫君 債務の履行に協力しないと言うけど、債務を履行しないこと自体が犯罪じゃないのに、その協力しないことを犯罪とするというのがなかなか私は腑に落ちないんですけれども、まあ同じ議論してもしようがありませんから。  それで、一つお話として、執行文、裁判所の判断を受けた判決に従...全文を見る
○小川敏夫君 なかなか釈然としないところもあるんですけれども。  松下参考人は、これまでの制度が取りあえず入ってきて、しかし濫用ということが余りなかったので今回少し強化したというようなお話もいただきましたが、私なりに見ますと、そもそもこれまでの制度は実効性がないから濫用に至るま...全文を見る
○小川敏夫君 今回、第三者に対する情報提供という制度が新設されました。預金、不動産、有価証券、それから給料というものがその管理者なりに情報提供を求めれば得られるという制度ができたわけですから、もうそれで十分であって、刑罰をもって債務者に財産を説明しろとまで強制する必要があるのかな...全文を見る
○小川敏夫君 この第三者からの情報提供では得られないで執行の目的となる財産と考えると、手持ちの現金だとか有価証券などの動産類とか、そういうものが浮かぶんですが、こういうものはすぐ移動できちゃうから、財産開示で持っているよとしゃべったって、どこに持っているんだと、自宅に持っていると...全文を見る
○小川敏夫君 個人情報、これどういう財産持っているかというのは守られるべき個人情報の非常に重要なものだと思うんですね。それを全部明らかにしなくてはいけない、刑罰をもって、明らかにしなければ刑罰に科せられるというまでの義務を課しておきながら、一方、それを守るという分野の配慮が足らな...全文を見る
○小川敏夫君 そうかな。でも、自己の計算というのは、あくまでもその収支の計算が自己でしょうけれども、その人が出資して新たにできた法人は、これはまた別個の法人格がありますから、明らかにこの懐が違いますので、そういうふうには考えられないのではないかというふうにも思います。そういう抜け...全文を見る
05月09日第198回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  まず初めに、財産開示手続がかなり強化されたということで、それに関連してお尋ねするんですけれども、債務者は陳述しなければならない、自分の財産を明らかにしなければならないと、それを拒絶すれば刑事処罰に処せられるということで、強制的に財産状...全文を見る
○小川敏夫君 大変多岐にわたる答弁をされたので、一つ一つ反論したいんだけれども、それやると午前中全部時間使っちゃうような気がしますので、ですから、私は大臣の答弁に納得したんじゃないということをまず言いますけど、私が指摘しないから納得したんじゃないということは御理解いただきたいんで...全文を見る
○小川敏夫君 率直な感想を言いますと、この改正もそうだし、これに先立つ民法の改正、消滅時効が全部一律五年になって非常に債権管理会社は債権の管理がしやすくなったとか、成人年齢が十八歳になって学生が保護されないとか、何かその、金貸し業者とかそういう業者にばっかり、都合がいいようにばっ...全文を見る
○小川敏夫君 刑事訴訟法では、被疑者、被告人は自己に不利益なことは陳述しなくていいということが明文の規定で定められておるわけであります。この財産を公にすることが直ちに犯罪を明らかにする、あるいは犯罪があるという疑いを招いてしまう、誤って捜査、起訴がされてしまうというような場合もあ...全文を見る
○小川敏夫君 いやいや、それは個別の事案って一概に答えられると困るんですけど、これ。刑罰ですからね。罪刑法定主義で、どういう場合が犯罪になるんで、どういう場合が犯罪にならないんじゃ、はっきり基準がないと困るじゃないですか。債務者が行って、どういう基準で陳述を拒否できるのか分からな...全文を見る
○小川敏夫君 私は、憲法の規定の趣旨からいって、犯罪に関わることを明らかにするということ、あるいは犯罪ということの嫌疑を招くようなことは、憲法上当然に拒否できると思うんですがね。あるいは、法律上守秘義務が認められているような場合は当然含まれると思うんですけれども、やはりそういうこ...全文を見る
○小川敏夫君 だから、この競売というのも、別に国有財産を売るんじゃないんですよ。普通の人が持っているけど、借金返せないから、あるいは担保に供しちゃったから売るわけで。だから、例えばこの競売物件の所有者、これ競売じゃなくて、競売手続を離れて、所有者として暴力団員に売ることは別に何の...全文を見る
○小川敏夫君 私は、暴力団を排除することはけしからぬと言っているんじゃないんですけどね。ただ、一個人が、例えば私が借金払えないで不動産を競売に掛けられちゃったと、でも、私自身は一人の人間として、暴力団員であっても不動産を売却することは別に何にも法律上禁止されていないので。だけど、...全文を見る
○小川敏夫君 だから、暴力団に頼まれて名義を貸していると、その人間が初めから、実は私は名前は書きましたけど暴力団員に頼まれて暴力団員のお金で今回入札に参加しますって書いてきた人は分かりますよ。だけど、そうみんなが書いてくるわけじゃないじゃないですか、あんな悪いことするんだから。だ...全文を見る
○小川敏夫君 いや、だから、調査するといったって、どれだけ時間が掛かるかって想像が付かないんですよね。だから、私が暴力団員に頼まれて、それでそのことを隠して札を入れたと、それを調べる、調べようがないんじゃないですか。で、それの調べが付いて結論が出るまでの時間、その許可決定が棚上げ...全文を見る
○小川敏夫君 まあ押し問答してもしようがありませんけど、私は別に暴力団を守るために言っているんじゃなくて、実効性がないようなことで裁判所の事務が増えて、警察の事務が増えて、なおかつ競売手続に参加する人が不利益を被るという視点から、こんな実効性がないことで何でこんなことを、法律を作...全文を見る
○小川敏夫君 暴力団の組事務所の一一%が競売であると言うけど、八九%は競売じゃなくて普通に購入できているわけですよね。それから、暴力団の元組員が買ったケースもあるというけど、まあそういうケースもあるでしょうけど、だからといって一律にやめた人も競売に参加できないと。例えば、事務所じ...全文を見る
○小川敏夫君 大臣のお話の前段部分ですと、通常の債権ですと債権者、債務者は他人だからなかなか分かりにくいと、他人の財産を把握しにくいということでしたけれども、夫婦だから分かりやすいというのは、それは円満にいっている夫婦の場合はそうでしょうけれども、世の中にはいろいろありますから、...全文を見る
○小川敏夫君 ちょっと答弁が分かりにくかったんだけれども、この法が成立すれば、登記の場合ですけど、この法に基づいた情報提供がなされるわけですよね。それと同じ程度のことは、家事調停で審判官がそうしたことを許可すればできるということにはならないんですか。
○小川敏夫君 私もできないことをやれと言っているのじゃなくて、この法律が施行されたら、この法律の規定に基づいた情報提供の要求が法務局に来るわけですよね。で、それに応えるわけですよね。だから、それと同じ程度の、同じ程度というか、同じ情報の提供なら家庭裁判所の方にもできるんじゃないで...全文を見る
○小川敏夫君 そうかな。コンピューターシステムでシステムを構築しちゃえば、数的には余り能力をということはないように思うんですけどね。  私、そういうシステムができたときに、数的にというと、もっと問題なのは警察の捜査関係事項照会で、今度はそういうシステムができれば、そういうシステ...全文を見る
05月14日第198回国会 参議院 法務委員会 第12号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  今回の、この失踪者が大変多い、それに関する調査の中で、最低賃金以下だとか労働時間に関する法規制が守られていないというような様々な状況が明らかになりました。  私は、監理団体がきちんとその監理に関わるその責任を果たしていないからこうい...全文を見る
○小川敏夫君 一般論としての今のこの仕組みは大臣がおっしゃられるとおりかもしれませんけれども、機能していないのではないかと。  具体的には、例えば、監理団体は役職員が一か月に一回以上技能実習機関に対して訪問指導を行うということになっております。あるいは、技能実習生の保護、支援に...全文を見る
○小川敏夫君 そうすると、そうした報告義務が適正になされているかどうかということは、現実に、この聴取票ということで五千、大まかに言って五千の失踪者がいた。この失踪者について、そういう届出が、失踪した届出というものがなされていたかどうか、これは確認しましたか。
○小川敏夫君 だから、そういう数的な調査が一部分になっているだけででして、本来行うべき事務がなされていたかどうかということについての行き届いた調査がしていないというのは、やはり私は監理団体に対する監督あるいは指導が実際には行き届いていないからだというふうに思うわけであります。 ...全文を見る
○小川敏夫君 私の考えに一部同意できるところがあるということでしたけど、一部だけというのが大変残念で、どこに同意できたのか、していただいたのか分からないんですけれども、趣旨は御理解いただいたというふうに思いますが。  私は、大臣のこの外国人技能実習生に対する問題に対する責任は、...全文を見る
○小川敏夫君 今回、事業主に聴取して事業主が認めた例がこの調査報告の結果に出ているんじゃないですか。ですから、事業主が認めているものなら、別に労基署に通報するとかなんとかじゃなくて、しっかりと支払うように指導するということは私は重要な責務だというふうに思います。  それで、今日...全文を見る
○小川敏夫君 時間も限られていますのでもう少し具体的に説明しますと、今回、新たなコンピューター、特定電子計算機ですか、によって濫用の防止が、できないという仕組みができた部分がありますが、ただ、そうではなくて、やはり捜査官の運用によって、コンピューターの仕組みではなくて、結局、捜査...全文を見る
○小川敏夫君 傍受記録作成部分以外の消去を確実に実行することとしておりますと。ただ、その結論を持ってくるときの作業としては、何か管理官を定めたということ、あるいは、そうした不正を行えば処分される、場合によっては刑罰に処せられるということをお話しになったけど、私からいえば、ただそれ...全文を見る
○小川敏夫君 もう時間が来ちゃったので細かい議論はできませんけど、つまり、捜査の担当者ではない、捜査に関わらない指導官というものを新たに置くということでしょうけれども、しかし、濫用しようという意図がある捜査官がそうした指導官の目を隠れて行えばこれはできてしまうわけでありまして、た...全文を見る
05月16日第198回国会 参議院 法務委員会 第13号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  この法律の条文を読みまして、何と出来の悪い法律だと、そういう思いを感じております。十九条で特定不能土地管理命令に関する規定があります。普通、法律は、これこれこういう人間は申立てをすることができると。ですから、今回の件でいえば、この特定...全文を見る
○小川敏夫君 それで、まず、利害関係人の申立てによりとありますけど、この法律では、利害関係人が、どういう人が利害関係人か分からないんですよ。全く分からない。  これまでの民事の法律に関して言えば、利害関係人といいますと、一般的には法律上の利害を有する人が利害関係人だった。ところ...全文を見る
○小川敏夫君 局長の答弁を聞いても利害関係人になる人とならない人の境目が全然分からないし、私が買いたいといって手を挙げれば利害関係人なのかどうか、あるいはもう少し具体的になっていなくちゃいけないのか、全く区別が付かないので、そういう区別が付かない、法律で分からないというのは、私は...全文を見る
○小川敏夫君 所有者不明の土地ですから、何かその管理者とか利害関係人がおかしなこと、不正なことをやろうとしていると、あるいは現にやっているといったって、所有者がいないんだから文句言う人いないんですよ。だから、非常に不正がはびこる危険性がかなり高い。そのときに、裁判所に監督権が明示...全文を見る
○小川敏夫君 裁判所が選んだ管理人が全員が不正をするわけじゃありませんよ。そんなことは分かっているし、おおむねそれは順調にいくでしょうけれども、しかし、不正なやからは制度の隙間を縫って不正を働くというのはこれは現実にあるわけでありますから、裁判所の監督が本来行き届いている破産管財...全文を見る
○小川敏夫君 裁判所が暴力団と分かれば許可しないと言うけれども、これは競売のときも同じでして、ただ、あの不動産執行法のときには、暴力団なのに暴力団じゃないとうそを申告したら処罰されるわけです。こっちは、うそをついたって別に処罰されないから、暴力団を隠して処分されちゃえば、駄目元で...全文を見る
○小川敏夫君 終わります。
05月23日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第11号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  私は、法科大学院のことを質問しに、法務委員会ですけれども、この委員会に来たんですけれども、大変残念なことに、その前に白須賀政務官にお尋ねしなくてはなりません。  白須賀政務官、今年の一月十二日、あなたは午後に松戸商工会で開かれた自衛...全文を見る
○小川敏夫君 あなたは、その前には船橋のグランドホテルで開かれた自動車整備の団体の新年会に出席していますね、そこから松戸に向かったわけで。松戸のこの新年会は何時に始まった新年会ですか。
○小川敏夫君 じゃ、その新年会の時刻を追ってこの委員会に提出してください。
○小川敏夫君 はい、どうも。  政治家の皆さんは実感すると思うんですけれども、新年会のシーズンですと、同じような時間に新年会がいろいろ開かれているものですから、急ぐんですよね。移動で本当にゆっくりしていられないと、急ぐようなことがあるんじゃないか。そういったことで、私も、あなた...全文を見る
○小川敏夫君 疲れていたんですか、お酒に酔っていたんですか。
○小川敏夫君 例えば、遠くに行ってゴルフに行って、ああ、疲れたなというと寝ちゃうことはあるんですけれども、政治家が新年会で比較的近いところを車で移動していると、そんなに眠る暇もない、熟睡しちゃうような状況はないと思うんですが、あなたは全く寝ていたということですか。
○小川敏夫君 このドアミラーを交換したいと、交換したそうですけれども、それは結局、ドアミラーが使い物にならないから交換したわけですよね。
○小川敏夫君 あなたは、秘書に対してそのドアミラーの損傷についてどのように質問した、あるいは秘書からどのような説明を受けたんですか。
○小川敏夫君 そうすると、その日のうちに聞いたということですね。松戸の新年会に出た帰りに聞いたということですね。  それで、私、お話聞いてちょっとおかしいなと思うんですよ。対向車と擦れ違いざまにぶつかったんなら右の前のドアミラーですよね。ブロック塀にぶつけたんなら左の前じゃない...全文を見る
○小川敏夫君 客観的な説明がおかしいわけですけれども、もう少し時間的なことを調べて、また日を改めてお尋ねしたいと思います。  では、本題のこの法案についてお尋ねしますけれども、まず、そもそもこのロースクール制度、法科大学院制度というのは、司法制度改革、総理大臣を本部長とした司法...全文を見る
○小川敏夫君 大臣も法曹ですので、問題点分かっていただいて反省していただくという姿勢は、大臣の姿勢は、その部分については評価しますが、ただ、今御説明いただいた広く受け入れるという話。いや、でもそれは加計学園の問題で議論しました獣医学部とか医学部を見てください。別に広く設置なんか認...全文を見る
○小川敏夫君 いや、その理念は大事だというのは分かりますけどね。初めにさんざんぶち壊しておいて今から大事だからやりますといっても、もう本当にこの初めの理念とは違った法科大学院の形になってしまった。  これは大変に悲劇も生んでいますよ。ロースクールでしっかり学べば大体法曹になれる...全文を見る
○小川敏夫君 この法律は、大臣はそういうふうにおっしゃられるけど、だけど本来は理念、やっぱり法曹というのは法律屋じゃないんだと、あくまでも、法律はそれは知らなくちゃいけないけれども、幅広い倫理観、幅広い世の中の常識、幅広い豊かな適正な判断力というものを総合的に養う、それが法曹の養...全文を見る
○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫でございます。  限られた時間ですので、今回の改正について否定的な立場から土井参考人に集中的に質問させていただきたいというふうに思っておりますが、ただ、限られた時間ですので、在学中の受験ということにちょっと絞って少し御意見を伺いたいと思いますが...全文を見る
○小川敏夫君 現実にロースクールといいましても、やはり初学年は、いわゆる法律科目の勉強といいますか、授業が多いと思うんですね。次年度辺りから実務が入ったりとかというような状況があると思うんです。そういう傾向からすると、やはり初年度は、法学部、法学知識、法律学の勉強が多いという状態...全文を見る
○小川敏夫君 いや、在学中に受かった人だけが期間短縮で、ほかはないと思うんですがね。
○小川敏夫君 時間が来ましたので、終わります。
05月28日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第12号
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○小川敏夫君 立憲民主党・民友会・希望の会の小川敏夫です。  白須賀政務官にお尋ねします。  当日の行動の大枠がお示しいただいたんですが、印西市の出初め式、十時から出席されたそうです。これは、その出初め式が終了したその会場を去ったのは何時頃なんでしょうか。
○小川敏夫君 そうすると、次の会場が松戸市ですね。大分時間があるんですけれども、その十一時過ぎから出た後、その次の会場に行くまでの間はどういうふうにしておられたんでしょうか。
○小川敏夫君 昼食をした場所も印西市ですか。
○小川敏夫君 じゃ、聞き方を変えますが、政務官の政治活動の事務所は印西市にございますね。御自宅も、差し支えなければ、印西市なんですか。
○小川敏夫君 そうすると、じゃ、この日、特に予定がないから印西市は特に出なかったと、印西市の中で時間を過ごして、それから松戸に向かったと、このように思えるんですけれども、それはいかがですか。
○小川敏夫君 ああ、そう。じゃ、レストランで長く滞在したと、十分休養したと、こういうことだと思いますが。  それで、その松戸に向かうまでの間は車に損傷がないと、ドアミラーに損傷がないということは分かっておったんですね。
○小川敏夫君 それで、松戸に到着する前にコンビニに寄ったところ、秘書から聞いたと、こういう説明でございました。  秘書からは、ぶつけた状況についての説明はなかったんでしょうか。
○小川敏夫君 普通ですと、じゃ、どうしたんだと、どうしてぶつけたんだというふうに質問するのが普通の流れだと思うんですが、どうしてぶつけたんだということはたださなかったんですか。
○小川敏夫君 私の質問は、ぶつけた状況について質問しなかったのかと、たださなかったのかということですけれども、じゃ、それはたださなかったと、こういうことなんですね。
○小川敏夫君 だから、どういう状況で損傷させたのかという状況についてはたださなかったということですね。  ただ、それをたださないまま、あなたのお話ですと、次から注意しろよと、こういう指摘をしたと、こういう趣旨に聞こえるんですが、そういうことでよろしいですか。
○小川敏夫君 その最後の一言を言ってもらうために、何か随分時間を潰してしまったように思いますけど。  それで、まず、損傷ですけれども、じゃ、あなたは損傷の状況が分かったんだから、コンビニで休憩するといっても、あなた自身は車を降りてその損傷部分を確認したと、こういうことですね。
○小川敏夫君 この自動車会社の整備請求書を見ますと、その外のカバーを取り替えたと。カバーのウインカーを交換したというのはどうもあくまでも応急処置のようで、ウインカーの取付け部分の内部損傷により取付けが不十分です、お時間があるときに交換してくださいということなので、これ、カバーをち...全文を見る
○小川敏夫君 ただ、取付け部分の内部損傷によりと具体的に状況を指摘してありますので、取付けが不十分ですと。ですから、取付け部分の内部損傷が生じているということになるわけですが、それだけの衝撃があったということが分かるわけですが、もう少し具体的な質問をします。  政務官の答弁の中...全文を見る
○小川敏夫君 その高さはどのぐらいの高さなんですか。
○小川敏夫君 まず、端的にお尋ねしますが、印西市から松戸に向かう県道がございますよね。印西市から松戸に向かうときに農道は通る必要ないので、普通の県道、そうした道を行けばいいので、なぜ県道から外れて農道を通ったというふうにお考えなんですか。
○小川敏夫君 いや、移動に大きい車が入れないような農道を通るということは普通はないと思うんですがね、別に印西市から松戸に行ける県道があるわけですから。  当日はたしか土曜日ですよね、そんなに渋滞も考えられない状況の中で農道を通るという発想自体が余り思い浮かばないかと思うんですが...全文を見る
○小川敏夫君 いや、その言っていることは分かりますよ。だけど、道筋を考えても、普通に時間も十分あるんでしょう。早く着いちゃったからコンビニで時間調整するというわけでしょう。時間が十分あるのに、そうした普通の一般道、県道を通ればいいので、わざわざ抜け道の農道だとかいうところを通る必...全文を見る
○小川敏夫君 それで、現時点で、政務官は、秘書から事故の状況を、どういう状況だったかということを確認しましたか。
○小川敏夫君 そうすると、秘書から聞いた状況は、どういう状況でドアミラーを損傷したんですか。
○小川敏夫君 どのくらいの速度で走っているときですか。
○小川敏夫君 それは非常に不十分じゃないですか。  じゃ、そのとき一旦停止はしなかったんですか、秘書の説明では。
○小川敏夫君 お互い通り過ぎたということは、秘書はそのまま走って進んでしまったということですね。  それで、相手の車が止まらなかったということはどうやって確認したんですか。お互いにということですから。
○小川敏夫君 車はヴェルファイアということですね。それでよろしいですか。
○小川敏夫君 あなたは熟睡していたから全然気が付かなかったと言うんですが、私自身もヴェルファイアと同じ車種のアルファードを自分自身で、随分長く、私は五十年ぐらい、五十年以上ですね、年もいっているものですから、車運転しているからよく分かるんですが、やはりドアミラーというのは硬いもの...全文を見る
○小川敏夫君 十分に昼食で、レストランで十分に休養したわけでしょう。それで、そこのレストランを出発した時刻は、つまり松戸に向かうために休養したレストランを出た時刻は何時頃ですか。
○小川敏夫君 何時何分かと正確な時刻は分からないにしても、先ほどのあなたのお話ですと、次の会場に遅れてはいけないから、なるべく松戸に近い方で進んで、松戸に近い方のどこかで食事をしたと。それで、時間調整もあると。私はそれを非常にゆっくり長い時間休養したというふうに理解しましたが、そ...全文を見る
○小川敏夫君 それしか言いようがないと。しかし、あなたのお話ですと、お酒飲んだわけでもないし、車に乗車する前には十分に休養したという状況の中で、乗ったらすぐ物音に気が付かないように寝てしまうというのはなかなか信じ難い状況なので、あなたはそれしか言いようがないというか、そういうふう...全文を見る
○小川敏夫君 御理解していただければ有り難いと。私一人がひねた性格で御理解できないのか、それとも国民感覚からいって政務官のお話が理解できないのか、それは国民の皆さんに御判断していただくかもしれませんが、ただ、やはり短距離の移動で熟睡するということはなかなか不自然ですし、相当な、こ...全文を見る
○小川敏夫君 普通そうしたものでも、そうすると二千円、三千円ぐらいはしているんでしょうけれども、そうした支出はやはり領収書をもらって、それできちんと会計処理するというのが普通の事務だと思うんですが、あなたは、そうした食事代に関しては全く領収書をもらうことがないんですか、通常。
○小川敏夫君 計上するしないは政務官の判断でしょうけれども、しかし、それは政治活動費ではなくて全くあなたの純粋な個人マネー、ポケットマネーだから、全く報告する必要もないし、その後の管理する必要もない、だから領収書ももらっていないと、こういう説明になるわけですか。
○小川敏夫君 話は変わりますけれども、二月二十六日以降、その秘書には極力運転は控えさせておりますというけれども、極力運転は控えさせておりますけれども、運転はさせることはあるわけですね。
○小川敏夫君 じゃ、残り時間も少なくなりましたので、警察庁の方にお尋ねしますけれども、これ、政務官の説明資料ですと、二月二十七日と三月中旬に秘書の事情聴取をしたと、こういうふうに政務官の方で説明しておるわけです。これが正しい説明だとしますと、私の思うところでは、捜査はこの三月中旬...全文を見る
○小川敏夫君 捜査情報だといっても、捜査の在り方に関して、やはり国民の関心事項でありますので、しかも当事者がこうした状況を説明しておるわけであります。  捜査の中身じゃなくて、では捜査の在り方ということについて、松戸警察署から千葉県警本部に担当が変わったという、このことについて...全文を見る
○小川敏夫君 じゃ、終わります。
05月30日第198回国会 参議院 法務委員会 第16号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  法曹養成制度について、一言で言うとひどい状況になっていますので、いろいろ聞きたいこと、言いたいことがたくさんあるんですけれども、五十分いただいても尽くせるかどうか、尽くせないんじゃないかと思いますけれども。  最初に、今、新たなその...全文を見る
○小川敏夫君 いや、今大臣の御答弁、余り長々とその制度の説明はいいんですけれども、今の仕組みですと一律に八か月の空白期間があるような趣旨でしたけど、ちょっとその意味が分からないんですが、そこの点に絞ってちょっと説明していただけませんか。
○小川敏夫君 ちょっと話のすり替えがありますよね。まず、大臣のお話のすり替えがあるのは、在学中に司法試験に受かるという方は非常に少数なんですよ。在学中に受からない方は圧倒的多数。圧倒的多数の人は恩恵を受けないんですよ。  じゃ、聞き方を変えましょうか。  在学中の大学院生がそ...全文を見る
○小川敏夫君 全然関係ないことをしゃべって私の質問に何にも答えていないんですけどね。そうやって、何か関係ないことをくちゃくちゃしゃべって論点をそらさないでほしいんですよ。  私、難しいことは何にも言っていませんよ。今の司法試験なら、九月に合格発表があって十一月に司法修習が始まる...全文を見る
○小川敏夫君 いやいや、理解できないんですよね。  三、四か月延びるという、そういう曖昧なこと言わなくていいんですよ。だって、今十一月なんだから、それが翌年の四月に延びるんだから、五か月でしょう。それ以外何物でもないですよ。  それで、在学中に受かる優秀な方、これは本来なら、...全文を見る
○小川敏夫君 私は、今、七万円配る、五万円を取り上げるという話をしました。  これを、今度は法律の話です。優秀な学生、千五百人のうち百人ぐらいはいるかもしらぬ優秀な学生には、あなたよかったね、七か月早く司法修習に入れますよと。でも、それ以外の千四百人は、合格したね、でもあなたた...全文を見る
○小川敏夫君 何か全然具体性がないんですけれども。  ただ、今度の法律の仕組みから、在学生が合格した場合でも、在学生が司法修習生になれるのは法科大学院を卒業した者に限ると書いてあるわけですよ。これ、もうそうなっているんだから。だから、在学生、在学中に司法試験を合格しましたね、は...全文を見る
○小川敏夫君 つまり、それまでずっと司法修習は四月に開始するという仕組みでした。それが、期間が変わって秋に修習を開始するという仕組みができたけど、前の四月から修習生に採用するというのもあったから併存したわけですね。  だから、やれるじゃないですか。司法修習生を何も年に一回全員一...全文を見る
○小川敏夫君 大分時間を費やしましたけれども、今度は、今、文科委員会で審議される法案ではないんですけれども、司法修習の時期ですけれども、時期というか司法修習の期間ですね、かつては二年だったと、それが一年半になり、今は司法修習の期間が一年なんですね。  短縮された背景には、法科大...全文を見る
○小川敏夫君 言葉は丁寧だけど、中身的には全く私の要望はむげに断られたというような答弁でありましたけど、でも、理念的には、法科大学院でしっかりトレーニングしているはずだ、予備試験の合格者は法科大学院と同等レベルのはずだと、だから変わらないという論理かもしれませんけど、だけど、予備...全文を見る
○小川敏夫君 ですから、曖昧、まだ具体的に決まっていないというけれども、でも大臣がおっしゃられた、現在のところ法律科目の単位を修得していると。つまり、法律科目なんですよね。ですから、幅広い法曹、豊かな倫理観、あるいは豊かな判断力をしっかりと身に付ける、実務を身に付けるというのが法...全文を見る
06月04日第198回国会 参議院 法務委員会 第17号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫でございます。  まず、基本的なことをお尋ねしますが、普通の養子縁組という制度がありますから、別に子供の年齢にかかわらず養子にすることができるという仕組みになっておるわけです。それでは足らなくて、なお特別養子縁組制度というものをつくると、今回広...全文を見る
○小川敏夫君 ちょっと、強固で安定的といったって、養子縁組すれば親子関係なんでね、養子縁組だって、子供を引き取って一緒に生活して実の子供のように養育監護するわけですから。そういう制度がある。  その強固に安定的という抽象的な言葉じゃ少し分かりにくいので、じゃ、普通の養子縁組に比...全文を見る
○小川敏夫君 実の親との親子関係を法的に完全に断ち切るということの説明ですけれども、例えば実の親が子供の養育監護に関して余計な口出しされると養親が子供の養育のためにやりにくいとか混乱するとかいうことがあれば、別に親子関係を断絶、断ち切らなくても、実の親にはもう一切口出しさせないと...全文を見る
○小川敏夫君 何か私の質問に答えているようで答えていないんですよね。  実の親あるいは実の親族から不当な干渉をされる危険性がある、可能性があるから断ち切るんだと。だが、私が聞いているのは、親子関係断絶しなくても、不当な干渉ができないような仕組みを構築すればいいんじゃないか、不当...全文を見る
○小川敏夫君 何か質問と答弁がぴしっとかみ合っていないように思うんですがね。  親子を断絶する、それもやむを得ない、子供のためにはそれも必要だというケースもあると思いますよ。ただ、世の中はもう様々な人生があり、様々な状況があるわけですから、一律に全部がそうだというふうには言えな...全文を見る
○小川敏夫君 まあ世の中はいろいろ、人の考えはそれぞれですからね。ただ、相続分があれば必ず相続関係で協議を要するということはないんで、別に放棄してしまえばそれで一切関わらずに済むわけですから。必ずしも、世の中いろいろありますから、全て画一的にというところで、そこまで考慮しても親子...全文を見る
○小川敏夫君 法律上当然に切れちゃう。遺贈があるからいいといっても、遺贈を受けるためにはやはり何らかの事前の関わりを持つ、あるいは要望しなくてはいけないんで、むしろ遺贈を受けたいがために何らかの行動をしなくちゃいけないというようなこともあり得るんでね。むしろ当然、法律上親子関係切...全文を見る
○小川敏夫君 終わります。
06月06日第198回国会 参議院 法務委員会 第18号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  今日は大臣といろいろなお話合いをさせていただきたいというふうに思っておりますが、この特別養子制度を別に私は反対するものではないわけでありまして、大変に有効に機能しているという部分もあるわけでありますけれども、ただ、そういう制度があるか...全文を見る
○小川敏夫君 どういう例が多いのか、その傾向、ある程度の正確な数字でもなくてもいいですけれども、今大臣がいろんなケースをお話しされた中でどういう例が比較的多いのか、これは把握できるでしょうか。
○小川敏夫君 じゃ、様々な場合があるという中で、虐待というのはどのくらいなんでしょう、比較的多いんでしょうか。そんな正確な数字じゃなくてもいいですけれども。  私の感じでは、全体から見れば多数ではないような印象を持っているんですが、どうでしょう。
○小川敏夫君 ちょっと話は少し横にそれますが、昭和六十二年に特別養子の制度ができたときに、一つの説明として、養子であることを簡単には第三者に知られないようにするということが大きな目的の一つだというような説明がされていたというふうに思います。  要するに、まだ養子というものに対す...全文を見る
○小川敏夫君 専らって専門の専という字を書いて専らですよね。だから、そうすると、それは子供の利益だけを目的としていると、こういうことですか。
○小川敏夫君 多少理屈の世界になりますけど、子供の利益のためだと。すなわち、子供の養育が十分にできない、期待できない、あるいはいないという実親から離して、実親のような、実質的に実親と同じ養育をその子供のために整えて子供が健全に成長するということが目的だというんであれば、それであれ...全文を見る
○小川敏夫君 今回の法改正は、そうした年齢を上げるとか必要な事情に応じてそこまで拡大するだけであって、実親子関係とか離縁の要件とかそうしたことについて改正するものじゃないから、そこを議論されては困ると、議論は必要ないというような趣旨に私は受け止めたんですが、ただ、法律の改正でその...全文を見る
○小川敏夫君 私は、この特別養子制度が憲法違反だと言っているんじゃないんですよ。健全な養育を受けられない子供がいる場合に、それを親に代わって社会が健全に、子供が健全に育てられるよう社会がそれを支える、そういう手当てをするということは、私、何にも憲法違反だとも何とも思っていません。...全文を見る
○小川敏夫君 私は、成人になったら当然に復活すべきだと言っているんじゃないんですよ。成人になった後、本人が自分の判断で求めるならば、そういうことができる道をつくりなさいと言っているわけで、別に全部、成人になったら全部復活しろとは言っていないんでね。ただ、今は全部禁止しているわけだ...全文を見る
○小川敏夫君 少しまた話はそれますけれども、例えば夫婦関係でも、今の法律は有責主義で破綻主義じゃないけれども、もう駄目になった夫婦をいつまでも夫婦という枠に縛り付けてもしようがないだろうということで、破綻主義的な考え方もかなり強いわけであります。  この養親子関係も離縁というも...全文を見る
○小川敏夫君 是非、後ろにいらっしゃる法務省の職員の方がうんうんとうなずいて納得する答弁じゃなくて、質問している私がうんうんと納得するような、そういう答弁をいただきたいと切にお願いする次第でありますけれども。  今回は要件を広げるという改正案ですから、今ここで、根本的にこの法律...全文を見る
○小川敏夫君 終わります。
06月18日第198回国会 参議院 文教科学委員会 第13号
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○小川敏夫君 立憲民主党の小川敏夫です。  まず、法務副大臣にお尋ねします。  大学院修了していなくても在学中に受験できるということでありました。例えば、二年コースで修了する大学院生なら二年生のときに受けることができると。そうすると、現行ですと、五月から試験受けて、在学中の二...全文を見る
○小川敏夫君 余り長々と答弁されても議論がかみ合わなくなってきますけれども。  要するに、現在の司法試験ですと在学中の九月に司法試験に合格してもすぐに十一月から始まる司法修習生にはなれないと、今の仕組みですとですね。ですから、それをどうするんだと聞いているわけです。  副大臣...全文を見る
○小川敏夫君 結局、だって在学中に司法試験受かっても修了しなければ司法修習生になれないんだから、在学中に試験に受かっても司法修習の開始は、三月に法科大学院が修了するとすると四月以降でなければならないんですよ。これ論理必然的に出てくるわけで、もしそうでなければ、すなわち三月までに、...全文を見る
○小川敏夫君 何か、大臣の答弁と私の質問と全くかみ合っていないですよね。  例え話しますと、私がある定食屋へ行って、今日の焼き魚定食、何の魚が出るんだいと聞いているのに、答える方は、うちの定食は野菜定食に焼き魚定食に焼き肉定食に納豆定食があります、そしてなんてことをぐだぐだぐだ...全文を見る
○小川敏夫君 例えば千五百人が合格すると、大体、例年、法科大学院を修了したその最初の受験で受かる人は大体五百人ぐらいなんですよ、これまでの例からいって。でも、今度は、法科大学院の勉強をしっかり終えた人じゃなくて、法科大学院の在学中に、まさにその一年前に受験して受かる人ですから、か...全文を見る
○小川敏夫君 十一月が四月になるんだから、三、四か月じゃなくて五か月ですよ。  全体的に合理的だと、だから。しかし、優秀な人を、少ない人数を、一割にも満たない人数を七か月早めるためにそれ以外の人が五か月遅れるという。なぜ合理的なのか、私はその合理性を疑いますけれどもね。  こ...全文を見る
○小川敏夫君 この指摘は、私の指摘はかなり重いと思うんですよ。だから、そのことを踏まえて最高裁が決める、最高裁が決めるといっても、それは形の上の権限では最高裁でしょうけれども、これは常々その在り方については意見交換をして密にやっているわけですから。現に、恐らく文部科学省、法務省が...全文を見る
○小川敏夫君 予備試験にそれなりの期間を要するのは分かりますよ。だったら、それなりの期間を見込んで早く開始すればいいじゃないですか。仮に半年掛かるんだったら、十月から始めれば三月には終わるわけで、それで五月の司法試験は受験できるわけで。  それからもう一つ、同一年度に実施するこ...全文を見る
○小川敏夫君 じゃ、最後にお尋ねします。  この審議会の意見が現在満たされていないと。では、これを満たすために文科省としてはどのような取組をこの後行っていく考えなのか、そこをお聞かせください。
○小川敏夫君 今のこの法改正についての御意見をいただきましたけれども、今後どういう取組をするのか。例えば、法科大学院をつくり過ぎたと、これについては淘汰に任せるんだというような御意見も伺いました。ただ、淘汰に任せれば結局残るのは都会の有力校だけ。そうすると、地域に満遍なく、そして...全文を見る
○小川敏夫君 まだまだ今の意見だけで私納得できないんで議論したいんですけれども、時間が来ましたので終わります。
08月01日第199回国会 参議院 議院運営委員会 第1号
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○副議長(小川敏夫君) 副議長に皆様の御推挙をいただきました小川敏夫でございます。よろしくお願いいたします。  この重責をしっかりと踏まえて、参議院のこの存在意義をしっかり高めるために邁進する所存でございますが、また、中立公正を旨として、円満なる議会運営にしっかりと努めてまいり...全文を見る
08月01日第199回国会 参議院 本会議 第1号
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○小川敏夫君 皆様の御推挙を賜りまして、副議長の重責を担うこととなりました。誠に光栄に存じております。  この上は、微力ながら、中立公正を旨として、山東議長を支え、議会の円満な運営に努め、参議院の存在意義をしっかり高める、そうした努力を全力を挙げて尽くしてまいりたいと存じており...全文を見る
10月09日第200回国会 参議院 本会議 第3号
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○副議長(小川敏夫君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  国務大臣の演説に対する質疑を続けます。小池晃君。    〔小池晃君登壇、拍手〕
○副議長(小川敏夫君) 大塚耕平君。    〔大塚耕平君登壇、拍手〕
○副議長(小川敏夫君) 石井準一君。    〔石井準一君登壇、拍手〕