高橋千鶴子

たかはしちづこ

比例代表(東北)選出
日本共産党
当選回数7回

高橋千鶴子の2005年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第162回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、年末のインドネシア・スマトラ沖地震、インド洋大津波で犠牲になられた皆さん、また、十年目を迎えた阪神・淡路大震災の被災者の皆さんに対しても、改めて心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。  新潟中越地震を初め、豪雨、...全文を見る
○高橋委員 その支援の中身について、共有の気持ちをまず確認したいと思うんです。  私も確かに、青森、豪雪都市の出身でありますが、新潟は特に、雪が水分が多く非常に重い、そういうところであります。人けのない人家が雪の重みに耐えかねてつぶれる、そういう報道が毎日のように伝わり、きのう...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。被災者がまず住まいを確保して、もとの暮らしを取り戻す、このことが共通の願いであることは異論のないことかと思います。  そこで、昨年十一月に新潟県知事から出された、名前がいいんですね、「新潟県中越地震の被災者自立に向けた緊急要望」、この中では、自...全文を見る
○高橋委員 いろいろおっしゃいましたけれども、結論は、要望はかなえられないということですよね。そうですよね。住宅本体には使えないと。そこを私は聞いたんですから。今紹介いただいた昨年創設した居住安定支援制度、これを改正したけれども、でも、それは本体には公費を使えない。これが最大の問...全文を見る
○高橋委員 今総理、よく協議をするとおっしゃいました。二十四日から始まった本会議では、ずっと聞いていますと、議論を深めると。意味がどこか違うかなと今ちょっと考えておりましたけれども、いずれにしても、議論をするということではあるんですよね。ただ、もう待てないんですね。  実は、こ...全文を見る
○高橋委員 評価されるべきだと。  鳥取県に続いて、一昨年の宮城県、あるいは一番直近では東京都が独自の支援策を発表するなど、全国に広がっています。  片山知事は、昨年二月の定例記者会見の中でこんなことをおっしゃっています。住宅再建支援を決めて発表したのが二〇〇〇年の十月十七日...全文を見る
○高橋委員 立ち上がれるような課題は何か、そのことを先ほどから提案をしておるのであります。  十六兆三千億円を注いで、復興経費を使って、神戸の町並みは一見、すっかり震災から立ち直ったかのように見えました。その一方では、長田区を初め、区画整理をしてもなお更地が多く残されておりまし...全文を見る
○高橋委員 今、額がいろいろとか需要が多いとかさまざまあって、それを協議しておこうとおっしゃったんですけれども、まず、それはそうだと思うんです。私たちは、後で紹介しますけれども、野党三党で改正案も出しましたしね。ただ、そういうことを、昨年も十二月の国会で私たち改正案を出しましたし...全文を見る
○高橋委員 やはりそこに来たかという気がするんですが、個人の資産だからという、それは十年前からお話しされていたことと変わっていないわけですよね。これが本当に、昨年の三月の災害対策特別委員会でも、当時の井上防災担当大臣は、憲法や法律に特にそれを私有財産に使っちゃいけないということは...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  今お話をしていただいたんですけれども、整理の都合で、国土交通省が昨年の十二月二十日にこの特例措置について説明する報道資料を出しておりますので、私は三点あると思うんですね。「宅地擁壁等の被害が多数生じていること」「自力での再建が困難な状況とな...全文を見る
○高橋委員 メルクマールは公共性とおっしゃいましたけれども、ですから、先ほど私が言ったように、また大臣も認めたように、住宅は個人の住宅であるけれども公共性があると、これまで認めてきたことじゃないですか。何でまたそこに戻るのか。認めてきたのに、住宅だけやれないというのは、それはどう...全文を見る
○高橋委員 変わらないものではないとおっしゃいましたので、今がそのときだと言っておきたいと思います。  大事な点がもう一つあります。この著書の中にも出てくるんですけれども、やはりこういう制度は、市町村が始めたことを国が追認するといいましょうか、国が制度としてしっかり発展させてき...全文を見る
○高橋委員 総理、今、無理だというのを実現してきたお話を受けとめてお話しされていますので、ぜひそれをやってほしいなと思うんですね。  その上でも、ちょっと確認したいんですが、細田官房長官に。  一月十七日付の読売新聞で紹介されておりますが、官房長官は十七日の閣議後の記者会見で...全文を見る
○高橋委員 終わります。
02月10日第162回国会 衆議院 憲法調査会 第2号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  国民の権利及び義務に関する規定を定めているのは、具体的には、日本国憲法の第三章、十条から四十条であります。  その特徴は、第十三条の幸福追求権や十四条の法のもとの平等の原則など総則規定を設けた上で、精神的自由、経済的自由、人身の自由...全文を見る
○高橋委員 本日の各委員の発言を興味深く聞きました。新しい人権についてそれぞれの角度から規定すべきであるという意見が多かったと思いますけれども、私は改めて、現憲法がこれを包括していること、憲法の精神を豊かに生かし発展させる努力こそが求められていると考えております。  憲法第十三...全文を見る
02月17日第162回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、BSE問題に絞って質問をさせていただきます。  今月に入って、国内で初めての変異型クロイツフェルト・ヤコブ病患者の発症が確認されました。昨年十二月に亡くなったこの五十代の男性は、二〇〇一年十二月に発症しておりますが、八九年...全文を見る
○高橋委員 わずか十日間で一千四十二件の相談があった。本当に明確に答えがないわけですね、事前に検査をする方法があるかとか。そうしたことを踏まえれば、本当に、不安があるのは当然であります。ただ、私はここで決して国民の不安をあおるつもりはございません。また、その必要もないと思います。...全文を見る
○高橋委員 もう検討会の話に行ってしまいまして、まず、二月八日のその検討会が結果を出す前提に、ことしの一月十九日の米国農務省の最終報告書が提出されたと思います。それが、昨年の十月の日米共同記者発表で、輸入再開に向けての双方のプログラムを確認され、その際に、米国から牛肉輸出証明プロ...全文を見る
○高橋委員 局長の今の答弁は御自身の考えがなかったと思われますけれども、専門家の評価はさておき、消費・安全局長という部門に携わる者として、十一月の時点では不十分だとお話しされましたけれども、今は専門家の意向を受けて不十分ではないとおっしゃるんですね。もう一度。
○高橋委員 やはり御自身のお答えがなかったなと、非常に残念であります。  リスク評価は食品安全委員会に諮問するということはまず確認をされておりますので、ただ、それが、これでお墨つきをもらったとされることを、非常にこれはまた後で疑問が生じてくるわけですね。  一つずつ聞いていき...全文を見る
○高橋委員 質問に答えていないんですね。学術論文があるかと聞いているんです。  今、最初にお話ししたように、米国式ですよね。世界の標準ではないわけです。ですから、日本には日本の格付がある、オーストラリアにはオーストラリアの格付があるわけですね。そもそも、それを、月齢と判断の基準...全文を見る
○高橋委員 ないということがはっきりしました。当然だと思うんですね。  格付というのは、やはり、流通の段階において肉の値段を決める、消費者にとってどの程度の肉が、値段とその質の折り合いで決めるために、職人のわざといいましょうか今まで磨かれてきたものなのではないでしょうか。さまざ...全文を見る
○高橋委員 確認はまだされていないと思うんですね。これからだと思うんですね。日本の輸入の形態が部分肉という形になっているから、そこが実は今後に非常に大きな影響を与えると思うんですね。  例えば、タンは牛一頭から一枚しかとれませんので、今までの実績でいうと、大体千八百万頭くらいの...全文を見る
○高橋委員 かなり無理があると思いますね。私は、突き詰めていけばあり得ないシステムだと思うんですね。  なぜかというと、昨年一月十二日の連邦官報に米国農務省の報告が載っております。牛の年齢の確認について。どうやってやるかということですが、当時は、年齢を特定する文書が添付されてい...全文を見る
○高橋委員 だれが何と言おうとという強いお言葉がございましたので、本当に国民が納得できる態度、決意を示していただきたいということを御期待したいと思うんです。  それで、今私がお話しした月齢判別、格付とか、どうしてこんな議論になっているのか。そもそも、日本が二十カ月齢未満は全頭検...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。今、結論は出していないということでありました。  この間、食品安全委員会プリオン専門調査会あるいは全国各地での意見交換会、市民も集めての意見交換会もされております。意見の集約はまとまる方向に来ているでしょうか、今の段階、お伺いいたします。
○高橋委員 委員長、大変御苦労されていると思いますが、今、ぼつぼつ集約されるということですけれども、少数の意見が付記されるということでありましたので、プリオン専門調査会の委員会が今、少数というか、そういう段階で言えるのか。むしろ、座長案が出されて、意見が出されて、また振り出しに戻...全文を見る
○高橋委員 厚労省に伺います。  二十四日にこの案を踏まえてまた案が出されるということでありましたけれども、十分な、食品安全委員会にこれらの案が出されて、またもまれて、先ほどリスク評価のお話がありましたけれども、格付システムによる月齢判別方法、アメリカからの方法について、まずリ...全文を見る
○高橋委員 二段階のリスク評価が必要だということが確認できたと思います。  それに対して、非常に大事な要素になるかと思うんですが、きょうお配りさせていただきましたもう一つの資料であります。  英文ですので、後でじっくり見ていただければと思うんですが、アメリカ政府職員連合労組傘...全文を見る
○高橋委員 厚労大臣に伺いましたので、もう一度伺います。
○高橋委員 きちっと調査をして、リスク評価を材料として、現場の声ですから、それをちゃんと受けとめていただきたい。  二〇〇二年、日本のBSE問題に関する調査検討委員会報告では、BSE問題にかかわる行政対応の問題点、改善すべき点について、危機意識の欠如と危機管理体制の欠落だったと...全文を見る
02月23日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは二つテーマがあるんですけれども、初めに、BSE問題についてお伺いしたいと思います。  二月十七日の予算委員会で、食品安全委員長と尾辻厚労大臣に、日本の全頭検査見直し問題について質問させていただきました。その際、委員長は、意見...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  予断を持って決めるものではないとおっしゃっていただきましたので、その先については私がこうしろと言うことではありませんので、十分な議論がされて、まとめが決まっているということではないということで、ぜひその十分な議論に御期待をしたいと思っており...全文を見る
○高橋委員 ですから、もう少し整理をしたいというのはそこなんです。つまり、国内と米国は別な話、それはもう当然でございます。ただ、米国の話のときに、国内と同等の安全対策が保たれているかというリスク評価と、それを確認した上で、月齢判別が可能なのかということを評価する必要があると言って...全文を見る
○高橋委員 最初に、ちょっと意味がなかなかというお話でしたけれども、きょう実はこれに時間をかけている余裕がありませんので、今お話ししたことをリスク評価の中に、同等かということと、月齢がしっかり判別できるのかということも評価をするんだということを確認させていただきたいと思います。次...全文を見る
○高橋委員 何といいましょうか、収納率を上げることに努力をされていると。  その前段として、それだけ、私ちょっと紹介しますけれども、社会保険からの離脱が一年間で五百八万二千人もいる。年々増加をして、被保険者数の一〇%を超えている状態なんですよね。それだけ失業だとかあるいは雇用の...全文を見る
○高橋委員 済みません、全然かみ合っていなくて。  聞いたことは、この深刻な情勢を受けて、皆保険制度がやはりしっかり維持されることが必要だと思いますが、それでよろしいですかと伺ったんです。
○高橋委員 そうなんです、大臣、先を多分いろいろお考えになっていらっしゃるんだと思うんですけれども。  それでちょっと具体的に伺いますけれども、十三年度から、今おっしゃいましたように国保法の改正で、一年以上の滞納者には資格証明書の義務づけになったわけですよね。私は、このことによ...全文を見る
○高橋委員 今のは、要するに、調整交付金を生かして効果があったという意味ですか。
○高橋委員 今のはちょっとゆゆしき答弁だと思うんですね。収納率を向上させるためにやってきたと言っておきながら、今、私が出している資料を見てもわかるように、全体としては改善はされていないわけですよね。だけれども効果が上がったということは、何を意味しているのかということなんですよね。...全文を見る
○高橋委員 個別の事例をよく考えて、機械的ではないということを私は言っていただきたいんです。  法改正された当初、この取り扱いについて「ミニQ&A」が出ましたね。その中にこういう文章があります。「特別の事情の有無について、各保険者が直ちに判断がつかず、更に調査を要するような場合...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  機械的に資格証明書を交付するものではない、大臣がこうおっしゃいましたので、今、私、たくさん本当は紹介したいんですけれども、この点が現場では起こっているということをよく見ていただいて、そうではないことを徹底していただきたいと思っております。 ...全文を見る
○高橋委員 よろしくお願いしたいと思います。  これまで述べてきたように、払いたくても払えない人たちがたくさんいます。ただ、その中でも、精いっぱい払おうと努力している人たちもたくさんいます。滞納者がみんな悪質な滞納者であるかのような対応はきっぱりやめて、むしろ、実情に合わせて、...全文を見る
○高橋委員 トータルは変化がないということがまず確認されました。  そうすると、トータルは変化がないわけですから、改革を理由にして保険料が引き上げられるとか、そういうことは基本的にないということが言えると思いますが、その点、いかがでしょうか。
○高橋委員 はい、中立だということで。  それで、今回新たにつくられる七%の都道府県調整交付金によって、都道府県の発言力が強まることになるかと思います。つまりは、保険料や医療費、収納率で市町村の格差を解消するための調整として機能するのではないか。県が、医療費適正化を理由に、市町...全文を見る
○高橋委員 そのガイドラインの中身がまだ示されていないので、非常に危惧をしているわけなんです。都道府県でも、皆さん大変な財政の中であります。同時に、国からも医療費の適正化や収納率改善を迫られております。当然、調整が厳しくなるのは予想される事態であります。  さっき、大臣も真っ先...全文を見る
○高橋委員 時間が来たので、あとは要望にしますけれども、要するに、大臣は非常にいい意味でとっていらっしゃるんでしょうけれども、実際には、自治体が頑張っていることに対して、減額をするという形で、実質、制裁がやられてきたんです。だけれども、頑張っていることによって逆に医療費全体を安く...全文を見る
02月24日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  食料・農業・農村基本法に基づく基本計画の五年ごとの見直しが今年度末を目途に取り組まれております。大臣はこれまで、所信表明や委員会質疑における答弁などで、食の安全、安心ということを強調されてきました。また、たった今の答弁の中でも、食の安...全文を見る
○高橋委員 安全、安心とはっきりおっしゃってくださらなかったのが正直言って残念なんですが。  今の答弁の中にあったように、食の安全と消費者の信頼の確保、こういう言葉が先日発表された新基本計画の骨子案に載っておりました。このことに気がついて、驚いたんですけれども、局長に伺います、...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  一歩踏み込んでとおっしゃっていただきました。それなのに、なぜ、新しい骨子案では食の安全と消費者の信頼の確保という言葉に置きかえられたのか、そのことについて伺いたいのです。
○高橋委員 施策の変更ではないということ、それから、結果として安心が得られるものである、そのための施策であるということが今のお話にはあったと思うんです。  私は、そうであれば、何も変える必要はないのになと思うわけです。なぜかというと、この安全、安心という言葉を繰り返し強調してき...全文を見る
○高橋委員 食の安全と安心の確保、これを中心とした政策大綱、その中心となって消費・安全局その他の体制ができたということで確認してよろしいですか。
○高橋委員 食の安全、安心の確保を目指す政策大綱に沿ってやられてきたこと、また、今回の骨子案の言葉が、安心という言葉が取れたとしても、基本は変わらないというふうなことが今るる説明されたと思うんですね。意味が余り変わらないんじゃないかとおっしゃる方もいるかもしれないんですね。ただ、...全文を見る
○高橋委員 ですから、消費・安全局をつくって以降のお話なんですね。本当に最近なわけです。つまり、私は今、三月五日の企画部会の紹介をしましたが、その後に中間論点整理も出されておりますし、この発言があったからといって、直後に何か変化があったわけではありません。  ところが、そのこと...全文を見る
○高橋委員 安心と信頼の確保ということで今まで言われてきたと思うんですね。それが信頼の確保というだけになったということに、特段、安心を軽視したわけではないという説明だったかなと思うんですけれども、やはり私は、ここまで安全、安心を強調するまでになった成り立ちがあるからこそ、ここにこ...全文を見る
○高橋委員 今、最後の方で御紹介になった、安全を安心として実感するための取り組み、この考え方について御紹介いただけますか。
○高橋委員 何か最後に信頼という言葉を言ったので、どうも、最初に書いていることと違うのかしらと思いましたけれども、きょうは別に科学技術の方にどうこうと言うつもりはございませんので、報告書を読ませていただきます。  安全を安心として実感するための取り組み   安心は安全の確保に...全文を見る
○高橋委員 文字は消えても気持ちは消えておらない、非常に心のこもった答弁かなと思いますが、ただ、気持ちが消えておらなくても、そこまでして文字を消さなければいけない理由がまたあるのかなということを、非常に理解できずにおりました。  きょうは時間が参りましたので、先ほど紹介した議論...全文を見る
02月28日第162回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○高橋分科員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、核燃料サイクル問題を中心に質問させていただきたいと思います。  青森県は、今、来年七月の再処理工場稼働に向けて、ウラン燃料を用いてのウラン試験が開始されております。むつ市が立地要請をした中間貯蔵施設、プルサーマルの燃料と...全文を見る
○高橋分科員 すべて公開のもとで行われているし、意見を反映されているというお話だったと思います。公開でやってきているということはもう十分承知をしておるんですけれども、ただ、意見を聞きおくだけではなかったのか、それが反映されたかという点では、まだまだ危惧が残っております。  例え...全文を見る
○高橋分科員 私が言いたかったのは、それだけを指摘しているということではなくて、総合的だとは言うけれども、この部分が異質だということが言いたいわけです。そこが突出しないということは、今お話ししたとおりでよろしいですね。  それで、殊さらここが強調されると、例えば公共事業の再評価...全文を見る
○高橋分科員 国が責任を持って考える、このことはまず大事なことですから確認をしておきたいと思います。その上で、検討を始めるのが二〇一〇年からですから、そして、さまざまな環境がある、検討しなくちゃいけない。そうなると、一体見通しがついてくるのは何年ごろになるんだろうか。これについて...全文を見る
○高橋分科員 動かすべきではないと言われてそうだとは言わないのは当然であるでしょうけれども、国の立場にしてみれば。ただ、この間の原子力長計の見直し作業においては、プルトニウムバランスも含めて、明確な目標がどんどんできなくなっている、明確化、数字の目標ができなくなっている。そうした...全文を見る
○高橋分科員 もう少し具体的に伺いたいと思うんですけれども、この問題について、では、最初にだれが発見し、保安院に報告されたのはいつですか。
○高橋分科員 いつというお答えがなかったので、こちらから確認をさせていただきますと、報道によれば、貯蔵施設の原子力安全基盤機構からミスの可能性があるとの一報があったのは昨年の十二月十七日だということを報道されております。原燃側にそれを照会したのは二十二日だと。この点いかがですか。
○高橋分科員 そうすると、なぜこの間に五日間も間があくのかということなんです。ウラン試験が始まったのは二十一日であります。私は、この報道を見て、やはりウランテストの開始がおくれるのを嫌って事故公表をおくらせたと見られてもやむを得ないのではないか、このように思いますが、いかがですか...全文を見る
○高橋分科員 私が聞いているのは、別にそれがあったからといってウランテストをやめろと言っているんじゃないんですよ。ウランテストとは関係がない施設だと。だったら、影響するわけはないんですから、淡々と報告すればよかっただけのことです。この間の事故の経験というのは、まず、事業者からの報...全文を見る
○高橋分科員 この点については一致できない問題でございますので、何度も何度もこうした問題が繰り返されてきて原子力行政に対する不信感が増長してきたという点からいって、それは、今は断じて関係がない、ウランテストと関係ないと言うかもしれないけれども、到底納得できるものではございません。...全文を見る
○高橋分科員 改善の状況を監視して、また、しかし、今の体制では、事故が起こってからわかるということが繰り返されてきたのではないのかなと思うんですね。  平田副社長はこうも言っています。今の再処理工場が原発より六倍の仕事量だ、だけれども、監督業務につく方は残念ながら二倍前後しか配...全文を見る
○高橋分科員 手厚い体制じゃなくて、今言っている、仕事量の六倍に対して監督業務が不足しているという現場の指摘、現場のいわゆる事業者の体制、それはお認めになりますか。
○高橋分科員 全く答えにならない、堂々めぐりになっちゃうんですね、これだと。やはり再処理工場そのものが、私たちは、技術がまだ未確立な施設だというふうに指摘をしてきました。この間、やはり設計変更を繰り返してきたわけですよね。施設は非常に複雑になっている。そして、そういう中で、いわゆ...全文を見る
○高橋分科員 時間が参りましたので、要望を一言だけ述べておきたいと思います。  今、実効性を持ちたいということで委員長の決意が述べられたと思うんですが、今回の事故に当たっての安全委員会の取り組みなどを伺っても、やはり安全委員会という性格上、事後報告を書類を中心に検証するとか、あ...全文を見る
03月01日第162回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、豪雪対策について伺います。  青森市の積雪が今冬最高の百七十一センチに達し、観測開始以来四番目の記録になりました。県も市町村も除雪予算が一月の時点で底をつき、悲鳴を上げています。  また、消防庁の調べでは、今冬の豪雪により...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。きめ細かい対応をぜひお願いしたいと思います。  それで、先ほどの質問とも同じかもしれないんですけれども、整理の都合上、また、立場上ぜひとも伺っておきたいわけですが、県も自治体も頭を悩ませている除雪費用について、これまで降雪が多かった年は特例措置...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  それで、所要額の算定に当たって、やはり実態をぜひ見ていただきたいと思うんですけれども、きょうはパネルを少し用意しました。これは青森市内ですけれども、このように道幅が余りにも狭くなっておりますので、車同士が行き交うこと自体が困難であります。そ...全文を見る
○高橋委員 今の、安全で安心な冬期交通の確保、そのための柔軟な対応ということで、ぜひ御期待をしたいと思います。予算の制約から、自治体はどうしてもぎりぎりまで我慢をして、雪がかなり積もってから除雪あるいは排雪をするという実態がございます。その間、交通や生活にもかなり影響がございます...全文を見る
○高橋委員 もちろん一義的には知事さんが判断をされるわけですけれども、例えば新潟県では、適用基準が漠としているため、先ほど私が読み上げたところですけれども、旧厚生省と協議をして、二日間の合計値が二百センチ以上、あるいは連続三日間の合計が二百五十センチ以上の集中的な豪雪であること、...全文を見る
○高橋委員 まさか大臣がその数字を出すとは思いませんでしたので、ここに資料がございますが、四十七全壊、今、雪により倒壊していますけれども、そのうち、地震のとき全壊だったのは四十四でございます。だんだんこの差が開いてくるだろうと思います。  ですから、当然今お話しいただいたように...全文を見る
○高橋委員 よろしくお願いいたします。  そこで、支援法の所得基準の問題なんですけれども、発災時の前年度所得を基準としております。しかし、申請期間は十三カ月あります。今は確定申告の時期でございますので、当然、新しく申告をして被災による失業などの所得の実態なども反映されるわけです...全文を見る
○高橋委員 大臣は先ほど泉委員の質問に対して、新潟は、今は雪に閉ざされていて、まだ家を建てるとかそういうことも見えないだろう、それで、一定時間がたてばそうしたものが見えてくるんじゃないか、だからまだ支援法の適用が見えないじゃないかということを答弁されましたね。それと同じことなんで...全文を見る
○高橋委員 今のは全く答えになっていませんね。大臣がこれまで言ってきたことからいってもおかしいと思いますよ。その点はよく整理していただきたいと思うんですね。時間が必要だと泉議員に対して答えたことと、これまで言ってきた真に支援の必要な人という意味でも、それを照らし合わせても何の無理...全文を見る
○高橋委員 柔軟な対応ということですので、よろしくお願いしたいと思います。  次に行きますが、長岡雪氷研究所は、一月十二日の国道二百五十三号線十日町市における土砂崩れ発生について分析をし、中越地震が原因と見られる亀裂が斜面で発生しており、その亀裂に雪の重みが加わって土砂崩れが起...全文を見る
○高橋委員 よろしくお願いします。  きょうは、残された時間で、もう一つの大きな課題である営業の再建、この支援について検討してみたいと思います。  業者の皆さんは、自宅と、もう一つ事業所や店舗、この両方が壊れて二重の災害に苦しんでいます。しかも、自分の責任ではないのに、お客さ...全文を見る
○高橋委員 ですから、融資しかないということで、私は、もちろん、直接支援の問題とかそれから休業補償の仕組みをぜひ検討するべきだということを今お訴えしたいと思うんです。  その前段としてまずやはり確認したかったのは、役割をどう見るかということなんですね。ですから、融資をやっている...全文を見る
○高橋委員 ぜひその立場でお願いをしたいと思います。  もう質問ができなくなりましたので、一言、例えば災害救助法の中にも、二十三条第七号、「生業に必要な資金、器具又は資料の給与又は貸与」という項目があり、給与も否定しておりません。でも、それが全然使われてこなかったという問題があ...全文を見る
03月15日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最初に、十七日にも諮問が出されると言われております来年度の畜産、酪農対策についてまず伺いたいと思います。  農水省は加工原料乳の限度数量について削減を検討しているということが報道されておりますが、生産者団体の強い要望にこたえ、限度数...全文を見る
○高橋委員 昨年は、補給金単価が十円五十二銭、前年比二十二銭引き下げられました。これに続いて限度数量の削減では、悲鳴が上がるのは当然であります。  先ほど、過剰在庫、乳価にも影響があるなどというお話がありましたが、確かにそれが指摘されているのは十分わかっております。ただ、生産者...全文を見る
○高橋委員 一概に認定農業者だけではないというふうなお話がされたと思います。  本当に酪農、畜産の経営に当たっては、政府が言っている、例えばコスト削減の努力ですとか、ありとあらゆることをやってきて今に至っている、そういう感じがするんですね。  昨年の夏に、九月でしたけれども、...全文を見る
○高橋委員 大臣がその常識にあらずだと述べただけだということをほかの委員会で答弁されているのを聞きました。改めて私議事録を読んでみたんですね。その非常識という言葉がどういう過程の中で出てきたかということを考えたときに、やはりそれは予算委員会の分科会の、公明党の委員さんですけれども...全文を見る
○高橋委員 謝罪という気持ちはないんですか。
○高橋委員 適当でなかったということをお認めになったかと思います。  そこで、この方はもう一つこういうことを言っているんですね。安全委員会は神学論争をやっているようだと。きょうは寺田委員長にもおいでいただいていますけれども、科学者の皆さんが、さっきちょっとお話にあったように、少...全文を見る
○高橋委員 仮にもそういう科学的知見を持って審議している委員会に対して、やはりそういう議論はふさわしくないだろうというふうに受けとめたいと思います。  そこで、クロイツフェルト・ヤコブ病が発生をしたことで、それが英仏に一日でも滞在をすれば献血を禁止する措置を決定しました。逆に言...全文を見る
○高橋委員 血液製剤の安定供給ということが最後にお話しされておりましたけれども、かなり思い切った措置だと思うんですね。要するに、たとえ一日でもとなると、数十万という数になるだろうと。ですから、血液製剤の供給にも影響を与えるかもしれない。しかし、その可能性を否定できないから、やはり...全文を見る
○高橋委員 今の答弁は、私は、その諮問はさておきとして、考え方としてもう少し厚労省として誠実な答えがいただけるのかなと思ったのに、ちょっと残念でありました。  そこで、重ねて伺いますけれども、今お話しした諮問をするきっかけとなった中間とりまとめですけれども、そこの最終の部分で、...全文を見る
○高橋委員 今委員長からちょっとお話あったんですけれども、この修正二次案の中にその経過について書いているんですよね。  山内委員から、BSE検査月齢の線引きは科学的根拠に欠けるとして結論では勧告しなかったにもかかわらず、月齢見直しを諮問した目的についての質問があった。これに対し...全文を見る
○高橋委員 今委員長が残念なことだとおっしゃったのは、私は非常に大事なことだと思うんですね。確かに、私、今改めてここを読みましたけれども、その中間とりまとめの部分、結論の前に出ているんですよね。ですから、いろいろな意見、確かにそういうことをお話しされた方もいたけれども、でも、それ...全文を見る
○高橋委員 時間が来ましたので。  決して、時間を区切って、いついつまでに結論を出せ、そういうことはあってはならないと思う。そういう意味で、これまで大臣がお話しされてきた安全、安心、同等の措置ということで、強くこれからも堅持をしていただきたいということを述べて、終わりたいと思い...全文を見る
03月17日第162回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○高橋委員 ただいま議題となりました地震防災対策強化地域における地震対策緊急整備事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律の一部を改正する法律案の起草に関し、日本共産党を代表し、一言意見を表明します。  本案は、地震防災対策強化地域として指定された地域に係る地震対策緊急整備事業...全文を見る
03月17日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最初に、三位一体の補助金改革の中で、近代化資金の都道府県に対する補助金が廃止、税源移譲となりました。私は、本来、自治体の裁量を生かすべく税源移譲するというこの改革の趣旨からいって、この制度はなじまないと思っております。  大臣は、農...全文を見る
○高橋委員 今、後段は地方の裁量を生かす分野についてお話しされたと思うんですけれども、農業における国の責任について、大臣が持っている所感を伺いたいと思ったんです。
○高橋委員 ありがとうございます。やはり全国的な見地で農業を守る、国の責任を果たすということがあって、そして地方の裁量ということを言ってほしかったのであります。  我が党としては、この近代化資金が担い手に限定されており、構造改革の推進などの政策誘導策として使われていることに対し...全文を見る
○高橋委員 昨年の末、東北の中山間地域を中心とした農協を幾つか訪問した際、深刻な訴えがありました。  いわゆる金融検査マニュアルによる農協への指導が大変厳しくなっているということです。具体的には、農家が持っている資産でおのずと融資額が決まってしまうということ、しかも、毎年評価の...全文を見る
○高橋委員 農協も金融機関とおっしゃいました。もちろんそうでありますけれども、同時に、リスクの高い、あるいは長期に返済が必要だとか、そういう農業の特性に応じて役割を果たす、そういう立場が言われてきたと思うんですね。ですから、農地の特性を生かした評価というものが当然あるべきだと。こ...全文を見る
○高橋委員 そうすると、農協と農家を守る歯どめがどこにあるのかということを伺いたいと思うんです。  大臣に伺います。農地の持つ特性、あるいは、生産物を生み出し、多面的な機能を持っている特性を大臣も強調してきたはずだと思うんです。  都会と農村部で、当然土地の評価が違います。そ...全文を見る
○高橋委員 大臣から答弁いただけなくて、本当に残念でありました。  今の局長の答弁は、結局今の経済財政諮問会議による「政策金融改革について」あるいは規制改革会議などの方向、民にできることは民にということで、まあ、郵政と同じなんですよね。農協系統の政策金融は民間金融の補完的役割な...全文を見る
○高橋委員 私は、日本共産党を代表して、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う農業近代化資金助成法等の一部を改正する等の法律案に反対の討論をいたします。  農業近代化資金及び漁業近代化資金は、ともに施設資金として農業者と漁業者の経営を直接支援する融資制度の柱であり、国が農業保護に...全文を見る
03月30日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、新基本計画について質問すると思っておりますけれども、最初に、BSEの問題で今非常に重要な局面を迎えておりますので、一部だけ伺っておきたいと思います。  三月二十八日に食品安全委員会プリオン専門調査会が開催され、答申が出され...全文を見る
○高橋委員 今後、広く国民から意見を伺うということでありましたけれども、そうなると、検査緩和の条件としないという座長の会見でのコメントは少し行き過ぎたのかなと。個人としてそう思うのは勝手かもしれませんけれども、公表されてしまっているわけですので、条件としないという立場ではないんだ...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  本来なら座長にぜひ伺いたいところでありますけれども、委員長のお言葉でありましたので、委員会としてはそういう立場ではないということを確認させていただきたいと思います。  それで、厚生労働省に伺いたいと思うんですが、先ほども質問の中で随分出て...全文を見る
○高橋委員 今、着実に取り組んでまいりたいというお話でしたけれども、昨年の中間とりまとめの時点でもこの問題は指摘をされていたわけですよね。「ピッシングの扱いについては、今後、その廃止も含め、さらに検討する必要がある。また、最近ではスタンガンによる枝肉汚染の可能性も指摘されている。...全文を見る
○高橋委員 非常に今の答弁は納得いきませんね。聞いていることにきちんと答えていないと思います。  それで、重ねて伺いますけれども、今、合理性ということをおっしゃいました。また、ほかの食品との兼ね合いということをおっしゃいましたので、プリオン専門調査会の答申の「結論」の部分におい...全文を見る
○高橋委員 そのための道筋を残しておけというのがこの留意事項でありますので、そのことを十分検討していただきたいということを指摘しておきます。  次に、同じく飼料規制の問題については、先ほどもちょっと議論がありましたけれども、輸入飼料を配合した混合飼料などについて、影響は不明だと...全文を見る
○高橋委員 これも同じことが言いたいわけです。徹底を図ってまいりたいということでありますので、現時点ではまだ徹底できていないわけですよね。ですから、それが確認された時点で初めて月齢見直し云々ということがあるんじゃないか。その点をやはりしっかりと留意してほしいということが今答申の中...全文を見る
○高橋委員 まさか、単に先送りしたのではないと、そこでまた突っかかるとは思わなかったんですけれども。  要するに、単にかどうかは別として、目標を明確にすることが困難だということですよね。ですから、先送りをした。言葉は悪いですけれども、後手になったと。
○高橋委員 その工程管理も、自給率に関しては非常に明確ではない。本当に、計画見直し、計画見直しということで五年間過ぎるわけですけれども、本当に実効性が上がるのかなと思うわけですね。  基本計画にどういうふうに書いてあるかというと、「できるだけ早期に向上に転じるとともに、おおむね...全文を見る
○高橋委員 関係者が一丸となっていろいろな立場で頑張る、一つの目標に向けて頑張る、大変大事なことだと思うんですね。もちろんそうだと思います。学校も自治体も、あるいは農業団体や。しかし、私は、国の責任はやはりあいまいにしてはならないと思うんですね。国民の食料を国内の農産物でどれだけ...全文を見る
○高橋委員 この点については、完全自給を目指すと局長がお話しされましたので、ぜひそのことを期待したいと思うんですね。  最初に消費の面と生産の面というお話があって、よく大臣も、食生活が変わったからとお話をされます、洋風のものを食べるようになったからと。しかし、食生活が変わっても...全文を見る
○高橋委員 ほかにも言いたいことはありましたけれども、最善の努力を期待して、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
04月06日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  平成十五年十月の霞ヶ浦、北浦でのコイヘルペス病大量発生を受けて、水産動物輸入の検疫強化と蔓延防止のための国内措置を強化する二つの法律改正は、基本的には賛成できるものだと考えております。  ただ、水産資源保護法が平成八年、持続的養殖生...全文を見る
○高橋委員 抜かりがないようにしていきたいというお言葉をいただきました。  それに加えてですけれども、今回、新潟で非常に震災があったということで私も養鯉業者の方に施設を見せていただいた経緯がございましたけれども、天水を使っての大規模な養鯉施設で、その中でも、やはり水が絶対にまじ...全文を見る
○高橋委員 やはり、それだけ被害が甚大だったという、起こってわかる被害の甚大さということをあわせて言わなければならないと。霞ヶ浦、北浦の業者の多くが全量処分に二千四百六十七トンを余儀なくされ、また十三業者が廃業という非常に甚大な被害になったこと、また三十九都道府県に影響を及ぼしま...全文を見る
○高橋委員 これから気温が上がるにつれて再発に対する不安が非常に大きくなっておりますので、十分な対策をお願いしておきたいと思います。  次に、ノロウイルス対策について伺いたいと思うんです。発生においてサルモネラに次いで多く、患者数では第一位と言われているわけです。高齢者の施設で...全文を見る
○高橋委員 この点は強く要望しておきたいと思います。  せんだって、三陸の広田湾の方にカキの問題でいろいろなお話を伺ってきたわけです。築地から個別の料亭で特別に選ばれるようなブランドとして発送されていると。非常にそのための努力、また同時に、ノロウイルス対策としては、自主検査を行...全文を見る
○高橋委員 時間が来ましたので、よろしくお願いいたします。
04月07日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、豚肉の輸入差額関税制度を悪用しての脱税疑惑問題について質問をさせていただきます。  昨年一月、食肉加工最大手の日本ハムの子会社、南日本ハムが冷凍豚肉を輸入する際、輸入価格を税関に虚偽申告をして関税を免れた疑いで強制捜査をさ...全文を見る
○高橋委員 厳しくということで大臣のきっぱりとした御答弁をいただきましたので、ありがとうございます。  ただ、私どものところにも告発文書が届いております。業界関係者及び日本ハム元社員らによると、日本に輸入されている冷凍豚肉の八〇%以上はこうした不正輸入であると指摘をしております...全文を見る
○高橋委員 申告に当たってインボイスを偽装している悪質巧妙なものであるということが明らかにされた、また新たな手続に沿って今後の対策に対してもやっていくという決意が述べられたかと思われます。非常にありがたいと思います。  ただ問題は、毎年のように脱税行為が繰り返されて、一向にそれ...全文を見る
○高橋委員 よろしくお願いいたします。  きょうは法務省の刑事局長にもおいでをいただいておりますので、あわせて、この問題について、当然、税関が告発をすれば地検としても捜査をされていると思われますけれども、どのような対応をされてきたのか、また、関心をこの問題についてお持ちなのか伺...全文を見る
○高橋委員 地検に関しては、多分これ以上のことは捜査上のどうのということで話が進まないかなと思われますけれども、要望をしておきたいと思います。  告発がされれば当然対応される、税関の方では告発するまでに当然調べをしているので起訴が当然なものだ、そういう態度で臨まれていると思いま...全文を見る
○高橋委員 訓示をしておるではなくて、直接に、担当している部局がどのようにされているのか調査も必要だと思いますが、いかがですか。
○高橋委員 ありがとうございます。  食の安全、安心の問題で、安心という言葉が欠けたのではないかということをせんだって基本計画の問題で質問をしたわけでありますけれども、この間、さまざまな形で、安心という言葉はなかなか言いがたいものだということで、なくてもいいんじゃないかというこ...全文を見る
04月13日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうの三人の参考人の方々には、お忙しい中、本委員会にお運びいただいて、本当にありがとうございました。また、それぞれに大変興味深く参考になるお話でございました。ありがとうございました。  最初に、後藤さんにお伺いをしたいと思うんです...全文を見る
○高橋委員 農業委員が地域のことをよく周知しているということと、JAの役割ということが非常に教訓的にお話しされたかと思います。  それで、先ほど、規模拡大の農家だけではなく小さな農家も、全部あって全体として農業が成り立っているんだという、非常に示唆に富んだお話があったと思います...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  もっと聞きたいんですが、時間がないので、済みません、武内さんに今度お伺いをしたいと思います。私も有機議連に入ってございます。  ワタミファームはリース特区と農業生産法人の二本立てで経営をされてきて、そういう中で、いろいろな困難をクリアして...全文を見る
○高橋委員 居食屋という名前で外食チェーンを展開されていて、その中で有機を出すということは非常に魅力の一つとなっていると思うんですが、今後、リース特区の全国展開に当たって、国の基本計画でも外食産業、食品産業との連携ということが非常に強く打ち出されているわけですけれども、この分野で...全文を見る
○高橋委員 そういう意味で、先ほど最初にお話しされたさまざまなメリット、デメリットというのを、ワタミさんの立場での考え方、非常によくわかります。  それで、特区にはさまざまな規制緩和があると同時に、財政面ではメリットがないということで、今後の展開においては、やはりもっと自治体の...全文を見る
○高橋委員 余り意味がないとはっきりおっしゃいましたので、今後については政府と我々の議会の中でまた意見を述べていきたいと思います。大変参考になりました。  次に、遠藤さんにお伺いしたいと思うんですけれども、やはり自治体においては雇用対策、地域振興として特区を位置づけているという...全文を見る
○高橋委員 時間が参りましたので、ありがとうございました。
04月14日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  リース特区の全国展開について中心的に伺いたいと思います。  平成十六年十月一日の調査で、営農を開始した法人が六十八あるということでございます。食育ですとか、環境ですとか、地産地消ですとか、さまざまな目的、計画を自治体が持って始めたわ...全文を見る
○高橋委員 限定したというものではないという今の説明でございましたけれども、それはさまざまあるかと思うんですね。自治体の振興策、例えば雇用対策とか、そういうものの中で位置づけたとか、あるかと思うんですけれども、そういうものもきちんとまず見る必要があるだろう、どのようになっているの...全文を見る
○高橋委員 弊害がありませんでしたと断定なさったのも、なさるほどではないかなとは思いますけれども。  まず、雇用や遊休農地、雇用が一定ふえたとか遊休農地が解消されたというのは当然なわけですよね、初動なわけですから。始まって全く雇用がなかったなどということがあってはならないわけで...全文を見る
○高橋委員 今、きちんと、農業とかあるいは転用は禁止だとか、農地制度の根本をしっかり守るということをおっしゃったなと思ったら、それがうまくいっていないからリース特区を推す、全国展開とおっしゃったので、逆に言うと、この全国展開が失敗したときは戻るところがあるのかなと大変不安を感じま...全文を見る
○高橋委員 いろいろ言うけれども、範囲には限度がないということだと思うんですね。今の特区もかなり市町村をまたいでいたりしまして、半島全体が特区になっているじゃないかとか、そうなっているわけですけれども、突き詰めていくと、日本全国ほとんどのところが参入可能ということもこれあり、あく...全文を見る
○高橋委員 大臣に最後に伺いたいと思うんです。  まだ言い尽くせないことがあるんですけれども、これはやはり通過点だろうと。農地法の根本に触れるということではないのかなと思うんですね。やはり、戦後の農地改革の成果として農地を解放した、そのことを生かして、生産者を守ると同時に、耕作...全文を見る
○高橋委員 終わります。ありがとうございました。
04月21日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、担い手問題を中心に質問をしたいと思います。  経営基盤強化促進法改正における最初のポイントが、担い手に対する農地の利用集積の促進であります。この担い手の要件についてはこれまでも議論をされてきたところであります。  「地域...全文を見る
○高橋委員 その働きかけその他を三年で大体終わっちゃうという見通しを持っていらっしゃると思うんですね。  ですから、私が聞いているのは、現場での混乱が避けられないと思っているんですけれども、ビジョンが有効に働いているのかどうかの検証がまず先ではないかと。局長も今お話しされたよう...全文を見る
○高橋委員 時間が短いですので、もう少し簡潔にお願いいたします。  今お話しされた、経営体をつくりたいとおっしゃいましたけれども、それが食べていけるかどうかということがこの後に問われてくるだろうなと思います。  ちょっとそれはおいておいて、次にかえますから、一言で答えていただ...全文を見る
○高橋委員 今のは確認だけでよろしいです。  物によってなりますということでしたので、株式会社が担い手になり、支援の対象になるということがあり得る、これがまた今後の全国展開、その後の要求されている農地法の見直しなどで、結局あそこがねらいだったのか、そうなっていくのかという議論が...全文を見る
○高橋委員 直接支払いという所得政策は生産者の向上意欲にマイナス効果を与えると企画部会の生源寺部会長御自身がおっしゃっておられますし、今のお話からいっても、将来的には当然なくなるものだろう、経営のリスクを補う所得政策というのは国民の理解もなかなか得られないだろう、逆に言えば、生産...全文を見る
○高橋委員 次の機会に譲ります。  終わります。
○高橋委員 私は、日本共産党を代表して、農業経営基盤強化促進法等の一部を改正する法律案に反対の立場で討論を行います。  反対の主な理由として、第一に、担い手として一般株式会社の農業参入を促進するということです。  新たな食料・農業・農村基本計画は、一定の要件を満たした認定農業...全文を見る
05月17日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、四月七日の当委員会で取り上げました、輸入豚肉の差額関税制度について質問をいたします。  あの後、業界関係者等からお電話やメールなどをいただき、大変大きな反響がありました。先日は、大手食肉卸のフジチクが、六十二億八千万円、同制...全文を見る
○高橋委員 財務省に伺いますが、我々の情報の中では、横浜税関あるいは神戸税関なども捜査しているということですが、いかがですか。
○高橋委員 そういう情報があるということを紹介しておきたいと思います。  私どもに寄せられた意見の多くは、トカゲのしっぽ切りに終わらせるなということであります。実は、税関も含め、これまで何十年も黙認してきたじゃないか、こういう指摘もございます。これをしっかり受けとめられるかどう...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。今お話にありましたように、真の輸入者がだれであるか、実態の解明にしっかりと取り組んでいただきたいと思います。  そこで、農水省に伺いたいんですけれども、四月二十五日に通達が出ました。リーフレットも出ました。「豚肉を輸入される皆さん 豚肉の輸入に...全文を見る
○高橋委員 生産局として、関税当局に情報提供した案件が一件でもありますか。
○高橋委員 正直言って、その程度のものではないだろうと思うんですよね。  それで、やはり認識を伺いたいと思うんです。四月二十五日の通達の二番目に、「食肉の購買に当たっては、関税法を始めとする関係法令に違反し、又はそのおそれのある取引に係る食肉を購買することのないよう、慎重に対応...全文を見る
○高橋委員 大臣に伺います。同じ認識ですかということです。大手ハムメーカーが中心となった構造的な問題だという問題意識があるのか。それから、この差額関税制度そのものをどうするのかということが非常に問われております。ざる法だ、抜け道があることがわかっていて、そのままでいいのかというこ...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。情報提供はさせていただきますので、厳しい対応をよろしくお願いしたいと思います。  もう一つ、今度は別な案件でありますが、これも不正にかかわる問題であります。  農水省が発注したダム工事で、大手建設会社とコンサル会社が癒着をしていたという問題で...全文を見る
○高橋委員 守秘義務違反ですよね。その相手方の清水建設との関係については、厳重注意、口頭でのみだということでありますが、その点に関してはいかがですか。
○高橋委員 皆さんのところに資料をお配りして、たった一枚で恐縮ですけれども、ちょっとごらんになっていただきたいと思うんですね。清水建設株式会社の担当者に向けて、平成十三年十二月二十一日に三祐コンサルタンツが出した書類でございます。「書類送付の件御案内」、要するに、発注者に報告する...全文を見る
○高橋委員 複数回、複数年にわたって、それで一カ月の指名停止、清水建設は口頭注意。これで再発防止になるんでしょうか。
○高橋委員 ですから、再発防止になるかということです。
○高橋委員 通達はいただきました。非常にシンプルなものでございまして、「今般、請負業者による請負契約書の規定に違反する行為が発生した。 今後、このような事態が生じないよう、設計業務請負契約の履行にあたっては、請負業者に対して、関係法令及び請負契約書等の遵守の徹底を指導するなど、な...全文を見る
○高橋委員 終わります。よろしくお願いいたします。
05月18日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最初に、今回の法改正の主要な部分である有機JASと登録認定機関について伺いたいと思うんですが、前の方何人かの方が質問されておりましたので、簡潔に確認だけをさせていただきたいと思っております。  これまでの、農林水産大臣またはその代行...全文を見る
○高橋委員 この点では、有機の生産者の皆さんの不安が解消されて、懸念が当たらないようにぜひお願いしたいと思っております。  やはり、有機農業の支援の仕組みについて、表示制度は整ってきたわけですけれども、それ以外にないということがまだ不十分だと思っております。今回の改正で、外国の...全文を見る
○高橋委員 所要の法制は整備されているというお答えでありましたけれども、この点については、私自身も有機農業振興議連にも入っておりますし、引き続いて振興法制定に向けて要望していきたいと思っております。  次に、JAS法に基づく食品の表示制度について、先ほど来出ておりますけれども、...全文を見る
○高橋委員 共同会議の資料もいただきましたけれども、加工度が少ない、生鮮食品に近いということが一般的に説明をされていると思うんですね。  ただ、今お話しされた主要な材料が五〇%とか、そういうことがあるものですから、二十食品群とはいえ、ただし書きが大変多くて、実際には対象にならな...全文を見る
○高橋委員 そのパブリックコメントも見ましたけれども、先ほど大臣がおっしゃったようなカップめんのような話でございまして、製造業者にしてみたら、そんなにたくさんの原料が入っていたらとてもとても表示なんてできないよ、そういう意見が多いわけですよね。でも、消費者は、知りたいんだという意...全文を見る
○高橋委員 果汁にもいろいろあるということで、こういう一くくりにされて、逆にそれが可能じゃなくなるというのであれば、非常に納得しかねる答弁かなと思っております。  私がまだ議員になる前に交渉したときにも同じような答弁がされて、そのときはもっと率直な答弁でしたので私は非常に怒りを...全文を見る
○高橋委員 問題意識は持っているというお話でございました。ただ、先ほど来の説明の中で、加工食品の表示に関しては、消費者のスタンスに立っているんだということがあったと思うんですね。私は、本来ならば、消費者のスタンスに立ったとしても、本当に納得いく形というのは、国内の生産者も意見が一...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  やはり、農水省が生産者の立場に立たないでだれが立つのかということが問われていると思いますので、引き続き、果樹の振興と義務表示化の問題については検討されますようにお願いして終わりたいと思います。
05月20日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、両先生、お忙しい中を御出席いただきまして、本当にありがとうございます。  最初に沖谷先生に伺いたいと思うんです。  委員会やあるいは予算委員会の中でもこの格付の問題を質問してまいりました。直接検討会の先生にお伺いする機会...全文を見る
○高橋委員 ですから、アメリカが示した月齢がわかるサンプル三千数百ですよね。これだけで照らし合わせたら大丈夫だというふうに判断するのではなくて、さまざまな交配種がある、そういうことも踏まえて、なるほど、格付というものがどの種でも成り立つものだな、A40が成り立つものだなという判断...全文を見る
○高橋委員 当然、たくさんある品種の中でやはり不可能があるということがお話しされたかと思います。  もう一つですけれども、当然、アメリカのラインに乗せる上で、枝肉で判別をするわけですけれども、枝肉になる時点でもう頭は切り離されておりますよね。それから、部分肉をどんどん切り離して...全文を見る
○高橋委員 要するに、検討会で判断できたのは、多分そのサンプルの範囲内であって、最後までついてくるかどうかということまでは、先生は多分責任を負えないんだと思うんですよね。ですから、期待したいというお話があったと。ここで、やはり検討会がお墨つきをつけた、月齢はいいんだというふうには...全文を見る
○高橋委員 委員の方に意見の回答が回ってはいるけれども、多分すべてに対して了解という形ではないのではないかなと今のお話を聞いて思いました。  その点でも、やはり話し合いの、せっかく国民の意見を踏まえて安全委員会はやるというスタンスで来たわけですから、その点についても、私はこの回...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  項目に入ってくるはずですということで、非常に困難かと思いますけれども、リスク評価に関してまた、食品安全委員会の、時期を決めたということではない慎重な審議を求めたいなと思っております。  それで、山内先生は、二〇〇一年の日本でのBSE発生以...全文を見る
○高橋委員 時間が来たので終わります。ありがとうございました。
06月08日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  五月十七日の本委員会質疑におきまして、九州農政局発注のダム工事において、コンサルタント会社が入札前に成果品を受注者側に譲渡していた問題を取り上げました。  大臣はその際、再度この問題をもう少し調べて、いかにあるべきか、場合によっては...全文を見る
○高橋委員 先般の委員会で指摘をしましたけれども、今回の問題が入札制度そのものをゆがめているという問題意識を私述べましたけれども、その点に関してはいかがですか。
○高橋委員 入札をゆがめているとは思われませんか。もう一度伺います。
○高橋委員 要するに、その認識が問題だと思うんですね。複数年、複数回にわたって情報のやりとり、これは一方的に三祐から清水に対して成果品が譲渡されたというだけではなくて、工事費の積算も含めて清水から相談をお互いに受ける、そういう関係だったということを今回指摘したわけなんですね。それ...全文を見る
○高橋委員 成果品が渡っていて、いわゆる一般的に入札参加業者に渡される設計図書とは、金額は入っていませんから、全く違うものですね。
○高橋委員 今の答弁を聞いて、多分、公共工事の、農水省だけではなく、いろいろな問題にかかわったことのある先生方、専門家の方は十分おわかりだと思うんですね。金額の入った成果品を受け取った業者と、一般的な設計図書、入っていないものと、どちらが有利に働くかというのは、もう当然のことであ...全文を見る
○高橋委員 済みません、きのうちゃんと確認したところ、通報は五回ですね、三月九日、十一、十二、十五、十六の五回というふうに聞いております。六回の談合情報が、平成十六年三月四日、九日、十日、十一、十二、十五と、連続して談合情報が寄せられた、そういう異常な事態なんだということ、そして...全文を見る
○高橋委員 今、公取は橋梁談合の問題でも非常に注目をされておりまして、この点では本当に厳正な対処をお願いしたいと思います。  きょうはかけ持ちのところを無理を言っておいでをいただきましたので、これで結構です。ありがとうございました。  それで、農水省に戻りますけれども、私は前...全文を見る
○高橋委員 大臣のお答えがいただけなかったんですが、いかがですか。
○高橋委員 前回よりちょっと答弁があれかなと思っておりますけれども、農水省の外郭団体とも言えるコンサルとの関係、あるいは、今、談合問題が非常に注目されている中での農水省の対応ということが注目をされているわけですから、この点については、公取委にも要望しましたとおり、今後の推移を見守...全文を見る
○高橋委員 今ありましたけれども、農家が高齢化が進み、後継者が不足している、あるいは農産物の価格の低迷など、農業経営が非常に厳しくなっている中で農家民宿だけがうまくいくということはあり得ないので、これは当然という結果ではないかと思っております。  これを、登録業者の枠を広げると...全文を見る
06月09日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最初に、森林組合法の改正について伺います。  先般発表された二〇〇四年度の森林・林業白書のトップでも紹介されているように、昨年は、地震や台風、集中豪雨など災害が相次ぎ、過去十年間で最大の被害額、二千五百億円にも上ると記されてありまし...全文を見る
○高橋委員 今の、効率的な機能を果たすというところに少し関連があるのかなと思うんですが、全国森林組合連合会は、森林組合改革プランの中で合併を積極的に推進し、一県一組合など統合再編を目指す方向を示しています。プランの現段階と、この合併による弊害がないのかどうか、考えを伺いたいと思い...全文を見る
○高橋委員 今、合併によるメリットとおっしゃいましたけれども、今最初にお話しした災害との関連、あるいは先ほど話題に出ていた労働災害というふうな問題からいっても、本来ならば地域での森林組合の役割というのは本当に大きいだろうというふうに思うわけですね。ただ、先ほど来お話しされているよ...全文を見る
○高橋委員 国においても少しずつではありますが努力が始まっているというふうに受けとめまして、さらなる支援をお願いして、次の法案がありますので、そちらに移りたいと思います。  種苗法の改正についてでありますが、種苗は農林水産業における基礎的な生産資材であり、収量、品質、耐病性など...全文を見る
○高橋委員 単純に、現行どおりでよいというアンケートだけではなく、やはり主力品種、あるいはロングセラーと言えるようなすぐれた品種を育成するという立場からこうした決断をされたということは、非常にありがたいことかなと思っております。せっかくのそういう権利を有効に行使できるために、水際...全文を見る
○高橋委員 今局長、支援というお言葉を使いましたけれども、やはり税関に対する、一義的には税関がやるんだという、法的な仕組みではそうかもしれませんけれども、支援という枠ではおさまらない話だと思うんですね。  先ほど来、ずっと午前からの審議の中でも繰り返し大臣も答弁されているように...全文を見る
○高橋委員 今の答弁は先ほどの答弁と余り基本的に変わりがないわけで、この点について、そこだけやる時間がないですので、やはり本来の農林水産業の基礎を守るという立場で、いわゆる受け身ではなく、こちらから守っていくという立場に立ってほしいということは指摘にとどめたいと思います。  あ...全文を見る
○高橋委員 この持ち出しの問題については、私、今イグサのことを取り上げたのは、一つのヒントになるだろうと。雲をつかむような話ではなくて、現実に持ち込まれたルートや産地、手法がどんなものであったのか、それを、一つのことをきちっと調査をしていくことによって、やはりそういう手法が見えて...全文を見る
○高橋委員 非常に最悪の結果が今出るのではないかということで、おそれを持っているんですが、まず、アメリカがいわゆる対抗措置として主張している百五十五億円、この根拠がどうなっているのか伺いたいと思うんですね。少しわかりやすくするために、アメリカからのリンゴの輸入実績に照らしてこの額...全文を見る
○高橋委員 ですから、リンゴの輸入実績に照らしての額の意味です。
○高橋委員 ありがとうございます。  過去最大の輸入実績を見ても十四億円しかないわけですね。それに対して、今アメリカが百五十五億円という報復関税を持ち出している、これだけを見ても、全く根拠がないものだと思うんですね。  しかも、関税ですから、それがいろいろな、工業製品ですとか...全文を見る
○高橋委員 相手がだれであろうとという大臣のお言葉でした。最終段階に来ておりますので、本当に日本の、そういう大臣の強い覚悟をいただきたいと思うんですね。さっき言いましたように、リンゴだけではないですので、全体に広がる問題なんだと。  日本の検疫措置が科学的でないとアメリカは言う...全文を見る
○高橋委員 最悪の結果にならないように、また、なってもしっかりと生産者が納得いける対策を最大限とるように要望して、終わりたいと思います。
06月15日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは初めに、全農秋田県本部の問題について、田林理事長もおいでいただいておりますし、少しだけ伺いたいと思っております。  米の横流しと架空取引という重大な問題、また補助金の不正受給ということがございました。非常に、先ほど来指摘をさ...全文を見る
○高橋委員 幾つか確認をしたいと思うんですけれども、帳合い取引は問題ではなかったとおっしゃいましたけれども、その取引の形態が問題なのではなくて、その取引を通して不正常な状態がずっと続いていたということは確かですよね。要するに、代金の決済のあり方の問題や、組織に対する相談の問題や、...全文を見る
○高橋委員 次に、農水省に伺いたいと思うんですけれども、米の入札については以前から価格形成の公正さに疑問が指摘をされて、コメ価格センターでも内部検討を始めたやさきだった、こういうふうに聞いております。あるいは、取引監視委員会が機能を果たしていなかったという指摘に対して、これを認め...全文を見る
○高橋委員 限られた時間ですので簡潔にお願いします。  もう一つ、どうしても質問したいテーマがありますので、ここは指摘にとどめたいと思います。  やはり私は、米を市場原理にゆだねて、米価格における国の責任、国の関与を最小にしてきた、その背景をしっかりと見なくてはならないと思う...全文を見る
○高橋委員 今おっしゃった予期せぬ被害については、既にこれまでも根拠がないということを述べておりますので、きょうはここでは触れません。問題は、この福岡高裁でも述べている因果関係ですよね。局長がおっしゃる中長期開門調査にかわる調査が、漁業被害と干拓工事との因果関係を証明するに足るも...全文を見る
○高橋委員 福岡高裁でも、確かに定量的には明らかではないとはしていますけれども、干拓工事と有明海の漁業環境の悪化との関連性を否定できない、こう言っているわけですよね。  だから、それを証明しろと言っているわけで、それを漁民にだけ押しつけるのは問題だと言っているわけですが、それに...全文を見る
○高橋委員 時間がなくなりましたので、次の機会を待ちたいと思いますが、漁民の皆さんが、何人死んだら門をあけてくれるんだ、こう訴えていること、それをしっかりと受けとめていただきたい、そのことを要望して、終わりたいと思います。
06月16日第162回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  私も、先日、三宅島の視察に参加をさせていただきました。最初に見た、あの高濃度地区の真っ白になった山を見て大変驚きました。根本から枯れて流れてくる大量の木や土砂をとめるための砂防ダムが建設中でありましたが、しかし、その砂防ダムがあっても...全文を見る
○高橋委員 居住機能が損失しているということがこれまで水害のときも随分指摘をされてきて、弾力運用になるということも検討されてきたわけです。それから、私は、昨年の三月の本委員会でも、シロアリの被害と住宅の問題ということをお話をしたつもりであります。それで、そういうことが十分加味され...全文を見る
○高橋委員 そこで、先ほど、使い勝手のいいようにということで今回省令改正を行うのだ、また、昨年の災害についても遡及適用するのだという御報告があったわけで、私は、やはりそういう形で、実態に即して弾力的な運用、省令の見直しということで要望にこたえていくということはいろいろできるんだろ...全文を見る
○高橋委員 今、要因の一つに紹介されました所得制限の問題、これは大きいとお認めになりましたので、やはり、ここも一つ検討の余地があるだろうということをまず指摘しておきたいと思うんですね。  実は、国制度でも大変活用されているのがございます。内閣府の所管ではございませんが、災害救助...全文を見る
○高橋委員 この問題も、検討をしていただきたいと要望にとどめておきたいと思っております。  続けますけれども、解体撤去費が同じ場所に建てかえることを条件としていることは非常に不合理であるということが出されております。これまでも議論をしてきたんですけれども、改めて思ったのは、地す...全文を見る
○高橋委員 今回、今最後におっしゃいました、がけ崩れその他の事業でも救えない事例がいろいろあるということを実はこの後質問したかったんですが、残念ながら時間が参りましたので、引き続いてまた要望して、改善方をお願いしていきたいと思います。  ありがとうございました。
07月08日第162回国会 衆議院 厚生労働委員会 第33号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先日、五日でしたが、日比谷野外音楽堂に一万一千人の障害者、関係団体の皆さんが集まり、国会請願行動を終日展開されました。大変暑さの厳しい中でありました。また、これまでも何度も雨の中の集会、デモを続けられて、本当に命をかけて私たちはここに...全文を見る
○高橋委員 大臣、今この方々の質の向上というところに一気に話が行ってしまって、そのために市町村が必要な計画をとるというお話でしたけれども、まず大前提として、一言で確認をしたいんですけれども、この方たちの果たしている役割、障害者の自立と社会参加にとってなくてはならない役割ということ...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  その上で、では、今回の大幅な改定に際して、障害福祉労働者の労働実態がどのような状態にあるのか調査をされたことがありますか、伺います。
○高橋委員 今、取りまとめ中ということでありました。本来ならば、この法案の大前提となるものでありますので、当然、実態調査がされて、それに応じて、必要なサービスがどうなるんだ、またそれを確保するために労働者にどう担保するんだということが示されるべきだった、そのことをまず指摘したいと...全文を見る
○高橋委員 これを申請に対して採択された割合で見ますと、身体が二六%、知的が三二%、精神が七一%ということで、非常に驚く数字ではないかと思うんですね。二年前は身体障害、知的障害ともに一〇〇%採択をされていた、そのことと比べても驚く後退であります。  しかも、これは、今割合で私お...全文を見る
○高橋委員 財政のこと、当然おっしゃると思うんですけれども、今、努めてまいりたいと少しおっしゃいました。地方の要望に今現時点ではこたえられていない、そういう中で本当にこれをしっかりこたえて進めていくつもりがあるのか、もう一度確認をしたいと思います。
○高橋委員 最大限、最優先課題とおっしゃいましたので、そこはしっかり確認をさせていただきたいと思います。  その上で、今ちょっとお話に出ました地域の問題になるんですけれども、厚生労働省の精神病床等に関する検討会が昨年八月に全国の精神病床の調査を行い、入院患者のうち、受け入れ条件...全文を見る
○高橋委員 そうすると、今のお話で三つのポイントがあった。地域の受け皿の確保という点では、国としても責任を果たしていくということで確認をしてよろしいですね。  その上で、やはりそうはいっても、地域が計画をするわけですから、その計画を積み上げていったら、足りて七万人まで本当にいく...全文を見る
○高橋委員 具体的に今の問題についてですよ、総合的にじゃなくて。よろしいですね。公表していく。いいですね。
○高橋委員 公表した上で、それがどうなっていくかということの責任が今問われてくると思うんですね。  それで、少し話を具体的に進めたいと思うんですが、宮城県が、施設の解体を宣言し、障害者を地域へという取り組みを進めております。国が描くイメージというのがそこにあるのかなと思っておる...全文を見る
○高橋委員 今最初に、もう時間が来ましたのであとは指摘にとどめますけれども、地域にというのは正しいと思うがという言い方をされましたけれども、国がそういう方向なわけでしょう。国が、地域でやりましょう、そして自治体でやりましょうと言っているわけですよね。だけれども、先ほど来言われてい...全文を見る
07月27日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第22号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、四人の参考人の皆さん、お忙しい中、参加をいただいて、貴重な御意見をいただきましたこと、本当にありがとうございます。  最初に、和田さんにお伺いをしたいと思うんですけれども、BSEの日本での発生を通して、食の安全、安心という...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  今の率直な御意見、初めから結論ありきではないかという指摘は本当に重く受けとめるべきだと思うんですね、行政の側でも。前の参考人質疑のときにも、やはり安全委員会の委員からもそうした指摘がございました。やはり、そうではないんだ、いろいろな立場の方...全文を見る
○高橋委員 それで私が求めたことには答えになっていると思うんですね。やはり、SRM除去だけでいいということに対して、検査の側から見てお互いに限界があるという点での証明だったのかなと思っております。  それで、先ほど山田委員の方から、二十一カ月、二十三カ月の、先ほど先生が間違いな...全文を見る
○高橋委員 要するに、日本においても二十一カ月、二十三カ月はBSEじゃないかもしれないよという議論があった、それが線引きに影響したんじゃないかということです。
○高橋委員 わかりました。  私自身は、行政の中でそういう説明をしていた人がいたということをまず教えておきたいと思うんですね。そういう意味で、ずっと議論されている食品安全委員会の議論が、最後の段階で座長一任後に一文が設けられたということに深く関与しているのではないかということを...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  線引きについて、やはり科学的根拠がないと言われたと思います。  その後、中間とりまとめが出されてから、私も委員会で何度も安全委員長など参考人に来ていただいてこの問題を質問をいたしました。そういう科学的根拠がないという意見の方がむしろ多かっ...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  木村先生に伺いたいと思います。  先ほど表を示して、代用乳の可能性について、この間発生した牛と同じ代用乳を使っているということは見て歴然のことでございますし、また、飼料規制が始まってからも発生していることなどを見ても、非常に注目すべき議論...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございました。  きょう、それぞれからいただいた意見を、また生かしていきたいと思います。ありがとうございました。
08月04日第162回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほど来話題になっておりますけれども、中央防災会議が昨年十二月に、東京湾北部地震、マグニチュード七・三の地震が発生した場合の最大の場合で、死者一万一千人、重傷者三万七千人、自力脱出困難者が四万三千人、昼であれば六百五十万人の帰宅困難者...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  そこで、耐震化が済んでいない住宅が一千百五十万戸、まだ二五%あるという数字が先ほど来紹介されておりまして、今後十年間で耐震化を九〇%に引き上げたい、そういうことが言われたわけですね。  大臣も今個別の話もされて、ぜひ頑張りたいというお話だ...全文を見る
○高橋委員 ちょっと余りにも長いので、時間が限られていますので、大変あれですよね。  まず、今おっしゃったのは、耐震改修等事業、国の事業ですね。耐震診断は全国すべての自治体なんだけれども、改修には地域限定があるからまだまだというお話だったと思うんですね。やはりここなんですね、一...全文を見る
○高橋委員 住宅局長です。
○高橋委員 ですから、建築そのものに、交付金ですから、お金を出せますね。
○高橋委員 そういうメリットがあるんです。  ところが、八月二日付で、十五日までに募集をするという地域住宅交付金の計画の基本指針を見ますと、住宅の耐震改修云々ということがどこにも出てこないんですよね。これだと、どうしても自治体は積極的にはやらないだろうと思うんです。  しかも...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  次に、先ほど来話題になっている震度データの問題ですけれども、東京都の震度データが送信に二十二分もかかって、緊急参集がおくれた。防災戦略の中でも、まず首都中枢機能の確保が真っ先に大事なんだと強調しておきながら、非常にこういう事態になっている。...全文を見る
○高橋委員 これで責任どうのと言うと、それだけで時間になりますので、しっかり認識をしていただいて、その上で一つ心配をしているのは、今、市町村合併が非常に進んでいる。そういう中で、各市町村に震度計があったものが合併したらどうなるんだろうか。やはりこれは、自治体が大きく一つになっても...全文を見る
○高橋委員 総務省は、消防についても、合併してもやはり現行どおり維持するようということを通知もされていると思います。やはり、今言った立場でこれまでの水準を維持していただきたいということを要望して、次に行きたいと思います。  きょうはせっかく柴田局長においでいただいておりますので...全文を見る
○高橋委員 最後に、要望にします。今の規制については、本当に真剣に考えていただきたい。  大臣にもう一回聞きたかったんですが、時間が来ましたので、今回の防災戦略の中で、国民運動ということが非常に強調されておりました。国民運動だと幾ら国が叫んでも、国民はそれで動くわけではありませ...全文を見る
08月04日第162回国会 衆議院 農林水産委員会 第23号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、三つのテーマでお話をしたいと思うので、答弁の方、よろしくお願いいたします。  最初に、輸入豚肉の差額関税制度の問題で、これまで二回、私はこれを取り上げてまいりました。その後も、生産者団体あるいは加工業界、それぞれからいろい...全文を見る
○高橋委員 今、割合を聞いたんですけれども、ちょっと答えがなくて、大体計算しますと、ここ数年でいわゆる差額関税を使っている、つまり、きちんと申告をして払っているだろうという割合は、一五%からよくて二〇%にとどまっているわけですよね。残りが全部というふうには言いませんけれども、しか...全文を見る
○高橋委員 農水省に伺います。  業界団体などは、分岐点価格に合わせた仕入れをするために、本来不必要な肉もセットにして入れてきたと主張しているわけですね。私は、そのこと自体が非常に不正常だと思うんです。つまり、不必要だと言っていながらそれを入れなきゃいけない、そのことが及ぼす影...全文を見る
○高橋委員 この点は、私、きょうは指摘にとどめたいと思います、次の質問がありますので。  やはり、違法行為がやめられないから制度をやめるということには決着をしてほしくないと思っているんですね。まず違法行為はきちんとやめさせる、その上で、制度がいかがなものかということをしっかり検...全文を見る
○高橋委員 ルールに沿ってというお答えでしたので、関税を受け入れるのではなく、検疫措置を改定するという意味だと思うんですね。  私はもちろん、前にも指摘をしましたが、この百五十五億という関税は全く不当な根拠のないものであり、受け入れられない、まずこのこと自体を争うべきだと思って...全文を見る
○高橋委員 私は、その認識自体が非常に問題だと思うんですね。それだけの十分な措置を、日本はこれまで何度もやりとりはしてきたけれども、しかし、十分なデータが得られないという条件のもとでのアメリカとの協議をしてきたわけですから、そういう点でやはり不十分だと言うべきではないかと。そうで...全文を見る
○高橋委員 何とかこれはしっかりとお願いいたします。  次に、BSEの問題で引き続いて局長にお伺いをいたしますけれども、先ほど岡本委員から、今回の食安委員会の資料の非公開の問題が出されました。私も非常にこれを不満に思っております。座長自身が資料の公開をすべきだと主張していること...全文を見る
○高橋委員 これは、それ以上やりとりすると仮定の議論になりますので。しかし、食品安全委員会が今後非公開になるんじゃないかとか、そういう懸念が逆に深まるわけですよね。そういうことがないように対応をお願いしたいと。  それから、委員長も、山田委員も同席されていたので御存じだと思いま...全文を見る
○高橋委員 簡単な確認ですけれども、今アメリカで三例目の感染が疑われている、まだ確定はしていませんけれども、これについてはアメリカの強化サーベイランスとは別枠で発見されたということですが、それでよろしいですね。
○高橋委員 陰性、わかりました。だけれども、私が聞いたのは、強化サーベイランスと別枠ですねということです。
○高橋委員 厚労省に伺いますけれども、アメリカの検査について、二例目ですね、IHCの検査が一たん陰性になったのがウエスタンブロットで陽性になったじゃないかという指摘、それから、英国に送ったときはIHCでも陽性だったんじゃないかと。ですから、アメリカの検査の信頼性というのが問題にさ...全文を見る
○高橋委員 今、技術的な面でELISAがあるからというお話をされたと思うんですけれども、私が今この二つのことを聞いたのは、かなりの偶然が重なって二例目が発見され、そして三例目が陰性だったとなっていますけれども、ウエスタンブロットが結局検査できないわけですから、今回の三例目に関して...全文を見る
10月18日第163回国会 衆議院 本会議 第7号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、障害者自立支援法案について質問いたします。(拍手)  まずお聞きしたいのは、政府が、さきの通常国会での審議をどう受けとめているのかということです。  衆議院で三回の参考人質疑が行われました。十九人の参考人のほとんどの皆さんが指摘され...全文を見る
10月19日第163回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほど来、原油の価格高騰問題が話題になっておりますが、私も、東北の選出でございますので、水産、農業、あるいは運送業界、本格的な冬場に向かう上で、灯油の心配など、深刻な訴えを受けております。政府としても力強い答弁を先ほど来されております...全文を見る
○高橋委員 今の答弁を聞きますと、要するに構造改革が絶対必要だ、それまでのつなぎのために今緊急の対策をやっているんだということですよね。そうすると、さっきから、原油が高い、いろいろ苦労しているというお話がありましたけれども、結局は、はなからもう担い手、構造改革にふさわしい人以外は...全文を見る
○高橋委員 その検討の中身については、今要望したことを十分踏まえていただいて、もちろん元売との関係では、農水省だけではありませんから、連携をしていただきたいと思います。  ただ、さっきの確認ですけれども、構造改革が必要だという点については、今それで意見を交わすつもりはないんです...全文を見る
○高橋委員 価格だけを言っているんじゃないですから。価格補てんだけではなくて、それに匹敵するような補償をということを言っているのであって、いろいろな業界があって、いろいろな困っている面があるんです、中小企業は。それぞれの分野で頑張る、だけれども、農水省が自分たちの分野で頑張らない...全文を見る
○高橋委員 一般論でよろしいです。リスク評価機関として通知をするだけではなく、その後の状況についてもちゃんと定期的にチェックをしていく、その上で勧告などの権限があるということですよね。確認してよろしいかと思います。  そこで、リスク管理機関に伺いたいと思いますけれども、リスク管...全文を見る
○高橋委員 中川局長、今詳細は検討中で、今お話しされたのが具体的な中身だとおっしゃいましたけれども、昨年の十月二十三日に日米の共同記者発表といいましょうか、されて、この問題が提起をされたわけですよね、輸入再開になった場合の。ということで、当時委員会でこの問題の中身について随分質問...全文を見る
○高橋委員 それでは、職員に説明を受けた範囲を使って、私の方で具体的なイメージについて少し考えてみたいと思います。  動物検疫所、今は鳥インフルエンザだとかさまざまな問題を抱えておりますので、現時点でも大変忙しいかと思っております。そこで大体二十三人の方が四千万円の予算を使える...全文を見る
○高橋委員 結局、そうなると、アメリカが計画をする、それはちゃんとできているという前提の上で、ちょっと漏れがないかなという程度の、全幅の信頼をアメリカに置いた上での査察でしかないわけですよ。ですから、昨年の局長の答弁がいかがなものだったかと思うし、石原事務次官が記者会見で実効性を...全文を見る
○高橋委員 時間が来ましたので、徹底した対応をお願いして、終わります。
10月21日第163回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○高橋委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  この間、米国南部を襲ったハリケーン・カトリーナやパキスタン北部地方の大地震、そして九州地方を中心に襲った台風十四号など、国内外で災害が相次ぎ、甚大な被害がもたらされました。この場をおかりいたしまして、これらの災害の犠牲者の皆さんに心か...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  あえて当たり前のことを聞かせていただきました。やはり災害直後はだれも力がないわけで、その局面でその人に金があるかないかなどと言っている場合ではないということでのやはり災害救助法というものがあると思っております。  昨年、三位一体関連で、大...全文を見る
○高橋委員 ありがとうございます。  実は、八月の委員会では、この同じ交付金の中に個人の住宅の耐震改修も含まれますねということを確認させていただいたんですけれども、同じ理屈で、被災した住宅の再建にも交付金というのは使えるんだ、それは、自治体として全体を再建するという計画をしっか...全文を見る
○高橋委員 国民が大変注目をしておりますので、いろいろな官庁が知恵を絞るけれども、やはり防災担当統括大臣は村田大臣でございますので、ぜひ前向きな検討をお願いして、終わります。  ありがとうございました。