高橋千鶴子

たかはしちづこ

比例代表(東北)選出
日本共産党
当選回数7回

高橋千鶴子の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月25日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  昨年、年越し派遣村に象徴された雇用の破壊に対し、何とか国会もこたえようと、雇用保険法の改正が行われました。わずか一日でしたけれども施行日を四月一日から三月三十一日に前倒しをしたことで、雇用保険が受けられるようになりましたと集会で...全文を見る
○高橋(千)委員 質問に答えておりませんけれども。
○高橋(千)委員 まず、確認をされました。十五カ月分だということであります。  そこで、さっき、早いとかなんとかという話がありましたけれども、私は違うと思うんです。二十一年度の補正予算ですから、今積むのは三カ月分だけにして、二十二年度予算案で本則へ戻すという法案と一緒に予算を提...全文を見る
○高橋(千)委員 これも答えになっていないんですね。  ですから、精神は賛成なんです。でも、必要なお金を積むという予算措置だけであれば、これは確実に本則に戻るということは担保されていないわけなんですね。ならば、基礎年金の国庫負担二分の一の法案がかつてそうであったように、毎度毎度...全文を見る
○高橋(千)委員 とても安定的とは思えないわけですよね。歳出削減をしただけが安定財源であるとすれば、逆算をしますと三千億近いお金を用意しなければならなくなるわけで、このままではなかなか見通しが立たない。  しかも、さっきから言っているように、財政だけの議論にしてしまえば、とりあ...全文を見る
○高橋(千)委員 そのためにも、マニフェストを一日も早く法案として提出していただきたい、本則に戻すという法案をつくっていただきたいと思います。  そこで、先ほど来指摘をされているんですけれども、三千五百億円を繰り入れる一方で、来年度予算では四千四百億円を二事業に貸し出すことにな...全文を見る
○高橋(千)委員 ここは指摘にさせていただきたいと思うんですけれども、今回の雇用保険法の改正案の提出に当たって、労政審の職業安定分科会雇用保険部会の報告書の中で、今の二事業の問題について、借り入れを行うことはやむを得ないと。しかし、二事業自体の財政が非常に危機的であるということを...全文を見る
○高橋(千)委員 なぜそれだけを答えるんですか。年末に雇用保険が切れた人としか私は聞いておりません。自発的離職者は約五十四万人。合わせると百万人近い方が雇用保険が切れている。こういう現実があるということをまずしっかりと受けとめていただきたいんですね。そうやって数字を小さく見せると...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら、時間が来ましたので次の雇用保険法の審議のときに譲りたいと思いますが、住宅手当、十万円では生活保護基準以下でありますから、やはり本来の雇用保険の、第二のセーフティーネットは否定していませんよ、もっと使い勝手のいいようにした方がいいと思います。しかし、先...全文を見る
01月25日第174回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  新政権の目玉政策の一つが労働者派遣法の抜本改正だったと思います。  昨年十二月二十八日、労政審から派遣制度のあり方について答申があり、二月の早々にも法案要綱が諮問をされる、そういう大事な場面を迎えております。  先日、都内で...全文を見る
○高橋(千)委員 今総理が、今のような方が起きないようにとおっしゃってくださいました。残念ながら、今出されている答申案ではこれが繰り返されることになるわけです。そのことをしっかりと指摘したいし、見直しをしていただきたいと思います。  世界に名立たる自動車産業や経団連代表のキヤノ...全文を見る
○高橋(千)委員 一年を超える雇用と今おっしゃいましたけれども、厳密に言うと有期雇用なわけですね。反復雇用も認めていらっしゃるわけです。常用と言えば大変聞こえがいいんですけれども、短期の契約を繰り返している人も入っています。  昨年十二月の労働者派遣事業の二十年度事業報告で見て...全文を見る
○高橋(千)委員 全く答えになっていないんですね。雇用が安定していますかと言ったら、それは労政審の皆さんが決めたからだ、ILOのせいだと。こういう都合のいいときだけILOを持ち出さないでください、いつもはちっとも遵守をしていないのにもかかわらず。  資料の三に、この実態を書いて...全文を見る
○高橋(千)委員 この期間の定めのないという問題については、労政審の答申よりもさらに細かく要綱を皆さんが決めることになるわけです。そのときにやはり政治主導でやるべきだ、このことを重ねて指摘しておきたいと思います。  ついでに言えば、みなし雇用の問題ですとか保護規定については、名...全文を見る
○高橋(千)委員 その一線を画したことが口実になって、やっていることはお茶くみとコピーだ、何の変わりもないけれども、契約上は専門職だと、名ばかり専門職がやっているんですよ。  そういうことで、今、裁判もいっぱい闘われているんです。郡山地裁でも、十八年間、本当は松下電工に正社員で...全文を見る
○高橋(千)委員 政権がかわったということが本当に実感できるような法案を出して、それからよい議論をしたいと思います。  終わります。
02月19日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  十七日に、労働者派遣法改正案の要綱が労政審に諮問をされました。私は、昨年十一月の本委員会、また一月の予算委員会で、年末に出された労政審答申のままでは、解散前の野党が出した三党案よりも後退してしまうのではないか、このことを指摘いた...全文を見る
○高橋(千)委員 中身の話はこの後いたしますので、私が伺ったのは、労政審答申の中に盛り込まれていないのに要綱になったのはなぜかと聞いているんです。  時間の関係がありますので、私が答えを言いますけれども、答申の中には、「昨年十一月に第百七十回臨時国会に提出した法案(以下「二十年...全文を見る
○高橋(千)委員 今、念頭になかったということを明確にお答えになったと思います。そうであれば、やはりこれは派遣法という制度の骨格をなす部分の改正でありますので、それが特に議論にならなかった、特記されなかったということをもってしては、無理に要綱に盛り込む必要はなかったと私は思うので...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣に、一言、あるかないかだけ。  委員長、要りません、それだったら。
○高橋(千)委員 時間が限られているので、聞いたことに答えていただきたいと思います。  念頭にないとおっしゃったことは、私は非常に重要だと思います。ですから、今後、あえて労政審でこうすべきだという指摘があったわけではないのだということをしっかりと踏まえて、法律の作成に当たってい...全文を見る
○高橋(千)委員 そうじゃないんです。二十年法案を今言っているんじゃないですか。事前面接の解禁というのは、二十年法案そのものなんですよ。何も、よくなったんじゃないんです。ここをちゃんと、間違えないでくださいね。  大臣は、一月の予算委員会での私の質問に対して、常用型という働き方...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ検討してください。  もう一つの、二十六専門業務に関する雇用契約義務の除外については、結局、ずっと派遣のままということになってしまいます。雇用契約義務が除外されれば、ずっと派遣で、不安定化が常態化するのではないか、このことをまず伺いたい。  ちょっと、時...全文を見る
○高橋(千)委員 先日出していただいた二月八日の通達、「期間制限を免れるために専門二十六業務と称した違法派遣への厳正な対応」ということで、この二カ月間、集中的な指導監督をやられるということで、非常にありがたく思っております。  とりわけ、私、とても大事だなと思うのは、この通達の...全文を見る
○高橋(千)委員 時間が来ましたので、また次の機会にお願いします。
02月22日第174回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  私は、一昨年の一月にこの場で、後期高齢者医療制度について福田元総理に質問をしました。冒頭「長生きは喜んでいいことですか。」と。この言葉には、私自身が各地で懇談や調査を重ねる中で寄せられた怒りの声を凝縮したものでありました。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 必ず廃止をするとおっしゃってくださいましたが、しかし、一期四年ということで時間がかかるということでありました。  大臣にまず伺いますけれども、廃止まで四年もかかるという根拠は何でしょうか。端的にお答えください。
○高橋(千)委員 まず、四年も待てないんだ、それまでに死んじゃうよ、そういう声が聞こえてこないでしょうか。そもそも、本当に四年で終わるのかどうか、あるいは、さらに四年後につくるという新しい制度が今よりいい制度かということに何の保証もないではありませんか。そこに国民が白紙委任をした...全文を見る
○高橋(千)委員 初めに、老健でずっといくなどということを、我が党は主張したことは一度もございません。既にこのことは、一昨年の議論の中でされていることではないですか。一たん老健に戻すと言っただけであります。そこから先は、みんな、提出した野党四党、さまざまな意見がございました。国民...全文を見る
○高橋(千)委員 平均すると三%程度であるというお話と、それから、財政安定化基金の取り崩しを検討する上での前提のお話だったと思います。  各都道府県の地元紙などを参考にいたしますと、財政安定化基金から百十億円取り崩すという大阪で、三千八百九十五円値上がりし、五・〇七%の増であり...全文を見る
○高橋(千)委員 今お答えになった二千九百億円、この資料三につけておきましたけれども、これは自民・公明政権時代に高齢者医療制度の一部見直しということで予算措置されたものを延長しただけであるということでありまして、国自身が新たに負担の軽減のために上昇分を抑えたものではないということ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。認識は共有していただけるというお話だったと思います。  大臣が説明されたのは、確かに改革会議の資料でございます。私も見ております。ただ、これは白書に載せられたものを新しい数字をさらに厚労省がつくっていると。当然、先ほど私が簡易生命表という...全文を見る
○高橋(千)委員 今、資料を二つ見ていただいて、多分それを見越してお話をされたと思います。  当初、報道でありますと、〇八年の患者調査の概況で、後期高齢者の入院が過去最多である、外来でも過去最多である、こうしたことが報道されたわけです。それがこの資料の五枚目のグラフでありまして...全文を見る
○高橋(千)委員 今るる御説明されましたけれども、前政権のときに凍結まで持ってくることができた、まあ括弧つきの凍結でありますけれども、それは我々の成果だったと思います、大臣も含めて。  そして、紙を出せばというわけですけれども、紙を出すというのはどういうことかというと、退院支援...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、出さなければ下がっちゃうというのが全年齢になるわけですよ。それをちゃんとチェックできるのかということになるわけですよ。これは皆さんが言ってきたこととやはり相反するものだと重ねて指摘しなければなりません。  療養病床の削減や在宅介護の限界など、受け皿が...全文を見る
○高橋(千)委員 余り官僚答弁だけをしないように、やはり総合的に、この間、厚労委員会の中でも大臣は、介護と医療の診療報酬が二年後には一気に来るのだということをおっしゃっておりました。しかし、それがいい意味での連携であればいいんだけれども、結局お互いに矛盾を押しつけるではだめなわけ...全文を見る
○高橋(千)委員 二〇〇〇年の国会で、高齢者を別枠とした制度をつくれという附帯決議がされた、そのときの提出者が民主党だった。やはりここに戻っていくのではないかということに非常に不安を感じています。  きょうは菅大臣にせっかく通告をしていますので、一言だけお願いしたいと思います。...全文を見る
○高橋(千)委員 抜本的に変えていきたいとおっしゃられました。  本当に抑制政策と決別するんだということがやはりここで本当に試されると思うんです。後期高齢者医療制度をきっぱり廃止する、そこで試されるんだということで、国民も見ていますので、早期の廃止を訴えて終わりたいと思います。...全文を見る
02月23日第174回国会 衆議院 本会議 第9号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律案について質問します。(拍手)  子ども手当は、民主党が総選挙の政権公約のトップに掲げた、まさに鳩山内閣の目玉政策であります。その法案審議に当たっては、当然、鳩山総理自身が答弁の責任を...全文を見る
02月25日第174回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○高橋(千)分科員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めて川端文部科学大臣に質問させていただきます。  今、新政権は、子ども手当法案や高校無償化法案などを提出し、子供を社会全体で育てる方向へ大きくかじを切ろうとしております。その精神は当然共有できるものであります。  子供の...全文を見る
○高橋(千)分科員 全教が昨年十一月に取り組んだ教職員要求・意識アンケートでは、働き方の不安について、体がもたないかもしれないと感じる、七六・八%、心の病になるかもしれないと感じる、六七・三%にもなっており、やはり働き過ぎの改善が待ったなしだと読み取れるのではないかと思います。 ...全文を見る
○高橋(千)分科員 今のお答えは、周知を図っていくということでしたので、どのような取り組みが始まっているかということはまだ把握をされていないという意味で受けとめてよろしいのかなと思います。  今、やはり少しずつ始まっていて、高校で十八、義務制では埼玉、大阪、兵庫、広島などで、記...全文を見る
○高橋(千)分科員 今私がお話しした趣旨は、調査というよりは、まさに、情報をつかんでいただきたいと。先ほども、自殺、現職で亡くなった先生が多いという議論がされておりましたけれども、そこに至る背景をぜひつかみたいということを大臣もおっしゃったわけで、公務災害全体というデータはあるん...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございます。  そこで、厚労省に伺いますけれども、平成十三年の十二月十二日、脳血管及び虚血性心疾患等の認定基準を厚労省が発表し、また、十八年の三月には、過重労働による健康障害防止のための総合対策などを発表してきたと思います。過労死で非常に多いのがク...全文を見る
○高橋(千)分科員 基本の考え方は公務においても同じだという、後段がなかったと思うんですが。厚労省に答えていただきたい。
○高橋(千)分科員 基本的に、公務災害においても同様の趣旨の通知を出していらっしゃると思うんですね。ただ、逆の現象が起きている。これが一つの目安となって、百時間を超えていなければあれですよとか、何か目安がむしろ厳しい方向に向かっているのが公務災害ではないのかという問題意識を持って...全文を見る
○高橋(千)分科員 そこで、なぜ公務の場合はそうならないのかということなんですね。  見ていただくとわかるように、所属長から証明をもらい、任命権者の意見書までもらわないと支部まで申請できない仕組みになっております。教師でいえば、校長先生が所属長になり、任命権者というのは市町村な...全文を見る
○高橋(千)分科員 人道的な観点からとおっしゃいましたけれども、手続をきちんとすればいいんじゃないでしょうか。  例えば、文京区の先生の話では、一九八七年に申請をするんですけれども、校長先生が出してくれない、ずっと放置されている、こういうことがあるわけですね。仙台で、十年かかっ...全文を見る
○高橋(千)分科員 ぜひ前向きにお願いしたいと思います。意見を聞くのはいいと思うんですね。ただ、請求権が封じられると困るということだと思うんです。  過労死の場合は特に、表にも書いたように、必ず基金本部と協議をすることになっております。資料の4は、その協議がどうなったかという表...全文を見る
○高橋(千)分科員 過去の委員会の答弁などを見ますと、今おっしゃったように、本部の専門的な意見が必要なんだというふうなことが、るるお話があるわけですけれども、ただ、現場よりも東京の本部のメンバーが、東京に全部行かなきゃいけないわけですが、そこまで専門的なのか、あるいは、現場をそん...全文を見る
○高橋(千)分科員 なぜそうなったのかと聞いたんですけれども。
○高橋(千)分科員 平成十一年以降とおっしゃいましたよね。私、これは非常に大事だと思っているんですね。民事訴訟法の改正があった。そして、憲法違反であるとか法律に照らして違反であるとか、そういう特別な理由がない限り、いわゆる事実関係である限りはもう上告をする必要がないのだという判断...全文を見る
○高橋(千)分科員 最高裁まで争っているケースが非常に多いわけです。だけれども、今お話があったように、労災では平成十一年以降はもう上告をしていない、つまり、高裁で確定しているということなんですね。事実関係なのでそれ以上争うことがないという判断だと私は聞いているんですけれども、地公...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございます。ぜひ御検討をいただきたいと思うんですね。  先ほど来、本部とわざわざ協議をしなければいけないんだという話をしてきました。また、現場の方がよく知っているじゃないかという話もしてきました。  実際に、やはり本部が本当にそういう不当なことを...全文を見る
○高橋(千)分科員 地方の財政が厳しい中で、それが労災隠しにならないように、しっかりお願いいたします。  時間になってしまいましたので、最後に、三省が本当に連携をとり合って、過労死をなくす、公務災害を本当に減らしていくために、きょう言いたかったんですけれども、基準の見直しも含め...全文を見る
03月05日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本会議から、また先般、そしてきょうの委員会において、子ども手当に対する政府の考え方を聞かせていただきました。ただ、どういう聞き方をしても、大臣は控除から手当へという言葉を繰り返すのみで、一体子ども手当の目的が何なのかがやはり見え...全文を見る
○高橋(千)委員 子供は未来の主役であり、一人一人の育ちを社会が応援するというのは当然のことだと思います。  日本は、そもそも、諸外国に比べて子供と家族を応援する支出が少なく、子育てしにくい国であること、また、子供の貧困率が一四・二%にもなり、所得再分配後に逆に貧困率が上がるの...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、ある意味でこれは政府に助け舟を出すつもりで言っていることなんですよね。  つまり、皆さんが政権をとってから、さまざまな形で揺れているわけです。所得制限をするべきではないかとか、そもそも二万六千円満額支給できるかどうかすらわからない。だから全部先送りにして...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、制度設計、財源の確保、順々にやっていくということが大事なんだと。趣旨は全くわかっているんです。だからこそ、それが責任を持てる形で出せるようにするべきだ。六月支給にこだわって、だから選挙対策以外の何物でもないと言わなければならないわけです。  きょうは...全文を見る
○高橋(千)委員 国が制度を決め、一方的に地方に負担を押しつけてきたという問題がこれまで多々あったと思います。また、三位一体は、財源の移譲とスリム化がセットだったために、結果として地方の財政を深刻にしてきた。このうち、三位一体の問題については、原口総務大臣も委員会の場で明確に、問...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど、一問目に政務官がお答えになった、例えば保育などの現物給付、この問題はちょっと時間の関係で来週に回したいと思いますけれども、先ほど来大臣が、セットでやるんだ、現物給付と現金給付とセットでやるんだと言っているけれども、これは結局、自治体に補助金を回しますよ、...全文を見る
○高橋(千)委員 今、非常にいろいろな問題を含んだ答弁だったかと思います。  負担は求めないとは答えていないということ。それから、幼保一体化の中で見直していきたいとおっしゃいましたので、結局、保育所の拡充という問題や、いわゆる最低基準の問題がこの間指摘をされてきたわけですけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 いや、まだ来ていません。
○高橋(千)委員 十一月十六日の事業仕分けの場で、財務省から、日本は諸外国に比べて家族政策に対する事業主負担の割合が低いという指摘があったのに対して、厚労省は、民主党が目指す子ども手当の創設は児童手当勘定の廃止が前提だ、このようにお答えをしています。  私は、これは本当に、財務...全文を見る
○高橋(千)委員 時間が来ましたので、次にまた続けたいと思います。
03月09日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、六人の参考人の皆さん、本当にありがとうございました。いずれも非常に興味深い、また貴重な御意見であったと思います。時間の関係で全員には質問できないことを、最初に御了承いただきたいと思います。  お話の中で、やはり現金給...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  非常に重要な指摘ではなかったかと思っております。政府の答弁も、長妻大臣なども繰り返し、いや、車の両輪なんだ、現金給付と現物給付は一体で進めるんだと言っているんだけれども、国の方向が決してそうではないということが指摘をされているのではな...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  今、親御さんに使われるという表現をしたわけですけれども、やはり先ほどの関口参考人のお話の中にもありましたように、子供を通して親たちの本当に深刻な経済的な状態、仕事や暮らしに追われている状態というのが見えているということだったと思うん...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  子供を社会で育てるという大きな理想のためには、そこで、前線で頑張っている、今の養護教諭の配置の問題もそうですし、保育であれば保育士であったり、あるいは児童福祉司であったり、そういうマンパワーの拡充ということもやはりあわせてやっていく...全文を見る
○高橋(千)委員 どうもありがとうございました。  また、今の問題に関連して、今度は古橋参考人に伺いたいと思うんです。  先ほど、諸外国のいろいろな取り組みなどを御紹介いただきました。  やはりスウェーデンの、例えば育児休暇の制度などに日本がどのように学ぶべきかということだ...全文を見る
○高橋(千)委員 どうも本当にありがとうございました。  時間が来ましたので、終わらせていただきます。
03月10日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  十二月七日、厚労省が保育施設における死亡事例について発表しました。平成十六年四月から二十一年十一月までの間に発生した保育施設における死亡事例が、認可保育所で十九件、認可外保育施設で三十件、計四十九件、五十二名もあったということで...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  資料に少しこの間の事例をつけておきましたけれども、二枚目を見ていただきたいと思います。  九八年に、川越の無認可保育園でうつ伏せ寝による窒息死でわずか四カ月の長女を亡くした小山さん夫婦は、東京高裁で〇五年に和解をかち取りました。この...全文を見る
○高橋(千)委員 今、総理が認可外の事故が非常に多いということをおっしゃいました。七〇年代は百七件、三けたに上るということ。しかし、こういう事件が問題になって、認可外の施設の届け出の問題や、あるいは最低限守るべき基準の問題などが言われてきたと思うんです。ここに今、二十二万八千人の...全文を見る
○高橋(千)委員 ともかく子供を預けて働きたいと思っている人たちが、だからどんなところでもいいとは決して言ってはいないのです。預けたい、預けられてよかったと思っているお母さんたちが、自分が預けなければよかったのか、自分が働きに出なければよかったのかと自分を責めるような事件が後を絶...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほどの総理質問に関連をしまして、資料を、同じものの続きを使いまして、保育問題に絞って質問を行いたいと思います。  先ほどは、総理に対して、十二月七日の厚労省の数字を伺いました。すなわち、認可保育所で十九件、認可外保育所で三十...全文を見る
○高橋(千)委員 そういうことではなくて、十二月七日にデータを受けた時点では、なぜ五年間のものしか出ないのか、これでは全然、経年変化と、先ほど私が指摘した規制緩和との関係ですとか、そういうものがほとんど見えてこないのではないか、厚労省はそういうデータがないのかという指摘がこもごも...全文を見る
○高橋(千)委員 それにしても、やはりある数字は出すべきではなかったのか、このことはまず指摘をしておきたいと思います。  そして、先ほど紹介をしたように、五の赤ちゃんの急死を考える会の調査の意味をやはり本当に考えるべきだ。要するに、行政というルートがない中で、みずから新聞の報道...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、資料の六に、今紹介いただいた事故報告様式、一月十九日に厚労省が通知をしたものである。もっと早くこうしたことができればなと思いますけれども、しかし、保育の実態ですとか症状などを詳しく書く、また、そのときの発生状況などを詳しく書くようになったということは、や...全文を見る
○高橋(千)委員 今、研修ですとか直接見ていきたいというふうなことをおっしゃったと思いますけれども、やはり、また紙が来たとか、また調査がふえたというような受けとめで終わらないような、本当に政府の姿勢というものが大きく打ち出されることが必要だと思います。また、そのための、先ほど来認...全文を見る
○高橋(千)委員 例えば、認可外保育所の、今おっしゃった基準でいいましても、六割以上が基準に合致していないというふうなデータがあるわけであります。この中身が、基準に合致していないといっても、さまざまあるわけですよね。例えば、窓ですとか換気ですとか、そういうのが足りないということか...全文を見る
○高橋(千)委員 今、先取りして政務官がお話をされましたけれども、地方分権改革推進委員会の第三次勧告で、施設等基準について、原則すべて条例委任と。そういう中で、今おっしゃったように、居室面積、面積といってもいろいろ種類がありますが、居室面積の基準と人員配置基準などは義務として残し...全文を見る
○高橋(千)委員 今政務官から、最低基準である、それより上を目指すのだという答弁がございました。  それを大臣にもきちんとお答えいただいて、総務省に対して、厚労省は最低基準は撤廃しないのだと言ってもらわなければなりません。要件を緩和したり、定数の上限を取り払って子供を詰め込んで...全文を見る
○高橋(千)委員 最低限度は拡充こそすれ、それを取り払うものではないということ、これを上乗せしていくものだという確認がとれたかと思います。その立場で絶対にぶれることなく頑張っていただきたいということを重ねて指摘して、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
03月11日第174回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  日本海沿岸の各道県で数百名の命が奪われた一九六〇年のチリ津波から、ことしはちょうど五十年目であります。明治の三陸大津波から合わせて人生三度も津波を経験されたという方もまだたくさんいらっしゃいます。  今回の津波では、人的被害が...全文を見る
○高橋(千)委員 力強い御答弁、ありがとうございました。  そこで、少し具体の話に入っていきたいと思うんですけれども、まず、海上保安庁にきょうお願いをしておりますけれども、今回の大津波警報を受けて保安庁がどのような仕事をしたのか、伺います。
○高橋(千)委員 確認をしますけれども、なぜこういう質問をしたかといいますと、今の行動については、例えば、塩竈の漁民の皆さんがおっしゃるのは、まず真っ先にやったのは航路の確保だという表現をされたわけです。先ほど小野寺委員からの紹介もありましたけれども、みずからの養殖施設が破壊をし...全文を見る
○高橋(千)委員 地域交通が滞るということで、非常に重要な意義があったということが確認をされたのかなと思うんです。  それで、保安庁が実際に出されました「地域航行警報」という名のファクスをいただきました。一部読み上げますと、「本州東岸、仙台塩釜港塩釜区 次のとおり、漁具等の漂流...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、通告はないんですが、大臣に、今のやりとりをちょっと聞いていただいて。  納得がいかないわけですよ。公共交通の確保のために協力をしているのに、その浮遊物を片づけるのは自分の責任だと。どう考えてもおかしい。スキームがないのであれば、何らかのスキームをつ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  それから、先ほど農水省の方から、施設の激甚の指定の問題について、大体、今、全国の養殖漁業の所得額の二%ということで、二十数億でありますから、基準額は超えそうであるということがありました。  これに対しては非常に期待をしているところで...全文を見る
○高橋(千)委員 共済の加入率が悪いということは先ほど来お話があったわけでありますので、そこはやはり実態に応じて、結局、再取得をしなければ意味がないわけですから、そこに応じた支援ということをぜひ考えなければならないと思うわけです。  例えば、大船渡漁協では、今、施設を漁協として...全文を見る
○高橋(千)委員 国も大いに知恵を使っていただきたい。国がリースをするわけではありません、漁協がしっかりと整備をして、そこにそういうリースということもまたこれありということでありますから。そういう知恵を大いに応援する、本来、民主党さんがおっしゃっている地域主権ということにも沿うも...全文を見る
○高橋(千)委員 こうした制度の活用についても積極的に周知や、あるいは知恵の出し方について援助をしていただければいいかなと思います。  先ほど融資の話もございましたけれども、これに対しても、例えば宮城県の水産業災害対策資金制度、〇六年十月の低気圧のときには、やはり今言った生活維...全文を見る
03月12日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょう半日の議論で採決をするという与党の提案でありますが、非常に残念に思っております。  今法案は、二十二年度における子ども手当の支給に関する法律案でありますから、二十二年度に限っていえば、児童手当の拡充にすぎず、扶養控除の廃...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、いつごろまでにというのが明確になっていなかったと思います。予算要求の関係があるから夏ごろまでにということが言われているのかなと思いますが、そこは次の質問のときに一緒にお答えいただければいいと思うんです。  でも、自治体では、今回の子ども手当が六月支給とい...全文を見る
○高橋(千)委員 これはすごく大事なことなんですね。これからの政策にかかわって非常に大事なことですので、もう一回、具体的に聞かせていただきたいと思います。  例えば、文部科学省の子どもの学習費調査では、義務教育であるはずの公立小学校でさえ、学習費の総額は三十万七千七百二十三円に...全文を見る
○高橋(千)委員 もう少し具体的に言わなきゃ。これまでの子供にかかわる優遇政策とかというのではなくて、この間議論されてきたのは、本当に子供の貧困率が高いという問題、それから、所得の再分配機能が日本は欧米諸国に比べて弱いのだということは、もう政府自身がミニ経済白書でも言っております...全文を見る
○高橋(千)委員 直ちに起こるとは思わないとおっしゃいました。絶対やらないという答弁にはなっていないわけですね。それはやはり、財源が不安定だから、絶えずそういう議論が起こるんですよ。  今、生活保護世帯の子ども手当の扱いをどうするかということが俎上に上ったときに、私は政府に対し...全文を見る
○高橋(千)委員 それは当然のことですが、今ある制度をまず維持するんだ、絶対に削らせないんだ、その上で拡充するということを言っていただかなければならないわけです。  一つだけ提案をいたしますけれども、そういう点で一つ大きなかぎとなるのは、医療の問題ではないかと思うんですね。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 子ども・子育てビジョンでは、「親の経済力や幼少期の生育環境によって、人生のスタートラインの段階から大きな格差が生じ、世代を超えて格差が固定化することがない社会を目指します。」と書いています。これ自体は、非常に立派な理念だと思うんですね。  だからこそ、一律の手...全文を見る
○高橋(千)委員 全く答えがすれ違っております。聞いたことに答えていないんです。  積極的に努力をする、一緒にやる、それは本当にいいことなんです。だけれども、二万六千円ありきで物を始めると、五兆四千億円の財源のために結局未来へのツケが回るのではないか。だから、それを前提としない...全文を見る
○高橋(千)委員 とても残念です。長妻大臣、思い切ってそういう大胆な見直しも検討するとお答えになればよかったと思います。  議論はまだまだ続けるべきだ、審議は続行するべきだということを重ねて指摘して、終わりたいと思います。
03月16日第174回国会 衆議院 本会議 第14号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、二〇一〇年度における子ども手当支給法案に対する討論を行います。(拍手)  今日、子育て世帯の多くは所得が低く、政府の調査によっても、経済支援を求める声が七割にも達しています。とりわけ、子供の七人に一人が貧困であり、日本は所得の再分配に...全文を見る
03月17日第174回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  これまで、本委員会における質疑といいますのは、やはり直近の地震や集中豪雨など災害から支援、復興をどうするかということが中心課題となりまして、平時にこそやるべき防災対策を議論することはなかなかできませんでした。きょうは、地震財特法...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  それで、今副大臣にお答えいただいた進捗状況、資料をいただいていましたので二枚目につけているわけなんですけれども、正直申し上げて、この資料を見て何が読み取れるかということなんですよ。財政ベースですので、当然、予算をつけたもの、一定の誤差...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  副大臣は次の予定があるそうですので、退席していただいて結構であります。  今、大臣、三重県のお話をされましたけれども、三重県は平成十四年からこれに参加をしていますので、進捗率がよそよりおくれているのは当然であろうということで承知を...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の四には、「経年埋設内管からのガス漏えい・爆発事故」というデータをいただいたわけです。平成二十一年は五件ある、負傷者は一名である、死亡者は今のところないというデータをいただいているんですけれども、今お話があったように、禁止をされたのは平成八年からである。では...全文を見る
○高橋(千)委員 今、聞く前にその下の方の話をしていたんですけれども、この残存量というのが全国で三百六十万本あるというお話でした。  これは、具体的なイメージができるように、大変申しわけないが、データを、東京ガス、それから仙台市は市営ガスでありますがいただいて、そして全国の残存...全文を見る
○高橋(千)委員 そのために、例えば経年埋設内管対策費補助金という事業が三十四億円あったわけですが、この活用状況をまず伺いたい。  そして、この事業は事業仕分けで廃止となったわけであります。まだこのような到達で、禁止されている危険なガス管がこんなにも残っているのにもかかわらず、...全文を見る
○高橋(千)委員 もう少しお話をされるかと思ったんですけれども、そうした中で、今年度からはガス導管劣化検査等支援事業、予算規模は十四・五億円で大分下がるわけですけれども、そういう事業を立ち上げたということを聞いております。  ですから、今、需要家が負担すべきであるという仕分けの...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。思いがけないタイミングで大臣が立ち上がりましたので正直驚いていますが、大変貴重な御答弁をありがとうございました。  資料の最初のところにつけておいたんですけれども、例えば東海地震の地震防災戦略の中でも、十年間で死者数を半減するんだという...全文を見る
○高橋(千)委員 今、二十八万件の事故件数があったということ、それから耐用年数四十年を超えている水道管が六・三%というお話があったと思います。  資料をいただいておりましたので、六枚目につけておきました。耐震率が、これは人口によってやはり特徴があるなと思っているわけですけれども...全文を見る
○高橋(千)委員 耐震化の予算は一応一〇〇%とっているんだというお話でございましたが、これから対象がふえていくということでありますので、予算の確保を今後ともしっかりとお願いしたいと思います。  また、要望にいたしますけれども、先ほどの白ガス管のような個人のお宅の関係、これは水道...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。終わります。
03月19日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  全国十地裁で三百八十三名の原告が争っているB型肝炎訴訟において、三月十二日、札幌地裁で和解勧告が出されました。和解協議に当たり、救済範囲をめぐる本件訴訟の各争点については、その救済範囲を広くとらえる方向で臨むとの指針が示されたこ...全文を見る
○高橋(千)委員 きょうは時間がないのでこれ以上は聞きませんけれども、勧告は、具体的な金額の提示ではなく、まず協議のテーブルに着けということであります。ですから、まず、ためらいなくそのことを表明されればいいと思うんです。  そもそも、集団予防接種によるB型肝炎感染については、〇...全文を見る
○高橋(千)委員 今聞いたのは、雇調金をどうするのかという質問ではないんです。二事業のあり方をどうするのかということを聞いたんです。時間がもったいないので、端的にお答えください。
○高橋(千)委員 本当は役割に触れてほしいということを通告しておりましたけれども、残念ながら無駄の指摘だけでございました。  私は、二事業の中に、この間指摘をされてきた天下りやあるいは無駄遣い、これが多数含まれていること、ここに徹底してメスを入れることは当然のことだと思います。...全文を見る
○高橋(千)委員 今私が指摘をしたのは、大臣自身が廃止を決めたということなんですよ。  資料にあるように、コンピューターカレッジは全国十一カ所、地域職業訓練センターが八十二カ所、突然の廃止通知に全国から怒りと存続を求める陳情が寄せられている、このことはよく御存じだと思います。ま...全文を見る
○高橋(千)委員 今、確認ができました。  この間の方針によって、目標があるわけですけれども、それを達成できれば、機構が廃止になっても次の機構に移管をして継続するという方針であったと思います。  平成二十年の二月十三日付内簡によって、コンピューターカレッジは充足率七〇%以上と...全文を見る
○高橋(千)委員 存続はするけれども、地方にやってもらうのだと。なぜそうやって国の都合を地方に押しつけるんですか。あなたはそう言って、結局、地方に時価で買えと言ったんでしょう。それで、どこも受けてもらえなかった。そういう実態があるわけですよ。国の都合で廃止を決めて、そして地方にや...全文を見る
○高橋(千)委員 時価で買えというのは、提示したのではなくて、御相談をして聞いたということであります。そういう事実はちゃんと把握しております。  今、特化とおっしゃったんですけれども、私が言っているのは、地域に受け皿がないのだ、やはり地域に格差があるのだ、そこをちゃんと、今ある...全文を見る
○高橋(千)委員 全く聞いていることに答えていないんですよ。私は、せめてもの可能性として、国が考えている雇調金の活用や基金訓練も生かして、やはり地元で存続する道を探るべきだと、少し、一歩譲って提案しているんですよ。そういうこともちゃんとのみ込んでくださいよ。  十九人の話は、あ...全文を見る
03月24日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  北海道や青森県を初め、積雪寒冷地などで冬場に仕事のない建設労働者などいわゆる季節労働者は、短期雇用特例被保険者として、失業した場合、基本手当の四十日分に当たる特例一時金が支給されております。  資料の一にあるように、今回の法改...全文を見る
○高橋(千)委員 皆さんにも聞いていただいて、おやと思ったと思うんですけれども、境界が非常にあいまいなんですね、どこまでが短期常態で、どこまでが季節か。例えば、ゴルフ場のキャディーだとおっしゃいますけれども、では、キャディーは雪が降れば仕事ができないという点では季節労働者とどこが...全文を見る
○高橋(千)委員 今のお答えは、全然質問に答えていないんです。短期雇用特例被保険者と分かれていた人のうち、一%だけが短期常態だということで九十日基本手当が受けられる条件がある、それ以外の人は置き去りにされて四十日のままだ、おかしくないかと聞いているんです。
○高橋(千)委員 全く答えになっていないんですよ。おかしいと思っていないということなんですね。自分で言っていることが矛盾していると思いませんか。  少し突き詰めてお話ししていきたいと思うんですけれども、一%だけが九十日もらえるというのは、これは、一%だから財政に影響ないというの...全文を見る
○高橋(千)委員 今、六・一%というお答えがありました。要するに、これほど厳しい、仕事がないとわかっているけれども、新たに季節労働に入っていく人が六・一%、じわじわとふえているんですよ。どういうことかということ、それほど仕事がないのだということなんです。  一方、建設政策研究所...全文を見る
○高橋(千)委員 限られた時間ですので、本当に同じ答弁を繰り返さないでいただきたいと思うんですね。  自公政権が言ってきたことをあなたが繰り返す必要はないわけですよ。循環的な給付はだめなんだ、見直すんだということを言ってきたのが自公政権なわけですよね。  だけれども、だれも最...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣が同じ答弁を繰り返すので時間が来てしまって、残りの質問ができなくなってしまったんですけれども、今、失業給付だけではなくて、第二のセーフティーネットなどがあるんだということをおっしゃっていたわけですよね、今の答弁は。だけれども、それをずっと言い続けてきたんです...全文を見る
03月26日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  群馬県の無届け有料老人ホーム「たまゆら」で十人もの犠牲者を出した火災事故からちょうど一年がたちました。私も現地調査に赴き、本委員会で質問させていただきましたが、身寄りのない犠牲者の御遺骨を特定できずにいる、こうした現実を本当に重...全文を見る
○高橋(千)委員 今、一カ月をめどにというお答えでありました。スピード感を持って取り組まなければならないという決意が述べられたと思うんですけれども、小規模施設に対応した防火対策に関する検討会報告書というのは、実は、ことしの二月に出ておりまして、こうした火災事故が繰り返される前に、...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ、具体的に予算措置という形で、成果が出るように期待をしたいと思います。  やはり認知症のグループホームでは、一人が徘回を始めると、もうそれだけでほかの入所者に手が届かなくなるという実態があるわけですから、そういう方たちだけが集まっているわけですから、本当に...全文を見る
○高橋(千)委員 最後に、大臣に伺いたいと思います。  この今の問題はもう少し具体的な計画を示していただきたいと思うんですけれども、いずれにしても、先ほどの答弁にもあるように、どうしても受け皿づくり、規制緩和の方向、それから在宅重視ということが、当然方向としては考えているのだろ...全文を見る
○高橋(千)委員 まだまだ課題がありますが、時間が来たので、また次にいたします。  ありがとうございました。
04月02日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、二十五分で三つのテーマを、ちょっと欲張りましたので、何とぞ、答弁の御協力をお願いいたします。  初めに、B型肝炎訴訟の問題であります。  先月二十六日には、札幌に続き、福岡地裁でも和解勧告が出されました。この二年間...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、財政の枠組みありきではないと、一言否定していただけますか。
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  少なくとも二〇〇六年の最高裁の時点から、被害を五名の原告のみにして、その後も実態調査も何もやってこなかったことが今日まで解決をおくらせたのではないでしょうか。だからこそ、ちまたでは二兆円もかかるなどと過大な数字だけがひとり歩きをして、...全文を見る
○高橋(千)委員 今、最後の、何らかの推計をということで、これは明確にさせていただきたいと思うんですね。  やはり、根拠のない数字だけがひとり歩きをして、むやみにお金がかかるんだというふうなことはあってはならないわけでありまして、そういう意味でも、原告の皆さんはテーブルに着く用...全文を見る
○高橋(千)委員 確認ができましたので、五月十四日などと言わずに、一日も早く和解協議のテーブルに着くことを重ねて要望したいと思います。  二つ目に、きょうは、ハンセン病基本法と決議の実行について伺いたいと思います。  昨年の七月九日、解散直前の衆議院本会議で、資料の2に載せて...全文を見る
○高橋(千)委員 一定増員になった部分を今紹介されましたけれども、結局、定員の枠から外れないのだ、この趣旨がやはり生かされていないのだということを改めて実感せざるを得ません。本当に再度、参議院の方ではまだ決議が上がっておりませんので、こうしたことも含めて、皆さんの御協力をいただき...全文を見る
○高橋(千)委員 大変御丁寧な答弁をありがとうございました。  イニシアをとってほしいというのが入所者の希望でありますので、ぜひそこを踏まえていただきたいと思います。  最後の問題を伺います。  JALの会社更生法適用と雇用問題について。資料の3に昨日の朝日新聞の記事をつけ...全文を見る
○高橋(千)委員 最後が、まさか意外な答弁でございました。最初にあえて私が読み上げましたように、「国土交通大臣の意見を十分聴取されたい。」この問題は、やはり国土交通省がリードをしてやってきたことなわけですよね。ですから、言ってみれば、リストラありき、そうじゃなければ再生しないんだ...全文を見る
○高橋(千)委員 注意深くということでありますが、ここにもう少し明確な意思を乗せていただきたいなと思います。  もともと、この間の報道によってJALに対する風当たりが非常に強まる中、客室乗務員はいわば国民との窓口になるわけです。批判をまともに受ける立場になって、そういう批判に耐...全文を見る
○高橋(千)委員 確認ができました。  もう一つですが、中には育児休業中の方もいらっしゃいます。休んでいる最中に、情報もろくに入らないまま、いる場が奪われる大変な事態になっているわけですね。  育児・介護休業法の第二十六条には、事業主は、労働者を転勤させようとするときは、育児...全文を見る
○高橋(千)委員 今、二つのことが確認をされました。会社は、交渉の際に絶えず、会社更生中なんだからやむを得ないんだということを言うわけですね。しかし、そうではないのだ、会社更生とは、もともと会社を再生させるための手続なわけでありますから、その中において、雇用の確保は当然であるし、...全文を見る
04月07日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今回の法案は、国保、被用者保険あるいは後期高齢者医療制度など、医療保険にかかわる重要な中身が一括して審議に付されております。〇六年の医療制度改革のときも、たくさんの要素が一つに盛り込まれておりました。強行採決という大変残念な決ま...全文を見る
○高橋(千)委員 今、三十自治体というお話でございました。本当は、全国都道府県すべてのところで一以上の自治体を対象としていたと思っております。なぜそこにとどまったのか、非常に残念に思うし、多分それは、自治体の持ち出しがやはり大きいのかなということも考えております。  今、五月に...全文を見る
○高橋(千)委員 今、十億円という数字が答弁の中にあったと思うんですが、質問しようと思っていたんですが、先にお話があったので、あと私の方で資料の紹介をしたいと思うんです。  資料の二枚目に今の十億円が出てまいります。平成十九年度の減免実績、世帯数四万四千七百三十六世帯で十億何が...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、さらにお話をしたいんですけれども、今おっしゃったように、低所得ですとか病気の方ですとか、例えば今回のモデル事業の中でも、失業等により収入が著しく減少した世帯という形で一定の基準を設けているわけですよね。だけれども、ずっと言われてきているのは、ずっと貧困の...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今回、非自発的失業者が新規に国保に加入するというときに、賃金の三割を基準額として負担を軽減する制度が始まります。  私は、昨年の雇用保険法の改正のときに、このままでは大量に無保険者が出るのではないかということで、失業者への医療対策を...全文を見る
○高橋(千)委員 ここは、私、必ず結びつく仕組みというふうな聞き方をしたのは、広報は当然やっていただきたいんですが、漏れがないようにということをお話ししたいんですね。やはり、相談の窓口に行ったら、必ず保険はどうなっていますかと聞いていただきたい。そして、必ず、こういう制度があり、...全文を見る
○高橋(千)委員 今のお答えは、都道府県の調整交付金が減額されないようにというようなお答えだったのかなと思うんですけれども、私が指摘をしたのは、都道府県が調整交付金を市町村に対して減額するなどを通じて、結果として、収納率、あなたのところは低いですよというところとか、給付が高過ぎま...全文を見る
○高橋(千)委員 ここは、懸念が生じないようにとおっしゃいましたけれども、やはり〇六年の三位一体改革の中で、特別調整交付金を七%県に割り当てるということで、これがまさに県の裁量という形で、広域化へ向けての第一歩であったのであろうと。ですから、明らかにこれは国の意図だと思うんですね...全文を見る
○高橋(千)委員 平等性という言葉で高い方に合わせられるというのはやはりしんどいぞということ、きょうはそこまでにしたいと思います。  次に、高齢者医療制度改革会議の検討が今第四回まで進んでおります。  資料の四に示しておりますけれども、これが政府案の土台になるのではないかと専...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、そのことと今議論されていることがどう結びついていくのかなと思うんでありますよ。  国保中央会のネットニュースでは、改革会議は、今回の案、というのは私が今示した案ですよ、それを軸とした中間報告を夏までにまとめると報じており、まさにこれが政府案の中心であ...全文を見る
○高橋(千)委員 私が聞いているのは、この案ではそうだけれども、国としては、医療保険の安定化のために国庫補助をふやす考えがあるかということです。
○高橋(千)委員 減らすことはないというお答えでしたが、少しでもふやす方向だということは明確になかったというのは非常に残念に思うわけであります。  つまり、これは一つの案ですと政務官おっしゃいましたけれども、今出されている案の中でも、こうして公費が減っちゃうんだという議論がされ...全文を見る
○高橋(千)委員 意見を聞く方はわかりました。それで、被用者保険との一元的運用については、来年目指している法案にはそこまで決着は見ないということですね。
○高橋(千)委員 はっきりしない答弁でしたけれども、これはとても無理だと思うんですね。何か、一元化はもうしちゃうのかな、そういう議論をしているのかなということを思っていたわけですけれども、今回の法案の議論の中で、決してそうではないのだろうということがはっきりしてまいりました。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 これもさっぱりしないわけですが、要するに、支援金か、老健のときは拠出金という言い方をしましたけれども、何らかの形でこれが残るとすれば、いよいよもって後期高齢者医療制度の基本的枠組み、これが新制度に移っても残ることにならないかということなんですよ。  さっきから...全文を見る
○高橋(千)委員 まだいろいろ聞きたいことがあるのですが、きょうはここまでにいたします。  結局、四年後と大臣が言ってきたけれども、四年後にはまだ決着がついていない問題がいろいろ残るということがはっきりしたんだと思うんですね。そしてやはり、表現は違うけれども、年齢で区別をすると...全文を見る
04月09日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、ミスター年金、長妻大臣に二つの御英断を求めたいと思います。  一つは、時効に関する問題です。  年金時効特例法が二年前、議員立法で成立し、ことし一月までに百三十八万七千三百三十一件、八千三百二十四億七千三百三十五万...全文を見る
○高橋(千)委員 この時効の問題については、〇八年の四月、戦没者の父母等の特別給付金制度の改正質疑が本委員会でありました。私も、これもやはり年金のときにも議論されたように、申請主義である、これをまず改めるべきではないかということ、それから、時効をやめるべきだと求めました。同じ日に...全文を見る
○高橋(千)委員 私の御近所の方で、「援護年金受給者のしおり」、これを持っていて、お子さんもいない、全く身寄りのない方が、ああ、自分はもしや特別給付金をもらえるのではないかと気がついて、ここの後ろに書いてあるわけですね、それでこれを問い合わせたら、確かに該当いたします、しかし、も...全文を見る
○高橋(千)委員 非常に残念ですね。朝からずっと、大臣が野党時代に言ってきたことが何か覆されているような答弁ばかりが続いておりますけれども、これはまさに議員立法ということも含めて、ぜひ委員の皆さんにも再度お願いをしたい、これは乗り越えていきたいということをお話ししたいと思います。...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いしたいと思います。  児童扶養手当法の改正案がこの後上がってくるわけでありますので、やはり当事者に不利にならないような改正はぜひやるべきではないか。私は、シングルマザーの子供の貧困率が五割にも上っているという今の現状から見ると、併給そのものを認め...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  子供の無保険について、高校生までその対策を広めることが本法案に盛り込まれました。もちろん、最初から十八歳未満まではすぐやってほしいと要求をしてきたところですので、歓迎したいと思います。  ただ、短期被保険者証を市役所などが窓口...全文を見る
○高橋(千)委員 まず最初に、相互扶助で収納を確保しなければならないというお話があったと思うんです。それは当然なわけです。私は、だれに対しても、払わなくても受けられるようにしろと言っているのではございません。この問題は、小泉総理のときから、毎度毎度、総理がかわるたびに私は資格書の...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、質問をちょっと通告外に、今おっしゃったことで一つ伺いますが、市町村の判断だと考えていると。だったら、市町村が一切資格書を出しませんということに対して、一切国は口出しをしませんと。よろしいですか。
○高橋(千)委員 答えになっていないじゃないですか。先ほど市町村の判断だとおっしゃったんですよ。だから、市町村が出さないと言ったら、口出さないでいいですね。
○高橋(千)委員 ですから、きっちりと徴収は、先ほどお話しした差し押さえなどという形でかなり厳しくやっているんですよ。口出さないではなくて、皆さん、本当に口出しているわけですよね。だから、市町村は追い込まれて、朝となく夜となく戸別訪問をして収納を督促しているという苦労をしているん...全文を見る
○高橋(千)委員 そういうことなんですね。  この短期証のあり方、市町村にこれはまさに任せられておりますので、一月とか三カ月とかと期限を切っているわけです。政府の答弁は、これまで、先ほど山井政務官がおっしゃったように、納付相談を小まめにやるためにやるんだということを言ってきた。...全文を見る
○高橋(千)委員 既にこの間、子供の無保険そして後期高齢者の無保険が解決をされて、真ん中の大人のことを今お話ししているわけですが、その大人が今、この間ずっと議論されていたように、派遣切りですとか、深刻な失業情勢の中でまさに無保険になっている。そうなったときに、もうこの仕組みはなく...全文を見る
○高橋(千)委員 今お話しされた失業者の問題は、これは雇用保険を給付できる人、しかも非自発的な方だけですので、一歩前進ではありますけれども、カバーできるものではないということをしっかり認めていただきたいと思います。  資料の三に、先ほど紹介した民医連の調査の数字を載せておきまし...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっとびっくりしました。自民党政権のときも下げることは一定検討されていたのではないかなと思います。  改革会議の中では、岩見委員からも、老人医療が議論された際の目標は無料化であった、現在は状況が変わっているが、やはり七十五歳で線を引くというのであれば、最終的...全文を見る
04月13日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、六人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。  被用者保険も国保も財政的に非常に厳しいことが表明される中で、負担のあり方についてさまざまな意見があったかと思います。また、後期高齢...全文を見る
○高橋(千)委員 貴重な御提言、本当にありがとうございました。  もう一点伺いたいんですけれども、広域化が医療費抑制のためのものであるという指摘がございました。私も実は先週の委員会の質問で、保険料の平準化やあるいは給付の適正化と称して、都道府県が調整交付金の減額、これらを活用し...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  次に、相野谷参考人に伺いたいと思います。  医療や介護や社会保障のさまざまな分野で、各地でさまざまな運動が取り組まれている、また実態などを本当によくつかんでいらっしゃると思います。きょうは、保険証がないために死亡に至った事例のお話...全文を見る
○高橋(千)委員 今のお話、時間の関係で余り詳しくお話しできなくて非常に残念だったと思うんですが、例えば私がこういう問題を質問しますと、それは地方で決めていることですとお話をするわけですね。取り立てですとかあるいは保険証を取り上げているのも、地方が決めていることなんだと。でも、一...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  もう少し相野谷参考人に伺いたいと思うんです。  次に、後期高齢者医療制度について、他の参考人からは、現行の枠組みをベースとすべしである、いいところもあるという意見もあったと思うんです。  ただ、やはり枠組みを残すと、高齢者がふえ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  あと一点だけ、協会けんぽの課題について、資料は出ておりますけれども、時間の関係で言及がなかったので、一言伺いたいと思います。
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  あと一分ぐらいかもしれませんけれども、最後に、白川参考人に一言伺いたいと思います。  肩がわりではないかという指摘は、私も全くそのとおりに思っております。この後、被用者保険と国保との一元化とか、そういう問題が出てくるわけですけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  努力をしていくというお話がございましたが、圧迫されることによって今後何が起こってくるのかというのはまた大きな課題であろうと思いますけれども、その話ができないままに時間が来てしまいましたので、次の審議でお話をしたいと思います。  あ...全文を見る
04月14日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○高橋(千)委員 おはようございます。日本共産党の高橋千鶴子です。  きょう、初めてトップバッターを務めますので、よろしくお願いをいたします。  一昨年の十一月十九日の本委員会における後期高齢者医療制度廃止法案、あの質疑の会議録を改めて読み直しました。衆議院でこの法案が審議を...全文を見る
○高橋(千)委員 懸念があるという表現はなかなか微妙であって、医療費抑制ありきと言い切れるのかどうかというところが、ちょっとやはり含んでいるのかなという気がするんですけれども。  しかし、医療費抑制の懸念があるということでありますので、その当時非常に問題になった、また提出者の方...全文を見る
○高橋(千)委員 検討とおっしゃいましたけれども、制度の細かい設計というのはこれから法案を出すに当たって皆さんいろいろ詰めていくところがあるんでしょうけれども、これは基本の思想の問題でありますから、医療費適正化計画が少なくとも高齢者の医療の確保ということで、医療費抑制が目的なのだ...全文を見る
○高橋(千)委員 今大臣がおっしゃった二点は、当然のことだと思うんです。健診を充実させて、早期発見、早期予防といいましょうか、医療費適正化に結びつくというのは当然のことであります。  また、無駄な医療がないのかということは、それは点検も必要なことかと思うんですね。例えば、様子を...全文を見る
○高橋(千)委員 私が確認したかったのはそこなわけです。結局これは、高齢者の医療の確保に関する法律、この中で論じられていることなので、違うのではないかということが言いたかったわけです。  その具体的な中身について、資料の一に、これは厚労省が一目でわかるようにつくってくださった資...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。具体的な目標に対しての一定の検討過程を今お話ししてくださったと思います。具体的でありがとうございました。  そこで、〇六年の改正時も反対が多かったし、私自身も指摘をしているわけですけれども、高齢者の医療の確保に関する法律第百二十条第二項、...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、平成二十五年からはないということが確認をされました。今の、しっかりやってもらいたいというのは、形が違うけれども何らかの、私たちでいうとペナルティー、皆さんでいうとインセンティブのようなものを、これは検討の余地はあるということでよろしいですかね。
○高橋(千)委員 最初に私が、医療費適正化計画を高齢者の中に位置づけたことをやはりやめてほしいということをお話ししたわけですけれども、結局、廃止といいながら個々の検討項目が残るということに対して、今、懸念を幾つか述べさせていただいたということであります。これはやはりきっぱりとやめ...全文を見る
○高橋(千)委員 もともと指摘してきたことが現実になる中で、ペナルティーだけが起こっていくということはやはりできないことですので、やはりこれは制度的な問題、課題でもあったということで、今周知徹底ということでお話をされましたけれども、具体的な取り組みをぜひお願いしたいと思います。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 一点単価を引き下げとかそういうことではないということは、まず確認ができました。  ただ、前段の効率的な運営というのも、在院日数の短縮というのは、数字だけで見ますと、これは効率的である、医療費抑制の適正化の効果が上がっているというふうに見られるかもしれませんが、...全文を見る
○高橋(千)委員 注意深く見守っていくということで、妙案は全くなかったかなと思っております。  三月二十六日付、北海道医療新聞によりますと、北海道病院協会は、ことしの十月一日に、六十の事業所、約一万一千八百四十人による健保組合の設立を決めたと報道しております。  その理由が、...全文を見る
○高橋(千)委員 健保連においても、現在、二十三組合くらいでしょうか、既に解散をして、財政的にも大変であるということで協会けんぽに移っている。逆に今度は、事業所が、とてもじゃないが事業主負担は払えないよということで国保に流れているということが指摘をされているわけですよね。ですから...全文を見る
○高橋(千)委員 不正受給については、きちんと対策をとればいいと思います。今のお話だと、とりあえずが何かまだ残っているのかな、今後の検討課題が残っているのかなということをちょっと思いました。やはり保険者機能というのは、昨日の参考人質疑でも随分議論されたわけですけれども、やはりそこ...全文を見る
○高橋(千)委員 当時の国保新聞には、厚労省の国保課長が、都道府県の役割というものを前向きにとらえた意欲的な提案内容だ、前向きに支援を検討したいということを述べております。ですから、政府が進める制度改革の中の一つのモデルとしているのかなということを懸念しているわけです。しかし、私...全文を見る
04月16日第174回国会 衆議院 本会議 第23号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、労働者派遣法改正案について質問します。(拍手)  一九八五年に労働者派遣法が成立してから四半世紀になります。職業安定法四十四条は、労働者供給事業、いわゆる人貸し業を明確に禁止しています。にもかかわらず、労働者派遣事業をその例外として認め...全文を見る
05月14日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほど来お話がありましたけれども、けさ札幌地裁で、B型肝炎訴訟について、国は和解協議に入ることを正式に表明をいたしました。協議入りしないということ、まさかそういう選択はないだろうと確信を持っておりましたので、このこと自体は当然だ...全文を見る
○高橋(千)委員 時間がないと原告らが訴えているわけですけれども、この二カ月間、札幌の和解勧告が出されてからの二カ月間だけでも二名が既にお亡くなりになっている、このことをどうお考えでしょうか。これでまた二カ月まで案も出されないということがあってはならないわけです。  まず、この...全文を見る
○高橋(千)委員 何でそんなことさえも言えないんですか。きょう札幌に行っている方たちと、物理的な問題があるかもしれませんよ。でも、そういうことではなくて、二カ月、十四日ぎりぎりまで引き延ばしてきた間に、当然、そのことはお考えになっていたと思うんですね。ですから、当然、会うことは一...全文を見る
○高橋(千)委員 これで和解のテーブルに着くと本当に言えるのかしら、何のためにきょうまで待たされていたのかと。本当に時間稼ぎだと言わざるを得ないんです。  体のぐあいが悪いのを押して、この間も三度の座り込み行動、共同行動をやられましたけれども、その中でも、本当に病状が悪化された...全文を見る
○高橋(千)委員 表裏一体とおっしゃったんですけれども、「生活の安定と自立の促進」、ここは、やはりその後の、これからお話をします一部支給停止ですとか、そうした考え方の基本になってきたものであります。ですから、その基本が今変わってきているのではないか、見直しが当然されるべきではない...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、さっきの質問に関連があるわけですね。児童の家庭の生活の安定と自立の促進だ、自立の促進を図るという意味で就労支援をやればいいのだということで、児童扶養手当はあくまでも激変緩和だということで大きく考え方が変わったわけです。  しかし、その就労支援がまだまだ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。貴重な答弁をいただいたと思います。  二〇〇二年、五年以上受給し、末子が八歳以上の世帯が最大で半額の支給停止、この法案が決まったときに、五年後がそろそろやってくるということで当事者たちが強い運動をいたしまして、私もこの問題を繰り返し質問い...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ調査をしていただきたいと思います。大体三億円程度というふうなことを聞いております。  それで、最初は、私が言ったようにびっくりする書類が来たころ、あのころは、〇八年九月末の調査で六千三百八十四人が一部支給停止の対象となりました。ですから、それから見るとかな...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣はサンプル調査が大変お得意で、実態はつかむ必要があると思うんですけれども、私は、正直言ってもういいんだろうと思うんです。財政影響額も余り大きいとは言えません。実質ほとんどの人が継続となっているわけです。全体の〇・四%なわけですね、今回一部支給停止になったとい...全文を見る
○高橋(千)委員 これについては要望しておきますけれども、当初は、やはり期待していたのは、一回書類を出せば後は現況届のときにチェックすればいいのだという理解だったんです。私はそれでいいと思います。  例えば、保育所の所長さんなどがおっしゃっているわけですけれども、母子家庭のお母...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。これもなるべく早く成果を見たいなと思っております。  やはり子供さんがいるということは、一番必要な時期というのは期限があるわけでありますし、所得保障の制度だという説明が先ほどあったわけですけれども、併給したとしても、多分所得制限よりもずっ...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、済みません、今のは一年の話ではなくて、遺棄の実態の中身なんですけれども、要するに、事実上別居はしているんだけれども、父親が連れ戻すことを何度か繰り返すので、完全な別居ではないということで該当になっていないケースであります。  これは、先ほどお話しした課長...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、実態によっては手当の対象になる場合もあるということでよろしいですね。
○高橋(千)委員 ここら辺のところを十分検討されたいと思います。  これは、国保の問題なんかでも同じなんですけれども、機械的にやらないようにと幾ら通知には書いても、そうはいっても、現場には出されている言葉、基準以外に頼るものがないわけですので、それが機械的に近いものになってしま...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ前向きにお願いをしたいと思います。きょうは初めてお話をしましたので、また次の機会にしたいと思います。  次に、関連をすると思いますので、子ども手当の問題で少しお話をしたいと思います。  子ども手当の質疑のときに私は指摘をしているんですけれども、実際に、自...全文を見る
○高橋(千)委員 今、政務官、とても大事なことをおっしゃったと思います。やはり格差を広げることにならないかということなんですよね。  子ども手当が、社会で育てるということで、所得制限なく一律に支給をいたしますので、そのことによって、所得の低い方、いろいろな社会保障で支えられてい...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、私たちは、例えば、子供の医療費無料化や学校給食の無料化など、あるいは義務教育の実質無償化ということをやはり本気でやらなければならないというふうに思っているんです。  今回は、一つ聞きたいのは、子ども・子育てビジョンには、認可保育所の保育料を一割の自己負...全文を見る
○高橋(千)委員 書いてみただけというのでは困るので、やはり保育料の負担が大きいということで見直しを、一定の軽減を考えているのかということをまず一つ聞きたいと思います。  それと同時に、厚労省の調査では、昨年の四月で、認可保育所に入っている子供が二百四万九百七十四人、認可外が十...全文を見る
○高橋(千)委員 時間が来たので、続きは来週やります。終わります。
05月19日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今回の児童扶養手当法案については、一日も早く成立をさせるとともに、制度や運用の改善、あるいは一人親家庭の支援など、引き続いて課題があると思いますので取り組んでいきたい、このようにまず表明をしておきたいと思います。  きょうは、...全文を見る
○高橋(千)委員 器が先なのか、中身が先なのか、あるいはそれを動かすためのお金の仕組みが先なのか、いずれにしても課題が多過ぎて、器がなくて中身だけ決まってもどうなのかということもありますので、六月に報告書が出されて来年に法案が出るというテンポはかなり拙速ではないかなという感じがい...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと具体の話に入ります。  子供が先という視点は全く間違っていない、賛成なんですけれども、そこで話し合われている保育の中身が決してそうではないのだということをお話ししたいと思うのです。  まず、厚労省の姿勢が非常に重要だと思いますので伺いたいと思うのです...全文を見る
○高橋(千)委員 検討の一つという答えがあったと思います。  さらに続けたいと思うのですけれども、保育の必要度、いわゆるサービス量を認定するということが議論をされております。そうすると、フルタイムの方がパートタイムで働く人よりも認定において有利になるということでしょうか。ただ必...全文を見る
○高橋(千)委員 今御紹介いただいたポイント制というものを私は本委員会で質問したことがございますけれども、既に各自治体でやられているわけですよね。しかも、本当に、今政務官がお話しされたように、保育所の皆さん、園長さんなどに言わせますと、やはり今は保育料の徴収相談なども全部やってお...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません。答弁が大変丁寧なので、時間がなくなりまして、申しわけないんですけれども、政務官、せっかくおいでいただいて、厚労省の答弁が一つもなかったわけで、同じ質問を泉政務官と大臣に、最後に一言お願いしたいと思います。  今回の改革の中で、認可制から指定制にしよ...全文を見る
○高橋(千)委員 次にまたやります。  ありがとうございました。
05月21日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  ようやく、社会保険病院また厚生年金病院などの受け皿をつくる法案が審議入りをいたしました。存続のための運動をされてきた行政、病院、住民の皆さんにとって、ここまでの道のりは本当に長かったと思います。  〇二年七月の健保法改正に伴い...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  社会保険病院や厚生年金病院は、この間も、湯布院を初め、首長さんが先頭に立ち、党派を超えて運動を広げてきたと思います。私の生まれ故郷である秋田県能代市にある秋田社会保険病院は、わずか一カ月で六万名を超えて、最終的には市の人口を超える六万...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁は、今後検討というお話だったと思いますが、では、分けて聞きます。  まず、各病院ごとにつくられる。これは地域協議会ですから当然かなと思うんですが、いかがですか。
○高橋(千)委員 もう一つの方、地域住民の代表。これは当然、地域協議会でありますし、文面から見ても、「当該施設の利用者その他の関係者」というふうになっておりますので、住民の代表が入るというふうに解釈してよろしいかと思いますが、どうでしょうか。
○高橋(千)委員 おっしゃるように、例えばその委員の中に一人なり二人なり代表の方が入ったときに、その人がそれですべて地域住民の声を代表しているかと言われれば、逆に難しいこともあるかと思うんです。だから、私にしてみれば、両方やればいいと思うんです。委員にも入るし、公聴会のような住民...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。確認ができたと思います。  本人の判断だというのは、それは当然なことだと思うんですね。正直、先ほどお話ししたように、国の方針が決まらない間に、とても続けていけないということで退職に至った方もいらっしゃるわけですから、そういう中で、先が見え...全文を見る
○高橋(千)委員 資料にあるように、枝野行政刷新担当大臣ですか、国立大学法人評価委員会の運営費交付金にこの評価を反映するべきだと発言したと聞いておりますけれども、そのように考えているのでしょうか。
○高橋(千)委員 直ちにとは考えていないという御答弁でありましたけれども、大臣が発言をされているということ、また定期的に見ていくのだということをやはり総合すれば、当然影響があるだろうと思うわけであります。  どれだけ民間参入が図られているのかが、国立大学の業務運営といいますか、...全文を見る
○高橋(千)委員 この新聞の中にも指摘をされていますけれども、最下位の、内閣府にとっての最下位の大学が、競争入札といっても応札するのが一社しかないんだとか、そういう事情も紹介をされておりますね。本当に考慮するんだというのであれば、その考慮が具体的に伝わるように、そして、ひとり歩き...全文を見る
○高橋(千)委員 地域の事情を踏まえていただいてということで、きょうは文部科学副大臣鈴木さんにもおいでいただいておりますので、同じ趣旨で伺いたいと思うんです。  地域の貢献度をどう評価するかということと、今回、文部科学省に対して学長は抗議文を送っております。やはり、文科省自身は...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  名誉のために言っておきますけれども、例えば、インターネットで「みんなの大学事典」というサイトがございますが、その中で、十一月、二月、続いて最近の注目大学一位になっている。ですから、評価の物差しが違えばそうしたこともあるのだということを...全文を見る
○高橋(千)委員 言ってみれば、前政権が決めたことを引き継ぐのだ、一言で言えばそういうことになるのではないかと思うんですね。せっかく、今副大臣おっしゃったように、国会の総意の中で附帯決議をしたわけですから、思い切って見直すこともあっていいのではないかと思うんです。  さっき言っ...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。
05月26日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、先ほど来伺っていますと、何かどんどん売却するといったような話が随分出てきて、ようやっと公的病院として受け皿が決まったのかなと思って運動してきた皆さんが本当に喜んでいるときに、何か売却ありきみたいな議論になるというのは非...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、根拠法、法の条文のところでありますかということを聞いたつもりだったんですけれども、今、中期目標に書き込むということで、これは事前に原課に伺ったときも、十三条の中に売却できないとは書いていない、その程度の説得力の話なわけですね。そういうレベルの話で進めていい...全文を見る
○高橋(千)委員 大変具体的じゃないんですね。  違約金と書き込んだら、お金を払えば済むのかと。地域の病院が守られる、民間病院に移ったけれども機能は維持されるんだという約束だったけれども、全然そうじゃなかったというときに、金を払えば済むんですかということが問われてくるわけです。...全文を見る
○高橋(千)委員 これもまた、ちょっと具体的じゃないと思うんです。  当事者と法人とおっしゃいました。例えば、この花巻の場合、贈与条件、「贈与物件に係る無償譲渡契約に定める義務を本市が履行しないときは、当該契約を解除することができる」と書いています。つまり、先ほど大臣は違約金の...全文を見る
○高橋(千)委員 政務官は、多分私が言いたいことを先取りして答弁をされたと思うんですけれどもね。  労災病院ですので、主要な任務というものがございます。その中でも、覚書で結んだ「医療の基本構想」の中で一番の大事なところは、やはり脊髄損傷の患者の受け入れを条件としていたわけですね...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  市立病院との統合に失敗した美唄労災病院や、三井三池三川鉱の一酸化炭素中毒患者らが入院、通院していた大牟田労災病院、四年前に廃止され、引き継いだ病院でも約束が履行されていない、こうした問題が起こっています。実際には機能は維持されないとい...全文を見る
05月28日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  時間がありませんので、早速、自民党の提出者に最初に伺います。  自民、公明の改正案は、与党時代に出された法案と基本的に同じものだと思います、若干の追加があるのは承知をしておりますが。自民党さんの立場は、障害者自立支援法をいずれ...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、確認ができました。  自民、公明の案は、自立支援法の枠組みを廃止するものではないということであります。  与党は、自立支援法を廃止し、この一月、自立支援法違憲訴訟原告団と和解し、基本合意を結んだ。廃止しというか、廃止を公約し、基本合意を結んだと思います...全文を見る
○高橋(千)委員 自民党さんは、枠組みは維持なんだと、そして与党は、廃止という立場は変わっていないんだとおっしゃっているんです。  そうすると、それを一本化するというのはどういうことになるのかということなんです。つなぎだからとおっしゃるかもしれません。しかし、では、施行日が二〇...全文を見る
○高橋(千)委員 つなぎの法案を周知するためにまた一定の時間がかかるのだと。新しい法案をつくるために今改革会議が検討していて、当然その周知の期間などがかかりますね。そういうことが二重三重に重なってくる、一体これはどういうことになるのかということがあるわけです。  民主党さんの案...全文を見る
○高橋(千)委員 よくわからないんですね。  だとしたら、こうした機会を何度も重ねて、検討会議の議論を我々が報告を受けたりとか、あるいは当事者の声を聞いたりして、我々が今できることは何なのか、急ぐべきことは何なのかということをやるべきではないか。結論ありきではやはりおかしいので...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、この通告、自民党さんにもしていたんですが、時間の関係で省略をいたします。  今、園田委員から、原告団の皆さんにもお会いしましたと。そして、抗議されている中心部分についてお話をされたと思うんです。それは、多くの皆さんがやはり受けとめてくださっているは...全文を見る
○高橋(千)委員 一言、自民党さんにも確認してよろしいですか。
○高橋(千)委員 やはり、ここに見解の相違があったのではないか。応益負担の撤回とは、やはり自民党さんはおっしゃらなかった。ですから、そこで一本化するということは、まだそこまではたどり着いていないということであります。それから、総合福祉法、仮称ですから、これから新しい法律が目指して...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。     —————————————
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました障害者自立支援法の一部改正案について反対の意見表明を行います。  ことし一月七日、政府は、障害のある当事者が社会の対等な一員として安心して暮らすことのできるものとするために最善を尽くすことを約束し、障害者自立支...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  労働者派遣法について、本会議で代表質問を行ったのは四月十六日でした。それから一カ月半近くたって、きょうがようやく第一回目の委員会質問であります。それなのに、与党内からは早くも採決日程などが聞こえてきています。派遣法の抜本改正を強...全文を見る
○高橋(千)委員 今、行き過ぎた規制緩和を一定程度戻していくというお話でありましたけれども、ほんのちょっとだなという気がしますね。派遣という不安定な働き方をやめさせてと言っているのに、何か聞いていますと、派遣でちゃんと働けるように、そう言っているように聞こえるわけです。やはり、そ...全文を見る
○高橋(千)委員 今の区別の問題も含めて、一切検討が今後なされないんですか。もう一度。
○高橋(千)委員 今後の検討でさえもないということでありました。  私は今、大臣の答弁に本当にがっかりしたんです。改めて自由な経済活動ということが強調されまして、正直言って、どれもこれも規制が緩いわけなんですよ。いわゆる禁止するところも例外があるし、今の事業所のところでも、許可...全文を見る
○高橋(千)委員 今、製造業の労働者の割合が大きいことや影響の大きさというお話がありました。そのほかにも、偽装請負の問題が既にあったと思いますし、雇用責任があいまいだということなども指摘をされたのではないかと思うんですね。  とりわけ、二〇〇三年の解禁後からわずか三年間で、製造...全文を見る
○高橋(千)委員 明らかにこれは偽装請負でありまして、みなし雇用の対象になるのかなというふうに、今の大臣の答弁を聞いていても、それは個別だからということでお答えできなかったと思いますが、確認できたのかなと思います。  先ほど来、坂口委員が請負と派遣の違いなるものをいろいろ御質問...全文を見る
○高橋(千)委員 資生堂は、昨年三月の決算で百二十一億円の収益を上げて、株主配当も増配、二百一億円を出す優良企業であります。有名女優さんを一堂に集めて出演させているあのシャンプーのコマーシャルが大変有名でありますけれども、実は、広告費だけで五十億円使っているんですね。ランキング一...全文を見る
○高橋(千)委員 今、派遣先の意思があることが多いだろうということをお認めになったと思います。  それで、やはりそういう目で見た場合、今お話しされたみなし雇用というのは非常に大きな意味があると思うんですね。ただ、これはみなし雇用だ、直接雇用契約が成立したとみなした場合、直近の契...全文を見る
○高橋(千)委員 今、実質的な判断が重要だということが確認できたと思います。  〇八年九月二十四日の労政審建議「労働者派遣制度の改正について」、今お話しした違法派遣是正のための派遣先での直接雇用について、「従前以上の条件で雇用契約を申込むことを勧告できることとすることが適当であ...全文を見る
07月29日第174回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  このたびの梅雨前線等によりお亡くなりになられた方々、また被災された皆さんに、心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。  昨日の鹿児島県霧島市、また南大隅町の視察に、私も参加をさせていただきました。また、その前二日間は...全文を見る
○高橋(千)委員 今の話で皆さんも気がつかれたと思うんですけれども、適用要件は満たしていると思うんですね。それを、県の判断でございますので、それが最終的にはならなかったと。私は、この場で、国会ですので、県を責めるつもりはないんです、きのう、実は質問したかったんですが、時間がなくて...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。確認ができました。  そこで、先ほど来大臣が力を込めておっしゃっていた、そうはいってもまだまだ対象にならない自治体がたくさんあるんだ、被害は全国で起こっていて、程度も大きいんだけれども、やはり戸数ですとかさまざまな条件があるんだというふう...全文を見る
○高橋(千)委員 大変前向きな御答弁をいただいてありがとうございます。  同時に、特交があるといいながら、実はたった一件であったということを非常に残念に思っているわけなんです。  昨年十二月三十一日現在の内閣府の資料では、二十二の都道府県で何らかの独自の支援策をやっております...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひこれを前向きに、もちろん口蹄疫の問題も含めて、十分な措置をしていただきたいということを重ねて要望しておきたいと思います。  そこで、次に国交省に一言だけ伺いたいと思うんです。  北九州の小倉にも行ってきたんですけれども、これも、昨年七月二十四日に水害があ...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いします。  同時に要望しておきますけれども、一本の河川で国管理、県管理、市の管理、そしてその上にJRの橋がまたがっているということで、復旧するにしても本当にちぐはぐな状態になってしまうわけですね。国の直轄のところは、もう真っ先に立派な復旧ができる...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  時間が来ましたので、あとは要望にさせていただきたいと思います。  今回の水害で大きな特徴が、二度来た、それも去年と続けて来たというところが非常に多かったわけで、先ほどの質問の中にもあったと思うんですね。  例えば、昨年床上浸水で...全文を見る
08月03日第175回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず、独立行政法人地域医療推進機構法案、前国会で衆議院を通過しながら時間切れで廃案になったということは、本当に残念でたまりません。先ほど来議論がされているわけですけれども、九月三十日で根拠がなくなる。これは一刻の猶予もできません...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと待ってください。私はこれ一問だけで終わるつもりだったんですけれども、必要があればということは、そうじゃない場合もあるということですか。これは重大な答弁ですけれども。
○高橋(千)委員 きょうはここは要望にとどめますけれども、RFOがやはりもともと整理、売却を目的とした機構であったということ、それを一定の条件をつけてここまで引っ張ってきたのは、自公政権の責任もあるわけです。そういう中で、もう解散目前だと思っていたところにもう二年頑張ってよと言っ...全文を見る
○高橋(千)委員 予想外の答えでありました。特に名前をつける必要がないとおっしゃった。よく、イクメン、カジメン、あるいはかるたなど、さまざまなキャッチフレーズですとかわかりやすい言葉を工夫されている大臣ですから、何かひねりにひねったものが出てくるのかなと思っておりましたけれども、...全文を見る
○高橋(千)委員 決まっていないということでありました。十二月までに決められるとはとても思えません。きのうの福岡の公聴会でも、公聴会といいながらほとんど意見を聞いてくれなかった、一方的な説明ばかりだったということが既に出されております。  では次に、広域連合もしくはこれにかわる...全文を見る
○高橋(千)委員 今、上がらざるを得ないということをまず確認いたしました。  それで、インセンティブというお言葉を述べたわけですけれども、しかし、これは市町村が自分たちで集めて自分たちで運営をしているのではなくて、県一本で、これこれを納付しなさいと言われて、それに見合わなかった...全文を見る
○高橋(千)委員 下手すれば十年かかるわということを担当課からも聞いております。そういうことを、これはもうその間はもたないだろうということを言わなければならない。  今おっしゃったのは、全国一斉の場合と、できるところからという場合と、二通りありますとおっしゃいました。  それ...全文を見る
○高橋(千)委員 時間が来ましたので、要望にいたしますけれども、やはりそういう議論の根っこにあるのは、国保の財政が余りにも不安定だからとても市町村だけではできないということや、国保になだれ込んできたら受けられないとか、そういうことがあるんだと思うんですね。  ですから、私たちが...全文を見る
09月08日第175回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最初に、B型肝炎訴訟の和解協議について伺います。  九月一日に示された国の考え方では全く不十分であり、被害者の多くが切り捨てられると、強い怒りの声が上がっています。特に、未発症の持続感染者を救済対象にしないということは、五百十...全文を見る
○高橋(千)委員 例えば、新潟の原告の女性は、妊娠した際にB型肝炎のキャリアであることを告げられました。入院中はほかの方と同じ部屋には入れてもらえず、授乳のときも別行動にされて、赤ちゃんのベッドも、ほかの赤ちゃんとはほかのところに置かれたそうであります。私の体の中にウイルスが存在...全文を見る
○高橋(千)委員 最初に、いや、キャリアの方は発症したら一時金が出るんですから、省いたつもりはありませんとおっしゃいました。でも、今二つ目の質問に対して、結局、除斥期間を過ぎているのだということをおっしゃったと思うんですね。  そうすると、私が聞いているのは、発症したら払うじゃ...全文を見る
○高橋(千)委員 御提案の中身がまだ全部ではないわけですよ。ですから、早く協議のテーブルに着いてほしいということを言ってきたわけじゃないですか。それで今、半年待たせてこの提案では、納得できるはずがないわけです。新たに十五日までにということが一つ言われておりますけれども、もう一度、...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、資料の三枚目をごらんいただきたいと思います。  九月十八日に、今お話の中に出てまいりました事務連絡、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課施設管理室が出したものであります。これは「見直しの方向性について」とありますが、今、山井政務官はあえておっしゃら...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと、その事務連絡の問題について、何の問題点も考えていないと。そもそも、政務三役が通達の中身もちゃんと検討するということが当時方針として出されたと思うんですね。そういうこともすっかり忘れて、もう結論が出ちゃったからしようがないやという、本当にそれでよいのかと...全文を見る
○高橋(千)委員 少なくとも、そのいつかは今ではないと思います。  資料の四枚目につけておいたように、平成二十二年度からの新たな定員合理化計画では、最低でも六十九名の合理化を行う必要があり、現在の八施設を現状のまま維持することでは合理化への対応が困難であること、結局これが最大の...全文を見る
10月22日第176回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほど、坂口元厚労大臣ならではの、経験を経ての大変深い問いがございまして、もしやこの後、私が質問しなくてもよくなるようなすばらしい答弁が大臣から出るのかしらと一瞬期待をしましたけれども、大変がっかりいたしました。改めて、気を持ち...全文を見る
○高橋(千)委員 皆さん、耳で聞いてみても、なかなかと思ったと思うんですが、最初に不明という言葉がございました。それから仮定のもとに、それから推計をしたと。ですから、推定に推定を重ねた数字であり、根拠は明確ではないと言わなければならないと思います。ですから、何を根拠にするのかとい...全文を見る
○高橋(千)委員 そんなことは一言も聞いていませんよ。質問したんじゃありません。これは私の意見です。聞いたのは、原告の中に線引きをするなということですよ。話が振り出しに戻っちゃうと言っているんです。質問の意味がちゃんとわかっているんですか。もう聞きませんので、大臣に聞きますので。...全文を見る
○高橋(千)委員 この問題だけで時間になってしまうので、もう一問だけ聞いてこれは終わりにしたいと思うわけであります。  国民で議論をするという前に、まずやるべきことをやっていないではないかということなんですよ。裁判所が定めた期日以外では一切協議に応じない、その前に、要するに原告...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと余りにも認識がかけ離れているのでもうこれ以上は聞きませんけれども、大臣はやはり法曹なわけですから、わかっていると思うんですよ。これまでさまざまな、国家賠償を求める裁判とか、あるいは企業に対しての和解の協議とか、いろいろな裁判がやられたわけですけれども、そ...全文を見る
○高橋(千)委員 提案した法案を成立させたいと今お話があったと思います。  この間、ネットカフェ難民ですとか日雇い派遣の問題、あるいは一昨年来の年越し派遣村、労働者派遣法の改正が必要だということがずっと叫ばれてきたにもかかわらず、実はこの審議、ほとんどされていないわけなんですね...全文を見る
○高橋(千)委員 日にちを決めるだけの話じゃなくて、十分な審議と、それから参考人も踏まえてという意味でございます。よろしくお願いいたします。  それで、時間がちょっと超過しますので急ぎ足でやります。  具体的に伺いたいんですけれども、今回、政府案に違法派遣があった場合のみなし...全文を見る
○高橋(千)委員 指揮命令という言葉を、何かそのまま指図をするみたいに細かくとるのかどうかということなんですね。  私が聞いているのは、はっきり言って、あなたはここに移りなさいと。だって、その会社を知らないわけですから。そうでしょう。受け入れる側の企業の都合によって、あなたはこ...全文を見る
○高橋(千)委員 みなしの質問もまだしていないし、何でそういう答弁になるのか。区分をきちんと守っていない場合、ですから、自己完結していないわけですよ、ラインの中で。それは偽装じゃないですかと言っているわけです。  私、実際、今月行ってまいりました、工場に。一日に五回から六回色を...全文を見る
○高橋(千)委員 指揮命令の中身を聞いているんです。ちょっとこれでは余りにも、見直しをする意味がないかなと言わなければならなくなってしまうわけですね。そういうことも含めてもっと議論するべきだと思います。  私がなぜここにこだわっているのかといいますと、実はこの資生堂、年間見学者...全文を見る
11月09日第176回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、ちょっと今の続きになるかもしれませんけれども、TPP、環太平洋戦略的経済連携協定についてお伺いをいたします。  舞台となるアジア太平洋地域は、世界の国内総生産、GDPの五四%、世界貿易の約半分を占めていると言います。で...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど来の答弁を聞いていますと、これまでは、例えば民主党の中でも、あるいは閣僚の中でも、このTPPに対してのいろいろな意見があったのだと思っているわけです。ところが、結局、交渉に参加をするという事実上の宣言ではないかと私はお話ししましたけれども、APECの中で、...全文を見る
○高橋(千)委員 答弁漏れ。後の方の、守るべきものは守るというこれまでの交渉のルールを日本は転換したのですかということ。
○高橋(千)委員 鹿野農水大臣は、十月二十一日の新成長戦略実現会議の場で、「実質関税ゼロ国だということを宣言することと同様だ」というふうにおっしゃっております。物すごい衝撃があると。ですから、もう実質ゼロ国なんだということをわかって検討するということ自体が、もうこれまでの姿勢はな...全文を見る
○高橋(千)委員 国内対策とおっしゃいましたけれども、例えば日本とオーストラリアの経済連携協定が話題になった二〇〇七年に、経済財政諮問会議が、関税をゼロにした場合、食料自給率は幾らになるかという試算を農水省にさせたことがありました。それが食料自給率一二%という数字で、今改めてそれ...全文を見る
○高橋(千)委員 今のお答えではとても対応にならないというのは、だれが聞いてもおわかりだと思うんですね。戸別所得補償対策があるから米をもっと安くしてもいいよということで、今の米価暴落に拍車をかけたんじゃないですか。これを一体何倍にすれば、どれだけ対象にすればこれが国内対策だと言え...全文を見る
○高橋(千)委員 これ以上の答弁がないということですね。  関税だけじゃないでしょう、例外なきというのは。結局、そういう基準の問題も安全の問題も、例外なきというところに持っていかれるんだ、そのときに日本が、攻める側ではなくて、攻められる側ばかりじゃないか、交渉に入ると決めなくて...全文を見る
○高橋(千)委員 委員長に要望します。
○高橋(千)委員 質問してもきちんと答弁してくださらないので、きょうはそういう意味で申し上げます。(発言する者あり)いや、ちょっといいです。  私は、きょうは社会保障について話したいことがあります。(発言する者あり)ちゃんと質問します。  総理は、十月一日の所信表明の演説で、...全文を見る
○高橋(千)委員 それなりの費用のお話ばかりだったんですが、後段の「安心できる社会」というのは。
○高橋(千)委員 昨年の政権交代で国民が期待したのは、もう小泉改革ではないということではなかったのかなと思うんですね。私たちは、福祉も自己責任、まさにそういう改革ではなかったかと思っているわけですが、壊されてきた社会保障、医療、介護、障害者、そうしたものが少しずつ修復されて、より...全文を見る
○高橋(千)委員 その審議会に委員の方が、土井先生が出された資料をもとにパネルにしたわけですけれども、皆さんのお手元に同じものがございますけれども、一番上が、要介護三から五の方が百八十四万人で給付費四・二兆円ということで、その下に、要介護一、二、百六十一万人、要支援百二十三万人と...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと時間の関係で、一つ総理に伺うことにしていたんですけれども、飛ばします。今のところでとても大事な答弁がありましたので。  重度者へシフトをしようという意見が出た一方、生活につながるサービスはやはり大事じゃないかという意見があったということなんですね。私は...全文を見る
○高橋(千)委員 ふえ続ける高齢者と介護の需要、まあビジネスという見方もあるかと思います。また、それが政府の成長戦略なのではないかなと思うんです。二〇二〇年までに医療、介護分野で五十兆円の新規市場と二百八十四万人の雇用創出を見込んでおります。  先ほどの生活援助の話ですけれども...全文を見る
○高橋(千)委員 今最後におっしゃったこと、外に出すということではないのだとおっしゃっていただきましたので、これは確認をさせていただきたいと思うんです。  それで、先ほどお世話する側というお話がありましたけれども、片や介護の支え手の分野で人手不足である、片や失業者がふえている、...全文を見る
○高橋(千)委員 交付金については評価がいろいろあるわけでありまして、効果が思ったほど広がっていないということもあります。ただ、それ以前にやはり恒常的なものにするべきではないかという指摘がございます。また、介護報酬そのものをきちんとふやして安心の制度にするべきだ、その際に、ふやし...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ重ねて要望したいと思います。  次に、介護保険と大きく関係する後期高齢者医療制度について伺いたいと思います。  新しい制度の仕組みについては、今回、全部はやる時間がないですので、負担の問題でちょっと伺いたいと思うんですね。  二〇一三年に後期高齢者医療...全文を見る
○高橋(千)委員 今いろいろとおっしゃいましたけれども、まず、三割から二割に減るんだというお話は、確かにそのとおりですよ。でも、私が今言ったように、一割になるんだ、七十歳になったら一割になるんだとわかっていてみんなが検査を抑えたりしているのに、二割になるのかという話をしているんじ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、必要に応じて見直していかなければならないと最後におっしゃいました。余り時間がないですので、そこら辺は、もう年金では間に合わないことははっきりしていますので、やはりちゃんと見ていただきたいと思うんです。  そこで、このパネルは、厚労省がいろいろな試算をして、...全文を見る
11月12日第176回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、細川大臣に、国の行う職業訓練、能力開発の意義について伺いたいと思います。  私は、国の行う職業訓練は、憲法二十七条、勤労権の保障、この具体化であると考えております。ILO百四十二号条約、あるいは人的資源の開発に関する百...全文を見る
○高橋(千)委員 たくさんおっしゃられましたので、微妙にかわされているような答えぶりではありましたけれども、さらに充実を図っていきたいというのが最後のお言葉でありましたので、そこをまず確認をさせていただきたいと思います。  今、後段で強調されました、いわゆる物づくりの問題ですと...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、もう少し詳細な条件が今後出てくるんだろう、今の答弁ぶりはそう思いますけれども、次の質問の前に一つ確認したいのは、では、基本的に今やっている内容が維持される、同じであるという意味ですよね。イエスかノーか、一言だけ。     〔委員長退席、石毛委員長代...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、都道府県に対するアンケートでも、条件が整えばと答えているところが十四県にとどまっているわけです。しかも、その移管の条件は、職員をそのまま引き受けた割合に応じて最低五割から十割の運営費を補助するとしていますけれども、その特例は二年限りの措置であります。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 それは、二年過ぎた後もきちんと支援するという意味ですか。先ほど言ったように、財政が続かないから中身を変えたいと言われたらどうなりますか。
○高橋(千)委員 民間譲渡ですとか、施設は続けられないとなったらどうしますか、引き揚げますか、国が引き取りますか。
○高橋(千)委員 当然、そうしか答えられないですよね。  ですから、私は、今回、とりあえず今十四が手を挙げていますけれども、必ずしもそこが本当に引き受けるとなるかはわからないわけですね。二年先のことを非常に心配するし、現実に五割の自治体が、民間の施設などはほかにかわるものがない...全文を見る
○高橋(千)委員 今言われたスパウザですとか私のしごと館ですとか、無駄遣いが与野党から指摘をされたと。そのことと、では実際にそれをやったのはだれか。それは政府の責任もあり、理事者の責任ももっとあるわけですよね。でも、現場の職員の身分はそれと関係ないわけでしょう。それをやった方たち...全文を見る
○高橋(千)委員 まず絶対認められません。  それで、採用方式としたという場合に、本人が希望した場合は採用されるのか、あるいは配置がえなどを拒否できるのか。例えば非常勤になってくれとか、大幅に条件が下がったということもあり得ると思いますが、それに対する歯どめ策はあるんですか。
○高橋(千)委員 今ちょっと、極力と言うだけで、もう少しおっしゃってくださるのかなと思ったんですけれども、やはりその歯どめ策というのが条文上は特に何も読めませんので、そういうことになるんだろうということで、これはもう断じて認められないということを重ねて指摘をし、かつ、やはり採用枠...全文を見る
○高橋(千)委員 ということは、二十四年度以降でも、今の経済状況は非常に深刻ですし、雇用状況も深刻だという中で、引き続き入居が可能になる条件もあり得るということでよろしいでしょうか。あり得るという言い方ですからね。
○高橋(千)委員 ぜひ前向きにお願いしたいと思います。  そこで、この表によりますと、市町村への譲渡というのが百十三住宅というところまで今進んでいるわけです。私は、市営住宅として住み続けられるんだったら安心なのかなと思っておりました。でも、実はそうではないことが起こっております...全文を見る
○高橋(千)委員 今のお答えは、可能性があるという意味ですよね。住宅に困窮するということでいえば、まさに単身者であろうと、今の状況の中で、仕事がなかなか見つからない中で言っているわけですから、これはぜひ考慮していただきたい、柔軟にやっていただきたい。  それからあと、最後ですの...全文を見る
○高橋(千)委員 しっかり見ていただきたいと思います。  終わります。
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、独立行政法人雇用・能力開発機構法を廃止する法律案に反対の討論を行います。  公共職業訓練に対する国の責務や独立行政法人の職員の雇用の問題など、極めて重要な内容を持つ本法案の審議がわずか半日、三時間半の質疑で採決されることに、最初に厳...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、脳脊髄液減少症について質問したいと思います。  脳脊髄液減少症は、交通事故、スポーツ障害、落下事故等による頭部、全身への強い衝撃で脳脊髄液が漏れる、液が減少することによって、頭痛、目まい、耳鳴り、視機能障害、しびれな...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、今具体的に大臣が最後に紹介をされました厚生労働科学研究、平成十九年から始まっているわけですけれども、治療ガイドラインを目指す研究の進捗状況について、政務官に伺います。
○高橋(千)委員 今、何とか今年度とおっしゃいましたので、科学研究は三年単位ですので、また延長したとなるとまた三年待つのかという思いがまず非常にあるわけですね。その点については、今年度がまず目標なんだということをおっしゃっていただきました。そこをまず確認したいのです。  そこで...全文を見る
○高橋(千)委員 今、診断から治療法の確立ということで、今手元にホームページからとったものがございますけれども、診断・治療の確立に関する研究ということで、今は国立がんセンターの所長であります嘉山先生が研究の代表者であるということになっておるわけですが、当然、その治療法の確立、そし...全文を見る
○高橋(千)委員 さまざまな要因で起こる頭痛と今おっしゃいましたけれども、その前段のさまざまな要因のところに、明らかに脳脊髄液の減少ということに結びつく、ぶつかったですとか、そういうことを訴えている方たちの声を拾ってほしいという意味で言っておりますので、ぜひ受けとめていただきたい...全文を見る
○高橋(千)委員 質問の意味と答えが違います。この方は自力で治療を受けたんです。それから保護を申請したのです。そうしたら、そんなお金を出せるんだったら保護は要らないべと言われたわけですよ。でも、それで貯金を使い果たして、仕事もできなかったら、どうやって食べていきますかという意味で...全文を見る
○高橋(千)委員 そう言ってくださればよかったんです。要件を満たしているということをまず確認いたしました。次にお話ししたかったのにもう今答えてしまったということでありますね。  今ちらっとお話を聞いて皆さんもびっくりされたかと思うんですが、資料を配ってあります。これは、平成二十...全文を見る
○高橋(千)委員 正攻法を求めるのは当然であります。ただ、どう考えても不合理なことは解決していただきたい。実際に、治らない、理解されないことを苦しんでみずから命を絶った人もいるんだということを忘れずにいただきたいと思います。  きょうは、文部科学政務官にも来ていただいていますの...全文を見る
○高橋(千)委員 お願いします。  終わります。
11月17日第176回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今回の法案で、国民年金の保険料の納付可能期間を二年から十年にするという改定部分、これは、もう少し納付できれば年金がもらえるのにという強い要望も私たちのところに寄せられており、当然賛成できるものであります。また、消えた年金が見つか...全文を見る
○高橋(千)委員 ということは、済みません、もう一度伺いますが、国民年金法の前段の部分、私がこれなら賛成できますよと言った部分と私的年金である企業年金法の改正も、両方、年金の確保、確保支援法案という形で言われていたと思うんですが、確保をするためのものであるという大臣の認識ですか。
○高橋(千)委員 なるほど、支援がついているという点で、このちょっと無理のあるやつを支援という言葉でつなげたんだということだと思います。  企業年金の方は後からお話ししますけれども、こちらはリスクが伴うものでありますので、リスクの伴うものととにかく不利益になるものを一刻も早く改...全文を見る
○高橋(千)委員 一割程度であるということもあくまでも推定でしかないわけでありますけれども、それにしても少なくなるわけです。さらにそれに、今回、先ほど阿部委員の御議論もございましたけれども、自民党さんなどは、やはりモラルハザードが起きるのではないかなどという指摘をして、時限立法に...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、恒久的にした方がいいんじゃないですかという意見です。
○高橋(千)委員 大臣の気持ちは、恒久的なものとして提案をさせていただいたということでありましたので、ぜひこの法案のここの部分は、やはりせっかく納付特例がさかのぼってというふうになったんですから、修正の議論がありますけれども、するべきではないということを、今度は委員の皆さんにぜひ...全文を見る
○高橋(千)委員 この最大八千人というのが非常に残念な数字だと思うんですね。もう少し救えないものかと。特に、高齢者の低年金、無年金問題というのは、医療や社会保障全体を議論する上でも非常に重大な課題となっております。  それで、ちょっと通告になかったんですけれども、重ねて伺います...全文を見る
○高橋(千)委員 そこら辺も少し、大臣にもう一問だけ伺いますので検討していただければなと。今回はすぐにできないかもしれないけれども、実際に受給している方が、どんなに少なくても、三万でも四万でも受給していればあとはだめだということなんですね。  あわせて、これからのことも含めて考...全文を見る
○高橋(千)委員 この問題は、最後に、さらなる検討ということのお話がありましたので、引き続いて、国会の場でも政府の場でも議論をしていただきたいし、私たちも提案していきたいと思います。  それで、もう少し続けたいんですが、次の部分についてもぜひ質問させていただきたいと思います。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 それから、元本割れということが当然あり得るわけですけれども、現状、今どんなようになっておりますか。
○高橋(千)委員 今、二十一年末の数字をおっしゃっていただいたと思うんですけれども、その半年前、年金情報などを見ると、六割という数字がございます。これは当然、景気の状況によって変動するわけでありますので、それこそ、受け取るときにバブルのような景気のいいときであれば得したなという話...全文を見る
○高橋(千)委員 もちろん、ごめんなさいね、聞くときに、させるのかというふうに質問したので、別に強制だと思って聞いたのではございませんので、わかってございます。  もちろん、個々の判断であるというところが、実はみそなわけですよね。あくまでも、それは決められるのは本人なんですから...全文を見る
○高橋(千)委員 全くないとおっしゃってくださればいいと、最初に質問をいたしました。  ただ、これは、十一月一日に経団連の要望もございますけれども、労働者の拠出があるのとないのといろいろある中で、企業再編というのが円滑に進むということのための要望としても紹介をされておりましたの...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、この自己責任の考え方について一致ができないということではなかったかなと。ただ、中小企業の運用というだけで、だから便宜を図っているんだという議論だけではないのだということをこれまでの脈絡でお話をしたつもりであります。  きょうは逢坂総務大臣政務官にも来て...全文を見る
○高橋(千)委員 あわせてというお答えでありました。  今、年金機構は、受給者の年金番号と住基コードの突き合わせ、これは現況届を省略できるということで既に法改正がされておりますけれども、これはどの程度進んでいらっしゃいますか。
○高橋(千)委員 住基コードの突合が既にすべての受給者を対象に年金機構でやられておって、八割、九割という進捗状況であるというお話だったと思うんです。いただいた数字では、これがコードが、本人がわからないということで二十三万人が手書きの現況届を出しているというふうに伺っております。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました国民年金及び企業年金等による高齢期における所得の確保を支援するための国民年金法等の一部を改正する法律案に反対する討論を行います。  保険料納付可能期間を二年から十年に延長する等の国民年金法の改正は、無年金、低...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、ただいま議題となりました障害者自立支援法一部改正案に反対の意見を述べたいと思います。  なぜ今、同案が国会にまた提出されたのか、本当に残念でなりません。同案は通常国会で衆参両委員会で可決まで通っているのだから、もう一度通してもよいのだと提案者の皆さんは主...全文を見る
11月26日第176回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、参考人の皆さん、大変お忙しい中、本委員会に出席をいただきまして、また貴重な発言をいただきました。本当にありがとうございました。  また、元原告の木村さんがきょう出席できなかったということは、本当に残念でなりません。また...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  大変明快な論理ではないかなと思います。やはり、正しい理解ではないのだという立場に立って今回の和解訴訟を解決すべきである、全面解決をすべきであるということを改めて思いました。  引き続いて佐藤参考人に伺いたいと思うんですけれども、先ほ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  もう少しここも深めたいと思うんですけれども、ちょっと時間の関係で、先に天野参考人に伺いたいと思います。  壮絶な御主人の闘病の一端をお話ししてくださったと思います。肝炎対策協議会の中でも、生前の手帳を証拠として示されて訴えていらっ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  そこで、質問の趣旨は、今回のB型訴訟の場合も、薬害のときは肝硬変に差がなくて、肝がん、死亡した方と同じ扱いだったんですけれども、肝硬変の中に軽症と重症という形で今の分類が持ち込まれる、同じ肝硬変の患者であっても差をつけるというふうなこ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  最後になりますけれども、佐藤参考人にもう一度伺いたいと思うんです。  先ほどのジェノタイプのお話なんかが実は関連しているのかなと思うのですけれども、薬害とB型肝炎をなぜ差をつけるのかというときに、やはり相当程度の因果関係が低い、薬害...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  原告団の皆さんと一緒に接している佐藤参考人は、原告の皆さんが提訴にたどり着くまでにいろいろなものを乗り越えて、しかも障害がさまざまあったということをよく知っているからこそ、政府の言っていることが非常に過大であるというのを実感できるん...全文を見る