高橋千鶴子

たかはしちづこ

比例代表(東北)選出
日本共産党
当選回数7回

高橋千鶴子の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、民主党の子育て支援策について質問をしたいと思います。  初めに、深刻な待機児童対策についてです。  認可保育所の待機児童は二万六千人を超え、過去最悪ベースとなり、潜在的には百万人とも言われております。  母子家庭...全文を見る
○高橋(千)委員 すべての希望する方に、そう遠くないときに実現したいとおっしゃられました。そこで、今いろいろ考えられているのが本当の対策になるのかということをまず考えてみたいと思うんですね。  パネルを見ていただきたいと思います。皆さんのお手元には、四枚目に同じものがついてござ...全文を見る
○高橋(千)委員 潜在的な需要を見て先取り的にやっていく、そのこと自体が間違いだとは思いません。問題は、これまでやってきたことが、本当に需要に見合った保育所づくりをやってきたかということであります。  細川大臣に聞きたいと思います。  ここにあるように、二〇〇一年から保育所は...全文を見る
○高橋(千)委員 六割近い保育所で定員を超えて入れ、子供さんを保育している、この事態を本当に深刻だと思わないのか。結局、待機児童が減ったけれども、減ったその部分は定員を超えて受け入れた、そういう意味ではありませんか。
○高橋(千)委員 ですから、それだと抜本的な対策にならないじゃないかということが言いたいわけなんです。  そもそも、今でさえも、日本の保育所の最低基準は諸外国に比べても大変低いです。ゼロ歳児が保育士一人に対して子供が三人、三歳児だと二十人、四歳児以上だと三十人。これを外国と比べ...全文を見る
○高橋(千)委員 与謝野大臣にもう一度聞きますが、述べてきたように、これまでの待機児対策の一つは詰め込みでありました。さらにもう一つは、自治体の財政難あるいは国の補助金の仕組みが変わったことで、公立保育所が民営化、民間委託などに変わったことではなかったでしょうか。  資料の二枚...全文を見る
○高橋(千)委員 もう新システムの中身の答弁に入っておりましたけれども、後でちょっとこの問題は指摘をします。ただ、財政の問題も含めて公的責任と私は言っているんです。  ちなみに日本共産党は、国の責任で年間十万人受け入れる認可保育所をつくっていくべきではないかと。だから、器が変わ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、大くくりにと、二段階とおっしゃいましたね。これまでの説明は、時間に応じて負担、ただ、一時間刻みではないかもしれないよと言っていましたけれども、では、大きく、昼間、夜間程度ということなんですね。昼間しか働いていないけれども夜間に利用した場合、自己負担は出ない。...全文を見る
○高橋(千)委員 限定的にはとても言えないんだと思うんですね、ここは本当に核心部分でありますので。  それで、もう一つのポイントなんです。認定を受けたら、それで入所ができますか。仮に認定書をもらったとしても、結局、直接契約ですので、保護者は自分で園を見つけなければならない。そう...全文を見る
○高橋(千)委員 市町村の関与については、あっせんというふうに書いているんですね。意味が全然違うと思うんですよ。  例えば、十一月三十日付の朝日新聞にこんな記事がありました。市役所に保育所の申し込みに来た出産直後の女性です。壁に見なれたホワイトボードだと。市内十五カ所の認可保育...全文を見る
○高橋(千)委員 では、総理にぜひ、通告しておりますので、伺いたいと思います。否定をしてくだされば、それでいいんですよ。  自由な選択という言葉、これは、介護保険や障害者自立支援法のときによく言われた言葉でありました。今、介護保険、十年が過ぎて、特養老人ホームの待機者が四十二万...全文を見る
○高橋(千)委員 さらに、新システムでは「多様な事業者の保育事業への参入を促進し、量的拡大を図る。」とあります。  与謝野大臣にもう一言伺いたいと思うんですけれども、例えば経団連などは、保育士は資格がなくても経験があればよし、このように言っています。民間の保育産業の代表は、大規...全文を見る
○高橋(千)委員 保育をもうけの道具とすれば何が起きるかということで、一番わかりやすかった問題が、資料の三枚目にあります保育施設における死亡件数であります。  かつて、ちびっ子園という全国チェーンの無認可園で二十二名もの赤ちゃんが亡くなるという事件がありました。その後、赤ちゃん...全文を見る
○高橋(千)委員 しっかりやってください。
02月15日第177回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、四人の陳述人の皆様、大変お忙しい中、参加をいただきましてありがとうございました。先ほど来お話を聞いていますと大変興味深くて、本当はいろいろなことを聞いてみたいなと思ったわけですけれども、きょうは大変時間が厳しいと厳守を...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  実は私も東北の出身でございますので、毎年豪雪対策で申し入れをしたりしている中で、やはり、交付金が使えるよという答弁があるんですけれども、しかし、枠がふえないことにはなかなか難しいというのが現場の声だったということで伺ってみたところで...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  これ以上はなかなかお答えにくいことであるかと思いますので、ぜひ全員救済に向けて力を合わせていきたいなと思っております。  次に、先ほど来、子ども手当について意見交換がされているかと思うんですけれども、先ほど上田市長の方に、子ども手...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  同じ趣旨で北町長にもぜひ伺いたいと思うんです。  住民投票に小学校の子供たちの参加をさせることや子どもの権利条例を制定されるなど、子供を本当に主役にした行政ということに心がけていらっしゃると思うんですけれども、今の子ども手当の問題...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。現場の苦労もお聞かせいただいたかと思います。低所得者対策をしっかりやっていくこと、子供の貧困の問題もございます。  と同時に、私が言いたかったのは、何か現物給付と近いものになっていって、全体の、子供を支援すると言っていたのがどんどん縮小し...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  私は、TPPに参加する、今協議をしている九カ国の力関係からいきますと、結局、日米のFTAあるいは日豪EPAということがその中心になってくるのではないかと思っているんです。しかも、今、日豪はもう既に協議をやっているわけで、今回、十日まで...全文を見る
02月24日第177回国会 衆議院 本会議 第5号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、平成二十三年度における子ども手当の支給に関する法律案について質問いたします。(拍手)  貧困と格差の拡大が子育て世代に深刻な打撃を与えています。日本は、先進諸国の中でも子供に関する予算が極端に低く、所得の再分配をしても逆に貧困率が高ま...全文を見る
02月24日第177回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  冒頭、通告をしておりませんが、細川大臣に一問お伺いいたします。  午前の部で、鴨下委員の質問が積み残しとなりました。国民の年金権にかかわる重大な課題だと思います。一片の課長通知で決められた、これは大問題です。その原因である課長...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をいたしました。  では、早速本題に入りたいと思います。  資料をお配りしていますので、一枚目を見ていただきたいと思います。  一月二十九日の日経新聞でございます。この日は、各紙が同じような構図になっておりました。一つは薬害イレッサ訴訟、「政府、和解拒...全文を見る
○高橋(千)委員 今回のことを学びましてと大臣おっしゃいました。その学びましてというときに、原告の皆さんに対する気持ちがどこにあるのかということなわけですね。  この裁判はこの裁判で、国の責任は一切ないのだということでは困るわけなんです。このことをしっかりと、責任を明らかにして...全文を見る
○高橋(千)委員 実は、聞いたことにきちんとは答えていらっしゃらないわけですね。やはり訴訟であるということもあって、多分、大臣が言葉を選んでいるのかなと思うわけでありますが、少し具体的な話の中で大臣の立場を聞いていきたいと思うんですね。  事実関係をまず伺います。  政府が和...全文を見る
○高橋(千)委員 今、否定をされたかと思います。では、二月十日号の週刊文春では、東大医科学研究所の上昌広特任准教授のコメントを紹介しています。「二十二日頃、厚労省からイレッサの声明を頼まれた、どのように対応すればよいかと複数の学会の方から相談を受けました。」とあります。事実ではな...全文を見る
○高橋(千)委員 調査をしたいということを確認いただきました。これをちゃんと本委員会に報告をいただきたいと思います。  問題は、こういう事実があったとしたら、大臣、どうしますか。結果、関係者から一斉に意見が上がったかのように見せて、新薬の承認がとれない、薬事行政が萎縮してしまう...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、こうして厚労省が世論をつくっているということを本当に厳しく指摘しなければならない、絶対に許せないと思います。  これらの団体の意見を私も全部読みました。それがやはり根っこにあるのは厚労省の見解かな、こういうふうに思うんです。それで、資料をつけておいたわけ...全文を見る
○高橋(千)委員 いきなり結論を急がないでください。  今のを皆さんも聞いてくださったと思うんですけれども、より慎重なものとして扱う必要があったんじゃないかという指摘と、従来の抗がん剤より危険なものと判断すべきであったという断定的な表現とは、私は大分ニュアンスが違うと思うんです...全文を見る
○高橋(千)委員 確かに、限られた時間の中で態度を迫られたという点で、法曹の立場からの御発言であったかと思うんです。  同時に、そういう中で、あした判決が出ますから今言ってみてもしようがないとおっしゃいましたけれども、その所見をなぜ出したかという意をやはり酌んでほしかった。最初...全文を見る
○高橋(千)委員 だからこそ、最初に指摘をしたようなコメントがこの短い時間で一斉に出てしまったということの問題は、本当に深刻ではないかと改めて指摘をしたいと思うんですね。  二〇〇二年の七月十六日、イレッサは、わずか五カ月というスピード審査で世に出ました。当時、どのような情報が...全文を見る
○高橋(千)委員 今、当然知っているというふうなことをおっしゃいました。そのことが、先ほど来紹介している厚労省の説明文書の中に出てくるわけですよ。だからもう役割を果たしたということを言っているんだけれども、しかし、実際には、今は違うわけでしょう。前のときは、自宅で、一日一錠、手軽...全文を見る
○高橋(千)委員 医師の管理によって、ですから、最初に紹介したように、自宅で自由に、一日一錠という気軽さと当時は盛んに宣伝をされていた、副作用が少ないんだよ、下痢と発疹程度だよと言われていたことが、ここに至った。  だから、その教訓を経てこうして改善をされてきたわけでしょう。添...全文を見る
○高橋(千)委員 あす以降、引き続いてお願いをしたいと思います。  残された時間で、B型肝炎について質問をしたいと思います。  時間がちょっとありませんので、江田法務大臣と細川大臣に続けて質問します、一問ですから。  二〇〇六年に最高裁で五人の原告が勝利してから五年目、この...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○高橋(千)分科員 日本共産党の高橋千鶴子です。  私は、鳥取県知事時代の片山さん、そして知事をおやめになってからの片山さんが連載していたエッセーなど、いつも注目していた一人であります。特に印象に残っているのは、二〇〇五年の予算委員会、私が小泉元総理に被災者生活再建支援法につい...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございます。  この公立病院改革ガイドラインは二〇〇七年の骨太方針に盛り込まれたものでありますけれども、議論の過程では、公立病院も民間病院も同じ病院だから民営化でよいじゃないかという考え方が底流にあったのではないか、このように思っています。民主党政...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございました。  人口約四万人の北秋田市の市民病院が、昨年四月にオープンをされました。指定管理者制度により、もとの北秋中央病院を経営していた厚生連が委託経営をしているのであります。同じ医療圏である公立米内沢病院は、再編統合をするわけですが、必要な病...全文を見る
○高橋(千)分科員 この地域医療再生基金については、自民党政権の最後といいましょうか、に補正が組まれて、民主党が一たんは一部凍結、そしてまた新たな基金をつくる、そういう経過をたどったものであります。だからこそ、チェックというのも非常に大事だし、本当の意味で地域医療再生なのかという...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございます。  私は、新しい病院をつぶせという立場で言っているわけではありませんからね。逆に言うと、病院の皆さんも苦労して、こんなはずじゃなかったといろいろな思いを抱えていらっしゃる、そこにどういう手だてがとられるのか、できるのかということを議論し...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございます。  理解していただいてありがたいんですが、再編、ネットワークの矛盾ということを少しお話をしたかったわけであります。  ちょっと時間がないので先に進ませていただきたいんですけれども、実は、新しい市長ですので、大きな箱物を引き継いでしまっ...全文を見る
○高橋(千)分科員 まず、その最大限の努力ということを、本来、これまでだってそうしてやってきたと思うんですね。同じ北秋田市でも、高校の統廃合などに伴って、市として吸収をして解雇しなかったという経験を持っているわけですので、やはりそれが大事なのかなと思っています。  それで、実は...全文を見る
○高橋(千)分科員 今の御答弁は、受けとめていただいてありがたいと思う反面、ちょっと反論したいこともあるわけですが、時間の都合がありますので、今度、厚労委員会で続きをやりたいかと思います。  残された時間でぜひ、副大臣と大臣にそれぞれ同じことで伺いたいと思うんです。それは、社会...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございました。  方向性がまだはっきりとは示されてはいないんですけれども、先ほど来議論をしてきたように、公的病院の存続と大事さということは共通認識とされたと思いますので、何としてもこれを存続できるように、よろしくお願いしたいと思います。  ありが...全文を見る
03月09日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○高橋(千)委員 おはようございます。日本共産党の高橋千鶴子です。初めて朝のトップバッターというのをやらせていただきます。  初めに、一言ちょっとお話ししておきたいと思うんですけれども、きょうの委員会の終わりに子ども手当法案の趣旨説明が予定をされているわけですが、これは理事会で...全文を見る
○高橋(千)委員 何ら具体的な答弁がなかったわけですけれども、少なくとも、文案があったという事実と、パソコンを見ればわかるわけですから、どこから出てきたのかくらいはわかるはずですよね。
○高橋(千)委員 文案は手元にありますし、これは原課からいただいておりますので、認めますね。
○高橋(千)委員 「肺がん治療薬イレッサ(の訴訟にかかる和解勧告)に対する声明文」ということで、これは案ということも書いていないわけですけれども、表裏の最後のところに、「新たな治療法や治療薬の開発は、多くのがん患者さんにとって大きな願いです。この真摯な願いを阻害しかねない今回の和...全文を見る
○高橋(千)委員 小林政務官には聞いておりません。局長と岡本政務官に聞いています。
○高橋(千)委員 ちょっと、通告しているにもかかわらず、答えない。これは別に、職員を呼んできて聞いているわけではないわけですよ。政務官に聞いているわけですね、答弁する立場の方に、小林さんではなくて岡本政務官に。なぜこれが答えられないんですか。いや、もういいです、小林さんには聞いて...全文を見る
○高橋(千)委員 それだけのことをなぜためらうのでしょうか。逆に、非常に不信感を持つわけであります。  大臣に求めたいと思うんですけれども、やはりこれは組織的な問題ではないかという指摘がされているわけです。このような手法がまさか日常茶飯事に起こっているのではないかとさえ疑わざる...全文を見る
○高橋(千)委員 さらに督促ということでありました。ある程度期限を区切ってほしいという趣旨であることを重ねて指摘したいと思います。  私は、この後質問する運用三号の問題のように、事は、主犯がわかったら処分すればよいという立場ではないんです。それでは問題が進まないんです。やはり依...全文を見る
○高橋(千)委員 薬害肝炎を踏まえた検討委員会の最終提言でも重要な指摘をされておりますので、ここをしっかりと踏まえた対応を重ねてお願いしたいと思います。  また、調査の結果については、なるべく早く、そして本委員会にも御報告をお願いしたいということを要望して、次に進みたいと思いま...全文を見る
○高橋(千)委員 簡潔にありがとうございました。  資料は一応、その一部なんですけれども、二枚目につけておきました。特に、「理由」のところで、アンダーラインを引いておきましたけれども、「違法の疑い」ということで、「法律上想定している金額を超えた年金給付を行うことを、立法措置によ...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、記録回復委員会の議論が、昨日ではなくて昨年来の議論も、何度も指摘をしてきたじゃないかとおっしゃっている方が委員の中にいるわけですよ。そういうことを積み重ねてきての「やむを得ない」という結論であった。そういうことに対して、やはりもっと真摯に受けとめがあってよ...全文を見る
○高橋(千)委員 少し話を次に進めながら、もう一度聞いていきたいなと思うんですけれども、年金業務監視委員会の提言は基本的には妥当ではないかなと思ってはいるんですが、廃止にかわる解決策についてはすっきりとはいかないと思っております。最大のネックは、既にもらっている人の扱いなんです。...全文を見る
○高橋(千)委員 これからの議論だと。これは非常に難しいところなんですね。  同じ質問を細川大臣に伺います。
○高橋(千)委員 結局、まだ明確にはお答えできないと思うんです。それほど深刻な問題なんですね。百万人などと言われていますが、その中にどれほどの人が含まれているのか特定できていない中で、逆に言うと特定できた人だけが大変な目に遭うかもしれないという、国民の年金受給権を侵す問題であり、...全文を見る
○高橋(千)委員 今、諸準備があるということを説明されたと思うんですね。  それで、資料の四枚目を見てください。その諸準備の過程で、国会で審議するチャンスは本当はあったわけですね。一昨年の七月に、年金確保支援法案が民主党による議員立法で提案され、その後、政権交代があったわけです...全文を見る
○高橋(千)委員 そんな答弁で、だれも認められるわけがないでしょう。  この法案の中には、実は、運用三号とは少し性格は違いますけれども、第三号被保険者期間の問題が一つ含まれていたわけです。第三号被保険者期間が一部切れていた場合に、例えば、夫さんはずっと第二号被保険者なんだけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  この法案でやろうとしていた中身は、それは通知でも納得いく中身だったわけですよ。運用三号の方は、だれが見ても納得いかないものを、法案で審議をしているさなかに、念頭にありながら口をつぐんでいた、そういう重大な問題なんだということを重ねて指...全文を見る
○高橋(千)委員 旧社保庁の責任だけにしないでいただきたい。制度が本当にころころ変わってきた、そういう中で問題が次から次と起こって、そこを償わなければならないということになって、それで、資料の五枚目につけているわけですけれども、社会保険事業運営費、これは、今年度は四千四百七十四億...全文を見る
○高橋(千)委員 また続きをぜひお願いいたします。
03月25日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  このたびの東日本大震災で犠牲になられた皆さんに心から哀悼の意を表するとともに、家族や大切な方を亡くされた皆さん、被災された皆さんに心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。  今なお、約二万人もの方が行方不明となり、身元のわから...全文を見る
○高橋(千)委員 町全体が壊れた中、復興には特別立法や財源も必要で、時間がかかります。しかし、それができなければ何もできないというわけにはいかないわけです。急がれるのは、住む場所の確保と仕事起こしだと思います。  宮城県女川町では、家ごと津波に流され、早く仮設住宅をと願っている...全文を見る
○高橋(千)委員 早期の借り上げに力を尽くしていきたいというお話がありました。これは、要請をしても、やはり現場はなかなか、他県の避難者を受け入れているわけですから、どういうところがあるかということを調べて、そしてまた、提供していく、また結びつけていくということをだれがやるのかとい...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  例外として扱うということに明確な約束がいただけたと思います。  本当に、数の上で阪神を超えてしまったというだけではなくて、町が丸ごと失われてしまったという、本当に、時間があればもっともっとお話をしたいんですけれども、今まで見たことの...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。積極的に活用したいという決意が寄せられたと思います。  次に、もう一つ仕事に関して質問を用意しておりましたけれども、時間の関係で要望だけにしたいと思います。  公共事業だけではなく、マンパワーも絶対的に不足をしております。八十人もの職員...全文を見る
○高橋(千)委員 時間が来たので終わりますが、ぜひ続きをまたやりたいと思います。終わります。
03月28日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  このたびの東日本大震災により犠牲になられた皆さんに心から哀悼の意を表明し、被災者の皆さん、そして御家族や大切な人を亡くされた多くの皆さんにお悔やみとお見舞いを申し上げます。  先ほど来、被災地出身の議員の皆さん、それぞれの御地...全文を見る
○高橋(千)委員 バックアップはお願いしたいと思うんですけれども、残念ながら、地域によっては、被害の認定なんて見ればわかるところもいっぱいありますね。名取市の閖上地区、気仙沼の鹿折地区など、一帯としてもう崩れてしまっている、境界がなくなってしまっている。そういうところにまで一々、...全文を見る
○高橋(千)委員 後段、原発の避難の方たちについては。
○高橋(千)委員 罹災証明は内閣府の担当なんです。ですから、私は考え方を変えろと言っているんですよ。  これは市町村の自治事務なんです。ですから、書き方は、本当は全壊、半壊じゃなくてもいいんだよと一言言ってくだされば、それで原発の避難だと書いてくださるんですよ。それでいいじゃな...全文を見る
○高橋(千)委員 それが当事者にもしっかり伝わるように、行く先々で困ることがないようにお願いしたいと思います。  この間行ってきた首都圏の避難所では、同じフロアで、お友達同士で赤ちゃんを囲んで、片っ方は保険証があったので、私、避難してきましたと言ったら窓口負担があったというんで...全文を見る
○高橋(千)委員 簡便法で、簡単な計算法で大災害のときはやっていましたので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、きょうは筒井副大臣に来ていただいております。農業被害について一言お願いしたいと思います。  これは宮城県岩沼市の田んぼであります。どう見ても海のように見え...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひよろしくお願いいたします。  時間ですので、終わります。
03月29日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  私、持ち時間五分ですので、答弁も簡潔にお願いいたします。  まず、本当に残念に思うのは、今回、このような形で子ども手当つなぎ法案という審議になったことであります。この子ども手当の法案は、今年度も来年度も、単年度限りの法案として...全文を見る
○高橋(千)委員 今お話があった年少扶養控除が廃止されているために、結果として負担増が生まれますよね。そのことについてどう手当てをされていきますか。
○高橋(千)委員 実質負担増となる逆転現象があるけれども、そして解消したいと思うけれども、できなかったという答弁であったと思います。  これは、私たちも修正案をつくる過程で大変悩んだのですけれども、この子ども手当法案の枠組みの中ではなかなかできないことなんですよね。だって、最初...全文を見る
○高橋(千)委員 全く納得できませんけれども、これは引き続いて検討してください。別に子ども手当つなぎ法案が通っても通らなくても、この問題はやらなきゃいけないことを指摘したいと思います。  私は、震災のために不要不急の予算を回して財源をつくれということ自体は賛成ですけれども、だか...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、ただいま議題になりました国民生活等の混乱を回避するための平成二十二年度における子ども手当の支給に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の討論を行います。  子ども手当は、昨年もことしも一年限りの法案しか出さなかったことが最大の問題です。  日本共産党は...全文を見る
04月07日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  この週末も、岩手県の宮古市、山田町、釜石市、大槌町と歩いてきました。発災から一月近くたつのに、瓦れきの山はほとんど変わっておりません。今もなお消防隊や自衛隊による捜索活動が続き、その傍らでは、家族のしるしが何かないかと捜している...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、後段の方ですけれども、現場の状況はよくわかっております。まず名乗り出ていただくこと、そして事務を本当に簡素化することによって、そもそも避難所に職員の皆さん、他県からの応援もたくさんいらしてくださっていますので、そこで、まずできるところから支給をしていくとい...全文を見る
○高橋(千)委員 報道によりますと、一千億くらいの義援金ということが言われております。寄せてくれた人たちの思いというのは、テレビで連日震災の報道を見て、自分も何かしたい、できることはないのかという思いで、それを今一番先にできるということで寄せてくれているんです。それが一日も早く手...全文を見る
○高橋(千)委員 政府の強力なイニシアチブをお願いしたいと思います。  また、先ほど来お話があっている、切実な願いの一つの応急仮設住宅でありますが、国土交通省が約六万二千戸を建設するということでお話がありました。ただ、なかなか一気にとはいかないのが現実で、そのことが被災者にとっ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  また、雇用促進住宅、二年間延長して利用できることとされました。事実上の仮設住宅と同じ扱いになるかと思います。  そうなると、仮設住宅には附帯設備というものがあるわけですけれども、雇用促進住宅は、廃止決定の影響で、水道、ガス、電気がな...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、今後、復興公営住宅の建設ということが必要になってくると思います。  釜石市では、先ほどのように、雇用促進住宅の整備がされていなかったために二の足を踏んでいましたけれども、逆に、今ある雇用促進住宅を復興公営住宅として市町村が活用できればいいのではないか、...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、大臣に最後に一言、生活再建支援金の百万円の早期支払いなども言われておりますので、この間の議論を踏まえて一言お願いしたいと思います。
○高橋(千)委員 終わります。ありがとうございました。
04月14日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、松本大臣に伺います。  震災から一カ月以上が過ぎ、復興会議とか復興基本法とかさまざまに報道されたり政府から発言がされている中で、被災者の心にはさざ波が立っております。立ち退きをするのに国が買い取ってくれるのか、農地はど...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。下から積み上げていくのだということでお話をいただいたと思います。そのためにも、被災者がばらばらにされないこと、また、避難所暮らしということで考える余裕がないという状況に長く置かれていないこと、それが非常に大事であるということを重ねて要望し...全文を見る
○高橋(千)委員 中山政務官、なるべく答弁は簡潔にお願いいたします、時間がないものですから。  今のお話を整理しますと、屋内退避は基本的にまだ生きているということが一つあると思うんですね。  それから、原子力災害対策特別措置法十五条の第二項をお話しされましたけれども、今言われ...全文を見る
○高橋(千)委員 そういうことなんですよ。ですから、食い違いのないようにというのは、言っているそばから、皆さんはもうどうしていいかと思うわけですよ。直ちに避難しなければならないのかとか、そういうことが起きてくるということで確認をさせていただきました。  緊急時避難準備区域という...全文を見る
○高橋(千)委員 だとすれば、その期限を区切るべきだと思うんです。本当にそれが緊急時であって、収束が見えてくるというのであれば、家族がある程度引き裂かれても、子供はとにかく守るんだというのは必要なんです。ただ、それは今の時点で言えないでしょう。だったら、一月待ってくれ、そこで完全...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  その際、先ほどからお話をしているように、ばらばらにされた避難者の皆さん、首都圏であり東北の各県であり、全国に避難をされているわけですけれども、例えば合併前の旧町の単位でありますとか、ある程度地域のコミュニティーを維持する形で、どうして...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。しっかりお願いしたいと思います。  最後に、筒井副大臣に一言だけお願いいたしたいと思います。  海産物の漁業被害、風評被害の問題ですけれども、汚染水を海に放出した件についても、全漁連が、「海で生計を立てている全国の漁業関係者は、無責任...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。どうもありがとうございました。
04月15日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  議題となっております戦傷病者等の妻に対する特別給付金についてでありますが、額面百万円の十年国債、ことしは五年ごとの中間年として、十五万円の五年国債を支給するという提案であります。  新たに対象となる方が八十名程度ではないかと聞...全文を見る
○高橋(千)委員 前回から返送されたものについても再照会をされていることや、今回はあらかじめ印字をしたものを送っていくということで、なるべく簡便にという形で対応されるということだったと思います。これは本当に徹底をしていただきたいと思っております。  昨年の質問の際は、大阪地裁で...全文を見る
○高橋(千)委員 今最後におっしゃられたように、できるだけ時効で失権される方がないようにとおっしゃった、そのための取り組みもしていきますと言っているわけです。ですから、これから先、時効を争う方がわっと出てくるわけではないわけです。最初にお話をしたように、対象になる方は残念ながらど...全文を見る
○高橋(千)委員 今、限らないようにというお言葉があったわけですが、これははっきりと私が質問したことにそうだと言ったのかどうかは、もう少し確認をしたいと思います。  例えば、太平洋沿岸部にある牛乳工場の社員、これが内陸の山形県新庄に勤務先があって、被災したから休業手当を払わなく...全文を見る
○高橋(千)委員 そこのところが、経済関係が三分の一以上あるとかいろいろありますので、柔軟に対応できるようにぜひしていただきたいと思うんです。  問題は、それが、特例をした、通知を出したといっても、さっき言ったように、十本もこの間雇調金だけで出ているわけですから、それが本当に徹...全文を見る
04月20日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先週、雇用調整助成金の要件緩和の問題などを取り上げさせていただきましたが、そのとき、続きをやりますと言っておりましたので、続きから入りたいと思います。  ハローワークが避難所などに出向いて労働相談、職業相談などをやっていく必要...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、前回も指摘して要望にとどまったわけですけれども、被災した労働者や事業主を助けようと厚労省が膨大な通達を出しているわけです。その趣旨は非常に理解をいたしますし、活用したいと思います。  一定の規模のある事業主であれば団体を通して通知というか周知をしており...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  掲示板は本当に、行政の思いもあるし、またいろいろなボランティアの方の思いもいっぱいありまして、非常に一生懸命見ているんですね。山形でしたけれども、個人の方が、自宅でおふろがあるよ、アウディで迎えに行くよと、本当に心温まる掲示もありまし...全文を見る
○高橋(千)委員 全国のネットワークとおっしゃいましたけれども、私も先週お話ししましたし、たった今の議論にもあったように、全国で今影響があるわけです。また、全国で避難者を受け入れているわけですよね。避難してきた方の相談も必要だし、また、全国の事業所が、被災地との関連や、あるいは全...全文を見る
○高橋(千)委員 今、労働局の職員と連携をしてとおっしゃっていましたけれども、最初にお話ししたように、労働局の職員も大変な状況である。そして、その年金事務所から三十六名、職員を派遣しているということを聞いております。  ですから、これも同じことが言えるわけですよ。年金事務所も今...全文を見る
○高橋(千)委員 今の最大限の配慮を必ずやっていただきたいことと、しかしそうはいっても、そういう法律であるということを理由として、この法案には賛成できないことを言っておきたいと思います。  終わります。
04月21日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第9号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、大臣に率直な御意見を伺いたいと思います。  政府の復興構想会議議長の五百旗頭真防衛大学校長は、十四日の初会合で、東日本大震災について、十六年前の阪神大震災の被災がかわいく思えるほどのすさまじい震災だと述べたといいます。...全文を見る
○高橋(千)委員 報道にもう既にありますので、会合の場でお話しされたと。
○高橋(千)委員 私は、理解をされなくてもよろしいと思います。  もちろん、先生自身が被災されている、当事者であるということも承知をしております。しかし、そういういろいろな思いがあったにしても、これから復興の先頭に立たれる方が震災の大きさについて比較をされる、しかも、大変適切で...全文を見る
○高橋(千)委員 これについても、例えば南相馬市の桜井市長が、保安院をここに置くべきだと指摘をしたり、国の責任ある人がいるべきだと指摘をしたり、また報道によりますと、総務省が副市長を派遣したというふうなこともございます。そういう現場からの要望で、ようやくこういう体制が整ってきたの...全文を見る
○高橋(千)委員 今、全面的にでちょっと切ってしまったわけですけれども、今の趣旨は、まさに国策であると。  本当にそうなんです。先ほど江田委員の質問を聞いていて、私は、本当に自分の質問を全部取りかえたい気持ちに駆られたわけですけれども、私も青森県の出身でありますから、原発、核燃...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、もう一度、中山政務官に質問を返したいと思います。  今、被害者の救済と和解のスピードアップというお話をされました。そうはいっても、非常に規模が大きい、そして実害であり、かつ風評被害も、福島県内すべて、そして県外にも及んでいるという中での補償のスキームを...全文を見る
○高橋(千)委員 お願いしたいと思います。  最後に、郡山市のビッグパレットの避難所で、富岡町が行政機能をそこへ移転しているわけですけれども、町長さんがおっしゃった言葉、避難者は疲れ切り、弱り切って体が小さくなった、そういう表現をされました。まさに、ここに大きな思いが込められて...全文を見る
04月22日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、水曜日の委員会であえて触れなかったし、きょうも通告をしなかった問題でありますが、今議論になったことですので一言意見を述べたいと思います。質問ではありません。  大臣が、前回から私が質問をしていました出張労働相談、こうし...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、前段に被災地の現状ということを伺ったつもりでありますけれども、先ほど、最初の方の質疑でお話があったんですけれども、厚労省としては、沿岸部で、三県で八十四万人の従業員がいるというふうなお話がございました。中小企業庁としては、もう少し広い範囲で中小企業が...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  青森県から福島県くらいまでだけでも三十八市町村、九万社、百三十万人の従業員がいる中で、やはり圧倒的多数は中小企業ではないか、そういうことがありますので、その中での被災の状況ということを伺ったところであります。  もう自力で既に復旧し...全文を見る
○高橋(千)委員 補正の中で拡充をしたいということでしたので、よろしくお願いしたいと思います。補正を通すのは国会でもありますので、皆さんと協力をしていきたいなと思っております。  先ほど、既に答弁の中にもあったと思うんですが、沿岸部の水産加工製造会社というのは、やはり密接なかか...全文を見る
○高橋(千)委員 今、仮設工場、仮設店舗のお話がございました。これは、これまでも何回かそういう答弁がありまして、そこまで今踏み込むのでありますから、私は大変評価したいと思うんですね。同じことじゃないか、むしろ効果的ではないかと思うんです。要するに、あるものを活用するということです...全文を見る
○高橋(千)委員 今私がお話ししたことは、団体の方たち、加工業者の団体と市長さんから寄せられたものでありますから、障害はクリアできるのではないかということで、重ねて検討をお願いしたいと思います。  どうもありがとうございました。  次に、厚労省に伺います。  今度は、厚労省...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ、これは実現をお願いしたいと思います。それが、やるということがわかれば、やはり自分たちも頑張ろうということが出てきますので、ぜひ応援をしたいと思います。  個人の事業主にとっては、やはり自分自身の国保や年金の保険料も非常に厳しいところがございます。ただ、こ...全文を見る
○高橋(千)委員 これはぜひ、いろいろ研究をしてほしいと思います。きょうは最初ですので、いきなりよい回答が出るとは思ってはおりません。  また、大前提として、国保の財政が非常に脆弱であること、そしてその国保の加入者の状態、無職の方が非常に多いということ、そうしたことからくる困難...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、それはもうとっくにわかっている話なわけですね、何度も議論してきましたから。ですから、そういうことではなくて、個人の住宅に支援をするということが実際に可能になってきた過程においては、やはりそれが、再建ができなければ地域が壊れてしまうのだと。再生ができなく...全文を見る
○高橋(千)委員 それは上と下の関係でしょう。店舗が被災しているがために居住部分まで暮らせなくなってしまったら対象になる、それはもう何年も前に私が質問したことに答えたことなんです。それからさらに踏み出せということを言っておりますので、きょう、全体の議論を聞いていただいたと思います...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。広くとらえてということでお話があったと思います。  やはり、もともと被災者というのは、イコール要援護者ではないわけですよね。働きたいと思っているわけで、手に職を持っている人でもある。ですから、やはりそういう人たちの経験を生かしていく必要が...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。よろしくお願いいたします。
04月27日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  坂口委員、ありがとうございました。ちょっとだけ考慮していただけるのかなと思って、やりたいと思います。  きょうは、法案そのものについて質問をいたします。  求職者支援法は、二〇〇九年の七月から緊急人材育成支援事業として取り組...全文を見る
○高橋(千)委員 単純連動ではないということがまず確認をされました。  ただ、認定をするときに実績を見るということでしたので、結局その実績の評価がまた問題になってきまして、きちんとやられているかどうかということをやはり今の時点で施行の前までに評価をしていくということが大事なのか...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、国とそれぞれの都道府県に置く協議会、そして職業訓練実施計画、これが重要になってくると思います。  そこで、現在は中央職業能力開発協会が行っている訓練機関の認定業務、これを新しい高齢・障害・求職者支援機構がやるということになると思いますけれども、では...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁は、能開法に基づく計画は五年で、今、職業訓練計画は毎年だ、それしか違いがないんですよね。そういう問題なのかということなんですよ。要するに、どちらにしても、その地域によってそれぞれの訓練のニーズを把握しながら、また必要な雇用の情報などを把握しながらどのよう...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、やはり連携をとるということも大事ですし、この間、能開法の質疑の中で、民間訓練があるからいいじゃないかという、いわゆる規制改革側の議論が随分あって、いや、そうではない、公共職業訓練の位置づけというのはどんなに大事かということを繰り返し厚労省との関係でも確認を...全文を見る
○高橋(千)委員 そういう大目的をやるためには、コース一つ一つに対する認定ではなくて、やはり訓練機関がどういうところであるのかということを丸ごと評価しなければできないのではないか、これは重ねて指摘をしたいと思うんです。関連する質問がありますので、後で大臣や副大臣にもお答えをいただ...全文を見る
○高橋(千)委員 この支給業務がまた大変煩雑になってくる。先般から繰り返し述べてきた、ハローワーク、労働局の業務が非常に多忙になっている、人をふやすべきではないかということを指摘してきたわけですけれども、また細かい業務が来るのだということでは、私は非常に不安を抱えております。むし...全文を見る
○高橋(千)委員 例えば、現在運用されている基準、一日五時間か六時間、そして百時間以上、そういう基準が一点あったかと思うんですね。  ただ、よく引き合いに出されるリーガルマインドなどですと、受講料が十五カ月コースで四十三万四千円から最大でも六十万円以下だと。これを月割りしますと...全文を見る
○高橋(千)委員 仮に六万円が適切だとしたとして、それにふさわしい授業かどうかというのはまた違うわけですね。必要ないのにとりあえず無理やり講座をふやしてみたりその逆だったりということではやはりまずいということをおっしゃっているのだろうと思いますので、そこはしっかりしていただきたい...全文を見る
○高橋(千)委員 大変厳しい大臣の答弁でありましたので、しっかりやっていただきたいと思います。  ちなみに、公共職業訓練、能開法に基づく訓練では、訓練講師の資格が要るはずなんですね。やはりこれは本当に大事だと思うんです。  さっき言いましたネットの求人には、講師または講師助手...全文を見る
○高橋(千)委員 基礎訓練、実践コース、そして公共職業訓練と、ずっとたどり着くわけですけれども、出だしが先ほど言ったような問題があっては困るということと、やはり、公共職業訓練ということの意味、非常に大事であるということと、これを拡充するということで確認をしてよろしいでしょうか。
○高橋(千)委員 そこで、先ほど最初にお話ししたように、求職者支援制度そのものは重要だし、いろいろあっても賛成をするつもりであります。  しかし、結局、先ほども議論になっているんですけれども、提案されている求職者支援制度で雇用保険と生活保護のすき間を埋めるということは、やはり無...全文を見る
○高橋(千)委員 わざわざ質問を分けたのに、意を酌んでいただいて、今、自己都合のお話をされたわけですけれども、やはりこれは、私、もともとはなかったわけですから、自己都合で待期させられる、あるいは給付日数が削られるということは、全面的になくすべきだと思っています、今でも。少なくとも...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、今の最後のお言葉では、ちょっと私、承服しかねるところがございます。  仮に自主避難が自分の意思で行ったじゃないかと言われたとしても、国がいろいろ、二十キロ、三十キロとかというのを後でふやしたり減らしたりという混乱があったわけですよね。あるいは、自主避難を...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  それで、最後に一言だけ指摘をしたいかなと思いますけれども、私はやはり、先ほど言ったように、このいろいろな混乱を考えると、給付が結びついているものですから、十万円ということがあるものですからいろいろな問題が起きる、また、業務の複雑さも...全文を見る
04月29日第177回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  このたびの東日本大震災において犠牲になられた皆さんに心から哀悼の意を表するとともに、被災された皆さん、大切な人を亡くされた皆さんに心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。  私は、東北から国会に送り出していただいた議員として、...全文を見る
○高橋(千)委員 細川大臣、後で質問しますから、どうぞ先にやらないでください。  ここで総理が一言ないというのは、それはちょっと国民に対しても、幾ら何でも、ないですよ。お願いいたします。
○高橋(千)委員 そこで、細川大臣に伺いますけれども、四月十一日の読売新聞の夕刊に、「震災関連死の疑い二百八十二人」という報道がありました。宮城、福島、岩手の三県の災害拠点病院計百十三病院で、三月末までに被災した後亡くなった方の数を調べたといいます。それ以上のデータが今ないわけで...全文を見る
○高橋(千)委員 通告したときには、被災した後にというふうなことで伺いました。というのは、阪神のときも争ったわけです。関連死というとどこまでかということで、もめるわけです。だけれども、それをまず言う前に、丸ごと、厚労省として、どのように、どこでそういう死亡があったのかというのを把...全文を見る
○高橋(千)委員 最後の、できるだけというところを非常に大事にしまして、やはり家族の側に立って、心を込めて、市町村でやっていいよと言っていただきたいなと思います。  心配されるのは、命を縮めかねない避難所の環境であります。感染症の心配、長引く避難生活のストレス、これが指摘をされ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、大臣はそのことだけとおっしゃいましたし、すぐさまとおっしゃいましたので、ここは要望にとどめますので、必ず解決するようにしていただきたいと思います。  実は、政府の被災者生活支援特別対策本部、三県の全避難所に調査票を送り、五割の五百十カ所から回答を得たわけで...全文を見る
○高橋(千)委員 片山総務大臣に一言伺います。  今までの質疑を聞いていただいたと思うんですけれども、本当に、自治体の機能がなくなり、多くの職員が犠牲になっているもとで、自治体に課せられる仕事、先ほど来、自治体の判断だということが多かったわけですね。大変なんだよと言いたいけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 応援に行って帰ってきた職員の方が、人生観が変わった、そう言って、またもとの職場で頑張っている姿も見てまいりましたので、本当にこれから長期的な支援も必要だと思いますので、大いに考えていただきたいと思います。ありがとうございました。  ちょっと時間の関係で少し飛ば...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁は、バランスを欠くとおっしゃいましたけれども、そうじゃないですよね。三百万円と法律で決めたのに、このままでは基金が枯渇して払えなくなるじゃないかと言っているんです。だから、当然補正するでしょう。今やれないんだったら二次補正するでしょう。そうじゃなかったら...全文を見る
○高橋(千)委員 まず最低限のスタートラインにようやっと立ったと思います。今ある三百万円をやるというための二次補正を当然準備するということです。その上で、この法律がまだまだ不十分であるということを議論していきたいわけですよ。だけれども、今ではまだスタートラインにさえ立てていないと...全文を見る
○高橋(千)委員 その指針が昨日発表されたわけですけれども、第一次ということなんですけれども、結局、これは三十キロ圏内、計画的避難区域、一つの目安になっていて、線引きになっちゃうんですね。あるいは産業被害、あるいは風評被害、精神的苦痛、さまざま言われていますけれども、全部、相当程...全文を見る
○高橋(千)委員 今の最初のお言葉、同じ気持ちであると。そこからスタートをして、本当に皆さんの声にこたえる取り組みをしていただきたいと思います。  ふるさとに戻りたいという気持ちにこたえ、ふるさとの再生と、そして、長期になるかもしれない、そこに対するしっかりとした財政支援、雇用...全文を見る
04月30日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第10号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今議題となっている東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律案、いわゆる財特法ですが、一つ一つが重要な項目であり、何が足りないかを大いに吟味していく必要が本当はあると思うんですけれども、急がれる課題でもあると...全文を見る
○高橋(千)委員 今、大変前向きな答弁をされたかと思うんですね。町には業種というのがたくさんいろいろな種類があって、それがみんな並び立ってこそ本当の町である、生活者であるというので、柔軟に対応したいという決意は大変多としたいと思います。  ただ、実際には、十億円の枠でございます...全文を見る
○高橋(千)委員 水産の皆さんは、やはり漁業と同時に加工場と関連産業がみんなあるんだという中で、例えば船でいいますと、施設も全部合わせると四億、そういう大変な損害になるわけで、それを本当に復興させるためには協同もあるかな、そういう発想なんだと思うんですよ。  ですから、今の貸し...全文を見る
○高橋(千)委員 それを乗り越える必要があるのだということなんです。  貸し店舗までは建つ、仮設住宅と貸し店舗が並び立つ、なのに、再建のときになるとそこができないというのはどうなのかということを指摘しています。  今度の補正では基礎支援金百万円で打ちどめになるのではないか、そ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  実は、詳細な資料をいただきましたので、皆さんのところにも配付をさせていただきました。被災の状況、復旧の状況、また鉄道との関係、今の岩手県でいいますと運行再開が七四%ということなど、詳細に出していただいたと思っております。  今回、...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。よろしくお願いいたします。
05月11日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  あの大震災から、きょうでちょうど二月がたちました。死者数一万四千九百四十九人、行方不明者九千八百八十人、そしてなお十一万七千八十五人が不自由な避難所生活を強いられております。  毎日新聞が一月前にアンケートをとった百人に対する...全文を見る
○高橋(千)委員 今、七万人近い方が離職票を提出されて、その受給決定が二・五倍になったという状況がうかがえたと思います。  その一方で、三十人以上の退職を出した場合に事業主が事前にハローワークに提出することが義務づけられている大量雇用変動届は、これは三月末までの数字ですけれども...全文を見る
○高橋(千)委員 明確な答弁を大変ありがとうございました。  こういうときであっても、労働基準法あるいは労働契約法、こうしたルールというものはきちんと守られるべきであるということ、その上に立ってさまざまな事情を考慮されるということがあるのだという仕組みになっているのかなと思いま...全文を見る
○高橋(千)委員 私が質問したのは、啓発指導ではなくて、具体的に指導なりあっせんなり、どの程度やられてきましたかと聞きました。
○高橋(千)委員 わかりました。  そこで、さらに具体的に質問しますけれども、よく言う自宅待機という言葉がございますよね。これは法律用語ではないと思います。被災して、めどのわからないまま自宅待機を命じられている人も非常に多いわけです。でも、これは休業扱いとして、本来給与の支払い...全文を見る
○高橋(千)委員 柔軟に対応されては困るという答弁だったと思います。  ただ、実際には、最初に言ったように、法律用語ではないわけですので、自宅待機と言われたときに、それがどういう意味を持っているのか、つまり、限りなく解雇に近い自宅待機の場合もあるわけですよね。そこの対応について...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、具体の話をさせていただきたいと思うんですけれども、株式会社コロナ、これは愛知県小牧市に本社があって、全国十県十九施設、五千二百名の従業員を擁し、映画、外食、遊技場を集積した複合施設とあります。コロナワールドという名前で郊外型大型店などと一体に立地をしてお...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁はちょっと矛盾していませんか。適切ではないとおっしゃったのにここはやられたということで、結局、現地は見ていないわけですよね。  そして、八日の日に団体交渉がありまして、秋口に再開するから、そのときはまた募集するよ、そういう答弁だったそうです。ですから、...全文を見る
○高橋(千)委員 しっかりフォローをお願いいたします。こうした事例を放置せず、厳しく対応してほしいということであります。  東北は、確かに中小企業が大部分であります。でも、名前は聞いたことがない名前、小さい名前であっても、親会社は大手自動車産業、電機産業の工場が集積しているんで...全文を見る
○高橋(千)委員 今後、さらにこうした問題が起こってくる可能性が避けられないと思いますので、本当に今言った決意をしっかりと示して、企業に対しても堂々と指導していただきたい、このように訴えて、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
05月19日第177回国会 衆議院 本会議 第21号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、東日本大震災復興基本法案について質問します。(拍手)  初めに、このたびの東日本大震災で犠牲になられた皆さん、被災された皆さんに、改めて心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。  第一は、復興を言う前に、今すぐ解決しなければならない問...全文を見る
05月20日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず、本題に入る前に、きょうは、社会保険病院と厚生年金病院の問題について伺いたいと思います。  十六日、仙台市にある仙台社会保険病院と東北厚生年金病院に行ってまいりました。いずれも被災をしておりまして、仙台社会保険病院は、三病...全文を見る
○高橋(千)委員 実は、当日もRFOが査定に来ていたという話を聞きました。私は、公立病院なんだろうか、間に入ってこの補修ができないようなことがあっては困るという趣旨があったわけですけれども、逆に、今の答弁を聞いて、やはり、国や独立行政法人、こうした直接にお金が出ているところである...全文を見る
○高橋(千)委員 大変丁寧な答弁をありがとうございました。  各委員の皆さんも存続に向けてのさまざまな取り組みをしていただいていると思いますし、今大臣のそうした発言もございましたので、本当に現場の皆さんは待っていらっしゃいますので、存続の根拠を一日も早く法案として通していきたい...全文を見る
○高橋(千)委員 今、最初に御紹介いただいた地域支え合い体制づくり事業、これは資料をいただいたんですけれども、これを読んでも、上限分の負担に対して使えるというのが読めないわけですよね。だから、ほとんどの人に知られていないだろうということで、自己負担しなくてもいいんだよということを...全文を見る
05月23日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  政府はよく、単なる災害復旧ではなく創造的復興を目指す、このように強調されます。しかし、単なる復旧ではなくと簡単に言いますが、それがどれほど難しいことでしょうか。  先日も、三度目の女川町に行きました。二カ月半を過ぎても、ビルの...全文を見る
○高橋(千)委員 もちろん、津波が来るかもしれないところに同じ高さで何の手だても打たずにそこに住めばいい、そんなことを言っているわけではありません。防災対策は当然必要です。いろいろな知恵が必要かと思うんです。  ただ、今総理、さりげなく、大規模化も喜ぶ人もいるかもしれないという...全文を見る
○高橋(千)委員 今、総理が漁業の関係でということでお話をされましたので、実は、きょう私は、漁業の問題を通して復興の道筋がどうあるべきかということについて少し考えてみたいと思います。  パネルを示したわけですけれども、これは東北圏域の漁港の被災状況を地図に落としたものであります...全文を見る
○高橋(千)委員 重要な役割について詳細に述べていただいたと思います。  そこで、宮城県の村井知事が復興構想会議に水産業復興特区、水産業の国営化というものを提案しました。そうすると、何だろうと目に飛び込むわけですけれども、一つは、漁港の集約再編構想、今ある漁港を三分の一から五分...全文を見る
○高橋(千)委員 では、続けて伺いますが、三月三十日の民主党の党内の会議の場で、農水省の漁政部長が水産業復旧・復興に向けた基本的考え方という文書を示して、その際に漁政部長は、水産業のダメージは前例のないものであり、通常の災害復旧のようにすべての漁港や漁船を災害前の姿に戻すことは不...全文を見る
○高橋(千)委員 はい、確認できました。  では、総理に改めて伺いたいと思います。  もちろん、先ほどもあったように、あれほどの巨大津波の被害に遭った、地盤も沈下した中で、防災の観点が大事なのは言うまでもありません。ただ、この際だからという発想があっては困ると重ねて指摘してい...全文を見る
○高橋(千)委員 総理に一言お願いします。
○高橋(千)委員 確認できたと思います。  知恵は現場にたくさんありますので、問題は、先ほど来議論がされている二次補正ですとか、やはり国のそういう援助が必要なんだということで確認をしたいと思います。  もう一つの論点ですけれども、実は、もう四年も前に宮城県の提案とそっくりな案...全文を見る
○高橋(千)委員 今大臣が紹介されたように、企業であっても、本当に漁業をやるつもりがあるのであれば、投資ではなくて本当に魚をとるんだというつもりであれば、参入する仕組みは実はあるわけですよね。あえて緩和をする必要はないのだということを確認したいなと思います。  さて、宮城県漁連...全文を見る
○高橋(千)委員 今、四五%、昨年はそうだったけれども、六七・五%まで引き上げたんだという、までというほどではないな、もう一声頑張ってくれないと、これではちょっと希望が持てないかなと思いますので、一〇〇%を我々は要求していますが、もっと汗をかいていただきたい。これは重ねて要求をし...全文を見る
○高橋(千)委員 そのためにやはり二次補正だなということが何度も言われるわけでありますけれども、その中身の話で、一つ防災大臣に伺うんですけれども、被災地の首長や漁協、農協、皆さんから多かった要望が、被災者生活再建支援法の枠組みを、住家だけにとどめないで非住家にも使えないかというこ...全文を見る
○高橋(千)委員 工場や店舗をつくってあげて、無償で貸し出ししますよ、そこまで言っているのに、工場を補修したいというのにはお金が出ない。何かおかしいんじゃないかということを言い続けてまいりました。  私は、今回非常に気になっているのは、やはり個人補償という点がどうも弱いのではな...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  これまでにない未曾有の災害で、どう復興していくのかという課題の中で、やはりこれが最大の課題なんだ、個人補償が本当にできるかどうか、そのことで地域の再生につながるという立場で質問させていただきました。そのために、今、片山総務大臣、念頭に...全文を見る
○高橋(千)委員 別に党の政策を変えたのではなくて、きちんと整理をしただけの話でございますので。  主要なエネルギーに加えるとおっしゃいましたので、これは減らさないし、減らすかどうかはわからないんですけれども、原発をつくり続けるという、維持させるという立場なのかなと思います。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 はい、終わります。
05月24日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、五人の参考人の皆さん、貴重な御意見をいただきまして、本当にありがとうございました。  早速質問に入りたいと思います。  最初に、佐藤参考人に伺いたいと思うんですけれども、介護職員等によるたんの吸引等の実施のための試...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  今後の拡大について、やはり一つ一つ検証が必要であるということだったかと思います。  続けて、田原参考人に伺いたいと思うんですが、今の件については、やはり介護労働の側で見ると、もともと介護の労働条件という問題があるのに、さらに負荷が...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  次に、服部参考人に伺いたいと思うんですけれども、七割が在宅であり、七割が軽度者である、そういうデータを踏まえて訴えられたということを非常に重要だと思って聞いておりました。  そこで、生活援助の重要性についてお話をいただいたと思うん...全文を見る
○高橋(千)委員 大変ありがとうございました。  そこで、もう一度田原参考人に伺いたいと思うんですけれども、やはり、今回の法案の争点が、軽度者を介護から外してしまう、ヘルパーの仕事の専門性を、ボランティアでもよいではないか、そういうところに行き着くのではないかと思っているんです...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  残りの時間で、大森参考人と木村参考人に同じ質問をしたいと思います。それは、介護予防と日常生活支援総合事業をどう振り分けるのかという問題であります。  先ほど来、軽度者外しではないかということを言ってきたわけですけれども、実際には、...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら時間が来たので終わります。もう一回くらいやりたいと思います。よろしくお願いいたします。
05月25日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、法案に先立ちまして、薬害イレッサ訴訟問題検証チームの報告書が昨日発表されましたので、この点について質問をしたいと思います。  委員の皆さんにも昨日には報告書が届いているかと思うんですけれども、二月二十四日の予算委員会...全文を見る
○高橋(千)委員 次に、大臣に伺うわけでありますが、正直、今の報告の中にもあったんですけれども、びっくりいたしました。事実は認めていらっしゃるわけでありますけれども、直接文案を書いて出した以外の行為については、多様な意見があることを示すための通常の職務の範囲内であるという認識だと...全文を見る
○高橋(千)委員 さすがにサービスという言葉は大臣は使われなかったと思います。  多様な意見があるということに介入してはならない、それが民主主義の根本の問題なわけですよね。そのことに対してやはり猛烈な反省をしていただきたいと思います。  私、本当に残念に思うんですが、三月二十...全文を見る
○高橋(千)委員 決してないというお答えでございました。  それで、具体の中身についてどうなのか、検証していきたいと思います。  市町村、地域包括支援センターが、いわゆる軽度者、要支援一、二の方や非該当の方、認定によってそれを行ったり来たりする方もいるということで、そういう方...全文を見る
○高橋(千)委員 拒否できるのか。尊重するという答弁でしたが、拒否できるということでいいですか。
○高橋(千)委員 なかなかここは具体的にならない部分なわけですよね。  それで、現在、介護予防を含む地域支援事業は、介護給付費の三%までと上限が決まっております。それで、対象となる要支援一、二の人の割合がどのくらいあるのか。また、非該当、行ったり来たりする方も含めると、どの程度...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど来、総合的、切れ目のないサービスをやっていくんだ、適切なケアマネジメントで、本人の意見も尊重してと。しかし、現実には、三%の上限に対して、既に要支援一、二の方たちだけでも五・九%で、倍近くあるわけで、このままでは対応し切れないということは明らかなわけですよ...全文を見る
○高橋(千)委員 非該当になって元気に暮らせるんだったらいいんだけれども、今の実態は、介護度が重くなった方がサービスを受けられて助かるなというような状態になっているのが現実なわけですよね。そこをどう見るのかということであります。  介護予防を取り入れた〇五年の法改正以降、介護ベ...全文を見る
○高橋(千)委員 現場のいろいろな混乱や指摘や要望があって政府もさまざま対応を迫られてきたということを今るる述べられたのではないかなと思うわけであります。今回もまた同じことが指摘をされているわけですね。  大臣が今、生活援助のことをお話をされました。私たちは、介護予防に対して、...全文を見る
○高橋(千)委員 同時に、こうしたサービスを、審議会の中ではいろいろなことが言われたわけですね。いわゆる単なる家事手伝いというふうに見るのか、それで民間の家事代行サービスがあるからいいじゃないかともし言うのであれば、本当にヘルパーさんの専門性ということが全否定されることになるわけ...全文を見る
○高橋(千)委員 副大臣は別にヘルパーがいなくても、訓練すれば家事はできると思いますので、そういう議論ではないのかなと思います。ただ、専門性という点で強調されたかったのだと思いますので、ぜひそこを大事にしたいなと思っております。  今回、目玉とされている地域包括ケアの問題、ある...全文を見る
○高橋(千)委員 今、公募をし、また選考を行っていくということが報告されたと思うんですけれども、都道府県が事業者指定を行うということになっていると思うんですね。そして、市町村とは協議をすると。この意味なんですけれども、やはり、先ほど来お話ししているように、このサービスを本当に安定...全文を見る
○高橋(千)委員 二〇一一年二月の二十四時間地域巡回型訪問サービスのあり方検討会、この報告書では、あらゆるタイプの要介護高齢者に対して効果的なケアを提供できるとは必ずしも限らないということを認めております。これは、財政的な制約もあるし、サービスの構造上の制約もあるのだということを...全文を見る
○高橋(千)委員 尊重されるということは確認ができたのかなと思います。  ただ、先ほど来、適切なケアマネジメントということで、かなりそこの負担が重くなっていくなということで、やはりそこに対する支援、財政的な支援、人的な支援ということが必要になってくるのかなと思っています。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 今の説明は、六年間の中に一回ではなく二回の介護報酬の改定があるので、その中で混乱がなく転換ができるようにとおっしゃったんだと思うんですけれども、それをどう受けとめればいいのか。そうであれば、焦って転換をせざるを得なかった人たちが何でと思うかもしれないし、六年延長...全文を見る
05月25日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、九人の参考人の皆さん、お忙しい中、本委員会に出席いただきまして、みずからあるいは仲間の皆さんが被災した中、本当に貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。  時間の関係で、多分すべての方に質問できないと思...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  次に、青森の工藤参考人に伺いたいと思います。二点、済みません、時間の関係でまとめて聞きますので。  例えば、青森のリンゴは毎年のように災害を受けてきました、霜やひょうや台風、あるいは雪ということで。やはり、そのたびに生産者から声を...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  それで、本当は皆さんにもTPPのことを聞きたいくらいなんですが、時間の関係で、あと、漁業の問題で伺いたいと思います。大井参考人と木村参考人に。  三陸沿岸は、チリ津波があって、引き続く大規模な災害ということで、漁業者の皆さんのがっ...全文を見る
○高橋(千)委員 オーバーして済みませんでした。ありがとうございました。
05月31日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、昨日、九州から東北の広い範囲で、低気圧や前線の影響により、大雨や強風に襲われました。地盤沈下が進んだ被災地も直撃し、土砂崩れ、冠水、停電などの大きな被害をもたらしました。また、処理の進んでいない被災地の瓦れきが風で飛ばさ...全文を見る
○高橋(千)委員 しっかりとお願いいたします。  きょう、私は、原発被災者の支援を中心にお話を伺いたいと思います。  本委員会においては、二十五日には参考人質疑が行われ、五県の商工、農協、漁協、各三団体の代表から御意見を伺いました。また、二十七日には、三県の知事さんに会って意...全文を見る
○高橋(千)委員 事故直後から何度も、この同心円といいますか、原発から二十キロ、三十キロの円の図を皆さんもごらんになったと思います。どれほどこの地域の方々がこの図に翻弄されたのかということであります。  三月二十七日、私は志位委員長とともに南相馬市、飯舘村を訪問したときに、市長...全文を見る
○高橋(千)委員 私がこの二十キロ、三十キロの線を引かれたことにこだわるのは、ここがこれから先の被災者の支援あるいは賠償にすべてが土台となってつきまとうからなんです。だから、はっきりさせなければなりません。  手元にあるのは、三月十五日十一時、内閣総理大臣名で福島県知事と周辺十...全文を見る
○高橋(千)委員 今、対象になり得るとお答えいただいたと思いますので、そこをしっかりやっていただきたいと思います。福島県として、やはり自主避難をされた方たちの状態についても十分に把握をして声を上げようという取り組みを始めておりますので、ぜひそれにこたえていただきたいということを重...全文を見る
○高橋(千)委員 適切に対応ということでしたので、必要な支援を必ず行う、国が責任を持って行うということを確認していきたいなと思います。  あわせて、原発労働者の被曝対策がこの間も衆参の各委員会で繰り返し指摘をされてきました。ところが、昨日、福島第一原発で復旧作業に当たっている東...全文を見る
○高橋(千)委員 今、報告の中で、二人にはとどまらないということが明らかになったと思うんですけれども、高いという言葉を大臣はおっしゃいました。高くしたのは厚労省ではなかったか、緊急時の被曝上限を二百五十ミリシーベルトに掲げた、そういうやり方が、危険な作業だからやむを得ないんだとい...全文を見る
○高橋(千)委員 今お聞きになっていただいたと思うんですね。最大でも百二十九・八ミリシーベルトで白血病になる。そして、一番小さくても五・二ミリシーベルトで白血病になっている。だから、五ミリを年間の基準として、どれだけ長く従事していたかということを一つの目安にしていたわけなんです。...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、原発の収束に合わせた工程表ですので、帰れる日が書き込まれていない、そのことに対する県民のつらい思いが聞かれております。しかし私は、だからこそ、まず、掲げた被災者支援は本当にしっかりと進めていかなければならないと思います。単に人が移った、避難をさせられたとい...全文を見る
○高橋(千)委員 お願いします。  終わります。
06月01日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  昨日の復興特に続きましての質問をさせていただきたいと思います。時間の関係で昨日質問できなかったところがございましたので、ぜひ御答弁をいただきたいなと思います。ただ、きょうも時間との闘いですので、答弁は簡潔にお願いをしたいと思いま...全文を見る
○高橋(千)委員 福島第一原発の復旧作業にかかわる対策推進室をつくったということで、しっかりとお取り組みをいただきたいと思います。  そこで、昨日の質問の中で数字を出していただいたものを、きょうは資料に配ってあります。「放射線被ばくの労災認定について」ということでありまして、最...全文を見る
○高橋(千)委員 今、検討という言葉がありましたので、重ねて検討をお願いしたいと思います。  やはり、放射線の影響というのはずっと後になって出てくるということは皆さんおわかりなわけですから、今直ちに影響がないということでは済まされないということを言わなければならないと思うんです...全文を見る
○高橋(千)委員 お願いします。この点は、引き続いて、調査の結果も待ってまたお願いをしたいなと思います。  きょうは農水省にも田名部政務官においでをいただいていますけれども、四月十四日の災害対策特別委員会で水産物の風評被害の問題を取り上げまして、水産庁がつくってくれた調査実施状...全文を見る
○高橋(千)委員 続けて要望したいことがあるんですが、食品安全委員会の方が来ていただいていますので、先に質問したいと思います。  今お話があったモニタリングをやるにしても、その基準というものが実はなかったわけでございます。そこで、今回の原発事故を受けて、厚労省が食品安全委員会に...全文を見る
○高橋(千)委員 この点で、厚労省は初期の評価要請だけをしたわけですけれども、当然、今、ワーキンググループを行っているということでありましたので、厚労省としても、そういう視点で基準を見直さなければならない、あるいは詳細なものをつくっていかなければならないと思いますが、大臣、一言お...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。また続きをお願いしたいと思います。  ありがとうございました。
06月09日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第11号
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○高橋(千)委員 ただいま議題となりました津波対策の推進に関する法律案の起草に対し、日本共産党を代表し、一言意見を表明するものです。  本法案は、津波対策を推進するに当たっての基本認識を明らかにするとともに、総合的な津波対策の推進に必要な事項を定める内容の法案であり、賛成としま...全文を見る
06月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  間もなく発災後三カ月になろうとしておりますが、いまだに多くの被災者が不自由な避難生活を送り、あすの暮らしが見えない状況にいら立ちと不安を募らせています。  復興基本法を制定するというのであれば、その大前提として、この直面してい...全文を見る
○高橋(千)委員 つまり、まだ一円も執行されていないということなんですね。昨日聞いたときには、七月ごろではないかというお話がありました。本当に、私、正直驚きました。もともと、国庫補助ということを九割にして残りを交付税措置、そんな面倒くさいことを言わずに、そもそも国庫補助一〇〇%に...全文を見る
○高橋(千)委員 国庫補助の方針が出たのは三月二十九日なわけですよね。補正をするということはもう決まっているんですから、概算払いはどのくらいになるかというのをそれまでに積み上げておけばよかったじゃないですか。補正が決まったらすぐに出せる、そういう体制にするべきだった。これは本当に...全文を見る
○高橋(千)委員 それでなくても福島が次々と新たな課題に苦しめられているわけであります。放射性瓦れきだけではなく、汚泥の問題、校庭の表土の問題、あるいは、草取りをした方が本当は放射線量を下げることができるとわかっているけれども、処分の方法がわからない。さまざまな課題が突きつけられ...全文を見る
○高橋(千)委員 大変丁寧な答弁をいただいたんですが、ちょっと最後は具体的じゃなかったかなと思うんですね。  実は、この高町団地も山本団地も私自身が直接現地に行って、現行制度では無理なんだということで、非常に被災者の皆さんはつらい声を上げられて、町会の皆さんとも一緒に歩いて、国...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひこれを形にしていただきたいと思います。  また、液状化の被害についても、私、浦安市や神栖市にも行ってまいりました。傾いた家に入ると、船酔いのような状態になりました。やはりこれも同じように宅地被害であるわけですよね。中越のときも中越沖のときも、実は液状化も同...全文を見る
○高橋(千)委員 では、これは引き続きお願いしたいということで、要望にとどめたいと思うんですね。  やはり幾ら住める状態のおうちであっても、あるいはおうちの補修ができたとしても、面的に宅地が大きく被害があれば住めないのだということであります。ですから、絶対このスキームをつくる必...全文を見る
○高橋(千)委員 いずれにしても、自治体に自由度のきくお金が必要だ、このことを指摘して、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  復興に当たっての私どもの立場については、午前の部でも、また、これまでの委員会でも繰り返してまいりました。きょうは法案の提出会派の皆さんに、それぞれ、その立場に立って質問をさせていただきたい、このように思っております。  まず最...全文を見る
○高橋(千)委員 そうなんですね。この法案は、一つは枠組み法であり、そしてもう一つは理念法である、だからその理念が非常に大事なわけですね。だから、読み込んでいただくではなくて、大事なことはちゃんと書いてもらいたいと思うんです。  例えば、公明党さんの案が、憲法二十五条を引いて、...全文を見る
○高橋(千)委員 それでは、復興構想会議がまさにあるべき姿をいろいろな形で描いているわけであります。これが、では復興庁設置以後、どのような位置づけになるのかということです。  今るるお話がありまして、課題についてはいろいろお話があったと思うんですけれども、あるべき姿ということで...全文を見る
○高橋(千)委員 財源の問題について、法案では、復興債のような形、それから「償還の道筋を明らかにする」ということが書き込まれていると思うんですけれども、これは、基幹税という形で提案をされると、全く趣旨が違うと思うんですね。要するに、基幹税ですから、復興のためだけではないわけですね...全文を見る
○高橋(千)委員 今、大変重要な答弁だったかと思います。復興の議論をしていたと思ったら、日本全体にかかわる、また将来にかかわるような増税であったということが決してないように、重ねて確認をさせていただきたいと思います。  次に、公明党さんと官房長官に伺いたいと思うんですけれども、...全文を見る
○高橋(千)委員 お二人の意見が、私が主張したように、下からの意見をということがあったと思うんですけれども、今、最初に私がお話をしたように、何らかの特区、それは当然、すべての首長さんがおっしゃっております。それはそうなんだけれども、頭の中はみんなそれぞれ違うということもございます...全文を見る
○高橋(千)委員 今、自民党さんの方からは、原賠法にかわる新しいスキームを検討されているという……(谷委員「いやいや」と呼ぶ)そういう意味ではないんですか。(谷委員「仮払いの」と呼ぶ)仮払いの。ああ、新しい仮払いのスキームを考えていらっしゃるというお話だったと思います。  ちょ...全文を見る
○高橋(千)委員 福島が忘れられてしまうのではないか、そういう不安の声が寄せられているわけなんですね。本当に、世界でも初と言えるかもしれない、これほど深刻な原発の事故からの復興というのは、やはりかつてない取り組み、かつてない覚悟が問われているんだと思うんです。そのためには、やはり...全文を見る
06月10日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日、全国の関係者が大変心配され、待望していた社会保険病院、厚生年金病院の受け皿となるRFO法案の改正法案が議題とされ、採決に付されようとしております。きょうまで調整を続けてこられた、ただいま質問をされました公明党の坂口先生を初...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。二つにしっかりと評価をしていただいたと思います。  それで、やはり地域に必要な医療の確保という点では、全体の確認が、いろいろあっても皆さん同じ気持ちでいらっしゃると思うんですね。  その上で、例えば先ほどの議論の中で、RFOは売るため...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  いろいろ不安要素はありますが、それはともかく、この法案を成立させて、それからまたいろいろな議論をしていきたいと思います。  前回も、通ったと思ったら参議院で廃案になるという悔しい思いをしましたので、今回は、政局がどんな混乱が起こっ...全文を見る
06月10日第177回国会 衆議院 本会議 第27号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、東日本大震災復興基本法案に対し、反対の討論を行います。(拍手)  大震災から、あすで三カ月となります。今なお行方不明者が八千百四十六名も残され、懸命の捜索活動も続けられております。いまだに多くの被災者が、避難所や自宅での不自由な避難生活...全文を見る
06月15日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、きょうは、ハンセン病療養所の一つである大島青松園の官用船問題に絞って一問伺いたいと思います。  先ほど、加藤委員からも取り上げがありましたけれども、大島青松園の官用船は、園と地域とを結ぶ唯一の交通手段であります。昨年、...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほどの答弁と同じですがと最初におっしゃったんですけれども、答弁を聞いて私は質問しておりますので。  やはり、「真に必要な場合を除き、」と閣議決定でさえも書いているわけです。これは本当に、ただのいわゆる船を動かせばいいということではなくて、現地の方がよくお話を...全文を見る
○高橋(千)委員 津波で壊滅状態になった施設などは、そういう中でも、事務所を間借りして、被災した障害者の皆さんの相談事業に取り組みながら事業所の再開を目指して頑張っていらっしゃる、こういう方たちもいらっしゃいます。  そのときに、今度は土地の取得というのが大変大きなネックになる...全文を見る
○高橋(千)委員 そうしたいろいろな制度を駆使しつつ、土地代、土地取得がネックにならないように、これは本当は震災だけではなく、やはりこういう社会福祉施設には非常に大きく横たわっている課題でありますので、今回の取り組みを通してさらに前に進んでいただきたい、これは要望しておきたいと思...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり新型インフルエンザの場合は、いずれ通常の季節性のインフルエンザになるということでこのような対応になっていると思うんです。ですから、そういう意味では、一類という形にはならない、そういう対応だというのはある程度理解できるんです。ただ、切迫性がある、緊急に蔓延の...全文を見る
○高橋(千)委員 何の思いも込められていなかったなというので非常に残念に思いますけれども、合意の場ではしっかりと大臣の言葉があるだろうということを期待しまして、きょうはここで終わりたいと思います。  どうもありがとうございました。
07月08日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、予防接種法の改正論議の中で、定期接種化が期待されているHibワクチン、肺炎球菌ワクチンなどについて質問したいと思います。  国会請願あるいは自治体決議など、同ワクチンの定期接種化を求める保護者らの運動が実って、二〇一...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答えぶりは、少なくとも悪くはならないだろう、今よりよくなるか、続くかというように受け取れたわけであります。ぜひ頑張っていただきたいと思います。  これらのワクチンについては、昨年の十月六日、厚生科学審議会予防接種部会でも、早期に定期接種すべきと意見書を出し...全文を見る
○高橋(千)委員 この公費助成をつくったときに、自治体が助成制度をつくらないと支援がないわけですから、一気に広がって、現在、ほとんどの自治体が利用者負担がないところまで来たわけですよね。やはりそういう運動があって、地方の独自の助成制度が広がって、そこで国として初めて公費助成になっ...全文を見る
○高橋(千)委員 なかなか、何と受けとめたらいいのかというのもありますが、やはり今避難所の、いまだに、本当に暑い季節に入ってまだ避難所が解消されていない、感染症の広がりも大変心配されている中で、ワクチンを打てないだろうか、ちゃんと対応されているだろうか、そういうお医者さん方の心配...全文を見る
○高橋(千)委員 今お話があったように、定点観測であって全数把握ではないということ、また、サーベイランスの重要性についてはお話があったかと思います。イギリスで既にやっているような全数把握というのをなるべくやっていくべきではないか、このように思うんです。  今、例えば、おたふくが...全文を見る
○高橋(千)委員 最後の言葉ですけれども、なるべく実態が本当に全数把握に近づくような努力を、トレンドを見つつもやはり重点化を図っていくという努力をしていただきたいということを重ねて要望したいなと思います。  次に、抗がん剤による副作用被害救済制度について伺いたいと思います。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 六月二十七日に第一回の検討会が立ち上がったということなんですけれども、昨年の最終提言から見ると一年以上かかってようやく検討会ができたというのは、遅きに失したとはいえ、やはり一歩前進だと思います。  大臣は、一月二十八日のあのイレッサの会見で、患者や家族の心情を...全文を見る
○高橋(千)委員 今、大臣の決意と受けとめてよろしいのかということで、ぜひ、課題はあっても、やはりそれを乗り越えていただきたい。それを大臣がしっかりお約束をしたのですから、原告の皆さんの前でお約束をしたのですから、それを本当に乗り越えて実現していただきたいということを重ねて指摘を...全文を見る
07月12日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第11号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  ふくしま復興共同センターが行ったアンケートで、八一%の方が東電に賠償請求をしたい、このように答えました。  紹介をいたしますが、今現在は体に影響はないとしても、数十年後に影響があったときには逃げないで責任をとってほしいです。い...全文を見る
○高橋(千)委員 非常に残念に思います、今の答弁は。公正かつ円滑なと。本当に今の福島県民全員の声にこたえてほしいという思いに対して、まず、その思いを受けとめるというお言葉があってもよかったのではないのか、そう思います。  社長は、報道によりますと、今審議をしています賠償法案が国...全文を見る
○高橋(千)委員 だれがそんな基準を納得しますか。今、交通事故の話をまず一つの基準にしたとおっしゃいました。まず、そこと比べる方がおかしいですよ。  審査会の議事録を見ますと、こんな議論があります。借地借家法では、借家を突然追い出されることになったときに猶予期間は六カ月ある、次...全文を見る
○高橋(千)委員 大変苦しい答弁だったかと思います。  だれが聞いてもおかしいと思うんですね。これはもちろん、審査会の中では、いずれ本当に長引いたときにまた見直しが必要だねということは確かに議論されています、名誉のために言っておきますけれども。しかし今、本当に見通しがつかないし...全文を見る
○高橋(千)委員 このことが、やはり今答弁にあった相当程度因果関係、これがこの指針の非常に限界といいますか、矛盾なわけです。  それで、きょうは最初にまず、第一次指針、出荷制限になったものについて、これでしたらまさにはっきりしているので、すぐ補償が決まりそうに思えますけれども、...全文を見る
○高橋(千)委員 現場ではやはりそのような高圧的な状態に置かれている。二十一枚もの書類が本当に必要ですか。本当にそこはしっかり見直して、丁寧な対応をしていただきたい。もう明らかに実態はわかっているんですから、取り入れるという立場でやっていただきたいと思います。  今度は、このパ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、JAを責めろと言っているのではないですからね。こういう状況にならざるを得ない、その事態をしっかり受けとめていただいて、やはり被災者が、一部立てかえていただいたと思ったら、今度は半分返さなきゃいけない、こんなことだけはやめてほしい、それが言いたいわけであります...全文を見る
○高橋(千)委員 基本的には満額ということでよろしいですよね。
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  では、今回の法案で支援のスキームがどのようになるのか、伺いたいと思います。  これはまた、二枚目のパネル、同じものを皆さんのところにつけております。これは「資金援助の流れ」と書いてあります。「原子力損害の発生」、そして「民間保険契約...全文を見る
○高橋(千)委員 しかし、法律の成り立ちとしては決めなくてはいけないわけですよね。
○高橋(千)委員 この賠償額が幾らになるのか。もちろんそうです、まだ被害が終わっておりませんので、全体像が見えないのは当然であります。しかし、それが結局、国民負担とどれほど結びつくのかということにかかわるわけですので、非常に重要な問題かと思います。  今大臣お話しされたように、...全文を見る
○高橋(千)委員 第一義的にと言ってきたわけですけれども、その努力を本当にやってきたのかということと、それをやらせるためにこそ国の責任があるのではないかということが言いたいわけです。  東電は、資産六千億円、役員報酬の削減などで五千億円捻出しますと経営合理化方針で明記をされてい...全文を見る
○高橋(千)委員 通告しておりませんが、西澤社長、今の点ですが、千二百億円を超えれば国からもらって、その後は資金援助をお願いしますというのでは、賠償に対して本当の責任を果たしたことにならないと思います。  どれだけ頑張るつもりでいるのか、一言お願いします。
○高橋(千)委員 一番肝心なところが、今はまだ始まっていないので、チェックをしますということを言えます。では、本当に、今はたった一円も払っていない状況と同じことですから、それ以上どれだけの努力がされるのかということはやはり私は非常に疑問なんだと。それは、先ほど言ったように、最初か...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら時間が来たので、続きをまたやりたいと思いますが、県民がもう原発は要らないと言ったときに、この「原子炉の運転」ということが目的に書かれた法案、これはどうなのか。原発を動かし続けなければお金が回収できないような仕組み、回収できないんだったら国民に負担させる...全文を見る
07月20日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第13号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今回は、被災者生活再建支援金の確実な支払いのために必要な措置であるため、賛成としたいと思っております。  首都直下や東南海など大規模な災害があったときに、被災者生活再建支援法ではもたないだろうというのはこれまでも議論をされてき...全文を見る
○高橋(千)委員 一応知事会も了承したと聞いているので、我々、八〇%じゃ少ないじゃないかということで反対はしないという趣旨でございます。  ただ、今説明の中で、ちょっと確認したいと思うんですが、相互扶助の精神であるからということだったと思うんですね。そうすると、今の震災で特定の...全文を見る
○高橋(千)委員 もともと、全都道府県の基金造成、もちろん人口割りとか一定の拠出額の違いはあるんですけれども、そういうプール制の仕組みでありますので、災害が集中するところとそうでないところというのは当然あるわけですよね。だけれども、今、私がちょっと言いたいのは、逆に、相互扶助とい...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、平野大臣に伺いたいと思います。  今お話があったように、この制度をつくってから十二年間、支払いがされたところは一万八千世帯なわけです。これ自体が非常に少ないじゃないかと。相互扶助という精神に基づいて、プール制で全都道府県が積んできたわけですけれども、実...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど来の答弁ではいろいろなことをおっしゃっておりましたけれども、今の答弁は、残念ながら従来と同じだなという感じが非常にいたしました。  支給してきた地域との不公平感という言葉をおっしゃいましたけれども、この言葉を言ってはだめなんですね。何でかというと、阪神・...全文を見る
○高橋(千)委員 今一生懸命お話をされましたけれども、目に見えるような違いが出てくるように、本当に現地は間に合わないという声が上がっていますので、よろしくお願いしたいと思います。  終わります。
07月25日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第15号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、参議院から送付をされました仮払い法案を審議するわけです。また、本委員会では、原子力損害賠償支援機構法案が審議中でもございます。この両案が衆参両院で議論をされる過程の中で繰り返し議論になってきたのは、土台にある原子力損害...全文を見る
○高橋(千)委員 答弁書を読まずに、心を込めた答弁をいただいたと思います。ありがとうございます。  自民党の福島県連の皆さんも、既にもう脱原発ということをおっしゃっておりますし、我が党の県会議員に対しても、本当に会わせる顔がないと、進めてきたことに対するおわびを述べていらっしゃ...全文を見る
○高橋(千)委員 森さんからの答弁は、同時にというお言葉があったと思いますが、今の浜田さんの答弁は、同時に、やはり国も東電も同じであるということでよろしいですか。
○高橋(千)委員 私は、やはり、国の責任を明確にするということと同時に、そのことによって東電の責任があいまいになっても困るということをしっかりと考えながら仕組みを考えていかなければならない、単なるスポンサーではならないということを言っているのはそういう意味でございます。  次に...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、今、最後に伺った、続きがあるというふうに受け取ってよろしいのかなと思います。  そこで、今回、衆議院で議論しています原賠支援機構法案とこの仮払い法案がセットであるということが随分議論がされてきました。それが同時に成立したときにどうなるのかということ...全文を見る
○高橋(千)委員 同じ質問を海江田大臣に伺いたいと思います。  要するに、順番といいますか、明確にはされていないと。ですから、運営する政府にゆだねられるわけですけれども、大臣は、本委員会で、東電の仮払いがおくれているのはやはり資金繰りの問題である、支援機構法案が通ればきちんと払...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、ですから最初に質問の中でお話をしたように、東電はほとんど出さなくてよいことになるんじゃないかということと、スピードアップを本当に図るのであれば、やはり指針に基づくという点では仮払い法案も支援機構法案も違いがないわけですから、であれば、それをきちっとやらせる...全文を見る
○高橋(千)委員 余りすべてを基金にゆだねてしまうと、それこそ非常に無理があるのではないかと思うんですが、これはちょっと後で質問がありますので、時間の関係で、先に少し文部科学大臣に伺いたいと思うんです。  早く早くという思いからこうしたのだ、しかも、指針に基づけば求償ができるで...全文を見る
○高橋(千)委員 何段階もの作業があるということをお認めになった上で、簡素化、その他の団体に委託をすることなどということをお話しされたと思います。  ただ、私が指摘したように、それぞれの種類によって割合が違うということや、政令でその額を決めなければならない。これは、決めるのは団...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、福島県だけであるというお話がありました。  私、昨日も宮城県の白石というところにいましたけれども、福島県の本当に隣なわけですね。その隣に丸森というところがあって、例のセシウムの検出という問題がございました。今本当に、もう全国にこの影響が広がっている...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、やはり指針によらずに仮払いというお話が今あったわけですけれども、こういう点は、やはり行政的な責任があるという点で、私は国が責任を持ってやればいいと思うんですが、では、基金が福島県だけだという点で、やはりいろいろな問題が起こってくるのではないか。これに...全文を見る
○高橋(千)委員 答弁は大変積極的で多としたいと思うんですけれども、しかし、このスキームのままではやはり指針から一歩も出ない。皆さんが言っている、不満をたくさん持っている指針の中から出ないということなんです。そして、東電が一緒に責任を果たすといいながら、実際には国がその支援を、ス...全文を見る
07月26日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第16号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  七月十二日の本委員会で、原発推進あるいは原発維持ありきの法案ではないのかということを指摘いたしました。そのときは目的条項について聞いたわけですけれども、改めて法案を読みますと、第四十条「資金援助の申込み」というものがございます。...全文を見る
○高橋(千)委員 本当はこれは総理に質問したんですけれども、当然、事業計画の中で原子力の位置づけについては書かなければならない、これは確認してよろしいですね。
○高橋(千)委員 やはり、これはあいまいにできないわけですね。  エネルギー計画の見直しということは、いずれやるだろうということをおっしゃっています。私たちは、期限を区切ってゼロを目指すべきだということも言っています。その間の期間が当然あるだろうということなんですけれども、あく...全文を見る
○高橋(千)委員 昨日の審議でも国の責任について議論をしたわけですけれども、やはり仮払い法案の参議院からいらした提出者の方、自民党の方も公明党の方も、東電と同じ責任があるということがあったかと思うんです。  私が問題意識として指摘をしてきたのは、機構法案は、形の上では東電を責任...全文を見る
○高橋(千)委員 確認しました。  そこで、先ほどの第四十条は、賠償する額が賠償措置額、つまり千二百億だと思いますが、これを超えたときに資金援助を申し込めるというふうに書かれているわけです。そうすると、千二百億円を超えたら直ちに資金援助を申し込めるというふうにも読めなくはないわ...全文を見る
○高橋(千)委員 返済をお願いする、それと、先ほどの質問に対して、東電がまず先に払えるものは払っていくということとセットであるということで、確認をしたいと思います。  そこで、官房長官に伺いたいと思うんです。  きょうも稲わらの問題などが議論をされているわけですけれども、これ...全文を見る
○高橋(千)委員 福島県からではあるが、必要なことは他県についても進めていくというお答えだったと思います。  やはり、同じ被害を受けているのに他県では支援が受けられない、そういう違いがあってはならないと思いますので、ここはしっかりと確認をしたいと思います。  ただ、前段にお話...全文を見る
○高橋(千)委員 官僚の答弁なのか、ずっと読み物をされていたというのが非常に残念に思います。  この特別法については、別に今初めて言ったわけではなくて、もう繰り返し指摘をしてきましたし、また、委員会として知事さんに意見を伺いに行ったときも寄せられた要望でございます。やはり従来の...全文を見る
○高橋(千)委員 国民負担の最小化、負担は避けられないということになるわけですけれども、ただ、これは別な形で、電気料金にはね返るのは単純計算すれば二割にはなるだろうなと指摘をされてきたわけですけれども、そこはそこまではしない、しかし、そのかわりに真水の投入ということは、結局税金で...全文を見る
○高橋(千)委員 税金投入しか選択肢がないのだということに仮になった場合に、そうすると、全面的に賠償してほしいと福島県が今詳細な要望書を出していますけれども、要するに、そこに歯どめがかかるようなことがあってはならないわけですね。つまり、国民と賠償を求める被害者との間に対立を生み出...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  日曜日の福島市は、早朝から一斉清掃活動をやっておりました。雑草を刈り取り、側溝の泥を上げて水で流しております。確実に放射線量が下がると言われております。ただ、普通の住宅街の至るところに泥や雑草を入れたビニール袋がたまっておりまし...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、前段の説明はほとんど理解できなかったかなと思うんですね。  実は、厚労省に、これはどうしてかしらと聞いたときに、文科省の基準に沿っているんですということでありました。子供のことなら文科省だそうであります。私は逆に、小さな子供の命を守る厚労省が、何も文科省...全文を見る
○高橋(千)委員 検討とおっしゃいましたが、少しではなく、確実にやっていただきたいと思います。  そこで、官房長官に重ねて質問をいたしますけれども、子供に差をつけないこと、このことをまず確認させていただきたいと思います。  それで、私は、やはりこれは十分の十が一番いいと思うん...全文を見る
○高橋(千)委員 遺漏なきようということでしたので、しっかりとお願いをしたいと思います。  では、具体的な中身で伺いたいと思います。  仮払い法案の十四条、この基金については修正がなかったかと思います。そこで、条文ではこのように書かれています。「原子力被害応急対策基金を設ける...全文を見る
○高橋(千)委員 では、申しわけないんですが、大臣にこの点で伺ってよろしいでしょうか。  実は、説明を受けたときに同じことを聞きました。ふるさと納税、確かに今回の災害を機会に非常にふえております。いいことだと思うんですね。ただ、それを野党が提出してきたときにはそういう発想であっ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。確認ができましたので。ふるさと納税のような場合を除いては、負担を求めるのではないのだということを確認させていただきたいなと思います。  それから次に、参議院の提出者が繰り返し述べていた自主避難の問題。これらについては、指針から漏れた部分...全文を見る
○高橋(千)委員 できるだけ早くとおっしゃいましたが、早いがために、みんな保留になって先送りになったということでもいけないわけであります。今の議論をしっかりと踏まえて、やはり私は、できるものはちゃんと基準になっていくべきだと思うんですね。そうでなければ、難しい、よって基金に入れま...全文を見る
○高橋(千)委員 あるのにとか、そういう違いを聞いたわけではなくて、資金、真水の投入が、そうであれば、逆に最初から原案にきちんと整理をされているはずであったわけですから、あえてそれを修正して真水がこうなってきたのはなぜかということを聞いたわけであります。  やはりここは、六月十...全文を見る
○高橋(千)委員 また午前の指摘に戻るということで、残念ながら時間になりましたので、討論の中で意見を述べたいと思います。  終わります。
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、原子力損害賠償支援機構法案及び仮払い法案について、原案並びに修正案に反対の討論を行います。  まず何よりも、東京電力は原発被害者への迅速で全面的な賠償を行うべきです。そのためには、莫大な内部留保を初め全資産を吐き出させるとともに、株主...全文を見る
07月27日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、六人の参考人の皆さん、本当にお忙しい中おいでをいただきまして、また貴重な御意見を賜りましたことを心からお礼を申し上げます。全員に質問したいと思っているんですが、先ほど来そうであるように、時間の関係でなかなかたどり着かな...全文を見る
○高橋(千)委員 なかなか難しい、答えが見つからない問題かなと思います。これを、しかし厚労省が基準に落とさなければならない。そして、その基準が目安になって出荷制限云々ということになるわけですから、それを行政が、我々がどう受けとめていくべきかということで、非常に難しいなと、ちょっと...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  逆に言えば、今回の事故が起きてから基準値を初めて検討しなければならなかったと。でも、本当であれば、今沢田先生もお話しされたように、この間の、原爆以来のいろいろな経験を通して、データをとってきた方たち、研究してきた方たちはたくさんいた...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  原爆症の認定訴訟の中でもこの内部被曝の問題がなかなか評価をされなかったこと、後からの入市被爆の問題ですとか、そうしたことをずっと議論する中で、先生がきょう紹介された貴重なデータを、本当に遠距離であっても放射性降下物による影響があったん...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  最後に、児玉参考人に伺いたいと思うんですけれども、まさしく、きょう内部被曝の問題が随分話題になりました。また、遠距離被爆ということも、今、沢田先生が大分指摘をされましたので、そういう観点でずっと除染作業もやっていらっしゃる先生から一...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  時間の関係で、今中先生にも聞きたかったんですけれども、申しわけありませんでした。  しっかりと皆さんの発言を受けとめて、頑張っていきたいと思います。  きょうは本当にありがとうございました。
07月28日第177回国会 衆議院 本会議 第35号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、原子力損害賠償支援機構法案及び仮払い法案に反対の討論を行います。(拍手)  福島県原子力損害対策協議会は、二十一日、すべての県民が放射線の見えない恐怖に長期間さらされている、これまで築き上げてきた地域社会や地域経済の崩壊も危惧される危機...全文を見る
08月02日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第18号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  法案に入る前に、一問、平野防災担当大臣に今回の豪雨災害について伺いたいと思います。  二十九日から三十日にかけて、一時間で最大百二十一ミリ、二十四時間で最大五百二十七ミリなど、新潟や福島で局地的な大雨があり、七年前の豪雨災害と...全文を見る
○高橋(千)委員 きょうはこれ一問にとどめますけれども、やはり淡々と通常の災害のような査定とか時間ではできないのだということと、最初にお話をしたように、災害が重なっている、財政力も地域の力も衰えているという中での災害であるということを十分に考慮していただいて、もちろんそのまま特例...全文を見る
○高橋(千)委員 今の最後のところ、精算払いを希望していると思いますというのではなくて、なぜそうしたのか、せっかく概算払いを国が言ったのに、なぜかということを聞いていたわけであります。もしお答えがありましたら。特にないですか。では、私が思うことを次に言いますので、それに対して答え...全文を見る
○高橋(千)委員 例えば、気仙沼のある業者の方は事務所も機械も流された。給水車の運転をやったりして、二カ月しのいだわけです。機械を新たにリースして営業を始めます。瓦れき処理の仕事は、五月末締め、六月十日までに請求して、入金されるのは七月二十日だということです。要するに、四カ月以上...全文を見る
○高橋(千)委員 とうとい税金からなどとおっしゃるのであれば、とうとい義援金さえもなかなか届いていない今の状況の中で、国民がむしろ、そういうことにお金がすぐ行き渡っていない、要するに、血液が詰まっている状態なわけですね。そのことは、当然、すぐに国がやるよと言ったら、理解するんじゃ...全文を見る
○高橋(千)委員 同じ質問を政府にも伺います。  環境省のマスタープランには、自治体に対して、「震災前の相場等を参考にした適正な予定価格の設定。」などと記されているわけですけれども、国が直接代行する場合も含め、賃金水準の確保をどのようにされるのか伺います。
○高橋(千)委員 政府案もある程度適正な水準ということがあったと思うんですが、やはりこれが実効あるものにするために、今、自治体レベルでは公契約条例という形で、本当に末端のところまで、最賃をもちろん下回らないし、適正な賃金が確保されるような条例づくりという運動も進んでおります。です...全文を見る
○高橋(千)委員 大変シンプルな答えでしたけれども、要するに、今の三年以内ということも十分クリアできるのだ、一%程度という到達であるけれども、食料の維持も含めてやるんだという決意でよろしいですか。
○高橋(千)委員 そうなると、やはり来年の三月というのではとても間に合わないということになるので、お互いに責任の譲り合いになりませんようにお願いをしたいと思います。  そこで、仙台市なども、七月に、現行制度では補助対象となっていない廃棄物の仮置き場の原状復帰に要する費用について...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、借り手側がこれでは復興の見通しがつかないだろうということで何らかの補助事業を設けてほしいということを訴えているわけです。手が挙がったので、よろしいですか。
○高橋(千)委員 確認をしました。  時間が来ましたので終わります。ありがとうございました。
08月03日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  私も一日、委員会の視察に参加をさせていただきました。古屋委員のお話にもあったわけですけれども、Jヴィレッジにも初めて行くことができまして、そのとき見た光景は大変衝撃的に思いました。  一日三千名の作業員が仕事をしているわけであ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、まだこの先もそうした高い線量が検出される可能性があるということであったと思います。また、ベントのときの放射性物質が配管内に残ったのではないかということが、専門家の説がるる報道などにも紹介をされているわけですけれども、そうなると、原子炉容器内にさらに高濃度の放...全文を見る
○高橋(千)委員 その次の質問にはあえてお答えがなかったかなと思います。やはり、非常に腹立たしい思いがいたします。ベントの時期から見て、これほど長い間たってからまたこの十シーベルトという高い放射線量が出てきた、ではその間どうなっていたのかという本当に不安の声が広がるのは当然ではな...全文を見る
○高橋(千)委員 はい、わかりました。  そこで、厚労省は、前回この問題を指摘したときに、五月二十三日から、一日の被曝線量が一ミリシーベルトを超えるおそれがある作業について、事前に放射線作業届を富岡労働基準監督署に出すよう指示をしているという答弁をしています。  それが実際に...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと今、私、昨日聞いたときは十ミリシーベルトというふうに聞いていますけれども、一カ月間ということは、最大で十四ミリシーベルトになるのは、これは一カ月作業した場合という趣旨で報告だったということですか。
○高橋(千)委員 ですから、聞いているのは、一カ月続けると最大の十四になるという意味ですかと。
○高橋(千)委員 わかりました。  私、これは届け出があったということをゆうべのうちに確認しております。それで、結局、放射線管理をするために、一ミリシーベルトを超えるだろうと思われる作業は届け出をしてくださいと厚労省は決めた。しかし、現実にそれが何かの歯どめになったのかなと。要...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、十シーベルトで、今回の被曝が四ミリシーベルトなんだということで、とても承服できる事態ではないのではないかと。それが、今後も当然そういう作業が予想できるということで、これで対策がとれているというふうにとても言えないということを言わなければならないなと思います...全文を見る
○高橋(千)委員 要するに、何の根拠もないわけですよね。これは上に書いてあるように、プラントメーカーがこれだけ必要だと言っている、では、そのバックデータは何かといったら、一切データがないわけです。それをまとめた東電がこのような数字を出してきた。  被曝の問題が起こったときには、...全文を見る
○高橋(千)委員 全く答えになっていないと思います。七月十三日の東電に対する指示を読んでも、評価の体制ができていないということを指摘しています。いわゆる内部被曝の評価が時間がかかっている。そのためにきちんと体制をとれということは言っているけれども、それを避けるための努力とかそうし...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。ありがとうございました。
08月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第19号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  瓦れき撤去が被災地の復旧復興の大前提であり、そうした観点から、政府並びに野党四党の法案をできるだけよい方向で成案させるため協力したいと私も述べてきたつもりであります。昨日、すべての会派が参加をした実務者協議の場で合意が得られ、本...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁ですけれども、この条文の中で読めるのかということを聞いたわけです。  つまり、先ほど来お話しされているように、九九・五%以上、九九・九%という話もありましたけれども、今この法案でやろうとしているスキームの中で補助をしていくということでよろしいのかという...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をさせていただきました。  ただ、処理施設といった場合、今政府が考えているのは、あくまで役目が終われば処分をする仮設プラントという意味だったかなと思います。これは阪神・淡路大震災のときにも廃棄物処理で実績があるということでありますけれども、処理容量とか、あ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、恒久施設と全く同様というお話がありました。説明を受けたときにミニアセスという表現をされておりましたので、そこと違いがないのかどうか、もう一度、答弁の中で確認をさせていただきたいなと思うんですね。  廃棄物処理施設については、施設の大型化とかごみの集中、また...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をさせていただきたいと思います。  次に、新たな法案整備が準備をされているという、原発事故に伴う放射性廃棄物の処理処分について伺いたいと思います。  六月三日、原子力安全委員会が、「東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故の影響を受けた廃棄物の処理処分等...全文を見る
○高橋(千)委員 今の質問で、少し確認をさせていただきたいと思います。  資料を配っているんですけれども、これは国土交通省の下水道部、「上下水処理等副次産物の当面の取扱いに関する考え方」、これは基本が焼却灰の仕組みと同じなので、一番わかりやすかったので、これを使わせていただきま...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をしました。  そこで、私のふるさとで大変な事件が持ち上がったわけですけれども、先月、千葉県の流山市のごみ焼却施設から秋田県内に運び込まれた焼却灰三十トンから、八千ベクレルの基準を大きく上回り、二万八千百ベクレルのセシウムが検出されたということが明らかにな...全文を見る
○高橋(千)委員 原発の敷地の外の放射性廃棄物については、これまで、原発の外まで放射能の影響が及ぶという思想がなかったために、この法律の整備がされておりませんでした。法の欠陥であります。これを今後やっていくということになるわけですけれども。  私の地元の青森県六ケ所村に低レベル...全文を見る
○高橋(千)委員 ダブルスタンダードではないかという指摘に対しては直接なお答えがなかったかと思います。  次の機会に譲りたいと思いますが、やはりそういうものなんだ、原発というのは。一度事故を起こしたときに、本当に、長く、そして広い範囲でこのような影響があるということを、やはり安...全文を見る
08月23日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、今夏の電力需要一五%カットを目標とする節電対策に伴ってですけれども、日本自動車工業会が、七月から九月まで平日に休みを振りかえることで土日操業を決めました。厚労省は、この土日出勤せざるを得なくなった保護者の児童について、保...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、もう一言確認をさせていただきます。  今、下請の話が一言、答弁にありました。間に挟まっちゃうわけですよね。要するに、元請からは、期日までにやってくれ、土日操業しているんだからそれに合わせてくれなきゃ困ると言われる、しかし労働者の立場は守らなきゃいけ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  トヨタの関連産業の多い愛知県内では、四十三市町、百二カ所で休日保育の実施に今回踏み切りました。千五百人を超える子供たちが利用をしております。  今週の日曜日に、豊田市と名古屋市の市立と民間の保育所に行ってまいりました。大変なんですね...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、率直に伺いたいんですよ。トヨタ関連の子供は無料で、そうじゃない子供さんが無料じゃないということになっちゃうのはおかしいでしょうと。もともと日曜日は休みじゃないんだ、そういう人たちが利用料を払って、あるいは高いところに行ってという苦労をしていたわけですよ...全文を見る
○高橋(千)委員 納得はいかないんですけれども、当然、矛盾しているということは感じていらっしゃると思うんですね。  そこで、実際、トヨタは、木、金に休めと言ったわけですが、今後木曜日も操業すると言っています、大変忙しくなるので。なぜかというと、エコカー減税がいよいよ締め切りだと...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いしたいと思います。  新システムについては、これまでも指摘をしてきたとおりですので、また次の機会に譲って、子ども手当そのものの議論をしたいと思います。  我が党は、昨年三月の子ども手当法案のときから、なぜ一年限りの法案なのかということを指摘した...全文を見る
○高橋(千)委員 半年前も、何も措置しなければ児童手当に戻ってしまって、極端に下がるじゃないかということで、我々も苦渋の決断で賛成をしたわけですが、本当であれば、半年前、成立しなかったわけですよね。そういう事態だったということから考えれば、この間の努力がやはり足りなかったであろう...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、根拠が、なぜ一万円なのかというのもわからないし、今のは、今後、来年も同じだという意味でお答えになったんでしょうか。ちょっと説明がわからないんですが。
○高橋(千)委員 今、手取り額の減少を回避するためにというお答えだったかと思います。  では、それが今回どうなるのかということを少し考えていきたいと思うんですけれども、前回のつなぎ法案の時点で既にわかっていたことですけれども、一万三千円の子ども手当でも、所得税の年少扶養控除の廃...全文を見る
○高橋(千)委員 今、あるということで、逆転現象は解消されないということをまずお認めになったかと思います。  それで、資料を一枚だけ出しておりますけれども、これまでの厚労省の資料を簡潔にまとめたものであります。「子ども手当の見直しでこう変わる」ということで、今、額についてまず整...全文を見る
○高橋(千)委員 非常に答弁が、三党合意がなかなか本意ではなかったのよというような気持ちが伝わってくるような答弁でございますが、非常に矛盾しているわけですね。  例えば、私が、子ども手当と比べたら逆に減る人の方が多いじゃないかということを言いますと、いやいや、児童手当と比べれば...全文を見る
○高橋(千)委員 そうはいっても、協議がこれからあって、具体的にどうなるかわからないと言っているけれども、これまでのように、ここまでは児童手当のスキームよという理論は成り立たないわけですよね。  児童手当が一兆円だったときは、大体地方負担は五千九百億くらいですかね。そうすると、...全文を見る
○高橋(千)委員 もちろん、私はふやせとは言っていませんから。地方負担は基本的になくすということで子ども手当が始まったわけです。だけれども、理論上児童手当に戻ってしまえばそういう問題が起きるんだと。ですから、つじつま合わせの議論では済まないんだということを重ねて指摘をしたいと思っ...全文を見る
○高橋(千)委員 子供の貧困が今回の子ども手当の大きな動機であったにもかかわらず、こうした政局やさまざまな大人の事情で子供たちを犠牲にするということがあってはならないということを指摘して、終わりたいと思います。
08月23日第177回国会 衆議院 本会議 第39号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、平成二十三年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法案に反対の討論を行います。(拍手)  最初に指摘しなければならないのは、子ども手当が政争の具として扱われたということです。  本法案は、公債特例法の成立を人質に、子ども手当と...全文を見る
10月05日第178回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  大震災と原発事故から半年以上が過ぎましたけれども、まだまだ被災者一人一人の生活の再建、そして復興の道筋が見えてはきておりません。  日本共産党としても、全国からたくさんの救援ボランティアに応援をいただきながら、また、地元の議員...全文を見る
○高橋(千)委員 あえて私が名指しをしなかったのに大臣が県名をおっしゃいましたけれども、三県のばらつきがないように思いが込められておりましたので、よろしくお願いしたいと思います。  政府のアンケートにも、また、私ども、赤旗新聞の調査、また議員団が訪問調査もずっとやっておりますの...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、必要とする被災者にはきちんとということが確認できたと思います。  着手はまだ非常におくれておりまして、目立っているところで仙台市で二千戸の計画が始まったというくらいであるわけですよね。そういう点で、ここで本当に必要な戸数を確保していくという取り組みが求め...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  後段の方はかなり前向きな答弁であったのではないかと思います。これまでの払い下げの期限である七年半、これにこだわらずに、地元のニーズにこたえていきたいということであったかなと思います。やはり、この払い下げ、ある程度の負担をしても自分の家...全文を見る
○高橋(千)委員 総理は、九月二十日の閣僚委員会で、復興関連予算について、青天井でいい、しっかりと要求を出していただくと述べたと報道されているわけですね。ですから、予算は青天井だ、出すだけは出したんだけれども、組んでみたら頭打ちということになっては、やはり、メニューだけはそろった...全文を見る
○高橋(千)委員 悪乗りという表現はどうかとちょっと思いますけれども、本当に必要なものが、しかも待たれていたものが、地震が起きて、津波が起きて、原発事故が起きて、真っ先にやるべきことがここまでおくれたということがあるわけですから、本当に必要なものが青天井に出されたいろいろなものに...全文を見る
○高橋(千)委員 今回の緊急時避難準備区域の設定が、やはり原子炉の安定性に着目して、避難に余裕を持たせる区域指定である、ですから直接放射能の汚染とリンクしているわけではないというのが説明であったのかなと思うわけですね。  しかし、それに向けて、五市町村の全部の復旧計画が手元にご...全文を見る
○高橋(千)委員 ここは反論しないつもりでしたけれども、最後にちょっと大臣が長くおっしゃいましたので一言言っておきたいんですけれども、相当の期間というふうにおっしゃいました。これは、どっちでもとれる表現なんですね。やはり、緊急時避難準備区域を設定するときに、いわき市の一部が外れま...全文を見る
○高橋(千)委員 はい、確認をいたしました。  そこで、まず、条件となる除染の問題がやはりあるわけですけれども、二十八日に政府が、線量率が五ミリシーベルト未満の地域は国の財政支援はしないと発言したことが伝えられて、大きな怒りと混乱をもたらしました、その後訂正をされたわけでありま...全文を見る
○高橋(千)委員 今のお話は、一ミリでよしとしない、それ以下も目指していくんだということであったと思います。  そうすれば、今、一ミリシーベルトを換算しますと〇・二三マイクロシーベルト毎時ですので、これを超えているのは千葉などにもたくさんございますし、当然、福島県だけでは足りな...全文を見る
○高橋(千)委員 予算の確保については今後もやっていくということだったと思うんですが、大臣、今の、お金の話じゃなくてやり方の問題なんだとおっしゃったんですけれども、そのやり方にも問題があるんですよ。  つまり、五ミリを超えるところは面的に除染をするけれども、それ以下のところはス...全文を見る
○高橋(千)委員 では、引き続いてお願いしたいと思います。  そこで、最後に、そのための財源ですけれども、当然、頭の中で財源が回っているかもしれないということですけれども、私はきょうその一部を提起したいと思うんですが、本当はそのための財源は、既に国民は積み立ててきたではないかと...全文を見る
○高橋(千)委員 我が党の吉井議員もこの問題を繰り返し指摘してきたことですけれども、まず、見えていないということ、これをどう思うかということですよね。六千二百億が随分取りざたされたけれども、それよりも大きいお金が実はあるんだけれども見えていない、国民はちゃんと払ってきたということ...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、この原発付加金も含めて見直すということが最初の一歩かなと思います。  ありがとうございました。終わります。
10月24日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほど来、各委員から御発言があったところでありますけれども、私からも冒頭、昨日トルコでマグニチュード七・二という大規模な地震があり、死傷者一千名を超えると報じられているところであります。亡くなった皆さんに心から哀悼の意を表すると...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いをしたいと思います。  きょうは、原発事故による放射能被害について幾つかの角度から質問したい、このように思います。  まず、文部科学省の放射線審議会の基本部会が、十月六日、二〇〇七年の国際放射線防護委員会の勧告である現存被曝状況の放射線防護の考...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、これはある意味技術的な問題で、二十ミリシーベルトを超えている、超えるんだということで避難をさせられた方たち、その方たちの、いわゆる除染をして戻ってほしいという取り組みをされる行政や国が、心の中で幾つかの指標として持つのはいいかもしれない。でも、その数字...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をしたいと思います。高いところもそうですが、低いところも、逆にそれが緩和されちゃったのかなということになっては困りますので、重ねて指摘をさせていただきたいと思います。  さて、本格的な除染活動が始まっているわけですけれども、五日の本委員会のときに、除染の予...全文を見る
○高橋(千)委員 ここの部分は、放射性瓦れきの廃棄物の特別措置法がございますので、当然国が責任を持ってやる部分である。ですから、おさまらなければ拡充していくというのも当然であろうと思うわけですね。  ただ、それでもどうかなということを今指摘させていただいたわけですけれども、問題...全文を見る
○高橋(千)委員 もっと具体的に聞いております。  これを担当官に聞いたときは、どうやってこの数字を割り出しましたかと言ったときに、今把握されているモニタリングの調査に基づいて年一ミリシーベルトを超えるであろう地点をピックアップしたら、三県であったと。最初はそうだったわけです。...全文を見る
○高橋(千)委員 一定の期間で落ちるとおっしゃいますと、逆に言うと、手だてがおくれたから時間を非常に要してしまったということになるんですよ。今は低いかもしれないけれども、当時高いときに何の手だても打てなかったことによって、避けられることができた内部被曝を起こしたかもしれない、そう...全文を見る
○高橋(千)委員 しっかりやっていくのは国ですか。それとも、市町村がそういう細かい取り組みをやるのに対して財政支援もあるという意味でよろしいですか。
○高橋(千)委員 私は、このことは、除染の予算を今後また必要に応じて拡充していくわけですから、やはりモニタリングと除染を一体として組み込むということを提案したいと思います。実は、モニタリングはどうなるのと聞くと、それは文部科学省ですからと言われますので、やはりそこで縦割りになっち...全文を見る
○高橋(千)委員 今一言でおっしゃったその効率的にということがやはり、健康被害を少しでも低減させるということよりも、経済的なことも兼ね合わせて折り合いをつけるべきだというのが、どうも国際機関の今の標準ではないかということを非常に思うわけですね。しかし、先ほど来、政府は一ミリシーベ...全文を見る
○高橋(千)委員 小宮山大臣、もう少し踏み込んだ答弁をされるかなと思ったんですけれども、かなり慎重な物言いであったかと思います。当然、子供に対する、今、子供だけがとるミルクや離乳食とか、そうしたものに対してきちんと基準を設けるということで、ぜひ確認をさせていただきたいなと思います...全文を見る
○高橋(千)委員 工夫が少し進んだということだと思いますけれども、できれば、すべてにおいてそうしたものが手に入るようにしていただきたいということであります。  時間がかなり押してきましたので、枝野大臣にも質問させていただきたいと思います。ちょっと二つまとめて質問いたします。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 同時に、ぜひ、子供さんをまず最優先というのは当然なんだけれども、しかし大人も内部被曝を調査してほしいという強い要望がございます。  これに対して、言われているホール・ボディー・カウンターもまだまだ、前の補正で五台、福島県で設置するということを聞いていますが、ま...全文を見る
○高橋(千)委員 絞り込んでから検査をやるよりも全体でやる方が外部被曝との関係なども見えてくるということもございますので、ぜひ御検討いただきたいと思います。  平野大臣に通告しておりましたが、時間の関係で申しわけありません、あしたよろしくお願いいたします。  終わります。
10月25日第179回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  昨日の復興特別委員会、また本日の委員会におきまして、集中的な議論があったのが防災集団移転事業やかさ上げの問題、また宅地被害の問題などについて、補助率の引き上げやあるいは要件緩和、これらについて質疑があったと思います。私自身も繰り...全文を見る
○高橋(千)委員 柔軟に対応したいという答弁でありましたので、これをぜひ積極的に取り組んでいただきたいというふうに思います。  そこで、復興交付金は省庁間の横断ですとかさまざまな事業の組み合わせわざができるという点で非常に期待をするものでありますけれども、その配分を、つまり省庁...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、今、復興庁と繰り返しおっしゃいましたけれども、まだできておりません。  それで、そういう中で、実際、私はワンストップでなければならないと思うんです。今言ったとおりでなければならないと思うんですが、現実はそうならないわけですよね。  まだ現地対策本部にな...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、もう一度確認をいたしますが、昨日の担当者の説明ではそうではなかったわけです。そうすると、現地対策本部が相談も含めて事業計画を受けて、それが本省に行ったときにはもうそこで内閣府も国交省も一緒になって、交付と一緒に決定がされてくるということでよろしいです...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、やはり現地対策本部で判断も含めてできるのが一番望ましいと思っているんです。各省庁の出先もあるわけですから、市町村がそこで何度もということがないように、今大臣はそうではないのだとおっしゃっていますから、本当に、せっかくここまで待たされて、交付金使うよとなった...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  本当であれば、市町村にも基金の配分があればという希望があったわけで、その点がぜひ配慮されるようにお願いをしたいと思います。  次に、また平野大臣に伺いたいと思うんです。  今度の大震災で、家の土台だけを残して全部流されてしまったと...全文を見る
○高橋(千)委員 今、支援法の趣旨をお話しになって、著しい被害を受けた世帯というところに焦点が当てられているんだと。  でも、一部損壊という考え方が非常に幅の広いものなんですよ。それこそ、屋根がわら一枚落ちたとか、そういうものから始まって、もっと大きなところまで実はなっていると...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  そして、調査をぜひ行っていただくことと、省庁間の連携ですき間のないようにやっていただきたいなと思っております。  二〇〇七年の十一月に被災者生活再建支援法を改正したわけですけれども、その四年後の見直しが、まさに今でございます。そうい...全文を見る
○高橋(千)委員 またいろいろと提案をさせていただきたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
10月26日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず最初に、先ほども少し議論があったと思いますけれども、七月一日の閣議報告、社会保障・税一体改革成案では、高額療養費の見直しによる負担軽減の財源として、受診時定額負担を導入するとしております。初診、再診時に百円ずつということが検...全文を見る
○高橋(千)委員 具体的な考え方ということで、制度設計のこともちょっと聞いたつもりだったんですが、次の質問の中で答えていただければと思います。  今説明があった高額療養費の制度そのものは、当然必要だと思っております。また、医療制度改革の中で上限が少しずつ上がってきまして、せっか...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、まず、高額療養費が上がっていくであろうということはお認めになるのか。そして、上がるけれども、定額負担をふやすのではなくて、別のところから、どっちにしても患者負担になるのかなと思うんですが、やるという意味ですか。
○高橋(千)委員 そうすると、百円が二百円にはならないかもしれないけれども、別な形で負担になるのかなということしか今の時点ではわからないと。ただ、負担がふえないとはおっしゃらなかったと思うんですね。非常にわかりにくい話です。  例えば、国民の気持ちとして、確かに、百円、その百円...全文を見る
○高橋(千)委員 目的ではないと今強調されましたが、しかし、受診抑制を見込んでいるということはお認めになりますか。
○高橋(千)委員 事実ということで、認められたと思います。  結果として、これが公的医療保険の範囲を狭めることにならないかということを大臣に伺いたいと思うんです。  二〇〇六年の医療制度改革のときは、風邪などを軽い病気と規定して保険給付の対象外とする保険免責制、これが俎上に上...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣に通告しましたので、改めて同じ質問をしたいと思います。  本当に定期的に通わなければならない持病のある方、高齢者の方に負担をさせてこの医療保険財政の中でやっていこうという考え方は、やはり、筋悪であり、やめるべきだと思います。いかがですか。
○高橋(千)委員 この報告は、閣議報告であり、決定ではないということが先ほどもあったわけですから、もうコンクリートされたものではないということで確認をしてよろしいですね。
○高橋(千)委員 そういうことですから、決まったものではありませんので、引き続いて、撤回をしていただきたいということを求めていきたいと思います。  次に、七月二十一日の規制・制度改革に関する分科会第二次報告書では、「医療分野における制度改革の方向性」として、「予防医療も含めて真...全文を見る
○高橋(千)委員 書いたのが私ではないからという前提がありましたので、正直言って、ちょっとそれだけでは納得しかねるところがあるわけですが、狭めるものではないということは、おっしゃったことをやはり確認させていただきたいなと思うんです。  確かに、予防接種を含めてということがあった...全文を見る
○高橋(千)委員 範囲を明確にするんですか。
○高橋(千)委員 とにかく、新たな参入ではないということを確認させていただきたいと思います。  さて、本日も、農協などの主催で大規模なTPP反対の集会が開催をされております。  今私が規制・制度改革の分科会の報告などについて質問をしたのも、昨年菅前総理がTPP参加を打ち出して...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、厚労省として独自の取り組みを一切行っていない、このこと自体が大問題だと思うわけです。今の答弁も、外務省の情報収集によればというだけの話なわけですね。入ってから何かするというのでは遅過ぎるんだということを言わなければなりません。  そもそも、背景に、アメリ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、最後におっしゃった安心、安全な医療、これは、厚労省ではなくて、交渉当局といいましょうか政府がつくったQアンドAの中に出てくるわけですよ。医療、保険の分野では、混合診療の解禁や営利企業の参入については議論の対象になっていません、参加国間のFTAでは金融サービス...全文を見る
○高橋(千)委員 これまで対日要求があったということを先ほどお認めになりました。ですから、アメリカの政府の中で大統領に対してこれを突き上げる声があり、かつアメリカ政府としてもTPP要求の中に盛り込んでいる、その報道は本当か否かと直接問い合わせてみればいいじゃないですか。そういう努...全文を見る
○高橋(千)委員 余りにも危機感がなさ過ぎると言わなければならないと思うんです。  先ほど言ったように、本当に反対だというのであれば、一たん始まってしまえばそこだけ抜くということはできないということがこれまで繰り返し言われてきたわけじゃないですか。だから、農業の分野だけではない...全文を見る
○高橋(千)委員 技術的なことを聞きますと最初に言ったのに、何も外務省が厚労省と同じ答弁をしなくてもいいじゃないですか。本当に、外務省がつくった資料の中に、可能性も今後あると書いていることを私は読み上げただけですから、ないと言っているわけじゃないので、現実にそれはもう否定できない...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、厚労省じゃないんですから、何度も言いますけれども。  客観的なことを聞いているんです。米韓でも、明らかに韓国の方が不利でしょう。今言ったことは間違いですか。
○高橋(千)委員 なぜ外務省がそういう答弁をするんですか。交渉の技術的な問題、今現実に外務省が少ない情報の中で参加国からいろいろとっている情報、あるいは二国間で進んでいるFTAなどの情報、そういうものから見ても、例外というのはないですよねということを客観的に聞いているだけなんです...全文を見る
○高橋(千)委員 とてもそれでは、交渉に仮に入っても、安全、安心な医療が守られるだろう、アメリカが幾ら言ったってというふうにはだれも受け取れないと思いますよ。  アメリカとの関係では、もう日米構造協議にもさかのぼらなければならない。日本が頑張って、日本の主張の方が強かったという...全文を見る
○高橋(千)委員 参加国に情報を求めるという程度のことさえも言えないというのであれば、とてもこれは交渉に入る資格はないなと言わなければなりません。きっぱりとやめるべきだという指摘をしたいと思います。  最後に、残された時間で、きょう、もう一つ関連をしてお話をしたいことがあります...全文を見る
○高橋(千)委員 今紹介がありましたように、医薬品の販売、これに関しては、既に特区法の中に盛り込むことが検討されていると。それ以外の分については、いわゆる地方との協議会を通じて、場合によっては追加、充実をさせていくということになる。特例措置がふえていくわけですよね。  問題は、...全文を見る
○高橋(千)委員 震災からの復興が根幹に穴をあけるようなことがないように、ぜひ小宮山大臣にも今の懸念を伝えておきたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
11月11日第179回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  総理は、あすからのAPECで、TPP、環太平洋パートナーシップ協定参加の意思表明を、昨夜にも行うとされていましたけれども、それを延期されました。一日延ばしただけという話もありますが、民主党内にある多くの慎重意見、また、私たち国会...全文を見る
○高橋(千)委員 既に総理の胸の中には結論があるということですか。
○高橋(千)委員 どうしても時間稼ぎだけのように受けとめられる。本当に国民の声に誠意を持って答えているとはとても思えない。改めて指摘をしなければならないと思います。  TPP協定参加国は現在アメリカを含む九カ国ですけれども、既に本委員会でも繰り返し指摘をされてきたように、原則、...全文を見る
○高橋(千)委員 そうなんです。長く言われたんですけれども、具体的ではないんですね。
○高橋(千)委員 今言われた幾つかのメリット、例えば手続の透明性ですとか、メリットが全然ないとは言っていないんです。だけれども、この間議論してきたさまざまな問題を乗り越えるだけの、それでも乗り越えて参加したいだけのいいものがあるのかということ言ったわけなんです。  例えば、今、...全文を見る
○高橋(千)委員 アメリカ国民のためにを日本国民のためにと置きかえればそうなるんだという今の議論はちょっと余りにも乱暴で、何の試算も、今、二兆七千億円の試算以外は、それも十年間でですから、それを示さずに乗り越えていくだけのものがあるんだとは、それは今の時点でとても言える話ではない...全文を見る
○高橋(千)委員 今、確信をしているとおっしゃいました。国内的に優遇することでとおっしゃいましたけれども、外国企業の進出の機会は、先ほどアメリカが、ビジネス連合が言っているように、ふえるかもしれません。しかし、本当にそれで、国内企業を育てる、そういうものになるのかということが今T...全文を見る
○高橋(千)委員 公開度は高いけれども、要件が厳しいということが指摘をされているということです。  そこで、通告をしてありますけれども、WTO政府調達協定が発効した九六年以降で、WTO協定違反の疑いがあるとして苦情の申し立てや是正のあった案件はどのくらいあるでしょうか。これは外...全文を見る
○高橋(千)委員 今、一件ということでありますけれども、これは係争まで行ったところがそうだという数字なんですね。私が聞いたのは、その疑いですとか申し出ですとか、さまざまあるだろうということを聞きました。  実は、私自身が九九年に青森で県会議員を始めたその最初の議会が、工事請負契...全文を見る
○高橋(千)委員 WTOのルールをさらに自由度が高いものにしようというのがTPPの原則ですから、今の御答弁は、今までの議論からしてもそぐわないのではないかと思っております。  同じ白書で、こんなふうに言っているんです。「東日本大震災は大惨事をもたらした悲劇であると同時に、日本の...全文を見る
○高橋(千)委員 総理にもう一言聞きたかったんですが、時間になりましたので。  これまでも指摘をされてきたように、日本とアメリカがGDPの九割になるということは随分言われてきました。ただ、それ以外の国を見ますと、やはり輸出依存度が非常に高い。そういう中で、やはり貿易で国を伸ばし...全文を見る
11月18日第179回国会 衆議院 本会議 第10号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、東日本大震災復興特区法案について質問します。(拍手)  震災から八カ月余りが過ぎました。被災自治体は、発災直後から、復興のためには特区が必要だと訴えていました。その姿がなかなか示されないばかりか、国がどこまで財政支援をするのかがわからず...全文を見る
11月22日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  ちょっと今のようなことがあると本当に困るなと思って聞いておりましたけれども、改めて平野大臣に、本会議での質問での趣旨をもう一度伺いたいと思っております。  第一条に「被災地域の住民の意向が尊重され、」ということが明確に書いてあ...全文を見る
○高橋(千)委員 何回も何回も話し合いをされたとおっしゃった。それは一般論なんですね。もちろん私は、首長さんが無視しているなんということを言っているわけではありません。  ただ、それは全体としてそうかもしれないけれども、やはり一人一人の被災者にしてみると、聞かれていない、あるい...全文を見る
○高橋(千)委員 その答弁は絶対承服できません。  なぜなら、本会議でも私が質問しましたように、立地する企業に対しては、提案をすると、提案に対して、それをもし受け入れられない場合に、なぜそうなのかという理由を説明しなければならない、そこまで書いているわけですね。だったら、なぜ地...全文を見る
○高橋(千)委員 被災者は重大な決断をしなければならないわけです。ここに住み続けるか、あるいは移転をするか、家を建てかえるか、あるいは集合住宅に入るか、一人一人が重大な決断をするわけですね。それは国の事業なわけですよ。決めるのは自治体だけれども、しかし、国の事業によってそれを選択...全文を見る
○高橋(千)委員 知事の意見は、五月の時点では地元を反映しているものではない、これは認めますね。
○高橋(千)委員 全然答えになっていないじゃないですか。  その後は、いろいろ要望を聞くということ、話し合いをしてきたことも十分わかっています。でも、私が言っているのは、大臣が本会議で答弁した、既に要望があったからということは、要望があったからと言うけれども、その時点で地元の要...全文を見る
○高橋(千)委員 質問したのは五月です。五月十日の話をしています。
○高橋(千)委員 全く答えになっていないんですね。五月十日のときに知事が提案をしたけれども、その時点では、地元の漁協は反対をしたわけですから、地元の声を代表したものではないということは事実だと思うんですね。  今さらそれをひっくり返されても、歴然とした事実なわけですから、そこか...全文を見る
○高橋(千)委員 余り意義的なことはおっしゃらなかったと思うんですが。  資料の二枚目につけておきました、漁業権漁業の制度ということで、定置漁業権、区画漁業権、共同漁業権と三種類あるということで、今その三つ目のことが議論になっているわけですけれども、つけたのは二十二年度の水産白...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、被災したところが本当に自力ではだめだ、そういうときに、今の現行法ではなぜできないのですかと聞いているんです。
○高橋(千)委員 ちょっと御理解されていないと思うんですね。聞いているのは、なぜ特例が必要なのかということを聞いているわけです。区域の話をしているんじゃないわけですね。  要するに、この真ん中に書いてあるでしょう、皆さんのつくった資料の真ん中に、「このような地域であっても、現行...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、うちは特区を適用してほしいと浜が手を挙げるのを参考にして知事がやるんですか、それとも、知事が、ここは深刻だから特区対応したらどうかいというふうにやるんですかと聞いているんです。
○高橋(千)委員 要望があったということがまず前提であると思います。  その上で、先ほどちょっと答弁の中に既にありましたけれども、五つの基準があるんだということで、資料につけておきました。  「知事による免許審査」ということで、これは法定基準なわけですね。すぐに事業を開始でき...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、答えになっていないんですね。  困難な地域だからこそ、望んでそこに参入する企業が本当にあるだろうかということなんです。なので、手を挙げた、困難だから企業の参入を望むという地域が、どこも来なくてがっかりして、結局は漁業から撤退せざるを得ないという道を選ぶ...全文を見る
○高橋(千)委員 だったら、選択肢を望む人たちが、本当によかったと思えるような制度にしなければ意味がないんですよ。漁業者の撤退につながるようなことではだめだということを言っているんです。私は、この基準を乗り越えられるくらいだったら、もともと現行法でも乗り越えられる、つまり、それだ...全文を見る
○高橋(千)委員 特例で穴をあけるけれども厳しくしたというのは、結果としてだれのためにもならないんです。そうではなくて、やはり現行制度できちんとできるんだ、そこをやりたいという企業が本当にあらわれるのであれば、それは提案でやればいいということを何度も言っているわけです。  本当...全文を見る
11月25日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、企業の立地促進にかかわって質問させていただきたいと思います。  復興産業集積区域内に新設され、平成二十八年までの間に、当該地域の雇用機会の確保に寄与する事業を行う者として当該地方公共団体の指定を受けた法人が、指定を受...全文を見る
○高橋(千)委員 今の最後の御答弁は、認定待ちになって、立地されなければ困るわけですから、それを急ぐよという話で、それは当然のことなんですね。  でも、早期に被災地に訪れて頑張って守り立ててくれた企業に対しても、やはりそれはどうなのかなということもありますし、これまで、被災した...全文を見る
○高橋(千)委員 それは今私が言いました。  十五日付の福島民報によりますと、福島経済研究所が警戒区域などを除く五百社を対象に行ったアンケートの結果について紹介をしています。  四月から六月の売上高が前年同期より減った企業が六割もいると。半数以上が、本社や工場、営業所などを県...全文を見る
○高橋(千)委員 そういう中で、例えば先ほどの還付の問題ですとか、これから、議論されてきたように、国会に託されて、新しい特例も必要だねということだって、理論上はあり得るということですね。  自治体から要望がある、そうすると、修正案などでもこの間協議をしてきた、議論もされてきたよ...全文を見る
○高橋(千)委員 まさに国会が受けとめるという意味でもございますので、そうした趣旨で、本当にこの地元の雇用を維持してきた企業に配慮をするということをぜひ呼びかけていきたいなと思います。  その上で、一つ確認なんですけれども、例えば、気仙沼では、土地利用制限が長くかけられていたた...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません。きのう説明を受けたときには、解散は条件となっていなかったと思うんですね。  やはり、一たん出てしまった企業がすぐに戻るということは困難であると思うんです。ある程度の時間を要するであろう。そこは、当然、戻ってくるという機会が残されているということはと...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。確認できました。  やはりそういうことがあってもいいと思うんですね。いわゆる企業のUターンということで、やはり地元で頑張ってきた企業に戻ってきてほしいということも含めて、質問させていただきました。  次に、最初の質問の中であったわけです...全文を見る
○高橋(千)委員 今回、集中的な、思い切った支援をするということで、当然要件が厳しくならざるを得ないと思うんですね。だけれども、その中で、この部分は逆におかしいのではないかと思うわけなんです。  つまり、どうやって地域に貢献するのか、そこにやはり主眼が置かれるべきですので、全部...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません。最初に質問したのは、要するに、準備金の積み立てを損金扱いすることで税を免除しますよね、それを、言ってみれば、回収とはいかないんですけれども、一定の歯どめ策になりますかと。  つまり、撤退した後は、それを逆に益金として、回収に近いことをやるんですよね...全文を見る
○高橋(千)委員 それで、次の話、今の雇用の問題になるわけですけれども、やはり、地方公共団体にとって、企業を誘致して雇用を支えたいという思いは、もう必死ですから、今までだって、税金などの各種優遇措置はすごいとってきたわけですね。企業誘致の繰り返しであった。それと同時に、もうこのせ...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。
11月29日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  限られた時間ですので、早速、提出者に質問したいと思います。  いわゆる条例による法律の上書き権についてであります。公明党さんの新たな提案を受け入れる形の修正案になったかと思います。  基本的には、復興計画を実行に移す段階でさ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  真剣に国会としても向き合っていきたい、このように思っています。  それで、一般論として、やはり法律というのはかなりの部分が政省令にゆだねていることが多いかと思います。せっかくこうして議論をしているんだけれども、詳細については政省令で...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  これはやはり今回の特区制度において大変懸念をしていることでもあり、同時に、いろいろな、例えば厚生労働委員会に私所属しておりますけれども、その場面でも、議論しているんだけれども、終わった後にいろいろなことが決められていくということもあ...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、通告していないんですけれども、せっかくですから今のに関連して。  そうすると、当初は交付金という話が随分ありまして、我々は、やはり取り崩し型の基金がよいのではないかということを言ってきました。それは自由度の高いものということに最大の眼目があったわけ...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、大臣の答弁の中にはっきりと違いがありますので、交付金と基金との違い、交付金にはできないものがあるということをおっしゃっておりますので、やはりそこが違いなんだろうということで、並び立ってでも活用する道があるということをちょっとこの後質問したいと思っておりまし...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  そこで、総務省に伺いますけれども、各県が、今回の三次補正を受けて、十二月議会にいろいろ補正予算を準備しているところであります。私は、復興基金の問題で、やはり各市町村に対する配分が必要ではないかということをこれまでも言ってきたわけなんで...全文を見る
○高橋(千)委員 簡潔にありがとうございました。  まさにそうで、青森県でも四十億円を八戸市などの被災自治体に配分するとか、宮城県は六百六十億円の約半分、三百三十億円をあらかじめ配分するということであります。岩手県は二百十億円。また、茨城のように、百四十億円のうち七十億円をすべ...全文を見る
○高橋(千)委員 否定をされなかったところがまず大事なことかと思います。ぜひ執行状況をよく見ながら応援をしていただきたいというふうに要望したいと思います。  それで、いよいよ平野大臣に伺うわけですけれども、先ほど言った違いのところで、大臣はこの委員会で、復興交付金の効果促進事業...全文を見る
○高橋(千)委員 工夫を凝らしたというだけですかね。やはり踏み込んだ問題についての評価をいただきたいなと思ったわけですけれども。  ちょっとその前に、きょうは国交省からも副大臣においでいただいていますので、かつては地域住宅交付金、現在は社会資本整備交付金の中に、自治体が位置づけ...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、こうした自治体の独自の取り組みが広がる中で、国の交付金の事業の中にも、個人の住宅の再建にかかわる事業、いわゆる個人の私有財産などということがずっと議論されてきたわけですけれども、ちゃんと組み込むことができるわけですね。ですから、大臣が、復興交付金の効果促...全文を見る
○高橋(千)委員 甚大な災害だからこそ今特区法案を審議しているのに、ここでまた他の災害ということを持ち出してくると、何のためにここまで議論してきたのかなということにもなりかねませんので、さらに踏み込む必要があるということをきょうは指摘をして、また次の機会に譲りたいと思います。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 ただいま議題となりました東日本大震災復興特別区域法案に対する修正案について、日本共産党を代表し、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  修正の概要は、漁業法の特例に関する規定を削除するものです。  沿岸漁場の漁業権については、紛争回避と資源管理のために、漁...全文を見る
○高橋(千)委員 ただいま議題となりました東日本大震災復興特別区域法案並びに修正案に対し、日本共産党を代表して、意見を表明します。  日本共産党は、復興は被災者が主役、暮らしとなりわいの再建が復興の土台と主張してきました。本法案は、被災住民の意向を尊重する具体的な仕組みが明記さ...全文を見る
11月30日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、国民年金法等の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案及び民主党、自民党、公明党提出の修正案に反対の討論を行います。  暮らせない年金、未納率の増大による空洞化などの深刻な事態が推移し、年金制度はかつてない危機に瀕しています。そうし...全文を見る
12月02日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、きょう意見陳述していただいた原告団長の谷口三枝子さんに心からお礼を申し上げます。  前回の参考人質疑のときは、後ろの席に座って、発言が許されず、どんなにか悔しい思いをしたことでしょうか。きょうの委員会も日程が大変十分な...全文を見る
○高橋(千)委員 今、千四百名訴状を受け取った中で四十名が和解成立したというお話でありました。間の資料も、数字もいただいたんですが、そのうち、資料がついている方が四百八十名ということだったかと思います。ですから、五カ月たって和解にたどり着いた方は四十名ということでは、本当に長い道...全文を見る
○高橋(千)委員 昨年のそのときの質問で、政府が、B型肝炎訴訟の解決には二兆円かかる、そして原告の要求を全部入れたら八兆円かかる、こういうことを言っていたわけですね。それで私は、過大過ぎないかと質問をしました。そのときに外山局長は、「原告以外の方にも同様の救済を図るため、最大限ど...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、それに見合うことを本当にやれるかということを確認しなければならないわけです。  基本合意に当たっての政府見解は、「かつて例のない大変大きな広がりを持つものであり、長期にわたって責任のある対応をとることが必要である」としました。私たちは、過大な数字を...全文を見る
○高橋(千)委員 では、大臣に質問します。  札幌地裁の基本合意に当たっての所感では、「可能な限り、原告が生きているうちに、和解を成立させてもらいたい」「あらためて、国も時節柄大変だと思いますが、原告から資料を受け取ったあと、迅速に検討頂き、速やかに和解を進めて頂きたい」と述べ...全文を見る
○高橋(千)委員 事前にきょうの東京原告のお話を通告しておりましたので、調べていただいて、ありがとうございます。ただ、それを、一人一人の分を言って、これはどうですか、これはどうですかという時間はないわけです。今言った対応を本当にやっていただきたいと思います。  それで、具体的に...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  私もちょっと厚労省のホームページを見てみたんですけれども、B型肝炎という窓が表紙にありますので、それをクリックしていくと手引が出てくる、あるいは、これまでの訴訟の資料が全部一覧に載っている。これは大変親切だと思うんです。  ただ、ぜ...全文を見る
○高橋(千)委員 全く答えになっていないと思うんですね。なかったから法案に書いたと。ということは、要するに、そういう方がわずかだという指摘があるわけですけれども、出てこられては困る、払いたくないということになるわけです。  でも、その除斥期間を超えた慢性肝炎の皆さん、無症候キャ...全文を見る
○高橋(千)委員 引き続いて、その後の対応について、国会としても報告をいただいて議論をしていきたい、このように思います。  もう一つ、財源の問題なんですけれども、これもずっと議論してきたことなんですけれども、なぜ今回の法案にこの財源の問題を明記することになったのか。これまでもい...全文を見る
○高橋(千)委員 万全なものにしたいということは、それは大事だと思うんです。財源がなくて、約束したことができなかったよと言われたら困るんです。でも、それが、今言ったような弱い人にかかる増税ということはあってはならない。  では、このことは、認識、一致できますか。
○高橋(千)委員 理解という表現でありまして、ちょっと残念に思いますけれども、まあ精いっぱいのお答えだったかと思います。  最後になりますけれども、特別措置法は、給付にかかわることしか書いていないわけです。しかし、基本合意の中では、ウイルス検査の一層の推進や、医療の提供体制の整...全文を見る
○高橋(千)委員 あと、これは指摘にとどめますけれども、先ほど副大臣の答弁も聞いておりましたけれども、第三者機関に対しては、薬害肝炎の方たちも、検証・検討委員会が最終提言をしたにもかかわらず社保審の中の部会という形でやられてしまうと、これは、全く監視機能がない、意味の違うものなん...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法案、民主、自民、公明提出の修正案及びみんなの党提出の修正案に対して討論を行います。いずれも賛成しますが、政府原案に対しては、全面賛成とは言えません。  B型肝炎訴訟は、国の加...全文を見る
12月06日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  来年の通常国会で、福島復興再生特別措置法案、仮称でございますが、提出されると聞いております。福島県からの強い要望もあり、私自身も繰り返し質問をしてきました。しかし、まだ骨格は示されておらず、報道によると、避難解除区域の復興や長期...全文を見る
○高橋(千)委員 今、六万人とも言われている県外に避難されている方も含めてだというお話があったと思います。  パネルを見ていただきたいと思うんですけれども、これは、住民基本台帳に基づく福島県の県外転出状況をグラフにしたものであります。青が昨年の数字。これは、下はマイナスです。一...全文を見る
○高橋(千)委員 私が思ったことと同じことを、総理も見てとれるということを認めてくださったと思います。  総理が九月の所信の演説のときに福島の高校生の創作劇を紹介して、福島で生まれ、育ち、子供を産んで最期を迎えたいという訴えをされたんですけれども、本当にそのことが困難になってい...全文を見る
○高橋(千)委員 そのことについては、今、文科大臣にも質問することになっておりますけれども。  今、なり得るべきとの認識とお答えをいただきました。やはり、それをもう少し進んで、避難する権利を認めるべきだと思うんです。  これは、国連でも国内避難民の保護に関する原則という考え方...全文を見る
○高橋(千)委員 認識の発展があるのだろうと期待をしたいと思います。  ちょっと順番が変わりますが、先ほど総理のお答えにありましたので、確認をしたいと思うんですね。  こういう議論をしてきて、最初は全く対象にならなかった自主的避難と呼ばれた方たち。この方たちの支援と、あるいは...全文を見る
○高橋(千)委員 避難された方と、そうではなくとどまった方に対しても同等に扱うのだ、補償するのだというお答えがありました。まずそこは歓迎をしたいと思います。  避難しなかった人たちも苦しい思いをしています。先ほどメッセージを紹介しましたけれども、避難した方に対して、残っている方...全文を見る
○高橋(千)委員 事故の直後から、福島の皆さんは、絶えずこの線引きということに苦しみ続けてきたんです。二十キロ、三十キロ、そこに何の根拠があるのかということがずっとこれまで言われてきたじゃないですか。ようやっと、自主的避難の方も残った方も同等です、そこまで言っておきながら、また線...全文を見る
○高橋(千)委員 ということは、きょう仮に線引きのような指針が出されたとしても、今私が指摘したように、その枠の外であっても当然賠償する、考慮していくんだということで確認をさせていただきます。いいですね。
○高橋(千)委員 では、最後に要望して終わります。  福島大学の災害復興研究所の調査でも、避難を余儀なくされている双葉郡八町村のアンケートで、もとの居住地に戻らないという方が二七%に上ります。このままでは、今後、新たに自主的避難と呼ばれる人たちが生まれることになりかねません。戻...全文を見る
12月07日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、労政審の諏訪会長においでいただきました。大変忙しい中、また、このような時間帯に、まげて御出席いただきましたことに、大変感謝を申し上げます。  早速質問をさせていただきます。  今回審議に付されている政府案は、平成二...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  日本共産党としては、政府案は、やはり、原則禁止といいながら例外が非常に多い、そこでほとんどが実は派遣のまま残されるじゃないかということを指摘してきました。しかし、その上でも、今までにない規制強化に踏み出したということは事実だと思うんで...全文を見る
○高橋(千)委員 恐れ入ります。  今質問させていただいたのは、その上で自公民の修正案が出されております。そして、登録型派遣、製造業派遣の原則禁止という部分が一切削除されてしまいました。ですから、ここは、やはり骨格部分に触れるものではないかと。  もちろん、国会というものが尊...全文を見る
○高橋(千)委員 現行法から一歩出たという答弁でございました。私は、逆に、もしそうであるならば、これまでの国会の議論が余りにも縛られ過ぎていたなと率直に言わなければなりません。  ぎりぎりの合意なんだから認めてほしいとずうっと答弁し続けました、本会議でもこの委員会でも。そうじゃ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  速やかに検討ということがありましたので、ぜひこれを期待したいと思います。  派遣法の骨格というか最大の問題は、やはりこの間接雇用であり、派遣先の責任が明確でないということが今までのさまざまな問題を生み出してきたということで、ぜひこ...全文を見る
○高橋(千)委員 整合性がどうかということにもほとんど触れられていなかったと思いますが、特にコメントがないということですね。
○高橋(千)委員 改めて歴代大臣、総理の答弁を振り返って、ぎりぎりの合意ということが繰り返し答弁されたわけですから、議論を振り出しに戻して、採決をしないで、徹底した審議をするべきだ、このことを言わなければならないと思います。  さて、わざわざ派遣労働者の保護を名称に入れた改正案...全文を見る
○高橋(千)委員 今お話しされた日雇い派遣の禁止も、平成二十年の自民党時代の法案に戻ってしまったわけであります。また、違法派遣のみなし雇用についても、今お話をされたわけですけれども、その違法の中身がかなりなくなっちゃった。偽装請負と派遣期間の問題、そこは辛うじて残っている。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 今度は大臣に伺います。  というのは、先ほどは自民党の提出者とのやりとりでしたので、どうもこの三年の意味が、みんなそれぞれ受け取りが違うぞ、何か事実上なきものにするための準備期間なのかなというふうに伺っておりました。  でも、本来は、そうではないはずです。私...全文を見る
○高橋(千)委員 みなし規定を見直すつもりはないという御答弁がございました。ですから、やはり、その趣旨がこの三年間の中で徹底されて、今はまだ規定が施行になっていないからいいんだということではないような、そういう体制をきちっと整えていただきたいと思います。  さて、同じ昨年の議論...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。確認をいたしました。  それでは、専門業務、二十六業務の見直しについてどのように考えているかということであります。  これも先ほど来随分議論がありました。期間制限がなく、優先雇用申し込み義務さえなくなってしまいました。ですから、私は、よ...全文を見る
○高橋(千)委員 見直しに向けて検討はわかりましたけれども、今の考え方について、要するに、本当に競争力のあるところでなければ、そういうところが本当にどれだけあるのかなという気はするんです。  例えば、通訳さんといっても、いかにもこれは専門業務だなといっても、現場からは、本当に大...全文を見る
○高橋(千)委員 お願いします。  今国会で派遣法成立を急ぐ背景に、先ほど少し議論が出ましたけれども、来年の国会で有期雇用法制の成立を目指すのが困難になるのではないか、こういう指摘が新聞各紙でもう既にございます。  しかし、今やる派遣法が骨抜きになれば、それこそ十倍、二十倍と...全文を見る
○高橋(千)委員 だからこそ、派遣法の審議を今ここで中断して、もともと目指していた方向とは真逆の法案で終わりたくない、このことを指摘したいと思います。  若干時間が余りましたけれども、この後討論がありますので、これで終わらせていただきます。ありがとうございました。
○高橋(千)委員 ただいま議題となりました労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案について、日本共産党を代表し、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  政府提出法案は、派遣労働の行き過ぎた規...全文を見る
○高橋(千)委員 ただいま議題となりました政府提出の労働者派遣法の一部改正案と三党提出の修正案に反対の立場から討論します。  政府が提出した法案は、製造業務派遣、登録型派遣の原則禁止を言いながら、一方で多くの例外を認めるなど、極めて不十分な内容です。それでも、行き過ぎた規制緩和...全文を見る