高橋千鶴子

たかはしちづこ

比例代表(東北)選出
日本共産党
当選回数7回

高橋千鶴子の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月12日第183回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  東日本大震災と原発事故から間もなく二年がたとうとしています。総理は、復興は安倍政権の最優先課題と述べ、福島復興再生総局の設置や予算の枠を大幅にふやすとしています。  日本共産党は、震災の直後から、復興は被災者が主役だ、暮らしと...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。認識は共有された、個々の問題でいろいろ違いがあるのかなと思うんですが。  そこで、まず伺いたいのは、最も身近で切実な、被災者への医療や介護の減免制度について質問いたします。  先日、宮城県の復興共同センター代表らが、秋葉副大臣に一万四千...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら、民主党時代に聞いた答弁と全く同じであるということであります。  まず、中身に入る前に一つ確認をしておきたいんですけれども、福島の原発事故の避難区域については今までどおり全額補助を継続するということを聞いておりますけれども、一口に避難区域と言っても、...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、そこは確認をさせていただきました。  それで、話を戻すわけですけれども、実際どのくらいこの制度が活用されているか、聞いてみました。  例えば、宮城県では、国保と後期高齢者、合わせて二十五万二千人が減免を受けていらっしゃいます。合わせて減免額は二百八十四...全文を見る
○高橋(千)委員 きょう問題にしたいのは、その保険者、つまり市町村ですよね。市町村がもうこれ以上は大変だと言っているということなんです。さっきも、被災の状況によって所得が減少すればそれに反映するよと言いましたけれども、結局、それだって、自治体の負担で減免するしかないわけですよね。...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、その二割がもう対応できなくて、また保険料を値上げしなくちゃいけないと言っているということ、それを言いたいんです。  総理が就任して真っ先にやったことは、復興を加速させるということで、復興予算を、十九兆円と言われていたものを二十五兆円に拡大するというこ...全文を見る
○高橋(千)委員 非常に残念に思います。  総理がせっかく枠を広げたのに、なぜその中で踏み込むことができないんでしょうか。自治体の八割は公費で見ていますと言いましたけれども、やはり制度の枠の中だから、さっきも言ったように、弱い人だけが集まる国保の中で、どんどんどんどん、被災して...全文を見る
○高橋(千)委員 諦めることはできません。しかし、次の課題がありますから、質問を移します。  もう一度言いますけれども、今、国保が本当に厳しくなっているというのは全国的な状況なんだという意味で、今、法定減免の話をいたしました。ですから、国保の枠の中で何とかやっていますよと言って...全文を見る
○高橋(千)委員 高橋千鶴子です。  総理みずから、復興が進まない、困難を抱えているとおっしゃいました。そのことと、実際に日々被災者の皆さんが接している情報、あるいは周りの方から受ける言葉、もう終わったことであるかのように言われたり、さまざまに傷ついている、そのことを指摘したか...全文を見る
○高橋(千)委員 聞かれたことに答えていないと思うんです。  見通せるようにしていく、本当にそのとおりですが、今私が述べたことは、ずっと自分自身が何度も言い続けてきたことなんですけれども、ただし、我が党だけが言っていることではありません。  被災四県の要望書が平成二十五年の一...全文を見る
○高橋(千)委員 まだ賠償の話をしておりません。  要するに、福島県民であることに、県内に住んでいる人あるいは県外に住んでいる人ということで差別をしない、あるいは、避難区域、先ほど言いましたように、区域が大変複雑になっています。そして変わっています。そうした中で、自主的避難と呼...全文を見る
○高橋(千)委員 踏まえていただくというふうに受けとめたいと思うんですね。  線引きをしないでほしい、これが本当に、私たちが繰り返し述べてきたことであり、最大の鍵かなというふうに思っています。  それで、具体的に述べていきたいと思うんですけれども、山形県の米沢市、ここは、避難...全文を見る
○高橋(千)委員 少し希望が見える答弁だったかと思います。  これは本当に、津波被災地も含めて、大変皆さんが心配をされておられますので。私は、仮設住宅にずっといた方がいいとは絶対思っていないんですよ。だけれども、先ほど言ったように、住まいが安定するまでは、それはつながなきゃいけ...全文を見る
○高橋(千)委員 ここはしっかりとお願いをしたいと思います。  そこで、今お話の中にあった、長期避難区域の方たちが帰っていくための条件づくり、環境づくりという問題に入りたいと思うんですが、浪江町、避難指示解除の見込み時期が、帰還困難区域は六年後、また、その他の区域は五年後とされ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、それを見直してくれと言っているんです。  今、浪江の話をしましたけれども、もう皆さん十分御存じだと思うんですね。初期のころの、放射能のデータがわからなかったために、よかれと思って避難した場所、津島地区、これが、もといた場所よりも線量が高かった、そうい...全文を見る
○高橋(千)委員 早く帰すために基準を緩めたり、あるいは帰らなければ支援を打ち切るということがあってはならないということを、重ねて指摘したいと思うんです。  全ての線引き、私がさっきからこだわっているその元凶は、やはり二〇一一年十二月十六日の収束宣言にあるんですね。なぜ私たちが...全文を見る
○高橋(千)委員 認識は持っているとおっしゃいました。でも、その宣言がこの線引きに結びついているということは認識していただきましたか。
○高橋(千)委員 民主党政権時代に行った収束宣言ですから、これは思い切って撤回をすべきです。そして、それがどれほど被災者を苦しめているのかという認識をしてほしいということを申し述べさせていただきました。  根本大臣が福島県出身であり、復興大臣そして福島復興再生総括本部長になられ...全文を見る
○高橋(千)委員 続きをまたやりたいと思います。  終わります。
03月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  三月十一日から丸二年が過ぎました。死者一万五千八百八十二名、行方不明者二千六百六十八名。いわゆる震災関連死は二千六百一名、その半分が福島の方であります。改めて心から御冥福をお祈りし、全ての被災された皆様へお見舞いを申し上げたいと...全文を見る
○高橋(千)委員 今、可能性があるのではないかという御答弁だったかなと思います。  市町村ごとの詳細な工程表が出ておりましたので、そういう問題がもうかなりクリアされているのかなと思って聞いたんですけれども、まだまだそういう実例がないということでありました。  ただ、被災者の皆...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  そこで、公営住宅の間取りの問題なんですね。実は、先日、大船渡市で地域公民館の館長さんをやっているという方が、仮設住宅の住民の皆さんの声をこもごも紹介していただいて、このような提案をされました。  なぜ、ひとり暮らしなら一DK、二人な...全文を見る
○高橋(千)委員 今大臣がおっしゃった、何でも画一的ではならないということは、とても大事なことだと思うんですね。結局これは、仮設住宅をつくるときに、やはりスピードが大変優先されたということで、プレハブメーカーに一括発注してしまった。その後で、追いだきですとか物置ですとか、さまざま...全文を見る
○高橋(千)委員 実は、今総理はきっと、私、二つ通告していたんですけれども、流れがあれだなと思って分けたら、後ろの方も答弁をしてくれたんだと思います。  実は、工程表は、自力再建と公営住宅がセットで書かれています。そのことをおっしゃったと思うんですね。やはり私は、そこがすごく大...全文を見る
○高橋(千)委員 その見直しのとき、私自身も委員の一人として参加をしておりますけれども、四年後の見直しということを決めたわけですね。その四年後が二〇一一年だった。ですから、もうとっくに期限は過ぎているわけです。そして、こういう実態が広がっている。  自治体は、例えば陸前高田市で...全文を見る
○高橋(千)委員 我々にとっては使わないということなんだから撤回でいいじゃないかと思うんですが、撤回という言葉はどうしても言いたくない、何かそういうものがあるんだろうと思うんです。ただ、使わないんだと。  事実上、収束宣言ということは安倍政権は言っていない、これでよろしいですね...全文を見る
○高橋(千)委員 それで、まず確認をしたいと思います、使わないのだと。我々にしてみれば撤回と同じことだと言えますが、これ以上言葉をあれこれということではなくて、そのように受けとめたいと思います。  そこで、大臣がおっしゃったこと、基本的に同じだなと今思ったんですけれども、これは...全文を見る
○高橋(千)委員 今のお話は、事業者は、やはり国の政策で判断をするとおっしゃっていると思うんですね。それで、国は今まで、事業者が決めることというふうな表現を使ってきました。私、これだったら堂々めぐりだと思うんです。  茂木大臣、昨日の本委員会で、小熊委員の質問に対してお答えをさ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、私たちは、もちろん、全部廃炉にすべきだと言っていますよ。しかし、この福島の問題は、今おっしゃったように、これだけの重大な事故を起こしている、県民が今こうむっている被害、わかっているとおっしゃっているんだから、政治決断すべきだと言っております。  規制...全文を見る
○高橋(千)委員 一言でよろしいです。  規制委員会は、再稼働の権限はありません。しかし、停止をさせる、これは原子炉等規制法の中に明確に権限があると思いますが、いかがですか。
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  やはり、話をちゃんと分ける必要があると思うんですね。再稼働云々の前に、停止をさせるという権限を規制委員会は持っているわけです。そして、今指摘をしたように、そもそも、〇六年の、震災前にやっておくべきことをやっていなかった、そういう東電が...全文を見る
○高橋(千)委員 時間になりましたので、要望にとどめます。  交渉を私たち何度も東電に求めておりますので、今おっしゃったように、誠実な対応を求めたいと思います。  ただ、文科省は指針をつくる側ですよね。指針があるからということで東電が拒否している部分があるんです。注意をするの...全文を見る
03月15日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、生活保護問題一本で田村大臣に質問しますので、よろしくお願いいたします。  ことし八月から、生活保護受給世帯の九六%の方が平均六・五%の引き下げになります。衆参の予算委員会で多くの議論がされてきました。  私は、〇七...全文を見る
○高橋(千)委員 その比較したことをゆがみだと言い切ってしまっていいのか。それは基準部会の検討あるいは報告書から見ても、決してそうではないと思うんですね。  なぜ、年収の階層を十分類して、その一番下である一の十分位と比較したのか。そもそも、人口は一〇%ということで割っていったと...全文を見る
○高橋(千)委員 金額を合わせたものではないということは十分承知をしております。しかし、そもそも限界がある。  これは、資料の一枚目につけていますけれども、留意事項の丸が六つありまして、三つ目にちゃんと書いているように、「今後、政府部内において具体的な基準の見直しを検討する際に...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、多分、こういう議論をすると必ずおっしゃるのが今のせりふであって、そのままやるともっと下がるところがありますよ、一〇%では足りないところがありますよということだと思う。それは幾ら何でもあり得ないでしょうということで議論してきた。  でも、その逆だってあって...全文を見る
○高橋(千)委員 技術的なことではないんです。加工しているというのは十分わかっていますし、それを踏まえて昨年も議論をしています。  そういうことを言っているのではなくて、生活保護が、さっき言っているように、憲法二十五条を踏まえたいわゆる最低生活、ナショナルミニマム、そうであるか...全文を見る
○高橋(千)委員 今非常に重要な答弁だったと思うんですね。だって、今まではそうだったかもしれないけれどもとおっしゃいました。  そうすると、生活保護のいわゆる法の理念そのものが変わってしまうのか。だって、基準額というものは、地域によって、あるいは世帯数によって変わるのは当たり前...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと大臣、そこまで言っちゃうというのは、使いづらくなっちゃった、まるでほかの省庁が勝手に基準を参考にしているんだみたいな、そんなことを言っていいのか、それだけの重みのあるこの歴史的な法律を、そこまで言っていいのかと指摘しなければなりません。  私は、社会保...全文を見る
○高橋(千)委員 ここもとても大事なことで、本当にそうだと思うんですね。  数千円の保護からはみ出した分、何万円という扶助、今、住宅ですとか医療とかにはねてくるというのでは、保護をもらっている人よりもがくんと下がってしまうことになるわけで、それを考慮しているということを大臣は答...全文を見る
○高橋(千)委員 上がりやすい環境でなくて、ぜひ上げてほしいという立場で、今これから質問いたします。  まず、最低賃金と生活保護、これは本来は全然制度が違うものであり、時間給であるということもあるんですね。だけれども、この法律を改正したことによって、比較をするということを初めて...全文を見る
○高橋(千)委員 時間の考え方なんですけれども、なぜ所定労働時間、百七十三・八時間ですね、なのかということですよね。これは、週四十時間、フルタイムで五日間、一年間休みなく働くということを意味しております。これは、今や三六%が非正規だという時代に、あるいは、パート労働者が圧倒的に多...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ大臣に伺いたいと思うんですけれども、これまで、最低賃金と生活保護の乖離を解消してきた、あと六つしかないよと言っています。でも、私が言っているように、実労働時間で比較すると、ほとんどなんです。まだ生活保護に追いついていません。その原因が、今説明をされたように、...全文を見る
○高橋(千)委員 最賃の議論をすると、必ず中小企業の問題が出てきます。当然、審議会の中でもそういう立場で議論がされるわけです。  しかし、だからこそ、中小企業の対策もしっかり同時にやれということがこれまで議論をされてきたことと、そうやって雇用者の給料をふやすことが、結果として、...全文を見る
○高橋(千)委員 やはりそれは経済環境の整備と一体でなければ、今のままだと、大企業は、かなりの支援策があるし、まだ内部留保もございますからいいかもしれないけれども、本当に中小企業は、めぐりめぐってくるのはいつになるのかという議論になるんですよ。  そういう中で、今、使用者側から...全文を見る
○高橋(千)委員 最後に、要望します。  労働総研の調査で、私たちは最低賃金全国一律千円というのを目指しているわけですけれども、仮にそれをした場合に、働いて、なお生活保護を受けている方たちが、今、一二・九%いらっしゃいます、そういう方たちが抜け出せるわけです。そうすると、十六万...全文を見る
03月19日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、先ほど来ずっと、ドクターである委員の皆さんが専門的な議論を展開されておりまして、大変気おくれをしておりますけれども、私自身は、専門家ではありませんが、予防接種法を初め、法案のたび重なる改正の議論に参加をしてきた、そうい...全文を見る
○高橋(千)委員 御理解をと、別に批判しているわけじゃないんです、大臣。抜けたのが問題だと言っているんじゃなくて、健康の保持というのが加わったのが大きな意義でしょうということが私は聞きたかったのであって、何かそれが問題であるかのように受けとめられると、ちょっと困っちゃうんですね。...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  やはり、認識の発展だと思うんですね。おっしゃったように、当時の時代背景からは大きく変わる中で、しかし、細菌性髄膜炎のお子さんを亡くしたお母さんたちや、あるいは子宮頸がんの当事者の運動が、本当に切実な訴えが全国に広がって、自治体からも声...全文を見る
○高橋(千)委員 検討課題ということになって、もしそうなればとおっしゃったんですけれども、やはり、そうしようということを言うのは大臣しかいないと思うんですね。それぞれの省庁の責任者の方は、ほかの財源をどうとるかということに必死なわけですよね。  ですから、先ほど、確かに、児童手...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、二つ、整理をしましょう。  一つは、とにかくどうなっても財源は確保するということは、今、お話がありました。私は、当然、増税には反対をしていますし、また、プラス三千億はどこかからというレベルで、まだ決まってもいないというお話を、改めて大臣が確認をされました...全文を見る
○高橋(千)委員 この問題は、やはり四月からということでは、義務づけですので、かなり厳しいことでもありますし、罰則はないけれども義務づけということなので、本当に効果的にいくように、もう一声、ちょっとお願いしたかったということです。  では、次のところに重ねて答弁いただければと思...全文を見る
○高橋(千)委員 予防接種部会の第二次提言でも、新たなワクチンの導入策に応じて、サーベイランスに係る疾病や定点の設定を見直すべきであると指摘をしていまして、多分、今のお答えは、それで強化をしたという答弁だったと思うんですね。  ですから、本当に今思い切ってやるんだという、新たな...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  私がなぜこういう質問をしたかといいますと、やはり、薬害肝炎の議論をこの委員会で何度もしたときに、副反応報告の活用について、厚労省が、本当はあったじゃないかということが随分議論されて、それが一つの突破口になったということがあったわけです...全文を見る
○高橋(千)委員 ハードルを乗り越える資料を原告団も随分積み上げてきて議論してきたというのは承知された上での答弁だと思いますので、ぜひ前向きな解決が得られるように期待を申し上げて、終わりたいと思います。
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  田村大臣、あと十五分、よろしくお願いいたします。  きょうの質問は、十五日の本委員会で民主党の大西委員の質問に対し、TPPの問題であります。  大臣はTPP反対ではなかったのか、請願署名にも紹介議員となっているという質問に対...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、もともと自民党は賛成だと思っていました。だって、日豪、日米のFTA、EPAを進めてきたそういう立場からいって、何か当面は反対であるとか、今入るのは拙速だとかいうことは言っていたんですけれども、何か反対のようなふうに言っている、あるいは、絶対反対というポスタ...全文を見る
○高橋(千)委員 USTRのカトラー代表補がそのように述べていたということは、先日の予算委員会で民主党の山口さんがわざわざ御紹介していて、私が交渉の窓口でしたのでとおっしゃっていました。  ただ、これは議題に上っていないということは、これまでも委員会で何度も言われているんです。...全文を見る
○高橋(千)委員 ここまで総理がはっきり言っているのだから、皆保険を守るという立場で変わらないんだということをまず確認いたしました。  では、そこで、六月にもまとめを出すと言われている政府の規制改革会議は、混合診療解禁に向けた議論をしていると思います。先進的な医療技術全般にまで...全文を見る
○高橋(千)委員 既に先進医療は百を超えています。  この先進医療は、前に私は脳脊髄液のブラッドパッチ療法のことをここでやりました。生活保護を持っている人たちは、本当は先進医療というのは保険の部分もあるんだけれども、生活保護の人は先進医療は受けちゃいけませんということで、保険で...全文を見る
○高橋(千)委員 公的医療の枠を狭めるのではないのだということをまず確認させていただいて、また次の機会に譲りたいと思います。  ありがとうございました。
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました再生医療を国民が迅速かつ安全に受けられるようにするための施策の総合的な推進に関する法案について、一言意見を申し述べます。  山中伸弥京都大学教授の人工多能性幹細胞、いわゆるiPS細胞のノーベル賞受賞は、医療に大...全文を見る
03月25日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、大臣の所信に対する質疑でありますので、根本大臣の率直な答弁をお願いしたいと思います。  二月二十五日の福島県議会で、自民党の代表質問者は、原発事故を引き起こしたことについて、県民、そして被災者の皆様に対して、ここに改...全文を見る
○高橋(千)委員 多分、総理のお言葉を引いてお答えになるんだろうなと思っておりました。  ただ、質問に述べたように、やはり福島県連として推進を図ってきたこと、そして、震災の直前なんですね、これは私が前から指摘をしていたことなんですが、原発の増設を求めていた、そういうことを本当に...全文を見る
○高橋(千)委員 この続きは、原発推進政策そのものについては、また改めて機会を見て指摘をしたいと思います。やはり、この反省をきちっと踏まえるとなれば、少なくとも、先ほども話題になりましたけれども、十基廃炉は当然であろうし、また、福島がこのような状態で再稼働の議論があるということは...全文を見る
○高橋(千)委員 類型化を図れるところをまずやっていく、その上で、そこにないものであっても相当因果関係があるものはということで、これまでも答弁がされてきました。この問題については、東電の対応は、因果関係はあるかもしれない、しかし相当程度はないと、言葉尻を捉えるような答弁をして、な...全文を見る
○高橋(千)委員 最後におっしゃった寄り添った視点ということを貫いていただいて、ぜひ見直しをしていただきたい。繰り返し要望したいと思います。  本当に、ここは指摘にとどめますけれども、浪江町請戸の被災者の皆さんは、津波で家を流された後に、あの原発事故で避難を余儀なくされています...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら、今の答弁には中身のポイントが全然触れられていなかったなと。  繰り返す時間がないので、私の方で少し指摘をしたいと思います。  提言の概要ということでまとめていただいたので、それを資料の一枚目につけております。  個々人の被曝線量を積算個人線量計...全文を見る
○高橋(千)委員 次の通告をしていた問いとやはり関係があるんですね。  先ほどの小熊委員の質問に対して、森まさこ少子化担当大臣が答弁をしていたことでもあるんですが、やはり国が責任を持って健康管理をしてほしい、そのときに、一ミリだとか五ミリだとかという基準というのは本当は念頭にあ...全文を見る
03月29日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今回の法案は、戦没者の妻並びに父母に対する特別給付金支給法、駐留軍関係離職者並びに国際協定の締結に伴う漁業離職者に関する臨時措置法、いずれも延長であり、賛成するものであります。  まず、五十万人とも言われる戦没者妻の労苦を慰藉...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今御紹介があった、例えば総務省のデータベースとリンクする問題なども、やはり国会の中で、衆参の委員会で繰り返し議論をされてきて、そういう中で改善が図られてきたのかなと思っています。  今紹介した裁判の最高裁の判決を受けての記事を資料の...全文を見る
○高橋(千)委員 あえてもう一言、お話したいと思うんです。  先ほど中島委員の方から、我が党の浅尾議員がという御紹介がございました。ただ、浅尾議員が民主党の参議院議員であったときにこの問題を取り上げまして、私も紹介をしていますけれども、野党時代の民主党が時効撤廃法案を提出いたし...全文を見る
○高橋(千)委員 その言葉の中に少し意味が含んであったのかなと思いますので、ぜひ委員各位にも呼びかけをしたいなと思います。十年は長過ぎる、しかし、三年は短過ぎるということを重ねて指摘したいと思います。  次に、駐留軍関係離職者について質問をいたします。  同法は、一九五八年制...全文を見る
○高橋(千)委員 特別給付金も全部合わせて四億前後ですから、予算的にはまだ大した規模ではない、そういうことだなと。百倍に膨らんでも対処はできるかなと思います。  それで、今ちょっと説明が簡潔だったので、整理をしたいんですが、一般の失業者に対する手当に上乗せというか、そういう形に...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、一般の失業者と同じように給付を受ける、ただ、それが最大で三百三十日なので、それでは基地の仕事という特殊性から見てなかなか難しいということで、最大で三年間という対応があったと思います。ただ、逆に言うと、その短い間に再就職ができれば、それにこしたことはないわけ...全文を見る
○高橋(千)委員 次は大臣に質問するんですけれども、今の答弁を聞いていただいたと思うんです。要するに、一般の失業者の対策にとどまらない対策を今回やっているわけですよね。だけれども、それが効果があるのかどうかという調査が平成二十一年、〇九年で終わっているんですね、統計調査の合理化と...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、回収できたのは五割ですね、七十九名中四十名ですので。再就職が二割。そういう実態でございますので、ぜひ検討をしていただきたいと思います。そうじゃなかったら、やはり、効果があるのかないのかもわからない、あるいはどういう施策がいいのかもわからないですので、ぜひお...全文を見る
○高橋(千)委員 労働者供給業に形態は該当するという、ちょっと驚きの答弁でございました。  厚労省はどのように整理をしていますか。
○高橋(千)委員 私は、やはりこの問題が、雇用の労働条件が労働法に適していないとかということはこの間も随分議論されてきましたが、根本的な問題じゃないかと。そもそも、国家が労働者供給業をやっているということ。それは、防衛省設置法で雇い入れということを書いています。しかし、間接雇用で...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、やはり直接雇用でなければだめなんじゃないかと思うんですね。  それで、労務負担の問題もあるわけですよね。これは、基本は、労務費、人件費については、原則、米軍が払うことになっていると思いますが、確認します。
○高橋(千)委員 今聞いていて、物は言いようだなと思ったんですが、原則は合衆国が払うで、しかしながら、我が国の物価の値上げなどの状況があってと。それを逆に言うと、アメリカが財政赤字で大変だから日本がもっと負担してほしい、そういうことが経過にあったのではないですか。それで、思いやり...全文を見る
○高橋(千)委員 立てかえているので円滑な給与の支払いに役立っているというお答えでございました。  資料の五枚目につけておりますけれども、要するに、アメリカが払うものを一時的に立てかえている。この資料の二番についているんですが、大体七十五億円、不足する分を入れて九十億円、こう言...全文を見る
○高橋(千)委員 削った話を今されましたけれども、思いやり予算が始まったときは六十二億円だったわけですよね。ですから、三十倍にもなっております。そういうことをまず考えなくちゃいけないのと、やはり、どこを削るかということ。結局、一番最初に従業員にしわ寄せするのではなくて、基地の中で...全文を見る
04月03日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  杉並で認可保育園に入れなかった保護者六十名が、行政不服審査法に基づく異議申し立てを行い、街頭でのアピールなどを初め、こうしたことがきっかけとなって、目黒区、足立区、大田区など都内各区、あるいは埼玉、東大阪などでも声が上がり、待機...全文を見る
○高橋(千)委員 今、大臣の答弁は、二問目のことも少し含んでいたのかなと。対策について、ちょっと分けて考えたかったんですね。  つまり、今、切実な実態だということをおっしゃいました。ただ、なぜそうなっているのか。確かに子ども・子育て会議でやりますよというお話はあったんですけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 十二分にわかっているとおっしゃったんですけれども、少し、何でそうなのかということを議論する必要があると思うんです。  というのは、これだけ話題になっているので厚労省もつかんでいるでしょう、たとえ新聞ベースであっても、枠がこうだったのに、一体どのくらいの人がはみ...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、それをどうやって把握するかという問題で、この表には、実は、最初持ってきたのには右端がなかったんです。右端を入れてもらいました。そうすると、東京都の認証保育所などの数が出てまいります。五十二人が待機児童なんだけれども、実際は千百十八人がほかに入っている。こう...全文を見る
○高橋(千)委員 しかし、そこにやはり、七万人とかいう数字は出るけれども、保育所そのものがどのくらいという目標がないのが問題ではないかと私は指摘をしています。  共産党は、前から、例えば、標準は九十人定員でいいますと、十万人分一年間ふやすとすれば大体千七百億円程度という試算をし...全文を見る
○高橋(千)委員 しっかりつくるというのは、まずしっかり受けとめました。ただ、幾つだとか、計画的にとはなかなかおっしゃっていただけないなと思って聞いていたんですけれども。  ちょっと、その保障の問題で、それを前に進める上で確認をしたいんですけれども、新システムに入る前の先取りと...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、もう一つ問題提起をしたいと思うんですが、認可保育所をつくるんだというお答えがありました。そして、これまで継ぎ足ししてきた安心こども基金が、緊急確保事業や交付金という形で、同じ水準が保たれて施設整備費を担保するんだということを一つ確認できたかなと思うんです...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、結局、自治体に計画をつくれ、頑張れと言っても、どこかにやはり国が責任を持てる部分が残っていないと難しいんだということを私が言っているんです。  二〇一〇年八月二十三日に、東京都の特別区議会議長会、これは大臣宛てに、まだ田村大臣になる前ですけれども、要...全文を見る
○高橋(千)委員 結論は、可能であるということだと思います。  本当にこれは次善の策ではあるんですけれども、しかも公共事業を推進という交付金ではあるんですが、しかし、可能だということは非常に大事であるということを一つ確認いたしました。自治体にぜひ使っていただきたいと思う。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 定員管理が人材確保の障害にならないように、セットでお願いしたいと思います。  そこで、最後にどうしても大臣にもう一問聞かなければならなかったので。  今回の運動は、単に子供の預け先をふやしてほしいというだけではなく、先ほど来述べているように、認可保育所をふや...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いします。  きょうは終わります。
04月03日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  福島復興再生特措法が成立をしたのは、ちょうど一年前、昨年の三月三十日でありました。私たちは、福島の特別法が絶対必要だ、復興再生のためには、財政的にも制度的にも体制的にもやはり特別な立法が必要だとずっと求めてきたわけであります。で...全文を見る
○高橋(千)委員 原発避難者特例法を制定した当時の総務大臣だった片山善博氏が、新聞の取材の中で、住民票を移した方も同じようにいわゆる避難元と避難先の行政サービスが受けられる、そういうことも法律改正で考えるべきではないかという提案をしている。私、これは大変興味深い提起ではないのかな...全文を見る
○高橋(千)委員 同じ長期避難者であっても、今結論を出せと言われると厳しいという方がたくさんいらっしゃるということを踏まえて、お話をさせていただきました。  それで、一応、一点確認ですが、長期避難者生活拠点事業ということで、長期避難者が上についているので、これは帰還困難の区域の...全文を見る
○高橋(千)委員 ついこの間まで避難指示を受けていた方たちとか、さまざまあるわけですから、そこは自治体の中で、厳密ではないということで理解してよろしいかなと今思っております。  次に話を進めますので、違うのであればまた言っていただければいいと思います。  それで、関連基盤整備...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、整理をしたのは、何もないところを切り開いて町をつくるわけではないので、もともと町に公営住宅を整備するんだけれども、しかし、今いるいわき市とかに迷惑をかけずに、かつ、関連して必要なインフラ整備をするというのは、具体的にどういうことなのかということを聞いて...全文を見る
○高橋(千)委員 例えば、子供がふえたら幼稚園の枠が少しふえるとか、学校の増設というか若干幅がふえるとか、そういうのも念頭に置いているというお話だったと思うんです。  病院はどうですか。
○高橋(千)委員 そこで、もともと福島県は、御存じのように大変医師不足でありました。  資料の一枚目を見ていただきたいんですが、これは福島県のホームページであります。「福島県の医療の現状 医療施設に従事する医師数が不足しています。」ということで、医療圏ごとの数字がありまして、平...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  時間の節約で、二問まとめて、もう一度政務官に質問いたします。  今御紹介があった南相馬の問題ですけれども、南相馬は、震災直後、六百三十六名が亡くなって、七万一千人の市民が一万人に減ってしまうという状況がございました。  そういう中...全文を見る
○高橋(千)委員 今の、最後におっしゃった、医師が必要と認めた場合は対象となるということだったと思うんですね。今までは、ホール・ボディー・カウンターを普通に子供たちや一般の方が使うということを想定していなかったわけですから、もう現状は変わっているという点で、ぜひこれは御検討いただ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、例えば社会保険病院のお話をしましたけれども、一般論で産科医が足りないと言っているのではなくて、個々の病院が名乗りを上げていて、ただ何とかしてくれと言っているのではなくて、自分たちも足を使っているんですね。必死で訴えていて、来てくれそうな話があったけれどもオー...全文を見る
○高橋(千)委員 もう一声言いたかったんですが、時間の関係で、ここは要望にしたいと思うんですね。  減収分を補填している場合というときに、それは逸失利益というふうにいつも説明されているわけですよね。だけれども、そもそも利益じゃないよと。医療法人なので、要するに、配当があるわけで...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。ありがとうございました。
04月11日第183回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  質問に先立ちまして、今冬の大雪並びに週末の爆弾低気圧により犠牲になられた方々、被害者の皆さんに、心からのお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。  本日は、古屋大臣に初めて質問しますので、よろしくお願いいたします。  東...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  やはり、一番大きい被害想定で九割が停電などの影響があるにもかかわらず、まだ耐震化率などが、非常におくれているという認識ではなかったかなと思っております。  そこで、私は平成二十二年、二〇一〇年の三月の本委員会で、ガスと水道の問題につ...全文を見る
○高橋(千)委員 三百十九万本と今お答えでありました。  さっき私、二十年と言いましたけれども、当然、二十年前からあるものもあるわけですね。  これが本体なんですが、「古くなった「ガス管」は大丈夫!?」と言って、埋設はもうだめですよと言われてから、あと三年で二十年たっちゃうわ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今お答えがあったように、四大ガスは二二・八三%、その他が二五・四%で差がある。しかし、さっきお話ししたように、震災で大きなダメージを受けた仙台市ガスはまだ三三%残っております。東北ガスでは四一・三%ということで、この乖離を何とか縮めて...全文を見る
○高橋(千)委員 要するに、今おっしゃった、四割しか執行率がなくて残っている。それはやはり、最初に言ったように、中身自体が不十分ではないかということがあるわけです。それと同時に、対象が限られている。  さっき言ったパンフレットで「古くなった「ガス管」は大丈夫!?」と言っておきな...全文を見る
○高橋(千)委員 要するに、やらないということですよね。今、民主党という言葉にすごく力が入ったような気がしますが、やはり、政権がかわったんですから、思い切ってやってくださったらいいのかなと思うんですね。  結局、さっきちょっとおっしゃらなかったんですけれども、最初紹介した事業、...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。きょうは、これを初めて答弁をいただきました。  やはり、全国の自治体で、ほとんど全てに近い自治体が、いろいろな種類はあるんですけれども、住宅リフォーム助成制度で耐震化とセットということで補助制度が進んできまして、補助額というのは上限が十万...全文を見る
○高橋(千)委員 引き続いてよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
04月11日第183回国会 衆議院 内閣委員会総務委員会財務金融委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  私は、厚生労働委員会に所属をしておりまして、これまで住基ネットと年金記録、社会保障カードなどについて取り上げてまいりました。社会保障・税番号制度は厚生労働分野とも大いに関係することでありますので、きょうのような連合審査の機会を与...全文を見る
○高橋(千)委員 本会議の総理答弁と全く同じでございました。結局、多分、現時点ではそれ以上踏み込めないということなのかなと思います。  ただ、ニュースによりますと、納付が義務づけられている税と同じ扱いで保険料を徴収する方法は国民の理解が得られないと自民党さんがおっしゃったという...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど来お話をしたように、効率化という言葉で、一度流出してしまうと取り返しがつかないことになるものを再委託まで認めてしまうということは、やはり私は納得がいきません。まして、やはり再委託というのは要するに丸投げですからね、委託自体がどうなのかということが問われてい...全文を見る
○高橋(千)委員 一つ一つのことをやはり丁寧にやっていかなければならないと思うんですね。  さらに、廃案になった原案では五年を目途となっていた検討事項が、三年を目途ということで早まっているんですよね。先ほど来の大臣の答弁を聞いていますと、三年を目途に見直す中でということで、どこ...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、最後に聞いたのは、どのような範囲に拡大、民間事業者を思い切り拡大するという意味だと思いますが、どうぞお願いします。
○高橋(千)委員 ですから、先ほど来議論しているように、そういうことを政令でやるなということであり、再委託を認めるなということなんです。そういうことをもう少し時間をかけて、私は五年でいいなんて一言も言っておりませんから。  そもそもやっていいとは思っていないんですが、少なくとも...全文を見る
○高橋(千)委員 最初に対象ではないとわざわざ言わなくてもわかっています。最後に対象になることを検討されているからこそ議論をしております。  やはり、健康保険証の番号ですとか、さまざまに番号があるわけで、一つ、個々の番号はその番号で持っていた方が当然リスクは小さいわけですよね。...全文を見る
○高橋(千)委員 今のひもつけが、個々に番号を持っていて、いやいや、違う機関ですよといってもひもつけができるんだということになると、結局、全部リンクしちゃう、名寄せが可能になっちゃうということがあるので、非常に重大なんだよということを指摘しています。  それで、今言った、本人の...全文を見る
○高橋(千)委員 検討の中にあったというお答えだったと思うんです。  実際に、年金制度でも、年金保険料を滞納している方は国保の短期証を発行できるというふうに法改正をやりました。つまり、違う制度をリンクさせて制裁するのはおかしいと私は反対してきたわけですけれども、結局、年金保険料...全文を見る
○高橋(千)委員 今の、削減しようということをおっしゃった新浪氏、その前段のところで、健康寿命伸長産業の確立ということを言って、予防医療を中心に新たな産業とするべきだと。要するに、健康産業で成長しましょうということをおっしゃっています。マチの健康ステーション、これで挙げているのが...全文を見る
○高橋(千)委員 時間なので要望にとどめます。  今とても大事な答弁をされたと思うんですが、同じ、取りまとめがされた三月二十九日の第五回会議では、田村大臣名で、「健康長寿社会の実現と成長による富の創出」と題して、今私が指摘をしたレセプトデータや健診データの活用ということが答弁さ...全文を見る
04月15日第183回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○高橋(千)分科員 日本共産党の高橋千鶴子です。  茂木大臣、きょうはよろしくお願いいたします。また、原子力規制委員会の田中委員長にもおいでをいただいています。よろしくお願いいたします。  初めに、今月の十日に規制委員会が新しい規制基準案をまとめました。三日の記者会見で田中委...全文を見る
○高橋(千)分科員 例えば、地元紙などでは、九月に定期検査に入るんだけれども、七月に基準が施行になった時点で不適合になるのは明らかだ、こういうふうに書いているんですね。日刊県民福井四月十一日付ですけれども、複数のいろいろな指摘がされています。  しかし、その上で、今、動かしなが...全文を見る
○高橋(千)分科員 ちょっとはっきりしないなという気がします。  今紹介した同じ新聞の中で、委員長が、私が言ったような趣旨のことを記者団に聞かれて、いつ言ったのか覚えていないというようなことをおっしゃったということも記事になっているんです。やはり、それでは、何だよ、動かした方が...全文を見る
○高橋(千)分科員 報道があったときに、東通はこれで決まったのかなと思ったんですけれども、まだちょっと時間がかかるという説明だったと思うんです。  東北電力は、ことしの七月に再稼働を目指しており、活断層でないことを証明したいというふうに述べています。  これは、地元紙の報道な...全文を見る
○高橋(千)分科員 きょうは、まず、その必要性について基本的に一致して始めているということでしたので、その点の評価をぜひ待ちたいと思います。  そこで、再処理関連の新安全基準は十二月までに施行するということで、今検討会が立ち上がったばかりであります。  それで、原発の基準と一...全文を見る
○高橋(千)分科員 かつては、再処理工場は臨界事故は起きないのだということで、重大なシビアアクシデント対策はやられてこなかった。しかし、今お話があったように、一つではない、多種多様なシナリオがあり得るということをおっしゃったと思うので、そこは非常に大事なことではないかなと思います...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございます。  操業を前提とした検査なので、基準ができてからというお答えだったと思います。大変これは明確なのではないかなと思います。  既に、使用済み燃料を使ってのテストでありますので、事実上、部分的とはいえ、操業と同じ状態にやってテストするわけ...全文を見る
○高橋(千)分科員 我々的には、どうなるかわからないのに、どうして建設するのかなと思いますし、基準ができるのに、それを待たずに今ある基準でつくるのはなぜかなと素朴に思うわけですね。  ただ、淡々と委員長は、当然、基準ができるまでは今の基準に沿ってやるから、できてから見ればいいと...全文を見る
○高橋(千)分科員 今、九基地元了解があって、それプラス十六から十八ということでした。(茂木国務大臣「含め」と呼ぶ)含め、もちろんです。  大臣、前提として、規制委員会に委ねて、安全性が確認された後ということですよね。  ですから、私が言ったのは、全てが再稼働して、かつ地元に...全文を見る
○高橋(千)分科員 そんなことは一言も言っていませんよ。全部はならないでしょう、つまり、一つ欠けたり半分欠けたり、そういうことは当然あるでしょうと言っているんです。  三月二十六日に鈴木原子力委員会委員長代理は、必要な量だけ再処理すると言っています。つまり、このままいったらプル...全文を見る
○高橋(千)分科員 あくまでも、再処理前提の燃料受け入れだったわけですね。そうじゃなかったら、ただのごみになってしまうわけです。そういう中でやってきたことの矛盾から、今いろいろ説明をされているんじゃないかなと思うんです。  私は、今全部やめろと言ったのではなくて、もちろんその立...全文を見る
04月16日第183回国会 衆議院 予算委員会 第23号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  時間が限られておりますので、早速質問したいと思います。  今月の十二日、TPP交渉参加に向けた日米間の事前協議で合意をしたと発表されました。九十日間の米国議会での手続期間を経て、最短だと七月にも参加をするのか、そういう見通しだ...全文を見る
○高橋(千)委員 もう少し総理のお言葉で、交渉力を発揮するとはどういうことなのか、あるいはどう発揮してきたのかということをぜひお聞かせいただきたいなと思ったわけでありますが、前段はほとんどこれまでと同じ答弁ではなかったかなと思います。  そこで、日米合意内容については、四月十二...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、今、もともと高いレベルという表現をされましたけれども、結局、このアウトラインを読み解くと、これまでほとんど一〇〇に近かったものを高くするというのですから、限りなく一〇〇に近い、要するに、全ての撤廃と読み取れるんだということがこれまで議論をされてきたわけ...全文を見る
○高橋(千)委員 税を取っ払うのを約束したというのが一つの成果だというのであれば、さっき大臣がおっしゃったように、基本原則は、取っ払うのが原則なわけですよね。それをできるだけ後延ばしにしたというだけではありませんか。だから、日本の自動車業界がこれでは足りないと批判をしているのでは...全文を見る
○高橋(千)委員 今、書簡の部分をお読みになったと思うんですね。「TPP協定が発効する時点で実施されることを確認します。」と。これは、実は外務省と内閣府にこの「並行して」の意味を聞いたときに見解が分かれていたものですから、ちょっと整理をしたかったんですね。  要するに、TPP交...全文を見る
○高橋(千)委員 その他の手段を通じて実施されるということの意味がちょっとよくわからないんですね。  確かに、今、自動車は組み込まれるとおっしゃいました。自動車だけは自動車貿易TORという形で附属文書がわざわざ出ていますので、これはTPP交渉の中でやっていくんだろうということで...全文を見る
○高橋(千)委員 同じ答弁を繰り返してもわからないじゃないですか。結局、今指摘をしたように、国内法の改正ということが現実にあるんだと。もう時間ですので終わりますが、産業競争力会議の中でも、TPPへの参加に伴って国内改革の実施というのが必要だ、痛みが生じる方も出てくる、こう言ってい...全文を見る
04月19日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。よろしくお願いいたします。  協会けんぽの質問でございますので、最初に、先ほどの午前の質疑でもいろいろな議論がされていたんですけれども、そもそも論で少し確認をしたいなと思うんです。  全国健康保険協会が設立されたのは平成二十年、二...全文を見る
○高橋(千)委員 今、経緯を説明いただいて、とても長い歴史を一言で言うのは大変なことだと思うんですが、補完的という表現を使われたかなと思っています。  明治の十年代から医療保険の考え方が紹介されてきて、経済の急激な膨張や近代化の中で、一部の民間大企業から共済組合という形で保険の...全文を見る
○高橋(千)委員 丁寧な御答弁をありがとうございました。  確かに、創設当初は、政管といっても別に国庫負担があったわけではなくて、予算の範囲内で事務費を維持していただけだ、でも、やはり保険料が上がるに従って、それに合わせて国庫の負担をふやしていた、そういう位置づけでやってきたも...全文を見る
○高橋(千)委員 この問題はあと指摘にとどめたいと思うんですけれども、今おっしゃったように、健保組合も大変厳しい。四年間で七十五の組合が解散をしています。解散すると、結局、協会けんぽに入るわけで、協会けんぽは解散できないからとさっき副大臣がおっしゃったように、やはり最後の下支えに...全文を見る
○高橋(千)委員 県単位で努力をする、いい意味での、予防ですとか健診をうんとやっていくというのは大事なことで、それはもちろん否定するものではありません。これはもう何度も私議論していますけれども。  ただ、事業所というのは残念ながら県単位ではなかなかないので、同じ事業所でありなが...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  やはり下請企業が未加入の実態が非常に深刻であるということが示されたと思うんですね。全産業の半分である。四四%というのが二次、三次の実態なわけで、その中で、やはり、自分たちが法定福利費を明示しても、これだけ必要なんだといっても、それが来...全文を見る
○高橋(千)委員 では、この問題について、厚労省としての取り組みをお願いします。
○高橋(千)委員 最後は職権適用ということができますので、大変厳しい措置になるかなと思うんですね。つまり、未加入の実態がある、そうすると、要するに適用の事業所になる、すると即未払いになっちゃいますからね、黙っていると。そういう権限を持っているので、本当に、排除ではなく、あるいは一...全文を見る
○高橋(千)委員 しっかり見た上でという答弁をいただいたと思います。  これは実は、さっき紹介した下請指導ガイドラインの中にも、「労働者であるにもかかわらず社会保険の適用除外者である個人事業主として作業員名簿に記載する」、こういう実態があると。ですから、国交省だって実態をわかっ...全文を見る
○高橋(千)委員 国保組合の継続性ということで、健康保険の適用除外という制度があるんだということでありました。ここを何とか少し広げられないのかなというのが、一つ、ちょっと課題としてあったんです。いきなりですのできょうはちょっと答弁が難しいだろうなということで、これは要望にとどめて...全文を見る
○高橋(千)委員 これはやはり法人になっちゃいますと、経過がどうであれ、結局、法人なんだから適用でしょうということになっちゃって、さっき言ったように、いずれ五年後には現場に出られなくなっちゃうし、あるいは、職権での厳しい徴収もあるということになっていきますから、そうではなくて、や...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。かなり条件整備はできてきたのではないかと思うんですね。  それで、最後に大臣に伺いたいんですが、公契約法は、一九四九年、ILO条約第九十四号、それと勧告八十四号がございます。ことし一月現在、六十二カ国が批准しているものの、まだ日本は批准を...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、多分、公契約なんだと思うんですね。  賃金は確かに契約だからなかなか決められない。だけれども、公共事業は公がやる契約でございますから、やはりそこで、労働者の適切な労働条件や、それから労働基準法、憲法に則した人間らしい労働生活を守ろうという立場での価格の...全文を見る
04月25日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、先ほどの発言とは全く逆の立場で質問を、水産特区の問題で一問、大臣に伺います。  復興庁は二十三日、宮城県が申請していた水産業復興特区の計画を認定しました。地元漁協は、拙速で憤りを覚える、浜の漁師の声をもっと聞いてほしか...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり農水省がいろいろかかわってきたということが今の説明にあったと思うんですが、復興庁自身はほとんど農水省の見解を追認しただけではないか。大臣は、もちろん漁協とお会いになったということで、会見で述べているのも拝見をしていますけれども、復興庁自身が審議をしたという...全文を見る
○高橋(千)委員 我々が質問したときに、基準があるからそう簡単ではないのだ、厳密にやるんだというのが農水省の答弁だったんです。だけれども、それでも心配が残るという趣旨がさっき紹介した決議に込められました。そこに対する答えがないから、私は繰り返し質問したんです。でも、同じ答弁なので...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません。ですから、質問は、メディカル・メガバンク構想の前段として、このゲノムコホート研究などが成長戦略の、民主党政権のときでしたけれども議論がありましたよねということを確認して、今後も当然そういうことが位置づけられていくんですよねと聞いただけですので、成長戦...全文を見る
○高橋(千)委員 そういうことなんです。いきなりメガバンクの話になるわけがないですよね。  昨年八月の日本学術会議、「ヒト生命情報統合研究の拠点構築」ということで、大規模コホート研究という提言が出されておりますけれども、先進諸国においても数十万規模の大規模なコホート研究が実施さ...全文を見る
○高橋(千)委員 なぜ被災者を対象とするのかという質問に対して、具体的にお答えがなかったと思います。  資料の二枚目に、今紹介がありました二〇一一年六月のイノベーション会議に、東北大学がメガバンク構想として提出した資料の一部をつけておきました。  それで、沿岸部の地域をイメー...全文を見る
○高橋(千)委員 検討会の中でも、やはり健常者ではないという前提から考えなくちゃいけない、そこで、さっき言ったように、健康診断と遺伝子のコホート研究というのがあって、健診の結果を本人に返すという形で介入があると、やはりそれは影響があるだろうと。  つまり、当たり前だと思うんです...全文を見る
○高橋(千)委員 決まらないうちに想定しているとは答えられないと思うんですね。  だけれども、さっき紹介した学術会議の中にも、検討会の中にも、あるいは、メガバンク機構長である山本氏が各雑誌のインタビューなどに答えても、当然これの活用が必要だとおっしゃっている。当然それを念頭に置...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、創薬メーカーも含めて、当然将来の利用を検討しているというお答えだったと思うんです。ですから、そこの問題なんですよね。  個人の同意はどこまでとるんですか。将来のことはわからないわけですよね。だから包括同意じゃなきゃだめなんだと、東北大学のメガバンク検...全文を見る
○高橋(千)委員 ことし四月からその倫理指針が改定されたんですね。その中で、前文にあった、ユネスコのヒトゲノムと人権に関する世界宣言が削除されました。「あらゆる場合において、当事者から事前の、自由意志による、説明に基づく同意を得なければならない。」こう書いているんですね。ここは削...全文を見る
05月08日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、四人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見をありがとうございました。  国会は何をしているのかという思いが非常に込められていたと思います。これからの私自身の発言や行動の中でしっかりと返していきたい、そういう決意を最初に...全文を見る
○高橋(千)委員 率直な御意見、ありがとうございました。  私も青森県の出身でございますので、原発の問題は避けては通れない課題であって、立地町の首長さんに対しても、私たちは、原発がなくても、だからといって、そこで働いていた人たちや、そこで地域経済が成り立たなくなるというふうなこ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。全くそのとおりだと思います。引き続いて頑張りたいと思います。  残された時間が非常に厳しくなってまいりましたので、予定した質問がかなり残ったんですが、遠藤村長と及川副院長にそれぞれ、人に関する問題で質問させていただきたいと思います。一遍...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。ありがとうございました。
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、六人の参考人の皆さん、本当にありがとうございました。  どなたの御意見も大変示唆に富んでおりまして、聞く方も答える方も時間が足りなくて、非常に申しわけないという思いでいっぱいですが、何とか、限られた時間、全員には多分...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。ぜひそのことを強く求めていきたいなと思っています。  次に、須田町長に伺いたいんですけれども、震災の年に町長に就任されて、大変な御苦労をされたと思います。また、きょうも大変具体的な提言をしていただいて、ありがたいと思っています。  女川...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  先ほど、仮設住宅の今後の整備をするとしたら、あと三坪あればということを町長さんはおっしゃいました。公営住宅も、間取りとか、ある程度は自治体に裁量が任せられているということで、やはりその地域の住民の要望を踏まえてやるべきではないかとい...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  多分、みんなが浜を何とかしたいと思っているんだから、できることがもっとあるのではないかということを、お二人の御意見を伺って改めて思いました。  須能参考人にもう一問伺いたいんですが、水産業とTPPの問題について。  農産品に比べ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  もっともっと伺いたいことがあったんですが、時間ですので終わります。  きょうは本当にありがとうございました。
05月09日第183回国会 衆議院 本会議 第20号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、災害対策基本法等一部改正案について質問します。(拍手)  東日本大震災の検証を進めながら行った昨年の災害対策基本法改正案審議においては、災害対策の基本的理念の明確化や、復興の枠組みの整備を図ることが、積み残された課題とされていました。本...全文を見る
05月10日第183回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。きのうに引き続いて、よろしくお願いいたします。  災害対策基本法は、昨年に引き続く改正でありますが、初めて基本理念が定義されるなど、大幅な改正でございます。  しかし、基本法の第三条「国の責務」についてでありますが、「国は、国土並...全文を見る
○高橋(千)委員 市町村長が判断をすればできるということは、前にも一度私は質問したことがあるんです。ただ、そこをもっと踏み込んで、例えば各自治体の活用の方法を交流するですとかお知らせしていくですとか、そういうふうにしていくことも含めて、私は質問させていただきました。  やはり、...全文を見る
○高橋(千)委員 わかりました。では、市町村の取り組みは前進したというふうに評価をされていると。まずそこから出発して、いろいろな被害に合った支援制度というのが実際どうなっていくかということをまた今後の議論に生かしていきたい、このように思います。  それで、今回、災害救助法の所管...全文を見る
○高橋(千)委員 災害直後の救助や救援、あるいは避難所の設置など、そういう当面直面する課題から一貫して、防災から復興までを内閣府が全部所管する、しかも各省庁との連携もやっていくんだということで、メリットが大きいという答弁だったと思います。私は、制度の中でもメリットをぜひ生かして整...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁を聞いていただいたと思うんですが、目的が違うんです。  発災直後の必要な救助をする、その範囲の中で応急修理というものがございました。だから、所得要件はなかったんです。  もともと、災害救助法の応急修理には所得要件はありませんでした。それが、二〇〇四年...全文を見る
○高橋(千)委員 副大臣には実は次の質問を用意していましたので、急に振りましてごめんなさい。  ただ、いい形で引き継いでいただきたいし、一緒に知恵を出していただきたいと思うんですね。  昨年の中央防災会議の防災対策推進検討会議においても、やはりこの応急修理の事務が大変煩雑であ...全文を見る
○高橋(千)委員 私が主張したのは、応急修理が一部損壊で使えないのはおかしいということ、まずそこを整理していただきたい。そして、半壊以上は支援法に入れるべきだ。こうすると、全然何の支援も受けられない人がかなり救われてくるんですね。  最初の表にあるように、半壊世帯というのは二十...全文を見る
○高橋(千)委員 その福島県からやはり出ているんです。若い世帯は一度はもう住みかえをしちゃっている。そして、高齢の親子、九十代と七十代の親子、とてもじゃないが面倒を見なきゃいけないので、三世帯が一緒に暮らそうと。そうすると、今までは三世帯ばらばらでした。ばらばらだったので、それぞ...全文を見る
○高橋(千)委員 時間ですので、大臣にもう一言と思いましたが、要望にとどめます。  今、この原則を曲げないとおっしゃると、矛盾が起きます。もう承知していると思うんですが、本当に高台移転が可能なのは八年後とかそういうことが言われていて、では八年間仮設に住むんですかということが当然...全文を見る
05月16日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  八日の参考人質疑で、二人の参考人から水産特区についての意見が出されました。  石巻魚市場社長の須能氏は、対立のまま実行すれば、現場で衝突などの悲劇を生み、本来の目的と違った結果を招くと指摘しました。みやぎ県民センターの綱島氏は...全文を見る
○高橋(千)委員 今、四月二十四日の議論を紹介されたんですけれども、それを踏まえて、本来の案は、漁場計画案は漁業法に照らして審議した結果認められない、こういう案があった。その上で今回の答申になったわけですから、決してもろ手を挙げて賛成ではない。今おっしゃった二百メートル、百五十メ...全文を見る
○高橋(千)委員 多分これは、県と海区との関係だから、それ以上国は踏み込まないんだというふうな趣旨でおっしゃっているんだと思うんです。次にまた伺うことがありますので、次に進みます。  大臣に、四月十日にこの特区の申請が出され、十七日には県漁協、全漁連からも意見が出ています。協議...全文を見る
○高橋(千)委員 基本的に、今の答弁は、四月二十五日の本委員会の質問に対する答弁と同じなわけですね。  私が質問したのは、関係漁民の理解が得られたと感じているのかということを質問しました。プロセスが、十分な時間があったとか農水大臣の同意が得られたとか、そういうことを、いわゆる形...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、だめなんですよ。県の言い分を聞いているだけだから、それはそうなったということになるじゃないですか。  これは、特区法の審議をするときから私は指摘してきたことです。住民の意見を尊重してと一行書いたけれども、どうやってそれを酌み尽くす体制をとりますかという...全文を見る
○高橋(千)委員 後継者がいないとか被災が深刻だというのは、これはもう宮城県全体の問題なわけですよね。  そういう中で、私が今指摘したのは、長官の通知ですよ、担当がかわっているかもしれませんけれども。自分たちが通知で出している中身は、漁協による漁業権管理では対応が困難と。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 既に漁協に加盟して再開しているじゃないですか。再開が困難だといったって、特区が認定される前に再開しているんです。そんなのは理由になりませんよ。  同じ通知で、特例の適用が想定される法人だけでなく、地元の漁協のもとで養殖業を営む漁業者も含めた、要するに、特区が適...全文を見る
○高橋(千)委員 四十名の雇用を図る、それはいずれそうなるかもしれません。それはしかし、今の合同会社の話でしょう。地元地区全体の復興の姿はどうやって描くんですか。生産量が増大するんですか、全体として。
○高橋(千)委員 今、合同会社に入らないけれども続ける意向がある方はたった一名であった、しかし将来のことも含めて一部漁場を確保しましたよ、それだけの話なんです。せっかくのこれだけの通知を出しておきながら、自分たちが指示したことに対して何の回答も得られないで認可をしている、それが実...全文を見る
○高橋(千)委員 次に、農水副大臣に質問しますけれども、大臣にもよく聞いていただきたいと思います、次の質問を。  今紹介をした免許の基準にかかわっての通知、これにはこのように書いています。衆参の特別委員会において、「国は浜全体の資源・漁場の管理に責任を持ち、万全を期した措置を講...全文を見る
○高橋(千)委員 ようやっと、附帯決議を踏まえということで答弁があったかと思います。  この議論の中で、前にも言いましたけれども、私は、十四条、漁業法の特例を削除する修正案を出しました。やはり、全漁連なども、少なくとも附帯決議においてここをしっかり確保してほしいということを強く...全文を見る
○高橋(千)委員 今、トータルで四億三百万円と言いましたけれども、もとの事業は、養殖用資機材緊急支援費は三億九千万円、県単の事業で。それで、養殖業再生支援費は二億六千万円。六億五千万の予算なんですね。そのうち四億三百万円が桃浦に使われている。これは余りにもいびつですよ、十五人プラ...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。
05月17日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  大臣、きょうは長い一日、大変御苦労さまでございました。最後、よろしくお願いいたします。  午前中に柚木委員から年金給付水準について大変細かい資料が出されまして、私は、もっと単純な、誰でもぱっと数字が出てくるような議論をしたいか...全文を見る
○高橋(千)委員 そういうことなんですよね。要するに、三年間、三年間と思っていたんだけれども、物価が仮に二%一気に上がってしまった場合は、来年度はこの残りを三年間を待たずに解消されるのだということがわかりました。  それで、二%マイナス一・五%で〇・五%というところまでなるわけ...全文を見る
○高橋(千)委員 そういうことなんですね。  資料の二枚目に、厚労省から数字をいただいて整理をしました。これは本当に単純な計算でありますけれども、仮に来年も二%、二%と物価が上がった場合、どうなるのかということなんですが、二〇一四年のマクロ経済スライドの数値は一・三%であろう。...全文を見る
○高橋(千)委員 きょうはこれ以上はこの話はしませんけれども、結局、ずっともらっていたわけではないし、それから、ずっと物価が下がっていたという認識もない中で、一応、数字的には二・五%ということが言われた。それにしても、十何年のトータルであったものが今回一気に解消されるんだという点...全文を見る
○高橋(千)委員 何かすきっと言ってくださらないんですけれども、契約であればというお話だったけれども、基本的には、退職一時金の後払いとか、そういう中で進んできた制度であろうと思います。  平成十二年から適用されているILOの国際会計基準、これによって改めて会計の実態が明らかにな...全文を見る
○高橋(千)委員 この連帯債務を外すということをもっと早くできなかったものかということを重ねて指摘したいと思うんですね。  資料の三枚目に、二〇一一年二月の朝日新聞の記事をつけておきました。これはAIJ問題が発覚する直前なわけですけれども、中小企業の年金が深刻であるということで...全文を見る
○高橋(千)委員 今説明があったように、三年間で責任準備金の〇・九、九割というのが要件だったものを、単年度で八割であればもう指定するんだよと。それで当然指定基金がふえたわけですけれども、そうやって早期に図るというお話だったと思うんですね。  でも、何でそうなっちゃっていたのかと...全文を見る
○高橋(千)委員 乖離があるのがわかっていた、まずいな、だけれどもなかなか総員の、議決要件があるから厳しかったんだよと言うけれども、そうはいったって、それで結局掛金がすごく上がっちゃったら、やっていけないですよね。  そういう実態があるんですから、やはり、矛盾を掛金とかで解決す...全文を見る
○高橋(千)委員 腹を決めるのが遅過ぎるんですよね。だって、出すと即座に返さなきゃいけないから大変だと言っているけれども、もう倒産して逃げちゃったところをどこまで追っかけるんですかという話なんですよ。それを全部ひっかぶって、残った企業が一生懸命経営努力しても大変な思いをしている。...全文を見る
○高橋(千)委員 私的企業の年金を、厚生年金という公的年金の一部を肩がわりという形で、全体の、要するに、上乗せなんてもともとないわという労働者まで結局連帯債務になるわけですね、広い意味でいえば、代行割れというのは。そういう仕組みをつくってきたという中での国の責任というのは、やはり...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、今株価が上がった、アベノミクスが今は成功したかに見えるこの瞬間に、だから自由度が高いものに舞い戻るのではなくて、早く解散をしっかり整えていって、安定的な制度にやはりやっていくべきだと私は思います。  経団連は、ことし一月の提言の中で、中小企業も含めて雇...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。
05月17日第183回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、大規模災害からの復興法案を中心に質問したいと思います。  一昨年、復興特区法の審議において、地域住民の意見を反映させる仕組みについて法案に盛り込むべきではないか、このような質問をいたしました。今法案では、第三条「基本...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今、最初に第十条の五項を読んでいただいたと思うんですけれども、明確に法定されたということを大変歓迎したいと思います。  やはり、自助、共助、公助ということが、法律の中にも考え方がちゃんと書かれているんですけれども、正直言って、震災直...全文を見る
○高橋(千)委員 速やかかどうかということではなくて、災害のたびに復興対策委員会をつくるということと、基本方針、要するに、法定は今回しますけれども、例えば南海トラフと首都と一緒じゃない、そのたびにメンバーは違うし、そのたびに方針は違うということを確認しただけです。
○高橋(千)委員 まず、そこが一つ確認をした点です。  そこで、先ほど来もお話があったように、東日本大震災においては、復興基本方針が決まらないと、復興交付金のメニューなど、つまり、どんな計画をつくっていくかということでは、これが決まらなくて、どれだけ国の支援が受けられるのか、こ...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほどの議論でも、場合によっては二百二十兆というスケールの災害もあるよという議論もありました。ですから、本当に、そのときになってどれだけの規模が確保できるのかというのは確かにあると思うんですね。ただ、あらかじめ復興の枠組みを決めておこうと言った以上は、何から何ま...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ、大臣にも通告をしておりましたので、これは最後にもう一度質問しますので、答弁をいただきたいなと思うんです。  私は、四十事業も、もっとふやせという意見もありましたし、これでいいとは言っていないんです。だけれども、全く一つも決まらないというのではなくて、一定...全文を見る
○高橋(千)委員 これはぜひ検討課題にしていただきたいと思うんですね。結局、震災の直後にまず始めたことは、阪神・淡路大震災でできたことは何だったかと。あの財特法ですよね、そこを少しでも乗り越えようというところからスタートをいたしました。ですから、やはり乗り越えていくんだというふう...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり絶対合わせわざというのが必要ですので、今、柔軟にというお答えをいただきましたので、よろしくお願いをしたいと思います。  それで、ちょっと順番を変えまして、経産省に伺いたいと思うんですが、グループ補助金の遡及適用が三月の七次募集で打ち切られるということで、...全文を見る
○高橋(千)委員 この間、現場の声をよく聞きながら拡充をしてきたという経過もあったんだと思うんです。その上で、復興のおくれたところにぜひ手当てをしていきたいというお答えであったと思うので、要するに、おくれているのも、事業者のせいではなくて、復興計画がやむを得ずおくれているという事...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今、期限の延長の問題と遡及の問題を取り上げたんですけれども、やはり震災のときは、危険区域の設定自体が大変おくれたがために自力再建に踏み切ってしまった、それで遡及もできない方が、今のグループ補助の話ではなくて、そういうことがたくさん起き...全文を見る
05月21日第183回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、三人の参考人の皆さん、本当にお忙しい中御出席いただき、また貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。  こう言っている時間も惜しいくらいですので、早速質問をさせていただきたいと思います。  初めに、河田...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  さらに伺いたいところですが、次に進めたいと思います。  次に、泉田参考人に伺います。  知事は、先ほど少し紹介もありましたけれども、中越地震や中越沖地震など、たび重なる災害を通して本当にさまざま先駆的な経験をされてきたのではない...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  今おっしゃるとおりだと思うんですね。ある程度の、経験を生かした標準的なものと、同時に自治体の裁量でもう最初からこれは任せるよという、当然、何が一番大事なのかということを自治体が一番よくわかっているわけですから、ぜひそういうのが早く、...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  それで、もう一度泉田知事に伺いたいと思うんですけれども、先ほど、法体系に対しての積み残された課題ということをおっしゃいました。知事の提案はかなりの部分が今回の法改正に盛り込まれたと思っているんですけれども、新潟県は真っ先に今回、南相...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  残念ながら時間になっちゃったんですけれども、新潟県は、これまで母子世帯などへの高速道路料金の支援を行っていまして、さっきおっしゃったように、国が無料化をやると言ったんだけれども、支援の対象外のところを引き続き継続して支援をされるという...全文を見る
05月22日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  一日、御苦労さまでございました。  きょうは、第三号被保険者、いわゆる主婦年金の記録不整合問題について質問をいたします。  資料の一枚目に、この問題の経緯をつけておきました。  発端は、旧社会保険庁の職員アンケート、消えた...全文を見る
○高橋(千)委員 本当にこれは、正直、あのとき議論したときも言ったんですが、なかなか明快な解決策はない、どうしても何らかの不公平が残るということだったんですよね。でも、だからこそ早く提起をするべきであったし、今議論されている空期間を処置することや追納を設けることなども、できるだけ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、サンプル数がそれぞれ七百人ということでしたので、かなり誤差があるかどうかというのが非常に心配されることで、もちろん、今、九五%が適切だと推計されるけれども、それでよしとはしないということをおっしゃいました。そのとおりだと思います。ただ、できるだけこの数字の範...全文を見る
○高橋(千)委員 答弁、もう少し簡潔にお願いいたします。  時間がちょっともったいなくなったので、少し問いを飛ばして、次に行きたいと思います。  実は、今回、もう一つ法案が出されていまして、障害年金、遺族年金の支給要件特例の十年延長。本当は、聞きたかったのは、その十年目の期限...全文を見る
○高橋(千)委員 大変前向きな答弁であったと受けとめたいと思います。二十九日の児童部会の議題にもきちっとこの問題が盛り込まれておりましたので、期待をしたいと思います。  次に、もう一つの大きな課題が、無年金障害者の解決であります。  私も一応、無年金障害者議連の副会長に名を連...全文を見る
○高橋(千)委員 困難というだけの答えだったわけですけれども。  それで、次の資料を見ていただきますと、とはいえ、厚労省がこのような調査を行ったわけであります、在日外国人無年金高齢障害者に対する自治体の独自支援策。  ですから、無年金ですので、自治体として何らかのことをやって...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣に伺います。  当時の決議を読みますと、「無年金障害者の生活を支える家族の高齢化等の実情を踏まえ、国民年金制度に加入できなかった在日外国人その他の特定障害者以外の無年金障害者に対する福祉的措置については、本法の附則の規定に基づいて、」この附則をわざわざ修正...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、福祉的措置としてわざわざ附則に盛り込み、決議までしたのではありませんか。それに対して、先ほど来大臣は流暢な答弁をされているのに、なぜこのときだけ官僚答弁をただ読むのかと本当に残念でなりません。これは、本当に積み残された課題として急ぐべきだということを重...全文を見る
○高橋(千)委員 一言言わせていただきます。  安倍総理は、成長戦略に女性の活躍は欠かせないとおっしゃっております。しかし、イメージ的な戦略のみではいけないと思います。今おっしゃった均衡待遇も、私たちは均等待遇と言っていますが、大事なことだと思いますが、肝心の雇用の現場での賃金...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  厚生年金基金は、厚生年金の一部を基金が代行する制度として一九六六年に創設され、国の指導のもとに維持されてきた制度です。資産運...全文を見る
05月23日第183回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第9号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最後の質問になりますので、よろしくお願いいたします。  最初に、災対基本法で、今回、第四十九条に、指定緊急避難場所、そして指定避難所を法定いたしました。  二十一日の参考人質疑でも、釜石市の野田市長が、防災センターという名前...全文を見る
○高橋(千)委員 今御紹介いただいた、住民が一体となって防災マップをつくる、釜石なんかは、まさにその過程にみんなが参加をしているわけで、だからこそ自覚がある。同時に、想定内ではないよということも防災教育の中で徹底されていたということが今回の釜石の奇跡につながったということはあった...全文を見る
○高橋(千)委員 そうなんでしょうか。ちょっと正直、残念な答弁だったなと思います。  それぞれの法案があって、参考人質疑の中で、一本化するべきだという泉田参考人からの意見があって、そうはいっても災害の種別がと、いろいろありました。  しかし、災害の基本は、今副大臣おっしゃった...全文を見る
○高橋(千)委員 中心ではあるけれどもと。でも、そこが本来上位法の位置づけなんじゃないかと私は思うんです。そこをはっきりしないから、やはりいろいろな問題が出てくるし、指摘がされるのではないかなと思うんですね。  図らずも副大臣がおっしゃったんですけれども、復興ではないとおっしゃ...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣に伺いますけれども、私が本会議で質問した趣旨は、まさにそこにあるんですね。細かい法律はいろいろあるんだけれども、やはり基本的な考え方が基本法にあって、復興の道筋がちゃんと書かれているということが大事だと思っているからなんです。  それで、大規模災害からの復...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、大規模災害の場合は、そういういろいろな法律を踏まえて復興の道筋を書いているわけじゃないですか。だから、それを全部書くというんじゃなくて、基本的な考え方は一緒ですよねということを聞いているだけなんですよ。それを何か、言っては非常に都合が悪いことがあるんで...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ、今後に向けてもう少し整理をしていただきたいと思います。気持ちは含まれているというお答えでありました。  それで、災害の定義なんですけれども、見直しをするたびに少しずつふえております。  ただ、第二条第一号の「政令で定める原因」として、放射性物質の大量の...全文を見る
○高橋(千)委員 ここもちょっと、なぜこうなのかなと思うんですけれども、特殊性があるというのは私たちが言ってきたことです。ですから、当然、事業者の責務があり、国の責務があって、特別な対策をとらなきゃいけない、情報をとらなきゃいけない。  ですが、被災者という点では、泉田知事がお...全文を見る
○高橋(千)委員 お願いします。  政府の地震調査委員会が、南海トラフを震源とする巨大地震の発生確率の予測について、これまで、東海、東南海、南海、この各領域に分けてきた従来の方法を見直して、全域で統一した確率を算出することを決めたとされています。今月中にも発表するということが報...全文を見る
○高橋(千)委員 東海地震しか予知できないというところからもう飛び出していかなければならないということを指摘して、また今後お願いしたいと思います。  ありがとうございました。
05月23日第183回国会 衆議院 本会議 第27号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。(拍手)  厚生年金基金は、厚生年金の一部を基金が代行して運用する制度として、一九六六年に創設され、国の指導監督のもとに維持されて...全文を見る
05月24日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、時間を変更していただきました委員各位の皆さんに、お礼を申し上げます。  久々に一般質問の時間をいただきましたので、きょうは雇用のルールについて伺いたいと思います。  昨日、株価急落のニュースで、内心穏やかではないと...全文を見る
○高橋(千)委員 まさか、労働を所管する大臣がそうでないことを言うはずはないと思って聞いておりましたけれども。  ただ、やはり糧がなければというお話の中で、この間、六重苦などという言葉が言われてきまして、例えば、正社員から派遣などに移ってきたという中で、そういう非正規化というの...全文を見る
○高橋(千)委員 今、無理にすることはないとおっしゃいました。だけれども、それが議論をされているから問題なんですね。  先日、テレビでも、今おっしゃったような限定正社員は、実は企業の半数は既に導入していますということで、ホームセンターなどで働いている方で、子育て中なので、八時間...全文を見る
○高橋(千)委員 当たりさわりのないところだけ紹介をしたなという気がいたします。  四月二十八日、規制改革会議の雇用ワーキング・グループの鶴光太郎座長から、今おっしゃった話ですが、「ジョブ型正社員の雇用ルールの整備について」というものが、改訂版なんですね、出されています。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 それを大臣にちゃんと言ってもらいたいのです。だから、質問をしています。  私は、厚労省がそう言っているんだと言っているわけではありません。だけれども、実際に法制化をしろと言われているわけです。  さっき、解雇権濫用の問題がありましたけれども、鶴座長は、契約解...全文を見る
○高橋(千)委員 今の最後の、法律をつくっても意味がないと言った、もう少し、法制化しないと言ってほしかったんです。だって、その前段に、法制化しても、裁判ではちゃんとできるというふうな趣旨のことをおっしゃったから、それじゃだめなんですよということを指摘したいと思います。  一言だ...全文を見る
05月29日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  昨年の税と社会保障の一体改革議論において、最終盤に三党合意で一気に成立してしまいました社会保障制度改革推進法附則として、唯一名指しをされたのが、生活保護制度の見直しでありました。いわゆる社会保障とは、医療、介護、年金、子育てとい...全文を見る
○高橋(千)委員 基本となるところは一切変わっていないという答弁だったと思います。  何か、解釈改憲ではないんだけれども、理念は変わっていないが、中身が、どうも解釈が変わってきているのではないか、非常にそぐわなくなってきている、今度の法案はそういう中身ではないかということをあえ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  補足性のことを御説明されたと思うんですけれども、まず自分が権利があるということ、そして、そこに差別がないんだということを気づいていない方、気づいていなくて、保護を受けていること自体を何かとても恥ずかしいことだと思っているとか、そういう...全文を見る
○高橋(千)委員 今局長が、古い書物を読み解いたわけではないがとおっしゃいましたが、何か古い書物が今ちまたでとてもはやっておりまして、一九五〇年初版、当時の保護課長だった小山進次郎氏による、改訂増補版「生活保護法の解釈と運用」、もう書店では求めることができなくて、国会図書館で改め...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど来、この答弁を聞いて、本当にわからない。  なぜかというと、変わらないんだったら書かなきゃいいと思うわけですね。だけれども、明確に違うんですよ。だって、省令で運用していたものと、それは運用のやり方は同じだといっても、法律に書いたわけですから、義務になるわ...全文を見る
○高橋(千)委員 削除すべきだということは重ねて指摘をしたいと思うんですが、今までどおりといっても、はっきり言って、今までどおりでもだめなんですよ。そうですよね、だって、水際作戦、今でもやられているんですもの。その実態をやはりちゃんと見なければ、まして、それで法定をされたときにど...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  さっき言ったように、入り口、申請書にたどり着くまでに五割を切るという実態からいっても、こうしたことが非常に多いのだということを改めて御認識していただいて、そこが現場で逆に強まるということがあってはならない、しっかりと対応していただきた...全文を見る
○高橋(千)委員 今のは、家裁で争っているとか、そういう意味でおっしゃったんですか。ちょっと今、もう少し。
○高橋(千)委員 そういう意味の限定だということですね。そこが非常に曖昧だったわけです。  扶養義務、明らかに能力があるでしょうといったときに、その方が、例えば息子さんがタレントでしょうとか、極めてレアケースなわけですよね。だけれども、それを一旦書いちゃうということは、何か物す...全文を見る
○高橋(千)委員 同意についてはどうですか、調査の同意。
○高橋(千)委員 改めて、保護の要件ではないのだという立場でお答えをいただいたことは、非常に大事だと思っております。  ただ、大臣に改めて聞くんですけれども、この問題、やはりアナウンス効果が抜群なんですね。要するに、某議員が国会で取り上げたことで起こった波及がどれだけ大きかった...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の二枚目を見ていただきたいと思うんです。  「国内における餓死者の推移」、これは厚生労働省の数字を拾って、図書館で作成をしていただいたものですけれども、二〇〇〇年が栄養失調と食料不足合わせて千三百十四人から、今、二〇一一年が千七百四十六人にも上っています。...全文を見る
○高橋(千)委員 私は別にばらまけと言っているわけではなくて、その後できちっとやればいいということなんですよ。いろいろなことよりも、命を救うことというのはやはり最優先じゃないですかと。本当にもう死にかけたところに行って初めて保護になるというのでは、立ち上がることも、脱却することも...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  そこで、問いをもとに戻しますが、生活保護のことが繰り返しテレビで取り上げられるようになって、私が昨年、一体特の委員会で質問したときに紹介をしたんですが、買い物に行くにも、買い物かごの中を見られているような気がする、肩身が狭いという声が...全文を見る
○高橋(千)委員 基本的には保護費を何に使うかというのは自由だということでよろしいですよね。  やはりそれは、アルコール依存症ですとか、買い物依存症ですとか、病的に何か支援をやらなければならないということに対して支援をするというのはいろいろな仕組みをつくる必要があると思うんです...全文を見る
○高橋(千)委員 見守りが監視にならないように、本当に、みんなで足を引っ張り合ってしまうというつらい社会には絶対ならないように、重ねて指摘をして、終わりたいと思います。
05月31日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、六人の参考人の皆さん、お忙しい中御出席いただき、また貴重な御意見をいただきました。本当にありがとうございました。  時間の関係で、早速質問に入らせていただきます。  初めに、岩村参考人に伺いたいと思うんです。  先...全文を見る
○高橋(千)委員 これ以上は言いませんけれども、第一回の議事録の中で、どこまで保護制度についてやるんですかという質問が出ております。やはり、すみ分けをするんだというふうな答弁をされていましたし、保護制度そのものについてはできるところからやっていくというのが議論の出発点ではなかった...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  本当にそのとおりではないか。やはり、今と変わらないというのであれば、削除をすべきではないかと私も思っております。  次に、朝日参考人に伺いたいと思います。  きょうは、大変貴重な機会を得られて感謝をしております。  朝日訴訟は...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  多分、遠慮して、最初の陳述のときに余り朝日訴訟の中身について触れられなかったと思うんですけれども、やはり、今、そのことが問われていると思うんですね。  つまり、健康で文化的な最低限度の生活を維持するという憲法二十五条の理念に基づきと...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  次に、生活困窮者自立支援法案について、樋口さんと稲葉さんに一言ずつ伺いたいと思います。  きめ細かい自立支援活動に大変敬意を表します。今回、必須事業として法定するに当たっては、支援事業と保護窓口との連携をどのように考えるのか、また...全文を見る
○高橋(千)委員 時間になりました。済みません。子供の貧困は、しっかりやります。  ありがとうございました。
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最初に一問、通告しておりませんが、大臣に伺いたいと思います。  午前の参考人質疑、ごらんになっていないかもしれませんが、非常に重要な意見をそれぞれからいただきました。だからこそ、意見を受けて、もっと十分な審議をするべきではない...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、大臣は、答弁の中で、家庭の全体の状況ということをおっしゃった。まさに、私が言いたかったのは、それなわけです。  ですから、貧困の連鎖を断ち切るために、さまざまな学習支援ですとか、やるのは当然のことだし、子供に特化した支援も大いにやるべきです。お金だけの問...全文を見る
○高橋(千)委員 まるで政府のような答弁でありました。  何も、政府の考えをしんしゃくして答弁する必要はないのではないか。長妻議員がこの場でつい一昨日指摘をしたことは何だったのか。また、皆さん自身が、何度も繰り返し、水際作戦のことをこれほど指摘しておきながら、修正案をわざわざ出...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、与党じゃないんだから、そういう答弁をする必要は全くないんじゃないかなと思います。  ここでも指摘をしているように、変わらないんだったら、わざわざ厳しく書く必要はないんですよ。報告まで求めるということ、そこまで言われたら、そのニュースを見ただけで、もう...全文を見る
○高橋(千)委員 この考え方がこの法案の根底にあるということが、改めて確認ができたと思います。非常に残念ですね。  それが、どのように厳格化ということで具体化をされたのでしょうか。局長に伺います。例えば、調査権限の強化の中に、就労状況を調査するですとか、生活保護を抜け出した人の...全文を見る
○高橋(千)委員 失礼しました、提出者はこれでよろしいですので。  私は、働ける方が、働けるのに、要するに、例えば、自分で仕事をやめて楽して生活保護を受けたいわという人は、多分、そういう人はもともと受けられませんよね。現行制度でも受けられません。そういうことを言っているのではな...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、最初に言ったように、どう見ても働けるのにという人はそもそも窓口でシャットされていますから、そういうことを議論しているのではないんだということです。  それで、具体的に、今、生活困窮者自立支援法案の中で、自立相談支援事業、就労準備支援事業、就労訓練事業...全文を見る
○高橋(千)委員 特別部会の報告書の中で、一つ一つについて生活保護受給者も受けられるようにすべきであると。そういうふうな流れの中でこれが出てきているのであろう。ですから、一歩手前の人だけではない、非常に密接な関係があるというのがまず一つあると思うんですね。  その上で、自立相談...全文を見る
○高橋(千)委員 相談支援事業は、住居の支援から就労の支援から中身がいろいろありまして、午前の部で埼玉の取り組みなども紹介をされて、いい面もたくさんあるわけです。全否定はしていません、もちろん。  ただ、今言ったように、非常にこの相談員の仕事が重要である、そして、ある意味、これ...全文を見る
○高橋(千)委員 実施主体は自治体だけれども委託しているというのは、どの場合でもあるんですよね。それじゃだめなんです。単に監督するとかではなくて、保護の決定にかかわるような機微な部分は、ちゃんと行政が責任を持つ。しかし、それを、単に回り番ではなくて、ふやすという立場で明確にお答え...全文を見る
○高橋(千)委員 全然、答えになっていないんですね。  さっきから言っているでしょう。生活保護とかかわる、重なるんだと言っているのはどういうことかというと、相談の窓口で、自立相談支援をやる中で、保護が必要な方はつなぐと言っているわけですよね。そうしたら、保護の人はケースワーカー...全文を見る
○高橋(千)委員 副大臣に質問を、今のところをもう少し明確にお話をしたいと思います。  保護の部分はと言ったんですけれども、相談を受ける時点では、保護を受けるべき人かどうかわからない。だから、その時点では、私は、やはり行政が責任を持つべきだと言っているんです。つまり、自立相談支...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、ここら辺はうまくかみ合わないのは当然なんです。  なぜかというと、さっきから議論している、働ける人は働くのが当然なんだという議論なんですけれども、実際には、私が一昨日の質問の最初に言ったように、若いからといって、稼働年齢だからといって、即、働けるんだか...全文を見る
○高橋(千)委員 低額であっても一旦就労、これが、五月二十日の全国係長会議、あるいは昨年の特別部会の中にも資料として出されております。「切れ目のない就労・自立支援とインセンティブの強化について」という形で書かれております。保護開始直後から集中的な支援、それでもだめなら低額でも一旦...全文を見る
○高橋(千)委員 報告徴収ですとか、当然、どの企業にでもというわけではないのだからとおっしゃいます。でも、大概、そういうところに参入してくる企業は、最初から悪意を持ってというような、あるいは書類上でおかしいよということには絶対ならないわけでありますから、大概そういうのは当然クリア...全文を見る
○高橋(千)委員 セットで出されたから問題だと指摘をしています。  終わります。     —————————————
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、生活保護法の一部改正案及び生活困窮者自立支援法案に反対の討論を行います。  最後のセーフティーネットとされる生活保護にかかわる重要な法案を、十分な審議も行わないまま採決することに反対です。子供の貧困対策はもちろん賛成ですし、それ自体、...全文を見る
06月05日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○高橋(千)委員 おはようございます。日本共産党の高橋千鶴子です。  委員各位の皆さんに、今回、順番のことで御協力いただきましたこと、お礼を申し上げます。  きょうは、ハンセン病療養所の療養体制の問題について質問をしたいと思います。  資料の一枚目に、国立ハンセン病療養所に...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  資料館に行ったときに、桝屋副大臣の大きな写真がありまして、坂口大臣、そして小泉総理大臣のときに、熊本地裁判決を終わらせる、そういう決断をされました。まさにその当時の副大臣であったということで、きょうは無理を言って答弁をお願いしたわけで...全文を見る
○高橋(千)委員 いろいろ突っ込みどころ満載なんですが、ちょっと個別具体の話で進めていきたいなと思います。  今お話しいただいたように、努力をしていただいて、資料の二枚目にあるように、四十九名の増員に対して定員削減は四十九名、これは欠員の不補充などで削減枠をとったんだということ...全文を見る
○高橋(千)委員 しっかりとの中身なんですね。このテンポでいきますと、やはり十年ぐらいかかっちゃうわけですよ。  それと、これまで長い間、賃金職員として本当に低賃金のもとで患者さんの全てを支えてきたという、まさに、当初は強制労働、全てを入所者自身が行っていた、それをこの賃金職員...全文を見る
○高橋(千)委員 時間がなかなかないので、続けて言いますけれども、資料の五を見ていただきますと、さっき私が言ったように、減らすというのは、欠員をそのまま、要するに削減のカウントにしているということなんですよね。それが全国でこんなになってしまっていて、欠員数、看護職員の場合は九十九...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いいたします。  昨年五月一日のハンセン病療養所入所者数は二千百三十四名で、平均年齢八十二・一歳でした。ところが、ことし五月では千九百七十九名になり、八十二・六歳。本当に、残された時間は少ないです。  全療協の神会長は、毎年の国会請願にも出てこれ...全文を見る
06月07日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、障害者雇用促進法案について質問をします。大臣、思いやりがなくて済みません。よろしく御答弁お願いいたします。  本法案は、国連障害者権利条約の批准に向けた対応として位置づけられており、その親法ともいうべき障害者差別解消...全文を見る
○高橋(千)委員 そうおっしゃいましたか。  もちろん、私たちも、この法案には賛成をいたします。また、差別解消法についても、一歩前進だという立場で賛成をいたしました。  しかし、国内法の整備が整ったかという視点でいいますと、二〇〇九年に政府は条約批准をもう既にやろうとしていた...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり今の答弁が、法定雇用率の引き上げ、二回連続なんだからという角度でのお答えがありました。結局、そこが争点になっているからということをおっしゃっているんだと思うんですね。  五年前の改正のときも、私は、なぜ義務化しないのかという質問をいたしました。そのときに...全文を見る
○高橋(千)委員 今、激変緩和も可能であるという表現をしたんだという答弁でありましたから、逆に言うと、無理にしなくてもよいと。なるべく早く環境を整えて実施に移すべきだという立場で、指摘をしたいと思います。  それで、同じ二月二十五日の審議会の中で、精神は他とは違うんだという使用...全文を見る
○高橋(千)委員 とても簡潔でありがとうございます。  いろいろ、カウンセラーとかジョブコーチなど、やはり相談できる体制ということも非常に大事であるということと、勤務時間の調整、あるいは症状悪化のときの有休を認めるですとか、そういうことが差別禁止部会の中でも議論をされておりまし...全文を見る
○高橋(千)委員 この間、法定雇用率が達成しないまでも前進した背景として、特例子会社が十年間で百二十三から三百六十六と三倍にもなって、その八六・七%が大企業であります。  人事キーマンの情報ポータルなるサイトがございました。その中に、特例子会社について、「うつ病治療などが長期化...全文を見る
○高橋(千)委員 基本的にはなどという言葉をつけないで、強要は行わないと明確に言ってくださいよ。そんな話じゃないでしょう。  本当であれば、私たちは、特例子会社はやはり大企業の責任逃れだということで、反対です。だけれども、その経験を生かして、本当であれば、大企業でも雇用をふやそ...全文を見る
06月11日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、六人の参考人の皆さん、本当にお忙しいところ出席をいただいて貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。障害者の雇用主であり、家族であり、医療、福祉、それぞれの分野で御苦労され、また切り開いてきた皆さんの取り組み...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  障害者の権利条約の批准に向けてということで、いろいろな問題が大きくクローズアップされてきた。その背景には、やはり当事者の皆さんの、国に対する働きかけもあったし、また国連に対する働きかけですとか、そういうことの中で前進がつくられてきたの...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと質問は、権利擁護とかインフォームド・コンセントということを言っているんだけれども、当事者や家族に十分な説明がされるということと今の同意要件というのは別ではないかと私は率直に思うし、先生もそういう立場でお話しされているのかなと思って伺ったんですけれども、も...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、ありがとうございました。  そういうことで、検討チームの方で代弁者の創設ということが提案されたにもかかわらず、今回それがなくなっちゃったという思いがあって、何か話をごっちゃにしているじゃないかという思いがあって、ちょっと質問させていただきました。失...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  では最後に、川崎参考人と増田参考人に同じ質問をしたいと思います。  当事者の立場からと、それから実際に地域で支援をされている立場から、当事者、精神障害者の尊厳を守りながら地域で支えていくための必要な支援とはどうあるべきかについて、...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  時間の関係で全員にお聞きできなかったことをおわび申し上げます。  参考になりました。どうもありがとうございました。
06月12日第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、精神保健福祉法改正案に絞って質問をいたします。  一九〇〇年、明治の時代につくられた精神病者監護法以来、法律の名前や一部改正はあったものの、変わらずに根幹とされてきた保護者制度の廃止を決めるものとして、関係者の期待は...全文を見る
○高橋(千)委員 他の障害や疾患にはないのだということが差別そのものなんだという認識に立っていらっしゃるのかどうかということが伺いたかったわけでありますけれども、いかがですか。
○高橋(千)委員 まずスタートラインに立つということだったと思うんですね、今回は。ほかとは違うものを取り払うんだということが関係者の期待であって、だから、その一点において、いろいろあるけれども渋々賛成をした、そういう御意見も昨日ありました。しかし、私は、本当にそういう気持ちをよく...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の一枚目に戻っていただきたいんですが、今読み上げた意見書を出されたチームの代表の方である町野朔氏が、昨年の九月十日に、福祉新聞にこうした形で論壇を寄せているわけです。真ん中のところを読ませていただきますと、「保護者がこれからも精神障害者を支える存在であること...全文を見る
○高橋(千)委員 いろいろ議論があったということを検討会が終わってから、だったらもう一度ちゃんと議論すればいいんですよ。それを、終わってから自分たちが直しておいて、全く違う結論が出てきて、それで、議論があったから仕方ないんだという理屈にはならないんです。  イエスかノーかできち...全文を見る
○高橋(千)委員 そのことなんですよ。要するに、まず一致しているんです。そこから先、誰がとか、どうかという、いろいろなことを今理由にしているけれども、一致したものについて触れていないということをまず問題にしている。そこが、まず一点、指摘をしたことであります。  そこで、代弁者に...全文を見る
○高橋(千)委員 別に弁護士と書けとは言っていないわけですね。代弁する人を本人が選べる、それが結論ですから。  ボランティアでいいなんて言っていません。報告書の中できちんと、今はボランティアだけれども、有償にすべきだというふうに言っているんであって、全国展開をすべきです。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 家族がかかわっていただくという答弁があって、結局、ここに担保しておくのかなと。いろいろなトラブルがあったとき、また、最後の引き受けがないとき、そうしたときに、同意ということが最初にあったから、やはりここに最後に担保しておくというのがどうしても残るのではないかとい...全文を見る
○高橋(千)委員 病棟は全体として減っているわけですよね。その中で、今おっしゃったように、閉鎖病棟と閉鎖病棟の入院患者はふえている、こういう実態があるわけです。やはりここに政治の問題というのがあると思うんですね。  この間、ずっと、家族ですとか病院の側の意見があったんですけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 長期だから人手が少なくてもいい、逆に言うと、人手が少なくてもいいということで長期化をつくってきた、そういうことを指摘しているんです。  今後、地域移行を支援しなくちゃいけないわけでしょう、さっきから議論しているわけですが。それを、医師、看護師だけではなく、いろ...全文を見る
○高橋(千)委員 多職種で支えるということ、福祉をふやすということを悪いと言っているのではないですからね。それが結局、プラマイ・ゼロで体制は同じよというのでは意味がないんだということを重ねて指摘したい。これから具体的に指針をつくっていくということですので、具体的にぜひ大臣にも要望...全文を見る
○高橋(千)委員 さすが、副大臣の地元の岡山は飛び抜けて地域移行の支援が多いわけですが、まだ地域格差が非常に大きくて、ゼロのところもございますということで、桁も違うということで、それは本当に急がれることだと思います。  最後に、やはり経済的な支援というのも非常に大きい。さっきの...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり経済的負担という縛りがとれることで地域移行が進むんだという立場で提言をさせていただきました。  家族のみに負わせていた負担を社会で担って、障害当事者が地域で暮らせるようにという目標を持っていたはずなんですよね。だけれども、社会保障制度改革推進法に社会保障...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました精神保健及び精神障害者の福祉に関する法律の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  精神保健福祉法改正案は、保護者制度という一九〇〇年制定の精神病者監護法の残滓を廃止するとともに、障害当事者の権利制限に...全文を見る
06月13日第183回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  五月二十七日の委員派遣で、いわき明星大学の中にあるサテライト校を視察いたしました。双葉郡内の三つの高校、富岡、双葉、双葉翔陽の生徒さん百八十三名が現在学んでおられます。本委員会での参考人質疑の際に、大熊町の商工会会長の蜂須賀礼子...全文を見る
○高橋(千)委員 現時点では、国庫負担による特例交付金ですとか震災復興特別交付税という形で措置がされていて、それを、福島県がその実情に合わせて支援をしているという中身だったと思うんですね。  例えば、食費が一律二万五千円だ。当初は、魚の切り身、おかずがそれだけしかなくて本当に貧...全文を見る
○高橋(千)委員 きょうは下村文部科学大臣にもおいでいただいていますので、後の質問のときにぜひお答えいただきたいと思いますので、今の、聞いていただきたかったなと思うんです。  やはり、子供たちが今、四人部屋の寮生活だったり、帰省するのも仮設住宅。ですから、本当にどこに行っても狭...全文を見る
○高橋(千)委員 中高一貫校というのは、特別な今の状況の中で双葉の町村から出てきた要望でありますので、それ自体に私がどうこう言うつもりはないんです。また、ここに建てるべきだということも、非常に微妙な問題ですので。  ただ、本当に、自治体の皆さんがよく考えて、それぞれで役割分担し...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  そこで、下村大臣に伺います。  先ほど子供たちの声も紹介をしましたけれども、教職員も被災者であります。家族がばらばらになっている中で、片道二時間から二時間半の通勤をしている先生、あるいは、要するに教科の関係だと思うんですけれども、三...全文を見る
○高橋(千)委員 一〇〇%というお言葉が出ましたので、大変ありがたく思っております。  この間、加配を繰り返し行ってくださっていたこと、また、サテライトに対しても七名の加配があるということをおっしゃってくださったことは大変感謝を申し上げたいと思います。確かに、任命権者も県である...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら時間が来ましたので終わりますけれども、お二人の大臣に、その声を踏まえてという答弁をいただいたと思います。  教育復興協議会でも、子供の会議を開いて、それを受けた後の三月三十一日の協議会の様子を見ますと、やはり子供たちの声を踏まえた学校や授業運営が本当...全文を見る
10月30日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今国会の目玉である国家戦略特区に、いわゆる解雇特区などと言われる雇用の規制緩和が、一応、盛り込まれませんでした。「憲法上、特区内外で労働規制に差をつけられない」、これが大臣の見解だったかと思います。報道もされておりますし、答弁な...全文を見る
○高橋(千)委員 いずれ全国バージョン、午前の大西委員に対する答弁の中で大臣がおっしゃったように、特区というのは、普通は全国バージョンを目指すものでありますよね。だから、そこにおいて、全国で当たり前に運用すべきガイドラインなわけですから、それをあえて特区に書くことは、なぜなのかと...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をしました。  そこで、具体の話をしたいんですが、電機大手のリストラ、昨年も大分大きな問題になりました、十三万人などの計画が持ち上がっていた。労働者と一緒に、厚労省にも直接改善の援助を求めてきました。  例えば、宮城県多賀城市にあるソニー仙台、実は宮城県...全文を見る
○高橋(千)委員 昨年八月のベネッセの、これは追い出し部屋の判決でありますけれども、人財部付という表現を使っていますが、事実上の追い出し部屋であり、実質的な退職勧奨であるという判決が出されて、和解につながっております。  また、ことしの一月に、新聞報道も随分多かったということも...全文を見る
○高橋(千)委員 ここはあえて大臣に質問しているわけですから、制度のスキームに乗ったら払うよという話ではなくて、やはり、社会的にどうなのかという立場で答えていただきたいわけですね。  つまり、もともと、この助成金というのは中小企業相手だったじゃないですか。だから、退職を余儀なく...全文を見る
○高橋(千)委員 一般論でもいいわけですよ、答えるときは。私は具体論で聞きますけれども。そこを踏まえて答えていただければよいのではないか。  だって、再就職支援というのは、結局、会社の中で、追い出し部屋に入らないで、リクルートが来ていますよ、どうですか、支援を受けたらどうですか...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の四に、このときの判定についての記事がまとめて載っていますので、ちょっと読む時間がありませんので、コンパクトに続きをやりたいと思います。  今の答弁を聞いていますと、重く受けとめる。人事院の判定というのは、従わないわけにいかないですから、重く受けとめる、当...全文を見る
○高橋(千)委員 これは一つ一つ言っていくと切りがないんですよ。公務災害だって、ちゃんと医師の診断書を面接のときに出しているのに、そのときは、面接のときにD評価だったんですよ。そういう一つ一つのものを全部ひっくるめて適切だと言うから、私は違うと言っているんです。  面接票は、厚...全文を見る
11月01日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  大臣、きょう一日、御苦労さまでございました。  最初に、薬事法の関連で、何といっても一番期待をされていた問題でありますけれども、薬害肝炎検証再発防止委員会最終提言により、独立性のある第三者監視・評価組織が本法案に盛り込まれるこ...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと答弁が長過ぎです、最終的には、チャレンジするということだったと思うんですが。  今回の薬事法で、そもそも名前も変わるわけですけれども、その中で、国や都道府県や、あるいは医薬品関連業者、国民というところもあるんですけれども、それぞれの責務が新設された、そ...全文を見る
○高橋(千)委員 政務官、ありがとうございます。  ただ、今おっしゃったのは読めばわかることで、責務が新設された趣旨を聞いております。そういうことなんです。  なぜ、わざわざあえてこういう責務を書いたのか。長い長い薬事法の歴史の中で、あえて今回、国の責務に踏み込んだんだ、そう...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いいたします。  そこで、本法案では、医薬品、医療機器及び再生医療等製品の添付文書案の届け出を求めております。  これも、実は、先ほど紹介した薬害肝炎の検証再発防止委員会の最終提言にもありますし、これを踏まえて取りまとめた、厚生科学審議会医薬品等...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、これを聞いた趣旨が、さっき聞いたように、薬事法の中にあえて国や関連業者の責務を書いた、そこの立場に立って、もっと踏み込むべきではなかったかなということを指摘させていただいたわけです。  この問題は、もう多分ずっと議論をされてきた問題であって、一九七九年...全文を見る
○高橋(千)委員 変わりがありませんという答弁でありました。  しかし、この一九七九年から、もうずっと長い間いろいろなことがあって、ソリブジンとかイレッサとか薬害肝炎とか、やはり添付文書の評価が問われる事件が続いたわけです。そうしたことの教訓に立って指摘をしておりますので、だっ...全文を見る
○高橋(千)委員 それぞれの取り組みといっても、それぞれの思惑でやるわけにはいかないですよね。当たり前じゃないですか。  このハイウェイ構想には、概算要求額、来年度百六十四億円なんですけれども、指標として、二〇二〇年、ちょうどオリンピックの年でありますけれども、一千九百億円。こ...全文を見る
○高橋(千)委員 これは大臣に通告をしていたんですけれども、今政務官がおっしゃったように、再生医療と一口に言っても非常に広い分野である。その中で、こんな目標を決めて、一兆五千五百億円とか、市場を決めてやるのにそぐわないのではないかという立場で私は質問しているんです。  そういう...全文を見る
○高橋(千)委員 スピードアップの圧力がかかると、当然、承認も早く、そういう話になってくるわけですよね。審査、確認、いろいろな手続を早くしてくれと。  しかし、それでは、安全の問題や、単純な話ではないんだよという立場に当然厚労省としては立たなくちゃいけないわけですから、それで一...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと答えにはなっていないんですよね。  結局、諸外国でもやっていないことを日本はやる。だから、日本にアメリカの企業も来て、進めたいという。それで、さっきの成長戦略になっていくわけですよね。でも、それでいいんですか。確かに難しい、不均一です。でも、それをほか...全文を見る
○高橋(千)委員 これも、ですから、数例でいいんですかというのに対して答えていないんですよね。  それこそ、欧米の中で、ああ、なるほどなと思ったんですけれども、病院の中で自己完結の治療の場合は、ホスピタルエグゼンプションということで、薬事法とは切り離した規定になっているので、そ...全文を見る
○高橋(千)委員 その施設基準、再生医療提供基準を作成することになっているわけですけれども、それの中身について、やはり、さっきから言っている有効性についてということが書かれていないんですよね。  ヒト幹指針においては、基本原則の中に、「適切な実験により得られた科学的知見に基づき...全文を見る
○高橋(千)委員 安全基準という言い方に変えてしまっているのが、ちょっと違うんですよね。  そこは、何か、私があえて二つのことを指針に書いているじゃないのと言っているのに、安全基準、安全基準と言いかえているということを、あえて指摘をしたい。でも、下回らないと言っているんですから...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、薬事法等の一部改正案に反対、再生医療等の安全性の確保等に関する法律案に賛成の討論を行います。  薬事法の改正案は、薬害肝炎事件の教訓を今後の薬事行政に生かし、二度と薬害を起こさないという決意のもとに改定が図られることが期待されていまし...全文を見る
11月06日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  税と社会保障の一体改革関連七法案が、本会議で質問、私が登壇をしたのは、昨年の五月八日でありました。採決のために討論で登壇をしたのは、昨年の六月二十六日。そのときは七から八になっておりまして、つまり、二つの法案が出て、一つ引っ込め...全文を見る
○高橋(千)委員 まさにそうなんですよね。  今の答弁の中でも、そもそも、推進法が、国民会議の解散と同時に法制上の措置をするというのは、それはあり得ないですよね。やはりその間に、国民会議をやって、あるいは社保審があったり。  民主党さんは年金法や医療の法案が出るはずだったとお...全文を見る
○高橋(千)委員 今、できる限りのとおっしゃって、要するに宣言文なんですよね。やはり、法案はできなかったものですから、こういうものをやりたいという、しかも、推進法だけでは、結局、その間がないというのはうまくないから宣言文なんだということなんだと思うんです。  ただ、私の問題意識...全文を見る
○高橋(千)委員 「のっとり、」とは書いているけれども、具体的に講ずべき改革の措置の中には、自助自立のための環境整備しかない、これでどうやって読むんですかということ聞いているわけで、これはやはり答えにならないと思うんですよ。具体的なところには一言も出てこないじゃないですか。
○高橋(千)委員 大臣に聞きますが、国民会議の報告書では、自助の共同化という表現をしていますよね。「「自助の共同化」としての社会保険制度が基本であり、」「「公助」は自助・共助を補完するという位置づけ」。  私は、自助の共同化というのは、自分で自分を助ける、それぞれが助けることの...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、やはり自民党さん、憲法草案にも書いてありますけれども、やはり福祉も自己責任というのが基本なんだと思うんですよ。社会保障という、公助の、国が助ける部分は本当に死にそうなほど困っている人たちだけなんだ、そういう発想じゃないですか。そうじゃなかったら、なぜこうい...全文を見る
○高橋(千)委員 昨年の議論も、基本は自己責任なんだ、そして、保険なんだから負担の見返りとしてサービスがあるんだということが盛んに議論されたんですよ。だから、こういう質問をしています。  第四条、「原則として全ての国民が加入する仕組み」という条文がありますよね。これは推進法にも...全文を見る
○高橋(千)委員 生活保護受給者はもともと対象ではないわけですから、それをあえて言う必要はないんですよ。今まで、それを含めて皆保険と言っていたわけじゃないですか。それを何で、原則としてとわざわざ言うのかというのと、私が聞いているのは、加入するというと、加入はみんなできますよ、権利...全文を見る
○高橋(千)委員 何で介護の話をするんですか。医療の話を聞いているでしょう。国民皆保険の話をしているんです。介護保険はもう、生まれたときから保険あってサービスなしなんですから。それと並べて議論していたら、全く別な議論になっちゃいますよ。そんな問題じゃないですよ。  私がさっき、...全文を見る
○高橋(千)委員 済みませんね、ちょっと理念をしつこく言ったのは、やはり、それが結局この制度にあらわれてくるわけじゃないですか。だから、あえて指摘をさせていただきました。  昨年の一体改革以降、消費税収は全て社会保障財源になると説明をされてきました。それ自体はそのとおりでありま...全文を見る
○高橋(千)委員 数字、きのうはいただけなかったので、二〇一六年の姿もわかりました。  これを見ると、やはり消費税を、全部社会保障に使うのはそのとおりなんですけれども、実際は満額になった場合は半分が赤字対策ということでつけかえになっちゃって、充実というのは本当にささやかだなとい...全文を見る
○高橋(千)委員 そうくると思ったんですね。  だって、年金こそがツケ回しじゃないですか。基礎年金の二分の一というのは、国会決議でもう十数年前に決めたことなんですよね。そのために財源にするということでサラリーマン増税をやり、公的年金等控除とか高齢者の増税をやったわけですよ。それ...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、長妻委員の議論の中で自然増削減云々という話をしたんですが、そういうことではなくて、つまり、ここに予定されている以外のメニューでもっと減らせよということを財政審などが言っているわけですよ。そうなったときに、そのお金はどこに行くんだという議論だと思うんです。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 これは相当頑張っていただかないと、それはもちろん、根っこのところでは私たちはこれは絶対反対ですよ、だけれども、それ以上のことを今要求されているわけですよ、負担増や給付抑制を受け入れる覚悟を持てと。何でそこまで言うんですか、何でそこまで横やりを入れるんですかと言い...全文を見る
11月07日第185回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほど来議論されている、南海トラフ地震防災対策特別措置法案について伺いたいと思うんですが、その前段となっているのが、ことし五月、中央防災会議防災対策推進検討会議南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループが、南海トラフ巨大地震対...全文を見る
○高橋(千)委員 一義的には各省庁、担当のところ、それでいいのかということなんだと思うんですね。先ほど来議論されているのも、例えば情報の共有ですとか、やはり縦割りではない体制が本当に必要なんだという問題意識が、この間、さまざまな対策を求められているし、議論されているということなん...全文を見る
○高橋(千)委員 正直驚いているんですけれども、多分、これでは三・一一の教訓は生かされないと思うんです。いろいろな計画を、三・一一を踏まえて、改めて評価、見直しを迫られてきたわけですよね。そういう点で、その認識でよいのかということを重ねて指摘しなければならないと思っています。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、私、今、何回も言っているんですけれども、原発の是非とかを言っているわけではないんです。それから、安全基準がありますね。それに対しては規制委員会がチェックをします。そのことをどうかということを議論しているつもりもありません、別な場所でやりますから。  そう...全文を見る
○高橋(千)委員 ここは強く要望したいかなと思っています。  原発がどうして想定から外されたんですかということを聞いたんですが、ワーキンググループで少し議論になったというんですけれども、では、その議事録をホームページにアップしていますかと言ったら、一年たたないと公開できませんと...全文を見る
○高橋(千)委員 最終報告書の大臣がおっしゃった部分、私も読みました。なので、私は、予知の研究をやるべきじゃないと言っているわけじゃないんです。  この間、委員会でいろいろな研究者の方の御意見も聞きましたし、それが非常に進化をしていて、可能性はすごく高まっているということも実感...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。引き続いてお願いします。
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、本当に遅い時間になりましたけれども、お忙しい中、三名の皆さん、こうして委員会においでをいただきまして、いずれも貴重な御意見をいただきましたこと、心からお礼を申し上げたいと思います。  早速質問に入ります。  最初に、...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。さっき一言、浅いという表現をされたので、どういうことかなと思いまして、ちょっと聞かせていただきました。  確かに、最初にあの被害想定を出されたときに、それを実際私たちがどう受けとめたらいいんだということが非常にあったわけですよね。ですか...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  非常にきめ細かい対策をされているということで、大変感心させられました。法律の中で、財政については援助としか書いていないんですけれども、少し生かしていきたいなというふうに伺いました。  それで、やはり、東日本大震災で、私、東北ですので...全文を見る
○高橋(千)委員 大変貴重な御意見、ありがとうございました。参考になりました。  終わります。
11月08日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、介護保険について質問させていただきます。  介護保険が二〇〇〇年に創立されて以来、現在、第一号被保険者数は二千九百八十六万人、要介護、要支援認定者数五百三十三万人、十三年間で二・四倍に伸びました。サービス利用者は四百...全文を見る
○高橋(千)委員 今大臣がおっしゃったように、主体的に個人が社会参加にかかわっていく、あるいは、それを通してみずからが介護を支える側になる、悪いことじゃないと思います。そういう社会は結構だと思います。  ただ、今問題になっているのは、主体的ではなくて、介護が必要だとして介護の世...全文を見る
○高橋(千)委員 まさに、自治体が、保険者がこれは選択できる、今説明されたとおりであります。なので、実施しているところは、まだ二十七保険者であったと。今後、四十四とおっしゃったと思うんですけれども、利用されている方は六百七十七人しかいない。  ですから、これから、介護保険の中の...全文を見る
○高橋(千)委員 答え方というのは本当に工夫するものだなと思ったんですけれども、一部の保険者は上の方はやっていますと言ったので、下の方はやっていないという意味なんですね。  つまり、予防給付の中でやられている大きなメーンのメニューが、現実にやっているところが今ないということなん...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、これはすごい矛盾するんですよ。同じことをやってくれと、それを義務づけるわけでしょう。だけれども、利用料とかは自治体で決めてもいい、しかもキャップはかかるから予算は減っていく。  そういう中で、やはりそれは自治体だって困るのは当たり前じゃないですか。...全文を見る
○高橋(千)委員 ちゃんと言ってください。今、一割負担を勘案しながらと言いましたけれども、一割負担より安ければだめなんでしょう。
○高橋(千)委員 そういうことなんですよ。そこだけ平仄を合わせるということで、一割負担よりも下がってはならない。ただし、上限は、ここでの利用料についての上限はないわけですよ、保険じゃないわけですから。  だから、多様なサービスを受けられますよ、選べますよ、メニューはいっぱいある...全文を見る
○高橋(千)委員 それは逆に言うと、無理やりそうやって互助会みたいなものをつくるなんて話になっちゃって、せっかく今まで苦労して支えてきた事業所が潰れかかっているんですよ、そのことによって。こんなおかしな話はないじゃないですか。  あるヘルパーの方がこう言っています。低賃金の上、...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、最初に言ったように、高齢者の社会参加を目指すために、いろいろな取り組み、多様な担い手、それは否定はしません。でも、それで置きかえてはならないんです。  さっき、ちょっと、介護がこれからどんどんふえるから大変だとお話しされました。それは十分わかっていま...全文を見る
○高橋(千)委員 今いろいろ説明をいただいて、通知を何回か出していて、それで優先原則は変わらないんです。これは変わらない。だけれども、介護にはないサービスなどであれば、それは障害の世界で受けられるよということを言ってきた。だけれども、現実にはいろいろな問題が起こっているわけですね...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。ぜひお願いします。  終わります。
11月08日第185回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  二階先生初め提出者の皆さん、大変御苦労さまです。  また、きのうは、参考人質疑で大変貴重な御意見をいただいたと思っております。法案審議だけではなく、これからの行政の中でさまざまな形で生かしていければいいな、このように思っており...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  大震法より手厚いんだとおっしゃっていただきましたので、そうであれば、ここの部分では理解をいたしました。  私は二〇〇三年に国会に上がってきたわけですけれども、その年にちょうど宮城県北部連続地震がございまして、その後、いわゆる日本海溝...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  私も、岩手県の田老町の、万里の長城とも言われた防潮堤を見たり、あるいは釜石市の世界一の湾口防波堤、これらが本当に粉々に壊されてしまったものを見てきた中で、本当にハードも大事だけれども、やはりそれだけではない、いろいろな工夫が必要なんだ...全文を見る
○高橋(千)委員 ここがやはり東日本大震災でも大きなネックになって、特に土地の問題ですとかありますので、現実に動くように期待をしたいと思います。  ありがとうございました。終わります。
11月12日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、六人の参考人の皆さん、本当にお忙しい中、御参加をいただき、貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。時間の関係で、多分全員には質問できないと思いますけれども、御了解いただきたいと思います。  最初に、遠藤参...全文を見る
○高橋(千)委員 多分、今の医療計画の中では見えてこないものを明らかにするということなんだと思うんです、遍在ですとか、そういうのをもっと整備してというお話なのではないかと思うんですが、ただ、やはり、地域完結型、それが望ましいとは思うんですが、それだけで果たして解決できるのか。次の...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  この後の、報告をして全体像がわかった後で、使えるものといったら、今、地域医療再生基金の充実くらいですので、まだまだちょっとそれでは物足りないなというか、見えてこないなというのが私の問題意識であります。よくまた議論して進めていきたいなと...全文を見る
○高橋(千)委員 その一歩がなかなか、消費税で吸収されてしまうのかなということもありますので、これはやはり、単に財政の議論だけではなく、これ以上の低年金を放置しておけないのではないかということで質問させていただきました。  次に、二宮参考人に伺いたいと思います。  社会保障は...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  本当はもう一問聞きたかったんですが、また時間がきっとオーバーすると思うので、あと、それぞれの皆さんに本当は御意見をもっと聞きたかったということで、自分の意見を述べて終わりたいと思います。  渡邉参考人は、本当に貴重な体験とそこからの...全文を見る
11月12日第185回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  昨日来、フィリピンでの台風被害、本当に甚大な被害が伝えられています。一万人以上の死者ということで、心からお見舞いを申し上げたいと思うとともに、日本でも必ず来ると言われる大災害に備えるために、本当に、あらゆる知恵を尽くし、また協力...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、事前にちょっと聞いていたときと理解が違っていたなと思ったんですが、首都直下地震緊急対策区域というのは、茨城県の中はどこを指定するかがこれから絞られるけれども、それ以外の東京圏については全部入るという意味でしょうか。
○高橋(千)委員 東京圏の中からさらに、指定するのはもっと絞られるというふうに聞いていたものですから、私はそうじゃない方がいいと思うので、別にこれはこれで、そうだというんだったらそれでよろしいです。  それで、提出者に続けて聞きますが、法案の第五条では、国の行政に関する機能のう...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、大臣に伺いますけれども、二〇一二年七月の首都直下地震対策検討ワーキンググループの中間報告では、首都直下地震発生時に優先して実施すべき業務が必ずしも明確ではないと指摘をして、各府省が首都直下地震発生時に継続すべき必須の機能を明らかにし、非常時優先業務を選定...全文を見る
○高橋(千)委員 当たらないとまで言う必要はないと思うんですよ。さっき言ったように、これまでの地震に関する立法というのは、確かに議員立法でやってきました。でも、最初にお話をしたように、これは政府の業務継続計画をつくるわけですよね。本当は、待たずともやれと中間報告で言っているわけで...全文を見る
○高橋(千)委員 中央銀行等というのは、なるほどと思いました。  そこで、法案の第二十条には、首都中枢機能維持基盤整備等地区内で認定を受けた基盤整備等計画に対し、都市再生特別措置法に定める都市再生安全確保計画とみなして適用する規定がある。こうした規定が必要とされる理由は何でしょ...全文を見る
○高橋(千)委員 現在、全国六十二地域に都市再生緊急整備地域が指定されておって、東京圏だけで二十三地域あるわけですね。この都市再生計画というのは、地域の住環境破壊ではないかとか、いろいろな形で地域住民との意見の違いなどもある。ただ、今回、地震対策ということでそれが置きかえられると...全文を見る
○高橋(千)委員 そこはまず確認しました。  ちょっと時間がないので、次の質問をして、最後に言いたいことを言わせていただきますが、今、中枢部の話をしてきましたけれども、一方で、実際に住民が生活している市街地の対策というのは、地方自治体任せになっていると言えないでしょうか。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 援助ということで、先日も参考人質疑の中で、木造密集地域の問題でいろいろ要望も荒川区長さんから出された、そういうことがございました。  それで、やはり実際に市街地、住宅地、そういうところでは、燃えないようにすることや耐震化とか避難道の確保とか、さまざまな対策が求...全文を見る
○高橋(千)委員 被害想定が発表されれば、今後、一定の措置がされるという意味でおっしゃっていたのかなと思っています。  本当に、国がもちろんリーダーシップを果たしていくと同時に、東京都ももちろん被害想定を出しておりますし、対策をやると言っています。ただ、本当に地に足のついた、住...全文を見る
11月13日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほど来随分紹介をされておりますが、私も、九日、難病・慢性疾患全国フォーラムに参加をいたしました。初めての難病の法制化ということもあってか、大変な盛況ぶりというか、四百名の参加、立ち見も出るほどの成功でございました。  患者、...全文を見る
○高橋(千)委員 この質問を参議院の厚生労働委員会でもみんなの党の川田さんがされまして、同じような答弁をされているんですけれども、さっきから疑問に思っているのは、なぜ、一方でとおっしゃるんでしょうか。  これは、改革の理念のところは、本当は、中間取りまとめのときは基本理念の中に...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  実は、その参議院の議事録を読んでみますと、ちょっと人ごとのように答えていらっしゃるんですよね。これからの検討だということで、大臣の言葉として、この理念をちゃんと盛り込むということを言ってほしかったので、先ほど、同時にであるということと...全文を見る
○高橋(千)委員 スモンについては新たなということで、今の水準が極端に変わるという意味ではないということでよろしいんでしょうか。  それで、具体的に述べているのはスモンだけなんですけれども、結局、その五十六疾患ももっと変わることもあり得るのかということで、さっき質問したわけなん...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、そのことから出発しなければいけないと思うんですね。三百がひとり歩きしているんですけれども、何度も皆さんが目にした疾患のくくりも、やはり、約七十、約八十、十というふうに切れのいい数字ですから、切れのいい数字になるはずがないということで、三百なわけがないという...全文を見る
○高橋(千)委員 もうちょっと局長に説明していただきたいんですけれども、重症度分類といったときに、いわゆる介護度みたいな、五段階、六段階、そういうイメージをするわけですよね。それも疾患によって全然違うよねと。それを日常生活または社会生活ということで見ていくときに、それだけの作業を...全文を見る
○高橋(千)委員 今、少し詳細に説明をいただいたんですけれども、結局、私は、これは第二のハードルだと思うんですよ。自分の疾患は対象になったと思ったら、分類で切られるかもしれないということは、やはりかなり大変ですよ。ですから、本当に、患者の皆さんは、今、いろいろな複雑な思いでこれを...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、必要な方をどこで切るかによって、本当に天国と地獄の違いがあるわけなんですね。  この認定基準が出されるに当たって、JPAが意見交換会に出していますけれども、やはり医学的重症度と日常生活及び社会生活上の支障とは、必ずしも一致しないわけですよね。医学的には...全文を見る
○高橋(千)委員 今の局長の答弁、驚きましたよ。これまでは、高齢者医療に合わせたといつも答弁しているじゃないですか。なぜですか。
○高橋(千)委員 悪いけれども、支離滅裂ですね。だって、これまで何度も、せめて参考にするなら自立支援医療じゃないかと言われてきたわけですよね。何で高齢者を参考にするんですかと、これはもう何回も対策委員会の中でも言われてきたし、国会でも質問されてきました。だったら、考え方を改めたと...全文を見る
○高橋(千)委員 探したところと今おっしゃいましたよね。結局、いろいろ指摘をされた中で、都合のいいところをとったという話になるんじゃないかと思うんですね。  だから、そうじゃなくて、やはり一番ふさわしいものは何かという立場に立っていただきたいんですよ。さっき答弁の中にあったよう...全文を見る
○高橋(千)委員 今のは、さらに引き下げることを考えているということではないんですか。あら残念だな、そういう意味だとよろしいんですけれども。  やはり、せめての意味を本当によく酌み取っていただいて、非課税世帯からも負担を取るとか、本当に重症な方に負担を求めるということはやめると...全文を見る
○高橋(千)委員 この負担能力に応じたというのが、結局、丸々、家族の負担になるわけですよね。  だけれども、厚労省だって、本当にわずかな二億何がしのお金ですけれども、地域支援事業という形でサービスを今やろうとしているわけですね。例えば、ちっちゃい子供さんが病気のときに、兄弟がい...全文を見る
○高橋(千)委員 これはまだまだ研究の段階というふうなことになるのかと思うんですが、医療で救われるのがまず目標ですけれども、しかし、さっき自分自身も言ったように、生活の支援とか家族の支援、さまざまなものがあります。そういう総合的なものを含めて、やはりきちっと移行ができるかどうかと...全文を見る
○高橋(千)委員 二枚目に資料をつけておきました。三百四十七で、居宅介護などのサービスを受けている方が、合計で三百六十。これは、数が合わないのはダブりがあるからということなんですね。  桁が違うんですよね。これしかないんですよ、実際は。百三十疾患と言われた時点でがっかりした方が...全文を見る
○高橋(千)委員 百三十も見直しをするわけですね。  ですから、骨格提言のときに、本当に、難病や慢性疾患の患者などにおいても、その心身の機能の障害があるものとして、手帳がなくても入り口で排除しない、いろいろな、専門的な知識を有する者とか医師の診断書とかを使って採用していくんだと...全文を見る
○高橋(千)委員 また続きをやらせてください。  終わります。
11月14日第185回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、四人の参考人の皆さん、貴重なお時間をいただきまして御意見をいただきましたこと、お礼を申し上げます。  早速質問に入らせていただきたいと思います。  まず平田参考人に伺いますけれども、先ほどの資料の一番最後のまとめの...全文を見る
○高橋(千)委員 今のお話は、技術的にはトップレベルのものを持っているんだけれども、しかし、全体を網羅するには、まだ長期にもかかるし、予算もかなりかかるんだというお話だったと思います。先生、今、かなり地味なとおっしゃったのは、すごく大事なことだと思って、やはり基礎的なそういう力を...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  次に、濱田参考人に伺いたいと思うんですが、コンビナートの被害について、非常に興味深く伺いました。  そこで、先生、これまでいろいろなところで書かれているもので、長周期地震動によるスロッシング被害ですとか液状化など、やはり複合的な被...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。非常に貴重な御提言だったかと思います。  確かに、企業にしてみれば、リスクを公表するということは、そのものが自分たちの営業にかかわるものでもあるので、なかなかやりにくいということがあるんだろう。だけれども、コンビナートというのはほとんど民...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  藤井参考人に伺いたいと思います。  昨年、藤井参考人が自民党の国土強靱化総合調査会に呼ばれて講演をされた。強くしなやかな国を目指してということで、膨大な本になっておりますので、拝見をいたしました。ただ、そのときに進めていた国土強靱...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  私は、きょうの先生方のお話を聞いていて、やはり、ちょっと災害対策特別委員会の枠でこの国土強靱化を議論するのは難しいかな、もう少し大きなレベルで、あるいは時間をかけて議論する必要があるかな、一つ一つ大事な問題だなと思って承りました。 ...全文を見る
11月15日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、まず、採決が提案をされておりますけれども、私は、断じてやるべきではない、このように思っております。  そもそも、昨年の三党合意が間違っているんです。野田元総理が恨み節を言ったことがありましたけれども、民主党に言わせれ...全文を見る
○高橋(千)委員 六年前の数字が直近の数字だ、そのこと自体が問題じゃないでしょうか。全く実態をつかんでいないということではないでしょうか。このことを含めて大臣に答弁いただきたいんです。  ことし五月十七日に、国連社会権規約委員会の最終見解が出されました。日本の年金に関して、「委...全文を見る
○高橋(千)委員 さっきの六年前の数字しかないじゃないかということに関しては、お答えがありませんでしたよね。  必ずおっしゃるのが、納付せずにというものです。それは去年からずっと議論してきた問題ですね。結局、このプログラム法案に盛り込まれている精神なんですよ。負担がなければ見返...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、さっき大臣がおっしゃった、さまざまやってきた法律、法律も民主党政権下でやられたわけですよね。昨年十月一日から実施された国民年金確保法案、納付期間を、追納の方ですね、二年から十年に延長しました。それによって年金給付に結びついた人はどのくらいいますか。
○高橋(千)委員 つまり、何が言いたいかというと、最低でも、まず、納付した人が前提だと言っている、それ自体が一致しないわけですけれども。しかし、その機会をどれだけ頑張っているかという話なんですよ。  追納については、三年という期限を区切ったじゃないですか。我々は、区切るなと言い...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、できることを全部やっているのかという議論をしているんです。それは、うんとお金があって後で払えばいいという一部の不心得者がいたとしても、そのためにチャンスを逃す、今はとても苦しくて払えない、そういう人たちをみすみす切り捨てるんですかということを言っている、...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、民主党の案がいいと言っているんじゃないんですよ。だけれども、自民党さんの案は百年安心のままなんでしょう。それで、その外出しをずっと続けていくんですかと言っているんです。
○高橋(千)委員 ですから、さっきから言っている、本気で低年金を解決していく、あるいは無年金を解決していくという立場に立っていないということなんですよ。国連規約委員会の勧告に真っすぐに応えて、やはり私は、最低保障年金制度をつくるべきだと思っているんです。  その一歩として、出口...全文を見る
○高橋(千)委員 書かれているのは二分の一の部分だけなわけですから、そこはとりあえず消費税で見るということは確保されていますよね。幾ら何でも、これを後に戻ることはできません。  でも、五千六百億円もプラスされるわけですよ。そうすると、そこが標的にされると言っている。つまり、前回...全文を見る
○高橋(千)委員 一言だけ言って終わりますから。  本当に、基礎年金を割るようなことは絶対やってはならないんです。一月の、社会権規約委員会の質問に対して政府答弁は、本当に、年金を受け取る資格がない高齢者とか、年金を受け取っても十分な生活水準を確保できない、そういう方が困窮する場...全文を見る
11月19日第185回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  与党案、民主案、それぞれ順序がさまざま不同になりますけれども、また、通告の順番を少し変えて質問させていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。  まず、民主党さんに伺いたいと思うんですけれども、法案の名称ですね。国民生活...全文を見る
○高橋(千)委員 やはりこれは、失礼ですけれども、定義をきちんと書くべきではないでしょうか。なぜなら、議員立法でありますので、これから、幾ら重点化ですとか編成方針ということを書いても、どこに重点を置くのかとか、どういう視点でやっていくのかという立法者の意思が入っていなければ、やは...全文を見る
○高橋(千)委員 今の三つのポイントについては、言ってみれば手続論ではないかと思うんですね。私は、脆弱性について、どういう視点、国民生活というからには視点が違うんだろうと。だから聞いているのであります。  政府のレジリエンス検討会は、脆弱性評価についてのさまざまな検討を重ねてい...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、法案にわざわざ防災、減災ということを書いたこととは趣旨が違ってくると思うんですね。それは、政府として日本再興戦略というものをもともと持っているわけですし、それを何もここでやる必要はないんじゃないか。  この間の参考人質疑の中で、おいでになられた藤井...全文を見る
○高橋(千)委員 集中した木密地域や、あるいは行政、経済の中枢機関が集中した地域であるから危険度が非常に高い、世界的に見ても高い、当然だと思います。それが一足飛びに、これまで議論されてきたように、例えば高速道路、東名高速道路ですとかリニアですとか、そういう話に結びつくんでしょうか...全文を見る
○高橋(千)委員 代替の輸送路としてリニアが必要な場合も、評価されるということが今指摘をされました。国土交通委員会で、代替性ということでそういう議論がされましたので、何も私の想像で質問したのではなくて、確認をさせていただきました。それがやはり脆弱性の評価と成長戦略を結びつけている...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、最初の予定していた質問に戻りたいんですけれども、各党が同じ質問をされました。与党案の大規模災害等の「等」とは何を指すかということと、民主案にある大規模自然災害と限定した意図は何かということを質問されておりました。  先ほど三日月提出者の方から、与党案は...全文を見る
○高橋(千)委員 また次の機会をいただきたいと思います。  終わります。
11月19日第185回国会 衆議院 本会議 第11号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律案に反対の討論を行います。(拍手)  まず、先週十五日の厚労委員会において、三野党が十分な審議を求めていたにもかかわらず、与党によって一方的に審議が打ち切られ、採決が強行さ...全文を見る
11月20日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  十二日の参考人質疑で、山梨から宮城県気仙沼市立本吉病院非常勤医師として通ってくださっている古屋聡先生が、ことしの三月で宮城県の被災者に対する医療費の免除が終了し、深刻な受診抑制が進んでいると指摘をされました。医療機関を受診するた...全文を見る
○高橋(千)委員 受けとめておりますの一言でございました。  改めて復活を求めて質問したいと思うんです。  十月二十四日の参議院の予算委員会で、我が党の小池晃議員の、国の補助を全面復活するためにはどのくらい必要かという質問がありました。それに対して、資料の一枚目、配っておりま...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、二枚目をちょっと見ていただきたいんですけれども、今、五百三億円とおっしゃいましたよね。そのうちの被災三県の分をどれだけ国がお金を出しているかというのを出してもらいました。平成二十三年度は十割なわけですよね。二十四年度は、十月から八割になっております。です...全文を見る
○高橋(千)委員 今、前段でお話しされたことなんですけれども、保険料についてはもう何回も議論したことですよね。結局、当然、所得に応じて保険料が決まっていくからとおっしゃって、それは事実なんですね。それでも高いというのが私たちの言い分ですけれども、だから、それを踏まえて、せめて窓口...全文を見る
○高橋(千)委員 これは引き続き求めていきたいし、後でもう一回お話をしたいと思うんですけれども、ちょっと続けます。  大臣に伺いたいと思うんですが、先日、福島県浪江町の津島区の行政区長さんたちがそろって私の部屋に来てくださいました。津島区というのは、きっと皆さんも記憶があると思...全文を見る
○高橋(千)委員 そういう返事が来るとは思ったんですが。ただ、昨年度も、概算要求のときには同じ文章が添えられていました。でも、それを乗り越えて同額の予算がついたわけですので、ここは本当に頑張っていただきたいと思うんです。  浪江の区長さんも、富岡の区長さんも、あるいは双葉町から...全文を見る
○高橋(千)委員 それについて、今、資料の三枚目に実はついてございます。ありがとうございます。  私は、これにずっとこだわっていて、四十四条を本当に活用せよということ言ってきました。二〇一〇年四月七日にこのことを質問しているわけですが、そのときの数字では、三年前の数字しかなかっ...全文を見る
○高橋(千)委員 基準がなくてもいいわけなんですね。条例を市町村がわざわざつくらなくてもいいということでありました。  そこで、この三基準を満たして助成措置を受けた件数、額は幾らでしょうか。
○高橋(千)委員 きのういただいた数字よりちょっとふえているのは、新しい数字を探してくださったんだと思います。きのうは三千七百万円ということをおっしゃっていましたけれども、きょうは新しい数字で、四千八百万円。  ただ、それにしたって大した額じゃないんですよね。結局、この制度を、...全文を見る
○高橋(千)委員 生保基準以下だけれども、これを広げるほどの厳しさではないとおっしゃっているんですね。とりあえず一歩かなということなんだと思うんですけれども、確かに生保を受けるときの調査に比べたら緩いとおっしゃるのかもしれませんけれども、基準は同じなわけですよね。所得が生活保護基...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁、入院が大多数だからといって、入院だけに限るというのは、意味が違うじゃないですか。少なくとも、入院の方が救われるというのは大事ですよ。だけれども、通院でも同じくらいかかっている。毎週毎週かかっている。それでも同じくらいかかっているんだったら、それも見てあ...全文を見る
○高橋(千)委員 一言、要望して終わります。  私、毎回言っているんですけれども、この減免制度というのは、例えば失業とか、所得の急激な減少に対しての制度でございます。だけれども、一旦失業して、減少して、ずっとそれが同じ状態だと対象にはならないんですよね、急激な減少じゃないので。...全文を見る
11月21日第185回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第9号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、与党提出者に伺います。  第十七条、国土強靱化基本計画の案の作成について、脆弱性の評価が肝となると思っております。そこで、民間資本の評価、リスクの公表は欠かせないと思いますけれども、どうお考えでしょうか。  これは、...全文を見る
○高橋(千)委員 言っている意味はよくわかりました。となると、計画に盛り込まれて公表される過程において、きちっと本当に民間の事業所のリスク評価がやれているのかということが結局決定的になるというふうに私は思っているんです。それで、そういう問題意識を持って質問させていただきました。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 今の御答弁は着々とという話だったのでありがたいなと思うんですが、今紹介した事業は、次はない、打ち切りだというふうに聞いていたんですけれども、そうではなくて、引き続いて頑張ってくださるということでよろしいでしょうか。
○高橋(千)委員 ぜひ頑張っていただきたい。これは、本当にまだ一部の、始まったばかりの話なんですね。やはり、コンビナートの火災事故の起こる地盤のところが、液状化のリスクというのは非常に大きい。それがどれだけ複合的な災害に広がっていくかという点で、絶対民間の事業所の協力が必要である...全文を見る
○高橋(千)委員 その公表がないから聞いているんですけれども。
○高橋(千)委員 わかりました。  いずれにしても、トラフの被害の想定にしても、早朝であるとか深夜であるとか、いろいろなパターンでシミュレーションする以外にないわけですから、当然なんですよね。だけれども、最初に言ったように、極めて公益性が高い、帰宅困難者の前提にこの鉄道というも...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今おっしゃったとおりだと思うんですね。やはり、ライフラインとインフラは本当に密接な関係があって、一つの事業所あるいは一つの自治体という枠でははかれないものであります。そういう点で、可能な限り明らかにしていきたいし、協力を求めていくとい...全文を見る
○高橋(千)委員 時間なので、一言だけ指摘をして終わります。  今、中川提出者がおっしゃったことは、何度もお話しされていますので、よくわかります。だけれども、東日本大震災の教訓は、これは消防庁の消防活動のあり方研究会報告書にも出ていますように、津波被害の特徴として、七十二時間を...全文を見る
11月22日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは質問の順番を各理事の委員の皆さんにお取り計らいいただきました。本当にありがとうございました。  早速質問させていただきます。  平成十八年の薬事法改正は、一般用医薬品の三分類と、それから登録販売者制度の導入によって、...全文を見る
○高橋(千)委員 逆に言うと、今国会において同種の規制を省令ではなくて法律で書いたとしても、別に本判決とは矛盾しない。これでいいですね。
○高橋(千)委員 聞いたことに答えていただければいいと思うんですよ。  だから、最高裁が求めているのは、別に、政省令の規制をそのまま法律にしたとしても、つまり、例えば全面禁止したとしても、それが最高裁決定違反ではないという理論上の話をしただけなわけなんです。だから、どうして今回...全文を見る
○高橋(千)委員 何か、責任の思いとかそういうのが一切伝わらないなと。今回の混乱もまさに行政の逸脱したやり方が出発点なわけですから、そこからちゃんと始まっていかなければならないなと思うし、それはこの薬事法に限らず、今私が言った問題というのは、立法のときにはほとんど議論されていなか...全文を見る
○高橋(千)委員 今議論をさせていただいたのは、よい、悪いではなくて、それは、これから議論していく法案に対しての審議をしていくわけですから、やはり、立法過程の尊重の仕方ですとか行政のあり方ということで議論させていただきましたので、そこは本当に重く受けとめるということで議論を始めて...全文を見る
○高橋(千)委員 最初におっしゃった、爆発的に売れてもらっては困るということが私大事なんだと思うんです。薬でもうけてはいけないし、もうける必要はやはりないわけですよ。そこがやはり一番大事なことではないかと。  多分、午前の部で古屋委員もお話をされたと思うんですけれども、一緒に私...全文を見る
○高橋(千)委員 あれ、もう一つ聞いたような気がするんですが。  不在率は低下をしてきている。それで、例えば義務づけられた説明の有無とか、そういう登録販売者ということを導入したことによって運用状況はどうなっているでしょうか。
○高橋(千)委員 今、ちょっとだけ説明があったと思うんですが、結局、ちゃんと陳列を一類、二類、三類と分けているかとか、名札をつけているかとか、それから、きちっと説明を求めに応じてやっているかということに対して、基本的に八割から九割ということの結果が出たんだと思うんです。ただ、それ...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、今、副作用のことでお答えをいただいたわけですが、それを聞いたわけではないんです。ただ、安全かどうかといったときに、一つの指標になるからそういうお答えようだったと思うんですけれども、ネット販売がどうなっているかということをつかんでいますかということがま...全文を見る
○高橋(千)委員 ここはしっかりやっていただきたいと思うんです。  ネット販売を安全だと言い、本当にこれを解禁してほしいと言っている三木谷氏自身でありますけれども、その後、皆さんもよく御存じのように、楽天の優勝セールで割引率偽装という問題があったわけであります。するめ十枚一万七...全文を見る
○高橋(千)委員 分けてといっても、お店の中で医薬品コーナーがありますというのとは意味が違う。私が言っているのはモールなわけですよ、ショッピングモール。その中で、いろいろなものがある中で、検索していくと医薬品のコーナーもありますよといったら、全部楽天ポイントがつくわけです。そうい...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、さっきからモールの話をしているのは、ネットの販売というのは、当然会員番号がありますよね。別に会員になったつもりはなくても、一回買うとずっとお客様番号というのがついてくるわけであります。それは、医薬品が同じサイトの中にありますと、結局、薬を買った番号も、全...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、リコメンド機能はしないということが一つお答えがありました。  高鳥政務官が、一緒に視察に行ったんですけれども、行く先々でこれを質問するんです。リコメンド機能はついていますかと言うと、何でそんなことを聞くのかなという顔を相手にされました。あり得ないというこ...全文を見る
11月22日第185回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第10号
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○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました自民、公明提案の防災・減災等に資する国土強靱化基本法案並びに自民、公明、生活三党提案の修正案に反対の討論を行います。  三・一一東日本大震災から二年八カ月、この間も甚大な災害が次々と列島を襲いました。南海トラフ...全文を見る
11月26日第185回国会 衆議院 本会議 第14号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました防災・減災等に資する国土強靱化基本法案に反対の討論を行います。(拍手)  三・一一東日本大震災から二年八カ月余が過ぎました。この間も、甚大な災害が次々と列島を襲い、南海トラフ地震、首都直下地震など、巨大地震が必ず...全文を見る
11月27日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょう、朝からの議論を、私がちょうどこれまでの議論と逆の立場で議論をすることになるのかなというような印象を受けて聞いておりました。  初めに大臣に伺いたいと思うんですが、安倍総理が、六月五日、成長戦略第三弾のスピーチにおいて、...全文を見る
○高橋(千)委員 全てと総理は言ったけれども、今回の法律は九九・八%かなと思っているわけで、三木谷氏などから、それでさえも不服である、なぜ全てではないんだということで議論がされているわけですよね。だけれども、今大臣の受けとめは、総理の言ったとおりだ、これで全てだということなんです...全文を見る
○高橋(千)委員 要指導医薬品という形で呼び方を変えたので、一般用医薬品というカテゴリーの中においては全てであると。しかし、ということは、検討されていた、まだ結論が出る前にもう方向は官邸によって決められたということをお認めになったということですよね。
○高橋(千)委員 総理がおっしゃった後に専門家がやったのはスイッチOTCの扱いについてであって、私がさっきから言っているのは、一般用医薬品のインターネット販売等の新たなルールに関する検討会は六月に取りまとめをしたわけであって、ですから、総理がしゃべるずっと前から検討していたわけで...全文を見る
○高橋(千)委員 今、最初にお話をしたお二人が何度も何度も同じ発言をされて、そして、さっき午前の部で大西委員から、厚労省が専門家会合に文書を出したんだとか、後出しじゃんけんだとかということをおっしゃったけれども、それ以前に、検討会の議論が、訴訟をこれからやろうとする原告ですよね、...全文を見る
○高橋(千)委員 そこがまず大事なんですね。  それから、結果としては、今言ったように激論が交わされたものですから両論併記になったんですけれども、一類と指定二類については今までどおり対面でという意見もあったと思いますが、いかがでしょうか。
○高橋(千)委員 そこを確認いたしまして、私は、やはりそうであってほしいということを改めて意見を言いたいなと思っております。  それで、少し具体の話に入っていきたいと思うんですけれども、一般用医薬品の販売ルール策定作業グループの報告書が出されて、インターネットを使う際にどんな対...全文を見る
○高橋(千)委員 端的におっしゃったので、もう少し具体的なことを言っていただいた方がいいかなと思うんです。  要するに、写真があれば、しかも店舗を届けていればそれでいいという話ではなくて、誰でも気軽に入れる状況ではない、そういう店舗構えではだめなのだ、見てわかる、そういう店舗で...全文を見る
○高橋(千)委員 私が言ったとおりだということでよろしいですね。  次に、そこまで実体を求めて当たり前なんですが、確認をしているんだけれども、しかし、複数サイトへの出店は制限をしていないわけです。ですから、例えば本店が一店あれば、ケンコーコムという薬局が一店あれば、届け出をして...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、リアルの店舗は一つしかないんですよ。でも、支店は、架空の支店が幾つでもできるということなんですよ。今私が言ったのは三つですけれども、通販サイトというのは幾らでもあるじゃないですか。そういうふうに、一つの店舗なんだけれども、いっぱいサイトが持てる、支店が...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、テレビ電話の設置をしても、結局、リアルな店舗に全部集中するわけでしょう。入り口はいっぱいあるんだけれども、中身は一つなわけですよ。それでどれだけの対応ができますかということを問題提起しているわけですね。必要に応じて受診勧奨というのが本当に現実に可能なん...全文を見る
○高橋(千)委員 お願いします。  検討会に楽天の副社長が出した修正案の中では、受診勧奨とまでは薬事法には書いていないんだということまで指摘をしているんですよ。そうやって、皆さんが解禁をしようとすればいろいろな規制をやろうとする、その規制が行き過ぎじゃないかということを何度も何...全文を見る
○高橋(千)委員 少なくとも店頭で薬剤師の指導のもとでガスター10を買うのであれば、三個まとめて買うということはないですよね。だから、やはりそこははっきりさせていただきたいと思うんです。それから、モールのサイトですと、今、口コミとレコメンドは禁止するとなったんですが、たくさんの広...全文を見る
○高橋(千)委員 モールの管理者は、特に薬剤師でも専門家でもないわけですよね、いわゆる普通のショッピングのサイトであるわけですから。こうした中で悪質な業者を排除するための責任をどう果たしていくのか。管理責任とかあるいは連帯責任。本当に、もちろんあってはならないと思うんですけれども...全文を見る
○高橋(千)委員 今、共犯的な責任が問えると思うという答弁をされました。とても大事だと思います。それを具体的にイメージできるように、今後整理していただきたいと思うんです。  前回の質問のときには、期待されるというふうな表現を局長はされました。つまり、ネットの管理者によって適切な...全文を見る
○高橋(千)委員 どんな薬局をイメージされていますかと大臣が言われたので、ケロちゃんがいるような身近な薬局が本当はたくさんあったんですけれども、さっきおっしゃったように、チェーンドラッグストア、量販店が進出する中でかなり淘汰されてきたのではないか、そもそもそのこと自体がどうだった...全文を見る
○高橋(千)委員 三分の二が既に評価がえをされているということです。どんどん医療用の管理された世界から一般用に移されてきて、かつ、それから三分の二がもう既に二類というふうな形の分類に変わっていっているというのが現実だ。だとすれば、何もそんなに、三年待つのは嫌だというふうに言う必要...全文を見る
○高橋(千)委員 ということは、今のは、がっちり三年を上限ということではなくて、要するに、模索はするけれども、品目によってはそうならない場合もあるということでよろしいですか。
○高橋(千)委員 聞いたことにちゃんとそのまま答えていただければいいんですが、要するに、上限ということで、がっちり三年で切るということではないということでよろしいですね。
○高橋(千)委員 例えば、季節にとらわれないとか、データが短時間でたくさん集まる、そういうもので短くなることもあり得るだろうと。ただ、場合によっては三年で切らないんだよね、柔軟にというのは、上限というから、そこで終わらせるということではないよねということを聞いたわけでありますから...全文を見る
○高橋(千)委員 柔軟にということで、一般的にという意味だったと思います。  あと、もう時間ですので、質問はしません。  私は、やはり最初に紹介したように、検討会の中の議論が、推進側の意見として、相対的にリスクが高いことだけを理由にネットを禁止して消費者の選択の幅を狭めるので...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  本法案は、一般用医薬品のインターネット販売をほぼ全面解禁するものです。ことし一月の最高裁判決を契機に、事実上ネット販売が野放し状態となっている...全文を見る
11月28日第185回国会 衆議院 本会議 第15号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、薬事法及び薬剤師法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。(拍手)  本法案は、一般用医薬品のインターネット販売を全面解禁するものです。  ことし一月の最高裁判決を契機に、事実上、ネット販売は野放し状態となっており、早く適切な規...全文を見る
11月29日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  二〇〇六年に国連総会で採択、〇七年に日本も署名した国連障害者の権利条約の批准が、いよいよ今国会で決定される見通しであります。国会ですから、何が起こるかわからないということがあるわけですが、期待をしているわけであります。  昨日...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  制度や法律をつくるときに、定義とか範囲というものが非常にいつも問題になるわけでありますが、この権利条約というのは本当に幅が広いものだと思っています。  特に、障害の定義については、障害はどういうものをいうのかという明確なものがござい...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  非常に大事なことではないかなと思っているんです。固定的なものではない、また、周りのいろいろな環境や条件が変わることによって、また障害ということの考え方も変わるのではないかということでありました。  木原政務官、どうもありがとうござ...全文を見る
○高橋(千)委員 ことし六月の障害者雇用促進法の質疑のときにも、権利条約と照らして大臣に認識を伺ったんですが、そのときに、障害者基本法の改正、総合支援法、差別解消法、雇用促進法、これで、国内法の整備によって批准のための環境は整ったというふうにおっしゃったわけですね。  私たちは...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今お答えいただいた全体の状況を、資料の二枚目につけておきました。  これは、平成十三年が下にありまして、それと比べて、例えば鉄道はどうかといったら二十だったのが五十五、乗り合いバスは八十三だったのが六百六十五、旅客船はゼロだったのが...全文を見る
○高橋(千)委員 二〇一〇年に岩手県盛岡市で、精神保健福祉家族大会、みんなねっと岩手大会というのが開催されて、この交通運賃割引問題が、全国で取り組んでいらっしゃる方たちが集まって、深められたわけなんですけれども、そのときの、岩手県のてんかん協会支部のメッセージを紹介したいなと思う...全文を見る
○高橋(千)委員 前回もそういう答弁だったわけですね。事業者が割引をすることによってほかの利用者に影響があるから、民間だから限界があるということをおっしゃった。  だけれども、そういう中でも、今紹介したように、個人のタクシーも含めて頑張っているわけですよね。そうすると、一番力が...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、一般論でなく、具体的に、やっているところとそうじゃないところがあるわけですから、個別に指導してくださったということだったと思います。  それで、ここまでのやりとりを田村大臣にも聞いていただいたわけなんですが、ぜひ認識を伺いたいと思います。  今紹介し...全文を見る
○高橋(千)委員 事業者にはいろいろ言えないと言いつつも、二障害については一〇〇%やっている。そういうことを考えれば、やはり国の決意次第なのではないか。もちろん、国土交通大臣には先頭に立っていただきたいんですが、そのための環境づくりということでは、やはり厚労大臣にイニシアを発揮し...全文を見る
12月03日第185回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今国会での復興特別委員会の質疑がきょう一日だけだということは、本当に残念であります。来年になれば、間もなく三年目を迎えるわけです。どんなときでも復興特は被災地と向き合っている、そういう委員会でありたいということで、委員長にも強く...全文を見る
○高橋(千)委員 今、大臣、与党の第三次提言のポイントをお話しされたんだと思います。できれば、認識のところでもう少し思いを伺いたかったなと思うんです。一つ一つ施策をおっしゃいますと、一つ一つそれに対して言い返さなきゃいけなくなっちゃって、そうなるととても時間がなくなってしまうので...全文を見る
○高橋(千)委員 私が質問したのは、みなし仮設住宅、要するにアパートですよね。普通の人だったらずっと住んでいるわけですよ。だから、それを復興公営住宅としてみなすということで、家賃の低減事業は復興公営住宅がやっている制度を適用する、そうすればコスト的にもかからないじゃないかと言って...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、長期間の避難の方もあるいは早期帰還の方も支援するんだというさっきからの説明をしていたはずなのに、やはり私が最初に言った早期帰還が前提なのか。その趣旨だと大臣がおっしゃったので、これまでの議論がリセットされちゃった、そういうような気がいたします。  でも、...全文を見る
○高橋(千)委員 それがなぜ、みなしではできないのかということなんです。福島では既に二百七十件、契約不更新ですか、大家さんの都合とか家賃の問題とかで次の転居先を探してくださいと言われている被災者がいるわけなんですよ。それは公営住宅だ、原則そうだといっても、建っていないんですから。...全文を見る
○高橋(千)委員 では、現場で起こっている実態をよくつかんでいただいて、対応していただきたいと思っております。原則そうだといっても、そうなっていないという実態からお話をしていますので、お願いいたしたいと思います。  それから、福島の津波避難区域は、復興交付金によって防災集団移転...全文を見る
○高橋(千)委員 今の制度が使えないのはわかった上で、大臣が最後に、ようなとおっしゃった、まさにそのとおりなんです。その趣旨を生かしてできないかということなんですね。  今回、第三次提言を受けて、中間指針第四次追補の中で、長期避難の方に対しての財物賠償、土地が少し高くても交換で...全文を見る
○高橋(千)委員 これは本当に、ここは要望にしますけれども、解除したら、戻る戻らないにかかわらず一年という提案なわけですよ。そうすると、さっき言った津島区のように、もともと計画的避難区域だったものから帰還困難区域に再編されて厳しくなっちゃった、今まで自由だったのに今さら立ち入りを...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ要望をよく検討していただきたいと思います。終わります。
12月04日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今、特定秘密保護法案をめぐる参議院での強引な運営、あるいは参議院厚労委員会で職権による委員会立てなど、不正常、混乱が続いております。この短い臨時国会に重要法案を無理やり押し込み、数の力で通そうとする与党と、慎重審議を求める世論と...全文を見る
○高橋(千)委員 実は、これは参議院で何度も大臣が答弁されているので、非常に不思議に思ったんですよね。  つまり、私、前回の国会のときも何度も聞きました。それで、やはり基本は変わっていないんだ、先ほどの議論にもありましたが、憲法二十五条の理念に基づきということも全然変わっていな...全文を見る
○高橋(千)委員 特別の事情と言ってしまえば、特別の事情とは何かとなります。それは当然、政省令でおろすわけですよね。そうすると、そうじゃない場合は特別じゃないということになっちゃうわけですよ。  だから、今の前段の説明のように、今までと変わらないというのであれば、特別な云々と入...全文を見る
○高橋(千)委員 趣旨を尊重してとしか言えないんですよ。だから、条文上どうなのかということに対しては明確な答えがなかった、このように思います。  それで、そもそも口頭云々という話は、第七条、申請保護の原則、ここで私は担保されていると思うんですね。「保護は、要保護者、その扶養義務...全文を見る
○高橋(千)委員 ちゃんと聞いたことに答えてください。  先ほども同じじゃなくて、第七条のことを聞いています。
○高橋(千)委員 そういうことなんですよ。第七条はさわっていないわけですね。  だから、申請保護の原則、口頭でも当然認められるということはここで担保されているわけですよ。だから、二十四条と分けて考えるべきなんですね。二十四条は単に申請手続について書いているだけであって、書類はこ...全文を見る
○高橋(千)委員 書類が全部整っていなければならないということではないということですね。これを確認させていただきます。  結局、北九州の餓死事件にしても、三郷、岸和田の判決にしても、申請書を手にできない、あるいは辞退をさせている。つまりは、結局、今何度も何度も答弁されている口頭...全文を見る
○高橋(千)委員 大変長い答弁でしたけれども、書かれていなくても受理するということがまず一つあったと思います。  それで、聞かれたことに答えていないんですけれども、扶養が優先だけれども要件ではないことの意味というのは、さっき私が言った意味でよろしいですね。イエスかノーかで。
○高橋(千)委員 ちょっと、何回も同じことを答えないでくださいよ。  大臣、私の言っている意味、わかりますよね。今言ったように、法律第四条には「保護に優先」ということは書かれています。だけれども、長野市に誤認だというふうに言ったその心は、なぜ前提と書いてはいけないかというときに...全文を見る
○高橋(千)委員 おさらいにこんなに時間がかかるとは思わなかったんですよね。  わざわざ長野市に誤認だと言っておきながら、なぜそれが要件ではないということがきちんと説明されていないかということが問題なわけですよ。  それで、審査に当たっての扶養照会について、さっきの続きなんで...全文を見る
○高橋(千)委員 影響を与えるものではない、最後のところは確認させていただきました。  とはいえ、可能な限りということで調査を求める、ここが今大変な世界になっているわけなんですよ。  先般も、大臣の代理として審議官に会っていただきまして、いろいろな実情を聞いていただきました。...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながらもう時間になってしまいまして、本当は、この後、稼働能力の話をしたかったんですけれども、ちょっと残念ながら時間になりました。  この参議院の辰已議員の質問の中で、大阪の、求職活動を要件としている問題が指摘をされているわけですけれども、申請の段階で、やり...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、生活保護法の一部を改正する法律案及び生活困窮者自立支援法案に反対の討論を行います。  法の目的に憲法二十五条の理念を規定した生活保護法は、今、一九五〇年制定以来の大幅改正がされようとしています。既に、生活扶助基準は、最大一〇%の引き下...全文を見る
12月06日第185回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりましたがん登録等の推進に関する法律案について、一言意見を申し述べます。  がんは、依然として死亡原因の一位を占め、国民の命と健康を守るために、国が総合的ながん対策を進めることが必要です。がん登録を法制化することは、...全文を見る