高橋千鶴子

たかはしちづこ

比例代表(東北)選出
日本共産党
当選回数7回

高橋千鶴子の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第186回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、労働者派遣法を中心に、雇用労働問題について質問したいと思います。  好循環実現国会が今国会の目玉だと言われています。一月二十四日の施政方針演説でも、企業の収益を雇用の拡大や所得の向上につなげる、それが消費の増加を通じ...全文を見る
○高橋(千)委員 もちろん、法律そのものはまだ出ておりませんので、詳細について議論するつもりではないんです。ただ、建議という形で方向は出ておりますので、それをあえてこの国会で通したい、それも二十四年に改正したばかりですのに、そういうことと好循環がどうなのかということで、あえて官房...全文を見る
○高橋(千)委員 戦後、労働者の基本的人権を明記した日本国憲法とともに、労働者供給事業は禁止された。いわゆる人貸し、そういう仕事ということの強制労働やピンはね、これをやはりもう禁止しようということで憲法とともに生まれた、そういう経過があったのではないかなと思っています。  ただ...全文を見る
○高橋(千)委員 今でも実際に起こっていることを、それ自体が問題じゃないかという認識がないんだろうな、逆にそれを法定するということを御説明しているわけですから。また、それを強化するんだともおっしゃいました。  でも、労働組合にも意見を聞くといっても、それは、聞けば、とりあえずは...全文を見る
○高橋(千)委員 その当時の議論については、後で質問しますので。  だから、今大臣がおっしゃったのは、やはり、派遣先の労働組合、ここに派遣という間接雇用の問題点があるんですよ。常用雇用の置きかえになっている派遣労働者の立場に立って物を言う、そこができないじゃないかということを指...全文を見る
○高橋(千)委員 順々に聞いているのに、余り一遍に言わないでいただきたいと思うのね。  結局、今言ったのは派遣元の話なんですよ。そんなにお人よしの派遣元がありますか。派遣契約を切られてもずっと、無期雇用だといって抱えていて、キャリアアップの訓練までさせてあげて、そんなことをやる...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、派遣は派遣のままで、それでも安定を図っていけばというお話だったと思うんですね。それがどういう意味なのかということを少し議論したいと思うんですね。  期間工、派遣社員の賃金は、日産の場合では大体年収で三百万円程度なんだ、こういうふうに言っているんです。だけ...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、環境整備ということで、二十四年の改正で唯一残ったのが、資料の二枚目、労働契約申し込みみなし制度なわけであります。これは、野党だった自公修正によって、登録型派遣、製造業派遣の原則禁止が削除されたわけですよね。それで、この労働契約申し込み制度が残った。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、そこは確認しました。  ただ、大臣は、二〇一二年の、二十四年の改正のときは修正案の提出者だったわけですよね。厚労委員会の中でこのことを聞かれています。それで、答えています。  この労働契約申し込みみなし規定というのは、やはり、採用の自由でありますとか、...全文を見る
○高橋(千)委員 まずは確認をしました。ちょっと心の中にいろいろな思いがあるような気がいたしましたけれども。  ただ、この点線の中身を見ますと、今言ったように、許可業種しかだめになった。これは私、質問で何度もやったんです、許可制にしなさいと。そうなったとか、そういうことを言うと...全文を見る
○高橋(千)委員 さっき私が言ったことを少し訂正しますけれども、ごめんなさい、マツダのものはまだ係争中なので、まだ戻ってはいないのです。ただ、それを本当に生かしてほしいということを改めて言いたいなと思っています。  やはり、せっかく今大臣が派遣労働者の保護ということを何度も言っ...全文を見る
02月21日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、十四日の予算委員会に続いて、派遣法改正について、少し積み残しがありましたので、質問させていただきたいと思います。きょう、三十分でも足りないんですけれども、お願いをしたいと思います。  まず、前回はちょっと期間制限に絞...全文を見る
○高橋(千)委員 今の大臣の答弁、ちょっと驚いたんですが。というのは、オブザーバー参加をした派遣業界の皆さんがそういう趣旨のことをおっしゃっているんですよね。  これは、例えば昨年十月十日の労働力需給制度部会なんかでは、業界のオブザーバーが、二十六業務は極めて厳格で、割合も規制...全文を見る
○高橋(千)委員 二十六業務、そのまま残せなどということは言っていなくて、もっと厳密に、限定的に絞るべきだという趣旨でお話をしていました。  これは当然時代によって変わってきたということは、議論をされていたわけですよね。ファイリングだとか、かつてはタイプライターが貴重な時代だっ...全文を見る
○高橋(千)委員 それで、もともと専門二十六業務というのは、期間制限はないかわりに、三年を超えて新たに労働者を雇い入れる場合は、優先雇用申し込み義務がありました。これを二〇一二年改正で削除してしまったわけですね。もともとこれは、専門業務というのは雇用が安定しているからだという理由...全文を見る
○高橋(千)委員 話をごっちゃにしちゃだめなんです。  有期なら不安定とおっしゃいましたけれども、優先雇用申し込み義務というのは、同じ職場で同じ仕事をしていて、正社員を雇うんだったらこの人が先でしょうという意味ですよ。でも、その人が、私、嫌よと言ったら、それを無理やりやれという...全文を見る
○高橋(千)委員 そういうのはわかっていて聞いているんですよ。自覚していただきたかったから。  廣瀬さんの申告によって、違法派遣、一定は是正されたわけです。だけれども、彼女自身は職場に戻ることができずに、以来、丸四年間闘っています。その間、なかなかその相手との関係は不調なんです...全文を見る
○高橋(千)委員 間違いなくこれは違法派遣の実態でありますから、裁判所自体が認めているし、労働局が指導しているわけですから。そこに労働局が、いや、だけれども、だめよという話ではないと思うので、やはり、これは前向きに議論をしていただきたいなと思うんですね。  このみなしの問題は、...全文を見る
○高橋(千)委員 明確に違うということをまず御説明いただいたと思います。  派遣労働者の六四%が常用雇用なわけですけれども、そのうち正社員というのは一五・二%で、それでも無期雇用というのは六・四%にすぎない、こういう実態なわけですね。だから、反復しているのを見て、常用雇用だから...全文を見る
○高橋(千)委員 当面は終了のみをもって解雇はしないと。だから、かなりハードルが高いぞということが、我々にしてみればかなり全面解禁のような法案だなと思っているんだけれども、派遣会社の方はむしろそれがまだきつい、厳しいという意見が出ているという中でのことなのかなと思っています。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣の気持ちを聞いたんですけれども、ないとおっしゃる。はい、どうぞ。
○高橋(千)委員 規制改革会議の議論というのは、何で常用代替防止という概念をやめろと言っているかというと、これはカテゴリーが違うんだという話をして、正社員の保護と期間の問題は違うんだという話を一つしているのと、諸外国ではそういう考え方というのがもうないじゃないか、EUなんかでは、...全文を見る
○高橋(千)委員 均等待遇に踏み込みたいということは確認をしてよろしいんでしょうか。
○高橋(千)委員 この均等待遇というのは、確かに技術的な難しさということを多分おっしゃっているんだと思うんですね。  パートタイムの問題でもずっと議論してきたじゃないですか。さっきから大臣は、派遣の話をすると、いやいや、派遣だけじゃない、期間社員だっているんだという話をしますよ...全文を見る
○高橋(千)委員 終わりますが、一言だけ言わせてください、ちょっと大臣の答弁で。  今大臣、また賃金の話をした。予算委員会のときに、派遣の方が契約よりも賃金が高いという話をしたでしょう。でも、午前中に自分でそれを否定したじゃないですか。期間社員は、要するに、短時間労働者もいっぱ...全文を見る
02月24日第186回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  二月十四日からの関東甲信地方を中心とした大雪で、九県二十四名の方が犠牲になりました。また、それ以前の今冬の大雪という点では、秋田十四人を初め、全国十三都道県で四十九名が犠牲になられております。  この場をおかりしまして、心から...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、防災大臣に具体の話をしたいと思うんです。  非常に大部な報告書ですけれども、私が非常にその中で興味深く読んだ部分をパネルにさせていただきました。資料の三枚目にもついてございます。これは、立ち往生したドライバーに対する調査なんです。  それで、ドライバ...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ生かしていただきたいと思います。  昨年、この北海道の調査を踏まえて、災害対策特別委員会の理事懇の場で、やはり、出た人がちょっと不用意だったのではないかみたいな意見が政府から出たんですよ。私はそのことが非常にあるものですから、改めて、こういう痛切な教訓を踏...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いします。  また、要望しておりました小型の除雪機など、やはり集落で備えていくということは、これまでもずっと、私も青森の出身ですので、要望してきたことで、拡充もしてきたんですけれども、今回改めて、こういう地域にも備えておくということはやはり考えてい...全文を見る
○高橋(千)委員 絶好の機会ということが、発信に力が入って被災地が後景に追いやられるようなことがないように、重ねてお願いをしたいと思います。  そこで、復興事業において、午前の部でも少し、委員から複数指摘があったわけですけれども、土地収用の手続に時間がかかる、例えば陸前高田市で...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、特区法の意見書措置というのを今提案したんです。  なぜ同じ答弁をされるのか。また、くどくどと制度の説明をしなくても、もういいです、時間が大分食われてしまいましたので。そういうことを全部踏まえた上で議論をしています。  迅速化のために人の配置ということ...全文を見る
○高橋(千)委員 実際の状況を勘案してというお言葉、しっかり受けとめたい。現実にやっていただきたいと思うんですね。いち早く帰村宣言をした川内村、これは、やはり帰村宣言をすることによって除染などが進むだろうという思いがあったわけですね。それが、現実はなかなか追いついていないんだとい...全文を見る
○高橋(千)委員 あとは要望にします。  先ほど紹介した、大雪の調査で行った宮城県の丸森町というところは、北の方で、外周の八割が実は福島県に接しているわけですね。その筆甫地区というところは、高線量で大変話題になった地域であります。ここで本当に、最初は毎時一マイクロシーベルトの線...全文を見る
02月25日第186回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  昨日の予算委員会に続きまして、大雪問題で質問させていただきます。御苦労さまです。  十四日からの大雪という点では、既に十日以上たっているにもかかわらず、最大六千戸だった孤立集落、かなり減ったとはいえ、まだ残っております。本当に...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  実は、十八日に災害対策委員会の理事懇談会があった際に、宮城県の丸森町、きのうもちょっと紹介をしましたけれども、孤立集落の中にはカウントされておりませんで、もう十八日には解消されたと。だけれども、十八日に私自身が受け取った町からの資料...全文を見る
○高橋(千)委員 二月二十一日の第七報で、災害救助法の適用についてということがホームページでも紹介をされています。やはり、災害救助法施行令第一条第一項第四号適用ということで、孤立するおそれがあるというふうな場合に適用されて、孤立集落あるいは孤立状態のところが優先的になったと思うん...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いいたします。  次に、総務省に来ていただいているんですけれども、今回、二月十四日からの大雪だけではなくて、今冬の大雪という点でも非常に犠牲者が多かった。特に、屋根の雪おろしの事故などが大きかったわけなんですね。これは、本当に、高齢者が多いから危険...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いいたします。  あわせて、豪雪の冬に欠かせないのがストーブなんですけれども、今冬は、灯油の全国平均価格が、エネ庁調べで十八リットル当たり千八百七十九円、十年前の八百十六円と比べると千円以上も高くなっているわけです。  〇七年に全国的な福祉灯油の...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  三月分には間に合うのかなというふうな答弁だったのかと思っております。  それで、福祉灯油について、〇七年、私自身が取り組んだので非常に記憶が鮮明なんですけれども、せっかく全国に広がって、また総務省も支援してくれると決まったときに、自...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  これは、〇七年のときは、ちょっとそうやってこういう場で議論をする時間がなかったものですから、年末で委員会がもう全部なくなっちゃったときだったので。宣伝はしたんだけれども、なかなか踏み切ってくれない、最後まで生活保護世帯は省くというふ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。確認をしました。  それで、新聞報道では、被災農業者向け経営体育成支援事業について、最大で三割ということが随分言われているんだけれども、しかし、これは市町村の補助があった場合に対象になるということと、逆に言うと、事業費の三割ですので、市...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  例えば、福島県などは農業被害が四億円というふうにきょう報じられておるんですけれども、須賀川のイチゴ農家などが、原発事故の直後に、つくってもやはり買ってもらえない、そういう中で苦労して、ようやく買ってもらえるようなところに来た、そういう...全文を見る
○高橋(千)委員 東日本大震災で、水産業がここまでクローズアップされたというのは余りなかったことではなかったかなと思うんですね。  漁業ではないんだよ、一体なんだよということで水産業なんだということを言われたし、やはり沿岸部ですので、まさに漁業が主力の産業である。ですから、ここ...全文を見る
○高橋(千)委員 では、終わります。
02月25日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。昨日の予算委員会に続いて、根本復興大臣に質問をしたいと思います。  一月に陸前高田市に行ったときに、被災者の皆さんが言っていたのは、仮設住宅があいているところがあって、Uターンしてくる息子さんを住まわせられないか、これを問い合わせし...全文を見る
○高橋(千)委員 それぞれの県でということですので、最初は、通知のような形で出されたのかなと思ったら、そうではないわけですよね。だけれども、今のお答えは、岩手県だけではなく、福島であろうと宮城であろうとそれは対応するということでよろしいですね。
○高橋(千)委員 これは本当に悩ましい問題で、仮設住宅、それは長く住まない方が絶対いいですよ、劣悪な環境ですからね。  でも、今、復興公営住宅、頑張っているけれども、まだ半分まで着工できていない、五百数十という事態なわけですから。そういう中で、せっかく家族を呼び戻して、ここに、...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いしたいと思います。  それで、きょうは国土交通省にも質問したいと思うんですが、復興公営住宅について、これも自治体のいろいろな基準を設けている中で、家賃のこととかいろいろ不安を持っているわけなんですね。  そのときに、滞納問題。ある自治体において...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと回りくどいというか、わかりにくかったと思うんですけれども、条件ではないということが答弁だったかなと思っているんです。  特に、今回は被災者ですから、ようやっと公営住宅に入れる、新しい生活の一歩を踏み込むというときに、いやいや、家賃が払えないからもう仮設...全文を見る
○高橋(千)委員 今の、一般論としては可能である、ただ、いろいろな条件があるというお答えだったと思うんです。  実は、根本大臣、この質問は、私、以前、大臣に対して質問したことがあったと思います。公営住宅をみなし公営住宅として、今アパートを借り上げている人たちに対応できないかと。...全文を見る
○高橋(千)委員 それぞれの自治体で判断ができるように、これは国としても、それはありなんだということをメッセージとして出していくことが必要なんだ。だから、頭から、今せっかくアパートに入ったんだったら家賃補助しますよと言えと言っているわけじゃないんですよ。だって、追い出されるかもし...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしいと思います。やはり、八十とか、一定の高齢になって、五年先の復興を待てないから避難した先で公営住宅に入りたいんだという要望だってあります。だけれども、それだったら復興の妨げになるんじゃないかという議論も逆にあるんですよ。  そうじゃないだろうと。やはり被...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。また、続きをやりたいと思います。  終わります。
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○高橋(千)分科員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、新藤総務大臣に初めて質問をいたします。よろしくお願いをいたします。  東日本大震災と原発事故から間もなく三年目を迎えようとしております。  私も東北ですので、震災翌日、岩手県庁の対策本部に激励に行ってから、ずっと...全文を見る
○高橋(千)分科員 関連死ということが、その後も随分議論になっております。きょうは、きのうのきょうですので、数字が出てくるとは思っておらなかったんです。ぜひ、このことに注目していってみていただけるかということで、一点だけお約束いただけるでしょうか。
○高橋(千)分科員 ありがとうございます。  今いただいた数字について、資料の一枚目に国家公務員、それから、二枚目に地方の数字をつけておきました。  今、労災認定という形でしかわかる数字がないということですので、もしかしたらもっとあるかもしれないわけですけれども、二百八十人を...全文を見る
○高橋(千)分科員 同様の趣旨で、公務災害についてはどのような便宜を図られたのか、伺います。
○高橋(千)分科員 次に、特殊公務災害という分類がありますけれども、これはどのような概念なのか、また、今回の大震災で、特殊公務災害は、どのように扱われて、認定数がどのようになったのか、伺います。
○高橋(千)分科員 今、三十九件と最後に数字をいただいたのは、私、資料の二枚目につけておいたものよりも数字がふえているということで理解してよろしいのかなと思っています。  今読んでいただいた地方公務員の特殊公務災害等の関連条文、これは資料の一枚目につけておいたんですけれども、「...全文を見る
○高橋(千)分科員 応急従事職員ということで、政令に書いてあると説明があったと思います。そのことが争いになっている事例でございます、これからお話しするのは。  仙台市で特殊公務労災を申請して、今中央基金で再審査を行っている大友純平さんという方の御両親がいらっしゃいます。これは、...全文を見る
○高橋(千)分科員 個別で聞きますと、どうしてもそういう答えになってしまうんだと思うんですね。  昭和四十七年の、特殊公務災害についての国会答弁がございます。  目の前の学校に火災がある、あるいは洪水時に子供が川に落ちたというのを目撃した場合、人情としては、公務員であろうと一...全文を見る
○高橋(千)分科員 今、特殊公務災害とは何たるやということを、そのものずばりを変えなくても、今言った現場の判断、そして、本当に命をかけて頑張った方たちを考慮するということを政府の意思として示すだけでいいんじゃないか、私は、今、そのことを聞いています。現実に、それで宮城県支部では却...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございます。  個別案件ですので、これ以上は申しません。  きょう、実は御両親が上京しておりまして、中央基金の審査会の方での意見陳述となっております。本当に、今おっしゃってくださったような判断が出ることを望みたいと思っています。  私は、実は、...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございます。  大概はやむを得ない事情だと思いますので、ぜひそこで対応していただきたいと思います。  その質問の中で、もう一つ取り上げたことがあったんです。  収支の状況、労災の認定状況に、要するに、たくさん認定すればということが当然リンクする...全文を見る
○高橋(千)分科員 そうなんですね。今回は算定の土台にしないというお答えでありました。  当たり前だと思うんですね。最初にこの数字も出していただいたけれども、たくさん犠牲があった、たくさん犠牲があったから大変支払いがふえたじゃないかといってメリット制がきいてしまって負担金がふえ...全文を見る
○高橋(千)分科員 時間なので、要望にとどめます。  地方からの要請があったというのは、当時も答弁がありました。やはりそれは、負担金が高いから、大変だからということなんだと思うんですよね。  防止策、防止のためと、大変結構なことですよ。メンタルヘルス対策をやっているのも知って...全文を見る
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○高橋(千)分科員 日本共産党の高橋千鶴子です。  太田大臣、きょうは一日、御苦労さまでございます。  きょうは、首都圏新都市鉄道、つくばエクスプレスについて質問をさせていただきます。  同鉄道は、一都三県などを株主として、平成十七年、二〇〇五年に開業し、秋葉原—つくば間五...全文を見る
○高橋(千)分科員 つくば市議会の意見書の中では、「東京でオリンピックが開催されることが決定したため、国際都市東京の構築に向けた動きが活発化し、都心直結線も東京オリンピックの開催に合わせて整備されることも想定されます。」このように書いているんですね。しかし、これは少し勇み足ではな...全文を見る
○高橋(千)分科員 そこを確認するだけで、この場はよろしかったんです。  つくばから羽田あるいは成田までということで、東京オリンピックに大変効果的だということが言われているんですけれども、現実には、そこのアクセスのところは十数年かかるであろう、さまざまな調査も必要だということを...全文を見る
○高橋(千)分科員 大臣に伺いたいと思います。  今の報告の中にあった鉄道安全委員会のことは承知をしています。  同時に、保安監査という形で運輸局がやる指導もあるわけですけれども、関東運輸局の保安監査で指摘された事案が、昨年七月十一日、柏の葉キャンパス駅、二十二時三十分、ホー...全文を見る
○高橋(千)分科員 大変力強い御答弁だったと思います。  それで、つくばエクスプレスは、実はあの大雪の中でも、最高速度百三十キロで走っておりました。オーバーラン百メートルという報告がありますけれども、車体を全部合わせると百二十メートル、その分を数えると、実際は三倍くらいのオーバ...全文を見る
○高橋(千)分科員 適切な休憩時間はもっと具体的に検討するべきだと思うんですね。与えないことができる、それは仕方がない特性ですよ。だけれども、そのかわりに、どうやって労働者が元気に安全にやれるのかということをちゃんと考えなくてはいけないと思うんですね。  ILO百五十三号の条約...全文を見る
○高橋(千)分科員 時間がないのに同じ答弁しないでくださいよ。聞いたことにちゃんと答えてください。  それで、適切な休憩ということがとれていなきゃいけない。だけれども、それも労基法の中ではちゃんと三六協定とかいろいろあるわけですよね。  この中では、ここの会社の三六協定を見ま...全文を見る
○高橋(千)分科員 不十分ですけれども、人員の問題ですとか、お認めになった問題、そうした実態と実際の届け出がどうなっているのか、これは具体的な調査をお願いしたいと思います。資料は、既に厚労省に出しております。  そうした中で、安全にかかわる問題も多数生まれています。居眠り運転が...全文を見る
○高橋(千)分科員 安全統括管理者が国交省じゃないから、そういう答弁は全然話にならないと思うんですね。  だから、ノウハウが必要なんだ。逆に言うと、そこの中で国交省が直接指導できるんじゃないんですか。それで、そういう問題が起こらないのであれば私はいいと思いますよ。そうじゃないか...全文を見る
○高橋(千)分科員 せっかく、我々から言わせるとブラック調査、これをしっかり厚労省がやってくれたんですから、まさにそれに該当するような事態なんだということに対しては受けとめて、今、個別にどうのとは言えないでしょうから、期待をしたい、このように思います。  最後に、大臣に伺います...全文を見る
○高橋(千)分科員 終わります。ありがとうございました。
03月07日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは一般質疑ということで、二つテーマをやりたいと思います。  最初は、ちょっと順序を変えまして、今の質疑が続いておりますので、私は少し角度を変えて質問したいかなと思っております。  先ほど来、昨日の朝日新聞の記事、高齢・...全文を見る
○高橋(千)委員 要するに、訓練自体は民間企業に委託するわけですよね。その委託先が適正かどうかというのを、審査という表現は違うんですかね、見るということとサポートをするというわけですから、私は、これは非常に公的なものだと思うんです。そこはちゃんと区別をしないと、民間企業に門戸を閉...全文を見る
○高橋(千)委員 満たしているという答弁だったのには、ちょっと正直驚いたなと思うんですけれども。機構がどうやって利益を出していくのかなと。だったら、そこはやはり問題じゃないのという、さっきの基金の議論になっていくのかなと思うんです。  やはり業務の内容が公的なものではないか、オ...全文を見る
○高橋(千)委員 門戸を開いていることを全否定していないことを前提で議論していますから、そこで、大臣がお認めになった公的性というところをどう担保するかという議論をしていきたいと思います。それは今後の、雇用保険法の議論もございますので、きょうはそこにとどめたいと思います。  次に...全文を見る
○高橋(千)委員 最後の結論をおっしゃって、パブコメを踏まえてということでありましたけれども、もう少し今のところを議論していきたいと思うんです。  なぜ、「して行う」にしたかということについては正確な答弁がなかったかなと思うんですけれども、昨年十二月四日の質疑のときに私は、五月...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、既に十二月に法律が通った以降、ホームページの書きぶりが変わっていないとか、逆に窓口は厳しくなったとか、さまざまなことが指摘をされているわけです。そして、実際に、保護の窓口がかなり人員的にも厳しい、一人が持つケースが非常に多いとかいうことは、これまでも指摘...全文を見る
○高橋(千)委員 大いに意見を出してもらえれば、大臣は尊重してくれるなということを今考えました。  もう一点確認をしたいと思うんですが、扶養義務者に対する通知の問題。  これは、通知とそれから報告の求めについても、同じような書きぶりになっております。つまり、当該通知を行うこと...全文を見る
○高橋(千)委員 今後の取り組みをしっかり見ていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
03月12日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、まず、法案に入る前に、若干労働問題で質問をしたいと思います。  二月二十六日、予算委員会の第八分科会で、私はつくばエクスプレスの問題を質問いたしました。簡単に経緯を話しますと、首都圏新都市鉄道、つくばエクスプレスは、...全文を見る
○高橋(千)委員 質問から二週間たったわけですけれども、その間も既に事故が起こっておりまして、守谷駅からみらい平駅間で、これはもうプレス発表もされておりますが、直流電化から交流電化という切りかえができなくて走れなくなっちゃって、それを後部運転台を使用して徐行運転。これはどういうこ...全文を見る
○高橋(千)委員 今の解釈について、法的な位置づけというんでしょうか、どの程度の力を持っていますか。
○高橋(千)委員 この問題は、この会社にかかわらず、医療や介護の現場などでも本当に徹底されなければならないという問題意識を持っているんですね。  ただ、本当に今起こっている事態は、まさに今せっかくおっしゃっていただいた、終日休まなきゃだめなんですよ、泊まり明けで、その日一日休ん...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  厚労省には資料も届けてありますので、ぜひ踏み込んで調査をしていただきたい、このように思います。  今月三日の北陸自動車道サービスエリアでの夜行バスの事故について、その後いろいろ調査が出ていて、人手不足であるとか、やはり十一日間連続勤...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  この問題は、事故が三倍にもなっているとか、いろいろな報道もございますし、引き続いて、また、まとまって議論の機会があればいいなと思っております。  次に、雇用保険の法案について質問したいと思います。  今回の法案の大きな目玉が、育児...全文を見る
○高橋(千)委員 まさか最後に、ぎりぎりセーフだという、トリックですみたいな話になるとはちょっと思ってもみなかったんですけれども。私は、もともと提案をした方ですので、歓迎をしているという立場でお話をしています。  ただ、問題は、結局、失業給付との比較でどうのという議論をしたとき...全文を見る
○高橋(千)委員 今、最後におっしゃったように、今後のあり方について検討すべきということが報告書の結論でありますので、ゼロ回答ではないということだったと思うんですね。きょう全部は議論できないと思うんですが、さまざまな制度を検討して、会計がどうなのかという議論をいろいろされます。だ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  法律事項ではないけれども、運用で見直しをするという答弁だったと思います。  十月八日の雇用保険部会で、労働者側の委員から、「「ブラック企業」と言われて、長時間残業を強いられるような会社や、組織的なパワハラを繰り返しているような企業な...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  その上で指摘をされているわけですけれども、実際には、もともとは区別がなかったわけですよね。百十九カ月保険料を払ったけれども、受給は三カ月だ、そういう実態。格差をつけるには余りにも厳し過ぎるじゃないか、そういう意見も出されているわけです...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、実際にどのような運用がされていくだろうか。手当が出るから再就職したいよというので、そこで早期に結びつけばいいんですけれども、実態がそぐわないということがあるわけですよね。  今回は、前の給料と再就職してからの給料の差額の一部を補填するというふうなことも...全文を見る
○高橋(千)委員 この問いをしたわけは、次の質問でまた続きをやりたいと思います。  終わります。
03月12日第186回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  私も、五日の山梨への委員派遣に参加をさせていただきました。今回の関東甲信を中心とした大雪は、観測史上初など、雪の降らない地域での降雪でもあり、特例的な対応が求められていたと思いますし、各委員会でもかなりの委員の皆さんが発言をされ...全文を見る
○高橋(千)委員 今補足していただいたように、県道についても調査を行っているということです。これまでの臨時特例措置は、連続して発動はしているんだけれども市町村道に限られていたということで、その点は非常に大事なことかなと思いますので、早期の決断をお願いしたい、このように思っています...全文を見る
○高橋(千)委員 新たな補助の仕組みを考えたという答弁でありました。  二十五年度の降雪状況を見ますと、やはり雪寒地域ということの比較ですので、過去五年間を見ると、現時点では下回っている。過去五年間で見ても、かなり積雪深が深かったということとの関係では、まだ現時点では下回ってい...全文を見る
○高橋(千)委員 今お話の中にあるのかなと思ったんですが、市町村道が一・六五倍ということで、一番延びたのかなと思っております。それは、今説明の中にあった、雪の深さと寒さ、それプラス交通事情ということがあったと思うんですね。そこで、県道に比べると市町村道がやはり適用割合が少なかった...全文を見る
○高橋(千)委員 これだと予算委員会でやりとりしたのと同じなんですよね。別に山梨のようなふだん雪が降らない県が全部ロータリー車を備えろなんて、そういう質問をしているんじゃないんです。最初に言ったように小型の除雪機とかそういう、地域によってふさわしいものというのはあるだろう、雪国の...全文を見る
○高橋(千)委員 ここはぜひ提案として持ち帰っていただきたいと思います。だって、実際に、それぞれの家庭がちり取り一つしか、除雪の道具さえないというのが実態なわけでしょう。そこにいきなり大型のブルドーザーを買えとか言っている議論じゃないんですよ、聞いていただければわかるように。雪国...全文を見る
○高橋(千)委員 今、教育委員会から聞き取りをして把握をしているという答弁でありました。きのうの夜はそういうものがないという答弁でしたので、急遽聞いていただいたのかなと思うんですけれども、これはしっかりとまとめていただきたいと思うんですね。  一律にしないということが大事なんで...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  さまざまなマニュアルや手順を決めるということに今取り組んでいるということだったと思うんですね。ただ、取り組みの途上で予想をはるかに超える大きな被害だったということでは、本当に反省すべきこと、教訓とすべきことがまだまだあったのではないか...全文を見る
○高橋(千)委員 今、立地条件のことをおっしゃったと思うんですけれども、立地条件のことは後でお話ししますけれども、そもそも、単なる箱ではなく、学校というのはやはり教育の場である、そこに着目してどうなのかということ、実は私の質問の趣旨はそういうことだったんですね。  改正災害対策...全文を見る
○高橋(千)委員 今どういうことが起こっているかというと、大臣に答弁を求めたつもりだったんですけれども、ちょっと答弁がなくて、それで西川先生が次の問いに関連する答弁だったのかなと思っています。  それで、ちょっと整理をしますと、今とても大事なことをおっしゃってくださったと思うん...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、手当も確実に払っていただきたいんですが、体制をきちっととっていただいて、例えば現業職員の法定化がされていないとか、さまざまな問題がございます。そこの体制をしっかりやっていただきたいということをお願いしたいと思うし、もう先生方、今、大きな災害にまた見舞われ...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。
03月14日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  時間に協力します。  雇用保険法第十五条には、「雇用保険の国庫負担については、引き続き検討を行い、できるだけ速やかに、安定した財源を確保した上で附則第十三条に規定する国庫負担に関する暫定措置を廃止するもの」とあります。  し...全文を見る
○高橋(千)委員 本則復帰に向けてということで確認をさせていただきたいと思います。  局長でいいんですけれども、イエスかノーかだけでいいんです。  二十一年、〇九年の改正の際に、民主党政権でしたけれども、二〇一一年度には法律上も本則に復帰できるように努めるということで、そのた...全文を見る
○高橋(千)委員 非常に残念な話なんですよね。やはりあのときにも、本当に戻すということで頑張っていくのかということが確認をされたわけですが、結果として三千五百億円が溶け込んでしまっている。それだけのお金があれば、もっといろいろなことができたのにねということが指摘される。また同時に...全文を見る
○高橋(千)委員 今のお答えは、多分、極端に本当の逆転ではないという意味だと思うんですね。やはりいろいろあっても、雇用の維持のための雇調金と、労働移動ですから結局は失業と同じことなんですから、それは全く趣旨が違うわけですので、雇調金の存在自体はやはり大事だということが確認できたか...全文を見る
○高橋(千)委員 ここは、次の質問もしたいので、意見にとどめます。  今回、派遣法改正で、許可制に統一するということがあるわけですよね。派遣会社の再編、淘汰は進むだろう。しかし、それは、大手の人材ビジネス業界にとっては、逆に、違法派遣を繰り返すようなところは淘汰されても、むしろ...全文を見る
○高橋(千)委員 確認ができました。ありがとうございます。  それで、雇用保険法改正案の中で、今のものとちょうど裏表の関係になると思うんですが、学び直し、中長期的なキャリア形成支援措置について出されたものですけれども、雇用保険部会では、労働者側も使用者側も、双方から意見があった...全文を見る
○高橋(千)委員 これは教育訓練給付の関係なので、雇用保険部会と職業能力開発分科会でそれぞれ議論をしたわけですよね。  それで、職業能力開発分科会の報告書では、「現行の教育訓練給付と比較して高額かつ長期間の給付となることを踏まえ、原則として現行の教育訓練給付の対象となる講座のう...全文を見る
○高橋(千)委員 要するに、訓練がいろいろあって、本当にいいんだろうかということがすごく議論された中で、また新たなものが出てきた。しかも、これは日本再興戦略の中で位置づけられたからと。その中には労働の代表が入っていませんよね、そういう指摘もされる中で出てきたものなんですよね。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました雇用保険法の一部を改正する法律案に対し、雇用保険制度が担う役割を一層拡充させる必要があるとの立場から一言申し上げます。  本法律案は、育児休業給付の給付率の引き上げや個別延長給付の暫定措置の延長など、必要な措置...全文を見る
03月26日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず最初に、午前から大分取り上げられておりましたけれども、ベビーシッターのマッチングサイトを利用した事件について質問したいと思います。  そもそも、この事件をベビーシッターの事件と呼ぶのがふさわしいのかどうかということもありま...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど来の議論の中で、四月の半ばに調査の結果が出てくるみたいな議論があったと思うんですが、まず、そこは違うと思うんですね。  これは二十四日に厚労省が自治体に向けて発出した調査ですけれども、認可外保育施設その他の子供を預かる施設、事業に関する調査、これを依頼し...全文を見る
○高橋(千)委員 聞いたことに答えていないと思うんですが。  周知方法をネットにやるんでしょうということを言っているんですから、詳しくそこを説明してくださる必要はないわけであります。ただ、そういう関係者との窓口についてはやってくださるということだと思って、続けていきたいと思うん...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、次の質問の前に、一言今の関連で聞きますけれども、保育士または同等といった場合に、単純に研修を一定受けたからいいよということではなくて、例えば看護師さんですとか福祉士ですとか、さまざまな関係の資格というものがあるんですけれども、そういうことを意味しているのか...全文を見る
○高橋(千)委員 限るものではありませんと言われちゃうと、逆に、資格はないけれどもやってもらうのに当たって、どう質を担保するのかという問題が出てくるわけですよね。  また、今おっしゃったのは、誰でも受けられるという意味ではないのだ、障害とか一人親の夜間の対応とか、どうしても一般...全文を見る
○高橋(千)委員 二月二十八日の読売新聞の「論点」という欄に、元国立保健医療科学院生涯保健部長の田中哲郎氏が登場して、このようなことを述べておられました。  横浜方式と呼ばれる待機児童解消策に触れて、「こうした取り組みを進めるにあたっては、子どもの安全や保育の質について専門的見...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、きょうはあとは意見にとどめますけれども、そもそもこの仕組みが、増税を財源にすると決めてしまったこと、そこが非常に窮屈な原因なわけですよね。まして、今議題にしている三千億円というのは、法律をつくった時点で財源を決めてこなかった。その弱さが今あって、大臣は、一...全文を見る
○高橋(千)委員 八条にまずこの原則が、広く全ての短時間労働者が、しかも、今政務官がおっしゃられたように、均等待遇を目指していく、ここが明記されたということは非常に重要だと思います。いろいろ不十分なものが後にあったとしても、まずここに原則をうたっているんだよということで頑張ってい...全文を見る
○高橋(千)委員 約半数が改善をしたということで、一定の成果。最初に法律をつくったときは六割を超えていましたので、そのときの衝撃に比べると微々たるものではあるけれども、一定の成果。  ただ、今おっしゃった、同じパートタイム労働者総合実態調査によれば、パートと職務などが同じ正社員...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、最初に言ったように、正社員の賃金をパートに合わせた、そういうこともあるわけですよ。やはりそれは、数字として一定のパーセントがあるほどの実態がある、そこは現実にちゃんと認めていただきたいと思っております。  その上で、やはり雇用均等分科会の中でも労働者...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、九条の同視すべき短時間労働者について、「当該事業主との雇用関係が終了するまでの全期間において、」この一文が残ったのはなぜでしょうか。一方では無期を消しておいて、一方では全期間という。  そうすると、当時の議論は、いっときを切り分けて比較をすると、簡...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、範囲内、それは当たり前なんですよ。有期の範囲内だけれども、全期間でしょう、雇用が終了するまでと。それだとかなりハードルが高いと言っているんですよ。  前回の平成十九年四月にここで私が質問したときに、全期間がやはりありました、当時の法案にも。そのときに...全文を見る
○高橋(千)委員 わかりました。未定であってもね。ですから、結局、一定の、今の実態を見てということになると思うんです、今の答弁は。  それで、パートタイム労働者の七割が有期だということで、前回、私たちは、有期契約労働者も規定すべきだという修正案を出しました。ただ、その後、労働契...全文を見る
○高橋(千)委員 処遇が改善されるように期待をしたいとか言っていただければと思いますが、全然そうではないですよね。  雇いどめの心配がないというところはそうですけれども、結果として、同視すべき労働者として、賃金だけではなく全体が均等待遇になればいいということを今目指してやってき...全文を見る
○高橋(千)委員 そうなんですよ、つまり、均等待遇がやはり働いてこそと思うんですよ。  つまり、この間の裁判例だって、逆に、実際の働き方は、労働時間は大して、十分ぐらいしか違わない労働者を正社員ということで見ましたよとか、そういうだけの話になっていたりして、実態は全然変わってい...全文を見る
○高橋(千)委員 いっぱい質問が本当はあって、年金もあったんですけれども、時間がなくなってしまって、ここだけはどうしても言っておかないといけないので、ここで終わりたいと思うんですが、大臣は、きょうの答弁もそうですし、今の局長の答弁もそうですし、これまでも何度も言ってきたんですよね...全文を見る
○高橋(千)委員 ただいま議題となりました日本共産党提出の短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案について、趣旨を説明いたします。  パートタイム労働者は、改正法が施行された二〇〇八年の千四百七万人から、二〇一三年では千五百六十八万人へと増...全文を見る
04月01日第186回国会 衆議院 本会議 第13号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、医療・介護の総合確保法案について質問します。(拍手)  きょう四月一日、消費税が十七年ぶりに増税されます。社会保障改悪とあわせ、史上空前の十兆円もの負担増となり、国民生活にはかり知れない打撃を与えるもので、強く抗議します。  本法案は...全文を見る
04月02日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、前回、本来なら次世代法の中で通告をしていたんですけれども、ちょっと時間切れでできなかった問題について質問させていただきます。公的年金と児童扶養手当の併給問題についてであります。  二〇一〇年の児童扶養手当法の一部改正案...全文を見る
○高橋(千)委員 児童扶養手当は、もともとは母子福祉年金を補完する形で発展してきたものだと思うんですね。あるいは、母または子供の遺族基礎年金の受給権があるから、基本は所得保障ができている、だから二重にやる必要はない、そういう考え方だったのではないかと思うんですね。  それは、母...全文を見る
○高橋(千)委員 今、原則的にはないという表現でおっしゃいました。つまり、絶対ないということではないわけです。  もちろん消えた年金の整理の場合は、裁定をやり直さなくちゃいけないし、今、追納という仕組みがありますからね。追納で、結局、裁定した年金がふえるわけじゃないですか。そう...全文を見る
○高橋(千)委員 同じ類いとはやはり違う。さっき私が説明したように、やはり年金の補完的なものから出てきたものとは、もう今はもらう対象も大分変わってきていますし、考え方が発展してきているわけですよね。その点においてどうかということをやはりもっと議論しなければならないと思うんです。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、私が言ったことは、持っておりませんと最初に大臣が言っちゃうと、誤解されちゃうんですよね。つまり、男女ともに働いているんだから、男性が亡くなったときでも女性が亡くなったときでも、基礎年金をもらえるのは同じだということで今回整理したわけでしょう。今までは同...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、その問題意識を共有していますかと聞いているんですから、そうだでいいんじゃないですか。だから改正したんでしょう。持っておりませんと言ったら、改正する必要はないんですよ。そこを確認しているだけなんですが。(田村国務大臣「ちょっと違う」と呼ぶ)ちょっと違うって...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の二枚目に、放課後児童クラブの主な改正事項ということで、現行制度がどうかというのと、新制度移行後どうなるのかということが書いてあるんですけれども、対象児童が、今は十歳未満の留守家庭の小学生ということに大体なっていたわけですが、留守家庭の小学生というだけになり...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、保育と並びの予算の確保をしなくちゃいけないということだったと思います。ただ、保育に比べても非常に条件がまだまだおくれているという点で、やっと初めて基準をつくるわけですから、そこを頑張っていただきたいということで質問を続けていきたいと思うんです。  私...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  これは、説明を受けたときはトイレを含むという答弁だったものですから、こうなっちゃうと、本当に畳一畳どころの話ではなくなるわけですよ。狭過ぎるじゃないかと言ったら、いや、外で遊ぶから大丈夫とか、雨が降っても大丈夫とか、そこまで言っちゃう...全文を見る
○高橋(千)委員 時間がかなりなくなってきてしまいまして、実は資格のところをやりたいなと思ったんですけれども、時間がないので一つ飛ばしたいと思います。  児童福祉法三十四条の八の二で「その基準は、児童の身体的、精神的及び社会的な発達のために必要な水準を確保するものでなければなら...全文を見る
○高橋(千)委員 ここはちょっと具体的に言ってもらわないとだめなんですね。目配りする人間が近くにいるというのはどういうことでしょう。例えば、学童保育が小学校の校庭にプレハブで建っている、走っていけばすぐ職員室があって先生がいるからいいじゃないの、そういう考え方なのか。それから、児...全文を見る
○高橋(千)委員 十分あり得るとお認めになったと思うんです。  例え話をするときは僻地の話をするんですよね。小さい地域というのは、それは児童館であったり老人施設でも何でもいいんですけれども、そういう形で逆に目がいっぱいある。そういうこともあるじゃないですか。でも、今起こっている...全文を見る
04月03日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、東北地方における医学部新設問題について伺います。  医学部の新設は、一九七九年の琉球大学を最後に、大臣告示によって凍結されてきました。東北地方の医師不足は、これまでも大変深刻でありましたが、東日本大震災を契機に、東北...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  そこで、報道では、文部科学省が五月までに、ことしの話ですね、新設構想を受け付けて、有識者の意見を踏まえ、六月に一校を絞り込むとしているわけです。  資料の二枚目に、スケジュールを書いていたんですけれども、これは、ひと月で採択をする、...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。確認できました。  仮定を置いた場合での四月の場合はどうなのかというお話だったかと思います。これがどうしてもひとり歩きをしていまして、しかも、新聞報道にもちゃんとそういうふうに書いているものですから、もう決まっちゃったんだろう、今さらあれ...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、六百床に関しては動かさないということですかね。
○高橋(千)委員 弾力的なということでありました。  やはり最初にお話ししたように、いわゆる仙台のような高度な病院が集中しているところにまたということではなくて、それだったら被災地の真ん中にというふうな意見もあるわけです。十分な議論、要するに、必要な病床数というのはやはり教育の...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今、副大臣は、次の質問も踏まえて、あわせて答弁いただけたのかなと思っています。  医師増を抑制してきた閣議決定を撤回といいますか、転じたのが二〇〇八年で、それ以降、全国の医学部定員は千二百九十八人ふえたわけです。東北でいうと、国立の...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁の中に、多分、意を含んでくださっていたんだと思います。ばっさり切らないんだよということを発信していただければなと。  私も、地元の先生方と話し合って、最初はとにかく新設反対だとおっしゃっていた、でも、やはりそうやって頑張ってきたところに国が手を引くとい...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  中身を詳しくやる時間がないので、アンダーラインを引いておきました。  これは、目指すものはかなり違うと思うんですね。まさに国際展開であり、あるいは逆に外国からも呼び込んでくる。しかし、その過程の中で、養成する課程はやはり基本を踏まえ...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。ありがとうございました。
04月03日第186回国会 衆議院 内閣委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  早速質問します。  日本版NIHの創設は、昨年六月十四日の日本再興戦略の中に、医療分野の研究開発の司令塔機能として位置づけられました。  とはいえ、職員一万八千人、三兆円を超える国家予算と自前の国立研究所を傘下に持つ米国NI...全文を見る
○高橋(千)委員 米国NIHが自前の研究所を持っていると同時に、八割が基礎研究であることやボトムアップ型の研究であるということと、日本の場合は、トップダウンの、戦略を持っての研究の配分ということが一番の違いなのかな。また同時に、政治や官僚からの独立ということも一つ大きな課題なのか...全文を見る
○高橋(千)委員 五年が一つの区切りなわけですけれども、結局、結果を急ぐことが、今回の理研の問題のようにさまざまな問題を起こすわけですから、そうではないということを確認したいなと思うのと、バランスがすごく大事でして、トップダウンに集中していくとやはり違うだろうということを確認した...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  やはり革新的創薬だけが道ではないんだということで、患者の皆さんは、例えばアメリカの成果ですとか、本当にいろいろ研究をされて、こういう道もあるんじゃないかということをさまざま提案されている。そういうこともしっかりと取り上げていただきたい...全文を見る
○高橋(千)委員 しっかりとということをお答えいただいたと思うんです。  最後に、官房長官にもう一度質問したいと思うんですが、健康・医療推進法案の目的が、世界最高水準の医療の提供に資する研究開発等により、健康長寿社会の形成に資する、こういうふうにあるわけですけれども、そこに、新...全文を見る
○高橋(千)委員 予想以上にシンプルな答えでありましたけれども、国民に還元する、これは簡単なことですけれども、実はなかなか実態はそうなっていないということがあって、指摘をいたしました。  もう質問はしませんが、米国のNIHが、だって、実際は米国は皆保険ではないわけですから、一番...全文を見る
04月04日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最初に、法案について、これまでも議論されてきたわけですが、立場が違う方たちの議論でありましたので、直球で質問させていただきます。  独立行政法人日本医療研究開発機構設立に伴いますスクラップ・アンド・ビルドが必要だとして、二つの...全文を見る
○高橋(千)委員 やり残してきたとおっしゃいますけれども、厚労省として、やはり必要だから残してきたという意義があるはずです。そのことを確認したいということと、あわせて、少なくとも職員の雇用が引き継がれるのか、確認をいたします。
○高橋(千)委員 今、基本的に引き継がれるというお話をしていただきました。ただ、それはこの先までの保証がないわけですから、やはり、そこが統合したら、では、これまでの意義をどう果たしていくのかということが整理されないと、なかなか難しいのではないのかと思うんです。  これまでの意義...全文を見る
○高橋(千)委員 確実に実施ということで、これは本当にお願いをしたいと思っております。  それで、昨年十二月二十四日の閣議決定、独立行政法人改革等に関する基本的な方針を受けて、独法通則法が今後改正されると聞いています。それで、今話題に上がっている理研が結局候補に挙がっていて、早...全文を見る
○高橋(千)委員 本当は、どういうものかを聞いたのではなくて、考え方を聞いたんですね。  つまり、さっき大臣が答弁されたように、独法というのは、もともと国立の、国の仕事だったわけです。それを要するに見せかけの数字減らしのために外に出して、それで天下りが悪いとか、現役出向がどうだ...全文を見る
○高橋(千)委員 一月十八日の朝日新聞では、厚労省が国家プロジェクトを守るために疑惑をもみ消した疑い、ここまで書いているわけなんですね。  残念なのは、やはり厚労省自体に国家的研究の不正を見抜く力がないということを内外に示してしまったと思うんです。つまり、調査をした結果が、それ...全文を見る
○高橋(千)委員 これは、今お話ししたように、朝日新聞が親切に、十日に記事を書く前に六日に言っているわけですよね。ですから、世の中に知らしめる前に、調べられるはずの教授、主任研究者には話はもう行っているわけですよ。告発があったことも昨年のうちに知っている。誰がということも知ってい...全文を見る
○高橋(千)委員 責任がないと思います。東大に返してしまって、返してしまったから、そこで第三者を入れてやりなさいと言ったって、当事者がどうやって調査をしたらいいか困っていると報道されているじゃないですか。そういうことはやはり責任逃れなんですよ。  この人が書いている要請書の中で...全文を見る
○高橋(千)委員 それは、ここに来ていきなり、指示しましたと言うわけないですよ。  大臣、調査していただけますか。室長が指示したと答えているんです、当人が。
○高橋(千)委員 いじるなと指示をして、本人に断りもなくですよ、そうでしょう、帰った後、知らない間に合い鍵で入ったんですよ。それを持ち出しておいて、それを、いじるなという説明がありますか。  だったら、それが第三者の手にきちんと確保されている、それを確認していただけますか。お答...全文を見る
○高橋(千)委員 必ずお答えをいただきたいと思います。  私は、二〇一一年の二月二十四日の予算委員会で、薬害イレッサ訴訟にかかわっての下書き事件を追及したことがあります。これは、東京、大阪地裁が和解勧告を出したんですね。その後、一斉に、関係団体、学会などから見解が出た。和解をの...全文を見る
○高橋(千)委員 ぐるぐる巻きのことは知っております。ですから、そこの、やはり経過が本人がわかっていないということがおかしいじゃないですか。だったら、目の前でやればいい話だったわけですからね。重ねて指摘をしたいと思います。  それで、もう一つどうしても指摘をしなきゃいけないのは...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら、また時間が来ましたので、終わります。
04月09日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、各党理事、委員の皆さんに質問順序で御配慮いただきましたこと、お礼を申し上げます。  早速ですけれども、資料の一枚目を見ていただきたいと思います。  四月五日の毎日新聞であります。四月四日の経済財政諮問会議と産業競争力...全文を見る
○高橋(千)委員 アベノミクスの評価に関しては、そこは全然違うわけでありますけれども、基本的なところは、結局、安上がりの労働力となってはいけないのだ、賃金引き下げのばねになってはいけない、そういう認識であることは、まさに一致するのかなと思っているんです。  まして、後で議論しま...全文を見る
○高橋(千)委員 特定活動を法務大臣が認めれば、臨機応変に延長することができるわけですよ。  それで、今、技能実習制度ではなくてとあえて答弁をされましたけれども、しかし、活用するのはこの修了生を使うわけですから、それは違う話ですよということでは済まないと思うんですね。私はやはり...全文を見る
○高橋(千)委員 もちろん国内人材の活用を最大限努力するとおっしゃったわけですが、その割には、六年間に延べ七万人という数字は、やはりどこのデータを見ても過大評価ではないかと思っております。しかも即戦力と、本当にそういうことが言えるのかと思うんですね。  一応説明していることは、...全文を見る
○高橋(千)委員 今、二〇一二年のJITCOの調査などを引いてお答えになったと思うんです。四割の方が、実際に母国に帰って就労している。  だけれども、それは、アンケートに答えた方、実際にやっている人からのデータなんですよ。回収率は一七%ですから、これは、割り戻していくと、八%し...全文を見る
○高橋(千)委員 労災の実態をよくつかんでいただきたいなと思うんです。  労働局が送検した案件の中にも、漏電による感電死というふうな事故がございました。技能実習実施機関に対する監督指導、二千七百七十六事業場のうち、八割で何らかの労基法違反が見つかっているわけですけれども、その五...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり突き詰めれば単純労働なのかなということを、外国出稼ぎという表現をされている方もいらっしゃるし、そういうことを本当に言わざるを得ないと思うんです。  この資料の最初の新聞の書き出しに、甘利大臣の記者会見で述べている言葉、アンダーラインを引いておきましたけれ...全文を見る
○高橋(千)委員 根幹を変えるものではないという話でした。  ただ、私自身は、そもそも実習制度を廃止すべきだという議論も日弁連などからは出ているわけですので、そもそもこの制度自体が問題なのに、この制度を拡大して単純労働にまで広げるということは、最低でもあってはならないという立場...全文を見る
○高橋(千)委員 今の状況についてしっかりと指導していくことというのは、当然なんだと思うんですね。それぞれ、言葉の壁ですとか、私が以前質問したときは、訴えているのに、訴えた先の被告側の通訳が出てくるというふうな全く不正常な状態とか、さまざまな中で、やはり支援する団体や弁護士さんや...全文を見る
○高橋(千)委員 時間の関係で、最後の質問をします。  本当に、そうはいっても、資料につけたように、例えば法務省の出入国管理基本計画などでも、専門的、技術的分野に属しない外国人の受け入れ問題、こういうことを検討するというふうに書いているんですね。やはり単純労働への拡大ということ...全文を見る
○高橋(千)委員 意見も聞きたかったんですが、次の機会にしたいと思います。  終わります。
04月11日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。一日、御苦労さまでした。  難病対策四十年の歴史を経て初めて法制化されるということは、大変意義深いことだと考えております。疾患の違いを乗り越えて声を上げ続けてきた関係団体の皆さんには敬意を表するとともに、同時に、自己負担増や指定され...全文を見る
○高橋(千)委員 一つ一つ言い返したいところがあるんですが、議論の中でやっていきたいと思います。  それで、今大臣もおっしゃったように、難病対策のスタートが一九七二年の難病対策要綱の策定にありました。また、先ほど答弁がありましたように、そのきっかけが薬害スモンの研究だったわけで...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、二〇〇六年の薬事法の改正のときに、薬害の原点を忘れるなという趣旨で、七九年の福岡スモン訴訟の判決文を読み上げたことがありました。また、身近にスモンの会の県代表の方もいらっしゃいますし、何より、今回、当事者の皆さんが、薬害だから、今回の指定難病からは外れるか...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  次に、資料の一枚目を見ていただきたいと思うんです。きょう、午前からかなり同じ趣旨の質疑があったと思うんですが、ちょっと整理の都合上もう一度確認をさせていただきたいんですね、自分自身が何度も取り上げてきたことですので。  昨年四月か...全文を見る
○高橋(千)委員 具体的な範囲については、一致ではなくて、今後の検討だという答弁だったかと思うんですね。そこの中身について、これからの議論でまた深めていっていただければいいなと思うんです。  それで、指定難病の要件として、希少性、これが人口の〇・一%以下を規定するとされているわ...全文を見る
○高橋(千)委員 二つ反論したいんですが、一つずつ聞きたいと思うんです。  まず、欧米を参考にしたという議論ですけれども、日本が〇・一%だとすれば大体十二万人、それに対して、米国でいうと、日本でいうと八万二千人くらいですよとか、あるいは欧州でいうと六万四千人くらいですよ、〇・〇...全文を見る
○高橋(千)委員 要するに、私の指摘を認めた上での御答弁だったということだと思うんです。  それで、改めて七二年の難病対策要綱のときから振り返ってみますと、そもそもここには希少性という言葉はないわけですよね。原因不明、治療方法未確立、かつ、後遺症を残すおそれが少なくない、あるい...全文を見る
○高橋(千)委員 非常に残念な答弁だと思っています。やはり、最初の理念がかなりしぼめられてしまったのではないか。やはり医療にだけ着目しているという問題と、それと、言ってみれば社会保障と税の一体改革の中での、最初に大臣が、私が権利条約の理念を聞いているにもかかわらず、やはり予算のこ...全文を見る
○高橋(千)委員 どちらともとれる答弁であったので、またそこは非常に心配をしているところなわけですね。  そこで、もう少し話を進めていきたいと思うんですが、資料の四枚目に、「軽快者の基準について」という、平成十五年六月十八日の課長通知をつけました。これは、今は三十疾患が軽快者と...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣に質問したいと思うんですが、今の説明を聞いていて、もし、難病には違いないんだけれども治療の必要はない、日常生活が送れる、そういう軽快者がいるというのであれば、私はそれはそれでいいと思うんです。ただ、それ以上の人をあえてふるい落とさなければいいなと思うわけです...全文を見る
○高橋(千)委員 最初に大臣がおっしゃった、症例を集めていくことは大事だということ、その話を本当はきょうしたかったんですが、時間の関係で次回に回したいと思っています。  それで、今の、私が紹介した平成十五年の通知の出された背景というのは、一部自己負担のあり方が見直されて、重症患...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。
04月15日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、六人の参考人の皆さんの出席をいただき、また貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。  全員に質問したいんですが、時間が限られておりますので、急いで始めたいと思います。残った場合は御了承をお願いしたいと思い...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  お二人がお話しされた、委員会の中でそういういろいろな違いを乗り越えて一致してきたその理念が、やはり私はストレートに盛り込まれるのが一番いいと思っているんですけれども、そこの気持ちが本当ににじむように、基本方針やその他のことでにじむよう...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  次に、橋本参考人に伺いたいと思うんですが、誰にでも発症する疾病であり、また、さまざまな症状があるということを訴えられました。副作用の恐怖におびえながら何十種類の薬を飲み続ける、こういうことを思えば、本当に一日も早く標準医療の水準に引き...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  指定難病になるかならないか、全部ゼロか一〇〇かではなくて、そういう途中のいろいろな研究の蓄積や相談の支援というところにもっと支援をしていくことが必要ではないかと思って聞かせていただきました。ありがとうございました。  それで、森参考...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  ここは、さらに現場の皆さんの声をうんと反映させていくということが必要ではないかなと思っております。  松原参考人には時間の関係で伺えませんでした。がん議連もありますし、しっかりと受けとめて頑張っていきたいと思います。  また、J...全文を見る
04月16日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず、十一日の本委員会の質問ではっきりしなかった部分から始めたいと思います。  昨日の参考人の質疑においても、NPO法人線維筋痛症友の会代表の橋本裕子さんが、本法案の第一条で希少疾患というものに限定している、このことを指摘され...全文を見る
○高橋(千)委員 まず言っておきますが、〇・一%をいいと思っているわけではない。これは前回の質問のときに指摘をしたので確認をしたいわけですが、その上で、ここで言う希少性とはそういう意味ではないのだということをまず確認させていただきました。  これは、実は、二〇一三年十月二十九日...全文を見る
○高橋(千)委員 幅広くとるという趣旨はそういう意味だったと思うんです。体系があるものは除くというだけの話だった。それが、その説明が十分でなく希少ということを使ったから誤解をされるんだということで、整理をさせていただきました。これは本当に重大な問題で、賛否にかかわる重大な問題であ...全文を見る
○高橋(千)委員 これは、実は、きのう説明を受けたときは、障害者基本法の中に、「共生することを妨げられない」、こういう書きぶりがありますよと教えていただいたのでわざわざ基本法をもう一度読んだんですけれども、それは「妨げられない」の前に来ているものが全然違うわけなんですね。  「...全文を見る
○高橋(千)委員 もちろん検討するとおっしゃっていただいたわけですけれども、この問題を公平性で片づけるには、余りにも過酷です。共生社会の実現とは到底言えないのではないか。  さまざまな疾患の違いを乗り越え、難病対策の基本理念を積み上げてきた、そういう過程を思いますと、寝たきりだ...全文を見る
○高橋(千)委員 さっきも言ったように、難病でも障害でもない、どちらにも置かれない、こういう方たちの実態を本当に受けとめなければ、せっかくそういう方たちも含めて議論を積み重ねてきた中でのこうした改革の理念だったということを最初にお話をしていますので、そういうことを重ねて指摘をした...全文を見る
○高橋(千)委員 そうしたまだ難病に入れない方たちの望みをしっかりと確保していくと同時に、やはりそのための療養生活を支えていくということも重ねて要望したいと思います。  そこで、関連する話なんですけれども、脳脊髄液減少症の先進医療となっているブラッドパッチ治療について、保険導入...全文を見る
○高橋(千)委員 まだデータがばらつきがあるというお話でありました。五百例くらい積み上がっているということで、ただ、まだ十分ではないということも説明を受けています。これが非常にネックになっていると思うんですね。患者団体は、十八歳未満の子供の画像診断などが難しく、やはり症例の中に全...全文を見る
○高橋(千)委員 全く答弁が進展しないのでちょっと衝撃を受けているんですけれども、大臣にもう一回よく考えていただきたいと思うんです。きょう、いきなりいい答弁をとるつもりはないですので、本当に検討していただきたいと思うんですね。  生保の中でも、先進医療を受けられる、未承認薬を使...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、加わるためにも、今これは見直しをすべきだ、検討すべきだということを何度も指摘しています。先進医療の保険の部分ですよ、保険の部分を生保でもいいじゃないかということを言っているだけなんです。  もう時間なので要望だけにしますけれども、これは未承認薬もそうな...全文を見る
04月18日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  前回の続きを少しやりたいと思います。障害福祉サービスについてであります。  障害者総合支援法で新たに該当になった百三十疾患と関節リウマチについては、手帳がなくても障害福祉サービスを受けられるわけですけれども、その際、使うのは、...全文を見る
○高橋(千)委員 もちろん答えはわかっているんですよ。私が言いたいのは、これまで述べてきた議論というのは全く無体なことを言っているわけではないのと、それから、手がかりがないわけでもないのだということの一つとして挙げさせていただきました。  シンプルな問いをしますけれども、最初に...全文を見る
○高橋(千)委員 そんなことを聞いているんじゃありません。何回も言ったでしょう、シンプルな問いなんですと。  これは佐藤局長に聞きたいと思います。私が言っていることが間違っているでしょうか。つまり、やれ、やれという議論をまず切り離して、今のいわゆる疾患群という考え方ですね、血液...全文を見る
○高橋(千)委員 ようやっとお認めいただいたと思うんですね。  やはり、話の取っかかりというか、一つ一つ見ていかないと、結論が、とにかく、やれ、やれと言われるからそれを認められないという話ではなくて、事実を積み上げていくということが大事なのではないかなと思っているんです。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣にこの問題を通告していなかったので、ちょっと前回と同じ答弁だなという気がします。  しかし、手がかりがあるんだということ、もちろん病名はあるわけですよね。ただ、そこに診断基準、つまり指定難病医療費助成の基準とリンクさせているところに無理があるのであって、そ...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、この研修事業にしても、あるいは相談事業にしても、これは本当に地域の格差を取り除いて充実していかなければ、たとえ特定疾患が指定難病になって広がったとしても、全然知らない、自分の病名が何かということにたどり着くまでに何年もかかっているというのが一般的なわけです...全文を見る
○高橋(千)委員 本当に頑張っていただきたいと思うんです。  そこで、大臣に伺いますが、もともとこの難病対策というのは、自治体独自の難病助成、さまざま、取り上げている疾患に違いがありますけれども、そういうところから始まって、都道府県の難病連なんかが結成されてきて、全国団体になっ...全文を見る
○高橋(千)委員 ここは私、言いぶりに気をつけて言ったつもりですけれども、国が何々をやれと言えと言っているわけではないんです。もともと自治体が独自にやってきたものを支援したらどうかと言っているだけですから、義務的経費になったからあとはできないというふうになったら残念だなという思い...全文を見る
○高橋(千)委員 安定的と強調されたわけですが、では、その実績はどうなっているでしょうか。今示したような都道府県ごとのデータというのはないということでありましたけれども、いかがでしょうか。
○高橋(千)委員 わかっていて聞いているのに、そういう答えはないと思うんですよね。  ですから、今やっていることを参考に新しいこの自立支援事業に行くわけですけれども、結局、療育相談ですとか、やるわけですよね。その実績というのはあるわけじゃないですか。それをもう少し、余りにも不親...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、これは、全国で丸めても、最大多くて九百回とか三千回とか、そのレベルなんですよね。そこを本当に安定的に、そして義務的にしてやっていくんだとなったら、相当の覚悟が必要であろうということで指摘をさせていただきました。  そこで、大臣に改めてのことなんですけ...全文を見る
○高橋(千)委員 十五日の参考人質疑でも、NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク会長の小林信秋さんが、家族を支援することの重要性について述べておられました。  さっき大臣がおっしゃったように、確かに治療研究というところから始まったんだけれども、予算だけでは、構造改革法によっ...全文を見る
○高橋(千)委員 そうなんですよね。だから、その二億円、我々は、そこはいいじゃないかということで、修正案を出して、食費は今までどおりにしてほしいということを訴えております。  今、まさか特段の理由がないという答弁になるとは思っていなかったんですが、従来から子供は大人の二分の一と...全文を見る
○高橋(千)委員 同じ答弁ではあったんですが、小児慢性の医療費助成や総合的な支援があればこそ今こうして頑張れているということからまず出発点にして、検討を進めていただきたい、このように思います。  それで、二つまとめて次に伺いたいと思います。  今紹介した小林さんのお子さんの場...全文を見る
○高橋(千)委員 円滑にリンクしてということでありましたが、今の難病の分野では、資料の六枚目、これは時間の関係でここは問いにしませんけれども、特定疾患調査解析システム入力率ということで、これも物すごい格差があります。  やはり、データベース化しなきゃいけないんですけれども、紙媒...全文を見る
○高橋(千)委員 いっぱい時間をいただいたと思ったら、やはり問いをいっぱい残してしまいまして、申しわけないんですが、最後、ちょっと丸めて、まとめて質問させていただきたいと思うんですね。  大臣にも聞いていただきたいんですけれども、大臣は、これまでトランジションの質問を受けたとき...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。言いたいことは討論でやります。
○高橋(千)委員 ただいま議題となりました日本共産党提出の難病の患者に対する医療等に関する法律案に対する修正案及び児童福祉法の一部を改正する法律案に対する修正案について、趣旨を説明いたします。  難病対策に法的根拠を持たせ、義務的経費化することは、患者、関係者が待ち望んだもので...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました難病の患者に対する医療等に関する法律案及び児童福祉法の一部を改正する法律案について討論を行います。  政府提出の両法案は、難病対策に法的根拠を持たせ、医療費助成制度と小児に対する自立支援事業を義務的経費化するも...全文を見る
04月23日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本法案は、重要広範議案として、四月一日に総理への本会議質疑を行いました。随分間があき過ぎてしまったわけですけれども、同時に、先ほど来随分議論がされているように、余りに多くの法案を一括して審議することは、やはり納得いきません。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣にはこの問題でこれ以上は質問しませんけれども、事故調の問題というのは、まさに二〇〇六年の医療制度改革の委員会審議をしている最中に福島の県立大野病院の問題があったわけです。あれを契機として、事故調のようなものをつくらなきゃいけないということで、ずっと議論を積み...全文を見る
○高橋(千)委員 では、そこはお願いいたします。  そこで、〇六年の医療制度改革は、まさに二〇二五年ということが盛んに言われたわけであります。団塊世代が七十五歳以上となるということで、二〇二五年の姿ということが言われたわけですが、それが今法案のまた大きなテーマでもあると思うんで...全文を見る
○高橋(千)委員 今局長がお答えいただいたことが、二枚目の、これからの姿ということであるのかなと思っているんです。  病床を、高度急性期、一般急性期、回復期、亜急性期、長期療養という形で分けていく。今は、診療報酬に応じて、七対一、十対一、十三対一、十五対一、療養病床という、いわ...全文を見る
○高橋(千)委員 三枚目を見ながらちょっと聞いていただきたいんですが、まず一つ確認は、現状把握をして将来の病床をどういうふうにやっていくかというのを聞いてみたいということ、つまり、各医療機関の希望ですよね。とにかく、こうあるべきだではなく、こうしたいということを聞くのだということ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、最初は手挙げといいますか、それぞれの医療機関の希望を聞きながら、その向かう先は、またかなり厳しいものが待っているということなわけですよね。  それで、まず、今の医療計画の一部だという答弁をされました。都道府県別医療計画における基準病床数と既存病床数、...全文を見る
○高橋(千)委員 ある意味、計算上はそうなると局長おっしゃいました。  私は、この先また議論していくんですけれども、計算といいましょうか、実態ではなくてやはり数字から出発しているのではないか、そういうことを言いたくて議論をしています。  それで、地域医療ビジョンを計画倒れにせ...全文を見る
○高橋(千)委員 今局長おっしゃったように、本当に急性期の患者さんはそこまでいないのに我も我もと手を挙げる、そういう状況であれば、それはそうかもしれませんよ。でも、それはやはり極端な例ではないかなと思います。  これに従わない場合の措置として、医療機関名の公表、各種補助金や融資...全文を見る
○高橋(千)委員 懐に武器を忍ばせているということで、実はかなり厳しい措置を準備している。  今回、公的病院に対しては当然指導することができるわけですけれども、民間病院に対しても、そういう要請をして、かつペナルティーがついているということで、そうすると、これはどうやって選ぶんで...全文を見る
○高橋(千)委員 いろいろおっしゃいまして、一つ一つ反論する時間がありませんので、今私が言ったような、今は一病棟閉鎖になっているけれども、医師をふやしたいんだ、その上でこういう医療をやりたいんだという場合もありますよね。それは当然勘案しますということでよろしいんですね。
○高橋(千)委員 本当にそれをやらなければ、医師が不足して地域医療が本当に壊れてきているのに、そこをまた、閉鎖しているから減らしましょうねと言ったら、どんどん悪循環になるわけなんですよ。だからといって、たらたら維持しろということを言っているわけじゃないんですよ。必要なものと言って...全文を見る
○高橋(千)委員 ここも分権といいながら、一方では、この間ずっと市町村に主体となってくれと言っていて、今回は県ということで、その中で出てきた今回の事態なのかなと思っておって、少し課題として考えているということであります。  それで、きょう、残りの時間でどうしても質問をしたいのが...全文を見る
○高橋(千)委員 時間なので指摘にとどめますけれども、これはすごく深刻な話なんですね。在院日数をとにかく短縮せよということがずっとやられてきて、それで、例えば眼内レンズの手術みたいに一泊で終わるもの、そういうので平均を縮めていったもの、これはカウントしない。今言ったような、難病さ...全文を見る
04月25日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  冒頭に、きょうの委員会の最初に、地方公聴会が、全党の合意が得られない形で起立採決という形で行われたということを非常に残念に思っております。たくさんの傍聴されている方たちが、公聴会の日付が十二日ということだったので、その前後でもう...全文を見る
○高橋(千)委員 そういうことが理事会でも実は確認をされておりますので、また、きょうの議論を聞いていても、まだまだ課題が出てくるということで、私、もう絶対きょう問いを残すなと思っているんですけれども、そういうことですので、しっかりと議論を深めていきたいと思います。  そこで、ま...全文を見る
○高橋(千)委員 在宅で医療ということが言われましたけれども、本当に、受け皿整備が追いついていかない中で、待ったなしで病院を出される、やはりこういうことがあってはならない、助かったことが喜べないということがあってはならない。私は、今度の法案がそういう危険を物すごく拡大するものでは...全文を見る
○高橋(千)委員 これ以上は言いませんけれども、司法と行政は独立していますけれども、やはり行政の判断あるいは議論というのは司法に影響します。また、司法の判断というのが、この間ずっと法律を変えてきたように、大きく影響するんですね。だから重要なんですよ。  だから、地域で支える、そ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、指針だということをおっしゃったんですけれども、私が出した資料の三つの点を読み上げられたと思うんです。  認知症の問題は昨年の国会でも随分議論になったから、これは外すんだということは、特例入所を認めるんだということで議論されたんだと思うんですよ。ただ、知的障...全文を見る
○高橋(千)委員 今言ったことを含めてという意味だったと思います。確認をさせていただきました。  そこで、重い人がいるんだからということをおっしゃるんですけれども、そうなんですね。では、その重い人が入れる、あるいはどこかに行ける、そういう受け皿があるのかということも議論しなくち...全文を見る
○高橋(千)委員 今おっしゃられたこと、資料の四枚目に、まず、施設整備費の現状と変遷ということで、上の段につけました。平成十八年度から特養ホームは一般財源化をされてしまって、そもそも予算がつかない。その下に、市町村交付金ということで、介護基盤緊急整備等臨時特例基金ということがやら...全文を見る
○高橋(千)委員 どんなに地域や在宅で支えるといっても、施設が必要なことはまだ現実としてあるわけですから、しかも、そういう中でいろいろな形で頑張って、グループホームや小規模多機能という形で整備をしてきた方たちを見てきました。その方たちの頑張りに応えるように、この水準はやはり維持し...全文を見る
○高橋(千)委員 答えになっていません。専門的な人をどうやって選ぶのかと聞いています。
○高橋(千)委員 全然意味が違うんですよ。  大臣、私が聞いている意味わかりますよね。何回も議論されてきているじゃないですか。要支援の人というのは軽度者じゃないんだ、介護が必要なんだとこれまでずっと議論されてきて、参考人まで来た。それに対して、必要な人には専門的なサービスをしま...全文を見る
○高橋(千)委員 全然意味がわからない。それで、何でわざわざ介護給付から切り分けるんですか。  新しい総合事業は、もともと介護保険でやっていたときと同じ予算をつけると何回も説明していましたよね、だからお金は変わらないんだと。そうすると、では、専門的なサービスの中身というのは、介...全文を見る
○高橋(千)委員 完全に論理が破綻していると思いますよ。  今局長がおっしゃっているのは、チェックリストを資料の七枚目につけておきましたけれども、これは、認定を受けなくてもいい、簡単なチェックリストでわかる人の話なんですよね。そういう人は、地域支援事業の中で、多様な主体でやって...全文を見る
○高橋(千)委員 時間が来たのでこれで終わりますけれども、私は、介護保険の給付はそのままやれと。だって、同じなんですもの。認定を受けて、専門的なサービスが必要だと。その上に多様なものは上乗せすればいいじゃないですか、地域支援事業の中で要支援の人もそうじゃない人も受けられるんですか...全文を見る
05月07日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、五人の参考人の皆さん、お忙しい中、出席をいただいて、また、貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。  早速質問に入りたいと思います。  まず、病床機能報告制度と地域医療ビジョンについて、最初に中川参考...全文を見る
○高橋(千)委員 医政局長は、私の質問に対して、懐に武器を隠しているという表現をされたわけで、ペナルティーを使うわけではないのだと言ったわけですけれども、本当にそうだろうかと、実態を見れば非常に危惧を持っているわけです。  そこで、本田参考人に伺いたいと思うんですが、地域医療の...全文を見る
○高橋(千)委員 医師不足について、年齢の問題や偏在の問題など、具体的な資料で、本田参考人、先ほど紹介をしていただきました。  そこで、解決策のところで時間切れになったと思いますので、もう一言お願いいたします。
○高橋(千)委員 済みません、ちょっと補足的にもう一問だけ本田参考人に伺いたいと思うんですが、メディカルスクールやフィジシャンアシスタントの導入について、医師の勤務環境の改善のために提案をいただきました。  一方では、今の法案の中では、医行為を特定行為として医師の手順書によって...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  板倉参考人に伺いたいんですけれども、そういう意味で、地域医療支援センターの山梨の取り組みを紹介いただきました。  これは法的に位置づけられるということで期待をされていると思うんですが、一方で、都道府県の枠での限界というものがあるんじ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  最後に、中川参考人にもう一度伺いたいんですが、五月二日付の産経新聞の紙上討論において、混合診療について規制改革会議の岡氏と討論しているのを大変興味深く読みました。  きょうも最後のまとめの中で発言がされたと思いますけれども、やはり、...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  お金のある人だけが結びつける、そういう医療であってはならないという思いがありますので、今の貴重な御意見、本当にありがとうございました。  また、五人の皆さん、改めてお礼を申し上げます。  終わります。
05月09日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  冒頭、朝の理事会で、来週十四日の総理入りと採決の提起がされました。このことに強く抗議をしたいと思います。  十九本の法案と言われているんですが、私はまだ二本の一部くらいしかやれていません。朝からの議論を聞いていても、続きを聞き...全文を見る
○高橋(千)委員 重ねてお願いをしたいと思います。  本当は、事故調だけじゃなく、保助看法とか、それぞれ私はやるべきだと思っています。でも、少なくともこの問題は、本当に議論する時間がない、ない中で決まっちゃったということはやはりやるべきではないと重ねて指摘をしたいと思います。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 はっきりおっしゃっていただいたので、よかったと思います。  前回、私はこういう質問をしたわけじゃないんですよね。大臣がいつも、専門的なサービスが必要な人は受けられると言うから、では、どういう人が受けられるんですか、どう分けるんですかと聞いたのに、いきなり、希望...全文を見る
○高橋(千)委員 そうなんです。実は、この資料に専門的なサービスさえも書いていないということなんですよね。おっしゃったけれども、ここに書いていないんですよね。そういうこと自体が、書いていないことを何度も何度も答弁しているわけです。既存の事業所が提供するものである、ただし、プロとは...全文を見る
○高橋(千)委員 いろいろおっしゃいましたけれども、結局、本人の意向がかなえられるという意味ではないのだ、希望する人が受けられるという意味とはイコールではないということですね。
○高橋(千)委員 その方にふさわしいサービスを決めるのは本人ではないということだと思うんですね。本人が、本当に既存の事業所にお世話になって、それ自体が、皆さんはそういう身の回りの世話なら誰でもできるだろうと言っているかもしれないけれども、それが大事なことなんだと言っている、あるい...全文を見る
○高橋(千)委員 最初におっしゃいました、介護認定が時間がかかるので簡易にできる方法と。だから、最初からそこにしか結びつかない人がいるということをおっしゃっているんだと思うんですね。  そうすると、もともと要支援の人と、新規にサービスを受けたい人の扱いが違うということですよね。...全文を見る
○高橋(千)委員 質問の趣旨がわからないとおっしゃいましたけれども、わかってそういうふうに答弁しているんだと思うんです。何度でもやりとりしているでしょうが。いろいろな団体からも聞かれているでしょう。ヒアリングの中で皆さんが答えていることなんですよ。  つまり、今まで要支援で認定...全文を見る
○高橋(千)委員 受けない場合と政務官おっしゃいましたけれども、今行われているチェックリストのところでも説明しているんですね。つまり、認定を受けたけれども非該当だった人に、チェックリストによって一定のサービスが受けられるじゃないか、あるいは、何でもないけれども、チェックリストによ...全文を見る
○高橋(千)委員 何で聞いたことに答えないんですか。  私、何でこれを質問したかというと、きのうやりとりしたときにそういう説明があったからなんですよ、認知症の対策とか。そういう人たちしか、今言ったような人たちしか専門的なサービスが受けられないという意味ですかと。違いますと言って...全文を見る
○高橋(千)委員 聞いていることと全然かみ合っていないんですね。  専門的なサービスとは、既存の事業所がやるサービスだという答弁がありました。誰が受けられるのかというのは、ケアマネジメントでやると。その専門的なサービスの中身というのは何かというのを私は今聞いているんです。チェッ...全文を見る
○高橋(千)委員 今のも全く答えになっていなくて、困っちゃうんですよね。中身を聞いているわけですが。  それで、大臣に通告してあります生活援助について。  これは、さっき私、中身、中身と言っているんですけれども、三枚目の資料には、例えば訪問介護でいうと、「既存の訪問介護事業所...全文を見る
○高橋(千)委員 そうではない方がということをおっしゃったと思います。  改めて、私は本当に何回もこの問題は議論をしてきた、何年も前から議論してきたんですけれども、やはりヘルパーさんの役割とか生活援助の役割というのを、余りにも単なる家事代行だという扱いが大き過ぎる、そういう認識...全文を見る
○高橋(千)委員 前の宮島老健局長があちこちで書いたりしゃべったりしているのを見ても、地域支援事業ではもう介護給付の生活援助を代替することができるとか、生活援助は定額化にするか地域支援事業に移せばいい、こういうことを言っているんですね。  だから、私は、何回も言うように、その意...全文を見る
○高橋(千)委員 今聞いていることは、同じ事業所がプロと無資格者とボランティアを抱えるわけですよ。ふさわしい単価とおっしゃいました。これは、ある程度目安を考えているんでしょう、一対三とか。そういうことでしょう。はっきり答えてください。
○高橋(千)委員 本当に非常に重大な中身だと思うんですね。既存の事業所が、資格者と無資格者とボランティアを抱えるんですよ。それで、資格者だけはふさわしい単価と言っているけれども、あとの人はどうするんですか。当然、そこは事業所でならすとかなんとかになるでしょうが。そうしたら、基準を...全文を見る
05月13日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、六人の参考人の皆さん、本当にありがとうございました。貴重な御意見を生かしていきたいと思います。  特に、田部井参考人の御意見については全くそのとおりで、認知症の問題がこれほど社会でも話題になり、委員会でも随分議論をさ...全文を見る
○高橋(千)委員 貴重な御意見、ありがとうございました。後でもう一度伺いたいと思いますので、お願いします。  先に山崎参考人に伺いたいと思うんですが、きょうの陳述では、介護保険成立の経過も含めてお話をいただきました。あえて介護が保険でスタートした、これはやはり持続性ということに...全文を見る
○高橋(千)委員 高齢者の中では相対的に高いとおっしゃいましたけれども、ちょっとそれはとても受け入れがたい議論であるかなと思っております。ずっとこれから介護のお世話になる人に対して、それはどうなのかということと、これが一里塚でまた広がるのではないかという危惧を持っているということ...全文を見る
○高橋(千)委員 はい。ぜひ、先生がおっしゃったように、乱暴な議論ではないということで、施設の中、病院の中でもやはり手厚い看護が必要なんだということを改めて申し上げていきたいなと思っております。  なぜ私がこういう質問をしたかというと、そういうことを言ったのは前の老健局長でござ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  もっともっとこういう機会が必要だということを改めて訴えて、終わりたいと思います。  本当に、きょうは皆さん、ありがとうございました。
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、四人の参考人の皆さんの出席をいただいて、大変貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。  早速質問していきたいと思うんですが、最初に藤垣参考人にお伺いいたします。  最初に、地域包括ケアシステムに薬局が...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  やはり具体的な提案をして位置づけていかないと、基金はいろいろ使えますよといっても実際には非常に枠が狭いという中で充実させていくことが必要かなということで考えさせていただきました。ありがとうございました。  次に、船戸参考人に伺いた...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  次に、正森参考人に伺いたいと思います。  現場の取り組みを紹介しながら、初動の見きわめが大事なんだとおっしゃってくださったこと、非常に大事なことではないかなと思います。私も、委員会の質疑の中でさまざま指摘をしてきたことなんですが、生...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  実際にボランティアさんと一緒に活躍していただいている中で、やはり専門的な役割はなぜ必要なのかということを具体的に指摘していただいたと思います。ありがとうございました。  その上で、専門的な支援が必要な人はちゃんとやるんだということ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  正森参考人にもう一点伺いたいと思うんですけれども、補足給付について、今回、預金で見るということが提起をされているわけなんですけれども、資産要件、不動産なんかを対象にしないのはおかしいんじゃないかとか、正直者がばかを見るという指摘まで...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  時間になりましたので、一言。吉年さんには、アンケートを紹介いただいて、この会報の中に書いているんですけれども、私も思ったんですが、どちらとも言えないという回答が実はすごく多いですよね。それが、実は、マンパワーが不足していたり、やはり...全文を見る
05月14日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  十分ですので、最初に一問だけ大臣に伺いますが、簡潔にお願いをいたします。  医療、介護、予防、住まい、生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムが、本法案の中心点であります。中学校区単位、おおむね歩いて三十分以内に必要な...全文を見る
○高橋(千)委員 行くところがなくて在宅ではなくて、在宅に行けと言っているのがこの法案だとまず言わなければならないと思うんですね。  きょうは、総理にぜひ聞いていただきたいし、伺いたいと思うんですけれども、四月一日の本会議で、私は、やはり行き場のないお年寄りがふえるんじゃないか...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほどから、地域の独自性ですとかニーズとおっしゃいます。今もそうお答えになりました。もし本当に地域のニーズというのであれば、まず根幹の公的介護の部分を維持してほしい、それが地域の一番のニーズなんですよ。  その上で、独自のことをみんなやっていますよ。今の浦河だ...全文を見る
○高橋(千)委員 そもそも、伸び率に比べて、これを抑制するという全体の枠があるわけです。そんな中でやっているんだから、抑制ではないとか誤解ではないかというのは全くのでたらめであります。  社会保障国民会議の報告書の中に、個人の全ての要求に応えることは不可能であることを前提に制度...全文を見る
○高橋(千)委員 それでは、続きをやらせていただきたいと思います。  改めて、昼の理事会で本日の採決が提案をされ、野党全員が反対をいたしました。十九本の法案に、参考人を除くと三十時間も満たないわけなんです。そんな審議で通過など、到底認められません。参考人からどんなにいい話を聞い...全文を見る
○高橋(千)委員 明らかに悪くなっていないけれども、ほぼ横ばいと。これはデータのとり方が若干ずれるので数字が合っていないという指摘だったと思うんですけれども、これ以上短縮しなくたっていいじゃないですか。  聞いたことには実は答えていないんですね、治らなくても出すなどということは...全文を見る
○高橋(千)委員 このくらいのことは、そうあれこれ言わないで、そうだねとおっしゃればいいと思うんですよ。  だって、そうじゃないですか。受け入れと退院の支援ということだけでも大変な手間がかかるわけでしょう。まずそこの現状認識から始まってどうするかという議論をしていこうと思ってい...全文を見る
○高橋(千)委員 あえてこの続きの資料をきょうは配っていないんですけれども、勤務環境改善のために社労士さんなどが相談に乗って、勤務環境が大変だね、離職率が高いね、相談に乗りますよ、そういうことをやると言っているんです。それ自体は何も悪いことだと思いませんよ。だけれども、もともとの...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、答えは多様なところだけですか。本体をどうするという話が全然ないじゃないですか。考えていないということなのか。  本当はいっぱいデータがある中でこれだけのことを言っているのに対して、多様な働き方に対して応えていくと。こういう認識では、五十万人ふやすなんて絶...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、聞いたことに答えていないんですよ。今、四十一が省令でさらにふえることもあるのかと聞いているんです。一言でいい。
○高橋(千)委員 そういうことなんですよ。だから、ガイドラインもこれからだし、法律が成立してから範囲がもっとふえるかもしれない、そういうことを私たちは白紙委任するわけにいかないですよ。  私は専門家じゃないから難しい専門用語の中身には入りませんけれども、今検討されている医行為の...全文を見る
○高橋(千)委員 そういうことなんですよ。きのうの武藤参考人が、在宅看護の中でこの特定行為が大きな中心になるということをおっしゃっておりました。  これでは、さっき私が言ったように、短くて退院してくる方が本当にふえるわけですよね。重度の方、医療行為が必要な方は、今でさえも専門的...全文を見る
○高橋(千)委員 今、研修を受けた数が八千三百九十九とお答えがありました。これは、第一号、第二号、第三号と研修の種類があって、特定の相手に対する行為がそのほとんどであります、六千八百十五。実際に、特定ではない、しかもたん吸引だけではなく全体がやれる人、第一号研修を終えた方は三百四...全文を見る
○高橋(千)委員 それはそうですよね。どんどんふやすということは考えていない、それはそうだと思いますよ。  ただ、この間、前の老健局長ですとかあるいは介護保険部会のメンバーの皆さんですとか、そういうことを何度もおっしゃっているじゃないですか。全体がふえない中で、とにかく、医師が...全文を見る
○高橋(千)委員 何度も言いますが、現場が本当に必死で頑張っている、この大変な条件の中でも、それでも尊厳ある介護を支えてくれているんです。でも、やはりいつまでもそれに甘えていちゃいけないということは、本当に何度も言わなければならないと思います。  きのう、京都ヘルパー連絡会の浦...全文を見る
○高橋(千)委員 実態がかなりあるということだったと思います。  当然、短期入所の本来の中身ではだめなんだということがわかっているんですね。わかっているんだけれども、医師会の方たちもおっしゃっています。本当に、行き場がなくなる利用者が出てこないか、寝たきりで経管栄養を行っている...全文を見る
○高橋(千)委員 この問題は、何回聞いてもさっぱりしないんですよ。  大臣は、必要な人にはサービスが受けられるとか、希望する人には専門的なサービスが受けられると言ってきて、印象としては、要支援の人が、では、これまで受けていたんだから受けられるのかな、大体受けられるのかなというふ...全文を見る
○高橋(千)委員 今までの人は受けられるというのは、それは単なる経過措置でしょう。そんな問題じゃないでしょうが。  私、何回も何回も、どういう人が受けられますか、あるいはどういう人を分けますかと。専門的なサービスを受けられる受けられると大臣が言うから、どういう人がと言ったときに...全文を見る
05月15日第186回国会 衆議院 本会議 第24号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、医療介護総合法案に反対の討論を行います。(拍手)  初めに、昨日の厚労委員会において、全野党の反対を押し切って採決を強行したことに、満身の怒りを込めて抗議をします。  本法案は、十九本もの法律の改定を含んでおり、内容は多岐にわたりま...全文を見る
05月21日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  ちょうど七年前、第一次安倍政権の命取りともなった消えた年金問題。私は、年金は老後の支えであり、その人の生きてきたあかしでもあるわけですから、この年金問題を世に出して、また、先ほど長妻委員おっしゃっていましたが、千三百七十万人が記...全文を見る
○高橋(千)委員 民主党さんのときは、一期四年ということを何度もおっしゃいました。  ことしの三月末で、コンピューター上の記録の七億二千万件、紙台帳の全件照合を終えたということでよろしいのか、確認をしたいと思います。  実は、一時は費用対効果で問題があって照合自体を断念すると...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をいたしました。  ちょっと、年金記録問題特別委員会の報告が、これからはやはり個人の皆さんにお願いするしかないというふうに言っているわけですから、どうしても、これは本当は一番最初に言わなきゃいけなかったせりふだったんですけれども、何か政府が責任を国民に転嫁...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣が総務に行ったときにこれをつくったわけですけれども、一応確からしいという、物すごい、今までになじまなかった言葉が、しかし、これが威力を発揮して、この第三者委員会のあっせんを見ますと、各進捗状況が九七・七%ということで、受け付けたものがかなりの形で処理をされて...全文を見る
○高橋(千)委員 そんなのは当たり前じゃないですか。別だけれども、厚生労働大臣が委託する厚生局が最初はやって、次は厚生労働大臣ですよ、だけれども、厚生労働大臣が再審査をしたのに結果が同じですよということはないですよねということを聞いているわけなんです。前段の説明なんか要りませんよ...全文を見る
○高橋(千)委員 それでいいんです。つまり、権利救済の仕組みがきちんとできて、今までより狭まったものではないということ、同時に、だからといって、必ずそういう複雑な仕組みを通らなくても、年金事務所の窓口できちんと対応ができるんだということを確認したかったんです。  それで、年金記...全文を見る
○高橋(千)委員 記録問題に限らないという御答弁だったと思います。そうだと思うんですよね。逆に言うと、正職員が記録問題に集中的にぐっとシフトをしましたので、だからその分、逆に窓口が手薄になったり徴収の方が手薄になったりして、全体として回ったんだということがあったと思います。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 最後に正規化へ向けてとおっしゃったことをしっかりお願いしたいなと思うんですね。  記録問題の報告書には、「年金機構に移行する過程での旧社会保険庁職員の退職者増、処分者の不採用に起因する“ベテラン人手不足”も、深刻な問題として尾を引くこととなった。」こういう指摘...全文を見る
05月23日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、国民年金保険料の後納制度について伺います。  三年間の時限措置である後納制度をもう三年延長することになりました。ただし、前回は十年分納めることができたものを今回は五年分にとどめるといいます。私は、二〇一一年、民主党政権...全文を見る
○高橋(千)委員 見込み違いだったじゃないかと責めているわけじゃないんですから、そこはちゃんと分析すればいいわけですよ。サンプル調査としきりに言う方もいらっしゃいますが、その前提が違っていたということだったと思うんです。前提が違っているにしても、かなりの大きな数になったということ...全文を見る
○高橋(千)委員 受け付けた件数から六十五歳以上の受給に結びついた方を引くと、単純に引くと、百五万九千六百五十三件くらいになるということで、そういう方たちが、もしやふやすことができたんじゃないかということが言えると思うんですよね。  これは、私は去年も質問していますけれども、最...全文を見る
○高橋(千)委員 まさにその短縮によって新たな可能性が生まれた方ということが言えるわけですので、周知の範囲というか、ツールについても、さまざま努力をしていただきたい、また、市町村との連携などもすごく大事ではないか、このように指摘をしたいと思います。  そこで、まず、大臣に伺いた...全文を見る
○高橋(千)委員 受給資格期間が十年になるから、では後で一括で納めればいいやという人が出ないとも限らない、そういうことをさんざん理由で聞いたわけでありますけれども、もしも後で十年一括で納められるからいいやというくらいの払う力がある方たちが、その人たちは、ふだんは真面目に納めている...全文を見る
○高橋(千)委員 別に私は、納期限を延ばせと言っているわけじゃないんですから、延ばせというか、期限を全く持つなと言っているわけじゃないんですよね。  だから、基本は、みんな、期限というものはこうだと思っているわけじゃないですか。それでもチャンスを逃した人が、こういう制度もあるよ...全文を見る
○高橋(千)委員 ここはまた引き続いて検討をしていただきたいと思うんです。  前回だって、さっきのお知らせにあるように、三年間ですとお知らせをした後に、また三年延長するわけですから。そういう意味では、そのこと自体が非常に批判をされることにもなりかねないので、だったら納期限を五年...全文を見る
○高橋(千)委員 まさに、大学を出て一旦は正社員になったんだけれども、三十代後半とかにいろいろ、失業してしまったりとか、そういうこともあるんだ、だから、あくまでも、一時的なときにも空期間ということでつなげていくということが、万が一障害になったときとか、そういうのにいいんだというこ...全文を見る
○高橋(千)委員 やはりそこが大事で、私は、七十歳に支給年齢を上げるということは絶対あってはならないと思います。  だけれども、そういう議論は、別にもう始まっているわけですよね。資料の最後につけておきましたけれども、経済財政諮問会議の「選択する未来」委員会の中間整理で、五月十三...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣は考えていないということでしたので、政府の中でも頑張っていただきたい、外圧も強いのではないかという心配をしておりますので。  そこで、きょうは、財政検証の問題も随分議論されました。二十一年、〇九年のときは二月に財政検証が出されていたので、確かにそれに比べる...全文を見る
○高橋(千)委員 こんなに物価が上がるのに賃金が追いつかないのかなと、これ自体が大変ショッキングなデータではあるんですけれども、さっき議論をずっとされていたように、前回の財政検証のときは、名目運用利回り四・一%は高過ぎると批判をされた、それに対して答えているのは、平成十三年からの...全文を見る
○高橋(千)委員 もう一つやりたかったんですけれども、残念ながら終わります。
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました政府管掌年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律案に対する修正案について、その趣旨を説明します。  公的年金は、憲法二十五条を根拠とし、老後の支えとなる重要なものです。政府提出法案は、保険...全文を見る
05月28日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、JALの整理解雇問題について質問いたします。  日本航空は、一万六千人のリストラなどを条件として、二〇一〇年一月十九日、企業再生支援機構による支援と会社更生手続の開始が決定されました。  この年の大みそかに、JAL...全文を見る
○高橋(千)委員 基本的な当時のことを確認させていただきましたので、今、係争についてあれこれということを言っているのではありません。  今、副大臣の答弁は、まさに再生支援を政府が決定するに当たって、今言った安全性の問題、不採算路線の大胆撤退、あくまでもリストラありきではなくて、...全文を見る
○高橋(千)委員 私は大臣に対して聞いています。もちろん、そのころは民主党政権だったとおっしゃるかもしれませんが、行政の継続というものがあります。ここは、主務大臣として厚労大臣が意見を述べております。  株式会社企業再生支援機構法の第四十五条に、「機構は、主務大臣がこの法律の定...全文を見る
○高橋(千)委員 もう一回最後に大臣に聞きますからね。これは主語が違うんですよ。最初に副大臣に聞いたように、再生機構が、労働組合との話し合いをきちっと見てくれましたかということで確認をしました。しかし、今のは、主語は厚労大臣であります。その主語にのっとって必要なことをやりましたか...全文を見る
○高橋(千)委員 一般論だと言われたので、資料の二枚目を見ていただきたいと思うんです。  これはJALに限ったことではありません。航空業の死傷災害の件数ということで、全産業との比較があるんですけれども、百万人当たりの労働災害による死傷者数を度数率というんですけれども、二十三年と...全文を見る
○高橋(千)委員 今の航空法第百十一条の四に基づく報告件数、JALの分ですけれども、資料の三枚目につけておきました。  決して軽視できない報告がたくさんあるということが今あったし、その中でも厳重注意があったということが報告されたと思うんですね。  私は、安全と雇用の問題は非常...全文を見る
○高橋(千)委員 別に、今、これから起こる制度について、書いていないのは当たり前なんですよね。だけれども、離職者数を把握しているかということを聞いているわけですよ。だから、どういう実態になっているのかを厚労省がつかまなきゃだめでしょうということを言っています。  さっき私が言っ...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、運航コストとおっしゃったけれども、それは、安全に対するコストを削るということじゃないですか。それで今までの問題が指摘されているのに、何も反省をしていない。最初に確認した、安全性を前提にということがないわけですよ。  そこで、西村副大臣にもう一回戻りますけ...全文を見る
○高橋(千)委員 時間になりました。  そのための前提を出せということを重ねて指摘をして、大臣にもその要望をしておいて、終わりたいと思います。残念ながら時間が来ました。      ————◇—————
05月30日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、まず資料の一枚目に、大変笑顔の写真が気に入りましたので、毎日新聞の記事をつけました。  過労死等防止対策推進法案が、二十三日の本委員会、また、二十七日、衆議院の本会議を通過して、あとは参議院での成立を待つばかりとなっ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  私自身も議連の世話人の一人として議論を重ねてきたわけですけれども、自民党のPTにも本当に審議を重ねていただく中で、やはり、強化月間の、最初は週間という案だったのが月間になったりですとか、厚労白書に毎年位置づけて調査の実態を発表する、こ...全文を見る
○高橋(千)委員 率直に言って、ILOの労働時間条約さえ批准をしていないのに、こういうときだけヨーロッパのまねをするという議論はやはり違うんだ、土台ができていないじゃないかと言わせていただきます。  大臣が言うように、成果で評価できる世界レベルの高度専門職、そういう方たちという...全文を見る
○高橋(千)委員 例えば、政府の企画業務型裁量労働制の適用労働者の満足度でいっても、やや満足、満足しているが合わせて七六・四%。また、事業場でいったって、今のままでよいと答えているのが六八・六%。そういう実態の中で、一体誰のニーズなのかということになるわけですよ。結局、限定だ限定...全文を見る
○高橋(千)委員 効率よく、かつ成果を出す人の話をしているんじゃないんですよ。時間でははかれないと言っているだけであって、それは、みんなが短時間で仕事を終わらせるという意味ではないわけでしょう。  だから、資料の最後にあるように、改革の大前提は働き過ぎ防止、ブラック企業撲滅と書...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません。今ちょっと重要なことをおっしゃったなと思うんですが、局長に確認をしますが、夜働く人は深夜割り増しを含んでいる、これでいいんですか。
○高橋(千)委員 そうなってくると、深夜でも昼でも総枠だから一緒なんだ、入っているんだ、そういう世界でやるんだという議論では全然話にならないんですよ。いやいや、大臣、そう言っていますけれども、きのうそういう説明を、私、厚労省から受けたんです。  つまり、裁量労働制の世界であって...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら時間が来ましたので、続きはまた来週にしたいと思うんですが、入り口はレアケースであって、出口は全然違うんだというところ、やはりそういうところに立って議論をしていかなければ話にならない。最初に言った過労死を本当になくすんだという決意からいうと、本当にこれは...全文を見る
06月04日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最初に伺いたいのは、本法案は、労働契約法第十八条の特例が中心となった法案であります。なぜ、労働契約法の一部改正ではなく、特措法として提案されたのでしょうか。
○高橋(千)委員 余り答えにはなっていないかと思うんです。経過はもうみんなが承知のことでありますけれども、だからといって、なぜ特措法なのか。私は、このつくりからいうと、むしろ時限立法にした方がいいんじゃないかと思っているんです。  なぜかというのを続けて質問したいと思うんです。...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、国会が決めることだとおっしゃいましたけれども、それは仮に、今言ったように、研究職である大学の特殊な場面についての特例措置であるという仕切りを、政府としてやったんならいいんですよ。閣法だったら閣議決定ですから、大臣がその閣議決定に責任を持つじゃないですか。所...全文を見る
○高橋(千)委員 本来なら、見直し規定まで置いているものを、国家戦略特区法で、特例をつくること、またその期限まで決められたわけですよね、今国会でやりなさいと。これは労政審をちゃんと開いて決めなさい、そこまで縛られたということでは、私は、この成り立ち自体が非常に乱暴な議論だと指摘を...全文を見る
○高橋(千)委員 聞いたことに答えていないでしょう。契約を締結するときに、最初から無期転換の権利を放棄するということはしないと明確に否定したはずですよねということを確認したいんです。
○高橋(千)委員 承知をしておりますって、厚労省がきちっと特区法の中で、ちゃんと答えているわけでしょう。それをちゃんと言ってくださいよ、なぜだめなのかということを。
○高橋(千)委員 「労使の交渉力の格差を背景として使用者が事実上その権利放棄を強要する状況を招きかねず、労働契約法十八条の無期転換のルールの趣旨を没却するものであり、こうした有期契約労働者の意思表示は、公序良俗に反して無効と解される」、このように特区法の審議の中で厚労省がお答えに...全文を見る
○高橋(千)委員 しっかりとお願いをしたいと思います。  ただ、呼ばれなければ困るという議論がさっきからされているわけですが、最後は大臣同士で決めることだということをおっしゃっていましたので、最後までしっかりと頑張っていただきたいと思います。  そこで、特例の対象となるのは、...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、本当に期限が決まっている、そしてその人材が必要である、そうであれば、こういうことも可能だよねということを確認しました。  もう一度。
○高橋(千)委員 私が言っているのは、まず、終期が決まっているのにはそういう対応ができる、だけれども、やはり細切れ雇用、要するに、一回の七年という雇用ではなくて、一年契約を結んでいって、成果を見ながら、そういう気持ちがあるから、これではうまくないんだということをおっしゃっているん...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、これも見なければ確実だという担保はされない、法定をしていない限りはということを指摘したいんです。  次に、一定の期間の終期を契約書に明示するのか、つまり、何年とか終わったときという表現ではなくて、いついつという、何月とか、そういうふうな表現なのかと...全文を見る
○高橋(千)委員 改めて大臣に聞きたいんです。  さっきの答弁でもそうだったように、結局、終期があるものだと言っていて、しかも、終期を書いていても、そこまで確実に雇用が約束されたものではない。つまり、契約はやはり更新を重ねていくわけですよね。  そうすると、その細切れの反復更...全文を見る
○高橋(千)委員 別に、さっきの、大臣が産業競争力会議で議論をしたように、お互いが納得すればという議論だってあるように、これだって、終期があるんだ、仕事が決まっているんだというのがわかっているのであれば、無期雇用にしたとしても、本人は、ここでやめたいと言う権利はあるわけです。労基...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、使用者の側にだけ解雇というリスクを負わなくてもいい、その上で、都合のいい時間だけ雇うことができる、そういう側に立った議論じゃないか。お互いによければ、本人だってそのときにやめることができるんだからということを指摘しているんですよね。プロジェクトだからい...全文を見る
○高橋(千)委員 時間が来たので、残念ながら言い切りにしますけれども、ですから、そういう指摘もあって、さまざまだけれども、しかし、みなし規定というものを残した。だから、その様子を見ましょうということで見直し規定を入れたんじゃないですか。それをやってもみないうちに、一人も無期転換を...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、ただいま議題となりました専門的知識等を有する有期雇用労働者等に関する特別措置法案に対し、日本共産党を代表し、反対の討論を行います。  反対する第一の理由は、労働契約法の無期転換申込権に特例を設ける理由が存在しないからです。  有期契約労働者は千四百四十...全文を見る
06月06日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  五月二十八日の第四回産業競争力会議課題別会合において、田村大臣は、子育て支援員(仮称)ですが、創設を提案したといいます。専業主婦の就労機会をふやすとか、あるいは待機児童対策とか、さまざまなことが言われておりますが、子育て支援員の...全文を見る
○高橋(千)委員 新制度で、いろいろな形の保育があるからということなんだと思うんですけれども。  最初にいただいた資料のところに書いているのは、「子育てが一段落した専業主婦」、こういうふうに書いているわけですね。研修を受けてもらって、子育て支援員になってもらう。どうも私は、その...全文を見る
○高橋(千)委員 今、認可保育所については、質の確保のために適切に配置をする、つまり配置基準には子育て支援員が入らないわけですね。だけれども、小規模保育は、ここにも書いてあるように、配置基準の中に入る、こう説明をされました。  十九名以下ということが条件だということですけれども...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、小規模であっても、これは同じ質でなければならない、こういうふうに思うわけですね。  保育士が国家資格とされたのは平成十五年、二〇〇三年です。保育所保育指針では、保育士の専門性について、「児童福祉法第十八条の四の規定を踏まえ、保育所の役割及び機能が適切に発...全文を見る
○高橋(千)委員 まずは確認をいたしました。  そこで、なぜ厚労大臣からこのような子育て支援員なるものを提案したのかということですよね。  これは、もとをただせば、連日議論されています産業競争力会議、雇用と根っこは同じでして、ことし三月十九日に長谷川主査より、保育士不足だから...全文を見る
○高橋(千)委員 保育問題は規制改革会議との長い長い闘いをやってきましたので、大臣になる前から、私が厚労委員会に来てからずっと闘っておりますので、彼らの意図はそうであるという中で、いかにこれを担保していくのか。  しかし、現場では、お手伝い、補助要員といったって、結局は、ずっと...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の三枚目に、平成二十三年の元旦の産経新聞をつけました。この見出しを見ていただきたいんですが、「所在不明の小中生三百二十六人 教委ずさんな調査、毎年度「ゼロ回答」も」。この年がまさに入学の年と重なっているわけです。  この下の方のアンダーラインを見ていただき...全文を見る
○高橋(千)委員 数字をリセットしたことが命のリセットにもつながった、そういうことは本当にあってはならない、今後は絶対にあってはならないという思いで続けたいと思うんです。  今紹介した文科省の調査の最後のところに、住民票がない児童生徒、だけれども、やはりDVとかで市町村に駆け込...全文を見る
○高橋(千)委員 きょう、ちょっと流れの関係で文科省に先に質問しましたけれども、人生からいくと厚労省が先なわけですよね。ですから、厚労省が先に見つけてくれなければ助からなかったんですよ。そういう点では、大臣、最初の答弁にしてはちょっと事務的過ぎますよね。そこを、厚労省の責任をどう...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の七枚目、二十五年十二月十三日の毎日新聞が書いているんですけれども、「居所不明児 把握ずさん」ということが指摘をされています。これも独自調査です。  この中を見ますと、先ほど来議論されている要保護児童対策地域協議会、要対協と略していますけれども、これが全然...全文を見る
○高橋(千)委員 第九次までの報告のまとめを見ますと、私が質問した第四次のころ、望まない妊娠は一六・四%でした。今は三一%になっています。未受診が三六・二%にも伸びています。驚いたのは、胎児虐待、今や一三・八%もあるんですね。  思春期教室ということで、保健師さんが妊娠の前から...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。また続きをお願いします。      ————◇—————
06月11日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  JALの整理解雇撤回を求める裁判の東京高裁判決が、三日、客室乗務員、五日、乗員で相次いで出され、いずれも控訴棄却という判決でありました。  この件について、私は五月二十八日の本委員会で質問いたしました。このとき、原告らが繰り返...全文を見る
○高橋(千)委員 では、一般論でもう一回聞きますけれども、整理解雇の四要件、これまでも判例法理ということを厚労省として整理をしてきました。そのときに、やはり必要だったのかどうかというときに、正確な数字というのは、基本的に、お互いに知らなければ、そこから議論が始まらないのではないか...全文を見る
○高橋(千)委員 普通に考えて、必要なものだよなということが理解できるのではないかなと思うんです。  そこで、ILOの結社の自由委員会からのたび重なる勧告について、原告らは、ことし二月十日に追加の情報提供を行っています。ILOからは、日本政府についても報告をしたと回答しておりま...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をさせていただきました。  乗員の判決の中に、ILO結社の自由委員会の勧告について、本件に関して何らかの具体的措置を要請するものではなく、解雇してはならないという内容のものではないと書いているんですね。その上で、だから、勧告は解雇が許されないという根拠には...全文を見る
○高橋(千)委員 この点に関してはもう言い切りにしますけれども、結社の自由委員会ですからね。交渉は自由だと大臣はおっしゃいました。でも、本来であれば、現役であれば交渉に立てる組合員の皆さんは、みんな解雇されたわけです。こういう実態があるということを踏まえて、やはり正当な協議の場に...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をいたしました。  最高裁は被告、原告双方を棄却したのであって、どちらも完全勝訴というわけにはいきません。ただ、ここで私が言いたいのは、パワハラを認めたことの意義が大変大きいのではないかということです。  元原告らは、この判決を受けて、会社の謝罪と再発防...全文を見る
○高橋(千)委員 厚労省が推奨していることをぜひやりましょうと言っているわけですから、ぜひ実現をさせていただきたいなと思っているわけですけれども、資料の一枚目を見てください。  これも厚労省のホームページなんですね。左肩にある、「あかるい職場応援団」「みんなで考えよう!職場のパ...全文を見る
○高橋(千)委員 なかなかそれ以上は踏み込んでいけないと思いますけれども、その答えの中にしっかりと届くものがあればいいなと思っております。  資料の三枚目に、これは昨年の八月二十日の朝日と読売の記事を載せておきました。右側の朝日は、「全日空、客室乗務員を正社員採用」と書いており...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひこうあってほしいなと。やっている仕事は同じですからね。お客さんから見たら同じなんですよ。ですから、同じ仕事をしているのに、雇用の形態によって差別的な扱いがあってはならないという議論を重ねてきました。やはりこの立場に立つべきだなということを、今述べてくださった...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の四枚目に、ハンドブックの中に書いてある資料をつけておきました。  局長が今、上のところだけ読んだんですね。「精神障害の労災補償の支給決定件数全体」、三百八件、三百二十五件、四百七十五件のうち三十九、四十、五十五というのは、「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又...全文を見る
○高橋(千)委員 要因の一つであるというデータがあるにもかかわらず、朝からの議論を聞いていてもそうなんですけれども、何か、メンタル不調だけをあぶり出していくような対策では本当はだめなんだろう、私は強く言いたいと思うんですね。  きょう、もう一問だけ質問しますけれども、長時間労働...全文を見る
○高橋(千)委員 時間が来ましたので、続きはまた来週やるんですけれども、一言だけ。  二〇〇九年三月二十六日の局長通達、「当面のメンタルヘルス対策の具体的推進について」というものがありますが、ここでは、「企業及び事業場のトップに対して、局署幹部から、様々な機会をとらえ、メンタル...全文を見る
06月13日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、三人の参考人の皆さん、本委員会に出席をいただき、また、貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。  最初に、三柴参考人に伺いたいと思います。  精神障害の労災認定数が増加している中で、上司の嫌がらせなどの...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  難しい表現をされましたが、立法適性を満たしているというのは、法制化の時期ではないかという趣旨でおっしゃっているのではないか。先生がそのように書かれたものもございましたので、ぜひもう一歩進めていきたい、現実にかなり起こっていることである...全文を見る
○高橋(千)委員 そのことがまた実際の運用の中でやはり労働者の不利益になることにならないか、今のパワハラとも関連すると思うんですが、そういう問題意識を持って質問させていただきました。  時間があればまた補足して、次の質問をさせていただきたいんです。  次に、寺西参考人に伺いた...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  その点でのきちっとした管理を、規制をしていくということがやはり必要ではないかなというふうに私は思っております。  次に、圓藤参考人に伺いたいと思います。  日本産業衛生学会の意見は、前の政府案のときからさまざま拝見をしているとこ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。非常に重要な御提言だったと思います。  それで、ストレスチェックの活用は、五十人未満の小規模事業場には努力義務とされているんですが、一方、長時間労働の場合の医師の面接指導については、平成二十年から既に適用となっていると思うんですね。ですか...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  もっと伺いたいことがありましたが、時間になりましたので、これで終わります。  三人の方、ありがとうございました。
06月18日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第29号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今回の労働安全衛生法改正のきっかけは、民主党、長妻大臣のときに、当時は年間三万人を超えていた自殺者対策の一環である、メンタル不調者のスクリーニングをするという表現で提唱したことがきっかけでありました。本法案における問題意識は同じ...全文を見る
○高橋(千)委員 あえて私は、質問は二つと言いました。だから、最初の問いは、まず問題意識なんです。要するに、簡単に言えば、何のためにやるのかということなんですよ。つまり、スクリーニングをするという表現だけが歩き出しますと、やはりそれは単なるあぶり出しだ、メンタルな人をよけてしまえ...全文を見る
○高橋(千)委員 とても大事なことでありますので。  そこで、第六十六条の健康診断。第一項に、「事業者は、労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、医師による健康診断を行なわなければならない。」となっています。これが現行法です。  当初の案では、ここのところに、健康診断...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をさせていただきました。  やはり心と体は一体だと。この間も参考人質疑の中で産業衛生学会の圓藤先生に伺ったわけですけれども、例えば顔色とか表情とか、声の力とか睡眠不足とか、そういういろいろなことを、問診の中で体の不調にも気づいていく、そういうことがやられて...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっとここは残念なんですね。信頼性、妥当性と言い切っちゃっていいのだろうか。やはり現場からそういう声が出ているのに対して、決めてしまっていいのだろうか。  逆に言うと、さっきの健康診断の考え方をやりとりしたことにも近いんですけれども、ストレスチェックをやった...全文を見る
○高橋(千)委員 受診命令を就業規則に書くこと自体は、先生がおっしゃっているように、ありだということなんですか。
○高橋(千)委員 もちろん、そうなんです。三柴先生がそれをできるできると書いているわけではない、原則はそうだというふうに書いているのを踏まえた上で質問しました。  なぜかというと、東京経営者協会が、二〇一一年に「メンタルヘルス不全社員の退職・解雇について」、こういうQアンドAを...全文を見る
○高橋(千)委員 相談を受けないということで安全配慮義務が免れることにはならないと答弁をされたことは、とても大事なことではないかと思います。やはり裁判もいろいろありまして、労働時間の場合は、後から問題にしても、労働時間というきちっとした、残業を八十時間も百時間もやったじゃないかと...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の二枚目に、「労働時間制度の概況」というのをつけておきました。  これは、変形労働時間制とかフレックスタイム制とか、要するに弾力的な労働時間制度がさまざまあるわけですけれども、通常の労働時間と比べると、五割強の労働者が実際に労働時間が弾力的な制度をもう既に...全文を見る
○高橋(千)委員 これから決めるということですが、対象範囲と手続ということなので、当然、ここが面倒だなということで狙われているのではないかと指摘をしなくちゃいけないと思うんですね。  その上で、これもみなし労働時間ということになっていて、大臣が最近言うようになったいわゆる残業代...全文を見る
○高橋(千)委員 今お答えにもあったように、みなし労働時間を初めから決めていて残業代込みなんだけれども、しかし、労働時間の状況ということで届け出もしなくちゃいけませんし、長時間働いているのではないか、あるいは健康確保措置がとられているかどうかということでは、労使委員会で絶えず見て...全文を見る
○高橋(千)委員 今、要するに、標準的なみなし労働時間をあらかじめ決めない、時間に縛られないんだし、時間で評価ができない人を対象にするんだからとこれまでも言ってきた、そういう意味で裁量労働制とは違いますよという説明だったと思うんですね。  でも、これは突き詰めれば、今までどんな...全文を見る
○高橋(千)委員 時間なので一言で終わりますけれども、実は、大臣がそうやって説明している働き方は、今回見直しをする企画ではない、専門業務型に非常に似ているんですよ。縛られない、上からも指導されない、そういう形で今裁量労働制をやっている人たちは、現実に成果を出すために過労しているし...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました財団法人日本遺族会に対する国有財産の無償貸付に関する法律の一部を改正する法律案に対し、一言意見を申し述べます。  戦争遺族の援護を行う遺族会の事務所を国の責任で存続させることは理解できるものです。  しかし、...全文を見る
06月18日第186回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  二十分しかないので、早速質問させていただきます。  東日本大震災で被災地の福祉労働者が果たした役割に関する調査実行委員会がまとめたものがございます。  福島県の保育現場において、仕事がふえたという労働者が五割を超えています。...全文を見る
○高橋(千)委員 資料をお配りしています。一枚目を見てください。  これはふえた仕事の回答グラフなんですけれども、まさに、放射線量の測定九三・三%をトップに、除染、安全な食材の確保八二・五%など、いずれも、原発事故前にはなかった仕事がふえている。当たり前のことでありますけれども...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと一枚めくっていただいて、資料の四を見ていただきたいと思うんですが、今局長が答えていただいた入所児童処遇特別加算、この制度、きのう説明をいただきました。  そうすると、よくよく見ると、対象者は、六十歳以上六十五歳未満の高齢者、あるいは身体障害者、知的障害...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今使った資料の前のページに、学童保育の職員の皆さんの声も紹介をしています。「増えた仕事、必要だが十分にできていない仕事」ということで、保育とも非常によく似てはいるんですけれども、やはり、条件が非常に厳しい中で、指導員自身のケアも本当に...全文を見る
○高橋(千)委員 今少しお話しされた専門家会議も、子ども・被災者支援法の議連でヒアリングの対象者を推薦したという経過もございました。ただ、あくまでもそれはヒアリングであって、一回やれば終わりよ、しかも全員ではないという形で、なかなか専門家会合に対しても十分私たちの意見が反映されて...全文を見る
○高橋(千)委員 県立医大にも、私、直接質問をしましたけれども、当面のところ考えにくいという答弁だったと思います。これは断定すべきではないというのが私の趣旨です。本当に、菊地学長もおっしゃいましたけれども、それが関係がないと言い切れるまでには、やはり長期にわたる調査が必要だという...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと待ってください。それでは、あなたの責任で、関係がないと言い切るんですか。
○高橋(千)委員 思いがけない答弁だったので、時間になってしまいました。  最初にお話ししたように、県立医大も、当面のところ考えにくいと答えたんです。できないと断定したわけではありません。そんなことを国会で答弁したら大変なことになりますよ。  引き続いて、この問題はしっかりと...全文を見る
06月19日第186回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
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○衆議院議員(高橋千鶴子君) 小池委員にお答えいたします。  御指摘のとおり、現行の法律において過労死という文言の入ったものはなく、定義なども存在しませんでした。本法案は、過労死を初めて法律上規定し、過労死はあってはならないという認識を共有すること、そのために国が必要な対策を行...全文を見る
08月04日第186回国会 衆議院 厚生労働委員会 第31号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  八月一日の警察のまとめで、ことし上半期の危険ドラッグの摘発件数が百二十八件、百四十五人で過去最多だったと言われています。昨年一年間の百二十五件を既に上回っているわけです。危険ドラッグが原因と思われる救急搬送や交通事故が急増し、深...全文を見る
○高橋(千)委員 まず一つは、無承認の医薬品としての取り締まりが可能であるということであります。  それから、きょう、あえて消費者庁を呼んでいないわけですけれども、これは当然厚労省として認識を一致させる必要があるので、あえて呼びませんでした。  七月十八日の薬物乱用対策会議に...全文を見る
○高橋(千)委員 危険ドラッグの名称を変えたのが七月二十二日、これは警察庁のプレスリリースなんですけれども、こういうふうに説明を書いております。新呼称は、規制の有無を問わず、使用することが危ない物質であると明確に示す呼称である、こういうふうに説明をしているんですね。  それで、...全文を見る
○高橋(千)委員 ここは指摘にとどめますけれども、先ほど来、大臣は非常に強い決意を述べているんです。もう排除するんだということを言っているけれども、委員がさまざま、法定をするべきだ、改正をするべきだと言うと、できないできない、世界じゅうの問題なんだという話になってくるわけなんです...全文を見る
○高橋(千)委員 進んでいないなんて一言も言っていないじゃないですか。皆さんが頑張っていることはわかっていますよ。だけれども、その思いを実現するためにそれぞれの方たちが提案をしているのに対して、できないではなくて、何からできるかということを考えようということを議論しているんじゃな...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと問いが多過ぎて時間がなくなったので、一言、認識だけ、よろしいですかねということで伺いたいと思うんです。  これもちょっとやりとりをしたときにはよく把握していないというふうなことだったんですけれども、例えば八月一日の朝日新聞で、県議だった男性が危険ドラッ...全文を見る
○高橋(千)委員 あわせて非常に重要な問題だと思いますので、取り組みを強めていただきたいと思います。  それで、危険ドラッグを使用した経験のある人が約四十万人という数字があるんですけれども、中学生の調査でも〇・二%という数字がございます。  早期の薬物防止教育が重要なわけであ...全文を見る
○高橋(千)委員 今紹介いただいた、学校の副教材として使っているものを、資料をいただいたんですね。小学生版が「わたしの健康」、中学生版が「かけがえのない自分」、タイトルはとてもいいと思います。高校生用は「健康な生活を送るために」。  ただ、中身はちょっと物足りなさを感じるんです...全文を見る
○高橋(千)委員 時間になりましたので、一言だけ意見を述べて終わります。  実は、資料の六を見ていただければわかるんですけれども、絶対に使うべきではないと回答した生徒の割合が、私は余り高くないなと率直に思うんです。九割を切っている。それはやはり、最後のページを見ていただければわ...全文を見る
10月10日第187回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  御嶽山の噴火災害や広島の土砂災害を初め、この間の連続した災害で犠牲になられた方々に心から哀悼の意を表しますとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。  また、何度も活動の中断を余儀なくされる中、奮闘されている救助捜索隊...全文を見る
○高橋(千)委員 今、より防災、減災という言葉を強調されていたと思います。  昨年一月の「東日本大震災を踏まえた今後の科学技術・学術政策の在り方について」、この建議の中で、「今般の大地震発生やそれに伴う巨大な津波の発生の可能性を事前に国民に十分伝えられなかったことが、被害の深刻...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いしたいと思います。  日本は、大学で火山観測研究に従事する研究者は四十名程度だと言われています。さっき言ったように、百十活火山があるわけですよね。それで四十名というのは非常に厳しいわけで、活火山が八つしかないイタリアと比べても数十倍の開きがあるわ...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、資料の二枚目に定員の推移というものをつけておいたわけですけれども、六十一人でずっと推移していたのが、若干ふやしていただいた。ただ、二〇一二年以降は、定員管理がかかって漸次削減をされている、そういう状況にあるわけです。  ですから、二十四時間監視といって...全文を見る
○高橋(千)委員 最新の技術がどんなに蓄積されていっても、それを使うのは人なんだということを忘れてはならないのではないかと思うんです。  資料の三枚目に、「測候所等の経緯」と書いてあって、経緯とは何かと思うかもしれませんが、これは、八年度の五カ所から始まって、これだけの測候所が...全文を見る
○高橋(千)委員 その防災協議会があるのはまだ三十三火山にすぎず、十分動いているとも言えません。引き続いて提言をしたいんですけれども、また次の機会をぜひお願いいたします。  終わります。
10月15日第187回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、塩崎大臣に初めて質問をさせていただきます。大臣の最も得意分野である年金の運用などについて、株には全く御縁のない私ではありますが、質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  第二次安倍内閣が発...全文を見る
○高橋(千)委員 一つ一つ反論していると時間がありませんので、次の続きの中でお話をしていきたいと思うんです。  株式がこれほど反応するということはどういう意味か。それは、大臣就任前にさまざまなことをおっしゃっていた、きょうも既に午前の部で出ていたわけですけれども、そこに反応した...全文を見る
○高橋(千)委員 最後のところ、認められておりませんとおっしゃったわけですけれども、これについても、例えば米沢運用委員長などが発言をしているだとか、さまざまな報道があるわけです。ですから、否定していただきたいということを言いました。  やはり利益相反に対して、大臣も非常に慎重で...全文を見る
○高橋(千)委員 昨年の十一月の公的・準公的資金の運用・リスク管理等の高度化等に関する有識者会議、この報告書の中では、「各資金は、」各資金というのは今GPIFが持っている「各資金は、コストをできる限り抑える観点から委託手数料等の縮減に努めて」いると評価をしているんですね。その上で...全文を見る
○高橋(千)委員 年金の次の議論がもう一つありますので、ちょっとここは残念ながら問いを飛ばしたいと思うんですが、一言だけ指摘をして次に行きたいと思うんです。  要するに、今までは、デフレのときは安定的な国債でやってきたんだ、だけれども、デフレから脱却する過程で、物価が上がって賃...全文を見る
○高橋(千)委員 実質はどうかと言っちゃうとまたあれなんですけれども、少なくとも下がらないであろうということが今想像されるんだけれども、結局そこは、マクロ経済スライドが給付抑制ではあるんだけれども、マイナスにはならないというところが歯どめにはなっている。  問題は、年金部会、き...全文を見る
○高橋(千)委員 満額でも六万四千円という水準の国民年金に対して、高い給付だったという言葉は本当に当事者にとって冷たいせりふではないかなということを指摘したいなと思うんです。  それで、基礎年金が減ることによって、それは当然比例年金の方も、厚生年金の方もそこに引きずられて下がっ...全文を見る
○高橋(千)委員 世代間格差とか現役世代とのツケ回しをしないということが、ですからバランスをとる必要があるんだと何度も言ってきたんだけれども、しかし、その中でも、五割、五割と言ってきたことでさえも、それは最初だけの話だったのねという状態の中で、本当にそれでいいのかということを考え...全文を見る
○高橋(千)委員 そのオプションこそが、まさに制度の破綻を認めたものだと言わなければなりません。  続きはまたやります。  終わります。
10月17日第187回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、三人の参考人の皆さん、貴重な御意見をいただき、大変ありがとうございました。時間が大変限られておりますので、早速質問に入らせていただきます。  まず初めに、秋元参考人に伺います。  私、実は、十年以上前に、秋元さんが...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  先ほど、最初のプレゼンのときに、ダルクのやり方になじまない方もいるという表現をされていましたけれども、そういうさまざまな、行政であり民間施設であり、ネットワークがあるし個性があるという中で、全体として支えていくことができたら、依存症...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  おくればせながらかもしれませんが、国も、今回そうした点で予算を拡充するということで今概算要求をしておりますので、ぜひ後押しをして、都道府県の取り組みも支えていけるようにできればいいなと思っております。  次に、和田参考人に伺いたい...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  アルコールがよくて、なぜ薬物がだめなのかということで、ちょっと聞いてみたら、やはり薬物依存の患者というのは結局自分が悪いみたいな、そういうすみ分けがあったように聞いております。  でも、先生自身がおっしゃっておりますけれども、薬物...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。ありがとうございました。
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、午前中に危険ドラッグ問題での参考人質疑がございました。当事者による依存症回復施設、医療の現場、そして自治体の努力、それぞれの努力を伺うことができました。また、発言ではなく、傍聴席で見守っていられる二組の御遺族、私も朝、お...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ、年末に向けての財政当局の査定にも絶対屈しないで頑張っていただきたい、このように思います。  そこで、八月二十七から三十日に、東京、愛知、大阪、福岡の四地域の危険ドラッグ販売店に対し、地方厚生局、都府県、警察が合同で立入検査を実施、指定薬物である疑いのある...全文を見る
○高橋(千)委員 これは、私自身も勉強不足を反省しなければならないなと思うんですが、前回の質問のときに、やはり無承認医薬品として取り締まることも検討していくんだとおっしゃって通知を出したわけです。  ただ、この通知は初めてではないわけですよね。それも、平成十七年、もう九年前に同...全文を見る
○高橋(千)委員 あえて明示をしている、しかし、吸ってはいけないと明示をしているんだけれども、効能をうたっているから明らかにおかしいよねということを、やはり思い切って今回踏み切ったんだというお話だったと思うんです。  ですから、私たちは、危険ドラッグの法案、野党でみんなで提案し...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。ぜひ、ここはお願いをしたいと思います。  そこで、八月四日の委員会の中でも、薬物依存症対策として、医療機関の体制や回復施設について質問いたしました。きょうは、医療機関の和田参考人と回復施設の秋元参考人から直接お話を聞くことができて本当によ...全文を見る
○高橋(千)委員 午前の議論で、アルコール中毒は診療報酬の対象になるんだけれども、薬物はならないということなんですね。それに対して、和田参考人は、自分たちにとっては一緒なんだ、患者は一緒なんだということ、どうしてここで差をつけるのかと言っています。本当に全国で今体制をそろえようと...全文を見る
10月23日第187回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  質問に先立ちまして、本日、十月二十三日は、新潟県中越地震から十周年であります。二〇〇四年十月二十三日十七時五十六分、マグニチュード六・八、最大震度七の地震により、六十八名が死亡、重軽傷者は四千七百九十五名にも上りました。改めて、...全文を見る
○高橋(千)委員 今、開始したというところに力を込めましたので、まだ、始まったんだ、九九・九%が知っているというわけではないということで、しかし、大事なことですので、住民に対する周知、下の方に書いているように、ホームページや回覧板、いろいろな手段を使ってやっていくんだというふうな...全文を見る
○高橋(千)委員 交付金になったことで使い勝手がよくなったとか、いろいろなことはあると思うんです。ただ、やはり、施策をするためには、どのように使われているのか、そこを把握しなければできないと思うんですね。  資料の四枚目に、「砂防関係予算の推移」、これをつけておきました。砂防関...全文を見る
○高橋(千)委員 積極的に支援と、具体的なことをおっしゃらなかったんですけれどもね。  国庫負担割合については、私の手元にあるだけでも、広島市を初め、北海道釧路市、余市町、埼玉県議会、北海道議会などで、増額を求める意見書が出ております。  また、平成二十三年七月の国土交通省水...全文を見る
○高橋(千)委員 これからは、義務づけになって、ますます自治体の責任が問われるわけですよね。それで、国は、それこそさっきも、口は出すけれどもという話がありましたけれども、市町村だけが責められることになってくるわけですよ。やって、公表したらしたで、どうしてくれるんだということになる...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど読み上げた国交省の資料の中でも、保全対象が五戸以上の土砂災害危険箇所に限ってみても、整備水準はまだ二割であるという点で非常におくれているけれども、財政的にもさまざまな困難があるということを指摘しております。ですから、住民の理解を得るということの前提に、やは...全文を見る
○高橋(千)委員 最後に、この問題で大臣に見解を伺いたいと思うんです。  今答弁があったんですけれども、確かに、ダムの計画容量ということは、大概のところで、見込みが甘いんじゃないかとかいろいろな議論があります。ただ、今それを議論しているんではないんです。できることがあるだろう、...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。
10月28日第187回国会 衆議院 本会議 第8号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、労働者派遣法改正案に対し、質問します。(拍手)  安倍総理は、所信表明演説で、大胆な規制改革なくして成長戦略の成功はありませんと述べ、雇用を、医療や農業と並べて、岩盤のようにかたい規制と強調しました。  その成長戦略では、失業なき労働...全文を見る
10月29日第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、地域医療について質問をさせていただきます。  まず、石破大臣に伺います。  地方創生とはどういう意味なのでしょうか。再生ではなく創生なのはなぜか。  私は、地方を考えるときに、地域医療はその重要な要素の一つであると...全文を見る
○高橋(千)委員 地域医療の将来の姿を考えていくということが、この基本理念、今大臣がおっしゃった中に盛り込まれていると思うんです。いろいろな要素が組み込まれている。  例えば、日本創成会議人口減少問題検討分科会、ストップ少子化・地方元気戦略には、医療・福祉分野の行方が重大な影響...全文を見る
○高橋(千)委員 確認ができました。公立であろうとも経営の効率化は必要だとおっしゃった。ただ同時に、不採算の医療を抱えているですとか、地域によってどうしても担わなければならない役割についてもぜひ確認をしたかったなと思って、そこはちょっと残念に思うんですが、しかし、基本は変わらない...全文を見る
○高橋(千)委員 例えば、今おっしゃった黒字化が四六・四%、数字を見るとかなり改善しているというか、そういうふうに見えるんだと思うんですね。  ただ、それがどういう状態になっているのか、つまり、例えば、集約をしたことによって、集約されたもとの病院はどうなっているのかですとか、黒...全文を見る
○高橋(千)委員 本当に必要な医療を誰がどうやって決めるかということなんですね。  今、ガイドラインの検討会でさまざま議論していますけれども、二割減らそう、三割減らそうと、目安となる数字を決めているんですね。それに合わせて実態を見ていくことになるわけです。  そこが何が問題か...全文を見る
○高橋(千)委員 自治体が事務負担が大変だというのは当たり前なんですね。だけれども、それを理由にして、一括、サーバーに集約されて、本当に実態がわかるのか、機械的にしか出てこないじゃないか、そのことを重ねて指摘をしているんです。  明確な答弁ではなかったと思いますが、これは次の質...全文を見る
○高橋(千)委員 利害がぶつかり合う病院同士で協議をしたときに、そうしたことが起きないかという懸念でありました。まさかここで、そうです、先行してやりますとはおっしゃらなかったので、当然だと思いますけれども、ただし、非常に懸念があるということは申し述べておきたいと思います。  県...全文を見る
○高橋(千)委員 今、大臣、間違ったことになりかねないという趣旨の答弁をされたことはとても重要だと思っております。それこそ、札幌、旭川に集中して、現状はこうだからそれでいいというふうになっちゃうと困るということを言っています。  地方創生は東京一極集中の打破と言っていますが、結...全文を見る
○高橋(千)委員 結構高いハードルを設けたと思うんですが、しっかりとこれが担保されるように、文科省としても指導、援助をお願いしたい、このように思うんです。  それで、下村大臣にもう一問伺いたいと思うんですが、資料の最後に、この間、医学部の定員をふやしてきた経緯、全国の経過を書い...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  残念ながら時間が来ましたので、続きは、厚労大臣、委員会でまたお願いしたいと思います。終わります。
10月31日第187回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今回の災対基本法の改正は、大規模災害時における迅速な道路啓開と放置車両対策に絞った改正であります。今冬の関東甲信地方の大雪被害と車両の立ち往生、孤立集落の発生などが契機になったものと承知をしております。  私は、この関東甲信地...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  本当に、ふだん降らないところですと、わずかな、東北の我々にしてみると余り影響がないようなところでも、備えがないということで大きな被害にもつながった。それを踏まえて、事前のさまざまな取り決めをしておくということがやはり大事なのかなと思っ...全文を見る
○高橋(千)委員 なぜかという理由は、違法だから、道路法の世界ではないという趣旨ですか、今言ったのは。確認します。
○高橋(千)委員 ですから、なぜかということを聞いているんですよね。なぜだと思うかということです。伺います、もう一回。
○高橋(千)委員 二十九日に、国交省が放置車両の移動について大がかりな訓練をしていたということをニュースで拝見しました。  本来なら、実際に移動しなくちゃいけないときだって、多分、地方整備局の重機をお借りしたりとか、さまざまな手だてをするわけですから、やはり、道路法の世界ででき...全文を見る
○高橋(千)委員 その趣旨はわかります。  そうしたら、もう一回、済みません、局長に、国交省に伺います。  そういう趣旨で、では、災害全般ではない、通常の、しかし違法駐車だけではない、警察は警察で別途ありますけれども、そうではない場面で、必要がない、つまり、道路法の六十七条の...全文を見る
○高橋(千)委員 あればということでした。やはり、全てが災対法ではないんだと。道路は道路でちゃんとやるべきことがあるんじゃないかと思ったので、改めて質問させていただきました。  放置車両が移動する範囲が五十メートル内というふうに書かれているわけですよね、この六十七条の二には。つ...全文を見る
○高橋(千)委員 こちらも、破損を伴う実績は把握はされていないという答弁だったと思います。  今回、通行禁止区域の設定の考え方が変わるわけですよね。つまり、アクセス道路も含めてやるんだと。それは理解できるんです。  だとすれば、結果として、区域の指定をするときの判断をもう少し...全文を見る
○高橋(千)委員 非常にこれも参考になるなと思いまして、伺わせていただきました。時間があれば、最後にも一言伺いたいと思うんです。  それで、今回、車両の移動と損失補償を規定したということは、毎年のように立ち往生が雪で発生している福島県ですとか、一昨年、県管理国道で同じように立ち...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、なかなか応援という雰囲気ではないなというふうに聞いているんです。  それで、八十二条の損失補償の規定についてなんですけれども、車両の破損については実費負担、負担は道路管理者がするという仕切りになっています。  実際には、そもそも今まで実績がないか...全文を見る
○高橋(千)委員 今、適切なということをおっしゃっていただきましたので、ぜひと思います。  やはり、最初に考えたのは、財政負担でためらってはならないなと思ったんです。だけれども、さっきお話ししたように、それぞれの自治体は、人命が最優先ですので、そんなことは言っていられないという...全文を見る
10月31日第187回国会 衆議院 本会議 第9号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案について質問します。(拍手)  政府と経団連などが主催し九月に行われた女性が輝く社会に向けた国際シンポジウムのハイレベル・ラウンドテーブルで、総理は各国の女性たちを前に、二十一世紀こそ女性...全文を見る
11月05日第187回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まずは、本委員会が委員長職権で立てられたことに強く抗議をしたい、このように思います。  そもそも、なぜそういうことが起こったのか。もう朝からたくさんの委員の方がおっしゃっておりますけれども、委員会の審議、まだ一分も審議をしてい...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いします。しっかりと理事会で議論させていただきたい、このように思います。  さて、二十八日の本会議質問で、職業安定法の四十四条、労働者供給事業の禁止、これの例外だった、ここから派遣法が始まっているということで私が質問しました。だからこそ、常用代替の...全文を見る
○高橋(千)委員 基本的に維持をされていると答弁がありました。  私は、そういうふうに維持されていると答弁し続けているからこそ、矛盾が起きていると思うんですね。  撤回されたという公明党の修正案は、維持されていると大臣がそう答弁されているにもかかわらず、臨時的かつ一時的なもの...全文を見る
○高橋(千)委員 わかりやすい制度というのは使用者側にとっての理屈なんですよね。結局、期間制限だとか、業務に対する、二十六業務がまさにそうでしたけれども、それを厳格に守ろうとすれば、自分たちの都合によっては非常に困ることができてくるわけです、付随業務がどうのとか。だから、もっとわ...全文を見る
○高橋(千)委員 今すごい単純な質問をしたんです。最大三年働いた人を、それを臨時的な働き方と言うでしょうかと感想を聞きました。
○高橋(千)委員 とても答えになっていないと思うんですね。  というのは、先ほど部長の答弁を聞かれたと思うんですけれども、なぜこれを三年にしたんですかという質問に対して、審議会の中でいろいろ議論がありました、その理由が、派遣業務の習熟期間、それから、正社員の異動周期が大体三年だ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、そこがそもそも原則とは全く違うものになっているということ。  最初九カ月だったときは、やはり臨時的な仕事として、そういう仕事として選んでいたかもしれません。だけれども、それが当たり前になっちゃって、延長延長という細切れ雇用が当たり前になっちゃって、む...全文を見る
○高橋(千)委員 全然、何を答えていらっしゃるんでしょうか。  仕事がずっとある。つまり、三年とかと区切るのではなくて、要するに業務が終わっていない、だから新しい人が必要だ、それで今回、事業所ごとの見直しをするわけでしょう。だから、そういう考え方というのは、仕事がずっとあるけれ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、本来は正社員がやるべき仕事を、期限を区切ったりルールを決めて派遣にやらせているということを指摘しているんです。そういう意味ですよ。
○高橋(千)委員 理念や原則を幾ら言っても、実態がそうだということをお認めにならない。それは実態を追認するための改正だということを何度も指摘しています。  そこで、今、過半数労働組合のことを答弁になりました。朝からずっと議論しているわけですけれども、そもそも、原則一年を三年に延...全文を見る
○高橋(千)委員 第四十条の二の二項の二に「前号に掲げる場合以外の場合 一年」と書いてあって、その先に、「あらかじめ、厚生労働省令で定めるところにより、当該労働者派遣の役務の提供を受けようとする期間を定めなければならない。」ということで、あらかじめ過半数で組織する労働組合の意見を...全文を見る
○高橋(千)委員 同じ仕組みですかと聞いています。あらかじめ、速やかにと現行法には書いておりますが、表現が違うと思いますが。
○高橋(千)委員 一カ月間の意見聴取期間を置くというふうに書いているんですね。  そこで、先ほど来の議論なんですが、私は本会議の際に、先ほど大串委員が指摘をしたように、過半数労働組合等、あるいは、ない場合の過半数労働者代表の実態が余りにも、組合もほとんどないし、選ばれているのは...全文を見る
○高橋(千)委員 丸めて言っちゃだめなんですね。これはちゃんと段階があるんです。  さっき言ったように、一カ月間の意見聴取期間に意見聴取を行う。その後で、五項はこうなっていますよね。「派遣可能期間を延長した理由その他の厚生労働省令で定める事項について説明しなければならない。」 ...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、その対応方針等を説明すること、意見聴取の記録を周知すること、これはまだ法定はしていませんよね。これから政令を改正して行うわけですよね。  あたかももう決まっているかのように答弁をされていますけれども、まずそこを確認します。
○高橋(千)委員 まず、そこは決まったことではないんです。そこを確認した上で、やはり公明党さんが出した案というのは、派遣先が派遣可能期間を延長するに際し労働組合等から意見があった場合の当該労働組合等への理由などの説明を、延長する前に行うことを明確化すること、これはあえてこうやって...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣に伺いますが、私は、それをあえてわかりやすく公明党さんが修正案で、前にと書いてくれたんだと思うんです。それを踏まえた答弁に私は聞こえました。その方がわかりやすくないですか。
○高橋(千)委員 大臣のところにわざわざ公明党さんの案はこうなっていますという説明をしなくても、答弁を書けばそうなるから、そこはちゃんと踏まえていただきたい。私は、もう修正を踏まえた答弁にしか聞こえません。そのことを強く指摘したいと思います。  それから、念のため伺いますけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 それは、ごめんなさい、私、さっきから場外発言をしていて失礼しましたけれども、条文の中に反対意見を踏まえるということが書いてあれば、それは、言うことを聞いていないじゃないか、全然踏まえていないじゃないかということで指導ができるんです。つまり、派遣先は法律違反をして...全文を見る
○高橋(千)委員 一言言って終わります。  ですから、何の歯どめにもならないというのが実態であります。今やられている過半数労働組合と代表に対する意見聴取では、ほとんど意見が出ていないというのが八割です。それで、受け入れてはならないという意見が出たのは一・二%とか〇・数%、そうい...全文を見る
11月06日第187回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  竹下復興大臣にまず一問お願いいたしたいと思います。  東電福島第一原発事故により発生した八千ベクレルを超える浄水発生土や稲わら、堆肥など、いわゆる指定廃棄物と呼ばれるものについて、今、宮城や栃木県を初め、最終処分場の候補地選定...全文を見る
○高橋(千)委員 誰もが、どこかにということは理解しているんです。だから無体に、ただ自分のところには持ってこなきゃ、ほかでどうにかなればいい、そんなことを言っているところはどこもありません。だけれども、そのプロセスに問題があるんだ、だから指摘をしているのであります。  資料の一...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をされました。  法律、つまり私たちが立法府で議論しているときには、ここまで議論していないんですね。さっき林委員の質問の中で指摘がありましたけれども、議員立法だからと言っているけれども、基本方針は閣議決定なんです。本当に国が責任を持っているんです。そのこと...全文を見る
○高橋(千)委員 小里副大臣、ぜひ政治家としての答弁をしていただきたいと思うんですね。  つまり、三つ絞り込んだので、いろいろやったので、いろいろ詳細調査で問題が出てきても、その中からよりましなものを選ぶというのが今の構図なんですよ。  ですから、例えば栗原市の市長なんかは、...全文を見る
○高橋(千)委員 もう十一月ですから、いつ雪が降るかわからないんですよ。実際にそれがわかっていて、しかも、雪が降る地域だとわかっていてこういうことを言っているというのは、それは、建設ありきと言われるのは当然なんですよ。  段取りを踏んできたのは十分知っています。だけれども、結局...全文を見る
○高橋(千)委員 精査をしているということであります。その結果をしっかりと出していただきたいと思うんです。  そこで、十月に加美町の質問に対して環境省が答えた文章を見ますと、保管量をもとにした必要面積は二・五ヘクタール、それで、保管量は、今、さっきから言っている四千九百五十五ト...全文を見る
○高橋(千)委員 ということは、必要面積が変わることもあり得る、要するに、足りないということもあり得るということですね。
○高橋(千)委員 お認めいただいたと思います。  こうやって、一つ一つのデータがやはり正確じゃないんですよ。だから言っているんです。ただやみくもに嫌だ嫌だと言っているのではない。誠実じゃないんです。さっきから言っているように、国が責任を持つと言ったけれども、その責任の持ち方が、...全文を見る
○高橋(千)委員 きょうは終わります。
11月12日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうから本委員会で審議入りした本法案が、今国会、成立はほぼ不可能ではないかという風向きになってまいりました。  この局面、この限られた質問時間では到底網羅できるものではありませんが、我が日本共産党は、ことし十月二十一日、「女...全文を見る
○高橋(千)委員 もう一回、局長に質問したいと思います。  資料の一枚目に、男女間賃金格差の要因と国際比較というのがございます。先ほど答弁にあったように、一番の要因が職階であるという話がありました。確かに、左を見ますと、賃金格差の要因、一〇・三ということで、一番大きい格差がある...全文を見る
○高橋(千)委員 正直、ちょっと驚きました。余りにも多い項目と。あれこれではなく、この男女賃金格差というのがやはり最前線で議論されなきゃいけないわけでしょう。きょうもさんざんそういう議論があったと思います。その問題意識がやはり大きく指摘をされなければならないのではないかと思います...全文を見る
○高橋(千)委員 ここで厚労省が所管していると言っちゃえば、この法案の意味そのものがなくなっちゃうんですよ。審議会の中でも使用者側はさんざん、労基法四条に書いているからいいんだ、そういう議論をしてきました。それを踏襲してはならないんだ。だから、わざわざこの内閣委員会で女性が輝くと...全文を見る
○高橋(千)委員 ここだけ議論しているわけにいきませんので、もう一度、大臣に後で登場していただきますので、少し具体の話をしていきたいと思います。  労政審の雇用均等分科会の「女性の活躍推進に向けた新たな法的枠組みの構築について」、つまり、この法案のいわゆる指針の基礎となることを...全文を見る
○高橋(千)委員 最初にお話しした賃金格差の根っこにあるものの一つを、今議論を始めております。  資料の二枚目に、厚労省の広報資料をつけておきました。「男女雇用機会均等法で禁止している「間接差別」の対象範囲が拡大します」ということで、大変わかりやすい資料になっております。雇用管...全文を見る
○高橋(千)委員 支払基金は、民間法人とはいえ、診療報酬、レセプトを扱う、つまり厚労省の医療政策そのものを支えるお膝元であります。そういう意味でも国の責任は大きいし、全基労、全国社会保険診療報酬支払基金労働組合が繰り返し国にも要請してきたもので、十分承知をしている問題だと思うんで...全文を見る
○高橋(千)委員 私、今、大変控え目な質問をいたしましたよね。要するに、一般論である、しかも、状況を把握し、課題として解決すべきではないかという問いであります。つまり、個々の事情、ちゃんと状況を把握すればよろしいんじゃないでしょうか。
○高橋(千)委員 間接差別として対象になるおそれがあると認めているわけですね。  そのときに、その状況把握もしない、それは個々の事情だからといったら、前に進まないじゃないですか。おそれがあるのを訴えて証明しなければ前に進まない、それではだめなんだということで問題提起をしています...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今の大臣の答弁をぜひ踏まえまして、今度は山本副大臣に伺いたいと思うんですけれども、前回の均等法改正のときにも、実は、法の理念に仕事と生活の調和を明記せよという指摘をしましたし、争点となりました。  ただ、雇用均等分科会では、やはり使...全文を見る
○高橋(千)委員 非常に残念に思いますね。  それぞれの規則の改正ですとかが、それはプラスに働いていると思いますけれども、抜本改正をやはり私たちは求めていきたいと思うし、そのための議論も、非常に貴重な議論を積み重ねてきたと思うんです。  資料の四枚目に「昇進意欲と「やりがい」...全文を見る
○高橋(千)委員 どこに横串が入って全体としてそれが引き上がっているのか、何が引き上がっているのか、何が課題なのかというのがやはり見えてこないなと思っております。さらにこれは議論を続ける必要があるのではないかなと思っています。  そこで、最後に一問伺いたいんですが、行動計画策定...全文を見る
○高橋(千)委員 一言だけ。  均等法は、一九八五年、労働者派遣法とセットで生まれました。今回は廃案になると思いますけれども、やはり、そのときに絶えず女性のニーズとか多様な働き方という形で女性を切り札にして、しかし現実は差別なんですよ。そこに本当に切り込んでいかなければだめなん...全文を見る
11月13日第187回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  国会が緊急事態ということで、十分な審議ができないことは大変残念ではあります。  参考人質疑を初め、参議院での議論は大変勉強になりました。本当に、こういう機会はさらに深めていく必要があるかな、このように思います。  私が今一番...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  ゆうべ通告したときは数字がなかなか出てこなかったので、具体的な答弁をいただいて助かったと思っております。ぜひ、本当に医療従事者を守れなければ次の対策はやはりないだろうと思っておりますので、しっかりとこの支援をお願いしたいと思っており...全文を見る
○高橋(千)委員 国内対策、水際対策だけではやはり限界があるということがこの間も議論されてきた。また、潜伏期間というものがございますので、発症前のどれだけの規制ができるかというのも非常に難しい問題でもあります。しかし、そういう中だからこそ、やはり国際機関での情報の交流と統一した対...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほどの専門の看護師のところで、教育に回る人が今三十名という答弁があったと思うんですが、それも本当に同じで、少数のとき、あるいは初動のときは本当に専門家が必要です。だけれども、本当に多数になったときは、みんなで、いろいろな人が対応しなければなりませんので、まだ蔓...全文を見る
○高橋(千)委員 二〇〇六年に結核予防法が感染症法に統合されました。対策は後退させないというのが当時の大臣の答弁でありましたけれども、それがないようにしっかりと求めて、終わりたいと思います。
11月14日第187回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  私自身も野党共同提出に参加させていただき議論を重ねてきた危険ドラッグ対策法案が、与党との協議も調い成案とされたことについて、全ての関係者の皆さんに感謝申し上げたいと思います。  もとより、法律ができたからといって直ちに危険ドラ...全文を見る
○高橋(千)委員 千百五十六店舗、かつ千六百十六サイト。これは結局、一つの店舗が幾つもの支店を持っていて、支店といってもネット上の支店ですから、楽天支店とかアマゾン支店とかいうものがあって、一つのドラッグ会社が多くて九つの支店を持っている、こういう状況だということであります。また...全文を見る
○高橋(千)委員 これは、最高裁の判決とか、いろいろの経過があった問題ではあるけれども、九九・八%の一般用医薬品が一気に解禁になったわけであります。  そうした中で、やはり店舗と同じ体制を保つんだということでやって、今言った軽微なルール違反も確かにあるけれども、軽微ではない、未...全文を見る
○高橋(千)委員 別にそういうことを聞いているわけではなくて、予算を四倍要求していますとか、しっかりおっしゃってくださればいいのではないかなと思っております。  もちろん、国内でも、ヤフーなどのインターネット会社による自主的ガイドラインもできておりますし、諸外国、例えばアメリカ...全文を見る