高橋千鶴子

たかはしちづこ

比例代表(東北)選出
日本共産党
当選回数7回

高橋千鶴子の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第189回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  早速質問させていただきます。  東京電力福島第一、第二原発で、今月十九、二十日と相次いで死亡事故が起きました。とりわけ、第一原発は、十五日にも、作業事故をなくすための安全総決起大会を開いていたんですけれども、そのさなかに作業員...全文を見る
○高橋(千)委員 今なお厳しいとお答えになりましたけれども、しかし、収束に対する認識については、被災者の気持ちを考えればという、これは従前の答弁と同じなんです。今の事態を見れば到底言えない、そのことをきちんと認める、そのことがまず出発点だということを重ねて言わなければならないと思...全文を見る
○高橋(千)委員 もう一度総理に伺いたいと思うんですが、被災者の気持ちを考えたら収束という言葉は使えないと総理はおっしゃったと思うんです。だからこそ、全基廃炉、それはもう福島の声なんですね。今回の知事選挙でも、皆さんが公約をいたしました。そうした中で、自民党さんも推した中で、こう...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、要請を行ったと今総理自身がおっしゃったわけです。なので、まず総理がその立場に立てばできるんだということを確認させていただきたいと思います。  それからもう一つ、事故の収束に集中するために近傍の五、六号機を使っているんだ、廃炉を決定したんだとおっしゃい...全文を見る
○高橋(千)委員 竹下大臣にはきちんと後で具体の質問をいたしますので、どうかここは総理にお答えいただきたいと思うんですね。  やはり、あの原発事故がなかったらと言い残してみずからの命を絶った人もいた、そういうことをきちんと認めて、だからこそ、今なおふえ続けているということの認識...全文を見る
○高橋(千)委員 総理、ちょっと今の答弁、衝撃を受けました。長々とって、それは演説は短い方がいいですけれども、このことは避けて通れないでしょう。福島の皆さんは絶えずそのことが頭にあるわけですよ。相馬市は被災地じゃないんですか。相馬の漁協、皆さんが今一番困っているのは、単なる風評被...全文を見る
○高橋(千)委員 おおむねということで、第一とはいかないという、さまざまな事情があるのは承知しています。その上で、ぜひとお願いをしていますので、よろしくお願いしたいと思います。  一方で、先週は、郡山市内の仮設住宅に川内村から避難されている方たちと懇談をしました。こちらの方たち...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  一年、その先の話はなかなか言いづらいというのがあったかと思いますが、県と協議をして、状況を踏まえてとおっしゃっていただきましたので、ここは本当に、まさかつなぐところがなくなるということはないと信じておりますが、よろしくお願いをしたい、...全文を見る
○高橋(千)委員 今、できる限りとおっしゃいましたので、ぜひ地元の事情をよく相談していただいて、何でもかんでもなんて言っているわけじゃないんです。だけれども、これが大きな鍵になるということで提案をしています。  その上で、一つ提案ですけれども、国土交通大臣に伺いますけれども、み...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今、可能であるというお答えをいただきました。このことで、県外の方たちもさまざまな可能性が見えてくるのではないか、このように思って、もう一つ質問する予定でしたが、時間の関係で要望にとどめたいと思うんですね。さまざま関係省庁と連携をとり合...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いします。
02月27日第189回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  昨年秋の米価の暴落が農家に大きな打撃を与えております。  二〇一〇年のことを思い出しているんですけれども、農協からの概算払いで七千円という衝撃が走ったことがありました。岩手の民話のふるさと、美しい平地が続く遠野市で、大規模農家...全文を見る
○高橋(千)委員 次の生産に不安を持っているということを、大臣も同じ認識で述べられたと思います。  そこで、二年前に、改定された農林水産業・地域の活力創造プランでは、生産調整の廃止とともに、農地中間管理機構によって農地を集積、大規模化する、そして、今後十年間で米六十キロの生産コ...全文を見る
○高橋(千)委員 もちろん、TPPのためですと言うわけがないだろうと思っておりましたけれども、当然、今、全く関係がないと否定をされました。  ただ、私が今紹介した強化策、プランを発表した翌日の読売新聞は、「TPPにらみ農業強化」という大見出しがありました。「TPPの妥結に備え政...全文を見る
○高橋(千)委員 全国の農地を八割担い手に集積する。でも、今、十五ヘクタール以上の生産費でも一万一千四百二十四円、これが農水省のデータであります。ですから、いかに規模拡大したといっても、到底外米に勝てる水準にはないということは明らかなわけであります。強い農業を語るといっても、本当...全文を見る
○高橋(千)委員 ここまでなかなか一致できないから粘ったんだとおっしゃるんだったら、潔く協議から撤退すればよい、私はそう思いますね。これ以上すり合わせをしたって日本は譲るだけではないか。もうわかり切ったことであります。  二年前、この場所で甘利担当大臣がおっしゃったことは、日本...全文を見る
○高橋(千)委員 狙いは農協の金融資産ではないんですか、この開放なのではないでしょうか。  農協改革は、規制改革会議あるいは在日米国商工会議所などから、例えば准組合員の利用を制限するとか、信用、共済事業を金融庁の監督下にと迫られてきました。この間、自民党の中でも随分議論されてき...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、これまでもそうでした。TPPはなかなか、秘密協定でもありますから、議論しているときは、そんなことはないと言いながら、結果としてはそうなっている。もともと、日米保険協議のときからずっと開放を求められてきた、そういう経過があるんだということを重ねて指摘した...全文を見る
○高橋(千)委員 高齢者の実態をどう認識しているか、まずそのことが大臣に聞きたかったんですよね。もう既に特例水準の解消で年金を減らしてきたことの口実をおっしゃいましたが、それをまた反論していると時間がもったいないので次に進むんですけれども、これでどうなるんでしょうか。アベノミクス...全文を見る
○高橋(千)委員 国民年金が満額の場合は六百八円。これは全て実額で、減ってはいないということだけが唯一の救いではありますけれども、実際には、説明があったように、物価は二・七%プラスなんだけれども、賃金は、そこまで上がっていない、二・三%が実は基準になるわけですよね。そこから、先ほ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、そこはですねとおっしゃったんですけれども、物価が上がるだけでは年金は上がらないということはお認めになったと思います。  結局、そこだけ強調されてもだめなんですよね。消費税が増税されたことで反動している物価高もあるわけですから、実態ではない。そこに賃金...全文を見る
○高橋(千)委員 だったら、法律に憲法二十五条を書いている意味がないではありませんか。全ての暮らしを賄うものじゃない、これは、今、年金部会でそういう議論をしているんですよ。最初からそうじゃないんです。  これは、今、ことし一月二十一日に出した社会保障審議会年金部会の議論の整理で...全文を見る
○高橋(千)委員 失礼しました。  経済の前提が、幾つかの数字があって、その中で一番現実的だと言われているEのケースで今出したものであって、いずれにしても、長生きすればするほど年金が削減されていく、いろいろおっしゃいましたけれども、これは事実だと思っているんですね。だから、先ほ...全文を見る
○高橋(千)委員 委員長、ちょっと大臣の答弁が余りにも長過ぎますので、よろしくお願いいたします。  先ほど私が、ひとり暮らしの高齢者がふえているでしょうと指摘したじゃないですか。なのに、厚労省のデータは夫婦で計算しているから違いますと。そんな理屈で通りますか。だから、いつも実態...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、積極的な提案をしています。だって、大臣自体がさっき、障害基礎年金まで削るのかというのに対して、こういう制度があるとおっしゃったんじゃないですか。だったら、それを早くやれと言っているだけなんです。その予算をよそから持ってこいなんて言っておりません。  十年...全文を見る
○高橋(千)委員 そこまで言うほど子育ては優先ではないんですが、このタイミングではもう反論する時間がありません。  私は、月額五千円のプラスでいいなんて本当は思っていないんですよ。民主党さんは、最低保障年金七万円に近づけるために六千円と提案をしたのに対して、自民党さんが割り引い...全文を見る
○高橋(千)委員 それはそうなんですよ。二十五兆円をそのまま年金者に配れなんて言っていないし、そういうふうに成果が上がったときは大きな声を出すけれども、そうじゃないときだって当然あるわけでしょう。  百年安心なんだから、私が百年安心をいいと言っているわけではありませんが、時間を...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと伺ったことに答えていただけていないなと思って、我が党の佐々木憲昭議員がかつて財務金融委員会で質問したときに同じ趣旨のことを答弁されました。私はそれがとても大事なんじゃないかと思うからこそ、あえてもう一度指摘をさせていただいたわけです。  一昨年十一月の...全文を見る
03月09日第189回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、四人の公述人の皆さん、大変お忙しい中、本委員会に出席いただきまして、貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。  思いのほか時間が短いなと思って聞いておりましたので、簡潔に質問して、簡潔に受けていただけれ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  党としては新制度そのものには反対をしておりますし、直接契約制度ですとか、公的保育の後退という点でさまざまな意見があります。でも、その中で、質的拡充ということがこれほど叫ばれたこともなかったと思っておりますので、やはりそこを諦めずに、...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  まさに総人件費抑制のツールになるのではないかと思っております。また、当然、指摘された過労死を生み出す危険をはらんでいるかと思っております。  もう一点、派遣法についてなんですけれども、政府はよく、生涯派遣と言われるのはレッテル張り...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  そこで、佐藤公述人に伺いたいと思うんですが、たくさん論点がございましたので、ちょっと絞って伺いたいと思うんです。  法人二税の一部を国税にして、代替として個人への住民税や固定資産税を強化する、その際、応益負担という原則でというふう...全文を見る
○高橋(千)委員 なぜこういう質問をしたのかといいますと、もちろん、外形標準課税については非常に大きな反対の意見があるからというのもあるんですけれども、やはり地域では、企業を誘致するときにたくさんの減税措置をいたします。  ただ、企業が立地するときに、最低賃金が安いからと、そこ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。大体一致しているかなと思っております。  最後に、小田川公述人にもう一点伺いたいんですが、最低賃金に地域格差が非常にある、その上でやはり全国一律でなければならないんだという点の重要性について、最後、補足していただければと思います。
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  改めて、全国一律最低賃金、ぜひ実現をしたいと思います。  きょうはこれで終わりますけれども、貴重な御意見、ありがとうございました。
03月13日第189回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  東日本大震災と原発事故から丸四年がたちました。  私も、三月十一日には、宮城県岩沼市で行われた追悼式典に参加をさせていただきました。市長が岩沼市民百八十一名の犠牲者名簿を祭壇におさめたときによみがえってきたのは、被災直後に訪れ...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、とまらないという言葉を総理は何度も強調されて、当然、とまれる状態ではないわけです。  問題は、今各自治体が心配されているのは、新たな枠組みで自治体負担が取り沙汰されているということであります。一%という数字も出ているんですけれども、ただ、一%といっても、...全文を見る
○高橋(千)委員 自治体が自立するんだとおっしゃいますけれども、そもそも、自治体の皆さんは被災者と本当に直面しているわけです。自立するしないというか、当然やらざるを得ないわけですね。国が一〇〇%面倒を見て、それにおんぶにだっこ、そういうことでは決してないということを重ねて指摘をし...全文を見る
○高橋(千)委員 お手元の資料をごらんになっていただきたいと思うんですが、これは、ある社会福祉法人の、ですからいろいろな種類のものをやっているわけですが、今回の報酬改定の影響を試算してもらったものであります。  一番上の三十名定員のデイサービス、これを見ていただきたいんですが、...全文を見る
○高橋(千)委員 今、賞与だけはやっても基本給が下がって、そういうのは認めないとおっしゃったと思うんですね。でも、それは結局、そのために処遇改善をやるよといってもできないということを認めたことになると思うんです。だって、本体がマイナスなんですから。しかも、十年ぶりの大幅引き下げな...全文を見る
○高橋(千)委員 総理が、何度も、介護報酬を上げれば利用者負担にはね返るんだということをおっしゃっていたのを、それを私も何度も聞いておりました。  ただ、実際には、今回、例えば保険料の負担をどれだけ抑えられますか。二百三十円安くなるのではなくて、値上がりするのを若干抑えることが...全文を見る
○高橋(千)委員 本当は総理にもう一問聞くつもりでしたが、時間が回ってきますので、指摘だけして終わりたいと思うんです。  一方では、介護従事者の離職者、六人に一人がやめております。特徴は、在職一年未満が三九・二%、三年未満が三四%、合わせると七割以上が三年未満で介護の仕事をやめ...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、二〇一五年度総予算三案に反対、維新の党提出の組み替え動議に反対、我が党提出の組み替え動議に賛成の討論を行います。  第一に、予算案は、消費税増税後の景気悪化で苦しむ国民に、社会保障の負担増と給付削減の追い打ちをかける一方で、円安で史...全文を見る
03月20日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  戦傷病者、戦没者の身近な親族に対する特別給付金または特別弔慰金の制度は、それぞれ妻や父母などを対象として四種類あるかと思います。  戦後七十年に当たって、本年は、戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給を、改めて向こう十年間、年四...全文を見る
○高橋(千)委員 改めて、七十年に当たっての大臣の認識というのを伺いたかったわけですが、書いてあることを確認されただけでありました。少し思いがなかったのかなと思って、ちょっと残念に思うんですが、後半にも趣旨を伺う場面がありますので、続けていきたいなと思います。  そこで、前回、...全文を見る
○高橋(千)委員 実は、今、井坂委員から時効失権の問題が議論されていたんですけれども、私自身、この問題は繰り返し委員会で取り上げてまいりました。大阪で二人の女性が裁判もされて、本当に残念なことに、最高裁では、憲法違反ではないからという非常に非情な判決が出されたわけであります。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 ようやっと少し効果が出てきたということではないかと思います。まだ、平成十五年は八千件、単純計算すると百六十億円の、本来は給付されるべき方たちが失効になったということになりますので、非常に悔しい思いをするわけですけれども、戦傷病者の妻の方は平成二十三年の時点でゼロ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今お話しいただいたように、標準処理期間は十三月と定めているわけですけれども、二・八から三・七月、また棄却は二・三から三・三月、これは、早く棄却されたというのは余りいいことではないかなとは思いますけれども、ただ、処理期間が非常に短縮され...全文を見る
○高橋(千)委員 ほかの制度と比べて異議申し立ての期間が長いのであるということ、また、専門家が見るんですよというお話でありました。  ただ、せっかく、最初におっしゃっていただいたように、これは実質時効がないんだと。取り返しのつかない問題でありますからね。そういう立場でやってきた...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣にも、もう一回同じ趣旨で質問したいと思います。所管ではないからという議論ではなくて、本当に、戦後七十年たっても、やはり戦争によって起きた障害である、病気であるということを訴え続けている方がいらっしゃる、その思いをどう受けとめていらっしゃるのか、伺いたいと思い...全文を見る
○高橋(千)委員 この方がまだ今病床にいらっしゃる、そういう段階で何かできることがないのかということで、改めて問題を提起させていただきました。  青森市内にいらっしゃる方でも、私、ずっと前に取り上げたことがあるんですけれども、父親の軍歴が一年数カ月足りないと。それは、昭和十四年...全文を見る
○高橋(千)委員 もともと困難な中で、被害者の皆さん、あるいは被害者の御遺族の皆さんがデータを積み上げて、今の戦災、空襲の被害者ですとか、要するに犠牲者の数を積み上げてきた、こういう努力もしてきているわけですよね。やはりそういうことを政府としてやるべきだということを重ねて訴えたい...全文を見る
03月26日第189回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうも、朝から集中復興期間の問題について随分議論がされております。来年度末が期限となるということで、新しい枠組みについて十三日の予算委員会でも総理にお伺いしました。そこは繰り返さないで答弁をお願いしたいと思うんです。  三月...全文を見る
○高橋(千)委員 前段階であり、やはりこれが進まないと次に乗り出せないという大事な答弁をいただいたと思います。大臣が、所管じゃないよとおっしゃらなかったことが非常によかったなと思っております。ぜひ、お話しされたように、連絡をとり合って、最後は復興大臣として責任を果たしていただきた...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  入り口で先へ進まないということがないように徹底していただきたい、このように思います。  そこで、次に、第二十六条の休業手当でありますけれども、事業主都合であれば、本来は賃金の六割まで補償されるということになっていると思うんですね。た...全文を見る
○高橋(千)委員 確認しますけれども、まず、今、対応できるし、的確に指導していきたいという答弁がありました。  そのときに、その六割のもとになるものなんですけれども、当然、今、特殊勤務手当と賃金ということで雇用契約しているわけですよね。でも、待機している間、勤務していないんだか...全文を見る
○高橋(千)委員 個別ではなくて、きのうちゃんと確認をしているんですよね。  だって、そうでなかったら、勤務していないから危険手当は省きますよと言って、それがそもそも、もともとのところが低く抑えられていることが問題だというのは次に指摘をするんですけれども、そしてそれに六割掛けち...全文を見る
○高橋(千)委員 個別の事案ではなくて、あるということを、しかも複数あるということを確認したかったのであります。  いろいろなスキームで救済の制度があるんだということ、それをどこからも漏れないように、結果として労働者を救いたいという立場で質問させていただいております。やはり、今...全文を見る
○高橋(千)委員 もう皆さんも本当に御承知だと思いますが、除染を元請している業者はほとんどが大手のゼネコン業者でありますから、当然こうした相談が寄せられると。やはり建設業法の趣旨が生かされるべきではないか、そういう点での連携もぜひお願いをしたいと思うんですね。  資料の三枚目を...全文を見る
○高橋(千)委員 元請責任、建設業法を遵守して、求めていきたいという明確な答弁ではなかったかなと思っております。  実際に相談の現場に行きますと、例えば環境再生事務所ですとか労働局ですとか、いろいろな現場に行きますと、そうはいっても、除染は建設業ではないからとか、そんな区分けを...全文を見る
○高橋(千)委員 ここも明確な答弁だったと思いますので、お願いをしたいと思います。  時間と残りの問いとの関係が非常にうまくなくなってきたわけですが、被曝管理の問題で一点伺いたいと思います。  不適切除染が指摘される事態の中で、一方では、除染労働者の被曝管理というのも非常に大...全文を見る
○高橋(千)委員 簡易であっても個々人が記録するべきものであるという答弁だったと思います。そのことが本当に徹底されていかなければならないと思います。  除染労働者の中には、原発で仕事をしていた方、あるいは行ったり来たりの方もいるわけですね。だから、その瞬間、はかったら大したこと...全文を見る
03月30日第189回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今国会では、政府が岩盤規制と呼ぶ雇用の問題について、るる議論をされてきました。労働時間法制や派遣法について、あるいは規制改革会議から既に解雇の金銭解決の問題も俎上に上っております。今、世界で一番企業が活動しやすい国にするために、...全文を見る
○高橋(千)委員 例えば、失業しても半年しないで次の転職先を見つけられたり、本人が成長分野に行きたい、再就職したい、そういう転職をみずから希望して、それがかなえられるのであれば悪いことではないと思います。しかし、それを上から言うから意味が大きく違ってくると思うんですね。  二〇...全文を見る
○高橋(千)委員 パネルにしてみたんですけれども、四捨五入して六億円だったものが、見事に逆転をいたしまして三百四十九億円になっているということを今大臣もお認めになったと思います。  当時、産業競争力会議議員の竹中平蔵氏などが、雇用調整助成金と労働移動への助成金の予算規模が一千対...全文を見る
○高橋(千)委員 延べだからというので、わざわざ十二カ月で割ってくださって計算をしたわけですが、十二カ月丸々とは限らないので、延べで八十一万人もの方の雇用を維持することができたということだと思っております。  本当に、震災でラインが壊れた、部品が届かない、あるいは浜自体が壊れた...全文を見る
○高橋(千)委員 自治体数も聞いていたんですけれども。
○高橋(千)委員 一都一道十一県なんですね。  つまり、被災三県と私たちはよく言うんですけれども、たとえ東京に本社があっても、工場が沿岸部にあって丸々破壊をされてしまった、そういったところにも適用になったということで、約五十八億円の免除があったと思います。本当にこれは、他の制度...全文を見る
○高橋(千)委員 件数も聞いたわけですけれども、本当は百一件なわけですね。  件数自体は、中小企業の方が若干多いんですね。だけれども、今答弁されたように、額は当然大企業の方が多い、一億四千四百八十一万四千円という額でありました。当然、抱えている労働者の数が多いからこういうことに...全文を見る
○高橋(千)委員 当たらないという答弁をしましたけれども、何をもって当たらないというのかわからないんですね。  さっき紹介したのは東京・立川に本社のある日立超LSIの場合ですけれども、この名称は、日立グループ出向先開拓支援サービスと名乗っているわけです。もちろん、我々が言うとこ...全文を見る
○高橋(千)委員 全く答えになっていないと思うんですね。  生産性の高いとかいろいろおっしゃいましたけれども、この会社は、最初に社員に命じられたのは、派遣会社への出向なんです。そもそも、派遣会社への出向。当然それでも、余儀なくされて、行きましたよ。行ったけれども、余りにも処遇が...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、まず今、後の方の答弁ですけれども、計画を策定しただけで払うお金ではないとおっしゃいました。でも、それをおっしゃるんでしたら、再就職支援会社、パソナのような派遣会社に再就職支援を委託しただけで、結果が出なくても手付金を払うんですよ、十万円。それを国がやる...全文を見る
○高橋(千)委員 余りにも大企業支援が過ぎるということを指摘して、次の委員会に譲りたいと思います。  終わりに、本暫定予算三案に対する日本共産党の態度は反対であります。  本暫定予算のうち、生活保護費などの社会保障費、災害復旧事業費、地方交付税交付金などは当然計上するべきもの...全文を見る
04月02日第189回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  東電福島第一原発事故による避難によって就労が困難となり、減収または失業状態となった方たちに対して支払われていた就労不能損害が、ことし二月で打ち切られました。これまで支払われた、あるいは合意済みの賠償額は二千二百三十八億円、延べ一...全文を見る
○高橋(千)委員 今寄せられている相談や実態というのはまさに就労意欲がある方、そういう方たちばかり、そう言わなければならないと思うんですね。  資料の一枚目に毎日新聞の二月二十七日付をつけておきましたけれども、福島県南相馬市の化学薬品メーカーで研究職だった遠藤和也さん、富岡町か...全文を見る
○高橋(千)委員 重ねて指摘をしますが、やはり、この就労不能損害を当てにして何もしていないのではなくて、本当に、自立をしたい、働きたい、そう思って頑張っている人たちが、支えとなっている損害をただ打ち切られるのは困ると言っているんだ、そこを本当に押さえていただいて、もちろん就労支援...全文を見る
○高橋(千)委員 政務官、丁寧と親身を何度もおっしゃっていただきましたが、本当にそれが具体化していくようにお願いをしたいと思うんですね。  それで、資料の二枚目以降に、双葉、大熊両町と県、そして環境省が結んだ安全協定をつけておきました。これをちょっとめくっていただいて、3の第十...全文を見る
○高橋(千)委員 搬入の停止、建設の停止も含めて求めることができるということを確認させていただきました。  異常時における連絡というのは、第七条のところに異常時というのがどういうものかというのを書いてあるわけですが、例えば「モニタリングにおいて、放射線量等の異常を検出したとき。...全文を見る
○高橋(千)委員 県から言われたのが双葉と大熊だったからというのが単純な答えなんですね。だけれども、相談されていないほかの町にしてみれば、自分たちだって、本当に、自分たちのところを通るのに、一体どうなるのか、発言権がないのかと思うのは当然であります。幾ら説明したって、さっき私が指...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、今聞いていて気がつかれたと思うんですけれども、新聞の記事も、日付は本当は一緒だったんですけれども、国直轄分の支払いが七百九十九億円、八六%と書いていたものが、最新の数字では、八百九十九億円、九七%の支払いになっているんですね。それに対して市町村分は十七億円...全文を見る
○高橋(千)委員 何で政務官が東電にかわって御理解してくれと言う必要があるんですか。強く東電に向かって言えばいいでしょうが。  一割を精査すると。だから、この膨大な資料を、一割はやらないと残りはやらないですよ、残りはようやっと簡素化しますよと言っているんです。何でそこまで威張る...全文を見る
○高橋(千)委員 そもそも、東電が賠償する資金を国が融資したり拠出したりして支援する仕組みをつくっているんですから、それ自体に我々は反対していますよ。それなのに、何で東電がそういう態度に出るのかということを重ねて、お願いベースではないのだということを指摘していきたいと思っておりま...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いいたします。  最後に、大臣、一言だけ。  本当に、帰還ありきではない、大川原地区も一つの選択肢であるということで、そういう迷っている方たちの声に応えるべきだということで、一言だけ決意をお願いします。
○高橋(千)委員 終わります。ありがとうございました。
04月14日第189回国会 衆議院 本会議 第15号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、国民健康保険法等の一部を改正する法律案に対する質問を行います。(拍手)  二〇一二年、民主党政権時代に、自公民三党合意によって、社会保障と税の一体改革法が成立しました。翌年にプログラム法、昨年は医療介護総合法が成立しましたが、本法案は...全文を見る
04月15日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず、昨日の本会議質問に関連して、二点伺いたいと思います。  まず、乳幼児医療費無料化の問題なんですけれども、私が昨日伺ったのは、市町村が独自に窓口無料化をやっている場合に国庫負担を減額調整している、これをやめるべきではないか...全文を見る
○高橋(千)委員 今までは医療費が増加するからと答えていたんだということでしたので、多分認識が変わったというふうに受けとめてよろしいのかなと思いますね。  この問題は、私は何度も質問しているんですけれども、実はこの委員会に私が初めて来て、初めて来たというのは、委員になる前に差し...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、いろいろな思いがあると思うんですよ。  というのは、きのうの大臣の答弁を読んでいても、一般会計からの繰り入れの必要性は相当程度解消するものと考えていますがと言っている。つまり、今、三千五百億、自治体が一般会計から繰り入れしている、そのこと自体をよくな...全文を見る
○高橋(千)委員 きょうはそこだけをまず確認したかったんです。あとさまざまなことは、また法案の審議の中でやりたいと思います。  そこで、きょうは、労働時間法制に関して質問したいと思います。  サービス残業という言葉は今やポピュラーな言葉になっていると思いますが、このサービス残...全文を見る
○高橋(千)委員 今、疑われる事業場を優先的に監督したということをおっしゃいました。これは、ブラック企業の重点監督のときもそういう取り組み方をされて、現場の苦労が非常に実っていると言えなくもないし、同時に、おおむね横ばいであるということにやはり深刻なものを感じるわけなんです。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 公表などはしないんですか。
○高橋(千)委員 では、過労死等防止対策推進法を受けて、過重労働解消キャンペーンが昨年十一月に取り組まれて、重点監督を実施いたしました。  その概要について伺います。
○高橋(千)委員 八割で労基法違反があり、時間外労働だけでも五割ということが指摘されたと思うんですね。  その監督事例について、幾つか資料につけました。資料の三枚目を見ていただきたいんです。  驚いたんですけれども、この事例の一、最も長い労働者で月二百七十時間を超える違法な時...全文を見る
○高橋(千)委員 さっきのサービス残業もそうなんですけれども、同じ企業が繰り返している。つまり、見つかったら仕方ない、払うけれども、見つからなかったらもうけもんということが横行しては絶対ならないということなんですよね。それで、今、きちっと再発防止策、フォローをしていくというお答え...全文を見る
○高橋(千)委員 頑張っている話をしておりましたけれども、問題は、この監督指導事例に書いてあるように、労働基準法第三十二条ですとか第三十七条、第三十四条、こうしたものを根拠として監督署が対応しているわけですよね。  だけれども、今国会に提出されている労基法改正案では、いわゆる高...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、年休を除くと言ったじゃないですか。  年休を五日とれば、あとは全部要らないということになっちゃうんですよ。だから、根拠を失うことにならないかと言っています。
○高橋(千)委員 今答弁していて、やはり矛盾すると思うんですよね。  だって、不払いが想定されなくなると言いながら、残業代込みだと言ったわけでしょう。だから、見えなくなるだけなんですよ。これは、払わないと言っているだけなんですから、必要なくなるわけじゃないんです。残業がなくなる...全文を見る
○高橋(千)委員 千七十五万を超す高収入の人が長時間労働している場合、ないとは言えないですよね、残業代は含まず、基本給で一千七十五万という意味でよいか。まず一つです。  だとすれば、同意する文書を結ぶことになっています。建議によると、「法律上、対象労働者の範囲に属する労働者ごと...全文を見る
○高橋(千)委員 では、残業代が何百万消えるよということもちゃんと理解した上でという話だと思います。  そうすると、高度プロフェッショナルは、時間ではなく成果でと言いますけれども、成果主義賃金ではない。条文上はありません。そこを確認したいです。逆に、残業代が出ないかわりに、成果...全文を見る
○高橋(千)委員 次、またの機会に質問します。  終わります。      ————◇—————
04月22日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本法案の最大の目玉が、国保の財政基盤の強化とそれから県管理化であろうかと思います。今年度は千七百億円、平成三十年、二〇一八年度からは三千四百億円の公費を投入する。これは国保の保険料総額の一割を超える規模であり、被保険者一人当たり...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁も、またこの間のやりとりを聞いていましても、財政支援という言葉を繰り返されるんですね。それが非常に気になります。なぜ支援なんだろうか、そういう立場でよいのだろうかということなんですね。  国保法の第一条には、「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、今、幾らふえるかと聞けばよかったんですが、総額で言ったからちょっとイメージが湧かなかったと思うんですが、二十七年度の予算ベースでは給付費総額が十一兆五千億円である、三二%の定率国庫負担は二兆四千二百億。  だから、言ってみれば、イメージとしては、本...全文を見る
○高橋(千)委員 最近、医療費という出し方をしていないようですので、きのう相当無理を言って数字を出していただきました。申しわけありません。だけれども、給付費の五割ということで、五割やっているんだという答弁を何度も繰り返されてきたので、そうではないんだということをはっきり言いたいと...全文を見る
○高橋(千)委員 そのとおりです。まずは事実をきちんと受けとめていただきたかったわけです。  五割、五割と言うけれども、その五割の中の負担を割合をつけかえて、国の負担は実は減っているんだということで、ちょうど地方の負担が七から九になってふえたというところの表がございましたので、...全文を見る
○高橋(千)委員 これ一つだけでも延々と質問ができそうな中身なんですけれども。  資料の三枚目に、わかりやすい比較をつけておきました。改革の方向性。  この間、保険者はどっちかという議論がありましたが、これを最後まで曖昧にしている。条文上は一応、都道府県が保険者ということにな...全文を見る
○高橋(千)委員 国はガイドラインを示すわけですけれども、これは非常に国の責任が大きいと思うんですね。どういう基準を示すかによって、市町村の対応が決まるわけですよ。だって、県は、一本化にして運営方針をつくるわけでしょう。  市町村がばらばらないろいろな対応を今までしてきた。でも...全文を見る
○高橋(千)委員 執行停止もあるし個別具体的に対応する、それはこの間も聞きました。それが、本当に誤解のないように、現場で結局過度の解釈にならないように言わなければ、明確にしなければならないわけなんですね。  例えば、さっき、お支払いできる財産がある場合と言いましたよね。払うお金...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をさせていただきたいと思います。  本当にもうこれじゃ払えないから死ぬしかないと言ったときに、そう言って死んだ人はいないとか、さまざまなことが現場では言われています。柳沢大臣のときに、年金保険料の取り立ての問題、まさにそういうことがありまして、私が指摘をし...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をいたしました。  次に、都道府県が示す標準保険料率、これをどこまで示すのかという問題です。  応益負担と応能負担の割合も、自治体によって大変ばらつきがあるわけです。これまでの答弁の中で、市町村が保険料率を決めるんだから国は口出しをしないよねということを...全文を見る
○高橋(千)委員 どうしても、県一本ということでは、いずれは保険料率が一律、同じものになるのを目指しているんだということになってくるので、そこがとても皆さん心配をしているところなんですよね。それで、低い方にならすんだったら構わないんですけれども、せっかく努力して何とか払える水準に...全文を見る
○高橋(千)委員 言われる前に大臣がおっしゃっておられます。  そうなんですよね。もっともらしくおっしゃいましたけれども、言ってみれば、大臣は、みんないずれは高齢者になるんだから、医療費がそれまでかからないように若いうちに予防しておこうみたいな言い方をしたのかもしれませんけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 違う保険なのに、加算、減算という形でおかしいじゃないかと言ってきたことを、今、見直しましたという答弁だったなと思っております。  それで、念のために言いますけれども、医療費適正化、無駄をカットすること自体に異論はないんです。先ほど来議論が出ているように、不必要...全文を見る
○高橋(千)委員 資料には、前期高齢者一人当たりの医療費などというのも書いてあったと思いますが、そこをあえて避けて読んだのかなと思っておりますが、特定健診の実施率などもあるということだったと思います。  まだもう少し具体的なイメージが必要だと思うんですけれども、問題はこの使われ...全文を見る
○高橋(千)委員 保険者努力ということで、企業の事例集も見せてもらったんですけれども、前の改正時に、私が、被用者保険の被扶養者の健診率、どう高めるのかという質問をしたことがありました。  被扶養者が住んでいる自治体にお願いをすることになるので、どういう医療機関があるのかというこ...全文を見る
○高橋(千)委員 備品は買うなという答弁がありましたが、最初の説明はそうだったので、そこをちゃんと確認させていただきたいと思います。環境整備しか使えないという説明だったので、そうではない、ダイレクトにやはり被保険者を支援する、あるいは保険者努力を支援していくという形でお願いをした...全文を見る
○高橋(千)委員 ここは、そういうアバウトな答弁ではちょっと困るんですね。だって、県は具体的に数値目標を持たなきゃならないわけですよ。それを地域医療構想との関係で示さなきゃいけない。それはもろなわけじゃないですか、具体的に言うと。  病床機能報告制度が昨年から始まっていますが、...全文を見る
○高橋(千)委員 将来の医療構想、やはりこれは、病床機能を再編することによって医療費の適正化が図られる、こういう議論は、厚労省の頭越しに、経済財政諮問会議あるいは産業競争力会議の議論の中で出てきたものがやられてきた中身なので、どうしたってそうならざるを得ないじゃないか。まして、そ...全文を見る
○高橋(千)委員 想定をしていないと大臣はおっしゃいました。今はあくまでも例えばで言ったんですから、イメージするのはそういうものだよと言いましたけれども、今議論されているのは、厚労省の頭越しにやられている、言ってみれば官邸主導でやっているわけですよね。そうすると、一番最初の趣旨説...全文を見る
○高橋(千)委員 また続きをやりたいと思います。  終わります。
04月24日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、朝から随分、患者申し出療養についての質問が集中をしておりますが、若干はダブるところもあるんですけれども、ほとんどダブらないので、続けて質問をさせていただきたいと思います。また、大事なことですので、ぜひお願いをしたいと思...全文を見る
○高橋(千)委員 あくまで例外であるということに対して、そうだというお答えがありませんでした。
○高橋(千)委員 全体の趣旨がなどと言わずに、はっきりお答えをいただければいいと思うんですね。まず確認をさせていただきました。  そこで、資料の一枚目を見ていただきたいと思うんですが、保険外併用療養費制度について、これは平成十八年の法改正により創設されたという説明書きがございま...全文を見る
○高橋(千)委員 ということは、第三のカテゴリーみたいな説明を受けていたんですが、違うんですか。
○高橋(千)委員 ですから、第三のカテゴリーということであります。  なので、例外というものが非常に広がってきたということをやはり指摘しなくちゃいけないと思うんですね。ですから、今回の大病院の問題も、選定療養が義務化という形で盛り込まれたということで、派遣法じゃないんですけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 となると、あくまでも専門の部署につなぐ役割だと。  だとすれば、責任の所在というのはどうなるのかなと思うんですよね。つまり、「有効性・安全性について理解・納得した上で」と書いているわけですから、先生の説明を聞いて私はいいと思ったのにという議論になって、どこに責...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、手続の問題と、実際に起こり得るであろう事態に対する答えがないんですよ。だって、いきなりのところで書いちゃっているわけですからね。それはやはり先生だって困りますよ。そうでしょう。  だって、患者さんは、とにかく必死で情報を得たい、何らかの助かるものを得...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答えを聞いていても全然わかりませんよ。また納得が出てきた。何に納得するんですか。何に納得して署名するんですか。
○高橋(千)委員 何か全然前に進まないと思うんですよね。わかりやすくと。わからないじゃないですか、それで。どうして納得する、有効性、安全性。さっきから言っていること、全く説明になっていないと思いますね。  それで、聞きたいのはこういうことなんです。  現行の先進医療の場合は、...全文を見る
○高橋(千)委員 今やられている先進医療でも、半分くらいですよね、実際に保険に入っているのは。そういう状態である。その中で今回の、まして患者申し出に踏み込むということは、非常な、担保がないという中だと思いますね。  それで、大臣に一言、感想でいいですので、ちょっと伺いたいと思う...全文を見る
○高橋(千)委員 通告がないので、感想ということでお聞きしました。でも、すぐには想像がつかないなということでそういうお答えになったと思うんですね。もちろん、私もわかりません。だけれども、これは結局、ほとんどリスクが発生しないということなんじゃないかなということと、医療機関とか製薬...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、二つ言いたいんですよね。  原則だけれども、間に合わなければ延ばすよというふうな話、それは、三カ月の最先端のときもそういう議論をしました。でも、大枠が、原則が六週間をちょっと延ばすのと、三カ月をちょっと延ばすのはやはり違いますよね。そういう意味で、急いで...全文を見る
○高橋(千)委員 そのときの議論は整理されていなくて、ある特殊なケースだとおっしゃいましたけれども、きのう説明を、ちゃんともう一回確認して、そうだということだったので言っているわけなんですよね。でも、特殊なケースだけれども、やはりそうだということをお認めになったと思うんですよ。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をしました。  そこで、資料の二枚目を見ていただきたいと思うんですが、現在、保険導入を目指す先進医療技術Aのカテゴリーですけれども、どういうふうになっているか。二十一年の六月三十日、九十の先進医療技術からスタートをして、診療報酬の改定のたびに保険導入をどう...全文を見る
○高橋(千)委員 ここら辺も、一回、どのくらいいるのかというのを調べていただくことができますでしょうか。
○高橋(千)委員 次に、資料の三枚目ですけれども、きょうも少し紹介されておりましたけれども、いわゆるドラッグラグ解消のための未承認薬、適応外薬解消に向けての検討会議で、学会や患者団体等から要望を公募して、欧米の六カ国いずれかの国で承認されていること、そういう外国で一定のエビデンス...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、未承認薬の、何とか早くドラッグラグを解消しようという努力をしてきた、その中でやはり難しいというところが、さっきも議論があったんですけれども、また申し出療養に手を挙げる、こういうことに当然なってくるだろうということを今お答えになったと思うんです。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 もう一度重ねて伺いたいと思うんですが、だって大臣、もちろん、今の答弁、否定されなかったと思うんですよね、保険収載に向けて頑張っていくと。だけれども、それを審議するための専門医ですとか、とり合いになっちゃうわけですよ。それで、さっき言ったように、忙しくて書類でもい...全文を見る
○高橋(千)委員 決して拙速であってはならないと重ねて指摘をしたいと思います。  大臣に一言、もう一回確認をさせていただきたいんですが、薬害の教訓からいっても、過剰宣伝や誘導的な勧誘などがあってはならない、ここを徹底して約束をしていただきたい。  それから、やはり自由診療であ...全文を見る
○高橋(千)委員 最後の、適正価格については確認をさせていただきます。  その他の部分については、さっき指摘をしたように、今あるルートをしっかりと検証を重ねていくということが先じゃないかということをやはり言わなきゃいけないですよね。十五、十五と言っているけれども、さっき局長が認...全文を見る
○高橋(千)委員 いろいろ言ったけれども、否定をしなかったと思います。  結局、今、介護が立ち行かなくなると言っているけれども、介護あるいは居宅、最後は自宅で何とかせいという話が全体のラインであって、長野を目指せと、受療率の成績表がもう出ておりますから、これを、数値で目標を持て...全文を見る
05月13日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、いわゆる子宮頸がんワクチン、HPVワクチン問題について質問させていただきます。  予防接種法改正で定期接種が始まったのが二〇一三年の四月、わずか二カ月で厚労省は積極的に接種を勧めるのを一時中止すると発表、現在も再開はさ...全文を見る
○高橋(千)委員 今答弁いただいた三つの内容について、まず資料の一枚目につけました。身近な医療機関で適切な治療を受けられる、ここだけ聞くと大変いいことですよね。実際そうなっているかというのが問題なわけです。  順々に聞いていきたいと思うんですけれども、まず、協力医療機関が全国に...全文を見る
○高橋(千)委員 そうなんですよね。単一ではないということで、みんなで総合的に検討していく必要があるということなんだと思うんですけれども、実際にはやはりそういう対応ができていないじゃないかということなんです。  先日、私も当事者の女性にお会いしてお話を聞く機会がありました。お友...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、研修もいいですし適切な医療もいいですけれども、私が言ったように、まず入り口で、心の問題でしょうとか、そういうことが絶対ないように徹底すると約束していただけますか。
○高橋(千)委員 確認いたしました。  副反応報告、様式がさまざまあるわけですけれども、ヒトパピローマウイルス感染症については、発症までの時間が、アナフィラキシーは四時間、ギラン・バレー症候群は二十八日、期間が決められていた。その他、医師が予防接種との関連性が高いと認める症状で...全文を見る
○高橋(千)委員 多様な症状がきちんと報告されるようにするためと、今の答弁は非常に重要だと思うんですね。やはり最初に医師の主観ではじかれてしまうということがないように徹底をいただきたいと思います。  それで、ワクチンを接種したのは何人ぐらいかというのが、延べでいうと八百九十万人...全文を見る
○高橋(千)委員 もちろん、いろいろな困難はあると思うんですよね。でも、二年、三年たってようやっと、もしや自分はワクチンと関係があったのではないかといろいろな報道を見て初めて気がついた方もいらっしゃるわけですし、また、症状があってもすぐに治った方たち、それはすぐに、どういう症状だ...全文を見る
○高橋(千)委員 これは局長でもいいんですけれども、さっき私が言ったこと、間違っていませんよね。要するに、報告の仕方を改善しているわけですから、当然ふえますよね。今も数字はふえているわけですから。だから、二千六百件になったからそれでいいという話ではなくて、きちっと、広がっていって...全文を見る
○高橋(千)委員 次に、資料の三枚目は、先ほど重徳委員が使った資料とちょっとダブってしまいましたので、読んでいる時間ももったいないので、質問だけを伺いたいと思うんです。  一つは、審査が非常におくれているという問題、これを早く改善してほしいということ。やはり私は、それも、さっき...全文を見る
○高橋(千)委員 これは重ねて指摘をしたい、要望したいと思います。  それで、資料の四枚目を見ていただきたいと思います。ちょっとちっちゃくて申しわけないんですけれども、タイトル、「私達は、子宮頸癌ワクチンの正しい理解を求め、その接種を推奨します。」というアピール文があって、ちっ...全文を見る
○高橋(千)委員 この声明文は、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会が厚労大臣宛てにHPVワクチン被害問題全面解決要求書を提出した日と偶然にも一緒でありました。合わせたのかもしれません。  それで、例えば、何年も原因不明の症状に悩んでいた少女たちがこの報道を見て、要するに、テレビ...全文を見る
○高橋(千)委員 答える立場にないと言っていますけれども、やはり、厚労省が追跡調査をしている、そのことに対して、簡単に言えば早く再開せよと言っているわけでしょう。関係ないと言っているんですよ。そういうことに対して、お答えする立場にないでいいんですか、こんな極端なことを誰か言ったん...全文を見る
○高橋(千)委員 見る限り一部の方が重複と。ですから、言っているじゃないですか。議長と実行委員長が呼びかけ人なんですよ。  これは実は三十一日に出されたんですけれども、そのときには連絡先電話番号が書いてあったんです。その電話番号が専門家会議の電話番号と一致しました。これをオンブ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、該当することがあり得るという答弁でありました。  これは、国際製薬団体連合会のコード・オブ・プラクティスによりますと、やはりプロモーションは偽装されてはならない、後援されている場合は誰の後援なのかを明確に書かなきゃいけないと書いている。そして、日本製薬協は...全文を見る
○高橋(千)委員 一言だけ。指摘だけで終わります。  今、大臣は、私が質問していないのに次の質問の答弁を言っているんですよ。  私が指摘したのは、任意団体を隠れみのにしている、このことをちゃんと受けとめろということなんです。  そして、大臣が答弁したのは何かというと、このメ...全文を見る
05月20日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず冒頭、きょうの委員会が委員長職権で開催されたことに強く抗議をいたします。  そもそも、本法案は二度も廃案になっております。それにはそれなりの理由があります。厚労省の説明不足や単純ミスも、そして国民の世論も、いろいろな問題が...全文を見る
○高橋(千)委員 とても答えになっていないどころか、一〇・一、結局、みなし規定があるから、これを早く施行しなければならないということをお認めになったと思うんですね。  これまでは関係ないと言っておきながら、結局、みなし規定がそのままこの法案が通る前に発動してもらっては困る、そう...全文を見る
○高橋(千)委員 本当に重大な答弁だと思いますよね、お認めになったと。  昨年の通常国会提出の際は、ことし四月一日施行、それ自体も私は相当急いでいるなと思ったんです。そのときも、だけれども一年あるからと多分思っていたんだと思うんですね。臨時国会でも、十一月まで議論したにもかかわ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、大臣、経済情勢も踏まえとおっしゃったのは、多分、そういう業界のいろいろな要望もあり、早くやらなくちゃなという思いがにじんでいる答弁だったのではないかと思いますね。  それで、一〇・一ペーパーについて議論をしていきたいと思うんですが、中身の議論もしたいんです...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、ここは事務方でよかったんです、きちんと確認をしたかったので。大臣にこの後もう一回質問します。  私が聞いているのは、一枚目のペーパー、つまり、「厚生労働省内において作成」というクレジットが入ったものが四月二十八日の民主党部門会議に出されたものであって、最...全文を見る
○高橋(千)委員 そういうことなんですよ。だから、各部屋に配られたけれども、それは部門会議と同時ではないわけですから、なので、私が最後の紙は五月一日と言ったのは当然なわけですよね。  それで、私はここで二つ問題を指摘したいなと思うんです。  一つは、午前中に阿部委員からも指摘...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、謝罪するときくらい原稿から目を離したらいかがですか。何度も同じことを繰り返しているんでしょうからね。そのこと自体が誠意がありませんよ。  それでは、大臣に伺いますけれども、何で大臣は、この経緯について、まるで理解を示しているようなことを言うんですか。逆じ...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと、本当にいいんですか。参議院での答弁もおかしいことになっちゃうわけですよ。だって、三・一七に使っていたのを知らないんでしょう。
○高橋(千)委員 はっきり言って、大臣の資質を問いますよ。  国会の会議録を何だと思っているんですか。  私は、国会の会議録は本当に大切にしているんですよ。何年たっても、やはり振り返って、そのときこういう指摘をした、こういう答弁をした、それがこうやって前進している、そう思いま...全文を見る
○高橋(千)委員 中身の議論が深まらないと言っているんですよ、資料が違うんだから。  委員長、それを踏まえて、これまでの質疑は、単純に、法案質疑を何時間やりましたとカウントしない、そのことを踏まえていただきたい。お願いします。
○高橋(千)委員 それでは、一〇・一ペーパーの中身について議論したいと思います。  私は、はっきり言って、この五枚目の……(発言する者あり)中身じゃないですか。何を言っているの。法案そのものでしょう。施行日は法案ですよ。ごめんなさい、こんなことを言っている場合じゃない。  五...全文を見る
○高橋(千)委員 二十六業務というのは政令事項なんですよね。  そもそも、何でそれを期間だけの話にしちゃうんですか。もともとは、出発点は十三業務でしたよね。それから十六、九六年に二十六になりました。それから、もともと期間制限はありました。九カ月だった。それが九〇年に一年になって...全文を見る
○高橋(千)委員 見直しは言われていたけれども、廃止しろとまでは言っていないということなんですよね。  私は、専門業務の問題は何回も質問をしているし、その業務を限定化ということも言ってきました。期間制限の問題だけに、そして一〇・一でみなしが発生したら困る、そこにぐっと集約されて...全文を見る
○高橋(千)委員 例えば、これから許可制になるわけですから、無許可の派遣業者がいかにも許可業であるかのように装って、違法派遣だということが発覚した、そんなこと全然、だまされたという形で派遣先が訴えたり、そういうことはあると思うんですよ。まさにそれは善意の過失である。  だけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 もうこれは言い返す必要はないと思う。さっきのと同じことですよ。わかっていてやっているんですから、わからない人は疑義解釈をやっているんですから。本当に善意だったら無過失でいいんですから。それを理由に一〇・一を大騒ぎしている、このこと自体が非常に問題だと言わなければ...全文を見る
○高橋(千)委員 では、そういうことを考えていないと言うんだったら、少しでもみなし規定が施行されてから、状況を見て、問題があれば整理する、こういう立場でいいんじゃないでしょうか。  昨年、労働契約法の審議がありましたよね。あのときに、実は労働契約法の無期転換ルール、これは平成二...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくと言われても、承服できません。やはりもとに戻すべきだと思います。  一方では、本委員会でこうして三度目の派遣法案が議論されている。我々は審議入りするべきではないと議論しています。その最中に、四月二十四日、五月十八日と、労政審労働力需給制度部会が開催され...全文を見る
○高橋(千)委員 今、労働側からも厳しい意見があったということをお認めいただいたと思います。  山井委員が質問主意書を出して、みなし規定の行政解釈をいつ出すのだというのに対して、早く出しますと言って審議会が始まったということは聞いておりますが、しかし、これは本来は、多分、皆さん...全文を見る
○高橋(千)委員 しかし、国会の議論がどういうふうに着地するかはわからないわけですよね。廃案になるかもしれないし、修正がまたかかるかもしれないし。違いますか。
○高橋(千)委員 やはり、こういうプロセスの一つ一つが余りにも誠実でないと言わなければならない。労政審をこれまでは三者構成でやってきたんだと議論をしておきながら、肝心のところで、別にもう十分足りている、そして、あとは行政解釈だけやればいいんだ、お任せすると。  でも、そうじゃな...全文を見る
○高橋(千)委員 それをどこにも書いていないんですが、どこで担保してくださいますか。
○高橋(千)委員 実質的なことで判断していくということを重ねて答弁されましたので、そこを確認したいと思う。  ですから、本当にこれは言えば切りがないくらいいろいろな問題があって、全然この先、問いが残ったんです。だけれども、その中でも、貴重に残してきた大事なものを本当に乱暴に打ち...全文を見る
05月27日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず、今回の法案の大きな特徴の一つに、派遣期間制限を個人単位と事業所単位という二つのカテゴリーにして、一定の条件のもとに基本的に上限をなくしたというのがあると思います。これは、労政審の建議をまとめる際、使用者側からも、業務ごとの...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、全然答弁になっていませんからね。  わかりにくいというのは、前段におっしゃったのは専門業務の話でしょう。それは、この間ずっと一〇・一ペーパーで議論してきた。そのことを今言っているのではないんです。  だけれども、後段のところは、個人ごとの派遣期間制限に...全文を見る
○高橋(千)委員 さっき紹介した、個人単位にしたのは保護のためであるという議論のときの坂口部長の答弁は、三年という個人単位の期間制限によってキャリアアップにつなげていただく、節目節目にちゃんと自分のキャリアの見詰め直しをしていただくと答えています。確かに、省庁でも三年というのは一...全文を見る
○高橋(千)委員 見詰め直しとか、本当にずっと答弁を聞いていて驚いたんですよね、いつからそういう議論になったんだろうと。一方では、臨時的、一時的と言っている。  実際に、三年で何でキャリアアップなの、横滑りするじゃないかと言ったときに、一回では難しいかもしれないけれども、いろい...全文を見る
○高橋(千)委員 固定化防止とおっしゃるんですけれども、個人の派遣期間を制限するというこれまでにない考え方なわけですよね、期間を管理するという。これまでは、派遣事業者が期間制限に抵触しますよと言わなきゃいけなかった。だけれども、もう個人だから、誰さんはこの三年間きちっと働いてもら...全文を見る
○高橋(千)委員 これまでは、その業務に派遣労働が必要だ、それはあくまでも臨時的、一時的ですよ、最大でも三年、そういう考え方だったから、その三年の中に何人派遣労働者が入っているかというのは、本来は派遣先は関知しない。だから、雇いどめがあっても、自分たちはリストラしたんじゃないんだ...全文を見る
○高橋(千)委員 現行の派遣制度の期間制限の場合に、三カ月が今いわゆるクーリング期間である、だから、それを超えない間があいたとしても、例えば間が二カ月だったとしても、それが繰り返していたら全体として継続して三年と見るんだ、そういう趣旨だったと思います。  そこで、労働契約法の改...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっとびっくりしたんですが、そうすると、二つの期間が、有期雇用派遣労働者なのに二つの概念があるということですか。
○高橋(千)委員 全く理解できませんね。二つの考え方が並び立つと。  どちらも、結局、上限を決めながら、クーリングを置けばずっと働かせるということが可能になる制度であるわけですから、これは非常に慎重に検討する必要があると思うんですね。  それで、だけれども、有期雇用派遣労働者...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をしました。  ただし、実際には、政府がつくった制度で無期転換をやるのは嫌だということで、途中でいろいろ契約を切られるとか、さまざまなことがあるのかなと思っておりますが、そういう趣旨でつくったわけではないわけですから、ここはしっかりと生かしていただきたいと...全文を見る
○高橋(千)委員 ということは、五年もありということですよね。
○高橋(千)委員 結局、制限といっても、本当にいろいろな角度から穴があいているということが改めてわかったかなと思っています。  そういう中で、今回、特定有期雇用派遣労働者という名称が初めて規定されたわけであります。その趣旨、簡単にお願いします。
○高橋(千)委員 努力義務であっても一定の雇用安定措置を設けた、それ自体は確かに一定意味があるかもしれません。  ただ、二十五年の十一月七日の労政審で、派遣業界のオブザーバーがこう言っていますね。「少なくとも派遣法には努力義務と規定されていて、禁止されていない」、つまり、皆さん...全文を見る
○高橋(千)委員 私が言いたいのは、本当に、原則を書くじゃなくて、原則に戻れということを言っているんです。直接雇用がもともと原則で、例外だったのが、例外の方が原則になっちゃった、逆転しているから今起こっている問題だと指摘をしたい。  それで、今回、前国会で修正案が出されて、それ...全文を見る
○高橋(千)委員 もう少し数字的なイメージで言ってくださいますか。
○高橋(千)委員 これはすごく大事なことなんですよね。何にもイメージが湧かない。今いる派遣労働者が例えば百二十七万人、これが倍くらいになるという意味なのか、置きかえと言っちゃったから、もうがばっと今の正社員の半分くらいを言っているのか、大分違いますよね。  だけれども、そこをま...全文を見る
○高橋(千)委員 徹底審議か、さもなくば廃案を求めて、終わります。      ————◇—————
05月29日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず最初に、山井委員が繰り返し指摘をしている、派遣だけれども正社員として募集をかけている派遣会社のホームページについて、大変気になりますので、ちょっと確認をしたいと思います。  職業安定法四十二条「募集内容の的確な表示」、労働...全文を見る
○高橋(千)委員 きのう確認をしているんですけれども、四十二条違反というか、四十二条に照らして指導した件数はないけれども、別な案件で職業安定法で指導したものがあると伺っていますが、お答えください。
○高橋(千)委員 六十五条の虚偽広告、これに当たっている、一件あると聞いていますが、違うんですか。
○高橋(千)委員 わかりました。  今確かめたかったのは、自社のホームページだから何を書いてもいいということではないんだということを確認したかったわけであります。  ですから、場合によっては、今、五条の三の条件の明示ということで指導したというふうなお話だったけれども、罰則まで...全文を見る
○高橋(千)委員 そういう場合もあるんじゃないですかと聞いています。必ずしもこれがそうだと言っているんじゃないです。当たり前じゃないですか。
○高橋(千)委員 私たちが事実上これは専ら派遣じゃないのと思っているのが、グループ派遣ですよね。これは、規制が、前回の平成二十四年法で八割以下とされました。  実際、違反として指導された実績はどのくらいですか。
○高橋(千)委員 三百五十六件の文書指導があったということで、やはり多いなと思いますよね、始まったばかりであるにもかかわらず。  結局、正直言って、八割以下というのは、グループ会社に八割までは認められるわけですから、これはかなり専ら派遣に近いんじゃないかということを私たちは指摘...全文を見る
○高橋(千)委員 第二人事部とかと言われますよね。厳しく対処していくというお答えでありました。  要するに、さっき答弁があったように、専ら派遣は一般派遣業の許可要件になっているものですから、許可の段階でもしもそういうのがあれば振り落とされているわけです。ところが、今度は届け出だ...全文を見る
○高橋(千)委員 これは確認をいたしました。  次に、きのうの参考人質疑、先ほど阿部委員や大西委員もお取り上げいただきましたけれども、自由法曹団の鷲見賢一郎弁護士が、現行の派遣期間制限と改正案との違いについて大変わかりやすく発言をされました。  また、二十七日の私自身の質問で...全文を見る
○高橋(千)委員 部長、趣旨を聞いたわけです。私、条文の内容は自分がしゃべっているわけですから、何のためにこの条文があるのかということを言ってほしかったわけですよ。  常用代替の防止なんだ、だから、ずっと派遣を雇いたい、そう思うんだったらちゃんと直接雇用しなさいよ、それを法律が...全文を見る
○高橋(千)委員 余りにも心がこもらなくて、残念でたまらないわけなんですけれども。  今の、最初の四十条の三については、要するに、新しい労働者を雇うんだったら今まで働いていた人を雇いなさいよというこの規定は、四十条の四ということで、特定有期雇用派遣労働者のところに書いていますよ...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、どちらかということは言っていないんですね。どちらも残せばいいと思います。みなしも、効力が弱まる、限定的とはいえ、全然働かないとは思っておりません。残した以上は何かあるかもしれません。しかし、あえてこれを残すべきだというのは、やはり派遣労働者に着目したものが...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり違うと思うんですよ。だって、削除したのは、みなし規定をつくったときの民主党政権のときなわけですよ。そうでしょう。そのときに、個人ごとの期間制限になるなんて考えていなかったですよ。全然趣旨が違いますよ。今言ったのは後づけじゃないですか。
○高橋(千)委員 やはり、法律をつくったときに、労働者の権利としてみなし規定をつくり、これが本当に働くんだと、三年待たされましたけれども。そう思っていたのに、何か後から違う考え方ができて、みなしが働くからいいよと思って削除したものが全然違うことになっちゃった。これは本当に許されな...全文を見る
○高橋(千)委員 これは絶対無理があるんですよ。派遣会社がどうして、経営戦略課があいているよとか、わかるんですか。Aさんが、私、キャリアアップしたいからほかの課に移りたいですともし言ったとして、普通、派遣先が決めるじゃないですか。でも、そうすると特定になるんですよ。  この間、...全文を見る
○高橋(千)委員 確認しました。  特定をしないで、派遣先が、Aさんがいい、Bさんがいいと言わないで、どうやってこれが成り立ちますか。
○高橋(千)委員 これは絶対納得できません。誰に聞いたって、派遣先から言われましたと言っていますよ。これは当たり前なんですよ。  これまで係単位だったと説明してきたじゃないですか。もっと細かい単位ですから、これは当然、特定しなかったらできませんよ。まして、さっき大臣はおっしゃい...全文を見る
○高橋(千)委員 心意気があるということで、これがやはり本音だと思うんですね。  現実にはもうみんな当たり前にやられているんですよ。それをもっときちんとやりたいというのが、ずっとこの間言われてきたことじゃないですか。これはどう考えたって、この絵は特定しなければ成り立ちませんよ。...全文を見る
○高橋(千)委員 具体的に、今だって、係、係と言っているわけですから、特定行為はやられていませんよ、問題ないですよということを具体例でちゃんと出していただくように委員長にお取り計らいをお願いいたします。
○高橋(千)委員 そうです。資料の要求です。これは法案審議に大きくかかわります。
○高橋(千)委員 お願いをいたします。  次に、二十六専門業務が廃止になることで三年後に解雇されるおそれがあるという指摘が、山井委員から繰り返し指摘をされまして、昨日の関根参考人からも指摘がありました。  これは、平成二十二年、二〇一〇年に、適正化プラン、長妻・山井プランなど...全文を見る
○高橋(千)委員 雇用が維持されているというお答えだったと思います。是正がたしか四件だったと思います。  それで、この適正化プランの第一号事案が、スタッフサービスから日赤の献血業務に派遣されていた廣瀬さん、前にもこの委員会で私、二月に取り上げたことがございますが、きょうもいらし...全文を見る
○高橋(千)委員 違法を正していく、そうですね。それで、もう一つ言ったのは、今正すことによって、逆に、それを避けようとしてリストラがあったりとか、そういうことがあってはならないよね、そこをきちんと労働者の保護の立場でストッパーにならなきゃいけないということを言っているわけです。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 残す話はさっきしました。確かにそのとおりです。だけれども、今できるでしょうと言っているの。現実に何年も働いてきている。偽装専門業務だったら、これは期間制限違反ですよ。あるいは、ちゃんとした専門業務であったら当然優先雇用するべきですよ。そういうことでもっと努力をし...全文を見る
○高橋(千)委員 制度に縛られていたら、何か、もう削除するんだから何もできないとか、厳密に言うとそれに当てはまらないからできないとか、厚労省はそういうことだけが仕事ではなかったと思います。  昨年十一月に実は私は徳島にお邪魔して、トヨタの系列の子会社である光洋シーリングテクノの...全文を見る
○高橋(千)委員 お願いをいたします。  こうして規制が問題になるときに必ずこういうことが起きるわけです。でも、そのときにやはり毅然とした対応をとることが大事だということを重ねて指摘したいと思います。  それでは次に、現在、民間職業紹介事業の許可をとっているのはどのくらいあっ...全文を見る
○高橋(千)委員 後段の質問が答弁がなかったんですが、多分数えていないということでしょうかね。わからない。うち、派遣会社は。
○高橋(千)委員 これはずっと言い続けていることなので。大分かぶっているはずなんですよね。それはお認めになると思うんです。  それで、資料の四枚目を見ていただきたいんですが、昨年の九月から、ハローワークの求人情報を民間人材ビジネス等にもオンライン提供を始めました。  では、現...全文を見る
○高橋(千)委員 今、注釈がなかったんですけれども、まだテスト期間ですよね。それで八百二十六団体で、十五万八千件。三割といえども、それだけの情報量が民間人材ビジネス会社にも流れているということは、私はこれは非常に重要な問題ではないかなと思うんですね。  ハローワークに求人票を出...全文を見る
○高橋(千)委員 派遣となってはならないということがきちんと言われたと思うし、同意をとるということだったと思います。  今、派遣会社のホームページを見ますと、圧倒的に正社員という言葉が躍っています、正社員への転職支援ということで。結局、当然、ハローワークから情報が来るわけですか...全文を見る
○高橋(千)委員 確かに、最初の段階で、求職サイトに行ってもいいですかということを同意をとるということは聞いています。だけれども、どれだけのことが起きるのかというのは、本当によくわかっているだろうか。  結局、派遣会社だって、みんな一社じゃないですよね、グループですよね。いろい...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、とてもじゃないが、これはやめるべきだと思うんですね。  これは、真ん中に資料をつけておりますけれども、再興戦略の中で、「民間人材ビジネスの活用によるマッチング機能の強化」ということで打ち出された、そういうことが背景にあるんだと思うんです。  しかし、大...全文を見る
○高橋(千)委員 確かに、派遣を呼びかけたりしたら違いますよということは書いています。規約違反であると今もお答えになりました。  でも、絶対そういうことは起きると思うんですよ。絶対そういうことは起きる。だって、これは、再興戦略、3に書いていますけれども、「民間人材ビジネスの活用...全文を見る
06月05日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、二回目の年金情報流出問題に関する集中審議となりました。私自身は初めてですが。  政府としても事態を重く見てサイバーセキュリティセンターの強化などを検討していると報道もありました。  昨日、理事会に、初めて経過につい...全文を見る
○高橋(千)委員 今、標的型攻撃のことをおっしゃっていただいたと思うんですが、政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準、この中に今おっしゃったようなことがあって、やはり「完全に検知及び防御することは困難である。」というふうな指摘があったと思います。また、その前段のところで、...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、その二十四時間監視のもとで、五月八日に最初の一報があったということからこの事案が始まっているわけなんですけれども、NISCからの通報などは厚労省の情報政策担当参事官室に窓口が一本化されていると聞きました。  そこで、この間、省内に対する通報というのはど...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、当然のことながら、NISCから通報を受けてからの手順についてはどのようになっているのか。  また、一つは、情報政策担当参事官室の責任はどこまでなのか。つまり、担当の年金局に伝えたら、後はそこからやってくださいよということなのか、あるいはその後の指導もあ...全文を見る
○高橋(千)委員 セキュリティーポリシーについては公表はできないということをおっしゃっていたわけですけれども、そのもととなる、準拠としている政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準、それらを参考にさせていただきました。インシデントのことも書いてあったと思います。  そこで...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、これはセキュリティーポリシーに沿ったものだと言い切っちゃうと、この程度の年金機構の対応で沿っているのかといったら、全体が問題になっちゃうわけですからね。これは非常に重大な問題だときのうも随分やりとりをしましたけれども、だから、どこまでを見ているのかなと...全文を見る
○高橋(千)委員 この点でも十分な検証を求めたいと思います。  そこで、今度は大臣に伺いますけれども、年金機構が、サイバー攻撃から行政機関を守るために国が指定する重要対象に含まれていないという指摘があります。  しかし、サイバーセキュリティ基本法に照らせば、特殊法人に当たる日...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、この間の大臣の答弁がどうしてもちょっと他人事に聞こえるという指摘もありました。監督官庁だからみたいな、結果として責任はあるみたいな言い方をするんですが、明らかに法のたてつけは国が主語になっている。当然ここの場面では大臣に責任があるということを重ねて確認を...全文を見る
○高橋(千)委員 実は、きのうの夜、この質問に対してもらった答弁は一時間でした。そんなに早いのと正直思いました。でも、もしそうだったら、一時間で本当は危険を拡大しなくて済んだのになと思いました。  ところが、けさの新聞を見ると四時間半と書いてありました。どっちなのと思ったら、今...全文を見る
○高橋(千)委員 三時間ということが確定をいたしました。  一時間ではなかった。さすがに一時間は無理だろうと正直思ったんですが、しかし、三時間でもしそれが本当にケーブルを抜くところまで行ったとするんであれば、本当にその日の対応によって、こんなことにはならなかったと重ねて指摘をし...全文を見る
○高橋(千)委員 全く納得できませんよね。よほどの機密情報が入っているのかと指摘をしなければならないわけですよ。これは重ねてやっていきたいと思うんですけれども。  これは、さっき十四件、四件とあったわけですけれども、厚労省としてはそのくらい。ただ、全体としては三桁のNISCから...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっとさっきのに戻るんですが、サイバーセキュリティ基本法によれば、NISCからの通知を受けて厚労省は必ず報告をする義務があります。いつ、どのような報告を行いましたか。
○高橋(千)委員 今、頻繁にとおっしゃったので、正直びっくりしました。  八日の事態が起こったときにLANケーブルを抜いたよと報告をした、それはもう何度も言われているわけですよね。この経過ペーパーを見たって、十一日に初めて年金局が出てきて、その後、出てくるのは十九日ですよね。で...全文を見る
○高橋(千)委員 できる規定があるんだけれども、やっていないという答弁でありました。  ですから、本当に初動が間違っていたとはっきりしています。だけれども、未然に防ぐ仕組みをいろいろつくったはずなのに、厚労省にもきちんと責任があるし、NISCにもやることがある、なのに、どうして...全文を見る
○高橋(千)委員 今、理事長が結果責任という言葉に触れられました。  では、厚労省はどうなんでしょうか。  外部に情報を漏えいするタイプではないとのことは、年金局も報告を受けております。これは、やはりまたNISCに相談するなど、違う対応をするべきではなかったのか。いかがですか...全文を見る
○高橋(千)委員 だんだん、さっきから聞いていて、検証委員会に全部まつという結果になって、何か国会審議が、検証委員会があるんだから、あとは言うなよみたいに聞こえますね。これもちょっと、幾ら何でもひどいんじゃないか。きちんと説明責任を国会に対して果たしていくべきじゃないですか。大臣...全文を見る
○高橋(千)委員 用意した問いに比べて時間がだんだん押してきましたので、ここは指摘にとどめますけれども、そう言いながら、残念ながら、資料の一枚目にあるように、平成二十六年三月三十一日、年金業務監視委員会は廃止をするべきではないと意見書が出ておるのにもかかわらず、期限が来たからとい...全文を見る
○高橋(千)委員 あとは指摘にとどめますが、最後のページを見てください。  業務委託の一覧表です。一つの会社が全国幾つもの年金事務所の請負をしているから、数は本当に多くないんです。大概が派遣社員を雇っているという状態であります。  これは、二〇〇七年の年金機構を発足させる法案...全文を見る
06月17日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先週金曜日、十二日の委員会は、理事会での合意が得られないまま派遣法案の質疑が終局とされたこと、極めて残念に思います。  本日、補充的質疑の機会をいただいた、このことを多として、派遣法案について、機会を生かし、質疑をさせていただ...全文を見る
○高橋(千)委員 まず確認いたしました。  そこで、私は、やはりこの問題、大変こだわるんですけれども、制度の根幹にかかわる問題だと思っているからであります。  大臣に伺いますが、丸の二つ目、「派遣先は、」「特定目的行為をしないように努めなければならないこととされている。」と、...全文を見る
○高橋(千)委員 正確に答えていただきました。労働者供給事業の例外である。  結局これは、誰を続けてほしいのよみたいに特定をしてしまうと、これはもう派遣先と派遣労働者の間で雇用関係が成立するということになってしまうわけですよね。だから、これは、労働者供給事業を職安法四十四条で禁...全文を見る
○高橋(千)委員 つながるおそれがある、即ではないけれども、おそれがあるということをお認めになったと思います。  六月二日の参考人質疑でも、全労連副議長であり全日本金属情報機器労組中央執行委員長の生熊茂実参考人が次のように述べておられます。「派遣労働は業務の遂行能力だけが必要と...全文を見る
○高橋(千)委員 やはりそれを出してきましたね。それしか答えが出ないと絶対思いました。  これは、昨年私が、四十条の六項、「派遣労働者の業務の遂行の状況その他の情報であつて当該措置に必要なものを提供する等必要な協力をするように努めなければならない。」これは派遣労働者の要するに選...全文を見る
○高橋(千)委員 だから言ってるじゃないですか。これは、去年私が、派遣先が通信簿をつけて選ぶことになるんだと指摘したときに、今おっしゃったように、教育訓練を適切にやるための情報提供なんだとおっしゃったんですよ。それがどうして、「派遣労働者の評価が高いこと等を踏まえ、」このことにつ...全文を見る
○高橋(千)委員 これは詭弁でしかありません。断じて認められません。  同じ論点ですが、少し違う角度から質問します。  例えば、期間制限のある中で、派遣先が一定期間クーリングを置いた、その後に再度同じ派遣労働者を受け入れることをあらかじめ決めておいた、これも特定行為ですね。
○高橋(千)委員 確認いたしました。  これは、山口県防府市のマツダ防府工場を雇いどめされた元派遣社員十五名がマツダを相手取り地位確認を求めた訴訟、これで確定をしております。二〇一四年七月二十二日、広島高裁で和解が成立をしています。  これは、山口地裁で、二〇一三年三月なんで...全文を見る
○高橋(千)委員 では、井坂さんが解釈してくれた、派遣元業者に働きかけて、ちょっと、無期でやってくれたら、つまり、派遣元が無期で雇ってくれたらずっとうちに雇うことができるから無期で雇ってやってよと働きかける、これはありですか。
○高橋(千)委員 では、井坂議員が理解しちゃっているわけですよ、大臣が答弁したことはそういうことだと意を解して言っている、お互いに理解し合っている。訂正されますか。
○高橋(千)委員 一般論では絶対済まないです。これは絶対法律の欠陥です。こうなることがわかっていて、普通に一般論ですと言って法律をつくっちゃう。完全に論理が破綻していると思います。これは、重ねて、廃案にするしかないと指摘したい。  派遣労働者の皆さんのお話を聞くと、どこどこの課...全文を見る
○高橋(千)委員 私が心配しているのは、個人の特定というのは、生涯派遣と私たちは指摘しましたけれども、その逆もあるんですね。つまり、長く働いてもらいたい人は課をかえてずっと働いてもらうけれども、そうでない人、意に沿わない人は短い契約を結んで、これで終わりですということもあり得るじ...全文を見る
○高橋(千)委員 キャリアの見詰め直しという答弁がいかに空疎なものか、現場に全然合っていないということが、どなたも御理解いただけていると思います。  派遣労働者は雇用の調整弁として活用されてきたころ、まあ、今も言われていますけれども、リーマン・ショックがあり、紙切れ一枚で雇いど...全文を見る
○高橋(千)委員 いっぱいしゃべりたいことがあります。また続けてお願いしたいと思います。  終わります。
06月18日第189回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今月十五日は、年金情報流出問題が起きて最初の年金支給日でありました。皆さん、大変心配をされて、いつも以上に金融機関に詰めかけたと思います。ちゃんと年金が入金されていることを確かめてほっとした方たちの表情が報道で映し出されました。...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと今のお答え、途中の経過では二百二十三件という数字が出ている。数字で答えているんですね。  十五日までにともかく訪問すると言っているわけでしょう。だから、私が聞きたいのは、まず、その訪問が終わったのか、その上で被害は、まさかあったのではないと思いますが、...全文を見る
○高橋(千)委員 では、会えた方、その十一人残す人たちは、全部本人確認されたということでよろしいんですね。
○高橋(千)委員 最初からそう言っていただきたいんですね。大部分と言われると、本当に、そうじゃないところが残るのかとテレビで見ている皆さんが要らぬ心配をすることになりますので、そこは注意していただきたいと思うんです。何度行っても会えない、それはよくわかります。ただ、そういう方がひ...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど一部小川委員の質問の中で紹介をされておりましたけれども、政府横断的な情報収集、監視機能を持つGSOCによれば、ウエブサイトへの改ざんなどは、二〇一一年は六十八件、それが二〇一三年には百三十九件になっていると。通報は、二〇一二年百七十五件だったわけですが、二...全文を見る
○高橋(千)委員 理事長、申しわけないんですが、この間何度も委員会でやりとりしているわけですよね。その中で、私があえてポイントを絞って、だってこれは、これ以上字を書いたら見えないじゃないですか。絞ってやっているのに、何で全部言うんですか。それで、肝心のことに全然答えていません。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 では、NISCに伺いますけれども、これは、理事長のお答え方次第では、そうしたら、通知が二回しか来なかったのは間違いだった、NISCの感知は全然できなかったということになりかねないわけです。そうではないんです。これはきちんと冷静にやらなければいけない。  つまり...全文を見る
○高橋(千)委員 今結論づけることはできないということを前提に伺っています。どのようなことが考えられるかということを聞いているんです。  それから、二十三日、十九台のパソコンから大量発信ということ、これが情報が流出した瞬間なのかなというふうに考えるんですけれども、そうでなければ...全文を見る
○高橋(千)委員 実は、厚労委員会の理事会には、何度も何度もペーパーを私たちが要求して、改正をしていただいて、きのうの夜、一定の追加もして、このウイルスの日にちなどは確認をして書いたものであります。  ですから、いろいろ捜査の状況で出せないものがあるということはわかっているんで...全文を見る
○高橋(千)委員 チャンスは一回ではなかったということ、五月八日に遮断していれば一番よかった、それはもうわかり切ったことです。みんなが言っていることです。だけれども、大臣にお知らせが行くのは二十八日、三週間たっています。その間に何度でもチャンスは本当はあったんだということがきちん...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、年金情報が漏れた中で、例えば、四情報が漏れた五万二千人のうち、なぜ栃木県が多いんだろうか、こういう議論がありました。そのときに、水島理事長は、これは参議院ですけれども、全体として応援する体制をとっていて、仕事がはかどったところに、応援する形なんだというふ...全文を見る
○高橋(千)委員 多分、それだけのことでは、見ている方は全く理解できないと思います。  私が二〇〇七年に質問したのは、まさに記録を、最初、住基ネットの情報と年金番号あるいは国民健康保険の番号などを扱っているところもあったんですが、自治体がデータを委託した会社が派遣社員に再委託を...全文を見る
○高橋(千)委員 それが完全に空文になっていないのか、そのことをきちんと調査して、ひとり、社保庁と同じだということで、真面目にやってきた人たちがただ責任を負わされるということがないように、もちろん、ずさんな対応をしたことは事実ですから、それと、もう機構を変えればいい、ただ解体すれ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  次に、菅官房長官に伺いたいんですが、資料の三枚目、これは、当時、今度は総務大臣でいらっしゃいました。役者がそろっているわけですけれども、二〇〇七年の七月二十七日、年金業務・社会保険庁監視委員会から意見をいただいています。  これは、...全文を見る
○高橋(千)委員 ということで、きょうのパネルを出した方たちは、漏れた年金情報ということを、訂正をして出していられた。そのことは承知をしています。  ですから、言葉は確かに正確ではないかもしれないけれども、肝心なのは、不安をあおるとか、そういうことではない、それだけの事態を受け...全文を見る
○高橋(千)委員 ということは、検証結果を見ながらということなので、そのままやるということも含まれるという意味ですよね。そういうことですよね。検証結果を見ながらということは、マイナンバーと全く同じく年金も始めることもあり得るとおっしゃったんですか、今。
○高橋(千)委員 やはり、極めて重大な問題だと思うんですよね。予定に合わせちゃだめなんですよ。検証に時間がかかるとさっき一生懸命答弁していたじゃないですか。だけれども、マイナンバーと同時スタートしたいから、無理やりやって、本当に具体的に中身はわかるんでしょうか。それは本当に待った...全文を見る
○高橋(千)委員 しかし、施行前にもう法案を改正しているということには答えていないと思うんです。今の民間の分野は、二〇一九年にはこのカードのICチップの空き領域の中でどれだけ拡大できるかを検討を始めると、もう工程表が書いてあります。  総理に伺いますが、消えた年金問題を契機に、...全文を見る
○高橋(千)委員 時間なので終わります。
06月19日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
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○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました労働者派遣法改正案について、断固反対の立場から討論を行います。  もともと本法案は、昨年二度も廃案になったものであり、本来提出すべきではありませんでした。委員会審議では、冒頭から政府答弁の混乱や訂正が相次ぎ、審...全文を見る
06月19日第189回国会 衆議院 本会議 第34号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました労働者派遣法改正案について、断固反対の立場から討論を行います。(拍手)  もともと本法案は、昨年二度も廃案になったものであり、本来提出すべきではありませんでした。委員会審議では、冒頭から政府答弁の混乱や訂正が相次...全文を見る
07月03日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  二〇一〇年の八月、児童扶養手当法改正により、父子家庭にも手当が支給されるようになりました。また、遺族年金も、妻が遺族ならもらえていたけれども、夫ならもらえないとか、または五十五歳以上じゃないともらえないし、もらえるけれども六十歳...全文を見る
○高橋(千)委員 たった今の数字なのでまだ実績値が出ていないということだったと思います。  当時は、そもそも、既に妻を失った男性に対しては出ないわけで、遡及を本来はするべきだということもあわせて指摘をしたわけですが、ようやっとここまで来たというところであります。  そのときに...全文を見る
○高橋(千)委員 最後に、評価をできるというふうに認識があったと思います。  それで、資料の二枚目に、「現行制度における遺族年金制度の支給対象者」というのをつけておきました。そもそもこれは非常にわかりにくい制度でありますからあれですけれども、囲みの丸の一つ目が、今大臣おっしゃっ...全文を見る
○高橋(千)委員 諸外国でももう男女差がなくなっているんだ、その認識は共有できていると思うんですね。  ただ、全体の設計を述べていくときに、きっとこれは所得保障と社会保障の負担の関係が云々という話になって、差がないんだったらなくてもいいんじゃないかという議論に行ってしまうのかな...全文を見る
○高橋(千)委員 初めて大臣と意見が一致したかなと今思ったわけであります。  基本的に、地方公務員の労災の年金なんですけれども、考え方、制度設計は、厚生労働省の遺族年金に沿って制度設計をされているわけなんですね。なので、今おっしゃった、やはり一律に決めるべきではないというのはそ...全文を見る
○高橋(千)委員 全国にかかわる情報、どんな作業をしていたんでしょうか。  要するに、情報の出どころに非常にかかわってくると思うんですけれども、明らかに今言っている趣旨が違うと思うんですよね、一万五千人の趣旨と百一万人の趣旨と。全国にかかわるどんな作業をされていたということでし...全文を見る
○高橋(千)委員 前は、記録問題ですねと言ったら、それはお答えできませんと言ってあったけれども、そういうことだと。  私はやはり、この情報の出どころというのが何らかの形で基幹システムにさわっているのではないか、だからこういうことになっているのではないのかなと思うんです。  確...全文を見る
○高橋(千)委員 ということなんですね。  そうすると、四日までメールを使っていた問題について、水島理事長は、私自身が判断したと述べました。大臣は、本委員会で陳謝をして、常識では考えられないと述べたわけですよね。だけれども、なぜメールを使っていたかというと、外部の企業などと頻繁...全文を見る
○高橋(千)委員 何でおかしいのが当たらないんですか。四日までメールを遮断していなかったということがわかったときに、常識では考えられないと大臣は言ったんですよ。それを、四日まで自分たちがメールを受けていて、おかしくないとはどういう意味ですか。
○高橋(千)委員 違います。統合ネットワークを使っていたんだけれども、それはイントラネットだと思い込んでいたんですよ、厚労省が。そんなこともわからなかった。認めますか。
○高橋(千)委員 本当に言っている意味わかるんでしょうか。職員は認めているんですよ、イントラネットだと思っていたと。閉じたシステムだと思っていたんですよ。だけれども、それは統合ネットワークだったと。全然趣旨が違うじゃないですか。  さっき理事長が答えたように、イントラネットは非...全文を見る
○高橋(千)委員 これは絶対認められませんよ。大臣がどれだけ大きな声で、常識では考えられないと言ったのは、それは自分のところに返す言葉だったんです。大臣、いかがですか。
○高橋(千)委員 大臣も事の重大性をわかっていないと思いますよ。だって、統合ネットワークだと思って、統合ネットワークで通じていたものは今閉じているわけですよね。イントラネットは動いているわけですよ。それで閉鎖されているから安心だと思っていたのが厚労省だということを指摘しているわけ...全文を見る
○高橋(千)委員 未公開のアドレスに届いておりますが、では、それはどういうことでしょうか。
○高橋(千)委員 インターネットではなくて、インターネットには違いないかもしれないけれども、さっきから言っているイントラネットの方は非公開のアドレスですよねと。理事長は答えました。それに届いているじゃないかと言っているんです、ウイルスが。
○高橋(千)委員 一言で終わります。  とてもじゃないが、きょうは続けられないので、改めて集中をお願いしたいと思います。  それから、済みません、西村副大臣においでいただいたんですが、こんな調子で、そちらまでいきませんでした。マイナンバーと成長戦略についてぜひ伺いたいと思った...全文を見る
07月29日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第31号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  七月十日の参考人質疑で、全国社福法人経営者協議会会長の磯彰格氏は、法人経営というものに今まで以上に襟を正していく、二つ目に、国民の皆様が感じておられる我々に対する誤解を解いていきたいと述べて、次のように発言されました。  ほと...全文を見る
○高橋(千)委員 いろいろなことをおっしゃったので、まず一つ目の、認識を共有するかという点においては、多くの法人がみずからの判断でやられているという答弁だったと思うんですね。  それで、なぜ本法案が、二十四条の二項、「経営の原則等」に、地域における公益的な取り組みを改めて義務づ...全文を見る
○高橋(千)委員 内在していることを評価して支援をするというんだったらわかるんですけれども、見えるようにやれよ、しかも、それは無料、低額でやれという話ですから、全然方向が違ってくると思うんです。  それで、資料の一枚目を見ていただきたいんですが、これは四月十七日の社会・援護局福...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと今、局長に確認をいたしますけれども、根拠法は何かと私は聞いております。  二十四条を最初におっしゃいました。これは、主たる担い手として云々というのは、結局、例えば介護であれば介護報酬を受けて事業を担っている、そういうことを趣旨として言っていると思うんで...全文を見る
○高橋(千)委員 今、行いつつと言ったわけですから、解釈を読み上げましたけれども、それが主たる任務ではないでしょう。はざまをやるのが主たる任務なんですか。
○高橋(千)委員 何か主たる任務が逆立ちしたような議論をしては絶対ならないと思うわけです。  やはり私は、本旨は憲法二十五条そのものだと思うんですね。社会福祉法人は民間法人であります。でも、憲法二十五条に基づく国と行政の担う仕事を実施している。だから、憲法八十九条の「公の支配」...全文を見る
○高橋(千)委員 昨年のあり方検討会の報告書では、非営利法人としての社会福祉法人について、「社会福祉法人、ボランティア、NPO、住民団体といった非営利組織は、1政府の失敗の補完機能、2市場の失敗の補完機能を担っている」と書いてあります。  政府の失敗というのなら、それを制度化せ...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、欄はつくっている、その書く欄は。みんなそれぞれ頑張っている。だけれども、それが結局、見てもいない、集計もしていない。わかっていないのに、もういきなりそれを義務化、皆さんは責務規定とおっしゃいますけれどもね。しかも、内部留保が、福祉充実残があれば地域公益事業...全文を見る
○高橋(千)委員 それは、充実残があって余裕がある場合と、一般的に責務規定を置いた場合と、二種類あるじゃないですか。お金があってもなくてもやるべきだというふうに書いたわけですから、そのことを言っています。  それから、その余裕の中身がまだ決まっていないのに、そして今の、さっきか...全文を見る
○高橋(千)委員 明確な定義がないから、あるいは必要な財産まで含まれているから、法律をつくって証明していくんだと。  これは議論が逆立ちしていると思います。立法事実がない。それをきちんと証明する努力をしながら、法律が必要であれば別途検討していけばいいのであって、法律をつくって、...全文を見る
○高橋(千)委員 誤解が解ける、説明ができる時点になって、法人がもたなくなっているかもしれないですよね、このようなやり方では。本当にそれを指摘したいと思います。  資料の二枚目を見ていただきたいと思います。これは、介護事業を実施している大手株式会社の売上高及び営業利益の推移を、...全文を見る
○高橋(千)委員 それは足立委員が質問したことであって、私は何も配当規制が云々なんてことは言っておりません。  まず、株式会社がなぜ介護の分野で利益を上げていると思いますかと聞いたんです。
○高橋(千)委員 まず、同じ原資なのに、なぜ利益を上げているのか、そこからちゃんと議論しなければだめだと思うんですね。  やはり、今ちょっとおっしゃっていただきましたけれども、スケールメリットというのがあるんだろうと。そのことについても、次の法案にも非常に関係してくる、社会福祉...全文を見る
○高橋(千)委員 そういうことなんですよ。最低そこを認めなければ、社会福祉事業を担っているんだから、そして原資は公費なんだから。そこを、だけれども民間企業だから何も言えないんだということを一方では言っておきながら、そっちに合わせなさいと、法人を。その議論がおかしいと言っています。...全文を見る
○高橋(千)委員 検討を進めておるという答弁でした。だったら、これは一遍にやらないで、つまり、今の法案を一遍に施行しないで、この調査をきちんとやって、影響が出ないんだ、むしろ十分やっていけるんだというのであればわかりますよ。そうじゃなくて、片や内部留保もある、片や収支差もあるとい...全文を見る
○高橋(千)委員 無理のない計画をつくるとか説明するとか、そういうこと自体が大変な負担になるということを指摘しています。  今だって、介護の職場を選んだ理由のトップは、やりたい職種、つまり、やりがいなんですよね。だけれども、慢性的な人手不足で、そのやりがいや仕事のおもしろみをわ...全文を見る
○高橋(千)委員 加算ではなく、私がきょう指摘をしたのは、本当に必要な配置をちゃんと国が認めるべきだということ、そこから始まって、処遇の改善というのがきちんと見積もられていくんじゃないかということを指摘しています。そういう立場に立たずに、余裕があるところは処遇改善に再投下してもい...全文を見る
08月05日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第33号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  お二人の経験ある医師の発言に非常に感銘を受けておりましたが、私、医師でもありませんし、お話をしているといつも質問を最後に残してしまいますので、きょうは、先週の質疑で残したところから始めたいと思います。  これはしかし、関係があ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、平成二十九年の四月からは全てとお話をされましたけれども、資料の一枚目につけておいたんですが、二十七年度中は、保険者数が全国千五百七十九のうち、まだ百十四であると。四月から始められたのは、まだ七十八にすぎないわけですよね。二十九年の四月に始めるのが圧倒的に多く...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の二枚目に、自治体ごとの、都道府県別実施予定保険者数というのをつけたんですけれども、まだゼロがいっぱいあるんですよね。そして、一番多くても大分の十だ、つまり、二桁にもいかないのが実態である。だから、相当これは、昨年の医療介護総合法のときに、我々、要支援外しじ...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、先週随分議論いたしました、社会福祉法人の責務規定というものを設けて、無料または低額の地域公益活動を責務とするということが言われたわけですよね。その一環として社会福祉法人に担わせるということを期待しているのかということを言いたいのですが。
○高橋(千)委員 これはまず、要支援外しという議論をしたときに、何度も当時の田村大臣が、予算は介護保険の予算と同じなんだから、介護保険の仕組みの中ではないけれども、予算はそこから出ているんだから同じなんだということをおっしゃった。今、総合事業は対価を支払うんだからとおっしゃった。...全文を見る
○高橋(千)委員 答えになっていないでしょう。  だから、先週あれだけ議論したんですよ、無料、低額の地域公益活動を責務規定にしたと。今言ったのは、介護保険よりも利用料を安くしろというのが至上命題なんですよ。それを担い手の一人として考えているということは、やはりそういう責務規定も...全文を見る
○高橋(千)委員 これは実は大臣に通告しているんですね。  それで、私、社会福祉法人は援護局長でしょうと言ったら、いや、大臣に通告しているからおりませんと言って、きょういらしていないんですね。だったら、大臣に答えてもらうしかありません。
○高橋(千)委員 結論としては、否定されなかったということだと思います。  つまり、それは自主的にという言葉が間に入っているので、最初からこれをやると決めていないだけなんだと。そうでしょう。いろいろあるんですから。既存の制度ではないメニューというのはいろいろある。そういうものに...全文を見る
○高橋(千)委員 地域ごとにということ、意を含んで答弁していただいたと思うんですけれども、日本地図に落とした県ごとでもやはりちょっと差が出ちゃったなということを思うと、県の中だともっとリアルに出ますよね。今の、北海道の中における旭川と札幌のように出ちゃうわけですよね。  それを...全文を見る
○高橋(千)委員 今、このデータを出した専門調査会の報告書の中に、どういうふうに書いているかというと、いいことも若干あると思います。  例えば、「現在、二次医療圏間や都道府県間で患者の流出入が見られるが、今回の医療提供体制改革により、急性期、回復期及び慢性期の医療機能については...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、県任せになっちゃうわけですよね。国がこうやって数字を示しておきながら、指標を示しておきながら、いろいろあっても、内閣官房もここまで言っているねと言っているにもかかわらず、それは県が判断することですと言うと、どうしたって県が出された数字を飛び越えるようなこと...全文を見る
○高橋(千)委員 ことし二月の「地域医療連携推進法人制度の創設及び医療法人制度の見直しについて」の報告の中で、非営利新型法人の参加法人の範囲について、今おっしゃった、「事業地域範囲内における病院、診療所又は介護老人保健施設を開設する複数の医療法人その他の非営利法人を参加法人とする...全文を見る
○高橋(千)委員 相当苦しい答弁だと思うんですよね。  医療法だから介護事業者のことを義務規定みたいには書けなかったというのが単なる理由じゃないかなと思うんですけれども、ただ、七十条の七には、地域医療連携推進法人は、地域医療構想の達成及び地域包括ケアシステムの構築に資する役割を...全文を見る
○高橋(千)委員 わかりました。資金融通はしないと。  その上で、社会福祉法人に限らず非営利の事業者ということもありますというと、だんだん、もっともっと対象はちっちゃくなっちゃうかなと思うんですよね。  それで、もともと、昨年の日本再興戦略において、地域包括ケアを実現するため...全文を見る
○高橋(千)委員 参加をしなくても意見を言えるからという、それは物すごい詭弁じゃないですか。だって、参加をしたって、それぞれの法人がやりたいことを、御意見を伺わなきゃいけないわけですよね、地域連携法人に御意見を伺わないと決められない、そういう関係なわけですよね。本当に、地域から、...全文を見る
○高橋(千)委員 してはいけないと今例示したのは二つしかない、イとロだけなんですよね。そうすると、それ以外は認められちゃうということになるんでしょうか。
○高橋(千)委員 今おっしゃいましたね、病床数の違いで取り決めすることは可能であると。これで力のあるなしが、発言力のあるなしが変わってくるということがやはり懸念されると当然指摘せざるを得ないと思っております。  まして、先ほど来言っている社会福祉法人との関係なども、本当に一施設...全文を見る
○高橋(千)委員 参加するかどうかがペナルティーになるわけないでしょう。そんなことを聞くわけないですよ。そうじゃなくて、全体としてこのくらいの目標だとしたときに、連携法人は自分たちの中で融通してここまで減らしますと例えば決めたでしょう、こっちは、いや、私たちは参加しません、減らし...全文を見る
○高橋(千)委員 それはわかっていると言っているのに、何でだめ押しをするんですか。  結局、ほとんど機能しそうにないなと。最終的には協議の場をやらざるを得ないんだからということを、なぜかなというふうに思っちゃうんですね。  それで、なぜかなと思ったときに、やはり決定的に違うの...全文を見る
○高橋(千)委員 現状を維持する、そんな質問はしていませんけれども。何でそういう答弁になるんだろうね。国公立病院をなかなか機能再編ができないからということを、これを最初に言っている人が狙いだと言っている、やはりそこがあるんでしょうという指摘をしたんです、私は。何でそういう答弁にな...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、大臣、それはこれから言う質問の最後の問いですけれども。二つをまとめて答弁されちゃったわけですが、でも、やはりそういうことなんだろうなというのが何となく伝わったのかと思うんです。  この資料の中に、「病床機能の再編、地域差の縮小」と、ちっちゃくて申し...全文を見る
○高橋(千)委員 例えば、その議論の中で、さっき地域包括の話をしましたけれども、介護の軽度者の生活援助等は保険給付の対象から外す、また、通所介護などのその他支援は自治体事業で実施する枠組みに全面的に移行すべきだと。  だから、今だって、随分議論して残したもの等があったわけですよ...全文を見る
○高橋(千)委員 これで終わりますが、大臣がおっしゃったそのど真ん中の部分ですよね。結局、公的医療の部分がどんどん小さくなる議論が進んできて、それが結局、受け皿としての市場化が広がっているということを強く指摘して、終わりたいと思います。
08月06日第189回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、広島の原爆投下から七十年になります。この場をおかりしまして、心から原爆被害者の皆様に哀悼の意を表するとともに、せっかくの機会ですので、一点質問させていただきたいと思います。  あの広島と長崎の原爆で、一瞬にして二十数万...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  七十年たっても被爆の被害、影響というのがなくなっていないのだということを本当に改めて感じると思います。  資料の二枚目に、今御紹介いただいた申請の数、また却下の数もあるんですけれども、そうした近年の分をつけておきました。  それで...全文を見る
○高橋(千)委員 あえて復興庁に質問をいたしましたので。  やはり今でも、私たち、子ども・被災者支援法をつくったとき、今いらっしゃる金子恵美筆頭理事が私の質問に対して答弁をしてくださる、そういう経過がございました。その後、議連をつくり、一緒に活動をしてきたわけですけれども、福島...全文を見る
○高橋(千)委員 規制庁からの返事を唯一の根拠にしていらっしゃるなと改めて思って驚いております。  先ほど、本村委員の質問の中でも明らかになっているわけですね。資料の四枚目につけておきました。六月二十四日に浜田副大臣が、原子力規制委員会委員長の田中委員長に宛てて手紙を書いている...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと突っ込みどころが満載で、正直困っているんですが。  私がさっき紹介した金子委員に質問した趣旨は、実はそのことだったんですよね。つまり、自主避難者の皆さんが強い要望を出されて、それを受けたいという気持ちがまず私たちにはありました。それと同時に、そこだけじ...全文を見る
○高橋(千)委員 しかし、そう言いながら、知見をいただいたと言いながら、返事は翌日に返ってきているんですね。だから、副大臣から知見を下さいと言われて、何か新しい作業をしたわけじゃないんですよ。そうでしょう。翌日に返事が返ってきているから、もう今までやられているモニタリングのデータ...全文を見る
○高橋(千)委員 だったら、できレースだということなんですよ。そうでしょう。だって、今おっしゃったようなデータというのは、これまでも公表されてきているんです。関心を持っている被災者はみんな見ていますよ。それをまとめただけじゃないですか。  私が言いたいのは、そういうデータを並べ...全文を見る
○高橋(千)委員 その高木副大臣が記者会見をして、いわきに行く前に、記者会見の後に何をおっしゃったかといいますと、木戸ダムの湖底の放射線量がまだあることに対して住民が根強く不安を持っている、それに対して、安心は心の問題、こういう言い方をしたわけですね。それを受けて、帰還に向け住宅...全文を見る
08月21日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第34号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、法案のみでお願いをいたします。  日本再興戦略二〇一四においては、「豊富な家計資産が成長マネーに向かう循環の確立」という文脈の中で確定拠出年金について語っております。  資料の一枚目に「年金制度の体系」をつけておき...全文を見る
○高橋(千)委員 公的年金と相まってとか自助努力の支援、これは私が先ほど読み上げた再興戦略の中の文脈に出てくるわけで、一つ一つこれは後で議論していきたいんですが、一つの大きな柱だとおっしゃいました。  ですから、先ほど来議論があって、四千万人の対象者が今現時点でいる中で、わずか...全文を見る
○高橋(千)委員 目標はなかなか言えないというお答えでした。  現実に、今、中小企業が、企業年金どころか退職金もそもそも制度として持っていない、そういうところに、こうしたDCに一定の掛金を若干出すことによって、あるいは簡素な制度にすることによって、それが、今までなかったものがふ...全文を見る
○高橋(千)委員 企業の側にとっては結構リスクが大きいからということで少し置きかえが進むのかなという懸念を持って、あえて指摘をさせていただきました。  新しい制度の議論がもう始まっているわけですよね。今おっしゃったハイブリッドの問題なんかも、加入者と使用者がともにリスクを分け合...全文を見る
○高橋(千)委員 この質問をしたときにちょうど香取局長もまた答弁をしているわけですけれども、実は、これは特例解散ということで、去るも地獄、残るも地獄の状態だったわけですよね、実際には。  私が取り上げたニットの基金などは、本当に景気が悪化していく中で、どんどんどんどん抜ける方が...全文を見る
○高橋(千)委員 思いのほか時間が足りなくなって今困っているんですけれども、なので、今、ここの問題はあと一つだけ、確認で答えていただければありがたいかなと思うんです。  結局、瞬間的にアベノミクスで状況もよくなった、好転した、その際に解散しちゃった方が後々楽よねという判断もあっ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、DCが受け皿ではなかったということで確認をしたかったんです。当然ですよ、基金の中には、一定規模があって、余力があってDBに移れた、そういうところもあったということを踏まえて質問しておりますので。  これは、ちょっと問いがまだいっぱい残っておりますので...全文を見る
○高橋(千)委員 これは二〇一三年三月のDC法令の解釈通知改正のときに既に議論になって積み残しになったものでありますから、今後浮上してくるおそれがあるのかなと思って指摘をいたしました。  実際にモデルとしている米国の投資アドバイスは、個別商品に言及するものであるということで、そ...全文を見る
○高橋(千)委員 あとは要望にとどめます。  これで終わりますけれども、この審議会の中で、全銀協が上限を撤廃すべきだと言っていることに対して質問が出て、極端な話で、事業主が千円で従業員が五万円、こんなことだって認めるんですかというのに対して、結果として、イエスですと答えているわ...全文を見る
08月26日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第35号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先週、年金機構、それから検証委員会、またサイバーセキュリティ戦略本部、いわゆるNISCから、それぞれの調査報告書が出されました。  昨日は参議院の厚労委員会でも集中審議がやられましたが、率直に言って、これで終わりですかという気...全文を見る
○高橋(千)委員 もう一つ聞いてから、今のことに関連して大臣にもちょっと伺いたいと言っておきます。  それで、もう一回委員長に伺いたいんですが、検証委員会の報告書、既にきのうからも議論されているんですけれども、報告書のページでいうと三十六ページ、「終わりに」の前のところに、「こ...全文を見る
○高橋(千)委員 予想どおりのお答えだったと思うんですけれども、原発の国会事故調のときも同様の議論があったと思うんです。  ただ、御存じのように、事故調の報告書には膨大な資料がそもそもついております。出せるものはちゃんと出しているんです。そこの仕分けがどうしてないのかというのが...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、それが全てなのかと聞いて、当然出せないものもあるだろうということを前提に伺っております。それで、改めてこれはよく委員会でも議論をしていった方がいいと思うんです。  大臣にも伺いたいと思うんですが、大臣自身がお答えになっていますし、また機構の水島理事長...全文を見る
○高橋(千)委員 では、今、時間がかかっても出していただけるということもございました。これは引き続いて議論していくべきだと思って、資料が出ていないもの、本来出せるのではないかと思うけれども今は出ていないもの、そういうものをきちんと整理するべきだと思っておりますので、これは強く指摘...全文を見る
○高橋(千)委員 どの部分かというのまでは答えられない、わからないということでありましたけれども、ただ、百二十五万件の出どころがこの瞬間であったということは、この表の中で見てとれるかなと思っております。  それで、NISCが外との不審な通信があるということを通知したのは八日と二...全文を見る
○高橋(千)委員 もちろん、今、検知できなかったことを責めている質問ではありませんので、事実関係を明らかにしたかったということであります。  ついでに、通告していないんですけれども、もう一つ。  下の説明文がありますよね、三角の意味とか、ひし形の意味とか。一番下のところに、端...全文を見る
○高橋(千)委員 そうだとおっしゃらないんですが、そういう意味だと思うんですね。  これらのことは、何度質問しても、あるいは報道されているにもかかわらず、なかなか認められてこなかったわけでありますけれども、非常に残念なことだと思うんですよね、同じ人が新しいパソコンにかえて、でも...全文を見る
○高橋(千)委員 担当者レベルでは認識していたとお認めになったと思うんですね。  問題は、ですから、そのことを何でこの委員会で、議論していたのに全然、そのとき認識していなかったけれども、結果としてそうだったということにずっと至らなかったということが理解できないということなんです...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、水島理事長にも、これは通告していないんですが、今の関連で一点伺いたいんですけれども、URLブロックを五月八日に行ったということを検証委員会の報告には書いているわけなんですよね。それが機構の報告には全然書いていないわけなんですよ。つまり、これは、さっき...全文を見る
○高橋(千)委員 その時点を聞いているのではありません。検証委員会はちゃんとブロックしたと書いていることをなぜ年金機構の報告書には書いていないのか、重大なポイントじゃないですかと聞いています。
○高橋(千)委員 とてもじゃないが時間がないので、委員長、これはきょうで終わってはならないですよ。  サブドメインをとめたのは四月二十二日の話なんです、それは厚労省の話。URLブロック、ドメインそのものをとめているのは五月八日なんです。それだけ重大なことを書いていないと私は言っ...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと、正直余りに驚いて。とめたことを情参室が報告書を見てわかったと。どうなっているんでしょう、これは。検証委員会だって、機構や情参室やNISCやいろいろなところから聞いてまとめているのに。だって、今資料の話をされましたけれども、聞かなきゃ報告書が出てこないの...全文を見る
○高橋(千)委員 一つ飛ばします。  同じように私がとても疑問なのは、年金機構の報告書の中に、二十日に不審メールを開封した人がいたんだけれども、それを確認したのは二十五日なんですね。五日もたっている。だけれども、そのことを全く書いていない。二十五日のことを全く書いていない。これ...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、二十五日のことをなぜ書いていないのかと言っているんですよ、二十日の対応を言っているのではなくて。  これは、私が何でこだわっているかというと、六月十五日に、理事会に、厚労省と年金機構で経緯を何度も何度も直したものの中で出てきたものなんです。二十日のものが...全文を見る
○高橋(千)委員 そんな問題じゃないと思うんですよ。手順書に書いている書いていないの問題じゃない。  だって、これは、機構の報告書によりますと、十八日です、「理事長及び副理事長から警察に相談するよう指示があったことから、翌日、情報セキュリティ担当部署等が管轄の警察署に相談しまし...全文を見る
08月28日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第36号
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○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、確定拠出年金法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  確定拠出年金は、確定給付企業年金と並んで企業年金制度の中心であります。二〇〇〇年に導入された際、我が党は、賃金の後払いである企業年金を加入者の自己責任での運用に委ね老...全文を見る
09月02日第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第37号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  確定拠出年金法が先週採決され、参議院に送られるのがあすの本会議で確定をすることになりますけれども、今後の年金制度の見直しに関係すると思いますので、その質問で残した部分から始めたい、このように思っております。  大臣にまず伺いた...全文を見る
○高橋(千)委員 中長期的な給付調整ということをおっしゃっているわけですよね。だから、企業年金は、そもそも公的年金を補完するものである。ですから、よりよい老後といいましょうか、所得保障をもう少し豊かにしたいとか、さまざまなことはあり得るんだと思うんですよ。だけれども、柱は公的年金...全文を見る
○高橋(千)委員 今、二十六年度の数字をいただいて五四・二%、若干割合が下がっているかなというふうに思いますけれども、収入の八割以上、ですから、ほとんど年金に頼っているという方が大体七割くらい、そしてほとんど年金だけだという人が六割近いというのがこれまでも議論してきた中身ではない...全文を見る
○高橋(千)委員 これも資料をつければよかったんですが、この五年間の間に二度減が立っておりますね。今この瞬間は、やはりアベノミクス効果もあって若干上がったということだったと思うんですが、年金の資料の評価としては横ばいということではないかなと思っております。  それで、昨年の十月...全文を見る
○高橋(千)委員 まずそのことを確認していきたいと思います。尾ひれがつかなかったのでよかったなと思っておりますけれども。  こうした中で、今年度最初の年金支給日が六月十五日でした。漏れた年金情報問題でちょっと関心がそっちにぐっと行ってしまったんですけれども、この日は、初のマクロ...全文を見る
○高橋(千)委員 せっかく一致できるところから議論を進めていったら、いきなりアベノミクスは重要だという議論になっちゃったので、非常に残念に思っていますが、そこは分解してやはり一つずつ議論していきたいと思うんですね。  それで、四枚目に、日銀が、本当にシンプルなんですけれども、資...全文を見る
○高橋(千)委員 五年ごとの財政検証をやっているわけですから、例えば就業構造に大きく変化があったとか、そういうさまざまな条件をきちんと見てやる制度になっているわけですよね。だから、それが、今大臣がおっしゃったように、単年度の運用でどうにかなることはないのだということをまず確認しま...全文を見る
○高橋(千)委員 おっしゃったことはそのとおりなんですけれども、この間の議論で、今予定利率が云々とおっしゃったと思うんですが、私が言っているつじつまというのは、どういう表現をすればうまくはまるかなというのでちょっと困ったんですけれども、要するに、今、積立金を極端にふやさなければな...全文を見る
○高橋(千)委員 そういうことなんですよ。これまではデフレの水準だったから無理にしなくてもいいわけでしょう。だけれども、これからは、必ず上がると皆さん思っているわけじゃないですか。必ず上がるから、うんと上げなきゃいけない。だけれども、それが今回のポートフォリオの国内株と外国株を五...全文を見る
09月11日第189回国会 衆議院 本会議 第45号
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○高橋千鶴子君 まず、今般の台風十八号による豪雨災害などで被害に遭われた皆様に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。  今後も被害の拡大が心配されますが、政府は、人命最優先に、万全の体制、対策をとるよう要請するものです。我が党としても全力で取り組んでまいります。  私は、...全文を見る
12月08日第189回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず冒頭、本来なら、野党が憲法五十三条に基づいて要求した臨時国会が今開催されていなければなりません。きょうも三時間の閉会中審査を開催したからといって、国会の開催にかわるものではありません。とりわけ、高木大臣におかれては、総理の任...全文を見る
○高橋(千)委員 厳重注意をしたと、記者会見できのうも言っているわけですよね。そして、供花については認識していると。だから、現在進行形じゃなくて、マスコミから指摘される前から知っていたということでよろしいですか。
○高橋(千)委員 だとすれば、いずれも違法であるということを認識している、大臣はもう知っている、だけれども、事務所がやったことなんだ、そして事務所がやったことを私は全然知らなかった、指摘されるまで、ここに非常に疑問があるわけです。  そもそも、大臣が私費で出した香典を政治団体の...全文を見る
○高橋(千)委員 既にこれについてはそうじゃないという証言も出ているし、ここは明らかにしていかなければならないと思うんですね。事務所がやっていたことを知らなかったと言い続け、自分は違法であることは知っていると。だから、後で、最終的には全部香典は間違いなく前の日までに届けましたよと...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど説明したとおりとおっしゃいましたけれども、先ほど金子委員の質問に対して、記者からの質問の中に女川原発という言葉があったので、一般的だと思ってそう答えたというふうな答弁をされました。  記者は、被災地にある女川原発と福島第二原発という質問をしています。とい...全文を見る
○高橋(千)委員 本当は女川のことはきょうは時間がなくて触れられないなと思っていたんですが、被災地にあるからそうだろうという答弁でございました。直ちに、まず現地に行った方がよいかと思いますよ。  女川原発は、外部電源五系統のうち四つが遮断をされて、たった一つが残ったことによって...全文を見る
○高橋(千)委員 だったら、先ほどのような答弁はできなかった。もし、現地に行って同じことを聞いてきた、一歩間違えばとおっしゃるのであれば、あのような答弁はできないというふうに指摘をさせていただきたいと思います。  資料の一枚目の左側には、東京新聞が、会見の翌日の記事なんですけれ...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣は、先ほど来指摘されているように、自民党の電力安定供給推進議連の事務局長として、原発の早期再稼働を求めてきた立場であります。二〇一三年五月十五日の朝日新聞、参議院選挙の公約づくりの中で議連が行われて、高木大臣は速やかに安全を確認して速やかに稼働させていくこと...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、議事録が残っていると今言ったじゃないですか。信頼するのは国会同意人事で選ばせていただいた方だけだと。専門家チームは信頼できないと言っているのと同じでしょう。逆に言えば、それと違う判断をするのであれば同意人事をしないぞと言っているのと同じなんですよ。国会...全文を見る
○高橋(千)委員 作業的にはほぼ確認が終わっているという答弁だったと思うんですが、その間のところですよね。  表現が大変難しいので恐れを知らずに平たく言わせていただきますけれども、健全性評価をするために最も熱影響の大きいサンプルを本来はチェックしなければならなかった、だけれども...全文を見る
○高橋(千)委員 今、再稼働をするかどうかとか、すべきでないとか、そういうことを聞いたわけではありません。当然、規制委員会はそういうふうなお答えをするのは承知の上で、まだそんなレベルの段階ではないよねと。だって、委員長が今おっしゃったように、再補正は本当はやらない方がいいけれども...全文を見る
○高橋(千)委員 ことしの予算委員会でこの問題を総理に質問したときに、今副大臣がおっしゃったような、五、六号機については必要な指示ができるんだ、そして廃炉の準備のためにスペースとかが必要なんだとおっしゃいました。その後におっしゃったことは、はるか遠い第二原発は別だと思うとおっしゃ...全文を見る