高橋千鶴子

たかはしちづこ

比例代表(東北)選出
日本共産党
当選回数7回

高橋千鶴子の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第190回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  東日本大震災と原発事故から間もなく五年になろうとしています。きょう二月十五日は、千八百三日目です。大切な人を失った悲しみが癒えることはありません。今も、行方不明者二千五百六十二名、月命日には捜索活動がされ、家族を捜し続けている方...全文を見る
○高橋(千)委員 心身のケアという一言はあったんですけれども、私が質問したのは、やはり人々の暮らしそのものに着目して。確かに、インフラがいろいろ進んでいるのは私自身もこの目で見ていますし、現場がどんなに頑張っているか承知の上で聞いています。そこに思いを寄せていただきたいということ...全文を見る
○高橋(千)委員 そうであれば、解除が進んでいるので復興が進展しているという表現はやめればいいと思います。これは案ですので、これから閣議決定されると思いますので、ぜひこれはとっていただきたい、この認識を改めていただきたいと思います。復興の総仕上げとか、解除したから進んでいる、こう...全文を見る
○高橋(千)委員 今、二つのことをおっしゃったと思うんですね。  後半の地震保険については、今、平均加入率が二八・八%、トップは宮城県の五〇・八%でして、この間、地震が大変続いた、津波も続いた、そうした中で加入率が高まったのかなと。そこに、国が支援する、税金の控除ですとか、それ...全文を見る
○高橋(千)委員 では、資料の二。三枚目を見ていただきたいと思うんですね。  これは「山田型復興住宅 地産地工で住宅再建をお手伝い」と書いています。これは、町として、地域の材を使って地元の工務店に発注することで八百万前後で自分の家を建てられますよと、モデル住宅を示しているんです...全文を見る
○高橋(千)委員 八年くらい同じ答弁を聞いているんです。ですから、これだけの災害が積み上がっていますから、一部損壊といえども何百万も補修にお金がかかっている、これも私、ここで質問をしています。そうしたことも含めて検証するべきではないかと言っているんです。  住宅の応急修理だって...全文を見る
○高橋(千)委員 私、このこと自体を問題にしたいと思うんです。ぜひこれは、ちゃんと定義も決めて把握するべきではないでしょうか。  例えば、宮城県が、昨年八月、県警が七十九人孤独死がいますと把握していたのに対して、いやいや、ゼロですと言ったんですね。それは、県の定義が、六十五歳以...全文を見る
○高橋(千)委員 せめて神戸のように、阪神・淡路大震災のように、倣って、しかも、岩手、宮城でも一定の把握をしているわけです。今からでも把握をするとお約束いただけますか。
○高橋(千)委員 ここはぜひ把握をきちんとして、その上で対策が当然急がれるわけですから、お願いをしたいと思います。  もう一つ、現実的な提案をしたいと思います。  国土交通大臣にお願いをいたします。  私は、三・一一の直後から沿岸部を回りながら、車も流されて、遺体安置所を一...全文を見る
○高橋(千)委員 せっかく途中まではいい答弁をしてくれるのかなと思ったのが、ちょっと残念でございました。  わざわざ被災地特例を設けたのは、一般であると基準が厳し過ぎるからなわけですよね、十五人以上とかで。それを今被災地でやるのは厳しい。一般に必ず入るというのであればそれは違う...全文を見る
○高橋(千)委員 なり得るとおっしゃいました。本当にそうなのかどうかは検証してみないとわかりませんので、ぜひそのことも等に含めていただきたい。今せっかくこうして喜ばれている足がまさか奪われるようなことがないように、重ねてこれはお願いをしておきたいと思っております。  それで、国...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をさせていただきました。これからは、いろいろな応用編、あるいは柔軟な対応というのが本当に求められると思うんですね。五年で区切りをつけたら仮設じゃなきゃだめよ、さっき言ったバスのようなそういうことではなくて、やはり実態を見て対応していただきたいということを重ね...全文を見る
○高橋(千)委員 今、期限を切って行うものではないという明確な答弁をいただきました。それに本当に沿って実態がなっているのかということを見ていきたい、お願いをしたいと思っております。  まず、全町避難を余儀なくされ、現在、帰還困難区域、居住制限区域、避難解除準備区域というように三...全文を見る
○高橋(千)委員 正直、衝撃の答弁でありました。年末に大臣に要望書が出されているのに、まだ今相談しているという答弁で、ちょっとがっかりしましたよね。  しかも、これは富岡町の区長さんからお話を聞いたと私、言いましたけれども、どこでも今、これから起きる問題なんです。だから、全体の...全文を見る
○高橋(千)委員 また御報告というのは、どこで御報告をいただけるんでしょうね。これは本当に引き続き答弁を待ちたいと思います。前向きに本当にお願いいたします。  先ほど来、丸川大臣の発言のことで議論が進んでおりますけれども、一ミリシーベルトは何の科学的根拠もない、時の環境大臣が勝...全文を見る
○高橋(千)委員 引き続き、大臣がこれから本当に言葉どおりやっていけるのかどうか見ていきたいと思います。私は、大臣としていかがなものかと思っております。このことは指摘をしていきたい、そのように思います。  次に、賠償の問題について伺います。  二月五日、東電は、浪江町の住民一...全文を見る
○高橋(千)委員 多分おっしゃりたいのは、集団申し立てだから、個々の事情があるのに一律には受け入れがたいということだと思うんですね。でも、逆なんですよね。個々に事情がありながら、あえて一律に申し立てをしている、その趣旨をちゃんと見てください。それを配慮してADRが和解案を出してい...全文を見る
○高橋(千)委員 委員長に申し上げます。  私は、今回、このADRの問題について、室長の出頭をお願いいたしました。事務方でもいいからということを言われて、受けとめていただけなかったんですけれども、所見を伺っているのに、この前段を読んで。これは東電の言い分なんですよ。東電の言い分...全文を見る
○高橋(千)委員 この問題は、実は、昨年一月二十八日の原子力損害賠償紛争審査会においても話題となっております。  大谷委員の方から、当時の河北新報の東電副社長のインタビューの記事を紹介して、中間指針は一人当たり月十万円と定めている、公平性の観点から増額は認められない、仮に中間指...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  一定の類型化をしたけれども、個別事情を見て対応するべきだという答弁だと思っております。  それで、もう一度東電に伺いたいと思うんです。  先ほど紹介した「三つの誓い」を決めた新・総合特別事業計画の中では、「東電と被害者の方々との間...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど指摘をしたように、ADRの、先ほど事務方が答弁をされました。そして、あえて私がアンダーラインまで引いている資料を、下を読まずに、東電の言い分だけを言っているわけですよ。  これは、「仲介委員が提示した和解案の内容のみならず和解仲介手続自体をも軽視し、ひい...全文を見る
○高橋(千)委員 時間になったのでこれで終わりますが、先ほど総理に答弁をいただいたように、期限を区切って終わることができないということを、この賠償の問題でも除染の問題でも、本当に実現をしていただきたい。きょうは、汚染水の問題も一言指摘をしたかったんですが、時間を守りますので、これ...全文を見る
02月18日第190回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、四人の意見陳述人の皆さん、貴重な御意見をいただきました。ありがとうございます。  私は、比例東北ブロックの選出でございますので、福島も地元と思っております。また、青森県の出身でありますので、福島第一原発とは切っても切れ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  営業損害の問題ですとか、もう少し賠償のことは聞きたいんですけれども、ちょっと時間の関係で、もし時間があればもう一度伺いたいと思います。  次に、斎藤陳述人に、労働者の問題で、除染作業の労働者ですとか、あるいは原発サイトで収束作業に当...全文を見る
○高橋(千)委員 貴重な御意見、ありがとうございました。  次に、山名陳述人に伺いたいと思うんですが、廃炉のキーマンと呼ばれているということで、緊急時対応と中長期の対応について今お話をいただきました。  それで、先に汚染水の問題なんですけれども、先ほど、緊急時、最初は大変どた...全文を見る
○高橋(千)委員 東電から説明を受けているんですが、たくさんのポンプで水位との関係、上げたりはしないのだという説明をされていました。  ただ、それ自体が深刻なことだなという受けとめをしておりまして、もちろん慎重に見ていくという立場だというのはよくわかっておりますけれども、なかな...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  今、山名陳述人が、県でしっかり議論云々とおっしゃって、心情を尊重させるべきだとおっしゃった。でも、本当、県では今、斎藤陳述人がおっしゃったように、既に結論は出ているわけなので、国と東電に決断していただきたいということを重ねて発言して...全文を見る
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○高橋(千)分科員 日本共産党の高橋千鶴子です。  林大臣、きょうはよろしくお願いいたします。  東電福島第一原発事故から間もなく五年になろうとしていますが、原発事故は到底収束したとは言えません。昨日も、あの事故の際に、核燃料が溶け落ちる炉心溶融、メルトダウンの定義を明記した...全文を見る
○高橋(千)分科員 今、着実にというお言葉がございました。十月に海側遮水壁が完了したことで、海側の方には高濃度の汚染水がほとんど漏出しないという状況になったということをおっしゃったんですけれども、きょう問題にしたいのは、その逆なんですね。流出は大分防げているのかもしれないけれども...全文を見る
○高橋(千)分科員 一日四百トンの汚染水を処理しなければならないということが随分言われていたわけですけれども、それが今、四百七十トン平均から四百九十トン平均になっている。新聞で報道されているのは、六百トンまでいったということで、そのときのピークは多分過ぎていて落ちついているとおっ...全文を見る
○高橋(千)分科員 まだ百二十基、十万トンが残っているという答弁でございました。  そこで、廃炉・汚染水対策関係閣僚会議、昨年六月十二日で、このときに、東電福島第一原発の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ、これが決定をされております。その中で、ここの部分、今の部分について、「...全文を見る
○高橋(千)分科員 政府参考人でよろしいんですが、ちょっと確認をしたいと思います。  今大臣が、浄化処理した後の水を入れているんだ、暫定的なものであるということでありました。まず、解体の目標を確実に持ち続けているのか。つまり、私が聞いたのは、併用を続けるんでしょうかと聞きました...全文を見る
○高橋(千)分科員 この問題はここで言い切りにしますけれども、やはり大臣、今答弁がありましたように、本来であれば、ストロンチウムの処理ができてあった水でなければという指摘があったにもかかわらず、今、やむを得ないという形で処理途中の水を入れているんだということ、そのことをやはりきち...全文を見る
○高橋(千)分科員 年度を間違えていました。ありがとうございます。  先ほど御紹介いただいた二千九百六十四トン、これは六ケ所再処理工場に行ったときにこの数字を確認しております。いただいておりますが、内訳で経産省からいただいたものがこれだったので使わせていただきました。お断りして...全文を見る
○高橋(千)分科員 そうすると、今の答えは、それでよいという立場かということに対してのイエスだったと思うんですね。結局二十年くらいかかりますよね、単純計算すれば。それでもよい、利用目的があるんだからとおっしゃっている。だけれども、十六基から十八基のめどが今全く立っていないわけです...全文を見る
○高橋(千)分科員 沖合だろうとそれは同じだということを確認させていただきました。  時間が来ましたので、これで言い切りにいたしますけれども、これまでも手を挙げる自治体は全くなかったわけなんですね。それで、国が適地をこちらから提案するんだと。それに伴って、これまでにない、交付金...全文を見る
03月01日第190回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、きょう、予算委員会は三時間の質疑で、締めくくり総括質疑だということで議論されておりますけれども、私たちは、まだまだ審議はするべきだ、きょう採決することには反対だ、このことを最初に述べておきたい、このように思います。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 年収二百万未満のワーキングプアが千百三十九万人、二四%。貯蓄なし世帯が三割を超えて、生活保護世帯も百六十二万世帯にもなりました。  一方で、百万ドル以上の金融資産を持つ方は二百四十五万人。二〇一二年十二月から二〇一五年七月までの株価上昇によって、上位十人の株主...全文を見る
○高橋(千)委員 この間ずっと、どの数字をとるかで伸びている伸びていないという議論を見てきたから、あえてこういう議論をさせていただきました。総理自身が最低賃金を上げなきゃいけないとか言っているその背景には、やはり同じ、前進しているという、その評価は違うかもしれないけれども一定認め...全文を見る
○高橋(千)委員 答えだけでよかったんです。  資料の一枚目に書いてありますけれども、結局いろいろおっしゃるけれども、充実、これは私は中身にはちょっと意見があるんですけれども、一%の部分である二兆八千億円。それ以外、四%は社会保障の安定化。資料でも分けてありますけれども、ただ、...全文を見る
○高橋(千)委員 低所得者でも加入することで給付がある、それはいいんですよ。だけれども、だからといって、低所得者の負担が極端に逆進性になっているということが問題でしょうということを言っているのであって、最後に一定検討していますというお答えだけでよかったのではないかと思いますね。こ...全文を見る
○高橋(千)委員 そうですね。翌年がやはり余り上がらなかったら、上がった分だけ減らして、またその残りを積み上げていって、どんどん減らしていく。だから、ずっと、よほどのことがない限り年金はそのままになる、据え置きになる。つまり、このマクロ経済スライドの率を、来年度は〇・七%と聞いて...全文を見る
○高橋(千)委員 この条文のどこを読んでも、総理が言うような、改めて確認した自助、共助、公助、これは全く担保されていないと思います。  先ほど話題になった子ども手当のときもそうだったんです。自民党が野党だった、これを修正したときに、子供は家族が育てるものとわざわざ書き込ませた。...全文を見る
○高橋(千)委員 例えば、労働総研の調査では、二兆七千八百億円の経済効果があるという指摘があります。昨年の経済財政諮問会議でも、総理の指示で、最低賃金を二十円、これは桁がちょっと残念ですけれども、上げたらどうか、経済効果があるねという試算をしていますね。  こういう立場で、懐を...全文を見る
03月08日第190回国会 衆議院 本会議 第14号
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○高橋千鶴子君 堀内議員から、介護労働者の処遇改善に今回の法律案が果たす役割についてお尋ねがありました。  毎年十万人もが家族の介護のために離職する現状は、社会の損失であります。収入をなくし、社会的生活からも閉ざされる中で、深刻な事件が後を絶ちません。  求められるのは、受け...全文を見る
03月16日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは珍しくトップバッターですので、よろしくお願いをいたします。  昨日の参考人質疑でも指摘があったように、今回、雇用保険法案と一くくりに呼び、かつ、日切れ法案であるというのは乱暴だと思います。来年一月一日施行のものもあり、...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣に本当は質問したんですけれどもね。  ちょっと明確な答えではなかったかなと思いますけれども、おっしゃったことは、国庫負担の役割について改めて確認をされたということだと思うんです。それは、私がきっと国庫負担を削っちゃいけないという質問だと思って、多分先を越し...全文を見る
○高橋(千)委員 今お答えがあったのは、まず、〇・八%に固定してしまうと既に三兆円のマイナスになっていたであろう、ただ、弾力条項があるので、いろいろ上がったり下がったりする中で、二兆円維持している。そこでとんとんだということだと思うんですね。だから、そこに国庫負担の方をいじってし...全文を見る
○高橋(千)委員 国の経済政策、雇用政策に対する責任ということを改めてお話しされたと思うんですね。そういう点で、やはり本来必要な雇用保険行政をやっているのか、必要な方に手当てをしているのかということが問われる必要があると思うんですね。  雇用保険部会で、昨年十一月二十五日、意見...全文を見る
○高橋(千)委員 受給者に対しては、長くもらうとモラルハザードだよといって、そして、なるべく早く就職をしなさいという指導がかかっております。一方で、雇用保険の財政を使っての事業、そっちの方はどうなのか。私は、これこそモラルハザードではないかということを指摘したいと思います。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、年度ごとに言ったから、聞いているとわかりにくいと思うんですね。要するに、中小企業は三百六十件だったのが二百五十八件、大企業は百十四件だったのが二百七十三件と倍増しているわけなんですね。人数でいっても、二千百九十人だったのが六千六百四十七人、三倍になっている。...全文を見る
○高橋(千)委員 要するに、もともと雇用対策法に基づくものだから、それを今足したんだと。では、何で今足したんですかということですよ。つまり、リストラ助成金と言われると非常に響きが悪いから、いやいや、もともと雇用対策法に再就職援助計画というものがあるから、そのスキームでやっているん...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、もっと使いやすいことを周知している、そういうことですよね。これは労働新聞で、昨年の十二月七日ですか、一面で報じられたことなわけです。それが徹底されていなかったということで、一層あらゆる場合に、結局、企業が、事業を縮小したい、事業所を閉鎖したい、あるいは...全文を見る
○高橋(千)委員 当たり前じゃないですか。単純に比較できないって、私は、失業等給付の方が高くなきゃおかしいと言っているんですよ。企業内失業でしょう、これは。結局、完全失業者にも入らないわけですよ。そうやって半年間休ませて、失業者を出していません、そういう評価になるじゃありませんか...全文を見る
○高橋(千)委員 昨年も予算委員会で指摘をしたことなんですけれども、やはりこれは、最初にパソナの会長である竹中氏がこの問題を、労働移動と雇用調整助成金、雇用維持であるものと労働移動を逆転せよと言ったときに、何の文脈で出てきたかということなんですよ。結局、解雇の議論をしていた、解雇...全文を見る
○高橋(千)委員 これは国家資格になるということで、相当厳しいものにしなければならないと思うんですよ。五万人正規を目指すということで、予算も倍増、四百十億ということがありました。  これもやはり問題があって、昨年の一月二十八日の書き込みですけれども、ある社労士のブログにこんなの...全文を見る
○高橋(千)委員 ここは絶対そうしたことがないように。最初から正社員を雇うつもりだったら雇えばいいんですよ。それを国の助成金までちゃっかりもらって正社員化しましたなんてことは絶対ないように、これは通達なり指示なりやっていただけますか。
○高橋(千)委員 確認をいたしました。  次の課題がありますので、ここは言い切りにしますけれども、今、キャリアアップという言葉、キャリアコンサルという言葉、これは本当にいいように使われちゃっているんですね。もう今、あげくの果ては、正社員に対して自分を見詰め直せと言っている。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 今局長がおっしゃったことは、きのう参考人の中からも意見が出たし、これは審議会の中でも出た話なんですね。家族が離職に追い込まれる前提にやはり家族介護というのがあると。介護休業は、それが目的ではなくて、公的介護保険でやることを、あとは導入のときですとか途中の経過です...全文を見る
○高橋(千)委員 一方では、重度化を防ぐといいながら軽度を外すという議論をやって、一方では、介護休業は必要だけれどもそれは基本は公的介護保険でカバーしてねと言って、これは矛盾しているんですよ。同じ厚労省で議論しているんですから、これは人ごとのような答弁をしないで、大臣がきちんと、...全文を見る
○高橋(千)委員 家族責任休暇については、ぜひ御検討いただけるでしょうか。
○高橋(千)委員 きょうは、この部分は芽出しですので。  キャリア形成に影響があるというのは、審議会の中で公益委員の方から出てきたものを局長が代弁されたんだと思いますね。やはり、そういうのがするっと出てしまうのが、本人がそう思っていらっしゃるのかなというのはちょっと残念に思うん...全文を見る
○高橋(千)委員 これはぜひ取り組んでいただきたい。指針はもちろんですけれども、法定を目指して知恵を出していただきたいと思うんですね。  日本医労連の調査で、さっき一部実態を紹介しました。本当に医療、介護の現場は人手不足、みんなそう思っていますよね。その原因は何かということを考...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、雇用保険法等の一部を改正する法律案について討論を行います。  最初に、本案は、雇用保険法に加えて、育児・介護休業法、男女雇用機会均等法、高齢者雇用安定法など、広範な労働者の働き方に影響を与える改正案であり、各案とも十分な審議が求めら...全文を見る
03月18日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、一般質疑ではありますけれども、自殺対策基本法十年目の改正を目指し、参考人としてNPO法人ライフリンクの清水康之さんに出席いただいております。ありがとうございます。  先ほど来の答弁を聞いていても、大変勉強になりました。...全文を見る
○高橋(千)委員 もうちょっと伺いますけれども、とはいえ、これまでは内閣府が、例えば災害対策などでも、関係省庁との連携といいますか、一定束ねる役割があったと思うんですね。それが、厚労省に移っても同じだということでよろしいでしょうか。
○高橋(千)委員 この法案、私自身は所管しておりませんけれども、説明を受けたときにそういうことを聞きました。本当にそういうふうになるのかなというのが正直ちょっと不安だったものですから、改めて確認をさせていただきました。  同じ時間に今、復興特別委員会をやっておりますけれども、復...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  最初におっしゃった精神保健ですとか、生活困窮者対策、あるいは相談活動、いずれも現場を持っていると大臣はおっしゃいました。やはり、もしや自殺を考えている、あるいは、そこに至るかもしれない、そういう方たちに対して直接、接する場所があり、医...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  個人の問題ではなく社会の問題にしたということ、この法律ができて、大綱ができて、また自殺対策白書が出されているわけですけれども、この数字をさまざまに分析すると同時に、その数字の背景にあるさまざまな要因をしっかりと可視化していくというん...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  現場本位というのがとても大事かなと思っております。どうしても、地方分権だと言いつつも、さまざまな制度の要綱ですとか、かなりがちんとしていて、地方がすごく大変だということもあります。やはり、地方の課題に合わせて支援をしていくということが...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。大変参考になりました。  最初にWHOの話もしたわけですけれども、現実に、命を落とさずに済んだ方たち、そこを救うことを糸口として、予防に広げていくことができるのではないかということを非常に考えさせられました。ありがとうございました。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 震災直後から私は発言しておりますけれども、せっかくあの大津波と原発事故から助かった命が、やはりそこからまた失われるようなことがあってはならないと思っております。  そういう意味で、今、原因を一定の分類で御報告いただきましたけれども、やはりここも予防という観点か...全文を見る
○高橋(千)委員 来年度も、自治体が取り組んだ場合は、国保の減免制度の枠組みではありますけれども、国が八割支援をする、これは変わらないということをまず確認させていただきました。  これはもう一押ししたいなというのが率直なところなんですね。  残念ながら、自治体でもう既にやめる...全文を見る
○高橋(千)委員 わかっているなら、もう少し頑張ってもらいたい。  今紹介した方たちも、ずっとと言っているわけじゃない。未来永劫なんて言ってません。せめてやはりまだ仮設にいる間だけでも、あるいは、公営住宅に入って家賃がいきなり出て負担がふえる、それを軽減するだけでも、もう少し何...全文を見る
○高橋(千)委員 財政力の弱い自治体に関しては強化していきたいとおっしゃっておりますので、何か追加的な支援があるのかなということを期待したいと思います。  そこで、国保法四十四条に、一部負担金の徴収猶予及び減免というものがございます。これが今回の仕組みのもとになっているわけです...全文を見る
○高橋(千)委員 六億の実績だったのが百七億まで広がったと。それだけ助けられた方がいるということですから、これは本当によかったと思います。  同時に、私は、きちんとこの減免制度が動いていれば、やはり国保というのは保険料が高いし、一部負担も重いという声が本当にどこへ行ってもあるわ...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ御検討を前向きにお願いいたします。  保険料も、当然、災害や倒産など、急激な所得の減少のときは減免の対象となります。このときに、やはり生活保護基準程度だったら保険料免除、こういうこともあっていいんじゃないかと思うんですが、自治体独自にはやっているところも当...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いいたします。  大臣に、ぜひこの問題で伺いたいと思うんです。  私は、制度としてなかなか特例がきかなくなった被災者に対しても、あるいは全国の大変負担が重いと思って困っている方に対しても、やはり一定のこういう減免制度があれば本当に助かるということ...全文を見る
○高橋(千)委員 減免制度を御活用いただくとおっしゃいました。だからこそ、活用しやすいものにしてくださいと言っているんです。  それで、自立と言ったって、結局、そこで減免に至らなければ、条件が外れてしまえば、最初に言ったように、今、大変厳しい条件ですから、あるいは入院しか使えな...全文を見る
○高橋(千)委員 大変参考になるまとめをしていただきましたので、前回ちょっと時間が延びたので、きょうはここで終わりたいと思っております。  清水さんがおっしゃってくださった、うつ対策に後退したと言われないようにというのは、私はすごくこれは自分自身も言いたいことなんです。大変、原...全文を見る
03月18日第190回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  冒頭、一言。  東日本大震災から五年が過ぎました。その五年を前に本委員会を開くべきだったと思いますが、結果として、今国会最初の質疑が、一週間過ぎた本日となってしまったことは非常に残念に思います。予算委員会でも発言させていただき...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  それでは、議題に入ります。  三月十一日、「復興・創生期間」における東日本大震災からの復興の基本方針が閣議決定されました。まず、報道で必ず取り上げられている部分ですが、例えば、十一日の福島民報では、原発対応、国が前面、継続と書いてい...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、国が前面という見出しとやはりちょっとイメージが違うんですね。  安倍総理は、帰還困難区域の見直しに向けた国の考え方をことしの夏までに明確に示すと記者会見でおっしゃっております。復興基本方針の中でも、避難指示の解除が実施されて、復興は着実に進展しつつ...全文を見る
○高橋(千)委員 最初からそうおっしゃってくださればよかったんですが、何かちょっともったいつけた言い方だったかな、ちょっと含みがあったのかなと思ったので、あえて確認をさせていただきました。  二つの風とおっしゃっておりますから、風評と風化、これはもう限定された問題では決してない...全文を見る
○高橋(千)委員 まずは当面の課題に集中ということだと思います。  正直、大臣は就任された直後に復興庁はあと五年ということをおっしゃっておりますので、やはりこれは、最初から、今始まっている、さらに五年どうやっていくかということを議論しているときにその議論は早かったなということを...全文を見る
○高橋(千)委員 東北だけ置いていかれるのは困る、そういう声が自治体からあった、それ自体は理解できるんですね。  だけれども、基本方針には、人が戻るだけではなくというくだりがあるんですね。そして、創造、復興となっているわけですね。だけれども、やはり戻ること自体が大変なことじゃな...全文を見る
○高橋(千)委員 人が戻ること自体が大変なことでありますので、ここは本当に据えて、一緒に。もちろん、観光を進めることで、それに関連する産業の皆さんが復興していくということは当然含んでおりますので、それは理解しておりますけれども、同時に、やはり人々の暮らし、なりわい、その本当に基本...全文を見る
○高橋(千)委員 予算委員会でも何度も丸川環境大臣が、この問題で現地に行かないのかということを質問されて、大臣の答えはいつも、今実測しているからと答えているんですね。これは、事情がわからない人には何を言っているのかわからない答弁だったわけです。つまり、それが今の井上副大臣のお答え...全文を見る
○高橋(千)委員 六百トンというのが、全体の中でどれだけの意味があるでしょうか。  これは、前に担当に伺ったときには、例えば焼却場ができましたといった福島県の話ばかりされました。それから稲わらが、いわゆる八千ベクレル以下の廃棄物はどのくらいあるんですかと聞いたら、数えておりませ...全文を見る
○高橋(千)委員 全ての量じゃないことを理解しているから、全体の中でどういう意味がありますかと聞いているんじゃないですか。把握していないんでしょう、今そうおっしゃったじゃないですか。まずそこから始めてくださいよ。それを重ねて言います。  それで、現実に、最終処分場は立入調査もで...全文を見る
○高橋(千)委員 三つの自治体はそれぞれ、候補地になる時点で、データに問題があるとか候補地として適さないとか、さまざまなことを訴えていた。それは結局、平行線のままここまで来たんですよ。その間の努力が結局、調査させてください、できませんという、それだけだった。でも、全部の自治体に対...全文を見る
○高橋(千)委員 財政支援をすることと国が責任を持つということはイコールじゃないんですよ。それは幾ら何だって、財政支援はするでしょう、どんな場合だって。だけれども、それで責任を果たしたということにはなりません。  これは、三年後の見直し、作業していて、結局今のスキームでいくとい...全文を見る
○高橋(千)委員 全く納得いきませんが、これは議員立法でもありますので、ぜひ皆さんにも呼びかけて検討したい、国にも責任を果たしてもらいたいということを重ねて指摘したいと思います。  もう一つ。資料の四枚目を見ていただきたいと思うんです。  二月十一日付福島民報、「県内線量測定...全文を見る
○高橋(千)委員 リアルタイム測定というのは、ホームページでお母さんたちがいつでも見られるようになっているし、また、その線量計が学校とか公民館にあるので、いつでも見られるわけですよね。  五年前、事故の前と、ほとんど線量が戻った、だからもういいんじゃないかということを田中委員長...全文を見る
03月30日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今、保育所待機児童問題と保育士の処遇問題は焦眉の課題となっております。保育園落ちたのブログは、瞬く間に共感が広がり、政治の責任を鋭く迫っております。本日、集中的質疑という機会を得ましたので、やはり与野党の枠を超えて取り組むべきだ...全文を見る
○高橋(千)委員 長かったんですけれども、聞いたことに答えたとは思わないんですね。  要するに、聞いたのは、待機児童数と、いわゆる潜在的な待機児童数、約六万人と発表されました、それと、新制度における保育の必要な児童、これはイコールですかということを聞いています。
○高橋(千)委員 わかりました。  当初は、潜在ニーズ百万人などという数字も出されたわけですよね。ですから、私は、待機児童数の旧定義と言うときに、まず、そもそもそういう枠のはめ方が非常に問題だと思っておりましたが、それでも説明はしていたわけですよね、旧定義ではこうですということ...全文を見る
○高橋(千)委員 実は私、百万人の潜在保育需要の問題があったときに、こういうことを言ったんですね。そうはいっても、たった今の二万三千人の待機児童、四万人の旧定義の待機児童、その対策ができていないじゃないか、潜在ニーズを掘り起こす話をするのはいいんだけれども、四十万人受け皿をふやす...全文を見る
○高橋(千)委員 聞いたのは、例えば、小規模保育を、その定員を、十九までなのに三人も受け入れていいんだよとか、そういう緊急の受け入れをするというのをどうしてもやるというのであれば、次は、例えば分園つくりますよとか、そういう対策とセットでやるべきじゃないですかと言ったんです。今大臣...全文を見る
○高橋(千)委員 克服した後なんて言っていたら、いつまでも克服できないですよ。だから、対策をとりながらと言ったじゃないですか。言っている意味が違うんです。緊急事態が終わったらやりますよって、いつ終わるのかというこの状況をやはりちゃんと把握していただきたいと思います。  やはり現...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の二枚目につけておきました。今、六百四十一と、それから定員が五万八千百三十一人とお答えがあったんですけれども、平成十八年との比較で見ても、五百三から出発して六百四十一ということで、ふえている。だから、介護の場合は養成施設が減っているという問題が起こっているわ...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと時間の関係ではしょりながらやります。  今のお答えは資料の四枚目に書いてあるわけですけれども、子ども・子育て支援の量的拡充と質の向上項目ということで、質の向上のところは二重丸と三角と丸があるわけですね。三角のところが、この間から議論になっている、財源の...全文を見る
○高橋(千)委員 しっかりと取り組んでいくということでありましたが、財源の問題を、やはり消費税増税しなければということではなく議論していってほしいということを求められているということを重ねて指摘したいと思うんです。  それで、資料の五枚目を見ていただきたいんですね。これは、保育...全文を見る
○高橋(千)委員 人勧はずっと減っておったし、デフレだったしというのは、全くそのとおりだと思うんですね。だけれども、他産業と比べても少ない状態がずっとこういうふうに維持されてきたということをやはりちゃんと見て、この間もいろいろ加算、民改費などのものをやってきたわけですけれども、新...全文を見る
○高橋(千)委員 やはりぎりぎりのところまで、私は本当は五年でもう底をついたと思っていたわけですね。でも、結局、それからまた、保育、福祉関係だけでも一万三千人も縮減をしている。結局、全体の目標を達成する上でも、一つなくすればそれだけの職員を減らせるわけですから、そうなってきたんじ...全文を見る
○高橋(千)委員 時間が非常に迫っておって、どうしても言いたいことがあるものですから。  大臣にも改めて、私は全部公立でやらなきゃだめだなんて言っているわけじゃないんです。やはり必要なものはちゃんと整備するということを、残念ながら今は予算がついていないということになっていますけ...全文を見る
○高橋(千)委員 そんな人ごとのような話をしないで、やはり、選んでもいいよと言うんだったら、それに見合うお金を出してくださいということを議論しているんです。緊急対策というんだったら、それが一番効果的なんですよということを指摘しておきます。  きょうは、ぜひお話ししたかったのは、...全文を見る
04月01日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、放課後児童クラブについて質問いたします。  放課後児童クラブは、子ども・子育て新制度に位置づけられており、野党が先週提出した法案、保育士等の処遇改善の中でもちゃんと入っております。こちらも極めて深刻な状況だという認識を...全文を見る
○高橋(千)委員 せっかくこの質問を大臣に聞いたわけですから、メニューはよく承知しておりますので、もう少し、意義といいますか、そうした観点から御紹介いただければよかったなと思っております。  保育所の待機がこれほど問題になっておるんですけれども、やはり、せっかく保育所を卒園した...全文を見る
○高橋(千)委員 今、外にあったものから位置づけられたというお話をされた。児童福祉法に位置づけられたところからやはりスタートしていると思うんですが、今でも保護者会が運営しているクラブがかなり多いわけですよね。そういう中で頑張ってここまで来たというのは、本当に私は評価をしているんで...全文を見る
○高橋(千)委員 参酌基準だから、確かに強制はできない。だけれども、目指すためには補助を出すわけですよね、今おっしゃったように分割すると。そこの補助の出し方で指導はできるわけなんですね。  例えば、ガイドラインのときは七十人以内、これはクラブ単位で計算をしていたわけですよね。で...全文を見る
○高橋(千)委員 かなり抑えた表現ではあったと思うんですが、適切な対応をしていただきたいという意味だと思っております。  それで、後の方、またこの間みたいに問いを残しそうなので、一つ飛ばして、指導員の問題なんです。  低賃金が大変問題になってきているわけですけれども、なってき...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、周りの人が言うのはともかくとして、局長がそうおっしゃるのはよくないと思うんですよ。というのは、学童保育は放課後のわずかな時間を預かるだけ、だからパートで仕方ないんだという認識がだめなんですよ。  もう既に、ガイドラインや指針と言われる過程の中で、学校よ...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いします。  ちょっと時間の関係で、また一つ飛ばします。  資料の二枚目に、設置・運営主体別クラブ数の状況というのがあります。  これは、公立公営が三八・二%で、公立民営が四三・六%なんですね。さっき保護者会が多いですねと言ったのはここに出てく...全文を見る
○高橋(千)委員 総務省からいただいた資料を五ページにつけておきました。指定都市と市区町村の割合、これは初めての調査だということを伺ったんですが、正直驚いたのは、介護支援センター一〇〇%、そして、児童クラブが指定都市だと七一・三%ということで、非常に普及が多いんですよね。  そ...全文を見る
○高橋(千)委員 今紹介いただいた通知は資料につけてあるんですけれども、その翌年に、当時の片山総務大臣が年頭会見で、指定管理者制度が導入されてから今日までの自治体の制度の利用状況を見てみますと、コストカットのツールとして使ってきた嫌いがありますとおっしゃって、指定管理者制度という...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら時間が来たので終わりますが、これを見て質の担保ができると答えられるはずがないと思うんですね。そこはきちんと、なじまない、やめるべきだと、何でもいいから言ってくださいよ、そのくらいのことを。人ごとのような答弁を繰り返さないでいただきたい。  これは後で...全文を見る
04月06日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○高橋(千)議員 お答えいたします。  今委員から、資料として、子供がふえるほど家計の支出もふえるし、また貧困率も高まるというお示しをいただきました。  御指摘のとおり、第二子と第三子で、同じ年齢のときに必要となる費用が変わるとは思えず、差をつける必要はないと私ども考えており...全文を見る
○高橋(千)議員 お答えいたします。  子供の六人に一人が貧困世帯、うち一人親家庭は二人に一人ということはよく知られておりますが、しかし、母子家庭でも八一%、父子家庭では九一%が就労しており、OECD平均六六・五%と比べても、就労率は既にとても高いです。  ダブル、トリプルと...全文を見る
04月19日第190回国会 衆議院 本会議 第25号
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○高橋千鶴子君 質問に先立ちまして、熊本県を中心とした九州地方地震によって犠牲になられた方々に心から哀悼の意を表し、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。  強い余震が続く中、心身ともに疲労を深めていることと思います。避難環境の改善が急がれます。日本共産党としても全力を尽くし...全文を見る
04月22日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  冒頭、熊本地震について、被災された皆様に心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。  強い余震が続いていること、わずか一週間で関連死が十一名を超えたことなどは本当に深刻な事態だと思っております。せっかく助かった命をこれ以上犠牲に...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  何が必要かは当事者団体が一番よく知っています。でも、当事者団体だからこそ、お互いに困難を抱えながら支援活動をしておりますので、今大臣はしっかり連携をとりながらとお話ししていただきましたので、その点を重ねてお願いをしたい、このように思い...全文を見る
○高橋(千)委員 順番どおりです。表現の仕方が通告より丁寧に言っているので、大臣、よくその趣旨を踏まえていただければありがたいなと思っております。  二〇一一年十二月二日の本委員会で、原告団長の谷口三枝子さんが出席して意見陳述を行っております。  谷口さんは、このようにおっし...全文を見る
○高橋(千)委員 部分的に、既に前回も、そして今回も、除斥期間を過ぎている方を対象にしているわけですから、民法の規定があるからということは理由にならないわけなんですね。  それはどういうことかといいますと、二〇一一年の基本合意の際も、それは当時の争っていた原告の中には二十年を過...全文を見る
○高橋(千)委員 つまり、二十年を過ぎて既に提訴をしていた方が同じくらいいらっしゃる、それを踏まえて、これだけの方が対象になるだろうとおっしゃっている。確認、もう一回、そうですと。
○高橋(千)委員 ですから、予想ではなく、実際に、対象にならないけれども提訴した方がいて、百人程度だということを言っているわけですから、根拠のある数字だということなんですよね。ですから、一日も早く救済をしなければならない、このように思っております。  資料の一枚目に、改正内容の...全文を見る
○高橋(千)委員 あえて資料を出していますが、読んでいただきました。三枚目で、2の二と書いている資料のところに「例外」、原則だけ読んだらどうしようかなと思ったんですが、ちゃんと例外を読んでいただきまして、多中心性発生による肝がん、過去に発症した肝がんの根治後における非がん部、残存...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと事務的におっしゃいましたけれども、やはり再発ということの重さは非常にあるわけです。もちろん、二重に払うことは、三千六百万を二度払うという意味ではもちろんなくて、除斥期間を過ぎていても、また新たながんに向かわざるを得なくなった、こうした方に対して、特異性を...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、重度になった方、肝がんになった方、再発された方、その方たちをどう支えていくかということは、後で述べる医療費助成も含めて、まだまだ課題が残されておりますから、これを一つのヒントとして次につなげていきたい、このように思っております。  時間がないので、少し...全文を見る
○高橋(千)委員 あと、済みません、飛ばしたんですが、やはりもったいないので、もう一問、キャリアの問題について、無症候性キャリアについてです。  これは大きな争点になったんですが、今紹介した基本合意その二のところでは協議の対象に入っていないと思うんですね。変わっていない。それで...全文を見る
○高橋(千)委員 新たな肝炎になったところが起算点だ、それを確認させていただきます。ありがとうございました。  次に、制定当時、四十五万人が対象となるということ、これは最初のポンチ絵にも書いているわけですが、とすると二兆円の財源がかかると言われました。そして、原告の要求を全部入...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、でも実際は一般財源でやれているわけでしょう。そこは言ったとおりだったということをお認めください。
○高橋(千)委員 ごめんなさい、今の話はすれ違っている。  資料の四に、基金の繰り入れと歳出の実績があります。  ですから、一兆一千億円というのを毎年かかるというふうな話をされていたけれども、桁が違いますよねということを確認したかったのと、繰り入れは一般財源から繰り入れて、基...全文を見る
○高橋(千)委員 もう時間が来たので終わります。  このことは確認した上で質問しているわけですから、当時言っていた、過大にかかって、国民の理解を得られなければやっていけないんだという話ではないんだということを認めていただきたかったんです。  この後、いっぱい質問があったんです...全文を見る
04月22日第190回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず、このたびの熊本大地震で犠牲になられた皆様、被災者に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。  発災後一週間で震災関連死十一名というのも、極めて異例なことではないかと思います。大きい余震がずっと続いているために家の中に入れ...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いいたします。  さて、今視察の話をいたしましたけれども、そのときに、本委員会として伺ったのは川内村と葛尾の村長さんでありました。この葛尾村が、六月十二日にも避難解除と提示をされております。全村避難の自治体としては、昨年九月の楢葉町に次いで二つ目だ...全文を見る
○高橋(千)委員 楢葉のときも同じ議論をしたわけなんですね。要するに、強制避難指示をしているから帰りたいという人が帰れないんだということをおっしゃいました。それはわかっております。ですから、帰りたいという人には、準備宿泊をもっと弾力的にやるとか何らかのことができないかということを...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、全体の進捗状況については資料をいただいていたので、二枚目につけておきました。  半壊以上と最初おっしゃったんですけれども、きのう随分やりとりをしていてなかなかはっきりしなかったわけですね、ただの半壊だけであれば単純に解体というふうにはならないはずだという...全文を見る
○高橋(千)委員 愛着がある人たちが、それを見ていられないという思いで申請をしているわけですよ。でも、当時、私が今言った区長さんは、解体除染してほしいと言っても半壊じゃだめだと言われた、そういう経過があって今ここに来ているんだと。それを率直に認めていただきたいというだけの話です。...全文を見る
○高橋(千)委員 今年度内というお答えがありました。  これは急げばいいという話でもないわけなんですよね。本当に、私が六月は早いじゃないかと言ったから急いでやりますというふうな議論になっては非常に困る。百二十三件やっても、実際に申請した数から見たらまだまだ足りないし、これでうま...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら時間が来ました。そういうのを踏まえて、弾力的な運用という言い方をしておりますので、また今後知恵を出し合っていきたいと思っております。  エネ庁に来ていただいたんですが、時間がなくなりました。大変失礼いたしました。  これで終わります。
04月26日第190回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、外国人技能実習生、入管法に関し、介護分野を中心に伺いたいと思います。  先ほど来議論があるように、本来、途上国への技能移転を行うことで国際貢献を目的とする技能実習制度が、現実には単純労働の労働力として活用され、人権侵害...全文を見る
○高橋(千)委員 聞いていることは、別なことを聞いています。  基本的には介護人材の対象としないんだとおっしゃった。だから幾らかわからないという話ではないんです。つまり、上限はきちんと設けるべきではないか、外国人介護人材を受け入れる場合に、最大でどのくらい受け入れる考えなのかと...全文を見る
○高橋(千)委員 ここははっきりさせておきたいと思うんですね、二十五万人は日本人であると。  その上で、検討していないというのはやはりだめだと思うんですよ。上限をきちんと、全体でどのくらいになるのか、あるいは、なるのかというよりも、抑えるべきだと、そういう思想がなぜないのかとい...全文を見る
○高橋(千)委員 あくまで上限を設けないという、この答えも非常に重大だと思いますね。  EPAだって、一応各国三百人という上限があり、かつ、それに達してはいないわけですよね、現実に。それから、養成施設の場合は、検討会の中でアンケート調査をやって、百八十二校、定員の一〇%としたら...全文を見る
○高橋(千)委員 早急に解決すべきだという答弁がまず最初にありました。  構造的な問題である、これはみんなが認識しているんですね。この間、この問題は、我々、介護人材確保の法案まで出しているわけですから、みんなが認識している。それで、イメージが悪いから、低下しちゃだめよって、そう...全文を見る
○高橋(千)委員 ということは、今お答えにならなかったんですよね、結局。今は技能実習生を一人として換算できないというのが私は答えとして用意してあったと思うんですが、違うんですか。
○高橋(千)委員 正直ちょっと驚いているんですね。  EPAの場合も、当初は数えていなかったわけですよね。それが緩和をされて、六月以上というふうなことで、あと、日本語レベルがN2以上、そうした要件を加えることで、もう数えている。そういうことを参考にしながらというふうなお話をされ...全文を見る
○高橋(千)委員 逆に言うと、否定をされないので、私が言ったとおりなのかなと思わざるを得ません。逆に言うと、大変それは危惧されることですよね。  やはり、だからこそ、現場の皆さんがおっしゃっているのは、EPAでさえもこういう実態なわけですから、技能実習生はさらに日本語のレベルが...全文を見る
○高橋(千)委員 何というか、とてもじゃないが、これでは心配だらけになってしまうと言わなければならないです。  資料の三枚目につけたのは、今既に拡大をしましたEPAの、二枚目に総括表があって、三枚目に、わかるような資料になっておるんですけれども、「介護福祉士の主な受入れ機関・施...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、対象施設がざっくり言って一・五倍くらいになるのかなと思っているのと、一応人権に配慮をすると言いつつも、訪問介護にもサービスの内容を拡大するという方向なわけですね。  そうすると、今、EPAは、やはり二国間の経済連携協定ですので、一定の条件もあるし、厳しい...全文を見る
○高橋(千)委員 時間が来ましたので終わりますが、言っていることが矛盾していると思いませんか。整った上で施行と同時にと、どうしてそうなるんですか。施行日は過ぎているんですよ。これから修正しなきゃいけないわけですよ。そうしたら、同時にいったら始まっちゃうじゃないですか。何も整ってい...全文を見る
05月11日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  四月十九日の本会議で、私は、そもそも本法案の成り立ちについて指摘をいたしました。  六年前、全国十四カ所、原告七十一名による障害者自立支援法違憲訴訟が、基本合意をもって国と和解、終結したことが出発点だったはずです。  そこで...全文を見る
○高橋(千)委員 廃止はうたわれたということは認識しているけれども、これで廃止したと思ってはいないということだと思いますよね。今の答弁はそういう意味だと思います。  民主党政権のときの大臣の答弁は、名前が変わったしと。本当はこちらに質問したいことがいっぱいあるんですが、残念なが...全文を見る
○高橋(千)委員 昨日の参考人質疑でも、総合福祉部会の部会長だった佐藤久夫先生は、当時の大臣の、民主党政権のときの大臣の小宮山大臣ですけれども、答弁も引きながら、直ちに手を打つところ、一遍にできないところは三年後の見直しで、そういう提案だったということに理解を示しているんですね。...全文を見る
○高橋(千)委員 だんだん声が小さくなっていくので、大変心配して聞いておりましたけれども。  先ほど、岡本委員が、基本合意を読みましたかという質問を大臣にされました。基本合意そのものは大変短いですから、これは全部読んだ方がいいと思うんですが、最初のところに、こう書いてあるんです...全文を見る
○高橋(千)委員 この記事は、昨年の十二月十一日付の毎日新聞夕刊で書かれているわけですけれども、本体を見ますと、全国七百七十市と東京二十三区に発送して、五百六の区市から返答いただいて、その名前を公表しないということで正直ベースで書いていただいているわけですね。  そうすると、要...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、先ほど中根委員も指摘されたと思いますが、七条を削除するべきだと。そういう紛らわしいことを、通達を出して徹底するとか、でもできていないところがあるねというのではなくて、そもそも削除するべきだ、このように指摘をしたいと思います。  その上で伺いますけれども、...全文を見る
○高橋(千)委員 全然意味がわからないですね。整合させるというのは何ですか。
○高橋(千)委員 まだよくわからないですが、多分、似たことをやっているからそれを読みかえるという、そういう意味じゃないかなと。ばくっと言って、そういう意味だと思うんです。  とにかく、そこまでしても介護保険優先原則を貫きたい、そういうことの仕組みじゃないかなと思うんですね。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 言いにくいかもしれないけれども、部長の答弁が時間がかかり過ぎます、もう少し簡潔におっしゃっていただきたいと思います。  資料の二枚目に「六十五歳以上の障害福祉サービス利用者の支援区分別人数について」というのを、一番新しいのを出しておきました。国保連データ。トー...全文を見る
○高橋(千)委員 改めて大臣に伺います。  わざわざ要件を緩和して、障害福祉事業所に介護の看板をつけさせて、両方やっていることになっていますとか、補助まで出して、利用者負担がなかった人が出るようになったら、条件がある人には補助を出します、そこまでしてなぜ介護保険優先原則を貫くの...全文を見る
○高橋(千)委員 本当に重大な答弁だと思います。  保険優先が原則だと明確におっしゃいました。そして、財政審の見解をそのまま、当然これは社保審の報告書にもされているわけですけれども、追認している、断じて認められないと思うんですね。  社会保障と税の一体改革のときに、生活保護と...全文を見る
○高橋(千)委員 ございませんと言っても、優先原則ですと言っている以上はこうなっちゃうんですよ、結果として。  先ほど紹介した滋賀のフォーラムのときに、もう一人紹介しますけれども、渡辺芳樹さん、厚労省の方はよく御存じだと思いますが、こう言いました。今回、介護保険事業所になりやす...全文を見る
○高橋(千)委員 要素の一つとして、支援区分を検討するとおっしゃいました。  毎年、何らかの理由で自立される、グループホームを卒業される方が大体千三百人くらいいる。その方に可能な援助をするというだけであれば、それは当然なことだと思うんですよ。だけれども、そうじゃないから、同時に...全文を見る
○高橋(千)委員 四%以上、きのうは五千人以上というふうに数字では聞いておりますが、目標をまず持っている、そこに当然リンクしていくわけですよね。  資料の四に、その第四期障害福祉計画の地域生活への移行、都道府県別のをつけておきました。削減目標の合計、ここでは四千五百二十二人とい...全文を見る
○高橋(千)委員 こういうときだけ把握は難しいと言って、数字を出せ出せと言いながら実際に待機の実態はつかまない、これはおかしいですよ。実際、待機があるんだと言っている自治体に対してどうするのかと私は聞きました。     〔小松委員長代理退席、委員長着席〕
○高橋(千)委員 では、当然、その地域に望んで、追い出しではなくて望んで生活したいという方は応援する。だけれども、入所が実際に待機がある、その実態をちゃんとつかんで、必要であれば、当然施設をつくることを応援していくということをお答えください。
○高橋(千)委員 確認をしました。  では、大臣に伺います。  資料の五枚目。きょうされんが、障害のある人の地域生活実態調査の結果報告というものを出していただきました。  これはまだ概要版なんですけれども、見出しがもう答えを言っているように、障害のある人の貧困率は、障害のな...全文を見る
○高橋(千)委員 今、数字を大臣がおっしゃってくださったんですが、やはり地域で暮らすときに、就労しながら自立するんだということを念頭に描いているんだと思うんですよね。だけれども、就労支援A型だと工賃の平均月額は六万九千円、B型は一万四千円にすぎないわけです。日に四百九十六円しかな...全文を見る
○高橋(千)委員 寝たきりではないけれども居宅介護を受けている方がどんな、いろいろな理由があるんですよね、入院というのは。例えば眼科で入院した方が、本当に看護の方が扱い方がよくわからなくて、体を動かすのに足を思い切り引っ張ってしまって、脱臼してしまった。その後、残念ながら亡くなっ...全文を見る
○高橋(千)委員 実態調査をするということではないんですか。
○高橋(千)委員 ちょっとこれは残念に思います。  大臣に伺いますが、きのうお答えいただいたんですね。実態調査は全然やってこなかった、それをせめてやるつもりであると、きのう説明を受けています。それぐらい答えたっていいと思うんですよ。十年たっても何にも調べていない。今言ったような...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、今ちょっとよく聞き取れなかったので、もう一度言っていただけますか。実態をつかんでいただけますかということと、経過措置を取りやめて負担を上げるなんということはしないと言っていただきたい。
○高橋(千)委員 後ろの方はお答えがなかったということですね。そういうことですね。うなずいておられます。  実態をつかんで、当然、一定それにも時間がかかるでしょうし、やはりそこから、今負担をそれでも抑えている経過措置をやめるなんということはとてもできないだろうということを重ねて...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、サービス基盤とおっしゃいましたが、相談事業だとか連携だとか、それは当然必要です。でも、それと同時に、福祉サービスを受けられるように、そこにきちんと位置づけていかなければ、やはりそういうふうに発展していかなければ、本当の意味にはならないと思うんですね。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 小児慢性疾患の問題ですとか、今、自立支援医療と二つのことを言ったんですよ、福祉サービスの方でもきちんと利用できるようにということを指摘したということで。済みません、ここだけはちょっと通告していなかったので、指摘にとどめたい、今後にしたいと思います。  それで、...全文を見る
05月13日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは各議員が熊本地震について取り上げていらっしゃいますが、あすで一月になります。改めて、犠牲になられた方、被災された皆様にお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。  そこで一点、内閣府防災に質問したいんですけれども、全...全文を見る
○高橋(千)委員 日赤だけでいうと三十一億くらいだと思いますが、トータルで五十七億円が送金をされて、市町村には七億円配分ということ、その数字自体がちょっと衝撃というか、まだその段階なのか、要するに、たくさん集まっているけれども、市町村自体に行っているのはまだその段階なのかという思...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、直接の権限はないということはわかって聞いておりますが、今のように、考え方を示すこと、あるいは、今言ったように、配分委員会が決めれば、必ずしも、全壊、半壊というふうに差をつけなければならない、そうでない考え方もできるわけですよね。それをやらなきゃいけないと思...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、確認をしました。  そこで、これを具体化するために何の法律を変えるつもりなのか伺いたいんですね。  井坂委員が三月十八日の本委員会の質疑で、御自身が中心になって出されました議員立法、大臣の答弁を読みますと職務待遇確保法と呼んでいるそうですが、その六条で...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、派遣法の改正は当然必要だと思っています。だけれども、それで足りるのかと聞いたので、もし足りると言っちゃえば、では、パート法はもうこれで十分禁止規定がきいているんだ、これで十分なんだということになっちゃうので、そうではないという趣旨でお答えになったと受けとめ...全文を見る
○高橋(千)委員 これは、やはりこれをやらないと、もともと同一労働同一賃金というのは、別に非正規と正社員との違いをどうかするという以前の、正社員の中でも、例えば男女の賃金差だとか、結局、ここから発生しているわけですから、やはり、これが根拠となってふえてはいけないし、また逆に、はな...全文を見る
○高橋(千)委員 諸外国に学ぶというのなら、そこはしっかりとやっていただきたいです。  時間が来たので、大臣に一言だけ。  処遇を改善するのが目的だと明確におっしゃいました。それはいいんです。そのことによって、非正規労働が、もう同一なんだからいいよねということで、固定化すると...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。
05月16日第190回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、二〇一六年度補正予算案に賛成の討論をします。  このたびの補正予算案は、当面急がれる災害復旧等経費に充当するものであり、仮設住宅や被災者生活再建支援金など、見込まれる量に一定の幅を持たせている点、歳入について現行予算の枠組みの中から捻...全文を見る
05月18日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、児童福祉法改正案並びに民進党提出の修正案について、賛成の討論をします。  初めに、一言、委員会の運営について意見を述べます。  厚労省所管の法案は非常に多く、かつ、重要であるため、審議日程については与野党の協議、協力が欠かせません。...全文を見る
05月20日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、長時間労働規制について伺います。  間もなくニッポン一億総活躍プランが閣議決定されると思いますが、一億総活躍国民会議において、総理は、労働基準法については、労使で合意すれば上限なく時間外労働が認められるいわゆる三六協...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、企業名の公表に踏み切ったということで、これで初めてですので、まだ第一歩ではありますけれども、これはもう当然のことであると思っております。  それで、法定化すべきではないかという問いに対して、あり方を含めてとおっしゃいました。これから検討する段階なので、当...全文を見る
○高橋(千)委員 取り下げないということは明確に答弁されました。非常に重大だと思っております。  三月二十五日の国民会議の場で、総理が、今の労基法の改正案に加えてこの規制を検討したいとおっしゃったわけですね。だから私は、普通に考えれば、これは絶対矛盾するだろうと思うんです。だけ...全文を見る
○高橋(千)委員 全然答えになっていないと思うんですけれども。監督官が幾らいても足りないと思いますよ。全体の規制はしないで、結局、問題があればと監督を強めていく、これではとても追いつかないと言わなければならないんですね。  この三月二十五日の一億総活躍国民会議の場で、相模女子大...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、最初の答弁から何度か端々に文化、文化という言葉が出てくるんですね。私は、確かにそれもあるかもしれないけれども、それが根っこで、文化を変えればいいんだという議論にしちゃったらだめだということを言いたいんです。  同じ会議で経団連の榊原氏は、我が国の多くの企...全文を見る
○高橋(千)委員 さっきと同じ答弁ですよね。  結局、文化の問題に落とし込んじゃだめですよねと、確かに意識はあるけれども。  では、大臣、どうぞ。
○高橋(千)委員 逆さまじゃないんですよ。文化を変えるためにと言ったけれども、この根底にあるのは、仕事がないのにつき合って、総理が言ったのはそういうことですよ、仕事がなくて八時に帰ってもいいのに、ほかの人が帰らないから帰れない、そういうことがあると。それは一部にはあるかもしれない...全文を見る
○高橋(千)委員 この問題は本当に難しいと思いますが、本気で取り組んでいかなければ、まさに、さっき言った、仕事があるのに、単に早く帰ろうと言うだけでは済まない問題だということで、政府を挙げて取り組んでいただきたいと思います。  それで、さっき大臣は、国会議員を発注者に置きかえて...全文を見る
○高橋(千)委員 ちゃんと通告していたのに、この調査は、もう少し、時期だとか数だとか、どういう職種にスポットを当てて考えているのかなということを聞いたつもりなんですが、今全然お答えがなかったのは、まだ何もないということですか。
○高橋(千)委員 何とも驚く答弁でありました。  残念ながら、もうほとんど時間がないので、あとこれは言い切りにします。  資料の最後のところに今おっしゃった指針の概要というのがあって、これを一定変えるという答弁があったわけですから、それはそれで大事なことだと思っておりますが、...全文を見る
05月25日第190回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは臨床研究法案についての質疑ですが、私の前の皆さん全員が時間が足りないということをおっしゃっておりました。やはり法制化についての方向は皆さんが同じ方向を向いているんだと思いますが、課題がいろいろあるということでそのような議...全文を見る
○高橋(千)委員 今答弁されました「研究の対象者をはじめとする国民の臨床研究に対する信頼の確保を図ることを通じて」云々というところは、ことしの五月十九日の参議院厚労委員会で、川田龍平議員の質問に対して、大臣がお答えになっておるところなんですね。川田議員の質問の趣旨も私と同じだった...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣がその趣旨は盛り込まれているんだと言うのであれば、やはりそれを明記するべきだったと思っています。  最初に質問したように、もう十年以上前から議論されてきたのは、臨床研究指針が改定されるときに、やはり人権保護ということと研究の公正さをあわせて盛り込むべきでは...全文を見る
○高橋(千)委員 できる限りということでありました。  ただ、この情報公開の規定については省令委任が非常に多いですので、もう少し、どんなことを考えているのかというのを議論していく必要があると思うんですね。  その上で、非常に大きな論点となっているのが、労務提供、これはまさにノ...全文を見る
○高橋(千)委員 これについては引き続いて議論をするべきだと思うんですね。アメリカのサンシャイン条項のように、十ドルから、資金提供があれば既に公開をしている、そうした例にもやはり学ぶべきだという議論もこの間されてきたと思うんですね。そういう点で、実際にどれだけのものになっていくの...全文を見る
○高橋(千)委員 そのとおりとおっしゃっていただきましたので、しっかりと襟を正していただきたいと思います。  残念ながら時間になってしまいましたので、もう一言で終わります。  資金提供のあり方などについては、薬害オンブズパースンですとか被害者の団体連絡協議会などですとか、さま...全文を見る
05月27日第190回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、今国会最後の質問になるかと思いますので、今までなかなか取り上げられなかった問題について質問させていただきます。  まず、復興大臣に伺います。  東日本大震災からの復興の基本方針において、自然環境への配慮はどのように...全文を見る
○高橋(千)委員 実は、今おっしゃったように明記されていないんですね。大変残念だと思っております。  基本方針の中で環境という言葉が出てくるのは、環境先進地域ということで、例えば再生可能エネルギーとか、三陸地域の自然公園構想、いわゆる観光が中心かなと思うんですけれども、こうした...全文を見る
○高橋(千)委員 今説明があったように、鳥獣保護管理法に基づいて環境大臣の許可が必要なわけですけれども、今、事前協議中であるというお話でありました。つまり、許可申請そのものはまだ県から出されていないという段階だと思っております。ただ、この干潟にかかる部分の工事の契約は既にことしの...全文を見る
○高橋(千)委員 大変明確な答弁だったと思います。契約があるか否かにかかわらないということでありました。  そこで、国交省に改めて確認しますが、そもそも工事契約をする前にやはり許可が必要だったのではないでしょうか。どのようにお考えでしょうか。
○高橋(千)委員 着手する段階で許可をということで今準備をしているという話だったと思うんですが、私は、この後住民との関係なども議論していくんですが、やはり一つ一つの手続にちょっとずれがあるのではないか、こういう問題意識で指摘をさせていただきました。  それで、自然再生推進法に基...全文を見る
○高橋(千)委員 確かに、震災直後は干潟が消滅したわけです。しかし、それから五年たっているわけですよね。その間に、もう既にその直後から、蒲生を守る会など、四十年来ここで活動している会の皆さんなどがこの干潟の変化を見てきている、そして協議会を開くべきだと。というか、そのための協議会...全文を見る
○高橋(千)委員 再生してきていること、全体として回復してきていることを確認したとおっしゃったんですが、これは私はいつと聞いたんですが、今の答えは昨年という意味でしょうか。もっと早いと思いますが、違いますか。
○高橋(千)委員 二十三年度から、震災の直後からやはり少しずつ回復してきているということが確認をされたということだと思います。とても大事な答弁だと思うんですね。環境省の自然環境部会の中でも、やはりこのことが既に、直後から委員の中から発言がありますよね。そしてその上で、やはり自然の...全文を見る
○高橋(千)委員 今、数次の説明会を行ってきたというふうにおっしゃいましたけれども、県が昨年一月に二度目の説明会を開いて、一定の理解を得られたというコメントを発表して、報道にも大きく出たわけですね。  しかし、二回とも説明会を傍聴していた我が党の県議や市議によれば、地権者から質...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。
10月04日第192回国会 衆議院 本会議 第4号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、第二次補正予算案に反対する討論を行います。(拍手)  初めに、百二十名もの犠牲者、二千四百名以上の重軽傷者を出した熊本地震から間もなく半年になろうとしています。この夏は、一連の台風が列島を襲い、甚大な被害をもたらしました。一日も早い生...全文を見る
10月04日第192回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、第二次補正予算案に反対する討論を行います。  熊本地震から間もなく半年になります。この夏は一連の台風が列島を襲いました。一日も早い生活となりわいの再建へ、補正による予算措置は当然のことです。  台風十号に見舞われた岩手県は、支援金...全文を見る
10月12日第192回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、総理に一問、午前中の緒方林太郎議員の質問に関連して伺いたいと思います。  南スーダンに派遣される自衛隊の新たな任務について、リスクが高まるのではないか、こういう問いに対して稲田防衛大臣は、新たな任務がふえるからといって...全文を見る
○高橋(千)委員 今の、永田町と比べれば、この発言は断じて許せないと思います。そんな問題じゃないでしょう。今だって、三百五十名もの部隊の方がいらっしゃる。そのこと自体が大変なリスクなんですよ。それを、安定している、PKOの原則を維持できている、落ちついている、だから派遣できると皆...全文を見る
○高橋(千)委員 のみをもってとおっしゃいましたけれども、ようやっと白書ができたんです。これまでの実態がここまで明らかになって、これのみをもってとおっしゃらないで、せっかく厚労省がまとめたものを直ちに生かしていく、その決意を本当は聞かせていただきたかったなと思います。  この法...全文を見る
○高橋(千)委員 質問したのは、過労死をなくすことですかと聞きました。
○高橋(千)委員 初めての過労死白書が発表された十月七日、大手広告代理店の電通の新入社員、高橋まつりさん二十四歳の過労自殺が認定されたと公表されました。  高橋まつりさんは、昨年四月に入社し、インターネット広告を担当していたそうですが、試用期間が過ぎ、昨年の十月からは月約百五時...全文を見る
○高橋(千)委員 遅かったと言わなければならないと思います。御遺族の皆さんは、今の案件ではなくて、これまでもずっと過労死の問題を取り上げてきた家族の皆さんやあるいは応援している皆さん、私自身も質問で言ったことがありますが、やはり、こうした事案が起こったときに、ずっと争って結論が出...全文を見る
○高橋(千)委員 働く人の立場とおっしゃいましたけれども、なぜこれだけのことがはっきりとお答えできないのかなと、とても残念に思います。  パネルを見ていただきたいんですが、これは、長時間労働規制、日本共産党の提案。もちろん一部ではありますけれども。今や与党からも、労働時間に上限...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、今私は本気度を聞きたいと言いましたけれども、具体的に規制を法定するということさえお答えにならない。今基準としてあるものを法律にしたらどうかと言っているだけなんです。私たちはこれでいいとは思っていませんけれども、最低これはやるべきじゃないかということさえもお...全文を見る
○高橋(千)委員 今、実効性が問われているとおっしゃったんですが、まさにそうなんですよ。実態は、守っていない。  厚労省の時間外労働規制に関する検討会の中でも、特別条項つき三六協定で定める特別延長時間が長いほど、時間外労働の実績、実際に労働時間が長くなっている、長く結べば長くな...全文を見る
○高橋(千)委員 今読んでいただいたところは、お手元の資料の四枚目にございます。三のところを今読んでいただきました。  そこで、基準局長に実務的に伺いますが、今大臣が答えたうち対象者数がわかるものについて、その人数と、それが全雇用者から見てどのくらいあるのか、お答えください。
○高橋(千)委員 四つのうち二つしかわからないというのが実態なんですけれども、今読んでいただいた建設業四百七万人と自動車運転従事者百五十八万人、足しただけでも五百六十五万人で、働く人の一割を超えているんです。基準の除外とされているところがそれだけいるということ。  そして、これ...全文を見る
○高橋(千)委員 けさということでございました。  今紹介した通達を、お手元の資料六と七、平成二十五年十一月十八日というのと十二月五日、これは十年保存の通達でございます、つけてあります。  アンダーラインを引いておりますから見ていただきたいんですが、二〇一三年七月八日に東電福...全文を見る
○高橋(千)委員 これだけのことを全く相談もしていなかった、そのこと自体が驚く話です。  同じ質問を原子力規制委員長に伺います。
○高橋(千)委員 規制の側にも推進の側にも、まして大臣にも全く相談なく、基準局の部局だけでこの通達を出した、こういうことが判明したと思います。非常に重大だと言わなければなりません。  規制委員会にさらに伺います。残業時間制限を外したいというのは、多分、それだけ再稼働を急いでいる...全文を見る
○高橋(千)委員 期限はございませんという大変シンプルなお答えをいただきました。  例えば、十月六日の福井新聞では、関西電力美浜原発三号機の再稼働審査について、三つのうち一つ目の合格証を規制委員会が出したと紹介しています。  関電が全ての耐震評価の資料を規制委員会に提出したの...全文を見る
○高橋(千)委員 今の御答弁、本当に大変な中身だと思うんですね。  十一月三十日で四十年の期限が来てしまうんですね。それまでに審査を全部終わらなければ、結局再稼働できない。逆に、間に合えば、あと最大で二十年延長するということが間に合う、そういう説明を受けました。  これは全く...全文を見る
○高橋(千)委員 本当にとんでもない話だと思うんですね。そんなことを規制の側が心配する必要がありますか。四十年を、間に合わないんだったら、それで諦めるべきなんですよ。まして二十年延長するなんて、とんでもない話じゃありませんか。そのために審査を早く早くと。安全をないがしろにしては絶...全文を見る
○高橋(千)委員 集中的な業務で公益的な事業、それ自体信じられない評価ですけれども、しかし、これだけだというのもまた、言っていることが矛盾しているような気がいたします。そうじゃないでしょうかね。本当に公益的だというのであれば、なぜこれだけに絞るのか。何か特別な意味があるんでしょう...全文を見る
○高橋(千)委員 どこですか。
○高橋(千)委員 これを見ながらなるほどと思って皆さん聞いていたと思うんですけれども、やはり電力会社からの要望があって基準通達を出したと。  非常に大変な事態だと思うんですよね。申請から早くても三年ですよね。これだけ長期に残業時間規制を取り払えばどういうことになるのか。もうわか...全文を見る
○高橋(千)委員 なぜ真に必要なのか、意味がわからないです。定期検査と再稼働のための審査は全く違うわけですよね。再稼働のための審査は真に必要なもの、残業時間の規制、基準を取っ払っても。そうですか。これは明らかに国の都合じゃないですか。あるいは、電力会社の都合に厚労省が屈服したこと...全文を見る
○高橋(千)委員 厚労省が答えたことを言ってくださらなくてもいいんです。政府の推進する政策のためなら残業時間の規制も取り払う、こんなことは絶対あってはならないと思うんです。その点でどうかということを聞いています。  また、やはり、働き方改革についてずっと議論をしてきましたけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 何のために出てきたのかよくわからないんですが、気を取り直して、もう一度総理に答弁をいただきたいと思います。
○高橋(千)委員 極めて重大な事態がわかったのではないかと思います。  働き方改革ということが最大の目玉だといって、総理はこれまでも何度も、ちゅうちょなく規制をかける、法改正を行う、そこまで踏み込んでお話をされました。しかし、一方では、いろいろな除外があるということを指摘したの...全文を見る
10月21日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  大臣、きょうは私は十五分ですので、どうか答弁は簡潔にお願いをいたします。  十二日の予算委員会の続きをやりたいと思います。  資料の一枚目、これは一斉配信の記事ではありますが、あえて、構成がわかりやすかったので、お地元の愛媛...全文を見る
○高橋(千)委員 個別なので回答を避けるという型どおりの答弁がございました。  報道でも、関電は、この方が社員であるかどうかも含めて回答を避けるという態度なんですね。当然、審査業務に当たっていた人が社員でないかもしれない、そのこと自体が信じられない話なんですけれども、きのうもレ...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、何で、電通はテレビカメラまで入って抜き打ち調査、しかも子会社まで調査をしているのに、これはできないんですかと聞いています。
○高橋(千)委員 次の質問をしたいので指摘にとどめますけれども、大臣、きのう、電通のことは二〇〇〇年の最高裁の判決があったから特殊なんだと説明を受けました。だから、抜き打ち調査したとか、抜き打ちじゃないけれども、はっきり言って、みんな知っているわけですから、そういうことを子会社ま...全文を見る
○高橋(千)委員 きょうは、これ以上は委員長にはお話ししませんけれども、先ほどの原発の一覧表をもう一度見ながら聞いていただきたいんですが、結局、順番を変えたことによって、後の方の原発もまた早く早くというふうになっちゃうわけですよね。そういう中で今の事案が出てきたのではないかと思う...全文を見る
○高橋(千)委員 これは、全然おかしいと思うんですね。労働局の立ち位置がおかしいんじゃないですか。九州電力が自社のことだけ頼んだと言っているのに、何でほかの原発のことまでそんたくして、大変だろうと除外してあげるんですか。応援していることになりませんか。  これは、結局、多分この...全文を見る
○高橋(千)委員 これは一言で終わります。  最後の資料に西日本新聞をつけておいていますので、左側の記事を見ていただきたいんですね。これは私が質問した翌日の記事で、九州電力に取材をしてくださっているんですね。  そうすると、要請した時期は二〇一三年の七月だと認めた上で、アンダ...全文を見る
10月26日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今国会には、今審議入りをしている年金機能強化法案と、野党はカット法案と呼び、先ほど大臣もそうおっしゃいましたけれども、将来年金確保法案と説明している継続法案の、二つの年金関連法案が出されております。  与党理事の皆さんは、年金...全文を見る
○高橋(千)委員 もう一度局長に伺いますけれども、今の対象者を調べた調査というのは、要するに、全体を網羅する調査ということでよろしいのか、サンプルではないということでよろしいのかというのをまず一つ確認したいのと、資料の二枚目に、前にこの短縮法案が出されたときの資料をつけております...全文を見る
○高橋(千)委員 全体に低くなっているというだけでは、大分違うんですよね。だって、二十五年にあと数年とか数カ月とかというので諦めていた方が、十年というと大分差があるわけですからね。それで救済される人というのは、本当に網羅、要するに取りこぼしがないようにしなければならないわけです。...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いいたします。  次に、十年で資格を得るようにということは、私たち自身も、そうするべきだということはかねてから要求をしてまいりました。  とはいえ、現在の基礎年金部分が満額でも六万五千円という低い水準のために、ちょっきり十年だとその四分の一、一万...全文を見る
○高橋(千)委員 十年になるかならないか、そういう人たち、大変な事情のある方たちが、それを定額にしたら納付意欲が減退するだろう、そういう議論自体がおかしいんじゃないですか。そもそも、世帯非課税のところしか対象にならないわけですよ。  福祉的給付と仮にも名前をつけるのであれば、こ...全文を見る
○高橋(千)委員 そうであれば、低所得者対策ですとか、あるいは福祉的給付だということは言わない、言うべきじゃありません。その名に値しません。そのことを指摘しておきたいと思います。  私は、こういう給付をするよりも、年金額そのものを減らさなければいいと思っておりますので、そういう...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、単身世帯がふえていることはよくわかっているとおっしゃいました。よくわかっているのであれば、やはりこの実態からスタートするということが大事だと思います。  夫婦の場合はカバーしているとおっしゃいましたが、その夫婦が必ずしもモデル世帯には当てはまらないわけな...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、給付金はとても低所得者対策には値しないと今指摘をいたしました。それだったら、せめて定額にすればいいじゃないかということも言いましたし、年金が少な過ぎるから八十五歳まで働いてもやめられない、そういう人に対して働けというのが一億総活躍社会ではなかったはずな...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今報告いただいたものを、この下の方にもつけておきました。  聞いていただいて、あっと思ったと思うんですが、新規に資格を得た方が二万九千八百四十九人で、ふえた方が三万八千五百三人で、合わせると六万八千三百五十二人がまずふえた、資格を得...全文を見る
○高橋(千)委員 助け合いというんだったら、納付者がふえた方がいいじゃないですか。二千三百九十六億円以上の納付があったわけですよね。だから、さっきから議論している、給付金財源どこにありますかとか、六百五十億どこですかという議論をされてきたわけですよね。だけれども、そうではなくて、...全文を見る
○高橋(千)委員 これは前にも一度質問をしたことがあるんですが、この方たちは、本来、年金制度に入りたい、そう思って、訴訟もやった方が、学生無年金訴訟などもありました。そうした中で、政治決断で、障害年金とは違うけれども、給付金という形で、一級の方は五万一千四百五十円、二級の方は四万...全文を見る
○高橋(千)委員 五億九千万円ということをお答えいただきました。  これは私、国会に来た直後のときに、自分の大学の同級生がまさにその当事者であったということを後で伺って、集会などにも参加したときに、やはり皆さんが、生活保護ではなく、年金にこだわっているんですよ。ですから、障害が...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ですが、また続きをやりたいと思います。終わります。
10月28日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案に対する修正案について、その趣旨を説明します。  基礎年金等の受給資格期間の短縮は、二十五年の納付期間...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  十分しかないので、早速質問に入ります。  きょうは杉財務大臣政務官にお越しいただいております。ありがとうございます。  資料の一枚目なんですが、消費税一〇%になったときに増税分をどう使うかとしたポンチ絵であります。大変おなじ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  ちょっと確認をさせていただきたいんですが、一問目については、後代へのツケ回しのところは、その規模を含め、枠組みを変更するつもりはないとおっしゃったわけですので、充実のメニューに振りかえるということはないという意味だと受け取ってよろしい...全文を見る
○高橋(千)委員 もう一つの、三年間で一・五兆円の経済・財政再生計画の圧縮の予定ですが、これも、一体改革で言うところの財政効率化というものもあるんですけれども、これは厚労省がメニューを持っています。それとは全く別であって、もともと国全体の圧縮であるから充実の方に回るということでは...全文を見る
○高橋(千)委員 ごめんなさい、上回った場合と私が聞いたから悪かったんです。  一・五兆円を圧縮するということは、要するに、一体改革はもともと充実と効率化とセットでありました。しかし、効率化のメニューというのは四枚目以降に厚労省が出しているんですね。それじゃないところで圧縮を求...全文を見る
○高橋(千)委員 実は、きのう確認をしまして、これは全く別枠であるということなんですね。  つまり、厚労省自体が圧縮をしている、同時に、もっと大きな枠で、五千億円で自然増は抑えよ、おさめよ、つまり、半分の自然増分を削れということが今、枠がかかっているわけなんですよね。  そう...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。続きはまた後で。
11月01日第192回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  岩手、北海道を中心に大きな被害をもたらした台風十号からちょうど二月が過ぎました。私は、九月二日に岩手県久慈市、岩泉町、宮古市に行き、地元議員らとともに市長らの要望も聞き、六日には防災大臣に党対策本部として申し入れを行っております...全文を見る
○高橋(千)委員 通告していたので答弁があるかと思ったのですが、正直ちょっとびっくりしました。県と相談してとおっしゃっているんですから、県が今つかんでいる状態をまずつかむことが大事なのではないかと思います。  十月三十一日付の岩手県商工労働観光部の経営支援課によりますと、宮古市...全文を見る
○高橋(千)委員 柔軟にということと、総動員してというお答えでありましたので、しっかりとお願いをしたいと思います。  三十日付のデーリー東北に、久慈中心街再起という記事が載りました。中心商店街で多くの店舗が営業を再開し、復活の兆しが見えるというものでした。常連客や観光客に励まさ...全文を見る
○高橋(千)委員 あとは要望にしますけれども、岩手県は、九月補正で、地域なりわい再生緊急対策交付金という形で県単事業を始めています。二〇一三年にも豪雨災害があって、盛岡市の繋温泉など有名な温泉施設が孤立し、また甚大な被害を受けたわけですね。そうしたときにつくった仕組みを参考にして...全文を見る
○高橋(千)委員 今の指針によりますと、事故発生後速やかに着手する基本調査というのは、調査開始から三日以内を目途に終了して、一週間以内には保護者に結果を説明すると書いてあります。私は、まさにここが、本当に保護者の思いが反映したものだと思うんです。市教委の対応、なぜすぐ説明しなかっ...全文を見る
○高橋(千)委員 マニュアルが積み上がるだけにならないように、しっかりとお願いしたいと思うんです。  そこで、ちょっと問いを飛ばすんですが、大川小学校の事故検証委員会に先立って、文科省、県教委、市教委、遺族という四者による円卓会議を二〇一二年十一月に開始していますが、これはどう...全文を見る
○高橋(千)委員 第一回の円卓会議に出席した、当時、民主党政権でありましたので、笠浩史文科副大臣は、大川小学校の裏山に入り、ここまで登れば助かったという高さまで登りました。市教委に対し不信感を募らせていた遺族にとっても、文科省が直接乗り出し、遺族も含めた協議の場に期待していたので...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、国としても行政としても、真摯にここに向き合うべきです。チャンスを逃したと私、今言いました。それは、確かに公正中立、第三者の委員会が必要だというのであれば、逆に円卓会議の枠組みを残してもよかったんですよ。そうやって提案をされているのに、結局、それが曖昧にさ...全文を見る
○高橋(千)委員 申請どおりの措置をとおっしゃっているわけですが、もう少し数字なんかもおっしゃってもよろしかったと思うんですよね。被災県で合わせて千人くらいということなんですが、問題は、加配を毎年申請しなければならないんです。せっかく教師集団としてできた固まりなんだけれども、来年...全文を見る
○高橋(千)委員 息の長い支援と言っていただきましたので、心強く思いたいと思います。あわせて、単年度ではなくというところをぜひ、この間もいろいろな、基金ですとかそういう枠組みの中で単年度主義を乗り越えてきた分野もありますので、御検討をいただきたいと思います。  文科省に調べてい...全文を見る
11月01日第192回国会 衆議院 本会議 第8号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、国民年金法等の一部を改正する法律案について質問します。(拍手)  国民年金法第一条は、「国民年金制度は、日本国憲法第二十五条第二項に規定する理念に基き、老齢、障害又は死亡によつて国民生活の安定がそこなわれることを国民の共同連帯によつて...全文を見る
11月16日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本委員会の所信質疑から、あるいは前回の救済法案まで、さまざまな機会で我々がカット法案と呼ぶ法案が議論をされてきました。ですが、委員会の質疑は私にとってはこれが初めてでございます。これまで、法案のときは法案の議論をしていましたし、...全文を見る
○高橋(千)委員 例えば、今もあるいはきょう朝からも、生活保護世帯と比べた議論がありました。ただ、六十五歳以上の生活保護受給者の中で、既に五割近くの方は年金をもらっています。逆に言うと、五二%が無年金であるというのが厚労省の調べですよね。  私も、本当に、ワーキングプアという言...全文を見る
○高橋(千)委員 今お答えいただいたように、男子は実は減っていまして、女子はふえている。ですが、その額は余りにも男子と比べると少ないということが耳で聞いてもおわかりいただけたと思うんです。  資料の3に、これをグラフにしてみました。やはり女子は若干右肩上がりになっている。だけれ...全文を見る
○高橋(千)委員 女性活躍推進法は、内閣委員会に私も出張っていって質問しましたけれども、賃金格差を指標に入れておりませんので、やはりこういうところが問題である。  平成十七年からの比較でおっしゃいましたけれども、一定は縮まってきているということは確かです。しかし、欧米から比べる...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、前段のところは、必ずしも破綻なわけではないとおっしゃいましたが、それを言っちゃったらもうおしまいでしょうから、そういう答弁になるのは当たり前ですが、それは、あくまでも経済の再生と、プラス労働市場参加が進めば、つまり、一億総活躍がうまくいけばという大前提であ...全文を見る
○高橋(千)委員 賃金がマイナスは想定していない、想定していないから本来は必要ないはずだけれども、万が一ということがこの間ずっと議論されてきたのかなと思っております。ただ、万が一ではないだろうというのが、ずっととは、もちろん私たちも言いませんが、そうではないだろうということを言い...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、平成三十年、二〇一八年から、まずキャリーオーバー制度が導入されるわけです。資料の6を見ていただきたいと思います。  マクロ経済スライドの名目下限維持の原則は変わらないわけですよね。つまり、前年度の水準は維持することに変わりがないので、物価、賃金がプラス...全文を見る
○高橋(千)委員 これはなかなかすごい話だと思うんですよね。  さっき言ったように二〇四三年まで終了年度があるわけで、そうすると、始まる年度が一八年だから、あと二十五年ですか、ずっと繰り越すと。でも、ずっと成長しない場合のケースであると、最大で二〇七二年が終了というのもあります...全文を見る
○高橋(千)委員 そういう答弁で、結局、さっき私が言ったように、デフレ下でのフル発動と根っこは同じ考え方だと思うんですね。二〇七二年まで繰り越す場合もあるというわけです。だけれども、肝心なことは、キャリーオーバー制度、そんなに繰り越すのか。いやいや、そんなはずはない、上がるときも...全文を見る
○高橋(千)委員 名目下限をつけていても、やっと上がったときにはばっさりいかれる、賃金が下がれば引かれる、結局どういうときに上がるのかなと。一年でも二年でもこれがマイナス改定になってしまえば、それがずっと響くんだよということで、キャリーオーバーに制限がない。さっきお答えになりまし...全文を見る
○高橋(千)委員 二〇一四年度の財政検証では、先ほど来言っているように、アベノミクスの成功と一億総活躍で百年安心、大丈夫だということを描いて、内実はもしかしたら破綻する可能性があるということを見越して、賃金スライドとキャリーオーバーを入れ込み、転ばぬ先のつえだと言っている。私は本...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません。後で追加したので、この資料の一番下に入っているかもしれません。申しわけありません。  この10の下の図が今言ったことをあらわしていると思うんですが、確かに、入りと出が一緒で、決まっている中で、調整をしていくということの中で、一年分の積立金が残ってい...全文を見る
○高橋(千)委員 ということなんですよね。  何が言いたいかというと、いろいろ言うけれども、マクロ経済スライドの調整が一年早まるだけだ、しかも、その寄与度は〇・三%だと。それにしては、余りにも長い間、年金が減っていく、あるいはふえない状況に耐えなければならないということを言いた...全文を見る
○高橋(千)委員 信頼感という言葉がありましたけれども、もう一度大臣に伺いますが、今紹介した出発点、高齢者の、今の世代の安心が現役世代の、これからの世代の安心にもつながるんだという思想、だって、そうじゃないですか、親の年金が余りにも少なくて現役世代が補っている、その逆もありますし...全文を見る
○高橋(千)委員 私はもちろん両方の立場で言っていますので、政府がどちらかというと片方だけの話をしているんじゃないかということで指摘をさせていただきました。  あとは、要望だけを言いたいと思います。  改めて原点に立ち返って、どうしたら安心の年金制度をつくれるかを考えるときだ...全文を見る
11月18日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、年金積立金の運用について質問します。  塩崎大臣に対する初めての質問は、二〇一四年の十月十五日でした。私は、全く株に御縁がありませんけれども、ほかならぬ塩崎大臣ということで、あのときもGPIFの質問をさせていただきま...全文を見る
○高橋(千)委員 デフレからの脱却の局面である、そういうことだったと思います。  三谷理事長なども、年金財政検証の結果とデフレから緩やかなインフレへの移行が見えてきたためだ、将来の金利上昇による国内債の評価損リスクが最大の焦点だった、つまり、国債ではとても利ざやが間に合わない、...全文を見る
○高橋(千)委員 どんな責任がとれるんでしょうかね。
○高橋(千)委員 それは、損失が出たときの責任のとり方についての質問の答えにはなっておりません。  私は今、十兆だの損失が出たから責任をとれという質問をしたのではありません。そういう場合にどうするかということを聞いております。  かつては、年金の財政が、積立金がいっぱいあって...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、そんなことは聞いていないとさっき言ったじゃないですか。法律上、グリーンピアはもう買わないというのは、当たり前ですよ。だけれども、海外のインフラ投資を今やっているじゃないですか。もっとリスクが高いですよ。それは指摘させていただきます。  最小限のリスク...全文を見る
○高橋(千)委員 聞かないことまで答えないようにお願いいたします。ポートフォリオを変えてからプラスになっていない、国内債券がマイナスになっていないということを指摘したかったんです。だから、何というんでしょうか、そのことによるメリットが何なのかという議論をきちんとしなければだめだと...全文を見る
○高橋(千)委員 必要な積立金を下回るリスクはなくなったと今おっしゃいました。では、その必要な積立金というのは、どういう水準なんでしょうか。どこまで積み立てる必要があるんでしょうか。  二〇〇〇年の財政投融資の抜本改革のときに、二〇〇一年からの年金積立金は、資金運用部へ預託して...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、必要な利回り以上を超えて、どこまで超えればいいんですかということを今聞いている。超えただけでいいんじゃないかということなんです。  二〇一二年の、今のポートフォリオの前のポートフォリオを決めるときに、いわゆる運用を停止する予定の二〇三八年には二百五兆...全文を見る
○高橋(千)委員 私が聞いているのは、運用が、短期の変動を、動揺する必要はないんだと、それは私もわかっています。ですが、大きなお金が動いているわけですよね。当然、市場にも影響を出しています。でも、結果として、上がって下がって一緒だったら、何だったんだろうという話になるわけですよ。...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣に、今即答でなくていいんです。少し検討していただいてもいいと思うんですよ。だって、社保審の中で、財政計画上の積立金相当のものを積み立てると書いている、積み立てる額だと書いている。だけれども、その額が幾らかということは書いていないんです。この水準を上回ってくだ...全文を見る
○高橋(千)委員 昨年一月二十三日の第三十回の社保審年金部会の審議においても、基本ポートフォリオの見直しは、ゼロ金利状態がずっと続いていて、国債を中心とした運用では必要な利回りは確保できないという、ある意味での緊急避難的な措置だったのではという指摘もあるわけです。  ですから、...全文を見る
○高橋(千)委員 例えば、最初に紹介した、塩崎大臣に対して初めて質問したときに私が指摘をしたのは、九二年の宮沢内閣のときの株価PKO、株価維持活動ですよね、平和維持活動をもじった表現ですけれども、あのときはまだ二兆八千億円という規模でした。この二の舞になるのではないかという懸念が...全文を見る
○高橋(千)委員 例えば米沢運用委員長などは、労使の代表を入れろという議論があることに対して、労使の代表というけれども一人でいい、つまり、それぞれの業界の利益を代表するような人が来るんじゃ困るんだ、そうであっては困るんだということと、これまで少ない人数でやってきてとても大変だった...全文を見る
○高橋(千)委員 今の、専門家で運用をうんとうまくやっていこうという議論と、国の関与を、しっかり監督しようという議論のバランスをどうしますかという質問をいたしました。そのバランスの議論からいうと、やはり、前にも質問したときに、今は考えていないとおっしゃって、今回も法案には載ってい...全文を見る
○高橋(千)委員 今は間接的に信託銀行などに寄託をしている状況でありますから、政府は実際には株主ではないわけですけれども、今回の業務概況書によって、どのような株を保有されているのかということが新しく発表になって、実質トップの、一番の株主に国がなっているじゃないかという指摘もされて...全文を見る
○高橋(千)委員 責任が重いということをおっしゃっていただきました。  ガバナンスの強化というのは、それは当然必要なことだと思っています。ですが、これ以上運用の仕方を広げて、リスクの方向に広げる必要があるのだろうかということと、国民の実感から見てどうなのかということを、本当はそ...全文を見る
11月25日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本会議で総理に法案について質問したのは十一月一日でした。そのときは言い切りでしたので、一問一答の質疑で順次深めていきたいと考えていましたが、全く時間が足りません。  委員長にお願いをいたしますが、本日の参考人質疑もありました。...全文を見る
○高橋(千)委員 ちゃんとお答えいただきましたが、今聞こえませんでした。
○高橋(千)委員 筆頭間の協議が成り立たないときは、ぜひ理事会でお願いをしたいということであります。与野党が一致をしておらないという状況で、我々はさらに徹底審議を求めたいと思います。  総理にまず質問いたしますが、冷静に、しかもシンプルな質問ですので、総理が答えていただきたいと...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、一問一答なんですから、本会議と同じ答弁を長々とやらなくてもいいです。順々に質問していきますので、最初のところだけでよかったと思います。  二点、確認をいたしました。  結局、マクロ経済スライドを確実にやっていくわけですから、物価の伸びほど上昇しない...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、事実だけを確認いたしました。下がる仕組みになっているということなんです。だから、私たち、カット法案と呼んでいるわけですが、現実にはそうなんじゃないかなと言わなければならないと思います。  そこで、資料の二枚目ですが、二〇一四年の財政検証から二つのパターン...全文を見る
○高橋(千)委員 そうです、平成十二年に、これがもう既に入れ込まれている。そのときの説明は、下から上に上がっていったときに、最初にもらうときの所得代替率の八割を下らなければまあいいんだといって、年を重ねていけば消費支出が減るんじゃないか、それが自然な姿じゃないかという説明だったと...全文を見る
○高橋(千)委員 局長、そういうごまかしの答弁をしてはなりません。  賃金と物価を丈比べして上がらない場合はとおっしゃいました。そうなんですよ。上がらない場合の話であって、今は、どっちも下がっていたときに、賃金の方が下がったら賃金に合わせるという、それは全く新しいルールではあり...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、先ほどの質問をきちんとやはり認めていただかないと、丈比べをした話を、逆さまなことで、私が下がった話をしているのに、それをすりかえたということは、きちんとやはり認めていただかないといけないと思うんですね。  時間が来たので、ここはまとめますけれども、世代間...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほど来、今の長妻委員を初め、やはり年金制度のそもそも論の議論がされていると思います。とてもいいことだと思うんですね。午前の参考人質疑においても、このタイミングというのは余り、もっと、決議をやって一週間後にきちんと参考人をやると...全文を見る
○高橋(千)委員 ごめんなさい、今、数字を聞いたわけじゃないんですよ、それは正確に出るわけがないので。  当然、可処分所得は減っていくと考えるのが普通だと思いますが、違いますか。
○高橋(千)委員 余りにも消極的なお答え。それはそうですよね、税や社会保険料がふえるなどということを言うのはなかなかつらい立場ではあるかなと思います。  十年間で、今お答えいただいた数字を聞いても、二・六%も税、社会保険料の割合が上昇したことになるわけです。  先ほど参考人質...全文を見る
○高橋(千)委員 確かに、午前の議論では、社会保障全体で見るべきだという議論がありました。ところが、それを提案した年金部会長である神野先生が、現物給付、つまり社会保障の医療や介護のことですよね、それは極めてみすぼらしい、こういう表現をされたんです。  ですから、大もとをきちんと...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いしたいと思います。  それで、二〇〇四年の年金改正のときもモデル世帯というのは実態から離れているんじゃないかという議論はもう既にあったと思うんですね。  今だって、平均標準報酬四十二万八千円、四十年間正社員で、妻が四十年間専業主婦、これを物差し...全文を見る
○高橋(千)委員 百年安心の中の、あと九十年あるわけです。それがもう変えられないみたいな議論をしないで、今の年金の法案の中で、こうしたモデル世帯のあり方や、本当に今、せっぱ詰まっている人たちの生活を保障していくこと、そのことをきちんと議論しようではありませんか。結論を出すべきでは...全文を見る
11月29日第192回国会 衆議院 本会議 第15号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました塩崎厚労大臣の不信任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  まず、与党の数の力による採決強行に、満身の怒りを込めて抗議をするものです。  忘れてならないのは、この間、閣僚などによる国会軽視の不用意な発言が相次...全文を見る
○高橋千鶴子君(続) あすで会期切れ、法案はきっぱり廃案にすることを申し述べて、私の賛成討論を終わります。(拍手)
12月02日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  十月十二日の予算委員会で、電通の過労自死事件を初め、長時間労働について取り上げました。そのとき半分近く問いを残しまして、きょうは、パネルも使えなかったものを使って続きをやりたい、このように思っております。  私は、その予算委員...全文を見る
○高橋(千)委員 この点は速やかな決断をお願いしたいと思います。  先ほども紹介があったわけですが、十一月九日の厚労省主催の過労死シンポで、高橋まつりさんのお母様が挨拶をされました。  娘は、日本のトップの企業で、国を動かすようなさまざまなコンテンツの作成にかかわっていきたい...全文を見る
○高橋(千)委員 労使の合意があるから限られるだろうという答弁は、この間の、例えば派遣法の議論などを振り返ってみても、ちょっと説得力がないのではないかと思っております。  三年から五年といっても、もう一年過ぎているわけですから、当然こうした働き方が対象になるであろう。  電通...全文を見る
○高橋(千)委員 いろいろなことを言いましたが、精神論だけでは解決しないという点では一致していただけるでしょうか。
○高橋(千)委員 よろしいです。  電通ショックで、いろいろな企業が消灯時間を早めたりとか、あるいは、社内メールを一定の時間の後はやめてくださいというふうなことをやっている。それも大事なことかもしれませんが、結局残業隠しになっている。これでは全然意味がないわけですから、なので、...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の二枚目を見ていただきたいと思うんですね。  数字が定かではないというような答弁をされました。これは、正社員の部分の今の内訳を書いたものであります。残業手当の受給資格の有無、これは、支給される立場である、六九・九%、立場である人の話ですよ、今度は。それで、...全文を見る
○高橋(千)委員 その具体的な要因をしっかりと調査していただきたい。  先ほど、大西委員が数字の表を出されたんですが、それをグラフにしたものがこれなんですね。企画業務型裁量労働制の一日のみなし労働時間と実労働時間なわけです。  これは、上がみなし労働時間で、平均時間は八時間十...全文を見る
○高橋(千)委員 みずからの裁量がほとんどないという実態だからこそ、今こういう議論を進めてきたと思っております。  政府が年内にもまとめを出そうとしている働き方改革実現会議に資するためという厚労省の時間外労働規制に関する検討会、これは、実は議事録もないので中身がわからないんです...全文を見る
○高橋(千)委員 今言ったことをしっかりと踏まえていただきたい。  これは途中の経過だから、まだそういう議論、答えしかないと思うんですけれども、現実に起こっていることをしっかり踏まえて、せっかく、これまでにない調査を、この検討会をやることによっていろいろな調査ができました。裁量...全文を見る
○高橋(千)委員 二〇〇九年、NTT西日本兵庫営業部課長代理の四十六歳の男性が強制わいせつ致傷と監禁容疑で逮捕、送検された事件がありました。取引先の営業担当だった二十歳代の女性をホテルに連れ込み、俺は仕事上で神様やなどとおどして、体をさわり、右足に軽傷を負わせた上、八時半ころまで...全文を見る
○高橋(千)委員 また続きをやりたいと思います。これで終わります。
12月08日第192回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、東電の山口副社長にお越しをいただいております。よろしくお願いをいたします。  資料の一枚目ですけれども、十二月六日付の福島民報です。  これは、見出しが「第一原発 人為ミス 冷却一時停止」と書いてあります。これが一番...全文を見る
○高橋(千)委員 同じ過ちを繰り返さないようにということで、それは当然ですが、ただ、そういう言葉がこれまで何度も繰り返されてきたということに問題があると思うんですね。  塩崎厚労大臣が、十月一日に第一原発に視察に入って、協力会社も含めた社員の安全衛生管理対策の現状について年内に...全文を見る
○高橋(千)委員 関連しますけれども、資料の三枚目を見ていただきたい。きょうは、厚労省にも伺います。労基署の監督指導結果、昨年一年間のまとめなわけです。  確かに、違反は減ってはいるとはいえ、二〇一五年で、廃炉作業では違反率が五四%、除染作業では六四・六%の違反率になっておりま...全文を見る
○高橋(千)委員 当然、その事業場を監督するに当たって、今おっしゃったような連携のあり方ですとか、指導しなければならない場合、どうなっているかとか、そういうのを見ていくわけですから、これはやはりそういう多重構造になっているなというのはおのずとわかるんだと思います。ですから、今言っ...全文を見る
○高橋(千)委員 廃炉、賠償、復興推進事業については現場には影響がないという認識をお示しになりました。  私、手元にいただいている、東電からいただいた資料ですと、例えば廃炉作業部門の社員数は千二百人から千百人、つまり事故当時からほとんど変わってはいないんですけれども、協力企業が...全文を見る
○高橋(千)委員 派遣や委託については定型的な業務で、きちんと重要なところは社員が受けているという答弁でありました。  ただ、十二月二日には、賠償に関する書類の紛失があったとプレス発表がされたばかりであります。請求者から処理状況の問い合わせがあって初めて紛失したことがわかったわ...全文を見る
○高橋(千)委員 広く社会の皆様の御意見とおっしゃいました。  でも、先ほど金子委員からも指摘がありましたように、福島県議会は既に決議を出している、町村も決議を出している。そして、十一月の福島県沖の地震による影響で第二原発三号機のプールの冷却機能が一時停止した、こうしたことを受...全文を見る
○高橋(千)委員 安全かつ着実に廃炉作業を進めるためにこそ、ほかの原発を再稼働するとかそういうことはあり得ないでしょうと、人を本当に集めるべきだということを指摘しています。  経産省に伺います。  資料の六枚目に、今の東電委員会で改革の方向性を今いろいろまとめるところに来てい...全文を見る
○高橋(千)委員 時間が来たので、一言で終わります。  大臣に、福島法の改正など来年も準備をしているということでありますが、やはり、先ほど来紹介している、全基廃炉を求める福島の声だけを無視して、ほかの要望は受けるというんですが、それで福島法の改正はあり得ないという立場で取り組ん...全文を見る