高橋千鶴子

たかはしちづこ

比例代表(東北)選出
日本共産党
当選回数7回

高橋千鶴子の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第193回国会 衆議院 本会議 第4号
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○高橋千鶴子君 初めに、新年を目前に火事で住まいを失った糸魚川市の皆さんに心からお見舞いを申し上げるとともに、今冬の大雪の被害に遭われた皆さんに心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。  私は、日本共産党を代表して、二〇一六年度第三次補正予算案に対する反対討論を行います。(拍手...全文を見る
02月09日第193回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょう朝から、稲田大臣それから金田大臣の答弁について、非常に審議がとまるような事態が起こっております。私も本当に言いたいことはいっぱいあるんですが、きょうは、大事な質疑を控えていますので、取り上げません。  ただ、これまで述べ...全文を見る
○高橋(千)委員 東日本大震災から、間もなく五年十一カ月になろうとしています。政府は、復興集中期間は終わり、復興・創生期間だと言っております。マンションのような災害公営住宅が次々と建ち、新しい建物や道路も建ち並ぶ中で、被災者の現状が見えなくなっているのではないでしょうか。  限...全文を見る
○高橋(千)委員 現行の支援制度は続くということを改めて確認させていただきました。  ただ、私、現状を把握していますかと聞いたのは、制度がいついつどうなってというのは、私がしゃべったことを繰り返さなくていいんです、結局、被災者の実態はつかんでいないのかな、だからやむを得ないとい...全文を見る
○高橋(千)委員 昨年の本委員会でも、仮設や公営住宅での孤立死について私は取り上げました。  今、党県議団の調査の中にも、例えば、公営住宅が百五十九世帯ある、集会所が開くのは月一回の茶会、それも集まるのは十二名から十三名くらい、住民同士のコミュニケーションは全くとれず、いざこざ...全文を見る
○高橋(千)委員 収納努力の中身が問題なんですね。  資料の二枚目を見ていただきたいと思うんです。  当時は最高で九六・四七%まであったものから、ずっと下がっていきまして、リーマン・ショック後に底を打って、今は五年連続で上がっております。間もなく速報値が出ますが、さらに収納率...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁は矛盾していると思うんですね。  滞納額がたまり過ぎて余りに高額になったら経済的に困窮してしまうから、早く差し押さえするんだと言いました。それで、家を差し押さえられて、今にも亡くなるかもしれない、そういう状況が起きているんですよ。それを、余りに高額にな...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をしました。  これは、きちっと厚労省の納付手順の流れがあって、何度も何度も相談をし、必要であれば生活保護につなぐとか書いています。実際書いているけれども、窓口で聞くと、そこに生活保護の窓口があるからと言っているだけで、何もつないでくれていないというのが現...全文を見る
○高橋(千)委員 まず確認をしたいんですが、国保税の差し押さえや捜索に当たっても国税徴収法に準じてやっていると言っています。ですから、立会人がないもとで、まして留守ですから、本人が拒む余地もないわけです。それに対して、鍵をこじあけてまで、壊してまで入るということは違法ではないのか...全文を見る
○高橋(千)委員 この問題、何度も取り上げてきているんです。かつて厚労委員会で、柳沢伯夫厚労大臣から、苛斂誅求のそしりを受けないようにという答弁もありました。約束いただいたことが本当に、現場ではまるで違うということがないように、しっかりと対応をお願いしたいと思います。  こうし...全文を見る
○高橋(千)委員 統一が可能な仕組みとおっしゃいました。確かにガイドラインには、将来的には都道府県統一の保険料水準を目指すもののということで書いているわけなんです。だから言っています。異なる仕組みがあり得るんだということをぜひ確認させていただきたいと思うんですね。  資料の七枚...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をさせていただきました。  最後の資料を見ていただきたいんですが、これは、東京都が今、都道府県の調整交付金を伴って差別化をしているものなんですね。三十二億三千三百五十万円を収納率向上に振り向けているんですけれども、差し押さえが例えば五百件以上あったら四千万...全文を見る
○高橋(千)委員 調べていただきたいと思います。終わります。
02月22日第193回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○高橋(千)分科員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、化学物質過敏症について、山本環境大臣初め各省庁に質問させていただきますので、よろしくお願いをいたします。  化学物質過敏症、CS、あるいは多種類化学物質過敏症、MCSは、通常では問題にならないような低濃度の化学物質...全文を見る
○高橋(千)分科員 今のメカニズムが不明でまだというところ、何年もこの状態にとどまっているんです。それで、研究を重ねてきてくださった。私は、きょうは、それをもっと前に進めたい、そういう思いで質問させていただきます。  まず、CSは、既にレセプトに記載できる病名リストには登録され...全文を見る
○高橋(千)分科員 言ってみれば、治療は対症療法ですよね。そのとき痛ければ痛みどめとか、かゆみにはかゆみどめとか、そうしたものに対して診療報酬は出ているという趣旨だったと思うのと、診断基準が確立をしていないので、専門外来は把握をしていないと。私は、これは把握してほしいという立場で...全文を見る
○高橋(千)分科員 診断基準が不明だと。不明だからこそ、把握しなかったら、今現実に起こっている患者さんがどういう症状なのか、あるいはどんな治療、確立していない中でどんなことをやっているのか聞かなきゃいけないじゃないですか。でなかったら前に進まないんです。  これは、やりとりをし...全文を見る
○高橋(千)分科員 それで、資料の一枚目を見ていただきたいと思います。  これは、いわてCSの会が昨年行ったアンケートであります。これは、残念ながら全部読む時間がないので、大臣もぜひ見ていただきたいと思うんですね。  どんなことに今困っているのか、普通に暮らしている我々が気づ...全文を見る
○高橋(千)分科員 確認をいたしました。  そこで、強く要望されているのが、災害時の避難なんですね。例えば、熊本地震で被災したCS患者さんは、家はどうにか残ったものの、避難する場所もなく、町じゅうが工事で空気が悪く、修理もできない、お手上げと訴えています。避難所に入れないのが共...全文を見る
○高橋(千)分科員 消防庁の昨年十二月に発表した調査によりますと、名簿を作成した千四百六十市町村のうち、その他で採用しているのが六一・八%、みずから掲載を希望した方が六〇・五%ということで、今答弁にあった、みずから手を挙げているという方も採用されているということで、大いにこういう...全文を見る
○高橋(千)分科員 ですから、私がこれという確定的な言い方はもちろんできない、それぞれ自治体が工夫をする必要があると思うし、福祉避難所が、例えば、そのパターンの一つとしてクリーンルーム、空気清浄機ですとか特別な装置を備えたものを別個、トレーラーハウスとして用意するですとか、そうい...全文を見る
○高橋(千)分科員 ぜひお願いいたします。  そこで、今度は厚労省に伺うんですが、難病でもなく、障害者でもなく、理解されにくいために苦しんでいます。  先ほど紹介したアンケートの中に、こんな言葉がありました。発症して一年三カ月が過ぎました。昨年の日記を見ると、毎日のように、息...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございます。  適切でない場合もあるとおっしゃっていただきました。  実は、環境省の委託研究の中で、やはり、ずっと調べてくださっているのはありがたいんですが、精神疾患との関連性が強く指摘されていて、八七%だと。  確かに症状はそうなんです。だけ...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございます。  大変な中でも、しかし、助けになる制度はあるんだということで、一つ一つ確認をしてまいりました。  もう一つ、資料の二枚目につけてあるんですけれども、生活保護の住宅扶助基準が昨年七月、冬季加算は昨年十一月から引き下げになりました。しか...全文を見る
○高橋(千)分科員 ですから、確認をしただけですので、今言ったように、外に出ることによって反応してしまうから、出られないでずっといる方たちがいるんです。  当然、特に岩手などは非常に暖房費もかかる地域でもありますし、それで、現実に、診断書をもらって、冬季加算を一・三倍いただいた...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございます。  それで、こうして今患者の会のアンケートや寄せられた声をもとに質問を進めてきたんですけれども、驚くことに、二〇〇五年には、日弁連が化学物質過敏症に関する提言を発表しておりました。保険適用の問題から、きょうは時間の関係で取り上げていない...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございました。  ぜひ、これを踏まえて連携を、まず必要だということを認識していただいたので、お願いをしたいと思います。  それで、最後に、もう時間がないので言い切りにしますけれども、化審法、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律、五年目の改正...全文を見る
02月27日第193回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほど大西委員の最初のところで紹介がありましたけれども、総理は二十一日、一昨年みずから命を絶たれた電通の高橋まつりさんのお母様に面会をされました。高橋さんからは、働き方改革について、ぜひ実効性あるものにしてほしいと訴えられたそう...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、そのこと自体をどうこう言うつもりはもちろんありません。総理がもし本気で過労死をなくしたい、この高橋まつりさんのお母様の声にも応えたいと思うのであれば、政府案ではだめだ、過労死はなくならないどころか、さらにふえるおそれがある、こう言いたいのであります。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 総理、私、今何も数字を言っておりません。中身についてはこれから塩崎大臣に質問しますので、誤りだとか勝手に答えないでください、私、一切そういうことを言っておりませんから。それから、連合が出した提案を、私、よいなんて一言も言っておりません。全く関係がございませんので...全文を見る
○高橋(千)委員 法律に明記するということをお答えいただきました。資料の三枚目に改正の方向二というのが上の方にありまして、そこに書いているわけなんです。  上限を上回る時間外労働をさせた場合には罰則を科す、これもお答えをいただきました。ただし、次の特例を除いてはと書いてあります...全文を見る
○高橋(千)委員 ですが、七百二十時間には六時間という臨時の枠は入っておりませんよね、これは計算すると七百二十時間にならないわけですから。そうですよね。六時間を超えてもいいという意味でしょう、労使協定を結べば。
○高橋(千)委員 今、月平均六十時間と書いてはいるけれども、これは十二を掛けて七百二十時間なわけですよ。だけれども、大臣は今、臨時的とおっしゃっているじゃないですか、臨時的、特別な場合と。今までの特別条項は、少なくとも六カ月という限定があるわけですよ。でも、これは、六カ月で限定す...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、いろいろ言ったんですけれども、これまでは臨時的というのは六カ月。私、六カ月でも臨時だと思いませんよ、一年の半分ですもの。だけれども、それさえも取っ払っちゃったわけなんです、今回は。それが、実効性が今のものは上がらないから、現状がとても守れないからということ...全文を見る
○高橋(千)委員 そうなんです。多分、そこに反応して先ほどの総理の答弁があったんだろうなと思うんですけれども。  資料の四枚目にちゃんとつけております。これは、昨年の四月一日の最終改正ですけれども、「過重労働による健康障害防止のための総合対策について」。長時間にわたる過重な労働...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、通達を廃止するということを確認させていただきました。これは一歩前進だと思うんですね。  十月の質問以降、全国の電力会社に情報公開請求を行いました。これは本当の一部しか持ってこられなかったんですが、黒塗りがいっぱいございます。その中でまとめたものが資料の五...全文を見る
○高橋(千)委員 これは結局、一日の上限はないので認められるということなんです。これは終わって次の始業時間までくっついちゃうわけですから、下手すれば、二日だって三日だって、その一カ月の上限まで達しない限りは認められちゃうんですよね。  今回議論しているのもそういうことなんですよ...全文を見る
○高橋(千)委員 このようなことが現実に起こっているわけですね。  三六協定、そもそも労使が合意するんだからという話で、労使の責任にしてしまいたいというのが端々に感じられるわけですけれども、これは実は実現会議の中でも随分議論をされていまして、結局、個別の契約にすればいいじゃない...全文を見る
○高橋(千)委員 今大臣がきっとここを読むだろうと思っておりましたので、そのとおりでございました。  やはりこれは通達よりも弱いんですよ。留意すべきであるとこれは最低限しゃべっているだけで、これだけではやはりだめだということなんです。  総理に、今聞いていただいたと思うんです...全文を見る
○高橋(千)委員 合意形成、総理がまず決意を示すことが大事なんじゃないでしょうか。まだ今議論の途中だというのであれば、やはり、穴を塞いでいくんだ、その決意が必要だと思いますが、いかがですか。
○高橋(千)委員 やはり働き方改革の決意のほどが見えたかなと思います。  一言。私は、誰に対しても死ぬまで働くなと言えるルールをつくるべきだと思います。それを一律なんて言いません。手術とか事故対応とか、二十四時間過ぎるときもあります。だったら、その後は必ず休むように義務づける。...全文を見る
03月08日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、四人の参考人の皆さん、急な要請にもかかわらず本委員会へ出席いただき、また、貴重な御意見を拝聴できました。本当にありがとうございます。  働き方改革実現会議や厚労省の検討会などさまざまやられている中で、三六協定の特別条項...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  島田参考人も先ほどの答弁の中で、労働量については自由だということは、やはりそういう労働者というのは多くないだろうという御指摘がございましたし、年収要件はやはり適切でないとおっしゃっていただきました。  今の川人参考人がおっしゃった...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  女性活躍法案のときに、単身赴任というのは待つ人がいないから長時間になるのよという指摘をしたことがありまして、自分も似たようなことをやっているわけでありますけれども、本当に貴重な御意見だったと思います。  次に、寺西参考人に伺います...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  その点で、川人参考人にもう一回伺いたいと思うんですけれども、高橋まつりさんの事件でも、過少に申告をしていたものを、川人参考人が非常に苦労して時間を客観的に出してきたというふうな過程があったと思うんですね。  先ほど陳述の中にもあった...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  本当は、もう一問聞きたかったのですが、ここで、やはり私も時間を守りたいと思います。  きょう参考人の皆さんからいただいた意見を、本当にこれからの本物の働き方改革に結びつけていけるように頑張っていきたいと思います。  きょうは本当...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほど四人の参考人の方の陳述があり、質疑をさせていただきました。残業時間の上限、繁忙期には百時間という数字が出ていることに対して、耳を疑ったとか、あり得ないという言葉が繰り返し出されました。当然だと思います。ぜひ大臣も体を張って...全文を見る
○高橋(千)委員 とても残念ですね。同じ答弁でありました。  私が言いたいのは、原則を書きますと言いました。しかし一方では、特例がありますと。その特例が、毎月でも特例だと言うんですか、毎月四十五時間が六十時間になって、それでも原則と言えますか、労使協定を結んだら毎月でも原則を上...全文を見る
○高橋(千)委員 では、大臣はおかしいと思わないということですね。
○高橋(千)委員 毎月原則を上回ることもあり得るということに大臣が疑問を持たない、これは非常に重大なことだと思います。これはやはり、労政審で決まらなかったからとか、そういう問題じゃないですよ。毎月ということをなぜ何とも思わないのか。原則を書いた意味がなくなっちゃうんです。  こ...全文を見る
○高橋(千)委員 十一時間を設けているEUでも例外があるとお話をしていましたけれども、そもそも総労働時間が全然違うわけですから、そこと比較してはならない。やはり、そこに向かっていかなければならないわけですからね。  それで、今お話があったように、勤務間インターバル助成制度を創設...全文を見る
○高橋(千)委員 要するに、今定めなくても、九時間以上、なっているよというところが改めて定めたら対象になるんですよ。これはおかしいじゃないですか。こういうことにお金を使うんですかということなんです。  資料の二枚目に要綱をつけておきました。ちょっとアンダーラインを引いているとこ...全文を見る
○高橋(千)委員 全く無駄遣いとしか思えません。  それでいて、厚労省が九時間以上と事業要綱をつくってしまったために、たった今インターバル規制を設ける必要があるんじゃないかという議論をしていました、でも九時間設ければよいというアナウンスにならないでしょうか。それどころか、基準を...全文を見る
○高橋(千)委員 何で当たらないんですか。九時間だって助成金をもらえるんでしょう。十一時間設けているから当たらないというのは、どういう意味ですか。  要綱ができる前は、労働局に私は聞きましたよ、八時間でもいいのかと言ったら、そうですと言いました。最初はそういう考えだったんですよ...全文を見る
○高橋(千)委員 百歩譲って十一時間以上のみにするとか、もっと考えればいいじゃないですか。ここにやはり政府の姿勢が、最初の一歩だと言っているかもしれないけれども、ああ、この程度でよいんだなというアナウンスになるんです。このことを重ねて指摘したいと思います。  もう一つ、きょう指...全文を見る
○高橋(千)委員 やはりそういうことは、所管している厚労省がしっかり発言しなければ、とても今の実現会議でそこまで議論にはならないんじゃないか。やはり三六協定の届け出を受ける立場の厚労省が発信してほしいと思うんですね。  改めて、先ほどの原発の三六協定を見てもらいたいと思うんです...全文を見る
03月09日第193回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、女川原発の再稼働問題と復興について伺いたいと思います。  宮城県女川町は、三・一一大震災で震度六強の大きな地震を受けました。人口一万十四名の町で、死者・行方不明者合わせて八百二十七名にも上ります。建物は三分の二が全壊。...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  資料の二を見ていただきたいと思います。  女川原発は、三陸海岸南端にある牡鹿半島の中ほどに位置して、印をつけてあります震源地、この震源地から約百二十三キロ、実は福島第一原発より震源地に近く、そして、右側に表をつけてありますけれども、...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  その中間取りまとめが資料の四枚目につけてあります。日付を入れていなくて大変失礼しましたが、九月三日、今お答えがあったように、課題があるということが提起をされたということで、今後も見ていくようにという話だったと思うんですね。  ところ...全文を見る
○高橋(千)委員 基準はないということ、過去にどんな地震があったかどうかにはかかわらないというお答えでありました。  例えば、昨年九月八日の宮城県主催、第十回女川原子力発電所二号機の安全性に関する検討会、この中で、原子炉工学が専門の岩崎智彦氏が、三・一一の地震に被災しているとい...全文を見る
○高橋(千)委員 今、衝撃な答弁でありました。何の連絡も受けていないということでありました。これは県議会でまた大きな問題になるのかなと思いますけれども。  実は、宮城県には今、脱原発をめざす宮城県議の会という超党派の会がございます。市民団体とあわせて、昨年の十二月に公開質問状を...全文を見る
○高橋(千)委員 今、次の質問にもかかわる答弁をいただきました。  資料の六に、実は今委員長がひび割れとおっしゃったものが、ことしの一月十八日の朝日新聞に載っているものなんですけれども、女川原発の建屋、ひび千百三十カ所ということです。地震など外部の力に対する変形のしにくさをあら...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今後はやはり、こうした地震を受けたプラント、しかも大きなプラントへの影響ということを基準にぜひ考えていただきたいなと思います。  この剛性が、女川原発について東北電力はこの七ページの資料を出しているわけです。大きな地震に何度も遭った...全文を見る
○高橋(千)委員 この意見交換会、被規制者という言葉が使ってあるわけですね、規制者と被規制者との意見交換会。確かに今、国際的にも標準であるという答弁をいただいたわけなんですけれども、規制委員会としてはたくさんの審査を抱えていて技術的にも人的にも大変である、原発の側、電力の側は、早...全文を見る
○高橋(千)委員 今、避難計画の質問をしているわけではなくて、もちろん事業者がみずから決めることだという答弁があるのはわかりつつ、あえて質問させていただきました。やはりそういう道を開いてもいいんじゃないかということであります。そもそも、伊方だって、船に乗るといっても津波が来たら乗...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  極めてシンプルな答弁でありましたが、資料の九を見ていただきたいんですね。  これは総務省につくってもらった資料なんです。不交付団体はまだいっぱいあるんですが、原発立地自治体の中での不交付団体の状況であります。実は、女川町は二〇一三年...全文を見る
○高橋(千)委員 新たなメニューができているということを紹介いただきました。資料も紹介していただいて、ありがとうございます。十ページにつけておきました。  私は、やはり今度は廃炉を選択できる新しいスキームを検討すべきだ、立法措置も含めて検討すべきだと思います。女川町は全国初の復...全文を見る
○高橋(千)委員 きょうは問題提起をさせていただきましたので、復興事業が終わったら再稼働しかない、こんな悲しい判断ではなくて、本当に町が財政的にも自立をして、新しいまちづくりができるように一緒に応援していきたいなと思っております。  終わります。
03月10日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず冒頭、労働基準監督官の体制について質問をいたします。  資料の一枚目に、七日付の日経新聞をおつけしました。「労基署業務を民間委託」というこの見出しに非常にびっくりしたわけですけれども、最もなじまない分野のはずだ、こう思った...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません。もう一つだけ伺ってよろしいでしょうか。  タスクフォースを設置するということは昨年の十月に決まっているわけですよね。ところが、今回決まったのはまだ一つ目だということであります。そして、議題はまだ去年の時点では決まっていなかったということなんですが、...全文を見る
○高橋(千)委員 聞いていて皆さんも本当におかしいなと思うと思うんですね。  本会議の前に専門的にいろいろと議題を決めてやるのは、それはありだと思うんですよ。そういうことを十月に決めておきながら、きのうまでまだ一つも立ち上がっていないわけですね。そして、いきなり立ち上がったんだ...全文を見る
○高橋(千)委員 少しですか。もう少し自信を持ってお答えいただいたらいいんじゃないでしょうか。  資料の三枚目に、監督官の定員の推移ということで十年間の数をつけておきました。監督官は、これは十九年度と二十九年度と、左から、ちょうど十年間のスパンでとっておりますが、十年間で二百八...全文を見る
○高橋(千)委員 二〇一七年の労働基準監督官の採用試験、「働く人たちを守る! 労働Gメン!!」という、なかなか工夫をして、どこかテレビドラマにあったものにちょっと雰囲気が似ているかななんて思って見ておりましたけれども、それぞれの分野で活躍している現場の人たちの写真とメッセージが載...全文を見る
○高橋(千)委員 法律上もなっている、ですが、二〇一五年のときの報告も、「できるだけ速やかに、安定した財源を確保した上で国庫負担に関する暫定措置を廃止するものとする」、つまり二五%に戻すということを書いてあったわけですよね。それが、その後の今度の改正で逆に遠のいているわけですよね...全文を見る
○高橋(千)委員 基金に余裕があるように見えるけれども、本来必要な人に支給されているのかということがやはり問題だと思うんです。  完全失業者に占める基本手当受給率はどのようになっているでしょうか。そのうち、自己都合ということで給付制限を受けている受給者はどのくらいでしょうか。
○高橋(千)委員 今、七十五万人という数字をいただきました。給付制限の人などがいるから全体としては二二%でも少なくないんだという答弁でありました、ちょっと正直驚いて。  今の答弁、新しく就職活動をする人も全部ひっくるめての数だからという答弁は前にも聞いているんですね。だけれども...全文を見る
○高橋(千)委員 とても残念な答弁ですね。せっかく議論があったと書いていただいたけれども、深まらなかったということでありました。  であれば、今要望しますけれども、せっかくこの間、自己都合というふうに振り向けていたものを、いろいろな、そうはいっても会社の都合なんじゃないかという...全文を見る
○高橋(千)委員 引き続き、どんなふうに実際に運用されているのか、正しくされているのかと見ていきたいということも今ありましたので、引き続き見ていきたいなというふうに思っております。  ちょっと質問の順番を変えて、一番最後の資料について質問したいと思います。  労働契約締結前の...全文を見る
○高橋(千)委員 今大臣は、求職者の希望に沿った場合、希望とか能力によって変更される場合と、何かいい方向の話だけを紹介したと思うんですね。  本来なら、労働条件の明示というのは、労働基準法十五条違反なわけですから、非常に慎重に扱わなければならないわけです。  ここの資料の例も...全文を見る
○高橋(千)委員 はなから払うつもりがないのにと私が言ったことに対して、それは虚偽であるとおっしゃいました。そのとおりです。虚偽であり、罰則もあります。だけれども、どこにその境目を設けますか。それは、はなからそんなつもりはなかったと言うかもしれないじゃないですか。どこでそれに境目...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、境目を決めるには訴訟しかないんですよ。きのうそう言われましたよ。だから言ったじゃないですか、たった今就職活動をしていて、そんなことをやっている場合じゃないって泣き寝入りしちゃうと。だから、訴訟とかそういう前に行く段階でやめさせなきゃいけないでしょう。それを...全文を見る
○高橋(千)委員 違うでしょう。労働者にまだなっていないんですよ。これは採用前の段階じゃないですか。
○高橋(千)委員 とんでもない表現だと思いますよ。  私、最初に言いましたよね。労働者になってからは、労働組合があったりとか、一度結んだ労働条件を変更するというのは、もっと意味が違ってくるわけですよ。  だけれども、この今回の労働条件の明示というのは、求人者等と求職者等との交...全文を見る
○高橋(千)委員 本来、求人票に何が書いてなければならないか、そして正しくなければならない、それは原則なわけですよね。それを、初めて社会に出る、そうじゃない人もいっぱいいるわけですけれども、求職者がそこまでチェックして、しかも条件が変わって、いやいや違うだろうという話にはならない...全文を見る
03月15日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、資料の一枚目に昨日の読売新聞をつけました。見出しが「政治決断 連合に配慮 残業規制決着」とありますが、結局、この間議論をしてきた繁忙期の上限規制が百時間未満ということに決着したと報じるものであります。きのうは、全紙が一面...全文を見る
○高橋(千)委員 読売を採用したのは、実は、このグラフがとてもわかりやすいからなんですね。数字がいっぱい出てくるのは、一体どういうことなんだろうかということなんです。  私が先週の金曜日あるいは二月二十七日の予算委員会でも繰り返し質問したのは、一つは、先ほど大臣が言ったように原...全文を見る
○高橋(千)委員 答えていただいていないと思うんですね。  結局、問題になるのは、確かに、努力をしなさい、なるべく安易に百時間と結んじゃいけないんですよ、それを言うのはわかります。わかるけれども、しかし特別な場合は認めるとしてしまったわけですから、うちの事業場は九十九時間です、...全文を見る
○高橋(千)委員 よく、労使の合意がこれまでできなくてやれなかったんだからとおっしゃいますけれども、それはやはり政府の決意次第だったと私は思いますね。  今聞いているのは単純なことなんですよ。きちんとこれまでどおり指導していきますかと聞いているのに対して、どうしていろいろ言うん...全文を見る
○高橋(千)委員 初めから使用者側が百時間にこだわっていた。総理の決断で未満はつけたわけですけれども、絶対、繁忙期は必要、そういう声がずっとあってなかなか一致できなかった。それは、初めから百時間でおさまらないことはわかっている。だったら、初めから業務量が多過ぎるんです。もともと、...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、三十八万枚以上のリーフが配られていると。一定、数字が積み上がってきたなと思って聞いておりましたけれども、同時に、オンライン提供の場合は、もちろん事業者が了解しなければならないわけですけれども、採用決定数は四千七百四十三件、ただ、民間職業紹介事業者の割合でい...全文を見る
○高橋(千)委員 あえて書いてさらに拡大したいということなのかなと思うんですが、ちょっとその関係で、問いを飛ばして進みたいと思うんです。  昨年六月三日に、雇用仲介事業等のあり方検討会報告書が出されて、さまざまなことがあるんですけれども、面積要件を廃止すると出されました。今はお...全文を見る
○高橋(千)委員 きのうのレクでは、個室があればとおっしゃいましたが、違いますか。
○高橋(千)委員 そういうことなんですね。事業所を持たなくても、事業所の中でなくても、求人、求職の方が、事業所の近くに喫茶店があって個室があればそれでもできるよ、そういうふうにかなりの緩和だと思います。  それで、改めて聞きますが、これはちょっと通告していませんが、単純な質問で...全文を見る
○高橋(千)委員 そういうことなんですね。要するに、派遣会社もそうだし、就活サイトやフリーペーパーや広告、そうしたもの一般を雇用仲介事業と、これをかなり広げていくというのが今の方向ではないのかというふうに思うんです。  もう一つ聞きますが、職業紹介事業者間の業務連携についても、...全文を見る
○高橋(千)委員 これはやはり、どんなことが起きるのかをよく想像してみるべきだと思うんですよ。例えば東京と埼玉とか神奈川とか首都圏の範囲で業務提携している、そういうふうなイメージをすれば意外に身近かなと思うかもしれないけれども、決してこれは同じ系列会社とかというわけではないんです...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をさせていただきました。  この問題は、保育所待機問題あるいは保育所をどう改善するかという問題については、先ほど来議論が出ているように、やはり集中的な審議を行うべきだ、このように思っております。  それで、私は、育児休業をとるかどうか、いつとるか、どのく...全文を見る
○高橋(千)委員 これは私、仙台の地方労働局に行ったときに、こういう制度があるということを中小企業の事業主が知らずに、制度があるんですよと言うと初めて、ああ、そうかとなるんですということを聞いたことがずっとひっかかっていて。ただ、今でも、それは何年もたったんですが、たった六百八十...全文を見る
○高橋(千)委員 さっき紹介したように、結局、六カ月、男性もとって女性もとってというインセンティブだとおっしゃったけれども、二週間が限界だというのが実態ですから、これをどう変えていくかということを議論していかなければならないと思うんですね。給付の問題、所得保障の問題は非常に大きな...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の5と6に、先ほど紹介した全労連女性部のアンケートの続きなんですけれども、これは、育児のための短時間勤務制度が職場にありますかという質問に対して、トータルで七七・二%があると答えて、正規なら八割、非正規でも四四・三%。一応あることの方が多いんだなというのに気...全文を見る
○高橋(千)委員 男性が育児休業をとれない最大の問題は、やはり、とったことによってのデメリットが大き過ぎる。たった三カ月育休を取得した男性が昇給や昇格が認められない、これが違法とした最高裁判決がございます。この場合は、就業規則に育休をとった翌年は昇給させないと書いていて、ところが...全文を見る
03月17日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、HPVワクチン、子宮頸がんワクチンとも呼ばれますが、この問題について質問したいと思います。  二〇一三年四月に定期接種が開始され、わずか三カ月で厚労省は積極的接種勧奨を中止しました。このHPVワクチン接種で健康被害を...全文を見る
○高橋(千)委員 中身に入らないと言ったんですから、余計なことを言わないでください。私は、裁判のことではなくて、ここで紹介されている声を言っているだけですから。  この資料の一枚目の東京地裁での第一回口頭弁論の中で、朝日新聞二月十四日付ですけれども、「以前のように皆と笑い合った...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、健康局長の私的な意見交換の場という位置づけでありました。これもまた、こういうことをやるのかなと思って不思議に思ったんですが、しかし、ちゃんと議事録がアップをされております。  その中で、最初に佐藤敏信健康局長がこの趣旨を述べているんですよね。要するに、も...全文を見る
○高橋(千)委員 国際会議に参加をした方が、翌日、これは自然ですよね、反対の意見もあるから意見を一応お聞きすると健康局長がおっしゃった。そこにわざわざビデオ会議で参加をしてきた方が反論するわけですよね。こういう方に対して、誰を呼んだらいいのかと相談したんでしょうか。
○高橋(千)委員 相談があったとお認めになりました。  では、塩崎大臣に伺います。  薬害オンブズパースン会議が、二〇一六年十一月二日付で、子宮頸がん予防ワクチンに関する意見交換会に対する質問書を提出しております。承知をしていますか。また、承知しているとすれば、その質問書をい...全文を見る
○高橋(千)委員 思ったより丁寧にお答えいただきましたが、不適切はないとおっしゃいました。  質問書の中には、今回の意見交換会に当たって、反論を用意するために、WHOのGACVS委員長と厚労省の課長補佐が連絡をとり合って、ヘレン氏にビデオ参加させたなど、水面下でやりとりをしてい...全文を見る
○高橋(千)委員 皆さんの方が専門家なんだから、わかっていると思うんですよ。ワクチンの担当といったって、さまざまあるわけでしょう。この日、発言をされたシン・ハン・リーさんの、ウイルスのDNAがアルミニウムに吸着する、ここの部分に反論しなきゃいけないというので、GACVSが誰か知り...全文を見る
○高橋(千)委員 全然答えになっていないじゃないですか。領域があると言ったでしょう。それに対して本人が認めているわけですよ、専門家と言えるかどうかわかりませんがと。  大体にして、今アジュバントの問題が一般的なものだというんだったら、日本にだって専門家はいるとか、もっと簡単に見...全文を見る
○高橋(千)委員 これで終わりますが、何があるか考えてみたいと言ったことをきちんとやってください。資料は提出いたします。  意見交換会の後に審議会を開いていますが、意見交換会の座長だった倉根氏が招いたメーンの発表者の発言についてはたった三行ですよ。たった三行しゃべって、あと反論...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です、先ほど終わったばかりでありますが。  臨床研究法案について、先ほど来、昨日の、製薬大手ノバルティスファーマ社のディオバンをめぐる論文データ改ざん事件で、薬事法違反に問われた元社員の東京地裁判決、無罪となったこの問題、取り上げられまし...全文を見る
○高橋(千)委員 フェアなガバナンス。私は、もっと日常の中で、厚労省が、もしかしたら当たり前になっていて気づいていないんじゃないか、そういうことっていっぱいあるんじゃないかということを思っているんですね。  きょうは、そういう視点で一つ話をしてみたいと思うんですが、資料の3を見...全文を見る
○高橋(千)委員 私も、二〇一五年の五月十三日にこの委員会でHPVワクチン問題を取り上げたときに、そのときは副反応報告の改善について取り上げました。改善されたという話ですね。要するに、疼痛や運動障害などの多様な症状が、ワクチン接種から発症までの期間にかかわらず報告対象になったと。...全文を見る
○高橋(千)委員 そうですね。今、さっき言った答弁と同じだと言いながら、違う答弁をしましたよ。  つまり、最初は、一回目の答弁は、接種した人もそうじゃない人も多様な症状を呈する者が一定数存在した。しかし、二回目の答弁には、そのほかに、結果が、これは審議会の配付資料の中に、こう書...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、答弁をそらさないでくださいよ。  私が聞いているのは、結果が出る前に、研究班が報告する審議会がやられる前に記者レクをやったんでしょうと聞いているんです。イエスかノーか。
○高橋(千)委員 正確に御理解していただいていたら、全部同じ見出しになるはずがないですよ。厚労省がそういうレクをやらなければ、こうならないわけでしょう。四社一斉に、もっとあるかもしれません、私、今これしか持ってこられませんでしたけれども。  研究会の、いいですか、審議会が終わっ...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど言ったように、その説明した資料を理事会、委員会に提出してください。委員長、お願いします。
○高橋(千)委員 よろしくお願いいたします。  やはり、さっきも言ったように、ここで報道されていることが、もう結局が、同様の症状を、打っても打たなくても一緒だということが、一番メッセージとしてやられているんですよ。それは厚労省が、わざわざ研究班が報告をする審議会の当日に新聞に出...全文を見る
03月24日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、長時間労働規制問題について何点か伺います。  資料の1は、二十三日付、つまり、きのうの東京新聞でありますが、「運輸業 五輪後まで除外」と大きな見出しがございます。記事の三段目に、「厳しい競争で運転手の賃金も低く抑えられ...全文を見る
○高橋(千)委員 小林次長に、もう一問伺います。  働き方改革の必要性という方向性については共有しているとおっしゃいましたが、それは余りにも範囲が広過ぎますので、それは幾ら何でも、必要だねということは方向性が一緒かもしれません。しかし、具体的な中身について、やはりさまざまな意見...全文を見る
○高橋(千)委員 ということは、私が聞いたことを全てお認めになったということですよね。上限規制は必要だという方向だ、向きは一緒だと。ただ、ほかの業種と一緒ではない、実態に合わせてと。そういう意味でしょう。
○高橋(千)委員 やはり、今まで除外だったものを除外でなくするんだ、一定の規制は設けるんだ、それはまず多としたいと思うんですね。  ただ、今回の案は、そもそも今回の案だって繁忙期に百時間未満、我々議論しているように、いわゆる過労死ラインを認めることは許されないということが議論さ...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、さっき足し算を間違えました。三番と六番を足すと七十三件でありました。失礼しました。訂正します。  時間がかかるというのは、そうおっしゃるんですけれども、これは今に始まった問題ではないわけですよね。ずっと議論されてきた。だとすれば、猶予期間を五年とか...全文を見る
○高橋(千)委員 そういうことを聞いているんじゃなくて、労政審をやって、法律ができて、施行するまでにも何年もかかりますよねと。最初から、見直し規定五年だから、五年が最短の案だみたいなことを言っちゃうと、実は、今から五年ではなくて、今から八年くらいになっちゃうこともあるんですよ。そ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、なかなかお答えにくいんでしょうけれども、今、取りまとめがあってから労政審を行うというふうにおっしゃいましたので、そもそもそこに時間がかかるわけなんです。猶予期間、猶予期間と言いますけれども、今から五年という意味ではないんだということで確認をさせていただ...全文を見る
○高橋(千)委員 質問の二つ目のところですが、調査のことを答えていただいていないと思うんですが、昨年の十二月九日付で、各国立大学法人並びに大学共同利用機関法人人事課長宛て、担当課長宛てに対応方のメールを行っていると思いますが、その目的と結果について、まとまれば御報告いただけるのか...全文を見る
○高橋(千)委員 わかりました。  最初は年度内と聞いていたわけですけれども、四月ということでありますが、開示をしていただけるということですので、しっかりと御報告をいただきたい、このように思います。  それで、国大協は、先ほどの資料の3にあるように、「任期法による有期労働契約...全文を見る
○高橋(千)委員 当然のことながら、解雇濫用法理も適用されるということで確認をしたい。
○高橋(千)委員 確認しました。  そこで、無期転換ルールが発生することを免れるために、期限が来る前に雇いどめをしたり、あらかじめ無期転換申込権の放棄を同意させるようなことは、労契法第十八条の趣旨に照らして望ましいとは言えない、特に、労契法の趣旨を没却させるものであり、公序良俗...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  実態が、長期間にわたって雇用が反復更新されているにもかかわらず、やはり有期という契約であるがために雇いどめの不安が絶えずつきまとうわけで、だからこそ、この無期転換権によって雇用の安定を図るということが趣旨として言われたのかなと思います...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  そういう趣旨でやはり無期転換を図っていくべきだ、必要な人材を確保するために短期の雇用を繰り返すのではないということで、転換をしていただきたいなと思っております。  時間の関係で、少し質問を飛ばします。  資料の5を見ていただきたい...全文を見る
○高橋(千)委員 これは結構ショックで、一年一年繰り返して、もう五年になるよといっても、もう一回、有期だけれども契約を一旦結んでもらわないと契約申込権が発生しないということで、非常にやはり雇いどめの不安というのが出てくるなということを指摘したいわけなんです。  それで逆に、この...全文を見る
○高橋(千)委員 もちろん、そういう意味で言いました。二十五年から三年契約していて、二十八年四月にもう一回三年を契約すれば既に申込権が発生している、そういう方がいるんだということですよね。これは周知していく必要があると思います。  そこで、東北大学は、昨年五月一日の数字で、正規...全文を見る
○高橋(千)委員 不利益変更を組合が全く知らなかったんです、これは。一年たってから、後で、えっ、一年さかのぼって契約していたのと、知らなかったんです。これはもう完全に不利益変更になりますよね、労使合意がないんですから。  これは一般論で、もし労使合意がなく、こうしたことが行われ...全文を見る
○高橋(千)委員 労働者保護を使命という言葉を言っていただきました。  大臣も、その立場で啓発指導を当然行うべきだということで、一言決意をお願いします。
○高橋(千)委員 終わります。
04月04日第193回国会 衆議院 本会議 第16号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律案について質問します。(拍手)  三十一日と四月一日で、浪江町、飯舘村、富岡町の一部と川俣町山木屋地区の避難が解除されました。残るは、福島第一原発の立地町である双葉、大熊両町と近隣五市町村の帰還...全文を見る
04月05日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  十九本の法律を束ねた医療介護総合法案について、本会議で審議入りしたのは二〇一四年の四月一日でした。私が登壇をしました。あのとき、消費税八%への増税と同時に始まったわけで、地域包括ケアという言葉自体あるいは考え方自体はいいものであ...全文を見る
○高橋(千)委員 きょうは、まず利用者負担について伺います。  実は、今言ったように、前回、大変なボリュームがあったわけですから、利用者負担について、本会議で一言質問をしましたが、実際の委員会ではそれを取り上げられなかったんですね、総合事業の問題ですとか人材の問題ですとかがさま...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど、限定したという三割負担の対象の方のことについて阿部さんが指摘をしておりましたけれども、ちょっと続けたいと思うんです。  前回の本会議で、私は、介護保険部会でも、年収二百八十万円というラインは低過ぎるという批判があったことを紹介し、まず前回の負担増の検証...全文を見る
○高橋(千)委員 負担にはいろいろな種類があるんですね。  資料の二枚目を見ていただきたいと思うんです。  「利用者負担のあり方(見直し案のイメージ)」ということで、これは昨年の十一月二十五日の介護保険部会に出た資料で、これがまさに見直し案が出た瞬間の資料であります。なので、...全文を見る
○高橋(千)委員 おおむね最大で十八万人ということでありました。  それで、ちょっと資料をめくっていただいて、6です。  これは在宅の資料も同じものがあるんですけれども、「施設サービス受給者の平均的な利用者負担額等」ということで、括弧の中がどれだけの負担増になるかということで...全文を見る
○高橋(千)委員 単純な確認をさせていただきました。済みません。  一割負担のときは限度額にさわらなかったけれども、二割になったらさわるんですというのは財務省から教えていただきました。なるほどなと思ったわけでありますが、資料の五枚目であります。  これが、昨年の十月四日の財政...全文を見る
○高橋(千)委員 結論は一緒だけれども、財務省と同じ観点ではないという今の説明であったのかなと。財務省からするとこういう観点でありますよなんてことを今おっしゃいました。  財政効果は、今突然聞いたのですぐは出ないと思うんですが、当然、この六・七億円と二十六・七億円の間あたりに、...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと今びっくりしたんですが、最後のところ。  資料の8を見ていただきたいと思うんです。  「補足給付の認定件数の推移」ということで、これは、第一段階はマイナス三%、第二段階はマイナス一九%、第三段階はマイナス二一%、特に七月から八月のところで同じくがくん...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり答弁していることの意味をよく考えていただきたいと思うんですね。  負担が一割から二割になったことに対する影響がどうですかと聞かれたときに、受給者数がほとんど減っていないから、変わっていないから影響は余りありませんと言っておきながら、では、補足給付の影響が...全文を見る
○高橋(千)委員 入所している数なんて聞いていないですよ。負担増でしょうと聞いています。当たり前じゃないですか。
○高橋(千)委員 最初からちゃんとそう言いなさいよ。わかっていてやったんでしょう。負担増するためにこうして認定要件を厳しくしたんだから、減らなきゃ困るんでしょう、皆さんに言わせれば。それが問題だと言っているんですが、しかし、それを認めないというのは話が違いますよ。  負担が八十...全文を見る
○高橋(千)委員 これに関しては、少し慎重な御答弁でありましたので少しほっとしたわけでありますけれども、今言ったように、影響についてしっかり見てから議論していくべきだと思うわけですね。  今、資産の話をしましたけれども、非課税年金まで対象にする、これも、当事者の皆さんは本当にそ...全文を見る
○高橋(千)委員 今の大臣の答弁は、よく受けとめれば、負担の影響がありそうなところには及ぼさないんだよという趣旨でおっしゃっているのかなと思いますが、今私が言ったような事例を踏まえて、この後の質問を少し聞いていただきながら、最後にもう一度伺いたいと思います。  そもそも、三割負...全文を見る
○高橋(千)委員 そんな、ずっと方向が一緒だったみたいな言い方をしちゃいけないと思うんですよ。  二〇一五年の十二月の二十四日、経済・財政再生アクション・プログラムが出されておりますが、そのときには、軽度者に対する生活援助サービス、福祉用具貸与等やその他の給付について、給付の見...全文を見る
○高橋(千)委員 そんなことを言ったら、さっき三人もの委員の発言を読み上げたんですよ。みんなが、今初めて見た、今突然出てきたという話をしているわけでしょう。それは、かつては出たよ、それを一旦否定してきて、まさか最後の段階でまた出てきた、そういうことを言っているんじゃないですか。そ...全文を見る
○高橋(千)委員 財政審が十一月十七日に建議を出して、厚労省からいうと趣旨は違うかもしれないけれども、スケジュールは一緒だと言われていることに結局のっとっているじゃないかということを指摘したいと思うんですね。  それで、大臣に伺いますが、さっき言った、財政審の中でも盛り込まれて...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣が改革工程表に書いたとおりとおっしゃったのが非常に響きましたね。結局、書いたとおりなんですよ。  それで、今、この法案の審議はきょうで二日目なわけですよね、審議は始まったばかり。だけれども、今言ったように、大臣折衝で次の約束をもうしています、改革工程表にも...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣にもう一回頑張って答弁していただきたいと思うんですね。  さっきの、実態を少しお話ししましたけれども、やはり、財務省や有識者の委員の方たちは、中重度に集中すべきだと。いわゆる軽度者、軽度者と言っているのは、介護度四、五の人よりはより軽度な方という意味なわけ...全文を見る
○高橋(千)委員 立ちどまる勇気も必要だと思います。  ずっと午前からの議論を聞いていても、大臣は、多分、影響調査というのは施行の前にやりますよという趣旨のことをおっしゃっていたんだと思うんです。今もそういう分析が大事とおっしゃってくださいました。だけれども、日程は決まっている...全文を見る
○高橋(千)委員 午前中に阿部議員が二十一世紀・老福連の資料を使って御質問をされましたけれども、その中に、この老福連の調査は、支払い困難で百以上の施設で退所する人が多いということが注目されたんですけれども、その資料の下にも書いてあったんです。そして、記事も、この特養待機三十六万六...全文を見る
04月11日第193回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  四月四日、本会議で福島法の審議入りをしたその日、私自身も質問に立ったわけでありますけれども、朝の閣議後の記者会見で、今村大臣の自主避難者は自己責任論が飛び出しました。夕方のニュースでそれを見て、本当にびっくりしました。本会議で、...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、言葉の使い方の話にしているんですよ。そうじゃないんです。  八日付の佐賀新聞のインタビュー、大臣、地元の記者さんなので本音を告げられたのかなと思って読んでおりました。  インフラの復旧などで帰還できる環境は整いつつあるが、戻るかどうか、それぞれが抱える...全文を見る
○高橋(千)委員 自己責任ですかと聞かれて、そのとおりと言ったじゃないですか。同じことですよ。  これは、大臣、私、あえて佐賀新聞の出だしのところだけを読んだんですよ。続きがあります。  テレビや会合での過去の発言にも問題があったと指摘する声もありますねと言われたときに、大臣...全文を見る
○高橋(千)委員 やはりわかっていないんだと思います。自己責任と述べたこと自体、認めたこと自体を撤回したのではないのだと。私は、改めて、大臣の職は辞すべきである、このように思います。  六日に、山形県の吉村美栄子知事が記者会見でこう言っています。避難者は警戒区域の中であろうと外...全文を見る
○高橋(千)委員 このいじめの問題は、親に対する問題でもあるんですね。それがやはり、大臣の発言を撤回されないことと深く結びついていると言わなければならないと思います。  資料の三枚目を見ていただきたいんですが、三月二十二日付朝日新聞。これは、前橋地裁の判決の中で、十八歳未満だっ...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと突っ込みたいことがいっぱいあり過ぎて困っているんですが、先ほど文科省が報告いただいた調査については、けさの新聞に既に載っておりました。  ただ、私が質問したのは、もう既に、もっと早くつかむチャンスがあっただろう、訴えていただろうということを言いたかった...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、結果は新聞に書いていると言ったじゃないですか。全く決意が伝わらないんです。  それと、ふるさとに帰れずとおっしゃいました。ですから、この五年間、六年間どうだったのかということを指摘したのはそういうことなんですよ。つまり、表面化したのは避難した児童の問...全文を見る
○高橋(千)委員 続きの話になりますが、三月三十一日で災害救助法に基づく応急仮設住宅の無償提供が打ち切りになりました。本会議でも質問しましたが、具体的なことは何一つ答えていないと思います。それどころか、事前に、本会議の前にレクをしましたけれども、そのときに、復興庁自身が避難者の住...全文を見る
○高橋(千)委員 なぜそこだけ大部分というアバウトな数字になるんでしょうね。三月の参議院の委員会では、二百二十七名がまだわからないというふうな答弁もあったと思うんですが、そのこと自体をつかんでほしいということを言っているんです。  資料の一枚目が福島県から県外への避難状況。これ...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の四枚目に、今の紹介いただいた支援制度の内訳があります。  二千件用意をしていたんですが、まだ九百件というところ、期限がもう既に過ぎているのにそういう状況だ。それはなぜかなと考えると、やはり今、一番右下の(4)にあるんですけれども、一年間、家賃等の二分の一...全文を見る
○高橋(千)委員 家賃の助成などについては一切ないですか。
○高橋(千)委員 サポートをすると言っているわけですから、県の取り組みに上乗せをしていく、応援していくということを検討していただきたい、このことを要望しておきたいと思います。  さて、四月一日に解除をされた富岡町ですが、三月の末に公設民営のショッピングセンターがオープンをしまし...全文を見る
○高橋(千)委員 御理解をいただいているものと。だから、御理解いただけていない実態をお話ししました。もっと議論をしていただきたいと思います。  ようやく一歩を踏み出したときだから、さっき言ったショッピングがオープンして、解除も進んで、一歩を踏み出したときだからこそ、もう少し応援...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の六枚目を見ていただきたいと思うんですね。  これは二〇一五年の国勢調査、五年前との比較の人口ですけれども、ここで、もうニュースになったから皆さんも御存じだと思いますが、大熊、双葉、富岡、浪江の四町は、国勢調査で人口がゼロとなりました。避難指示が出ているわ...全文を見る
○高橋(千)委員 相双地域には、民間のドクターやスタッフが本当にいろいろな形で支援をしているのも私も承知をしておりますし、やはりこれは、国が、県が懸命に描くプランに対して応援するというだけではなくて、人の派遣や制度も含めてしっかりと寄り添っていかなければ難しい問題であろうと思いま...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の八枚目に、今紹介いただいた平成二十三年十二月二十六日の原子力災害対策本部の考え方をつけておきました。  「具体的には五年間を経過してもなお、年間積算線量が二十ミリシーベルトを下回らないおそれのある、」まず、「五年間を経過してもなお、」というキーワードがあ...全文を見る
○高橋(千)委員 聞かれたことだけに答えてください、順番に聞いておりますので。  絶対帰らないという意味ではないということをまず確認したわけです。  それで、除染についてはどのように規定したかというのに対して、今ちょっとアバウトな表現をしたんですね。当面実施をしないというふう...全文を見る
○高橋(千)委員 今おっしゃったことは、除染特別地域には帰還困難区域も入っていて、除いていないということだとまず確認できたと思うんですね。ただ、計画が今はないということだと。  これは、平成二十四年の一月二十六日の除染特別地域における除染の方針の中で、おおむね年間積算線量五十ミ...全文を見る
○高橋(千)委員 全く答えになっていないと思うんです。  新しいスタートに国が応援するのは、さっき、帰還困難区域でないところに対しても、拠点がありますよねというのに対して、国が応援していきますとおっしゃったじゃないですか。まちづくりに国が責任を果たすのは当然のことなんですよ。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 絶対理解できません。絶対説明になっていないと思いますね。  こればかりやっていられないので続きをやりますけれども、やはり、拠点をどのくらい設けるか、自治体によって違うと思いますが、拠点のみでなく元居住エリアは同時に除染してほしいというのが強い要望なわけでありま...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をしました。  それで、さっき、どうしても東電に求償しないんだという議論がありましたけれども、そうすると、予算の範囲内という考えが働くわけですね。  帰還困難区域が面積の八割を占める浪江町の馬場町長が、国費を投じる公共事業となると必ず費用対効果の議論が持...全文を見る
○高橋(千)委員 責任が持てないのに、責任をとるという話ばかりしていると思います。極めて問題だと指摘をして、終わります。
04月14日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、一言だけ言わせていただきます。  一昨日、少なくとも金曜日まで、きょうまでは審議が続くという合意がほぼあった中で、まさかの審議打ち切り、採決がなされたことに強く抗議をしたいと思います。  質問の中身に対して、議題外に...全文を見る
○高橋(千)委員 忘れられないのが、二〇一四年の四月二十三日の本委員会でありました。今の地域医療構想と、その後、今協議の場とおっしゃいましたが、実際に減らしていく過程、これについて私が質問したわけなんですね。自主的な取り組みだけでは機能分化、連携が進まない場合に、都道府県知事が権...全文を見る
○高橋(千)委員 直接の、使うかどうかというお答えはなかったわけですが、しかし、そういう法的な手段があるということでお答えになったと思うんですね。  それで、今、データの話がございました。今度は大臣に伺いたいと思うんですが、大臣に対して私はこれまでもこの問題を何度も質問しており...全文を見る
○高橋(千)委員 逆に言うと、ここでは今は医療資源が不足しているんだけれどもしっかりと支えて再建していきたいんだ、そういうところにも、やはり国はきちんと応援していくということでよろしいんですね。
○高橋(千)委員 今のところはまた別な機会で質問したいと思っているんですけれども、ちょっと続けていきたいんですね。  医療介護総合法で三年前にやったときに、川上から川下へということが言われたわけなんですね。やはり、ベッドを一定削減をして、それを、最初のこの絵にあるように在宅に切...全文を見る
○高橋(千)委員 もっとふえるかもしれないということですよね。そうすると、やはり方針の転換だということだと思うんです。これまで議論してきたことが、やはり当時はなかなかお認めにならなかったわけですよね。やはり医学的管理が必要な方がいるんだということに対してお認めになった。  でも...全文を見る
○高橋(千)委員 お答えにならなかったわけですが、昨年十一月の財政審の建議でも、介護療養病床については、法律により二十九年度末で廃止するとともに、これは廃止はまた延びたわけですが、人員配置等の面で現在より効率的な新施設を設け、医療の必要度が高くない者についてこれにより対応していく...全文を見る
○高橋(千)委員 どう見るかと聞いたんですから、現状認識を聞いているわけなんですね。  もう一回資料の六を見ていただきたいと思うんですけれども、さっき言ったように、訪問サービスと通所サービスは従前型のサービスが圧倒的に多いです。ですが、二十八年の四月になりますとその他のサービス...全文を見る
○高橋(千)委員 ですからじゃないんですよ。  介護医療総合法の議論のときに現場から出された意見は、これは担い手がいないだろうと。結局、介護予防を中心に取り組んできた事業所の撤退が始まっている。結局、実際には担い手が見つからず専門職が担うことになるんじゃないか、同じようなサービ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、専門性のある方々にふさわしい仕事、まさか実費五百円の仕事を肩がわりするということはあってはならない、低賃金で専門職がやることがあってはならないということを確認させていただきたい。
○高橋(千)委員 確認をしました。しかし、そうなっていないので、対策をとっていただきたいと思います。  それで、そうした中での我が事・丸ごとなわけです。私は、地域共生そのものを否定するつもりは毛頭ないんです。それぞれが地域で助け合って暮らしていくということはとてもいいことだと思...全文を見る
○高橋(千)委員 時間の関係で、問いの順番を変えます。  最後の資料を見ていただきたいんです。  改革工程には「福祉事業者には、地域社会の一員として、地域住民とともに、地域づくりに積極的に取り組む責務がある。」と明記をしました。これが、前回の社会福祉法改正であえて書き込まれた...全文を見る
○高橋(千)委員 具体的にどういうことなのでしょうか、この下の部分ですね。時間帯を分けて、例えば休暇のときに自発的に地域のボランティアに参加する、それは関係ない話ですけれども、業務命令であれば、当然、労働者なわけであります。そうしたら、賃金はどこから出るんですか。
○高橋(千)委員 もちろん、どんな立場の人だって、自発的に自分の時間の範囲でボランティアをすることはあると思うんですね。  だけれども、今明確におっしゃった、命令があった場合は労働時間である、それは切り分けてと。切り分けるのはいいんですけれども、それは報酬からは出ないわけですよ...全文を見る
○高橋(千)委員 我が事・丸ごと、響きはいいですけれども、かなりその中身が透けて見えたのかなと思います。  もっと時間が欲しいです。これで終わります。
04月21日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  法案の趣旨説明の文書には、厚生労働省の所掌事務の的確な遂行を図るため、医学的知見に基づき厚生労働省を総括整理する職として、医務技監を置くと書いてあります。当初は私も、これを見て、医系技官のポストだと思っておりました。午前の質疑の...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっとわかりにくかったんですが、専門的な知識、当然ですが、だけれども、言ってみれば、医師だってジャンルがさまざまあるわけですから、全てに通用しているというわけではないわけであります。  そういう意味では、専門的知識、いろいろな経験ということで、医師でない場合...全文を見る
○高橋(千)委員 確認しました。  二〇一五年六月の保健医療二〇三五には、「保健医療政策について、総合的なアドバイスを首相や厚生労働大臣に対して行う「保健医療補佐官」の創設(任期五年)」と書いてあります。これは多分、先進国の事例を参考にしたと思うわけですけれども、そこから受ける...全文を見る
○高橋(千)委員 任期は五年というのは決まってはいないと聞きました。もっと短い場合もあるということだと思います。  それから、全体にアドバイスするということを大臣はおっしゃった。ということは、書いてあるとおり、首相にもアドバイスできる、そういう立場ですか。
○高橋(千)委員 だとすれば、もう少し整理をした方がいいんじゃないでしょうか。  別に私はそういう立場をいい悪いと言っているのではなくて、今、厚労省が第一義的に保健や医療、衛生、そういう分野を持っていると思っているけれども、大臣が今言ったように、実際にグローバルヘルスというと官...全文を見る
○高橋(千)委員 ここは確認をさせていただきます。  私はやはり、さっきの午前中の議論で、医系技官に期待する、要するに国際舞台で活躍してもらいたい、そういう意見がたくさん出たと思います。それは全くそのとおりだと思うんですよ。でも、同時に、やはり厚労省の中で、許認可権とかさまざま...全文を見る
○高橋(千)委員 一遍に利活用ということではないということだったんですが、定義上は含まれるということがまず一つあると思うんですね。  それで、資料の二枚目を見ていただきたいんですが、これは「ゲノム医療の現状」と書いてありますが、二〇一五年の資料です。ゲノム情報を用いた医療等の実...全文を見る
○高橋(千)委員 個人情報保護法の適用除外ということで見直しをしたというお答えだったと思います。  私、実はこのゲノム指針についてすごくこだわっているのは、前回の改正、平成二十五年の改正のときに、ちょうどこの資料の二枚目の一番下にある、「健常人を前向きに追跡するゲノムコホート ...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、こうしたスキームがなければ、ここのスキームの外から研究に参加をする人が出てくるであろうという、大変危機意識を持っての学会の指摘だったと思います。  資料の五枚目にありますが、三月に委員会を開いたというところで、いろいろな学会が協力をし合って合同ゲノム編...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣の気持ちを今聞いたわけですので、審査会の結論はよく存じていますので、容認されるべきではない、ここが、時代が進んでいったら容認してもいいよというふうにならないように、ここを確認したかったわけであります。  それで、やはり医療技術の進歩には限りがなくて、政府の...全文を見る
○高橋(千)委員 これはまだ続きがあると思います。午前から議論されているUHC、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ、これにおいても、やはり全ての人々が払える適正な負担ということが言われていますし、SDGsにしても、やはり貧困と格差というのが大きなテーマ、環境だけではなくて大きなテー...全文を見る
04月28日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず、三月二十八日の働き方改革実行計画を受けて、労政審が始まっております。  資料の一枚目に、四月七日の労働条件分科会で出された論点を出しておりますけれども、これだけではないんですよね、多分分科会は。それで、検討する法改正案、...全文を見る
○高橋(千)委員 この期に及んでまだ審議入りを述べているということに正直驚きましたけれども、まさか、実際あり得ないし、また相矛盾すると思うんですよね。やはり今、本当に、全面的な健康確保のための労働安全衛生法なども含めて言及をされましたので、それはとりあえず立場上おっしゃっているん...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、本来なら過労死ラインすれすれの百時間が、企業側に瑕疵がないんだということになってはいけない、それはそういうつもりではないというお答えだったと思うんです。だったら、本当はこれはやめるべきだ、これを重ねて言いたい。  同時に、今大臣が最後の方で、そこに至らな...全文を見る
○高橋(千)委員 今、ふやさずともとおっしゃったのが、それが非常に気になりました。私は、いろいろな工夫はするべきだと思うんです。工夫はするべきだけれども、しかし、やはり医師も人間らしく働けるというのが当然にあって、そのためにはやはり必要なんだ、足りないんだという立場に立つべきなん...全文を見る
○高橋(千)委員 そもそも、これまでも医師、看護師の確保対策や待遇改善について何度も、私だけでなく堀内委員や参議院でも議論してきました。  夜勤は原則禁止となっている国もあるわけですよね、フィンランドやノルウェーやスウェーデン、ベルギー、スイスなど。医師や航空など、夜業がどうし...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣の言葉で決意を聞きたかったんですけれども、やはりちょっと事務的な答弁だったのが残念かなと思います。  改めて、本当に、医師だって人間的に働ける、らしく働ける、そういう立場に立って頑張っていただきたいということを重ねて指摘したいと思います。  それでは、ち...全文を見る
○高橋(千)委員 いろいろな指摘があるという言葉の中に、私が言いたかったことを含んでいると受けとめたいと思います。  それで、昨年十二月二日の本委員会で、NTT東日本に対して労災の請求をしている女性の案件を取り上げました。そのときに、山越局長は、一般論ではあるんですけれども、心...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、加害者が認めていなくてもとお答えがありました。非常に大事なことだと思うんですね。当事者、一番最初に対応する原処分庁がそういう認識であるということ、これは何としても正さなければならないと思うんです。  私がきょう問題にしたいのは、その最大の根拠とされたのが...全文を見る
○高橋(千)委員 専門医がカルテの中に、この人は付き添ってきた人とプライベートな関係である、そういうことを書くのが普通なんですか。
○高橋(千)委員 これは極めて異例な対応をしていると思うんですね。  企業側の、加害者本人なんですよ。加害者本人が被害者に付き添って病院に行っている。それは、お互いの関係性、要するに、上司と部下との関係性、切迫的な、心理的な問題があって付き添っているんです。  それに対して、...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、このような案件はきちんと調査をするべきではないでしょうか。本人が自分のカルテを情報公開しなければ出てこない、労働局に対してですよ、情報公開しなければ出てこない。しかも、自分のカルテが黒塗りに出てきて、証明することができないわけなんです。  関係者の意見を...全文を見る
○高橋(千)委員 同じカルテが二枚あったりしますからね、書き加えているものとそうじゃないものと。どちらが本当か、そうした証明をしていかなければならないと思います。  資料の最後に、これは厚労省が出している調査の事例集であります。こうして、これは一部しか抜粋をしていないんですけれ...全文を見る
04月28日第193回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうの委員会、多くの方が取り上げておりますが、私自身も、やはり今村前大臣の発言について一言質問したいと思います。  私も、東北の人間の一人として、東北でよかったという発言は、どんな言いわけをしても許せない、こう思いました。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  翌日の河北新報では、このような囲みの記事がありました。仙台市の出版社、荒蝦夷の代表の土方正志さんという方が、復興の司令塔である閣僚らが繰り返す失態、つまり、今村大臣以前にもさまざまなことがあったということを指しているんですけれども、経...全文を見る
○高橋(千)委員 大変短い答弁でありましたが、共有しているという立場で、引き続いて質問をしていきたいと思います。  先ほども、大臣所信の挨拶に原発事故という言葉がなかったということが指摘されました。私も非常に違和感を持ちました。帰還困難区域などについて触れているわけですが、やは...全文を見る
○高橋(千)委員 原点は原発事故、そうおっしゃっていただきました。  ということで、福島民報のインタビューで、第二原発の廃炉について問われ、県民の思いは十分に理解している、ただ、福島第二原発の存廃は事業者が判断するというのが政府の統一見解と答えている。これは、結局、今おっしゃっ...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほども指摘がありましたけれども、結局、十二分に理解しているけれども、同じ答弁なんですよ。何度も聞いた答弁。同じには扱えないと言っている、そこどまりなんです。私が言っているのは、立法措置もやればいいじゃないですかと言っている。そのくらいの意味があるんです。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 極めて残念な答弁だったと思います。福島の皆さんが吉野大臣に期待しているからこそ、それに応えてほしかったと思います。引き続いてこのことは求めていきたいと思います。  次に行きますが、福島県の二十四日付の発表で、応急仮設住宅供与終了に向けた避難者の住まいの確保状況...全文を見る
○高橋(千)委員 もう四月が終わろうとしています。三月で仮設の供与が打ち切られた人たちが実際にどうされたのか。大臣、少しでも把握されていることがあったら教えてください。
○高橋(千)委員 私、通告に川内村と書いたんですね。今言っているのは、郡山市に仮設住宅が幾つもありますけれども、最後まで残っている人たちが三月末で仮設を解散されて、全国ニュースにもなりました。自治会長さんは吉野大臣のことをよく存じています。そして、大臣就任を喜んでおられます。歓迎...全文を見る
○高橋(千)委員 もう少し問いがありましたが、きょうは時間がありませんので、これで終わります。引き続いてよろしくお願いいたします。
05月17日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほど大臣、井坂委員の答弁の中に、医療だと思ったらそうじゃなかったとか、紛らわしいのがあるとかいう答弁がありました。きょうはずっとその議論がされていたのかな、テーマは違うけれども、医療とは何ぞや、それと、薬事というのもあわせて何...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり議員立法という答弁をされたのがちょっと残念でありましたね。  当時、福田康夫首相が、議員立法で救済します、こう宣言をしたのがきっかけだったわけですよね。本来ならば、そのこと自体、問題なんですよ。今、法務大臣の不信任が出ておりますけれども、行政が立法府に介...全文を見る
○高橋(千)委員 記事でも指摘をされているように、また集会でも強く強調されたわけですけれども、企業は約一万人ほどの対象者がいるんだと言っていた。そこから見ると、まだ七千名ほどの対象者がいるのではないかということを言っているわけですよね。そういう点では、さっき、引き続いて周知をして...全文を見る
○高橋(千)委員 周知、今そうおっしゃいました。プラスして、さっき聞きたかったことは、二七%、カルテなどがなくても裁判の過程の中で和解に至った方がいらっしゃると報告がありました。その中で厚労省がやってきたことも報告をいただきたかったんです。  本当に一人一人がどんなに苦労をした...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  これは、私、たまたまですけれども、二〇一五年の一月十六日、第二回肝炎診療連携拠点病院間連絡協議会の中で亀田課長補佐が掘り起こしについて報告されたものを見させていただきました。書面で、四千百十九、つまり七二・六%の医療機関が、投与が判明...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひお願いをしたいと思いますし、だからこそ救済法は延長しなければ、気がついたときには間に合っていないということにならないように、ぜひお願いしたいと思います。  次に、B型、C型ともに強く要望が出されているのが、重症化したがん、肝硬変などの患者に医療費助成が欲し...全文を見る
○高橋(千)委員 予定ではもうとっくに結果が出ているはずだったんですよ。五月末になったということで、非常に待ちわびているわけであります。  実は、大臣に聞いていただきたいんですけれども、先ほど紹介した調査のきっかけは、厚労省の調査が先行してあったわけなんですね。堀内班と呼ばれた...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっとさっきの特定機能病院に比べると大分歯切れが悪いですが、前向きな答弁であったのかなと受けとめたいと思います。  もう一つ、薬害はもう二度とないようにということの思いはずっと言われてきているわけです。二〇一〇年四月二十八日の「薬害再発防止のための医薬品行政...全文を見る
○高橋(千)委員 薬害肝炎の問題から端を発し、かつ、これは全ての薬害被害者の願いであります。そしてまた、薬事法は名前も変わりましたけれども、これから起こることがないようにという思いがあるわけでありますから、第三者組織は必ずつくる必要があるということで重ねて訴えたいと思いますし、何...全文を見る
○高橋(千)委員 実態調査を今行っているというお話でしたけれども、やはり、さっきの大西委員の議論ではありませんけれども、普及している今の実態からいうと、今調査をしているというのはちょっと間に合わないタイミングではないかと思うんですね。でも、実際には調査はさまざまやってきているわけ...全文を見る
○高橋(千)委員 まず簡単に一言答えていただきたいんですが、個人遺伝情報取扱協議会、これは今、三十四社とおっしゃいました。だけれども、実際に、遺伝子ビジネス、いろいろなことはありますけれども、キットを売っているだけとか、送っているだけとかさまざまありますけれども、それを何かしらや...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、七百機関とおっしゃった中身が非常に重要だと思っているんです。それはちょっと後の方でお話をするんですけれども。  資料の三枚目に、これは経産省がつくった、啓発といいましょうか、大変、かなり緩いイラストであります。  こんな検査を受けようとしているあなたに...全文を見る
○高橋(千)委員 実際に受けた説明は、認定料が百万くらいかかるので、非常に負担だからというので受けていないところもあるという説明でありました。これではやはり名前倒れなのかなと思うし、それが自主規制の限界なのかということを言わなければならないと思います。  あわせて、消費生活セン...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の5に消費者相談の実態をまとめた表をつけました。  今紹介があったように、十四年間弱で三百六十五件あったということなんですけれども、例えば左下の2というところで、今お話があった遺伝子検査キットの無断送付、百二十一件もあるんですね、三三%。海外からの遺伝子検...全文を見る
○高橋(千)委員 なので、そのガイドラインを遵守されているんだろうかということが問われると思うんですね、規制がないわけですから。  そこで、厚労省に伺いたいと思うんです。  今は、どちらかというと、生活習慣とか、いわゆる本人の肥満だとか、そういう体質にかかわる問題なんです。今...全文を見る
○高橋(千)委員 とても長かったんですけれども、DNAシークエンサーやあるいは検査キットなどが医薬品医療機器法にかかわる場合があるということをお答えになったと思うんです。ですから、こっちはビジネスで、こっちは医療で、関係ないよということでは、もうできなくなっているんだと思うんです...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。また続きをお願いいたします。
05月19日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今回の医療法案、実はたくさんの議題があるんですけれども、まだ議論になっていないものとして、助産院に、妊産婦等の異常に対応する病院等の名称等の説明を義務づけるということが新設されることになります。  これは、〇六年の医療法改正の...全文を見る
○高橋(千)委員 当時、嘱託医を見つけるということは大変であるという指摘が随分あったと思うんですね。それが実際どうだったかということで、私も知人の助産院に改めて聞いてみたんですけれども、本当にかなり厳しかったということなわけです。約束をしていても、あるいは、よく知っている産科医が...全文を見る
○高橋(千)委員 今、財政支援ということも含めてお答えがありました。やはり、形上の、お願いしますというだけではない、踏み込んだ提案をぜひ厚労省としてやっていただきたい、このように思うんです。  やはり、我々から見ると、地域での産科医不足というのは本当に深刻なわけですね。その中で...全文を見る
○高橋(千)委員 それは要するに、引き算をすればその残りの方は、三万何がしですかね、助産をしているというお答えだったと思いますね、四万八千人のうち。  これは、実は、助産師なんだけれども内科に勤務をしている、つまり、看護師の資格を必ず持っておりますので、そういうことを聞きました...全文を見る
○高橋(千)委員 さまざま各地の取り組みを見てみたんですけれども、やはり、産科医がいなくなった、だから助産師外来というだけでは、結局、分娩までたどり着かないわけですよね。ですから、お医者さんがいるうちに、やはりきちっと連携体制をとっておくということが本当に大事なんだろう。  二...全文を見る
○高橋(千)委員 今予算を要求しているのが二百四十市町村ということで、確実にふえているなと思いますが、まだもっとふえる必要があるなというのと、これは一市町村について一律二千五百万円なので、市町村の規模によってはかなり厳しいところもあるのかなと思いますし、二分の一補助でありますので...全文を見る
05月24日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず先に伺いたいのは、二〇一四年の六月施行で、一般用医薬品が全てネット販売が可能になりました。そのカテゴリーについては資料の一枚目に示しております。これによってどれだけの業者が参入し、またその特徴はどのようなものがあるのか、まず...全文を見る
○高橋(千)委員 もう少し中身のことを触れていただきたかったなと思うんですが、例えば、千八百三十五のサイトですけれども、店舗数は千二百五十六。そうすると、その差は、私がかつて質問したことなんですけれども、店舗を必ず持たなきゃいけないけれども、支店という形で、実体の店舗は一つだけれ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、言ったとおりだと思うんですね。複数のサイトに掲載をしているというのは、支店という表現を使っているわけですよね。実態は、店舗一つなんだけれども、楽天だったりヤフーだったり、さまざまなところに支店を持っている、そういう感じになっているということだったと思い...全文を見る
○高橋(千)委員 二千五百のサイトが削除されたという答弁でありました。やはり、一般用医薬品を扱う業者がルールを仮に守ってやったとしても、こうした紛れ込みがあるという中での今の体制が今指摘をされたと思うんですね。  それで、私は当時、この一般用医薬品のネット販売について、大型のオ...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、時間がないのに、どうして同じ答弁をするんですか。さっき二千五百サイトと局長が答弁したでしょうが。同じことを言わないで、聞いている趣旨がやはり違うと思うんですね。  やはり、違法サイトの紛れ込みをどうチェックするかということと同時に、正しい情報をどう伝える...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  残り時間が少なくなってしまいましたので、特定機能病院について一言質問したいと思うんですが、ちょっと通告と違うと思うかもしれませんが、難しいことを聞かないので、大臣にぜひ答えていただきたいと思うんですね。  特定機能病院のガバナンスの...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら、時間が来ましたので、終わります。
05月25日第193回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、五人の参考人の皆さん、ありがとうございました。  震災と原発事故後六年、また、それ以前からのさまざまな取り組みや思いがある中で、短い時間で皆さん言い足りないことがたくさんあったかと思われますし、私も、聞く側の方も時間が...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。大きな声で言うようにします。  でも、聞いたことに答えてくださっていたと思うんです。  要するに、やめろ、やめろというだけの運動であれば、とめられなかったらそれで終わっちゃうわけで、でも、そうはいかないんだと。だからこそ、何度も何度も何...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  それでは、中村参考人に伺いたいと思うんです。  三鉄の再開は本当に明るいニュースだったと思うし、そこまでの苦労や、また、きょうは一端を紹介していただきましたが、活用していただくためのさまざまなアイデアをやっているんだなということを受...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。そういう立場で頑張りたいと思います。  次に、熊坂参考人と松本参考人に同じ質問をしたいと思います。  熊坂参考人、よりそいホットラインの取り組み、年間二十五万件、大変な取り組みですし、また、実際に電話の量はその四十倍であるということであ...全文を見る
○高橋(千)委員 貴重な御意見、ありがとうございました。  私は、行政に対して、大臣などに対しても、ホットラインですとか協同センターのように、やはりそうやって接している人たち、そのことを聞いている人たちの声をちゃんと聞いて、それを生かすべきだということを主張してまいりましたので...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。ありがとうございました。
05月31日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  十九日の本委員会で、私、医療法の質疑ではありましたけれども、助産師と医師の連携について取り上げました。最後のところが、本当は問いだったんですけれども、言い切りになったので、きょうは続きからやってみたいなと思います。産後ケアに助産...全文を見る
○高橋(千)委員 例年以上に高くなっているということ、また、望まない妊娠が五四・五%、母子手帳の未発行が二九・五%ということで、極めて深刻な事態だと思います。まずそこから手当てをしていくということが非常に求められていると思うんですけれども、昨年六月の母子保健法改正で、虐待の予防及...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  それで、資料の一枚目を見ていただきたいと思うんですけれども、妊娠、出産、子育てと現行のサービス、支援ということで、下はこの間の母子保健と子育て支援の変遷ということの資料なんですが、この資料は大阪府立母子保健総合医療センター長の佐藤拓代...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  譲り合うことが結局、赤ちゃんが犠牲になるということになってはならないと思いますので、しっかりとお願いしたいと思います。  次に、司法の関与について伺います。  きょうかなりの意見が出ているわけですけれども、資料の二枚目に、これは裁...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど、ちょっと局長が言いたそうな顔をしていたので、そのことはまずフォローいたしました。  それと同時に、そのタイミングというのは一回ではないですよね、つまり、一時保護の延長の場合と、それから再統合の場合など。そういう意味で、つまり、何か、一回出したらもうそれ...全文を見る
○高橋(千)委員 それで、単に、児童相談所が保護者との対立関係にあるから、家裁が勧告書を出してお墨つきを与えるだけではないと思うんですね。それだと逆に対立を強めることにもなりかねない。  では、家裁による勧告書が出されても保護者が従わない、保護者指導に応えない場合はどうするのか...全文を見る
○高橋(千)委員 制裁的なことではないというふうに確認をさせていただきたいと思います。  きのうの参考人質疑の中でも、藤林参考人が、家裁の出番のことについて、これまでは、あらゆる手段を尽くしても奏功せず、最後の手段として親権の取り上げだけが残された段階で、親子分離の決定、そうい...全文を見る
○高橋(千)委員 貴重な紹介をしていただいたと思います。  私がこのことを取り上げようと思ったのは、司法心理学の視点ということで、家庭裁判所調査官による子の福祉に関する調査というレポートを読ませていただきました。これは、金沢家裁小松支部の主任家裁調査官小沢真嗣さんがまとめたもの...全文を見る
○高橋(千)委員 答弁としては、今後の任務のことを踏まえてということと、国会の議論を踏まえてということもおっしゃったと思うんですね。それは、前回の委員会でもそういうお答えをされていますし、きのうの参考人の陳述の中でも複数意見があったと思いますので、ぜひ前向きに御検討いただきたいと...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、できる規定であることには変わりないわけですよね。今、三つくらいの審議会が動いていると思います。また次の法改正を準備しているのかなと思いますが、やはりこれは、応答義務ということで、今通知している内容を法定すべきではないかというふうに指摘をしておきたいと思...全文を見る
○高橋(千)委員 本当に緊急避難の話かもしれませんが、定員をふやすというのは、今、多様な子供もいるんだからということで、なるべく部屋を分けようという議論をしている、環境づくりをしようと言っているときですから、なるべくそれは避けた方がいいのではないかと思いますし、手当を当然出して委...全文を見る
○高橋(千)委員 強化プラン、四年間で千百二十人ふやすと。先ほど来もこの強化プランの資料を配って議論されているわけですけれども、増員してきたことはわかっております。ただ、実際には、虐待の件数が何しろ十万件を超えたわけでありますから、一人当たりのケース数というのはやはり年々ふえてい...全文を見る
○高橋(千)委員 今、八%とお答えになりました。これはしかし、ある程度ばらつきはありますよね。当然、都市部ほど兼任が多いという指摘もありますし、ちょっと私が前に把握していた数字では、常勤率は六六・三%という程度の数字がありましたので、一定ふやしてきたのかなと思うけれども、まだまだ...全文を見る
○高橋(千)委員 問題意識は共有できているんだと思います。ぜひ、人材が引き継がれていくように、経験が継続されていくようにお願いをしたいと思います。  ちょっと定員があれかもしれませんが、続けますので、ぜひ、人の配置は大丈夫でしょうか、お願いいたします。  それで、二〇〇九年の...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、私は、三分の一ほどの認定が正しいのかどうか、それから一件というのが正しいのかどうかというのを大変疑問に思います。  まず、あってはならないとお答えくださった。当然であります。絶対にあってはならない。だけれども、やはり一時保護所の中は大変閉鎖的で、なかなか...全文を見る
○高橋(千)委員 あってはならないと言った以上は、やはり第三者評価は絶対避けては通れないと思いますので、ぜひ前向きに取り組んでいただきたいと思います。  今、社会的養育の在り方に関する検討会のお話がありました。その中で、問いが一つ残っていますので聞いておきたいと思うんですが、児...全文を見る
○高橋(千)委員 現場は本当に頑張っていますので、よろしくお願いします。終わります。
06月02日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、一般質疑ということで、化学物質過敏症について質問したいと思います。  厚生労働委員会で取り上げるのは初めてですけれども、二月二十二日の予算委員会第六分科会で、環境大臣、厚労省、内閣府などに質問をいたしました。そのとき...全文を見る
○高橋(千)委員 名誉のために申し上げますが、大臣、今、御満足いただけなかったようだとおっしゃいました。  無理を言って馬場政務官に出席をしていただいたんですけれども、そのときに、私が質問したのは、精神疾患扱いをされて投薬されている、これが、必ずしも薬が合っていない場合も多いし...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の最後のページを見ていただきたいと思うんですね。これは茨城県のホームページなんですけれども、茨城県化学物質過敏症対策連絡会事務局が担当課の一覧を載せています。  県のホームページというのは全部の県にあるわけではなくて極めて限られているんですけれども、これを...全文を見る
○高橋(千)委員 少し前向きに、ありがとうございます。  四月の末に、国立病院機構盛岡病院の化学物質過敏症・環境アレルギー外来、こういうふうに表示しています、訪問をしました。専門医の水城まさみ先生、本業は呼吸器内科でありまして、診察も病棟対応も、つまり、こればかりやっているわけ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、一年分しかお話ししてくれなかったわけですね。  三年間の数字をいただいていますが、二〇一三年から見て、二百十八件、翌年が二百二十八件、そして二〇一五年が百九十二件ということで、コンスタントに二百件前後の労災があるということ、化学物質の病名ではなく、暴露によ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、的確に行って、その知見を、やはり、全体の治療方法を見つける、あるいは診断を確立していくという点に生かすべきだ、同じ厚生労働行政ですからということを提案しています。これは通告していませんでしたので、大臣にもぜひ聞いていただいて、生かしていただきたいと思い...全文を見る
○高橋(千)委員 予定していないという断定的な答弁は極めて残念だと思います。ぜひやっていただきたいと思うんですね。  実態がわかっていないのに、個別に対応してくださいと。どうしているかがよくわからないわけですよね。病院でさえも、うちは専門外だといってスルーされる状態なのに、学校...全文を見る
○高橋(千)委員 今、教科書によらないとおっしゃいましたね。だったら、天日干しの教科書を必要とする子供がどのくらいいるのかわかっているんですか。
○高橋(千)委員 結局、ないということじゃないですか。  私は、全部わかってないんだから、そもそも化学物質過敏症というのをまだ厚労省があの程度の答弁しかしないわけですから、文科省に全部、医者じゃないのに答えろと言っているわけじゃありません。だけれども、保護者が訴えていることに対...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、資料の七枚目を見ていただきたいと思うんです。これは、アレルギー疾患のある生徒個人について、何にアレルギーがあるのか、学校生活上の留意点、緊急連絡先、医療機関などをカード化した学校生活管理指導表というものであります。先ほど来お話ししているように、個々の生徒...全文を見る
○高橋(千)委員 保健調査票という形で、こんなことを訴えているとか、こういうことを気をつけるという形でやるだけでもかなり違いがあるのではないかと思いますので、ぜひお願いをしたいと思います。  それで、改めて伺いたいんですけれども、先ほど私が読んだところ、資料の四に戻るんですけれ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  やはり、これは厚労省の姿勢も問われていると思いますので、ぜひ一緒に、いわゆるを取っていくことでお願いしたいなと思うんですね。  やはり、背景に何があるかなと思ったときに、この文科省の参考資料は平成二十四年の一月に出されているんですけ...全文を見る
○高橋(千)委員 でも、それだったら、資料も何もないはずないんですよね。  私は、ずっとこの病気に苦しんできた方が一番事情を知っているだろうと思って、聞いてみたら、ありました。シックハウス症候群に関する調査研究協力者会議、平成十四年八月五日に第一回がやられています。  その中...全文を見る
○高橋(千)委員 まさかそこで、正直驚きましたけれども。  時間がなくなってまいりまして、用意した質問がちょっとやり切れない状態なわけなんです。  それで、ぜひ紹介しておきたいなと思っています。このいわゆるがなぜ取れないかといったときに、やはり、九七年に診断基準ができたはずな...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  やはり、お医者さんが、仮に専門医じゃない、わからないにしても、まずその悩みを聞く、どういう状況なのかを看護の段階で聞いていくということが大事なんだという指摘があったんだと思います。ぜひそうしていただきたい。それだけでも気持ちが相当和ら...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いします。  いろいろ述べてきましたが、大臣、最初におっしゃってくださったように、まずは総合的な窓口ということで、厚労省がリーダーシップを果たしていただきたいと思います。  終わります。
06月07日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、旅館業法の質疑であります。さきの国土交通委員会で通過をしました民泊新法と大いに関係があるので、両方聞いていきたい、このように思います。  それで、まず、先ほども少し出ていたんですけれども、民泊新法の中には、第二条第三...全文を見る
○高橋(千)委員 ならないものは適用を受ける、このならないものの範囲が広いということが議論をされてきたなと思うんですね。  それで、民泊サービスの制度設計のあり方に関する検討会、これは中間整理が昨年三月十五日に出されておりますけれども、そこでこのように書かれております。本来必要...全文を見る
○高橋(千)委員 ということは、早急にというのは、言ってみればつなぎ、もともと新法が目的であって、それができるまでの間であったということですか。確認します。
○高橋(千)委員 私は、簡易宿所の緩和自体は歓迎はしていないんです。例えば、北島部長は一番よく御存じだと思いますが、三・三平米といったら、保育所や学童保育の基準ですから、子供と同じ基準で、大人がそれでいいんだという基準というのは到底受け入れられないわけなんですね。だけれども、やは...全文を見る
○高橋(千)委員 ここを突っ込んでいると先へ進まないので、一言言い切りにしますけれども、時代に合わなくなったから、旅館は和式のもので、ホテルは洋式のものでという、これは本当に私もそう思います。それは全くそのとおりだと思います。でも、書いているのは、「民泊に対する規制の内容・程度と...全文を見る
○高橋(千)委員 今、多分、お答えの趣旨は、ここにある、二十五年度から二十七年度の調査、旅館業法上の営業許可を受けていなかった事案に対する調査、それと同じようなことをやっているんだけれども、今取りまとめ中だということだと思うんです。  先ほども指摘があったように、無許可営業の把...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと今の数字はおかしいと思うんですよ。私が出した資料に基づいて計算をしていただきたいと思うんですね。  これは旅館だけを指しているわけじゃありませんので、極端に減るわけないんですよね。二十七年度でいうと、五十七万八千七十施設があって、十七万千九百三十三の監...全文を見る
○高橋(千)委員 そうなんです。きのうずっと、資料を出してくださいとお願いしていたんですが、出てこなくて。  でも、これは、下に書いてあるように、平成二十三年度の全国健康関係主管課長会議で出された資料ですので、同じ理屈でやれば出るはずなんですね。  私が今紹介した〇・二九とい...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、あえて小規模にして分散させたりとかして、必要な設備をやらない。だから、それが違法だと言っているんじゃないですよ。でも、なるべくは必要な安全対策をする方向に向かっていくべきなのではないかという意見をしています。いかがですか。
○高橋(千)委員 続けて伺いますが、マンションの管理組合などの、管理組合自体が必置ではないですけれども、やはり規約などで民泊を受け入れたくない、あるいは独自のこれこれという条件をつけるということが考えられるけれども、いかがかということ。  あわせて、地方自治体が、例えば、この地...全文を見る
○高橋(千)委員 今、例え話で言った景観の方はだめだという答弁でありましたけれども、ただ、騒音だとかいろいろなトラブルもありますので、地域の実情に応じては構わないというお答えだったかと思います。  これは規制改革実施計画の中にも、住宅として、住居専用地域でも民泊実施可能とするの...全文を見る
○高橋(千)委員 これだけしゃべっていると何分でも切りがないんですが、今の話も、遠隔操作でやるんだということで、実際に約束した人数がそのとおりだったろうかと。  要するに、一般のマンションに入っていくわけですからね、必ずしもそれが正しくなるかどうかという不安もありますし、また、...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣にぜひ伺いたいんですが、五月三十日の国交委員会の参考人質疑で、「民泊サービス」のあり方に関する検討会の座長代理だった三浦弁護士が、三年後の見直しがあるということで、こういうふうに述べているんですね。最終的には、チェックイン手続の代行業務、あるいはリネンサービ...全文を見る
○高橋(千)委員 規制緩和が進んで、競争していけばそうなるんですね。  昨年四月の検討会で、一般社団法人民泊協会からヒアリングをしています。そのときにこう言っているんですよ。旅館業界との共存共栄が必要だ、リネン交換、清掃、鍵受け渡し、手荷物預かり、帳場、これらはホテルや旅館の余...全文を見る
09月20日第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第30号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  厚生労働大臣としての加藤大臣には初めて質問いたします。しかし、まだ大臣の所信を聞いておりません。閉会中審査をきょう開くことは我々野党が求めたことではありますが、合意がされた後に解散・総選挙のことが取り沙汰をされているわけです。で...全文を見る
○高橋(千)委員 憲法五十三条に基づく臨時国会の開催要求を三カ月間放置したわけですよね。ようやく開いたら、総理が言いたいことを言うだけで解散だと。これはもう憲法違反と言わざるを得ないと思うんですね。私は、先ほど来大臣は、これには言及できないという答弁をされていましたけれども、総理...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、先ほど来議論されているように、これではわからないわけですよ、きっかけが。  二つ伺いますが、個別に対応してきたとおっしゃっていました。個別に対応で間に合っていたんでしょうか。つまり、それはたまたまわかった場合、本人が申し出た場合。では、そうじゃなければ...全文を見る
○高橋(千)委員 二百例の中身を言ってください、結果を。
○高橋(千)委員 きのう、ようやっと数字をもらったんです、今答弁いただいた数字を。国家公務員共済八十件中三十二件、これは四〇%ですよね。大変な数字じゃありませんか。二百件を、全部足しますと三割弱になるわけなんです。  先ほど、失礼ですが、橋本委員が出された資料の中で一・七%とい...全文を見る
○高橋(千)委員 今回報告されているのは、先ほど八百三十二件云々という議論がされましたけれども、年金機構になってからの随時相談の件数なんです。ですから、では社保庁時代はどうでしたかと聞いたら、正確な数字はわからないという答弁でありました。ただ、この時代も、いわゆる消えた年金問題が...全文を見る
○高橋(千)委員 今大臣が、どうして思いが寄らなかったのかなとおっしゃいました。その視点が、当時の平成十五年の事案に対しての社保庁のまとめの中に明確に書かれているわけなんですね。  具体的には、振替加算などを行うために必要とされる情報が記された届け出の進達漏れ、または必要な情報...全文を見る
○高橋(千)委員 ここで大臣に伺います。  はっきり言って、今の答弁は、本当にシステム的な問題だという議論でしかないんですよ。でも、だったら、今のような大きな問題は起きていないと思います、改善が始まってからですからね。  やはり当時の報告書にも、煩雑で大幅な制度改正による事務...全文を見る
○高橋(千)委員 確かに、制度の複雑化をまずお認めになりました。その上で、すぐにシンプルにというのは簡単にはできないことであります。それを補うのが人であるということなんですけれども。  資料の二を見ていただきたいんですね。「新たに年金を受けとれる方が増えます。年金額を増やすこと...全文を見る
○高橋(千)委員 しっかりやっているの一言ではちょっと、泣きたくなりますよね、現場の対応は。  私は、実は、今回の支給漏れも、十年間で資格を得るということによって空期間だとか主婦年金の期間だとかさまざま調べなきゃいけないので、その中で実は多く出てきたんじゃないかな、こういうふう...全文を見る
○高橋(千)委員 それが、一年限りの契約をもう一度やってくれと、仕事がもう、消えた年金、一定めどがつくと思っていたら、まだこうした問題が出てきたということでの本当に不安定雇用が続いて、要するに、期間雇用ですよ、それが一旦切られて、また復職をしているみたいな状態になっているんです。...全文を見る
○高橋(千)委員 かなり一般論の答弁でありましたが、ぜひ、現場に足を運んで、どれだけ混乱しているのか、通常の相談の倍以上の方がいらしているということで混乱をしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  残りの時間で、ぜひ聞きたいことがございます。  高齢社会対策の基本...全文を見る
○高橋(千)委員 七十五歳までが望ましいという意見が出たと。でも、その議論の背景は就業促進ということで、今の、働く時間を一定制限をしている、そういう現場の高齢者の起業などを担当している方が有識者として参加をして、そういう意見が出ているということだったと思うんですね。ですから、年金...全文を見る
○高橋(千)委員 私は議事録を読みましたので、今の答弁はちょっとどうかなと思うんです。  高齢者そのものを生かすのではなくて高齢者の資産を生かすという話ですから、結局、高齢者が圧倒的に資産を持っている、日本の金融資産の六五・六%は高齢者である、だから、それを単なる預貯金ではなく...全文を見る
○高橋(千)委員 最後に含みのある答弁がちょっとございましたので、人生百年、ちょっと気になりますが、少しでも軸がずれますと、本当に事情があって早くもらっている人がふえて、減額される人がふえるわけですから、これは本当に私はあってはならないと思っております。  続きをぜひ、機会をい...全文を見る
11月24日第195回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  時間がもったいないので、早速質問いたします。  二〇一三年四月施行の改正労働契約法は、同一の使用者との間で締結された二つ以上の有期労働契約の契約期間が通算五年を超える労働者が申し込みをした場合、使用者が承諾したものとみなす、い...全文を見る
○高橋(千)委員 脱法という言葉を使われました。調査を今されているということでよろしいですか。
○高橋(千)委員 調査を踏まえて、今おっしゃったように、脱法である、その立場を明確にした指導をしていただきたいと思うんです。  JILPT、労働政策研究・研修機構の調査では、フルタイム契約労働者について、申し込みがなされた時点で無期に切りかえる、あるいは五年を待たずに無期にする...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の二枚目に厚労省のホームページをつけておきましたが、「無期転換ルールで実現する 雇止めの不安がない生活!」となかなか力を入れておりまして、かわいらしいイラストで、「平成三十年四月まであと百三十日」とカウントダウンをしております。これをプリントアウトしたのが二...全文を見る
○高橋(千)委員 三月の質問のときにも、私、組合は知らなかったと言っていると指摘をしました。そのときに、個々に司法が判断するというふうな答弁をされたと思うんですけれども、改めて確認したいのは、これは一般論でいいんです。組合が知らないけれども、もうこれは変更されていましたよとなった...全文を見る
○高橋(千)委員 今、精いっぱいのお答えだったかと思っております。そういうことだと思うんですね。遵守をしていただかなければならないということですから、個々に見ていただきたい。私は遵守していないと思います。  そこで、資料の三枚目を見ていただきたいんですが、宮城労働局も大変頑張っ...全文を見る
○高橋(千)委員 あのときに資料は公表していただくというお約束をいただいたので、いただいた資料を見ますと、上限を設けない、つまり、無期転換になると思うんですが、六法人あったと思うんですね。  そのときは、ずっと見ていきますと、秋田大学、浜松医科大学、愛知教育大学、京都教育大学、...全文を見る
○高橋(千)委員 もう一度局長に伺うんですけれども、この調査に対して、東北大学は、契約更新に通算五年の上限を設けるが、別途の無期転換制度が既にあると答えているんです。大変驚きました。  別途の無期転換制度、つまり、対等だということですよね、今の無期転換ルールと。では、何かという...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、労働契約法に基づく無期転換制度は一切使わない、限定正社員を、かわりの別途の制度があると言っていることは、それは正しくないですよね。それで採用される人がいたとしても、それで無期転換を補ったとか、あるいはかわりになったということにはなりませんよねということ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、やらないと言っているんです。一切対象はない、やらないと言っています。  前はやっていました。やるつもりだったけれども、今やめている、やらない。そのかわり、今言っているように、別途の制度があるといって限定正社員にすると言っているんだから、それは違うでし...全文を見る
○高橋(千)委員 そういうことなんです。別途のものなんです。だから、それで採用される人が一部にあったとしても、無期転換を設けたからいいんだ、かわりになったということではない。そのことだけを確認させていただきました。  実際に申し込んだけれども、採用枠がないからと言われて、上司か...全文を見る
○高橋(千)委員 そうおっしゃると思っているわけですが、続けて聞きたいと思います。  石綿肺については五〇年代、肺がんや中皮腫などは七〇年代に、石綿との因果関係があると医学的知見は確立されておりました。一九七二年にILOあるいはWHOが石綿による発がん性を指摘したにもかかわらず...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、同水準で推移していくのではないかという認識が示されたと思います。  昨年度の石綿関連労災の統計で見ますと、五五・五%が建設業なんですね。輸入石綿の大部分が建材に使用されたために、建設業従事者が最大の石綿被害者とも言えるのではないか。  ただ、一人親方が...全文を見る
○高橋(千)委員 これで終わりますが、原告らの交渉の場で、今回の責任が問われたメーカーの皆さんは、国が言ってくれれば自分たちも考えるということを言っておりますので、ぜひ前向きに取り組んでいただきたい、このことを強く求めて終わりたいと思います。  ありがとうございました。   ...全文を見る
12月01日第195回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、先ほど山井委員が取り上げました障害者通所施設の食費負担の問題については、また、初鹿委員も先ほど取り上げました、私からも、絶対やってはいけないと思います。きょうは法案質疑ですのでその時間がございませんけれども、改めてこの国...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の二枚目に今の、まあ、規約の中に定めがないというのは、それは簡単なわけですよ、規約の写しを出せば、ないねと見ればわかる。問題は、その次のところですよね。下のところに、第四条のヲのところにアンダーラインを引いていますけれども、「管理組合に届出住宅において住宅宿...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、私は逆にすべきだと思うんです。ある旨を出させる、認めます、あるいは禁止しますと。ないことを証明するというのは、それは難しい、悪魔の証明だと誰かが委員会で言いましたけれども、それと同じことを今やろうとしているんですよ。そうでしょう。  さっき初鹿委員の...全文を見る
○高橋(千)委員 一問目だけで時間がなくなるとあれですが、管理組合が、問い合わせを行うくらいのところまで至っていないかもしれないんですよ。よくわかっていない、わかっていないけれども禁止されていないということで話が進むということは絶対ないように、そのことを重ねて指摘したいと思うんで...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、その生活環境の悪化ということは、自治体によって非常に広い意味だと思うんですね。やはり、六月のときにも言いましたけれども、子供たちがとても多い地域なんだ、そこで夜中にガラガラというのは嫌なんだ、そういうふうないろいろな議論があって自治体が設けることがある...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、口出しをするわけではないということでよろしいんですね。
○高橋(千)委員 その適切な対応というところに非常にひっかかるわけなんですね。  やはり、先ほどの御答弁の中で、事業者の健全な経済活動に支障がないようにとおっしゃいました。経済活動なんだと言っていったら、もうそれは民泊という世界ではないと思うんですよね。だからこそ旅館業法の世界...全文を見る
○高橋(千)委員 今、二十四時間営業とおっしゃいましたよね。ホテルのほかに何か、例えばコンビニとかも、そういうものも想定されているということですか。
○高橋(千)委員 いやいや、とてもとても現実的じゃない、住民の不安には応えられないというふうに思います。前回の議論の中で、だから、ホテルの業者にそういう代行業をやらせればいいんじゃないかという話までも出てきているじゃないかという指摘をしました。何か本当に本末転倒な議論ではないか、...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、どこかと聞いているんですよ。マンションの場合、ポストに張るくらいでもしなければわからないじゃないですか。でも、その建物の全部じゃないのに玄関のところに張っていたら絶対おかしいし、お部屋に張っているんだったらわからないでしょう。  これは資料の一枚目に...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、どこに張るかと聞いているじゃないですか。
○高橋(千)委員 だったら、マンションは絶対ポストじゃなければ、目の前の集合ポストでなければ見やすいとは言えないと思います、最低でも。でも、きっと隣の人も嫌がりますよね。そういうことをちゃんと考えなければいけないと思うんです。  そこで、大臣に伺いたいと思うんです。  結局、...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら、時間が来ました。前回も指摘をしたんですが、衛生監視員は、微増とはいえ、六千三百一名で、その専従者はたった二百九十四名なんですよ。そして、見るのは、旅館や違法民泊だけではなくて、クリーニングとか理美容とか、五十七万以上の施設があるわけなんですね。思い切...全文を見る
12月06日第195回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは私からも食事提供体制加算について、まずは質問させていただきます。  十一月二十七日、第十五回障害福祉サービス等報酬改定検討チームの会合に、同加算の打ち切りが提案されました。関係者の驚きと怒りの声、ファクスが殺到している...全文を見る
○高橋(千)委員 十年間改定してこなかったのは、実態等を踏まえとお話がありました。この経過措置の中にも、団体からの要望等を踏まえというふうに書いているわけですよね。私は、そのことは変わっていないと思うんです、変わっていない。要望も、先ほど山井委員が紹介をされたように、ほとんどの団...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣に伺います。  今、配慮ということがまず確認ができたと思うんですが、このような声がありました。二十七年間かかって、無認可施設から認可施設となって十三年、障害のある利用者のみんなで温かい食事を一緒に食べたいという願いが認可施設になってようやく実現できたのに、...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど大臣、山井委員に対して、障害基礎年金の山井委員が示した資料を使って、年金の問題とかいろいろありますよねとおっしゃいました。この加算の問題で、やはり所得の保障が変わっていないのにという声も、あわせてあるわけなんですね。  これは二〇〇六年の、郵政解散を経て...全文を見る
○高橋(千)委員 今の大臣が幾つか提案されたものは、例えば支援給付金ですとかは、当初与党が言っていた水準には遠く及ばないわけですし、増税と引きかえに出されるものでありますから、社会保障との整合性といいながら、結局負担増をして、同じパイの中でやはり財源を動かしているだけの議論にしか...全文を見る
○高橋(千)委員 憲法のもとで保障されている、私は、あえてこれを書いたのはすばらしいことだと思うんです。だけれども、書いただけで、理念を持っているから、実際がどうなっているかということにはならないわけですよね。だからこそ、これが本当に生きる施策が必要だと思うわけですが、第二十八条...全文を見る
○高橋(千)委員 ここは言い切りにしたいと思います。  せっかく権利条約を批准して、基本法にも理念を書いて、だけれども、実際に障害者が社会参加に踏み出したと思ったら、工賃よりも食費の負担の方が高くて通えなくなった、親も仕事を続けられなくなった、こういう事態をやはりつくってはいけ...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、つかんでいないのに、長々と前段で説明しないでください、時間がないんですから。  難病患者の中には、薬を使うことで見かけ上は症状が抑えられ、健常な方と同様に働き、生活している方たちがいます。やはり大事なのは、早期発見により悪化を防ぎ、疾患特有の治療を無理な...全文を見る
○高橋(千)委員 やめるべきでないと思うがどうかに対しては、そのお答えは、そうではないという趣旨だったと思うんですね。  重ねて伺いますが、JPAの要望もあって、医療費助成の対象から外れたものの、指定難病であることの証明を発行して、障害福祉サービスにつなげたい趣旨の通知を出した...全文を見る
○高橋(千)委員 前の人も新規の人もとおっしゃいました。これは徹底していただきたいと思うんです。もう諦めている人がいるわけですから、まだ間に合うんだということを重ねて指摘したいと思うんですね。  それから、診断書料についても、一定、団体からも要望も出ておりますし、何とか検討して...全文を見る
○高橋(千)委員 御理解じゃなくて、検討してほしいと言っているわけですよね。  これはやはり現場の声を聞いて、少なくともそれで諦めることがあってはならないわけですから、そのことはぜひ発信をしていただきたいんです。今負担しても次につながるということと、そして、そのことによって、ま...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ、たらい回しされたり傷つくことがないように、ネットワークでしっかり支えていただきたいと思います。  終わります。