高橋千鶴子

たかはしちづこ

比例代表(東北)選出
日本共産党
当選回数7回

高橋千鶴子の2018年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第196回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本題に入る前に、本日八時四十分ごろ、青森県三沢市にある米軍三沢基地を離陸した直後の米空軍三五戦闘航空団所属F16戦闘機のエンジン部分から出火し、燃料タンク二本を上空から東北町小川原湖に投棄いたしました。きょうは、約百人がシジミ漁...全文を見る
○高橋(千)委員 再発防止の言葉だけでは絶対にだめであります。  私たちは、もう何十年もF16撤去を求めてきました。だけれども、それだけではなくて、やはり一つ一つの事象、墜落なりトラブルなりが起こるたびに、それに厳しく対峙することがそのためのプロセスだと思ってきたからです。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 では次に、総理に伺います。  今、変えないと答弁がございました。第一条の二項には「この法律で定める労働条件の基準は最低のものであるから、労働関係の当事者は、この基準を理由として労働条件を低下させてはならないことはもとより、その向上を図るように努めなければならな...全文を見る
○高橋(千)委員 総理からも、この第一条の趣旨は変わらないんだと答弁がありました。七十年ぶりの大改革であるけれども、ここは変えないんだと。なのに、どうして、今出されている法案は全く真逆じゃないか、こう言わなければならないと思います。  罰則つきの上限規制が必要だと、私たちはずっ...全文を見る
○高橋(千)委員 いろいろな意見があったけれども、おおむね妥当と言われたから続けるんだというお話でありました。  私は、やはり今回の問題が起こった根っこには、野党が指摘したことが当たっているからだと思うんですね。だから、こういうふうに避けようとするんです。これは、やはり裁量労働...全文を見る
○高橋(千)委員 こういうことがあり得るということをお認めになっているからこそ、今、指導するとおっしゃったんだと思います。指導も何もしないとなったら、これは大変なことですけれどもね。  東京労働局は、年末に、裁量労働制を社員に違法に適用して残業代の一部を支払わなかったとして、不...全文を見る
○高橋(千)委員 メリットを感じている人がいる、このことを否定するわけではないんです。私自身が厚労委員会でも取り上げたことがございますし、実際にJILPT、労働政策研究・研修機構の調査でも、満足しているという人がいるわけなんですね。  ただ、仕事に熱中し過ぎて時間を忘れていると...全文を見る
○高橋(千)委員 今大臣が、プロジェクトマネジャー、私が取り上げた方の話ですけれども、そういう働き方はわからないとおっしゃいました。わからないとおっしゃったんですよね。だから、現場でそういうことが起きていると言っているのに、わからないと言っちゃって、広げていいんですか。そういうこ...全文を見る
○高橋(千)委員 これは改めて実態調査を行っていただきたいと、強く求めていきたいと思います。  資料の次のパネルを見ていただきたいと思うんですが、裁量労働だけではなくて、今回総理が、初めて罰則つき上限規制を書くんだと強調していますが、それすら適用にならない、対象とならない人たち...全文を見る
○高橋(千)委員 救急車が来れば断れないからという、今に始まったことではないんです。応招義務の問題を引き合いに出して、これまでずっとその問題があったのに、働き方改革のついでに医師を今外そうというのは許せません。命を救う医師が自分の命を犠牲にしてもよいと、誰が決めたのですか。医師の...全文を見る
○高橋(千)委員 検討しているのは知っています。だけれども、それがやはり本筋に触れていないと思うんですね。しかも、五年間猶予ですから、施行されてから五年間ですから、足し算すると七年かかるんですよ。七年この状態が放置される、それをそのままでいいのかということを指摘しています。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら時間が来ました。人たるに値する労働条件、改めてこのことを求めて、引き続き訴えていきたいと思います。  終わります。
02月22日第196回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうはシンプルに、時間外労働の上限規制について質問いたします。  まず、おさらいになりますが、労基法第三十二条は、一日の労働時間を八時間以内、一週四十時間を超えてはならないとしています。時間外労働は本来臨時的なものとして必要...全文を見る
○高橋(千)委員 三六協定を出せば毎日働いてもいいという意味ではないのだということをおっしゃいました。この必要最小限というものをやはりもっともっと厳密にしていかなければならない、そういうことを今考えているわけなんです。  それで、どうして今回の時間外労働の上限は月から始まってい...全文を見る
○高橋(千)委員 ぎりぎりの合意という表現をされましたけれども、結局、使用者の側に、そこまで一週間刻みでやられるとやはり自由にやれないんだ、そういう思いに応えてしまったところに、本当に過労死をなくすなんて気持ちがないんだということを指摘しなくちゃいけないと思うんです。  配付資...全文を見る
○高橋(千)委員 その天井が、厚労省がこれまで過労死ラインだと認めていた連続八十時間、繁忙期は一月で百時間、それを上限にしてしまえば、このぎりぎりまで働かせたって違法ではないとなっちゃうじゃないですか。法廷で争ったらそうなっちゃうでしょう。幾ら通達を出しても、ガイドラインを出して...全文を見る
○高橋(千)委員 現行法でも同じって、そこを開き直っちゃだめですよね。  書いちゃうんですからね。そうすると、書いちゃう方が重みが出ちゃうわけなんですよ。厳しいものを書くのならわかるんです。そうじゃなくて、今までは、過労死ラインというのは法律には書いていなかった。認定基準の中で...全文を見る
○高橋(千)委員 それ以外の要因もしっかりと書き込むべきなんです。そうでなくて、これだけが書き込まれて、あとはいろいろな指導の中でですよと言うから、これは争いになりますよということを指摘しています。これは外すべきだということを重ねて指摘します。  亡くなった渡辺航太さんは、私の...全文を見る
○高橋(千)委員 働き方改革を総理が最初に言い出したころに、やはり産業界が一番おっしゃったことは、それ自体には賛成だ、上限規制をつくることも賛成だ、では、どう適用除外を決めていくか、それが鍵だということを口々におっしゃったんですね。それが、一昨日私が質問したように、適用除外の業種...全文を見る
02月26日第196回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○高橋(千)分科員 おはようございます。日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、青森県六ケ所村で建設工事中の再処理工場、核燃サイクル問題について質問したいと思います。  朝早くから、原子力規制委員会の更田委員長にもおいでをいただいております。ありがとうございます。  それ...全文を見る
○高橋(千)分科員 本来はみずから米軍が行うべきものであるということが、改めて確認がされたと思います。  地元によりますと、確かに知事が災害派遣要請をしているんですけれども、米側の方の体制がないということ、そのことを鑑みて要請をされたというふうに私も聞いておりますので、そのこと...全文を見る
○高橋(千)分科員 適切な中身を、もう少し踏み込んで、実態に合わせて対応していただきたいと思うんです。本来ならば、この補償だって、米軍がやったことなのになという強い思いがあります。タンクの回収や油の除去も自衛隊に任せ、地位協定によって補償も日本政府が一部肩がわりする、極めて不公平...全文を見る
○高橋(千)分科員 飛行再開については一言もありませんでしたが。
○高橋(千)分科員 今おっしゃりたいのは、今回の事故は、その事故を起こした当該機だけのものだから、あとは問題ないんだ、そうおっしゃっているのと同じことだと思うんですね。小野寺大臣も、米軍からそういう説明を受けて、県に対してもそうやって説明をしたと報道がされてありました。それで済ま...全文を見る
○高橋(千)分科員 今、あっさり終わってしまったんですけれども、要するに、核燃施設の上は飛ばないことになっている、それが前提で組み立てられているわけですよね。  私は、今もるる話をしてきたとおりに、やはり基地の強化が進んでいること、また事故が続いていること、そういうことをちゃん...全文を見る
○高橋(千)分科員 昨年の十月十一日、日本原燃の再処理工場の保安規定違反が認定をされて、同日の原子力規制委員会で新規制基準審査を中断することが決まりました。今お話があったとおりです。非常用電源建屋への雨水流入を発端とし、原因となった配管ピットを、実は二〇〇三年以来十四年間、一度も...全文を見る
○高橋(千)分科員 発端はこの雨水の問題、水没という事態がちょっと正直本当に驚いたわけなんですけれども、しかし、それがやはり長期にわたって見過ごされてきたものであること、しかもそれだけではなかったということをもって、やはり、企業の資質というんでしょうか、これだけの大規模な化学プラ...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございます。  新規制基準以前の、それ以前の問題だという御指摘があったかなと思います。  日本原燃が審査再開に向けて約六十万件の総点検を行うとの報道がされて、その途方もない数字に大変驚きました。  昨年十月十一日の規制庁の、保安規定違反と今後の...全文を見る
○高橋(千)分科員 まだ、いつ把握するかがわからないということでありましたから、そこから保守管理計画が見直されて、実際に動いていくわけですから、かなりの時間がかかるのかなと思います。  それで、もう一度更田委員長に伺いたいと思うんですが、例えば、昨年三月二十五日の日経新聞には、...全文を見る
○高橋(千)分科員 ありがとうございます。確認いたしました。  そこで、世耕大臣に、今までの話を聞いていただいたと思いますけれども、大臣は今の事態を、当然承知していると思うんですが、どのように認識されているのかということなんです。  昨年九月に、大臣は再処理工場を視察されてお...全文を見る
○高橋(千)分科員 安全確保を最優先と言うだけでは、言葉だけでは到底担保できない問題だと思います。  ことし一月七日に、新聞各紙が一斉に、関電が使用済み燃料の受入先として、むつ市の中間貯蔵センターを検討していると報道されました。  私は、この問題は、関電が再稼働を進めれば、当...全文を見る
○高橋(千)分科員 また次の機会をいただきたいと思います。  終わります。
03月23日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほど来、きょうはいろいろな話題がありますけれども、その中で重なるところがあるんですが、どうしても私自身がこれを取り上げなければと思っています。  二月二十日の予算委員会で私が、昨年十二月二十五日、野村不動産に対する特別指導を...全文を見る
○高橋(千)委員 その答弁、何度もさっきから聞いていたわけですけれども、個人名を出せとか、そんなことを誰も聞いていないわけなんです。  過労死事案があったということを、しかも、野村不動産という名前を出して質問し、野村不動産と名前を出して答弁しているわけですよね。しかも、しっかり...全文を見る
○高橋(千)委員 二〇一六年の十月の予算委員会で、これは私、電通の高橋まつりさんの過労自殺を取り上げたんですね。そのときに、塩崎大臣が、社長を呼んで指導したと、異例の答弁をしました。これは本当にちょっとびっくりしたわけですけれども、特別指導というのは、このときと今の野村不動産の二...全文を見る
○高橋(千)委員 それは、後でそういう呼び方をしたということなんですね。  昨日の野党の合同ヒアリングの中で、昨年の裁量労働制による監督指導ということがありまして、是正勧告又は指導を行った事業場数は二百七十二。そのうち、指導事業場数というのは二百三十二。内訳があって、対象業務が...全文を見る
○高橋(千)委員 極めて残念だと思いますね、この答弁は。  一昨年の十二月二十六日に、電通の事案があって、過労死ゼロ緊急対策を政府が発表したわけなんです。これが、資料の二枚目につけておきましたけれども、フローがあるわけですよね。いろいろあるんだけれども、今回の事案は、このフロー...全文を見る
○高橋(千)委員 もうゼロ対策なんてとても言えるものではないと、重ねてこの問題は何回でも指摘をさせていただきますので、見直しをしていただきたい。大臣も、やはり二人死んでからということをしっかり胸に引き取って考えていただきたい、このように思います。  それで、裁量労働制を削除して...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の四枚目を見てください。これは産経新聞の二〇一五年の七月十二日です。「ホワイトカラーエグゼンプションの対象者」と、懐かしい名前が出てきたかもしれませんが、ちゃんとここに囲みで、高プロのことを今はホワイトカラーエグゼンプションと呼んでいるんだという解説をしてお...全文を見る
○高橋(千)委員 それは最初から織り込み済みで聞いているじゃないですか。年収が高いということが長時間労働にならないことの歯どめにはならないということ、裁量労働制だといっても過労死がないとは言えないということ、そういう実態が一定程度指摘をされて調査をしているんですよ。  今回は裁...全文を見る
○高橋(千)委員 何一つ根拠のある答弁がなかったと思います。高プロを、そもそも年収要件を設けることの根拠すらやらない。だって、どういう人かもわからない、現実にいないから実態はわからない、それで法律をつくれるわけはないんです。立法事実がないと重ねて指摘をして、あの調査を踏まえて本当...全文を見る
○高橋(千)委員 正直、遅いと言わなければいけないんですけれども、ただ、副大臣のところに行ってから、無理かなと思っていた理研が、雇いどめを無期転換にするとか、そういう変化が起こっていますので、最後まで諦めたくないと思っております。  次に、文科省に伺いますが、昨年も質問しました...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今お答えいただいたものを資料の最後につけてあります。九十の国立大学法人の内訳でございます。  それで、実は私、東北大学の問題を何度も取り上げているわけなんですが、昨日の河北新報に、無期転換ルール東北大のみ実施せずという大きな見出しが...全文を見る
○高橋(千)委員 随分事務的な答弁でございますね。  そうはいっても、人事をやっているのは文科省の天下りの理事でございます。その方が、結局、財政がないからと言っているんですよ。だけれども、無期転換することによって財政がなくなるということは、運営費交付金を持っている文科省として、...全文を見る
○高橋(千)委員 時間になりましたので、一言、しゃべるだけです。  実は、大臣、聞いていただきたい。そこまでして無期転換を避けたい理由に、交渉の場で大学側が何度も言っていること、それは、働き方改革だと言っているんです。それはどういうことかというと、無期転換しても、その後、同一労...全文を見る
03月28日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、先月二十日に、米軍三沢基地所属のF16戦闘機が、離陸後すぐにエンジンが発火して、東北町小川原湖に燃料タンクを二本投下した事件がありました。この点について防衛省に伺います。  資料の一枚目は、地元紙のデーリー東北です。三...全文を見る
○高橋(千)委員 今、たくさんやったようにお話をされましたけれども、県から毎日のように取組の報告がされておりましたので、主要な部分はやはり海自と防衛省東北防衛局と国交省がかかわっておりまして、時々、今言ったような氷割りですとか水質検査にかかわっている。実際は、記事にもあるように、...全文を見る
○高橋(千)委員 この問題については、重ねて、漁協や町の意見を尊重しながら、納得のいく補償をお願いしたい、しかも、なるべく速やかにお願いしたいと思います。  なお、これは言い切りにしますけれども、日本共産党の赤嶺議員の事務所の調査では、三沢基地だけでも、二〇一二年二回、二〇一三...全文を見る
○高橋(千)委員 この点については防衛省にも一言伺いたいと思うんですね。  資料の四枚目に、先ほど言った帰すう調査にかわる意識調査結果、アンケート、A4一枚になった調査でありますけれども、これの結果があるんですね。やはり回収率が、ここの一番最初の二のところを見ていただくとわかる...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  次に、資料の五枚目に、駐留軍等労働者の身分及び雇用についてということでフローがあります。  前回のときも、私、これは間接雇用になっている、国が雇用をして、しかし指揮命令は米軍にあるということなんですけれども、それを指摘をしたときに、...全文を見る
○高橋(千)委員 今のお答えは、原則は国内法なんだけれども、労務提供契約を結ぶに当たって米側の意見と合致しない部分が散見されるという答弁でありました。  先ほど池田委員も指摘をされているわけですけれども、いわゆる労基法の三六協定の締結及び届出、あるいは労基法八十九条による就業規...全文を見る
○高橋(千)委員 最後におっしゃった防衛省との連携というのは、やはり非常に大事だと思っております。アメリカのルールなんだという考え方もないとは言えないわけでありますので、やはりこれは国内法が原則であるということで理解を求めていくということを徹底して行っていただきたいと思います。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 まず確認をしました。雇用の継続が、本人が望む限り、可能な限り行っていくということでありました。  そこに関係することで続けていきたいと思うんですが、まず、有期雇用契約労働者の割合がどのくらいなのか、うち、労契法十八条に基づく無期転換の対象者が、もうすぐ四月です...全文を見る
○高橋(千)委員 百五十八名が該当するけれども、無期転換権をしっかりと認めていくということで合意があったと貴重な答弁があったと思います。ありがとうございます。  前段の臨時の雇用については、二千八百九名で一〇・九%というお答えでした。で、資料の最後のところに、五年前と、更に十年...全文を見る
○高橋(千)委員 把握をしていないという答弁でありました。  ただ、五年前の質疑で、私は、やはり在日米軍基地の労働者は間接雇用であるということを問題にして、外国の基地ではどうかと聞いたのに対して、韓国やドイツでは直雇用になっているという答弁がありました。もちろん公表資料というこ...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと最後が残念なんですよね、ここ。  それがどれだけいるのかということによって、かなり、今一生懸命、米軍関係離職者の雇用を守ろう、あるいは再就職を図っていこうということで議論をしているのに、米軍の都合でどうなっているのかということはわからないということにつ...全文を見る
○高橋(千)委員 あとは言い切りにします。  二〇一六年度から五年間の新特別協定を合意するに当たって、財政審の建議で、在日米軍駐留経費負担について聖域化することなく見直しを行い、その縮減を図るとされたわけです。  我々、よく思いやり予算について問題にするわけですけれども、労務...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、年金問題の集中審議ということで、午前からの委員と一部ダブるところがあるかもしれませんが、整理の上、質問させていただきたい、このように思います。  日本年金機構が年金受給者の扶養親族等申告書に記載されたデータ入力業務を...全文を見る
○高橋(千)委員 この点は率直にお答えいただいたのかなと思って、その時点では知らなかった、報告を受けてからその後も続いていたことを知らなかったということでよろしいということですね。  それでは、続きますけれども、再委託について、私は何度も年金個人情報の流出問題を取り上げ、これは...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  委託要綱の第三の委託条件の中に今おっしゃったことがありまして、本業務において主体的部分を除く一部とは、搬送作業に限るということでございました。  私、正直、ああ、そうなんだと思ってね。つまり、搬送ということも再委託というふうに呼ぶん...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、そういうところ、その時点で、委託してしまう前に気づくはずなんじゃないですかと言っています。
○高橋(千)委員 では、調査をしてみたいという答弁でありましたので、後日、御報告をいただきたいと思います。  次に、今の山井委員の質問にも関連すると思うんですけれども、中国の会社への再委託は親族の名前のみであるということ、それと振り仮名ですけれども、マイナンバーが渡っていないの...全文を見る
○高橋(千)委員 大分時間を食ってしまったのであれなんですけれども、ちょっと一点だけ確認します。  IBMに対しての、SAY企画の再委託事業者に対する調査の、この調査内容というか、年金機構からの調査内容というのは、再委託先の事業者において情報セキュリティー管理体制や個人情報の取...全文を見る
○高橋(千)委員 だとすれば、やはり、この調査の依頼内容を見て、それは読み取れません。そして、先ほど山井委員が指摘をしたように、結論だけがあって、そこに至るプロセスがわかりません。今、第三者への委託をするというお話がありましたので、これは引き続き、重大な問題ですので、チェックをし...全文を見る
○高橋(千)委員 これは確認をさせていただきました。ホームページのQアンドAまでわざわざ見る人はなかなかいないと思いますので、本当に丁寧な対応をしていただきたいということを重ねて言います。  それで、同時に、きのうからフリーダイヤルが始まっているわけですけれども、これまでも相談...全文を見る
○高橋(千)委員 予想していた業者でございました。  かなりコールセンターもふやしていくというお話でしたけれども、そのことがまた次の、消えた年金とかいろんなトラブルにつながるわけですから、この点も非常に重視をしていきたいなと思っているんです。  それで、二十日の年金機構の報告...全文を見る
○高橋(千)委員 その専門性の高い機構の職員の方が本当に減らされてきているんですよ。  今どうなっているのか。  年金機構の発足時の職員数は二万六千四十七人、うち正職員は一万八百八十人で、四割にすぎないんですね。正職員は二千二百三十三名減り、年金記録に対応するため、特定業務職...全文を見る
○高橋(千)委員 有期の方も本当に誇りを持って仕事をして、頑張って無期化が図られてきた。だけれども、それを上回るくらいの雇いどめもやっている。そういう中で本当に経験が継続されていくのかということをやはり言わなければならないと思うんですね。  最後に大臣に伺いたいんですけれども、...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと、極めて残念な答弁ですよね。  さっき大臣がちらっとおっしゃったように、やはり専門性が大事なんだと。外部委託だって、私も再委託は絶対だめだと言ってきたけれども、それでも、絶対だめな分野とそうじゃない分野をやはり見直そう、外部委託じゃなくて、本当に、人生...全文を見る
03月30日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  言いたいことはいっぱいありますが、予定したとおりの質問をしたいと思います。  昨日、優生保護法下における強制不妊手術について考える議連の勉強会があり、最初に声を上げた飯塚淳子さん、原告の佐藤由美さんのお姉さん、いずれも仮名であ...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、私、個々なんて一言も言っていないんです。午前の質疑でもそういう答弁があったと思うんですけれども、誰のことを、例えば、たまたま今、最初の申立てをした飯塚さんの話をしましたけれども、その人がどうかという話をしたんじゃないんです。国会の中で、当時は合法だったから...全文を見る
○高橋(千)委員 調べる必要もない、適正だったかどうかは。  もうとっくに報道がたくさん出されているわけですよね。当時の法律が合法だという皆さんの立場に立ったとしても、政府の立場に立ったとしても、その政府の要綱から見て適切ではない、いわゆる子宮の摘出ですとか放射線照射だとか、そ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、どの範囲かということが随分議論されたわけですけれども、与党ワーキングチームの要請を受けて、二十八日、都道府県などに旧優生保護法に関連した資料の保全を依頼した。まず私自身は、私は、遅過ぎるとはいえ、資料の保全が最優先でされるべきことは全く同意します。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと、本当に驚く答弁が続いているんですが、今にも与野党一致して法案ができるのかなと、ことしではないかもしれないけれども、そういうふうに前向きな方向が出てきたのかなと思っているのに、何でそんなにかたくななんでしょうか。  まだ何も始まっていないわけですよね。...全文を見る
○高橋(千)委員 必要なときは予算もという意味で聞きましたが、いかがでしたか。
○高橋(千)委員 やはり、資料を保存しろ、まずしてくださいとお願いをする。もちろん、きのうは、県だけではないよ、いろいろなところにあるよという指摘がありました。それも大いに話を聞いてもらいたいと思うんです。その先、相談も受けてください、資料も受けてください、だけれども、支援をしま...全文を見る
○高橋(千)委員 請願が、まだ参考送付の準備をしている段階のもので、北海道、宮城、三重、鳥取、岐阜県ということで、五道県から意見書が決議されているということを請願課から聞いております。こうした動きが広がっていくと思うんですね。  メディアの皆さんも本当に努力をして、掘り起こしを...全文を見る
03月30日第196回国会 衆議院 本会議 第14号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、生活困窮者法改正案並びに野党提出法案について、総理及び提出者に質問します。(拍手)  生活保護法第一条は、「この法律は、日本国憲法第二十五条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行...全文を見る
04月03日第196回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  復興特別委員会が昨年の通常国会終了後全く開かれておらず、七年目の三・一一にも間に合わなかったのはじくじたる思いがあります。課題は山積しており、ぜひ、本日の所信質疑の後も、被災地への視察や参考人も含め、委員会を動かしていただきたい...全文を見る
○高橋(千)委員 三月六日付の岩手日報によると、一月末現在でまだ七千七百五十八名が仮設住宅に住んでいる。岩手日報社が実施したアンケートでは、当初思い描いていた退去時期は震災後三年半と答えているそうです。退去できない理由は、四六・九%が宅地造成のおくれであること。  今、答弁の中...全文を見る
○高橋(千)委員 昨日、復興庁から、県、自治体の実情をつかんでいますかということで資料をいただいたわけなんですけれども、四月二日付の実情だということで資料をいただいて、今その一部を紹介していただいたんですけれども、実は、資料の二枚目につけたのは、復興特別調査室に調べていただいたも...全文を見る
○高橋(千)委員 少し確認します。  今後もという中で、十年を超えても自治体の判断ではまず減免が可能なのだということが一つ。  それから、もう一つは、特段の軽減をやってきたんだから、それでいいんだというお話をされました。それで、自治体の補助ができるんだという理屈だったわけです...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、前段は可能であるということを確認させていただきました。後半の方はなかなか難しい答えだったかと思いますが、丁寧に自治体の実情を聞きながらとおっしゃっていただきましたので、よくそれは相談していただきたい、このように思います。  次に、高台移転が進むとやはり交...全文を見る
○高橋(千)委員 本当に残念な答弁なんですよね。せっかく被災地特例をして、しかも、今おっしゃっているように、いずれは解消されるということを想定に置いていて、何でそれが急に一般会計になるのか。しかも、これは三十二年度までの事業なわけですよね。その間だけでもやればいいじゃないですか。...全文を見る
○高橋(千)委員 それは、そういう対象になっていないから、やむを得ずそうしたんでしょう。やむを得ずやっているということを見て、本当に必要じゃないのかということを見ていけばいいんですよ。今の補助制度の中だって、ドライバーが確保できないとか補助上限が厳しいとか、本当は悲鳴を上げている...全文を見る
○高橋(千)委員 時間がなくて大臣に質問できなくなってしまったんですが、言いたいことは、これまで何人かの方がお話ししていたように、やはり復興庁の存続の問題です。いろいろな問題が、十年でやはり復興庁とともに区切りをつけたいという姿勢がすごく感じるんですね。  そうではないんだ、必...全文を見る
04月04日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今回の勝田東京労働局長の発言は大変ショックでした。既に大臣も処分を検討していると述べられておりますが、もう先ほど来何人もの方が指摘をしているように、発言を撤回、謝罪すれば済む問題ではありません。  労働局は、政府にとっても、働...全文を見る
○高橋(千)委員 どうやって信頼を回復するのかということを聞いたつもりです。  私は、もっと危機感を持つ必要があると思うんです、厚労省がね。  きょうは展開はしませんけれども、昨年の五月ですか、規制改革会議で、監督業務の民間委託ということで論点をまとめておりますよね。例えば、...全文を見る
○高橋(千)委員 きょうはこの部分は展開しないと言ったのに、大臣の今の答弁の中に、一言だけ、そこを何か、タスクフォースの見解を理解しているような趣旨のことがございましたね。仕事を切り分ける趣旨のことをおっしゃったと思うんです。現場に行く立入りなどのことをやる監督官と、でも事務の人...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をいたしました。  そこで、きょうずっと皆さんが、実際に言ったか言わないかという趣旨のことでお話をされてきた。この後議事録を出しますからと言って、間もなく出るのかなという瞬間に私が質問しているというのは大変つらいところではあるんですが、少し整理をしたいなと...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと待って。さっき言ったように、大臣がちゃんと答弁しているわけですから、別に、どこの支社はどうだったのということを聞いているんじゃなくて、個々の事業場に対して監督を行った結果と言っているんだから、答弁しているんですよね、三月二十三日に大臣が答弁している。なの...全文を見る
○高橋(千)委員 そうなんですよ。だから、今一つ一つの会社について聞いているわけじゃないのでね。個々に、それは一緒じゃなかったと思うんですよ、進行ぐあいとか、違反的な、ただ働きにつながる、要するに裁量労働制にふさわしくない働き方があったということは最終的には認めているわけですから...全文を見る
○高橋(千)委員 普通の指導であれば、定期監督だってありますし、いろいろなところでやっているわけなんですよ。その中で野村不動産だけ特別指導をやったというのは、やはりそれに値する理由がなければならないということなんですよ。それを聞いている。  私、前回も質問しましたけれども、対象...全文を見る
○高橋(千)委員 理由にならないです。それだと公平性がわからないんですよ。  程度がひどいかもしれないけれども、もっとほかにもひどいところがいっぱいあるかもしれないんですよ。だけれども、なぜここだけ公表したのか。これは当然、合理的な理由、言わなきゃいけない。違いますか。
○高橋(千)委員 そんなので誰も納得しません。  大臣に伺います。  先ほど来、私、どうやって信頼を回復するのかということを聞きました。でも、それにきちんと答えた答弁はなかったと思うんですね。やはりこれは、本当に信頼を回復するためにも、これが恣意的にやられたのではない、あるい...全文を見る
○高橋(千)委員 公表されているにもかかわらず、ここだけ黒塗りする意味がないんです。ペナルティーやると言っているんですから。  これは、情報開示、黒塗りの開示について、委員長に求めたいと思います。
○高橋(千)委員 では、続きをきっと、またあさっての委員会でお願いをしたいと思います。  それで、私も、皆さんが指摘をしているように、あさっての閣議決定は絶対するべきではない、信頼を回復できないと言っているときに、今これを突き進むことは絶対あってはならない、まず最初に言っておき...全文を見る
○高橋(千)委員 要綱だけ読み上げたって、しようがないんですよ。  事務職ではない、交渉力がある、一千七十五万円以上の収入がある、今、条文上は、通常よりも高いということで、数字を書くわけではないわけですけれども。なので、もちろん、それイコールじゃないのは当たり前なんです、新しい...全文を見る
○高橋(千)委員 イコールではないと最初に言ったじゃないですか。その中で条件を満たす人がいるでしょうねということで、それは別に否定しなくてもよろしいんじゃないでしょうか。
○高橋(千)委員 ですから、イコールだなんて一言も言っていないので。だって、最終的には本人同意とかという要件をつけているわけですから。それをわかった上で、どこかのカテゴリーにいるよねと言ったら、そういう人たちの中にも対象になる人があり得るね、あり得るねと言っているだけですよ。それ...全文を見る
○高橋(千)委員 そうですよ。一部重なるでいいじゃないですか。なぜそれをすぐに答えられないんですか。これはレクでも当然確認をしておりますし、イコールのはずがないわけです。だけれども、どこかにいるんですから。どこにもいなかったら、法律はつくれないじゃないですか。誰のために法律をつく...全文を見る
○高橋(千)委員 「日本再興戦略」改訂二〇一四ができて以降、これは二〇一四年の八月十八日付の日経新聞です、伊藤忠商事は総合職の大半に導入を計画している、玩具メーカーのタカラトミーのおもちゃ開発担当に適用する。これは、おもちゃ開発というのは、なるほどなと思ったんです。私の部屋に来た...全文を見る
○高橋(千)委員 時間や場所にとらわれない働き方であれば、今ある裁量労働制やフレックスや、あるいは、八時間労働制だって、八時からかっちり働きなさいと言っているわけじゃないし、休みもとれるし、今の働き方でできるということは労政審の中でも十分議論がされていることなんです。それは十分わ...全文を見る
○高橋(千)委員 日本再興戦略二〇一四を決めた産業競争力会議の最後の議論、厚生労働大臣も参加しない中で、竹中平蔵氏が次のような発言をしています。  この成果が大きいだけに、そのフォローアップが大変重要です。例えば、時間ではなく成果で評価される働き方について、制度設計は労政審に委...全文を見る
04月06日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、きょう八時半に働き方改革法案が閣議決定されたことに強く抗議をしたいと思います。  きょうの議論と閣議決定がまるで関係ないかのような認識が示されていたわけですけれども、やはり、法案の重要争点の一つである企画業務型裁量労働...全文を見る
○高橋(千)委員 この場で真実を語るべきではないかと聞きました。その認識を伺いたいんです。  私は、正直言って、会見のときにしゃべっていたのが真実だと思うんですね。本音をぶっちゃけ言っちゃった、それが後でうまくなくなって、後づけの理由で、必死で本省と局長との間でつじつま合わせを...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら、真実を語るというお答えはなかったわけであります。  一つ一つ聞いていきたいと思います。  私がずっと疑問に思っているのは、なぜ特別指導なのかということなんですね。なぜ野村不動産なのかということを繰り返し聞いていますが、合理的な理由が見当たりません...全文を見る
○高橋(千)委員 是正勧告五本もというやりとりがその後も確認をされているんですが、そういう案件であるという趣旨ではないんですね。
○高橋(千)委員 過労死もあった、あるいは是正勧告が五本もされている、この五本というのは会見の中でお答えになっていることです。そういう案件であるからという趣旨なのかなと私は思いましたが、そんな意味ではないということですか。
○高橋(千)委員 それは、山越局長が何度も答えていることと同じなんです。私は何度も聞いています。野党のヒアリングに対して、七十件も、対象業務、つまり、裁量労働制を名乗りながら違うことをやっていたというところで是正勧告又は指導されている企業が七十もあった。一年間でですよ。そういう中...全文を見る
○高橋(千)委員 どこが違うのかと聞いています。
○高橋(千)委員 ちょっと、何を言っているんですか。局長が企業の経営トップに対する指導及び企業名の公表をする、そういうのがちゃんと公表通達にありますよ。一緒じゃないですか。社会的に影響力がある事業場、複数の指導、これはどこが違うんですかと言っています。  いいですか、少し考えて...全文を見る
○高橋(千)委員 本社と四事業場と答えているじゃないですか。
○高橋(千)委員 だから、本社と四事業場と答えているじゃないですか。それについて、なぜ当てはまらないのかと聞いているんです。
○高橋(千)委員 ですから、例えば、監督指導において、過労死に係る労災支給決定事案の被災労働者について、一カ月当たり八十時間を超える時間外、休日労働が認められ、かつ、労働時間関係違反の是正勧告を受けていること、こういう重大な、過労死があって、更に時間外労働があって、それだけ厳しく...全文を見る
○高橋(千)委員 そうなんです。だから、前回の質問でも、やはり恣意的にあってはならないということをずっと指摘してきたわけなんですよ。それを、私の判断で、遵法のためにと。それは、よほどのことがなければだめだ。でなかったら不公平じゃないですか。たくさん、そういういろいろな問題があると...全文を見る
○高橋(千)委員 個別案件には聞いておりません。  東京労働局として、過労死発生事業場という定義をわざわざ使って、過労死、過労自殺など過重労働による健康障害を発生させたとして労災申請が行われた事業場に対して監督指導をやっている。つまり、そういう申請が行われた、過労死、過労自殺、...全文を見る
○高橋(千)委員 じゃ、実は、勝田さんの名前の入ったプレスリリース、つまり去年の分だけないんですよ。去年の分だけ。ずっとさかのぼると、全部、局長名が入った発表があるんですが、勝田さんのときだけない。やめちゃったんですか。
○高橋(千)委員 どんなに遅くても、毎年九月くらいには出しているんですよ。早ければ三月。それをまだって。もう一年ぐらいたつわけですよ。とても考えられないですよね。明確にしていただきたいのと、皆さんが東京労働局として取り組んできたことを否定してはならないということを重ねて言いたいと...全文を見る
○高橋(千)委員 というか、右はマスキングしているんですけれども、左は書いているじゃないですか。それは中身じゃないんですか。
○高橋(千)委員 これは中身ですよね、でも。認められた問題点ですから。チェック項目を書いているわけじゃないんですから。そうでしょう。何かをして認められたという意味でしょう。
○高橋(千)委員 委員長に要請します。  前回の委員会でも、この特別指導の理由のこの黒塗り、もう少しあけられるんじゃないかというお願いをしました。やはり、これは書くことができて、こっちは消さなきゃいけないという理由がよくわからないんですね。もう少しできるんじゃないかと思いますの...全文を見る
○高橋(千)委員 最後に大臣に伺います。  東京労働局の公表文書、先ほどからお話を、私、これは悪い意味で紹介したわけじゃないんですよ。本当に、これだけの目的意識を持って、過労死事案があったときに必ずそこに監督指導に入っていると、それは並々ならぬ決意を感じました。  特に、平成...全文を見る
04月13日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  六日に勝田東京労働局長が、今は前がつきますが、本委員会に出席をされて、集中審議をやりました。私が質問の冒頭に指摘をしたとおり、やはり、言ってしまったことを、後から、言っていないと後づけの言いわけを聞かされている、そういう感じがい...全文を見る
○高橋(千)委員 労災認定されたことやその日付などは公表するということを、三点だということを既に報告を受けています。それ以上の中身については、やりとりの中で公表しないとお互いに合意したんだということを今大臣はおっしゃいました。  そうすると、すごい不思議なんですよ。何のためにフ...全文を見る
○高橋(千)委員 今局長は、私が通告したことの答えを言ったんです。でも、通告したこと、まだしゃべっていないんです。  聞いたのは、大臣に対して質問しました。何一つ変わらない、それでどうやって御遺族の決意に応えるんですかということを聞いたんです。大臣に聞きました。
○高橋(千)委員 大臣はそれを大きな変更点と言いました。ですが、その過労死と今の起こっていることとの関係を一切認めないわけですよ。長時間労働を認めないわけです。そこが、本当に御遺族の気持ちに応えているのか、過労死を二度と起こさないという立場に立っているのか、そのことが問われている...全文を見る
○高橋(千)委員 みなし時間と実際の時間に乖離があるという場合はと今おっしゃいました。乖離があるということは、長時間労働だという意味じゃないんですか。だから、みなし労働時間を設けているんでしょう、本来裁量じゃない人たち。それが問題になったわけでしょう。  この資料は、私、一枚し...全文を見る
○高橋(千)委員 それが結局、長時間労働になっているという実態なんじゃないかと聞いています。  右側の資料を見てください。これは野村不動産のホームページです。同じ二十六日に、企画業務型裁量労働制にかかわる是正勧告、指導についてということで発表をされています。真ん中のところ、裁量...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、企業が三六協定を超えていると言っているんですから、これは長時間労働でしょう。違いますか。
○高橋(千)委員 今、違法な長時間労働とおっしゃいましたか。そこを認めないところに今回の問題があるんですよ。朝からずっと皆さんが議論しているのはそういうことなんです。  長時間労働だけを認めない。裁量労働制に伴って過労死がふえるんじゃないかとか長時間になるんじゃないかと指摘され...全文を見る
○高橋(千)委員 百八十時間の残業をしてこの男性が過労死をしたわけですよね。当然、全社的に、みんながとは言いませんよ、当然、そういう問題があった、それも、たくさんの方がそうした問題があったということでの指導だったんじゃないんですか。その指導の経過がこの黒塗りの中にあるんですよ。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 六日にも指摘した公表通達ですが、勝田氏は、公表通達に沿った指導ではないと明言しました。山越局長は、私の質問に、別の基準で公表を決めたと答えた。この答弁は訂正しませんか。
○高橋(千)委員 しかし、その黒塗りがあかない限りは、沿っていないか、そうじゃないかはわかりませんよね。当然、可能性があると言えませんか。三六協定を超えた時間外労働があったと企業が認めています。違いますか。
○高橋(千)委員 何の答えにもなっていません。  公表通達では、企業トップに対する局長の指導は、指導書を交付することになっています。なぜ今回は口頭なんですか。端的に言ってください。
○高橋(千)委員 今回の東京労働局長の記者会見ですら、ですらですよ、みんな取材の方が立ち会っていて、議事録まであっても、言ったと書いているじゃないと言っても認めない状態なんですよ。それを、口頭で指導する、そんなことができますか。口頭といえば、逆に重みがなく、根拠が明確でありません...全文を見る
○高橋(千)委員 やったのかどうかだけ教えてください、調整を。
○高橋(千)委員 ちょっと驚きますよね。全社的な指導と言っているのに、所管している労基署に相談したかどうかも言えない。はっきり言って、局長、出る幕なかったんじゃないですか。だって、口頭でしゃべっただけでしょう。現場は、是正勧告なり、立入調査なりしているわけですよ、文書で。文書で出...全文を見る
○高橋(千)委員 今、何を検討されると。
○高橋(千)委員 今後は当然ですが、私は、今の問題は曖昧にできません。野村不動産の問題はこのままにはできません。  特別指導の結果はどうやって得られるんですか。口頭で言ったから、口頭で返事をもらうんですか。
○高橋(千)委員 結果を聞いているんです。どのような形で結果をもらうんですかと。
○高橋(千)委員 言いっ放しということですね。こんな無責任なことありますか。
○高橋(千)委員 意味がわからないです。特別指導なのに、一般的にはって、どういう意味ですか。言いっ放しなのかと聞いているんです。
○高橋(千)委員 大臣、どうですか、これ。特別指導は口頭である、その返事はもらうかどうかわからない。何らかの形ですよ。あり得ないですよ。  これは全く今の案件とは違う問題ですけれども、福島労働局が、勧告を受けたので、報告書、まあ黒塗りですよ、でも、これは、普通、監督復命書とあっ...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと余りにも、今のは他人事だよね、承知していますというのは。  これは、普通であれば、ちゃんと期限を区切って、改善されたかどうかを見ますよね。いつまでと期限を区切ったり、どういう形で報告してくれとか、答えていただきたい。それが答えられないんだったら、そうい...全文を見る
○高橋(千)委員 きょうはここで言い切りにしますから、続きをぜひやらせていただきたいと思います。  調査を踏まえ連携をするのは当然のことですと今大臣はおっしゃいました。ですが、六日の勝田前局長は、私の質問に対して、公表基準のことを聞いているんですけれども、今回は、本社で直接問題...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  法案について質問いたします。野党は、きょうが第一回目であります。  今、国の行政全体に対する強い不信感、改ざんや隠蔽が相次ぐ、果ては官僚トップの不祥事など、目に余る状況であります。与野党問わず、政治の信頼が取り戻せるのかが問わ...全文を見る
○高橋(千)委員 きめ細かい支援、就労だけではないんだということで、確認をさせていただきます。  やはり、背景をさまざま書くことによって、そのことがクリアになってきたのではないかと思います。ただ、出発点がやはり就労ということがあったものですから、どうしても、いわゆる稼働能力とい...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣が、法案の概要説明みたいなことまでおっしゃってしまったものですから。  ちょっと趣旨は、やはりどうしても、「たまゆら」のときはまさにそうだったんですけれども、火災が起きて、結局それは未届けの有料老人ホームだねという議論になり、今回は有料老人ホームを疑ったけ...全文を見る
○高橋(千)委員 高木副大臣、直ちに駆けつけていただいたわけですけれども、ケースワーカーの方も訪問をしていたわけですが、どういう実態把握をされていたのか、また、この事故を受けて関係者とどんな協議をされてきたのか、お伺いします。
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  ケースワーカーが年二回行っていた。ですから、考えれば、位置づけがはっきりしない施設であっても、ケースワーカーを通して、要するに利用者と結びついているわけなんですよね。  だけれども、そこでは何も気づかれなかったということで、今回、一...全文を見る
○高橋(千)委員 今、最後のところで、ケースワーカーが一人で抱えるわけではないんだというお話がありました。  実は、資料の二枚目につけてあるんですけれども、札幌市で、この火災を受けて関係部局の対策会議が持たれ、つまり、先ほど来話題になっている三月二十日の国の指示を受けて、どのよ...全文を見る
○高橋(千)委員 でも、これは、終わってから、法律が通ってから決めるんですでは、やはり済まない問題だと思うんですね、居宅保護原則を変えるわけですから。一時的だと言っていた施設を、いわゆる恒久化するんでしょう。そのときに、今までの基準でなくてもよいというふうにするのかということは、...全文を見る
○高橋(千)委員 やはりこれは、今回のなんもさサポートの例がとても象徴的なんですよ。つまり、ここはホームレス支援から始まっていると、さっき言いましたよね。とても感謝しているんです、市は。長年やってくれてありがとうと言っています。だけれども、火災を起こしたら何の施設かわからないと言...全文を見る
○高橋(千)委員 把握していないというお答えでした。五万人がきちっと受けられたかどうか、わからないわけなんです。でも、逆はわかっているんですよ。  資料の六枚目にあるんですが、関係機関から相談がつながる際の実態ということで、生活保護を相談に行ったら自立相談支援の窓口につないでい...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら時間が来ましたので、また続きをやります。  ありがとうございました。
05月09日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  あっという間にいつもの厚労委員会の雰囲気になっておりますが、最初に一言述べさせていただきたいと思います。  この間、やはり国会全体の問題なんですね、改ざん、隠蔽、捏造などなど国会の存在意義が問われるような重大事件について、野党...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません。具体的に言っていますので、理事会で協議してもらわないと困ります。
○高橋(千)委員 確認しました。  安倍総理は、きょう紹介された方もいましたけれども、昨年の施政方針演説で、電通の高橋まつりさんの過労死に言及し、「二度と悲劇を繰り返さないとの強い決意で、長時間労働の是正に取り組みます。」と表明しました。しかし、まさにその過労死をなくすために活...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、この部分は一致をしたと思います。  今、過労死防止対策大綱の見直し作業をしているわけですけれども、やはり今、私が言ったように、過労死をしないというのは当然ですが、やはり過重労働防止という、もっと広い意味で、要するに、労働の質を高めなきゃいけない。きょうも...全文を見る
○高橋(千)委員 何というんでしょうか、これまで議論してきたときに、時間規制の問題と高プロと裁量労働制と、こういうふうに別々に議論をしてきたところがあるわけですけれども、でも、やはり、もともとをたどっていきますと、二〇一三年十二月二十六日の産業競争力会議雇用・人材分科会の中間整理...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、失礼しました。実行計画の前の段階の議論をしましたので。実行計画は、九つのテーマで、女性も高齢者もと、すごい広げちゃったものですからなかなか難しかったのかなと思ったんですけれども、でも、結局、この三位一体から始まって、その働き過ぎ防止とか弾力的な労働時間制度...全文を見る
○高橋(千)委員 毎月勤労統計の中には、実労働時間の中で所定内労働時間と外の時間の差があって、百三十一時間、所定外労働をやっている、そういう時間がありますよね。実は、地方に行くと、我々の東北なんかですと、労働時間は長いです。だけれども、残業はそうでもない。それは、土曜日休んでいな...全文を見る
○高橋(千)委員 何といいましょうか、今、JILPTの調査の話をされました。一六・四%、正社員で。一日も年休をとっていない人が一六・四%、すごい驚きました。私、そんなにいるのかと思ったんです。過労死防止大綱の中に書いてあります。だけれども、今回改定作業の中で示された数字は三〇・三...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと本当に、何でと思うんですよね。ずっとデータの議論をしてきてですよ。両方、数字がちゃんと協議会に出されているんです。だけれども、三〇・三%の方が新しい数字なわけですよ、過労死白書をやるためにつくって。JILPTのは二〇一一年ですよ。それをわかっていて、しか...全文を見る
○高橋(千)委員 何というんでしょうか、今まで、この法案は、いわゆる残業代ゼロ法案と言われたときから出ていますので、本当は通告して二年くらいたっているんです。一度も質問する機会がなかった、ようやっと今質問できたんですけれども、大変な実態ですよね。やはり、これで生産性向上だの、ワー...全文を見る
○高橋(千)委員 いろいろ言ったんですけれども、この四つの、例えばインターバルを設けるですとか、健康管理時間の上限を決めるですとか、でも、選択肢は四つあるけれども、一つなんですよね、一つやればいい。さっきから言っている百四日休む、この程度で、健康確保措置をやりましたなんて言える状...全文を見る
○高橋(千)委員 今何かばあっと言ったけれども、大体こういう流れであるという意味ですよね。  そうすると、制度を実施するのところに、定期報告と書いてあります。この決議から六カ月以内ごとに報告をすると。ところが、これは現行制度なんですけれども、今度の案は、企画業務型裁量労働制、削...全文を見る
○高橋(千)委員 今局長が頻度とおっしゃったので、何回もやると答えるのかなと思ったら、半年後一回という意味には違いがありませんでした。私が指摘したとおりだったと思うんですよね。  そうすると、届出どおりにやっているというのをどうチェックするんでしょうか。例えば、今、百四日は必須...全文を見る
○高橋(千)委員 ということは、半年たった後も報告を受けるかもしれないという意味ですか、労政審で議論すれば。それから、結局、でも、セルフチェックには違いないですよね。それを紙で報告、チェックするという意味ですよね。
○高橋(千)委員 今ちっちゃい声で、監督のときにとおっしゃいました。監督できるんでしょうか。そもそも、時間に関するチェックはできないはずですね。いわゆる、今でいう長時間労働の「かとく」のような調査のようなものはできないんじゃないですか。三六協定もない。どうやって違反を問えるんです...全文を見る
○高橋(千)委員 さっぱりわからないし、曖昧なんですね。  きのうも、やりとりしていて、監督、しっかり、しっかり指導しますと、どこかで聞いたような答弁をされました。しっかりする根拠がないんですよ。そうでしょう。除外ですもの。三六協定もないんですから、それの違反だとも言えないです...全文を見る
○高橋(千)委員 最初の要件がきちっと厳しくあっても、それが違反だということで問題になっているのが今の裁量労働制の問題だったじゃないですか。野村の問題もそうでしょう。それをチェックする根拠が、まして、ないわけですよ。裁量労働制の場合は、それでも、みなし労働時間と比べて実労働時間が...全文を見る
○高橋(千)委員 健康管理時間、それを例えば何時間であると、さっきの選択肢の中に一つあるんですよ、というのを厚労省の省令を決めて、それを守りますと決めたところは、さっきの三六協定のように、違反ですと言えますよ。だけれども、健康管理時間を把握しろとは書いていますけれども、何時間内に...全文を見る
○高橋(千)委員 本当にそうなんですよ。健康管理時間を把握しろと書いているんだけれども、随分長く働いているねと言うことができても、だからだめだよとは言えない、除外だから。それが高プロの根本的な問題なんです。  さっき、私、高プロの原型の話をしましたけれども、二〇一四年四月二十二...全文を見る
○高橋(千)委員 別に私たち、名前、どこの会社の誰それというのを求めませんので、今のをペーパーでいただけませんか。二人じゃなかったはずです。
○高橋(千)委員 だから、どこの誰と教えてくれと言っているわけじゃないんですから、それは幾ら何でもあんまりだと思いませんか。  ニーズの方は、ペーパーも出せない、それで、実際に望んでいる人が一体どれだけいて、どんな要求があるのかがわからないままに、しかも、聞けば、いろんなことは...全文を見る
○高橋(千)委員 さらに、今の働き手の方からの答弁の後にこういうこともおっしゃっています。こうした制度をつくることによって自律的に創造的な仕事ができるとも答えている。  なぜ、高プロを導入することによって自律的で創造的な仕事になるんでしょうか。
○高橋(千)委員 そもそも、自分で自由に時間が管理できる人が高プロなんじゃないんですか。高プロになったらなぜ自由になるのかということなんですよ。  こんな時間は避けた方がよいというのは、これは使用者ですよ。こんな時間に仕事したら深夜手当を出さなきゃいけないからやめてくれと言われ...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、ちょっと、思わずおっしゃいましたけれども、だから、深夜だと手当を出さなきゃいけないからやめてくれというのは使用者の側ですよね。労働者がそう思っているわけじゃないでしょう。自分は深夜の方が仕事がはかどるという人も中にはいるかもしれませんけれども、でも、それも...全文を見る
05月11日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  前回、通告しながら質問できなかった分も含め、きょうは、過労死と労働時間の適正把握を中心に質問したいと思います。  資料の一枚目を見てください。これは山形新聞です。  半導体大手ルネサスの子会社であるテストソリューションズ米沢...全文を見る
○高橋(千)委員 少なくともそれ以下に、そんなにそれが最大限やっていいという意味ではないという言葉を何度も答弁で聞いてきました。これは、これから話すことをよく聞いていただきたいと思うんですが、局長にも聞いていただきたい。  記事の下段にあるように、親会社ルネサス広報のコメントは...全文を見る
○高橋(千)委員 天井の話をしているんじゃないんですよ。  労災認定であれば、発症前の一カ月という単位で実労働時間を見ますよね。なので、休日も通常労働日も合算する。それは、それが休日だとか深夜だとかは関係ないわけです。実際の労働時間を発症前の一カ月で見ます。なので、上限の八十時...全文を見る
○高橋(千)委員 起算日だから、一から三十一じゃないということをおっしゃったと思います。  それはそうかもしれません。だけれども、今お認めになりましたよね、月をまたぐと足し算になって百五十時間になる場合もあり得る。それをやはり考慮に入れないといけないんですよ。  これは、大臣...全文を見る
○高橋(千)委員 ぎりぎりの合意だとか、実効性ある策としてこれが限度だという答えを何度も聞いてきたわけですが、山井さん流に言うと、命にかかわる問題をそういう計算では決めてはいけないということを指摘したいと思うんですね。  こうした中、法案の先取りなのか、資料の二枚目を見てくださ...全文を見る
○高橋(千)委員 先駆けてとおっしゃいました。八十時間の上限を私は高いと言っているのに、大臣は、ぎりぎりの合意ですとかいろいろおっしゃって、でも、それを八十時間以下と書いたら助成金を上げるって、国がそんなことを言ったらおかしいでしょう。絶対おかしいですよ。中小企業を支援するんだっ...全文を見る
○高橋(千)委員 しっかりチェックをしてください。これはやめてくださいと私は重ねて言いたいと思います。  それで、ちょっと急ぎながら頑張りたいと思います。  労働安全衛生法六十六条の八の三、労働時間の状況の把握が義務づけられました。この状況とは何を指しますか。
○高橋(千)委員 よくわからないですよね。  それで、きょう随分たくさんの方が時間の把握の問題を質問されていましたけれども、要するに、ここで言っているのは、そういういかなる形で働いているのかというのを把握するのも大事だと思いますよ。だけれども、労働時間の適正把握については、昨年...全文を見る
○高橋(千)委員 把握する中身が違うでしょう。それを同様の方法って、意味がわからないです。
○高橋(千)委員 どう聞けばちゃんと答えていただけるのか。  状況というと、とても曖昧な表現なんですよね。つまり、いかなる形で勤務しているかといったら、言ってみれば、サンプル調査でいいんですかという話なんですよ。実労働時間を含んでいて、その上で全体がわかるという意味なのか、そう...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、実労働時間が入っているのかということをさっきから聞いているんですよ。ちゃんと答えてください。  それで、時間がどんどん、このせいで押してしまったので、その答えと一緒に次に答えてもらいたいんですけれども、資料の三枚目にあるのは、平成二十八年度の長時間労働...全文を見る
○高橋(千)委員 これはちょっとつけなかったですけれども、結局、監督官が指導をして、何を指導したかというと、全部、ガイドラインの徹底なんですよ。ガイドラインの理解、ガイドラインに沿って適正に把握しなさいと。それが基本でしょう。そういうことですよね。  資料の四枚目を見てください...全文を見る
○高橋(千)委員 二〇一七年版の過労死白書で、労働時間が正確に把握されている労働者とされていない労働者を比べると、把握されている方が週当たりの残業時間が少なく、メンタルヘルスも良好だという結果を紹介しています。  これを受けて、過労死防止大綱の改定素案の中にも、自己申告だと勤務...全文を見る
05月15日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今の質問の続きをやりたい気持ちはありますが、ぜひまたこの働き方改革は十分時間をとっていただきたいということで、きょうは生活困窮者支援法について質問します。  たった一回しか、まだ質問していません。四月十三日、一月たちました。残...全文を見る
○高橋(千)委員 五%下がる今回の基準が、健康で文化的な最低限度の生活であると今お認めになったと思います。これは重大な答弁だと思いますよね。  結局、国が、憲法に保障された最低限度の生活というのはこの程度のものなんだということを、国の判断で下げていくことになるわけなんですよね。...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、その見直しのときに、どれだけ実態を聞いたのかということなんですよ。  本当の専門家は、生活保護を利用している人ですよね。そして、その利用している人たちが、一日二食も食べられない、もうこれ以上生きていく希望を持てないと訴えているのに対して、それでも最低...全文を見る
○高橋(千)委員 課題が指摘された、それはもうこの委員会でも議論をされたことでありますよね。それを自覚しているのだったら、五年は待てないわけですよ。五年後に見直しをします、それは違うでしょう。今起こっていることに応えなきゃいけないんです。  志位委員長が二月五日の予算委員会で、...全文を見る
○高橋(千)委員 均衡水準方式、これに変わったのがいつからかとか、そういう説明は本会議でもされたんです。もう十分わかっている。そういうことじゃなくて、それを踏まえて、基準部会でも繰り返し議論されているはずです。  昨年の十二月十二日、第三十六回基準部会で岡部委員は、夫婦子一人世...全文を見る
○高橋(千)委員 高さ比べの話も、モデル世帯の選び方とかも、さまざま今指摘したいことがありますが、でも、一般論はそのとおりだということをお認めになったと思います。  現実に貧困ラインが下がっていて、それに合わせて今見直しをすると言っているわけですから、それで何も違いがないんだと...全文を見る
○高橋(千)委員 本当に、ここまでケースワーカーにやらせるのかと思ったんですね。明らかに妥当性がない場合とおっしゃるのは、多分、ですから、薬代が無料なので高い薬の方がいいわという人がいるのよとおっしゃるんだと思うんです。でも、それはあくまでレアケースですよね。  これは世界の医...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、これは、今度は薬局がわざわざ医師に、なぜ後発じゃないんですかみたいなことを聞けと言っているわけですよね。大変な負担ですよね。その上で、医師が別に構わないよと言ったら、本人が嫌だと言っても、これは後発を処方するというふうな流れになる。そこまでやる必要がある...全文を見る
○高橋(千)委員 鈍化をしているから運用だけではだめだ、制度的にやるんだ、本当に率直に大変なことをおっしゃいましたと思います。  やはり、国全体としてジェネリックの普及を拡大しようと思っているというのは悪いことではないと思うんですよ。それを、だから国としてちゃんと位置づけて、問...全文を見る
○高橋(千)委員 この事件の背景に何があったのかを、やはりきちんと見るべきだと思うんですね。だって、十年間もジャンパーを着ていたのに、報道されるまで誰も指摘しなかったというのはおかしいじゃないですか。その間ずうっと利用者は萎縮していたと思いますよ。  だけれども、あり方検討会、...全文を見る
05月16日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  安倍総理は、二〇一六年の施政方針演説で、本年取りまとめるニッポン一億総活躍プランでは、同一労働同一賃金の実現に踏み込む考えでありますと発言しました。  翌二〇一七年には、同一労働同一賃金を実現します、ガイドライン案を策定しまし...全文を見る
○高橋(千)委員 労政審の建議にも、同一労働同一賃金の実現に向けてとちゃんと銘打っていたわけですよね。それででき上がったものが要綱が資料の一枚目にあるわけですけれども、それがない。  ないということは、同じなんだ、今おっしゃっている、不合理な差をなくすんだということで、同じ意味...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、何一つ変わっていないと思います。総理が何回も実現しますと言って、私たちとともに運動している労働者の皆さんも、もしかしてと期待をしていました。だけれども、ふたをあけてみたら、パート労働法に有期雇用契約労働者を加えたこと、同じ趣旨を派遣法に盛り込んだだけじゃあ...全文を見る
○高橋(千)委員 そうなんですよ。一・五%、余りに少なくないですか。これはパート労働法を議論したときにも、一体何人がその対象者になるのよという話をしていました。そのころよりも少ないような気がします。全然変わらないじゃないですか。違いますか。
○高橋(千)委員 今、全てのパート労働者が対象になる、有期も入りますからね、という意味でおっしゃったと思うんですけれども、今、パート法にある八条、不合理な待遇の禁止、これを均衡処遇と呼ぶと。九条、差別的取扱いの禁止、これを均等待遇と呼んでいるわけですよね。  だけれども、今まで...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、八条にこれを入れたことによって、不利益な条件の禁止をより明確にするものだとおっしゃいました。でも、全ての短期間、短時間労働者の待遇を均衡待遇ということで改善していこうというときに、逆に、この不利益な条件の禁止ということで三要件を張りつけて、かつ、その他の事...全文を見る
○高橋(千)委員 今のお答えは、私法的効力が弱まるものではないということでいいんですね。
○高橋(千)委員 確認させていただきました。  これまで、同一労働同一賃金については、田村元厚労大臣が何度も答弁をされておりまして、欧米の職務給と比べ、日本は職能給だから単純な比較はできないということを何度も何度もおっしゃっておりました。そのことをこの間ずっと議論してきたわけで...全文を見る
○高橋(千)委員 しっかりと答えていただきました。望ましい対応とは言えないということだと思います。当然ですよね、これまで非正規の待遇を改善するんだということで訴えてきたわけですからね。  原告の一人、二〇〇七年から九年間、十九回も契約更新をして集配業務に従事していたAさんからお...全文を見る
○高橋(千)委員 私も、この事業所と事業主というのを考えたときに、要するに、一つの事業所にパート店長とアルバイトの学生しかいなかったりして比較のしようがないよねとか、そういう場合には確かに有効かなと思いました。でも、その逆もあるんですね。  資料の四枚目、朝日新聞の二〇一四年七...全文を見る
○高橋(千)委員 ということは、かけ離れた、見てすぐわかるような、いわゆる職務の内容が違う人を比較するということはまず考えられないと。今、選ぶことができるというふうなことをおっしゃいましたよね。それでよろしいんですよね。
○高橋(千)委員 ですから、ごめんなさい、この人と基本は同じ職務なのに待遇が違うということは、訴える側が選べる、そういう意味ですよね。
○高橋(千)委員 ありがとうございます。確認をしました。  それで、やはり、合理的でなければならないなのか、不合理であってはならないなのかということが随分議論をされてきたと思うんですが、最後の資料で、これは、二〇一六年七月十九日に経団連が同一労働同一賃金の実現に向けてと発表して...全文を見る
○高橋(千)委員 実は、さっきのメトロコマースの判決の中に、労働者も立証せよ、企業も立証せよという二つのことが書かれているわけなんですね。やはりこの背景に、確かにこれは二〇一六年のものだとおっしゃいましたけれども、なるべく今よりも変えたくないという、背景にこうした思想があれば、ど...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  非正規の中に女性が多くいる、でも、そこだけでやはり丸めるわけにはいかないわけで、確かに労基法の四条には書いていますが、これはやはり男女の賃金格差を明確にしてほしいということで、女性活躍推進法のときも随分議論をいたしました。その課題はま...全文を見る
05月18日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  平成二十五年労働時間等実態調査について、議論の出発点としたいとされたことは承知をしておりますが、きょう、先ほど来何度も議論がされているように、全国一万一千五百七十五の事業場から、裁量労働制のデータにかかわる千五百二十六事業場を差...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣に通告しています。  今、十一回、五回と言いました。だけれども、私が今指摘したように、規制改革会議のワーキンググループですとか、検討会の前にも、まだ議論をされているわけですよ。そして、それが一つ、二つのデータではない、丈比べをした、そんな話ではないんです。...全文を見る
○高橋(千)委員 少なくとも、私が指摘したような零コンマの世界で出しているこのデータ、やり直した調査結果をもとに、もう一度出してもらえますか、山越局長。
○高橋(千)委員 そうじゃなくて、そこから加工された、今出している、私が出した資料、これは零コンマの世界なんですよ。〇・一%、だから大した違いがないなんて、そんな答弁できないと言っているんです。わかっていますか。これを出し直してくださいと言っています。
○高橋(千)委員 だから、やり直しをするべきなんです、調査も審議会も。それだけの意味があるんだということを指摘したいと思います。  次に、もう一度聞きますが、裁量労働制についても、総理の指示のもとに新しい実態調査をやると聞いています。いつごろ労政審にかけますか。
○高橋(千)委員 結局、これは設計がいつごろできるかすらも、これは労政審にかけると聞きました。このデータを撤回したときから、私はずっと聞いているんですよ。だけれども、それすらもまだ答えられない段階なんです。だったら、高プロも当然一緒に調査をするべきなんです。これは今やるべきじゃな...全文を見る
○高橋(千)委員 今、きょうはそれを論じるつもりはありませんでしたが、一言だけ言っておきますが、医師の面接を確かに義務づけました。だけれども、それは、現在は百時間、それを、一般の方は八十時間ですよね。そして、高プロの方は健康管理時間が百時間、これは、過労死ラインに達するぞというと...全文を見る
○高橋(千)委員 どうして、高プロを導入すれば、今もこんなに弾力的な制度があるのに、導入すれば経済が発展し、社会が発展していくのか、答えになっていない。これは、この間も議論をしたわけです。  逆に、こういう柔軟な働き方が、規制が及ばない働き方がふえてしまうと、どれだけ監督官をふ...全文を見る
○高橋(千)委員 それは、前回お答えいただいたわけですよね。だけれども、無期転換の人しかいなくなってしまったときに、そうなっちゃうわけですから。今回はまだ、五年たって、無期転換が始まったばかりだと。私自身も、東北大学の問題など、何度も質問をしてきました。まずは安定雇用という第一歩...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、認められないという答弁をいただきました。これは確認をしたいと思います。  それで、均等待遇がもし条件としてあるのかなということを聞くわけですけれども、派遣元事業主は、平均三割程度のマージンを得ていると聞いています。均等待遇に該当した場合、派遣労働者が受け...全文を見る
○高橋(千)委員 あり得るということで、パーセントも言えないくらい、パートの一・五%も驚きの数字ですが、それより少ないのかなと思います。  改正派遣法により、本年九月三十日以降で、個人単位の期間制限の期限が到来する派遣労働者に、雇用安定措置を講じなければならなくなります。この周...全文を見る
○高橋(千)委員 適切な対応と今おっしゃいましたよね。  今、無期雇用が改正後三年間で六六%もふえているわけなんですね。やはりこれは、雇用安定措置といったけれども、派遣先がこれを避ける手だてなのかなと。しかし、今言ったように、派遣先にとって、本当はなくてはならないキャリア、技術...全文を見る
05月22日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、六人の参考人の皆様、お忙しい中御出席をいただき、また貴重な御意見をいただきました。本当にありがとうございました。時間の制約があるために、全員に質問はできないと思いますので、あらかじめ御容赦をいただきたいと思います。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  同じく高度プロフェッショナル制度について輪島参考人に伺いたいと思うんですけれども、現在、裁量労働制を適用している主な企業などでは、やはりグレード別の基本給と残業代見合いの裁量労働手当といった、呼び方はいろいろあると思うんですが、報酬制...全文を見る
○高橋(千)委員 それでは、同じく高プロについて、岩橋参考人に伺いたいと思います。  今の、イノベーティブな働き方ということのお話もあったわけですけれども、この間の委員会の議論でも、私が、なぜ自律的で創造的な働き方になるのかという問いに対して、加藤大臣は、深夜手当が高いから、な...全文を見る
○高橋(千)委員 全く同感でございまして、私は大臣告示基準を上限とすべきだという立場でこれまでも言ってきました。  そこに関連して岩橋参考人にもう一点、簡潔にお願いしたいんですけれども、今回、労働安全衛生法で、一般の労働者は、現行百時間、これを省令で今度八十時間にするということ...全文を見る
○高橋(千)委員 今回、産業医の権限を強化ということは書いてあるんですけれども、まだその議論が十分されていないし、実態は、強化できるどころか、企業に遠慮しているということがあるのではないかと思います。  ありがとうございました。  そこで、上限規制について、神津参考人と輪島参...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  最後に寺西参考人に一言伺いたいんですけれども、例えば、高プロの導入において、夜の方が効率がよいという人がいたり、一定の残業を望んでやる人がいたとしても、しかしそれは、やはり規制をしなければいけないんだということが皆さんの経験でわかって...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひその生の言葉を総理にもちゃんと届けられるように、そして、過労死をなくすということはみんながおっしゃっているわけですから、この法案をそういうものに変えていかなければならない、今のままではだめだということを表明して、終わりたいと思います。  ありがとうございま...全文を見る
05月23日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今、山井委員から、過労死防止基本法制定を目指してきた家族の会の皆さんと私たちの思いをお話をされておりましたけれども、きょう五月二十三日は、四年前にこの委員会で法案を全会一致で可決をした記念日であります。まさかその四年後の日に、過...全文を見る
○高橋(千)委員 けさの理事会に新しい資料が出されました。これは私が五月十八日の委員会で求めた資料なんですけれども、このように書いてあります。平成二十五年度労働時間等総合実態調査に係る精査結果をもとに訂正した、労働政策審議会労働条件分科会資料についてと題してあります。  私が十...全文を見る
○高橋(千)委員 大きな差がないという答弁でありました。  私が十八日の委員会で指摘をしたのも一部ではあるんですね。やはり結論が、零コンマのデータを使っている場合に、たとえ〇・一%影響したとしても、それは大きな意味があるんじゃないか、このように指摘をしたんです。  それで、大...全文を見る
○高橋(千)委員 データが全く、差が大き過ぎる、このこと自体は認めますよね。
○高橋(千)委員 結果の話ばかりしないでください。結果をどう見るかというときに、もとになるデータなんですよ。  しかも、今局長、例えて言ったけれども、短いほど短いという、私が委員会で指摘したのは、長いほど長いですよ。当たり前じゃないですか。延長時間が、三六協定で設けているのが長...全文を見る
○高橋(千)委員 余りにも不誠実な答弁だと思いますよ。  これだけの差がありながら、サンプル数が少ないからいいんだと。大臣、そういう立場ですか。こんな形で法案を決めるんですか。
○高橋(千)委員 到底納得できません。  例えば、資料を持っている方、九十一ページになるんですけれども、法定時間外労働の実績で、新技術、新商品等の研究開発の業務。これは、新商品などの研究開発の業務というのは、当然、除外をするわけですよね。そのためにどれだけの時間、残業しているの...全文を見る
○高橋(千)委員 何を言っているんですか、一体。  三割はみ出ているだけでも重大だなと私、言ったんですよ。それが五割です。対象者の半分は既にはみ出ている。それでも除外するんですよ。問題にならなくなるんですよ。いいんですかと聞いています。
○高橋(千)委員 七割が五割になって、影響しないなんて考えられません。労政審に差し戻してください。
○高橋(千)委員 なぜあなたがそれを結論できるんですか。労政審に聞いてみたんですか。七割が五割になっても影響ありませんねと聞いてみたんですか。
○高橋(千)委員 審議会の人たちが大変な時間をかけて議論したのに、大変失礼だと思います。  私は今、この短い時間でわかったのを紹介しただけなんですよ。これは全体ではないと思います。だけれども、政策決定に直接かかわるわけです。除外するかしないか、何時間までを上限にするかって、何年...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、こういう出発点が、信頼をもう失っているんですよ。本当にそういうことを自覚しているのかなと思います。  私が最も不可解なのは、また、絶対終わらせるわけにいかないなと思うのは、野村不動産の特別指導の問題です。  大臣は、私たち野党が何に納得していないのか...全文を見る
○高橋(千)委員 端緒として過労死があったのではないかと私たちが今思っていると。それはそうです、思っています。それを答えられないから、大臣が答えられないから納得していないというふうにおっしゃっているんでしょうか。
○高橋(千)委員 これは、やはり今度の国会は裁量労働制のデータの捏造問題から始まったわけですよね。根っこは一緒だと思います。裁量労働制は長時間労働になる、過労死を招く、そういう野党の批判をそらすために、結びつけたくなかった、認めたくなかった、それが本音ではないでしょうか。  十...全文を見る
○高橋(千)委員 何回もいろんな資料を出してもらったわけですけれども、そのマスキングしている理由は、結局、手のうちがわかっちゃうから、こういうときにどんな指導をしたのかわかっちゃうからということを言っておりました。それは、我々は理解できないことはないんですよ。だけれども、全部わか...全文を見る
○高橋(千)委員 では、その二百数十の調査も端緒があったということですか、告発なり過労死のようなことが。
○高橋(千)委員 どうしてお認めにならないんでしょうか。  少なくとも、裁量労働制が、野村の場合も三六協定を上回っていたというふうにしっかり書いているわけですから、野村自身がホームページで認めているわけですから、そういう議論をずっとしてきたのに、大臣がそのことを一つも認めないか...全文を見る
○高橋(千)委員 含意というだけで、これをやっていいものなんでしょうか。  例えば、チャレンジしたい人にはチャレンジできる環境、アナリストだということですが。でも、高プロの中身は、今の裁量労働制と違うことは、深夜手当などもない、それと百四日の義務づけ、中身はそれだけなんですよね...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、前回も指摘したように、規制と切り離すというのは、要するに、残業代を払わないだけということと上限がないということ、それですよね。何時間でも働けることになることが問題だとずっと言ってきたじゃないですか。  具体的に聞きますけれども、さまざまな知見を仕入れる...全文を見る
○高橋(千)委員 在社時間に入るので、自己啓発も入るということだとお話がありました。ただし、労使で、分けるというのがあればということを今説明されたと思うんですね。  それで、健康管理時間は、所定内労働を上回る時間が月百時間を超えたときに医師の面接指導を義務づけることになる。だけ...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと、だめですよ。二つ質問したじゃないですか。  実労働時間が入るのかと。その中できちんと分けて把握していくんですか、健康管理時間はこれこれ、実労働時間はこれこれと、そういう意味ですかと聞いています。
○高橋(千)委員 ごめんなさい、時間になっちゃったので、続きは後でやらせていただきたいと思うんですが、実労働時間も数えるとちゃんと答弁しているんですよ、レクのときには。そうじゃなかったら、労災とか、全然わからないじゃないですか。そういう意味なんですよ。それを聞いたわけです。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょう、まず総理に何としても伺いたいのは、誰のための高プロ導入なのかということなんです。  昨日の参考人質疑でも、連合の代表も、全労連の代表も、もちろん過労死家族の代表も、きっぱりと反対だとおっしゃいました。推進するという立場...全文を見る
○高橋(千)委員 やりたくない人はやらなくてもいいとおっしゃいました。総理が同意案件をつけたのが、何年か前に、最初、出発点でありました。それはわかっております。もちろん、私たちは、そうは言っても、同意させられるんじゃないかということはあるんです。それはおいておいて。だけれども、お...全文を見る
○高橋(千)委員 今、個別の話だから大臣に答弁させたとおっしゃいました。個別、その程度なんですよ、賛成だとあえて言う人は。それ以外の例証ができないということでしょう。  全てのナショナルセンターが反対しています。これだけの傍聴者がいます。ネットでこれを見ている人たちがいます。圧...全文を見る
○高橋(千)委員 ニーズはないってさっきから言っているじゃないですか。  時間と成果をリンクしない、これは法律、そうなっています。だけれども、成果と賃金はリンクするとは言っていないんです。何も書いてないんですよ。どうして成果で生かせる働き方だって言えるんですか。裁量労働制やフレ...全文を見る
○高橋(千)委員 時間と成果はリンクしない、だけれども、成果と賃金もリンクしない、明確に答えてください。
○高橋(千)委員 だから、入り口のところで一千七十五万を超えていたからといって、そこから先に、どんどん頑張って時間を短くして成果も上がったら報酬がふえるということは何の保証もないという、それだけなんですよ。入り口のことしか決まっていないんです。それを、いかにも、自由に働いて時間に...全文を見る
○高橋(千)委員 これは、実はもうやりとりしているんですよ。業務量を、指示される量を減らせないよねといったときに、だから、あらかじめ、今大臣、一年とおっしゃいました、一年計画で大体の業務量を決めておいて、そうしたらそんなにふえないでしょうと話している。一年前に業務量が決められる、...全文を見る
○高橋(千)委員 今の私が紹介したJILPTの調査は、一千万以上の年収の方が九・二%もいらっしゃいます。そういう実態なんですよ。普通に、それこそ研究開発業務ですとかそうした中でやっている方たちは、実は、本当に夜も今言ったような働き方をして、それで、それだけの高年収を得ているんです...全文を見る
05月24日第196回国会 衆議院 本会議 第29号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました厚生労働委員長解任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  高鳥委員長は、日ごろ、野党の意見もよく聞き、円満な委員会運営に尽力されていたことは、私も理解しているところです。  しかし、この間の委員会運営は、働き...全文を見る
05月25日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第23号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  冒頭、昨日の本会議で、高鳥委員長の解任決議案、我々が出したものが否決をされましたけれども、その翌日の委員会で、まさかの委員長職権、しかも、採決までセットで提案をされたこと、強く抗議をしたいと思います。  けさの理事会でも、野党...全文を見る
○高橋(千)委員 では、質問します。時間が限られていますので、答弁も簡潔にお願いします。  まず、水曜日の続きみたいなものですけれども、高プロの労働者の健康管理時間が所定内労働を上回る部分、これが月百時間を超えたときに医師の面接指導を義務づけるということを言っています。これは百...全文を見る
○高橋(千)委員 なぜ百時間にしたんでしょうかと聞いたんですが、今のは、百時間も決まっていないという意味ですか。
○高橋(千)委員 大臣、この間、私の質問に対して、どうやってチェックをするんですか、監督署がチェックするんですかと言ったときに、健康管理時間が百時間になったら医師の面接指導をやると答弁されたじゃないですか。
○高橋(千)委員 安倍総理が来たときも、これは、高プロは強い健康確保措置をやるんだ、これまで以上にやるんだと言いましたよ。だけれども、その百時間すらもちゃんと答えられない。それで、どうして強い確保措置だなんて言えますか。  第四十一条の二、五号で、健康確保措置を、四つのうち、い...全文を見る
○高橋(千)委員 これは絶対、考え方を示さないのはおかしいんです。  今、百、八十は一つの考え方だとおっしゃいました。やはり、確保措置の選択の中にある例えばインターバルも、あるいは今私が指摘した上限も、当然やるべきだと思います。ただ、はっきり言って、これは選ばないだろうなと思う...全文を見る
○高橋(千)委員 踏まえながらということで、ちょっと曖昧ですけれども。  つまり、高プロだからといって、通常の方たちよりも長い上限があるということはあり得ないですよね。それはどうですか。はっきりおっしゃってくださいますか。
○高橋(千)委員 さっぱりしないですよね。健康管理時間という概念の曖昧さは、これまでも、裁量労働制でも指摘されてきました。  NHKが昨年、元記者、佐戸未和さんの過労死認定を公表したことを受けて、記者を裁量労働制に切りかえるとともに、専門業務型裁量労働制に対する四段階に分けた健...全文を見る
○高橋(千)委員 聞いたことに答えていないんです。さっき言った、上限を聞きましたけれども、それを選ぶとは限らない。私、多分選ばないだろうと思います。  そうすると、残るは、百時間過ぎたら医師の面接指導というだけなんですよ。でも、面接指導をやったら、またその後、百時間、何百時間で...全文を見る
○高橋(千)委員 対応を聞いているんじゃありません。上限を決めていないんですよ。そうでしょう。選ばなかったら、上限がないんです。そうすれば、面接を一旦受ける、何らかの指導をするでしょう、血液検査をしましょうとか言うかもしれません。だけれども、上限はないんですよ。何百時間でもよいの...全文を見る
○高橋(千)委員 実効性を持つ仕組みではなくて、きちんと修正してくださいよ。そうでなかったら、担保ができません。そのことをちゃんと答えてください。  私、大臣が何度も答弁をして時間をとったので、もうあと一問しか聞けませんから、そのときに一緒に答えてください。  資料にあります...全文を見る
○高橋(千)委員 長時間労働がもう最初からわかっているんだ、それを、残業代がない、時間規制がない高プロの世界に入れていいんですかと聞いています。
○高橋(千)委員 全く納得できません。  健康確保措置もまともに答えていません。せめてそれを法律に書き足すとか、そのくらいのことをやってくれなければ、到底認められません。  審議を引き続き行っていただきたいことをお願いして、私の質問を終わります。
05月30日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本来なら、二十五日の採決をやり直すべきです。けさになって、また新たなデータの誤りが、訂正が来るということは本当に衝撃でありました。改めて審議をやり直さなきゃいけない、参議院もすぐに本会議があるということではないそうですので、じっ...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、やはり基準を決めるというのはすごく大事なことだと思いますよね。それを決めることによって、やはりそこに照準を合わせてくるというのが傾向であるというのは大臣もお認めになった。それと同時に、それに張りつくことをよしとしているわけではない、なるべく下げていくべきな...全文を見る
○高橋(千)委員 労政審で、どう議論をしましたかというふうに聞きました。それで、今答弁されたのは、長いほど長いと。前回は、短いほど短いと言いましたからね。私が指摘したので直してくれたんだと思います。  最初に出た百五回の労働条件分科会においては、労働側から、これはやはり特別条項...全文を見る
○高橋(千)委員 労政審に結果が変わったことをなぜ言わないんですか。認識が変わっているんですよ。  結論が同じだから、つまり、残業時間の上限を区切ることには同じだから別にいいんだって、そう言っているでしょう。でも、それじゃ、一つ一つ積み上げてきた議論の意味が違うじゃないですか。...全文を見る
○高橋(千)委員 私は違うと思います。どれだけ、残業時間が協定に向けてちょっとしかやっていないか、半分もやっているかということによって、やはり政策の決め方というのは違うと思いますよ。  長いほど長いって、それは当たり前ですよ。傾向が同じだから別にいいんだと。いいかどうかは委員に...全文を見る
○高橋(千)委員 委員長、だめです、これは。  返事を聞いてこいと言ったんです、変わってもいいんですかと。労政審の委員が別に構わないと言っているんですかと言っているんですよ。それを勝手に想像して答弁しないでください。
○高橋(千)委員 これは改めて理事会でお願いをしたいと思います。  続けて、ちょっと問いを飛ばしますが、5の「新技術、新商品等の研究開発の業務」というのがあるんですね。これも、時間内におさまっているのが、七割と答えていたものが、五割になるわけです。これは重要でして、関係ない、関...全文を見る
○高橋(千)委員 これも立法事実がないんです。  ずっと、私、何年もこれを聞いています。どのくらいいるんですかと。何人と答えられない、どのくらいの部署かというのも全然答えられない。だけれども、今回また高プロの対象にするわけですよね。冗談じゃありません。ありとあらゆる、製造業など...全文を見る
○高橋(千)委員 そうじゃありません。  今読みました。「現行制度で対象となっている範囲を超えた職種に拡大することのないよう、」ですよ。職種です。研究開発業務といったら業種になっちゃうじゃないですか。職種というのは何ですかと聞いています。
○高橋(千)委員 私、何回も聞いたんですよ。  じゃ、対象というものがこれこれこういうものですとはっきりして初めて、それ以外はだめよというんでしょう。それが何かがわからないから聞いているんじゃないですか。  この資料の五番目に戻りますけれども、囲みの中の米印に書いています。基...全文を見る
○高橋(千)委員 どうしてそこになると同じ答弁を繰り返しちゃうんでしょうか。  まず、現状よりも拡大するなと言っているんですと言ったって、現状がわからないと言っているんですよ。何人いるかもわからないのに、拡大したかどうかもわからないじゃないですか。減ったかどうかもわからない、ふ...全文を見る
○高橋(千)委員 あと五分ですので、最低二問は聞きたいと思います。大臣にお願いします。  研究開発業務が現行どのくらいの職種にどのくらいの人が従事しているのか全くわからないまま高プロに入っていくことは、絶対やってはいけないと思います。だけれども、わかっているのは長時間労働だとい...全文を見る
○高橋(千)委員 逆の意味にとられたと思うんですけれども。  それは、時間が長くかかっても仕方がない分野があるんだということです。そうでしょう。失敗を繰り返して初めて今がある。それを、成果によって評価をするんだよといったときに、成果が出ないこともいっぱいある。それも評価をしなけ...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、そんなことをおっしゃったら、全国でそうした業務についている人たちがやはり驚くと思いますよ。伸び伸びと、自由に、自分の好きな時間で、そんなわけにいかないでしょうが。ちゃんと目標があるんですよ。期日が決められているんです。そんなことあるわけないでしょうが。 ...全文を見る
05月31日第196回国会 衆議院 本会議 第32号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、働き方改革一括法案について、断固反対の立場から討論を行います。(拍手)  まず、八本の法案を一くくりにし、与党による強引な委員会運営と強行採決がされたことに、満身の怒りを込めて抗議します。  二十五日の委員会も、過労死家族の会の皆さん...全文を見る
06月01日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日また、三十日にも取り上げておりましたけれども、資料の一枚目の、五月二十九日付の毎日新聞「障害年金一千人打ち切りか」という記事についてです。  昨年四月から障害基礎年金の審査が障害年金センターに一元化された影響と見られ、今回...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の二枚目を見ていただきたい。  これは二〇一四年八月二十四日付の東京新聞です。「障害年金判定 地域で差」、この時点で不支給率が最大六倍の開きということが、共同通信が独自に年金機構に開示請求を行って明らかにしたやつなんですね。  これをきっかけとして、厚労...全文を見る
○高橋(千)委員 とても残念なんですよね。  私が、均一したことが悪いとか、まだそんなこと全然言っていないんですよ。いい悪いの議論をしているんじゃなくて、判定に違いがある。でも、そのときに、一部には行き過ぎた判定があるかもしれません。  でも、そのことよりも、その判定が事実じ...全文を見る
○高橋(千)委員 引き続きの人もいるであろうということでありました。  それで、検討会を立ち上げた話をさっきしましたけれども、関係団体のヒアリングがやられていますよね。例えば、手をつなぐ親の会が全国の格差を緊急調査をやっておりまして、やはり、さっき大臣が言った、でこのところはと...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、今、岡本理事がおっしゃってくださったように、これは内訳をちゃんと出していただきたい。  その上で、今まで、障害年金の認定数とその申請数、どうなっていますかというのが、全然その数字がないんですね。作業が、システム改修が大変だとかとおっしゃっていて、でも、そ...全文を見る
○高橋(千)委員 検討していただけるという意味ですよね、今のは。  それで、資料の四枚目なんですけれども、左側が、障害等級に関するお知らせということで、日本年金機構から受給権者様に送られたものであります。  今るるお話ししてきたように、一年後の診断書を待って、結果が変わるかも...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、年金の過少支給問題を随分議論しましたけれども、それだけではなかった。結局、障害年金の分野でも、一旦とめるとしてから、とめてしまってから、後でお返しするということがあったんだということ、これは本当に重大だと思います。  実は、きのうこの問題の説明を受けた...全文を見る
○高橋(千)委員 その文書にあるのは、二十歳前障害基礎年金の障害状態確認届による認定結果への対応ということで、別添がございます。その別添の中にこういうふうに書いているんですね。二十九年四月以降、二級以上から非該当となる受給権者が相当数存在した。それがさっき、二千九百人と言ったけれ...全文を見る
○高橋(千)委員 主治医の先生が甘く見ているみたいな、そういうニュアンスが伝わってくるんですね。  検討会の中でも、逆に、ちゃんと書いていないけれども、ちゃんと書けば認められるよという、そういう認定をしているよという意見もありましたよね。やはり私はそこを採用するべきであって、さ...全文を見る
○高橋(千)委員 続きをまたやりたいです。  終わります。
06月06日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  十五年ぶりの食品衛生法改正ということで、私にとっても今回が初めての同法改正に対する質問になります。  ちょうど二〇〇三年十月に私は国会に参りましたので、改正が終わった後でありまして、そのときは農林水産委員会に所属をして、BSE...全文を見る
○高橋(千)委員 なぜという答えはなかなかないわけでありますけれども、結局、ためてしまったというんでしょうかね、随分たくさんの中身がございます。これをきょう一日で終わらせるというのはちょっとあんまりじゃないかなというのと、十五年間改正しないできて二年で施行するというのはかなり拙速...全文を見る
○高橋(千)委員 これは、なぜという答えにはなっていないと思うんですね。フードチェーン全体にというのは、今これを位置づけようということで、HACCPでなければならない、あるいはHACCPの考え方を取り入れた基準でなければならないということの理由にはなっていないと思うんですね。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 今何も対策がとれていない状況であれば、それはわかるんですよ。そうではないわけでしょう。それを今、HACCP対応にしましょうと、それも一律に。そこに、なぜかということを投げかけているわけです。  私ごとですが、私は、両親が生きていたころは秋田県の片田舎ですし屋を...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、今の答え方、ちょっと、いっぱい聞かなきゃいけなくなって困ったなと思っているんですが、まず、全体としてはHACCP対応をするんだ、そして、そうじゃない労働集約型の小規模事業者は考え方を取り入れたやり方だという説明だったんでしょうか。その小規模といったときに、...全文を見る
○高橋(千)委員 目安ということは、何人以上ということを決めるということなんでしょうか。手引書を厚労省と相談しながらつくりますよね。そうすると、その段階で、団体としては、うちはこの手引書で十分だと思うよという希望が多かった場合、でも、それをかなえるという意味ではないということでし...全文を見る
○高橋(千)委員 このくらいの人数というのはどういう意味ですか。このくらいの人数だったらHACCP対応でもいいという意味ですか。
○高橋(千)委員 大変、これでは不安だと思いますよ。  当然、事業者にしてみたら、もちろん、今、厚労省のホームページに出ているあの手引書も私、拝見しました。いろいろな今努力をされているわけで、その努力でいいんじゃないかと当然出てくるんだと思うんです。  食品衛生管理の国際基準...全文を見る
○高橋(千)委員 何で答弁がもとに戻るんですか。それはさっき言ったでしょうが。それをさっき言って、それから一つずつ聞いているわけでしょう。本当に必要なことならみんなに義務づけなきゃいけないと言ったじゃないですか。それをあえて例外をつくると言っているのに、その物差しもわからない。要...全文を見る
○高橋(千)委員 線引きが決まらないのはそのとおりだと、大臣、認めていただきましたので、よく考えていただいて。猶予三年というのはどうかなと言わなきゃいけないと思います。罰則つきの義務化をこの短期間でやるのは、やはり問題です。罰則までは、そこまではすぐにはいかないよと、大臣、答弁し...全文を見る
○高橋(千)委員 そうですよね。既に輸出を検討している企業の導入済みと検討中あるいは途中を合わせますと七二・九%、そういうところが既にもうやっている。だから、私は、そこはそこできちんと支援の道筋があるんだから、大事なことでしょうと言っているわけなんです。  それで、資料の二枚目...全文を見る
○高橋(千)委員 実績はどうかと聞きましたけれども。
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  資料の三枚目ですけれども、これは食料産業局でつくっていただいた、食品の品質管理体制強化対策事業、一億三千七百万円ですよね。これは真ん中より下のところに書いてあるんですけれども、衛生・品質管理体制強化のための人材育成とか、HACCP指導...全文を見る
○高橋(千)委員 極めて、私は不誠実な答弁だったと思いますよ。農水省にきのう聞いて、いやいや、それは農水関係でなくても使えますということを確認をして私は質問しているんですけれども、参議院であれだけ聞かれても、一切お金はかかりませんって、逆におかしいんですよ。全くかかりませんという...全文を見る
○高橋(千)委員 EUの方はマイナス何度以下というふうな基準があると。きのう聞いたときには、海域の問題ですとか、それを運んでくる漁船の登録が必要であるとか、やはりEUの方が厳し目であるというふうな報告を受けました。  やはり厚労省のHACCP対応の中にもプラスアルファの部分があ...全文を見る
○高橋(千)委員 定義がわからないけれども、どのくらいかもわからないというお答えですよね。そうすると、やはり、指定成分をどのくらい決めても、出発点がわからないわけですから、目標が見えてこないということにもなるわけですよね。やはりこれをもっと、いわゆるを最終的には取っていく、曖昧な...全文を見る
○高橋(千)委員 毎年ではないということはわかりました。ですが、さっき言ったフィードバックの考え方があるのかということです。  実際に、それは文献だとかいろんな科学的知見があると思います。でも、動き出してしまえば、動き出したことの、実際に起こったことから学ぶことが一番の効果的な...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をしました。  ここで今度は大臣に伺いたいんですが、広告の問題なんです、ネットの広告。  それで、先ほどどなたかもネットの広告規制のことを質問されていましたけれども、お答えは、ネットパトロールとか、いわゆる危険ドラッグのときとか、違法ドラッグをどうするか...全文を見る
○高橋(千)委員 それこそ、高鳥委員長と一緒に、ネットの、医薬品の海外視察に行ったときに、レコメンド機能ということで、どうですかというのを各国に聞いて、どこもやっているところがなくて、やはり日本は特殊だねということで規制をしたということがあったということで、やはり健康食品の分野で...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。ありがとうございました。
06月06日第196回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  いわゆる種子法は、ほとんどの国民にとってなじみのない法律であり、かつ、誰にも関係のある極めて身近な法律であります。食料主権の根源であり、私たちが日常、地元産の農産物に誇りを持ち、その恵みをいただいているわけですが、開発に至るさま...全文を見る
○高橋(千)委員 今、海外事業者の参入の問題、指摘をされたと思いますが、まさに最初に私が言ったように、気づいてからでは遅いのではないかということで、本当に大事な指摘なのかなと思っております。  私は青森県の出身でありますが、まさかり型の下北半島から南、岩手そして宮城へと、やませ...全文を見る
○高橋(千)委員 まずは、ゆきむすびの紹介をいただいて、ありがとうございます。  観光ホテルのおかみさんたちが通常より高い値段であえて生産者の皆さんから買い取る、生産者の経営を支えながら、それがブランドとなり、地域の経済を支える役割を果たしています。私もお邪魔をして、試食という...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今の答弁の中で、国と都道府県とが一体となった取組を推進する必要があるという御指摘がありました。やはり公設試験場を守っていかなければならないし、また、その予算の根拠でもあるわけですから、本当に種子法の役割が重要ではないかなと改めて思って...全文を見る
06月08日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第27号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先ほど来、目黒区で起きた五歳の女児の虐待死亡問題について皆さんが取り上げられております。本当に、この世界で、たった一人であっても、親が子供を守ってくれるべきだと思うんだけれども、その親によって命を落とす、こんなむごいことはないと...全文を見る
○高橋(千)委員 では、きょう大臣が参議院に行かれる関係で持ち時間が分かれてしまいますので、質問の順番を変えさせていただきたいと思います。  資料の二を見ていただきたいと思います。これは、「労基署業務を民間委託」という大きな見出しがあります。昨年の五月二十二日付の読売新聞の夕刊...全文を見る
○高橋(千)委員 今、労務管理の専門家を委託をして、効果的かつ効率的にとおっしゃいました。  昨年はそれでパイロット事業を行ったということですが、その内容はどうなっていますか。
○高橋(千)委員 どこで、そして誰がやって、どのくらいの事業所、どんな効果があったんでしょうか。
○高橋(千)委員 最初からきちんと言ってくださいよ。そういうふうに通告をしているわけですからね。  それで、実は、それはパイロット事業なわけですから、実際にどうだったんですか、問題なかったんですかと聞いたら、何にも来ないんですよ、結果が。どう評価しているんですか。
○高橋(千)委員 どうしたらいいのかというのを三千二百四十事業所相手にやって、問題がなかったというんですか。
○高橋(千)委員 結局、結果がうまくいったとも問題があったとも何もないんですよ。まとめた紙がないんです。今紹介した、ことし七月からやる資料を、もっと字が少ない紙、一枚しか持ってきませんでした。それで全国の労基署で始めるんですかということを指摘したいんです。  私、この問題は何度...全文を見る
○高橋(千)委員 今、大臣、絶対譲るわけにいきませんからと言いました。だけれども、八代氏が言っているのは、臨検業務を一部民間委託していきたいということなんですよ。  昨年五月二十三日の規制改革会議第一次答申は、「三六協定未届事業場であって就業規則作成義務のある事業場については平...全文を見る
○高橋(千)委員 それを本当に大臣が決意をして、どこまで持っていくのかということが本当に問われていると思うんです。  大体にして、この規制改革会議は、大臣は呼ばれていませんので。担当大臣が違いますので。そういう中で、土屋審議官が頑張って監督官の仕事とはこういうものだと訴えてきた...全文を見る
○高橋(千)委員 大分トーンが弱い、そう思いますね。  このときに通知を発出しているんですが、その後も事件は起きています。そもそも私自身も何度か取り上げたことがありますが、ホームページで就業規則に正社員登用制度と書いておきなさいよと、それで有期雇用契約で雇って半年後に正社員にす...全文を見る
○高橋(千)委員 これで言い切りにします。  資料の6を見てください。働き方改革支援宣言に関する具体的な取組について、全国社労士会連合会が理事会で決議。  大臣自身が全国社労士会の新年祝賀会の挨拶で述べていたんですけれども、昨年六月に全国社労士会として働き方改革支援宣言を発表...全文を見る
○高橋(千)委員 残り十分、よろしくお願いいたします。  先ほどの監督官のところで一問残しておりましたが、時間の関係で要望だけにしたいと思います。  人手不足はやはり増員でこそ解決するべきだと思っております。  資料の最後のところに、都道府県別の監督官一人当たりの労働者数と...全文を見る
○高橋(千)委員 委員長、これは確認をお願いいたします。
○高橋(千)委員 この記事にも指摘があるんですけれども、二十前発症とそれ以降で対応に差が出たのはおかしいのではないか、記事にも不公平だという声が紹介されています。  今回対応したのは、たまたま昨年非該当とされた二十前発症の人だけなんです。  記事には、厚労省の説明として、「二...全文を見る
○高橋(千)委員 これは説明にならないんですよ。というのは、言ったように、そのとき集中した人が、前回紹介しましたけれども、年金局にも相談があって、どうしましょうかということで、一年はそのままにしましょうとなった。でも、同じ状態の人が、たまたま七月ではない、あるいはこれからの人、そ...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。窓口の対応をよろしくお願いいたします。
06月13日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  健康増進法、いわゆる受動喫煙対策は、これまで与党の中の調整が続き、塩崎大臣による政府原案は大きく変えられてしまいました。会期末の今ごろに審議入りというのは、本来ならあり得ないことだと思いますが、私にとってはきょうが初めての質疑で...全文を見る
○高橋(千)委員 これはちょっと整理したいと思うんですが、受動喫煙と言った場合に、その対象者は非喫煙者だけではないと思います。例えば一日一本しかたばこを吸わない人が喫煙室でたばこを吸って、いろいろ、ずうっと吸っている人の煙を吸うことも含めて受動喫煙と言っているはずです。ここを確認...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、今二つ分けて聞いたんですね。  望まないイコール非喫煙者とおっしゃいました。ですから、非喫煙者、たばこを吸う習慣はないけれども、望む人はいるんだという意味ではないですよねということを確認したんです。     〔委員長退席、橋本委員長代理着席〕
○高橋(千)委員 さっき西村委員の質問に対する答えを聞いていてふっと思ったんですね。つまり、自分から吸いに行く人は、要するに、望まない人には入らないんだということをおっしゃいました。でも、吸わない人の中で望む人がいるかのような言い方はおかしいんじゃないかという意味で、非喫煙者は全...全文を見る
○高橋(千)委員 わかりました。  ですから、本来ならば、望まないという表現は使わなくてもよいのだと思います。受動喫煙の中には当然喫煙者も入っているということが確認をできました。  その上で、やはり望まないという人は、みずから望む、たばこを吸わないのに望んで受動喫煙するよとい...全文を見る
○高橋(千)委員 受動喫煙の中には含まれていないという答弁がまずありました。  資料の二枚目を見てください。  これは、二〇一六年九月に発表された通称たばこ白書にある文章であります。ですから、たばこ白書ですので、厚労省が発表しています。  三次喫煙ということで書いています。...全文を見る
○高橋(千)委員 まずは共有するところから始める。  それで、いわゆる禁煙外来、今どのくらいあって、どのような症状に対し保険点数がついているのでしょうか。
○高橋(千)委員 初回は二百三十点というふうなことも聞きました。  一万六千五百十三届出機関になっている、ふえているということでありまして、やはり禁煙外来というのが一定の、これは全部かなうことではないかもしれませんが、保険点数になっているということは重要だと思うんですね。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 きょう初めてこの問題を質問しましたので、今の言葉の中に意が含まれているというふうに受け取りたいと思います。  それで、次に、既に詳しく取り上げた委員もおられますけれども、FCTC、たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約の趣旨と本法案の関係について伺いたいと思...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の三枚目に、これは厚労省がまとめてくれた枠組み条約の中身を、概要をつけておいたんですけれども、一番右下にわざわざ、注、ガイドラインに法的拘束力はない、こう書いているのが、厚労省が言いたいことなのかなというふうに思いますね。  先ほど来多くの方が議論をされて...全文を見る
○高橋(千)委員 今のお答えは、じゃ、継続的にということは、五年後の見直しもありますし、当然これは完全禁煙を目指していくという趣旨でおっしゃいましたか。
○高橋(千)委員 今の答弁の中に、望まない受動喫煙をまずなくしていくと。だから、そこに望まないを入れているのはそういう趣旨なんだよねという、完全禁煙にはかなりほど遠いけれども、たどり着くかどうかわからないけれども、一応掲げているけれども、その一歩だという程度の認識なわけですよね。...全文を見る
○高橋(千)委員 やはりそういうところに覚悟が見えるんだろうと思っております。私は、例外が多過ぎると言わなければならない、最初の案に戻るべきだと思っております。  資料の5ですけれども、少し飛ばします。  受動喫煙対策により、現状がどのように変わるのかということで、五五%が経...全文を見る
○高橋(千)委員 二〇一七年の三月二十四日の発表ですが、九州看護福祉大学の共同研究グループのプレスリリースがあります。厚労省原案、最初の案に、性別、年齢、職業、業種などに偏りなく、賛成が七三・一%でした。飲食業に従事している方々も、六五・四%が賛成しています。  ですから、何か...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、全くその見通しが出てこないわけなんですよ、経過措置といいながら。普通であれば、五年の見直しの間までに一定整っているというのが普通じゃないですか。
○高橋(千)委員 残念ですよね。五年の見直しまでにさえも言えない。だから、さっき言った、ランクが最低から一ランク上がるだけですけれども、到底、目指す枠組み条約にふさわしいとは言えない、批准した国とは言えないと指摘しなければならないと思います。  それで、具体的に聞きますが、喫煙...全文を見る
○高橋(千)委員 漏れない以外の基準、今何も言えないんでしょうか。だとすれば、ふさわしい対策をとったとさえ言えませんよ。
○高橋(千)委員 最初にそうお答えになるべきだったと思うんです。労働安全衛生法の基準を一定参考にするんだというふうに説明を受けております。  それで、資料の6を見てください。  これは、まず屋外の話です。喫煙専用室は屋外の話をしてから質問したいと思います、考え方の整理が必要な...全文を見る
○高橋(千)委員 外なんだけれども、出入り口にもろに煙が行っちゃうでは意味がないという説明が今あったんです。  だけれども、校庭の、玄関、校舎の入り口からうんと遠いところにあったって、いずれ、帰る子供たち、朝出てくる子供たち、あるいは校庭で鉄棒をやる子供たち、それは、少しは離し...全文を見る
○高橋(千)委員 これは言えば言うほどおかしくなるんですよね。  きのうも随分やりとりしたんですけれども、玄関から離すんだ、敷地の外だといったら、敷地の外になったら他人の敷地なんだから、他人の敷地に置くわけにはいかないでしょうとなったら、その敷地の際に置いてしまったら、やはり、...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、こういう限界があるということなんだと思うんです。  ちょっと、問いがいっぱいあって、時間との競争を今しておりますので、冷静に次に行きたいと思うんですが、資料の5に戻っていただきたいと思うんですね。  この真ん中の部分、規制がある、飲食店のうち百平米以...全文を見る
○高橋(千)委員 さっき一言指摘をするのを忘れたんですけれども、小さい規模で、大臣、すぐには大変だとおっしゃったんですけれども、全面禁煙、条約のもとになる全面禁煙をすればお金は一円もかかりませんから、そうすると、自分のところだけ不利だということもないですから、やはりそういう立場が...全文を見る
○高橋(千)委員 時間がなくなってきましたので、これを最後の質問にして、また次の機会、お願いしたいと思います。  二〇一七年七月二十一日に日本禁煙学会が、緊急警告、加熱式電子たばこは普通のたばこと同様に危険です、受動喫煙で危害を与えることも同様で、認めるわけにはいきませんという...全文を見る
○高橋(千)委員 最後に明確な答弁をいただいてよかったと思います。また続きをやりたいと思います。  終わります。
06月15日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第29号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、五人の参考人の皆様、お忙しい中御出席いただき、また、貴重な御意見をいただきました。本当にありがとうございました。  早速質問させていただきます。  まず、天野参考人に伺います。  全国がん患者団体連合会理事長として...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  何か並び立つ方法があればということは非常に思いますけれども、やはりここは非常に厳格にやっていく必要があるのではないかなと。要するに、別の弱い立場の患者さんの緩和ケアでもあるわけでありますから、喫煙をしない患者さんの緩和ケアとして、そ...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません。お答えにくかったと思います。ありがとうございました。  私が言いたいのは、健康増進法なので、喫煙する方の健康も守り、喫煙率そのものを下げていく、そういうふうにならなきゃいけないんじゃないか。法案の中に、家族の問題、なかなか規制をするのは難しいという...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  やはり例外は設けるべきではないと思っております。  もう一つ黒澤参考人に伺いたいんですが、黒澤参考人は産業医でもありますので、職場の受動喫煙対策ということについて、今回の法案では少し曖昧ではないのかなと思っています。例えば、立入禁止...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  先ほども、国会のことについては皆さんが同じ意見だったと思います。今、厚労委員会の理事会室にはないんですけれども、これまで理事会室にも灰皿がありまして、目の前でたばこを吸われて会議をやるというような状態に私自身もさらされておりました。や...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  最後に、山中参考人に伺いたいと思います。  実は、先ほど初鹿委員が指摘してくださったことが私が言いたかったことで、やはり、保健所の任務が余りにも多くて、かつ、求められる責任が大き過ぎるというか、どんどんふえていると思うんですね。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 時間が来ましたので、終わります。  きょうは、貴重な御意見、本当にありがとうございました。
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  会期末目前で、参議院も含めての成立には時間が足りないのではとの野党の意見に対し、二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックもあり、急ぐ必要があると与党理事は繰り返し発言をされました。食品衛生法は、準備が間に合わないのではとの懸...全文を見る
○高橋(千)委員 研究会の報告書だからということで、たばこ白書を切って捨てた、非常に、極めて重大な答弁であったのかなと思っております。  ただ、一方では屋内完全禁煙を目指すFCTCの基準を批准していると言っておきながら、望まない受動喫煙にとどまっているというのが今の大臣の認識で...全文を見る
○高橋(千)委員 日遊協は、二〇一六年十一月十六日に、厚労省の受動喫煙防止強化検討チームワーキンググループの公開ヒアリングに参加をして、意見を述べておられます。  この日は、トップバッターは、先ほど大西委員が指摘をされました焼肉協会でありまして、いっそ全面禁煙をと、まず確かにお...全文を見る
○高橋(千)委員 飲食ができるだけではなく、パチンコもできるんです。  日遊協が、風営法は別枠にという要望は多分無理筋だと気づいたのか、要求を見直しているんですね。  三月九日の法案閣議決定直後の三月十五日の日遊協の堀内専務理事の記者会見では、今の案では、パチンコの場合は、飲...全文を見る
○高橋(千)委員 パチンコだけが問題だと言っているわけではございませんけれども、わかりやすく話をしました。  せっかく、大臣、前回の委員会で、加熱式たばこは禁煙のステップとして使うことは推奨しないとおっしゃっていただきました。だけれども、飲食もできる、パチンコもできる、読書もで...全文を見る
○高橋(千)委員 せっかく二〇二〇年までに受動喫煙のない職場ということを打ち出したのに、本当に残念だし、この時点でこれを明確に義務化をしていれば、もっと今回の法案は進んだものになったと思います。  おっしゃらなかったわけですけれども、廃案になる前に与野党修正、当時は与野党が逆転...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、従業員を守るという立場には立っていませんよね。二十未満の方はそもそも喫煙ができないわけですから、そのことと受動喫煙防止とは違うと思うんですよね。妊婦だっているし、何らかの疾患を持っている方だっているわけですよね。それをなぜこういうふうにしたのかというこ...全文を見る
○高橋(千)委員 重ねて、やはりこのときの判断が大きく響いているな、だけれども、せっかく今回法改正をするときにやってくれればよかったのになと指摘をしたいなと思います。  自民党のたばこ議連は喫煙を憲法上の幸福追求権と位置づけたと、昨年四月二日の産経ニュースが報じました。きょう午...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の改正案に反対の討論を行います。  まず、国民の健康に多大な影響を与える本法案を、十分な審議を求めたにもかかわらず会期末間近に拙速に採決することに抗議するものです。  日本は、たばこ規制枠組み条約を批准していながら、屋内全...全文を見る
06月19日第196回国会 衆議院 本会議 第39号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表し、健康増進法改正案の反対討論を行います。(拍手)  まず、国民の健康に影響する本法案を、会期末が近い中、拙速に委員会採決を行ったことに抗議をするものです。  日本は、たばこ規制枠組み条約を批准していながら、屋内完全禁煙を義務づける法律を...全文を見る
06月29日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第31号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、きょう午前中、参議院の本会議で働き方改革法案が成立をしたことに強く抗議をしたいと思います。もうそもそも働き方改革と呼ぶこと自体がふさわしくないのではないかと。  衆議院のこの委員会で加藤大臣が、高プロのニーズがどこにあ...全文を見る
○高橋(千)委員 含まれているんだ、広い概念になっているんだというふうにおっしゃるんですけれども、やはり、あえて保護育成という言葉を使ってきた、その理由があったのではないか、そこにこだわりを持っています。  もう一回、一枚目の資料を見ていただきたいんですけれども、安全でなければ...全文を見る
○高橋(千)委員 質問するときに、今、課題は共有できるが、なぜそうなったのかと質問しましたけれども、今の答弁を聞いていると、共有できるという言葉を撤回しなくちゃいけないのかな、問題意識が全然違うのかなと思うわけですね。  だって、大臣、今、広域化が進まない中においてと、はなから...全文を見る
○高橋(千)委員 そんな、急に身近なコミュニティーのような話をされても、違うと思いますよ。  これは、議論は、広域化の問題、また続けていきますけれども、まず、大阪北部地震で、改めて、水道、ガスなどライフラインの重要性が問われたと思います。きょうも何人かの方が議論をされておりまし...全文を見る
○高橋(千)委員 義務づけただけでは、予算はがばっと減ってきたという話をしているわけですし、どこからも生まれないわけですよね。  民営化をしても、では、これまで自治体の責任でここまでおくれてきたものを、何で我々が引き受けるんだという議論になりますよね。これは別に大阪市を責めてい...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと、いっぱい書いているんですけれども、少し飛ばします。  今、責任を持って全てをやるわけじゃないんだというふうにおっしゃったんですよね。それ自体が問題だと思うんです。結局、今、第三者機関に移す場合に、委託をする場合もあるんだとおっしゃいました。今、八割の...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっとその答弁、本当に、こう言っては失礼ですが、恥ずかしくないでしょうかね。そう思いませんか。  本当に基盤が脆弱になってきて、人手も足りなくなってきて、それで民間のノウハウを、委託するんだと言って、だけれども、ちゃんとモニタリングもするんだから大丈夫だと言...全文を見る
07月04日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第32号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  前回かなり問いを残しましたので、きょう、早速質問したいと思います。  資料の一枚目ですけれども、先ほど、水道事業の最前線にいらっしゃった武内委員から貴重な発言もありました。日本水道協会が震災被害への対応を実施した主な実績とあり...全文を見る
○高橋(千)委員 水道事業者が今までどおりであるから大丈夫なんだ、それはさっきも言っていましたね。多分それは、お金の面ではそうなんだと思うんですよ、出す分は。そうすると、実際に出動する方は、結局、自治体は、コンセッションになって、多分ほとんど手も足も出ないわけですよね。その体制に...全文を見る
○高橋(千)委員 つまり、あらかじめ定めることが多過ぎるんですよ。二十年も三十年も契約すると言っているのに、こういう場合、こういう場合、こういう場合と、物すごい内容のことを定めておかなければ何もできない。本当にそれはできるんですかということなんですね。  資料の二枚目に、運営権...全文を見る
○高橋(千)委員 具体的に答えてください。  最終的な責任は、水道事業者である地方公共団体であると。だけれども、更新の費用はどっちが持つのか、つまり、どこまで委託するのか、業務の内容をどこまで設定するのかによって全然違うということですよね。つまり、管路に全く責任を持たないコンセ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、答えたんでしょうか。わからないです。  つまり、管路をまるっきり、コンセッションでない場合もありますよねと。一言。
○高橋(千)委員 そういうことなんですよ。大変な中身をこの最初の段階で決めなければならないわけ。  そうすると、今、九月議会を迎えようとしている宮城県は、上水、下水、工業用水、三つですから。その内訳をたどっていくと、九つなんですって。九つにそれぞれ案分をするという作業になって、...全文を見る
○高橋(千)委員 では、値上げが必要になったら、そのたびに議会で確認をする、議決をするという理解でよろしいですか。
○高橋(千)委員 枠組み内というのは、つまり、利用料の上限を決めるわけですよね。一気にそこまでいくか、じわじわといくかというのはその事業者によると思うんですけれども、しかし、議会がその範囲を決めてしまえば、そこはかかわれないとなったら、これもまた議会にとっては大変悩ましいことであ...全文を見る
○高橋(千)委員 久々に、ですからを聞きましたけれども、低廉な水の供給という目的は変わらないのだという趣旨でおっしゃったんだと思います。でも、それを踏まえながら、ちゃんともうけもとりながら、そしてなおかつ安いというのは、絶対私は現実的ではないと思います。そこまで見越してどうやって...全文を見る
○高橋(千)委員 最大で十億円程度のとおっしゃった……。
○高橋(千)委員 失礼しました。十五億円程度の補償金の免除という意味でのメリットですよね。そうすると、一定の、そうですね、一千億くらいの事業なんでしょうかね、かなりの、要するに、償還に伴う補償金なんだと思います。  ちょっと事前に聞いておいたのは、宮城の場合は、上下で今、企業債...全文を見る
○高橋(千)委員 それはそう言わざるを得ない、お立場としてはそうではないかということであります。これは強く指摘をしたい。非常に無理な設計ではないかと思います。  時間の関係で、もう少しここを質問したいんですが、広域化の問題に行きたいと思います。  それで、第二条の二に、「都道...全文を見る
○高橋(千)委員 今お答えの中で、住民の理解を得るのが大変困難である、だからその調整役を都道府県にという御説明だったと思うんですね。ただ、困難であっても、これは重要なことなので、やらなきゃいけないんですよね。これはシステム的に変えてしまったらだめだと思うんです。  それで、資料...全文を見る
○高橋(千)委員 違うでしょう。県が関与と。県と議会は違いますから。独立していますから。議会の同意を得てという言葉がなくなっているんですよ。
○高橋(千)委員 そうなんですよ。だから、今それをもう一回聞かなければ、関与するからいいんだみたいな、まるで議会の承認を得るみたいな答弁をされた。重大だと思いますよ。  これは、県議会は一切関係ないと。だって、県が主導してやることを、当然関係するわけじゃないですか。それに対して...全文を見る
○高橋(千)委員 定めたら終わりじゃないですか。方針を定めるというのと、ここに書いている必要な助言、勧告をすることができるというのは全然意味が違うわけでしょう。これは地方との協議で、地方分権の流れで取っちゃったんじゃないですか。だから、基本方針を定めてその後どうなっているのかを何...全文を見る
○高橋(千)委員 一般的な話で済ませてしまったということで、やはりこれも本当に、今回位置づけられて、県が推進役だとなって、結果としては押しつけになるんじゃないのかなという危惧を持っています。それに対して後戻りとか途中でチェックをする仕組みを取ってしまった、これはすごく重大な問題だ...全文を見る
○高橋(千)委員 条件が厳しいところのみとおっしゃいましたけれども、尊重するということに対してお答えいただいたでしょうか。
○高橋(千)委員 確認しました。ありがとうございます。  第二条の二で、国による水源の開発が削除されました。これは、やはりダムなどの過大な水需要を押しつけた開発はもう要らないというのは言えると思うんですね。ただ、国が主語になって水源の開発というのは、ある意味、どんなときでも安定...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、水道法改正案に反対の討論を行います。  水道事業は、あまねく国民に安全、安心、安定的な水供給によって、憲法の生存権を保障するものと言えます。私たちにとって望ましい水道とは、水質基準に適合した水が、いつでも、どこでも、誰でも、合理的な...全文を見る
07月05日第196回国会 衆議院 本会議 第41号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、水道法改正案に反対の討論を行います。(拍手)  水道事業は、あまねく国民に安全、安心、安定的な水供給によって、憲法の生存権を保障するものです。新水道ビジョンは、基準に適合した水が、いつでも、どこでも、誰でも、合理的な対価をもって持続的...全文を見る
07月06日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第33号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、昨日、七月五日は九州北部豪雨からちょうど一年でありましたけれども、低気圧や前線の影響で各地に大雨被害が起きております。残念ながら、きょうの午後までにわかっているもので、三名の死亡、二名の行方不明が起こっております。被害に...全文を見る
○高橋(千)委員 何といいましょうか、とても回りくどくて、私が言った趣旨でよいのかどうかということが非常に疑問であります。  もう一度確認をさせていただきたい。  私のところに来たメールでも、打切りの通知が来たと。この認定の更新、新しく診断書を出してやるというのは人によって違...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣が誤解を招く手紙なのだとおっしゃったことを重く受けとめたいと思います。  でも、そのことによって、結局継続された、今はとりあえず続いているけれども、これで打切りなんだろうと思った方がいらっしゃるというのが現実ですので、そういうことがないように、重ねて、私も...全文を見る
○高橋(千)委員 念のために伺いますが、この千二百八十二人の中に、精神の障害、九百三十二人がいらっしゃいます。精神については千十人の中にはないのだ、それはガイドラインを出したからなんだということを答弁してきたわけですよね。この方たちが、七二・七%という割合は、大体、全体の障害の中...全文を見る
○高橋(千)委員 ということは、前回も私お話ししたとおり、そういう該当する方からの相談も受けておりますので、改めて、本人が納得してだったらよろしいんですけれども、ちゃんと問合せに対して答えるのだということを確認させてください。
○高橋(千)委員 正直言って、現場では、切られる通知が来ない方も、これからの方も、とても心配になって、自分はどうなるのだということで問合せが殺到しているわけです、年金機構ですよね。という状態になっておりますから、焦らなくてもよいのだということを丁寧に説明をしていただき、対応してい...全文を見る
○高橋(千)委員 前段は私の予想どおりであったんですね。できるだけ速やかに。多分、余り前のだと、それをそろえるのが大変なんだろう。倉庫ではなく手元に残ってある。ただ、後段におっしゃったのは、できるだけ件数が少ないものとおっしゃいました。そうすると、その件数が少ないものでパーセント...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をいたしました。  一件一件調べて、つまり、二千九百三十三人全員を調べて、診断書の内容が変わっていない方については不支給の決定を取り消すとおっしゃっていただいた。それは、だから、さかのぼってということですよね。違うと言っている。じゃ、もう一回。
○高橋(千)委員 もう一つプロセスがあるんだ、ちょっと時間がかかるんだという趣旨でおっしゃったんだと思います。大変もったいぶってと言っては失礼ですけれども、しかし、それがちゃんと証明できれば取り消すんだ、それも、さかのぼってと。これは貴重な答弁だったと思います。  それで、ちょ...全文を見る
○高橋(千)委員 平成三十一年度からということで答えていただきました。やはりこれは私、最初の一歩だと思っておりまして、障害基礎年金が、この問題が一つのきっかけでありまして、例えば、重度の人だって、この認定に、要するに納得していないんだと、つまり、一級から二級になっちゃったことに対...全文を見る
○高橋(千)委員 八割は継続されたけれども、二割が継続ではなかったということは、結構大きな数字だと思いますよね。これは大臣が、十五万人が終了、対象外になりますということを会見で述べているわけですけれども、十五万人が外れてしまったということは非常に大きいのではないかと思うんです。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 一定数含まれているとお認めになりましたので、やはり、今からでも、こうした方たちがつながっていくように、指定難病というのが、軽症であっても、それは問題ないんだということではないということで、ぜひ周知徹底をお願いしたいと思います。  それと、最後のページの資料に、...全文を見る
○高橋(千)委員 実態調査は団体の皆さんからも強く要望がありましたので、ぜひこれをつかんでいただいて、対象外になってそれで終わりじゃないんだと、やはり、難病法をつくるときにいろいろな思いがあったけれども、附帯決議もつけましたし、やってきたわけでありますから、ぜひ生かされるようにお...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  一つ希望が見えたと思います。まだ拠点病院が少ないので、これを何とかふやして、つながっていけるようにお願いをしたいと思います。  終わります。
07月11日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第35号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先週六日の委員会において、西日本の豪雨被害で既に三名の犠牲者が出ていること、土日で更に被害が拡大するおそれがあることを述べましたが、きょう昼のニュースで、既に、十三府県、百六十九名の犠牲者、行方不明者が七十九名と広がっております...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  四年前、広島市の土砂災害のときに、あのときも、今回の災害は今の地域とかぶっていて、更に大きくということになると思うんですが、公営住宅を市がぱっと募集をしたりですとか、自力で民間のアパートを借りた方などもとても多かったんですね。だけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 一般論で言うとそうなんですけれども、資料の四を見ますと、「地域医療構想調整会議における議論の状況」とあります。  左上は現状分析に関する取組の状況ということで、四半期ごとというんでしょうか、三カ月に一回くらいのペースでやっているのかしらというふうに見えるわけで...全文を見る
○高橋(千)委員 今ちょっと思ったんですが、三カ月ごとに進捗状況をチェックするんだ、かなり力を入れているわけですよね。そして理由を聞く。どうしたいと思っているんでしょうかね。  私はこの問題は、医療介護総合確保法のときにも議論をしておりますし、地方創生のときにも議論をしておりま...全文を見る
○高橋(千)委員 少し急ぎます。  先ほど尾辻委員も聞かれておりましたけれども、結局、公立病院、公的病院が真っ先に切りやすい、そういう標的に上がっているんだろうということをこれまでも指摘をしてきました。  それで、平成二十七年三月三十一日、局長通知で新公立病院改革ガイドライン...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の五番目に、「公立病院改革の推進」ということで少し資料をつけておきました。  それで、今お答えがあったんですけれども、公立病院改革ガイドラインですね、旧ガイドラインといいましょうか。二〇〇七年の十二月に通知をされました。そのときに、二〇〇八年度内に数値目標...全文を見る
○高橋(千)委員 余り具体的な違いがわからなかったですよね。確認をしていきます。  まず、公と民の役割分担というのを随分強調されますけれども、公立病院に期待される主な機能として、やはり、山間僻地、離島などの医療機関の立地が困難な地域での一般医療の提供、救急、小児、周産期、災害、...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、役割分担といって、骨太なんかは不採算医療などに重点化すべきだというふうに指摘をしているわけですよね。でも、逆に言うと、不採算医療などを提供する役割と経営の効率化を求めるガイドラインというのは完全に矛盾しちゃうわけですよ。不採算になっているのにどうして経営...全文を見る
○高橋(千)委員 いろいろ言いましたけれども、私が言ったことについて、もちろん、そのほかにもありますよ、再編・ネットワークへの支援ですとか、特別交付税措置の重点化ですとか、今回、新ガイドラインで変えたところがあります。  だけれども、やはり、質の向上、職員給与対医業収支比率を削...全文を見る
○高橋(千)委員 多分答えにくいのは、そうなんですよ、そうやって新ガイドラインをつくったんだけれども、今度は、地域医療構想と合わせなければならないという問題が出てきたので、そこに非常に悩ましいところがあるんではないかと。  通知では、「地域医療構想調整会議の合意事項と齟齬が生じ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、総務省に質問したつもりだったんですが、医政局長が答えた、ここに全てがあらわれているのかなという気がしますよね。  それで、やはり、今回は、全体として、公立病院の改革が、国の地域医療再編の中でやはり真っ先にやり玉に上がっているんだということが言えるのではない...全文を見る
○高橋(千)委員 今始まったばかりだからとおっしゃりたいんだと思いますね。私は、結局これは、先ほどから言っているように、公立病院に関しては知事の強制権限も追加をされているわけなんですね。ここが大きな問題なんだろうと。  きょうは、余りにも細かくて資料としてはつけませんでしたけれ...全文を見る
○高橋(千)委員 今それを言ったってしようがないじゃないですか。知事に権限を、もう一手に集中しちゃったわけですよ。  病院の問題だけではなく医師の問題でもそうですし、本当はきょうこの後やりたかったんですが、国保の負担率を決めるときにも医療提供体制が関係してきますよね。もう全部都...全文を見る
07月13日第196回国会 衆議院 厚生労働委員会 第36号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  五人の参考人の皆さん、本日は、お忙しい中御出席をいただき、また貴重な御意見をいただきました。本当にありがとうございました。  聞きたいことがいっぱいあるので、早速質問させていただきたいと思います。  まず、片峰参考人なんです...全文を見る
○高橋(千)委員 じくじたる思いだったということでおっしゃっていただいて、ありがたく思っております。  確かに、検討会がいっぱいあって、全部追っかけられないくらいで、これはどこが所管しているのかなと思ったりするような中であります。  ただ、先生今おっしゃった、十万人を対象とし...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  結局、縛れないですよね、そこは。おっしゃるとおりじゃないかなと思っております。その上で、魅力をどうつくっていくかということでは、やはり大学と行政が力を合わせていかなければならないのかな、そこが求められているのかなというふうに思ってお...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  限りなく広がっていくであろうと。そこに基準ですとか評価をするということ自体が難しいことなんだろうと思って、やはり制度とは分けるべきだという指摘はそのとおりかなと思って伺っていました。ありがとうございました。  それでは、本田参考人に...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今の質問に関連して、猪口参考人と本田参考人に同じ質問をしたいと思います。  この働き方改革で、やはり非常に医師が長時間労働であり、また過労死もある。問題意識はそこから出発しているんですが、医師法の応招義務がある。これが最後のおもしに...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。いい知恵をいただいたと思います。  さっき猪口参考人がおっしゃった自己研さんに歯どめをかけるというのは、そうなのかなと、少し考えなければならないかなと。  ただ、民間の個人病院でも、応招義務と言わないかもしれませんけれども、いわゆるみ...全文を見る
○高橋(千)委員 時間になりましたので、これで終わります。  五人の参考人の皆さん、本当にありがとうございました。
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今回の医療法案審議は、重要法案に私は値すると思っていますが、参議院先議であり、また、本会議の質疑もなく、会期末ぎりぎりのタイミングで審議入りをしたこと、せっかく午前中参考人質疑を行いましたが、それを本来審議に生かすべきところであ...全文を見る
○高橋(千)委員 せっかく大臣に質問しましたので、メニューを列挙するのは参考人でもよかったと思いますので、大臣の言葉でお答えをいただきたいなと思いました。この後幾つか質問した後にもう一度感想を聞きたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  資料の二は、これはよく見る...全文を見る
○高橋(千)委員 といいますと、今約束されているのは二〇二一年度までという意味ですか。
○高橋(千)委員 せっかく芽が出たところなんだというお話をいたしました。午前も、医師不足なんだという議論もありました。ここはぜひ、あと三年といいますとあっという間で、まだまだこれから行き渡るところだということを重ねてわかっていただきたいなと思います。  きょう、ずっと聞いており...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、申しわけない。あえて感想と述べたのは、やはり地域で、地域枠を設けることで、具体的に県内に定着がやっと始まったんだ、定員増から十年かかるとか言われたけれども、今県内に定着し始めているんだ、そのことについて評価していただけるかということで伺いました。
○高橋(千)委員 具体の話に入っていきますが、二〇一五年の六月の経済財政運営と改革の基本方針二〇一五において、「地域医療構想との整合性の確保や地域間偏在等の是正などの観点を踏まえた医師・看護職員等の需給について、検討する。」とされて、まさに今の期限が来ることを受けて、同年十二月か...全文を見る
○高橋(千)委員 何か答えになっていないんですが、済みません、具体的に聞きます。  三月に働き方改革の実行計画が策定をされて、これを受ける形で今度は、さっきはビジョンの話をしたんですが、医師の働き方改革に関する検討会も開催されて、今、中間的論点整理が出されている、こう非常にやや...全文を見る
○高橋(千)委員 要するに、全部併記なんですよね。いろいろな意見が出ましたということで、どうなるのかということなんです。  だけれども、過労死ラインである百時間、八十時間の水準を超えることは慎重であるべきではないか、こういう意見も出されました。私、当然だと思うんですね。医師だか...全文を見る
○高橋(千)委員 そのような意見があったということは、だから、そのような意見とは、医師も高プロだという意見があったという意味ですかと聞いています。
○高橋(千)委員 「時間給でない制度等の新たな労働時間制度の検討」って、まさにそうじゃないんですか。  山越局長も来ていただいておりますけれども、結局、時間に縛られない働き方と言っているのに、さっきから議論している、医師というのは応招義務があるから避けられないんだということでさ...全文を見る
○高橋(千)委員 答えていないです。  さまざまな意見があったのはわかっている、だけれども、高プロというのは医師にはあり得ないですよねと言っています。
○高橋(千)委員 そうおっしゃってくださればいいんです。あり得ないはずです。  思いっ切り時間を食ってしまいましたので、相当飛ばして、最後の資料を使いたいと思います。  実は、これは医師の偏在対策などと言っておりますけれども、看護の話が出てこないのはやはりおかしいと思うんです...全文を見る
○高橋(千)委員 そういう意味でも、看護職員の需給見通し、これから発表されると思うんですけれども、しっかりとワーク・ライフ・バランスが確立できるような見通しを持っていただきたいし、前のページにあるように、タスクシフティングで、やはりいろいろな業種はあるけれども、看護職員に対しての...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、医療法・医師法改正案に反対の討論を行います。  日本の人口千人当たり臨床医師数は二・四人で、OECD加盟国平均の二・九人を下回り、絶対的な医師不足であることをまず指摘しなければなりません。これは、政府が長年にわたり、医師が過剰になると...全文を見る
07月19日第196回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  大阪北部地震から一月、西日本、東海地方を広範に襲った平成三十年七月豪雨から既に二週間がたちました。この間被災された皆様に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。  連日の猛暑の中、捜索や救援活動に携わっている多くの皆様にも、...全文を見る
○高橋(千)委員 災害救助法の活用については、やはり、自治体からいろいろな提案もあると思うんですが、国の方から本当にいろいろな活用ができるんだということを支援していくことが非常に大事だなと思っております。  それで、実は、現状では、住宅の応急修理をすれば仮設住宅に入れないという...全文を見る
○高橋(千)委員 少し検討の趣旨が入ってくださったかと思っております。  今、併給はできないとおっしゃったんですけれども、厳密に言うと、併給というのはやはり違うかなと思うんです。つまり、たった今住宅を直した人が、わざわざ仮設には入らないんですよ。みんなはできるだけ自宅に戻りたい...全文を見る
○高橋(千)委員 一定、趣旨を踏まえていただいたので、ここは要望で抑えたいと思います。  応急修理は、本来は、直せば住めるというのがその名のとおり応急修理ですから、もともとは一部損壊が対象だったのかなと思うんです。一部損壊には今何の支援もございませんので、少し今後検討していただ...全文を見る
○高橋(千)委員 次に、資料の三を見てください。  今おっしゃったように、私、復興特別住民税についてと聞いたんですが、そう呼んではいるんだけれども、この左の太字で書いているのは「東日本大震災を教訓として」、だから、大震災の費用ではなくて、全国で実施する防災施策対応分なんですね。...全文を見る
○高橋(千)委員 時間ですのでこれで終わりますが、異なるものだったら、横滑りじゃだめなんです。一つ一つ、ちゃんと意味があるのか。まして、何に使われたのか説明もできない、こんな形で導入することは認められないし、どさくさ紛れではなくて、必要なものだったら、これこれこんなものに必要なん...全文を見る
11月14日第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  冒頭、今まで、きょうは外国人技能実習生並びに新たな外国人材の受入れについて議論がありました。非常に深刻な問題であり、今、山井委員がお話をされたように、人手不足対策どころか、日本に誰も外国人が来なくなっちゃう、そのくらいの重大な問...全文を見る
○高橋(千)委員 では、きょうの議題に入ります。  根本大臣には、厚労大臣としては初めての質問でありますが、早速、残念な事案について質問しなければなりません。  きょう、大臣に対しては事務的なことは聞きませんので、御自身の言葉でお答えくださることを強く望みたいと思います。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁、さまざま言いたいことはあるんですが、続けていきたいと思います。まず大臣は、先頭に立って進めていきたいと答弁がございました。  それで、資料の一枚目を見ていただきたいと思うんです。障害者雇用水増し二〇〇〇年から、三十三人関与、厚労省所管独法、これは二〇...全文を見る
○高橋(千)委員 検証委員会の報告と、この二〇一四年の報告書、どっちも読みました。大分違いますよね。検証委員会は、失礼ですけれども、二週間。これは二カ月かけて調べています。さかのぼれるだけ過去にさかのぼって調べております。  ですから、さっき、分母と分子をふやしたのと減らしたの...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、今回の問題も、構造的な問題であり、組織的な隠蔽だと考えます。  なぜなら、検証委員会による各省庁三十三機関の調査結果と、厚労省に提出された各省庁の採用計画が、極めてどの省庁も似ている表現、共通性があるからです。ひな形があるとしか思えません。  まず、そ...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、誤解のないように言っておきますけれども、やはり一番責任があるのは厚労省ですからね。やはりチェックができなかったということが一番問題だと思うので、検証委員会を責めているわけではないんです。だけれども、これを構造的なものだとやはり見なければ、本当に反省をしなけ...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、さっき言ったでしょう、検証委員会を責めているんじゃないんだと。  できるはずもなくと厳しい指摘があったからいいんだではなくて、何でみんなが同じ書きぶりなんですかと言っているんです。何でみんなが同じ、細かい通知の中のこの「原則として」だけに注目しているの...全文を見る
○高橋(千)委員 この部分は、更に今度集中審議をやって検証していただきたい、ちゃんと調べていただきたいと厚労省にお願いしたいと思います。  大臣にぜひ感想を後で伺いたいと思うんですが、資料の3を見ていただきたいんです。これは、不適切計上の多いところからのトップテンです。第一位は...全文を見る
○高橋(千)委員 さっきから言っているように、厳しいか厳しくないかの話じゃないんですよ。これ、やはりさっきも言ったように、独法の機構に厚労省の担当課長が出向して総務部長をやっていて黙認していた、そういう経過を持っているんですよ、厚労省は。それもたった四年前ですよ。そういう立場に立...全文を見る
○高橋(千)委員 一言で終わります。  先ほど高木委員も指摘をされたと思うんですが、採用に当たって、何年もかかって水増ししてきたものを二年で取り戻そうとすれば、必ずそれでひずみが起きて、また大量の離職者が出たりします。本当に障害者が働きやすい職場をつくるためにも、そこは丁寧な対...全文を見る
11月20日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、三人の参考人の皆さん、本委員会に大変お忙しい中御出席いただき、貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。  早速質問をしたいと思います。  まず、河合参考人に伺います。  原賠法第十六条に基づく国の措...全文を見る
○高橋(千)委員 大変明快に、ありがとうございます。  それで、大坂参考人に伺いたいと思うんですけれども、先ほどお話あった事業者の問題、千二百億円の問題は、専門部会の中では、電事連とか経団連は有限責任にすべきだということを盛んにおっしゃって、それができないのであれば、いわゆる措...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今御指摘いただいた除染の部分は、一番深刻な被害を受けたところを東電に求償せずに国が責任を持ってやるということになっていますので、やはりその仕切りはおかしいのではないかと。  それから、賠償も、国がきちんと責任を持って払わせるという立...全文を見る
○高橋(千)委員 では、今のお答えを受けてもう一度、野村参考人と、それから河合参考人、大坂参考人のお二人にも伺いたいと思います。  個別は書けないからやむを得ないんだとおっしゃいました。ただ、結果として、加害者が基準を決める、要するに指針からはみ出した部分についてですね、という...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  まだまだ聞きたいことがありましたけれども、時間が来ましたのでこれで終了いたします。大変ありがとうございました。
11月21日第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、五人の参考人の皆さん、貴重な御意見を伺うことができました。本当にありがとうございました。ぜひ生かしていきたいと思っております。  順次質問をしていきたいと思うんですが、初めに阿部参考人に伺います。  この問題が大き...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  先ほど藤井参考人が、障害者を締め出す社会は弱くもろいとおっしゃいました。まさに障害者権利条約の国連での採択にもかかわった藤井参考人が、今回の問題の持つ意味、原因、そしてどうすべきかということを端的にお話をいただいたと思います。  そ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  次に、有村参考人に伺いたいと思うんですけれども、障害者を雇用する企業を本当に長年にわたって支援をされてきた、努力をされてきたという一端を御紹介いただいたと思います。特に、知的障害や精神障害の方たちを雇用してきたんだということでは、義務...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  精神障害者を義務づける法案の審議のときに、やはり、職場の理解がなかなか進まない、だから隠して就職する、でもそのことによって結局続かないということが、どうするんだという議論をしたことがありました。ぜひ進めていきたいなと思っております。あ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  本当に、貴重な意見をいただきました。検証においても、あるいはこれからどうするかということにおいても、当事者の意見をしっかり入れながら、あるいは一緒に考えながらやっていきたいなと思います。  ありがとうございました。
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  午前の障害者雇用水増し問題について参考人質疑と、またそれを受けたこれまでの質問でも、大変厳しい指摘が相次いだと思います。  私は、先週この委員会で質疑をしたように、やはり、徹底究明を行うべきだ、また、当事者参加で知恵を出し合い...全文を見る
○高橋(千)委員 今、後半のところは、基本方針の中に、いわゆる定数にかかわるところがやはりきちっと、配慮するということは書かれているんだけれども、今、分担とおっしゃったですよね。それはつまり、結果として置きかえになっちゃったけれども分担だという意味なのか、そうではないという意味な...全文を見る
○高橋(千)委員 つまり、一人でやっていた仕事を一定補助的にお手伝いする場合もあるし、二人が必要よという場合もあるという趣旨で受け取ってよろしいでしょうか。よろしいですよね。時間がないので簡潔に、はいとか。
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  私、それが正しいと思うんですよ。というのは、さっきから議論されているように、四千人を一遍に二年間でふやす必要はないと思っています。ただし、その四千人を、先ほど来大臣は、どうしても法律だからと言っている。だけれども、そのために今いる人...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、大臣に伺いたいと思います。  これまで、障害者雇用ではなく雇用促進法なんだけれども、実際は、先ほど来議論されているように、雇用率を達成するために、不足分の穴埋めのために採用するのではなくて、今いる職員の中から対象者を掘り起こしてきたにすぎない、それが本...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  実は、定着、ちゃんと見ていっていない、今まではそうだったので、これを機会にしっかりお願いしたいと思います。  それで次に、外国人労働者の、きょうは介護の問題で質問をします。  資料の二枚目に、介護に従事する外国人の受入れということ...全文を見る
○高橋(千)委員 先日聞いたときは六百件と言っていたのがもう九百八十六件ということで、やはり、技能実習を、いわゆる施設の側では、待っていたという感じになっているのかしらという気がいたします。  それもそのはずで、資料の三枚目を見ていただきたいんですけれども、介護福祉士養成施設の...全文を見る
○高橋(千)委員 在留資格「介護」を入れるときに、私は、夜勤はどうなるんですか、一番言葉が壁になっているのに一人でやらせるんですかという質問をしました。それが、今お答えになったように、指導的な人がついていればと。いかにも手とり足とりそばにいるように聞こえますけれども、それが最初だ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、語尾が薄かったでしょう。一年目はやらせないことも考えられると言っているだけであって、施設として、そういうふうに、やはり最初は無理かなと思うんだったら無理させないで二人でやりなさいと言っているだけで、一人でやってもいい、それは裏返すとそういう意味なんですよ。本...全文を見る
○高橋(千)委員 それはちょっと考えられないですよね。だって、最大五年と言っているわけですよね、上限、特定技能一号は。五年間は人手不足対策なんだけれども、もしかして特定技能二号に行けたら、これはまた本国に帰って技能移転もできるからって、急にまた目的が違う。それも同じ人だと。そんな...全文を見る
○高橋(千)委員 一旦帰国してね。技能実習も、三号になるときに一旦帰国しなきゃいけないというふうになっているんですよね。今回、三号になれなかったビルクリーニング、これも厚労省の所管ですけれども、これが特定技能一号になると。  だから、結局、自分たちの都合のいいように仕切りをつく...全文を見る
11月21日第197回国会 衆議院 文部科学委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、柴山大臣に初めて質問をさせていただきます。よろしくお願いします。  原子力委員会原子力損害賠償制度専門部会報告「原子力損害賠償制度の見直しについて」によれば、今回の法案の見直しは、三・一一の原発事故が出発点だったとい...全文を見る
○高橋(千)委員 本当は、事故の教訓ということで、大臣の言葉でお話をしていただきたかったんですね、報告書に書いてあることではなくて。やはり賠償を早くという、そこに集約したまとめになっておりますので、そうではなくて、そもそもあの事故がどうだったのかということでお話ししていただければ...全文を見る
○高橋(千)委員 条文にないのはなぜかと伺いました。つまり、これは、結果としては省令に落とされるということだと思うんですね。  八月六日の専門部会のときには、和解仲介手続への対応方針を含め、損害への対応方針をあらかじめ整備しておくということが報告書の中にあったと思うんですね。そ...全文を見る
○高橋(千)委員 そうなんです。東電は、この浪江の問題は一律だから対象にならないんだということを言っているんですね。だったら、個別に見るのかということなんですよ。そうじゃないでしょう。一律に、本当はそれぞれ言いたいことはありますよ、これじゃ足りないよというのを町がまとめてくれた、...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁、もともと準備をされていたと思うんですが、実態を話しているのに、ちゃんとやっていると承知していますと。それでいいんですかということなんです。七件でしょう。でも、七千件のうちの七件ですよ。冗談じゃありませんよ。実際に実態を示しているのに対してこういうことな...全文を見る
○高橋(千)委員 一言でも少しは御自身の言葉でお答えできないでしょうか。  丁寧に対応していくというのはもうずっと言ってきたことなんですよ。だけれども、実態がそうであれば、もう少し自分で聞いてみるとか指示してみるとか、もう少しお答えできないですか。
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  茨城であれば、まさにお隣ですからね、同じ被害を受けていると思います。今、寄り添ってというお言葉をいただきました。ぜひそういう立場で対応していただきたいなと思うんです。  今後も、法案は、三・一一の事故を受けての指針が、今取り上げてい...全文を見る
11月30日第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  東京医科大学との受託収賄罪が疑われ逮捕された文科省の佐野太元局長と、また、その見返りの不適正入試事案をめぐり、東京医科大学の内部調査の中で、女子学生や多浪、つまり三浪以上の受験生に不利となる選抜が行われていたことが発覚しました。...全文を見る
○高橋(千)委員 それぞれの原因について聞きました。なぜ女性を差別したか、なぜ多浪学生を差別したか。
○高橋(千)委員 一言も触れられなかったのは非常に残念だと思います。  これは、まだまだ掘り下げていく必要があると思いますが、第三者委員会の報告書の中にも、入試委員の中で、「「女性は、妊娠や出産というライフイベントがあるので、業務に集中して、技術を高めて、将来的に大学や大学院を...全文を見る
○高橋(千)委員 ここは徹底して調査を、そういう問題意識を持って調査をしていただきたいと思います。  資料の2は、これは募集人員の七十五名に対して、実際に他大学に入学した学生もいると、当然繰上げ合格をするわけですよね。その繰上げ合格の最下位ラインが百四十六位とかあるわけです。そ...全文を見る
○高橋(千)委員 丁寧に説明だけでは済まないですよね、人生の問題なんですから。  もしかしたら、チャンスがあるんだったら繰上げ合格を、私、今でもしたいという方もいると思います。逆に、もう別の道に歩んでしまった、あるいは全く違う大学に入った、今さらできない、だけれども補償はしてほ...全文を見る
○高橋(千)委員 ここまでは又聞きの話をされています、医科大学によればこうだこうだと。だけれども、平成十八年からあったと評価がされているわけですよね。そして、予備校の中、あるいは高校の入試の担当からも、女子は厳しいらしいということが、もうずっとうわさとして引き継がれていると。だか...全文を見る
○高橋(千)委員 これはもう東京医大だけの問題ではなくて、文科省として、八十一の医学部医学科を置く全国公私立大学訪問調査をしているということであります。その中で、もう既に不適切な事案が出てきているというふうに聞いていますが、どうかということと、それは大事なことなんだけれども、しか...全文を見る
○高橋(千)委員 佐野前局長の問題が起きなければ、こうしたことも、わかっていた、うわさにはなっていたけれども、明らかにならなかったわけですよね。そういう点では、本当に重大な責任があると言わなければならないし、訪問調査をしているということは、私はとても大事なことだと思います。  ...全文を見る
○高橋(千)委員 ここは一応一致したということでいいんでしょうか。でも、具体論のところに行くと、なかなかあるわけですけれども。  エムステージの調査では、女性医師が妊娠、出産に際して、不当な差別、扱いを受けた経験談も紹介されているんです。外科系の医局説明会に行って、入局に関する...全文を見る
○高橋(千)委員 その働き方改革がどのようなものかということを聞かなきゃいけないんですね。  資料の5を見ていただきたいんですが、これは東京新聞の八月二十二日付の、この委員会でも御存じの方は多いと思いますが、東京過労死家族の会の代表をしている中原のり子さんのインタビューです。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 ゆうべから、きのうからニュースにもされていますけれども、勤務間インターバルを義務づけるということが案として出ているということです、八時間から十時間。でも、これじゃ全然足りないし、でも、それをやるのは当然だと思う、やらなきゃいけない。だけれども、それが、上限規制を...全文を見る
○高橋(千)委員 また機会をいただきたいと思います。  終わります。
12月04日第197回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  大臣は、二十一日の所信発言で、「復興・創生期間の終了まで二年四カ月となりました。」と述べられました。この後継組織については、先ほど小熊委員とのやりとりなどでも、検討するということをおっしゃっているわけですけれども、私が伺いたいの...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、十年で区切りをつけられるものではないねと一言で確認したいと思います。
○高橋(千)委員 せっかく先ほどまで、大臣、自分のお言葉で答えていたのに、急に事務的な答弁をされて、年度内はもう十分存じておりますので、そうではなくて、やはりそうか、くっきりと十年目で終わるというふうにはいかないよな、その一言でよかったんだと思います。なかなかその一言が言えないと...全文を見る
○高橋(千)委員 記事の中にも、この被災者支援総合交付金、今大臣が紹介された、予算も減っているということが書かれています。また、その担い手も減っているということもあるんですね。それは、担い手、支援者のケアが必要になっている、支援をする人が燃え尽き状態になっている、それだけ追い詰め...全文を見る
○高橋(千)委員 よろしくお願いします。  そこで、七月二十七日に出された与党の第七次提言では、「たとえ長い年月を要するとしても、将来的に全てを避難指示解除するとの決意の下、着実かつ段階的に整備に取り組む必要がある。」とされました。長いというのがどれだけのスパンなのかはわからな...全文を見る
○高橋(千)委員 また、身近なって言って、結局、私、身近なところって何って聞いたんです。そうしたら、常磐道、国道六号線、それは当たり前です。また、身近なところって、だから、そこは何って聞いたんです。  仮置場は一千カ所くらいあるそうですね。そして、どこの首長さんだって、自分のと...全文を見る
○高橋(千)委員 これ以上は言いませんけれども、早くオリンピックのコースを知りたいなと環境省はおっしゃっておりましたので、そういうことではなくて、見えるところだけではない、きちっとした対応をしていただきたいという思いで述べさせていただきました。  次に、資料の三枚目を見てくださ...全文を見る
○高橋(千)委員 誰も正確な人数なんて聞いていません。そんなことわかるはずないじゃないですか。そうでしょう。だけれども、今報道には、三割程度だろうということが書かれています。それは当たり前なんですよ。結局、八%しか除染しないんですもの。自分の住んでいたところも、その中に、拠点じゃ...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣に一言聞くつもりでしたが、時間になりました。  今おっしゃった柔軟な対応、縦割りになっているんです、内閣と環境と復興ということで。それをなくして、自分の家を壊してほしいと言う人なんて本当はいないですよ。だけれども、その家を見ることによってつらい思いをしてい...全文を見る
12月05日第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず、本日、参議院の本会議で水道法案が可決をされ、衆院に回付されました。  衆議院でも、さきの国会でできなかった参考人質疑を含め、法案審議を改めて十分に行うべきです。委員長に求めます。
○高橋(千)委員 今、やらせていただきますとおっしゃったので、委員長、審議をやっていただきたいというふうに、受けとめました。  宮城県の村井知事が、参議院厚労委員会の参考人質疑で、みやぎ型管理運営方式ということで、全国初の上工下一括の、かつ、広域連携によるコンセッションについて...全文を見る
○高橋(千)委員 当然のことながら、法案がまだ通っておりませんので、上がってはいないと思うんです。ですから、一割と言っている数字が本当かどうかはまだわからない、そうですね。  それと同時に、実際に詳細な根拠が上がってきたときに、それを国が許可の前提として調べるものであると。当然...全文を見る
○高橋(千)委員 ここは確認をさせていただきます。まだ合理的な根拠になるものは示されていないのだということをまず指摘をしなければならないと思うんですね。  最終責任事業主体までは民間の運営権設定事業者にするのではなく、水道事業者、市町村が担うということで、公の関与を残すというか...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、なぜメリットが大きいのかが議論の中で一切答えがないということを指摘しているんです。  大臣は、もう私、これは言うだけにしますけれども、きょうの議論の中でも何度も同じ答弁をされました。そして、専門家の議論を経てと、たった三つしか事例がないじゃないかと皆さ...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、公の関与は残るんだったら、もともとの、やはり水道というのは公共であると、それはもう皆さんおっしゃっている。先ほど紹介した石井さんもおっしゃっています。だったら、それでどうやって、今まで大変な人材不足やコスト削減に国がどう支援をしていくのかというところに知...全文を見る
○高橋(千)委員 別に、促すんですかというふうな質問をしたわけではございません。  六月二十九日の本委員会で、自民党の大岡委員に対する宇都宮審議官の答弁の中で、やはり、今回のコンセッション方式によって、我が国の民間企業に水道事業の経営に関する実績が蓄積されることによって海外での...全文を見る
○高橋(千)委員 これで終わりますが、今、変えずにとおっしゃった。内容を変えずに参酌にするということは、全部という意味ですよね。全部という意味です。  厚労省は、そんなことをこれまで言っていなかった。慎重にとおっしゃっていたんです。そして、要員のところだけ、あるいは資格、研修の...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、水道法の一部改正案に反対の討論を行います。  本法案は、さきの通常国会で、大阪北部地震を口実に審議を急いだ与党によって、極めて短時間で採決が行われたものです。  しかし、参議院では一度も審議されることなく継続審議となり、今国会で参...全文を見る
12月06日第197回国会 衆議院 本会議 第12号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、水道法の一部改正案に反対の討論を行います。(拍手)  まず冒頭、昨日の厚労委員会において、午前の参議院本会議で採決されたばかりの本法案を、趣旨説明も質疑も省略して採決強行に及んだ政府・与党に対し、満身の怒りを込め、抗議をするものです。...全文を見る