高橋千鶴子

たかはしちづこ

比例代表(東北)選出
日本共産党
当選回数7回

高橋千鶴子の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、委員長にお願いします。  今、山井委員が求めた内容については、合同ヒアリングで求めていたわけなんです。ベンチマークや入れかえがあった寄与度と、では、実質の賃金の部分の寄与度はどうなのか、その内訳をというのは求めていまし...全文を見る
○高橋(千)委員 本題に入りますが、昨年も、労働時間等実態調査のデータ捏造問題、障害者雇用の水増し問題など、重大事案が次々と起きて、そして、まだ何も解決はしていません。これを議論している最中にも実はこの問題はわかっていたわけで、ばれなきゃいいなと思っていたんでしょうか。  統計...全文を見る
○高橋(千)委員 十二月二十八日に総理に報告したと。そのときに、秘書官を通してということですから、直接ではない。御指示が何かあったんでしょうか、総理からの。
○高橋(千)委員 具体的な内容がわからなくてそこまで思い至らなかった、予算を組み替えるほどの問題ではないと思ったということですよね。だからこそ、その責任をどう考えているのかということを聞きました。遺憾というのは何か人ごとに聞こえるんですよ。もう一回お願いします。
○高橋(千)委員 だから、今回、閉会中審査をやって、きのう、野党では、予算の集中審議も求めていますよ。やはり、一旦やって、予算を粛々と進めましょう、その姿勢がおかしいんです。だから、問題を小さく見せようとしていると指摘をしました。そのことに対して、やはり思いが至っていないし、遺憾...全文を見る
○高橋(千)委員 認識しているとお話がありました。ということは、予算の修正だけにとどまらない、政策判断も立ちどまらなきゃいけない、それだけの問題なんだということを言いたいんです。  資料の一枚目に、十一月分の確報の毎勤統計の表紙をつけました。  例えば、先ほど山井委員が随分議...全文を見る
○高橋(千)委員 きのうはこれを認めませんでした。  私、当然、これは一週間ですから、事務方が案を書いて、でも、事前に先生方に見せて読み込んできてもらうと思っていたんですね。だけれども、今、そうじゃなくて、特別委員会なので先生方が書きましたとおっしゃって、それは無理でしょう、一...全文を見る
○高橋(千)委員 国会前に出すようにという話はどうですか。
○高橋(千)委員 これは、やはり政治家も含めたヒアリングが足りないからこのような話になっちゃうと思うんですよ。早急に、速やかにというのは、その心は国会前であろう、みんなはそう思うわけですよ。だけれども、それを内部の調査でとどめているからこういうことになります。  先ほど大串委員...全文を見る
○高橋(千)委員 到底受け入れられるものではありません。これでは誰も納得できないと、さっきからみんなが言っているとおりであります。それで、大臣自身が答えられないのに、ちゃんと精力的にやったから、そういうことで、これで第三者的なと言ってしまえば、それは逆に言えば委員の先生方にも大変...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、官房長、答えてください。電磁的記録媒体は本当にないのか。
○高橋(千)委員 報告書を読んで質問しているんだから、何で答弁するときに報告書を読むんですか。失礼じゃないですか。時間稼ぎにもほどがありますよ。とんでもありません。  わからないならわからない、だけれども、それを明らかにしてくださいと言っているんです。これは、ある一時期に一遍に...全文を見る
○高橋(千)委員 時間になったのは大臣のせいなんです。今、残り時間が十分あると思って、次の質問をやるつもりだったのが、今、終了の紙が来ました。なので、指摘だけにとどめますけれども。  この資料を見ていただきたいんですね。この資料の3が、さっき話題になった繊維流通統計調査、経産省...全文を見る
02月18日第198回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  数字はうそをつかないとはよく言いますが、数字でうそをつくことはできる。残念ながら、今の安倍政権が繰り返してきたことではないでしょうか。  統計法第三条第二項は、「公的統計は、適切かつ合理的な方法により、かつ、中立性及び信頼性が...全文を見る
○高橋(千)委員 このパネルを、総理、見ていただきたいと思います。  真ん中が真っ白なこの表は何か。今月八日に発表された毎月勤労統計、平成三十年の速報です。東京都分の五百人以上の事業所を全数と言いながら抽出にしていたなど、不正調査を一定のルールのもとで再集計したのが下の数字なん...全文を見る
○高橋(千)委員 なぜ、統計不正が発覚して、例えば雇用保険の失業給付や労災保険の追加給付につながるのか。雇用保険法第十八条に「毎月勤労統計」と明記した根拠規定がありますが、基本手当の日額を決める際、御本人の賃金に対して五割から八割掛け。その割合は、賃金が低い人ほど割合が高い、こう...全文を見る
○高橋(千)委員 これはやはり、さっき私が言ったように、繰り返し、裁量労働制の方が長時間労働になる、過労死のおそれがあると随分厚労委員会で議論したんですね。そのときに苦し紛れに出てきた数字であった、それは本当は比べちゃいけない数字で、わずか二十一分の差です。それをいかにもな形で、...全文を見る
○高橋(千)委員 どこに、このヒアリングに専門性を発揮するチャンスがありますか。たった五名のヒアリングしかやっていない。あとは報告を受けているだけじゃないですか。  今回、特別監察委員会が、第三者委員会、成り立たない、なり得ないと指摘をされて、今追加の調査をやっているんでしょう...全文を見る
○高橋(千)委員 これについては、裁量労働制の再度の法案提出のために、今いろいろな審議会をやっております。このような結果で先に進むことは許されません。やり直しすることを強く求めます。  そこで、特別監察委員会の樋口委員長に伺いたいと思います。このような第三者とは言えない特別監察...全文を見る
○高橋(千)委員 非常に残念です。  樋口先生は、二〇〇九年、新統計法の改正の全面施行時から、二〇一四年まで統計委員長を務めていらっしゃいました。どんな思いで、統計改革の先頭を切っていた方が、この今の事態を見ていられるのか。  先生が、昨年、JILPT、労働政策研究・研修機構...全文を見る
○高橋(千)委員 その使命感が本当に傷つけられる結果になったんではないのか、それを本当に聞きたいと思います。  委員長、改めて、荒井特別監察委員会の委員長代理、並びに樋口委員長を監察委員会の委員長として出席を求めます。
○高橋(千)委員 パネルを見てください。  東京都の五百人以上の事業所は、実際は千三百八十三あるものの、六百六十二しか調査をしていませんでした。しかし、この調査というのは常用雇用労働者の数で見ますので、東京は百六十九万五千百一人もいるんですね、母集団。これは、ようやっと一月三十...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと今、酒光さんが先走ってしまったので、答えたいのでしょうから、聞いていきたいと思います。  五百人未満の事業所についても、これは違っていたということが書かれてあるわけなんですね。  これ、マーキングしましたけれども、全国と東京都が違う部分なんです。これ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、誰を呼んだらいいという声がありましたので、当時の関係者を全部招致してくれないと、とても話がわかりません。お願いします。
○高橋(千)委員 私は、今度のことで思ったのは、これはとてもじゃないが、組織的にやらないと、単に一人の人がずっと長い間この計算をしていたなんて、それを、漫然と、はい、わかりましたと引継ぎなんてできませんよ。絶対できない。  根本大臣、この事の重大性、わかっていますか。知っていま...全文を見る
○高橋(千)委員 それは、悪いけれども、自慢するところじゃないんですよね。一月二十二日にわかったというのは、それは、まずいでしょう。  十番目の資料を見てください。  昨年の十二月十四日に、総務省から厚労省の参事官宛てに、「毎月勤労統計調査の実施に係る経緯等の報告及び注意喚起...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、こんなに手の込んだことをやっていたということを知らなかったでしょうと聞いたんです。  それで、確認します。  十二月十四日の通知、これは大西前統括官に聞きます。大臣に報告していませんね。確認です。
○高橋(千)委員 一報ということは、通知の中身を伝えていないという意味なんです。そう聞いたんです、私。  ここに、やはり、厚労大臣の危機管理のなさ、危機意識のなさがあると思います。昨年も同じような問題があった。秋には水増し問題があった。そのたびに、有識者に任せています、本当は全...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。ぜひ続きをお願いします。
02月27日第198回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○高橋(千)分科員 日本共産党の高橋千鶴子です。  岩屋大臣に初めて質問させていただきます。  本日は、イージス・アショアの問題について伺いたいと思います。  先週、候補地となっている秋田市の新屋演習場、中には入れてもらえなかったんですが、周辺を見てまいりました。もう何度も...全文を見る
○高橋(千)分科員 どの時点で判断かとか、何をもって住民の理解かということに対して、説明会でも明確に答えていらっしゃらないんですね。岩屋大臣も前任者の小野寺大臣も、繰り返しの質疑の中で、住民の理解は必須であるということをお認めになっております。やはりそこを答えていただかないと、い...全文を見る
○高橋(千)分科員 幾ら丁寧にといっても、それはやはり配備ありきではないか、そのことに対してやはり懸念を拭えないと言わざるを得ません。  具体の話に入っていきたいと思います。  昨年の八月に、秋田県男鹿市に住む元秋田大准教授の福留高明さんが、みずからのフェイスブックに、イージ...全文を見る
○高橋(千)分科員 昨年の十一月二十七日の参議院の外交防衛委員会で白眞勲議員が、逆に、ハワイやグアムに弾道ミサイルが発射された場合に、日本のどこの上を通過するかという質問をされています。防衛省の深澤官房審議官は、およそグアムについては中国地方の上空、ハワイについては東北地方の上空...全文を見る
○高橋(千)分科員 これまでも答弁されているんですけれども、あくまでも我が国が運用するということであったと思います。  ただ、全く経験がないということは、アショアの運用についての経験がないということはそのとおりなわけですから、米軍の施設で研修をするというふうなことを伺いましたが...全文を見る
○高橋(千)分科員 我が国のみがということを強調されました。  それで、ちょっと資料が飛んでしまうんですけれども、資料の五番、いつも皆さんが使っている、よく見る図でありますが、我が国の弾道ミサイル防衛体制についての図であります。  この図にあるように、これまでの体制というのは...全文を見る
○高橋(千)分科員 全然わからないです、それだと。  まず、米軍とレーダーを共有する、この点は一緒ですか。
○高橋(千)分科員 完結できる仕組みということは、今ある早期警戒衛星の、米軍がまず、情報が最初に出るということ、ここの点は体制が変わっていくということでよろしいのか。  それから、通告してありますが、じゃ、誰がどの段階で迎撃を判断するのか、これについてもお答えください。
○高橋(千)分科員 自衛隊法八十二条第三項を用いてお答えになったと思います。ただ、それは、明らかに日本が、攻撃、的とされたというか、目標となった場合の話だと思うんですね。仮に北朝鮮が弾道ミサイルを発射したとしても、軌道によって日本を目標にしているんじゃないのはわかるはず、そういう...全文を見る
○高橋(千)分科員 存立危機事態を前もってできないと答弁されたのは岩屋大臣ですので、やはりそこが大事だと思うんですよ。小野寺大臣は、何かやりにくいんですが、大臣が隣にいてちょっとやりにくいんですけれども、この当時繰り返していたのは、そもそもアメリカに打撃力があるんですから、日本は...全文を見る
○高橋(千)分科員 きょうはこのことはこれ以上言いませんけれども、今おっしゃった、同盟国の中で、これだけみずからがお金を出してこれだけの態勢をとっている、いわゆる今回のイージス・アショアというのは、初めてのこれだけの態勢なわけですから、そういう意味でも、同じではないというふうに指...全文を見る
○高橋(千)分科員 住民の不安が大きいからレーダーを持ってきて調査をしましたよと言っても、それは実際のレーダーよりは小さいということ以外の情報はないわけでありまして、シミュレーションの、机上の数値が正しいかどうかという話を幾らされても到底納得できるものではないと思うわけです。 ...全文を見る
○高橋(千)分科員 保安距離だけは、今、お答えになるということがわかりました。  イージス艦の場合は、電磁波から乗組員の安全確保のためにどのような取決めをしていますかという問いをする予定でしたが、時間がないので私の方から言ってしまいますけれども、やはり強力な電磁波が出るので、乗...全文を見る
○高橋(千)分科員 終わります。済みません。ありがとうございました。
03月01日第198回国会 衆議院 本会議 第8号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、根本匠厚生労働大臣不信任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)  安倍内閣のもとで、国会と国民に対するうそと隠蔽の実態が次々に明らかになりました。首相を守るために公文書の改ざんまで行われた森友問題を始め、加計疑惑、防衛省の日報問題、外...全文を見る
03月01日第198回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  短い時間ですので、答弁も御協力お願いします。また、順番も少し変えておりますので、お願いいたします。  きょう、中江元首相秘書官はおいでいただいていますよね。遅い時間にありがとうございました。  少しおさらいになるんですけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 わかりました。三月三十一日、また六月、そして、九月十四日は定かではないけれども言ったのかなということを御答弁になったということでありました。それは、誰だって一月前のことも正確に覚えていないわけですから、日付までしっかり覚えているということの方がむしろ不自然なわけ...全文を見る
○高橋(千)委員 全く同じということはないんだと思うんですけれども、ただ、総理がいわゆる問題意識を持っていることを、全くそれと違うことを、個人的な考えですという形で首相秘書官がお話をしたり、省庁を呼びつけて意見を述べるということは、それはないだろうと思いますから、総理の答弁はそう...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、これは二十二日の議事録を読み上げたんですけれども、私自身が報告を受けたという答弁をされていますが、それは違うんですか。
○高橋(千)委員 失礼しました。九月ではないとおっしゃっている、三月はそうだと。  要するに、今ちょっとおさらいのような質問をさせていただきました。  最初にお断りをしておきますが、これが、今回の統計不正と、官邸の皆さんが何かコメントしたことが、悪いことをしたのか、と言ってい...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、最初にお話をしたように、各政府関係者がこぞって、さかのぼってマイナスになるのはおかしいと言ったことが、結局結論になったんだと。これまでは、入れかえが云々ということで、検討会は、引き続き検討するで終わっていた。だけれども、決まっていたことは、遡及はしない...全文を見る
○高橋(千)委員 これについては、やはり改めて姉崎さんに来ていただかないとわからないと思います。  これは、結局、見え消しの中で、最後の瞬間に出てくるんですよ。だから言っているんです。当たり前のことだとか、みんなが意見を言ったんだというんだったら、最初から案に入っているはずじゃ...全文を見る
○高橋(千)委員 これは引き続き求めていきたいと思います。  過去の判断は正しい、一番欲しかったのはその結論なんです。見せかけの賃金アップという誤りを認めない、これを、このまま消費税増税に突き進むのか、いま一度立ちどまるべきだと指摘をしたいと思います。  昨日の毎日新聞は、閣...全文を見る
03月13日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  この四月から改正入管法が施行されます。昨年二月二十日の経済財政諮問会議で、総理は、深刻な人手不足が生じており、専門的、技術的な外国人受入れの制度のあり方について早急に検討を進める必要があると指示をしました。この深刻な人手不足とい...全文を見る
○高橋(千)委員 当然、個別の案件はとお答えになるのは承知の上でありますけれども、そのおそれのある発見をした場合、指導、是正をしていくという答弁がございました。  昨年の十一月二十二日に、当事者らの相談を受けたユニオンみえなど四団体が三重労働局また津労基署に対して告発をしており...全文を見る
○高橋(千)委員 許可の取消し等の厳正な対処をするということでありました。  同時に、私が今質問の中で言いましたけれども、違法派遣であった場合、雇用契約みなし、これは成立いたしますね。
○高橋(千)委員 確認をいたしました。  そういう案件として申出を直接しておりますので、対処をお願いしたいというふうに思います。  経過措置も含めて、許可制へ一本化されたのは昨年の九月二十九日です。三重労働局の調べで、旧特定派遣事業所は千百三十から八十六まで減りましたけれども...全文を見る
○高橋(千)委員 一つ目の質問は単純なことなんですけれども、今、理解できる言語できちんとやるべきだということを書いていると。私も見ました。ということは、N4だからわかっているはずだということは絶対ないということでよろしいですね。一言で。
○高橋(千)委員 確認しました。  新たな外国人受入れの分野別方針においては、一部の農業とか漁業とかを除いて直雇用に限るとされているんですね。だけれども、雇用契約の期限は最大一年、二カ月の短期契約でもよいとされています。今回の外国人材受入れは人手不足対策だから、供給が足りている...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をしました。  ですから、今のようなシャープの雇いどめされた労働者の場合は、雇用保険の手続上は、本人たちの本当の気持ちではなかったけれども、自己都合扱いをされたわけです。でも、問われているのはそういうことではなくて、結果として会社が大量に離職者を出したわけ...全文を見る
○高橋(千)委員 確認しました。  次に、また時間の節約で、二つ続けて伺います。  分野別方針においては、外国人を受け入れるに当たって、事業所単位で日本人等の常勤職員と同数を上限と書いているのは介護と建設分野のみです。ということは、それ以外の分野では、外国人しかいない現場も認...全文を見る
○高橋(千)委員 かなり苦しいと思います。どうやって同等とみなせるのか、同業他社とかそう言うわけですけれども、今度、分野別に、全体として足りないから入れると言っているわけですよね。外国人だけでもいいという中で、それが本当にできるのか。  日本人と同等以上の報酬というのは、技能実...全文を見る
○高橋(千)委員 全国一律最賃が出てこなかったのは残念ですが。  大臣に問いたいと思うんですね。人手不足の背景には、日本人にとっても劣悪な労働条件があると思うんです。ここを無視はできない。全国一律最賃の実現や同一労働同一賃金が徹底されること、不安定雇用の増大が解決されること、や...全文を見る
○高橋(千)委員 二〇四〇年の話は、また次の機会に質問をしたいと思います。  そこで、きょうは文科省にも来ていただいているんですが、外国人材の受入れ・共生のための総合的対応策も昨年発表されました。その中で、外国人の子供たちについて伺いたいと思うんですけれども、資料の4は文科省か...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら、時間が来ました。最後の資料、毎日新聞の就学不明一万六千人という記事は、後でごらんになっていただきたいと思います。  この子供たちとしっかりと地域で共生を図っていくということが、日本と外国の方たちとのかけ橋となっていくであろうということで本当に大事な...全文を見る
03月14日第198回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  東日本大震災と原発事故から八年が過ぎました。改めて、犠牲になられた方々に心から哀悼の意を表します。  三月八日、復興の基本方針が改正され、閣議決定されました。二年後の三月三十一日をもって廃止と法定された復興庁の後継組織が最も注...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の二枚目に、これは被災三県の地元紙が安倍総理にインタビューをしたものですけれども、「政治の責任で復興完遂」ということで、この中に、三段目に傍線を引いてありますけれども、「現在と同様に司令塔として省庁の縦割りを排した組織を置く。」と明確に答えているわけですね。...全文を見る
○高橋(千)委員 今、大変力強い答弁だなと思ったら、最後に引き続き課題であるという表現をしたので、あ、そこはまだ課題なんだと思ってちょっとどきっとしたんですけれども。  ここは国が強力なメッセージを示していかないと、自治体の方でも、ああ、国は積極的にそうではないんだということが...全文を見る
○高橋(千)委員 どんな事業でも人がいなければということで大臣の決意を伺ったと思っておりますので、これが期間で区切られるということがないように強く要望したいと思います。確認させていただきました。  次に、今の三県のやつを繰っていただいて、資料の七を見ていただきたいんですけれども...全文を見る
○高橋(千)委員 今、副大臣がお答えいただいた、具体性、実効性が重要であるということ、それから自治体のみでは困難であるということは、私は全く同じ問題意識を持っています。それが現実にそうなっていないということで、どうするのかということをきょうは伺いたいなと思うんですね。  資料の...全文を見る
○高橋(千)委員 今、お一人お一人にいろいろな事情があるからということをおっしゃっていただいた。そこはよくわかっていただいていると思うんですね。やはりそれは、女川に限らず、全国どこでも、今、避難計画をつくれと言われたときに、現実的じゃないんですよ。  平時であっても、そもそも医...全文を見る
○高橋(千)委員 やはり、原発の再稼働の判断と避難計画を切り離して考えるのは、私はだめだと思うんです。諸外国なら、本来はそれが条件になっている。  だって、規制委員会とも何度もやりとりしましたけれども、再稼働の条件になぜしないのかと。それは避難計画をつくることになっているからと...全文を見る
○高橋(千)委員 宮城県では、十一万を超える県民条例を請求する署名が集まって、今まさに県議会で議論されています。判断する立場じゃないとおっしゃいましたが、県民の声が判断したとき、それに従っていただきたい、そのことを重ねて要望して、終わります。
03月19日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  早速ですが、資料の一枚目を見てください。三月六日の統計委員会で示された、毎月勤労統計調査の特別監察委員会追加報告書に対する意見書であります。  先ほど大串委員が紹介されたものと同じものでありますけれども、毎月勤労統計にかかわっ...全文を見る
○高橋(千)委員 統計委員会に出されたものを全体の認識として共有して、西村統計委員長の名前でその情報提供を求めたということだと思います。  ですので、確認したかったのは、連名で書かれているけれども、その五人の統計委員の方たちが個人的な意見を述べたということに終わっていないという...全文を見る
○高橋(千)委員 厚労省に対して情報提供を求めた、それはそのとおりでございます。  でも、きょうはせっかく荒井先生においでをいただきましたので、先生はもともとの監察チームのメンバーでございまして、その後、特別監察委員会になってからも参加をされて、委員長代理という形でずっとこの監...全文を見る
○高橋(千)委員 大変残念に思います。この場では、委員個人としてのお言葉がいただけないと。先生の最初の一回目の記者会見のときの映像もテレビで見ておりましたので、非常に悔しさがにじんでおられたなと思っておりますから、率直な意見、これほど内外から指摘をされているからこそ御意見をいただ...全文を見る
○高橋(千)委員 では、よろしくお願いします。  次に、姉崎元統計情報部長に伺います。  二〇一五年九月十六日の毎勤統計改善検討会の中間報告にある基本的考え方で、増減率は、その時点における政策判断や評価をする際に用いられた正しいと判断された情報という表現が使われておりますけれ...全文を見る
○高橋(千)委員 遡及改定をしないということが結論であったということを確認されました。  これは、もともと検討会の開催要綱の中に検討事項というものがありまして、サンプル入れかえ時のデータの信頼性及び遡及改定の問題点ということで、このこと自体を議論する検討会である、一つではないけ...全文を見る
○高橋(千)委員 どうしてこのときだけ統計メーカーとしての説明責任、そういうことを言うんですか。十五年間もデータに穴をあけておいて、それがなぜなのかは一切明らかになっていないんですよ、今だって。それで、このときだけ、しかも条件をつけてと、わかった上でやっている話に対して、出せるか...全文を見る
○高橋(千)委員 今答弁があったように、今後とも継続して公表するということが確認をされて、ずっと議論をしてきたわけですよね。  ギャップが生じても遡及しないということを検討会で決めたと、さっき姉崎元部長がお話しいただきました。結局、それを補うために参考系列というのは必要なわけで...全文を見る
○高橋(千)委員 検討会で大きな課題となりましたと今おっしゃいました。でも、検討会で課題が出てから皆さんが答えているわけじゃないんです。厚労省が野党合同ヒアリングで何度も答えてきたことを、検討会で同じことをまとめているだけなんです、五回もやって。先ほど山井さんが紹介した論点整理は...全文を見る
03月28日第198回国会 衆議院 内閣委員会文部科学委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  私たちも、幼児教育の無償化そのものに反対ではありません。順々に無償化を進めてきて、今回の措置というのは承知をしています。しかしながら、財源を消費税にするべきではなかった、このことはまず指摘をしておきたいと思います。  二〇一二...全文を見る
○高橋(千)委員 直接は何もお答えになっていないと思いますね。  三党合意は、私は本当に残念に思います。第一義的に保護者に責任があるということ、それを、言われなくたってわかっていることをあえて法律に書いた、そこに大きな趣旨の転換があったんですよ。それを、でも今は国民全体で子供を...全文を見る
○高橋(千)委員 なぜ少子化対策が幼児教育無償化なのかと聞きました。
○高橋(千)委員 今御紹介された調査、子育て、教育にお金がかかり過ぎる、これは、国立社会保障・人口問題研究所の二〇一五年の調査であります。  ただ、その調査の中身を追っていきますと、やはり、結婚意思のある未婚の男性、女性ともに、持ちたい子供の数が過去最少になっています、男性は一...全文を見る
○高橋(千)委員 まずは量というのも、ある意味合理性があったわけなんですよ。だけれども、例えば基準を満たしていない保育所であれば保育士さんはしっかりと確保するとか、そういう形で確実に質を担保しながらやっていかなければ子供は守れないわけです。企業主導型の問題だって、結局予算をそこに...全文を見る
○高橋(千)委員 いろいろ言ったんですけれども、五年たって別に認可園にはならなくても問題じゃないというか、必須ではないんですね、この制度は。しかも、満たさないというのも、指導監督基準さえも満たさないでスタートできる、これはやはり余りにも無責任です。最低でもスタート時点で指導監督基...全文を見る
○高橋(千)委員 地域の実情に応じた条例によりって、これ以上下げるという意味ではありませんよね。一言。
○高橋(千)委員 そうなんです。あくまでも自治体がやる条例は上乗せですから、今の指導監督基準も満たしていなくて、それより下げるようなことがあってはならないということを言っております。当然でございます。もちろん、認可園に移行を進めてきたわけですし、そういう保育所があるのも当然です。...全文を見る
○高橋(千)委員 適切に助言するだけでは、何の救済策にもなりませんよね。  だから、先ほどから言っているように、基準をちゃんと満たして、そこからスタートしなければだめなんだということなんです。結局、犠牲になるのは子供じゃないか、そこがわかっていない。不備だと思います。ここは早急...全文を見る
○高橋(千)委員 要するに、昭和三十八年から変わっていないんですよ。当時、三歳以上副食費は日額十五円だったそうです。それが、今物価スライドをしているだけであって、考え方は変わっていない。  しかし、それでいいのか。本当は、副食費の中におやつも含まれています。どんな苦労をしている...全文を見る
○高橋(千)委員 また続きをやりたいと思います。ありがとうございました。     〔冨岡委員長退席、牧原委員長着席〕
04月03日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに、法律事項ではありませんが、ことし十月から後期高齢者の保険料について軽減特例が本則に戻されます。午前も質問がありましたけれども、確認をさせていただきます。これにより、現在最も所得の低い年金収入が年額八十万円未満の方がどのく...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほども大臣が同じようなことを言ったんですけれども、今九割軽減になっていて月額が三百八十円である、それが、十月から七割に戻るんだけれども、半年だから一年にならせば七百五十円だ。そういう計算というのは、意味がないんじゃありませんか。現実には、三百八十円の方が一月で...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど、年額八十万未満の収入の方は、今九割軽減していて月額三百八十円だ、それが、十月から七割という本則に戻るので七百五十円だというふうなことをおっしゃったんだけれども、年にならしてという考え方というのは、やはり被保険者から見たら関係ない話であって、三百八十円の方...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁はおかしいです。  何で過去にさかのぼって、一年にならせばそうだと言うんですか。私は、被保険者から見て、自分の負担がどうなるかということを聞いているんです。一月三百八十円払っていた方が三倍になる、それ自体は事実じゃありませんか。
○高橋(千)委員 統計不正と同じですよ、こういうやり方は。  払う人の立場に立って聞いているんです。払う人の立場になったら三倍になるということに違いがないじゃないですか。予算を出す人はならしたら八割だと、そんなの問題じゃないんですよ。そうじゃないですか。  大臣、わかるでしょ...全文を見る
○高橋(千)委員 半年分まとめて保険料を払うんじゃないんですよ。当たり前じゃないですか。年金から天引きされているわけでしょう、その中には天引きじゃない方も入っていますけれども。それを、一年にならしたら七百五十円で済むんだと、そんなばかなことを言っちゃだめですよ。絶対認められません...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、あっちにもこっちにも給付金があるからいいよという話だったらおかしいと言っているんです。数字の話ですよ。わかり切ったことじゃありませんか。  毎年発表している全日本民医連の無保険などによる手おくれ事例は、過去最高の七十七件ありました。うち、後期高齢者短期...全文を見る
○高橋(千)委員 繰り返しませんが、要望します。ちゃんと大臣、調査なり受けとめていただきたいと思います。  先ほど、本則はもともと約束されていたからという趣旨のことをおっしゃったと思うんです。だけれども、これはやはり本則に戻せない事情があったんですよ。高齢者の実態があったからこ...全文を見る
○高橋(千)委員 それを言ってしまったら、年金、医療に関係したら何でも消費税で入るよ、そうしたら消費税は全然足りないよ、そういう議論になっていくんですよ。全然おかしいと思います。だって、そもそもオンライン資格確認の導入は、保険医療機関の任意の選択なわけですよね。全体をどうしてもや...全文を見る
○高橋(千)委員 統一化するつもりはない、つもりはないと言うと、そうだとは言いにくいかもしれないけれども、統一化ではないということだと思います。  一応確認ですけれども、オンライン資格情報で得られる情報というのは、保険者が変わった、勤務先が変わったりとかしたときに変わっています...全文を見る
○高橋(千)委員 最初はまず、おりませんということで否定をされました。ただ、保険医療機関としては情報として得ることができると。  そうすると、やはり、今、保険者によって短期証を熱心に出しているところとそうじゃないところとかさまざまなことがあって、それを出すよりはカードでぱっとわ...全文を見る
○高橋(千)委員 今御説明いただいた実証テストの実施内容、資料の4と5につけておきました。  十の支部に対して三つの集約支部ということで宮城、福岡、大阪ですので、本当に限定的だというふうに言わせてもらいたいと思いますけれども、ただ、今いただいた三つの課題というのは結構やる前から...全文を見る
○高橋(千)委員 今、大事なことをおっしゃったと思うんですが、そういう事情のある方はもとの支部で働いてもらうんだと。結果としては、結局、異動に応えられなくてやめざるを得ないとか、そういうことがないということを保証できるということでよろしいでしょうか。
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  理事長、続けて質問したいと思います。  資料の次のページなんですけれども、これは、支払基金が各自治体の独自の医療費助成事業の支払い審査業務を受託しているという状況の一覧表であります。三十五都道府県、千三百七十四市町村。  皆さんが...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をさせていただきました。  では、少し質問を飛ばしたいと思います。また戻ってこられたらいいなと思っているんですが、時間との競争でありますので。  経産省にきょうは来ていただいております。公的保険外サービスの産業群をヘルスケア産業と呼びますけれども、この市...全文を見る
○高橋(千)委員 ヘルスケア産業に対する国民の関心というのは非常に高いと思うんです。それは全くそのとおりだと思うんですが、ただ、同時に、公的保険がこれまで育ってきた背景からいっても、保険で一定補いながら自己負担を抑えてきたものと、いやいや、こんな便利なものがありますよといって自己...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら時間が来たのでまた次にしたいと思うんですが、やはり、個人情報に対しての、とりわけ医療や介護の大事な情報にどう向き合っていくのかというお話がなかったのが残念だなと思っております。  けさの日経一面に、個人が企業に自分のデータの利用を停止できる権利を盛り...全文を見る
04月10日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  改正入管法が今月施行となり、日本で働きたいという外国人の希望者は政府の想定を超えていると報道されていました。今日、既に二百五十万人を超える外国人が在留をしておりますが、私たちと同じように公的医療保険に強制的に加入することが求めら...全文を見る
○高橋(千)委員 全く説明になっていないと思います。  グローバル化によって最初の国保の国籍条件が取られたのも、昭和六十一年、一九八七年のアクションプログラムですよね。これは、やはり市場開放のために被扶養という、国籍条件も取るという考え方ができたと思うんですね。でも、これは、言...全文を見る
○高橋(千)委員 国籍要件がないからと。それはわかっています。  だけれども、逆に言うと、では、どうしてかな。外国人だからということで差をつけていないのに、なぜ特定技能の場合は限定されて、そうじゃないところは認められて、そこに波及してくるわけですよね、考え方によって。特定技能だ...全文を見る
○高橋(千)委員 要するに、私が言いたいのは、健康保険にはもともと国籍条件がなかったわけですよね。そういう中で、何らかの事情によって、つまり、外国人は、今回の入管法は移民政策ではないということをわざわざ断りを入れているわけですよ。  そういうことの中で、健康保険のいわゆる不正使...全文を見る
○高橋(千)委員 その上で、国保について、今、オリパラの場合は三カ月ということで、国保の対象になるだろうと。なるだろうですよね、あくまでも。国内の企業との関係で、被用者保険の場合もあるかもしれない。  ただ、そういう状況もあるんです。つまり、短期の雇用契約を繰り返している、非正...全文を見る
○高橋(千)委員 これまでも、データの問題を議論していた際に、やはりそれを利用するときは匿名化情報であるという議論があって、傾向だとかそういうのを見るんだということだったんですが、これは明らかに個人に着目したものであるというので、ハイリスクな人を見つけ出すとかそういう理由があるん...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、まず、今、データは個人にひもづくものだから非常に重要であり、それは市町村の中の話ですよということ、全国ではないですよという御説明がありました。  そうすると、ちょっとまた問いを飛ばすんですが、一番最後の資料を見ていただきたいんですが、これは、検討中...全文を見る
○高橋(千)委員 やはりこの法案は、まだ時間が足りません、継続してやっていただきたいことを望んで、終わります。
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、優生保護法下の強制不妊手術についての委員長提案を想定とした一般質疑をされていると思います。私もそうしたいと思います。  議員連盟を昨年三月に立ち上げ、法案作成PTの一員として私も参加をしてまいりました。最初は、正直、ま...全文を見る
○高橋(千)委員 率直に言って、PTの議論の中で今の厚労省の答弁を何度も聞いてきたから、それが大きな壁になったんです。だから大臣に聞いています。政治家としての大臣に聞いています。  当時、法律が確かにありました。でも、それで、今さまざま検証されてきて、だましてもいい、そういうこ...全文を見る
○高橋(千)委員 極めて残念な答弁であります。  政治決断が、やはり法律というのは、議員立法というのは、どこかで政治決断が求められると思うんですね。  結局、裁判というのは、一つ終われば、いや、別の地裁もあるからとか、最高裁まで行かなきゃとなったら、もう、絶対時間稼ぎになる、...全文を見る
○高橋(千)委員 成立と同時に公布をし、施行していくということで準備を進めてくださっている、これはありがたく思っております。  やはり、それぞれの県が頑張っていることをしっかりと評価していただいて、仕事がふえるわけですから、それにきちっと交付をしていく、そして相談がしっかりでき...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の一番最後に、昨年七月十一日付の東奥日報、ちょっと字が、縮小したのでとてもちっちゃくなっておりますけれども、左側の下の方に「担当局長 七三年に疑問視」ということで、そもそも、精神疾患のことを遺伝性だ、精神薄弱などを遺伝性などという医学的な見解がないのだ、根拠...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと今の答弁は驚いたんですが。さまざまな背景がある、しかもお答えする立場にない、それは違うでしょう。それは違うと思いますよ。  残念ながら時間が来てしまったので終わりますけれども、結局、誰がこれを検証するのかということを議論したときに、では、最後は国会が国...全文を見る
04月12日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、健康保険法等の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  本法案は、保健、医療、介護などの制度運営に係る八本を束ねた法案であり、三日間の審議では極めて不十分です。最も機微な医療等データの利用拡大とともに、皆保険制度を揺るがす問題...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  まず初めに、通告にありませんが、根本大臣のお考えを伺いたいと思います。本当に簡単な質問ですので、お願いします。  櫻田オリパラ担当大臣が、自民党議員のパーティー席上で復興より議員という発言をして、辞任に追い込まれました。更迭と...全文を見る
○高橋(千)委員 極めて残念というお言葉をいただきました。後任の鈴木オリパラ担当大臣も岩手の出身でありまして、不適切だという発言をされていると思います。やはり、内閣の一員であるからということではなくて、本当にこういうときは率直な意見を発してほしいなと思っておりましたので、まずこの...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の一枚目を見ていただきたいと思います。  これは、上の段は、昨年の十二月十五日の専門委員会における議論の経過報告の案であります。そして、その案が取れたものが三月十三日で、下の段にあるんですけれども、囲みのところをばっさり削除しております。  見ればわかる...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、前段の質問については、実質賃金を見る上で参考資料としているということでありました。これは、経済前提のあり方についての報告の中でも、肝心なのは名目ではなくて実質賃金であるということが強調されておりますので、やはり今の議論というのは、山井委員も始めとする勤労統...全文を見る
○高橋(千)委員 そうなんです。二十年のトータルで見たら違いがなかっただけの話であって、毎勤統計が正しくなかったということが影響がないという意味ではないということをやはり私は指摘したいと思うんですね。  それと、今ちょっとおもしろいことをおっしゃいましたけれども、経済の伸び率と...全文を見る
○高橋(千)委員 これは、きのう説明を受けたときに、振り幅がとても大きいんだ、つまり、バブルとリーマン・ショックを比べたくらいの振り幅なのでなかなか難しいんだという説明を受けたわけなんですね。  私が言いたいのは、さっきお話しされたように、二十年というスパンで見ると賃金上昇率は...全文を見る
04月16日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、五人の参考人の皆さん、大変お忙しい中御出席いただき、貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。  早速質問に入らせていただきます。  初めに、女性活躍推進法の情報公表項目について、布山参考人と、後で長尾参...全文を見る
○高橋(千)委員 今お答えがあったように、労政審の中でも布山参考人は、男女でざっくり賃金格差を出したところで何を見るのか、疑問と思うというふうな発言をされております。同時に、自社の従業員にも明らかにしない情報が多々あるというふうな御発言もされているんですけれども、ざっくりの格差で...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  賃金格差は縮小されていると言っているわけですから、経団連の方もぜひ見える化を進めていただければとお願いをしたいと思います。  二つ目なんですけれども、ILOにおいて、先ほど来議論がされている、仕事の世界における暴力とハラスメントの...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  次に、伊藤参考人に伺いたいと思います。  最初の意見陳述でもお話しされて、先ほど大西委員からも質問があった件ですけれども、三月二十八日の名古屋地裁岡崎支部での、娘さんに対する準強制性交罪事件で父親に無罪判決が言い渡された件についてで...全文を見る
○高橋(千)委員 裁判所に対するジェンダー教育という、大変いい指摘かなと思います。政府の閣僚や官僚に対しても、我々の国会の中でも本当にしっかりとやっていく必要があるのかなと思っております。  課題がたくさんあると思いましたし、またたくさん聞きたいことがありましたけれども、きょう...全文を見る
04月19日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  四月から施行された働き方改革法と女性活躍は大きな関連があります。  その一つですが、資料の一枚目に、年休付与義務についてポンチ絵をつけておきました。  日本の年休取得率は約五割で、先進国の中でも最下位であります。ですから、私...全文を見る
○高橋(千)委員 できないということを確認いたしました。  年次有給休暇制度は、労働者の心身のリフレッシュを図ることを目的として労基法に定められているわけですけれども、実際は、女性にとっては子供の突発的な病気や家族の介護などで年休を消化してしまうという事情もあります。それを事業...全文を見る
○高橋(千)委員 明確だったと思います。  昨年六月八日のこの委員会で、別の案件なんですけれども、いわゆる非弁行為で、全国社労士会会長声明によって厳しく批判された社労士の行為について紹介をしました。  いわゆる団体交渉、労使の場に、弁護士のように、会社側の代理人として交渉を妨...全文を見る
○高橋(千)委員 計画を義務づけているんだけれども、自主性に任せると。やはり、それでは絶対だめだと思うんですね。課題がいろいろある、あるいは企業によって特徴がある。それはオンすればいい話であって、それぞれがこんな取組をしていますよということをオンしていけばいいわけで、基礎項目は四...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、厚労省のパンフには、コース別だとか勤続年数ごとに比較しなさいとちゃんと書いているわけじゃないですか。たった一個の数字を出せと言っているんじゃないんですよ。結果が全体としてわかるように工夫すればいいじゃないですか。そうやって把握しろと言っておきながら公表し...全文を見る
○高橋(千)委員 このタイミングで法案を出して、政府も労働者側も参加しているわけですね、総会に。それで批准するかどうかわからない、けれども法案を出しましたというのは、おかしいじゃないですか。絶対おかしいですよ。批准するつもりでそれにふさわしい法案を出すんですと言わなければおかしい...全文を見る
○高橋(千)委員 今のは、批准したい、するためにという趣旨でよろしかったでしょうか。
○高橋(千)委員 もう一回だけ、今度は大臣に聞きますね。  結局、批准さえして実態が伴わなければ、それは私たちの望むところではないわけです。例えば、子どもの権利条約のときは、ふさわしいのかなという疑問があるままに、とにかくこれで大丈夫と批准してしまいました、国内法、大丈夫と。障...全文を見る
○高橋(千)委員 世界各国ができているところがまずできていない、スタートラインが違うわけですから、その認識は、だめだと言ったら失礼ですけれども、足りないんじゃないかなと思っております。  引き続き、中身で議論していきたいと思います。  パワハラは、労働局の相談件数の中でもトッ...全文を見る
○高橋(千)委員 納得できないんですね。この間の答弁を聞いていると非常にひっかかるところなんですが、セクハラは職場に必要ないけれどもパワハラは必要な場合があると言っているように聞こえるんです。  建議は、セクハラもパワハラもマタハラも、さまざまなハラスメントは、労働者の尊厳や人...全文を見る
○高橋(千)委員 言っていることは同じなんですよ、私が言った表現と。職場のパワハラは、時には心身の健康や命すら危険にさらされる場合があり、職場のパワハラはなくしていかなければならないと報告書には書いています。命の危険もある、そうですよね、過労死事案の中にもパワハラがあったという訴...全文を見る
○高橋(千)委員 業務上の範囲を超えているかどうか判断が難しいよねと言い、では、事例を積み重ねていって、平均的な労働者の感覚とはどうだろう、そうやって調べていくんだと今まで説明をしてきましたね。だけれども、平均的な労働者なんですよ、みんな。その人たちが、上司から言われたこと、仕事...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、どう思いますか。今の表を見てくださったと思うし、別に個別の話に答えてくれなくてもいいですよ。NOパワハラ、あかるい職場応援団、いろいろやっていますよ、防止と言っていますよ。だけれども、これをパワハラだと認めないで前に進むはずがないし、防止措置を幾ら設けたっ...全文を見る
○高橋(千)委員 到底終われませんが、きょうは終わります。
04月23日第198回国会 衆議院 本会議 第20号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、障害者雇用促進法改正案について質問します。(拍手)  同法は、一九六〇年、身体障害者雇用促進法として制定され、順次改正してきました。障害を理由とした差別の禁止や合理的配慮を定めた二〇一三年改正の際は、障害者権利条約の批准に対応するとさ...全文を見る
04月24日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○高橋(千)委員 ただいま議題となりました女性の職業生活における活躍の推進に関する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、日本共産党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  ハラスメントは、働く人の尊厳、人格を大きく傷つけます。多くの被害者が、声を上げること...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました女性活躍推進法等改正案について、反対の立場から討論を行います。  反対する主な理由は、ハラスメントの禁止規定を設けず、被害者の救済が現状の措置にとどまっているなど、余りにも不十分な内容であるからです。  セ...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  時間が短いので、早速質問に入ります。  資料の一枚目を見てください。「厚生労働省の「物価偽装」による生活保護基準引下げの撤回等を求める研究者共同声明」とあります。本文は一ページの半分で、残り三ページは賛同者の学者の名前でござい...全文を見る
○高橋(千)委員 四・七八%マイナスという急激なマイナスが反映をされて、トータルで六百七十億円、今言ったデフレ調整という形の部分は五百八十億円、過去最大規模の生活保護の削減につながった問題でございます。  それで、今おっしゃったのは、平成と西暦がまじるのでなるべく西暦で、二〇一...全文を見る
○高橋(千)委員 確認しました。この年だけであったということと、二〇一〇年を基点として、パーシェ式とラスパイレス式の二つを使っているということをお認めいただいたと思います。  そこで、それは何だという話を少ししていくんですけれども、資料の4を見ていただきたいと思います。これは総...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、やはり例えて計算を説明するときには、そもそもこの買物かご自体が例えているわけですから、同じ例えでやっていただきたいなと思っているんです。  私自身が総務省から説明を受けたパーシェの計算方法を使いますと、二〇一〇年に買物をすればあと一万五千円使えますよ...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の5を見ていただけると、買物かごではなくて、数字の表が出ております。  ラスパイレス式というのは、基準時の数量、つまり、ここで言うと、二〇〇五年を分子も分母も掛けている。パーシェの場合は、比較時の数量、つまり、直近の二〇一〇年の数量で分子も分母も掛けている...全文を見る
○高橋(千)委員 まず確認をしました。  そこで、もう一度済みませんが先ほどの資料の2に戻っていただきたいんですけれども、厚労省の計算は、二〇一〇年を基準として、二〇〇八年から二〇一〇年の物価を見るときには二〇一〇年の数量を二〇〇八年に調整をしたいわゆるパーシェ式をやっている。...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、パーシェが正しいかラスパイレスが正しいかなんてことは一言も言っていません。違う計算式を比較したらだめでしょうと言っているんです。それだけです。
○高橋(千)委員 話をすりかえているんですよ。私はパーシェが間違っているとは一言も言っていません。違う計算式で比較したらだめでしょうと。今の毎勤統計の不正でも、それが問われているんじゃないですか。それをなぜ素直に認めないんですか。低く出ることがわかっているから、偽装したと言われる...全文を見る
○高橋(千)委員 語尾が聞き取りにくかったですが、そういう意味だと思います。  そこで、消費者物価指数は、五年ごとといっても、中間年の見直しなどもやっておりますし、個々の品目の数値は、いわゆる参考系列という形で、時々のトレンドをちゃんと公表しているんですよ。だから、何かラスパイ...全文を見る
○高橋(千)委員 ということなんですね。  さっき私が生活扶助相当CPIをやったときに、生活扶助に関係あるものを除きましたねと言ったんですけれども、除いていない中に、やはりテレビやエアコンのような急速にそのとき需要があった、しかも、地デジ化ですからね、エコポイントまでついてきた...全文を見る
○高橋(千)委員 適切ではないとおっしゃいましたけれども、生活保護受給者は、当時、地デジ化でみんな嫌でも買いかえなきゃいけなかったときにテレビを買いかえることができないから、チューナーを無料配付したんですよ。買いかえていないんです。テレビは持っているけれども、だましだまし使ってい...全文を見る
04月25日第198回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  質問の機会をいただき、ありがとうございます。  私は、放課後児童支援員の、従うべき基準から参酌化をすることについて質問いたします。  まず、片山大臣に伺います。  なぜ、放課後児童クラブについて、一括法の中で審議をするのか...全文を見る
○高橋(千)委員 第八次であろうが、提案募集があったからといって、これを同じ切り口でやるものではない。せっかく児童福祉法の趣旨が何ら変わるものではないとお答えをいただいたので、そうであれば、やはりそのものずばりで議論しなければだめだということを重ねて指摘をしたいと思うんです。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、自治体の提案だから、かつ、自治体が条例を決めてやるんだから、あとは責任を持ってということで、全部自治体任せにしているんですね。何か起こったときの責任も含めて自治体任せにしている。これは、この児童福祉法にのっとって、ようやっと積み上げてきた放課後児童クラブの...全文を見る
○高橋(千)委員 個別に答えていただいたのは二件だけだと思います。  では、逆に、従うべき基準の維持、質の確保を求める意見書、上がっていると思いますが、どのくらい上がっているか承知していますか。
○高橋(千)委員 今私たちが確認しているだけでも、十一道県三十六市町村上がっています。  こうした、結局個別に、いろいろな事情があるところは、それは事情を聞いて対応すればいいんですよ。だけれども、三団体全部がみんな、その三団体の下の市町村がみんな求めているかのように言ったらだめ...全文を見る
○高橋(千)委員 二割に行かない、そういう状態ですよね。極めて少ないと思います。先週の委員会でも、少ないという答弁が厚労省の政府参考人からされていたと思います。  その理由は何だと思いますか。
○高橋(千)委員 つかんでいないということだと思うんですね。  例えば、岐阜県の春闘共闘会議が自治体アンケートを行った中では、処遇改善事業は知っている、だけれども実施していない。なぜかという理由を聞いたところ、市の臨時職員としての雇用をしているので差別化しにくい、つまり誰かを選...全文を見る
○高橋(千)委員 今、実働時間についても、通告してあったけれども、把握していないというお答えでしたか。ごめんなさい、聞き逃した。
○高橋(千)委員 そういうことなんですよ。つかんでいただきたいなと思うんです。  結局、処遇改善のためにいろいろな事業をつくりました。五年経験した方、十年経験した方、階段のようにキャリアアップしていこうと。だけれども、そもそも非常勤、非正規が圧倒的に多くて、そして細切れの、週三...全文を見る
○高橋(千)委員 最後に片山大臣に、今の議論を聞いていただいたと思うんですが、感想的な発言でよろしいですので、一言お願いしたいなと思います。  自治体からの要望といっても、これはやはり特別に議論するべきだと私が指摘をしました。そして、やはり基準を維持してほしいという自治体の意見...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。
04月25日第198回国会 衆議院 本会議 第21号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました女性活躍推進法等改正案について、反対の討論を行います。(拍手)  セクハラ被害を告発するミー・トゥー運動の広がりやILO条約採択への動きなど、包括的なハラスメント規制が世界の流れとなっています。しかしながら、本...全文を見る
04月26日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第13号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょう、朝からの質問を聞いていまして、多くの委員の皆さんと部分的にダブる質問もあったなと思っておりますけれども、全体の私の質問の流れもありますので、ダブるところも御了解いただきたいと思います。  それで、まず最初に伺うのは、水...全文を見る
○高橋(千)委員 それで、先ほどから、知的障害が、今で言うと〇・四%、少ないねという指摘がございました。〇・四%ということは、七百五十四名に掛けると一人、要するに一人なんですよね。それで、申込みの時点では、いただいた資料でいいますと三・二%。八千七百十二人に掛けますと二百七十九人...全文を見る
○高橋(千)委員 そうです。今言ってくれたんですけれども、まさか、全体だと一人じゃないからいいんだって言いたいんじゃないですよね。わかっていたことですよねと聞いています。それは、試験の前に既に当事者団体から指摘があり、我々国会議員もそのことを政府の前、団体の前で指摘をしているから...全文を見る
○高橋(千)委員 このこと自体をきちんと捉えて、障害者雇用の分野は労働局の側なんですけれども、しかし、障害の特性を知っているのは厚生の分野であるわけですよね。やはりそこを、本当に力を合わせて、その採用試験の段階でどう本当に差別の禁止ということをできるのか、あるいは合理的配慮ができ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  昨年も、この試験をやるに当たって、そうした配慮をしていただきたいということを要望したわけですけれども、やはりやればできるんだなって思ったんですけれども、ただ、二〇一五年に既に厚労省は合理的配慮指針を出しておりまして、その中に、今おっし...全文を見る
○高橋(千)委員 済みません、大臣にこの点確認をしたいと思うんですが、今、厚労省のお話がされました。ただ、実際に各省庁のことはつかんでいないということなんですね。だから、これからは厚労省がどういういわゆる強制力を発揮していくのかということが問われていくわけなんですよね。  そう...全文を見る
○高橋(千)委員 そこはしっかりお願いしたいと指摘をしておきます。  それで、国等に対して、障害者雇用の促進等の業務を担当する障害者雇用推進者、これは官房長が予定されているということでありますが、それと、職業生活に関する相談指導を行う障害者職業生活相談員、この選任義務を課すとし...全文を見る
○高橋(千)委員 指針において示すといっても、やはり議論の時点で一定の目安を出してくれないと、五人以上の事業所といったら、このばかでかい厚労省に一人いればいい、法的にはそういうことになっちゃうわけですよね。それは全然役に立たないだろう。それはその人の能力という意味じゃないですよ、...全文を見る
○高橋(千)委員 時間の節約でここは要望にとどめますけれども、本会議で質問した趣旨というのがちょっと伝わっていなかったなというふうに思ったんですけれども、要するに、本来雇用しなければならなかった障害者の方を一定程度常勤で雇用して、その分は、人事局が全て定員管理という形で、定員の中...全文を見る
○高橋(千)委員 やはりこれは受け手の都合みたいな感じがありますよね。範囲が明確というのに対して、だから指定難病医療受給者証もあるでしょうという指摘をしているのに、そこを何で排除する理由には全然なっていなかったと思います。  それで、続けますが、新難病法施行により、これは二〇一...全文を見る
○高橋(千)委員 きのう参議院で受診抑制だろうと追及されたので、随分そういう防衛的な答弁をされたなと思っておりますけれども、私は、別にそういう問題ではなくて、実態をどうつかんでいるのかということを聞きたかったわけであります。  四百七十九名、この研究事業の中で不認定になった方の...全文を見る
○高橋(千)委員 中間報告でもできないということですか。資料をいただいていますけれども。
○高橋(千)委員 調査の中間報告を説明すること自体をなぜためらうのかな、何かその報告が、えっ、こんなにひどいのというのが出てきているわけじゃないんだから、どうして普通に報告できないのかなと思うんです。  だから、そこから何を読み取るのか、あるいは、もっと何を読み取らなきゃいけな...全文を見る
05月07日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第14号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、五人の参考人の皆さん、御出席をいただきまして、本当に貴重な御意見をいただきました。ありがとうございました。  早速質問をさせていただきたいと思います。  最初に、眞保参考人に伺います。  厚労省の在り方研究会の委員...全文を見る
○高橋(千)委員 それはわかりました。それを受けて、今回の研究会の報告の具体化としてはまだ課題が残っていたということで、実は昨年も水増し問題を受けての参考人質疑をやっているんです。むしろ、この問題を契機に、障害者雇用のあり方についてもっと全般的な議論をすべきだというふうな提案が多...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。なかなかお答えにくかったかなと思っております。そういう意味で、今後ももっと総合的な議論をやはり一つの契機としてやっていく必要があるのではないかなと私自身が考えて、質問をさせていただきました。  次に、西村参考人に伺いたいんですが、合理的...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  今の質問と同じ趣旨で、田中参考人にも伺いたいと思います。  点字試験は、今回の統一試験で八十三名の利用があったと聞いています。実際には大変狭き門であったということなんですけれども、採用試験時の合理的配慮、まだまだ不十分とは思います...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  問題になった今だけ頑張ったということではないように、継続した配慮の取組が必要だなと改めて考えました。ありがとうございました。  次に、川島参考人に伺いたいと思うんですが、御自身が障害があり、さまざまなハンディキャップを乗り越えて、...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。親企業が大いに進んでいくということを期待したいと思います。  次に、小出参考人に伺いますけれども、私は、手をつなぐ育成会の青森県の大会に毎年参加をしております。本人の会の報告ですとか、スポーツ大会での活躍を表彰する場をいつも見せていただい...全文を見る
○高橋(千)委員 とてもいいお話を聞かせていただきました。ありがとうございます。  今回の問題を契機として、障害者の皆さんが本当に活躍できる、そのことが、企業にとっても、受け入れる側にとっても、社会にとっても、もっと理解が進んで、全体が共生社会に進んでいくような方向に向かって、...全文を見る
05月10日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○高橋(千)委員 おはようございます。日本共産党の高橋千鶴子です。  委員の皆さんに便宜を図っていただきまして、きょう最初の質問をさせていただきます。  初めに、先週も統一試験のことを少し取り上げたんですけれども、それに関連して質問をしたいと思います。  統一試験並びに各省...全文を見る
○高橋(千)委員 せっかくそこまでおっしゃってくださるのであれば、その方たちの中で付添いが必要だった方、通勤まで支援をされた方がどうだったのかということをぜひ調べていただきたいと思います。それはお願いできますか。
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  というのは、合格者がわからない。私は、今回、百五十九名全員が認められて、付添いがあったということはとても大事なことだと思うんです。ただ、受かったとしても、その後の職場の中での補助が認められなければ結局通えないよねと思うんです。そこはど...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をさせていただきますが、七日の参考人質疑のときに、車椅子使用者などに対する駐車場の助成とか、職場介助者、手話通訳者といった人的支援に対する助成制度が十年に限られている、障害は基本的に一生涯続くものであるという指摘があって、八日、尾辻委員がこのことを指摘してい...全文を見る
○高橋(千)委員 今確認をしたのは、議論をやはりきちっと分ける上で、国が事業主になった場合はその責任を果たせということをまず確認いたしました。そうなんだということをきちっと見ていきたいなと思うんですが。  企業に対してはこれはやはりまた世界が違うわけで、企業がそれぞれ持ち出した...全文を見る
○高橋(千)委員 今、漸進性があるとおっしゃいましたから、たった今できた条約ではないわけですから、もっともっと進んでいなければいけないと思います。  私、二〇一三年にこの権利条約に基づいて質問をして、そのときには、精神障害者の交通割引運賃の問題、なぜ精神障害者だけが対象にならな...全文を見る
○高橋(千)委員 ちゃんと答えてくださいよ。もう一回言いますよ。社会生活上必要不可欠というのは何ですか。
○高橋(千)委員 そもそも聞かれて答えられないこと自体が問題なんですよ。要綱にそれしか書いていないわけ。  それで、私が聞いたのは、役所、冠婚葬祭、金融機関、お金をおろしに行く、あと多分投票は入ると思いますが、それしか例を挙げていただけなかったんですよ。あと、余暇。それも、余暇...全文を見る
○高橋(千)委員 言っちゃったなという感じなんですよね。全てやっているわけじゃございませんしということは、結局どこでもやっていないということなんです。そういうことですよね。  結局、権利条約を批准して、それにのっとって、基本法も改正しましたし、雇用促進法も改正した。やはりそれぞ...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ、今最後におっしゃったように、検討していただきたい。余り時間をかけずに、これだけたくさんのヒアリングを既にやっていますのでそれを踏まえて、活躍できませんから、このままでは言葉だけになってしまいますから、よろしくお願いしたいと思います。  では、次に行きます...全文を見る
○高橋(千)委員 今、民間に力点があったということをおっしゃって、それは後で質問しますけれども、単純なことを聞いています。  例えば、管理職の登用率を五割を目指し、とりあえず三割を目指しといったときに、そもそも採用の時点で三割に満たなかったら、どんなに頑張ったって三割、五割には...全文を見る
○高橋(千)委員 認めていただいたと思います。  それで、資料の3を見ていただきたいんですが、改めて、どう見るべきかというのを本当に思ったわけなんです。国、地方公共団体への適用と民間事業主への適用を一覧にして、現行と改正案を比較したものなんです。  問題は、これからやりますよ...全文を見る
○高橋(千)委員 そもそも、昨年七月三十日に在り方研究会の報告書が出されているんですけれども、五月のころから既に問題がわかっていたのに、結局、研究会には報告が一切なく終わってしまっているわけですよね。それでこの水増し問題の対応が今回の法案の主役になってしまった。そうすると、研究会...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました障害者雇用促進法の一部を改正する法律案について討論を行います。  法案は、昨年発覚した公的機関の障害者雇用水増し問題を受けて、国や地方公共団体が率先して障害者を雇用する責務を明文化したこと、障害者活躍推進計画、...全文を見る
05月10日第198回国会 衆議院 本会議 第23号
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○高橋千鶴子君 冒頭、五月八日に滋賀県大津市で、交通事故に巻き込まれた二人の保育園児が死亡する事故がありました。本当に言葉もありません。このようなことは二度とあってはならず、子供の命を守るため、社会を挙げて全力を尽くすときと考えます。  私は、日本共産党を代表し、児童虐待防止対...全文を見る
05月15日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  五月十日、旧優生保護法一時金支給法に基づく一時金の請求、相談件数の状況が公表されました。  資料の一枚目が、その申請を呼びかけたお知らせ、そして、二枚目をめくっていただきますと、都道府県の内訳となります。第一回目の集計としては...全文を見る
○高橋(千)委員 専用窓口が四十五県なのに、専用回線といいましょうか、電話がまだ三十一県だということだったので、それが整っていくことが望ましいなと思って聞きました。ただ、その場で口頭であってもしっかりと対応することとか、そういうところがきめ細かにやられていくことが大事かなと思って...全文を見る
○高橋(千)委員 もう一度、最初の紙に戻っていただきたいんですが、「旧優生保護法による優生手術などを受けた方へ」ということで、三つの丸がついております。まず、四月二十四日に成立し、公布、施行されたということ。それから、前文のことが紹介をされまして、「我々は、それぞれの立場において...全文を見る
○高橋(千)委員 もう少し踏み込んでいただきたかったんですが、まずは受けとめたいと思います。  それで、優生保護法の第三条第三号には「本人又は配偶者が、癩疾患に罹り、且つ子孫にこれが伝染する虞れのあるもの」と明記されていることから、ハンセン病元患者も一時金支給の対象となると思い...全文を見る
○高橋(千)委員 中絶についてはどうですか。
○高橋(千)委員 二つ聞いたのに、なぜ聞き返さないと答えてくれないのか、ちょっと驚きました。  今回、中絶が対象にならないのでということだと思うんですが、やはり優生思想に基づく堕胎手術がされたということから見ると、これは既に四月から、全療協など、要するに自治会の皆さんや弁護団、...全文を見る
○高橋(千)委員 今、不適切であるところをそのまま読みますというお話であったので、不適切だという認識だと思って聞いておりました。  資料の4は、「わたしたちにできること」という、厚労省がつくった中学生向けの副読本です。とてもいい表現で書いているなと思ったので、あえてつけさせてい...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の最後に、日本医師会のニュース「健康ぷらざ」をつけておきました。見ていただきたいと思います。  「香料による新しい健康被害も」ということで、体調不良の原因は香りかということで、香料つきの柔軟剤や石けんや消臭除菌スプレーなどが出回っていて、世の中には、そうし...全文を見る
05月17日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今回の改正の焦点の一つが、体罰の禁止です。国連子どもの権利委員会は、どんなに軽いものであっても、全ての体罰を明示的かつ完全に禁止することを求めています。法律に書いただけでは変わらないという意見もありますが、しかし、法律に書いたこ...全文を見る
○高橋(千)委員 つまり、今のお答えは、体罰はまず禁止している、そのほかに民法八百二十条の規定の範囲を超える懲戒はならない、二つのことを言っているんだという説明だと思うんですね。  だけれども、体罰は懲戒の一部と捉えられてきたのではないでしょうか。  一番直近では、三月十五日...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁は、先ほど初鹿議員自身も少し歴史をひもといて指摘をされていたように、これまでは懲戒の一部に体罰があったわけです。イコールじゃないですよ。イコールじゃないし、すっぽり入るわけでもありません。だけれども、そういう答弁をずっとしてきたんだと。でも、今回は八百二...全文を見る
○高橋(千)委員 今、一部例示したと思うんですが、かなり少ないわけですよね、例示してしまうと。それだけかいとみんなが思うし、教室と家庭内、先生と生徒、親と子供では全く意味が違ってくるわけですよね。参考にするとは言っても、それはそう簡単ではないだろうということを言いたいと思うんです...全文を見る
○高橋(千)委員 今読んでいただいたものも含めて、少し資料を見ていただきたいと思うんですが、資料の一枚目。これは、今読んでいただいた通知の後に出たもので、平成二十五年八月九日「体罰根絶に向けた取組の徹底について」、前川喜平さんが出しておりますが。  「平成二十四年度に発生した体...全文を見る
○高橋(千)委員 今何を答弁されたんでしょうか。私が聞いたのは、先ほど審議官が答弁された「懲戒と体罰の区別について」のことを聞いているんです。  要するに、体罰を受けた、懲戒行為を受けた生徒の主観では判断しちゃいけないと書いているわけです、これには。だから、自分が苦痛だった、つ...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、客観的といいますけれども、さっきから言っているように、この委員会ではずっと、子供が権利の主体であり、意見表明権を尊重しようという議論をしているわけですよね。  同じ子供の話なんだけれども、学校が舞台であれば、子供が体罰を受けてつらかった、痛かったと言っ...全文を見る
○高橋(千)委員 そうなんですよ。結局、そういうふうにこの通知はできているんです。  虐待の場合、これを参考に家庭に置きかえられたらどうなるんですか。心愛ちゃんが痛い、結愛ちゃんが痛いと言っても、親は、俺はしつけだと言っちゃえば認めちゃうということになるんです。それでいいんです...全文を見る
○高橋(千)委員 では、厚労省に伺います。  先ほど学校教育法を参考にとおっしゃいました。今言ったような心理的な屈辱や苦痛もそれは認められる懲戒に入るんだということや、本人が痛いと言ってもそれは客観的にはそうじゃないということもあるんだと。こうした学校教育法の例示に従いますか。
○高橋(千)委員 同じことを大臣に聞きます。  今言ったようなことをちゃんと考慮していただけますか。心理的な苦痛というのは当然ありますよねと。権利委員会からいったら、当然入るわけなんですよ。心理的苦痛を与えても、肉体的じゃないからそれは認められる懲戒ですとか、本人が幾ら主張して...全文を見る
○高橋(千)委員 慎重にお願いしたいと思います。せっかくここまで積み上げてきて、いろいろ条件はあっても体罰は禁止と、そこまで書いたんだと言っているけれども、今言ったような、学校と同じ扱いですよとなったらそれは救われないよねということが出てきますので、十分慎重に扱っていただきたいと...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣の思いを聞いたわけですが、少し残念な気がいたしますが。  きょうは、門山政務官にもおいでいただいております。ありがとうございます。  同じ質問なんですが、民法八百二十二条の懲戒権、今議論した学校教育法と懲戒というのはやはり意味が違いますので、影響しないと...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  現時点で予断を持った答えはできないと思いますが、そういう中で、削除も含めと力強く言ってくださいましたので、意を用いたいというふうに思います。  そこで、大臣にもう一言伺いたいんですが、深刻な事案が続きますとどうしてもそこにフォーカ...全文を見る
○高橋(千)委員 時間の節約でここは指摘にとどめます。  この案件は、平成二十六年、二〇一四年十一月六日、市原市でゼロ歳八カ月の男児が救急搬送された後、死亡した事件であります。ですから、乳児であるということだけが結愛ちゃん、心愛ちゃんと違うんですね。でも、それ以外はほとんど同じ...全文を見る
○高橋(千)委員 また続きをお願いします。  ありがとうございました。
05月21日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第19号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、五人の参考人の皆さん、御出席いただきまして、貴重な御意見をいただきました。最初の陳述だけでなくて、皆さんのやりとりを聞いていて、一つ一つが大変参考になると思っております。そういう意味ではもっと時間が欲しいなと思っていると...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。引き続き考えていきたいなと思っておりますが、またほかのことも聞きたいものですから、次に行きたいと思います。  花島参考人に伺います。  仙台市のモデル事業にかかわった経験から、アドボケートの重要性についてイメージができるようにお話しして...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  なるほどなと思って今聞いていました。先日、一時保護所を見せていただいたときに、やはり子供の顔色が非常に暗くて、多分、その子供から見ると、我々視察に行った議員なんというのは、どこのどいつで、自分のことをわかってくれるはずもないというか、...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  お二人から、乳児院のときからというキーワードが出てまいりまして、非常に重要な指摘だなと思ってどんどん続けて聞いていきたくなるんですが、時間がとにかくないものですから、ちょっと残念に思っておりますが。  先に泉参考人に伺いたいと思う...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  後半の話もまた引き続き聞きたいなと思ったんですけれども、時間になりました。また次の機会にやりたいと思います。  大変ありがとうございました。
05月22日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  昨日の参考人質疑で、泉房穂明石市長は、中核市に児童相談所設置は、国がやると言えばやれると話しました。  ことし一月の中核市長会の緊急要請においては、一時保護所、児童相談所(事務所部分)の整備費への適切な財政措置や専門的人材の育...全文を見る
○高橋(千)委員 条文が大変回りくどくなっているのを何度も読むとまた更にわかりにくくなってしまうんですけれども、今、最後に希望する全てのというふうにおっしゃったので、希望しないところはいいんだ、そういうふうな意味なんだと思うんですね。だけれども、二〇一六年、平成二十八年の児童福祉...全文を見る
○高橋(千)委員 趣旨が変わらないのであれば、今回、回りくどい表現をする必要はなかったと思います。違いますか。
○高橋(千)委員 では、義務づけはしないけれども、全てが設置することを目標とするんだということでお話を進めていきたい、このように思います。  資料の3に検討状況をつけました。  これは、中核市五十二市のうち、設置する方向は、昨日いらっしゃった四月開設の明石市、それと奈良市。設...全文を見る
○高橋(千)委員 メリットが感じられないというのは、多分、きょう午前に高木委員が紹介をされた、そういう自治体も中にはあるのかもしれません。ただ、そこに対しても、よく議論をしていって、今、児相の果たす役割、それから限られた人材や都道府県と中核市との関係というのをやはり相乗効果に持っ...全文を見る
○高橋(千)委員 先行事例も生かし、助言もし、人材確保もし、五年後には、三年たって五年ということですから、八年になってしまったということになるわけですけれども、全ての中核市、特別区を目標にするのだということで、国としてもいろいろな指摘をされた課題に応えていくのだということを確認し...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほどの答弁の中であったんですけれども、中核市に児相を設置するための財政支援ということで、例えば市から県に研修に行く、そのときのその人がいたポストの代替職員の補助ですとか、その逆、県から派遣をされるときの代替補助ですとか、あるいは補助職員、設置準備のために直接か...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、予算も集中で、途切れることはないということでよろしいですね。一言で答えてください、時間がないので。
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  政府は、緊急対策として児童福祉司を向こう三年間で約二千人ふやすと言い、また、児童心理司は、児童福祉司二人につき一人以上配置するということが標準で、現在千三百六十人だそうですが、これを二〇二四年には二千五百人、倍近くにしなければならない...全文を見る
○高橋(千)委員 中途採用や再配置といった可能性を追求するのも当然必要なことなんですけれども、新しい人たちがこの児童福祉司という仕事を選択できるように、やはりカリキュラムの分野でも文科省ともよく議論をしていただきたいと思いますし、やはり仕事の魅力というんですか、そこを本当に、待遇...全文を見る
○高橋(千)委員 引き続き、実態を見て、あわせて対応していただきたいと思います。  児相をふやせという議論をしてきたのは、子供たち一人一人にやはり本当に目が行き届く、そういう環境がつくれるのかな、十分な対応ができるのかな、そういう思いから話を進めてまいりました。  介入と支援...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、きのうもきょうも話題に上った、子供間の性的な問題の厚労省の初の調査のことなんですけれども、七百三十二件、千三百七十一人の子供が、加害者であったり被害者であったり、そのどっちでもある場合もあるわけです。そういう調査のきっかけは、三重県の母親が、施設に預けた...全文を見る
○高橋(千)委員 未然防止は当然なんです。絶対あってはなりません。  同時に、私が言いたかったのは、その背景を本当につかんでいただきたいということなんですね。  この報告書の前に、二〇一六年の被措置児童等虐待事例の分析に関する報告というものが出されています。これは、施設職員に...全文を見る
○高橋(千)委員 あと、時間がないので、要望だけにとどめておきたいと思います。  これから、児童相談所の第三者評価が位置づけられたわけですけれども、それに先立って、一時保護所の第三者評価のためのガイドラインを準備しているんですね。  それで、資料の中にお手紙を、子供たちにみず...全文を見る
05月24日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  女性活躍加速のための重点方針二〇一九に、DV対応と児童虐待対応との連携強化を盛り込むと聞いております。野田市の事件で加害者となった妻がDV被害者であったことを受け、重要視されたものではないかと思っております。  ただ、虐待相談...全文を見る
○高橋(千)委員 伺ったのは、縦割りにならないで連携や認識を十分にしてほしいということなんです。  これは本当に、質問するに当たって、例えば警察からDVの通報があったときに、子供はどうしますか、子供がその場にいなかったときどうしますか、学校に迎えに行くんですかとかいろいろ聞いて...全文を見る
○高橋(千)委員 総理は、十日の本会議で、私の質問に対し、体罰は完全に禁止するのだから、体罰の正当化という余地を残しているのではとの指摘は当たらない、このようにお答えになりました。しかし、十七日のこの委員会で私も確認したんですけれども、事実として、これまでの政府答弁で、体罰の規定...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  きょうは、保護者支援について伺いたいと思います。  二十二日の委員会で、私は、一時保護イコール親子分離ではなくという話をしました。子供の命を守るためにちゅうちょなく一時保護を行うことは必要ですが、再発防止、あるいは虐待の芽を摘...全文を見る
○高橋(千)委員 今、早口だったので全部は書き取れなかったんですけれども、三月に抜本的強化策が閣議決定されたことで、そこに位置づけられて一定の姿が見えてきたというのは重要なことかと思います。ただ、まだまだ課題が多いし、ばらつきがあるという趣旨だったと思っておりますので、進めていた...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  ぜひ前に進めるようにお願いしたいし、体罰は禁止、しつけだからと正当化させる余地を残さないこともやはり大事だと思うんです。さっき言ったように、ちっちゃなことから出発をしてエスカレートしていくというのが非常に多いよということが指摘をされて...全文を見る
○高橋(千)委員 今述べていただいたことは、済みません、資料の2に載せてありますが、三月十九日の関係閣僚会議の抜粋なんですけれども、その「DV対応と児童虐待対応との連携強化」の中で書かれていると思います。それが女性活躍加速の中でどういうふうに書かれていくのかなということは、まだ案...全文を見る
○高橋(千)委員 入所調整会議という言葉がありました。これがどういう場合でも開かれているのか、そこを確認したいと思うんですね。  これまで出された通知などを見ますと、婦人相談員等が児童虐待が疑われる情報を得た場合は担当部局に通告をされたいとか、支援センターが市区町村や児童相談所...全文を見る
○高橋(千)委員 いずれにいたしましてもとおっしゃいましたので、必ず開かれるものだと確認をしたいと思います。  さらに、母のニーズが子供の利益に合致しないときもあります。最初に説明されたのは、お母さんの意思を聞きます、希望に沿いますというふうに説明を受けました。私は、それは正し...全文を見る
○高橋(千)委員 DV等の被害者のための民間シェルター等に対する支援の在り方に関する検討会が、片山大臣のもと、今開催をされて、多くの民間団体からヒアリングをしています。残念ながら議事録は公開されていないんですが、資料だけはアップされているんですね。その資料が大変詳細で、よくぞここ...全文を見る
○高橋(千)委員 重要な社会資源であるからこそ、丸投げではなく、本当にしっかりと連携をして、公は公で大事な役割を果たして、民間シェルターなどの力を引き出していく、支えていくということも必要ではないかと思います。  検討会で出されたNPO法人DV防止ながさきの資料を3につけておき...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、児童福祉法等改正案並びに七会派提出修正案に賛成の立場から討論を行います。  日本が子どもの権利条約を批准して二十五年、残念ながら、子供の権利は脅かされ続けています。児童虐待の相談件数は毎年ふえ続け、命まで失われる最悪の事態が後を絶ち...全文を見る
05月28日第198回国会 衆議院 本会議 第26号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました児童虐待防止法等改正案に賛成の討論を行います。(拍手)  日本が子どもの権利条約を批准して二十五年、残念ながら、子供の権利は脅かされ続けています。児童虐待の相談件数は毎年ふえ続け、命まで失われる事態が後を絶ちま...全文を見る
06月05日第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  早速ですが、資料の1を見ていただきたいと思います。二月三日付の朝日新聞です。  子供の死亡登録・検証制度、いわゆるチャイルド・デス・レビューについて、二月二日、都内で国際シンポがあり、子の死亡例、四人に一人は防げた可能性がある...全文を見る
○高橋(千)委員 比較的はっきりとした答弁であったかなと思います。省内でも検討を始めている、それから調査研究事業も立ち上がっているという報告でありました。  今、シンポジウムのことを紹介したように、小児科学会の中に子どもの死亡登録・検証委員会というのが既に立ち上がっていて、パイ...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁は、私が読み上げた指摘のように、本当に一部の都市でしかそういう体制が整っていないのだということだと思います。ですから、これは別に子供の問題に限らず、監察医制度の体制が不備だということは指摘をされている問題だと思うんですが、これを整えていくことと同時に、や...全文を見る
○高橋(千)委員 おりませんという答弁でありました。だからおかしいと言っているんです。  強化月間をやるのは構いません。だけれども、睡眠中、うつ伏せ寝は気をつけてねと言っておきながら、これは病気だとなぜ言い切れるのかということを問題にしているんです。  これは本当に大事なとこ...全文を見る
○高橋(千)委員 厚労省も、本当に真面目に検討会をやってきたんですよ。二〇一五年五月十二日の第五回の重大事故の再発防止策に関する検討会では、赤ちゃんの急死を考える会からプレゼンがあったんです。さいたま市の認定施設で一歳七カ月の長女を亡くした阿部さんが報告をしています。  さいた...全文を見る
06月11日第198回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  私も、五月二十七日の委員会の福島視察に参加をさせていただきました。  吉田数博浪江町長の言葉をかりれば、その日はちょうど発災から三千日目でした。とても二十五分の質問ではあらわすことができない、重い課題をしょってきたと思っており...全文を見る
○高橋(千)委員 なぜ水素なのかは、どうですか。
○高橋(千)委員 少しエネ庁にも聞きますけれども、確認といいますか、造成地は浪江町の請戸、棚塩地区で、浪江・小高原発の予定地だった約百二十ヘクタールを東北電力から町が無償譲渡を受け、造成したものと聞いております。  三・一一の直後に浪江町は原発建設計画を中止したわけでありますの...全文を見る
○高橋(千)委員 決め手だったのではという問いに対しては直接お答えにならなかったわけでありますよね。  原発をやめるという決断を町が即座にしたわけです。ただ、それが水素に生まれ変わることが、言ってみれば、これから議論していきますけれども、水素の開発研究のために、広大な土地、ある...全文を見る
○高橋(千)委員 大変簡潔な御答弁だったと思います。  あくまでも一部であると。さまざまな車両やバスが走るんだけれども、その一部に浪江町の水素が活用されることが検討されているということなわけであります。  水素社会実証プロジェクトの最大の場が東京二〇二〇オリンピック・パラリン...全文を見る
○高橋(千)委員 私の手元には四つのプロセスを書いていたんですが、今、二つしかおっしゃいませんでした。八掛ける七掛ける九掛ける五で〇・二五二になるんじゃないかなと思っていたんですが。要するに、まず、FCVへの充填のところが御説明がなかったかなと思います。  再生可能エネルギー由...全文を見る
○高橋(千)委員 どうして掛け合わせると効率が上がるんでしょうか。五〇から六〇と最初におっしゃったですよね。ちょっと今の説明はわからなかったです。
○高橋(千)委員 液化プロセスの問題だとか、途中がどうしても抜けていたんじゃないかなと思いますので、これは改めてちょっと説明をいただいて議論したいかなと思います。  効率が悪いということはもう認めながら議論を進めてきたと思いますので、こうした問題や、それからどんなリスクがあるの...全文を見る
○高橋(千)委員 今読み上げているのは水素基本戦略に書いていることなので、確認になりますけれども、紹介された褐炭、オーストラリアの場合、まだ豊富にあって、未利用化石資源なわけですよね。なので、当然、CO2フリーにするためにはCCSの技術が必要である、それがどこにでもあるわけではな...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、来年が終わればその先が、まだこれからだということなんですね。非常にそこは、すばらしい計画だとおっしゃる方は多かったですけれども、しかし、本当に町民にとってどうなのかなと思うんです。  つまり、世界最大規模のスケールですよ、それは原発から撤退をしたことによ...全文を見る
○高橋(千)委員 非常に残念な答弁だと思うんですよね。  結局、福島第二原発はほぼ廃炉になっていくんだろうけれども、その原発で本当にふるさとを追われた方たち、家族をばらばらにされた方たち、そういう人たちに希望をということで、この新エネルギー戦略、福島として進めてきたわけですけれ...全文を見る
06月12日第198回国会 衆議院 内閣委員会 第22号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。本日はよろしくお願いいたします。  子どもの貧困対策法は、二〇一三年、全会一致で成立をしました。当時、厚労委員会の所管でもあり、私も提出者の一人でしたけれども、当時は心から喜べませんでした。なぜなら、扶養義務が強化された生活保護法改...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  全ての子供が日本の将来を担っているわけですから、そうした立場で改正をしたということを非常に賛同したいと思います。  それで、子供の貧困対策大綱も、五年後の見直しに向け有識者会議で検討していると聞いております。  資料の2は現在の大...全文を見る
○高橋(千)委員 改善を行うということでありました。  最初の子どもの貧困対策法をつくったときは、やはり貧困の見える化ということがすごく大事なテーマでしたので、こうした指標になったというのも納得できるものがあるわけですね。ただ、それは、ある意味、今わかっている指標を一定きちっと...全文を見る
○高橋(千)委員 聞いていて気がついていると思いますけれども、そのまま当てはめろとは一言も言っておりませんので、日本版の指標が必要だということであります。  内閣府も、平成二十九年に三月三十一日付で、見直しに当たっての方向性という中で、経済状況のみならず、教育や生育環境などの子...全文を見る
○高橋(千)委員 もう一歩踏み込めないでしょうか。  やはり、一律に指示をしてという、そんな強い意味ではないと思いますよ。せめて、制度があることを知らせる。入学準備には、さまざまな書類が来たり、学校説明会がございます。そのときに、こういう資料があるんだということが、一枚入ってい...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ積極的にお願いしたいと思います。  最後に、大臣にぜひまた伺いたいと思うんですけれども、大綱の見直しに向けて協議をしてきた有識者会議の指摘事項には、子供の貧困に対する社会の理解の促進として、自己責任論ではないんだ、社会全体の問題として受けとめるという指摘が...全文を見る
○高橋(千)委員 終わります。ありがとうございました。
10月30日第200回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日初めて国土交通委員として質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  私からも、死者九十一名に及ぶ台風十九号、十二名を数えました二十一号など、この間の連続した災害でお亡くなりになられた方々に心から哀悼の意を表...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  この間、異常気象とか気候変動ということが随分指摘をされてきたわけでありますけれども、国交省として、それをしっかり受けとめながら、今後もこうした甚大な災害が繰り返し起こるであろうという前提に立って、社会全体で水災害リスクを低減するという...全文を見る
○高橋(千)委員 具体の数字はまだないということであったんですけれども、今、新聞でも指摘された、自宅内や自動車の中での死亡が多かったという認識は一致されていたのかなと思っております。  福島県は、県の被害状況即報の中で、亡くなった方の市町村名、地区名、年齢、性別、発生時刻、原因...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣おっしゃったとおり、私も十何年も前に、ハザードマップと浸水域がぴたり賞のところを見て、九州でしたけれども、でも、結局水没している、避難所自体が水没している、そういう状況で、ずっと問題意識を持っておりました。  立派なハザードマップはできたんだけれども、それ...全文を見る
○高橋(千)委員 実例を話してくださいと言ったんじゃないんです。どの程度広がっているか。つまり、一つを具体的に話す以上にないということなんですよ。だから広めてくださいということを指摘をして、それをどうするかということを伺いました。ぜひお願いをしたいと思います。  そこで、大規模...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今、住まなかったと。本当に最悪の場合はそういう選択も含めて今回示していくということが議論されてきたのかなと思っておりますので、貴重な答弁ではなかったかなと思います。  ちなみに、大臣が宮城県大崎市を視察された日、私、ちょうど同じ日に...全文を見る
○高橋(千)委員 当然、所管が違うというお答えをされることを前提に、そう言われるだろうと思って質問いたしました。  でも、なぜそう言ったかといいますと、それはもちろん、改正に大臣自身がかかわっていただいた思いがあるであろうということと、今回、災害救助法の世界では応急修理を、一部...全文を見る
○高橋(千)委員 大変踏み込んでいただいたと思います。ありがとうございます。  あと、ちょっと内閣府に伺いたいんですが、台風十五号で屋根を飛ばされ、十九号で浸水し、二十一号で更に浸水した被災者もいるわけです。  実は、これまでも秋田や山形で、同じ地域に二年連続とか、一年間に二...全文を見る
○高橋(千)委員 十月十四日の内閣府の通知の中でそれが書かれておりますので、周知徹底をお願いしたいと思います。  同時に、一生懸命になって直しちゃった、修理しちゃった、そこにまた来ちゃって、どっちも一部損壊よという方たちは、本当に大変な目に遭っております。私、千葉でも、自分の作...全文を見る
11月13日第200回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  港湾法は二つの内容がありますが、時間の関係で、国際戦略港湾については討論の中で問題点を指摘したいと思います。  洋上風力発電の導入促進に向け、二〇一八年十一月に再エネ海域利用法が制定され、ことし四月に施行されました。再生可能エ...全文を見る
○高橋(千)委員 極めて例外的であるということはお認めになったと思います。これまで、これだけの長期間というものは前例がないと思っております。  その上で、やはり、今の洋上風力発電がいかに重要なものかという大臣の認識が示されたと思いますが、だからこそ、この計画の中身がどのようなも...全文を見る
○高橋(千)委員 三十トン・平米ということで、通常の十倍ということは、補強といってもただごとではないわけなんです。そして、それに近い地耐力を備えていて、かつ面積もあってなんという港湾が何もしないであるわけがなくて、当然、コンテナ港ですとか、それをよけるわけにはいかないわけで、かな...全文を見る
○高橋(千)委員 まだないから未定だと。ただ、全く見込みも示せないで議論を進めていいのかということを指摘しておきたいと思うんです。  何年で回収するのかと聞きました。だって、最大三十年貸し付けるから、三十年で回収しますなんていったら、森友じゃあるまいし、そういう議論ではないはず...全文を見る
○高橋(千)委員 法定協議会の事務局であるエネ庁に聞きます。  今大臣おっしゃったように、市民の代表ということで市長が出ているわけで、市民が利害関係者の扱いにはなっていないわけですね。しかも、原則公開とあるんですけれども、傍聴が認められているのはマスコミだけです。また、議事要旨...全文を見る
○高橋(千)委員 検討できないかということで今お答えがありましたので、ぜひ検討していただきたい。少なくとも議事録はつくっていただきたいと重ねて要望したいと思います。  それで、先ほど紹介した事業者の説明会において、事業者は、風車を建てる位置をもっと沖にという要望があったのに対し...全文を見る
○高橋(千)委員 ごめんなさい。今、想定しておりますと言ったのですか。どっちでしたか。
○高橋(千)委員 安心しました。  国交省に伺いますけれども、今話したガイドラインがあるんですけれども、再エネ海域利用法第八条第一項第五号の「発電事業の実施により、漁業に支障を及ぼさないことが見込まれること。」と、もともとある。これに基づいて、促進区域内海域の占用を許可するに当...全文を見る
○高橋(千)委員 わかりました。ですから、出席している人が了解と言っただけではないという意味だと思って伺いました。  それで、改めて広く漁業者の声を確認することが大前提だと思います。そのために水産庁としてどういう支援を行っていくのか伺います。
○高橋(千)委員 ぜひ、正しい理解というお話がありましたけれども、前回の例えば漁業法のときでも、国会で議論されていることが本当に漁業者のところには届いていなくて、何が起こっているのか気づいていなかったという声がありました。本当にそうしたことがあってはならないと思いますので、そうい...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁は納得できません。事業者がやるべきだとおっしゃいました。事業者はアセスをやっています。だけれども、基準がないんですよね。ないから環境省の指針をもとにして言っている。  環境省は、アセスに対する大臣意見の中で、知見は今ないので適切に先例などを踏まえて学び...全文を見る
○高橋(千)委員 これまでにない洋上風力をやるわけですから、今おっしゃったように、大型化を踏まえて検討するとおっしゃったので、ぜひお願いしたいと思います。  先月二十一日の説明会の中で、会社側は、健康被害が公式に認められる状況になったら私どもは事業を行えない、事業はやめると明言...全文を見る
○高橋(千)委員 魚礁の話は前から長崎の五島の話などでも出ていることで、私が言いたかったのは、住民と、どう制御していくかも含めて、寄り添ってやっていきたいということを指摘をしたわけなんです。  残念ながら時間が来ましたので、エネ庁に質問できなかったんですけれども、エネ庁の議論の...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表し、港湾法の改正案について反対の討論を行います。  本法案は、国際コンテナ船の寄港する回数を維持、増加させるため、国際戦略港湾の港湾運営会社に国土交通大臣が情報提供、指導助言とともに、国の職員派遣など人的支援を強めようとするものです。これ...全文を見る
11月26日第200回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  時間の関係で、早速質問に入ります。  資料の一番目を見ていただきたいと思います。原発事故の避難者が避難先で台風十九号や二十一号により浸水被害を受けたことが少なくとも三百十五世帯あることがわかったという、十一月十日付の河北新報の...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁について、参考人でも構いませんけれども、八百人を超える方々がとお話をいただきました。実態把握をしてほしいということを私は質問をしておりまして、この記事にもあるように、県ではまだつかんでいないということがあったわけです。なので、これはつかんだ上でこうなんだ...全文を見る
○高橋(千)委員 確認しました。そこは曖昧になっておりましたので、実態調査をお願いしたいと思うんですね。  富岡町の区長さんに伺ったんです。二年前に富岡の自宅にいわきから戻った方です。このたびの台風で、富岡町に辛うじて家が残っている方は、避難先のお宅が、例えば中古住宅とかを買っ...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の今見たところの右側の方に、今お答えいただいた十一月二十一日の事務連絡をつけておきました。三行目のところから、調査結果がその後の被災者支援の内容に大きな影響を与えるものであることに鑑みと書いてありますので、やはり前向きな意味で捉えたいと思うわけなんですね。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 ぜひ徹底をしていただきたい。せっかく、再調査できるんだよ、影響あるからね、ちゃんとやれるんだよということを通知を出しておきながら、やれば大変なことになるよみたいなことになっては困るわけ。そこを重ねてお願いをしたいと思います。  それで、本当は内閣府にもう一問お...全文を見る
○高橋(千)委員 小委員会の議論の中で、トリチウム処理水の話をしているはずだったのに何か放出の話ばかりしているんじゃないかというような趣旨の発言がございました。この記事を見ても、海洋放出若しくは大気放出、これはスリーマイルの事故原発で実績があると。というか、五つの案があったけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 今のはどういう意味ですか。絞っているんじゃないということですか。
○高橋(千)委員 だとすれば、一つ一つがいかに非現実的かというのを議論しなくちゃいけないんです。ただ、時間がないので、きょうは海洋放出の話だけをさせていただきたいと思います。  四ページの、資料の4のところに海洋放出のイメージ図があるわけですけれども、これは、海水を取り込んで希...全文を見る
11月27日第200回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  台風十九号では、七十一河川百四十カ所が決壊し、中小河川の内水氾濫も広範囲で起きました。資料の1にあるように、政府は、昨年の西日本豪雨を受け、全国の河川を対象に危険箇所を緊急点検し、防災・減災、国土強靱化のための三カ年緊急対策を実...全文を見る
○高橋(千)委員 今の答弁だと、樹木伐採の対象になっていたというのが国管理河川が五カ所、それから県管理河川が十一カ所だと。余りにも少ないなと思いますが、実は、この数字は今初めてお答えいただきました。ずうっと資料要求をしていたんですが出ておらなかったということなので、ああ、その程度...全文を見る
○高橋(千)委員 原形復旧ではなく強化を行うこと、そして、掘削や遊水地など水系全体で対策をとっていくと答弁があったと思います。そのとおりだと思います。  それで、改めて、緊急点検というのをどのように行って、つまり、どうやって対策箇所を決めてやったのか、簡単にお答えください。
○高橋(千)委員 その二千戸のところで、先ほど岡本委員からも指摘があったというのはそのとおりかなと思っております。  今お話があったように、実際に被害があって急がれるところをまず重点的に選んだ、そういう意味では、都道府県も、選ぶに当たって、本当にもっともっと必要なものがある中で...全文を見る
○高橋(千)委員 公共事業を一くくりには当然できないわけで、私たち、生活密着の、地に足ついた、またコストも当たり前の値段のそうしたもので、必要なものはどんどん進めていくべきだという立場に立っているわけです。  それで、資料の5を見ていただきたいと思うんですね。これは宮城県の登米...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  私が行った日に、この後、国交省が来ますと言っていましたので、動くということには確信を持っておりましたが、更に心強い答弁をいただいたかと思っております。  それで、今月二十二日に国交省は、台風十九号による被害に対する緊急的な対策の推進...全文を見る
○高橋(千)委員 近さを生かしということで、大変ありがたいなと思って聞いておりましたが、心配なのは人員体制でありますね。午前の部でも簗委員において、出張所の体制が減っているんじゃないかということが指摘をされておりました。  今回は、これまでになく決壊箇所が多く、求められる仕事量...全文を見る
○高橋(千)委員 来年はプラス百人以上ということで、先ほども答弁を聞いておりましたけれども、建設にかかわる地方整備局の定員数は、予算ベースでいいますと、二〇一〇年度は一万八千三百五人から二〇一九年度は一万六千四百人、一割減らされているんですね。ですから、百人ふやしても、そのペース...全文を見る
○高橋(千)委員 プラス百人でも、計算からいうと足りませんよというお話をしました。もう一回、数字を後で見ていただければと思います。でも、そういう決意を伺いましたので、ぜひお願いしたいと思います。  台風十五号の前に、油の流出や順天堂病院の孤立などが大きく報道され、甚大な被害があ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  今の最後のところ、ほかの県からも要望が出ておりますので、メニューにないところだけれどもしっかりやっていきたいということだったので、確認をさせていただきたいと思います。  やはり、都道府県管理河川というのは、非常に総延長が長く、また多...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣にもう一回伺いたいと思うんですが、比較ができないとおっしゃるんですよね。それで今説明をいただいた再度災害のところと個別事業のところで比較した。  でも、令和元年を比較してしまうと、令和元年というのは、先ほどから言っている緊急対策が入っているんですから、通常...全文を見る
○高橋(千)委員 時間になりましたので、一言だけお話をして終わりたいと思うんですが、被災者はきっと来年もまた来るんじゃないかというふうに思っています。だから、自分の身の振りをどうしようかというのも悩んでいらっしゃいます。  そういう中で、この間はどうしても、何十年もかかるダムの...全文を見る
11月28日第200回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、本委員会で質問の機会をいただき、ありがとうございます。  このたびの一連の台風、豪雨災害で犠牲になられた方々に心からお悔やみを申し上げるとともに、被災された皆様に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  今月七日、...全文を見る
○高橋(千)委員 今紹介いただいた、例えば宮城や福島のグループ補助金の負担分を一定上乗せをしているんだよとか、そういうところはパッケージの中に書き込まれておりますので十分承知をしておりますし、できることは全てとおっしゃっている。だからこそ、やはり、まず、象徴的なメニューに対しては...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、一つ確認できたと思うんですね。修理をしたんだけれども、支払いの前であれば対象になるんだということを、まず、ですから、今お認めになったように、そもそも知らない人が多いんだということでは、周知徹底をしていただきたいと思うんです。  その上で、五十九万五千円で...全文を見る
○高橋(千)委員 弾力的運用ができるんだ、熊本地震のときからの趣旨は同じである、それを徹底するんだというお答えだったと思います。確認をいたしました。  次に、資料をめくっていただいて、災害救助法における、給与される被服、寝具その他生活必需品の問題であります。  これは現物給付...全文を見る
○高橋(千)委員 日常生活に支障を来さないって、皆さんどう思われますか。あり得ないでしょう。わざわざ認められないと書いている。だから避難所から出られないと訴えている。まして浸水被害ですもの、当然じゃないですか。時代が、もう当たり前になっている。これは見直すべきですよ。  大臣に...全文を見る
○高橋(千)委員 短い答弁に大臣の決意が入っていたのかと思いたいと思いますので、これは引き続き、早期の見直しを求めたいと思っております。  仮設と住宅の応急修理の併給を認めないという考え方についても通告をしておりましたけれども、残りの質問がしたいので、ここは指摘にとどめます。大...全文を見る
○高橋(千)委員 ここははっきりとお答えいただきました、対象になるということで。  私、避難所は、今の小宮山委員のお話もありましたし、改善することはいろいろあると思うんですけれども、よいなと思うことは、情報が集まってくるということですよね。掲示板にさまざまな情報があって、支援の...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  これは、三・一一のときは、やはり救助法の適用になるということを私は質問をしまして、食事などはもらいに行けばということがあったんですけれども、なかなか行きにくいというふうなことや、避難所を利用している方との気持ちのすれ違いですとか、いろ...全文を見る
○高橋(千)委員 市町村が申請をすればなり得ると。それはもちろん、個々のケースはあると思いますけれども、もうみんな御存じのように、業者さんが間に合わなくて、やむなく高齢の方が屋根に上って滑った、落下したということがあったことは御存じだと思います。対象になることがあり得るとお答えく...全文を見る
○高橋(千)委員 判断されるものって、あり得ると同じ意味だと思いますが、やはりそういうことを言いにくいものなんでしょうかね、政府というのは。これは当然あり得るということで私は受けとめたいと思いますし、ないと言ったらまずいと思うんですがね。よろしいでしょうね。よろしいですね。うなず...全文を見る
○高橋(千)委員 半壊世帯の実態調査を行っているということでございました。私は法改正につながるものだと期待をしておりますが、ただ、今紹介された部分が、百万未満が相当数あるという、何か大したことないよみたいに聞こえる報告でございましたが、決してそんなことはないわけで、私たち、たくさ...全文を見る
○高橋(千)委員 時間が来ましたので、指摘を一言しておきたいと思うんです。  国と地方の財政負担とおっしゃいましたが、これはやはり基金方式ですので、基金を積み立てている自治体にしてみれば、たび重なる災害があるんだけれども、全壊とかがほとんどなくて、出している割にはほとんど救えて...全文を見る