高橋千鶴子

たかはしちづこ

比例代表(東北)選出
日本共産党
当選回数7回

高橋千鶴子の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第208回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、統計不正問題について質問します。  三年前、二〇一九年の今頃も、毎月勤労統計の不正問題がありました。「公的統計は、わが国の政策を企画立案するための根拠となるばかりではなく、国民が我が国の運営の実情を知り、政策を評価し、...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をいたしました。  そこで、合算処理とは何か、なぜ問題になっているかということなんですが、資料の二枚目を見ていただきたいと思います。  これは、当時、国交省が都道府県担当者向け説明会で使用した資料であります。左の赤い囲みのところ、「複数月分の調査票がまと...全文を見る
○高橋(千)委員 理念に照らして望ましい方法ではなかった、これは、統計法違反に当たる可能性があるというお答えでよかったでしょうか。
○高橋(千)委員 もちろん、最終的には捜査機関がというのは分かった上で、当然、この議論の中で、やはり意図的だったのではないかということが証明されていかなきゃならないと私は思っているんです。そうじゃないというんなら分かるんですけれども、わざわざこうやって資料まで出して、やってきたこ...全文を見る
○高橋(千)委員 検証委員会の報告書を読むだけであるということ、とても残念です。大臣自らが、やはり国交省として調べたことをきちんと答えるべきですよ。  次に行きますけれども、もう一度資料の一枚目で見ると、最初に二重計上を認識という表現が出てくるのは、何と六年後なんですよね。一番...全文を見る
○高橋(千)委員 調査の数が、種類が多かったので把握できなかったという趣旨のお答えだったと思います。  ただ、先ほど資料で出した、都道府県に対して指示をしていた、そういう資料などが、都道府県からのヒアリングなどで把握をして、この合算処理ということに気がついたんだと思います。その...全文を見る
○高橋(千)委員 これ、実は私、聞いたときに、二〇一九年からやったのかなと思ったんですよ。逆に、ずっと前からやっていたというのが答弁だった。だから五年保存にはなかったという。驚きの話ですよね。  ずっと前から合算のシステムがちゃんとできていたということ、しかも、課長決裁といいま...全文を見る
○高橋(千)委員 私は、これは重大な組織的な問題だということを示す事態だったと思います。しっかりと検証を大臣自身が指揮を執ってやっていただきたい、このように思います。  今回の事案を受けて、遡及改定に関する検討会議が二十五日に立ち上がりました。  資料の四を見てください。この...全文を見る
○高橋(千)委員 不可能ではないと書いているのは私も読みました。  ですが、元々これは、抽出調査であるものを割り戻したりとか、様々なことをやって出している数字なんですよ。それに更に、調査票がないのに、いろいろなデータを入れ込んで想定のものを出すというのは、それは復元と言わないだ...全文を見る
○高橋(千)委員 後段もよく存じておりますけれども、そういう種類の問題なんだということをあえて言わせていただきました。  次に、今回の統計不正が他の施策に与える影響についてです。  毎勤統計のときは、雇用保険の基本手当を始めとする各種手当が減額されたという実害がありました。 ...全文を見る
○高橋(千)委員 公的統計が本来資料として使われていたものが、業界団体にお願いをしてデータを出していただいたということでありました。  やはりコロナの真っ最中は、今もそうなんですけれども、全業種を指定して、千百四十六とおっしゃったと思いますが、でも、それを指定を解除した後も五百...全文を見る
○高橋(千)委員 全く答えていないと思うんですね。  ストレートに言っているわけですよ。ダブルカウントと書いたものを見せられて、それで気づかなかった、見逃したというのがその担当職員のせりふなんですよ。そんなことは絶対あってはならないでしょう。統計委員会がチェックもできないんだっ...全文を見る
02月14日第208回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  オミクロン株が猛威を振るい、国民の命と暮らしが脅かされる中で、日本に駐留する米軍だけが検疫などでも特別扱いだとして、日米地位協定の存在が改めて注目をされています。  今日は、青森県米軍三沢基地とF16戦闘機問題を通して、不平等...全文を見る
○高橋(千)委員 町民の安全をどうやって確保するんでしょうか。訓練の詳細も明らかにできないと。翌日飛行を再開しても、それでいいと言うのですか。  もう一度、町民の声にどう応えるのか、お答えください。
○高橋(千)委員 全く自由に飛んでいるわけではないとおっしゃっておりました。それはそうかもしれませんが、その運用が全く国民が置き去りにされているということが今問題になっているわけです。  昨年六月三十日から七月一日に、米軍横田基地所属のオスプレイCV22が、青森県東北町の小川原...全文を見る
○高橋(千)委員 認めちゃっているわけなんですよね、要するに、提供水域ではないところで訓練するということを。  これは、救難艇と一言だけお話しされました。米軍三沢基地のホームページには、ウォーターサバイバルコースという研修の記事と、小川原湖での訓練動画がアップされています。いつ...全文を見る
○高橋(千)委員 十月には事前に報告があったと今お話がありました。その報告は、提供水域では足りないという報告なんですよ。それを認めているのかということを指摘しました。  長久保耕治東北町長は、事故や通告なしの訓練が続き反省が見えない、国民のために駐留している米軍が住民に不安と恐...全文を見る
○高橋(千)委員 追加の新規制基準、あの福島の原発事故が起こって、全国で新規制基準、見直しをしたわけですが、それでも見直す必要がないと判断したというお答えでした。  細かい論争に入るつもりはありませんが、そもそも、放射性物質を扱う施設がF16が落ちても大丈夫という設計になってい...全文を見る
○高橋(千)委員 今、最後のところが、タンクが一件、模擬弾が二件、特別管制区域内であったんですが、評価の対象とする空域外の飛行中の落下事故というのは、F16以外では自衛隊機十回、米軍機三回というのが、日本原燃が提出をしていることを言っておきたいと思います。  二〇一二年以降しか...全文を見る
○高橋(千)委員 非常に残念な答弁ですよね。少しの思いもないなというふうに言わなければならないと思います。  ないと思いますよ、そもそも航空機防護の考え方が、原発事故の前まではここの地域にしかなかったわけですから。また、東海村の再処理工場、これは規模が商業用ではないので小さいで...全文を見る
○高橋(千)委員 配慮を求めたということでありますが、だとすれば、日米合同委員会の記録をちゃんと公開するとか、そういうことを求めていくべきだと思いますよ。  日本の空なのに、日本政府の管制によらずに米軍機が飛んでいます。その範囲がどんどん拡大し、国民にとっての危険性が拡大してき...全文を見る
○高橋(千)委員 全然答えてはいないんですけれども。  いつ合意され、いつから運用されているのかということ。そもそも、マグナムという言葉についてお認めになりますか。
○高橋(千)委員 米軍で使われている名前ということだそうです。  ちょっと、今整理しないと。  昭和五十年と言ったのは、昭和五十年からマグナムがあるわけじゃなくて、アルトラブのことだと思います。臨時訓練空域のことを国交省はいつもそう答えているということで、臨時のものですよと答...全文を見る
○高橋(千)委員 米軍が公表しているものについても認めない、管理の部分であるというお答えでありました。  ただ、通告の時点では、承知していない、そもそもマグナムの存在を承知していないという答弁でありましたので、それはさすがに認めているということだと思うんですね。  問題は、ア...全文を見る
○高橋(千)委員 米軍の運用以前の問題ですよね。  これは、一者応札分析調査票、総務省に出す資料でしょうが。その中で正直に書いているわけですよ、業務が多忙過ぎると。年間七千回で、当たり前じゃないですか。それを毎回毎回調整をして、民間機に御連絡をしなくちゃいけないわけですから、や...全文を見る
○高橋(千)委員 たくさん問いを残してしまったんですけれども、本当に、先ほど私が言った、逆さまじゃないかということが、やはりちゃんと考えてもらいたいと思うんですね。  配慮をしているとか協議をしていると何度も御答弁になりました。だけれども、そもそも、マグナムという訓練空域さえも...全文を見る
02月16日第208回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○高橋(千)分科員 日本共産党の高橋千鶴子です。  最初に一問、新型コロナウイルス感染について、大臣に伺います。  オミクロン株が猛威を振るい、国内の感染者も累計で四百万人となりました。当初は重症化しないと言われておりましたが、感染力が強く、じわじわと重症者、死者も増えており...全文を見る
○高橋(千)分科員 数自体は、内数ということで、混ぜるんじゃないんだということをおっしゃったと思うんですが、自治体の判断、知事の判断と三回おっしゃいました。そこに、やはり厚労省の責任がどうなのかなということを指摘させていただきたいと思います。  今月五日のNHKニュースで、墨田...全文を見る
○高橋(千)分科員 やはり全く同じ答弁でありました、残念ながら。気持ちは、大変だということは分かってくださったと思うんですけれども、答弁が全く同じなんですよね。  やはり、診断基準については一九九七年に北里大学の石川哲先生が既に作っておりますし、ICD10、国際疾病分類の対応標...全文を見る
○高橋(千)分科員 私は、これだけ詳細な照合様式が障害年金の認定にあるのだから、何年たっても診断基準がないという答弁はやめるべきだと思っているんです。逆に、診断基準が確立しなければ診察や相談さえも断られて、せっかく受けられる障害年金の申請に、診断書を書いてくれる医師がいないという...全文を見る
○高橋(千)分科員 現に大変な症状に苦しんでいる子供がいるということは認識しているというお答えだったと思います。私は、それをやはりもう少し網羅的に把握するべきだということを重ねて述べてきたわけなんですよね。  例えば、教科書のインクのにおいが駄目で天日干しなどの対応本を注文して...全文を見る
○高橋(千)分科員 二〇一七年が百十二名から二一年百四十名ということで、教科書一つとっても増えているということが分かると思うんですね。  資料の四を見てください。  令和元年度の養護教諭の職務などに関する調査です。配慮や管理が必要なアレルギー疾患を有する児童生徒はいるかに対し...全文を見る
○高橋(千)分科員 子供の実態が深刻だということを認めていながら、肝腎のところを認めない、同じ答弁を繰り返しているということは、非常に逆に矛盾が生じていると思うんですね。  一言、厚労省に伺いますが、今回、学校生活管理指導表を出すに当たっては、これは医師の診断書と同じ扱いをする...全文を見る
○高橋(千)分科員 一歩前進だと思うんですね。是非これを機会に、学校生活管理指導表の中に化学物質も加えることを御検討ください。本日、厚労省と文科省が同席しているわけですから、譲り合わないで、協議をしていただきたい。これは要望にとどめたいと思います。  そこで、国民生活センターは...全文を見る
○高橋(千)分科員 具体の数字をおっしゃらなかったんですが、二〇一四年以降、九百二十八件の相談が寄せられて、五百九十四件が実際に危害を受けたということが出ておりますし、情報提供を行った二〇一三年から一八年に向けて、国内製造業の柔軟仕上げ剤の販売量が二十八・二万トンから三十七万トン...全文を見る
○高橋(千)分科員 解明する気があるんでしょうか。未解明と何年も答え続けているというのはどういうことなのかと言わなきゃいけないと思うんですね。  内閣府に伺います。障害者差別解消法が昨年六月に改正され、合理的配慮が民間事業者にも義務づけられました。  前回の質問のときに、障害...全文を見る
○高橋(千)分科員 団体の要望も前日届けさせていただいておりますので、具体的な検討を是非これからやっていただきたいと思います。  最後に、資料の最後に日医のニュースをつけております。化学物質過敏症について、原因、悪化因子は何か、どのような症状が出るのか。この中で、同じ物質を微量...全文を見る
○高橋(千)分科員 今度こそ、未解明と言わずに解明をするんだという立場で頑張っていただきたいと思います。  そのことを訴えて、終わります。ありがとうございました。
03月02日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  初めに一言だけ。ロシアによるウクライナへの侵略を糾弾したいと思います。  先ほど大臣も明言されたように、プーチン大統領が核の脅威をちらつかせながら自らを正当化しようとしていることに強い怒りを感じます。一刻も早くウクライナの主権...全文を見る
○高橋(千)委員 人的被害が八十二名まで上ったということでありました。ちゅうちょすることなくとおっしゃっていただいているのに、どうしてなのかなと思っているんですよね。昨年も災害救助法は適用になっていると思います。例年とは違う降り方ということで、自治体もためらうことが多かったのかな...全文を見る
○高橋(千)委員 調査は分かるんですけれども、例年よりもちょっと取組が遅いなと私は思っています。そして、自治体からも要望が出ています。当然、第三弾までやるという意味ですよね。
○高橋(千)委員 よろしくお願いいたします。  二十四日午後二時の積雪は、札幌市中央区で百二十センチ。新千歳空港が約四千人足止めされました。ゲリラ豪雨のようなどか雪が大渋滞や市民生活を直撃をしたということであります。  それで、一枚目の資料、写真を見ていただきたいと思うんです...全文を見る
○高橋(千)委員 最初に質問したのが道路の問題で、その前は災害救助法の適用で、障害物の除去ということがきちっとやられているということがやはりセットで必要だと思って質問しました。同時に、間口から道路までの除雪に対しても、あるいは屋根の雪下ろしに対しても、やはり安全確保という点では絶...全文を見る
○高橋(千)委員 今の資料を五につけておきましたけれども、令和二年度のデータでも、職種別では自動車運転である、業種別ではトラックであると。どちらにしても、残念ながらワーストであるという状態が今も続いているということが確認されたと思うし、だからこそ、働き方改革だった、附帯決議であっ...全文を見る
○高橋(千)委員 今さらさらとお話しされましたけれども、ちょっとその前に、原則十一時間ということを議論をしながら、一定の例外を認めると。ただ、この書きぶりは、十一時間以上の休息を与えるよう努めるとともに、継続九時間を下回らないものとすると。そうすると、九時間がずっとでもいいことに...全文を見る
○高橋(千)委員 聞いたことに答えてください。これをそのまま、解釈を聞いています。  継続九時間を下回らないものとするということですので、毎日九時間でもいい、九時間の休息時間でもよいということになりますよねと聞いています。
○高橋(千)委員 それは答えになっていないと思うんですね。それは、総量規制があるから、毎日やっていくと足し算で超えちゃうからという意味でお答えになったと思うんです。  ただ、この局面を見て、週三回と言っていたものが、これはそういう縛りがなくなってしまうと、現実に、その局面、一週...全文を見る
○高橋(千)委員 労政審の話をすると必ず公労使の話になって、労使が合意しましたなどということになっているわけですよね。でも、労政審でやった調査でもそういう実態が出ていること、長時間労働がやはり過労死につながるんだということを指摘をされていること、その中で労働者からもたくさん意見が...全文を見る
○高橋(千)委員 最後の一言を聞いてちょっと安心したんですけれども。  やはり、基準を厚労省が作るのを見守ってまいりますで終わっちゃうと、国交省は責任ありませんという話になっちゃうわけですよね。でも、大臣、最後きちっとおっしゃってくださったように、過労死防止対策としても担い手確...全文を見る
03月09日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  持ち時間が十一分しかありませんので、答弁も簡潔にお願いします。  国際園芸博の会場となる旧上瀬谷通信施設は、二〇一五年に米軍から返還されました。その後、防衛省は、敷地内から基準値を超える鉛などの有害物質が発見されたとして、昨年...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、六十六か所、鉛及びその化合物、例えば二十二調査区画でいいますと、最大検出値が〇・〇六九ミリグラム・リッター当たり。基準値は〇・〇一ですから、かなりの大きな量だと。こうしたものが発見されているわけなんですね。  今、土壌汚染対策法に基づいて、ガイドラインに...全文を見る
○高橋(千)委員 今のお答えは、私は、撤去して開催すべきじゃないかと聞きました。それに対して、土壌汚染の場所に植栽するわけじゃないからとおっしゃったわけです。そうすると、今いろいろなクエスチョンが出てくるわけですよ。  まず、汚染されていないところを、今、試験植栽はそうだけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、済みません、この点、一言感想を聞いてよろしいでしょうか。  やはりグリーンインフラとさっきから言っているわけじゃないですか。自然、残された里山を生かして開催するんだよと言っているのに、この問題は、いやいや、近づかないから大丈夫という形で進めていいのか。で...全文を見る
○高橋(千)委員 もう少し元気よく言っていただきたかったんですが。  防衛省にもう一度確認します。  市がしっかりと言いましたけれども、必要な対策は、管理者である市の、土壌汚染対策法に基づきますと、市の指示に従って対処をするということでよろしいでしょうか。
○高橋(千)委員 確認をさせていただきました。  最初から、そこは立ち入らないからいいんだよなんて言っちゃったら、もう本当に、何のための花博なのという話になってしまいますので、改めての指摘をさせていただきました。  それで、ちょっと時間があれですが、上瀬谷土地利用計画の問題な...全文を見る
○高橋(千)委員 妥当であるというお話がありました。  先ほど大阪万博との関係なども山崎委員が指摘をされていましたが、逆に、くっつき過ぎているからこそ経済団体も大変なんだなんという話もこれありなわけですよね。  私は、違いがあっていいし、特徴があっていいと思うんです。そこに、...全文を見る
○高橋(千)委員 はい、終わります。  確かに広大な土地ですが、その周辺は余りにも狭くて、道路も渋滞しています。ですから、本当にこの土地が返還されたことが、その地主さんたちだけじゃなくて、周辺の市民にも還元される、そういう形でなければならないということを指摘して、終わります。
03月10日第208回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  コロナ感染が今年二月に第六波で十万人を超えて以降、減ってきているとはいえ、今後、更に感染力が強いオミクロン株BA・2が主流となって新たな波が来ることも予想されています。医療現場や地方の負担は本当に大きく、蔓延防止等重点措置が決め...全文を見る
○高橋(千)委員 まず各公共団体の判断だというお答えだったと思うんですね。逆に言うと、それができるということなので、徹底してほしいと思うんです。  これが令和二年に通知を出して、手当が出されますよ、できますよと言ったときの中身で、感染のリスクに加え厳しい勤務環境と極めて緊迫した...全文を見る
○高橋(千)委員 最初にその趣旨をおっしゃってくださればよかったなと思うんですが、助言を何度もしているという答弁でありましたが、それでこれはやはり少ないなと思いますので、改めてお願いをしたい、このように思います。  それで、厚労省には、最初にお話ししたように、外来を評価したから...全文を見る
○高橋(千)委員 いろいろ言おうかなと思いましたが、現場の声に応えてとおっしゃっていただきましたので、しっかりとお願いしたいと思います。  それで、今日は野田大臣に初めて伺いたいと思います。  本当に残念なことに、我が青森県が、転出者数が転入者数を上回る転出超過が三万六百九十...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  人口減少の二つの要因ということで、先ほど西岡委員もお話しされておりましたけれども、日本創成会議が、人口流出と二十代から三十代の若年女性の減少ということで、大臣はそれに即してお話ししてくださったと思うんですね。  今日お話ししたいのは...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  地方創生の中で長らく出てこなかったという話をしていただきました。横串を通す役割を是非大臣にもしていただき、私も大いに提言をしていきたい、このように思います。  それで、具体の話に入っていきますけれども、今度は答弁を少し厚労省に、簡潔...全文を見る
○高橋(千)委員 網羅的に答弁してくださいとは言っていません。私が質問したのは、補完し合う小児科や内科などがいないことが原因のときもありますよねと。あるかどうかを聞いています。
○高橋(千)委員 この初歩的な入口でつっかかると本当に困るんですよね。当たり前のことじゃないですか。  例を挙げればいっぱいありますけれども、宮城県の保健医療計画の中にも、小児科医の減少が、不足が重大で、やはり周産期医療を支えるためには必須だと書いています。それはもう当然同じ認...全文を見る
○高橋(千)委員 これは、次は一言で答えてください。  私は一貫して、地域医療と病床削減、医師不足問題を取り上げてきました。本来、地域医療構想は、こうした地域に必要な医療機関は何かということを自治体自身が決めるべきものであって、病床削減ありきではありませんよね。
○高橋(千)委員 確認をしました。  厚労省は、財務省や経済財政諮問会議にハッパをかけられ、急性期病床の削減、近隣に同様の機能がある医療施設があるんだったら統合若しくは病床削減を決断せよと、四百三十六の公的病院リストを計って迫ってきました。  ただ、コロナ禍の中、公的病院が患...全文を見る
○高橋(千)委員 四つを二つにという、一遍にはないはずです。それも、四つといっても、診療所が二つあるとかというのではなくて、どれも独立した大きな病院なわけですよね。それはないと思います。そのことをもう一度確認します。  それで、この四病院の再編統合は地域医療構想の中でも位置づけ...全文を見る
○高橋(千)委員 これはないはずなんですね。  最後のページに、最後の資料についていますけれども、県立がんセンターと精神医療センターの理事長である荒井陽一先生が、河北新報の二月二十六日付ですけれども、それぞれの役割のことを大事なんだ、心配しているということを書いているのを紹介を...全文を見る
○高橋(千)委員 残念ながら時間が来ましたので一言で終わりますが、県がと先ほどからおっしゃいました、地域で決めていることだからと。だけれども、これは日赤の話なんです。そして労災病院なんです。国が全く知らんぷりという話はないでしょう。国の責任はどこにあるのか。見守っていますでは全く...全文を見る
03月16日第208回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  構造改革特区法の一部改正について質問いたします。  国立大学法人が有する土地の貸付けは、これまでも認可制ではあるが認められてきました。今回、あらかじめ構造改革特区を地方公共団体が申請、認定されれば、国立大学法人は届出のみとなり...全文を見る
○高橋(千)委員 今、国立大学法人の土地貸付けの認可に準拠するというお答えがありました。  確かにそれは個々の土地について認可をしていたわけですよね。今までは、例えば、貸し出す土地を特定し、どこどこの番地の何ヘクタールとかとなって契約書案を添付をし、貸付期間と貸付終了後の使用予...全文を見る
○高橋(千)委員 届出制にする割には、どのタイミングで何を出すのか、どこまで出すのかということがはっきりしていないというのが私は問題だと思うんです、中身以前に。  文科省に聞くと、文科省は貸出基準は所管しているけれども、特区なんだからそれは内閣府に聞いてくださいと言うんですよ。...全文を見る
○高橋(千)委員 報告を受けているけれども、国立大学法人と企業との関係の問題だという、文科省がやっているわけではないというお答えだったと思います。  時間がもったいないので、一つ飛ばして具体の話に行きたいと思います。  宮城県大崎市にある東北大学大学院農学研究科附属複合生態フ...全文を見る
○高橋(千)委員 力のこもった答弁をありがとうございます。  実は、本当に県のアセスの中も物すごい意見がいっぱい出ていて、代表が私は絶対反対だとか、猛烈な意見が出ているんですよ。それを出す側が本当にアセスを受けるという立場に立っているのかということを厳しく指摘をされる、そういう...全文を見る
○高橋(千)委員 今、引き続きとおっしゃってくださったんですが、足りないと、国が応えてくれていないと言っているわけですから、引き続きというんじゃなくて、きちんと拡充していくというふうにしていただきたいと思うんですね。  次のページですが、震災前の放牧と震災後の放牧というのがある...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、さっきから言っているように、認可基準というのは、取りあえずそこに、ほかに使わないとか、業務に関連しているとか、その程度の基準で、何に使うのかということは書いていないわけですよ。  それで、地域の住民の皆さんが、騒音だとか、振動だとか、じんあいだとか、...全文を見る
○高橋(千)委員 時間になりました。  住民の声を是非聞いてください。終わります。
○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、構造改革特区法の一部を改正する法律案に反対の討論を行います。  主な反対理由は、構造改革特区内で国立大学法人の土地等の貸出しを認可から届出にすることです。特区内、かつイノベーションに資するという名目で、事実上のノーチェックになってし...全文を見る
03月16日第208回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  西銘大臣に初めて質問いたしますので、よろしくお願いします。  ロシアによるウクライナ侵略についてです。  UNHCR、国連難民高等弁務官事務所によると、三百万人を超えるウクライナの方々が既に国外に避難されて、そのうち百万人以...全文を見る
○高橋(千)委員 大臣、所管外と言っちゃ駄目なんですよ。私の質問は、たとえ運転を停止していてもと言いました。私たちは福島の事故を経験して、国会議員やかなりの方たちと一緒にチェルノブイリの原発も見てきたんですね。そして、ずっと、あのときだって、四半世紀たっているけれどもまだ続いてい...全文を見る
○高橋(千)委員 本当にちょっと、残念過ぎて、何と言っていいか。いかなる事情より安全性を重視するという立場に立つのであれば、再稼働はできないんですね。その立場に立っていただきたいと思います。  大臣の沖縄に次ぐ米軍基地があるのは、私の地元の三沢基地でございまして、まさに核兵器の...全文を見る
○高橋(千)委員 返還を求めているということをはっきりおっしゃったと思います。  ここに財務省と東京都の確認書の写しがあります。これを配るわけにはいきませんので、どこの住宅とは言いませんが、国有財産使用許可書、平成二十八年三月二十五日。一旦切れて、それから使用を許可する期間は二...全文を見る
○高橋(千)委員 もう一回聞きますが、私、やはり、追い出すなと、それは言いたいですよ。だけれども、避難者の方は何で東京都にやらせるんだと言っているんです、そうじゃないですか。財務省の持ち物なんでしょう。自分たちの持ち物を返せと言うんだったら、自分たちが表に出たらいいんじゃないです...全文を見る
○高橋(千)委員 だとしたら、福島県が東京都がお世話していた国家公務員住宅の方たちに退去せよと裁判を打ったのはおかしくないですか。福島県に何の権利があるんですか。
○高橋(千)委員 ですから、今聞いていておかしいと思ったと思うんですがね、相手方は東京都なんですよ、貸しているのは国のものなんですよ、それなのに福島県に肩代わりさせて裁判をやらせている、そういう態度が問題だと言っているんです。被災者はそこに怒っているんですよ。だったら自分たちがき...全文を見る
○高橋(千)委員 先ほど少しお話をしましたけれども、やはり、居座ることを望んでいるわけではなくて、本当に、どうしていいか分からないと正直言っているんです。車もない、引っ越し費用もない。帰る家がないんです、福島にはもうおうちがないと。そういうことまで言っていらっしゃる方にどう対応し...全文を見る
○高橋(千)委員 国家公務員宿舎の空いている、さっきの階議員の発言じゃありませんが、空いているところもあり、一般の方にも家賃を取っていない、そういう状況のところもあるわけです。そこもよく考えて、支援にうまくつなげていってくださったらいいんじゃないでしょうか。  さっき紹介した去...全文を見る
03月23日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日も、時間が短いので、答弁は簡潔にお願いいたします。  まずもって、先週十六日に発災した地震でお亡くなりになった皆様に心からお悔やみを申し上げるとともに、被災した皆様にお見舞いを申し上げたいと思います。  昨年の福島県沖地...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  連続した地震であること、災害であるということを踏まえた答弁をいただいたと思うんですが、今のところ発表されているものは、まだ貸付けの部分でありますので、幾ら保証が一〇〇%だ、政府保証だよといっても、融資はこれまでもさんざん借りているとい...全文を見る
○高橋(千)委員 お願いします。  準半壊の考え方は、やはり、水害の被害で余りにも対象が少ないよねというところから、考え方が分かりやすかったと思うんです。地震の場合は逆に分かりにくくなるかな、一〇%前後というのがどうかなということがありますので、よく丁寧に対応していただきたいと...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。重ねての支援が可能だというお答えだったと思います。  そこで、大臣に伺います。  文化財であるからということで、かさ上げの補助が出るということを私、今、確認しました。ただ、最初に言ったように、そうはいっても、個人の持ち物であり、自己負担...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  時間が来ましたので、またよろしくお願いします。
03月29日第208回国会 衆議院 本会議 第15号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、宅地造成等規制法の一部を改正する法律案について質問します。(拍手)  昨年七月、静岡県熱海市で発生した土石流災害は、死者二十七名、行方不明者一名という大惨事でした。不適切な盛土の崩落による人災であることは論をまちません。こうした危険な...全文を見る
03月30日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  委員会の冒頭に、建築着工統計調査の大幅遅れについて大臣から発言がありました。昨年末に発覚した建設工事受注動態統計と同じ基幹統計であり、検証と再発防止策を、まさにその途上であると思います。  委員会において集中審議を行うべきと思...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  私は東北の選出ですので、東日本大震災被災地の職員の皆さんが、土地の所有主をめぐって外国までも探しに行くという大変さを目の当たりにしてまいりましたので、今回の所有者不明土地の利用円滑化、この解決に向けて、基本的賛成の立場であります。とは...全文を見る
○高橋(千)委員 複数の分かっている隣接の土地がある可能性があるというお答えだったと思います。  国土審議会の企画部会の議論の中でも、所有者が分かっている場合でもやはり法律事項として立てていった方がいいんじゃないか、そういう議論がされて、やはりこれが出てきた。だから、私は、むし...全文を見る
○高橋(千)委員 お勧めとおっしゃいましたけれども、勧告って結構厳しい表現ですよね。だから、そこに至る前に努力をして、そういう努力の中で、やはり代執行ということも、所有者不明土地も一体としてということがあるんじゃないかと。そこを丁寧にやはり説明をしないと、心配になってくるというこ...全文を見る
○高橋(千)委員 もう少し、目安くらいは言ってくださらないと。幅とか、そのくらい言ってくださってもいいんじゃないでしょうか。もしお答えできるなら、次、答えてください。  それで、命令する相手がいない土地の代執行をするわけですよね。だけれども、一方では、費用負担については行政代執...全文を見る
○高橋(千)委員 せっかく調べてくださったのなら最初に答えてくださればよろしいじゃないですか。一日というのは結構衝撃でありましたけれども。  それで、行政代執行法を準用するという点では、例えば、第六条は、国税滞納処分の例によりこれを徴収すると書いているわけなんですね。そうすると...全文を見る
○高橋(千)委員 だから、平たく言えば、差押えだってありですよということだと思うんですね。  この間、民法の改正も進めてきて、登記の義務化という大きな改正もありました。これから相続が起こる方にとっては、そこから義務化なんだから気をつけようとなるわけですが、これまで分からなかった...全文を見る
○高橋(千)委員 国庫帰属法は令和五年からということでありましたが、一歩前進ではあると思うんですよね。ただ、本当の意味での私が言っている放棄ではない。あるいは、崖地のような危険なところはそもそも対象にならないということで、やはり悩みはなかなか解決しないわけなんです。なので、本当の...全文を見る
○高橋(千)委員 否定しなかったと思います。なかなか人が見つけられない自治体がやはりそういうところに、ディベロッパーに頼ってしまうということがあるわけですね。そうすると、本来の主題とは違ってくるのではないかということは、一言言っておきたいなと思います。  それで、地域福利増進事...全文を見る
○高橋(千)委員 ここがまた中途半端なんですよね。短縮はするわけなんです。  それで、もう時間がないので大臣に伺いますけれども、やはり企画部会の中で、再エネの地域とのトラブルが非常に多いということが、経産省、例えば七百三十八件も五年間の中でありましたよと報告があって、一方では、...全文を見る
○高橋(千)委員 一言で終わります。  そういうときに、最後に自治体に責任を転嫁しないように、政令で落とすと言っているわけですから、先ほど来議論があるように、限定的なものにするべきなんです。一千キロワット以上だってふさわしいものがあるかもしれないと大臣はおっしゃっているんだと思...全文を見る
04月01日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  二十九日の本会議で審議され、本委員会に付託される予定の盛土規制法案は、昨年七月の熱海市での土石流災害が契機になり、全国知事会、市長会、町村会などが相次いで、国が主体となって全国一律の基準、実効ある法整備を求めてきました。国の有識...全文を見る
○高橋(千)委員 聞いたことに答えていないと思いますが。国の責任をどう思っておりますか。
○高橋(千)委員 私の聞いている趣旨は分かりますよね。もちろん、熱海の土石流の被害を受けて、様々な検討会、されてきたことは承知をしておりますが、それ以前からずっと議論はされてきているわけですよね。平成十三年度から発生した崩落事故は二十一件という国会の答弁もございます。そうしたこと...全文を見る
○高橋(千)委員 その十分でなかったところがあるという言葉に精いっぱいの大臣の思いが込められているというふうに、まず受け取りたいと思います。  それで、二十八日の関係府省連絡会議で、約三万六千か所の対象箇所、盛土の総点検の取りまとめ、これがほぼ最終になると思いますが、出されまし...全文を見る
○高橋(千)委員 ということは、今資料を配っておりますけれども、必要な災害防止対策ができなかった盛土が五百十六か所という数字もございます。それを合わせて千百か所ということがあったんですけれども、今のお答えは、詳細調査を行ってからじゃないと内訳は答えられない、調査を行ったら答えてく...全文を見る
○高橋(千)委員 どう公表するか考えていくというお答えでありました。私は数だけ聞いたんですよ。かなり控えめですよ。最初の質問は、該当する都道府県の数、それすらも答えられないというのは、やはりそれはおかしいでしょう。最初の総点検の時点で、まずどれだけカバーできているかということが分...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、住民からの通報などがちゃんと盛り込まれているのかと聞きました。
○高橋(千)委員 そういうことを指示するべきだし、分かるべきだと思います。そうでなければ、実効ある対策にはならないと思うんですね。  改めて、大臣に伺います。  点検結果の総数だけではなくて、都道府県ごとにどうなのか。今言った、やはり、明らかに土地利用規制がかかっている区域だ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  検討会の提言には、各都道府県において速やかにその内容を公表し、住民に周知を図ることが望ましいと書いているわけなんですよね。それは、これから災害が来たときに、あるいは来そうなときに、ちゃんと住民の情報と共有して避難を早めにやる、そういう...全文を見る
04月06日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第7号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  熱海の土石流災害から今月三日で九か月となりました。私も現地視察に参加させていただきましたが、土のうが盛られていることや、土砂が流出し、深くえぐられた源頭部、いわゆる起点にセンサーやカメラが設置されている以外は、発災当時と余り変わ...全文を見る
○高橋(千)委員 できると思うかという問いに対して、答えにくいと思いますけれども、そういうつもりで作ったという理解をすればよろしいということでしょうか。
○高橋(千)委員 現場でも、斉藤熱海市長などが、このようなことが二度と起きないようにと立法化を強く求めてきたということをおっしゃっておりました。  その気持ちはみんな一緒だと思うんですけれども、だからこそ、国交省自身がお話しされている隙間のない規制というのが、本当にそうだろうか...全文を見る
○高橋(千)委員 結局、そこでまた、現行ベースとおっしゃいましたけれども、やはり一定の高いところから始まるというのであれば、厳しく規制をしますといっても意味がなくなってくるんではないかなと思うんですね。  五百平米以上かということがちょっと議論されておりますが、そのくらいだと思...全文を見る
○高橋(千)委員 その上で、今回の、これも一般論ですけれども、既に災害が起きてしまった場所、それは、現行の宅地造成法にはひっかからない場所であったり、いろいろあると思うんですね。でも、もう災害が起きてしまったような場所は今回の規制区域に含める、そういうふうにするべきだと思いますが...全文を見る
○高橋(千)委員 確認をさせていただきました。ありがとうございます。  昨年七月六日の静岡新聞にこんな記事がありました。長年にわたり盛土、住民、やはりこの場所との言葉を紹介しています。崩落現場は、山林の奥まで進入路がつながり、土を運んだダンプカーがしきりに出入りしていた。何年も...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  情報の共有、非常に大きなポイントだと思いますので、しっかりお願いしたいと思います。  一つ飛ばして、次の質問に行きます。  私の地元青森市内には、国道から見えるところにメガソーラーが広がっていて、どこの県にもあると思いますが、その...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。既に千七百件のこうした山間部のソーラー、メガソーラーというのが起こっているということでありました。  そういう意味で、非常に住民の懸念というのは高まっているわけですが、今お話ししていただいたように、省令ができて、促進区域といえども、やは...全文を見る
○高橋(千)委員 ちょっと語尾が聞き取れなかったところがあったんですけれども、七割は電子基板とかの事故であるというお話で、それはそんなに大きくないよという趣旨でおっしゃったのかなと思うんですけれども、この間、ガイドラインを作ったりとか対応してきたということは、さっき環境省に対して...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  盛土による災害の防止に関する検討会、この中でも、ソーラーの専門家の方もいらっしゃいましたし、随分議論がされておりました。また、経産省が、イコールみたいに、盛土行為だからイコール危険だみたいな議論をしちゃいけないみたいなことをおっしゃい...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。しっかりと位置づけていただけると思います。  再エネ、本当に、伸ばしたいという気持ちはみんな持っているわけで、協力したいと思っているけれども、現実に住民との間で、やはりきちんとした意見を聞いてもらえないとか、そういう災害が起こった地域であ...全文を見る
○高橋(千)委員 既に宅地造成そのものが崩落をして被害が、大きな災害につながったとか、そういう既にあるものに対してもしっかりと安全確保義務をかけていく、それが担保されるということが非常に大事だと思っておりますので、そのことを質問させていただきました。  今日は最初に大臣に聞いた...全文を見る
04月08日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第8号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日は、四人の参考人の皆様、お忙しい中、本委員会に御出席いただき、また、貴重な御意見を賜りました。大変ありがとうございました。  早速質問に入らせていただきます。  まず、中井参考人に伺いたいと思います。  まず、一番知り...全文を見る
○高橋(千)委員 そうすると、法律を具体化していく上で、技術的な理由といいましょうか、基準の決め方とか、それを審査する人の部署の力とか、そういうふうなことを中心に考えたのかなというのは分からなくもないんですね。  ただ、この間も議論をされているように、人家に必ずしも近くなくても...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  確かに、国交委員会でこの法案をやっているわけですが、先生の検討会は内閣府が主催をしておりましたので、そういう意味では連携というのは非常に大事かなと思って伺いました。  もう一度中井参考人とそれから大橋参考人に伺いたいんですが、実は、...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  最初に中井先生がお話しされたように、昔の盛土も、今の技術基準に合うかどうかやはり見る必要があるとおっしゃったこと、私、そういうつもりで政府に質問したんですけれども、現行法のベースがあるとおっしゃられるので、違いが全然見えてこなかった...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  先生は、著書の中で、やはり区域指定をされると、土地の所有者や居住する市民が地価が下がるなどということで、行政担当者が恐れるという指摘をされていらっしゃいますよね。だけれども、災害対策はやはり人命に関わることなので、地価への影響といった...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  太田参考人にも森林の関係で質問を用意しておりましたが、時間になってしまいましたので、申し訳ありません。  本当にありがとうございました。  終わります。
04月13日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第9号
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○高橋(千)委員 御質問ありがとうございます。  政府案では、盛土の工事の許可に当たっては、許可の基準が規定されており、都道府県知事等がこの許可基準に適合しているかどうかの判断をすることになっていると思います。  本修正案によって、都道府県知事が審議会及び関係市町村長の意見を...全文を見る
○高橋(千)委員 委員御指摘のとおり、増員並びに委託も含めて、人材対策は本当に必要なことだと思っております。  盛土行為に対する対応は、場合によっては、委員先ほどお話しされているように、不法行為を続ける悪質、巧妙な事業者に対応しなければならないことも少なくありません。パトロール...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  先週六日の質疑で、大臣は、熱海の土石流災害で崩落した盛土は建設発生土であった可能性は否定できないと答弁をいたしました。  昨年末の総務省の建設残土対策に関する実態調査の結果について、そのポイントというペーパーを一枚、資料の一枚...全文を見る
○高橋(千)委員 改めてまじまじと聞いて、出口としての盛土ということにフォーカスを当てて、あとは省令でやるんだというお話だったと思うんですが、やはり入口からきちんと規制して、そこで一体としてやるべきではなかったのかなと改めて指摘をしたいと思うんですね。  そういう視点で、少しる...全文を見る
○高橋(千)委員 まず認識を一致させるところから始めたいと思ったわけであります。ありがとうございます。  当初は、今日も随分議題になったわけですが、廃棄物処理法に基づく産業廃棄物管理票、いわゆるマニフェストのような仕組みを採用して、搬出元から搬出先まで追跡記録を残すトレーサビリ...全文を見る
○高橋(千)委員 何か今のは、トレーサビリティーを検討したことはないかのような答弁をされたと思うんですが、それはあり得ないと思うんですよね。  だって、建設リサイクル推進計画二〇二〇で、このことは明確にと記者発表の資料にも出ておりますし、内陸受入れ地に搬出されている建設発生土は...全文を見る
○高橋(千)委員 でも、今読み上げた文章は、六千万立米ですから、それは指定利用だけではない、全体の調査に基づく数字ですよね。おかしいと思います。  それで、続けて聞きますけれども、公共工事では、今お話しされたように、土砂の搬出先もあらかじめ決まっている指定処分がほぼできていると...全文を見る
○高橋(千)委員 一つ確認しますが、今、民間の工事であっても、継続的に大規模な工事をやっているようなところには積極的に受け入れてもらいたいとおっしゃったこと、すごく大事なことだと思います。確かに、規模によって一遍にはできないだろうというのは分かって聞いておりますが、そういう意味で...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  そこで、指定処分ではない場合、処分先が下請業者任せになるために、土砂の運搬料についても積算されていない可能性があるわけですよね。そのことが、下請事業者にとっては少しでも安くとなっちゃうので、どうしても過積載などにつながっている指摘もあ...全文を見る
○高橋(千)委員 建交労のダンプの関東の支部の皆さんが現場の価格について実態等試算をしてくださっているんですが、例えば、首都圏各地の工事現場から搬出された、ストック場から運搬する場合、ダンプに支払われる運搬単価が一トン当たり千二百円程度だというんですね。その多くが、埼玉から群馬県...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の三枚目を見ていただきたいと思うんですが、実際には、最終処分先が決まらず、仮置場に堆積している場合も多いと聞きます。  これは、今言った建交労の栃木県のダンプ支部の提供なんですが、上と下が同じ写真で、一年後の写真なんですね。上は二〇二〇年の六月、まだ田んぼ...全文を見る
○高橋(千)委員 一時的な堆積とおっしゃいましたが、そうなっていないから指摘をしているわけですよね。  資料を一枚戻っていただきたいと思います。資料の二です。  よく言われる、建設発生土が年間約三億立米発生するのに対して、別の工事などへの有効利用が行われず、内陸の受入れ地へ搬...全文を見る
○高橋(千)委員 私が聞いた、いつからいつまでとか、そういうことについては、規制区域内であれば、当然その審査の対象になるということだったと思うんです。  では、それ以外は、規制区域の外でストックヤードを造ることがあるんですか。あるんだったら、今言った基準をちゃんと適用するという...全文を見る
○高橋(千)委員 答えになっていないんだけれども。でも、多分、それは、崩れる場合は人命にも影響を与えるよということを考慮して規制区域をかけていくという趣旨で私としては読ませていただきました。違うのであれば違うとおっしゃってください。  それで、大臣に改めて伺いますが、やはり、い...全文を見る
○高橋(千)委員 あらゆる施策の上に、まずその大前提であるということを貫いていただきたいと思います。  二十九日の本会議では、リニア中央新幹線において、昨年九月末時点で、約五千六百八十万立方メートルの建設発生土のうち約七割の受入先を確保しているという答弁がありました。  国交...全文を見る
○高橋(千)委員 資料の四枚目ですけれども、今、一部お話ししてくださったんですが、JR東海から、国交省が問合せをしてまとめてもらったものであります。  東京、神奈川、山梨、長野、岐阜、愛知、各都県で発生する残土に対して、主な活用先ということと、発生土の量が右にあるんですが、これ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、九割ではなく七割だという意味ですよね。もう一回。
○高橋(千)委員 二十九日の本会議では、南アルプス静岡工区のトンネル残土について質問しました。標高約一千三百メートルにある燕沢に置場を造る計画だということです。  川勝静岡知事は昨年十月の記者会見で、トンネル工事で出る残土について、熱海市の土砂災害のときの盛土の六十七倍に当たる...全文を見る
○高橋(千)委員 当然、感情論で議論するわけではないですので、きちんと根拠を持って知事が指定するということになると思います。当然、条例も既に持って、運用の経験を持っているわけですからね。だとしたら、国が、当てはまらないよなんて言うことはないということでいいですね。
○高橋(千)委員 別に、静岡知事に口出しするなと聞いているんじゃないんですよ。一般論で、規制区域をつくるのは知事ですから、知事が決めたことに対して、リニアだから駄目よとか、そういうことではなく、国だって、客観的に科学的でなきゃいけないわけですから、そういう意味では口出ししないとい...全文を見る
○高橋(千)委員 次に、リニア中央新幹線の残土について、山梨県内の置場は十二か所で、全て早川町内にあると言います。このうち塩島と西之宮の二地区にある六か所は土砂災害警戒区域に、中洲地区にある一か所は、より災害の危険性が高い特別土砂災害警戒区域にそれぞれ置かれています。県内の残土は...全文を見る
○高橋(千)委員 報道の時点よりも調査が進んだという意味だと思いますが、十三か所の仮置場、そのうち八か所が警戒区域の中に、特別も含めて、あるというお話でありました。  最終処分地への、努力というんでしょうか、進めているというお話だったと思うんですが、これからは、やはり、そういう...全文を見る
○高橋(千)委員 今、山梨、長野など、土砂災害警戒区域などに予定されている一次仮置場の問題を指摘しました。  新法の運用に当たり、やはり、リニア中央新幹線のように規模が大きく、公共工事に匹敵するものは、先ほど答弁があったのが、まさにリニアだなと思って聞いていましたけれども、やは...全文を見る
○高橋(千)委員 今紹介いただいた大臣意見の二〇一四年七月十八日ですが、一番最後に、土砂の流出があった場合に近隣河川の汚濁のおそれがある区域等を回避することとはっきり書いております、大臣意見として。やはりそういう立場に立って、本当の意味での指導をしていただきたいと思っております。...全文を見る
○高橋(千)委員 過度な規制にならないようという言葉が、始まるそばから先に出てくるというのは、やはり私は違うんだと思うんです。この間、災害がすごく続いて、ハザードエリアにおける新規立地、開発行為の抑制ということが、やはりかなり、国交委員会でも法改正をしてきて、私人の自己の業務の用...全文を見る
04月20日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○高橋(千)委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました盛土等規制法案及び六会派提出修正案について、賛成の立場から討論を行います。  法案のきっかけは、昨年の死者・行方不明者二十八名もの犠牲を出した熱海の土石流災害でした。崩落した盛土は、県への届出量の三倍にもなる...全文を見る
○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  本日も十二分しか持ち時間はありませんので、答弁は簡潔に、かつ、はっきりとお願いしたいと思います。  今月十四日に、福島・宮城沖地震で脱線した東北新幹線が再開しました。当初の予定よりは一週間も早く、関係者の皆さんが大変な努力をさ...全文を見る
○高橋(千)委員 もう少し個人的な思いでもよかったなと思うんですよね。  この四つの表を見ていただくと、どれもそうなわけです。最高速度ではないし、例えば熊本地震も、回送中ということで誰も乗っていなかったりとか、いろいろな意味で、これまで脱線はしたけれども特別大事には至らなかった...全文を見る
○高橋(千)委員 一般論でと聞きました。検証結果は関係なく、既に、熊本の検証を踏まえて、なぜつけなかったのか、その判断はもっと早いタイミングでされていると思うので、それを聞いています。
○高橋(千)委員 一般論でというのが意味が分からないとおっしゃいましたけれども、今回の事故の前の話をしているんですよ。それで、なぜつけなかったんだろう。  つまり、熊本では脱線防止ガードが必要だとされているし、JR東海では、もう七割ですか、つけている。しかし、JR東日本では、ガ...全文を見る
○高橋(千)委員 単純な議論ではないとおっしゃいました。象徴的なことだから聞いているんです。ガードが必要だと私は新聞記事を見て単純に聞いているんじゃありません。どうしてそういう判断をしてきたのかということがはっきりして、それと今日の事故調査対策というのがあるんじゃないでしょうか。...全文を見る
○高橋(千)委員 二十七年たって六四%という進捗率だということは、正直衝撃を受けました。もちろん、深刻な被害に通じるものは先に対策をしているというお話だったと思いますが、今回の、土木設備ということで表紙のある高架橋の問題は、一定その予測が外れたのではないかという指摘もあったかと思...全文を見る
04月21日第208回国会 衆議院 本会議 第22号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、盛土等規制法案について賛成の討論を行います。(拍手)  昨年七月の熱海土石流災害では、死者・行方不明者二十八名もの犠牲を出しました。盛土の崩落による土砂災害などはこれまでもあり、国会と地方自治体からも全国一律の規制と立法化が求められて...全文を見る
04月22日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第11号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  菅前総理が国際公約とした二〇三〇年までにCO2排出量を二〇一三年度比で四六%削減との目標は、国連IPCCで確認された目標、二〇三〇年までに二〇一〇年度比で四五%削減、二〇五〇年実質ゼロから見れば、極めて消極的な目標であると批判さ...全文を見る
○高橋(千)委員 三つの分野を総合的に進めていくというお話でありました。そのとおりだと思います。  第四回の航空機運航分野におけるCO2削減に関する検討会の中でも、今のSAFの普及については、エアライン単体では無理だよね、だから、サプライサイドも当然入れて一体的にという意見があ...全文を見る
○高橋(千)委員 どちらかというと、今やっているのは関空とか、要するに、滑走路から海に少し張り出してソーラーのパネルを貼り付けているという形で、売電になっていると思うんですが、今、十の空港で、要するに、自ら消費するという形の発電につなげていくということをやっている。それはすごく大...全文を見る
○高橋(千)委員 今日はこれ以上この話はしませんけれども、やはりコロナの中でいろいろな価値観ですとか考え方が変わっているんだと思うんです。島国日本ですから、飛行機に乗るなということはあり得ない話ですから、当然、ビジネスでも観光でも活用するのはいいことだと思うんです。ただ、やり過ぎ...全文を見る
○高橋(千)委員 時間が来ましたので終わりますが、本当はここは数字でお答えいただきたかったんですよね。雇調金は一千億円、産業雇用安定助成金は四千百三人という数字をいただいています。  やはり、頑張って支援したというんだけれども、それがどういうふうに政策に結びついているのかという...全文を見る
04月26日第208回国会 衆議院 本会議 第23号
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○高橋千鶴子君 私は、日本共産党を代表して、福島復興再生特措法改正案について質問します。(拍手)  原発事故の避難者らが国と東電を訴えた約三十件の集団訴訟で、最高裁はこれまで七件で東電の上告を退け、国の基準を上回る賠償額が確定しました。今夏にも国の責任について統一判断を示すとい...全文を見る
04月28日第208回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第5号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  今日は、地方にとって今大きな課題となっている二つの統合問題、病院統合と学校統合について質問したいと思います。  資料の1を御覧になっていただきたいのですが、三月二十九日に総務省自治財政局長通知で、公立病院経営強化の推進について...全文を見る
○高橋(千)委員 コロナの役割について聞いたのが、全部ガイドラインの中身を大体網羅する答弁をされていたと思います。  先ほどの産経新聞の中にも書いてあるんですけれども、やはりコロナ対応の即応病床、直ちに対応する、その三分の一を公立病院が担ったということが、大きな価値が見直された...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  例えば、少しイメージが湧くようにお話ししてみたいと思うんですが、私の地元の秋田県大館市で、市民病院に扇田病院という、要するに合併前の旧町の病床を統合して、百四床をまるきりゼロにするという計画が持ち上がって、地域で大きな課題となっていま...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  それで、厚労省に聞きますけれども、地域医療構想の中で、公立病院も位置づけられております。ガイドラインも、当然、地域医療構想を踏まえてということは書いています。  私は、統合や病床削減が必要と判断するときに、公立病院がその受皿となりや...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  変わっていないんだということを何度も言われたんですが、しかし、改めて、ありきではないという意味で通知したんだとお答えになった、そのことが私は大事だと思うんですね。  実は、資料には裏をつけていないんですが、この通知の裏のところに、公...全文を見る
○高橋(千)委員 都道府県の役割もはっきりとしたところです。  そういう中で、大臣に一言お願いしたいんですが、公的病院の問題、四三六リストの問題、大臣もよく御存じだと思います。急性期病床のみに着目して、ある意味、機械的な計算が最初はされたと思うんです。でも、それが、やはり地域で...全文を見る
○高橋(千)委員 どうしても、所管外というお話でありましたが、やはり地方創生の推進交付金をうまく使うですとか、そうしたことも含めて是非検討いただきたいと思います。  ありがとうございました。  次に、学校問題なんですけれども、資料の8ですね。公立小学校の数と児童数の推移という...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。尊重するというお答えがあったと思うんですね。  令和三年度の文科省の実態調査の中でも、域内に小規模校があると答えた市町村が八四%ある中で、過半数の自治体が、今言ってくださった小規模校のメリットを最大化、デメリットを最小化する、そういう取組...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  ちょっと地元の存続した学校の話をしたいのですが、時間がなくなると困るので、先に予算のことを聞きたいと思います。  具体の提案を二つします。  一つは、資料の10にありますが、学校規模の適正化についての市町村の要望のトップは教職員定...全文を見る
○高橋(千)委員 五年過ぎたら急に交付税と言わないで、やはりきちっと見るのが筋ではないかとお話ししたいと思います。  宮城県の気仙沼市、本当に、出生数が、二〇〇〇年六百四十八人から二〇一五年にはその半分まで減少しているという少子化を背景にして、学校の統合をずっと進めてきたんです...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  終わります。      ――――◇―――――
05月12日第208回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第6号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  少し重なる部分がありますが、整理の都合上、始めたいと思います。  二〇二一年の地方分権改革の提案募集は、計画策定などを重点募集テーマとして設定したところ、地方から二十九件の提案があったといいます。  計画などの策定及びその手...全文を見る
○高橋(千)委員 地方にとって大変負担であるということは共通認識になったかなと思います。  そこで、お答えの中にかなり含まれてはいたと思うんですけれども、今回の法案の中にも計画策定の改善が含まれていると思います。こうした点の紹介を含めて、取り組んできたことと、今後の取組について...全文を見る
○高橋(千)委員 総務省にも伺います。  四月五日に、複数の市町村による共同策定が可能な法定計画についてという事務連絡を出しています。これはどういった趣旨でしょうか。
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  共同でやった方が合理的だという場合があるという例示を示していただいたと思います。ただ、それだけでは、やはり計画がこれだけ増えてきたよねということで、地方の負担を根本的に変えるというものではないと思います。  それで、やはり、計画だけ...全文を見る
○高橋(千)委員 ありがとうございました。  大変誠実な答弁だったと思います。やはり、市に対して寄り添った丁寧な対応が求められているということを率直におっしゃってくださったのは、市の担当者にとっても大変ありがたいことではないかと。  やはり国と地方の関係というのは、本当は上下...全文を見る
○高橋(千)委員 まず、前段の指定取消処分が令和二年度九十九件というお答えでありました。その前の三年間を遡って数字をいただいているんですが、二十九年九十八件、三十年百六件、令和元年八十二件ということで、何かコンスタントに百前後にこうした事案が続いているんだなと思います。  ちょ...全文を見る
○高橋(千)委員 ですから、措置済みにしないで、更に検討していただきたい。実態を見ていただいて、やはりマンパワーもあるから、市町村もそのまま受けるというわけにいかないよという意見があったという答弁だったと思うので、そこをもう少し大事にして、引き続き検討していただきたい、このように...全文を見る
○高橋(千)委員 この提案を行った資料を読みましたけれども、結構前向きな話なんですよね。やはり児童の相談というのは、これは広島市ですが、大体四分の一くらい児童の相談になっていて、引きこもりだとか不登校だとか虐待だとかいろいろある。だから、今お答えになったように、子供の問題は必ず保...全文を見る
○高橋(千)委員 今お話があったように、仕事はどんどん増えていく、期待される仕事がどんどん増えていくわけなんですよね。それで、民生委員は無報酬なわけですよね。特別職の公務員。まさに、大事な役割を持っているわけなんだけれども、無報酬である。その代わり活動費が支給されているわけですが...全文を見る
○高橋(千)委員 では、最後のお答えは周知を図るということですので、ちゃんと払われているのかどうか、自治体の実態を調べるというお答えですよね。だとしたら、やはり大事なことだと思う、調べていただいて、実態も公表していただいて、本当に届くように、是非生かしていただきたいということを強...全文を見る
05月13日第208回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○高橋(千)委員 日本共産党の高橋千鶴子です。  知床遊覧船カズワンが、二十六名の乗客を乗せ、事故を起こしてから三週間がたちました。改めて、お亡くなりになった方々に哀悼の意を表するとともに、いまだ十二名は見つかっておりません、捜索に全力を挙げておられる関係者に感謝を申し上げると...全文を見る
○高橋(千)委員 後段の方も言ってほしかったんですがね、最悪の事態は防げたであろうと。様々な助け合う問題だとか、船の在り方だとか、要するに、検査も三日前にやっていることもあったわけですから、最悪の事態は防ぐことができたんじゃなかったかと思いますが、その点もどうでしょうか。
○高橋(千)委員 ありがとうございます。  そこで、十一日に事故対策検討委員会が立ち上がりました。その際、冒頭に、現地からオンライン参加した渡辺副大臣から、被害者家族からは、事業者の運航管理体制がずさんだったのではないか、国の基準や検査監督は適切だったのかと御指摘をいただいてい...全文を見る
○高橋(千)委員 昨年も二度の、特別監査を行ったし、抜き打ち検査も行ったと。これでは、やることはやったけれども、やはり事業者が悪かったから防げなかったんだというふうに聞こえますよね。本当にそれでよろしいんでしょうか。たった今、大臣は全く認めないんだなと思って聞いておりましたけれど...全文を見る
○高橋(千)委員 そこで、参議院の決算や国土交通委員会では、海上運送法に基づく安全管理規程について、届出制では不十分ではないかとの指摘に対し、大臣は、今紹介されたように、届出された安全管理規程について、海上運送法等の関係法令に適合し、安全確保の観点で適切な内容であるかを確認するこ...全文を見る
○高橋(千)委員 海難事故が、先ほど言った法改正の後、どのくらい起きているかと聞きました。
○高橋(千)委員 二〇〇五年と二〇〇六年に法改正をしておりますけれども、その前の、斜里町でも、二十人がけがをした、乗り上げた事故があったと思いますが、二〇〇八年五月、石巻市、東松島市、二〇一四年五月、小樽、二〇一五年八月、二〇一八年六月という形でずっと事故が続いてきていたと思うん...全文を見る
○高橋(千)委員 今、可否判断をして、その後に記録をするとおっしゃいましたよね。だとすれば、その場にいなくても、記録がちゃんと残っているかというだけでもかなりのことが分かるわけですよね。無線の連絡だって、空白ばかりだと報道されているじゃないですか。抜き打ちで十月に検査までして、そ...全文を見る
○高橋(千)委員 今、最後にちっちゃい声でおっしゃったんだけれども、公表するつもりだったと。だったら、よそより早く出航しちゃったわけですから、待ってもらうか、公表を急ぐか、しなきゃいけなかったんじゃないでしょうか。そのチャンスがありながらなぜできなかったのかというのは、全然納得で...全文を見る
○高橋(千)委員 そこを、資料の提出については確認させていただきます。船だって、今の船じゃない船の届出書しか私たちのところに、手元に届いていないわけですよ。そこから悩み始めて、あれ、違うなと思って。そういうことをまず整えていただきたい。  それで、そもそも、会見で桂田社長は、運...全文を見る
○高橋(千)委員 船が、航空機や鉄道などよりも、行政指導を公表しないという点では弱いのではないかという指摘もされておりますし、今大臣がおっしゃったように、検討委員会でも議論するということですので、やはりそれは、安全を本当に確保するためにはちゃんと公表する。逆に言うと、事故がない、...全文を見る
○高橋(千)委員 八割がホームページで知ったということでありました。  報道されていた中では、たまたま宿泊先のホテルで紹介されて乗ったという方もいらっしゃったわけですが、これはなかなか衝撃ですよね。大臣、いかが思いますか。やはり公表をちゃんとされていたら、判断が誤らなかったんじ...全文を見る
○高橋(千)委員 やはりコロナ禍が続いて、早く盛り返したいという気持ちがはやるし、国としてもそれを応援したいという気持ちは分かります。だけれども、それでこうした事故が起きたら、取り返しのつかないことになるんだということで、くれぐれもお願いしたいと思っております。  それで、今、...全文を見る