竹内譲

たけうちゆずる

比例代表(近畿)選出
公明党
当選回数6回

竹内譲の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月06日第136回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○竹内(譲)委員 竹内譲でございます。最初に総理にお尋ねをいたします。  私も、国民の代表の一人でございますので、誠実に国民の声をやはりここで届けなければいけないというふうに思っております。そこで、きょうは豊中市の、これは朝日新聞に載っておりましたので、そのまま実名で御紹介をさ...全文を見る
○竹内(譲)委員 金融システムの大変なことは私はよくわかっております、身をもってわかっております。しかし、昨年の阪神大震災のときは、目の前で亡くなられていく方がどんどん出てくる、血を流されている方がいらっしゃる、そういうときには直接補償はできないと。これだけ震災の被害が甚大にもか...全文を見る
○竹内(譲)委員 ということは、同じ御意見だと理解してよろしいですか。わかりました。  そうすると、これは一つ一つ確認をしていかないといけないんですが、まず政府から提出されました関連資料(その一)八十八ページの解釈では、この覚書は、役所間の文書であり、対外的な拘束力を有するもの...全文を見る
○竹内(譲)委員 大蔵大臣、どうですか、これ。私は明らかに矛盾していると思いますが、この御発言に対して。
○竹内(譲)委員 農水大臣。
○竹内(譲)委員 政府の方で決着がついたからもういいんだというのは、ちょっとおかしいと思うんですね。じゃ、我々は何のためにここで審議しているんですか。全くそれじゃ意味がないんじゃないですか。政府が決着したとおり全部やるんですか。我々立法府で、ここで審議して、国民の前に事実関係を明...全文を見る
○竹内(譲)委員 私の、矛盾しているかどうかということについては全然お答えにならないんですが……(発言する者あり)そうなんですよ。契約に準ずるのかどうか。契約は「遵守されなければいけない」と野呂田前大臣はおっしゃっている。それを大原農水大臣が、これはこれと同じだというふうにおっし...全文を見る
○竹内(譲)委員 前回、野呂田大臣は非常に大事なことをおっしゃっております。「母体行から母体行の責任において対応するという誓約書を大蔵省に出しており、それに基づいて大蔵と農水が、この問題については母体行の責任で対応してこれ以上系統に負担をかけないという覚書を結んだ」ということです...全文を見る
○竹内(譲)委員 じゃ、この野呂田大臣の発言は間違いであったということですか。
○竹内(譲)委員 つまり、この発言は正しくなかったということをお認めになったわけですね。農水大臣、どうですか。間違いだったんですか、これは。先ほど農水大臣は、このとおりだとおっしゃったじゃないですか。
○竹内(譲)委員 農水大臣が間違いだった、事実に間違いがあったということですね。  じゃ、今度は大蔵大臣にお聞きいたします。  久保大蔵大臣は、一月二十五日の参議院本会議で、  再建計画の策定はあくまでも当事者間における自主的な話し合いの結果得られた合意に基づいて策定された...全文を見る
○竹内(譲)委員 実は私、この再建計画が策定されましたときの議事録を入手いたしました。「あくまでも当事者間における自主的な話し合いの結果」とおっしゃっておられます。ところが、このときの、一九九三年、平成五年二月二十六日のこの母体行会議の議事録によりますと、これはとても自主的に策定...全文を見る
○竹内(譲)委員 ではやはり、これは正式に、この今回の母体行会議の議事録と、母体行が大蔵省銀行局に差し入れた誓約書、この資料提出を委員長に要求いたします。
○竹内(譲)委員 ですから、この母体行会議の議事録と誓約書の資料提出を要求いたします。そうでないと審議は続行できません。
○竹内(譲)委員 ですから、この今の私の質問にお答えにならなくても結構ですから、私は、この誓約書、これがあることは間違いない、そしてまた議事録があることも間違いありません、この資料要求を行います。
○竹内(譲)委員 じゃ、申し上げますが、これはもう対外的にマスコミで出ているものですよ。これは日経金融新聞ですよ。これがこの議事録を発表しております。——じゃ、このマスコミが書いていることを否定されますか。——私は先ほども申し上げましたように、日経金融新聞というちゃんとした新聞が...全文を見る
○竹内(譲)委員 では、先ほど申し上げましたもう一つの、母体行が大蔵省銀行局に差し入れた誓約書、この写しを正式に資料要求をいたしたいと思います。
○竹内(譲)委員 いや、それは大蔵、おかしいのじゃないですか。農水大臣も、誓約書を出しておるというふうに、大蔵省銀行局に出しておると事実認めているのだから、大蔵省にあるのですよ。そして今回、公開どんどんやると総理も大蔵大臣もおっしゃっておるのですから、それは出していただきたい。
○竹内(譲)委員 じゃ、当事者の了解を得て早急に資料提出をお願いしたいと思います。  それで、次の御質問に移ります。  大蔵省提出の「住専問題の処理方策について」によりますと、一般行の負担額一兆七千億円は修正母体行方式を基礎とするとあります。このことから逆算しますと、この損失...全文を見る
○竹内(譲)委員 そうすると、修正母体行方式で一・七兆円というのが出てきたのですから、その母数、ロス見込み総額は七兆五千億だということは、これはお認めになりますね、局長。
○竹内(譲)委員 わかりました。修正母体行方式で母体行が三兆五千億を放棄し、そして一般行一兆七千億というものの負担が決定したということです。  そこで、他方、系統金融機関の資金協力額は、先ほどからの議論がありますように、五千三百億円が限界だと言っておられます。そうすると、これは...全文を見る
○竹内(譲)委員 これは国民が聞いたら本当に怒り出すと思いますよ。ダブルスタンダードどころかトリプルスタンダードもあるんだ。さっぱりこれはわかりませんよ。大蔵行政というのは大体あれでしょう、原理原則に基づいてやるというのが大蔵行政じゃないんですか。全然だめじゃないですか、こんなの...全文を見る
○竹内(譲)委員 これは株主にとても説明できないと思いますよ、一般行はP最初、今の説明だと、六兆二千七百億を基準に考えていて、そして後から今度は七兆五千億を考えて一兆七千億というのを決めましたと。株主にどういうふうに説明するんですか、一般行は。これは明らかに、こんな、とんでもない...全文を見る
○竹内(譲)委員 要するに、一つ一つ一般行の負担そして母体行の負担というのを決めていって、そして最後にこの財政投入額というものを決めていくんでしょう。そうしたら、ここで全然原理がわからない、理屈のわからない算出をされているということは、この六千八百五十億円に至らないじゃないですか...全文を見る
○竹内(譲)委員 ただいまの説明を聞いていますと、やはり非常に納得がいきません。  要するに、我々だけがわかればいいという問題じゃなくて、今度税金を払う可能性がある一般の国民の皆さんにこの議論の過程というものをしっかり理解してもらう必要があるので、今の局長の答弁をちょっと私なり...全文を見る
○竹内(譲)委員 そうすると、今回の住専が破綻するに至った過程については一切責任はないとおっしゃるのか。最初に農水大臣は、一切責任はないとは思わないとおっしゃいました。ということは、責任がある、多少の責任はあるということですか。
○竹内(譲)委員 融資の方式とか貸し出しのやり方についてラフな面があった、だから責任はあるのだと、その面については、ということですね。ということであれば、もし責任があるというのであれば、なぜ今回債権放棄じゃだめなのでしょうか。
○竹内(譲)委員 私はよくわかりません。五千三百億を贈与するということと——責任があるということであれば放棄でもいいと思うのですね、私は。五千三百億しか払えないというのであれば放棄だっていいじゃないですか。そこが私は理解できません。
○竹内(譲)委員 じゃ、貸し手責任というのはこの中にはないのでしょうか。貸し手責任というのはどういうことなんですか。私は本当に理解に苦しみます。  それでは角度を変えますが、総量規制以後、系統金融機関の住専向け貸し出しが急増してまいります。鮫島委員が先ほどおっしゃっておられまし...全文を見る
○竹内(譲)委員 それはわかっているんですよ。ところが、今回の立入調査でも明らかになったように、相当、とても住宅の川下開発だとか思えないようなところに融資をしているわけでしょう、住専は。それを全く知らなかったというのはおかしいじゃないですか。農水大臣、いかがですか。これはもう明ら...全文を見る
○竹内(譲)委員 そうすれば、ではお聞きしますが、一九八〇年十月の五五農経A第一四三五号通達における住専向け融資の使途の定義はどういうことですか、教えてください。
○竹内(譲)委員 ということは、宅地開発とかそういうものは含む。ただし、それ以外の、とてもそうだと思えない、例えば都内のレジャービルだとかあるいはさまざまなファッションビルだとか、そういうものに対する融資は、これはできるのですか、できないのですか。
○竹内(譲)委員 ゴルフ場とかそういうものは入らないということですね。  そうしますと、これは週刊ダイヤモンド九月十六日号で、農林中金の内藤満夫専務理事は、我々に提出された書類には住宅ローン原資と書かれていたとコメントされておられます。つまり、農林中金では、住専向け融資というも...全文を見る
○竹内(譲)委員 そうすると、もしも住専が都内のレジャービルやあるいは地方のゴルフ場等の融資のために農林中金に資金融通を依頼していた、そして農林中金が貸していたという事実が判明されたならば、これは通達違反ですか。
○竹内(譲)委員 わかりました。今明快な御答弁がありましたから、住宅ローン及び宅地開発等の住宅にかかわる融資以外のものに融資をしていたという事実が判明すれば、それは通達違反だということですね。わかりました。  では、引き続き質問を行いますが、私はよくわからないんですが、そもそも...全文を見る
○竹内(譲)委員 九三年に先ほど申し上げた通達を廃止されていますが、この事実をまず確認したいと思います。
○竹内(譲)委員 別途、別の通達で整備をしているということの意味はどういうことですか。
○竹内(譲)委員 なぜこの通達を廃止したのか、私はよく理由がわからないのです。これについてちょっと詳しく説明していただけませんでしょうか。
○竹内(譲)委員 いや、どうも今のおっしゃっている意味がよくわからないのです。なぜ今まで問題がなかった通達を廃止するのか。非常に官僚答弁で、ずっと長々とおっしゃるのですが、国民にわかりやすく説明してほしいのです、これは。なぜこれを廃止したのかということが、廃止するその理由がよくわ...全文を見る
○竹内(譲)委員 いや、わかりません。要するに、通達というのはやはりそれなりの意味があって、ある行政目標があって、それを実施させるために出しているものだと思うのですね。  それで、この五十五年の通達はどういう通達であったかというと、要するに、信連が員外貸し付けとしてできますよと...全文を見る
○竹内(譲)委員 後でその残した通達というのを私に見せてください。それでまた別の委員会等で私は質問したいと思います。  私が不思議に思うのは、要するに国民から見て、農協の皆さんの大事な貯金を守るということは非常に大事なことだと思うのですね。そしてそれを運用する。運用する以上は元...全文を見る
○竹内(譲)委員 それはよくわかるのです。ですから、住専がいろいろなところへ貸し出しするということについて、全部、一〇〇%承知できないというのはわかります。  しかし、系統金融機関も金融機関なんだから、やはり貸し出しの原理原則というのはあるんですよ。資金使途は何か、返済能力はあ...全文を見る
○竹内(譲)委員 じゃ、先ほどおっしゃったその新しい通達というのを私にいただきたいと思います。そしてその上で、引き続き私は別の委員会等でこの問題を追及していきたいというふうに考えております。  それで、次の質問に移りたいと思います。  国民から見てきょうはわかりやすい議論をす...全文を見る
○竹内(譲)委員 そうすると、贈与される。贈与されて、住専処理機構はこれをどうするんですか。つまり、六兆八千億円と五千三百億と、そして六千八百億円、計八兆円をいただきます、そして五兆五千億円を系統へ返済します、残った二・一兆円については一般行く返済しますということでいいんですか。
○竹内(譲)委員 いや、要するに朝の答弁では、十三兆の資産を、減価した六兆四千億を引いた、つまり六兆七千八百億で融資を受けて買い取るんですよというふうにおっしゃいました。ところが、今の答弁では、この系統からの五千三百億、六千八百億も使って債権買い取るんですよというふうにおっしゃっ...全文を見る
○竹内(譲)委員 ここ、余り皆さんよく理解されてない方が多いと思うんです。六兆八千億の資産を買い取ると、で、それは融資でやりますと。融資でそれでいいんですよね。朝、平田委員が、そのうちの三分類の一兆二千億円についてはロス懸念があるんじゃないのかということでいろいろ懸念をおっしゃら...全文を見る
○竹内(譲)委員 つまり今のお話で言うと、六兆七千八百億のほかに一兆二千億のつなぎ融資を出すということですね。  これは、返済期間と金利はどのようになっているのですか。
○竹内(譲)委員 この経理処理を含めて、大蔵省、これは非常に大事なことなので後で資料を出してください。わかりやすく、ここに載っていない資料で、今の処理の仕方を説明したものを出してください。  それで、私がお聞きしたいのは、そうすると、六兆八千億とそして一兆二千億と、八兆円お金が...全文を見る
○竹内(譲)委員 私は、そういうものも含めて出すべきだと思います、しっかりと、中身について。そうしないと、非常にこれは今回国民の税金を使う可能性があるという法案ですから、もう隅々に至るまできっちりと出してください。その上で、もう一回大蔵委員会等で議論をしたいと思います。  それ...全文を見る
○竹内(譲)委員 私は、非常に無責任な話だと思います。今回、一兆二千億円を切り離して、将来財政が半分そして銀行団が半分ということで負担をするというふうになっておりますけれども、将来の分についても財政の投入というものが必要という可能性が高いわけですから、ここへ出てくるまでに当然いろ...全文を見る
○竹内(譲)委員 その資料を出していただきたいと思います。一つ一つ詰めて出していただきたいと思います。どうです、出せますか。
○竹内(譲)委員 私は、今回のこの住専処理案に対して国民が怒っている原因の大きな要素の一つは、やはり金融行政不信だと思うのですね。つまり、大蔵省という巨大な国家権力が、徴税権もあり、予算編成権もあり、そして金融行政に対するさまざまな指導監督権もある、そういうものが、まさに今まで一...全文を見る
○竹内(譲)委員 二月二日の朝日新聞によりますと、新たに五千九百万の収入と今までの期限後の申告分を足すと、計一億二千万円に上る収入があったというふうにされております。そして、大阪府内の企業オーナーから千九百万とか、商品取引会社から三千万とか、極めて不透明な収入があるわけであります...全文を見る
○竹内(譲)委員 その意味で、本当に国民の前にはっきり襟を正したと言えるようなことをやっていただきたいと思います。そうでなければ、とてもじゃないけれども国民は今回の処理案については納得できないというふうに思っております。  そして、私が最後に申し上げたいことは、権限が集中する大...全文を見る
02月22日第136回国会 衆議院 本会議 第8号
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○竹内譲君 私は、新進党を代表し、ただいま提案のありました平成八年分所得税の特別減税のための臨時措置法案、租税特別措置法の一部を改正する法律案に対し、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  村山前内閣は、関係者の責任追及は不徹底、根拠は不明確、スキームはあいまいなまま、ずさん...全文を見る
03月25日第136回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
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○竹内(譲)委員 竹内譲でございます。  きょうは、最初に、関税定率法等の一部を改正する法律案について若干の御質問をさせていただきます。  まず、大蔵省にお聞きしたいのですが、今回の繭、生糸、絹糸の関税撤廃の趣旨について御説明をお願いしたいと思います。
○竹内(譲)委員 趣旨はよくわかりました。  そこで、繭、生糸の中でも、生糸の問題について若干の関連の質問をしたいと思うのですが、WTOの協定の実施に伴いまして、平成七年の四月から、この繭、生糸の国境措置については次のようになっております。  すなわち、蚕糸砂糖類価格安定事業...全文を見る
○竹内(譲)委員 御答弁の内容は非常によくわかりますが、ただ、先ほどの四者の合意というものも平成五年十月という、もう既に二年以上を経ているわけでございます。そういう意味でも、もっと大胆に、この事業団の機能というものの撤廃と調整金というものを大幅に引き下げる方向へ見直していくべきで...全文を見る
○竹内(譲)委員 いや、私がちょうど予算委員会で質問しているときは、もう瞬間的で、すぐ相殺勘定で、経理上の問題だから問題ないんだというお答えでしたけれども、二、三カ月と瞬間的というのは全然違いますよね。経理上の話じゃないわけでございまして、その間、金利がつくわけですよ。しかも私は...全文を見る
○竹内(譲)委員 ですから、その四千億の中身についてお答えいただけますか。
○竹内(譲)委員 この母体行等からのニューマネーによる借入分というのは、平成五年二月二十六日の母体行会議に基づいて決定されたものですね。たしかこのとき、三住専に対してこのニューマネーが出されているはずでございます。このニューマネーの内訳、お答えできますか。
○竹内(譲)委員 平成七年六月末ですね。  ところがこの後、私が調査をいたしますと、日住金は三百億残っていたわけですが、これは全部返済していますね。ゼロになっている。それから日本ハウジングローンも、これはもう完済済みですね。そうすると、これは大幅に、七百億減るわけですね。住宅ロ...全文を見る
○竹内(譲)委員 そうすると、この三百億と四百億、計七百億はもう返済する必要がない、つまり千六百億円のニューマネーと言っているものから七百億引くべきであるというのが正しいお答えですね。そうではありませんか。
○竹内(譲)委員 そうすると、最終的に私は、この四千億、ほかにもいろいろこれから聞いていきますが、要するに、財政資金を使わなくても、こういう返済している分があるのだから、減らしていけるわけですね。  なおかつ、私がいろいろ調べると、住宅ローンサービスの七百億は預金担保貸し付けに...全文を見る
○竹内(譲)委員 私は、この支払い承諾、だれに対する支払い承諾なのか、この中身をぜひ検討する必要があるというふうに考えております。これは非常に大事な問題であると考えておりまして、実は私もこの中身については一部調査をしておりますが、これはぜひ明らかにしていただきたい、やはり住専の債...全文を見る
○竹内(譲)委員 その支払い承諾の性格について、例えばどんなものがあるのか、今お答えになれますか。
○竹内(譲)委員 非常に重要な問題をはらんでいると私は思うのです。関連会社の運転資金の保証とか、こういうものについて財政資金を使うというのはちょっとおかしいのじゃないでしょうかね。当然放棄させていいのじゃないかというふうに思います。しかも、こういう実質破綻している会社ですから、こ...全文を見る
○竹内(譲)委員 いや、その未払い費用、預かり金の中身です。特に未払い費用の中身についてお答えください。
○竹内(譲)委員 そうすると、あと三百五十億円は預かり金ということですか。
○竹内(譲)委員 この未払い費用五十四億円、いろいろ私の調査では、大体これは銀行局長が答えられないと困るのですけれども、未払い法人税があるのじゃないか。何で銀行局長がこういうことに答えられないのか。私は大蔵委員会ですから細かいことまで追及しておるわけですから、しっかりとこの辺を把...全文を見る
○竹内(譲)委員 じゃ、これも含めて再精査をしていただきましてお答えを願いたい。よろしいですか。了解されたということでお願いいたします。  つまり、私が申し上げたいのは、予算委員会では大きな話で来ていましたからそれはそれでいいと思うのですが、この大蔵委員会ではやはり一つ一つの数...全文を見る
○竹内(譲)委員 私は、日住金とも話をしましたが、どうもこれは危ないようだということのようです。その場合の対応についてどうするか、まだ決まっていないということでございますが、もう一度どうですか。
○竹内(譲)委員 ここもまた大蔵省の銀行局長と私の見解が違うわけですが、しかし、万一これが成立しなかった場合どうするのかということを考えておかないといけないのじゃないでしょうか。その場合の対応は何も今されていませんか。
○竹内(譲)委員 非常に甘いと思うのですね。もういろいろな新聞でもこの話は出ておりますし、いろいろな母体行もこれはどうも危ないようだというふうに言っております。  三年間無配でしたから、どんどん安定株主が売っているのですよね。当初株主だなと思っていた人がもう株主でなくなっている...全文を見る
○竹内(譲)委員 非常に心配で仕方がありません。私は直接調べておりますけれども、どうも危ないというのが事実であります。  最後に、日経新聞にもこの間の金曜日から載っておりますが、住専七社が系統金融機関への利払いを一月から三月分停止するという記事があります。この場合、大蔵省として...全文を見る
○竹内(譲)委員 これは非常に重大な問題でして、前に、たしか予算委員会の中で、系統の負担五千三百億の中にこの一−三月の利息六百億は入っているんだという御回答がありましたね。その考え方からすると、この五千三百億、もし六百億入ってこなければ出せない、出せるのは四千七百億だということに...全文を見る
○竹内(譲)委員 だから、利払いをして千四百億の欠損になるんだと。ということは、利払いをしないと言っているわけですから、スキームが変わってくるわけですよ、前提が。これは大変な問題なんです。だから、今さらここへ来て、当事者に任せるんだ、そんなことでいいのですか。大問題ですよ、これは...全文を見る
○竹内(譲)委員 典型的な官僚の答弁で、本当に何を言っているのかよくわからないのですが、私は非常に危ないと思います。  これは、政府としてしっかりと方針を出さないと、スキーム全体が崩れると思うのですね。払わせるなら払わせる。多分今の御答弁は、要するにこれは払うべきものだと考えて...全文を見る
○竹内(譲)委員 もう時間がないのでやめますが、要するに今回の六千八百億の根拠というのは、いろいろ精査してみると危ういところがいっぱいある、調査をしてみるとこれはどうも減りそうだ、減らすこともできる、そういうことが明らかになってきたと思います。そしてまた、もし局長の答弁を認めるな...全文を見る
05月30日第136回国会 衆議院 決算委員会第一分科会 第1号
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○竹内(譲)分科員 竹内譲でございます。  きょうは、軍人恩給の未受給者の問題について御質問をさせていただきたいと思います。  官房長官、せっかく出てきていただきましたので、お時間も四十一分までとお聞きしておりますので、最初に総括的な、基本的なところをちょっとお伺いをしたいと...全文を見る
○竹内(譲)分科員 大変よく理解できました。  そこで、具体的な問題に入りたいと思うのですが、まず最初に、国家未処遇の元兵士の方々に対する平和祈念事業発足以来、関係当局は随分御努力されてきたというふうに理解をしております。  そこで、平成元年から平成八年三月までの申請者数と現...全文を見る
○竹内(譲)分科員 そこで、当初、六十六号法律だったと思うのですが、元軍人の方々が二百五十三万名ですか、このうち、外地歴があり加算年を含めて三年以上の兵の方々を対象として百八万名を措置すると承っておりますが、これでよろしいですか。
○竹内(譲)分科員 そこで、先ほど御説明にありましたこの事業処理状況を勘案した場合に、この百八万名の措置完了というものは大体総理府の方ではいつごろと考えておられるのか、お尋ねをいたしたいと思います。
○竹内(譲)分科員 この枠の百八万名というのは、要するにもう戦後五十年たって本当に完了できるのか、予算が余ってしまうのではないかというふうに私は思っておるのです。というのは、毎月二千件で年間で二万四千件ですか、十年で二十四万件、二十年で四十八万件ですね。しかし、もうこれが戦後七十...全文を見る
○竹内(譲)分科員 この点はまた後でお聞きしますが、平成七年四月より、枠を拡大して、外地歴を含む実在職ですか、実在一年以上というふうにされましたが、実際の申請者数及び認定件数は幾らになっていますでしょうか。
○竹内(譲)分科員 先ほどもありましたように、せっかくこの枠を拡大していただいたわけですから、もっと積極的にPRもしていただきたい、六万八千人とおっしゃりながら二千件というのは、非常に初年度としては少な過ぎるのではないか、本来、初年度にもっと上がってだんだん低減していくというか、...全文を見る
○竹内(譲)分科員 そこで、重ねてお尋ねをいたしますが、外地歴一年以上の方に対しては書状と銀杯、一方、内地歴三年以上の方に対しては書状のみ、この格差の理由ですね。ここについてもう少し説明をいただけないか。また、近々さらに付加的に新規事業の贈呈というものを考えられるのかどうか。かつ...全文を見る
○竹内(譲)分科員 官房長官の前向きな御発言もありましたので、いろいろとまたお知恵をめぐらせていただきたいというふうに思います。当局としては、大量の申請が出るであろうというふうな慎重な態度はよく理解できるわけでございますが、もうそろそろ区別しないで、もう兵役実在職一年以上の方に対...全文を見る
○竹内(譲)分科員 二点目の、法律施行時点で生きておられた、それで申請をする前に残念ながら亡くなられたというような方々、あるいは申請をしたけれども贈呈されるまでに亡くなられたといった方々に対しては、やはりしかるべき措置を考えていくべきではないのかというのが私の考えであり、また関係...全文を見る
○竹内(譲)分科員 その事業の推進のために予算的な措置をやっていくという御答弁がございましたので、ぜひとも御対応をお願いしたいというふうにお願いを申し上げます。  最後に、基金の運営に関しましては、現在委員十名で行われておりまして、この委員会は七年間運営されてきたわけです。とこ...全文を見る
○竹内(譲)分科員 本当に情報公開の時代でございますし、厚生委員会におきましても、薬害エイズの問題で大事な行政情報が非公開であったがゆえに大変な問題を引き起こしておるわけでございます。また、「もんじゅ」の問題に関してもしかりだというふうに考えております。もっと言えば、この住専の問...全文を見る
○竹内(譲)分科員 ひとつ何とぞよろしくお願いします。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
05月31日第136回国会 衆議院 決算委員会第四分科会 第2号
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○竹内(譲)主査代理 これより決算委員会第四分科会を開会いたします。  主査所用のため、その指名により、私が主査の職務を行います。  平成四年度決算外二件及び平成五年度決算外二件中、本日は、国土庁、沖縄開発庁所管、沖縄振興開発金融公庫、北海道開発庁所管、北海道東北開発公庫及び...全文を見る
○竹内(譲)主査代理 次に、会計検査院の検査概要説明を聴取いたします。会計検査院山田第三局長。
○竹内(譲)主査代理 以上をもちまして国土庁所管の説明は終わりました。     —————————————
○竹内(譲)主査代理 質疑に入るに先立ちまして、分科員各位に申し上げます。  質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力をお願い申し上げます。  また、政府当局におかれましても、質疑時間が限られておりますので、答弁は簡潔明瞭にお願いいたします。  これより質疑に入りま...全文を見る
○竹内(譲)主査代理 これにて野田聖子君の質疑は終了いたしました。      〔竹内(譲)主査代理退席、主査着席〕
06月04日第136回国会 衆議院 決算委員会 第4号
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○竹内(譲)委員 第四分科会における審査の経過を御報告いたします。  質疑応答の詳細は会議録に譲ることとし、ここでは質疑事項のうち主なものを申し上げます。  運輸省関係では、我が国の空港整備の充実と財源確保、常磐線の高速化と複線化の推進、中部新国際空港整備の基本的取り組み、運...全文を見る
06月05日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第9号
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○竹内(譲)委員 竹内譲です。  きょうは官房長官にも来ていただいておりますので、最初に、少し金融政策の問題について意見交換をしたいと思います。  住専の問題で、現在、金融機関の追加負担の問題が言われておりますが、低金利政策で銀行はもうけ過ぎているという御意見がございます。だ...全文を見る
○竹内(譲)委員 私が最初に御質問をしたのは、低金利政策で銀行がもうけ過ぎているから、だから追加負担して当然だという意見に対してどう思うかという質問でございました。  いろいろお答えになったんですが、日銀の金融白書というのが五月三十日に発表されまして、私が申し上げたかったことは...全文を見る
○竹内(譲)委員 私も、障害者の方々やまた年金だけで暮らされる方とか要介護者の方々初め、本当にこの方々に何とかやはり手当てをしなければいけない、そういう思いでは官房長官と同じであります。  私は、大事なことはやはり、我々政治家が金融政策についていろいろ言うことは別に一向に構わな...全文を見る
○竹内(譲)委員 農水大臣、どう思われておりますか。
○竹内(譲)委員 そうすると、この方針を固めたということは事実ではない、そういう事実はないということでよろしいですね。検討もされていないということですか。
○竹内(譲)委員 農水大臣も同じでよろしいですか。
○竹内(譲)委員 ということは、これはもうマスコミ、日経新聞が勝手に書いたということですか。これは事実でないとした場合に、追加負担策というのは今検討はされているんでしょうか。大蔵大臣。
○竹内(譲)委員 大原大臣の方はいかがですか。検討もされていないのでしょうか。
○竹内(譲)委員 そうすると、ここに非常に具体的に、マスコミには非常に具体的に書いてあるわけです。少し読みますと、日経新聞では、  政府・与党はすでに農林系金融機関に二千億円程度の拠出を打診。母体行など民間金融機関にも近く拠出を要請するが、負担額が五千億円以上となる公算もある。...全文を見る
○竹内(譲)委員 当事者間の合意を得られるように努力しているということですね。  では、大原大臣にお聞きしますが、系統金融機関は住専七社からの一月から三月分の未払い金利六百億円がございます。これの返済を一たん受けた上でこれを追加負担として拠出するという案が農林水産省の中にもある...全文を見る
○竹内(譲)委員 わかりました。  そうすると、あと私がこの追加負担の問題でお聞きしたかったのは、以前に、たしか三月の四日前後だったかと思いますが、民間金融機関のリストラによる税収増の寄与五千億円の案が与党の方で出されました。これは政府としてはどのように取り扱われるのでしょうか...全文を見る
○竹内(譲)委員 大原大臣も同様の御意見でよろしいですか。
○竹内(譲)委員 そうすると、重く受けとめている、生きていると。  これは、もう少し具体的に申し上げると、今後金融機関をこの方針で拘束して、政府を通じて国会へ報告させる、こういう方針だということでよろしいですか。
○竹内(譲)委員 そうすると、民間金融機関のリストラによる税収増の寄与というものを求めていくということは間違いのない事実だと。それに加えて、先ほどおっしゃられた新たな追加負担の合意も重ねて求めていく、こういう趣旨でよろしいですね。
○竹内(譲)委員 このリストラによる追加負担というのは当時から随分と批判もされて、本来リストラするかしないかは銀行の自由でありますし、当然やるべきことをやっているにすぎないという論調が大変多うございました。私も全く同感でございます。これを余り過度に強調し過ぎると国家統制経済につな...全文を見る
○竹内(譲)委員 そこで、今回の金融三法案の目的の一つは、信用組合の預金者保護を通じて金融システムの崩壊を防ぐことにあると私は思っているわけでありますが、こういう理解でよろしいですか。
○竹内(譲)委員 今回の住専問題が出てきたときに、当初政府側がお答えになったのは、これは系統金融機関の救済ではない、金融システム全体の維持のために税金を使うんだ、こういう御主張であったと思います。  それで、私、今回の金融三法案は、系統金融機関、信連などの破綻の可能性というもの...全文を見る
○竹内(譲)委員 何のための金融四法案か、私は全くわからないと思うのですね、全体として金融システムを維持するために一括で出されているわけですから。もう少しこれは質問をやりたいと思いますが、きょうは時間がありませんので、最後に、住専の処理になぜ庶民、多くの皆さんが反対しているかとい...全文を見る