竹内譲

たけうちゆずる

比例代表(近畿)選出
公明党
当選回数6回

竹内譲の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第177回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  私の方からは、まず最初に、児童養護施設等への支援につきまして質問をさせていただきたいと思います。  最近、各地の児童養護施設などに、漫画「タイガーマスク」の主人公の伊達直人さんを名乗る人物から贈り物が届けられる現象が相次ぎまして、昨...全文を見る
○竹内委員 児童養護施設等の総予算は八百億ちょっとでございまして、徐々にはふえてきているわけでございますけれども、しかし、先ほどからお話がありました、例えば子ども手当であれば、総額五兆三千億円というのは巨大な額であります。そういう額からすれば本当にわずかな額でございまして、いろい...全文を見る
○竹内委員 実質的には、大学受験のためのそういう措置費というのはほとんどないんですよね。ただ、一般の健常者でも、普通の方々でも就職活動も大変でございまして、今後、大学受験、それから就職支度費もあわせて拡充をしていただきたいというふうに思います。  実は、熊本県では知事さんが、生...全文を見る
○竹内委員 そこで、民主党さんの経済政策というものを、予算案の中でどういうふうになっているかということをやはり考えてみる必要があると思うんですね。  そうすると、今お話がありましたように、需要サイドに立脚した政策ということになってくると、子ども手当というのは、典型的な需要サイド...全文を見る
○竹内委員 どのぐらいの経済効果が出たかというのはまだ検証されていないと思うんですね。子ども手当の乗数効果についてもさきの国会で話題になりましたけれども、結局それは明確にはならなかった、こういうことであります。  それでは、長期的な話で、民主党の新成長戦略というのがあります。与...全文を見る
○竹内委員 与謝野大臣はよく御承知だということで私は聞いておるわけでございますが、だれが書いても同じという意味であれば、何のために政権交代したのか、国民が何を期待したのか、これでは、自公政権と一緒だというのであれば、意味がないと思うんですよね。  しかし、自公政権の最後の時代に...全文を見る
○竹内委員 私、小野先生のいろいろな書物も、実はよく拝読いたしました。総理が、そういう第三の道や、一に雇用、二に雇用、三に雇用とおっしゃっているのは、そういう背景があるんだということもよくわかりました。  ところが、小野先生がおっしゃっているのは、政府の金を使って、そしてまず雇...全文を見る
○竹内委員 ですから、子ども手当等、やはりもうちょっとよく考え直す必要があるんだろうと私は思うんですね。あれだけ介護とおっしゃっているんですから、その施設が足りないんだから、保育施設も足りないんだから、そこを建設するように配分すれば、そこに必然的に雇用は生まれて、需要が生まれてく...全文を見る
○竹内委員 与謝野大臣も内閣に入られると随分発言が変わったというふうに思うんですけれども、以前の御発言を拝見させていただきましたが、自民党時代は、これは少子化対策なのか、これは余り効果がないとおっしゃっていますし、それから、景気浮揚策なのかそれとも福祉経済政策なのか、非常にあいま...全文を見る
○竹内委員 出生率は上がりますか、それで。
○竹内委員 では、経済効果はいかがですか。貯蓄率がかなり高いようでございますけれども、そこの点につきましてはどのようにお考えでしょうか。
○竹内委員 厚労省の調査では、昨年十二月に出ていますが、大体半分ぐらいが貯蓄に回している、こういう調査が出ておりまして、これはもう、大臣も経済財政のプロでありますから、貯蓄にこのぐらい回ると経済効果がかなり減少するということはすぐわかるわけでありますから、その辺、なかなか従来のお...全文を見る
○竹内委員 ではお伺いしますが、二〇〇二年当時、民主党さんは一万六千円だとおっしゃっていたんですね。この根拠はどういうものだったんでしょうか。
○竹内委員 そうすると、櫻井副大臣は御存じないと。では、野田大臣は御存じですか。
○竹内委員 ちょっと、ここを内閣としてきちんとした根拠を出していただけませんか。野田大臣、いかがですか。
○竹内委員 いや、ここはうろ覚えだったら困りますので。大事な予算審議にかかわる話ですので、これはきちんとした一万六千円の積算根拠をまず出していただきたいと思います。
○竹内委員 その上で、私どもも調べましたところ、二〇〇七年一月の衆議院本会議で、当時の民主党代表である小沢代表が、突如、六兆円規模、二万六千円を表明されたんですね。このことは事実であります。  そうすると、なぜ一万六千円から突如二万六千円に一万円上がったのか、この理由を教えてく...全文を見る
○竹内委員 これは重大な問題ですよ、本当に。  やはり二万六千円とあれだけおっしゃったわけでありますから、実はその積算根拠がわからないということで今財務大臣がおっしゃっているんですが、内閣の重要閣僚ですから、これでは、これはちょっと審議を続けられないと思うんですね。
○竹内委員 これは、やはり二万六千円というのは、二〇〇九年の選挙のときから大変な、もう国民みんな知っているわけでありまして、その根拠が、今この期に及んで、この予算、大事な審議に当たって、二万六千円の根拠がわからないということでは、これは重大な問題じゃないでしょうか。これをしっかり...全文を見る
○竹内委員 ここは非常に重要な問題でございまして、菅総理も、先日、予算委員会で、一部に過大な見積もりがあったということをおっしゃっているわけでありまして、ここは、野田財務大臣としては、一体どこが過大な見積もりであったと推測されるのか。総理はここにおられませんけれども、予算を預かる...全文を見る
○竹内委員 本当に大事な予算委員会の場におきまして、重大なことがやはり判明したと思うんですね。二万六千円の根拠が担当閣僚がすぐにわからないという問題、それからまた、過大な見積もりがある、その過大な見積もりについてもよくわからないということでありますから、これは大変深刻な問題だとい...全文を見る
02月15日第177回国会 衆議院 本会議 第4号
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○竹内譲君 公明党の竹内譲でございます。  私は、公明党を代表して、平成二十三年度における財政運営のための公債の発行の特例等に関する法律案外一案について質問をいたします。(拍手)  初めに、平成二十三年度予算案の問題点について、三点指摘しておきたい。  まず第一に、成長戦略...全文を見る
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○竹内分科員 おはようございます。公明党の竹内譲です。  きょうは分科会ということで、中小企業の皆さんの政策であるとか、それから地元の西陣織物産業を初めとした伝統産業の問題につきまして特化して質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。  まず、中小企業全般にわ...全文を見る
○竹内分科員 補正審議も含めて随分と言ってまいりましたので、それなりに対応していただいたことは評価をしているわけでございますが、しかし、それでもまだなかなか厳しい中小企業の皆さんの声はあるということは国会でやはり伝えておきたいと思います。  また、今後の原油問題につきましては、...全文を見る
○竹内分科員 京都迎賓館をぜひごらんになっていただきたいと思うのですが、日本の伝統産業の粋を集めて、人間国宝の方々とか伝統工芸士の方々がすばらしいものを中でつくっていただいておるわけでございます。やはり、東京のすばらしい迎賓館がもちろんあるわけですが、それだけでは海外の方々を招く...全文を見る
○竹内分科員 そこで、ちょっと具体的なお話をさせていただきたいと思います。  いわゆる伝産法がありまして、これが二〇〇一年に改正されまして、経済産業大臣が指定した事業者等へ補助金などが交付されております。この予算を拝見しておりますと、これがだんだん、本当にわびしい限りというか、...全文を見る
○竹内分科員 ぜひともこれは思い切った予算拡充を要望しておきたいと思います。  それから次に、伝産法に基づく伝統工芸品の大臣指定に関する産地規模要件というのがありまして、十企業以上もしくは三十人以上、こういう要件になっているわけであります。そういう中で、全国で伝統工芸品千三百品...全文を見る
○竹内分科員 ぜひまた考えていただきたいと思います。  それから、自治体主体事業への補助金という観点からちょっと質問いたします。  現在、伝統的工芸品産業支援補助金の対象というのは、産地組合を主体とした計画となっております。しかしながら、業界団体が自力で事業展開できない場合は...全文を見る
○竹内分科員 よくわかりました。これをどんどん言っていきたいというふうに思います。  それから、京都市なんかは、やはり何といっても大需要地である首都圏が大事だということで、アンテナショップ、白イ烏というのがありまして、鳩山前総理の奥様にも来ていただいたり、それからファッションシ...全文を見る
○竹内分科員 本当にそういう発想は大事だというふうに思っていまして、池袋にこのセンターはあるんですが、それが悪いとは言いませんけれども、池袋も大需要地ですからいいんですけれども、やはり何といっても東京にはもっと発信に有効なところもいっぱいありますので、いろいろそういうのを活用して...全文を見る
○竹内分科員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。京都市なんかでも、生け花を授業の中でやったりとか、それからボランティアで教えてもらったりとか、茶道といいますかそういうのもやったり、いろいろやっておりますので、ぜひ力を入れていただきたいと思います。  それから、道具類の問題につ...全文を見る
○竹内分科員 後継者の問題と道具、技術の問題は非常に重要でございまして、京都は幸いにして、園部というちょっと中丹のところに伝統工芸学校をつくったものですから、まだ若者がそこへ結構学びに行っているんです。そういう意味では、よかったなと諸先輩に感謝を申し上げる次第でございますが、それ...全文を見る
○竹内分科員 では、最後に一言だけ。済みません、一言で終わります。  今申し上げたような点、ぜひとも今後、伝産法の改正を含めて、これは議員立法でやらないといけないのかもわかりませんけれども、ぜひ努力をしていただきたいし、我々も努力をしていくということを申し上げまして、質問を終わ...全文を見る
03月02日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  私ども、できる限り、予算だけを先に参議院に送るのではなくて、やはり予算関連法案も含めて、一体として送っていかなければいけないというふうに思います。かつてのように赤字国債が非常に発行が少なかった時代ではありませんから、やはり歳入関連法案...全文を見る
○竹内委員 大事な点でございますので、後日きちんと精査をしていただいて、説明並びに対処につきまして御報告をいただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。  そこで、大事な点なんですが、G20の件に入りたいんですが、その前にもう一点だけ、今後の国会運営に当たってお聞...全文を見る
○竹内委員 我々も、審議をできる限り進めて、国民の皆さんに迷惑がかからないようにしたいという気持ちでいっぱいであります。その意味で、与党におかれましても、そういうバリアをつくっていただかないように、さまざまなトラブルを起こしていただかないように、そういう環境づくりに努めていただき...全文を見る
○竹内委員 そういうことですよね。我々としても、いい内容であればそれは賛成をいたしますし、とてもこれはだめだということであれば反対をする、これしかないわけでありまして、そういうことで、しっかりと審議をやっていきたいというふうに思っております。  そこで、G20などの国際会議に関...全文を見る
○竹内委員 大臣は、その後の日本経済に対して、意義があったと思われるプラザ合意がどういう影響を及ぼしたというふうにお考えになりますか。これは質問通告しておりますので、この点についてはいかがですか。
○竹内委員 バブルの発生との関係はどのようにお考えになりますか。
○竹内委員 因果関係の一つ。  中国はこれをよく聞くんですよね。日本がプラザ合意をどういう評価をしているかということは、向こうの経済人はあちこちでいろいろな人に聞きます、政治家もそうですけれども。  ですから、当時二百四十円ぐらいしていたのが、一気に百円を上回るような大変な円...全文を見る
○竹内委員 中国はこの辺をよく研究していまして、日銀総裁もそれはよく御存じだと思いますけれども、大変な、世界第二位の経済大国にのし上がってきた。アメリカからどんどん切り上げろと言われているわけですよね。その仕組みをG20でやろうとしているんだろうと思っているわけです。  ただ、...全文を見る
○竹内委員 ですからG20をやっているんですけれども。  野田大臣にお伺いしますが、参考指針として外貨準備高と実質実効為替レートが今回採用されなかったようでありますけれども、このようなことで為替相場に柔軟性を取り戻すことができるとお考えでしょうか。
○竹内委員 中国は、恐らくですけれども、徐々にファンダメンタルズを反映したい、プラザ合意は余りにも急激にやり過ぎた、だから日本は失敗した、バブル崩壊も、急に金利を上げ過ぎた、だから失敗したと。恐らくその辺の軟着陸を考えつつやっていますから、そういう意味では、できる限りこういう外貨...全文を見る
○竹内委員 次に、今回のG20でも経常黒字国の責任ばかりが強調されているように思うんですね。先ほどの山本先生からの御質問にもありましたけれども、野田大臣は、経常赤字国は不均衡是正にどのような責任があるとお考えでしょうか。
○竹内委員 日銀総裁にお伺いしますが、FRBのバーナンキ議長は、緩和的な金融政策で先進国の景気が回復すれば新興国の利益にもなると述べているわけであります。  日銀総裁は、これは正しい経済政策であるとお考えでしょうか。
○竹内委員 自国の経済でということを考えればそれは自然である、これはわかるんです。  ただ、今回のG20の目的、不均衡是正という目的からすれば、これは単に不均衡を維持拡大しているだけじゃないかというふうに思うんですね。その点と、そういう意味では、アメリカの経済の構造改革が必要な...全文を見る
○竹内委員 時間もだんだんなくなってきたんですけれども、一週間近く日銀総裁は海外に行かれますので、なかなか質問するチャンスがありませんので質問しておきます。  最近、英国経済は、イギリスの方ですね、インフレ目標の二%を上回る消費者物価が続いております。これはなかなか注目すべき現...全文を見る
○竹内委員 時間が参りましたので、これで終わります。  ありがとうございました。
03月08日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○竹内委員 公明党の竹内譲です。  きょうから野党の国税二法に対する重要な審議が始まるわけでございまして、私どもも、予算関連法案につきましてはできる限り協力をして、夜なべであろうがやろうということで今回臨んでいるわけでございます。  もちろん、重要な法案でございますので、早速...全文を見る
○竹内委員 八十万円を返還した、こういうことですよね。やはり財務大臣でいらっしゃいますから、公正さを少しでも、毛筋ほどでも疑われるようなことがあってはならぬというふうに思います。  この点につきまして、前原前外務大臣からその方を紹介されたというふうに参議院の予算委員会等では伺い...全文を見る
○竹内委員 そのときはどういう方か御存じなかったと思うんですが、今はどういう関係の方か御存じでいらっしゃいますか。
○竹内委員 ぜひ、念のためといいますか、こういうときに当たって、やはりきちっと事実確認をされるべきだと私は思います。この話は参議院の予算委員会でも出ておりますけれども、恐らく財務大臣は御存じだと思うんです。これ以上申し上げませんけれども、その辺はきちっと確認すべきであるというふう...全文を見る
○竹内委員 野田財務大臣は、今後も前原さんが国会等で説明する政治責任はあるというふうに思いますか。
○竹内委員 至極真っ当な御意見だというふうに思います。  さて、そこで国税二法の質疑に移りたいというふうに思いますが、細かくは一々質問通告をしておりませんので、基本的に大臣の見識をお伺いしたいというふうに思います。  今回の特に法人減税につきまして、きょうはお伺いしたいんです...全文を見る
○竹内委員 大臣としてはそのようにお答えになるんだろうと思いますが。  これは質問ではありませんけれども、いろいろ漏れ聞こえてくる風聞では、菅総理が代表選挙で、直嶋さんが所属されていた旧民社党系議員の支持を得るために、急に法人税引き下げに熱心になったというような、そういう便りも...全文を見る
○竹内委員 この辺の世界的な戦略といいますか、そういうことはやはり大事なことだと思うんですね。考えておかなければならないと思います。  私も大企業の経営者の方々の何人かとお話もさせていただきましたけれども、やはり今求めているのは、韓国並みにはしてほしいという要望はすごく強いです...全文を見る
○竹内委員 大臣は最終のこの法人税率を下げる決定の重要な局面で、三%にとどめるべきだとおっしゃっていました。三%にとどめて、そのかわり、課税ベースを拡大して、大体これはチャラということですかね。一方で、玄葉大臣は五%を要求されて、結局、菅さんが五%で裁断した、こういうふうに伺って...全文を見る
○竹内委員 ということは、野田大臣としては、経済成長よりも財政規律を重んじた、そういう基本的な判断だったと理解していいですか。
○竹内委員 イギリスやドイツの例を参考にされた、特にドイツを参考にされたと。後ろについている財務官僚の皆さんがいろいろ知恵を出したんだと私は思っていますけれども。  ドイツの場合、メルケルさんが二〇〇八年に、三九%から三〇%に引き下げて、四兆一千億円程度の税収減になったわけであ...全文を見る
○竹内委員 そこが経営者とは全然意見が違うと思いますよね。むしろアメリカ並みに、この辺、一括償却を認めてやるぐらいの、そういう方向性もあったと私は思いますね。  研究開発費につきましても、研究開発費の総額の一〇%を上限に、これはもともと法人税から差し引けるようになっているわけで...全文を見る
○竹内委員 ちょっと質問の角度を変えたいと思うんです。  デフレの原因は、政府見解によれば需給ギャップだ、こういうふうに言われているわけですが、これを供給サイドから、サプライサイドから分析した場合はどういうふうにお考えになっておられますか。
○竹内委員 ディマンドサイドというのであれば、法人減税をやる必要はないんですよね、これはサプライサイドですから。ディマンドサイドでやってきた、これまでのエコポイントとかエコカー減税とか公共投資とか、そういうことをしっかりやればいいわけですよね。要するに、もっと需要が出てくる。 ...全文を見る
○竹内委員 雇用とおっしゃっていますけれども、これはかなり苦しいんですよ。きょうはもう時間がありませんので、またこれは次回に、ここはデータを示しながらいずれやりたいと思いますけれども、いろいろなアンケート等、それからいろいろな過去のデータをとっても、雇用をこれでふやすというのはな...全文を見る
○竹内委員 まだまだ法人減税について質問をさせていただきたいんですが、この続きは次回にということにさせていただきたいと思います。  きょうはありがとうございました。
03月22日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  まず最初に、公明党といたしましても、このたびの東北関東大震災におきまして被災されました皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに、残念にもお亡くなりになられました皆様に、衷心より御冥福をお祈り申し上げます。     〔委員長退席、大...全文を見る
○竹内委員 金融大臣の方からは何かありますか。
○竹内委員 るる今お話ありましたけれども、もう本当に緊急事態でございますし、特に資金繰り等で、本当にこの辺は柔軟な対応をぜひやっていただきたいというふうにまず思いますし、それから、特別立法のお話がありましたが、これの必要性が出てくると思うんですね。この辺で、過去の阪神・淡路のとき...全文を見る
○竹内委員 この原発の問題というのは、やはり日本の技術力というか日本の底力を試されているといいますか、世界が注目していると思うんですね。  事前に質問通告しているのはこれだけなんですが、どうなんでしょう。ウランが核分裂してセシウムとか沃素とか、放射性物質が出てくるわけですよね。...全文を見る
○竹内委員 大変な事故でございますので、本当に英知を結集して対応していただきたいというふうに思います。  それから次に、被災者の救出、救援活動でございます。  先日は、九日ぶりに助け出された八十歳のおばあちゃんと十六歳のお孫さんのニュースもございまして、本当に希望の見えるニュ...全文を見る
○竹内委員 ぜひともしっかりこれはやっていただきたいというふうに思います。  次に、ちょっと外交問題とも関係するんですが、ロシア政府からの救援物資受け入れの件につきまして、質問通告をしておりますので、ちょっとここで質問をさせていただきます。  実は、ロシア政府が日本の外務省に...全文を見る
○竹内委員 その辺のニュアンスが非常に何か正確に伝わっていないようで、またごちゃごちゃしているらしいですね。受け取り方が違うようであります。こういうときは、しっかりと外務省として上まで話をきちっと通していただいて、やはり最初からしっかりとした指示を出していただきたいと思うんですね...全文を見る
○竹内委員 やはりどう見ても、今の段階でも相当な金額になるだろうというふうに思います、はっきり申し上げて。  いかがですか、子ども手当の見直し、高速道路無料化の財源を使うということは今お考えにありますか。
○竹内委員 よくわかりました。  そこで、先ほどもこれも質問があったんですが、一部報道では、政府内で復興債を日銀引き受けでやるということが検討されているという報道が既に出ているんですね。これについてはどうなのか。  財務省内ではこういう考えは危険思想だと言っている人も多いらし...全文を見る
○竹内委員 わかりました。きょうはこの話はこのぐらいにさせていただきたいと思います。  次に、関連法案の審議に移りたいと思いますが、時間がなくなってきました。  特にIMF等への出資に関連する法案でございますが、このような大地震のときに、IMFにつきましては二兆円規模の資金を...全文を見る
○竹内委員 概要はもちろん私どもも存じております。  次に、IMF等国際金融機関の財務内容は大丈夫かという話がございまして、めったに見ないものですから、きょうは、お手元の資料で貸借対照表等を用意させていただきました。IMF、IBRD、IDA、それからIFCのBSをそこにお配りし...全文を見る
○竹内委員 しかし、承諾額というのは債務保証でしょう。これは負債になるんじゃないですか。これを私、事前にいろいろ財務省に聞いておったんですけれども。
○竹内委員 残高ということで、それはそれでいいんですけれども、要するに、そのほかに承諾額があるということですから、一般的には簿外の負債というふうにみなされるおそれもある、一般的なBSの見方では。  私が言いたいのは、特にIDAに関しまして、私の資料では五ページで、国の財務書類と...全文を見る
03月29日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第11号
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○竹内議員 斉藤委員の御質問にお答えしたいと思います。  先ほどの提案理由でも申し上げましたように、本来は、歳入法案につきましては、政府・与党の責任において三月三十一日までに成立を図るべきところであると思いますけれども、その見通しが立っておりません。したがいまして、国民生活等の...全文を見る
○竹内議員 御指摘のように、一年のつなぎ法案とすることも考えられたわけでありますけれども、税制改正は、本来、年度内に成立することで、社会に対しまして一年間の経済展望を示すべきものであるというふうに思っております。したがいまして、今回のように暫定的に従来の措置を延長する期間につきま...全文を見る
04月12日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  今回の未曾有の大災害が起きまして、改めて、我が党としても、お悔やみ並びにお見舞いを申し上げたいと存じます。  先ほど、後藤田先生の方からも発言がありましたけれども、このような大災害でございますから、我が党の山口代表が、やはりこういう...全文を見る
○竹内委員 今、先ほどの吉野先生の方からは、生活資金につきまして本当に切実なお話がございました。私は、義援金が一千億を超えているわけでありますから、政府の方で一刻も早くこの配分をなさっていただきたい、基準を早急に決めて、まずは被災者の方々にこれをお渡しするということが大事であると...全文を見る
○竹内委員 そこで、次にちょっと奥会長にお尋ねをしたいと思うんですけれども、これは大震災前からの話だったんですね、特にメガバンクさんのいわゆる為替デリバティブ問題、御存じだと思います。  大企業相手の、これはもう本当によくわかっている相手同士ですから問題はないんですが、中堅中小...全文を見る
○竹内委員 そういう対応をしていただいているところへ襲ったのが今回の大震災でありまして、そこでこれをもう一回取り上げているわけなんです。  私どもは、お手元の資料で、「中小企業の通貨オプション取引被害対策に関する提言」というのを既にまとめて出しております。これは既にごらんになっ...全文を見る
○竹内委員 私、ここにこだわっているようですけれども、やはり銀行の社会的責任というのは大変大きいというふうに思っております。それからまた、やはり銀行の品格というものもあると思うんですよね。銀行としての品格ある営業というか外交というか、そういうものも大切にしていただきたいというふう...全文を見る
○竹内委員 まさに私が聞こうとしていたことを答えていただいて、ありがたいと思うんですけれども、危難失踪等ですよね、民法上は一年、また保険契約上もそうなっているんだと思いますけれども。これをやはり早くしないといけない。これは生保さんの力では基本的に難しい、契約がそうなっている以上。...全文を見る
○竹内委員 私どもも、三カ月から六カ月程度で何とかならないかというふうに思っておりまして、法改正が必要であれば、法改正にもぜひ協力をしたいというふうに思っております。  そこで、もう時間もないのでございますが、みずほさんのシステムのトラブルの件につきましては、先ほどいろいろあり...全文を見る
○竹内委員 ありがとうございました。終わります。
04月19日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     株式会社国際協力銀行法案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、十分配慮すべきである。  一...全文を見る
04月22日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○竹内委員 おはようございます。公明党の竹内譲でございます。  先ほどまで拉致問題特別委員会で質問をやっておりましたものですから、諸先生方の質問を全部聞けておりませんので、重複する部分があろうかと思いますが、御容赦を賜りたいと思います。  基本的には今回の法案は、私どもは異論...全文を見る
○竹内委員 これは、変わったのはすぐです、直近なんですよね。実は一週間ほどもない間に変わっているんです。与野党協議を行ってとおっしゃいますが、そんなことで凍結にしてくれと言った覚えはありませんし、そこはちょっと理由がよくわからないというふうに思うんですね。  大体、民主党の党是...全文を見る
○竹内委員 我々は最初からトリガー条項そのものに反対していましたので、結果オーライですけれどもね。ただ、システムの途中の、やはり我々に説明した、廃止だと言っていたのが凍結に変わるというのは、文書で出されていますから、この辺は信用をなくすことになると思いますね。  それから、ちょ...全文を見る
○竹内委員 そのようなことは震災前から一緒だったんですよね。国に財源がないことは明らかなんですよ。それから、こういう条項は混乱する、買い占めが行われるということも最初からわかっている話なんですよね。ですから、ここはやはり、その辺のことはよくよく考えれば最初からわかっていたことでご...全文を見る
○竹内委員 この点につきましてはこれで最後にいたしますが、我々の認識は、なかなかこれは復活できるような状況は来ないんじゃないかというふうに思っています。政治状況としてですね。  そういう意味では、私どもの受けとめ方は、これは事実上の廃止だと。一時凍結と書いてあるけれども、事実上...全文を見る
○竹内委員 大臣、これについては、野田大臣が細川大臣に説明に行かれた、こういうことでいいわけですね。
○竹内委員 これは、仮にこのまま進むとしたら、その流用した分はいつ返済するんですか。
○竹内委員 ここが非常に国民は心配されると思いますね。国庫にこれまでも、一九九四年以降、三兆円貸したまま、積立金は返ってきていないですね。  これは厚生労働省としては心配ではありませんか。
○竹内委員 六月というふうに役所の方は思っておられるかもわかりませんが、それはちょっと甘いと思いますね。六月にこの税制の抜本改革が全部まとまるとはとても思えませんね。非常にこれは心配だと思います。  しかも、過去の三兆円をいつ戻すかという話がありますよね。それに二・五兆円で、五...全文を見る
○竹内委員 私は、物事の考え方と手順というのをちょっと誤っているんじゃないかというふうに思うんですね。  やはり、財務省としては、まず子ども手当を見直さないといけない。それから、農業の所得補償も仕組みを考え直さないといけないというふうに思いますね。高速道路無料化はもうほとんど無...全文を見る
○竹内委員 緊急事態ですからね。緊急事態というのであれば、私、いろいろなアイデアはあると思うんですよ、はっきり言うと。いきなり年金みたいな大きな問題に手をつけなくても、緊急事態なんですから。  基礎的財政収支対象経費というのは七十一兆円あって、つまり、その中からいろいろな、優先...全文を見る
○竹内委員 この辺、もっと根本的に考え直してもらわないと、そう簡単に、補正予算、緊急事態だからといって、このまま単純に、はいオーケーですというわけにいかないというふうに思いますね。ここはよく議論していきたいと思っておりますけれども、我々はそういうふうに考えています。  それから...全文を見る
○竹内委員 そこをしっかり確認しておきたいと思います。そういう話がどんどん漏れ聞こえてくる、そういう発想であればちょっとこそくなんじゃないかなというふうに思うんですね。大震災にひっかけて、社会保障とか税制の抜本改革の道筋までこの際つけてしまおうというのでは、物事の考え方としてはよ...全文を見る
○竹内委員 アメリカは、連邦破産法チャプターナインというのがあって、違うというふうな意見もあるんですが、しかし、日本でも、実はこれは今すぐできるんですよね。SPC法というのがありまして、これをかませれば、地方でも国でもレベニューボンドは発行できるというわけであります。実際にこのS...全文を見る
○竹内委員 発行コストなんかもそんなに高くないんですよね。国債が一・二とか一・三ぐらいですけれども、せいぜい一・八ぐらいで発行できそうなんですよね。そういう意味では非常におもしろいというふうに思います。  我々としては、やはり新しい日本をつくるというふうな発想でこの復興を考えて...全文を見る
04月22日第177回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○竹内委員 おはようございます。公明党の竹内譲でございます。  本日は、財務金融委員会での質疑、採決があるものですから、私が最初に質問させていただくことになりました。同僚の皆様に、まず感謝を申し上げておきたいと思います。  その上で、きょうは、限られた時間でございますので早速...全文を見る
○竹内委員 次に、最近、北朝鮮軍部のマニュアルが流出したという情報がありますが、これについては政府はどのように承知していますか。
○竹内委員 平壌の北朝鮮政府の内輪といいますか、インナーサークルに食い込むことは大変重要だというふうに思っております。北朝鮮内部に浸透した人的情報、ヒューミントというんですか、活動は、どのように今現在行われているのか。もちろん非常に至難のわざとは思いますけれども、前の中井大臣のと...全文を見る
○竹内委員 情報収集活動というのは非常にいろいろな面があると思うんです。言えることと言えないことといろいろあると思いますけれども、この辺は非常に重要だと思いますので、さらなる進化を遂げていただきたいというふうに思っております。  そこで、今回は、中野大臣はよく存じ上げておる大臣...全文を見る
○竹内委員 私は、昨年十一月二十三日に延坪島への砲撃があった後、二日後に衆議院の予算委員会の集中審議がございまして、そこで当時の担当大臣であった仙谷官房長官に質問しているんですね。どうやってこれを進めていくんだという質問をさせていただきました。  そのときに、私は、まずはやはり...全文を見る
○竹内委員 昨年の集中審議のときに、私の方は、渡航の全面禁止であるとか送金停止にまで思い切って踏み切ったらどうかということも申し上げた次第であります。いろいろな考え方がありますけれども、特にアメリカとはよく連携をしていただいて、制裁強化という点も非常に重要な点だと思いますので、さ...全文を見る
○竹内委員 食糧不足というのは大きいと思うんですね。最近、百九万トンの食糧が不足すると分析していて、WFPも北朝鮮へ四十三万トンの食糧支援を加盟国に要請したというようなことがあります。  しかしながら、今まで、国連、赤十字などの米も、実際は、何か向こうへ渡しても、途中で積みかえ...全文を見る
○竹内委員 私は、拉致問題、核、ミサイル問題が解決されない中で、安易に支援に応じることはちょっとよくないというふうに思っております。  次に、金正日の次男の正哲がいろいろ、マカオやシンガポールで遊んでいるとか、国民が貧困にあえぐ中で遊興しているというような報道がなされているわけ...全文を見る
○竹内委員 時間が迫ってまいりましたので、最後の質問にさせていただきますが、北朝鮮と交渉して拉致問題を進展させるには、北朝鮮の政府高官といっても、権限のない者と話をしてもらちが明かないというふうに思うんですね。やはり、金正日に直接話のできる人物と交渉するしかない。  以前、田中...全文を見る
○竹内委員 これで終わりますが、しっかり体制を整えていただいて、交渉して、拉致問題解決に取り組んでいただきたい。我々もバックアップをしていきたいと思います。  ありがとうございました。
04月30日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  野田大臣以下政府の皆さん、昼食もとらずに御苦労さまでございます。大変でございますが、ともどもに、しっかりとした議論をしてまいりたいというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  そこで最初に、きょうは日銀総裁に来ていた...全文を見る
○竹内委員 供給制約があるということであります。その上で不確実性も強い、こういう御答弁でありました。  日銀の展望レポートでも一%も成長率を下げておられるということは、当面は相当厳しいということには変わりがないと思うんですね。ですから、ここからの経済運営を間違えるととんでもない...全文を見る
○竹内委員 必要に応じて適切に適切な措置ということで、わかる人にはわかるような答弁なんですけれども、リスク性資産も大事ですけれども、私は国債市場というのが大事だと思うんですね。  そういう意味では、この間の決定会合では、副総裁が五兆円の基金増枠も提案されたというふうに伺っておる...全文を見る
○竹内委員 ぜひとも、状況を見ながら、真摯に検討していただきたいというふうに思います。  そこで、被災地向けの資金供給オペレーションでありますが、私どもも、現地からの詳細な情報によりますと、中小企業、個人事業者、それからさらに、それらに融資を行っている地方銀行、信金、信組、農協...全文を見る
○竹内委員 よろしくお願いします。  それで、あとは技術的な話ですが、この短期的な資金供給オペレーションで、系統の中央機関、すなわち、信金中央金庫とか、全信連さんであるとか、労働金庫さん、農林中金さんなどを経由して資金供給する場合は、必ずしもこれは〇・一%にはならないと思うんで...全文を見る
○竹内委員 わかりました。  それでは、日銀総裁には退場していただいても結構でございますので、よろしくお願いします。  引き続きまして、質問を続けたいと思います。  野田大臣にお伺いいたします。  先ほどから質問が続いておりますが、今回の大震災のために補正予算を組む。今回...全文を見る
○竹内委員 その場には細川厚労大臣はいらっしゃらなかったんですね。
○竹内委員 これは年金財源に穴をあけるわけですから、私は当然、細川厚労大臣と事前に調整をされるべき話だというふうに思います。細川厚労大臣が、直接相談を受けた事実はございませんというふうに四月八日の大臣会見でおっしゃっていまして、びっくりしたわけであります、我々も。  一方、先ほ...全文を見る
○竹内委員 今回の財源確保法案というのはまさに年金財源がポイントであり、厚労大臣のところが一番のポイントになるわけでありますから、やはり厚労大臣がしっかりかんでいないとおかしなことになるのは当然だというふうに思うんですね。厚労大臣があちこちで何回も御不満を述べておられるのが、いろ...全文を見る
○竹内委員 そうすると、ちょっとこれは事実関係の確認ですが、この法案が成立しないと三六・五に戻るので、年金積立金も取り崩す必要はないという理解でいいんでしょうか。
○竹内委員 ということは、いずれにしても年金の積立金は取り崩さないといけないということですよね。  さらに、今回の年金改正法案では、二十三年度分の二分の一と三六・五%の差額は、これからの税制抜本改革により財源を確保するということになると思うんですが、こういう理解で正しいか。
○竹内委員 結局、この財金で審議している財源確保法案が成立しますと基礎年金の財源に二・五兆円の穴があく、それはそのまま年金積立金を取り崩すことを意味しておる、こういうことであります。さらに、もしも年金改正法案が成立すれば、今のお話では、二十三年度分から消費税によって穴埋め財源を調...全文を見る
○竹内委員 前回の質疑のときも申し上げましたので繰り返しになりますが、いわゆる四Kとか言われるもの、それから三Kとか、いろいろな言い方がありますが、我々としては、こういうときですから正々堂々と、大震災の財源が足りません、急ぎます、こういうことで、国民に対して、こういう非常時なんだ...全文を見る
○竹内委員 大臣に確認なんですが、三党合意文書、先ほども質問がありましたけれども、あの中でも、年金の臨時財源については二次補正を検討する中で確保するという趣旨の文言があるわけです。そういう意味では、二次補正を検討する中で、一たん年金積立金を取り崩すけれども、それは穴埋めする、こう...全文を見る
○竹内委員 ここはしっかりと検討をして、年金財源に穴があかないように、我々としてはしていきたいと思います。  そこで、今度は歳入面からの質問をさせていただきたいんです。  一つは、時間も迫ってまいりましたので大事な点からいきますと、外為特会からの繰り入れが二千三百八億五千八百...全文を見る
○竹内委員 いや、どうもそれは違うと思うんですよ。後ろの財務省、ちょっとフォローして。
○竹内委員 そうですよね。二兆五千億円がありきで、そこから一兆二千億円を引く、そして財投特会の一兆五百八十八億円を引く、そうすると大体そのぐらいの数字になってくるということですよね。  そうすると、つまり外為特会というのは、実は、これまでの例からすると、ずっと何十年も私も見てま...全文を見る
○竹内委員 それはちょっと違いますね。財務省の資料を私は見ているんですよ。  財務省が出している資料では、ことしの見込み額は、大体一兆円出しているんですね。それは正しいでしょう。  そのぐらいのことは知っておいてほしいんですよね。ことしは大体一兆円見込んでいて、そのうち二千三...全文を見る
○竹内委員 しかし、過去数十年にわたって、これがマイナスになったことはないんですね。一兆円や二兆円、多いときは三兆円近く剰余金が出ております。今後、本年度中に、これは期中でも、こういう剰余金が出てくる可能性はある。ですから、私どもも、この年金財源を考える上で、本年度中にというふう...全文を見る
○竹内委員 マイレージ割引はわかりますけれども、昔の高速、ハイウェイカードがあったから、それに関連するものでありますね。ETCを使うと大体安くなるので、さらにマイレージ割引が必要なのかという議論は当然出てくるだろうというふうに、これも一つ指摘しておきたいと思います。  それから...全文を見る
○竹内委員 私が申し上げたかったのは、いろいろまだまだ財源を考える余地はある。今回、一次補正予算は、これまでの埋蔵金、本予算の埋蔵金を流用するということになりましたけれども、いろいろ考えればまだまだ財源は出てくるんじゃないかということを指摘させていただきました。  それから、財...全文を見る
○竹内委員 そうすると、今の御答弁を聞いていますと、六月に青写真で、それからということになると、とてもこの会期末には無理だ、八月、九月という可能性もあるというふうに、今、答弁を聞いていて思ったわけであります。  最後になりますけれども、国土交通省に来ていただいておるんですが、前...全文を見る
○竹内委員 時間も迫ってまいりましたけれども、今後、東北の、仙台空港であるとか、さまざまな空港が幾つもあります。復興を考える上で、例えば、このように国が株式を持ちながら、しかしその運営権は民間に売却していく、そういう中でやれば、そんな何でもかんでも全部国債を何十兆円も発行して、国...全文を見る
○竹内委員 ありがとうございました。以上で終わります。
○竹内委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました東日本大震災に対処するために必要な財源確保を図るための特別措置に関する法律案について、賛成の立場から討論を行います。  本財務金融委員会においては、平成二十三年度税制改正関連法案及び特例公債法案について、依然としてその...全文を見る
05月13日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○竹内委員 おはようございます。公明党の竹内でございます。  きょうは、私も地元が京都なものですから、関西新空港の問題は大変関心を持っておりましたし、また、かつては、二十五年ぐらい前は、私もこの関西新空港のプロジェクトの末端に関係していたということもございます。本当に当時は夢が...全文を見る
○竹内委員 わかりました。  次に、ちょっと確認でございますが、この一・三兆円の負債につきましては、新しい運営会社とそれから土地保有会社に債務の負担がどのように割り振られるのか。今回の法律をよく読んでおりますと、現関空会社の債務は両方の会社に連帯債務として一・三兆円ずつ残るとい...全文を見る
○竹内委員 ということは、仮に、仮にですよ、一・三兆円のうち五千億を運営会社、八千億を土地保有会社、そういうふうにしてそれぞれ返済していくというふうにしたとしても、債務負担としては両方が一・三兆円を負う、こういうことですよね。  それで、次にお尋ねをいたしますが、先ほども質問が...全文を見る
○竹内委員 当面は、当面はというのもいつまでの話かという問題もあるんですが、九十億とまで言わなくても、例えば七十五億を二十年ぐらい出す、そういうこともあり得るという理解でよろしいでしょうか。
○竹内委員 そこで次に、通常、会社の統合という場合は、それぞれの株式価値を決定するわけですよね。ですから、今回であれば、まず、伊丹を株式会社化した場合にはどういう価値になるか、また現在の関空会社の一株当たり価値、株式価値は幾らかということを決めた上で経営統合するというのが普通のや...全文を見る
○竹内委員 それに関連するんですが、今回、地元自治体とか民間企業からも資本参加を促すというような発想はなかったんでしょうか。
○竹内委員 そこで、現在の関空会社は一応民間会社なんですね、株式会社ですから。この問題点ですよね。まず、次の方式に移る前に、現在の問題点をやはり認識しておく必要があると思うんですね。現関空会社の経営における問題点というのはなかったのか。あるとすれば、どういう点にあったのか。その点...全文を見る
○竹内委員 営業利益は何とか出るようになりましたけれども、ここに至るまでのさらなる努力というものはやはり求められてしかるべきだったんだろうと私は思っております。  そこで、次の質問に移りますが、今回、もしもリニア新幹線が配置された場合、これはドル箱路線である羽田線がやはり大きな...全文を見る
○竹内委員 ある試算では、意外にリニア新幹線は安く乗れる、そういうお話もあるみたいですね。今航空局長がおっしゃったように、相当程度影響があったらえらいことになるわけでありまして、これをどうするか。先ほどもお話がありましたけれども、大阪中心部から関空までをどうするか、あるいはリニア...全文を見る
○竹内委員 それで、次にお聞きしたいのは、平成十七年に関西三空港懇談会の合意というのがありまして、これで関空、伊丹と神戸の役割分担が決められておるわけであります。また、運用制限があるわけでありますが、今回、民間活力を導入するという中で、この合意と経営判断の自由度との関係、経営判断...全文を見る
○竹内委員 これも議論が先ほどからあったと思うんですが、まず、自由に両空港の運用の変更が可能かどうか。例えば国際線就航とかジェット機枠の拡大とか運用時間の延長など、それぞれいろいろあるんですね。この辺はどのぐらいの経営判断の自由度があるのか。いかがでしょうか。
○竹内委員 これに関連して着陸料の問題がありますね。結構高いんですが、これをさらに上げるということは余りないだろうと私は思っておりますけれども、逆にゼロにするとか。現在でも、関空の場合、国際線で新規に入ってくる場合は二年間ゼロですか、そういうことになっていますよね。思い切ってそれ...全文を見る
○竹内委員 あと、今回、神戸空港が、一応地方空港扱いというんですか、経営統合の対象としては外されているわけでありますが、この辺は、今後神戸空港をどのように位置づけるべきか。三空港の使い方というものをやはりもうちょっと考える必要もあるんじゃないか、このように思っておるんですが、この...全文を見る
○竹内委員 時間も迫ってきたわけでございますが、最初に申し上げましたように、コンセッション方式というのは大変評価をしております。公共事業というのは、これまで国や地方自治体がどんどん引き受けて、国債や地方債を発行してやってきたわけであります。しかし、そのおかげで日本全体としては大変...全文を見る
○竹内委員 これで終わりますが、ぜひとも、民間活力を生かして、財政健全化と両立するように復興を、国土交通大臣が特に大事だと思っておりますので、その辺をよろしくお願いします。  終わります。
05月13日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○竹内委員 おはようございます。公明党の竹内譲でございます。  私、きょうも国土交通委員会と質問がダブっておりまして、先ほどからの議論を十分に聞いておりませんので、同じような質問をするかもしれませんが、御容赦を賜りたいと思います。  最初に、特例公債法案の取り扱いでございます...全文を見る
○竹内委員 そのようなお答えになると思うんですが、会期末、六月二十二日をめどとするのか、それとも八月末ぐらいでもいいよ、何とかなるよというのか、次の臨時国会まで持っていくのか、あるいは会期末がずっと延長されるのかわかりませんけれども。何かいろいろなお話があるんですが、これは、どう...全文を見る
○竹内委員 今後いろいろな工程表も与党の方で出されるんだというふうに思いますけれども、先日は、衆議院で月内通過を目指すというようなお話もちょっと承っておるんですが、大体、これは大臣に聞いても仕方がないですね、そういうお話もありました。  それから、総理は、二十一日から日中韓首脳...全文を見る
○竹内委員 特例公債法案、大臣としては、成立を図るためには、我々もいろいろな意見を出しておりますけれども、これは場合によっては修正もあり得るというふうにお考えですか。
○竹内委員 前提条件がついていまして、いろいろ、先ほどからの歳出の見直しであるとか子ども手当の見直しであるとか、それから年金積立金の話もありましたので、そういうことも含めて対処する、それを前提として特例公債法案を成立させる、こういう書き方になっておりますので、修正はあり得るという...全文を見る
○竹内委員 そこで、二〇一一年度の税収見積もりがちょっと変わってくる可能性があるというふうに思っておるんです。東日本大震災の影響で、当初の四十一兆円を下回るのではないかなというふうに私どもも思っておるんですが、この点は財務大臣としてはいかがですか。
○竹内委員 税制改正法案の方ですが、法人減税の取り扱いはどのようにされるおつもりですか、大臣。
○竹内委員 法人減税はペイ・アズ・ユー・ゴー原則の例外的に、今回、原案ではなされている。しかし、これだけの震災があって、実行するのはなかなか難しいというお話もある。そういうことで、今のお話を伺っておると、さまざまな与野党協議の中で、これは変化もあり得る、こういう理解をいたしました...全文を見る
○竹内委員 やはり、当事者としての大臣が柔軟にいろいろ考えて努力をされることが、まず第一義的な問題だというふうに思うんですね。我々も、国家全体のことを考えてできる限りの対応をしたいとは思っておりますけれども、しかし、折り合えるところもあれば、折り合えないところもあるかもわかりませ...全文を見る
○竹内委員 今回の案の中で、利害関係人の負担というものがどういうふうに考えられているのかなと。株主、それから金融機関ですよね、一番大きいのは。ここを、どうも利害関係人をすっ飛ばして、最終的に、万一のときは国民にいきなり負担がいくんじゃないかという御批判があるわけであります。  ...全文を見る
○竹内委員 自見大臣、金融機関御担当の大臣としては、いかがですか。
○竹内委員 先ほども議論がありましたが、枝野官房長官は、三兆から五兆円なら電気料金の引き上げの必要はないというような発言をされたという情報もあります。  いきなり国民にもっと負担を求めるのではなくて、金融機関の責任は大きいと思うんですよね。ですから、東電に対して、私は、金利減免...全文を見る
○竹内委員 一つは、信金、信組でも、和田さん、甘いと思いますよ。非常に厳しい状況に追い込まれているところがありますよ。これ以上言えませんけれども。ちょっとその辺、真剣に実態調査をしていただきたいというのが一つ。  もう一つは、農協、漁協はもっとひどい状況ですから、きょう自見大臣...全文を見る
○竹内委員 それで、返済を最終的に免除された場合に、ただ、これも報道ですが、金融機関の再編を求めるというふうに出ておるんですね。しかし、再編を条件にされると、今度は逆に申請しないんじゃないのと。そこまでは言い過ぎじゃないかというふうに思うんですが、この点はいかがですか。
○竹内委員 そこで、金融機関が債権放棄する場合に、税制面からいうと有税償却と無税償却というのがある。きょう、お手元の資料にも、二枚目に無税償却される場合の法人税基本通達を二つ挙げておるわけでありますが、これは財務大臣よく御存じのことだと思います。  大半の場合は、銀行の場合、有...全文を見る
○竹内委員 ぜひともいろいろ、前へ進むようにお願いしたいと思います。  それで、もう一つは、きょう、お手元にもう一つ、一枚目の預金保険料率の話で出しておるんですが、無税償却を進めるにしてもお金がかかりますし、昨今言われている二重ローンの問題をどう解決するのかということについても...全文を見る
○竹内委員 これで終わりますが、私どもは批判をしているばかりではなくて結構知恵を出しているというふうに思っておりますので、ぜひとも前向きに御検討いただきたいと思います。  金商法については、いろいろ質問を用意しておりましたが、時間がありませんので、これについては全面的に賛成であ...全文を見る
05月27日第177回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第5号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  時間も限られておりますので、端的に質問させていただきたいと思います。  前回の質疑のときは中野大臣に質問をいたしましたので、きょうは外務大臣に質問をさせていただきたいと思っています。  前の大臣の前原大臣が所信だけ述べられてすぐに...全文を見る
○竹内委員 総理を本部長、それはわかりますけれども、副本部長が三人いらっしゃって、拉致、核、ミサイルというのはまさに外交交渉でありますから、私の考えでは、拉致の事務局長はむしろ外務大臣がなさった方がいいのではないかなと思います。そうしなければ、本当にこの問題は前に進まないというふ...全文を見る
○竹内委員 それで、北朝鮮情勢につきまして一、二質問いたしますが、昨年の十一月二十三日に北朝鮮が韓国の延坪島を砲撃いたしました。  まず、改めて、この背景には何があるとお考えでしょうか。
○竹内委員 私はむしろ核の存在が大きな意味を持っているというふうに軍事的に思っております。おどかし、脅威のレベルを上げても大丈夫だというふうに北が思い始めたのではないか。みずからの核兵器能力に一定の自信を持つようになったために、韓国から本格的な軍事力行使に踏み切れないというふうに...全文を見る
○竹内委員 前提条件として、六者協議というのがあると思うんですね。  六者協議を再開したいというような話も金正日側からも出ておりますけれども、しかし、そうはいきませんですね。あれだけの砲撃事件をやって何の謝罪もなく、それから、ウランの濃縮計画の即時中断を初め五項目を我々としては...全文を見る
○竹内委員 時間があと五分になってきましたので、二点ほど求めておきたいと思うんですね。  実は、アメリカの下院外交委員会は、六月二日に北朝鮮による拉致事件を中心に人権問題に関する公聴会を開くことを決めた、こういうふうに伺っております。その背景には、アメリカの民間人権擁護組織北朝...全文を見る
○竹内委員 大事な点だと思うんですね。  それと、テロの再掲載。
○竹内委員 引き続き、声を大にして要求していただきたいと思います。  もう一点は、今回の報告書では十四カ国の国民が拉致、拘束されている事実も明らかになっているんですね。これは重要なことでございまして、この十四カ国が連帯して即時解放を要求していくということは非常に大きな圧力になる...全文を見る
○竹内委員 結びですが、本当にこの問題は、外務大臣の役割は非常に重要であるというふうに思っておりますので、ぜひともよろしくお願いします。  終わります。
06月08日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第21号
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○竹内委員 おはようございます。公明党の竹内譲でございます。  きょうは、金融機能強化法の改正ということでございますが、基本的には私ども異論はございません。  せっかくの機会でございますので、最初に、やや政治的な質問も野田大臣にさせていただきたいと思います。  先週、内閣不...全文を見る
○竹内委員 私どもは、民主党内の話は関知しないわけでありまして、我々は不信任案を提出した立場でございますから、即刻おやめになるのが筋であろうというふうに思っております。  退陣と二次補正、それから特例公債法案の関係がいろいろ言われるかもわかりませんが、基本的には、退陣と二次補正...全文を見る
○竹内委員 そういう御答弁が大事だと思うんですよね。失言をされない、軽々しくいろいろな発言をされないということがやはり非常に大事な資質であるというふうに、私は改めて評価をした次第であります。  次に、今後の法案審議についてでございますが、第二次補正予算は、現職の財務大臣としてい...全文を見る
○竹内委員 私どもとしては、三党合意にありましたように、子ども手当など歳出の見直し、法人減税を含む二十三年度税制改正案、それから二次補正予算、一次補正で流用した年金積立金の穴埋め、そして特例公債法案を一体のものとして考えております。  その意味で、前の質疑のときは特例公債法案を...全文を見る
○竹内委員 これまでの委員会審議では、大臣は特例公債法案については、きょうもそうですが、できる限り早く通してもらいたい、こういうことですが、実は九月でも大丈夫なんだ、もっと言えば十一月でも大丈夫なんだ、いろいろ資金のやりくりをすれば十一月でも大丈夫だみたいな話もいろいろ漏れ伝わっ...全文を見る
○竹内委員 そこで、法案関連の質問に移りたいと思うんですが、今回の金融機能強化法の改正と先ほどから出ております二重ローン問題は、裏腹というふうに思っております。  けさの朝日新聞等を拝見しますと、何かこの二重ローン対策について、「民主、自民、公明三党は週明けにも協議を始める。」...全文を見る
○竹内委員 復興構想会議もオープンではありませんし、やはり現地の状況、皆さんに即した、まずこの生活の復興をどうするのか、そこから考えて、もっと現場に即した対応をしないといけないと思うんですよ。  文化人や学者の先生方の大きな夢は、それはそれとしていいとして、しかし、それと同時に...全文を見る
○竹内委員 各省個別に必要な事業に応じて買い取るというようなレベルではなくて、政府全体としても、二重ローン問題の解決の一つの有力な考え方としては、やはりある程度この土地の買い上げみたいなことも検討していただきたいというふうに思います。  それから、次に移りますけれども、事業性ロ...全文を見る
○竹内委員 今の問題点はよくわかっているんですよ。わかった上で聞いていまして、私どもも案を固めたわけではありませんけれども、現場の要請は結構強いなというふうに思います。それと、買い取った場合は損が確定しますから、当然、実損が確定するので、無税償却になるということになりますから、そ...全文を見る
○竹内委員 ヒアリングをやっておりますと、いろいろな意見があるんですね。  既往債務についても、団体信用生命保険とか地震保険で既に返済されている方もかなりあるということも事実だし、それからまた別の金融機関からは、被災者生活支援法、まだ完全には出ておりませんが、三百万円出る、これ...全文を見る
○竹内委員 それから、私どもも申し上げておきたいと思うんですが、個人の民事再生手続の処理能力には限界がございます。民間の話し合いの中で、一定の要件を満たせば債権放棄が行われるようにすべきであるというふうに思っております。そのためには、私的整理における債権放棄に係る無税償却の要件を...全文を見る
○竹内委員 それから、阪神・淡路大震災のときは、新規ローンに対して利子補給を行ったのみであったわけでありますが、さまざまな、今回の震災、津波、原発等の規模それから質というようなことにかんがみて、既存ローンの元本返済の助成とか利子補給ということも考えられますけれども、私どもはそうい...全文を見る
○竹内委員 これで終わりますが、いずれにいたしましても、今回は国難であるということですよね。国難であるという以上、それにふさわしい対応が必要であるというふうに思っております。そしてまた、債務者の状況も非常に千差万別でありますので、さまざまなメニューを早急に提供していただきたい、こ...全文を見る
06月15日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第23号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  前回は私、野田大臣を評価する発言をいたしましたけれども、きょうは、事前通告もしておりますけれども、いろいろ疑念をたださなければならない点がある、このように思っておりまして、まず最初にお伺いいたします。  報道によりますと、脱税疑いの...全文を見る
○竹内委員 それでは、大臣としては、今後どのように対処をされるおつもりですか。
○竹内委員 野田大臣は、前回も私指摘したことがありまして、別の事案ですが、三月に別の巨額脱税事件で有罪判決を受けた男性の関係企業からの資金提供が発覚しておりまして、それについては事実を認めて返済された、こういうことでありますね。またこれで二回目で、二回目というか類似した事案が報道...全文を見る
○竹内委員 それでは、次に、質問の順番を変えまして、二重ローン問題について質問いたしたいと思います。  我が公明党も、この二重ローン問題への対応策をまとめたところでございます。これで民自公の三党案がまとまっておりまして、簡単に、大きくかいつまんで言うと、私どもの認識ですが、民主...全文を見る
○竹内委員 この対策の中でも、焦点は、買い取り機構をつくるのかつくらないのか、ここになると思うんですけれども、自公はやろうと言っている。もしこれをやるとしたら、大変お金もかかるわけでありますけれども、またその買い取り価格等の基準も含めて、これはなかなか論議を呼ぶところであります。...全文を見る
○竹内委員 この公平性の議論というのは常にあるんですね。阪神・淡路のときは、新規のローンに対して利子補給をやっているんですね。ですから、今回の二重ローン対策をどう考えるかという意味で、やはり過去の歴史も踏まえて、そしてなおかつ、今回の大変な特殊性というものを考えた場合、このぐらい...全文を見る
○竹内委員 被災者のためですから、できる限りのことはいたしますけれども、少なくとも、菅総理の延命のためにやるというのでは困るというふうには思っております。  それから、次に、今回の税制改正二法案につきましては、基本的に同意をしておりますので、異論はありません。  その上でお尋...全文を見る
○竹内委員 そうですよね。今回の危機は供給ショックですよね。特に電力ショックだというふうに思うんですね。サプライチェーン云々の話もありましたけれども、これはいずれ回復してくるわけですが、電力の場合は原子力問題もあって、これは世界的に非常に制約がかかる可能性がある、そういう意味では...全文を見る
○竹内委員 それでは、戦後復興と石油ショックのときにどのような政策をとったのか、またその評価についてお答えください。
○竹内委員 主な、戦後復興と第一次オイルショックの二つの供給ショックの話を聞いたんですが、きょうは時間の関係もありますのでオイルショックの話をまずしたいんですが、私なんかも子供のころでありました。よく覚えております。  当時の自民党の田中角栄総理が、日本列島改造論、華々しいころ...全文を見る
○竹内委員 やはり、いわゆる四Kと言われるものをまず見直す必要があるんじゃないか、ここをしっかりしないと次の段階に進まないと思うんですが、財務大臣、いかがですか、ここは。
○竹内委員 それから、金利上昇、円高、これはどうされますか。金利上昇、円高になっていますよね。自然な流れでありますが、これを容認するのかしないのか。ここはいかがですか。
○竹内委員 それから、次に、いわゆる四Kと言われるもの以外も、私、再三申し上げてきているように、こういう非常時でありますから、地方の方々も、地方交付税交付金を満額下さいというのはいかがなものか、やはり多少は地方の皆さんにもここは御辛抱いただくような場面があってもいいんじゃないかと...全文を見る
○竹内委員 大変な国難と言われているわけですから、相当、地方交付税だけじゃなくて、社会保障とか防衛費などもいろいろ考え直さないといけないときだと思うんですね。増税の前にまずやるべきことは、この辺、こういうときでありますから、時限的に、ことしだけは辛抱してくれとかいうことぐらいは、...全文を見る
○竹内委員 各党ここは一致して書いたんですが、思惑は全然違っていまして、我が党は別に増税を意味しているわけではないんですね。きちっと管理せよということでありまして、やるべきことはいっぱいあるということを申し上げておきたいと思います。  また、復興債は、私、全部国債で賄う必要もな...全文を見る
○竹内委員 ここは大事なことなので、私、国土交通省にも言っておるんですけれども、要するに、これは地方政府が保証しないんですよ。だから地方債の範疇に入らないんですよね、このレベニュー債というのは。もしも国がやる場合は、国が保証する必要はないんですよ、事業収益で返していくんだから。こ...全文を見る
○竹内委員 これは日本で茨城県がやりますから、そんなに金利が高くないことも事実なんですね。せいぜい一・八ぐらいですか。まず、やはりこの辺を学ばないといけないと思いますね。そういう意味で、ぜひとも増税につきましては慎重に考えてほしい。  増税は、確かに一気に総需要を抑制する力があ...全文を見る
07月08日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第25号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  先日の委員派遣に関する質問をまず最初にしたいと思ったんですけれども、その前に、ちょっとどうしても、野田財務大臣に対する政治献金の問題について、もう一度確認をしたいというふうに思っております。  野田財務大臣が、脱税容疑で逮捕された会...全文を見る
○竹内委員 では、受け取ったということは確認をされたということでいいんでしょうか。
○竹内委員 やはり現職の財務大臣でいらっしゃいますから、しかも、これだけ大きく各方面で報道されているということは、やはり確認をする必要はあると思うんですね。例えば銀行口座、あるいは領収書の控えとか出納帳とかそういうものはあるはずでありますし、また、やろうと思えば銀行にも、本人であ...全文を見る
○竹内委員 先日質問したときは告発の状況であった、今度は逮捕された。やはりこれはかなり重い事実だと思うんですね、逮捕というのは。三月二十五日に容疑者である丸山社長が国税当局の査察を受けた際には、今晩、野田大臣と食事があるので聴取の中断を求めた、こういう事実もあるわけでありますから...全文を見る
○竹内委員 ですから、三党協議、せっかくやっているんですから、そこの合意の部分をしっかりとまずは出す。ところが、既に先ほどから質疑でもありましたけれども、その三党協議とは違った考えで政府は一部進まれようとしているわけですよね、特に債権買い取りに関しては。この辺が、逆に、やっている...全文を見る
○竹内委員 先ほどの和田政務官のお話を踏まえて私も質問させていただきますが、まず大きなところからいくと、やはり、私どもは、既存の組織をつなぎ合わせるだけでは十分な対応はちょっとできないんじゃないかなというふうに思っているわけです。しっかりとした体制をつくって、むしろがっちりとした...全文を見る
○竹内委員 ですから、中小企業再生ファンドでは資金額的にも少ないし、これでは限られた事業者しか救えないのではないかなと。しかも、被災各県であれば各県ごとにやるけれども、三県しか考えていないようだし、千葉とか茨城とか青森とか栃木とか、そういうところもいろいろ被害が多いわけですよね。...全文を見る
○竹内委員 認識をしていただきたいと思うんですね。  中小企業再生支援協議会を核とした相談窓口の体制強化というようなことで、そこをワンストップで、今度予算を三十億円つけられたわけでありますけれども、これも指摘をしておきたいんですが、支援協議会というのはなかなか今までは動いていな...全文を見る
○竹内委員 先日の、六月二十七日のときのヒアリングで石巻に行きましたよね。私の方から、利子補給の案もある、十年間ぐらい利子補給して債務ストップ、支払い猶予したらどうかという話をしたら、向こうの方が、いや、だめだ、既存の借金は棒引きにしてもらいたいというぐらいのお話がありましたね。...全文を見る
07月13日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第27号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  きょうは、日本銀行さんを中心として、この半期報告を踏まえて、歴史的な視点、また世界的な視点から金融経済政策について議論を深めていきたいというふうに思っております。  今回の大震災による危機というのは、リーマン・ショックとは異なりまし...全文を見る
○竹内委員 恐らく、先ほどからいろいろ議論があったこの国債の日銀引き受け、これについて非常にやはり危機感を持っておられる。私もそのように思うんですけれども、インフレというのは始まるとこれはなかなか大変なことになる。  私も、当時非常に御商売が上手だった古い戦前の事業家のお話をい...全文を見る
○竹内委員 戦後の間もない復金インフレの場合は供給サイドの問題があったということで、戦前の高橋インフレのときは需要サイドの不足だったというふうに私は思っておるんです。そういう違いはあるけれども、しかし、インフレの怖さというのは非常に我々としてはよく認識をしておかなければいけない事...全文を見る
○竹内委員 アメリカではQE3があるのかどうか、その辺が大変な議論になっているというふうに伺っております。今後、いずれにしても、このアメリカのFRBの動きというのが、当然、日本の、日銀の、BOJの皆さんというかがどう動くべきかということに非常に大きく影響してくるんだろう、こういう...全文を見る
○竹内委員 私の問題意識は、要するにインフレなんですよね。インフレというものをある程度作為的に起こした場合に、これをどうコントロールできるのか。そういう意味でいうと、アメリカや、そして今の中国の話ですね。中国のようなところでどのようにこれをコントロールできているのか、あるいはでき...全文を見る
○竹内委員 そこで、これからの日本経済がこのような電力制約という中でどういう金融経済政策をとっていったらいいのかということを最後にお尋ねしたいと思うんです。  まず私の認識を申し上げますと、今回の震災復興を資金の需給面から考えた場合、これまでは、銀行が、企業貸し出しが少なかった...全文を見る
○竹内委員 実需の面で考えますと、片や二十兆円の復興需要が出てくる。電力制約がなければデフレは解消するんですよ、恐らく。二十兆円も復興需要が出てくれば。どんどん需要がふえて、デフレが解消する。ところが、電力制約がかかっているために、それが三〇%も仮にマイナスだとすれば、供給に制約...全文を見る
○竹内委員 時間が来ましたので終わりたいと思いますが、本当は和田政務官に政府の対応を聞きたかったんですが、それはまた次回にさせていただきます。  ありがとうございました。
07月15日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第28号
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○竹内委員 参考人の皆さん、きょうは、急なお願いにもかかわりませずおいでをいただきまして、本当にありがとうございました。  私どもは、特に東日本大震災がありまして、大変な状況になっているわけですけれども、経済全体も大変な混乱状況にあるとは思うんですが、ただ、一方でこれは一つのチ...全文を見る
○竹内委員 そこで、原子力の問題がある。とはいいながら、これは解決が非常に難しい問題でもあります。当面、やはり円高の問題をどうするかということを考えないといけない。  そこで、野口先生にお尋ねしたいんですが、やはり七十八円に突っ込んでいく、大変な事態ですよね、これは。世界情勢か...全文を見る
○竹内委員 そこで、渡辺先生にお尋ねしたいんですが、先ほど、法人税につきまして、税率引き下げと課税ベースの拡大というのが望ましいと。一方で、基幹税の引き上げということが大震災関連で言われているけれども、企業の国際的な競争力から見て、なかなかこれはやはり難しいんじゃないかな、こうい...全文を見る
○竹内委員 ありがとうございます。  次に、鈴木先生にお願いしたいんですが、レベニュー債の話であります。  先ほどからありますように、いずれ高齢社会にあって、消費税、こういう問題を、やはり引き上げの方向で持っていかなければならないときが来る、これは間違いないと思うんです。他方...全文を見る
○竹内委員 このレベニュー債についてもう少しお聞きしたいんですが、私どもの調査でも、ヤンキースタジアムであるとかデンバー空港であるとか、そのほかにもサンフランシスコの高速道路であるとか、病院、また上下水道とか、相当発行されていますよね。これはやはりちょっと参考にしないといけないと...全文を見る
○竹内委員 このキャッシュフロー分析等、必要性があると思うんですよね。その環境整備というか、それをやはりやっていく必要があるんだろうというふうに思うんですね。  地方で先行してやっていますけれども、だから、本当は国が、財務省なり総務省が、もはや新しい借金はできない時代に入ったと...全文を見る
○竹内委員 これで最後にさせていただきたいと思いますが、特に、この東日本大震災の復興事業に応用するにはどうしたらいいのかということも大事だと思うんですよね。  この復興計画の中で、やはり事業性のある、そういう事業もあるわけですから、収益が見込める事業もあるわけですから、そういう...全文を見る
○竹内委員 ありがとうございました。以上で終わります。
07月20日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第29号
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○竹内委員 公明党の竹内です。  今回のこの決算剰余金の処理の特例に関する法律案につきましては、私どもは一刻も早い被災地の復旧復興という観点から賛成をするものでありますけれども、しかし、その上でいろいろ質問をしておきたい点があります。  まず、この決算剰余金の扱いというのは、...全文を見る
○竹内委員 ですから、復旧復興というのはまだこれからも続くわけですよね。国債の償還財源を持ってくるという意味では、返済すべきものを返済しない、ということは国債が残るということですから、事実上国債を発行しているのと同じことになるんじゃないか、こういう指摘もあるわけですね。  そう...全文を見る
○竹内委員 この本質は一緒だと思うんですよ。  ですから、十兆円とか二十兆円とかそんな巨額の額ではなくて、それを丸々整理基金から持ってこいとかそういうことを言っているわけじゃなくて、さまざまな手段を講じられるんだと思うんですね。その中で、今回は七千億とか八千億のレベルなんでしょ...全文を見る
○竹内委員 この点につきましてはこのぐらいにしておきたいと思います。  先ほども質問がありましたが、円高につきましてどう考えるかということで、最近の円高の進行の理由について、直接的な要因と構造的な要因とがあると思うんですけれども、大臣はどのようにお考えですか。
○竹内委員 欧州の財政危機の問題であるとか、米国の短期の雇用情勢が悪いとか、こういうことから日本の円買いが入っているんだと思います。  それは表面的なことでありまして、長期的には、やはり一方に電力制約がある。一方で、復興需要が出てくる。当然、これは金利高が予想されて、円高も推測...全文を見る
○竹内委員 日銀はもとより、一方的に進むような局面であれば、やはり為替介入というのは政府としても財務大臣としても考えなければいけないというふうに思うんですが、再度、いかがですか。
○竹内委員 わかりました。  そこで、次に、先日、参考人の意見陳述をいただきまして、それに対しまして、余り間を置かないで質問した方がいいだろうというふうに思いますので、あえてきょう質問させていただきますが、そのときの資料を用意しております。  最後の三ページの方からお聞きした...全文を見る
○竹内委員 そうなんですね。だから、まずはやはり大臣を率いる政府・民主党、与党の側がしっかりとしたリーダーシップをとって、我々野党を納得させるだけの政治的リーダーシップを発揮してもらうということが大事だと思うんですね。我々が、なるほど、これならやはり話をまとめざるを得ないというよ...全文を見る
○竹内委員 もちろん我が党にもいろいろな意見があるんですけれども、要するに将来世代にツケを回すべきではない、これは一応の理由、理屈なんですが、しかし、仮に特例公債法案が通れば、赤字公債についても将来世代にツケを回すべきではないですよね。復興の方は回しちゃいかぬけれどもこっちは回し...全文を見る
○竹内委員 これはもうはっきりしていますよね。原発を再稼働できるかどうかですよね。供給制約がなくなれば、復興需要が出てくるんだから、絶対にこれは景気が盛り上がってデフレから脱却できますよ、必ず。  だから、やはりここはエネルギー政策をめぐって迷走するのではなくて、はっきりとした...全文を見る
○竹内委員 勉強の程度じゃ困るんですよ。もう切迫しているんですよ、財政再建は。  今後、国、地方とも、収益を生む事業に関しては基本的に国債、地方債は発行しない、レベニュー債など民間の手法をまず導入するというぐらいの大方針を出されてはどうですか、はっきり申し上げて。そのぐらいの強...全文を見る
○竹内委員 しっかりと勉強していただいて、財政再建のために努力していただきたい。  以上で終わります。ありがとうございました。
07月20日第177回国会 衆議院 本会議 第34号
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○竹内譲君 公明党の竹内譲です。  私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十三年度第二次補正予算二案について、東日本大震災被災地の一刻も早い復旧復興のために賛意を表するものでありますが、同時に、苦言を含めて幾つかの点を指摘しておきたい。(拍手)  東日本大震災...全文を見る
07月27日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第31号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  きょうは、五百旗頭先生、また飯尾先生、本当にお忙しいところ、ありがとうございました。  私の方からは、せっかく、政治学者であり、また歴史や思想にも造詣の深いお二人の大先生に来ていただきましたので、経済的な話は今お話がありましたので、...全文を見る
○竹内委員 ありがとうございます。  ずっと読ませていただきまして、この前文の一番下の方では、「複合災害をテーマとする総合問題をどう解くのか。この「提言」は、まさにこれに対する解法を示すことにある。」ということで、こういうふうに表現されているんです。私は、この前文は割合好ましい...全文を見る
○竹内委員 大変よくわかりました。  そこで、さらに突っ込んでお聞きしたいんですけれども、その四行目に「われわれの文明の性格そのものが問われているのではないか。」というふうにありまして、この文明論というのは、本当に大変な、文明という言葉を使うということは相当やはり、大先生がこれ...全文を見る
○竹内委員 ありがとうございました。本当は一時間ぐらいいろいろ講義を受けたいところでありますけれども。  そこで、先ほどから経済的なお話はいろいろあったわけでありますが、今の文明論との話で、この復興構想会議の提言を私は読んでおりまして、唯一、第三章の「原子力災害からの復興に向け...全文を見る
○竹内委員 わかりました。  あと、先ほどから議論になっておりました復興のための財源確保の点につきましては、増税が明記されているわけでありますが、理解できないことはない。ただ、現実的に、私どもとしては、千年に一度と言われるような大災害でありますから、復興債はやや長期でもよいので...全文を見る
○竹内委員 これで最後にいたしますが、私どもは、近い将来、社会保障の財源としては、消費税というのはやはり考えざるを得ないだろうというふうに一つは思っております。これが実はマーケットに対しては一番の安心感になっているんだろうというふうに思うんですね。  それから二つ目には、歳出削...全文を見る
07月29日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第32号
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○竹内委員 おはようございます。竹内です。野田大臣とも何回も質疑をやっておりますので、もう顔も見たくないというぐらいに思われていると思いますけれども。  財政というものは経済との関係が深い、経済はまた、今はやはりエネルギー問題と関係が深い、このように思っております。その意味で、...全文を見る
○竹内委員 私どももいろいろ資料をいただいて確認をしたんですが、福島第二原発は津波を受けました。しかし、外部電源は、全四回線あったんですが、辛うじて一回線はつながっていた。それから女川原発も、五回線あったんですけれども、地震があったにもかかわらず、何とか一回線はつながっていた。そ...全文を見る
○竹内委員 繰り返しますけれども、結局、福島第一でも、津波十五メートルとかを全部かぶったわけじゃなくて、ある程度高いところにあって、それを超えた一・五メートルから五メートルぐらいの波が入ってきた、こういうことですよね。一方で、福島第二も、少し超えたんだけれども、二・五メートルぐら...全文を見る
○竹内委員 この点はさらに詰めていただきたいと思いますが、いろいろな民間の学者の方々もおっしゃっていますので、国民に対してもわかりやすく説明をしていただきたいと思います。  それから、今後の原発再稼働の条件、それからいわゆるストレステスト、これについて改めて説明を願いたいと思い...全文を見る
○竹内委員 再稼働の是非は最終的には四人の政治家が決める、こうなっているらしいんですが、しかし、それは法律に定められたことでもないし、非常に政治的な判断ですよね。本当にそういうものでいいのかどうか。しかも、大丈夫かどうかというのは客観的真理に近い話だと思いますので、今後、この辺を...全文を見る
○竹内委員 ある程度のデータは私どもも入手をしているわけですが、再稼働できなかったら、ほとんど日本は終わりという感じですよね、経済状況におきましても。本当にどうするのか、深刻な問題になっているわけであります。  そういう意味でも、先ほどから申し上げているように、客観的な事実を積...全文を見る
○竹内委員 原発のエネルギーが電力の中に占めているシェアは現在三〇%ぐらいだというふうに言われているわけですけれども、それが再稼働できない場合は本当にその程度で済むのかどうか、非常に心配をしております。  今回の大震災は非常に不幸なことで、本当に心からお見舞いを申し上げる次第で...全文を見る
○竹内委員 その辺、よく考えていただきたいというふうに思います。  復興構想会議の提言では、「被災地以外の地方公共団体の負担にいたずらに影響を及ぼすことがないよう、地方交付税の増額などにより確実に財源の手当てを行うべきである。」このようにあるわけであります。一見もっともなんです...全文を見る
○竹内委員 それはやはり、同感しているだけじゃなくて、具体的にアイデアを出して行動していただきたいんですよね。そして地方を、なかなか、うるさ型というか、勢いのある知事さんが多いですから、そういう方々を説得していただくというふうに、ぜひリーダーシップを発揮してください。  そこで...全文を見る
○竹内委員 それで、年金積立金の流用が二・五兆円ありましたけれども、これはどのようにするおつもりですか、財務大臣は。
○竹内委員 党任せではなくて、財務大臣としても、やはり党に対して、こうしてもらいたいとかこうすべきであるとか、そういうことを発言なさった方がいいと思うんですよね、責任者ですから。  その意味で、さらに、三党合意の中では、子ども手当以外の歳出削減努力もするというふうに書いてあるん...全文を見る
○竹内委員 これで最後にいたしますが、我々は、党においてもさまざまな提案もしておりますし、この審議も積極的にやりたいというふうに思っております。あとは政府と与党がしっかりとまとめていただくしかないという感じなんですよね。事態がもうそこまで来ている。その意味で、我々は、積極的にこの...全文を見る
08月03日第177回国会 衆議院 財務金融委員会経済産業委員会連合審査会 第1号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  財務大臣、日銀総裁には、円高問題につきまして随分と議論をしてまいりましたので、きょうは、連合審査ということで、海江田大臣に質問をしたいというふうに思っておるんですが、大臣、大丈夫ですか。申しわけありませんね。  円高、為替の問題に入...全文を見る
○竹内委員 そういたしますと、今後、復興需要も出てくると思うんですが、順調に経済は回復するというふうに海江田大臣はお考えでしょうか。
○竹内委員 財務金融委員会でも、この議論は野田大臣や日銀総裁にも何回もさせていただきまして、もしも今回原発の問題がなければ、電力制約というボトルネックがなければ、十分日本の供給力は余っていたんですよね。だからデフレだったわけですよね。供給は十分あった、でも需要がなかった、だからデ...全文を見る
○竹内委員 再稼働に向けて、全くとまってしまうというようなことは避けたい、こういうことでありました。  そこで、私どもも、十分な安全確保が重要であるということはもう当然であるというふうに思っております。しかし、それは十分可能だという認識もまた持っておるわけであります。もちろん、...全文を見る
○竹内委員 以上で終わります。ありがとうございました。
08月10日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第35号
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○竹内委員 公明党の竹内譲です。  この特例公債法案につきましても、七カ月という長い期間を経て、ようやく総括質疑と採決を迎えたことを私自身は大変喜ばしく思っております。  また、菅総理とも、財務大臣でいらっしゃったころから、さまざまな委員会におきまして何度か激しい議論もさせて...全文を見る
○竹内委員 非常に明確に理解できました。  そこで、野田大臣にお伺いしたいんですが、一部の情報によれば、この特例公債法案が成立すれば野田財務大臣は辞任するというお話が聞こえておりますけれども、それはそういうことでよろしいんでしょうか。
○竹内委員 そこで、政治姿勢について、きょうは事前に通告もしておりますのでお聞きいたします。  民主党代表選に立候補するという決意には変わりありませんね。
○竹内委員 政策の話は、もう顔を見るのがお互い嫌なぐらい質問してきましたので、きょうは総括ですから、野田大臣の政治姿勢につきまして少しお聞きしておきたいんです。  本日発売の文芸春秋にこの論文が記載されているんですよね。これは、改めてこういうのを出そうと思うと、大体、打ち合わせ...全文を見る
○竹内委員 何でこんなことを聞くかというと、私、以前もこの財務金融委員会で、立候補する決意はありますかということを聞いたことがありましたので。そのときには、全くそんな気はない、その職務に専念するのみだというふうにお答えになっていたものですから、不誠実だなというふうに私は感じた次第...全文を見る
○竹内委員 わかりました。  ですから、文芸春秋には、これはけしからぬと言わないとだめですね。全然趣旨と違うものが出されたというふうに、間違いであるというふうに言わないといけないですね。  そこで、菅総理にお聞きしようと思っていたんですが、もうステージが移りつつあると思います...全文を見る
○竹内委員 ここは大事な点でありまして、東日本大震災は理由にならないと思うんですよね。もともと、無駄を省いて予算を組み替えれば、政治主導で閣僚委員会で集まってやるんだ、これは菅総理もさまざまなところでおっしゃっていましたし、論文でも発表されていますし、そうすれば出てくるんだ、これ...全文を見る
○竹内委員 書かれた政権構想にも、いいことは書いてあるんですね。「国会は野党のためにある」というふうにもおっしゃっていますし、「案件にもよりますが、与党が歩み寄ることが、一段と重要になる」と。それから、「私は党内での議論を尽くし、マニフェストも聖域なく見直すべきと考えます。」「な...全文を見る
○竹内委員 これで最後というか結びにいたしますが、総理、きょうで在任四百三十日になると思うんですけれども、この一年余りの総理としての活動をどのように総括しておられるか、最後にお聞きして、質問を終わりたいと思います。
○竹内委員 以上で終わります。ありがとうございました。
08月11日第177回国会 衆議院 本会議 第38号
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○竹内譲君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました平成二十三年度における公債の発行の特例に関する法律案及び同法に対する修正案について、賛成する立場から討論を行います。(拍手)  いわゆる特例公債法案は、財政法の特例として、国会の議決を得た金額の範囲内で公債の発行を認め...全文を見る
10月24日第179回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○竹内委員 公明党の竹内譲です。  きょうは、最初に、玄葉外務大臣にお伺いをしたいと思います。  玄葉外務大臣は、九月十九日に米国のクリントン国務長官と会われまして、拉致問題解決に向けての協力を要請されているわけでありますが、まず、そのときのクリントン国務長官の回答はどのよう...全文を見る
○竹内委員 米国に対して、拉致問題について北にしっかり言及してもらう、こういうお話でありました。  九月二十一日に総理もオバマ大統領と国連総会において会われまして同様の要請をしていると伺っているわけでありますが、オバマ大統領の回答も同様のものであったのか。これは事前通告しておる...全文を見る
○竹内委員 アメリカに具体的に何を要求していくのか、もう少し具体的に、アメリカが北に拉致の問題を話をするという点だけなんですか。
○竹内委員 それでは、今、米朝会談が行われていますが、今後確認をしてほしいと思うんですよね、アメリカに対して。この中で、拉致問題についてどのような話し合いが行われたのか、そしてどのような進展があったのか、その点を確認してもらいたいと思いますが、いかがですか。
○竹内委員 何といっても拉致問題の進展のためには米国との関係が一番重要だと思っているんですけれども、先ほど古屋先生の質問にもありました、ライス前国務長官とヒル国務次官補が、前ブッシュ政権のときに金融制裁解除とテロ支援国家指定を解除したことが誤りであったということは、ヒルさん自身も...全文を見る
○竹内委員 これは、もちろん米国の判断であることはもう当たり前でありますけれども、しかし、やはり日本としてはどんどん踏み込んでいかないと、この状況は打開できないんじゃないかというふうに思うんですね。そういう意味では、私は前の松本大臣のときにも申し上げましたけれども、ぜひ民主党政権...全文を見る
○竹内委員 その上で、足並みをそろえる方向が大事だと思うんですね。どういう方向でそろえるのか。つまり、六カ国協議の再開に向けて締め上げていくのか、わかりやすい言葉ですが、厳しく迫っていくのか、それとも六カ国協議再開に向けて緩めていくのか、ここは大きな違いだと思うんですね。  日...全文を見る
○竹内委員 これは、人道援助ということ……(玄葉国務大臣「ごめんなさい、ちょっと」と呼ぶ)はい、どうぞ。
○竹内委員 私は、今、食料事情も非常に悪いということも伺っておりますけれども、人道援助という話もございますが、日米韓では安易にこれにこたえるべきではないというふうに思うんですね。そのぐらい日米韓でやはりきちっと足並みをそろえてもらいたい、そういう方向でそろえてもらいたいということ...全文を見る
○竹内委員 ロシアとしては、理解と解決への期待を表明されたというだけであって、要するに、ロシアは協力するとは言っていない。日本側の外務大臣がせっかく協力を要請したにもかかわらず、協力するとは言わなかった、こういうことですよね。このロシア側のねらいといいますか、そこは、一歩踏み込ん...全文を見る
○竹内委員 六者会合の中では、日本としては拉致、核、ミサイルとずっと訴えているわけですから、当然ロシアにもやはり北朝鮮に対して何か物を言ってもらわないといけないと思うんですよ。日米韓が緊密に連携することは当然でありますけれども、やはりここでロシアとの日ロ関係をどうするか、どういう...全文を見る
○竹内委員 中国は、北朝鮮が突如崩壊することを一番恐れていると思うんですね。暴発することも恐れていますし、非常にその意味では、中国側としては北朝鮮は本当は扱いにくく思っているんだと思うんですね。  その上で、拉致、核、ミサイルの問題をどう進展させるか、非常に難しい、難問であるこ...全文を見る
○竹内委員 これは私の推測ですが、政権交代をその後して、民主党政権の力量を見ているのではないかというふうにも思えます。  それはそうとして、もう一つお聞きしたいのは、今度は山岡大臣にお聞きしたいんですが、一九八〇年六月の原敕晁さん拉致事件で、警視庁公安部は、金正日側近で、工作機...全文を見る
○竹内委員 今後、行われるおつもりはありますか。
○竹内委員 これが事実であれば、当然、国際手配すべきであると思いますし、今後、外交の場で要求すべき課題である、事案であるというふうに思います。  時間がほとんどなくなってまいりましたが、この調査やり直しの約束をほごにしてから三年が過ぎております。その意味では、我々としても、より...全文を見る
10月26日第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  それでは、大臣所信に対する質疑ということで始めさせていただきますが、今回の安住大臣の所信を拝見しておりますと、平成二十三年度第三次補正予算ということもこの中に入っておりますので、私の方からは、まずこの点からお聞きをしていきたいというふ...全文を見る
○竹内委員 今のお話を整理すると、できる限り現役世代でこの負担を賄いたいということと、非常に財政状況が悪化していて、一千兆円にもならんとする公債残高の累増の中では増税をお願いせざるを得ない、こういうお話ではないかというふうに思うんですが、この議論はこれからでございますので、何点か...全文を見る
○竹内委員 今を生きる人たちという言い方をすると、税金を払っている人は十五歳過ぎぐらいから六十五ぐらいまで払うことになって、ざっと五十年はいいんじゃないかと。  そうすると、一部で言われているように、五十年償還とか六十年償還でもいいんじゃないかということになると思いますが、こう...全文を見る
○竹内委員 建設国債を主張する方々も多いわけですよね。それはなぜかというと、将来世代にも便益がもたらされる。  そういう意味では、公共事業対象経費については建設国債で賄うべきであるという理屈がありますが、これに対してはどういうふうにお答えになりますか。
○竹内委員 債券市場の方々からのヒアリングというのはされましたか。
○竹内委員 我々もいろいろお伺いしておりますが、いろいろな意見はあるわけであります。それをわかった上で聞いておるんですが、この予算論議の最初ですので、あえてお聞きしておきたいんです。  質問通告しておりますが、今回の第三次補正予算の中で公共事業対象経費というのはどのぐらいの金額...全文を見る
○竹内委員 十二兆の中の四兆円、こういうことでよろしいですね。
○竹内委員 さらにもう少しお聞きしますが、一方で赤字国債も、過日この委員会で法案を通しましたけれども、今年度でも三十七兆円発行される。それについては財源を担保することがなしに、今回の補正予算のみ増税をするのは意味がないんじゃないかという意見もありますが、これに対してはどのようにお...全文を見る
○竹内委員 恐らく、財務省が海外等に発表される、あるいは国内でも発表されるさまざまな資料は、この復興債というのを別枠にきちっと書く必要があると思うんですね、通常の国債とは別に。それで、それは増税の引き当てがあるんだということをやはり内外のマーケットの方々に明確にする、そういうこと...全文を見る
○竹内委員 大体そのようなお答えになろうかと思っておったんです。  そこで、資料をきょう配付させていただいております。「公債残高の増加要因」ということで、これは財務省の方がおつくりになったものでありまして、ここに非常にクリアに分析されていると思うんですね。  平成二年度末から...全文を見る
○竹内委員 消費税、一回上げておるんですよね、三%から五%に。しかし、余り財政再建には寄与していないんですね。  ここは明確にしておかなければいけないんですが、やはり消費税は社会保障の安心のために確保すべき財源である、財政再建のためではないということはまず明確にしておかないとい...全文を見る
○竹内委員 レベニュー債というのがありまして、これももうここにいらっしゃる方々には、かなり何回も私お話ししておるんですけれども、安住大臣の前では初めてなんですが、アメリカでは大変よく使われている手法で、毎年二十兆円ぐらい発行されているというふうに言われています。  ヤンキースタ...全文を見る
○竹内委員 事業の利回りが確保できるかどうかということが大事だと思うんですよね。ですから、もともと事業性が低い、お客さんがついてこないというようなところは、やはりどうしてもそれは公債でやるしかないんですよ。それはやむを得ない。  ただ、いろいろあるわけですよね。そこを見きわめる...全文を見る
○竹内委員 最初に申し上げたように、財務金融委員会ですから、ここはすべての委員が、政党が平等の場でありますから、三党でとか、民主党と公明党とか、そういうことはあり得ないわけであります。  いずれにしても、財政再建に当たっては、国だけじゃなくて、地方のあり方というものをやはりしっ...全文を見る
○竹内委員 であるならば、まず、医療、年金、介護等の社会保障関係の改革案につきまして、政府・民主党としての改革案をまとめて、その必要額を明らかにすることが先決であると考えますが、そのような段取りになっているんでしょうか。
○竹内委員 この六月三十日の社会保障・税一体改革成案、政府・与党社会保障改革検討本部決定というのは、実は拝見しておるんです。これは見ております。  これを拝見していますと、実は二〇一五年における財源不足額が大体十二・八兆円で、これに合わせるために五%上げるんだなというのはすぐわ...全文を見る
○竹内委員 そうすると、これはやはり重大な問題だと思うんですね。  二〇〇九年の選挙のときに、やはり民主党さんのマニフェストの中では、年金改革というのは子ども手当と並ぶ最重要政策であったわけであります。これが無理だ、この三カ月ではそれが出せない、しかし、そのまま消費税だけ上げさ...全文を見る
○竹内委員 これは大事なところなんですけれども、要するに、あのとき、二〇〇九年選挙時には、財政の無駄を省けば、予算の組み替えによって二十兆円ぐらい出てくる、簡単に出てくるんだ、こういうふうにおっしゃっていたわけでありますから、消費税の引き上げの必要性はない、現行制度の修正、改善は...全文を見る
○竹内委員 これは非常に重要な問題でして、二十兆円でも消費税八%分ぐらいになるわけですよね、財源が出てくれば。それで十分、今の制度改善は当面しのげるわけでありますから、まずここができないというのであれば、そこは相当はっきり明確に、国民に対して謝罪なり申し開きをする必要があるという...全文を見る
11月07日第179回国会 衆議院 本会議 第6号
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○竹内譲君 公明党の竹内譲でございます。  私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案外二案について、野田総理並びに関係大臣に質問をいたします。(拍手)  質問に入る前に、野田総理に確...全文を見る
11月22日第179回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○竹内委員 おはようございます。公明党の竹内譲です。  最初に、中空先生にちょっと御質問いたします。  いろいろなところで意見を述べられているんですが、きょうも最初にちょっと述べられました。今回の財源を確保する上で、子ども手当は削減ではなく完全撤廃することが大事だというふうに...全文を見る
○竹内委員 よくわかりました。我々も議会では、衆議院ではそういう議論をかなりやりまして、子ども手当の見直し等を含めて踏み込んだわけであります。  次に、同じく中空先生にお伺いしますが、消費増税が復興財源として必要だというふうに先ほどからおっしゃっているんですが、その理由をちょっ...全文を見る
○竹内委員 経済理論というか、そういう意味ではおっしゃる点もうなずけるところはあるんですね。確かに、消費税を二%上げれば五兆円ですか、それで二年やればもう十兆円になりますから、あっという間に財源確保できるということは言えなくもないんですが、あとは政治的な問題だというふうに思います...全文を見る
○竹内委員 よくわかりました。  最後に三井先生にお伺いしたいんですが、先ほどおっしゃっていた事業承継の件の中で、特に事業承継のここを改めるべきだという点がありましたら、ひとつお聞かせ願えますでしょうか。
○竹内委員 これで終わりますが、ぜひ三井先生には、学生にも、お金もうけは悪いことではないということもぜひ教えていただいた方がいいんじゃないかなということを要望して終わります。  ありがとうございました。
○竹内委員 公明党の竹内譲です。  私ども、今回の修正二法案につきましては、十分な事前の協議をやってまいりましたので、異論がないということをまず申し上げておきたいと思います。  その上で、今回、増税を国民にお願いするわけでありますから、しかも二十五年にわたって増税をお願いする...全文を見る
○竹内委員 古今東西の為政者の理想というのは、やはりできる限り税金というものは少なくする、国民の負担はできる限り少なくして、さまざまな無駄を省いて国家を運営するんだ、これがやはり為政者の理想だと思うんですよね。その延長線上に松下先生の発想もあったというふうに思うわけですね。  ...全文を見る
○竹内委員 この点、そういうきちっとした説明といいますか、やはり、松下幸之助先生の思想を踏まえた上で、しかしこうするんだということを本当によく国民に説明する必要があると思うんですね。以下の質問で、また後でその点は質問させていただきたいと思います。  次に、TPPが経済に与える影...全文を見る
○竹内委員 国内においては供給が増大するということは明らかですよね。今回は、海外の需要に入り込んでいきたい、アメリカを含めて、そういうことですよね。  ということは、国内においては供給が増大するんですから、そうすると、デフレはどうなりますか。加速するのか、解消するのか。
○竹内委員 供給が増大するわけでしょう。今、需要が不足している。需要が不足しているところへ供給が増大すれば、どうなるんですか。デフレは加速するんじゃないんですか。これは経済の基本的な理論じゃないんですか。
○竹内委員 外需というのは海外での需要ですよね。恐らく、外需が出てくるけれども、そこでの所得というのが生まれますね。どんどん企業が外へ出ていくという傾向は明らかでありまして、そこで物を生産する、売る、この流れは今変わっていませんよね。まずその点を一つ指摘しておきたいと思うんですね...全文を見る
○竹内委員 基本的な話なんですけれども、政府としては、デフレの原因とはどういうふうに定義しているんですか。
○竹内委員 デフレの原因を言ってください、なぜデフレになっているか。それは政府の見解があるんですよ。
○竹内委員 需要不足ですよね。供給に対して需要が不足している。それに対して、供給が明らかに、これは非関税障壁の撤廃を含めて、国内においてはふえることは明らかですから、そうすると、デフレが加速するのは当然である。ですから、多くの方々が心配をしているわけですね。これはまず当然だと思う...全文を見る
○竹内委員 その所得収支はGDPの中に入っていますか。
○竹内委員 入っていませんよね。ですから、日本は所得収支でもうけているんですよね、国際収支においては。それはGDPの中には入っていない。最近はこういう傾向がずっと続いているんですね。ですから、二〇〇九年の税制改正のときに、九五%までは所得収支の非課税、国内に還流した場合はその九五...全文を見る
○竹内委員 ちょっと、現実を見ていらっしゃらないと思いますね。日本の中堅中小企業、そこそこの力のあるところは出ていっていますけれども、中小企業の実態はそんなものじゃないというふうに思いますね。だからあれだけの猛反対があるわけですよね、各業界から。  内需を拡大するということが必...全文を見る
○竹内委員 そういう認識は、ちょっと、やはり財務省的認識だと思いますね。世の中は、やはりデフレがどんどん進んでいて、賃金が下がっているんですよ。非常に可処分所得が減って、小遣いがない。なかなか、貯金している人もいるけれども、使えないんですね。車が買えないんですよ。携帯電話のお金が...全文を見る
○竹内委員 この議論は難しいんですけれども、大事なことは、過剰な投機というものをどう制御するか、コントロールするかということは念頭に置いておかないといけないと思うんですね。それは、一国、日本の為替介入ぐらいでとても立ち向かえるものではありませんし、そういうところから、EUでもそう...全文を見る
○竹内委員 そこで、次の質問に移りますが、我が国の財政再建の手法につきましてお伺いしたいと思います。  通常は、三つぐらいありますよね。経済の発展による自然増収と、二つ目は行財政改革、そして三つ目は増税だ、こういうふうに思います。当然、これらの三つはしっかりやらなければいけない...全文を見る
○竹内委員 ぜひあちらこちらで話をしていただきたいんですね。財務省やその他の官庁にも指示をしていただきたいというふうに思います。なかなか、そういうオプションをとることを実務ベースでは抵抗しているような、そういう情報も私の方には伝わってきております。  復興基本法の中には、かなり...全文を見る
○竹内委員 はっきり言って、十分なされたとは言いがたいと思いますね。特別会計の改革によって実際に財源が出てきたとは言いがたいと思いますね。  東日本大震災を理由にしてはいけないと思うんですよ。東日本大震災なしでこれだけやるというふうにおっしゃっていたわけですからね。それから消費...全文を見る
○竹内委員 終わります。ありがとうございました。
11月24日第179回国会 衆議院 本会議 第11号
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○竹内譲君 公明党の竹内譲です。  私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました、民主党、自民党、公明党提出の東日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源の確保に関する特別措置法案等二法案に対する両修正案及び修正部分を除く二法案の原案に賛成する立場から討論を...全文を見る
11月28日第179回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○竹内委員 公明党の竹内譲です。  きょうは、前回の委員会の質問を踏まえまして、主に外務大臣にまた引き続き質問させていただきたいと思います。  それで、七月と十月に二回、それぞれニューヨークとジュネーブで米朝会談が行われました。その内容についてお聞きしたいと思っております。 ...全文を見る
○竹内委員 そこで、十月の米朝協議で北朝鮮が言ったことですが、北朝鮮は初めて対価次第ではウラン濃縮活動の停止に応じる可能性を示唆したというふうに言われておりますけれども、米国としては直ちに開ける状況にはないということですが、北朝鮮は対価次第でウラン濃縮活動の停止に応じる可能性を示...全文を見る
○竹内委員 この点は大事なことでありまして、拉致の一歩手前の核の話ですけれども、核ということに恐れをなして対価を与えるとか、取引をするとか、こういうことは絶対困るということは、引き続き米国にも韓国にも強く言っていただきたいんです。そこはまず大前提だというふうに思っているんですね。...全文を見る
○竹内委員 重要なことでありまして、アメリカは拉致の問題を取り上げたということですが、どのような言い回しをしたのか、そこはお答えできますか。
○竹内委員 今もお話があった点は非常に重要な点でありまして、前回の委員会でも、外務大臣は、米朝対話が終わったら、日米韓でしっかり話し合う、方針を決める、そのときに、きちっと拉致の問題をあわせて解決することを確認しながら進む、このように述べておられるわけでありまして、その一端が今述...全文を見る
○竹内委員 そこで、先ほどの諸先生方の質問の中でもあったんですが、米国が北朝鮮に対してテロ支援国家指定を解除した問題でございまして、私もこれまでもたびたび、再指定を米国に対して求めるべきだというふうに言っております。  この点に関しまして、野田総理のこの「民主の敵」という著作の...全文を見る
○竹内委員 いろいろな意味で、やはり大きな戦略としていろいろな手を打っていかなければいけないと思うんですね。そして、家族会の皆さんが要望されているさまざまな、全面制裁等々ありますけれども、それと同等に、それ以上にやはりこういうものは大きな効果があるというふうに私どもは考えておりま...全文を見る
○竹内委員 これは一般論でありますけれども、もしもこの米国人が北朝鮮によって拉致された可能性が濃厚となったときには、アメリカはただではおかないと思うんですよ。本気になって動き始めると思うんですね。そういう意味では、やはりここは非常に有力な手がかりだと思いますので、ぜひアメリカにも...全文を見る
○竹内委員 ようやくアメリカも拉致問題を北朝鮮に言ってくれるようになってきたわけでありますから、そういう意味では、やはり一つ一つもとに戻していく。本当に強力な連携を強化していく。そういう意味でも、やはりそもそも論に返って、これは六カ国協議の主要議題なんだ、こういうことをぜひ言って...全文を見る