竹内譲

たけうちゆずる

比例代表(近畿)選出
公明党
当選回数6回

竹内譲の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第180回国会 衆議院 本会議 第5号
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○竹内譲君 公明党の竹内譲です。  私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました特例公債法案外五案件につきまして、総理並びに関係大臣に質問いたします。(拍手)  初めに、社会保障と税の一体改革について伺います。  野田政権は、二月十七日、社会保障・税一体改革大綱を閣議決...全文を見る
02月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  質問に先立ちまして、野田内閣に対して抗議を一言申し上げたいというふうに思っております。  平成二十四年二月十七日に野田内閣は、社会保障・税一体改革大綱について閣議決定をされました。その「第二章 政治改革・行政改革への取組」の中で、「...全文を見る
○竹内委員 それでは、資料一を見ていただきたいと思います。ここに、消費者物価の長期動向について調べてみました。  ここで明らかなことは、九〇年代に入ってからの工業製品の長期的価格の下落傾向であります。これは上から二番目のグラフですね。九〇年から二〇一一年までで、この工業製品につ...全文を見る
○竹内委員 そこで、ここから一つ考えられることは、やはり、デフレというのは、一つ、日本企業のビジネスモデルと深くかかわっているというふうに思うんですよね。  これまでのような、従来型の貿易加工立国というだけではなかなか無理があって、やはり思い切ってビジネスモデルも転換をしていた...全文を見る
○竹内委員 そのとおりなんですね。  資料二では、デフレの要因として、私は、今、一つ重要な点は、金利が著しく低い状況になっているということを指摘しておきたいと思うんです。  日米欧の金利動向を見ていただいてもわかりますように、九九年くらいから日本の金利はゼロ%近くに張りついて...全文を見る
○竹内委員 今お答えいただきましたので大体理解できたわけでございますが。  もう一度確認しておきたいんですが、日銀としてはそれなりに金融緩和されてきた、その効果はあったと考えるか。そして今後、金融政策、金融緩和だけで物価が上昇するか、すなわちデフレから脱却できると考えるか。その...全文を見る
○竹内委員 総理、一言でいいんですが、こういう流動性のわなに近いような状況に陥っているという中で、金融政策にも限界がある、あと、政府として有効な政策手段というのはどういう方向になるとお考えですか。
○竹内委員 流動性のわなに陥っているような場合には、金融政策だけではなくて、やはり政府の財政政策が必要だというふうに思っています。  ただし、これは歳出をしても、最終的に財の購入にならないとだめなんですね。すなわち、移転支出じゃだめだ。だから、はっきり申し上げますけれども、子ど...全文を見る
○竹内委員 これは、本当に産業界は困っているんですよ。早く見通しを示してくれないと、工場の生産計画があるわけですよ。大変なんですよ、これを組みかえるのは。ですから、これはいつ示せますか。
○竹内委員 電力供給に制約があるというのは大変な問題でして、戦後でも、そういう危機というのは余りないんですよね。供給側のショックですよ、これは。一番我々がよく覚えているのはオイルショックですよね。供給側に限界が出てきた。  ところが、これからどんどん復興需要が高まってくる。しか...全文を見る
○竹内委員 そこで、今回、私どもの提言では、このほかにエネルギーの多様化と分散化、また中小企業支援の強化などについても言及をしているわけでございます。  特に、中小企業支援の強化についてちょっときょうは触れておきたいんですが、私どもは、国内立地推進事業費補助金のさらなる強化とか...全文を見る
○竹内委員 総理にもちょっとお伺いしたいんですが、総理の民主党の代表選挙での演説、私も伺いました。初当選は平成五年で一緒ですが、平成八年に落選したところまでは一緒でございまして、そのお話の中で、中小企業を献金をお願いして回った、そういう御苦労もお話しされていました。いやあ、総理も...全文を見る
○竹内委員 よろしくお願いします。  次に、我々は、あれやれ、これやれと提言しているだけではなくて、財源についてもしっかり提案をしているというふうに思っております。  公共事業の財源としては国債や地方債があるわけでありますが、これまでも各委員会で申し上げているように、民間手法...全文を見る
○竹内委員 とにかく早く動いてくださいね。前向きの結論で、ひとつよろしくお願いします。  それで、レベニュー債の話に移りたいと思います。  資料七をお願いいたします。  レベニュー債とは何のことだ、聞きなれない言葉だなというふうに思われる方が多いと思うんですが、これは公共事...全文を見る
○竹内委員 これは、レベニュー債の法的位置づけを明確にすべきだと思うんですよ、私は。環境整備すべきだと思います。アメリカはもう免税債ですし、そういうことを考えた方がいいと思います。  それから、アメリカと違うと言いますが、公共事業性に日本もアメリカもないんですよ。アメリカでも公...全文を見る
○竹内委員 猛勉強だけじゃだめなんですよ。猛勉強して、本当に日本の財政再建になることは実行する、一刻も早くやる、これが大事なんですよ、総理。  だんだん時間も押してまいりましたので、最後に、財政再建の問題に行きたいと思います。  私どもは、財政再建のためには五つの施策が必要で...全文を見る
○竹内委員 そのとおりだと思います。  それで二つ目には、経済成長による増収を図らないといけない。これは今まで述べてまいりました。  そして三つ目には、民間手法の活用だ。これも今述べました。恐らく、この社会保障の分野にも、民間手法をどれだけ導入するか、どこまでを官がカバーする...全文を見る
○竹内委員 黒字なんですよね。イタリアは、悪い悪いと言われているけれども、プライマリーバランスは何と黒字なんですよ。  だから、単に財政が表面的によくなったからということじゃなくて、やはり日本の潜在成長力がよくないと、これは国債の格付は下がってしまうんです。  それから、イタ...全文を見る
○竹内委員 これにて質問を終わります。ありがとうございました。
02月27日第180回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  私は、実は公明党の京都府本部の代表もしておりまして、本日は、隣の滋賀県の皆様の御意見を伺うことができて、大変うれしく思っております。また、衆議院の方では、財務金融委員会の理事も務めさせていただいておりますので、きょうは、貴重な御意見を...全文を見る
○竹内委員 ありがとうございます。  そこで、先ほど盛武さんの方から、新たな中小企業支援策ということで、特に知的資産経営報告書の御報告がございました。これは本当にすばらしいなというふうに思っておりまして、知的資産に対する公的な格付制度があれば、いろいろな低利融資等にも役に立つと...全文を見る
○竹内委員 ありがとうございます。  消費税でございますが、転嫁が難しい、ある人は外税化を義務づけてくれという声もあります。  それからまた、日本ではまだ導入されていないけれども、いわゆるインボイス、消費税を上げる前にしっかりとこれを整えないと、今の五%のままでもちゃんとやれ...全文を見る
○竹内委員 ありがとうございました。これで終わります。
03月02日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○竹内委員 公明党の竹内譲です。  きょうは、まず最初に、日本銀行の西村副総裁にも来ていただいておると思いますので、日本銀行さんに、デフレ脱却との関連で御質問したいと思います。  先日も、予算委員会の経済の集中審議がございまして、私もその中で質問させていただいたわけでございま...全文を見る
○竹内委員 いろいろな御意見もあるんですけれども、私どもも、地元等へ帰って、さまざまな金融機関の方々とか、産業の動向とかを見ていますと、割合、やはり長期の金利が低目に誘導されているというか、それによって、それなりに実態面で需要が喚起されている部分がある、そういう感じを持っておりま...全文を見る
○竹内委員 ぜひお願いしたいと思います。  確かに、デフレ脱却にはいろいろな御意見があって、金融緩和をして貨幣供給量をふやせばそれで物価が上がるという説もありますけれども、私どもは、それだけでは無理だろうというふうに思っております。  再三申し上げているように、やはり政府の財...全文を見る
○竹内委員 私は、本質的には、契約自由の原則と公益性の限界をどの辺で線引きするかということだと思うんですね。  これまで、金融自由化の流れがありましたのでこういう行政になったんだろうと思っておるんですが、一方で、私的年金とはいえ、国民の老後の生活にとっては大事な糧となるものであ...全文を見る
○竹内委員 中小の企業が集まった、そういう年金基金ですから、そこで働いておられる方々の老後の生活にとって本当に大事なお金であるわけでありますから、そういう意味では、根本的なところに立ち返って、このまま登録制でいいのかどうか、ちょっとよくここは議論をしてもらいたいというふうに思いま...全文を見る
○竹内委員 いろいろな情報があって、通報等があって、二〇〇九年二月にアイティーエム証券に検査に入られたんだと思うんですけれども、一応、そのときは表面上は見つからなかった。しかし、本体にも何らかの取っかかりをつけるというか、やはり、調査をするとか、さまざまな工夫の余地はあったんじゃ...全文を見る
○竹内委員 大きい金額ですね。  引き続いて、これも先ほどから、朝からありましたが、一九九七年に、旧厚生省は、いわゆる企業年金の運用で、債券五〇%以上、株式三〇%以下という資産構成に関する規制をなくして、運用先の配分は企業年金が独自に決めるようにしたわけであります。この規制を廃...全文を見る
○竹内委員 そこで、次に、先ほど五百九十五の厚生年金基金のうち、利回り五・五%にしたままのところは五百七あるというふうに答弁されていました。この問題は先ほどありましたので申し上げません。  積み立て不足になっているのは、五百九十五のうち、私どもでは四百四十五というふうに調査して...全文を見る
○竹内委員 代行割れが二百十三、代行プラス上乗せを入れると四百四十五、相当の数ですよね。本当に深刻な問題だと思うんです。  この積み立て不足問題を放置してよいのかどうかであります。これは、余りひどいときは指定基金とかというふうに指定するんですか、それで監視をするということですが...全文を見る
○竹内委員 非常にこれは深刻な問題だと思います。AIJだけで、七十四基金で一・五兆円が代行部分ということですから、積み立て不足というのはかなりある。しかも、そのほかの二百六十二の年金基金も、これから調査ですけれども、さまざまな積み立て不足の問題、このまま放置してよいかどうか、本当...全文を見る
○竹内委員 再三議論があったかもわかりませんが、やはり年金基金側がみずからプロだと言えばプロ投資家になるというのは、どう考えても、ちょっといかがなものかと思うんです。そういう意味では、そこはよく調査していただきたいと思います。  それと、通常、運用会社、投資顧問等運用を委託され...全文を見る
○竹内委員 もちろん、外部のコンサルタントなんかをつければ余計なお金が要るかもわかりませんが、しかし、大きな損をすることを考えれば、やはりそういう手もあるというふうに思います。  それから、これも朝ありましたが、投資顧問会社が当局や顧客に提出する事業報告書は、中身の正しさを保証...全文を見る
○竹内委員 それで、投資顧問会社に対する法的規制や監督のあり方につきまして、投資顧問会社の発祥の地である欧米においては、法的規制とか監督のあり方はどのようになっていますか。
○竹内委員 アメリカは登録でいい、EUは認可になっておるわけですね。そういう意味では、ここはやはりもう一回、ヨーロッパ、EUの違いといいますか、EUはどういう問題意識でこういう認可にしているのか、アメリカは当然金融イノベーションなんでしょうけれども、十分よく再調査をしてもらいたい...全文を見る
○竹内委員 地球温暖化対策税そのものの必要性につきましては私どもも認識をしておりますので、それは理解しているところでありますけれども、自然と、原油の輸入量がふえて、上がってくるということになると、まず量がふえますから、増収になる可能性は非常に高い。財務省が想定しているよりも上振れ...全文を見る
○竹内委員 私は、単に、財政再建がおくれると日本もギリシャのようになるというような問題ではない、ちょっと違うと思うんですね。EUは単一通貨を使ったというところが日本の場合とちょっと問題が違うと思うんです。  だから、もしもギリシャとかさまざまな国がユーロという単一通貨を使わなけ...全文を見る
○竹内委員 では、次回にまた。  ありがとうございました。
03月07日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第6号
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○竹内委員 公明党の竹内譲です。  きょうは、最初に、マイナンバー法案につきまして質問をさせていただきたいと思います。  共通番号制度というのは、私どももそれなりに必要性を認識しておるわけでございますけれども、ただ、税と社会保障の一体改革のインフラともいうべき大事な法案であり...全文を見る
○竹内委員 今回は住基ネットワークをベースにしたマイナンバー法案を出された。なぜ今度は出されたんですか、態度が反対になったのか。
○竹内委員 だから、かつては不必要だと思っていた、だめだと思っていた、ところが、今度は必要になったと。ここをやはり国民の皆さんに、なぜ必要になったかという、態度の変更理由を教えてください。
○竹内委員 ここで野田毅先生がおっしゃっているとおりだと思うんですよね。  これは政治的な話でもありますので、きょうはこのぐらいにしておきますけれども、私どもは、この必要性はある程度認識しております。ただ、メリットのほかにデメリットというものもよく勘案しておかなければいけない。...全文を見る
○竹内委員 質問通告をしておりますので、具体的に各国のお話を聞きたいと思います。  まず、アメリカではどのような事件が多発していますか。
○竹内委員 それから、これも通知しておりますのでお聞きしたいんですが、韓国ではどのような事件が多発していますか。
○竹内委員 番号がネット上で売買されているというような事例も、私どもはちょっと伺っておるわけであります。  そのほかに、イギリス、英国は、かつて、二〇〇六年にIDカードを導入いたしました。しかしながら、最近これが廃止されているわけですね。この経緯、理由につきまして、お願いします...全文を見る
○竹内委員 先行事例があって、こういういわばマイナス面も報告されているわけでございます。  そういう意味では、今お話があったような、今後、個人情報の漏えいによるプライバシーの侵害であるとか、個人情報の不正利用による被害などをいかにして防いでいくか、この辺につきましてはどういうふ...全文を見る
○竹内委員 先進国の事例を参考にしながらそれなりに対策を打っているというふうには思うわけでありますけれども、しかし、万全、一〇〇%ということはありませんよね。人間のやることですから、また、さまざまな知能のすぐれた方々の悪意が働けば、さまざまなファイアウオールも打ち破ることができる...全文を見る
○竹内委員 コストはそういう感じなんですが、今度は、このマイナンバー制度の導入による便益の方はどのように見積もっておられますか。
○竹内委員 これもいわば知的インフラに近いと思いますので、BバイCといいますか、やはりそういうベネフィットの部分をそれなりに金銭評価していく努力は必要だというふうに思います。  やや細かい話になりますが、預金通帳をマイナンバーの適用外としてあると思うんですが、その理由はどういう...全文を見る
○竹内委員 一歩一歩というか、一つ一つ丁寧に議論を進めないといけないな、非常に重要な法案であるなというふうに改めて思うんですね。  これを導入すれば、事業所得であるとか株式譲渡益とか、そういうものが把握されるということでもないと。その辺は限界があると思うんですね。それはそういう...全文を見る
○竹内委員 それで、これはこれからのことかもしれないんですが、財団法人地方自治情報センターというのがありますよね。これは、住基ネットを動かす財団といいますか、そういうことなんですが、今後、地方共同法人として共通番号の付番機関に衣がえするというような、そういう話はあるんでしょうか。...全文を見る
○竹内委員 この財団法人地方自治情報センターというのは、これは、民主党さんの方で、事業仕分け第二弾で、見直し対象になっているんですね。これをマイナンバーの付番機関として使うということなんですけれども。  私どもがやはりここで、これもかつて民主党さんがよくおっしゃっていたことです...全文を見る
○竹内委員 非常に重要な問題だと思いますので、国民の皆さんに問題を共有していただくように、この点につきましても国民に説明会をやってもらわないといけないというふうに思います。これは要望にとどめておきます。  きょうは自見金融大臣に来ていただいておりますので、次の質問に移りますが、...全文を見る
○竹内委員 ひとつよろしくお願いします。  それともう一つは、今度は、民間金融機関の預金保険料の問題でございまして、これは、かつて金融危機が日本であったときに、かなり、七倍に一気に引き上げましたので、その後、それなりに積立金がたまっているという状況にあるわけであります。  そ...全文を見る
○竹内委員 では、ひとつよろしくお願いします。  それで、安住大臣は、この消費税につきましての集会で全国を今回られておると。今後、まだまだ引き上げるかどうか、そんなことは、法案も出ていないので、決定されたことでもありませんけれども、しかし、その中では、例えば、上げるのであれば生...全文を見る
○竹内委員 税と社会保障の一体改革の大綱を拝見しますと、今回は、一〇%で、単一税率でいきたいと。軽減税率をすると、上の方は一二%ぐらいにしないといけないというようなことが書かれているんです。  しかし、もしも実際にやるとなったら、なかなか、単一税率で一〇%というのは御理解いただ...全文を見る
○竹内委員 しかし、とはいえ、恐らく一〇%というのは非常に厳しいと思いますね、単一税率というのは。私の受ける感じですよ。  非常に景気が悪いということもありますし、それと、住宅なんかでも、ヨーロッパなんかではむしろ軽減されていますよね。住宅などの場合は、大変大きな買い物ですから...全文を見る
03月08日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第7号
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○竹内委員 安住大臣にお尋ねいたします。  欧州の債務危機についてでございますが、まず最初に、このユーロ危機の解決のために日本としてやるべきことは何か、このことについてお尋ねをしたいと思います。
○竹内委員 今も議論はあったんですが、当面、日本としては、大臣のおっしゃったとおりだと思うんですね。  ただ、先日も私、この委員会で申し上げましたように、ユーロ危機の本質というものを考えていかないといけない。そうすると、これは、やはり最適な通貨圏というのはどうあるべきかという議...全文を見る
○竹内委員 社会保障を前面に立てる場合は、社会保障は毎年一兆円ずつふえていくわけですから、どんどんふえていく、消費税を上げてもなかなか追いつかない可能性もありますので、そういう意味では、よりトータルな財政再建の道筋を示すべきだと思います。  やはり歳出削減、まあ、小泉改革の評価...全文を見る
○竹内委員 公明党の竹内譲です。  きょうは二法案が採決されるということで、私どもも、国民生活に本当に必要なものは積極的に協力をしていきたいというふうに考えております。  その上で、今後の日程もございますので、まず総理にお伺いしたいんですが、消費税増税法案と社会保障改革関連法...全文を見る
○竹内委員 同時に出されるということです。  その場合、当然、閣議決定が必要になると思いますけれども、その消費税増税法案と社会保障改革関連法案は、大綱で了承を得ているので改めて党内手続は不要と考えられるのか、あるいは、それとも、もう一回党の了承を得る必要があると考えておられるの...全文を見る
○竹内委員 これは、私どもも、今後、特例公債法もありますので、さまざまな日程を考えなければいけないんですが、もしも党の了解が得られないとかおくれるとかいうような場合には、法案提出が無理であるというケースもあり得るんですか。
○竹内委員 民主党さんの話でございますが、先ごろ、自民党の谷垣総裁と会談されたという報道がありました。真偽は存じ上げません。  真偽のほどはともかくとして、私の考えでは、谷垣総裁とだけ会われるのではなくて、我が党の山口代表を初め、必要であると思われる方とどんどん会って、胸襟を開...全文を見る
○竹内委員 それで、特例公債法が一応先送りになっているわけでありますけれども、特例公債法も大変重要な法案であります。特例公債法と、三月中に消費税関連法案が出てくる、これは、どちらが総理の中では優先順位が高いんでしょうか。
○竹内委員 時間も迫っておりますので。  あと、申し上げたいのは、自公政権のときの小泉改革、この小泉改革というのは、私は大変リーダーシップがあったと思うんですね。消費税率を上げないかわりに、社会保障を含めて大変な歳出の改革をした。いろいろ御批判もありましたけれども、しかし、その...全文を見る
○竹内委員 社会保障も毎年一兆円以上ふえていく、地方の財政に対してもほとんど手をつけない、そのかわり消費税をふやしてくれと。これはなかなか難しいんじゃないかなというふうに思うんですね。  やはり、社会保障や地方財政につきましても歳出構造改革に踏み込まないと、幾ら消費税を上げても...全文を見る
○竹内委員 これで最後にいたしますが、私どもは、再三申し上げていますように、まず景気の回復を図って増収を図る、これが第一である。それから、歳出構造改革にも、やはり聖域なき構造改革に踏み込まないとだめだというふうに思います。そして、どうしてもできない部分を、やはり消費税でお願いせざ...全文を見る
03月14日第180回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○竹内委員 公明党の竹内譲です。  今、コンクリートから人へというお話がありましたけれども、二〇〇九年の政権交代のときに、民主党さんの基本的な考え方は、自民党と官僚から権力を奪う、自民党と官僚機構というものを否定するところから始まったような気がします。そういう意味で、コンクリー...全文を見る
○竹内委員 ひとつ速やかに進めていただきたいと思います。  次に、コンセッション方式の推進についてということで質問したいと思います。  PFI法が改正されまして、その一つのパターンとしてコンセッション方式ということが法律でも定められたところであります。特に民間の能力を活用した...全文を見る
○竹内委員 この民間のコンセッションのサウンディング状況といいますか、その辺は何か情報はありますでしょうか。
○竹内委員 そこで、私も、これからの公共あるいは公益事業にはできる限り民間の能力や資金を活用することが大切であると考えております。  きょうは資料二と三を配っておりまして、レベニュー債というのがあるわけであります。特にこれはアメリカでよく多用されているわけでありますが、地方の公...全文を見る
○竹内委員 国土交通省はきょうは時間があればお答え願いたいと思いますが、ここは国土交通委員会ですが、やはり総務省は大事だと思うんですよ。総理もこれは大いに猛勉強してやるというふうに言っているわけでありまして、財政再建にやはり寄与していくんですよ。ところが、総務省は全然、初めて聞い...全文を見る
○竹内委員 これで終わりますが、ひとついろいろなものに挑戦をしてもらいたい、このことを申し上げて、終わります。  ありがとうございました。
03月14日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第8号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  最初に委員長に要請したいのですが、年金というのは、本当に国民の老後の安心を保障するものだと思うんですね。そういう意味では、今回のAIJ問題というのは、国民にとっては、非常に不安をかき立てる、非常に問題だというふうに思います。  多く...全文を見る
○竹内委員 そこで、きょうは被害者の立場でいらっしゃいます全国卸商業団地厚生年金基金様の方に、まずちょっとお尋ねをしたいというふうに思っております。  神戸常務理事に来ていただいておりますので、今回、報道ベースでありますが、三十八億七千万ほどの資金をAIJに運用委託されていたと...全文を見る
○竹内委員 当初は二億円預けた、それからだんだん膨らませていって二十七億預けた、それが利回りでプラス九億ついている、こういう報告があったということですよね。  もうほとんどの投資がかなり、リーマン・ショック後は悪かったと思うんですけれども、ここに非常にちょっと、やや不思議なもの...全文を見る
○竹内委員 そこで、AIJが外部コンサルタント契約を結んでいたのが社会保険庁OBの石山さんという方だとお名前を聞いておるんですけれども、社会保険庁OBの人脈というのは、やはりこれが決め手にされたところが多いという報道もあるわけでありますけれども、神戸さんのところの基金では、社会保...全文を見る
○竹内委員 当初は向こうの売り込みだったんですが、御基金さんには、浅川社長が直接来たりとか、それから社会保険庁OBが来られたりとか、そういうことはあったんでしょうか、十七年から今日に至るまでの間の中で。
○竹内委員 では、来られていたのは社長以外の営業マンの方で、例えば、石山さんという、その方が来られたというようなことはありましたか。
○竹内委員 それで、AIJの運用報告の基準といいますか、あるいは内部統制監査の実態といったものを向こうの方にお尋ねになるようなことはあったんでしょうか。ここはいかがですか。
○竹内委員 例えば、これは利回りがよ過ぎるんじゃないかというような疑問を内部的に呈する方はいらっしゃらなかったのかどうか。それで、例えば証券会社とか信託会社に、本当にこれだけの利益が上がるのかというようなことを疑問を持って尋ねられたというようなことはないんでしょうか。
○竹内委員 神戸さんにもう一つだけお聞きしたいんですが、もちろん、私どもは、先ほど申し上げましたように、AIJの浅川社長が一番悪いというふうに思っております。もちろん、当たり前の話なんですけれども、その上で、年金基金側さんの方としての自己責任というのはあるとお思いですか。
○竹内委員 そういう意味でいうと、やはり、プロである信託銀行とか証券会社が、AIJに対して、本当にこれは正しいのかという疑問を持つべきなんでしょうね。リーマン・ショック後の話ですから、世の中にそんなことはあり得ないというのが普通の話だと思うんですけれども。信託銀行や証券会社の管理...全文を見る
○竹内委員 ありがとうございます。  それでは、次に岩間参考人にお聞きしたいと思います。  AIJは、運用指示をしていた私募投資信託の資産評価を海外にある実質的なグループ会社に任せていたことが判明しているわけでありますが、この会社が投資先の資産評価を改ざんし、虚偽の情報を顧客...全文を見る
○竹内委員 ということは、海外にある場合は国内よりもチェックを厳しくするというのが通例だと。AIJの場合は、非常に、自分のところで全部抱えて、資産管理もやって、かなり不透明にしていたということなんでしょうね。そのチェックが十分に行き届かなかったということだと思いますね。  岩間...全文を見る
○竹内委員 この辺の制度的な問題は、事件のてんまつを聞いて、我々もやはり、国民の安心を保障するためにどうしたらいいかという観点から改めてまた議論していきたいと思っております。  少しもとに戻りますが、AIJのように、自社が設定、運用する投信とかファンドに指図するというようなケー...全文を見る
○竹内委員 私の質問のポイントは、海外の投信を使うのは一般的だ、これはいいんですけれども、自分のところの、つまり、AIJのように、AIJが設定するような投信とかファンドを使う、自社のものを使うというようなケースは間々あることなんですか。
○竹内委員 これで最後にいたしますが、今後、投資顧問会社に運用利回りの開示を義務づけるというようなことも検討されているわけでありますが、岩間参考人、この点につきましていかがでしょうか。
○竹内委員 貴重な御意見、ありがとうございました。  今回の事件が特殊なものなのか、それとも構造的なものなのか、ここはよく我々としても見きわめなければならないというふうに思っておりまして、いただきました御意見をもとに、またさまざまな観点から検討して、今後の制度のあり方について国...全文を見る
03月21日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第10号
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○竹内委員 公明党の竹内譲です。  きょうは、最初に、いわゆる円滑化法案につきましてお尋ねしたいと思います。  本法案は、いずれはどこかで終了せねばならないときがあると思うんですね。金融庁では、今回の法案には明記されていませんが、今回の延長を最後としたいと考えているようであり...全文を見る
○竹内委員 いろいろな意見があろうとは思うんですね。  ただ、やはり経済情勢が大事だと思うんですよね。もしも景気動向が突然いろいろな状況によって非常に落ち込んだりした場合には、今回が最後だと考えていても、なかなかそういう難しい局面もあるのではないかな、こういうふうに思うんですよ...全文を見る
○竹内委員 ことしあたりからは景気もよくなるだろうと我々も思っております。とは思っていますが、それは、経済情勢と、それを受けた政治情勢にやはり依存するんだろうと。我々も、場合によっては、やはり政治情勢、いろいろありますから、絶対にこれで終わりだとか、そんなことは少なくとも野党とし...全文を見る
○竹内委員 同法施行に伴いまして、当初、円滑化法を導入したときに、金融検査マニュアルに、金融機関によるコンサルティング機能の発揮を柱とするチェック項目が新設されました。その後、金融機関によるコンサルティング機能は充実強化されているとお考えでしょうか。その経過、内容につきましてお答...全文を見る
○竹内委員 この点は、国民新党の亀井代表が肝いりで推進されたことでもありまして、やはり我々も全く同感でありましたので、大事なことだと思っているんですよね。万一、同法が終わりになったときには、もう後は知らない、コンサルティング機能も終わりだみたいなことにならないように、ここはしっか...全文を見る
○竹内委員 数はそれなりには上がっているように見受けられるんですが、しかし、実態として、本当にこれが中小零細企業の再生にかなり役に立っているかどうかは、我々の実態調査ではやや不十分な感じを持っております。今後、この改革の方向性を検討しているのかどうか、それについてお答えください。
○竹内委員 ここはしっかりやってもらいたいと思います。  その上で、この中小企業再生支援協議会以外に、新たな小規模零細企業対策というものをどのように考えているのか、これは過日の予算委員会でも私が要求したところでありますが、それについてお答えください。
○竹内委員 非常に重要な点だとも思っております。その意味では、全国でも三十カ所ですか、未来会議をされるということでありますし、六月に向けて、早急に支援方針を本当にしっかりと固めていただきたいというふうに要望をしておきたいと思います。  そこで、次に、企業再生支援機構法につきまし...全文を見る
○竹内委員 私は、やはり大企業はしっかり自分で再生してもらわないと困ると思うんですよね。ハンディが中堅中小企業とは違うわけでありまして、それだけの力を持ってきたわけでありますから、やはり基本的には、JALも本当はみずからどうするかを決めるべきであったと思うんですよ。  先ほどか...全文を見る
○竹内委員 時間も残り少なくなってまいりましたが、自見大臣に政治的な質問を一、二問いたします。  まず、公明党が現在提案しております郵政民営化法改正案について、どのように認識をされていますか。
○竹内委員 あと二分ありますので、もう一問だけ。  国民新党の亀井代表は、先日、テレビで、野田政権がこの消費税関連法案を閣議決定した場合に、はい、そうですかとサインすることはない、消費増税をしないとの約束をほごにして連立に残る理由はないというふうにおっしゃっているんですけれども...全文を見る
○竹内委員 もうこれで終わりますが、仮定の話ではなくて、閣議決定は間違いなくされるわけでありますし、今のお話を聞くと、どうも郵政にめどがつけば連立を離れるのかなという印象を持ったことだけ申し上げて、終わります。  ありがとうございました。
03月27日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○竹内委員 おはようございます。公明党の竹内譲です。  きょうは、まず、金融担当大臣を初め金融庁の皆さんにお聞きしたいのは、大体、AIJが集めた資金は約千五百億円、そのうちデリバティブ取引の損失が約千百億円だと報告されています。  問題は、これらの損失額が本当に損失なのかどう...全文を見る
○竹内委員 絶えずそういう疑いを持って、しっかりと調査を進めていただきたいというふうに思います。  それで、報告書によりますと、管理報酬などが四十五億円というふうになっておるんですけれども、これはAIAの成功報酬とか、それからその他の管理報酬とかというふうに伺っております。恐ら...全文を見る
○竹内委員 今のお答えは四十五億全体ですね、成功報酬と管理報酬を合わせたものですね。  この成功報酬九億とあるんですけれども、大半損失を出しておるのに、成功報酬九億というのは何だと、これはちょっと疑問に思うんですよね。この点と、それから、浅川氏などの役員報酬は大体幾らぐらいだっ...全文を見る
○竹内委員 これはまた後ほど詰めたいと思います。  それから、金融ブローカーとか海外ファンドなどへの委託手数料が六十一億円、こうなっておるんですね。これは適正なものなのかどうか。私が心配しているのは、彼らが浅川氏らとぐるになっていないのか、六十一億円を自分たちの懐に入れている可...全文を見る
○竹内委員 それから、投資事業組合への出資が百八十一億円となっているわけですが、そのうち三十二億円は現預金として掌握している。しかし、その他の中身については一体どうなっているのか、この点についてはいかがですか。
○竹内委員 これは大事な点なんですよね。これが全くなくなっているのか、どこへ持っていったのか、百五十億近くのお金が解明できていないということは非常に残念なことだというふうに思いますし、これは、ぜひ、強制調査等で絶対に解明をしていただきたいというふうに思います。  それで、AIJ...全文を見る
○竹内委員 しかし、この転売スキームを実行したことは事実だと。  ということは、これは明らかに、運用の意思なく、偽計によって、つまり人を欺いて金を集めて流用していた、金品を不法領得したというのと同じですよね。つまり、詐欺罪に該当するのではないかなというふうに思うんですが、この点...全文を見る
○竹内委員 しっかりやっていただきたいと思います。  それから、AIJが預かり資産の運用業務を始めた二〇〇二年から二〇〇三年当初に、実は、AIJはまだ事業認可を正式には得ておらず、買収予定であったアメリカの保険会社、シグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズの...全文を見る
○竹内委員 これも今後の強制調査の中でやはりきちっと調べていただく必要があるというふうに思います。  それから、最後になりますが、AIJは、本年一月下旬に証券取引等監視委員会が検査に乗り出してからも、顧客に対して委託金の増額を求めるなどの営業活動をしていたという疑いも持たれてい...全文を見る
○竹内委員 強制調査が始まっていますが、今指摘した点をしっかりと調査して、やはり国民の不安を少しでも取り除いていただきたい、このように要望して、質問を終わります。  ありがとうございました。
○竹内委員 公明党の竹内譲です。  最初に浅川参考人に申し上げたいと思いますが、浅川参考人の罪は深いと思うんですね。約千五百億円ものお金を、うそ偽り、でたらめのデータを顧客に見せて集めて、その後も運用の失敗を続けてそのほとんどを消失させた。八十八万人の加入者、受給者を絶望に陥れ...全文を見る
○竹内委員 ということは、改ざんは全て浅川参考人の指示であったと。しかし、高橋取締役を相当信頼されていたんだなというふうに我々は思うんですね。  それでは、アイティーエム証券の西村参考人にお聞きしますが、この改ざんの事実は御存じだったんじゃないですか、当初から。
○竹内委員 二〇〇九年二月に、先ほどもございましたが、アメリカで発生した巨額金融詐欺事件を受けてAIJの運用実態を警告する記事が掲載された、その後、各年金基金からの解約の申し出が相次いだとされています。  浅川参考人は、この証券取引等監視委員会の報告によりますと、やはり、いわゆ...全文を見る
○竹内委員 私が申し上げているのは、今のこのアルファという投資事業組合を通さずに新規顧客から預かったお金をそのまま解約顧客に回したという転売スキームがこの監視委員会の報告にきちんと記載されているんですね。とすれば、これはつまり、運用の意思がないままに新規顧客から資金を集めたことに...全文を見る
○竹内委員 だめですよ、それは。この証券取引等監視委員会のスキームでは、ファンドには資金が回らずに直接新規顧客のお金が解約顧客に回ったという報告がなされているんですね。ですから、これはかなり、これは単なる行政法違反ではなくて詐欺罪に該当する可能性があるというふうに私どもは思います...全文を見る
○竹内委員 ファンドの仕組みはよく理解しているんですよ。私も、もともとは金融の世界に身を置いておりましたから、そのぐらいのことはわかっているわけですよ。  投資事業組合への出資額が、監視委員会の報告によりますと百八十一億円とされておりまして、そのうち三十二億円は現預金で確認され...全文を見る
○竹内委員 その資金が、ちょっともう一回、意味がよくわかりません。受け皿になっているとはどういう意味ですか。
○竹内委員 では、つまり、この百四十三億円で解約資金に回したと。つまり、解約を申し出た顧客に、投資事業組合の出資でした百八十一億のうち百四十三億を、アルファですか、二号と含めて二つの組合に出資したと言っているけれども、実はそれは解約で払い戻してしまっている、こういうことですか。
○竹内委員 そのお金はどこに残っているんですか。先ほど金融庁に聞いたら、この百四十九億ぐらいはどこに行っているか確認できていないと。三十二億円の現預金は確認できたけれども、この残りの、百八十一引く三十二の百四十九億円、これは確認できていないと言っているんですけれども、どこにあるん...全文を見る
○竹内委員 言っている形式論理はわかりましたけれども、実態は全く解明されていないんですよ、これは。  先ほどありました、浅川参考人の報酬は九年間で六億三千万、毎年七千万だということであります。これは、あなたは財産の全てを弁償に充てるべきではありませんか。
○竹内委員 いや、それは通用しませんよ。偽計によって金を集めているんですからね。それで、偽計によって金を集めて、そこから六億三千万も金を取ったわけですから、そこはかなり悪質じゃないですか。正しい数字を見せてそのお金を集めたんだったら、その報酬はいいでしょう。しかし、全くでたらめな...全文を見る
○竹内委員 容易に信じがたい今の答弁だと思います。  AIJが預かり資産の運用業務を始めた二〇〇二年から二〇〇三年当初、実はまだ事業認可を正式には得ておらず、買収予定であった米国の保険会社シグナ・インターナショナル・インベストメント・アドバイザーズの名義で営業をしていた疑いが持...全文を見る
○竹内委員 このシグナさんの方々が営業に回られたという事実はないんですよね。
○竹内委員 これは今後の調査で追及をしていかれるべき問題だと思います。事実であれば名義貸しに該当します。  それで、時間が残り少なくなってまいりましたが、石山参考人に少しお伺いしたいと思います。  先ほどから、石山参考人は、全くこれらの事実を知らなかった、資料を信じていた、ゆ...全文を見る
○竹内委員 AIJさんとコンサルタント契約を結ばれましたですよね。このコンサルタント契約料というのはお幾らですか。
○竹内委員 ということは、かなり、AIJさんとほとんど一体ですよね。総務、給与、AIJさんに管理されていると。  給料はちなみにどのぐらい受け取っておられましたか。
○竹内委員 我々から見ると、やはり社保庁OBの方の信頼度というのは世間的には非常に高いと思うんですよね。やはり各年金基金の皆さんが相当信用されたことは間違いないというふうに思います。  竹本先生から先ほど質問がありましたけれども、ちょっと角度を変えますが、浅川参考人と同行して飲...全文を見る
○竹内委員 運用のプロではないと先ほどおっしゃっていましたけれども、しかし、コンサルタント契約を結ぶということは大変なものでありまして、各年金基金の理事さんにアドバイスをする立場ですからね。  やはり、さまざまな情報を集めて、本当にAIJの投資が正しいのか知るのが、情報を入手す...全文を見る
○竹内委員 最後に、浅川参考人、もう一回だけお聞きしますが、きょう欠席されました高橋参考人の報酬額はお幾らですか。
○竹内委員 私の時間は終わりましたけれども、非常に不透明なところがますますあらわになったという感じがしております。さらにこの問題は事実解明をしなければいけない。  この問題がどういう構造になっているのか、これがやはり今後の制度改正をどうすべきかということに結びついていくと思いま...全文を見る
04月13日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○竹内委員 公明党の竹内譲です。  最初に、今回のAIJ事件がいかにひどい詐欺事件であるかということをまず国民の皆さんに申し上げておきたいと思います。  最初に、ちょっとパネルを、わかりやすくするために用意しました。私どもは、今回のAIJの資料を解析しておりまして、あなたたち...全文を見る
○竹内委員 これは、もう全くおかしいと思うんですよ。それを一つ一つ今から言います。  ここに、ある年金基金の勧誘に際して、あなたと西村さんが説明していた記録があります。資産運用委員会会議録というのがあるんです、ここに。これは先方の御事情でお見せできませんけれども、運用実績四年分...全文を見る
○竹内委員 ほかにもいろいろありますが、しっかりした記録があるわけであります。それによると、私は、どう見てもこれは顧客にとってはひどい説明の仕方をしている、だましていると向こうは思っているわけですよ。多くの年金基金は、千五百億円の積立金が消滅して、しかも、代行割れから母体企業の倒...全文を見る
○竹内委員 最初からケイマン籍であることはわかっているんですよ。その上で聞いているんですよ。  ケイマン籍というのは検査がないからね、検査がない。自由に、あなたが自分でさっきおっしゃったように、検査がないから自由にやれる。これは一般的には、普通は、二重課税問題を防ぐとか、そうい...全文を見る
○竹内委員 あなたは、二〇〇〇年の十二月にいわゆるAIMを設立しています。その後、そのほぼ同時期です、アイティーエム証券に出資をして、それからまた、シグナ・インターナショナルを買収しているわけですよね。  その費用はそれぞれ幾ら出されましたか。アイティーエム証券への出資は幾らぐ...全文を見る
○竹内委員 アイティーエムの出資は一億五千万と……(浅川証人「一億五千万を二回」と呼ぶ)二回。三億ですね。シグナの買収費用はわずか二千万ですか。それ、本当ですね。
○竹内委員 では、わずか二千万でシグナの株式を全て購入した、こういう理解でいいんですか。
○竹内委員 あなたは、AIMでこのファンド、年金運用の開始前からAIMのファンドを組成して、営業されていましたですね。
○竹内委員 話が少しもとに戻りますが、アイティーエム証券、三億、お金を投資して、出資しましたね。(浅川証人「はい」と呼ぶ)この原資はどこから出されましたか。
○竹内委員 三億ですか、トータルで。これは返さない、お客様に買ってもらった、資金もあると今おっしゃっていましたね。ということは、お客様にお金をいただいて、それを回したと。借金があるということですか。  つまり、私がお聞きしたいのは、このAIJで年金の運用を開始する前に、あなたは...全文を見る
○竹内委員 あなたは、年金の運用を開始してから、過去のそういうさまざまなそれまでの損失を穴埋めする必要があったんじゃないんですか。年金の資金を使ってそれまでの損失に回していたんじゃないですか。
○竹内委員 非常に、ここは容易に信じがたいところもあります。一つ一つ確認をしたいところがたくさんあるわけですけれども、シグナ・インターナショナル、これは名義貸しの疑いがあるんですね、あなた。正式にきちんと買収して自分のものになる前に名義貸しで営業していたという情報もありますが、こ...全文を見る
○竹内委員 いろいろな情報が寄せられておりまして、あなたは運用に失敗したと言っているけれども、実は、海外のファンドやシンガポールの金融ブローカーを通じて資産を隠し持っているのではないか、プロは、絶対にその可能性が高いと言う人もあります。情報筋の話では、スイスを初め海外に資産を移し...全文を見る
○竹内委員 私どもは、きょうは高橋成子氏が欠席されているわけであります、その理由はやや疑わしいと思っています。浅川証人が真実を言っているかどうか、今ありましたように、これはかなり計数的な問題であるとか具体的な数字の問題にかかわってきますから、ここは確認をする必要があると思うんです...全文を見る
○竹内委員 あなた、パソコン打てないんですね。だから高橋さんが全部やっていたわけですよ。運用、投資顧問会社というのは、日々のいろいろなことがわからないとだめなんですよ。日々どういうふうに、パソコンを使って、どんな運用になっているか、わからないといけない。それが全部高橋さんがわかっ...全文を見る
○竹内委員 改めて高橋氏の証人喚問を要求いたします。
○竹内委員 それで、最後にもう一つ、ここに刑法二百四十六条の詐欺罪につきましてお示しをしております。  詐欺罪の成立には、一、人を欺く行為、二、錯誤、三、財産的処分行為、四、財物の取得という構成要件要素が、主観的には故意によって包括されて、客観的には因果的連鎖に立つことが必要で...全文を見る
○竹内委員 終わります。
○竹内委員 公明党の竹内です。  西村証人にまずお伺いしたいのは、アイティーエム証券は、先ほどもありましたが、二〇〇二、三年ごろに株取引の失敗で巨額の損失を出したというお話がありました。ブローカー業務で失敗して大きな穴をあけた、四、五億円の損失だというようなお話でしたが、これは...全文を見る
○竹内委員 十億になることはないということは、七億ぐらいはあったということですか。
○竹内委員 これは大きな違いなんですよね。  そこで、浅川氏に助けてもらった、こういうことですが、先ほど浅川氏は三億だと言っていましたけれども、これはもっと大きな金額だったんじゃないですか。どうですか。
○竹内委員 そのワラント株発行、七、八万株行使されていったということは、三億プラス、要するに浅川氏からその分の数億円の資金援助を受けた、こういう理解でいいですか。
○竹内委員 しかし、あれですね、十億ぐらい実質的に浅川氏から、AIJ側から援助してもらったということになるわけですね。それはお認めになりますか。
○竹内委員 そうすると、先ほどの浅川氏の答弁も、かなりいいかげんな答弁しているなということがはっきりしてきますね。それで、そうすると、浅川氏が絶対的な権力を持つのは当然のような気もしますね。  その浅川氏は、しかし、どうしてそれだけの金を持ったんでしょうね。それ以前にファンドか...全文を見る
○竹内委員 そうすると、浅川氏は十億から二十億のファンドを持っていた、そこからいろいろ出してもらっていたと。で、彼はそこへ、ですから、返さないといけない部分もあったんでしょうね、きっと。その最初のファンドのお金がなくなるわけですからね。だから、その十億から二十億、かなりのお金をこ...全文を見る
○竹内委員 これも重大な話ですね。年金をそこへ入れる、ちょっと待ってくださいよ。二〇〇二年五月というのは、まだ免許取れてないんですよね、浅川氏は。そこへ年金資産を入れるということは、これは完全に違法行為というか、流用の疑いありですね、これは。いかがですか、それは。
○竹内委員 ここは非常に微妙なところがあると思います。  その浅川氏を、逆に支援していた、その方は御存じですか、投資家。
○竹内委員 それ以外ではありますか。
○竹内委員 それで、今、先ほど竹本委員からいろいろ御質問ありました。私も同様の疑問を持っているわけです、はっきり申し上げると。  西村証人はプロですから、海外のこともされていました運用のプロでありますから、一連の運用の素人である浅川氏がやるようなこと、全部わかっているはずだ、知...全文を見る
○竹内委員 西村さん、実は、私ここに、ある年金基金の会議録があるんですよ。  あなたと浅川さんは、一緒に営業されたことはありますか。
○竹内委員 そこで、これは平成十八年ですが、運用のプロじゃないとおっしゃっているけれども、かなりのことをおっしゃっているんですよ、西村さん。CIボンドという指数のことを説明されています。  西村秀昭氏、CIボンド165という数値、何かと聞かれて、165の数値は乖離度をあらわし、...全文を見る
○竹内委員 そうすると、これはかなり証券会社の社長として、やはり責任問われますよね。かなりいいかげんな説明、ほとんどうそをついて勧誘を行っていた疑いがあると認定されるおそれがありますよね。  そのほかにも、MI指数とよく言っていましたよね。MI指数とは何ですか。
○竹内委員 しかし、これはほとんど失敗したということですか。これはほとんど指数としての意味をなさなかったということですか。
○竹内委員 にもかかわらず、こういうMI指数とかCIボンド指数とかということを説明して、言って、相手はもう信じているわけですよ。それで何十億というお金を出したんですよ。で、えらいことになっているわけです、これ。この数十億のお金、全体としては一千五百億のお金が消失して、そして年金の...全文を見る
○竹内委員 以上で終わります。
05月11日第180回国会 衆議院 本会議 第20号
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○竹内譲君 公明党の竹内譲です。  私は、公明党を代表して、消費税率引き上げを中心とした税制関連二法案に対し、野田総理大臣に質問をいたします。(拍手)  四年間は消費税は上げないとして民主党が政権を奪取してから、わずか二年半余り。政権交代が実現した二〇〇九年に、今のような状況...全文を見る
05月24日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  きょうは、岡田副総理にも初めて質問させていただきますので、岡田副総理のように上着もとらせていただきまして、腕を組んだり足を組んだり、上から目線と言われないように、フランクに厳しく質問させていただきたいというふうに思いますので、よろしく...全文を見る
○竹内委員 私は、マニフェストで掲げたことが全部できないということもあるとは思うんですね。それはあると思う。しかしながら、今回なぜ問題になっているかというと、このマニフェストに書いていなかった消費税を上げるということになったから、そうなると、では、まずマニフェストに書いてあった十...全文を見る
○竹内委員 そうですよね。だから、善意に解釈して五兆引いても、十二兆円ぐらいは恒久財源を出すという仕組みですよね。  先ほど小泉さんの街頭演説の話もされましたけれども、私も岡田さんの街頭演説をちょっと拾わせていただいたんです。二〇〇九年八月十一日のときに、きょうはあえてペーパー...全文を見る
○竹内委員 今の御発言は大事だと思うんですね。きょうは質問通告を割合細かくしていますので、先回りして答えていただいておるわけですが。  そこで、ちょっと各論に移りますが、補助金の見直しに伴う事務費や人件費の削減についてというところでありまして、先日の代表質問で私の質問に対して、...全文を見る
○竹内委員 私の言っているのは、六・一兆円の、この庁費等、委託費、施設費、補助金とありますね。そこの説明の中の二番目の丸のところで、「補助金改革で関連の事務費、人件費を削減。」こういうふうに書かれているわけですね。これについてどうなったかと聞くと、いや、ここは定量的に示すことがで...全文を見る
○竹内委員 つまり、二十一年度の予算案を、この庁費等のところを全部足して、それに一〇%掛けただけ、こういうことですね。よくわかりました。それで六・一兆円になった、こういうことですな。そういう程度のマニフェストであったということが明らかになったということだと思います。  次に、こ...全文を見る
○竹内委員 ということは、あの二〇〇九のときも現在も、天下りの定義は、府省庁のあっせんによるものだと。天下りの定義は、二〇〇九年のときも現在も、天下りという定義をすると、府省庁のあっせんによるものを天下りという、こういう理解でいいわけですね。  そこで、では、二〇〇九年マニフェ...全文を見る
○竹内委員 この過去の経緯、私どももよく理解しているわけです。  平成十九年に、自公政権のときに、あっせんとわたりを禁止した。その施行が平成二十年十二月三十一日だった、これも自公政権のときですが。同時に、官民人材交流センターが発足いたしましたので、それから民主党政権が発足するま...全文を見る
○竹内委員 そうですよね。ですから、給与法が、給与体系が民間と違って、途中でこう右下がりになりませんので、どんどん上がっていくばかりでありますから、結果としては人件費は増大していく、こういう構造になるわけですよね。この辺をどうするかという問題があります、一つは。これはよく考えない...全文を見る
○竹内委員 それと、これはマニフェストでも書いてあるんですが、民主党さんが政権交代前にあちこちで、いろいろなテレビ等にも出演されておっしゃっていたことは、先ほどの庁費等の、この六・一兆円の一番上のところですよね。つまり、「天下りの在籍する独立行政法人、特殊法人、公益法人などへの支...全文を見る
○竹内委員 国民の認識は決してそんなことではなくて、とにかく天下りあっせんというのはとんでもない、国家公務員というのはとんでもないんだと。そして、自公政権はわたりやあっせんを支えるために十二兆円の支出、こんな無駄があるというのは物すごい勢いで広まったと思いますね。これも政権交代の...全文を見る
○竹内委員 つまり、ここに十二兆円の支出を削減すると書いてあるが、一・三兆円の削減にとどまった、こういうことですね。大体十分の一以下だ、こういうことです。  つまり、当時の、やはり私もよくテレビを見ておりましたけれども、そこへ出ておられた多くの方々の、議員さんの言い方とかあるい...全文を見る
○竹内委員 いや、そう大きく離れているわけではないと言うが、かなり離れていると私は思いますね。先ほどの話でも、九兆円の金をつくり出すとおっしゃっていたけれども、かなり少ないんじゃないでしょうかね、ここで出したお金というものは。一・二兆円。総トータルで十二兆円、五兆円まけてあげたと...全文を見る
○竹内委員 そういう意味では破綻しているんですか、それとも破綻していないんですか、どちらですか。
○竹内委員 そうですね。制度の維持はまだいろいろ工夫をすれば可能だ、破綻はしていないということですよね、正確に言うと。そういう意味では、大いに反省をしていただく必要があると思うんですね。  これは私どもの斉藤鉄夫幹事長代行にもおっしゃったことですから、私どももそこは認識をしてお...全文を見る
○竹内委員 何か反対だと思うんですよね。私どもは、一生懸命、野党なんだけれども、安心してください、大丈夫だといって国民を説得しているわけですよ。何か与党側の方が非常に客観的な、安心感を与えていく必要があるというふうな言い方ではだめだと思うんですよ。インターネットでもこのシーンを見...全文を見る
○竹内委員 それは言いわけですよね。やはり岡田さんの論理は、出す出すとおっしゃっていたんだから。それを出しておられないわけだから。しかも、福田総理のときは、その協議会をやろうということで自公政権が呼びかけたけれども、出てこられなかったわけでありますから、ここはやはり、ちょっとそう...全文を見る
06月01日第180回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。きょうは本当にありがとうございました。  まず、共感する部分として、西岡先生がおっしゃったように、金融制裁の必要性というのは常々私どもも言っているところでありますし、強化する必要がある。コーエンさんも、これは必要性を認めているということを...全文を見る
○竹内委員 では、時間がありませんので、これで終わります。ありがとうございました。
○竹内委員 公明党の竹内です。  アメリカとの関係で、政府参考人にお聞きしたいんですが、結局、先ほどの増元さんのお話にあったように、ハーグ条約との関係で、そういうことで足を引っ張られるのはまことに日本としては残念だというふうに思うんですね。やはり議会、我々国会としても、ハーグ条...全文を見る
06月05日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  長時間でお疲れのところ、申しわけありません。私を含めてあと三名でございますので、何とぞよろしくお願いいたします。  まず最初に、徳富先生にお伺いしたいんです。  先ほど、課税の基準期間を廃止してもらいたいというお話がありまして、こ...全文を見る
○竹内委員 そこで、複数税率をもし選んだ場合に、インボイスという問題があります。  ヨーロッパではこれは普及しております。日本の場合、余り知られていないということもありますが、事務が過大になるとか膨大になるとかそういう御批判もありまして、事業者の方々からこれまでは反対が多いとい...全文を見る
○竹内委員 ありがとうございます。  給付つき税額控除の場合、マイナンバー制度という、また総背番号制みたいなものに対する国民の理解がどうなるかとか、完全にそれで所得が把握が可能であるかとか、こういうまだ先々遠大な課題を抱えることになるわけですが、もし上げるとした場合でも、どちら...全文を見る
○竹内委員 引き続き、徳富先生にも籔本先生にも両方お伺いしたいんですが、景気も非常に悪い。中小零細企業の場合、私なんかも地元で、私は京都なんですが、特に流通業の皆さんなんか、五%でも消費税の支払いをするのに四苦八苦している、運転資金で途中使ってしまうことも多いと。そういう中で、こ...全文を見る
○竹内委員 最後に一問、短時間で申しわけありませんが、松原先生。  先ほどのお話の中で非常にいいお話をいただいたと思っておるんですが、時間がありませんが、先生が三ページの中で、福祉国家への諸制度への参加の困難と政治的権力のなさをどうするかということを御指摘いただいておるんですが...全文を見る
○竹内委員 ありがとうございました。
06月08日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第17号
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○竹内委員 おはようございます。  参考人の皆さん、きょうは本当にありがとうございます。公明党の竹内でございます。  私どもも、消費税の引き上げは不可避であるというふうに考えているんです。これは一緒なんです。ただ、そのために政治的な条件が幾つかある、こういう立場でございまして...全文を見る
○竹内委員 この点につきまして、小塩先生はどのようにお考えですか。
○竹内委員 ありがとうございます。  次に、経済成長の問題に移りたいと思うんですけれども、最初に小峰先生にお伺いしたいと思うんですが、先生も、一般的には経済成長をした方が個人の幸福度は上がるというふうなお話もされています。現在、デフレということでございまして、先ほどからありまし...全文を見る
○竹内委員 ありがとうございます。  そこで、次に五十嵐参考人にお伺いしたいんですが、今回、もしも五%上げて、当然、十兆円のレベルのお金が政府として使えるようになるわけですね。しかし、実際に福祉の機能強化には二・七兆円で、その他は安定化ということで現状の財源を入れかえるというこ...全文を見る
○竹内委員 参考にさせていただきたいと思います。  そこで、あと、デフレの原因というものを考えたときに、私どもは、一つの見方なんですが、やはり中国や韓国などがこの二十年間に物すごい勢いで発展した、それによって大変な供給力を増強してきた。私どもも分野別にどのぐらい物価が落ちている...全文を見る
○竹内委員 おっしゃるとおりだと思います。大手の企業さんにはぜひともそういう、我々も研究開発とかそういうのを促進する税制というものをもっとやっていきたいというふうに思っておりますし、それに応じて、ぜひ積極的なイノベーションを生み出していただきたいなというふうにお願いする次第でござ...全文を見る
06月13日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会公聴会 第2号
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○竹内委員 公明党の竹内譲でございます。  きょうは本当に皆様ありがとうございます。貴重な御意見、それぞれ、なるほどというふうに思った次第でございます。  そこで、最初に、私の方からは、消費税五%上がるかどうかは全く政治的状況にかかっておるんですが、どうなるかわかりません。わ...全文を見る
○竹内委員 そこで、坪井公述人にお伺いしたいんですが、今の先生のお話もありました、確かにいろいろ抵抗感があるかもわからないんですが、消費税が仮に上がらないとした場合、現状五%のままでも、価格転嫁のことを考えると、実は、インボイス、特に請求書方式みたいな形をちょっと使った方がいわゆ...全文を見る
○竹内委員 そうですね、いろいろその辺は知恵をめぐらす必要はあるかもわかりませんね。  私も、私の知人とかで流通関係の仕事をやっている人は、消費税が一〇%に上がったらもうとてももたない、運転資金がショートしてしまって消費税も払えないというので、もう商売の権利を売却してしまった人...全文を見る
○竹内委員 そこで、引き続き高橋先生にお伺いするんですが、先ほどのお話でも、それでも十年くらいで財政再建は必要だというふうにおっしゃっていました。  今後、お金を刷るだけでいいのかどうか、増税の必要性は全くないのか、その辺についてはいかがでしょうか。
○竹内委員 ちょっと高橋先生ばかり続くんですが、イタリアなんかの場合はプライマリーバランスはほとんど黒字なんですよね。だけれども、国債の評価とか格付は非常に低い。日本も、プライマリーバランスは黒字になったけれども、企業を初めとする経済の潜在成長力は実はこの十年間全然伸びませんでし...全文を見る
○竹内委員 ありがとうございます。  加藤先生にちょっと一問だけ。  ちょっと書かれたものを拝見しておりますと、今回、消費税率を引き上げて財源の確保を試みても、やり方によっては、財政の安定にも社会保障の維持にも結びつかない可能性は十分あるというふうに述べられている部分があった...全文を見る
○竹内委員 はい、わかりました。  大体時間が参りましたが、最後に感想を一言だけ申し上げますと、私、基本的には歳入庁の発想というのは賛成なんです、個人的には。十六年ぐらい前に、当時、住専問題がありまして、そのときに、旧大蔵省の権力分立という観点から、歳入庁を設置すべきだというこ...全文を見る
06月15日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○竹内委員 おはようございます。公明党の竹内譲です。  私の方からは、金融政策を中心に質問をさせていただきたいと思います。  まず最初に、欧州の財政金融問題がこれから非常に大きな火種になってくるのではないかというふうに思います。その意味で、まず、欧州の財政金融問題の本質は何か...全文を見る
○竹内委員 これが世界経済並びに我が国に与える影響についてはどのようにお考えですか。
○竹内委員 私は、欧州債務問題の本質というのは、しばしば、何回かこの委員会で言っておるんですけれども、EUの同一通貨、ユーロというものを導入したということが歴史的な一つのエポックだと思うんですが、同一通貨を採用する場合には、昔から、最適通貨圏理論というのがありまして、大体、資本と...全文を見る
○竹内委員 一応、この出口戦略の概要は決まっておるんですが、これを本当に機能させないと、ことしは本当に危ないと思うんですよ、中小企業にとっては。モラトリアム法案がいよいよ終わりになりますから、しっかりと支援していかないといけないというふうに思っています。  やはり、何といっても...全文を見る
○竹内委員 しっかりとやっていただくことを再度お願いしたいと思います。  それで、時間がどんどんなくなってきまして、最近の増資インサイダー事件、四件ございました。これについて、概要とその対応について簡単に御報告を願いたいのと、それから、規制強化それから厳罰化の必要性があるのでは...全文を見る
○竹内委員 しっかりやっていただきたいと思います。  野村証券は特に日本を代表する証券会社なんですから、やはり公正性を疑われることのないように指導していただきたいと思いますし、また、みずから律していただきたいというふうに思うんですね。さまざまな分野に人材も出されておることであり...全文を見る
○竹内委員 遺産に係る基礎控除の引き下げということが別途出されていますし、こちらの方がかなり大きいんだろうと思いますけれども、死亡保険金というのはもともと相互扶助の精神の観点から考案されたものでありますから、その意味では義援金とか香典と同じ性質だというふうに思うんですね。その意味...全文を見る
06月22日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第20号
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○竹内委員 お答えいたします。  私ども公明党といたしましては、従来から、マニフェスト二〇一〇の中でも、消費税率が見直しされる場合には、給付つき税額控除制度もしくは複数税率など、低所得者への配慮措置を講じるということを明記しております。  いわゆる逆進性対策でございますけれど...全文を見る
○竹内委員 お答えいたします。  価格転嫁の問題は非常に重要な問題であるというふうに考えております。その意味では、今回の修正案にありますように、事業者の実態を十分に把握して、独占禁止法及び下請法の特例に係る必要な法制上の措置は不可欠であるということがまず第一点だと思います。 ...全文を見る
○竹内委員 公明党からも一言、重要な御指摘がございましたので申し上げておきたいと思うんですが、山内先生のおっしゃった点は非常に重要な点であると思っておりまして、やはり、この消費増税をした以上は、それが社会福祉、社会保障にやはりきちっと使っているということは極めて大事なことであると...全文を見る
06月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第21号
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○竹内委員 お答え申し上げます。  私どもが軽減税率を強く主張した理由は、やはり何といっても、国民に負担をお願いするには国民の理解を得ることが何よりも大切であるというふうに考えたからでございまして、わかりやすいということが大事な点であるというふうに思っております。  他方で、...全文を見る
06月26日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第22号
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○竹内委員 事実であります。
07月19日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第4号
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○衆議院議員(竹内譲君) お答え申し上げます。  公明党といたしましては、三党合意に基づきまして修正案を出している立場でございます。  その意味で、参議院における審議の上、一体改革関連法案が成立した場合には、公明党も法案を修正の上成立させたこと、それから今後実行すべき課題、例...全文を見る
07月26日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第8号
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○衆議院議員(竹内譲君) お答えいたします。  私どもも、次世代に負担を先送りしないという点で今回の一体改革関連法案に賛成したものでございます。その意味で、若い世代にツケを回さないということが大事だと思っております。  その上で、今回の事前防災・減災事業ということでございます...全文を見る
07月27日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第9号
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○衆議院議員(竹内譲君) 端的に申し上げます。私どもは、基本的に一の立場を基本と考えております。  ただ、多少の防災、減災のためには建設国債も必要でしょうし、また、復興債のように、財源を担保した上での、私どもはニューディール債と言っておりますが、そういうものも必要でしょう。また...全文を見る
○衆議院議員(竹内譲君) お答えいたします。  公明党は、三党協議におきまして、具体的に課税所得三千万円超で四五%、それから五千万円超で五〇%の税率ということを提案をしておりまして、三党合意の中で明記されたと、こういうことでございます。  その背景といたしましては、もちろん日...全文を見る
○衆議院議員(竹内譲君) お答えいたします。  私どもは、今お話がありましたように、課税所得三千万円超で四五%、五千万円超で五〇%の税率と主張しております。これからの税制改正に当たっても同様の主張をするつもりでございます。
○衆議院議員(竹内譲君) お答えいたします。  私どもは、やはり年金制度の将来像や高齢者医療制度などについてもっと明確にすべきであると、こういうふうに言っておりました。  そういう意味で、この度、三党合意の中で、大変な議論ございましたけれども、社会保障改革国民会議が設置されま...全文を見る
08月01日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○竹内委員 公明党の竹内です。久々に質問に立ちます。  社会保障と税の一体改革関連法案の修正案の提出者にもなっておりますので、衆参でいろいろ、そちらの側に座って答弁することも時々ございます。その中で感じることは、本当に大変な、私どもも、党内の大議論を経て、最終的には大所高所から...全文を見る
○竹内委員 我々も、できれば、EU、現地を見て、しっかりと勉強する必要を感じているところでございます。  そこで、次の問題に行くんですが、今もお話ありましたが、デフレの脱却の問題もありました。私どもは防災・減災ニューディール政策と言っておりますが、これは一義的には、やはり東日本...全文を見る
○竹内委員 今後の時の政権のあり方によって、またいろいろ仕組みは考えられると思います。経済財政諮問会議などを復活して、そういう中で民間の方も入っていただいてやるという手もあるとは思います。  我が党としては、よく財源の問題も聞かれますが、もちろん、防災、津波対策等、どうしても建...全文を見る
○竹内委員 そのとおりだと思うんですね。そんな、無駄なことをやって金を無駄遣いしたというような批判は当たらないと思うんですね。やはりそれなりに経済効果はあったと思います。  その上で、やはりこれが民間需要を誘発していくものでなければならないと思うんですね。そういう意味では、今回...全文を見る
○竹内委員 いい視点だと思うんですよね。ぜひとも、国だけではなくて地方も、お声かけをして、本当に民間投資を促進するような知恵を絞っていただきたいというふうに思います。  そこで、ちょっとまた話をかえますが、私どもとしては、まずやはり社会保障・税の一体改革関連法案を早く採決した方...全文を見る
○竹内委員 先ほども申し上げましたように、社会保障・税の一体改革関連法案は、私ども、もう本当に苦しみながら決断したものでありますので、そういう意味では、これは与党の話ですが、審議のやり方とか、あるいはさまざまな、順番の問題もあるし、それから政府・与党の団結が乱れたりして、特例公債...全文を見る
○竹内委員 ひとつその点はしっかりやっていただきたいと思います。  そして、ちょっと話題をかえますが、今度は、円高対策として、日銀の中でも外債の購入という話が浮かんでおると聞いております。この点につきましては、日本銀行としてはどのようにお考えでしょうか。
○竹内委員 そこで、財務大臣としては、この外債購入についてはどのようにお考えでしょうか。
○竹内委員 一部の報道ですけれども、日銀の委員の中からもそういう声が上がっているとか、それからデフレの原因は円高だとか、そんなことをおっしゃっている方もいらっしゃるようですが、ちょっとそれは違うんじゃないかなというふうに私は思っているんですよね。  急激な円高はよくないですけれ...全文を見る
○竹内委員 時間がもうほとんどないとは思いますので、AIJの問題がありましたが、この程度で終わらせていただきます。  ありがとうございました。
08月02日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○衆議院議員(竹内譲君) お答えしたいと思います。  どういうふうに軽減税率の対象を取るかによってもその減収額は変わってくるわけでございますけれども、一定の減収になることはそのとおりだと思います。現実問題としては、私どもとしては税制、財政の全般の中で対応すべきだと考えております...全文を見る
○衆議院議員(竹内譲君) 御指摘のように、農水産物の場合は価格決定力も弱いですから非常に苦しい立場に追い込まれると。そういう意味では、五%に据え置く方が負担は軽減されるというふうに思っております。一方で、仕入れに関しては高い税率が掛かってくるわけでありますので、そういう意味では負...全文を見る
○衆議院議員(竹内譲君) お答えします。  我が党の防災・減災ニューディール政策の趣旨を踏まえているというふうに理解をしております。  ただし、私どもも消費増税分をそれに充てるとか、そういうつもりは全くございませんし、それからまた、建設国債でどんどんこれを、公共事業をやれとい...全文を見る
08月03日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第18号
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○竹内委員 おはようございます。公明党の竹内譲でございます。  三人の先生方には、大変お忙しいところ、急な要請にもかかわらず来ていただきまして、また貴重な御意見をいただきましたこと、心から感謝を申し上げます。  本当に、今お話をお伺いしまして、全くそのとおりだなというふうに思...全文を見る
○竹内委員 もう時間がそんなにないわけでございますが、非常に参考になりました。  やはり民主主義というのはどうしてもポピュリズムというか大衆迎合に陥るという欠点を持っておりますので、財政悪化しやすいんですね。  そして、イタリアなんかでは今、首相も閣僚も全部民間人にかえて大改...全文を見る
08月03日第180回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第6号
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○竹内委員 おはようございます。公明党の竹内譲でございます。  本日は、この後、私が財務金融委員会でもまた質問をしないといけないものですから、最初に質問をさせていただくことに感謝を申し上げたいと思います。  そこで、最近、北朝鮮にいろいろ変化があるんじゃないかな、兆しがあるん...全文を見る
○竹内委員 その上で、七月十五日に、これまで軍総参謀長であった李英浩政治局常務委員が党の全役職を解任されました。この背景につきましてはどのように分析されておられますでしょうか。
○竹内委員 既に報道等でもかなり詳細な情報が流れております。報道等によれば、これまで金正日氏が権力維持に利用した党の外貨獲得機関三十九号室の廃止を命令したところ、李英浩軍総参謀長がこの金正恩氏の指示に抵抗したため失脚した、こういうことがかなり事細かに既に流れているわけでありまして...全文を見る
○竹内委員 さまざまな情報によれば、三十九号室の廃止などによって、政治、経済への関与が過剰になった軍の権限を弱める狙いがあるのではないか、こういう情報もあるわけであります。  そこで、七月十七日には、人民軍の玄永哲氏に対して、上から三番目の階級である次帥の称号授与がなされた、そ...全文を見る
○竹内委員 今後、こういう動きから、軍の力が弱まって、政策の主導権を党の方が、あるいは党の出身者が握ることになると考えてよいのかどうか。この点につきましてはいかがでしょうか。
○竹内委員 そこで、今後、北朝鮮が、長距離ミサイルの発射など、これまでの軍主導の強硬路線をこれから修正して、改革・開放などの経済に軸足を置く方向へ転換した、あるいは転換する兆しがあると見ることができるのかどうか。この辺の分析についてはいかがでしょうか。
○竹内委員 経済情勢と絡むんですが、ことし、北朝鮮の干ばつがひどいというふうにも伺っております。その干ばつの状況はどうなのか。また、食料事情については今どうなっているのか。この点はいかがでしょうか。
○竹内委員 一連の動きを、硬軟いろいろな分析があるんだろうと思うんですが、しかし、軍からそういう経済的な根拠といいますか、そういうものを奪い取るというのは大変なことだと思うんですね。  先ほど申し上げた狙いのほかに、対米関係の修復を狙っているんじゃないかという見方もありますよね...全文を見る
○竹内委員 先ほどの玄葉大臣の報告の中で、最後のところが大事だと思うんですよね。適切な時期及びやり方で北朝鮮との対話を行う必要がある、ここを明言されているのが非常に重要だと思っていまして、今の松原大臣のお話もありました。  この点について、もう少し踏み込んだお話をいただけません...全文を見る
○竹内委員 もう時間もないんですが、その意味は、六カ国協議が再開されなくても踏み込む可能性はあるという理解でいいんでしょうか。
○竹内委員 もうこれで最後にいたしますけれども、やはり指導者がかわるというのは大変な分岐点だと思うんですね。既にこれだけのことをやっている、北朝鮮側の方が動きを見せている。権力闘争もやっているようですし、依然として食料事情や経済状況は悪い。そしてまた、松原大臣にも接触もあるという...全文を見る
08月03日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第13号
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○衆議院議員(竹内譲君) 公明党としては、成長分野としては、特にエネルギーが非常に重要であると思っておりますし、そのほかにも医療分野であるとか、それから防災、減災の部分は非常に国民共通の基盤であると。成長を促す防災・減災政策というのは民間においても非常に重要な基盤になる分野である...全文を見る
○衆議院議員(竹内譲君) お答えします。  我が党といたしましては、百兆円と申し上げておりますが、これは一つの目安ということでございます、十年で。  具体的には、やはり国、地方、民間で総点検をして、本当に必要なもの、優先順位の高いものを積み上げていくべきであるというふうに思っ...全文を見る
○衆議院議員(竹内譲君) 中期財政フレームというのは民主党さんの政権の枠組みの考え方でございますので、我々まだ政権に入っているわけではないので厳密なお答えはできかねますが、しかし、建設国債を発行する場合は、財政再建という形を守る、財政再建という観点からはできる限り中期財政フレーム...全文を見る
○衆議院議員(竹内譲君) お答えします。  取りあえず十年と申し上げたのは、やはり次の震災といいますか災害がかなりの確率で予測されているということでございますので、やはりその十年で集中的に投資をした方がいいんじゃないかということでございます。  ただし、そういう今、中村先生か...全文を見る
08月10日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○衆議院議員(竹内譲君) 荒木委員にお答えいたします。  三党合意におきましては、低所得者対策は消費税率を八%に引き上げる段階から実施することといたしまして、低所得者対策を講じなければ増税ができない仕組みというふうになりました。  この理由でございますが、私どもといたしまして...全文を見る
08月24日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○竹内委員 公明党の竹内譲です。  今回の特例公債法案は、日本の国家財政、経済にかかわる最重要法案であります。そういう意味から、与野党は、これまで非常に地道に信頼関係を積み上げて、審議を重ねてまいりました。ところが、ここに至って、突然、降って湧いたように総括質疑をやって、そして...全文を見る
○竹内委員 私の質問は、参議院でどうやって成立させるかということをお聞きしているんですね。  今の答弁は、衆議院は責任を果たすことになるでしょう。しかし、参議院で成立の見通しがないのに、ここで強行採決したら、破裂ですよね。座礁しますよ。我々は、常に、野党ではありますけれども、参...全文を見る
○竹内委員 しかし、こういうやり方だと、自民党さん来ていませんよね、これは完全に決裂ですよね。これでは参議院に送ってもこのまま成立しませんよ。ちょっと無責任過ぎませんか、総理。もう一回、きちっと答弁してくださいよ。どう考えますか。
○竹内委員 では、質問の角度を変えますが、これは、衆議院で強行採決すれば、後、否決や廃案になるのは全て野党の責任だとお考えですか。
○竹内委員 我々は、常に責任感を感じてやってきているんですよ。自民党もそうだと思いますよ、公明党も。ですから、社会保障と税の一体改革関連法案だって、大局的見地に立って、批判を覚悟の上で修正合意したんじゃないですか。我々は、そんな無責任なことを考えていないんですよ。  この特例公...全文を見る
○竹内委員 そこで、経済や市場がどう考えているかということなんですよ。大変この厳しい状況ではあるけれども、要するに、合意さえすればすぐ通るんですよ、こういうのは。つまり、与野党が納得すれば、あっという間に通るわけですよ。  だから、この特例公債法案というのは、これは我々も市場に...全文を見る
○竹内委員 ベテランの、プロの政治家の発言としてはちょっと物足りないと思うんですよね。  二十九日に参議院で問責を出す、こういうふうに自民党さん、ある人が言っているのかもしれない。しかし、こういう状況の中で、やはりそれをどうやって交渉するか、押し戻すか、これが政府・民主党の役割...全文を見る
○竹内委員 必要性はあると思っていますか。
○竹内委員 割合、前向きに考えているという感じがしますね。  それでは、総理は、二十五年度予算をみずからの手で策定する意思はありますか。
○竹内委員 政権にあるときはやる、こういう意思ですね。  時間も迫ってまいりましたけれども、先ほどから申し上げておりますように、私どもは、一体改革関連法案、社会保障と消費税引き上げ法案も含めて、批判を覚悟の上で、将来の社会保障の財源と日本の財政再建のことを真剣に考えて修正合意し...全文を見る
○竹内委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました特例公債法案について、反対の立場から討論いたします。  同法案は、国家財政、経済にかかわる最重要法案であります。これまで与野党が地道に信頼関係を積み上げて審議を重ねてまいりました。にもかかわらず、突然、降って湧...全文を見る
08月28日第180回国会 衆議院 本会議 第36号
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○竹内譲君 公明党の竹内譲です。  私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました特例公債法案について、反対の立場から討論をいたします。(拍手)  特例公債法案は、社会保障・税一体改革関連法案とともに、国家財政、経済にかかわる最重要法案であります。これまで、衆議院の...全文を見る
11月07日第181回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○竹内委員 竹内譲です。よろしくお願いします。  きょうは日銀総裁に来ていただいておりますので、先に日銀に関係するところを質問させていただきまして、終われば退席していただいて結構であります。  私の方も、先ほどからありましたが、今回出されましたデフレ脱却のための共通理解につき...全文を見る
○竹内委員 財務大臣もほぼ同様の認識と考えていいんですか。
○竹内委員 厳しい情勢認識ということですが、厳しい情勢というのは、もっと厳しいときは幾らでもあったと思うんですね、今まででも。そういうときは出していない。今回は出されたというのは、政治的背景というものがあるんじゃないかというふうにちょっと思ったんです。  私も前原さんとはあちこ...全文を見る
○竹内委員 このペーパーを出すという話はいつごろからあったのか、これにつきまして教えていただけますか。大体いつごろからこういう議論になったのか、ペーパーを出してもらいたいと。まず日本銀行からお答えください。
○竹内委員 質問にお答えになっていないと思うんです。ちょっと正確ではないと思うんですが。  私は、この議論がいつごろから、要するに政府から要求されたのか、少なくとも日銀がペーパーを出すとは絶対言わないわけだから、政府側から、一カ月前とかいつごろからか、そういう申し入れがあったと...全文を見る
○竹内委員 では、財務大臣からお伺いしますが、これはいつごろから要求されたんですか。
○竹内委員 あうんの呼吸というのはちょっと信じがたいんですね。日本銀行からそんなふうなことを出そうということはまずあり得ないわけで、政府が要求していないというふうに今大臣はおっしゃいましたけれども、それはちょっと間違いじゃないですか。やはり要求したんでしょう。
○竹内委員 どうもおかしいな。  前原さんが要求されたんですか。日銀総裁、前原さんから要求されましたか。
○竹内委員 この議論を繰り返すつもりはありませんけれども、これだけのペーパーが何かいつの間にかまとまったというのはあり得ない話ですよ。前原さんがかなり強く要求したんだろうというふうに推測はしております。  この共通理解に関しまして、この文書は、今後政府が緩和を要求した場合には協...全文を見る
○竹内委員 つまり、今のことを少し私なりに解釈すると、政府と日銀はよく意思疎通を図っていく、しかし、最終的には日銀の責任と判断において金融緩和するかどうかは決める、決して、政府が要求したからといって必ずしも緩和するものではない、こういう理解でいいですか。
○竹内委員 つまり、日銀と政府はよく意思疎通をやるけれども、政府からやってくれと要求がある場合があるかもしれないけれども、しかし、それは最終的には日銀の判断で決めるんだ、だから日銀がノーと言うこともあり得る、ちょっと再度、こういうことでいいですか。
○竹内委員 そこで、日銀総裁にもう一つ。  金融緩和だけで物価上昇率一%を達成できるとお考えでしょうか。
○竹内委員 今回、いろいろユニークな工夫もされていると思うんですね、貸出支援基金とか。イギリスを参考にされたんだというふうに思いますけれども。  趣旨はよくわかります。ただ、基本的には内需拡大を図るというのが本来の趣旨だと思うんですけれども、例えば、今回、外資、海外の金融機関で...全文を見る
○竹内委員 恐らく、今後の資金需要を考えると、海外の投資とかMアンドAとかそういうのがあるんだろうと思うんですけれども、直接的には日本の内需拡大ということではないですね。  日本の金融機関あるいは外資の日本支店を通じて借りられた場合に、ヘッジファンドなどに回る可能性もある。そう...全文を見る
○竹内委員 ちょっと私の質問に的確ではなかったと思うんですけれども。要するに、それはわかるんですが、投機資金に回って資源高騰につながるとかいうのは、結局日本にとってマイナスの場合もありますね。その辺のマイナス面をどう考えるのかという、ちょっと貸し出しの筋としては悪い場合もあるんじ...全文を見る
○竹内委員 大体わかりました。  財務大臣にお聞きしたいんですが。先ほど山本先生からも質問があったんですが、共通理解の中でデフレを生みやすい経済構造というのがありまして、その質問がありました。先ほどのお答えでは、聞いていると、新興国の発展による価格競争が激化しているとか、生産年...全文を見る
○竹内委員 大体の趣旨はわかりました。  それで、基本的なことを少しお伺いしますが、金融緩和がデフレを脱却させる仕組みにつきまして少しお聞きします。  財務大臣は、例えば、日銀が市中の金融機関から国債を買い取った場合には、銀行などの日銀当座預金が増加しますけれども、これで銀行...全文を見る
○竹内委員 時間がなくなってきたので細かくは言いませんけれども、銀行が投資や消費を増大させるのか、それとも企業や個人が投資や消費を増大させるのかという問題だと思うんですけれども、私は、基本的には、企業や個人がやはり何らかの大胆なイノベーションをやらないと投資や消費はふえないと思う...全文を見る
○竹内委員 まだまだ申し上げたいことがありましたが、これで終わります。ありがとうございました。
11月08日第181回国会 衆議院 本会議 第4号
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○竹内譲君 公明党の竹内譲でございます。  公明党を代表いたしまして、特例公債法案について質問をいたします。(拍手)  特例公債法案は、国家財政、経済にかかわる最重要法案であります。  通常国会では、衆議院の財務金融委員会において、与野党が党利党略を超えて、国家の大局を見据...全文を見る
11月14日第181回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○竹内委員 公明党の竹内譲です。  野田総理、党首討論、お疲れさまでございました。  私は、今回、聞いておりまして、大変立派な党首討論であったなというふうに思って、非常に感銘を受けました。いろいろな背景や事情があるにせよ、本当によくお考えになって、御提案もよく考え抜かれたもの...全文を見る
○竹内委員 わかりました。  我が党は従来から大衆とともにという理念を持っておりますが、同時に、しかし大衆迎合ではないというふうにも言っているんですね。そこをやはり、私どもはきちっと支持者の皆さんの意見を踏まえつつ、しかし、おかしなことはやらない、ポピュリズムには陥らない、しっ...全文を見る
○竹内委員 もう残り時間がわずかなんですが、修正特例公債法案につきまして提出者にお伺いしたいと思います。まとめてお伺いしますので、まとめてお答えください。  憲法八十六条で想定している予算の単年度主義に反しないのか。すなわち、憲法八十六条の規定では、毎会計年度の予算というのは歳...全文を見る
○竹内委員 ありがとうございました。
○竹内委員 私は、公明党を代表して、特例公債法案に対する民主、自民、公明三党提出の修正案に賛成する立場から討論を行います。  第一には、合意、修正案では、今後編成される補正予算において政策的経費を含む歳出の見直しを行うこととし、具体的には、既存の予算を見直して減額補正する旨が規...全文を見る
11月15日第181回国会 衆議院 本会議 第5号
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○竹内譲君 私は、公明党を代表して、特例公債法案に対する民主、自民、公明三党提出の修正案に賛成する立場から討論を行います。(拍手)  私は、これまでも、政府・与党が水膨れの予算にかたくなにこだわり続け、何ら事態打開への方策を示さずに放置したままでは、国会での膠着状態を突破できる...全文を見る