竹本直一

たけもとなおかず

小選挙区(大阪府第十五区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8回

竹本直一の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月04日第147回国会 衆議院 商工委員会 第7号
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○竹本委員 おはようございます。自由民主党の竹本直一でございます。党を代表いたしまして、消費者契約法案について御質問いたしたいと思います。  政策運営の基本が、従来の市場規制から市場ルールの整備へと転換が進められておるわけでございますが、消費者と事業をやっておられます事業者との...全文を見る
○竹本委員 ありがとうございました。  いずれにいたしましても、大量消費社会になり、その中で、個人が自己の意思のもとに期待した効果を契約上もたらされる、そういうある種の安心のシステムといいますか、ネットワークが構築されませんと消費生活の安全が確保されない、そのように考えるわけで...全文を見る
○竹本委員 宅建業との関係を聞いたのですけれども。
○竹本委員 つまり、消費者契約法に対しては、特別法の立場に立つという理解でよろしいでしょうか。
○竹本委員 それでは、条文に沿って幾つか質問させていただきます。  まず、消費者契約法の四条一項に定めております「誤認」という事項がございます。重要事項について事実と異なることを告げること、そのことによって当該告げられた内容が真実であるとの誤認が生じた場合、これを取り消すことが...全文を見る
○竹本委員 参考人に確認したいと思いますが、今長官から御答弁いただいたわけでございますけれども、私の専門でいいますと、建築請負契約なんですけれども、要は、これが取り消された場合でも撤去義務が当然に生ずるものではない、お金で処理をするものだ、こういう理解でよろしいかどうか、お答え願...全文を見る
○竹本委員 参考人に引き続き聞きますが、四条一項一号の「事実と異なることを告げること。」この解釈なんですけれども、どういったケースがこの場合に該当するのか、少し具体的に御説明していただきたい。契約の内容が実現されなくて債務不履行責任に該当する場合、この事実と異なることを告げる行為...全文を見る
○竹本委員 現実の建築請負契約におきましては、私も実は経験があるんですけれども、家を建てますと、東側に縁側をつくってくれと言っておいたのに、図面もそうなっているのに、実際、施工されたら西側についておった、こういうことが現実にあるわけであります。あるいは、震度七の想定で家を建てても...全文を見る
○竹本委員 引き続きまして、四条一項二号の方の問題について質問いたしたいと思います。  ここでは、「金額その他の将来における変動が不確実な事項につき断定的判断を提供すること。」こういうことを書いてございますけれども、恐らくは株とか為替レートのようなことを言っているんだと思います...全文を見る
○竹本委員 今度は、四条四項の「重要事項」の内容について質問いたしたいと思います。  この重要事項というのは、消費者の主観によって変わる場合があるんじゃないかなというふうに思います。例えば、ピアニストが自分のピアノを弾くのに、周辺の住宅に迷惑をかけないような家をつくりたいと思っ...全文を見る
○竹本委員 つまり、主観が入らないという意味に解釈しておきます。  次にお聞きいたします。政府参考人で結構です。  建築請負契約におきまして、完成した建築物が事前の説明内容や設計図面等と一部違っていた場合に、それが重要事項に該当する可能性はあるのかどうかということでございます...全文を見る
○竹本委員 幾つかの点について条文に沿って質問させていただきましたけれども、こういった条文を基本としたこの消費者契約でございますけれども、現代社会においてこの消費者契約法が今後の消費者政策の中でどのような位置づけになるのか、この点についてより広い立場から政務次官にお聞きいたしたい...全文を見る
○竹本委員 車の両輪でもって、何とか円滑な、そして不満の少ない、トラブルの少ない消費生活がもたらされれば幸いだと思います。  いずれにいたしましても、今回の立法を踏まえまして、消費者の保護ということが現下の一番大きい要請でございます。そういう意味におきまして、最後に締めといたし...全文を見る
○竹本委員 ぜひ頑張っていただきたいと思います。  以上で終わります。ありがとうございました。
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○竹本分科員 きょうは、通産大臣も政務次官もそれぞれお忙しいようで、参考人の方の御出席ということでございますが、専門家でおられるはずですから、私のふだんいろいろ思っております中小企業対策、特に大きい流れの中における中小企業対策ということで、大いに論じてみたいなと思っておりますので...全文を見る
○竹本分科員 さて、より具体的にお聞きしたいと思いますけれども、私は選挙区が大阪なんですけれども、どうも今全国で、四十七の都道府県ございますけれども、大阪とそれから有珠山の北海道が飛び抜けて景気が悪い。  具体に有効求人倍率で見ますと、この二月で、全国平均が〇・五二にもかかわら...全文を見る
○竹本分科員 さて、そういう理由があるにしろ、現実に非常に大変な失業率の高さでございます。  そこで、労働省ではこういった大阪の雇用拡大のために具体的にはどういうことをやっておられるのか、お聞きしたいと思います。労働省、お願いします。
○竹本分科員 そういう努力はしていただいているわけですけれども、私は、雇用の拡大において政府が助成金を出してやるというのはいいのですけれども、よく申し上げるのですけれども、働いていない人が働いている人と同じように、余り変わらない収入を得るようなことだけは、幾ら不況のときとはいえや...全文を見る
○竹本分科員 大阪府の実情がわかりましたら。
○竹本分科員 それは両方重なっていないのですね。大阪全体となれば両方足せばいいのですね。
○竹本分科員 それでは、特別信用保証制度ですけれども、当初一年間は据置期間がありますから、五千万円借りても最初の一年間は支払わなくてもいい、翌年から払わなきゃいけない。ちょうど去年の十月からそういうものが始まったわけでございますが、そのために、既にお金を使ってしまっておって、返す...全文を見る
○竹本分科員 お金を借りるということなんですけれども、現実に銀行はなかなかお金を貸さない。我々としては、銀行が貸し渋りをしないようにということで六十兆円のお金を用意し、既に十兆円近くのお金を銀行に貸しているにもかかわらず、なお都市銀行というのは余り金を貸さない。そこで、信用組合と...全文を見る
○竹本分科員 時間が来ておりますけれども、非常に詳しく答弁していただいたのですが、ぜひ私の提案を御研究いただきたいなと思います。  といいますのは、アメリカのある州の話として聞いたのですけれども、本屋の経済学という言葉がありまして、書店には必ず万引きがある、五%は絶対あるんだ、...全文を見る
○竹本分科員 終わります。
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第四分科会 第1号
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○竹本分科員 三十分ほど時間をいただきました。ちょっときょうは雨が降っておりますけれども、今、淡路島でジャパンフローラ二〇〇〇という花の博覧会が催されております。ことしは西暦二〇〇〇年でございますが、実はちょうど十年前、一九九〇年には、私の地元であります大阪で花の博覧会が催されま...全文を見る
○竹本分科員 昨年の受賞者の中国の方は、年齢は幾つですか。
○竹本分科員 私は、高齢者に賞を上げるのはおかしいと言うつもりはないですけれども、この花博を記念した国際賞ですか、これは単に今まで業績のあった人を表彰するというのみならず、本来この賞を創設した意義といいますか、理由の中には、花をめで、そして花のいろいろな活動、あるいは産業、あるい...全文を見る
○竹本分科員 いずれにしろ、たしか四千万円か五千万円ぐらいの賞金を出しているというふうに聞いておりますけれども、それだけのものを出すのであれば、このお金を集めるときに大変苦労した経緯もありますから、やはりきちっとした、波及効果の大きい、投資効果の多い、そういう人を対象に、かつまた...全文を見る
○竹本分科員 輸入の花卉が全花卉に占める割合というのはどのぐらいになっているのでしょうか。
○竹本分科員 いずれにしましても、先ほど説明にあったように、輸入については金額ベースで六九%増加しているということでありますが、その割合が一一%ということですけれども、これからますます輸入の花卉がふえていくと思います。それはまたいいことでもあると同時に、国内産業に対する圧迫という...全文を見る
○竹本分科員 十名か二十名というのは全国ででしょうか。
○竹本分科員 いや、それどころじゃありませんよ。実態は物すごい数の人が日本の国内に、名目はわからないけれどもいっぱい入ってきて、いろいろなところでお手伝いをしながら花卉のつくり方を教わっているわけですよ。だから、それは十分把握されていないのではないかというふうに思います。  入...全文を見る
○竹本分科員 そういうことであれば結構でございますが、いずれにいたしましても、実態をよく把握していただいて、花卉産業の育成という視点から、とり得るいろいろな工夫をぜひしていただきたい。  私も、自由民主党のフラワー議員連盟の幹部として、こういう問題について深い研究心を持っておる...全文を見る
○竹本分科員 それで十分なのかどうかよくわかりませんが、これは主催は大阪市だったわけでございますが、大阪市の姉妹提携都市には相変わらずよく行っておるようですけれども、せっかく八十カ国を超す国が参加してくれたにもかかわらず、そこでできた人間関係がその後どうも十分継続していないのでは...全文を見る
○竹本分科員 いやいや、政務次官の温かい、新鮮な気持ちを吐露していただきまして、本当にどうもありがとうございました。  折しも淡路花博でございますけれども、ジャパンフローラ二〇〇〇と銘打っておりますが、どの程度成功するのか、私の隣の地域でございまして気にしておりました。百二十五...全文を見る
04月20日第147回国会 衆議院 決算行政監視委員会第二分科会 第1号
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○竹本分科員 私は、厚生行政あるいは今問題となっております介護保険云々については専門家ではございません。どちらかというと、ふだんの国会活動は商工、財政、建設といった分野を主として担当しておる者でございますが、一利用者としての経験があります。そういう意味で、消費者の立場から、この介...全文を見る
○竹本分科員 介護を要する状態に陥った場合に、どういう状態で介護されるのが本人にとって幸せかという問題でございますが、今、全国的に見て、県別で見ますと、女性でいうと沖縄が一番、断トツの高齢なんですね。それで、沖縄の人は豚肉をよく食べるあるいは昆布をよく食べる、だから、それが高齢の...全文を見る
○竹本分科員 保険を使わなかった人については、そういう方策を通じてある種埋め合わせをするということでございますが、一たんこういうお金を保険外で払いますと、それが既得権化しやすいのではないかということを非常に恐れるわけでありまして、市町村の判断でやることでありますから、任せておけば...全文を見る
○竹本分科員 三級を受けられた方には二級の資格を取るようにいろいろ勧誘もし、また助成もしておるということでございますけれども、私は地元でも言っておるのですが、せめて三級の研修を五十時間受けて、あと一週間ぐらい実習をやるようでございますが、そういう研修をぜひ一般の家庭の奥様方も、多...全文を見る
○竹本分科員 今の御答弁の中で、開かれた施設、開かれたサービスというお言葉がありましたけれども、まさにその点にもっともっと留意をしていただきたいなというふうに思うわけであります。  監視の要員が、大体この介護保険は自治事務になっていますから、自治体がやるのだと思いますけれども、...全文を見る
○竹本分科員 平成十年度の特別養護老人ホームに対する国庫補助の実績はどうですか。
○竹本分科員 それだけのお金をつぎ込んでいるわけでございまして、全国各地でこういう施設ができてまいります。しかも、それに対しては大幅な国庫補助がなされているわけでございますが、その施設をつくる側を見てみますと、必ずしも社会奉仕のため身をなげうってというような人たちばかりではない。...全文を見る
○竹本分科員 全国に十三名いるという、何となく建前だけというような感じがしまして、そんなことで本当に監査ができるのか、一体どうなっているのかと言いたくなるわけです。私は、介護保険に関する事務が自治事務となったということは反対をいたしませんけれども、それはそれでいいんですけれども、...全文を見る
○竹本分科員 李下に冠を正さずという言葉がございますけれども、やはり公職にある者が疑われるような行為をすべきじゃないし、またすべき状況に自分の位置を保つべきではない、これは一般的に言われていることでございます。  私は、認可のときにそういった人たちが入ることが、監督をする立場と...全文を見る
○竹本分科員 今はそういう答弁になるのかもしれませんけれども、大きい検討課題としてよく御検討をお願いしたいなと思います。  大体時間が来ましたのでこれでやめますけれども、大野総括政務次官、今個々の具体的な問題についてお聞きいただいておると思いますが、いろいろ問題があります。しか...全文を見る
○竹本分科員 これで終わります。どうぞ頑張っていただきたいと思います。
04月26日第147回国会 衆議院 商工委員会 第14号
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○竹本委員 参考人の諸先生方、卓越した御意見をお聞かせいただきまして、どうもありがとうございました。  まず永田参考人にお伺いしたいのですけれども、お話の中で、そのままではごみ、見方を変えれば資源というお言葉が非常に私にとっては印象強く響いたわけでございますが、今、日本社会はま...全文を見る
○竹本委員 ありがとうございました。  それでは次に、太田参考人にお聞きいたしたいと思います。  私は、経団連の自主行動計画というのは、各企業において相当の努力を払っておられる結果だと思って、尊敬をいたしておるわけでございますけれども、ちょっと考えてみますと、大体三十年ぐらい...全文を見る
○竹本委員 太田参考人の最後のお言葉でございますが、市場というものが評価する、まさにそのとおりだと思います。ですから、単なる金銭的インセンティブのみならず、市場がその方向に動くような、そういう動きを社会にシステム化することが大事だと私は思うわけであります。そういう意味で御質問させ...全文を見る
○竹本委員 もう一つ思いますが、みんながごみを平気で捨てている中で、一人だけごみをきれいに片づけておっても、その行為はきれいですけれども、社会全体としてごみをきれいにするという目的には相反する結果になっていますね。  したがいまして、結果としては、みんながやることがやはり大事だ...全文を見る
○竹本委員 今、最終処分場が余りなくて、東京、大阪、非常に困っております。大阪でもフェニックス計画に基づいてやっておりますが、あと本当に一、二年という感じになっているのではないかと思います。  そうしますと、どこかに最終処分場をつくらなきゃいけない、またごみの焼却場をつくらなき...全文を見る
○竹本委員 日本は環境技術においては先進国と言われております。こういうごみ処理については相当技術が発達しておりますから、京都で行われましたCOP3におきましてもそういった技術を世界に見せたところでございます。したがって、この技術をもっと自治体を含む一般関係者に流布、PRをしていた...全文を見る
11月08日第150回国会 衆議院 建設委員会 第3号
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○竹本委員 おはようございます。自由民主党の竹本直一でございます。  昨今非常に議論のテーマになっております公共事業の本質及びその実態、そして将来の問題点等につきまして、私の日ごろ考えていることを中心に御質問させていただきたいと思います。  公共事業は、国民の生活や経済の発展...全文を見る
○竹本委員 よくわかりました。ともかく、公共事業という一つの行為について、国民の真の理解を得る努力をされたことに対して、深い敬意を表する者の一人でございます。  さて、具体的な問題に入っていきたいと思います。いろいろ問題があります。そのうちの一つは、まずダンピングであります。 ...全文を見る
○竹本委員 確かに、安かろう悪かろうでは困るわけで、やはり品質の確保というのは絶対必要だと思うわけでございます。  その場合、例えば外国などの入札、いろいろな国により違いますけれども、一般的なのは、例えば入札をさせまして、そして一番安いところに当然のように落札しない。一番札、二...全文を見る
○竹本委員 ちょっとよくわからないのですが、要は、当該受注した企業が持っている技術者の数とかそういったもので評価しておられるのか、あるいはそれ以外の、例えば過去における工事の実績では非常にすばらしいものをつくっておる、そういったものを見る。その場合に、それが公共の建物であるかある...全文を見る
○竹本委員 もう一点、契約関係でよく問題になる下請の問題についてちょっとお聞きいたしたいと思います。  実際、先ほどの議論の、ダンピングが行われたり、あるいはそれに類似したような安い値段で受注されますと、それを一次下請、二次下請に回します、そうすると、下請に入った人はほとんど利...全文を見る
○竹本委員 時間がなくなりましたので、これをもって最後の質問にいたしたいと思います。  ちょうどいい機会でございまして、大臣御出席でございますので、現下の建設業界の現状を見ますと、六十万近い業者がいると思うのですけれども、大手においても非常に株価が、極端に額面を下回っている会社...全文を見る
○竹本委員 大臣の御奮闘をお祈りして、質問を終わります。