竹本直一

たけもとなおかず

小選挙区(大阪府第十五区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8回

竹本直一の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○竹本分科員 自民党、衆議院議員の竹本直一でございます。  私、この分科会で質問をするのは、代議士になって十五年ぐらいになるんですけれども、初めてであります。  なぜここに来たかというと、実は予算委員会でやりたかったんですけれども、なかなかその機会がないもので、分科会で仕方な...全文を見る
○竹本分科員 今おっしゃったけれども、シシというのは指すという意味なんですか。もう一回言ってください、その文章。何とかをシシというふうに聞いたんですけれども。
○竹本分科員 その前に、何とかシシと聞こえたんですけれども、その文章をもう一回読んでください。(布村政府参考人「シシですか」と呼ぶ)そう私は聞いたんですけれども。何とかをシシと言ったでしょう、あなた。もう一回読んでください。
○竹本分科員 大臣、どうですか。それを前提として。
○竹本分科員 だから、要するに、まず、八百長というのは刑法上の犯罪ではないですね。そして、相撲協会においては、無気力な相撲をとられると困る、やるべきではない、そういう意味でそういった行為を八百長と言っているんだと思うんですが、いかがですか。
○竹本分科員 金銭問題が絡まないときの無気力相撲は八百長なんですか、八百長ではないんですか。
○竹本分科員 それで今回、春場所を協会の方が、これはみずから中止をしたというふうに聞いておりますけれども、そのことについて、文科省としてはどう考えておられるのか。それは、そういう、不祥事か何かわからないけれども、不祥事的なことがある以上、みずから興行をやめるというのは適切な行為だ...全文を見る
○竹本分科員 文科省は、指導監督する権限というか責任があるわけですけれども、報告は受けられたけれどもそれで仕方ないと思われたのか、いや、そうじゃなくて、やはり興行だからやるべきではないかと思われたのかどうか、その辺の判断はどうですか。
○竹本分科員 まあ、尊重したのかもしれないですけれども、文科省としての別の判断があり得たのではないか、同じ考え方に立たれたのかどうか、どうもその辺がはっきりしないんですけれども。  要するに、公益法人、今見直しの渦中にあるわけですよね。それで、二十年に公益法人見直しの法律が通っ...全文を見る
○竹本分科員 さて、これから本論なんですが、協会が言ってきたからそれを了とした、こういう大臣の答弁なんですが、場所というのは、今、年間六場所やられていますよね。それで、かつては、一年を十日で過ごすいい男と言われたぐらいで、十日間ぐらいやって二場所ぐらいのときが随分続いたようですが...全文を見る
○竹本分科員 そこが私の質問の一番の大きい真意にかかわるところなんですが、今、全容解明、関係者の処分と言われましたけれども、そんな短期間で全容解明ができるのか。私は、なかなか難しいと思うんですよ。  だって、今までこの大相撲というのは、横綱クラスまで八百長ありということでさんざ...全文を見る
○竹本分科員 もう一度聞きますけれども、全容解明と関係者の処分は、そんなに短期間でできますか。
○竹本分科員 協会はそう言っている、それを了としているということなんですが、果たしてそれで、指導監督という立場からしてそれでいいのかなと私は思うんですよね。  徹底した調査をやり、それで結果まで出して、関係者の処分を全部終えるまで場所を開催しないというのは、余りにも判断を間違っ...全文を見る
○竹本分科員 もう一つ、経営上の心配があるんです。  ちょっと調べましたら、相撲協会の事業規模というのは約九十五億円、事業収入は、これは二十一年度ですけれども、約八十六億円という状況なんです。  それで、力士に対する給与は、横綱が月額で二百八十二万円、大関が二百三十四万七千円...全文を見る
○竹本分科員 これは大変なんですよ。何にも仕事をしない、稼ぎもしないのに給与を払わなきゃいけない。そうすると、こんなものを一年も続けたら、だって、内部留保が三十八億余りなんですよ。年間八十六億円も収入があるけれども、ほとんど使っているわけでしょうから、そんなものはすぐになくなっち...全文を見る
○竹本分科員 金が幾らですか、二百億円ぐらい残っているから、一場所で四十億、払い切れると。随分大ざっぱな経営のやり方だなと私は感心するんですけれども。  要は、毎日営業して稼がないと、協会自身がもたないんじゃないかというのを私は言いたいわけですよ。全容解明、私はそんな短期間でで...全文を見る
○竹本分科員 要するに、年寄株は、部下かどうかは知らないですけれども、自分のところの力士を指導をするわけです、そして育成するわけです。その限りにおいては、個人的というか、プライベートな側面もあるとは思うんですが、同時に、今の御説明によると、評議員にもなりますね。そうすると、協会の...全文を見る
○竹本分科員 要するに、評議員という立場でガバナンスを徹底することによって不祥事を防ぐといういい側面と、やはり自分の部屋だという自主独立の気概を持って、リスクをかけながら相撲取りを育成する、その方がやはり効果があると思うんです、競争になるから。公務員みたいに全部上から給与がもらえ...全文を見る
○竹本分科員 時間が来ましたので、これでやめますが、急ぐのもいいんですけれども、ともかく、相撲を、夏場所を必ず開催してほしい、そのためにそういう指導を大臣としてやってほしいというのが私の願いであります。  以上です。これで終わります。
04月14日第177回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第2号
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○竹本委員 衆議院議員の竹本直一でございます。御苦労さまです。  いろいろ御議論がありましたけれども、私は少し、大臣と大きい話をしたいと思います。  今回の災害を見ておりまして、私は非常に腑に落ちないことが一つあるんです。それは、一週間ぐらいたってもなお、水がない、食べるもの...全文を見る
○竹本委員 現地の対応は、確かにマンパワー不足で大変なんだと思いますが、例えば瓦れきの処理でも、映像で見ますよね、今後復興していく中で、まず瓦れきを処理しないと不衛生でしょう。病気が蔓延するかもしれない。もちろん、御遺体が下にあるという問題はありますけれども、まず瓦れきの処理、こ...全文を見る
○竹本委員 拝見したところによると、今回の第一次の補正の中で約三千億の予算を考えておられるという話を聞きましたけれども、ぜひその執行を早くしていただいて、瓦れきを取ってあげないと次へ進めない、こういう状態なので、ぜひこれは、とにかくやれるものは全部やっちゃえばいいんですよ。それを...全文を見る
○竹本委員 おっしゃる食品安全委員会の審査というか見方というか意見、あれも非常に抽象的過ぎて、何を言っているのか、わからぬではないけれども、非常に幅があり過ぎて、読み込むのは難しいですよ。だから、ここまではいいんですよ、大丈夫です、これ以降はちょっと無理ですよ、だめだということを...全文を見る
○竹本委員 測定のポイントなんですけれども、これは、やはり網羅的に、一定の間隔でやるという地点のとり方、地価表示なんかやるときもそうなんですが、やはり平等というんですか、均等にやらないと意味がないと私は思うんですよ。  この間、テレビで、東京都でつくった野菜が規制値を超えている...全文を見る
○竹本委員 物不足という意味で、実は仮設住宅の建設も非常におくれておりまして、例えば三千戸ぐらい建てなきゃいけないときに三十戸が建ったとか、一体どうなんだ、こういうような不安が東北の人たちには物すごくあるようなんです。役所に聞いてみますと、県が全体計画を決めている、そうすると、各...全文を見る
○竹本委員 避難所におられる方は十四万人ぐらいおられると思うんですけれども、僕らの経験からいっても、大体一カ月が限度ですよ。もう一カ月来ているんですね。そうすると、プライバシーが守れない、いらいらする、亡くなる人が隣にいる、こういう状況がずっと続きますと、大変なパニックになるんで...全文を見る
○竹本委員 細かいことを聞きますが、上水と下水はどのように仮設住宅の場合設置するんですか。  テレビを見ておりましたら、空き地がないかと探して、ここにつくろうとかやっていましたけれども、上下水道、どういうような形態をつくるんですか。
○竹本委員 今回の災害、結局、施設はそんなに壊れていないのかなという報告を受けています。道路災害はそんなにない。もちろん細かいものはありますけれども、そんなにない。それから、河川は五百億ぐらいだという話を聞いております。港は大分壊れているようですけれども。  そうしますと、結局...全文を見る
○竹本委員 原発の方はこれからどれだけ続くのかわからないところがありますが、やはり政府としては、これから大体どれだけの期間がかかって、どういう状態になるかという大まかな将来の構図を、ぜひメッセージとして国民に言っていただきたい。それが多少ずれたっていいじゃないですか。自分たちの生...全文を見る
○竹本委員 時間が来ましたのでこれでやめますが、ぜひ復興会議で日本の将来ビジョンをきっちりと議論して、やっていただきたい。  下河辺さんが元気なころは、首都移転論というのを我々は随分勉強したんです。そのときは、たしか先生は、東京に地震があったときは同時に仙台にはない、仙台にあっ...全文を見る
04月19日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○竹本委員 自民党の衆議院議員、竹本直一でございます。  きょうは、念願のといいますか、JBIC法案の審議をする委員会であります。実は、きのう私は東北へ義援物資を持って行ってまいりました。そのことについても、後ほど少し触れさせていただきたいと思います。  まず、JBIC法案で...全文を見る
○竹本委員 原発はこれから約千八百件ぐらい提案が出ております。一件当たり三千億、五千億と考えると物すごいインフラ整備なんですが、今回の福島原発の事故がありまして、なかなか、当分の間はこれの受注というのが非常に難しい環境に置かれると思います。しかし、日本の原発をつくる技術もこれまた...全文を見る
○竹本委員 もう一つ、総裁には要望があります。  それは、我が国は、世界銀行あるいは米州開発銀行、いろいろなところの国際機関に相当の出資をいたしております。世界銀行は、毎月のように日本に説明に来て、できるだけ出資額をふやしてほしい、こういう運動をやっておりますけれども、JBIC...全文を見る
○竹本委員 今、与党は、野党に対して協力ということを言っておられますが、やはり思い切りが必要だと思うんですよね。四Kはやりたいんでしょうけれども、やはり、本来はやりたいんだけれども、全部あきらめて、今回は被災者のためにこの金を使うんだと言ったら、わっと人気が上がるんじゃないかと私...全文を見る
○竹本委員 財源探しですが、次に、国債整理基金について一言言いたいと思います。  現在、積み立てが十二兆円ぐらいあると思います。この基金の取り崩しについてはいろいろな意見があることは、もちろん私は十分わかっております。しかし、こういう緊急事態なので、一回限りの予算編成の中で一部...全文を見る
○竹本委員 慎重でいいんでしょうけれども、しかし、これほどの緊急事態において、それは絶対一円たりとも使っちゃならないというものでもないのではないか、そういう意味で聞いているんですが、もう一回答弁を聞きたいと思います。
○竹本委員 私は、日本の現在の経済の状況を見ますと、ちょっとやはり落ち込んでいると思うんですね。消費マインドが非常に冷えています。ですから、消費を冷やすようなことはやるべきではないのではないか。したがって、増税をするとなると、あっ、この大変なときに税金が上がるのかということで、ま...全文を見る
○竹本委員 そういうことなんですが、やはり私は、膨大な資金需要に対して日銀の直接引き受けを言う人もおりますけれども、今、財務大臣が言われたように、万が一そういうことを言うと、日本の経済はどうなっているんだかという不安を呼び起こす可能性も絶対ないとは言えない。ですから、できるだけそ...全文を見る
○竹本委員 もちろん、個人はだめだと言っているわけじゃありません。お金持ちもたくさんおられますし、そういう義侠心の強い方がおられたらぜひ協力していただければ、きずな社会と言われる日本の社会のよき伝統を守ることになる、それはもちろん大賛成であります。  今、最後に財務大臣が言われ...全文を見る
○竹本委員 もう一つ、政府の信用を使うという意味で申し上げたいんですが、阪神・淡路大震災のときに、私も神戸におってあの震災に遭ったんですけれども、あの後の復興なんですが、地元で非常にもめました。家がつぶされて境界がわからない。境界は確定しても、補償がどこまでいくのか、非常にもめま...全文を見る
○竹本委員 おっしゃるとおり、瓦れき撤去については財務省の責任ではありません。お金がないからやれないという話は聞いたこともない。むしろ逆に、全部お金をつけると言ったために、仕事にしようと思っているのがたくさんいて、それで、ゆっくり待とう、地元自治体でゆっくりやる、こういうような話...全文を見る
○竹本委員 わかりました。  大体いつごろですか。どれぐらい、一週間後ぐらいですか。
○竹本委員 時間が来ましたので終わりますが、できるだけ早く配っていただくようにお願いをいたしまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
04月20日第177回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○竹本委員 おはようございます。自民党衆議院議員竹本直一でございます。  海江田大臣、連日御苦労さまです。久しぶりに経済産業委員会に出席させていただきました。また、質問の機会を与えていただきましたことに感謝申し上げます。  私も、この政治の世界に入って十五、六年になるんですけ...全文を見る
○竹本委員 補正予算の中に燃料安定供給に関する箇所があるんですけれども、燃料の供給状況はどうなのか。一時、油がない、油がないと、最初の一週間、二週間ぐらいは騒がれましたけれども。  聞くところによると、油槽所が被災しているところが結構あるということも聞きますし、複数の企業が一つ...全文を見る
○竹本委員 少し細かい話に入りますが、三月の二十四日と記憶しているんですけれども、三号機のタービン建屋の地下にケーブル作業で三人の方が入られて、それで被曝をされました。  それで、私は雑誌や新聞で読むしかないんですが、この人たちに作業計画が十分徹底されていなかった。三人のうちの...全文を見る
○竹本委員 もう一つ、三月十三日ですが、東電の清水社長が、この災害は想定を大きく超える津波であったという発言をしておられます。  過去の歴史を見ると、八六九年に宮城県沖で地震があって、貞観地震というようですけれども、マグニチュード八・四。それで、このときは内陸に数キロ、水が流れ...全文を見る
○竹本委員 ちょっと視点を変えまして、今回、東京電力のことについて週刊誌等がいろいろなことを書いております。天下り先で癒着があるんじゃないかとかいうマスコミがおりますけれども、東京電力は、役員では一人しか天下りがないということで、調べてみましたら、石田前エネ庁長官がおられた。非常...全文を見る
○竹本委員 こういうことについては、私も役所出身なので、有能な人材は使ってほしいと思う方なんですけれども、ただ、昔鉄鋼が華やかなりしころ、鉄鋼会社の有名な某幹部の方が、通産省はうちの虎ノ門出張所だと、私にも直接言われたことがあるんです。だからうちへ来いという意味だったんだと思いま...全文を見る
○竹本委員 福島第一原子力発電所の一ないし四号機を廃炉にするとの方針が決まりました。  ちょっと事実を申し上げますと、この事故が起こって二日後だったんですが、アメリカ系のGEの関係の原発のコンサルタントが来られまして、この炉はもうだめです、放射能が、割れて漏れたかわからないけれ...全文を見る
○竹本委員 計画停電について質問いたします。  先日、内閣府が発表しました被害額では、計画停電及び原子力発電所の事故等の影響が含まれておりません。原発の事故はまだ収束しておりませんから、これは別として、今回の計画停電によってどのくらいの経済的損失及び被害があったのか、答えられれ...全文を見る
○竹本委員 実際、例えば経産省が補助金を出して、いわゆるコークスでやっていた炉を、中小企業の場合ですよ、電炉に転換させているじゃないですか。そういった、ある意味では経産省の補助金をもらっているところからも苦情の電話が来て、せっかく電炉にしたのに、こんなにとめられてはたまらないと。...全文を見る
○竹本委員 震災に対する質問はこれで終わりますが、今僕が気にしているのは、消費マインドが非常に冷え込んでいるということなんですよね。自粛ムードはいいんですけれども、もう一カ月以上たっているわけだから、災害のないところは平常どおりの経済活動ができるような雰囲気に全体として持っていっ...全文を見る
○竹本委員 視点を変えまして、実はこれが海江田大臣と一番議論をしたかった点であります。  私は、戦後日本の高度成長の枠組みをつくって知恵を授けたのは通産省だと思っておるんですね。やはりそれがあったからこそ、今日の日本の経済大国はでき上がったんです。いろいろ、官民癒着とはいいます...全文を見る
○竹本委員 ぜひ職員を激励して頑張っていただきたいと思います。  もう一つ、インフラで私が重要だなと思うのは、海外のインフラですけれども、ガス火力発電なんですね。これは四、五十兆円の案件があると思うんですけれども、全体のエネルギー関係で、その中で四割ぐらい占めるということなので...全文を見る
○竹本委員 アメリカはFTAを日本と検討するつもりがないという情報は私も聞いております。ですから、いろいろな条件を前提としてベストと思える方向で選択をして、そこに進んでいただけばいいんだと思います。  TPPに参加するかどうかを六月に結論を出すんだというふうに総理は言っておられ...全文を見る
○竹本委員 まあ、どこかの新聞情報だったんだと思いますが。それはともかくとして、予期しない事故が起こったわけですから、それを含めてどうするか、適切な方法を考えられたらいいんだと思います。  私はやはり、今後、復興院等をつくって、復興構想会議で結論を出されるんでしょうけれども、こ...全文を見る
04月22日第177回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第4号
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○竹本委員 皆さん、おはようございます。自民党シャドーキャビネットで拉致問題を担当いたしております衆議院議員の竹本直一でございます。  このたび、同僚の古屋先生の御配慮によりまして、所属委員会ではございませんけれども、質問の場を設けさせていただきました。ありがとうございます。 ...全文を見る
○竹本委員 どうもありがとうございます。  拉致問題は、おっしゃるように、安全保障のような、国家の主権にかかわる問題ですよね。ですから、これは政権が交代しようが、方針をころころ変更したのでは、相手が軽く見てきます。ですから、絶対そういうことをやってはならないわけであります。 ...全文を見る
○竹本委員 ぜひひとつよろしくお願いします。  さて、四月十九日ですが、アメリカのオバマ大統領は、対北朝鮮制裁に関する新たな大統領令を発効いたしました。これは、二〇〇八年と二〇一〇年に発効されました大統領令一三四六六と一三五五一の完全履行に向けた追加的措置をとるということであり...全文を見る
○竹本委員 いろいろなルートで聞くところによりますと、北朝鮮もこういった経済制裁で相当困っているという。そういう意味では、プレッシャーはよくきいているのではないかと思いますが、さらなるプレッシャーをかける必要があるんだと思いますから、ひとつよろしくお願いします。  拉致問題の解...全文を見る
○竹本委員 松本大臣が訪米される場合に、当然、北朝鮮の問題について我々がどれほど苦しんでいるかということをお訴えしていただくと同時に、今回、東北災害であれだけの援助、アメリカは心からの援助をやってくれました。当然、深くお礼を申し上げていただきたいと思います。  さて、北朝鮮は、...全文を見る
○竹本委員 最後になりますけれども、私は現在野党でございますので、拉致問題解決のためにできることで一番重要と考えているのが、拉致被害者全員の帰国のための国民運動です。これを何とか盛り上げていきたいなというふうに思っております。もちろん、政府におかれましてもそういうおつもりは当然お...全文を見る
05月13日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第12号
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○竹本委員 皆さん、おはようございます。衆議院議員の竹本直一でございます。  伝統ある国交委員会に質問の機会をいただきまして、本当に感謝いたしております。大畠大臣、三井副大臣、また政務官の皆さん方、本当に御苦労さまです。ひとつよろしくお願いします。  まず、きょうは空港問題に...全文を見る
○竹本委員 ぜひそういうことでお願いしたいと思います。  私も先般、宮城県へ視察に行ったんですが、国交省地方整備局を訪れますと、道路及び河川の瓦れきは既に全部片づけまして、置き場所に指定されたところにみんな積み上げてある、こういうことでありました。他方、民間のところは瓦れきの山...全文を見る
○竹本委員 銀行にも相談をしたということですけれども、一応、借金をゼロにするために、その借金と同等額で売れれば借金がゼロになる、こういうことだろうと思いますが、これは市場に出した場合、だれでもオファーできるんですか。例えば、この空港を中国の資本が買いに来たらどうしますか。それは当...全文を見る
○竹本委員 ちょっと局長、それは甘過ぎると思うんですよ、そんな気楽なことを言ったら。  つまり、このようにして市場に出すといった場合に、だれでも手を挙げられるとおっしゃったわけだから、どこの国あるいはどんな企業が挙げてくるかもしれない。そのときに、一対一だから嫌なやつは断れる、...全文を見る
○竹本委員 それは関係省庁とも相談する、国交大臣が許可しなければいいんだ、こういうことですけれども、やはり断るにはそれなりの理由、きちんとした説明がないといけませんよね。それが好き嫌いで決められるとなると、一体日本は何だ、相変わらず閉ざされた国じゃないか、こういう議論が必ず起こる...全文を見る
○竹本委員 これでこの点は終わりますが、ぜひ、国際的なトラブルのもととならないように、あらかじめ、こういう制約というか条件がありますよということを参加者に十分知らせておく必要が絶対にあると思います。あなたが説明になった、法律上の四つの条件を満たせる者はだれでもいらっしゃいというこ...全文を見る
○竹本委員 ぜひそういう方向で御検討をお願いしたいと思います。  一言だけ言っておきますと、今、関空と都心との連絡線として、なにわ筋線というのを考えているようなんですけれども、時間は余り短縮できないんですよね。やはり四十分近くかかるんです。だから、そうすると、新幹線かあるいはリ...全文を見る
○竹本委員 その当時はそれでよかったんですが、今、豊中市なんかは、この枠を外してもっとジェット機をふやしてほしい、こう言っているんですが、それに対してどう考えますか。
○竹本委員 もちろん地元の理解は得なきゃいけないんですが、地元の一部にはそういうことを言っている市町村長もいるという前提で、現時点でまたいろいろお話をしていただく必要があるというふうに私は思うから、こういうことを申し上げているわけであります。  関西空港のことばかり申し上げまし...全文を見る
○竹本委員 ぜひ、大畠大臣のときにそういう将来を見通した大きい対応をスタートさせていただきたいなと切にお願いをしておきたいと思います。  空港の問題はこれだけにいたしまして、鉄道の問題をちょっと論じてみたいと思います。  実は、ゴールデンウイークを使いまして、私はニューヨーク...全文を見る
○竹本委員 役所としてやれることとして、実は、山梨県で実験線が既にありますよね。私も乗ってきましたけれども、大臣、乗られましたか。ぜひ行ってくださいよ。五百キロになると、やはり緊張しますよ。あの緊張を一時間続けられるかと思うと、なかなかちょっと大変です。なれればいいのかもしれませ...全文を見る
○竹本委員 高速鉄道はそういうことですが、今回視察に行ってわかったんですけれども、意外と日本の中小企業も頑張っていまして、ニューヨークの地下鉄の内装を全部日本の中小企業がやっているというんですよね。しかも、木材を使うんですよ。なかなか大したものだなと思う、そんなことは知らなかった...全文を見る
○竹本委員 時間が来ましたのでこれで終わりますけれども、技術に明るい大臣ですから、ぜひ、インフラの世界標準をできるだけとるようにという側面の努力も含めまして、しっかり頑張っていただくことを期待いたしまして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
05月13日第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第19号
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○竹本委員 皆さん、おはようございます。久しぶりにちょっと質問させていただきます。  きょうは、金融商品取引法の改正について、まず質問させていただくわけですけれども、この法案を読みまして、ちょっと何か、抜本的な哲学の改正等があるというのじゃなくて、いろいろな穴を埋めているという...全文を見る
○竹本委員 大臣、円キャリートレードというのがえらくはやっているじゃないですか。なぜお金がそんなふうに運用されるのかというと、結局、日本の国内に投資機会が少な過ぎるんですよね。株に投資したって株は上がらないし、そして、ほかの資産運用をしようと思うといろいろな規制があってなかなかう...全文を見る
○竹本委員 そういう意味で、モラトリアム法を亀井前大臣がやりましたけれども、いろいろ我々も批判した部分もありますが、中小企業に聞いてみますと、あれがあって助かったというのが結構多いんですよ。やはりそういうことも大事なんです。血液が流れなきゃいけない。そういう意味では、そういった視...全文を見る
○竹本委員 どうもありがとうございました。  それでは、財務大臣に質問いたします。こういう資料を配付いたしております。それを見ながら質問していきたいと思います。  先般の私の質問で多少議論をしたことですけれども、今回、五月二日に成立いたしました補正予算で、初動の災害救助費用は...全文を見る
○竹本委員 そこで、とにかく、復興するわけですから、大変な金が要るわけです。  この前、質問で提言いたしましたように、私は、企業や銀行などを主要な引き受け手とした政府保証のついた復興債券といいますか、復興債を発行するのが一番いいのではないかと。つまり、国債を発行すると、借金をす...全文を見る
○竹本委員 国民感情という意味では、まあ、きょうは議論するつもりはありませんけれども、東京電力の責任は非常に重いと私は思っておりまして、やはり、数値上の責任のとり方のみならず、国民の、被災者の感情がおさまるということも考えながら対応する必要が絶対にあると私は思っております。これは...全文を見る
○竹本委員 税を課さずに復興を図るという視点で、この用意しました資料をちょっと見ていただきたいんです。要は、復興復旧費用は民間の設備投資プラス使える財源ですべて賄う、そして、それで足らない分は、今申し上げた復興債券で賄う、こういうことですので、使える財源を一遍探してみようというこ...全文を見る
○竹本委員 大臣おっしゃるとおりで、想定外のことが起こったからそれを処理する体制をがらっと変えるというのは、さぞかし大変なことだったんだなという印象を与えますよね。だから、従来の体制の仕組みの中でこの大災害処理をやった方がいいのは事実であります。  ただ、六十年償還というのは一...全文を見る
○竹本委員 時間がほぼ来ましたので、これで終わりたいと思いますが、財務大臣はお金の管理をしておられるのであれですが、今回の災害で、被災者に対して何らかのお金が配られたのかどうか。いつ配られたのかなという感じが、実はしているんです。  例えば、三原山の大噴火のときは、たしか二週間...全文を見る
○竹本委員 できるだけ早く被災者の手元に、少しでもいいから届けてあげないと、本当に大変なことだと私は思いますので、最後に申し上げて、私の質問を終わります。  どうも御苦労さまでした。
05月20日第177回国会 衆議院 文部科学委員会 第11号
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○竹本委員 自民党衆議院議員、竹本直一でございます。  きょう私は、委員ではございませんけれども質問の機会を与えていただきました。委員長及び理事の皆様方に深く感謝申し上げます。  時間が極めて限られております。文部科学行政について、私はいろいろ自分なりの疑問とかそれなりの主張...全文を見る
○竹本委員 毎年あります本場所の数というのは決められているわけですが、技量審査場所にしたおかげで一場所減っております。ですから、その分を被災地の東北で何らかの格好で開催していただいたらどうかなと思うんですが、大臣いかがでしょうか。
○竹本委員 話題を次にかえます。  多くの学校では、一クラス三十人から四十人の生徒を一人の先生が見ております。そうしますと、授業時間が四十五分だとすると、ほんのわずかな時間しか生徒と接触する時間がございません。ところが、秋田県では副担任制をとっておるようでございますが、こうしま...全文を見る
○竹本委員 ただいまの政務官の御答弁、そういう現状だと思いますが、今現在どれぐらいあるのか、ちょっと私はつまびらかな数字はわからないんですけれども、ぜひそういう方向で進めていただくことを御希望申し上げておきます。  さて、教育にはどうしてもお金がかかります。現在、国立大学の授業...全文を見る
○竹本委員 奨学金の話で思いますのは、アメリカのことばかり言って恐縮ですが、ナンバーワンというか、例えば、数学が物すごくできる人には数学に関する奨学金がどんどんつくんです。それは全部もらい切りなんですよ。これは国がやっているわけではない、どこかの財団がやっているんだと思いますが、...全文を見る
○竹本委員 世はグローバル時代でございまして、これから世界で活躍するためには、あるいは国内で活躍するためにも、英語が自由に話せないとだめだというふうな感じであります。そうしますと、それに沿った教育環境が整っているかというと、全く整っていないんですね。ですから、何とかこの英語教育に...全文を見る
○竹本委員 昨夜、文科白書を急いで全部読んだのですけれども、その中に、一人当たりの公財政教育支出、高等教育の部分ですけれども、その国際比較が出ておりました。数字は聞いていただければ結構ですけれども、日本が四千九百二十三ドル、アメリカがちょうど倍の九千六百二十四ドル、ドイツが一番高...全文を見る
○竹本委員 時間がありませんので、ちょっと、私学の経常費の助成のことについて一言お聞きしたいと思います。  私学振興助成法に基づきまして、私立学校には経常費に対して交付税措置がなされております。私のおります大阪府を初め幾つかの府県で、交付税は府県の独自財源であるとして、経常費助...全文を見る
○竹本委員 時間が来ましたのでこれを最後にしますが、私は自民党のシャドーキャビネットの拉致問題担当大臣ということになっておりまして、拉致問題についていろいろ取り組んでいるんです。そういう意味で、教科書検定のあり方がこんなのでいいのかなという疑問を持っておりますので、それについて最...全文を見る
○竹本委員 要はこの拉致問題というのは、日本の主権が侵害された、また、人権問題でもあります。  それに対して、先般、アメリカの場合は、拉致問題ではなかったけれども、オサマ・ビンラディンをとらまえるために軍が突っ込んで、そしてオサマ・ビンラディンを殺害いたしました。片方でそういう...全文を見る
09月13日第178回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第1号
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○竹本委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○竹本委員 ただいまの井戸まさえ君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○竹本委員 御異議なしと認めます。よって、青木愛君が委員長に御当選になりました。  委員長青木愛君に本席を譲ります。     〔青木委員長、委員長席に着く〕
10月20日第179回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第1号
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○竹本委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○竹本委員 ただいまの井戸まさえ君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○竹本委員 御異議なしと認めます。よって、青木愛君が委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  委員長青木愛君に本席を譲ります。     〔青木委員長、委員長席に着く〕
10月24日第179回国会 衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会 第3号
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○竹本委員 私は、この拉致問題で質問させていただくのは二回目でございます。前回は四月二十二日にここに立っておるんですけれども、あのときは、民主党政権ができてから一年半が過ぎている、しかし、拉致問題担当大臣は既にその時点で四人目になっている、このことを指摘したわけですが、今、山岡大...全文を見る
○竹本委員 いや、それは不退転でしょうけれども、国民にとっては何をやってくれたかが問題なので、拉致家族ならなおさらそうですよ。ですから、何をやったかというのを言ってみなさいよ。金賢姫を連れてきたぐらいのことしか、国民の目には映っていないんですよ。
○竹本委員 正直でいいけれども、せっかく待望の大臣になれたんじゃないですか。我々野党は大臣になれないんだから、そのありがたみを考えれば、民主党がやってきたことぐらい頭の中に入れておかなきゃだめですよ。お願いしますよ。  さて、そういうことなんですけれども、私、外務大臣もおられる...全文を見る
○竹本委員 拉致問題は、これは世界的規模で解決しなきゃならない大きい人道問題だと思っております。また、日本にとっては主権を侵されたという問題も伴っているわけで、絶対に解決しなきゃいけない。  そういう意味で、おっしゃるとおり、行政技術的な、あるいは警察関係のいろいろなパイプをき...全文を見る
○竹本委員 それで、今回、中井さんと一緒に聞いたヒアリングの中で彼女が言っておりましたのは、実は横田めぐみさんのほかにも四人の日本人女性を知っているとの情報を私たちに漏らされたんですけれども、この点についてはどうですか、外務大臣。
○竹本委員 また別の情報では、別の脱北者が韓国の国情院に対しまして、自分が収監されていた北朝鮮の強制収容所の中にドイツ女と、それから日本女が収監されていた、こういう証言をしております。この女性は、十八歳のときに日本から拉致され、スパイ活動を強要されましたが、断ったために収容者に入...全文を見る
○竹本委員 どうも松原さんらしくない、似つかわしくない答弁だな。君子豹変するという言葉があるけれども、こんなに変わられるのかと思います。いつものように、かあっとやってくださいよ。それでは真意が伝わらないよ。  北朝鮮による拉致問題が未解決であることはもちろん、北朝鮮において組織...全文を見る
○竹本委員 外務大臣がおっしゃるように、EUと共同でいろいろな決議をやっておりますが、そこで決議があった、実際のところ、それで終わっているのが実態だと思うんですよ。  ですから、私は、より積極的に国連の機能を活用するという意味で、こうした人権侵害が人道に対する罪に該当するかどう...全文を見る
○竹本委員 もう時間が来ましたので、これでやめますけれども、副大臣は元外務官僚でしょう。役人として仕事をしているんじゃないんだよな。政治家として仕事をしなきゃいけない。  だから、もっと積極的に、難しいからやめるんじゃなくて、難しくても、勧告権と調査権を持ったコミッションをつく...全文を見る
10月25日第179回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号
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○竹本委員 自由民主党の竹本直一でございます。  山岡大臣、連日御苦労さまです。きのうも拉致特で御一緒いたしました。きょうも御一緒。あしたもまた内閣委員会でお見受けすると思いますが、頑張っていただきたいと思います。  さて、消費者担当大臣、民主党が政権についてから何と七人目だ...全文を見る
○竹本委員 もう一点。日本の戦後の行政機構の歴史を振り返りましても、先ほどちょっとお話が出ましたけれども、環境省、本格的に動き出したのは昭和四十七年ごろだと思いますけれども、国土庁もありました。いわゆる調整官庁と言われるところは、なかなかデータそのものにオリジナルな性格がない。要...全文を見る
○竹本委員 それでは、具体論に入ります。  何といっても今回の福島の原発事故でありますけれども、これによって放射能がばらまかれました。広島原爆の三十倍の放射能だと言う人もおれば、学者によっては百八十倍と言う人もおります。しかも、長期間にわたってこれが累積していくわけですから、決...全文を見る
○竹本委員 私は米のことだけを特定して聞いたわけではありませんが、いい御発言をいただきました。ありがとうございました。  筒井先生、今、米のことをおっしゃいましたので、ちょっと僕は検査基準のことについて引き続き聞きたいんです。  事故が起こった後、田植えをやりましたね。その育...全文を見る
○竹本委員 御苦労のほどはわかるんですけれども、セシウムは半減期が短いから、期間がたつと減っていくじゃないですか。減ったところで検査すれば、基準内だという話になりかねない。しかし、何がしかの放射能が含まっていることは事実なんですよ。  だから、それが消費者をして非常に不安に陥れ...全文を見る
○竹本委員 検査機器のことを実は聞いているんじゃないんですよ。要するに、まだらにおりていくものだから、やはり大き目に植えつけ禁止の範囲をとるべきであったのではないかということをお聞きしたかったんです。  それでは、暫定基準値の問題に移ります。  現在は、事故緊急避難措置といた...全文を見る
○竹本委員 後藤先生、私は説明をしろと言っているんじゃなくて、こんなに違っていいものか、どちらかが正しくてどちらかが間違っているんじゃないかという思いを持つんですよ。これについて、担当のどこか、どなたでも結構ですから、お答え願いたい。まず、それだけ先にやってください。
○竹本委員 藤田さん、緊急時だから許されるという説明がどうも納得できないんですよ。緊急時だろうが平常時だろうが、食べちゃならない基準、含んではならない放射能の基準はここまでだというのが、どちらでも同じはずなんですね。それがこんなに、二十倍、三十倍までオーケーだというのはどう見たっ...全文を見る
○竹本委員 それは納得できないね。要するに、食生活が違うからといって、二十倍、三十倍違うわけがないじゃないですか。同じ大根が、ロシアにも大根はある、日本にも大根はある、やはり三十倍までオーケーだというのはどう考えたっておかしいんですよ。  だから、皆さんは専門家でないというので...全文を見る
○竹本委員 いや、山岡さんのその正直な話はわかるんですが、しかし、山岡さんの個人的な意見をここで聞いたってしようがないので、やはり閣僚の一員として責任ある立場で、これはここまで安全だ、なぜこんなに違うのかという説明はしていただきたい。これは言っておきます。  それでは、暫定基準...全文を見る
○竹本委員 緊急で、どう処置していいかなかなか判断がつかないときは、大は小を兼ねるのであって、もっと厳しくして、あんなに厳しくしたけれどもそれほど心配はなかったから後に緩める、そうしたらだれも被害を受けないわけですね。今、民主党政権だと逆をやっているわけですよ。これは大丈夫ですよ...全文を見る
○竹本委員 行政上の手続は非常によくわかりました。  ですけれども、私が聞いているのは、要するに、今までそこまではいい、五千ベクレルか何かまではいいと言っていたものを、それを信じてやった人が後にそれより厳しい基準でないとだめだと言われた。政府の言っていることを信じてやったわけで...全文を見る
○竹本委員 お渡ししました資料一ページ目をちょっと見てください。左下のところです。「コメ業者間取引価格 二〇一〇年産」と書いていますが、これを見ていただきますとわかるように、二〇一〇年のお米、つまり古米の価格が上がっているんですね。これは検査体制や暫定基準値のあいまいさへの不安を...全文を見る
○竹本委員 今の答弁、ちょっと問題ですよ。先ほどの山岡大臣の答弁と違う。  山岡大臣は、そういう、私はグレーゾーンと表現しますが、その間に入って損害賠償を求められたら、自分がその担当の閣僚ではないけれども、しっかり検討しなきゃならない、こういう御返答です。  ところが、今のあ...全文を見る
○竹本委員 それならば下げる必要はないじゃないですか。そこが物すごく矛盾しているんですよね。小宮山大臣は、暫定基準値を将来下げますと言っているわけです。なぜならば、十分に安全でないからという判断があるからです。あなたの言い方は、暫定基準値ですべて安全だと。ただ、どういう動機か知ら...全文を見る
○竹本委員 そうすると、ベラルーシとかほかの国の厳しい、二十分の一、三十分の一の国の基準との説明が全くつかないですよ。それは、こういう国が全然科学的知見もなく、わけもなく厳しくしているんだと言わんばかりの答弁ですよ。そんな答弁で健康行政をやられたらたまらないよ。だからもっと真剣に...全文を見る
○竹本委員 そうしたら、未来永劫この基準で安全だと言い続けてください。それで被害者が出たらどうするんですか。あなたは責任とらなきゃだめだよ。これは議論したって仕方がないから。  最後に、先ほどちょっと副大臣の方が、私は質問していないけれども答弁されました検知器ですね、検知器をも...全文を見る
○竹本委員 終わります。
10月26日第179回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○竹本委員 衆議院議員、自民党の竹本直一でございます。よろしくお願いします。  私、この質問席に初めて立つんです。これは予算委員会の部屋ですね。私は、当選五回、十六年目に入っているんですけれども、予算委員会ではただの一回もまだ質問したことがない。それほど自民党には人材が多いとい...全文を見る
○竹本委員 るる、国の信用力にかかわる仕組み及びマネジメントのやり方はどうあるべきかという心構えはよくわかったので、私が聞いたのはそういうことではなくて、今の増税路線は来年の夏ごろ変えることはあるかないか。私はあるんじゃないかと疑っているんですが、どうですか。イエスかノーで答えて...全文を見る
○竹本委員 理由はともかく、この増税路線は変えないということですね。もう一回お願いします。
○竹本委員 いや、理屈を聞いているのではなくて、今政府が打ち出している所得税、法人税、場合によってはたばこ税、こういった税を増税することによって災害対策の費用を生み出すというこの決定、これは変えるのか、変えることは絶対ないのかどうか、そこを聞いているだけです。
○竹本委員 何か逃げ口上を用意しているような感じがして仕方ありませんけれども、これ以上聞いたって仕方ありません。  ただ、民主党が二年前の選挙で勝ったのは、だまされたんだけれども、やはり国民の期待があったからだと思うんですよね。言ったことを実行しない、言ったことを実行しない、言...全文を見る
○竹本委員 我々は、円高対策について、G7の前の九月七日、それから三次補正を前にしての十月六日、二回政府に申し入れているんです。その中身が余り反映されていない。全部反映する必要はないかもしれませんけれども、十月二十一日の政府の円高対策方針には、今古川さんが御説明になったようなこと...全文を見る
○竹本委員 石田さんおっしゃるとおり、そんなに考え方に大きい差はないわけであります。それをどう執行するか、どう実行するかについて、どう役所を説得するか、それだと思うんですよ。ただ、外為の金を使うなんということは、今まで大蔵省は絶対ノーだと言っていたのではないですか。おたくらがその...全文を見る
○竹本委員 官民一体でやらなきゃならない、まさにそのとおりで、きょうはこの後成長戦略のことについて議論をしたいんですけれども、ちょっとその前に、今の日本の産業界が直面している、今、何か八重苦というらしいですね。この間まで六重苦だと聞いていたんですが、八重苦。  何が入ったのか調...全文を見る
○竹本委員 この八重苦の中で、ちょっと労働者派遣法に関して申し上げたいと思います。  製造業の多くは、労働者派遣法改正を機に、派遣会社からの労働者を受け入れ、低コストで柔軟な労働力確保に努めてきたのが実態です。けれども、二十年の秋以降、派遣労働者が契約を打ち切られる派遣切りが社...全文を見る
○竹本委員 次に、二五%の温室効果ガスの削減問題について申し上げたいと思います。  原発がとまっているんですよね。この国際公約の導入はこれから本当にできるのかどうかということであります。  環境省の試算によりますと、一〇%削減と一五%の排出権取引で対応した場合でも、経常利益が...全文を見る
○竹本委員 今の私の発言で、幸いなことに東北の大震災を口実に使える、こういうことを言いましたけれども、それは震災が幸いだったと言っているわけではもちろんありません。一つの口実を探すのにそれも一つの理由にしたらいいのではないか、一日も早く二五%を修正すべきだというのが私の意図したと...全文を見る
○竹本委員 政府のやっていることはその点についてはわかりましたが、大きく考えまして、日本はこれからどうしていくかということを考えますと、やはり、もっともっと稼げる経済大国であり続けることが必要だと思うんです。  そのためには、何といっても、日本の持てる一番の力、それは大変高度な...全文を見る
○竹本委員 時間が大分来ましたのでそろそろ終わりにしますが、要は、日本の国を富ませるためにできることはすべてすべきだと私は思います。  そういう意味で、例えばODAなんかでもアンタイドということにこだわり過ぎて、ドイツなんかは、ドイツの例えばシーメンスとかそういう製品を使うのな...全文を見る