竹本直一

たけもとなおかず

小選挙区(大阪府第十五区)選出
自由民主党・無所属の会
当選回数8回

竹本直一の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月24日第180回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第1号
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○竹本委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
○竹本委員 ただいまの井戸まさえ君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○竹本委員 御異議なしと認めます。よって、青木愛君が委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  委員長青木愛君に本席を譲ります。     〔青木委員長、委員長席に着く〕
02月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○竹本委員 衆議院議員の竹本直一でございます。  きょうは、私、財務金融委員会が長いので野田さんらとはしょっちゅう会っていましたけれども、予算委員会で討論するのは初めてでございます。ひとつよろしくお願いしたいと思います。  時間はわずか三十分と限られていますので、余り多くのこ...全文を見る
○竹本委員 おっしゃるそのとおりです。だから、しっかりと応援をして、補佐してあげていただきたい。かつて戦後、通産省は、そういったことに全力を尽くして今日の経済大国の基礎をつくったわけですから、ぜひその点はお願いしたいと思います。  さて、海外で競争するには、国際競争があります。...全文を見る
○竹本委員 要は、自制を前提として、必要な場合には国家資本主義で対応しなきゃならないケースがある、だから、そこは十分自覚してやってもらいたいというのが私の考えであります。  かつて、福田赳夫内閣のときに、対外経済担当大臣として牛場信彦さんという方が就任されました。それで、各国を...全文を見る
○竹本委員 さて、今は円高、八十円にはなりましたけれども、なお円高であります。我々も円高問題をずっと勉強してきたんですけれども、結論を言うと、円高のときは円高メリットを、円安のときは円安メリットを使うということに尽きるんじゃないかなというような感じがするわけであります。  そこ...全文を見る
○竹本委員 JOGMEC等あります。これは国策機関としてそういう努力をするわけですけれども、どうも、いろいろ聞きますと、JOGMECは行く、民間企業連合が行く、日本人同士で競争している、結局とれない、こういうのが結構あるらしいんですよ。  中国の人たちに聞きますと、トップの方に...全文を見る
○竹本委員 ぜひそれは頑張っていただきたい。  海外のインフラを見ていますと、アメリカの高速鉄道プロジェクトだって、東海岸、西海岸両方とも、何かもう一つぱっとしない。一時は受注できるような雰囲気になっていたけれども、そうでもない。ブラジルの新幹線も、ほぼだめでしょう。そういうふ...全文を見る
○竹本委員 今総裁が言うように、同じようなことなら、どうしてターゲットという表現をしないんですか。
○竹本委員 はい、これで最後にします。  要は、アメリカのFRBは物価の安定と雇用の確保ということを二つ要件にしています。日本の日銀法は物価の安定だけなんですね。ところが、実際、日本の経済を見ますと、雇用調整助成金で失業者が四百六十五万人いるわけです。これを入れると実質失業率一...全文を見る
02月24日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第2号
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○竹本委員 自民党衆議院議員の竹本直一でございます。  五十分、時間をいただきましたので、貸金業法から関連の質問をさせていただきまして、あと経済に関する質問をさせていただきたいと思っております。  まず、大臣、改正貸金業法、六年十二月に成立ですけれども、一〇年の六月に完全施行...全文を見る
○竹本委員 まとめて言えば、ほぼ順調にいっているというような印象を受ける御返事であったように私は思いますが、我々の見方はちょっと違いますので、大臣、ぜひお聞きください。  まず、大手消費者金融の残高は、この間、七割減少しております。データを見ますと、六年の一月には八・三兆円だっ...全文を見る
○竹本委員 ぜひそういう分析をしていただきたいというふうに思います。  さて、貸金業の実態が消費者の間では大きくさま変わりしております。  金融庁の調査によりますと、全ての指標がいい方に向かっている、こういうような印象のデータばかり来るんですけれども、どうも新しい種類の闇金が...全文を見る
○竹本委員 前回の改正で総量規制をやりました。もちろん、金利の引き下げもやったわけですけれども、特に総量規制が非常に厳しいんじゃないかと私は思っております。  つまり、恒常的に借金をして、それを用途に充てておった人が、ある日突然、借りられなくなったわけです。そうしますと、先ほど...全文を見る
○竹本委員 もう少しこの問題を突っ込んでいきたいと思います。  警察庁、来ておられますけれども、平成十九年から二十二年までの闇金事犯の検挙件数をちょっと教えてください。
○竹本委員 ほぼ横ばいという感じの結果だと思いますけれども、闇の世界にくぐっている本来違法なものがなかなか表へ出てこない。そして、カードの現金化で立件、逮捕したのが一件だというような報告も聞いております。  どういうふうにすればこの実態が把握できるのか。結局、被害者が申し出なけ...全文を見る
○竹本委員 昨年六月の完全施行後に、就任直後だったと思いますが、自見大臣の肝いりで改正貸金業法フォローアップチームがつくられました。六月二十七日にこのチームの会合で配付した資料に、「改正貸金業法完全施行後の一年の状況について」と題するものがあります。まさに金融庁が作成、提出したも...全文を見る
○竹本委員 その資料はそのように読むと理解いたしましても、もう一つ質問があります。  貸金業者が銀行やサービサーに売却した債権、あるいは廃業して信用情報機関からも離脱した貸金業者の債権はどのように扱われているのか。こうした売却や廃業による借入件数の減少も含まれているのであれば、...全文を見る
○竹本委員 ここでちょっと視点を変えまして、中小企業の経営の実態、貸金業の実態について質問したいと思います。  大体、この総量規制は、個人にかかるものであって、法人にはかかりません。また、個人の借り入れについてはかかるけれども、事業の資金にはこの総量規制はかからない、こういう状...全文を見る
○竹本委員 貸金業者の数は、二〇〇六年三月末で一万四千件、二〇一一年三月末で二千五百に減っております。約八割減少したことになるわけであります。  この中に、政府の施行規則や指導に沿って営業を続けていたのに、二〇〇六年一月の過払い金返還請求を認める最高裁判例を機に急増した返還請求...全文を見る
○竹本委員 国賠の訴訟あるいは法人税還付請求、このように、形や方法論は違いますけれども、グレーゾーンという過去の行政の不備による損失の回復を求める動きが出ているということだと私は考えます。  ユニワードが損害賠償を求めている金額は二億七千万、武富士は二千億円ということですけれど...全文を見る
○竹本委員 余り差し控えられても議論にならないんですが。精いっぱい答えていただきたいと思います。  要は、貸金業者は、過去の納税と過払いの二重負担にひいひい言っているわけです。したがって、貸し出し余力が限界的になりまして、本当に資金を必要とする人に本来の資金が回らない。つまり、...全文を見る
○竹本委員 自見大臣は九州ですので、消費者金融の末端の世界はよく御存じだと思いますけれども、前回の改正で、一番勘違いに近いぐらいの、ある意味ではミスなのは、要するに、資金を一時、一日だけ立てかえる、この要請がいっぱいあって、それに対して応えられるのは、例えば昔でいえば頼母子講とか...全文を見る
○竹本委員 話題をかえまして、安住財務大臣に幾つかお聞きしたいと思います。  きのう、予算委員会でも少し私は申し上げましたけれども、今回の十兆円の日銀による資産買い取り、非常に英断であり、よかったと思っています。  結局、私の地元でも、あの行為があって、そして七十六円が七十九...全文を見る
○竹本委員 もうひとつちょっとよくわからないんですが。  要は、リーマン・ショックという大事件がありました。麻生政権のときにこれがありまして、当初予算に相当分積み上げたんですね。その後を引き継いだ民主党政権は、積み上げた予算額をもとに、さらに積み上げてきているわけですよ。ですか...全文を見る
○竹本委員 もう時間もありませんが、もう一つ申し上げておきますと、今回、消費税の税収に関する試算の仕方が、どうも我々理解できないところがあります。  それは、政府は今後五年間の名目成長率を一%に設定しているんですね。他方、二〇一〇年六月の新成長戦略、皆さんが発表しましたよね、あ...全文を見る
○竹本委員 これで終わりますが、要するに、きのう言ったことと、きょう言ったことと、数字が違うのであれば、それは、なぜそうかという説明をしておかないと誤解を招くということ。  最後に、安住大臣、これはあなたに答えてもらいたいんです。  今回、震災復興で一次、二次、三次、四次まで...全文を見る
○竹本委員 どうもありがとうございます。
03月07日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○竹本委員 自民党の衆議院議員、竹本直一でございます。  私は、自民党内でシャドーキャビネットの内閣府担当大臣ということになっておりまして、金融、経済財政、拉致問題、国家公安委員会等を担当しております。多岐にわたりますが、きょうは時間が余りありませんので全部は触れるわけにいきま...全文を見る
○竹本委員 内閣府は、平成二十三年三月三十一日の中央交通安全対策会議におきまして、第九次交通安全基本計画を策定いたしました。その中で、交通死亡事故数の目標を三千人に設定したわけでございます。  私は、実は、十五年前から我が党内において交通安全議員連盟という組織をつくっておりまし...全文を見る
○竹本委員 ありがとうございました。  もう一点お聞きしますが、この死者数は、事故後二十四時間以内に死亡した方の数だと認識しておりますが、交通事故で一カ月以内に死亡した方の数はどういうふうになっているのか、お知らせください。  そして、ちょっと要請をしていなかったんですけれど...全文を見る
○竹本委員 今お話しのように、八十九万というと、人口の約一%に相当するわけですから、これは大変な数字でありまして、百人に一人は必ず交通事故でけがをしているということでございます。  ぜひ、交通安全に当たられる役所の方は、十分認識はしておられると思いますけれども、何とかこの災害を...全文を見る
○竹本委員 まさにそのとおりでありまして、海外へ発するメッセージは、公のものとしては一つでなきゃいけない。もしそこにそごがあるのであれば、こういうことで再検討を加えているとか、あるいはこのように考え方を変える予定であるとか、そういうことを言ってあげないと、日本政府の言うことは信用...全文を見る
○竹本委員 私の質問がちょっとよくなかったんですかね。両方できれば、それは私もそれでいいと思うんですけれども、なかなか難しい局面があるのではないか。  つまり、一一年、昨年の貿易赤字は、高額な原油を、震災もありましたから、どんどん、相当のお金を使って原油、天然ガスを輸入しなきゃ...全文を見る
○竹本委員 高齢化社会になって、人口も減っていきますから、日本からいろいろなものをつくっても、円高の問題もこれありで、なかなか価格競争力がない。そうしますと、基本的に輸出が伸びないだろうと思うんです。  それでは、先ほど、両方とも黒字がありがたいという話がありましたが、我々もそ...全文を見る
○竹本委員 そのとおりなんですけれども、結局、日本のブランドを大事にしなきゃいけない。それには、バリューをもっと見つけさせて、そして、それを高く、価格を維持しながら利益につなげるということが必要だろうと思います。  ただ、企業もそういったことだけにこだわり切れない問題がありまし...全文を見る
○竹本委員 日本は、一千四、五百兆円の金融資産を持っていると言われていますね。それで、お金があるんですけれども、その運用の先が、運用の宛先が国内にないわけです。ですから、この金が海外、例えば外国の投資信託に投じられて、円キャリートレードとか云々で外国へ投資されてしまっている。 ...全文を見る
○竹本委員 渡しましたこの資料、日米欧のマネー統計というのをちょっと見てください。  日本とアメリカとユーロ圏の比較なんですけれども、日本のグラフで見ますと、一番上がマネタリーベース。マネタリーベースというのは、日銀券の発行高と当座預金の残高、この両者を合計したものであります。...全文を見る
○竹本委員 考えていただいているのは結構なんですが、ちゃんと実行してくれないと困るんです。現実にこの幅を縮めないと意味がないですよ。日銀がかわいそうですよ、こんなの。  ですから、本当にどういうふうに工夫して、銀行をそうさせるか。私に言わせれば、やはり銀行は逃げ道があるんですよ...全文を見る
○竹本委員 岡田副総理に来ていただいていますので、ちょっと聞きたいと思います。  冒頭、官房長官に聞きました問題も岡田副総理に聞こうかと思っていた話なんで、同じ認識を持っていただきたいと思いますが、年金問題なんです。  年金問題について、賦課方式か最低保障年金などの議論の前に...全文を見る
○竹本委員 実は、これは民主党政権だけのせいではないので、私もこの問題を担当したことがあるんですけれども、やはり、当時から未納率を下げるというのは極めて難しい問題でありました。しかし、完全に一〇〇%徴収というのは、今の制度ではなかなか難しいというふうに思います。  ですから、仮...全文を見る
○竹本委員 そろそろ時間がなくなってまいりました。  最後に一つ、電力、エネルギーの問題についてお聞きしたいと思います。  震災後に起きた問題の一つが電力問題です。福島第一原発事故をきっかけに原発が次々と停止いたしました。政府は、東京電力、東北電力管内の大口電力需要家に、昨年...全文を見る
○竹本委員 これで終わりますが、今のをもう一度確認させていただきます。  要するに、ストレステストでオーケーが出て地元住民の理解が得られれば、必ず再稼働させるのか、そこに政治判断がさらに加わるのか、それについて答えてください。
○竹本委員 終わります。
03月15日第180回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○竹本委員 衆議院議員の竹本直一でございます。  私は、当委員会の委員ではございません、したがって初めて質問するわけでございますが、沖縄問題について思い入れもありまして、質問させていただくことにしました。  ことしの沖縄の予算、ちょっと大臣に聞きます、おわかりだと思いますが、...全文を見る
○竹本委員 十兆円が多いか少ないかは別としまして、やはりその思いは、太平洋戦争中に二十万人の人を死なせてしまったという、日本の歴史上の大事件に対して償いの気持ちは当然あったんだろうと思いますし、また、発展のおくれたこの地域を何とか早く発展させなきゃいけないということもあったと思う...全文を見る
○竹本委員 沖縄の振興を考えるときに、先ほど申し上げたような過去を持っておりますから、言ってみればその誇りと自尊心を傷つけないような、そういう発展の方向を目指すことが政府としては絶対必要だと思っております。  そこで、沖縄の特徴は何かというと、やはり立地にあると思うんですね。か...全文を見る
○竹本委員 国際資源という言葉があるのかどうか知りませんけれども、そういう意味で非常に可能性の高い地域であるということを念頭に置いて、政府としてもぜひ頑張ってほしいし、我々自民党としても非常に愛着者が多いですから、いろいろなことを考えているんです。ぜひそういった、十分議論をしてい...全文を見る
○竹本委員 ぜひ、おおらかな気持ちというか、先ほど申し上げた背景も踏まえて、どうぞ自主性を発揮できるような対応を政府としてもしてほしいと思います。  沖縄には、産業の振興、雇用促進のために、現在、三つの経済特区が設けられております。情報通信産業特別地区、それから特別自由貿易地区...全文を見る
○竹本委員 相変わらず、専ら要件を緩和したと言うんだけれども、どうなんですかね。販売を外でやってもいい程度のことでは、ほとんど乗ってこないんじゃないかと思うし、また、四〇%に控除率を引き上げたと言いますけれども、周辺見たら、韓国だってシンガポールだって物すごい減税をやって、一〇〇...全文を見る
○竹本委員 正直言うと、財務省に言い負けられたんだと思います。国内が競争相手ではないんだから、周辺の外国が競争相手なんだから、八割控除するとかぐらいのことを沖縄だけに認めるぐらいのことをしたら、そこにばあっと企業が来て、さすがだなということになるわけですよ。これだと言葉が躍ってい...全文を見る
○竹本委員 時間も余り残っておりませんので、軍用地法のことについてお聞きしたいと思います。  沖縄の軍用地は、他の地域と比べまして、私有地の比率が非常に率として高い、これが特徴です。したがって、地方公共団体等が返還後に円滑な事業を実施するためには、返還前から駐留軍用地内の用地を...全文を見る
○竹本委員 投機目的で、沖縄県外や国外の投資家による駐留軍用地の売買が活発化しているのは事実です。日本政府が地権者へ支払う賃借料は、全国的に地価が下落する中にあっても年々上昇を続けておりまして、本土に復帰した昭和四十七年度には百二十三億円であったものが、平成二十二年度には七百九十...全文を見る
○竹本委員 それは何ですか、やらないということですか。
○竹本委員 はっきりわからないね。  この法律では規制できないけれども、ほかの法律で規制するのであればそれは可能である、立法政策の問題だ、そういう意味ですか。確認。
○竹本委員 国土利用計画法等は、名前の公表等々いろいろ規制がございますけれども、なかなか十分な、法が整備されていないのが現実であります。しかし、政府におかれては、ぜひこの問題にもっともっと関心を寄せていただき、外国人が不法に、日本の国益を害するような形での土地所有ができないような...全文を見る
○竹本委員 随分気楽なことを言っているけれども、北海道の自衛隊の基地の隣にある土地を中国人に買い占められたというニュースも、週刊誌かどこかで見ましたよ。それを、のぞいているから大丈夫だと、そんな気楽なことを言っちゃだめで、やはり、これは大問題だと思えば、ちゃんとしかるべきところに...全文を見る
○竹本委員 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますが、最初に質問いたしました沖振法の関係ですけれども、今回、一括交付金という形にしております。これは、他の自治体、四十七都道府県のうち半分ぐらいが前年度予算から減らされている中で、沖縄は抜本的にふえているんですよね。うらやま...全文を見る
03月23日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○竹本委員 新型インフルエンザの問題について、一時間、質問をさせていただくんですけれども、中川大臣、そもそも冒頭にお伺いしたいんですけれども、世界の歴史を振り返ってみると、ちょっと調べてきたんですが、戦争とか天然災害あるいはその他事故等によっていろいろな人が亡くなったケースがたく...全文を見る
○竹本委員 法案として提出していただくことになったのは非常にありがたいことで、ぜひしっかりとその体制を組んでいただきたいんですが、我々も、二年前の十一月だったと思いますが、自公両党でこの勉強会を開きまして、自民党は川崎二郎さんがヘッドだったと思います。公明党さんは坂口先生がヘッド...全文を見る
○竹本委員 御苦労さまです。  それで、我々は経験から学ばなきゃいけないところがございますが、三年前に流行しましたインフルエンザA、H1N1二〇〇九、これに対する対応が一つの教訓になっていると考えるんですけれども、政府側における三年前の事案の検証は、新型インフルエンザ(A/H1...全文を見る
○竹本委員 我々の、自公の提言においても、国民の生命と健康を守り、我が国社会の混乱を回避するためには、まさに国家の危機管理の問題として、政治の責任において国及び地方公共団体が総力を挙げて対処することが必要だ、こういうことを言っておるんですけれども、今回の東日本大震災の対応を見てお...全文を見る
○竹本委員 私が恐れるのは、例えば予防接種等のケースがそうだと思いますが、自治体の責務だと思われていることでも、先ほど言いましたように、自治体によって対応が違うことがあるんです。そのときは、政府としては、指示をしている、結果もまた報告をとって、やはりそこにそごがあればいけないから...全文を見る
○竹本委員 ありがとうございます。  さて、次に、備蓄についてお聞きしたいと思います。  この法案におきましては、政府を初め関係機関による備蓄について、第十条で規定しておりますけれども、個人、家庭レベルでの備蓄も、それらに相まって必要だと思います。  我々の提言においても、...全文を見る
○竹本委員 インフルエンザが海外で発生して、それに日本人がかかった場合に国としてどういう対応をとるのか、ちょっと聞いてみたいと思います。  実際、外国におって備えが十分でない、そういうときにこういったインフルエンザにかかる、大使館とか領事館に行けばいいのかどうか非常に迷うと思う...全文を見る
○竹本委員 こういう患者が帰国したいと言い出した場合に、もちろん民間航空機がある場合はそれを利用すればいいのかもしれないけれども、ない場合には自衛隊が何らか役割を果たせるのではないかと思うんですが、いかがですか、防衛省。
○竹本委員 次に、停留場所のことについて聞きます。  周辺の宿泊施設等の理解や協力を得つつ確保に努める、こういうふうに我々の提言ではしておいたんですけれども、この法案においては、一定の場合には同意等によらず停留場所を強制的に確保することができるようにされております。  このよ...全文を見る
○竹本委員 次に、国内において強制力を持って対応しなきゃならないケースをちょっと想定して質問したいと思います。  国内において人から人への感染が確認された場合に、さらなる感染拡大を防止するために、一定地域を封鎖して、人、物、金全ての移動を禁止することも必要になると考えますが、こ...全文を見る
○竹本委員 新型インフルエンザ等の緊急事態については、一定の要件に該当する場合に政府対策本部長が宣言を行いますが、宣言後に行い得る措置に、国民の権利と自由を一定期間にわたり制限する性質のものも含むというふうに考えられますので、そういう立場からすれば、緊急事態の要件について政令で定...全文を見る
○竹本委員 緊急事態という言葉は法律用語で、実定法ではいろいろ出てくるんですけれども、ちょっと思いつくだけでも、緊急対処事態、これは事態対処法の大規模テロのケースですけれどもそういう言葉がありますし、原子力緊急事態宣言、これは原子力災害対策特別措置法であります。それから、災害緊急...全文を見る
○竹本委員 その緊急事態が発生した場合、例えば、患者がたくさん出て病床が足らない、こういうことも十分考えられるんですけれども、そういった場合は、どういう対応をするんですか。
○竹本委員 おっしゃるように、四十八条、それから四十九条に関しての御発言がありましたけれども、医療提供体制というのは、既存の医療施設を最大限に活用することが基本です。どうしてもだめなときは、おっしゃるように、同意を得ずに土地等を利用するケースは、まれだとはいえ、あり得ると思うんで...全文を見る
○竹本委員 次に、ワクチンの問題について聞きたいと思います。  現在、一年半かかると言われております全住民分のワクチンの製造期間を六カ月に短縮したいということで、それを目指しているわけですけれども、細胞培養法など新しいワクチンの製造法の研究開発や生産ラインの整備を推進することに...全文を見る
○竹本委員 今回の計画によりますと、世界じゅうのどこかでインフルエンザが発生した場合には、お医者さんとか、あるいは指定公共機関、行政機関の関係者、こういった人たちは予防接種をやることになっているんですね。そのとき、新しく発生したインフルエンザ、どういうタイプかわからない、それを関...全文を見る
○竹本委員 それはわかるんです。それはわかるんですが、世界のどこかで新しいタイプの感染症が発生した、そのときは、国内の関係者には予防接種をしなきゃいけないということになっていますね。そうすると、その新しいタイプのものをつくるのに、増産じゃないですよ、新しいものをつくるのにどれぐら...全文を見る
○竹本委員 国民に打てるんじゃなくて、まずお医者さんとか指定公共機関、行政機関の関係者に予防接種するということになっているので、それをやる、その注射液をつくるのにどれぐらいの時間がかかるかということを聞いているんです。  一億二千万の人に注射するものを何カ月でやれと言っているわ...全文を見る
○竹本委員 そうすると、二カ月足らずの間にできれば一応体制が整えられるということですよね。  菌が今度国内で発生した場合は、全国民、一億二千万に予防接種をするんですか、どうですか。
○竹本委員 その場合、ワクチンを一億二千万用意したとして、どれぐらいの費用がかかるんですか。概算で結構です。
○竹本委員 藤田政務官、あるいは局長でも結構ですが、先ほどの、今度は量産体制の方ですけれども、どういう体制を組んでその量産ができるのか。六カ月ぐらいでできるということですけれども、その仕組みあるいは用意についてお話をしていただきたい。何か、四つほどの研究所か製薬会社に製造させれば...全文を見る
○竹本委員 それは、あらかじめどういう要請をしているのか、あるいは契約をしているのか。政府が要請した場合に、それに応じてその四つの研究所が製剤をつくるということですけれども、どういう形でそのような体制になっているのかを説明してください。
○竹本委員 その場合、設備を用意して、それなりの備えをしておかなければなりません。当然コストがかかります。その費用はどのようにして支払われるのか、あるいは支払わないのか、それを聞きたいと思います。
○竹本委員 法律の五十五条、物資の売り渡しの要請等という条項がございます。これについて質問します。  特定物資の確保のため緊急の必要があると認めるときは、事業者に対して、その取り扱う特定物資の保管を命ずることができる、そう書いてありますけれども、特定物資というのはどのようなもの...全文を見る
○竹本委員 もう一点、土地等の使用について聞きます。  第四十九条でございますが、「特定都道府県知事は、当該特定都道府県の区域に係る新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施に当たり、臨時の医療施設を開設するため、土地、家屋又は物資を使用する必要があると認めるときは、当該土地等の所...全文を見る
○竹本委員 あと、今回の東北の災害の反省から見て、とり得る措置として埋葬、火葬の特例というのがございますが、感染症ですので、どのように対応するのか知りませんが、例えば、特定の自治体で処理というか、できない場合に、どこかの自治体へ持っていく、ほかの自治体はオーケーしない場合もあり得...全文を見る
○竹本委員 埋葬法においては、亡くなられてから二十四時間以内は埋葬行為はできないというふうになっていると思いますが、ただ、これは感染症ですので、どんどん広がる可能性があります。そうすると、亡くなられたということが判定されればすぐ埋葬というか焼却しなきゃならないというケースも十分あ...全文を見る
○竹本委員 もう時間が来ましたのでやめますが、要は、この五十六条が、他に特別の定めがある場合に該当するということと、そして、そのほかの既存の規定もあるから、二十四時間以内の処理も可能だというふうに理解いたします。  時間が来ましたのでこれで終わりますが、この法案は、もともと数年...全文を見る
03月27日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第12号
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○竹本委員 自民党の竹本直一でございます。  きょうは、この問題についての質問の時間をいただいたわけですが、限られた時間でございますので、できるだけ核心に触れた質問をいたしたいと思っております。  まず、大臣、私は、今回の事件は、今お話あったマドフ事件と全く同じ巨額詐欺事件だ...全文を見る
○竹本委員 再発防止に努めるのは当たり前のことでありますが、こういうことを起こされると本当に大変だ。政府の方では、今消費税を値上げしようといって、消費税を値上げしなければ日本の経済構造に対する信頼が失墜するんだ、だから値上げしなきゃいけないと言う人もいるぐらいですが、それほどあら...全文を見る
○竹本委員 事務局長、岳野さん、あなたは専門家ですから、しかも、責任ある地位にある。そうすると、数字がいっぱいある、六千件の情報がある、だけれども、やはり仕事をやっておって、肌感覚というのがあるはずですよ。その肌感覚を感じないようでは困るんです。絶対あったはずですよ。  もう一...全文を見る
○竹本委員 この問題にばかりかかわっておられないんですが、要は、七千件の情報を全部あなたに読みなさいと言っているわけではなくて、やはり、いろいろな会話の中、会議の中、いろいろなうわさの中、あるいはいろいろな業界の人との接触の中で、何かそういう感ずるものがあるはずですよ。そういう感...全文を見る
○竹本委員 私の質問は、二十年に一回しか順番が来ないわけですよ、税務署でも三年に一回来るといううわさがあるぐらいですが、二十年に一回だったら、そんな、一世代かわってしまうじゃないですか、それでいいとあなたは思っているのかということを聞いているわけですよ。二十年に一回しか検査しない...全文を見る
○竹本委員 いや、もうそんなことはわかっているんですよ。  では、大臣に問います。  二十年に一回しか回ってこないような検査でいいと思っておられますか。副大臣でもいいです。
○竹本委員 二千億円の年金資産を運用する一方で、金融派生商品などの取引高は延べ五十七兆円、これは二〇一〇年の数字ですけれども、きょう買ってきょう売る、朝買って午後に売る、これを繰り返しても、二千億円のファンドですと、月に市場が開いている二十日間で十二カ月運用して四十八兆円になりま...全文を見る
○竹本委員 証券取引等監視委員会は、二〇〇六年と二〇〇九年、AIJの営業を担当する関係会社のアイティーエム証券、本体にじゃなくてアイティーエム証券に対して定期検査に入っておりますけれども、二〇〇九年といいますと、格付投資情報センターがAIJの社名を伏せてニュースレターで警告した年...全文を見る
○竹本委員 オリンパス事件もそうですけれども、タックスヘイブンを活用して、租税回避地を活用してこういう虚偽の報告書を出し、いろいろ悪いことをするというのはいっぱいあるんですけれども、今回の問題はやはり同じことで、どういうことが行われたかが非常に見えにくくなっております。  日本...全文を見る
○竹本委員 時間がそろそろなくなってまいりました。最後に、厚労省に質問いたしたいと思います。  先ほど、小野塚さんの質問でも話題になっていましたけれども、厚生年金、本体が一・六%運用でいい、ところが厚年基金の方は五・五%運用、えらい差があるんですよね。  なぜそういうことをや...全文を見る
○竹本委員 こういう事件が起こると、一斉調査をする、先ほど金融庁の方も同じようなことを言っていましたけれども、それは、一斉調査できるのなら事前にずっとやっておけばいいと私は金融庁の方にも思いますよ。  最後に、この質問をもう一回させていただきたいと思います。  要は、今回の問...全文を見る
○竹本委員 金融緩和の裏には厳しい事後チェックが前提になっておりまして、その厳しい事後チェックに努力を欠いていたのではないかというのが私の印象であります。  ぜひ、クレディビリティーの回復にしっかりと頑張っていただくことを最後に残しまして、私の質問を終わります。
○竹本委員 自民党の衆議院議員、竹本直一でございます。  きょうは、参考人の皆さんにきちっと、私が疑問に思っていることをお聞きしたいと思います。  まず、浅川参考人にお聞きします。  あなたがAIJ投資顧問の代表取締役に就任した二〇〇四年以降、現在まで、デリバティブ取引の損...全文を見る
○竹本委員 年金基金は、中小企業の従業員のために設立されているものであります。あなたがこの運用を任されて運用するときに、中小企業の社員の顔が頭に浮かびましたか。
○竹本委員 AIJでは、予定利率を幾らで想定していたのか、聞きたいと思います。  基本的には、日経二二五や国債の先物の逆張りを行っていたと聞いておりますけれども、実際はどのような運用を行っていたのか。なぜそのようなむちゃな運用をしていたのか。  中小企業の社員の貴重なお金を運...全文を見る
○竹本委員 貴重な資産を、先の見通しもないにもかかわらずそのようなむちゃな運用をすることに対して責任を感じているのかいないのかということを聞きたかったわけであります。  さらに、給与の点を見ましても、私が調べたところでは月収六百万円ぐらいもらっているということでありましたけれど...全文を見る
○竹本委員 お客さんにうその報告をして、その時点では申しわけないと思っていなかった。では、当たり前だと思っていたんですか。もう一度答えてください。
○竹本委員 先ほどの質問にもありましたけれども、二〇〇九年以降、新たに契約して集めた資産を運用していたわけですけれども、その資金は何に使いましたか。結局、損失を埋めるために、あらかじめ投資をしていたその年金に返す資金として使っていたのではないかと思いますが、いかがですか。
○竹本委員 二〇〇九年以降、新たに勧誘した、そして基金を預けられるわけですけれども、そのお金を払い戻す人たちに左から右へ回していたのではないかというのが私の疑問であります。そういうことをしていたかどうかということです。
○竹本委員 東京年金経済研究所の石山氏のことは、社保庁OBですけれども、この人は、いつ時点で知り合いになったのか、あるいはそもそも知らなかった人なのか。どちらですか。
○竹本委員 石山氏とコンサルタント契約を結んでいますけれども、結んだ理由は何ですか。石山氏の何に期待をしてコンサルタント契約を結んだんですか。
○竹本委員 石山氏から年金基金の担当者を紹介されましたか。紹介された年金基金担当者は社保庁のOBでしたか。
○竹本委員 四社、五社というような、そんな少数ですか。もう一度答えてください。
○竹本委員 石山氏が契約を取りつけてくるようなことはありましたか。
○竹本委員 そもそも浅川氏は、野村証券時代は営業畑にいましたけれども、営業畑のあなたに資金運用ができる能力があると考えていますか。営業と資金運用の違いを言っております。
○竹本委員 あなたの能力がどの程度かは別といたしまして、石山氏とコンサルタント契約をした背景には、石山氏が社保庁OBであり、そして、その人脈をフルに活用すれば、たくさんの基金から寄託をされ、そして、この仕事がうまくいくと考えたのではないかと私は思うが、いかがですか。
○竹本委員 顧客から、AIJの監査報告書が含まれておりますファンド運用報告書の開示請求があったと思いますけれども、この場合、なぜあなたは開示を拒否したんですか。
○竹本委員 顧客からです。
○竹本委員 知人の公認会計士に監査報告書の改ざんを依頼したと聞いておりますが、その理由は何ですか。
○竹本委員 まさにうそを公認会計士に、いわゆる半ば公的存在ですよね、こういう人に言ってみれば公文書として記載させるという、まさに詐欺もいいところじゃないですか。そういう認識はどうしてないのか。うそを書かせるわけですから、それを信用させて、そのとおりの書類をつくるんですから、それで...全文を見る
○竹本委員 うその数字を書かせて、だましたつもりはないというのは、何とも不思議な答弁だと私は思いますが、もう少し真面目に答えてください。  石山参考人に聞きます。  コンサルタント会社設立時にAIJから資本金の三分の二の出資を受け、社員の派遣と給与の支払いもしてもらっておりま...全文を見る
○竹本委員 先ほどちょっとコメントいたしましたけれども、社保庁人脈を使って全国の基金におる社保庁OBに基金運用セミナーへの参画を呼びかけたことがあるか、それをお答えください。
○竹本委員 今までこのセミナーは何回開きましたか。
○竹本委員 AIJに年金資産の運用を委託していた七十四基金のうち、何と四十七基金に社保庁OBが天下りしております。これは事実です。  AIJが厚生年金基金に説明に訪れた際に、同席し、商品を勧めたことがありますか。
○竹本委員 年金のプロであるあなたがAIJの不正に気づいたのか気づいていないのか、これはぜひお聞きしたいと思います。もし気づいていたとすれば、いつごろ気づいたかということ。
○竹本委員 気づいたのはいつですか。
○竹本委員 後でお渡ししてもいいですが、御存じだと思いますが、これはフューチャーズ・ジャパンという雑誌のコピーでありますけれども、二〇〇六年の号ですが、その中であなたが対談をしておりますけれども、ちょっとその一くだりを言います。  「〇四年四月にスタートした当初は」、おたくの会...全文を見る
○竹本委員 リスクの抑制じゃなくてファンドを成長させようとしたのが本当の動機だと思いますが、いかがですか。
○竹本委員 今回の事件は、先ほど、あなたも被害者と言われたし、証券会社の社長も被害者だと言われた。そして浅川氏本人は、何とも言えない、こういうことでありますけれども、そもそもこの情報を、信託会社が関係する立場にあったわけですけれども、そういったところに知られていたのではないか、あ...全文を見る
○竹本委員 野中参考人、いかがですか。
○竹本委員 野中参考人にもう一回聞きます。  金融庁は、今回の問題を受けまして、企業年金を運用する投資顧問が過度なリスクをとっている場合や不透明な運用をしている場合に信託銀行に警告させることを検討し、警告後も改善が見られない場合には契約解除を検討するように求め、信託銀行がこうし...全文を見る
○竹本委員 自主規制か、あるいは規制の強化か、いろいろ方法はあると思いますが、しっかりとした対応を考えてもらいたいと思います。  これで終わりますけれども、いずれにしろ、ほとんど核心の問題には浅川参考人以下答えていないわけであります。ですから、私は、この問題解決のためには、浅川...全文を見る
04月13日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号
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○竹本委員 自民党の竹本直一でございます。  ここは国会の場でございます。裁判所ではございません。ただ、我々の仕事は、事実を明らかに、国民に対して明らかにするのが我々の目的でございますので、当然のことながら正直に答えていただきたい、それを私は願うつもりであります。  今回の事...全文を見る
○竹本委員 先ほど資料でお示しいたしましたけれども、泉委員から示されたんですけれども、このAIJの作成した純資産額と、二〇〇二年のファンド組成以降です、AIJの純資産額とファンド受託銀行の作成の純資産額が大きく異なっております。  AIJは虚偽の報告を行っていたと考えております...全文を見る
○竹本委員 それでは、だます目的がなければ、なぜ虚偽の報告書をつくったんですか。
○竹本委員 取り戻せるという自信と、そして、本当のことを書くかどうかということは、全然別問題だと思います。本当にこれだけの損失をしました、しかし私は頑張ります、必ず損失は埋め合わせますからというのが本当の態度だと思います。  なぜうそをついたのか、答えてください。
○竹本委員 本当の報告を出すと、こんな下手な投資顧問会社に任せられないと顧客が逃げていってしまう。それを恐れて、本当のことを書かずに、もうかっているような報告書をつくって、そして顧客を引きとめたんではないですか。
○竹本委員 どうも納得できません。最初からやっぱり、そういう仕組みをつくって、いい報告さえしておれば顧客はずっと続けてくれるし、そして自分は利益をポケットに入れることができる、そう思ったんではないかと思います。  ファンド管理会社でありますAIAについて聞きたいと思います。 ...全文を見る
○竹本委員 解約希望者が相次いだ平成二十一年の以降ですけれども、解約金の手当てに困ったAIJは、アイティーエム証券を通じ、新規顧客の委託料を解約者への払い戻しに充てるようになっております。新規顧客が見つからない場合、投資事業組合が一旦解約者のファンド持ち分を買い取って払い戻し、後...全文を見る
○竹本委員 十四個のサブファンドの具体的な投資内容はどのようなものか、お答えください。アイティーエム証券の株式などは保有していたのかいなかったのか、お答えください。
○竹本委員 十四個のファンドがあるわけですけれども、その中で真っ赤っかな赤字のもいっぱいある。そうすると、一つを、優良な、要するに利益の上がっているファンドとして仕立て上げ、それを客に見せていたのではないかということを私は聞きたいんです。いかがですか。
○竹本委員 AIJが二つの投資事業組合に出資したのは、顧客から集めた、数字は細かいですけれども、千四百五十八億円のうち約百八十一億円です。現預金を除いた百四十九億円は解約者への支払いや未公開株の購入などに充てられたと見られておりますけれども、未公開株を購入した企業、みずから未公開...全文を見る
○竹本委員 監視のつもりではあったということですが、それは認めるとして、未公開株を買ったのは事実ですね、その関連の。
○竹本委員 未公開株を買って、あなたの身内を役員等に送り込んだことがあるのかというのが私の質問であります。それについては、何をするかわからないから監視の目的で送り込んだ、こういうことで、それはそうなんですけれども、それを認めるとしても、その未公開株を買ったのは事実でしょう。
○竹本委員 AIJ投資顧問では、どのぐらいのリターンをターゲットにしてきたのか、実際は平均でどの程度だったのか、正直にお願いします。
○竹本委員 日経二二五や国債の先物を逆張りを行っていた、こういうふうに聞いておりますけれども、実際はどのようにしていたのか、ちょっとその説明を簡単にしてください。
○竹本委員 要するに、一〇%というとてつもない高い金利を成果として上げるためには相当の工夫がないといけない。そのためにどういう手段をあなたは考えたのかということを聞きたいということです。
○竹本委員 今、リーマンのときは黒字だとおっしゃるけれども、これは、その年も、リーマンの発生した年も含めて全部真っ赤っかな赤字じゃないんですか。そして、二千億近い、大きい損失を出しているわけでして、だから、あなたが逆張り等の手段を使って一〇%を達成できると言うけれども、そんな、も...全文を見る
○竹本委員 もうかることもあれば損することもある、それは相場の世界でしょうけれどもね、だけれども、あなたのやってきたことは、最初から全部赤字じゃないですか。これはとても、もうかることもあり得ると、それはあるかもしれないけれども、トータルとして顧客と約束した利益をお返しするというよ...全文を見る
○竹本委員 視点を変えます。  二〇〇二年にこのファンドをつくっているんですけれども、顧客に、実際には多くの損を出す一方で、うその運用実績を説明していた、それは認めておられます。浅川証人はAIJ投資顧問代表取締役として年収約七千万円をもらっております。  うそをついて報告書を...全文を見る
○竹本委員 年収七千万が高いか安いかと言っているんじゃなくて、年収七千万円もらえる前提として、投資顧問の仕事をしっかりやりますという顧客との約束があるはずです。それを、実はそれだけの成果が上がっていないのに、成果が上がったと報告しながら、相変わらず七千万円の報酬を受けているという...全文を見る
○竹本委員 うその報告書を書いて相手に送るということは、欺罔に陥れたことにならないんですか。
○竹本委員 水増しの報告書を出して、それは欺罔に陥れたことになると私は思いますが、それはどうしてならないんですか。詐欺だと思いますよ。  要するに、人を錯誤に陥れて、そして本来なら、七千万が高いと言っているわけじゃないんですよ、そうじゃない、それは約束でいいんでしょうけれども、...全文を見る
○竹本委員 今の浅川証人の話を聞いていると、そもそも投資顧問業とか証券業というのは、報告書を適当に書いて、そして結果としてお客さんがもうかりゃそれでいいんだと。それならば欺罔に陥れていないと言えるかもしれませんけれども、私はどうも理解できないんですが。  弁明があればしてくださ...全文を見る
○竹本委員 年収が七千万というのがAIJから出ているわけですけれども、そのほかのところからの収入は得ておりましたか。
○竹本委員 九百八十万円ほど多いわけですけれども、それはどういうところからもらわれたか、わかりますか。わかっておれば言ってください。
○竹本委員 先ほど来、私の前の泉委員の質問にも同じ答えが出ておりましたけれども、このAIJをつくられた二〇〇二年ですか、それ以降、最初は年金を扱っていなかった、急に扱うようになったので、非常に重い存在だから、前のときは報告はせずでもよかったけれども、今回は報告もしなきゃいけない、...全文を見る
○竹本委員 どちらから誘いがあったのかをまずお答えいただきたいのと、どうも、お話によると、基金の方からお誘いがあったのではないかと今思うんですけれども、要するに、石山さんでしたっけ、向こうからお話があって、うちの金を運用してくれないかという誘いがあったのか、おたくから、うちでいろ...全文を見る
○竹本委員 浅川証人と西村証人ですが、ともに一緒になって各基金を勧誘に回っています。そのときは、あなたは、この勧誘の実績報告書が水増ししたうその報告書であるということは、あなたはわかっている。ところが、一緒に行った西村証人は、そのことを、同じ思いで事実認識を持っておったかというこ...全文を見る
○竹本委員 時間が来ましたのでこれで終わりますが、いずれにしろ、外国で起こったマドフ事件、これは約五兆円近いお金を、言ってみれば、もうかるぞ、もうかるぞと言って金を預けさせて、そして実は運用していなかったという大事件でありますけれども、いずれにしろ、庶民に至るまで、事実と違うこと...全文を見る
○竹本委員 自民党の竹本直一でございます。  御質問いたします。  証人は、平成九年、どこにお勤めでしたか。平成九年。
○竹本委員 じゃ、そのときに、平成九年十一月に山一証券は自主廃業をしているんですよね。社員であればそこで職を失うわけですけれども。  この事件は、会長と元社長が二年六カ月の懲役判決を受けた。これは、虚偽の報告をして投資者に大損をさせた、こういうことが割れてこういうことになったわ...全文を見る
○竹本委員 それでは、お聞きしていきたいと思います。  まず、西村証人は、先日の参議院の参考人質疑の中でこう言っておられます。浅川社長にだます意思があったかどうかはわからないが、外形上はだましたように見えると思うと答弁しておられますが、なぜそう思われたのか、それをお答えいただき...全文を見る
○竹本委員 西村証人は、最初二年間、AIJの監査報告書を見ていたと証言していますが、その、二年間見ていて、AIJの監査報告書と実際に把握する実数が違うのはおかしいと思ったのではないか。  最初のころは二年間ぐらい見ていたという御発言があったように思いますが、その後ほとんど見てい...全文を見る
○竹本委員 何となく状況はわかるような気がするんですが、浅川社長よりケイマン諸島のファンドの監査報告書を開封しないように指示を受けたと、これは今も言っておられましたけれども。それで、そういう指示を受けた場合、それを忠実に守ったかどうか、まずお答えいただきたい。  それは、もし中...全文を見る
○竹本委員 つまり、浅川社長とそれから顧客のどっちを向いて仕事をしているんだと仮に聞かれたら、どちらを向いて仕事をしていたと言いますか。
○竹本委員 今となっては、じくじたる思いということでよろしいですか。
○竹本委員 となると、結局、アイティーエム証券は虚偽の情報をもとに顧客を勧誘していたことになるんですけれども、そういう自覚があったかどうか、それをお答えいただきたいと思います。
○竹本委員 虚偽の情報で顧客を勧誘すると金商法三十八条一項に違反しますけれども、なぜおかしいと、まあ、思わなかったんだ、思わなかったことがちょっと私は不思議だと思うんですけれども、もしおかしいと思ったときには、関係者に、関係当局にでもいいですけれども、そういう通知をしなかったのか...全文を見る
○竹本委員 封をあけずに持ってこいと言われたら、なぜだろうと思ったはずなんですよね、あなたが、普通、証券マンとして、良識ある人と思えば。  そうすると、そのときにあなたがとった行動は、まあしかし、ふだんからお世話になっているから仕方ないかと思って言うとおりにしたということなんだ...全文を見る
○竹本委員 アイティーエム証券は、浅川氏の実質支配下にある二つの投資事業組合、この二つから合わせて八割の出資を受けております、創立するときにですね。  このアイティーエム証券は、こういう形態だと、完全に浅川氏の実質的な支配下にあると考えてよろしいですか、あったと考えてよろしいで...全文を見る
○竹本委員 となると、ちょっと疑問には思うけれども、それを、疑問をただす勇気は持てなかった、こういうことだろうと思いますが。  浅川氏は、いろいろな、ああやれ、こうやれという指示を、この、封をあけずに持ってこいという以外にもいろいろな指示があったかどうかということで、お聞きした...全文を見る
○竹本委員 アイティーエム証券は、自社の株式を買い取り、浅川氏が支配する投資事業組合に約十四億円払っていますけれども、何のために自社株式を買い取ったのか。誰が自社株式の買い取りを指示したのか。  つまり、最初は浅川氏がほとんど金を、事業組合を通じて出しているんですけれども、自社...全文を見る
○竹本委員 年金基金に返すお金が足らなくて、それを調達するために、この浅川氏が持っている株をおたくが買えば現金になるわけですから、それを顧客に対する返還資金として使おうとしたのではないか。したがって、浅川氏から、自社株買いを、要するに、株を買い取れと、こういう指示があったんではな...全文を見る
○竹本委員 この自社株買いのことなんですけれども、西村証人は参考人質疑のときに、剰余金の範囲でやれることになっている、収益を逃したわけではない、こう述べているわけですけれども、当時、実態は、二〇〇九年以降解約が相次いで払戻金の工面に非常に窮していたAIJを救うためではなかったかと...全文を見る
○竹本委員 二〇一〇年度、AIJが実質的に保有するアイティーエム証券株を、アイティーエム証券の業績が下がっているのに、二年前の一・五倍の値段で買い戻しております。この際の株価算定基準というのは、どういうものを基準に定めたのか。極めて恣意的ではないかと思うんですが、いかがですか。
○竹本委員 AIJとアイティーエムの関係について、もうちょっと聞きます。  AIJが、ファンドの運用は順調と外部に説明しているわけですね。アイティーエム証券への信託報酬の問題なんですけれども、これが引き下げられております。私が調べたところによると、二〇一〇年度は九億ぐらいであっ...全文を見る
○竹本委員 となると、そのとき初めてAIJがちょっとおかしいと感じたんですかね。ちょっとそこがよくわからない。まずそこを答えてください。
○竹本委員 今の話は、AIJもアイティーエムも、ともに顧客のためにみずから犠牲になろうということで利率を下げた、こういう話ですね。  それで、次は、事実を調べますと、去年の四月から、報酬契約をアイティーエムとAIJの間で結んでいないんですよね。だから、働いても報酬がもらえない、...全文を見る
○竹本委員 さて、二人で勧誘に回ったときに、おたくらの運用はこのように立派になっています、こんなに収益を上げています、こういうふうに勧誘をしたんだろうと思いますが、そのときに持っていた書類はうそ八百だということは西村参考人は自覚していたかいなかったか、そこをお答えください。  ...全文を見る
○竹本委員 どうも、それだけ密接にかかわっておって、急に報酬の引き下げを要求されて、嫌々それをのまされておって、そしてこんな立派な業績が上がっている。何かおかしいんじゃないか、もうかっているならちゃんともっと、通常どおり、今までどおりの報酬を受け取っていいんじゃないかと思うのが普...全文を見る
○竹本委員 二十七億円というのは多いと感じていましたか、あるいは少ないと感じていましたか、どちらですか。
○竹本委員 いや、そうなると、なぜ多いと感ずるかというと、業績が上がっていないのに二十七億円もらうのは、これは大変なことだ、こう思ったんじゃないですか、だから多いと思ったんじゃないですか、違いますか。
○竹本委員 ともかく、AIJのやっていることがどうも順調じゃなさそうだという自覚がある、そういう中で相変わらず二十七億円ももらうというのは、これはちょっと、大丈夫かいな、こういう感じを持ったのではないかと。しつこいようですけれども、もう一回お聞きしたいと思います。
○竹本委員 その中でおたくが二十七億円もらっているのは多いか少ないか、どちらなんですか。
○竹本委員 ちょっと話題をかえます。  アイティーエム証券として、浅川氏に報酬などの金銭を渡したことはありますか。
○竹本委員 思いますじゃなくて、あるかないか、事実をお答えください。
○竹本委員 AIJは、ケイマン諸島に設定した十四個のサブファンドの間で損失をつけかえ、資産評価を高く見せかけていましたけれども、この仕組み、これは当初から西村証人は気づいていたか。  つまり、このファンドの中に、下にその投資事業組合があって、そこでいろいろなことをやっているとい...全文を見る
○竹本委員 はい。じゃ、もう一度質問しましょう。  AIMグローバルファンド、これはケイマン諸島にあるやつですね。その中に投資事業組合等のそういうファンドが下にあったというのは御存じなかったというような話を聞いたんですが、最初からこの仕組みはわかっておられましたか。
○竹本委員 時間が参りましたのでこれでやめますが、最後に一問。  アイティーエム証券に資金を預けていた信託銀行に対しては、あなたは虚偽の情報を流していたというふうに理解してよろしいですか。
○竹本委員 はい、わかりました。  これで終わります。
05月18日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○竹本委員 自民党の竹本直一でございます。  きょうは、死因究明法、それから死体の死因または身元調査に関する法律、この二つを議題としております。ともに目的を同じくしている法律でございますので、両方を頭に置きながら御質問させていただきたい、このように思います。  我々一般の国民...全文を見る
○竹本委員 ちょっと簡単過ぎるんですけれども。  おたくでやった、犯罪死の見逃し防止に資する死因究明制度の在り方に関する研究会の報告書ですね。これによると、どうも外国においてはいろいろな死因究明についての制度の違いがあるということを最後に書いています。  コロナー制度というの...全文を見る
○竹本委員 わかりました。わかりましたが、いずれにしろ、アメリカは日本とよく似ているけれども、ほかの国は、特に北欧の国は非常に高い数値になっている。我が国はこういうことで死体解剖の件数をふやそうとしているんだと思いますが、どの程度までいけばいいと考えておられるのか。概数のめどとい...全文を見る
○竹本委員 はい、わかりました。  それでは、本法案についての質問をしたいと思います。  この法律案は、内閣府に死因究明等推進会議を設置して議論しまして、最終的には政府として死因究明等推進計画を閣議決定、こうなっておりますが、こういう法律をなぜ必要とするのか、その必要とする理...全文を見る
○竹本委員 もう一点お聞きします。  この法案の第六条第一項に、基本方針というのを掲げております。その中で、死因究明を行う専門的な機関の全国的な整備ということをうたっているんですけれども、これはやはり関係省庁の協力が不可欠じゃないかと思いますが、これについてお答えください。
○竹本委員 もう一点ですが、第二条の基本理念に照らしますと、亡くなられる方全てについて原因究明のあり方を検討していくことが重要と考えられるわけですけれども、第十六条の方において、「医療の提供に関連して死亡した者の死因究明のための制度については、その特殊性に鑑み、政府において別途検...全文を見る
○竹本委員 警察等が取り扱う死体の死因又は身元の調査等に関する法律に関してちょっとお聞きします。  解剖そのものは、刑訴法二百二十五条のいわゆる司法解剖と、それから、死体解剖法第八条に基づくいわゆる行政解剖、承諾解剖も入れて行政解剖と言っておるようでありますけれども、この司法解...全文を見る
○竹本委員 わかりました。  時間が来ましたのでこの質問で終わりますが、法案の第二条のところで、礼意の保持及び遺族への配慮ということが書いてあります。死体の扱いについて、礼意を失わないように注意するということが書いてありますが、我々は東北の大震災のときにこれは非常に国会でも議論...全文を見る
○竹本委員 万全の注意でやっていただきたいと思います。  終わります。
05月30日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第11号
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○竹本委員 自民党の竹本直一でございます。  きょうは、一時間という時間をいただきまして、中身のある議論をし、また楽しくやりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。  まず、私はよく海外へ出かけますが、先般もアメリカ、ワシントン、ニューヨークに行ってきました。それで、...全文を見る
○竹本委員 両方とも大事であることはそのとおりなんですが、やはりその作業の手順というのがなかなか重要だと思うんですよ。  思い起こしますと、九八年にいわゆる金融危機がありました。インドネシアなんかがいい例ですけれども、IMFが中へ入って、いろいろな援助、財政再建の処方を示したん...全文を見る
○竹本委員 ところで、やはり、先の展望がなくて財政再建だけやると非常に受けが悪い、国民もなかなかオーケーしないと思います。  先の展望を示すという意味で、民主党は政権についた後、新成長戦略というのを出しましたよね。二〇一〇年六月に新成長戦略というのはできているんですけれども、四...全文を見る
○竹本委員 私は、消費税を改定する前にそれを国民に示さないと国民は何と思うかと考えたら、やはり、消費税をいつ採決するか知りませんけれども、その前に成長戦略を示すのが当然なのではないですか。いかがですか。
○竹本委員 どちらが先かということを聞いているんです。お答えください。
○竹本委員 渡してあります資料をちょっと見ていただきたいと思います。  一ページ目の、欧州危機概念図というものですね。欧州で現在起こっていることをこれは説明しているんですけれども、財政支出の減少がありますと景気が減速する。そうすると、国債価格、CDS保証料が上昇する。そうすると...全文を見る
○竹本委員 そこはそうだと思いますが、世論調査の結果を見ますと、将来のために消費税増税が必要だと考える人が七割ぐらいいて、ところが、今回、野田内閣提出の消費税増税法案には反対だという人が六割以上いるんですよね。これが国民の感情だと思うんですよ。そういうときに、この法案を国会で審議...全文を見る
○竹本委員 ちょっと局面を変えまして、社会保障・税一体改革の経済に対する影響について質問します。  内閣府が一月二十四日に公表しました経済財政の中長期試算では、社会保障・税一体改革による実質GDP成長率への影響は、二〇一三年から一六年の間の平均でマイナス〇・一%程度であるとして...全文を見る
○竹本委員 内閣府の資料を見ますと、税収という項目があるんですけれども、その項目の内訳が示されていないんですよ。平成九年の消費税増税の際は所得税、法人税の落ち込みが発生していますけれども、今回の消費税増税によって、所得税と法人税の落ち込みはどうなっているのか、考えているのか考えて...全文を見る
○竹本委員 先ほど話題にしました民主党の新成長戦略によりますと、名目三%、実質二%成長を目指すとしているんですね。名目三パー、実質二パーという成長を続けていきますと、法人税、所得税が当然上向きます。今回の消費税増税分はすぐに吸収できるんじゃないか、このように思います。したがって、...全文を見る
○竹本委員 社会保障・税一体改革による実質GDP成長率の影響は、二〇一三から一六年度の平均でマイナス〇・一%という数字になっています。  政府は余り影響ないとしているんですけれども、成長そのものが一%ぐらい、そのときに〇・一%の影響があるというのは、この数字というのは結構重いん...全文を見る
○竹本委員 要は、消費税を導入する、税の負担を大きくする、こういうときには、その過渡期、前後の関係をどう見ていくかが一番難しいところですよね。我々自民党が政権をとったときの、消費税を始めたゼロから三%のときも、あるいは三パーから五パーに上げたときも、いろいろな思いを持っていろいろ...全文を見る
○竹本委員 住宅ローン減税を考えておられるのではないかと思うんですが、所得が低い人、例えば年収六百万とか四百万ぐらいの人はほとんどきかないですよね、税金をそんなに納めていないわけですから。ですから、この辺のどういう対策を考えておられるのか。そういった人たちには、例えば何かお金を別...全文を見る
○竹本委員 きょうは、このことを安住さんに問いただすわけではないけれども、ある種の私の考えを言って、ぜひ検討してもらいたいなと思っているんです。  実は、前回のとき、三パーから五パーに上げたとき、住宅が、その前が百六十三万戸だったんですね。ところが、翌年には百三十四万戸で、約二...全文を見る
○竹本委員 今言われたように、付加価値をもたらさない、価値をもたらさない、バリュー・アデッド・タックスでしたか、そういう状態でないから土地については税金をかけない、こういう考え方だと思うんですよ。だけれども、完成した家、住宅というのは、そのものとしては土地と全く同じでありまして、...全文を見る
○竹本委員 おっしゃるとおり、日本の制度でも、中古住宅は五%かかるんですけれども、個人から、私があなたに譲った場合、その場合は非課税になっているんですよね。  ですけれども、私が言っているのは、要するに、なぜ土地に税金がかからないのか。その理由は、付加価値を生まないから。そうす...全文を見る
○竹本委員 岡田さんは副総理なんだから、そんな役人みたいな答弁しないでくださいよ。もっと大きい話をしなきゃ。  住宅取得には物すごく金がかかるとおっしゃいました。結局、今回の値上げが、一〇%まで上がると、五%のとき消費税が百五十二万円だ、前提は建物価格二千五百万で計算しています...全文を見る
○竹本委員 もう一度もとに戻しますが、家をつくるときに注文してつくる人がいますよね。例えば、セメントを買います、材木を買います、いろいろな資材を買います、これは全部消費税が入っているんですよね。ですから、注文住宅は消費税が入るのは、それは結構ですよ。だけれども、私が申し上げている...全文を見る
○竹本委員 ぜひそういうことでお願いをしたいと思います。  さて、この消費税の問題に関して、負担の軽減措置で、冒頭の質問なんですけれども、エコポイントとかいろいろ考えておられるのだと思いますが、先ほどの繰り返しになりますけれども、税金の納めている額が少ない人にはほとんどローン減...全文を見る
○竹本委員 私は、やれるのにやらないのがよくないということを申し上げたいんです。  つまり、今、日本経済は約十五兆円の需給ギャップがあるじゃないですか。だから、つくったものが売れない、デフレ状態がずっと続いているんですよね。これを解消するにはどうすればいいか。  私は、民間に...全文を見る
○竹本委員 やはりECBは本来ワンポイントリリーフであるべきであって、それが永続的に、最終回まで投げるようでは話にならないわけです。そういう基本がやはり大事だというふうに思います。  そういう基本を語りますときに、外国から見た日本の姿、日本の信用力、日本の政治力、日本の政治の信...全文を見る
○竹本委員 いや、そんな手続論を聞いているんじゃないんですよ。国連という公の場で言っているんだから、もう一回誰かが国連の場で、あの発言については我々はこう対応しますということを言わなきゃいけないのではないかということを申し上げております。
○竹本委員 麻生内閣のときは一五%で我々が議論しておったのを、ある日突然二五%と言うわけですから、これは我々はびっくりしたわけですよ。  ですから、今の岡田さんの話だと、あれは間違っていなかったとおっしゃるけれども、現実にできないものは、やはりそれなりの、こういう理由でこれから...全文を見る
○竹本委員 いや、要するに、我々はこれからずっと生きていかなきゃいけないわけですよ。外国は日本の姿を見ているわけです。ですから、あのときはそういう発言があったけれども、斉藤さんがどうこうという話じゃないですよ、総理として国連の場でおっしゃったことだから、それをどのように修正するの...全文を見る
○竹本委員 いずれにしろ、世の中は、大きく地球上が変わってきております。  例えば、ことしの二月でしたか、トヨタ自動車が子会社のトヨタ自動車九州で生産するハイランダーという車を、来年、生産を打ち切ってアメリカに移管する、こういうようなことを発表しております。  あるコンサルタ...全文を見る
○竹本委員 いや、それを聞きたかったんです。どこかのタイミングとおっしゃったけれども、公の場で言ったことだから公の場で返事をしてあげてください。それが私の願いであります。  時間が来ましたので、これで終わります。ありがとうございました。
06月15日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第16号
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○竹本委員 自民党の竹本直一でございます。  ただいま竹内先生がいろいろ聞いていただきまして、私の聞きたいことと重なっているところが非常に多いのでございますが、まず、大きい問題から入ります。欧州の経済危機の問題なんです。  今、竹内さんが御質問なさって松下大臣がお答えになった...全文を見る
○竹本委員 十七日のギリシャの選挙はそういう意味では大きい影響を及ぼすと思いますが、デクシア銀行の例を初め、銀行の資産が毀損している、不良債権をいっぱい持っているということがやはり一番問題だろうと思います。日本の場合は、不良債権を十年ほど前にほぼ処理しておりますので、私は、そうい...全文を見る
○竹本委員 目を国内に転じますと、まず、金融関係でやはり一番心配なのは、モラトリアム法の関係ですね。  中小企業は大変苦境に陥ったままであります。しかも、金融機関、特に銀行は、ほとんど中小企業に金を貸しておりません。貸した、貸したと言っているけれども、本当に安心できるところにだ...全文を見る
○竹本委員 大臣に就任されたときに、この件に関しては白紙であるとの発言をされたと聞いたんですが、その言葉尻を捉えるつもりはありません。要は、もう一回確認しますが、モラトリアム法の再延長は絶対ないですか。あるかないかだけ言ってください。あり得るのかどうか。
○竹本委員 いずれにしましても、中小企業は本当に資金繰りに困っておりますから、これをほっておくわけにはいかない。  冒頭言いましたように、本来中小企業に融資するのは金融機関、銀行なんじゃないかと私は思うんですけれども、その辺、もっと金融庁として強く、大臣として強く、銀行に中小企...全文を見る
○竹本委員 口で抽象的に言われたって、我々、もう一つ信用するわけにいかないんですよ。数値目標でも設定して、それでやったら実行はできるんじゃないですか。いかがですか。
○竹本委員 私は、中小企業全てがいいと言っているわけではもちろんないんですよ。しっかり努力する中小企業をちゃんと育ててあげなきゃいけない。ずぼずぼに借金だらけの中小企業、こんなものは救う必要はないんですよ。市場から退場してもらったらいい。だけれども、努力しようにも手だてがないのが...全文を見る
○竹本委員 そこで、政府系の金融機関にいわゆる天下りがおりますよね。こうした人たちは、業績が上がろうと下がろうと余り関係ないんですよ。何が一番嫌かというと、事故を起こすのが嫌なんですよ。ですから、ますます厳しくなるんです。中小企業は泣いていますよ。倒産するんです。ですから、そうい...全文を見る
○竹本委員 経済産業省は副大臣だったので当然ですけれども、ほかの省庁、国土交通省とか環境省とかあるじゃないですか、本当によく見ていただきたい。厳しいことをやっていますよ。信じられないことをやっている、あえて言いませんけれども。  私は、これを放置したら、政府に対する、政治に対す...全文を見る
○竹本委員 松下さん、それは役所からレクを受けたんでしょうけれども、金融庁はその数字ばっかり言っているんですよ。だけれども、闇金というのはちょっと違うんですよ。闇金というのは、闇で貸すものは犯罪じゃないですか、ですから、借りた人も、そんな正直に、闇金へ行きましたなんて言うわけない...全文を見る
○竹本委員 ちょっと確認します。実態調査をやるということですか、やらないということですか。
○竹本委員 いや、手法を検討するのはいいけれども、調査をやるかどうかをお答えください。
○竹本委員 もう一回聞きますよ。次に進むというのは、調査をやるということですか、やらないということですか。イエスかノーかだけで結構です。
○竹本委員 そんなの調査をやると言えば済む話でしょう。調査しないんだったら、仕事をサボっていると言われますよ、松下さん。だから、やはりそれは絶対やるべきだと思いますよ。  この問題は、超党派でこの貸金業法の問題はずっと我々勉強を一年以上しておりまして、自民党としては対案を一応ま...全文を見る
○竹本委員 この問題は、これで結構です。  次に、AIJ問題について幾つかお聞きしたいと思います。  思い起こしますと、前回財金委員会が開催されたのは四月の中旬だったと思いますけれども、AIJ問題について証人喚問を実施しました。  このときに、委員長、高橋成子さんといったか...全文を見る
○竹本委員 それでは、やっていただかないと中途半端になりますから、それはぜひやっていただきたいと思います。  この問題が明らかになってから、この委員会では、法案質疑の合間を縫って、政府質疑や参考人質疑、証人喚問を通じまして、この国民の貴重な年金を食い物にした問題に対して、これは...全文を見る
○竹本委員 AIJ問題は、こんな問題はほかにもあるんじゃないかと私は思っておりますが、我が自民党においては、大野功統先生を座長とするAIJ問題に関するプロジェクトチームというのを立ち上げまして、関係者のヒアリングをやりまして、再発防止策を提言したところです。  いずれにしろ、そ...全文を見る
○竹本委員 松下大臣、就任されてまだ間がないので、申し上げるのも酷かもしれませんが、監視委員会はそういった取引についてずっとウオッチしているわけですけれども、人数が非常に少ない、四百人ぐらいだ。アメリカは数千人いる。これではなかなか手に負えない。そうなんでしょう。だから、人員、ス...全文を見る
○竹本委員 時間が残り少なくなりました。  最後に、インサイダー問題について質問いたします。  今回、先ほども竹内さんが質問していましたけれども、公募増資のインサイダー事件は、我が国市場に対する投資家の信頼を損ねる極めて悪質な行為であります。情報漏えい者に対する制裁強化など、...全文を見る
○竹本委員 ちょっと問題を分析しますと、情報漏えいと、それを利用したインサイダー取引という犯罪行為があるんですね。だから、情報漏えいという刑罰のない行為が大きい犯罪につながった場合は、もとのところも規制しないといけない。あなたが言いたいのは、単に情報を教えるだけで刑罰に付するとい...全文を見る
○竹本委員 だから、検討しなさいと言っているわけですよ。結果としてインサイダーという犯罪行為につながる原因行為を起こした場合は何がしかの規制をするということを検討したらどうかと言っているんです。  それに対する答えになっていない。もう一回言ってください。
○竹本委員 ぜひお願いします。  さて、そのインサイダー取引なんですが、課徴金を課しているんですよね。ところが、表を見て僕もびっくりしたんだけれども、国際石油開発帝石の場合は課徴金何と五万円。ポケットマネーですよ。日本板硝子の場合は十三万円。みずほフィナンシャルグループの場合は...全文を見る
○竹本委員 局長、結局これは、増資情報をキャッチして買った株主は大もうけしているわけですよ。何十億ともうけているケースがあるわけですね。そこが全然無傷で、たった六万円、八万円払って、それで処分が済むというのはやはりおかしい。やはりもうけた人は、それは自分は関知していなかったのかも...全文を見る
○竹本委員 日本の株式市場は、六、七割が外国人投資家でしょう。東京におっても、外人がどんどんやりとりしているわけですよ。そこにインサイダー情報が流れてくるわけですよね。そしてその取引は、シンガポールや香港とか、ほかでやっているケースが多々あるわけです。ですから、国内で摘発されたの...全文を見る
○竹本委員 しっかり頑張っていただきたいと思います。  終わります。
07月26日第180回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第5号
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○竹本委員 自民党の竹本直一です。  きょうは二十六日ですが、消費者特として、東電の料金問題を審議する委員会を開きました。しかしながら、事前の理事懇でも、野党の皆さんから意見が多数出ました。私は野党の筆頭理事をやっております。その責任上、どういういきさつでこういうことになったの...全文を見る
○竹本委員 民間の銀行に融資をしてもらうわけですけれども、やはりそこは話し合いで、ちょっと国会の都合があり、一週間待ってくれないかというぐらいの話がどうしてできなかったんだろうか。  それで、実は、きょうのこの委員会をセットするのに、事前に理事懇を開きました。その場で、私以外の...全文を見る
○竹本委員 役所の方としては、例えば経産省は、料金値上げに関しては料金審査専門委員会を開いて、そして対外的には公聴会を開き、または国民の声を聞くという場を開いて、全部一連の手続は終わっているんですよ。今まで、昔だったらこれで全部オーケーだった。だって、外の意見も聞きながら法に従っ...全文を見る
○竹本委員 ちょっと確認します。  これで、約束したことはきちっと実行できますか。ちょっとお答えいただきたいと思います。
○竹本委員 今回の値上げで、燃料代が半分以上を占めるということですけれども、原発の補償は含まれていないと先ほどのところでありました。  除染はどうなのか、瓦れき処理費用なんかはどうなのか、この料金値上げの中に入っているのか、お答えいただきたいと思います。
○竹本委員 人件費を大幅に切り詰めた、九百億円以上だという話ですけれども、この人件費というのは東電本社の人件費なのか、それ以外に、関連会社四百社あると聞いておりますが、その関連会社についても賃金の引き下げを実行しているのかどうか、そこをお答えください。
○竹本委員 社長、関連会社と言われますが、百十九社からさらに減らしたということで、雑誌等によると四百社と書いていましたのでそう申し上げただけですが、関連会社の定義はどういうことなんですか。  五割以上の資本金を持っておって、ガバナンスが届く範囲が関連会社なのか、あるいは、たとえ...全文を見る
○竹本委員 それ以下の出資比率のところは何社ぐらいありますか。二〇%以下。
○竹本委員 それは後日お知らせいただきたいと思います。それで結構ですが、結局、関連会社についても東京電力本体と同じような対応を国民はしてほしいと望んでいるんだと思いますが、この点についてはどうお考えですか。
○竹本委員 コストダウンは当然ですが、私が申し上げたいのは、関連会社の人たちも東京電力本社の職員と同じような待遇というか、そういうことで対応して初めて、対応としては立派というか、当然だというような声が非常に強いんですよ。そういう声に対して、関連会社への対応はどうされますかというの...全文を見る
○竹本委員 江戸時代の末期に、和歌山県で稲むらの火という言葉で語られる事件がございました。  これは、当時、和歌山県の村長さんだった浜口さんという人が、大地震が来て津波が押し寄せてくることがはっきりわかった。ところが、村民は知らない。そこで、自分の稲むらに火をつけて、山の上に大...全文を見る
○竹本委員 結構です。私はこれで終わりますが、どうぞ精いっぱい頑張っていただきまして、後世にその名が残るような活躍をしていただければ、国民のためには有意義なことになるのではないかと思います。  終わります。
07月27日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○竹本委員 おはようございます。自民党の竹本直一です。  きょうは、三十分いただいております。テーマは地域再生法と構造改革特区法、こういうことですけれども、ともに精神は同じくしておりますが、我が国の戦後というか、この半世紀以上の地域活性化あるいは地方振興の歴史を見ましても、例え...全文を見る
○竹本委員 大体、役所というのは、一旦つくると、それをやめる、廃止するということは絶対言いません。必要があるかと言うと、必ず必要があると言います。それは、程度の差はあるけれども何がしかの必要性はあるわけですが、これをやめて新しい仕組みをつくろうと言っても、なかなかそうは言わないの...全文を見る
○竹本委員 よくわかりました。わかったんですが、そのサービスの中身、恩典の中身なんですよね。  こういう団地においては、一番よく我々が陳情を受けますのは、バスを、民間の民鉄バスが走っているところが採算がとれないからやめる、こういう状態になるんですね。そうすると、市が補助金を出す...全文を見る
○竹本委員 川端大臣、非常にお詳しいわ。そういうことなんですよね。結局、バスはつけてやったけれども、一人か二人しか乗っていないとか、空で走っているじゃないかとか、こういう話が必ずあるんですよね。ですから、タクシーがいいか介護タクシーがいいか、ようわからぬけれども、とにかく、いずれ...全文を見る
○竹本委員 特に構造改革特区と比べますと、私は、何か面的な要素が今回の総合特区制度にはあるのではないかなというような感じがするんです。  規制緩和ですと、例えばどぶろくの制度について規制を緩和して、緩和されれば誰でもできる、こういうふうになっちゃうんですね。ところが、今回のいわ...全文を見る
○竹本委員 おっしゃるように、韓国とか一位の中国とか、あるいはシンガポールとか、こういった国は、国を挙げてやっているんですよね。それは成功しているということなんですが、日本の場合は、貿易立国ではありますけれども、GDPに占める輸出入の割合なんて十数%、非常に内需が大きいですから、...全文を見る
○竹本委員 やはり盛り上げて本気にさせるということも大事だと思いますので、ぜひ頑張ってもらいたいというふうに思います。  時間もそろそろございませんけれども、冒頭言いましたけれども、やはりこの特区制度をまず成功させること、一つの成功をさせること、そうすると、俺たちもああやりたい...全文を見る
08月01日第180回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
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○竹本委員 自民党の竹本直一でございます。  きょうは一時間いただきましたので、大きい問題から小さい問題に至るまで、幾つかお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。  日本経済は円高で大変苦しめられておりますが、我が国の努力だけでは、この円高問題、解消できない。つまり...全文を見る
○竹本委員 まあ、ほかの国の問題なのでとやかく言うことはないのかもしれませんが、結果として悪影響を我が国に及ぼす契機は十分あるということは、財務大臣、ぜひ国際会議でしっかり言っておいてほしい、ガイトナーさんか誰か、いろいろな関係の方に。  それから、そういう意味で、外国の選挙の...全文を見る
○竹本委員 FRBの問題を論じますと、やはりQE3の可能性があるかどうかという問題をどうしても議論しなきゃいけないんです。  バーナンキ議長の発言を調べてみますと、議会予算局の試算を引用いたしまして、あるとき、いわゆる財政の崖を容認すれば、経済は来年初め浅いリセッション、景気後...全文を見る
○竹本委員 どうもアメリカと日本は非常によく似ているようで、政府当局と議会とは意が反するといいますか、なかなか合意に達しない、そのために物すごく時間がかかる、コストもかかる、これは仕方ないのかもしれませんが、そういう状況であります。それだけに、やはり、そういう財政の崖で世界がおか...全文を見る
○竹本委員 ちょっとよくわからない、いつごろからというのが私の質問なんですが。答えてください。
○竹本委員 時期も言えないんですか。認識していたかどうかということ及びその時期についても言えないということですか。確認したい。
○竹本委員 結構です。  今回の問題は、イギリス国内の問題だけじゃない、全世界に及ぶ問題であります。したがって、国際的な指標となる金利ですけれども、これは信頼の置ける数字でなきゃ絶対困ると私は思いますが、これについて大臣の所見をお聞きしたいと思います。
○竹本委員 今回のLIBORの不正問題で、ニューヨークの地方銀行でありますバークシャーバンクが、えらい損をしたということで裁判所に訴えております。日米欧の、日本も含まれているんですね、十六金融機関に損害賠償を求めてきているわけであります。この中に邦銀では三菱東京UFJそれから農林...全文を見る
○竹本委員 このLIBORの不正問題を受けまして、我が国の全国銀行協会、これが東京銀行間取引金利、いわゆるTIBORについて過去に不正がなかったかどうかの調査を進めていると聞いておりますけれども、金融庁としては、この協会の自主調査に任せたままでいいのか、金融庁みずから特段の調査を...全文を見る
○竹本委員 立場はわかるんですけれども、少なくとも、全銀協の調査結果を見て、必要があれば特段の調査をするというぐらいの態度であるべきだと私は思いますが、いかがですか。
○竹本委員 きょうは日銀を呼んでおりませんけれども、日銀の成長基盤強化資金の貸付制度があります。これは、金融緩和の一環として資産の購入をどんどん日銀は続けているわけでありますが、外国へ出る企業を応援する金融機関に対して特段の配慮をして、言ってみれば安い金利で銀行にお金を貸し付け、...全文を見る
○竹本委員 それでは結構です、呼んでおりませんので。しかし、別途ちょっと教えて、まあ日銀に聞けばいいか、そのようにいたしましょう。  TIBOR金利につきましては、昨年末に、スイス大手のUBS証券などに所属していた担当者が、報告金利を変えるよう複数の銀行の担当者に依頼していたこ...全文を見る
○竹本委員 一般論としてお聞きしたいんですけれども、このLIBOR金利、各銀行がどの程度なら貸し付けるかというある種の仮定を置いてレートを差し出させて、その一般的な平均値でもってLIBOR金利にしている、こういうことでありますが、これ、もし、例えば過去一年間の平均金利、実績で見た...全文を見る
○竹本委員 おっしゃるとおり、内部管理の問題とTIBOR、LIBORの仕組みの問題は別です。ですから、それはそれで結構なんですが。  そもそも、仕組みとして、実績というファクトで見た方が不正が入る余地がないのではないか。なぜそういう仕組みにしないのか、ちょっと私は理解できないん...全文を見る
○竹本委員 もう少しこの問題を聞きます。  モルガン・スタンレーのアナリストによりますと、今回のLIBOR不正操作問題につきまして、欧米の主要金融機関十一社が負担する罰金、訴訟費用、これが二〇一四年までに計百四十七億ドル、約一兆一千七百億円に上るとの予測が出ております。  も...全文を見る
○竹本委員 金融担当大臣としてはそういう答弁になるのかもしれませんが、仮に邦銀が関与しておったら、そういう場合の処理というのはどういうふうにされるんですか。大きく損失をこうむりました、それは金融行政としてそのまま放っておいていいのかどうか、そこの辺の問題を聞いているんです。
○竹本委員 それでは話題をかえまして、次に、バーゼル3について聞きたいと思います。  銀行に対する新たな自己資本比率規制、バーゼル3によりまして、銀行は、長期的なインフラプロジェクトに資金を貸し出すコストが非常に高くなってきました。一方では、バランスシートの均衡を保たなきゃいけ...全文を見る
○竹本委員 そこで登場するのが国際協力銀行です。昨年法律改正しまして先進国にも融資ができるようになりましたけれども、この国際協力銀行をどう活用するかということが、海外プロジェクトの推進に大きくかかわってくるんだろうというふうに思います。  何年か前、小泉政権のときに大変議論いた...全文を見る
○竹本委員 ぜひ、その今の御答弁のとおりやっていただきたいというふうに私は思います。  実は、私、この間もインドへ行ってきたんですが、日本が毎年二千億を超すODAを出しており、そして、インドと仲よくなりたいと言っている割には、あそこにある何百というプロジェクトを見て、ほんの少し...全文を見る
○竹本委員 保険業のインドへの進出についても、おっしゃるとおり、国内規制がたしか八割ぐらいの資本規制をしているというふうに聞いておりますけれども、それも一つの例ですが、物すごくいろいろな経済内的規制、外的規制があるんですね。それは、やはり両国でFTAというか協力協定を結んだんです...全文を見る
○竹本委員 質問は、誰が決めているのかということです。国内で決めているか、海外で決めているかということを言っているわけではありません。
○竹本委員 どの大臣が決めているんですか、告示というものは。
○竹本委員 何でそんなに恐れるのかよくわからないけれども、それは結構です。結構ですが、要するに、先ほど私の前の方の質問でもちょっと触れていたようですけれども、モラトリアム法との関係なんですよね。  これは、やはり四%でなくても、例えば二%でもいいんじゃないかと私は思うんです。そ...全文を見る
○竹本委員 話題をかえます。  貸金業法の問題についてお聞きしたいと思います。前回も私は質問いたしましたけれども、そのフォローをしたいと思っております。  六月十五日の委員会で松下大臣に闇金の実態調査をお願いしましたが、その後の状況を御説明いただければと思います。
○竹本委員 前回の委員会で再度調査するという約束をいただいたと私は認識しておりますので、ぜひ調査をしていただきたいと思います。でないと、今の言いわけというか、できていない理由をおっしゃったけれども、既に金融庁は調査をした結果こうだと発表しているわけです。できないことはないんですね...全文を見る
○竹本委員 ちょっと視点を変えますが、この小口金融市場がうまくいっていないことを見て、郵便貯金、ゆうちょが住宅ローンに参入するとの報道があります。松下大臣は国民新党ですからこの問題には非常にお詳しいんだと思いますが、民間金融機関を補完するものとして年収四百万円以下の人への融資を一...全文を見る
○竹本委員 結構です。ぜひともしっかりと検討していただきたいと思います。  あと少し時間がございますが、この時間をおかりしまして、私は、日本の立ち位置について、これは両大臣とちょっと議論をしたいんですけれども、今、税と社会保障の一体改革で、衆議院は通りまして、今度参議院に行って...全文を見る
○竹本委員 かつて国土庁でこんな調査がありました。地域活性化のためには、工場を誘致するんじゃなくて、地方都市の国際化を図ることが最も早いと。確かにそうなんですよ。外人がどんどん来て、お金も落としてもらった方が早いんですよ。その落としてもらう率が高ければ高いほど、地方は潤うんですよ...全文を見る
○竹本委員 ぜひ公平感を持てるような制度にしていただきたいというふうに思います。  どうしても皆さんがおっしゃるベーシックインカム方式を確保するのなら、最低限これだけのことは確保されるんだ、誰でも確保されるんだということが皆にわかるようにしないと、なかなか、今の制度で受かる人は...全文を見る
○竹本委員 頑張ってください。  これで終わります。
11月07日第181回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○竹本委員 自民党の竹本直一です。  きょうは、一時間という時間をいただきましたので、日ごろいろいろ思っておりますことを幾つかお聞きしたいと思っております。  まず、官房長官にお聞きしますが、拉致問題なんですよね。  拉致被害者が帰ってきてから、ちょうど十年になるんです。こ...全文を見る
○竹本委員 官房長官、担当の大臣として聞きますが、この拉致問題、太陽政策がいいのか圧力をかけるのがいいのか、どちらがいいと思っていますか。
○竹本委員 拉致被害者の立場から見ますと、やはりやれることは全てやってほしいというのが本心だろうと思うんですよ。  先般、私と非常に親しい韓国の国会議員ですが、この方が北朝鮮へ行ってきた、こういう話でありました。それで、彼から百枚近くの平壌周辺の写真を見せていただきました。 ...全文を見る
○竹本委員 そのあらゆる手段ということでちょっと質問しますが、松原元大臣がわずか九カ月で退任しています。私は、拉致問題解決のためにはどんなことでもやるべきだと、今申し上げたように考えているんですけれども、彼は、今年八月末に日本と北朝鮮の外務省課長会議が行われていたときに、北朝鮮と...全文を見る
○竹本委員 私が言いたいのは、議員外交とか、あるいはこういう個人的な接触とか、そういったものについてどう解釈しておられるか、それはいいのか悪いのか、そういうことです。
○竹本委員 話題をかえまして、経済のことについて、前原国家戦略担当大臣に幾つかお聞きしたいと思います。  報道によりますと、九月の景気動向指数で、一致指数が対前月二・三ポイント下がり、トータルして一年間で、前年度比九一・二、だから約九%ぐらい下がったということです。それから、こ...全文を見る
○竹本委員 そのGNIを増加させるためにはどういう方法があるかということなんですけれども、一つは、国内企業の活力を強める、高めることが必要だと思いますし、千四百兆円を超える個人金融資産の有効活用が特に大事だと思っております。  企業はいわゆる六重苦に苦しめられております。環境規...全文を見る
○竹本委員 いずれにしろ、しかるべき人が、しかるべき場所で、日本の目標はこうだということを明言してもらいたいんです。それが私の願いであります。  次に、法人税率でございますが、日本の法人税率は、実効税率で三九・五四%、隣の韓国は二七・五%、非常に大きく異なっています。海外企業の...全文を見る
○竹本委員 政府・与党に申し上げたいのは、震災があったから五%、そういうふうにしたというのはわかるんですけれども、三五パーからさらなる引き下げについてやはり努力すべきだろうと。隣が二七・五%であったらとても対抗できない。  今、シャープとかパナソニックとか、日本が誇る、特に大阪...全文を見る
○竹本委員 それはぜひ頑張ってもらいたいと思います。  国内需要の活性化のためにPFI、PPPの推進が重要なんですけれども、この委員会に前国会からPFI法改正案がかかっておりますが、この改正案の早期成立を政府にぜひともお願いしたい。前国会でできると思っていたんですけれども、いろ...全文を見る
○竹本委員 そういう意味で、投資ファンドを育てるということは必要なんですけれども、なかなか日本の投資ファンドは、海外の投資ファンドと比べますと規模が小さい、リスクマネーをとり切れていない、こういう意味で非常に制約が多いんです。だから、大きくならないんですね。外国では、名前を言って...全文を見る
○竹本委員 このように後押しをする組織はだんだん整備されてきたんですけれども、現実に外国でのインフラ整備に日本はいろいろ挑戦はしておりますが、なかなか、台湾の高速鉄道以外、これといったものをとれていないのが現状であります。  諸外国は、一言で言えば国家資本主義でやっています。政...全文を見る
○竹本委員 やはり日本の国を富ませるというのが日本の国会議員の一つの仕事だと私は思っております。ですから、ぜひそういう面の努力をしてもらいたい。  今お話しになったタイなんかは、今、EUがだめだ、だめだと言っていますけれども、物すごく進出していますよ。十ぐらいのプロジェクトのう...全文を見る
○竹本委員 今の御説明、足すと約一兆円ぐらいのお金を使うんだと思いますが、そのうち、広域処理、ほかへ持っていく分野の予算はどれぐらいなんですか。     〔委員長退席、田村(謙)委員長代理着席〕
○竹本委員 非常にずさんだと思うな、それは。  大体、廃棄物の処理、私も現地も何回ももちろん行っておりますが、プラントをつくって処理しておりましたよ。現地で出た廃棄物を何で遠い遠い東京や大阪へわざわざ持っていくのか。そして、現地の住民は、放射能がまじっているかもしれないというこ...全文を見る
○竹本委員 私がなぜ域内で処理をすべきだと言うかというと、仮設焼却場をつくってそこで処理をどんどんしていく、そして現地の人の雇用をふやせばいいじゃないですか。わざわざ、運送会社の金もうけになっているだけですよ、船会社の金もうけになっているだけ。そんな遠いところへ持っていかないで、...全文を見る
○竹本委員 次に、除染のことについて聞きます。  除染はいつまでやるのか、そしてそれに要する経費は幾らぐらいを想定しているのか、お答えください。
○竹本委員 除染をいたしましても、例えば、幼稚園とか小学校の校庭の表土を五センチぐらい取って、その土をどこかへ持っていくんでしょう。でも、やがて雨が降る、山の上から放射能がまじった雨がずっと校庭に入ってしまう、そうすると、また同じことですよね。  除染をやってくれという被災者の...全文を見る
○竹本委員 いや、私が言っているのは、除染にそれだけの費用をかけるのなら、そのお金を被災者の方に差し上げて、生活再建のために、別のもっと安全なところで生活してもらうために、家も建ててあげて、そうやってやった方がいい。地元の市町村がそう望まないのなら仕方ないですよ。そういう選択もあ...全文を見る
○竹本委員 それはよくわかります。ですから、被災者の方にとっては、自分の責任でもないのに、勝手に放射能をまき散らしてこんな目に遭わせやがってと。それは当然ですよ。この怒りが十分おさまるように国がやはり応えてあげなきゃいけない。その方法として、除染してもらったって、また汚れるんだっ...全文を見る
○竹本委員 それはごめんなさい、通告していなかったかもしれない。ただ、広報というのはこんなに金がかかるのかなという感じが、それは率直な疑問であります。では、また別途説明してください。  以上をもって終わります。
11月08日第181回国会 衆議院 本会議 第4号
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○竹本直一君 自由民主党の竹本直一でございます。  私は、自民党・無所属の会を代表して、ただいま議題となりました財政運営に必要な財源の確保を図るための公債の発行の特例に関する法律案について、総理大臣に質問いたします。(拍手)  まず、政府の姿勢について申し上げます。  私た...全文を見る
11月12日第181回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○竹本委員 自民党の竹本です。  野田総理、きょうは本当に御苦労さんです。丸一日、近いうちにとは何かと、頭の中で今晩は寝言にまで出てくるんじゃないかと思うぐらい責められて、ちょっと気の毒な感じもするんですけれども。  私はよくアメリカへ仕事で行くんですけれども、ワシントンでい...全文を見る
○竹本委員 健康の問題も含めてとおっしゃったけれども、ほかはどんな問題があったんですか。
○竹本委員 一身上の都合というのは何なんでしょうか。
○竹本委員 田中さんは、私も商工委員会以来のつき合いなので、よく知っておりますけれども、いい方ですよ。だけれども、この方が、待望の大臣になれたのに、たった三週間。本人もなかなか辞表を書かなかったといううわさを聞いております。何かほかの理由があるんだ、健康上の理由じゃないと私は思っ...全文を見る
○竹本委員 三週間で一人かわりますと、今まで民主党が政権につかれてから六十二名の大臣が誕生している、そのように聞いておりますけれども、いずれにいたしましても、やはり部署によっては、余り短期間でかわるということは非常に対外的にも問題を生ずる。それはおわかりでしょうけれども、現実はそ...全文を見る
○竹本委員 報道では、少し詳しく言いますと、二〇〇九年の総選挙の前に、元共産党の参議院議員を務められました筆坂秀世氏が広域指定暴力団の元組長の依頼でその組長と一緒に川崎まで来て演説をしていったんだ、こう言っておられるということであります。  さらに、地元の川崎の暴力団のフロント...全文を見る
○竹本委員 もう一つ聞きますが、これも報道によればですが、川崎駅近くの決起集会で、その広域指定暴力団のフロント企業の人が同じ会場に城島さんと一緒にいた、こういう報道もされているんですけれども、この方と面識はありますか。
○竹本委員 マスコミからの質問状には、弁護士から、この方とは落選中にどなたかの紹介で会ったことはある、この方がフロント企業の人であるとは一切知らなかった、川崎に移って以降嫌がらせに悩んでいたという事実や筆坂氏に応援演説に来てもらった事実はないとありますけれども、いつ、どこで、誰か...全文を見る
○竹本委員 筆坂氏はマスコミの取材に、選挙前に川崎まで城島さんの応援に行ったと言っているんですけれども、筆坂さんはうそをついているということでしょうか。
○竹本委員 そうしますと、この雑誌、文春を訴えたり抗議したりはしないんですか。
○竹本委員 もう一度聞きます。  熊田氏はマスコミの取材に、昔から城島さんを応援している、一生懸命応援していると答えています。今までこの人とは何回面識があるのか。
○竹本委員 この城島大臣の広域指定暴力団との深いつながりは、政治家としてなかなか許容されるものではないと考えます。この問題について事実確認を行う必要があると私は思いますが、筆坂氏をこちらに呼ぶことを理事会で諮っていただいたらどうかと思います。いかがでしょうか。
○竹本委員 この問題については引き続きいろいろ質疑させていただきます。  田中けいしゅう前法務大臣は三十年前の件で事実上引責辞任しております。城島大臣の場合は二〇〇九年の話であり、さらなる責任があるんじゃないか、私は道義的な責任があるんじゃないかと思います。仮にそれが報道であっ...全文を見る
○竹本委員 はい、それは了解です。  いずれにしろ、政治家はやはり、暴力団とつき合いがある、事実あるかないかもわからない、だからそれははっきりさせた方がいいということを私は申し上げているんです。あると言っているわけじゃないですよ。そういう報道がされたということが問題があると言っ...全文を見る
○竹本委員 いや、これは事務所費についてですけれども、要するに……(発言する者あり)ちょっと黙っていなさいよ。疑惑をかけられたらそれを明らかに、そうでないんなら、ないということをはっきり言う必要があるんじゃないでしょうか、それが政治家の責任だろう、どう思いますかということを言って...全文を見る
○竹本委員 いや、それは、筆坂氏の問題については理事会で協議してくださいということを申し上げただけであって、もう一つは、政治家は疑惑を吹っかけられたら、やはりそうではないという証明をした方がいいので、そうする責任があるだろうということを申し上げております。  次に進みますが、事...全文を見る
○竹本委員 収支報告書を見ますと、家賃の計上がないんですけれども、家賃相当額を寄附として記載する必要があるんじゃないかと思いますけれども、いかがでしょうか。見ておられますか。
○竹本委員 まえはら誠司東京後援会の収支報告書を見ますと、平成十八年度分は、人件費、事務所費ともにゼロ円、平成十九年、二十年度分は事務所費がゼロ円だけれども、二十一年度分から急に事務所費が発生しております。年度によって大きく違うんですが、これはどうしてでしょうか、わかりますか。
○竹本委員 ちょっと細かいんですけれども、組織活動費についてお聞きします。  十八年度から二十年度までの組織活動費が多額であるにもかかわらず、一切、詳細が書かれておりません。これは五万円以上の支出は書くことになっているんですが、全てがそれ以下の支出なのかどうかということ。それま...全文を見る
○竹本委員 次に、人件費について聞きます。  人件費として、平成十九年に百三十八万円、二十年に二百五十九万円、二十一年に二百五十五万円、二十二年に二百四十万円を計上しておりますけれども、給与として少ないんではないかというふうに思います。一年間ですからね。誰の人件費なのか、そのよ...全文を見る
○竹本委員 平成二十一年度の収支報告書ですけれども、交通費として新幹線代一万八千百六十円が大量に計上されているんです。これはどうも東京とお住まいの京都との新幹線グリーン代だというふうに思うんですけれども、これはどなたがお使いになったのか。前原さんが使うんならパスがあるからそうでは...全文を見る
○竹本委員 いや、僕らの感覚だと秘書もグリーン車に一緒に乗せるというのはすごくぜいたくだなと思うものですから、あえて聞いたんですが、いかがですか。秘書ですか、どなたですか、これは。
○竹本委員 領収書のことについてちょっとお聞きします。パネルを用意いたしました。ちょっと見えますかね。  前原大臣の政治団体、まえはら誠司東京後援会は、二〇〇五年に総務省に提出した高額領収書について、受領額が三万円以上を超えているのに収入印紙を張っていない、さらに同一人物が書い...全文を見る
○竹本委員 この領収書は全部筆跡は同じなんですけれども、誰が書いたんでしょうか。
○竹本委員 原本の確認はされたんでしょうか。覚えておられますか。(発言する者あり)
○竹本委員 間違えたのかもしれないけれども、確認はこのケースについてはされたんでしょうね。
○竹本委員 ニューオータニに聞きますと、こんな領収書はニューオータニとしては使わないと言っておりますし、領収書の日付のこの日は株主総会が行われておりまして、このような会は開かれていなかった。本当にニューオータニで使った金額に対する領収書なのか、こういう疑念が湧いてくるわけですけれ...全文を見る
○竹本委員 ですから、これは誰かの筆跡で、同じ人が書いたものだと思います。  現実に支払いがされておるなら、それは問題ない。しかも、制度が変わりましたからあれですけれども、もう一回聞きますが、確認をされたんですかということを聞きたいんですよ。確認をして、この会の領収書をつくるん...全文を見る
○竹本委員 そういうふうに言っておられますので、ぜひ理事会で御協議いただき、提出をしていただきたいと思います。
○竹本委員 六月二十二日、日付がこれは違うんですよね。だから、払った日と開催した日と日付が違うのか、これはどうして違うのかということです。
○竹本委員 少し細かいことまで聞きましたけれども、いずれにしろ、八月八日、近いうちに解散すると言いながら、ずっと三カ月以上解散しないでおる。その間に閣僚がどんどんかわる。そして、現在いる閣僚についても、事実ではないかもしれないけれども、いろいろな報道がされる。これはやはり国民に信...全文を見る
11月14日第181回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
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○竹本委員 当然のことながら、同じ趣旨でございます。
○竹本委員 財政国会主義、これは、我々に与えられた一番基本的な考え方だと思っております。要は、財政規律を守らなきゃいけませんけれども、それが守られているかどうか、また守られるようにするのが国会での審議であります。  ですから、今回の改正で二十七年度まで四年間、特例公債の法律とし...全文を見る
○竹本委員 そのとおりであります。  一については、自民党と公明党がかねてから主張していたものであり、項目の二番につきましては、これは野田総理の提案に基づいたものであります。  したがって、十一月十二日の三党政調会議で合意に至った、それで十三日に合意をした、こういうことです。
○竹本委員 西村先生のおっしゃるとおりでありまして、特例公債法というのは、昭和五十一年から赤字国債の発行を始めたわけで、途中ちょっと中断はありましたけれども、ほぼ毎年やっております。  したがって、現在のように、必要な経費の四割までも借金しなきゃ務まらない、こうなりますと、それ...全文を見る
○竹本委員 お話しのように、十年間で二百兆円という計画を立てております。別に、政府としてこれが最終の数字だといって決められたわけではありませんけれども、我々自民党は、その財源については特例公債じゃなくて、使うのであれば建設国債、それから、経済成長によって利益が上がれば、それによる...全文を見る
○竹本委員 昨年、東北の大震災をこうむりました。それで、復興には多額のお金がかかります。日本は地震列島でありますから、どこでどういう災害が起きるかわからない。そういう意味で、日本を再生するために、今申し上げたような、一定の利率を上げまして、それを買えば、株の投資と一緒で利益が還元...全文を見る
11月15日第181回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
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○衆議院議員(竹本直一君) 趣旨は全く同じなんですが、しかし、そもそもこういう事態に至った原因というのは臨時国会を早く開かないからです。もっと早く開いておれば、この審議も先生おっしゃるように十分できたんだろうと思いますが、十月二十九日という相当期間が過ぎてから開かれておりますので...全文を見る
○衆議院議員(竹本直一君) 自民党としての考えを述べますと、もちろん今のお話と同じようなことになるわけでございますけれども、単年度予算制度との関係で矛盾しているのではないかということでございますが、これは毎年度予算編成において予算総則に額を書きますから、そこで濫用に至らないように...全文を見る
12月27日第182回国会 衆議院 消費者問題に関する特別委員会 第1号
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○竹本委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまでの間、私が委員長の職務を行います。どうぞよろしくお願いします。  これより委員長の互選を行います。
○竹本委員 ただいまの萩生田光一君の動議に御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○竹本委員 御異議なしと認めます。よって、吉川貴盛君が委員長に御当選になりました。     〔拍手〕  委員長吉川貴盛君に本席を譲ります。     〔吉川委員長、委員長席に着く〕