田嶋要

たじまかなめ

小選挙区(千葉県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

田嶋要の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月13日第171回国会 衆議院 総務委員会 第1号
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○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。よろしくお願いいたします。  大臣、三連休の週末に、地元で数多く新年会を、多分皆さん同じだと思いますが、いろいろ回っていますと、やはり定額給付金の話題が大変多くございました。実際の支給というか政府がやろうとしている具体的な話がいろいろ聞こえ...全文を見る
○田嶋(要)委員 きょう予算委員会でも同じような議論もありましたけれども、家計への緊急支援ないしは消費の刺激。いずれにしても、これは使ってもらわなきゃ意味がない。そういうことですね、大臣。     〔委員長退席、森山(裕)委員長代理着席〕
○田嶋(要)委員 いろいろな使われ方があるけれども、とにかく使ってもらいたいと。総理はばんばんという形容詞までつけて、やってほしいということですけれども。  それで、地域振興券というのが十年前にございました。ちなみに、これがちょうど十年前でございます。そして、十年前のその当時も...全文を見る
○田嶋(要)委員 自治事務とはいえ、制度設計は国がやるんだというふうに言っておきながら、一番肝心な消費を刺激するんだ、生活対策と言っておきながら、これはお金を配るだけの政策に終始をしているというふうに言わざるを得ないと思います。  それと、先ほど、もともとは定額減税だった、その...全文を見る
○田嶋(要)委員 これはどういうロジックでこういうふうに区別がされるんでしょうか。
○田嶋(要)委員 大臣は、そういうことでいいんですか。もともと定額減税だから、その場合と同じやり方にしているということですか、分け方として。
○田嶋(要)委員 もう一つ具体的にお伺いします。  不法滞在者は受け取れない、日本人の受刑者は受け取れるということですが、その理由を教えてください。
○田嶋(要)委員 私が総務省といろいろ話をした印象では、結局は、最初にこれをどうばらまくかというときのデータベースとして、住民基本台帳、外国人登録原票、そういうふうに決めたから、そこに入っている者は全部行くし、入っていない者は全部こぼれる。単にそれだけのことだというふうに思うわけ...全文を見る
○田嶋(要)委員 そういうことであれば、いつごろまでにそういう結論を出すんですか、大きなポイントだと思うんですけれども。これは、ただでさえこういう愚策に地方自治体がつき合わされるわけですよ、大臣。だから、はっきりとその辺は責任を持って結論を出さなければいけないと思いますけれども、...全文を見る
○田嶋(要)委員 本当に届くべき人に届かない可能性が多々あるんじゃないかという懸念を私は持っております。  同じような関係でございますが、住民基本台帳をベースにしているという日本人に関してですが、住民基本台帳に載っていない日本人というのは、今何人ぐらいいるんでしょうか。
○田嶋(要)委員 これはいろいろなところで議論もされている、ネット上でもそれこそいろいろ議論がございますけれども、ホームレスの方は、私がいただいたデータでは一万四千七百人が全国においでだと。それ以外に、ホームレスとは定義されないようですが、ネットカフェ難民がそれの何倍もいらっしゃ...全文を見る
○田嶋(要)委員 大臣、だから、これは生活困窮者に、かなりの部分が重なるような、今挙げたようなケースに関して第一優先でアクションをとることにはならないわけですよね。国民の大多数の皆さんに、いわゆる世帯主という方々にお金が渡されるわけですけれども、まさに住民台帳に登録されていないよ...全文を見る
○田嶋(要)委員 できる限り住民登録とおっしゃいますけれども、これは今度の二月一日の時点で登録されていなければアウトですね。これから半月で頑張って登録してほしい、大臣、そういうことですか。
○田嶋(要)委員 本当にそうやってお考えでございましたら、やはり生活困窮者の多くのケースでもらえない事態が続発するのではないかという懸念を申し上げさせていただきます。  次にもう一点、発送に関しても同じような懸念を私は持っておりますが、今回の発送は世帯主ということでございますが...全文を見る
○田嶋(要)委員 そのうち、郵送が届かないケースというのは何件ぐらいと想定されておいででしょうか。
○田嶋(要)委員 私は、参考までにねんきん特別便の状況に関して資料をおつけしました。二ページ目でございますが、これによりますと、先ほどの後期高齢者とは違いまして、現時点で四月から十月までに送付された特別便の未到達は二・三%という結果も出ております。今お話があった後期高齢者の話も一...全文を見る
○田嶋(要)委員 全く知らないケースがないんじゃないかとか、ちょっと想定が甘いと僕は思うんですね。  これは、本人の責めによらない事由で、受け取り期間、例えば六カ月という話でございますが、そういうのを過ぎてしまったようなケースというのは、その方は何らかの形で救済されるのか、門前...全文を見る
○田嶋(要)委員 そうしますと、今おっしゃった御答弁は、過ぎてしまうと受給できなくなってしまうということですか。それは本人の責めによらない理由で、何らかの理由で届いていない、自分がそもそも申請できない状況にあって三カ月なら三カ月が過ぎてしまった場合でも、もうその方には受給権はなく...全文を見る
○田嶋(要)委員 大臣、最大限自治体が努力をして、最後はそれぞれの世帯主の自己責任であるということで大臣もよろしいですか。
○田嶋(要)委員 私は答弁しませんけれども、ぜひとも大臣にお願いしたいのは、窓口で苦労するのは自治体なんですよ。ですから、これはいろいろなケースが考えられると思うんです。これまで総務省の施策でもほかの役所の施策でもいろいろと失敗しているのは、こういった想定外のところというか、物が...全文を見る
○田嶋(要)委員 これは、やはり窓口で本当にいろいろ問題が起きると思いますよ。そのときに、最後は何だかんだいったって期限を過ぎても支給しなきゃいけないケースが出てくる。そういうときに自治体を救ってあげてほしいと私は思っております。  そしてもう一点、この受け取り方法に関してです...全文を見る
○田嶋(要)委員 私は、現金受け取りを希望される方が大変多くなると予想しておるんですが、皆さんの予想はどうなんですか、想定は。
○田嶋(要)委員 世帯主の中で振り込み口座を持っていない方というのは日本全国にどのぐらいいらっしゃるか、把握されていますか。
○田嶋(要)委員 私がとった情報でございますけれども、よく知られた数字として、今、日本に貯蓄の一切ない世帯が二二%おいでだということでございますが、その中で貯蓄口座のみならず一切口座を持っていない世帯というのが一五%いるというデータなんですよ。これは二人世帯以上です。掛け算すれば...全文を見る
○田嶋(要)委員 いずれにしても、私たちもこの施策を行うことには反対でありまして、二兆円が本当に無駄に使われると私も思っています。本来だったら違う分野でいろいろ使えるのにというところですね。大臣の冒頭の御答弁とは異なりますけれども、本当にこれはよくない。  そして、多くの国民が...全文を見る
03月13日第171回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。よろしくお願いいたします。  千葉県選出でございますので、きょうは成田財特法に関しまして、それ以外も含めまして一時間ちょうだいをいたしました。ありがとうございます。  この成田財特法は、累次にわたる延長で、今回も再延長ということで出されて...全文を見る
○田嶋(要)委員 この法律のポイントは補助率のかさ上げということでございますが、その点に焦点を合わせたときに、かさ上げをすることによって、実際どれだけの追加的な財政支援を国が行ったことになりますか。
○田嶋(要)委員 一方の地方の負担額が八百億円強だという理解でございますので、要するに、この法律の存在によって、およそ一千億円ずつなかりせば、負担があったところのうちの二百四十二億がかさ上げによって地方の負担ではなくて国の負担によって行われてきた。一対一のさまざまな事業への財政出...全文を見る
○田嶋(要)委員 これまでのこの財特法の大きな役割を認めつつ、今後のことを考えるとき、私、一つ考えなければいけないのは、どういう分野にこれから支援をしていくかということは、十年前、二十年前、そしてこれからが必ずしも同じであってはいけないと思いますし、時代とともに分野が変わってくる...全文を見る
○田嶋(要)委員 ありがとうございます。  恐らくは、これまで何度も延長してきた中で、鉄道への支援ということはほとんど視野になかったのかなという感じもする一方、千葉県の方から提出される計画の中には、鉄道の計画も含んでいつも提出をされてきておるわけですが、この法律の立て方として、...全文を見る
○田嶋(要)委員 今、法律四条の御指摘もございました。それと、県から計画を出すわけですが、補助率のかさ上げということを前提にしていながら、補助率と補助率のかさ上げが全くない部分まで含めて、総合的な計画が総務大臣に出されておる点がございまして、その点、もし補助率のことだけをこの法律...全文を見る
○田嶋(要)委員 今、大臣、聞いていただいても、成田空港周辺を支援していくという法律の趣旨がある中で、実際の空港への人の流れというのは四対六、これが今後どういう比率になっていくかはわかりませんけれども、そういう実態がある。  一方、これまでお金の三分の一程度が道路に回っているわ...全文を見る
○田嶋(要)委員 いろいろと質問させていただいておりますが、次に、きょう国交省加納副大臣がお越しでございますので、国交省の方にもお尋ねを申し上げたいと思います。  特に時代の変化という、先ほどモーダルシフトということを申し上げましたが、もう一つ、具体的に今大きな変化の時代が来て...全文を見る
○田嶋(要)委員 国交省のホームページにも「両空港間のアクセス改善を図る。」という書き方がされておる。今副大臣もおっしゃいました両空港間のアクセス改善、これは普通に考えますと、道路ではアクセス改善にもなかなか限界がございまして、国土交通省も「成田新高速鉄道の整備や接続する鉄道を活...全文を見る
○田嶋(要)委員 もちろん、財特法だけじゃない話でございますが、総務省には財特法ということで、それ以外のさまざまな具体的な支援策も含めて国土交通省にもお願いをしたい。  ただ、何となく、もともと別の役所だったということもあると思うんですが、道路は建設省、鉄道が運輸省、そして、道...全文を見る
○田嶋(要)委員 自治ですからある程度はやむを得ないということを認めつつも、やはり余り大きな格差があるのは問題だということで、大臣もそういう御認識だということは了解いたしました。  特に、こういう国民健康保険料がこんなに格差があるのは私は昔は知らなかったわけでございますが、大体...全文を見る
○田嶋(要)委員 そうしますと、我慢できる範囲の負担あるいは格差なのかどうなのかということを判断するバロメーターとして、そういうふうに地域の住民が具体的に立ち上がって何とか直接声を届けよう、そういう努力をされているという点はやはり十分受けとめなければいけないというふうに思います。...全文を見る
○田嶋(要)委員 この参考資料二におつけしました、これは具体的な例えばの話でございますけれども、実際には、東京通勤されている方は多いわけですから、先ほどの例のように一つの家庭で一カ月に十万を超える交通費を負担している家庭が相当おいでだ、そして、若い人口が外に出ていくケースも後を絶...全文を見る
○田嶋(要)委員 十年前も五年前も同じような答弁で終わると思うんですね。それで現状がさっぱり進展していないという状況を、やはりもうそろそろ重く受けとめるべきだと思います。  それと、もう一つあえてこの機会に質問させていただくのは、先ほども申し上げさせていただきましたが、来年、成...全文を見る
○田嶋(要)委員 およそ十年ぐらい前に、それまで三年置きに行われていた料金値上げがとまるような状況になりまして、以来値上げがされていない現実があるんですが、私は、もうそろそろ値下げをする一歩を踏み出すべきだと思います。  ただ、それは、民間の純粋な経営の視点からいえば、相当無理...全文を見る
○田嶋(要)委員 まずは地元がというのもいつもの御答弁なんですが、住民は限界に来ているということをぜひおわかりいただきたいなというふうに思います。だから、まず地元が動くのを待っていて十年何も変わっていない状況が続いている、そのことを重く考えていただければというふうに思います。 ...全文を見る
○田嶋(要)委員 認可との関係では、大きく分けて、運賃の問題と線路の使用料に関して地域住民が大変御心配をされておる点でございます。ぜひとも、先ほども申しましたけれども、もう十年もずっとこういう状況が続いている中で、そろそろ少し地域の負担が下がるような方向で、希望が見出せるようなア...全文を見る
○田嶋(要)委員 事業をどう運営するかの資本構成は、別に地域住民が選んだわけでも何でもないわけですね。だから、民間主体で行われているから、その事業が成り立つように高い運賃をずっと耐え続けなきゃいけない、私はこれはフェアじゃないと思います。特にこういう鉄道なんというのは非常に公的な...全文を見る
○田嶋(要)委員 今、総務大臣から異常な高さですねと気持ちを込めて言っていただいただけでも、私はうれしく思いますけれども、ぜひ五年前、十年前と同じ形で終わらせてほしくないと思います。今も、多分、地域の方、大勢の方がインターネットを通してごらんいただいておりまして、問うている質問は...全文を見る
04月09日第171回国会 衆議院 総務委員会 第13号
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○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。  きょうは、法案に関して、地デジにフォーカスして御質問をさせていただきたいと思います。  以前、地デジの質問をさせていただいたときに、私、このままいけば一千万台ぐらいのテレビが残るというようなことを、当てずっぽうではございますが、申し上...全文を見る
○田嶋(要)委員 二年三カ月強を残して、今既に九%程度の乖離があるということでございますが、今の世帯普及率の実態が四九・一%。これは地デジ対応テレビが見られる状況にある世帯のパーセンテージでしょうか。
○田嶋(要)委員 大臣、この二つの数字、ちゃんとホームページでも挙がっておりますが、似て非なる数字ということで、四九・一%自体もかなり計画値よりも低いということで大丈夫かなと思うわけでございますが、実際に重要なのは地デジが見られる世帯ということであろうと思います。  特に、ライ...全文を見る
○田嶋(要)委員 今ございましたけれども、日本ほど地上波放送に大きく依存をし、かつ一億人を超える人口の国、そういうケースはないわけでございまして、実際、アメリカも現在進行形でございますが、対象世帯数はおよそ二千万であるということを考えれば、日本はその二・五倍の切りかえをやろうとし...全文を見る
○田嶋(要)委員 私も考えるんですけれども、多分、圧倒的多数の人にとっては大したメリットがない中で負担だけが強いられるのではないかな、私はそういうふうに思っております。  そこで、大臣、なぜこれが基本は自己負担でなきゃいけないんでしょうか。
○田嶋(要)委員 やはり、それは上から目線で、先ほど申し上げたとおり、多くの国民にとっては余計なお世話ではないかな。今あるもので十分という方が圧倒的多数だと思うんですが、基本は国民が負担するんだという、そのスタートラインから非常に違和感を覚えるわけでございます。  それで、ほか...全文を見る
○田嶋(要)委員 将来的なメリットは全くそのとおりだと思いますが、私が申し上げているのは、規模と現在の乖離を見たときに、世界で最も無理なプランでやり抜こうというふうに見えます。  そこで、次の質問に移りますが、アナログ停波が二〇一一年七月二十四日、この停波に停波条件というのはあ...全文を見る
○田嶋(要)委員 これは日本の独特なやり方なわけですが、ほかの国は多くは九五%とかそういう一つの条件をつけておりますね。アメリカは例えばFCCが停波を許可するということでございまして、放送事業者自身がもう停波したいんですけれどもという申請をして、それをFCCが許可をする仕組みをと...全文を見る
○田嶋(要)委員 その議論は、お金が無限にあればいいと思うんですね。だけれども、私はかなり無理筋だと前から申し上げていますが、一千万台以上の危険がかなり現実的じゃないか。  そこで私は申し上げたいんですが、大臣、これは停波の日をおくらす可能性があるということを今の時点から言うこ...全文を見る
○田嶋(要)委員 すべての関係者でそういう名前が挙がって、なぜ国民の名前が挙がらないかが不思議なんですね。  最初の関係者というのは国民ですよ。国民は自己負担を強いられて、おしりをたたかれているわけですね。だから、そこには経済的な合理性のトレードオフがあるはずなんですよ。  ...全文を見る
○田嶋(要)委員 大臣、これは早く、当然そういう可能性は高いと思っているわけですが、そういう可能性があるということをやはりアナウンスする必要があるのではないかと思っています。いや、早々とアナウンスすると、何か白旗を上げたようで、国民も買わなくていいというふうに思う人がいるなんとい...全文を見る
○田嶋(要)委員 余りいい例えじゃないと思いますけれどもね。有権者にはコストがかかっていないんです。しかし、これはすべての世帯が自己負担しろという政策なんですよ。だから、そこにトレードオフがあるでしょうということを言っているんですよ。  だから、片っ方で、民放が半年延ばす、一年...全文を見る
○田嶋(要)委員 余り精神論と無限の財源をベースに政策を考えない方がいいのではないかなというふうに思います。  そこで、もう一つは、今回の法案の部分で機器の補助の御質問をさせていただきます。  これも全額免除の世帯を対象にするということでございますが、私は、国策としてやるこの...全文を見る
○田嶋(要)委員 最低限の支援とか、そういう表現の中にどうも主客逆転しているような感じがするんですけれども、国策なんですよ。国民にとっては目立ったメリットもないのに、ある日にちを決めて一気にやるということを国が決めているわけだから、積極的に新しい商品、時代の最先端のテレビに買いか...全文を見る
○田嶋(要)委員 デジタルの夢をいっぱい語って、高齢者に本当にそういう恩恵が来るか全くわからない状況で、目の前でそういう自己負担だけしてくださいというのは、私は非常に酷なような感じがいたします。  最後にもう一問だけ。  このアナログ用のチューナーボックス、あるいはそれプラス...全文を見る
○田嶋(要)委員 ありがとうございます。最後に期待した答弁をいただきました。  私は、このアナログの選択をする世帯に関してはもっと支援を広げる、非現実的な固定化した日程はずらす余地があることを早くからアナウンスする、それと同時に、一過性ではあるけれども、特需であれば、地域の疲弊...全文を見る
04月17日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号
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○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。よろしくお願いいたします。  テロ対策特措法に続きまして、この海賊対策、海賊行為への対処法ということで、日本から遠く離れた海の向こうのことでございます。大臣の皆様それぞれに、国民の皆様に向かってぜひわかりやすく御答弁をいただきたいというふう...全文を見る
○田嶋(要)委員 ちょっとわかりにくい言葉だと思いますので、ぜひこの私的目的というのがどういうことなのかということを、もう少し詳しく国民の皆様に御説明いただきたいと思います。
○田嶋(要)委員 そういう目的が私的かどうかということをあらかじめ測定することは、通常非常に困難であろうと思いますので、そういう意味では、この新法のもとでは、行為に着目をして、この法律の中で書かれております行為、準備も含めて、あるいは著しい接近も含めて、そういった海賊行為があれば...全文を見る
○田嶋(要)委員 はい、ありがとうございます。要するに、テロリスト相手でも、この法律のもとで武器の行使はあり得るということを確認させていただきました。  それでは、この法律はソマリア沖ということでございますが、その一つ手前の話として、東南アジアの話を少しお伺いしたいと思います。...全文を見る
○田嶋(要)委員 昨日、私も資料をちょうだいいたしまして、割とくっきりと、確かに海賊が持っている武器がかなり違うということは私も理解をいたしました。特に、アデン湾、今回のソマリア沖の方では、大変重火器が多いということもこの表では示されてございます。  東南アジアの場合には、ある...全文を見る
○田嶋(要)委員 私は、今回のこの法案の一番気になる点は、いろいろ皆さんも御指摘されている点でございますが、海上保安庁、その本気度が伝わってくる法案になっていない点ではないかなというふうに思っております。  言葉としては、第一義的には海上保安庁の責務であるというふうに書かれてお...全文を見る
○田嶋(要)委員 そこで、対応が困難、したがって、短期的にはという話で今議論があるわけでございますが、中長期的に本当に海上保安庁が第一義的な責務を果たす意思があるのかどうかという点に関して、もう少し確認をさせていただきたいと思います。  本会議での金子国務大臣の御答弁に関してお...全文を見る
○田嶋(要)委員 ソマリアは間に合わないというふうにおっしゃいますけれども、ピークはまだこれからではないかなというふうに私は思っております。東南アジアの状況を見ても二〇〇〇年前後がピークだったようでございますが、ソマリアは、ことしは去年に比べてももうはるかに多い件数が起きているわ...全文を見る
○田嶋(要)委員 ありがとうございます。  ぜひ一日も早くその検討着手をお願いしたいというふうに思います。そうすることによって、言葉でおっしゃっております、第一義的には法執行機関である海上保安庁の責務である、そのことが多くの国民の皆様に本気度として伝わるというふうに私は感じてお...全文を見る
○田嶋(要)委員 趣旨はいいんですけれども、やはり最後に残るのはこの法律だけで、言葉が命でございます。だから、なぜ、それをこの場所で何度も繰り返し答弁されながら、その言葉そのものを入れないのかというところが私はよくわからないんですよ。だから、第一義的には海上保安庁の責任なんだとい...全文を見る
○田嶋(要)委員 それでは、金子大臣にもう一回お伺いしますけれども、やはりこれはどうも伝わらないんじゃないかなと思うんですね。五条をそういうふうに読めとおっしゃるんですけれども、どこにもそれがはっきり明言されていないじゃないですか。
○田嶋(要)委員 では、質問の仕方を変えます。  一義的には海上保安庁の責務であるというその一言を入れると何か不都合ですか、大臣。
○田嶋(要)委員 私は、別に今の書きぶりが全くだめだというふうに申し上げているつもりはありませんけれども、さらにより明快にするために提案を申し上げておるんですね。ここで各大臣が何度も何度も第一義的には海上保安庁の責務だというふうに答弁されているのに、そのストレートな表現がなぜ法案...全文を見る
○田嶋(要)委員 もう一回確認しますけれども、イエスかノーかで結構なんですが、第一義的には海保の責務だという一点を入れることは不都合なんですか。イエスかノーかでお答えください。
○田嶋(要)委員 私の質問に答えていただきたいと思うんですけれども、この第一義的にということを明確に入れてほしいと思うんですよ。これは海賊対処の初めての法律ですよね。金子大臣、これは海賊対処の初めての法律ですね。そうですね。
○田嶋(要)委員 政治家として、やはり国民が一番気になる点、そしてまた、大臣がこの場で何度も強調されているその文言がまさに最適だと思われているから、そういう言葉で答弁をされているんだと思いますよ。その言葉を法律に入れるのが一番素直じゃないですかね。私は、ぜひその点は強調させていた...全文を見る
○田嶋(要)委員 海上保安庁の要請というのは必要ないんですか。
○田嶋(要)委員 だから、要請は必要ないということですね。
○田嶋(要)委員 要請がないということですと、要するに、一義的な責務を負っている海上保安庁は、十分自分たちでやれているという判断をしているときでも、それとは独立に防衛大臣が特別な場合と判断をして出ていくことができるということですか。
○田嶋(要)委員 私は、確かに閣議決定もされるという話もお伺いしておりますが、なぜ、海上保安庁が一義的な責務を負うと強調されるのにもかかわらず、ほかの大臣と、あるいはほかの役所と同列に置かれていますね、関係省庁ということで。なぜそういう扱いにとどまるのかなと。要するに、一義的な責...全文を見る
○田嶋(要)委員 では、今最後におっしゃった特別な場合というのは、海上保安庁では対応できない場合とおっしゃいましたね。何でそれを書かないんですか、ここに。特別な場合というのをなぜもう少し明確に、先ほどの、一義的な責務は海上保安庁にあるということも書かない、ここの特別な場合というの...全文を見る
○田嶋(要)委員 だから、最後は残った言葉だけがすべてなわけでございますので、今、金子大臣がはっきりとここで答弁されましたので、私は、素直に、そういった答弁された言葉が法律に入る方がより明快ではないかというふうに思うわけでございます。大臣。
○田嶋(要)委員 では、今最後におっしゃった対処要項、昨日、でも、これを作成しない場合もあるとおっしゃっていましたよ。急を要するときには作成せずにやるんだ、事後的にも作成しません、昨日はそういう答弁をいただきましたけれども、いかがですか、大臣。
○田嶋(要)委員 先ほど、金子大臣が対処要項をちゃんと作成するから大丈夫なんだというふうにおっしゃったから、私は、対処要項はつくらない場合があるというふうにきのう聞いていますということを申し上げたのであります。  だから、私は一つこの点に関して申し上げるならば、急を要したために...全文を見る
○田嶋(要)委員 ちょっとあいまいでしたけれども、作成はするんですね、常に。
○田嶋(要)委員 ではその点は確認させていただきましたけれども、繰り返しですけれども、非常に重要なポイントに関しては、抽象的に書くよりも明快に書いていただいた方が国民の皆さんにとっては安心感は高まるのではないか、そのことを最後に申し上げまして、私の質問を終わりにいたします。  ...全文を見る
06月18日第171回国会 衆議院 総務委員会 第22号
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○田嶋(要)委員 おはようございます。民主党の田嶋要です。  佐藤大臣、御就任おめでとうございます。よろしくお願いいたします。  きょうは所信に対する質問でございますが、私も、郵政に関して質問通告しておりませんが、一問お伺いをしたいというふうに思っております。  昨日、党首...全文を見る
○田嶋(要)委員 ちょっと不明瞭だと思います。  国民の前で、党首討論ではっきりと民営化された株式会社に対しては政府の介入は最小限であるべきだと。私は、それをすっと聞くと、なるほど、そうかなとも思うんですけれども、同じお考えを共有されているんでしょうか、その一点を確認させてくだ...全文を見る
○田嶋(要)委員 会社のガバナンスあるいは所有ということで考えますと、民営化といいましても、あるいは株式会社と申しましても、現在国が所有をしているわけでございますね。そうすると、その一〇〇%株主である国の判断が介入というふうに呼ばれることに私は大変違和感を感じるんですが、その点は...全文を見る
○田嶋(要)委員 言葉としてはっきりと民営化された株式会社と、民営化と言った途端に世の中の人は政府の手を離れていっているというふうな錯覚をするのではないかなというふうに思いますが、現実的には今国が一〇〇%所有している状況にある中で、国のあるいは国民共有の財産に対して国が発言できな...全文を見る
○田嶋(要)委員 地方からそういう要請がある、形だけの要請もありましょうし、本当の意味での要請の場合も僕もあると思います。しかし、俗に言うそういった習慣が長く続けば、いつまでたっても依存される、依存するという関係から抜け出せなくなってしまうのもこれまた事実ではないかな。発展途上国...全文を見る
○田嶋(要)委員 中央に優秀な方が大勢おいでなので、そこの人材プールに手を伸ばしたいという欲求は私もよく理解いたします。繰り返しになりますが、そういうところに人材を安易に求めるのではいけないんじゃないかというふうに、どこかで立ちどまることもそろそろ必要な時代になってきているのでは...全文を見る
○田嶋(要)委員 絶対こうしろというものは私もないと思いますが、企業に例えて言えば社員持ち株制度という傾向がずっと強く出てきてございますけれども、社員でありながら、被雇用者でありながら、同時に株主としての意識を持つ、その会社の成長をともに共有していくというような流れから、社員持ち...全文を見る
○田嶋(要)委員 たくさんあるいろいろなプロジェクトに、具体的には三百六十六、総務省に今回予算がついているわけですね。その中の一つでございますので、全体の予算からすれば微々たるものでございますが、さりとて二十億円以上の国民の税金を使うわけでございます。  このホームネットワーク...全文を見る
○田嶋(要)委員 そこで、いわゆる事業仕分け、すなわち、国民の税金の使い方に無駄がないかというのをミクロで精査していったわけでございますけれども、一般論として、研究開発というのは聞こえはいいですが、一体どういうアウトプット、費用に対してどういう効果が生まれているのかというところが...全文を見る
○田嶋(要)委員 きのうも、今名前の出ました総合科学技術会議の場でそういう税金の無駄遣いが起きないように事前にチェックがなされているんだという御説明がございましたが、ここで、いろいろな団体、主体が行っているホームネットワークに関して重複がないかどうかの検討というのは、どのぐらいの...全文を見る
○田嶋(要)委員 縦割り行政の非常に弱点であろうと思いますけれども、昨日も、総合科学技術会議の方に総務省とNICTの方は同席をして、そこで事業の説明をし、約二十分間、御専門家約十名の方に審議をいただいて、重複がないということでゴーサインをいただいているというような解説をいただきま...全文を見る
○田嶋(要)委員 そういった科学技術会議のような場所というのが、儀式と言うと言い過ぎかもしれませんが、ある程度そこを通過すればオーケーなんだというような意識で、本当に国民の税金を絶対に無駄にしないというふうに考えた姿勢でやっておられるかどうかというのは、私は大変懸念をします。現に...全文を見る
○田嶋(要)委員 大臣、伝統的に縦割りの行政の中で、我が省という考え方、あるいは我が省とそれにくっついている独法という考え方にどうしてもなりがちじゃないかな。それは大前提で、そこに本当に無駄が多く隠されているのではないかというふうに、今回この一つの案件を見ても、研究開発というテー...全文を見る
○田嶋(要)委員 一主体ということが難しい場合は、先ほど申し上げたように、私どもの求めに応じてその研究テーマにかかわるあらゆる主体の全体の俯瞰図が何も出てこないというのは、まさに十分なコーディネーションなくしてそれぞれが勝手な方向に走り出しているというふうに言っても過言ではないと...全文を見る