田嶋要

たじまかなめ

小選挙区(千葉県第一区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

田嶋要の2019年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○田嶋委員 立憲民主党・無所属フォーラムの田嶋要でございます。よろしくお願いします。  きょうは、大臣所信ということで、お願いいたします。  世耕大臣の所信を先週お伺いしました。肩書が多いですね、大臣。(世耕国務大臣「六つ」と呼ぶ)六つも。一人で大丈夫ですか、大臣。
○田嶋委員 大臣ですから、官僚ではないわけだから、細かいことを一々ということではないので、有能であればいろいろと仕事が来るのはいつものことだとは思うんですが、私は、今回のこの大臣所信、昨年の世耕さんの大臣所信も改めて読みました。読みましたか、きょうに備えて。読んでいないですね。今...全文を見る
○田嶋委員 経済産業大臣は、以前も申し上げたかと思うんですが、ほかの大臣と少し役割が違うのかなという感じがするのは、未来の飯の種をつくっていく、パイを広げていく、そういうことですよね。分配ももちろん大事なんですが、ほかの省庁とはちょっと違う役割がやはりあるのかなと。私は、難易度は...全文を見る
○田嶋委員 日本の未来について、経済について、大臣は楽観的ですか、悲観的ですか。
○田嶋委員 お互い政治家でありますので、余り悲観的ですとは言えないよね。楽観的で私もありたいと思うんですが、しかし、強い危機感がまず前提にはなければいけないというふうに思います。  お配りした資料の一番に、改めて、よく見かける、下のグラフでありますが、明治維新以来の、四倍ぐらい...全文を見る
○田嶋委員 今おっしゃったように、有効求人倍率、一を超えないよりは超えた方がいい、私もそう思います。しかし、全てにはコインの裏表のような話がありまして、片方から見ると、有効求人倍率は大きい方がいいというふうにもとれるわけですが、安倍総理の説明の仕方は、大きければ、大きくなればいい...全文を見る
○田嶋委員 そういう、まず有効求人倍率に関して政権が発するメッセージというのは、若干私は国民に誤解を与えているというふうに思います。有効求人倍率は大きければいいという話ではなくて、大きいことによって、仕事を探している側ではなくて雇う側から見れば、人が雇えなくて苦しい状況にある企業...全文を見る
○田嶋委員 一個一個の説明を聞くと、悪いとは思わないんですね。  しかし、今、いみじくも大臣もおっしゃいました。私は、焼け石に水が多いと思うんです。やらないよりはやった方がいいかもしれないけれども、補助金だって、やはり予算制約がありますから、その部分だけ見れば効果はあったと言え...全文を見る
○田嶋委員 補助金しかやっていないとは申し上げておりませんけれども、更に踏み込まないと、時間がないと思います。  と同時に、二〇〇四年以後、人口ボーナスから人口オーナスに転じたわけですから、まさに今までとは全く違う。そういう意味では、総理がおっしゃっているとおりです。今までとは...全文を見る
○田嶋委員 そういう悲鳴のような声が出ているんだったら、チャンスだと思いますよ。最賃で雇えるような状況じゃないということを、中小企業の経営者の方から悲鳴が上がっているんだったら、まさにこれはチャンスだし、最賃が低過ぎるということですよね。  だから、今までは、今の最後の表現だと...全文を見る
○田嶋委員 さっき、どなたかの委員のときに、ゾンビ企業という言葉を言われましたね。宮沢大臣のときも私もこの議論を少しさせていただいて、お互いに、大臣と、こういう話は地元に帰ると余り言いにくいよねと言っていましたよ。  確かに、中小企業、いろいろ御支援もいただいているし、いろいろ...全文を見る
○田嶋委員 おっしゃるとおりです。一括採用は問題だとずっとおっしゃる大臣ですから、それも含めてやってくださいよ。すべる経産省じゃない形で、頑張っていただきたいと思います。  以上です。ありがとうございます。
04月10日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○田嶋委員 おはようございます。田嶋要でございます。  きょうは、我が国の産業競争力ということをテーマにお尋ねをしたいというふうに思います。  まず、最初のテーマに入らせていただきますが、お手元の資料の一ページをごらんをいただきたいと思います。  ちょうど今から一年前、四月...全文を見る
○田嶋委員 網羅的に把握した方がいいと思うんですけれども。  間もなく次の学習指導要領というのが出てくるわけでありまして、その中で起業家教育に関しては盛り込まれておるわけであります。そういう時代背景も含めて、私が取り組んだ限りにおいては、反応的には、教育委員会の姿勢としては、私...全文を見る
○田嶋委員 ありがとうございます。大分具体的に進めていただいているということで、ありがたいと思います。  ポイントとしては、まず一部の関心のある子供たちにやらせるような授業もあると思うんですが、私は裾野を広げるということが大事だと思っておりまして、そういう意味では、十年後、二十...全文を見る
○田嶋委員 文科省さん、先生からも大変いい反応がありましたので、ぜひヒアリングもしていただくなりして、全国一律、強制ということにはならないとは思います、ただ、必要性、重要性を十分周知していただいて、うちの学校でもやってみたいという学校が急速に広がっていきますように、ことしから来年...全文を見る
○田嶋委員 今おっしゃった、要は、当時は反対が強かったからできなかったけれども、検索ツールをつくった結果、反対がおさまったから、今回は法改正したいという、そのような話だと思うんですが、その同じような検索ツールは、早々と保護を開始している国々は持っているということでしょうか。
○田嶋委員 私がきのう、おととい、お伺いした話では、日本だけが持っているような検索ツールを今回開発したということなんですよ。だから、ということは、早々とこういう保護を強化した国々は、そんな検索ツールがなくったってやっちゃっているわけですよね。  私の次の質問は、そういうことをや...全文を見る
○田嶋委員 今お話を聞いておりまして、失敗したということはなかったんじゃないかと。つまり、こういうタイミングで我が国が同じようなことをやらなかったことは、日本の競争力という観点からすると若干まずったんじゃないのかな、私はそう感じるんですね、やはり今の話を聞いていても。  内容に...全文を見る
○田嶋委員 おくれた上にバージョンダウンしていたらみっともないからね。当然、バージョンアップしてもらいたいと思いますよ。  しかし、今大臣も同じ懸念をお持ちだとおっしゃるけれども、何でそんな何百人も世界じゅうに張りついているのにこういう事態が次から次へと起きるのかというのは、私...全文を見る
○田嶋委員 宗像長官もよく頑張られたんだろうと思うんですが、私は、どの政権であれ、大事なことは、特に、競争力に左右するようなことに関する制度変更がこうした主な国で起きたときは、何かいつも必ずやるというフローがあった方がいいと思いますよ、それは。  感度のいい派遣員がいたときは何...全文を見る
04月17日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○田嶋委員 おはようございます。田嶋要でございます。  昨日、夜にテレビをつけましたら、世耕大臣があらわれまして、厳しい表情で記者会見をされておりました。にこりともせず、厳しい表情を崩さず記者会見されておりましたけれども、「げんしりょくむら」でしたか、あなたは何村とか、何かよく...全文を見る
○田嶋委員 では、原子力村という言葉を使わずしてやるならよかったよ、そういう感じですかね。
○田嶋委員 では、実際ごらんになったんですね。いろいろ批判の声が広がってきて、それを受けて大臣自身もごらんになった、そういうことでございますか。  事前に、こういうようなPRをやっていいかとかそういう話というのは、経産省とすり合わせはしないんですか。
○田嶋委員 原発を引き続き推進しようとしている内閣の世耕大臣があのように不快感をあらわして記者会見をする、せざるを得ないような状況になるという。ああいうものがいまだに、誰からもこれはちょっとまずいんじゃないのというふうに中で出てこずに表に出てしまうというところに、やはり世間と相当...全文を見る
○田嶋委員 原子力についても、きちんと情報提供を丁寧に行っていくということは大事だという点に関しては、私は大臣と全く共有いたします。  先週も、原子力のシンポジウムが有楽町かどこかでございました。有楽町でありましたので、私も初めて参加もしてきましたけれども、いろいろな議論、次世...全文を見る
○田嶋委員 そういう意味では、これから主力電源にしていこうとしている再エネが、今のお話を聞いていれば、年単位で見ればいろいろありますけれども、想定内の負担増だということでありますね。  それをやはり私たちは、そもそもスタートとして全会一致でこの法律をつくったわけであります。全会...全文を見る
○田嶋委員 今、松山さんがおっしゃったのは、資料の六に配ってありますね。見ていただきたいんですけれども、おっしゃったとおり、平成二十五年、二〇一三年の十月ということ、震災から二年半ぐらいで一千万キロになったわけでありますが、当初に想定していなかったということなんですけれども、議事...全文を見る
○田嶋委員 そういうふうに限定すれば試算がないということですけれども、私が申し上げているのは、まさにおっしゃるとおりですよ、これは修正案の提出された日なんですよ。梶山先生の最初の発言が、この法案は、本日、修正案も提出をされましてということで、修正案が提出された委員会審議の最初、そ...全文を見る
○田嶋委員 今の御答弁いただいたベースとなる資料はいただいておりまして、資料の七をごらんください。  今の三・六兆円が一番下の数字ですね。そのうち、一番上に太字で書いているのが事業用の太陽光で二・五兆円。誰でもわかっているとおり、日本の場合はソーラー発電が圧倒的だということでご...全文を見る
○田嶋委員 今の御答弁の、資料八をごらんください。資料八で、一番下の部分の附則ですけれども、附則の七条ですよね、そうですね、松山部長が今言われた附則の七条をコピーしておりますけれども、最初の三年間を限り、利潤に特に配慮するものとするという法律の条項が入っておるんですけれども、世耕...全文を見る
○田嶋委員 おっしゃるとおり、次の資料九をごらんください、資料の九には、これは調達価格等算定委員会でありますけれども、ここにちゃんと書いてあるんですね。更に一、二%程度上乗せをするということがあって、これを尊重して価格が決まったと。松山さん、そういうことですよね。  ということ...全文を見る
○田嶋委員 これは政府原案にはなかった部分ですが、附則の七条に、国会で修正をされて、そして、経済産業委員会、全会一致で可決をされたというふうに理解をしております。  私、当時は福島の現地本部長だったものですから、このプロセスは全く知らなかったんですけれども、議事録を振り返ると、...全文を見る
○田嶋委員 大臣、FIT制度導入は正しい政策だったということで確認をしていただきましたけれども、しかし、今になって大騒ぎするけれども、その当事者がアクションをちゃんととれたと私は思っているんですよ。きちんと梶山先生がおっしゃっていただいている、そして西村先生もおっしゃっていただい...全文を見る
○田嶋委員 尊重することは大変重要だと思いますが、事業者の命運も握りますけれども、国民負担も左右するんですよ。両側同じようにリスクがあるということを、皆さん、みんな共有してスタートしたんですよね。半年ごとの見直し、価格見直しを検討してもらえませんか、そういうことを言うことはできな...全文を見る
○田嶋委員 今おっしゃったのは、調達価格等算定委員会で、初期のころから半年ごとの引下げは、ちょっと最初は無理だよねという議論がちゃんとあるんですね。
○田嶋委員 だから、それは、西村さんもおっしゃっているとおり、両側あるうちの片側の話なんですよ、予測可能性も利潤も。それは、投資する事業者側にすれば、それが最重要ですよ。  でも、今大騒ぎしているのは、国民負担が大変だ、それを言っているんでしょう。こういう結果になるのは当時読め...全文を見る
○田嶋委員 私は、大臣もお認めのように、この制度はやるべくしてスタートしたけれども、残念ながら、西村さんおっしゃっているとおり、ドイツやスペインでも何度も何度も修正してきている価格だと思いますけれども、いろいろな先行事例があって、日本は二周も三周もおくれて始めているのに、ある意味...全文を見る
○田嶋委員 九州電力のお客様のところに届くビラも持ってきましたけれども、やはりそういうことは触れていないんですよね。原発が稼働したから電気料金を値下げすることができましたとは書いてあるんですよ。  だけれども、そこは全体の一部の話であって、見えない、見させていないコストというの...全文を見る
04月25日第198回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第3号
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○田嶋委員 立憲民主党・無所属フォーラムの田嶋要でございます。  四人の委員の皆様、ありがとうございます。  まず最初に、田中さんから資料の中で大変いい御指摘をいただきました。国会事故調の調査資料の公開について。  これは実は、今アドバイザリー・ボードの委員長をやられておる...全文を見る
○田嶋委員 それでは、ぜひこれも、せっかくきょう田中さんが資料で言っていただきましたので、頑張っていきたいというふうに思います。  最初に、野瀬委員の方にお尋ねをしたいというふうに思います。  先ほど十五分のお話をお伺いしておりまして、先日のテロ対策施設の件の規制庁の御判断で...全文を見る
○田嶋委員 かぶせて質問はしないことにいたしますけれども、私とは少し受けとめが違うというふうに思っております。私は大変、今度のを、更田さんによかったということを申し上げたいというふうに思っております。  それでは、次に、桑子委員にお尋ねをしたいというふうに思います。  最終処...全文を見る
○田嶋委員 ありがとうございます。  かつて、オンカロの責任者、フィンランドから女性の方がお見えになった、そのシンポジウム、新橋の方で聞かせていただいたんですけれども、その方なんかは、やはり同じ方が何十年とずっとそのテーマで担当されて、信頼関係の構築というのがやはりあったという...全文を見る
○田嶋委員 もう一問ありましたが、終わっちゃいましたね。済みません。  ありがとうございました。
05月10日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○田嶋委員 おはようございます。立憲民主党・無所属フォーラムの田嶋要でございます。  令和の時代に入りまして最初の衆議院経済産業委員会、しかもトップバッターという、図らずもそういうチャンスをいただきました。委員長並びに理事各位に御礼を申し上げます。どうもありがとうございます。 ...全文を見る
○田嶋委員 大分もう巷間言われておりますので。大化の改新ムズカシイとみんなでよく覚えた記憶があります。  しかし、やはり、そうした連綿とつながるものには多くの人々が価値を置くというのは、本当に自然なことだなというふうに思います。長きにわたってそうした天皇陛下の仕組みがずっと続い...全文を見る
○田嶋委員 百年ですね。(前田政府参考人「はい」と呼ぶ)三万三千六十九社ということで、二百年は答えがありませんでしたけれども。  それがどのぐらい世界の中で図抜けているかというところがポイントでありまして、質問をいたしませんでしたが、私が今手元にある資料は、ちょっと古い二〇〇八...全文を見る
○田嶋委員 五と八がひっくり返ったわけでありますが、三百五十八万者になりましたということでありますが、大事なのは、この減った数字の中で、御本人は本当はなくしたくなかった、不本意にも廃業に至った中小企業の数がどれだけあるかということでありますが、いかがですか。
○田嶋委員 黒字の会社もたくさん廃業しているというふうに聞いております。たまたま後継者が見つからなくて、やはり不本位でしょうね、自分が生んだ会社を引き継げなかったということであります。連綿とつなげることが得意な日本だけれども、今大変危機的な状況に陥りつつあるということであります。...全文を見る
○田嶋委員 あの痛くない注射針は多くの人にとって朗報だったと思うんですけれども、そういう状況だということで、何か残念ですよね。私は、そんなに有名になった、私も知っているような企業がなぜ承継されずになくなっちゃうのかなというのが、どうも合点がいきません。  そこで、大臣にお尋ねし...全文を見る
○田嶋委員 ああ、そういうのはあるんですね、年間二千件。  資料一でございますけれども、私が調べた成長戦略にかかわる安倍内閣のKPIですね、キー・パフォーマンス・インディケーターですか、これ、一が中小企業と小規模企業でありますけれども、この三つを確認をいたしました。どれも大事だ...全文を見る
○田嶋委員 ちょっともう一回読みますよ、大臣。世界的な有名な技術を持っていても、廃業するとかどこかに買われちゃうというそういう話になったら、何のためのものづくりかわかりません。何か変だと思いませんか。
○田嶋委員 そういうことなんですね。ただ、この委員はこういう表現をされている。私、これはある意味、一般、世の中の感覚とは近い感じがするんですね。どこかに買われちゃう、よそのどこかの国に買われちゃうとよく出るじゃないですか。  しかし、事業承継というのは、さっきの話で、MアンドA...全文を見る
○田嶋委員 支援に差がないということですよね。それでいいですね。支援には、MアンドAも、いわゆる世の中でイメージしやすい承継、息子とかへの承継も差がないということであります。  大臣、MアンドAというのは何の略ですか。
○田嶋委員 マージャー・アンド・アクイジション。やはり、ちょっとおどろおどろしいですね。敵対的買収という言葉がある。  ところが、ある中小企業団体にきのうお話ししたら、そこはそう思っていないんですよ。MアンドAは何の略か、マリッジ・アンド・アライアンスと。そうしなきゃだめだとい...全文を見る
○田嶋委員 なるほど、それはいただかなかった数字でございますけれども。  それは、MアンドAによらずして不本意ながら廃業したら入ってこないお金という理解でいいですか。
○田嶋委員 廃業したときも何か資産を売ったりするかもしれませんけれども、いずれにしても、それって結構、私、ビッグサプライズだと思うんですよね。あっ、そんなにうちの会社は価値があるのかと。  百万円以下という話もありましたが、一千万円から五千万円のケースが二十何%とかですね。とい...全文を見る
○田嶋委員 これは、むしろ財務省とかとの話合いになると思うんですけれども。売る方は喜びますよ、それはもちろんね。  私が申し上げているのは、ずっと大事な政策じゃなくて、お尻の切れている政策だと。あと十年間に承継が成功しなかったら日本の雇用が五百万人、六百万人失われるって言ってい...全文を見る
○田嶋委員 いいんですけれども、聞いていて不思議に思うのは、なぜそれをシーケンシャルにやらなきゃいけないんですか、一個ずつ。全部一気にやるべきでしょう。  私、そもそも、何で個人事業主が一年おくれたのかがよくわかんないんですよ。麻生さんの本会議での説明もわかんないし、今、世耕さ...全文を見る
○田嶋委員 御理解はいたしますけれども、大体、十年前に法人に関しては着手したんですよ。それが不十分で去年、更に改正したんでしょう。その十年間の間に、個人だって、確かに、資産のどこまでを事業の資産にするか難しい話があったと思うけれども、だけれども、麻生さんも本会議で言われたとおり、...全文を見る
○田嶋委員 まあ、物は言いようだと思います。  いずれにしても、私はちょっとまずいと思いますよ、こんな数字では。頑張っていらっしゃるというのは否定しませんが、六百万の雇用が失われると言っておきながら、キャッシュレスぐらい力を入れてくださいよ。キャッシュレスはなりふり構わずやって...全文を見る
○田嶋委員 もう一度言います。私は、本気度が全く足りないと思っております。  それでは次に、商工会、商工会議所、今、加入率はどのぐらい地域であるのか、全国的な数字をお願いします。
○田嶋委員 それだけの企業を国のお金の入った二つの団体だけで把握できているわけです。そうした中でマッチングがどのぐらいあるのか、それから、データベースの構築なども今どんどん進めていただいているとは思うんですけれども、大臣にお尋ねします。  そうした全国の地域ごとの各種団体、商工...全文を見る
○田嶋委員 時間が来ましたけれども、数字を確認しませんでしたけれども、三百八十五万者が四年間で三百五十八万者になっているんですよ。二十数万者が消えているんです。二十数万者が消えている中で八百件MアンドAが実現しましたというのは、悪いことじゃないけれども焼け石に水なんですよ。もっと...全文を見る
05月24日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○田嶋委員 おはようございます。立憲民主党・無所属フォーラムの田嶋要でございます。  きょうは、宮腰大臣、初めて御質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  独禁法ということなわけでございますけれども、最初に、既に法案審議が終わってしまいましたが、意匠権のことを少し...全文を見る
○田嶋委員 ありがとうございます。  一番最後に、日本が国際競争に勝ち抜けるようにということをおっしゃいましたけれども、この意匠権や知財のことも、きょうの議論の対象である独禁法も、まさに我が国の、一人一人というよりも企業ですね、国際競争力を左右する非常に重要な分野であるわけであ...全文を見る
○田嶋委員 大臣も、それから杉本委員長も、今、違う分野の話ではありますが、聞いていただいたと思います。そうした当局の決断のタイミングの遅い結果として日本の企業の国際競争力に影響が出ているという、これは一個の実例なんですね。  次のページの資料、資料の二をごらんください。  先...全文を見る
○田嶋委員 これも説明いただきましたけれども、二〇〇三年の後、確かに専門家同士で、韓国がどういうふうにして保護の拡張をしたのかという意見交換もしている。そして二〇〇六年、私たちが実際に意匠法の改正をやっているんですよ、日本で平成十八年に。しかし、この論点は入らなかった。そして、ま...全文を見る
○田嶋委員 今、洞察力ということを委員長はおっしゃいましたけれども、私は先々週、世耕大臣とキャッシュレスの話もしたんですね。キャッシュレスもドイツと日本が一番おくれてしまっているということを一年前に取り上げて、最近は何か大慌てで、消費税引上げに合わせていろいろなことをやっています...全文を見る
○田嶋委員 ということは、EUが一九九六年に行った課徴金制度を今回やろうとしているということですか。
○田嶋委員 委員長にお尋ねしたいんですけれども、一九九六年、二十世紀の終わりにEUはもう既に同じような制度を導入している、課徴金の柔軟な減免制度。そして、日本が課徴金減免制度を導入したのは平成十七年、つまり、今から十四年前に導入しました。つまり、もう既にそのときにはEUは、課徴金...全文を見る
○田嶋委員 制度の成り立ちから始まると、それぞれの国がそれぞれユニークだとは思いますよ。しかし、私はそれでも、大変お詳しい杉本委員長に失礼ですけれども、やはり専門家のそういうお話を聞けば聞くほど、大局を見ていない可能性もある。意匠権も同じですよ。こういうふうに違うから日本は今回な...全文を見る
○田嶋委員 ありがとうございます。  そういう御評価を御自身されているのかもしれませんけれども、先ほどの、意匠に関しての日韓の数字ですね、結果的にああいうふうに数字となって後々あらわれてくるということであります。独禁法に関しての数字というのはまだ手元にございません。これからいろ...全文を見る
○田嶋委員 公取の方が幾らそれをおっしゃっても、やはり僕は、世の中の企業は、それをああそうですかとそのまま受け入れることはなかなかできないと思いますよ。  きょう、委員会でもいろいろ議論が出ましたね。事業者からすると、そもそも弁護士に相談するときにカルテルだと明確にわかって相談...全文を見る
○田嶋委員 今の大臣の御答弁は、大臣、まことに申しわけないですけれども、公取の枠から一ミリも外に出ない御答弁ですね。ちゃんと資料に書いてあるのを読み上げているだけですね。  ただ、政治家としてやはり考えたときに、本当にそれでいいのかという危機感を私は持っているんです。大臣もいろ...全文を見る
06月19日第198回国会 衆議院 経済産業委員会 第17号
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○田嶋委員 立憲民主党・無所属フォーラムの田嶋要でございます。  私からも、まず、昨夜起きました、新潟、山形を中心とした大きな地震がございました。被害に遭われた方々へのお見舞いを心から申し上げたいと思いますし、また、政府の万全な対応をよろしくお願い申し上げます。  きょうは、...全文を見る
○田嶋委員 ありがとうございます。  資料一、ごらんをいただきたいと思うんですが、経産省からもらったこの資料、今あった三つの燃料ですけれども、LNGと石炭と原油でありますが、それぞれ中東依存は書かれております。原油は大変高い。しかし、それが発電にどのぐらい利用されているかという...全文を見る
○田嶋委員 頼り過ぎているかどうかという、どういう御認識ですか。
○田嶋委員 おっしゃるとおりだと思います。  五月十五日に、大臣、こういう答弁をされているんですね、これは足立委員とのやりとりの中でありましたけれども。今、日本の電力供給は結果として化石燃料に八割以上も依存する構造となっておる、これはそのとおりですね、がありまして、しかも、その...全文を見る
○田嶋委員 これは、きょう議事録を配れないのでまことに残念なんですけれども、これは文脈を読めば明らかですよ。だから、八割以上が化石燃料で、しかもその大部分ですからね、その大部分ですから、これは電気の、発電の話をしているに決まっているんですよ、その大部分が今いろいろと問題が起こって...全文を見る
○田嶋委員 これは非常にうまくできているような感じもするんですが、しかし、この下の部分は電力の安定供給の源泉を中東に頼り過ぎているということなんですね。だから、中東に一切頼っていない石炭に関しては円グラフもないんですよ。次のページももちろんないんですけれども。  だから、これを...全文を見る
○田嶋委員 二〇三〇年でそうやって下げていくのは私の思いと同じでありますけれども、現時点でこんなに高いというのは、私はちょっと問題だと思いますよ。これは電気代の押し上げ要因にもなりますし、それからCO2、温室効果ガスも、石炭に続いて高いのが石油だということはもう大臣もよく御存じの...全文を見る
○田嶋委員 それでは、もう一つのテーマに入りたいと思います。自治体による公営電気事業についてです。  これは少しマイナーな話なのかどうかよくわかりませんが、資料の四をごらんください。我が国は、都道府県が中心ですけれども、かなりな量の発電事業をやっているというのは委員の先生方はよ...全文を見る
○田嶋委員 そういうことでございます。  競争入札は四県、その比率もわずか七%強で非常に少ないというふうに私は思うわけでありますが、東京都のように、速やかにそうした随意契約、本来、地方自治法上は、今はそれは認められない原則でありますけれども、それを解除して、一般競争入札として、...全文を見る
○田嶋委員 要は、いろいろ訴訟もあって大変だったと思うんですけれども、東京電力との契約を打ち切って、東京都は、毎年の九・八億が十四・五億円とかなりな増収になった。それだけ都民に対してお返しができる状況になったわけでありますので、それは、違約金、何とかという違う名前ですけれども、十...全文を見る
○田嶋委員 ありがとうございます。  きのうまでの事務方の答弁にはない部分も入っていましたので、評価はしたいと思うんです。  いずれにしても、これは、じゃ、新電力のシェアをどのぐらい上げるのかという質問をしましたところ、ざっくり一%というぐらいでいいんですかね、まあそこは余り...全文を見る
○田嶋委員 ありがとうございます。では、またフォローアップをさせていただきたいというふうに思います。  最後に資料六をつけてありますので、これは白書から引かせていただきました。  大臣、おとといか何かに国連から新しいレポートが出まして、日本というのは世界一のスピードで人口が減...全文を見る
○田嶋委員 理屈はいろいろでもつけられますけれども、ソーラーシェアリングみたいに、耕作放棄地、下で農業をしながら上でやるということであれば、新たな未利用の土地を使うということも必要ないわけでありますね。だから、こうやって機械的な計算でいかにも日本が頑張っているというようなデータは...全文を見る
11月20日第200回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○田嶋委員 午前中最後、立国社の田嶋要でございます。  今、柿沢さんからございました最後の方の建築の話は、私も、四年か五年前に国土交通委員会で、差しかえて質問をさせていただきまして、残念ながら、一生懸命やりましたけれども、義務化の見送りということになって。私、昨年冬にドイツに行...全文を見る
○田嶋委員 ありがとうございます。  まず、申し上げました省エネですね。まずは、LNGよりも前に必要なのは省エネなんですよ。  日本は省エネ大国という勘違いがあるけれども、九〇年代以降、全然省エネができていない国なんですよ、相対的に言えば。だから、先進国の中で一番取り残されて...全文を見る
○田嶋委員 今パブコメ中なんですよね。だから、最終確定じゃないんですけれども。  要は、今大臣も後半でおっしゃいましたスリーRというのは、一番最初に出てくるのはリデュースなんですよね。リデュースということは、使用量そのものを減らそう、何でできているとかは関係ないです、そもそもが...全文を見る
○田嶋委員 もう統計上も、有料化するとマイバッグに切りかえる割合は一番高いんですね。それは、大臣が行かれているそのスーパーはもうそういうことをやっているかもしれませんね。だから、いずれにしても、ぜひお願いいたします。  繰り返し、くどいですけれども、最初に申しました、一個一個の...全文を見る
○田嶋委員 一般論でいいんです、ほかの方というよりは。  大臣、先例がないからやらないという姿勢は私はどうかなというふうに思うんですけれども、大臣は、その点、どう思われますか。以前はこちらにもいらっしゃったわけですけれども、先例がないから呼べないというのは、そういうのは、何か官...全文を見る
○田嶋委員 大臣のことではありませんけれども、今大臣がそのポストにつかれていて、私は非常におかしいなと思います。こういうことを続けることが本当に日本の政治への信頼を地に落としているというふうに感じるわけであります。  次に、もう一つ、関電に関してでございますけれども、第三者委員...全文を見る
○田嶋委員 ということは、通常、大臣、報告徴収を行うのは大臣ですね。そして相手からそれに対する報告が来るわけですが、たまたまそこに第三者委員会なるものがあったから、そっちの方を待って、その結果を報告徴収の結果としようということをおっしゃっているんですか。
○田嶋委員 日弁連のガイドラインにのっとった第三者委員会をつくってほしいというのは、じゃ、大臣が要請されたということですか。
○田嶋委員 今ある唯一のガイドラインがその日弁連のガイドラインというのは私も承知しておるんですけれども、報告徴収を行った大臣が関電に第三者委員会を日弁連のガイドラインにのっとってつくりなさいということをおっしゃったという意味なんですか。
○田嶋委員 ということは、報告徴収の回答を最終的に受け取る前提として、相手方の関電に対しては第三者委員会をつくってやりなさいということを言っているわけですね、経産省が。
○田嶋委員 そうしますと、資料の六でございますけれども、その第三者委員会、これが日弁連のガイドラインの一ページでございますが、特にその中での、上から三行目の「第二 第三者委員会の独立性、中立性」ということであります。ここがよく議論になるわけでありますが、「企業等から独立した立場で...全文を見る
○田嶋委員 そうしますと、これは私の意見でありますが、大臣、日弁連のガイドラインに従ってやっているんだということをいつもおっしゃるわけでありますが、それで本当に、ここに書いてある「第二 第三者委員会の独立性、中立性」が本当に担保されているというふうにお考えですか。
○田嶋委員 そうじゃなくて、ここに中立性ということ、独立性ということがしっかりとガイドラインには書いています。ガイドラインはそれ以上の文言は見当たりません、その独立性、中立性の意味合いですね。  ただ、私は、やはり、先ほどおっしゃった、全て、関電が発注し、関電が対価を払い、そし...全文を見る
○田嶋委員 この日弁連のガイドラインが唯一の頼るところのガイドラインということのようでありますが、私の申し上げたいのは、やはり独立性ということが誰から見ても納得のいく独立性でなければ。今回、不祥事がもう現に起きているわけでありますし、その点に関しては、社内の調査だったから、不十分...全文を見る
○田嶋委員 新聞記事によりますと、年内に何か中間報告があるとかということを記事で見ましたけれども、その点に関しては、どういうことを行うのかを、もしよろしければコメントをいただきたいというふうに思います。事実なのかどうか。
○田嶋委員 それに関しても、ガイドラインの中には、中間的な状況で関電側にいろいろな情報を開示してはいけないというルールがガイドラインには書いてありますので、中間報告をされるのであっても、関電に対して情報開示はされないということはぜひ押さえておいていただきたいというふうに思います。...全文を見る
○田嶋委員 私がどこかで発言した二日後ぐらいに、ないという返事があるという記事を読んだので、私も、非常に何か、短期間でそういう調査ができるものなのかなと思うんですが。  大臣、私が今申し上げたとおり、これはやはり原子力産業全般の問題であるし、多くの国民の皆さんは、まさかそんな、...全文を見る
○田嶋委員 その点はよろしくお願いをしたいというふうに思います。  繰り返しですけれども、同じような問題がほかのところであったら、それこそ終わりだというふうに思っております。  最後ですが、東電の原電への支援に関する違和感を私も強く持っておりますので、お尋ねをします。  東...全文を見る
○田嶋委員 機構ということは、それはすなわち政府という理解でいいと思うんですが、要は、民間企業といっても民間企業じゃない状況にあるということでありますが。  先週の質問で、宮川委員の質問に対して、村瀬政府参考人がこういうことをおっしゃっていました。柏崎刈羽は東京電力みずからが建...全文を見る
○田嶋委員 ポイントは、その別表がついているかついていないかじゃなくて、どちらもリスクのある投資であるんですよ。巨額のお金を出すという意味では、自分のところの原発を東電が柏崎に建てるか、あるいは、ある意味では、ほかの会社に対して二千二百億、私はそっちの方が更にリスクが大きいと思う...全文を見る
○田嶋委員 いやいや、大臣、そこが経営陣の裁量に、それは先ほども機構のトップの方がそのようにおっしゃっていましたね、要するに、賠償と廃炉をしっかりやるという責任がありつつ、キャッシュフローをちゃんと生み出すものは、そこは個々の、個別の経営判断はお任せしている、そういう答弁でしたね...全文を見る
○田嶋委員 いや、仮定の話って、契約するときは、私もいろいろな契約をやってきましたけれども、それはいろいろなシナリオを想定して、最悪の事態が起きるときのことが合意されているんですよ、契約書というのは。だから、私は万が一じゃなくて万が五千だと思っていますけれども、この問題が焦げつく...全文を見る
○田嶋委員 将来の想定、今申し上げたとおり、今契約をして今そういう決断をするんだから、その決断とセットで、そういうリスクに対してはヘッジをする責任は大臣にあるということです。お願いします。
○田嶋委員 最大株主として、ぜひ責任ある判断、御行動をお願いしたいというふうに思います。  以上で終わります。ありがとうございました。