田嶋要

たじまかなめ

比例代表(南関東)選出
立憲民主党・無所属
当選回数6回

田嶋要の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第166回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
議事録を見る
○田嶋(要)分科員 民主党の田嶋要です。どうぞよろしくお願いいたします。  文部科学大臣、教育基本法やらいじめの関係、あるいはやらせタウンミーティング等でいろいろ質問させていただきました。  きょうは、同じく、子供に関する二つの具体的な事例に関しましてお伺いをさせていただきま...全文を見る
○田嶋(要)分科員 今、大臣、民間の力をかりるというふうな言葉を使われましたけれども、もちろん、官の側に立てばかりるという発想になると思うんですが、私が申し上げているのは、やはりもうそろそろ、さらにもう一歩踏み出す必要もあるのではないかということ。  私などはよく、地元へ帰って...全文を見る
○田嶋(要)分科員 正直なところだと思うんですが、まさに勇気は要ると思うんですね。私も同じです。やはり、いろいろな問題が出てくるのは承知の上で踏み込む。  しかし問題は、片っ方はそういう勇気が要る選択肢なんですが、片っ方は内在している無駄が大変多い選択肢だと思うんですよ。私は、...全文を見る
○田嶋(要)分科員 わかりました。  いずれにしても、補完性の原則とよく言われているその補完性は、国が市町村の補完ということではなくて、それよりも、大前提として、やはり官そのものが民の補完にすぎないということは常に戒めておかないと、肥大化をしていく危険が常にある。  特に、昨...全文を見る
○田嶋(要)分科員 そういうふうに言っていただいているということでいいんですか。
○田嶋(要)分科員 よくわからなくなっちゃったんですけれども。  おっしゃっている意味は、地方の判断でということは、例えば千八百あるそれぞれの地方の団体が一個一個判断するということですか。(伊吹国務大臣「そうです」と呼ぶ)  私が先ほどから申し上げているように、NPOというの...全文を見る
○田嶋(要)分科員 だから、それは私も否定はしていない。していないんですが、やはりNPOの現実を見ると、こういう不都合な事態も生まれてきていますよということを申し上げているんですね。  では、そもそも、なぜ最初の三年間、国が一〇〇%の委託事業としてお金をつけて民間十七団体にこう...全文を見る
○田嶋(要)分科員 私は、全然理不尽だとは思っていないんですよ。いいことをしていただいたと思うんですが、ただちょっと、何かこっちへ行ったりこっちへ行ったりという感じで、結果として、結果としてですよ、分権ということをおっしゃると、私もそうだと思うんですよ、そう思うんですが、しかし、...全文を見る
○田嶋(要)分科員 それは、程度の問題ということはあると思うんですよ。だけれども、先ほどおっしゃったように、お金は今もありますよと。要するに、行き先が変わってくるわけですよね。そういうことですよ。だから、ことしから急に三分の一補助事業を全部地方自治体がというふうに流れをつくってし...全文を見る
○田嶋(要)分科員 あと五分しかないものですから、チャイルドラインも言わなきゃいけないものですからね。  これは同じような話なんです。これは委託ではないんですが、いじめの問題が大変深刻になって、つい最近、新聞にも大きく出ましたね、教育委員会のこういうものですね。これはもちろん大...全文を見る
○田嶋(要)分科員 はい。  常に官に頼るということを私は申し上げているわけじゃないんですよ。でも、やはり民が主体の社会に変えていく、その最初の立ち上がりのいろいろな苦労があるじゃないですか。インフラを立ち上げていく、例えばそういうところに支援をしていくことにそんなに私はちゅう...全文を見る
○田嶋(要)分科員 以上でございます。済みません。
03月15日第166回国会 衆議院 総務委員会 第9号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 田嶋要です。  私からも、まず冒頭、職権の濫用ということに関して一言申し上げておきたいというふうに思います。  国会が正常化いたしまして、しかし、その前に、私も含めまして、野党の質問権がかなりの部分に関しまして奪われたわけでございますが、ようやく正常化したと...全文を見る
○田嶋(要)委員 その数字だけ聞いて、多いとか少ないとかいろいろな意見があると思うんです。  財政破綻をした夕張市は、せんだって話を聞きましても、七割カットという状況。まあ、NHKがそこと同じにするべきだということは意見としてはありませんけれども、ちょっとさかのぼってみますと、...全文を見る
○田嶋(要)委員 何もしなくともとは言いませんけれども、民間の企業に比べれば、やはりある程度予定された収入が毎年立つような組織なわけです。そういうところに関しまして、そういったトップが、どこから見てもよくやっている、ぎりぎりのところで頑張っている、そういう姿勢を見せることが大変重...全文を見る
○田嶋(要)委員 私自身、初めて三千二百万円という数字を今回確認いたしましたけれども、私は、繰り返しですけれども、若干まだ自分に甘い、あるいは幹部に対して甘い状況ではないかというふうな意見を持っております。  次の質問に入ります。  料金の義務化の話でございますが、その根拠と...全文を見る
○田嶋(要)委員 先ほどの幹部の報酬ということもそうですが、まず問わなきゃいけないのは、組織としてやるべきことは全部やったか、徹底的にすべてやり尽くしてもう手がないんですというところまで今の組織が来ているかどうかということが私は重要だと思うんですが、そこで、ちょっと今回注目をいた...全文を見る
○田嶋(要)委員 だから、それを一般の方の契約率との比較においてお答えいただきたいんです。
○田嶋(要)委員 今おっしゃられたような若干低い状況は、過去十年ずっとそうなんですね。なぜですか。
○田嶋(要)委員 皆さん、お聞きになってわかると思うんですが、今おっしゃられた理由、すなわち、NHKは強制的に立ち入ることができませんとか、あるいは受信料の意義に関して十分理解をいただいていない、これはもう全国共通のNHKの課題なんじゃないでしょうかね。別にこれは、事業所だからと...全文を見る
○田嶋(要)委員 論理矛盾があるような感じがするわけでございますが、本当に実態はわからないという状況は家庭も事業所も同じだと思うんですよ。それで、やはりもっと法人にしっかり特化した営業努力をしていただかなきゃいけないというふうに私は思います。  それから、時間が限られますけれど...全文を見る
○田嶋(要)委員 時間になりましたけれども、もちろん義務化も選択肢の一つではあるとは思います。しかし、今申し上げたように、私は、去年もおととしも、NHKの予算、決算を見ていて、何かいつも同じ文章がいろいろ並ぶわけでございますが、本当に徹底的にやり尽くしたのかということですね。冒頭...全文を見る
03月22日第166回国会 衆議院 総務委員会 第10号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。四十五分、よろしくお願いいたします。  きょうは、質問の冒頭、二テーマ、質問通告にないことを大臣にお伺いしたいと思います。  きょうは十三カ所の知事選挙の告示がなされました。だんだん忙しくなってくるわけでございますが、それと同時に、昨今、...全文を見る
○田嶋(要)委員 どういう懇談会だったか。一説によると「頑張る地方応援プログラム」の関係の懇談会だったという話もありますが、現地の首長さんを大勢集めた懇談会を持たれたということでございますが、そのことに関しまして、告示後に御自身の現職閣僚のお立場を利用して無言の圧力をかけていると...全文を見る
○田嶋(要)委員 ネット上でいろいろ書かれているのは御存じですかという質問です。
○田嶋(要)委員 私は、菅大臣あるいは菅衆議院議員とは、おれおれ詐欺の防止法案を一緒に議員立法させていただいたり、以来、バランス感覚というか、その御見識に尊敬申し上げている一人でございますけれども、以前に、同僚の寺田委員の方からも、御地元での看板の件の御指摘があったかと思います、...全文を見る
○田嶋(要)委員 両方の立場があるのは、線引きが難しいというのはあるんですが、やはり原理原則は李下に冠を正さず。冠を正すどころか、何かそこで背伸びをして体操をしていたような感じがするようなことをしちゃいけないと私は思っておるわけでございます。  第二のテーマ、これも質問通告して...全文を見る
○田嶋(要)委員 私は、大臣のお考えに全く賛成でございます。おっしゃった中で、公務員になって頑張っていこうと考える方々の中に、将来天下りができるからと思ってなる人はゼロですよ。そんな人はいないと私は思います、少なくとも最初は。  ただ、私も、大学の仲間は公務員は大変多いのでござ...全文を見る
○田嶋(要)委員 時間との闘いだと思います、行政改革、財政改革。ぜひいい結果の、天下りに対する政策が実現することを私も本当に望んで、大いに期待しております。  続きまして、質問通告をした内容に入ってまいりますが、まず最初に、退職手当債の関係を質問させていただきたいというふうに思...全文を見る
○田嶋(要)委員 これは私も、お金がないからもう最後は仕方がない、だから、借金はするなとは言えないと思うんですよ。しかし、世の中の、まさしく民の世界、普通の民間で働いている方や自営業をやられている方が、新聞でそういう記事を見ると、何でそういうお金を用意しておかなかったのかというふ...全文を見る
○田嶋(要)委員 苦しい答弁だと思うんですけれども、余裕はなかったといってもこれは給与の後払いなんですね。だから、本来だったら、その年その年に、日本じゃない国だったら退職金なんという概念が余りなくて、そのときそのときの給料がもうちょっと多いわけですよ。それが後でどんともらえるのが...全文を見る
○田嶋(要)委員 だから、私も、現実に今お金が足らないんだから仕方がないと申し上げていますし、そして、発行するそれぞれの自治体が悪いということではないと。この問題は、まさにこういう問題こそ、総務省がもうちょっと予見性を持って動かなきゃいけないと思うんですよ。  それで、この話に...全文を見る
○田嶋(要)委員 民間でやっている複式簿記が絶対正しくて、公会計のやり方はおかしいということではないと僕は思うんですよ。ただ、まさに今おっしゃったバランスシートのところが見えないんです。つまり、フローじゃなくて、ストックの部分が全く表に出ないのが、やはり五年後、十年後、二十年後、...全文を見る
○田嶋(要)委員 これは民間の世界でも、例えば国際的な会計基準を採用している日本の企業は多くはございません。例えばソニーのような会社はやっていますけれども、そういう会社ばかりじゃない。そこで一種の読みかえというものが必要にはなってきますけれども、これから始まろうとしているわけです...全文を見る
○田嶋(要)委員 大臣、どこまでいろいろな制度を変えていくかということで、大きくは分権社会という、本当に明治以来の中央集権国家を、国の形をすごく変えていくわけですから、前例のない未知な挑戦という感じがするわけでございますが、こういう一個一個の制度をどこまで変えていくかということを...全文を見る
○田嶋(要)委員 だとしますと、どのぐらい私たちが目指す分権社会が実現していくかは、結局、各論の、こういうところの制度がどの程度思い切って地方の自己責任あるいは自分たちで考える、そういう仕組みに変えていけるか。それによって、一年で済むところが十年かかるというようなことも私は当然あ...全文を見る
○田嶋(要)委員 それと、今私は大きな自治体、都道府県等に関してはということを申しましたが、それ以外に関しても、ほかの国の例を見ますと、ほかの国といっても先進国、五、六カ国ですよ、基本的には総量規制なんですよ。一個一個協議だとか、そういうことをやめて、ちゃんと総量で責任を持たせる...全文を見る
○田嶋(要)委員 私は、さっき天下りのときに、本当に社会を不幸にする制度だというふうに申しましたけれども、同様のことをこの分権のことでも思っていまして、中央集権を分権化する意味というのは、人間をハッピーにする改革だと思っているんですよ。要するに、責任を渡す、リスクをとらせるという...全文を見る
○田嶋(要)委員 肝心なところは素通りした答弁でございますけれども、やはりこれはやってみなきゃわからないですよ。本当に、一段跳びじゃなくて二段、三段跳びもやってもらいたいと思います。かなりこれは地域の意識が変わってくると思いますよ。  今、市町村が、村までいかないですかね、発行...全文を見る
○田嶋(要)委員 大臣、包括外部監査とおっしゃいましたけれども、問題は、その包括外部監査の言う監査が民間で言うところの外部監査とは全然違うということを私も最近知ったということなんですよ。だから、監査という名前があるから監査をやっているんだろうなと思ったら、監査じゃなかったというこ...全文を見る
○田嶋(要)委員 だから、こういうやり方は絶対だめとは言いませんけれども、おっしゃるとおり、超過課税とか法定外税の話ございますけれども、課税自主権というのはあってないようなものですよ、実際には。ほとんど何の自主権もないわけです。大半のところは地方税法という法律で決まっているわけで...全文を見る
04月10日第166回国会 衆議院 総務委員会 第12号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 田嶋要です。よろしくお願いします。  今、寺田委員の方からしつこく、ねちねち頑張るプログラムがあったので、僕はもちろん評価しているんですけれどもね、ちょっとその続きで、私も大体同じ意見なんですね。これは寺田さんと私だけじゃなくて、これまでも再三いろいろな方から...全文を見る
○田嶋(要)委員 これは昨年の臨時国会の総理大臣の所信に入っていたというようなことなわけですけれども、やはりそういうところで出ちゃうとだめですか、やめちゃうことは。やはりこれは難しいですか。
○田嶋(要)委員 さっき、現場の地方の声も賛成しているということを、なぜ引き返さないかという一つの理由としておっしゃられましたけれども、私は、そういう方々が、総務省がヒアリングをしたときに、それをあたかも賛成するような意見を言うときに、やはり非常に慎重にそのレスポンスを分析しなき...全文を見る
○田嶋(要)委員 いろいろと今までも出ていますが、このプログラムの中で、頑張った度合いの評価というのに総務省の恣意性というのが本当に排除されているのかどうかということがいろいろな方からも質問が出ていると思うんですが、もう一度確認しますけれども、このプログラムは恣意性というのは入ら...全文を見る
○田嶋(要)委員 そういう意味では、大臣おっしゃるとおり、そこの部分に関しては恣意性は排除されていると思うんですが、これは寺田委員の方からも指摘された点ですが、私も、この九つの指標というのは、もっといろいろある指標の候補の中から九つが選ばれたんだろうと思うんですが、この指標を選ん...全文を見る
○田嶋(要)委員 もう一度ですけれども、この九つの指標を最終的に決められたのはどなたですか。
○田嶋(要)委員 ですから、いろいろな意見をとったのはいいんですけれども、最終的にこのプログラムの、今書かれているこの九つの指標に決めましたね。決めたのはどなたなんですか。
○田嶋(要)委員 だから、やはり総務大臣が最後は決めているということですね。だから、変数というか、こういう指標自体を決めているのはやはり最後は霞が関で決めている、大臣が決定されている、そこに先ほど申し上げたやはり恣意性が入るんじゃないですかね。こっちの指標じゃなくてこっちの指標を...全文を見る
○田嶋(要)委員 私は、本来、自治体が頑張っているかどうかをやはり評価すべきなのは、その地域の住民ではないかなというふうに思うんですけれども、その点は大臣はどのように思っていらっしゃいますか。
○田嶋(要)委員 そうしますと、ちょっと質問通告はしてないですが、どこが頑張っているかということを、やはりさまざまな認識があって、住民一人一人の受けとめ方もいろいろだと思うんですが、私は、こういうプログラムよりも、やはり住民の声を何らかの形で聞いて、それを何か頑張り度の尺度として...全文を見る
○田嶋(要)委員 私は、先ほど大臣も御同意された、住民がやはりその頑張り度というのは本来評価をするべきで、したがって、民間企業などで時々採用される顧客満足度、それと類するような形でその自治体の行政の頑張り度というのを評価していく、そういう手法の方がやはりはるかに、本来の頑張り度、...全文を見る
○田嶋(要)委員 ですから、地方に元気がないのは、本来、分権改革をもっと進めるべきところが、まだ権限や財源の移譲が十分に行われていないからやはり地方に元気がないのではないかなと私は思うんですよ。つまり、今の改革が中途半端な状況にあるから、これを一日でも早く前に進めることが地方の元...全文を見る
○田嶋(要)委員 そういう意味では、同じように交付されている団体の間でも、同じ財政規模であれば、交付額の多い自治体はより依存度が高い自治体であるというふうに言えると思うんです。そういう意味では、この「頑張る地方応援プログラム」の本質的な欠点の一つは、頑張ったところが依存度が高まる...全文を見る
○田嶋(要)委員 もう一つ伺いますが、頑張った地方へのインセンティブの上げ方として、その自治体の自立度を高めていくようなインセンティブが望ましいというふうにはお考えですか。
○田嶋(要)委員 一般論として、頑張った地方については、その地方の自立度が高まるようなインセンティブをつけていくべきだというふうにお考えですか。
○田嶋(要)委員 私は、先週の私自身の質問の中で、借入金の件、借入金の自由度の関係、事前規制の問題を指摘させていただきまして、政令市とそれから都道府県に関しては事前のそういった規制が必要ないような形にしていくべきではないかというふうに申し上げたところです。私は、まさしく、どういう...全文を見る
○田嶋(要)委員 いずれにしても評判がよくないと僕は思います。  それで、先ほども、いつまでやるのかということで、三年という話がございましたけれども、きょうは私、この後、行政評価局の関係の質問もしたいと思っておるんですけれども、行政評価局で政策評価をやる、それがお仕事なんですが...全文を見る
○田嶋(要)委員 ぜひ御検討をいただきたいと思います。  続きまして、新型交付税に関しても質問させていただきますが、この新型交付税に関しまして、先週ですか、せんだっての御答弁の中で大臣は、非常に複雑で関係者にわかりにくいと不評の交付税に関しての予見可能性を高めるのが目的だという...全文を見る
○田嶋(要)委員 スタートとしては約一割ぐらいですか、一割ぐらいが包括算定経費ということになるわけですが、当然、残りの九割は個別算定経費として残るわけですよね。いずれにしたって、変数というかブラックボックスのところが九割あるので、予見可能性は僕は一切高まらないと思うんですよ。だか...全文を見る
○田嶋(要)委員 要するに、具体的に数字が見える部分がありますね、人口と面積で。だけれども、残りが全然見えないんですよね。だから、それを足し算すればやはり見えないということですよね。そういうことですよね。
○田嶋(要)委員 見解の相違かもしれませんが、この予見可能性を高められるアクションというのはほかに何かございますか。これで予見可能性が高まっていると大臣はおっしゃいますけれども、ではこれ以外にこの交付税の予見可能性を高めていくために今後考えられていることはございますか。
○田嶋(要)委員 それでは、次の質問に移りたいと思いますけれども、統一地方選挙の間に地方改革推進委員会というものができました。それで、今度第二期というんですか、地方分権改革の第二期が始まったということなわけです。確認させていただきたいのは、二〇〇〇年の改革で機関委任事務が廃止をさ...全文を見る
○田嶋(要)委員 それで、地方議員も御経験された大臣が、機関委任事務の廃止、そういうような一つキーワードとなるような、大臣の見た現状、分権改革の今道半ばだとして、これから本当に残されたところで一番のきいてくるポイントみたいなものは何かお持ちじゃないんですか、大臣御自身として。
○田嶋(要)委員 これは強力なリーダーシップがもちろん要るわけで、私、前回のいわゆる三位一体で大変残念だったことの一つは、補助金改革が、補助率、そういう形ですりかえられたというところは大変私は残念だったと思うんですが、そういうことが繰り返されないように、ぜひ大臣に頑張っていただき...全文を見る
○田嶋(要)委員 私も、うまくいけば大変役割の大きい部分になってくると思うんですが、やはり、なぜほかの国と位置づけが違うのかなということも含めて、うまくいかないかもしれないという心配もあるわけですね。  具体的には、総務省の中にあるこの局の評価が、ほかの局、ほかの役所に対してど...全文を見る
○田嶋(要)委員 そうですね。今二百名とかそういう陣容ですけれども、それでもかなり専門部隊という印象を受けるわけですが、私は、ぜひこの局が、今後大きな役割を果たすのであれば、霞が関で恐れられる存在になっていかなければいけないというふうに思うんですね。だからそれは、やはり情報公開と...全文を見る
○田嶋(要)委員 一つの御提案は、これも始まったばかりでございますが、内閣府の方の市場化テストと連動ということを私はぜひお願いしたいと思うんですが、この点に関しては現在どういうふうになっておりますか。
○田嶋(要)委員 ですから、プラン・ドゥー・シー・アクションの部分のアクションだと思うんですけれども、評価した結果、何らかのアクションがついてくるわけですが、そのアクションの中の一つの選択肢として、これは役所でやる必要はないのだな、ひょっとしたら民間の方がいいかもしれないというこ...全文を見る
○田嶋(要)委員 あともう一つ。先ほど、私、頑張るプログラムをぜひ評価していただきたいというふうに申し上げましたが、その評価の対象をだれが決めているかということでございまして、今年間十本ぐらい評価をしておるということですが、これにもぜひ広くいろいろな人の意見を取り入れるような道を...全文を見る
○田嶋(要)委員 ぜひ、その点もよろしくお願いいたします。  もう一つだけ確認しますけれども、独立行政法人の評価というのも業務の一つとしてあるわけですね。先ほど申し上げた二つ、政策評価と行政評価に加えて、三つ目の柱として独立行政法人評価というのがあるんです。これは、それぞれの所...全文を見る
○田嶋(要)委員 そのぐらいが限界だと思うんですが、いずれにしても、やはり嫌がられる調査をきっちりやってもらって、いかに税金の無駄遣いが多いのか、大体、そこらじゅうにあるという前提で切り込んでもらいたいと思うんですよね。そのぐらいやってもらわないと、行政評価局自体を評価した結果、...全文を見る
04月12日第166回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。よろしくお願いいたします。三十分です。  今回の国会の間は、私も児童虐待防止法の改正に参加をさせていただきまして、やはり多くの子供たちが犠牲になっている中で、大変重要な活動だというふうに思って取り組んでまいりました。  きょうは所信に対す...全文を見る
○田嶋(要)委員 だから、補正で、二カ月弱で七億で始められ、ことしは三分の一で九億、そういうことですね、二十七億円ということです。私は、安倍総理がどこかの小学校を視察されたときに発表されて、それ自体は迅速に立ち上がったということで、もちろんそれは大変重要な施策だというふうに評価を...全文を見る
○田嶋(要)委員 民間セクターのいのちの電話にそういった支援が平成十三年から毎年行われているということが確認されたわけでございます。  イギリスに、このいのちの電話ももとの発祥があるわけでございますけれども、その同じイギリスで、先ほど申し上げたチャイルドラインというのも十五年ぐ...全文を見る
○田嶋(要)委員 文科省は、毎年幾らとかいう金額はありますか、先ほどのいのちの電話のようなものは。いかがですか。
○田嶋(要)委員 委託業務としてかつてはありましたということですが、結局、今の時点で、チャイルドラインに関する、イギリスのチャイルドラインに対する政府の支援、先ほど申し上げた五億円程度というような形での財政の支援というのは日本では見られない。一方で、歴史のもっと長いいのちの電話に...全文を見る
○田嶋(要)委員 余り文部大臣と変わらない御答弁でちょっと残念でございますが、まず、いのちの電話にはお金を八千万円出しているんですよ、それがあるんですね。では、何が違うのかということなんです。  どういう御判断の基準でいのちの電話にお金が出たのかということですよね。大変社会的に...全文を見る
○田嶋(要)委員 まだまだ日本はその点はおくれているのかなというのが私の印象でございますが、イギリスのチャイルドラインのホームページを見ても、確かに彼らもこういうことを言っています。政府というか、そういう公的なお金にはわずか一割しか頼っていない、残りは全部寄附金ですよ、篤志家の寄...全文を見る
04月13日第166回国会 衆議院 総務委員会 第14号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。引き続き、統計法の質問をさせていただきます。  この統計法は、六十年ぶりとかいう改正のようでございます。実際、成立したのが憲法が公布された直後ということで、こういう化石のような法律があるんだな、それを六十年ぶりに改正するということで、何かそ...全文を見る
○田嶋(要)委員 意義はあると思います。ただ、憲法と比較をしても、まさに今憲法もそういう段階にあるわけでございますが、法律でございますから、もっと機動的に改正をしないと、まさに今回、基本計画をつくる中で、五年ごとの見直しというようなことを入れられておりますけれども、もっとそのとき...全文を見る
○田嶋(要)委員 どういう仕組みにせよ、いろいろメリット、デメリットはあるわけでございますから、それは一つの判断であるというふうに私も思います。  そこで重要になってくるのが、今まさにおっしゃった、分散型のデメリットをどのように小さくできるかという、工夫としての司令塔機能という...全文を見る
○田嶋(要)委員 一番重要なものは、企画立案・調整機能だということだと思います。  それで、今のこの現行法下の我が国の統計に関する仕組みですけれども、今おっしゃった政府横断的な総合調整権を有しているのはどこの組織ですか。
○田嶋(要)委員 そうすると、今の二つの御答弁を聞いていますと、これも重複にはなりますが、やはり自然な流れとして、今総務省が行っている企画立案・調整機能、そこを充実拡大するのが、まさに先ほどおっしゃった分散型の欠点を補うための中核機能の強化拡充の自然な方向だというふうなことは、私...全文を見る
○田嶋(要)委員 聞いておりますと、分散型の統計の仕組みを補う上での集中司令塔が、司令塔も分散をしているような感じがして、分散の上にもう一個分散した司令塔がある印象をやはり免れないと私は思うんですね。  それをもう少し裏づける中身が法案にはしっかり書いてありまして、昨日も指摘さ...全文を見る
○田嶋(要)委員 どちらがより重要だということは、お考えはございませんか。
○田嶋(要)委員 中長期的だと私も思います。それはやはり、五年のスパンで今回も考えられているという部分も含めてです。  しかしながら、そういった中長期的な視点に立つべき、各府省の作成する統計全体を見渡して統計体系の整備を総合的、計画的に進めていくと言われているこの司令塔が、任期...全文を見る
○田嶋(要)委員 そうですけれども、それは私も申し上げたとおりですが、しかし、原則的に任期二年と非常勤ということを法律に書き込んでいることが、中核の役割としては大変弱いものになっている。  私の感じた印象は、総務省はむしろその方が都合がいいというふうに実はお考えになっているのか...全文を見る
○田嶋(要)委員 今、行政評価という言葉が出ましたけれども、私、この間も行政評価の質問をさせていただきまして、まさにその点も心配しておるわけでございます。評価した結果を、次のプラン・ドゥー・シー・アクションのアクションまでいくようにちゃんと役割を果たしている、私はそういう御答弁を...全文を見る
○田嶋(要)委員 私は大変懸念しておるわけでございます。  もう一つ、統計委員会の役割ということで、昨日は、受け身的なものばかりではありませんということで五十五条の能動的な役割ということを指摘されたわけでございます。今武正委員からございました三条委員会の点ともこれは関係するわけ...全文を見る
○田嶋(要)委員 あえて司令塔という言葉、表現を使われておるわけで、司令塔というとラグビーを思い出すわけですけれども、ラグビーの司令塔で、司令塔があっちへ走れと言ったのに、意見として聞きおいて違うところへ走ったら、全然ゲームにならないわけですね。だから、これは本当に、司令塔という...全文を見る
○田嶋(要)委員 これは、ここだけ総理大臣が出てくるのは私は大変不思議な感じがするわけですね。これは総理大臣じゃなくて、ここも総務大臣に一本化することはできないんですかね。私、ここはやはり歴史を引きずっていると思うんですね。もともと、この国民経済計算に関しては内閣府がやってきたわ...全文を見る
○田嶋(要)委員 では、これからの状況を見てみましょうという感じですね。  それで、次の質問に移ります。  人員に関する話をちょっとさせていただきたいんですが、この十年指摘された大きな問題点の一つが農林統計への偏りだったと私は理解をしております。  まず最初に、この農林統計...全文を見る
○田嶋(要)委員 私のお伺いしているのは、この十年ずっとその問題は指摘されておるわけですね。それは当たり前だと思います。第一次産業の比率というのは今、GDP比で本当に数%。それこそ、何十年も前から第二次産業、工業だサービス産業だなんてことをずっと言われているわけですね。そういう長...全文を見る
○田嶋(要)委員 だから、現在の統計法の問題じゃなくて、定員管理の問題だということですね。幾らでもできる、でも一度もされなかった、そういうことですね。だから、今日までずっと問題があるということなんです。
○田嶋(要)委員 ようやく最近そういうふうに動きが出始めているのは承知をしておりますけれども、ちょっと、全然信じられないスローな感じがしますね。先ほど申し上げましたように、私が本当に三十年前、子供のころに第二次産業、第三次産業なんて話を聞いているような、日本はもう過去数十年にわた...全文を見る
○田嶋(要)委員 時代の変化に機動的に対応すべきだというべき論は、多分、現行法の六十年前からあったにはあったと思うんですよね。でも、結局だれもできなかったということが最近まであったわけです。私の質問は、今回、法律を、統計法を抜本的に変えていくわけですけれども、この統計法の中に、今...全文を見る
○田嶋(要)委員 それは閣議決定ですよね。だから、その議論の中で、それぞれの所管省庁の大臣といろいろ話し合いをする中で、例えば、現代に引きかえれば、何で第三次産業にいまだにそんなに多くの統計官がいるんだ、それはもう半分にしようとかそういうことも含めて、それこそ司令塔としてそういう...全文を見る
○田嶋(要)委員 ぜひ期待したいと思います。  それで、先ほどの農林統計の削減でございますが、ちょっと具体的にお伺いしますけれども、一方で、サービス産業あるいは経済以外の、文化や生活に関する統計が我が国は充実していないという現状が指摘をされておるわけです。一方で、そういう三分の...全文を見る
○田嶋(要)委員 そうすると、四百五十人のうち三人が同じ統計分野に動いた、ということは、残りの四百四十七人は、何か刑務所とかそういうところにお仕事として行ったということですか。
○田嶋(要)委員 先ほど武正委員の方からも御指摘ありました、私も同席して一緒に聞いていましたが、独立行政法人の一番メーンで話された方が、私、統計の仕事は初めてなんですと。  人事異動というのが当然あるわけなんで、そういうケースはもちろんあると思うんですが、今聞いていても、四百五...全文を見る
○田嶋(要)委員 総務省の統計局の陣容が何人いて、その中で統計学を実際に学んでこられた方がどのぐらいいるのか、それから、統計業務に携わる人員の人事異動の平均的な期間をお教えいただきたいと思います。
○田嶋(要)委員 今おっしゃいました、二年ですね。そういうふうに私もきのうもお伺いしまして、これは、先ほど申しましたとおり、役所の世界だけじゃなくて日本の企業でもゼネラリストとして育てていく傾向が強いわけでございますが、それでも、昨今、平均二年から三年の方に長期化する傾向があると...全文を見る
○田嶋(要)委員 了解いたしました。それではぜひ、人員の質、量ともにやはり大変重要になってくるだろうというふうに思いますので、さらなる御検討をお願いしたいと思います。  続きまして、残された時間で統計調査に関してお伺いしたいわけでございますが、基幹統計調査の承認基準というのがご...全文を見る
○田嶋(要)委員 そうですか。  もう一つだけお伺いいたします。時間の関係ですので、立入検査に関してもう一つお伺いします。  立入検査をこういうふうに法律で入れていまして、これは現行法と基本的には同じ規定で、罰則規定に関して若干変えたりしておるわけでございますが、どういった場...全文を見る
○田嶋(要)委員 国勢調査、前回、二〇〇五年に大分苦労したわけでございますけれども、その国勢調査の場合、もちろん全数調査でございますが、未回収率というのはどのぐらいだったんでしょうか。
○田嶋(要)委員 時間が来ました。  これからますます国民がそういう調査に関してはいろいろアレルギーを持つんじゃないかなと思うので、罰則規定に関しても、本当にこういうものがあった方がいいのかなという懸念も、それこそNHKの罰則規定じゃないですけれども、私は若干そういう心配もある...全文を見る
04月23日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
議事録を見る
○田嶋(要)分科員 民主党の田嶋要です。どうぞよろしくお願いします。  私は千葉県の方が選挙区でございまして、地元に成田空港がある関係で、昨年は前任の厚生労働大臣にBSEの関係、いろいろ質問させていただきました。成田空港で違反ケースが見つかったということでございますが、若干類似...全文を見る
○田嶋(要)分科員 今の数字ですと、先ほど私が申し上げた二十世紀初頭の関東大震災、それとスペイン風邪ということでいえば、まさに、大分時間もたってしまいましたけれども、神戸の大震災に比較をしても、恐らくその百倍ぐらいの方が亡くなる可能性もある、そういうことですよね。ただ、どうもやは...全文を見る
○田嶋(要)分科員 そういうことでございまして、やはりかなりこれは国民、市民が一人一人覚悟をしておかないといけない。そしてまた、日本に起きる可能性というのも、これはもう、時間は来年か五年後かわからないけれども、起きると思っていた方がいいんですよね。どうですか。
○田嶋(要)分科員 そうすると、首都圏の大地震と同じように、あとは時間の問題。そうすると、そういう意識は、地域に帰ると余り張り紙も見たことがございませんし、先ほど大臣がおっしゃられたリスクコミュニケーションはまだまだ足りないのではないかな、そういうような危機感を私は持っております...全文を見る
○田嶋(要)分科員 決算額九十三億幾らとおっしゃいましたけれども、大臣、これは、先週、この質問をするということを事前に申し上げたときに、厚生労働省からは、決算の数字は出ないと言われたんですね。九十五億の予算に対して幾らの数字か、決算の数字はわかりませんということだったんです。 ...全文を見る
○田嶋(要)分科員 そういたしますと、今年度のその百六十億をもって、大体、政府として考える、目指すべき学童保育というのは目標が達成される、そういう理解でしょうか。
○田嶋(要)分科員 さらにさらに上を目指せば切りがないわけでございますが、量と質という観点からいたしますと、今大臣がおっしゃられた二万カ所というのは、量の意味での、量的拡大ということだと思います。  しかし、現場からいろいろ聞こえてくる声は、七十名を超えるような大変大規模な施設...全文を見る
○田嶋(要)分科員 三分の一ですよね。二分の一ですか。
○田嶋(要)分科員 それで、現在の箇所数、一万カ所程度ということで、そういたしますと、どちらも子供に関する放課後の施策ですが、文部科学省の施策が量的拡大という意味では少しおくれている、そういう理解でよろしゅうございますか。
○田嶋(要)分科員 私自身も、もう一年以上前に本件に関して一度質問をさせていただいたことがあるんですが、その際に、全児童向けの厚生労働省の施策と文部科学省の施策が一見すると似ているような感じがしまして、私としても、これはかなり重複、無駄があるんじゃないかな、そういう一つのちょっと...全文を見る
○田嶋(要)分科員 そこだけを見ていれば、もちろん私も全く問題ない、いい政策だというふうに思います。  それで、学童保育との関係でやはり懸念ということが少しございまして、教育委員会が主導、例えば、当然ですけれども、先ほど二万対一万ということで、数的に、面的な先行ということでは全...全文を見る
○田嶋(要)分科員 現場の方々の懸念として、具体的に川崎市と品川区で独自の取り組みが始まりましたね。学童保育の方々はそれを不安がってごらんになっておるわけで、彼らの主張としては、学童保育を必要としている子供たちの行き場がなくなるというような御主張なわけでございます。  私、まだ...全文を見る
○田嶋(要)分科員 あと、地元から聞こえてくる声でちょっと私の予想と逆の声もありまして、あるとき、子供たちを大勢連れた女の方が、指導の方が近くにいたものですから、学童保育ですねという話をしていたんですが、複数の方から言われたのは、こんな方向性の政策をいつまで続けているんですかとい...全文を見る
○田嶋(要)分科員 理想と現実、なかなか埋まらないので、目先の対策も重要だと思うんですが、地元のこういった学童保育の指導員の女性の方からもそんな懸念も出ているということをお伝え申し上げまして、私の質問とさせていただきます。  ありがとうございました。
04月26日第166回国会 衆議院 総務委員会 第17号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。  きょうは、地方公営企業等金融機構法でございますけれども、これは政策金融というんですかね、特殊法人改革とか政策金融機関の改革、あるいは行革推進法、こういったことで、今回初めて大がかりな整理が進んでいくというような理解を私いたしておるわけで...全文を見る
○田嶋(要)委員 私もそこを確認いたしまして、全然違う話ですけれども、少し印象として同じようなイメージを持ったのは、公務員の数を減らしていくという話がありまして、独立行政法人をいっぱいつくりまして、独法の中に公務員型と非公務員型、実際には公務員型があると。つまり、そこには国家公務...全文を見る
○田嶋(要)委員 おっしゃるとおり、我が国の場合、実際、間接金融主流の慣行というか、そういうことだったということは、私もそのとおりだと思います。資本市場がもう少し整備されて、そして、直接的な資金調達の債券市場の充実、そういうことがやはり未整備だったということも大きな要因だったとい...全文を見る
○田嶋(要)委員 それでは、いわゆる旧勘定、管理勘定の部分だけでも、いわゆる今申し上げた新政策金融機関、そちらの方で行っていくということはできないのか。つまり、今回新たにつくられる機構の中には、これまでの資産、負債の管理と新たなこれからスタートする業務との全く別のものがあると思う...全文を見る
○田嶋(要)委員 こういうことを考えるときに、私は、例えば民間の金融機関のことをイメージすれば、民間の金融機関がどういう借り手にお金を貸すか。それは、例えば一部は公共目的であり、一部は例えば電力とかのそういった資金ニーズ、それぞれの分野ごとに部門を分けるということはよくあることで...全文を見る
○田嶋(要)委員 今の質問は、公庫とは別に、いわゆる政策金融としての財政融資資金というのが存在するということは確認をさせていただいていますけれども、ございますね、地方自治体に対する貸し付けという意味で。
○田嶋(要)委員 そうすると、今度の機構の自治体に向けた融資と、今おっしゃった財政融資資金、これはどう違うんですか。
○田嶋(要)委員 そうすると、今の御説明ですと、そのデマケですと、財政融資資金のカバーしている範囲と公庫の範囲では、財政融資資金の範囲の方が広いということですよね。
○田嶋(要)委員 大きな役割を果たしているかどうかじゃなくて、所掌範囲、その両方のお金、どちらも地方公共団体に融資をするお金として、財源としてあるわけですが、どういう場合に借りられるかというのがあると思うんですけれども、今おっしゃった融資資金の方が、そういう意味では貸せる対象とし...全文を見る
○田嶋(要)委員 ですから、そういうふうにお話を伺っていますと、私は、やはり、これは補完といいながら、同じようなものが二個あるという感じがどうしてもするんですよね。これは、どうして機構を残さないと、あるいは新たに機構をつくらないと、政策金融として最小限の補完機能を果たせないのかと...全文を見る
○田嶋(要)委員 ですから、民間からの長期の低金利調達が困難な場合、それはあると思うんですが、その場合に、この財政融資資金は使えないんですか。
○田嶋(要)委員 地方分権という観点は一つあるんですね。あるんですが、一つ私が気をつけなきゃいけないと思うのは、これは、国でも地方自治体でも、やはり官ですね。これは官から民へじゃないんですよ、官から官へなわけですね。どちらも税金がもとになっている世界ですね。  そうすると、こう...全文を見る
○田嶋(要)委員 そうしたら、次の質問に移ります。  こういう分権の中で、地方公共団体共同の組織として新たに立ち上げるということでございますと、確認でございますが、現在、公庫の役員の中には退職公務員や出向者がおいでだと思いますけれども、その数と、それから、これは地方の共同の組織...全文を見る
○田嶋(要)委員 そうかもしれませんが、国の意思としては、もうそういう時代じゃございませんし、まさに国から手を離れていったものでございますので、ぜひ、ふたをあけたら結局天下りの方がおいでだというような形にはしていただきたくないということを要望として申し添えます。  次に、新しい...全文を見る
○田嶋(要)委員 だから、機構が民間の金融機関と競合する点に関しては、補完的役割ということでいいんですよ。  私が申し上げているのは、借りる側の事業主体が必ずしも地方公共団体でない場合がある。その場合に、民間の事業主体は、この機構からは借り入れることができませんね。そうすると、...全文を見る
○田嶋(要)委員 了解しました。  最後にもう一問お伺いします。  段階的に縮小する、これは結構でございます。先ほどの財政融資資金もそれからこの機構も、段階的に縮小する。私は大変中途半端な感じがするわけでございますが、一方では、これは地方六団体の組織なので、そういうことを法律...全文を見る
○田嶋(要)委員 地方の自主的な組織であるんだったら、段階的に縮小するなんというのは余計なお世話だと思うんですね。だから、どっちかだと思うんですよ。これは地方の本当に自主的な、もう将来はわかりませんというんだったら、段階的に縮小していくなんということを国が決めること自体おかしいと...全文を見る
04月27日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 おはようございます。民主党の田嶋要です。よろしくお願いします。  文科大臣とは、先日も決算分科会の方で質問させていただきました。その際はチャイルドラインのことでございましたけれども、教育委員会のみならず、ぜひチャイルドラインにも大きな御支援を賜りたいなと思って...全文を見る
○田嶋(要)委員 あるにはあるということですね。職業として、そういった更新制がとられているものは、今おっしゃったようにそれほど数としてはないわけでございます。そういった中で、今回、教員という、メジャーというか、大変人数の多い職業に関して更新制度を導入しようとされておるわけでござい...全文を見る
○田嶋(要)委員 今の御答弁でちょっとあれっと思ったんですけれども、冒頭に官房長官、質をどうやって維持するかというふうにおっしゃいましたが、といたしますと、教員に関しては、免許を更新しないと質は落ちていく、逆に言えば、免許更新制のない今は質は落ちてきているという結論ですか。そうい...全文を見る
○田嶋(要)委員 もう一度確認しますけれども、免許の更新制を導入していない今の状況では質が下がってきている。逆に言えば、先ほど、いろいろな担保の仕方がある、品質を担保する仕方はある、ほかの公認会計士の例を出されました、研修制度ですね。しかし、それは研修制度であります。今回、教員に...全文を見る
○田嶋(要)委員 もう一度確認しますけれども、質が今下がっているという判断があったんですかということです。  先ほど御自身がおっしゃった、私、この質問は予定していなかったんですが、質をどうやって維持するかということがあって、今回、免許の更新制を導入したいとおっしゃっているわけで...全文を見る
○田嶋(要)委員 もちろん、今よりもさらにレベルアップしてもらいたいというのは常にあると思います。それはもう全くそのとおりですね。それと、一部やはり不適格な教員がいて、そういう方々が現場で大変目立っていて、私も現場で校長先生とかとお話しすると、本当にもうどうしようもない人がいる、...全文を見る
○田嶋(要)委員 文科大臣にお伺いしますけれども、そういうことで、教員の免許に関して更新制を考えられるということで、後ほど細かい話はお伺いしたいんですが、今回のこの制度の研究は二カ月前からじゃなくて二年前からやっているという御説明をきのういただきましたけれども、諸外国を見ますと、...全文を見る
○田嶋(要)委員 もちろん、それぞれその国の事情もあると思うんですけれども、しかし、どんな国でも、子供たちを教える、そういう課題が大変国にとって重要で、みんな悩んでいると思うんです。そういう中で、それぞれの国が免許の更新制、検討はしたけれども、ほとんどの国では採用されていないとい...全文を見る
○田嶋(要)委員 長い御答弁、ありがとうございました。  全国テストは四十数年ぶりですから、私が先ほど申し上げた二つの比較という意味では、同じ我が国での経年的な比較は余りできていないんだと思うんですよ、毎年全国テストをやっているわけじゃないですからね。そうすると、学力が下がって...全文を見る
○田嶋(要)委員 もっともだと思いますけれども、それでも、ほかの国と比べてどうかということは、当然、事実として大変気にして、国の政策判断もその結果に大変影響を受けているということは言えると思います。  それで、では、子供の学力に関してはそういうことですが、学校の先生の、教える側...全文を見る
○田嶋(要)委員 そこで、同じそういった国際比較、ほかの国と比較をしてという面で、これもいろいろな折にいろいろな方が質問しておりますが、教育予算の話に少し触れたいと思います。  官房長官、あともう時間がないようでございますけれども、行かれる前に一つ質問しますけれども、私は本当に...全文を見る
○田嶋(要)委員 よくわからぬというコメントがありますけれども、これは財務大臣に聞いているわけじゃないんですよ、官房長官に聞いているんですよ。  だから、それは、お金はいろいろな予算の優先度をつける。優先度をつけなきゃいけないのはそのとおりですけれども、やはり最重要というのは一...全文を見る
○田嶋(要)委員 小泉総理以来、答弁はいつも一緒ですね。子供たち一人に対しては十年間で倍になってきた実績を示す、それはそれで事実ですよ。それは、財務省が出しているデータに基づいて同じことを繰り返しおっしゃっている。  しかし、話をそうやってすりかえるところも含めて、最重要が泣き...全文を見る
○田嶋(要)委員 日本が、前総理も今の総理もおっしゃっているように、一人当たりの子供の金額としては教育にも額をふやしてきている、そういうことは私は全然否定していないですよ。それも事実です。  だから、いろいろな反論の仕方があるかもしれませんけれども、でも、子供たちの学力の低下と...全文を見る
○田嶋(要)委員 こういう言葉がありまして、昔はおらが町でピアノがあるのは小学校だけだった、今は自分の町でクーラーがないのは自分の小学校だけだった、そんなような話があるんですけれども、私もそれを実感するんですよ、学校に行くと。本当に予算が回ってきていないな、設備を見てもそう思いま...全文を見る
○田嶋(要)委員 安倍総理も著書の中で、学力よりも、回復させるというか、レベルアップしていくのに時間がかかるというか、取り戻すのに時間がかかるのがしつけの問題だというようなことを言っていまして、私もそこに関しては同じ問題意識がございまして、なおかつ、やはり今、学校教育の中で起きて...全文を見る
○田嶋(要)委員 もうちょっとそこを確認ですけれども、そのことを参考にしてということは、今回導入しようとしている更新制の制度と、既存の不適格教員に対する人事管理の制度がございますね、その結果として分限という形もあるわけでございますが、その両者というのがどのようにつながっていくとい...全文を見る
○田嶋(要)委員 それでは、この更新制度なんですけれども、導入をするとどのぐらいの予算が必要だというふうにお考えですか。これは、先生お一人お一人が自己負担ということじゃないですよ。この制度導入、あるいは毎年どのぐらいの予算が必要なんですか。
○田嶋(要)委員 まだよくわかっていないというか、どのぐらいコストがかかるか見えていないということですかね。  一つお伺いしますけれども、免許取得後十年以上経過した現職の先生方、そういう方々というのはいつ免許更新になるかというのを教えてください。
○田嶋(要)委員 ちょっとよくわかりませんけれども、自分がいつ免許の講習を受けなきゃいけないかというのは今の時点では全然わからないことですね、そうしますと。そういうことですか。どういうことですか。
○田嶋(要)委員 だから、全然今の時点ではわからない、そういうことですね。  こういった方々が、もちろん大勢おるわけですけれども、どうやって周知をしていくかとか、これは忘れちゃったらもうアウトなわけですから、二年間のあれはありますけれども。そういった周知とかでこれは大変なコスト...全文を見る
○田嶋(要)委員 それこそ、うっかりして忘れてしまったらもう失効していたというようなことが最初は起きてくるんじゃないかなというふうに思いますね。大臣、何か、そんなことはないんですか。
○田嶋(要)委員 ちょっと時間もなくなってきましたけれども、もう一つは、この免許更新講習に関しまして、九条の二の三項というところに受ける必要がないケースというのが入っておるわけでございますが、これはどういうことを想定した規定なのかということをお伺いしたいと思います。  それから...全文を見る
○田嶋(要)委員 ぜひ、くれぐれも客観的な基準ということを強調させていただきたいというふうに思います。  それともう一つ、いわゆるペーパーティーチャーの関係でお伺いをしたいわけでございます。  今、多くのペーパー、四百万ぐらいですか、おいでだということで、今は多くの方が臨時で...全文を見る
○田嶋(要)委員 今、ペーパーティーチャーがいろいろな臨時採用ということで大きな役割を持っていると私は思いますけれども、この制度によって、そこが大変目詰まりを起こすのではないかなという印象を持っております。  いずれにいたしましても、大臣行かなきゃいけませんので、私も終わりにい...全文を見る
05月10日第166回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。よろしくお願いいたします。  きょうは、独立行政法人に関しての質問をさせていただきます。  今も、お話、いろいろ質疑のやりとりを聞いていまして、きょうは経産大臣にお越しいただいて、よろしくお願いいたします。総論と各論、質問させていただきま...全文を見る
○田嶋(要)委員 今おっしゃったように、もともと定期的な見直しをするということが中期目標、中期計画としてそれぞれの今ある百一の独立行政法人、位置づけられておるわけですが、今の御答弁ですと、そういたしますと、この民間議員の方々から出された提案というのは、そもそも、そういった予定され...全文を見る
○田嶋(要)委員 余り質問に答えていただいていない感じもしますが、要するに、計画されていたものではなくて、突然というか、緊急的に出されているということですね。  この中身を拝見しますと、私が、あるいは私たちが言いたいことが割かしカバーされている部分もあるわけですが、「原点に立ち...全文を見る
○田嶋(要)委員 仕組みとしては、こうやってダブルチェックということになっておるわけですけれども、やはり身内に甘くなるといいますか、例えば、私たちがいろいろ指摘をさせていただく課題とか、そういうものがそういう評価委員会からは出てこない。チェックをして、結構でございましたという、そ...全文を見る
○田嶋(要)委員 あくまで位置づけは公法人ということで、民間ではどうしてもやれない場合に独立行政法人で行うということでございます。しかし、企業経営あるいは企業会計原則を取り入れて、なるべくそういった民間手法に近づけていこうという姿勢であるかと思います。そのあらわれとして人件費等の...全文を見る
○田嶋(要)委員 今そういう御答弁をいただきました。  昨日民間議員さんから出た御提案とセットで、菅大臣の方からも、総務相として、さらに改革を加速していく、そういう資料も提出をされておるようでございますね。これもセットで私のところにきのうの夜八時ぐらいに届きましたので、その中を...全文を見る
○田嶋(要)委員 若干の集計の違いはあるかと思うんですけれども、私が申し上げたい点は、先ほど独法改革をゼロベースからということでございますが、独法は、今副大臣おっしゃったように、役員の数と職員の数の比率が大体四対千ですね。要するに、千人の職員がいるのに対して役員ポストが四つなわけ...全文を見る
○田嶋(要)委員 公募の数字というのはございますか。どのぐらいの、全体で幾つの独法があり、幾つの独法で、エージェンシーで公募制が採用されている、そういう数字はございますか。
○田嶋(要)委員 その結果として、民間からトップに抜てきをされた、そういうケースは全体で幾つございますか。
○田嶋(要)委員 今のお話ですと、全体の中でおよそ四分の一、二五%程度がそういう意味では外部登用のトップになっているというふうに私は計算をいたしますけれども。  そこで、お伺いしますが、日本の独立行政法人は、同じようなことは今の法律上はできるんでしょうか。
○田嶋(要)委員 通則法を見ましても、そういったことが可能であるというふうに私も理解をいたしておりますけれども、実際に、そういった公募によって法人の長を選んでいるケースというのはございますか。
○田嶋(要)委員 イギリスに倣って始まった制度でございますが、残念ながら、独立のそういう法人として始まった日本の場合には、独法のトップは、一〇〇%とは申しませんけれども、かなりのところが結局は天下りの役人になっているという実態が私はあると思います。  しかしながら、独法がなぜ独...全文を見る
○田嶋(要)委員 今おっしゃられたその資料もちょうだいいたしまして、中身を見させていただきましたけれども、いろいろな例外を置いて、公務員OBが余りいないということがなるべく強調されるような集計結果になっているわけでございます。そうじゃなくて、先ほどもありました、やはり国民の目から...全文を見る
○田嶋(要)委員 この労働者の派遣契約というのは、どのぐらい随意契約で行われていますか。
○田嶋(要)委員 一〇〇%随意契約ということでよろしいですか。
○田嶋(要)委員 私は、この会社がどういう会社か知らないんですね。それで調べてみたんです。そうしたら、何が出てきたか。何が出てきたと思いますか、大臣。このジェービスを調べると、何にも出てこないんですよ。どういう意味だかわかりますか、大臣。
○田嶋(要)委員 ホームページも持っていないんですか。
○田嶋(要)委員 非上場は承知をしておるんですけれども、私の理解は、国が随意契約をするということは、やはりそれは相手もちゃんと信用の置ける会社じゃないとだめなんじゃないかなというふうに私は思うんですね。契約する側が国ですからね。だから、国民の税金でお金を払っていく相手方だから、I...全文を見る
○田嶋(要)委員 私どものいただいている資料としては、平成十五年からの資料で、ジェトロにとりましては六番目に大きな取引相手ですね。それで、一億三千万円の発注を一〇〇%随意契約で行っている。翌年も二億二千万円行っている。平成十七年は二億一千万円ということで、最近さらに数字が少し上が...全文を見る
○田嶋(要)委員 ということは、一番最初の契約がいつかはちょっとわからないというお話ですが、これは最初は競争入札をかけてここに落ちたということですか。
○田嶋(要)委員 だから、私はそこがどうもよくわからないんですね。例えば、自分で何か事業をしている、まあ今でもそうですよ、何かのサービスが欲しいとなると、どうやってそのサービスを提供できる会社を探すか。検索でキーワードを入れて、ざっと出てきて、そうすると、それまでは見たことも聞い...全文を見る
○田嶋(要)委員 まさに公務員が公務員じゃなくなって会社を起こすというのは、それ自体はいいことだと私は思うんですね。今後、ますますそういう国家公務員がふえることを期待したいんですけれども。  だから、ジェトロにとってはよく知られた会社だった、そういうことだと思うんですね。国民に...全文を見る
○田嶋(要)委員 ジェービスの会社の規模、何名の社員とか、会社の規模と、それから、ジェトロからの収入が総収入に占める割合を教えてください。
○田嶋(要)委員 ジェトロで生き延びている株式会社、ジェトロのおかげで生き延びている株式会社ということですね。そういうことですね。すぐれたすばらしい専門性があったら、もっと本来であれば外部からもいっぱい来るような気がしますよ、力をかりたいと。ジェトロだけ力をかりている、そういうこ...全文を見る
○田嶋(要)委員 余り切りがありませんけれども、結局、OBがつくった会社で、そこに余り説得力のある理由なく随意契約をずっと行ってきている。しかも、最初から競争入札が一度もなく、恐らくは、この三年だけじゃなくてずっと、この会社の設立が一九八五年ですから、いつから続いているかわかりま...全文を見る
○田嶋(要)委員 何も価格だけをチェックポイントとして契約相手を選ぶ、そういうことを私は申し上げているつもりはございません。大臣には改めて言うまでもないですけれども、価格と提供するサービスということでございますが、やはり現状、大変問題が多いというふうに私も思っております。  こ...全文を見る
○田嶋(要)委員 私、一番最初に申しましたけれども、今回、ゼロベースで見直すということを政府も腹を決めていただくわけですが、一つここで御指摘申し上げたいのは、こういった名もない企業、しかし独法にとっては知名度の高い企業との一〇〇%随意契約。なぜそれが、そういう意味では、特例として...全文を見る
○田嶋(要)委員 長い御説明、ありがとうございます。  いずれにしても、国民は全部疑っています、全部疑っている。税金の無駄遣いばっかりですよ。冒頭申し上げた天下りの話と独法の話と財団法人を含むようなそういう公益法人の世界、これは全部セットなんですよ。  例えば、最後に申し上げ...全文を見る
05月16日第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第12号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。よろしくお願いします。  きょうは、私、教育再生に関連するテーマといたしまして、さまざまな違う角度から、これまでと少し違う角度から御質問させていただきたいと思います。  大臣、大変御熱心で、私の質問の時間の前から私にも質問をしていただきま...全文を見る
○田嶋(要)委員 経費倒れにはなったと思うんですね、もう既に。だから、今がそういう状況というか、もうそういう状況を既に経験して大分久しいと私は思うんですけれども。  私が先ほどオオカミ少年と申し上げたのは、きょうお配りした資料の一枚目ですね。これが独立行政法人日本スポーツ振興セ...全文を見る
○田嶋(要)委員 よくわからない言葉ですけれども、勘定間の融通というのはどういう意味でしょうか。
○田嶋(要)委員 金利をつけて内部で貸し借りを発生させた、そういうことでございますか。
○田嶋(要)委員 大臣にお伺いしたいんですけれども、こういうことをやっている。これは法律に触れているかどうかは知りませんけれども、独法としてこういうことをやることは普通のことなんでしょうか。私は異常なことだと思うんですけれども。  三十億ぐらいですか、そういうお金を同じ独立行政...全文を見る
○田嶋(要)委員 これから業績が戻ればとか、よくなればとか、これは全部仮定の話でございまして、これからどうなるか、もっと悪くなる可能性の方が私は大きいんじゃないかと思っておるんですけれども。  そういう中で、本来、勘定がそれぞれ独立して、もっとさかのぼれば、別々の特殊法人とかあ...全文を見る
○田嶋(要)委員 りそなとの事業がうまくいかなかった。私は、そこできちんと総括してはっきりした経営判断をするべきだったと思うんですけれども、懲りずにもう一回新しいスキームで始めたという、私は本当に泥沼化していくような気配を感じるわけですね。  ユニシスとの今回の契約スキームはり...全文を見る
○田嶋(要)委員 今のお話ですと、りそなとの契約スキームがなぜうまくいかなかったかということで、固定費と変動費の話もおっしゃられたと思うんですが、それと同時に、りそなが一生懸命売るというインセンティブを付与できていなかったこと、そういう指摘もあったかと思うんですけれども、そういっ...全文を見る
○田嶋(要)委員 半分しか答えていないと思うんですけれども、先ほどの固定費だ、変動費だとか、インセンティブを与えられなかった仕組み、結果的にはそのスキームの欠陥ですね、この欠陥というのはその審査の中で全然わからなかったということでしょうか。
○田嶋(要)委員 大臣、いろいろ説明がありましたけれども、よく聞いていて、本質的に何がまずいと思いますか。いろいろ説明がありますよ。でも、根本原因は、そもそもなぜこういうことが起きたと思いますか。大臣。
○田嶋(要)委員 これは議員立法ということも承知の上でお伺いしておるんですけれども、大臣、私は何が本質的に失敗かというと、これはやはり人なんですよ。  要するに、メーカーやいろいろな、りそなですけれども、それが本当に信じられるかどうかを判断する目を発注側が持っていないんだから。...全文を見る
○田嶋(要)委員 百一ある独法全部そうですけれども、私たちは理事長の公募制ということを申し上げておるんですが、議員立法といったって、そこはこっちじゃないんですよね。行政側のトップの判断なんですよ。わかりますか。だから、大臣が、今の大臣じゃないですけれども、その前か、その前かの大臣...全文を見る
○田嶋(要)委員 もちろん民間でも、それはいろいろな経営者がいますよ、感性のいい人、悪い人。それは、その一人一人を見たら当たり前の話です。ただ、全体として、こういう新事業を巨額のお金をつぎ込んでやる場合に、やはり適材適所というのはあるじゃないですか。独法の通則法を見ても、どういう...全文を見る
○田嶋(要)委員 という意見でございますけれども、繰り返しになりますが、結局、人ですよ。  私が申し上げているのは、この方にとってもお気の毒。加えて、天下りで、こういう、やったこともないような分野の仕事を任されて、税金をいっぱい使って、こうやって穴をあけて、これは大失敗している...全文を見る
○田嶋(要)委員 慎重にといっても、もう既に新たな契約をユニシスと結んでしまっていますので、できることとできないことはあると思うんです。  私は、今すぐこれを全部やめろというところまで、クリアには全部見てはいないので、そこまでは言えないんですが、まず一つは、こういう一連の幹部の...全文を見る
○田嶋(要)委員 どうぞよろしくお願いいたします。  そういうことで、これが教育再生とどうつながっていくかというようなことなんですけれども、(発言する者あり)いやいや、そうじゃないんですよ。これは本当に関係あると思いませんか。これは、こういった文部省の中にいて教育行政をずっとや...全文を見る
○田嶋(要)委員 よく考えていただいていると私も信頼しておりますので。  いずれにしても、だから、申しました。このtotoをすぐやめろという意見も私は持ってはいないんです、今の時点では。しかし、かなりまずくなっていくという心配を強く持っております。  それと、やはり人の問題が...全文を見る
○田嶋(要)委員 では、最後に、文科大臣にお伺いしますけれども、今そういう御答弁がございました。今回の地教行法の改正はこういうことでございますけれども、分権という流れの中で、自治体によって必置義務を外していく、そういう選択権があってもいいのではないか、置く置かないの選択権があって...全文を見る
○田嶋(要)委員 いつものイズムのお話になっていくと思いますけれども、そういう意味では、ちょっと総務大臣の御答弁とは違うと思うんですけれども、そういう御答弁ということで、私の質問は終わりにさせていただきます。  ありがとうございました。
05月18日第166回国会 衆議院 総務委員会 第21号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。よろしくお願いします。  大臣も長いこと教育特の方にお疲れさまでございました。文部科学大臣ほど大臣には質問がなかったかと思うんですけれども、それでも、私も委員としていろいろと思ったんですが、教育の関係で大臣があれだけいろいろな人の話を聞いた...全文を見る
○田嶋(要)委員 お立場はよくわかります。  例えば、この間の全国統一のテストなんかでも犬山市がそれに参加しなかったということがございますけれども、そういうように、自分たちは参加しないとかそういう判断を、そういうケースではしておるわけです。  さらに加えて言うならば、特区制度...全文を見る
○田嶋(要)委員 私、この法案の中身は賛成できる部分とできない部分がもちろんあるわけでございますが、今大臣が御答弁されたように、時系列的に、夕張が起きたからできたわけじゃもちろんありませんで、もっと前からこちらの検討がされていた、そういう中で夕張の問題が起きたわけでございます。 ...全文を見る
○田嶋(要)委員 サッカーだと最初からレッドカードであると思うんですけれどもね。この制度の場合は、イエローカードを出してからレッドカードということですので、おっしゃるとおりだと思います。そういう意味では、今回夕張で起きたような事態は、この法律整備がしっかりしていれば恐らくは起きな...全文を見る
○田嶋(要)委員 だれが有権的な解釈をするのかということだと思うんです。要するに、今おっしゃった、違法ではないけれども不適正だ、もうそれで終わりですか。きのうの御説明とちょっと違うような感じもするんですけれども、大臣。
○田嶋(要)委員 いろいろ聞いてみたい気もするんですけれども、私は、最終的には住民が納得しているのかなという感じなんですね、夕張の方々が。いただいたいろいろな資料にも、私が思っていた以上にいろいろな住民の生活に直結するものが廃止をされているわけですね。先日、NHKでも一時間の番組...全文を見る
○田嶋(要)委員 受忍限度内だということですね。それでも、かなり厳しいのはそのとおりだと思います。  聞いていてもわかるようなわからないような説明なんですけれども、要は私は、国が強く言えないんだと思うんですよ、本件に関して。そういうことだから、こういうふうにしたいということだと...全文を見る
○田嶋(要)委員 きのうも説明を受けたときに、このプログラムを評価してこういう賞を出したという説明だったんですね。夕張全体の財務状況とかそういうことを別に見ているわけじゃありません、それはそうだと思うんですよ。ただ、それはこっち側からの主張であって、賞をもらう側はどう感じるかです...全文を見る
○田嶋(要)委員 今の表彰の話は二次的な話だと思うんですけれども、私は、もう一つ、こういうきょうのような法整備がなかったことがやはり本質的な問題だと思うんですよ。中身に全部賛成しているわけじゃないですよ。しかし、これがなかった状態の中で夕張市がああいうことになってしまったから、国...全文を見る
○田嶋(要)委員 関与は強まるんですか、強まらないんですか。
○田嶋(要)委員 受けとめ方は大変重要だと思うんですけれども、私は関与が強まっていると思うんですね。だから、そこが要するに全部賛成ということではないわけなんです。  まさに教育委員会と文部科学省の関係でも、今回その辺がいろいろ議論されました。だから、対等の関係にあって分権化の流...全文を見る
○田嶋(要)委員 昨日、もうちょっと具体的に理由を説明されましたけれども、その掌握する必要性、具体的にもう少し、どういうことですか。
○田嶋(要)委員 何か統計センターみたいな仕事をするような感じがしますけれども、取りまとめのためにそれぞれの市町村が全部大臣に情報を提供するというのは、私はどうなのかなと。要するに、これは、とり方によるとおっしゃいましたけれども、大臣報告、大臣報告と書いてあれば、現場から見れば、...全文を見る
○田嶋(要)委員 そこは意見が違うかもしれませんが、私は、余り意味がないと思いますし、やらない方がいいというふうに思います。  そうやって、私から言わせれば、国の関与は強まるわけですね。報告義務もふえる、報告の量もふえるということですね。それでお伺いしますが、では、先ほども質問...全文を見る
○田嶋(要)委員 これから検討ということですけれども、そのラインの設定の仕方いかんによって報告をいろいろしなきゃいけない団体がふえるわけでございますから、先ほど私が申し上げた、国の関与の強弱が調整できてしまうわけですね。だから、そういうこともございますので、やはりこれは、慎重の上...全文を見る
○田嶋(要)委員 それはそうなんですけれども、それが一番いいことなんですけれども、出る可能性もありますよね。  もし出た場合はどうなんですか。国の責任のとり方というのは、今までこの法律がないときの国の責任のとり方と比べて変わるんですか、変わらないんですか。
○田嶋(要)委員 夕張の関係で最後にもう一点お伺いします。  受忍限度内ではあるけれども大変厳しい状況にはある。夕張の方々の言い方だと、最も高い負担で最も低い水準のサービスということですね。それを住民の皆様は、たまたまそこに住んでいる、あるいは引っ越して一週間かもしれない、そう...全文を見る
○田嶋(要)委員 それで、この法律の私が一番気に入らないところを先ほど申し上げました、総務大臣に何でもかんでも報告させているということですね。だから大臣も、分権の責任者としておかしいと思っていただきたいなと私は思うんです。リスクはあっても、あるいは夕張でも議員の責任が問われたりし...全文を見る
○田嶋(要)委員 私の基本的な考えは、先ほどから繰り返しですが、何でもかんでも総務大臣に上げる形をとらずに、それぞれの地方の議会に、夕張みたいなことがあったにせよ、やはり大きな流れとして分権ということがあるのであれば、最終的にはあんたたちが責任とらなきゃいけないんだよということに...全文を見る
○田嶋(要)委員 そこは見解の相違だと思います。こういうときだからこそ、夕張のようなケースが実際に起きた後だからこそ、議員の数は夕張も半分になっちゃいましたけれども、まさにもっと責任感を持って、地方が地方で自律してやれるような仕組みを新しい法律の中で考えていかないといけないと私は...全文を見る
○田嶋(要)委員 アプローチが違うと思うんですよ、その条例でというところが。これは私は、情報公開、大変重要な一番の基本のところですから、やっていないところがこれだけあるわけですね、そういう状況で財務の数字だけ吸い上げてもどうかなということを最後に申し上げまして、私の質問を終わりま...全文を見る
05月22日第166回国会 衆議院 本会議 第33号
議事録を見る
○田嶋要君 民主党の田嶋要です。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりました政府提出の放送法等の一部を改正する法律案につき、質問いたします。(拍手)  現代社会を特徴づけるキーワードは幾つかありますが、その中の一つとして、恐らくだれもが異論ないものに情報化...全文を見る
06月01日第166回国会 衆議院 内閣委員会 第25号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。  まず、質問に入ります前に、きのうの夜、深夜三時過ぎの理事懇ということで、このように職権によって委員会が立てられた、しかもこの朝九時から、九時二十分から、このことに強く抗議したいと思います。おかしいと思います。  それから、もう一点でご...全文を見る
○田嶋(要)委員 連合審査、協議をよろしくお願いいたします。  それではきょうは、天下り関係ということで、特に独立行政法人の関係で質問をさせていただきます。  さきの党首討論の中でも安倍総理がおっしゃっておりました。これは社会保険庁の関係でございますが、親方日の丸の体質を変え...全文を見る
○田嶋(要)委員 今、公務員を民間人にというお話がございましたけれども、大臣、確認ですが、非公務員化というときの非公務員というのは、イコール民間人という意味でしょうか。
○田嶋(要)委員 公務員と民間人という定義がある中で、非公務員という第三種をつくりまして、何だか、独立行政法人制度が始まったときは淡い期待もありました。しかし、よく考えてみれば、税金で食っているんですよ。民間人とは違って、非公務員も同じように税金で食っている。私は、そのところが基...全文を見る
○田嶋(要)委員 社会保険庁も、安倍総理もおっしゃっていました歴代の長官の責任問題、私はどういうふうに責任を果たすのか見ものだなと思っておりますけれども、しかし、これはどの組織の長も、天下っている理事長、どこでも同じことが言えるんじゃないですか。  toto独法と呼ばせていただ...全文を見る
○田嶋(要)委員 ぜひ御検討をお願いしたいと思います。  先日、私は、文部科学大臣とこのtoto独法を話したときに、toto独法の理事長の指名はだれがしたんですか、任命権者はだれですかと聞いたんですよね。御存じないんですよ。御本人なんですよね。後ろの役人に聞いているんですよ、お...全文を見る
○田嶋(要)委員 細かい資料をいろいろひっくり返して見ていますと、それは、最後、訴えられかかって払ったんですよ。払ったのはいいんですけれども、遅延損害金というのを払っているんですね。幾らだと思いますか。四億六千二百万円遅延損害金を払っているんですよ。  この遅延損害金というのは...全文を見る
○田嶋(要)委員 これは、民間だったら考えられないですよ。四億六千二百万の遅延損害金を払っているんですよ、本当に。そういう方が、立派に退職されて、退職金をしっかりもらって、公表できない数字の金額をもらって、違うところに渡り鳥をしている。そのときのナンバーツーも、今理事長をやって、...全文を見る
○田嶋(要)委員 今、内部資金の有効活用とおっしゃいましたけれども、その二十六億円は本来、いろいろな債券とかを購入して利回りを求めて、その金利をスポーツ振興に充てている財源ですよ。二%以上で回るんですよ。今回、お隣のtotoの失敗に金を貸して幾らの金利をつけていますか。一%じゃな...全文を見る
○田嶋(要)委員 そこがポイントなんですよね。大臣、今政府委員は何とおっしゃいましたか。省令の規定をもってと言ったんですよ。いいですか。ということは、そこにルールがそういうふうに書いてあると普通の人は思いますよね。実際はそうじゃないんですよ。ルールがなかったのに、突然ルールを加え...全文を見る
○田嶋(要)委員 かけ声倒れに終わらないようにしてくださいよ。要するに、いろいろな裏わざがあるんですよ。私もまだ勉強中です。さっき指摘した人件費の物件費へのすりかえ、いろいろ時間をかけていかないと見えない。絶対に自分たちからは情報開示は選択的にしかしないんですよ。都合の悪い情報は...全文を見る
06月14日第166回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。よろしくお願いします。昨日からちょっと声が出にくくなっておりまして、聞き苦しい声で恐縮でございます。  きょうは、子供の安心、安全の関係で質問をさせていただきます。  児童虐待防止法の改正とかいろいろございますが、家にいてもそういった問題...全文を見る
○田嶋(要)委員 過去の経緯としてはそのとおりだと思います。文部省所管の特殊法人、それが独立行政法人に移行をしたということでございますが、独立行政法人、全部で百一ございまして、渡辺行革担当大臣の方からも、年末に向けて、もう一度、すべてゼロベースで見直していくという御答弁でございま...全文を見る
○田嶋(要)委員 独立行政法人で事業をやる場合は、国が直接やらなくてもいい、しかし民間にゆだねると必ずしもやってもらえない、しかし日本で必ず必要なもの、そういうようなことであると思っておるんです。  私は、今、小渕政務官がおっしゃった時代の経緯として、もちろんこれまでは役割はあ...全文を見る
○田嶋(要)委員 委員の皆さんもこういったことを御存じかどうかわかりませんが、私も先ほどのtotoを調べているうちにこういう事例にぶつかったわけですけれども、今の御答弁ですと、これは、今、前提は、いじめがあった、そして自殺の原因が学校におけるいじめだったということを教育委員会が認...全文を見る
○田嶋(要)委員 御答弁いただいていないと思うんですが、では、私が整理いたしますけれども、ともに当該教育委員会が、いじめがあり、いじめによってそのお子さんが自殺をされてしまった、そういう同じケースであったとしても、自殺がどこで行われたか、片方は学校の中で行われた、片方は家に帰って...全文を見る
○田嶋(要)委員 今、死亡の話はしていないんですけれども、精神疾患になった場合ですね。だから、学校の中での事由によって精神疾患になった場合は給付の対象になる、それから学校内で自殺した場合も対象になるという、今聞いていないことを御答弁いただきましたけれども、そこまで聞いて、普通の感...全文を見る
○田嶋(要)委員 今そういうお話で、全く同じものではないかもしれないけれども、一つそういう見方ができるんじゃないですか。  例えばドイツのケースですけれども、ドイツは一九七一年に学校の事故にかかわる話を労災と一本化したんです。それによって全く同じ扱いにしている。こういった例もあ...全文を見る
○田嶋(要)委員 要するに、これは子供たちのための制度じゃないんですよね。そもそも出発が、学校がいろいろお金にかかわるときに、何か学校を守るようなところがあって、子供たちを守るというスタンスに立っていない実態が僕はあると思うんです。  資料の二枚目からごらんください。  では...全文を見る
○田嶋(要)委員 学校の管理下、親はそんなことどうでもいいんですね。親は、子供がそういう事件や事故に巻き込まれないこと、万が一そういうことになった場合でも、少しでもお見舞い、経済的な支援をいただけることがやはり大変ありがたいのではないかな。  そこで、時間になりましたので、最後...全文を見る
○田嶋(要)委員 済みません。  歴史的経緯はいろいろあると思うんですが、あくまでやはり子供たちにとって何がいいかということを踏まえた制度にして、あいまいな運用をぜひやめていただきたいというふうに申し上げまして、私の質問を終わります。  ありがとうございました。
10月30日第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。よろしくお願いいたします。  今最後に官房長官はおっしゃいました、数字を挙げて、いや、今のアフガニスタンはよくなっているんだと。私は、まず、いろいろな数字を挙げられた部分に関してうそはないと思います。ただ、問題は最後の結論で、だから今アフガ...全文を見る
○田嶋(要)委員 アフガニスタンの現状は、今、非常にミックスした情報を私たちにくれていると思います、よくなっている面、悪くなっている面。だからこそ、今、日本の国民は、テロとの闘い、一体どうしたらいいのか、多くの人が迷っていると思うんですね。  やはり、先ほどからお二人の質問がご...全文を見る
○田嶋(要)委員 私は思うんですが、数字を持ち合わせていないこと自体が私は非常に憂慮すべき状況だと思うんです。  どういうことかといえば、実際に武力行使をして国際社会が空爆をしている。そして、一般人が殺されているのは確かですよね。そうですよね。(発言する者あり)ねらっているわけ...全文を見る
○田嶋(要)委員 時間が限られていますので少し質問を飛ばしますが、同じ官房長官にお伺いしたいのですけれども、いただいた資料を参考につくりました。  今おっしゃったような、このアフガニスタンのよくなった側面、私はそれは否定していないです。私が不思議でならないのは、日本の政府は、こ...全文を見る
○田嶋(要)委員 総理、一言御答弁いただきたいんですけれども、武力行使によるテロとの闘い、これは少なくとも、控え目に言っても、それがいい結果を生んでいるか、それともそうじゃない方向になっているかということは、まだ評価は難しいと思いませんか。どうですか、総理大臣。
○田嶋(要)委員 こういう問題の難しさは、現場に行けないことですね、なかなか。これは年金問題とかと違いまして、社会保険庁にぱっと行くようにはいかないわけですよ、インド洋に。したがって、いろいろな方々からお話を聞いて、現場を実際に見てきた方からやはり話を聞いて総合的に判断をしていく...全文を見る
○田嶋(要)委員 私は、この二カ月間ずっといろいろな方々のお話を聞く中で、やはり民生、今もう日本はこれまで目覚ましい成果を上げてきましたけれども、支援金額も世界第二位というお話がございますね。しかし、これは実際にはアメリカの金額の十分の一でございます。湾岸戦争当時も同じく十分の一...全文を見る
○田嶋(要)委員 それは何のための補給をしてきたのかということです。
○田嶋(要)委員 日本語で言うとどういうことですか。
○田嶋(要)委員 まず、この点が、今洋上阻止行動というふうにおっしゃいましたけれども、実際には、このグラフ、(パネルを示す)これを見ると、要するに一般国民は、今まさに大臣おっしゃったとおり、洋上阻止活動をやっている、そういう説明を受けているんですよ。  だから、多くの国民は、あ...全文を見る
○田嶋(要)委員 おっしゃるとおり、今の法律では法律の範囲内ですね、そうですね、そのとおりです。しかし、改めて国民の皆さんが、六年間何をやってきたんだと。海上阻止活動ですとおっしゃいますけれども、現実は、最近のここの辺だけを指摘しておっしゃっている。  しかし、給油量の九割は、...全文を見る
○田嶋(要)委員 要するに、今の法律に比べて、法律の範囲内という、その制限は高まるわけですね。そういうことでいいですか。高まらないんですか。
○田嶋(要)委員 時間が参りましたけれども、私は、新法を考えるときに、三つの角度を考えなきゃいけないと思います。  一つは、新しい法律の前に、六年前につくった法律を三度延長してここまで来た、その間、一体、法律でやるよと言っていることと実態との間にそごがないかどうか。残念ながら、...全文を見る
10月30日第168回国会 衆議院 総務委員会 第3号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。よろしくお願いします。  先ほどの福田委員の続きで、まず関連の質問から入りたいと思います。郵政民営化に関する米国との会談、対応に関してでございます。お配りしております資料の六ページをごらんいただきたいと思います。これが、先ほども出ました十八...全文を見る
○田嶋(要)委員 私の質問は、この回数です。十八回。どうですか、普通の感覚からして多いという印象を持たれませんか。
○田嶋(要)委員 次に、政府参考人の方で結構ですが、では、EUとの会談は何度行われましたか。
○田嶋(要)委員 この差は何なのかということだと思うんですよね。では、大変強い関心を持っていればだれとでも会うのか。  先ほど福田委員の方からもございました。これは基本的には国内の話でございますし、そういう忙しい中でこれほどの回数会っているということは、一部で言われている、本当...全文を見る
○田嶋(要)委員 いろいろ今出ましたけれども、だれが会ったかということは余り関心がないわけですね。  きのう、今おっしゃったような紙もいただきましたけれども、これはどう読んでも、私たちが知りたいことが開示できない根拠としてはおかしいと思うんですよ。個人に関する情報であって、しか...全文を見る
○田嶋(要)委員 ちょっと待ってくださいよ。  それは、何にも出せないと言うから、最後は、日付は出せるのかと言って、日付はいただきましたよ。だけれども、その前に、どういう団体とそれぞれの会議が行われたのか、こっちはだれが出ていったか、相手はだれが出てきたか、それがアメリカの政府...全文を見る
○田嶋(要)委員 私が聞かなかったから答えなかったみたいな答弁をされたので、それは非常に不本意でございますけれども、出せる情報を出してほしいと言って、何度言っても断られて、最後これだけ出てきたというのが真実ですよ。こちらの郵政民営化委員会に関しては、これだけちゃんと出しているわけ...全文を見る
○田嶋(要)委員 ちょっと繰り返しですけれども、会った人の生年月日とかは興味ないですよ、それは。  大臣、何か約束してくださいよ、はっきり。
○田嶋(要)委員 一つは期限ですけれども、もう一つは、議事録もその要旨も何にもないと言うんですけれども、本当ですか、それ。シュレッダーにかけたんですか。いや、見事に日付がはっきりこう出てきますね。日付だけきちんと出していただいた。そのミーティングが十五分か二時間かもわかりません、...全文を見る
○田嶋(要)委員 記録が一切ございませんということであれば、先ほど大臣おっしゃったように、もう一度何を出せるかを検討させるといったって、何もないということですよ。(発言する者あり)
○田嶋(要)委員 ちょっとおかしいじゃないですか。大臣は、これから検討してもう一回何が出せるか検討すると。何が出せるかって、出せるものは何もないとおっしゃっていますよね。証拠も何もないんですよね。この日にちだけは今調べて出てきたと。  あと、期限。出すのであれば、いつまでに出せ...全文を見る
○田嶋(要)委員 これはもし本当に議事録も何にもなかったら何のための議論なんですか。上司はそういう仕事の仕方を部下にやらせていいんですか。何をやっている議論かもさっぱりわからないのに時間をこれだけとってやっているということは、公務員の仕事の仕方としてどうなんですかね。そんな自由に...全文を見る
○田嶋(要)委員 もう終わった話だからということにはならないんですね、この問題は。今でも、これからも、まさに、民営化という中で多くの人が心配している一点であることは事実なんですよ。だから、そのことを踏まえて、いわゆる李下に冠を正さず、そういうことは怪しまれないようにしっかりみずか...全文を見る
○田嶋(要)委員 では、共通の認識があると信じておりますので、早急にお願いをいたします。  次の質問に移ります。  民営化の時点でお客様にどういう果実がもたらされたかということでまず質問いたしますが、西川社長、最初の質問ですが、十月一日時点で、これがお客様にもたらされた最大の...全文を見る
○田嶋(要)委員 まだ民営化されたばかりなのであれですが、先日、私も十月一日に郵便局に視察に行ってまいった一人でございますけれども、基本的には何事もないかのようにその日を迎えたということで、郵便局の風景もそれまでと特に変わった感じがいたしませんでした。  そういう中で、今ちまた...全文を見る
○田嶋(要)委員 私が入手したパンフレットとかを手元で見る限り、そういう値上げ、料金が上がりますという話に関してははっきりどこにも書いていないですよ。これが全部じゃないかもしれませんけれども、さっきのアメリカとの会議でもそうですけれども、何となく、知られたくない話は書かないか一番...全文を見る
○田嶋(要)委員 具体的に、この資料ページ一のこういった料金の変更によります、直近の取扱高に基づいた料金値上げあるいは値下げ等による予想増収額、予想減収額、それから印紙税等による負担の増額、その三つの数字をおっしゃっていただけますか。
○田嶋(要)委員 今全部言っていただきましたけれども、じゃ、ネットの増収額というのは、これは民営化の便乗で単に利益をふやしているだけじゃないんですか。要するに、お客様への説明は、印紙税負担分を上乗せする、だからこれはやむを得ない値上げでありますというコミュニケーションをお客さんに...全文を見る
○田嶋(要)委員 そういった本当の部分をしっかり説明せずに、民営化とともに印紙税負担がかかるからというようなせりふで、こうやってやる。しかし、実際に今の売り上げのボリュームで計算をすると二十億ないしはそれ以上の利益がふえているわけですね。  本来、民間の企業であれば、そして民営...全文を見る
○田嶋(要)委員 民営化はしたばかりですけれども、西川社長はもう大分長いこと社長をされている。四月一日からですよね。そういうこともございます。  やはり初日から民間会社としてきっちりとやっていただきたいし、その果実がしっかりお客様に実感できる、新サービスを始めるというのはこれか...全文を見る
○田嶋(要)委員 御存じでしたら、四月から十月一日の間に何らかの手を打って、こんなすばらしいものが途切れることのないような手を打つことができたのではないかと、私は大変悲しい思いがするんです。  これをごらんいただくと、国際ボランティア貯金は二千八百万件、口座数だと思うんですが、...全文を見る
○田嶋(要)委員 ハードルがあるかどうかわかりませんけれども、民間の銀行はやっているんですよね。民間の銀行がやれているのに民営化されたゆうちょ銀行ができないというのは、私は変だと思うんですよ。  だから、ハードルがあるかもしれませんが、特に配分の問題とかとおっしゃっていましたけ...全文を見る
11月01日第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。  午後、民主党の時間に入りました。よろしくお願いいたします。  まず冒頭、きょうは十一月一日ということで、海上自衛隊、インド洋の最終日ということでございますが、これは党派を超えまして、立場を超えまして、石破大臣よくおっしゃる、大変厳しい...全文を見る
○田嶋(要)委員 私も、議席を預かる一人として、そういう意味ではこれからも前向きな議論をさせていただきたいというふうに思います。  まず第一点、質問通告をちょっとしていない点でございますが、けさも民主党の外務防衛の部門会議でトピックとして上がったものでございます。  OEFで...全文を見る
○田嶋(要)委員 今最後、インド洋とおっしゃいましたが、これはOEF、すなわち空爆、アフガン本土の空爆等を含めて、それが警察的活動である、そういうことでよろしゅうございますか。
○田嶋(要)委員 かつて予算委員会でも防衛大臣は自衛権の変質という同じ表現を使われましたが、もう一回確認ですが、その自衛権の変質ということは、もはや自衛権ではない、自衛権の行使ではないという意味ですか、それとも、自衛権ではあるけれどもその性格が変わったという、どちらでございましょ...全文を見る
○田嶋(要)委員 私の質問は、先ほど、自衛権が変質をしたという御認識だということを予算委員会でも言われたとおりでございますが、その自衛権の変質というのは、防衛大臣の御認識は、自衛権から何か違うものに、例えば先ほどおっしゃった警察的活動に変質をしたという意味でございますか、それとも...全文を見る
○田嶋(要)委員 先ほど石破大臣がおっしゃいました補完的ということに関して、もう一つお伺いしたいんです。  補完ですから、主ではないということだと思うわけでございますが、OEFの米軍中心にした空爆がアフガニスタン・カルザイ政権の同意に基づいて行われている活動である、それが補完的...全文を見る
○田嶋(要)委員 了解しました。  今、高村大臣がおっしゃいました。そういう意味では、私と同じ理解だということでございますが、そのカルザイ政権が、特にことしに入って、無辜の民が大勢殺されている現状に、ある意味、もうこれ以上はちょっと厳しいというようなメッセージを累次にわたって発...全文を見る
○田嶋(要)委員 もともとアメリカが、自衛権発動ということで、国連安保理に対して自衛権を発動するよという報告をしたその文書の中にも、無辜の民の犠牲は最小限にするという文面が最後に入っておりますが、しかし、そうはいっても、日に日にそういった犠牲がふえていく中で、やはり私は、限界に近...全文を見る
○田嶋(要)委員 この二人にもちろん限る話じゃございませんが、大変重要な判断を、今回の法律が切れて新法という形で出してくるに際して、反対をしている、特に現地の経験の長い方がどういうふうに思っておられるかということは拝聴に値すると思います。私たちも、継続賛成の方々の意見も多く聞いて...全文を見る
○田嶋(要)委員 そういうことであれば、私は人数だけじゃないと思うんですけれども、特にこれまでのDDRのような貢献から学べることというのは、やはりキーとなるポジションに有能な人材がいれば、我が国として、経済的な貢献のみならず、人的にも大変大きな貢献ができるのではないかというふうに...全文を見る
○田嶋(要)委員 新法について、時間は限られていますが、お伺いします。  この新法、きのうまでの議論を聞いていてまだちょっとわかりにくい点があると思うんですが、OEF・MIO以外の活動を、給油された船が活動していいのかどうかという点に関して、もう一度確認をいたしたいんです。 ...全文を見る
○田嶋(要)委員 大変わかりにくいと思うんですね。実態としてというのは、おっしゃっているのはあれですか、自衛隊が給油した量、例えば二十万ガロンなら二十万ガロン、その給油された量にふさわしい活動量がOEF・MIOでその船によって行われればいい、そういう意味ですか、実態というのは。
○田嶋(要)委員 実態としてという言葉をお使いになった経緯はわかったんですけれども、それを質問しているわけじゃないのでございます。  実態としてというのは、例えば、私が今理解しようとしたのは、自衛隊から給油を受けた量が二十万ガロンだったら二十万ガロン相当はOEF・MIOに専念し...全文を見る
○田嶋(要)委員 だから、私の理解でいいんじゃないかと思うんですけれども。  要するに、油はまざるという理屈がありますね、現実的に。ただ、そういう現実の話じゃない。それはわきに置いておいて、二十万ガロンという理論的な数字を受け取ったのであれば、二十万ガロン相当のOEF・MIOの...全文を見る
○田嶋(要)委員 では、順序はそうじゃなかったとしても、最初に申し上げた、五万ガロン程度のOEF・MIOの活動しかせずに、OEFやあるいはOIFや、そういう活動にミッションが変わるということは認められるんですか。
○田嶋(要)委員 ちょっと時間が来ましたけれども、そういうことはもちろん法律にはどこにも書いていないわけですし、それはもう本当に歯どめがかからなくなると思いますよ、交換公文でとおっしゃりたいんだと思うんですが、大臣。しかし、世の中一般の人から見たら、結局何でもありになっちゃうじゃ...全文を見る
○田嶋(要)委員 いや、法律に書いてあるのは、OEF・MIO、日本語ですけれども、海上阻止活動をやる船に給油ができると書いてあるだけなんですよ。
○田嶋(要)委員 最後に一言ですが、今の法律でOEFに対して給油をする、今度の法律ではOEF・MIOに対して給油をする、そういうふうになっていますね。ということは、より限定的になっているわけです、その点に関しては。しかし、どちらの場合でも複数のミッションを背負っていていい、そうい...全文を見る
11月13日第168回国会 衆議院 本会議 第12号
議事録を見る
○田嶋要君 民主党の田嶋要です。  私は、民主党・無所属クラブを代表し、ただいま議題となりましたいわゆる新テロ特措法案について、反対の立場から討論をいたします。(拍手)  まず、過去六年間、インド洋上での過酷な環境の中、粛々と給油活動の任務を全うされた海上自衛隊の方々に心より...全文を見る
12月04日第168回国会 衆議院 総務委員会 第7号
議事録を見る
○田嶋(要)委員 民主党の田嶋要です。  きょうは、放送法等の改正とその修正案に関する質疑の時間でございますが、まず冒頭に、前回の関連の別件で少し時間をとらせていただきたいというふうに思います。  十月三十日に私自身も質問させていただきました件でございます。郵政民営化に関係を...全文を見る
○田嶋(要)委員 存在しない情報と存在する情報があると思います。そして、存在する情報の中に、出せる情報と出せないものというのは区別されると思いますが、事務方の説明、調査の結果、大臣はこのアウトプットで納得された、もうこれがすべてである、今後これ以上一切何も出てこない、そういう御理...全文を見る
○田嶋(要)委員 以前私の方から何度も情報提供を依頼したときに事務方から言われていたのは、議論の中身に関する議事録やそのメモ等は存在しない、もうないんだという説明を受けておりましたけれども、いただいた資料の中身を拝読しますと、要するに、これは廃棄をされたというふうに書いてあります...全文を見る
○田嶋(要)委員 にわかに信じがたいわけでございます。大臣、本当に信じられておるのかどうかわかりませんが、私にはにわかに信じがたいものがございます。  これは、日米間の規制改革イニシアチブという政府間の合意に基づいて、要請に基づいてこういった場を設けるということが小泉総理の時代...全文を見る
○田嶋(要)委員 きょうはこれぐらいにいたしますけれども、これ以上出てこないということで確認をしたと理解いたします。  それで、やはり心配なのは、こういうことを今後も繰り返していてはいけないということで、例えば、アメリカは郵政の次には医療に大変強い関心を持っているというようなこ...全文を見る
○田嶋(要)委員 ルールがあってないような世界だとは思うんですけれども、ぜひ、国民の目から見て奇異に映るような形での、こういった会合を繰り返すというのはやはり今後避けられるべきであるというふうに思います。  それと、情報が存在しないという意味が二通りあって、もともとないというの...全文を見る
○田嶋(要)委員 そのガバナンスの強化でございますけれども、経営委員会の機能、役割を強化することがイコール、ガバナンスの強化である、そういうふうな理解でよろしゅうございますか。大臣、いかがでしょう。
○田嶋(要)委員 これまでの経営委員会と執行部の関係と今後大分変わってくるんではないかな、そういう印象を持っております。率直に言って会長も大変やりづらいのかなというような印象を私も持っておるわけですが、しかし、そのいい意味での緊張関係というのは、多分にそれぞれの、会長さんと委員長...全文を見る
○田嶋(要)委員 そういうことであれば、従来どおりの頻度で経営委員会が行われるという中で、一方で、今回、常勤の経営委員というのが設けられることになりました。ちょっと私も、常勤の経営委員会を設けることに関して方向的に正しいというふうに思っておるわけでございますが、しかし、よく考えて...全文を見る
○田嶋(要)委員 二週間に一度、二時間の経営委員会のために、常勤の経営委員は、次の二週間後の会議までの間ずっとそういうことを準備するという仕事をするということでしょうか。執行には入らないわけですね。執行には入らないけれども、毎日NHKに通勤をして、社内でそういった活動をする、そう...全文を見る
○田嶋(要)委員 私はどうも、先ほど例を出しました企業の場合のCFO、CEOがボードメンバーにも入るというケースであれば、当然、会社のCFOやCEOは普通の常勤の役員さんであるわけでございますからイメージがわくわけですけれども、このNHKの、執行には一切入れない形での常勤というイ...全文を見る
○田嶋(要)委員 そういうことでは、可能性はあるということでございますね。  そうなってくると、常勤の経営委員長と、そして執行部の会長の役割というのが、ある意味、どちらも毎日NHKにおいでだということになると、一体だれがトップなんだろうというふうに、よくわからないような現実が出...全文を見る
○田嶋(要)委員 それからもう一点、今回新たに入った法でございますけれども、株式保有の禁止、これは会長らに関しまして、放送事業等に対する投資、株保有の禁止ということがうたわれておるわけでございます。具体的にはこれは三十条の二項でございますけれども、これが十六条の三項の規定の関係と...全文を見る
○田嶋(要)委員 十六条の第三項、そしてその準用がある二十七条の第四項との関係において、法律上さらに厳格なルールを適用されている。一〇%未満ということではなくて一切の投資が禁止されている、そういう理解でよろしいですか。
○田嶋(要)委員 今のでよろしゅうございますか。いいですか。  では、常勤の経営委員に関しては同じルールが適用されない理由はどうしてですか。
○田嶋(要)委員 しかし、実態として常勤化をすれば、先ほどの二週間に一度二時間という形での関与の仕方とはまるっきり変わってくるというふうに私は思うんですね。そういう意味で、実態に照らし合わせれば、やはり会長、役員さんに課せられたそういった制約、制限と同じものが常勤の経営委員に関し...全文を見る
○田嶋(要)委員 午前中、橋本会長の方からは、受信料を充てることにおのずと限界があるという御答弁がございましたけれども、これはどちらが柱かということがやはり重要になってくると思うんですね。  今の大臣の言い方ですとそこがはっきりはしないわけでございますが、私は、前段で言われたよ...全文を見る
○田嶋(要)委員 ぜひ、金はしっかり出すけれども口は一切出さない、そういうスタンスで、大変重要な国際的な日本の対外発信力の強化をこれから行っていただきたい。  しかし、料金値下げの問題にも当然絡んでくると思います。どれだけ受信料がこっちの新しい事業に流れていくか、私は大変そこを...全文を見る