田中和徳

たなかかずのり

小選挙区(神奈川県第十区)選出
自由民主党
当選回数9回

田中和徳の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月16日第180回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○田中(和)委員 おはようございます。自民党の田中和徳でございます。  東日本大震災、そして東京電力福島第一原子力発電所の大事故という未曽有の国難に我が国が見舞われてから、はや一年が経過しました。不幸にして亡くなられた方々、そして被災された全ての方々に、改めてお悔やみとお見舞い...全文を見る
○田中(和)委員 きょう官房長官をお願いしても来れなかったのかもしれませんけれども、私が驚いているのは、十三日の記者会見で藤村官房長官が、事務レベルの仕切りに問題があったとは思わないと、国会の答弁と違うことを言っているんですね。これはどういうことか、大臣御承知かどうか。  そう...全文を見る
○田中(和)委員 この発言の真意というものを御本人に確認しなきゃいけないとは私も思うんですけれども、総理がわび、御本人も官房長官として問題があったという認識に立っての御発言があった後に記者会見で問題がなかったということになると、これは実は大変な話なんですよ。  細野大臣にこれ以...全文を見る
○田中(和)委員 日本の終戦の戦後賠償の話等においても、当時の中華民国は、まさしく日本からは賠償を求めず、以徳報怨という有名な言葉を発して、日本の戦後を助けてくれているわけですね。いろいろなことをもう一度私たちは改めて謙虚に考えなければいけないな、このように思っております。  ...全文を見る
○田中(和)委員 お地元の島田市には大臣の心が伝わった結果だと思うんですよ。一事が万事で、島田市と同じように大臣が必死に行動されれば、きっと心が動き、国民のほとんどが当然だと思っている広域処理に御協力をいただく基礎自治体がどんどんと手が挙がってくるんじゃないかと、このように私は思...全文を見る
○田中(和)委員 時間の関係もありますから前に進みますけれども、私が調べますと、これは津波の地域だけで、地震で崩れた少し内陸部の部分からの瓦れきは入っていないと言うんですね、現地で聞いてみると。だから、この数字は、実際に三県の負担あるいは三県の処理をしなければならないものの数字で...全文を見る
○田中(和)委員 これは今の答弁ではとても納得いかない話で、やはり各市町村にとっては、それは簡単に処理できるとかどうだこうだという話じゃなくて、全体的な話の中できちっと捉えていく。津波によって起こった瓦れきは幾らある、あと、震災で起こった瓦れきもあるわけですから、こういうものをト...全文を見る
○田中(和)委員 大臣の答弁だけで伺うと、できそうにないなという御答弁のように聞こえました。  最終処分の福島県外という話も、それは三十年以上先の話とはいいながらも、福島県民の皆さんから見ると、本当にそれもやってもらえるんだろうか、それから瓦れきの処理、これもあと二年で一〇〇%...全文を見る
○田中(和)委員 時間の関係がありますので少し結論に持っていきたいと思いますけれども、実は今回、先ほど指摘しましたように、広域処理と言いつつも国の対応が非常におくれたということや、島田市のことを何度も挙げて恐縮なんだけれども、島田市はできたわけじゃないですか。だから、大臣が頑張れ...全文を見る
○田中(和)委員 私、少し誤解が出たのかなと思うのは、報道も少しあったんですが、国の代行ということですね。(細野国務大臣「はい」と呼ぶ)これは特措法においての法律のことですから、できなくはないんですけれども、国の代行と言ったって、現実には、国有林がどこにあろうとも、その地域の皆様...全文を見る
○田中(和)委員 全体的には、日本全国、都道府県ごとにいろいろなイメージがあると思うんですよ。ただ、やはり最後は地域の住民の皆さんですよね。最低でも議会ですよ。そういうふうに考えたときに、住宅の地域とか、住んでいらっしゃる人たちがいっぱいいらっしゃるそばというのは、なかなかこれは...全文を見る
○田中(和)委員 時間が実はもうほとんど来ていまして、先日、衆議院の二人、私と近藤筆頭と、参議院のお二方の先生とダーバンに参りまして、非常に大変な会議に出席をいたしました。改めてこのダーバンのことについては、また質問の時間を得ることができれば。  いろいろと日本の孤立化というも...全文を見る
06月05日第180回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○田中(和)委員 自由民主党の田中和徳でございます。  政府提出の原子力の安全の確保に関する組織及び制度を改革するための環境省設置法等の一部を改正する法律案及び自民党並びに公明党提出の衆法、原子力規制委員会設置法案外二案の四法案について質問をしてまいります。  私の感ずるとこ...全文を見る
○田中(和)委員 それでは、どうぞひとつよろしくお願いします。  細野大臣に申し上げます。ここは環境委員会の場でございますけれども、原発事故担当大臣としてもお尋ねをしてまいりますが、環境大臣の立場とあわせて、双方の立場でお答えをいただければと思います。  まず大臣にお聞きしま...全文を見る
○田中(和)委員 今の大臣の御発言は、私としては非常に歓迎をする。弾力的な対応をするということですが、政府案の審議が始まったその瞬間の答弁とすれば、非常に異例な御発言ではないか、このように思うんです。悪く言えば自信がないのかなと、このようにも思うわけでございまして、いずれにしても...全文を見る
○田中(和)委員 大臣、実は、この修正協議も含めて時間をかけてやらなければいけないと私が今言ったばかりなんですね。一方において大飯の方におきましては、もう既に政府の方は相当な動きをしておられるわけですよね。今の答弁だけですと、ちょっと私は納得いかない状況にございます。  もとも...全文を見る
○田中(和)委員 一言に言うと、非常にタイミングが悪いんですよ。  この法案の審議を行う。本会議をやって、委員会に付託されて今始まったわけですね。これは今から私、大臣とのやりとりをしますけれども、それは全て政府・与党側に原因があるわけです、はっきり言って。そして、この一方におい...全文を見る
○田中(和)委員 これは第一と第二がありまして、第一の方は、大臣がお出しになった一月三十一日の法案にこれは問題があったんです。  本当に我々から見れば、これで国民の信頼が得られるのかと。三条委員会のことも含めて、独立性のことも含めて、菅直人リスクも含めて、本当にそれを反映しただ...全文を見る
○田中(和)委員 私はもう時間の関係ではしょっていきますけれども、小沢さんの会談が終わった途端に大臣の入れかえをされた。本当に政府・与党の皆さんは国民に目を向けているんだろうかと。我々野党の方に目が向いていないのはしようがないにしても、国民の不安、これだけの事態が起きているときに...全文を見る
○田中(和)委員 大臣は、事故当時、昨年の三月十一日当時、総理補佐官をお務めでございました。総理補佐官も極めて重要なお立場ですよね。政治主導ということで政権をとられた民主党の皆さんが、先ほど来より議論がありますように、菅直人リスク、まさしく政治主導が結果として大事故、大災害を起こ...全文を見る
○田中(和)委員 何か事故があったときの本部長は当然総理大臣ですね。これは、これから議論する規制委員会、規制庁がどんなに独立しようとも、総理大臣は一番重要な役割を果たすんですよ。その総理大臣がここまで重大な指摘を多くの人たちからされて、そして、チームワークも結局国民のために機能し...全文を見る
○田中(和)委員 衆法の提出者の方にお尋ねをいたします。  今、大臣から答弁もありましたけれども、私は、手前みそというのか、自公案こそ、この衆法案こそ独立性が保てる、政府案よりもはるかにそれはちゃんとしていると思っておりますけれども、ひとつ御答弁を願いたいと思います。
○田中(和)委員 政治の独立についても後ほどちょっとお聞きしたいと思いますが、今の御答弁の続きをと思っております。  自公案も、結局政府案もそうですけれども、原子力安全規制組織というのが新しく生まれるにしても、当初は、原子力安全・保安院だとか原子力安全委員会だとか、今まで原子力...全文を見る
○田中(和)委員 政府案は経産省から環境省に所管官庁を横滑りさせるだけで、もとより、十分な縦割り解消とか独立性を期待ができづらい、このように私は思っております。  出身官庁からの独立性をいかに確保するか、また、出身官庁に関係する再就職についても、先ほど申し上げましたけれども、独...全文を見る
○田中(和)委員 吉野先生の大変力強い説明ではあったんですけれども、やはりよそに行かれないということになると、何となく我々から考えると、心配する向きもあるんじゃないかな、お給料の面だとか待遇の面でもよほどやはりきちっとしてあげなきゃいけないんじゃないかな、このようにも思うわけです...全文を見る
○田中(和)委員 アメリカでは、原子力潜水艦を持つ海軍が、原子力に関する独自の人材供給源として非常に重要でありました。また、米国NRCは、大変人気の高い職場として、米国内で一定の権威と信頼を有しております。  我が国は、これだけの事故が起こった後ですから、なおさら、それに負けな...全文を見る
○田中(和)委員 最後の質問になるかと思います。  原子力安全基盤機構、いわゆるJNESは、当機構のホームページによると、平成二十四年四月現在で、理事長一名、理事三名、監事二名、職員四百十七名から成る組織でございます。自公案では、このJNESを原子力規制委員会へ移管する、こうし...全文を見る
○田中(和)委員 時間が参りましたのでまた次の機会に質問させていただくこととして、これで終わります。  ありがとうございました。
06月15日第180回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○田中(和)委員 お答えをいたします。  今、斎藤議員がおっしゃったことと私の思いはほとんど同じでございます。まず、四十年という数字の設定が非常に政治的なものであって、科学的な根拠に基づかない。原発はそれぞれみんな、できたときも違いますけれども、よって立つ地理的な条件を初め数々...全文を見る
○田中(和)委員 お答えをいたしたいと思います。  私も先般、同趣旨の質問をこの場でいたした経過があります。三月十一日の、昨年の未曽有の大震災、それを受けて福島原発で大変な事故が起こったわけです。この世界に及ぶ影響や、国民の全ての人たちが大変な不安の中にある状況の中で、政治がど...全文を見る
○田中(和)委員 原子力防災会議は、あくまでも、平時における原子力防災を政府を挙げた体制で強化するためのものでございまして、内閣に設置をされます。  しかし、今お話がありましたように、私ども自民党・公明党案は、三条委員会の組織ということで、徹底した独立性を尊重する組織でなければ...全文を見る
○田中(和)委員 国家行政組織法上、国の行政機関は、省、委員会及び庁を言いますけれども、「原子力利用の推進に係る事務を所掌する行政組織」とは、これらの機関が原子力利用の推進に係る事務を所掌する場合を言っておるわけでございます。例えば、警察庁とか防衛省などがそういう対象になるのでは...全文を見る
○田中(和)委員 この規定を設けた趣旨というのは、原子力規制庁の職員が原子力事業者や原子力利用の推進官庁からの不当な影響を受けることがないようにするとともに、原子力安全規制に対する国民の信頼を確保することにあることは当然でございます。  具体的には、特定の原子力施設の検査業務に...全文を見る
○田中(和)委員 私どもも、今の日本の状況を考えるときに、世界の知見、優秀な人材の頭脳というものをこれから取り入れていくべきだと、このように思って議論してまいりました。  その中で、この組織、委員会並びに規制庁の組織というのは、やはり公務員なんですよね、考えてみれば。公務員とい...全文を見る
○田中(和)委員 ただいま議題となりました原子力規制委員会設置等に関する件につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  趣旨の説明は、案文を朗読してかえさせていただきたいと存じます。     原子力規制委員会設置等に関する件(案)   政府は、「...全文を見る
06月18日第180回国会 参議院 環境委員会 第6号
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○衆議院議員(田中和徳君) 四十年については、我が自民党、そして公明党、野党側の案の中には、規制委員会、規制庁ができた後、専門的な知見の中で判断をしていく流れをという思いがありまして、当初、我々の案の中には入っておりませんでした。政府側の案として出てまいりましたし、また与党側のお...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 先般も衆議院の方においてもこの部分について何度かお尋ねがあったわけでございますが、報道はほとんど間違いでございまして、我々の議論ではございません。私たちは、決して四十年をもっと長くするためにこれを議論したのでは全くございません。場合によっては一年、二年...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 私たちは新しい組織をつくるということを提案をしております。しかも三条委員会という政治と独立した組織をつくるわけでありまして、極めて権威のあるものだと思っております。ですから、今までの認識と違う調査を行い、そして結論が出た場合はそのことが尊重されるべきで...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 今の加藤先生のお話でございますが、私たちも一応、この法案を提出するに当たりまして、四十年については認めた形になっております。  ただ、先ほど来より申し上げておりますけれども、四十年という数字の設定は、先生が一番御存じのように、やはり少し政治的な数字で...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 私は、個人的に言えば、今回のこの事故が起こった、今のそれぞれの原子力発電所の在り方というのは、やはり最低限国民の皆様方が納得していただける稼働の状況にしていかなければならないと思います。国民の皆さんは一人一人プロではありませんけれども、やはり三条委員会...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 今、加藤先生からも度重なって指摘があったんですけれども、判断の中には、私が言う話ではないかもしれませんが、総合的な判断も含まれるものだと思います。当然、新しく選ばれた委員会の委員の方々が、今先生がおっしゃったようなことも含めて、いろんな状況も含めて、私...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 今大臣からも答弁ありましたけれど、一番ここの議論が我々与野党間の協議の中心でございました。  今回、私は自民党ですから率直に申し上げますと、菅直人リスクというものが極めて国民に伝わり、いろんな意味での不信をかき立て今日に至っていると思っております。そ...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 三月十一日以降、今日まで歳月がたち、多くの検証がなされたと思っています。これはありとあらゆる分野、民間の皆さんも我々議会もそうでありますし、政府側も含めて、またマスコミの一つ一つもそれぞれに御努力をされて、やはり問題点をいろいろと洗って、いろいろな報道...全文を見る
06月19日第180回国会 参議院 環境委員会 第7号
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○衆議院議員(田中和徳君) 皆様、おはようございます。衆議院の自民党の田中和徳でございます。  小坂先生のお尋ねにお答えをしたいと思っております。私は自民党の議員でありますから、少し説明をさせていただきたいところがございます。  まず、これだけの昨年の三月十一日の津波による福...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 原子力規制委員会が原子力発電所の再稼働に関し出す結論とはどのようなものか、安全宣言なのかという意味かと存じますけれども、原子力発電所の安全性の評価だとか再稼働の判断については、今回の事故の反省を踏まえて原子力規制委員会において適切に行わなければならない...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 党としては、今回、議員立法を提出した時点で、その四十年については、はっきり言って、新たなる規制委員会ができた後に委ねられるべきであるという見解をしておりました。ただ、当然、民主、自民、公明三者の協議の中でございますので、私たちもこの四十年のルールについ...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 三・一一の震災があり地震が起こった中に、まさしく未曽有の巨大な津波が起こったことは事実でございます。ただ、事実、どのようなことであれだけの原子力発電所の事故になったかということは、今ありとあらゆる角度から専門家の皆さんがいろいろと検証しておられますので...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 我々自民党は、当初この四十年については触れていなかった部分ですけれども、政府案が提出された四十年というのは、いろいろと長く使うことによって老朽化する炉の状況、あるいはいろいろな専門分野の意見等々も勘案をして、他の国のことも含めて勘案をして四十年という数...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 全くそのとおりです。
○衆議院議員(田中和徳君) 新しい委員会が設置されれば当然そこの所管の仕事になってまいりますから、それで結構です。
○衆議院議員(田中和徳君) この三条委員会の設置された理由というものが、やはり政治的な介入だとか、いろいろと不安を与える、国民に大きな問題を与えることがあったという認識に立って、独立性を非常に重んじ、専門性を重んじたという経過がございますので、こういう今、水野議員の御質問にあった...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) この法案によって導入されるバックフィットの趣旨は、新たな技術的知見を踏まえて、規制機関が継続的に基準の見直しを行い、既存の原子力施設にも新たな基準への適合を要求することを通じて安全性を高めていくというものでございまして、この基準は、施設、設備等のハード...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 私もそれほど長い議員経験ではありません。水野議員と大体同じ、同期の当選です。過去に、またこれからもそうでしょうけれども、政党間でいろいろな立法を含めていろんな協議が行われるんだろうと思うんですね。ですから、この協議をどのような形で情報公開に付すかという...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 全ての炉の、言わば廃炉も含めて、始めから終わりまで全て規制委員会が正しい判断をしていただくことになると思います。
○衆議院議員(田中和徳君) なります。
○衆議院議員(田中和徳君) 御指摘の細田議員の発言は、六月十二日に行われた我が自由民主党の原子力規制組織に関するプロジェクトチームの会議におけるものと思われておりますけれども、私ども、何度もこの点御発言をさせていただきましたけれども、自民党として細田議員の発言をしんしゃくしてどう...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) アメリカの四十年ルールは、安全性の観点のみならず、確かに独占禁止という経済的な側面だとかいろんなものに配慮していると、このように聞いております。また、日本の原子力発電所はそれぞれ設計や年数が異なっておりまして、一律に四十年で区切るということには疑問が残...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) バックフィットの考え方につきましても、新たなる技術、新たなる安全性についての知見、こういうものが発見された時点で委員会はちゃんとそのことを反映できるように制度設計ができている法律でございます。  ですから、私たちはそういう面につきましては心配がないも...全文を見る
06月20日第180回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○衆議院議員(田中和徳君) 今、谷川先生からるるお話がありました。私たち衆議院の環境委員会の理事の立場からして、はっきり言いまして、これらの法案はもっと早く、昨年の私は臨時国会で提出され議論をすべきことであったと思っております。そして、事情があったにせよ、先般の、出された一月の法...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 心配しておりますことは、やはり菅直人リスクが実際にあった。そして、政治のやはり介入やいろいろな問題がそこにあったわけですから、それを三条委員会をもって、完全に独立させる組織をもってつくらなければならない、こういう思いで今回私たちは協議をして、お互いにい...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) はい。  じゃ、委員長の今御指摘があった点については、確かに何かあったときには立派な委員長を国会が選び出す、また、政府もそのことについてしっかりと立派な方を提案をしていただく。そして、私たちは責任を持った機関としてスタートができるようにありとあらゆる...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) この委員長は、また委員の方たちは認証官でありまして、大変大きな責任があります。当然ながら、それにふさわしい人格者を、すばらしい人物をやはりまず政府が選んでいただいて国会に諮っていただくということになるわけでありますし、我々国会議員もありとあらゆる視点か...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 今委員長が御答弁をされたとおりでございまして、私たちは今回の反省に基づいて、政治的にも、あるいは原子力発電所を推進する立場からも含めて独立した国民の信頼が置ける組織にしたい、こういう思いでこの提案をさせていただいたところでございます。
○衆議院議員(田中和徳君) 三条委員会を我々が設置するために提案をし、議論させていただき、ここに法案として作り上げてきたということが、先生が今御指摘されたことに全て含まれているところでございます。  もちろん、参考人として招致されることは参議院の先生方がお決めになられることでご...全文を見る
○衆議院議員(田中和徳君) 同感であります。
○衆議院議員(田中和徳君) 当然、政府の方がその趣旨も踏まえて、含めて立派な方を選ぶでしょうし、我々国会議員も衆参共にしっかりとした人を選ぶために努力しなければならないと思っております。
○衆議院議員(田中和徳君) 我々は、ノーリターンというものに対して非常にやはり重きを置いてまいりましたし、また、当然のことながら、五年間においても例外的な場合は除いてノーリターンのルールが生きているものだと思っております。
07月27日第180回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○田中(和)委員 おはようございます。自由民主党の田中和徳でございます。  本日は、政府提出の使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律案について質問をいたしますけれども、その前に、昨日の夕刻、初めて正式に提示されました原子力規制委員会の人事漏えい報道などについて、強く抗...全文を見る
○田中(和)委員 大臣にお尋ねをいたします。  今回のこの漏えい問題は、国家公務員の守秘義務違反になりますか、なりませんか。
○田中(和)委員 大臣が主導して今回の人事案を作成されたということは今の御答弁でわかったところでございますが、大臣自身が、主導する大臣のお立場から関係者に対して、これは絶対に漏らしてはならないんだ、漏れてはならないんだ、心して作業に当たるようにということは、どのような形でいつ御注...全文を見る
○田中(和)委員 これは、局部的な情報が漏れたというような話じゃないんですね。委員長が五年、委員の中には、四人いらっしゃいますけれども、二年の任期の方と三年の任期の方があるということを提示するわけです。その最終的な全ての情報がそのままマスコミに報道されているわけですから。  注...全文を見る
○田中(和)委員 これは謝って済むとか、そういうレベルの話じゃないですよ。大臣が、絶対守れよ、情報を漏らしちゃいかぬよと言った指示をまさしく破ってやったわけですからね。  大臣だって賢明な政治家でいらっしゃるから、私が今言っておることがどういうことかおわかりをいただけると思うん...全文を見る
○田中(和)委員 大臣は、確かにおっしゃることはわかるんですが、今、みずからが、この作業は私が主導したと明確におっしゃったわけです。その大臣の指示を守らなかった、破ってこういうことになっているわけですね。  何人の方がこの作業にかかわったんですか、役所側の人は。
○田中(和)委員 これは、大臣の名誉のためにも、みずからが率先をして、大臣のお立場ですから、ぜひ明らかにしていただきたい、問題を解明してもらいたい、こう思います。  私は、我が党の立場からいうと、非常にこれは不本意なんですよ。あの報道の内容、確認をされておられると思いますが、自...全文を見る
○田中(和)委員 この問題は、絶対にきちっとしてもらわないと私は納得できません。法律案の質問もありますのできょうはこの程度ですが、いずれにしてもこれは、委員会の対応をどうするのか、また、国家公務員としての法律上の問題やモラル上の問題や、そして、うやむやにしてはならない、政治の信頼...全文を見る
○田中(和)委員 規制委員会が情報公開を正しく行う、国民の要望に十分応えられる広報を行うというのは、当たり前のことでございます。これは国会の中でもお互いにやりとりもあったんですけれども、この部分で人によって違いがあるということは、政治家である限り、ほとんどないんだろうと思うんです...全文を見る
○田中(和)委員 法案の質問に入ります。  実は、この使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律案というのは、私は大変賛成をしているんですね。  ただ、問題は、国民の御理解をいただいて、また地方自治体の御協力をいただいて、本当にうまく法律の趣旨どおりに機能するだろうかと...全文を見る
○田中(和)委員 大臣、端的にどうでしょうか。
○田中(和)委員 もう一点、電子機器の中でも、製品区分が曖昧なアイパッドなどのタブレット型の携帯情報端末を、大変普及し、我々国民が多く使うようになったんですね。これを入れているのかどうか、また検討しているのかどうか、御答弁を願いたいと思います。
○田中(和)委員 これは当然入れなければいけませんし、今、入れると明確な御答弁がありましたので、速やかな対応を願いたいと思います。  もう一点、個人情報の保護なんですよ。これがきちっとしないと、やはり自分のうちでとりあえず置いておこうということで、どんどんとうちでたまり、排出が...全文を見る
○田中(和)委員 大臣、これは今、非常に国民の目が注がれている部分ですよね。個人情報がある品々は、全国的にきちっとルールをつくり、国民がなるほどなと納得をしていただけるような内容、技術的なことを示さないと、これは絶対に集まりませんね。今、やはりルートがきちっとある程度機能している...全文を見る
○田中(和)委員 時間の関係もありますのでちょっと簡単にお話をさせていただきますけれども、私の地元川崎市は、極めてこういう分野は先進的な取り組みをもうしておりまして、今回のこの対象品目も含めて、実は、集め、最終的には売っているんですよ。何らかの収入が行政に入っているんですね。そう...全文を見る
○田中(和)委員 これは不十分な答弁なんですよ。確かに自治体の意思でどうにでもなることなんだけれども、当然、相手のあることですから、今までお金を払ったのがただでもらえるというのと、また自治体同士でばらつきが出てくるというのと、いろいろなことが起こってきますから、ここはきめ細かい対...全文を見る
08月07日第180回国会 衆議院 環境委員会 第11号
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○田中(和)委員 自由民主党の田中和徳でございます。  原子力規制委員会人事案が、先月の国会への提示前に、先ほどの質問もありましたように、政府側の重大なミスによってマスコミに漏えいしてしまいました。私も七月二十七日のこの委員会で数点確認をいたしましたけれども、細野大臣の答弁では...全文を見る
○田中(和)委員 今回、このような事件が起こりまして、野田総理大臣が、担当大臣の藤村官房長官と細野環境大臣に厳重注意を行っています。この事件の真相を明らかにすることは、私は法律上当然のことと思います。  加賀谷総務大臣政務官が今お話をされましたけれども、最終的には司法の場、すな...全文を見る
○田中(和)委員 大臣を含めて、公務員の人たちが担当してこのようなことが起こっておるわけですよね。ですから、この事実を認めて、総理大臣も厳重注意を関係大臣にされたということだと思います。  先日、細野大臣は、私は調べられる立場だと、そう答弁をされました。その点は私も了解しますけ...全文を見る
○田中(和)委員 今、齋藤官房副長官の話は誤解を与える可能性があります。それは、捜査がもう終わっている、これ以上は捜査をしない、事実解明に向けてはもうギブアップだ、このような認識を持っておられるような心配がありますね。まだ途中ですよ、明らかに全くされていないんですから。  何の...全文を見る
○田中(和)委員 確かに、捜査という言葉は、司直が刑事事件の捜査をするときにそういう言い方をするわけですから、それは捜査という言葉がどうかは別にして、今の官房副長官のお話は、これから事実関係の確認をしていくし、国民の前に、我々議員も含めて丁寧な説明ができるようにするということです...全文を見る
○田中(和)委員 私は一般論を言っているんじゃないんです。この今回の原子力規制委員会の委員長並びに四人の委員についての漏えい問題を言っているわけですから、これから一年先、二年先の話で締めくくるというわけにいかないですよ。当然、中間報告をすべきですね。犯人が見つからなかったらば、ど...全文を見る
○田中(和)委員 自由民主党は決して了解しているわけではありませんので、これをきちっとしてもらわなきゃいけないという立場でございますから、明確にしておきたいと思います。  過去に、久保田円次防衛庁長官が昭和五十五年、自衛隊スパイ事件がございまして、これは辞任をしておりますね。平...全文を見る
○田中(和)委員 今の大臣の御答弁ですけれども、責任を感じておられるということは私も受けとめておきたいと思いますし、細野大臣は有能な政治家でありますし、いろいろと将来を嘱望されている政治家でもございますから、ここはきちっとしておかれた方がいいと思いますし、されるべきだと思います。...全文を見る
○田中(和)委員 私のこの手元に、平成二十四年三月に文科省が発行した「学校でできる省エネ 小学校・中学校版」というのがございます。目を通させていただいたんですけれども、なかなか評価できる面もありますね。  文科省に伺いますが、このテキストはどのように生かされるのか、また、各学校...全文を見る
○田中(和)委員 幾らお金がかかっているのか、時間の関係で承りませんが、当然全国的なことだと思いますが、やはり、これだけのものをつくって各学校にお渡しをしているんだろうと思いますし、これが効果的に生かされているかどうかというのは、これは非常に重要なことなので、また調査をしてお知ら...全文を見る
○田中(和)委員 大臣、実は環境省とも協議しているということでありますけれども、こういう立派な本ができているんですよ。学校でやる環境教育というのは、極めて重要なことは言うまでもないことでございます。ぜひまた、現状を確認していただいて推進方をお願いしたいと思います。  実は、私の...全文を見る
○田中(和)委員 残念なことなんですが、私の川崎でももう終わったんですけれども、大体長くて七、八年続けばよい方でございまして、うまくいかない面があるんですね。  これはもちろんいろいろな理由があるんですけれども、一つの理由は、節約すれば、それだけ次の年次の節約の量が厳しくなって...全文を見る
○田中(和)委員 終わりますが、ぜひひとつこのフィフティ・フィフティ、頑張っていただければありがたいと思います。  終わります。
08月28日第180回国会 衆議院 環境委員会 第12号
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○田中(和)委員 ただいま議題となりました動物の愛護及び管理の推進に関する件につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  趣旨の説明は、案文を朗読してかえさせていただきたいと存じます。     動物の愛護及び管理の推進に関する件(案)   政府は...全文を見る
11月09日第181回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○田中(和)委員 おはようございます。自由民主党の田中和徳でございます。  長浜大臣、また、副大臣、政務官の皆様、御就任おめでとうございます。  早速質問に入らせていただきます。  政権交代前、民主党は、自民・公明政権時代の閣僚が短期間でかわることを強く批判をしておられまし...全文を見る
○田中(和)委員 政治家としてのお考えが今述べられたと思いますけれども、私たちの政権時代も、非常に大臣の交代が多い、総理大臣も交代が多い。これは今後考えるべきだと思います。  法律上の問題はありますけれども、総選挙から総選挙までは総理も基本的にはお一人、よほどの事情がない限りは...全文を見る
○田中(和)委員 問題はある、このように大臣から今明確に御答弁がありました。  野田総理は十月二十九日の所信表明演説で、「福島の再生なくして日本の再生なし。政府全体で共有しているこの強い決意が揺らぐことはありません。」と発言し、また、「事故原発の廃炉に向けた作業を着実に進めると...全文を見る
○田中(和)委員 政府は、来年度以降の復興予算の使途について、被災地を対象にした事業に特化する方針を表明はしておりますが、とても私はそれでは納得できないんですね、これは。  今年度に計上された事業のうち、いわば流用と指摘されたものについては、未執行部分は凍結をする、ただ、執行済...全文を見る
○田中(和)委員 大臣、相当踏み込んだ話をしていただいたと評価しますが、具体的にどうされたということが、議員にはもちろんのことなんですけれども、国民に伝わらないとこれは信頼を失いますよ。極めて大きな問題だと思っているんですね。  やはり、ここがきちっと切り返しができるかどうか、...全文を見る
○田中(和)委員 副大臣になられたものですから、いつもの生方先生の発言と違って少し控え目の発言であったんですが、お顔を見ていると、ほとんど私と同じ顔をしていらっしゃるなとつくづく思って聞いておりました。  人事案を国会に出したのは七月二十六日でしたね。最終日は九月八日ですよ。普...全文を見る
○田中(和)委員 大臣、これはちょっと今言葉を改めていただかなきゃいけないんですが、これは政党間じゃないんですよ。民主党の中なんですよ。だから私はここで今このようにお話ししているんですね。  別に、野党の方が審議をすることに反対した政党なんてありませんよ。しかも、おおむね十日を...全文を見る
○田中(和)委員 地元の皆さんのお気持ちは、何が収束だ、まだこんな状態じゃないか、これが本当に悲痛な叫びとして私もそう承るところですけれども、総理の発言は相当誤解も生んだという事実とともに、実は、今回のこの対応というのが極めてちぐはぐだということを指摘しておきたいと思います。ぜひ...全文を見る
○田中(和)委員 我が国は五十四基の原発があります。ある程度完全に廃炉ということになっているのは、日本原子力発電の東海原発第一発電所などですよね。この五十四基はこの対象になっていくわけでありますし、第一原発のところも、第二がありますから、同じ地域ですからカバーできると思うんですけ...全文を見る
○田中(和)委員 原子力規制委員会のスタートしたときでありますし、この組織の信頼をきちっと国民に持っていただくためにも、非常に重要なときを迎えているんですね。ぜひひとつ努力をいただきたいということと、ひとつ実績をぜひスピーディーに上げていただきたいなと、こう思っております。  ...全文を見る
○田中(和)委員 終わります。これは大変な問題ですから、楽しみにまたの機会にさせていただきたいと思います。