棚橋泰文

たなはしやすふみ

小選挙区(岐阜県第二区)選出
自由民主党
当選回数9回

棚橋泰文の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第177回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○棚橋委員 自由民主党の棚橋泰文です。  菅さん、資料を見るのも忙しいんでしょうが、こちらを少し向いていただけませんか。  まず、マニフェストについて質問いたします。  これは、今パネルで示しておりますが、二〇〇九年、民主党が総選挙で政権の座に着いたときのマニフェストの中身...全文を見る
○棚橋委員 当然のことながら、では、民主党の議員は、あなたも含めて、企業・団体献金をもらっていないんですね。
○棚橋委員 このマニフェストには、三年間は抜け道で企業・団体献金をもらっていいなんというのは書いていませんが、あなたは二〇〇九年のこの総選挙のときに、団体献金、JR総連から小沢さんと同額の献金を受け取っていますか。御存じでしたらお答えください。
○棚橋委員 私の調査では、あなたは小沢さんと同金額の、少なくともJR総連からの団体献金を受け取っていらっしゃいます。JR総連は、枝野官房長官が、いわゆる革マル派との関係での献金に関してこの委員会で何度も聞かれて、菅さんはあのときここにいらっしゃったのに調べていないんですね。
○棚橋委員 語るに落ちるとはこれなんですが、かなり多くの団体からもらっておきながら、企業・団体献金禁止といったら、それはひどいですよ。(発言する者あり)静粛に、静粛に。  もう少し聞きますが、このマニフェストの第一の約束には議員定数を八十減らすとありますが、いつ減らしたんですか...全文を見る
○棚橋委員 あの総選挙からもう一年半たちますが、出てきていないじゃないですか、民主党から。なぜ出さないんですか。議員定数八十削減と言っているんでしょう。なぜ出さないのか、なぜ一年半も出てきていないのか、教えてください。
○棚橋委員 本当に民主党はまとまっているんですかね。民主党の議員の中で、比例代表の定数八十削減には賛成できないという人は本当に一人もいないんでしょうかね。  その上でもう一度伺いますが、菅さん、民主党の考えはまとまっているのに、何で各党各会派に呼びかけないんですか。もう呼びかけ...全文を見る
○棚橋委員 ほら、話し合っていないじゃないですか、各党会派で。やるやると言いながら、話し合っていないじゃないですか。菅さん、今、野田さんに話し合っていないのと聞く、その程度の認識なんですか、議員定数八十削減と公約しながら。やるやると言いながらやっていないから、やるやる詐欺じゃない...全文を見る
○棚橋委員 議員定数削減は、あなた方が国民に約束して政権の座に着いたんじゃないですか。あなた方から各党各会派に呼びかける話でしょう。なぜ自民党、呼びかけてくれなんですか。やる気ないんでしょう。おかしくありませんか。  その上でもう一回聞きますが、二万六千円は出すんですか、出さな...全文を見る
○棚橋委員 議員定数削減に関しては、各党各会派へということでやるつもりがないことがよくわかりました。あなた方は、結局、自分の身を削ることは絶対やらないんですよね。  その上でもう少し聞きますが、二万六千円と言いながら、参議院では一万三千円プラスに変えたからもういいんだと。では、...全文を見る
○棚橋委員 私は子ども手当の枠組みに関しては基本的に反対ですが、二万六千円もらえると思って投票した有権者がいるんですよ。ところが、あなたは、一万三千円プラスアルファで、上積みできるようできるだけ努力する。これが約束なんですか。約束というのは、約束しておきながら、できるだけ努力しま...全文を見る
○棚橋委員 ちょっと待ってくださいよ。二十三ページにもなるこの分厚いマニフェストの中の最後の要約の五つの約束、その部分だけ私は聞いているんですよ。これが、できるだけでいいんですか。検証するも何も、やれるからマニフェストで約束したんじゃないんですか。やれないのにマニフェストを約束し...全文を見る
○棚橋委員 相当部分が実行できていると言いますが、今質問したのは全部実行できていないじゃないですか。  では、今度は三番目のお約束の件を聞きます。最低保障年金七万円、出すんですね。
○棚橋委員 ちょっと、菅さん、勘弁してくれませんか。口パク人形じゃないんですから、武正理事が言うことをそのままなぞって言うのはやめてください。自分の言葉で話してくださいよ。私はマニフェストの基本的なことを聞いているんです。そもそも官僚答弁を読む必要もない話ですよ。  最低保障年...全文を見る
○棚橋委員 なぜ、これから制度設計をしますが最低保障年金七万円は必ず実現しますと言えないんですか。言ってください、お願いいたします。
○棚橋委員 私は、菅さんが前に同僚議員に言ったように、質問を原稿を読まずにしろとおっしゃるので、原稿を読まずに自分の言葉で、しかも全部質問通告した上で聞いているんです。何で武正さんの口パク人形をやったり、後ろの細野さんの操り人形なんですか。  その上でもう一回聞きますが、何で最...全文を見る
○棚橋委員 私は単純な質問をしているんです。お約束された最低保障年金七万円、制度設計をきちんとやって実現しますと、約束なんですから、言ってくださいと言っているんです。言えないんですか。
○棚橋委員 なぜ同じ質問を何度もしなきゃいけないんですか。簡単なことです。最低保障年金は実現するんですか、しないですか。イエス、ノーでお答えください。
○棚橋委員 もう勘弁してほしいんですが、では、やるんですね。
○棚橋委員 今、民主党席から勉強と思わず失笑が漏れましたが、勉強せずに約束したんですね。  では聞きますが、仮に最低保障年金を実現するなら、国民年金の保険料は納めない方が得なんですね。菅さん、どうぞ。
○棚橋委員 では、国民年金の保険料を納めていない人は七万円、国民年金の保険料を例えば二十五年、四十年後納めた人は、その分もプラスと。  財源はどうするんです。財源は幾らですか。
○棚橋委員 つまり、何にも考えずに最低保障年金七万円と、二年前に何にも勉強せずに、何にも制度設計せずにやっていましたというような話じゃないですか。よくわかりました。  次に、マニフェスト、四番目を伺います。  自分から高速道路無料化とおっしゃいましたが、東名も名神も無料化され...全文を見る
○棚橋委員 読ませていただきます。ここには「高速道路は段階的に無料化し、物流コスト・物価を引き下げ、地域と経済を活性化します。」と、まとめのところ、高速道路の無料化、やりますと書いてありますが、東名、名神除く、首都高除くとこれに書いていないですが。
○棚橋委員 まず、社会実験に税金をつぎ込まれたら困るんですよ。高速道路の無料化をおかしいと思っている人の税金を、あなた方の実験でやられちゃ困るんです。実験は自分のお金でやってください。  私が聞きたいのは、ここには高速道路無料化と書いてあるんですよ。首都高だめ、東名、名神だめと...全文を見る
○棚橋委員 まず、菅さんに私は質問いたします。  今、大畠大臣からもお話がありますが、東名等については明記していないと言われますが、国民はこのマニフェストを見て民主党に投票したんですよ。だまされたんじゃないですか、それじゃ。菅さん、どう思いますか。菅さんの御答弁をお願いします。...全文を見る
○棚橋委員 高速道路を使わない人の税金を高速道路の無料化に使うというのはおかしいと思いますがね。実験ならば、あなたのお金でやってください。  では、五つのお約束のうちの五番目。  中小企業の法人税率は一一%。今度の税制改正で中小企業の税率は一一%になるんですね、あるいは、今一...全文を見る
○棚橋委員 菅さん、中小企業の法人税率一一%とここに書いてありますが、どうなりました。教えてください。いや、菅さんに聞いているんです。委員長、だめですよ、菅さんの弁護人やっちゃ。
○棚橋委員 まず、それでは、菅さん、お答えください、御存じでしょうから。  平成二十六年度以降は一一%になるんですね、今の税制改正では。野田さん、メモを見せてくださって結構ですから。  だって、今、一八から一五まで下がったんでしょう。一一にするんでしょう。だから、次は一一にす...全文を見る
○棚橋委員 おかしいじゃないですか。これから考えていきますと言ったって、ここには「一一%に引き下げます。」と書いてありますよ。  済みません、菅さん、お答えください。これは民主党のマニフェストです。あなたが党首です。一一%にするんですか、しないんですか。
○棚橋委員 今、菅さんは全部、目指すとか努力するとか。マニフェストでは、やると言っているんですよ。そうすると、五つの約束を検証すると、全部バツがつくんですよ。いいんですか、こんなことで。  ちなみに、私は、このパネル、文字にバツをつけようとしたら、民主党の理事の反対で、バツかク...全文を見る
○棚橋委員 簡単なことです。  なぜ今、菅さんが総理大臣でいられるんですか。御自覚を聞きたい。あるいは法的な意味、憲法上の意味でも結構です。
○棚橋委員 高速道路の件は、使っていない人間の税金も使われることは間違いありません。そこは言っておきます。  その上で、まさにおっしゃるとおりなんですよ。あなたが総理大臣の席に座っているのは、民主党の衆議院議員が選んだからです。  でも、今申し上げたように、五つの約束は全部う...全文を見る
○棚橋委員 まず、委員長に御注意申し上げます。だますとか詐欺とか、やるやる詐欺という言葉を使ったのは、失礼ですが、前原さんあなたでしたよね。民主党の方がそういう言葉を使っているんですよ。しかも、全部実現していないんですから、詐欺じゃないですか。  その上であえて申し上げますが、...全文を見る
10月25日第179回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○棚橋委員 自由民主党の棚橋泰文です。  平岡法務大臣に、まず、政策的な課題、特に治安に関連して質問をする予定でしたが、先ほどの同僚議員、稲田議員に対する答弁が余りにもひどかったので、再度お伺いいたします。  大臣、ちょっと聞いていただけますか。これは、大臣が衆議院の予算委員...全文を見る
○棚橋委員 この答弁をそのまま日本語として理解する限り、「自分で考えている間は、執行ということには考えていないということであって、一律に執行を停止するとか、いつになったらどうするかということについて申し上げたことではございません。」という趣旨の答弁はありますが、その前に、「自分で...全文を見る
○棚橋委員 決して難しい問題ではありません。難しいとしたら、平岡大臣の日本語能力が難しいだけでございます。  それでは、改めてお伺いいたしますが、この予算委員会の答弁を修正なさって、それは答えなくて結構です、あるいは、死刑の執行を停止するということではないわけですね。執行はあり...全文を見る
○棚橋委員 この問題については、さらにこの後の質疑、さらには参議院、そして予算委員会、特に予算委員会でこのような答弁をなさりながら、今のように食言をなさっているわけですから、厳しく追及してまいりたいと思います。  私は、まず大臣に政策的なテーマからお伺いをしたいと思いますが、平...全文を見る
○棚橋委員 少なくとも記録には賛成という記録がございませんし、私が記録している限り、採決のときにこの法務委員会に平岡大臣はいらっしゃいませんでした。  大臣の所信では、更生保護に関して力を注いでいくと。特に保護司の先生方を中心とした保護行政にきっちりと力点を置いていく、そういう...全文を見る
○棚橋委員 それでは、大臣が更生保護法について勉強する間、時計をとめて、その勉強が終わってから委員会を再開してください。  といいますのは、まず、これは私の方から通告してあります、更生保護のあり方について。そして、大臣が所信の中で、自分は更生保護に関してきちんと頑張っていくとい...全文を見る
○棚橋委員 これは、更生保護法というすごく大きな改正であって、なおかつ、平成十九年ですよ。何十年も前の話じゃないんですよ。この更生保護法に従って大臣はしっかりやっていくとおっしゃったわけじゃないですか。ところが、自分は委員だったとき、反対しているわけじゃないですか。なのに、なぜ賛...全文を見る
○棚橋委員 これでは質疑になりません。一度時計をとめて確認していただいて、それから答弁いただけませんか。まず、時計をとめていただけませんか。  だって、これでは答弁にならないじゃないですか。更生保護に関して、大臣の方が所信で、一生懸命やっていくと所信を述べられたわけです。私の方...全文を見る
○棚橋委員 今の委員長の御説明では、過去、自分が反対したか賛成したかわからないけれども、大臣になった以上はその法律どおりやると。つまり、政治家として信念が全くないわけですよね。自分が反対した法案であっても、大臣になりたいためであれば、なるためであれば、その法案を執行すると。  ...全文を見る
○棚橋委員 残念ながら議論になりませんので、私の質疑時間は夕方にもう一度回ってまいります。それまでに、まず、大臣が今の法案についてどういう理由でどういう態度をとったのかを、事務方でも結構ですが、秘書さんでも結構ですが、調べて、夕方の質疑時間に必ず御答弁いただくよう、委員長からまず...全文を見る
○棚橋委員 では、委員長、次の質疑時間で必ず責任を持って答弁させてください。
○棚橋委員 ちなみに、今の平岡大臣の御答弁でよくわかりました。あなたは、野党時代、よく反対をされましたが、命をかけて反対するようなことはなかったということは、政治生命をかけて反対するようなことはなかったということは非常によくわかりました。(発言する者あり)静かにしてください。 ...全文を見る
○棚橋委員 それでは、個人情報管理がしっかりできないのではないかと反対したけれども、今、バイオメトリクス等を活用しながら出入国管理を適正にやっていくということは、民主党政権になった途端、個人情報管理がしっかりできるようになったんですね。
○棚橋委員 次に、空母艦載機の岩国基地への配備についてお伺いいたします。  これは、国務大臣でもいらっしゃいますし、しばしば御発言をしていらっしゃいますので、平岡大臣に伺いますが、端的に言って、賛成ですか、反対ですか。政治家としてお答えください。
○棚橋委員 ということは、反対ですね。  ということは、今の内閣の中で、当然、岩国に空母艦載機は要らないという声を上げ、なおかつ、それが入れられなければ、あなたは内閣、合議体の一員である国務大臣ですから、信念を通しておやめになるんですね。
○棚橋委員 では、まず基礎的なことを伺いますが、これから野田内閣において、岩国における空母艦載機の配備について閣議決定が新たになされるということですか。
○棚橋委員 いや、そうじゃなくて、質問の趣旨は、平成十八年に再編実施のための日米のロードマップ、ここで岩国に対する艦載機の問題も結論が出ているんですよ。ですから、まず、今の内閣のもとでもその方針を引き継いで、岩国には空母艦載機を配備せざるを得ないんじゃないですか。それとも、それは...全文を見る
○棚橋委員 残念ながら、正面切ってお答えをいただけませんので、では、質問をかえます。  あなたは、国務大臣になってから、岩国への艦載機の移転は問題がある、賛成できないというような趣旨を閣議もしくは閣僚懇談会で発言なさったことはございますか。
○棚橋委員 閣僚懇談会というのは、これは大臣御承知のように、閣議後の閣僚が自由に発言できるところであり、なおかつ、閣内不統一を避けるためにも自由な意見交換が必要であって、あなたが政治家として岩国のこの艦載機の問題がおかしいというのであれば、まず閣僚懇できちんと発言をして、その上で...全文を見る
○棚橋委員 でも、今まで発言していないわけでしょう。  そうすると、まず第一に、閣議ないし閣僚懇談会で、自分としては賛成できないという発言を必ずするんですか。また、いつまでにするんですか。  そもそも、民主党内閣は、総理も含めて閣僚、法務大臣は何人目でしたっけ、ころころかわり...全文を見る
○棚橋委員 私には大臣のお話の意味がわからないんですが。  まさに、先ほどの更生保護法案で、政治生命をかけてまで反対するようなものではない、こういうお話がございました。入管法に関しては、当時は反対だったけれども、状況が変わった、こういうお話でした。岩国に関しては、賛成できないけ...全文を見る
○棚橋委員 話が大変長いので理解に苦しみますが、簡単に理解すると、まず、岩国に対してお金を削られたのがけしからぬと。そのお金の問題は解決したから怒りはおさまったと。その上で、今、自分の力では何ともならないからしようがないと。こういうことですか。  大臣がこの問題に関して、私は考...全文を見る
○棚橋委員 そういう引き継ぎを受けていらっしゃるのであれば質問がしやすいんですが、では、これはなぜ起訴しなかったんですか。起訴しないにも幾つかのケースがありますね。嫌疑がない、嫌疑不十分、起訴猶予。どういう理由で起訴しないと引き継ぎを受けておりますか。
○棚橋委員 では、委員長、その間、時間をとめてください。速記をとめてください。お願いします。
○棚橋委員 申しわけございません。先ほど大臣は、これは正確を期さなければいけないので、その当時の那覇地検の発表文を今手に入れて、それを読むから待ってくれとおっしゃったんです。今、六法をお読みになりましたが、私ども待っておりましたのは、那覇地検の発表文でございます。  もう一度速...全文を見る
○棚橋委員 その不起訴理由の中に、外交的配慮という言葉は一切ないんですね。
○棚橋委員 もう一度今の答弁をお願いいたします。再度確認させてください。今お答えになったことをもう一度お願いいたします。
○棚橋委員 それは身柄の拘束に関するものでございますね。(平岡国務大臣「釈放」と呼ぶ)釈放に関するものですね。  これは、どういう法律に基づいて、日中関係を配慮して、現場の地検ないし捜査機関が外交的配慮、日中関係を判断に入れた上で釈放できるんでしょうか。その法的根拠をお示しくだ...全文を見る
○棚橋委員 今の条文には、外交的配慮で釈放してよい、そういうふうに理解されるというふうに、大臣、理解してよろしいですか。
○棚橋委員 再確認ですが、内閣総理大臣ないし法務大臣あるいは官房長官といった政治的責任をとれる人間ではなくて、この条文に基づいて、捜査機関が外交的配慮で釈放することができるというふうに今大臣はおっしゃったと理解いたしますが、よろしいですね。
○棚橋委員 再確認いたします。  那覇地検は外交的配慮で釈放する権限が刑訴法によって与えられているという御答弁だということでよろしゅうございますね。
○棚橋委員 今後の日中関係に対する考慮というのは外交的配慮ではないんですか。違いを教えてください。
○棚橋委員 もう一度確認いたします。  まず第一に、刑事訴訟法によって、日中関係を一つの考慮要素として釈放したということでよろしいですね、大臣。刑事訴訟法に基づき、日中関係を一つの考慮要素として釈放した、これはまず、大臣、お認めになりますから、よろしいですね。
○棚橋委員 次に、今後の日中関係についての考慮と外交的配慮とはどう違うんですか。先ほど少し違うとおっしゃいましたが、今後の日中関係というのはまさに外交的配慮だと思いますが、こういった判断要素を出先の捜査機関がしてよろしいというふうに刑事訴訟法は規定していると大臣は解釈なさっている...全文を見る
○棚橋委員 今後の日中関係のあり方、位置づけと外交的配慮がどう違うのか、明確にお答えください。  まさに今後の日中関係というのは外交的配慮じゃないですか。違いませんか。大臣の御説明では全く理解ができません。外交的配慮と今後の日中関係のあり方についての配慮とどう違うのか、もう一度...全文を見る
○棚橋委員 今後、この問題に関してはさらに何度もお聞きすることになると思いますが、もう一度確認いたします。  今後の日中関係のあり方を、身柄を拘束するかしないか、釈放するかにおいて、捜査機関が刑事訴訟法上の規定により判断要素に入れることができ、そのことによって釈放するかしないか...全文を見る
○棚橋委員 答弁が変わっております。法と証拠に基づいて行った判断と、今後の日中関係についての判断を加味したものというのは、これは法と証拠に基づいているんですか、今後の日中関係に対する配慮というのは。法と証拠じゃないでしょう。
○棚橋委員 私は、総合的な国益を考えて、内閣総理大臣あるいは国務大臣が、そういった被疑者の身柄をどうするかということを国民に責任を負う形の中で判断するのは一つの判断だと思います。しかし、日中関係が問題になるから釈放しなきゃいけないと那覇地検が判断し、では、日本と余り外交関係も含め...全文を見る
○棚橋委員 そうすると、昨年の尖閣諸島における中国人船長の釈放問題に関しては、今、検察全体の御判断というお話がありましたが、那覇地検の独断ではないんですね。あくまで検察庁全体の判断だと法務大臣は今おっしゃったわけですよね。今おっしゃいましたが、よろしいですね。
○棚橋委員 ということは、検事総長も判断している、そういう理解でよろしいんですね。
○棚橋委員 何か不自然じゃありませんか。今、検事総長の判断も含めてということですが、例えば那覇地検の事件、東京地検の事件、大阪地検の事件、検察が全体として一体だからといって、身柄を確保したままにするかどうか、釈放するかどうか、全部検事総長に上がっていくんですか。そんなことはあり得...全文を見る
○棚橋委員 この問題、少しきちんと、今後さらに質疑を重ねてまいります。  私どもは、昨年、大変残念なことに、当時の総理大臣だった菅さんは、この問題に関して、那覇地検が勝手に判断したんだ、こういうような趣旨の発言をされました。外交的な判断で大局的に物を考える、それが、政治家が政治...全文を見る
○棚橋委員 今のお話ですと、九月の中下旬から十月の中旬に退職するまでに約一カ月もかかっておりますが。詐欺の前科があり、なおかつそれを隠して大臣秘書官になったということが判明しながら、なぜ一カ月もそのままにしていたんですか。
○棚橋委員 まず本人に聞けばすぐわかることじゃないですか、本人がうそをついていれば別にして。本人は認めたんでしょう。それなのに、なぜ一カ月もそんな温情ある措置をとるんですか。  ちなみに、民間の用語で言うと、この秘書官は辞職ですか、解雇ですか。いわゆる辞表を出して自分がやめたの...全文を見る
○棚橋委員 詐欺の前科があり、しかも、それがいわゆる地方自治体からの公金詐欺であり、そのことを隠して、法務大臣秘書官という機密をつかさどる秘書官に採用された。そのことがわかっても、懲戒免職事由にはならない、そう大臣はお考えだったんですか。
○棚橋委員 過去、公金詐欺で、執行猶予がついているとはいえ、たしか一年六月の判決が出た。そのことを隠して大臣秘書官に採用され、機密をつかさどる大臣秘書官でありながら、そのことが発覚したにもかかわらず、なぜ懲戒免職、免官にしなかったのか、なぜ民間で言うと辞職にしたのか。これはすごく...全文を見る
○棚橋委員 私はいたずらに質問時間を延ばすつもりはございませんが、大臣の御答弁を聞いて、委員長と相談させてください。
○棚橋委員 後ほどの時間で再度質問させていただきますが、今の大臣の御答弁でしたら、公金詐欺というのは大した罪ではないんですか。それはすごく大きな罪ですよ。  そして、大臣がおっしゃっていたように、これを隠して大臣秘書官に採用されたんですよ。大臣秘書官というのは法務省の機密を全部...全文を見る
○棚橋委員 平岡大臣に伺います。  入管法に関してですが、北方領土、大臣、おわかりですか、聞いていらっしゃいますか、大臣。北方領土に我が国入管当局の許可なくロシア人が例えば出入りした場合は、これは入管法違反になるでしょうか。
○棚橋委員 質問しているのは、違法か違法でないかです。北方領土に我が国入管当局の合法的な許可なくロシア人が出入りしたら、違法でしょうか、合法でしょうか。日本国法に照らして。
○棚橋委員 では、我が国の領土であるが入管法関連の法律は適用されない、そういう理解でよろしいですか、大臣。
○棚橋委員 いや、私が聞いているのは、現実に法が適用できるかどうかではなくて、違法か合法か。日本国法、日本国の出入国管理に関連する法律に従って、違法行為なのですか、それとも違法行為ではないのですか。イエス、ノーでお答えください。
○棚橋委員 今、観念されないという部分がちょっと聞こえませんでしたので、もう一度お願いいたします。
○棚橋委員 今、出入国管理に関連する法令を担当する大臣として北方領土についてお答えをいただきましたが、しかし、これは現ロシアの不法占拠であることは、これは大臣はお認めになるわけですよね。
○棚橋委員 ですから、入管法を管轄する法務大臣として、それは不法占拠なのか、そうでないのか。不法占拠かどうかだけお答えください。占拠されている事実はわかっております。
○棚橋委員 それを不法占拠と言うか言わないのかと聞いております。イエスかノーかで答えてください。  同じ質問に関してお答えがないですよ、委員長。ひどいですよ。  不法占拠と言うんですか。言わないんですか。
○棚橋委員 ちょっとひどいですよ。質問に答えていないです。  入管法を所管している大臣なんでしょう。出入国管理なんでしょう。領土に関するものはまさに出入国管理。そして、占拠状態、それが合法か不法か、そういう大事な問題じゃないですか。  北方領土は、我が国の固有の領土として、ロ...全文を見る
○棚橋委員 法務大臣、よくおわかりですね。なぜそこで不法占拠と言わないか。相変わらずそういうところはいい勘をされていると思いますが。  では、入管法を所管する大臣にお伺いいたしますが、竹島は不法占拠されていますか。
○棚橋委員 要は、こういうことですか。不法占拠とは言えないんですね。竹島は韓国に不法占拠されているとあなたは言えないんですね。そういう理解でよろしいですな。
○棚橋委員 では、もう少しお伺いいたしましょう。  在日韓国人を初めとする永住外国人住民の法的地位の向上を推進する議員連盟、これは平岡大臣もお入りになっているようですが、まず、その点について御記憶があるか、そして、永住外国人に対する法的地位の向上、特に地方参政権に関して平岡大臣...全文を見る
○棚橋委員 今、野田内閣の一員である平岡大臣から、外国人の地方参政権は前向きに進めていくべきだという御答弁がありましたが、その理解でよろしいですか。再度確認させてください。
○棚橋委員 先ほど稲田議員が質問された北朝鮮に対する人道的見地からの食糧援助に関して、大臣は、主導的、積極的なお考えで活動されたという御答弁でしたが、それでよろしいですか。
○棚橋委員 困っていらっしゃるのは拉致の被害者であり、家族ではないですか。また、北朝鮮の洪水で困っていらっしゃる方が多いとおっしゃいますが、現実的に考えたときに、日本が例えば食糧支援をしたら、彼らに渡ると思っているんですか。もしそうだとしたら、政治家としては全く失格ですよ。どう食...全文を見る
○棚橋委員 では、どうやったら本当に困っている方に食糧が行くんですか、お教えください。
○棚橋委員 百歩譲っても、北朝鮮で困窮している人民に配られる方策があるというのならともかく、そのような策はないけれども、とりあえず北朝鮮に食糧支援をすべきだということを法務大臣が言う。私は全く理解ができません。  その上で、さらにもう少し伺いますが、大臣、朝鮮半島問題研究会、こ...全文を見る
○棚橋委員 この勉強会の主目的は何か、大臣、おわかりですか。私は参加していないのでわかりませんので、お教えください。
○棚橋委員 この研究会に所属する議員が、私どもにとって決して許すことのできない拉致問題を軽視したり、あるいは北朝鮮との我が国の国益を損なう形での国交正常化を目指す、そのようなことはないと、大臣、断言できますか。
○棚橋委員 大臣は、再三の質問の中で、北朝鮮の実質的影響下、支配下にあると言ってもいい朝鮮大学校の創立五十周年に国会議員として唯一招かれて祝辞を述べたとのことですが、その事実は間違いございませんか。
○棚橋委員 そのあいさつの中で朝鮮大学校創立五十周年をお祝いする言葉はなかったんですね。北朝鮮の支配下に事実上はあるような大学校を、日本国の、まして今法務大臣を務めているような方が、公安調査庁の監視下にあるような大学校の創立五十周年をお祝いするような言葉をまさか祝辞の中でおっしゃ...全文を見る
○棚橋委員 質問に答えてください。  公安調査庁、これは一応、形式上あなたの部下ですよね。この公安調査庁が、この国の国益を、国民の生命財産を守るために、簡単に言うと、監視下に置いている朝鮮大学校。この五十周年の式典に、あなたは、日本国の国会議員としてただ一人招かれ、そこで、公安...全文を見る
○棚橋委員 ちょっと驚きました。与党であろうと野党であろうと、我が国の国益、まして、我々としては絶対許すべからざる拉致問題等があるわけですから、北朝鮮のような国の支配下、監視下、コントロール下にある団体かどうかぐらいは、普通はわかるんじゃないですか。まして、なぜ、あなたの選挙区で...全文を見る
○棚橋委員 同じ質問を何度もさせないでください。  公安調査庁の監視下にある、北朝鮮の影響下にある朝鮮大学校創立五十周年で、五十周年おめでとうと祝辞を述べたのか、述べていないのか。もう一度お答えください。
○棚橋委員 否定はできないわけですね。  普通、お祝いの席に、特に何十周年というようなお祝いの席に招かれたら、まず、まくら言葉で○○学校何十周年おめでとうございますと言うのが常識だと思いますが、大臣はそういう常識は余りお持ちではございませんか。
○棚橋委員 私は、一言一句、一言も間違えることなく言ってくれと言っているわけじゃないんです。創立五十周年おめでとうという趣旨のことを言っているかどうかですよ。  そうすると、常識的には、平岡大臣、あなた自身があなた自身の行動あるいは人格を御存じでしょうが、創立五十周年の会に招か...全文を見る
○棚橋委員 もう一点だけ伺いますが、民主党娯楽産業健全育成研究会というもの、どうもこれはパチンコのようですが、ここに所属されていた記憶はございますか。
○棚橋委員 ちなみに、私の入手した資料によれば、こう書いてありますが、もし間違っておれば、大臣、訂正してください。  この議連の主目的は、パチンコ店内での換金を認めることを法律上に明記する。パチンコの、これはくぎ調整というんですか、パチンコ店の自由裁量として、警察の指導対象から...全文を見る
○棚橋委員 では、大臣の、法務大臣としての個人的感想を伺わせていただければ結構ですが、例えば、パチンコ店の所管を警察庁から外すとか、あるいは、くぎ調整というんですか、これを警察の指導対象から除外するとか、これは適切なことだと思いますか。
○棚橋委員 それでは、もう十分大臣に対する国民の評価はこの委員会でも下されていると思いますので、当初の質問の残りを質問させていただきます。  まず、大臣秘書官の問題ですが、改めて伺いますが、九月一日に公設秘書として採用されて、九月二日に大臣秘書官になった、そういう理解でよろしい...全文を見る
○棚橋委員 そうすると、先ほど同僚議員の柴山議員から質問がありましたので、これは間違いないと思いますし、信用しておりますが、念のため確認いたしますと、この公設秘書の方、松本さんというんですか、唐津さんというんですか、は、衆議院議員の公設秘書としては一日分の給料をもらい、九月二日以...全文を見る
○棚橋委員 ただ、これは大臣の公設秘書ですよね、この方。ほかの議員、例えば民主党所属のほかの議員の公設秘書さんが給与がどうだったかという話であれば、今の答弁でもわかるんですが、大臣の秘書さんですよね。今すぐお答えいただくわけにはいきませんか。多少待ちますが、速記をとめていただけれ...全文を見る
○棚橋委員 九月の一日だけ勤務をして一カ月分の給料をとりあえず受けたという理解でよろしいんですか。それとも一日分しか受け取っていないということですか。お答えください。
○棚橋委員 おかしいじゃないですか。二重取りでしょう、それでは。九月は一日しか勤務しなくて、一日(ついたち)一日しか勤務しないで、一カ月分の給料を衆議院とはいえ国からもらい、九月二日からは法務大臣秘書官としての給料を国からもらっていた、そういうことなんですか。今の大臣の御答弁だと...全文を見る
○棚橋委員 この公設秘書さんというか大臣秘書官の件は、これだけ問題になり、大臣自身も、まずマスメディア、そして予算委員会等も含めて、今この委員会でもこれだけ聞かれているわけですよ。その秘書官、秘書さんの給料が、しかも、もと詐欺をした人でしょう。その人が、まさか、九月は一日だけ勤務...全文を見る
○棚橋委員 これは衆議院のルールとは別に、公設秘書さんは議員の指揮下にあるわけですね、そうですね。その方が、まさか給料の二重取り、いや、僕はこの質問はまさかそんなことはないという前提で今聞こうと思ったんですが、大臣からの御答弁を聞いている限り、もしかして九月の二日から九月の末まで...全文を見る
○棚橋委員 残念なことに、これではもうとても、答弁がございませんので、理事会が今休憩になっておりますので、この委員会後、理事会を再開し、少なくとも、この話はきちんと速やかに、次の参議院の法務委員会の前にはお返事をいただきとうございますから、理事会に報告していただくように、委員長、...全文を見る
○棚橋委員 後刻、この直後でよろしいですね。きょう、あすということでよろしいですね。これは簡単な確認ですから、まさかそんなことはないでしょうから、きょう、あす、あすまでに理事会ないし理事にお返事があるということでよろしいですね。
○棚橋委員 委員長、よろしいですね。ありがとうございます。  次に、品川美容外科についてお聞きをいたします。  三百万円をお受け取りのようですが、お返しになったんですよね、大臣。
○棚橋委員 いつ、どのようにして返却したか、覚えていらっしゃいますでしょうか。
○棚橋委員 この品川美容外科の件に関しては、まだ捜査中とはいえ、今公開されている情報では、大変残念なことに患者さんが一人亡くなっている、その捜査の過程において捜査関係の資料の漏えいの疑惑がある、そして、そこから野田総理と平岡大臣に三百万円ずつの献金が行われている。こういう理解で私...全文を見る
○棚橋委員 三百万円というと大変大きな金額ですし、なぜ野田総理と平岡大臣だけなのかというのもちょっと不思議なんですが、この献金の経緯について、まさか平岡大臣は見ず知らずの方から三百万円も受け取るような方ではないでしょうから、どういうお知り合いで、どういう経緯で三百万円をお受け取り...全文を見る
○棚橋委員 その旧知の方というのはどういう方で、お名前をまず、お名前がお話しできないようであれば、どのようなバックグラウンドで、どのような職業の方か、お話しいただけませんでしょうか。
○棚橋委員 しかし、旧知の方というだけでは、ちょっとこれは余りにも不自然ですよね。せめて、お名前を挙げろとまでは言いませんが、バックグラウンドとか、あるいはどういう職業の方とか、今まで平岡大臣とどういう、例えば故郷が一緒だったとか、そういうことぐらいお話しいただけませんか。
○棚橋委員 では、その旧知の方からは献金をお受け取りになっていないんですね。パーティー券等も買っていただいていないんですね。
○棚橋委員 終わります。
11月08日第179回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○棚橋委員 自由民主党の棚橋泰文です。  まず、総理に御質問いたします。  何度聞いてもわからないんですが、なぜカンヌでは消費税を一〇%に引き上げるとおっしゃって、国民にはその話をいまだにきちんと明確に御説明にならないんでしょうか。御答弁をお願いいたします。
○棚橋委員 さきの臨時国会における所信といいますと、たしか九月の十三日だったと思いますが、総理から先日そのような答弁があったので、私、所信を何度も読み直したんですが、どこにも一〇%という言葉が出てこないんです。総理の御所信の中で、ここが野田総理が言っている消費税一〇%引き上げだと...全文を見る
○棚橋委員 それで普通の国民は理解できますでしょうか。  ちなみに、総理、先般のカンヌでの日本の関連部分をお読みしますと、中略をいたしますが、「消費税率を一〇%まで引き上げることなどの」「所要の法律案を二〇一一年度内に提出することにコミットする。」これと今おっしゃったことは同じ...全文を見る
○棚橋委員 まず、私はまだごまかしという言葉は使っておりません。総理の方からお使いになるのは余りよくないのではないか、御自身の思いにあるのかもしれませんが、そこは御注意をいただければと思います。  私の質問は、一〇%と引き上げることをいつ国民に説明したんですかと質問したところ、...全文を見る
○棚橋委員 まずほとんどの国民は、一〇%に引き上げるなんていう話は、まさにやぶから棒、寝耳に水だと思いますよ。(発言する者あり)静かにしてください。  そこで、そこまでおっしゃるならば、総理、国民の皆様方にきちんと説明するお気持ちがあるんですね。早々に記者会見を開いて、このよう...全文を見る
○棚橋委員 総理が、総理になられてからぶら下がりにも応じない、記者会見もろくになさらない。何よりも、消費税の引き上げという国民に負担をお願いするものに関して、国民から見れば、一〇%という話は今まで出ていなかったわけですよ。それが急に今出てきたというのが普通の国民の感覚ですから、当...全文を見る
○棚橋委員 では、前半の部分だけでもお聞きしますが、消費税を一〇%に上げれば、これまで民主党がマニフェスト等で約束してきたもの、あるいは、総理が税と社会保障の一体改革に書いてあるとおっしゃいますが、そこで書いてあるものは実現できるわけですね。どうぞ、総理。
○棚橋委員 済みません、財務大臣、質問が違います。プライマリーバランスの話を聞いているわけではございません。  社会保障を維持するためとおっしゃいましたので、一〇%に上げれば、税と社会保障の一体改革あるいは民主党のマニフェストにある社会保障は守れるんですかと総理に伺ったんです。...全文を見る
○棚橋委員 残念ながら、誠意ある答弁が返ってこないようでして、いわゆる官僚答弁の棒読みが多いんです。これ以上同じ質問をしてもしようがないかもしれませんので。  では、逆に総理にお伺いしますが、この消費税一〇%引き上げ法案を年度内に国会に提出する。当然、政府・与党ですから、民主党...全文を見る
○棚橋委員 総理、別に細かい質問をいたしませんので、聞いていただけますか。  今、安住財務大臣の話ですと、与党内ではまだ手続が済んでいないと。つまり、閣議報告であって閣議了解でもないし、まして与党内では両院議員総会も常任幹事会でも通していない。  しかし、与党の中すらまとまっ...全文を見る
○棚橋委員 おっしゃることがすごくぶれるんですが。  要は、民主党としてこの法案を、年度内、来年の三月までに消費税引き上げ法案を出すことをもう了解しているんですか、していないんですか。民主党の党首である総理にお答えをいただきたいと思います。
○棚橋委員 おっしゃることが、正直言って、私の理解能力が多分低いんでしょう、わかりません。  総理は結局、民主党内をまとめてこれをカンヌでおっしゃったのか、それとも民主党内をまとめ切れていないのか、そこはごまかす、失礼、先ほど総理がごまかすとおっしゃったので。そこはあいまいにす...全文を見る
○棚橋委員 大変長い答弁でしたが、よくわかりません。  来年の通常国会、三月までに、消費税引き上げ法案とともに、総理、税と社会保障の一体改革にある、この最低年金七万円を税で賄うという、これは同じタイミングで実現するんですね。野田総理、お答えください。総理大臣、お願いします。
○棚橋委員 委員長、まずお願いがございます。できれば、私、細かいことを聞いているつもりはございませんので、総理にお答えいただけませんでしょうか。小宮山大臣にしても古川大臣にしても、官僚答弁を読まれるのは結構ですが、それは、せっかくの時間ですから別の機会にしていただきたい。  要...全文を見る
○棚橋委員 では、こういう理解でよろしいでしょうか。抜本改革の法案は来年の三月までには出さない、しかし、消費税引き上げ法案は来年の三月までに出す。今の総理の御答弁を要約するとこういうことですが、総理、よろしいでしょうか。
○棚橋委員 だから、先に料金だけ取っておいて料理の内容は後で決めると国民が思っているんですよ。きちんと料理と料金は一緒に出してくださいよ。(野田内閣総理大臣「料理は出しているでしょう」と呼ぶ)出していません。まず総理大臣、余り動揺しないように。そこはもっと体格に合った形で、落ちつ...全文を見る
○棚橋委員 くどいようですが、料理と料金が違っております。少なくとも、国民からすると、料金の値上げの話は、いきなりカンヌで出てきて、半年以内に決めると。しかし、料理の詳しい中身は少なくとも国民には知らされていません。  もし総理が胸を張って、ちゃんと社会保障の具体的イメージも自...全文を見る
○棚橋委員 そんないいかげんなことを言われても困りますよ。常識的にまず聞いてください。常識的に考えて、消費税を引き上げるといえば、時期はともかく、個人消費が落ち込むのが普通ですよ。  私の質問は、総理は消費税を引き上げても経済成長と両立し得ると言うんだから、経済が成長して所得税...全文を見る
○棚橋委員 聞けば聞くほどわからなくなるんですが、では、なぜ五%なんですか。だって、全体に必要な歳出の額があって、それに必要な歳入の額があって、所得税収はどうなるから間接税としてこうだ、まずこういうフレームワークの議論があるわけじゃないですか。ところが、消費税を上げるという話をし...全文を見る
○棚橋委員 誤解はないんですよ。あなた方が言っていることはわかっています。総理もちゃんと経済状況が好転してからとおっしゃっているじゃないですか。  我々がおかしいなと思うのは、まず、民主党さんは、消費税を上げる前には民意を問うといいながら、法案は通しておいて、実施時期が違うから...全文を見る
○棚橋委員 委員長がおっしゃっていただいたとおり、あなた方は言いわけというか答弁が長いんですよ。  結論は、別途法律を必要とするかしないかと聞いているんですから、そのつもりはない、だから上げさせてもらう、上げるに当たってもう一度国会の了解を得るつもりはない、そう言っていただけれ...全文を見る
○棚橋委員 いや、ちょっと平岡大臣の感覚を疑うんですが。  この同じ秘書官が、九月の一日に公設秘書に在籍し、九月の二日から大臣政務秘書官になり、その方に給料が二重に払われているわけでしょう。それが二重取りじゃないんですか。それが平岡さんの常識ですか。  仕組みさえそうであれば...全文を見る
○棚橋委員 総理の御見解を。
○棚橋委員 ちなみに、そこまでおっしゃるならば、自民党政権の時代に、この二重取り問題に気がついて秘書さんに公設秘書の給与、その相当分の日数を国庫に返納するようにというような自民党の大臣がいたときに、あなたはどうするんですか。  あなた方は何で、藤村官房長官が言うとおり制度の問題...全文を見る
○棚橋委員 まず、個人の良識だと思いますよ。給料を二重取りしちゃいけないというのは個人の良識でしょう。仮にそういう制度があっても、やはり返させるというのが常識じゃありませんか。  私が議員便覧で調べた限りでも、同じように二重取りされている可能性がある大臣がたくさんいらっしゃるん...全文を見る
○棚橋委員 この感覚がおかしいんですよね。  法務委員会で質問して、平岡さん、私は、当然二重取りの分は返納させる、元秘書とはいえ指示をする。どうしようもなければ、国会議員としての歳費は確かに公職選挙法等で議論がありますが、大臣給与の分は返納できますよね。当然、それをやっています...全文を見る
12月01日第179回国会 衆議院 憲法審査会 第3号
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○棚橋委員 会長、ありがとうございます。着席のまま発言させていただきますことをお許しいただければ、また、御配慮に心から感謝いたします。  私からは一点だけ。改めて、もう一度基本的な部分にだけ立ち返りまして、憲法の持つ普遍的な価値、当然のことながら、これを私どもは大事にしてまいら...全文を見る