谷公一

たにこういち

小選挙区(兵庫県第五区)選出
自由民主党
当選回数7回

谷公一の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月17日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  本当に、雪害また火山等々、災害が続きます。お亡くなりになられました方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に対しまして心よりお見舞いを申し上げます。  きょうは、限られた時間でございますので、主に雪害、そして鳥イン...全文を見る
○谷委員 国全体でどれぐらい道路の除雪費用をかけているのかというのが、要はわからないという御答弁だったんですかね、今のは。真正面から答えておられないから、わからないならわからないではっきり言ってください、別に、それをどうのこうのと言うつもりはないですから。  私が聞きたかったの...全文を見る
○谷委員 大変厳しい公共事業の縮減の中で、大変だろうと同情はいたしますけれども、国直轄はもちろんですけれども、自治体に対する支援も交付金の方でしっかりと行っていただきたいと思います。  まだ、社会資本整備交付金は残っているんですか。百億ぐらいは残っていますか。支援をするというて...全文を見る
○谷委員 残りが二十六億という声を聞きましたけれども、私がこの前お聞きしたときは百二十七億と言うていましたから、それを解除して二十六億しかないということですから、もし今後また豪雪になれば手当てできるよう、万全を期していただきたいと思います。  それに、津川政務官に要望しておきま...全文を見る
○谷委員 ありがとうございます。  ぜひしっかりとした特別交付税の手当てを、先ほど冒頭にお話しさせていただきました三K、寒波、感染、そして火山、これについて特によろしくお願いしたいと思います。  鳥インフルエンザについて、少し御質問をさせていただきたいと思います。  先週、...全文を見る
○谷委員 どうもありがとうございました。  そうしたら、大臣、今のマニュアルとか指針だけでは、私は十分ではないと思います。マニュアルで、立ち入り規制というのは、これは国民の権利を制限することですから、そういうことが実際にできるのかといったら、それはいかがなものかな。それで、実際...全文を見る
○谷委員 ありがとうございます。  ぜひ前向きに、現場の声をよく聞いていただいて、お願いしたいと思います。  正直なところ、国土交通省なり農林水産省に比べれば、地方ブロック機関がないでしょう。ないから、現地の感覚では、非常に遠いというふうに思っているんです。必要なときにすぐ職...全文を見る
○谷委員 どうもありがとうございました。
02月18日第177回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  きょうは、大変お忙しいところ、四人の先生方に、貴重な、また示唆に富んだ御意見の開陳、ありがとうございました。  私は兵庫県でございますけれども、農山村もあり、大阪のベッドタウンもあり、ですから、いろいろな方とこのTPPの問題につい...全文を見る
○谷委員 そうしますと、食料自給率という数字にそうこだわるのではなくて、自給力、食料の自給力を高めることがより重要だ、そういうふうに御理解させていただいてよろしいですか。
○谷委員 堀口先生にお尋ねいたします。  今、久保田専務理事の方から、農業の力を、競争力を高めていく必要があるという話がございました。私も、それは全くそのとおりであろうと思います。  しかし、今さら堀口先生に私が言うまでもなく、日本の農業はさまざまです。平地もあれば中山間地も...全文を見る
○谷委員 それでは、また後でお二人の方には再度御質問させていただくかもわかりませんが、山下会長にお尋ねしたいと思います。  先ほど御意見の中で、組合員もさまざまな考え方がある、なかなか一つにはまとまっていない、これからじっくり論点を明確にした上で国民的議論が必要だというふうにお...全文を見る
○谷委員 最後になりましたけれども、一番明快でありました萩原先生にお尋ねいたします。  第三の開国ではなくて第三の構造改革だと言われましたけれども、少し私の意見とも違うところもあるんですけれども、先生にお尋ねしたいのは、そうしたら、FTAですね、TPPはおいておいて。そういうこ...全文を見る
○谷委員 相変わらず明快な答弁をありがとうございました。  ただ、萩原先生の御期待は残念ながらかなえられないのではないかということを申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
02月25日第177回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号
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○谷分科員 自由民主党の谷公一でございます。  余り今まで文部科学関係で質問したことがなかったんですけれども、せっかくの機会ですので、何点か質問させていただきたいと思います。高校無償化、そしてそれの私学への影響についてが一つ、それから全国一斉学力調査についてが二つ目、三つ目は伝...全文を見る
○谷分科員 大臣、今の答弁はすれ違いですよ。公立高校無償化の一年間の具体的な効果、成果を私は聞きたかったんです。  前の川端国務大臣は、今大臣がおっしゃったように、子供たちにしっかり勉強してもらうという強いメッセージだ、勉強したいという意欲を向上させる、さらには公共性の概念も強...全文を見る
○谷分科員 国民の声はさまざまだと思います。私も、公立、私学を初め、何人かの教育関係者の方に何度か御意見を聞いたこともありますし、こういうような一律に無償にするというよりも、もっと教育状況をよくしてほしいという声もまたたくさんあることも事実です、一律無償化よりも。それは今はこれ以...全文を見る
○谷分科員 何かもうひとつ、残念です。残念というのは、新たな施策をやった場合、わずかなお金ならいいですよ、相当な金をやったら、しっかりと、いつ検証をして、その結果をいつまでにまとめるというのは当然考えてしかるべきだと私は思っていますので、そのことだけ御指摘をさせていただきます。 ...全文を見る
○谷分科員 先ほど来、私は、高校無償化は主に公立高校を念頭に置いて質問しているんですけれども、大臣の方は、私学の無償化は、年収二百五十万円未満の府県がふえたことをもって成果があったかのように言われますけれども、これは関係ない話ですよ。  私学については、国の方で、昨年度から、基...全文を見る
○谷分科員 大臣、今のお答えですと、昨年に比べて余り私学は値上げされていないという認識ですか。  私の兵庫県では一万四千円余り、隣の大阪府では一万七千円余り、現に上がっているんですよ。多くの府県で値上げされているでしょう。何か今の答弁で上がっていないようなことを言われていました...全文を見る
○谷分科員 それでは、ちょっと私学の問題で視点を変えまして、公立高校は、所得に関係なく一律に無償化を昨年から始めています。一方、私学については、高等学校等就学支援金として一定額を助成するという仕組みですね。しかし、それは所得によって差を設けていますよね。この考え方、公立高校と私学...全文を見る
○谷分科員 大臣、それは答えになっていないんです。なぜ、私学は所得によって助成額に差を設けるんですか。公立は所得に関係なく一律、授業料は徴収しないでしょう、無償化するでしょう。所得に関係ないんです。  私が言っているのは、私学は所得に関係なく一定額を助成ということであれば、それ...全文を見る
○谷分科員 いや、後でいいですから。  それでは、がらっと変わって、別の質問に移ります。  学力調査について、いろいろお尋ねしたかったんです。全国統一学力テスト。事業仕分けでやられたということもあるでしょうけれども、二十二年度から、三〇%抽出調査に悉皆調査から変わりました。し...全文を見る
○谷分科員 今、大臣から御答弁がありましたように、専門家会議で検討を進められているんですね。それはそれとして、しっかり検討をしていただきたいんですけれども。  大臣、要は、この問題は霞が関の頭で、永田町の頭で考えてはだめだということです。現場がどう思っているか。役に立たないと多...全文を見る
○谷分科員 副大臣、もう一度お答え願いたいんです。  新年度予算の説明はいいです、もう十分聞いていますから。そうではなくて、私が言っているのは、そういう自治体主導の計画と並行して、現実には、今、副大臣は一番よく御存じの都道府県とか市町村と言われましたけれども、それは違うんです。...全文を見る
○谷分科員 ありがとうございました。一言だけ……
○谷分科員 はい。  今の大臣の答弁で、もうひとつよくわからないんです。マニフェストがどうのこうのということではないんです。哲学の話なんです。片方は所得に関係なくただにする、片方は低所得者対策だとかで、それはいろいろ理屈をつけても、要は霞が関のへ理屈です。一般の方から見れば、何...全文を見る
02月28日第177回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  限られた時間でございますけれども、民主党内閣の一丁目一番地という地域主権改革の中で大きなウエートを占めております一括交付金について、この問題に絞ってお尋ねしたいと思います。  先月の菅総理の施政方針演説で、改革は大きく前進します、...全文を見る
○谷委員 この表を委員の皆さん見てください。この表によって、三つのことがわかります。  地域自主戦略交付金、いわゆる一括交付金ですね。これは、従来の交付金を引き継いで五千百二十億をその中から捻出した。それでいて、今までの、上に「社会資本整備総合交付金など」とありますけれども、二...全文を見る
○谷委員 今、財務大臣、効率化と言われました。効率化の名のもとに、結局、地方向けの、自治体向けの補助金を一割カットした、それがこの姿ということを指摘しておきます。  では、この一括交付金、政府の方は、ひもつき補助金を段階的に廃止ということを盛んに強調されております。でも、各省庁...全文を見る
○谷委員 全く総理は正確に理解されていないですね。  自由度が高まる、地域の自由裁量を拡大、この問題について、話を移ります。  これは、今お手元の資料にありますように、要は、この事業しかだめだという割り当てがあるんですわ。何も自由度が拡大していない。  それでは、総理肝いり...全文を見る
○谷委員 総理大臣は、今声がありますように、地域主権戦略会議の議長でしょう。しかも、地域主権は一丁目一番地とずっと言ってきたじゃないですか。そんな細かい話を私はしていないですよ。大きな話、総理が沖縄に行って、普天間の問題があるから三百二十一億最終的に決めたんでしょう。  では、...全文を見る
○谷委員 ちょっと財務大臣の今の答弁は違いますよ。沖縄は確かに別計上です。しかし、北海道もそうなんです。ただ、北海道は、今回この交付金の額を出していないでしょう。沖縄だけなんです。なぜ沖縄だけか。普天間の問題があって、菅総理が沖縄に行って何か手土産が必要だからこの交付金で色をつけ...全文を見る
03月09日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  きょうは六十分の時間をいただきました。先日の大臣所信を受けて、農林水産全般についてお尋ねをしたいと思います。  まず、農林水産省予算について、二つ目に、戸別所得補償制度をめぐる最近の動きについて、三つ目に、韓国の口蹄疫あるいは我が...全文を見る
○谷委員 さすがに、この数字を見て、大臣も正面から反論はできないと思います。今御答弁にありましたように、重点的にやったんだという答えしかないかと思います。  もう一度、資料一を見ていただきたいと思います。  大きな目で見ると、公共事業一兆が五千億に、半分に削り、その公共事業と...全文を見る
○谷委員 いや、大臣、所信表明じゃなくて、予算の説明に入っていますか、主要事項に。  私の見た資料、何にも入っていないですよ、これは。
○谷委員 これは余りにひどいと違いますか。  八百四十二億の予算を、農林水産予算の概要、ここに全く説明がない。与党の方も御存じないんですか。与党が文句を言うのが普通じゃないですか。わからないんですか。農林水産予算の概要……(発言する者あり)いやいや、細かいからなんというのは全く...全文を見る
○谷委員 副大臣は正直に、戸別所得補償は、昨年から、二十二年度はモデルだ、来年は通常国会に必ず法案を出す、もともとマニフェストでは一兆円と言っていた大きな事業ですから、そういった事業を根拠法なしにやることができないという考え方をずっと言っておられたかと思います。  そういう意味...全文を見る
○谷委員 反省の弁も大臣は述べられましたので、これ以上私は言いません。  要は、わかるようにいろいろ資料もつくっていただきたいですね。別に自慢するわけじゃないんですけれども、二ページのようなこういう全体がわかる資料を、何も国会議員だけではなくて、地方の方も、関係の農業の人もわか...全文を見る
○谷委員 さて、戸別所得補償の話に戻ります。  きょうは筒井副大臣ではなくて篠原副大臣でございますが、戸別所得補償をめぐっていろいろなことが最近報じられています。  まず、この点から質問をさせていただきます。例えば、菅政権の農業改革の中で、新聞報道によれば、マニフェストの目玉...全文を見る
○谷委員 大臣の答弁は、どう解釈していいのかもう一つよくわからないところがあります。  今のお答えですと、現在のような小規模経営農家も含めた一律支給をやめるということではない、一定規模以上の大規模農家だけにするということではない、けれども、多様な担い手に絞った戸別所得補償という...全文を見る
○谷委員 どう理解してよろしいのか。  では、視点を変えまして、現在の一律支給というのはやはりいろいろ問題がある、かといって、一定規模以上だけを対象にするというのも問題があるし、その辺、いろいろ多様だから、そういう形態に応じたような方々、意欲ある方にもう少し絞って戸別所得補償を...全文を見る
○谷委員 入り口は今と同じように広くして、大規模に、専業でといいますか、担い手でやっていこうという人にはより手厚い支援、そういう方向だということですか。もう一つ、わかったような、わからないところはありますが、それはまた、今村先輩が私の後に質問をしますので、それにこの戸別所得補償制...全文を見る
○谷委員 今後の見通しについてお答えがなかったかと思いますが、少なくとも韓国政府はどう見ておられますか。  つまり、去年の宮崎の口蹄疫で、我が国も全国の畜産農家に大変大きな不安を与えた。それで、ワクチン接種もやった。殺処分は三十万頭を切れているんですね。今、韓国は、殺処分の予定...全文を見る
○谷委員 政務官の方から御丁寧な答弁をいただきました。  それでは、今回、家畜伝染病予防法の改正、その中でも防疫体制の強化ということが言われ、我々も政府に申し入れたときに、そのことをしっかりしなければならないということをかねてより主張してまいりました。また、きょうの昼ですか、日...全文を見る
○谷委員 どうか政務官、韓国と比較してどうのこうのお答えしにくいではだめなんです。これはきちんと調べてもらわないと。人とか物の移動の防疫体制というのは万国共通なんです。だから、それは比較できないとかそういう問題ではないんです。韓国とかオーストラリアとかニュージーランド、これらに比...全文を見る
○谷委員 ぜひともしっかりと緊張感を持って対応を、当然ですけれども行っていただきたいということを要望いたします。  水産の問題に移ります。  反捕鯨団体シーシェパードの行為には、本当に目に余るものがあります。残念ながら、先月の十八日、乗組員の生命財産及び調査船の安全を確保する...全文を見る
○谷委員 やや専門的になるので私も余り詳しくないんですけれども、関係者の方に聞きますと、こういう、毎年やっている調査はいわば人類共通の大変貴重なデータなんだ、それを反捕鯨団体によって暴力的に、調査をやめるということは大変大きな損失だ、日本だけではなくて世界でもそうだ、そういうこと...全文を見る
○谷委員 いや、篠原副大臣、そういう対策は毎年とってきたんです、今まで。妨害行為が始まってから、関係省庁が打ち合わせをして、自衛策、関係国への働きかけ、海上保安官の乗船とかですね。それでも、結果的にこういう事態になってしまったんです。それで、さらなる、もっと具体的にどうするんです...全文を見る
○谷委員 今の大臣の御答弁ですと、検討会を設置したんですか。(鹿野国務大臣「いや、これからです」と呼ぶ)これから検討会を設置して、今後の捕鯨調査はどうするのか検討してもらって結論を出すということですか。何か大臣のお考えはないんですか。再度お尋ねします。  検討会ということであれ...全文を見る
○谷委員 では、大臣としてはそういう調査というのは引き続き必要だ、必要だと思っているけれども、乗組員あるいは有識者の方の意見もいま一度聞いて、今月末には結論を出したい、そういうふうに理解してよろしいですか。
○谷委員 さて、シーシェパードでもう一つ。  国内でも、資料の三枚目に地元紙の記事をつけておりますが、シーシェパードは調査捕鯨を中止させた、だから、そういう関係者がイルカ追い込み漁が続く和歌山の太地町で活動を活発化させるのではないかと、地元の方々は大変不安に思っておられます。 ...全文を見る
○谷委員 何か一部に、現地の警察は違法行為を見つけようと一生懸命やっているけれども、何か中央の方から、余りトラブルを起こさないようにという、指示ではないんでしょうけれども、そういった声も聞かないわけではないですので、しっかりと、警察庁の方も、断固として、法律に違反しているそういう...全文を見る
○谷委員 時間が参りましたので、まとめさせていただきますけれども、菊田政務官、ずっと前からなんですよ、これ。関係者は、外務省もずっとよく御存じですわ。だから、幾らこの問題を言っても、後を絶たない。毎年毎年、だんだんそういう漁具の回収がふえている。困っているなんというレベルじゃない...全文を見る
03月10日第177回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  きょうは、交付税法の改正で、六十分時間をいただきました。大きく、地方財政と年金救済策、この二つについてお尋ねをしたいと思います。六十分といっても時間が限られていますので、片山大臣、答弁は簡潔に、よろしくお願いしたいと思います。  ...全文を見る
○谷委員 片山大臣の考え方は。
○谷委員 みんなの党の柿澤委員だったかと思いますが、この前、二月八日、衆議院の予算委員会で与謝野経済財政担当大臣が、今のところ地方に増収分を配分するという考え方はだれもおっしゃらない、こう新聞に出ております。また別の新聞には、同じことで、今のところ地方に配分するという考え方はだれ...全文を見る
○谷委員 片山大臣にお尋ねします。  仮に社会保障制度の国と地方の役割分担を整理していって、片山大臣の頭の中には、やはり消費税増税のときは地方にも配分する必要がある、そういうふうにお考えですか。今の時点での大臣のお考えです。
○谷委員 ワニの口の例が出ましたけれども、大変口がかたくて、方向性はまだ言われないというふうに、大臣の答弁を聞いてそう思いました。  尾立政務官に再度確認します。  さまざまな新聞報道で、財務省は、地方にはやれないというような記事も出ていますけれども、そんなことはないという理...全文を見る
○谷委員 では、この問題はもうこれ以上しても同じ繰り返しになると思いますので、次に、財源不足額の問題について話を移します。  平成六年以来、いわゆる地方財政の財源不足というのは急速に拡大してきています。一時的に収束したといっても、平成二十二年、昨年、過去最大の十八兆二千億、今年...全文を見る
○谷委員 そうだと思いました。私、きょう質問をするときに初めてわかりました。どうも計算が合わない。  だから、要は一兆円を当然のものとしてカウントしているんですね。ですから、こういうのは普通の企業ではあり得ないですね。だって、その年の見積もりを見る場合、その年の歳入、企業でいえ...全文を見る
○谷委員 大臣、それは違うと思いますよ。大臣とこの場でやりとりしてもあれでございますので、ぜひ検討していただきたいということを要望しておきます。  何もこれは、だからどうのこうのということではなくて、平成二十三年の地方の方の財源不足は幾らと正しく計算するときに、一兆円の繰り越し...全文を見る
○谷委員 ぜひ、検討していただいて、わかりやすい形で議論をした方がいいと思いますので、お願いします。  さて、平成二十三年の財源不足額の補てんについて総務省と財務省でやりとりされて、平成二十三年から二十五年まで財源不足の対応は、この三カ年というのは中期財政フレームの対象期間に合...全文を見る
○谷委員 今の答弁で、尾立政務官にきょうは来ていただいていますので、もう最後の質問ですが、よろしいんですか、政務官の方も。
○谷委員 ありがとうございます。  政務官は結構です。ありがとうございました。  さて、二十三年度の資料を見ますと、今、各委員のお手元に資料を何枚か配らせていただいておりますけれども、一ページ目が、今の消費増税分の新聞記事です。二ページ目は、総務省ではなくて、実は財務省の資料...全文を見る
○谷委員 長い説明でした。総務省の方からこういう資料を出していただければ、逢坂政務官、何も私は質問しなかったんです。  それで、合計額は幾らですか。新たに幾ら負担になり、幾ら減らされたんですか。何か今の説明によると、七千億ほど負担がふえたということですか。ふえたというか、事業が...全文を見る
○谷委員 では、委員長、また委員会の方に、それぞれの、この私の資料に基づく、二十三年度の交付税にどういうふうに反映されたのか、数字でもってきちんと提出していただくように要請します。
○谷委員 ありがとうございます。  さて、その次に、人件費に話を移したいと思います。  国家公務員総人件費二割削減というのは、民主党のマニフェストにあります。ただ、最近は、ちょくちょく新聞に書かれるようになりましたが、とても無理じゃないか、もうあきらめたというような報道もされ...全文を見る
○谷委員 ですから、大臣、明らかに変わっているんです。原口大臣のときは「二十五年度に達成するよう努力する」、大臣の方は、今いろいろ言われましたけれども、確かに、常識的に考えて、大臣もまじめだから、大変ですよ、総人件費二割。人員を減らすのも給与水準を下げるのも、あるいは、いわゆる出...全文を見る
○谷委員 全然大臣はおかしいですよ。マニフェストを与野党でと言ったって、勝手に民主党がマニフェストをつくっているだけですよ。だから、何もマニフェストを一字一句なんということを私も言っていないですよ。十六・八兆円を出してもらえばいいんです、マニフェストで書いたから。そのことがほとん...全文を見る
○谷委員 公務員労働者だけではなくて、国民の思いをしっかり受けとめていただきたいと思うんです。  大臣も、鳥取県知事のときに給与を引き下げたと思います。なぜ引き下げたか。それは、県民の県職員に対する給与水準の思いがあるから、当時知事であった大臣は引き下げられたと思うんです。 ...全文を見る
○谷委員 それに関連いたしまして、地方公務員の給与水準についてお尋ねをしたいと思います。  平成十八年に行政改革推進法、大臣も御存じかと思いますけれども、これが成立し、その中で自治体の行政改革についても、職員数の純減要請、これは五十五条ですか、あるいは給与制度の見直しの義務づけ...全文を見る
○谷委員 ぜひ、国家公務員の方も深掘りをダイナミックにやるように、期待はしていませんが、要望しておきます。  子ども手当に移ります。  子ども手当は、昨年も単年度でした。今年度も単年度です。こんな状態、今の予算、児童手当の枠組みは残して、それを超えるものは全額国庫、こういうよ...全文を見る
○谷委員 ぜひ二十四年度はしたいということですけれども、ずっと前からなんですよ、大臣、この問題は。二十二年度ですったもんだして、単年度限り、児童手当法の仕組みを残しながら、その上積み分だけ全額国庫という極めていびつなもので、これは単年度ですよ、来年度にはしっかり地方と話をして恒久...全文を見る
○谷委員 理念は人によって、あるいは政党によって違うと思いますので、ちょっとその話は置いておきます。  しかし、多くの自治体の方は、子ども手当は現金ですから、地域によって差があるわけではない、そういうのは皆全額国庫で、あと現物サービスと言われる保育サービスなどは地域の実情に応じ...全文を見る
○谷委員 それでは、あと一括交付金と特別交付税もあるんですけれども、厚生労働の大塚副大臣にも来ていただいておりますので、年金救済策の問題に移らせていただきたいと思います。  これは厚生労働委員会で何度も何度も、きょうあるのかないのか、ちょっとそこまでは把握しておりませんが、やっ...全文を見る
○谷委員 明快に、運用第三号は廃止すべきだ、早急に必要な立法措置を講ずるべきだというのが委員会の結論で、これは八日ですから、おとつい出たわけですね。  この年金業務監視委員会の意見を受けて、総務大臣はどう対応されるのか。また、法的にはどう受けとめればいいんですかね。監視委員会か...全文を見る
○谷委員 では、八日に意見があって、その日のうちに片山大臣は細川大臣にお伝えした。  さて、厚生労働省の方でございますけれども、実はこの問題は、厚生労働省の年金記録回復委員会で、昨年はいいと言っていたんですね。了解を得てやっていた。  年金業務が適切にされているかどうか第三者...全文を見る
○谷委員 副大臣、手元にあるんですけれども、もう一つわからない。だって、去年、年金記録回復委員会で検討して、運用三号はいいと結論を出したんでしょう。その後、総務省の委員会の方は、いや、それはだめだと言って、もう一回検討して、当時の状況からすれば一つの考え方であったと思料する、そし...全文を見る
○谷委員 時間も参りましたので、最後、一問だけ、もう一回お尋ねします。  回復委員会の委員の方々の責任云々という話はしません。しかし、これは役所として、昨年のは一つの考え方、ことしのは、いやいや、いろいろな諸事情を考えると、今副大臣が言われたように、妥当だということで、要は取り...全文を見る
○谷委員 では、時間が参りましたので、これで終了させていただきます。ありがとうございました。
03月22日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○谷委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  それでは、案文を朗読いたします。     家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   東日本大震災により我が国の農林水産業は過去に例のない甚大...全文を見る
03月23日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  今、被災地の小野寺先生の質問がございました。小野寺先生自身、大変被害に遭われて、うちもやられ、事務所もやられたかと思いますし、また同僚の国会議員も、御家族がまだ行方不明という方もお聞きしています。しっかりとこれから人命救助、復旧復興...全文を見る
○谷委員 被害状況ですけれども、副大臣、ちょっと私が心配していますのは、各党実務者会議でも何回か話題になったんですけれども、市町村自体がやられているでしょう。もちろん、十六年前の神戸のときもやられました。やられましたけれども、今回のはその比じゃないんですね。  岩手の宮古市役所...全文を見る
○谷委員 大変いい話をありがとうございました。  ただ、ちょっと、コメントするわけじゃないんですけれども、今、被災自治体に必要な公務員は、国家公務員よりも、むしろ市町村の職員なんです。現時点では現場の方はもっと基礎的な住民サービスが、ただ、それが落ちついたらまた農林水産関係の被...全文を見る
○谷委員 これは、局長、一、二年で復旧できますか。いろいろな条件がありますけれども、技術的といいますか、いろいろなやり方の工夫によって、土も入れかえなきゃならないでしょうし。お尋ねします。
○谷委員 またぜひしっかりとした対応を要望したいと思います。  漁業の問題は先ほど小野寺先生から質問がありました。私も、小野寺先生が言われるように、今までの発想ではだめだと思います。今までの災害の復興のスキームでこの地域が復興成るのかというと、大変厳しい。すべてがやられている、...全文を見る
○谷委員 時間が参りましたので、もう一度、では最後。いや、別に責めているわけではないんですよ、考え方ですから。  個人への助成は、個人財産への助成は憲法上好ましくないとかいう理屈で、阪神・淡路のときは住宅の再建について出ませんでした。全く出なかった、税金は。ほかのやり方でいろい...全文を見る
○谷委員 ありがとうございました。
03月30日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○谷議員 お答えいたします。  坂本委員御指摘のとおり、現在でも、国土利用計画法によって、一ヘクタール以上ですけれども、届け出の規定がある、あるいは市町村の税務当局には固定資産税の台帳がございます。しかし、実際、それぞれの自治体の個人情報保護条例で、情報共有というのが必ずしも十...全文を見る
○谷委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  それでは、案文を朗読いたします。     森林法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   未曾有の東日本大震災により、森林・林業・木材産業においても例のない...全文を見る
04月05日第177回国会 衆議院 総務委員会 第8号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  今回の東日本巨大地震、津波でお亡くなりになられました方々と被災された皆様方に対し、心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。  そして、せっかく助かった命も、これ以上なくさない、そういう今の避難所などの生活支援をしっかりと...全文を見る
○谷委員 片山大臣の言われるとおり、義援金は配分委員会で、日赤とかそういう関係団体そして地元自治体が入って、配るというのを決めるルールでありますけれども、政府の立場も、強制はだめだと思います。けれども、いろいろなサジェスチョンも、政府内の立場でぜひこれは早期に行っていただきたいと...全文を見る
○谷委員 残念な答弁です。民主党のマニフェストの進捗状況は、ほとんど進んでいないというのはこの委員会でも何度も議論になったことですし、また大臣として、こういう未曾有の災害について国家公務員の方もそれなりの協力をお願いしたい、そういう政治の意思を言っていただけるのかなというふうに思...全文を見る
○谷委員 お手元に資料を配付させていただいています。二ページ、三ページです。これは、先週木曜日の各党と政府の合同会議の実務者会合で私が提出させていただいた資料です。第十一回目の実務者会合でございました。  災害のときにどれぐらい人手が必要かということは、同僚の長島議員、新潟の山...全文を見る
○谷委員 片山大臣、ちょっと違うんですね。これは平時じゃないんですよ、文書で照会をして一週間後に回答をちょうだい、それで仮庁舎云々。  それから、大槌であれば電気もまだまだ復旧していないです。水道もだめです。そういう条件で他の自治体の職員が来てもらうのに忍びない、そういう思いで...全文を見る
○谷委員 大臣、違う声があるから質問しているんですよ。私だって、何も思いつきでやっているわけじゃないんです。いろいろな情報で、独自にいろいろ聞いたりしています、これで十分でないと。  問題は、焦って迷惑をかけてはそれはいけないですよ、大臣。そうじゃなくて、私が一番懸念するのは、...全文を見る
○谷委員 先ほど少しお尋ねしましたけれども、副大臣、陸前高田について、その被災者でもある黄川田先生の御意見も聞いておられるんですか、このマンパワーの支援で。お答えください。
○谷委員 いずれにしても、今回はこれ以上言いませんけれども、私は、受け身ではなくてもっと要望を、これは非常時なんですよ。過去に例のない未曾有の災害なんでしょう。戦後の歴史になかったんですよ。ですから、待ちの姿勢ではなくて、積極的に総務省の方がこれで大丈夫ですかと、いろいろなルート...全文を見る
○谷委員 当面のいろいろな支援は、今大臣から御答弁がありましたように、それはそれとしてしっかりやっていただきたいんですけれども、これが一月、二月ではとても済まない、ある程度の期間を確保しなければならない、そのときに、これらの市町村行政をどうしていくのか、どういう仕組みでやるのか。...全文を見る
○谷委員 私も、この問題について、これから中期的にどうしたらいいのかという具体案が今あるわけではありません。  今大臣が言われたように、やはり答えは現場にあると思うんです。今まで以上によく聞かなきゃならないと思うんです。東京に来いではなくて、当然出かけていく。出かけていって、そ...全文を見る
○谷委員 何かもう一つ、大臣の答弁の趣旨が理解できないところもあったんですけれども、被災自治体が大変なときに、たとえ合併を希望したとしても、制度を簡素化するという考え方はやはり基本的におかしいと私は思うんですよ。  だって選挙でも、物理的な問題もありますけれども、だれがいいか、...全文を見る
○谷委員 私も全くそう思います。繰り返しになりますけれども、こういうような議論がされるということ自身について、同じ議会人として大変寂しい思いがいたします。  さて、時間がもうなくなってまいりましたけれども、最後に一問だけお尋ねいたします。  通信インフラが大変気になるところで...全文を見る
○谷委員 これで質問を終えますけれども、平岡副大臣、防災行政無線の復旧見込みは早く立ててほしいです。固定電話とか携帯電話なんかはどんどん会社の方が、いつごろ復旧と言っているんですよ。住民にとって必要不可欠だという防災行政無線がいつ復旧するか、今の時点でも総務省が発表できないという...全文を見る
04月13日第177回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  震災以降、三月二十三日に少し、わずか二十分でございましたが、質問をさせていただきました。そのときは被害の全貌はもちろんよくわからず、それほど具体的な施策について質問をしなかったわけでございますけれども、もう一月がたちました。  先...全文を見る
○谷委員 今、大臣の答弁では、事前に何も聞いていなかった、大変遺憾だ、海江田大臣に対して厳しく東電を指導するように求めた、そういうことかと思いますけれども、求める相手が違われているのと違いますか。経済産業大臣に言わなきゃならないと違うんですか。政府の方に原子力の対策本部があるわけ...全文を見る
○谷委員 大臣には抗議されていないようでございますので、そういう対応についても、私はそれこそ大変遺憾に思います。農林大臣は、血相を変えて大臣に詰め寄って、あんた、何ということをするんだと言うべきだ。それぐらいしないと日本の漁業は守れないと私は思いますよ。  副大臣なり政務官でも...全文を見る
○谷委員 わかりました。もう結構です。  ただ、よく御存じのように、漁業関係者は怒っていますよ。放出した水は一万トンでしょう。しかもその以前に漏れていた。どういう影響を及ぼしているのか。それは、あの地方だけではなくて、既に、私の聞いている話でも、四国の高知の方は、銚子より東にも...全文を見る
○谷委員 対処するということは、現に、大臣にいろいろな場がありましたね、菅総理が本部長の原子力災害対策本部なり、あるいは十一日に海江田大臣がトップで新たにつくった経済被害対応本部ですか、そういう場でも結構ですので、しっかりとそれは、大臣だけではなくて副大臣、政務官、言っていただか...全文を見る
○谷委員 中西審議官をこれ以上責めてもあれですから。  よく政務三役に伝えてください。これは十分反省してもらわなきゃならないし、また後でいろいろ質問しますけれども、その反省はその後も全然生かされていないということを指摘させていただきたいと思います。  中西審議官、今後の見込み...全文を見る
○谷委員 要は断言できないわけですわ、繰り返しますけれども。ですから、だからこそ、今後の対応を常に農林水産省の方もウオッチしてもらわなきゃならないし、危機意識を持ってそれを見てもらわなきゃならないということを再度指摘させていただきます。  これは海のチェルノブイリにしてはならな...全文を見る
○谷委員 ということは、中西審議官、立入禁止区域になるということですか。同じことですか。うなずいておられますから、そう理解してよろしいわけですか。  では、計画的避難区域は一月以内に出ていってくださいということですわね。一月たちました。そうしたら、今の避難指示区域と扱いは全く同...全文を見る
○谷委員 では、一月たてば避難地域と同じ扱いになるということであります。  さて、この事前の連絡は地元市町村長に、市町の全域の場合ははっきりしていますけれども、一部地域の場合、どの地区がそれに当たるかということを明示して、きちんと説明されましたか。事実関係をお尋ねします。
○谷委員 説明しているという御答弁でしたが、私の聞いている話とは違います。実際、それぞれの市長、町長で、この地区、この集落が該当するということは、はっきり話も聞いていないという自治体も、少なくとも私の方にも幾つか聞いております。  まあ、ここで、ああでもない、こうでもないと言っ...全文を見る
○谷委員 これ以上、中西審議官に話をしてもあれですから、農水省の方にお尋ねします。  さて、計画的避難区域、事前にこれは相談があったんですか。事前に、家畜はどうしよう、どうしたらいいんだろうと経産省あるいは原子力保安院から相談があって、既に対策は講じているんですか。お尋ねします...全文を見る
○谷委員 大臣にもあったんですか。官房長官が発表する前に、こういうふうに計画的避難区域というのを設定しますよという連絡はあったんですか。
○谷委員 あったということであれば、はっきり、では、今の筒井副大臣の答弁のように、一月以内に国が責任を持って畜産農家については移動させる、責任を持ってやる、そういうふうに理解させていただいていいですか。国が決めたんですよ、この区域というのは。
○谷委員 少し副大臣の認識と違いますね。  いいですか、農水省、経産省とかいう話じゃないんですよ。国が計画的避難区域というのを決めたんですよ。一月たったらここに住んじゃいけないということを決めたんですよ。決めたならば、畜産農家であれば、では、別に国の方で場所を確保してくれ、そこ...全文を見る
○谷委員 もう一つわかりませんね。  基本的に、まず副大臣、責任を持つのは国なんですよ。そこをはっきりしなきゃならないですよ。農家が責任を持つというふうに言われるんですか。農家が決めるべきことで、国はサポートするだけという考えであれば、全く私は副大臣と違います。  繰り返しに...全文を見る
○谷委員 わかりました。国が責任を持つということですから、本当にしっかり責任を持ってやっていただきたいと思います。  農家の方は泣きますよ、本当にこれは。好きこのんで移動するわけじゃないんです。普通のサラリーマンの方でも大変ですよ、居住を変えるというのは。帰ってくる見込みもない...全文を見る
○谷委員 大臣、六月と理解してよろしいですか。六月にはやってくださいよ。それならそれでよろしいです。六月にはマスタープランをつくらないと、関係者が懸念するのは、一次補正はともかく、二次補正がつかないからですよ。すべての漁港をもとどおりに再生するというのはなかなか難しいかもわからな...全文を見る
○谷委員 六月でも遅いかもわかりませんけれども、六月十一日がちょうど三カ月です。三カ月をめどにぜひお願いしたいと思います。そうしないと、マスタープランができないと次のまともな二次補正はできないですよ、水産関係の。答弁は結構です、ぜひよろしくお願いします。  さて、当面はやはり海...全文を見る
○谷委員 大臣の答弁で、国が事業主体という理解でよろしいわけですね、国がやるということですから。  事業主体は国かということが一つと、もう一つ、できるだけ地方に負担がないという答えであれば、陸の瓦れき処理と違いますよ、陸の瓦れき処理は補助金と交付税の一〇〇%算入によって、阪神・...全文を見る
○谷委員 わかりました。海も陸と一緒だ、明快に言われました。ありがとうございます。その答えを関係者は待っていたかと思います。  さて、工程表はつくられていますか。これは副大臣がいいかもわかりませんけれども、何年めどにされるんですか、海の瓦れき処理のめどの年度。なければ、これから...全文を見る
○谷委員 わかりました。おっしゃるとおりです。  実は、環境省の方と農林水産省の方とはまだ協議は進んでいないと思いますよ、私も環境省に確認しましたから。向こうも大変なんです。陸の瓦れきというのも大変です。  ですから、一年で仮置き場に置くというのが恐らく内々の、これは私の推測...全文を見る
○谷委員 大臣、それはだめなんですって。それは役人の答弁です。それはわかっているんです、そんなことは。だから、そこを私は問うているわけです。  だって、そう思いませんか。環境省が、我々野党も含めて、実務者会議でも何度もこの問題を言うたんです。何度も問題を言うて、取扱指針をつくっ...全文を見る
○谷委員 質疑は終わりましたけれども、今の大臣の答弁に私は不満です。これはおかしいですよ。これから問題になりますよ、そういうことであれば。もうきょうは時間になりましたので、ぜひそこのところをよく検討してください。筒井副大臣、検討してください。  そうしないと、繰り返しになります...全文を見る
○谷委員 いい答弁をありがとうございました。終わります。
04月14日第177回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第8号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。きょうは、三十分の時間を与えられています。  震災から一月が過ぎました。復興の道は大変遠いと感じます。行うべき施策がおくれおくれになっているということが大変気がかりでありますし、また、原発の問題もあり、被害が拡大しつつあるというのが現況...全文を見る
○谷委員 ありがとうございます。  ぜひ、この委員会としての、立法府としての意思を政府に示さないとだめだと思います。  じっと私も、我々自民党も、震災復興に全面的に協力するということで、言いたいことも抑えてずっとやってきました。  私は、政府・各党実務者会議、毎日のように開...全文を見る
○谷委員 それはそうです。この話は質問通告とかそういうレベルじゃないでしょう。だって、皆さん、手元の資料を、枝野官房長官の記者発表資料が一ページから四ページまでありますが、そのことは何も書いていないですよ。  なぜ、最後に、文章は、言い方はともかく、こういう考え方に基づいて、こ...全文を見る
○谷委員 政務官は質問を取り違えています。そんなことを言っていないんです。  私は、この四月十一日の官房長官の発表で、これでみんな、だって、計画的避難区域というのはもう新聞に出ているじゃないですか、ここのエリアだと。自分たちの地域は四月十一日から一月をめどに移動しなきゃならない...全文を見る
○谷委員 何か、一致するようでいて、すれ違うようですけれども、いやいや、地元との調整は必要だということはだれでもわかっているんです、そんなことは。  何か、大変残念ですね。地元との調整の前に、政府としての考え方を丁寧に正確に言うというのが第一歩じゃないですか。それがなされていな...全文を見る
○谷委員 ですから、冒頭の話に戻るんです。大臣が出ていないでしょう、これは。環境委員会と兼務だと。未曾有の災害と言葉だけ言って、何かということですわ。まあ、それはいいです。そのことは、きのうの各党でも、政府にも強く申し入れていますから……(東副大臣「いや、違うんです。委員長」と呼...全文を見る
○谷委員 政務官、私は何も細野発言を言うたわけじゃないんですよ。事前のレクチャーのときに、きのうの各党の会議のときに、細野補佐官が具体的に収束の見込みを発表するめどについて言われたから、その話をしただけです。  ただ、何か政府の方も、細野補佐官がどういう立場であんな場で、こうい...全文を見る
○谷委員 何かよくわからないですね。細野補佐官の位置づけがよくわからないですね。  では、大臣、副大臣、政務官と細野補佐官の関係について、政務官、説明をお願いできますか。原発担当の補佐官なんですか。
○谷委員 こういうこともみんなを混乱させていることなんです。前に、細野補佐官があと数カ月で安定した状態になるとか言われて、政府が何かその火消しに躍起になる。みんな収束の見込みというのを求めたいんです。政務官、その気持ちはわかりますね。  こういう大部屋で、プライバシーもないとこ...全文を見る
○谷委員 いや、経済産業省じゃなくて、菅さんが言われたのか、松本参与が言われたのか知りませんけれども、二十年住めないというのは科学的に事実なのですかと聞いているんです。
○谷委員 政務官の発言のとおりだと思います。  ただ、そういう発言が、いや、総理じゃない、参与だとしても、こんな発言が官邸から漏れてくるということは、どう思われるんですか。  きのう、テレビを見ていたら、飯舘村でしたか、村長さん、怒りで声が震えていましたよ。当たり前ですよ、こ...全文を見る
○谷委員 ぜひお願いいたします。  それは、二十年住めないとか、あるいは、三陸の被災地は、全くのもとどおりはなかなか難しいということはわかります。私も現地に行って、わかりますけれども、みんな高台に住め、漁業はやるな、その方が効率がいいとか、それが二十一世紀型の日本のモデルだとか...全文を見る
○谷委員 時間が終わりましたけれども、七万二千戸の要請ですか。一次補正は七万戸ということですか。三千五百億ということですか。額も、何かうなずいておられましたけれども、はい、わかりました。  もう持ち時間が終了いたしましたので、これで質問を終えますけれども、いずれにしても、小泉政...全文を見る
04月19日第177回国会 衆議院 総務委員会 第11号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  五十分、時間をいただきました。朝、我が党の橘委員が、提出されている三法について、地方自治の実情を踏まえ精緻な議論を展開していただきました。また、坂本委員からは大きな国の姿、歴史を踏まえて、大変高い理念で質問を行いました。私は、それら...全文を見る
○谷委員 これは後の問題にも絡みますけれども、大変大事で、義援金の配分にしても、要は末端といいますか、実際に被災者に配る市町村の人手が足りないと配れないわけですから、ぜひ、待ちの姿勢ではなくて、しっかりと要望にこたえていただくよう、引き続き努力の方をお願いしたいと思います。  ...全文を見る
○谷委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  これは、大臣、先ほど坂本委員が配付した資料の中のどこでやるんですか。つまり政府の方は、いわば二つの、原発関係と、それ以外の地震、津波の被災者関係を分けていますね。坂本委員は、この表でいかにたくさんあるかということを指摘したわけで...全文を見る
○谷委員 今、片山大臣は率直なところを、私流に受けとめれば、二つの縦系列の連携がいま一つなので、連携を図るよう努めているという趣旨ではないかと思いますけれども、私もそのとおりだと思いますよ。各党・政府実務者会議に毎回私は自民党を代表して出ていますけれども、やはり原子力関係の生活支...全文を見る
○谷委員 ぜひ、大臣、さまざまなことをしっかり市町村長に連絡してから対外的に公表するということを徹底していただきたいと思います。それは、先ほどお話しさせていただいた各党・政府実務者会議でも何度も我々は言っています。  私は片山大臣と思いは一緒ですけれども、認識は若干違います。よ...全文を見る
○谷委員 資料にありますように、現場の市町村はなかなか手が回らないというのは、あの新聞記事だけではなくて私もいろいろ耳にしています。また、そういう声もいろいろなルートから聞こえてきます。  本当に大丈夫ですか。ゴールデンウイーク明けに、被災者の手元に確実に行く態勢にあると断言で...全文を見る
○谷委員 義援金、弔慰金については聞いておられますか、支給のめど。
○谷委員 義援金は全国からの善意のお金ですからおいておきまして、災害弔慰金あるいは被災者生活再建支援法はそれぞれの予算を通じてということになろうかと思います。  それでは、被災者生活再建支援法は、一次補正、五百億とも言われておりますけれども、おおむね五百億、その程度ですか。また...全文を見る
○谷委員 いえ、副大臣、災害弔慰金ではなくて被災者生活再建支援法。  基本的に、世帯で百万でしょう。それを五百億分、一次補正に計上するやに言われていますので、その確認と、なぜ五百億なのですか。その問いです。
○谷委員 ちょっと副大臣、あれですね。今、被災者生活再建支援法に基づく残高が五百三十八億。これは、今の仕組みからいえば、国と都道府県は一対一だ。だから、それに見合う五百三十八億を計上すれば、おおむね一千億強。基礎の支援金が百万であれば、十万世帯で一千億ですね。当面はそれ。でも、そ...全文を見る
○谷委員 大変歯がゆい答弁ですね。副大臣も、本音は違うかもわかりませんけれども。  要は、現行の仕組みで支払われるということは、みんなそれを前提に考えています。我々は、自民党なり各野党は、先ほどの各党・政府実務者会議でもこれを五百万円と強く主張し、唯一、岡田幹事長が、そこまでは...全文を見る
○谷委員 片山大臣の御答弁では、今の仕組みは保障されなければならない、財源の不足分は国が大宗を確保しなければならない、そういう答弁だったかと思いますけれども、私は、予算は後でも、この分はしっかり国が責任を持って払いますよというメッセージを早く出すことが、それこそ政治の責任だと思い...全文を見る
○谷委員 基金を考えるときに、今副大臣から答弁がありましたように、従来型の運用型であれば、なかなか今の金利からして難しい。しかし一方で、全額国費ということであれば、また補助金適化法の適用を受けるのか、こうなれば使い勝手が大変悪い。  片山大臣、その辺、総務大臣としての考え方、総...全文を見る
○谷委員 もう間もなく時間でございますので、最後に、今の絡みで、片山大臣は特別交付税と言われますけれども、私はやや首をひねります。というのは、やはり復興には時間がかかるんですね。十年は優にかかりますよ。十年間特別交付税で、別枠で地方財政措置がなされるかということなんです。  一...全文を見る
○谷委員 ありがとうございました。でき得れば、まだまだとるんだ、そういう決意を言っていただきたかったわけでございますけれども、ともに頑張りたいと思います。  ありがとうございました。
04月27日第177回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  きょうは、五十分の時間をいただきました。質問の機会をいただきましたことを、委員会の皆様方に感謝を申し上げます。  実は昨日、予算委員会の集中審議がありました。一時から二時間ほど、我が党の小野寺議員、額賀議員の質問を後ろで聞いており...全文を見る
○谷委員 大畠大臣、個人的にも私、大変信頼しておりますので、余りきついことを言いたくないんですけれども、大臣、今の答弁は全然だめですよ。  トップがお盆までに希望者全員を仮設住宅に入居させると明言したんですから、それは政府の方針じゃないですか。今の御答弁ですと、総理の気持ちは気...全文を見る
○谷委員 これ以上は申しませんけれども、機会があれば、あさって、総理にじかに予算委員会で私はこれは問いただしたいと思います。あれは政府の方針だとだれでも、ああいう場で、議事録に残る場で明言されたわけですから、その方針に従って、できるできないじゃないんですよ、何としてでも政府はやら...全文を見る
○谷委員 当然だと思います。  いろいろ私も、先ほどの実務者会議で自民党を代表してずっと出ているということ、あるいは、自民党の災害対策本部で震災の翌日からずっと詰めていたことで、さまざまな情報が入ってきたり、こちらから求めたりしてきたわけでございますけれども、現場の状況は、県の...全文を見る
○谷委員 どこまで総理が詰めておられたか。私の理解では、ほとんど何も詰めずに、担当大臣からも実情もまともに聞かずに、一方的に、まあ、きつく言えば思いつきのような発言をされたのではないかと推測しているところです。  今、大畠大臣はいろいろ言われました、二階建てとか輸入住宅とか。で...全文を見る
○谷委員 今大臣からお話がありましたように、十六年前、私は神戸で被災しましたけれども、あのときは、神戸は港で、阪神間もたくさんのいわば空き地があったということ。それから、そこそこの大都市でございますので、公園がたくさんあった。あるいは学校の用地も使い、多くはほとんど公有地で対応で...全文を見る
○谷委員 今、清水局長は、見ると言われました。  厚生労働省の通達にそのことが明記されていますか。間違いなく埋め戻し経費も見るということが明記された文書を出されていますか。
○谷委員 では、きょうかあした中によろしくお願いします。  担当大臣として大畠大臣も、政府内のことですから私フォローできませんので、またぜひとも、本当によろしくフォローをしていただきたいと思います。そうしないと、現場では動かないと思います。幾ら局長がそういう前向きなことを言うて...全文を見る
○谷委員 ぜひ柔軟に。そこで長年暮らしてきたわけでありますから、被災地の多くの被災された方々は、やはり地元に住み続けたい、そう思われている方がほとんどなんです。ですから、もちろん景観保全ということは大変大事だと私も承知しているつもりでありますけれども、そこでしか生活の場がない、住...全文を見る
○谷委員 要は、十六年前も同時並行的にやったから、枠として一万戸、これは用地取得費と造成費で、建築費は入っていないと思いますけれども、計上したということかと思います。  私がこれはちょっと問題だといいますのは、計上するのはいいんですよ。いいんですけれども、本当に必要なものはもっ...全文を見る
○谷委員 さまざまな観点から見て必要かつ合理的な範囲内にあるという御答弁だったかと思います。  意地悪な質問ですけれども、では、六カ月というのが一年であっても憲法違反にはならないんですか。今、六カ月で二カ月延長という法案ですね。一年でも憲法違反ではないんですか。再度お尋ねします...全文を見る
○谷委員 わかりました。法制上、憲法上の問題については、今の法制局の説明で私個人は了解というふうにさせていただきたいと思いますが、それにしても、これは宮城県の方からの大変強い要望だとお聞きしております。現地の事情は、我々東京にいる者よりも、被災地におられる方、特に責任あるポストに...全文を見る
○谷委員 今の川本局長の御答弁の中で、そうしたら、岩手県の方も、今は三十九条を使っているけれども、仮にこの法案が通れば、この法案を活用してまちづくりということも検討したい、そういうことですね。はい、わかりました。  ただ、それにしても、大臣、やはり気がかりなのは、この法律が通っ...全文を見る
○谷委員 ぜひともその辺の運用をよろしくお願いしたいと思います。  理屈からいえば、法が改正すれば、津波で全然浸水していないようなところも幅広く指定は可能かもわかりませんけれども、やはりそこはバランスもありますし、それに何よりも、みんな生活を抱えています。勤めている人はまだいい...全文を見る
○谷委員 関局長、一生懸命答えていただきましたけれども、私の趣旨はちょっと違うんですよ。要は、激甚で補助率が高くなっている、地方負担もきっちり見ている、それはわかっています。ただ、代行というのは、くどいようですけれども、権限だけじゃなくて金も見るのが代行というふうに、一般的に今の...全文を見る
○谷委員 終了いたしましたけれども、もともと四分の一で、阪神・淡路のときは特例で二分の一でしたか。ですから、そんな二分の一では今度はだめですよ。要望だけしておきます。二分の一ではだめです。三陸鉄道は立ち上がれないと思います。  一次補正でだめということですから、ぜひ二次補正でそ...全文を見る
04月29日第177回国会 衆議院 予算委員会 第21号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  きのうは震災から四十九日でありました。きょうは五十日目であります。  十六年前、私は神戸で阪神・淡路大震災を経験しました。当時、私は兵庫県庁に勤めておりましたが、突然の、未曾有の、そして予想だにしなかった大都市直下型の大災害に遭遇...全文を見る
○谷委員 いや、総理、内閣法の改正が必要だと思われるなら、出せばいいんじゃないですか。出せますよ、それ。  それでは、今まで五十日間、松本防災担当大臣は環境大臣と兼務でした。そうしたら、こういう体制で十分、被災者支援のために何ら差し支えなかったんですか。全く問題なかったんですか...全文を見る
○谷委員 松本大臣の方から答弁をいただきましたけれども、これはやはり総理の、結局、この事態をどうとらえているか、どういう認識なのか、本当に大変なのか、そういう認識が欠如している、そうとしか思えないと私は思います。これは私だけの意見ではありません。  先日、衆議院の災害対策委員会...全文を見る
○谷委員 私もちょうど後ろの方でその質疑を傍聴していました。えっ、お盆のころ、遅い遅いというやじもたくさんありました。  それから、火曜日の質疑の後、翌日水曜日に大畠大臣に、あなたはこのことを御存じですか、総理が、お盆のころまでに希望者全員に入居していただくということを事前に聞...全文を見る
○谷委員 大畠大臣、後の瓦れきもそうですけれども、こういう問題で大事なのは、まず目標を明確に示すことです。その次に、その目標に向かった工程表をきちんと被災三県を中心にして立てることです。何か一部に、先ほどから総理は目標を言っただけだというやじがありますけれども、とんでもない話です...全文を見る
○谷委員 わかりました。一、二週間のうちに七万二千五百戸の工程表を明示するというふうに受けとめました。しっかり明示していただきたいと思います。  菅総理、このお盆までに希望者全員を仮設住宅に入居させるということは、避難所がなくなるということと同じことだという意味合いはおわかりに...全文を見る
○谷委員 わかりました。認識に間違いないということ、つまり、仮設住宅を建設する、完了さす、希望者全員入居させるということは、すなわち、県外も含めた避難所をすべて全廃することだ、そういう認識で総理がおられるということを確認させていただきました。  次の問題に移ります。  瓦れき...全文を見る
○谷委員 松本大臣、阪神・淡路のときも苦労したんですよ、瓦れきも。そんなに簡単に仮置き場は見つかるはずがないです。これは、いろいろな方からたくさんの批判を浴びながら、どこでも苦労するんです、物すごい量ですから。  ただ、今八月末と言われましたけれども、全然地元と違いますよ。宮城...全文を見る
○谷委員 この問題は、私も各党・政府協議会の場でも何度か発言したように記憶していますし、いろいろな場で言うたびに今の答弁です、各省と協議中だと。だって、協議しているって、現場のことを考えてくださいよ。では、どないしろというんですか、現場は。  協議はいつ調うんですか。めどはいつ...全文を見る
○谷委員 大変残念です。  菅総理、いろいろたくさんの会議が設けられていますね。災害廃棄物処理法的問題のPTというのは、三月十一日の発災後、十日後の三月二十一日に発足しているんです。まさにこういう問題を速やかにやってもらわなきゃ困るんじゃないですか。何のためにいろいろ会議がある...全文を見る
○谷委員 大変残念な答弁です。もう少し総理として前向きの、スピードアップをさす、私がさらに加速させるように指示する、そういう答弁でもいただきたかったわけでありますけれども。  初めてといえば、それは何でも初めてなんです。先ほど指摘しました、三月二十五日に倒壊家屋の処理。自分の敷...全文を見る
○谷委員 当面、そんなに申請が出ないから、都道府県が拠出した五百三十八億と合わせて一千億でいいだろうと。冷たい対応ですね。  災害弔慰金はどうなっているんですか。厚生労働省は二万八千人分全部計上していますよ。災害弔慰金はきちんと計上して、なぜ住宅についてはこんなに冷たいんですか...全文を見る
○谷委員 何かもう、やや嫌になりますけれども、とにかく、自力で住宅を建てたい、あるいはマンションを購入したいという人は、今の制度に三百万あるんですから、今までの災害はみんなもらっているんですよ。今、もらうという手当てがないでしょう。そのことを指摘して、次の問題に移らせていただきま...全文を見る
○谷委員 大臣、再度お尋ねします。  この法案は評価しますか。(松本(龍)国務大臣「はい」と呼ぶ)答弁をお願いいたします。
○谷委員 時間が参りましたので、これで終わらせていただきますけれども、どうか菅総理を初め閣僚の皆さん、危機感を持って、常に被災者の支援、そういう視点で頑張っていただきたいと思います。  以上です。
04月30日第177回国会 衆議院 総務委員会 第15号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  きょうは三十五分の時間をいただいております。限られた時間でございますので、端的に答弁願えればありがたいと思います。  きょうは消防庁長官にも来ていただいております。まず消防関係からお尋ねいたします。  消防職団員の賞じゅつ金、百...全文を見る
○谷委員 運用について、長官、何が公務災害に当たるかという認定が必要でしょう。その運用について、なかなか現場がこういう状況で余りぎりぎりとすると、言い方が難しいのですけれども、厳密にするよりも柔軟に、要は、亡くなられた方の利益といいますか、不断のいろいろな活動などを十分そんたくし...全文を見る
○谷委員 いずれにしても、職員はもちろん団員でも、大きな地震があれば、当然、あの地方ですから津波が来るということは常日ごろ想定されているわけでありますし、また、皆さん防災意識の高い方ばかりでありますので、そういったことを加味した運用を希望したいと思います。  もう一点、消防庁長...全文を見る
○谷委員 いずれにしましても、長官、私は、これは大変大事な生活インフラだと思っているんです。生活インフラであるからには、それぞれの省庁が工程表を持って、しっかり目配りしてもらわなきゃならない。それは普通の通信でも皆そうでしょう、みんなつくりますよ、いつまでに、どこまで復旧すると。...全文を見る
○谷委員 今、坂本理事から声が飛びましたように、論理的な片山大臣にしては全然論理的ではないです。  とりあえず、きょうは要望だけにしておきます。瓦れき処理は本当に大変です。ただ、仮設住宅も大変ですよ。瓦れき処理は、県に委託している市町村もありますけれども、多くが基本的には市町村...全文を見る
○谷委員 今、鈴木副大臣から、応援職員と、それから厚生労働省の重点分野雇用創造事業の五百億のことを言われているでしょう。もちろんそれは知っていますよ。それを活用して自治体が臨時職員を雇うことができるというふうに、厚生労働省が運用しているということも知っての上での質問なんです。 ...全文を見る
○谷委員 ぜひ、そういう意味で、個別の事情をよく伺っていただいて適切な対応をお願いしたいと思います。  交付税絡みで、先ほど少し西委員の話があったかと思いますけれども、十六年前の阪神・淡路と比べてよりしっかりした措置をとっていただいているように、率直に言って私は思います。  ...全文を見る
○谷委員 一千二百億という額が適当かどうかということはともかくとして、後年度、十六年前のように、大臣の言われる先食いという措置でないような対策をとっていただいたということは、私は率直に評価をしたいと思います。  ほかに、実は、歳入欠陥債とか災害対策債もそうかと思いますけれども、...全文を見る
○谷委員 今大臣の答弁がありましたように、きのうも予算委員会で私質問したんですけれども、瓦れきの処理がいつ終わるのか、確かにこれはなかなか難しい。ただ、政令にゆだねたのはどうかなという気がいたしますけれども、きょうは、その点はもうこれ以上質問いたしません。  それでは、時間もあ...全文を見る
○谷委員 その支援の考え方が大事だと思うんです。これは、いわば国の方が延期すると決めたわけですね、被災三県。放送局の方に負担を求めるということは、理屈からいって、ちょっとしんどいんじゃないですか。だって、七月二十四日のデジタル化で、ずっと国策として用意していた。それが今回の大震災...全文を見る
○谷委員 ありがとうございます。  時間となりましたので、これで終わらせていただきます。  最後に、予算は、予算委員会で全会一致で可決されたということであります。我が党としては、特に歳入に大変大きな問題があるとは考えておりますけれども、大局的な見地から賛成したということを申し...全文を見る
05月25日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  先ほど来、それぞれ貴重な、また現場の思いをしっかり受けとめられた意見陳述、ありがとうございました。我々も、国会議員は、中でもこの復興特別委員会の委員は、しっかり受けとめながら、今が正念場だ、そういう思いで頑張らなければならないという...全文を見る
○谷委員 ありがとうございました。その分、早期の二次補正に向かって頑張らねばと思います。  福島県の瀬谷商工会議所会長にお尋ねをいたします。  先ほどのお話の中で、福島県の三人の方に共通されている思いは、私の受けとめ方ですけれども、原発が収束していない、このまま、いわば宮城、...全文を見る
○谷委員 なかなか思い切った、まあ買い上げということは幾つか話が出ています。けれども、それとは別に、それを福島県から切り離し、いわばアメリカでいえば、少し違うかもわかりませんがワシントン特別区のような、そういうイメージであろうかと思います。  委員長、会長の私見も御参考までに委...全文を見る
○谷委員 ありがとうございました。  福島県漁協の野崎会長にお尋ねをいたします。  会長の方で、漁業の再開の判断はぜひ県ではなくて国がやってほしいということを強調されていました。  県ではなぜだめかということを、もう少し。なぜ国が前面に出なければ漁業者としてメリットがないの...全文を見る
○谷委員 県の能力を疑うわけではなくて、津波でやられているということもあるということのようで、ありがとうございました。  最後に、茨城県のJAの常務理事の成田さんにお尋ねをしたいと思います。  東電に仮払い請求をしている、音さたがないと言われていましたけれども、正直なところ、...全文を見る
○谷委員 ありがとうございました。時間が参りました。
06月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  復興基本法の議論も大詰めを迎えました。きょうは五十分時間をいただいておりますので、被災者支援にかかわるさまざまな諸課題と、後で総理に、退陣に当たっての今の思い、そういったことを、首をひねっておられますが、お尋ねしたいと思います。 ...全文を見る
○谷委員 班目委員長、そうすると委員長の認識は、今までの対策、ふだんからの、平時のそういう対策が十分ではなかったということかと思うんですけれども、そうしたら、そういうふだんの対策に加えて、あの地震以降の、特に初動対応、それらについては問題ないというふうにお考えですか。  つまり...全文を見る
○谷委員 検証委員会の検証を待ちたい、ただ現場の関係の方々は最大限やっている、やってきたのではないかという委員長の思いだと思います。わかりました。  余り拘束しても申しわけないですから、ありがとうございました。結構です。  原子力関係について、引き続き大臣にお尋ねします。 ...全文を見る
○谷委員 海江田大臣、万全を期すのは当然だと思います。万全を期した上で、絶対に流さない、汚染水を海に放水したりはしない、その決意をお伺いしたいわけです。再度答弁をお願いします。
○谷委員 言葉じりをとらえるわけではないです。前の一万トンは低濃度だったんですよ。そうしたら、低濃度はあり得るということですか、大臣。汚染水はということが主語であれば私は言いませんけれども。
○谷委員 では、国の基準を超える汚染水は絶対に流さない、そういう決意だということを確認させていただきました。  それでは、原発関係で次の質問なんですけれども、今、福島の方で、大変、学校のグラウンドの表土を取ったり、あるいは報道によれば福島県は、県知事でしたか、県民全員の健康診断...全文を見る
○谷委員 ぜひ二次補正に向けて、海江田大臣、個別の、地元がこういうことを、福島県がそういう表土を取ったりしていることをやっているから、じゃ、それに対する助成を考えようかということではなくて、福島県に一定の金額を渡すんです。渡して、その対策を打ってもらう、そういう仕組みがぜひ必要だ...全文を見る
○谷委員 結局、どれぐらいの数が確定するかということはなかなか難しいと思います、こういうような広域的な、いわば複合災害ですから。ただ、一定の見込みでしっかりと、これだけのお金は用意したからどんどん申請していただきたい、そういう姿勢が被災者の方々のためにも必要だと思います。ぜひ、も...全文を見る
○谷委員 大畠大臣が一生懸命頑張られていることは十分承知しています。ただ、菅総理の発言と違うんですね、微妙に。菅総理は、やり切る、必ずやる、こう言っている。大畠大臣は、総理の指示を受けて、その目標に向けてと、目標という言い方を常にされているんですね。まあ総理の意を受けてはいますけ...全文を見る
○谷委員 これは私は、松本大臣、大臣がやはりリーダーシップをとらないとだめだと思うんですわ、この問題は。いやいや、答弁はいいです。  つまり、大畠大臣は、自分のところは仮設住宅なり公営住宅のあっせん、あるいは民間賃貸、それで一生懸命やられていますけれども、生活という立場から見れ...全文を見る
○谷委員 ぜひ積極的な取り組みを期待します。  今、大臣の答弁で言われました住田町、私も町長にお話をお聞きして、木造の仮設住宅も見せていただきました。誤解を恐れずに言いますと、本当に住みたくなるような仮設住宅でした。  ですから、繰り返しになりますけれども、戦略的な取り組みで...全文を見る
○谷委員 瓦れき処理について、松本大臣、国の方がサポートして支援するのは当然です。これはいわば当たり前で、国直轄という場合は、単なるサポート、支援じゃなくて、国みずからやるということですよ。例えば国道であれば、直轄国道といったら国みずから国道事務所で建設し、管理することを国直轄と...全文を見る
○谷委員 もう一つよくわからない答弁でございました。また次の機会にいろいろお尋ねしたいと思います。  災害弔慰金の話、細川大臣にお伺いいたします。いわゆる震災関連死、災害関連死の話です。  地震とか津波そのものではなくて、その後の避難所あるいは仮設住宅での生活で、環境の変化で...全文を見る
○谷委員 大臣の今の答弁書を見られてのあれはわかりますけれども、でも、実態を考えてくださいよ。  阪神・淡路のときは、神戸は百五十万ですよ。大きな被害を受けた西宮市は五十万。伊丹市は三十万。そこそこの行政規模があって、市町村ごとでもまだどうにかできたかもわかりません。  今回...全文を見る
○谷委員 それでは、ぜひ総務省と厚生労働省とよく話をしていただいて、早くこういうスキームをつくってあげないと。そういうスキームを早くつくっても、なかなか現場では大変なんですよ。  繰り返すようですけれども、義援金にしても被災者生活支援金にしても仮設住宅にしても、避難所にたくさん...全文を見る
○谷委員 野田大臣、足らざるものは何なのかと。ずっと質問していますし、何でしたらペーパーを出しますわ。幾らでもあります。山ほどあります。ぜひ、あとは政治の決断だと思いますよ。早期に相当規模で、十兆なら十兆という規模でやるという、その決断が求められているということを御指摘させていた...全文を見る
○谷委員 何か、また人のせいにするというやじが飛んでいましたけれども、私はそのとおりだと思います。やはり、時の宰相、国の総理であれば、民主党が云々、自民党がどうのこうのよりも、まず復旧復興じゃないかというのが筋論だと私は思います。  さて、我々野党はもちろんですけれども、与党議...全文を見る
○谷委員 総理、そうしますと、仮設住宅は総理みずからお盆ということを言われました。しかし、瓦れきの処理は、常識的に、今言われているのは最低でも三年かかると言われています。年内でも年度内でも、仮置き場まででも無理じゃないか。  では、総理の言われる、一定のめどがつくまでしっかりと...全文を見る
○谷委員 政治家というのは、やめる時期の決断が一番大事だということを改めて総理の答弁を聞きながら思いました。  ありがとうございました。
○谷委員 委員御指摘のように、現在の原賠法の枠組みが十分とは我々も思っておりません。見直しが必要だ、そう思っているところであります。したがって、政府において早く、当面措置すべき事項、補償の仮払い、東電の賠償スキームについて案を作成して国会に提出していただいて、大いに議論をしていき...全文を見る
○谷委員 福島県の立場につきましては、我が党提出の法案には、原発事故被害を震災に包含して明記していたところでございます。  委員御指摘の福島の特別な事情ということは、当然我々も十分配慮して復興、再生に当たるべきだと思っておりまして、特別立法のことも含めて、この前の参考人質疑でも...全文を見る
○谷委員 原発・エネルギー政策と福島の復興ということは、大変密接に絡んでいるかと思います。  法案の「基本理念」のところにも、第二条第六号で、原子力の事故による災害を受けた地域の振興については云々という記述をしているところでありまして、また、第二条の第四号にもエネルギーについて...全文を見る
06月14日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
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○衆議院議員(谷公一君) お答えいたします。  今回の基本法に定める復興庁は、新しい組織をつくることによりまして、従来の縦割り行政を廃止して、いわゆる国交省なり農林水産省などの事業官庁も含めて権限、責任、予算などを一元化するものであります。そして、強力な政治主導の下で、一元化に...全文を見る
06月15日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第3号
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○衆議院議員(谷公一君) 御指摘の法案第七条第一号の復興及びこれに関連する施策とは、いわゆる復興対策のほか、これに直接、間接に関連する施策をやや広く指しているものであります。具体的には、一次補正で計上をしましたような学校耐震化、そういったものも入るかと思います。  これ以外の施...全文を見る
06月17日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○衆議院議員(谷公一君) お答えいたします。  今審議願っております復興基本法案第八条におきましては、国は、復興債について、「別に法律で定める措置その他の措置を講ずることにより、あらかじめ、その償還の道筋を明らかにする」、このように規定してございます。  ここで言う措置につい...全文を見る
07月12日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第11号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  きょうは、限られた時間でございますので、リーダーの資質の問題、あるいは生活再建、まちづくりの問題、それらに絞ってお尋ねをしたいと思います。  海江田大臣、お疲れのことと本当に同情申し上げます。前の復興担当大臣は、放言によって辞任さ...全文を見る
○谷委員 今の大臣のお話ですと、自分がやったことが事実でなくなった。それは、いわば方針を変更したからそうなったわけですね。大臣が適切に行動しなかったからというのではなくて、方針変更したから信頼を失った、そういう理解でよろしいですか。
○谷委員 海江田大臣は大変遠慮されていると思います。そういう、方針が突如変更されるような方が上司にいて、その方はリーダーとしてふさわしいとお考えですか。海江田大臣にお尋ねします。
○谷委員 これ以上は申しません。海江田大臣の気持ちを思うと、もうこれ以上はよします。  震災の後の今の国民の感情を一番よくあらわしている短歌として、先日、あるジャーナリストから次の歌を教えていただきました。長谷川櫂という詩人の、「かかるときかかる首相をいただきてかかる目に遭ふ日...全文を見る
○谷委員 川柳とこの歌を一緒にしないでください。  この「震災歌集」を買って驚いたことがあります。これは三月十一日からの十二日間につくられた作品なんです。十二日間の世の中の動きを見ながら、本人の言によれば、「荒々しいリズムで短歌が次々に湧きあがってきた」。被災者の思い、被災者の...全文を見る
○谷委員 大臣、しっかりそれは我々も全面的に協力しながら頑張りますので、そこはよろしくお願いしたいと思います。  菅総理は今、さまざまな復旧復興、被災者支援が着実になされているかのようなあれがございました。しかし、整理をしてみました。これは私が整理したものであります。  一番...全文を見る
○谷委員 いろいろ反省点もあるかと思います。御存じのように、一次配分から全壊、半壊で差をつけました。スタートが極めておくれているにもかかわらず、私個人としては、そういう配分方法はいかがなものかなと。阪神・淡路大震災のときは、一月十七日でしたけれども、二月一日、二週間後に一律十万円...全文を見る
○谷委員 大臣の熱意はわかりましたけれども、現実の実態から見ては、もっと現場を見てほしいと思います。瓦れきをずっと見てください。歩いてください。  実際、国直轄というのは、単に指揮すればいいというのじゃないんです。国の直轄事業というのは、道路でも河川でもそうですけれども、職員が...全文を見る
○谷委員 早く言えば、市町村の行政機能ががたがただ。それはもうずっと前から指摘しているんです。これがいろいろ、義援金に響く、生活再建支援金の支払いにも響く、それから、きょうはお話ししませんでしたけれども、弔慰金の支払いにも響いています。また、そういうことが、手元に金がないから仮設...全文を見る
○谷委員 平野大臣、あなたは勉強不足ですよ。警察庁じゃないんです。避難者は内閣府が発表しているんです。私はちゃんともらっていますよ。  問題は、内閣府のこの数字というのは、肝心の東北三県が、すべてではないですけれども、一番下の、公営、仮設住宅や病院などの人数から抜けているんです...全文を見る
○谷委員 今、大畠大臣がおっしゃいましたように、津波対策法は、いわば基本法、理念法です。津波という名称のつく、我が国で初めての恒久的な法律だと思います。その基本法を受けて今法制化の作業を進めているということでありますけれども、その中身を確認させていただきたいと思います。  今ま...全文を見る
○谷委員 ありがとうございます。  難産の末成立した津波対策法が、このようにそれぞれの各省の施策で具現化されるということで、提出者として大変うれしく思いますので、またいろいろ注文も言わせていただくかもわかりませんけれども、よろしくお願いしたいと思います。  最後に、消防団のこ...全文を見る
○谷委員 済みません。ぜひ助成をお願いしたいと思います。答弁は簡単で結構です。
○谷委員 ありがとうございました。
07月14日第177回国会 衆議院 総務委員会 第23号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  今、同僚の秋葉議員が大変熱のこもった要望をいたしました。音楽ホール云々ということは私は申しませんけれども、神戸でも、今お話ありましたように十年かかりました。神戸なり兵庫県では待ちに待ちました。たしか復興十周年の記念事業の一環として、...全文を見る
○谷委員 やはり国民に対して言われたことというのは、委員長が言われましたように、トップがかわったからといって安易に変えるということは大変混乱を招きますし、不信にもつながることでありますから、ぜひ、その辺はしっかり重く受けとめていただきたいと思います。  次に、災害の受信料減免に...全文を見る
○谷委員 いろいろな状況を加味して決める、それは当然だと思いますけれども、今も会長が言われましたように、復興そのものがおくれている、また阪神・淡路と比べて被害の程度が極めて大きい。現に、十六年前の統一地方選挙、あのときも統一地方選挙がありましたけれども、延ばしたのは二月ですよ、四...全文を見る
○谷委員 片山大臣にお尋ねします。  基本的にはNHKが、みずからの経営あるいはさまざまな状況、公共料金の例を挙げましたが、それが適当かどうかわかりませんけれども、大事なことは、これは広い意味では被災者支援ですから、支援をいつまですることが適当か。  今の考え方は阪神・淡路と...全文を見る
○谷委員 ぜひ前向きな、六カ月ではなくてもう少し見ていただいた方が、私は、NHKという立場からもしっかり被災者にも目配りしている、NHKも経営ですから、経営のことも考えなければなりませんけれども、でき得る限り目いっぱいの、最大限のそういう手当てはしているという姿勢を示していただき...全文を見る
○谷委員 ぜひその辺、やはりふだんから最悪に備え、最善を尽くすということは危機管理の鉄則としてよく言われることでありますけれども、公共放送機関であるNHKが率先して、嫌がられても最悪の場合を想定しながら、そういった準備を着実に、静かにしていただくことを要望したいと思います。  ...全文を見る
07月25日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第15号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  きょうは三十分ほど時間をいただきまして、我が党からも、提出会派になっておりますけれども、仮払い法案を中心に質疑をさせていただきたいと思います。  大臣にも来ていただいております。そっけない答弁でも結構です。ただ、答えは明確に、考え...全文を見る
○谷委員 参議院では埋めることができなかったその溝も、良識の衆議院では、聞くところによれば、まだ最終的なきちんとした案文は今作成中と聞いておりますけれども、まとまったということで、大変喜ばしいことだと思います。  佐藤議員、主に、国の役割かどうか、それだけだという理解でよろしい...全文を見る
○谷委員 福島を中心とする原発被害者の思いというのは、私も、提出者の皆さんほどではないかもわかりませんけれども、いろいろなところからさまざまな要望をお聞きしました。やはり被害者に共通しているのは、だれであれ、とにかく早期に賠償金を支払ってほしいと。それで、最終的には、どういう事態...全文を見る
○谷委員 被害者の思いということを提出者にお尋ねしました。  同じ質問を海江田経済産業大臣にお尋ねしたいと思います。繰り返しになりますけれども、やはり思いも、早くお金を払ってほしい、そして最終的に、東電の経営形態云々どうなろうとも国が責任を持ってほしい、そういうことに尽きるので...全文を見る
○谷委員 先ほど参議院議員の荒井議員に御答弁いただいたのですけれども、政府、各党の実務者会議を思い出します。二十回、三月十九日から五月の中旬までやりました。あれは政党の規模によらず一律の発言時間でございましたから、荒井先生は必ず原子力以外のことを、言葉はよくないかもわかりませんが...全文を見る
○谷委員 ここのところは、法律というよりもむしろ執行の話ですから、実際の執行ということになりますと政府の方になりますけれども、その辺はぜひ、我々もウオッチしなければなりませんし、しっかりしたものにしていただきたいと思います。  さて、事務の話でございますが、参議院での質疑でも、...全文を見る
○谷委員 ありがとうございます。  そうしますと、今の佐藤議員のお答えですと、法律は、できるという規定で、何も、しなければならないという規定ではない。  それで、福島県の方にいろいろ問い合わせをすると、確かにいろいろな事務で大変であるけれども、現在の東京電力の仮払い、東京電力...全文を見る
○谷委員 同時に支援スキームの法律も審議しているわけですから、法律で新たな法人を設立しようというときに、望ましい、整うような法人をつくらなければなりませんので、またその辺もぜひ視野に入れて執行の方を、これは政府にお願いするしかないかもわかりませんが、お願いしたいと思います。  ...全文を見る
○谷委員 今、森議員の答弁のように、さまざまな需要が出ると思います。今言われた例のほかに、この前の稲わらも、専ら牛のえさとして話題にはなっていますけれども、実は現地の方からは、きょうも小野寺委員からも少しお話を聞いたんですけれども、畜産農家の健康あるいは子供たちの健康に影響がない...全文を見る
○谷委員 大臣、もう一度粘っこく確認させていただきます。  提出者は、ぎりぎりいけばいろいろあるかもわかりませんけれども、それらの責任を積み上げて、基金と仮払いで五千億ということで提出しています。それを一つの目安として二次補正の予備費もしくは三次補正でしっかりと計上する、そうい...全文を見る
○谷委員 ありがとうございました。  最後の適切にという形容詞は、余り好きな形容詞ではございませんけれども。どうもありがとうございました。
08月09日第177回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第19号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  先週八月二日火曜日以来、与野党間で鋭意協議して、このたびまとまりました。  自由民主党、公明党、みんなの党、たちあがれ日本、四党共同提案と政府案との合意点を目指して、精力的に、かつ早期の決着をそれぞれが念頭に置いて、さまざまな協議...全文を見る
○谷委員 ぜひ、環境大臣、国の総力を挙げて今まで以上に取り組んでいただきたいと思います。  正直なところ、環境省だけでは無理です。東北の地方機関は三十人しかいないでしょう。整備局とかそういう数百人規模のパワーを、もちろん、今も連絡協議会とか、先ほど政務官が答えておられましたが、...全文を見る
○谷委員 今回の法案の第六条で、災害廃棄物の処理に関し国が講ずべき措置というのが定められております。第六条一項は広域的な協力、第二項は再生利用のこと、第三項は契約の統一に係ること、第四項は健康被害のこと、第五項はいわゆる海の瓦れきのこと、第六項はアスベスト等々であります。いずれも...全文を見る
○谷委員 全体像が見えていないということは、私は農林水産委員会でも前にお尋ねしたかと思いますし、同じ答弁なんですね。  ただ、この法律はそれでは済まないんです。国はその指針を策定するとともに、要は、海の瓦れきについて、どういう方策で処理していくかという指針を決めるように義務づけ...全文を見る
○谷委員 余り明確な答弁ではございませんでした。できる限り早くという決意はお尋ねしました。きょうはこれ以上は言いません。ありがとうございました。  先ほど橋本委員も尋ねられていましたが、今回の法案では、瓦れき処理についての国の助成率が、現行は平均が八六・五%、これを九五%と、八...全文を見る
○谷委員 約六百億円ということでございます。  話が戻るようですけれども、この都道府県の基金というのは、ちょっと、政権交代してから、基金はだめだとか一時期言われましたけれども、どうか与党の皆さん、こういう活用もいざというときできるわけでございますから、そう目くじらを立てないよう...全文を見る
○谷委員 財務大臣に来ていただいています。  予算は財務省がつけるわけでございますけれども、これは三次補正になりますか、先ほどのグリーンニューディール基金への積み増しを三次補正で計上されるつもりなのかということが一つ。  もう一つ大臣にお尋ねしたいのは、今の配分の話です。例え...全文を見る
○谷委員 総理大臣とかいう声が上がっておりますけれども。  わかりました。そうしたら、大臣、くどいようですけれども、これは考え方の問題です。ならして九五%の助成、これは財務省としてはいい、一〇〇%は認められないけれども、九五%であればいいですよと。ただ、その中で、被災自治体の瓦...全文を見る
○谷委員 ありがとうございます。何か財務省も大変柔軟になったような感じがいたします。  十六年前、神戸のときに、当時は私は兵庫県にいましたけれども、実にきつかった。瓦れき処理も、そもそも税金でやるべきことかということから議論が始まって、それで最後の結論は補助率二分の一でした。今...全文を見る
○谷委員 ぜひ、閣僚の方々は、引き続き、この法律を契機にして、さらに処理を加速されることをお願い申し上げまして、質問を終えさせていただきます。ありがとうございました。
○谷委員 ただいま議題となりました東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する件につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  趣旨の説明は、案文を朗読してかえさせていただきたいと思います。     東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関す...全文を見る
08月10日第177回国会 衆議院 経済産業委員会農林水産委員会環境委員会連合審査会 第1号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  農林水産委員会に属しておりまして、きょうは、経済産業、環境委員会と合同で、再生可能エネルギーの買い取り法案の質問の機会をいただきましたことに感謝を申し上げたいと思います。  限られた時間でございますので、まず経産大臣にお尋ねします...全文を見る
○谷委員 今の大臣の考え方は、一つの考え方なんです。ただ、やり方は、それは工夫がありますので、私がなぜ経済産業大臣の告示だけですかと聞いて、大臣は、いやいや、法律で書くとと言われましたけれども、やり方はいろいろあります、そこは知恵の出しどころだと思いますので、御指摘だけさせていた...全文を見る
○谷委員 ありがとうございました。  総論では一致するんです、大臣。では、そういう考え方が、今回の買い取り法案のどこにあらわれているかということであります。よくわからない。ほとんどあらわれていないと言っていいのではないかと思います。  海江田大臣、買い取り価格は、太陽光を除い...全文を見る
○谷委員 大臣の言われることもわからないではないですけれども、納得はしていません。  議論をした、経済産業委員会の議論だけでは不十分だから、こういう合同の委員会を開いているわけです。農林水産の観点からも、あるいは環境面の観点からも、本当にこれでいいのかなということから、もっと別...全文を見る
○谷委員 中山政務官の発言は、何かよくわかりません。私が聞いていることに答えていないですよ。地域活性化の話はその前にしたでしょう。その答弁を求めたのではなくて、バイオマスは既存施設についてもほかの自然エネルギーと違って対象とすべきではないですかと。そのことは、何も私個人の意見だけ...全文を見る
○谷委員 では、再度お尋ねします。  バイオについては、既存施設であっても、新たにバイオを使う場合は今回の買い取り法案の対象となる、そういう理解でよろしいですか。これは政府参考人じゃなくて、大臣の方に明確にお願いします。
○谷委員 ありがとうございました。その点は明確になったかと思います。既存施設であっても、新たなバイオ燃料を使うときは買い取りの対象になる、そういうことかと思います。  それに関連して、対象のバイオマスなんですけれども、これは、国産材だけではなくて外材でも全く同じ扱いだというふう...全文を見る
○谷委員 さて、農林水産大臣もそういう御答弁でしたが、権限を持っておられる海江田大臣にお尋ねします。  国産材を優先的に使えるような仕組みの導入について、今、農林水産大臣は大変前向きな、意欲的な答弁があったわけでございますけれども、御見解をお尋ねします。
○谷委員 これも、先ほどの二月十八日に公表された経済産業省の買取制度小委員会報告に、結論は出ておりませんけれども、やや専門的ですけれども、LCA、ライフサイクルアセスメントの観点も導入するということで、事実上、国産材を優先的に購入できるような仕組みの提言というか、考え方も出ている...全文を見る
○谷委員 大臣、くどいようですけれども、再生可能エネルギー買い取りの仕組みができたとしても、農林水産省としては、小水力、あるいはバイオマスの普及のためにインセンティブを与える補助金は引き続きしっかりと守っていく、そういうふうに受けとめてよろしいですか。
○谷委員 海江田大臣に確認をさせていただきます。  経済産業省の方は、この再生可能エネルギー買い取り法案が成立して導入されたならば、経済産業省所管の導入のための今までの補助金はもうなくすという考え方のようでありますけれども、ほかの省庁がそれぞれ、例えば農林水産省であれば、農山漁...全文を見る
○谷委員 ありがとうございます。  時間が参りましたので、これで終えさせていただきますけれども、特にバイオ発電といいますのは、太陽光とか風力などと違いまして、施設整備が終わると雇用効果がほとんどないというものではありません、バイオ発電は。うまくいけば相当の雇用も創出できる。そし...全文を見る
08月11日第177回国会 衆議院 総務委員会 第27号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  きょうは、いわゆる第二次一括法案について総括的な質疑ということで、十五分の時間をいただきました。短い時間でございますので、大臣を初め、簡潔に考え方を述べていただければと思います。  権限移譲について、基本的に、こういう方向で地方分...全文を見る
○谷委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  きょうは山口副大臣もおられますけれども、こういう政治状況ですから菅内閣もそう長くは続かないと思いますけれども、やはり災害時、非常時における本来市町村がやるべきことが十分やれていないので、できなかったので、お金の配付がおくれ、仮設...全文を見る
○谷委員 今回の権限移譲は、都道府県から市町村、あるいは、今までいわゆる中核市だけのものが一般市にも、いわゆる特例市だけのものが一般市にもというものが多いと思います。  ずっと見ていますと、中核市は保健所の設置とか民生関係の仕事もあるわけでありますけれども、いわゆる特例市の事務...全文を見る
○谷委員 大臣の言われる、市町村を余り小分けにしてグルーピング化するのはどうかというのも、私もそのように思います。  しかし、大臣の認識と私の認識はちょっと違います。中核市は、保健所とかいわゆる民生行政、相当ありますけれども、特例市は大分おりていますよ。もう特例市の意味合いとい...全文を見る
○谷委員 大臣もなかなか苦しい答弁であったと思います。  大臣、今のは建前です。自覚を促す、それは自治体もそうでしょうし、特に国。ただ、これは国だけではありません。国だけではなくて、現行の法律は、国立病院機構なり国立大学、日本郵政株式会社、あるいは東日本、西日本高速道路株式会社...全文を見る
○谷委員 この附則第五条については、法律の根拠はなくなりましたけれども、しっかりと可能な限り対応をとることを御要望申し上げまして、質問を終えさせていただきます。  ありがとうございました。
08月11日第177回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第15号
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○衆議院議員(谷公一君) お答えいたします。  我々提出者は、瓦れき処理は本来国の直轄事業であるという考えではなくて、現在の瓦れき処理の状況から見て、国が直接直轄代行をすべき状況だと、そういう認識の下で今回の法案を提出させていただいたわけであります。  その処理でございますが...全文を見る
11月14日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第4号
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○谷委員 修正案提出者として代表して御答弁をさせていただきます。  まず、経緯でございますけれども、この二重ローン救済のあり方につきましては、六月ぐらいから、主に参議院を中心にいたしまして、民主党、自民党、公明党による協議を行ってきたところでございますが、なかなかうまくいかず、...全文を見る
○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  私は、衆議院、今回の修正案の提出者でございますので、主に政府に対して何点か、質問といいますか確認をさせていただきたいと思います。  先ほども話が出ましたけれども、そもそも今の法案は、参議院段階では与党の賛同を得られなかった、法案を...全文を見る
○谷委員 安住大臣らしくない答弁でございました。何か答弁を今読まれていました。  もう一度、しつこいようではございますけれども、確認させていただきます。  この新たな機構の事業規模は五千億でなければ困るんです。対外的に、これだけの、当面五千億という枠を用意していますよと。そし...全文を見る
○谷委員 ぜひともよろしくお願いしたいと思います。  なお、大臣、法案には五千億とは書いてないんです。事業規模はこの法案には何もないんです。ですからこそ、ちょっと確認をさせていただいたということであります。  ありがとうございました。財務大臣は結構でございます。  この法案...全文を見る
○谷委員 枝野大臣、確認でございますが、通常、こういう政府系金融機関の供給の規定は、必要な資金の貸し付けを行うものとするとか、そういう規定かと思うんです。今回の修正案では、「必要な資金の貸付けを行うように努めなければならない。」「努めなければならない。」という、恐らく前例にない、...全文を見る
○谷委員 枝野大臣にお聞きしたいと思います。  現在、各県ごとに、岩手県は、先ほどの質問にございましたように、先週、十一月十一日に産業復興機構が正式に設立をされました。ほかのところもさまざま、準備ということでございますけれども、例えば岩手県、当面五百億ぐらい、当面といいますか、...全文を見る
○谷委員 ありがとうございました。  いずれにしても、何か具体的に、当面、岩手県では五百億で、うちこれぐらいのめどがある、具体的な話が来ているという御答弁をいただけるのかなと思いましたら、そこまでいっていないということが残念であります。  我々の機構は、我々のといいますか、今...全文を見る
○谷委員 ありがとうございます。  副大臣、いずれにしても四十三件ですよ。四十三件なんていうのは施策じゃないですよ、こんなもの。こんなもの、ほっておいても個別の金融機関で対応できるんじゃないかというような数字です。もう少し本格的に取り組んでいただきたいですね。本当に住宅ローンに...全文を見る
○谷委員 わかりました。  逆に言うと、では、新たに住宅を建てようという人を十人しか救っていないということですわ、要は。ほかの方は、いわば債務を免除しただけで住宅を建てていないわけでしょう。もう少し住まいの復興ということに目配りして力を入れて、全国銀行協会などのこういうガイドラ...全文を見る
○谷委員 それでは、時間が参りましたので終わらせていただきます。  ぜひとも政府におきましては、この法案の趣旨を、特に目的、何のための法律かということを十分踏まえていただいて、議員立法で新たなこういう法人ができる、まあ以前でいうと認可法人ですわ、こういうのは前例がないと思います...全文を見る
○谷委員 お答えいたします。  佐々木委員の言われる、まず、三党だけということでございますけれども、できる限り幅広く政党でというのは理想かと思います。ただ、この二重ローン救済法案は非常に大部である、時間的なものもこれあり、とりあえず三党で先行させていただき、情報は逐次お伝えして...全文を見る
○谷委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。  趣旨の説明は、案文を朗読してかえさせていただきたいと存じます。     株式会社東日本大震災事業者再生支援機構法案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の...全文を見る
11月18日第179回国会 衆議院 本会議 第10号
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○谷公一君 自由民主党の谷公一です。  自由民主党・無所属の会を代表して、東日本大震災復興特別区域法案について御質問します。(拍手)  まず、二重ローン対策から入ります。  二重ローン問題については、六月から与野党協議が始まり、我々提出の株式会社東日本大震災事業者再生支援機...全文を見る
11月18日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第5号
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○衆議院議員(谷公一君) お答えをいたします。  まず冒頭、山田委員お話がございましたが、ここまで掛かった、大変時間を要しました。私も当事者として、いろいろございましたけれども、ここに至ったということは、それこそ与党の度量と我々野党の良識が実を結んだものだと思っておりますが、た...全文を見る
11月22日第179回国会 衆議院 総務委員会 第4号
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○谷委員 おはようございます。自由民主党の谷公一でございます。  きょうは、閣法及び修正案に対する質疑ということで、四十分間の時間で四点について御質問をしたいと思います。税法、交付税法そして新たな児童手当、最後に過疎対策であります。  まず、地方税法の改正案についてであります...全文を見る
○谷委員 今政務官からお答えいただいたのは根拠だけです。私が尋ねましたのは、それだけではなくて、考え方、どんな事業をするんですか、これによって防災力はどれだけ高まるのですかということをお尋ねしたつもりでございましたけれども、再度、観点を変えます。  今政務官は端的に言ってとおっ...全文を見る
○谷委員 再度お尋ねします。  ことし初めて、政府が十一月五日をある日と決めました。何の日か御存じですか。
○谷委員 半分合っていて、半分違います。津波防災の日です。  これは、昨年六月、我々野党が、二階先生が中心になって津波対策基本法というのを出し、ずっとほったらかしにされ、三月十一日を経てから慌てて与党の方も協議に乗っていただき、六月に成立しました。そして、十一月五日、あの「稲む...全文を見る
○谷委員 論理矛盾なんですね、今の政務官。その後の大きな問題となった津波防災も入っている。では、なぜ一・三兆はそのままなんですか。十六年前の一・三兆ですよ。そのことだけ指摘をさせていただいて、要は、同じやるなら、きちんとした積算がなければだめだということですよ。十六年前の数値を安...全文を見る
○谷委員 正直な話、何かよくわかりません。答弁のあれがわかりませんし、納得できませんけれども、次の質問に移ります。  総務大臣、要は、一・三兆円、私が言わんとしていることは、非常に薄弱な根拠で、しっかりとした考え方あるいは理念、目標、そういうこともなしに定められた金額だ、それを...全文を見る
○谷委員 幅広い方々に負担をお願いする、考え方そのものは一つの考え方であろうかと思いますけれども、今回の個人住民税の値上げの問題点は、緊急防災をやるということ自身には私は反対しませんし、むしろ、一・三兆円というような額ではなくて、五兆円とか十兆円とか、それぐらいのオーダーで集中し...全文を見る
○谷委員 今の大臣の答弁は、五年間の集中期間、十九兆円というフレームの中では同様の対応を今後もとっていく、そういう御答弁だったかと思います。  疑い深い私は、財務省の方にもお尋ねします。  吉田政務官、財務省も同じ考え方ですか。今後とも、今年度は四次補正があるかどうかわかりま...全文を見る
○谷委員 ありがとうございます。  再度確認させていただきます。  今、政務官の答弁は、基本的に総務大臣の言われるとおりだ、ただ、前提がある、五年間という前提、十九兆円という前提、さらにはその財源確保の復興債の財源手当てと言われました。  その中で、明らかに変わるのは十九兆...全文を見る
○谷委員 東電の賠償で賄うというのは、それはそうですけれども、一つの例として除染の経費を挙げただけで、要は、十九兆円ではとても対応できないという声が多いし、私自身も、あるいは自民党もそう思っているということをこの場で改めてお伝えしたいと思います。  交付税に絡んで、取り崩し基金...全文を見る
○谷委員 今の大臣のあれは、神戸のときは三千五百億円のお金があった、しかしその後さまざまな制度充実がされた、それらを差し引くと大体一千億だ、それで一千億を、被災団体が神戸—阪神間の自治体と違って財政力も弱いので、それらを加味して倍にしたということかと思います。  これも、冒頭の...全文を見る
○谷委員 政務官、地方団体は全然そんな反応じゃないでしょう。負担転嫁なんて優しい表現じゃないですよ。だまされたと。大体、民主党のマニフェストで全額国庫負担と言っていたんじゃないですか。全額国庫負担を言っていたのを、もともとの児童手当が国、地方で一対二だから、今度は負担を上げて一対...全文を見る
○谷委員 そういう言葉とは別に、厚労省の本音が時々出るんです。私の聞いている限りでは、国と地方の協議の場で、総務省が先日、地方単独の社会保障費六兆円と発表したでしょう。それで、厚労省の方が、六兆円の中でまともな、目配りしなければならない福祉対策というのは数百億円だ、そう発言したと...全文を見る
○谷委員 政務官、何も精査しなくていいんですわ。地方団体が勝手にやるのを、何で厚生労働省が精査するんですか。そういう姿勢こそおかしいんです。  問題は、精査させていただいてというような、厚生労働省が地方の現場を知らないからですわ。一・七兆円も地方単独を厳しい財政事情でもやってい...全文を見る
○谷委員 時間が参りました。ありがとうございます。
11月29日第179回国会 衆議院 国土交通委員会 第4号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。質問の機会を与えていただきまして、ありがとうございます。  今回の津波防災地域づくりに関する法律案、先ほど林委員の方からも話がございましたが、津波対策推進法を受けた、いわば現行の法律名で津波と名乗っているのは津波対策推進法ただ一つでござ...全文を見る
○谷委員 一般法、今大臣の言われる津波対策の推進に関する法律、いわゆる津波対策推進法、あるいは津波対策基本法でもよろしいですけれども、それを受けたということであれば、私は、法律の中にそのことをしっかり書いていただきたかったと思います。何か、津波対策は議員立法だから政府の出す閣法は...全文を見る
○谷委員 せっかくの後藤副大臣のお答えでしたけれども、意味がよくわかりませんでした。答えていないんですよ、私の質問に。まあ、この場はもうこれ以上は……。笑わないでください。何も納得していないですよ。そうでなければ、要は、まじめな話、内閣府の存在意義がなくなるからですよ。だって、基...全文を見る
○谷委員 今大臣御答弁ありましたように、まずは国土交通省という法案なんです、これは。それはそれで意味がないとかいうことじゃないんですよ、冒頭お話ししましたように。国土交通省に津波防災のプロの方がたくさんいるということも私も十分承知しています。各省庁の中で一番ノウハウがある省庁かも...全文を見る
○谷委員 少し大臣の認識と私の認識とは違います。  現行の制度で予想される、林委員は先ほど三連発と言われましたけれども、そういうエリアの自治体が整備を図ろうと思っても、一番ネックはお金なんです。二分の一の補助、裏はそこそこの交付税措置という、従来のスキームではとても対応できない...全文を見る
○谷委員 私は何も、被災地以外にも今回の被災地と同じような特例を設けてくださいとは言っていないんですよ。ただ、現行の補助率にとどまる限り、地元は動きませんよ。幾ら立派な法律をつくっても、自治体がやらなければ意味がないでしょう。そのことを指摘しているわけです。そのためには特例的に、...全文を見る
○谷委員 時間が参りました。ぜひ今後とも積極的に、国土交通省も頑張っていただきたいですし、内閣府、後藤副大臣、よろしくお願いいたします。  ありがとうございました。
11月29日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○谷委員 自由民主党の谷公一でございます。  ただいま議題となりました東日本大震災復興特別区域法案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  復興特区制度は、東日本大震災からの復興が地域における創意工夫を生かして行われるべきものであ...全文を見る
○谷委員 修正案提出者でございますので、修正案提出者には質問ができません。専らその修正案について政府の方に何点か確認をさせていただきたいと思います。  一つは、まず、復興交付金であります。  大臣、復興交付金の基幹事業として、この質疑にもございましたように、五つの省庁にわたる...全文を見る
○谷委員 ありがとうございます。大変手がたい答弁でございました。しかし、四十事業は柔軟に対応していただける、そういう趣旨であると理解をしております。  さて、その基幹事業に、現在の政府案では、一体的に行う事業で効果を促進する事業はいいですよという書きぶりでございますが、修正協議...全文を見る
○谷委員 そういうことがないように、しっかりと地域の実情を踏まえて対応していただきたいということを御要望しておきます。  さて、もう一度基幹事業に戻りますけれども、基幹事業は五つの省庁、半分以上が国土交通省でございますけれども、四十事業ある。それで、政府原案は、それと一体的に行...全文を見る
○谷委員 大臣、再度確認させていただきますが、三五%が上限だというのを、これは弾力的に運用したいという理解でよろしいんですか。
○谷委員 ぜひ弾力的な運用をお願いしたいと思います。  少し話は違うんですけれども、この委員会で、大臣御存じのように、瓦れき処理法案というのを議員立法で通しました。あのときは、通常の補助金とは別に、いわゆるグリーンニューディール基金というのを活用して九五%まで補助率を上げる、こ...全文を見る
○谷委員 いや、大臣、各自治体の意見というのはもう聞いているでしょう。(平野国務大臣「基本方針は基本方針でまたセットですから」と呼ぶ)いや、基本方針といって、もう震災から八カ月過ぎて、これから聞くというのではなくて、既に聞いているのを改めて確認するというぐらいであればわかりますけ...全文を見る
○谷委員 ぜひとも、とにかくスピードが大事です。完全なものよりも、少々、やや粗っぽいやり方でもスピードが大事だということを第一に考えていただいて、さらなる御奮闘を御期待申し上げまして、質問を終わります。  ありがとうございました。
○谷委員 お答えさせていただきます。  吉野委員御指摘のいわゆる仮払い法、これも議員提出で成立した法案でございますけれども、それと本法案の復興交付金制度、いずれも広い意味では被災地域の復興を目的とした制度ということは言えるかと思います。ただ、それぞれの法目的で、仮払いということ...全文を見る
○谷委員 吉野委員の言わんとしていることは、私なりに理解いたしますと、仮払い法の基金が設置されていればその中で対応をするのが基本だ、そういう思いがあるかと思うんです。ただ、残念ながらその基金がない。そして、これは復興地域の面的な整備、復興さすというのが主目的でございますけれども、...全文を見る
○谷委員 きょう提出させていただきました修正案におきましては、交付金の対象事業につき、政府原案では先ほど階委員の答弁にありましたように二つの要件がありました、基幹事業との一体性、そして効果増大性、それに加えて、関連性があれば大丈夫だというふうに変えているわけであります。  私も...全文を見る
○谷委員 お答えいたします。  考え方であろうかと思いますけれども、我々は野党ですから、政府の予算のそういう縛りもございますし、与えられた条件で何が一番ベターなのかと考えたときに、政府提案の交付税は交付税としてしっかりそれぞれ基金をつくってもらう、それに加えて提出の交付金をもっ...全文を見る
○谷委員 お答えをさせていただきます。  これを設けた理由、これは参議院で先議されて、それで衆議院に付託されております災害交付金に関する法律案、その中にもともとございました。ですから、その法案の趣旨を、一つの院の議決を我々としても最大限尊重して入れさせていただいたわけであります...全文を見る
○谷委員 復興交付金の交付に当たっては、団体の方から計画を提出してもらって、それで個別具体的に判断するということになろうかと思います。  それで、具体的にどういうものがあるかということについては、しっかりお答えするというのは正直なところ困難でございます。ただ、修正案提出者の立場...全文を見る
11月30日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第6号
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○衆議院議員(谷公一君) ただいま議題となりました東日本大震災復興特別区域法案の衆議院における修正部分につきまして、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  復興特区制度は、東日本大震災からの復興が地域における創意工夫を生かして行われるべきものであることを踏まえつつ、復興に向け...全文を見る
12月01日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第7号
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○衆議院議員(谷公一君) 参議院通過法案のいわゆる災害臨時交付金法案、我が党の中では礒崎法案と言っておりますけれども、その趣旨をできる限り生かし得たと提出者として思っているところでございます。  今、礒崎委員御指摘の県外の避難先において行うソフト事業などにつきましても、地元市町...全文を見る
○衆議院議員(谷公一君) 今、礒崎委員御指摘の点でございますが、基本理念につきましては入れさせていただいております。それを具体的に生かすのは当然政府、行政でございますので、提出者といたしましては次のようなことを政府に求めたいと思っております。  一つに、自治体が復興交付金事業計...全文を見る
12月06日第179回国会 衆議院 東日本大震災復興特別委員会 第13号
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○谷委員 ただいま議題となりました復興庁設置法案に対する修正案につきまして、提出者を代表して、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  本修正案は、東日本大震災からの復興をより円滑かつ迅速に進めるため、復興庁が被災地のニーズにワンストップで対応できるよう権限強化を図る必要がある...全文を見る
○谷委員 お答えいたします。  今、井上委員御指摘のとおり、与野党合意に反するこの政府原案は、与野党合意に反するということは、復興庁は権限とか予算もあわせ持ったスーパー官庁であるというのが五月の段階の与野党合意でありましたが、その合意どおりの法案であればここまで修正協議に時間を...全文を見る
○谷委員 吉野委員御指摘のとおり、今回の修正案、先ほど提出させていただいた修正案におきまして、復興庁の所掌事務として、いわゆる二重ローン救済対策としての機構の事務、取締役及び監査役の選任決議の認可、定款の変更、合併の決議の認可、そういったことを追加しております。  これは二重ロ...全文を見る
12月07日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第9号
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○衆議院議員(谷公一君) ただいま議題となりました復興庁設置法案の衆議院における修正部分につきまして、その趣旨及び内容を御説明申し上げます。  本修正は、東日本大震災からの復興をより円滑かつ迅速に進めるため、復興庁が被災地のニーズにワンストップで対応できるよう権限強化を図る必要...全文を見る
12月08日第179回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○衆議院議員(谷公一君) 高階委員にお答えいたします。  復興を進めるに当たって、目標を明確にして、そして工程表を作って住民なり国民に明らかにするということは大変大切なことだと思っております。  政府においては、七月二十九日に東日本大震災からの復興の基本方針というのを定め、そ...全文を見る
○衆議院議員(谷公一君) 神戸の震災は十六年前でございました。神戸の震災に比べて大変地震そのものの規模が大きかった、とてつもなく大きかった。被害を受けたエリアも大変広い。そしてまた、神戸の場合は人口百五十万の神戸市を中心とするエリアでございましたが、今回は三陸、宮城、岩手、それぞ...全文を見る
○衆議院議員(谷公一君) お答えいたします。  修正案についての一定の評価をいただいたことに感謝を申し上げます。  完全ではないではないか、やはり各省に執行が残るではないか、おっしゃるとおりです。しかし現実に、復興庁が政府の提案がああいう時期だった、そしてもう来年の三月には一...全文を見る
○衆議院議員(谷公一君) お答えいたします。  大臣の増員の件でございますが、様々な意見があったことは事実であります。しかし、復興庁の実施する事務が当初より増えたということ、あるいは全力で復旧復興に当たっていただく、そういう体制をしっかりと、少なくとも十年間はつくる、そういう思...全文を見る
○衆議院議員(谷公一君) 法律に詳しい宮沢委員が中心になって作られた修正案でございますので。  この趣旨でございますけれども、統括し監理するということの意味合いは、復興庁が各府省より一段高い立場から復興に関する事務を総合的に締めくくり、これを指導、統制すると、そういうことでござ...全文を見る
○衆議院議員(谷公一君) 委員御指摘のとおり、元々、復興基本法案、政府の原案には復興特区もありませんでしたし、事業実施の権限を持った復興庁、そういう考え方もありませんでしたが、与野党協議を経て、それらを組み入れて委員長提案の議員立法として成立したのが東日本の震災復興基本法でありま...全文を見る
○衆議院議員(谷公一君) 復興庁の本庁をどこに置くかということでございますが、今日は民主、自民、公明、三党の修正案提出者が来させていただいておりますが、与党と我々とでは違いがあります。少なくとも私個人は、先ほどの議論もございましたが、被災地の強い思い、要望、そして今までにない災害...全文を見る