小沼巧

おぬまたくみ

選挙区(茨城県)選出
立憲民主・社民
当選回数1回

小沼巧の2022年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月02日第208回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第1号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧です。今日はどうもありがとうございます。  まず、松浦参考人にお伺いしたいと思います。  私、実は海事振興連盟に所属している国会議員の一人でございまして、そういったことも踏まえながら今日の御意見も大変興味深く聞かせていただきました。本件、調査会議...全文を見る
○小沼巧君 ありがとうございます。  まさに、我が国、国連加盟百九十三か国の中でいち早く海の日、国民の祝日とした唯一の国でありますので、そういった御意見、大事なことだろうなと思って、今回、国会の議事録として残ることというのは非常に意義があることだろうなと思っております。ありがと...全文を見る
○小沼巧君 率直な御意見、ありがとうございました。ごもっともだと思います。  その上で、時間が限られてございますが、最後に賞雅参考人に一問だけお伺いしたいと思います。  今の話がございました。実際、定員や予算の関係等も不足しているのではないかというような話でございましたが、実...全文を見る
○小沼巧君 終わります。ありがとうございました。
03月08日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧です。  先ほど酒井先生から私の経産省の経験ありましたけれども、いろいろ産業構造の変化に伴って様々あるところでありますが、生まれも育ちも、今、私は野菜を一番作る町、鉾田市の出身でございますので、その農業が大事だと、農村地域が大事だという思いは一緒で...全文を見る
○小沼巧君 ありがとうございます。  そのとおりだと思いますね。  ということなんですが、あえてこれは通告には言及しておりませんでした。次の質問に関係することに関係することなんで聞きたいと思うんですが、輸出と東日本大震災からの復興、これは十年間ずうっと継続しているんですね。で...全文を見る
○小沼巧君 ごめんなさい、かみ合っていないですね。何で言及しなくなったのかということについてでありますので。
○小沼巧君 答えていないということがあるんですが、まあちょっと次のお話についてやっていきますので、議論、そこでもうちょっと詳しく議論していきたいと思うんです。  新しく付け加わった単語もありました。新しい資本主義という単語、これは新しく付け加わっておりますね。しかし、新しい資本...全文を見る
○小沼巧君 所信に書いてあることの、ちりばめられていらっしゃることをもう一回繰り返されたようにしか正直聞こえなくて、ますますちょっと分からないなというところの疑念が覚えたところでありますが、二つにちょっと分けて質問してみたいと思います。  一つが、実際に、じゃ、いろんなところの...全文を見る
○小沼巧君 多分、これは政治家が多分定義しなきゃいけない問題だと思うんですね。なかなか、役所に書かせるということも結構限界があると思うんですよ。今やっているパーツパーツの取組を、議論を述べるというだけだと、これだけしっくりこないような状況になっているということの問題は解決しないと...全文を見る
○小沼巧君 一年前と変わらない答弁ですね。  そのうち、一年前の令和元年における三・三兆円でしたので、生産農業所得に関しては一年弱たっても変わらない。数字は変わらないし、加速化していくような取組を進めるというのも、当時、野上農水大臣がおっしゃっていたところでありまして、全く変わ...全文を見る
○小沼巧君 パーツとしては、そういうことやるというのはいいと思うんですね。なんだけれども、輸出がこれだけ増えているのに何で農業、農村所得の向上には結び付いていないのかということを、これを問うているわけであります。  そういうことについて、答弁は、それは去年と一緒なので、もう聞い...全文を見る
○小沼巧君 輸出が最近増えてきたのっていうのは多分違うんじゃないですかね。二〇一二年から確かに倍増しているとかってありますけど、毎年毎年一〇%ぐらいずつ増えていますよ、輸出は。だから、歴代の所信でも常に今年は過去最高額の輸出額を記録したって高らかにおっしゃるわけじゃないですか。ど...全文を見る
○小沼巧君 効果がないとは言っていませんので、誤解なさらないようにお願いいたしますね。輸出ということも大事ですけど、それ以外で本当に適切なのかということを問いたいわけでありまして、その観点からの議論をさせていただいているわけであります。  もう一個だけ申し上げると、この農業、農...全文を見る
○小沼巧君 仮定の下での試算なんですね。つまり、農村地域の関連所得が大事だ。大事だと思いますよ。その中のコンポーネントに輸出がありの、バイオマス・再生可能エネルギーがありのというような構図になっているわけじゃないですか。しかし、これは推計値であります。管理できていないんですよ、直...全文を見る
○小沼巧君 ありがとうございます。  検討する、まあそうですね、大事だと思いますので、どうなるにせよ大事だと思いますので、お願いいたします。  さて、そして、地元の関係でもありました、ちょっと今回は技能実習生など外国人材について幾つかお伺いしてみたいと思います。  鉾田を始...全文を見る
○小沼巧君 今、事業の話が出ました。これについて簡単な一つ改善の御提案を申し上げたいということがあるんですが、おっしゃった掛かり増しの経費というのは、農業労働力確保緊急支援事業というものであると理解をします。令和二年補正及び令和三年度で補正でやられたところでありますが、期限が今月...全文を見る
○小沼巧君 期限の延長ということが成ったわけであります。前向きな御答弁だったと思います。  一つちょっと統計、数字の話もある、統計というわけじゃないんですが、これを調べていて気付いちゃったので聞かなきゃいけないことがあるんですね。  令和三年度における、違うや、令和二年度だ、...全文を見る
○小沼巧君 三月三日夜にホームページにアクセスしてレビューシートを拝見しました。執行額十四・九兆円となっているんですね、ずれているんですね。(発言する者あり)十四・九兆円、いや、違う、済みません、十四・九億円です、大変失礼しました。十四・九億円です、大変失礼しました。ちょっと単位...全文を見る
○小沼巧君 間違った数字を正しい情報に直す、当然のことであります。それに対しての批判を恐れて隠蔽するとかやらないとかということは言語道断でありますので、今回の間違っていた数字を正すということこの自体については大事だと思います。  ただ、プロセスについては、ちゃんと公表してそうい...全文を見る
○小沼巧君 場合によっては、予算の委嘱審査などにもちょっと影響しかねない問題でありますので遺漏なきよう、そして何らかの変更があった場合は是非ともちゃんと正確な情報共有をしていただくということをお訴え申し上げまして、時間が参りました、質問を終わります。  ありがとうございました。...全文を見る
03月09日第208回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧でございます。  今日は、主として、経済安全保障及び今回の令和四年の当初予算についてお伺いしてまいりたいと思います。  まず、経済安全保障、これについてお伺いしたいと思うんですが、今日は小林大臣来ていただいております。同じ役所出身で、ボストンの東...全文を見る
○小沼巧君 両面であるということでありました。だからこそ、ごっちゃになっていて、何が何だか分からなくなっているということが事実ではないかなと思うわけであります。  新しい資本主義の中に経済安全保障という概念も一つのパーツとして含まれております。科学技術イノベとかデジタル田園都市...全文を見る
○小沼巧君 私の質問、これから主として経済安保及び財務大臣に伺って終わりたいと思いますので、ほかに来ていただいております法務、外務、文科、厚労、防衛、デジタル、領土の関係大臣におかれましては御退席いただければと思います。委員長、お取り計らいお願いします。
○小沼巧君 法務、外務、文科、厚労、防衛、デジタル、領土。
○小沼巧君 初めての私も予算委員なものですから、なかなか勝手が、戸惑ってしまって恐縮でございました。しっかりとやっていきたいと思います。  さて、産業政策ということでお伺いしていきたいと思うんですが、自律性とか優位性、不可欠性ということをおっしゃっていただきました。そういうこと...全文を見る
○小沼巧君 結局、成功とされた体験なり政策がないのであるということの御答弁だったかと思います。ワクチンは駄目、半導体もいつの間にか後塵を拝しているというような状況の中でありまして、本当に成長戦略という文脈の中で、この経済安全保障という新しい概念という話でありますが、それは私と見解...全文を見る
○小沼巧君 分からないということ、そして機微技術とかそういった重要な技術の特定ということがもし今の段階で至っていないのであれば、本当に大丈夫かということは問わなければいけないと思います。  経済安全保障ということでしたので、次は安全保障の観点から伺ってみたいと思うわけであります...全文を見る
○小沼巧君 含まれているということであります。  御案内のとおり、機微技術管理というものは、輸出ないしは情報、技術の流出に当たってちゃんと管理をするということが安全保障貿易管理の要諦でありまして、古くは冷戦のココム時代から行われていたわけであります。  今回のそういった観点に...全文を見る
○小沼巧君 今日は観点を変えて聞いていますので、別に私は、今の話として、法案の内容をゆがめられた云々かんぬんではないのであります。  まさに安全保障という概念の中で機微技術管理は日本企業がやっていかなきゃならない課題です。企業だけじゃないです。大学、研究機関だって軍民汎用技術を...全文を見る
○小沼巧君 ガバナンスということについては、今のは調査の手続でありまして、そのような、こういった考えで、心構えで働いている役人が大量にいるのではないかということにも正直発展されかねない問題であります。  大臣の任命責任であり、マネジメントに対する責任、これを問うているのでありま...全文を見る
○小沼巧君 九年間行ったことに気付けなかったのかなということは、私も役所にいた経験がありますけれども、不思議だなと思うんですね。  例えば、調査の報告書の中にありますが、某電機メーカーA社の方が国家安全保障局の執務室に複数回入っていたという報道がありましたが、四回入っています。...全文を見る
○小沼巧君 参考人なので、せっかくですから、面談録はあるんでしょうか。
○小沼巧君 その問題の面談録についての提出ということが、公開及びこの予算委員会に対する説明というのはなされたことはありますか。
○小沼巧君 それでは、その面談録についても精査が必要だと思いますが、もう一つ、報道関係者との接触及び対外的な意見発表の場合の届出について聞いていきたいと思います。  国家安全保障局在籍時、在籍時ですね、内規で事後報告なり事前の届出を行うということが決められていると思いますが、そ...全文を見る
○小沼巧君 もしかしたら、それについて法案に影響している可能性があるとの話があります。この問題は、この報告書だけで判断するというのは若干時期尚早ではないかと考えます。  したがいまして、これは藤井元審議官の名誉を守るためでもあると思うんですが、実際、例えばこの予算委員会に招致を...全文を見る
○小沼巧君 それでは、もう時間もほぼなくなってしまいましたので……(発言する者あり)はい。なくなりました。ちょうどなくなりました。  質問を終わります。ありがとうございました。
03月29日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧です。  今日は土地改良法の審議ということでありますが、我が党の立場は基本的に賛成でございます。したがいまして、技術的な単語の確認と、土地改良に係る基本的な思想や運用の問題、そしてあとは個別の直近の農林水産行政に係る課題について、時間の許す限り質問...全文を見る
○小沼巧君 ありがとうございます。基準が分からないといろいろと恣意的になっちゃって困っちゃうんじゃないのかというような話もありますから、明示されるということは良かったと思います。  もう一つ、技術的な事項の確認でございますが、八十七条の三及び八十八条で引用しておりますところの土...全文を見る
○小沼巧君 ありがとうございます。  ここで暗渠が入るということでした。実際、私も土地改良の実際にやっている人たちの話を聞いてみますと、こういった暗渠設備というのが非常に大事なんだということを伺ってまいりましたので、この改正自体は非常に良いものだろうなと、やりやすくなるというこ...全文を見る
○小沼巧君 まあ柔軟かつ適正な時々のというと、ちょっと原則から外れちゃうんじゃねえのということは、大臣もおっしゃりながらうなずいていらっしゃるところで、自覚があられるのかなと思うところでありますが。  あと人・農地プランの話も進藤先生からございましたけれども、これとの関係って本...全文を見る
○小沼巧君 まあ元農水大臣から分かりませんというやじが上がったところでございますが、正直厳しいということだと思いますし、実際、土地改良の話、人の話を聞いてみても、コロナ禍です、二年間続いています、話合いが大事、一般論としては分かります。だけんども、結局話合いも何もできねえというよ...全文を見る
○小沼巧君 背景の話も聞くと、どうやら農水省の最初に頼んだところの設計が、同じ事業なのにそもそも違うとか、茨城の中の土地の状況とかそういったものをあんまり考えないでいろいろやっちゃった、更に言えば、国営事業で土地改良事業だと、まさにということで、先進的なことだからということで結構...全文を見る
○小沼巧君 連携してやるとかというのは、これはいろんなところで長年言い古されているところでありまして、そうじゃないんじゃないのかということが指摘なわけであります。  ただ、難しいのは分かります。だから連携が大事だとか地域の話合いが大事だということもあるんですけど、もしこういうト...全文を見る
○小沼巧君 いや、与党席からも、よしというやじが、お声が上がりまして、いや、本当にそのとおりだと思いますので、その点はしっかりとお願いできればと思います。  一個だけ、最後に一個だけ、ちょっと土地改良の関係で、ちょっとまとめて、通告の順番変えまくっていて大変皆さんには御迷惑をお...全文を見る
○小沼巧君 評価しないということになっちゃうと、先週じゃなくて先々週かな、もやりましたけど、輸出増えたけれども本当に生産農業所得の増大とかにつながっているんだろうかというようなことも含めて、検証もできないし、検証ができなかったら、そのままでよいのか、改善の策というのも考えられませ...全文を見る
○小沼巧君 金子大臣は、令和四年の二月十六日の衆議院予算委員会の分科会におきまして、同様の質問をされたことに対して、当時、立憲民主党の岡本あき子議員の発言でしたね、今後の研究課題として大臣の心にとどめておいてということで大臣も受け止めであったということの記録がございますが、おっし...全文を見る
○小沼巧君 技術的な整理をまず確認しますね。  法律上ということでありますが、その母豚も含めて疑似患畜として定義して殺処分にするんだということは何でかというと、法律上は殺処分と書かれましたけれども、法律上で規定する定義ですね、何が殺処分なのかという対象は、農水大臣が公表している...全文を見る
○小沼巧君 じゃ、その疑似患畜の中で何を定義しているのかというのが指針であるということだと思うんですが、ここに母豚が含まれるかどうなのかということだと思うんですね。  その上で、これはちょっと正直、価値判断の議論になると思うんで、ちょっと議論として提起してみたいと思うのが、清浄...全文を見る
○小沼巧君 手当金のところについては後段で、もう一個次の質問で聞きたいと思っているんですが、その前段の考え方として、要は清浄国を目指すんだということを重視するが余り生産を停止しちゃった、廃業しちゃっているというところも結構あるのではないかなと思います。実際、令和二年及び三年の議事...全文を見る
○小沼巧君 政務からそれを踏まえて補足があればお願いします。
○小沼巧君 前段の輸出とかしたいというのは分かりますけれども、これは農水省めちゃくちゃ頑張っておりまして、実際問題、例えば香港とマカオとかについては、ワクチン打った豚であっても輸出して大丈夫だよということもなされたわけですし、ワクチン打ったら価格下がっちゃうんじゃないのかみたいな...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。そういったことも含めてやっていくということが大事だということでありますが、残り一分で答弁を含めということになっちゃったので、最後にお伝えしておきたいことが幾つかあります。  既に通告を、今回、様々な要望書に基づいて幾つかさせていただきました。例えば、ワ...全文を見る
04月06日第208回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧です。  今日は令和二年度の決算ということでございます。主として会計検査院に対しまして予備費に係る会計検査の在り方、これを令和二年度の決算報告書をベースに議論をするとともに、決算審議の充実、そして予算審議の国会における機能の強化、これに資する議論を...全文を見る
○小沼巧君 今の報告にありましたように、要すれば予備費の使用決定額以上の繰越額だったり不用額を計上しているものがたくさんありました、予備費使用額の大半がそれに係る不用額相当額として試算されたものも見受けられたということが令和二年度における決算の概要でございます。  それについて...全文を見る
○小沼巧君 解釈としては、だから元年度及び二年度も含まれるし、透明性の向上が必要であると認識していることなのだと理解しますが、まさに今おっしゃっていただいたとおり、予備費というものは国会における事前議決の原則の例外であります。このような状況において、会計検査院は四百八十二ページの...全文を見る
○小沼巧君 だから、記述したということについてはですよ、会計検査院として、十分な透明性は確保されていないであるとか、国民への説明も十分ではないと考えているのですかという解釈を聞いています。記述内容については三回ぐらい既に答弁あったので聞いていません。もう一度お答えください。
○小沼巧君 分かりました。ありがとうございます。  断定まではできないけれども留意する必要があるんだということ、そして、説明責任であるとか透明性の確保については会計検査院も明確に望んでいるのであるという検査結果であるということは分かりました。  簡単な質問ですが、じゃ、政府は...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。ありがとうございます。  それでは、じゃ、丁寧な説明であるとか透明性というところについて、昨年度に行われました決算委員会の審議も踏まえつつ議論を進めていきたいと思います。  この検査報告を見ると、ちょっと個人的な感想で恐縮ですが、えらい問題意識がびし...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。ありがとうございます。  決算委員会は、昨年度におきまして、昨年の三月、じゃないや、六月の七日ですわ、令和元年度決算審査措置要求決議を全会一致、全会一致で採択してございます。その中には、第二、予備費の適切な使用についてということがございます。本文に何て...全文を見る
○小沼巧君 明確な答弁、ありがとうございます。閣議決定にある要件が含まれている。財政法だけと言われるとちょっと困っちゃうなと心配していたんですけれども、明確に言っていただきました。  要すれば、災害に起因して必要を生じた諸経費その他の予備費の使用によらなければ時間的に対処しづら...全文を見る
○小沼巧君 求められれば会計検査院として最終的に判断するのか否かということを聞いています。昨年度の決算委員会及び内閣委員会での答弁は明確に答えていたと思うんですが、後退しているように見えます。  あくまで検査院として求められれば最終的に判断するんですよねということを確認したいと...全文を見る
○小沼巧君 ちょっとごっちゃになっていると思うので整理しますが、問うているのは予備費の使用額ではありません。予備費の使用決定ということについて聞いているわけでありまして、では、それと関連してちょっと伺ってまいりますが、国会開会中の令和二年度における予備費の使用決定というのは令和二...全文を見る
○小沼巧君 じゃ、院長に伺いたいと思うんですが、所見として何か述べているわけではないということは分からないんですね、記述されていないから分からないんです。これが黒なのか白なのか、所見を見るだけでは読み取れません。黒なのか白なのか、それともまだ保留という状況になっている、すなわち、...全文を見る
○小沼巧君 明確な答弁ありがとうございました。  すなわち保留だということでありますということでありますね。  会計検査院はそれこそ検査はできるのでありまして、実際に問われればやらなければいけないということは、令和三年の五月三十一日の参決算委及び令和三年六月一日の参内閣委員会...全文を見る
○小沼巧君 ありがとうございます。  それでは、もう一つ話題になりました、アベノマスクと言っちゃうといろいろあれだと思うんですが、政府作成の布製マスク配布事業の実施状況等についてということについて伺っていきたいと思います。これらについては決算委員会や予算委員会で様々議論があった...全文を見る
○小沼巧君 所見に書いてあることは申し上げた上での繰り返しだったので、お伺いしたいのは、この所見に対する解釈なのであります。  私自身、この問題の本質は何なんだろうかと考えると、マスクがたくさんなくなっちゃったんだということではないと思っています。むしろ、単価でいうと、百三十九...全文を見る
○小沼巧君 院長にも改めて聞きたいと思うんですが、よろしくお願いされたとしても結構難しいと思うんですよ。何でかというと、めちゃくちゃ行間を読んでくれというような答弁なわけであります。所見について、例えばこういう問題があった、こういう論点に対してここまでは分かったとして書く、あるい...全文を見る
○小沼巧君 国会審議でこうやって聞いてフォローはできるということであればまあ分かるんですけれども、なかなかそれを、最初から会計検査院として報告書として論点案の提示ということで書くこともできると思うわけであります。裁判においてもそばという意味での傍論ということで付されているという事...全文を見る
○小沼巧君 時間になりました。終わります。ありがとうございました。
04月07日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧です。  さて、大臣所信では輸出がそれこそ本当に国内に還元されているのかという議論をさせていただきましたけれども、基本は今日はその続きをしていきたいと思っておりますが、いきなり通告がない質問をしてしまって大変恐縮なんですけれども、昨日ですね、前回ま...全文を見る
○小沼巧君 ちゃんと事務方、しっかりしていましてね、実は、昨年の、衆議院でしたかね、で同じ質問が、当時、野上大臣に対して投げかけられましてということもあったので、ああ、なるほど、今日はそういう日なのかということで、ほっこりしながらやっていきたいと思います。まあ誕生、創立記念日なの...全文を見る
○小沼巧君 現行法において法文自体に誤りがあったということなんですね。だから改めるということはしようがないと思うんですけど、この、そもそもの条文の誤りというものは、平成十一年のJAS法改正を行われたところから誤っていたということだと思うんです。なぜ今回の法改正までにこの誤りに気付...全文を見る
○小沼巧君 条文誤りがこれだけ気付かなかったというのは、正直、立法府としての役割自体がどうだったのかということもしかりでありますし、何で農水省の中でちゃんとこういうことがなされていなかったんですかということは考えなきゃいけないことだと思うんですね。  少なくとも、今改正案につき...全文を見る
○小沼巧君 もし万が一、今回のところで確認いただきましてありがとうございました。もし万が一、それでもなお誤りがあった場合については、そもそものこの委員会における法案審議自体の前提が揺るがしかねないし、今提出されている法案だけでよいのかということになってしまうと思いますので、今後ど...全文を見る
○小沼巧君 ありがとうございます。  それでは早速、法案に絡んでの改正の審議に入っていきたいと思いますが、大臣所信についての続きということで申し上げました。やっぱり輸出を増やすということ自体は、まあ別に否定するものじゃありませんのでやったらいいと思うんですが、果たしてそれってど...全文を見る
○小沼巧君 令和元年における改正時においても、やっぱり国内の生産農業所得とか農家の所得に還元されないと意味ないんじゃないのかという議論は、それこそ与野党、党派を超えて行われていたわけでありますが、三年ぐらいたつわけでありますけれども、どうしてやっぱりこのデータが把握できないのかと...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。  その上で、あとは、今の法案の中でも、あるいは閣議後会見での中でも、支援を行っていく、これはまあいいと思うんですね。問題はその支援の仕方の中身が適切なのかという中身だと私は思います。例えば、輸出先国での販路拡大等への支援とかということも一つの選択肢だ...全文を見る
○小沼巧君 難しいからこそ、ちゃんと統計として取れるデータを追っていった方が、実際、経営管理としては適切だと思うわけであります。  財市場で見ると、数量といっても、これは分析っていろいろあるわけじゃないですか。新規の顧客がどれだけ増えたのか、既存の顧客がどれだけなのかということ...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。  農村地域の関連所得といったときに考えなければいけないのは、輸出なんてできねえよと言われる地域的な条件、すなわち中山間地域です。もう詳しく数字申し上げませんが、相当中山間地域は日本において多いわけでありまして、小規模の農家の人たちもそこにいるわけであ...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。  やっぱりこういったところも、輸出が増えるということでイメージしているというか期待している効果というのは、本当に中山間地域も含めて農業の所得はどれだけ増えるのかということがイメージしていると思うんですけれども、それにつながっているような、それを正確に...全文を見る
○小沼巧君 ありがとうございます。  私もそのストーリー自体は否定しているわけでは全くないんで、確かに地域での雇用とかいろんなところにつながっていくということはもう重々承知だし、もうそれは大いに歓迎したいと思っています。  残念なのは、でも、何か最近のところでも、マクロ経済と...全文を見る
○小沼巧君 時間返してくれるかなと思っていたりしますけれども。  はい、分かりました。まあ精神論的な意味、これは分かりますけれども、何か物足りないなと思うわけです。実効上と、あの何、法文上だと努力義務で書いたところ、これで書いてあるじゃないかと言ったところで、既にジェトロの中期...全文を見る
○小沼巧君 はい。
○小沼巧君 分かりました。  ジェトロの運営費交付金等、経産省が要求しますし、農水省も予算頑張って取ろうとするわけですけど、やっぱりこういうこと、この議論を踏まえてやるということを言ったら予算を取りやすくなるんじゃないのかなと思いますし、いろんなところでハレーションが起きるとい...全文を見る
○小沼巧君 それは答えていないんですね。  ネックとなって輸出ができなかった事例があるかということを聞いています。
○小沼巧君 要望はそれはあるでしょうよというか、もうちょっと言うと、ほら、あの法律改正の法律事項がないときによくやる手法ですわ、これ。公庫の融資とか中小企業基盤機構の助言とか、法律事項がないから無理やり立てるときにやるセットのうちの一つじゃないかなと思うんですね。  三回目に聞...全文を見る
○小沼巧君 極めて厳しい答弁で、これはもう追及したいことやまやまではありますが、まあ間違った条文を変えるという内容自体は、それは議会人として賛成せざるを得ないところだなと思いますが、ので終わりますし、時間ももうありませんが、やっぱりこういったところで、所信にやったとおり、輸出はい...全文を見る
04月11日第208回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧でございます。今日は主として鈴木財務大臣に伺ってまいりたいと思います。  質疑の場ではほぼ初対面でございますので、大臣、同じ、私たちと同じ早稲田の大先輩であられるということでございます。建学の精神の一つである在野の精神でありますとか反骨精神といった...全文を見る
○小沼巧君 もちろんでございます。私もちゃんと議事録に残すためにメモも読みながらやっていきたいと思いますので、今日はどうぞよろしくお願いいたします。  本日はお手元に幾つか資料を配付してございます。今日お伺いしたい論点は、国会開会中における予備費の使用、これについて、令和二年度...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。そういう答弁だと思いますが、では、ちょっとこれはもう具体的に聞いていった方がいいと思うんで聞いていきますね。  一つ分かりやすい例で、直近の例でありますが、三月二十三日付けの閣議決定の中に、例えば内閣府の戦略的な政府広報の必要な経費というものがございま...全文を見る
○小沼巧君 今後の決算審議や予算審議に役立てるためにあえて質問を更問いでいたしますが、今の同じところだというのは三の(三)だけであって、一、二、四には該当していないというような理解でよろしいのかどうなのか、この点についてはいかがでしょうか。
○小沼巧君 もうこの際政府参考人でもいいんですけれども、では、この政府広報に関する経費は、三の(一)、すなわち経常の経費、(二)法令及び国庫債務負担行為による支払、支出義務が現じた経費、(四)その他比較的軽微と認められる経費ではないのであると理解してよいのでしょうか、見解を伺いま...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。じゃ、三の(三)であって、ほかでは該当しないというところでありました。  では、だとすればということで伺っていきますけれども、これは、直近の感染者増の状況を踏まえて、要は若い世代に対して、を含めた、若い世代を含めた幅広い層へ周知広報を緊急的に行う必要が...全文を見る
○小沼巧君 そういう事業になっているんですけれども、例えばですよ、政府関係機関ということでありますと、厚労省所管の独法の労働政策研究・研修機構というところがあるんですが、令和二年の十二月二日付けなんですが、こういったことをホームページに調査報告書として載せているんです。しばしば若...全文を見る
○小沼巧君 大臣に聞いていきたいんですけど、そういう説明をせざるを得ないということは分かるんですよ、これ、緊急に予備費の使用によらなければということを規定しているから。でも、問うているのは、若者向けの感染対策、気を付けてくださいということ自体は、令和の二年の十二月二日の時点で独法...全文を見る
○小沼巧君 違います。予備費でやったのかということはこうなんですけれども、予備費によらなければ駄目だったということの説明にはなっていないのではないか、タイミングからすると。つまり、予備費の使用の時期、使用決定した時期がこの閣議決定の第三の(三)に該当しないのではないかということが...全文を見る
○小沼巧君 後付けの解釈にしか見えないんですね。  じゃ、三月十六になるまで政府は若者向けの政府広報をもっとやるべきだということの必要性を認識していなかったということになると思いますが、それで、理解でよろしいんでしょうか。
○小沼巧君 きっかけとしてということがあったんですが、では、何で本当に予備費にやらなきゃいけないのかなというところを改めて聞いてみますね。  質問の問取りでも伝えましたけど、私の問題意識は、国会開会中は補正予算を組んで国会審議を努めるべきである、これこそが立法府の重要性、予算審...全文を見る
○小沼巧君 取りあえずは、その時間が掛かるということは、昨年の参決算委員会の准総括質疑で麻生前財務大臣とやり取りしたところなんです。そのときのコンセンサスというのは、大体予算を組むと一か月ぐらい掛かるんだということだったわけですね。  だから予備費ということは大事なんだというこ...全文を見る
○小沼巧君 大臣のお気持ちは分からなくもないんです、決定したときの御担当者御本人ではないから。しかし、この決算審議は、この令和二年度の決算の承諾を求めてきたのは現政府でございますから、当然のことながら、鈴木大臣にもこの点についての納得のいく説明をする説明責任があるということから、...全文を見る
○小沼巧君 それは三月の二十三日になってからの理屈でありまして、私が事実を申し上げながら指摘しておりますのは、政府は既に令和二年の十二月二日時点でこの必要性を把握しておったのではないかということなのであります。そして、それから約三か月間経過したときに三月の二十三日の予備費の使用決...全文を見る
○小沼巧君 その答弁とロジックを通すためには、独法が既に発表しております令和二年十二月二日時点では、政府は若者向けの広報を行う、緊急的に行う必要性を認識していなかったということをお認めになるのであれば今のロジックは通じるかもしれません。この今のロジックを認めるということなんでしょ...全文を見る
○小沼巧君 ということもあって、もう、じゃ、十二月二日時点で政府は緊急に若者向けの感染者数増加に向けた注意喚起を行う必要がなかったと、当時その認識はなかったというのであれば分かるんですが、その理解で合っていますか。
○小沼巧君 じゃ、聞き方を変えますが、当時は補正予算を組む必要がないと判断した理由は何だったんでしょうか。
○小沼巧君 その時点ではというのも非常に苦しい答弁ですね。  補正予算を、じゃ、そうなっちゃうと何で、国会開会中は予備費の使用を行わないというところの規定に今このような疑義が生じさせられちゃっているわけですよ。そのような疑義を生じさせてしまっているような現状を考えると、鈴木大臣...全文を見る
○小沼巧君 疑義があるということを指摘しているんですけれども、今の答弁の繰り返しになってしまうということでありますが。  私が言っているのは、十二月の二日時点で既にやるべきだという認識をしていたにもかかわらず、補正予算の編成を怠って年度末になって予備費になってしまったということ...全文を見る
○小沼巧君 ウエルカムだということだったんだから、是非とも会計検査を受けてもらったらいいと思うんですね。  これだけじゃありません。例えば、子供の居場所づくりとか女性に寄り添った相談支援とか、まあいろいろほかにもありますわ、三月の二十三日時点では、自殺対策防止とかも含めてですよ...全文を見る
○小沼巧君 ということは、もしかしたら誤りであるし、改善の余地があったかもしれないですね。補正予算を組んで、一か月ぐらいでできるものですから。勝部議員の質問の中でも、国会提出から何日間も、三日とか四日で成立しているというものもあったわけですから。当時は立憲民主党を始めとした各種政...全文を見る
○小沼巧君 実はそういう話があるんですが、結局溶け込んじゃっていて分からねえじゃないかということが私が今回問いたい点なんです。  会計検査院も、今回について、予備費のみならず、予備費も含めてコロナ関係予算について相当会計検査がっつりやりました。特定検査の第三節の第一、水曜日に議...全文を見る
○小沼巧君 そういう説明にならざるを得ないんだなということなんですが、今私が指摘したのは、一時期新聞で躍っていた、二十二兆円が余っていますよ、使われませんでしたよとかそういったことが、実は全体像じゃなくてよく分からなくなっちゃっているというような話なんですね。  今、区分経理し...全文を見る
○小沼巧君 来年度の予算はもう編成されちゃって、じゃないや、今年か、もう既に編成されちゃったので、本当はこういう決算審査って今年度が始まる前にやっておけばよかったんじゃないのかなということは常々私も問題意識として思っておりまして、立法府として財務省は相当頑張って早く決算やっている...全文を見る
○小沼巧君 最後のところだけは納得できないんですね。それ、説明責任果たしたということ言えるのかというと、だって議事録に残らないじゃないですか。議事録に残さずしてどうして説明責任を果たしたということが言い切れるのか、意味が分かりません。理事懇とかでやるんじゃなくて、ちゃんと、例えば...全文を見る
○小沼巧君 いや、良かったですね、一つの提案が実ってということを思ったところでありますが、いや、これ、最後の話が出てきちゃったら、ちょっとさすがにそれはいかぬなと思っていましたので、ちょっと済みません、声を荒げながらでありましたが、議論してしまったのはそういったことでございました...全文を見る
○小沼巧君 ワクチンのことについては相当疑義がありますので、今後時間があれば議論をしていきたいと思いますが、時間になりましたので終わりにしたいと思います。  二日間早い誕生日プレゼント、あっ、何かございますか。
○小沼巧君 じゃ、二日間、厳しい質問は二日間早い誕生日プレゼントだということでお許しいただきまして、質問を終わります。  どうもありがとうございました。     ─────────────
04月14日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧です。  今日は二法の法案審議なんですけれども、ちょっと昨日のことであって大変恐縮なんですが、法案の審議に入る前に一個だけ質問と確認をさせてください。  茨城県の石岡市で、昨日、豚熱が発生したところでございます。県も豚熱の防疫対策本部を設置いたし...全文を見る
○小沼巧君 ありがとうございます。  早期の営業再開に向けて様々なことをやっていかなければなりませんし、いわゆる支援金、これの手続についても、下手したら一年以上掛かってしまうのではないかということも指摘したところでございます。  農水省からも丁寧な対応をいただきまして、様々な...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。  抜け漏れの防止ということは、この手の話はやっぱり予防が大事でありますので、抜け漏れの防止の観点の実効性を強化するということは非常に大事なことだと思いますので、引き続き御対応をお願いしたいと思います。  改正法案では、これに絡めて、植物検疫官と、こ...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。  今参考人から、まさに法案の改め文というような、サダめるじゃなくてテイめるというような発言があったところで、それはまさに法令審査だなというところありながら、ちょっとこれ白表紙の中には書かれていないことについて一つ気付いたことがございますので、済みませ...全文を見る
○小沼巧君 ということで、これは極めて合理的な理由だなと思っておるところなんですけど、あえてちょっと今後のために、済みません、更問いという形でお伺いさせていただければ幸いなんですが。  そういった法目的、農業者に対しての利益をちゃんと守るんだという観点から、あえて省令を定めずに...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。極めて合理的な理由ですね。それは理解しました。ありがとうございます。  これの問題の、本件の問題の最後に、またちょっと茨城県ネタということでお許しいただきまして。  改正法案の中では、いわゆる総合防除という考え方に基づいて様々な対策、抜け漏れを防ぐと...全文を見る
○小沼巧君 その面の執行については、是非とも引き続きお願いいたします。  この件については、農水省が至っていない点がたくさんあるということを言うつもりは毛頭ありませんで、実際、発生してから、昨年、令和三年の六月十八日ぐらいだったと思うんですが、それから、県しかり、あるいは農水省...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。  生物多様性という概念自体はこの法律の中には仕組まれるんだけれども、イメージについては今後検討していくということであると受け止めました。  私の生まれの鉾田も涸沼というところがありまして、平成二十七年の五月の二十八だったんですがラムサール条約に指定...全文を見る
○小沼巧君 なるほど。  じゃ、ここからは議論をしていきたいと思っているんですが。有機農業を拡大させようじゃないかという方針については、余り反論というのはないのではないかなと思います。他方で、それが本当に大丈夫なのかということは、生産者の現場としても、あるいは消費者の現場として...全文を見る
○小沼巧君 検討というのじゃなくて、もうやっちゃったらという時期だと思うんですよ。もう検討、検討というのも、皆さん相当聞き飽きていますよね、予算委員会とか、新しい資本主義とか何でも。検討する春じゃなくて、まさに実行する春にしていかなきゃいかぬのではないかなと思いますし、せっかく有...全文を見る
○小沼巧君 これはちょっと今の段階ではしようがないかもしれないんですけど、国民運動をやるとか意見交換会をやるとかというのはいいかもしれないんですが、それじゃマスには成長できない問題だと思うんですよ。今の状況も、それにたまたま、じゃ、高い金払ってでも安心、安全だとか買ってもいいよと...全文を見る
○小沼巧君 いや、まあ平時だったらいいかもしれないんですけど、今それこそコロナ禍で、明日の暮らしも正直ままならないとか、経済的に非常に困窮してしまっているというのが相当程度社会問題になっているということも今日の事実だと思うわけであります。意識の醸成をしたところで、じゃ消費者は高い...全文を見る
○小沼巧君 その方向性は私も分かるんですよ。だからこそ、ニッチの状況のまんまで最適解、部分最適しているまんまじゃ駄目だということを申し上げているわけでありまして、例えば、EUに倣ってもう所得補償を生産者側にするであるとか、あるいは、消費者が困窮している状況でありますので、高いもの...全文を見る
○小沼巧君 悩ましいのは、そういった科学的にというところではなかなか納得し切れないということですわね。機能として、機能面でやると分かるけれども、どうしても人間ですから、合理的経済人じゃないもんですから、感情論としての話というのもあるしということもあるので、認定の対象としては排除さ...全文を見る
○小沼巧君 終わります。ありがとうございました。
04月19日第208回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧です。  久しぶりに内閣委員会戻ってきまして、この前列見ると公務員出身者がやたら多いなということに気付きまして、(発言する者あり)ええ、非常にいい親近感も覚えながらでございまして、はい、ということでやっていきたいと思っております。  小林大臣には...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。という意味で、定義について幾つか聞いてみたいと思うんですが。  何度も問題になっているというか、問われているところで、要は、技術以外の分野でどこまでがこの法案の将来的な検討の射程の範囲内に入ってくるのかと。まあ立憲民主党も最近、生活安全保障というような...全文を見る
○小沼巧君 まあ長々ということなんですが、経済安保自体も、それこそココムの時代から言われていた機微技術の管理なんというものは当然のことでありまして、そういう意味でいうと、もう一回ちょっと私の理解及び今後にちゃんと残すため聞いていきますが、今回、水とか食料とかあるいは医療とかいろい...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。排除しているわけではないということについてでありますので、要は含まれ得る概念なんだろうということなんだと思うんですね、見直しの附則のところの規定のときにですね。ということが分かったので、分かりました。  その上でなんですが、今までの話でこれ含まれるの含...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。ありがとうございます。  役所の後輩としてあえて物申せば、前段の答弁おっしゃるとおりだと思いますけれども、そんなもの、下位法令に規定する範囲なら法律で規制するって当たり前の当然の前提なので、ということは当然ですよねということの上で、ちゃんとその上で現場...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。認識は共有できるということですから、そのとおりだと思いますし、改めてその点については私も賛同するものであります。  ただ、悩ましいのは、いろんな経済界とか労働界とかといっても、どれだけの人が組織化されているのかというと、必ずしもそうではないというのもま...全文を見る
○小沼巧君 ありがとうございますと言いたいところなんですが、即興で今思い付いた話でありますが、そういうことはやることは大事だと思いますし、それこそ、いろんな地元地元での意見を反映させていくというのは重要だと思うんですね。  だからこそ、立憲民主党は、例えば、国会での関与、国会報...全文を見る
○小沼巧君 まあ、でも予算の話を見ても、なかなか本当にどうなのよというのは最近の議論を見ていて思うところは相当あるわけですよ。  というのも、ほら、あのコロナ禍とか物価高に対してなぜか今予備費でやるみたいな話になっているわけですよね。平成十九年四月三日だったと思うんですけど、十...全文を見る
○小沼巧君 まあ、大臣が前段におっしゃったその今までの努力を維持拡大していくということは、私の話でいうと持続可能性でありまして、そこは別に考え違うことじゃなくて、一緒なんじゃないのかなと思うわけでありますね。  その上で、じゃ、ちょっと聞いてみますわ。  今、優位性とか不可欠...全文を見る
○小沼巧君 まあ分かりました。  半導体だったり量子とかというのは一般論としては重要だというのは分かるし、強みというのは分かるんですけど、強みと不可欠性なり優位性というのはイコールでは決してないわけでありまして、それを、強みなるものを優位性、不可欠性ということまで押し上げていく...全文を見る
○小沼巧君 それだけでは今のこの失われた二十年、三十年というのは変わっていかないと思いますし、それで今までの経済政策において培われた企業における、まあ私たちは消極的な経営と申し上げておりますけれども、これは変わらないんじゃないのかなということはあります。まあ次の機会に議論をしてい...全文を見る
○小沼巧君 法案を適切に運用するというのはどの政府であっても当然のことでありますので。  でも、確かに基本方針決まっていないから分からないよという話ではあるんですが、法案審議だからこそ言えることは、入れる方向で検討するとかということ、方向性というぐらいは言えるんじゃないかなと思...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。  その上で、もう時間も十五分ぐらいに限られますので、幾つか次の審議につながるようなちょっと細かい点も含めてお伺いしてまいりたいと思うんです。  一つは、官民の情報収集とか分析機能の体制整備についてお伺いしたいところであります。  要すれば、経営学...全文を見る
○小沼巧君 それでは次に、衆の内閣委員会においても、同じ茨城、上月先生も茨城でございますけれども、茨城の浅野哲先生がこんなことを質問なさっていました。サプライチェーンの強靱化とか事業者の取組という枠の中で、輸送事業者、輸送事業者に対しての支援ということも考えたらよいのではないだろ...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。まあ届かなかったらなかなか意味がないということも、困っちゃいますものね、ということでございます。  さて、基幹インフラの規制とか届出のところについてお伺いしてみたいと思うんですが、よくあるのが電力とか様々な業界って既に業法があるわけでありますよ。業法に...全文を見る
○小沼巧君 まあ最初の頃に現場の意見もちゃんと聞くという話はお互い確認したわけでありますが、答弁書に書いてあることのように、現場の意見もということもちゃんと踏まえておっしゃっていただきたかったなと思うところでありますが、まあ感想です。  その上で、要は計画書による届出対象の線引...全文を見る
○小沼巧君 まだ、安全保障という政策や機微技術、それこそ汎用技術の本腰入れた技術開発というところについて論点、個人的に積み残しているところでございます。またの機会にその質問についてさせていただきたいということを事前に予告申し上げまして、時間が参りました、質問を終わります。  あ...全文を見る
04月25日第208回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧です。  今日は、主として後藤厚生労働大臣にお伺いしてまいりたいと思います。固有名詞は違えども同じ役所のOBということでして、アメリカの東海岸にも留学していたということもありますので、その後輩として胸を借りるつもりで元気よく今日もやっていきたいと思...全文を見る
○小沼巧君 事実関係で間違いはないということだとすればということでお伺いしていきたいと思います。  後藤大臣にこれからお伺いしていきたいのは、予備費の使用決定日と閣議決定等々との関係なのでございます。  先ほどの資料の最初にあったところでは、例えば令和二年の九月の八日に予備費...全文を見る
○小沼巧君 二か月の期間が置いているわけですね、二か月の期間が。それに対しての説明はなっていないのじゃないでしょうか。前回までの議事録を読み込んできてくださいと申し上げましたが、補正予算は一か月で組めるわけであります。にもかかわらず、二か月の期間が置いてあったということをもって、...全文を見る
○小沼巧君 前段については一つ事実誤認があるのではないかということ、後段についてはこれは議論の余地があるので指摘していきたいと思います。  前段におっしゃっていただきました令和三年五月十四日の閣議決定、これ国会開会中ですね、まさに。で、同日付けでファイザーというのは分かります、...全文を見る
○小沼巧君 契約は締結したのは三月二十五日であったんですけれども、追加購入の合意は三月十六日、そして二月の十四日にできていたわけですよ。だから、予備費の使用決定をやらずとも、今までのこれらの実績を鑑みると交渉というのはできたんじゃないでしょうかね。交渉というのもできた、追加購入、...全文を見る
○小沼巧君 交渉と契約についてちょっと因数分解して教えていただきたいんですが、まずワクチンの購入という引渡しまで考えると、まず交渉します、合意に至ります、契約します、引渡ししますと、四つのレイヤーに分かれるんじゃないかなと思ったときに、予備費なり財源の確保がないとできない工程とい...全文を見る
○小沼巧君 そうすると、三月十六日のPR資料じゃなくてプレスリリースを見ると、これはファイザーとモデルナからの追加契約の合意なんですね、合意をしたというのが三月十六日付けのプレスリリースです。他方で、予備費の使用決定したのはその後の三月二十五日なんです。  だから、財源の確保が...全文を見る
○小沼巧君 そこは分かるんですけど、そもそもの三月十六日に追加供給の合意を受けています。で、予備費の使用決定という財源を確保したのがその九日後ですわね、三月二十五だからであります。という意味で、財源の確保が必要だ、じゃないと契約は云々かんぬんと言いますけれども、合意できているんで...全文を見る
○小沼巧君 因数分解してという質問をしたのは、契約というとそれは分かるんですけど、問うているのは、令和四年の三月二十五日ですけれども、予備費の使用をする前に既にファイザーとモデルナとは追加購入の合意ができていたわけですよ。そういうことの事実をもって、緊急的に予備費を使わなければい...全文を見る
○小沼巧君 それはそのとおりでなんですけれども、国会開会中に何でこれをやったのかということなんですね。  じゃ、まあ正直に言えば、令和四年度の予算にワクチン購入費用が実は積んでいなかったから予備費を使用したんだということなんじゃないだろうかと推察するわけです。更に言えば、補正予...全文を見る
○小沼巧君 一週間もあって当初予算でやらなかった合理的な理由というのはあるんでしょうか。平成十九年四月三日の閣議決定と国会開会中ということに関して大いに疑義、そごがあると思いますけれども。
○小沼巧君 そうだってやじが出ましたけど、今四回目のワクチン接種やるかどうかも検討しているわけでしょう。ということ等を考えると、残念ながらそのロジックは通っていないのではないかと思いますし、一週間待たなかったということは、結局、令和四年度の当初予算にワクチン接種の費用というのを予...全文を見る
○小沼巧君 一月って御発言あった、聞き間違いじゃなければ。一月という話だったら、何で閣議決定が三月二十五なんですかね。まあ、これも含めて、緊急性というのは、正直、支離滅裂の極みであると思います。  ということについて、じゃ、予備費で、国会開会中は、私の問題意識は、二週間前も一緒...全文を見る
○小沼巧君 駄目ですね、今の答弁は。  二月十二日の決定から実際に予備費の使用決定したのは三月二十三日で、一か月のリードタイムがあるじゃないですか。更に言えば、国会開会中です。補正予算を速やかに提出して、そのために幾ら、どの程度、どの規模で、どういう運用で使うんだということを国...全文を見る
○小沼巧君 全否定はしていませんので、そこは大臣、別に、認識共有していただいていると思うんですが、聞き方、じゃ、変えますわ。  政府がパッケージを発表したのは二月の十二日です。しかし、予備費の使用決定を行ったのは三月二十三日です。なぜパッケージを発表した二月の十二日から速やかに...全文を見る
○小沼巧君 いや、手法としてはそうなんだけど、一か月空いているじゃないかというのが指摘なんですね。それに対して答えていませんので、もう一回答弁してください。
○小沼巧君 補正予算は一か月で組めます。予備費についてはすぐにできます。でも、緊急性とおっしゃる割には一週間じゃなくて一か月もあるということ、私にとっては疑問なんです。  なぜパッケージを発表した二月の十二日から速やかに決定せずに一か月も放置してしまったんでしょうか。
○小沼巧君 補正予算を組むには大きな時間が掛かるというのは分かります。それは大体一か月だということは昨年度の決算委員会でやったとおりです。それでも、予備費の使用までに一か月の時間があったということでもって本件については相当な疑義があると思いますし、これは理事会要求事項で、会計検査...全文を見る
04月26日第208回国会 参議院 内閣委員会、経済産業委員会連合審査会 第1号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧です。  今国会では、私、農水委員会なんですけれども、今日は急遽経産委員ということで、萩生田経産大臣に主として質問をしてまいりたいと思います。  質疑の場では初対面であるということであり、恐縮でございますけれども、今回の経済安全保障という概念、私...全文を見る
○小沼巧君 今回、その件は私が経産省に入ってから三番目にやった仕事でありまして、最初には北朝鮮の経済制裁、その次には外為法、不競法、原産地法の法改正のロジ、三つ目に、まさに大臣におっしゃっていただいた機微技術管理のガイダンス、とりわけ研究機関などに周知をするということを、平成二十...全文を見る
○小沼巧君 今の参考人の答弁で大事なポイントは三つですね。つまりは、リスト規制というものであれば国際輸出管理レジームに基づいて決まっている、生物化学兵器だからオーストラリア・グループだと思うんですけれども、それは、別表一の三の二というのはね。でありまして、三つ目にとおっしゃってい...全文を見る
○小沼巧君 コミュニケーションはしっかりしたというのは、まあ私もその部局におりましたからね、当然するんだと思いますよ。これは該当するのかしないのかという照会があって、経産省として答えるということだと思います。  ここからは大臣に聞いてみたい、萩生田大臣に聞いてみたいと思うところ...全文を見る
○小沼巧君 じゃ、何でいきなり、警察の発表したところによる、要件を満たすかどうかに疑義が生じたという事例になるのかなというのは分からないわけですね。法律と実際の製品のスペックでやれば一対一で決まるじゃないですかということなんですよ。  大臣は、確かに一義的に決まるとおっしゃって...全文を見る
○小沼巧君 今後はしっかり考えていくということでありますけれども、だからこそということで、ここからはもう何というか、私自身の当時の積み残しも含めたことでありますけれども、問題点は、今回の私の見るところの問題点は、要は通達行政が相当程度はびこっているのではないかという視点なのであり...全文を見る
○小沼巧君 要は、通達には法的拘束力はないんですよ。なんだけれども、例えば令和三年の十月十五日にその輸出注意事項を改正しているわけですよ。その中で、例えば三の二というまさに今回議論になっているオーストラリア・グループのところですね、何ちゃらを含むという解釈の変更はあるとか、通常破...全文を見る
○小沼巧君 更問いになっちゃって恐縮なんですけれども、この通達で、先ほど私が申し上げたのは、実質的な解釈の変更がなされてしまっているということを申し上げました、令和の三年の十月十五日付けの通達の改正で。で、通達で幾ら改正の内容を具体化したとしても、法的拘束力ありませんから、それに...全文を見る
○小沼巧君 不断の見直しについてはよろしくお願いしたいと思います。  その上で、もう一個だけ聞いていくと、これ、省令以下の運用、省令未満か、省令未満の運用についてどうなっているのかなというのがよく分からないのは、通達でリスト規制に該当するものについての実際の運用を変えているとい...全文を見る
○小沼巧君 裁量が各国で認められちゃうということは、要は、日本がやたら自分たちで勝手に厳しくしていてアメリカは緩くなっている、また逆もしかりということも論理的には考えられちゃうわけでありますよ。だからこそという意味なんですが、経済安全保障法案という形で打ち出すということは大事だと...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。  時間もないので、最後に小林大臣に一個だけ聞きます。  外為法というのは、要すれば自己申告ベースです。この技術なり物がこの規制に該当する可能性があるからということを気付いたら自分で申告して、必要なら許可を受けるということになっています。そういう意味...全文を見る
○小沼巧君 対象範囲を、風呂敷を広げ過ぎるから重要なところが見逃してしまうんじゃないのかということの懸念を最後に申し上げまして、時間参りました。  終わります。ありがとうございました。
04月28日第208回国会 参議院 内閣委員会 第14号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧です。  六百秒しかありませんので、総理、いきなりでぶしつけなのではございますが、経済安全保障における安全保障政策という観点から聞いてみたいと思います。  先日の経産委員会、内閣委員会の合同審査会におきまして、外為法、機微技術管理についての問題点...全文を見る
○小沼巧君 通達の中で、及びというのをいきなり又はというのに変えたり、何々を含むというように変えているわけですよ。通達というのは法令ではありませんから、本来法的拘束力はないはずなのであります。ということを踏まえれば、それこそ法治国家ということの前提を貫徹するために、今の通達行政の...全文を見る
○小沼巧君 失礼を承知で申し上げますが、当時の、十二年前と言っていることが全く同じなのでありまして、本当に意味があるのか、違いが分からないのかというと、違いは私は全く分かりませんでした、実際にそういったところもありますので。そういう意味で、変えていくしかないのではないかなと思って...全文を見る
○小沼巧君 今の御発言は、国会なり政党を余りにもばかにした発言である、暴挙であるということは厳しく追及しなければいけない。  しかし、時間が参りました。今までの厳しい発言は在野精神の発露ということで御容赦をいただきまして、質問を終わりたいと思います。  本日はありがとうござい...全文を見る
05月09日第208回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧でございます。  勝部先生から予備費についてということ言われましたが、今日は文科大臣にしか、済みません、通告をしておりませんですので、文部科学省関係における令和二年度決算における予備費の在り方について質問をしてまいりたいと思いますので、末松大臣、ど...全文を見る
○小沼巧君 財務省及び決算委員会調査室が調べた資料によりますと、令和二年度が終わったときの支出済額は五百二十八・五億円で、繰越しが二・五億円、来年度にですね、となっていますけれども、今の答弁と数字が違うんですが、正しい数字ってどっちですか。
○小沼巧君 じゃ、今日の答弁は記録した上で次回の議論に生かしてまいりたいと思いますが、繰越額答えていませんね、繰越額。繰越額は、結局あったんだったらば、それは幾らかということもちゃんと答弁していただけますかね。
○小沼巧君 繰越額があるかないかということを聞いているのでありまして、国庫に返納したということは額は結局幾らなのかということであります。不用が出たということなんですか。ちょっと、事実確認なので、ちゃんと答弁これぐらいしてもらわないと困るんですよ。時間をこれだけで使っちゃちょっと困...全文を見る
○小沼巧君 最初からそう言ってくれりゃいいんですけどね。分かりました。  ちょっと、こういうことであれば、今日ちょっと幾つか質問をしていきたいと思っているんですが、絞りまして、幾つか主としてこれから文科大臣に解釈のところについて聞いていきたいと思っておりますので、どうぞよろしく...全文を見る
○小沼巧君 まず、誤解をしていただきたくないために事前にお断りしておきますが、私の立場も、こういった当時の困窮している学生に対して救いの手を差し伸べようではないか、この考え方は大いに共感するところです。ただし、その手続、お作法、段取り、ルールの履行について極めて問題があったのでは...全文を見る
○小沼巧君 あえて失礼を承知で申し上げますが、一次補正、当初予算、共にあったわけですね。で、閣議決定、実際に成立しているのも、今回の閣議決定をする大体二十日前なわけですよ。緊急性を、緊急的に学生を支援しなければいけない、これは分かります。しかし、二十日前に決定した予算にはそもそも...全文を見る
○小沼巧君 当時はそういうことなんだろうなというか、この閣議決定の三の(三)で説明せざるを得ない立場に行われているというのは分からなくもないですし、当時の御担当大臣ではないですからね、まあ苦しい説明をせざるを得ないというのは分かるところでありますが、しようがありません、今は文科大...全文を見る
○小沼巧君 それは駄目ですね。だから、分かると言っているじゃないですか、学生の支援しなきゃいけないというのは。  申し訳ないんですけど、この緊急性とか予備費に安易に頼る構造が今の与党の中に正直あるんだと私は思っています。何でか。例えば、今回のコロナ感染症の学生困窮支援ということ...全文を見る
○小沼巧君 正直な御答弁ありがとうございます。  当時、参議院自民党の国対委員長であらせられたじゃないですか。それで、まさにいろんな議員立法とかやっていたわけですよ。議員立法が出されたらちゃんと審議して、国会で、駄目だったら、まあ立憲民主党とかの当時提出した法案が完璧だったとは...全文を見る
○小沼巧君 今のは大臣としての答弁なのか個人としての答弁なのかよく分かんないんですが、大臣として答弁しているわけですからね、大臣に答弁求めているんですから。つまり、文部科学省としてちゃんとこれを定義、検証して、本当に適切だったかどうなのかということをやったらいいと思います。  ...全文を見る
○小沼巧君 政府参考人からの答弁であったのをいま一度思い出してみると、当初予算組みました、一次補正を組みました、一次補正を成立したのは四月の三十日です。二十日たったときに、そもそも補正予算にも当初予算にも支援の対象に含まれていなかったという問題があったわけですよ。という意味で緊急...全文を見る
○小沼巧君 立っていたら決算の承認なんか求められませんからね。そういうことになるのは分かるんですけど、でも、緊急性自体をつくり出しちゃっているのは政府じゃないかということなんですよ。だって、補正予算も出していて、概算変更の閣議決定までしておいてやっていたんだから。にもかかわらず、...全文を見る
○小沼巧君 大洗って隣町なものですから、移動するときに五十一号線で通るところによくあれ目に付くものですから、そういったところで災害が、台風の十五号だったか十九号だかがあったときに木造の、鉄塔が壊れたりとか、そういうのもいろいろあったんですよね。  ということで、いろいろ気にして...全文を見る
○小沼巧君 指導をちゃんとやるということは大事だと思います。でも、どうしてもこんなに気が緩んでしまうということは、また改めてちゃんとしっかりしてくれということだけじゃなかなか足りないのではないかなと思います。  大臣から最後に、時間も限られておりますので、もしこの件なども踏まえ...全文を見る
○小沼巧君 時間になりました。終わります。ありがとうございました。     ─────────────
05月16日第208回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧でございます。  今日は、大臣二人お呼びしております。よろしくお願いいたします。基本的には前回までの間で予備費関係の質問を五回ほどやっておるところでございますが、今日はその続きということで、引き続き議論させていただければと思ってございます。  今...全文を見る
○小沼巧君 今局長から数字の訂正及び解釈の訂正がございました。正しい数字をちゃんと議事録に残すということ、これは大前提でございますし、間違った数字をそのまんま放置するということはあってはならないことでございますので、今の訂正の発言及び謝罪の発言をもって、これは正しく記録していただ...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。そういうことになっていることですね。  ルール上は修正は必要はないということでありますが、問題にしなければいけないことも幾つかあるんですが、ただし、局長からの答弁を踏まえると、実際に学生に向かったないしは支出をしたという金額と国からの会計上にずれがある...全文を見る
○小沼巧君 ただ、やっぱり繰越しもあったわけですし、その後も含めてですよ、年末でしたっけ、年度末だったかな、まだ支援が行き届いていないから、一回国庫に返納させて、二十六億円ぐらいを国庫に返納させて、令和三年度になってからまた配ったということもあったわけですね。だとすれば、確かにま...全文を見る
○小沼巧君 じゃ、鈴木大臣、それから聞いていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。  先ほどの議論の中で、要は審議対象となる国の決算書と実際の執行額の間に乖離があってということが政府参考人等々の答弁から分かったところでございました。決算書を修正する必要はないということで...全文を見る
○小沼巧君 分かったような答弁になるんですけど実は分からなくて、幾つか指摘したいと思うんですけれども、内閣府がやっているという資料がありました。確かに、これも私も見まして、それには確かに数字が書いてあるんですね。  なんだけれども、金曜日のレクのときに、どういうことがあったかと...全文を見る
○小沼巧君 財務省の担当ですら誤っちゃうことがあるものですから、そういう意味については相当程度改善の余地というのはあると思いますし、内閣府がたまたまやっていたから良かったんだけれども、じゃ、ほかはどうなのよということについてはあると思うので、その点の公開の仕組み、情報公開の仕組み...全文を見る
○小沼巧君 三月二日時点の予算委員会でそういう指摘があったということをもって、金額については分からないかもしれないけれども、対応についてはやらなきゃいけないということについては分かったはずだと思うんですが、それでもなおそれは、もう一回聞きますけど、予見し難いという要件を満たすもの...全文を見る
○小沼巧君 そうなると、予見する能力は立憲民主党の田名部匡代議員の方があったんじゃないのかということになってしまいますし、大臣はその時点では予見し難いと言い切るというのは、なかなか政府として、このウクライナ危機の対応しかりでありますけれども、あとはコロナの問題もしかりでありますけ...全文を見る
○小沼巧君 内閣としてのその政治判断、政策判断が後手後手に回ってしまったのではないかということでございますので、その点についての解釈は伺いたいと思うところでありますが、時間も相当限られておるところでありますので、前回、一か月前に大臣とやり取りをしたところの中で、この予備費の使用に...全文を見る
○小沼巧君 今その言及があった調書見ているんですけど、不備が幾つかあると思うんで、指摘しなきゃいけません。  例えば、使用額ということを、使用額について決定しますけど、厳密に言うと、予備費の使用額というのは予算を取ったというだけでありまして、実際に幾ら使ったということは違う定義...全文を見る
○小沼巧君 だから、使用調書というのは実際に幾ら使ったのかよく分からないということの不備がありますし、例えばコロナだったら、まん延防止にしろ、緊急事態宣言を、議運という場ではありますけれども、報告をして、幾つかの話で説明をする、議事録に残すということをやっているわけですよ。どうし...全文を見る
○小沼巧君 時間になりました。終わります。ありがとうございました。
05月17日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧です。  本日は、笠原参考人、そして稲垣参考人、森島参考人、それぞれ貴重な御意見ありがとうございます。  今日は、ちょっと、法案審議ということもありますけれども、今皆さんの中で共通して出ていたことについて私なりに考えて解釈をして、質問をそれぞれに...全文を見る
○小沼巧君 はい。
○小沼巧君 ありがとうございます。それぞれ貴重な御意見ありがとうございます。  今、そのやはり担い手と話合いの中で、正直、昨今の法律の中で見ていて思いますのが、実際に土地を持っている人と耕す人とかの、そういう意味で分離の状況というのは結構広がってしまっているような現状もあります...全文を見る
○小沼巧君 ありがとうございました。時間になりましたので終わります。  今日は、貴重な御意見いただきまして、ありがとうございました。
05月19日第208回国会 参議院 農林水産委員会 第15号
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○小沼巧君 立憲民主党の小沼巧です。よろしくお願いいたします。  法案の前に、ちょっと昨日今日のことでございまして恐縮でございますが、気になることがありますので一つお伺いさせていただければと思います。  酒井先生の前で愛知の話をすることも大変恐縮なんでございますけれども、愛知...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。  原因について調査中でということであるんですが、もう一つ、報道の中で一つあるのが、工業用のものについても工場の稼働停止ということになっているわけでありますけれども、田んぼに向けて水の利用というのもできなくなっていてということでございました。報道による...全文を見る
○小沼巧君 国と企業局と東海農政局と土地改良区という中で様々なアクターがあるわけですけれども、この一件を踏まえてですよ、工業の方を優先して農業の方を優先しないというような判断を下した者、主語というのは一体誰なんでしょう。
○小沼巧君 現状、農業用水止めて工業の方に回しているというような現状があるわけですね。  じゃ、聞き方をもう一回変えましょうか。  制度として、この農業用水止めて工業の方を優先するということを判断、決定できる制度上の責任者というのは一体誰になるんでしょう。これは、いろいろ事業...全文を見る
○小沼巧君 じゃ、土地改良区と企業局の意思決定に関する比重、重み付けというのは同一であって、その二者関係で結局、土地改良区が主導して、主導という言い方はあれですけれども、土地改良区の方が優先すべきであろうというのが、考えるのが妥当であろう農業用水を止めるという判断に至ったというこ...全文を見る
○小沼巧君 現場において、ああ、じゃ、なるほど、ルールがなかったんですね。  ルールがなくて、ルールがない状況で現場で判断だという話なんですけど、じゃ、土地改良区って、この委員会でも議論がなされましたけど、基本的には農地を持っている人たち、地権者の全員同意という合意が前提として...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。  なかなか、時間も含めてらちが明かないんで、ちょっと所管について聞いてみたいと思うんですが、制度上、口を農水省として出せないということは分かりました。それはそれで問題だと思うんですけれども、農業用水を完全に止めて工業用水の方を優先しているという判断が...全文を見る
○小沼巧君 ちょっと大臣にも答弁を求めてみたいと思うんですが、そういう考え方で農水省としてよいのかということはよくよく考えなきゃいかぬと思うんですよ。初めから法律とかで、現場の話合いとかと言いますけれども、今の話、局長からの答弁だけだと、別に、農業の関係とかよりも別のことの方が大...全文を見る
○小沼巧君 現状は分かりました。現場の判断が大事だということは当然のことながら思うところで、私も共感ですよ、現場の判断が大事だというのは。  ただ、それで、最初に農業用水を止めてしまったということが現場で行われたということは、その判断の裏にある、どっちを優先するのか、現場で、工...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。これについては本当に待ったなしという課題なので、内閣府が幾ら何か言ってこようともやるべきことはやるということは農水省の立場だと思いますから、それについては理解をするところでございます。  その上でなんですけど、これは結局、先ほど来の質疑でもありますが、...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。  これは、先日のところで、酒井先生からの質問あったところでありますが、全国市長会が相当な懸念を出したということでございまして、二月の、令和四年の二月の九日に緊急声明が出されて、三月の八日に大臣は記者会見でこうおっしゃっていました。当省の考え方等を理解...全文を見る
○小沼巧君 地方の取組をしっかり、現場の負担を軽減ということなんですが、最初に内閣府との関係で申し上げたところもあるんですけれども、いわゆる行革の流れの中で、市町村の農林水産業を頑張る人たちの現場というのは相当痛め付けられてきてしまっているのではないだろうかということは問題意識と...全文を見る
○小沼巧君 市町村でいうと七千人も減っちゃったと。なるほど、なかなかな減り具合でありますね、市町村の数は減っていないのに七千人減っちゃうというのは。それだけ、農業が幾ら大事だといろんな人が幾ら言おうとも、現実問題として携われる担い手がいなければ、市町村とかに、まさに口だけになって...全文を見る
○小沼巧君 小手先の支援に終わっちゃいかぬと思うんですね。予算を出すということは分かるんですけれども、その予算を受け取ってどう使うか、どういうことをやるかというところまで思い至らなかったら、まさにコロナの予備費とかでも何でもそうでしたけれども、金だけ積んでおいて必要なところに行か...全文を見る
○小沼巧君 ありがとうございました。  政治家として本当にすばらしい答弁だと思いますので、触発されたので更問いしちゃいますけれども、何で変わったんだと思います。最近変わってきたと大臣おっしゃいましたけれども、何がきっかけで変わったんだと思いますかね。
○小沼巧君 私も元コンサルなものですから、戦略系でありましたけど、実際そういったところもあると思いますが、結局、おっしゃるとおりのところもあるし、ちょっと違うなというところもいろいろあると思うんですが、時間も相当、もうあと三分ぐらいしかないので、どうしようかな、すごい迷っちゃいま...全文を見る
○小沼巧君 分かりました。  まさに、本当に何が正解なのかよく分からないからこそ、いろんな意見を持ち寄って議論をして切磋琢磨していくということが本当に重要だと思いますし、こういうことについてはやっぱり引き続き物申してまいりたいと思います。  うちの鉾田市は、農業の、野菜とかメ...全文を見る