玉木雄一郎

たまきゆういちろう

小選挙区(香川県第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数5回

玉木雄一郎の2013年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月07日第183回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  きょうは、質問の機会をいただきまして、委員長、理事の皆様にまず感謝を申し上げたいと思います。  安倍総理にお聞きをしたいと思います。  きょう、六時間半審議を聞いておりまして、大変印象的なお話がありました。バンカーショットの話です。パ...全文を見る
○玉木委員 今、総理から大切な答弁を一ついただきました。財政規律を考える際に、民主党政権とは違って、国債発行を上回る税収を二十五年度当初予算で達成しているという話がありましたけれども、私は、この財政規律を考える際に、いつも二つの目で見るんですね。それは、常に当初予算ベースで考えま...全文を見る
○玉木委員 我々も、命にかかわる公共事業を否定したことはありません。笹子トンネルは、あれはNEXCOのトンネルですから、私は、公共事業をするにしても、どういうお金を使うのかは、別途考えるべきです。  これは、ここに石原大臣がいらっしゃいますけれども、道路公団を民営化しました。国...全文を見る
○玉木委員 きょうテレビをごらんの皆さんもたくさんいらっしゃると思うんですが、アメリカやアジアの子供たちを、中学生、高校生を日本に招聘するプログラムが経済対策なんですかね。私は説明はわかります、でも、やはり苦しいですよ。苦しい。  しかも、もう今二月ですね。この補正予算が成立し...全文を見る
○玉木委員 こういう答弁になると思うんです。  大臣、アンケートをとると、九割の学校で心のノートが使われていると言われているんですね。でも、実は、そのうちの四分の一は、もう既にウエブからダウンロードして使っています。ですから、この予算が、本を配る予算がなくなっても、実は心のノー...全文を見る
○玉木委員 ぜひ頑張っていただきたいと思うんです。行革村の一人としては、稲田大臣、ぜひ頑張ってくださいね。  行政事業レビューはぜひ残していただきたいと思うんです。民主党の仕分けは皆さんは嫌いだと思いますから、あれはもう、もしやめるならやめてもいいと思うんですが、行政事業レビュ...全文を見る
○玉木委員 今、ひょっとしたら戻るんじゃないか。私は、安倍総理は改革派だと思っているので、ぜひ頑張っていただきたいんですよ。  その上で、これは、余計な疑惑をかけられない明確な方法が一つあるんです。それは、特定財源を管理する財布である特会をなくすことなんです。旧道路特会や空整特...全文を見る
○玉木委員 古い自民党に戻っているのではないということを証明する最もいい方法だと思うんですね、社会資本整備事業特会を廃止することは。ですから、ぜひこれは進めていただきたいというふうに思っているんです。  古い仕組みを改めて、新しい時代に対応するように物事を変えていくのが行政改革...全文を見る
○玉木委員 終わります。
02月13日第183回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。  まず冒頭、連日の、原口議員、後藤議員からも話がありましたTPPの統一見解についてであります。  きのうの深夜、統一見解というものが内閣官房のクレジットで出てまいりましたけれども、皆さんのお手元にもあると思いますが、「...全文を見る
○玉木委員 よろしくお願いいたします。  それでは、補正予算についての質問に入りたいと思います。  前回、質問をさせていただいたときも、補正予算のいわば正当性について疑義があるような案件を取り上げて質問をさせていただきました。まず、麻生財務大臣にお聞きしたいと思いますが、そも...全文を見る
○玉木委員 そのとおりであります。  財政法二十九条には、柱書きに、実は補正予算というのは、編成し、国会に提出する場合が限定的に要件として書かれる構成になっています。内閣は、次に掲げる場合に限り、補正予算を編成し、提出することができるという記述になっています。  これは前回も...全文を見る
○玉木委員 大体四分の一なんですね。国民の皆さんも含めて、これまでの御説明であるとそれが大宗を占めているような印象があると思いますが、実際には、いわゆるメンテナンスの部分は四分の一です。裏返して言うと、新規の部分が四分の三を占めているというわけであります。こういったものが、先ほど...全文を見る
○玉木委員 この質問に関しては、午後、前原委員からまた質問があると思いますけれども、無理する事業はなかなかうまくいかないと思うんですね。  実際の建設業者の皆さんに聞いてみると、彼らがおっしゃるのは、工事が出るのはうれしいけれども、平準化してほしいということをよく言われます。あ...全文を見る
○玉木委員 五百億円の予算要求があって、それこそ一円もまけることなく五百億円つけているわけですね。  この事業の必要性について御説明ください。なぜつけたのか。
○玉木委員 今の説明で五百億円をつけることは、私は、納税者の理解を得る十分な説明とは思えないんですね。  おっしゃる、情報通信技術を発展させるとか、それを成長につなげることは、私も全く否定をしません。そのとおりだと思います。しかし、それと、五百億円の要求が来てそのまま五百億円を...全文を見る
○玉木委員 我々は、今財政が大変厳しい状況にあって、そして、我々も反省を込めて申し上げますが、公共性の名のもとに緩んだ予算を編成してきたことをもっとやはり反省すべきではないかと思っています。  国、地方合わせて一千兆円の借金があり、そしてその支払い、元本と利払いを合わせればもう...全文を見る
○玉木委員 私は、増税をお願いして当選してきました。三党合意で増税を……(発言する者あり)そうです。みんなそうです。ただ、皆さん、本当に私は、真剣に増税をお願いして、いろいろな批判もいただきながら当選をしてきました。ですから、歳出を拡大することについて、とりわけ借金をしながら歳出...全文を見る
○玉木委員 補正予算には、冒頭申し上げたような、当初予算で本来ならかけられるべき財政の規律がかからない、そういう傾向があります。だからこそ、それをしっかりと査定していくその役割が、より補正予算については大きいと思うんですね。  いろいろなことを御説明されますが、最後、財政規律を...全文を見る
○玉木委員 いや、イエスかノーかでお答えください、もう一度。この二〇一五年度、二〇二〇年の目標を堅持するかどうかお願いします、もう一度。
○玉木委員 本会議での総理答弁もそうなんですが、守るとは実は言っていないんですね。必要性は必要だと言いつつ、それを踏まえて頑張りますということをおっしゃっている。  これは実は非常に大事なことでありまして、今のままいくと、二〇一五年の目標も本当に達成できるのかどうか、二〇二〇年...全文を見る
○玉木委員 十分な答弁ではなかったと思いますけれども、とにかく行革を進めてください。  日本を取り戻すという公約は、単に予算を取り戻す、利権を取り戻すということにならないように、改革をしっかり進めていただくことをお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。
02月14日第183回国会 衆議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○玉木委員 私は、民主党・無所属クラブを代表し、政府提出の平成二十四年度補正予算三案については反対、民主党提案の組み替え動議については賛成、みんなの党提案の組み替え動議については反対の立場から討論を行います。  初めに、この間の予算委員会における審議に際し、連日の審議を実りある...全文を見る
03月11日第183回国会 衆議院 予算委員会 第11号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  本日は三月十一日、あの東日本大震災から二年がたちました。私も、警戒区域内を含め、何度も被災地に足を運びましたけれども、被災地は、農業、漁業、第一次産業を基幹産業とする地域であります。そして今、復興に向けて一生懸命現地で頑張っておられる方も...全文を見る
○玉木委員 第三段落目が極めて重要だと思うのは、仮にこれが、TPP交渉に参加を認めてもらうための、いわゆるよく言われる前払い、あるいは参加のための入場料と言われますけれども、そういったことを両国間で合意した内容であれば、例えば自動車、保険の分野で一定程度の譲歩をした上で初めて交渉...全文を見る
○玉木委員 メキシコやカナダがまさに九十日ルールで議会から承認をもらったときのUSTRから議会へのレターの中には、いわゆる自由化に対する準備度合い、そういったものが十分満たされていますよということが書かれています。ただ、これこれをやったから、具体的に、例えば日本がハイスタンダード...全文を見る
○玉木委員 今あえてお聞きをしたのは、USTRは単一の組織でありますね。しかし、例えば、自動車のことだったら茂木大臣、農林水産の分野だったら林大臣、そして、外交全般であれば岸田大臣というふうに、日本はそれぞれ、経済、外交交渉についての担当が各役所、各大臣に分かれています。  こ...全文を見る
○玉木委員 その交渉能力が極めて大事なので、きょうはそのことについて幾つか質問しておりますけれども、既に決まったものについては再協議は認められないということは、一つ、その中からも書かれていますね。  私がもう一つお聞きをしたいのは、今まだ決まっていないけれども交渉が行われている...全文を見る
○玉木委員 国名を答えていただかなくても結構なんです。  これはちょっと下線を引いていませんけれども、この英文の中に、インサイドUSトレードの中に、ここの日本語で書いている次のパラグラフの三行目ぐらいにテーク・イット・オア・リーブ・イット・ベーシスと書いてあって、これはどういう...全文を見る
○玉木委員 これは大臣、非常に大事な条項だと私は思うんです。いろいろなことは交渉でもちろん決めなきゃいけませんから言えないと思うんですが、これは交渉のルールそのものにかかわるので、どこまで交渉の余地があるかどうかということがそこで決められてしまうので、交渉で頑張ろうと思っても頑張...全文を見る
○玉木委員 それは総理の参加表明の前ということでいいんですか。もう一度。
○玉木委員 試算、これは大事だと思うんですよ。三つあってばらばらで判断できないから一つにまとめようということでやっておられるわけですよね。だったら、やはりそれを出した上で、国民的な議論にも付した上で、しっかりと判断を最終的に総理がなされるというのが筋だと思うんですね。それを、判断...全文を見る
○玉木委員 試算はやはり総理が交渉参加を表明する前に出すべきだと思いますし、そういうふうに先週答弁されたと理解していますけれども。  資料の四に、民主党時代の三つあったうちの一つをつけているんですが、多分、今政府で議論されているのも、この内閣官房がまとめたGTAPモデルというこ...全文を見る
○玉木委員 私は、余り自民党さんの悪口とか言いたくないんですけれども、例えば二十四年の七月十三日に「野田政権のTPP「秘密交渉」への抗議と申し入れ」というのがあります。これには、「今、野田政権が行おうとしていることは、秘密交渉を行い、情報を隠し、国民的議論を行わず、米国の要求のま...全文を見る
03月14日第183回国会 衆議院 本会議 第11号
議事録を見る
○玉木雄一郎君 武正議員の質問にお答えします。  住宅対策についてお尋ねがありました。  住宅は取得価額が高額であり、また、住宅産業は裾野が広いことから、駆け込み需要とその反動減が起きた場合には、経済に与える影響は甚大なものと予想されます。  また、今般の政府提出税制改正法...全文を見る
03月19日第183回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
議事録を見る
○玉木議員 松本委員にお答えいたします。  今お話があったように、住宅は取得価額が高額であって、また、国民生活、その人の人生にも密接にかかわりますから、駆け込み需要やあるいはその反動減といったことが大規模に発生する可能性があります。  そこで、二つポイントがあると思います。 ...全文を見る
○玉木議員 松本委員にお答えいたします。  自動車についてでありますけれども、まず、取得税については、自動車の取得という事実に担税力を見出して課税するという、流通税の側面があります。あわせて、自動車には、消費税という、まさに物品の取得に関して課税されるということが行われておりま...全文を見る
03月19日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  さきの衆議院選挙が終わりまして、その後初めて、この農林水産委員会で質問に立たせていただきます。宮腰筆頭を初め与野党の理事の先生方、また林大臣を含みます政務三役の皆さん、そして委員長、よろしくお願いいたします。  きょうもるるTPPの話が...全文を見る
○玉木委員 大臣もお答えしにくいんだと思います。  第三パラグラフは、私は、これまでの協議を書いたというのはいいと思うんですが、我々の政権のときは書けなかったんですね。単なる二国間の話で自動車とか書くのはいいんですが、大事なことは、ウイズ・リスペクト・ツー、TPPネゴシエーショ...全文を見る
○玉木委員 ただ、交渉に臨むのは政府でございますので、そこは大臣に、私は、非常に信頼して尊敬する大臣なので、あえてこういうことを申し上げております。  TPPについては、この辺にしたいと思います。時間があります。  次の質問に移りたいと思いますが、きょうはちょっと……(林国務...全文を見る
○玉木委員 私が申し上げたのは、重要五品目じゃなくて、せっかく書いておられるので、日豪EPAのときの両院の決議にも出てくるような、やはり品目を出してくる、向こうが自動車というんだったらこっちは米だとか、要求しない限りとれないので、それを明示的に私はおっしゃっていただきたいなという...全文を見る
○玉木委員 江藤副大臣、私は四国の香川県の出身で、耕地面積は全国一小さいんですね。不公平感からいうと、私自身、物すごく感じていました。私の家は兼業農家で、五、六反の田んぼをまだ持っているんですね。非常に不平等感、不公平感があるという意味では、中四国の人は、まあ九州の方もそうだと思...全文を見る
○玉木委員 宮腰先生の御指導もいただきながら、ぜひいい制度ができればなというふうに思っております。  この制度を見直していく際に、多分、自民党さんの案の中にもそういう視点が入っていたと私は思うんですが、地域の独自性をできるだけ加味するという視点が大事だと思うんですね。  さっ...全文を見る
○玉木委員 時間となりましたので終わりますけれども、農政に与党も野党もないので、とにかく、現場を踏まえたいい農政ができるようにこれから頑張っていきたい、このことをお誓い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。
04月05日第183回国会 衆議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○玉木委員 民主党衆議院議員の玉木雄一郎です。  きょうは、大変貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました。  大きく二つのことをお聞きしたいと思います。  一つは、予算委員会でもいろいろと議論になったんですが、二十四年度の補正予算、そして今議論がされております二十...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございました。  そういった問題が指摘をされているし、実際にそういった御懸念があるということなので、執行を円滑にどうやっていくのかというのは、これは国としても、単に予算をつける、お金を出すだけではなくて、そういった側面的な支援もしっかりやっていかなきゃいけ...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございました。  そして、同じく漁業関係で、今度は菊地さんにお聞きをしたいんです。  円安の話が少し出ましたけれども、前の民主党政権のときに、漁業の所得補償制度、これは漁済と積立ぷらすをうまく利用してつくって、それと、いわゆる燃油のコスト対策を組み合わせ...全文を見る
○玉木委員 どうもありがとうございました。  最後に、針生さんにお聞きをしたいんです。  海の見えない防潮堤等については疑問を呈されたと思うんですが、そもそも、震災が起こった直後は、住民の皆さんの御意見とか、何を希望されているのかということをうまく吸い上げる仕組みとか、あるい...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございました。  私もいろいろお話を聞きますと、地域の人の中でも意見が分かれたりするんですね。やはり堤防をつくってほしいという意見もあれば、そうじゃないというのがあって、これは一体、誰がどこで決めれば最も納得感があるのかなと。人によっては、もう国が決めてく...全文を見る
04月09日第183回国会 衆議院 予算委員会 第21号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  まず冒頭、先週発表されました日銀の金融政策に関して質問をさせていただきたいと思います。  黒田総裁自身、異次元の緩和だというふうに言っているように、私もこれは大変インパク...全文を見る
○玉木委員 今回の金利の急騰、特に、黒田総裁になって初めての大胆な金融緩和の、その最初に起こったマーケットからのいわゆるメッセージについては、これは極めて真摯に受け取る必要があると私は思っております。  さまざまな要因がもちろんあると思うんですけれども、今総理からは、マーケット...全文を見る
○玉木委員 私は、今回こういったことが起こった一つの原因は、日銀という極めて巨大なプレーヤーが市場に入ってきて、大量に国債を買いますということを宣言した人が、いわば大きな鯨か、人間でいえば白鵬のような大きな人が小さなプールあるいはお風呂の中に入ってきて、大きな面積を占めてしまって...全文を見る
○玉木委員 そうなんです。私、今回、金融政策については謙虚じゃなきゃいけないと思っているんです。  アラン・グリーンスパンを思い出したんですね。彼は、ITバブルの崩壊、また九・一一以降のあの混乱したアメリカの経済を巧みな金融政策で救ったマエストロと言われたぐらい、金融の天才だと...全文を見る
○玉木委員 もちろん、デフレから脱却することが今喫緊の課題であることは理解しております。でも、そのことをいつも理由に出口のことを考えないのは、私は間違っていると思います。  それは、先ほど申し上げたような、ある種の経済の安全神話に陥るべきではないんです。経済は生き物ですから、何...全文を見る
○玉木委員 財政規律の確保、とりわけ国際約束にもなっていますプライマリーバランスの黒字化、二〇一〇年に比べて、赤字を二〇一五年までに半減、二〇二〇年までに黒字化、この目標は必ず守らなきゃいけないと思っています。  そこで、資料三を見ていただきたいんですが、青の線を見ていただきた...全文を見る
○玉木委員 いや、総理、国際公約を守るのか守らないのか。もし可能なら、イエスかノーかでお答えいただければ、大変恐縮ですけれども。
○玉木委員 いや、景気が悪いから補正を組むのはいいんです。その結果こういうふうになって、そのために二〇一五年の達成目標ができるのかどうかということを聞いているんです。そのことを……(発言する者あり)当たり前なんですね。そのことについて現実性があるか。  では、もう一つ示します。...全文を見る
○玉木委員 大臣、では何のために出しておられるんですか、後年度影響試算は。  毎年の、二十五年度、ことしはそうです、今審議していますね。この予算を組んだら、それが後年度に対して、特に、こういうプライマリーバランスとか中長期の財政再建の道筋に対してどういう影響を与えるかの参考資料...全文を見る
○玉木委員 私、何かいじめようと思ってやっているのではなくて、冒頭に申し上げたとおり……(発言する者あり)いや、麻生大臣、そうなんですよ。ちょっと言い方が失礼だったら謝りますけれども。  ただ、金融政策としてこれだけ大胆なことをやっていて、リスクも大きくなっているんですよ。その...全文を見る
○玉木委員 とにかく我々は、今さえよければいいという政治から脱却して、本当に次の世代に、我が国の永続性、継続性に対する心からのリスペクトを持って政治に臨んでいくことが必要だ、このことを訴えて、質問を終わりたいと思います。
04月10日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  きょうは、まず、米の債権の免除に関する法案について質問させていただきたいと思います。  これまでの質疑者からもあったと思いますけれども、平成十一年のケルン・サミットで債務免除するということが決まり、その方法として、当初は債務救済無償とい...全文を見る
○玉木委員 これは、民主党政権も一定の責任があると思って、その自覚を持ちながら質問をさせていただいておるんですが、債務救済無償で仮にずっとやり続けることができていたとすれば、返済するお金を支援してあげるというスキームですから、これは多分外務省のお金で、ODAの一環として、全額一般...全文を見る
○玉木委員 苦しい答弁なんですね。  私は、農水省の特会のお金は農業政策の推進のために使うべきだと思うんですよ。だって、そのために存在している特会であるし、外交政策の一環のその肩がわりを、お金があるから、そこにたまり金があるから使おうという発想は、まさにこういうことを特別会計は...全文を見る
○玉木委員 滞っている一カ国はどこの国ですか。
○玉木委員 大変これは高度に外交的な問題だと思いますが、個人的な感想を言わせてもらうと、返ってきませんよね、そんなお金は。  私がきょう申し上げたいのは、そうはいっても、これは利子も多分また同じようについていると思いますね。そのことを、またある時期、国民の税金か、あるいは特会が...全文を見る
○玉木委員 この処理も、債務が立っている、会計上、バランスシートの両方を落とすとか、そういうことで、実質上余り影響はないとか、会計上の処理にとどまるところもあると思うんですが、例えば想定金利をすごく低くしておくとか、借りかえをするとか、多分、昔の高い金利で計算していたりするところ...全文を見る
○玉木委員 ずっとそういう答弁を聞いているんです。  これは、何でアメリカと事前協議する必要があるんですか。そもそも論を教えてください。
○玉木委員 アメリカの例えばUSTR、オバマ政権がオーケーを出すための条件は何なんですか。
○玉木委員 いや、答えてくれていません。  米国の同意とは何ですか。
○玉木委員 そこはさすがに丁寧に答えてほしかったんですけれども。  九十日ルールのことをずっと我々も気にしてきて、今日まで早く急ぐ必要があるのという話を我々も聞いてきたんですけれども、米国議会の一定の御理解が得られないと、エグゼクティブとしてのアメリカ政府も簡単に日本の参加にオ...全文を見る
○玉木委員 もしお答えいただけるんだったら、技術的なことは多分外務省だと思うのでお答えいただきたいんですが、TPPは、例えば何か新しくつくる、これからできていくとなったときに、その情報の通報義務、WTOへ何か情報を提供する義務はありますか。
○玉木委員 TPPについては。
○玉木委員 済みません。私の質問が不明確だったと思うんですが、TPPの枠組みは既にもう始まっていますよね。交渉参加国の間で、最初のP4から始まって、TPPの枠組みはある種できています。それをどうするのか。最終的なルールを決めるということなんですが、ああいうことを今始めていること自...全文を見る
○玉木委員 日本がじゃなくて、TPP事務局として、そういうことをもくろむ人たちがあるのかどうか。  ちょっと時間がなくなるので、もうその質問をするのはやめたいと思いますが、なぜ私がこういう質問をするかというと、TPPも、例えばFTAもEPAも、いろいろなものがあります。例えば、...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。  私は、究極は、大国中国をどうやって世界の秩序の中にきちんと入れていくのか、我が国ときちんとハーモナイズしたルールの中に中国を取り込んでくるのか、これが究極の目的だと思っています。  FTAAPも北極星だというふうに言うんですが、もっと大き...全文を見る
○玉木委員 時間が参りましたので終わりたいと思いますが、これは手続の特例の法案なので、農地法は農地法としてルールはきちんと守れということをやっていますから、これはぜひ進めていただきたいと思います。  終わります。
04月11日第183回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  きょうは、四人の公述人の先生方、大変興味深いお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。  きょう四人の皆さんから共通していたのが一つあったのは、教育のことだったと思います。技術力を高めていく教育、教育を希少財にしてはいけない...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございました。  それぞれ興味深い御意見、現場のお話を聞かせていただきました。  次に、社会保障について少しお伺いをしたいと思っております。  我々も三年三カ月政権を実際に担当し、そして、悩みの連続でやってきたのは、さまざまな制約要因がある中でいろいろ...全文を見る
○玉木委員 大変貴重な意見をいただきました。ありがとうございます。
04月12日第183回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
議事録を見る
○玉木分科員 民主党衆議院議員の玉木雄一郎です。  きょうは、質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。太田大臣を初め政務三役の皆さんにも、お忙しいところ、ありがとうございます。  きょうは、本四架橋、瀬戸大橋のことについて幾つか御質問をさせていただきたいと思っており...全文を見る
○玉木分科員 今申し上げたように、一応、もともとは二十四年度末までに結論を得るということだったので、選挙もあって、ずれているということだと思うんですけれども、できるだけ早く結論を知りたいなというふうに思っているんです。  というのは、どれぐらいの料金になるのかなというのが、四国...全文を見る
○玉木分科員 政務官、ぜひ、それは機械的計算なので、お答えいただきたいなと思うんです。  では、陸上部、海峡部を合わせて、キロ数は何キロありますか。
○玉木分科員 そうすると、三十八・三キロに二十四・六を掛けると出てくるということでよろしいんでしょうか。
○玉木分科員 幾つかのパターンが考えられると思うんですね。これまでの検討の中でも、海峡部のところは建設コストが高かったということで、ほかよりも少し高くなるのは仕方ないけれども、余りにもほかと比べて高くなり過ぎるのはちょっと勘弁してくださいというような話だったと思うのです。  例...全文を見る
○玉木分科員 答えてもらいたいですね、それは計算すれば出る話なので。  そういうことがあるので、では、ここまで下がるんだったら出資はどうしましょうかとか、やはり十分な情報の中で、地方公共団体にしても、他の公共交通機関を運営されている方も判断をされていくということだと思います。 ...全文を見る
○玉木分科員 もうこれ以上水かけ論みたいなことはしたくないんですが、ただ、機械的に計算したのは、私は今これを計算して出せるんですけれども、やはり幾つかのそういった情報は、例えば、全国共通料金を一応目指すというふうに書いているわけですから、そういったことについても、もちろん幅があっ...全文を見る
○玉木分科員 済みません。建設時にはこういった亀裂が生じることは予想されていなかったということでよろしいんでしょうか。もしそうだとしたら、どういった理由で今回こういった亀裂が生じているのか、その点についてもう一度教えていただけますか。
○玉木分科員 一定程度管理された中で、こういった、予測された亀裂であればいいんですけれども、最初の設計のときには予測されていなかったとか、特に重大な事故につながり得るということであれば、点検のやり方とか、あるいは基準とか、そういったものを見直していく必要があるというふうに思うんで...全文を見る
○玉木分科員 直接荷重を受けない部材がなぜ壊れるのかが聞いてもよくわからないので、ここは本当に安全性に影響がないかどうか、しっかりと、見過ごすことなく、より厳しいチェックをしていただくことを、国としてもこれは責任を果たしていただきたい、改めてそのことをお願いしておきたいと思います...全文を見る
○玉木分科員 平成三十五年ですね。今、平成二十五年ということで、当初の予定だと、あと十年で無料になるということで間違いないですよね。でも、あと十年で無料になるとはとても思えないですよね。  私は何を申し上げたいかというと、こういう償還主義、お金を返し切ったら無料にしていきますと...全文を見る
○玉木分科員 全く答えていないんですよ。これは、実は決めていないんです。償還が終わって無料になった後の、壊れていきますよね、維持補修が必要なんですけれども、それをどうするのかということについては、実は明確な取り決めがなく、これまで高速道路はつくってきたんです。多分、それは税金でや...全文を見る
○玉木分科員 私は、一期目の三年間と、また二期目になって、四回目なんですけれども、いつもつれない返事なんですね。  何とか、多分二十六年度の料金見直しが最後のチャンスかなと思っているんですが、こういうときに、まさに政治決断で、これはもう党派を超えてやったらいいと思うんですよ。自...全文を見る
○玉木分科員 つれない返事で、寂しいなと思うんですけれども。  もちろん、地元がその必要性をしっかりと検証して、その上で、一定程度の地元負担も覚悟しながら国にもお願いしていく話だとは思うんです。先ほど申し上げましたけれども、私は、これは二十五年、橋ができて四半世紀たっていて、や...全文を見る
○玉木分科員 本当に、大変積極的な答弁をいただきまして、ありがとうございます。  地元もしっかりと私はまとめていかなきゃいけないと思うんですが、その際には、ぜひ国土交通省としても御協力をいただく、そのことを確約いただいたということで感謝を申し上げますとともに、今、瀬戸内海では瀬...全文を見る
○玉木分科員 はい。  バッジをつけていますけれども、また、ぜひ瀬戸内海にもお越しをいただければと思います。  きょうは、ありがとうございました。
04月16日第183回国会 衆議院 本会議 第17号
議事録を見る
○玉木雄一郎君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の平成二十五年度予算三案につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、その趣旨を説明いたします。(拍手)  民主党政権では、少子高齢化、経済のグローバル化、莫大な累積債務の存在といった変化と...全文を見る
04月16日第183回国会 衆議院 予算委員会 第23号
議事録を見る
○玉木委員 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました政府提出の平成二十五年度予算三案につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、その趣旨を説明いたします。  民主党政権では、少子高齢化、経済のグローバル化、また莫大な累積債務の存在といった変化と制約の中...全文を見る
04月26日第183回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  早速、まず修正案の提出者にお伺いしたいと思います。  今回の法案の修正案では、法案の肝である目的規定のところに重要な追加があったと認識しています。もともと政府案にあった負担の軽減、利便性の向上に加えて、行政運営の効率化、公正な給付と負担...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。  後で質問でも聞きたいと思いますが、その意味で、行政運営の効率化というものは極めて大事になったと思いますし、あわせて、公正な給付、また負担を確保するということも、改めてこれは重要に位置づけられたと認識しております。  もともとは、給付つき税...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。  これまでの審議の経過、また議事録も読ませていただきましたけれども、幾つかある論点のうち、二つが大きいと思っています。  一つは、巨額のシステム投資をするのに対して、本当に行政の効率化、トータルとしてのメリットが出るのかどうか、これが一つあ...全文を見る
○玉木委員 もう甘利大臣も何度もお答えになっていると思うんですが、正直、今の段階では、聞いても、国民の皆さんが、ああ、これができるようになったからいいのができたねという実感がやはりなかなか持ちにくいと思うんですね。添付書類がなくなりますとか、確かに概念的にはそうなんですけれども、...全文を見る
○玉木委員 苦しい。皆さんもお聞きになってわかると思うんですけれども、できるようにしたらいいと思うんですよ。  少なくとも、今、e—Taxなんかも入って電子納税はできるようになってきていますよね。ですから、リンクを張るとかそういうことだけでも既にできるし、そもそも、いろいろな生...全文を見る
○玉木委員 ここはぜひ、仮に生き残っていなければ、趣旨はぜひ引き継いでもらいたいというふうに思います。  マイナンバーにおいても、これはなかなか難しいとは思うんですが、一定のそういった削減、効率化の計画といったことを定めて、それに従って着実に行っていくことが必要だと思っています...全文を見る
○玉木委員 稲田大臣ですね。
○玉木委員 これは極めて大事だと私は思っているんですね。  ですから、内閣官房で、行革大臣も実は無任所大臣で、内閣府の大臣ではなくて内閣官房なんですけれども、山本大臣と稲田大臣と本当にそこは力を合わせて、今申し上げたような、いろいろ行政改革のやり方についてもイノベーションが可能...全文を見る
○玉木委員 政府のCIOにおかれては、強力な権限のもとに、大臣のイニシアチブのもとに、ぜひ、国民の皆さんが本当に納得できる行政のIT化、効率化といったことを強力に進めていただくことをお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。
05月29日第183回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  ふだんは海賊・テロ特別委員会に属しておりますけれども、きょうは国土交通委員会で質問の機会をいただきまして、委員長初め与野党の理事の皆さんには感謝を申し上げたいと思います。  まず冒頭、お伺いしたいのは、先ほど泉議員の最後の質問にありまし...全文を見る
○玉木委員 ぜひこれは継続すべきだと私も考えております。  船だけではなくて、哨戒機からの哨戒活動によって得られた情報が、我が国の関係機関だけではなくて、外国の機関にも提供されておって、空からの貢献も実は極めて大きいということでありますので、自衛隊は現地で大変な御苦労をされてい...全文を見る
○玉木委員 大臣、ありがとうございます。  今大変重要な答弁をされたのは、まさに今護衛艦が出ているエリア、約九百キロ、プラス二百キロぐらいですか、千キロぐらいの、まさにアデン湾においては、一義的には公的なガードがある種優先する。そのことが機能している間においては、今大臣が明確に...全文を見る
○玉木委員 政務官、ありがとうございました。  私は、この法律に書いている二号の特定警備の具体的内容と手順、三号の管理に関する事項は特に大事だと思っています。  今、政務官からもお答えいただいたように、武器の使用は抑制的、段階的、最後の手段であるということは原則だと思います。...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。  大臣、その点、ぜひ厳格なチェックを国交省においても行っていただきたいというふうに思っております。  最後に、海賊に関して一点お聞きをしたいんですが、シーシェパードについてであります。  これは、我が国の調査捕鯨についての妨害行為を累次に...全文を見る
○玉木委員 手ぬるいという声が出ましたけれども、お配りしている資料、平成二十一年の当時の中曽根外務大臣と河村官房長官の答弁の議事録を載せております。  この中で、右側ですけれども、中曽根当時外務大臣は、海賊・テロ特別委員会で、条約上の海賊行為に該当する可能性は排除しないというふ...全文を見る
06月03日第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第4号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  きょうは、決算行政監視委員会で質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  財務大臣、主計局の中には司計課という部署があります。御存じのとおり、決算を担当する部局なんですが、その他の主計局の予算をつける予算係に比べて、大変小さな...全文を見る
○玉木委員 これは、我々の政権のときにも問題だということで、是正あるいは指摘をさせていただいたんです。  驚いたのは、めくっていただいて、これは資料の裏に書いているんですが、その翌年の二十四年度の結果がどうなったかということなんですが、ここに一覧がありますけれども、まず総額、先...全文を見る
○玉木委員 特段支障が生じないという明確な答弁をいただきましたけれども、裏返して言うと、支障が生じない予算がつき続けて、これは実は民主党政権も反省しなければいけません。我々が政権にあった初期の段階にもこれを許していた経緯があります。ですから、これは、誰が悪いというよりも、こういう...全文を見る
○玉木委員 制度上はもちろん主務大臣だと思うんですが、下村大臣、ただ、現実問題として、こういうことをしっかりチェックできる自信がおありですか、失礼ですけれども。
○玉木委員 正直申し上げて、ここは私も悩ましいと思います。我々も与党としていろいろな経験をしていく中で、どこでどうチェックを働かせていくと、こういう、まあ無駄と簡単に言ってしまってはいけないのかもしれませんが、もっと効率的にできるはずなものが、そうならずに、去年もついたからことし...全文を見る
○玉木委員 独立行政法人改革はぜひ進めていただきたいと思います。我々も、類型化をして類型化ごとにガバナンスのあり方を考えようとか、いろいろな工夫はしてきたんですけれども、なかなか百点満点の答えが正直出なかったところでもありますので、財政の効率的な運営といった観点から、財務大臣も含...全文を見る
○玉木委員 一者応札の比率が、今、二・四%ということでお答えいただきまして、これは平成二十年、二十一年から比べると落ちてきていますね。ですから随分改善が進んでいると思うんですが、きょう、そういう中で指摘をしたいのは、お手元に配っている資料二です。  これまでの随意契約の見直し、...全文を見る
○玉木委員 原子力行政については、きょうも審議がずっと行われていますけれども、いろいろな疑念が生じています。私は、正しく原子力行政を進めていくべきだという立場でありますから、そういったお金の関係とかいろいろなことで、とにかく何かおかしなことが行われているんじゃないよという、そうい...全文を見る
○玉木委員 通告していたと思うんですが。  広報に関して言うと、では、少し例を申し上げると、地層処分実規模設備整備事業というのがあります。これは、北海道の幌延に、高レベル放射性廃棄物の地層処分の理解を求めるために、実物大の、実規模の設備をつくって、非常に地下深く埋めると安全です...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。  私、この最終処分地の選定も含めて、やはりそろそろ国の責任、国が主導的に前に出ていく必要があると思っています。  原発は、つくるときには立地交付金や、サイトをつくるためには国が物すごく入っていって、お金まで出してつくるんですが、後処理の方で...全文を見る
○玉木委員 福島第二原発をどうするのかとか、今の総合特別事業計画の中には入っていない、ただ、極めて重要な要素があります。  こういったことについても整理をして、次に見直す際には、現実的で、現実に向き合っていくような、そういう方針を明確に示していただくことをお願い申し上げまして、...全文を見る
06月19日第183回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  ゆえあって農水委員会をしばらく離れておりましたけれども、きょうは、質問の機会をいただきまして、関係の皆様に感謝を申し上げたいと思います。  農政をこよなく愛する立場から、きょうは十五分間、短い間ではありますけれども、質問をさせていただき...全文を見る
○玉木委員 自民党の部会でおまとめになられた十カ年戦略の中には、「担い手の所得が倍増」という、誰の所得がふえるかということが明確に書き込まれています。  その意味で、今いろいろと、るる大臣御説明いただきましたけれども、では、担い手の所得は倍になるんですか。このことはいかがでしょ...全文を見る
○玉木委員 ちょっとよく理解ができなかったんですが、お手元に、今大臣が御説明いただいたことを、役所の皆さんからも御説明をいただいたのでちょっと参考資料で配付をしておりますが、二つのパーツに分かれていて、農業所得自体は三兆円から四兆円に一兆円ふえる。六次産業化で一兆が十兆になるうち...全文を見る
○玉木委員 ますますよくわからなくなったんですが、前半のことはよくわかりました。二%毎年成長していくので、それを算数的に言うと、一・〇二を十回掛ける、十乗したものを三兆円に掛ければ三・六六兆円なんで、三・七兆円ぐらいになる。残りの〇・三とか〇・四兆円分があるいは生産性の向上等々で...全文を見る
○玉木委員 今、大切な答弁をいただきまして、食品産業で考えればそれでもオーケーだと思います。ただ、我々が今心配している、日本の農家の皆さんが心配しているのは、国内の農家の所得がどうふえるんだということを心配しているし、冒頭申し上げたように、政府・与党が出しておられるその倍増計画に...全文を見る
○玉木委員 本当に農家の皆さんの不安とか思いにしっかりと寄り添う、そんな農政を進めていただきますことをお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
10月21日第185回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。きょう最後のバッターになりますけれども、総理、よろしくお願いいたします。  私は二〇〇九年の初当選組であります。私、政治家としての最初の一期目に、あの東日本大震災と原発の事故を経験しました。大変衝撃的な出来事で、私の政治家としての考え方や、大...全文を見る
○玉木委員 総理、陸の話をされていて、農産物の話は私は聞いていなくて、海の話を聞いている。  あえてちょっとお聞きしますけれども、完全にブロックされているというこの定義、何がどうブロックされているのかをもう一度お答えいただけますか。
○玉木委員 いや、総理、私は風評を広げるような質問はしたくないんです。  総理がそうやって説明をされているにもかかわらず、先ほど申し上げたように、八割弱の国民が、総理の説明はちょっと違うんじゃないのという調査が出ているんですね。調査結果で八割を超えるのもあります。  これは、...全文を見る
○玉木委員 私も、この審議を通じて変なイメージが世界に発信されることは極力避けたいと思って、言葉を選びながらやっています。ですから、この〇・三平方キロメートルの外の水を汚染水と私は呼びたくないんです。呼びたくないんです。ただ、事実として、ここの中の水が二日間で全部入れかわってしま...全文を見る
○玉木委員 資料三をちょっと見ていただきたいんですが、今、モニタリングの話が出ました。この左側をまず見てください。海洋モニタリングの実態です。  きょう、総理の答弁でも遠いところも含めてはかっているということなんですが、このMと書いているのは規制庁です。規制委員会の事務局である...全文を見る
○玉木委員 では、もう一つ提案をしたいと思います。  規制庁が中心となって九月三日にまとめた基本方針の中には、規制庁が、いろいろな役所がやっているものを一元的に集めて、一週間に一回公表するということになりましたよね。私、ホームページを見てみたんです、規制庁の。そうしたら、確かに...全文を見る
○玉木委員 私も敬愛する茂木大臣なのであえて申し上げますけれども、きょう第二回目が開かれていますが、海洋モニタリングの検討会が開かれています、専門家を入れて。これは議事録をよく読んでください。いろいろな問題が指摘されています。  一つ紹介しますと、今、放射性物質に対して物すごく...全文を見る
○玉木委員 廣瀬社長にお越しいただいているのでちょっと聞きたいんですが、時間がないので後でまとめてお答えいただきたいんですけれども。  実際はそうです。今の答えを裏から言うと、ここは東電がやってくださいよということですね、トータル二兆円の中から。今、一兆円の既に積んでいるものは...全文を見る
○玉木委員 時間がなくなってきたんですが、総理、廃炉は、冒頭申し上げたように、場合によっては四十年以上かかるかもしれない大事業であります。ですから、今の制度、仕組みを前提に、その中で何とかつけ焼き刃的にやるのではなくて、総理、本当に安定政権になるのであれば、ぜひ、私は、何十年しっ...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございました。  問題の本当に根っこにあるものは何なのかということに掘り下げた対策をぜひ行っていただきたいと思いますし、汚染水の問題については、まだまださまざま課題があると思います。ぜひ今国会での汚染水を含めた原発問題についての集中審議を求めて、私の質問を...全文を見る
10月30日第185回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
議事録を見る
○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。  きょうは経済産業委員会で質問の機会をいただきましてありがとうございます。委員長、また与野党の理事の皆さん、委員の皆さんに、まず感謝を申し上げたいと思います。  先般の予算委員会に引き続きまして、きょうは福島第一原発の...全文を見る
○玉木委員 ちょっと曖昧でわかりにくかったんですが、もう一度お聞きをしますけれども、規制委員会としては、コントロールされているのかいないのか、明確にお答えいただけますか。
○玉木委員 影響がきちんとコントロールされているということをお認めになられている、そこはそういうことでよろしいんですね。  影響がコントロール、抑制されている、ちょっと違う言葉を使われたので、正確におっしゃっていただきたいんですが。
○玉木委員 揚げ足をとるつもりはないんですが、定量的な分析は今は困難だというふうにおっしゃいましたね。でも、定量的に、科学的データに基づいて何かを調べて、そのことに基づいて情報を発信していかれるのが田中委員長のお仕事ではありませんか。  定量的なものが難しい、あるいは捉えにくい...全文を見る
○玉木委員 もうここでやめますけれども、委員長、独立した機関の長として、モニタリングした海水のデータが基準値以下である、このことは私は言っていいと思うんです。ただ、そのことにきちっとコントロールできているというある種の評価を加えるのは、私はやるべきではないと思っているんです。どこ...全文を見る
○玉木委員 最初に申し上げたように、九月三十日の委員長の発言は、非常に正しい、正確な、慎重な言いぶりで、私はよかったと思います。しかし、先般の参議院予算委員会でのお答えについては、まさにそこを少し逸脱して、きちっとコントロールされている、基本的にはコントロールされていると思います...全文を見る
○玉木委員 正確に言えば、今はかっている海水を調べてみれば基準値以下、それはそのとおりだと思います。このことをいかに正確に世界に発信していくかは、これは与野党を超えた、国を挙げての責務だと思っています。  しかし、はかったものが結果として低いからといって、今ある原子力発電所の現...全文を見る
○玉木委員 ということは、この三百トンの汚染水が海に流れ込んでいるということは、東京電力さんのデータに基づいて、何か試算結果に基づいて発表されたものではないということなんですか。
○玉木委員 つまり、最も大量に汚染水が発生するかもしれない経路について、今現在においてもまだ全くわかっていないんですよ。  そもそも汚染水が発生するメカニズム、あるいはそのもとになる地下水の挙動、こういったことについて東京電力さえ把握していない中で、ブロックしているとかコントロ...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。  今大臣がおっしゃっていることは極めて重要でありまして、では、そもそもどの経路でこの地下水、汚染水が発生しているかを分析することは大事なんです。  今、雨水とおっしゃいましたけれども、雨水が中心であれば、表面を覆う、フェーシングといいますけ...全文を見る
○玉木委員 これはもっと真剣に、深刻に考えていただきたいと思います。緊急措置としてやって、しかも装置ができているのに稼働のめどが立っていないということであれば、やはりその代替策をそろそろ考えるべきではないかと私は思います。  これは一番最後に質問しますけれども、これからの支援の...全文を見る
○玉木委員 ぜひここは積極的にやっていただきたいと思います。  それと、五の資料を見ていただきたいんですが、前回第二回が終わりましたけれども、海洋モニタリングに関する検討会、第一回会合の議事録の一部抜粋があります。これは委員会の中村委員も入ってやっておられますけれども、ここを見...全文を見る
10月30日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  きょうは、TPP中心に質問したいと思います。  TPPの担当の政務官であります小泉政務官にもお越しをいただいておりますので、まずお聞きをしたいと思います。  小泉政務官は、復興担当の政務官でもおられます。何度も被災地に足を運ばれておら...全文を見る
○玉木委員 いつも歯切れのいい小泉政務官ですが、今は少し歯切れが悪かったように印象を持っています。  イチゴの話をされました。私も亘理町は何度も行きました。施設園芸は関税率も低いです。問題は、土地利用型作物と言われる米、麦、大豆。こういったことをどう考えていくのかといったことは...全文を見る
○玉木委員 いや、政務官、私、五百八十六品目については聞いていません。まず、聖域が何なのかということを……(発言する者あり)いや、あえてこれはTPP担当部局に聞いています。農林水産大臣とは、林大臣とは何度もやらせていただきましたけれども、甘利大臣がお答えになっている、聖域について...全文を見る
○玉木委員 いや、お答えいただいていないと思います。  少なくとも、これは自民党の先生も含めていらっしゃいますけれども、衆議院、参議院の農林水産委員会で、この資料の裏側に大きくつけていますけれども、我々は、院の意思として、立法府の意思として、この農林水産委員会の決議というものを...全文を見る
○玉木委員 皆さん、お聞きになって、どうですか。地元で、これは与党の先生方も含めて質問をされていますよね。私もそうです。一体何を守るのか。昨年の衆議院選挙、そして本年の参議院選挙も含めて、これはやはり守ってくれるという期待が、被災地の方も含めて、農家の皆さんにはあると思います。 ...全文を見る
○玉木委員 二十二日の予算委員会で甘利担当大臣は、精査の作業をされていることはよく承知している、党から資料要求等があれば協力していきたいと述べておりますけれども、担当部局から、あるいは大臣から資料を出しているのかどうか、このことについてはお答えできませんか。
○玉木委員 五百八十六品目は、ここでちょっと説明を省きましたけれども、これまで関税撤廃の対象になっていない、そういったものを全部集めると九千近くある、農林水産関係だけで八百三十四あって、その中からさらに絞り込むと、いわゆる重要五品目に関係する細目が五百八十六あるということでありま...全文を見る
○玉木委員 随分歯切れが悪いですね。では、ちょっと違う観点から聞きます。  この五百八十六品目が何なのか。それを譲ろうとしているのか交渉材料にのせようか、そういう情報は要りません。五百八十六品目はこういうものですよという客観的なデータは、決議をしたこの農林水産委員会に出していた...全文を見る
○玉木委員 どうして不利益になるんですか。  これは関税率表上のデータであって、過去、関税が撤廃されていないものを集めて、我々の農林水産委員会でも決議をした五項目にかかわるものとして、それを単に列挙していただければいいんです。それさえも出せないんですか。
○玉木委員 納得できません。  一定の政策的な意図が入っている資料なら、それは当然、私も外務省にいましたから、外交交渉にもいろいろな形で携わったことがあります、よくわかります。しかし、客観的に関税率表の中にあって、そして、これまでかつて関税を下げたり抜いたことがないようなものに...全文を見る
○玉木委員 出していただけない理由がまだわかりません。  公表された資料ですよ。そこから実際こうやって五百八十六ということを資料までつくられているんです、これは政府が。私がつくったんじゃありません、これは。この内訳、例えば米の五十八が何ですかということを客観的に教えていただきた...全文を見る
○玉木委員 答えていただいていないので、質問を終われないと思います。  皆さんも、さっき笑っておられましたけれども、このTPPの異常なほどの情報の秘匿性について、年内に妥結しようとしていて、これで本当にいいんですか。  それと、我々はそう判断しましたということを言いましたけれ...全文を見る
○玉木委員 最後に一言だけ申し上げますが、外交上の、非常に手のうちを明かすようなことになるので出せないという御説明でしたよね。政務官、それはいいですね。ということは、この五百八十六のうち、一部は譲る可能性があるということを前提にしているから出せないんですよ。つまり、この五百八十六...全文を見る
○玉木委員 終わります。
11月06日第185回国会 衆議院 財務金融委員会 第3号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  きょうは十五分という短い時間ですけれども、一問、外為特会に絞って質問させていただきたいと思います。  私は、この特別会計改革の法案は、さかのぼりますと、平成二十二年の秋に特別会計仕分けというものをやり、そこから一年間かけて法律をつくり、...全文を見る
○玉木委員 大臣、外為特会を考える上で、この基本的な構造について理解していないと外為特会の改革については考えられないと思うので、ここはあえて、当然だと思って、ちょっと御質問させていただいたんです。  要は、今御説明いただいたように、まず、介入するときの資金は、借金をしてFBを、...全文を見る
○玉木委員 今大臣から一般会計繰り入れルールについて少し言及がありましたけれども、これは、先ほど申し上げた、平成二十二年秋に特別会計の仕分けというものをやって、それぞれの特別会計の問題点を整理した上で、お手元にも配っていますけれども、平成二十二年の十二月二十二日、これは財務省から...全文を見る
○玉木委員 大臣、ありがとうございます。  ゆめゆめ、安易にここにお金があるからといって手をつけて予算編成をすることがないように気をつけていただきたいんですよ。  消費税を増税して、その分、安定財源で当たりました。ここで、今まで基礎年金の国庫負担分に上げていたものが浮いたなと...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございました。  主計局は困ったら必ずここに手をつけますから、大臣、ぜひ政治主導で、おかしなことはするな、借金に頼るな、いずれにせよ借金ですから、借金は借金、財政規律をしっかりと守るということを大臣のリーダーシップで進めていただくことをお願い申し上げまして...全文を見る
○玉木委員 終わります。ありがとうございました。
11月06日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  きょうは時間を四十五分いただきましたけれども、午前中は十五分、再エネ法を中心に質問させていただきたいと思います。  この法案は、民主党政権下で法案の作成に当たって、私自身もこの作成に携わった経緯がございますので、大変思い入れのある法案で...全文を見る
○玉木委員 長々と御答弁いただきましたけれども、そこから先を聞きたいんです。  つまり、今、法七条の二項二号の話を列挙で説明いただきました。いいと思うんです。その内容が具体的にどういうものなのかということなんです。  域外から来るのもいいと思います。実際、多いと思いますね。本...全文を見る
○玉木委員 私は、地域に具体的にこの法案がメリットがあると実感していただくように運用していくことが極めて重要だと思うんですね。  それができないと、何だ、どんどん外からやってきて、俺たちの農地を荒らして帰っていったということになって、結果として、再生可能エネルギーの拡大も実現し...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。  この桶川市の例、資料を見ていただくと、調整池の維持管理を事業者の義務にして、そういう協定を結んでやっていたりするんですね。ですから、いかに地元にとって、農家にとってのメリットを発現させるように制度を上手に運用していくか、このことについての一...全文を見る
○玉木委員 玉木雄一郎です。  午前に引き続き質問をさせていただきたいと思います。  最近、農政の大転換と言われるいろいろな政策の変更が報道されておりまして、私もそうですが、農家の皆さんも大変心配をしている、関心をお持ちの方がふえていると思います。その意味で、午後は、最近報道...全文を見る
○玉木委員 直接お答えはいただいていないと思うんですけれども、自立というキーワードは大事だと思います。  我々も、補助金漬けにしようという思いで制度をつくったわけではなくて、先ほど冒頭申し上げたように、むしろ、生産者拠出を求めて、少しお金を出してでも自分である種のビジネスリスク...全文を見る
○玉木委員 農林水産省のペーパーにも同じ記述が出てきます。今、一民間人のペーパーなので代弁できないというのは、小泉政務官、そのとおりだと思いますが、それを受けてつくった農林水産省のペーパーにも、米の支援についてはその哲学が明確に書かれています。  これは、政策を変えていく、つま...全文を見る
○玉木委員 なかなか明確にお答えいただいていないんですが、資料の三を見てください。これは何度も、この委員会でも予算委員会でも私が使った資料でありますが、今現在起こっていることを簡単な模式図にしています。  これは、面積に応じて米をつくっていくときのコストを書いて、左に行くほどコ...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。  そこで、今、林大臣から話が出ました、いわゆる日本型直接支払いですか、これは全容がなかなかわからなかったんですが、産業競争力会議のお話を受けて、これは明確に書いていますね、産業政策と地域政策は分けるべき、私もそうだと思います。  それを受け...全文を見る
○玉木委員 今曖昧に答えておられますけれども、大臣、これはもうよく御存じだと思いますが、直接個人には払われないんですよね。中山間の直払いは、我が民主党政権のときに、団体しか払われなかったのを個人に払うように少し変えて、少しそれは混乱は生じたということも言われましたけれども、いわゆ...全文を見る
○玉木委員 ぜひ、現場の声をよく聞いて、混乱のないような農政の推進をお願いして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
11月13日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  先週に引き続きまして質問に立たせていただく機会をいただきまして、ありがとうございます。  きょうは、米政策に特化して質問させていただきたいと思います。大きな農政の方向性について質問したいと思います。政治家同士の議論をしたいというふうに思...全文を見る
○玉木委員 改めて確認したいんですが、生産調整は農家の自由な経営判断とか戦略を妨げているという認識ですか。この点、確認させてください。
○玉木委員 もう一度お聞きしますけれども、生産調整という仕組みは、期間は問いません、激変緩和とかいろいろあるんでしょうけれども、最終的に行き着く姿としては、今、政府の、特に産業競争力を強めるという観点からすれば、生産調整はやめていくべき方向だということは間違いありませんね。
○玉木委員 ちょっとよくわからないんです。  大臣にお聞きしたいと思うんですが、産業競争力会議からいろいろな提言が出ました。そのことを踏まえて、この中間取りまとめ、私はすごくよく反映されていると思うんですね。  小泉政務官もごらんになったらわかると思うように、言葉は悪いですけ...全文を見る
○玉木委員 ちょっとよくわからなかったんです。  お手元にお配りしている資料の中に、米の生産二十万トン超削減、十四年度、いわば過去最大の生産調整を来年行うんじゃないのかということが書かれております。  これはまだ決まっていない話だと思いますので、聞いても、決まっていないという...全文を見る
○玉木委員 大臣、よくわかりません。端的にお答えください。  米価というプライスに対する国家的な関与、これをコントロールしよう、それは、需給の量をコントロールすることによってプライスを間接的にコントロールすることもありますけれども、米価ということに対して何らかの関与をすることを...全文を見る
○玉木委員 冒頭申し上げたように、固定払いをやめていきます、減額します、変動払いはやめますと極めて明確な方針が出ているのに対して、生産調整について質問をさせていただくと、今のようなお答え、やめるのかやめないのか、維持するのかしないのか、その方向性さえもよくわからないんですね。 ...全文を見る
○玉木委員 冒頭、生産調整について質問させていただいたんですが、米価をどうするのかということは、農政というか政治の根幹みたいなところが長い時期続いたわけですね。もちろん、旧食管制度みたいなものはなくなりましたけれども、米価が一定程度維持する、つまりプライスが維持されるからというこ...全文を見る
○玉木委員 私は、コストの概念を入れて、そのギャップを埋めるという発想は実は極めて大事だと思います。いつまでもそのギャップを埋め続けるようなことはやるべきじゃないんですが、時間の概念を入れて、だんだん抜けていっていただくのは構いません。しかし、全てばさっと一気になくしてしまって大...全文を見る
○玉木委員 大臣、農家の所得が安定し、経営が安定するからこそ、そこで農業を続けるんです。農業を続けるから、農道の整備も水路の整備も必要になるんです。その根っこの営農継続ができなくなると、この日本型支払いをする対象がいなくなりますよ。そうなってはいけないので、しっかりとした一定の所...全文を見る
○玉木委員 終わりますけれども、これは中間管理機構法の審議にも極めて重要な情報だと思いますので、その審議に合わせてぜひ出していただくことを、委員長、お取り計らいをよろしくお願いいたしたいと思います。
○玉木委員 終わります。
11月20日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  きょうは、内閣委員会で今国会初めて質問する機会をいただきまして、委員長そして与野党の理事の皆さんに感謝を申し上げたいと思います。  四十五分間、規制改革を中心に質問したいと思いますけれども、私、政治家になる前から規制改革については取り組...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。  この国家戦略特区については、これまでの特区制度と余り変わらないんじゃないのかというような御批判もこの委員会でいろいろ出たというふうに承知をしております。私もそういう面があるとは思いますけれども、あえて積極的なところを拾い上げて、それをむしろ...全文を見る
○玉木委員 今長々と答弁いただきましたけれども、ポイントは、刑法のような基本法については、地域を限定してその特例を認めることが極めて難しい。例えば、地域を限定して窃盗罪を認めますということは、法律上つくりにくいということです。賭博罪、刑法百八十五条、そして関連する百八十六条だと思...全文を見る
○玉木委員 ここで一つ御提案申し上げたいんですけれども、今大臣がおっしゃった、いろいろな要望が出てきます、これからも。それをワーキングで検討してもらいますね。各省でいろいろやって、さっき言った、まだ議論が煮詰まっていない。これは、いつも規制改革を阻むときの理由なんですね。時期尚早...全文を見る
○玉木委員 大臣、私、敬愛する新藤大臣なので、批判めいたことは申し上げません。ただ、この間、規制改革が進まなかった、いつも理由は、今大臣がおっしゃったようなことを繰り返しながら、この十年あるいは二十年過ごしてきた結果なんですね。  私は、例えば竹中平蔵さんが産業競争力会議で四月...全文を見る
○玉木委員 ぜひ期待をしたいと思います。  そのことを担保する一つの御提案を申し上げたいのは、各省とのやりとり、例えば内閣府と法務省がやったやりとりとか、関係のやりとりを全てオープンにしてください。そうすると、変な理由でだめだと、昔あったのは、文科省、天井の高さが三メートル以上...全文を見る
○玉木委員 規制の特例を認めても、それを実際使ってくる人があるのかないのかわからないような空振り規制じゃなくて、こういうふうに、具体的に規制があって研究がおくれてそれでもう我が国に残ることができないと言っている例があるわけですから、こういったことをまず具体的につかまえて、実現でき...全文を見る
○玉木委員 ぜひこれは頭に置いておいていただいて、閣僚同士で話したりとか、あるいは閣議後の閣僚懇なんかで話すときは、何かこういうことを取り上げて、ぜひ安倍政権として進めませんかということをどこかでぜひ大臣にまた言っていただきたいなというふうにお願いをしておきたいと思います。  ...全文を見る
○玉木委員 ぜひこれはやっていただきたいと思います。国家戦略特区は数は限られていますし、多分、大都市が中心だというふうに理解しますけれども、例えば、東京都からもう総合特区も出ていますし、東京都から国家戦略特区が出てくれば、そこはやはりもっと事務手続も含めて、ぜひこれを認めていただ...全文を見る
○玉木委員 今、ちょっともう一回聞きたいです。  私が今申し上げた専門家会合の報告書の中には、患者の状態を五感を用いて判断するという文言はどこにも出てこないと思うんですが、五感という言葉は報告書に出てきますか。
○玉木委員 その座長のコメントというのは一体何なんでしょうか。  もう一度聞きます。イエスかノーでお答えいただきたいんですが、立法の根拠になったこの専門家会合の報告書の中には、五感を用いて判断しなければいけないということの記述は出てきませんね。それはイエスかノーかでお答えくださ...全文を見る
○玉木委員 私は、薬にリスクがあることは認めます。ですから、適切な対応をしなければいけないことも認めるんです。  問題は、今おっしゃった対面、五感を用いて、五感というのは視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚ですか、それを用いてやらなきゃいけないということだと思うんですが、インターネット...全文を見る
○玉木委員 においとか嗅覚ではなくて、目がどうかとか震えているというのは視覚情報なので、インターネットを経由した確認もできないことはないと思うんですね。  だから、インターネットにおける確認や販売が対面に比べて圧倒的あるいは決定的に劣っているということは、これも水かけ論になりま...全文を見る
○玉木委員 規制改革担当の後藤田副大臣にお聞きしたいと思うんです。  その前に、ちょっと資料の三と四を見ていただきたいと思います。今のやりとりを少し整理してみました。  今政務官にお答えいただいたように、専門家の議論だと、患者の状態をやはり五感を用いて判断する必要があるので、...全文を見る
○玉木委員 私も、医薬品にリスクがあることは認めます。議論のないまま全てをネット解禁しろとも言っていません。ただ、今回の立法に至る手続は著しい問題があると私は思いますし、実際、岡議長もそういうことを言っているわけであります。  下に、資料四に整理しましたけれども、今言った報告書...全文を見る
○玉木委員 終わります。ありがとうございました。
11月22日第185回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
議事録を見る
○玉木議員 民主党の玉木雄一郎です。  ただいま議題となりました国家公務員法等の一部を改正する法律案、国家公務員の労働関係に関する法律案、公務員庁設置法案について、その趣旨を御説明申し上げます。  初めに、国家公務員法等の一部を改正する法律案について御説明を申し上げます。 ...全文を見る
11月27日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  今週も、この愛すべき農林水産委員会で質問に立たせていただきまして、ありがとうございます。  まず一言、昨日の特定秘密保護法案について、強行採決が行われたことについては抗議を申し上げたいと思います。数がたくさんあるからといって、少数意見に...全文を見る
○玉木委員 ちなみに、耕畜連携加算は、この表の計算の中には入ってきません。  ですから、今の表のベースで一つだけ変えてくれと言っているんです。飼料用米の全国平均で計算したときの単価、つまり八万円ですね。頑張るところは十・五万円もらえますよ、頑張らないところは八万円ももらえないか...全文を見る
○玉木委員 これは、十・五を全部に当てはめて計算しているところがやはり間違っていると私は思うんですね。  つまり、仮に全ての農家が標準単収を超えて、ここで使っている六百八十キロ反当たりできたとしたら、今度はそれが標準収量になります。そこを中心に、それよりできた人はたくさんもらえ...全文を見る
○玉木委員 先ほど江藤副大臣からも少しありましたけれども、中山間地域でも、まとまったらちょっと使えそうな放棄地あるいは放棄地予備軍みたいなものがあるという話もありました。今、大臣、中山間地域だと人・農地プランがつくりにくいという話がありましたけれども、確かにそういう面はあるでしょ...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。前向きな答弁をいただいて、大変感謝をしております。  究極の姿としては、人・農地プランという、これはある種の地域の経営基盤強化の基本計画です。ですから、農業経営基盤強化促進法に人・農地プランを実は明確に位置づけて、そこの位置づけの中で、その具体...全文を見る
○玉木委員 大臣、今大事なことをおっしゃっていただいて、私はお金を入れるなと言っているのではなくて、今実際、円滑化団体なんかでも、やっていてうまくいっているケースは、農業委員さんとかあるいは普及指導員さんとかが走り回って相手を見つけてマッチングさせている。これは、人によっても、能...全文を見る
○玉木委員 大臣、大変重要な答弁をいただいたと思いますが、私は一、二年と申し上げて、大臣は二、三年になったので、二年にしませんか。一つのめどは二年ぐらいにして、やはり出口を切ってやらないと、県の職員も市の職員も公務員ですから、私が民間の不動産屋だったら、一旦抱えた土地とか建物は、...全文を見る
○玉木委員 私は、やはり一番大事なことは、地域の皆さんと話し合いをして、その実態をきちんと把握した上で、そこに調和した、マッチした政策をしっかりと入れていくことが大事だと思うんですね。東京のクーラーのきいた、あるいは暖房のきいた部屋で、理論上はこうだろうと思って考えて、しかも、全...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございました。終わります。
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  趣旨説明をする前に、先ほど大臣とのやりとりの中で、所得が六%減るという話と、私は二・三%と申し上げたんですが、計算し直してみたら、飼料用米の面積が今の二・三から四・五にふえるんですが、私は五・五までふえると思って計算していたので間違ってお...全文を見る
12月18日第185回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
議事録を見る
○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  きょうは、閉会中にもかかわらず、こうして質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。  畜産は大変重要だと思っております。日本の農業を考えるときに、生産額ベースで見ると、一位が畜産、酪農、二位が野菜、果樹、三つ目の大きなカテゴリー...全文を見る
○玉木委員 ここは私はやはり見直した方がいいなというふうに思っております。  もう一つ言うと、これは畜産部会に限らないんですけれども、審議会の委員の定足数というのは、政令で、三分の一以上が出れば成り立つということになっているんですね。そうすると、例えば、十六名メンバーがいて、七...全文を見る
○玉木委員 これは本当に大問題だと思うんですね。  先ほど来申し上げていますけれども、円安傾向が恒常化してくると、やはり配合飼料は高どまりが続く可能性があります。そうすると、ずっとある種泥縄式に埋めてきたというようなこの状態はやはり根本的な制度改正を伴って解消しておかないと、畜...全文を見る
○玉木委員 ぜひ、これは問題意識を持っていただいて、検討を始めていただきたいというふうにお願いをしたいと思います。  次に、少しやわらかい話題に行きたいと思いますが、お手元にオリーブ牛というものの資料を配っております。  オリーブ牛は、私の地元の香川県で最近ブランド化をしまし...全文を見る
○玉木委員 ぜひ香川県に来てオリーブ牛を食べていただきたいと思いますので、そのことをお誘い申し上げて、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。