玉木雄一郎
たまきゆういちろう
小選挙区(香川県第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数5回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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01月13日 | 第188回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号 議事録を見る | ○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 まず、JAの改革についてお伺いをいたします。 通告はしていないんですが、佐賀の県知事選挙が終わりました。この結果についていろいろな分析がされておりますけれども、中には、JAの改革、それに対する反発が地元であって、そのことが自民党、公明...全文を見る |
○玉木委員 私も、JA改革が何か争点になって、それが敗因だと思っていないんですね。 ただ、実は、我が党のことを申し上げてあれなんですが、前回、佐々木先生もそうなんですが、一回お休みされて、今回復活された方が多少いらっしゃるんですが、その多くの方が農村地域の選出の議員さんです。...全文を見る | ||
○玉木委員 大臣がおっしゃる趣旨もわかります。私がここで聞きたいのは、JAの改革の目的は、大臣も会見でおっしゃっているように、やはり農家の所得を上げるために改革していくということで、改革のための改革であってはいかぬと思うんですね。 その中で、質問は、強制監査権限、確かに、読ん...全文を見る | ||
○玉木委員 大臣、今の答弁を農家の人が聞いて、話をもとに戻しますね、なぜJA全中の強制監査権限を外せば所得がふえるのか、今のままだとなぜ所得がふえないのかの説明としてはわからないと思います。 例えば、強制監査権限があれば輸出ができないとか、強制監査権限があれば六次産業化に踏み...全文を見る | ||
○玉木委員 はい、わかりました。ありがとうございます。 JAの改革は、これは改革ごっこにならないように、本当にいろいろ議論をしていったらいいと思います。 例えば、今回のJA改革で挙がっていないんですが、第二農協をつくりやすくするという議論も、これまでの長い規制改革の議論で...全文を見る | ||
○玉木委員 大臣、私はきょうの議論もずっと最初から耳を傾けていましたけれども、北海道の酪農も厳しいですよね。北海道で厳しかったら、うちは香川県ですよ、全国一ちっちゃいところですけれども、酪農をやっている人はいます。一生懸命頑張っていますけれども、北海道で厳しければ、香川県のような...全文を見る | ||
○玉木委員 全く答えになっていませんけれども、例えば、もし倍増することを反映するんだったら、指定食肉の安定価格はぐっと上げるとか、今回踏み込むべきなんじゃないですか。単にこれまでの算定根拠で、物価上昇のトレンドがこうだからそれを加味しました、加味しましたじゃなくて、倍増を目指すと...全文を見る | ||
○玉木委員 いや、よくわからないですね、何か、やる気があるのかないのか。 では、もう一つ聞きますけれども、きょうは酪農、畜産の話なので、酪肉振興法に基づく酪肉近の基本方針、これも三月末に閣議決定する予定ですよね。ここには、例えば、あれは経営指標を書くことになっていますよね、前...全文を見る | ||
○玉木委員 いや、委員の先生の意見を聞くのじゃなくて、政府として倍増するということを閣議決定したんですから、委員の先生が何と言おうと倍増するんだということを示さないと実現できないじゃないですか、それは。私は、今はもう少し前向きな答弁があるのかと思ったんですけれども、それだと農家の...全文を見る | ||
○玉木委員 ということは、国境措置に変化が生じたときには、豚に関しても国家の関与が、支援が少し強化される余地がある、裏から読むとそういうふうに聞こえたんですが、この点については引き続き議論させていただきたいと思っております。 最後に、きょうは畜産の話ということになっているんで...全文を見る | ||
○玉木委員 要望なんですが、底質環境の調査だけでなくて、さまざまな要因があると思いますから、広くそれは分析してもらいたいのと、あと、同じような調査を、例えば文科省の予算でやっていたりとか、例えば大学でやっている、そういうところもあるので、そういった重複がないような効果的な調査を行...全文を見る | ||
02月04日 | 第189回国会 衆議院 予算委員会 第4号 議事録を見る | ○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 まず、本日は補正予算の問題点について伺いたいと思います。 最初に、昨年の補正予算、国会でも何度も私は質問いたしましたけれども、厚生労働省の短期特別訓練事業、パネルの一を見てください。これは去年の補正予算で計上された予算ですけれども、こ...全文を見る |
○玉木委員 まだこれは検察に送られた段階ですから、罪が確定したわけではないので、慎重にそこは言いたいと思いますけれども、ただ、補正予算の執行に関して書類送検されるような事態が起こったことは重大な問題だと思うんですね。 私は、ここで送検された二人のことを責めるつもりはありません...全文を見る | ||
○玉木委員 資料の三を見てください。今農林水産省から説明があったことを少しパネルにまとめました。 まず左側の棒グラフを見てください。今最後に説明がありましたけれども、農地を受けたい人の希望合計面積、これが二十三万ヘクタールですね。結構多いと思います。それに対して、八月末現在と...全文を見る | ||
○玉木委員 私は、この事業の必要性は当然認めています。いい制度だし、出し手への支援はやるべきだと思うんですけれども、私が質問したのは、あとわずか、一カ月ちょっとしか残っていない年度の中で補正予算として二百億を積み増す緊要性、財政当局として、査定当局として、どうしてもこの二カ月弱で...全文を見る | ||
○玉木委員 今の財務大臣の説明は、多分、農地を借りたい人、受けたい人が想定では十四万ヘクタールだったのが、調べてみたら二十三万ヘクタールにふえたので、その九万ヘクタール分を乗せましたということなんですが、これはちょっと冷静に聞いてください。今回の予算は、農地を貸したい人に対する支...全文を見る | ||
○玉木委員 私は、ちょっとそれはいいかげんな答えだと思いますよ。 なぜなら、私は地元が香川県なので言いますけれども、香川県だと、例えば去年、平成二十六年の十二月三十一日現在の借り受け希望総面積千九十一ヘクタール、貸し付け希望面積百六十四ヘクタール、そのうちマッチングできたのが...全文を見る | ||
○玉木委員 テレビをごらんの皆さんもちょっともう一回これに戻ってもらいたいんですが、それは、田んぼをやっているとき、農繁期のときはなかなか動かしにくいのはわかりますよ。農閑期になったら、これから権利移動が動いてくる。だから、ここからぐっとふえてくるのもわかります。 でも、この...全文を見る | ||
○玉木委員 よろしくお願いします。怒らないでください。建設的な提案をしているので、お願いいたします。 では、続いて次のテーマに行きたいと思うんですが、本当に皆さん、これは真面目に考えないと、財政再建をどう進めていくのか。やはり補正予算が単年度主義やさまざまな財政規律の隠れみの...全文を見る | ||
○玉木委員 総理、交渉中なのでそういう言い方になると思うんですが、米農家の方は、ことしの作付はどうしようかと。うちもそうなんですけれども、ちょうど苗の注文の時期なんですよ。総理の、とにかく聖域の中の聖域と今おっしゃいました、米を守ってくれる、あるいは所得を倍増してくれる、このこと...全文を見る | ||
○玉木委員 野党、我々国会議員に対する答弁は、総理、何とでもできるんですけれども、やはり、農家の方は生活がかかっているので、そこは、ぜひその思いを全身で受けとめて、ぜひ強い交渉で臨んでいただくことを改めてお願いしたいと思います。 次に、農協改革についてお伺いします。 私の...全文を見る | ||
○玉木委員 私は、今の説明を聞いて、なぜ全中の監査権限をいじると農家の所得がふえるのかというのは理解できませんでした。 ですから、例えば、これまでも農協改革はさまざまな提案がされてきました。いわば地域独占になっていますから、地域が重複するところで新たな、いわば第二農協をつくる...全文を見る | ||
○玉木委員 本当に農家の所得が倍増するような現実的な政策をお願いして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 | ||
02月19日 | 第189回国会 衆議院 予算委員会 第6号 議事録を見る | ○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず、地方創生についてお伺いいたします。 石破担当大臣は、累次にわたって、この地方創生、今までと全く違う取り組み、あるいは従来の取り組みの延長線上にはない、次元の異なる大胆な政策を力強く実行していくと何度も発言をされておられます。 財務省...全文を見る |
○玉木委員 よくわからない説明です。 資料の一を見てください。これは、皆さんのお手元には細かい資料もつけておりますけれども、行政事業レビューシート、レビューシートというものを使って、今回計上されている事業が全く新規のものかどうか、あるいは前年度もやっているものかどうか、これを...全文を見る | ||
○玉木委員 今、秋のレビューの話をされましたが、取り上げた事業はたしか五つぐらいですかね、六つですか、少ないと思いますよ。 私の質問は、行政事業レビューシートは、税金が入っている約五千の事業についてつくられています。ですから、そういうことをしっかりとチェックすれば、もっと行革...全文を見る | ||
○玉木委員 三百万円の寄附であります。私も政治献金はいただきますけれども、選挙区内の企業から三百万円という寄附をいただいたときに、やはり、それがどういう企業であって、どういう背景があるのか、先ほど申し上げたように、補助金を受ける企業やあるいは赤字の企業からは献金を受けられないとい...全文を見る | ||
○玉木委員 大臣、では、逆に言うと、裏から言うと、発覚しなければ返さなかったということですか。 | ||
○玉木委員 三百万という、大臣、大きなお金です。大臣と同じような、例えば、大臣は七十を超えておられると思いますけれども、年金暮らしの方もたくさんいらっしゃいますよね。特に、大臣が所管する農政、農業をやっておられる方、御夫婦で少ない年金の中で生活されている方は、一年の年収がそれこそ...全文を見る | ||
○玉木委員 これを見ていただくとわかるんですが、今大臣がちょっとおっしゃられたことをパネルにしてみました。 農林水産省から十三億円の補助金が出ているのは、この精糖工業会、たしか任意団体と今おっしゃいました。大臣に献金をしたのは、名前がすごく似ていますけれども、精糖工業会館とい...全文を見る | ||
○玉木委員 でも、どうですか、皆さん。これは国民の皆さんも見ていただきたいんですが、住所が同じ、トップも同じ、役員も同じ。そして、やっていることは、お金の流れもある、仕事も事務を委託しているんですね、年間一千六百八十万円の委託料を払っている。これは、実質的には一つの法人ですよ。や...全文を見る | ||
○玉木委員 日教組のことなんか、私は話していないじゃないですか。 | ||
○玉木委員 とにかく私が申し上げたいのは、もう総理、興奮しないでください。(発言する者あり) | ||
○玉木委員 これは与党の先生にも訴えたいんですが、こういうことが許される法律であれば、これは政治家の責任として、議員立法として改正をしていく、これが政治の責任ではないかということですので、これはしっかりと与野党を超えて訴えていきたいと思います。 もう一つ、この献金に関して私が...全文を見る | ||
○玉木委員 申し入れを行っていますよね。当然です。自民党のTPP対策委員長ですから、五項目を守れと政府に対して要請するのは当たり前でありまして、それに基づいて交渉している。正しい行為であります。 しかし、私が問題にしたいのは、あっせん利得処罰法、これは、お金をもらって公務員に...全文を見る | ||
○玉木委員 いや、もちろん、五項目を守れと言うことは当たり前ですし、言うべきです。ただ、お金との関係でこれを問題にしているんです。 例えば、お金をもらって国会で質問することも、ケースによってはこれはあっせん利得の対象になりますね。 私は、厳密に言うと当たらないかもしれない...全文を見る | ||
○玉木委員 もう終わりますけれども、総理の認識も甘いなということがよくわかりました。 私は、総理から期待したのは、これは、政治全体に対して、与党、野党を超えてやはり不信が高まってきている。私もそうです、総理もそうだと思いますが、日本の政治をよくしたい、日本をよくしたいと思って...全文を見る | ||
02月25日 | 第189回国会 衆議院 予算委員会 第9号 議事録を見る | ○玉木委員 玉木雄一郎です。 引き続いて、総理の任命責任についてお伺いをしたいと思います。 お手元に資料を配っておりますので、それをちょっとごらんいただきたいと思います。 まず、資料一で、これは先週私が安倍総理と直接やりとりをさせていただいた際に、総理はこのようにおっ...全文を見る |
○玉木委員 今の総理の説明は、精糖工業会館から西川大臣への献金、またテクノウッドワークスさんから西川大臣への献金と、いわゆる補助交付決定してから一年以内の献金についてどうだというところについては、今総理の説明のとおりかなと私も思います。 先週も申し上げましたけれども、まさに構...全文を見る | ||
○玉木委員 ですから、現時点においては、今総理がおっしゃったように、研修を確かに受けていれば、しっかりとしたある程度のサービスといいますか、そういったことが行われる対価として払われたということになるんですが、大臣は、全く何も頼まれることはありませんでしたともうおっしゃっているので...全文を見る | ||
○玉木委員 確かに総理に直接お伺いするようなあれではないかもしれませんけれども、官房長官がおっしゃった議事録を私も読んでおります。ただ、そのことをやはりちゃんと確認しないと、種々の、政治資金規正法上あるいは税法上の問題が出てくるということで指摘をさせていただいた次第であります。 ...全文を見る | ||
○玉木委員 私は、今、説明責任を果たせ果たせと言ってきました。しかし、私にも、今、実は、この間のいろいろやりとりをする中で、政治資金にかかわる問題を一部メディアで取り上げられました。ですから、人に言う以上、私は自分が自分の責任を果たしたいと思いますので、この予算委員会の場で、でき...全文を見る | ||
○玉木委員 私は報道されたので特にしっかりと説明責任を果たしていかなければならないと思っているんですが、私もこれは違法ではないと自信があるんです。 ある政治資金に詳しい大学の教授も違法性はないというふうに言って、報道の中にもありましたけれども、ただ、これは道義的責任というか法...全文を見る | ||
○玉木委員 総理、ありがとうございました。 私も総理と同じ考えであります。ただ、取り上げられ方によっては、いかにも悪いことをしているというように思われてしまうので、私もこうした場で取り上げ方には注意をしなければいけないと思いますし、メディアの皆さんにも、そういったことについて...全文を見る | ||
○玉木委員 いや、私、田中局長は昔はもっと厳しかったと思ったんですけれども、まるで農水省の経営局長さんのような答弁だったので、査定側というよりは、むしろ要求側のような答弁だったかなと思っているんですが。 麻生大臣、これは常識的に見て、私、またちょっと使い切れないんじゃないのか...全文を見る | ||
○玉木委員 もう終わりますけれども、出し手の希望面積を今に至っても把握していないというのは問題だと思いますよ。それなのにこんな予算をなぜ積めるのか、これは根拠がないと思いますよ。 ですから、委員長、またお願いなんですが、いろいろ出していただいていますけれども、ぜひ、出し手の側...全文を見る | ||
03月10日 | 第189回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号 議事録を見る | ○玉木分科員 民主党の玉木雄一郎です。 きょうは、地域経済の活性化という観点から、地元の幾つかの案件も挙げながら、質問また提言したいと思います。 まず、大臣にお聞きしたいんです。 地方創生、今、安倍政権としても力を入れて取り組んでおられます。ローカルアベノミクスとも言...全文を見る |
○玉木分科員 ありがとうございます。 私もそうだと思いますね。第二の矢、いわゆる財政支出の部分と、第三の矢、いわゆる民間投資を喚起するという本来の第三の矢の非常に重要な役割が、地方の経済の活性化においても、あるいはおいてこそ、むしろ発揮されなければいけないのかなという問題意識...全文を見る | ||
○玉木分科員 室長が言うと簡単なことも難しく聞こえますね。 ちょっと整理をしますと、今るる説明いただきましたけれども、例えば、水族館のような民間事業がありますね。これはまちづくりにも使える、町の活性化にも使える。では、地元の金融機関、香川県だと百十四銀行さんというのが有名なん...全文を見る | ||
○玉木分科員 できるということなので、こういうことをぜひ、私の地元でもしっかりと応援していきたいと思うんです。 最後に大臣にお聞きしたいんですけれども、REVICは、たしか総務大臣も主務大臣の一人に入っていると思います。税金で、一般会計の予算とかでやるのも大事だと思うんですが...全文を見る | ||
○玉木分科員 ありがとうございます。ぜひまた応援をいただければなと思っております。 もう一つ、地域のお金を生かしていくという意味では、国が税金で召し上げて、それをまた国が配っていくというのも一つの方法かと思うんですが、そもそも、地域で稼いだものは地域に残しておくというのも、私...全文を見る | ||
○玉木分科員 金利の引き下げに充てるということなんですけれども、今申し上げたように、だんだん金利は下がってきていますから、その必要性もだんだん下がってきているのかなというふうに思うんですね。 従来そういう仕組みだったとは思うんですけれども、地域再生の観点からも、納付金の義務づ...全文を見る | ||
○玉木分科員 今の立場ではそういうお答えになると思うんですが、では、今機構の貸し付けが何にされているのかというのを、大臣、ぜひ一回分析していただきたいんです。 昔はいろいろな、例えば上下水道とか、地方がやっている事業に対して貸し付けして、それを安くしようということだったんです...全文を見る | ||
○玉木分科員 ちょっと突っ込んで話をしたいんですが、郵政民営化法の百四条と百三十四条なんですけれども、限度額の規制が解除される場合が一応法定されておりまして、一つは、日本郵政が、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の株式を全株処分した日。あるいは、日本郵政が、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の株...全文を見る | ||
○玉木分科員 ありがとうございます。 なかなか、私も、現行法上、見ると、すぐには難しいのかなと思うんですが、大臣が最初におっしゃったような、うちの近所もそうなんですけれども、他の金融機関がなかったりとか、あるいは離島とか、そういうところで、例えば、都銀さんがこんなところに支店...全文を見る | ||
○玉木分科員 最後に一問お伺いしたいんです。 二月十八日の社長の会見録をちょっと読ませていただいたんですけれども、ゆうちょ銀行、物すごい金融資産がありますね。この運用の見直しを行うということ、正確に言うと、「全面的に現在のポートフォリオを見直す必要があると思っています。」とい...全文を見る | ||
○玉木分科員 では、具体的に、国債を減らすとか株式をふやすとかという方針は、今現在ではまだ決まっていないということでよろしいですか。 | ||
○玉木分科員 上場しますよね。そうすると、少なくとも上場までには、どういう運用方針か、これはさすがにお示しになるということでよろしいですか。 | ||
○玉木分科員 いや、スケジュールだけ教えてください。しっかりとした運用方針が明らかにならないと、バリュー、企業価値のつけようがないと思うので、そこはさすがに上場までには、運用方針は出されますよね。 | ||
○玉木分科員 最後に、全国津々浦々の郵便局の窓口から預金を集めてこの大きな資産が形成されていますね。もちろん、投資効率あるいはリターンを大きくしていくということも大事なんですけれども、もともと地域から集めたお金なので、一番最初にREVICの話を出しましたが、まちづくりとか地域を元...全文を見る | ||
03月10日 | 第189回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号 議事録を見る | ○玉木分科員 民主党の玉木雄一郎です。きょうはよろしくお願いいたします。 まず、毎年質問させていただいております、地元の坂出北インターチェンジのフルインターチェンジ化について伺いたいと思います。 機構法、法律の改正によりまして、いわゆるスマートインターチェンジの予算をイン...全文を見る |
○玉木分科員 ありがとうございます。 これは太田大臣とも何度も法改正の前からやりとりをさせていただいて、要望申し上げておったんですけれども、こういったことができる方向で法改正していただいたことは、改めて感謝を申し上げたいと思っております。 毎年大臣にもお願いしてきた一方で...全文を見る | ||
○玉木分科員 大臣、ありがとうございます。 私も財務省出身なんですが、要求なければ査定なしという言葉があって、求めないと出てこないんですけれども、求める前から大臣から知事にもお話をいただいたというのは大変感謝をいたしておりますし、そういったことに我々も地元として応えていかなけ...全文を見る | ||
○玉木分科員 今現在の段階では、二百億の支援ということは決まっていないということですね。 では、逆に言うと、何か決まって出れば、そういった二百億ぐらいの規模の支援の余地はあるということでよろしいのでしょうか。 | ||
○玉木分科員 ありがとうございます。 JR四国としても、いろいろ安全対策、あるいは老朽化した車両、レール、そういったものをかえていくというようなことは引き続きやっていく必要があると思うので、もしそういうことが出てくれば、これも前向きに御検討いただければなと思います。 その...全文を見る | ||
○玉木分科員 ありがとうございます。 ちょっと整理しますと、できますね。国の認可とか、箸の上げおろしみたいな感じですけれども、ここに出資するとかしないとかということを、きちんとした、経営の安定にしっかり資するというような、しっかりとした基盤というか計算ができていれば、特段それ...全文を見る | ||
○玉木分科員 その必要な指導というのがちょっとよくわからないんですけれども、基本的には、認可制になっているのではなくて、JR四国さんの判断でできるということでよろしいですね。 | ||
○玉木分科員 大臣、こう言われると、やはり多少なりとも予算とか税制で支援を受けている事業会社としてのJR、びびるんですよね。 私は、これは別に悪いことをしろと言っているんじゃなくて、やはり旅客収入をふやすための事業をまちづくりの一環としてやろうとして、もちろんこれは銀行とかい...全文を見る | ||
○玉木分科員 もちろん、鉄道事業会社なので安全性というのは最優先されるべきものだと思いますし、それに対する投資をしっかり確保する。その意味でも、これまでもさまざまな支援策が講じられてきたんだと思いますから、私も、逆に言うと、そういったことが確保された中においては、それで旅客収入を...全文を見る | ||
○玉木分科員 いいプランをつくれるように私もいろいろな形で応援したいと思うんですが、そういったときにはぜひ前向きに見ていただきたいなと思っております。よろしくお願いいたしたいと思います。 もう一つ、JR四国に関係しますけれども、これも去年質問させていただきました四国新幹線。 ...全文を見る | ||
○玉木分科員 去年も大変厳しいお答えをいただいたことを明確に覚えておりますけれども、実はあのときから少し、一つだけ状況が変わっていることがありまして、私が質問した直後だったと思うんですが、去年の四月に四国の鉄道高速化検討準備会というところの調査結果が出まして、三つぐらいのケースを...全文を見る | ||
○玉木分科員 局長、ぜひ一度、四国から説明に参りますので、説明ぐらい聞いていただければ。 大分とか和歌山までトンネルを掘ってつなげるというのが当初のあれだったんですが、さすがにそういうところまでするとBバイCが合わなくなるので、四国島内でやるのと、あとは、岡山から高知の縦の線...全文を見る | ||
○玉木分科員 なかなか難しいのは、私もそう簡単にはいかないなとは思うんですけれども、四国に住んでいますと、やはり何か夢が欲しい。 九州新幹線が通ったのを見ていると、最初はどうなるのかな、トンネルばっかりだなと思っていたんですが、できたらできたで少し元気が出てくるのも確かだし、...全文を見る | ||
○玉木分科員 四国に対する温かい思いを語っていただきましてありがとうございます。 ちなみに、このケース三のケースでいうと、この調査結果によると、大臣の奥様の御出身の徳島と新大阪は七十八分間短縮されるというような調査結果も出ておりますので、ぜひ前向きに御検討いただければなと思っ...全文を見る | ||
○玉木分科員 ありがとうございます。 これで終わりますけれども、これは私、何年も地域の交通機関のあり方については質問をさせていただいていて、これをとるとこれがだめになって、あれをとるとこれがだめになってと、相互の連携が非常に難しくて、よく言われるいわゆる総合交通体系ということ...全文を見る | ||
03月19日 | 第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○玉木委員 玉木雄一郎です。 林大臣と、再びこうして質疑ができることをうれしく思っております。 今、国士である福島先生から、いろいろな農政への思いがありましたけれども、私も、今の安倍農政について違和感を感じている者の一人であります。 特に、この言葉がどうかなといつも思...全文を見る |
○玉木委員 借り受け面積が五百六、七ですか。マッチングですか、借り受けですか。どちらですか。 | ||
○玉木委員 そうすると、実際に貸し付けた、いわばマッチングが成立したものの実績は幾らになりますか、八月時点。 | ||
○玉木委員 十二月末時点でのマッチング、つまり貸し付けが成約したものは。もう一度、面積は幾らになりますか。 | ||
○玉木委員 先ほど三十三倍というふうにお答えになったのは何の数字でしょうか。 | ||
○玉木委員 もう一度、資料の四を見ていただきたいんですけれども、二十三万ヘクタールの借り受け希望に対して、貸付実績は四千四百七十ヘクタール。先ほど、これは何倍にふえたという話がありましたが、ある種、目標とするような実績、目標に対しての率からいうと、面積ベースでいうと一・九%ですね...全文を見る | ||
○玉木委員 農地集積を進めていかなければならないのは、これは多分党派を超えて同じ思いだと思います。 ただ、これは制度をつくって少し動かしてみて、何が問題なのかということをやはりよく把握する必要があると思います。例えば、受け手の面積、二十三万ヘクタールとありますけれども、これは...全文を見る | ||
○玉木委員 ぜひお願いしたいと思います。 その中で、もう一つ提案して、次の質問に移りたいと思うんです。 現場のマッチングの状況なんかを速やかにとる仕組みができていないんです。 私は、予算委員会の補正予算の審議のときも、本予算の審議のときも、今どれぐらいできているのと言...全文を見る | ||
○玉木委員 これは去年もやりましたよね、大臣。それで、平成十七年度を起算にするとそういうふうに見えるんだけれども、きちんと棒グラフを全部書いてみるとそうじゃないというのは、私は、これは資料も出して、一度御説明したものだと思いますし、高齢なのに所得補償をもらうからやめなかった、ある...全文を見る | ||
○玉木委員 繰り返しになりますけれども、米に対して、いわゆる我々の時代の所得補償制度というのを復活してくれとは言いませんけれども、やはりゲタ、ナラシの要件については、少し見直した方が私はいいと思います。 もう一つ、ナラシに関して言うと、我々のときのいわゆる変動払いですね、農家...全文を見る | ||
○玉木委員 もちろんです。JAに出すとJAの検査を受けますけれども、そうじゃないと、ほかの検査機関を探して、やって、証明書を持ってということになるので、それが非常に負担になるというような話があるので、よくよく現場の声を聞いていただきたいなと思っております。 もう一つ、先ほど福...全文を見る | ||
○玉木委員 何度聞いても、やはりよくわかりませんね。 私は、この委員会でもいろいろ議論しました。例えば、米価が下落したときに、全農がしっかり概算払いで払えとか、飼料用米を買い上げろとか、困ったときには政府なり時の政権なりが農協とか全中、全農をうまく使って何かをやらせようとする...全文を見る | ||
○玉木委員 もう終わりますけれども、ここは、取り下げないのであれば、しっかり検証していきたいと思います。 七つの分野で関連所得が成り立っているというふうにお伺いしましたので、この七つの分野の算出根拠をぜひ出していただきたいなと思います。事務方の皆さんとも少しやりとりはさせてい...全文を見る | ||
03月26日 | 第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号 議事録を見る | ○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。 本日は、沖縄に米軍が上陸してから七十周年、七十年目という節目の日であります。我が国の平和と繁栄を願ってそのとうとい命をささげられた、民間人も含む全ての先人たちに心からの哀悼の誠をささげながらきょうは質問したいと思ってお...全文を見る |
○玉木委員 ぜひ検討をいただければなというふうに思っております。 アメリカ側に対して、米兵に対しての敬意、尊敬を忘れてはならないと私も思いますけれども、我が国は、独立国の中にこういったものがあることについてはやはりこの機会に見直していった方がいいのではないか、またそのことが日...全文を見る | ||
○玉木委員 三等陸佐というと、一般の方はちょっとわかりにくいと思うんですが、昔のというか、大佐、中佐、少佐ということでいうと、いわゆる少佐に当たるということで間違いないのかということと、あと、大体、いわゆる幹部と言われるカテゴリーに三等陸佐は入るのかどうか、この点、ちょっと教えて...全文を見る | ||
○玉木委員 もう一つ質問しますけれども、その結城さんという方なんですが、三等陸佐、海外に旅行するに当たって海外渡航申請は出しておられたんでしょうか。 | ||
○玉木委員 私は、これはやはり危機管理あるいは情報の管理という観点から問題だというふうに思います。 平成十八年に、これも、当時三百人以上の自衛官の方が無断で渡航するということが指摘をされて、そこで関連の内部規律あるいはルールを定めて、そういったことがないようにということをこの...全文を見る | ||
○玉木委員 今回は、けがをされて、命には別状ないということで、そのことはよかったと思いますけれども、例えば、今回、この幹部自衛官が人質にとられていたという状況を想定すると、これは恐ろしくなります。先般の後藤健二さんも大変悲劇的な結末を迎えましたけれども、自衛官が人質にとられて、そ...全文を見る | ||
○玉木委員 手記を出されているんですけれども、プライベートなことがほぼ書かれていますが、ただ、やはり職業柄、情報を外に出すことについてはより敏感になるべき立場の職種だと思います、一般公務員以上にですね。ですから、こういったことが出てしまうことについて、その背景そのものについて、私...全文を見る | ||
○玉木委員 個別の事案について私はどうこう言うつもりはありませんけれども、イスラミックステートの問題が発生して以降、やはり中東、北アフリカをめぐる情勢というのは、これまでの単に危険な地域とか、テロの可能性がある地域というものとは質的に変わってきたと思うんですね。 ですから、自...全文を見る | ||
○玉木委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。 これに関して、最後に一点、外務大臣にお伺いしたいんですが、手記の中に、少し気になる、外交官、外務省職員の言葉が出てくるので、お伺いします。 朝日新聞の記者の方がインタビューをさせてほしいと言っているが、受ける必要はない、体...全文を見る | ||
○玉木委員 私、そもそも、受ける必要がないとか、あなたに断る権利があるということを言う前に、やはり自衛官ですから、求められてもいないのに、あるいは何かを言うというのは、守秘義務ということが常にかかっている立場である以上、プライベートなことでも余り言うべきではないかなと思いますので...全文を見る | ||
○玉木委員 今おっしゃった、憲法上自衛のための必要最小限度を超える実力を保持し得ない、制約が課せられているから通常の軍隊とは違うというのがこれまでの整理、答弁だったというふうに思います。 その中で、我が軍というふうに総理がおっしゃったことに対して、官房長官は、自衛隊も軍隊なん...全文を見る | ||
○玉木委員 そこは変わらないと思うんですね。 ですから、例えば、国際の平和と安全のために自衛隊を派遣する場合においても、警察比例の原則とか、あるいは均衡性の原則とか、そういったものは多分きちんと維持されると思いますし、自己保存だけではなくて任務遂行のための武器使用とか、少し拡...全文を見る | ||
○玉木委員 その点は、これからも、安保法制を議論するときも、国民にしっかり説明していく必要があるなというふうに思っております。 残りの時間、AIIB、いわゆるアジアインフラ投資銀行について質問したいと思っております。 報道は幾つかなされておりますけれども、私は、この間のこ...全文を見る | ||
○玉木委員 参加要請はありましたか。 | ||
○玉木委員 詳細説明があっただけで、要請については、ではなかったという理解でよろしいですね。 | ||
○玉木委員 これは麻生大臣の三月二十四日の財金委員会での答弁なんですが、参加の要請があったのは中国からでありますというふうに答えているんですけれども、では、これは、大臣の答弁と今お答えになったことは違うということでよろしいですか。 | ||
○玉木委員 何か曖昧でよくわからないですね。 外務大臣にお伺いしますけれども、二十一日に行われた日中韓の三カ国の外務大臣会合の場で、このAIIBの話は出たんでしょうか。中国側から、何らかの説明及び参加要請はございましたか。 | ||
○玉木委員 大変慎重な姿勢だというふうに、いろいろ報道ぶりを見ていると理解しているんですけれども、三月末の期限の中では、日本としては今月末までには参加表明はしないという理解でよろしいですか。 | ||
○玉木委員 外務省にもお聞きしましたけれども、単なる金融のどうのこうのという話ではなくて、安全保障も含めた、それはやはり、アジアの秩序に対する、どちらがどうイニシアチブをとるのかという、私は、ある種のこれは挑戦だと思います。特に、戦後まさに今七十年ですけれども、いわゆるブレトンウ...全文を見る | ||
○玉木委員 終わりますけれども、知らないうちに、アメリカが慎重だろうと思って慎重にやっていたら、米中で急に結びついて、日本だけが知らなくて、かつてのニクソン・ショックみたいなことにならないようにということ。 もう一つ、お願いは、財務当局と外務省の連携をもっと強めてほしいんです...全文を見る | ||
03月30日 | 第189回国会 衆議院 予算委員会 第18号 議事録を見る | ○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。 まず、通告にないんですけれども、総理、深夜の帰国で、シンガポール、本当にお疲れさまでございました。 報道によりますと、朴槿恵韓国大統領とお話をされたという報道がありましたけれども、どういうお話をされたのか、特に、今...全文を見る |
○玉木委員 ありがとうございます。 それでは、本題に移りたいと思います。 きょうは、年度末ということで、行政改革の観点から、予算の効率的執行という観点で、主に二点質問させていただきたいと思います。一つは内閣府における公用車の運用についてと、もう一つは農業予算についてであり...全文を見る | ||
○玉木委員 済みません、まず、なぜレンタルなのかということと、もう一つは、今官房長官からもありましたけれども、年数がたてばかえるのは当然だと思います。ただ、私申し上げたように、一年三カ月しかたっていないものをなぜかえたのか、このことについて質問したんですけれども、いかがでしょうか...全文を見る | ||
○玉木委員 習熟を図るためにレンタカーをあえて入れなきゃいけないというのは、私はちょっとこれは納得できないんですけれども。 これは、今、官房長官、レクサスは年度末か何かに購入の予定が既にあるということでしょうか。購入の前までにレンタルで習熟をしておかなければいけないということ...全文を見る | ||
○玉木委員 私は、これは申し上げましたけれども、大体十二年使う、あるいは十万キロ走るというのが原則だと思うし、それは守られていると思うんですね。それを、一年三カ月しか乗っていないのに新たに新車を購入するということが私は理解ができませんけれども、新たにこれは大臣、ふやすんでしょうか...全文を見る | ||
○玉木委員 納得できませんね。 ほかに回す必要があるというんですけれども、誰が使うんですか。クラウンRS、では、これはほかに回して新たに購入するんでしょうけれども、大臣車に相当するものに内閣府でほかに誰か乗られる方がいらっしゃるんでしょうか。 申し上げたように、山口大臣の...全文を見る | ||
○玉木委員 官房長官、私はちょっとまだわかりません。 今のクラウンがもう古くなっていれば買いかえたらいいと思うんですけれども、まだ一年三カ月しか使っていないし、では、今の石破大臣だけじゃなくて、ほかの、山口大臣とか有村大臣、皆さんのもかえていくという答弁なんですか、大臣が最高...全文を見る | ||
○玉木委員 これは、今いろいろやじも飛びましたけれども、大事なことだと思います。 農林水産省とかだと、伝統ある役所はセンチュリーに乗っていますよね。私は、だから、大臣がセンチュリーに乗るなとは言いませんし、そういうことをずっとやってきた歴史があるんだったら、それは構わないんで...全文を見る | ||
○玉木委員 これは林大臣、よく御存じだと思いますけれども、コスト低減策としてやっている予算なんですね。これは皆さんも地元でいろいろな不満、希望、陳情、いろいろなことを受けていると思いますけれども、コスト低減の取り組みに新たに取り組んだら、それに対してお金を出しましょうということに...全文を見る | ||
○玉木委員 これはなかなか執行は難しいと思いますよ。 受けたいという人は二十三万ヘクタールありますけれども、出したいという人は、これは最新の資料をいただいていませんけれども、その約十分の一の二万ヘクタールぐらいですよ。幾ら受けたいという人が二十万以上いても、出したいという人が...全文を見る | ||
○玉木委員 とにかく、事実をしっかり伝えるということを心がけていただきたいと思います。 最後に、農協改革について総理にお伺いしたいと思います。 岩盤規制にドリルで穴をあけるということの一つの典型だったと思いますけれども、これはドリルで穴があいたのかどうか。 資料八を見...全文を見る | ||
○玉木委員 総理、今の説明を聞いても、農家に響かないんですよ。本当に農家の所得がふえる、経営が安定する、そういう政策を求めて、質問を終わりたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
04月15日 | 第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号 議事録を見る | ○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。よろしくお願いいたします。 基本計画についての質問を幾つかしますが、まず最初に、農地集積バンクについて。 お手元に資料を配っておりますが、一を見てください。これは予算委員会あるいは当委員会でも何度も出した資料でありますけれども、二十三万...全文を見る |
○玉木委員 また、資料一、そして二も見ていただきたいんですが、資料一の下に、二月二十五日の予算委員会での私の質問に対して田中主計局長は、一月から三月に恐らく、農閑期でございますので、一番マッチングが行われるということで、去年の八月時点、十二月末時点、それぞれの数字は出していただき...全文を見る | ||
○玉木委員 二つお願いがあります。 一つは、これは多分、結論、三月末時点の数字が出てくると、余りやはり進まなかったという数字が出てくると思います。私は、このトレンド、六中四で見ると。そのときに、何がうまくいかなかった理由なのかということを徹底的に調査をしてもらいたいと思うんで...全文を見る | ||
○玉木委員 ますますよくわからない。 まず、農村の定義はないという大臣の御答弁。でも、農村所得ということを使って、それが倍になるという説明をしている。定義のないものは検証不能ですから、私はこれは公的な文書としていかがなものかと改めて指摘を申し上げたいのと、あと、農村の帰属割合...全文を見る | ||
○玉木委員 その帰属割合の計算方式を教えてください。 | ||
○玉木委員 農村の帰属ということを考えるときに、今非常に大事な答弁をいただいたのは、地場産品という概念を用いるということですね。 地場の定義を教えてください。 | ||
○玉木委員 例えば、これは機能性食品とか介護食品のときは、地場産品比率を掛けるんですね。ただ、輸出のことを考えるときには、原材料の国産割合という概念を今度出してくるんですが、この地場産ということと国産はどう違うんですか。同じなんですか。 | ||
○玉木委員 よくわからないですね。 関連所得は七つの項目から成り立っていますけれども、域外のものは控除するという概念は私もよくわかります、農村の所得にやはりつながっていくと。ただ、あるものでは国産割合という概念を使い、あるものでは地場の概念を使うということになっておるんですけ...全文を見る | ||
○玉木委員 それは事実を説明されているのであって、なぜ国産比率をある項目には使い、ある項目には地場産比率を使うのかという説明にはなっていないと思いますね。 では、ちょっと視点を変えて質問します。 六次産業化の加工、直売のものですね、一番大きいところですが、この加工の部分、...全文を見る | ||
○玉木委員 局長、これをつくるときにもとになった六次産業化総合調査の調査票をごらんになったことはありますか。 | ||
○玉木委員 私が申し上げるのも変なんですが、その調査票の中には、地場ということが定義されています。地場は、同じ県の中で近接する市町村までが地場です。つまり、ある市町村があったら、隣の市町村は基本的に地場、ただし、それが県をまたがって違う県だと、そこで一旦切るということを明確に定義...全文を見る | ||
○玉木委員 質問と答弁が食い違っています。 一〇〇%を使うのは適当じゃないのではないですかと。私はA―FIVEのことは聞いていません、トレンド部分の方です。一〇〇%はやはり見直された方がいいんじゃないんですか。もう一度、どうですか。 | ||
○玉木委員 委員長にお願いなんですが、私は、これはいろいろ、もとのデータにもかなり当たって調べたんですが、あやふやなところが多過ぎます。恣意的に置いた裁量的な数字、あるいは今の一〇〇%も、これは九五でもいいじゃないですか。他の県のものを使って加工してやっているということを答えて調...全文を見る | ||
○玉木委員 それでは、次の質問に移ります。TPPです。 TPP交渉については、いよいよ大詰めを迎えているという報道もありますし、安倍総理が訪米をされるという中で、また一定の進展があるのではないかと言われておりますけれども、きょう私が質問を申し上げたいのは、TPP交渉に関する情...全文を見る | ||
○玉木委員 ありがとうございます。 両院の決議はしっかりと守っていただきたい。そのことを守る、いや、守ったと評価されるような交渉を進めてまいりたいということを答弁いただきますけれども、いわゆる五項目、牛肉・豚肉、乳製品、米、麦、砂糖、こういったことを守っていただくのもそうなん...全文を見る | ||
○玉木委員 それに関して言うと、きょうは、資料の六を見てください。英文を少し、当玉木事務所で仮訳をつけたものです。これは、本年一月六日に、USTR、米国通商代表部がホームページに載せているものでありますけれども、ここに書いているのは、これまで以上の、先例のないような透明性、トラン...全文を見る | ||
○玉木委員 そういう答弁を甘利大臣からも伺っているというのを聞いていますけれども、必ずしも全てのテキストにアクセスできていないと聞いていますということなんですが、聞いていますじゃなくて、聞いてください。アメリカ大使館は、いっぱい人がいるので、働いてもらったらいいと思うのは、それぞ...全文を見る | ||
○玉木委員 これから、私は、本当に、国内の声とか国会議員の声をうまく利用しながら交渉していくのが大事だと思っていて、なぜなら、先ほど紹介したUSTRの文書の前文のところにこういうふうに書いています。日本語で申し上げますが、我々には、国民参加、議会への情報提供、オープンな国民的議論...全文を見る | ||
○玉木委員 私は、ここは本当にいろいろこれから整理した方がいいと思うんですね。宮腰先生が今回まとめられた、例えば概算金の払いの五中三にするという話も、私は一つ……(発言する者あり)ないですか。まとめて、いろいろな研究会で、あれは農林水産省か、役所でまとめておられますけれども、あれ...全文を見る | ||
○玉木委員 はい。 そういうことを言っているので、いいときだけ何か公的な管理をして、だめになったら、悪いのは全中、全農に押しつけるというのではなくて、ここは一回、そっちに踏み出すのであれば、政策的な整合性を一回きちんと整理をつけた方が私はいいのかなと。 少なくとも概算金の...全文を見る | ||
04月17日 | 第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号 議事録を見る | ○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 先ほど翁長沖縄県知事と安倍総理の面会が終了したというふうに承知しておりますけれども、今の段階で、もし、その概要なり御紹介をちょっと、一時間ぐらいたっていると思いますので、何か進展があったのかどうか、紹介できる範囲で結構ですので、防衛大臣、...全文を見る |
○玉木委員 先ほどもありましたけれども、大臣もぜひお会いになって、丁寧な話し合いをぜひ進めていただければと思っております。 それでは、私も、先ほどの大串委員に引き続きまして、AIIBについて質問したいと思います。 今、岸田大臣のお話を伺っていまして、私も、緊迫感というか、...全文を見る | ||
○玉木委員 私は、これは大事なことだと思うんですね。 今、暫定事務局というのがそもそもあって、そこに世銀で働いた経験のある米国人がいるということは、私はこれはすごく大事なメッセージだと思っておりまして、きょうはもうこれ以上深くはやりませんけれども、日本も、これはいろいろなやり...全文を見る | ||
○玉木委員 国際秩序という言葉を今大臣が使われて、まさにそれがポイントだと思います。 我々は、これまで我々が従ってきた国際秩序が永遠に続くと思っているんですが、この国際秩序そのものを新たにつくり直そうとしているのが、私はある意味、あらゆる分野の中国の意図だと思っています。 ...全文を見る | ||
○玉木委員 今大臣が七月一日の閣議決定を引かれましたけれども、私もこれは読みました。 二十年の経験、確かにそうですね。ただ、新しく広げようとしているので、二十年の経験ではないものに踏み込んでいく部分があるのではないかということでお伺いをしているんです。 確かに、「住民保護...全文を見る | ||
○玉木委員 PKO五原則というものがありますけれども、これからは必ずしも国連の決議に基づくものではないものにも少し広げるので、PKO五原則に類したようなものを決めて、その範囲の中で出ていくということなんですが、質問は、いわゆる、現に戦闘が行われている地域には多分出さないということ...全文を見る | ||
○玉木委員 これはPKO活動に限りませんけれども、いわゆる武力行使との一体化の議論の中で、例えば、恒久法の話でも出てきますけれども、いつも思うんですけれども、何かオペレーションを特に多国籍軍でやっていた中で、突然危険になったからといって、済みません、ちょっとここからはできないんで...全文を見る | ||
○玉木委員 では、ISAFのようなものにも、条件が満たされれば出ることができるという理解でよろしいんですか。 | ||
○玉木委員 駐留、巡回、こういう日本語を聞いても我々はよくイメージが湧かないんですね。 実は、イラク戦争のときもそうですけれども、例えば米兵でも、たしか四千五百人ぐらいが亡くなっていますよね。ただ、二〇〇三年の三月に空爆を始めて、五月のたしか一日だったと思いますが、ブッシュが...全文を見る | ||
○玉木委員 終わりますけれども、最後に二つ申し上げたいと思います。 一つは、ISAFに派遣する、そうすると、テロの相手方の様態によって憲法違反になったりならなかったりするというような答弁は過去にもあります。ですから、その辺の整理を明確にしていただくこと。特に、本当に隊員の生命...全文を見る | ||
04月23日 | 第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号 議事録を見る | ○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず、競馬法の質問をさせていただきたいと思います。佐々木委員からもるる質問がありましたけれども、私は規制の側に絞って質問をしたいと思います。 改正法三条の二で、海外競馬の競走のうち、公正確保の措置が講じられているものを農林水産大臣が指定して、...全文を見る |
○玉木委員 適正なルールがしかれている、体制がある、これを確認することは当然だと思うんですね。大切なのは当てはめです。 私は金融当局で働いたことがあるのでよくわかるんですが、何か不正が起こる可能性があるときに、では、実際、それが不正なのかどうなのかと調べるときに、情報をとれな...全文を見る | ||
○玉木委員 私は、ぜひ今回の取り組みが広がってほしいと思いますし、いい方向での改正だと思っていますので、しっかりとしたルールが守られている、公正な場なんだということを担保しながら、また、それがあるからこそ広がっていくと思いますので、しっかりと対応していただきたいと思います。 ...全文を見る | ||
○玉木委員 ありがとうございます。ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思っています。 それでは、次に、ちょっと残りの時間はTPPについてお伺いしたいと思っています。 大変緊張感が高まってきているという認識でおります。間もなく総理が訪米をする。先般は、甘利担当大臣がフロマン...全文を見る | ||
○玉木委員 いつもそういう答弁をいただくんですが、私は、心配しているのは、去年の四月、オバマ大統領が日本に来られたときの報道もいろいろなのが出たことを、今、一年前を思い出しているんです。 特に、私は、印象に残っているのは豚肉についてであります。当委員会でも差額関税制度のことは...全文を見る | ||
○玉木委員 主食用米の米は一粒たりとも入れませんと言っていただきたいですね、そこは。 先ほど私が申し上げた豚肉についても、差額関税は、事実上これはなくなるような交渉なのかもしれませんが、キロ五十円になって、従量税でずっといくようなことになったら、これは当然、決議を守ったとは言...全文を見る | ||
○玉木委員 ぜひ決議を守っていただきたい。米については特にそうです。 私は、ちょっとこれは問題提起をしておきますけれども、先ほど豚肉の話を出しました。これはあくまで関税をどうするかという議論をしています。TPPはハイスタンダードでアンビシャスなものですから、基本的に、ゼロに近...全文を見る | ||
○玉木委員 これはめちゃくちゃ大事な話です。なぜかというと、アメリカは、高くすれば、これは圧倒的に有利なんですよ。何でかというと、TPP交渉参加国にカナダとメキシコが入っているから。特にメキシコが入っていますから。 メキシコとの自動車生産というのは、アメリカはある種一体化して...全文を見る | ||
○玉木委員 これは、今お答えになった中国、韓国から結構日本は入れて、それで、アセンブリーをやっているところは大きいと思うんですね。中韓はTPPに入っていませんから、現時点においては。これは、やはり私は不利になると思いますね。 なぜこういうことを申し上げているかというと、アメリ...全文を見る | ||
○玉木委員 ちょっと今ごまかしがあって、いや、私も、もちろん強い交渉をしてもらいたいから、我が国が不利になるようなことを出せとは言いません。ただ、今はもう自動車は世界じゅうでつくっていて、経済産業省ですよね、別に小泉政務官にそういうのを出して、交渉担当者に出してというんじゃなくて...全文を見る | ||
○玉木委員 もうここでやめますけれども、これぐらいの数字は出してもらいたいと思うので、委員長、また、お取り計らいをいただきたいなと思っております。 秘密会にする必要があったら、もう理事会だけでもいいから出していただきたいと思うので、お取り計らいをいただきたいと思います。 | ||
○玉木委員 それでは、次へ行きたいと思います。 TPA法案について話をしたいと思うんですが、二〇一四年、去年もTPA法案は出ました。ことしも、この前、四月の十六日に出ました。TPA法案ということで日本でも報道されていますが、これは、実は皆さん、私も最初は気づかなかったんですが...全文を見る | ||
○玉木委員 政務官、私は、USTRに聞けば、書いていることがそのとおりで、それ以外の言及はするなと、そのとおりだと思うんですが、私が前回申し上げたのは、アクセスしている側、つまり、下院議員なり上院議員なりがどこまで見られるのかということをやはりちゃんと調べるべきだと思うんです。何...全文を見る | ||
○玉木委員 時間になりましたので質問を終わりますけれども、アメリカは、やはり議会をある意味重視しているから、こういうふうに法律の名前を変えたりとか、剥奪する権利も入れながら、何とかTPAも通すし、議会の理解を得ようと努力をしているんですよ。 日本政府も、日本国の立法府に対する...全文を見る | ||
05月13日 | 第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号 議事録を見る | ○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 質問をさせていただきますが、今、石田先生からGIの話があったので、同じ四国なので、ちょっと一つだけ大臣に申し上げておきたいんです。 法律を通しました。今、施行されて、全国にこの新しい制度の説明をしているんですけれども、農政局単位で説明...全文を見る |
○玉木委員 米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、そして砂糖という重要五項目を守るということは、これは先ほど石田委員からもありましたけれども、最後の最後まで、これは常に頭に入れて臨んでいただきたいということであります。 もう一つ、この決議を守るとおっしゃっていただきましたけれども、第七...全文を見る | ||
○玉木委員 その意味で、きょう、与党の先生方の話を聞いていただいてもわかったと思いますが、全く我々と同じ意見なんです、これは。与野党一致して、やはり情報公開をしっかりしていただいて、我々も国会議員として、与野党を超えて責任ある判断をしていきたい。特に、当委員会は決議をした委員会で...全文を見る | ||
○玉木委員 今の説明を聞いてもよくわかりません、なぜ変わったのか。 それで、一つ確認なんですが、二ページ目、資料二を見ていただきたいんですが、五月四日の最初の発言ですね。 これは、繰り返しになりますけれども、USTRは対外的に情報を出さないという条件で連邦議会議員にはテキ...全文を見る | ||
○玉木委員 確認ですが、それでは、五月四日の、これは事務方からもらった記者会見の模様ですけれども、冒頭、西村副大臣より説明ということで話し始めたこの内容については、全て、大臣の決裁等々をとらない、個人の思いをこうした記者会見の場をわざわざ開いて発言されたということでよろしいんです...全文を見る | ||
○玉木委員 記者から問われて何か少し言い過ぎるということはあるんですが、記者会見を開いた、その一番最初の冒頭発言がいきなり言い過ぎるということは、私はにわかにはちょっと信じがたいなというのと、テレビの映像も私は確認させていただきましたけれども、比較的、副大臣は手元に、メモに目を落...全文を見る | ||
○玉木委員 私は、西村副大臣の気持ちはよくわかるんです。 というのは、私も同じ時期に行って、アメリカの民主党の下院議員、ジム・マクダーモットさんと直接話をして、どこまで公開をされていますか、見ていますかと。彼は民主党で、比較的TPPに慎重、そして委員会でのTPA法案については...全文を見る | ||
○玉木委員 いや、副大臣、ますますわからないのは、単なる冒頭発言で言い過ぎたとか言い間違えたならわかるんですが、その後、記者からQアンドAがあるんですね。それでこういうふうに答えておられます。日本には守秘義務のルールがないので、これをどうルールがつくれるか、一定の条件を課すことが...全文を見る | ||
○玉木委員 では、罰則がないから我々には出せない。最終的にはそこですか、違いは。 ちなみに、先ほど石田委員から、質問にはならなかったので確認したいんですけれども、では、過去アメリカで連邦議会議員が情報を漏えいしたことによって訴追された具体的な例はございますか。今、石田委員はな...全文を見る | ||
○玉木委員 空振り規定というのはよくありますけれども、なかなか、どの国でも国会議員を訴追するのは非常に難しいと私は思いますし、先ほど説明があった連邦法典の適用、十八編の千九百二十四条、六百四十一条ということですけれども、本当にそれが国会議員に、このTPPの情報を漏らしたからといっ...全文を見る | ||
○玉木委員 今までいろいろ質問してきたんですけれども、副大臣、大事なことは、日米の違いは、もちろん国が違うから違うんですよ、ありますよ。 その上で、私は五月四日の西村副大臣に戻っていただきたいと思うんですが、では、違いを認めた上でどこまでできるのかと考える態度でいるのか、違い...全文を見る | ||
○玉木委員 ということは、いよいよもって、やはり情報をいただかないといけないと思うんです。 なぜこういうことを言うかというと、これは政府からいただいた資料ですけれども、私がTPAと言ったときに、略を二〇一四年のトレード・プロモーション・オーソリティーから変えていると指摘したこ...全文を見る | ||
○玉木委員 本当にお願いしますね、副大臣。 これは、我々が行政に対してどうこうというよりも、制度そのものが不備だから出せないんだというような、政府側からしたら、ある意味、そういう言いわけにもなっているところがあると思います。 だからこそ、我々は法案を出しているので、これは...全文を見る | ||
○玉木委員 努力をしてくれるということをきのう理事会でおっしゃっていただきましたので、ぜひそのことを信じて、我々も前向きな議論をしていきたいと思っております。 なぜなら、通商交渉は、TPPに限らず、国民生活に大きな影響を与えます。今、基本計画、これから議論する農協改革、農業委...全文を見る | ||
○玉木委員 そういうことであれば、これ以上大臣に聞いてもあれなんですけれども、ちょっと私は気になったのは、これを見ると、二十年前、農業の開放に反対したことを何か恥ずかしい記憶のように告白しているんですね、アメリカの議会の前で。 私は、事前にチェックをしないということであれば感...全文を見る | ||
○玉木委員 私は、これはいろいろなとり方はあると思います。 一つ問題だと思うのは、今、TPP交渉、最終局面ですよね、西村副大臣がおっしゃったように。そういう中で、何か関税を、こっちは二十年前と違って今は下げる用意がありますよというふうなことを示唆するような発言を、まさに交渉相...全文を見る | ||
○玉木委員 いろいろなそういう言いわけはできると思いますが、重要五項目を決議で決めて、それを守ろうという気持ちが常に胸にある人は、こういう発言はしない、できないと私は思いますよ。 その意味では、改めて、交渉を担当する副大臣におかれても、そして甘利大臣にもお伝えいただきたいんで...全文を見る | ||
05月14日 | 第189回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号 議事録を見る | ○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 予想より早く始まってしまいましたので、少し動揺しましたけれども、大臣、よろしくお願いいたします。 まず、先般の2プラス2についてお伺いしたいと思います。 大変お疲れさまでございました。四月の二十七日だったと思いますけれども、総理訪...全文を見る |
○玉木委員 ガイドラインの総則というか頭のところにそういうことが書いてあるのは私も承知をしております。 総理が訪米したころに私もワシントンに行きまして、先方の関係議員あるいはシンクタンクの関係者とも、何人とも話をしましたけれども、大変喜んでいるわけですね。正直言うと、実際でき...全文を見る | ||
○玉木委員 ぜひそこは、同床異夢というような、同じ言葉で違うことをイメージするようなことがないように、リアリティーまで詰めた、一致した議論をしっかりやっていただきたいということを、これは防衛当局、そして外務省にもお願いしたいと思います。 その中で、先ほど少し中谷大臣がおっしゃ...全文を見る | ||
○玉木委員 私がなぜこういう質問をしたかというと、例えば、後方支援、ロジスティックサポートというところに幾つか、例えばサプライとかトランスポーテーションとか、いろいろなことが書かれてありますけれども、これに限らないということが常に各所に出てきます。 もちろん限定して列挙するこ...全文を見る | ||
○玉木委員 まさにそうなんですよ。国内ではそういうことを繰り返して言うので、なぜ、アドミニストレーション、施政権の話にとどまった話をしているんですかということを聞いているんです。まさにそうなんですよ。でも、そういうことを言って、特にアメリカに行ったら実はトーンを下げて、下げている...全文を見る | ||
○玉木委員 そこは私も理解するんです。法律上、条約上はそうなっています。かつ、今二つの言葉を使われましたが、行政権、施政権、これに対する一方的な侵害については反対する。これはまさにそのとおりだし、私が今こちらからも説明申し上げたとおりなんですね。 その上に立って、領有権の話、...全文を見る | ||
○玉木委員 もし仮に主たる目的と従たる目的があれば、我が国の本土防衛というか、領土、領空、領海を守るということ、ここがやはり何といっても主目的であって、その他は従と言ってしまうと少し印象が悪いかもしれませんが、ただ、やはり限られた資源をどこに入れるのか、投入していくのかということ...全文を見る | ||
○玉木委員 これまでもそういう答弁をいただいていたと思うんですが、大臣がおっしゃったように、ただ、今回変えることで別に余り変わらないし、文官が間に入っていることによって、具体的な弊害というか、意思決定がおくれた、阻害要因があったということも具体的にはないということなので、伝統ある...全文を見る | ||
○玉木委員 今、正確にお答えいただきましたね。武力攻撃事態は、武力が発生した事態と、または武力攻撃が発生する明白な危険が切迫していると認められるに至った事態、この二つから定義上構成されていますね。 武力攻撃が発生した事態においては、当然、反撃たる武力の行使はできると思います。...全文を見る | ||
○玉木委員 少し、インターネットで聞いている方、一般の人は何の議論をしているのかなと思うんですが、ちょっと御辛抱いただきたいんです。 今、これは大事なことで、切迫した事態においては武力の行使はできません。これは多分、現行憲法下で、これまでもそうだし、これからもそうなんだと思い...全文を見る | ||
○玉木委員 いや、それは私もわかっています。わかっている上で、あえてちょっと個別的自衛権の発動と並べて話したんですね。 ニュートラルに考えると、集団的自衛権を、今、存立危機のようなときに発動するのを必ずしも悪いと言わない立場をとるとしましょう。でも、そうなると、今度は、個別的...全文を見る | ||
○玉木委員 いや、よくわからないんですね。 今、ホルムズ海峡の影響をあえて、政府が出されるので出したんですが、例えば我が国近海、周辺の話だったらイメージがもっと持ちやすいんですね。 例えば、重要影響事態、今の周辺事態のような概念で、そのまま放置すれば我が国に対する直接的な...全文を見る | ||
○玉木委員 いや、理解はしています。自衛権の発動には、武力攻撃、敵国からの武力攻撃が伴わなければいけないのは理解しています。それが我が国に対するものなのか、我が国以外の者に対する攻撃なのか、いずれにしても、攻撃が発生しないとそれはできませんよ、自衛権の発動は。 ただ、私が申し...全文を見る | ||
○玉木委員 そうなんです。でも、武力攻撃を受けたのと同様であって、武力攻撃じゃないんですよ。そうなんです、それを私はずっと聞いているんです。にもかかわらず、個別的自衛権の行使としての武力攻撃、武力攻撃事態のときには発動できない場合があるということの違和感を聞いているんです。 ...全文を見る | ||
○玉木委員 それは私もあると思います。そういう場合は、今まで我が国としては、まさに切迫事態ではできなかったときに、存立事態として認定したら、むしろ、パートナーたるアメリカに対する攻撃をもって我が国が出ていくことによってすき間が埋まっていくというような、そこはまさにプラスに捉えるこ...全文を見る | ||
05月14日 | 第189回国会 衆議院 本会議 第23号 議事録を見る | ○玉木雄一郎君 民主党提出、農業協同組合法の一部を改正する法律案について説明します。 私は、本年一月十三日、農林水産委員会の閉会中審査で、全国農業協同組合中央会、全中の監査制度をいじることでなぜ農家所得が向上するのかと農林水産大臣に質問しました。あれから四カ月、何度も同じ質問...全文を見る |
05月19日 | 第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号 議事録を見る | ○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず、質問の冒頭、このように遅い時間に質問の時間がずれ込んだことについては、これは与党の責任であります。いろいろな予定が入っていた先生方もいらっしゃいます。我々同僚議員の中でも、それをキャンセルして、この時間帯に開くということをお願いした先生もい...全文を見る |
○玉木委員 今後議論を深めていきたいと思いますけれども、他の協同組合という組織形態の中には、政治的中立性、これは政治的中立性という定義もいろいろあると思うんですね、今大臣がおっしゃったように、特定の政党というふうに明確に書かれているもの。 なぜ私がこういうことを申し上げるかと...全文を見る | ||
○玉木委員 西村副大臣は終始一貫そういう御説明をされていて、そのとおりかなと思うんですが、内閣官房の説明では、西村副大臣は翌日すぐに訂正会見をされました、なので、我々としても聞いていないし、調整していることはないんですと事務方はその後ずっと我々に説明をしてくれたし、農林水産委員会...全文を見る | ||
○玉木委員 いや、私の質問は、西村副大臣が開示方針の会見をしたのは五月四日の十五時四十五分ぐらいなんですね、ワシントンで。その後、翌日に訂正会見、私は会見じゃないと思いますが、一応会見としましょう、会見をするということの通知のプレスへの案内、ジャパン・ソサエティー経由とされていま...全文を見る | ||
○玉木委員 ちょっと答弁がすれ違っているんですが、A4でつけている一番最後の資料を見ていただきたいんです。これは、五月十二日付、当農林水産委員会の理事会に提出された内閣官房からの資料であります。 五月五日の記者会見について教えてくださいと言って、どうやって同行記者団に対する告...全文を見る | ||
○玉木委員 おわびをしていただきましたけれども、委員会への提出資料ですから、ごまかすような記述はやめてください。 今回、こういう混乱を生じていることについては、西村副大臣も、言い過ぎたとかいろいろなことを何度もおっしゃっていますが、よくよく注意をしていただいて、それだけ今微妙...全文を見る | ||
○玉木委員 ぜひお願いします。口先だけじゃなくて、本当にどこまでできるのかということをきちんと検討してもらいたいと思います。 この委員会には、副大臣がおっしゃったような日米の違いが、本質的にどこが本当に違うのか、日本でできないことの差の本質的なところは一体何なのかということは...全文を見る | ||
○玉木委員 それでは、残りの時間、農地中間管理機構について質問したいと思います。 きょう、資料がようやく出てきたと思います。四月の末時点での締め切りで各都道府県から出てきたということを整理されたということでありますけれども、ぜひ明確にお答えをいただきたいのが、初年度の二十六年...全文を見る | ||
○玉木委員 局長、前段の面積の方の率もちょっと教えていただけませんか。 約二十四万ヘクタールというのが、年間集積目標面積ということで十四、五万ということは、十年間を十で割って単年度が十四、五万ということだったのですが、繰り返しになりますけれども、補正予算の機構集積協力金二百億...全文を見る | ||
○玉木委員 面積のところはなかなか答えにくいのか、答えてくれませんね。 もっと正確に言いましょうか。これは、担い手への集積をするということなんで、担い手から担い手に権利移転していることはきちんと省くべきですよ。そうじゃないところから集まってきたというところが実際ネットで幾らな...全文を見る | ||
○玉木委員 ちょっとあえて苦言を呈したいと思いますが、六万二千九百三十四、担い手への集積が進んだと。これは中間管理機構の議論をしているんですよ。中間管理機構以外のところを経由して全体として担い手に集まった数字を発表して、それが半分ぐらいになりますなんということを言ったってしようが...全文を見る | ||
○玉木委員 終わりますけれども、これは本当に予算の面からも制度の面からも、しっかり現状を見ましょうよ。余りごまかして、うまくいった、うまくいったという説明じゃなくて、客観的に事実に向き合って、しっかりいい制度をつくっていくように、与野党を超えて議論を深めていきたいと思いますので、...全文を見る | ||
06月02日 | 第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号 議事録を見る | ○玉木委員 玉木雄一郎です。 いよいよきょうから農協法等の改正法案の本格審議が始まりますけれども、改めて、先週、八人の参考人の皆さんにお話を聞いて、本当によかったなと思いました。それぞれに見識をお示しいただき、与党の推薦の方、野党の推薦の方、ともに本当に審議に役立つ発言をして...全文を見る |
○玉木委員 岩盤だから、かたいんでしょうね。要は、なかなかあかないからこそ岩盤だし、長年続いてきたから岩盤ということなんだと思います。 規制部局に引き続きお伺いしますが、農業分野における岩盤規制とは、規制改革会議等で議論される中で、具体的にどのようなものが象徴的な農業分野での...全文を見る | ||
○玉木委員 抽象的で、よくわかりませんね。 それでは、ちょっと言い方を変えます。 資料の一をごらんください。 総理がアメリカにいたとき、私もアメリカにいて、この演説は現地で聞いておりましたけれども、上下両院での歴史的な演説というふうに言われていますが、農業についてはさ...全文を見る | ||
○玉木委員 基本的な部分とは何ですか。 | ||
○玉木委員 組織のあり方、監査のあり方ということを言いましたけれども、もう一度お聞きします。 六十年ぶりの改革ということは、六十年間さわらなかった規制があるということですよね。監査制度については、実は何度も見直しを行っていますし、法律の改正も行っています。 もう一度聞きま...全文を見る | ||
○玉木委員 よくわかりません。 六十年ぶりの改革とアメリカにまで行って打ち上げているもの、あるいは岩盤規制といって、本当に、例えば混合診療とかはよく厚生労働分野では言いますし、一部認められていますけれども、医療分野への株式会社の参入、こういったようなことについては非常に岩盤だ...全文を見る | ||
○玉木委員 いつも頭脳明晰、答弁明瞭な林大臣が少しわかりにくかったですね、安保法制の安倍総理の答弁みたいに長くて。こういう説明はいつもいただいています。 私があえて限定して質問したのは、実は、生産が少なくて、需要サイドが多くて、それが逆にひっくり返ったというのはきのうきょう始...全文を見る | ||
○玉木委員 大事だと思うんですね。 この前、参考人の意見を聞いて、ああ、そうだなと思ったんです。農業者からすれば、組合員からしたら、文句はいっぱいあるんですよ、地域農協に対して、あるいは都道府県中央会に対して。身近だから、特に、働きが最近悪くなった、昔はもっと小まめに来てくれ...全文を見る | ||
○玉木委員 与党内の議論を一部御紹介いただきましたが、正確にもう一回お答えいただきたいんですが、その与党内の議論も、農業者とかあるいは組合長が、ここまでやるかというある種の制約や規制を受けたり、これは中央会からの指導なんですか、それとも全中からの何か縛りの結果そういう発言になって...全文を見る | ||
○玉木委員 どうですか、皆さん。一体いかなる根拠に基づいてこの法律はつくられているんですか。もし今都道府県中央会だったら、都道府県中央会を徹底的に改革しましょうよ。でも、今回の法案では、全中については監査権限がとれますけれども、県中には残るんですよ、任意ですけれども。そこの問題点...全文を見る | ||
○玉木委員 正確にお答えください。そのお話は誰のお話ですか。 | ||
○玉木委員 次長、前任者の答弁をよく勉強されていますか、大川さんの。私は、もちろん細かい通告はしていませんが、この間の経緯について全部聞くというふうな通告をしています。私は、これは初めて聞く質問ではありません。ワーキンググループの中で、中央会の監査によって弊害があって、その結果、...全文を見る | ||
○玉木委員 直接な発言はないんですよ。 今、これは重大な問題ですよ。これから本格的に、先ほどおっしゃった、厚くて重い法律を審議していく中で、改革の根本たる根拠、立法事実が、今聞いても、何かそんな話をどこかで聞きました、記憶はないけれども、何かそういう話があったと、風のうわさ程...全文を見る | ||
○玉木委員 理解ができないんです。私は、いたずらに反対するつもりはないんですけれども、やはりきちんとした病状把握をしたいんですね。 資料二に、私は何度もこれを出しましたけれども、日本農業新聞がアンケートしたら、九五%の組合長さんは、何か中央会が単協の自由度を妨げているようなこ...全文を見る | ||
○玉木委員 これだけの改革をするので、一定の弊害の量があるはずなんですよ。全国に七百単協があって、ここに十ぐらいは確かにあったということなんでしょうけれども、改革をこれだけしようとしているわけですから、例えばドローンが官邸の上に落ちた、だから規制をしようということで、立法というの...全文を見る | ||
○玉木委員 いろいろな御苦労があったことは仄聞をしておりますが、やるならやるで、しっかりやったらどうですか、私は同意しませんけれども。ただ、中央会制度を根本から見直すと言ったのに、こういうやったふり、改革をしたふりというのはいかがなものか。 どっちにしても、私はおかしいと思い...全文を見る | ||
○玉木委員 大臣、よくわかりません。 なぜ農協の抜本改革、そもそもこの抜本改革が何かも、きょうお聞きしてもわからない。それがどう所得の向上、とりわけ倍増につながるのかというのは、私はわからないし、そんなことはないと思いますよ。 今、現場の農家の人はどういう思いでいるかとい...全文を見る | ||
○玉木委員 もう終わりますけれども、数字がないということは、私は問題だと思うんですよ。 何でかというと、今回、農協法の改正と一緒に農業委員会の見直しも、これは農協法以上に、大規模かつ現場には極めて大きな影響を与える改革が今行われようとしているんです。その前提は、やはり農業委員...全文を見る | ||
○玉木委員 それでは、いずれにしましても、しっかりと現実と現場を踏まえた改革になるように、しっかりと責任ある審議をしていくことをお約束申し上げまして、質問を終わりたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
06月03日 | 第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号 議事録を見る | ○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 質問させていただきます。 安倍政権は今、安保法制の議論を進めております。国民の生命財産、権利義務を守っていく上で、安全保障も極めて大切です。しかし、あわせて社会保障の分野も極めて大事でありまして、この分野における国民の権利をしっかり守...全文を見る |
○玉木委員 五月八日、厚生労働省が初めて把握したのがこの日であります。 次にお伺いします。 厚生労働省として、本件に対して対策を明示的に発したのは、いつですか。 | ||
○玉木委員 いや、五月八日は、内閣のサイバーセキュリティセンターから通報を受けて厚生労働省が把握をし、それを年金機構に伝えたときですね。それを受けて内部に指示をしたのは機構の仕事でありまして、厚生労働省としての対策ではないと私は思います。 もう少し、同じ質問を違う角度から聞か...全文を見る | ||
○玉木委員 少し確認をさせていただきたいと思います。 今大臣がまず前段おっしゃった、八日の時点で内閣サイバーセキュリティセンターから情報を厚生労働省が得て、そしてLANケーブルを引き抜けという指示は、厚生労働省が出したんですか。 | ||
○玉木委員 年金局から、LANケーブルを引き抜けということを指示したんですか。 では、これは機構に聞きましょう。 そういう指示を八日の時点で受けましたか。LANケーブルを引き抜けという指示を厚生労働省から受けましたか。 | ||
○玉木委員 指示を受けたんですか。 もう一度お答えください。そういう説明を今まで我々は受けていませんけれども、年金局から、LANケーブルを引き抜けという指示を明確に受けたんですか。 | ||
○玉木委員 よくわかりません。 もう一度、理事長、お答えください。皆さんが御判断になってLANケーブルを抜くということをしたわけですよね。たまたま同じ指示を前に受けていたんですか。どういうことですか。もう一回お答えください。 | ||
○玉木委員 それは、いつ受けたんですか。 | ||
○玉木委員 年金局は、いつ電話でLANケーブルを抜くことを指示したんですか。 | ||
○玉木委員 大臣、私はこれは違うと思うので、後できちんと調べて理事会に報告をいただきたいんです。 我々の理解は、確かに、まず内閣サイバーセキュリティセンターから、厚生労働省を経由して、そういった不正な情報が出ている、不正なアクセスがあるということの、そういった情報は年金機構に...全文を見る | ||
○玉木委員 では、NISCさんは、だからLANケーブルも抜いた方がいいよということも何か推奨、提言した上で、あわせてそういった情報と一緒に年金局に伝えたんですか。 | ||
○玉木委員 厚生労働省にもう一回お伺いします。 LANケーブルを抜けという判断をして指示をしたのは、厚生労働省のどの局の誰なんですか。 | ||
○玉木委員 大臣、調べてみてください。 抜けと言ったのは一本だけですか。それとも、そのシステム全体のものを抜けと指示したんですか。もし一本だけ抜けということであれば、なぜ一本だけ抜けばいいと判断したんですか。 | ||
○玉木委員 大臣が聞いていることが正しいと信じたいと思いますけれども、今回の厚生労働省の責任は、私は大きく三つあると思うんですね。そのうちの一つは、五月八日の時点で速やかな抜本的な対策が打てなかったことです。後に二十九日に全部ケーブルを外しますけれども、もし年金局の方が正確にこの...全文を見る | ||
○玉木委員 それでは、質問を続けます。 お手元に資料をお配りしていますが、この間の一連の経緯をまとめました。 五月八日に、一番最初のウイルスメールが開封、感染され、そして、内閣サイバーセキュリティセンター、NISCがそれを感知して、これはよくやったと思います、それを厚生労...全文を見る | ||
○玉木委員 では、二十八日の時点ではまずは情報漏えいの事実、翌二十九日には概要の把握を、それぞれ事務方から受けたけれども、それこそケーブルを抜きなさいとか、あるいはそれを含んだセキュリティー対策を講じなさいという大臣としての指示は、そこの時点ではやっていないんですね。 | ||
○玉木委員 ちょっともう一度お答えください。 二十八日に最初に聞いたときにネットの遮断が既に行われていたから対策を必ずしも打つ必要がない、逆だと思いますよ。その後全てのパソコンからネット遮断が行われたので、時系列が違うんじゃないですか。 | ||
○玉木委員 その二十九日のネットの遮断は、機構でやったんですよね。それも年金局が指示してやったんですか。どちらですか。理事長、お答えください。 | ||
○玉木委員 もう一度先ほどの時系列を見ていただきたいんですけれども、五月の八日に初めて厚生労働省がこの事案について把握をしますね。いろいろな説明が今ありましたが、根本的な対策を打つのは二十八あるいは二十九ですよ。ネットの遮断は二十九日でよろしいですね。 厚生労働省も八日に事案...全文を見る | ||
○玉木委員 今大臣がお話しになったことは、ほとんど機構がやっていることを大臣がお話しになったんですよ。この間、厚生労働省は何をしていたんですか。 具体的に一つ聞きます。 先ほどの資料を見ていただきたいんですが、警察に十九日に相談していますね。この相談は、厚生労働省とよく相...全文を見る | ||
○玉木委員 事務方に聞いたら、そうは言っていませんでしたよ。本当ですか。 厚生労働省、警察に相談する、あるいは捜査依頼をするのは、厚生労働省としてやられたんですか。本当ですか。そういう説明を受けていませんよ。説明が違いますよ。 | ||
○玉木委員 よくわからないですね。もっと正直に正確に答えていただきたいんです。 別に、再発防止のためにどういうことを初期の段階でしなければいけないのか、中間段階でしなければいけないのか、本省と機構がどういう関係、あるいは相談をすべきなのかということをきちんと整理したいので聞い...全文を見る | ||
○玉木委員 私は問題だと思いますよ。 件数は精査がかかったかもしれませんが、実際に公表するのは、二十八に最初に把握して、二十九、三十、三十一、一日になってからですよね。この間にも、場合によっては一件かもしれない、百万件かもしれない、数は精査する必要はあるかもしれないけれども、...全文を見る | ||
○玉木委員 個人情報がどの程度入っているかわからないから公表すべきなんですよ。まさにここに、個人情報あるいは情報に対する取り扱いについての甘さが出ているんじゃないですか。最悪に備えて、年金を受給されている方、関係の国民の皆さんに、しっかりと情報を真摯に速やかにお伝えする、このこと...全文を見る | ||
○玉木委員 とめた時間も含めてですか。 | ||
○玉木委員 では、最後に一問だけお伺いします。 | ||
○玉木委員 はい。 インターネットの掲示板に、内部の職員だと思われる人の書き込みがございます。 この点について、理事長として事実関係をどう把握しているのか。まさに、こういうことが行われることが情報に関するずさんさをあらわしているんじゃないですか。いかがですか。 | ||
○玉木委員 終わりますが、きょうのやりとりにしても二転三転して、こういうことでは年金に対する信頼は戻りませんよ。誠実な答弁を求めて、質問を終わりたいと思います。 | ||
06月04日 | 第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号 議事録を見る | ○玉木議員 池田委員にお答えしたいと思います。 昨年も、池田委員からは大変建設的な御質問をいただいたことを覚えております。 今の農協の行政の下請的な役割についての質問でありますけれども、これまで農協は、減反の徹底を初めとしてさまざまな行政代行的な仕事を事実上やってきたんだ...全文を見る |
○玉木議員 池田委員にお答えいたします。 今、参考人がおっしゃった発言を紹介いただきましたけれども、私は、これはちょっと意味がわかりかねます。 池田委員が今おっしゃったのは、いわゆる米に対して反当たり一万五千円を出していた戸別所得補償なのか、水田活用の直接支払交付金、水田...全文を見る | ||
○玉木議員 お答え申し上げます。 池田委員から大変貴重な視点を御提示いただきましたけれども、現行法でもこれはできます。ただ、これはできるんだけれども、定款で区域を定める際に、できないという前提でいろいろなことを考えるというのが実際あるので、法律上明示をして、県域を超えてさまざ...全文を見る | ||
○玉木議員 お答え申し上げます。 先ほど小泉副大臣から、インフラとしても大切だという話がありました。我々もそう思います。思いは同じなんですが、それが法律にどうあらわれてくるのかは、閣法と衆法では随分違うなというふうに思います。 地域において、例えば、ガソリンスタンド等例示...全文を見る | ||
○玉木議員 お答え申し上げます。 この委員会でもきょう累次話がありましたけれども、全中があるから現場が縛られているのではなくて、全中を中心とした農協組織を利用して、時の政府や農政がある政策をいわば押しつけてきたところが、現場の自由度を奪っている面があるのではないか。例示として...全文を見る | ||
○玉木議員 これは、目指すところは政府案とも同じなんですが、やはり地域農協あるいはそこに属する組合員の皆さんが創意工夫を発揮して、例えば、飼料用米をこれからつくった方が国からお金がもらえるからとかではなくて、本当にマーケットは今何を欲しがっているのか、これからの需要が一体どうなっ...全文を見る | ||
06月05日 | 第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号 議事録を見る | ○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 先日に引き続きまして質問させていただきます。 我が党の大西委員からの質問にもありましたけれども、漏えいの対象が百二十五万件にとどまらない、そのとおりだと思います。お伺いしたいのは、潜在的にどこまで広がる可能性があるのかというこの数字を...全文を見る |
○玉木委員 個人情報とその情報を分けて考える発想がそもそも間違っていて、どういう情報があるのか、いかなる情報でも漏れたら大変じゃないですか。今のは、漏れていい情報と漏れちゃだめな情報があるような、そういう前提のお答えじゃなかったですか。 なぜこういうことを言うかというと、私も...全文を見る | ||
○玉木委員 多分、マニュアルで言うんだったら、正確に言うんだったら、現時点では漏れた情報の中にお客様のデータは含まれていませんというのが正確であって、電話して、現時点で安心して、防御を何かしなくなってしまうようなことを促すようなことはあってはならないと思うので、これは大事なので、...全文を見る | ||
○玉木委員 質問に答えていません。 平成二十七年六月二日、参議院の、これは内閣委員会と財務委員会の連合審査だと思いますが、大久保勉議員からの質問で、この五・二万件の四情報、これはパスワードはかかっていましたかと。四情報というのは住所が入っているものですね、一番機微なもの。これ...全文を見る | ||
○玉木委員 それでは、樽見さんの答弁は、確認もしないまま厚生労働省は答弁したんですか。大臣、いかがですか。 | ||
○玉木委員 そうすると、もう議事録に残っていますけれども、六月二日のこの樽見さんの発言は議事録訂正しなきゃいけないということですか。 | ||
○玉木委員 国会で政府が答えたことが間違っていることがあり得るのであれば、これは国会での審議になりませんよ。一つ一つ事実を積み重ねながら、真相究明、再発防止を我々としても協力していきたいということでやっているのに、どうなんですか。六月二日は数日前ですよ、これが後でひっくり返るんで...全文を見る | ||
○玉木委員 五万二千件にはパスワードはかかっていない、でも、そのうち二千件にはアクセス制限がかかっていると。ちょっと私は余り専門的なことはわからないので、それが何を意味しているかがよくわからないんですが、これは議事録を訂正されるならされた方がいいと思います。 なぜこういうこと...全文を見る | ||
○玉木委員 ありがとうございます。 ここにも、改めて言いますけれども、年金局から、LANケーブルを引き抜いて回収することを指示しておりますと。 これは、実は私、大事なことだと思うのは、この事案の一番最初の時点から、機構と厚労省がある種一体となって、共同責任でこのセキュリテ...全文を見る | ||
○玉木委員 私、自分で調べる力はないですから、これは誰から教えてもらったかというと、きのう質問通告をしたときに、機構の方から説明いただいたんですよ。 だから、私、勝手にこんなパネルをつくって示すわけにはいかないので、改めて確認したいということで組織のトップたる理事長に今お伺い...全文を見る | ||
○玉木委員 できるだけ誠実に真摯に情報を出すということが、今回の事案に対する真相究明や国民の信頼回復につながると思うんです。 私も、捜査にかかわることを全部しゃべってくださいなんということは言いませんよ。ただ、少なくとも、きのう私に説明を機構の方がしてくれたので、念のために確...全文を見る | ||
○玉木委員 なぜ答えられないんですか。 けさオープンな場で、そうしたら、けさ言うべきじゃないでしょう。一旦話をしていて、それで、この公式な委員会の場になったら急にしゃべれない、特に理事長しかお答えにならないというのは、ちょっとおかしいですよ、これは。捜査中のことであれば、きち...全文を見る | ||
○玉木委員 今、大臣も読み上げられましたけれども、私、情報と個人情報を分けて考える概念がよくわからないんですね。およそ年金機構が扱っている情報というのは、ほとんど個人情報じゃないんですか。 では、警察庁、来ていますかね。お伺いします。 これは、二十八日の一時に、機構に対し...全文を見る | ||
○玉木委員 日本年金機構の職員の方が作成されたようなファイルと確定して、それを機構に伝えたわけですよね。 そうしたら、漏れた情報が日本年金機構の皆さんがつくった情報だということは、その通報を受けた時点で機構あるいは厚生労働省はわかっていたはずなんじゃないですか。少なくとも、個...全文を見る | ||
○玉木委員 私は、大臣、それは言いわけだと思いますよ。年金機構が扱っている情報のほとんどは個人情報でしょう。もちろん、入札の情報とかそういったものもあるかもしれませんけれども。 だって、五月八日からいろいろなサイバー攻撃も受けて、この間三週間ぐらいずっといろいろなやりとりを、...全文を見る | ||
○玉木委員 総理、官房長官にも問題意識を持っていただきたい、このことをお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
06月09日 | 第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号 議事録を見る | ○玉木委員 玉木雄一郎です。 まず、きょうは、ちょっとTPPのことを一点確認してから本題に入りたいと思います。 六月二日、国連で人権問題を担当する国連の専門家十名が、TPP交渉が食品の安全あるいは健康保護といった分野での人権への悪影響がある、また交渉の秘密性を懸念する、こ...全文を見る |
○玉木委員 本文は、これは国連の人権の専門家が出した、重いと思います。ここにはオール・ドラフト・トリーティー・テキストと書いていまして、フルテキストとかいろいろなことを言われますけれども、これも全てのドラフトテキストを出せと言っておりますし、なぜ出さなきゃいけないかというと、レビ...全文を見る | ||
○玉木委員 ぜひ、よろしくお願いいたします。 副大臣、もう結構でございます。 それでは、本題の農協改革等の議論に入りたいと思いますが、この間、議論をいろいろしてきて、私は四つ問題があると思うんですね。 一つは、これは何度も申し上げていますけれども、特にこの農協法につい...全文を見る | ||
○玉木委員 ちょっと、大臣、それは逃げの答弁だと思いますよ。 提案理由には書いていないからそうじゃないというんですが、これまで規制改革会議や与党の中での議論も踏まえて、実際この地方公聴会でも、皆さんはそういう前提で発言をされているわけですよね。やはり中央会があって、それが縛る...全文を見る | ||
○玉木委員 今の大臣の説明を聞いてもよくわからないですね。 石川会場で、これも与党推薦の小松市農業協同組合代表理事組合長の西沢さんが、全中監査は機能しているとおっしゃっています。今の仲澤常務も、山梨会場でありますが、公認会計士監査に切りかえても決して生産者の所得の向上にはつな...全文を見る | ||
○玉木委員 今の大臣の答弁を聞いても、農協の抜本改革をすれば、なぜ農業者の所得が上がるのかということを理解できる人はいないと思いますよ、大臣。 何度も私は同じ質問をして、同じような答えが返ってくるのは、ある意味予想しつつ聞くんですが、ただ、これは我々国会議員ではなくて、まさに...全文を見る | ||
○玉木委員 これもよくわからないですね。 おかげでオリーブ牛も大分売れるようになってきているんですね。輸出もふえてきているんですが、それは今のJAシステムの中で輸出もふえているんです。大臣がよくおっしゃるように、五千億、四千八百ぐらいだったものが六千ぐらいになって、一兆円を目...全文を見る | ||
○玉木委員 それであれば、一項だけ置いておけば十分だと思いますよ。 それこそ、理事会の要件とかいろいろなところでプロ農家の意識が反映されるように入れていくんですから、私は、一項と二項の関係というのは少し矛盾するのではないかなと思いますね。 これは、参考人の皆さんもこういう...全文を見る | ||
○玉木委員 大臣、ここは非常に大事なところで、農協というものの原点が本当に職能組合なのかどうか。我々は、原点は総合農協であり、職能組合であり、地域組合だというのが原点だと思っています。 先ほど我が党の岡田代表のブログがありましたけれども、農業協同組合を含む協同組合についての深...全文を見る | ||
○玉木委員 七条の二項を見ていると、やはり職能組合純化路線を示唆していますよね。それとあわせ持って、附則の五十一条の二項の、例の、五年間で、正組合員と准組合員の事業の利用状況を見て、検討を加えて、結論を得ると書いている。これはセットで読むと、准組合員がふえてくると、何かその後、規...全文を見る | ||
○玉木委員 今の局長の答弁でいえば、金融的な、銀行、保険、共済、そういったものに一生懸命頑張るから、本来の農家のための有利販売に力が入らない。よってもって、准組合員へのサービスを低下させるあるいは縮小させれば、その余った力が有利販売等に回るので、こちらを縮めることが、皆さんの言葉...全文を見る | ||
○玉木委員 ということは、厳しく冷たく取り締まっていくという御答弁だったと思いますが、私は、それが本当に今政府が進めている地方創生につながるのかなと思うんですね。むしろ地域において、民間主体でありながら公的な機能を果たしている農協のような組織に対して、もう少し積極的な意味づけを与...全文を見る | ||
06月18日 | 第189回国会 衆議院 予算委員会 第19号 議事録を見る | ○玉木委員 玉木雄一郎です。 社会保障と安全保障について質問いたします。 まず、安全保障について。 安全保障環境の変化については、私も認識を同じくしております。動的防衛力、ダイナミックディフェンスという概念を入れたいわゆる二二大綱、二十二年大綱は、我々民主党のもとで策...全文を見る |
○玉木委員 憲法に違反しているのではないか、それなりに憲法を、私も学生のときに憲法を勉強しましたけれども、それなりに長いこと研究されてこられた方が三人そろって違憲だとおっしゃっている。加えて、今、総理はいろいろと、砂川判決、四十七年、いろいろなことをおっしゃいましたが、国民の理解...全文を見る | ||
○玉木委員 総理は今いろいろおっしゃいました。私も、もちろん一部だけを取り上げてこの問題を資料にしているわけではありません。 二つの問題があります。時代の変化、技術の変化。ミサイル防衛の必要性、イージス艦が新たに出てきた、いろいろなことがあります。新たな時代の変化。そして、フ...全文を見る | ||
○玉木委員 極めて限定的といいますか、一般に、原則、新しい法制になっても、我が国の自衛隊を海外の領土、領空、領海に出すということは、いわゆる海外派兵は許されないということだと思います。 そこで、中谷大臣に質問です。 改正法の自衛隊法第百二十二条の二をごらんください。資料の...全文を見る | ||
○玉木委員 いや、大臣、もう一度確認します。 ということは、まず大前提として、海外において、先ほど総理が出されたような、公海上あるいは我が国の領海上で存立危機事態になって防衛出動ということは、それはあり得るでしょう。 ただ、今、中谷大臣がおっしゃったのは、海外の領域、つま...全文を見る | ||
○玉木委員 ホルムズ海峡だけですと今おっしゃいましたね。機雷掃海しているときの敵前逃亡というのはどういうイメージですか。 | ||
○玉木委員 大臣、ホルムズ海峡の機雷の掃海時の敵前逃亡とか、そういったことをイメージしているのではないということですか。つまり、今ロジスティクスの話をされたと思うんですね。補給とか寄港とか、そういういわゆる後方支援的なものにおけるもののみを限定的に対象とした条文ということですか、...全文を見る | ||
○玉木委員 よくわかりませんね、大臣。 もしそうであれば、そう書くべきじゃないですか、限定的に。 私は、冒頭、国民の多くの皆さんが、現行の安保法制が憲法に違反しているのかどうか、そのことを心配されている方が世論調査でも多いわけですよね。こういうことを見ると、総理が海外派兵...全文を見る | ||
○玉木委員 そう書くべきじゃないですか。 いつもそうなんですけれども、法理上読める範囲と、実際ここまでできますよというところ、総理なり大臣がおっしゃるところが、しゃべるときは限定的に安全にしゃべって、でも、法律上はもう少し広く読めるところがやはりありますよ、それは。ここはやは...全文を見る | ||
○玉木委員 武力攻撃が切迫しているんですね、皆さん。まさに我が国への武力攻撃が切迫しています、このときでも、現行憲法下あるいは新しい法制のもとでも、日本は、自衛隊は武力の行使ができないんですよ。これが憲法九条の縛りなんです。 もう一度聞きます。 新しい法制のもとでも、もし...全文を見る | ||
○玉木委員 安倍総理にお伺いしたいんですが、いらっしゃらないので、中谷大臣、お答えいただけますか。 皆さん、個別的自衛権、総理が戻られたので、ちょっとおさらいしますけれども、切迫事態においても、新しい法制下では武力行使をしたら憲法違反なんですよ。それぐらい日本の憲法九条という...全文を見る | ||
○玉木委員 これは、聞いていても国民の皆さんはわかりませんよ、総理。 私があえて個別的自衛権の話と対比で出したのは、今、我が国が、我が国の憲法を変えれば別ですよ、でも、これからも九条を維持するんですよね。九条の伝統的な解釈の範囲の中で今回の限定された集団的自衛権を認めるという...全文を見る | ||
○玉木委員 違うんですよ。私は、助けなくていいと言っているわけじゃないんです。その行使の要件の基準がずれているんじゃないのか。 もちろん、違う観点で見るということを言うんですが、前も一時間ぐらい大臣と議論させていただきました。これは、実は皆さん、大事な論点です。私は、むしろ個...全文を見る | ||
○玉木委員 大臣、前もこれ、よくわからないんですよ。憲法違反の疑いがあると憲法学者が明確におっしゃっていて、国民の中にも議論が深まらない。 私はあえて、ちょっと総理から国民がわかりにくいということで御批判いただきましたけれども、総理が話していることもわかりにくいんですよ、総理...全文を見る | ||
06月19日 | 第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第17号 議事録を見る | ○玉木委員 玉木雄一郎です。おはようございます。 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。 きょうは、特定船舶の入港禁止の実施の承認がかかりますので、拉致問題についてまず冒頭伺いたいと思います。 きのう、私、予算委員会で安全保障、特に集団的自衛権の問題につい...全文を見る |
○玉木委員 全く答えになっていませんよ。 今、集団的自衛権の議論をしていて、きのうも総理おっしゃったけれども、ミサイルが飛んでくるかもしれない、米艦に対してそういう攻撃があるかもしれない。でも、その発射能力の開発をまず封じ込めることが大事なんじゃないですか。 拉致の結果が...全文を見る | ||
○玉木委員 どうですかね。国会議員の私に対する答弁ではそれでいいと思いますが、拉致被害者の皆さん、そして国民の皆さんに、今のような説明で本当に納得してもらえるんですかね。(発言する者あり)相手が悪いから、だまされてはいけないんですよ。 だから、私は、当時いろいろなところにも書...全文を見る | ||
○玉木委員 ありがとうございます。 今大臣がおっしゃっていただいた準備段階から応援していただける新しい制度、この対象地域を選定中ということでありましたので、坂出北インターチェンジ、ぜひお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いします。 今大臣がおっしゃっていただいたよう...全文を見る | ||
○玉木委員 二十四日に分科会が開催されるということでありますので、ぜひここは指定をいただいて、先ほど申し上げたようなハンセン病に対する国の責任を果たすという意味でも、ぜひ前向きな指定をお願いしたいと私は思っております。 その上でお伺いしたいんですけれども、この大島のいろいろな...全文を見る | ||
○玉木委員 時間が来たのでもう終わりたいと思うんですが、大臣、私はハンセン病についてはやはり思い入れがありまして、人権という観点からも本当に大事な問題だし、忘れてはならない、我々の記憶にしていかなければならないと思っています。 その意味で、今お答えをいただきましたけれども、こ...全文を見る | ||
○玉木委員 御党の山本議員も大変力を入れてやっておられますので、今前向きな答弁をいただきましたので、ぜひ大臣としても推進していただきますことをお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
06月25日 | 第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号 議事録を見る | ○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 農政、そして農業を取り巻く環境は激変をしております。 きょう、朝、日本時間の朝でございますが、アメリカで、大統領に一括交渉権限を与えるTPA法案が通過をいたしました。これによって、TPP交渉は加速していくものだと考えます。甘利担当大臣...全文を見る |
○玉木委員 今、総理は大きな前進というふうな言葉を使われましたけれども、中身がいいものであれば前進させればいいと思いますが、悪いものであれば前進させるべきではないと思います。問題は、今交渉が進んでおりますが、最終局面に至っています。いいものか悪いものか、我々は全く判断ができないん...全文を見る | ||
○玉木委員 全くわかりませんね。 総理、今総理がおっしゃった中で少し気になる発言がありました。若い人が入ってくる、私は入ってきていると思いますよ。結構、若い人たちは一生懸命農業に今も取り組んでいるし、これまでも私は取り組んできたと思います。全然やっていなくて、急に何か改革しな...全文を見る | ||
○玉木委員 総理、我々はそういうふうな美辞麗句は要らないんです。もう何度も聞きました、それは。 もう二十数時間議論をしてきて、実は、きょう全く新しい質問を私はする気はありません。同じ質問を総理に聞きます、国家のトップとして。農家の皆さん、そしてJAの関係者、農業委員会の関係者...全文を見る | ||
○玉木委員 どうですか、皆さん、聞かれて、インターネットをごらんの皆さんも。私は、本当にわかりやすく総理に説明していただきたいんです。 TPPが、冒頭聞きましたけれども、やはりこれは農業をされている方にとっては不安の源になっていることは間違いありませんよ。その一方で、農協の改...全文を見る | ||
○玉木委員 私は安全保障法制の議論と少しデジャビュになったんですが、安全保障環境の変化があるので見直さなきゃいけないというような話を総理はよくおっしゃいますが、では、どういう具体的な変化があったんですか、どのように対応するんですかという話を聞くと、余り具体的にお答えにならない。 ...全文を見る | ||
○玉木委員 結局、全く具体例を答えていただけませんね。これは、ずっと聞いています。役所にも聞いている、大臣にも聞いた、そして、最後、これがもう最後のとりでだと思って、きょう安倍総理にお伺いするのを楽しみにしていた。例えば御地元の山口県でこういう例があったので、さすがに全中の監査に...全文を見る | ||
○玉木委員 全くわかりません。 総理、農家の人は心配しているんですよ。TPPは入るし、現場の農協の職員の皆さんだって、自分の職もどうなるのか、心配して毎日過ごしているんですよ。そういう人に寄り添った答弁をしてくださいよ。農家や農業に対する愛情が感じられない、土のにおいが感じら...全文を見る | ||
○玉木委員 改革のための改革と断じざるを得ないということがよくわかりましたので、しっかりと現場に寄り添う農政に戻っていただくことを強くお願いして、質問を終わりたいと思います。 | ||
07月03日 | 第189回国会 衆議院 厚生労働委員会 第28号 議事録を見る | ○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 山井委員に引き続きまして、質問させていただきたいと思います。 今、対策費の財源の問題が出ましたので、この点について私も質問したいと思いますが、これは財政当局に伺いたいと思います。 私の理解では、税金か保険料か、いずれかで対応せざる...全文を見る |
○玉木委員 運営費交付金の算定根拠は、それぞれに財政当局も厳しく査定をしてやっておられると思うので、少なくとも、去年の年末あるいは去年の八月末以降の概算要求からの査定過程の中では、今回の事案は入っていないのは明確であります。 ですから、特段の予算措置を講じない限り、これは原則...全文を見る | ||
○玉木委員 私もこの委員会でも何度か質問させていただいて、同じ質問をさせてもらいましたけれども、きょうも同じ答えをいただきました。 私は何を心配しているかというと、仮に対策費が、これは単に手紙を送るということじゃなくて、多分、そろそろ我々は本質的な問題にしっかりと向き合ってい...全文を見る | ||
○玉木委員 きょう、検証委員会の委員長さんあるいは事務局長さんに来ていただいて、今どれぐらいのペースで、それは中身は言えないことはいっぱいあると思うんですが、大体これぐらいまでに報告をしようというようなことをお伺いしようと思って参考人としてお呼びをしたんですが、呼んでいただけない...全文を見る | ||
○玉木委員 では、当然、招集権者が委員長ということを決めた規則はあるというわけですね。今、大臣、あると聞いているという答弁だったんですが、まず、応招義務に応じる必要はないということも、多分書いていないからそうだと思いますし、招集権者が委員長ということも、それを定めた会議運営規則が...全文を見る | ||
○玉木委員 聞いておりますというのは、大臣がお願いしてつくった検証委員会なので、どういうルールで運営されるかについては、全部私に見せろとは言いませんけれども、それは担当大臣はやはり確認する必要があるんじゃないですか。その存在の有無さえ明確に大臣が認識しておられないような検証委員会...全文を見る | ||
○玉木委員 私はそういうことを申し上げているのではなくて、非公開であるということを決めた規則が存在しているかどうかということをお聞きしたので、今、非公開というふうにおっしゃったのは、そのことを明確に定めた会議運営規則があるということですね。 | ||
○玉木委員 それは、その書面というのは規則とは別に存在する書面ですか。 | ||
○玉木委員 ちょっと、別々に定めているのはよくわからないです。普通、会議をやるときは会議運営規則というのがあって、いろいろな審議会とか分科会もそうですけれども、大体決めますよね。書いているし、ただ事務は内閣官房がつかさどるとか、そういうのも全部決めて、一連のフォーマットでいろいろ...全文を見る | ||
○玉木委員 最後に、この検証委員会について質問します。 先ほどもちょっと申し上げましたが、場合によっては税負担を伴う形で対策を打っていかなければいけない。大臣おっしゃったように、この検証委員会の大きな目的は、原因究明と徹底した再発防止であります。ですから、当初予算は年に一回し...全文を見る | ||
○玉木委員 スピード感と危機感が少し薄いように感じます。 このことは、明確に全部が全部、全容がわからなくても、やはり今月末あるいは概算要求前には一定の中間報告を出せということを求めることは何らおかしいと思いませんし、そのことがまたしっかりとした対策につながっていくというふうに...全文を見る | ||
○玉木委員 ちょっと明確に答えてもらいたいんですが。 例えばビジネスの世界では今どういうことが行われているかというと、大量に個人の情報を扱っている企業が今ふえていますよね、ビッグデータも含めて。そのことが仮にいろいろな攻撃によって全部漏れてしまった場合、例えば顧客の名簿を五千...全文を見る | ||
○玉木委員 これは機構さんの責任なのか、一体誰の責任か少し明らかにしたいんですが、今、非常によくできたガイドライン、残念ながら、機構が対象に入っていなかった。もし去年の六月の時点で入って、この対策をしていたら、今回のことは防げた可能性があります。 これは内閣官房にお聞きした方...全文を見る | ||
○玉木委員 もう少し正確に教えてください。 今、推奨しているとか求めていくということをお答えになりましたけれども、これは協力を求めるものであって、義務が法的にかかっているものではない。これは、今回のことを踏まえてやるんだったら、やはり法改正をした方が明確にそこは義務がかかると...全文を見る | ||
○玉木委員 長々と答弁されましたけれども、法律上は対象になっていないんですね。 もう一つ聞きます。 日本銀行、日銀も、これはもう日本だけではなくて世界に対して、金融システムの重要な、システムの一環を担っているわけですけれども、今おっしゃったような国の機関、独立行政法人、並...全文を見る | ||
○玉木委員 私、これは重要だと思うんです。 もちろん、外交、安全保障、あるいは警察、こういったところについては高度のセキュリティーを求めていこうというのは感覚としてわかるんですが、今回の年金情報が典型ですけれども、それが漏えいした場合に国民生活あるいは経済に対して甚大な影響を...全文を見る | ||
○玉木委員 今言及があったように、サイバーセキュリティ基本法のあり方も含めて、これは早急に検討してもらいたいと思うんです。その意味でも、検証委員会は急ぐと思うんですよ。 加えて、ある会社から聞きましたけれども、民間企業でも、今本当に大きいデータを扱っているところのセキュリティ...全文を見る | ||
○玉木委員 ぜひ予算編成のスケジュールも頭に入れながら進めてもらいたい、このことを改めて申し上げたいと思います。 これは提案ですけれども、例えば、標的型のメールというのはこれから結構来ます。私の事務所にも実は来ました。ですから、これは官民問わず攻撃にさらされるという前提の中で...全文を見る | ||
○玉木委員 積極的に進めていただきますことをお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。 ありがとうございました。 | ||
08月07日 | 第189回国会 衆議院 予算委員会 第20号 議事録を見る | ○玉木委員 玉木雄一郎です。 小川議員に引き続いて質問させていただきます。 まず、この八月は、日本国民が一年の中で最も、過去、そして戦争ということを考える月の一つだと思います。 まず二点、総理に伺いますが、七十年談話に関する有識者懇で、満州事変以降、大陸への侵略を拡大...全文を見る |
○玉木委員 いや、総理、何度もお答えになっているように、歴史家あるいは専門家、そういった方々が判断する面もあるだろう、また、そういった声に謙虚に耳を傾ける、そう総理もおっしゃいましたが、私、今の総理の答弁は、コメントをしないというようなものでもないと思いますけれどもね。 半年...全文を見る | ||
○玉木委員 総理、大多数の方がこういう指摘をされているわけであります。これを反映しないと、一体何のために有識者懇を設けたのかわからなくなりますけれども。 では、総理、逆にお伺いしますが、この侵略という言葉は使わない可能性もあるということでよろしいですね。 | ||
○玉木委員 しっかりと謙虚に、こうしてまとめた意見には耳を傾けるべきだということを指摘しまして、次の質問に移りたいと思います。 非核三原則の堅持の発言が先ほどから出ておりますが、この堅持をするという、歴代内閣総理大臣が平和記念式典で必ず言ってきたことを、この七十年の節目であえ...全文を見る | ||
○玉木委員 小川委員も聞きましたけれども、改めてお伺いしますが、では、長崎においては非核三原則の堅持ということは明確に総理のお言葉の中に入れるという理解でよろしいでしょうか。もう一度お願いします。 | ||
○玉木委員 一連の総理の発言や安保法制の議論の中で、国民の皆さんの中にそういった疑念が、あるいは懸念が広がっているということは真摯に受けとめていただいて、平和国家としての礎、ちょうど七十年の節目であります、しっかりとそれをむしろ深めていく、その方向でぜひ政策を進めていただきたい、...全文を見る | ||
○玉木委員 これはいいかげんなのではないですか。少なくとも消費税は、だって、八%に上がるのは決まっているのに、何で五%で計算するんですか。事ほどさように、これはあえて粉飾という言葉を使って下村大臣からお叱りも受けたやに議事録を読みましたが、ちょっとやはり数字をいじっていますよ、こ...全文を見る | ||
○玉木委員 一四年五月の時点では、大臣は聞いていなかった。なぜ私はこの時点が大事かというと、もう壊してしまいましたけれども、旧国立競技場の解体が始まったのがこの年の年末からです。つまり、いろいろなところで見直しをしていく、そのときに、例えば、既存施設の利用だということも今いろいろ...全文を見る | ||
○玉木委員 二十五年一月は安倍政権ですよ。そこだけ野田総理の保証書がどうだこうだと出してきて、責任転嫁も私は甚だしいと思いますよ。それから何カ月たっているんですか。半年以上たって、総理が……(発言する者あり) | ||
○玉木委員 安倍総理として、国際的な場で、財政措置も含めてやる、一千三百億、ザハ・デザインだということでやっていたわけでしょう。これは安倍総理の発言ですよ。私、そういうところに無責任体質があらわれていると思うんです。 では、もう一つお伺いします。 今回、総理は白紙撤回され...全文を見る | ||
○玉木委員 六万人規模にすればいいという建築家の提案や、自民党の中にもそういう提案があるのに、八万席を前提として、なぜこれを白紙に戻さないんですか。だって、敷地面積も変わるんだから、何でこんな、立ち退きを前提に立派なビルを建てるということもあわせて白紙にすべきじゃないんですか。だ...全文を見る | ||
○玉木委員 積極的な提案をしているつもりですが、都合のいいところだけとって、都合の悪いところは白紙撤回しない、こんなことでは大変この先行きが不安である、このことを指摘申し上げて、質問を終わりたいと思います。 | ||
08月26日 | 第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号 議事録を見る | ○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 まず、TPPについて質問したいと思います。 先月末、私もハワイのマウイ島に赴きまして、TPP閣僚会合の場におりまして、いろいろ現地でも情報収集をいたしました。交渉に当たっている日本の役所の皆さんも含めて、私は、率直に、よく頑張っておら...全文を見る |
○玉木委員 いろいろ交渉内容についてはしゃべれないということなんですが、冒頭申し上げたように、この米の五万トンについては、我が国側の主張として明確に担当大臣が言っているということは私は重大だと思っております。 もちろん、交渉ですから、いろいろなことを譲ったり譲られたりしながら...全文を見る | ||
○玉木委員 明確なお答えはいただけませんでしたけれども、私は七月末に合意できていれば臨時国会に間に合ったと思いましたし、何より、もうすぐ概算要求の締め切りでありますけれども、来年度予算として対策費を八月の概算要求にも盛り込むことができたと思っております。一言で言うと、随分中途半端...全文を見る | ||
○玉木委員 私は、報道ベースだと、とにかく早期にまとめたいといういろいろな知恵と工夫が出てきているんだと思いますが、大切なことは、最低六カ国で八五%というと、日米が入って、あとは、申しわけないですけれども、シンガポールとかブルネイとかチリとかを入れたら、事実上、これは日米が合意を...全文を見る | ||
○玉木委員 引き続き、米についてお伺いします。 MA米、ミニマムアクセス米の七十七万トンがございます。 今度、多分、この報道、報道というよりもむしろ甘利大臣の言葉を信じれば、妥結した場合には最低五万トンが入ってくる、さらに、一二%か一〇%強はオーストラリアにも同じような枠...全文を見る | ||
○玉木委員 これからの安倍農政の一つの方向性というのは、需要に基づく作付が行われるということだと思うんですね。では、需要があるから飼料用米をつくる、需要がないから主食用米をつくらないということならいいんですが、マーケットの情報を見ながら。でも、実際に行われているのは、需要を見なが...全文を見る | ||
○玉木委員 なかなかお答えがしにくいところだとは思うんですけれども、私は何が申し上げたいかというと、やはり一定価格を維持していくと、どこに政策の重点を置いていくのかということについての整理をしなきゃいけない。 特に、いわゆる価格政策と所得政策という、大きく分けると二つの政策の...全文を見る | ||
○玉木委員 要は、ため池関連の予算はどれだけですかと聞いたら、国としてはよくわからないというのが答えなんですよ。今の二百八十億というのは、防災、減災に関連するいろいろな予算の中で、その一部がため池になっているでしょうねぐらいなんです。 つまり、私が申し上げたいのは、これは二十...全文を見る | ||
○玉木委員 時間が来たので終わりますけれども、先般、十五号台風ですか、山口県にも、直撃はしなかったと思いますが、かなり被害があったと思うんです。 私は、最後、これは資料の五につけましたけれども、山梨県で大雪の災害がございましたよね。あのときも、既存の仕組みでなかなか対応できな...全文を見る | ||
11月10日 | 第189回国会 衆議院 予算委員会 第22号 議事録を見る | ○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 まず、きょうはTPPについてお伺いいたします。 まず、交渉に当たられた甘利大臣、そして事務方の皆さんに心から敬意を表したいと思います。私は、アトランタ、その前のハワイ、またシンガポール等々、交渉の現場にも行きましたけれども、皆さんよく...全文を見る |
○玉木委員 ありがとうございます。 総理、メキシコにも輸出がふえたらいいと思うんですね。でも、今現在、お茶のメキシコに対する輸出は、日本茶の輸出の総額のうち〇・〇三%です。額にして百七十四万円。自動車一台分ぐらいですね。二〇%の削減でふえればいいですけれども、私が申し上げたい...全文を見る | ||
○玉木委員 今、皆さん、国民の皆さんもお聞きになりましたか。ただでさえ、例えば牛肉に比べて自動車の関税撤廃は長いんですけれども、今外務省から話があったように、実はこの期間はさらに後ろ倒しされる、つまり関税が残り続ける可能性があるということを日米の並行協議で決めているんですよ。 ...全文を見る | ||
○玉木委員 総理、具体的な話をしましょう。 次の資料を見ていただきたいんですが、資料の四です。 日本側からも随分いろいろなもので勝ったと言いますが、これはアメリカのUSTRのホームページなんですが、こう書いています。「ゲッティング ザ ベスト ディール フォー ザ US ...全文を見る | ||
○玉木委員 十分な、きちんとした、守られたということなんですけれども、私はやはりそうじゃないと思いますね。 私、実は、農林水産省が地元で開催する説明会に二回ほど一般観客として参加したんです。そうしたら、余り質問が出ないんですよ。だから、納得しているというようなことで報告が上が...全文を見る | ||
○玉木委員 総理、年内では遅いんです。対策、政府も二十五日、与党は十七日と言っていますけれども、きちんとした分析がないのにきちんとした対策は打てないですよ。それは単なるばらまきになってしまいますし、それでやった対策は、農家対策じゃなくて、それこそ選挙対策になってしまいますよ。 ...全文を見る | ||
○玉木委員 次に、残りの時間、「もんじゅ」についてお伺いしたいと思います。 高速増殖炉「もんじゅ」です。夢の仕組みと言われてつくられていますけれども、これまで約一兆円ぐらいお金を投じて一ワットも発電していないし、これからさらに何兆円も入れても動く見込みがないということでありま...全文を見る | ||
○玉木委員 ぜひこれは、総理のリーダーシップで考えていただきたいと思います。高速増殖炉、高速炉の研究自体は、やるなら私はやったらいいと思います。ただ、あの古い「もんじゅ」を使ってJAEAという主体がやる研究はもう限界に来ています。ここは政治的リーダーシップで、まずは文科大臣が判断...全文を見る | ||
○玉木委員 報道によりますと、二〇〇六年までが最新のものとして報道されていますけれども、二〇〇六年以降でも、パーティー券に限らず、何らかの財政的な支援、三社が報道されていましたけれども、それに限らず、「もんじゅ」から、あるいはJAEAから仕事を受けているところからの何らかの支援と...全文を見る | ||
○玉木委員 それはパーティー券のみという理解でよろしいですね。 | ||
○玉木委員 大臣は今、復興大臣をお務めになられています。その意味では、やはり福島に本当に真摯に寄り添っていくことが大切だというふうに思いますので、この復興大臣という重責を担っておられる間は、そうした「もんじゅ」の関連、原子力の関連のそういった企業からのパーティー券やあるいは財政的...全文を見る | ||
○玉木委員 それでは、お伺いしますけれども、これまで「もんじゅ」に関連して、所管である文科大臣やあるいは関連の役人、役所、こういったところに何らかの陳情をされた、あるいは要望をされた、こういうことはかつてございますか。 | ||
○玉木委員 今回、先ほど総理からもありましたけれども、「もんじゅ」は私は廃炉になる可能性が出てきたと思うんですね。もちろん、地元に対して一定の経済的な利益、効果はあることも認めます。そうなると、やはり「もんじゅ」を残してくれという話にもなるし、大臣に対する期待も高まってくると思う...全文を見る | ||
12月10日 | 第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第24号 議事録を見る | ○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。 篠原さんに引き続き質問させていただきます。 ちょっと今の続きを少しやりたいんですが、森山大臣が、オバマ大統領から安倍総理、あるいはビルサック農務長官から森山大臣に対して、豚マルキンを初めとした国内対策に対して不満の意が示された、その見...全文を見る |
○玉木委員 先ほど篠原さんがさんざん例を挙げて言いましたけれども、報道されたことが結果としては全部そのとおりになっているということは、大変不安を感じるわけですね。 今回のことについても、要請がない、公式にも非公式にもないし、大臣は変更はあり得ないということをおっしゃられました...全文を見る | ||
○玉木委員 ぜひお願いします。 マルキンの法制化については、我々も、私も当委員会で申し上げたことがあると思いますし、賛成です。内容によりますから、先んじて賛成というのはなかなか野党の立場で言いにくいんですが、ただ、方向性としてはいいと思います。 もともとマルキンというのは...全文を見る | ||
○玉木委員 抗議はいつ行いましたか。 | ||
○玉木委員 いつですか。 | ||
○玉木委員 はい。 今わかりますか。待ちますよ。時計とめてください。 | ||
○玉木委員 では、抗議したことはどうやって確認されたんですか、本省で。 | ||
○玉木委員 どのような形で抗議したと…… | ||
○玉木委員 それでは、抗議をしたということであれば、それはきちんとした文書として残っているはずですから、それは公電なのか、先方のインサイドUSトレード誌に出した英文のレターなのか、何らかが残っているはずですから、それを文書でお示しいただきたいということを改めてお願いして、次の質問...全文を見る | ||
○玉木委員 年末、大変忙しいときに出すということなんですけれども、早目にこれは出すべきだと思います。そもそも、対策を講じるためには、どういう影響があるのかという分析があって対策があるべきですよ。分析もないのに対策を出すというのは順番として間違っているし、その分析に基づかないで打た...全文を見る | ||
○玉木委員 では、あわせて年内に自給率への影響も出されるということでよろしいですね。 | ||
○玉木委員 では、内閣官房からは出すのに、自給率については同時に出さない可能性があるということですか。 | ||
○玉木委員 なぜ出せないんですか。一緒に出すべきではないですか。要求します。これは出してください。 | ||
○玉木委員 二年前の政府統一試算の話が今ありましたが、資料の二を見ていただきたいんですが、これは先般の合同審査の際も我が方の同僚議員から話がありました。全て即時撤廃が前提だったので、そこが変わっているものは確かにあろうかと思います。ただ、最終的に撤廃される、つまり同じ着地点になる...全文を見る | ||
○玉木委員 都合よくいろいろな説明を載せて、影響をなるべく少なくしようというのではなくて、客観的に、余り主観的な分析を入れないで、一旦きちんと分析をされた方がいいと思いますよ。いいことも悪いことも誠実に出していくことが正しい審議あるいは議論につながると思いますから、そこは余り余計...全文を見る | ||
○玉木委員 影響そのものなので、これも、できれば年内に一緒に、自給率とともに出すべきだと思いますよ。 改定版の所得倍増計画については、審議会でもやはり倍増というのはどうかということを指摘する委員もいたわけですから、これはいい機会ですよ。この機会に、余り無理な倍増というような目...全文を見る | ||
○玉木委員 今、農林水産関係の現在の関税収入というのはどれぐらいですか、わかりますか。わからなければいいです。 | ||
○玉木委員 全てがTPP十二カ国か十一カ国ではないので、さらに対象国はそれより減ると思いますし、八一%撤廃で一九残っているということですから、ただ、数千億ぐらいの減収はあるのかなと思いますので、そういったことも踏まえて今後の対策も考えていかなければならないと思っております。これも...全文を見る | ||
○玉木委員 いや、よくわからないんですけれども、アメリカから入ってくるお米について七、八万トン隔離したとしても、自由につくれるようになるわけでしょう。減反廃止の本旨は、つくりたい人が幾らでもつくれるということでありますから、マーケットに対して国家が関与していって、どれだけつくりま...全文を見る | ||
○玉木委員 しっかり予算の確保をしてほしいのと、なぜこういうことを申し上げるかというと、鬼怒川の決壊もそうなんですが、行政としてもし耐震不足を把握しておいて、それで何か起こったときには、これは責任を問われますよ。 ですから、おかしいということを把握した以上は、予算制約がもちろ...全文を見る | ||
○玉木委員 口頭というのは本当ですかねという感じがしますけれども、きちんとこれは、本来、抗議をしていたら公電を打つのが通常ですよ。 私は、今答弁されましたけれども、甚だそれは信じがたいという思いでありますので、引き続きしっかりと、こういうことがないように気をつけていただくこと...全文を見る | ||
○玉木委員 ただいま議題となりました決議案につきまして、提出者を代表いたしまして、その趣旨を御説明申し上げます。 案文の朗読により趣旨の説明にかえさせていただきたいと存じます。 平成二十八年度畜産物価格等に関する件(案) 我が国の畜産・酪農は、生産者の努力の積...全文を見る |