玉木雄一郎

たまきゆういちろう

小選挙区(香川県第二区)選出
国民民主党・無所属クラブ
当選回数5回

玉木雄一郎の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月12日第190回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○玉木委員 おはようございます。民主党の玉木雄一郎です。  まず冒頭、軽減税率の財源について総理にお伺いしたいと思います。週末、総理がテレビで発言をされておりますので、これは大変重要だと思います。冒頭にお伺いしたいと思います。  資料の一にありますけれども、先週の我が党の山井...全文を見る
○玉木委員 もう一度確認します。  ということは、社会保障の削減は一部対象になるということですね。二・八兆円に相当する、二・八兆円分の充実部分からは切らないけれども、もちろん一般歳出の中で今社会保障は大きな割合を占めていますから、それは何らかの形で、歳出歳入の両面から財源を考え...全文を見る
○玉木委員 わかりました。社会保障も削減の対象に入っているということが今理解できました。  おとといのテレビの言い方は、この二・八兆の充実分というのは、特段限定もかかっていなかったので、およそ社会保障にはびた一文手を触れないということかなと思ったんですが、今の総理の説明、私は非...全文を見る
○玉木委員 税収の上振れ分もこの財源に回すという可能性があるという答弁だったと思いますが、私は極めてそれは問題だと思いますよ。  日本の借金がゼロならそれでもいいです。第一次安倍政権も含めて、現在一千兆円を超える借金を累々と積み重ねてきて、それから毎年の利払いが十兆円あるんです...全文を見る
○玉木委員 都合の悪い質問になったら長々と答弁するのはやめていただきたいと思います。  総理、財政再建のことを言いますけれども、これはまた後で同僚議員も聞くかもしれませんが、この補正予算を組むことによってプライマリーバランスは当初予算に比べて悪化しているんですよ。プライマリーバ...全文を見る
○玉木委員 私、三世代同居なんですよ。両親と息子と妻と三世代で住んでいるので、三世代のよさはよくわかります。  ただ、私が問題にするのは、政策的にそれを税金を突っ込んでまでやるのかということと、これは具体的に聞きます、今回のこの補正予算で計上されているこの事業が、百歩譲って、三...全文を見る
○玉木委員 おもしろい答弁です。  これをごらんください。今大臣がおっしゃられたように、三世代同居で出生率アップという総理の話を受けとめましょう。でも、この制度は、三世代同居を要件にしていないんです。何を要件にしているかというと、三世代かなと思うような要件、つまり、玄関、台所、...全文を見る
○玉木委員 心配ですね。  これは、立候補ファイルにはどう書いているかというと、大会組織委員会は、全体予算を月単位で厳しく監視すると書いているんですよ。月次の厳しい監視をしているのに、何でわからないんですか。組織委員会がもし把握していないとしたら、組織委員会としても大問題です、...全文を見る
○玉木委員 二十八年度予算の話をちょっと先にしますけれども、オリンピック・パラリンピック、例えば入国管理の強化とか、たしか概算要求するときに、もういろいろな省庁が、オリンピック・パラリンピックがあるからその予算が必要なんですとみんな要求しているのに、もう今は政府案も決定して、これ...全文を見る
○玉木委員 オリンピック・パラリンピック関連でもありますよね、大臣。
○玉木委員 私、おかしいと思うのは、要求するときはオリンピック・パラリンピックがあるからこの予算が必要ですと言いながら、いざ聞いたら、それは入っていませんと言ったり、入るかもしれない、入らないかもしれないと。私、こういうことが今後予算の膨張を招いていく大きな原因の一つになると思う...全文を見る
○玉木委員 全く行革ができていません。  見てください。確かに当初予算は補助率を下げて二分の一にしていますけれども、補正で積んだ二十五は、指摘をされたにもかかわらず、十分の十の補助のままで二十五億円を積んでいるんです、これは。  全く行政改革が進んでいないゾンビ予算だというこ...全文を見る
01月13日第190回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  私は、まず冒頭、北朝鮮の核実験について伺います。  そもそも二年前に、拉致問題に関して特別調査委員会ができた、このことをもって我が国独自の制裁を解除いたしました。この件について、私は、他の委員会でも何度も取り上げておりますけれども、結果...全文を見る
○玉木委員 関係各国とも緊密に連携をして、しかるべき対応をとっていただきたいと思いますし、我が国独自でもとるべき、とり得る措置を速やかに講じていただきたいと思います。  もう一点、北朝鮮に関して質問します。  SLBM、潜水艦発射ミサイルの開発についても、プロパガンダも含めて...全文を見る
○玉木委員 ちょっと確認だけしますけれども、映像を公開されましたけれども、あれは確実に成功した映像だと認識しているのか、映像そのものに何か加工を加えて、半分プレゼンテーション用のもの、そういった開発が進んでいると見せかけるものなのか、その点についてはどういった分析をされていますか...全文を見る
○玉木委員 引き続き調査研究を進めていただければと思います。  北朝鮮に関して、最後に一点。  今回、水爆の実験ということでありましたけれども、これまでも原子爆弾の実験を何度もしているということですが、水爆というものが仮に開発されてしまったら、ただでさえ非常に脅威である北朝鮮...全文を見る
○玉木委員 この点においても、関係国、とりわけ日米韓、この三カ国の連携をしっかりと固めていくということが大切だと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  次に、安保法制の関連で二点お伺いしたいと思います。  安保法制、いろいろなことがあって、ああいう形で成立をして...全文を見る
○玉木委員 私は、大臣、これはおかしいなと思うんですよね。あれだけ急いで、緊急に対応しなければいけないということで通した法案でありますから、それに対して、二十七年度補正も二十八年度当初も一切関連予算がないというのは、ちょっとこれは、なかなか国民の皆さんも納得されないのではないかな...全文を見る
○玉木委員 そうであれば、最短で、駆けつけ警護ができるようになるのはいつごろになりそうですか。各種規定を整備して、訓練をしてということになると、一番早くていつごろできるようになるんでしょうか。
○玉木委員 要否を含めてと、これは必要ですよね。野党の中にはいろいろな意見があるかもしれませんけれども、政府としては、駆けつけ警護は必要なんだ、やるんだということではないかと思いますし、もちろん、閣議決定をこれは経なければいけませんから、その閣議決定にどう規定するのか、どう書くの...全文を見る
○玉木委員 もう繰り返しませんけれども、法律をつくるときは相当急ぎましたよね。今の大臣のお話を聞いていると、言葉は悪いですけれども、随分のんびりした感じがして、あのスピード感と緊張感で速やかにやるべきことはやるべきじゃないですか。  これはいろいろな批判もあると思いますけれども...全文を見る
○玉木委員 大変痛ましい事件ですね。しかも、潜水艦内で拳銃自殺未遂というのは、ただならぬことだと思います。  今大臣から概要の御説明がありましたけれども、これは、平成二十五年、二〇一三年、三年前ですね。二年半ぐらいですか。事件が発生してから相当時間がたっておりますけれども、調査...全文を見る
○玉木委員 済みません、一部の家族というのは、自殺未遂をされた方の御家族なのか、処分を受けられた方の家族なのか、どちらですか。
○玉木委員 そこがちょっとよくわからないんですけれども、これは御家族の方が国を提訴することを決めたやに報道もありますけれども、その事実関係はいかがですか。
○玉木委員 ちょっとよくわからないですね。  自殺未遂をされた方の御家族が公表を差し控えてくれということで処分の発表がなかったと。一方で、同じ家族の方が国を提訴しようとしているということですけれども、これは本当に家族が控えてくれと言ったから控えたんですか。  では、そういった...全文を見る
○玉木委員 よくわからないです。  訴状は確認していないから、提訴することはまだわかっていませんよね。  では、なぜ、もう一回確認して、もう一回確認したら、この段になったらもう公表していいと家族の方が言われるようになって、それで公表することにしたんですか。  その前に、まず...全文を見る
○玉木委員 今この委員会が、公式にこの事案があったことを世の中に発表した最初の機会なんですか。これは、報道があり、私が質問したから、こういうことがありましたと冒頭大臣にお答えいただきましたけれども、プレスリリース等、役所として正式に、今のこの委員会まで何も公式にはやっていなかった...全文を見る
○玉木委員 大臣、これは問題じゃないですか。報道があって、それで、提訴するかもしれないといって、もう一回家族に多分確認されたんでしょう。そうしたら、公表してもいいと言われた。というか、訴訟するんですから、公表してもいいも何も、オープンにしてやろうという意思の表明が提訴じゃないです...全文を見る
○玉木委員 では、訴状が出たら公表してオープンにするということなんですね。  この調査委員会の報告書というのはあるんですか。あるなら当委員会に提出をいただきたいと思いますけれども、何かありますか。
○玉木委員 要望があるというよりも、この委員会にしっかりと提出をしていただきたいということをお願いしたいと思います。  委員長、お取り計らいをお願いします。
○玉木委員 それでは、給与法の問題をお伺いします。  先ほども話がありましたけれども、任務の専門性、特殊性という観点から、自衛官の皆さんの待遇をしっかりと改善していくということは常に考えていかなければいけないと思っております。  その意味で、平成十五年に防衛出動手当が導入され...全文を見る
○玉木委員 防衛出動の機会が近づいてきて初めてこの政令の議論を始めるということですか。それはちょっとのんびりし過ぎていませんかね。  というのは、今度、海外における防衛出動が下令されるということもあり得るわけですよね。ですから、同じ防衛出動という状態でも、かなりさまざまな形態が...全文を見る
○玉木委員 これはよく商社なんかでやるんですけれども、一円円安になったらコストがこれだけふえますとか、これだけ利益がふえますというのをよくやります。  今おっしゃったようなものを単純に計算すると、例えば当初予算だけでいうと、平成二十五年から円安で追加的にふえたものをずっと累計で...全文を見る
02月03日第190回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  今ほどは大西議員から政治の信頼についての話がありましたが、きょうは私、金融政策と財政政策の信頼性に関して質問したいと思います。  まず、一月二十九日、マイナス金利の導入が日銀の政策決定会合で決まりました。そのことが発表されたのが同日十二...全文を見る
○玉木委員 総裁、これは重大な問題ですよ。私は、余りこのことが国会等あるいは報道等でも問題にされていないことについては疑問を持っています。  マーケットの公正性、信頼性、こういったものはまさに先進国の金融市場においては極めて大事なものであります。このことが事前に漏れると、その情...全文を見る
○玉木委員 財務省もやってください。  もう一つ提案があります。せっかくですから、金融担当大臣として。私は提案をします。  実は、今回の重要な情報、マイナス金利を決定する、仮にこのことを事前に知って株の売買をしても、現行の金融商品取引法では打てません。実はインサイダー取引の対...全文を見る
○玉木委員 ちょっと私残念だったのは、麻生大臣はこの問題について、私は問題意識を共有してもらえると思ったんですね。  今、道義的責任が一番とおっしゃられましたけれども、麻生大臣、インテグリティーという英語、御存じですか。麻生大臣は英語が達者でありますからわかると思いますが、いわ...全文を見る
○玉木委員 全く答えていません。  テレビをごらんの皆さんも、金融の話というのは難しいんですけれども、量的緩和をするとか、日銀がどんどんどんどん国債を買っていってマネタリーベースをふやす、これは比較的わかりやすかったと思います。追加緩和とかいろいろなことをやるようになって、だん...全文を見る
○玉木委員 今、大事な答弁をいただいたと思いますね。物価の上昇に伴って金利の上昇もあり得ると。政府とその整合性がどれだけあるのかは明確にお答えをいただけませんでしたけれども、これは大事な話ですよ。  今こういう状態で、例えばオーバーパーで、高づかみとは言いませんけれども、これだ...全文を見る
○玉木委員 麻生大臣が、石原大臣はこの分野は余り経験がないとか、そういうことをおっしゃっていましたけれども、私、この意味では麻生さんと非常に一致していると思いますね。  そこで、統一見解についてもう一回聞きます。  確かに、上振れについては恒久財源とは言えないというふうに書い...全文を見る
○玉木委員 済みません。私の質問が悪かったかもしれませんので、もう一回丁寧に質問させてもらいます。  アベノミクスによる経済の底上げによる税収増をどう考えていくかについては経済財政諮問会議において議論していくということになっております。これは統一見解です。  上振れと底上げと...全文を見る
○玉木委員 甘利前大臣は、これは個人的な意見と断りながらも、上振れと底上げ、それぞれ定義をされております。上振れというのは、当初予算の税収見積もりから決算ベースで上がるので、それをただ補正予算の財源に使うという、あれは単年度の概念。底上げというのは、毎年だんだん税収が上がっていっ...全文を見る
○玉木委員 お答えになっていないので、これはもう一度。  つまり、経済財政諮問会議で議論をしていただくことになっているんですが、何を議論するかという議論の対象を明確にしなければなりません。  その意味では、では具体的に言いますけれども、安倍総理がよく言及される、二十四年度から...全文を見る
○玉木委員 総理、済みません。全くわかりません。  ちょっともう一回資料を見ていただきたいんですが、これはテレビでごらんの皆さんも見てください。  今、総理がおっしゃったのは、この辺が上がっているという話なんですけれども、これはちょっと長い目で見たらわかるんですが、ちょうど第...全文を見る
○玉木委員 改めて、この底上げというのがいいかげんなものだとわかりましたよ。  総理はいろいろおっしゃったんですけれども、私は非常に財政について心配している一人です。消費税アップ分を除いて、これは六兆円ぐらいですよね。  では、総理、お伺いしますけれども、法人税、いろいろな改...全文を見る
○玉木委員 では、いいです。  すぐ、これぐらい、一般歳出の中で最も大きなあれを占める、しかも御自身が担当したときの社会保障関係費の額を聞いたのに、答えられないというのは、私は、まさにこういう議論が平気で行われる背景にあると思いますよ。  お答えします。  平成十九年の社会...全文を見る
02月08日第190回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  まず冒頭、昨日行われました人工衛星と称する北朝鮮のミサイル発射について質問をいたします。  まず、このミサイル発射は、我が国の平和と安全に対する重大な脅威でありまして、また国際社会、そしてその秩序に対する明白な挑戦であって、断じて容認す...全文を見る
○玉木委員 二〇一二年にも同様の長距離弾道ミサイルとされる実験が行われましたけれども、前回と比べて、発射能力、こういった北朝鮮の能力自体が高まっていると分析しているのかどうか。詳細な分析はこれからだと思いますけれども、これまでの情報に基づいて、今回、北朝鮮はその能力を高めているの...全文を見る
○玉木委員 大臣、もう一点だけお伺いします。  さらに、ミサイル発射あるいは先月行われた核実験、こうした挑発的な行為が今後も続いていく可能性があるかどうか、その点についてはいかがでしょうか。
○玉木委員 岸田大臣にお伺いします。  今、安保理で制裁の議論が行われているやに承知をしておりますが、それに先行する形で日本独自の制裁を科すつもりがあるのかどうか。現状について、方向性についてお答えください。
○玉木委員 それは速やかにやっていただきたいなと思います。  私、昨年の六月、国土交通委員会でありましたけれども、拉致の問題に関して例の特別調査委員会が設置をされて、最初は、設置された同じ年の夏の終わりごろから秋の初めのころに一定の調査結果が来るということで、特別調査委員会の設...全文を見る
○玉木委員 我が国の側から対話の窓口は閉じないということでありますけれども、事実上、大変難しい状況に陥っているのではないかなと考えます。  やはり、行動対行動ということであれば、相手の行動が出てこない段階でこちらの制裁を緩めたり、あるいは相手のコミットメントが明確に得られない段...全文を見る
○玉木委員 それでは、通告に従って質問したいと思います。  まず、日本銀行に聞きたいと思います。  前回、この予算委員会で、マイナス金利導入の情報が事前に漏えいしたのではないか、この問題を取り上げさせていただきましたが、その後、調査はどのように進展しておりますか。現時点での調...全文を見る
○玉木委員 こんなことでうやむやにするんですか、総裁。前回もそうだったと思いますけれども。私、前回申し上げましたけれども、これは重大な問題ですね。  インサイダー取引には当たらないと言いましたけれども、もっと正確に言うと、日本銀行の株は上場されていますね。一般の方は御存じないか...全文を見る
○玉木委員 内閣府の担当者と確認をとるということなんですが、それはどのようにとられているんですか。
○玉木委員 今明らかになったのは、内閣府につながる専用の電話があって、その電話を使って会話をしているわけですね。  もう一回伺いますが、この件に関して、高鳥副大臣は日銀から何か、問い合わせ、調査依頼を受けましたか。
○玉木委員 先ほど日銀総裁は、政府関係者にも調べたら、そういう何らかの情報が漏れたということはないというふうにお答えいただいたんですが、財務省や内閣府に本当に調査しているんですか。今、直接問い合わせがないと言っていますけれども、それはどうなんですか。
○玉木委員 それは、副大臣自身に対して総務課長から問い合わせがあったということでよろしいですね。もう一回お答えいただけますか。
○玉木委員 今たまたま高鳥副大臣にお越しいただいていたのでお聞きしましたけれども、財務省の方は同様の調査を、副大臣あるいは秘書官、当該関係者についての調査は行っているという理解で、麻生大臣、よろしいでしょうか。
○玉木委員 謎ですね。誰も漏らしていないのに、なぜこういうことが出るのか。  臆測記事を書いたということで済ませたいのかもしれませんが、私はそうではないと思いますよ。  これはしっかりと調査をして、もちろん財務省、内閣府、それぞれの関係部局にも改めて調査をして、徹底究明して報...全文を見る
○玉木委員 しっかりと調査をしていただきたいと思います。  次に、きょうは岩田副総裁にもお越しをいただいております。お伺いしたいのは、副総裁の過去の発言についてであります。これは過去、何度か国会でも聞かれていますが、改めてお伺いします。  副総裁は、就任時等において、二年で二...全文を見る
○玉木委員 驚きました。  まず、コアCPIの対象とするものの基準を後から変えるのは、私はおかしいと思います。これを申し上げたいと思います。  もう一つ、原油価格の影響とか外的な要因で物価をなかなかコントロールできないというのは、それは我々が言っていたんです、二年前、三年前か...全文を見る
○玉木委員 二年で二%が達成できない理由としては、全く意味がわかりませんね。  さらに、岩田副総裁はこういうふうにおっしゃっています。二〇一三年、これはまさに就任時の会見の言葉です。よく聞いてください。「達成できなかった時に、「自分達のせいではない。他の要因によるものだ」と、あ...全文を見る
○玉木委員 それでは、続いて、これも前回の続きをやりたいと思うんですが、税収の底上げ、これについて伺いたいと思います。  前回、石原大臣は、上振れによって底上げができると答弁されましたけれども、私はよくわかりませんでした。上振れによって底上げができるということの趣旨と、そもそも...全文を見る
○玉木委員 お答えいただいていないので、もう一度伺います。  底上げの定義をもう一度お答えください。
○玉木委員 お答えいただいていないので。  経済のトレンド、現状の政府側の認識はわかりました。デフレではない状況になってきているということなんですが。  そこで聞きたいのは、諮問会議にこれはお願いして議論してもらうので、何をお願いしていくのかという対象物の定義を明確にしないと...全文を見る
○玉木委員 上振れが恒久財源にならないというのは御答弁もいただいてわかったんですが、底上げというのがよくわからないんですね。底上げ。  麻生大臣は、底上げはどういうふうに定義されているんですか。
○玉木委員 今、石原大臣にもお伺いしましたし、麻生大臣にもお伺いしたんですが、統一見解には底上げの定義がないんですよ。だから聞いているんです。  上振れについては、経済状況によっては下振れすることもあって、基本的には安定的な恒久財源とは言えない。次です。アベノミクスによる経済の...全文を見る
○玉木委員 底上げの定義はないということなんですね。
○玉木委員 ちょっと、今驚きなんですけれども、上振れについては恒久財源と言えなくて、底上げについて議論してくれというんですけれども、議論してもらう底上げ自体が一体何なのか定義がない。これは何を議論するのか。諮問会議も大変なんじゃないですか。  私、なぜ何度も聞くか。これは大事な...全文を見る
○玉木委員 では、これは明確にお答えください。  私は反対なんですが、いわゆる底上げと言われる部分のうち、恒久財源とみなせるものがあるという理解でいいんですね。
○玉木委員 では、底上げというものの中で恒久財源になるものがあるということでいいですね、今のお答えは。
○玉木委員 ということは、あるものがあるということでよろしいですね。(発言する者あり)
○玉木委員 よくわからないです。ますますわからないですね。  では、ちょっとお願いしたいのは、きょうこれを議論させてもらってもよくわかりませんでしたので、まず底上げの定義、そしてそのうち恒久財源と言える可能性のあるもの、ないもの、これを整理して政府統一見解を出していただきたいと...全文を見る
○玉木委員 法人税のこの辺の増収については、私ちょっと一言申し上げたいのは、繰越欠損金の解消が進んできて、かなり税収が入ってきている部分があるのではないかと想像します。  総理は企業の実力が身についたことで税収増と言うんですが、そうじゃなくて、単年度、特にリーマン・ショックのと...全文を見る
○玉木委員 総理もそういう説明をしておられたので、当然、農産物の輸出もふえるということですね。  次にお伺いしたいのは、農水省の試算というか前提だと、安い輸入農産物が入ってきて国内の生産がそれに置きかわっていくということはないということで、生産量の変化はゼロ%ということだったの...全文を見る
○玉木委員 農水省の試算で見ると、生産量の減少、これは前回のと比べたらわかるんですけれども、輸入の置きかえ分ということを前回はきちんと書いてあったんですよ。でも、ポンチ絵というか、絵を見ますと、輸入の置きかえが全くないという絵に全部なっているんです。  では、あの前提が間違って...全文を見る
○玉木委員 ちょっとおかしいですね。  農水省がまとめた試算だと全部ゼロ%、ゼロ%になっていて、輸入への置きかえというのは、繰り返しになりますけれども、前回の試算は書いてあったんです、この分が輸入に入れかわりますと。今回は輸入への置きかえは全くない、全ての産品において。でも、今...全文を見る
○玉木委員 意味がわかりません。輸入で置きかわらないのに輸入がふえるというのはどういうことなんですか。
○玉木委員 これからどんどん人口が減少していきますね。米も毎年八万トンずつ需要が少なくなっている。そういう中で、国内生産は減らない、でも輸入はその分ふえる。そうすると、日本人はみんな食べる量がふえるということですか。あり得ないと思いますよ、そういう試算は。非現実的な試算に基づいて...全文を見る
○玉木委員 全く意味がわかりません。  最後に、これは石原大臣にお伺いしたいと思いますが、前回の質疑の中でこういうふうにおっしゃっています。農産物に関して、そのときのインプット情報として、農業の部分は輸出入プラス・マイナス・ゼロでございますと書いています。  ということは、輸...全文を見る
○玉木委員 全くわかりませんね。  農林水産省は輸入に置きかわらないと言うんですけれども、内閣府の試算は、輸出がふえた分は輸入が入ってきて一部国内生産に置きかわると言っていて、矛盾しているんですよ。  これはぜひ統一見解を出していただきたいと思うんですが、同僚議員が後に控えて...全文を見る
02月09日第190回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  まず冒頭、高市総務大臣にお伺いいたします。  昨日、我が党の奥野議員からの質問に対して、政治的な公平性を欠く番組、個別の番組を放送したと総務大臣が判断した場合には電波の停止もあり得るというような発言をされたと理解しておりますけれども、そ...全文を見る
○玉木委員 電波の停止も否定できないということを、今明確に答弁いただいたと思います。  具体的にお伺いしたいのは、きのうも奥野委員から質問があったんですけれども、特定の政治的見解のみを取り上げて相当の時間にわたり繰り返すとか、そういうことが例示されますけれども、相当の時間という...全文を見る
○玉木委員 よくわかりました。  個別の番組の政治的公平性に基づいて電波停止をするようなことは極めて限定的だということをおっしゃいましたので、そのとおりだと思います。逆に言うと、全くないということではないということもよくわかりましたし、高市大臣はそうしないということなのですが、...全文を見る
○玉木委員 明確な答弁をいただきました。そのとおりであります。  今引かれたのは、私の資料一の下側の八項に書いていることを最後読み上げられたんですが、明確に決まっていないのではなくて、TPP協定が義務として導入を求める内容は極めて明確であります。ここは赤線を引いていますけれども...全文を見る
○玉木委員 大臣、逆のことを言っていますよ。条文を読みましょうか。  では、副次的、反射的効果とは何ですか。
○玉木委員 大臣、おっしゃっていることをわかっていますか。  これをもう一回読みますね。最高裁の判決なんですが。  加害者に対する制裁や、将来における同様の行為の抑止、すなわち一般予防を目的とするものではない。もっとも、加害者に対して損害賠償義務を課すことによって、結果的に加...全文を見る
○玉木委員 大臣、ここに「及び」と書いていますね。十分な額を定めるということはそのとおり、損害について権利者を補償する。及び将来の侵害を抑止することを目的として定めるとなっていますけれども、将来の侵害を抑止することを目的とした法定損害賠償を設けるというのが協定の趣旨だと思いますけ...全文を見る
○玉木委員 それは、大臣、違いますよ。明確に、将来の侵害を抑止することを目的として定める。これも、最高裁の判決が何を言っているかというと、結果としてそういうことが生じることはあり得るということを言っているだけでありまして、あくまでこの判決が決めているのは、将来の侵害の抑止を目的と...全文を見る
○玉木委員 もう一度伺います。  この協定は、将来の侵害を抑止することを目的として、この六の(a)に定める法定の損害賠償はそういったことを目的として定めろというふうに書いていますね。それは目的ではなくて、今おっしゃっているのは、現行の法体系の中で何か損害賠償をしたら、それは結果...全文を見る
○玉木委員 副次的であるということは結果として生じるのであって、法はもともと目的としていないじゃないですか。もし副次的なものだったら、それはその副次的なことも含めて目的なんじゃないですか。
○玉木委員 では、最後、もう一回聞きますよ。  副次的というのは、言葉上、ついでに生じたということですよ。もともと最初から法目的を狙ってやったものではないので、副次的が目的だというのは取り消してください。
○玉木委員 大臣、では、この最高裁判決。反射的、副次的効果にすぎずと言っているんですね、最高裁判決は。効果は目的になりません。いかがですか。
○玉木委員 なぜ効果は目的になるんですか。このことを明確に答えてください。
○玉木委員 効果が目的になる、反射的効果が反射的目的になるというのがよくわからなくて。  もう一回最高裁判決を言います。一般予防を目的とするものではない、もっとも、加害者に対して損害賠償義務を課すことで、結果的に一般予防の効果を生ずることがあっても、それは一般予防を目的とする制...全文を見る
○玉木委員 では、最後に一問だけ、これだけ聞きます。  効果はなぜ目的になるんですか。
○玉木委員 私は、委員長の議事運営に対して厳重に抗議したいと思います。  今の私の質問は、最高裁が判示したような結果として生じる効果がなぜ事前に規定する目的になるのかということを聞いたんです。でも、副次的な目的は目的ですというふうに答えているだけであって、目的は目的ですと答えて...全文を見る
○玉木委員 では、以上で質問を終わりますけれども、改めて、委員長、きちんとした対応をお願いします。  別に、私は、揚げ足をとるような質問じゃなくて、国内法の規定とこのTPP協定がいかに整合するのかという一つぎりぎりの、ほかにもあると思いますけれども、そのことを真面目にきょうは質...全文を見る
02月15日第190回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  きょうは経済、財政を中心に質問させていただきたいと思いますが、その前に、先週、政治と金の集中審議で我々の同僚議員が甘利前大臣について質問しましたけれども、その中でさまざまな疑問が新たに出てきました。  まず、総理にお伺いします。  甘...全文を見る
○玉木委員 今、総理としての御認識だと理解しました。  実は昨日、我々は、甘利事務所の秘書さんが、UR、都市再生機構と一色氏との間の補償交渉、もっと言うと金額交渉に深く介入していたことを裏づける証拠、具体的に申し上げると音声データと議事録を独自に入手いたしました。これは、当事者...全文を見る
○玉木委員 もう一度申し上げます。  冒頭私が紹介した録音テープのやりとりの五日前、URに対して甘利事務所の秘書さんが金額をこちらから聞いてみようかということに対して、やはりそれはまずいということで、URの方としても、もう関与されない方がいいですよと。こうもおっしゃっています。...全文を見る
○玉木委員 あわせて、当予算委員会は五時に終わりますけれども、この後、終了後に記者会見を開いて、この音声データと議事録については全てのマスコミに公開したいと思います。  私もこれは聞きました。聞きましたけれども、私は清島秘書の声を聞いたこともないので、最終的に確信が持てません。...全文を見る
○玉木委員 先週も安倍総理は任命責任を果たすとおっしゃいました。これも井坂議員から指摘がありましたけれども、任命責任を果たすと言っても、そこから何もしないんですよね。  甘利大臣にしっかりと説明させる責任、これをやはり総理大臣として果たされるべきだと考えますけれども、この説明さ...全文を見る
○玉木委員 二週間以上があの辞任会見からたちました。先般行われた重要広範を取り扱う本会議、そして石原大臣が新たに任命されてその後経済演説を読んだあの本会議、全て甘利元大臣は欠席されています。辞任されても一衆議院議員であります。なぜ本会議に欠席しているのか。そして、今週も来週もまた...全文を見る
○玉木委員 いつも総理はそういったお答えで、何とか今を過ごせばいいという感じなのかもしれませんが、しかし、我々も全く証拠がない中で何かを申し上げているのではなくて、それなりに、大臣を経験されたような方に対して何か御指摘申し上げるのは我々も緊張します、責任をきちんと果たさなければな...全文を見る
○玉木委員 それでは、次の質問に移りたいと思います。  日銀総裁にお越しをいただいています。この間私が何度も聞いていますマイナス金利のことでありますが、一月二十九日、マイナス金利が導入された際、その情報が事前に漏れ、そして一部ニュースメディアのウエブ版に出たという情報漏えいの問...全文を見る
○玉木委員 総裁、では、一つ具体的に伺いますが、内閣府、財務省、それぞれ漏れていないという報告をもらったということなんですが、日銀として独自に調べて言っているのか、大丈夫だから大丈夫ですよということを単に信じているのか。どちらですか。
○玉木委員 大丈夫だと言われたからそれを信じているだけなんですね。  私、事務方の方に聞いたら、どの範囲まで、例えば財務省なり内閣府なり幹部、どのレベルまで情報が行ったんですかと言ったら、それは言えませんと言うんですよ。そんなことも明らかにしないで調査したことになるんですかね。...全文を見る
○玉木委員 引き続きこれは明確な調査結果が出るまで聞き続けますので、ぜひ、総裁、しっかりとした調査をお願いします。我が国の中央銀行の信頼にかかわっている問題だということを深く強く認識いただきたいと思います。  続いて、総裁にお伺いします。マイナス金利についてであります。  マ...全文を見る
○玉木委員 金利がマイナスになることは考えていませんということだったんですけれども、この前、可能性がない、ほぼないとか、幾つか総裁の言葉もよく読むと、ちょっと揺れとぶれがあるんですね。  次に、ちょっと違った視点でお伺いいたします。  金利にマイナスがつくことはなくても、私は...全文を見る
○玉木委員 総裁、逃げますね。  麻生大臣にお伺いします。  マイナス金利の最大のマイナス点は、やはり金融機関の経営に悪影響を与える、このことは否定しないと思いますね。だからこそ、預金金利を速やかに引き下げていっているわけです。彼らにとってはコストになりますからね。  多分...全文を見る
○玉木委員 調べているんですよ。それは当然ですよ。私が銀行を経営していたら、こんなマイナス金利になったら、どこかで収益を稼いで何とか経営を成り立たせていかないといけないから、フィービジネス、つまり手数料収入をできるだけ上げようとか、そういうビジネスモデルに転換するのは当然考えます...全文を見る
○玉木委員 あり得ないという話がありましたけれども、なぜあり得ないかを聞きたいんですが。  一つ申し上げます。  この前少し十年債はプラスになりましたけれども、十年債、十年の国債までマイナス金利がついているということは、皆さん、どういうことかわかりますか。  つまり、簡単に...全文を見る
○玉木委員 なぜ公表しないんですかね。私はこれは公表をしっかりすべきだと思いますよ。  これはぜひ委員長にお願いしたいんですが、今私が申し上げた量的・質的金融緩和という異次元のことを始めた以上、なぜ私がこういうことを言うかというと、麻生大臣、二十七年度補正で引き当てをふやしてい...全文を見る
○玉木委員 今おっしゃったことをきちんとしたバックデータで出していただきたいと思います。  今少し興味深かったのは、最後まで持ち切るようなことを考えていませんみたいなことをおっしゃったんですよ、出口の関係で。私、それはそれでまた問題だと思いますよ。だって、最後まできちんと持つと...全文を見る
○玉木委員 年金について、株価の下落についてですね。  GPIF、いわゆる皆さんの年金を集めて運用している百四十兆円ぐらいの大きな基金がありますけれども、この運用がやはり株の下落によって下がって大きな評価損を出しているんじゃないのか、こういうことが先ほど同僚議員の緒方委員からも...全文を見る
○玉木委員 百年安心プランだと、これから定期的に保険料を上げていきますよね。ただ、ある一定以上は上がらなくしますから、保険料収入は一定でとまります。そのときに予定された積立金の収入が入らなければ、これは給付を減額するしかないと思うんです。ほかの何か手段があるんですか。あるならお答...全文を見る
○玉木委員 今のことを聞いているのではありません。  これはずっと長年にわたって、実はこれは、長いといっても、二十五年間の想定運用期間でやっているんです。一回どんとキャッシュアウトの時期にすごく払いが出て戻ってきて、二十五年ぐらいにピークになって、そこからまた緩やかに、百年間何...全文を見る
○玉木委員 年金が削られる可能性があるんですよ。  ある意味政府は正直に書いてあって、このねんきん定期便、皆さんのお宅にも行っているかもしれませんし、若い人はねんきんネットをネットで見ていますけれども、これは大体想定される、これぐらい老齢年金がもらえますよというのが出るんですが...全文を見る
02月18日第190回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  きょうは、皆さんありがとうございます。きょうは大変貴重な御意見を聞かせていただきまして、改めて感謝を申し上げたいと思います。  ある意味、私は、共通の話があったと思うんですね。その共通の話というのは、オーバーキャパシティーです。つまり過...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございました。
02月23日第190回国会 衆議院 財務金融委員会 第5号
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○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  きょうは、予算委員会に引き続きまして、財務金融委員会で時間をいただきまして質疑をさせていただきたいと思います。しっかりとした骨太の議論を少しさせてもらいたいと思っています。  予算委員会に引き続きでまずお伺いしたいのは、黒田総裁、マイナ...全文を見る
○玉木委員 来年度の予算の審議中には出していただけますか。
○玉木委員 速やかに公表してもらいたいと思います。  これはあわせて、同じような情報漏えいケースがFRBのところであるのかというふうに日銀に聞いたら、そんなことはありませんという答えなんですが、有名な話、二〇一二年のFOMCの議事録が公表前日にアナリストに出たという話があります...全文を見る
○玉木委員 メドレー社というところに漏れたということなんですが、私、大事なことは、この漏えい事件に対して、アメリカは司法省が動いています。しっかりとした調査をしていくということをアメリカはやっておりますけれども、ぜひ、これは総裁にも、また財務大臣にもお願いしたいんですけれども、日...全文を見る
○玉木委員 今の答弁はちょっと驚きなんですけれども。  マネタリーベースをふやす、これを期待に働きかける。特にインフレ予想、これはいろいろなものではかれますね。ブレーク・イーブン・インフレ率とか、あるいは実際の消費者がどう思っているのか。いろいろなことで物価上昇に対する期待イン...全文を見る
○玉木委員 昨年の十二月十八日の金融政策決定会合後の記者会見で、総裁は同じようなことをおっしゃっていますね。ごく短期のインフレ期待が下がってきているが、中長期のインフレ期待はそれほど下がっていません、そういう話でありましたが、ただ、今、私、まさに日銀が出している調査結果をもとに申...全文を見る
○玉木委員 同じ論文の中で、買う資産によって予想インフレ率が変わるということは、記述がありますか。
○玉木委員 よくわかりませんね。  これは、学者の岩田先生に私が申し上げるのもあれなんですが、この一のグラフ、確かに、リグレッションを走らせてみるとこういう線が引かれるんでしょう、リニアな。ただ、これはサンプル数が六つしかない。確かにアールスクエアが高い、〇・九一二出ていますけ...全文を見る
○玉木委員 見苦しいという一言に尽きます。  総裁にお伺いします。  マイナス金利の導入によって、私は、金融政策のありようが実はかなり変わったのではないかと思っています。今までは物価の上昇を求めていく、私はこれは、デフレはよくないですから、物の値段を上げていく、サービスの値段...全文を見る
○玉木委員 私が申し上げている実質マイナス金利と今総裁がおっしゃった実質マイナス金利は、ちょっと話が違うと思いますので、そのことは申し述べたいと思います。  あと二つだけ聞いて、お忙しいと思いますのでお帰りいただきたいと思いますが、きのう、ほぼ我が国は完全雇用の状態にあるという...全文を見る
○玉木委員 これも大事な答弁だと思います。  私は、完全雇用を達成してなお過度な金融緩和をすべきではないという立場です。もちろん、デフレに逆戻りするようなことがあってはならないと思いますが、二%、もう二年守られていませんけれども、二年で二%という期限を切った二%を完全雇用を達成...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございました。  ここで結構なんですが、もう一問だけ、ちょっと麻生大臣の答弁を聞いておいていただきたいので、ちょっとだけ残っておいてください。  きのう、麻生大臣、私はこれはある意味非常に共感したんですけれども、このようにおっしゃいました。日本経済の悪化...全文を見る
○玉木委員 今の麻生大臣の発言を通訳しますと、ちょっと長かったので要約しますと、需要が大事だということだとは思いますね。ただ、これからの主役は民間だというメッセージなのかなと思います。ということは、裏を返せば、ファンダメンタルズはある程度順調だけれども少し弱含んできているというこ...全文を見る
○玉木委員 では、年度当初の補正もあるということでよろしいですね。
○玉木委員 ありがとうございました。  それでは、日銀総裁、副総裁、ここで結構です。委員長、よろしくお願いします。ありがとうございました。  それでは、残りの時間、麻生財務大臣とやらせていただきたいと思いますが、一つ、これは私、補正のときに国土交通大臣に聞いたんですが、三世代...全文を見る
○玉木委員 これは予算のときにも聞いたんですけれども、わけのわからない政策の一つだと思うんですね。  今おっしゃったのもよくわかります。プライバシーなところに介入していってやるというのは政策的にどうかということなんですが、ただ、一応ポンチ絵を資料四に入れましたけれども、「三世代...全文を見る
○玉木委員 いや、そこなんですよ、大臣。結果を見てまた見直したらいいと思うんですね、これは租特でやるんでしょうから。適用期限が平成三十一年六月三十日までですからね。  ただ、確認するとおっしゃいましたけれども、どうやって確認するんですか。
○玉木委員 いや大臣、ですから、三世代同居を目指すということをどう確認するんですか。  多分、この中には、本当に同居しようと思ってこの制度を使う方と、さっき言ったように、ちょっと友達に遊びに来てもらいたいからトイレをもう一つふやしましょう、いろいろなニーズがありますよ。やってみ...全文を見る
○玉木委員 謎の答弁ですよ。建築確認のときに同居のありようをチェックするんですか。あり得ないと思いますよ。
○玉木委員 大臣、誰がチェックするんですか。
○玉木委員 これは石井大臣に聞いてもらいたいな。国土交通大臣が、このリフォーム制度で三世代同居しているのかどうかを調べるんですか。  これは、租特透明化法という法律を我々民主党政権のとき通しましたけれども、租税特別措置というのは誰がどう使うのかということは、あの分厚いものに出す...全文を見る
○玉木委員 改めて伺いますが、これはそもそも、この税制優遇を受けるときに三世代同居じゃなくてもいいんですよね。では、調べる必要はないですよね。
○玉木委員 政策効果を客観的にはかれないような政策は、税制であれ予算であれ、私はすべきではないと思いますね。  今、財政再建を進めていく上で、歳出歳入両面にわたった改革をしていかなければいけません。もちろん、いろいろな試みを毎年の予算や税でやっていくのはいいと思いますけれども、...全文を見る
○玉木委員 時間になりましたので、財政再建をしっかりと進めていただきたいことをお願いして、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
02月24日第190回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○玉木委員 民主党の玉木雄一郎です。  四人の公述人の皆さん、本当に貴重な意見、ありがとうございました。大変参考になりました。  短い時間ですので端的に質問をしていきたいと思います。  熊谷公述人にまずはお伺いしたいと思うんですが、私は、成長をどうしていくのか、小幡先生は、...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。  法人税に関して言うと、私もこれはまだ確信が持てないんですけれども、アメリカは法人税が高いですよね。でも、どんどんイノベーションが出てくるというのは、一体何があれを支えているのかなということについては、イメージ論ではなくて、しっかりと分析して...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。  次に、白石公述人にお伺いしたいんですが、私、お伺いしたいことは、そのとおりだと思うんですね。資料にあったように、一兆円の財源をかけてこれからやる、消費税で一応〇・七兆円確保したんだけれども、残り〇・三をどうするんだと。ここがまさに質的な充実...全文を見る
○玉木委員 私もそう思います。今おっしゃったような近居というのは非常に大事かなと思うんですね。ですけれども、税金を使って同居を政策的に進めていくのは、確かにちょっとどうかなということを思います。  最後に松田公述人にお伺いしたいんですが、資料を見ていて非常に興味深かったんですが...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございました。終わります。
02月25日第190回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○玉木分科員 民主党の玉木雄一郎です。  香川県が連続しますけれども、おつき合いをよろしくお願いいたしたいと思います。  まず、坂出北インターチェンジのフル化についてお伺いしたいと思います。  これは、私は太田前国土交通大臣にも大変お世話になりまして、今回、四年連続、五回目...全文を見る
○玉木分科員 ありがとうございます。  一点教えてもらいたいんですが、スマートインターチェンジを幾つか全国で競合してやっていかなきゃいけないんですが、一般的に、スマートインターチェンジも含めて、準備会を立ち上げてからできるまでに、通常、一般的に大体どれぐらいかかるのか、大体の年...全文を見る
○玉木分科員 ありがとうございます。  ケース・バイ・ケースだと思いますけれども、設計に一、二年、実際の工事に着工してから数年ということかもしれませんので、オリンピックが二〇二〇年にあるので、今は二〇一六年ですから、ひとつオリンピックを目指してぜひやっていくということで、国土交...全文を見る
○玉木分科員 住民説明会を何度か県が行っているんですが、そのときに、一月中にくいを打って、二月中には大体完成するという感じで住民説明をしていて、私もそれを同席して聞いたんですが、二月もあと数日間、二十八年度当初予算も衆議院を通過するような形になってきていますので、大臣、近々という...全文を見る
○玉木分科員 今月はあとわずかですけれども、ぜひそのことは国としてもプッシュいただければというふうに思います。  次に、高松空港について伺います。  高松空港は、先ほども答弁いただきましたけれども、最近LCCが入って海外のお客さんもふえているんですが、私は、高松空港には二つの...全文を見る
○玉木分科員 ありがとうございます。  今、意向調査をやっている、いわゆるマーケットサウンディングということをやっていると思うんですけれども、これは事務方の方で結構なんですが、仙台空港でもやりましたよね、それで決まったんですけれども、仙台空港の応募者数と高松空港の応募者数と比べ...全文を見る
○玉木分科員 ありがとうございます。  大変関心が高いということで、これはぜひ成功させてもらいたい。先ほど申し上げましたように、被災地ということでやったのではなくて、通常の地方空港でやる第一号のケース、日本初のケースだと思うので、これはぜひうまく進めていってもらいたい。  私...全文を見る
○玉木分科員 多分、優先順位が全国でいろいろあると思うんですね。高松空港よりもっと霧が出るところ、多分それを先にやらなければいけませんし、費用対便益の分析も必要だと思うんですが、第一号として民営化するんですね。そういう新しい環境、新しい要件が加わってきた中で、霧で飛べなくなるとい...全文を見る
○玉木分科員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  民営化の話に戻しますけれども、これはやはり成功させなきゃいけないと思うんです。これでうまくいけば、単に空港にとどまらないで、公的管理の施設を民間のお金と知恵と工夫で回していくというモデルができれば、少子高齢化になって財政が非...全文を見る
○玉木分科員 政務なんですね。それなら、私、少し安心したんですが。  これは、この夏に行われる参議院選挙の候補予定者、あるいは同日選挙、あるいはそれより早く行われるかもしれない衆議院選挙の候補者になろうとする者がみんないますね。これは、広く一般に開かれたものというよりも、どちら...全文を見る
○玉木分科員 シンポジウムのチラシが手元にありますが、国土交通大臣政務官に、高松自動車道四車線化及び大内白鳥バイパスの早期実現に向けて、地元の熱意を伝え、平成二十八年度予算を確保していくために、宮内国土交通政務官に要望する場を設けていますと書いていますね。  この場に行く前の高...全文を見る
○玉木分科員 港湾に関しては知事、市長から要望を受ける。後の東かがわ市は、四車線化と大内白鳥バイパスについての要望を伺う。同じく要望を伺うのに、なぜ前者は公務で、後者は政務ですか。その差は何ですか。
○玉木分科員 意味がよくわかりませんね。  それでは伺いますが、政務であるのであれば、そこへの行き来、車の使用等、これは税金から出ていませんね。あと、政務であれば、例えば整備局長を初めとした公務員は同席していませんね。事実関係を教えてください。
○玉木分科員 本当ですか。後者の事実は本当にそうですか。公務員の同席はありませんか。もう一度。
○玉木分科員 私の関係者もいっぱい参加していましたので、当日のメモをいただいていますし、メモを起こしたものも手元にありますけれども、整備局の人間がいたんじゃないですか。これはしっかりと整理して、調査して委員会に出していただきたいと私は思うんです。  今、明確に、ないとおっしゃい...全文を見る
○玉木分科員 平成二十四年四月は民主党政権です。安倍政権になって再スタートしたわけではありません。  もう一つ申し上げると、確かに、自民党政権時代は、合併施行方式、薄皮方式ということでやろうとしたんですが、整備方式を見直して、かつては百億円の地元負担を求める方式でやりました、そ...全文を見る
○玉木分科員 着手率は御存じですか、今。大きなトンネル工事の発注はほぼ終わっているんですよ。NEXCOのホームページを見ると、今、事業がどれだけ進んでいるのかということに関していうと、工事着手率九九%です。何をさらに押すんですか。大変順調に工事は進んでいますよ。  余り誤解を与...全文を見る
○玉木分科員 事実に反すること、あるいは誤解を与えることを発言したことについての謝罪はないんですか。訂正はないですか。
○玉木分科員 事実に基づいた公正な行政を行っていただくことを強く求めまして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうございました。
03月01日第190回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○玉木委員 玉木雄一郎です。  総理にまずお伺いします。  きょう緒方委員も質問しましたけれども、昨日の我が党の岡田代表に対する発言、これを改めて見ますと、子ども手当について発言をされていて、民主党の中でこういう発言をした方もおられたんだと思いますが、つまり、子ども手当という...全文を見る
○玉木委員 総理、一国の総理として見苦しい。別にそんな反論とか答弁を国民の皆さんは聞きたいとは思っていないと思いますよ。  もう一つ、子ども手当に対する反論で書いていますけれども、子ども手当、では、全部これはやめていますか。四Kばらまきと言って、やりましたけれども、所得制限は入...全文を見る
○玉木委員 国民の皆さん、今聞いていてわかりましたか。  私は三世代同居なんです。両親と私と妻と息子で住んでいますけれども、三世代同居をしたいなと思ったら、キッチンは一つでいいですよ。一つでいいけれども直したいんです。なぜ二つを求めるのか。しかも、この四つの項目のうち二つ以上を...全文を見る
○玉木委員 調査は誰がどうやって行うんですか。だって、事前に全くそういうものを記述も何もさせていないのに、どうやって事後的にチェックするんですか。  もう一つ伺います。  既に補正予算で、これについて私は問題を指摘しました。今もう年度が終わろうとしています。三月、今月から補正...全文を見る
○玉木委員 もう一回聞きます。  ちょっと驚きなんですけれども、事業を実施した事業者の団体のアンケートでしょう。後で聞くんだったら、その事業を実施した人が最初に聞けばいいじゃないですか。あなたはこの制度を利用するときに、どうなんですか、どういう家族形態なんですかと。  家族形...全文を見る
○玉木委員 いいかげんですね。言われたらあれします、これしますじゃなくて、予算をつけるのは国民の税金ですよ。  皆さん、ごらんください。この制度を利用すれば、最大二百五十万円もの補助が受けられるんですよ。まず、そもそも個人の私的財産の形成にこんなに税金を使っていいんですか。 ...全文を見る
○玉木委員 三世代同居を進めることによって介護費の抑制を図るということですね。  きょう、重要な最高裁判決が出る予定です。それは、要介護四の九十一歳の認知症を患っていた御主人が、目を離したすきに電車にひかれて亡くなるという痛ましい事件。  ただ、これに対して、八十五歳の要介護...全文を見る
○玉木委員 いや、総理、答えていただけませんね。  私は、政策の効率性として、財政も厳しい中で何百億のお金を使ってやる政策として、だって、政策効果があるのかないのかは後で見てみないとわからないし、アンケートをとって、ほとんど三世代じゃなくても誰も責任を問われないんでしょう。財務...全文を見る
○玉木委員 よくわからない説明です、総理。株価が上がってよかったじゃないかという話なんですけれども、まさに株価の上昇に伴ってふえるような税収は恒久財源と言えるのかどうかということを聞いているんです。  前回、GPIFの話をしたときに、株価が下落したら年金の額を減額調整する可能性...全文を見る
04月07日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。よろしくお願いいたします。  私、もう与党時代から含めて五年間以上このTPPにかかわってまいりましたので、きょうこうしてTPPの関連法案を議論できること、感慨深いものがあります。  ただ、午前中の与党の先生方のやりとりを聞いていて思ったこと...全文を見る
○玉木委員 ぜひ、それはお願いしたいと思います。  午前の質問の中でトップバッターを務められました宮腰先生、いつも大変御指導いただいておりますけれども、国会決議がこの交渉において重要な役割を果たした、そういうお話がありましたが、私もそうだと思います。  手前みそになりますけれ...全文を見る
○玉木委員 午前中からありました、秘密交渉の書簡、それを約束した書簡があるので出せないということなんですが、その秘密契約の書簡なんですが、どういう秘密の義務が課せられているのか、我々わかりません。  大臣、情報が出せない、合意後も出せない根拠となっている秘密文書の公開はしていた...全文を見る
○玉木委員 ちょっと正確に申し上げます。  私が今このパネルに出したのは、今、石原大臣がおっしゃった、ニュージーランドの外務省等のホームページにあるひな形であります。ひな形なので、実際にサインをして、関係国で結んだ秘密の協定内容がこれかどうかは我々判断しようがありません。本当に...全文を見る
○玉木委員 いや、ちょっとおかしいですね。  交渉過程を出せとは、今、私聞きませんでした。交渉過程を出してはいけないという約束を結んだ、その秘密の契約の書簡について出していただきたい、そうしたら、確かにこういう約束をしているから出せないことになっているんだと。  今のままだと...全文を見る
○玉木委員 では、ちょっとお伺いします。  秘密協定のこの書簡、このことも秘密にしようというところはどこで決まっているんですか。それは文書で決まっているんですか。
○玉木委員 答えていただいていません。  秘密のこの書簡を秘密にする、その約束はどのように行われていますか。
○玉木委員 大臣、ウィーン条約法条約という条約を御存じですか。これは外務大臣に聞いてもいいかもしれません。これは慣習国際法を法典化したものであります。日本も昭和五十六年に結んでおりますけれども、条約に関する国際法上の規則を統一的に定めたものであります。  その三十二条にどうある...全文を見る
○玉木委員 全く答えになっていません。  今、岸田大臣も言及されましたけれども、私、これはひな形なので、原文がこれと同じかどうかを判断しようがないんですよ。たまたまひな形で書いているけれども、違う内容かもしれませんね。だから、これに基づいて今議論できないんです。こういう義務を果...全文を見る
○玉木委員 私、何か無理なお願いをしている気はないんです。責任ある議論をして、後世に残る、総理がよくおっしゃる大変巨大な経済圏を規律、規定する新しい貿易のルール、経済のルールができ上がること、これから日本は国内法としてそれを受け入れていくわけでありますけれども、正しいのかどうかを...全文を見る
○玉木委員 よくわかりませんでした。  七万トンについての経緯についての引き継ぎはあったかどうか、もう一度お答えください。
○玉木委員 いや、余り難しいことを聞いていませんで、米について最終的に七万トンに至ったその経緯について、外に明らかにしろとは言っていません、あったかなかったかだけ。これは大事な話ですよ、笑い事ではありません。だから、交渉の、どういうプロセスだったかを出してくれと。これは四十五ペー...全文を見る
○玉木委員 西川委員長はよくおわかりだと思いますけれども、私が聞いたのは、それは交渉だからいろいろある、ただ、一番最初、決議を受けて、五項目に該当する五百八十六の、テレビをごらんの皆さんに言うと、タリフラインといって、五項目でもそれは細かく分かれていきます。関税の項目が細かく分か...全文を見る
○玉木委員 相手側の立場は言えなくても、日本は、いや、一応、最初は五百八十六全部守るように頑張ってと言ってくださいよ。それすらしていないんですか。  では、ちょっと伺います。  最終的には五百八十六全部守れませんでした、そのとおりです。では、いつの時点で全て守れないと判断して...全文を見る
○玉木委員 いやいや、五百八十六を最初は主張すべきだったと思いますよ。その経緯を御存じないのかもしれませんが、引き継ぎがどうだったのか教えていただかないのでわからないんですけれども、例えば、五百八十六の中にも輸入実績が全くないものもあります。ですから、それは二つの理由があって、ほ...全文を見る
○玉木委員 委員長にもう一つお願いがあります。  これは理事懇の場でお話があったということで私は伺ったんですが、西川委員長は、また党においても重要な役割を果たされて、TPPにかかわってこられました。農林水産大臣としても御活躍をされました。その中で、そういったさまざまなTPPに関...全文を見る
○玉木委員 いや、私、臆測で言っているのではなくて、アマゾンというネットで本が買えるところに、五月の六日発売で、「TPPの真実 壮大な協定をまとめあげた男たち」といって、予約がもう入っているんですね。  それで、内容紹介が、未曽有の多国間交渉で、自国の将来をかけて繰り広げられた...全文を見る
○玉木委員 これがそうなのかということを私は確定的に言っているわけじゃないんですが、ただ、記述で気になったことがあったので伺います。  第三章にこういう記述があります。この交渉の成否は農林水産関係の譲歩にかかっていました。農林水産関係でどれだけ譲歩をするかがこの協定をまとめ上げ...全文を見る
○玉木委員 いやいや、この本がどうかということではなくて、例えば、交渉にかかわった者がニュージーランドの要求が生乳換算九万トンという相手側の要求水準を明かすことは、先ほど出たこのTPP秘密保護に関する書簡で決められた義務に一般論として反するかどうかを聞いています。いかがですか。
○玉木委員 国家公務員に限定されますか。
○玉木委員 この秘密協定文書の中には、ガバメントオフィシャル、公務員も対象になっていますが、それ以外にも、コンサルテーションプロセス、さまざまな、日本語で言うと、相談したり、それを決めていく際に関与する人も、この義務の対象者に、もしこのひな形どおりであれば対象になっております。 ...全文を見る
○玉木委員 もう一度伺います。  大統領来日の一カ月前からアメリカは従来の原則論から譲歩すると水面下で伝えてきた、こういった情報は、極めて大事な相手方の交渉戦略にもかかわる情報だと思います。こうした情報を公開することが違反なのか違反じゃないのか。もし違反でなければ、同レベルの情...全文を見る
○玉木委員 では、もう一回質問を整理しますね。  アマゾンでも、ここに書いている衆議院議員西川公也さんというのは、これは別の西川公也さんなんですか。  では、もう端的に聞きます。「TPPの真実」という本を出版される予定はありますか、委員長。
○玉木委員 理事懇で、「TPPの真実」という本のタイトル、出版するのが中央公論社、そして、後世に残さなければならない、時期も五月の六日ということをおっしゃったので、私はあえてこういうふうに質問しているんです。  なぜこんなことを聞いているかというと、政府に聞いても、こればかりだ...全文を見る
○玉木委員 一部報道だと、この西川委員長の本はもっと早く出版される予定だったのが……(発言する者あり)四月十九日という話が当初ありました。しかし、審議をやっている最中に発表されてしまうと、まずいことが知れてしまう。先ほど一番最初に申し上げましたけれども、農林水産物でいかに譲るかが...全文を見る
○玉木委員 総理からしてまともに答えていただくような気持ちがないということがよくわかりますね。  二百八十四ページにこういう記述があるので、少し紹介しますが、質問者は答弁者より現場に精通している人たちが大半であり、答弁者が広範囲な交渉事を全て熟知しているはずもありません。このよ...全文を見る
○玉木委員 いや、私、中身の議論をいっぱい用意してきたんです、きょう、農政の話も。全然できない。  それで、改めてお願いしますが、これは大事な貴重な資料だと思います。提出をいただきたいと思います。  なぜこういうことを言うかというと、我々国会議員には正式に出してくるのはこれだ...全文を見る
○玉木委員 では、一つだけ。  これは委員長のものじゃないということであれば、これはまさに、TPPじゃありませんが、著作権の問題があるので、もし違うなら、私はこれ、この後メディアに配ります。構いませんか。
○玉木委員 もともと、なぜそういう話になったかというと、こんなことでは全く、だって、農業だけじゃなくて国民生活に幅広く影響を与えるTPPについて議論するときに、こんな情報しか出てこない。交渉過程は、結果を分析する上でも評価する上でも極めて大事なんですよ。当たり前じゃないですか、そ...全文を見る
○玉木委員 五兆円ぐらい損失が生じているんですね、否定されませんでしたから。  それで、過去の発表時期を見ると、平成二十一年度が六月三十日、平成二十二年度七月六日、二十三年度七月六日、二十四年度七月二日、二十五年度七月四日、二十六年度七月十日なんですが、今回だけ七月二十九日。 ...全文を見る
○玉木委員 民主党政権でも出していなかった、そういう話がありました。何か困ったらいつも民主党政権だ、民主党政権だ。やめていただきたいと思います。(発言する者あり)やじを飛ばさないでください。  総理、なぜこういうことを言っているかというと、株価が下がったから巨額の損失が生じたと...全文を見る
○玉木委員 総理、GPIFの年金のお金は総理のお金じゃありませんよ。国民のお金ですよ。受託者責任をしっかり果たすためにも、適時適切な情報開示をすることは私は適切だと思いますよ。  総理こそ短期の運用にこだわっているんじゃないですか。私は、そんなこと言っていません。きちんとしたデ...全文を見る
04月19日第190回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第7号
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○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。  まず冒頭、先般の熊本を中心とする地震の災害、亡くなられた方にお悔やみと、そして、今なお多くの方が被災されて苦しんでおられます、心からお見舞いを申し上げたいと思います。  それと、先般、南阿蘇で、山荘で亡くなられた方が発見をされましたけれ...全文を見る
○玉木委員 大臣、ありがとうございます。  全国で千七百八十七、そして、熊本県で十四カ所、大分県で三カ所ということであります。これは、例えばマンションで考えていただくとわかるんですけれども、住んでいても耐震不足ですよということが既にわかっているわけです。もちろん、予算制約とかい...全文を見る
○玉木委員 森山大臣は、私はよく御尊敬申し上げる大臣なので、いろいろ畜産対策も一緒にやってきた、そういう思いがあります。  政府としては今の答弁なのかもしれませんけれども、よくわかっておられる方はわかっているのであえて申し上げますが、中身は、これは別にTPP対策でも何でもありま...全文を見る
○玉木委員 もう一度伺います。  タリフライン、大臣、今の四百五十九、四五九というのは、済みません、ちょっと基本的なことですけれども、それは五百八十六をベースにしているのか五百九十四をベースにしているのか、ちょっと議論を整理したいので、どっちのベースでお答えになった数字か教えて...全文を見る
○玉木委員 ちょっと別の驚きがあったんですけれども、タリフライン、五百九十四にしましょう、五百九十四のタリフラインの中で削減するのは百七十ぐらいということだったんですけれども、まだ精査中というのは私はよくわからないんですけれどもね。削減するのかしないのか、まだ確定していないという...全文を見る
○玉木委員 除外または再協議の定義がないので答えられないということなんですが、ちょっと国会決議との整合性を我々はきちんと判断する責任があるので、あるならある、ないならないということを答えていただきたいんです。  では、その定義がないということであれば、ちょっと定性的に聞きます。...全文を見る
○玉木委員 私は、もう少し明確に言います。四百二十四が関税を残すラインとお答えをいただきました。  では、もっと明確に聞きます。  関税を残すラインとされた四百二十四のうち、これまでと全く何も変えていない従前どおりのものは四百二十四のうち幾つありますか。
○玉木委員 全部通告しています。  なぜ私があえて従前どおりという言葉を使ったかというと、タリフラインの中の結果に従前どおりという言葉を使っているのがあるから、あえて私は、余り私自身は使わない言葉ですけれども、これまでと同じという意味の従前どおりという言葉を使ったんです。  ...全文を見る
○玉木委員 石原大臣に伺います、これは全体の話なので。  四百二十四は重要五項目のうち関税ラインを残すということになりました。今、森山大臣からあったように、関税を残すといってもいろいろなパターンがあります、強弱が。すごく残しているものから、形上残しているものからあるんですが、私...全文を見る
○玉木委員 ちょっとわかったようなわからないような感じなんですが、四つのカテゴリーが関税を残すラインにはあると。その四つのカテゴリーの中に、全く無傷というカテゴリーはどこかに入るんですか入らないんですか。五つ目のカテゴリーとして、全く長期にわたっても関税も下げないし、全く何もしな...全文を見る
○玉木委員 先ほどいただいた答えと余り変わらないんですが、私が聞きたいのは、例えば、関税割り当てをして、枠外は維持したけれども、同じもので枠内は無税にしたりとか、そういうのもありますよね。ですから、ある同じ品目で全く無傷になっているようなものは、では、それはどれだけありますか。
○玉木委員 四つのカテゴリーを今説明いただきましたけれども、今聞いた話だと、いわゆる全く無傷のものはそこにないと思います。全くないということでよろしいんですか。  つまり、一つ例を何か挙げますと、同じ品目でありましても、例えば乳製品の調製品、乳成分が全重量の三〇%以上、乳脂肪分...全文を見る
○玉木委員 いや、それなら、例えば米も枠外関税はばっちり残っているじゃないですか。その中で七万トンだ、八万トンだと議論して、こうやってみんな心配しているし、もめているわけです。枠外税率が維持されたから、残った、無傷だなんて定義されたら、この議論はできないんです。それは森山大臣もよ...全文を見る
○玉木委員 先ほど委員長からおっしゃっていただいたように、私は極めて基本的なことを伺っています。  重要五項目が、国会決議の除外または再協議、これに反しているか、しっかり対象となったのかどうかということの基本的な議論をまずやろうと思っていますので、改めて、五九四タリフラインでい...全文を見る
○玉木委員 それでは、引き続いて質問をさせていただきたいと思います。  改めてお伺いいたします。  いわゆる重要五項目、タリフラインに直しますと五百九十四、これが最新の数字だと思いますが、そのうち、関税の削減もしていない、関税の撤廃ももちろんしていない、いわゆる無傷と言われて...全文を見る
○玉木委員 重要な答弁、重大な答弁をいただいたと思います。  午前中からこれを端的にお答えをいただければと思っていたんですが、もう一回整理しますね。  重要五品目、国会決議で、本来であれば除外または再協議にするということでありました。それが、除外または再協議になっているものが...全文を見る
○玉木委員 改めて質問します。  完全撤廃になったものが百七十であるということは、ちょっとこれも事実確認として教えていただきたいのと、重要五項目にもかかわらず撤廃に至った経緯、理由を教えてもらいたいんですね。  なぜ石原大臣に聞いているかというと、これは厳しいけれども譲って、...全文を見る
○玉木委員 では、ちょっとこれは最後、農林大臣に聞きます。  百七十のタリフラインは撤廃しました。このうち、輸入実績がゼロのものは幾らありますか。
○玉木委員 ちょっと、これでもうそろそろやめますけれども、重要五項目というのは、国会決議を守れば、本来全部守らなきゃいけないんです。にもかかわらず撤廃したら、なぜ撤廃したかは、より高い説明責任がこの百七十ラインには求められるんです。  今、石原大臣もあったし、森山大臣からもあっ...全文を見る
○玉木委員 それも驚きなんですけれども、百七十のほとんどが輸入実績がないから撤廃したのかと思いきや、百七十のうち全く輸入実績がないのは、実は半分以下の五十六なんですね。  少ないものというのも、今大臣自身がおっしゃったように、これはいろいろ定義があるので、一回これを整理して出し...全文を見る
○玉木委員 それでは、重要五項目、これが、実は無傷のものがゼロだったということが明らかになりましたので、それを踏まえて、また同僚議員がこれからの議論を深めていくこと、そしてまた、私もこの点をさらに追及していくことを申し上げまして、質問を終わりたいと思います。  ありがとうござい...全文を見る
05月16日第190回国会 衆議院 予算委員会 第20号
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○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。  まず、熊本を中心とした地震で亡くなられた方に心からお悔やみを申し上げますとともに、今なお被災されている多くの方々に対して心からのお見舞いを申し上げたいと思います。  その上で、我が国の名誉と尊厳に関する重大な問題が先週から報道または発表...全文を見る
○玉木委員 資料一をごらんください。  総理、これは危機感と緊張感が少し少ないのかなと思うので、改めてこれを見ていただきたいんです。  フランス検察当局も文書の中に書いていますが、これはなぜ問題かということは、フランス当局が、短いステートメントですけれども、その中に幾つかの要...全文を見る
○玉木委員 電通からの推薦でお願いすることになったコンサルティング会社だということはわかりましたけれども、今大臣からもありました、きょうは、竹田会長、招致委員会の前理事長にもお越しをいただいておりますので、お伺いしたいと思います。  最初の振り込みが七月です。招致決定が九月です...全文を見る
○玉木委員 いろいろ今説明いただきましたけれども、私の質問には答えていただいておりません。  どういう結果が成果物、有形無形のというふうに言いましたけれども、では、文書として、この二億円を超えるものに対する対価として何らかの報告書はあるんですかないんですか、この点についてはもう...全文を見る
○玉木委員 二番目の質問は、この事案が、事前にはわかりました、信頼あるところと信じてやったということなんですが、こういうことが取り上げられて、大きな世界的な疑惑になっておりますから、そういうことが出た後、改めて、ブラック・タイディングス社あるいはタン氏そのもの、こんなにたくさんの...全文を見る
○玉木委員 では、正しいということはどのように、妥当性について、今、確かに払ったことは払ったとお認めになっていますが、それが今、不正なものに使われたのではないのかということが、国際的な疑惑が生じているわけですから、その使途について確認は、では、それが適正なものであったかというのは...全文を見る
○玉木委員 大臣、それは違うと思います。  この前、ロンドンで腐敗サミットが行われて、そこで、伊勢志摩サミットでは日本が主導してスポーツにおける腐敗対策の文書を取りまとめるということをもう言っているわけですね。しかし、ホスト国自身がオリンピックの招致にかかわって大きな疑惑を抱え...全文を見る
○玉木委員 はい。よろしくお願いします。  もう終わりますが、もともとこれが、国際的に取り上げたのは、一月に発表された世界反ドーピング機関の報告書です。その報告書の中にこういう記述があります。マーケティングコンサルタント業とは何を意味するのかについて、捜査当局間の共通認識として...全文を見る
05月18日第190回国会 衆議院 文部科学委員会 第8号
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○玉木委員 おはようございます。民進党の玉木雄一郎です。  私は、きょう、先般の予算委員会に引き続きまして、二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピックの招致をめぐる疑惑について質問したいと思います。  私も、スポーツが好きな人間として、また、これは馳大臣とも議論させてもらった...全文を見る
○玉木委員 私も、みんなが楽しみにしている、特にアスリートの皆さんはこれに向けて、子供たちも含めて一生懸命頑張っている中で、返上なんということは夢にも思っていませんけれども、ただ、こういうことが国際的にさまざまな報道がなされていることも事実であります。これは我が国の名誉にもかかわ...全文を見る
○玉木委員 この前の予算委員会でもこれは政府に対してお願いしたんですが、弁護士を入れた第三者調査チーム、これを立ち上げるということは評価をしたいと思います。ぜひしっかりとこれはやっていただきたいなと思います。  ペーパーカンパニーではないかということなんですけれども、二〇一五年...全文を見る
○玉木委員 これはぜひ確認していただきたいと思うんですね。  一部報道にもありましたけれども、シンガポールの会計企業統制庁、ACRAというのがありまして、ここで、登記等の登録あるいは抹消、こういったことはどうもわかるようですから、直接接触すると口裏合わせだというような疑念がある...全文を見る
○玉木委員 だったら最初からそう答えてくれたらいいので。  二〇〇六年にできて二〇一四年の七月四日に業務を停止している。ないということですね。だから、今現在ないということなんです。  馳大臣にちょっとお願いがあるんですが、疑惑を晴らしていくためには、まず、どういう契約になった...全文を見る
○玉木委員 よろしくお願いします。  きょう、この場で明らかになったのは、今、ずっと取り沙汰されてきたブラック・タイディング社がもうないということですね。ないという中で、相手の同意を得てしか開示ができないということになると、それは開示をしないということと一緒なので、これだと我が...全文を見る
○玉木委員 わかりにくいのでもう一回聞きます。  今問題になっている、支払われた対価たるお金が妥当なものかどうか、違法か適法かまで含めた監査をしたものではないですね。
○玉木委員 ちょっと待ってください。その書類を入手したからこのステートメントが出せたんじゃないんですか。
○玉木委員 一番最初の、反論文書のイの一番に出てくる、監査を受けたということを理由に挙げているんですが、では、これは監査を受けたという事実だけ書いてあって、どういう内容の監査かについては皆さん自身も把握していないということですね、現時点で。
○玉木委員 ということは、形式的な、支払いがあった、成果物がある、契約書があるという、いわば形式的なチェックだけであって、中身の、その支払い内容の妥当性、使途についてまで監査しているものではないということですね。
○玉木委員 わからないということなんです。  これは、特定目的監査といって、オリンピックにかかわる、ある種の特別な目的を持った監査なんですね。  きょうは政治家の先生がいるからわかると思いますが、会計検査院を思い出してください。単に、ある費目が予算書のこの項や目できちんと出さ...全文を見る
○玉木委員 そういうことなんです。IOCと多分東京都に対してレポートする責任があるような監査だと思うので、普通毎年一回受けるような監査ではないので、中身が何なんですかと聞いたんです。  そのことが、会計検査院がやっているような、中身まで入っていって妥当性をやるような監査だったら...全文を見る
○玉木委員 なぜこういう質問をしたかというと、十三日のインタビューで竹田会長はこうおっしゃっています、適切な監査を受けてから送金したと。これは私は、事実に反すると思うんですね。監査というのはあくまで事後的なものなので、全部監査を受けて、あるいは支払い方とか、それで支払ったので大丈...全文を見る
○玉木委員 私が読んだのは、これはサンスポだと思いますが、報道で見たのは。いや、それは書いていますよ。それはもしあれだったら否定されたらと思いますよ。十三日、まとめてインタビューを受けていますよね。
○玉木委員 では、報道が間違っているということですね。
○玉木委員 いずれにしても、支払いの妥当性ということでいうと、契約書、そして、なぜこのブラック・タイディング社を選んだのか、組織内でいろいろなしっかりとした、組織として決定したということもさっき話がありましたけれども、だったら、その組織内の決裁書、二億を超える支出をする、こういっ...全文を見る
○玉木委員 二億円を超える支払いなので、この前の予算委員会でも、向こうからある種売り込みがあって、それでそれを電通に確認して、いいからといって契約したという話があったんですが、では、こっちからシンガポールに出かけていって、わざわざそこで契約しているんですかね。東京でしていないんで...全文を見る
○玉木委員 では、調べて報告してもらいたいと思います。  質問は、今回の契約です。具体的にこの契約内容はどういうものだったのか。一部、支払いは二回に分かれていますけれども、契約そのものも二つなのか、一つなのか。当該相手人が一人ですから一個の契約でいいと思うんですけれども、支払い...全文を見る
○玉木委員 次の質問は、なぜ二つに契約を分けたのかということと、もう一つは、今、ちょっと済みません、私、聞き逃したのかもしれませんが、成功報酬というのが一つ目の契約にも二つ目の契約にも入っていなかったと思うんですけれども、成功報酬的なものは一番目の契約なんですか、どっちに入ってい...全文を見る
○玉木委員 ちょっと違和感を感じますね。  では、一回目の契約には成功報酬は入っていなかったということですね、お金がなかったから。  でも、定義上、成功報酬というのは、成功したら払うということをその決定の前に約束をしないと成功報酬になりませんよね。つまり、招致できることが完全...全文を見る
○玉木委員 十名程度ということですね。  いろいろなことがあるということですが、私の質問は、その中で成功報酬として払うこともあるということだと思いますが、成功報酬を渡すということをした中で、それを契約に書かないで成功報酬を払った例はそのほかにもあるのかということを聞いているんで...全文を見る
○玉木委員 よくわからないですね。  では、お伺いしますけれども、さっきちょっとわからなかったのは、招致が決定した時点で成功報酬を払うということを、では口頭で先方と了解していたんですか。
○玉木委員 驚きました。  これは、支払い、資料一を見ていただければわかるんですが、一回目が一億円、招致が決まった後に払っているのが一・三億円です。先ほどの説明だと、対象の期間が、一回目の一億円は三カ月ですね、七、八、九。二回目の一・三億円、より多い方は、十月、十一月の二カ月だ...全文を見る
○玉木委員 先ほどの説明とちょっと矛盾すると思うんですけれども、いろいろそういう話があったということをおっしゃったじゃないですか。
○玉木委員 そうすると、招致が正式に、もう明確に決まった後に払っているこの一・三億円のお金は何なんですか。
○玉木委員 さっきも言ったように、契約期間は二回目の方が短いんですね。先ほどの話だと、成功要因に関する情報収集、分析といって、もう決まった後に、あるコンサルとわざわざ契約を結んで成功要因の分析をして、また冬季オリンピックとか夏季オリンピックをやるんですか。それに前の分よりも大きい...全文を見る
○玉木委員 いや、よくわかりません、私。  中身が、いろいろなコンサル契約ですから無形物が多いんですけれども、これは外形的に見て、単純に三カ月で一億円、二カ月で一・三億円ですから、一日当たりに割ると、前の契約は一日当たり大体百万円ですよね、百万円ちょっとかな。二回目の契約が二百...全文を見る
○玉木委員 では、こういうケースはブラック・タイディング社だけなんですね。同じ相手と二つの契約を招致前後で分けて支払ったというケースはブラック・タイディング社だけという理解でよろしいですね。
○玉木委員 先ほど、ブラック・タイディング社が特別だという、特別の趣旨はどういう趣旨でしょうか。
○玉木委員 ちょっとよくわかりません。  招致が決定した時点で追加の契約をし、追加の成功報酬を払うということを、事前に文書を交わすことなく話し合っているということは、それは一体どういうことなんでしょうか。成功報酬的という、成功報酬に的がつくという説明も私はよくわからないんですが...全文を見る
○玉木委員 多くの人脈の中にディアク親子は含まれていますか。つまり、ディアク前会長あるいはその息子さんとの関係がこのタン氏は非常に近いということを認識した上で契約をされたということでよろしいですね。
○玉木委員 以前、竹田会長は、国際陸連に近いとは知っていたが、ディアク親子とのつながりは知る由もないというふうに一回答えておられるんですが、今は、当然そういう関係があったのは知っていた、ただ、こういう不正、不当な関係があったようなことは知らなかったということ。  当然、これだけ...全文を見る
○玉木委員 今、重要な答弁だと思いますね。十六日の私の質問に対して、会長はこのようにお答えになっています。「このIAAF、世界陸上競技連盟とブラック・タイディングス社は業務の実績はあるということは伺っておりますが、ラミン・ディアク氏そしてその息子さんたちとこの会社が」、ブラック・...全文を見る
○玉木委員 もう終わりますけれども、きょう少しいろいろ議論して幾つかのことが、明らかにしなければいけないなと思ったのは、一つは、やはり契約ですね。他の契約との関係は、少しこれはやはり比較をしてみる必要があると思いますので、十程度あると言われていた契約について、コンサル報酬、必要経...全文を見る
10月03日第192回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。  この間、審議をやってまいりましたけれども、例えば、SBSの価格偽装の問題についての調査結果も出ていません。きょう私は質問しますけれども、そんな中であすにも採決という話が出ておりますけれども、きちんと出す資料は出していただいて、慎重審議をや...全文を見る
○玉木委員 よくわかりました。全く問題ないということですね。  平成二十五年十二月二十四日、安倍政権において閣議決定された独法改革等に関する基本的な方針というものがあります。皆さん守っておられる内容だと思いますが、この中には、独法の長の報酬についてこういうふうに書いています。毎...全文を見る
○玉木委員 済みません。一つだけちょっと訂正します。  実質で見たときのパフォーマンスが下回ったのはこの一年だけです、二〇一五年度、まさに問題になった。ここが、でも実質で見ても下回っているんです。それまでは、民主党政権も含めて下回っていないんですね、二〇〇九年。ですから、ここは...全文を見る
○玉木委員 午前に引き続きまして、年金の話をしたいと思います。  少しおさらいです。  GPIF、年金の積立金の運用、十五カ月で十兆円もの運用損を出していると指摘をしましたが、年金は短期で見るんじゃなくて、長期で運用を見なければいけないという話でありました。  二枚目を見て...全文を見る
○玉木委員 委員長、ちょっと塩崎大臣の答弁をもう少し簡潔にしていただくようにお願いします。  最後で答えがわかりました。このとおりだということです。  デフレ下における調整をどうするのかは極めて大事です。我々もこれは悩んだ覚えがありますが、ただ、物価が上がると、まさにアベノミ...全文を見る
○玉木委員 いや、もう一回、ちょっと国民の皆さんも。  これは結構大事な変更なんですよ。つまり、では物価スライドという言葉をなくすのかということだと思うんですが、これは逆物価スライドですよね、物価が上がっているのに、世の中の物の値段が上がっているのに、新しい人じゃないんですよ、...全文を見る
○玉木委員 いや、まさに今年度起こっているじゃないですか。物価が〇・八上がって、賃金がマイナス〇・二というのは、まさにアベノミクスで今年度起こっているじゃないですか。だから、私は、やはり物価が上がっているときに年金を下げるということをきちんと説明して議論をやるべきだと思います。 ...全文を見る
○玉木委員 やらないということですね。  ですから、我々も三党合意の中でいろいろ議論しました。こういうきちんとしたスライドを強化していくことも考えました。あわせて、低所得者対策とセットだからこれをやろうとしたんですよ。低所得年金者への対策を欠いたまま、単に機械的に年金を下げ、下...全文を見る
10月12日第192回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○玉木委員 玉木雄一郎です。  前回に引き続き、年金の給付を抑制する法案について、いわゆる年金カット法案について質問いたします。  冒頭、総理の前回の私に対する発言及び同僚議員の井坂議員とのやりとりの中での発言について、まずお伺いしたいと思います。  この年金カット法案、よ...全文を見る
○玉木委員 委員長、静かにさせてください。
○玉木委員 総理、平成三十三年の施行だと知らないと断言された理由を教えてください。私の頭の中が総理はのぞけるんでしょうか。  二つの部分で成り立っていて、賃金スライドの下落については平成三十三年からの施行、マクロ経済スライドの強化については平成三十年からの施行、この二つがセット...全文を見る
○玉木委員 いや、総理、ちょっと情けないですよ。  私は、別に隠すことなく、施行期日は当然知っている、だから来年四月からと言ったんです。私は、時期のセット論は全く言っていません。全く言っていません。  もっと言うなら、総理がおっしゃるとおり、物価がどんどん上がっていく、賃金が...全文を見る
○玉木委員 総理、そこは結構です。まさに断定されずに、かもしれませんが、恐らくという言葉を使っておられますが、そのしばらく後に出てくるところを私は問題にしています。平成三十三年施行だということを御存じないから言われたんだけれどもと。断定しているところは取り消してください。
○玉木委員 年金は、国民にとって本当に大切な話です。私もできるだけ建設的な提案をしているので、とにかく、事実の確認もせずに思いつきで他人を批判するのはやめてください。(発言する者あり)
○玉木委員 次に、前回の少し復習にもなりますが、生活保護、特に高齢者の生活保護世帯がふえています。  全生活保護の中で高齢者世帯の割合が非常にふえておりまして、これは調べましたら、厚生労働省に資料をいただきました、特に、今は生活保護の半分が医療扶助になっていますが、医療扶助、住...全文を見る
○玉木委員 先ほどこれを示したときに、自民党の席からこれは十年間の数字だということのやじが出ましたが、私も正直びっくりしたんですが、これは一年間の数字です。単純に掛けたものが十年間。十年間の累積の年金額に〇・〇五二掛けて、これは一年間の数字です、それを年に落としたものですね。 ...全文を見る
○玉木委員 スライド調整期間を短くしていく。  将来の負担、年金額が減ることを抑えていくということは、このスライド調整の仕組みというのは、一つのようかんをどっちかで押し出すとどっちかが減っていくような関係になるので、現役世代のものを押し出せば向こう、将来世代が上がっていく、こう...全文を見る
○玉木委員 安倍総理大臣が年金制度についての理解が余りないということはよくわかりました。  この表は、特例水準は実は全く関係ありません。実はデフレも、物価におけるデフレスライドは一部反映しています。  上のこの差は……(安倍内閣総理大臣「それはわからない、これはやってみなきゃ...全文を見る
○玉木委員 総理は、いや、特例水準があったから下がらないと言う。特例水準を苦しい中で下げることを決めたのは我々民主党政権です。だから私は、あの表もつくったし、国民の皆さんに年金を引き下げるのかといろいろな批判もいただきながら、でも、将来世代に対する責任を果たさなきゃいけないといっ...全文を見る
○玉木委員 もう少し、国民生活に大きな影響がある話ですから、丁寧に、試算も出して、冷静に議論を深めていただくことをお願い申し上げまして、質問を終わります。
10月17日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第3号
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○玉木委員 玉木雄一郎です。  同僚議員に引き続きまして、議論を進めたいと思います。  まず、総理にお伺いします。  新潟県知事選挙の結果が出ましたけれども、原発再稼働とあわせて、このTPPの議論、特に、何度も指摘がありましたけれども、情報が十分出てきていないこと、一体どの...全文を見る
○玉木委員 通常国会の少しおさらいをしたいと思います。  何度も出てきていますけれども、この真っ黒に塗られた文書でありますが、我々も、外交交渉過程を全部出せと要求したことは実はありません。我々が問題にしたのは、もちろん結果はしっかり分析をしています、あわせて、その結果の分析、解...全文を見る
○玉木委員 では、その確認の結果を教えてください。
○玉木委員 PDF化した原稿案を省のメールシステムに添付して流し、目次から巻末の用語集までチェックするようなことをした事実はないと言い切れますか。
○玉木委員 私は確認していないと。  これは通告しています、明確に。PDFの話も含めて通告をしておりますが、大臣、それは確認した上で全くなかったということでよろしいですね。いなかったということでよろしいですね。全くなかったということでよろしいですね。
○玉木委員 確認できないという曖昧な回答ではとても納得できません。  大臣、これは国際部からいろいろな説明を受けているかもしれませんが、大臣、きちんと調べてください。省のメールシステムを使っていれば、痕跡は必ず残っています。ログ情報も残っています。  ですから、これはきちんと...全文を見る
○玉木委員 それでは、次の質問に移りたいと思いますが、このTPPに関して言うと、とにかく秘密が多いなということが一言で言うと印象であります。その中で、第一次産業の話がいろいろ出てきましたけれども、きょう私、食の安全についての質問をしたいと思っています。  ちょっとパネルをごらん...全文を見る
○玉木委員 表示の話は後でまた詳しくやりたいと思います。  これをもう一回見ていただきたいんですが、私が問題にしているのは、各国それぞれの国の立場があっていろいろな規制をやっていますが、日本の場合はダブルスタンダードなんです。国内での使用は認められていませんけれども、それを使っ...全文を見る
○玉木委員 人体に影響があるとしたら、それは規制を早急に検討しなければならないと。私はこれは非常に前向きな答弁だと思いますが、松本大臣、現在の日本が課している、輸入で入ってきていますね、これは全部安全ですか。安全を確認されていますか。あるいは、日本の安全基準というのは、世界的に見...全文を見る
○玉木委員 国際的な基準、コーデックス基準と一般に言われますけれども、その範囲内であれば大丈夫だ、日本もその基準を満たしているという話だと思いますが、先ほど紹介したある調査によりますと、これは日本の調査ですが、国内の販売されている牛肉や豚肉を調べた学者の論文がございまして、国内産...全文を見る
○玉木委員 ということは、最初の答弁では、国際基準を満たしたものでしっかり水際措置をやっている、そういう輸入牛肉、豚肉は入らないという説明だったんですが、今言った酢酸メレンゲステロールに関して言うと、日本の基準が国際基準より甘いということをお認めになったということですね。大丈夫で...全文を見る
○玉木委員 いや、びっくりしましたよ、これは。国際的な基準を満たして、それに準拠して日本の基準をつくって、そもそも、さっきあったように、国内で使用が禁止されているものを、禁止していますね、使えません、ただ、それを使った輸入牛肉、輸入豚肉は入ってくることができる、ただ、国際的な基準...全文を見る
○玉木委員 ちょっとよくわからなかったんですが、総理、表示義務は、これから輸出入を拡大していくのであれば、全部が全部私も悪いとは言いません、消費者の健康に被害があるのか、これは科学的にさまざまな見地、立場もあるでしょう。ただ、消費者が選べる権利をきちんと与えてあげることが私は大事...全文を見る
○玉木委員 残留しないという話なんですが、先ほど紹介した、これは日本癌治療学会に提出された論文によると、米国産牛肉と和牛のエストロゲン濃度、脂身で百四十倍、赤身で六百倍ものホルモン剤の残留の疑いがある、そういった調査もあるわけでありますから、検出されないからいいという問題ではなく...全文を見る
○玉木委員 この条文を決める際にどのような交渉をしたのか知りたいと思います。  なぜなら、科学的な根拠に基づいて、これを規制するのか、あるいはこの薬剤を使っていいのかどうか、これは秘密にする話ではないと思うんですね。ある程度、これはこういう根拠だから規制をしましょう、あるいはし...全文を見る
○玉木委員 これは食の安全に極めて大切なところで、もめたときのさまざまな利害調整の仕組みがTPPの協定には各所で入っています。特に、このSPSと言われる分野の技術的協議において、せっかくそういうことがあったときに、もう一回言いますね、作成される全ての文書は秘密のものとして取り扱う...全文を見る
○玉木委員 きょうはここで終わりますけれども、ちょっと私、不安になりました。  まず、石原大臣からも安倍総理からもありましたけれども、今の規制を変える必要はない、これはもう従来ずっと答弁をいただいていますが、それは聞いていません。こういうダブルスタンダードがあるから、これから新...全文を見る
10月21日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○玉木委員 年金の話はよくようかんの話に例えられます。  世代間公平の話は、これはどの党であっても非常に年金を考える際に重要かつ難しい問題だと思っております。給付を削るという話はどの政権も非常にやりにくい話ではありますが、ただ、そのことが将来世代の給付の原資になるとすれば、現役...全文を見る
○玉木委員 では、もう一度シンプルに確認します。  この厚生労働省の四の資料の一番最後の丸のところで、一行目の最後、赤線を引いています、「今回の見直しが、仮に平成十七年度から実施されていたとしたならば」、一行飛んで、「累積の影響で三%低下していた」、これは正しいですか。
○玉木委員 少し議論を深めていきたいと思います。  ちょっと細かいんですが、資料の六をごらんいただきたいと思います。  一番上に、これは厚生労働省からいただいた資料をもとに、単に機械的に置いているだけです。平成十九年度から二十八年度の十年間の物価の改定率と賃金改定率をずっと書...全文を見る
○玉木委員 いや、五回というのは、ちょっと持ってくださいね。ちょっと質問しますね。四の資料の中のグラフがあるところの上に、「今回の額改定ルールの見直しが平成十七年度から実施されていたとしても、特例水準が解消されない限り、当該ルールによる年金額の減額も起こらない。」と書いてあって、...全文を見る
○玉木委員 いや、それは新ルールになったら、特例水準はないものとして計算していますけれども、過去を計算してさかのぼっているときは、これは特例水準があるから新しいルールは適用しないということで計算しているんではないですか。(発言する者あり)ちょっと時計をとめてください。一回整理して...全文を見る
○玉木委員 五回のケースは何年と何年と何年ですか。
○玉木委員 私が示した年と同じなんですが、当然同じになります、ベースが同じですからね。それぞれ、新ルール適用による追加の減は、私が示した〇・二、マイナス〇・四、マイナス一・二、マイナス一・五、マイナス一・三、マイナス〇・六は、それぞれ政府試算では幾らになりますか。
○玉木委員 二十八年度だけ可処分所得割合の影響の話をしますけれども、それは全部に当てはまります。  だから、そこだけ話しても、私はそういうことを聞いているのではなくて、私の資料六の、これは我々が計算したものですから、我々は間違っているかどうかわからない、ただ、信じていますけれど...全文を見る
○玉木委員 それは新ルールによる影響ではありませんね。  つまり、新しいルールを適用したときの追加の影響をそれぞれ聞いているので、これはある種、全ての年にひとしく、だから、分ければ、私もわかっているから書いているんです、可処分所得割合の減を入れれば、それぞれ下げていけばいいとい...全文を見る
○玉木委員 本当ですか。  そうすると、我々がここに計算した、可処分所得割合の話は除きますね、除いたときの、では、この青地に黄色で書いているのは、基本的に政府も同じだという理解でよろしいですか。
○玉木委員 各年の六回、最後の、二十八年度も、私は入っていると思うんですけれども、なぜか入っていないということになっているんですが、過去五回の可処分所得割合の減の影響を除いた、私、ここの可処分所得割合の減の話をするのは、これは新ルールの話じゃないですから。皆さんはそれを、影響を織...全文を見る
○玉木委員 大丈夫ですか。  では、基本的に、まず単純に可処分所得割合の話を除けば、我々が出したこの数字は正しいということでよろしいですね。この数字自体は正しいですね。
○玉木委員 ありがとうございます。明確になりました。  可処分所得割合を、〇・二%をどう扱うかというのは、これは解釈の問題みたいなところはあると思うんですね。ただ、過去十年間に適用してみると、やはり五・二%分、国民年金でいうと月額三千三百円、年間四万円減るような規模のルールが入...全文を見る
○玉木委員 全く理解できませんね。  百年安心ですから、なだらかな生産性の向上曲線が引かれるべきであるのに、二〇二三年と四年の間でこんなに非連続になるような財政計算で本当に大丈夫なんですか、ようかんの体積は予定どおり確保されているんですかということが問題なんですね。  ちなみ...全文を見る
○玉木委員 IFIという議論が最近OECDなんかでやられていますけれども、独立財政機関といって、中立的なところがきちんと財政の見通しを、余り政府のポリティカルなプレッシャーとかあるいは希望を反映してやらないように、特に年金のような長期にわたって国民生活に影響を与えるものについては...全文を見る
○玉木委員 終わりますけれども、やはりより正確な情報、これは抑制の話も、将来どれだけふえるというか、むしろ抑制が、抑えられるかという話は正確に国民に私は伝えるべきだと思います。  最後に、ちょっと途中の議論で、少し、必ずしも明確じゃなかったので、委員長にお願いしたいのは、四の政...全文を見る
10月26日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○玉木委員 玉木雄一郎です。  まず、無年金者対策について質問いたします。  二十五年から十年に年金受給資格を緩和するということは、我々も民主党政権下から、これは重要な課題だということで取り組んでまいりました。三党合意の大きな柱でもあり、そして、消費税の税率アップが予定どおり...全文を見る
○玉木委員 次の消費税一〇%増税で安定財源が確保されるまでにトータルで必要な財源というのはわかりますか。もしわかれば。わからなければ結構ですが。
○玉木委員 一千億を超えるような大きなお金でありますけれども、消費税増税を延期したために、この安定財源をどう確保していくのかというのが大きな課題だと思っております。  この二年半分の安定財源をどのように確保する方針なのか、決まっているものがあれば教えていただければと思います。
○玉木委員 では、明確な安定財源はない中で、毎年の予算編成過程でこの無年金者対策の財源は見つけていくという方針でよろしいんでしょうか。
○玉木委員 では、安定財源は今時点ではないということですね。毎年の予算編成過程の中であくまで見つけていくということでやっていくということで、来年度についてはある程度めどが立ちながら……(発言する者あり)今、安定財源らしきと言いましたけれども、安定財源らしきであって安定財源ではない...全文を見る
○玉木委員 さすが塩崎大臣、安定した安定財源に対する答弁だったと思います。  なぜこんなことを聞くのかというと、これは一体改革のメニューだったんですね。我々は、歳出と歳入を一体的に責任ある形で考えていこうというのが一体改革の理念だったので、そのうちの一部のメニューを消費税増税が...全文を見る
○玉木委員 わかったようでわからないような。高齢化は前から進んでいるし、人口動態の変化というのはある程度予想できたのかなと思って、これは別に塩崎大臣を責めるのではなくて、逆に、今回の見直し、消費税増税の先送りがなければ、こうした必要経費の見直しが行われないまま、この年金受給資格の...全文を見る
○玉木委員 逆に言うと、明確な、これが財源ですと言ってくれれば、二年半分の安定財源はがちっとあるなということで納得できるんですけれども、おっしゃらないので、毎年毎年どこかから見つけてこなきゃいけないなということになると、安定財源がないままこの制度改革に踏み込んでいくのかなと思わざ...全文を見る
○玉木委員 簡素な給付措置は、五%から八%に消費税を上げたときの低所得者対策なので、やはりある程度、期間期間、それぞれの、その年々に払う方が、私は低所得者の皆さんのためにもいいと。それをぐうっと寄せてきて、二年半分まとめて払いますわみたいになっているわけですよ。  それは、何で...全文を見る
○玉木委員 よくわかりました。  資料の四、いっぱい数字が書いてあって、ちょっと目がちかちかするんですが、今、橋本副大臣からも御説明いただいたことを実はここにも書いてありまして、上が民進党試算、下が政府試算になっていまして、物価の改定率、賃金改定率を、それぞれ十九年度から二十八...全文を見る
○玉木委員 今回、よくわかりました。二つの効果を足し合わせて三%の減というのを政府案が出しているのがよくわかりました。  それは何かというと、新ルールを適用した場合の年金額の減少分、これは我々は六カ年分あると思っています。それと、可処分所得の減少の影響を除外した場合の年金額の増...全文を見る
10月28日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第9号
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○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。  まず、三笠宮崇仁親王殿下の薨去に対し、心から哀悼の意をささげたいと思います。  さて、山本大臣、例の強行採決の発言があって、陳謝をされました。十月十九日のTPP特別委員会での御発言でありますが、このようにおっしゃっています。私は、これは...全文を見る
○玉木委員 安倍総理も同じ認識でいらっしゃいますか。
○玉木委員 総理、今時点で、今の現在の時点で国民の皆さんが全員納得をいただけているのかどうか。総理としては、今、どの程度このTPPに関して国民の皆さんの理解、納得がいただけていると認識されていますか。
○玉木委員 これからだと思いますね。  SBS米、輸入米の価格が偽装されていたのではないのか、この委員会でも何度も議論になりましたけれども、農林水産大臣そして農林水産省からも、今なお十分納得できる説明はいただけていないと思います。  きょうは雨の中、外で農業関係者の皆さんが座...全文を見る
○玉木委員 八千四百のうち二千四百ぐらいですか。三割いくかいかないかぐらいですかね、ちょっと計算できませんけれども。  今もいろいろな説明はありましたけれども、例えば、アメリカにおいてどういう関税の撤廃をしたのか、オーストラリアにおいてどういう撤廃をしたのか、つまり、日本側から...全文を見る
○玉木委員 外国の対応、どのように関税を撤廃するのかについては全文を訳していないんですね。  私は、きちんと説明をするという意味では、やはりこれはきちんと訳して国民の皆さんの議論に提供すべきだと思うんです。これは単なる自由貿易ではなくて、国民生活に大きな影響を与えるルールの変更...全文を見る
○玉木委員 過去の例と一緒ですけれども、英文でタリフエリミネーションという言葉を使ったような協定はありますか。私が記憶しているのは、WTOだとコンセッションズという言葉を使って、それを譲許表というふうに訳すことはありますけれども、例えば、関税に係る約束というのは、プロミスとか、い...全文を見る
○玉木委員 一番最初の答えの際に、過去の例に倣ってというような答弁がありました。過去の例を教えてください。
○玉木委員 エリミネーションの和訳って、普通、通常はどういう訳ですか。(岸田国務大臣「済みません、ちょっとごめんなさい」と呼ぶ)エリミネーションという英語の、通常、和訳をする場合はどういう訳になりますか。
○玉木委員 まあまあ、静かにしてください。  皆さん、これは結構大事な話なので、あえて私は取り上げています。  七年後の見直し等がこの委員会でも取り上げられました。関税割り当て、セーフガード、そして関税率も含めて、日本の場合は、五カ国からの要請によってもそれを見直すことがある...全文を見る
○玉木委員 これは私は誤訳の類いだと思いますね。  SBSの米の価格もそうですけれども、ごまかしたり隠したりすることばかりだから信頼を得られないんじゃないですか。こんな当たり前のことは答えてください。  では、次に参ります。重要五項目について伺います。  重要五項目、タリフ...全文を見る
○玉木委員 除外または再協議の対象を教えてください。
○玉木委員 除外または再協議はゼロということですね、対象になっているものは。わかりました。  それで、ちょっと資料を出します。ちょっと私から説明をします、少し混乱されていると思うので。  これは前もそうだったんですけれども、重要五項目というのは、最も大切に、これをいかに守れる...全文を見る
○玉木委員 前回、通常国会でも森山前大臣からもお答えをいただきましたけれども、重要五項目を守る、守ると。例えば日豪EPAの中での米のように、全く手をつけずにやる、これが除外ということで我々はその五項目を求めていたし、農家の皆さんもそれを求めていたはずです。  しかし、さっき見せ...全文を見る
○玉木委員 では、ちょっとこれはTPPと離れて一般に聞きます。  日本にさまざまな農産物が輸入をされています。その中で、二〇一〇年、一番多く輸入された農産物というのは、小麦ですか、バナナですか、リンゴですか、肉ですか。何でしょう。お答えください。
○玉木委員 日本に入ってくる農産物はさまざまなものがありますけれども、実は、多いのは、額的にも豚肉なんですね。豚肉です。  影響のないものに限定して、それぞれの品目で削減していった。例えば、キャッサバ芋とか、これはもうほとんど輸入実績がないから影響がないとか、あるいは牛タン、こ...全文を見る
○玉木委員 ちょっと整理しますね。  重要五項目を守る、守ると言って、完全に無傷で守られたものはゼロだと御答弁をいただきました。  ただ、その中でも、それぞれタリフラインベースでいくと、影響のないものに限定して、一つ一つ限定して削減をしていって、この赤のところがそれぞれありま...全文を見る
○玉木委員 赤いところは、影響のないものを、輸入実績がないとかそういうものだけ撤廃したと言うから、私も信じて、正直、図にしたり表にしたりして、自分自身びっくりしました。  影響がないものだけ、交渉の中で頑張って維持したのかなと思ったら、さっきの、豚肉というのはそもそも日本に入っ...全文を見る
○玉木委員 私、全くそんなことは聞いていないんです。極限まで効率化を進めている養豚農家がいらっしゃる中で、きちんと現実に向き合って、決まったこと、そしてそれを受けた対策を講じるべきではないかということを聞いたわけであります。  差額関税部分の、五十円になってしまうと、これはそも...全文を見る
○玉木委員 五十七件プラス六件で六十三件、これは何年間の数字ですか。  ちょっと整理して聞きます。  今いただいた、足して六十三件は何年間の検査の結果なのか。そして、その分母、一体日本にどれだけのメレンゲステロールを使った輸入肉、輸入豚肉、牛肉があって、そのうち何件を検査した...全文を見る
○玉木委員 ちょっと驚きですね。十年間、一年間で五カ所、五件だけやって、大丈夫だと言い切れるんですか。  何でそもそも総数を把握していないんですか。だって、これだけの量があるから、これだけを検査したら大体統計的にも大丈夫だということで検査しているのではないんですか。
○玉木委員 意味がわかりませんね。十年間で六十何件しかやっていないからひっかかっていないんじゃないですか。だから、それで検知されないから大丈夫なので検査しませんといったら、これはだんだん、やらないようにやらないようになっていくじゃないですか。  では次、ちょっと聞きます。そもそ...全文を見る
○玉木委員 それで、もう一つ聞きます。国際基準であるコーデックス基準、今ありましたけれども、このコーデックス基準というのはどうやって決まるんですか。  科学的な知見に基づいて決まるというふうに多分皆さん思っておられると思いますが、例えば肥育ホルモン、これは私、文献で読んだので今...全文を見る
○玉木委員 こういうことで決まっていっているんですよ。  安倍総理、最後に伺います。  ちょっと時間がなくなりましたが、石原大臣から前回ありましたけれども、これからも、今の基準はTPPで変える必要はないということなんですが、これから新たに、例えば、ダブルスタンダードであります...全文を見る
○玉木委員 引き続き、同僚議員の緒方委員がやりますけれども、私、それは認識が間違っていると思いますね。  貿易に悪影響を及ぼすおそれがあるとみなしたときには、その輸出国が輸入国に対して技術的協議を求めることができるという規定があります。これは、両者が合意しなくてもできることにな...全文を見る
10月31日第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号
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○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。  早速、岸田大臣にまずお伺いします。  冒頭、前回の私の質問に対して、タリフエリミネーションという協定文の訳が関税に係る約束、どう考えてもそれはおかしいんじゃないかといって質問したら、いろいろなお答えをいただきましたけれども、結局、寄託国...全文を見る
○玉木委員 違うんです。ニュージーランドのホームページに今も書いていますが、昨年の十月五日に大筋合意した後、いろいろリーガルなチェックをした後、ことしの一月二十六日にアップデートしましたよと書いているところが間違っているんです。だから聞いているんです。  委員長にお願いしたいの...全文を見る
○玉木委員 そこまでおっしゃるなら、もう一つ宿題というか委員長にお願いしたいのは、タリフエリミネーション、直訳すれば関税の撤廃ということをタリフコミットメンツという形に訳されました。それは理解をしました。しかしながら、第二の四条の見出しについては、関税の撤廃、英語でいうとエリミネ...全文を見る
○玉木委員 それでは、きょうは食の安全を中心に質問したいと思います。  先ほど与党の先生から豚肉の話が出たので、私もちょっと一言申し上げたいんですが、前回お示しをしたように、日本を除くTPP十一カ国から日本に輸入される豚肉の八割を超える対象の関税が撤廃される。これは差額関税制度...全文を見る
○玉木委員 排出されてしまってなかなか検出できないから規制をかけることができないというのが、簡単に言うとそういうお答えだと思いますが、私、これを最初はそうかなと思って聞いていたんですけれども、ちょっとおかしいのかなと思うんです。何でかというと、検出できないから規制しないというのは...全文を見る
○玉木委員 私は違反件数を聞いているのではなくて、低いもの高いもの含めて、そういったものを使ったお肉が合法なものも含めてどれぐらい日本に入ってきているかを聞いています。
○玉木委員 私は別に違法なものを聞いているのではなくて、およそこういう肥育ホルモンを使ったような肉が日本にどれぐらいの量入ってきているのかを、これは前回も聞きました。肉の総量を聞いているのではありません。今問題になっている肥育ホルモンや飼料添加物を使ったような肉が、アメリカやオー...全文を見る
○玉木委員 驚きましたね。一体、どれぐらいのものに対してどれぐらいやっているかという検査率もわからない。  塩崎大臣、私は、特定の、酢酸メレンゲステロールの使われているものを答えてくれとは聞いていません。厚生労働省のホームページにあるように、牛肉におけるホルモン剤の検査状況の中...全文を見る
○玉木委員 大丈夫ですか、これは。いや、私、全然難しいことを聞いていないし、前回も同じことを聞いています。  サンプル調査数の統計的な有意差をきちんと定めるためには、全体の分母に対して統計的に有意なこれぐらいの数をとれば全体像を把握できるから、大数の法則が働くからとかいろいろな...全文を見る
○玉木委員 それでは、次に行きたいと思います。  私、これは大事な問題だと思うのは、今回のTPPでも、例えば対オーストラリア向けに和牛を輸出しましょうというときに、オーストラリアは関税を撤廃してくれていますね。でも、これは山本大臣、御存じですか。今、オーストラリアは日本から牛肉...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。  関税を上げ下げするよりも、実は貿易にとって極めて重要なのは、この動植物検疫なんです。各国、関税は下げても、自国民の健康と命を守るために動植物検疫は厳しくしているんですよ。だからオーストラリアは今に至っても、日豪EPAを結んでも、一グラムも日...全文を見る
○玉木委員 本当にそうですかね。  松本大臣、これは規制ができなくなる。例えば、サケそのものもそうですけれども、この前あったように、加工してたんぱく質が分解されてしまって、かまぼこにする、すり身にするという形で輸入されたら、これは規制できませんね。
○玉木委員 危険性があるということを科学的に証明する責任は日本政府にありますね、輸入国側に。これは、私は非常に難しいのではないかと思うんです。  一つお伺いしたいのは、予防原則というものがあります。これは、ここに書いていますけれども、人の健康や環境に対する深刻かつ不可逆的なリス...全文を見る
○玉木委員 もう時間なので終わりますけれども、聞けば聞くほど不安になりますね。  一番最後の四枚目。よくWTOと同様だということをSPS、TBTの規定で言いますけれども、例えば、違いを一つ紹介しておきましょう。  この第七の十七条に、協力的な技術的協議というのがあります。これ...全文を見る
11月16日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○玉木委員 玉木雄一郎です。  引き続き、年金の質問をしたいと思います。  いろいろなことをこの間議論してまいりましたけれども、世代間の公平を図っていこうというのは、これは別に与野党を超えて共通だと思います。ただ、私は二つ問題があると思うので、冒頭申し上げたいと思います。 ...全文を見る
○玉木委員 では、それ以外にはないという理解でよろしいですね。  そこで、一つだけ、これも再度確認なんですが、過去十年のうち、我々の計算だと六回、新ルールが適用されるんですね。これはこの前答弁もいただきました。政府は五回ですね。平成二十八年度は〇・二のかさ上げがありますから、旧...全文を見る
○玉木委員 平成二十一年度には、政府も、明確に可処分所得の減少を加味して計算をしていました。過去にさかのぼって仮に適用したとするということを求めた以上、そこはやはり〇・二%の可処分所得の減は入れて計算するのが、もし仮に過去に当てはめられたとしたらということでは、私はより正確な数字...全文を見る
○玉木委員 それで、もう一つ、先ほど大串委員が言っていましたが、自民党さんが反論のペーパーをつくられていて、私も読んでみたんですが、まあ、ちょっと都合のいいことだけ書いているなという感じは正直しましたけれども。  一つだけ、これも先ほど大串委員が問いの十で言っていましたけれども...全文を見る
○玉木委員 こういう記述は一切ないので、塩崎大臣も自民党所属の議員だと思いますので、ちょっとここは直していただいた方が建設的な議論につながるのかなと。年金制度で、こういう、あんたが言った、私が言ったみたいな話は余り生産的じゃないなと思いますので、ちょっとここは修正、削除をお願いし...全文を見る
○玉木委員 合っているんですね、これ。  私、ちょっとここは、我々与党のときもなかなか、与党になるというか政府になると、やはり今の現状を追認的にどの政権もやらざるを得ないのは、我々も経験したからよくわかります。  ただ、私も、やはりそうはいっても、これは本当に大丈夫なのかなと...全文を見る
○玉木委員 改革派の塩崎大臣らしくない答弁ですね。将来がもしこういうふうになっているとしたら、今の法律上は、次の年金の再計算、今言った財政検証のときに下回る場合には改革を講じるということになっていますね。ただ、私は、それは先送りだと思うんですよね。  過去十年間の生産性の向上と...全文を見る
○玉木委員 余り正面からお答えいただいていないんですが、いずれにしても、私は、このケースG、ケースHというのは、これから注意深く、これはむしろフォローしていくべきケースではないかなと思っているんです。  実際、ケースHであっても、実は物価以上に賃金が上昇することになっています。...全文を見る
○玉木委員 大臣、ぜひ検討してみてください。やはりこれは、ケース、きょうはGとHを示しましたけれども、今の現在価値でいっても二割も年金が減る将来世代が出てくるということは、大きな生活へのインパクトがあると思いますから、特に生活保護との関係で、生活保護未満の人が相対的にふえるのであ...全文を見る
11月18日第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○玉木委員 民進党の玉木雄一郎です。  年金の質問をさせていただきます。  この間いろいろ議論させていただいて、二つのことがわかりました。一つは、まず、今の高齢者の年金に対する影響については、減ることはあってもふえることはないということです、この法案で。もう一つ、マクロ経済ス...全文を見る
○玉木委員 正確にお答えをいただいていませんね。前半は正しいと思います。  今回、よくお示しをした、何度も出しましたけれども、この二つのパターンが加わることによって、物価以上に賃金が下落したときには、今までは物価まででしたけれども、賃金下落まで深掘りして年金を引き下げる、もう一...全文を見る
○玉木委員 二〇一四年に予定した以上に年金がふえることは、この法案ではありませんね。(発言する者あり)
○玉木委員 はい、それが答えです。  この法案が通ったことによって、あたかも将来世代の年金が何か財源が確保されてふえるような話ではなくて、下がらないのを防ぐというぐらいが私は非常に正確な言い方かなと思うんですね。ですから、年金カットという御批判をいただきますけれども、ただ、何か...全文を見る
○玉木委員 適当ではないんですね。  つまり、新ルールが適用される年の影響をどう評価するか、お互い多少、可処分所得変化率を入れるかどうかは意見が分かれるでしょう。ただ、明確に新ルールが適用されない年にも何か〇・二を乗っけて、それで三十三年からは適用されないからどうかというのは、...全文を見る
○玉木委員 大臣、五年後同じ答弁をしていますよ。思ったよりデフレだった、思ったより賃金が上がらなかった、これを私は二度と聞きたくないですね。  資料の六に、これも前回お示ししましたけれども、直近の十年間の生産性の向上を単純平均すると〇・六八になって、大体〇・七ぐらいなんですね。...全文を見る
○玉木委員 私は建設的な議論を心がけているんです。二〇〇九年と二〇一四年のたった五年を比べても物すごく下振れしたということを我々は今経験しています。  大臣、今ちょっと気になったのは、三十年先だからいいみたいな言い方は私はやめた方がいいと思いますよ。日本は人口減少社会に入ってき...全文を見る
○玉木委員 ちょっと驚きましたね。七万二千円、これは二〇一五年ベースですけれども、基礎的消費支出のどこまでの額が年金でカバーされたら賄うのかわからない、関知しない、総合的に判断するからよくわからない、そういうことで年金制度、計算したり財政検証をやっているんですか。五年ごとに財政検...全文を見る
11月25日第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
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○玉木委員 玉木雄一郎です。  まず、中間管理機構の予算についてお伺いします。  私自身、制度設計にも携わりましたので、この予算の執行については、予算委員会初めさまざまなところで質問をしてまいりました。二十五年度補正予算で最初に予算がついて、二十六年度、七年度、八年度、そして...全文を見る
○玉木委員 今、さらっと二つの大切な数字をお答えになられたんですね。  前者の七万七千ヘクタール、これは結構なものだと思いますね。  後段で言った新規の二万七千ヘクタール、これは皆さん聞いておられて何のこっちゃと思うと思いますが、実は、政府の目標は、担い手に対して農地の集積を...全文を見る
○玉木委員 二つ大事なことを教えてもらいました。  一つは、非担い手から担い手に集積するのが大体八万ヘクタールできましたということなんですが、そのうち機構でやったものは二万七千ヘクタールですね。ということは、機構経由のものの方が、実は新規に担い手に集積したルートとしては機構以外...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。前向きな答弁をいただきまして、感謝を申し上げます。ぜひこれはうまくいってほしいと思っていますから、やはり現状把握をきちんとした上で、効果的なところに予算をつけていく、効果がないところには予算をつけないということをやっていくことが大事だと思います。...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。これは随分運用改善につながると思いますね。  大臣、お願いしたいのは、制度をつくっても、細かいところを見るとなかなか当初予定していなかったこともいっぱい生じるので、地域の声を集めて、ここはもう少しやれば制度が本来予定したようにもっとうまくいくと...全文を見る
○玉木委員 ありがとうございます。大臣、ぜひよろしくお願いいたします。  農水大臣、もう結構でございます。ありがとうございました。  続きまして、同じような話というか、現場の柔軟性をもっとうまくやった方が予算執行もうまくいくし、せっかくの税金が効率的に使われるという話を一つま...全文を見る
○玉木委員 今のお答えだと、必ずしも全員四キロ以上じゃなくてもいい、ただ、三キロとか三・五キロの人がいると、その分だけ補助が減るみたいなイメージだったんですけれども、そんな感じなんですかね。
○玉木委員 貴重な答弁をありがとうございます。  そういうことはなかなか地方自治体の人とかは、私も今大臣にお答えいただいてそういうことを知ったので、そうしたことの多少の柔軟性がきくということについては周知徹底をして、やはり現場はいろいろな状況があります。子供たちの学びの環境をい...全文を見る
○玉木委員 ニーズが非常に高まっているということも理解はしますけれども、例えばこれは地元の坂出市長さんからも聞いたんですけれども、港湾の整備なんかを一旦やり始めると結構多年度にわたるので、これは多年度に使えるというメリットもある一方、予定したものがなかなか来ないと事業継続、進捗が...全文を見る
○玉木委員 現状についてもよく存じ上げていますが、私も地元のいろいろな調整は汗をかきたいと思いますので、そこは、何年かかるかわからないということではなくて、例えばオリンピックをめどに、四、五年で何とか頑張って完成させる。その方が、いわゆるネットワーク効果と言われるときも、整備した...全文を見る
○玉木委員 工事の発注、着手はもう一〇〇%ということなので、あとは粛々、淡々、着実に進めていっていただきたいなと思っております。  最後に、高松空港のことに質問を移したいと思うんですが、仙台空港が民営化をされました。空整特会という、私も昔、特別会計をさまざま役所時代も含めて見た...全文を見る
○玉木委員 終わりますけれども、二月にこの質問を大臣にした後、県議会で浜田知事がこう答えています。高松空港は四国の拠点空港としてより高度な誘導システムを備えておく必要があると考えており、国に働きかけてまいりたいと考えておりますと。  県も前向きになっておりますので、ぜひ国土交通...全文を見る