田村貴昭

たむらたかあき

比例代表(九州)選出
日本共産党
当選回数3回

田村貴昭の2020年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月28日第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  CSFそれからASF対策について質問します。  まず、大臣にお伺いします。  被害農家への殺処分の手当金は、子豚は、子豚の市場価格で評価をされるので、大きく育てて得られるはずだった利益は得られません。私は、昨年三月の質疑で、逸...全文を見る
○田村(貴)委員 ぜひとも支援策を拡充していただきたいと思います。心が折れないように支援が必要なんですよね。  これまでCSFの被害農家で廃業した農家は、農水省に伺いますと、もう既に三軒に達していると伺っています。大臣の地元の口蹄疫でも、やむなく畜産を諦めた方も多数おられたわけ...全文を見る
○田村(貴)委員 少しでも負担が減るように、農家の方もそれを希望しています。今回の一部法改正についても、理解はできる、しかし、支援が、支援の中身がやはり心細い、心配だという声を私も直接聞いたところであります。  次に、提案者にお伺いをしたいと思います。  ASF侵入に伴う予防...全文を見る
○田村(貴)委員 時間が参りました。  まずは、何といっても水際対策の強化が求められます。そして、農家においての感染を予防する、そして、残念ながら患畜が認められたところへの万全なる支援対策を講じていただくことを強く要求して、質疑を終わります。  ありがとうございました。
02月18日第201回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  鹿児島県の種子島に隣接する馬毛島の買収問題について質問します。  政府は、米軍空母艦載機の地上離着陸訓練、FCLPの候補地として、西之表市の馬毛島を買収するとして地権者と契約を進めています。  私は、昨年の予算委員会分科会で、...全文を見る
○田村(貴)委員 馬毛島にFCLP基地をつくっても、厚木の訓練がなくなるとは言えないんですよね。厚木においても、岩国においても、耐えがたい騒音被害を与えてきているわけですよ。馬毛島から十二キロ離れた種子島においてもこれは同じことであって、更に訓練の場をふやすようなことは絶対あって...全文を見る
○田村(貴)委員 流用したんですね。  詳しい説明は、私が資料を配っています。資料の1です。馬毛島買収、百六十億円の原資となっている事業に関する防衛省説明資料、ここに何と書いてあるか。米軍普天間飛行場の辺野古移設経費を回してつくるというふうに書いています。つくるのは自衛隊基地で...全文を見る
○田村(貴)委員 目間の流用なんですね。その目間の流用の中身がおかしいと言っているわけですよ。  防衛省は地元の西之表市などに説明に回っていますけれども、それがこの説明資料です。  御説明資料、防衛省、馬毛島における自衛隊施設の整備についてと書いているじゃないですか。ページを...全文を見る
○田村(貴)委員 新しい基地をつくるために土地取得費用、買収費用を流用した例はないということなんですよ。前代未聞のやり方をやっているんですよ。  桜を見る会の問題は、予算の三倍を支出していたという財政民主主義の問題が問われているんですよ。今度の場合は、予算そのものが計上されてい...全文を見る
○田村(貴)委員 通告していますよ。わからないんですか。レクでも言っているでしょう、通告、レクで。ちゃんと言ってくださいよ。わかるでしょう、資料あるんだから。
○田村(貴)委員 今、三十五億と言われたんですかね。三十四億と言われたんですか。  では、その三十四億六千六百九十七万円ですか、それを何に使ったんですか。
○田村(貴)委員 ちゃんと答えてくださいよ。設計に幾ら使ったんですか。調査に幾ら使ったんですか。そこを読んだらいいんですよ。ちゃんと答えてください。(発言する者あり)
○田村(貴)委員 その設計費用が三十一億円。ほかの費用も足して三十五億円になったと私は伺っています。この設計だけに三十五億円かける、その額も驚きなんですけれども、売買契約も交わされていないこの時期に、設計費用が流用で組まれて、そして委託されていた。そして、この基本設計については、...全文を見る
○田村(貴)委員 おかしいでしょう。取得したんだったら、移転登記して、法務局に行ったら誰でも見ることができるんですよ。既に取得した土地がどこなのか、幾らで買ったのかも答えられない。ここに馬毛島取得に当たっての数々の疑惑が隠されているんです。  地権者のタストン社は、これまで仮差...全文を見る
○田村(貴)委員 怪しいですね。  つまり、こういうことじゃないんですか。抵当権のついていないところをまず防衛省が先行取得する、タストン社はその金で債権者に債務を返済して抵当権を抹消する、その土地をまた防衛省が買ってやる、またタストン社はそうやって抹消していく、そうやって全部買...全文を見る
○田村(貴)委員 こんな異常な国有財産の取得、公有財産の取得、聞いたことがありませんよ。不動産鑑定評価額も示さない、そして積算根拠も示さない。  タストン社の社長は、かつて、雑誌のインタビューでこういうふうに述べていました。これまでにかけた費用は百五十億円を超えます、これまで島...全文を見る
○田村(貴)委員 今説明してくれないですか。審議できないじゃないですか。  造成費用が上乗せされているとしか考えられないんですよ。その造成費用は、違法に開発されてきたという大問題があるわけです。  森林法では、林地開発許可制度があり、民有地においては、一ヘクタールを超えて土地...全文を見る
○田村(貴)委員 鹿児島県は、もう議会の答弁で、違法開発のおそれがあると言っているんですよ。  それから、国の公害等調整委員会も、許可申請及び許可の範囲を超える開発、伐採をしていたものと推認されると。国の機関が、違法開発が推認されるともう断定しているんですよ。だから、ちゃんと答...全文を見る
○田村(貴)委員 無許可の開発、復旧命令違反には懲役それから罰金も科せられる。犯罪なんですよ。  防衛大臣、そういう土地を、今、国有財産として防衛省は取得しようとしているんです。既に取得しているんですよ。違法開発の造成地はそのまま放置するつもりなんですか。答えてください。
○田村(貴)委員 森林法に違反していることを理由として何らかの処分が行われていることは承知していない。新たな御飯論法の変化形ですか。森林法に違反しているかもわからないけれども、何らかの処分が行われたとは承知していない。森林法に違反しているという認識はあるんでしょう。あるはずですよ...全文を見る
○田村(貴)委員 官房長官、百六十億円の馬毛島買収をめぐって、新聞報道にこんなのがあります。菅義偉官房長官を中心とする首相官邸が全面譲歩を防衛省に指示、国の用地買収としては異例の譲歩、官邸幹部、を重ねたプロセスだった、こういうふうに取材をして報道されているわけであります。  地...全文を見る
○田村(貴)委員 はい、わかりました。  しかし、官房長官、防衛大臣、現に政府が今やっていることは、離島の島民の願いよりも、アメリカの要求を優先させているにほかなりません。基地建設強行は、地元自治体、住民の夢と希望を押し潰すものであります。戦闘機が飛び交い、耐えがたい騒音被害、...全文を見る
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  四人の意見陳述者の皆さん、きょうはありがとうございます。  最初に、坂本先生にお尋ねします。  冒頭、先生は、防衛予算が八年連続増大して過去最大となっている、これはふえ過ぎだ、歯どめをかけなければいけないとおっしゃいました。ど...全文を見る
○田村(貴)委員 もう一つ坂本先生にお伺いします。  災害が相次いで、交通インフラが被災します。私は日田彦山線の沿線に住んでいるんですけれども、九州の中で初めて、事業者であるJR九州が被災鉄道を復旧しないという今事態にあっています。今後大きな被災があるたびに、赤字ローカル線は、...全文を見る
○田村(貴)委員 ありがとうございました。よくわかりました。  次に、高林先生にお伺いします。  先生は熊本地震と向き合ってこられました。熊本地震の特徴の一つは、災害関連死が多いという点であります。資料も見させていただいたんですけれども、直接死よりも、その後の生活環境の中で心...全文を見る
○田村(貴)委員 大規模な災害で、私も過酷な避難所の実態はこの目でたくさん見させていただきました。制度的にがちがちになっているところを柔軟にしていく、そしてストレスを抱えずに健康に過ごしていただく、やはりこの視点は物すごく大事だと思います。  それで、先生はみなし仮設の入居者を...全文を見る
○田村(貴)委員 ありがとうございます。  先生、もう一点。医療費の免除制度なんですけれども、これは、被災者の方の生活の再建が成り立たない間は必要だということで、確認の質問です。
○田村(貴)委員 続いて、蒲島県知事にお伺いします。  県独自の住まいの再建のお話、拝聴させていただきました。敬意を表したいと思います。  それで、熊本地震の特徴の一つは、被災家屋の大半が一部損壊であったということです。一部損壊世帯への支援は、私もかなり、これは熊本に限らずあ...全文を見る
○田村(貴)委員 最後に、笠会長にお尋ねします。  熊本地震の被災商工事業者に対するグループ補助金は大変大きな役割を果たしたと思います。あのときは制度も拡充されました。その後、災害が小さいところはこのグループ補助金が適用されないというアンバランスも、その後の災害で生み出されまし...全文を見る
02月25日第201回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○田村(貴)分科員 日本共産党の田村貴昭です。  最初に、整備新幹線西九州ルート、いわゆる長崎新幹線について質問します。  国が二十年かけて五百億円の巨費を費やしたフリーゲージトレーンは、導入に至りませんでした。それを前提として進められてきた長崎新幹線は、今大きく行き詰まって...全文を見る
○田村(貴)分科員 そうなんですよ。その三つなんですよね。フル規格とミニ新幹線というのは合意をされていないわけなんです。そして、その合意をされていないフル規格が、今や何かフル規格しかないみたいな論調になっているのは、これが先走っているのはゆゆしき問題だと私は思いますよ。  五項...全文を見る
○田村(貴)分科員 今の大臣の答弁を私なりに解釈すると、フル規格先にありきでない、決して押しつけるものではないというふうに理解しました。  それで、お伺いしたいんですけれども、佐賀県がなぜフル規格の新幹線に反対するのか。それは、さして時間短縮の効果もない上に、莫大な地元負担が押...全文を見る
○田村(貴)分科員 一方、二〇二三年春に開業予定の武雄温泉―長崎間のフル規格新幹線、これについては建設費が増加した、増大したと伺っています。現認可額と変更額について、いつの時点の計算かも含めて説明をしていただけないでしょうか。
○田村(貴)分科員 この間にだけ五千九億円から六千二百億円。六千百九十七億円と伺っていますが、それでいいですね。実に一千百八十八億円ふえたんです。これが整備新幹線の大きな問題となるわけです。  武雄温泉―長崎区間だけではありません。これは、北陸新幹線の金沢―敦賀間においても二千...全文を見る
○田村(貴)分科員 JR九州からの貸付料を考慮しない場合は幾らになりますか。
○田村(貴)分科員 違う違う。レクで説明してくれたことを、何でここで説明してくれないんですか。  貸付料を考慮しない場合は一千百四十億円、ここに書いておるじゃないですか。そうでしょう。そうだと言ってください。(水嶋(智)政府参考人「はい、そうです」と呼ぶ)はい、そうですね、そう...全文を見る
○田村(貴)分科員 青柳社長は何か言っていますか。では、私が言いましょう。遠い将来の受益の程度を当社で判断するのは難しい、このように言っているわけですよ。ですから、JR九州が貸付料を払うという担保はどこにもないわけなんですよね。  貸付料というのは、いわゆる受益の範囲内なんです...全文を見る
○田村(貴)分科員 整備新幹線というのは自治体の合意がなければ、地元負担が絶対発生するので、これを進めることができないんですよ。だから、これは、さかのぼって一から見直しをしなければいけないということです。  フル規格の新幹線は、佐賀県民で、佐賀新聞社が調査した結果、年々下がって...全文を見る
○田村(貴)分科員 新幹線の問題はもう終わりますけれども、大臣、山陽新幹線、JR西日本と、JR九州の鹿児島の新幹線は全然輸送力が違います。比較にはなりません。  次に、JR九州、日田彦山線の災害復旧について質問をします。  これは、二〇一七年の七月に日田彦山線が被災して、二年...全文を見る
○田村(貴)分科員 その復旧会議です。第五回の復旧会議が二月十二日に行われました。この復旧会議で、東峰村から疑義が出されました。JRの復旧費用についてです。村が行う車道橋の復旧費用に対して、JR九州が示した鉄道橋の復旧費用は一メートル当たりで三・八倍から六・八倍積算が高くなってい...全文を見る
○田村(貴)分科員 必要な精査が行われるように、アドバイザーとしての役割を果たしていただきたいと思います。  その復旧費用がたとえJR九州が主張する五十六億円だとしても、大幅に低減できるということを、私は昨年の五月の国交委員会で質問をしました。国土交通省との間でもこの額について...全文を見る
○田村(貴)分科員 被災路線ですから、これは経営問題じゃないんですよ。被災インフラというのは無条件で復旧する。電気だって水道だって、それから電話だってそうですよね。鉄道だけなぜしないのか。  事業者の考え方というんですけれども、そのために国土交通省は指導の役所としてあるわけじゃ...全文を見る
○田村(貴)分科員 二百七億円残っているんだったら、改正鉄道軌道法の二分の一の負担で、JR九州、十分支払うことができるじゃないですか。これまでどおりJR九州の事業者としての使命において、責任において復旧することができると私は強く主張したいと思います。  最後、大臣に、私も先ほど...全文を見る
○田村(貴)分科員 ごめんなさい。わかりました。  署名を九州運輸局、それからJR九州、それから福岡県、福岡県議会に届ける。その署名は、二千人の村民以上の一万七千九百筆です。この署名を重く受けとめていただきたい、沿線住民の思いを強く酌んでいただきたいということを強く申し上げて、...全文を見る
03月05日第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  最初に、コロナウイルス対策における農業への影響とその支援対策について質問します。  安倍総理の要請で学校が一斉休校、学校給食は停止となって、生産者に甚大な影響が生じています。  まず最初に牛乳なんですけれども、大臣、参議院から...全文を見る
○田村(貴)委員 わかりました。  児童生徒向けにもうパックされた牛乳については、残念ながら廃棄処分しなければいけない事態も生じている。それにはまたまたコストがかかるという問題も含めて、きめ細かい支援が必要だというふうに考えます。  次に、野菜等についてお話ししたいんですけれ...全文を見る
○田村(貴)委員 農水省と文科省が連携して対策を講じていくということで、私もきのうレクを受けたんですけれども、何を、どの省が、いつまでに、何をするかというのはまだわからない。だから、緊密な連携とスピードアップが求められると思うんです。  そこで、江藤大臣、大臣は先ほど、連携をと...全文を見る
○田村(貴)委員 同じ質問、亀岡副大臣、いかがですか。
○田村(貴)委員 イベントの自粛、中止、それから、この季節、卒業式、歓送迎会それから謝恩会、花の需要が高まっています。きょうも議論があっていますけれども、一気に冷え込んで、花卉栽培の農家さん、花屋さんも困っておられる。また、外国人の団体旅行客の激減で途方に暮れている、これは私の福...全文を見る
○田村(貴)委員 わかりました。では、そのアナウンス効果もしっかりやっていただきたいということを要望しておきたいと思います。  それでは、亀岡副大臣、ここまでで結構です。早速連携して対応に当たってください。ありがとうございました。  次に、食料・農業・農村基本計画についてお伺...全文を見る
○田村(貴)委員 今大臣がおっしゃった四百三十九・七万ヘクタールを割ったということをグラフ化しました。  これが、基幹的農業者数、販売農家戸数、耕地面積、いわゆる農業の基盤ですよね、生産基盤。ここがとにかくずっと下がってきているということです。  農水省にもお伺いしますけれど...全文を見る
○田村(貴)委員 数字はリアルですよね。  農業で安定した生活を送ることができない、将来にわたって展望が見出せない、だから、後は継げないし、後を継がせられないという状況がずっと日本全国で続いているわけです。こういう状況が一層深刻になってきたことが先ほどの危機感の表明ではないかな...全文を見る
○田村(貴)委員 大臣、それは、横ばいであったとしても私は問題だと思いますよ。だって、この国の人口は減っているんですよ、高齢化ですよ。消費が冷え込んでいます。そしてこういう状況になっている。それがやはり国内産を席巻することになるんですよ。  それで、これに加えて、メガ貿易路線と...全文を見る
○田村(貴)委員 先ほどの亀井議員に続いて、食料自給率のことについても何点かお伺いしたいと思います。  二〇一五年の基本計画改定時は、食料自給率の目標が現状と乖離している状況となっているからとして、カロリーベースで五〇%から四五%へ引き下げました。ところが、当時三九%だった自給...全文を見る
○田村(貴)委員 そもそも、農水省のホームページのQアンドAで、飼料が欠けていては生産が成り立たないと、根本について触れているじゃないですか。  今度、併記して、五つも出てくる。こうなってくると、カロリーベースで三七%の今の自給率は、いつの間にか四六%になっていた、生産額ベース...全文を見る
○田村(貴)委員 飼料自給率を外して明記していくということは、食料自給のそもそもの概念を壊しかねない。そういう併記になってしまったら、本当に、食料自給というのは一体何なのか、概念を壊しかねないというふうに私は思うわけです。  きょうの大臣の答弁で、並列はしないんだろうというふう...全文を見る
03月10日第201回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  最初に、地球温暖化対策、脱石炭火力問題について質問します。  小泉大臣は、所信で次のように述べました。石炭火力発電の海外技術輸出の四要件にかかわって、悔しい思いもしているという話もありました。予算委員会の二月二十五日の分科会では...全文を見る
○田村(貴)委員 論議して何も出てこなかった、一ミリも動かなかった、これでは絶対いけないということですよね。  四省庁と議論をしていく、環境省が呼びかけになっているかわかりませんけれども、経済産業省、財務省、外務省、きょうは三省にもお越しいただきました。  まず、経済産業省松...全文を見る
○田村(貴)委員 見直しの方向性が経済産業省からは何も聞かれないというのは非常に私は残念であります。  財務省、来られておると思います。  同じ質問です。見直すつもりなのか、どこを見直すのか、教えてください。
○田村(貴)委員 外務省も来ておられます。  同じ質問です。
○田村(貴)委員 お聞きになりましたように、小泉大臣が個人的な思いも込めて見直しの方向性についてはきょう御発言がありました。しかし、一緒に協議するほかの三省は、何の問題意識もそして見直しの方向性も、何も示されていない。大臣、これは大丈夫ですかね。大臣のかけ声倒れになるのではないか...全文を見る
○田村(貴)委員 ごめんなさい。経産省の方からですね、回答は。  お伺いすると、このブンアン2以外にインドネシア、その程度なんですよ。今、石炭火力燃料関連事業から投資を撤退する、ダイベストメント、これが世界じゅうに広がっているところです。  日本が技術支援するブンアン2の石炭...全文を見る
○田村(貴)委員 ダイベストメントがなぜこれだけ広がっているのか。それは、石炭火力発電の価値が下がる、投資額を回収できなくなる座礁資産となる可能性があるからなんですよ。ですから、各国は賢明な判断を今しているわけですよね。そういうもう無駄となってしまいかねないような投資はやめるべき...全文を見る
○田村(貴)委員 横須賀だけで年間七百二十六万トンなんですよね。  資料を配付しています。JCM、二国間クレジットの資料であります。途上国へのすぐれた低炭素技術を普及させ、我が国の削減目標の達成に活用する、この二国間クレジットでありますけれども、現在、百五十九組のJCMがあると...全文を見る
○田村(貴)委員 いい技術支援をして、二国間クレジットで千四百万トン、これはうまくいった場合ですよ、全部が動いて。しかも累計の数字ですよね。ですから、先ほど答弁がありましたように、JERAの横須賀、これは小泉大臣の地元なんですけれども、横須賀だけで七百二十六万トンでしょう。こちら...全文を見る
○田村(貴)委員 やはり数字は物すごく大事だと思うんですよね。COP26に向けてCO2の排出削減目標、この見直しが厳しく迫られているわけですから、早く数字を示して、そして世界に貢献する日本の役割を示さないといけないと思います。  日本は、パリ協定に提出している現状の削減目標は、...全文を見る
○田村(貴)委員 COP26で日本の新しい削減目標を示せなかったら、これはもう日本は国際社会から何もしない国として更に強い非難を受けることは間違いないわけであります。  大臣、同じ質問です。二〇三〇年四五%削減、二〇五〇年実質ゼロ、これ以外に道はないんですよね。そして、COP2...全文を見る
○田村(貴)委員 何度も言いますけれども、大臣のかけ声倒れになりかねないという答弁をきょう聞きました。ですから、前に進めよう、小泉大臣はこう述べているわけですから、きょう来られた三省の皆さんは、前に進める見直しの方向性でしっかり合い議をしていただきたいと思います。  時間がなく...全文を見る
○田村(貴)委員 説明していただきました。  資料をお配りしています。小泉大臣は初めてごらんになるかもわかりません。これが種子島から十二キロ離れたところの馬毛島です。無人島です。ここを防衛省が、百六十億円の、これは予算流用の形で島を全部買い取ってしまうと。そして、用地買収交渉が...全文を見る
○田村(貴)委員 鳥獣保護区と言われたんですけれども、これは、もしマゲシカが絶滅して、渡り鳥の中継地となっているんですけれども、この役割が基地をつくることによって果たせなくなってしまったら、鳥獣保護区を外されてしまうんですよ。愛知目標の鳥獣保護区の目標が含まれなくなってしまうんで...全文を見る
○田村(貴)委員 具体的な内容は聞いておられないと言ったんですけれども、きょう、私、ここで質問をさせていただきました。明らかにさせていただきました。これだけの問題があるわけなんですよね。そして、馬毛島の環境を大きく損なってしまうような軍事施設が今からつくられるということであります...全文を見る
○田村(貴)委員 事務方、どなたか答えられますか、馬毛島。馬毛島の環境が今こういう状況になって、そして防衛省が、FCLPの米軍施設、提供の施設をつくろうとしている、そして自衛隊の基地をつくろうとしている、これによって生態系が脅かされると私は言っているんですけれども、やはり情報は共...全文を見る
○田村(貴)委員 そういう姿勢だと、これは国際環境保護団体からやはりいろいろ厳しい意見が上がってきますよ。沖縄のジュゴンも同様、きょうはちょっと質問しませんでしたけれども、次回はさせていただきます。やはり環境省は、環境を守るという立場で、それを阻害するものについてはちゃんと戦って...全文を見る
03月17日第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  家畜伝染病予防法の一部改正案について質問します。  最初に、家畜の所有者の責務についてであります。  改正案二条では、家畜の所有者、国、都道府県、市町村、関連事業者の責務を明確化するとしています。そして、二条の二では、飼養農家...全文を見る
○田村(貴)委員 大臣、ここが一番大事なところだと思うんですけれども、今、豚熱の感染拡大の中において、飼養衛生管理、これを徹底していくというのは大事なことだと思うんですよ。防疫体制の中で、やはり第一次防衛線は物すごく大事なことだと思うんです。  なぜ、おととしの九月に豚熱が発生...全文を見る
○田村(貴)委員 衛生基準を守っていく、そのために国の支援はしっかりやっていく、これについては物すごく大事なので、後でまた質問させていただきたいと思います。  次に、豚熱の予防的ワクチン、トレーサビリティーについて質問します。  農水省は、去年八月九日に、ワクチン接種の考え方...全文を見る
○田村(貴)委員 そのエコフィードの食品残渣に、ウイルスが混入する肉あるいは肉製品が入るということがあり得るんですよね。今回の事態というのは、こういう教訓があるわけなんですよ。なぜ豚熱は沖縄に飛んでしまったのか。  沖縄で突然発生したCSF、豚熱は、岐阜県のウイルス株由来であり...全文を見る
○田村(貴)委員 ワクチンを打った豚が一〇〇%抗体を持たないといったところで製品として流れてしまうということで、農水省はトレーサビリティーが必要だと言ってきたんだけれども、これをやるにはなかなか現実的に難しい問題もあると。  どういった方策が大事だというふうに大臣はお考えですか...全文を見る
○田村(貴)委員 豚熱の国内感染、侵入を許してしまったという一つの教訓、そしてもう一つは、ワクチンを接種したところの教訓も出てきた。やはり私は、大事なのは動物検疫であろうというふうに思うわけであります。  アフリカ豚熱が中国、韓国の隣国に広がって、日本への上陸を絶対に阻止しなけ...全文を見る
○田村(貴)委員 驚くべき数字だというふうに思うわけですよ。これは摘発件数ですよね、新井局長。(新井政府参考人「はい」と呼ぶ)摘発件数ですよね。摘発件数でこれだけの数字があるということですよね。  きょうの日本農業新聞、大臣も読まれたと思うんですけれども、これは新聞社と大学の共...全文を見る
○田村(貴)委員 家畜防疫官は十年で百十九人増、二〇一八年の豚熱発生以降は三十一人増、探知犬の数はざっと三倍ぐらいになってきているわけです。この増強ぶり、補強ぶりを見れば、やはり、岐阜県で豚熱が発生したときウイルスを防ぐことができなかった、この体制では防ぐことができなかったのでは...全文を見る
○田村(貴)委員 二〇一九年は摘発件数だけで十一万五十八件、六十九トンに及んでいる。これだけが摘発されているのは驚きであります。  さらに、肉、肉製品を持って入ってこられる方がおられるのではないかという予測が出ています。徹底した動物検疫の体制をとっていただく、まだまだ不十分だと...全文を見る
○田村(貴)委員 探知犬も頑張っているということであります。ワンパワー、マンパワー、それからアナウンス効果、これは本当に大事ですよね。しっかり対応に当たっていただきたいと思います。  最後に、農家の支援について伺います。  養豚振興法の改正案の起草もこの後予定されています。侵...全文を見る
○田村(貴)委員 最後にもう一点、レンダリングマシンについて質問します。  農場が幾つも隣接している養豚団地がたくさんあります。そうしたところで連鎖的に感染してしまうと、大量の予防的殺処分があって、埋却できる土地がないという問題に行き着きます。そうしたところでは、殺処分した豚を...全文を見る
○田村(貴)委員 そういう不幸が起こらないように、豚熱あるいはアフリカ豚熱を一株たりともこの国に入れないという取組を求めて、質問を終わります。
03月18日第201回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  最初に、大臣に、避難所のあり方、避難所の改善について質問をします。  東日本大震災から九年がたちました。四月になりますと、熊本地震、四年目を迎えます。昨年は、一連の台風、そして大雨被害が列島を襲いました。これまで私も数々の災害現...全文を見る
○田村(貴)委員 段ボールベッドのプッシュ型、私は熊本地震のときにこれが早く来ればいいなと思ったんですけれども、今とその当時はやはり大きな違いがありました。去年の一連の災害では、我が党の志位和夫委員長から直接、大臣、連絡と要望も受けとめていただいて、そして、すぐ指示を出していただ...全文を見る
○田村(貴)委員 自治体への通知、連絡、これが大事なんですよね。しかし、そこから始まるのであれば、私は本当に大変なことになると思うんですよ。  今、やはり、自治体を中心として、民間施設とかリスク回避のための新たな避難場所というのを、災害協定を結んでおく必要があるんじゃないでしょ...全文を見る
○田村(貴)委員 続いて、被災者生活再建支援法の拡充について質問します。  東日本大震災で半壊戸数は約二十八万戸です。熊本地震では約三万四千。そして、一連の去年の台風、大雨被害では、全国で、私の手計算で大体三万五千を超える住宅が半壊被害に遭いました。しかし、被災者生活再建支援法...全文を見る
○田村(貴)委員 全国知事会の事務局も、いつまでもこういう協議をやるつもりはないというふうに私は聞いたこともありますので、やはり、宮城県において詳細な半壊世帯の状況を把握していると。もう把握されたでしょう。これほど半壊世帯というのは復旧にお金がかかるんだ、瓦屋根が落ちてしまったら...全文を見る
○田村(貴)委員 スピーディーに進めていただきたいというふうに思っています。  次に、鹿児島県の桜島の噴火活動における影響、被害対策について質問したいと思います。  最初に、桜島から流れ出る河川によって運ばれる軽石の養殖被害についてお話をします。  鹿児島県の桜島の東側の垂...全文を見る
○田村(貴)委員 そこで、陸域部の捕捉施設に加えて、海域部の捕捉施設が必要になってくるわけであります。  海域部の捕捉施設をやっているわけですね、国土交通省。二〇〇二年、平成十四年から、河口部に軽石流出を防ぐネットを張って、試験的に行いました。漁協によると、この間は流出がほとん...全文を見る
○田村(貴)委員 それで、撤去してしまったら、軽石がこれだけ流れて、これだけの被害を生んでいるわけなんですよ。だから、きょうは農水省から伊東副大臣にもお越しいただきました。何とかやはり政治の力で解決しなければいけないと思うわけです。  上流部の捕捉施設についても、もうちょっと予...全文を見る
○田村(貴)委員 対策についてはわかりました。しかし、とまっていないんですよね。大変な状況なんですよ。  農水省、水産庁には、軽石がこうやって海に出てきて養殖に大きな影響を与えるという被害が出ている、この防止、除去対策、何か支援策はありますか。
○田村(貴)委員 農水省、水産庁としては、漂泊ごみの中に軽石があることについて除去施策は地元にある、水産庁としては独自の施策がないというふうな受けとめなんですけれども、ここは、国土交通省と、それから農林水産省、水産庁とぜひ合い議をしていただいて、こういう窮状は早く解決するという対...全文を見る
○田村(貴)委員 今後、大きな爆発が予想されるかもわからないといったところです。そして、今起こっている状況について対応ができなかったら、今後の対策もやはりおくれてしまうということです。  両副大臣、連携してこの問題の解決に当たっていただけますか。一言、イエスと言っていただいたら...全文を見る
○田村(貴)委員 伊東副大臣、いかがですか。
○田村(貴)委員 そういう答弁が出ましたので、しっかりと合い議して進めていただければと思います。  両副大臣は、ここで御退室していただいて結構です。役所に戻るときに一緒に合い議していただければ幸いです。ありがとうございました。  最後の質問に移りたいと思います。  社会福祉...全文を見る
○田村(貴)委員 改良型、そして変形復旧について、ぜひ弾力的に適用できるように、地元から相談があれば乗っていただきたいと思います。  最後の最後に、一つちょっと戻るんですけれども、降灰対策で、灰が降ってきます、そして学校で芝生のグラウンドがあります、そこに灰がたまってしまいます...全文を見る
○田村(貴)委員 時間が参りました。  質問を終わります。ありがとうございました。
03月24日第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  早速、質問に入ります。  コロナウイルス感染拡大化のもとで、生産者への支援対策について、前回の大臣所信質疑に続いて質問をします。  所信質疑のときに、私は、学校給食の休止によって行き場を失った飲用乳の問題を取り上げました。加工...全文を見る
○田村(貴)委員 後段の部分は、そのことも想定して対策に当たっていかなければならないということで、問題提起させていただきました。  文部科学省にきょうはお越しいただいています。お尋ねします。  農家が学校給食以外に農産物の販路を求めざるを得ないという状況にあります。その場合の...全文を見る
○田村(貴)委員 要綱も見させていただくと、その支払いの負担割合なんですけれども、市町村の負担が四分の一、そして国が四分の三ということになっています。  そこで、教えていただきたいのは、市町村が全額業者に支払って、そして後で国に請求するというやり方です。その場合、市町村は年度内...全文を見る
○田村(貴)委員 しっかり財務省とも協議をして、生産者に安心していただく、そのメッセージを出すことが非常に大事ではないかと思います。急いでやっていただきたいと思います。  文科省矢野審議官はここまでで結構です。ありがとうございました。  続いて、食料・農業・農村基本計画につい...全文を見る
○田村(貴)委員 大臣も農水省も、一番コアな部分についてお触れにならないんですけれども、長期にわたって生産基盤が縮小している、自給率が下がり続けているということは、これは輸入の割合がふえているということなんですよ。  農家の方に聞きますと、やはり将来への不安なんですよ。本当は代...全文を見る
○田村(貴)委員 よくわかりません。  農水省の食料自給率の推移、品目別で出されているものを見ます。例えばこの五年間で、麦とか大豆とかおっしゃいました、その麦はどうなっているかというと、減少傾向にある、芋類も減少傾向にある。それから、豆類もそうである、野菜もそうだ、果実もそうだ...全文を見る
○田村(貴)委員 やはり絵に描いた餅になってしまうのではないか。また、五年先、十年先の自給率の目標を立てたけれども、また達成できなかったねで終わるんじゃないか、そういう懸念を私は強く感じています。  やはり政策の脱却が必要です。農政のあり方としてどんな国境措置が必要なのか、この...全文を見る
○田村(貴)委員 そうなればいいわけなんですけれども、だぶついて、国産の加工業者の方が在庫を積み上げて、売れないという事態が絶対ないように、しっかりと対応に当たっていただきたいというふうに思います。  続いて、農業政策の決定過程についてお伺いします。  安倍政権のもとでのいわ...全文を見る
○田村(貴)委員 基本計画は重いというふうに、大臣、一瞬おっしゃったので、重い方で頑張っていただきたいなと思っているんですよ。  それで、基本計画に記載のない政策がいきなり持ち出されてきて、そして強行されてきた。種子法の廃止しかり、それから漁業法の改悪しかりであります。重大な政...全文を見る
○田村(貴)委員 共済の話も今出ましたので、最後に一問だけ。  その共済、長野のリンゴ農家、もう大変な被害を去年の水害で受けて、しかも、ことしは凍霜害、暖かくなってきましたけれども、霜で芽が焼けてしまうといった心配もあります。  共済の果樹の加入は、聞こうと思いましたけれども...全文を見る
○田村(貴)委員 時間が来ました。以上で終わります。
03月31日第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  家畜改良増殖法案、そして家畜遺伝資源の不正競争防止法案について質問をします。  今回、和牛遺伝資源の二法案の提出のきっかけとなったのは、一昨年の六月、和牛の精液、受精卵が輸出検査を受けずに中国に持ち出されたことによります。動物検...全文を見る
○田村(貴)委員 事実上、輸出はできない仕組みになっているというのであれば、輸入に対しても輸出に対しても、しっかり動物検疫を進めていってもらわなければいけないというふうに思います。  続いて、家畜改良増殖法の二条二項について質問します。  この二条二項には、次のように定められ...全文を見る
○田村(貴)委員 それでは、もうちょっと確認していきたいと思うんですけれども、この二条二項の規定というのは、強制力がない努力目標ということですよね。裁判規範性がない、つまり、裁判行為を規律するものではない、そして、プログラム規定、法的拘束力はないという理解でよろしいのでしょうか。
○田村(貴)委員 県は県の目標があるんですよね。しかし、現場においては、例えば、農家が授精師さんと協力し合って独自に改良を行っている例もあるわけです。優秀な種雄牛を生み出すこともあり得るわけであります。  この二条二項の規定のもとでも、県などの家畜改良増殖目標と異なる方向だから...全文を見る
○田村(貴)委員 では、大臣にも農林水産省にも聞いていただきたいんですけれども、ちょっと具体的な事例をお伺いいたしました。  ある県では、県の方から種雄牛を造成するなと単刀直入に言われている、それで、種雄牛をつくったら和牛登録協会の登録を拒否されたと。これは余りにもおかしい話で...全文を見る
○田村(貴)委員 流れは、種雄牛の造成というのは法に基づいて自由であるべきだ、そしてそれを阻害してはならないといったところを確認してきたんですけれども、このような県の事例が私の耳には入ってまいりました。これは、全部が全部じゃないと思うんですけれども、これではやはり多様性の確保など...全文を見る
○田村(貴)委員 私がお話をお伺いしたのは、怪しい人ではなくて、立派な種雄牛をつくっておられる方であります。そして、精子を渡さない、そして種雄牛をつくるなと実際に言われて、本当に困っていると。それで、この二条二項の改定によってこれが強まるものではないのかという懸念が表されたので、...全文を見る
○田村(貴)委員 そうしたら、ちょっとまとめになるんですけれども、家畜改良の主体はやはり県になります。県のもとで血統の多様性を維持保全するという観点からも、県という優越的地位を利用して民間や個人の自由な家畜改良を抑圧するような契約は、これは妥当でないというふうに考えます。  こ...全文を見る
○田村(貴)委員 確認なんですよ、水田局長。民間、個人の自由な家畜改良を抑圧するような契約はだめですよね、二条二項に照らしても。それを聞いているんですよ、一般論で。法解釈です。契約に基づいてやっているんですか。
○田村(貴)委員 個別の事案で聞いているんじゃないです。今の、一般で、法の解釈で聞いているんですよ。  二条二項に対して、先ほどから、基本的にこれまでの考え方を踏襲すると言われているんだったら、県は県のやり方があるけれども、個人の自由な家畜改良を抑圧するものではない、これは変わ...全文を見る
○田村(貴)委員 いいですか。その二条二項では、「国及び都道府県が行う家畜の改良増殖の促進に必要な施策に協力しなければならない。」これは優位性が書かれているんですかと聞いているんですよ。県の方針に人工授精師さんもみんな従わなければいけないというふうに見えぬこともないから、そうじゃ...全文を見る
○田村(貴)委員 おっしゃるとおりということで、確認できました。  大臣、よろしいですか。それでは、二条二項が国や県の優位的立場を利用するものでないということを確認しましたので、そういうことで現場の指導等にも当たっていただきたいというふうに思います。  時間がなくなりましたけ...全文を見る
○田村(貴)委員 むげに否定されないところというふうに今受けとめたんですけれども。  需要喚起となるのは、やはり、このコロナ不況、コロナショックで、消費が落ち込んでいるところに追い打ちをかけているという経済状況です。そして、収入減になる。そして、運転資金がない、お金を借りている...全文を見る
04月06日第201回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号
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○田村(貴)分科員 日本共産党の田村貴昭です。  新型コロナウイルス対策について質問します。  最初に、加藤大臣、通告はしていなかったんですけれども、一問お伺いしたいことがあります。それは、感染病床のベッドの確保のことであります。  厚労省が、患者数が大幅にふえたときに備え...全文を見る
○田村(貴)分科員 国のイニシアチブで急いで進めていただきたいというふうに思います。  続いて、障害者、難病、小児慢性特定疾患などの公費負担医療のことについて伺います。  この更新手続には、自治体に提出する申請書類に、診断書をとる必要があります。これは、特定医療機関で診断書を...全文を見る
○田村(貴)分科員 更新の時期が来て、やはり機械的に診断書が必要なわけですよね。  三月四日の「新型コロナウイルス感染症に係る公費負担医療の取扱いについて」という通知があります。これは受診なんですけれども、必ずしも指定医療機関でなければならないということでなくて、感染リスクを下...全文を見る
○田村(貴)分科員 確認しました。  続いて、障害者の就労継続支援事業について質問します。  こうした事業所では、学校休校に伴って食材の納入がなくなったり、イベント中止に伴う販売収入の減少があったり、感染予防のために病院や高齢者福祉施設で販売ができないなど、深刻な収入減少が生...全文を見る
○田村(貴)分科員 休業補償というのは平均賃金の十分の六以上でありますから、最低賃金すれすれで働く利用者の休業手当というのは、最低賃金を割る可能性が出てまいります。であるならば、休業手当の全額を国が負担するという姿勢を示していただきたい。これは要望しておきたいと思います。  そ...全文を見る
○田村(貴)分科員 その柔軟な対応なんですけれども、自治体による柔軟な対応というところには、感染拡大防止に最大限留意して行うように通知されています。感染拡大防止のために休んでもらわなければいけない、もらわざるを得ない場合には、これは基本的に報酬の対象になるという理解でよろしいでし...全文を見る
○田村(貴)分科員 感染リスクを回避するためには、やはり休んでもらいたい、それから休まざるを得ないというケースがあるわけです。自治体によってはこの通知の受け取りに差があるという話も聞いていますので、改めて周知をお願いしたいというふうに思います。  それから、報酬を日割りにしたこ...全文を見る
○田村(貴)分科員 事業が継続できないような状況になると、障害者の人たちの就労の場がない、支援の場がないということになります。安倍総理も、政治に課せられた最大の使命は事業を継続していくことだというふうにおっしゃっています。収入減対策は政府の責任においてしっかりと行っていただくよう...全文を見る
○田村(貴)分科員 その随時改定ですね、随時改定の二というところですけれども、これは、ことしでいうならば、一月から三月までの素材価格がベースになってまいります。既にこの一月から三月までの間は、このグラフにあるように、相当な高騰状態にあるわけですよね。四月の改定の基準材料価格は六万...全文を見る
○田村(貴)分科員 いやいやいやいや、私は今言いましたでしょう。これだけの差がついているわけですよ。買うときは九万円台だったのに、保険償還価格は五万円である。これだけの差があるところで、随時改定二というのを設けたと。その上下の幅が一五%だとしても、五%だったものを一五%にしたとこ...全文を見る
○田村(貴)分科員 いやいやいや、先ほども言いましたように、お認めになったように、定数で一五%と定めてしまう、五%と定めてしまったら、それ未満だったら価格は変わらないわけですよ。そういう問題点がそもそもあるわけなんです。  歯医者さん、そして歯科医療機関が購入するときの金パラ合...全文を見る
○田村(貴)分科員 だから、変動を緩和する措置にほかならないわけなんですよ、この随時改定というのは。素材価格の変動を見ただけなんですから。そういう利ざや、逆ざやの幅を緩和するにほかならない措置であるということがわかりました。だから、この問題の根本的な解決には至らないわけであります...全文を見る
○田村(貴)分科員 やはり素材価格の変動を見て価格を決めていくというのは実態に合わない。そして、随時改定もこれは緩和措置にすぎない。だから、今みたいに逆ざやがこれだけ幅があるときには、やはり解消には至らないということが明らかになっています。  医療経済実態調査、これは厚労省の統...全文を見る
○田村(貴)分科員 終わります。
04月07日第201回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  最初に、アスベスト飛散防止対策について質問します。  本委員会で今後審議予定である大気汚染防止法の改正案については、石綿、アスベストの飛散防止を強化するための法改正であります。  一月二十四日に中央環境審議会石綿飛散防止小委員...全文を見る
○田村(貴)委員 法改正に盛り込まれようとしている直接罰についてお伺いします。  規制強化として、違反に、改善命令などを経ず、直接罰を科すとしたこの内容について説明をいただけますか。
○田村(貴)委員 届出を怠ったり、それから、作業基準に反した工事を行って石綿、アスベストを飛散させてきた例は枚挙にいとまがありません。総務省の勧告でもあったように、今回の法改正につながっていると思いますけれども、これらの規定で防げるのであろうかという疑問を私は持っています。  ...全文を見る
○田村(貴)委員 この鹿児島のデパートの工事は、隔離養生と集じん・排気装置は設置されていたんです。しかし、前室を設けていなかったんですね。したがって、石綿がついたままの作業着で出入りをして石綿を飛散させたということになります。これは大問題であります。  こうしたことがあってはな...全文を見る
○田村(貴)委員 法文上はどのように書かれていますか。
○田村(貴)委員 ちゃんと法文上も前室と書いたらどうですか。これは集じん・排気装置がつくられていたにもかかわらず、前室がなかったために飛散したんですよ。  ですから、こういう事件とか事案というのは教訓とすべきですよ。せっかく改正するんでしょう。直近のこういう事案なんかをやはり学...全文を見る
○田村(貴)委員 繰り返しになりますけれども、そうしたら、ちゃんと条文にわかるように書かないといけないと思いますよ。定められた基準を遵守すること等々の表現を置かないと、これはやはり法の抜け道になっていくわけなんです。周知すると言うけれども、やはり先ほど挙げた事例というのは重要な違...全文を見る
○田村(貴)委員 そうはおっしゃいますけれども、解体作業の現場において、今大気濃度はどうなのか、工事途中のときの大気濃度はどうなのか、工事が無事終わって、その後飛散されていないのか、ここは絶対検証しなければならない話なんですよね。それを、別の施策でやっているから大丈夫などというの...全文を見る
○田村(貴)委員 お隣の韓国では法に位置づけられていると。諸外国の例も、いろいろ聞いていますけれども、日本よりもしっかりとした制度になっているということは、法案審議のときにまた論議をさせていただきたいというふうに思います。今踏まえた点をぜひ法改正に生かしていただきたいということを...全文を見る
○田村(貴)委員 行ったというのであれば、繰り返し行っていただきたいと思います。  DNAは、プライマーセット、このDNAを増幅して遺伝情報を解析するための試薬の開発は既にできています。そして、有効性があると言われていますので。しかも、航空調査や潜水調査に比べて労力や費用もかか...全文を見る
○田村(貴)委員 最大限ジュゴンの生息に配慮しながら工事を進めるといいながら、ジュゴンが死に、そして行方がわからなくなり、個体数が減っているのは事実なんですね。  前も委員会で私指摘しましたけれども、死んでしまった個体Bは、古宇利島と辺戸岬、ここを回遊する軌跡をとっていました。...全文を見る
○田村(貴)委員 山本副大臣も小泉大臣も聞いていただきたいんですけれども、IUCNというのは、単なる自然保護団体じゃないんですよね。国際自然保護連合は、国家、政府機関、非政府機関で構成される国際的な自然保護ネットワークです。  一九七八年に環境庁が日本の政府機関として初めて加盟...全文を見る
○田村(貴)委員 最大の配慮は工事を一旦とめることです。  アメリカのNGO、ミッションブルーが、貴重な生態系が存在しているだけでなく、失われる危険性が最も高い保護すべき海域をホープスポットとして世界の海の百十カ所を認定しています。そのホープスポットに辺野古、大浦湾が昨年、日本...全文を見る
○田村(貴)委員 時間が参りました。終わります。      ――――◇―――――
05月12日第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  新型コロナウイルスの感染拡大に伴う農漁業対策の拡充について質問します。  まず、江藤大臣に伺います。  この間、宿泊それから宴席、イベントのキャンセルが相次ぎました。そして、ホテルや飲食店を始め、農産物の納入先がなくなって、生...全文を見る
○田村(貴)委員 大臣、悩んでおられるとおっしゃったので、何点か提案させていただきたいと思います。  まず、肉牛農家の窮状を紹介したいと思います。岩手県の前沢牛は、一頭売っても手取りが、五十万円だったものが五千円になってしまった。餌代、水光熱費、税金も払えない。宮城県では、一時...全文を見る
○田村(貴)委員 それだったら、やはり緊急時の支援策にならないと思いますよ。だって、二十五カ月ぐらい一生懸命育てていただいた、今は厳しいから、農家の皆さん、納付金は猶予します、払わなくてもいいですよ、しかし、国が責任を持って交付金は九割払いますよというのがやはり緊急時の政策だと思...全文を見る
○田村(貴)委員 胸には届いたということであります。しかし、大臣なんですから、胸の中にしまっておくんじゃなくて、これはやはり実践に踏み出していただきたい。  先ほどからずっと議論が続いています。経済がとまって、流通が途絶えているんですよ。農家の方は全然悪くない。だけれども、どう...全文を見る
○田村(貴)委員 漁業者に占める割合を聞いているんですよ。金額ベースで七四%、ずっとこれしか言われないんですよね。そうすると、今漁業者がどういう窮状に置かれているかという実態がわからないじゃないですか。漁済がある、積立ぷらすがある、制度も拡充していると。だけれども、実態がわからな...全文を見る
○田村(貴)委員 そこで、大臣にやはり要請しますけれども、漁業者はこの積立ぷらす、漁済に入っていなかったら、あとはもう融資ぐらいしかないわけですよね。非常にやはり手だてが薄いと言わざるを得ない。そして、その実態についても、どのぐらいの方が漁済に入っているか自体についても、私たち、...全文を見る
○田村(貴)委員 持続化給付金、当然であります。これは一回じゃなくて連続してやっていただくことも要請したいと思います。  そして、大臣、直接のやはり支援が難しいと言うんですけれども、これはやっていますよ、外国では。その話をしたいと思うんですけれども。  その前に、政府の一次補...全文を見る
○田村(貴)委員 時間が来ました。  きょうあすの生活に困っておられる生産者を今すぐ救済、支援すべき対策を急いで確立することを強く要求して、質問を終わります。  ありがとうございました。
05月15日第201回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  最初に、地球温暖化と感染症について質問します。  大臣にお伺いします。  新型コロナウイルスの感染拡大の中で、地球温暖化と感染症についての指摘が専門家から出されています。例えば、温暖化によって熱帯地域における感染症が地球を北上...全文を見る
○田村(貴)委員 早く削減目標を数字として明らかにしていただきたいと思います。  そして、今コロナ禍の中で世界の経済が停滞しています。ですから、温室効果ガス、この排出は一時的に減っているかもわかりません。しかし、収束後に急速に拡大する可能性もあります。抑制と対応を含めて、強く目...全文を見る
○田村(貴)委員 大事なことは、つかみ切れていないんですよ。氷山の一角なんですよ。  前回の委員会では鹿児島県の山形屋デパートの違法工事について紹介しましたけれども、こうした工事が一件でもあるということは、それはすなわち、アスベスト飛散があっているということなんです。働く人たち...全文を見る
○田村(貴)委員 環境省、第三者による事前調査、完了確認、これはやれるところはやっていったらどうですか。こうした悲惨な現場を生まないためにも、正確にアスベストの含有を調査する、第三者の目によって。やるべきじゃないですか、いかがですか。
○田村(貴)委員 しっかり指導監督するためにこういう担保が要るということで、一切やらないんじゃなくて、有効だとおっしゃるんだったら、できるところからやっていったらどうですか。強く要請します。  前回取り上げました鹿児島県の山形屋デパートの石綿除去の無届け工事について質問します。...全文を見る
○田村(貴)委員 悪質な事案なんですよ。  前室をしなかった場合、前回の質疑で佐藤副大臣はこう答弁されたんです。集じん・排気装置の管理が悪いといった場合、規定されている措置を適切に行っていないとみなしまして、このように御答弁されたんですね。みなす、みなさない、そんなあやふやなこ...全文を見る
○田村(貴)委員 そうなんですよ。直接罰の対象になる。なるんですよ。だったら、改正案の条項に前室は明記すべきだと思いますよ。  前室という言葉がどこに出てくるかというと、大気汚染防止法施行規則の別表七の一のイ、ここまで探さないと出てこないんですよ。ここで初めて前室という言葉、「...全文を見る
○田村(貴)委員 除去方法の周知が徹底できるのかということですよ。やはり、こうしたら罰せられるよということについて、重要な法改正であるならば、誰の目にも明らかにするようにすべきであります。  次に、レベル3建材について質問します。  なぜ、レベル3建材を作業届の対象外としたの...全文を見る
○田村(貴)委員 政府、環境省、考え方が甘過ぎますよ。石綿暴露防止対策検討委員会ワーキンググループの会議の中でも、レベル3の現場から石綿が飛んでくることが多い、ビル内の作業など、レベル3であっても養生すべきではないか、こういう意見が出ています。何でも破砕しないというのは現実的では...全文を見る
○田村(貴)委員 今答弁出ましたよね、この珪酸カルシウム板一種、これはレベル2と同様の飛散状況にある、したがって隔離養生が必要であると。  環境省、この珪酸カルシウム板一種、これはレベル3建材ですよね。おかしいじゃないですか。矛盾しているじゃないですか。片方では、レベル2と同じ...全文を見る
○田村(貴)委員 現場の混乱は必至であります。こうしたレベル3建材について矛盾もある、こういう状況を放置したまま、対策を練らずして改正案が出てきているんですよ。だから、じっくり議論した方がいいと言っているんです。  自治体への財政措置をしっかり行っていただきたい、小泉大臣、ちょ...全文を見る
○田村(貴)委員 石綿の一つも飛ばさない、現場に求められます。この対処を強く要求して、私の質問を終わります。
○田村(貴)委員 ただいま議題となりました大気汚染防止法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、日本共産党を代表して、その趣旨を説明します。  石綿を使用した建築物については、これまで規制対象だったレベル1、レベル2建材の除去工事でも、全国で違法な工事が相次いでいます...全文を見る
○田村(貴)委員 日本共産党を代表して、大気汚染防止法の一部を改正する法律案の反対討論を行います。  二〇一八年の石綿による中皮種や肺がんの死亡者数は四千六百五十人に上り、同年の交通事故の死亡者数三千五百三十二人を大きく上回りました。石綿は、二〇〇六年に全面使用禁止になるまでは...全文を見る
05月27日第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  コロナ禍の渦中において、生産者が大変困窮状態にあることをたびたび取り上げてまいりました。  大臣、大分県の竹田の肉牛農家の話も伺ったので、少し紹介したいと思います。  子牛の価格が去年の五月に比べて二〇%下落、十七万円安、六十...全文を見る
○田村(貴)委員 兼業農家の農業収入が減少した、そういう事例にも機敏に対応していただきたいというふうに思います。  農水省にお伺いしますけれども、この経営継続補助金、二百億円の予算額というふうに聞いていますけれども、これ、一件百五十万円として、一万三千件分ぐらいですよね。大丈夫...全文を見る
○田村(貴)委員 多分、引き合いも申請も多いことは間違いないというふうに思いますよ。万全の策をとっていただきたいと思います。  それでは、法案について、森林組合法の改正案についてお伺いします。  林業は、未来投資戦略、いわゆる官邸農政によって、川下の大規模な製材企業への供給を...全文を見る
○田村(貴)委員 十四日の参議院先議、我が党の紙智子議員の質問にも、局長、そういうふうにお答えになりました。  実は、これ、今から十三年前の二〇〇七年、我が党の赤嶺政賢衆議院議員の質問主意書に対しても同じような答弁なんですよ。木材価格の低迷による森林所有者の経営意欲の減退等によ...全文を見る
○田村(貴)委員 今おっしゃった安定供給体制の構築というのは、どこに対する安定供給なのかという話ですよね。これは、川中、川下への大量、安価、安定供給を前提としたものではないんですか。そういう流れでずっとやってきていますよね。経営森林管理法、森林法から、国有林から。私、この流れがあ...全文を見る
○田村(貴)委員 だけれども、それだったら造林未済地の問題は解決できないじゃないですか。宮崎県、どうなっていますか。この表にもありますけれども、七百五十九ヘクタールもありますよ。三年間で三・六倍にもなっていますよ。全国素材生産業協同組合の連合会、会長さんは宮崎県出身ですけれども、...全文を見る
○田村(貴)委員 盗伐問題は、今度、いずれやりますけれども、大臣、やはり宮崎でも九州でも、こんなに刈っていいのかというところはいっぱいありますよね。こんな主伐、こんな皆伐をやっておって大丈夫かと。去年、おととしみたいな豪雨災害が来たらどうなるのか。そんなところはいっぱいありますよ...全文を見る
○田村(貴)委員 時間が参りました。終わりますけれども、状況はしっかりリアルにつかんでいただきたい、このことを要求したいと思います。  終わります。
○田村(貴)委員 私は、日本共産党を代表して、森林組合法の一部を改正する法律案に反対する討論を行います。  今、全国の山林では、皆伐して再造林しない、あるいは、強度の間伐が行われ、残った木が風で倒れる、病気で枯れるといった施業が広がっています。山は、高性能林業機械を通すため、大...全文を見る
06月09日第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  この後、起草予定のため池特措法に関連して質問します。  防災重点ため池について、農林水産省の説明では、浸水想定区域内に学校、病院など災害支援等に直接関係する施設や道路などが存在するものが約一万五千カ所、既に工事終了が六千二百、残...全文を見る
○田村(貴)委員 前向きな努力を確認しました。  それで、防災重点ため池以外でも、災害の危険に直面しているため池があるわけなんですよね。例えば、老朽化したため池が家屋から百メートルから五百メートル未満のところにある、ところが、貯水量が一千立米を満たしていないがために防災重点ため...全文を見る
○田村(貴)委員 距離と貯水量で機械的に判断しない、これが大事ではないかなと思います。少しでもリスクがある、それが露見すれば直ちに手だてを打っていく、これが地方自治体も含めて大事なことだというふうに思います。  次の質問です。ゴー・トゥー・キャンペーンについてお伺いします。 ...全文を見る
○田村(貴)委員 塩川局長、だったらそれをちゃんと説明した方がいいですよ。  ホームページ、これ、何にも書いていないじゃないですか。今まで、企画競争募集については広く募集しますとしながら、突然、赤い文字で、本事業の公募を中止いたしましたと書いているだけでしょう。これはだめですよ...全文を見る
○田村(貴)委員 そもそも、先ほど局長が言われたように、宿泊、飲食、イベント、商店街、何もかも一緒くたにして一兆七千億円、こういう事業を組むこと自体がおかしいんですよ。そして、規模がこれだけ大きくなって、機械的に過去の経験をもとにして三千九十五億円を支出すると。その先にあるのは、...全文を見る
○田村(貴)委員 事業費も決まっていないんですね。委託費についても見込みがないと。そんな曖昧な考え方でやってきたんですか。三省共管で一兆七千億円予算化して、この国会で、今、予算委員会で認めてくださいと。これはちょっと、ちゃんと説明してもらわないとわからないですよ。  だって、憲...全文を見る
○田村(貴)委員 特別給付金事業が、生産者にとってどれほどの救済措置をしているかどうかについては検証しなければいけないと思います。それから、補助金の申請が、どの程度のニーズがあるかというのも、これから見なければいけないと思います。  ただ、給付金事業があったとしても、百万、二百...全文を見る
○田村(貴)委員 時間が参りました。  かつて経験したことのない緊急事態なんですよ。そして、かつて経験したことのない窮状に生産者は置かれているわけです。そこにしっかり寄り添って、対策を前に、従来の対策にとらわれずに進めていただきたいというふうに思います。  以上で終わります。
07月28日第201回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第5号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  報道では、既にこのたびの水害で八十二名の方がお亡くなりになり、そして内閣府の取りまとめでは、一万六千軒を超える家屋が被災に遭っています。犠牲になられた方、そして全ての被災者の方にお悔やみとお見舞いを申し上げます。  最初に、災害...全文を見る
○田村(貴)委員 広域が、きょうから、広島からですか。遠いですね。そして遅いですね。被災者の方は、車を持たない方は、そのごみを持っていくことができないわけですよね。そして、軽トラックのレンタカーもなかなか借りられないという大変厳しい状況の中にあります。市役所に電話しても、集積所に...全文を見る
○田村(貴)委員 対応パッケージが目に見えて改善されるように進めていただきたいというふうに思います。  大臣、今の答弁で確認なんですけれども、自治体の要請があったら、自衛隊員に家屋内の作業をしてもらうことは可能なんでしょうか。きのう、私たちも申し入れさせていただきましたが。
○田村(貴)委員 収集車の台数をふやして、そして、猛暑の中、悪臭も広がり、衛生上の問題も起こっていますので、取組を加速させてください。  次に、被災家屋の公費解体撤去について質問します。  小泉環境大臣は、住むことのできない半壊家屋を公費解体の対象にすることを表明されました。...全文を見る
○田村(貴)委員 特定非常災害ならば廃棄物としてみなす、それ以外の災害は財産とみなして対象としない。矛盾していませんか。これは災害のたびにいつも問題になるんですよね。ですから、この規定からやはり削除しないと被災者の方は大変困る話ですよ。これは絶対改善していただきたいと思います。 ...全文を見る
○田村(貴)委員 その努力については、本当に感謝申し上げたいと思います。それでも、取り残されている、そして気がつかないところの集落、そして被災地の方がおられます。  例えば、国道が通行どめになった熊本県八代市の坂本町、ここはもともと、合併前は坂本村でありました。二、三十キロも離...全文を見る
○田村(貴)委員 避難所に関連して、旅館やホテルの活用について伺います。  熊本県知事から私も直接要望を伺いました。高齢者等の要配慮者の避難所として被災した旅館、ホテルを活用するために、施設復旧費用を国庫負担で手当てしてもらいたい、こういう要望を伺いました。  人吉市などでは...全文を見る
○田村(貴)委員 続いて、事業者の経営継続支援についてお伺いします。  経済産業省の牧原副大臣にお越しいただいています。  今度の災害の特徴は、コロナ禍の中で起こった災害であります。自粛、休業を余儀なくされて、収入減で経営が本当に大変苦境に陥っている中で災害に遭いました。従来...全文を見る
○田村(貴)委員 グループ補助金と持続化補助金では規模が全然違いますので、全面適用を強く要求します。  続いて、先ほど、心が折れそうだという話ですね。心が折れそうだという言葉を、被災地の温泉旅館街、それから商店街で事業者さんの声をいっぱい聞きました。そして、合い言葉として、もう...全文を見る
○田村(貴)委員 十九号のときの宮城県、福島県の例が今出されました。やはり二重被災、今度はコロナがあっての二重被災ですから、これはやはり同じ適用が必要だ、プラスアルファも必要だというふうに私は考えます。心の折れない支援、そして希望の持てる対策、ぜひ進めていただきたいと思います。 ...全文を見る
○田村(貴)委員 そうですね。南阿蘇鉄道に対する措置、私もあのとき質問させていただきました。  JRも大きな被災に遭っています、久大線それから肥薩線。大臣は国会での答弁の中で、これはもう三セクもJRも含めての意味ですけれども、鉄道施設の早期復旧に取り組んでいきたいと。鉄道施設の...全文を見る
○田村(貴)委員 それでは、これだけの大被害をもたらした問題について、その原因はどこにあるかということについてもお伺いしたいと思います。  筑波大学の釜江陽一先生は、今度の水害で、日本列島千五百キロにわたる大気の川の現象が起きているというふうに研究結果を報告されています。その規...全文を見る
○田村(貴)委員 大臣、私も、福岡それから熊本、大分、鹿児島、四県の被災地をこの間回ってまいりました。まだまだ訪れたいというところはいっぱいあります。また機会を得て論議させていただきたいと思うんですけれども、きょう挙げたのは、きのう我が党としても緊急要望した点に基づく私の質問でし...全文を見る
○田村(貴)委員 以上で質問を終わります。
11月11日第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  最初に、高収益作物次期作支援交付金について質問します。  けさから各党から質問が相次いでいます。本制度は、四月のコロナ対策補正予算で設置をされ、十月の見直しでは減収対策のみに変更され、十月三十日には追加措置がとられるという迷走、...全文を見る
○田村(貴)委員 何もわからないじゃないですか。  野上大臣は所信のときに、負担をかけて申しわけないと言われました。では、どれだけ申請者に、農家に負担がかかっているのか、迷惑がかかっているのか、それを言ってもらわないと審査にならないじゃないですか。何でそんな数字がわからないんで...全文を見る
○田村(貴)委員 追加措置の対象となる取組の例というのが示されていますけれども、従来使用しない肥料や土壌改良資材の購入、優良な種苗の購入、更新などの場合とか、それから品質向上のための肥料の施用量の増加分というふうにしています。  では、お伺いしますけれども、通常使っている資材を...全文を見る
○田村(貴)委員 つまり、収量アップをしなければいけない、より高品質な作物に対する取組をしなければ交付金を受けられないということです。  大臣、これはあんまりですよ。本当にあんまりだ。そもそも、当初の事業説明資料では、次期作に前向きに取り組む生産者を支援、これしか書いていないん...全文を見る
○田村(貴)委員 謝って、説明すれば済むという問題ではありません。もうお金がかかっているわけであります。  私は長崎県の大規模農業者から声も聞いたんですけれども、かなりのものが交付対象外となってしまう、桁を聞いてびっくりしましたけれども、大損になると。また、なるほどと。この申請...全文を見る
○田村(貴)委員 だから、柔軟に対応してほしいと言っているんですよ。  機械が来年に間に合わないという事例があるわけですよ。それを、どうして機械の納品で実施完了二月末などと言うんですか。それは余りにも、余りにも厳し過ぎるんじゃないですか。せっかくの制度を活用して頑張っていきたい...全文を見る
○田村(貴)委員 五万ヘクタールとか六万ヘクタールとかの主食用米が供給過多になっている、そして、転作をしていかなければならないと。  私、福岡県の北九州市というところに暮らしているんですけれども、政令指定都市で面積は大きいです。約五万ヘクタールあります。自分が住んでいる一つの自...全文を見る
○田村(貴)委員 コロナ禍においては、感染拡大が終息しない、あるいは感染拡大が続く限り、外食、お米の需要減、目詰まりは回避できないんですよね。だから、この状況が来年にも続くということが考えられます。  今、過去の事例を挙げられましたけれども、来年、そうしたら、今のような状況で三...全文を見る
○田村(貴)委員 いやいや、そんなに簡単にはいかないと思いますよ。これは、やはり異常事態ですから、特別な対策をもってしかるべきです。  大臣にお伺いします。  私たち日本共産党国会議員団は、八月四日に当時の江藤大臣に米価対策で申入れをしました。先ほど立憲民主党の佐々木議員から...全文を見る
○田村(貴)委員 備蓄米はある。しかし、コロナによって生活困窮者がふえている、子供の貧困も深刻さを増している。お米が食べられない、その日の食事に事欠いている方は今この時代にたくさんいる、そして、ふえているわけなんですよね。  需要喚起策の一つとして、お米券の発行を提案したいとい...全文を見る
○田村(貴)委員 お米の政策について、大臣は、需給状況の情報提供、それから輸出の取組、そして転作支援だと。それだけでいいんでしょうか。やはり備蓄をふやすべきです。そして、お米がこれだけ大変な状況になっているのに、ミニマムアクセス米は七十七万トン輸入している。おかしくないですか。こ...全文を見る
11月12日第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  種と苗は農業の基本であり、農家にとってみたら種と苗は命そのものであります。その取扱いを変える今度の法改定に当たって、果たして農家は知らされているのでしょうか。  最初に、野上大臣にお伺いします。  大臣、農家はこの法改定のこと...全文を見る
○田村(貴)委員 にもかかわらず、今国会でも、種苗法の改定については、疑問、それから反対、慎重審議、見送れ、こういう声が毎日のように来ていますよね。理解が得られていない人がたくさんいるわけですよ。少なくとも今国会の成立は断念すべきであります。  質問を続けます。  本法案の目...全文を見る
○田村(貴)委員 持ち出しを阻止することはできないということです。  もう一問聞きます。仮に、種苗が流出して海外で増殖されていた場合に、品種登録をしていなければ、栽培をとめるなどの対抗措置はとることができるんですか。
○田村(貴)委員 それは、生産者に対するちゃんとした説明で終わる話じゃないんですか。なぜ一律に許諾制に持ち込もうとしているわけですか。そこが納得できないわけであります。これは立法事実にかかわる話であります。  シャインマスカットにしても、開発者である日本の政府がそれぞれの国で品...全文を見る
○田村(貴)委員 ないんですよ。自家増殖を一律許諾制にするという大きな法改正があるのに、その実態について示されるデータがないんですよね。資料がないんですよ。これが大問題です。  もう一問聞きます。  日本有機農業研究会の調査、二〇〇九年では、有機栽培農家は六割の種子を自家増殖...全文を見る
○田村(貴)委員 ですから、先ほども質問があったように、有機農業をされている方の自家増殖の比率は物すごく高いわけですよ。ですから、そういった方々がこの法改正によってどういう影響を受けるのかというのはちゃんと聞いて、そして、聞いた内容について委員会に示していただかなければ、私たちは...全文を見る
○田村(貴)委員 そうすると、新しく五千二百九十四品種が許諾が必要な範囲に入ってくるというわけですよ。非常に大きいですよね。影響が出てきますよ。  それで、農水省は農家の負担増はさしてないというふうに言ってきていますけれども、登録品種を、ここは聞いてくださいよ、大臣も。登録品種...全文を見る
○田村(貴)委員 私が聞いたのは、今、育成者が許諾を求めていないという農業の実態があって自家採種をしている、しかし、この法改正後に権利者が、やはり許諾を求めます、許諾料をいただきますというふうに判断するのは、それは権利者の意思次第で変わっていくんじゃないですかと聞いているんですよ...全文を見る
○田村(貴)委員 今の答弁は重要ですよ。  許諾は請求しないんですね。許諾を求めることもなくて、許諾料を請求することも絶対ないわけですね。ちゃんと答えてください。
○田村(貴)委員 許諾を求めるんですよ、権利者は。ですから、法改正をすることによって権利者の背中を押すことになることは間違いありません。権利者が許諾を要求し、許諾料を請求する、こういう流れになることは間違いないんですよ。だから皆さん心配されているんですよ、自分の許諾料がどうなるの...全文を見る
○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  きょうは、参考人の横田さん、そして印鑰さん、ありがとうございます。早速質問させていただきます。  まず、横田参考人、お米を大規模農場で生産されていると。そして、御苦労話も聞かせていただきました。お米は、公的種苗の果たしてきた役割...全文を見る
○田村(貴)委員 続いて、印鑰参考人にお伺いします。  世界的に見れば、先ほどお話もあったんですけれども、多国籍の農業関連企業、例えばバイエル・モンサントグループであるとかシンジェンタとか、そうした上位四社が何ともう種苗市場の六割を占有している、驚くべき状況だというふうに考えま...全文を見る
○田村(貴)委員 農家の自家採種、自家増殖を一律許諾制にするというところが、私も納得がいかないところであります。品目においても、それから規模においても、例外規定すらないわけです。  私は、想像するんですけれども、今度の法改定があって、成立後に育成権者の背中を法律が押すことになる...全文を見る
○田村(貴)委員 今、私と印鑰参考人でお話ししたことを横田参考人にもお伺いしたいと思うんです。  JAから種を買ってきて、それを自家採種して、そして稲作をされていると。許諾制が入ってきて、横田参考人は、物すごい金額になってしまったらこれは困るというふうに言われていました。そうな...全文を見る
○田村(貴)委員 ありがとうございます。  それでは、続けて印鑰参考人にお伺いします。  資料も、かなり詳細なものを御提示いただきました。この中で、横田さんのところの農場は種苗に占めるコストは少ないという話でした。ただ、品種によっては種苗の占めるコストが物すごくかかるという農...全文を見る
○田村(貴)委員 きょうは、印鑰参考人から、都道府県での稲の登録品種の割合、あるいは重点作物での登録品種の割合というのが出されました。これはかなり膨大な計算が必要ではなかったか。資料は、農林水産省のデータから当てはめて計算されたという理解でよろしいんですね。  こういう資料を私...全文を見る
○田村(貴)委員 御労苦に敬意を表したいと思います。  最後に、種苗の海外流出をとめるために農家の自家増殖を許諾制にすると。わけのわからない提案なんですけれども、種苗の海外流出を防止するためには何が必要だとお考えでしょうか。これは両参考人にお伺いしたいと思います。横田参考人から...全文を見る
○田村(貴)委員 時間が参りました。  横田参考人、印鑰参考人、本日はどうもありがとうございました。  終わります。
11月17日第203回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  二〇五〇年カーボンニュートラルとこの国のエネルギー政策について質問します。  菅首相が二〇五〇年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするということを表明しました。二〇五〇年ゼロというのは、私も当委員会で再三再四求めてきたところで...全文を見る
○田村(貴)委員 菅首相は二〇五〇年のゼロを表明しました。しかし、それに至るプロセスについては語っておられません。重要なのは二〇三〇年の削減目標の大幅な引上げであります。  IPCC、国連の気候変動に関する政府間パネルの特別報告書、これでは二〇三〇年までに四五%の削減が必要だと...全文を見る
○田村(貴)委員 大臣、二〇三〇年ですから、これはやはり四〇%から五〇%ぐらいの削減目標を持たないと本当に削減できませんよね。この数字は非常に重要だというふうに思いますので、早く目標値を掲げるということを要求しておきたいと思います。  世界に大きくおくれた日本の温暖化対策であり...全文を見る
○田村(貴)委員 二〇五〇年ニュートラルという方向が打ち出されて、従来のような答弁を繰り返しておったんじゃ矛盾になりますよね。  高効率の石炭火力であったとしても、LNG火力の二・三倍のCO2を排出するんですよ。だから、幾ら高効率といっても、これは絶対矛盾に陥ってしまうんですよ...全文を見る
○田村(貴)委員 従来の方針では絶対矛盾に陥ります。ですから、各国が掲げた目標、こうしたものもやはり参考に、そして目指すものとして取り組む必要があると思います。  石炭火力とそれから原発を温存していく、その枠組みにあるのがベースロード電源の考え方だというふうに思います。このベー...全文を見る
○田村(貴)委員 結論ありきではなく大いに見直していただきたいというふうに思います。  政府が決めたエネルギー基本計画では、二〇三〇年の総発電量に占める電源構成の再エネの比率は二二%から二四%にとどまっています。一方、経済同友会などからは二〇三〇年に四割以上にすることを求めてい...全文を見る
○田村(貴)委員 全然かみ合っていない。質問を聞いていましたか。  二枚のエネ庁からの資料があって、現在、これだけ再エネの価格が下がってきている、そういうデータを出しているでしょう、一応。二〇三〇年の予測は今よりも上がっているような数字になっている、これはおかしいじゃないですか...全文を見る
○田村(貴)委員 この後、医療統計の専門家に評価してもらうというような話を聞いていますけれども、こうしたいわゆる調査手法が客観的診断法となっていくんですか。
○田村(貴)委員 いやいや、それは危ないですよ。それは実態を見ないものですよ。この手法の開発に当たって、何で認定患者だけを対象にしたんですか。これは、仮に精度を上げるためだとしても、高濃度暴露の被験者を選んでいる。高濃度の暴露の被験者を選んだとするならば、これは五十二年判断条件を...全文を見る
○田村(貴)委員 令和元年度までの予算は十一億円。令和二年度は。
○田村(貴)委員 数字を聞いて驚きました。約十年の年月をかけて十二億円の税金を注いで、しかも、MEGは三十二名しか調査をしていない。そのうち、検査結果として有効だったのは十九名、六割弱だということですよ。  特措法三十七条、どう書いてありますか。指定地域、その周辺の地域に居住し...全文を見る
○田村(貴)委員 客観的手法の確立というのであれば、これまで長年にわたって水俣病の患者さんを民間の医療機関や民間のお医者さんがたくさん、もうほとんどボランティアで検診をし、そして受診をし、水俣病患者さんの認定につながってまいりました。そうした臨床研究に当たってきた民間の医師たちの...全文を見る
○田村(貴)委員 裁判に訴えざるを得なくて、多くの患者さんが立ち上がって、そして訴えて、裁判に勝利しました。感覚障害のみで判断できるという判決があって、そして救われました。しかし、政府は、今に至っても五十二年判断条件に拘泥している。これでは、水俣病患者さん、潜在的な患者さん、救わ...全文を見る
○田村(貴)委員 それが遅々として進んでいないんですよね。メチル水銀汚染が日本ほど広範、長期にわたってきて続いたところはありません。  日本以外でもメチル水銀による汚染はありました。イラクやカナダ、発展途上国の金の採掘現場などにおいて世界じゅうで起きています。いずれも実態調査が...全文を見る
11月17日第203回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  七月豪雨のあった七月二十八日の当委員会において、私は、熊本県人吉市の市長さんがおっしゃった、町自体が消滅の危機に直面している、自力での回復はなかなか厳しいとの言葉を紹介して、コロナ禍での苦境に立った、災害が重なった被災者、被災事業...全文を見る
○田村(貴)委員 これは担当者の方もお認めになっているんですけれども、予算が二百七十六億円組まれた、これに対して、今の時点で数えるほどの交付決定しかない。手を挙げる人が本当に少ないですよ。福岡県にも、熊本県にも、それから大分県にも私は聞きました。こういう状況はちょっと想定外でもな...全文を見る
○田村(貴)委員 やはり、被災事業者の今の現状、それから再建への展望、それから支援に対する思いをもっとやはりつかまないといけないと思います。二〇一七年の九州北部豪雨災害のときは、九州経済産業局の職員が商工会とチームを組んで回った、こういったこともぜひやっていただきたいと思います。...全文を見る
○田村(貴)委員 副大臣、七月の豪雨があって、商店街が一生懸命片づけして、ごみを出してきれいにしました。そこから時がとまっておるんですよ。何度行ってもやはり時がとまったままなんですよ。これが七月豪雨のその後の状況なんです。コロナで苦しんで借金して、もういっぱいいっぱい、その中で災...全文を見る
○田村(貴)委員 硬直的ですね。  コロナがあって、水害があって、未曽有の危機に瀕して、そして再建が思うようにいかない。倒産していいんですか、廃業していいんですか、そういうことを願っているんですか。中小企業庁でしょう。これだけ問題があるんだったら、改善の歩みを見せないとだめです...全文を見る
○田村(貴)委員 柔軟に検討していただきたいと思います。  最後に、副大臣、やはり、これだけ予算を組んで、その予算の大きさというのは、七月豪雨の被災そのものが想像できる額だというふうに思います。ところが、現状は、十一月のこの時点で、先ほど御答弁があったような状況なんです。そして...全文を見る
○田村(貴)委員 そこは、一件一件の被災事業者に寄り添って、出かけていって、そして、あなただったら熊本地震のときにこういう風評はなかったですか、これは考えられるじゃないですかと具体的にアドバイスしてあげたら、知恵も湧いてくる、力も湧いてくると思うんです。だけれども、冒頭言いました...全文を見る
○田村(貴)委員 青柳統括官、その意義はそうなんですね。大事だと思うんです。  現実、これも熊本の人吉市なんです。集会所が使われていないという信じられない話があるわけですよ。入居者の悩みとして、入居している方が誰なのかわからない、電化製品がない、給湯施設とか、設備の使い方がわか...全文を見る
○田村(貴)委員 大臣、その答弁に期待したいと思います。  一つ、入居して間もないというのは、間もない方もおるんだけれども、もう入居してかなりの月日がたつ方もおられるわけです。仮設住宅ごとにいろいろあるんですけれども、自治体の方がそういうふうにおっしゃっているんだったら、ぜひ相...全文を見る
11月17日第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  先週に引き続き、種苗法の改定案について質問をします。  農水省は稲の登録品種は一七%としていますけれども、十二日の参考人質疑で、より詳細に見れば三割を超えるという指摘が印鑰参考人からされました。農水省は作付割合上位二十品種で計算...全文を見る
○田村(貴)委員 大臣、そうおっしゃいますけれども、その説明はもう通用しませんよ。  二〇一七年の内閣府の知財戦略本部の第二回検証・評価・企画委員会産業財産権分野会合で、農林水産省は次のように述べています。紹介します。  自家増殖については何点か問題があって、一つは、自家増殖...全文を見る
○田村(貴)委員 公共の役割は否定しない、公共が大事だというのならば、種子法を復活させるべきですよ。都道府県の役割を担保すべきです。そして、都道府県の役割を民間参入が進むまでとした農水省事務次官通知は撤回すべきではありませんか。あの通知、撤回の考えはありますか。
○田村(貴)委員 事務次官通知は間違いだったというふうにお認めになりました。  法改正によって、種子、農薬多国籍企業による種苗市場の独占が懸念されるところであります。バイオ化学企業が加盟するロビー団体BIOは、UPOV条約を通じて、TPP加盟国に対して自家増殖を禁止するようにと...全文を見る
○田村(貴)委員 逆じゃないですか。このことによって、遺伝子組み換え混入があっても、消費者の目に見える選択はなくなるというのが事実であります。こうやって変わっていくわけなんですよ。  推定制度について伺います。  育成者が裁判で争う際に、これまでは裁判で現物による比較が行われ...全文を見る
○田村(貴)委員 いや、そうおっしゃいますけれども、既に海外では、在来種の種が遺伝子組み換えと交雑してしまったばかりに、特許権侵害で訴えられて、農家側が敗訴する事態が起こっているではありませんか。育成者側に明らかに有利になる改定であります。  世界じゅうの種子市場の六割を占める...全文を見る
○田村(貴)委員 食料・農業植物遺伝資源条約では、種子はみんなのもの、先祖代々受け継がれてきた人類の共有の財産であり、農民の自家採種は農民の根本の権利だというふうにうたわれています。  しかし、今度の日本での法改定は、余りにも農家の負担をふやし、そしてバイオ多国籍企業の侵入を許...全文を見る
○田村(貴)委員 私は、日本共産党を代表して、種苗法の一部を改正する法律案について、反対討論を行います。  本法案は、農家が収穫物を種苗として用いる場合には育成者権が及ばないと規定していた旧二十一条二項を削除し、これまで原則自由だった農家の自家増殖について、許諾がなければ禁止す...全文を見る
11月18日第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  きょうは、諫早湾干拓事業と有明海問題についてまず質問します。  長崎県の国営諫早湾干拓事業をめぐる請求異議訴訟の差戻し審が大詰めを迎えようとしています。潮受け堤防排水門の開門を命じた福岡高裁の確定判決に国は従わず、開門を強制しな...全文を見る
○田村(貴)委員 ほかの自治体とかほかの道県には行かれているので、一日も早く有明に、この間いろいろ異変が起こっている、そして干拓営農地においても訴訟まで起こっているという状況でありますので、関係者の方、自治体の方としっかりと懇談をしていただきたいと思います。  これまで私が何度...全文を見る
○田村(貴)委員 質問を聞かれていますか。確かにグラフを見たら漁獲量は上がっているけれども、そのほとんどはシバエビじゃないですか、かつてとれておったものは今はとれていないんですかと聞いているんですよ。どうなんですか。ちゃんと答えてください。時間を潰さないでください。
○田村(貴)委員 その福岡高裁は何と言っているか。漁獲量の減少又は漁獲物の質の低下のどちらかが認められれば漁業被害は存在する、こういうふうに指摘しているじゃないですか。  だったら伺いますよ。漁獲金額の推移もあるんですか、資料として。出しているんですか。
○田村(貴)委員 本当に都合のいい。シバエビだけが伸びているんですよ。それだけとって、漁獲量がふえた、海が戻っているみたいな言い方は裁判所では通用しませんよ。  シバエビにしても、単純に漁獲量が回復したからといって、資源量が回復したとは言えないんじゃないですか。有明海が再生した...全文を見る
○田村(貴)委員 魚がたくさん来ているから、それをとって、そうしたら資源量についてどういう影響があるのかといったところまでやはり精査しないといけないと思います。  今明らかになったのは、農水省は、シバエビが大量にふえて、それで有明海、諫早湾周辺の漁獲量が上がっていると。これ一点...全文を見る
○田村(貴)委員 次の質問に移ります。宮崎県における盗伐、違法伐採、このことについて質問します。  二〇一七年から、本委員会で私は宮崎県の盗伐問題を毎年取り上げてまいりました。盗伐は、森林法の森林窃盗、犯罪であります。警察において取り締まること、摘発を強く求めてまいりました。 ...全文を見る
○田村(貴)委員 相談件数は上がっていく、そして検挙者数もこの近年ふえてきたというところであります。問題は深いところにかかっているんじゃないかと思います。  二〇一八年十一月二十一日の農水委員会で、私は宮崎県国富町の盗伐のことについて指摘をしました。私、山林に入ったら、その木を...全文を見る
○田村(貴)委員 そうですね。二〇一九年に逮捕されました黒木林産の社長、黒木達也容疑者であります。  宮崎地裁の判決は、執行猶予四年、懲役一年の有罪判決です。そして、二審、福岡高裁宮崎支部、一審判決を支持して控訴棄却しました。そして、上告審、これは上告棄却であります。これで有罪...全文を見る
○田村(貴)委員 警察が被害届を受けて、そして捜査をし、調査をし、立件し、裁判でもこういう流れが出てきているわけですよ。まだ、誤伐と盗伐の判断を見きわめる、そういう立場なんですか。それが役所としての立場なんですか。  私が初めてこの委員会で取り上げたときに、被害者の会の会員さん...全文を見る
○田村(貴)委員 盗伐業者、こういう違法操業をしている犯罪企業に対して国の補助金が流れておったんですよ。そして、こういう司直の判断をもって、やっと補助金の返還請求ですか。ちょっと生ぬるいんじゃないですか。こういうことが今いろいろ起こっているわけですよ。それをずっと私は三年間言って...全文を見る
○田村(貴)委員 最後に、硫黄山噴火による農業用水汚濁問題について伺います。  二〇一八年に霧島連山、えびの高原・硫黄山が噴火して、周辺河川、赤子川とか長江川、また下流の川内川流域で稲作ができなくなりました。下流域では水質が回復して、対策も進んで稲作ができるようになったんですけ...全文を見る
○田村(貴)委員 時間が参りました。  今度また、火山の爆発があったことも踏まえて対処をしていただきたいと思います。  終わります。
11月19日第203回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  被災者生活再建支援法を改正し、半壊世帯を対象にし支援金を支給する、これは、長年、被災者そして被災自治体が願っていたことであります。我が党も重ねて要求をしてきたことであります。東日本大震災では、約二十八万戸に上った半壊世帯が法による...全文を見る
○田村(貴)委員 今、一例を申しましたけれども、そういう基準で切られることがないように、しっかり努めていただきたいと思います。  共同通信の全国市区町村アンケートによりますと、四四%の自治体が対象の拡大や支援金の増額を要求しています。また、日本世論調査会の面接世論調査の結果でも...全文を見る
○田村(貴)委員 ちょっとよくわからないところがあったんですけれども、実務者会議で議論された被災家屋の実態把握調査の結果、これは、被災地の大規模半壊とか半壊世帯がどれだけの修理費を負担しているのか。これは大変正確な調査だと思うんですけれども、大規模半壊の平均修理費は九百二十六万四...全文を見る
○田村(貴)委員 七月の豪雨水害で、被災者生活再建支援法の適用は、私は福岡県なんですけれども、福岡県では大牟田市だけだったんですね。私は北九州市に暮らしているんですけれども、北九州市では半壊世帯が生じました。それから、みやま市というところでも半壊世帯はありました。今回は、遡及して...全文を見る
○田村(貴)委員 ちょっと大事な次の質問があるので、続けます。  次は、被災者の支援対策についてです。  熊本県の豪雨被害地では、いまだに避難所で暮らす方がおられます。あの災害から四カ月たって、避難所の食事がいまだに、大臣、聞いてくださいね、冷たいお弁当ばかりだというんですよ...全文を見る
○田村(貴)委員 プッシュの支援の話じゃなくて、もう四カ月、弁当が昼、夜続いていると。それで、栄養のバランスがとれた、温かいもの、汁物がある、そういう食事の提供はできませんかと言っているんですよ。できますね。
○田村(貴)委員 改善されるというふうに受けとめました。お願いします。  続いて、生活必需品について伺います。  自宅が大規模半壊となって、みなし仮設住宅に移った被災者の方からお話を聞いてまいりました。布団はボランティア団体や友人から譲り受けたもの、みなし仮設のアパートには、...全文を見る
○田村(貴)委員 検討の余地があるわけですね。七月に被災して、そして生活必需品、これは夏バージョンになっていますよね。必要なのは暖かいものなんですよね。この問題は熊本地震のときにも、私、指摘しました。まだこれが解決されていない。  災害救助法には、「現に救助を必要とする者に対し...全文を見る
11月19日第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  水産流通適正化法について質問します。  本法案は、違法漁獲、IUU対策であります。IUUといった場合には、本来は、アワビとかナマコなどに限らず、例えば、私が前回委員会でも取り上げましたように、大規模マグロ船団が沖合でとれ過ぎたマ...全文を見る
○田村(貴)委員 違法操業の取締りについて前進点がないということであります。番組は、ニュースソースはもちろん明かしませんから。  こうしたことは、全国のマグロ漁師さん、それから沿岸漁師さんたちからずっと切望されている、要望が上がっている事象であります。厳し過ぎる漁獲枠で、クロマ...全文を見る
○田村(貴)委員 あのときは、私は、二回の委員会で再度確かめたんですね。そうすると、大臣許可船も入っていたということで、そういう答弁がありました。  違反の事実を確認できなかったということで済ませてはならないということであります。そうすると、真面目に操業している人が本当に損をす...全文を見る
○田村(貴)委員 三百回の説明があったとしても、コロナ禍の中において、現場、漁協、漁業関係者のガイダンスというのが見送られたりしているわけですよね。そして、これは何も私だけが言っているわけじゃなくて、現場の漁協から、それから漁師さんたちが、十二月一日はコロナの中では早過ぎるだろう...全文を見る
○田村(貴)委員 負担がふえないように、しっかりやっていただきたいと思います。  次からの質問は、判断を要する話でありますので、野上大臣の答弁をお願いしたいと思います。  特定第一種水産動植物を自由漁業で採捕するのは違法となります。対象魚種の選定に関しては、自由漁業を阻害する...全文を見る
○田村(貴)委員 今、アワビ、ナマコというふうに挙がっているんですけれども、この魚種の拡大はむやみに広げるべきではないというふうに思います。後で補足があったら、またお答えください。  さらに、対象魚種の拡大について、取りまとめにおいては、関係団体、学識経験者、NGO等幅広い立場...全文を見る
○田村(貴)委員 幅広い意見を取り入れていただきたいと思います。  最後に、立入検査については、地方農政局に水産の担当部署を設けたり、県にも人員を配置するというふうにされています。しかし、地方農政局の人員は継続的に減らされてきています。農業政策の実施の支障とならないように、また...全文を見る
○田村(貴)委員 予算と人員の確保、これは、当然ですけれども、やっていただかないといけません。  ところが、本法案のように新しい業務がふえると、役所の総定員法によって本省、各省庁の定員が定められているから、地方でふえますと、今度は農水省内の公務員を削減しなければならないといった...全文を見る
12月08日第203回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○田村(貴)委員 日本共産党の田村貴昭です。  吉川元農林水産大臣の献金疑惑について、真相究明を求める国民の世論が広がっています。まず最初に、この問題について質問します。  吉川大臣就任後の二〇一八年十一月十二日、日本養鶏協会と国際養鶏協議会は、吉川大臣に対して、OIE、国際...全文を見る
○田村(貴)委員 金銭授受は、私、言っていないんですよ。いろんな要望とか陳情が来るじゃないですか。アキタフーズの元会長が大臣室に来られたかどうかだけ聞いているんですよ。その事務的な質問に対しても、どうして答えられないんですか。それはおかしいじゃないですか。  野上大臣、野上大臣...全文を見る
○田村(貴)委員 野上大臣はいかがですか、これまで。
○田村(貴)委員 では、農水省に伺います。  アキタフーズの前代表は、大臣在任中の吉川氏への現金提供を認めて、渡してはいけない違法性があるお金だとわかっていた、だから二人の場面で渡したと説明している報道がされています。  伺いますけれども、農林水産行政に関することで、大臣が大...全文を見る
○田村(貴)委員 もし、今度の場合、吉川元大臣とそしてアキタフーズの元会長がさしの環境でお会いしたというのであれば、そこで現金の授受があったとするならば、そういう場所を提供したということになりかねない話なんですよ。  また、秘書官とか関係部局の職員が同席していた場でもし現金授受...全文を見る
○田村(貴)委員 それでは国民は納得しませんよ。  安倍前総理の桜を見る会の前夜祭の問題だって、そして、安倍政権の中で吉川元大臣が、数百万円、しかも大臣室で、複数にわたって現金の授受があった。渡した側の方は、その周りの発言から、二人だけで、大臣室でと言っているわけですよ。それを...全文を見る
○田村(貴)委員 政策は妥当だったと言うんだったら、その周りの経緯も含めて、意思形成過程も含めて、ちゃんと説明して、資料も出してください。  高鳥委員長にお願いします。  アキタフーズと吉川元大臣との面談記録、そして要請後の行政の意思形成過程を示す調査資料、及び、同社の農水省...全文を見る
○田村(貴)委員 ますます疑惑は深まるばかりであります。  大事な問題がありますので、鳥インフルエンザの対応策について伺います。  十一月に香川県の養鶏場で鳥インフルエンザの感染が確認されて以降今日まで、六県、十九の養鶏場で発生しています。殺処分は高病原性の鳥インフルエンザで...全文を見る
○田村(貴)委員 互助基金の話が出ましたけれども、やはり数字はリアルですよね。豚熱の場合に二三%の方がやはり諦めているという実態は、この手当金にあるわけです。この改善なくして、鳥インフルエンザの被害農家に対する補償、そして対策は確立できないというふうに考えますので、ぜひ検討してい...全文を見る
○田村(貴)委員 その助言とアドバイスができるのは農水省でありますので、ぜひやっていただきたいと思います。  次に、自治体職員の手当について伺います。  防疫と殺処分というのは、これは過酷な業務であります。防護服を着込んで、暴れる鳥を捕まえて十羽ずつ袋に入れて、そして炭酸ガス...全文を見る
○田村(貴)委員 支援もぜひ検討していただきたいと思います。  次に、大臣にお伺いします。  私もお話を聞いてやはりびっくりしたんですけれども、防疫の業務に当たる職員が例えば十時間連続で当たったとか、そして防護服を着てしまうのでトイレにも行けない、飲まず食わず、そうした例も聞...全文を見る
○田村(貴)委員 これからどこでどれだけの鳥インフルが発生するかわかりませんので、教訓を糧として、通知そして自治体に対する助言、アドバイスをしていただければというふうに思っております。  時間が参りましたけれども、牛マルキンのことについて一問質問を予定しております。  先ほど...全文を見る
○田村(貴)委員 終わります。ありがとうございました。