田村憲久

たむらのりひさ

小選挙区(三重県第一区)選出
自由民主党
当選回数9回

田村憲久の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月15日第174回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○田村(憲)委員 おはようございます。自由民主党の田村憲久でございます。  きょうは、各大臣、一時間半ということで、途中、間にお昼を挟みますので中途半端な日程になりますけれども、おつき合いいただきます。心から厚く御礼を申し上げます。  今も箇所づけの問題で、民主党が、選挙のと...全文を見る
○田村(憲)委員 何かよくわからない話なんですけれども、鳩山総理は、もともとは消費税の議論もしないというところからスタートをたしかされたんだと思います。途中から議論が、選挙期間中、変わっていったんだと思うんですけれども、今の話だと、消費税を上げるという話ではない、そういう議論では...全文を見る
○田村(憲)委員 来年度予算を編成するに当たりまして、税収が八・七兆円ぐらい減った、これはあると思います。  それから、民主党のマニフェストが、これはまた後で議論しますけれども、お金の入りと出をいろいろと出されていましたが、実際、お金が入ってくるというか財源の方、これが十分に確...全文を見る
○田村(憲)委員 通告がなかった質問なので申しわけなかったんですが、最後に一点だけ、四年間は消費税を上げない、こういうふうに決められていますよね。ここだけは揺らいでいないのかどうか、これだけ端的にお答えください。
○田村(憲)委員 選挙をして、上げるときには信を問う、こういう話だったというふうに思います。これはもうここで終わらせていただきます。  政治とお金の問題、余りやりたくないんですが、やはり政治の信用という問題がありますので、あえてやらせていただきます。  小沢さんの問題、陸山会...全文を見る
○田村(憲)委員 今の話はわかりづらいんですが、多分、御本人のお金だから、たとえ家族名義であっても、実態としては本人のお金として相続税を課す、こういう話だったんだろうと思います。  でも、そうだとしたら、これはわからなかったらそのままいっちゃう可能性がある。例えば、大金持ちだと...全文を見る
○田村(憲)委員 悪質ならば、多分これは脱税という話になるんだと思います。  私が言いたいのは、なぜこんなことをする必要があったんだと。多分、ここにおられる国会議員の先生方は家族名義で自分の資産を持っていますか、持っていないでしょう。そもそも資産がないという話もありましたけれど...全文を見る
○田村(憲)委員 こういうふうに、お金の問題でも民主党は今非常に国民から不信感を持たれている、鳩山総理の問題はもう今さら言いませんけれども。  どうも鳩山総理のいろいろな言動を聞いておりますと、非常に理想家だと私は思うんですね。理想家というのは、理想はこうだ、だから、だれかの話...全文を見る
○田村(憲)委員 いえいえ、前政権のときですね、大臣の前の大臣のときに総務省の顧問が何名おられたか。今何名おられるか。
○田村(憲)委員 大変ふえたということだけは間違いないと思います、前大臣のときには数名しかいなかったと思いますので。  それで、この中身、前回も質問の中で議論があったと思いますけれども、非常に民主党に理解のある方々が多いなというのがイメージでございまして、きょう資料の中に入って...全文を見る
○田村(憲)委員 知事さんの方は無給だ、地域代表ということで知事さんや首長さんに対しては無給だという話でありましたが、問題はそれ以外の方々でございまして、お名前を申し上げますと、配付資料に載っていますが、前衆議院議員亀井久興さん、前衆議院議員で保坂展人さん、元衆議院議員で水島広子...全文を見る
○田村(憲)委員 これは九人中四人なんですよ。水島さんはもう引退をされておられるということですから、選挙に出られないというふうに思っていいのかもわかりませんが、次出られるとなると、大臣はそうやっておっしゃられますけれども、やはりこれは選挙運動を、日々やるのは選挙運動じゃなくて後援...全文を見る
○田村(憲)委員 どういうような状況で役所に出てきておられるかという状況を、また御報告いただければありがたいと思います。  とにかく、九人中四人が前国会議員、元国会議員というのはやはりちょっと異常かなというふうに思いますし、今の与党を組まれておられる党の人たちがほとんど独占して...全文を見る
○田村(憲)委員 なるほど。すると、毎年五兆円出てくるという前提だというふうに理解をしていいんですね。来年度も再来年度もその次も、五兆円ずつ埋蔵金をあなた方は見つける、こういう理解でいいかどうか、大臣、御答弁を。
○田村(憲)委員 何か、あるかないかわからないけれども、つじつまを合わせなきゃいけないから書いたというようなふうにしか私は聞こえなかったんですが。  では、お聞きします。  来年度の税外収入として十・六兆円、この内訳が、特会積立金から余剰金、この積立金や余剰金で七・九兆円とあ...全文を見る
○田村(憲)委員 ゼロのものは使えないですね。これはあなた方が本当にとらの子で使ったんだと思うんですが、使えないのに、また五兆円をどこかから出してくるのか。  それでは、外為特会の方をお聞きします。  外為特会は、運用益を今回二・五兆円、そして来年度分も、今言いました三千五百...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、そんなこと聞いていないんです。今、外為特会は、今の為替レート、きょうは九十円ぐらいだと思いますけれども、九十円の実績値を入れると、実際、資産と負債の状況はどういう状況になっていますかということをお聞きしているんです。
○田村(憲)委員 私の資料に書いてあるんですね、これは。九十一円の場合というので入っていますから、見ていただければわかるんですが、外為特会は現状で債務超過なんですよ。本当を言うと、積み立ての方へ立てなきゃいけないんだ、運用益を。その運用益をあなた方は使っちゃうんですよ。これは大丈...全文を見る
○田村(憲)委員 大臣、癖ですね、わからない問題が出ると違うことを話しちゃうんですよ。ごまかすんですよ。長々時間をとって、私、時間なくなっちゃうんですよ。  私が言っているのは、外為特会、今債務超過になっているんですね、今のレートでいくと。これはもう本来、取り崩せないんですよ。...全文を見る
○田村(憲)委員 最近はずっと使ってきていませんでしたが、以前は使ったことがあるのは私も知っておりますが……(菅国務大臣「いや、ずっと使っている。毎年ずっと」と呼ぶ)いや、毎年使っていませんよ。違いますよ。あなた方から資料はちゃんと出ているんだから、こちらに。  そもそもこれは...全文を見る
○田村(憲)委員 財務大臣、御答弁が長いものですから、一時間半いただいていましても、きょうは一時間と三十分に分かれていますので、質問の流れが難しいんですよ。ですから、なるべく簡単にしていただきたいんですが、指摘だけします。  とにかく毎年五兆円ずつ埋蔵金を取り崩してやっていくと...全文を見る
○田村(憲)委員 胸を張って、医療はよくなったというお話なんですが。  ただ、一月三十一日の毎日新聞でしたか、「診療報酬増を「偽装」」なんという記事が出まして、我々もこれを見て、やられたなと思ったんですね。  これはどういうことかわかりづらいんですが、実は〇・一九プラスになっ...全文を見る
○田村(憲)委員 全く論点が違っているんですね。あなた、だまされたんでしょう、そうしたら、役所の方に。  言うなれば、ジェネリックでそれだけ無駄がなくなるという言い方がいいかどうかわかりませんが、同じ効用で医療費が浮くわけですね。それをそのまま医療費に使えばいいじゃないですか。...全文を見る
○田村(憲)委員 薬価を引き下げること自体、中医協に何の提示もせずに無理やりやっちゃったということ自体、初めてらしいんですけれども、ただ、今の大臣の御発言で論理的に崩壊していることは、簡単なんです。  我々がやってきた、使ったじゃないかと。だから、我々は反省していると、私、冒頭...全文を見る
○田村(憲)委員 午前に引き続きまして、午後も三十分質問をさせていただきたいと思います。  午後から子ども手当の質問をさせていただきたいと思うんですが、子ども手当というのは何のためにやるか。幾つか論点はあると思うんです。少子化対策、この側面もあると思いますし、子育て世帯への言う...全文を見る
○田村(憲)委員 そうすると、乗数効果が多分〇・七と理論上はなるんですかね。消費性向がそのまま乗数効果という話に、多分、理屈上はなるんだと思うんです。マクロ経済学において、公式上の乗数効果の数式というのはよく御存じだと思います。無限等比級数の和を初項で割ったものですね。ですから、...全文を見る
○田村(憲)委員 しかし、実際問題、本当に〇・七出るかというのは、だれしもが疑問に思っていると思いますよ。これは、経済を勉強されている方はだれしもがそう思っていると思いますね。実際、所得の低い方々は消費性向が高いのではないかという話もありますが、逆に、今所得の低い方々の方が生活防...全文を見る
○田村(憲)委員 間違っています。乗数効果というのはそういうところまで全部見ているんです。要するに、実体の経済で、実際、政府が国債を発行して市場からお金を吸い上げた場合に、それによって起こる投資の減退、こういうことまで全部見ているのが今の乗数効果なんです。  だから、今、大臣は...全文を見る
○田村(憲)委員 そういうふうにニュースでは伝わっていませんので、お言葉はお気をつけいただくように総理にお伝えください。  リアル鳩カフェと言っていますけれども、このままでいったらリアルサギカフェになってしまいますからね、配る配ると言っておいて配らないなんという話になると。最近...全文を見る
○田村(憲)委員 全く答弁にはなっていなかったんです。どれぐらい出生率がこれによって上がるかという話でしたが。  現物給付は大事だというのは当たり前ですよ。今我々は、政府が言われたこの子ども手当、合わせますと満額給付で五兆円を超えてまいりますが、これだけ使うのならば、子ども手当...全文を見る
○田村(憲)委員 全然答弁になっていないんですけれども、これほど積立金があるところに、なぜ三千五百億円入れなきゃいけなかったか。  これは、民主党が野党のときにNC大臣というのがおられましたね、厚生労働大臣。二〇〇八年十一月十二日、厚生労働委員会、あなた方の厚生労働大臣であられ...全文を見る
○田村(憲)委員 今言われた理由だから積立金がこれだけ必要だという答弁は、あなた方が今まで言ってきた質問とは全くそごをしている、一致していないということを改めてここで指摘をいたしておきたいと思います。  もう時間がありません。残すところあと三十秒でありますが、最後に一問だけ質問...全文を見る
○田村(憲)委員 答えておりませんので、続きはまた次の機会に、長妻大臣集中でさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。  ありがとうございます。
03月02日第174回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○田村(憲)委員 私は、自由民主党・改革クラブを代表して、平成二十二年度予算に対し反対、我が党提出の組み替え動議に賛成の立場から討論を行います。  まるで平成の脱税王たる鳩山総理と不動産管理会社陸山会の代表たる小沢幹事長にかかわる政治と金の問題や国交省の箇所づけ情報漏えい疑惑は...全文を見る
03月05日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○田村(憲)委員 おはようございます。自由民主党の田村憲久でございます。  早朝からの質疑ということで、大臣、副大臣、政務官、まことに御苦労さまでございます。高井政務官も、どうも済みません、ありがとうございます。  大臣のお顔を、もう大臣になられてからやがて半年近くなってくる...全文を見る
○田村(憲)委員 それは保険制度の構造的な問題ですから、どうするんだというのは今の保険制度全体を考えなきゃいけない話で、後期高齢者医療制度というのは大変評判が悪いというふうに言われておりますが、保険料を抑えるという意味では、大変あれはやりやすい制度でありました。なぜならば、七十五...全文を見る
○田村(憲)委員 今、本体部分で五千七百億円と言われましたが、薬価を引き下げていますから、結局はこれで約五千億円稼いでいるんですよね。だから、ネットでは七百億円だという話になるんです。  そう考えるならば、今言ったこの二つの千四百億円強、これも実は医療の効率化ですよね、ジェネリ...全文を見る
○田村(憲)委員 まず、薬価も下げているんですよ、六百億円、あなた。(長妻国務大臣「あなたって」と呼ぶ)六百億円下げているんですよ。いや、あなたって悪い言葉ですか。あんたと言っているわけじゃないですよ。あなたと言うのがだめなんですか。丁寧な言葉だと思いますけれどもね、あなたは。 ...全文を見る
○田村(憲)委員 こればかりやっているとほかの質問ができませんから、これで終わりますけれども、大臣、担当者から話を聞きました。そうしたら、やはり、自民党と同じ方式では、これはマイナス七百億円シーリングと同じ意味だ、そうやって言われましたよ。事実、絶対そうなんです。これは大臣がもう...全文を見る
○田村(憲)委員 もうこの議論はやめますが、今までこれで財務省と厚労省はずっとやってきたんです、この表で。幾ら財源を差し出して、そして帳じりを合わせるかというやり方でやってきたんですよ。ことしも同じようなことをやらなかったら、このジェネリックの促進だとかという数字なんてあるわけな...全文を見る
○田村(憲)委員 所得制限があるからないから家庭の生活の安定を抜いたというのは私は納得できませんで、それは、所得制限があろうがなかろうが、やはりそういう家庭の生活の安定というのがあるからこそ子ども手当を配るわけでしょう。別にそんなのどうでもいいんだというんなら、生活の安定がどうで...全文を見る
○田村(憲)委員 何か今の話だと、社会で子供を育てるのが目的でということでいいんですか。あと、結果として、教育だとか、子供の貧困率の向上だとか、少子化対策になる。そうすると、それは結果なんだと、結果だから知らないという話ですよ。そういうことでいいんですか。  ちょっと今の言葉、...全文を見る
○田村(憲)委員 では、少子化対策だとか子供の貧困をなくすというのは、それは結果であるから、どういう結果であっても我々は知らないと、今の話だと。(発言する者あり)いやいや、そういう話でしょう。そうじゃなくて、これは少子化にも、子供の貧困にも、教育の充実にも、当然それは目的に入って...全文を見る
○田村(憲)委員 質問の仕方を変えます。  要するに、そういうもの、少子化だとかそういうものは、政策的な効果としては、この法律の中には一応ねらいとして入っているんですか。
○田村(憲)委員 とするならば、当然、その効果をあなた方は一応期待しているはずでしょうから、大臣おっしゃられたように、これだけの、二兆数千億円、満額になれば五兆円をはるかに超えていく金額になりますから、当然これは、費用対効果がどうだとか、一応ある程度予測はされているんだと思うんで...全文を見る
○田村(憲)委員 それを出されたんでしょう。出されたんですから、それに合わせわざで、これからどういうような工程表でPDCAサイクルをつくられるのか。もうあるんだと思いますよ、あれを出した時点で。だって、いつも大臣はそれをおっしゃっていましたから。何かやる前には必ずそういう準備をす...全文を見る
○田村(憲)委員 これは本当にいいんですか。五兆から使うというんですよ。日本の防衛費よりも多いんですよ。それを何の政策的な効果も予想もせずに垂れ流すんですか。  私、これはちょっと、なぜこんなことを聞くかというと、この後本当は聞きたかったんですが、六月までにこれを支給される、現...全文を見る
○田村(憲)委員 歯切れが悪くなっちゃったですね、大臣。もう何か政府についてしまうとこんなになっちゃうのかなと、本当にがっくりですね。  では、聞き方を変えますけれども、現物給付、現金給付、これは現金給付が突出しています。世界で少子化対策が成功した国、大体、現金給付が突出した国...全文を見る
○田村(憲)委員 プランの方も新規であと一兆円以上かかるというような、そんな数字が出てきていましたけれども、毎年かかっていく費用というのがほとんどでしょうから、財政的にはかなりの圧力になります。子ども手当を五兆円、満額配った上にこれをやらなきゃいけないという話でしょうから、大変な...全文を見る
○田村(憲)委員 内国民待遇だとか難民の条約だとか、いろいろな形の中で、国際人権規約ですか、そういう中でこういうふうな流れになってきたというお話だというふうにも担当者の方々に聞きました。  ただ、お聞きしますが、そもそもこの子ども手当法は、こういう方々も入れるという想定のもとに...全文を見る
○田村(憲)委員 全然答えていないんです。私が何でこれを気にしているかというと、児童手当を準用しましたよね。今回、財源がないからというので、地方それから事業主に負担をかませました。そのために、これは児童手当法のをそのまま引っ張ってきちゃったんですよ。つまり、今年度はそういう法律で...全文を見る
○田村(憲)委員 だから行き当たりばったりだというんですよ。今回の子ども手当、選挙対策じゃないんですかという疑いがあるのはそこなんです。こういうような部分を整理されずに、結局は財源のつじつまで、このまま全部国が持ったのでは財政が組めない、だから地方負担だ、事業主負担だとやっちゃっ...全文を見る
○田村(憲)委員 アラブの王様は不適切な発言でございました。アラブだけではございませんで、いろいろな王様という意味で、お金持ちという意味で申し上げたわけでありまして、そこは訂正をさせていただきます。申しわけありません。
03月10日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
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○田村(憲)委員 田村憲久でございます。  総理、お忙しいところ、質疑のお時間をいただきまして、ありがとうございます。今、参議院の本会議が終わったばかりということで、息を切らしてこちらの方にお越しをいただきました。  きょうは、二十二年度における子ども手当の支給に関する法律案...全文を見る
○田村(憲)委員 私の質問に対してはノーだというお答えというふうに受けとめさせていただきました。退陣をするとまでは言っていない、こういうことであったんだろうと思います。  今まで、皆さんが野党のときに、我々が与党であったときに、同じような案件で、やはり、退陣するのかしないのか、...全文を見る
○田村(憲)委員 来年度は税収がかなり減るという見込みの中で、言うなれば四十四兆円、我々が政権を担っていたときは当初予算で三十三兆円の公債発行費だったんですが、それを四十四兆円、十一兆円伸ばされました。  いろいろな理屈はつけられるんだと思うんですが、それならば、四十四兆円を二...全文を見る
○田村(憲)委員 中期財政フレームを六月にはつくられるという話ですから、当然、これとかかわってくる話なんですね。三年後の日本の財政状況がどうかということは、当然、この子ども手当ぐらいの大きさがあれば、入れるか入れないかによってかなり結果が変わってくる。でありますから、六月までには...全文を見る
○田村(憲)委員 六月までには、この中期財政フレームの中に入れるためにめどをつける、決定をするというふうに受けとめさせていただきました。  ただ、この資料を見ていただきますと、もうこれ、総理は言わずもがなだと思いますが、建設国債。コンクリートから人へというお話を、菅財務大臣、得...全文を見る
○田村(憲)委員 この点は、総理の思いはあのときの発言であられたんだと思うので、その思いをちゃんと実現してくださいよ。  手続上のいろいろな問題はあると思いますよ。法制度上のいろいろな問題もあると思う。しかし、やはり私は、子供たちのためにこの子ども手当、配るのならですよ、ちょっ...全文を見る
○田村(憲)委員 だから、先ほど来言っていますとおり、赤字国債をふやしてきたのは社会保障なんですよね。それが悪いとは言いませんよ。消費税を上げなかった、いろいろな財源も確保できなかったから、そういうことになっているんですが。  その中で、子ども手当は配る、今の現物サービスもまた...全文を見る
○田村(憲)委員 計画としっかりとした検証をやっていただくということでありますから、よろしくお願いします。  まあ、鳩山総理もいつまでも総理大臣が続くわけじゃありません。未来永劫ではありません。やがて任期も来ますし、それまでに退陣ということもあるかもわかりません。どうか、これだ...全文を見る
03月12日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○田村(憲)委員 自由民主党の田村憲久でございます。  冒頭、委員長には、大変我々野党に配慮をいただいた委員会運営をしていただいておりますことに、心から厚く御礼を申し上げます。どうか、私にもそのお気持ちをいただければありがたいというふうにお願いいたしたいと思います。  さて、...全文を見る
○田村(憲)委員 ですから、原口総務大臣がおっしゃったことは看過できない、私はその方向は反対であると。反対か賛成か、どちらなんですか。それをはっきりと言ってくださいよ、ここで。安心させてくださいよ。  全国の地方自治体の皆さん、参考人の質疑がこの間ありましたよね。あのときの話を...全文を見る
○田村(憲)委員 その点はしっかり頑張っていただきますようにお願いしたいと思います。  先ほど来いろいろと話が出ている中で、外国人の方々、日本に来られて、母国におられるお子さんにもこの子ども手当が渡るというお話、これは先週私が提起をしました。本当にいろいろなところから、いろいろ...全文を見る
○田村(憲)委員 それでは、この法律における「子ども」というのは一体どういう子供を対象にしておるんでありましょうか。どういう子供というのは、例えば、日本人の子供ということであるのか、日本の国内にいる子供であるということなのか、それとも海外の子供まで入るのでありましょうか。
○田村(憲)委員 内国民待遇だという話がありましたが、どこにもこの法律には書いていないんですね、これを見ると。  児童手当の話は、我々も、正直言いまして、知らなかったということは大変反省をしなければならないと思います。気づいたのが非常に遅かった。しかし、やはり過ちは改むるにはば...全文を見る
○田村(憲)委員 では、マニフェストのときに知っておられたということなんですかね。この法律といいますのは、この法律ではないんですが、原型は、去年でしたっけ、もう既に参議院の方に出ていましたよね。ですから、その時点で知っておられたということでよろしゅうございますか。
○田村(憲)委員 知られた後、問題意識を持たれたということでよろしゅうございますか。
○田村(憲)委員 そういう問題ではなくて、日本に来られている海外の方々、これは働いている方のみならず、留学に来られている方も、子供が母国におられれば当然対象になりますが、この方々に子ども手当、まあ、児童手当でもいいですが、このような形で出すということ自体は、これは問題があるとお思...全文を見る
○田村(憲)委員 これで範囲は広がっちゃいましたし、それから金額も大幅にふえます。再来年度は二万六千円を目指しておられる。六月までには、中期財政フレームとあわせて幾ら配るかを決めるということを、鳩山総理がついこの間、この場で御答弁をされました。まあ、満額、あと数カ月でその結論が出...全文を見る
○田村(憲)委員 本当におられるかどうか、本当の監護をされ、生計をともにしておられるお子さんかどうかという問題は、それは、一つ、偽装やいろいろなものがないというのを調べるためには重要な視点です。でも、そもそもその方々に、埼玉県が試算したら二億数千万、この対象になる、外国におられる...全文を見る
○田村(憲)委員 こういう場合にもらえないというお話がありましたが、本当にこれは法律の趣旨に完全に違反していますよね。これは全員、安心こども基金からも出ないという認識でいいんですか。
○田村(憲)委員 全くもって不公平ですよね。今回は、家庭じゃなくて子供に視点を置いたんでしょう。だから、日本におられる対象の子供さん、一方ではもらえるのに、もらえない人たちがいる。少年院のお子さん、また、海外に赴任しているから、例えば全寮制の中学校に入学しているお子さん、これはも...全文を見る
○田村(憲)委員 いやいや、そんなことを聞いていないんです。どう対応をされるんですかと。  法律の趣旨は、次代を担う子供たちの育ちを支援するんでしょう。子供に本来渡したいものを渡せないから、かわりに養護者、監護者に渡すというふうに、先ほどおっしゃられたじゃないですか。私の質問に...全文を見る
○田村(憲)委員 大臣、こういうような問題をお知りになられたのは、法案をつくっておられる過程だというお話でございました。過程でわかったのならば、すぐに対応しなきゃなりません。  法案は、これは強行採決をして、こんなことで進んでいったら、法案として成立をしてしまうんですよ。そして...全文を見る
○田村(憲)委員 欠陥法じゃないですか、そうしたら。わかっているんですから。  児童手当もそうでした。中学生は対象になりませんから、こういう矢吹丈のような類型にはならないんだと思うんですけれども。だけれども、今回は中学校までも範囲が広がるわけですよ。趣旨も変わったんです。子供た...全文を見る
○田村(憲)委員 そういうようなやり方で本当に検証できるんですか。例えば、子供の数がどうだとか、それから子供の貧困がどれぐらいなくなっただとか。そもそも、莫大なお金をかけるわけですから。費用対効果、こういうふうなことも総理はおっしゃられました。それを考えれば、どれぐらいはこの政策...全文を見る
○田村(憲)委員 それは調査ですよ。検証じゃないんですよ。  そんなばかな話はないでしょう。後から目標を設置するんですか、それじゃ。後から目標を設置して、低目に目標を設置した上で、クリアしましたよと。これじゃ、何の費用対効果の検証にもならないんです。改善もされません、これじゃ。...全文を見る
○田村(憲)委員 そして、何よりも大臣が勇気を出していただきたいんです。  もう一度、検証するための目標、項目、どういうもので検証を、どのような数値でするのか。これは今あるんですか、ないんですか、それじゃ。
○田村(憲)委員 全くもって答弁になっていませんよ。今、いつまでに目標数値を出されるのかということも言われていないんですね。今は、出てきたもの、どういう使い道があったかというものを検証しますということは言われましたけれども、どういうような目標を持って、どのような項目でやるのかとい...全文を見る
○田村(憲)委員 これがいかにいいかげんな法律かということがわかりますが、この点、もう一回お答えをいただきたいのと、それから、今まで、外国人の母国におられるお子さん方だというような議論でありましたが、それだけじゃないんですね。これは、大臣、監護をして生計が同一であれば、養子でなく...全文を見る
○田村(憲)委員 ちょっとおかしいですよ、今の答弁。使ったものでどういう効果があったかというのを検証すると言われましたけれども、そうしたら、それは何ですか、使ったときに、ああいうものを買ったから、この産業にこれだけの経済的な効果がありましたなんていう検証になるんですか。違うでしょ...全文を見る
03月16日第174回国会 衆議院 本会議 第14号
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○田村憲久君 自由民主党・改革クラブを代表して、子ども手当法案に反対の立場から討論をいたします。(拍手)  まず、この法案は、鳩山総理の脱税疑惑、小沢幹事長のゼネコン献金疑惑、小林千代美議員の北教組による裏献金疑惑をごまかすための、史上例を見ない金銭ばらまきの選挙対策であると申...全文を見る
03月24日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○田村(憲)委員 自由民主党の田村憲久でございます。  いよいよ雇用保険法の、私、きょうは初めての質疑ということでありますが、その前に、先般の子ども手当法に関して、最後は途中で、まだ質疑をやっておったんですが、時間等々の関係もあったんであろうと思いますけれども採決ということにな...全文を見る
○田村(憲)委員 不正の話はまだこの後御質問をいたしますけれども、すると、今の御答弁ですと、大臣、そもそも、不正ではなくて、海外に住む日本人じゃないお子さん方に子ども手当が配られるということはやはりよろしくない、そういうような御認識をお持ちであると。  今、居住要件を入れるかど...全文を見る
○田村(憲)委員 私の質問に簡潔にお答えいただきたいんです。課題はわかりました。いろいろな課題はあるんでしょう。  しかし、基本的な認識として、日本に働きに来られているけれどもお子さんが海外に居住をされておられる、国によっては、二万六千円、一万三千円というのは一月の一つの家庭の...全文を見る
○田村(憲)委員 何かよくわからなくて、余り言われたくないんですかね、大臣としては。まだここではそういう御自身の御認識を表明されたくないと。鳩山総理は何か日本の国自体が海外の共有だみたいなことをおっしゃられる方でありますから、そういうような考え方が内閣に浸透しているのかどうかわか...全文を見る
○田村(憲)委員 自治体に話を聞きますと、定型的なものが書類として出てきたら、なかなか判断しづらいから、それはもう認めざるを得なくなってしまいますよねという現場の担当者の方の意見が多いんです。そこで、怪しいなというか、ちょっとおかしいなと思ったときに、ちゃんと相談できる窓口を厚生...全文を見る
○田村(憲)委員 もうこればかりやっていますと時間が過ぎますので、これで最後、終わりますが、これは自民党の方で参議院の法制局といろいろと詰めながらつくってきた案であります。これですと基本的には内国民待遇にひっかからないだろうということでつくらせていただきました。  先ほども言い...全文を見る
○田村(憲)委員 一万三千円でも貴重な税金が本来意図しないところに流れていくとすれば、これは気づいたからには改めていただかなきゃならない。このことに大臣が気づかれたのは法案の作成途中だということを私への答弁でもお答えになられました。わかっているのなら早く直していただきたいというふ...全文を見る
○田村(憲)委員 すると、NC大臣というのは民主党の中においては結構責任の重い立場の方だということで認識をさせていただきました。  予算委員会でも一度大臣に質問しましたけれども、次の私の資料であります。厚生労働委員会の平成二十年十一月十二日の議事録でありますが、山田当時厚生労働...全文を見る
○田村(憲)委員 それと同じことをこのとき舛添大臣が答えているんですが、それに対して、当時の山田NC大臣が、いや、そうじゃない、こんなものは埋蔵金なんだと、そのとき山井政務官もおられたと思いますね、覚えておられると思いますけれども、おっしゃられたんですよね。  だから、こういう...全文を見る
○田村(憲)委員 今、その雇用二事業は火の車じゃないですか。何をおっしゃっているんですか。雇用調整助成金で火の車ですよ。  だから、この認識が間違っていたということを認めていただかなかったら、議論ができなくなっちゃうんですよ、基本的に。大臣、しかも今、自分の都合のいいところだけ...全文を見る
○田村(憲)委員 質問に全然答えていただいていないので、もう笑うしかなくなっちゃうんですけれども。  だから、このときに舛添大臣はそのようなことをおっしゃっておられるんですよね、まさかに備えてためているんだと。まさかが起こったんでしょう、だから今、それでも火の車なんですよね。 ...全文を見る
○田村(憲)委員 認識が間違っていたと認めるんですか、認めないんですか。それがなかったらもう議論できませんよ、私。  そんなの、もともと積立金が埋蔵金だという議論のままで、そこにお金を入れるや入れないや、保険料を上げるや上げないやなんて、そんな議論できるわけないでしょう。間違っ...全文を見る
○田村(憲)委員 それでは、大臣の認識として、当時、当時も多分厚生労働委員だったと思うんですけれども、当時というのはこの時期ですよ、平成二十年の十一月ですか、この当時、雇用保険の積立金は埋蔵金というような認識はなかったということでよろしゅうございますか。
○田村(憲)委員 往生際が悪いとやじが飛んでいますが、これしか渡していませんからね。本当はこれは前後があって、言われているのは二事業だけじゃないんですよ。もとの五兆円も巨額過ぎるというお話をされていて、山井政務官は覚えておられると思いますね、このときの質疑。だから、これは二事業に...全文を見る
○田村(憲)委員 だから、雇用二事業だけじゃないんですけれども、本体の方は、これは本体も入っている話なんですよ、失業等給付の勘定の方も。それが五兆円ぐらい、五兆円強だったかな、たまっていたときの話だと思うんですけれども、それも無駄があるという認識でいいんですか。
○田村(憲)委員 基本的認識が違うので、もうこれ以上議論しません。  積立金の話をしているので、使ったものの無駄なんて私は一言も言っていないんですよ。それは使った中には無駄もあるでしょう。積立金が無駄かどうかという話をしているんですよ、大臣。よく人の話を聞いて答弁してくださいよ...全文を見る
○田村(憲)委員 それならば、失業等給付勘定から雇用二事業の方に平成二十三年度は幾らぐらい貸し付ける予定でございますか。来年度は四千四百億円、その次はどれぐらい貸し付ける予定ですか。
○田村(憲)委員 この資料をもう一度ごらんいただきますと、二十二年度の予算案、収入一兆円、これはふえています。これは、四千四百億円を借り入れる予定でありますから収入がふえているんですね。八百億円は、例の事業主の保険料、これが三から三・五パーミリにふえますから、〇・五パーミリふえる...全文を見る
○田村(憲)委員 細川副大臣はよくおわかりだと思いますので、どうかこの二事業の方、しっかり立て直していただきますようにスキームをつくってください。  お願いいたしまして、質問を終わります。
04月13日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○田村(憲)委員 自由民主党の田村憲久でございます。  きょうは、参考人の皆様方には、大変多岐にわたる御意見をいただきましたことを心から厚く御礼を申し上げます。  きょうも議論をお聞きいたしておりまして、改めて、もちろん国保も厳しい、そして健保組合も厳しい、協会けんぽも本当に...全文を見る
○田村(憲)委員 十分な理解が得られない中で決められてきておるというところ、それから制度の根幹であります、言うなれば加入者割から総報酬割に変わるというところに対して十分な説明がない中で進んできておる、一方で、今高齢者医療会議の方でいろいろな議論がなされている、その結論もない中で根...全文を見る
○田村(憲)委員 私の質問にはお答えになりづらいんだと思います。もうこれ以上は、参考人の先生でございますのでお聞きはいたしません。  今回、非常に皮肉なことに、後期高齢者医療制度、政府は反対でありますけれども、反対と言っていいのか、今民主党中心の政府は反対でありますが、これを導...全文を見る
○田村(憲)委員 全く我々も同じ思いでございます。  きょうは本当にいい御意見をたくさんいただきました。御質問できませんでした参考人の皆様方には深くおわびを申し上げながら、私の質問を終了させていただきます。  ありがとうございました。
04月14日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○田村(憲)委員 自民党の田村でございます。  午後から一時間ほど大臣といろいろな議論をさせていただきたいということで、よろしくお願いをいたしたいと思います。  まず冒頭、この国民健康保険法とは直接関係ありませんが、先般、子ども手当、法律が通りましたけれども、最近、原口総務大...全文を見る
○田村(憲)委員 これは集中審議のときに総理とも御議論をさせていただきましたが、中期財政フレームができ上がるときとほぼ同じ時期に、それを満額支給するかどうか、財政的にかなり大きな分野を占めますので、当然その中に含まれているかどうか、金額をどうするのか、そんなことを発表される、意思...全文を見る
○田村(憲)委員 これは、考え方はいろいろあろうと思いますが、我々も、厚生労働行政、労働と厚生が一緒になって非常に相乗効果が出た部分もあろうと思います。そういう意味で、当分の間、今の体制でいっていただいた方がいいのではないのかなと、私は個人的には思っております。せっかくそういうポ...全文を見る
○田村(憲)委員 今の点も、きのうのお話の中では、健保連の方は、それは五百ぐらい、三分の一ぐらいは負担が下がるところがあるという話は言われるけれども、しかし、それで納得すべき話ではないですよねと。そもそもスタートのボタンのところがかけ違えている話で、全くもって納得しない中で無理や...全文を見る
○田村(憲)委員 診療報酬のお話になるとまた前の話に戻っちゃいますので、本来医療のシーリングはマイナスシーリングだったんですよと前から私は申し上げておりますけれども、きょうはその話はしません。  子ども手当だ、何だかんだというような、我々が反対している、しかも巨額な政策を皆様方...全文を見る
○田村(憲)委員 詳しい通告はしませんでしたが、これは以前、私が厚労省からお聞きをさせていただいた内容なので、あえて大臣に確認をさせていただいたんですけれども、これは一・七上がっているんですけれども、要因分析を見ますと、近年の高齢化等による給付の伸びで〇・三%。給与の落ち込み、新...全文を見る
○田村(憲)委員 消費税を上げるシフトに今民主党は変わりつつあるなんという記事をよく新聞等々で見ますよ。私は、とんでもないなと思うんです。仙谷さんが、今度の選挙の争点にするんだみたいな、次解散するときの、こんなことをおっしゃられていますけれども、とんでもないですよね。  だって...全文を見る
○田村(憲)委員 これではいいところがないみたいな話じゃないですか。少なくとも負担の明確化、わかりやすくなったでしょう。そういうところはあるぐらいのことを言ってくださいよ。若人がどれぐらい、公費はどれぐらい、高齢者がどれぐらいというのが。それぐらいのことは言ってほしいなと思います...全文を見る
○田村(憲)委員 もう一回整理します。  私が言っているのは、要は、後期高齢者に限って言えば、七十五歳以上の医療サービス、これをだれが負担するか、その負担の分け合いをどう考えるかという議論。それから、介護保険、これは当然、対象者、六十五歳以上からしか基本的にサービスは受けられま...全文を見る
○田村(憲)委員 大臣の言われていることはわからなくはないんです。ただ、私は、後期高齢者の医療というものをどこが背負うかということを考えたときに、どういう負担の割合になっているかという話を今確認したわけであります。  そして、大臣が今言われたことは、ちょうど当時、国保を中心に皆...全文を見る
○田村(憲)委員 ちょっと論点が多分違うと思うんですよ。  先ほど、初め、国保の中で比べたら三八%と二三%という議論に対しては、多分、今試算されたのはそれだけじゃなくて、国保以外の若人とそれから後期高齢者に入っている方々と比べてもやはり同じような傾向が出るんじゃないですかという...全文を見る
○田村(憲)委員 わかりました。  ちょっと話を戻しますけれども、後期高齢者医療制度に対して、先ほどの若人との負担という問題、後期高齢者の方に負担が過重にかかっていって保険料の伸び率が上がっていくという話がありましたが、先ほど私が言いましたとおり、公費をふやせば、これを抑えるこ...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、それはできるんですよ、今医療保険はそれをやっているんですから。そんな全部予想どおりにいかないんだから、最後、補正を組んで、義務的経費にしてちゃんと帳じりを合わせているんでしょう。だから、そんなことは当然できる話で、要するに、高齢者の保険料の負担を一定程度で...全文を見る
○田村(憲)委員 保険者の話が出てまいりましたけれども、保険者、これを見ていると、出てきている四つの案でも宮武案が一番有望だと言われていますが、これもやはり「広域連合を活用し、」なんということが書いてあるんです。だから、では、この四つの案でもだめなのかなと。  改めて、この最後...全文を見る
○田村(憲)委員 明確に今、二番の対馬案はないというふうに言われたんだと思います。  宮武案だって、これは国保の中に入れていますけれども、勘定は別なんですよね。これは多分、前期高齢者勘定と後期高齢者勘定と、それから現役勘定に分かれちゃうんですよ。保険ではないかもわからないけれど...全文を見る
○田村(憲)委員 原則は六大原則というのを出されましたけれども、六大原則はもともとあってないという話ですから、だから私は今そういう話をしたので、あってないものが早くもこの中に幾つも出てきていること自体がちょっとよくわからないですよね。大臣の原則がありましたよね、六つ。あれにのっと...全文を見る
○田村(憲)委員 ありがとうございました。  苦情がふえたのはあなた方が火をつけたからでして、そういう意味では、ちょっと今のお話をお聞きしていますと納得いかない部分がありますけれども、これにてきょうの質問は終了させていただきます。
05月19日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○田村(憲)委員 大臣、参議院の本会議ということでございまして、御答弁に行かれたということで、お疲れさまでございました。中断をいたしましたけれども、私、きょうは四十分お時間をいただいて、御質問をさせていただきたいというふうに思います。  児童扶養手当法の一部を改正する法律案とい...全文を見る
○田村(憲)委員 アンケートをとると、家計が今一番困る理由に入ってきたということでございました。私もそうなのかなと思って、きのう来られた担当の方に、父子家庭のお父さんの所得がやはりここ数年減っているんですかねなんという話を聞いたんですが、どうもそういう資料はないという話でございま...全文を見る
○田村(憲)委員 そうですね。健保組合が勝訴された事件であります。  これはどういう案件かというと、実はきょう、傍聴席にもお越しになられておられるんですけれども、森上さん、奥様の悦子様が、生体部分肝移植の手術を受けられたんですね。これはC型肝炎で、肝臓が大変な状況であって、そし...全文を見る
○田村(憲)委員 コメントを差し控えられるという話ですけれども、多分、心中をお察しすると、やはりこの判決はおかしいというふうに思っておられるんだ、私はそう信じたいというふうに思います。  それで、これは、都合のいいことにと言ったら変な話なんですけれども、被告は国じゃないんですよ...全文を見る
○田村(憲)委員 想定していなかったと今言われました。  当時は立場が逆だったので、我々も余り言えない話で、反省する部分もあるんですが、想定していなかったから、その後考えた上で、平成十九年六月にこれを保険適用された。  ところが、この森上さんの件は平成十七年ですよね。だから、...全文を見る
○田村(憲)委員 いやもう本当に、らしくないですね。らしくないよ、本当に。検討するぐらい言ってくれてもいいじゃないですか。政治主導でしょう。そんな官僚答弁なんか聞きたくないですよ。本当に残念です。  もうこれ以上この質問はきょうはしませんけれども、これからもこの問題は、山井さん...全文を見る
○田村(憲)委員 これをもってして多いか少ないかという判断はなかなか難しいんですが、内容が、この中でどういうものが和解に至っているかというのが実は問題でして、カルテがあったりだとか明確に証拠があるものというのは、当然、それは和解に向かってすぐ進んでいく。  ただ、これはその後の...全文を見る
○田村(憲)委員 個人が特定できるから記録が出せないというのは、何かどこかの大臣がいつか答えていたような記憶があるなと思いながら、それを開示しろということをどこかの委員がいつか言っていた記憶があるななんということを改めて思い返しておりますが、本当は事件記録を出していただくのが一番...全文を見る
○田村(憲)委員 QアンドAは、のんべんだらりんと全部書いてあるんですよ、さっきから申し上げているとおり。どれとどれで和解勧告が得られたのかという具体的なものが欲しいので、それがないと、ここに書いてあるものを全部そろえられるわけがない。もとから、これを全部そろえられていれば、もう...全文を見る
○田村(憲)委員 大臣の答弁、何か安全運転で慎重に慎重に言ってもらうものだから、私ははめるつもりはありませんからね。前に穴を掘っているわけでも何でもないので、これは一緒に、あなた方がやろう、やりたいと言われていることを本当に実現していくために我々も協力したいから、だから一人でも多...全文を見る
○田村(憲)委員 私もそう聞きました。  それと、もう一点つけ加えますと、子育てしている母親は、当時、同じ生活扶助の基準においても、肉体労働等々している人とそうじゃない人によって、基準額が違っていたというんですよね。子供を育てるお母さんは大変な重労働だから、その分カロリーが必要...全文を見る
○田村(憲)委員 いろいろと言われましたけれども、まず、前の政府がやった全国消費実態調査、六万世帯。この中から、最終的には数十サンプルになった、数が少ないからこんなものは当てにならないと当時あなた方は言われたけれども、今、これ自体がやはり正しくなかったというふうにおっしゃられるの...全文を見る
○田村(憲)委員 うつ病の罹患率が高いと何で母子加算しなきゃいけないか、よく理解できないんですけれども、それはうつ病防止だとかいろいろなところにお金をかければいい話であって、それで母子加算をしなきゃいけないという理屈づけにはならないというふうに私は思います。  ましてや、うつ病...全文を見る
○田村(憲)委員 それはいいですけれども、今私が申し上げたような部分の問題、これもちゃんとその中でお答えを出してください。全然違うものが出てきて私が今聞いたようなものが対比できなかったら意味がないので、私は母子加算のことを言っているので。  そもそも、子供の育ちに対して着目した...全文を見る
○田村(憲)委員 終わります。
05月28日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号
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○田村(憲)議員 菅原委員の御質問にお答えをいたします。  今委員おっしゃられましたとおり、この障害者自立支援法、十八年の四月に施行をしたわけでありますが、その後、関係者の皆様方からいろいろな御意見を賜りました。  成立してすぐではございましたけれども、十月には特別対策、そし...全文を見る
○田村(憲)議員 三点ほど追加をさせていただきました。  まず第一点は、今委員がおっしゃられました成年後見制度、これを地域生活支援事業の中に必須化しようという部分でございまして、もう御承知のとおり、成年後見制度は、障害者の方々の権利擁護でありますとか虐待の防止という意味で大変大...全文を見る
○田村(憲)議員 このグループホーム、ケアホームの問題は、実は、自立支援法をつくる当初からかなり議論をしてきたところであります。  現行法ですと、低所得の施設入所者の方々は、手元に実費負担部分を除いて二万五千円残るようになっておりますが、グループホーム、ケアホームの方はそのよう...全文を見る
○田村(憲)議員 重度の知的障害のある方々や重度の肢体不自由の方々に関しましては、現行法の中で自立支援給付の中に入れてあるわけでありますが、今回、今言われましたとおり、同行援護という形で、重度の視覚障害者の方々に関して、これを給付対象にしようということを盛り込ませていただきました...全文を見る
○田村(憲)議員 自立支援法の経緯は先ほどお話をさせていただいたとおりでございます。先生、時間もないと思いますので、端的にお答えいたします。  我々は、これからの、今与党・政府が考えておられます総合福祉法がどういうものになるかよくわかりませんが、少なくとも福祉サービスをどのよう...全文を見る
○田村(憲)議員 一言で申し上げれば、応能負担にこれでなる。明確にここに応能負担と書いたということでございます。(高橋(千)委員「応益負担の撤回ですか」と呼ぶ)今まで応益負担であったかどうか。これは、なかなか言葉、明確に難しいですが、応益負担であるというような誤解といいますか、そ...全文を見る
08月03日第175回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○田村(憲)委員 おはようございます。自由民主党の田村憲久でございます。  菅総理になられて初めての予算委員会、ことしの二月でしたっけ、財務大臣のときに総理とはこの場で議論をさせていただいた、そんな覚えがありますが、総理になってからは初めてでございますが、ひとつよろしくお願いを...全文を見る
○田村(憲)委員 これが民主党的体質なんですよね。  例えば、今言われた赤字国債と建設国債、これは私は鳩山総理のときに鳩山総理とも議論させていただきましたよ。平成十二年から平成二十二年度まで、建設国債と赤字国債の累増額を見ますと、建設国債は三十六兆円しかふえていないんです。赤字...全文を見る
○田村(憲)委員 そういうことで、私は、菅さんは党内に目配りされる必要はないと思います。菅さんは引きずりおろされることはありませんから。大丈夫ですよ、代表選挙があっても。だって、それはそうでしょう。あなたを引きずりおろすのは我々野党なんですよ、野党。だって、まだ一カ月や二カ月前で...全文を見る
○田村(憲)委員 消費税を引き上げるということも含めてですよね。消費税を引き上げるということも含めてね。それは、ぜひとも早く党内をまとめていただいて、野党に投げかけてください。我々が乗るかどうかはもちろん条件はありますけれども、協議をするかどうかというのは。だから、そのまず入り口...全文を見る
○田村(憲)委員 今はそういうおつもりで言われているんでしょうが、思ったとおりには多分ならないんだと思うんですよね、なっていたのなら初めから十割出せばいいんですから。  正直言いまして、切った三倍は要求できるとか、何かいろいろな話が飛び交っていましたけれども、二・四兆円しかない...全文を見る
○田村(憲)委員 財務大臣から言われると、そういう話になるんだと思いますね。もっと削減してもらえる努力があるだろうと。  各大臣で、一割以上うちは削減できますよという方がおられたら、手を挙げてください。原口大臣だけですね。原口大臣、期待いたしておりますけれども、ほかに一割以上は...全文を見る
○田村(憲)委員 改めてお聞きします。  ですから、税外収入にいろいろなものがあると思います。その中で、少なくとも年金の積立金、それから外為特会の積立金、これは今債務超過ですからね、債務超過ですから。十兆円ですよ。大変なものですよ。マーケットに大変な影響が出ますから、これは取り...全文を見る
○田村(憲)委員 ということは、年金の取り崩しも含めて、議論をした中であり得るというふうに私は受けとめていいんですか。あり得るんですか、そうしたら。
○田村(憲)委員 私は、取り崩すかどうかをお聞きしているんですよ、来年度の予算を組むのに。それをするのかしないのか、する可能性があるのなら、あると言ってくださいよ。
○田村(憲)委員 では、総理、何だかよくわからないんですけれども、財務大臣は、常識的には取り崩さないけれども、議論は否定するものじゃないと。その議論を受けて最終的にあなたが決定しなきゃいけないんだから、取り崩すつもりはないと答えてくださいよ。とにかく、取り崩すんですか。可能性があ...全文を見る
○田村(憲)委員 はっきり言わないというのも民主党の特徴ですね。ごまかしちゃうんですよ、ふにゃふにゃふにゃふにゃ言って。ちゃんとこれは言明して、こんなのは当たり前、取り崩しませんというのが。ここではっきり、財務大臣、総理、お二方が言わないと、これは取り崩す可能性があるというふうに...全文を見る
○田村(憲)委員 取り崩さないと、ないと言ったというふうに一応理解はしますが、もしこれで今言った四つの積立金を取り崩すという話になれば、そのときには我々は、これは法律改正しなきゃいけない話になりますから、法律改正には賛成できないという話に当然なりますから、うそをついたという話にな...全文を見る
○田村(憲)委員 今のお話ですと、マニフェストから変わったのはガソリン税の部分だけだという話であって、ほかのところは変わっていないという話だったと思うんですが、ちょっとパネルを見ていただきたいんですけれども、子ども手当のマニフェストというのは変わっているんですよ。  子ども手当...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、私は、マニフェストが変わったのか変わっていないのかをお聞きいたしているので、そんな経緯を聞いているんじゃないんですよ。  総理、これはマニフェストは変わっているんですか。つまり、一万三千円から二万六千円に、子ども手当を支給する、二十三年度からですよ、そう...全文を見る
○田村(憲)委員 長妻大臣、あなたは聞かれていないことに対してそうやってとうとうとしゃべられるから、自分の担当の省庁の若手の役人からも、傲慢だとかいろいろなことを言われるんですよ。ちゃんと聞いたことに答えてくださいよ。いいですか、そんなことを私聞いているんじゃないんですよ。  ...全文を見る
○田村(憲)委員 基本的な方向性が変わったか変わっていないかというのは、それは国民の受けとめ方なんですよ。国民の皆さんが現金で二万六千円もらえると思って期待をしていたのに、一万三千円、しかも、残りは現物と言いながら、これはその残りの部分を全部使って現物給付をするのか、その一部分を...全文を見る
○田村(憲)委員 時間が来たから終わりますけれども、子ども手当の現金給付と他の現物サービス、これはもともとは財源は別ですよということは、何遍も我々は、国会で長妻大臣も詰めてきた話なんですよ。  ですから、我々は満額支給するのがいいとは言わない。それを反省して、満額支給する、金を...全文を見る
09月08日第175回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○田村(憲)委員 大臣、八月三日ですか、予算委員会で大臣に御質問をさせていただいて以来、一カ月ちょっとぶりでございます。  冒頭、ひとり言でございますけれども、私、やはりちょっと不満なんですね。三カ月前に皆さんが代表選で決められた総理大臣、それを、またこの一番重要なときに代表選...全文を見る
○田村(憲)委員 いろいろなところで、満額確保したいというようなことを大臣はおっしゃっておられたと思いますので、厳しい中でしょうけれども、思いとしては、事項要求、満額を確保するつもりで要求をされておられるんだと思うんです。  ただ一方で、今の話ですと、現物と現金給付と二頭立てで...全文を見る
○田村(憲)委員 金額の決定はそれでいいと思いますけれども、どのような形で、現金はことしの実例があるんでしょうけれども、現物の方が、お金が流れていって、どういうサービス、それがどのような形で使われるのか、こういうことは、そろそろ仕組みは地方に提示できるようにしていただかなきゃなら...全文を見る
○田村(憲)委員 何か不可解な答弁だったんですが、保育所と幼稚園を一緒にするからここのお金はまだ決まらないんだみたいな、何かそんな話だったんですが、それはそれで、来年度、予算は計上しているわけですよね。保育所の運営費の方は予算は計上されていますよね。だから、そういう意味からすると...全文を見る
○田村(憲)委員 どんどん時間はなくなっていくので、また地方が大変な苦労をしますよ。早く代表選を終わっていただいて、そういうところも詰めていただきたいなというふうに思います。  もう一点、例の、外国人の外国に住まわれているお子さんの件に関しては、皆様方も国内居住要件をかけるとい...全文を見る
○田村(憲)委員 国内居住要件をかけるということでございますから、これは我々も本当を言うともっと早く、今年度中にもおやりをいただきたい話なんですけれども、なかなか忙しいようでございますから、とにかく来年の四月からはぜひともこういうような問題が起こらないように対処をしていただきたい...全文を見る
○田村(憲)委員 取り崩しだけじゃなくて貸し出しも、大臣は職をかけてそれを拒否していただきたいというふうに思います。大切な年金の、言うなれば支払いの原資でございますから、しっかり確保していただきたいというふうに思います。  さて、概算要求を見ておりますと不可思議なことが幾つかあ...全文を見る
○田村(憲)委員 では、年金通帳と書けばいいじゃないですか、概算要求に。何で年金ネットという名前に変わっちゃったのか。いつの間にか呼び名までなくなっちゃったんですよね。六千万円か何かの調査経費、我々これを見ていて、アンケートか何かいろいろして、やはりこんな形態は要らないよという、...全文を見る
○田村(憲)委員 だから、我々がやってきたことを改良されているということであって、あなたが初めおっしゃっていた年金通帳というものとはもう似て非なるものになってきておるし、多分その方がお金もかからないと思いますよ。だから、そういう選択をされた、以前言われていたような形態はやはり今の...全文を見る
○田村(憲)委員 そのときにはこの話は大臣は、御報告はなかったんですか。これを見ていると九月の二日に報告というふうになっていますけれども、現場に行かれて、大臣は何の話もお聞きにならなかったんですか。
○田村(憲)委員 そうだとしたら、これは帝京の方が悪いのかどうかわかりませんけれども、でも、大臣も視察をされて、しかも、この院内感染の問題、多剤耐性菌の問題が、やはり、ここだけじゃないわけですよね、昨今ふえてきているわけですよ。当然、行けば、そういうふうなことを総合的に議論する、...全文を見る
○田村(憲)委員 不可思議というか、何の報告もなかったというのはにわかに信じがたい話なんですけれども、大臣が聞いていなかったんでしょうから、聞いていれば大臣もみずから発表されておるでしょうから。しかし、あれだけの死者、直接因果関係があるかどうかはまだわからないようでありますが、可...全文を見る
○田村(憲)委員 もう時間でございますので終わりますが、そのときに、定期的な立入検査のときにちゃんとそこの点は問題があるというふうに厚労省として気づいていたのならば、大臣が行かれたときにそのことをもう一度確認するのが大臣の職務だと私は思いますよ。それはやらずに、その二日後か三日後...全文を見る
10月22日第176回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○田村(憲)委員 自民党の田村でございます。  新たな政務三役、おつきになられて初めての質問ということで、特に細川大臣は、前の大臣とは違っておられまして、非常に温厚な方でございます。そしてまた、誠実な方でもあろうと思いますので、前の大臣は何遍質問しても同じ答弁しか返ってこなかっ...全文を見る
○田村(憲)委員 それならば、あいさつの中にそのことを入れていただいた方が大臣の思いというものが伝わったのではないのかなと思いますので、苦言になりますけれども、指摘をさせていただきたいと思います。  そして、今大臣がおっしゃられた十月十二日、第五回の和解協議で、国が第一次の金額...全文を見る
○田村(憲)委員 どうか大臣の方から財務副大臣の方にはしっかりと、問題発言でありますから、こういうことに対しては、言わないように、反省をするように言っていただきたいと思いますが、しかし、その後も、野田財務大臣が、国民に負担をお願いせざるを得ないだとか、仙谷官房長官が、国債を発行し...全文を見る
○田村(憲)委員 こういう発言のもとが、要は、最大値、幾らかかるかという試算を厚生労働省が出されてきた。原告団のとおりに、要望どおりにすれば八・二兆円というような数字、我々のところにもその資料をいただきました。中身を見ますと、やはり何の根拠なのかがよくわからない。つまり、どういう...全文を見る
○田村(憲)委員 よくデータを見ていないのでわからないんですが、最大値という言われ方をするからには最小値という概念もあるんだろうなと思うんですよね。  最も少ない場合はどうだというのはお出しになられるんですか。
○田村(憲)委員 だから、そういういいかげんな数字を一番初め、金額を提示するときに出したということがやはり問題なんですよ、これは。もうその時点で、本当に真摯に和解しようとされておられるのかというのを疑わざるを得なくなっちゃう。それは原告団の皆さんもそんな思いでいっぱいだと思います...全文を見る
○田村(憲)委員 この問題に関しては、理事会の方でも、集中審議でありますとか、また参考人招致等々ができればいいなというふうに我々、提起をいたしております。  委員長、また取り計らいのほど、よろしくお願いいたします。
○田村(憲)委員 続きまして、子ども手当に関しての御質問に移らせていただきたいと思います。  子ども手当で、民主党で最近調査会だとか部門会議だとかいろいろなものができて、調査会で、扶養控除の廃止がいよいよ迫ってきております、所得の方はこれは来年の一月からですか、こういう流れの中...全文を見る
○田村(憲)委員 まあ、はっきり言われないんだろうなというのはわかって質問しておりますので、できれば副大臣の思いというものをここで言っていただきたかったなというふうには思うんですけれども。  ただ、今、ちょっと私は理解できないところがあったんです。(発言する者あり)ちょっと野党...全文を見る
○田村(憲)委員 大臣、副大臣をいじめるつもりはないんです。ただ、ちゃんと整備にお金を使っていくのは我々もマニフェストで書いていますよ、当然。  ただ、今副大臣、何かマニフェストが変わったかのようなこと言われましたよね。去年の衆議院選挙は二万六千円子ども手当、現金だった。でも、...全文を見る
○田村(憲)委員 金額じゃないですよ、使い方です。五兆四千億円というお金が基本的に必要だということが前提にあって、それを人口で割ると大体二万六千円、もしくは二万六千円が基本的に子供たちを育てるのに必要な金額だというところから、掛け合わせて五兆四千億円なのかもわかりませんが。  ...全文を見る
○田村(憲)委員 今のお話は、新システムの中でどうやって交付金を積むかとか、そういう意味ではわかりましたが、副大臣が参議院の民主党のマニフェストを余りお読みになられていないということが改めてわかりました。あそこには子ども手当の上積み分で現物と現金という書き方になっているんですよ。...全文を見る
○田村(憲)委員 午前に引き続きまして、午後の方の質問三十分、ただいまから始めさせていただきたいと思いますが、午前中の若干続きでございます。  小宮山副大臣、先ほど、マニフェストがどうのこうのという、議論がかみ合わない、そういう話になっておりましたが、急遽、民主党さんの参議院の...全文を見る
○田村(憲)委員 もともと、この現金の手当を発案されたのは副大臣でございましたから、多分、副大臣のおっしゃっておられることが正しくて、このマニフェストをつくられた方がそれをちゃんと理解せずにつくっちゃったものですからこういうわけのわからない表現になったというふうに理解をさせていた...全文を見る
○田村(憲)委員 出てきました検証結果といいますか、それを見て我々もまたいろいろな御議論をさせていただきたいというふうに思います。  さて、今副大臣が新システムの話をされました。これは実は、我々は中身を見て、いろいろな問題が内包されているなというふうに思っているんですが、そもそ...全文を見る
○田村(憲)委員 安心いたしました。ただ、経済産業省が本当にそういう意識があるのかは甚だ疑問なところがあります。ですから、これは厚生労働省は立場が違うと思いますので、しっかりと押さえていっていただきたいなというふうに思います。  そして、このいただきました子ども・子育て新システ...全文を見る
○田村(憲)委員 今でも足らないんですよ。ビジョンに沿ってふやすとは言われていますけれども、それでも足らない条件の中で、もちろん我々も保育要件は拡大する必要はあると思っています。職を探している方々が入れない、これは問題ですね。今言われたように、フルタイムじゃなくてパート労働されて...全文を見る
○田村(憲)委員 いやいや、そんな話をしているんじゃなくて、直接契約になっちゃうと、いろいろな、難癖じゃないですけれども、やはり取りっぱぐれのあるところ、だって、いっぱい来るんですから、要するに受け手の方が強いんですよね。何人か切らなきゃいけないという話になるでしょう、直接契約な...全文を見る
○田村(憲)委員 まだこれから決めるところがいっぱいあるという話ですが、市町村が一個一個の契約を全部チェックすれば、今言われたようなことができると思います。しかし、それは今の制度と変わらないという話になると思います。市町村が一つ一つの契約に関与して、全部チェックして、全部そのポイ...全文を見る
○田村(憲)委員 副大臣のお気持ちはよくわかるんです。しかし、副大臣だけで決まっていく新システムじゃないんですよね。だから頑張っていただきたい部分はあるんですけれども、例えば子ども・子育て包括交付金という制度に変わりますよね。今まで、国が保育に関しては助成金をグリップしてまいりま...全文を見る
○田村(憲)委員 よくわからない話なんですが。  私が心配するのは、幼稚園は幼稚園のよさがあるし、保育園は保育園のよさがあるし、認定こども園は認定こども園のよさがある、それを私は残していくべきだと思っているんですが、これは来年の通常国会に法律を出すと言われているんですよね。とい...全文を見る
○田村(憲)委員 それなら、来年の通常国会と余り期間を切らずにゆっくりと議論をさせていただいた方がいいんじゃないのかなと我々は思っておりますから、またでき上がってきたものをしっかりと我々はチェックをさせていただきたいというふうに思います。  時間がもうなくなってまいりましたが、...全文を見る
○田村(憲)委員 主張した人が仕分けの方に行って仕分けしちゃったなんて話になると、長妻さんも格好つくのかつかないのかよくわからない話になっちゃうんで、何でこんなものが上がったのかということ自体、私は、何か民主党という政党は一体どうなんだろうなと疑問を持っちゃうんですけれども。 ...全文を見る
○田村(憲)委員 本人通知までが四年後、二十四年ということであるというふうに確認をいたしました。初めてこれがわかりましたので、これからまた、これにのっとって、本当にそれができるのかどうかという議論を時間のあるときに大臣とさせていただきたいなというふうに思います。  まだまだやり...全文を見る
11月01日第176回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○田村(憲)委員 おはようございます。自由民主党の田村憲久でございます。  きょうは、八月以来ですか、菅総理含め皆様方と議論をさせていただきたいということで、ここに立たせていただきましたけれども、まず冒頭、総理に申し上げたいことがあります。それは何か。  きょう、委員長職権で...全文を見る
○田村(憲)委員 別に、ステップワンとステップツーを切れ目なくすぐにやられてもよかったわけでしょう。結局、補正予算を出せなかったのは、あなた方が代表選を二回もやっちゃったところですよね。無駄ですよ、はっきり言って。私はよくわからない。あのときに、一年後に次の代表選を延期すればよか...全文を見る
○田村(憲)委員 官房長官の記者会見じゃないんですから、言いたい放題するのはやめてくださいよ。私が質問している時間があるんです。  それから、ここにいる川内委員に申し上げます。質問の仕方が悪いと。何ですか、あなた、それは。質問者に対して、関係のない理事がそういうことを言うこと自...全文を見る
○田村(憲)委員 私が申し上げたいのは、そういう話じゃないんです。要は、これから和解協議が始まって、初めて金額を提示したときですよね。そのときに、入り口から、こんなにお金がかかる、しかも極大値は示す、しかし極小値は示していないんですよ。一番高い金額だけ示して、いかにも国民の皆さん...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、極大値が出ているんだから極小値も出るんだと思うんですけれども、全くおっしゃっておられることが論理的に成り立っていないと私は指摘をいたします。  今、厚生労働大臣がおっしゃられたのが普通の日本人の感覚だと思いますよ、国民の皆さんの。いきなり入り口から、こん...全文を見る
○田村(憲)委員 私は、試算をするのがだめだとか言っているわけじゃないんです。冒頭からこういうようなものを出して、交渉を有利に進めようなどというような裏が見えるようなやり方は遺憾だと言っているんです。  それと同時に、出すのであるならばやはりちゃんと第三者を入れて、あなた方は当...全文を見る
○田村(憲)委員 必要性があるというような御認識であられたと思います。  そして、今厚生労働大臣の方からお話がありましたが、新成長戦略、これはこの政府が菅総理のもとでおつくりになられたというふうに思いますが、この中においても、このジョブカード、今三十一万人なんですけれども、これ...全文を見る
○田村(憲)委員 それでは蓮舫大臣にお聞きをいたしますが、この間の仕分けで、廃止というような決定であったというふうに思います。今両大臣がおっしゃられたいろいろな趣旨を踏まえて、事業仕分けをやられた結果というものは実行されるのか、それとも見直されるのか、どちらですか。
○田村(憲)委員 そんなことは毎年やっていますよね、厚生労働大臣。この事業が有効に活用されているかどうかというのは、それはやっているんですよ。これは廃止と出てきているから、私は、おかしいんじゃないか、パフォーマンスなんじゃないかというふうに思っちゃうんです。  だから、今言われ...全文を見る
○田村(憲)委員 何の法律的根拠もなく民主党の議員の方々が入られたりとか、そして事業仕分けをされておられる。そこに公費が入っているんです。やるのなら、我々自民党が以前やっていたように党の中でやってください。党のお金を使ってやってください。税金を入れてやられるというのは、私は全く納...全文を見る
○田村(憲)委員 そんな話は、我々ももう十分に今までやってきました。しかし、長妻大臣が、とにかく人、物、金をかけろ、集中しろ、これ一点張りだったんですよ。議事録を読んでください。そして、その結果こうなったんですよ。お金がかかりますよと言ったら、お金がかかってでもやれという話だった...全文を見る
○田村(憲)委員 ということは、生みの親の小宮山副大臣とは認識が違うということでよろしいですか。簡潔に。
○田村(憲)委員 何かよくわからないんですよ。  すると、二万六千円子ども手当を配るというマニフェスト、これは現金として二万六千円を配るということだというふうに今の御発言だと認識をしますので、子ども手当が二万六千円まで、上限まで行くというマニフェストの公約はまだ生きているという...全文を見る
○田村(憲)委員 八月でしたっけ、菅総理と議論をしたときに、マニフェストは変わっていないと言われたんですね、この表を見せて。子ども手当は一緒です、マニフェストは変わっていませんとお答えになられたんですよ。修正をされたということはやはり変わったということなので、そこで多分発言のそご...全文を見る
○田村(憲)委員 参議院のマニフェスト自体を生みの親の小宮山副大臣は間違っているというような趣旨の御発言をされたわけですよ。  ですから、何を言っておられるのかがさっぱり私は理解ができないので、この議論をしていても多分ごまかしばかりになっちゃうと思いますから、今度、機会があると...全文を見る
○田村(憲)委員 地方税の部分があると言われましたが、それも入るのは多分留保財源分だけしか入らないと思いますので、全額が入るわけじゃありませんよね。それは、不交付団体は別にして、交付税との調整になると思いますので、全額浮いたものが入ってくるという話にはならないと思います。そのとお...全文を見る
○田村(憲)委員 大臣に御認識がないようですけれども、今言われたように、保険料は上がらないような仕組みをつくったんです、今回は。ところが、総額が一緒でも収納率が下がるんですよね。  九九%という後期高齢者医療の収納率は、これはマックスですよ。一〇〇%なんというのは小さな市町村し...全文を見る
○田村(憲)委員 時間が来ましたので終わりますが、最後、保険料が上がるということをお認めになられたということを確認いたしまして、私の質問は終わらせていただきます。  ありがとうございました。
11月12日第176回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○田村(憲)委員 自民党の田村でございます。  十一月一日の予算委員会ぶりでございまして、大臣とは実のある議論をさせていただきたいというふうに思います。  そのときに、前回の委員会で、小宮山副大臣に子ども手当の定義なるものをお聞かせいただきまして、それを予算委員会で、改めてそ...全文を見る
○田村(憲)委員 わかりましたか。さっぱり意味がわからないんですよ、私。  冒頭、「「子ども手当」は本来現金給付を指すものである。」と。これが答えだというならば、それが一番わかりやすいんですが、次のところで参議院の民主党のマニフェストの説明をしているんですね。「一方、参院選マニ...全文を見る
○田村(憲)委員 それは、この間、そういうようなことを副大臣からお話をお聞きしたんですが、いや、私が今聞いているのは、この最後のパラグラフのところで、「なお、実際の制度を検討していく中で、子ども手当は現金給付のみを指すと整理されることも十分考えられるが、」の「実際の制度を検討して...全文を見る
○田村(憲)委員 すると、二十五年度以降という話ですね、今の話だと。その後に、「まずは、二十三年度、二十四年度においても、」になっているんですよ、「も」。つまり、二十五年度以降、こう考えているけれども、「二十三年度、二十四年度においても、現物サービスの充実を含めて取扱いを検討した...全文を見る
○田村(憲)委員 すると、子ども手当の今やっている勘定だけじゃなくて、新しい新システムの勘定をつくって、そこに今の子ども手当も入る。すると、それは現金でも現物でもいいという話になったら、一万三千円から削って、何か現物サービスを充実することに使ってもいいんですか。
○田村(憲)委員 もう一点聞きますけれども、このお金は、たしか新システムの中では包括交付金でしたか、何かそういうような受け皿をつくってそこから出すという話ですが、そこに一万三千円の現在払っている部分も入るという理解でいいんですか。
○田村(憲)委員 すると、二万六千円という〇九年のマニフェストがありましたよね。あの二万六千円は、もう国としては責任を放棄したと。つまり、地方で、その自治体で二万六千円全部つけるところが出てくるかもわからないけれども、現物サービスに使っちゃうかもわからないから、そこは、国としては...全文を見る
○田村(憲)委員 あなた方が、要するに、財源が五兆四千億かかるといって、子ども手当というマニフェストを書かれたわけですよね。ですから、今言われた勘定は、少なくとも五兆四千億円はその勘定に積めなければ意味がないわけですよね。それプラス、まだお金があれば現物サービスもやって、それから...全文を見る
○田村(憲)委員 財源の話なんかしているんじゃないんですよ。その勘定にどこから財源を持ってくるのでもいいですよ。五兆四千億円以上のお金が勘定の中に入らないと、二万六千円の目標を掲げながら、一方で現物サービスの充実ということはできないでしょう。それは、扶養控除、配偶者控除をやめる、...全文を見る
○田村(憲)委員 だから、五兆四千億円以上ないと、二万六千円を放棄せずにほかのものを整備するということはできないんじゃないですか。将来はですよ、今すぐとは言わないけれども、そういうことをお聞きしているので、そうだとお答えいただければいいんですけれども、答えられないので、まあ、何か...全文を見る
○田村(憲)委員 ですから、今のようなことを検討なされるのか、それとも、いや、そういうことは客観的事実としてあるという報告はしたけれども、検討はしませんよという話なのか、どちらなんですか。
○田村(憲)委員 それならば、私がお答えをいたしましょう。  それは、やっちゃいけないんです。なぜかというと、今年度の議論で、我々も所得制限をかけろと何遍も長妻大臣に当時お願いをしたんですよ。そうしたら、そのときに、社会全体で子供を育てていくんだ、だから、金額の多寡を、要は所得...全文を見る
○田村(憲)委員 年末、所得制限がついて理念が変わることを祈っておりますので、お願いいたしたいというふうに思います。  いずれにしても、今の話をさせていただきまして、子ども手当というのはやはりまだちゃんと定義も固まっていないということが改めてわかりました。  私、なぜこんな議...全文を見る
○田村(憲)委員 詭弁でして、同じ地域に住んでいる人たちが、七十五歳未満と以上で逆差別を受ける話になっちゃうんですよ、これは。だから、差別を減らしたと思いながら、実は、同じ保険の中で、七十五歳以上は安くなるんだけれども、七十五歳未満の高齢者は、高いと言ったら変かもわかりませんけれ...全文を見る
○田村(憲)委員 私がお聞きしたのは、平成二十五年度でどういう数字になるかということをお聞きしたんですが、私、資料を厚生労働省からいただいていますので申し上げますけれども、七百億円公費はふえるんです。ただ、国費はゼロなんですね。  なぜかというと、国費においては、これは支援金の...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、ですから、これは国費をふやさずに、どういじっても負担のツケ回しなだけで、実際これで、多分健保組合は大変な状況になるわけですよ。八割が既に赤字ですからね。だから、そういう意味からすると、今回、共済、それから健保組合は、これはもう大変な負担の中でお苦しみになら...全文を見る
○田村(憲)委員 国保を県単位にまとめていくということは、別にこんなことをやらなくてもやれる話なので、それがこれをやる理由にはならないと思いますし、そもそも、皆さんが今回発表した案も、一般の有権者、国民の皆さんから見れば、結局七十五歳で分けているんじゃないか、変わらないんじゃない...全文を見る
○田村(憲)委員 よくわからなかったんですが、負担減にするための方策というものがちょっと私はよく理解できませんでした。  ちょっと局長、局長に来ていただいているので、今の話、具体的にどういう話なのか、わかりやすく説明してください。
○田村(憲)委員 済みません。ちょっと時間を間違えておりました。申しわけありませんでした。おわび申し上げまして、私の質問を終了させていただきます。
12月03日第176回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○衆議院議員(田村憲久君) もう先生御案内だというふうに思いますけれども、今回法案の中に、今までと変わりまして、家計の負担の能力その他の事情をしんしゃくして政令で定める額というふうに入っております。  なぜ一割負担というものを削除しないかという話でありますが、これは逆に百分の十...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 応能負担でございますから能力に応じと、要するに能力に応じた負担という話でありますけれども、この法律において今回改正をしたわけでありますが、当然その場合に一割を超えていく場合がある、それを負担を削減するために一割を超える部分は一割の範囲内で抑えると、そこ...全文を見る