田村憲久

たむらのりひさ

小選挙区(三重県第一区)選出
自由民主党
当選回数9回

田村憲久の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月03日第177回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○田村(憲)委員 おはようございます。自由民主党の田村憲久でございます。  十一月以来ですか、こうやって予算委員会に立たせていただくのは。きょうは一時間お時間をいただいておりますので、中身のある議論をさせていただきたいというふうに思います。  冒頭、厚生労働白書、これは平成二...全文を見る
○田村(憲)委員 私は、お金どうのこうの言っているんじゃないんです。本当に必要なものがこれに載っているかというところ。お金だけの問題じゃないんですよ。当然、つくるには、編集だとかいろいろな部分で人件費もかかるし、厚生労働省の人間も関与していますから、これは時間がかからなければその...全文を見る
○田村(憲)委員 こんなことで余り時間をとりたくないのでね。  そういう指摘をしましたので、まさか来年度の白書がこういう話にはならないと、細川大臣、信じていますから、同じような写真ばかりの白書、細川大臣の写真ばかり写っているような白書はどうかおやめをいただきますようにお願いいた...全文を見る
○田村(憲)委員 すると、「税金などをため込んだ「埋蔵金」や資産を国民のために活用する。」というところは、これは一切出てこなかった、そういう認識でいいんですか。
○田村(憲)委員 いやいや、マニフェストにはそう書いてあるんですよね。マニフェストがうそだったの。ちょっと言っている意味がわからないんだけれども。
○田村(憲)委員 マニフェストで約束した事業、十六・八兆円ですよね、約束してやれるかどうかは別にして。要するに、財源の方でもやはり十六・八兆円という数字になっていますよね、パネルを見ていただいたらわかるとおり。  ここで、「税金などをため込んだ「埋蔵金」や資産を国民のために活用...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、四年間のマニフェストじゃないですよ。ずっと事業ベースでこれは永遠に出続けるお金であって、それでいったら、人件費等々一・一兆円、あなた方は国家公務員の給与二割削減、これは四年だけやって後やめるんですか。四年だけ我慢してくれ、五年目からはまた二割上げてやる、こ...全文を見る
○田村(憲)委員 大臣、私が今指摘した部分、埋蔵金だとか国有資産の売却、こういうようなものが恒久財源になりますか。どうですか。
○田村(憲)委員 ありがとうございました。  多分、これをもってして、無知でしたと大臣はおっしゃられたんだというふうに私は思います。  ですから、もともと民主党のマニフェストは、その成立の時点から偽装マニフェストなんですよ。恒久財源といって、本来恒久財源じゃないものを挙げて、...全文を見る
○田村(憲)委員 与謝野大臣と枝野官房長官でおっしゃられている意味が若干、微妙に違っているというのが私は気になりますが、少なくとも外為特会は債務超過になっているんですから、本来そんな金は使うべきじゃなくて、超過分に入れるという議論もあるんですよ。それを、お金がないから無理やり引っ...全文を見る
○田村(憲)委員 だから、完全に偽装マニフェストじゃないのと。本当に、偽装のまた上にうそを上塗りして、そんなことをよく言うね。しかも、事実上、出ていないじゃないですか。その五兆円も出ていないじゃないですか。だから、私はおかしいという話をずっとしているんですよ。  だから、もとか...全文を見る
○田村(憲)委員 答えていないじゃないですか。これだけお金を使ったんですかと聞いているんですよ、マニフェストどおり、一・二兆円。本来、来年度予算で一・二兆円ふえていなきゃいけないんですよ。  診療報酬が上がったと今大臣言われましたけれども、〇・三%、事実上。事実上は〇・三%。こ...全文を見る
○田村(憲)委員 去年の参議院選挙のときに、もう何度もいろいろなところで言われていると思いますが、我々自民党が消費税議論をマニフェストに載せました。それを見て菅さんが、一つの五%という数字を念頭に我々も考えなきゃならぬ、こういうことを言われた。一〇%までということですよね。そこま...全文を見る
○田村(憲)委員 消費税を上げることが前提なのか、いや、上げることも上げないこともある、そこは言うなれば前提にせずに、予断を持たずにやるという話なのか、どういうことなんですか。どっちなんですか。前提なのか前提じゃないのか、それを答えてください。もうほかの御託はいいんです。
○田村(憲)委員 与謝野大臣にはお聞きしておりません。  ですから、前提なんですか前提じゃないんですか。イエスかノーかで総理、答えてください。これは答えてもらえなかったら、私はもう質問できませんよ。
○田村(憲)委員 他の政党では、消費税を上げないと言われている政党もおられます。しかし、社会保障というものは、今の日本の国の財政状況ですよ、他のものの支出と比べて、他のものの支出を切って、そこで社会保障財源を見つけていくと主張をされている方々はそういうふうに言われる。しかし、そう...全文を見る
○田村(憲)委員 再度確認します。  総理が今、私におっしゃったことです。一体改革の中において、社会保障はどれぐらいお金がかかるか考えた上で、別に消費税を上げなくてもやれるということであれば消費税は上げない、そうさっきあなたは私におっしゃられたんですよ。上げる必要があるような結...全文を見る
○田村(憲)委員 後段だけおっしゃっていただければいいんです。前段は邪魔です。後段だけを聞きたかったから、そこを言ってくださいと私はお聞きした。  結論はわかりました。上がらない場合もあるし上がる場合もある。それは、社会保障のこれからの制度の一体改革の中において、どれぐらい社会...全文を見る
○田村(憲)委員 すると、子ども手当は議論にならないという認識でいいということですね。  それはどういう意味かというと、子ども手当をさらに引き上げるという部分においては、財源を、先ほど私が見せた十六・八兆円の財源のマニフェストがありますよね、あちらの方で見出せない限りは、ここで...全文を見る
○田村(憲)委員 わかりました。今回は、子ども手当の増額分は議論の対象にならないというふうに、これからの増額分は財源としては議論にならないという認識で私は理解をいたしました。  この子ども手当なんですけれども、地方負担分、今、すごい地方から怨嗟のあらしですよね。地方負担分は払わ...全文を見る
○田村(憲)委員 これは、どんどん、今地方の反乱といいますか、怒りが広がっています。これから大変なことになってくると思いますので、またこれは委員会の方でこの法案が出てきたときに、審議はいつになるかわかりませんけれども、しっかりと詰めさせていただきたいと思います。  さて、社会保...全文を見る
○田村(憲)委員 幅広く成案を求めていくということは、この骨格が変わることも場合によってはあるというふうに認識していいんですか、総理。
○田村(憲)委員 ということは、変わる可能性があるということなのかもわかりませんが、そもそも、きのうも石井委員がおっしゃられたように、議論の対象にならないんですよ。どういう制度設計かがわからない。  余り金額が入っていないのでよくわからないんですが、いっときこういう議論をいたし...全文を見る
○田村(憲)委員 比べようがないじゃないですか。どの案がいいかといったって、幾ら保険料を払って幾らもらえるか、これがわからないのに、ほかの制度とどうやって比べるんですか。比較のしようがないじゃないですか。  大体、あなた方が、我々が十六年度改正のときに、所得代替率が幾らまでとい...全文を見る
○田村(憲)委員 つまり、二〇〇四年のときの制度改正の人口推計よりも、今、合計特殊出生率が上がっているんですよ。わかりますか。出生率が基本的に年金の再計算をするときの前提になるのは、多分もう御承知のとおり。厚生大臣をやられましたからね。出生率で年金の再計算をやるんです。  厚生...全文を見る
○田村(憲)委員 総理は、おととい、二〇〇四年の改正のときよりも、要するに、この制度は人口が減ってもう成り立たなくなった、だから変えるんだと言われましたが、そのときの推計よりも、今、実はよくなって、大臣がお答えになられたように、出生率だけ見れば、実は財政はよくなっているんです。た...全文を見る
○田村(憲)委員 だからとんちんかんだと言っているんですよ。当たり前ですよ。だって、前の二〇〇四年の推計だって、将来、一・三九で見ているんですよ、一・三九で。それでちゃんと百年成り立つような設計になっているんですよ。成り立つんですよ。  それはなぜ成り立たないかというと、それは...全文を見る
○田村(憲)委員 意味がわからずに言われているんだと思いますが、積立方式という形になると、では、こうお聞きしましょう、過去勤務債務はどれだけ発生しますか。
○田村(憲)委員 それでは、民主党の年金案では二百七十兆円、過去勤務債務が発生するというふうな認識でいいんですね。
○田村(憲)委員 何を言いたいかというと、完全積立方式にしようと思うと、それだけの過去勤務債務が発生して、それをどう解消するかというのが大きな課題になるんです。賦課方式だとそれは基本的に発生はしない。だから、どちらなのかがよくわからない。  なぜこんなことを言うかというと、枝野...全文を見る
02月24日第177回国会 衆議院 本会議 第5号
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○田村憲久君 自由民主党・無所属の会を代表して、平成二十三年度における子ども手当の支給等に関する法律案に対する質疑をいたします。(拍手)  まず冒頭に、一昨日、ニュージーランドのクライストチャーチで発生した地震で被災された皆様方には、心からお見舞いを申し上げ、また、一刻も早い救...全文を見る
03月08日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第3号
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○田村(憲)委員 おはようございます。自民党の田村でございます。  冒頭、委員長からお言葉がありましたけれども、先週水曜日、不正常な形で委員会がスタートいたしまして、いろいろと与野党間で話があったわけでありますけれども、このような形で円満に委員会がスタートしたということ、これは...全文を見る
○田村(憲)委員 ここにワーキンググループの評価の結果というのがあるんですが、わざわざこれ、「改革の方向性」と書いてあるんですけれども、「安全性を確保する具体的な要件の設定を前提に、第三類医薬品以外についても薬局・薬店による郵便等販売の可能性を検討する。」と。  何かよくわから...全文を見る
○田村(憲)委員 いただいた資料を見ていますと、やはり今副大臣おっしゃったとおり、消費者や薬害被害者の方々、例えば全国消費者団体連絡会でありますとか主婦連合会、全国消費者協会連合会等々、また一方で薬害の被害者の会、もうほとんど反対ですよね、反対。やはり非常に怖いと。薬というものは...全文を見る
○田村(憲)委員 大臣が、長妻大臣が運用でやろうとお決めになったということでいいんですね。
○田村(憲)委員 現場で運用三号と同じような扱いを今までしていたと副大臣はおっしゃられましたけれども、現場のだれの権限で、運用三号と同じ扱いということは、違うとわかっていても、それをそのまま記録を変えずに、要するに、記録訂正なしに運用したわけですね。これはだれの権限でそんなことを...全文を見る
○田村(憲)委員 発言違いますよ、副大臣。あなた、現場で運用がなされていたと。違うじゃない。それは見過ごしがあったということでしょう。見過ごしがあったということと現場で運用していたというのは全然違いますよ。  今、あなたが初めに言ったことは、現場で今回の三号と同じような運用がな...全文を見る
○田村(憲)委員 もちろん、その問題があることは我々だって認識をしておりますよ。要するに、見過ごしがあったからこういう問題が起こってきているということは。だから、それをどう解決しなきゃいけないかという問題は、確かに全体としてあるんです。我々野党にも責任があると思います。特に、我々...全文を見る
○田村(憲)委員 何か、大臣が決めたんじゃないみたいな、そういう言い方をされたいようですけれども、これは流れを見たら、どう考えても、大臣の諮問機関で一定の結論を出したことを追認して決定したわけだから、これは大臣が決めた以外には考えられない。そこがわからないから、この問題は、一体だ...全文を見る
○田村(憲)委員 つまり、年金記録回復委員会という閉ざされた密室で決めたというところに私は大問題があるんだと思うんですけれども、大臣、これは、密室の委員会でこれをお決めになったというふうな私の発言に対して何か反論はありますか。
○田村(憲)委員 密室じゃないということは国民の皆さんがわかっている、そういう話ですね、開かれたところでやったと。  大臣、あなたはいつ、こういう事実があったとお知りになられたんですか。いつ、課長通知で、運用でこういうような行為がなされたということをあなたは知ったんですか。
○田村(憲)委員 大臣、先ほども密室じゃないとおっしゃられた。この委員会、三月の二十九日ですよ、去年の。この三月二十九日の年金記録回復委員会で決定したわけですよ。これを密室じゃなくて公開されている、これは開かれた議論の中でやったのだと。にもかかわらず、その一番のトップ、いや、その...全文を見る
○田村(憲)委員 手をたたいている場合じゃないんですよね。内山政務官、苦笑いされていますけれども、これだけ国民の皆さんの、先ほども言いました権利義務、大変な金額が動く話なんですよ。これを、ちょっと公開されていたからもう国民の皆さんには開かれた、そういう話だったんだとは私は言えない...全文を見る
○田村(憲)委員 私は、今の政府の中にもこういう良心的な方がおられるということを非常にうれしく思います。  この年金業務監視委員会というのは、ちょうど私が総務省の副大臣をやっているときにつくるのにかかわった、そういう機関でありますから、そういう意味では、真っ当な御意見が出て、そ...全文を見る
○田村(憲)委員 普通は、こういう会議は事前に担当が説明に来て、こういう議題で会議をします、大臣、冒頭、あいさつをしてください、時間があったら出席してくださいという話だと思いますよ。お忙しかったのはわかる。だから、冒頭であいさつだけで抜けられたのもわかる。しかし、何か今の話だと、...全文を見る
○田村(憲)委員 もしそのときに知っていれば、課長通知を出さずにこの運用をとめておられたということでいいんですか、今の話は。
○田村(憲)委員 その後の大臣の御行動が、もしそこで知っておれば当然それをとめて留保したというような流れになるんだろうというふうなお話だと今受けとめをさせていただきましたが、大臣、一月の末にこれを知られて、その後留保されるまでの間、時間がかなりかかっているんです。しかも、これは衆...全文を見る
○田村(憲)委員 大臣、なぜ、留保すると言っておられて、四百九十三人に三月十五日、間違った記録のまま年金を支給されるんですか。
○田村(憲)委員 石井さん、これは手作業でも無理ですか、四百九十三人。手作業でもできないという話ですか。今、大臣は、何か技術的にできないというお話のように承りましたけれども、手作業でも絶対不可能ですか。
○田村(憲)委員 本当に不可能だったか。本当にやるつもりなら、私はできたと思いますよ。  私は内山政務官に、これは質問じゃないので通告していないので申しわけないんですけれども、お聞きをしたいんですけれども、本来ならばこれは裁定のときに、今まで、運用三号が発動されるまで、要は、裁...全文を見る
○田村(憲)委員 今、内山政務官からいい提案がありましたよ。だれが間違っているかというのはわかっているわけですから、どうしても支給が、システム的に間に合わない、とめることができないというのならば、通知を送っていただいて、それこそ郵送で送っていただいて、これぐらいは間違って送ります...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、減額をするんじゃなくて留保をするとおっしゃられたんですよ、大臣は。三月の十五日には払わないとおっしゃられたんですよ、予算委員会で。それがどうしても間に合わずに支払われるのならば、その方々からは、その分だけは、本来、記録訂正したその金額まではお返しをいただく...全文を見る
○田村(憲)委員 今、副大臣がおっしゃったぐらいに、これは本当に大きな問題なんですよ。運用三号という運用でやったこと自体、どういう問題が起こるか。  今まで、もう既に年金の受給者で、事実上、運用三号の方々、これは御本人も申告をされなかったという問題もある。しかし、現場の、昔の社...全文を見る
○田村(憲)委員 百万件、百万人、どっちですか。
○田村(憲)委員 百万件が何万人かというのは、かなり近い数字なのか、さっぱりわからないのか。つまり、百万件が百万人に近いのか、それとも、そうじゃなくてかなり違いがあるのかというのは、どうなんですか。
○田村(憲)委員 きのう、ちょっとお聞きしたら、正確な話ではないんだろうけれども、二十万人ぐらいが受給者じゃないのかなというようなお話をお聞きしましたよ。  私は何でこんな質問をするかというと、これから裁定を、残りの八十万人と仮定すれば、その方からされていくわけです。最終的に記...全文を見る
○田村(憲)委員 ならば、もうちょっと記録を確認して、今言ったような、裁定によって減額といいますか、本来の記録に戻って、年金の言うなれば未納期間、それによって受給する年金額、これが少なくなる方々、かなり少なくなるという話でしょうね。例えば、三カ月や四カ月ぐらいの話ならば許容範囲か...全文を見る
○田村(憲)委員 もう時間ですからやめますけれども、本年の秋に一斉抽出を行って、この記録の一斉訂正みたいな話がありますが、この被保険者、つまり、だんなさんがサラリーマンをやめた方々はある程度わかってくるんだと思うんですけれどもね。百三十万という奥さんの所得の問題というのは、これは...全文を見る
03月29日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○田村(憲)委員 自由民主党の田村でございます。  まず、本日の委員会の持ち方について、委員長に一言申し上げたいと思います。  先ほど、理事会で、委員長職権で採決というようなことをお決めになられました。今、趣旨説明をなされて、そして質疑をして、しかも採決と。そもそもこれは、議...全文を見る
○田村(憲)委員 なかなか保険者は立ち上がらないという話になると思うんですよ、これだけの災害ですと。場合によっては、国が代行するということも考えて、この診療報酬の支払いをしていくということもお考えをいただかなきゃならぬなと思いますが、その点はいかがですか。
○田村(憲)委員 大変重要なところであると思いますので、御検討をお願いいたしたいと思います。  続きまして、本当に痛ましい話で、御遺体が今もたくさん野ざらしになっておるというお話をお聞きいたします。本当に尊厳を持って御遺体の取り扱いをしていかなければならないわけでありますが、実...全文を見る
○田村(憲)委員 ありがとうございます。よろしくお願いいたします。  本当に今、悲痛な中で、頑張って生活を再建しよう、復興しようと思っておられる方々、一番身近な家族が亡くなられて一番大変なときにそのような問題が起こらないように、これも対処していただけるということで、そのようによ...全文を見る
○田村(憲)委員 そのときには、四十五歳という前回のを取っ払っていただいて、年齢制限なしによろしくお願いをいたしたいというふうに思います。  雇用の問題、雇用調整助成金を弾力的に運用いただいて、この災害地域だけではなくて他の地域も含めて、このような状況でございますから、いろいろ...全文を見る
○田村(憲)委員 大臣にお答えいただきたいんですが、すると、二十三年度子ども手当法案はこだわらないということでいいんですね。今、副大臣は何か、これからいろいろと各党と話し合うから、そういう意味では、二十三年度子ども手当法、原案ですね、これにはこだわらないというふうに私は聞こえたん...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、それなら撤回いただいて、つなぎ法案の後からできる法律というものをもう一回出し直していただければいいので、なぜこれを撤回されないのか、さっぱりわからないんですよ。本会議で撤回を言っていただけばいいわけでしょう。そんな難しい話じゃないと思うのに、これを撤回して...全文を見る
○田村(憲)委員 どれだけ聞いても解せないんです。それはなぜかというと、政府が出された法律を、与党、それを支える与党が完全に否定をしちゃっているんですよ。  国税、地方税の方、あれは要するに、政府提出法案を与党がかき消すような法律をつくりづらいだろうからということで、結果的には...全文を見る
○田村(憲)委員 全然わからないので、それならば撤回していただければわかりやすいんです。撤回すればすべてがきれいになるんですよ。こちらを撤回しないのに出されるからわけがわからないので、そんなことは普通あり得ないんです。責任ある政府・与党は、そういうことはしません。やはりちょっとお...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、よくわからないんですけれども、二十三年度の子ども手当法案は四月一日からスタートで、それが通ることを前提であなた方はやってきたわけですよね。もし急に、きょう子ども手当やりましょうよ、我々は賛成に変わりましたと言ったらどうするつもりなんですか、二十三年度の法案...全文を見る
○田村(憲)委員 短い時間で質問をさせていただいておりますので、お聞きをさせていただいたところだけお答えをいただければいいので、その前段、後半の方が長いというのはちょっと問題がありますよ、城島さん。  今、一千百億円という話が出ました。児童手当は総額で約一兆円ですよ、我々がやっ...全文を見る
04月15日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号
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○田村(憲)委員 おはようございます。自由民主党の田村憲久でございます。  きょうは、戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案、これに関しての質疑でございますが、我々も今まで非常に深くかかわってきた法律でございます。そういう意味ではもちろん賛成でございますし...全文を見る
○田村(憲)委員 各障害者の方々の団体が、自分らでもいろいろと調べていきたいという話の中で、実は、個人情報の問題が一つネックになっておりまして、今までわかっていたような情報もなかなか開示をしてもらえないというような、そういう声もございます。  これは、早急にいろいろな関係団体の...全文を見る
○田村(憲)委員 これからいろいろな立法をおつくりになられると思いますので、そういう中に何らか一項目入れていただければありがたいというふうに思います。政務官、よろしくお願いいたします。  大臣お越しになられました。きょうは、大変な協力をさせていただいておりまして、大臣が来られる...全文を見る
○田村(憲)委員 ということだと思うんです、私も。ただ、正直言って、今では合理的な理由にはならないんだろうというふうに思います。新規対象者は今回約八十名ぐらいだというふうにお聞きをいたしておりますけれども、やはり、中間年の、少ない方の対象期間が多くて本来のところが二年間しか対象期...全文を見る
○田村(憲)委員 ひとつよろしくお願いをいたしたいというふうに思います。御高齢の方々ばかりでございますので、よろしくお願いいたします。  それでは、ちょっと質問順序を入れかえさせていただきながら、震災関係の質問に移りたいと思います。  きょう、配付資料の中で、一番目は今のとこ...全文を見る
○田村(憲)委員 やっていきますということでございますので、減額しないというふうにお決めになられておるというふうに理解をさせていただきます。  せっかく受け入れたのに、制度の中でがちがちになって診療報酬が減っちゃうという話ですと、善意が本当に無になってしまう話なので、ひとつこう...全文を見る
○田村(憲)委員 非常に前向きな御答弁でございますので、いくということですから、していただけるというふうにお聞きをさせていただきます。大臣、よろしく御配慮のほどお願いいたしたいと思います。  お聞きしたいことがいっぱいあるんですけれども、今回、一つ、計画的避難区域というような新...全文を見る
○田村(憲)委員 ということは、今まで雇調金で対応していたところは、雇調金から失業給付の特例に移る場合もあるというふうに考えていいんですか。
○田村(憲)委員 ありがとうございました。よくわかりました。  我々もいろいろな要望、提言がありまして、実は、自民党で昨日、第二次提言を出させていただいております。もう政府の方には行っているんだろうと思いますけれども、この中に、きょう私が質問でお願いできない、そういう部分もいっ...全文を見る
04月27日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第11号
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○田村(憲)委員 おはようございます。自由民主党の田村憲久でございます。  きょうは、五十分質問ということで、前回は、五十分でございましたけれども、ちょっといろいろな配慮がございまして時間が短かったものでありますから、残った部分も含めて、大臣、おつき合いをいただきたいというふう...全文を見る
○田村(憲)委員 苦渋の選択であったかのようなお話だと思うんですけれども、そうはいいながら、これ、いつ返ってくるかわからないというのは困るんですね。といいますのは、これは我々、自己反省でもあるんです。我々が政権のときに何度かこういうことをやったんですよ、財務省にちょろまかされて。...全文を見る
○田村(憲)委員 できるだけ早くというのは、だれができるだけなんですか、できるだけというのは。だれがそれを、できるという行為を行うんですか。それは、そのできるだけを行う人によって、早くというのは変わってくるんですよ。そうでしょう、大臣。  だから、抜本改革できれば、税制の抜本改...全文を見る
○田村(憲)委員 含めてというのは、そうかもわからないし、二年先か三年先か四年先かもわからないという話でありますから、納得はできませんが、担当の大臣としては、今年度中とはっきりと言っていただきたかったというのが私の本音であります。  といいますのも、これは積立金、先般新聞を見て...全文を見る
○田村(憲)委員 今まで返ってきていないから言っているんですよ。これまでこうだったですからと言われましたけれども、返ってきていないから私は危ないなと思って大臣に申し上げているので、この法律、出すのは多分厚生労働大臣だと思うんですね。今からでも直せますから、達する額にしておいてくだ...全文を見る
○田村(憲)委員 九〇%近くが名簿の作成に着手しておるというような話だったというふうに思うんです。  ただ、この名簿というのはどういう名簿かというと、開示することが前提の名簿だと思うんです。だって、それが支援する人にわからなければ、幾ら名簿だけあったって要援護者のところに行けな...全文を見る
○田村(憲)委員 名簿の着手率を調べるだけじゃなくて、今ちょっとお話があったと思うんですが、これが必要な方々にちゃんと開示されていっているかどうか。もちろん、個人情報ですから、センシティブな問題はあると思うんです。御本人の同意も得なきゃいけない。同意を得るのも大変なんですよ。例え...全文を見る
○田村(憲)委員 よろしくお願いしたいと思います。  この要援護者のかなりの部分が、大臣、厚生労働省所管の方々になってくると思います。担当部局とよく御相談をいただいて、こういう問題に対してしっかりと対応できるように、また、どういうところに問題があるのかということも含めて整理をい...全文を見る
○田村(憲)委員 もともと、対象者が「雇用保険を受給できない者」と書いてありますから、本来雇用保険の対象じゃない方々という話で進めていくわけなんでしょうけれども、今の大臣の御答弁をお聞きしていますと、何か苦しいなと。だって、これで動いて、勤めたら、要するに雇用保険の対象者が減ると...全文を見る
○田村(憲)委員 なかなか理解できないところがあったんですけれども、以前のAグループ、Bグループというのは、基礎的な演習と実践的なものとが分かれていた。しかし、今回は、ここに「基礎的能力から実践的能力までを習得」と書いてありますけれども、要は下から上まで一気通貫で学ぶコースもでき...全文を見る
○田村(憲)委員 先ほど、今の制度の中で非常に就職率が高い、そういうお話が副大臣からありました。制度を変えて、これはよかれと思ってやられているんだと思いますが、三年後の検証の中で、もし今よりも就職率が落ちるんだというようなことがあれば、また、就職した内容もあると思います、そういう...全文を見る
○田村(憲)委員 緊急なことなので、よろしくお願いをいたしたいというふうに思います。  幾つかまだ残っておりますが、時間が迫ってまいりました。あと一、二点御質問させていただきたいと思います。  求職者支援法では十万円出る。以前のものは、世帯主、家族がいれば十二万円だったんです...全文を見る
○田村(憲)委員 早急にお願いします。自分が雇用保険の権利を放棄してもいいと言われる方がいた場合、いや、あなたは、そうはいったって権利があるんだから、まずそちらの少ない方をもらってくれよなんて、どうも理屈が通らぬなとしか思えませんので、これは整合性をつけていただく必要があると思い...全文を見る
○田村(憲)委員 私は、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     「職業訓練の実施等による特定求職者の就職の支援に関する法律案」及び「雇用保険法及び労働...全文を見る
05月11日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第12号
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○田村(憲)委員 それでは、三十分、おつき合いをいただきたいというふうに思います。  五月の六日、委員長とともに理事の皆様方と委員派遣、私も行ってまいりました。  まず、女川の町立の病院に視察をさせていただいたわけでありますけれども、女川町という町、ちょうど港からすり鉢状のよ...全文を見る
○田村(憲)委員 いろいろと今までも医師の確保策をやってきたんですけれども、お金をつけるだけじゃなかなかできない、要するにお医者さんはそこに行かない。もともとある程度高度な医療を提供できるところには、キャリアアップやいろいろな自分の経験を積む意味でもお医者さんも来るんですけれども...全文を見る
○田村(憲)委員 よろしくお願いいたします。これはなかなか長期化しそうなものでありますから、そのような形で新たなニーズをちゃんと受け入れられるような、そんな制度にしていただきたいというふうに思います。  あわせて、今仮設という話が出たんですけれども、敷地内に仮設で部屋を建てて受...全文を見る
○田村(憲)委員 よろしくお願いいたします。  それでは次に、例の食中毒の問題に移らせていただきたいというふうに思うんですが、これは、もう既に四名の方がお亡くなりになられて、さらに二十数名の方々が重症化されておられるということでございまして、大変大きな問題であります。  そも...全文を見る
○田村(憲)委員 大臣、今のお話ですと、不安の有無に関係なく、子供、お年寄りは生肉を食べないでくれ、厚労省の方針としてはこういう方針だというんですが、それでよろしいですか。
○田村(憲)委員 先般テレビを見ておりましたら、蓮舫大臣が、不安がある場合は、生肉の料理を子供、御高齢者、健康状態がすぐれない大人の方が食べることは控えていただきたいと。不安がある場合はと言われたんですね。  今の話では、不安の有無にかかわらずと。不安があったら成人も食べちゃい...全文を見る
○田村(憲)委員 私も大臣と同じ考え方ですから、ここはちゃんとメッセージが国民に伝わるようにということで確認をさせていただいたんですが、申しわけありません、ちょうど末松副大臣にお越しをいただいております。担当の副大臣でございますので、この点、ぜひとも蓮舫大臣にお伝えをいただきたい...全文を見る
○田村(憲)委員 いつも理論的な副大臣がちょっと理論的じゃない御答弁だったというふうに思うんですが。  私は、やはり蓮舫さんは非常に本当に情報発信力が強い方ですから、誤ったメッセージが届くのは余りよろしくないなというので、食品安全委員会が違う考え方なら別なんですけれども、厚生労...全文を見る
○田村(憲)委員 実は、どれぐらいの健康被害がここ数年間に生肉であったかということもお聞きをしたいと思っていたんですが、時間がないものですから、報告をまたいただければというふうに思います。やはりそれなりに出ているんですよね、ここ数年間でも。  ですから、多分、ほかの食材と比べれ...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、だから、その日程は大体どんなスケジュールで進むんですかという話です。どれが何カ月ぐらいというのがあるでしょう。
○田村(憲)委員 このためにきょうは末松副大臣にお越しいただきましたけれども、食品安全委員会の方にこれは行くわけですよね。食品安全委員会は、こんなものに大体半年ぐらい今まではかかってきておるという話でありましたが、今の日程を見ていただければわかりますとおり、半年もかけていたのでは...全文を見る
○田村(憲)委員 よろしくお願いをいたしたいというふうに思います。  それでは、最後にもう一問。  例の一次補正予算で三党合意というのが出てまいりまして、配付資料の三ですね、これは自民党の政調会長室と書いてありますが、名前が書いてありますとおり、それぞれの三党の政調会長の皆さ...全文を見る
○田村(憲)委員 もう時間ですからやめますけれども、財務省から押しつけられたこの法案、大臣もいいと思っていないんだと思うんですよ。これだと本当に年金財政、二分の一に引き上げるためのお金が来るかどうかわからないから我々は三党合意をつくったんですね。ですから、大臣のお立場からすれば、...全文を見る
05月25日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○田村(憲)委員 おはようございます。きょうは五十分おつき合いをいただきたいというふうに思います。  今も、我が党の菅原一秀議員から、子供たちの放射線の健康被害の問題、いろいろ出ました。基準が、はっきり言って、どこが安全なのかがよくまだ確定していない。それだけ、こういうような事...全文を見る
○田村(憲)委員 すると、今現状では生茶葉は食品衛生法上の流通規制等々にはかからないという判断でいいんですか。今市場でそういうものが流れていても、これは食品衛生法上の対象にはならない、五百ベクレルのものは大丈夫である、こういう判断でいいんでしょうか。
○田村(憲)委員 よく私の意図がおわかりいただいていないようなんですけれども、生茶葉は五百ベクレルを超えていたということで今自主的に出荷をとめているんだと思うんですけれども、仮に出荷されたものが、生茶葉がですよ、生茶葉がどこかの検査で五百ベクレルを超えているということがわかった場...全文を見る
○田村(憲)委員 わかりました。今現状では食品衛生法上流通をとめるということはできない、お願いをしたいという話だと。これも変な話です。そうしたら、急に五百じゃなくて千が出たらどうするんだとか、一万が出たらどうするんだと。いや、可能性はあるんですよ。荒茶をやっちゃった場合なら一万と...全文を見る
○田村(憲)委員 よろしくお願いいたしたいと思います。生産者も大変不安がっておられますし、一方で、飲まれる消費者の方も大変不安がっておられるということでありますから、基準値がないというようなことは困るわけでありまして、早急によろしく暫定値の方をおつくりいただきたいというふうに思い...全文を見る
○田村(憲)委員 またぞろ総報酬割が出てきたのかなと。たしか今回の介護保険法の改正の中でも、昨年来配られておりましたいろいろな論点を整理された厚生労働省の説明資料の中にこういう文言が入っていて、結局、今回断念されたんだろうと思いますね。  医療の方は一部導入し、いよいよもう全体...全文を見る
○田村(憲)委員 よくよく意見を聞いていただいて、導入するにしてもしないにしても納得がいく中で進めていただかないと、どうも見切り発車でいろいろなものを出して、後から調整して、調整がつかない中、押し切っちゃうという例が昨今、現政権からよく見られるわけでありまして、ぜひともそこら辺の...全文を見る
○田村(憲)委員 具体的には、今四十歳以上ですよね、一号、二号、こういうふうに分かれていますけれども、この四十歳を引き下げる、被保険者の年齢を、具体的にこういうことでいいんでしょうか。
○田村(憲)委員 四十歳以上というのは、例えばパート労働者等々も入ってくるという話なんですかね。
○田村(憲)委員 なぜこういう話をするかといいますと、本来、今回出てきている介護保険法の改正は、これは抜本改革を一つ念頭に置いて準備をしてきたはずなんです。  それは何かというと、このままでいけば、三・六兆円ぐらいから始まったんですかね、今はもう七・九兆円、八兆円になってきてお...全文を見る
○田村(憲)委員 少なくとも、ここでこうやって、エージフリーといいますか、介護の被保険者の年齢の引き下げというものに入ってくると、その問題がぶり返してくるわけでありまして、以前は、山井前政務官などは、これは介護保険を含めて障害者施策というものは見るべきだというようなことを推奨され...全文を見る
○田村(憲)委員 つまり、既に今上がっている部分を除いた二万円弱、これをさらに上乗せして、マニフェストですから次の解散までには引き上げる、引き上げを目指すという理解でいいんですね。
○田村(憲)委員 解散までだと私は思うんですが、四年だとしても、基本的に、介護報酬改定はもう次しかないですよね。これは介護報酬改定でやるということでよろしいですね。
○田村(憲)委員 それは困る話で、処遇改善交付金でやるというのは、我々がやったのは、あれは介護報酬改定の後に、いろいろなことを勘案して、景気対策も当時やりました、麻生内閣だったと思います。これはこのままじゃもうだめだというので、介護報酬改定でできないから処遇改善交付金という基金事...全文を見る
○田村(憲)委員 だから、交付金事業が恒久化するのならば、法律で担保するか何かしないとそれは恒久化しないわけですから、介護報酬改定でやりますということしか選択がないんですよ、あなた方が言ってきたことをそのまま通そうとすれば。処遇改善交付金はだめだと言ったんですから、あなた方は。こ...全文を見る
○田村(憲)委員 野党のときと与党のときはやはり違うなということを実感されながら多分答弁されているんだと思うんですが、当然、処遇改善交付金と介護報酬とでは公費の負担、国費の負担が変わってきますからね、これは。介護報酬改定をすれば、当然保険料にもはねるという話にもなってくるんですよ...全文を見る
○田村(憲)委員 先ほどの議論、ちょっと私はいなかったものですからよくわからないんですけれども、ニーズはあるんですか。社会医療法人から特養に参入したいというニーズは厚生労働省として把握をしているんですか。
○田村(憲)委員 医療職と福祉職は給与体系も違います。ですから、同じ法人の中で特養がやれるからといって果たしてどれだけニーズがあるのか、社会福祉法人をつくってやった方がより運営しやすいんじゃないか、こういう意見、実は、我が自民党の部会の中でもいろいろと議論が闘わされました。  ...全文を見る
○田村(憲)委員 当然、情報公開といいますか、公表をするということでありますから、その介護サービスの情報の公表をする、これは基本的には自主申告にこれからなるわけですね、義務づけを外すわけですから。  今までは、出した調査票を、調査機関が入って、それが正しいかどうか、ちゃんとマニ...全文を見る
○田村(憲)委員 これが私の資料に、次のページに入っているんですよね。これは、実はこれを調査している全国調査機関連絡協議会の調べであります。それぞれの事業所によって違うんですけれども、サービス種別で、上から見ていただいたらわかりますように、大体八割から九割、全体を平均しても八五%...全文を見る
○田村(憲)委員 よろしくお願いいたしたいと思います。  まだ十問以上積み残しているんですが、金曜日にまた大臣、お会いいたしましょう。  以上で終わります。
05月27日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第16号
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○田村(憲)委員 おはようございます。  中一日で大臣とまたこうやってお会いができて、先般の水曜日の積み残し、十数問あったんですけれども、質問させていただくわけでありますが、まず冒頭、ちょっと通告をしていない質問を一つさせていただきたいというふうに思います。  民主党政権が誕...全文を見る
○田村(憲)委員 すると、そのコスト、それから便益、こういうものを比較して、これは国民的にもちょっとどうなのかなというような声が、何をもって国民の声とするかというのは難しいんですけれども、断念することもあり得ると。検討はするということですね。断念は絶対しないのか、全部やり切るのか...全文を見る
○田村(憲)委員 絶対やるというわけではないということですね。全件照合を絶対やりますというわけではないというふうに理解をしていいわけですね。  大臣、もう一回お願いします。
○田村(憲)委員 議論の結果やめることもあり得るというふうなことでいいんですね、大臣。議論の結果やめるということもあり得る、そういうことでいいんですね。今のお話だとそうですよ。国民的議論があって、そこでやめるという声が仮に多い、多いというのをどうやって判断するのか難しいんですが、...全文を見る
○田村(憲)委員 水かけ論になるからもうこれ以上はやめますが、多分やめることもあり得るということですよね。  私はそれがいいとか悪いとか言っているんじゃないんですよ。それは普通に考えればそういうこともあり得るんでしょう。ただ、マニフェストには全件照合と書いてあるんですよ。(発言...全文を見る
○田村(憲)委員 すると、一番多く移ったのは医療療養病床に、医療型の療養施設にかわったという話ですね、二万五千床が。これ、何かよくわからないんですよ。もともと、介護をつくったのは、医療から介護の方に移すというのが目標だったわけです。そして、そのちょうど中間点にこの医療型の療養病床...全文を見る
○田村(憲)委員 まあ、一番の理由は、採算が合わないということなんだと思うんですよ。介護療養型の老人保健施設、これが三十七万二千円。状況を見ると、いろいろと我々が当時与党のときに老健局と話をして、かなり介護療養病床に近いスペックに持ってこなければ、一生懸命やっているところは質が担...全文を見る
○田村(憲)委員 それだったらそれでまた問題なんですけれども、いずれにしても、局長、私、二年半前の介護報酬改定のときにも同じ話を聞いたんですよ。報酬改定を待ってみんな考えているんだ、こういう話だったんです。ところが、報酬改定した結果も移っていないわけですから、前回の報酬改定は失敗...全文を見る
○田村(憲)委員 ありがとうございました。
○田村(憲)委員 ただいま議題となりました介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  修正の要旨は、社会医療法人について、特別養護...全文を見る
06月10日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第18号
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○田村(憲)委員 おはようございます。自民党の田村でございます。  きょうは、独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構、これに関して大臣と質疑をさせていただきたいというふうに思うんですけれども、いろいろな経緯がありまして、今までも、昨年ですか、政府の方から閣法で、これに関連し...全文を見る
○田村(憲)委員 本来は政府が責任を持って何らかの法整備をしなきゃいけないのが、できないから立法の方に任せざるを得ないというような状況でございますから、ちょっと本来、変な形でこういう動きになっておりますので、そこは御指摘をさせていただきたいと思うんですが、言うなれば、本来、地域医...全文を見る
○田村(憲)委員 地域にとって大変大きな役割をしておる病院もありますから、そういう意味では、その機能はしっかり残さなければ住民の方々に大変な不安を与えることになりますが、それが十分に対応できるのであるならば、譲渡が可能であれば譲渡をしていく。これは当然、本来のRFOの目的はそうで...全文を見る
○田村(憲)委員 大事なのは、中期計画でその目標金額を書かせるということでございますから。ほっておいたら、だあだあになりますからね。これはやはり、その精神というものをちゃんと踏まえた上で、中期計画に、どれぐらい次の計画で特会の方に戻せるか、目標値をちゃんと明記し公表する、これが大...全文を見る
○田村(憲)委員 天下りはだめ、それから出た剰余金はちゃんと特会に戻す、その計画も示す、さらには、でき得る限り可能なものは売却をしていく、譲渡をしていく、この精神をちゃんとお守りいただいて、必要な地域医療というものは守る、こういうことをしていただきたいな、こんなふうに思います。 ...全文を見る
○田村(憲)委員 もう時間ですから、やめます。  熱くなって申しわけありませんが、要は、暫定規制値がひとり歩きすると大変なことが起こるんです。ですから、科学的にちゃんと根拠を持った数字を出していただかないと、こんないいかげんなことでお茶が飲めなくなるなんということが起こったら大...全文を見る
07月08日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第21号
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○田村(憲)委員 私は、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     予防接種法及び新型インフルエンザ予防接種による健康被害の救済等に関する特別措置法の一部...全文を見る
08月03日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号
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○田村(憲)委員 田村でございます。  大臣、通告外のことを一点お聞きをするんですけれども、今、国会、ねじれ国会だということで、マスコミは、与野党がいろいろな部分で対立して震災復興が進んでいかないだとか国会が動かないなんということを言われていますけれども、この厚生労働委員会、三...全文を見る
○田村(憲)委員 よく御理解をいただいているというふうに思います。  しかし一方で、今、福田委員から御質問がありました。今回のこのB型肝炎に関しての閣議決定ですよね。党内でこんなにもめているのかなと。何をもってして閣議決定しているんだと。これは私は本当にびっくりしまして、与党だ...全文を見る
○田村(憲)委員 各自治体がばらばらでやり出しますと、これは大変なんですよ。それぞれ手足も持っていないところもある。ですから、政府が責任を持ってこういう検査機器をそろえるように、よろしくお願いいたしたいと思います。  なぜこうなったかというと、牛の場合はやはり稲わら。きょうの私...全文を見る
○田村(憲)委員 二重丸、よくやったといってこんなことが起こっているんじゃどうしようもないですね。我々も、BSEのときに、これは安心だということを宣言しましたが、全頭検査をやったんですよね、あのときは。つまり、簡易検査をやったんです。今回、簡易検査できないのかなと思ったら、今、大...全文を見る
○田村(憲)委員 混乱が生まれないように、政務官、厚生労働省の方からちゃんと各県に、これから牛の検査をする場合の基準というものをつくっていただいて、御通知なりをしていただきますようにお願いをいたしたいと思います。
○田村(憲)委員 きょうは内閣府からもお越しをいただきまして、実はこの間、食品安全委員会の方から、暫定規制値というものの次に、ちゃんとした規制値をつくるための一つの基準ということで、生涯百ミリシーベルト、これが一つの基準になってくる、こういうような話が出てまいりました。  なか...全文を見る
○田村(憲)委員 わかりづらいんですよね、これ。人生八十年だとか今なってきていますけれども、では、二十の人と五十の人と、これからどれだけの食品を食べていいんだと。つまり、何百ベクレルのものはいいんだと分かれるという話になっちゃう可能性が出てきますよね、生涯という話になりますと。 ...全文を見る
○田村(憲)委員 危ないかなと思ってやらないんだと思うんですよね、それは。  私、何でこんな質問をするかというと、やはり今、学校の現場、それから保育所、幼稚園、お母さん方が、子供が大丈夫かと大変な心配をされているんです。それは政府に対して信頼がないからなんですよね。政府は、これ...全文を見る
○田村(憲)委員 時間なのでやめますが、政務官、もう一度確認しますよ。  「特に乳幼児は、保育所や幼稚園において砂場の利用を控えるなど注意が必要。」と書いてあるんですよ。つまり、控えるということは使わないという話ですからね。口に入ったらうがいするという話じゃありませんから。そこ...全文を見る
08月23日第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第26号
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○田村(憲)委員 おはようございます。自民党の田村でございます。  きょうは、二十三年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法、この審議でございますが、玄葉大臣にお越しをいただきました。初めての厚生労働委員会だと思いますけれども、ようこそお越しをいただきましてありがとうご...全文を見る
○田村(憲)委員 今、なぜこのようなビラが出てきたかという経緯も若干お触れになられたというふうに思いますが、「子どもに対する手当」という書き方が三党合意の書き方でありました。でも、これはどう考えても子ども手当という言葉を意識されて、御党の広報の方々が、多分、マニフェストを撤回した...全文を見る
○田村(憲)委員 今の言葉は、先ほどあなたがおっしゃっておられたことと違う。なぜか。新しい子ども手当制度をつくったとおっしゃられた。子供に対する手当と言っておられたのに、急に子ども手当と今おっしゃられた。それは訂正するんですか。どうですか。
○田村(憲)委員 つまり、今の話を聞いていると、子ども手当というものはこの三月で終わる。今出てきたものは特別措置法ですよね。だから、これは子ども手当なんだろうと思います、名前が子ども手当と書いてありますから。しかし、子ども手当は三月で終わる、廃止される。四月からは児童手当。この児...全文を見る
○田村(憲)委員 私、きのう、うちの政調会長、石破さんに確認したんです。そういうことをおっしゃられるので、本当にその名称に関しては検討をこれからするんですかと聞いたら、そんなことは一言も言っていない、こうおっしゃられていましたよ、きのうの夜の十一時ごろに。名称をこれからどうするか...全文を見る
○田村(憲)委員 ということは、目的まで変えちゃうということですか、副大臣。これは児童手当法、要するにこれを基本に置いて所要の改正をするわけでしょう。その児童手当法の目的を変えちゃったら、もとから児童手当じゃなくなっちゃうわけですよ。  法律の目的というのはそんな簡単な話じゃな...全文を見る
○田村(憲)委員 大臣でも副大臣でも結構なんですけれども、何か今の話だと目的まで変えちゃうと。目的まで変えちゃったら、もう新しい法律をつくった方がいいじゃないですか。児童手当法の改正を行うのに、目的を変えちゃったら、もう法律としての根幹の基礎の部分がなくなっちゃうということであり...全文を見る
○田村(憲)委員 では、子ども手当と児童手当の違いはどこにあったんですか、その目的、理念のところで。  もともと、きょうの資料にもおつけしていますけれども、あなた方が二〇〇七年十二月二十六日に提出といいますか、ホームページにアップをされた「現行の児童手当と民主党の子ども手当の比...全文を見る
○田村(憲)委員 それなら、もとから児童手当と子ども手当をこんなにわざわざ違いますとあなた方は書く必要なかったんですよ。その当時は野党だから、違うところを出さないとそれは選挙を戦えないということがあったのかもわかりませんが、こういう無責任な対応をされると、後で困らなきゃいけないと...全文を見る
○田村(憲)委員 今、控除から手当だという話がありましたけれども、三党合意に書いてあるのは、要するに、所得制限がかかった方々、こういう方々に対して「税制上、財政上の措置を検討し、平成二十四年度から所要の措置を講じる」と書いてあるんですよ。  税制上の措置とは何かというと、この中...全文を見る
○田村(憲)委員 何か、本当に賛成していいのか、非常に我々は不安になってまいりました。  少なくとも、児童手当の目的、目的の中に理念も入っています、これがなくなることがないということをここで言明いただかないと、私は、今ここでこの法律の議論をするわけにはいかなくなってくる。党に戻...全文を見る
○田村(憲)委員 微妙な答弁でございましたが、目的が残るということで、ちゃんと今お答えいただいたような気はします。そこは、もし目的が変わるような前提だとすれば、我々はこの法律に対して、特別措置法に対して賛成ができない。しかし、今大臣がそうやってお答えされたので、微妙な言い回しであ...全文を見る
○田村(憲)委員 理念が残るということを確認いたしました。  さて、こうやって、民主党の金看板であった子ども手当という制度が恒久法にならずに結果的にはなくなるということが、この特別措置法をつくるに当たって決まったわけであります。  さあ、なぜ、二万六千円、すべての子供たちに配...全文を見る
○田村(憲)委員 ですから、断念したということでいいんですね。断念したとはっきりとお答えをいただければ。また配りますという話にはならないでしょう。
○田村(憲)委員 今、理由はねじれだとか景気が悪くて税収が下がっただとか、いろいろなことをおっしゃられましたが、まず、景気が悪くなったのはあなた方が政権をとる前からでございまして、そういう意味では、あなた方が政権をとるときには大体税収の落ち込みというのは予想されたはずであります。...全文を見る
○田村(憲)委員 手厚くなんてなっていないじゃないかという話がございました。それは、子供のための控除、所得控除と合わせればどうなんだというと、大して変わらないじゃないかという話になるんだろうと思いますよ。  私、冒頭から、子ども手当と言われる、要するに、民主党がビラまで配って子...全文を見る
○田村(憲)委員 そういう甘い認識で三党合意というものに臨んでいただくと、我々だってこんな質疑をする必要もなかったんです。党内がごたごた、うちももめる必要もなかったんですよ。ほら、だまされた、こういう話に我々の党内もなっているんですよ。ちゃんと認識をいただいて、これから、片方では...全文を見る
○田村(憲)委員 失礼しました、副大臣でございました。申しわけありませんでした。  副大臣、副大臣の上司である財務大臣が、要は、復興の財源は増税でやると言って、これから民主党代表選挙に臨むという話でありますけれども、復興債と赤字国債はそういう意味からすれば違うんですね。もし復興...全文を見る
○田村(憲)委員 もう時間ですので終わりますが、これは税外収入ではありません。削減をした中で出てくる、要するに余剰金みたいな話になるのでありましょうけれども、赤字国債を減らすか、それか、要するに残すかというのは、その部分は、あなた方財務省が主張している復興財源たる増税、これで償還...全文を見る
08月23日第177回国会 衆議院 本会議 第39号
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○田村憲久君 私は、自由民主党・無所属の会を代表して、平成二十三年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法案に対して討論を行います。(拍手)  まず、今回、特別措置法が成立した暁には、民主党の皆さんが後生大事に最後まで死守しようと画策していた子ども手当が、その名称や仕組み...全文を見る
09月26日第178回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○田村(憲)委員 自民党の田村です。  こうやって野田総理と質問、質疑ができる。民主党政権にかわりまして、もう二年ですか。これで三人目だということでございまして、一々かわった総理にまたマニフェストの話を聞かなきゃならない、嫌ですね、これ本当に。同じ総理なら大体わかるんです、この...全文を見る
○田村(憲)委員 安住大臣が就任直後テレビに出られて、震災、そして当時は十二号台風の後でございました、非常に理不尽なこういう災害に対してはしっかりと対応するんだ、こうやっておっしゃられた。ですから、我々は、ある意味、大震災と同じような対応を、災害の規模によってもそうでありますけれ...全文を見る
○田村(憲)委員 よろしくお願いをいたしたいと思います。  それでは、マニフェストについて議論をさせていただきたいというふうに思います。(パネルを示す)  今回挙げさせていただいたのは厚生労働関係だけなんですよ。それだけでも多くのマニフェストをお掲げいただき、それが実際問題守...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、私、マニフェストの話をしていますので。四年間でやるという話だったんですよね。もう二年来ました。もう来年度は違うということは決まりました。もしやるとすれば、再来年度にやらないと守れないという話になるんですね。再来年度までにやれるのか、それとも、それは無理だと...全文を見る
○田村(憲)委員 ですから、二〇〇九年のこの部分はマニフェストが実現できなかったということだと思います。つまり、三十一万二千円は無理だった、こういうふうに今おっしゃったということで理解しました。  さて、きょうの午前中いろいろな議論が出て、我々は納得し切れないなと思いました。 ...全文を見る
○田村(憲)委員 だから、支給するかどうかは決めていないんですよ。支給するとは書いていないんです、現金で。財政上の措置というのは、ほかにもいろいろなことをやれるんですね。例えば、保育料を免除するというのも一つかもわかりません。それも財政的措置でありましょう。  それから、税制的...全文を見る
○田村(憲)委員 それはおっしゃられなかったんですね、この部分は。所得控除の部分はおっしゃられておられません。税制上の措置を検討する方は言われましたよね。でも、この五番目の所得控除のことは何もおっしゃられなかった、言いたくないのかもわかりませんが。それはちゃんと記録に残っておりま...全文を見る
○田村(憲)委員 その中がまた問題で、要は、補助金だとかそういう部分には、人件費ですよね、踏み込みが甘かった、こう岡田先生はおっしゃられたんですね。しかし、公共事業はやったんです、それから、ある意味での埋蔵金もやった、こういうようなお話であったと思います。  問題は、公共事業を...全文を見る
○田村(憲)委員 そんなことは我々も言っていますので。言っていない政党ってないんじゃないですかね、多分。だから、そんな理念は、別に当たり前の話なんですよね。  それで、この十六・八兆円、素直にもう集められないというふうに今お認めになられたということでよろしゅうございますね。十六...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、これはあなたがやられた、決められた。  これは、きょう資料につけていますけれども、「俺がやらねば」とかいう日刊紙のあなたの特集ですね。これは、平成十七年八月十一日号。覚えがあられるかどうかわかりませんが、下の方の波線のところ、「民主党案は私がまとめた。三...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、だから十七兆円出せるということですよね。そういうことでしょう。そのときに、あなたは民主党の案をまとめたんでしょう。(発言する者あり)いや、まとめたのはあなたでしょう、これ。あなたが言っているんでしょう。  いや、これ、うそだと言うならいいですよ、うそだと...全文を見る
○田村(憲)委員 だから、こうやってあなたも、実際問題やれるということをあなた自身が責任者となってまとめてきたわけですよね。なのに、今できないと。これ自体がやはり私は、一体どういうことを今まで民主党がやってこられているんだろうと。  その方が財務大臣であり、そして、その方が今総...全文を見る
○田村(憲)委員 ということは、税収が戻ればマニフェストは全部実現できる、こういう話ですか。税収が戻ればマニフェストは全部実現できるという話ですか。今、そう聞こえましたよ。どうですか。
○田村(憲)委員 相変わらずマニフェストをあきらめていないという話でございましたので、話を進めていきたいのですが、こうやって、あなた方の言っていることが、実際問題、やっていることと違うというのは、はっきり言って信用問題にかかわる問題でありまして、実は、またぞろ出てきたんですよ、こ...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、すると、八月十一日、野田総理は誕生したんですね。そのころ、大変でしたけれどもね。そのころは、菅さんがやめる、やめないで大変でしたけれども、そのよくわけがわからないようなお話の資料なので、こちらがもしミスだったらそれはおわび申し上げますが、事の真相を調べて、...全文を見る
○田村(憲)委員 とにかく、お願いしますよ。こちらも前向きに議論できるところはやっていきたいと思っていますから、一々こうやって、何かあるたびにやられたのでは、こちらもやはり立ちどまらざるを得ない、迷惑な話です。よく気をつけていただきたいというふうに思います。  さて、年金の方に...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、具体的なものができていないから、我々は議論もできないからつくってくださいと言っているんでしょう。  保険料率は大体一五%ぐらいだということは書いてありますよ。しかし、所得代替率がどれぐらいになるかなんて書いていない。だから、さっぱりわからないんです。そう...全文を見る
○田村(憲)委員 私、驚いたのが、社会保障と税の一体改革を読んでいましたら、何と、逆に公的年金控除等の縮減も検討すると書いてあるんですよ。これは、大臣、知っていますか。マニフェストではもとへ戻すと書いておいて、社会保障と税の一体改革ではこれを縮減すると書いてあるんですよ。正反対の...全文を見る
○田村(憲)委員 検討してもらっちゃ困るんです。マニフェストで書いたものですよ、あなた方が。あなた方のマニフェストというのは、実行するものじゃなくて検討するものなんですかね。これからすると、マニフェストというのは性格が変わっちゃいますね。ちょっとひど過ぎるんじゃないですか。  ...全文を見る
○田村(憲)委員 もう予算がばんばん切られている。しかも、もう時間がないからこれはやりませんが、例の年金記録の紙台帳との全件照合、コンピューター記録との。これも、当初の予想でいけば六割ぐらい済んでいなきゃいけないんですね、今年度で。全然進んでいない。逆に三、四割ですよ、三、四割。...全文を見る
○田村(憲)委員 もう言っている場合じゃないので、これはもう来年度予算でやらなきゃいけないという話ですよ。そして今、処遇改善が行われたというふうにお褒めいただきましたが、それは、我々自公政権のときにやったことでございますので、そこもよく御理解をいただいて、もしこれが途中で途切れる...全文を見る
○田村(憲)委員 余り軽いことを言われると、大変なことになりますよ。まあ、総理にはあえて聞きませんけれどもね。  さあ、ほかにもいろいろあって困っちゃうんですが、大臣が、診療報酬を上げられるという話がございます。これはマニフェスト、絡んできています。皆さんのマニフェストでは、診...全文を見る
○田村(憲)委員 一%アップで九百億円でありますから、これもかなりのインパクトだと思います。  ただ、前回のような本当に〇・何%というようなのでは、実際、医療はよくなりませんので、しっかりここは対応いただきたいというふうに思います。  続きまして、たばこ税の話。  七百円に...全文を見る
○田村(憲)委員 健康を所管する厚労省が所管しちゃうと、もうたばこはやめなきゃいけないという話になりますよ、これ。もうたばこを売らないという話になりますよ。もしそれで売って何らかの病気になった場合には、訴えられますよ、今度。そこまで覚悟をしてそういうことをおっしゃっていただかない...全文を見る
○田村(憲)委員 そういうこともありますので、閣内でしっかりとまとめてください。  さらに幾つか質問があるんですが、出産一時金、これも、四十二万まで上げたんですけれども、五十五万円まで引き上げるとマニフェストに書いてあります。これはあきらめましたか、どうですか。上げるおつもりは...全文を見る
○田村(憲)委員 検討するというのが民主党のマニフェストだと、改めて今の御返答で感じさせていただきました。  もう時間が来ましたのでやめますが、総理、ドジョウ内閣というふうに言われました。相田さんの詩が好きで多分そんなことを言われたんだと思います。輿石さんに気を使ったというよう...全文を見る
○田村(憲)委員 ありがとうございました。
10月26日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第2号
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○田村(憲)委員 おはようございます。自由民主党の田村でございます。  大臣所信に対する質疑ということでございまして、約五十分間きょうはお時間をいただいておりますので、しっかりと質疑をさせていただきたいというふうに思いますが、まず、民主党の選挙のときのマニフェスト、障害者施策に...全文を見る
○田村(憲)委員 全体のところは我々と見解の相違があったんですけれども、つなぎ法で名実ともになったという意味では、我々も認識は同じであります。  八月三十日、障がい者制度改革推進会議総合福祉部会において、障害当事者の方々の思いの込められた提言が取りまとめられました。中を見ると、...全文を見る
○田村(憲)委員 ですから、改正後の自立支援法をベースに残された課題というものをしっかりと与野党で話し合ってやっていくということでいいんですよね。
○田村(憲)委員 なかなか自立支援法をベースにと言ってくれませんね。  全く新しいものをつくるというと、本当に大混乱が生まれますよ。もうあと二年ないんですよね、事実上、法律を出してくるには。全く違うものができちゃったら本当に障害者福祉は大混乱になるわけでありまして、そこは現実的...全文を見る
○田村(憲)委員 全く違うものが出てくれば、それはもう対立になりますよ。当たり前の話で、そんなことはちゃんと御認識をいただいてこれからお進めいただきたいと思います。これからも、しつこくこのことは我々は質問をしていきたいというふうに思います。民主党の中にもいろいろなお考えがあられる...全文を見る
○田村(憲)委員 辻副大臣、今、一回も出ていないという話でしたけれども、そもそもこれに加入されているんですか。
○田村(憲)委員 厚生労働省の三役の方々はどなたも参加していないということはよくわかりましたが、そもそも、大臣、今もお話があったんですけれども、TPPの問題は医療界、労働界、いろいろなところが、厚生労働省にかかわる部分で、それから食品の流通もそうでありましょう、心配をしております...全文を見る
○田村(憲)委員 そもそも、民主党のマニフェストにTPPなんということは書いていなかったんですよね。全く意識がなかった。アメリカとのFTAというのはいろいろな議論はありました。  TPPの問題というのは、大きく言えばアメリカとどうするかという問題が一番のポイントだというふうに私...全文を見る
○田村(憲)委員 先ほども言いましたけれども、もう既に、九カ国のうちのほとんどとは、日本はFTA、EPAを結んだり、バイで議論をしているんですね。ですから、ある意味、これからヨーロッパ、これはTPPに入っていませんけれども、EUとも自由貿易に関していろいろな議論、協定に向かって動...全文を見る
○田村(憲)委員 民主党的な性格といいますか、行き当たりばったりで急にこうやって飛びつくものですから、TPPに。以前からずっと議論をしていれば、多分もっと早く、交渉の中身はどういうものがあるか、参加することもあったのかもわかりませんが、今となっては完全に出おくれだ。こんな中で入っ...全文を見る
○田村(憲)委員 冒頭申し上げれば、あれだけ何度も何度も、他の民主党の国会議員の方々、もしくは民主党の広報の中でこういうことを指摘されて、時の幹事長だとかいろいろな方が申しわけないと謝られて、そんな中で、所管する大臣が、身内のパーティーだったのかどうかわかりませんけれども、そこで...全文を見る
○田村(憲)委員 それは詭弁で、児童手当だって、子供の健全な育成、それを一義的に家族が見る、そしてそれに支援するという話でありますから、子供の要するに健全な育成という意味ではそれは同じなんですよ。だから、どこが違うんですかね。直接子供にお金を上げるというならわかりますが、実際、直...全文を見る
○田村(憲)委員 要は、子供に焦点を当てるとすれば、多分、親はお金持ち、そうじゃない家庭はあるだろうけれども、子供は金持ちだとか金持ちじゃないなんということはないですよね、収入がないんだから。だから、どんなお金持ちにも子ども手当を一律配ろう、同じ金額、こういう理念だったんだろうな...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、その新しいのをどういうふうな理念のもとに設計するかなんて話はこれからの話ですから。  今までの民主党の子ども手当の理念という意味からすれば、言われたように、親じゃなくて子供だから、親は収入はあるけれども子供は収入がないから、お金持ちの子供であろうがそうじ...全文を見る
○田村(憲)委員 社会全体で子供を育てる、それは児童手当だって基本的には税金でやっているわけですから、税でやっているということは社会全体で児童手当を配っているわけですよ。こんなのは当たり前の話で、そんなことを声を荒げて言われてもぴんとこないですよね。  だから、皆さんの考え方の...全文を見る
○田村(憲)委員 本当に選挙のときとは大分言うことが変わっちゃったなと。  何か今の話だと、児童手当を拡充すればよかっただけの話であって、わざわざ鳴り物入りで、子ども手当は児童手当と違うんです、こんなに民主党は子供のことを考えているんですと言った割には、最後に行き着いたところは...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、それはひどいですよ。みんな五十五万円まで出産一時金が上がるというふうに認識していますよ。  実際問題、私が予算委員会でこの質問をやって大臣があの答弁をした後に、産婦人科医の先生方からも、いや、あれはおかしいよ、五十五万円まで一時金を上げると書いてあったじ...全文を見る
○田村(憲)委員 そのときからそういうような方針だったんだと言われると、もうこれ以上我々は何も言えなくなっちゃうんですが、しかし、少なくともこれは国民の皆さんにしっかりおわびをしていただかなきゃならぬ。非常に紛らわしい。意図的だったかどうかわかりません。つまり、錯誤を生じさせるよ...全文を見る
○田村(憲)委員 今、賃金の上昇率という話がございました。確かに賃金が上がっておりませんから、保険料の総収入というものは再計算上の予想よりも少ない。失業率も高いというのがあります。しかし一方で、現行の賃金が上がっていない、もしくは下がっているという現状は、逆に言えば、その方が将来...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、だから、年金というのは百年設計してあるんだから長期に決まっているじゃないですか。  私がお聞きしているのは、すると大臣の認識は、坂口大臣のときに設計した現行の年金制度、これは破綻はしていない、あのときに目指した百年安心という方向性は維持されているんだとい...全文を見る
○田村(憲)委員 もっと平たく言います。  財政的に今の年金が破綻する、そういうふうな認識、可能性が高いという認識をお持ちなんですか。それとも、今の現行年金制度は、財政が破綻するというふうには今のところ認識していないんですか。
○田村(憲)委員 それでは具体的にお聞きしますが、大臣、高齢化がどんどん進んでいって、平均寿命等々が延びていく、予想以上に。そうなった場合に、今の年金制度において、どこに問題が生じてくるんですか。どの部分が問題が起こるんですか。
○田村(憲)委員 マクロ経済スライドはかかっていくんです、自動的に。物価が上がれば発動されていくようになっているんです。それが初め計画したよりも後ろに延びていくだけの話であって、制度としては持続可能なんです。そして、例えば高齢化がどんどん進んで平均寿命が予測以上に延びていったとし...全文を見る
○田村(憲)委員 本当に、民主党の年金案というものが本来あれば、こういうものは全部解消というか、あなた方は違う制度をつくるんですから、いろいろなことを言って、中身がどうのこうの、わからないままに答弁されるということは起こらなかったんだと思うんですよ。私は、やはり民主党の年金制度を...全文を見る
○田村(憲)委員 だから、大臣が認識のもとで二・五%の物価スライドのたまりを三年間ぐらいで解消するということも検討しているということでいいんですね。もうそこで首を縦に振っていただければいいです。
○田村(憲)委員 もういいです。では、大臣が知らなかったことですか、これは。二・五%、これを検討するということは大臣の認識のもとで検討しているわけでしょう。そうですね。それをお聞きしているんですよ。  とにかく、前回の選挙のときに、お年寄りいじめ、お年寄りいじめと自民党は言われ...全文を見る
○田村(憲)委員 では、大臣、年金は大丈夫だから、六十八—七十に支給開始年齢を引き上げるというのは、厚生労働省としてはこれは反対だという認識でよろしいですね。
○田村(憲)委員 だから、年金は長期的なものですから、中長期的に上げると言えばそれは同義語になっちゃうんですよ。よく御理解いただいていますかね。百年のタームで考えていますので、二百年後に六十八に上げるという話じゃないでしょう。百年以内に上げるという話を今しているわけでしょう。 ...全文を見る
○田村(憲)委員 本当にお年寄りに厳しいことばかりでして、例の医療に関しては百円の定額負担なんというものも出てきていますよね。  しかし一方で、公的年金控除を縮小、これはこの間、予算委員会で言いました。本来は公的年金控除、老年者控除、これを自民党が縮減したのを戻して減税するとい...全文を見る
○田村(憲)委員 もう時間で終わりますけれども、とにかく政治主導なんですから、どこかの審議会だとかいろいろなところで何か答申案が出てきて、それと民主党の考え方が全然違うなんということだけは、これからはおやめいただきますようにお願い申し上げて、私の質問を終了いたします。
11月30日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○田村(憲)委員 大臣、お疲れさまでございます。大分お疲れのようでございますけれども、私が最後の質問者でございますから、五十分なんですが、半までには終われというきつい命令もあるようでございます。なるべく半までに終わるように頑張ってまいりたいというふうに思います。  まず、きょう...全文を見る
○田村(憲)委員 ですから、プラス・マイナス・ゼロになると、プラスのところが出てくれば、マイナスの区分のところが出てくるわけですよね。マイナスの区分のところが出てくれば、そこが十分に今、賃金に比して余りあるほどの報酬であればそれはそれでいいんでしょうけれども、余りあるような状況で...全文を見る
○田村(憲)委員 最後に目配りしますと言われましたので、そこは信用したいと思いますから、しっかりとした結論を出していただきたいと思います。  今、診療報酬の話をされました。  これは十一月の二十六日の新聞で、大臣が、今まで診療報酬は少しでもプラスにと言ってきたわけでありますけ...全文を見る
○田村(憲)委員 言っていることが変わっているんですけれども。今のお話だと、何かゼロをもう容認している、マイナスにならなきゃいいというように聞こえましたよ、私には。  同時に、先ほど言った、ここで、新聞の報道ですから、これを全面的に信用するつもりはないから大臣にお聞きしているん...全文を見る
○田村(憲)委員 だから、ゼロになりにくいとは言わなかったんですね。これはゼロになりにくいということは、ゼロを目指しているということですからね。これは言っていないということですね。こういうような発言はされていないんですね、記者会見で。
○田村(憲)委員 不適切です。  ゼロというのは〇・幾つというプラスじゃないんです。ゼロの発見というのは数学的には非常に意味があったんですよね。  では、これは大臣が発言の仕方を間違えたというふうに私は認識をいたします。プラスをあくまでも目指すということでいいんですね。(小宮...全文を見る
○田村(憲)委員 大臣、何かつなぎの国債に限定されましたけれども、これは、つなぎの国債しかないという、年金債というような書き方、名前で最近新聞を躍らせていますけれども、そういうことでいいんですか。これしかないということでいいんですか。
○田村(憲)委員 すると、仮にあなた方が昔言っていた埋蔵金なるものが見つかっても、これには充てられないということなんですか。無駄を見つけても充てられないということなんですか。
○田村(憲)委員 二・五兆集まらないというのは、あなた方がマニフェストで言ってきた、埋蔵金は毎年数兆円出てくるというのが間違いだったということをお認めになられたということで、それはそれで、評価はしないけれども、素直にみずからのうそを認めたんだなということで我々は認識はしますが、二...全文を見る
○田村(憲)委員 局長、充てられるんですか、今大臣、全く充てられないということはないと言っていたけれども。この条文の読み方で、埋蔵金はこれに充てられるんですか、局長。
○田村(憲)委員 いや、充てることができるんですかというの、この条文で。  局長、埋蔵金を充てることはできるんですか、この条文で。
○田村(憲)委員 いや、埋蔵金は充てられるのかどうか。充てるかどうかじゃなくて、この条文で充てることができるのかどうかということ、それを聞いているの、局長。埋蔵金が仮に出てきたときに、充ててもいいというような財政的な余裕があって、これを年金の二分の一引き上げの財源にこの条文で充て...全文を見る
○田村(憲)委員 自民党の部会でも充てられないという御答弁をいただいていますし、財務省からもそういう話を聞いているんですよ。だから、これはもう、読んでいただければそのままでございますので。充てられないんです、埋蔵金が出てきても、この書き方だと。だから我々は問題視しているんですね。...全文を見る
○田村(憲)委員 入っているのは何年償還ですか。ちゃんと入れているんでしょう。このつなぎの部分は、何年償還の、国債発行する、その財源が入っているんですか、その五%の部分の中に。では、何年償還かがなかったら、そんなの入れられないじゃないですか、毎年毎年五%の中なんだから。  だれ...全文を見る
○田村(憲)委員 腰だめの数字よりもひどいね、それは。そんないいかげんなことでよくこの五%を緻密な計算だとか、そんな話ができてくるのか私はよくわからないけれども、非常に無責任な税と社会保障の一体改革というものを六月に出されて、閣議決定もできずに閣議了解ですか、したということがよく...全文を見る
○田村(憲)委員 いやいや、確定債務の話の後ですから、社会保障全体じゃないですよね。これは年金の確定債務、言うなれば過去債務と言った方がいいのかもわかりません。今、年金をやめた場合に、積立金と差っ引いたらどれだけ足らないかという話なんでしょう。これを言った後にそう言われたというこ...全文を見る
○田村(憲)委員 だから年金は、では破綻とまでは言わないでおきますが、危ないというふうにおっしゃったという認識でいいんですね。(五十嵐副大臣「いや、危ないとは言っていませんよ」と呼ぶ)いや、そう言われていましたよ。テレビを見ているんだから、みんな。  では、副大臣、年金が破綻す...全文を見る
○田村(憲)委員 今、年金の計算が合わなくなるという話がありました。  大臣、年金の計算が合わなくなるというのはどういうときのことをいうんですか。どういう状況になったら年金の計算が合わなくなるという話になるんですか。
○田村(憲)委員 では、副大臣、年金の計算が合わなくなるというのは、どういう状況になったときに合わなくなるというんですか。
○田村(憲)委員 今の年金制度の中において、そういう状況が発生するのはどういうときでありましょうか。
○田村(憲)委員 ということは、国が二分の一の基礎年金がもう払えなくなっちゃうというときが、計算が合わなくなるという認識なんですか。
○田村(憲)委員 いやいや、年金制度を含めた社会保障じゃないですよ。年金の話をしていて、年金の計算が合わなくなるというのに対して、副大臣は、国が金が払えなくなったときだみたいなことを言われたから。  しかし、国が金を払うのは、共済はありますよ、国家公務員共済や地共済はあるにして...全文を見る
○田村(憲)委員 年金が破綻と言われる状況はどういう状況かと申しますと、基本的には、マクロ経済スライドがかかりますから、破綻しないんです。スライドがかかる期間がずっと延びるだけなんです。  ただ、一点問題があります。それは何か。所得代替率、今現行、一世帯十五万八千円かな、一人で...全文を見る
○田村(憲)委員 わかってもらっていないですね。賃金が下がっても大丈夫なんですよ、基本的には。問題なのは、デフレが続くと、これから年金を来年度から三年間かけて二・五%引き下げるということを大臣は覚悟されたようでありますが、これはなぜやらなきゃいけないかというと、問題が一つあるんで...全文を見る
○田村(憲)委員 そんなことを言い出したらもう切りがないじゃないですか。それは、いつ何が起こるかわからないからといったら、それはそうですよ。それはもう、もしかしたら、大変な感染症がはやって、国民の方々ががさっと人口が減っちゃう可能性だってないとは言えない。  そんなことまで言い...全文を見る
○田村(憲)委員 お教えしますと、六十八—七十まで働ける環境がつくれて、そして六十八—七十まで年金の支給開始年齢を引き上げる、しかも、今の年金制度の中でちゃんと所得代替率五〇%が守れるという環境が続いていけば、何が起こるかというと、年金財政がよくなって、所得代替率が上がるんですよ...全文を見る
○田村(憲)委員 その七兆円もまた間違いで、平成二十一年に再計算していますから、かなりそれも埋めた上で計算し直しているんですよ。だからもうちょっと正確なことを言ってくださいよ、副大臣。新聞で書いてあるようなことをそのまま言っちゃだめなんです。  そういうことでありまして、非常に...全文を見る
○田村(憲)委員 それでは、子ども手当でもないし、子ども手当でもないしと言うと、また小宮山大臣が、そこまでははっきり言っていないわよと思われるかもわかりませんが、子ども手当でもないし、それから、その子供に対する手当なるものを増額するという意味でもなかったんだという認識でいいですね...全文を見る
○田村(憲)委員 否定していただきましたので納得をしたいと思います。  大臣、物価スライドのたまり分二・五%を来年の四月から三年かけて引き下げるということを、この間、民主党の事業仕分けですか、提言型政策仕分けですか、ここでそういう話をおっしゃられたということでありますが、これは...全文を見る
○田村(憲)委員 これが本当に懸案課題で、二・五たまっちゃったというのは制度の中の不備だったと思います。本来、もうちょっとちゃんと目配りした制度をつくっていれば〇・八のままとまっていたので、これがその後、一・七物価下落したんですけれども、発動できないんです、一・七分、発動できない...全文を見る
○田村(憲)委員 そういう意味なんですけれども、本来は年金生活者の方々の生活の安定のためにあるんですよね。物価が上がったときには年金の支給額も上がって、それで何とか生活の質を維持する。だから、デフレなんて当時想定していませんから、下がったときには下げても大丈夫だろうという話なんで...全文を見る
○田村(憲)委員 いやいや、基準年度がいつかわからないですけれども、それから物価は下がっているんですよ。物価スライドをかけないの。物価スライドをかけないという話になれば、あなた方はこれからそれを目指すんでしょう、それならば今もう下げる必要はやはりないじゃないか。我々の制度において...全文を見る
○田村(憲)委員 多分、そんな意識がなかったんだと思いますよ。でも、まじめに考えれば、やはり物価スライドをかけていかなきゃいけないんです。あの七万円は七万円で根拠があったはずなんですよ、当時、あなた方がつくったときに。それは生活と絡めて、あったはずなんです、国民生活と絡めて。なら...全文を見る
12月07日第179回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○田村(憲)委員 ただいま議題となりました労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の就業条件の整備等に関する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  修正の趣...全文を見る
○田村(憲)委員 ただいまの委員の御質問でございますけれども、今回のこの例外として、雇用機会の確保が特に困難と認められる場合として政令で定める場合というものを日雇い派遣の禁止の例外として規定をいたしております。  現場でいろいろとお話を聞きますと、非常にニーズが多い中で、原案で...全文を見る
○田村(憲)委員 今委員がおっしゃりましたとおり、今回の労働契約申し込みみなし規定については、新たな規制を派遣先事業主に適用するということでございまして、そういうことから、特に期間制限を超えて派遣を受け入れた場合、これは例えば、今専門二十六業務のお話をされましたけれども、本人とい...全文を見る
○田村(憲)委員 古屋委員から二問御質問をいただきました。  まず、日雇い派遣の禁止対象、これを三十日以内の派遣とした理由でございますけれども、これは、派遣元事業主が労働者に対して適切な雇用管理責任を果たすべき範囲としては、雇用保険の適用基準である三十一日以上ということを一つの...全文を見る
○田村(憲)委員 労働契約申し込みみなし規定、新たな規制であるわけでありまして、これに関しては、今委員がおっしゃられましたとおり、これは派遣先にかかってくる、そういうものでございますので、派遣先も派遣元もこれは大変危惧をしておる部分であります。特に、不意打ちで、急にだめだからとい...全文を見る
○田村(憲)委員 委員の御質問、ずっと先ほどから聞いておりました。  日本の国の今の経済状況、これは、今といいますか、ここ十年、二十年の状況なんだろうと思います。それから、それに合わせた労働雇用環境というもの。さらに申し上げれば、非正規という概念は、当然、派遣だけではないわけで...全文を見る
○田村(憲)委員 二カ月を一カ月、一カ月といいますか三十日以内というふうにしたわけでありますが、この理由というのは、先ほど古屋委員に対して御答弁をさせていただきました。  そうすると、その間のところが、いろいろな意味で、社会保険等々を含めて問題が出てくるのではないのかというお話...全文を見る
○田村(憲)委員 先ほども違う観点から阿部委員の方にお答えをさせていただいたんですけれども、これは、原則禁止であるという原案の製造業派遣それから登録型派遣というものを、そうじゃなく削除というようにしましたので、そういう意味では、今現行、そこで、この原案が通れば働けなくなる方々、こ...全文を見る
○田村(憲)委員 三党協議をしている中でこういう修正をしてここに出させていただいている中で、非常に答えにくい御質問なんですけれども、出し直すという考え方は一つあるとは思います。しかし、先ほど申し上げたとおり、今の衆議院の状況がそういう状況ではございません。ですから、そのようなこと...全文を見る
○田村(憲)委員 今回の提案者田村としての考え方を申し上げますけれども、そもそも製造業派遣、登録型派遣の禁止というものに対して大変な危惧を持っておったものでありますから、今回の修正をしたわけであります。  そういう立場からすれば、速やかな検討を行うということの中において、これが...全文を見る
○田村(憲)委員 先ほどもお答えをしたんですけれども、このみなし制度というものは、派遣先に大変厳しい規制になるわけであります。  そういう意味で、まだ十分にその運用も含めて周知がされていない中において、例えば、急に抜き打ちでこれを適用されますと、ただでさえ、先ほど来委員もおっし...全文を見る
○田村(憲)委員 私が思っているかという御質問でしたので、私の感想といいますか考えを申し上げますけれども、この労働契約申し込みみなし規定というのは、やはり、採用の自由でありますとか、また労働契約の合意原則からいたしましても、ちょっと問題があるのではないかという意見も多くあります。...全文を見る