田村憲久

たむらのりひさ

小選挙区(三重県第一区)選出
自由民主党
当選回数9回

田村憲久の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月01日第180回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○田村(憲)委員 自由民主党の田村憲久でございます。  野田総理とは四カ月ぶりですか、ここで議論をさせていただくのは。横には岡田副総理がこのたび御就任ということで、ついこの間までここで私の質問をやじられておられましたけれども、きょうはやじれませんので、ちょっと安心をしながら質問...全文を見る
○田村(憲)委員 ありがとうございます。  委員長は偉いですから、ちゃんと聞いてくださいよ。  それで、質問に入りますけれども、例えば、今回、消費税、これに対する世論の状況は今どうかといいますと、消費税増税反対の方が圧倒的に多くなってまいりました。これは、各社の世論調査を見ま...全文を見る
○田村(憲)委員 議論をするのと法律を出すのは違います。全く違います。全く認識がおかしい。法律を出して、特に与党でありますから、政府・与党が法律を出すということは、それが通るということが前提であります。もちろん、今は参議院と衆議院のねじれがありますから、そう簡単には通りませんが。...全文を見る
○田村(憲)委員 何か戻るみたいな話が今出てきましたね。戻るか戻らないかはわからないというお話だということは、戻る可能性もあると。  すると、二〇一四年の三月に戻って、四月から消費税が上がるなんという話になるんですよ。これ、そういうことでいいんですか。戻る可能性があるということ...全文を見る
○田村(憲)委員 これは、消費税を上げるという中において、やはり無駄を削減しなきゃいけない。これは総理もおっしゃっておられる話じゃないですか。その中に、この国家公務員の話も入ってきているわけでありますから、今、いや、内閣の思いとして、そのときに決めるけれども、決定はするけれども、...全文を見る
○田村(憲)委員 消費税を上げようというのは、あなた方政府なんですよ。その政府が、国民の皆さんに理解を求めるために、今総理がおっしゃったとおり、こういうようないろいろな無駄というか、本来削減できるものを削減しましょう、これをやらないと国民の皆さんは納得しませんねという流れの中での...全文を見る
○田村(憲)委員 何かそれぞれ与野党の協議が言いわけに使われているみたいで、私はどうも納得できませんし、そういうおっしゃり方は、何か私はけんかを売られているみたいで、非常に不愉快な気持ちがいたします。余り、副総理のようなお立場の高い方が、一議員に対して、そういう言われ方はされない...全文を見る
○田村(憲)委員 そこが全く見えてこないから、我々は心配なんです。  実は、よく言われるんですが、この二十年間ぐらい、国民所得はふえておりません。大体三百五十兆円ぐらいでとまっちゃっている。国内総生産、GDPも、大体、名目四百七十兆円強ぐらいでとまっている。とまっているというか...全文を見る
○田村(憲)委員 幾ら経済産業政策をやっても、金融財政政策をうまくやらないとデフレはとまりませんから。  幾ら絵を描いたって、真っ黒なキャンバスに絵を描いても見えないんです。一回白にしなきゃいけない。そのためには、金融政策が非常に重要なんですよ。そこの視点が抜けている。もっと日...全文を見る
○田村(憲)委員 やはり六・一兆円というお約束は、どうもここでは出せるという自信はないようでございまして、かかるものはかかる、削減する部分は削減する、そういうようなお答えでしかなかった。マニフェストをつくったときのような鼻息の荒い状況ではないということはよく確認させていただきまし...全文を見る
○田村(憲)委員 そのものかどうかはわからないけれども、内容はそうだということですね。今、首を縦に振っていただきました。まさにこれは、内容は皆さんが試算をしたものだということでございます。(発言する者あり)いや、民主党が、党が命令をされて……(発言する者あり)では、誰ですか。誰が...全文を見る
○田村(憲)委員 民主党の調査会というのは民主党じゃないんですか。私、初めて聞いた。自民党は、大体、調査会というのは自民党なんですよね。民主党の調査会というのは、民主党じゃなかったら何党ですか。国民新党ということですか。
○田村(憲)委員 いや、だから、私はそんな、党として決定したなんて言ってないじゃないですか。皆さん、民主党が試算させた資料でしょうと私は言ったんですよ。だから、そうでしょう、民主党の調査会が試算をさせた資料がこれなんでしょう。  だから、私の言ったとおりでよろしいんですよね。皆...全文を見る
○田村(憲)委員 もうこんなことで議論したくないんですが、民主党の調査会が試算させたということは、民主党の責任においてやっているんじゃないんですか。それは個々の議員の話なんですか、そうしたら。わざわざ民主党と入っているんですよ、これ。  まあ、こんなくだらないことで議論をしてい...全文を見る
○田村(憲)委員 それでも四・七%は余計にかかるんですからね。そういうことでしょう。だから、それも含めてこの資料は書いてありますので、そういう意味では、国民の皆さんはわかっていただいたと思います。  一方で、これもよく今マスメディアに出ている表でありますけれども、これを見ていた...全文を見る
○田村(憲)委員 済みません、間違えておりました。確かに、おっしゃられるとおり、これは先ほどの4のところでございます。  それから、これは正確に言うと二〇六五年度の表でございますので、今すぐにという話ではございませんから、それも御説明をさせていただき、さらに、二〇〇〇年生まれの...全文を見る
○田村(憲)委員 だから国民の皆さんが怒るんですよ。  皆さん、前回の選挙のときには、もう、一年後でも二年後でも、今私がもらっている年金が七万円になるんだと思われている方がたくさんおられたんです。それは国民の皆さんに聞いてみてください。私、地元に帰って聞くと、私は自民党の田村さ...全文を見る
○田村(憲)委員 あえて申し上げれば、民主党の調査会がいろいろと推計した、今回出てきたこの資料というのは、実は七万円の最低保障年金ではなかった。満額もらえるのは四十年後ですからね。その満額もらえるときには七万円の賃金価値はなかったということがこれで判明をいたしました。何かあります...全文を見る
○田村(憲)委員 古川大臣、私、正直言って、二、三年前に民主党がこの新しい民主党の最低保障年金案というものをつくったというんなら、やると言ったんなら、こんなことを言わないんですよ。あなた方は平成十六年に法案を出したんですよ。何年たっているんですか。全くもって試算も何もしない。やっ...全文を見る
○田村(憲)委員 あなた方が野党のときならそれでいいですよ。与党になって案も出さずに何を言っているんだ。普通は、こういう案があるから議論しましょうということでしょう。  我々は当時、今の現行案を持っていた。そして、どこが悪いんだという議論をしようという話で、若干はやりましたよ、...全文を見る
○田村(憲)委員 ですから、社会保障と税の一体改革といって、今の制度のままでいくのなら、例えば今回、物価スライド、今までたまった分二・五%、これを三年間かけて引き下げよう、そういう法案が出てくるとお聞きしていますけれども、皆さんでいけば、七万円まで本来最低保障年金は上がるんですか...全文を見る
○田村(憲)委員 というようなことは試算には見込んでいない。だから、社会保障制度と税の一体改革といいながら、全くもって稚拙なものをこうやって素案として出されて、これでどうやってやるんですかというのが我々の気持ちであるということです。ぜひとも、ちゃんとしたものをつくってくださいよ。...全文を見る
02月22日第180回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○田村(憲)委員 自民党の田村でございます。  この予算委員会、二度目の登場でございますので、きょうも実のある審議をさせていただければありがたいなというふうに思います。  社会保障と税の一体改革、この大綱を閣議決定されたということでありますけれども、総理、本当に御苦労をされて...全文を見る
○田村(憲)委員 すると、仮に現在の経済状況下と同じような状況でも消費税引き上げを実施するというふうに理解していいんですか。
○田村(憲)委員 これは、経済状況の好転についてはと書いてあるんですね。好転ということは、よく転ぶと書くんですよ、よろしく転ぶんですよ。そうしたら、これは好転じゃないじゃないですか。つまり、今はデフレ状況下なんですよ。デフレを脱却して消費税を上げるんだと、よく総理はおっしゃられま...全文を見る
○田村(憲)委員 そうしたら、先般の日銀の、物価、インフレの目指すところ、目途というもの、この一%というものは、これは余り意味がないという話なんでしょうか。何のために目指すんですか。
○田村(憲)委員 ということは、一%に消費者物価上昇率が上がらなくても、消費税を上げることはあり得るというふうな認識でいいんですね。
○田村(憲)委員 そういうことを認識としてお持ちだということはわかりました。  すると、名目経済成長率、これも一%を超えなくてもいいということでしょうか。つまり、水面下であったとしても消費税を上げるおつもりでありましょうか。
○田村(憲)委員 我々は、そのときには消費税を上げなかったわけでありまして、まあ上げられないという判断もあったんだと思います。やはり、名目経済成長率が低いときに消費税を上げればどうなるかというのは、これは私は火を見るより明らかだというふうに思っております。  そもそも一%の、大...全文を見る
○田村(憲)委員 上方バイアスというのは、要は、CPIの性質上、そもそも指数が、固定基準ラスパイレス指数という指数を使っているんですね。継続して物価が下落しますと、その物品、下がっているものの下落というのが全体の中で割合が低くなっちゃうものですから、高目にCPIが出るんですね。 ...全文を見る
○田村(憲)委員 わからないならわからないでいいです。わからないからけしからぬといって、とめるつもりはありませんから。  〇・六%あったんですよ。ということは、一%を目指すということは、実は改定期で〇・六引くと〇・四しか物価は上がっていなかったという話になるんですね。だから我々...全文を見る
○田村(憲)委員 だから、総合的にどれぐらいのレンジでということを示していただかないと、それは、だって、何か指標は余りよくないけれども、この指標だけはいいから私は上げたんだというのは困るんですよ。  消費税というものは、国民の納税、つまり義務に負うところが大変大きいわけでありま...全文を見る
○田村(憲)委員 とにかく消費税が上げられる環境ぐらいまで経済をよくできなければ、これは上げられないので。それはあなた方の責任ですからね、今。内閣を背負っておられるわけでありますから。これからちゃんと我々はウオッチしていきたいというふうに思っております。  そもそも、我々がなぜ...全文を見る
○田村(憲)委員 政権をとられる前から人口構成が急激に変わってきているのもわかっていますから、本当はその前に消費税を上げなきゃならぬということには気づいていただきたかったなと。民主党政権になってから急激に少子化が進んだわけでも何でもないんですよね。逆によくなってきているんです、今...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、それは当初の話であって、これから高齢化が進んでいくともっとかかってくるわけでしょう、そういう費用が。やがて一千億円も超えてくるわけですよ。本来、そういうものが今回の社会保障と税の一体改革の中で盛り込まれてこないことに、やはり我々は、本当に持続可能な社会保障...全文を見る
○田村(憲)委員 それを出していただくようにお願いをいたしたいと思います。大臣、いいですね、出していただけますね。
○田村(憲)委員 いや、一定の仮定を置いて出しますと岡田大臣がおっしゃったんですよ、この間。議事録ありますよ、加藤さんの質問に対して。そうやってあなたはお答えになられたんですよ。一定の試算を置いたらそれは示せますよ、出しますとあなたがおっしゃったんですよ。
○田村(憲)委員 いろいろな社会保険の制度に関して保険料がどうなるか、それから、いろいろな流れがどうなるかというものを示してくださいと。当然、介護保険も入っていますよ、社会保険だから。当たり前じゃないですか。それを一定の試算を置いて答えるとあなたがおっしゃったんですよ。
○田村(憲)委員 結局はまた隠蔽をされる、出さない。試算して出せばいい話でありますから、一定の条件を置いて出せばいいんですよ。それを出さない。これは介護保険料が、介護に限ればですよ、余りにも上がっちゃうから出せないというふうに言っているのと同じですよ。  事実、小宮山大臣、GD...全文を見る
○田村(憲)委員 まあ、そんなに大きく変わらないという話ですから、保険料は倍近く上がるという話なんですよ。すると、今四千円ちょっと、今度四月に入ると五千円を超えますけれども、これが八千円を超えていくという話になるんです。二〇二五年ですよ。十年ちょっとですよ。これは持続可能な保険制...全文を見る
○田村(憲)委員 医療の話をしているんじゃない、介護の話をしているんですよ。医療は在宅に行くって、下手に在宅に行ったら介護が必要になってくるから、介護はもっと費用がかかるじゃないですか。何を言っているかよくわからないんですが。  要は何を言いたいかといいますと、介護保険の制度設...全文を見る
○田村(憲)委員 それが示されていないのに、何でこういう話になるのか。  障害福祉もそうですよ。総合福祉法というものをあなた方は今国会で出すと言われた、自立支援法を廃止して。当然、中身は変わりますよ。それから、所得保障という話も出てくるんでしょう。つまり、障害者の年金の引き上げ...全文を見る
○田村(憲)委員 不誠実ですね。党でやるということは、でき上がったものは議員立法で出されるんですね。閣法で出さないんですね。党でお決めになられるということは、議員立法で出される。  普通は、党と政府が一体となって物をつくるんです。しかも、こういう場合には、必ず社会保障審議会年金...全文を見る
○田村(憲)委員 いやいや、普通は党と政府で考えるんでしょう。それはもう党に任せてある、丸投げだから、私たちは知らないよなんという無責任な話でいいんですか。こういうような年金制度というのは制度設計から精緻につくっていかないと、途中で変えられないんですよ。だから、初めから党と政府が...全文を見る
○田村(憲)委員 もともと、党と政府は一体だというのがあなた方の考え方だったんじゃないですか、鳩山内閣のときに。そうでしょう。だから、いろいろな工夫をして、政務官が、部門会長か、まあ部会長ですよね、これを兼ねようなんという発想も初めあったわけじゃないですか。もともと党と政府は一体...全文を見る
○田村(憲)委員 世間の人はみんなおかしいというふうに思っていると思いますが、この話ばかりしていてもなんなので話をかえますけれども、前回のときにも出しました、民主党の例の試算の案でございます。(パネルを示す)  この4案というものが最もまともな、ただし七・一%余計に消費税が将来...全文を見る
○田村(憲)委員 今やっているんです、こうやって。非常にわかりやすいと思いますけれども。  民主党の年金制度というのは最低保障年金で支えられている部分がある。きょうも、鴨下委員の質問に対して岡田大臣が、言うなれば、将来に向かってこれは持続可能なのかどうなのか、そしてまた払った保...全文を見る
○田村(憲)委員 もっと悪いじゃないですか、そうしたら。そうしたら、もっと低所得者の人たちがもうそうなっちゃうという話じゃないですか。(小宮山国務大臣「違う違う。これの二倍だから」と呼ぶ)いや、そういう話でしょう、今の二分二乗の話だと。
○田村(憲)委員 だから、夫婦でいえば五百二十万でしょう。五百二十万の家庭からこれはずっと減っていくわけでしょう。五百二十万、普通ですよ、夫婦で働いておられれば、今。(小宮山国務大臣「普通になったら……」と呼ぶ)いやいや、普通以下かもわからないですね、それは今。だから、そういう意...全文を見る
○田村(憲)委員 済みません、委員長。  はっきり言いまして、これじゃかなりの普通世帯の方々が今より目減りするということをこれは示されているんですよ。  それで、前も私、問題意識として提起しましたけれども、きょう、岡田大臣が先ほど大変なことをおっしゃられたんです。それは何かと...全文を見る
○田村(憲)委員 すると、七万円の最低保障年金というお約束が、二〇六五年には五万八千円になっちゃうということでいいんですか。  私、前回、四十年後しか満額もらえる人はいないということをお聞きしました。ということは、七万円というのは、今仮に全部もらえれば、もらえる人はいないんです...全文を見る
○田村(憲)委員 実質価値は五万八千円ということなんですね。しかも、先ほど来言っておりますとおり、四十年後しか満額もらえる人は生まれない、そのときの実質的な価値は六万円弱になっちゃう、それで七万円の最低保障年金を保障するとあなた方はおっしゃってきた。これは詐欺としか私は言いようが...全文を見る
○田村(憲)委員 どっちにしても割り戻しをこれより割り戻さないともたないというのは先ほど岡田大臣がおっしゃられましたから、マクロ経済スライドとは言わないけれども、何らかの減額率を掛けなければ年金はやはり均衡しないんだというようなことをおっしゃっておられましたので、五万八千円かどう...全文を見る
○田村(憲)委員 真面目な議論をしてください。  我々は所得代替率五〇%を守ると言っているんです。守れなくなったときには、それは守れませんでしたと言って頭を下げて改正しなきゃいけないんだと思うんですよ。  でも、あなた方は、七万円と言っていて、もとから出てきた試算が五万八千円...全文を見る
○田村(憲)委員 では、最後にお答えだけいただいて、終了します。
03月14日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
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○田村(憲)委員 おはようございます。自由民主党の田村でございます。  雇用保険法の改正ということでございまして、現下の雇用情勢、経済情勢を鑑みたときに、今回の改正は延長物でございますから、とりたてて反対するつもりもございませんので、早々から、賛成に向かってきょうは議論をさせて...全文を見る
○田村(憲)委員 今回の延長でどのような成果を期待するかというのは次の質問だったんですが、もうお答えをいただきましたので、この件に関してはお聞きはいたしません。  とにかく、冒頭申し上げましたとおり、経済情勢は非常に厳しい。これは、リーマンが起こったからというよりか、以前からず...全文を見る
○田村(憲)委員 すると、今お聞きした、その上乗せ部分も含めての積み立て不足の基金から代行割れの部分を引いた二百三十二というのが、これは、代行部分は割れていないけれども、しかし、上乗せの部分の積立金が足らないというような、そういう数字というふうに理解していいですね。  いずれに...全文を見る
○田村(憲)委員 もともと三十一の代行割れのところがこのAIJに投資一任契約をしていたということですか。ということは、もう本当にわらをもすがるような思いで、この運用利回りが非常に成績のいいAIJに投資一任契約をしていたという話でありますから、やはり、これは厚生年金基金元来の問題と...全文を見る
○田村(憲)委員 その財政健全化計画というのは、計画を立てるわけでありまして、当然のごとく、財政上よくしていかなきゃいけないわけでありますから、一つは、投資に対してのいろいろな助言もあるんでしょうけれども、そうはいったって、これだけ投資環境が悪い中で、そう簡単によくなるはずがない...全文を見る
○田村(憲)委員 そんなことを聞いているんじゃなくて、健全化計画を出すときに、それを指導しなきゃいけないわけでしょう。そうすると、給付の方の利回りというのは、言われています加入者の三分の二という数字の方々の賛成がないとこれが下げられないという話でありますけれども、仮にこれを下げら...全文を見る
○田村(憲)委員 何かよくわからない話なんですが。  今、厚生年金の実勢利回りという話がありましたけれども、この十年間で一・六%ですよ。一・六%を基準にすると、一・六%で、給付の方をゼロにして、利回りを、それで初めて一・六で穴を埋めていくわけですよね。これはもう事実上無理な話で...全文を見る
○田村(憲)委員 代行部分だけ埋まれば解散できるからいいと言いますが、健全化計画の中で、例えば保険料を取るとかそんな話になった場合、もうもらえない保険料を取ることになるんですよ、加入者から。だって、代行部分の毀損さえ埋まれば解散しちゃうんだから、将来もらえないのに保険料を払うとい...全文を見る
○田村(憲)委員 脱税した企業じゃないんです。社会保険料を意図的に納めてこなかった企業じゃないんです。一生懸命頑張ろうと思ってやってきたけれども、こんな経済状況を我々がつくっちゃったから、そこに社会保険庁の方々が天下りもしているんでして、結果的にこうなったわけでありまして、加入し...全文を見る
03月21日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
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○田村(憲)委員 ただいま議題となりました児童手当法の一部を改正する法律案に対する修正案につきまして、民主党・無所属クラブ、自由民主党・無所属の会及び公明党を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  修正の趣旨は、第一に、手当の名称を児童手当と、法律の題名を児童手当法とするこ...全文を見る
○田村(憲)委員 そもそも、なぜ児童手当なのかといいますと、昨年八月の三党合意で、児童手当法を改正して、これを三党で合意した形で決めようという話でございますので、それは、児童手当法を改正するんですから児童手当というのが最も当たり前の話だろうということで、児童手当と我々は主張してき...全文を見る
○田村(憲)委員 そもそも、子ども・子育て新システムについては、いまだ政府から提出されておりませんので、漏れ伝わるところしか内容はわかっておりません。その漏れ伝わるところを聞いておりましても、その新システムなるもの自体に我々は疑義を持っております、非常に問題点が多うございますから...全文を見る
○田村(憲)委員 委員の御質問でございますけれども、所得制限をなぜ設けたのかというお話でありますが、もともと我々が進めてまいりました児童手当法は所得制限がございました。  基本的な考え方は、今回の法律の目的にも書かれておりますけれども、一義的には、保護者、家庭が子育てを行う。普...全文を見る
○田村(憲)委員 もともとの民主党さんがお考えになられておられた子ども手当、目的がなかったもので、趣旨という形でございましたので、どういう考え方であったのかよくわかりませんが、自民党という立場でお答えをすれば、我が党は、綱領にも書いてありますとおり、まず、自助努力が一番に来ます。...全文を見る
○田村(憲)委員 子どもでも児童でも、どっちでもいいんですよ。余りこだわりはありません。  ただ、民主党さんがわざわざ子ども手当と名前を変えて、あたかも理念が変わったような、そんなイメージが余りにも先行した。それは、民主党さんがそういう思いがあったのかどうかわかりませんけれども...全文を見る
○田村(憲)委員 委員がおっしゃられます住民税というもの、これと、言うなれば所得税、国税の方と、この絡みがどうかというのは、今お話をお聞かせいただいて、一つの考え方だなというふうには感じました。  ただ、ここで、この修正案の中で、そういう部分も含めて速やかに検討をして、そして結...全文を見る
○田村(憲)委員 児童手当法、今回修正したその趣旨の部分、目的に関してどうなのかという話でありますが、もともと、今回の提出の時点で、政府案で目的が大分変わっておるというか、入っていない文言がございまして、それが、今まで子ども手当の場合は、目的というか趣旨なんですけれども、非常にシ...全文を見る
○田村(憲)委員 委員おっしゃられますとおり、我々はそのように思っております。
○田村(憲)委員 当分の間と申しますのは、そもそも、先ほども、阿部委員でしたか、御質問にお答えをいたしたんですけれども、我々は現状のこの状況というものがいいとは思っていないんです。  それはなぜかといいますと、幾つかの観点からそう言えるんですが、一番端的な部分は、まず、これによ...全文を見る
○田村(憲)委員 先ほども申し上げましたけれども、速やかにという文言が入っておりますので、それは、速やかであるならば、現在、二十四年度の税制改正の議論を国会でやっておりますけれども、二十五年度も含めて、これは速やかにでありますから、早急にやる必要があると我々は思っております。
○田村(憲)委員 我々の思いとしては二十五年度というような形で、今、速やかにというような、言葉を聞かれれば、念頭に置いておるというふうにお答えをいたしたいと思います。
○田村(憲)委員 通告いただいていないんですけれども。  我々自民党の考え方ですけれども、現金も大事ですけれども、やはり現物の支給というものが非常に大事でありまして、お金をもらってもサービスが充実していなかったらやはり子育てはできないわけでありまして、もちろん待機児童をどう解消...全文を見る
○田村(憲)委員 かなりの影響はあると思うんですけれども、ただ、これは税の方との絡みもございますので、ただ単に手当の部分だけで済むのか、それとも、税まで含めて、フランス型のようなものを考えていくのかということも含めて、ちょっと大きな議論をしながら、しかし一方で、やはり世帯の収入と...全文を見る
03月27日第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第4号
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○衆議院議員(田村憲久君) ただいま委員おっしゃられましたとおり、我々がこの部分を修正した意図というのは、このまま原則禁止ということになれば、登録型派遣で約二十二万、そして製造業派遣で十万人が対象になるということでございまして、三十二万人の職が失われるおそれがあると。現下の経済状...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) まず、高齢者に関しては、今回の修正の中で、日雇派遣に関しては原則禁止になっておるわけでありますけれども、この例外といたしまして高齢者を加えております。あわせて、この期間制限の問題がやはり引っかかってくるわけでございまして、委員おっしゃられますとおり、果...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) この専門二十六業務でありますけれども、これはその専門性から、労働者の交渉権という意味では交渉力があるだろうということで、期間制限を設けずともいいだろうということになっておるわけでありますけれども、長妻大臣のときであったと思うんですが、専門二十六業務の適...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) そういうことは余り想定はしていないんですが、要は、派遣元の事業者に重大な過失だとか故意がない場合、こういう場合に関しては、当然これは違反というわけにはならないんであろうと、我々はそういう認識を持って今回のこの禁止の例外を入れておるわけでありますし、政府...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) こういう派遣法というもの、非常に規制を厳しくする方向で現政府の方が法案を出された。それは、それ以前にリーマン・ショック等々あって、当時、派遣切りでありますとか、まあそれだけじゃないですよね、直接雇用されておる言うなれば期間職員の方々、期間工の方々も雇い...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) この三年間の猶予措置といいますか、経過措置を設けた理由でありますけれども、まず、違反をするとみなし雇用になってしまうという話になったときに、先ほど来話が出ております例えば専門二十六業務の問題、これが、先ほども申し上げましたが、適正化プランが出されまして...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 言葉のとおりでございまして、先ほど言いましたように、不意打ちでいきなりこのみなし制度を導入されたのでは、もうそもそも、もう多分この、先ほども言いましたけど、二十六業務ですらもう派遣という形態を派遣先が受け入れないという話になるんであろうと思います。危な...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) この派遣労働者数、これ昨年の六月一日の数字でありますけれども、百三十七万人おられます中で、この登録型派遣原則禁止、これに対象となる方々が二十二万人おるというような数字が出ております。  この二十二万人の方々が、原則禁止になりますとその職場を追われるわ...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) この製造業の派遣の原則禁止を削除したという部分も先ほどの登録型派遣と同じような部分がございます。  今も牧副大臣からお話がございましたが、二十六万人という多くの方々が今なおこの製造業の派遣に身を置いておられる、そしてこの中で原則禁止となれば十万人の方...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 日雇派遣でありますけれども、禁止の対象を三十日以内の派遣といたしました。この理由でありますけれども、派遣元事業主が一般的な労働者に適切な雇用管理責任を果たすべき範囲というのはどれぐらいなのかというふうに考えたときに、ちょうど雇用保険の適用基準が三十一日...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 現行、交渉力があります専門二十六業務のうちの十七・五業務、これに加えて、高齢者、これはそもそも雇用を確保するのが非常に難しいものでありますから、高齢者を加えさせていただきました。  それからさらに、どちらかというと生活するために派遣労働に従事する必要...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) ちょっと思い返してみますけれども、たしか去年の十一月ごろであったような気がするんですけれども、民主党さんの方から、もう五回ほど継続審議になっていて非常に不安定な状況である、この労働者派遣法を何とか、自民党さん、公明党さん、条件いろいろと修正も含めて議論...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) みんなの党さん、また共産党さん、社民党さんを含め、大変そういう意味では申し訳なくは思うんですが、元々我々は政権与党のときに公明党とともに法案を出した経緯がございます。ですから、その考え方にのっとって、こういう条件ならば法案の修正に応じますよという話でご...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 確かにあのリーマン後の雇用環境は大変な状況でございました。その中で派遣切り等々も言われたわけでありますが、これはやっぱり派遣先が中途解約をしたというのが一番の理由だというふうに思います。そして、そのときにちゃんとした取決めができていなかった。  です...全文を見る
03月29日第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第6号
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○衆議院議員(田村憲久君) 野党側といいますか、自民党の考えでありますが、元々我が党は、綱領にも書いておりますけれども、自助、共助、公助という考え方がございまして、まずは自助、それからお互いに助け合う共助、さらには公助という考え方でございます。  そういう意味で、まず家庭という...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 今回、控除がなくなったことによりまして、今委員おっしゃられましたとおり、中間層が実質マイナスになるということが起こってまいります。これは元々それをカバーするだけの手当額があれば当然そういうことは起こらなかったわけでありますけれども、それが財政的にできな...全文を見る
04月17日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第10号
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○田村(憲)委員 自民党の田村でございます。  きょうは副総理もお越しをいただいての審議ということでございますが、まず初めに、この委員会といいますか、厚生労働省でありますけれども、副大臣、牧副大臣が辞任をされまして、西村智奈美副大臣が新たに就任をされました。  副総理、牧副大...全文を見る
○田村(憲)委員 形式的な話はそういう話なんでしょうけれども、いろいろと伝えられているところ、また我々野党が、皆様方の党内のいろいろな事情を仄聞させていただきながら、その後いろいろな活動に出たわけですね。  それは、消費税の絡む一体の法案が閣議決定され、出てくる。これに対して快...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、わかりにくいとかわかりにくくないじゃなくて、ここには、二〇一四年四月からの段階引き上げ、これは八%に上げる段だと思いますが、「今こういう経済状況で上げることはないと確信している」と答えているんです。ですから、その前後はどうでもいいんです。  ここが大事な...全文を見る
○田村(憲)委員 では、二〇一四年四月、八%に引き上げるということに対しては当然賛成だということでいいんですね。
○田村(憲)委員 だから、そう言ってくれればいいんですよ、初めから、これは間違えていると。  私の趣旨は、もしこれが書いてあるとおりだとすれば、これはまた不一致だという話になりますから、我々、委員会、あしたからできなくなっちゃうんです。だけれども、今の話だと、これを書いた人が副...全文を見る
○田村(憲)委員 提出するということを言われたんだと思います。厚生労働委員会に出てくるのか特別委員会に出てくるのか、それはよくわかりませんけれども。  すると、これは高齢者医療制度の肝なんですよね。つまり、後期高齢者医療制度という制度を廃止するという話になれば、これは大きく高齢...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、副総理、私がお聞きしているのは、後期高齢者医療制度というものを廃止して新しい高齢者医療制度をつくるということは、私は社会保障制度の中の大きな柱になると思っているんです。  ですから、これが出てきて議論をされて一定の方向を見ない限りは、これは社会保障と税の...全文を見る
○田村(憲)委員 いやいや、政府の方針として、社会保障と税を一体改革でやるというのは、消費税を上げる限りは、社会保障が持続可能であって国民に一定程度の安心感を与えられるということが当然セットになっている話だと私は思っているんですよ。  聞き方を変えます。  それでは、消費税を...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、おかしいですよ、それは。政府として消費税を上げるというのは、これは国民に税の義務を課すわけですよ。それだけ大きいことをやるには、あなた方は、社会保障というものを、やはり安定的に国民の皆様方に安心感を与えられるような制度にするということが前提だというふうに考...全文を見る
○田村(憲)委員 そういう話ですか。結局は、消費税は上げたい、ほかのが決まらなくても消費税は上げたい、これが政府の本音だということが改めてよくわかりました。国民の社会保障に対して、余りそういう認識はないんだなということを改めて感じたわけであります。  これは出さないなら出さない...全文を見る
○田村(憲)委員 消費税を上げるからという流れの中で、こうやって低所得年金生活者に対して何らかの加算をしなきゃいけない、我々は反対ですよ、はっきり言って、ばらまきですから。ばらまきですから反対ですよ。最低保障年金七万円の下準備に入ったような、そんな下心が透けて見えるような法案です...全文を見る
○田村(憲)委員 もう本当に性善説に立たれるすばらしい大臣でございますが、負担がふえていなければ、そんなにお年寄りの皆様方は困りませんから、年金が月々六千円ふえる、これに対して、そこまでは意識はないのかもわかりませんが、消費税が上がります、しかも、介護保険はどれだけ上がりましたか...全文を見る
○田村(憲)委員 実際に年金として現金が配られる話ですから、今までの話とはかなり違うという認識をお持ちいただき、我々は、こんな世帯分離を誘発するような、勧めるような、勧めるわけじゃないんですけれども、結果的に勧めてしまうようなこんな制度には反対であるというふうに、あえてこの場で申...全文を見る
○田村(憲)委員 もう時間がなくなりましたので終わりますが、使い分けをされないでください。場所によっては、消費税対策だというふうにおっしゃっておられる方々もおられます。  それから、消費税が五%上がるから物価が五%上がるというふうなわけではない、そのとおりでしょう。ただ、四%や...全文を見る
05月22日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
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○田村(憲)委員 自由民主党の田村憲久でございます。  総理、きのうはちょっとお疲れ目でございましたが、きょうは顔色が非常によろしゅうございまして、私も、きょうはしっかり質問をさせていただきたいというふうに思います。  ここ二日、三日の議論を聞いておりまして、何か違和感を感じ...全文を見る
○田村(憲)委員 今の総理のお言葉を総合すると、自分からは言えないけれども延長してでも通したい、そういう意味なのかなというふうに受けとめさせていただきますが、正直言って、出されるのも遅かった、いろいろな意味からして、党内の手続もあったんでしょうけれども、本来は、この二十一日までの...全文を見る
○田村(憲)委員 ということは、この法案が通らなければ政治家をやめるということでいいんですね。
○田村(憲)委員 それだと迫力がないですね。通らなかったら政治家をやめるというぐらいの迫力を持って言えば、それは国民にその一念通ずることもあるかもわかりませんが、やはりそういうごまかしの言い方をするから、国民に、ああ、この人は余り信用できないなという話になってしまう。もっとも、や...全文を見る
○田村(憲)委員 鳩山内閣で福島みずほさんと平野先生ですね、事務担当という形で最後入られました。それから、菅内閣で玄葉さん、岡崎トミ子さん、与謝野先生と三人。ところが、野田内閣になって、もう既に四人目なんですよ。村田蓮舫さん、岡田克也副総理、それから中川正春さん、そして小宮山大臣...全文を見る
○田村(憲)委員 不思議ですね。別に大臣の数が変わったわけでもないですよね、中川大臣から小宮山大臣にかえたときには。中川大臣は今も閣内に入っておられます。別に中川大臣がそのまま担当でもいいし、ここに岡田副総理がみえるんですよね。その前は岡田副総理が担当だったんですよ。このまま岡田...全文を見る
○田村(憲)委員 よくわかりました。この内閣はガバナンスが全くきいていない。  なぜ小宮山大臣を少子化担当に任命したかという理由を聞いているのに、任命権者じゃない方がそれに対して御答弁をされて、任命権者は御答弁されないという話でありますから、この内閣がいかなる内閣かというのはこ...全文を見る
○田村(憲)委員 全ての子供という言葉が出ました。  三歳以上は、幼児教育も含めて、これは保育でもやってきていますから、質の高いという言い方をすれば、確かに幼稚園は幼稚園で学校教育をやっているでしょうが、保育指針と幼稚園の教育指導要領というのは中身はほぼ一緒でありますから、別に...全文を見る
○田村(憲)委員 間違えたことを幾つか言っています。  一つは、では、学校教育法上の幼稚園の教育と保育指針で書かれている保育園での教育とどこが違うのか、具体的なことを言っていただきたい。何か全く違うものみたいな話をされましたが、中身はほぼ一緒のはずでありますから。それは学校教育...全文を見る
○田村(憲)委員 何を言っているかよくわからないんですが、中身は一緒だけれども、何か学校教育法上に位置づける、位置づけないだけでこの一元化をする、しないという話だとすれば、非常にみすぼらしい話なんだなというふうに思います。  我々自民党は、ゼロ、一、二歳であっても、当然、保育の...全文を見る
○田村(憲)委員 小規模保育で対応するみたいなお話をお聞きしましたが、本当に小規模保育だけで待機児童を全部解消されるおつもりなんですか。違うと思いますよ。  お教えします。実は、今回、総合こども園なるもので質は上がるんだみたいな幻想を皆様方は我々に植えつけようとしているんですが...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、それならば認可でいいじゃないですか。何で指定制なんて導入するんですか。裁量で断れるのならば認可と一緒じゃないですか。指定制というのは違いますよ。指定の基準を超えたら断れないんですよ。あなたは嫌いだからなんて、まあ、嫌いか好きかでは選べないでしょうけれども、...全文を見る
○田村(憲)委員 人がいないとチェックはできないんです。会議を幾らつくったって、机の上であのこども園はどうなんだろう、どうなんだろうと議論していても、見に行ってチェックしないと、こんなものは質は担保できないんですよ。その予算的な措置はされていませんね、地方交付税でも。役所を呼んで...全文を見る
○田村(憲)委員 ということは、今ならば、今の制度ならば、仮に、事業主が何らかの状況で賠償請求されて、お金が払えなくなった場合、破綻した場合には、もうそれでもらえないんですよ。ところが、自治体が設置主体ですから、そちらから賠償してもらえるという話になる。  今度の制度になると、...全文を見る
○田村(憲)委員 さっき言ったのは、私は、国賠の話なので、ちょっと趣旨が違うと思います。  それから、今重大な御発言がありました。やはり、小規模保育は、参酌標準という話が出ましたけれども、従わなくてもいいんですね。それを一つの基準として、そこは参酌しながら自分のところの面積を決...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、問題なのは、小規模保育の方が、多分自治体の負担も安くなるはずなんですよ。すると、本来はこども園でやりたいと思っても、安いから小規模保育に走るという、そんな自治体もないとは限らない。いや、そんな首長さんばかりじゃないですよ。中にはいるかもわからない。  先...全文を見る
○田村(憲)委員 もう時間でございますが、これからは、大臣、もうちょっと御答弁を短くしていただいて、ぽんぽんぽんぽんやれるようによろしくお願いいたしまして、質問を終わります。  ありがとうございます。
05月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第8号
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○田村(憲)委員 午後一の質疑ということでございまして、一時間ほどきょうはお時間をいただきました。今週二回目の登場でございますけれども、実のある質疑にさせていただきたいというふうに思います。  今国会といいますか、この委員会に幾つかの法律が出てきておるわけでありますけれども、そ...全文を見る
○田村(憲)委員 退職金の部分は、多分、地方交付税に算入されている部分だと思うんですよ。ですから、その意味では、国が全く関与しないという話じゃないと思います。国がこういうことをやったわけでありますから、それは手をこまねいて見ているのではなくて、やはり国が主体的にそういうところに関...全文を見る
○田村(憲)委員 今のお話ですと、国の方がそれによって引き下げが行われれば、当然、地方に、退職給付の見合い分で、積算といいますか、中に入る交付税は減るという話であったというふうに思いますので、当然のごとく地方も、地方が自分のところで持ち出しで退職金をたくさん払えば別でありましょう...全文を見る
○田村(憲)委員 ぜひとも地方に甘くならないように、その点はしっかりとチェックをしていっていただきたいというふうに思います。  今、岡田副総理みずからおっしゃられたんですけれども、職域の部分、三階部分をどうするんだということで、小宮山大臣もそうですし、岡田副総理もそうなんですが...全文を見る
○田村(憲)委員 こういうものが出てくる前に、たしか、もう税を入れるべきじゃないとお二方がおっしゃっておられたというふうに私は思うんですね。退職給付の違いがこんなに出てくるというのがわかる前に。だから、基本的にはお二方の思いは、もともとは、税金はもう投入しないと。でも、税金を投入...全文を見る
○田村(憲)委員 それはよくわかっていますよ。だけれども、退職金というのは時代のいろいろな移り変わりによっても変わってくるわけでありますし、それに対して年金の三階部分というものはある程度確定された中で動いていくものでありますから、そこはまたちょっと違うんですよ。経済の状況において...全文を見る
○田村(憲)委員 何か、日銀が金融緩和をしたのかしていないのか、私はしていないと思っていますけれども、めどなんということを言ってちょっと口先介入して、確かに株は上がった、それから円はちょっと下がった。それから十日やそこらでもう好転というのは、ちょっとやはりおかしな話でありまして、...全文を見る
○田村(憲)委員 何か、わかったようなわからないような話なので私も首をひねっちゃいますが、少なくとも、どこかの時点と比べてという話じゃないということであれば、やはり、トレンドとして経済状況が好転しているという状況が一定の期間続いているというお話なんだろうと思うんですよ。  だか...全文を見る
○田村(憲)委員 きのうの答弁もちょっとやはり怪しい答弁でしたね、一定期間入れば最低保障年金がもらえますというのは。最低保障年金七万円というふうに決めておるわけですから、一定期間というのは実は四十年という話ですね、今の話ですと。満期入らないと最低保障年金はもらえない、最低保障年金...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、だから、国民の皆さんはそういう意識はなくて、最低保障年金七万円と書いてありますから、七万円もらえるという感覚であったんだと思うんですよ。だから、結果的には基礎年金と同じ話だ、そういうことでいいんですね。基礎年金と同じ感覚で、満額もらおうと思えば、四十年間の...全文を見る
○田村(憲)委員 今のお話をお聞きしていまして、収入のない方は減額になるんだろうと思うんですけれども、免除という話を初めて聞いたんですよ。免除じゃなくて減額。免除は、収入がなければ免除になりますよね。減額という話になりますと、これは、収入があるけれども、保険料を一五%全部払わなく...全文を見る
○田村(憲)委員 誤解のないように申し上げますが、国民年金は、保険料は定額なんです。ですから、減額という発想はあります。二分の一まで。四分の一まであるのかな、減額が。それと免除、四分の三からですかね。でも、皆さんのは一五%という割合ですから、減額という発想になると、一五%の保険料...全文を見る
○田村(憲)委員 そろそろ、何かちょっとは決まった方向性を出していただければありがたいと思うんです。  ちなみに、二月の質問でもやりました。あれからもう三カ月、私の質問からたってきております。そろそろ法案も出すんですからね、来年度には。移行方法というものが大体おぼろげながら見え...全文を見る
○田村(憲)委員 これは大変ですよね。賦課方式で今走っている現行制度があるのに、新しい制度からいきなり変わっちゃうとどうなるか。私なんかのイメージは、四十年分の三十九年分は現行方式で、四十年分の一年分だけ新方式の保険料を取る。だから、二段階で保険料を取るというのが、我々、普通、イ...全文を見る
○田村(憲)委員 一体改革の委員会なんですね、これは。  委員長にお願いいたしますけれども、この民主党なる政党が、なる政党と言うと怒られますが、民主党という政党が今つくっている案をぜひとも政府とすり合わせをしていただいて、この委員会にお出しをいただきたい。この委員会、いつまでや...全文を見る
○田村(憲)委員 ですから、委員長にお願いしたいのは、理事会でぜひともお諮りをいただきたいということをお願いいたしております。
○田村(憲)委員 半分過ぎちゃいました。ちょっと子供の方に移らせていただきたいというふうに思います。  今回のこの法案、法案は法案でいいんですが、前回お示ししました私の資料、きょうもお手元に行っておると思いますけれども、一番左に純粋幼稚園が残っているんですね、こども園に入らない...全文を見る
○田村(憲)委員 これは、文科大臣、私は応援しますけれども、やはり今回の消費税の中に、内訳に入っていないというのが、何か、チルドレンファーストといいながら、鬼子みたいに外しちゃったという、私はちょっと気に入らないんです。これは、これから何かうまく引っ張り出せるような、そういうこと...全文を見る
○田村(憲)委員 今、区分経理して利益はほかに回せない、一定程度の制約をかけると。配当には若干回せるのかどうかはわかりませんが、そういうふうなことをおっしゃられましたよね。それは総合こども園の話でしょう。私が申し上げているのは、この一番右にあります「基準を満たした認可外保育施設」...全文を見る
○田村(憲)委員 かけていないという話でしょう。  だから、私、総合こども園のところは余り心配していないんです。認可だから。株式会社が入ってきても、多分今までの保育園と一緒で、認可で、ただ単に指定基準だけで資格を与えないんですよ。ちゃんと経営者を見たりだとか、財務内容を見たりだ...全文を見る
○田村(憲)委員 だから、規制緩和の流れと同じなんですよ。この間も言ったとおり、例の高速ツアーバスだとか、それから投資顧問会社のAIJだとか、規制改革をやって結果的にとんでもないところが出てきた。子供はそれじゃ済まないんですよ。命にもかかわってくるんですよ。ふやしたいからちょっと...全文を見る
○田村(憲)委員 何かよくわからない。潰れる話をしているのに違う話をされちゃったんですが。  現在は実施主体は市町村にあるとおっしゃいましたよね。今回は児童福祉法の二十四条を改正しますから、市町村は実施主体じゃなくなるから我々は怒っているんじゃないですか。今度は監督指導なんです...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、実施主体であるかそうじゃないかによって、当然、実施主体の方が責任は重いに決まっているじゃないですか。この間の質問でも、国家賠償訴訟の場合、その対象としてどうだと考えた場合、実施主体の方が責任が重いという話をされたじゃないですか。だから、そういうような話はや...全文を見る
○田村(憲)委員 それはまた今度、私、法制局の方と確認しますので。ちょっと論点がずれていますよね。そのことをお聞きしているわけじゃないので、今は。倒産した場合どうするんだという話なので。  結果的には、株式会社が入ってくれば、指定制ならば、今よりかはやはり財政的に運営上危ないと...全文を見る
○田村(憲)委員 それがやはりお役所のかたい頭なんですよ。  今、ドラッグストアで何が起こりましたか。調剤薬局、あれは診療報酬ですよ。これに対してポイント制を導入したんです、ドラッグストアが。ポイント還元何%、倍々デーとか今やっていますよね、いろいろな宣伝で。ああやって、事実上...全文を見る
○田村(憲)委員 法律に書かなきゃ、同じような話になって、裁判で仮に負けちゃったら目も当てられない話になりますからね。  本当にこういうこともちゃんと考えた上で、この法律を我々はいいとは言いませんけれども、お出しをいただかないと、本当に餌食になりますよ。大切な大切な子供たちのた...全文を見る
○田村(憲)委員 よくわからないんですが、自治体が結局ニーズを把握するとすれば、同じことが起きますよ。だって、自分のところの負担が余りかかると困っちゃうと思うような自治体は、ニーズが来たって裁量的に低目に出しちゃいますよね。だって、各自治体が調査するわけでしょう。今までと一緒じゃ...全文を見る
○田村(憲)委員 認定しますといったって、入れないもの、ないものは仕方がないという話になりますよね。保育園、ないんだから。こども園が。すぐに一遍にふえないでしょう。  だって、よくよく考えてくださいよ、大臣。今まで毎年、何万かずつふやしてきているんですよね。それで、四月になると...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、私、そんな話をしているんじゃないですよ。今でも、子供を預けられないからと申請さえしない人はいっぱいいるんですよ。今回、新しい制度になったって、わあっと一遍にこども園がふえるわけじゃないんですよ。一年で、待機児童全員、潜在的なものを解消できない、そうしたら、...全文を見る
○田村(憲)委員 まだ二十問ぐらい余しちゃいましたので、また機会を見つけて大臣には御質問をさせていただきたいと思います。  ありがとうございました。
06月05日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第14号
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○田村(憲)委員 自由民主党の田村憲久でございます。  本日は、大変貴重な御意見、まことにありがとうございました。  私は、まず、そもそも論をお聞きさせていただきたいと思います。皆様方の御意見をお聞かせいただいておりまして、消費税に関しては賛否ございました。しかし、社会保障の...全文を見る
○田村(憲)委員 ありがとうございました。  私が御意見をお伺いしたかったのは、実は、今の医療保険にしましても、介護保険にしましても、制度自体はもうつくられておるわけでありますが、問題は、保険料の伸びというものが急激でございまして、保険者は大変、もちろん被保険者の方々も大変とい...全文を見る
○田村(憲)委員 今改正に関しての評価というのは、その過渡期の部分だという評価だということでいいんでしょうか。
○田村(憲)委員 ありがとうございました。  それでは、続きまして、古渡さんにお伺いをいたしたいんですが、認定こども園という制度がスタートして、もうやがて五年近くたってくるわけでありますけれども、一定の評価はいただいております。しかし、今おっしゃられましたとおり、使い勝手が悪い...全文を見る
○田村(憲)委員 ありがとうございました。  我々は、そこは今回、この仕組みがいいのかどうかわかりませんけれども、協議会みたいなものをつくって対応していくような受け皿もできるわけでございますので、そういうものを利用しながら、うまく連携をしていけばいいのではないのかなというふうに...全文を見る
06月07日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第16号
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○田村(憲)委員 おはようございます。自民党の田村憲久です。  この委員会も三回目の質問のこの席に立たせていただきまして、まだまだ質問が十分に足らないといいますか、これからもじっくり審議をしていきたいところでありますけれども、そうはいいながら会期末が迫っておりますから、きょうは...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、問責を受けたら必ずやめる、じゃないですよ。民主党になったら、問責を受けても必ずやめないんですよ。誰一人として辞任はしていないんですよ。みんな内閣改造で逃げちゃっている。そこに本当にこの問責の重みというものを民主党のそれぞれ内閣がお感じになられておられるのか...全文を見る
○田村(憲)委員 まあ、こればかりやっていても仕方がないので。与党になって学んだというふうに一言言っていただければ、我々も少しは。だってそうでしょう、野党のときにはやめろ、やめろと言ったんだから。やめろ、やめろと言って問責を出したんでしょう。そのときはそうだったじゃないですか。問...全文を見る
○田村(憲)委員 また前段のことを言われると、私もまた返さなきゃいけないんですが、私は必ずやめろなんて言っていないですよね、さっきから。必ずやめないというところに問題があるんだと。  つまり、やめなきゃいけない、辞任をしていただかなきゃいけない大臣はおられたんじゃないですか。そ...全文を見る
○田村(憲)委員 どうやら、今の制度がいいなということを言外に今発言されたような気がいたしましたが、ほとんど民主党の年金制度の必要性というものが意味がないということが、この議論をする中で、民主党の委員の先生方からの質問の中でも、裏を返せばだんだんはっきりわかってきたというふうに私...全文を見る
○田村(憲)委員 何か話がいろいろなところに拡散して、聞いていることと違うことをお答えされるんですが、四・一%という運用利回りは、あれは実態は、物価上昇率一%、実質賃金上昇率一・五%、合わせて名目で賃金上昇率が二・五%なんですよ。四・一から二・五を引いたものが実質の運用利回りなん...全文を見る
○田村(憲)委員 つまり、財産権の侵害とてんびんにかけて、一〇%ぐらいならばまあまあ妥当かというような、そういう判断だったと思うんですよね。  一方で、年金加算に絡んだ法律で、高所得者の年金、基礎年金の国庫負担分を停止する、こういう制度をこの法律の中に盛り込んでおります。  ...全文を見る
○田村(憲)委員 まず、どちらも税金の部分だということは同じですね。追加費用も税金ですよね、国庫負担も税金。そういう意味では、税金の部分を削減するのに、一方は一〇%というような上限をかけているわけですよね。  今の話ですと、いや、それならば、引かれた期間、そして、なくなって年金...全文を見る
○田村(憲)委員 我々は、もし低所得者対策をするのならば、年金なんというやり方はやってほしくないです。これは、保険という制度の中で、保険料を払って、その保険料を払ったものに対する、見合う約束としてもらうわけなんです。それを後から、この人らは金持ちだから切るという考え方はだめです。...全文を見る
○田村(憲)委員 法律違反なんですよ、明確に。そんな不合理な制度でいいんですか。その一カ月のために六千円もらえなくなっちゃうんですよ、この人は。だから、ここにも大きな問題がある。  さらに申し上げれば、年金の繰り上げ給付。例えば六十歳から年金をもらった。これは少なくなるから仕方...全文を見る
○田村(憲)委員 では、繰り上げで先に年金をもらった方は、これは仮に、本来ですと厚生年金に若干入っていて六万四千円を超えちゃう人でも、繰り上げで先にもらっちゃったから六万四千円以内に、厚生年金の若干を含めてでもおさまっちゃったという人は六千円もらえて、一生懸命我慢して、多くもらお...全文を見る
○田村(憲)委員 本来、国と契約してこういう公的保険制度があるわけですよね。繰り上げであろうが繰り下げであろうが、面積としては、平均寿命まで生きるということが前提で、同じ面積で計算されて支給金額が決まっているわけですよ。にもかかわらず、一方はもらえる、一方はもらえないなんというこ...全文を見る
○田村(憲)委員 だから、我々は特例納付だということを申しておるんです。しかも、こんな六千円ばらまくなんて。大制度変換するときに、これぐらいのことをやらなかったら、それは怒りますよ、本当にもらえない方は。  さらに、低所得者対策だといって、無年金者の人が一番低所得者なんだから、...全文を見る
○田村(憲)委員 ありがとうございました。非常に大きい額でございました。
06月19日第180回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号
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○衆議院議員(田村憲久君) 衛藤先生とはこの障害程度区分を早期に直そうということで共にいろんな議論をさせてきていただいたわけでありますが、今おっしゃられましたとおり、障害程度というのが何か障害の程度の重さを表しているような、そんな誤解を招くような言葉であるということは以前から我々...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 今、衛藤先生からお話ありましたとおり、昨年の障害者基本法の改正で、国及び地方公共団体は、障害者、その家族等に対する相談業務、成年後見制度等のための施策の実施又は制度の利用の際には障害者の意思決定の支援に配慮することというふうに明記されたわけであります。...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 冒頭、二問御質問をいただきました。  一番目の御質問なんですが、敬愛する川田委員でございますのでお答えしなきゃならないのかも分かりませんけれども、これ当事者じゃないものですからちょっとお答えのしようがないので、この基本合意に関しましては、どうぞ政府の...全文を見る
06月22日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第20号
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○田村(憲)議員 ただいま議題となりました就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案について、提出者を代表して、その提案の理由及び内容の概要を御説明いたします。  本法案は、小学校就学前の子供に対する教育及び保育を必要とする子供に対...全文を見る
○田村(憲)議員 お答えいたします。  まず、この一体化といいますか、総合こども園から我々は幼保連携型の認定こども園というものに、今回、法改正の中でこれに対応していこうというふうにしておるわけでありますけれども、まず第一に、給付の一体化という意味では、学校教育、保育に係る財政措...全文を見る
○田村(憲)議員 役所のかかわり方という話でございました。  実は、子ども・子育て、少子化対策の方でいろいろな協議をする中において、やはり、この委員会で議論をしてきたことが大変意味がありました、厳しい議論の中で問題点が浮き彫りになってきたものでありますから。よりよい保育を、より...全文を見る
06月25日第180回国会 衆議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第21号
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○田村(憲)議員 ただいま石原委員から、総合こども園法案、これが、認定こども園の拡充という形で今回法改正という形になっているのではないか、こういうお話でございましたが、思いといたしましては、子供たちに質の高い教育、保育というものを一体的に提供できる、こういうような施設をつくってい...全文を見る
○田村(憲)議員 総合こども園という施設ではこれを義務づけていないということで、これでは待機児童解消にならないなというのは、我々も、もとからそのように感じておりました。  我々は、一つは、保育施設、保育所等々でやはり待機児童というものを解消する。それから、地域型の保育施設、これ...全文を見る
○田村(憲)議員 いや、今申し上げましたように、なぜ認可保育所がふえてこなかったかというと、理由が二つありまして、一つは、やはり各自治体がそれぞれの、どうしても地方の負担があります。そういうもので、正確に保育のニーズというものを把握できていない、把握していない。これがありますから...全文を見る
○田村(憲)議員 ですから、今も申し上げましたとおり、認可をふやす。株式会社が積極的に入ってくることが全ていいとは言いませんけれども、一方で、認可の要件というもの、これの適正化を図りまして、株式会社は今でも入ってこられるんですが、変な株式会社が入ってきてもらっては困るので、質のい...全文を見る
○田村(憲)議員 いや、ですから、市町村の実施義務をしっかりと確保しておりますので、入所申し込みが来た場合に、市町村は保育所において保育をしなければならないということになっておりますし、そうはいいながら、今も、保育ができていない、市町村がしっかりと保育を手当てできていないという場...全文を見る
○田村(憲)議員 保育は、保育所とは直接契約ではございません。自治体と利用者の契約でございまして、自治体が各民間の保育所等に委託をする。ですから、お金の流れも委託費という形で入りますので、これは直接契約ではございません。御理解いただけますでしょうか。
○田村(憲)議員 いいですか。「当分の間、」というのは、この支援法の附則で書いてあるんです。しかも、その前に、児童福祉法二十四条にのっとってと書いてあります。児童福祉法二十四条は、当然、この旧法である子育て支援法の上位法でありますから、それの本則にしっかり書いてありますので、それ...全文を見る
07月11日第180回国会 参議院 本会議 第19号
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○衆議院議員(田村憲久君) ただいま議題となりました就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律案について、提出者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  本法案は、小学校就学前の子供に対する教育及び保育を必要とする子供に対する保育...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 橋本聖子議員の御質問にお答えを申し上げます。  議員の御質問の趣旨でございますが、当初、政府提出されておられました法案に関して、幼児教育と保育の一体化、一元化ということがうたわれておった。もちろん、自民党としてはそれすら三元化ではないかという御議論が...全文を見る
07月20日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第5号
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○衆議院議員(田村憲久君) 突然の御質問、ありがとうございます。  今、しっかりと七千億の部分はこの中で確保していただけるという話でございますが、一方で三千億の部分が心配であるということでございます。ただ、それも含めて消費税の、どこで何を使うかというのは我々は中で合意をしておる...全文を見る
07月23日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第6号
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○衆議院議員(田村憲久君) お答えいたします。  地域における子育て支援というものが今回の新しく改正した認定こども園法の中に入っておるかという御質問でございましたけれども、この部分は以前と変わっておりません。やはり、地域の子育てをしっかりと支援していくということ、これは地域子育...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 幾つかのパターンがあると思うんです。一つは、幼保連携型の認定こども園、これは単一の施設として、また、認可、指導監督を一本化するという中におきまして、これを強化していこうという話なんですが、中身は、やはり幼稚園の教育要領、これに合わせた形で中身を詰めてま...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 我が党も、政権公約の中に幼児教育の無償化というものを位置付けてきた経緯もございますから、これ実現を是非ともしていきたいわけでありますが、一方で、他の部分の強化、質の向上等々にもやはり費用が掛かるということでございますので、まだまだ本当にこれ、子育て、幼...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 施設型給付というものは、ゼロ歳から就学前の子供たちに必要な保育というものをしっかりと提供するための給付を、これを保障するという部分と、それから三歳以上の子供に関しましては、必要なその幼児教育、これに対する費用というものをしっかりと給付する、それを保障す...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 待機児童の問題、保育の需要が増大する等々のお話もございましたが、現在あります保育所、これも更新していかなきゃいけないわけでありまして、ここがしっかりと補助対象にならなければ、待機児童は、元々これがなくなっちゃうわけでありますから待機児童の解消になりませ...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) これは三党協議の中でもこういう議論になりました。保育等々の切り売りというのは良くない、子供たちが親の都合で一時間、二時間なんというようなものを施設で継続的に過ごすというのは余り良くないと。  今もおっしゃられましたとおり、二時間の子はいる、四時間の子...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 子供にとって必要な認定、これは保育の必要という意味ですか。必要な場合の認定という……
○衆議院議員(田村憲久君) 認可か確認かという話。
○衆議院議員(田村憲久君) 済みません。申し訳ない。
○衆議院議員(田村憲久君) これから政府でいろいろと御検討いただくんだと思いますけれども、今まで保育が欠けるというような言葉を使っておりました。欠けるという言葉は古い言葉でございますので、今かなりの方々がダブルワークでございますから、そういう意味からすれば、保育の必要な場合という...全文を見る
07月25日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号
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○田村(憲)委員 おはようございます。自民党の田村でございます。  久々の厚生労働委員会でございまして、いつも大臣とは参議院の特委か何かで一緒に横並びで座らせていただいておりますけれども、こうやって委員会をやるのは久しぶりでございます。厳しい質問もさせていただきたいんですが、き...全文を見る
○田村(憲)委員 よろしく、人に着目をするような形で議論をしていただきたいというふうに思います。  では、次の質問に移ります。  派遣という働き方は、最大のメリットは、働く時間でありますとか就業場所、こういうものを自由に選べるというようなメリットが労働者の側にあるわけでござい...全文を見る
○田村(憲)委員 すると、別段の定めをしない限り、無期になる前と同じ条件で雇わなきゃならないという話であるわけでありますが、御承知のとおり、派遣というのは、派遣先と派遣元の契約で成り立っているわけでありまして、派遣先との契約が切れちゃえば、派遣先に、今までどおり契約しろよなんて言...全文を見る
○田村(憲)委員 もう一度今のところを確認します、これは結構重要なところなものでありますから。  整理解雇というのは要件があります。もちろんそれは、今までいろいろと裁判等で確定してきたそういう内容になるというふうに思うわけでありますけれども、それぞれの状況によって、整理解雇とい...全文を見る
○田村(憲)委員 理解いたしました。  続きまして、派遣会社としては、とはいいながらも、できるだけ派遣労働者の雇用の安定を考えるものでありますね。そうなった場合に、キャリアを継続してもらうためには、無期転換後、では、どうしたらいいか。そこで、先ほど話がありました別段の定め、これ...全文を見る
○田村(憲)委員 ありがとうございました。理解いたしました。  いずれにいたしましても、この間、労働者派遣法の改正で、先ほど申し上げました直接雇用申し込みみなし制度、こういうものが三年後に施行される予定であります。これも、どうするかというのはまた議論の対象になると私は思っており...全文を見る
○田村(憲)委員 お願いいたしたいと思います。  いずれにいたしましても、非常に不安定な働き方の方々がふえてきた。非正規の方々の数が本当にふえてまいりました。やはり、もちろんそれを選ぶ方々もおられますけれども、本当は安定した働き方をしたいと思われている方々がおられる中で、無期雇...全文を見る
○田村(憲)委員 重要な問題でありますので、ひとつよろしくお願いいたします。  以上で終わります。
07月25日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第7号
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○衆議院議員(田村憲久君) こちらの方に目が向いておりましたので来るんではないかなというふうに思っておりましたけれども。  保育所とそれから幼稚園、学校施設だから幼児教育がいい悪いというわけではないんだと思います。幼稚園の中にもいいところもあれば悪いところもある、保育所も同じで...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) ただいまと同じ意味の御質問ですか。
○衆議院議員(田村憲久君) ありがとうございます。  もちろんこの分野でしっかりと雇用をつくっていくということは重要な部分でありますが、この部分、税金、保険料に依存する部分が非常に大きいんですね。という意味からすれば、まず経済成長をしっかりしないと、この分野の方々の待遇というも...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) そもそも控除、年少扶養控除と児童手当を合わせて二・一兆円だったものが、今回、控除がなくなり、そして子ども手当から名前が児童手当になりました。しかし、全体として大体二・二兆円強ぐらいしかないんですよね、使っているお金が。ということは、ほとんど変わっていな...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 今回、総合こども園から認定こども園を改正するという形に変えたわけでありますけれども、まず一点は、学校教育施設でありながら株式会社がこれに参入してくるという総合こども園には我々はよしとしないというふうな考え方であります。  それからもう一つは、児童教育...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 改正点といいますか、三党合意の中で議論をさせていただいたのは、指定制なるものが初めありました。これは、客観基準をクリアすれば株式会社であろうと参入を断れないという制度でありました。  しかし、そもそも待機児童をちゃんと出さない限り、待機児童がなければ...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 国の関与というものが地方が実施主体となる中で薄れて、結果的に丸投げみたいな形になるのは非常に不安だというような、そういう御意見かというふうに思いますが、一つは、もう御承知のとおり、財源という意味では今回しっかりと確保して、今まで、例えば幼稚園はこれは給...全文を見る
07月26日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第8号
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○衆議院議員(田村憲久君) 委員、これ、今までは家庭的保育も小規模保育もこういうものに対して給付がなかったわけですよね。これを給付をするという意味では、これはもう一歩前進。それに併せて、参酌基準とはいいながら、特に面積基準に関しては、土地がないところあります。それでも保育のニーズ...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 保育ニーズというものをしっかりと、まあ言うなれば確保していくためには、このような形での新たな規定を盛り込まさせていただいた、法律的にも担保をしたというような次第であります。
08月01日第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号
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○田村(憲)委員 おはようございます。自由民主党の田村でございます。どうも拍手をありがとうございます。  今、委員長からもお話がありましたけれども、高年齢者の雇用安定法ということでございます。この法律の今回の改正は、ちょうど我々が与党のときに、年金の支給開始年齢の引き上げを図り...全文を見る
○田村(憲)委員 すると、以前御説明いただいていたような一万人ぐらいかなという話ではなくて、最大限という話だと思いますけれども、一年間に十一万人。これは、毎年毎年という話になって、六十五までという話になれば、当然数十万人の方が対象になってくる可能性があるということでありますから、...全文を見る
○田村(憲)委員 わからないこともないんですけれども、実態として、あっせんをしていければ、働き先というものがちゃんと確保していければいいわけでございます。どこまでが企業の責任かという問題はあると思います。それから、どこまで確保をしっかり担保できるかというような問題もあると思います...全文を見る
○田村(憲)委員 ありがとうございます。結託という言葉がいいのかどうかわかりません、結束をしていただきながら、多分これを守っていただいたんだというふうに思いますが、ぜひとも、必要な制度というものをこれからもしっかりと充実していただきたい、このように思います。  今回の法案が出た...全文を見る
○田村(憲)委員 今、合理的な範囲というような話もございましたが、もちろん、例えば、労働時間が変わる、それから仕事の内容が変わる、そういうことはあると思います。だから、それに応じて賃金が下がるというのは、これはいたし方がない部分だと思うんですね。仕事が同じなのに賃金が下がるという...全文を見る
○田村(憲)委員 おっしゃるとおりで、労使でしっかりと協議をしていただいて、後でもめごとが起こらないように、せっかくの制度でありますから、そこをうまく指導していただくようにお願いをいたしたいというふうに思います。  さて、ちょっと時間の方もだんだん迫ってまいりました。  経済...全文を見る
○田村(憲)委員 やはり若い方々をしっかりと就労させる、就労の場を提供する、これは本当に、失われた何年と言われましたけれども、ちゃんとキャリア形成できない若い人たちがだんだん年を召していかれる、これはやはり将来的に国にとっても大変な損失でありますし、もちろん御本人たちにとってみれ...全文を見る
○田村(憲)委員 すると、関係者にいろいろと話を聞きながら、労働政策審議会の方でいろいろと議論をして、審議をして、その上で大臣がお決めになられるというお話だったというふうにお聞きをいたしました。実際、この修正案の中に入っております「心身の故障のため業務の遂行に堪えない者」、これは...全文を見る
○田村(憲)委員 しっかりよろしくお願いをいたしたいと思います。労使ともに納得のいくような案をつくっていただいて、とにかく後でいろいろなもめごとが起こらないようにということで、これはよろしくお願いをいたしたいと思います。  今からこの法律が通って、来年の四月には、実際問題、新し...全文を見る
○田村(憲)委員 特に、高齢者の継続雇用といいますか、対応の難しいような企業の確保措置といいますか、要するに、高齢者を継続雇用するときの、どういう仕事をつくっていくか、こういうような意味での対応例みたいなものも含めて、ちゃんと中小零細を含めて対応していただきたいな、こんなふうに要...全文を見る
○田村(憲)委員 もう時間でございますが、私自身も誤解を招いた言い方をしていると困るんですけれども、解雇しやすいようにという話じゃないんですよ。明確化をしていくことが重要である、必要であると思います。  最後に、重ねて、先ほどの大臣告示で出される指針の部分、これは経済界の意見も...全文を見る
08月02日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第12号
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○衆議院議員(田村憲久君) 一元化の利便性はどこにあるんだというお話だったというふうに思いますし、またそれに向けてどのようなこれから方向性を示していくんだと、こういう御質問であったというふうに思いますが、まず、今も小宮山大臣からもお話があったんですけれども、給付、これは一元化がほ...全文を見る
08月03日第180回国会 参議院 社会保障と税の一体改革に関する特別委員会 第13号
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○衆議院議員(田村憲久君) 前回も先生とここは議論をさせていただいたんですが、並列だとかどちらが一義的だとか、法律上どう言っていいのかよく分かりませんが、ただ、基本はやっぱり保育所であることは間違いないわけでありまして、保育所を基本にやはりこの保育というのをしっかり進めてまいると...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 認可保育所の増設、保育所がやはり基本であるというのは先ほど申し上げたとおりでありまして、多様なニーズがあるし、いろんな制約もある中で、他に、今委員並列とおっしゃられましたけれども、地域型の保育事業というものも位置付けてあるわけであります。  ただ、一...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 今先生おっしゃられましたとおり、要は、保育の必要量というものを測るという行為とそれから保育自体を申し込むという行為は、これは法律の基となっておるところが違うわけでありますから、一つの法律でそれが進んでいくというわけではありません。  ただ、これはやっ...全文を見る
○衆議院議員(田村憲久君) 無認可の保育所ということにはならないんだと思います。認可の保育所でありますとか地域型の保育施設等々に対して今言われるような調整を掛けるという話になると……
○衆議院議員(田村憲久君) はい、そうでございます。
○衆議院議員(田村憲久君) 大臣がかなり踏み込んで御答弁されたんですけれども、余りばらばらな保育というのは事実上無理だと思います。対応する保育園側もそんな細切れで預かれないというふうに私は思いますので、正直申し上げて、ある程度のコアタイムは子供たちを預かるという形になると思います...全文を見る
11月12日第181回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○田村(憲)委員 自由民主党の田村憲久でございます。  今も石破幹事長から話がありましたが、民主党政権最後の予算委員会の質問になるであろうなと思いながら、きょうは御質問を五十分させていただきたいと思います。  まあ、近いうち解散のことは余り聞きたくないんですけれどもね、本当は...全文を見る
○田村(憲)委員 という、非常に仲のいい、また、閣内においても非常に立場の重い前原大臣がおっしゃっておられますが、その前原大臣の思いと大体総理は考え方を共有しているということでよろしいですね。
○田村(憲)委員 でも、寝言で言わなくても前原大臣にはわかるという話なんだと思うんです。  なぜこんなことを聞くかといいますと、近いうちというのは、これは確実に時間軸なんですね。どこか上限があるはずなんですよ、近いうち。何か後ろの方から黄門様が、近いうちは一年だなんとよくやじを...全文を見る
○田村(憲)委員 私が聞いているのは、いつ解散しますかと聞いているんじゃないんです。近いうちに国民に信を問うというのは、一定の範囲内のどこかで国民に信を問うということですよね、近いうちというのは時間軸ですから。その最大限はどこなんですかねということを聞いているので、その時間軸、近...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、最大限度といったって、任期満了があるんですから、それより先は絶対ないので、それは。今のお話だと、そこまでにあるのかないのか、ちょっとよくわからない話でありましたが。  我が党の石破幹事長の質問は非常に重要な質問でありました。何かといいますと、セットかとい...全文を見る
○田村(憲)委員 何かそっけない答弁で、サービス精神がちょっと欠けているんじゃないかと思いますけれども。国民の皆さんは見ていますから。  総理が、うそつきだと言われるのが非常に嫌だという報道が流れていますよ。私はうそつきだとは思いたくないんです。誠実な人だと信じたい。しかし、も...全文を見る
○田村(憲)委員 総理、今の岡田副総理の認識は、つまり、幾つか、とりわけという中で環境整備の条件を挙げられましたけれども、これは解散のための前提条件じゃない、これはやらなきゃいけないものだということで言っているだけの話であって、これと解散は関係ないみたいなことをおっしゃられました...全文を見る
○田村(憲)委員 恐ろしいですね。  何が恐ろしいかというのは、近いうちに国民に信を問うと谷垣前総裁と約束をして、あれだけの大きな仕事を我々も手伝ったわけですよ。ここには二人の信頼関係が私はあったと思うんですね。当然、谷垣前総裁は、これをやって幾つかの条件をクリアすれば国民に信...全文を見る
○田村(憲)委員 だから、谷垣前総裁は、もうあれだけの法律、あなたが政治生命をかけると言った法律を通したわけだから、その時点で国民に信を問うということはセットだというふうに信じたわけです。  ところが、その後に、まだやるべきことが幾つかある、環境を整備しなきゃいけないと言うから...全文を見る
○田村(憲)委員 説明しましょう。  私も今人選をさせていただいています。それは、御党に提出する人選を、これを今選考させていただいているんです。出しますよ、出すけれども、それを決める段になってまた問題が起こるんです。だから、出すのは出すけれども、それを決めるというのは、本来、私...全文を見る
○田村(憲)委員 後期高齢者医療制度の廃止も、やると言って、あなた方がやれなかったんですね。やれなくて、次の選挙にキャリーオーバーになるんですよ。そんなの、国民の皆さんは信用しませんよ。ですから、解散をして、一度国民の信を早く問うて、その上で国民会議を立ち上げないと、間に合わなく...全文を見る
○田村(憲)委員 いや、ドルが九十円台ぐらいからずっと円高になって八十五円に突入した、その時期を覚えていますか。
○田村(憲)委員 いつごろか覚えていますかと言っただけの話で、あなたが財務大臣のときなんですね。二年前です。八月ですよ、八十五円になった。いろいろと菅内閣で党内政局になっていたころですよ。あなたは何もしない、ほったらかしになっていた。結果的に八十五円というような状況。それから、ほ...全文を見る
○田村(憲)委員 何か補正予算を組まなくても大丈夫だみたいに聞こえました。私はびっくりしました、認識が大分違うんだなと。こんなによくなったから補正予算を組まなかったんだというように聞こえましたね、今のお話は。いいです、また後で聞きますから。  私、一番心配なのが、この日銀の展望...全文を見る
○田村(憲)委員 ですから、それは通すのは、大体今既定路線で話し合いが始まっているわけでしょう。それはいいんですよ。私が言っているのは、なぜ、景気対策を組んで、この国会に補正を出さなかったのか。景気対策用のですよ、そんなの当たり前ですよ。だって、今も言いましたよね、来年の四—六な...全文を見る
○田村(憲)委員 きょうは日銀の総裁にもお越しをいただいておりますけれども、今の趣旨ならば、外債を買えるということでいいのでございましょうか。
○田村(憲)委員 流動性の供給のためには外債は買わないというのが、今、日銀総裁の答弁だったと思います。前原大臣は、流動性の供給のために外債を買えばいいじゃないかというお立場だったというふうに仄聞をいたしました。  さあ、城島財務大臣、どちらに立ちますか。
○田村(憲)委員 必要がないみたいな話だったんですかね、今のは。何かいろいろ言われてよくわからなかったんですけれども。  どうやら、前原大臣と城島大臣の考え方は若干違うというふうに認識をいたしましたが、なぜ財務大臣にお聞きするかというと、財務大臣と総理が認めれば、業務外であって...全文を見る
○田村(憲)委員 何か聞いていると、初めは、アメリカでは中央銀行の独立性を高めるために結んだものだという話で、事実そうだったと思うんですが、それを例示したということは、日本銀行の独立性をさらに高めて、何か政府の言うことを余り聞かないみたいなふうにも聞こえますし、一方で、日銀から政...全文を見る
○田村(憲)委員 確認しただけでは何も進みません。やはり、しっかりとしたアコードを結んで、その上で、物価目標、インフレターゲット、それが実現できなかった場合には、最低限、中央銀行がちゃんと国会に対してそれなりの、なぜそれができなかったかということも含めて報告をさせるぐらいのことを...全文を見る
○田村(憲)委員 多分、日銀総裁はそうやって思っていないんだと思います。日銀総裁、義務を負ったということでいいですか。
○田村(憲)委員 ですから、質問に答えていないので、義務を負ったとは思っていないということで。  大臣、これじゃだめですからね。しっかりちゃんと調整をつけてくださいよ。じゃないと、本当にいわゆる言うだけ大臣と言われちゃいますよ。
○田村(憲)委員 同じことを聞いても仕方がないので、もういいですけれども。  いよいよ特例公債法をどうするんだという話の中で、予算と、それから要するに赤字国債発行、特例公債法、これをどう一体的に処理するんだという話が午前中も議論をされました。我々も、別に、いつまでもこんなものを...全文を見る