辻元清美

つじもときよみ

小選挙区(大阪府第十区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

辻元清美の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月10日第140回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○辻元委員 どうもおはようございます。私は、社会民主党近畿ブロック選出の辻元清美と申します。予算委員会では初めての質問になります。  私は、最近とみに言われておりますボランティア活動とか、それからNGO活動という非政府組織、民間の若者の活動など、そして非営利組織と言われています...全文を見る
○辻元委員 この言葉の定義で、広辞苑で引きますと二つ意味があるのですが、一は「義勇兵」という意味、それから二が「自ら進んで社会事業などに参加する人」という意味になっているのですね。この中に無償という言葉が出てこないのです。私はここについてきょうちょっと言及していきたいと思うのです...全文を見る
○辻元委員 はい、わかりました。  それでは、ここで政府開発援助、ODAと、そういうNGOの活動、特に発展途上国で、今随分若者の活躍が日本でも報じられておりますし、世界からも少しずつ注目され始めているのです。その関連について質問したいと思います。  まず、ODAのプロジェクト...全文を見る
○辻元委員 今、アメリカでは一二%、オランダでは九%というお答えをいただいたかと思うのですが、日本では一・八%ということなのです。私は、ここを伸ばしていった方がいいというふうに考えておるわけなのですが、実際に十二億円来年度予算ではついております。  一九九六年度のNGO事業補助...全文を見る
○辻元委員 最後に一分ございますので。  海外協力隊の皆さんの活躍やJICAの皆さんの御努力についても、私も十分現場でも、たくさんの国々で触れ合って存じ上げております。その上で、今本当に日本海で活躍されているようなボランティアの力、その力を国際的に広げていく意味で、そういうのも...全文を見る
02月21日第140回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○辻元委員 私は、社会民主党・市民連合の辻元清美と申します。  昨年初当選いたしまして、国会にやってまいりました。それ以前は、環境問題や国際交流にかかわるNGOのスタッフとして、学生時代から十三年間働いてまいりました。  一九九二年のブラジルにおきます地球サミットにも、日本の...全文を見る
○辻元委員 さて、この答申の中で、先ほどからも何回か指摘されておる点でありますけれども、長官の意見をいつでも言える。これは、御意見番と言ったらおかしいのですけれども、しっかりここでイニシアチブをとっていただきたいと私は強く希望しているわけなのですが、その際に、今長官がおっしゃいま...全文を見る
○辻元委員 意見として私も申し述べましたので、まだまだ長いですから、長い検討の中で試行錯誤しながら一緒に考えていきたいと思います。  さて、そこで次は、調査等の委託を受けた、コンサルタントとよく言われておりますけれども、その位置づけについて質問させていただきます。  答申には...全文を見る
○辻元委員 今の点については確認させていただいたと受け取っております。  次に、本当にこの答申のいい点だと思うのですけれども、代替複数案方式というのも提案されております。事業を始める前に複数案を比較検討する、この点について質問させていただきたいのですが、私はこれに賛成しておりま...全文を見る
○辻元委員 さて、そうしますと、先ほども出ましたが、評価後の調査という質問に移らせていただきます。  この答申によりますと、評価書が公告縦覧された後において、影響の重大性や不確実性の程度に応じ、工事中や供用後の環境への負荷状況や環境保全対策の効果を調査し、その結果に応じて必要な...全文を見る
○辻元委員 事後調査につきましては、このたび法律が成立いたしますと、長官がいつでも意見を述べることができるということがございますので、事後評価で予測と余り大きく違いますと環境庁の威信にもかかわることだと私は思いますので、ぜひそこのところは皆さんにしっかりチェックしていただければと...全文を見る
○辻元委員 続いて、通産省の方はいらっしゃいますか、いらっしゃいましたらお聞きしたいのですが、自動車が走るためにガソリンを買う、それで税金がそこから引かれていくわけなのですが、それを自動車の道路建設に使うというのはそれな りに、今までの世の中だったら論理はあったと思うのです。と...全文を見る
○辻元委員 さて、最初にも申し上げましたが、環境庁長官には女性の大臣としてイニシアチブをとっていただきまして、このCOP3の会議、そしてアセスメント法が早期に成立し、十分なイニシアチブをとる中で、NGOの代表として会議に行きましても、今は日本が国際的にも進んでいるとはなかなか言え...全文を見る
02月25日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○辻元委員 今の吉井委員は劣化ウランのことを質問なさいましたけれども、私も、一九九五年の十二月五日と七日及び九六年一月二十四日の三回にわたり、沖縄の鳥島において、米軍のAV8BハリアーⅡという飛行機から二十五ミリ機関砲により劣化ウランを含むPGU20/U弾というのが千五百二十発発...全文を見る
○辻元委員 ちょっと略して、原子炉等の規制に関する法律と呼ばせていただきたいと思うのですけれども、この法律によりますと、五十三条によって、平和目的以外に使用されるおそれがあるときは許可すべきでないとはっきり定められていると思います。  さてそこで、仮に米軍から劣化ウラン弾を使用...全文を見る
○辻元委員 私が質問しましたのは、米軍から来た場合は、それはいかがでしょうか。今後も科学技術庁として、米軍に対して許可申請をするようにと求めたいのか、いや、これはもうしようがない、米軍に対しては一切許可申請なんかしてくれと言えない、この二つ、どちらとお考えなのか、見解をお聞きした...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、確認させていただきますと、日本政府としては、米軍による劣化ウラン弾の使用の許可申請は、この事件があったからといってしないというふうに理解していいのですか。
○辻元委員 そうしましたら、許可申請の要求もしないと理解してよろしいですね、ちょっと要求という言葉が抜けてしまったのですが。  さてそこで、引き続き質問したいのですけれども、このウランの空気中の濃度というのが問題になってきているというふうに私は理解しておるのです。放射性同位元素...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、今のお話を聞いていましたら、報告を待って、待ってということなのですけれども、一切そのときの状況を、今の科学技術庁の英知を結集して、あのときのああいう状況だったらどうだから風下にある村に対してはこういう影響が想定されるのじゃないかとか、その場合はこうしなく...全文を見る
○辻元委員 あそこの鳥島というのは村営地だと聞いているのですね。久米島というところにある二つの島、この二つの島の持ち物である。それを米軍が使用しておるわけなんですけれども、その調査によっては、原子力損害の賠償に関する法律というのがあると思うのですが、これに適用される場合も考えられ...全文を見る
○辻元委員 さて、この劣化ウランは、原子力の平和利用に関する協定というので、日本政府とアメリカ合衆国政府の間の協定によっても規定されていると思うのですけれども、核燃料物質の指定を受けております。いずれにせよ、問題が生じたときには第十四条というのによって「相互に協議する」というふう...全文を見る
○辻元委員 あと、今後の対応ということなんですが、実際にこの問題が起こって、先ほどから国内法によっては規定できないという話ばかりが出てくるわけなんですけれども、昨日も沖縄では、久米島でたくさんの人が集まって、自分たちの環境や自分たちの生命にどういう影響があるのか非常に不安であると...全文を見る
○辻元委員 三月末までにというお話が出ましたけれども、それはアメリカ側の調査であって、そのときに科学技術庁も一緒に行くというような話し合いはされていないんでしょうか。
○辻元委員 今話をしているというふうにおっしゃいましたので、その可能性もあるということで私の方は受け取らせていただきたいと思います。  時間が来ましたので、質問を終わります。
03月04日第140回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第2号
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○辻元分科員 私は、社会民主党・市民連合の辻元清美と申します。  本日は、昨年十二月三日なんですけれども、アメリカ合衆国司法省が、第二次世界大戦中に日本軍人及び軍関係者として、いわゆる七三一部隊での人体実験や従軍慰安婦の組織化、制度化を進めた十六人の日本人について、アメリカ合衆...全文を見る
○辻元分科員 今の、公表しないというお答えですが、それは一般に公表しないということで、日本政府はこの十六名の氏名について通知を受けたということですか、受けていないということでしょうか。
○辻元分科員 ということは、この十六名について、もう一度確認させていただきたいのですが、日本政府は通知を受けていないと理解してよろしいんでしょうか。
○辻元分科員 この中には、これはアサヒイブニングニュースなどでは、公職についている方の名前もリスト掲載に当たって出ているというような報道も出ております。これは鈴木俊一前東京都知事でありますけれども、公職者も、この経過、これは日本の大学の先生なども、広島大学の名誉教授の芝田進午さん...全文を見る
○辻元分科員 ということは、この今回のアメリカの措置というのは、容疑であるというふうに外務省は受け取っていらっしゃると確認してよろしいでしょうか。  あと、私が司法省から取り寄せました資料は、アイデンティファイという言葉を使っているので、確定というふうに私は読んでしまったんです...全文を見る
○辻元分科員 今回のアメリカ合衆国の司法省の措置は、先ほども申し上げましたボルツマン修正法に従ってなされたと聞いております。この法律は、先ほども申し上げました旧ドイツのナチス及びその同盟国で残虐行為を働いた人物を戦争犯罪者として人道上の罪に問う法律というふうに聞いております。です...全文を見る
○辻元分科員 そうしますと、今回この司法省の発表による十六名については同じような措置を受けるということでございますか。
○辻元分科員 私はこの記事が出たときに、自分自身も大きな衝撃を受けたわけなんですが、それはその理由なんですね。その人たちがなぜ入国拒否をされるかというその根拠において、ほかのものとは違うと思ったからなんです。十六名についてアメリカがこういうふうな措置をしたわけなんですが、もしもこ...全文を見る
○辻元分科員 ということは、この十二月一二日に、報道によりますと、対応に困ったというような報道がなされているのですが、これが困って以来、アメリカとは一切このことについては日本政府としては何も話し合っていないというふうに受け取ってよろしいでしょうか。
○辻元分科員 それはどういうやりとりなんでしょうか。外交上のやりとりというのがちょっとよくわからないのですが、御説明いただけますか。
○辻元分科員 そうしますと、その外交上のやりとりはこの先も続いていくと理解してよろしいのでしょうか。  といいますのは、この司法省の資料によりますと、これからも調査を続行していくというふうに書いてございます。ということは、これからも日本政府に、そういうふうなまた何名何名というふ...全文を見る
○辻元分科員 それでは、ボルツマン修正法は一九七八年にできて七九年に特別調査部ができたということなんですが、ドイツ政府はその戦争責任という意味において、ドイツ政府の対応はアメリカと協力して六万五千人の名前を一緒に作成したというふうに聞いています。日本は今後のそういう外交上のやりと...全文を見る
○辻元分科員 そうしますと、第二次世界大戦中に日本軍がアジアで行った残虐行為についてということで今回こういう措置があったわけなんですけれども、これは世界じゅうから日本政府の対応が私は注目されているのではないかというふうに考えるのです。日本政府が、今回のような具体的な数字を挙げて戦...全文を見る
○辻元分科員 私がこの問題を取り上げましたのは、一つは、今まで戦後五十年のときもそうでしたけれども、アジアの国々と日本の関係をどうするのかという、過去の戦争について随分議論もなされ、そして日本に対する批判も謙虚に受けとめて、これから新しい関係をつくっていこう、そういうふうな気風も...全文を見る
○辻元分科員 私は……(発言する者あり)そうです。私もそれを申し上げようと思って。敏感というのは悪いことではないと思うのですよ。いろいろなことに敏感に対応していかないと、日本の外交もとても大事なことだと思います。  私がこれを取り上げましたのは、やはり私は戦後生まれですけれども...全文を見る
03月18日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号
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○辻元委員 社会民主党の辻元清美と申します。  私は、きょう、これまでのやりとりを聞かせていただきまして、その中でさらに疑問に感じました細かい点につきまして幾つかお尋ねしたいと思います。  今回のアスファルト固化技術開発施設の事故というのは、何回もここでも指摘されておりますが...全文を見る
○辻元委員 動燃の職員の方ですか、二人は。
○辻元委員 その人は職員ではないのですか。
○辻元委員 それでは、先ほどから消火の話が出ておりますけれども、上司に連絡をしたというふうに何回か御答弁いただいておりますが、このときにこの上司の方はどこにいらっしゃったのか。そして、この上司の方は十時三十二分にそこにいる人たちに退去するようにという指示を出しておりますけれども、...全文を見る
○辻元委員 その指示をした人がこの間に現場にいらっしゃったのかどうかということを聞いているわけなんです。現場を見ずに指示されているわけですよね、そのときは。普通だったら走ってきて見るのじゃないですか。
○辻元委員 ということは、この指示をなさった上司は一回も現場に行っていないということですね、本人は。
○辻元委員 私は、現場を見ずに水だけで一分という判断をされた点は、非常に責任重大だと思います。  さらに、鎮火をしたと判断なさった方は、そうしますと、だれになるわけでしょうか。
○辻元委員 それから、この折に消防署への届けがおくれたというようなことで、何か消防署の人がテレビにも出て顔を真っ赤にしてはったのを私も拝見しました。  それと同時に、消防法によれば、そのまま延焼を防ぐための努力をしなければいけないという規定がございます。このときに、鎮火をしたと...全文を見る
○辻元委員 普通、火事になったら何回も水をかけるとか、CO2があるのでしたらもう一回念のためにやっておこうかとか、私、自分でもそういうふうにするかと思うのです。その点におきまして、これは消防法に触れているのではないかというふうに私は思うのですが、今のところのお考えでは、消防法に違...全文を見る
○辻元委員 それで、電離放射線障害防止規則の四十三条に、放射線遮へい物が破損した場合はその旨を直ちに所轄の労働基準監督署長に届けなければいけないという規定があるのです。いただきましたこの時系列の報告にはそれが出ておりませんが、いつお届けになりまして、その後この監督庁の調査を受ける...全文を見る
○辻元委員 これは直ちにということに法律では明記されているのですが、動燃の意識では直ちにというのは一週間たっということなんでしょうかね、ちょっと理解に苦しむのです。  さて、次に移りたいと思うのですが、先ほどからこういう事故が想定されていたか、いなかったかということが議論になっ...全文を見る
○辻元委員 こういうものを建てたりつくったりするときに、私は、素人で考えても、最大想定事故というものを考えると思うのですね、こういう施設の場合は。そうすると、今回事故が起こったこの施設で、最大想定事故は何とお考えだったのか、お答えいただけますでしょうか。どういうふうに考えていたの...全文を見る
○辻元委員 今、設備、施設、それから事故の想定ということを伺いましたが、そうすると、それに対する人的な訓練はどうなっていたのか。あの設備で従業員が火災訓練を何回行い、そして一番最近はいつ行ったのか、そのことにお答えいただきたいと思うのです。幾ら設備をそうしていても人が動かぬとこれ...全文を見る
○辻元委員 それは東海事業所全部を含めてということでしょうか。このアスファルトの設備についての最大想定事故を想定したものなんでしょうか。何か、消防署に来てもらってぴゅーぴゅー消す練習とちょっと今回は違うと思うのですけれども、ああいう事故が起こるということ。
○辻元委員 残念ながら、その訓練は全く役に立たなかったということになるんじゃないかと思うのです。もしくは、想定されていた訓練と実際起こったことに対する対応、これは訓練が生かされてなかったのではないかというふうに私は理解いたします。これは言われてもしようがないと思うのですけれども。...全文を見る
○辻元委員 それから下請というのはないのでしょうか。いかがですか。
○辻元委員 時間が来ましたので、最後にちょっと質問を何点かしたいのですが、今回、東海村には私も二回参りました。住民の方のお話も直接聞いてきました。そして、水戸でも、住民が不安だということで大きな集会が先週も開かれております。そういう中で、市民調査団というのを市民の皆さんが自主的に...全文を見る
○辻元委員 今、公開すべきものはすべてと伺いましたので、私もこの市民調査団に対しては非常に共鳴をしております。こういうことをオープンに受け入れていくということが非常に大事だと思っておりますので、これは動燃の方に、またこの人たちの動きも把握いたしまして、ともに調査したいと思いますの...全文を見る
04月01日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第5号
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○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。  私は、前回の審議の折に、初動体制について質問いたしました。その折に御回答いただいた点で若干まだ疑問がありますので、まずその点から質問したいと思います。  まず、三点質問します。  先ほどからの答弁の中、中野さんだったと思うのですけれ...全文を見る
○辻元委員 これは、本当に今回水が出たのは幸いというか、普通考えれば、この作動とか点検というのは必ずするものであると思うのですね。これは水が出なかったらどうするのか。一回も水を出した訓練をしていないというのは、ちょっと私は信じられないのですけれども、今確認しました。  さて次に...全文を見る
○辻元委員 はい、わかりました。さてそこで、今回の初動体制の四分間のロスということについてさらにお聞きしたいのですけれども、この四分間のロスについて、動燃の発表によりますと、班長代理には消火を開始する権限があったのに、動燃職員に電話で指示を仰いだために消火がおくれたという発表をし...全文を見る
○辻元委員 わかりました。ということは、動燃の方がこういうふうな発表をされたというのは間違いであるということですか。はい、わかりました。  さて次に、「もんじゅ」の事故についてなんですけれども、聞くところによりますと、今回「もんじゅ」で起きたナトリウム漏えい事故で、福井地検が事...全文を見る
○辻元委員 その事情聴取は、何回ぐらい、何人ぐらい受けましたか。
○辻元委員 この件に関しまして、科学技術庁の職員の方も事情聴取を受けたのでしょうか。
○辻元委員 そうしましたら、今と同じ質問なんですが、何回ぐらい、何人ぐらいの方が受けておりますか。
○辻元委員 それでは、この事情聴取についてなんですけれども、住民の方が告発なさったというごとなんですが、どういう主張を住民の方がなさっているかということを動燃の方はとらえていらっしゃるのでしょうか。どういう点で事情聴取をされているか、その点についてお答えください。
○辻元委員 私は、動燃の総務の訴訟対策室長の森さんという方にこの件で電話をかけて聞きました。そうしたら、森さんがおっしゃるには、二つの点で住民から告発を受けていると。一点は、先ほど申し上げました原子炉等規制法の六十七条の法令違反である。これは、科学技術庁に対する報告が虚偽であった...全文を見る
○辻元委員 出資金と補助金ですか。
○辻元委員 出資金はいかがですか。
○辻元委員 動燃の収入の何割が政府の出資金と補助金かというのを私が調べましたところ、割合でいいますと四分の三程度というふうに理解しております。  さて次に、そうしましたら、この動燃の会計というのは企業会計原則が当てはめられているというふうに聞いています。ですから、事業収入という...全文を見る
○辻元委員 今、事業収入はお答えいただいたので、そうしますと、次に、普通の企業でいえば赤字に当たる部分、欠損金というと思うのですけれども、動燃は現在のところ幾らくらいの欠損金を出しているのでしょうか。これは動燃の方にお答えいただきたいのですね。それを知らぬというのはやはりちょっと...全文を見る
○辻元委員 一兆以上のお金が欠損金で出ているというのでは、普通の企業で考えましたら、これは大問題にされると私は理解します、一兆円というのは物すごい額ですから。  こういうふうに、今私は幾つか質問させていただいたのですけれども、これは私の解釈ですけれども、初動体制についてこの前も...全文を見る
○辻元委員 今、第三者という御発言がございました。それは、私もいろいろ調べてみますと、科技庁の石田事務次官が、第三者を入れた検討機関を動燃そのものの検討をするために組織しようとか、海外のシンクタンクに動燃の監査を依頼するような準備を進めている、そのような報道もございます。第三者機...全文を見る
○辻元委員 第三者の機関ではなく、第三者の目でと、では、第三者というのはだれなのでしょうか。
○辻元委員 最後に、前回、社民党で大臣に申し入れをさせていただきました。そのときに大臣は、何が何でも情報公開という御発言をされました。もう一つ御紹介すると、二度あることは三度ある、したくないという発言もされたのですね。そのためには情報公開が大事だというふうに何回もおっしゃいました...全文を見る
○辻元委員 終わります。
04月10日第140回国会 衆議院 本会議 第24号
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○辻元清美君 私は、環境影響評価法案、通称環境アセスメント法案につきまして社会民主党・市民連合を代表して、橋本総理大臣並びに関係閣僚に質問をしたいと思います。  今から五年前、一九九二年の六月に、私は、ブラジルのリオデジャネイロで開催されました環境と開発に関する国連会議、地球サ...全文を見る
04月15日第140回国会 衆議院 環境委員会 第4号
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○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。この環境アセスメント法案につきましては三回目の質問になります。  先ほど質問なさった方が御自分の小さいころの環境との触れ合いなどにも言及されておりましたが、私の場合は一九六〇年に生まれておりまして、私が生まれたときから高度経済成長というのが...全文を見る
○辻元委員 今までの閣議アセスでそういう意見を述べられたということなんですけれども、今回、新しい法律を制定しようということは、やはり今まででは不十分であったとか、環境庁としての反省点とか、こういう点について問題が多かったのでここはしっかり法律として規定しておこうというようなことが...全文を見る
○辻元委員 わかりました。  ということは、先ほどの御答弁の中に、スクリーニングを行うのは立地場所がほぼ固まってからという御答弁があったかと思うのですね。ここでちょっと一点だけ確認しておきたいのですけれども、今回、意見を長官を含めまして環境庁がお出しになるというのは、その事業の...全文を見る
○辻元委員 そうなってきますと、先ほどから何回も話には出ておりますが、スクリーニングの段階というのが非常に大事だと思うのですね、ここをやるのかやらないのかと決定すると。ところが、残念ながら、先ほどの話にもありましたが、この段階だけは知事のみになっているのですよ。このときに、ほかは...全文を見る
○辻元委員 それはさっきから何回も聞いた答えなのですが、そうしますと、例えば政令指定都市というのがありますけれども、これをつけ加えるなり、例えば神奈川でいえば七百万の人口で横浜はほぼ半分ぐらいいるわけですね。やはりそういうできるだけ小さい枠で意見を吸い上げるというのは大事なのです...全文を見る
○辻元委員 私の意見は反対で、最初が肝心だというふうに思うのですね。そこからスタートしてしまったら、こういうものはかなり今までも既成事実が積み重ねられていくわけですね。ですから、最初が大事だから申し上げているのですけれども、再考いただきたいと思います。各党の方、大体この辺に触れら...全文を見る
○辻元委員 何回聞いても理解できないのですけれども。  といいますのは、私、実際のことを申し上げているのですね。制度はそうかもしれないのですけれども、書類を積まれてこれを審査していくわけなんですが、自治体がやりたい場合はそこでもおやりになってその意見も聞く、協議する。何もそれを...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、その長官の意見の重みということなんですが、もう一点だけ伺います。  そうしますと、先ほどから、専門家の方も含めてお話を聞かれるというふうに、第三者機関は設定しないが個別案件については専門家の意見を聞く、この専門家や意見を聞かれた方のお名前の公表などを...全文を見る
○辻元委員 その内容の公表の仕方ということを御質問したつもりなんですけれども、そういう人の名前も公表していくということが、これは重みをつけることになるかと思います。ですから、ぜひそれは、単にこういう意見を申し述べたということだけではなくて、そのプロセスを公開していくということが一...全文を見る
04月22日第140回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○辻元委員 社会民主党の辻元清美と申します。  きょうは本当に京都に来てよかったなあというふうに思っています。私、国会議員になったのが初めてでしたので、きょう初めて公聴会というのに参加したのですけれども、公聴会というのは大事やなあと思いました。そういう意味では、環境アセスのこの...全文を見る
○辻元委員 どうもありがとうございました。  ちょっとそこのところが、せっかくいいのができても、やる人たちがお互いに仲よし同士で、まあ、なあなあて言うたら変なのですけれども、やるというようなことになっていたら困りますので。ただ、今伺いますと、そこのところ、ちょっと心配かな。 ...全文を見る
○辻元委員 どうもありがとうございます。  そういう意味で、今回の法律の中にコンサルタントというか会社の名前を入れるというのが入ったのは、少しいいのかなというふうに私は考えているのです。きょう、いろいろなお話を聞かせていただいた方もおっしゃいましたけれども、第三者機関はますます...全文を見る
○辻元委員 皆さん質問なさって、最後の方になるとなかなかしにくいのですよ、これが。  先ほどから出ております情報公開のことで、島津先生のペーパーを読ませていただきましたら、アメリカやカナダではアセスの結果を毎日のペースでインターネットで公開しております、特にカナダでは、画面の地...全文を見る
○辻元委員 長時間にわたりまして、どうも本当にありがとうございました。  私の質問はこれで終わります。
04月24日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  私は非常に残念です。三月十八日の私の質問に対しまして虚偽があったということで残念に思っております。その部分なんですけれども、私は消火の確認について御質問しました。そのときに中野参考人が「その後の措置についてでございますけれども...全文を見る
○辻元委員 今疑問には思わなかったというお答えだったと思うのですけれども、安全局長さんというのは疑問に思っていいのじゃないかというふうに、これは私の意見ですけれども、思わない人がやっていらっしゃるのかしらと私は思ったものですから、今のお答えを伺いまして非常に心配になりました。 ...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、このコンサルタントが決まりましたらぜひ教えていただきたいと思うのです。だれがどのような形で調査をしているかということを明らかにしていく、具体的にだれがということを明らかにすることが情報公開の第一歩だと思いますので、早急にお知らせください。  さて次に...全文を見る
○辻元委員 今十三名と伺いまして、幾つかの部署も伺ったわけなんですが、私もちょっと申し上げますと、技術協力部長一名、総務部次長一名、広報室次長一名、安全部課長一名、担当役といたしまして、企画部、核物質管理部、環境技術開発推進本部、国際部、核燃料サイクル技術開発部、核燃料施設計画部...全文を見る
○辻元委員 そうすると、部長さんなんかもいらっしゃるのですけれども、別々に動いていらっしゃるということですか。
○辻元委員 よくわかりました。ということは、非常に人事交流もしっかりと行われていたというふうに承るわけなんですね。  さて次に、先ほどから池田安全局長も、今回は規制法違反で告発までしたのだということで、この毅然とした態度をぜひ理解してほしいというふうに力説されました。「もんじゅ...全文を見る
○辻元委員 ということは、「もんじゅ」の事故の時点での対応というのは、あの時点では規制法の違反でなかったというふうに科学技術庁ははっきりと見解を出されて対応されたというふうに確認してよろしいですか。
○辻元委員 わかりました。  それから、もう一つお伺いしたいのですけれども、先ほどからもこの安全審査をした折のこと、要するに一番最初に審査をした折のことが話題になっております。こういう事業を行う、こういう建物を建てます、こういう施設をつくりますというときに、安全基準に基づいて審...全文を見る
○辻元委員 ということは、推移を見てとおっしゃるのですけれども、例えばあした事故があったらどうするかということなんですよね。それぐらい緊迫した話を今論じているし、認識だと思うのです。一カ月後、二カ月後に、その調査した人たちの結果や推移を見て安全審査はどうだったのかということを論じ...全文を見る
○辻元委員 じゃ最後に伺いたいのですが、私は、今回動燃の責任はもとより科学技術庁にも大きな責任があると思いますし、先ほどから長官も御発言をなさっております。それで近藤理事長は、先ほどというか前からなんですが、体質という言葉をお使いになりまして、例えば、技術、技術と言ってきますとな...全文を見る
○辻元委員 もっといっぱい質問したいのですが、時間が来ましたので、これで終わります。
05月06日第140回国会 衆議院 本会議 第31号
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○辻元清美君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、男女雇用機会均等法の整備法案につきまして、橋本総理並びに関係閣僚に質問したいと思います。  社民党はこれまで男女平等社会の実現を目指して全力で取り組んできました。一九七五年の国際婦人年を契機に、男女雇用平等政策や法制度の研究を...全文を見る
05月07日第140回国会 衆議院 労働委員会 第9号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  昨日も代表質問をさせていただきました。私は、一番最後の質問者ということで、きょう皆さんの質疑を聞いておりまして、さらにわからない点、疑問に思う点について伺いたいと思います。  この均等法ができた折、十年前は私は学生だったので...全文を見る
○辻元委員 今、多かった意見の中にポジティブアクションの話がありました。ちょっとここから、きのう私は代表質問でも質問したのですけれども、ポジティブアクションとセクシュアルハラスメント、それから調停の三点について、順次具体的に聞いていきたいと思います。  ポジティブアクションにつ...全文を見る
○辻元委員 今お答えいただいたわけなんですが、それはやりたいと思う事業主だけということですよね。そこが問題だと思うのです。政策として打ち出していくときに、やはりここのところをもっと強化していくという積極的な、ポジティブなポジティブアクションがあってもいいのではないかと思うのです。...全文を見る
○辻元委員 ということは、先ほど何か表彰をなさるとかいうお話もあって、報告がなくてどうやって表彰するのかなと私はちょっと思ったのです。ここのところ、またあさってもありますし、後ほどの委員会でももう少し詳しく聞いていきたいと思うのですが、今回のポイントになるのではないかと思いますの...全文を見る
○辻元委員 セクシュアルハラスメントの中の一つでセクハラ面接というのを御存じでしょうか。  募集・採用というのが今回もちょっと基準が低くなっているわけなのですけれども、その際に、今問題になっているのは、職を探している女性たちに対するそういう事件、事態も多数報告があると聞いている...全文を見る
○辻元委員 今、均等法の違反という言葉がありましたので、確認させていただきます、そういう場合に。  それから、最後に調停について伺いたいと思うのです。  今回、一方の要求で、当事者の申請によって調停が開始されるという点は評価される点ではないかと思うのですが、これをではどのよう...全文を見る
○辻元委員 ちょっと、今お聞きしたのですけれども、どういうときに調停になるのかということが具体的にイメージがなかなかわいてこないのですが、実際にまだあと数日このことについては審議いたしますので、もう少し具体的な事例については後ほど質問させていただきたいと思います。  時間が来ま...全文を見る
05月09日第140回国会 衆議院 労働委員会 第10号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美と申します。  また、きょう私が一番最後の質問者になりますが、今から三十分です。  私は、働く女性で一番身近な女性はうちの母でした。うちの母は、一九三八年、昭和十三年に生まれています。小さいときから、ずっと働き続けてきた母のもとで私は...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、ちょっとこの建議について幾つか吟味させていただきたいと思います。  この建議、こういうくだりがあります。   女子労働者の就業実態・職業意識、我が国の雇用慣行、労働時間をはじめとした労働条件等労働環境、女子が家事・育児等のいわゆる家庭責任を負ってい...全文を見る
○辻元委員 わかりました。  次に、こういうくだりもあるのですが、女子が家事、育児等のいわゆる家庭責任を負っている現状を十分考慮するというようなこともあります。この中には、午前中の質疑でしたか、先ほどの方もおっしゃいましたけれども、男性が家事を負う時間のデータでは七分というのを...全文を見る
○辻元委員 ということは、やはり現状では女性に対する負担は非常に多いという認識で間違いはないかと思うのです。  先ほどパート労働者がふえているという御発言がございましたけれども、時間がある程度自由に使えるというところでふえているという御答弁であったし、私も同じような認識なのです...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、今回見直すに当たって、何か改めて統計をとるとか、さらに再調査をして、この際それが妥当かどうかということを見直されたとか、そういうことはないのでしょうか、改めてやられることは。
○辻元委員 私は、ここのところは十二歳までというふうにした方がいいのではないかということを、ここで主張させていただきたいと思います。  それと、さらにあと何点か、この条件整備ということで伺いたいのですが、もう一つ、育児、介護を担う男女労働者について、深夜労働に対する免除というこ...全文を見る
○辻元委員 それから、あと二つ具体的なことをちょっと伺いたいと思うのですけれども、時間外労働で、正当で合理的な残業といいますか、してほしいという使用者側の要求があった場合は、これは拒否できないというふうな御答弁が一昨日もあったかと思うのです。例えば、私、ちょっとこれはなかなかぴん...全文を見る
○辻元委員 ということは、労働省の方では、その合理的な理由というところは、こういうのは合理的でこういうのは合理的ではない、合理的ではないというケースについての何かガイドラインとか、そういうものはお持ちなんでしょうか。
○辻元委員 そうしますと、今後というのは、どのぐらいの時間帯を通常は今後というふうになるのでしょうか。
○辻元委員 細かいことなんですけれども、もう一点、ちょっと伺いたい点があります。  この請求の場合なんですけれども、育児または家族介護を行う労働者の深夜業について申し上げているわけなんですが、一カ月以上六カ月以内の期間については開始の日及び終了の日を明らかにして、開始の日の一カ...全文を見る
○辻元委員 はい、それは確認させていただきました。  さて、もう一度建議の方に戻るのですけれども、もう一つこれについてお伺いしたいのですが、最初の方に、「労働時間をはじめとした労働条件等労働環境」、女子の労働環境という文言がございます。こういう現状を十分踏まえてという建議でござ...全文を見る
○辻元委員 今、所定外労働時間というお話も出たのですが、そうしますと、昨年のデータですと、所定外労働時間は男性は何時間ぐらいで、女性は何時間ぐらいだったのでしょうか。
○辻元委員 百八十七と六十八ということで、三、六、十八ですから、約三倍弱ぐらいのこれは開きが時間で見るとあるわけなんですね。これのまた理由はなぜなんだろうという分析はいかがでしょうか。
○辻元委員 今、所定外労働時間について伺いました。  そうしましたら、休日労働なんですけれども、休日労働は大体、男女別でわかれば一番いいのですが、男子が平均どれぐらい、女子はどれぐらいしているというふうに把握されているのでしょうか。
○辻元委員 そうしますと、男女別は今ないということなんですが、今までちょっと、建議の中の方針といいますか、出発点から、そしてそこに書いてある文言は抽象的ですので、どういうふうにそれを現状認識をされ、分析されて今日の改正案ということに至られたかということを、自分で疑問に思うところを...全文を見る
○辻元委員 法律を変えるということは、変化に対応できる、もしくはその変化を積極的に喜ぶ方があるという、先ほどからの大臣の御答弁もありましたけれども、それはもちろん理解できるのですね。しかし、対応できない人に対しての措置をどこまでとるかということもあわせて十分考えていかなければいけ...全文を見る
○辻元委員 今、最後に指導、勧告、ということは、調停などの場合も、勧告を守らなかったところは企業名の公表などがあるというふうに聞いて  いるのですが、この場合もそうなるのでしょうか。
○辻元委員 わかりました。  あと、きょう午前中の御答弁だったかと思うのですが、セクシュアルハラスメントについての研究会を設置して、どういう事例がそれに当たるのか、もしくはどういうふうにしていけばいいのかというようなことをその研究会で十分吟味したいというふうに大臣がおっしゃった...全文を見る
○辻元委員 質疑時間が終わりましたので、これで終わりたいと思うのですが、傍聴の方は女性が多いのですけれども、委員の方は男性が多いということで、それがプラスに働くように、この均等法の改正というのは、私、本会議でも申し上げたのですが、女性だけの法律ではなくて、本当に、いい方向に行けば...全文を見る
05月14日第140回国会 衆議院 労働委員会 第11号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美と申します。  きょうは参考人の皆さん、どうもありがとうございます。早速質問に入らせていただきます。私の持ち時間は二十分しかありませんので。  まず、荒川参考人にお聞きしたいと思います。  全体的な状況をどのように把握されているかと...全文を見る
○辻元委員 次に、中島参考人にお伺いしたいと思うのです。  中島参考人は、いろいろ電話相談などをお受けになっていると先ほどから伺いましたが、ちょっと具体的に女子労働者の悩みといいますか、トラブルですね、どういう事例が多いか、一、二具体的に御紹介いただけないでしょうか。
○辻元委員 はい、わかりました。  それでは、荒川参考人にも同じ質問をしたいと思うのですが、企業経営者側でもやはり女性の悩みやそれから経営者側とのトラブルというのは常に分析されていると思うのですが、ベストスリーといいますか、どういうのがございますでしょうか。
○辻元委員 今、中島参考人から具体的なこと、そして荒川参考人から均等法が適用されていないじゃないかというようなトラブルがあると聞きました。  そこで、鷲尾参考人に質問なんですが、そうしますと、今回の法改正の中で調停委員会の役割というのは非常に出口として重要になってくると思うので...全文を見る
○辻元委員 それでは次に、中島参考人にお伺いしたいのですが、先ほどのトラブルの事例の中にセクシュアルハラスメントという言葉が出てまいりました。今回の法改正は、セクシュアルハラスメントが、「配慮」という言葉でございますけれども、入っています。今回のこのセクシュアルハラスメントについ...全文を見る
○辻元委員 それでは、ここで荒川参考人に引き続き質問させていただきたいと思います。  先ほどのどなたかの質疑の折にも出ましたが、男性の家事の負担の時間が七分というような結果がございまして、そういうことを考えますと、やはり働く女性にとっても介護や育児、家事が負担になってきていると...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、私ちょっとここのところにこだわっていますので、引き続き、ちょっと観点を変えてなんですけれども、この正当で合理的な命令という言葉ですね。これはだれにとって正当なのか、事業主にとって正当なのか、それとも、労働者と事業主との協議において両方がこれは正当である...全文を見る
○辻元委員 私は、もしも今の御答弁のようでありましたら、ぜひちょっと検討していただきまして、やっぱり正当な理由というのは、企業というのは社会的な責任があると思うのですね。私は、今回の均等法をどのように運営していくかというのは、その社会的責任が問われると思うことと同時に、事業主だけ...全文を見る
○辻元委員 どうもありがとうございました。  質疑時間が終わりました。  今、皆さんのお話を伺っておりまして、それぞれのお立場によりましていろいろな意見がある。そうなってくると、これから労働省がどういうふうなガイドラインを出すかとか、労働省がどういう政策を出していくかというこ...全文を見る
05月15日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。早速質問させていただきます。  まず、今回のアスファルト固化処理施設の運転条件の変更ということについてなんですが、この変更が今回の事故の一因になった可能性が高いというふうに言われております。動燃の再処理施設保安規定二百五条によりま...全文を見る
○辻元委員 今そういう御答弁なんですけれども、これが事故の大きな原因であるとすれば大問題なんです。これは運転にかかわる重要事項を安全専門委員会で審議するというふうになっているのですけれども、私はこれに違反するというふうに言わざるを得ない事態が待ち受けているのではないかと思うのです...全文を見る
○辻元委員 わかりました。  それでは次に、がらっと話は変わりまして、動燃のお金の使い方というのは、私は何回かこの場でも指摘させていただきました。きょうも、一部それについて触れさせていただきたいと思うのです。  まず、「もんじゅ」の事故のときは大石理事長でいらっしゃったかと思...全文を見る
○辻元委員 はい、わかりました。  それでは、四月の二十六日だったのですけれども、前最高責任者の大石理事長に対して、おやめになった後も、更迭された後も非常勤の相談役として残っていらっしゃって、現在も月額五十万円ずつの給与というかそういうものを払っていらっしゃるというふうに聞きま...全文を見る
○辻元委員 わかりました。  今本当に特殊法人のあり方とか税金の使われ方がいろいろ問題点を指摘されていますし、財政構造改革というのを私らも必死で考えておるわけなんですけれども、このお金の使い方は私はおかしいと思いますので、早急に打ち切っていただきたいと思います。  さて、そう...全文を見る
○辻元委員 罰金二十万円と聞いて、私はもう愕然としてしまったのです。これだけ、言ってみれば国民的に批判そして不安、動揺をこの虚偽報告は与えていると思うのですけれども、罰金が二十万円以下だったと思いますね。その一方で、最高責任者、「もんじゅ」の事故を起こしてからおやめになった後も、...全文を見る
○辻元委員 私は、今の御説明を受けてもこの罰則は緩いのではないかと思います。  さて、そういう中で、原子力安全委員会の責務が大きくなってきているときよう池田局長が一番最初の方の御答弁でおっしゃったり、中間報告でも五つのポイントに絞られて、そのポイントについて安全審査の考え方との...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、安全委員会の委員長はだれで事務局はだれがやっているのか、教えてください。
○辻元委員 ですから、私は完全に独立しているとは言えないと思うのですね。実際に池田局長もその事務局を担っていらっしゃるわけですから、重複しているわけですね。私は、ここを切り離していくという方向で検討を進めていくことがいいのではないか、そうでないと今回の抜本的改革ということが達成で...全文を見る
○辻元委員 この円卓会議に招聘を受けて参加した人の中から、昨年の七月十六日付で原子力委員会に対して申し入れがされている、その文書を私は持っております。これは、実際に各界各層の市民の代表者も入れて円卓会議を開こうとして行われていたわけなんですけれども、途中でこういうふうに申し入れて...全文を見る
○辻元委員 私の時間が来ましたので、これで終わります。
05月16日第140回国会 衆議院 労働委員会 第12号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  私は、きょうはまず、再三この場でも確認してきたことにつきまして、まずその現状確認から行いたいと思います。  家族的責任の比重が女性に重くかかっている現状というのは、ここで私も何回も確認してまいりました。そして、今回の法改正に...全文を見る
○辻元委員 前向きな御答弁と受けとめさせていただきました。  さて、その激変緩和措置を講ずる場合、どの程度の期間を想定されているかということをちょっと重ねてお伺いしたいのですが。
○辻元委員 今局長の言葉で経過措置という言葉がございましたけれども、私の方では、男女共通のより質の高い労働基準を求めていく間の経過措置であるというふうに受けとめさせていただきました。  さて、幾つか細かい点について確認させていただきます。  前回の質疑の中でも、パート労働者の...全文を見る
○辻元委員 はい、わかりました。  さて、深夜業について引き続き御質問したいのですけれども、先ほどからも、深夜業について環境整備が議題に上がっております。その中には、就業環境の整備、細かくいえば、夜働きますので、仮眠室とかそれから警備とか、それから勤務の便利性といいますか、送迎...全文を見る
○辻元委員 次は、時間外労働、休日労働の制限についてお伺いします。  前々日ですか、おとといですね、参考人質疑の中で、私は日経連の荒川参考人にこういう質問をしました。雇用者が労働者に時間外労働を命ずる際の正当で合理的な理由とは、だれにとっての正当で合理的な理由なんですか、荒川さ...全文を見る
○辻元委員 それを聞いて安心いたしました。  さて、もう時間がなくなってまいりましたが、実際に、女性も男性も共通のより質の高い労働条件基準の設定へと組みかえていくというのは、これはもう皆さん共通の認識になってきていると思うのです。その道筋ですね、どのような形でやるのかというとこ...全文を見る
○辻元委員 努力していただくという御回答だというふうに思いました。  かつ、先ほど、家事労働の男女の差という、二時間三十四分と、それからたった七分ということを、私、三回の質問で取り上げております。これは、もちろん職場環境、労働条件による理由ということもございますが、やはり男性の...全文を見る
○辻元委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、男女雇用機会均等法等の整備法案について、改正案賛成、日本共産党提出の修正案反対の立場から討論いたします。  社民党は、これまで、雇用における男女差別をなくし、男女平等社会を実現するため、全力で取り組んできました。  今般の男女...全文を見る
05月20日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第8号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美と申します。  私は、核実験にまつわる過去を検討し、現代の問題点を改善し、核兵器のない未来を目指すことが必要であるという視点で、今回のCTBT条約の批准と、それに関して原子炉等規制法の一部を改正されるということについて質問させていただき...全文を見る
○辻元委員 この核実験の回数につきましてはさまざま報じられているところですけれども、私は、日本は一番最初に被爆国になったということで、過去の核実験にまつわる現状について、それでどういう弊害があったかというところを、日本がイニシアチブをとってそういう被爆の状態等も含めまして調査して...全文を見る
○辻元委員 アメリカで実際に、アメリカのエネルギー省が出している実験データを独立のシンクタンクのジェイソンというところで分析して報告書を出しているんです。アメリカが行いましたこの実験の三回目以降については、未臨界か爆発か、実はこの判断はとても難しいという非常に厳しい報告書が出たり...全文を見る
○辻元委員 そういう中で、非同盟諸国が幾つかの決議等もやっております。  御承知だと思いますけれども、ジュネーブ軍縮会議で、これは昨年の八月八日に、非同盟二十八カ国提案ということで、核兵器廃絶に向けての行動計画というのを出しております。これも、厳しく、すぐなくせという話じゃなく...全文を見る
○辻元委員 わかりました。それでは、非同盟諸国との関係というのが今一番ポイントになっておりますので、十分な踏み込んだ役割をしていただきたいと私は考えております。  もう一点、現状の認識ということで、核兵器のない地球に向けてということは日本政府はずっと訴えてきたところであると思い...全文を見る
○辻元委員 それでは、先ほどから広島、長崎の位置づけということを申し上げたのですが、この広島、長崎の原爆投下につきましてははっきりと、どういう場合でもああいうことは犯してはいけないということで、違法であると私は考えております。スミソニアン博物館のあのときも非常に残念だったと申し上...全文を見る
○辻元委員 最初に、過去を検証しということで今までの核実験の検証を行っていただく、そして現在の問題点ということで幾つか指摘させていただき、未来を核兵器のない世界に向けて、これは私はもう一歩踏み込まないと日本はイニシアチブをとれないのじゃないかという実感を持って、今質問を終わるわけ...全文を見る
05月29日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第7号
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○辻元議員 今、河村議員を初め、このNPOにかかわってこられた議員のすべての皆さんにここで敬意を表したいとともに、それから、全国でNPOの活動をなさっていた方に、その活動に対して、私、初答弁ですので、まず敬意を表したいと思います。  そういう意味では、今熊代さんもおっしゃったと...全文を見る
○辻元議員 昨日、この提案理由説明の折にも、その中にも見直しのことについては申し上げました。そこにこういうくだりがございます。  本法律案は附則において検討規定を設け、施行の日から起算して三年以内に、市民活動法人の活動の実態等を踏まえつつ検討を加え、その結果に基づき必要な措置を...全文を見る
○辻元議員 今、この与党案につきましては、認証という形をとっておりますけれども、一つの県で行われる場合、これは主たる事務所ですけれども、都道府県知事になっています。そして、二つ以上の県になりますと経済企画庁になっております。  三年以内の見直しということですけれども、税をいじる...全文を見る
○辻元議員 今回、与党案を作成していくに当たりまして、そういう官庁を含めまして地方自治体の関与ということをいかに減らしていくかというのをポイントで考えてきました。そういう意味では、書類審査によって、この書類審査が与党案の規定に合う場合は速やかに認証していくということですから、気に...全文を見る
○辻元議員 長良川は岐阜県と愛知県にまたがる大きな美しい川で、私も何回も視察にも参りました。ですから、与党案が成立した折には、それぞれの県知事さんが判断されることだと思います。これは先ほど、午前中、熊代議員も答えられたとおり、私がここで認証するかしないかということをお答えすること...全文を見る
○辻元議員 今私がお答えしたとおりなのですね。これは、それぞれの知事が権限を持つという法律を、まず枠組みと決めていますので、その中で判断してもらうしかないのです。しかし、今申し上げましたように、環境を保全する、そしてそれぞれの施策についてさまざまな住民活動をしていくという範疇につ...全文を見る
○辻元議員 最初に結論を申し上げますと、新進党案に乗りかえる気持ちはございません。  与党案、私もこの半年間、まだ議員になって半年ですけれども、自分のボランティア活動、そしてNPOの活動をやってきました。その中で苦しいこともたくさんあるのです。おっしゃるとおりに経済的にも苦しい...全文を見る
○辻元議員 苦労話を言い出したらこの委員会が終わってしまいますので割愛させていただきますけれども、趣旨は、もう本当に、すべての団体の方に自由に、闊達に活動していただきたいという気持ちで一生懸命つくってきました。  ただ、民法の三十四条とのすみ分けというのを、この法律はこれでやっ...全文を見る
○辻元議員 ちょっと補足させていただきます。  まず、各運動、市民の活動をしているところが、自分はどれに入るだろうかと考えるのが手順です。ですから、その自分が起こしていらっしゃる活動について、どれかなとまず考えて御判断していただくということになります。ですから、その方がこれだと...全文を見る
○辻元議員 その団体の人がどれにお決めになるかというのは、私はなかなかここで答えにくいのですけれども、もしも私がその団体を運営するとすれば、女子大生の雇用ですから、十番の「男女共同参画社会の形成の促進を図る活動」にびたっとはまるのではないかというふうに思うのですけれども、いかがで...全文を見る
○辻元議員 このたびの提出した法案につきましては、附則に三年の見直し、先ほどから何回も出ています。この中に今金田議員が御指摘の非営利一般法制定に向けての検討というのも入っているというふうに私は理解しています。ただ、これは私たちだけの力ではできませんので、多くの議員の方と議論しなが...全文を見る
○辻元議員 先ほどからたびたび十一項目出ておりますが、大多数の皆さんに活用していただきたいということでこれをつくりましたので、金田議員御指摘のとおりです。
○辻元議員 社会教育の教育という言葉だけにしますと、これは大分議論があったのですが、塾などありますね、高いお金取って、ああいうことにつきましていろいろ配慮して、社会教育としております。  最近では、生涯教育など、随分地域でも、年齢の高い方にいろいろな講演会を催されるとか、そうい...全文を見る
○辻元議員 収益事業の場合は、問題は全くありません。
○辻元議員 この法律をつくりました折は、さまざまな、例えば架空名義で登録されたり、そういうことがあっては困るなという意見もありまして、本人の確認ができるものということでこのような記載になりました。  しかし、今議員御指摘のように、外国人が役員になっているそういうふうな組織も日本...全文を見る
○辻元議員 ここの部分は、この案をつくるときも随分議論してきた部分ですので、正確にお答えするために、私たちがこの提案者と、そして法制局の皆さんのお知恵もかりまして、一文つくってありますので、これをしっかり読ませていただきますので、御確認ください、間違えると大変ですから。  「「...全文を見る
○辻元議員 今、金田議員が御指摘になりました活動も、非常に活発に今行われております。この十一項目を私たちが議論した折も、その活動についての議論もありました。御指摘のとおり、十一項目の市民活動を支えていく、もしくは連絡等を手伝っていく、そういう活動も支えていくことによってこの法律が...全文を見る
○辻元議員 まず一つ目の御質問の立入検査、監督の部分です。  ここは随分議論があったところです。といいますのは、私も長く何時間も議論しました。心配する側もあるんですね。市民運動をやっている皆さんは、立ち入りなんかそんなん、いやあ何かちょっとでもしたらあるのやろか、それでもう一つ...全文を見る
○辻元議員 保坂さんも、長年の経験をされて、その中からの御質問ということでお答えさせていただきます。  先ほども話にありました立入検査の件なんですけれども、相当な疑いがあるというのは、普通、ちょっとあそこ、おかしいでという、そういうことでは立ち入ることはできない。  それから...全文を見る
○辻元議員 今、ごみ問題というのは、全国各地で重要な問題になっているかと思います。地域の住民の方々が、そのごみ問題の問題点の指摘とともに、それだけではなくて、自分たちでリサイクル等をやって、この解決にも取り組んでいこうという積極的な活動をされていることは、皆さんも御承知だと思いま...全文を見る
○辻元議員 この法律をつくっていくに当たっては、その件も議論が出たことは事実です。  ただ、今回、この法律、運用していくという中でどういうものが必要なのかということを見定めて、第三者機関についても検討を加えていきたい。そのために見直し条項というのは先ほどから入れているのですけれ...全文を見る
○辻元議員 今、保坂議員が御指摘の点も随分議論があった点です。  この市民活動法人を取った団体と取らなかった団体に何らかの形で、例えば何かの基金を申請した折に、ここは取っているからとか取っていないからということが審査の対象に入っては困る。それは、個々の団体が、入りたい団体は入ら...全文を見る
○辻元議員 先ほどから自民党の議員の方も、御自分の活動、地道な活動を例に挙げていただきまして、そのような活動はぜひこの市民活動法人を取って活動したいという御指摘もございました。先ほどの例示にございますような団体は、私たち提案者としてはぜひ活用していただきたいということはお答えいた...全文を見る
○辻元議員 お答えいたします。  今の奥田議員がおっしゃったとおりの理解で結構だと思います。  ただ、第一歩と申しましたけれども、私も市民活動を十四年間やってきたのですけれども、やはり社会的信用というところで随分困難がありました。そういう自分の活動の経験も踏まえまして、やはり...全文を見る
○辻元議員 貴重な御意見をありがとうございます。こういう本当に市民活動を促進していくという法案ですので、できるだけいいものを、そしてすぐ活用していただけるものを、各党が議論を積み重ねてつくることは大変大事だという認識に立っております。  それと同時に、市民団体から私たち与党案の...全文を見る
05月30日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
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○辻元議員 議論の過程では、市民活動団体というのはさまざまな規模、さまざまなテーマである。小さな、二十人、三十人で一生懸命お母さん方が地域で活動されている、そういうグループもあれば、物すごく大きく、幅広く活動している、何百人、何千人の人たちと一緒にやっているグループもあれば、その...全文を見る
○辻元議員 今の点も随分議論が出ました。それで、今、不登校の問題等は社会問題になっているということで、提案者の間では、この二番の社会教育の推進という、この活動に当たるのではないかというふうに私たちの間では話し合ってまいりました。ですから、一般の競争競争の進学塾、ありますね、高いお...全文を見る
○辻元議員 ロックミュージシャン、私も大好きなのですけれども、実は仲間にもたくさんおります。その場合に、どういう目的を持ってやっていらっしゃるかということです。例えば阪神・淡路大震災の折なども、たくさんのミュージシャンの方、アマチュアの方、音楽を志向されている方が、現場で随分皆さ...全文を見る
○辻元議員 そこで、ライフワークにしたいという御質問だったかと思うのですけれども、これはちょっと私ごとで恐縮なのですが、日本ではなかなか難しいのですよ。難しい原因はいろいろあると思います。それを変えていく第一歩が今回のこの審議になっていると思うのです。これを、例えば先ほどから税の...全文を見る
○辻元議員 随分前の話なんですけれども、私たちの場合は、まず自分たちでアルバイト等をしたお金を何人かで出し合ったりとか、それから知人、友人、心ある人からお金をお借りしたりして立ち上げていったわけなんです。ただ、実際には、その規模によります。先ほども申し上げたように、私たちみたいな...全文を見る
○辻元議員 与党案の方はこのようになっておりますね。第二条第二項第二号のロに、市民活動法人は、その行う活動が「政治上の主義を推進し、支持し、またはこれに反対することを主たる目的とするもの」であってはならない。これは、推進し、支持し、反対するというのはアクションですので、勉強するの...全文を見る
○辻元議員 この間出されました経企庁の統計に従いますと、八万数千団体が対象になっておりまして、そのうち一万団体程度が、まずこの市民活動法人が成立したならば登録されるのではないかという予想が立っております。  ですから、私もそのように理解していますが、各県によってもばらつきがある...全文を見る
○辻元議員 まず、この法律をつくるまでの過程ですけれども、これはほかの法律に比べて、かなり市民団体とのいろいろな意見の聴取それからヒアリング、ディスカッションを積み重ねてきたということは、これは河村議員も同じであると思いますし、木島議員も、そして与党の私たちも同じであると思います...全文を見る
○辻元議員 今、本来のとおっしゃったんでしょうか。今の事例ですと、自然保護ということと、それから、いろいろな施策に対する活動については、これはこの与党案によりますと保証されておりますので、その二つの要件に合致するのであれば大丈夫です。
○辻元議員 今の御質問ですけれども、これも同じようなケースで、自然保護と施策については先ほど申し上げたとおりです。  議会制民主主義を守れということを言い出したらどうなるか。これは従たる活動では問題はないということになりますので、その範囲においては頑張っていただいたらいいんじゃ...全文を見る
○辻元議員 今の御質問は第二条二項第二号に当たるかと思うのですけれども、ここで、先ほども申し上げましたけれども、「政治上の主義を推進し、支持し、又はこれに反対する」というのがほとんどの活動になってしまった場合、施策ではございませんね。主義の推進、支持またはこれを反対することを主た...全文を見る
○辻元議員 これは、昨日からも申し上げているのですけれども、活動される団体が何を目的としているかというところが一番の判断材料になるわけですね。うちは主義を主張したい、これが最大限の目的なんだと。議会制民主主義だけじゃないですよ、社会主義、共産主義、いろいろあります。それを推進して...全文を見る
○辻元議員 そのようなアンケート活動は、皆さんの御意見を聞く活動ですから、やっていただいて結構だと思います。
○辻元議員 アンケートの結果を個々人に知らせ、個々人がどのように判断されるかというのは自由ですし、それから、先ほどからも申し上げていますけれども、施策についてさまざまな意見を述べるというのは、非常に成熟した市民社会をつくっていくには物すごい重要な仕事だと私も思っておりますので、ア...全文を見る
○辻元議員 瀬古議員は、共産党を基盤にされた長年の御努力をしてこられた、その体験から今御発言なさっているということは重々受けとめながら、私の意見を述べさせていただきます。  私は、市民活動というのは、私がやっていた団体もそうなんですけれども、一定のものがこの議員落とせとか、この...全文を見る
○辻元議員 今おっしゃっている趣旨は十分理解いたしております。  ただ、例えば私が選挙をやった場合どうしたかといいますと、私は先ほど申し上げましたピースボートというところで専従をやっておりましたが、すべてやめました。そして、私の応援をしたい人はしてくれ。そのかわり、専従職員は解...全文を見る
06月03日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○辻元議員 けさの公聴会でも私は意見を述べましたけれども、五十万円を設立時に用意しなければ設立ができないというのは、私は賛成できないと思っております。  といいますのは、今委員御指摘のように、市民活動を行う団体はさまざまですし、自分の経験から照らし合わせても、やはり五十万円最初...全文を見る
○辻元議員 今、熊代議員がお答えになりましたけれども、この与党案作成に当たりましても随分議論をしました。それから今議員がお示しになられましたPANの方々やおやこ劇場の方々とも、延べ何時間話したでしょうか。私の方にもその要望書は届いておりますし、その意見も含めて議論した結果が今に至...全文を見る
○辻元議員 まず最初に、前から新進党の皆さんが頑張ってこられた、私が国会に来る前から頑張ってこられたお話は、外で聞いておりました。それに対しては敬意を表したいと思います。審議されなかったというお話がございましたけれども、そのときも非常に残念な思いをされたと思います。という意味で、...全文を見る
○辻元議員 今の御指摘の点なんですけれども、今議論になっているのは、政治というのと宗教という二つありますね。  一つは、私は、市民活動団体が行っている活動の現状というのは、施策に対してはさまざまな活動があると思いますけれども、私、例えば宗教の定義というのを引いてみたら、宗教の教...全文を見る
○辻元議員 私も、今、木島委員がおっしゃったように、地域でたくさんの女性の団体や自治会、皆さんの選挙区でも、目の当たりに活発な活動をごらんになっていると思います。そういう活動は非常に重要だと私も認識しております。そういう意味で、この法文の規定に合えば、そういう活動もこの市民活動を...全文を見る
○辻元議員 私は幾つかの点を申し上げたいのですけれども、まず公聴会でも申し上げました、やはり市民活動というものが社会的信用を得るというのは非常に大事です。何ぼええことをやっていてもなかなか認知度が低かったという現状がありますので、一つは法人格ができることによって、さまざまなそうい...全文を見る
○辻元議員 今の御指摘も、実務上とおっしゃいましたが、活動していく上では非常に身につまされるところなんですね。人手不足で兼任もあるし、その人の報酬を、どの人にどういうふうに報酬を得るものとして活動していくかという重要な御指摘だと思います。現場からの御発言と受けとめましたが。  ...全文を見る
○辻元議員 兼任は可能です。  それで、この役員というものの定義は、これは私も今回いろいろ、役員というのは通常議決権を持って責任者となるわけなんです。社員は議決権を持つ構成員というふうになっています。職員というのは事務局員、よくありますね、雇用される者という解釈でしております。...全文を見る
○辻元議員 そのとおりです。
○辻元議員 この見直しのときに、税制の見直し等という、等という言葉を、ぜひ皆さんここで審議していただきまして、附帯等に等という言葉を入れていただきたいと私は思うのですが、その中に、今委員が御指摘になりました郵便料金等について見直していく、何か手助けできるようなことができれば、それ...全文を見る
○辻元議員 今保坂委員が御指摘になった点は私も同じ意見ですので、ぜひ、委員も今まで教育問題のNPOを長く続けてこられたという実績がございますので、一緒に入っていただきたいというふうに考えております。
○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美と申します。  どうも皆さん、もう最後ですから、トリですから、お疲れさんです。  私は、この近畿ブロックから比例区から選出していただいていますので、きょう傍聴にいらっしゃっている方でいろいろな活動をされている方も存じ上げております。実...全文を見る
○辻元委員 審議はいつまで続くのかわからないのですけれども、修正されるように各党で調整をぜひとっていきたいと思います。ちょっとでも外さんとと思いますので。  それから次に、政治、宗教のことなんですけれども、本田さん、大分こだわってはったようなのでちょっと質問なんです。ここは私も...全文を見る
○辻元委員 それは自由でいいと思うのですけれども、議論してもしようがないのですけれども、何時間もやれそうなんですが、実際に一つの団体が全部それをやらなあかんとなるというところが問題なんです。  それで、この候補者というところも私も大分考えたのですけれども、市民団体というのは、い...全文を見る
○辻元委員 もう一つ、皆さんの発言の中にも多かった税制についてなんです。  ここも随分いろいろ考えました。よう吟味してみたら、アメリカなんかも二段階になっていまして、準則で簡単に取れるけれども、税の優遇措置をとるときはかなり厳しい縛りがあるのです。そうなると、今認証というのでと...全文を見る
06月03日第140回国会 衆議院 内閣委員会公聴会 第1号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美と申します。きょうは本当に長い時間になりますけれども、公述人の皆さん、そして傍聴の方々もたくさん見えています。それぞれの活動で、多分御苦労が多かった方がここに集まっていらっしゃるんではないかというふうに思います。  私も、ピースボートと...全文を見る
○辻元委員 非常に細かいいろんな提言をいただきました。例えば簿記の原則で複式というのになっておるのですけれども、小さい団体は一々複式簿記をつけていられないというので、それぞれの団体に合った簿記でいっていただこうというふうな審議も今この委員会ではなされているわけで、私もその方向に賛...全文を見る
○辻元委員 今の御意見は貴重な御意見として承りました。  さて、もう一つ、今度は新進党案について御質問したいと思うのですが、私はちょっとひっかかっているところがありまして、新進党案の中に、最初に五十万円の財産が要るという項目があるんですね。といいますのは、自分が団体を起こす折に...全文を見る
○辻元委員 それではもう一点なんですけれども、税の優遇措置というか、税金のあり方についての見直しという議論が先ほどからも出ております。  十年ほど前だったと思うのですが、私はある雑誌でNPOという言葉を初めて見ました。それはアメリカのNPOのシステムについての解説だったのです。...全文を見る
○辻元委員 もうそろそろ時間が来ましたので終わりますが、私は税のシステムについて、二年以内に結論を得て検討して、三年後からはその検討を踏まえて見直していくということができないかなというふうに思っているのです。それと、見直しの折には、私が気になっている十一項目で、これはもう本当に大...全文を見る
06月05日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第10号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美と申します。  私は、海渡参考人に二つ、そしてそれぞれの方に一つずつ御質問させていただきたいと思います。  今の電力市場の自由化ということに私も関心がありまして、先ほどの御説明の中で、カリフォルニア州でこれが活発に行われているというこ...全文を見る
06月05日第140回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○辻元議員 どうも皆さん、きょうも一日御苦労さまです。  私は、きのうの事態で、一日、提案者といたしをして理事会の推移を見守りながら、あそこの入り口のところでずっと待っておりました。しかし、まず最初に申し上げたいのは、この委員会、連日開かれておりますが、皆さんの総意でいいものを...全文を見る
○辻元議員 私もこの法案を提出した一人なんですけれども、実際に、修正の努力が重ねられてきたことは、委員も御承知のとおりだと思うんです。  理事会というものが運営されていて、今までも理事会で、何時に開きましょうと理事会があって、そこにあらわれなかった政党の方がいらっしゃったり、そ...全文を見る
○辻元議員 この十二項目に一つふえました活動のこの項目についてなのですが、この間、この修正案を含めまして、法律をつくっていくに当たって一番議論の時間数が長かったところではないかと思います。それは、市民活動を実際やっていらっしゃる方々の意見を聞くという時間も長かったですし、それから...全文を見る
○辻元議員 私がこの法案にかかわり始めてからの作業というものは、これを拡大していくという作業でした。当初は七項目程度というふうに言われておったのですけれども、それを一つ一つ調査やヒアリングを積み重ねていく中でふやしていきました。そういう過程で、この項目がとりあえず民法のすみ分けと...全文を見る
○辻元議員 私は、この法律は断固そうあってはならないというふうに自分では思っております。  そのために、実際に認証、不認証の折の手続も、細かくどういう書類をお示しいただくかということを法文に書き込みました。そして、最後の、皆さんで審議していただきます過程での不認証の際の理由を交...全文を見る
○辻元議員 そのとおりでございます。
○辻元議員 「正規の簿記」というのは、これは議論があったところなのですけれども、それぞれの団体の規模に照らし合わせて、収支等がきっちり記されるという、それぞれの団体が選ぶ簿記であります。  ただしかし、その後の条文に貸借対照表や収支計算書の報告というのがございますので、それはき...全文を見る
○辻元議員 きっちりは大阪弁ですかね。正確にという意味なんです。これは木島議員も御承知のように、本当に大きな団体から小さな団体もございますので、これを一定の簿記の原則ということに縛らず、各団体が正確に金銭のやりとりを記していただくという意味です。
○辻元議員 単式でも複式でも結構だということで、いろいろ参考にいたしました。企業会計原則というのも参考にいたしまして、この第一の横、二に、企業会計はすべての取引につき、正規の簿記の原則に従って正確な会計帳簿を作成しなければならない、このように、ほかの法文にも記されている文言を引用...全文を見る
09月16日第140回国会 衆議院 科学技術委員会 第12号
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○辻元委員 私で最後の質問になりますが、社会民主党の辻元清美です。  もうきょうは、ここに立ちまして決意は聞きたくないなという気持ちで、私が衆議院議員になってからずっとこの問題ばかりで、抜本的な改革の決意でございますというのを何回聞いたかという気持ちで残念ながらこちらに立ってお...全文を見る
○辻元委員 私、今手元に、一九九三年の十月に、このピットの内部をスチールカメラとビデオで既に撮影していた、その写真の記事を持っております。このとき既に、これを見たら穴があいているんですね。これが報道されているわけなんですけれども、九三年十月のこの段階でも異常なしと、今の定義に合っ...全文を見る
○辻元委員 私の質問は、これは異常なしなんですかと聞いたんですよ。それを答えていただきたいんですね。
○辻元委員 そうすると、その後も異常なしという報告が続いているのはどういうことなんでしょうか。
○辻元委員 これはぼろぼろになっているんですけれども、これが異常なしというのは私には理解できないということと、二・五メートルの水がたまっていたときもあるというふうな話も聞いておるのです。私は身長百六十五センチですが、二・五メートルといったら、これにさらに一メートルぐらい水がたまっ...全文を見る
○辻元委員 その予算の執行ぐあいが、またこれは大きな問題になってきたわけなんですけれども、それはちょっと後半で質問したいと思うのですが、もう一つ、これも科学技術庁の方にお聞きします。  この前、東海事業所のアスファルト固化施設で爆発事故があった折、その後に総点検がなされたという...全文を見る
○辻元委員 総点検が終わりましたと言われたから、ああ、そうですがというのであれば、監督官庁の役割は必要ないのじゃないでしょうか。と思います。  きょうからやっているというのも、ちょっと信じられないのですよね。あれだけの事故が起こって、私はあのとき、すべての施設の安全基準について...全文を見る
○辻元委員 これに対しては、理事長、どういう御意見ですか。
○辻元委員 そういうふうに指示をされていたということを認められましたけれども、どう考えても、これがこの施設だけを今回の総点検から外したその原因につながるのじゃないかというふうに、これはだれが見ても、そこをやっているのを黙っておけよ、黙っておけよと言っていてこれが総点検から抜けてい...全文を見る
○辻元委員 私は、その御本人に再度事情聴取をされた方がいいと思います。この後、もしもまたぽろっと出てきたら、もう取り返しがつかないと思いますので、そういうことを申し上げておきたいと思います。  さて、そういう中で、予算の使い方の問題ですね。  先ほどから他への流用ということが...全文を見る
○辻元委員 何かちょっと、今の質問の真意が伝わらなかったようなんですけれども。  一九九四年度の予算についてなんですが、その中で、この今回のピットに関する予算ということで請求してある予算の中から、プルトニウム燃料工場の機器にプルトニウムが大量に七十キロ残留していることがIAEA...全文を見る
○辻元委員 科学技術庁の見解はいかがでしょうか。
○辻元委員 私は、これは全く違う目的のように、あの建屋を建てるとかそこを修復するという目的で要求されているので、それが違う目途に使用されているというふうに理解します。  というのは、そのルールの立て方というか、一般の国民が今何に不信感を持っているかといったら、先ほど大臣もおっし...全文を見る
○辻元委員 そろそろ時間が参りましたので、最後に大臣にお伺いしたいと思います。  この半年ぐらいになるでしょうか、実際に一昨年「もんじゅ」の事故が起こり、そのときもビデオ隠しがあったということ、それもこの半年間に話し合われました。その次には、先ほどのアスファルト固化施設の火災事...全文を見る
○辻元委員 はい。  その点をぜひお聞きしたいと思います。
○辻元委員 終わります。
10月17日第141回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。  私は、今回の十二月のCOP3は、地球の未来を決める、それを私たちが決定するという、本当に今までになかった決定を下さなければならない会議だと認識しております。  今から五年前の一九九二年にリオで地球サミットがあった折に、私もNGOのメン...全文を見る
○辻元委員 その具体的なプロセスなんですけれども、九月に環境庁の方にお話を聞いた折は、例えば、排出権取引については認めない方向でと、それから、将来への借金と言われておりますボローイングは認めない方向でという説明を皆さん受けておられたかと思いますけれども、今回の決定はどうなっている...全文を見る
○辻元委員 私は、環境庁の方に社民党の環境部会でそういう説明を受けました。ここ、再度確認した点なんですね。日本提案の中でそこは非常にいい点ではないか、頑張ってくれというのを確認してその会議を終わったように思います。そういう中で、ころっと変わってしまったという印象なんですよ。そうい...全文を見る
○辻元委員 産業界の方の御意見というふうな話が今出ましたが、その折に、消費者、一般の国民の皆さんが、例えば電化製品が少し高くなっても買いますかという、そういうふうな調査は物すごく大事だと思うのですね。それで、何年たったらこの省エネ分は電気料で安くなります、とんとんになりますよとか...全文を見る
○辻元委員 私は、民生の部門とおっしゃいましたけれども、産業部門、すべての部門についてそこが基本だというふうに申し上げたわけなんです。  さて、そういう中で、この決定のプロセスですが、環境庁は当初、環境庁の案というのを持って臨まれたと思いますけれども、どのような案を持って臨まれ...全文を見る
○辻元委員 時間が来ますので、最後の質問を二つしたいと思うのですが、日本提案の内容の施策の部分なんですが、私は、炭素税というのは非常に有効に使えるんじゃないかというふうに思っております。例えば、ガソリン一リットルにつき二円上げたら一兆円ぐらいの財源、これはODAと同じぐらいの財源...全文を見る
○辻元委員 それでは、時間が来ましたので質問を終わりますが、最後になりますが、大木長官、御就任おめでとうございますと本当に言うのは十二月の会議が終わってからにしたいと思いますの で、どうぞよろしくお願いいたします。
11月06日第141回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号
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○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。  私は、先日、地球温暖化防止京都会議の事前会 議の、ボンで行われています会合の方に与党のプロジェクトで参加してまいりました。そのことに関連いたしまして質問させていただきます。  日本に対しては、非常に議長国としての責任が問われている、...全文を見る
○辻元委員 幾つかの取り組みについて今御紹介いただいたわけなんですが、その中で今長官が横においていただいた原子力の件なんですが、私、ボンに行きまして、原子力についても意見交換をしてまいりました。  その中で、これはちょっと報道もされた、それで御存じかと思うんですけれども、日本政...全文を見る
○辻元委員 今そういう御答弁をいただいたのですけれども、現実を見てみますと、決して原発をめぐる状況は甘くないと思うのですね。  実際に、二〇一〇年までに運転開始に間に合いそうなものは十基に満たない状況だと思います。このままこれに依存していくならば、例えば二〇三〇年を見てみますと...全文を見る
○辻元委員 ですから、私は、やはりこの地球温暖化の問題というのは百年先を見た政策を今立てようというので、世界中の人たちが知恵を出し合って、そのためには、今エネルギー依存のこの社会をどう循環型に変えていくかということも含めての大きな時間的な見通しを立てた議論をやっている最中であると...全文を見る
12月02日第141回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号
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○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。  吉川参考人を委員一同お待ち申し上げておりました。いつも、参考人でどの方をお呼びしようかという話の折にトップにランキングされておりまして、きょうはお運びいただきまして本当にありがとうございます。  私は、先ほどからも何人かの方の議論にも...全文を見る
○辻元委員 どうもありがとうございました。  それでは、もう一点ちょっとお伺いしたい点がありまして、原子力政策そのものについてなんですけれども、情報開示の問題です。  最近、原発立地のところで住民投票などもございます。巻町の例なんかもよく言われますけれども、その折に、理解が少...全文を見る
○辻元委員 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思うのですが、今、一般の人たちの視点に立つということが大事であるという御発言でした。その上で、政策を私たちは決定しなければいけないという話。先ほどの、核燃料サイクルが今岐路にあるという御発言もありましたが、その視点も入れて、これは...全文を見る