辻元清美
つじもときよみ
小選挙区(大阪府第十区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月23日 | 第147回国会 衆議院 予算委員会 第12号 議事録を見る | ○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。本日のトリの質問をさせていただきますが、トリの一番は、相撲問題からいきたいと思っています。 青木官房長官と中曽根文部大臣にまずお聞きをしたいと思います。 私、大阪選出の議員ですが、今回大阪には女性の知事が誕生されました。それで...全文を見る |
○辻元委員 今、個人的な御意見も含めて御答弁をいただきました。 実は私、これにこだわっておりますのは、昨年六月に男女共同参画社会基本法ができる折に、当時は野中官房長官でしたが、この問題を取り上げさせていただいているんです。そのときの野中長官のお答えも、例えば女性の総理大臣が出...全文を見る | ||
○辻元委員 今伺ったわけですけれども、手続としまして、私は堂々と授与式を挙行されるべきだと思いますが、しかし、相撲協会がもうどうしても嫌だと言っているんだったら、相撲協会から普通、御辞退するのが筋である、私はそうすら思うわけですね。 府知事賞とか総理大臣賞というのは、もとから...全文を見る | ||
○辻元委員 所管する立場ということもありますが、この男女平等の問題の場合は、個人的とか公的ということを問わず、やはり人間の根本にある問題ですから、ぜひ文部大臣、この際私はお聞きしたいと思うんです。いかがでしょうか。 | ||
○辻元委員 この問題は引き続き委員会等でも、私は三月まで何とか、横からうっちゃりというお話もありましたけれども、今徳俵で踏ん張っておるというような状況で、何とか押し返していきたいと思っておりますので、引き続き国会の場でも取り上げていきたいと思います。 引き続きまして、ジェー・...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしましたら、包括的な責任があるという今御答弁がありましたが、原子力安全委員会委員長として、御自身も責任があるというようにお考えであるということを確認させていただけますか。 | ||
○辻元委員 重い責任を感じていらっしゃるとおっしゃったわけなんですけれども、原子力安全委員会でこの原子力関係の安全、これについての責任があるという、もとからのこの委員会の名前ですよ、八条機関だとおっしゃっても。それで、今、私は御答弁で、原子力安全委員長として御自身に責任があるとい...全文を見る | ||
○辻元委員 それでは、引き続き長官にお伺いします。 二月十八日のこの委員会の御答弁の中に、長官が、結論から申し上げますと行政責任はないというように言い切っていらっしゃるわけなんですけれども、どういう根拠で行政責任はないというようにおっしゃっているのか。 それともう一つは、...全文を見る | ||
○辻元委員 今の御答弁を聞いている限り、私は、そういう御答弁を繰り返しているからこういう事故が起こると言わざるを得ないと思います。 といいますのは、私は、監督官庁として行政責任が、事故が起こる以前と事故対応に分けましょう、事故が起こる以前の監督官庁としての行政責任は、これは大...全文を見る | ||
○辻元委員 今の御答弁は矛盾していますね。そうしたら、なぜ事故が起こったんですか。いかがでしょうか。 | ||
○辻元委員 そうしますと、監督官庁というのは何をする官庁ですか。見抜けなかったということをはっきり認められたらどうですか。見抜けなかったということですよね。いかがでしょうか。 それはもう答弁書を見なくても、どうぞ長官御自身の言葉で答えてください。 | ||
○辻元委員 監督官庁が行ったときに作業していなかったからとか、そういうレベルのことを言いわけに使うというのは、それも長官がお使いになるというのは、どう思いますか。官房長官いらっしゃいますけれども、これは非常に重大な問題ですよ、行政責任はないというような答弁をこの予算委員会で長官が...全文を見る | ||
○辻元委員 議事録がここにありますから後でお渡しして、これは政府の、小渕総理に答えていただきたいですね。あのときも対策本部長でいらっしゃいましたから。 先ほど、行ったけれどもわからなかったと。でも、この議論の中でも出ていましたよ。七年間、ジェー・シー・オーについてはチェックし...全文を見る | ||
○辻元委員 全力で取り組むことと責任問題は別じゃないですか。全力で取り組むのは当たり前です。ところが、先ほどから文部大臣としても御答弁いただいていますけれども、例えば子供に、最高責任者というのはどういう義務を果たす人かという質問に答えられるでしょうか。東海村の三百五十メートルから...全文を見る | ||
○辻元委員 信頼の回復はまず責任をはっきり認めるところからしか始まらないということを、私はしっかり申し上げさせていただきたいと思います。 もう一問、別の観点から責任問題について議論させていただきたいのですが、警察の不祥事です。 国家公安委員長もお越しいただいておりますが、...全文を見る | ||
○辻元委員 この県警本部長は記者会見も拒否していた。しかし、これはきょうの朝刊ですけれども、昨日、この小林本部長が県議会で陳謝をしたという記事が出ております。 そこで、先ほどの責任問題に引き続いてですが、私は、明らかにこの小林本部長には責任がある、こういう行為をとったことは責...全文を見る | ||
○辻元委員 私はその質問を昨日用意しておりましたら、またきょうの朝刊なんですよ。これは北海道で、北海道の前警察署長がセクハラ問題で自殺したという記事をごらんになりましたでしょうか。なっていると思いますね。これは旭川方面本部監察官室長への転任が決まっていた人なんです。 この監察...全文を見る | ||
02月24日 | 第147回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号 議事録を見る | ○辻元委員 私は、きょうの委員会で一番多くの委員が取り上げております沖縄の普天間の基地の移転問題について、私も取り上げたいと思います。 防衛庁長官と外務大臣がたびたび、沖縄の皆さんの気持ちを重く受けとめているというような御発言がありました。私は、この重く受けとめるというのはど...全文を見る |
○辻元委員 今の御答弁の中に、住民の皆さんの立場をよく理解してというような御発言もありました。 さて、それでは、今申しましたような事情で、この辺野古地区は、昔は一つの家族だった。ところが、今はもう道ですれ違うと互いに顔を背け合うとか、もう本当に、先ほども申し上げましたが、同じ...全文を見る | ||
○辻元委員 今のはお答えになっていないと申し上げざるを得ないと思います。 地元の住民の方を理解するとおっしゃっていますね。そうすると、今地元では賛成と主張されている方と反対と主張している人がいらっしゃるわけです、実際に。それで、非常に厳しい状況に追い込まれていると言っても過言...全文を見る | ||
○辻元委員 私は、やはり重く受けとめていらっしゃるという中身、現状に起こっていることの、どれだけそこの実態——人口千五百人の町です、四百三十世帯のところに、それも沖縄は、御承知のように、海というものをとても大切にしていますね、それは御存じのとおりだと思います。文化的なこともありま...全文を見る | ||
○辻元委員 時間があればぜひそういう機会もという御発言もございましたので、ぜひ、私、御案内させていただきたいと思いますので、改めてまたこれは提案させていただきます。 さて、そういう中で、これも防衛庁長官にお伺いしたいのですが、一月に訪米された折に、コーエン氏と議論なさったと思...全文を見る | ||
○辻元委員 もう一度ちょっとお伺いしますが、それは日本の国内問題であるという認識はアメリカ側は持っていないと理解してよろしいですね。 | ||
○辻元委員 現在でも、国内問題であるという御認識を今披瀝されたと思いますが、外務大臣、それでよろしいのでしょうか。 | ||
○辻元委員 ちょっと、若干ニュアンスが違う御答弁だったように思うわけですが、防衛庁長官が、本日この委員会で、訪米された後、これは国内問題であるときょうもおっしゃっているというのは、これは私は一つのニュースだと思いますね。今やこの十五年問題をアメリカとの交渉のそれこそ中心に据えてい...全文を見る | ||
○辻元委員 今の私の質問は、そういうふうに、今アメリカがはっきりと十五年ではだめだということをはっきり言ったと、言っているということが、特に日本に伝わってくると、この問題、要するに政府としてはあの辺野古地区に移転したい、これがうまくいかないから伏せてくれ、伏せようという話があった...全文を見る | ||
○辻元委員 それは、伏せるとしたからそういう御答弁なんじゃないですか。 その後、コーエンさんはこうおっしゃっているのですね。日本政府が地元と調整して問題を国内問題として解決するように要請した。整合性ありますね。その後に、今の御発言、この問題は国内問題ですとずっとおっしゃってい...全文を見る | ||
○辻元委員 それでは外務大臣にお伺いしたいんですが、もう一度確認させていただきますけれども、この十五年間の使用期限の問題、これについてアメリカ側は否定していないと言い切るかどうかが一点。それと、ということは、アメリカ側は十五年問題をアメリカとしてしっかり受けとめて、そして沖縄の皆...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしますと、その予見をする段階に行っていない今後の取り組み、予見をして、それを実行するというのが大臣の仕事だと思いますけれども、どのようにされるつもりですか。 | ||
○辻元委員 最後になりますけれども、岸本市長は、諸条件が満たされなければ受け入れることはできないとはっきりおっしゃっていますね、この間も。となりますと、外務大臣も、交渉いかんで諸条件が満たされない場合は、名護の受け入れが拒否されてもそれは仕方がないというような御覚悟でされているわ...全文を見る | ||
○辻元委員 それでは、質問を終わります。 | ||
02月25日 | 第147回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号 議事録を見る | ○辻元分科員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 私も、引き続きまして、このさまざまな警察によります不祥事問題について議論をさせていただきたいと思います。 二日前の予算委員会でも、国家公安委員長とこの点について議論をさせていただいておりますけれども、あの日も私は、朝、朝刊...全文を見る |
○辻元分科員 昔から、酒の上と言って許されないことだと私は思います。昔は許されたけれども今は許されないというものではなくて、痴漢行為というのはもとから許されないものだ、お酒を飲もうが飲むまいが許されないことだと私は思っております。 さて、そういう中で、先ほどの御答弁の中で、新...全文を見る | ||
○辻元分科員 その点は徹底的に調査していただきたいのですが、そうなってきますと、組織ぐるみの今回の事件であるという可能性が出てきますね。それはいかがですか、その点については。 | ||
○辻元分科員 それでは、先日も新潟の事件と同時に取り上げさせていただきましたが、北海道の前署長が自殺をした問題です。 これについて、これは当事者が死んでしまったということで済まされる問題ではないと思うんですが、これは実務方に答えていただくことになるかと思いますけれども、この後...全文を見る | ||
○辻元分科員 被疑者が死亡したといえども、これは、何が原因でこのような事態を招いているのかというところを徹底的に追及していただきたいと思うんですね。 さて、先ほど、きのうの夜に起こりました、また、わいせつ行為をした警察署の容疑者の話もしましたけれども、今現状ではどうなっている...全文を見る | ||
○辻元分科員 今私が挙げさせていただきました身近で起こりました事例は、私は、新潟県の事件に重なるんですね。最初に発見した保健所の人たちが警察署に電話したときに、「住所、氏名を聞いてくれ。そんなことまで押しつけないでくれ。家出人であれば警察で保護する」、こういう共通する体質があると...全文を見る | ||
○辻元分科員 非常に率直な御答弁をいただいていますけれども、まだ生ぬるいと私は思うんですよ。やはり、かなりのペナルティーを科すとか、それから先ほどの名前をまず名乗るという、自分に責任がある、これを本当にお一人お一人に至るまで徹底していただくとかそういうことをしていかないと。 ...全文を見る | ||
○辻元分科員 そうしますと、引き続きちょっとお伺いしたいんですが、この新潟の事件の場合、佐藤容疑者宅を計三回訪問している。これはだれが訪問したかということはわかっているわけですね。その人にも今調査しているわけですね。しているんですね。 | ||
○辻元分科員 そうしましたら、やはり被害者もしくは対応している市民もそれがはっきりとわかるような形で認識できるように改めていただくというか、今徹底されていないということですよね。名乗るようにしておりますとここでは御答弁しているわけですが、結局、現場ではされていないという事例があち...全文を見る | ||
○辻元分科員 いえ、今の御答弁は当たり前の話だと思います。そういう仕事だと思うんです。それを乗り越えてどうしていくかという議論で、しかし、酔っぱらいのいたずら電話があるからとか、それは余りおっしゃらない方がいいと私は思います、この期に及んで。 そういうことはもうわかっています...全文を見る | ||
○辻元分科員 時間が参りましたので、これで終わります。 | ||
02月25日 | 第147回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号 議事録を見る | ○辻元分科員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 卒業式、入学式のシーズンを迎えておりますけれども、本日は、学校現場における日の丸・君が代の取り扱いについてじっくり議論をさせていただきたいと思います。この会場を見ますと、やじが飛ばないとじっくりできるのではないかと、今や国会は...全文を見る |
○辻元分科員 そうしますと、文部省といたしましても、この法律が成立する以前と以後では何ら対応は変えていないと理解してよろしいですね。 | ||
○辻元分科員 今の最後の、従来と変わることはないとおっしゃった点を再確認させていただきたいと思います。 さて、この国旗・国歌法をめぐる議論の中で、基本的な認識を、大臣と、政務次官もお出ましいただいておりますので、お聞きしたいと思います。 国旗・国歌法には、今回、尊重規定が...全文を見る | ||
○辻元分科員 尊重規定がなぜ入らなかったと考えるかという質問なんですね。それはいかがでしょうか。 | ||
○辻元分科員 この尊重規定が入るか入らないかというのは、かなり内閣委員会でも議論がありました。 政務次官はいかがですか。なぜ尊重規定が入らなかったと政務次官は認識されておりますか。 | ||
○辻元分科員 今政務次官から、内心の自由の問題について、この国旗・国歌法をめぐる議論の中で、国会の中でも議論されたという話が出ました。これはちょっと後で議論させていただきたいと思います。 さて、この法律ができる前とできた後では、文部省は、国旗・国歌をめぐる学校現場での取り扱い...全文を見る | ||
○辻元分科員 そうしますと、お出しになりました通知というのは私もここに持っているわけなんですが、国旗・国歌法ができたのを受けてそういう呼び出しをされたということですか。今そういうふうにおっしゃったんですが、局長、いかがですか。 | ||
○辻元分科員 そうしますと、ことしに入りまして改めてこの八都道府県などの教育委員会担当者をまたお呼びになっていると思うんですが、これはどういう趣旨ですか。 | ||
○辻元分科員 この八都道府県はどのように選ばれたんでしょうか。どういう基準ですか。 | ||
○辻元分科員 国旗掲揚や国歌斉唱の実施率が低いということは困難な状況を抱えていると今局長おっしゃいましたですね。私は、実施率が低いところがイコール困難な状況を抱えているというような御判断は、ちょっと違うんじゃないかと思うんですが、どういう困難な状況ですか。 | ||
○辻元分科員 私は、反対の見方というのも大事にしなきゃいけないんじゃないかと思います。 それは、要するに、このときには実施の徹底を求めたいというようなことをおっしゃったというふうにも聞いているわけですが、そのように文部省が、ある意味で一つの、はっきり申し上げましたら、プレッシ...全文を見る | ||
○辻元分科員 今、必ずとおっしゃいましたけれども、じゃ必ずということは、そういうふうに局長おっしゃるんであれば、実施してない学校はどうなるんですか。必ずさせるというのが文部省の義務としてあなたは働いていらっしゃるわけですか。それを遂行させることがあなたの任務であるとするならば、し...全文を見る | ||
○辻元分科員 そうしますと、例えば各教師が学校現場で実際に卒業式や入学式を迎えるに当たって、さまざまな考えの教師の方がいらっしゃいますけれども、現場で今までよりも非常に不安な状況が出てきているという現状は否めないと思います。 例えば、これは大臣にお聞きしたいと思うんですが、神...全文を見る | ||
○辻元分科員 私は、これは内容を見ますと、反対意見の表明をしたことがあるかどうかとか、行動・分担の拒否などの可能性があるだろうかとか、そういうことを事前に調べるチェックリストです。これは学校現場以外のところで、学校現場でも大問題だと思いますけれども、それ以外のどういう場でも、各個...全文を見る | ||
○辻元分科員 今マナーとおっしゃいましたけれども、それを通り越していると私は思います。これは後でお見せしてもいいかと思いますけれども。 もう一つの事例が、結局、こういう校長先生、約五百名ぐらいの方が教育委員会から言われてやるわけですね。今度は教育委員会の人の話を聞きに行きまし...全文を見る | ||
○辻元分科員 一方、同じ大阪の吹田市というところは、国旗及び国歌の学校現場の取り扱いについては、それを教師にも強制しないというような決議を市議会が上げているんですね。これも校長が判断する材料、今、いろいろな考え方があるのでと政務次官おっしゃいましたね。判断する材料の一つと考えられ...全文を見る | ||
○辻元分科員 ということは、これは法律の制定過程でも議論しましたが、国民生活に何ら影響を及ぼすものではないというところから議論が始まっているわけです。ところが、今の学校現場について言えば、もろに影響を及ぼすじゃないですか、国旗・国歌法というのは。そういう根拠でできたと今政務次官が...全文を見る | ||
03月14日 | 第147回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号 議事録を見る | ○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 私はまず最初に、人形峠のウラン残土問題についてお聞きをしたいと思います。 私は、この人形峠ウラン残土問題については、橋本内閣のときから、日本の原子力政策の負の遺産ということで、これを解決できない限りこれから同じような性質の問...全文を見る |
○辻元委員 それでは、そのときに説明をする内容になるわけですが、一点確認をさせていただきたいと思います。 今、私の手元に、片山知事がことしの一月十七日に記者会見をされた速記のようなものがあります。この中で、一つ、鳥取県が気にしている部分については、核燃機構として岡山県に了解を...全文を見る | ||
○辻元委員 これはもう何十年とこの問題が持ち越されてきているわけですね。それでまた振り出しに戻っているように私は思うんですね。この間、私も再三この問題について質問をしてきていますけれども、また今から岡山県に説明をすると。そして、鳥取県の方もこれは認められないとはっきり知事もおっし...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしましたら、藤本理事にお伺いしたいのですけれども、この方面地区からの撤去については、責任は核燃機構にあるというような御認識を再度確認させていただきたいと思います。撤去の方向で岡山県にも説明するし、その方向性を持って臨むということですね。 | ||
○辻元委員 今はっきり責任であるというお言葉を受けとめましたので、この協定どおり方面地区から、これは聞くところによりますと三千立方メートルというように聞いておりますので、このすべてを撤去し、二度と持ち込まないようにしていただきたいということを申し上げて、次の質問もありますので、き...全文を見る | ||
○辻元委員 そうなりますと、東海村の臨界事故についてさまざまな数値を発表されていますね。これは、今は実効線量当量で発表されているんですか、いかがですか。 | ||
○辻元委員 そうしますと、引き続きお伺いしたいんですが、これは東海村に配られましたニュースレター第二弾ということで、この中にも幾つかの数字が出てきます。この数字、特に健康に対する影響のところで、こういうくだりがあります。「がんの増加に代表される確率的影響も、一般的には約二百ミリシ...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしますと、一方、ここに、ある被曝をされた方の政府からの通知があります。「行動調査等に基づく線量の推定について」、これは皆さん御存じのとおりだと思いますが、例えばここに「あなたの線量の推定値は、六・五ミリシーベルトと算出されました。」こう入っていますが、これは実効線...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしますと、被曝された方々は実効線量当量に基づいて自分の被曝の線量を通知されるわけですね。そして、今度配られたパンフレットの方は、二百ミリシーベルトと書いてありますけれども、これは実効線量に基づいたものですね。そうすると、これは矛盾してくるんじゃないですか。被曝され...全文を見る | ||
○辻元委員 これを全戸配布しましたね、東海村の方に。実効線量は実効線量当量の、ちょっと大ざっぱに言いますと、約二倍になりますね、数値が。二倍になる。もう全然基準が違うじゃないですか。それで、これを被曝されて通知を受けた方が読まれて、ああこの二百というのと自分の数字は同じように計算...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしますと、法改正をして実効線量に合わせた場合、この方には六・五ミリシーベルト、通知していますね。四月以降は変わってまた通知されるわけですか。どうなるんですか。 | ||
○辻元委員 そうしましたら、今の実効線量、このパンフレットで配られた方の、二百ミリシーベルトの話ですけれども、日本の基準でいった場合に、労災認定は白血病などは五ミリシーベルトという基準になっていますね。確定的影響と確率的影響があると思いますが、私は確率的影響の方を問題にしたいと思...全文を見る | ||
○辻元委員 でも、被曝に、これは労災認定だから被曝の形態が違うとか影響が違うというわけではないと私は思います。それで、一方で労災認定でこういう基準があって、そしてそれについて基準が違うとか、監督官庁が違ったら被曝について何か影響が変わるのでしょうか。いかがですか。私はそれはおかし...全文を見る | ||
○辻元委員 それは何回も答弁されているのですが、書いていないことも書いてあるというわけですよ。ですから、それは被曝された方なりが生データであったり勧告をどう受けとめるかという問題であって、それ以上書くというのは、私はこのときに不適切であると思います。 大臣、どうですか。大臣は...全文を見る | ||
○辻元委員 時間が参りまして、原子力安全委員会委員長にお尋ねできなくて恐縮でした。それをちょっと申し上げたいと思いますが、私は、この二百ミリシーベルト以上の線量の問題よりも、「五十ミリシーベルト以上の線量でもごくわずかながらがんの増加が認められた」、ここの方をさらに問題にすべきだ...全文を見る | ||
03月29日 | 第147回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号 議事録を見る | ○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 技術士法の一部を改正する法律案について議論をさせていただきますが、私は、ポイントは四つあるのではないかと思っています。 一つ目が、日本の技術力の問題点は何か。日本が誇ってきた技術力がどこかおかしくなっているというように多くの...全文を見る |
○辻元委員 私は、かつて、ロサンゼルスの大地震があって高速道路が倒れた映像を見て、さまざまな人たち、技術者の方が解説で、日本は大丈夫ですと言われたときに、ちょっと背筋がぞっとしたのを思い出すんですけれども、その後、阪神・淡路大震災がありまして、日本の高速道路も、見事にと言ったら語...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしますと、今回の改正案の第五条の一項に、義務に関する規定の遵守に関する適性を有するかどうかを判断することという事柄が追加されることになっていますけれども、これはいわゆる倫理観の問題だと思いますが、この有無を具体的にはどのように判断するということなのでしょうか。 | ||
○辻元委員 今、さまざまなケーススタディーについての考え方を問うという御答弁でしたけれども、そのケーススタディーの中に、大事なのは、よく言われていることなのですが、たとえ上司の指示でもおかしいと思ったら反対するとか、これはいろいろな技術関係の雑誌でもその点非常に指摘されています。...全文を見る | ||
○辻元委員 それから二つ目、これは「筆記試験のポイント」という、技術士の解説の本を私ちょっと読みまして、この中に、自分の考えを人に説明して理解させる能力が不可欠、これも倫理観を形成する意味では非常に重要だと思うのです。説明責任ということですね。 それからもう一つは、技術者みず...全文を見る | ||
○辻元委員 確かに、今までの東海村の事故その他、ロケット関係の事故のときも指摘がありましたように、自分の専門分野だけということでは技術は成り立たない。社会性を持たせること、それからもう一つは、他の分野との交流ということも非常に重要であるという指摘が多々なされました。ですから、私は...全文を見る | ||
○辻元委員 私は、他の分野との交流ということも、どういう形で試験なりプログラムの中に組み込んでいただけるのか、具体的な点についても御検討いただきたいと思うのですね。 さらに、今国際交流の話が出ました。先ほどのポイントの三番目に申し上げたのですけれども、APECで一九九七年十一...全文を見る | ||
○辻元委員 その際に、これは私は新聞記事で拝見したんですけれども、英語の呼称をどうするかということで、いろいろ提示したものが各国から問題を指摘されて決まっていないというような話もありましたが、それは決着はついたんですか。 | ||
○辻元委員 そうしますと、今倫理の問題であったりそれから国際的な技術交流、そのようなことを促進していく際に、ただ、私は、やはり今のままでは爆発的に数もふえないし、技術士という人たちが社会的に大きく認知されるというふうな方向にはなかなか今回変えても行きづらいんじゃないかという心配を...全文を見る | ||
○辻元委員 時間が来ましたので、これで終わります。 | ||
04月13日 | 第147回国会 衆議院 安全保障委員会 第3号 議事録を見る | ○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 私は、石原慎太郎東京都知事が四月九日に陸上自衛隊第一師団の式典で、不法入国した多くの三国人、外国人が凶悪な犯罪を繰り返している、大きな騒擾事件すら想定されるなどと語った問題について質問をさせていただきたいと思います。 さて、...全文を見る |
○辻元委員 防衛庁長官はいかがでしょうか。これは陸上自衛隊第一師団の式典で、隊員を前にして語られた言葉ですが、どのように受けとめていらっしゃるでしょうか。 | ||
○辻元委員 さて、この四月九日の石原都知事の発言の中にこういうくだりがあります。「師団長の言葉にもありましたが、この九月三日に陸海空三軍を使ってのこの東京を防衛する、災害を防止する、災害を救急するという大演習をやっていただきます。」というくだりがあるのです。 さて、この大演習...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしますと、東京都知事との関係でいいますと、自衛隊を指揮する立場にはないわけですね。 | ||
○辻元委員 昨年までも行われていたようですけれども、石原東京都知事が要請をされて、ここでも都知事は、ことしは「おそらく敗戦後日本で初めての大きな作業を」ということで、特に力を入れて指示されているようなんですが、昨年とことしの違いについて、予算も含めてお答えください。 | ||
○辻元委員 昨年までと随分様子が違うようで、人員で数百名のところがことしは四千名、それで、百七両が八百両というように規模を拡大するというお話です。 さて、石原発言に戻りますが、こういうことをおっしゃっていますね。「今日の東京を見ますと、不法入国した多くの三国人、外国人が非常に...全文を見る | ||
○辻元委員 それでは確認させていただきますが、これは自衛隊で行うことですから、自衛隊法にのっとって行動はされると思いますけれども、その際には、自衛隊法の八十三条、災害派遣とか、八十三条の二の地震防災派遣というようなことで規定されるような訓練であり、七十八条、七十九条、命令による治...全文を見る | ||
○辻元委員 政府はそういうような御認識のようですが、きのう石原知事は、記者会見でこのように述べています。阪神・淡路大震災のときと比べての発言なんですが、「東京の場合はもっと凶悪な犯罪をしている不法駐留者がたくさんいる。宝石泥棒も手口が荒いし、危険な薬物が外国人によってまん延してい...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしましたら、今の私の質問と、もう一問あわせて長官にお聞きしたいんですけれども、先ほどからも質問された議員がいますが、石原知事は、二月の都議会でも、九月三日の大演習を、陸海空三軍が統合して参加する総合防災訓練を実施するというように発言されたり、自衛隊を国家の軍隊、国...全文を見る | ||
○辻元委員 今の長官のお答えを要約しますと、知事は勝手に言うとるだけや、実態は違うんだ、知事は勝手にいろいろなことを言うているけれども、防衛庁は全然違う立場でやる、これでいいのですか、こういう理解で。いかがですか。 | ||
○辻元委員 それは私が申し上げているのではなくて、石原都知事の発言ですね。それについて、副知事とは違う打ち合わせをしているということですね。もう一度確認させていただきます。 | ||
○辻元委員 それでは、さらに不法残留者ということについて、彼は不法滞在と言っていますが、私は調べました。そうすると、現在、日本には外国人登録者は約百五十一万人です。そのうち東京都には、二〇〇〇年三月一日現在で二十八万八千八百六十二人います。このうち不法残留者については、何人いるか...全文を見る | ||
○辻元委員 それでは、最後に防衛庁長官にお聞きをしたいと思います。 今の質疑の中で明らかになったことは、石原都知事がおっしゃった発言、これは、四月九日の発言については報道もされております。その中で、今、政務次官と副知事が緊密な連携をとって準備されているという話もございましたが...全文を見る | ||
○辻元委員 これで終わりますが、最後に一言。 私は発言ということに限っていません。この九月三日の演習についての認識が違う、とらえ方が違う、臨む姿勢が違うということですから、発言の撤回とか意味ということを超えた、発想の問題です。そこを防衛庁長官には御認識いただきまして、防衛庁に...全文を見る | ||
04月18日 | 第147回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号 議事録を見る | ○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 防衛庁設置法等の一部を改正する法律案について質問をいたします。 海上保安庁の方はまだ入っておられないですね。意外に西村さんが早く終わったからかな。 それでは、まず最初に海上保安庁関係の質問をしたかったんですが、ちょっと順...全文を見る |
○辻元委員 それでは、もう一点具体的なことをお聞きしたいのですけれども、統合幕僚会議についてです。 この統合幕僚会議については、千四百八十七人から千六百十二人に増員ということに今回はなるようですけれども、この場合に、中央指揮システム導入に伴う態勢の整備、情報本部の緊急情報や動...全文を見る | ||
○辻元委員 今三十九名の増員という話がありました。この統幕の情報本部の増強というお話ですが、そうしますと、具体的にはどういう部署から異動してくるのでしょうか。 | ||
○辻元委員 関連してちょっとお聞きしたいのですが、新庁舎ができるということで、この新庁舎で運営される中央指揮システムというのは、旧庁舎での中央指揮システムと大きな違いがあるのならば、その点をお示しください。 | ||
○辻元委員 といいますのは、この統幕の問題というのは機能が変化してきているのではないかということを、昨年、ちょうど今ごろの時期でした、日米新ガイドライン関連法について、私もその委員の一人として審議に加わりましたが、その際も、包括メカニズムとか調整メカニズム、これに対応するのが統幕...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしますと、先ほどもちょっと他の委員の質問にもありましたけれども、海上保安庁にお聞きしたいんですが、その際、海上保安庁では対応できないと想定される事態、先ほど説明されましたが、もう一度お答えいただけますでしょうか。 | ||
○辻元委員 そうしますと、先ほどからの御答弁でも、どの程度の武装をしている不審船であるかということが一つの判断の基準になっているように御答弁の中では受けるわけなんです。 そこで、先ほどから問題になっております、昨年の三月の不審船発見の際、これはかなり武装しているという予測のも...全文を見る | ||
○辻元委員 それではお聞きしたいんですけれども、海上保安庁が海上の警備を行う。そうしますと、海上保安庁と自衛隊、これは性質が違うものであると思います。この性質の違いを、これは防衛庁長官にお聞きすればいいかと思うんですけれども、どのように御認識でしょうか。 | ||
○辻元委員 といいますのは、昨年三月にもこの問題を安全保障委員会でも議論した折に、他国の例なども出ました。 先進国と言われている国々では、主にはコーストガードが対応するということを徹底していこうという方向に進んでいる。それはなぜかといいますと、かつてアメリカが、軍が出ていって...全文を見る | ||
○辻元委員 今、すみ分けという御発言がありました。 そのすみ分けの基準なんですね。これは、海上保安庁で対応する場合と自衛隊で対応する場合は、国際的に見ても性質の異なる対応である。その延長線上でずるずると、何だか対応できないから、基準不明確、合理的な基準が不明確のまま、できなか...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしますと、今どのような課題について研究をしているかというところは公表できると。どういう人たちがそこで研究に携わっているのかということも公表されるのでしょうか。 | ||
○辻元委員 そうしましたら、先ほど統幕の問題についてもお聞きしましたし、それから今研究本部の内容について、そしてさらに特別警備隊員の任務等についてもお聞きしたのですが、今回、人数の変更もされています。 そうしますと、これは総合的に考えて、防衛庁としては、中長期的に自衛隊の任務...全文を見る | ||
○辻元委員 もう一問してから長官にお答えいただきたいのですが。 先ほど統幕の問題についてのときに、日米新ガイドラインとの関連のことをちょっと触れさせていただいたのですが、例えば、私は去年質問しましたけれども、ガイドラインのメカニズムの中の調整メカニズムや包括的メカニズム、これ...全文を見る | ||
○辻元委員 今るるお述べになりましたけれども、意見が違うところも多々あるんですが、あと一分しかないので、もう一つだけ申し上げておきたいことは、きょうの理事会の方でもちょっと問題になりましたが、自衛隊の不祥事案件に関する防衛庁の調査については、私は、まだ調査結果が委員会にも示されて...全文を見る | ||
○辻元委員 それでは質疑を終わります。 | ||
04月20日 | 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第7号 議事録を見る | ○辻元委員 社民党、社会民主党の辻元清美です。 本日は、国会にお越しいただきまして、ありがとうございます。 さて私は、まず最初に、きょうお話しいただきました、押しつけ論ということに対する御意見、補足して幾つかお聞きしたいと思います。 私もこの点に関しては先生と同じよう...全文を見る |
○辻元委員 今お話の中の、普遍的な真理の追求といいますか、そういうことを国境を越えてやっていく作業は今ふえてきていると思います。 さて、そういう中で、先ほど異端としての改憲論という話が出まして、なるほどうまくおっしゃっているなと思いました。押しつけ論のところだけ言われる人がい...全文を見る | ||
○辻元委員 時間が参りましたので、最後に一言申し上げたいのですが、今申し上げましたような点について強く反対したのは自由民主党だったということを申し上げたいと思います。というのは、私は、実際に今情報公開の問題など、先生の御意見も伺いましたけれども、やはり憲法に基づいて法律をつくって...全文を見る | ||
○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 本日は、民主主義を具体化する方法としての地方自治の概念の確立へのプロセスとか、それから長の直接公選制ということが与えた民主化への影響など、日本国憲法の意義について非常に示唆に富むお話が伺えたと思っております。本当にありがとうござ...全文を見る | ||
○辻元委員 実は昨年、ちょうど今ごろでしたが、日米新ガイドライン関連法の審議を国会で行っておりました。私はその委員の一人として連日質疑を繰り返していたわけですが、その際に八章が改めてクローズアップされまして、それは日米新ガイドライン関連法に規定されています、これは周辺事態法の九条...全文を見る | ||
○辻元委員 この八章が、憲法にしっかりと一つの章を設けているということは、やはり本当に民主化と非軍事化、これはひっついていると私も思うんですけれども、これにとっては非常に大きいことだと思っています。 さてそこで、この地方自治のこともですが、先ほど森山委員からの御質問にもありま...全文を見る | ||
○辻元委員 それでは、時間が参りましたのでこれで終了したいと思いますが、遅くのお時間まで、本当にありがとうございました。 | ||
05月11日 | 第147回国会 衆議院 商工委員会科学技術委員会連合審査会 第1号 議事録を見る | ○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。本日は、特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律案について、確認をさせていただきたいと思います。 名称については、昨日からほかの委員の方も質問されておりますので、私もこれははっきりと高レベル放射性廃棄物というようにした方がいいと思っておりま...全文を見る |
○辻元委員 私は、高レベル放射性廃棄物処分実施機構とはっきり書かれた方がいいと思うのです。 なぜかといいますと、原子力関係の施設については、はっきりと、どういうことをしているかということが名前を見てわかる、そのような命名をしていかないと、今までにも、事故があったら、あそこでそ...全文を見る | ||
○辻元委員 先ほどの御答弁の中に、何回も高レベル放射性廃棄物という言葉を、政務次官みずからが使っていらっしゃるわけですよ。みずから使っていらっしゃるわけですから。ところが、機構の名前や法案の名前になると、すっと変わってしまうということは私は納得できないです。 もう一つ、今、情...全文を見る | ||
○辻元委員 るる説明をいただいたのですが、例えば、電力会社が出しているパンフレットなどを見ますと、この高レベル放射性廃棄物の問題は非常に大きな問題ですけれども、今まではずっと、原子力はこんなにすばらしいというトーンのことしか書いてこられてなかったんじゃないですか。それで、こういう...全文を見る | ||
○辻元委員 今、総合エネルギー調査会の話が出ました。ここでエネルギー政策そのもの、要するに核燃料サイクルや、それから原子力依存の問題も含めて議論していこうというふうに私は総合エネルギー調査会の趣旨は承っております。電力会社も、柔軟な原子力政策をしていかなければあかんというようなこ...全文を見る | ||
○辻元委員 それでは、私が承っているエネルギー全体を議論していこうという調査会、これは茅さんなんかからもこの間話を聞きましたけれども、今おっしゃったような趣旨と違いますよ。推進していくことを前提にというような御理解ではなかったと思います。私は、そこのところをはっきりした方がいいと...全文を見る | ||
○辻元委員 管理責任というのはその所有物を管理する責任ですから、この所有物はだれのものかと言っているわけです。例えば、お金を貸し金庫に預けたら、管理責任は銀行にありますけれども、お金はその所有者のものでしょう。これは所有者はだれですか、所有権はだれにあるのですか。 | ||
○辻元委員 そうすると、中間貯蔵のときまでは電気事業者の所有権。所有権は変わるということですか、これは。変わるのですか。 | ||
○辻元委員 そうしますと、二四〇〇年、少なくとも約四百年後までこの管理機構が責任をまず持たなければいけないですね。四百年前といったら、一六〇〇年というと霞が関の合戦のときなんですよ、今までの歴史でいえば……(発言する者あり)霞が関じゃない、関ケ原の合戦です。ごめんなさい、関ケ原の...全文を見る | ||
○辻元委員 それは、今はそうおっしゃるでしょうね。しかし、私たちが今議論していることは未来に責任を果たすということだと思うのです。私は、前提で最初申し上げました。一方で、原子力政策全体の見直しをどのように進めていくかという中でこの高レベル放射性廃棄物の処分の問題も考えていかないと...全文を見る | ||
05月17日 | 第147回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号 議事録を見る | ○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 私もまず最初に、森内閣総理大臣が、日本の国はまさに天皇を中心とする神の国であるということを国民にしっかりと承知していただくとの思いで活動してきたというような発言を、十五日に、神道政治連盟国会議員懇談会の結成三十周年記念祝賀会のあ...全文を見る |
○辻元委員 さらに防衛庁長官にお伺いしたいのですが、そうしますと、過去の侵略戦争を引き起こした思想的なバックボーンに戦前の皇国史観があると私は考えておりますけれども、長官もそのようなお考えでしょうか。 | ||
○辻元委員 そうしますと、私は戦後の生まれですから、当時の教育勅語を朝から皆で読んだというような話は祖父母から聞きました。その教育勅語や、それから天皇を現人神とする考え方などがセットになってこの侵略戦争のバックボーンをつくっていったということは具体的に否定はできないと思いますが、...全文を見る | ||
○辻元委員 この森総理の御発言は、今に始まったことではなくと申し上げると失礼かもしれませんけれども、この一週間ぐらいの間に、教育勅語についても御発言があり、国会で問題化いたしました。私は教育勅語というものが侵略戦争に日本が進んでいく上で一つの牽引車になったというように判断しており...全文を見る | ||
○辻元委員 今の御答弁の中で、二つちょっと申し上げたいと思うのですけれども、論評する能力を持ち合わせておりませんという御答弁でした。私は、防衛庁長官をお務めですので、この教育勅語についての御見解がないというのは、先ほど申し上げましたように、日本の安全保障政策、これは、過去の反省や...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしますと、戦前の日本軍、そして戦前に引き起こした侵略戦争、これをどのように総括して、現在日本が外交及び安全保障の政策を遂行しているのか。これは、長官としては一番の大きな、それこそ長官の仕事のバックボーンになるような考え方をしっかり持っていただかなければ困ると思いま...全文を見る | ||
○辻元委員 今そうおっしゃいました自衛隊の不祥事につきましては、後ほど質問させていただきますが、さて、その中で、森総理の発言に戻りますけれども、今るる答弁されている趣旨に反するような御発言だったのではないかと思うのです。神の国発言ということが言われていますが、それ以前の侵略戦争に...全文を見る | ||
○辻元委員 私は、ほかの大臣がこういう御発言をされていたら更迭というところまで行っているのじゃないかというように思います。いろいろな大臣や政務次官がこの間も更迭というような形での辞任をされていますけれども、総理大臣ですから、だれかが更迭するわけにいかないのでなっていないだけで、大...全文を見る | ||
○辻元委員 一点だけ今の御発言で確認させていただきたいんですが、多くは届いていないという御発言でしたので、どことどこ、もしくはどういうところからリアクションが来ているか御報告いただけますか。 | ||
○辻元委員 それでは次の質問に移らせていただきたいと思うんです。 先ほど、日本の外交や安全保障については、過去の侵略戦争の反省が新しい外交や安全保障に変えていく一つの大きな原因というか基礎になっている、もう一つは、唯一の被爆国であるという点で、核の政策に対して日本がどういうイ...全文を見る | ||
○辻元委員 今、政務次官の御発言の中に、未合意の議長報告という御発言がありました。それについて幾つか確認させていただきたいんですが、五月十一日に出されました専門部会一のペーパーを私は今ここに持っているんですけれども、ちょっと細かい話ですが、特に今議論の一つの焦点になっています新ア...全文を見る | ||
○辻元委員 そうですね。五月一日に共同声明という形で五つの核兵器国が出した文書についても、私手元にあるのですけれども、残念ながら、これですと、今までからちょっと進歩が見られないのではないかということなんですね。字句その他を一つ一つチェックしていくとそんなに大きな違いはないわけです...全文を見る | ||
○辻元委員 あと二日ありますので、粘り強い交渉をぜひお願いしたいと思いますし、今こういうような軍縮会議等々もインターネットで、世界じゅうの一般の市民、それからNGO、そして政府関係者にも即座にどこの政府がどういう行動をとったかということが知れる、そういう時代になっていますので、国...全文を見る | ||
05月18日 | 第147回国会 衆議院 科学技術委員会 第6号 議事録を見る | ○辻元委員 社民党の辻元清美です。 きょうは四名の皆さん、お越しいただきましてありがとうございました。 幾つか質問をさせていただきたいと思うんですが、クローン人間をつくることは禁止すべきである、私もそう思いますし、皆さんもそのようなお話をきょうはずっとされているかと思いま...全文を見る |
○辻元委員 今のお話に関連して、位田参考人にもう一点、そこの部分で、法律によらず指針が妥当と位田参考人が判断された根拠は何でしょうか。 | ||
○辻元委員 次は、光石参考人と米本参考人にお伺いしたいんです。 トータルな、範囲を広げた法律をつくって、その中でヒトクローンについての規制をするか、ヒトクローンだけを先つくるかというところは意見が分かれていますが、どちらにしても、ヒトクローンについての規制をする際の罰則につい...全文を見る | ||
○辻元委員 失礼いたしました。法案は提出されておりますが、審議に入っていないということはちょっと訂正させていただきます。 次に、米本参考人と光石参考人にもう一点お伺いしたいのですが、先ほどの米本参考人のお話の中に、この提出された法案についてはクローン関連の推進法であるような誤...全文を見る | ||
○辻元委員 それでは、米本参考人にもう一点お伺いしたいのです。 米本さんがお書きになりました幾つかのクローン人間などの禁止に関するものを私は読ませていただいたのですが、一方で、このクローン人間だけではなく、先ほどからES細胞の話も出てきておりますけれども、トータルに、先ほど米...全文を見る | ||
○辻元委員 どうも、きょうはありがとうございました。時間が参りましたので、これで終了させていただきます。 | ||
08月03日 | 第149回国会 衆議院 予算委員会 第2号 議事録を見る | ○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 まず最初に、そごう問題から西村参考人にまずお聞きをしたいと思います。 日本興業銀行が東京地裁に水島前会長の預金六十億円凍結の仮処分申請をしていたということは事実でしょうか。 |
○辻元委員 私は、本日、水島前会長がこの場にいらっしゃらないということは非常に残念というか、国会は国民の代表ですので、水島さんが出てこられて御自身の言葉で経緯を説明するということがなされなかったことは、非常に怒りを感じると言わざるを得ないと思うんです。 そこで、西村参考人は、...全文を見る | ||
○辻元委員 一般国民は、そごう問題に関しまして、今単なる取引先の銀行というように興銀のことを見ていないと思います。やはりそういう金融にかかわる方々が、それぞれの会社が倒産した場合とか、社会現象になるわけですから、一体とは申しませんけれども、やはり国民の目から見た場合には、単なる取...全文を見る | ||
○辻元委員 審査が甘かったという点を一点目におっしゃいました。私は、これはちょっと見過ごせない発言だと思うのです、今後の反省点としては。 そこで、ちょっと観点を変えますが、八城参考人にお答えいただきたいと思うのですけれども、先ほどから他の委員も、今回の新生銀行の社外役員報酬に...全文を見る | ||
○辻元委員 金融再生委員長にお聞きします。 この社外役員報酬について、金融再生委員会から見直しを促されたというように聞いておりますが、それは事実ですか。 | ||
○辻元委員 事情をお聞きしたと。どういう事情ですか。 | ||
○辻元委員 見直しを促したということはないわけですか。 | ||
○辻元委員 今の経過を伺っていますと、金融再生委員会からいかがなものかという話があり、金融再生委員会は、いかがなものかという見直しをお伝えになったのは、世論で問題になったからですか。 | ||
○辻元委員 そうしますと、支払いの中身について話を承ったと。ということは、この二十一億円相当については、新生銀行が支払うに値しないという判断なんですね。 | ||
○辻元委員 ちょっともう一度お伺いしますが、この中身について、そうしますと、これとこれとこれについては見直した方がいいのじゃないかというふうに細かく見られたのでしょうか。それとも、今批判があるから見直した方がいいよというのを受けて新生銀行の中で吟味されて、ではこれとこれとこれはや...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしますと、一たんは妥当性があるとお支払いになったものを、二十一億円については変えるという、決定変更をされたわけですね。その結論を持って再生委員会と話をされたということですが、そうしますと、妥当性はあるが、世論も受け入れられそうにないから一部は見直しておこうという結...全文を見る | ||
○辻元委員 今、投資家が持つ場合もあるし、買収された側が持つ場合もあるとおっしゃいましたけれども、朝から出ていますけれども、それを買収された側が持とうと決めていらっしゃったわけですよね。そこが私は納得できないですね。その他の残額についても、朝から海江田委員が質問されていまして、ま...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしますと、その他の部分も世間に受け入れられないんじゃないですか。もう一回再考されたらどうですか。 | ||
○辻元委員 そうしますと、返却される二十一億円については、それほど大事でもないということですか。 | ||
○辻元委員 そうしましたら、そのパンフレットに書いてあるとおっしゃいますけれども、今回の、一般の国民の視点と皆さん方が物事を決めていらっしゃる視点が随分ずれているように私は思うんですね。今そのまま進まれるんだったら、これは正しいんだ、何を言うかと言ってはねのければいいのに、バッシ...全文を見る | ||
○辻元委員 投資家が持つか、買収された側が持つか、どちらでもいいものも引き受けていらっしゃったわけですから、それも役員会に参加されていた方の会社でしょう。そこで決めたわけでしょう、この人たちに払うということを。 普通考えまして、それは別であるからとかおっしゃっても、そういう意...全文を見る | ||
○辻元委員 参考人の方と再生委員会委員長は、お引き取りいただければ結構です。 | ||
○辻元委員 まだまだありますよ。 | ||
○辻元委員 まだ別の質問者がいますよ。時間がもったいないから、委員長、やらせてください。 | ||
○辻元委員 そうしましたら、長官にお聞きしますが、今回問題になっていますのは、皆さん御存じですか、きのう大きな新聞記事に出ました。キムタクとか浜崎あゆみと言ってもわからない方がいらっしゃるかもしれませんが、物すごく今、若者に影響力がある人たちの個人情報も漏れていたということで、大...全文を見る | ||
○辻元委員 これは元警察OBが設立した会社ですね、長官。 | ||
○辻元委員 堀内孝一という人物であるかと思いますが、この人物はいつからいつまで警視庁にいたのか、担当部署はどういう仕事をされていたのか、お答えいただけますか。 | ||
○辻元委員 長官、辞職理由は何ですか。 | ||
○辻元委員 田中長官に引き続きお伺いしますが、私も今ここに、調査受注記録というものを入手しました。警視庁もこれをもとに調査されているのですか。いかがですか。 | ||
○辻元委員 六月に資料が送られてきたというふうにおっしゃいましたよね。これは、今私が指摘しました東京シークレット調査会の中で、興信所ですね、どういうものをだれがいつどういう形で調べてほしいと依頼し、その中にはさらに、受注日、依頼の種別、依頼者、それから対象者、担当者、金額、備考と...全文を見る | ||
○辻元委員 それは、そうしますと、六月からどのような調査をされているのですか。 | ||
○辻元委員 これを見ますと、どういう項目の調査依頼が来ているか。免許、それから犯罪歴、電話番号、銀行のこれは口座ですね、外国人登録、風営法届け出、それからナンバーと出ているのですが、これは通常民間人が照会できない軽自動車も含んでいるようです。約百五十件の記録で、これは、特に犯罪歴...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしますと、警察以外のところから漏れるということはないわけですね。 | ||
○辻元委員 例えば、この受注記録を見ると、犯歴の調査というのを依頼している依頼主が、七月十三日に受け付けて、七月十四日に回答ということになっています。一日で結果が出ているんですね。これはどう見ても警察情報の内部から日常的に流出しているのではないか、一日で調べて通知しているわけです...全文を見る | ||
○辻元委員 例えば、それ以外にも、先ほど申し上げました、今非常に注目されていますタレントや人気歌手の名前も出てくるわけです。 今、一方で、ストーカーの防止についての法案をつくったりしまして、その人が特定できるおうちや電話番号、個人情報を隠している人も含めて、ストーカー対策とい...全文を見る | ||
○辻元委員 それでは、法務省にお伺いしたいんですけれども、担当の方で結構ですが、警察官などが個人情報を漏えいさせた場合、どのような罰則がありますか。 | ||
○辻元委員 具体的な内容をお願いいたします。 | ||
○辻元委員 軽いでしょう。「一年以下の懲役又は三万円以下の罰金」ですよ。長官、こういう罰則ですね、今のところ現行法では。これで、警察の内部で、特にこの間個人情報の漏えいというのはひどいものがあります。長官御承知のとおりです。個人情報関係については、これは罰則もちょっと考えざるを得...全文を見る | ||
○辻元委員 徹底的にしていただきたいと思います。 田中長官、引き続きまして。 興信所というのは、警察のOBが経営されている場合が随分多いと聞きます。今問題になっております興信所のパンフレットを取り寄せますと、弊社は刑事警察の第一線で活躍し、刑事、民事に精通した警視庁OBグ...全文を見る | ||
○辻元委員 調査の結果はまた改めてお知らせいただくようにお願いして、時間が参りましたので、終わりたいと思います。 | ||
09月28日 | 第150回国会 衆議院 予算委員会 第1号 議事録を見る | ○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 きょうは、この第百五十回国会、二十世紀最後の国会になります。私は、この国会の責務は、まず政治にたまりにたまったうみを出し切るということが一つの大きな役割だと思っているのです。確かに、IT革命とか、ITとか教育とか、いろいろな目新...全文を見る |
○辻元委員 それでは、この医療制度の抜本的改革というのは、私はことしまでにきっちりと話し合っていこうというように承知しておりましたけれども、これのめどはどのようになっているんでしょうか。総理。 | ||
○辻元委員 今、平成十四年までにとおっしゃった。それは西暦でいえば二〇〇二年までということなんですけれども、私は二〇〇〇年までという取り決めがあったというふうに承知しているんです。 そういう中で、今回、今国会で健康保険法などの改正案が提出されています。これを早く与党は審議しろ...全文を見る | ||
○辻元委員 それでは質問を続けたいと思いますけれども、政党と政党で協議して、そして取り決めたものが多々あります。これからは連立時代ですよね。そうすると、各政党で取り決めたものを政権が変わればころころ変えていくというのが政治のあり方ですか。そういうやり方が今政治不信を買っていて、選...全文を見る | ||
○辻元委員 私は、今の厚生大臣の認識とちょっと違いますね。といいますのは、医療診療報酬については、昨年の十二月に〇・二%アップしているわけです。そして、ことしの四月から値上がりしておるわけですね、これが四百三十億。この値上がり分を、結局、はっきり言えば、医療給付がふえたから賄わな...全文を見る | ||
○辻元委員 私は、足してみますと、日本医師連盟からは三年間に七億五千八百万、日本歯科医師連盟からは十四億二百七十五万、両方合わせると二十一億六千七十五万円なんです。 森総理自身も、調べさせていただきましたが、一千万ずつ受けていらっしゃいまして、総理におなりになって一千五百万に...全文を見る | ||
○辻元委員 私もいろいろ調べさせていただいたのですけれども、その中で、例えば、先ほどの診療報酬が〇・二%アップされて事実上二〇〇〇年までの医療改革の抜本的な改革が先送りされたのは去年の十二月、そして取り決めが行われたのが、十二月十九日に決着と言われているのです。この前後、今申し上...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしますと、二〇〇二年まで、医療改革というのは本当に、日本に住んでいらっしゃる外国人も含めてすべての皆さんの生活に直結する問題なんですよ。特に、今回は七十歳以上の高齢者の負担をふやそうという話です。これじゃまるで一部の、言い過ぎかもしれませんよ、しかし、一般の方々か...全文を見る | ||
○辻元委員 その有識者の中身が問題なんです。 ですから、総理、もう一つ、あっせん利得処罰法、これを法制化しようと言われていますが、私は、与党案では構成要件は弱いと思います。それは入札に関する契約などになっていますが、範囲を広めるべきです。 それともう一つ、企業・団体からの...全文を見る | ||
○辻元委員 先ほどと同じ紙を読んでの御答弁だったと拝聴いたしました。 私は、この政治家のお金の問題とモラルの問題というのは、本当にこの二十世紀最後の臨時国会の最大のテーマだと申し上げたんです。それでないと教育問題も語れません。総理も道徳が大切とおっしゃっていました。私は、やは...全文を見る | ||
○辻元委員 私は理解して申し上げているからこそ、終わらせる唯一の方法は、身に覚えがなかったら、問い合わせて公にして、ほら見てみとおっしゃればいいんです。それをされないから疑惑に疑惑を、何かもやもやしているわけですよ、この問題で。 では、これは聞かざるを得ないと思いますが、中川...全文を見る | ||
○辻元委員 私は、今の件だけではなく、きょう質問させていただきました一連のやりとりを聞かせていただきまして、今の私たちの政治の問題点、それから、これからどうしていかなきゃいけないのかということを示唆していると思うわけです。 やはり私は、政治とお金の関係や、それからあらぬ疑惑、...全文を見る | ||
○辻元委員 私は、古い、いいものは受け継ぐ。 ただ、先ほど私は医療改革の事例で申し上げました。これは、非常に典型的な今の政治の問題点を浮き彫りにした事例だと思うから申し上げたわけです。私は、これには反論の余地なしだと思います。実際に二〇〇〇年までの間にあれだけ大合唱した医療改...全文を見る | ||
10月24日 | 第150回国会 衆議院 本会議 第6号 議事録を見る | ○辻元清美君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、IT基本法及び政府の国政に取り組む基本姿勢について、総理初め関係閣僚に質問いたします。 総理は、所信表明演説の中で、日本型IT社会の実現のためには、ハードウエアである施設、ソフトウエアである技術、そして中身たるコンテンツの三...全文を見る |
11月02日 | 第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第6号 議事録を見る | ○辻元議員 この罪は、まず私たちは、政治公務員のための特別立法という位置づけです。委員が御指摘のような、わいろ罪の類型に含まれるものであるという解釈も成り立つかと思います。しかし、本法案が、政治倫理の確立の観点から、特に公職にある者などをその主体として、そして刑罰を設けようとする...全文を見る |
○辻元議員 私設秘書を含んでいるか含んでいないかというのが与党案と野党案の大きな違いだと思います。 なぜ私たちがあえて私設秘書を野党案に入れたのかというところを中心にお答えをしたいと思います。これはこの二つの法案のこれからの審議の中のポイントになるかと思っています。 さて...全文を見る | ||
○辻元議員 公党の支部長など役員に関しても処罰の対象にする議論を始めたらどうかという御指摘です。 その前に、私設秘書についても触れられました。私設秘書を野党案は入れている、その理由について平井さんは、抜け道を防ごうとしているという御指摘、そのとおりでして、非常に正しく御理解い...全文を見る | ||
○辻元議員 秘書の仕事で、私たちは、公設だから私設だからという、身分による秘書の任務の区別がないのが今の実態ではないかというふうに考えております。そういうことで、公設にせよ私設にせよ、議員と有権者のための仕事を行うことには変わりはないというところから、特に仕事の明確な区分はない。...全文を見る | ||
○辻元議員 政治家との不可分一体性から考えると私設秘書を除く理由にはならないなと思いながら、ただいまの与党の提案者の御答弁を拝聴しておりました。 さて、そういう中で、野党案は、私設秘書の定義は明確にあると思っています。それは「公職にある者に使用される者で当該公職にある者の政治...全文を見る | ||
○辻元議員 今の与党提案者の答弁を聞いておりまして、これは全くのざる法になるなと私は思いました。私設秘書というのは政治家と本当に一体となって働いているという実態を皆さん御存じじゃないでしょうか。ちょっと思い起こしていただきたい事件を幾つか紹介したいと思います。 これは一九八九...全文を見る | ||
11月06日 | 第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第7号 議事録を見る | ○辻元議員 あっせん収賄罪の場合は公務員一般を対象にしております。そして、私たちは政治公務員という立場におります。その政治公務員という立場を今回はより出して、政治公務員にまつわる処罰の範囲を決めているわけです。ですから、政治公務員として秘書を、公設、私設を問わず、政治家と仕事上一...全文を見る |
○辻元議員 私設秘書の定義についてのお尋ねで、その前の御質問にも関連しますけれども、先ほど、今委員が御質問なさっていらっしゃいます前の委員、同僚議員の方の質問の中にもありましたが、御発言の中に立法者の意思という言葉がありました。この私設秘書を入れたのはまさに立法者の意思に当たると...全文を見る | ||
○辻元議員 今北川議員がおっしゃった御提案には、共感する部分がたくさんあると思います。 実際、今の現状を見ていきますと、まず一義的には、政治にかかわる選挙で選ばれた政治家が、自覚と良心を持ってみずからを律しながら仕事をしていくということが期待されていると思います。しかし、汚職...全文を見る | ||
11月08日 | 第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第9号 議事録を見る | ○辻元議員 大変率直な、御自身の気持ちも含めての質問をいただきまして、ありがとうございます。 野党案では、今西川委員に御指摘いただいたような件で、それをはっきりするために私設秘書を入れているということを申し上げたいと思うのです。 それはどういうことかと申し上げますと、今例...全文を見る |
○辻元議員 これは、この私設秘書論争をめぐる、非常に本質をついた御質問だと思います。 今の刑法などによりますと、今西川委員が御指摘されたような場合、先ほど私が申し上げましたが、あっせんを頼んだ公務員などに私設秘書と言われる人が対価や何かを支払わない限り犯罪の構成要件が成立しな...全文を見る | ||
○辻元議員 今小林委員の、議席を有していない政党幹部や落選中の議員、そういうところにがんがん持っていって口ききをされるという御懸念、そのような事例を御存じなのかどうか私は存じ上げませんが、そういう懸念があるならば、今後の検討課題にしていかざるを得ないなという気持ちで聞いておりまし...全文を見る | ||
○辻元議員 私たちの野党案の方では、前回委員にお答えしたことにつけ加えまして、範囲をさらに詳しく申し上げますと、事務所の受付業務のみを行うとか単純労働を提供するような者や、先ほど運転手だけで雇っていらっしゃるというお話もありましたが、そういう人たちや地方公共団体の秘書課の職員につ...全文を見る | ||
○辻元議員 それは、事実認定の問題になるかと思います。 秘書だということで、先ほども申し上げましたように、本件に該当するような罪を行った場合ですね。(河上委員「行った場合はもうだれもがわかっているんだからいいです、議論の積み重ねだから。今のお答えをいただきたい」と呼ぶ)ですか...全文を見る | ||
○辻元議員 専ら政治活動を補佐する人が、自分は秘書でないと言いながらその議員の名前を使って仕事をさせるというような議員がいたら、その議員が問題だと思いますね。専らその議員の政治活動を補佐する者を秘書以外の名目で働かせていたら、その議員は大問題だと思います。ですから、そういう場合は...全文を見る | ||
11月09日 | 第150回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第10号 議事録を見る | ○辻元議員 この私設秘書の問題ですが、先日からもこの私設秘書については、私たちの定義では、「公職にある者に使用される者で当該公職にある者の政治活動を補佐するもの」であるというふうに申し上げてまいりました。ですから、この私設秘書の範囲があいまいであるという意味は、定義があいまいなの...全文を見る |
11月20日 | 第150回国会 衆議院 予算委員会 第3号 議事録を見る | ○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 私は、前回の予算委員会で、ちょうど九月二十八日、この臨時国会がスタートした折も森総理と論戦させていただきました。その折に、この予算委員会で私はこのように最初に申し上げました。 今回の第百五十回国会は二十世紀の最後の国会になり...全文を見る |
○辻元委員 今の御答弁は、先日、十一月十四日の本会議の速記録によりますと、世論の動きを示す一つの指標として私としても謙虚に受けとめておりますとか基本に立ち返る、同じことを繰り返していらっしゃるわけですね。私はそこに不支持の原因があると思うんです。まず、みずからの言葉で、なぜこうい...全文を見る | ||
○辻元委員 それでは、引き続き質問を続けたいと思いますが、ここにKSDの内部資料、マル秘という資料があります。これは、一「村上正邦議員との関わり」、二「何の為に署名をするのか」というタイトルになっています。 この「村上正邦議員との関わり」では、参議院の比例区候補として名簿三位...全文を見る | ||
○辻元委員 それでは、今私がこの事例を申し上げましたが、KSDに限らず、こういうようなやり方で選挙の票集めをしたり選挙を遂行するということ、KSDに限らずですよ、今私が申し上げたような事例で選挙を行うことは、総理はどう思われますか。こういう選挙運動のやり方は立派だったと思うか、ち...全文を見る | ||
○辻元委員 私は、今お答えいただいたとは思えないのですね。こういう選挙のやり方そのものが国民の批判にさらされ、こういう体質そのものが自民党を弱体化させ、総理の支持率もどんどん下げていっているんじゃないですか。 それで、昨日、栃木県知事に新顔の福田昭夫さんが選ばれました。私たち...全文を見る | ||
○辻元委員 さてそこで、私たちは本日不信任案を提出して、私は賛成します。私はここで、ぜひ自民、公明、保守、与党の皆さんに不信任案賛成を呼びかけたいと思います。 賛成したら次の選挙でいろいろな組織が面倒を見てくれなくなるよなどとおどされて迷っていらっしゃる方がいたとすれば、反対...全文を見る | ||
○辻元委員 指名していませんよ。指名された閣僚の方だけ、お答えいただきたいと思います。 さて、内閣支持率がなぜ低下しているかということを私は真剣に考えているわけです。 今も私が答弁を求めない閣僚の方も御発言されましたけれども、私は、自公保の強引な政治手腕というもの、やり方...全文を見る | ||
○辻元委員 私は、見事に今扇大臣が実現してくださったと思いますけれども、なぜかといいますと、ちょっと前に、参議院選挙の非拘束名簿の話がありました。これはずっと、久世前金融再生委員会委員長の話や今のKSDの問題の村上議員の問題などが発端で、そういう、何だか不正にふたをして選挙制度を...全文を見る | ||
○辻元委員 そういう御答弁をいただくならば、ここで三時間でも四時間でも議論しなきゃいけない御答弁だと思います。こういうあり方そのものを、有権者、国民の皆さんがごらんになっていて、支持率がまた下がるでしょう、きょう。 それで、「朝日川柳」にこんな川柳がありました。「決めるなら密...全文を見る | ||
12月07日 | 第150回国会 衆議院 憲法調査会 第6号 議事録を見る | ○辻元委員 社会民主党、社民党の辻元清美です。 以前は、渡部参考人とテレビの番組でどなり合いの議論になったように記憶をしておりますが、きょうは、物静かに、意義のある議論を深めさせていただきたいと思っております。 さて、私は一九六〇年に生まれました。そういう意味では、冷戦の...全文を見る |
○辻元委員 私は、ことしの夏に、世界経済フォーラムの会議に、ダボス会議と言われる会議のジュニアの部みたいなものがあるんですが、そこに参加してきました。 そこでは、政治関係の人たちだけではなくて財界、経済界のリーダーたちも集まっていましたが、やはりこの経済のグローバリゼーション...全文を見る | ||
○辻元委員 私が申し上げました共助という発想は社会主義に流れるものではないということをはっきり申し上げておきたいと思います。 先ほどから私はグローバリゼーションの問題も申し上げましたが、もう一点、環境という面で、ハーグの地球温暖化防止会議でも、経済の発展性と、それから単に途上...全文を見る | ||
○辻元委員 そうしますと、環境の保持ということを一つのきっちりとした軸として経済政策であったり社会の仕組みを考えていくというのは、これは二十一世紀の日本のあるべき姿の一つの大きな柱になると思います。 さて、もう一点、最後になりますが、自由マーケットの規制ということは、どういう...全文を見る | ||
○辻元委員 あと一分ございますが、私は、市場とのつき合い方をどうしていくかというのは、もちろんこの日本のあるべき姿の議論しなければいけない大きな点だと思うのです。 その中で、これからのルールというのは、一つは情報公開、これは市場だけではなくて社会全般だと思いますが、それから機...全文を見る |