辻元清美

つじもときよみ

小選挙区(大阪府第十区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

辻元清美の2006年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月08日第164回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  四年ぶりに小泉総理大臣と議論をさせていただきます。ですから、きょうはヒートアップせずに冷静にやっていけたらいいなと思います。テーマは、小泉総理大臣の靖国参拝問題です。  まず最初に、ちょっと事実関係を確認させていただきたいと...全文を見る
○辻元委員 私は、総理が総裁選に出られたとき、はっきり覚えているんですけれども、八月十五日に靖国神社を参拝するということを公言されました。ですから、てっきり、それまでも毎年八月十五日に参拝されているのかなというように思っていたわけですけれども、そうではなかったわけですね。
○辻元委員 はい、わかりました。  さて、それを前提にしまして、次に、先日総理は、一月二十五日の参議院の本会議でこうおっしゃっています。アジア諸国において中国、韓国以外に私の靖国参拝を批判する国はどこにもない、どこの首相も参拝を批判したことはないと発言されているんですけれども、...全文を見る
○辻元委員 私は、今の御答弁をお聞きしてちょっと悲しくなりました。やはりよくごらんになった方がいいと思います。そういう甘い状況に今日本はないと思うんですね。  私は、次に、これは、総理は心の問題とおっしゃっていますので、ぜひ心の問題の迷路から抜けていただけないかというように思い...全文を見る
○辻元委員 きのうも同じようにおっしゃっていました。それは、政教分離の問題や、それから過去の日本の戦争の責任という問題で、私は、総理大臣は行くべきでないと。それは、日本みずからの立場として、そう思っております。  ただ、今質問しましたのは、その心の問題と、例えば、今、ムハンマド...全文を見る
○辻元委員 私は、その話は何回もお聞きした上で質問しております。  今までの歴史の中でも、紛争とか対立、さまざまな理由がありました。その中でも、民族対立とか宗教対立、歴史的恩讐、いろいろなものがあるんですけれども、それを突き詰めていきますと、お互いの心の問題、価値観、歴史認識の...全文を見る
○辻元委員 きのうも言ってはりました。それしか言えないんでしょうか。私は、日本人の心の問題も、中国人も韓国人も大事です。私は、総理の、主体的に日本の総理大臣として過去の歴史認識もどう見るかということです。  そこで、私は総理に提案をしたいと思うんです。  総理はこうおっしゃっ...全文を見る
○辻元委員 総理、未来に向かって二度と戦争をしない決意をされるとおっしゃっています。そして、先ほど、総理は硫黄島に行かれて、アメリカの死者そして日本の死者に哀悼の誠をささげられたことも、私、存じ上げております。そのことを盧武鉉大統領にお話しされたことも存じ上げているわけです。 ...全文を見る
○辻元委員 総理、ぜひ、御自身の心の問題を言われるのなら、犠牲者たちの心の問題であったり、心を広く、深く持っていただくことを切にお願いして、質問を終わります。
02月23日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第2号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  昨年十一月の欧州調査団の報告を行います。  まず冒頭に、調査団派遣のために御尽力をいただきました皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。スタッフの皆様、そして各国で迎え入れてくださった皆様も、本当に微に入り細に入りいろんな...全文を見る
02月27日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  私は、本日、イランのモッタキ外務大臣が来日されますので、イランの核開発問題について質問をしたいと思います。  先ほど佐藤委員からも同じような質問が出まして、その中での麻生外務大臣の答弁の三つをとらせていただいて、その点につい...全文を見る
○辻元委員 ここは、中東と日本との関係というのは非常に良好だったわけです。イラクともかつて日本はずっと良好な関係を守ってきたということで、イラク戦争についても、中東の中での日本の今までのきずなというものに傷がついたという指摘もあるわけですね。  そういう中で、私は、このイランの...全文を見る
○辻元委員 このイスラエルの問題は非常に深刻で、イランの核開発にも少なからずというか、かなり、イスラエルが持っているじゃないかというような認識のもとで、その周辺国への核拡散ということが懸念されていることは常識になっていると思います。  これは日本の防衛白書ではどういう取り扱いに...全文を見る
○辻元委員 では、最後にもう一言だけ。  今、先ほどの御答弁の中では、平和利用であるなら全部出せと御発言されました。情報をということだと思いますね、査察も含めて。日本はそれをやっているから国際的に信用されているという御発言もあったんです。  そうしたら、全部出したらやっていい...全文を見る
○辻元委員 提案は非常に懸命な提案だと思っています。  外務大臣、何か最後に、平和利用なら日本と同じように、では条件を満たせばイランは開発していいんでしょうか。どう思われますか。
○辻元委員 終わります。
03月01日第164回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
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○辻元分科員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  きょうは、私は、イランのモッタキ外相も来日しておりまして、このイランの核開発問題が今世界じゅうの注目を浴びております、それにも関係しまして、国際的な核不拡散、この体制下における、日本も六ケ所の再処理施設ということでいろいろな...全文を見る
○辻元分科員 今、大臣も本当に懸念を持たれているという御発言でした。  こういう中で、油田の共同開発ということも日本とこれからしていこうという方向性で、この問題は日本にとっては非常に大きな問題につながりかねないと思いますので、このイランの核開発というのをいかにソフトランディング...全文を見る
○辻元分科員 御承知のように、社民党の立場は、脱原発ということを言っております。しかし、そのプロセスについて今ここで議論しようとしているのではなく、そのプロセスの一環になるかと思いますけれども、日本は平和利用と言ってきた、この平和利用の問題と、それから核不拡散ということの両立、ま...全文を見る
○辻元分科員 先ほどの書簡の指摘よりも少しふえているということになるかと思いますが、足しますと四十三・一トンが日本のプルトニウムであると。  これについて、この十年間で保管量が大幅にふえているわけですけれども、その理由は何でしょうか。
○辻元分科員 そのふえた理由なんですけれども、いかがでしょうか。
○辻元分科員 結局、今のところ使い道がないというか、それで、「もんじゅ」は十年以上になりますか、とまっております。MOX燃料についても、さまざまなトラブルが起こっております。  この点の指摘が、今いろいろ懸念が表明されているところに、余剰プルトニウムを持つんではないか、既にもう...全文を見る
○辻元分科員 見通しは変わっていないということで、そうしますと、間もなくウランを使ったアクティブ試験が開始されるというように聞いておりますけれども、この六ケ所の再処理施設によって、目指す方向で再処理されていくと、プルトニウムがどんどんふえていくんじゃないかという懸念を持っておるわ...全文を見る
○辻元分科員 そのプルサーマル計画がうまくいくかどうかという見通しについて、非常に悲観的な見通しもあるわけですね。「もんじゅ」についても、これは費用対効果から考えても非常に厳しいという指摘もあることは、皆さん御承知のとおりなんです。  そういう国内でのさまざまな意見がある中で、...全文を見る
○辻元分科員 それは存じ上げているんです。核不拡散という観点からの国際的環境が変わってきたという中で、非転用、ほかに転用していないということをさらに厳格にする必要があるのではないかと私は考えるわけです。  東海の再処理施設で二〇〇三年に、これは文科省が発表されたと思うんですけれ...全文を見る
○辻元分科員 今、手法を合意している文書があるということでしたので、それをちょっと拝見したいと思いますので、後ほど提出してください。  最後になりますが、大臣にお聞きしたいんです。  エネルギー政策を直接取り扱っていらっしゃいますけれども……
○辻元分科員 はい。  核拡散という観点で、アナン事務総長も、昨年、一つの国が再処理とかその道に進めば、他の国も、自分たちも同じことをしなければと考えてしまう、最初のステップは、各国が燃料サイクル施設の開発を自発的に放棄するようにインセンティブをつくり出す合意をまず促進していく...全文を見る
○辻元分科員 終わります。
03月09日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第3号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  まず初めに、前回、ヨーロッパの調査報告でも各党御意見がございました。その中にも随分たくさんそういう観点が出たのではないかと思われるんですが、国民投票制度、国民投票を考える際に何が大事かというところで、議会内のコンセンサスと強い...全文を見る
○辻元委員 そういう意識は共有していただいているというふうに私も受けとめました。真摯な議論が必要なので、そこの乖離については特に懸念を表明しているわけです。  そういう中で、先ほど保岡委員が、直接民主制、要するに一般的な諮問的国民投票制度について、ヨーロッパでの見聞も含めまして...全文を見る
○辻元委員 最後に一言だけ申し上げまして、終わります。  憲法はその安全保障をも含めた大きな国の最高法規であるというふうに自民党も位置づけていらっしゃると思います。ですから、今の御答弁ではそこの矛盾は解消されないと思います。  それともう一点、私たちは九月十一日に当選した議員...全文を見る
03月16日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  きょうは、お二人、斉藤さんに特にいろいろお聞きしたいことがあります。  特に憲法を議論するということは、私たち、非常に重い議論を、憲法にまつわる重い議論をしているんだなということを実感したことが先週ございました。それは、ある...全文を見る
○辻元委員 今、ここでの議論も盛り上げてという御発言もありました。ここでの議論はある意味盛り上がっているというか、盛り上がれば盛り上がるほど国民はクールに見ているという側面もあるんじゃないかなというのが、やはり慎重に時間をかけて、大事なことだからじっくり議論してほしいというのが数...全文を見る
○辻元委員 そういう中で、「憲法のひろば」というのがございまして、先日、この委員会の理事とオブザーバーの皆さんに、憲法調査会以来七年間さまざまな意見が寄せられている、その直近一年間にどういう意見が寄せられているかというものが配られました。これは国会への意見ということになるかと思う...全文を見る
○辻元委員 昨日、新聞にたくさんこの委員会のことが報道されまして、理事会でも問題になりました。それは、この委員会の現場ではこうやって議論をしているわけですけれども、自公が民主党の幹事長に、何かこう、高いレベルでとか書いて、どこが高いレベルなのかと思うんですけれども、早く取りまとめ...全文を見る
○辻元委員 終わります。
03月23日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第5号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  社民党は、そもそも今憲法を変える必要はないと考えていますので、当委員会の設置に反対をいたしました。まして、今直ちに憲法改正のための国民投票制度が求められている状況であるとは考えていません。  先日も紹介されましたNHKの世論...全文を見る
○辻元委員 質問ありがとうございます。  まず一点目なんですけれども、これはこの委員会でも議論に値するテーマではないかと思うんですが、この六十年間、改正の手続が定められてこなかったという意味をどう見るかということだと思うんです。  意見の中には、立法府の怠慢という御意見もある...全文を見る
○辻元委員 一般的な国民投票制度の問題についても、この委員会でも多くの委員から意見が出されたところだと思います。  私も、この際、諮問的な、一般的な国民投票制度をあわせて議論し、導入の是非についても私たち考えてみる大きなテーマではないかというふうに思いました。  特に憲法につ...全文を見る
○辻元委員 私は、先ほど十八歳以下は果たしてどうなのか一度検討してみたらどうかということも申し上げたぐらいですので、二十か十八歳かと問われれば、十八歳の方がいいというように思います。  それは、枝野委員がかなり具体的なことを踏み込んで発言されました。結局、成人年齢を下げたらどう...全文を見る
○辻元委員 先ほど同じような質問が出まして、ちょっとお答えしたことと重複するかもしれないんですけれども、環境権とか知る権利というのがよく出るわけなんですけれども、私はまず政策的にもっと充実させていくべき案件だというふうに思っているんです。  特に、例えば環境アセスメント法とか地...全文を見る
○辻元委員 私も、総投票をまず基本に考えるべきだというふうに思います。それは、やはり投票に行っているということを尊重して、総得票で考えるべきだというふうに思っています。  この前、主権者というか国民投票制度の有権者の過半数にしたらどうかという意見を申し上げたこともあるんです。ま...全文を見る
○辻元委員 この点は、きょうの私の基調発言でも後半で時間を割いて申し上げた点で、「一体を成すもの」ということをどう見るかと。私は、笠井委員がおっしゃるように、基本原則は変えることが難しいという立場をとっております。この点をしっかり議論した方がいいという提起もさっき申し上げたんです...全文を見る
○辻元委員 九条は、私たちは守るという立場です、現状のまま守るという立場です。それは、過去の戦争をどう受けとめるかということだけではなくて、これも以前委員会で申し上げましたが、日本は人道国家たらんということが非常に多くの人の望んでいることではないかというように考えますので。  ...全文を見る
○辻元委員 先ほどに引き続きまして、質問及びちょっと意見を述べさせていただきたいと思います。  先ほど、私の基調発言に対しまして、委員長の方から、憲法調査会の報告もお出しになって、国民投票制度を急ぐことになっているというような御発言がありました。それについて一言申し上げたいと思...全文を見る
○辻元委員 今、そういう御発言が出ましたけれども、こういうふうにほとんどの方がいらっしゃらない中で最後まで進められているということについて、私たちはやはり深刻に受けとめた方がいいのではないかというように思います。それは、各党、発言の時間があるかないかとはちょっと別問題だというよう...全文を見る
○辻元委員 今、滝委員の御発言の中にも、憲法というのはやはり圧倒的多数に支持されるものでないと。先ほどからも申し上げましたが、少数に立脚したものであるということは、一つの国とか国家が、これは運営だけではなくてそのものが危機的な状況にあるのではないかというふうに思うんです。そういう...全文を見る
○辻元委員 最後になりますが、主権者の主権性とは何かという問題にかかわってくると思うんです。この点は深い議論が必要だということを申し上げて、終わります。
03月30日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第6号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  本日は、憲法がしっかり社会に根づくために重要なことは何かということについて意見を述べたいと思います。  先週も指摘をいたしましたけれども、憲法は、一つの勢力が選挙で過半数をとってもやってはいけないことを決めています。これが共...全文を見る
○辻元委員 社民党の辻元清美です。  きょうの論点、幾つか出ていると思うんですけれども、私は、共通認識をどう持つかというところの議論を深めてこそ、その土台がないと散漫になってしまうのではないかという問題提起をずっとしてきました。  きょうも、立法不作為論をめぐってもいろいろな...全文を見る
04月06日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第7号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。皆さん、おはようございます。  本日は、憲法や国民投票制度と法治国家の関係について意見を述べさせていただきたいと思います。  前回の三月三十日の本委員会で、自民党の委員の方の中から、日本の憲法と法治国家の関係についての問題提起が...全文を見る
○辻元委員 先ほど愛知委員から先輩として私の将来を案じるアドバイスをいただきまして、本当にありがとうございます。私は、愛知委員の御主張と私がそれに対して反論というような形で申し上げた主張が、戦後の憲法論議の中で一つの中核をなしていたのではないかと思うんです。それをもって、私は先ほ...全文を見る
04月11日第164回国会 衆議院 行政改革に関する特別委員会 第9号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  私は、きょうは、公益法人のあるべき姿は一体どういうことだろうということを中心に質問させていただきたいと思います。  まずは三つに分けまして、安倍官房長官には、公益社会といいますか、活力あるさまざまな社会活動が行われる社会とい...全文を見る
○辻元委員 国家の利益イコール公益ではないという御発言だったんですけれども、先日、ドイツの市民社会団体の役割についてという研究者たちとの国際シンポジウムがありまして、私も参加してきたんです。そこで、こういう切り分けがありました。  いわゆる日本で言う社団や財団、それからNPOな...全文を見る
○辻元委員 今回の改革の中に、それぞれ所管の省庁の恣意的な判断、社団や財団、そこが入らないようにするというのは一つの大きなポイントだったと思います。それは、先ほど申し上げましたお上意識といいますか、政府に反するような団体なのに補助金をつけるのはおかしいとか、それから公益法人にする...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、次にその中身について二、三、お聞きしたいんですが、認定委員会というのをつくるということで、今までは社団、財団になるならないは所管の省庁ということでしたが、この認定委員会の構成なんですけれども、一つ重要な点で、事務局は一体どこが担うということになっている...全文を見る
○辻元委員 私はやはり事務局は大事だと思うんですね。ここを、思い切って切り離した第三者機関みたいなところにした方がいいと思うんです。それの方がはっきりしていると思います。  もう一点。そうしますと、次に、公益性の認定があった後に、例えば補助金とかそれから事業の委託というのがあり...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、公益の認定はされたけれども、補助金とかそれから業務委託というところで結局省庁の裁量が入ってくるわけですよね。省庁が判断するわけですから、補助金を出し続けるかどうか。私は、やはり実質的には、なかなか余り、先ほど公益の認定というところでは認定委員の独立性とい...全文を見る
○辻元委員 それは法律のどこに書かれているんでしょうか。
○辻元委員 私、そんなに甘くないと思います。  この間、例えば一年間に退職した国家公務員、つい最近、一千二百六人のうち四百三十八人、三五、六%が公益法人に天下っていて、この間ずっとなんですね。全然減っていないわけですよ。  私は、やはりこの天下りの問題というのは、実質的に法案...全文を見る
○辻元委員 それでは、天下りの問題は、余りにも非常識なことがたくさんこの委員会でも出ておりますので、常識に戻していただきたいということです。  この公益法人改革は引き続き議論させていただきたいと思います。終わります。
04月13日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第8号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  本日は、石村参考人、堀参考人、お越しいただきまして、貴重な御意見ありがとうございました。  私も、メディアと政治、メディアと人権、メディアと中立性、メディアと権力と、さまざまな問題について自分自身いろいろ考えてまいりました。...全文を見る
○辻元委員 私たち社民党も、改めて規制を入れる必要はないという立場です。その上で、いろいろ、メディアの持つ特徴がありますので、そのことなどについて御意見を伺いたいと思います。  先ほどから出ております中立性という問題なんですが、一つの例として、例えば一つのテーマを挙げた討論会で...全文を見る
○辻元委員 もう一点、今と関連して堀参考人にお伺いしたいんですけれども、それぞれ個々の番組の中で、討論番組だけではなく、ワイドショーもあれば、バラエティーもあれば、さまざまなものがあります。そうすると、この前の選挙の例が出ましたけれども、どの番組も同じようなことをずっとやってはる...全文を見る
○辻元委員 わかりました。  それではもう一点、ちょっと関連してなんですけれども、何を選択するかなんです。ですから、今の延長線で申し上げますと、例えば憲法をめぐる議論でも、どういうところを選択して議論を進めていくのかということも、これは個別課題としてもありますが、一般的にニュー...全文を見る
○辻元委員 個別のことについては申し上げないんですけれども、そのバランス、何を選択するかや、その中立性のトータルなバランスということも私は気になっております。  そういう中で、もう一点、中立性と、それからもう一つ、報道機関には権力をチェックしていく、権力の暴走というものの見張り...全文を見る
○辻元委員 石村参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほど、この国民投票制度をめぐっては、何を世に問うのかというところで、政策についての是非を問う、選挙とは違うというような、お話の中にそういう発言がございました。私は、果たして政策なのかなと思うんですよ。これは、要するに主権在民で...全文を見る
○辻元委員 堀参考人にお伺いしたいんですが、先ほどの御発言でちょっと気になった部分がございまして、それは、国会で三分の二で発議された、そのバランスの上に立って中立性という御発言があったんですけれども、御本人は覚えていらっしゃらないでしょうか、そのことについてなんです。  三分の...全文を見る
○辻元委員 といいますのも、例えば議会で少数である、私たち社民党は少数な立場が多いわけですが、憲法改正については反対の立場なんですね。ただ、やはり公共空間とこの憲法というものの扱いについては、国会の議席配分というのはちょっと違う性質のものではないかと思っております。  ですから...全文を見る
○辻元委員 最後にお二人に御質問したいんですが、きょう、お越しいただきまして、メディアの方々の直接の御意見を伺えたのは本当に貴重だったと思います。そういう中で、御発言の中で熟慮という言葉がありました、十分な討議の場を提供するということで。この国民投票制度をめぐっても国民参加の十分...全文を見る
○辻元委員 本当に貴重な御意見ありがとうございました。  私たちも本当に、早急に何か国会だけが先導していくような形で議論を進めていくということに対して、私はずっとこの場で危機感を訴えてまいったんですね。やはり主権者がどういう方法を選ぶかということを十分討議し、熟慮し、その上でプ...全文を見る
04月18日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  私は、アメリカの海兵隊普天間飛行場移設問題について質問をしたいと思います。  まず、事実関係からもう一度確認させていただきます。  防衛庁長官、普天間の何を移設する、代替の施設を建設しようとしているのか、その何をというとこ...全文を見る
○辻元委員 今おっしゃったヘリについて、私も普天間の米軍基地における部隊編成などを見ました。  そうすると、ヘリの訓練ということであれば、なぜ千八百メートルの長い滑走路が必要なんでしょう。ヘリですと、そんなばあっと滑走路を行かなくても飛び上がるわけですね。なぜですか。
○辻元委員 固定翼機は、今調べてみますと、空中給油機などは別に行く予定になっておりますので、先ほど長官は三機とお答えになりましたね、固定翼機については。たった三機の固定翼機のために滑走路二本、千八百メートルをつくろうとしているわけですか。
○辻元委員 どう考えても、普天間の固定翼機の機能を考えても、この滑走路が必要なのか。  一つは、そうしたら普天間の話に移りますが、先ほど、普天間の中でタッチ・アンド・ゴーなどの訓練が行われていることについて、日本政府としては関知していないというような御答弁だったと思うんですが、...全文を見る
○辻元委員 私は、うちの事務所で、きょう宜野湾市の市役所の基地渉外課に連絡して確認してみました。そうしますと、土日を除くほとんど毎日このタッチ・アンド・ゴーが行われているということなんですね。それで、防衛庁とか外務省に私も問い合わせましたけれども政府としては知らぬと言っておると言...全文を見る
○辻元委員 今の質問に答えていただいていないと思います。普天間の現状についてもそういう御認識なんですよ。  それで、V字形の滑走路をつくるとおっしゃいますけれども、今のタッチ・アンド・ゴーが行われた場合、V字形では全く対応できないというのは、これは素人でもわかる話だと思います。...全文を見る
○辻元委員 もう一度お伺いします。一九九六年の十二月にSACO合意がありました。その九六年の夏ぐらいからこのSACO合意に向けて日米でさまざまな問題についての協議が始まったと承知しております。その一九九六年の夏ごろから、八月ごろだったと思いますが、今日に至るまで、オスプレーの配備...全文を見る
○辻元委員 私は承知しておりませんということは、日本政府としてそういうことはないという認識でよろしいでしょうか。
○辻元委員 最近というのは、いつ、どなたに確かめたんでしょうか。どの協議で出た話でしょうか。
○辻元委員 質疑というのは、日本政府から確認したんですか、それともアメリカから申し出があったんでしょうか。
○辻元委員 そうしますと、最近確認するまでは一切話が出てきていなかったというふうに認識してよろしいですか、今回が初めてと。
○辻元委員 事務方でお答えできる方、今まで、九六年の夏ごろからずっとこれは協議が始まっておりますけれども、このたび初めてであるならば、いつその協議をしたのか、初めてしたのはいつかということ。
○辻元委員 確認の結果、先ほどの御答弁で、ないということですか。  この千八百メートルの滑走路なんですよね。オスプレーは固定翼機のような機能も果たします。何のためのこの千八百メートル、二本滑走路要るのかなと疑問が消えません。  関連してもう一つ質問したいんですが、二〇〇五年の...全文を見る
○辻元委員 そのようなあいまいな答弁では困るんです。「桟橋及び関連施設」となっているわけですよ。  さてそこで、大臣、ここにマスタープラン・オブ・ネービー・ファシリティーズという、これはもう御存じだと思います。一九六六年に、大浦湾及び辺野古崎に、大きな飛行場とそれから軍港と両方...全文を見る
○辻元委員 この九七年に出している、アメリカ側がSACO合意に基づいてどういう計画でいこうかという、先ほど一部オスプレーのところを御紹介しましたけれども、ここにも、一九六六年の調査に基づき、滑走路の方向とか風向とかそれから水深などを調べたので計画を進めていこうというようなくだりが...全文を見る
○辻元委員 この中身について、防衛庁では中身を検討してみたとか、そういうことは、じゃ、詳細な中身を知らないということですから、他国のことだし無視しているということですか。
○辻元委員 先ほどの滑走路の問題、それから大浦湾側の桟橋の問題、これは軍港に使えるということになるんじゃないですか。桟橋と書いてありますけれども、軍港としても使えるんじゃないですか、大浦湾は非常に水深が深いですから。いかがですか。
○辻元委員 桟橋と軍港というのは結局同じ機能を持つように私は思うんですけれども、いかがでしょうか。長官、違いがあるんでしょうか。
○辻元委員 先ほど、タッチ・アンド・ゴーのときに、普天間の基地の中でどういう訓練をされているかなどについては、米軍のことで承知していないという答弁だったわけですよ。  そうすると、今回いわゆる辺野古崎案というのは、ヘリポートと言われていて、普天間のヘリの訓練の移設であると言われ...全文を見る
○辻元委員 終わります。引き続きまたやります。
04月20日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第9号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  きょうは、本当にお忙しい中、お越しいただきまして、それも十日前にお願いして来ていただいたということで、本当にありがとうございます。  まず最初にお伺いしたいんですけれども、国民投票制度の議論というものについて、雑誌協会に属し...全文を見る
○辻元委員 その中で、最初の冒頭の御発言で、今、なぜ急にこの議論が国会の中を中心に始まったのかということについての批判もあったということを、先ほども質問で詳しく答えていただきました。憲法改正の一里塚として国民投票制度が位置づけられるという意見もあり、それからその一つの流れができて...全文を見る
○辻元委員 それと関連すると思うんですけれども、一つきょうお話しいただいた中に、戦前の翼賛体制という中での表現の自由の制限、封殺という言葉も出てきたように思うんですけれども、という御発言がありました。私は、今の時代、先ほどイラク戦争に対する報道の規制のような事例も挙げられたと思う...全文を見る
○辻元委員 それは先ほどからのお話で、いろいろな主張をする雑誌があって、これは健全なことだと思うんですね。ただ、先ほどから戦前の話が出ていましたけれども、やはり二度と同じような過ちを繰り返さないという点で、現場で働いていらっしゃるのでそういう空気みたいなものを、私なんかはちょっと...全文を見る
○辻元委員 今の御発言は現場の声として大変重い声ではないかなというように思いました。  そういう中で、もう一点、きょうの御発言の中で、選挙の折に、先ほど自民党に呼ばれてという話がありましたけれども、そういうように政党を、例えば、その案件の場合ですと、偏った報道じゃないかというよ...全文を見る
○辻元委員 今伺って驚いたんですけれども、やはり、自主規制とか国民投票制度を考える折にも、表現の自由を守るという立場は非常に大事であるし、各政党も大事なことだなというように今のお話を聞いて思いました。私自身も、どちらかというと週刊誌に登場回数が多い議員なんです。言いたいことはいっ...全文を見る
○辻元委員 ありがとうございました。  ちょうど時間になりましたので、終わります。
04月21日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第7号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  きょうは、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案の具体的中身について一、二お聞きしまして、この全体像、一体どういうことが目的で、今、特に日米の連携強化という発言がこの委員会でも多々出てきましたけれども、そうしますと、アメリカの米...全文を見る
○辻元委員 今、日本の安全保障のことをおっしゃったわけなんですけれども、果たして、今の米軍再編及びアメリカの世界戦略の中で、それだけで済むのかどうかという大局的なところもしっかり議論しなければならないと思います。  長官はアメリカを訪問されるということなんですけれども、私は以前...全文を見る
○辻元委員 今、不確定、見えないという御発言がありました。  私が懸念するところは、やはり世界じゅう戦場になってしまう可能性があるということについて非常に懸念しているわけですね。  その中で、特にアメリカの軍事戦略の中で、先制攻撃を辞さずという姿勢を明確に打ち出したこと。特に...全文を見る
○辻元委員 なぜ申し上げるかといいますと、やはりその点について私たちは深く考えなければいけないのではないかと思っているからなんです。  イラク戦争の行方を見ましても、非常に混迷を深めております。このイラク戦争に対するいわゆるアメリカの攻撃というものをどう総括していくのか。私は、...全文を見る
○辻元委員 今の御答弁の中にもあらわれているんですけれども、私はもっと深刻な事態だと思うんです。これからアメリカがどういう軍事戦略をとっていくのか、そして私たちはどうつき合っていくのかというところをきちっと考え直す時期ではないかというふうに私は思っております。  今、長官の御発...全文を見る
○辻元委員 そうすると、それが移転するのみと考えてよろしいですか。
○辻元委員 それからもう一点、前回私がどうも納得いかなかった桟橋問題なんです。  結局、桟橋というのは、軍港と申し上げましたが、これは要するに米軍の施設の範囲内の港ということで軍港と申し上げたわけですが、普天間の代替施設というのであれば、普天間に港はないんです、普天間に。ないと...全文を見る
○辻元委員 それは普天間飛行場と一体化していませんよね。いかがですか。
○辻元委員 ちょっと御説明に無理があると思うんですね。  そうすると、燃料を別に、キャンプ・シュワブもございますので、運べばいいんじゃないですか。どうですか。  要するに、基地の負担というのは、どれだけの面積、どういう機能を持つものを新しくつくるのかというところなんですね。普...全文を見る
○辻元委員 私はそれはまだ納得できません。  そうしますと、これは、燃料補給用とずっとおっしゃっている、それ以外の機能は持たないということですか。どれぐらいの長さの、何トンまでの船が入れる桟橋ですか。
○辻元委員 二万トンの船が出入りできる桟橋というたらかなりの大きさですよ、港としての機能としては。一万トンの港でもかなり大きいわけです。例えば、昔、石垣島などは一万トンの船はつけられませんでしたので。二万トンというのはすごい規模の大きな港をつくるということです。これは引き続きまた...全文を見る
○辻元委員 社会民主党・市民連合を代表して、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論を行います。  本法案が米軍のトランスフォーメーションに対応するものであり、アメリカが世界じゅうを背景にした新しい軍事戦略を展開する中で、自衛隊の役割を拡大し、米軍と自衛隊の一層...全文を見る
04月27日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第10号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  きょうは、お忙しい中お越しいただきましてありがとうございます。大変参考になる御意見を現場の皆さんに聞かせていただいたと思っております。特に、訓示規定であっても、これは反対であるという明確な意思を示していただいたというふうに思っ...全文を見る
○辻元委員 今のことに関連しまして、先ほど石井参考人が、民主主義の危機というような御発言もございました。随所に規制が出てきているという御発言。もう少し具体的な事例を御紹介していただければというように思うんです。  これは、今起こっていることがどういうことであるかということを聞く...全文を見る
○辻元委員 ちょっと違う視点からの質問を次にさせていただきたいと思います。  憲法にまつわる議論というのは、先ほどから自由で活発な議論が最も保障されなければいけない重要なテーマであるというふうな御発言があったように思うんですけれども、その中で、例えば新聞などでさまざまな識者とか...全文を見る
○辻元委員 私も、本当にこれだけ国際社会になっておりますし、日本も国際化ということを重視しておりますので、外国の方々も含めて多種多様な意見が出るということに賛成ですし、むしろ積極的にいろいろな議論を闘わせていくということは大事だと思っております。  もう一点、同じ観点から、教育...全文を見る
○辻元委員 あともう一点、一番最初の御意見の中に、幅広い国民的議論を保障するという御意見がありまして、これは本当に反対する人はだれもいないと思うんですが、今まで憲法にかかわることを紙面で報道されていく上に当たって、活発な議論をどういうふうに、誘発と言うとちょっと言葉が悪いんですけ...全文を見る
○辻元委員 最後に、最初の規制の話にもう一度戻りたいんですけれども、訓示規定でも反対である、これは新聞協会の主たる意見であるというふうに受けとめてよろしいでしょうか。
○辻元委員 わかりました。  私自身も、さまざまな法律をつくる現場にいまして、その中に入ったことが思わぬ効果を、悪い効果を及ぼすということを目の当たりにした事例もあります。これは、そのことについては賛否両論の意見がある。  例えば国旗・国歌の問題なども、法律をつくったときには...全文を見る
05月11日第164回国会 衆議院 本会議 第29号
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○辻元清美君 社会民主党の辻元清美です。  私は、米軍再編について三分間しかいただいておりませんので、小泉総理に早口で十の質問をしたいと思います。(拍手)  一、政府は、普天間飛行場の代替施設ではヘリコプターの訓練を行うと説明してきましたけれども、なぜ、垂直に離発着するヘリコ...全文を見る
05月18日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第11号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  きょうは、小林参考人、伊藤参考人、本当にありがとうございます。両参考人の御意見を伺いまして、まず、基本になる憲法とはそもそも何かという認識をやはりきちっとした上で、改憲なり護憲なりそれぞれの議論を闘わせていくということが大切で...全文を見る
○辻元委員 ありがとうございました。  もう一つ、これはお二人にお伺いしたいんですけれども、現憲法のもとで改正をどうしていくかという手続を考えるに当たっては、この九十六条に載っておりますので、この九十六条に「この憲法と一体を成すものとして、」という文言がございます、この解釈なん...全文を見る
○辻元委員 先ほどから、両参考人の方から、昨年出されました自民党の新憲法草案が出た状況下でこの手続法を中立的に議論しようと言ってみても、やはり状況としてはそれに引っ張られる状況であるというような趣旨の御発言があったように思うんですね、影響が出ると。  今の改正の限界のお二人の御...全文を見る
○辻元委員 ありがとうございます。  私は民主党の議員ではないので何とも今の御指摘については申し上げられないところですけれども、小林参考人とは以前から、議員になる前から憲法の問題でそれぞれ議論させていただく場面がありました。その中でも、それぞれの条項について意見が違うところはあ...全文を見る
05月30日第164回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  私は、先ほどから皆さんが取り上げていらっしゃいます米軍再編に関する閣議決定、その中でも、この普天間の代替施設関連で質問をしたいと思います。  額賀長官にお伺いします。  今のやりとりをお聞きしておりまして、私は、長官、やは...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、その協議の中身にはこの代替施設の実態というものも入ってくるかと思いますので、引き続き、具体的な問題、ずっと私が取り上げております桟橋問題について、幾つか事実関係を御答弁いただきたいと思います。  前回、私は、軍港施設につながるのではないかという質問を...全文を見る
○辻元委員 天願桟橋で今給油を行っているということは、同じ規模の船が入ってくる可能性があると考えられます。  例えば、二万トンという船の規模を考えますと、呉の場合ですと一万トンの船なんですよ、入れるのが。横須賀の海軍施設で二万トンの艦船です。  ですから、二万トンの船が着ける...全文を見る
○辻元委員 二万トンの船が着けられる。例えば、軍事関係で、揚陸指揮艦ブルーリッジ級というのが大体一万九千トンぐらいなんですね。それから、よくミサイル巡航艦のタイコンデロガと聞きますけれども、これで九千九百トンですよ。ですから、一たびつくると、それがどのように使われるかということは...全文を見る
○辻元委員 やはり何を聞いても、調整していく、桟橋の長さもわかりませんと。これで地元と何を協議するのかということは、私だけではなく、地元の皆さんが一番深刻に考えていらっしゃる点だと思います。  もう一点お伺いしたいんですが、すべての代替施設の埋立面積はどれぐらいになるとお考えで...全文を見る
○辻元委員 そうすると、地元の皆さんと何の話し合いをしているんですか。具体的にお答えください。どういう説明をしているんですか、この代替施設について。いかがですか。
○辻元委員 実は、地元の中には漁協の皆さんも入っています。この大浦湾というところは、非常にいろいろな魚がとれるきれいな湾なんですね。ちょうど湾の中を海流が対流しますので、非常に魚の水揚げもいいわけです。そして、いつも澄み切った水です。そこを、今百八十ヘクタールとおっしゃいましたけ...全文を見る
06月01日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第12号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  きょうは、天野参考人、山田参考人、どうもありがとうございます。  幾つかお伺いしたいんですが、先ほど例に出していただきました社民党のCMは、このような中身だったんです。あれはちょうど小泉総理が総理大臣に就任した直後の参議院選...全文を見る
○辻元委員 具体的に、今どのような基準であるのかとか現状をもう少し山田参考人にお伺いしたいんですが、現状で、テレビでCMとして取り扱いされている意見広告と言われる事例というのはあるんでしょうか。この数年で結構です。いかがでしょうか。
○辻元委員 ということは、今の現状では、一般の団体、グループとか企業などが何か商品を販売するなどの広告以外で自分たちの主張を、例えば今の段階はまだ議論の、実際的な実質的な国民投票をするとも何とも決まっていなくて、法案すら通っていませんし、私たちは法案制定に反対しておりますけれども...全文を見る
○辻元委員 門戸を開いているということでもう一点お伺いしたいんですが。  そうすると、今は別に国民投票日程が決まっているわけでもなく、現実的にそういう意味では改憲日程が上っていない。運動期間でもありません。そういうときも、その意見広告についての基準というのは、賛成、反対がある程...全文を見る
○辻元委員 国民投票と申しますか、憲法そのものにかかわる賛否を明確に意見を述べる、または暗示するというような、国民投票をしようとかそういうんじゃなくて、今の段階はまだ国民投票以前の段階で、現状としてはそういうものも賛否両論必要なのかということなんです。  例えば、社民党が、今、...全文を見る
○辻元委員 わかりました。ありがとうございます。  もう一点、山田参考人にお伺いします。  意見広告を出す際に、例えば商品広告ですとクレジットが出ますね、どこどこの提供とか。または、自分のところの会社の名前を売らなくちゃいけない。意見広告の場合、例えば憲法の場合などを考えてみ...全文を見る
○辻元委員 天野参考人にお伺いをしたいと思います。  昨今の、CMだけではなくて、テレビが大きく政治に与える影響といいますか、前の選挙もかなり大きな影響を与えたのではないかと思うんですね。そういう事態を先ほどからも幾つか言及されておりますけれども、どのようにごらんになっているか...全文を見る
○辻元委員 この間の選挙では、社民党の場合は資金力がなくて、つくるところまでいったんですけれども流せなかったという状況があります。  テレビコマーシャルの場合は、放映をするための費用だけではなくて制作にもかなりお金がかかります。短い時間でメッセージが届くものをパッケージでつくろ...全文を見る
○辻元委員 ちょうど時間が参りましたので、これで質疑は終わります。  ありがとうございました。
06月01日第164回国会 衆議院 本会議 第33号
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○辻元清美君 社会民主党の辻元清美です。  私は、社会民主党を代表いたしまして、きょう議論になっております国民投票法両案に対し、自民、公明及び民主党の提出者に質問をいたします。(拍手)  まず指摘しなければならないのは、なぜ今、急いでこのような重要な法案を提出したのかというこ...全文を見る
06月15日第164回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第13号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  先日の六月一日の本会議で、自民党、公明党提出の日本国憲法の改正手続法案と民主党提出の日本国憲法の改正手続及び国民投票法案の両案について問題点を指摘いたしました。これを踏まえ、さらに国民投票法と国会法との関係について本日は問題を...全文を見る
10月17日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第1号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  社民党は、戦後一貫しまして核廃絶運動に取り組んできました。また、私は本委員会でも、この核拡散の問題は非常に深刻であると考え、質問もしてまいりました。  きょうは、北朝鮮の核実験に対する今後の日本政府の対応や、それから核拡散をどうすれば防止...全文を見る
○辻元委員 北朝鮮制裁決議の中には、特に船舶検査等を含む貨物の検査のところは、自国の国内法上の権限及び国内法令に従いとあるわけですね。やはり国連加盟国はそれぞれの国によって事情が違いますので、ですから、うちの国でできることをやろうという話だと思うんです。  船というのは、公海上...全文を見る
○辻元委員 それはおっしゃるとおりです。  ただ、先ほど申し上げましたように、今浮き足立たないということで、防衛庁長官はとにかくその姿勢でいっていただきたいんですけれども、国内法との関係がございますので、それぞれの国が独自に判断する。それは今までのやはり議論の積み重ねを大事にし...全文を見る
○辻元委員 きょうの報道によりますと、北朝鮮の実験、アメリカが確認ということですけれども、一キロトン以下という報道がなされています。どちらにいたしましても、パキスタンが三十から三十五、インドが十二から十五、アメリカもかなり大きい実験を行っておりますので、規模でいえば、かなり北朝鮮...全文を見る
○辻元委員 民生用というのがよくダブルスタンダードに使われる、それも常套手段なんですよ。イランは民生用と言っておるわけです。ですから、そこは大臣、そんなに甘くないですよ、この状況は。私は、きちっと、日本は毅然と被爆国として反対すべきだと思います。  さて、その大臣にお伺いします...全文を見る
○辻元委員 私は、その点は非常に残念な御発言でした。  この北朝鮮核問題に、直接いろいろな国と交渉なさるわけです。日本はやはり被爆国。非核三原則を堅持するということをしっかり示されないと、検討するということは、変える余地もあるということですよ。ですから、私は、外務大臣こそよく勉...全文を見る
10月26日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第3号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合、社民党の辻元清美です。  本日は、私は、憲法をめぐります今の状況と、それから、両法案提出者に対しまして、果たしてこの国民投票法案なるものが単なる手続法と言えるのか、そして公平中立な法案になっているのかという点を質問していきたいと思います。  ...全文を見る
○辻元委員 保岡委員の御答弁だけちょっとニュアンスが違ったように思います。  私はなぜこのことを聞きますかといいますと、昨年、自民党が新憲法草案なるものを出されました、その中でこの手続法の議論も進められていることに一抹の危惧を覚えているからなんです。それは、あの新憲法草案の中に...全文を見る
○辻元委員 私は御答弁に無理があると思います。むしろはっきり言われて進めた方がフェアだと思うんですよ。それは、私は手続法と改憲という話は地続きだと思っております。そのことについては後で具体的に質問していきますけれども。  先ほどから、なぜつくられてこなかったのかという議論もあり...全文を見る
○辻元委員 今の御答弁には私納得できないんです。そうであるならば、本憲法調査特別委員会を継続させて、その中で議論していけばいいと思います、そもそも憲法とは何か。わざわざ改憲原案をつくり、決めることができる機関を立ち上げるということと今保岡委員の御答弁は、全然私は質が違うと思ってお...全文を見る
○辻元委員 今、船田委員の御答弁の中から、気持ちとしてはという御発言がございましたけれども、法律と気持ちは関係ありません。時の多数をとった為政者というのは権力があるわけです、その権力を縛る憲法をどうするかの手続法です。ですから、時の多数をとった者が、多数で何とでもなるという法律で...全文を見る
○辻元委員 先ほど共産党の笠井委員が新聞を示されまして、これぐらいでちょびっとでしたよ、今の割合でいけば反対の意見が。そうしたら、どおんと賛成で、反対がぽちょっと。これを有権者の方が見られたら、むしろ憲法を変えたいと思っている人に不利に働くんじゃないかと心配申し上げております。え...全文を見る
○辻元委員 今後の協議というお話もございましたけれども、私は、やはりこれは手続法と言いながら、改憲ということに対して地続きであると。そして、どうしても憲法を変えたいな、変えたいな変えたいなと思っている人たちが先導して先頭集団でつくっていくと、変えやすい方向に行きかねないと思うんで...全文を見る
11月07日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第5号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  私は、防衛施設庁談合問題などについて質問したいと思います。後半、時間があれば、今ちょっと沖縄の問題で白熱しておりましたので、私もずっとこだわっておりますので、御答弁をいただければと思います。  まず最初に、調達実施本部事案が...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、あの調本事案が出たときに、庁内でいろいろ聞き取り調査を行ったと思うんですね。それと、今回聞き取り調査を行った人とが重なっているというのはどれぐらいあるんでしょうか。
○辻元委員 今、久間長官から、ダブルトラックで走っていたというようなわかりやすい表現がありましたけれども、深刻だと思うんですね。  それで、報告書にもございますけれども、ちょうど割り振り表ということについては割合詳しく報告されています。この割り振り表がほぼ今のような形で作成され...全文を見る
○辻元委員 千二百七十五件がこの割り振り表によって処理されていたということでよろしいでしょうか。報告書を拝見しましたら、長官、そのうち談合の形跡があったというのは、要するに新聞報道などで問題になり起訴された案件のみの特定しかできなかったわけですか。
○辻元委員 今、北原長官の御答弁の中に、割り振り表で割られたのは約半分、これが談合の対象になった可能性があるということですね。この報告書を見ますと、数字が出ておりますけれども、「しかしながら、聴取において特定することは困難であった。」と、立件されたもの以外は特定することが困難であ...全文を見る
○辻元委員 違います、違います。先ほどの五割、五割が結局割り振り表で談合の可能性があったと今おっしゃいましたね。それの報告書、ここにあるわけです。しかしながら、立件された事件をおいて聴取において特定することは困難であったと言いつつも五割が割り振り表でということですので、その五割を...全文を見る
○辻元委員 引き続きちょっと。  そうしますと、機械的に算出したということですか、聞き取りをしてではなくて、この調査報告書は。
○辻元委員 今長官もそして久間長官も、聞き取りをした結果そういう考え方が出てきた、何億円以上がどうのこうのと。その程度の聴取であれば、別にどういう聴取がなされたかという中身を出しても捜査に影響がないんじゃないでしょうか。なぜかといいますと、本当にそうかなと思うわけですよ、これを見...全文を見る
○辻元委員 今いみじくも長官がおっしゃったんですけれども、その昭和五十年代半ばからというのが、こういう証拠というか、じゃないと、この報告書の信頼性が疑われる。  そうすると、この割り振り表で割り振られた額、二十九ページにありますよ、これによって、何件だとかどうのこうのと、この話...全文を見る
○辻元委員 ここに基準が書いてあるわけですから。そうすると、これ自身も、それが出てきたら何か違うことになるのかしらと疑ってしまいますので、私は、これはもうここでやり合うつもりはなくて、委員長、御協議の対象にしていただきたいと思います。いかがでしょうか。
○辻元委員 はい。そうしましたら、次に移ります。  歴代の技術審議官の関与などが言われております。この問題について質問をしたいと思います。  それぞれ、技術審議官とか建設部長、何人関与していたということが明らかになったんでしょうか。     〔委員長退席、寺田(稔)委員長代...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、今の中に歴代の技術審議官は何人いたんでしょう。
○辻元委員 OBの審議官にも調査したわけですね。関与があった人はいたのか、いなかったのか、いかがですか。
○辻元委員 といいますと、今の御発言ですと、歴代の審議官は関与していたと考えればいいですか。既にこの二月には予算委員会でも問題になっておりましたけれども、七人の技術審議官の関与ということも報道されていますけれども、いかがでしょうか。
○辻元委員 今、関与については主導的な立場であったという御発言がありましたけれども、二〇〇二年ごろから、割り振りなどについて主導的な立場を、審議官のOBとか防衛施設庁関係者から、一部、土木工事はどこどこ、建設工事はどこどこというように、業者の方が関与を強めるというか、そういうよう...全文を見る
○辻元委員 今OBという話が出ました。それで、二月の予算委員会でも問題になりました公益法人のことを、その後の調査でどれだけ明らかになったかということを御報告いただきたいと思います。  一つは防衛施設技術協会、これについては、予算委員会でこのようにお答えになっています。「この協会...全文を見る
○辻元委員 自主的に解散という話がありましたけれども、一つは、やはり先ほどから出ています天下りとウエーティングという問題ですね。平均二年十カ月、ほかのいろいろな公益法人と全然違う性質を持っていました。一つは、そういうところに天下っていくことと同時に、これは久間防衛庁長官にお伺いし...全文を見る
○辻元委員 これは、この事件が発覚したときも、企業から割愛願というものが出される。そして、この割愛願というのは企業から出しているふうであり、しかし、先ほどからも指摘されているように、これは防衛施設庁だけじゃなくて防衛庁です、その中に施設庁も含まれますけれども、庁が主導してといいま...全文を見る
○辻元委員 一枚もですか。
○辻元委員 長官もこういうものは、調査の過程で一切確認していないというのは、私、不思議で仕方がないんですけれども、長官も、そういうものがあるということは全く、今まで防衛庁、長くキャリアをお持ちですけれども、一切御存じないですか。
○辻元委員 今申し上げましたけれども、事案についてではなく、先ほど、防衛庁としてこういうことがあったのではないかという指摘なんですけれども、防衛庁に長くいらっしゃって、いかがでしょうか。この事案以外でこういうことがあるんですか、防衛庁の中に。
○辻元委員 もう一つ。そうすると、天下りファイルというのも予算委員会で問題にされておりまして、その後、各種調査をされて、これは結局、天下りのメカニズムがどうなっていたかというところも究明の一つのポイントですので、天下りファイルの存在については予算委員会でも質問が出ておりましたけれ...全文を見る
○辻元委員 いや、そういう何かファイルがずっとあったのかどうかということをお聞きしたんですけれども、そのファイルに基づいてこれは調査されたんですか。
○辻元委員 今後、今の割愛申請とか天下りファイルというのは非常に具体的なことなんですけれども、そういうことはこれからはなくすということなんですね。そう理解していいわけですね。
○辻元委員 北原長官は、今回起訴された河野さんとは、那覇防衛施設局時代、局長でいらっしゃったときに、彼が建設部長でいらっしゃったんじゃないですか。こういうことをしていたと全然知らなかったんですか、あの中に一緒にいらして。
○辻元委員 先ほどちょっと資料の提出の要求もしましたけれども、みんな割とキャリアが重なっているわけですね、いろいろなところで。長官も調本にもいらっしゃいましたよね。何か同じように仕事をしているのに何でわからないのかなという疑念がまだありますので、ですから、先ほどの聞き取りみたいな...全文を見る
○辻元委員 これは、例えば米軍基地の存在そのもの、私もよく沖縄に参ります。そうすると、やはり、いつもこれは防衛の議論のときに、根本的な問題なんですけれども、基地があるから攻撃の対象になる、これもわかると思うんですよ。例えば、よくあるのは、敵地攻撃という話をするじゃないですか。これ...全文を見る
○辻元委員 今のお話も、私は矛盾を感じます。  そうしますと、例えば、米軍が今イラクを攻撃しておりますけれども、イラクの攻撃の場合、市街地とかを攻撃していると言いません、軍事施設をたたくんだというのが、いろいろな戦争とか武力衝突が起こるときの論理なんですよ。今長官がおっしゃった...全文を見る
○辻元委員 時間が参りましたので終わりますけれども、でも、イラク戦争、実際終わっていないわけですよ。アメリカがてこずっているわけですからね。  ですから、私は長官に申し上げたい。沖縄の人も喜ぶんじゃないかという発言は撤回された方がいいと思います。されませんか。どうですか。
○辻元委員 終わります。
11月07日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第2号
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○辻元小委員 社民党の辻元清美です。きょうはどうも皆さん、ありがとうございます。  まず最初に、CMの問題について何人かの方にお伺いをしたいと思います。  まず、民放連の参考人の方、どちらの方でも結構なんですけれども、この案件の場合または政治的な案件の場合、先ほどから内容に問...全文を見る
○辻元小委員 社民党の辻元清美です。  三点、簡潔にお伺いしたいと思うんです。  一つは、日弁連のどちらかの方にお願いします、期間の問題なんですね。先ほど二年という案も出ました。日弁連はどのようにお考えかということです。  といいますのは、六十日というのは二カ月で、百八十日...全文を見る
11月09日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第5号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  メディアの規制、国民に対する周知広報についての小委員会の報告及び補足的発言をいたします。  まず、メディアにおける意見広告を無制限に認めることの是非について、各参考人から意見を聞きました。表現の自由は守られるべきものであり、報道規制があっ...全文を見る
○辻元委員 社民党の辻元清美です。  私は、まず最初に、先ほどから議論になっております広報協議会及び広報活動における平等性の問題について質問をしたいと思います。  この点は、与党案、民主党案一緒ですので、一問目は与党の提出者の方にお伺いしたいと思います。  先ほどから、反対...全文を見る
○辻元委員 今の枝野委員の御答弁の中にちょっと一つ象徴的な言葉があったと思います。せざるを得なかったということです。これは、ここにちょっと凝縮されて私たちが考えなければいけない点があるんじゃないかと思うんですね。  なぜかというと、先ほど全会一致という話が出まして、この間の参考...全文を見る
○辻元委員 枝野さん、さっきと同じ意見ですよね。
○辻元委員 今これは両案の共通部分について私は質問をしているわけで、共通部分ですね。ただ、解釈がちょっと違うわけですよ。両案について、同じ部分にも解釈の違いがありますので、ここのところは物すごい大事なところです。  主権者から見ましても何か不公平だと感じるということはあってはな...全文を見る
○辻元委員 これは先ほど何回も申し上げているんですけれども、発議までと発議後の取り扱いを政治状況や議席配分に依拠することは極力または全面的に排除する方向で規則をつくるときはつくらないと、今船田委員がいみじくもおっしゃったように、反対に偏ったり賛成に偏ったりするということなんですね...全文を見る
○辻元委員 今の御答弁を聞いておりまして、両案の共通部分にも両提出者による認識の違いが多々あるのではないかということの認識を深めましたので、引き続き慎重な御議論をお願いしたいと思います。  終わります。
11月16日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第3号
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○辻元小委員 皆さん、どうもありがとうございます。  私は、まず、国会法の改正の部分と、いわゆる国民投票にまつわる法制度の部分、制度設計に関して、最初に自分のひっかかっているところ、問題点を述べさせていただいた後、質問をしたいと思います。  私は、そもそも、この二つが一つの法...全文を見る
○辻元小委員 引き続き発言をしたいと思います。  今の御議論で、私ももとの憲法調査会を継続するなりして、船田委員の御発言ですと二年間という話もありましたけれども、そこで憲法について議論するということでいかがかと、前も申し上げたとおりなんですね。  なぜこの議論が錯綜しているか...全文を見る
○辻元小委員 それでは、質問を一点と、先ほどからちょっと議論になっています憲法をめぐる状況について意見を述べたいと思います。  井口参考人にお聞きしたいんですけれども、井口参考人は、先ほどお話しいただいた中に、両院協議会とか、それから一院で否決された場合のことについて余り詳しく...全文を見る
11月24日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。  きょうは本当に、参考人の皆様、ありがとうございます。  まず最初に、現在の日本を取り巻く、特に安全保障議論についての御見解と、それから、防衛省ではなく、今まで庁としてきた戦後日本の中での歴史的な意味はどういうふうなところに見出せるかと...全文を見る
○辻元委員 私は議論の中身が問題だと思います。机上の空論の安全保障議論が多いんではないか。  例えば、先ほどから、どういうことかというと、周辺事態に対する活動や国際平和のための取り組みへの寄与というのを三条任務につけ加えることに関しても、そうしましたら、イラクに行った自衛隊の活...全文を見る
○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。  私は、きょう、防衛庁設置法等の一部を改正する法律案及び今の現在の日本の安全保障をめぐるさまざまな議論のあり方について、防衛庁長官を中心に、率直な御意見を伺いたいと思っております。  まず、きょう、午前中の参考人の方々にもお聞きしたんで...全文を見る
○辻元委員 ただいまの御答弁の中に、軍国主義の時代の一つの総括というものを、やはり防衛庁長官としてしっかりしなければならないという趣旨を含んでいると私は受け取りました。  その中に、一つ、戦前と戦後の大きな違い、それはやはり、先ほど統帥権の話がありましたけれども、シビリアンコン...全文を見る
○辻元委員 今の御答弁の中で、やはり一つは、国会の関与というところが非常に重要になると思います。本委員会もその一つの重要な、国会が安全保障及び政府をチェックしていくという役割があると思います。  そういう中で、昨今の安全保障をめぐる議論を見ておりますと、私は心配になる点が幾つか...全文を見る
○辻元委員 同じ報道、多々出ておりますけれども、塩崎長官が「議論の場については「政府内でいろいろ議論している」と、既に非公式で研究していることを認めた。」とありますけれども、政府のどこで議論しているんでしょうか。
○辻元委員 研究、議論の必要があるとおっしゃいましたが、それでは、どこでされるつもりですか。
○辻元委員 そのことも含めて今から議論をしていく場はどこですか。
○辻元委員 防衛庁長官にお伺いします。  この福田官房長官談話を見直すことも含めての議論を防衛庁内でする予定はありますか。
○辻元委員 下村官房副長官がお越しいただく前に、技術的には無理であるという議論が大分展開されたわけですね。それで、今、防衛庁の中では見直しを議論するつもりはないと。そうしたら、官邸の方では議論、検討していくということですけれども、防衛庁でなければ、どこが想定されるんですか。どうぞ...全文を見る
○辻元委員 非常に不思議なんですね。防衛庁長官が、今のところ議論する必要がない、技術的にも難しいと。それで官邸では、私は先ほど長官にお聞きしましたのは、どこかで勝手にだれかが議論するわけじゃないわけですよ、防衛庁として正式に議論されるのかということを聞いて、長官は当面はないという...全文を見る
○辻元委員 一番最初に私がお伺いしたときに、福田談話について見直しも含めて検討するという報道はそのとおりかと言って、事例に挙げられました、このMDの問題が集団的自衛権の行使に当たるのかどうかと。ですから、私は引き続き質問したわけですね。  これは、先ほどのシビリアンコントロール...全文を見る
○辻元委員 今の官房副長官の御答弁に、外交と安全保障の国家戦略、それから司令塔としてという構想が語られました。  防衛庁長官がそのメンバーに入っていない理由は何ですか。入っているんですか、防衛庁長官。防衛庁長官はそのメンバーに入っているんですか、入っていないんですか。
○辻元委員 民間有識者の方に入っていただいて、司令塔の役割という御発言もありました。そうしますと、この内閣が発足してから随分時間はたっておりますけれども、この間、防衛庁長官と小池百合子補佐官、安全保障の、国家戦略も議論される、北朝鮮の核実験問題などもこの間にありましたけれども、公...全文を見る
○辻元委員 これは先ほどからも質疑の中に出ていました。それは、それぞれの場所で二元的な意見が出たりとか、事集団的自衛権の行使の解釈についてもそこで議論するかのような報道もありましたので……(発言する者あり)報道もありました。中谷さん、横で答えないでくださいね、先に。あなたに問うて...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、ちょっと論点を変えます。  一つは、この間、不祥事の問題が出ておりました。そこで、具体的なことをちょっとお伺いしたいんですけれども、私もいろいろ調べてみたけれども、例えばこの十年間にどのような、不祥事がようけあるわけですよ、長官。他の省庁よりも多いと...全文を見る
○辻元委員 今、無断渡航も九百九十三件と聞いて驚きました。  先ほどから、自殺者も多いという話が出ておりますけれども、この十年間でどれぐらいの人数になるんですか。
○辻元委員 長官、私はちょっと異常じゃないかなというように思いますよ。  十月に入ってからも、例えばこういう記事ですね、「試験装置 防衛庁、使えても廃棄」と。要するに、使えるものも三年足らずで廃棄処分が決まった約三億円の装置、そんなのがあるとか報道されたり、そうかと思うと、この...全文を見る
○辻元委員 談合事件のこともこの間やりましたけれども、私が中学生ぐらいのときからずっとやっておったというような話なんですね。これは私、この後またこの審議続きますので、海外での任務を三条の本来任務にする議論も、これも非常に大きな問題を、本質的な自衛隊の変質につながりかねない意味を持...全文を見る
11月28日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  私は、きょう、主に自衛隊法の改正の部分について質問をしたいと思っています。といいますのは、私、今回の改正の核心は、自衛隊の任務についての根本的な改正にあるというように考えているからなんです。  そこで、自衛隊の国際平和協力活動などの本来任...全文を見る
○辻元委員 一方、PKO活動を初め国際緊急援助活動とかテロ特措法に基づく活動、それからイラク特措法に基づく活動などは、これまではいずれも自衛隊法第八章の「雑則」もしくは附則に置かれてきたのも、やはり本体業務というのは専守防衛で、やはり憲法九条を持つ国という歴史的な意味があったとい...全文を見る
○辻元委員 PKO法案の審議のときに、そのときから話が始まっていると思いますけれども、「自衛隊法三条を改正いたしまして自衛隊の存立目的自体を変えるということの変更を行うためには、なおかつ、我が国の自衛隊の位置づけでございますとかあるいは我が国における自衛隊は一体何なのかというよう...全文を見る
○辻元委員 「国際平和のための取組への寄与」、二つ目です、これはどういう活動が具体的にありますか。
○辻元委員 例えば、パキスタンの地震災害救援活動というのも行きましたね。それから、現在展開されているイラクのバグダッドにも、空港へも入っていると聞いておりますけれども、航空自衛隊の活動、こういうものも非常に私は質が違うと思うんです。質が違いますけれども、今回の提出法案の三条二項の...全文を見る
○辻元委員 それぞれ、一つ一つの今までのPKO活動やそれからイラクでの活動をどれだけ検証されてきたのか。私は一つ一つ違うと思うんですね。それをまとめて本来任務の中に入れてしまうというのは非常に無理があるし、今後禍根を残すんじゃないかと思っております。その点について一つずつちょっと...全文を見る
○辻元委員 よく、自己完結性があるということを評価の一つにとらえられる方がいらっしゃるんですけれども、これ一つとっても二面性があるんですね。  私はここでなぜ一つ一つ丁寧に議論をしていただきたいと言うかといえば、やはり本来任務にするということは、政治的にも大きな意味を持つわけで...全文を見る
○辻元委員 結局、非軍事部門へ、国際人道支援とか復興支援は国際的には民間部門にどんどん移行していっているわけなんです。やはり、軍事組織という側面を持ちますと動きにくい。  例えば、アフガニスタンでアメリカが空爆を始めたころ、パキスタンとの国境地域にたくさん難民が出てきていたとき...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、ちょっともう一例、イラクを検証していきたいと思うんですね、先ほどからも出ていますので。  イラクで結局給水活動や学校の修復などをなされたということなんですけれども、費用はたしか五百四億円、これはちょっと先日いただいた資料なんですけれども、かかっているわ...全文を見る
○辻元委員 自衛隊の皆さんお一人お一人は、暑い中、カンボジアでも頑張っていらっしゃるんですよ。政治の選択としてどういう政策を打つかという議論を私はしているわけですね。  今、イラクは混乱しているとおっしゃいました。結果がよかったとしても、自衛隊という本当に組織形態を持ったもので...全文を見る
○辻元委員 実は、ある市民団体が、どういうものを運んでどういう活動をイラクで航空自衛隊がしているか、情報公開法に基づいて資料の開示を求めたわけです。皆さんのお手元に配ってあります。それは一部なんですよ。一個だけ、何か差しさわりのなさそうなものだけかよくわかりませんけれども、顕微鏡...全文を見る
○辻元委員 そうしたら、どうしてこれが黒なんですか。もう全部なんですよ。  人道復興支援をする、国際協力をする、それも自衛隊の誇りのある仕事をするといって、やっている中身を、先ほど、じゃ、国民のコンセンサスがとれているのか、十分に国民に理解を得られているのかという中で資料を提示...全文を見る
○辻元委員 例えば、最近日本でも災害が多いですね。それで、災害活動、国際的にも津波などがありまして、本当は私は、災害だったら災害に特化した組織を、災害救助隊、世界じゅうのどこにでも二十四時間以内に駆けつけますよという、それに特化した訓練を受けている部隊とか、やはり自衛隊は軍事組織...全文を見る
11月30日第165回国会 衆議院 安全保障委員会 第11号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  私は、この間、本委員会で、今の安全保障議論をめぐる非常に浮き足立った政治状況に懸念を表明してまいりました。その一つが、きょうお越しいただいている麻生外務大臣の核保有議論の発言です。  これは、本委員会で私が十月十七日に、三年前に麻生大臣が...全文を見る
○辻元委員 いろいろ問題になって、答弁を必死でお考えになって答弁されていると思います。  こういう発言もされていますね。では、ちょっとお聞きしましょう。日本の場合は核をつくる能力はあるとか、できるけれどもやらない、おれたち、つくろうと思えばつくれるのよというのをきちんと向こうに...全文を見る
○辻元委員 もう一点、改めて認識を確認しますが、憲法上は自衛のための小型の核は持てるという認識ですか、大臣は。その際、小型とはどういう規模をいいますか。
○辻元委員 よく聞いてください。憲法上、自衛の小型の核兵器を持てるという認識ですか。そして、その小型の核兵器の小型とはどういう規模ですか。
○辻元委員 定義もないのに持てるというのはおかしいと思います。  麻生大臣、今答弁をされた三つを複合して考えてください。麻生大臣おっしゃいました、日本はプルトニウムを持っている、ロケットも持っている、すぐにつくろうと思えばつくれるんだ、そしてさらに法理論上は、憲法上、核を持つこ...全文を見る
○辻元委員 私は、今のお話を伺いまして余計深刻に思いました。御自身が発言されたり答弁していることの意味の深さをじっくり考えられた方がいいと思います。  これは引き続き本委員会でも議論していくべき点だと思いますけれども、麻生大臣はよく、議論を封殺すべきでないと言う。それと、大臣が...全文を見る
○辻元委員 人道復興支援に行っていると言っていますよね。それで、そこでやっている活動の実態を出せないというような状況の自衛隊の海外任務を本来任務にするんですか。そして、さらに情報流出しているという状態で、現在、活動の実態も国会にも報告されていない、真っ黒けの資料を出しているような...全文を見る
○辻元委員 長官はたびたび、活動実態を見て本来任務にするんだと言ってきたわけですよ。その活動実態が明らかになっていないし、問題が多いんじゃないか。そして、先ほど長官は、海外の任務を本来任務にするという世論が高まってきていると。例えばイラクへの自衛隊の派遣については、さまざまな数字...全文を見る
○辻元委員 その活動実態についても総括がなされていない。そして、かつてずっと積み重ねられてきた政府の答弁、憲法というのが一つの制約にあることは事実ですよ、それも逸脱しようとしている。  本法案をきょう採決するなんということ、私は許されないと思いますね。この点、きちっともっと議論...全文を見る
○辻元委員 採決も反対であるということを申し上げて、時間になりましたので、終わります。      ————◇—————
○辻元委員 社民党の辻元清美です。  社民党を代表して、防衛庁設置法、自衛隊法改正に反対の討論を行います。  今日まで防衛庁を庁としてきたのは、戦前の軍国主義の反省に立ち、戦後の日本の土台をつくってきた平和主義の積極的な具現化であり、変える必要はないと考えます。  一方、防...全文を見る
11月30日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第6号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  本日は、憲法審査会その他国会法改正部分についての小委員会の報告及び補足的発言をいたします。  これまで、私は、本委員会でも国民投票法案と国会法の一部改正が一つの法案としてまとめられていることについての問題点を再三指摘してまいりました。そし...全文を見る
11月30日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第4号
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○辻元小委員 この過半数の定義の議論でいつも出てくるのは、最低投票率の問題が出てきます。  これは以前の委員会でも指摘した点なんですけれども、憲法の正統性を担保するということが非常に重要であると私は考えています。  余りにも低い投票率で賛成または反対が、余りにも低い投票率で反...全文を見る
○辻元小委員 今、憲法九十六条の解釈という話が出ました。九十六条には過半数としか書かれていなくて、何の過半数かということが明記されていないわけですね。第二東京弁護士会へ各党の代表者が行った折も、この過半数をどう解釈するか、全有権者の過半数という解釈も成り立つんじゃないかというよう...全文を見る
○辻元小委員 きょうは発言の少ない小委員会かなと思いますけれども、一つは、憲法は主権者のものであるということで、裁判を起こす場合に、今のところ東京高裁ということに限られているかと思いますけれども、やはり各地で行えるようにした方がいいのではないのかということを我が党では議論して、そ...全文を見る
○辻元小委員 今、国政の重要案件に係る国民投票ということについて、与党の考え方、そして民主党の考え方が示されました。  これについて、私は、今の枝野委員の脳死を例にとった国民投票の話について、非常にいい例と言ったらおかしいんですけれども、なかなか政治案件以前の問題について直接問...全文を見る
○辻元小委員 今、憲法の改正の限界をどう考えるかという枝野議員からの意見をお聞きしました。これはこの小委員会の持ち方の問題にもかかわるんですが、これは本委員会でもやった方がいい問題であると思いますので、今の枝野委員に対しての意見は本委員会での質疑の中でやりたいなというように思うん...全文を見る
11月30日第165回国会 衆議院 本会議 第19号
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○辻元清美君 私は、社民党を代表して、反対討論を行います。(拍手)  今日まで防衛庁を庁としてきたのは、戦前の軍国主義の反省に立ち、戦後の日本の土台をつくってきた平和主義の積極的な具現化であったということを、皆さん、今こそ思い起こすべきです。諸外国並みにといいますが、むしろ、平...全文を見る
12月05日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第7号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  本日は、十一月三十日の小委員会の報告及び補足的発言をいたします。  まず、過半数の意義について議論がなされました。私は、余りにも低い投票率の場合、憲法の正統性がしっかり担保されたことになるのかという懸念を提起しました。また、...全文を見る
12月07日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第8号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  両法案提出者に質問をしたいと思います。  この間、両法案について、あらゆる面で公平な制度かどうか、国民の意見が正確に反映できるのか、国民が十分に考える時間があるのか、純粋な手続法であると言えるのか、そもそも国民投票の原理は何か、そして、国...全文を見る
○辻元委員 お二人とも率直な御意見かと承るんですけれども、私は、今与党案提出者の方から議事堂のスペースの割り当てという例が出て、さらに憂慮の念が深まったんです。最初はそのような考え方で国民投票というものを取り扱っていたのかしらと、憂慮の念が深まったんですね。  なぜそこにこだわ...全文を見る
○辻元委員 率直な御意見を承ったと思います。  もう一つつけ加えておきたいと思うんですが、これは、例えば私が所属する社民党が小さな政党だから賛否、今の立場で言えば改憲については反対ですけれども、反対の政党が小さな政党だから申し上げているのではないわけです。原理原則のところで申し...全文を見る
○辻元委員 一つ一つ確認いたしますが、解説というのが、これもこの間、与党案提出者と民主党案提出者でちょっと見解が割れたように私は記憶をしております。この解説というのは、この前は自民党の新憲法草案の九条の例で申し上げましたけれども、例えば海外に自衛隊を出す場合の解釈をどうするかとか...全文を見る
○辻元委員 この前の委員会では、たしか保岡提案者だったと思うんですが、改憲案をわかりやすく説明するというような趣旨の御発言があったと思いますけれども、与党案提出者はそれを撤回して民主党案提出者と同じような解釈なんですか。ここはいかがですか。
○辻元委員 今また船田議員からふさわしくないという二点目が出たわけですけれども、十五分経過してもう二点出ているということを指摘したいと思います。  次に、前回もやはりこの広報協議会のあり方や広報をどうするかということは、本当は白紙の段階から、先ほどから国会でやるべきかという議論...全文を見る
○辻元委員 次に、テレビ広告についてなんです。  一般の方々、政党も含めてですけれども、テレビ広告、CMについては、やはり資金力による不平等性ということを参考人の方も指摘される方が多かったのは御承知のとおりなんですね。  私もいろいろ考えてみたんですが、例えば放映権を買おうと...全文を見る
○辻元委員 今、お手元に資料をお配りいたしております。「各局のテレビCM支出」というので、これは二〇〇四年の参議院選時、出典は右下に書いてありますので、この出典による資料なんですけれども、これはこの方の調査による各政党のものなんですね。これも、私たち社民党が少ない、貧乏というか、...全文を見る
○辻元委員 同じ観点でもう一点。  先ほど天野祐吉参考人の発言の一部を御紹介しましたけれども、今枝野提出者の方から悩ましいというような御発言がありました。この問題については、参考人でお呼びした方も、やはり資金力の多寡というところはあると御主張される方も、非常に悩みながらおっしゃ...全文を見る
○辻元委員 私は、公明党の提出者にもお伺いしたいと思いますので、やはり、法案提出者が中座されて、トイレとかその他、何か特別な理由がある場合は別ですけれども、その場合は委員長に申し出て行っていただかないと。これ以上質問は続けられないと思います。両案提出者にといっても、やはり各党提出...全文を見る
○辻元委員 ただいま、与党提案者の中で公明党の提案者の方に質問をしようと思ったら、提案者の席にいらっしゃらなくて。私としては、公式にこの場で、やはり提案者はしっかりいていただかないと、本委員会、大事だ、早く、何回もやろうと言っていらっしゃる方が提案者の席にいらっしゃらないというこ...全文を見る
○辻元委員 今、一つ、二つ、三つ、それから五つとか、いろいろ出ましたけれども、自民党の提出者にお伺いしたいと思います。  先ほど、自民党としては、昨年お出しになりました新憲法草案が通れば一番いいんだがという御発言が提出者の方からありましたけれども、これは改正点が幾つあるんですか...全文を見る
○辻元委員 今私は、これは一例として自民党の新憲法草案を取り上げているわけですが、新聞大で裏表にわたる改正点が多々あるわけですね。それぞれ、一括か個別かというときに、どういう改正をイメージしているのか。  今、船田提出者の方から、全面改正のようなことは現実的には考えられないとい...全文を見る
○辻元委員 発議の方法についてはどういうイメージかということを最初に申し上げたのは、自民党とそれから民主、公明の間に、現実に提案されていることに非常に開きがあるというふうに強く思うからなんです。  ちょっと具体的に、そうしましたら、次にこの新憲法草案を一例に質問をしたいんですけ...全文を見る
○辻元委員 なぜこれを例に挙げるかといいますと、わかりやすいからなんですよ。  公明党の提出者にお伺いしたいと思いますが、例えば、今、自民党新憲法草案の九条の例を私申し上げましたけれども、私どもの立場は、九条は変えるべきではないという立場です。では、変えた方がいいという人の中に...全文を見る
○辻元委員 自民党がお出しになったものについて、自民党の方はお答えするのが適当でないというような御発言で、公明党の方はこれは一括に当たるんではないかという御発言が出たというのは、やはり提出者それぞれ各党の方にいていただかないと、いろいろな観点の意見が浮き彫りになりませんので。今、...全文を見る
○辻元委員 今、三者の見解を伺いましたけれども、それぞれ何だか、まあ、例が例ですのでばらばらの意見というのは当たり前だと思うんですが、一括か個別か、関連する事項は何なんだという、なぜかといいますと、ここは有権者の皆さんが非常に関心のあるところなんですよ。これは最初からこの委員会で...全文を見る
12月12日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第5号
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○辻元小委員 きょうは、皆さん、お越しいただきまして、貴重な御意見をありがとうございました。  その中で、広報協議会の構成につきまして、日本放送協会の石村参考人、それから毎日新聞の近藤参考人、そして日弁連の吉岡参考人の方から、外部の有識者などから成る専門部会の設置を検討したらど...全文を見る
○辻元小委員 先ほどから議論に出ておりますCMの規制について、もう一度伺いたいと思います。  先ほど日弁連の菅沼参考人が枝野委員の質問にお答えになっていますので、追加でお伺いしたいんですけれども、法律などで規制したり公権力というか立法の府で決めるのは表現の自由との関係で問題があ...全文を見る
12月14日第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第9号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  十二月十二日の小委員会の報告及び補足的発言をいたします。  まず、報道や広告の規制については、報道の自由という観点から望ましくない、報道機関の自主的な判断に任せるべきという基本的な立場は参考人の方々に共通していたと思います。しかし同時に、...全文を見る
○辻元委員 社民党の辻元清美です。  私も、前回の小委員会のテーマであった、特にCM放送における中立性の確保をどうすればいいかということについて、まず質問をしたいと思います。  その前提で、前回私が質問いたしました、憲法改正をする場合、幾つぐらいの個数の発議といいますか、何カ...全文を見る
○辻元委員 ということは、発議ごとにということで、先ほどの枝野委員からもありましたように、Aテーマ、Bテーマ、Cテーマによって賛否で政党の組み合わせも変わってくる、これは排除できないわけですから、自然な流れであるという御理解だと思います。  そうしますと、広報協議会の構成なんで...全文を見る
○辻元委員 この広報協議会については、この間もたくさん意見が出ましたので、やはりもう少し今の点は議論を深めるべきであるなと私は思います。  きょうは、具体的なことで幾つか引き続き聞いていきたいと思います。  今、CMの問題について枝野委員から形式的規制ということの御提示があり...全文を見る
○辻元委員 ことしの六月に、最初に民放連の方が参考人で来ていただいたことがあったんですけれども、このときに私が質問をいたしまして、今までどんな政治的意見広告を取り扱ったことがあるかという質問をいたしました。そうすると、意見広告と言われるものの中には、公共広告機構が出すようなものが...全文を見る
○辻元委員 最後に申し上げたいんですが、今お二人の御意見を伺っていまして、議会からの発想になっていると思うんですね。ですから、国民投票法は、あくまでも国民から見たものであって、報道されるだろうとか国会での議論も伝わるだろうというのではなくて、国民から見たら発議後というのが何日間あ...全文を見る
○辻元委員 社民党の辻元清美です。  今国会の締めくくり発言をいたします。  私たち社民党は、今急いで国民投票法をつくる必要はないと主張してきました。それに対して必要性を訴える人たちは、中立公正な単なる手続法だとか、改憲とは切り離すと口をそろえて主張をされてきました。ところが...全文を見る