辻元清美

つじもときよみ

小選挙区(大阪府第十区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

辻元清美の2007年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月30日第166回国会 衆議院 本会議 第4号
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○辻元清美君 社会民主党の辻元清美です。  私は、社会民主党を代表して、安倍内閣総理大臣の施政方針演説に対して質問をいたします。(拍手)  私は、今、女性国会議員として、本当に情けない気持ちでここに立っております。それは、柳澤厚生労働大臣の、女性は産む機械、装置という発言のた...全文を見る
02月22日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  二月二十日に久間防衛大臣と麻生外務大臣の所信表明を伺いました。私は、特に流動化しておりますイラク、アフガニスタン、イランなどについて、どのような情勢分析や対応について述べられるのかと注目しておりました。残念ながら、この前聞いた所信表明とどこ...全文を見る
○辻元委員 イラクでも、地域によって治安状況や戦闘の状況が違うのは当たり前なんですけれども、全体的にアフガニスタンの状況は深刻化しているというように見た方がいいと私は思います。  国連の事務総長も昨年の九月十一日に、アフガニスタン情勢に関する国連事務総長報告というのを緊急に出し...全文を見る
○辻元委員 失礼しました。防衛大臣でございました。失礼しました。  麻生大臣にもお伺いします。  昨年の四月二十七日の参議院の外交防衛委員会で、大臣も、治安というのが入ってくるのでPRTに参加するのは難しいという御答弁、今も変わっていないでしょうか。
○辻元委員 総理は、先ほど紹介しましたNATOの演説でこうおっしゃっているんですね。初等教育、医療、衛生分野を中心とする分野で、どのようにすれば日本の支援活動とPRTの支援活動がより深い相互効果を持つようになるかをさらに追求していきますと。麻生大臣も、所信で、NATOとの関係強化...全文を見る
○辻元委員 ただ、総理はかなり踏み込んで、きのうのチェイニー副大統領との話でも、PRTとの連携を今調整中だと。連携という言葉が入っていますけれども、これはどういうことなんでしょうか。総理が上げた単なるアドバルーンですか。どういうことですか。
○辻元委員 具体的な検討はないということなんですけれども、輸送ということがちらっと出たんですけれども、それは自衛隊による輸送ということですか。
○辻元委員 冒頭申し上げましたように、アフガニスタン、今北部の方という例は出ましたけれども、これはどうなっていくかわかりません。悪化の方向に行っているということは、まずかなりこれは念頭に置いた方がいいと思いますので、私は、今何か輸送とかという話もありましたけれども、私は今の特措法...全文を見る
○辻元委員 そういうような何か意図を感じ取れたりしますので、麻生大臣、そこは賢明な御判断をいただきたいと思います。いかがでしょうか、アフガニスタン和平に向けて。
○辻元委員 賢明に判断してください。
02月27日第166回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  きょうは、安倍総理が憲法のことをたびたび発言されておりますので、憲法問題、憲法の議論と内閣の関係などについて質問をしたいと思います。  官房長官中心にと考えておりまして、今記者会見に行っていらっしゃるようですので、五分ほどおくれてこられる...全文を見る
○辻元委員 今の御発言で、私は、大臣は人権ということと権利ということをちょっとごちゃごちゃに使っていらっしゃるのではないかと思うんですね。  人権という概念は、人権を尊重すると言います。権利は濫用してはならぬ、これは権利という言葉にくっついてきます。人権を濫用ということは、普通...全文を見る
○辻元委員 今おっしゃった人権と権利の関係ですけれども、今、日本はもう少し人権大国になるように政治の側でも努力すべきだ、人権は大切だとおっしゃったところで、その趣旨は同趣旨だと思います。  ただ、私はやはり、先ほど最初の御答弁で、御発言を紹介していただいた折に、人権という言葉と...全文を見る
○辻元委員 ということは、ちょっと確認したいわけですけれども、安倍総理は最重要施策の一つであるかのようにたびたび憲法改正について言及されているわけですね、公の場で。これは、今、内閣として検討していないとおっしゃったわけですけれども、内閣としては憲法改正に積極的に関与する方針、予定...全文を見る
○辻元委員 ということは、総理大臣が所信表明演説でも述べ、年頭の会見や所感でも述べられているわけですね。あれは個人の思いの吐露ですか。
○辻元委員 今、深めるべきだ、国会の場でというような御趣旨の発言をされたと思います。  では確認しますが、この憲法改正の議論というのは、国会のマターであって内閣のマターではないという御認識ですか。
○辻元委員 今、内閣に憲法改正の提案権がある、提出権があるという御発言でした。  これは、この点をちょっと確認しておきたいんですけれども、内閣法制局の御見解は、憲法七十二条の議案には憲法改正原案も入るから、憲法上、内閣にも憲法改正原案の提出権があると。さらに、これは参議院での議...全文を見る
○辻元委員 これは法制局の見解ということで、内閣に提案権が、提出権があるという立場が今の内閣の立場だという御答弁にひっついてこの話はあるわけなんですよ。  私は、安倍総理の議論を聞いていて、国会の中の、今どうなっているかと、憲法状況を余り御存じなく発言されているんじゃないかなと...全文を見る
○辻元委員 それは承知しているんですが、提案権はあると、内閣の立場ですね。今国会で審議されている与党の案も、それから民主党案も、内閣の提案権、提出権といいますか、認めていないんですよ。政府はあるという立場ですね。国会はないと。それについて内閣法制局に見解を求めたら、それは違憲であ...全文を見る
○辻元委員 今、この点についてはちょっとさらに議論を深めていきたいところですけれども、観点を変えて、もう一点、この場で確認しておきたいと思います。  先ほど、内閣には憲法改正の提出権がある、提出という言葉に統一するとすればですね、という御答弁でした。今後のことはわかりませんとい...全文を見る
○辻元委員 今、政府として憲法改正について検討していないという官房長官の御答弁だったんですが、総理はあれだけ一生懸命おっしゃっているわけですよ。ちょっと忠誠心が足りないんじゃないですか。  あれだけ総理は、憲法改正、憲法改正と、もう寝ても覚めてもという感じでどの会でも発言されて...全文を見る
○辻元委員 国会の話ですよね。でも、所信表明演説で、新しい憲法を一から書き上げることが大事だということをとうとうとおっしゃる。  これ、もう一度確認したいですが、では、内閣は白けているわけですか。総理が思いを一人で言っていると。これは全面改正につながるような発言をされているわけ...全文を見る
○辻元委員 今、冬柴大臣は、発議は国会にあると。先ほど官房長官は、内閣にも発議権はあるんだという御答弁だったんですが、この点、冬柴大臣はどのようにお考えですか。
○辻元委員 今、冬柴大臣からの御答弁もいただいたんですけれども、官房長官は、あると今までの内閣の見解を踏襲された御発言をぱっとされた。  なぜこういうことを申し上げるかというと、内閣と国会との関係、憲法を議論するときには、何ができて何ができないのかということをはっきりしておかな...全文を見る
○辻元委員 今、安倍総理の本会議での御答弁だったかと思いますけれども、制定過程の話から、新しい憲法を書き上げると。  その今読まれた総理の御主張というのが、衆議院で五年間議論してきた中で、ほとんど否定といいますか、そういうのは執念としての思いとしてはあるかもしれないけれども、今...全文を見る
○辻元委員 終わります。
03月22日第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会公聴会 第1号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  きょうは、浅野公述人、小澤公述人、江橋公述人、お越しいただきまして、貴重な御意見、ありがとうございました。  私たち憲法調査特別委員会の中の委員が、ヨーロッパ等を視察にも行ってまいりました。その中で、特に国民投票制度を既に持っている国々か...全文を見る
○辻元委員 次に、テレビによる有料の意見広告といいますか、これについて伺いたいと思います。よく言われるテレビCMの問題なんですね。  これは、この委員会でもかなり当事者も含めまして議論を進めてまいりました、一定の規制が必要だろうと。これは表現の自由との関係という意見もございまし...全文を見る
○辻元委員 次に、先ほどから公務員や教育者の地位利用の話があります。公務員は全体の奉仕者であるという観点はあるんですが、これは賛否分かれているところです、この争点も。江橋公述人にはこの点についてお伺いしていなかったように思いますので。  というのは、先ほどの海外の、いろいろな国...全文を見る
○辻元委員 ありがとうございました。
○辻元委員 社民党の辻元清美です。  きょうは、本田公述人、山花公述人、高田公述人、お越しいただきましてありがとうございます。  私は、きょう皆さんが、法案に対する賛否や立場を超えて、本委員会をめぐる最近の状況について懸念を示されたということはやはり深刻に受けとめなければなら...全文を見る
○辻元委員 ありがとうございました。  といいますのも、国民投票で憲法の改正の是非を問う問うと言う人は、多分、住民投票もみんな民主主義で問う、問うと言うのかといえば、また反対というようなことで、どうもおかしいなと私はずっと思っております。だからやはり、変えたい方とかアクションを...全文を見る
○辻元委員 最低投票率の問題についてお聞きしましたのは、これはすごく深い議論だと思うんです。山花公述人がおっしゃった棄権も意思だという、民主主義とは何かということにもかかわります。それから、やはり、憲法について、これは変えることに賛成、反対を問わず、憲法というものを取り扱う際の憲...全文を見る
○辻元委員 ありがとうございました。終わります。
03月29日第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第4号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  この間、公聴会があった話は先ほどから出ておりますけれども、きのうの地方公聴会、新潟と大阪に私も参りました。本当に憲法問題、要するに憲法とは何かということも含めまして、しっかり、どっしりとして考え、そして論じられる方が各地にいらっしゃるという...全文を見る
○辻元委員 今の御発言の中に、急げとかおくらせろという、今のところはそういう声がありますがと御発言されたんですが、どこからあるんですか。
○辻元委員 きのうの地方公聴会でこういう発言がありました。立法過程は政治そのものであると。それから、特に、憲法を扱う懸案、今回の法案は特に慎重であらねばならぬという趣旨の御発言がたくさんあったと思うんですね。  私はかばうことはないと思いますよ、船田さん。本音で答弁された方がい...全文を見る
○辻元委員 同じことを民主党の提出者にお伺いしたいと思いますけれども、民主党の方はそういう態度である、立法過程は政治そのものであると申し上げましたけれども、やはり今自民党の提出者も似たり寄ったりというか、同じような答弁で、私はさらに、この国民投票法案、ヨーロッパなどにも行きまして...全文を見る
○辻元委員 この間までは、両案の提出者は割と、仲よくとは言いませんけれども、息を合わせて答弁をしていたわけですね。  しかし、今このような状況になっていて、私は、今後、憲法の議論はさまざまな場所でされると思いますけれども、やはり一番根底のコンセンサス、賛成も反対も、それから意見...全文を見る
○辻元委員 先ほどからプロセスとかコンセンサスという言葉を申し上げている意味は、与党提出者の皆さんもよくおわかりだと思うんですね。ほかの法案と違いまして憲法を扱っているということです。  では、ちょっと角度を変えて見解をお聞きしたいんですけれども、与党提案者の、発議は国会のみが...全文を見る
○辻元委員 ということは、きのう大阪の公聴会でも、内閣に憲法改正原案の提出権はないというのが学界でも今や通説になっているという御発言がありましたけれども、そのとおりでよろしいですか。
○辻元委員 そうしたら、もう一回確認しますけれども、本案は国会のみの提出権ですね。まず提出して、発議ですから。
○辻元委員 この後、内閣の提出権を認めるという予定はないですね。
○辻元委員 提出者としては、国会のみに認めるということで、内閣が判断して出してきたら、この国民投票法案では国会のみの提出ということになっているわけですから、国民投票法案とそごが出るんじゃないですか。
○辻元委員 そうしますと、ちょっとお聞かせいただきたいんですが、今の修正案、今与党が出していらっしゃる法案は、国会に提出権があるということを予定して仕組みをつくっているわけですね。  そうすると、内閣の提出権は内閣が判断するということであれば、内閣が提出してきたら、今の制度設計...全文を見る
○辻元委員 内閣はこう言っているわけですね。この間、私、予算委員会で塩崎官房長官とこの点で議論をしました。内閣に憲法の改正の提出権があるというふうに政府は考えていますというのが答弁なんです。  内閣は自分たちに提出権はあると言っているわけですね。そうしたら、内閣に提出権があるか...全文を見る
○辻元委員 ちょっと詳しくお聞きしたい。  利用してというのは、どこを利用するんですか。
○辻元委員 といいますのは、修正案を出されていますけれども、これは国民投票を行うという手続の部分と国会法の一部改正をひっつけて、相変わらず修正案も出されました。  その中に憲法審査会というものがありますが、この憲法審査会の機能は三年間は調査に専念するということですが、それ以降、...全文を見る
○辻元委員 手続というのは、どういうのを手続と。その場合は、内閣がまた別途国民投票法案を出してくるということですか。というふうに考えられますか。
○辻元委員 今この問題を提起しましたのは、結局、内閣総理大臣がこの間に国民投票法案の成立について発言をしているということも問題なんですけれども、提出権が国会のみか内閣もあるのかというところも私たちの中で十分議論していないわけです。  今、いろいろな解釈があるとおっしゃったわけで...全文を見る
○辻元委員 きょうはどうもありがとうございました。非常に深い議論を、御意見を聞かせていただいたという思いでおります。憲法をめぐりますと、よく改憲か護憲かという対立構造になるんですが、きょうの皆さんの御意見は、そういう立場というよりも、やはり社会の安定を図るため、それから安全装置と...全文を見る
○辻元委員 ありがとうございました。
○辻元委員 きょうは本当に四名の皆さん、ありがとうございました。それぞれの立場で貴重な御意見をいただきました。  まず、この国民投票法案の取り扱いの国会の審議状況について中野陳述者から、非常に国会経験も長い大先輩ですけれども、私は懸念を表明されたのかなというふうに思いました。特...全文を見る
○辻元委員 私が今申し上げた点は非常に深刻だと思っているわけです。改憲、護憲とか、この法律が必要かどうかということを超えて、やはり、特に先ほどから指摘がある、立法府ではなく内閣の立場から口出ししてくるということは、権力を縛るものが憲法であるのに、その縛られる立場の人が権力を持って...全文を見る
○辻元委員 ありがとうございました。
04月05日第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会公聴会 第2号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  きょうは、四名の公述人の皆様、ありがとうございます。  この公述人の応募を百二十四名の方がしてくださいましたので、まだまだたくさんの方の御意見を私たちも聞くべきであると思いますし、それから、皆様の御意見でももっとほかの人の意見も聞くべきだ...全文を見る
○辻元委員 ありがとうございました。  新しい憲法を一から書き上げるとよく安倍総理もおっしゃっているわけなんですけれども、私は一見もっともらしく聞こえる場合があります、それとか、真情の吐露とかカタルシスの解消という意味ではこういう発言は見受けられるようには思うんですが、本委員会...全文を見る
○辻元委員 もう一問、これに関連して庭山公述人にお伺いしたいんです。  私は、憲法審査会の機能について懸念を本委員会でも表明してまいりました。それは、常設の憲法審査会を設置し、当面、三年間は調査に専念ということですけれども、その後は常に憲法改正原案を審査し、つくることができるも...全文を見る
○辻元委員 私、この点を伺っておりますのは、憲法というのは非常に先ほどからの社会の安定性を保障するものであるし、いつもどこを変えよう、どこを変えようということは、やはり政治的にもリスクが多いと思うんですね。ですから、ここの点は、憲法審査会の機能についてどうしていくのかということに...全文を見る
○辻元委員 今一年という言葉が出ましたけれども、憲法を取り扱うので、これはじっくりやった方が……。どちらにするかを考えるわけですから。私が発言すると、よく、守る立場だから守りたいからだろうというような目線で見られる方もいられるんですけれども、違うんですよ。どちらにするにしても、熟...全文を見る
○辻元委員 ありがとうございました。終わります。
○辻元委員 社民党の辻元清美です。  きょうは、三人の公述人の皆さん、ありがとうございます。  質問をさせていただきたいと思うんですが、先ほど、森川公述人、アンケートのことを触れられまして、今笠井議員の方からも質問がありましたけれども、枠組みのことはおっしゃっていただいたんで...全文を見る
○辻元委員 今御説明いただきまして、私は、以前から本委員会でもアンケート調査などもしてみたらどうかという提案もしてきたんです。といいますのは、主権者の認知度だけではなくて、どのようにこの手続法のことを見ているかということを知り、それを審議に反映するとか、それから、やはり手続法は主...全文を見る
○辻元委員 今の地方議会での動きというのは、今回、本委員会では初めて提起があったわけです。これは、先ほどから公務員、教育者の運動規制の問題もありますけれども、日々、憲法と向き合って、国民の皆様と直接触れ合って仕事をしている地方自治体、私は、その地方自治体の皆さんがどういう意見をお...全文を見る
○辻元委員 というのは、私も松繁公述人とよく似た立場だと思うんです、憲法の理念をきちっと実現していこう、それで、公務員は憲法擁護尊重の義務がありますので、しっかりとそれを実現することが課されると。  ただ、ヨーロッパの調査に行きましたときに、海外調査はヨーロッパだけではないんで...全文を見る
○辻元委員 総意と熟慮という言葉できょうは午前中も御質問を続けているわけなんですけれども、先ほど南部公述人は、運動期間は百八十日からを基本にして、それを下げていくというのがいいんじゃないかと。これは一年じゃ長過ぎますか、いかがでしょうか。それをちょっとお伺いしたい。  やはり案...全文を見る
○辻元委員 この点も私は委員会で問題提起してきました。本法案も提出されてから間もなく一年たつんですけれども、本法案について、国会では毎週木曜日を基本に議論していますけれども、一般の皆さんへの認知度は非常に低かったというようなこともありまして、短い期間だとなかなか浸透しないのじゃな...全文を見る
04月12日第166回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第5号
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○辻元委員 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  まず初めに、きょう採決をするという話が出ておりますが、私はきょうの採決はここで踏みとどまるべきだと思います。それが立法府の役割だと思うからです。  先ほどから審議を尽くしたとかおっしゃっていますけれども、つい先週の木曜日、初...全文を見る
○辻元委員 ということは、この新憲法草案というものを自民党の提出者の方々は最善とおっしゃったので、国民投票で一番通したいのはこの案であるという理解でいいですか。
○辻元委員 次に、与党案の国民投票法案について伺います。  今お出しの与党案の国民投票法案がベストであると自民党の提案者はお考えですね。
○辻元委員 そうしましたら、今提出されている国民投票法案で、自民党の新憲法草案は皆さんがベストとお考えの国民投票法案の国民投票の対象になるとお考えですか。
○辻元委員 自民党の新憲法草案の改正点は何カ所あるんですか。
○辻元委員 今、自民党の提出者の方は、新憲法草案がベストで、これが成立すればいいというふうにおっしゃいました。改正点は数十カ所あるとおっしゃいました。  しかし、今予定されている、お出しになっている国民投票法案では、発議の方法として一括か個別かという議論の中でもありましたが、こ...全文を見る
○辻元委員 私は、船田委員の今の御答弁は、憲法九十六条の改正規定をよく理解されていない御答弁じゃないかと思うんですね。私は、新憲法草案を通せとか通したらいいと言っているわけではなくて、矛盾した行為をしているんじゃないですかと。  今、この国民投票法案の提出者が部分改正とおっしゃ...全文を見る
○辻元委員 民主党提案者にお聞きしたいと思います。  あの自民党新憲法草案というものは、今出されている国民投票法案の対象として考えられるでしょうか。
○辻元委員 今お聞きしたかった答弁は、最後の部分なんです。民主党案も、それから与党案もかけられないと思います。ですから、私は、公明党の方も一緒に提出されていますけれども、非常に矛盾したことをしていると。それはやはり、憲法というものをどう考えるか。九十六条の議論を深めずに、一体とな...全文を見る
○辻元委員 これは、先ほど枝野提出者の話にもありましたが、なぜ三年置くかです。きょう採決せずに、これは主権者とはだれかという問題にかかわる根本です。三年間に整備するんだったら、きょう別に採決しなくて、これから主権者はだれかという、徹底的に議論すべきですよ、私はそう思います。  ...全文を見る
○辻元委員 私、今の御答弁を聞けば聞くほど何か詭弁的に聞こえてきます。非常に表面的な、技術的なことをおっしゃっているわけですよ。  私は、公務員、教育者も含めて主権者はだれで、規制はどうなのかということを、これを通してから三年間考えるじゃなくて、もっと深めようと言っているわけで...全文を見る
○辻元委員 では、この報道は誤報ですね。
○辻元委員 思いますじゃなくて、言い切ったらいかがですか。
○辻元委員 わかりました。それは後で検証していきたいと思います。  そうしますと、先ほどから出ておりました署名活動やデモ行進やビラ配り、どんなときはできて、どんなときはできないんですか。説明してください。
○辻元委員 何をおっしゃっているのか、さっぱりわかりません。これだけ審議してきても、私もずっと委員会に出ていますけれども、それでまた最後に三年以内に検討するとおっしゃっているわけですよ、一般の主権者である国民がわかりますか、この法案を見て。何をしていいのか悪いのかが。そして、三年...全文を見る
○辻元委員 では、これはだめで、これはいいとだれが判断するんですか。
○辻元委員 だれが判断するかもわからない法律を出すわけですか、世に。要するに、これは物すごく、主権者とはだれで、何が国民投票運動なのかという本質なんですよ。そこをだれが判断するのか、これはいい、これは悪いと。それも含めて今から三年以内に検討する、それで本当に提出者として答弁してい...全文を見る
○辻元委員 今、技術的に技術的にと二回おっしゃったところに問題があるんですよ。先ほどから申しているように、これは技術的に質問しているのではありません。主権者とはだれかです。国民運動とは何なのか。だれができるのか、できないのか。  では、もう一問お聞きしましょう。  知事や市長...全文を見る
○辻元委員 そうすると、知事や市長はどんどん運動を自由にして、その県庁の職員とかそういう人たちは適用を受けて、これはいい、これはだめと、どういうことですか。
○辻元委員 公職選挙法とは別である、考え方は別であるという上で本委員会は今まで議論を深めてきたので……(発言する者あり)今どなたかが公職選挙法でもあるじゃないかとおっしゃったこと自身、今までの議論の根幹がわかっていないということです。(発言する者あり)  私は、申し上げます、今...全文を見る
○辻元委員 委員長。
○辻元委員 今おっしゃいましたけれども、思い入れがあり過ぎると。思い入れがあって当たり前ですよ。(発言する者あり)私たちは何の審議をしているんですか。それは、立場は関係ありません。例えば、憲法に賛成、反対の立場は関係ないんです。立憲主義の国として何を大事にしなきゃいけないかという...全文を見る
○辻元委員 今のところの疑問が解決しない限り、質疑を終局すること自体に私は反対です。反対です。委員長、とめないでください。もう一回、私は委員会を開いて、三年後に、三年後でいいんですか、皆さん。どうですか。いいんですか、これで。(発言する者あり)
○辻元委員 もっと委員会で審議すべきじゃないですか。
○辻元委員 今非常に大事なところです。これは、今の答弁じゃ納得できないですよ。納得できないです。(発言する者あり)
04月13日第166回国会 衆議院 本会議 第22号
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○辻元清美君 社会民主党・市民連合の辻元清美です。  私は、社会民主党・市民連合を代表して、自民、公明の併合修正案及び民主党の修正案の憲法改正手続法案、両案に反対の討論をいたします。(拍手)  昨日、両案が委員会で強行採決されました。まず、強く抗議いたします。また、本日、本会...全文を見る
05月14日第166回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  私は、イラク戦争は間違った戦争だと考えます。そして、イラクの自衛隊は即時撤退すべきだという立場で質問をいたします。  まず、官房長官にお伺いします。  基本的な認識ですけれども、官房長官は、本法案について、四月二十六日に、本法案の枠組み...全文を見る
○辻元委員 といいますのは、日米新ガイドライン関連法、周辺事態法のときも、後方支援というのはロジスティクスという軍事用語です、これは武力行使と一体化した概念です、それで後方地域支援というのをわざわざつくって、ロジスティクス、要するに、武力行使と一体化した後方支援とは切り分けたはず...全文を見る
○辻元委員 ということは、武器弾薬の輸送や戦闘要員の輸送というのは、本法案と照らし合わせて違法であるということでよろしいですね。  では、ちょっと角度を変えて。  今、本法案では想定していないというお話でした。さて、次に久間防衛大臣にお伺いします。  人道復興支援活動と安全...全文を見る
○辻元委員 今、最初にそのとおりでございますとおっしゃったのは、私の質問で、要するに、戦闘に参加する要員を運んでいるのではないということですね。
○辻元委員 きょうの午前中の久間大臣の答弁で、航空自衛隊の輸送で運ばれている多国籍軍について、あなたは人道復興支援活動に行くのか安全確保活動に行くのか、その中身についてはわからないという答弁をされているわけですよ、聞いていないと。  それでは、人道復興支援活動と安全確保活動であ...全文を見る
○辻元委員 これは四月二十六日に、山崎政府参考人もこう答えています。多国籍軍の兵士が、どういう方がどういう任務につくかということまで私ども承知しておりません、乗員される方々に、一々復興支援をされるのかどうかという確認をしておりませんと答弁しているわけですよ。  そうすると、一々...全文を見る
○辻元委員 乗ってくるはずがないという根拠は何ですか。
○辻元委員 それは口頭で現場で確認しているんですか、それとも文書などで確認しているのですか、はっきりそこをお答えください。
○辻元委員 今、類推とおっしゃいましたね。防衛大臣は確認しているとおっしゃったんじゃないですか。どういうことですか。これはこの法案の根幹ですよ。
○辻元委員 きょう、午前中も赤嶺委員が指摘されました。米軍の増派、全体で二万九千人近く、その中でいわゆる人道復興支援、PRTは百二十九人だったと。さらに調べてみますと、これは昨年の九月に米軍がPRT活動の報告書をつくっています。それによれば、昨年もPRTは二百三十八名なんですが、...全文を見る
○辻元委員 最後に申し上げたいですけれども、先ほど防衛大臣が類推しているとおっしゃったわけですよ。この法案の基本計画、趣旨にのっとって合法な活動をされているのか、それとも合法ではない活動まで踏み込んでいるのかということを類推とおっしゃった。  では、最後に官房長官と防衛大臣にお...全文を見る
○辻元委員 終わりますが、中身をきっちりと点検することができない、国会でもできない、シビリアンコントロールなのに。そして、今の御答弁を聞いてもさっぱりわかりません。これで採決なんか、皆さん、できるわけがないと思いませんか。そう思いますよ。  ですから、引き続き、この点質問もした...全文を見る
○辻元委員 社会民主党・市民連合を代表して、政府提出のイラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法の一部を改正する法律案に対して、反対の立場から討論を行います。  まず、最初に申し上げなければならないのは、本法案の前提であるイラク戦争が正当性のない...全文を見る
05月15日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第9号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  私は、きょう、集団的自衛権の行使について質問をしたいと思います。  安倍総理は、集団的自衛権を研究する有識者懇談会を発足させました。政府が、憲法解釈で禁じてきた集団的自衛権の行使について、具体的な事例を再検討すると報道されております。歴代...全文を見る
○辻元委員 引き続き、そのときはどういうメンバーで決定をしたかも教えていただきたいと思います。
○辻元委員 今お答えいただきました「弾道ミサイル防衛システムの整備等について」という、平成十五年十二月十九日に安全保障会議と閣議で決定をしている、今これはホームページから抜いてきたのがあります。  この安全保障会議の決定、閣議決定というのは非常に重いものだと思うんですけれども、...全文を見る
○辻元委員 政府参考人の答弁はいかがでしょうか。
○辻元委員 わかりました。麻生大臣からも御答弁いただきまして、諮問し、その安全保障会議で重要事項を決め、そして閣議で決定するというプロセスということがわかりました。  そういう中で、アメリカに向けて発射された弾道ミサイルを自衛隊のMDシステムで迎撃するような方向で変更していきた...全文を見る
○辻元委員 今、そういうさもできるような答弁をするのはどうかなと思っておりますというのは、私は防衛大臣として正しい御認識だというように思います。  私は、重心低くとずっと久間長官に申し上げておりまして、空吹かしのようにアクセルを吹かすように、特に安保政策を先走り、または自分の思...全文を見る
○辻元委員 その周辺事態法のとき、私も委員だったんですね。直前まで久間大臣が防衛庁長官で、その後、額賀さん、野呂田さん。ですから、経過を一番よく御存じだと思うんですね。  あのとき、後方地域支援が米軍の武力の行使と一体化し、憲法違反になるのではないかという点については、後方地域...全文を見る
○辻元委員 私も、今まで解釈改憲とかいろいろ言われてきたわけですけれども、この一線はどの今までの安保議論からも譲れない一線であったというように思います。総理大臣の、今度の官邸に設けられた有識者懇談会でどういう議論がなされるのか知りませんけれども、私は、この一線は崩せない一線である...全文を見る
○辻元委員 今の政府解釈を前提に、周辺事態法やイラク復興支援特措法やテロ対策特措法、これはすべて整合性があるわけですね。これが崩れかねないような状況は絶対あってはならぬと思いますし、国会での激しい審議で中身を規定し、そしてシビリアンコントロールしてきたわけですから、一総理大臣の思...全文を見る
05月17日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第10号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  本日は、三市長、ありがとうございます。  私は、三つの都市を訪問したこともあります。そして、今地方自治体はいろいろな困難を抱えておりますけれども、さらにこの基地問題を抱えているという御苦労は並々ならぬものではないかというふうに思いながら拝...全文を見る
○辻元委員 私は、現場で何人かの方とお話ししました折に、非常に深く考えていらっしゃるなということを思いました。  先ほどから日本の安全保障という言葉も出ておりまして、近隣諸国から受ける不安ももちろん考えていらっしゃるし、しかし一方、米軍再編というのは一体何なんだろうと。これは直...全文を見る
○辻元委員 ありがとうございます。  被害はやはり、特に岩国の場合は、厚木の爆音訴訟で裁判になっているというようなことを引き継げと言われているという実態もあると思います。  伊波市長にお伺いしたいんですが、先ほど宜野湾の騒音の問題や被害の問題を詳しく御報告いただいたんですけれ...全文を見る
○辻元委員 どうもありがとうございました。  これで終わります。
05月18日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第11号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  私は、きょうは自衛隊の規律の問題について質問しようと思っておりましたが、それに先立ちまして、今の赤嶺委員の辺野古に関する大臣を初め担当の方々とのやりとりで、ちょっと納得いかぬところがありまして、疑問がありますので、これはすごく重要な点だと思...全文を見る
○辻元委員 今、あらゆる事態にということでしたが、そうすると、何で「ぶんご」まで連れていかなあかんのかと聞いているわけです。乗っていくためですか、ダイバーが。
○辻元委員 知事も、きょう、私は報道を見ましたけれども、掃海母艦を出すのは、銃剣を突きつけているようなことを連想させ、強烈な誤解を生むと、かなり強く批判されていることは御存じのとおりですね。  私は思いましたね、この話を聞いたとき。そうしたら、例えば、陸上で環境アセスではなくで...全文を見る
○辻元委員 大臣がそういう認識というのは非常に残念というか、普通の大きな船と、それから掃海母艦を出すということを同列に見ていらっしゃるんですか。そういう大臣なんですか。
○辻元委員 先ほど運用局長が妨害が行われないようにという発言をされたんですよ。この妨害というのは何ですか。
○辻元委員 私は、局長が先ほど御答弁で妨害が行われないようにとおっしゃったので、それは要するに、妨害が行われないようにというのは威嚇するということじゃないんですか。
○辻元委員 確率として減るということは、脅威に感じるから減らせられるとか、そういうことじゃないですか。  なぜこれを問題にするかというと、先ほど申し上げたように、防衛庁から防衛省にするとき、自衛隊を、みんなに親しまれるんだとか、そういう答弁をされていたじゃないですか。そして、防...全文を見る
○辻元委員 今まで、例えば沖縄に基地をつくるときとか、そういうときに、掃海母艦であろうが何であろうが自衛隊を出したことはないですよ。そうじゃないですか。だから、ソフトな感じとか、私が言っているのは、何を出すかというよりも、自衛隊がそこまでコミットメントしていくということが問題だと...全文を見る
○辻元委員 どちらにしましても、これは地元でも大きな問題にこれから広がっていくと思いますし、先ほどうちの、照屋議員は沖縄ですね、こういう発言をして、私はもう本当に、すごく沖縄の人の気持ちというのを肌身に感じたんですけれどもね。沖縄戦のとき、旧日本軍は住民を守らなかった、守ってくれ...全文を見る
○辻元委員 それでは、私のところには、この案件以外も、ほかのところで防衛省絡みのセクシュアルハラスメント案件が耳に入ってきたりしているわけです。最近ではこういう本も、この「軍事組織とジェンダー 自衛隊の女性たち」という本が出たり、女性自衛官もふえてきているわけですね。  その中...全文を見る
○辻元委員 このセクハラ問題というのは相談に行くまでが大変で、相談していない人もいると思うんですよ。  さて、そこで、この訓令の中身についての防衛省の取り組みについて具体的に質問をしたいと思います。  訓令の指針、第五条では、「官房長等は、」この「等は、」の中に幕僚長とかすべ...全文を見る
○辻元委員 さらに運用の通達もあるんですけれども、そこには、今の御答弁ですと各隊員に示しているという理解でいいと思いますけれども、きちんと配布はされているんですか。何を配布しているんでしょうか。
○辻元委員 確かに、訓令の第六条の第一項の「教育等」のところには、パンフレットの配布、ポスターの掲示、職員の意識調査の実施等が含まれるとあります。今、ポスターを掲示する場合もあれば印刷物を配布するという場合もあるとおっしゃいました。これはここの場でお願いしたいと思いますけれども、...全文を見る
○辻元委員 それから、隊員の意識調査を行うということになっているんですが、意識調査は何回今まで行われたでしょうか。きょうはちょっと時間の関係で、続きはまた来週やりますけれども、ここまで御答弁をいただきたいと思います。
○辻元委員 大臣、これはかなり深刻な問題だと思うんですよ。例えば、今、セクハラ案件、民間ですと、アメリカの三菱自動車の例が、セクハラの集団訴訟、これは和解金が五十二・五億円とか、それから、北米のトヨタで元社長がすぐ辞任になって、これは昨年ですね、女性の元秘書が二百十七億円の損害賠...全文を見る
05月24日第166回国会 衆議院 安全保障委員会 第12号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  私は、きょうは、きょう議題になっております法案に関連して、前回に引き続き、自衛隊の規律の問題を前半に、そして後半は沖縄問題を取り上げたいと思います。  まず、前回の五月十八日、自衛隊の規律ということで、自衛隊内で強姦未遂致傷罪に当たるよう...全文を見る
○辻元委員 これはもう世界共通の国際常識になっております。  この裁判になっている女性がこういう発言をしているんですね。「私は、私の人権と女性としての尊厳を取り戻すため、国とたたかいたいと思います。 三年前、自衛隊に入隊したころ、私は自衛隊に対する大きな期待と夢を持っていました...全文を見る
○辻元委員 先ほどほかの委員も薬物とか無断海外渡航のことも追及がありましたけれども、このセクシュアルハラスメント問題というのは、単に不祥事とか、この問題は人権とのかかわりで国際基準も非常に厳しくなっているわけですね。私たちは反対しておりますけれども、自衛隊が国際的に活動するという...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、今地方の理解と協力を得るという話でしたけれども、先般の自衛艦の辺野古沖への出動ということは、きょうの沖縄の新聞でも、県会議員を中心にアンケート調査がありました、その中で、もうほとんど全員が反対または問題があると言っております。自民党や公明党の議員も含めて...全文を見る
○辻元委員 では、廃止になった場合、同じ法的根拠で出すんですか、その場合は。
○辻元委員 そうしますと、次にお伺いしたいんですが、自衛隊員が派遣されました。ダイバーとして働いた人もいると聞いております。この自衛隊員は、自衛隊法の何条にのっとった任務として派遣しましたか。自衛隊法にのっとって答えてください。自衛隊の任務は自衛隊法で規定されている任務しかできな...全文を見る
○辻元委員 それはこの間からおっしゃっている、防衛施設庁の所管にかかわる防衛省設置法第四条十九号を根拠にするという答弁もほかの委員会でされているようなんですけれども、しかし、この防衛省設置法にも、第五条に「自衛隊の任務、自衛隊の部隊及び機関の組織及び編成、自衛隊に関する指揮監督、...全文を見る
○辻元委員 そうすると、現在の自衛隊法の中の任務にはないという理解でいいんですか。
○辻元委員 捜索活動とか、それと今回はわけが違います。例えば、雪祭りの場合ですと雑則で対応するんじゃないかという議論も随分ありました。土木工事の委託とかいろいろあるわけですよ。今回は事情が違うと思います。  そうしたら、ちょっとお答えいただきたいんですが、派遣された「ぶんご」の...全文を見る
○辻元委員 どんな差しさわりがあるんでしょうか。
○辻元委員 だから派遣したらあかんということなんです。これは調査です。自衛隊員は自衛隊法にのっとって仕事をすると思っている。しかし、その根拠も明らかではない。何人行ったかもわからない。調査というのは公明正大にやることじゃないですか、大臣。  大臣、記者会見でこうお答えしています...全文を見る
○辻元委員 私は、自衛隊法の何条の任務かということがはっきり示されないということは、納得いきません。こういう形で自衛隊員を動員するというのはシビリアンコントロールに反すると思います。  さて、そこで、山崎政府参考人は、五月十八日の私の質問に対してこうお答えになっています。沖縄沖...全文を見る
○辻元委員 終わりますが、引き続きこの問題は取り上げたいと思います。何人かもわからない。そして、自衛隊法のどの条項かも根拠は示さなくていいという。これで防衛省の改革をするんだとか、それから防衛施設庁を解体して、一体化して、これはもっと不透明になると思います。その点を指摘して、引き...全文を見る
○辻元委員 社民党の辻元清美です。  私は、先週の海上自衛隊の辺野古沖への派遣について、出動について、午前中質問いたしましたが、疑問が残りますので、それを追加で質問し、そして環境への配慮ということについて後半は質問したいと思います。  午前中、省庁間協力で出動をしたという話、...全文を見る
○辻元委員 それは違う、ちょっと論点がすりかわっていると思うんですけれども。  そうすると、自衛隊の艦船を今回のように、今回の場合は辺野古の沖合に出しました。このようなことを防衛省が決断するとき、何らかの法的な根拠が要ると思いますね。これはどうなるわけですか。何の根拠もなく自衛...全文を見る
○辻元委員 もう一回ちょっと整理をしたいと思うんですけれども、私が申し上げた、廃止された場合は、そうすると、防衛省設置法の根拠にのっとって出動することも今後あり得るということですか。
○辻元委員 今申し上げた法律の適用と、今申し上げた法律というのは何でしょうか。
○辻元委員 いや、それはおかしいと思いますよ。  きょう午前中、自衛隊の、「ぶんご」は通常であれば乗組員は少なくとも百五十名である。今回、百五十名出動したという想定でいいのではないかと思いますけれども、自衛隊を動かすわけです。そのときに、防衛省設置法の何条、自衛隊法の何条という...全文を見る
○辻元委員 ということは、今の結論は、今の自衛隊法の中の、いろいろありますね、災害派遣とか地震防災派遣とかある中にはないという答弁ですね。
○辻元委員 私は、これは大問題だと思いますね。  そうしますと、今後、これは海の上でしたけれども、例えば、いろいろなところに基地をつくる、それから日米の合同で何か施設をつくったりするというときに、陸上であっても、同じようなことで陸上自衛隊が出ていくこともあり得るということですね...全文を見る
○辻元委員 国民として利益があるならばというような発言をされましたけれども、きょう午前中も申し上げた沖縄の県会議員のアンケートの結果が出ました。圧倒的多数の人が、今の政権与党の自民、公明の議員も含めて、今回の海自の出動に対しては反対または賛成できないというような意思表示をしている...全文を見る
○辻元委員 今、邪魔されてという御発言があったんですが、沖縄県民のアンケート調査を見ますと、辺野古に代替基地をつくることには七割がほぼいつも反対しております。ですから、これを邪魔ととるか、海とともに生きてきた沖縄の人たちの、そして本当に戦後、基地で苦しんできた人たちの思いととるか...全文を見る
○辻元委員 今回の調査は夜間に行われたという事実はありますか。
○辻元委員 環境調査で、いつやったか、どういうことをしているか答弁を差し控えるという態度は何ですか。物すごくおかしいですよ。現地では、これはもう既に沖縄県の方も、夜間の実施をしているじゃないかという声が上がっていることは御存じでしょう。  今手元に、「地質調査・海象調査の作業計...全文を見る
○辻元委員 最後に、今おっしゃいましたけれども、そうしますと、県の方に、配慮事項というのをお示しになっていますね、県からもらっていますね。そこには、藻場、サンゴ類及び海底地盤の状況について、写真とあわせて図示し記録すること。ちゃんと写真を撮っていますよね。そして、県に示しますよね...全文を見る
○辻元委員 はい、もうやめます。  自衛隊のダイバーの人が行ったと言いますけれども、この中には、辺野古だったら辺野古の環境の実態を知っている人と二人一組でダイバーは潜らなきゃいけないとか、そういう規定もあるわけですよ。海を知り、その地域を知り尽くした人が行かないとできないわけで...全文を見る
○辻元委員 引き続き、またこの問題は取り上げたいと思います。
○辻元委員 社会民主党・市民連合を代表して、防衛省設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対して、反対の立場から討論をいたします。  自衛隊法の一部改正は、自衛隊を米軍とともに戦うことのできる部隊とするために再編していくものであります。陸海空の共同の常設部隊を設け、国際平和協...全文を見る
10月19日第168回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  きょうは、米軍再編、特に、今赤嶺議員からも指摘がありました、沖縄・辺野古の新基地建設問題について質問をしたいと思います。  その前に、赤嶺議員が歴史認識の問題を防衛大臣にも問われました。今ホットな問題で、この沖縄の集団自決に対してどういう...全文を見る
○辻元委員 これはよく認識を持っていただきたいと思います。日本の国民を守ると大臣もおっしゃっていますけれども、守らなかったというようなことがかつてあった。これは、どういうような認識を持つのかというのはごまかせない話だと思っています。ですから、これは引き続きまた。  そういう沖縄...全文を見る
○辻元委員 次に、先日、普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価方法書というのを政府はお示しになりましたけれども、この中でも、この影響評価の前提として、周辺の集落の上空は飛ばないものという大前提でこの方法書をおつくりになっているという認識でよろしいですね。
○辻元委員 次に、昨年、名護の市長を初め、上京されまして、この合意書を結ぶまでの過程で、非常に御本人も苦悩されている様子がニュースなどでも伝わってきておりました。  その中で、本委員会でもこのことを並行して議論しておりました。ちょうどその一週間ほど前の五月三十日に、本委員会で、...全文を見る
○辻元委員 ここ、先ほどの合意文書があるわけですけれども、そういうことはもう一回ちょっと確認させていただきたいと思います。  この合意文書を結ぶ前に、アメリカ側から、明確な回答として、周辺集落の上空は飛ばないという回答を得たからこの合意文書を結んだという認識でよろしいですか。
○辻元委員 その理解しておったというのは、アメリカから、それに合意する、アグリーするということで、その理解と、それで約束を取りつけたというのは違うと思いますけれども、それでは、いつ、どの会議で、だれとだれがその約束をしたのならばしたんですか。
○辻元委員 また当然わかっていたものと考えますという、先ほどから給油の問題でもそういう話があったんですが、この七日に合意するとき、同時に、六日、七日と東京で日米の協議が行われていたと思いますけれども、その協議が同時に東京で行われていたという事実はありますか。その事実があるかないか...全文を見る
○辻元委員 きょうお配りしている資料をごらんになっていただきたいんですが、これは、六日、七日同時並行に、アメリカの側は第三海兵隊遠征軍の、セレック大佐が参加しておる、日本の翻訳の方を見ていただければわかりますけれども、それ以外に、太平洋軍司令部、在日米軍、米国国務省などが参加し、...全文を見る
○辻元委員 このときに、額賀2という案とかV字とかいろいろ検討されていたことは私も承知しているんです。しかし、一貫としてアメリカは、陸上も飛ぶぞということをちゃんと沖縄県民に説明するようにという姿勢なんじゃないですか。それはどうなんですか。
○辻元委員 そうしたら、日本政府の認識を最後に一問聞きます。  緊急時は飛ぶ可能性があるというのが先ほどからの答弁ですけれども、訓練では一切ないということですか。  要するに、どういうことかといいますと、それが一点と、それから、先ほどアメリカの文書ですからとおっしゃいましたけ...全文を見る
○辻元委員 またこれは引き続き行いたいと思いますけれども、前と大分答弁が違いますね。きょうは、はっきり飛ぶということをおっしゃったんですよ。今まではずっと飛ばない飛ばない、途中からちょろちょろちょろちょろ緊急時はという話になって、きょうは、私は今までの答弁と違うと思いますよ。もう...全文を見る
11月01日第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第7号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  アフガニスタンの問題に入ります前に、石破大臣に、一、二、不祥事の問題をお伺いしたいと思います。  石破大臣は、防衛関係の会社などと宴席やゴルフに行ったことはありませんか。どうですか。
○辻元委員 防衛省の中でも深刻に受けとめて調査をなさっていると伺っています。以前は、例えば談合問題などが出たときはアンケートをかなり広範にとったりされたと思いますが、そのような調査をされるおつもりはありますか。
○辻元委員 その中で、新しく守屋前次官のような行為、あれほどひどくなくても、二百回とかですね、をしていた者が出てきた場合は、きちんと厳しくさらに聞き取りをし調査をするということですね。
○辻元委員 私が理解できないのは、この間から本委員会でも、大臣経験者の方には聞き取りなどをされないということなんです。  私は非常に深刻だと思うんですね。守屋前事務次官、そして、例えば久間長官、大臣をされていますけれども、久間さんの場合は宴席に行ったことがあるという御発言までさ...全文を見る
○辻元委員 私は、それより深刻な事態だと申し上げているのは、初当選は十一年前なんですけれども、安保委員会にずっと所属しておりまして、安保委員会は不祥事始末委員会かと言われるぐらい、この十年間ぐらい不祥事の問題を議論してきたことは御承知のとおりですよ。情報流出案件もそうですし、薬物...全文を見る
○辻元委員 間違いないという高村大臣の御答弁は一カ所じゃなくて連発しまくっているんですね、この間。  それで、もう一つ事例を挙げます。ちょっと確認させてほしいんですけれども。  岡田さんが、予算委員会で、OEFという作戦の一環としてアフガニスタン本土にミサイル攻撃をしたりある...全文を見る
○辻元委員 ということは、そういうこともしている艦船というのは、そういう爆撃機を載せていくとか、それを支援するとか、そういう理解であると思うんです。  旧法によれば、きょう切れる旧法によれば、旧法の第三条関係の別表の備考というところに、私今持っていますけれども、戦闘作戦行動のた...全文を見る
○辻元委員 私は、このテロ対策特別措置法が六年前に審議された委員会の委員でした。それで、この範囲について大分議論した覚えがあるんです。中谷さんが大臣だったですね。  高村大臣、今、武力行使……。ちょっと、教えなくてもいいじゃないですか、高村さんと議論しています。武力行使との一体...全文を見る
○辻元委員 そうすると、艦船はよくて、航空機を排除した理由をもう一度聞かせてください。
○辻元委員 そうすると、爆撃に行く航空機を運んで船が行くわけですよ、これは結局航空機そのものに給油することと同じでしょう、やっていることは。違いますか。  本法案では、航空機そのものに給油することは禁止されているけれども、あのとき高村さんは、今、OEF全般の活動について支援する...全文を見る
○辻元委員 そういう読み方ができることは、私理解できるんですよ。  しかし、航空機は入れないというのは、集団的自衛権の行使、武力行使と一体化するじゃないかということが議論されて、それでわざわざ航空機を除外したんです。しかし、その戦闘する航空機を載せていく船も同じ。この六年間、そ...全文を見る
○辻元委員 それは、中谷さんが答弁したことは知っています。しかし、議論が随分あったことも中谷さんは御存じだと思います、集団的自衛権の。中谷さんに言っても仕方がないんだけれども、大臣じゃなくて。議論があったんですよ。  この六年間やってきたことを点検するという意味で、私は、そのよ...全文を見る
○辻元委員 その実態的な中身は、先ほどの御答弁ですと、例えば二十万ガロンだと、二十万ガロン分はその給油した直後にMIOの活動をしてもらわないと困るという御答弁でしたよね。その実態的というのは、そういう中身のことを想定しておっしゃっているんですか。
○辻元委員 それは、現場で説明を受けるということですか。だれがだれに説明をしてそれで了承するというか、これからはきちっきちっとそれがMIOに使われているか点検していこうという御趣旨ですね、今説明を聞いてということは。現場でそういう確認を一々するということで理解していいですね。
○辻元委員 では、もう一回伺います。それは口頭ですか、文書ですか。  今、高村外務大臣の御発言、二十万ガロンという例、しましたね。そうしたら、それが実態的に、さっきの御答弁は、すぐに二十万ガロンをMIOに使ってもらわないと困るという御答弁をきょうされているわけですよ。ところが、...全文を見る
○辻元委員 なぜこの質問をしたかといいますと、あの二十万ガロンと八十万ガロンを取り違えたときの福田官房長官の御答弁も、そのときの石破長官の御答弁も、二十万ガロンだったからイラクまで行けませんというふうに言っているわけですよ。だから、OEF・MIOに使っていて、イラクの作戦には使っ...全文を見る
○辻元委員 そうしたら、今までと変わらないじゃないですか。あのとき皆さんは、二十万ガロンだけだからイラクには行けなくて、だからMIOを証明しているんだとおっしゃったわけですよ。違いますか。
○辻元委員 今までと同じじゃないですか、それは。結局、そこがさんざん問題にされてきたわけですよ。そうでしょう。  そうしたら、もうちょっと詳しく具体的に伺いたいと思いますが、その艦船、今までと答弁も違いますよね、姿勢も違いますよね、全然。(発言する者あり)  もう一回ちょっと...全文を見る
○辻元委員 認めてこなかったと今、高村大臣はおっしゃったわけですけれども、大臣、新法では、今、新法を対象にして議論していますけれども、新法では認めるんですか。
○辻元委員 油は一々印がついていないからということは、野党もずっと指摘してきた点なわけですよ、ずっと。こちらからずっと指摘してきた点でもあります。  さて、もう一回聞きますよ。そうしたら、イラクに先に行く船に給油をして、その後MIOの活動に従事する、これでもオーケーという外務大...全文を見る
○辻元委員 これはすごく不毛な議論かもしれないんですけれども、ちゃんとやっておかぬとね。なぜかというと、そうしたら聞きますよ、外務大臣に。二十万ガロン、先ほどの例。そういうことを外務大臣が答弁されたから確認しているわけですよ。行ってもらったら困ると、さっき。  例えば、大臣が例...全文を見る
○辻元委員 では、もう一回確認します。  残っている範囲でとおっしゃいましたね、今。残っている範囲でと。だから、残っている範囲でなかったらだめということですね。
○辻元委員 今、そういう場合は合法的でなかったねとおっしゃいましたね。そういう場合が発生したらこの法律違反に当たるということでいいですね、今回の新法は。そういう仕組みになっているという理解でいいですね、運用は。どうですか。もう一回、ちょっと。  大臣、聞いてください。  今、...全文を見る
○辻元委員 そういう場合は、例えば今それがイラクに行ったという場合だったら、イラク戦争に転用したので法律違反を自衛隊がやったということになるわけですね。
○辻元委員 今、アメリカのせいじゃないとおっしゃいましたけれども、アメリカのせいじゃないですよ、それは。  今までと一緒じゃないですか。アメリカが勝手にやっている、だから私たちは知らなくて、勝手にやられましたと。そんな法律をつくっているんですか、これは。  要するに、どういう...全文を見る
○辻元委員 ところが、疑惑が出てきているわけですよ、実際に。  大臣、もう一度。そうすると、いろいろな人がこの点を確認しているのは、この疑惑みたいなことは悲しいことですよ、実際に。ずっと延々と。それはきちんと文書でやるんですか、どういうルールでやるんですか。新法をお出しになるな...全文を見る
○辻元委員 できるだけ早い時期にとおっしゃいましたけれども、そこを明らかにしていただかないと、審議は前に進まないと思いますよ。だって、そこはすごく大事な点ですもの。(発言する者あり)それはそうやと今おっしゃっていますけれども。そこはすごい一つの、今回の新法はMIO以外には使いませ...全文を見る
○辻元委員 きょうはこれで終わりますけれども、続きまたやります。時間が来ました。今の四十分間の間でも、高村大臣と町村官房長官の考え方が違ったんですよ。だから、そこをはっきりしてくれと言っているわけです。  そこはとても大事なポイントですよ。ですから、大臣の間でも、いや、先にイラ...全文を見る
○辻元委員 でも、そういう答弁をされてきたから聞いたわけですよ、私は。MIO以外は使わないと。  終わります。
11月06日第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第9号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  前回の質問に引き続きまして、お伺いをしたいと思います。  本委員会では、野党の皆さん、もうたくさん質問されておりますけれども、さまざまな立場があります。さまざまな立場があって、私たちは、この法案、それから六年前にはアフガンへのアメリカを中...全文を見る
○辻元委員 これは、野党の各党が問題にしている点であると思います。ですから、そこをやはり本委員会に示していただかないと、何にも前には進まないと思います。  さて、そこで、高村大臣にお伺いします。  きょうの御発言の中で、高村大臣は、OEFの法的根拠を午前中に民主党の委員が質問...全文を見る
○辻元委員 今の御答弁の中に、目的、任務については違うという御答弁がございました。どのように違いますか、それぞれ。
○辻元委員 そうしますと、私は、どう考えても、今回のこのアフガニスタンで起こっていること、今までになかったことじゃないかと思うんですね。特に、OEFの存在している法的根拠を何人もの議員が質問しています。  私は、今後こういう、はっきり言ったら、アメリカが個別的自衛権の行使で始め...全文を見る
○辻元委員 先ほどからの御答弁も、アフガニスタンの治安維持活動の補完活動と、補完という言葉をお使いになっております、政府の答弁は。  そうしますと、さまざまな事例、誤爆が起こります、人が死にますとか、それから先ほど敵の戦闘員という言葉も出ました。ということは、アフガニスタン、主...全文を見る
○辻元委員 先ほど、多分アメリカから取り寄せた答えの訳だと思うんですね、ですから、敵の戦闘員という、川内委員の質問に対して敵の戦闘員という言葉が出てきました。このアメリカからの答えの敵というのは、だれとだれが敵対した敵ですか。
○辻元委員 そうすると、先ほど、アフガニスタンのカルザイ政権との関係でいえば、補完的な活動と言っているわけです。そうしたら、敵についても、どうしてアメリカ国内法で裁くんですか。
○辻元委員 今、事例にお挙げになったことと性質が異なると思います、私は。(発言する者あり)そうです、今質問しようとしたら他人が先に言ったんですけれども。  それでは、カルザイ政権と米軍、アメリカとの間にそのような協定があるんですか。どういうことかといいますと、米国の軍事法廷で裁...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、ちょっと観点を変えまして、ジュネーブ条約との関係はどうなっているか、大臣にお伺いしたいと思います。  今のOEFの活動、これはジュネーブ条約の適用をされるという御認識ですか、いかがですか。
○辻元委員 今おっしゃったこのような状況のことというのは、どのような状況のことですか。
○辻元委員 そうしますと、最初、個別的自衛権の行使でアメリカが、これは戦争です、始めた。そして、カルザイ政権ができた。この間は明確にジュネーブ条約が適用されていると考えていいんですか。それ以後切りかわったという理解ですか。
○辻元委員 今私が御質問しましたのは、捕虜の扱いに関することではないわけです。文民の保護。例えば一般の市民は、大臣、かなり亡くなったりしているわけですね。御承知のとおりですよ。  アメリカの……(発言する者あり)何ですか。静かにさせてください。ぶつぶつぶつぶつと、失礼ですよ。 ...全文を見る
○辻元委員 日本が一番和解に向けてのリーダーシップをとれる位置にいるということを再認識していただきたいということを申し上げて、終わります。
11月16日第168回国会 衆議院 安全保障委員会 第4号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  昨日、参考人、そして証人喚問が行われました。まず、このことについて、一、二点、防衛大臣の姿勢をお伺いしたいと思います。  いろいろ指摘が出ていますけれども、これは単なる一個人の問題ではなく、日米の防衛産業と巨大な利権、それから不透明な政官...全文を見る
○辻元委員 今の石破大臣の御答弁で、政治家としてしかるべきところでしっかり発言をなさるべきという御発言だったと確認したいと思います。  石破大臣は、御自身は宴席に行ったことがないと前回おっしゃっていたからこそ、究明ができるんですよ。違いますか。そういう立場ですから。自分も行って...全文を見る
○辻元委員 まだ火曜日まで時間がありますので、引き続き、個人的に大臣に働きかけていきたいと思いますが、一点、事実関係を確認したい。  今、先ほどから問題になっておりました河村延樹防衛政策課長が更迭されたのではないかというようなニュースが飛び込んできているんですけれども、防衛省は...全文を見る
○辻元委員 トカゲのしっぽ切り言うたら悪いですけれども、結局、本委員会に、きょう国会の方に出てきてしっかりと事情を説明するようにと院が求めていたわけですよ。そして、更迭する方針をお決めになったという段階かもしれませんよ。そして、更迭してしまって終わりというようなことはありませんね...全文を見る
○辻元委員 これだけ疑惑が広がっているわけですから、出てきて、しっかり自分から説明させた方がいいと、そうだよなと、また首を縦に振られていますが、それをちょっと答弁していただけますか。
○辻元委員 今の御発言を重く受けとめたいと思います。委員長もぜひ御配慮よろしくお願いします。  さて、沖縄の問題です。  この沖縄の問題については、先ほど申し上げました、今疑惑と言われている三人の名前が出ていますけれども、例えば、V字形滑走路は額賀案と言われ、額賀前長官がお決...全文を見る
○辻元委員 特にこの陸域の飛行については、各自治体の皆さんにどのように説明してきたんですか。
○辻元委員 それは前回の委員会でも私が指摘しました、基本合意書では陸域の飛行を回避すると。  ところが、前回の私の質問で、これは十月十九日です、金澤政府参考人がこのようにお答えになっています。「一般論として、日米の協議の中でも、日米共同の認識として、一切陸上の上は飛ばないんだと...全文を見る
○辻元委員 それではお聞きいたしますが、名護市長及び宜野座村長などと基本合意を結ばれた時点、去年の四月七日です、この時点で、今、金澤政府参考人が御答弁されたように、緊急時や、それからもう一つおっしゃいました、訓練の形態等によっては飛ぶこともあるという御答弁でした。ということを名護...全文を見る
○辻元委員 これは、前回の私の質問で、当時の日米の並行して行われていた協議の内容の指摘をいたしました、アメリカ側が出した文書に基づいて。アメリカ側は困っているわけですよ。日本は一切飛ばないということに物すごくこだわっているけれども、飛ぶことはあるんだ、それをちゃんと住民に説明して...全文を見る
○辻元委員 一切飛ばないということはないというのが当然の前提でございますとお答えなさっているわけですね。  そうしますと、この訓練等ということについてお伺いしたいと思います。アメリカ側から、この訓練等の訓練はどういう訓練の場合とお聞きになっているのか、それから、訓練等の等には何...全文を見る
○辻元委員 もう一回確認します。例外的に飛ぶ場合もあるという御発言でしたが、例外的には陸域飛行もあるんだということを名護市長や宜野座村長、それから沖縄県知事に日本政府は説明しましたか。したのかしないのか。
○辻元委員 どうして例外とわかるんですか。訓練等と入っているわけですよ。訓練は例外ですか。例外の訓練なんですか。その中身をアメリカ側に確認せずに、どうして例外的だとわかるんですか。
○辻元委員 実は、これはもうずっとやっています。昨年の十二月に、本委員会で、当時の久間長官ですけれども、米軍普天間飛行場代替施設のV字形滑走路の運用で、双方向からの着陸は訓練では実施しないと発言したわけです。同じような答弁をされていたわけですよ。すかさずこの同日に、沖縄で、ケビン...全文を見る
○辻元委員 どうしてそれを地元に言わないんですか、はっきりと。  それで、今このタッチ・アンド・ゴーというのが具体的にメアさんの発言から出ているようですけれども、普天間の今の飛行場でもこれが物すごい問題になっているわけですよ。そして、そのことについては、私は昨年の四月十八日に質...全文を見る
○辻元委員 引き続き、またしつこくこの問題はやります。  終わります。