辻元清美

つじもときよみ

小選挙区(大阪府第十区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

辻元清美の2009年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月06日第171回国会 衆議院 本会議 第2号
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○辻元清美君 社民党の辻元清美です。  私は、社会民主党・市民連合を代表し、今年度第二次補正予算に関連して麻生総理に質問をいたします。(拍手)  この年末年始、日比谷公園で年越し派遣村が開かれ、派遣切りされた労働者が食事と住むところを求め、長い列をつくりました。私は、現地に行...全文を見る
02月23日第171回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  きょうは、財務大臣それから外務大臣、防衛大臣に御質問をしたいと思います。  まず、財務大臣だけと違いましたですね、三つあって長いからちょっと割愛させていただいて、まとめて与謝野大臣とお呼びさせていただきたいと思います。  大臣、昨日、私...全文を見る
○辻元委員 最後にまた、でも検討するんですねと言うと、はい、検討いたしますと公言されたわけですよね。それで、きょうも、言葉一つ一つは大事なものであると、与野党超えて。私、ちょっと驚いたわけですよ。大臣は消費税を上げなきゃいけないとおっしゃっていたので、検討するという思い切った御発...全文を見る
○辻元委員 テレビでのリップサービスだったのかというような印象も今のお答えを聞いていると受けるんですけれども、それぐらい日本の経済は、あらゆる選択肢を検討しなければいけない事態になっているという大臣の御決意かしらというように私は思ったわけです。  さて、そういう中で、大臣は十日...全文を見る
○辻元委員 この十年間とおっしゃっているわけなんですけれども、大臣の御経歴を拝見しますと、小泉内閣でも経済財政担当の大臣を務められました。そして、安倍内閣では内閣官房長官をお務めになり、福田内閣では経済財政政策の御担当、そして麻生内閣では三大臣を兼務されるということで、私は、やは...全文を見る
○辻元委員 私は、今の御指摘もその一端だと思うんですね。トータルな政策のバックボーンになる理念がやはり違っていたんじゃないかなというように思っております。その理念から派生するさまざまな政策が結局行き過ぎたということだと思うんです。  その中で、大臣が今回最初に本会議場で演説され...全文を見る
○辻元委員 私は、政策を運営する土台に信用がないんだと思うんです。結局、政権と国民のきずなが切れているんだと思うんですよ。この政権と国民のきずなは何かと言ったら、たった一つだと思うんです。自分たちの手で選んだということだと思います。  経済有事で、これはだれが政権運営をしても、...全文を見る
○辻元委員 残念ながら、きょうは総理がいらっしゃらないので。  私は、ねじれ、ねじれと言われますけれども、衆参のねじれじゃなくて、政権と国民のねじれだと思うんですよ。ですから、そこを解消しない限り、私は、与謝野大臣は非常に御見識も御能力もお持ちで、どこが政権をとっても迎え入れた...全文を見る
○辻元委員 国民の御選択にゆだねるとおっしゃって、きょうは、政権は国民が選択するものという御発言もされました。  この間、いろいろな人が参加意識を持って、自分も一緒に日本の経済を立て直す、いい国にしていくんだという参加意識を持ってということも強調されています。その参加意識の基本...全文を見る
○辻元委員 苦しい答弁だと思うんですが。  政権がかわると政策が変わる、これは当たり前だと思います、どこの国でも。オバマ政権でも変わっておりますね。ですから、経済政策も基本の理念が変わる。きょうは外交もやりたいので、一たんちょっと外交に移りたいと思います。外交の政策も変わって当...全文を見る
○辻元委員 ということは、まず、順番からいいますと、普天間の移転で、ロードマップに示されている辺野古沖の基地の建設に着手する、これが一番ですね、外務大臣。そして、それが着手されない限り、海兵隊もグアムに帰らないという理解でよろしいですか。
○辻元委員 今、同時並行的と。これはいわゆるパッケージ論というものだと思うんですが、それではなぜ協定にする必要があったのかという点なんです。  この協定というのは、国内法との関係でいえば、外国との取り決めで、憲法の九十八条に「日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを...全文を見る
○辻元委員 ということは、この協定をお結びになったということは、いわゆるロードマップに規定されているようなことの中身に関する国内法が幾つかあります、環境アセスとか、それから知事の許認可権などがありますけれども、これよりもこの協定の方が、国際約束が優先するという理解でよろしいですか...全文を見る
○辻元委員 防衛大臣にお聞きします。  今、環境アセスをやっていますね。この環境アセスの結果いかんでは、辺野古沖に普天間の代替施設、新しい基地をつくるということがゼロベースも含めて不可能になる可能性もありますね。  例えば、これはちょっとびっくりしますけれども、この埋め立てを...全文を見る
○辻元委員 何を言いたいかというと、協定は結んだわ、しかしアセスでこの地につくれないとなると、これはパッケージになっていますから、そうしたら、グアムにはお金を払っている、しかし海兵隊は帰らない、予算だけつけて払っている、しかし海兵隊は帰らない。そして、基地がつくれないから海兵隊が...全文を見る
○辻元委員 防衛大臣はもう結構です。どうぞ退室してください。  想定していないのは今の政権なんですよ、結局。これは、民主党さんも含めまして、地元の声をよく聞いて、辺野古に対しては非常に反対が多いので、県外移設を含めて検討するというふうになっているわけですね。これは地元の御意見を...全文を見る
○辻元委員 終わりますけれども、外交方針も、これをどうしていくかということは非常に重要なんですけれども、経済も外交も、沖縄の県議会の状況も変わっているわけです。与野党逆転があちこちで起こっているわけですよ。知事もこの間山形でかわりましたね。  そうすると、今の民意はどこにあるか...全文を見る
03月18日第171回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  本日は、在外公館名称、位置、給与改正法及びそれに関連いたしまして質問をさせていただきます。  今回の改正でコソボ大使館をオーストリアとの兼館として開設されるということになっておりますけれども、コソボは、先ほどからも出ておりますように、長い...全文を見る
○辻元委員 情報収集などを中心にというような御答弁であったかと思いますけれども、支援の関係は、今後コソボに対してはどうなっていくんでしょうか。
○辻元委員 私は、大使館を設置する、在外公館の役割としては、邦人保護など重要な役割があると思うんですけれども、それ以外に、特に途上国や、それから紛争を抱えている国々、対立を抱えている国々に対しては、日本がどれだけその国に役立つ支援を実効的に行えるか。そしてさらには、もう一つの機能...全文を見る
○辻元委員 アハティサーリ前大統領、フィンランド、それからノルウェーなどは、調停外交をトップ輸出品にしている国々と言われているわけです。私は、前回、中曽根外務大臣に、ぜひ大統領に次ぐ貢献者になっていただきたいということで、日本はあらゆる紛争を武力で解決しないんだと世界に宣言してい...全文を見る
○辻元委員 一週間から一カ月派遣されているとか、非常勤とか、二名プラス二名で四名とか、私はまだまだ足りないと思うんですね。  もう一つお聞きしたいと思うんですが、ODAの評価をめぐりまして、これも在外公館がODAを効率的に、どういうようにどこにつけるというか、日本としてコミット...全文を見る
○辻元委員 今、七十五件中四件というお答えでした。  先ほど、ノルウェーや、そして、前大統領がコソボなどの紛争の仲介ということで活躍され、ノーベル平和賞をとられたフィンランドなどの例を挙げましたけれども、例えばノルウェーでは、これは私も随分前から注目をしていたんですね。こういう...全文を見る
○辻元委員 終わります。
03月25日第171回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  私は、本日、北朝鮮問題とミサイル防衛システムのあり方を中心に質問をしたいと思います。  まず、外務大臣、本日、北朝鮮が人工衛星と主張するテポドン二号改良型と言われていますけれども、この発射への対処方針を、外務大臣、防衛大臣、官房長官で会合...全文を見る
○辻元委員 そこで議論されるということに先立ちまして、ミサイル防衛システムの有効性や、それから日本の外交、安全保障上のリスクなどについて議論をさせていただきたいと思います。  まず最初に、今回の北朝鮮の発射物、日本の政府として、現在の認識は、長距離弾道ミサイルであるという認識で...全文を見る
○辻元委員 といいますのも、これは私は安保委員会でずっと議論してまいりましたが、日本のミサイル防衛システムは中距離型への対応ということで、長距離であった場合は日本のミサイル防衛システムで迎撃できないと久間大臣がかつて答弁していますが、この認識に間違いないですね。
○辻元委員 そうしますと、きょうも会合があるということですけれども、非常に重要な会合だと思いますが、今想定されているのは、長距離の場合ですと、何らかの事故などを起こして日本の領土内に落下物が落ちてきたら危険だから、それに対応しようというようなことを議論しようとしているんでしょうか...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、何らかの故障や事故で落下物が来たときに、これに対して迎撃するとなると、我が国の本土に落ちてくる可能性、領土内に落ちてくる可能性があるものを上空で迎撃したら、迎撃してまた落ちてくるんじゃないですか。落下物は、迎撃されたら飛び散って、結局日本の領土内に落ちる...全文を見る
○辻元委員 ちょっと理解ができなくて。  有効な手段であるかどうかを考えるときには、各方面から検証しなきゃいけないと思うわけです。確かに、上空で、核を載せたミサイルが来る、撃ち落とすとか、そういう話を安保委員会でもしょっちゅうしていましたけれども、落下物を想定した場合に、それを...全文を見る
○辻元委員 それでは、先ほどから、実験をしているということなので、実験についてお聞きをいたします。  今まで、SM3は二回実験をして、一回成功、一回失敗、PAC3はまだたった一回しか実験していないという認識でよろしいですか。
○辻元委員 結局、SM3の場合は二回実験をして、一回目は、ここに撃つぞと言って実験をしたときには当たった。しかし、二回目は、「ちょうかい」の場合は、いつ、どこから、どう撃つかを予告せずに練習をしたら当たらなかったということですね。
○辻元委員 結局、いつ来るかわからない実験はまだ成功したことがないということは事実だから仕方がないですね。  それでは、その失敗した「ちょうかい」の場合の事故というか失敗原因の調査報告は出ているんですか。その原因はどういうように分析していますか。
○辻元委員 結局、いつ、どこから来るか、予告のは撃ち落とせたけれども、予告されていないものは失敗していて、その原因究明もまだ今やっている最中であるというような段階で、今、このミサイル防衛システムで北朝鮮から何か落下物があったら撃ち落とす、撃ち落とすと言っているのが日本の現状である...全文を見る
○辻元委員 内閣官房の中で一緒に官房副長官で働いていらっしゃって承知していなかったら、日本は危機管理できていないですよ。違いますか。  これ、割と当たっていると思うんですよ。別にそんな悪い発言じゃない。それに対して、私、中曽根外務大臣はさすが御見識がある、今の日本の現状を。難し...全文を見る
○辻元委員 この後、会合に出られるようですので、厳しい現状認識で話し合っていただかないと困ると思うんです。  どういうことかといいますと、これは仮に、何か落下物があるといって、迎撃するぞと八十二条の二の一か三で決めるとしますね。決めていて、対応して、失敗したらどうなるんですか。...全文を見る
○辻元委員 終わりますが、国民の生命と財産を守る方法なんですよ。総合的に考えていただきたい。そう単純なものではないと思います。後々のリスクも考え、トータルな御判断をいただかないと。  私は、外務大臣が、この発言、難しいのは事実だろう、すごく率直でいい発言だと思って評価申し上げた...全文を見る
04月03日第171回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  私は、本日議題の協定及び米軍再編について、この間ずっと議論してまいりましたので、質問をしたいと思います。  大臣、まずこれを見ていただきたいと思うんです。これは、協定が結ばれた日の沖縄の新聞です。こんなに大きく報道されています。本土といい...全文を見る
○辻元委員 つい先日、県会で、県議会の決議が出ました。そして、これは県会の方から意見書も出ました。その内容は御存じだと思いますけれども、今回の協定のパッケージ論の一つである辺野古地区での新しい基地の建設については、県議会としては反対決議を出しております。これも地元の皆さんの、県議...全文を見る
○辻元委員 私は、県議会の決議というのをもっと重く受けとめていただかなければ困ると思います。  先日、おととい、私と委員長とそして笠井委員と三人で沖縄に参りました。これは理事の皆さんに呼びかけまして、審議が始まる前に、委員長は私的でしたけれども、現地の皆さんの声を聞こうというこ...全文を見る
○辻元委員 今、その海の使用をめぐって裁判が行われているということも大臣御承知だと思います。知事さんともお目にかかりまして、知事の御要望については大臣も御承知のとおりです。  つい先日もこの議論をいたしましたときに、現状の政府の案が一番であって、現状では政府の案を変えるつもりは...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、もう一度確認させていただきたい。これが出発点ですので。  地元の声に耳を傾けるとおっしゃいました。私は、一人一人沖縄の県民の方にお聞きしてほしいと言っているわけではないわけです。県議会では反対決議がある。そして、知事は、今の案では納得できない、移動を...全文を見る
○辻元委員 では、もう一回確認します。ここが出発点。政府の姿勢としましては、今の政府案で何とかお願いしたい、説得をしたいということですね。
○辻元委員 それは、協議と言わずに、政府案ありきで、これを何とかやってくださいという、説得と言うんです。ですから、こういう新聞記事になるんですよ、強圧的とか頭越しと。その姿勢が批判されているということを御認識いただきたいと思います。環境アセスが出たその後の御答弁も、政府案がベスト...全文を見る
○辻元委員 今の御答弁は、もう一回確認します。これはいろいろな委員が聞いています。定員を変更するということですね。  そうすると、これは久間防衛大臣がこういうふうにお答えになっている答弁があるんですね。「今、沖縄の海兵隊、いろいろな変動はありますけれども、大体一万二千人、」「そ...全文を見る
○辻元委員 そんなこと聞いていないんですね。これは、一万八千人という定員を変更するという話なんですね。上限ですよ。だから、沖縄には一万人までしかいてくれたら困りますよという。  要するに、もう一回聞きますよ。今一万二千人。久間さんが一万二千人とおっしゃっています。ですから、この...全文を見る
○辻元委員 というのは、協定というのはメカニズムを決めるわけです。ですから、八千人、どういうメカニズムを決めているかと聞いているわけです。ですから、どこにどう配置されているとか、そんなことは関係ありません。  この協定によれば、八千人という数字がずっと出ておりますので、定員を一...全文を見る
○辻元委員 今、実行するその時点で何人が動くかは今出てこないとおっしゃったじゃないですか。それは何ですか、この八千人というのは、負担の軽減というのは。  もう一回聞きますよ。今、その時点の数がわからないから、何人帰るかはわからないという答弁をされたんですよ。今までずっと、八千人...全文を見る
○辻元委員 では、今、一万八千という定員というのは、聞いてくださいよ、アメリカの公式な定員としてアメリカ側が発表しているものですか、一万八千というのは。その理解でいいんですか。今、それから八千引くとおっしゃったわけですね。  そうすると、先ほどから申し上げているように、一万二千...全文を見る
○辻元委員 理論的なことを聞いたんです。協定というのはメカニズムを決めるわけですよ。  そうすると、八千人の負担の軽減という言い方をおやめになったらいかがですか。定員を一万八千から一万に変えますということなんじゃないですか。八千人の負担の軽減と、二千人しか帰らないとかというのは...全文を見る
○辻元委員 ですから、私がさっき申し上げているとおりじゃないですか。定員を一万人にするということは、これが決まったとしても、一万二千人しかいなかったら二千人しか帰らないということもあるし、一万人に充足しない、七千人ぐらいしかいなかったら一人も帰らないということが、本協定のメカニズ...全文を見る
○辻元委員 だから、定員を変える、今のアメリカ側が言う定員が一万八千だから、その定員を一万に変更する、その協定でその八千を変更するので、実数八千がグアムに行くかどうかわからないが、その八千人分のグアムでの海兵隊に関する支出を日本に負担してほしいということですね。実数はわからない、...全文を見る
○辻元委員 特に海兵隊の場合はローテーション部隊もあって、八千人帰ってもらうという主張がもとから無理があるわけですよ。充足率とか、そのときの国際情勢によって人数は変動するわけです。それを、あたかも八千人沖縄から帰る。  それからもう一つ、沖縄の負担の軽減という言葉は、これから一...全文を見る
○辻元委員 全部不確定じゃないですか。  私は先ほどから沖縄の負担の軽減という言葉を使わないでいただきたいと申し上げているのはそこなんですよ。負担の軽減になるかどうなるかなんてわからないわけです。  今の協定の中身の実態というのは、定員ベースで一万八千を一万に変える、しかし充...全文を見る
○辻元委員 やはり認識が違うと思います。だから頭越し、強圧的、こういう言葉が出てくるんですよ。  そんな負担の軽減なんという言葉は言わずに、淡々と基地返還交渉をするんだったらする、海兵隊の移動をさせるんだったらさせるということを政府はやればいいんです。そして、今普天間の基地が移...全文を見る
○辻元委員 そうしたら、辺野古の近所に住んでいる人はどうなるんですか。  それと、やはり時代おくれなんですよ。この前も申し上げました。土砂だけで物すごい埋め立ての土砂が要るわけですね。私はこの前その点も指摘をしまして、十トントラックにしましたら土砂がどれだけ要るか、五百二十万台...全文を見る
○辻元委員 今大臣は辺野古の皆さんにも御迷惑がかかろうと思いますがとおっしゃいました。どんな迷惑がかかると思いますか、具体的に。
○辻元委員 私は、引き続きこれから議論していきたい点は多々あるわけですけれども、今の御認識は甘過ぎると思います。どこの国の外務大臣でいらっしゃるのかと思います。  最初、申し上げました。どういうように具体的に迷惑がかかるかはすぐにはわかりませんがとおっしゃった。騒音とかトラック...全文を見る
○辻元委員 終わりますが、ためになると大臣が思っていらっしゃっても、これが反応なんですよ、暴挙と。ですから、この溝を埋めずして協定ありきでは日本の将来が危ぶまれるから、私は申し上げているわけです。日米関係にとっても非常に大きな悲劇が生まれるかもしれないと思いますよ。  ですから...全文を見る
04月08日第171回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○辻元委員 社会民主党の辻元清美です。  きょうは、参考人の皆様、お時間を割いていただきまして、貴重な御意見をありがとうございます。  それでは、四名の皆様に御質問をさせていただきます。  まず、森本参考人にお伺いしたいんですけれども、先ほど、冷戦構造下からグアムの位置づけ...全文を見る
○辻元委員 今アメリカは戦略的に格上げをしていく中で、この海兵隊の取り扱いなんですね。ですから、沖縄の負担の軽減と言いながら、実はアメリカが戦略的にグアムを強化していく、海兵隊の基地もつくりたいというアメリカの意図があって、それに対してこの沖縄から八千人を移すんだ、だから日本にも...全文を見る
○辻元委員 私も、どうもやはりこのパッケージ論が理解できなくて、一つ一つ実行していく、同時並行に実行したいという意図がアメリカ側にあるならば、パッケージにせずに一つ一つを主張して、本協定で八千人と二十八億ドルの関係を規定するだったら規定する、私たちは反対ですけれども、というように...全文を見る
○辻元委員 伊波市長も選挙で選ばれていらっしゃる市民の代表としてきょうお越しいただいていますけれども、選挙のときも普天間の基地は即時閉鎖だ、しかし、辺野古に持っていくことも反対だということを堂々と主張されて当選していらっしゃるので、やはりその声が、私は皆さん苦しいと思いますよ、人...全文を見る
○辻元委員 今一日に三百回を超えるタッチ・アンド・ゴーの訓練と聞きまして、私だけではなく委員の皆さんも、普天間の現状、びっくりされたんじゃないかなと思うわけです。  さて、そこで、辺野古地区への新基地の建設の案はV字形滑走路になっているわけです。このV字形滑走路というのを提案し...全文を見る
○辻元委員 実際、米軍も進入灯はどの滑走路も両方につけてほしいというふうに今言ってきているようなんですね。  そして、一方、先ほどから伊波市長のお話を聞いておりますと、そういう実態があるにもかかわらず、アメリカ側に申し入れをしても受け入れてもらえない。また、外務省に問い合わせを...全文を見る
○辻元委員 大分、私、先ほどからパッケージ論と申し上げて、それに疑問を呈しているのは、辺野古地区の基地の計画にもそのような問題点があるわけですね。ですから、本協定はそれが条件になっているわけですよ、はっきりと、アメリカ側からの。  ですから、私たちは日本の国会議員ですから、これ...全文を見る
○辻元委員 今、沖合に出すか、それから陸に近づけるかという、これは比較評価というんですね。  そこで、桜井参考人にお伺いしたいと思うんですが、環境アセスの国際的な流れとしては、比較評価ではなく絶対評価という価値を大事にしなければいけないという流れになっていると私は承知しておりま...全文を見る
○辻元委員 どうもありがとうございました。今後の審議に役立てていただきたいと思います。  四名の皆様、ありがとうございました。
○辻元委員 社民党の辻元清美です。  私も、まず政府の統一見解を示していただきたい点がありますので、委員長、お聞きいただきまして、お取り計らいの采配を振るっていただきたいと思います。  その点につきましては、国際的な協定は国内法の上位に来るのかどうかという点。これは、先般、知...全文を見る
○辻元委員 といいますのも、今までの政府の答弁は、過去には、憲法九十八条の規定に照らして、条約を国内的に実施する場合に、これを法律で実施する場合もございまして、条約をそのまま国内的に受容してこれを実施するという場合もございますけれども、いずれの場合にいたしましても、国内的な面にお...全文を見る
○辻元委員 海外に適用されないということは、海外ではやりたい放題と言ったら言葉は悪いですけれども、そういうことにつながるわけです。それが今の普天間の悲劇を起こしているわけです。  これについては、引き続き、またいろいろ追及をしていきたいと思います。  さて、ここから本題に参り...全文を見る
○辻元委員 大臣には引き続き働きかけをさせていただきたいと思います。  私は何も、びくびくすることもないし、そこへ行ったら何か対立するというのではなくて、やはり直接政府が姿勢を示し、直接意見を聞くというのはとても大事だと思うんです。今の政治にそれが欠けていると思うんです。ですか...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、日本側が、二十八億ドルを上限に資金の拠出を実行して、そして九条二項で規定されている条件をすべて満たしたら、アメリカは何をするんですか。
○辻元委員 そうしますと、二〇一四年というのが出ましたけれども、二十八億ドルを上限に日本が資金の拠出はしたけれども、九条二項に定められるその他の条件を日本側が二〇一四年までに満たされなかった場合、どうなるんですか。八千人の海兵隊は帰るんですか、帰らないんですか。
○辻元委員 協定の契約関係がどうなっているかということを聞いているわけです。ですから、今の私の質問が理解できないというのはちょっと不安ですけれども、大丈夫かなと思いますけれども、協定では、二十八億ドルまでのお金はどんどん拠出しているけれども、九条二項ですよ、その他の条件を満たさな...全文を見る
○辻元委員 ということは、一方でお金はどんどん払う、せっせと払う、しかし、九条二項の(2)、普天間の代替施設、具体的には、辺野古の新基地の建設が進まない場合は、八千人も帰らないし、日本側が約束を二〇一四年までに守らなかったということになりますか。
○辻元委員 私は、日本側のしなければならないことを、条件を、アメリカ側から見たら日本側の条件は何かということを問うているわけです。ですから、アメリカもお金を出している、日本もお金はせっせと出しているけれども、辺野古の新基地の建設の進展が見られない場合は、お金はどんどん出しているけ...全文を見る
○辻元委員 なぜこういうことを聞くかと申しますと、間もなく総選挙があります。どういう組み合わせで政権をとるかわからないわけですね。それで、野党は大体県外移設なんですよ、普天間の代替施設は。そうなりますと、一年以内にこの辺野古の新基地建設については見直そうというような事態も、これは...全文を見る
○辻元委員 そうしたら、そこで今まで支払ったお金の行方や、そういうことも協議ができるということでいいんですね。
○辻元委員 といいますのは、協定というのは取り決めですから、政治状況が変わったり、いろいろなことに対応できるということを想定してやはりメカニズム、仕組みをつくらなきゃいけない。  きょう確認させていただいたのは十条で、これは新基地建設ありきではなくて、それが今まで実際に十年以上...全文を見る
○辻元委員 ですから、最初に申し上げましたように、要するに条約や国際約束は国内法の優位に立つのかとか、何がそうなのかという見解を出していただきたいと思うんですね。  ですから、いろいろな論調で、選挙があって政権交代が起こるかもしれない、次までも縛ろうと協定をわざわざ急いで結んだ...全文を見る
04月10日第171回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  本協定の基本事項に対する麻生総理の認識をお伺いしたいと思います。  といいますのも、麻生総理は外務大臣として2プラス2の協議にも加わっていらっしゃいますので、内容についてはどなたよりも熟知されていると思いますので、具体的なことをお聞きした...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、この審議の過程で、一体何人海兵隊の皆さんが沖縄にいらっしゃるのか、現在は何人かなということを提出していただきました。総理、こっちを見てください。  それで、その数をお聞きしたんですけれども、現在一万二千四百六十一人なんですよ。それで、例えば、丸めて一万...全文を見る
○辻元委員 実は、何人帰るかというのは、この本協定の一番の肝の部分なんですね。八千人帰るから二十八億ドルという莫大なお金を出しましょうということですよ。しかし、定員の数の変更だけで、実数として何人帰るかがわからないというのが今の総理の御答弁ですよ。  先ほど、総理はこうおっしゃ...全文を見る
○辻元委員 となると、一万人が定員だったら、一万人を下回る実数しかいない場合は一人も帰らないということもあり得るわけですね、総理。
○辻元委員 ではお聞きしますが、先ほど隊舎と家族住宅の話がありました。隊舎と家族住宅、合わせて八千人分をグアムにつくるという理解でいいんですね。これは防衛副大臣答弁で結構です。
○辻元委員 そうすると、何のお金を出すんですか。  では、普通で考えたら、家族住宅は御家族をお持ちの方が住まれる、八千人帰る、帰ると言うてはるわけですから。そして、独身の人が隊舎に住むとすれば、その両方を合わせて八千人分、日本から帰っていただくからお金を出しましょうという趣旨じ...全文を見る
○辻元委員 今の御答弁を総合しますと、結局、実数で沖縄からどれだけ減るのかはそのときになってみないとわからないと。そして、一人も帰らないこともあり得るわけですよ。そしてさらに、そうしたら、二十八億ドル出してつくった隊舎は、その数も言えないし、一体そこにだれが入るんですか。  総...全文を見る
○辻元委員 その理解はいいんですよ。ですから、実数ベースで考えたときには減らないこともあるんだなと聞いているわけですよ、この協定によれば。そのとき、実数がはるかに定数を下回っていた場合は減らないこともあるというメカニズムになっているんですねと総理にお伺いしているわけです。  こ...全文を見る
○辻元委員 そうしたら、こういう書き方はおやめになったらいかがですか。  参考人の皆さんも、一体沖縄から何人減るんですか、では何人海兵隊の皆さんが残るんですかというところを参考人の方からも疑問が呈されましたし、視察に行った折も、私たちは県会議長からも伺いました。ですから、あたか...全文を見る
○辻元委員 社民党の辻元清美です。  本日、今までの質疑の中で気になる点がありますので、それを確認させていただきたいと思います。  先ほど、オスプレーの配備についてのやりとりがございました。私もずっと安保委員会でこの問題を取り上げてまいりまして、沖縄ではオスプレーが配備される...全文を見る
○辻元委員 今現在、このオスプレーというのは事故も多いんですよ。ですから、ずっと安保委員会でも問題になってきました。  もう一回聞きますよ。日本政府としては、オスプレーの配備を今後言われたときに、現在、環境影響評価もして、そして日本が仮に基地をつくったとしましょう、私たちは反対...全文を見る
○辻元委員 ということは、私は以前、安保委員会で、アメリカとの2プラス2のときの協議だったと思いますが、その議事録を入手して、その中で、米側がオスプレーの配備についても地元住民の理解を求めるようにと言っているのを、日本政府が、いや、オスプレーのことは言ってもらったら困るというよう...全文を見る
○辻元委員 それでは、オスプレーの配備もあるということを、おととい関係する北部の自治体の長の皆さんがお集まりになりました、協議が行われております、ですから、辺野古周辺を含めて関係する自治体の長に、オスプレーの配備の可能性も排除できない、将来ある、可能性があるということを、大臣、直...全文を見る
○辻元委員 それが要するに地元の頭越しというものなんですよ。可能性については、特にオスプレーについては物すごく心配しているわけです。私も地元の皆さんから物すごく質問を受けますよ。ですから、政府に聞いても、何だかわけがわからぬ。  大臣、これからは、これは協定にされるわけですよね...全文を見る
○辻元委員 私は問題があると思いません。かなり深刻なんですよ、沖縄との関係というのは。それで、後から後から出てきて、先ほどの議事録みたいなものも、私は沖縄の地元の方が入手されたものをいただきました、日本政府がそういう態度をとっているというものを。私は質問しましたけれども、そんなも...全文を見る
○辻元委員 それでは、ちょっとお聞きしますけれども、普天間の代替施設ということで辺野古地区に新しい基地をつくろうということで、今そこのオスプレーの配備があるかないかという可能性のことを議論してまいりましたが、それに関連して、そうしますと、普天間で行われている訓練が基本的に、辺野古...全文を見る
○辻元委員 この八日の普天間がある宜野湾市の市長の話によりますと、基本的に普天間の訓練というのはそういうタッチ・アンド・ゴーのような訓練なんですという話がありまして、最後に、多いときは一日に三百回を超えるタッチ・アンド・ゴーが繰り返されていたわけでございますというような参考人の発...全文を見る
○辻元委員 ちょっと、端的に答えてくださいよ。タッチ・アンド・ゴーを知らなくてよく防衛省をやっていられますね。もう一回答えてください。  タッチ・アンド・ゴーというのは三百回やっていると、つい先日、宜野湾の市長さんはおっしゃったから、こういうことを辺野古でやろうとしているんです...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、環境影響評価を見ますと、飛行経路のところにはタッチ・アンド・ゴーなんか全然ないんですよ。V字滑走路で、離陸はこう、着陸はこうと、くるっと飛行機が回る、これだけを調査しているわけですよ。しかし、現状は一日三百回のタッチ・アンド・ゴーをしているというように、...全文を見る
○辻元委員 つい先日、皆さんお聞きになったと思うんですよ、普天間の訓練の現状を。なぜ入っていないんですか。今こんなに、普天間で一日三百回と現場の人が証言しているわけですよ。どうして入れなかったんですか。
○辻元委員 ちょっと待って。だから、経路は。今、何て答えたの。含まれている。
○辻元委員 では、どうして経路に入れていないんですか。
○辻元委員 基地の中って、基地の中でタッチ・アンド・ゴーって、こうやってこう上がるわけじゃないんですよ。タッチ・アンド・ゴーといったら、ぶうっと基地の外も行くわけですよ。  これは、タッチ・アンド・ゴーを認めるとV字滑走路の論理そのものが通用しなくなるから入れていないんでしょう...全文を見る
○辻元委員 あなた、内容をわかっていないんじゃないですか。そんなにタッチ・アンド・ゴーをしていないと。一日に三百回していると言っているわけです。では、この市長がうそをついていると言うんですか。どうですか。基本的に普天間の訓練というのはタッチ・アンド・ゴーのような訓練なんです。一日...全文を見る
○辻元委員 米側に今から問い合わせするんですか。米側から聞いておりますですか。それでよく、環境影響評価をどうやってやったんですか、訓練の内容も把握せず。そして、現場の人たちが言っている。あそこへ行ったらだれが見てもわかりますよ。  なぜこういうことを言うかといいますと、これが本...全文を見る
○辻元委員 それは宜野湾の自治体にも見せますよ。きちんと中身をやってください。  それで、大臣、今みたいな内容の基地の移転の進展がない限り、この協定は成り立たない仕組みになっています。そこで大臣にお聞きしたいことがあるんです。前回の私の質問に対しまして、大臣はこう御答弁されてい...全文を見る
○辻元委員 では、一点確認させていただきますが、その前提条件になっている辺野古地区への新基地の建設、これはこの国際約束に含まれないという理解でいいですか。
○辻元委員 そうすると、一たん締結されれば拘束される、仮に政権交代があっても誠実に履行するという国際約束の中身には新基地を辺野古地区に建設するということは入らないという認識でよろしいですね。もう一度、その点、お答えください。
○辻元委員 なぜ申し上げるかといいますと、大臣もわかっていらっしゃるように、国際約束がここにあったとしたら、この前に新しい基地をつくれというのがあるわけですよ。そうしたら、どうして、二十八億ドルを出して八千人帰るというのを、わざわざ今みたいなタッチ・アンド・ゴーもわからないしとい...全文を見る
○辻元委員 最後にこれをお聞きしたいと思います。  というのは、私たちはまだ、これは協定として非常にあいまいですよ。なぜひっついているのか。そして、前提条件が国際約束じゃない、その前提条件が成り立たないようなことが国際約束であるということを、皆さん、そんな協定というのを見たこと...全文を見る
○辻元委員 納得できませんが、終わります。
○辻元委員 私は、社民党を代表し、在沖縄海兵隊のグアム移転に係る協定について反対の討論を行います。  反対する理由の第一は、実際に移転する海兵隊員の人数がいまだに不明である点です。  審議の過程で、沖縄に駐留する海兵隊員数は現在一万二千四百六十一人であり、政府が言う一万八千人...全文を見る
04月21日第171回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第5号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  きょうは、参考人の皆様、本当にありがとうございます。  私はピースボートという船に乗っておりまして、一万トン級の客船でしたが、あの海域を何回も走りました。スエズもパナマも何回も通過をし、地球一周を続けてまいりました。そういう意味では、船と...全文を見る
○辻元委員 今後、これで海賊が減っていく効果があるのかどうか。効果のある対策を打たないと意味がないと思うんですね。  要するに、最近では、各国の艦船がいない海域をねらってまた出てくるとか、それから、各国の艦船、自衛隊も含めまして、ずっとそこにいるわけにはいかないわけですね。あっ...全文を見る
○辻元委員 今前川参考人の方から、イエメンの大使にもお会いになったというお話がございまして、政府の方も、やはり関係周辺国の大使を集めての協議とか、それから、日本が一体何ができるのかということを、イエメンだけではなく、今イエメン、ケニア、タンザニアで海賊対策地域調整センターというの...全文を見る
○辻元委員 ありがとうございました。
05月08日第171回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  本日は、クラスター弾禁止条約について質問をいたします。  本日、日本もこのクラスター弾禁止条約を承認する、間もなく承認することになるかと思いますけれども、大変意義深いという気持ちを持つのと同時に、やっとかという思いです。それは、このクラス...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、この廃棄計画をどのように進めていくかということ、これは非常に重要なポイントだと思います。そして、日本としてもすべて廃棄したということが国際的にも示され、国民の皆さんにも示されなければなりません。  そうしますと、今は、現状、数は言えないということですけ...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、地雷の際は、審議の過程で地雷の数、最初は政府は明らかにしていなかったわけですけれども、九十九万九千四百九十六でございますと答弁されているわけですね。そしてさらに、この廃棄計画につきましても、例えば予算をつける際に対人地雷二十二万発の廃棄のための経費として...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、もう一度確認しますが、これからは廃棄について予算を随時計上されていくと思うんですね。その際に、予算計上する際には、どれだけ廃棄しますから幾らというような形で数とそしてその廃棄計画、プロセスを示していかれる、そういう方向で進まれるということを確認したいと...全文を見る
○辻元委員 きちんと示していただきたいと思います。  それで、次に、これも事実関係ですけれども、二条二項で例外とされたクラスター爆弾のことが書かれておりますけれども、この二条の二項で示されているような例外とされたような爆弾を新規購入する予定はありますか。
○辻元委員 現時点と言わずに、未来にわたって、やはり日本は軍縮のリーダーシップをとるという意味で、今の御答弁を守っていただきたいというように考えておりますので、確認をさせていただきました。  そしてもう一つ、先ほどから在日米軍との関係ということが議論されてまいっております。そこ...全文を見る
○辻元委員 何を要請されたんですか。  それと、在日米軍の問題については触れられたのかどうか。
○辻元委員 今回の軍事の協力という項目、先ほどから議題になっておりますけれども、その中に、米軍が日本国内で保有しているクラスター弾の輸送について自衛隊や民間が協力できるというような解釈になっているというようにお聞きしているんですが、そういう解釈なんですか。
○辻元委員 確かにその項目が入っているからという御答弁なんですが、日本としてどうしたいかということなんですよね。  地雷のときは、亡くなられました小渕総理が、これは地雷の場合は先ほどの項目が入っていないわけですけれども、しかし、このように答弁されているんです。「対人地雷を輸送す...全文を見る
○辻元委員 強く何を働きかけるかなんですよ。漠然として、さあ、やりましょうじゃなくて、日本として具体的に、アメリカがこの条約を批准するその方向に向けてどう働きかけるか。私は、まず第一歩として、ちょっとうちの国内で輸送にはこれは協力できませんよとか、具体的なことで前に進めていかない...全文を見る
○辻元委員 終わりますが、最後に一言、何をおっしゃっているのかよく、日本は何がしたいのかなんですよ。ですから、アメリカに対して呼びかけて、全部、クラスター弾を使わないように、アメリカのも破棄させるようにしますと言っているわけですよね、クラスター弾はもう要らぬと。ところが一方で、い...全文を見る
05月27日第171回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  本日は、ベトナム、スイスとの経済連携協定、そしてサウジアラビアとの航空協定の三つの条約の審議でございますけれども、賛成の立場で質問をさせていただきます。特にその中でも、ベトナムを含みますアジアの経済状況、そして安全保障環境ということを中心に...全文を見る
○辻元委員 そういう中で、政府は、アジア経済倍増計画ということを首相が直接発表をされております。これは何をどういうふうに倍増しようという計画なんでしょうか。
○辻元委員 かつて東アジア共同体という話も出ておりまして、アジア版IMFの話も日本の政府の中で議論されたというように承知しているんですけれども、あの話はどうなったんですか。
○辻元委員 今、強力に進めていくという御答弁でしたので、リーダーシップをとっていただきたいと思うんです。  今の経済危機を見ますと、日本の産業構造の問題が指摘されております。外需に偏り過ぎた、ですから内需を進めていこう、強くしていこうという中で、経済のグローバリゼーションで、し...全文を見る
○辻元委員 そのときのは政府の方針なんですけれども、先日外務大臣は、世界的核軍縮のための十一の指標という非常に格調の高い演説をされたと私は評価をいたしております。  その中で、核兵器のない世界の実現は、我が国の悲願であり、この目標を目指して、我が国は積極的な核軍縮に取り組んでき...全文を見る
○辻元委員 さて、私がちょっと懸念していることがあるんです。  前回の北朝鮮の核実験のときもそうだったんですけれども、浮き足立った対応、勇ましいことを言えば何かしていると勘違いするような外交であってはならぬと思うわけですね。前回も、核保有議論ということはいいんじゃないか、核保有...全文を見る
○辻元委員 これは中曽根康弘元総理がお書きになった。平成十九年ですから数年前なんですけれども、こう出ております。中曽根元総理は、「私自身は、日本の核武装について「持つべきではない」と一貫して否定してきました。非核三原則というものが厳然として存在し、それを守るのが日本の国策であり、...全文を見る
○辻元委員 終わりますが、経済協力を進めるに当たっても、東アジア共同で、共存共栄で行くということにいたしましても、日本が孤立するような、変な挑発に乗って、そういうような政治であってはならぬということで、この核問題もあわせて取り上げさせていただきました。  それでは、終わります。
06月09日第171回国会 衆議院 議院運営委員会 第41号
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○辻元議員 社民党の辻元清美です。  私は、憲法調査特別委員会の委員を務めました経験から、本日、立法府が二年前のような事態、私たちから見れば立法府の過ちだったと思うんですが、繰り返してはならないという観点から発言をさせていただきたいと思います。  ちょうど二年前、二〇〇七年の...全文を見る
06月10日第171回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  本日は、国際通貨基金協定の改正及び国際復興開発銀行協定の改正、そして日本・香港刑事共助協定、日本・中国領事協定と、四本の案件が取り扱われておりますけれども、私はその中で、金融危機と言われる昨今の状況をかんがみまして、国際通貨基金、IMF、こ...全文を見る
○辻元委員 今の大臣の御答弁の中で、事前の予防が十分今回はできなかったという、その理由をどう考えるか、分析するかということなんですね。そこの部分は政府としては議論をされているんでしょうか。後でちょっと聞きたいと思いますけれども、事前の予防ができなかったから、これから早期に予防、警...全文を見る
○辻元委員 今の幾つかの点、非常に重要な点の御指摘だったと思います。  その中で、やはり一番最初に御指摘された点、アジアの危機があったときに、これは九〇年代後半ですけれども、このときのIMFのあえて介入という言葉を使えば、そういうふうに見られている国々もありますので、このときの...全文を見る
○辻元委員 今の御発言の中で、文化に合ったという御発言もございまして、それから韓国やタイの事例ということで御紹介いただいたんですが、インドネシアもそうですね。  結局、私は、今回の金融危機と、九〇年代、これぐらいから、経済のグローバリゼーションが八〇年代後半から進んでいきます。...全文を見る
○辻元委員 私もそれだけと申し上げているわけではないんです。  経済のグローバル化というのは、もう避けて通れないと思うんですよ。しかし、偏り過ぎると、それともう一つは、一つに基準をそろえ過ぎると、多極化していないと危機が一遍に、一つのルールと言ったら変なんですけれども、単純化さ...全文を見る
○辻元委員 七月にはサミットもございます。そこまで政権がどうなっているか、ちょっとよくわかりませんけれども、だれが行かれるのか。しかし、その中で、今、竹下副大臣の御答弁で文化とかいろいろな御発言をされておりましたので、本当にアジアの国々とよくそのときの議論を深めていただきたいとい...全文を見る
○辻元委員 関係は、今整理してお話しいただきましたので、理解をいたしました。  さて、その上でなんですけれども、犯罪件数を見てみますと、これは、きょう警察庁の方に来ていただいていると思うんですけれども、例えば米国人、来日米国人ですね、一般に観光とかお仕事で来られる米国人の犯罪件...全文を見る
○辻元委員 今、全体、これは軍人軍属を除く場合が四百五十二件、軍人軍属が九十一件なんですね。そうすると、四分の一、何分の一と言ったらいいのかな、割合、私は、軍人軍属の比率は高いと。年間九十一件となると、毎月何件か起こっているわけですから。特にこの軍人軍属の場合に、沖縄なんかではき...全文を見る
○辻元委員 三百万円と聞いたんですけれども、これはこの女性が強姦の事実認定を裁判でされたということを根拠にした見舞金ということで、政府としても、米兵が強姦をしたという事実を認定したから払ったわけですね。
○辻元委員 裁判の事実認定を日本政府も認識しての行動だという御答弁だったと思うんですね。ところが、この米兵は、除隊して、審理中からもういなくなっちゃった。そして、強姦されたという事実は残っているわけなんです。これは、一般人が強姦していて、日本政府としてはほっておけないはずなんです...全文を見る
○辻元委員 引き続きまたこの問題は取り上げたいと思います。経済危機の問題もまたお聞きしたいと思いますので、本委員会に竹下副大臣もまたお越しいただきたいと思いますが、これで時間になりましたので、終わります。  ありがとうございました。
06月11日第171回国会 衆議院 本会議 第38号
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○辻元清美君 社民党の辻元清美です。  私は、社会民主党・市民連合を代表して、衆議院憲法審査会規程の制定に反対の立場で討論をいたします。(拍手)  本日、この本会議で採決を強行することは、立法府として、二年前と同じ過ちを繰り返すことであり、これは前回以上に愚かな行為であると、...全文を見る
06月12日第171回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  私は、本日、国連安保理事会の常任理事国と日韓の七カ国が、北朝鮮の二回目の核実験に対する追加制裁決議案で最終合意をしたことにつきまして、質問をしたいと思います。  まず、この最終合意の中身を外務大臣にお伺いしたいと思います。
○辻元委員 私は、すべての七カ国が、対立せずにといいますか、中国も含めまして、一つの方向に結束してまとまっていくことが大事であると考えておりましたので、七カ国での共同作業がさらに大詰めを迎えるということで、日本もしっかり結束を保っていくということをぜひ認識していただきたい、そして...全文を見る
○辻元委員 専門誌など、私も自分なりにいろいろ勉強をいたしました。そうしますと、相手国が出す地上からのレーダー波の感知をして、それを妨害して、まず防空システムを破壊しなければいけない。これを破壊したとしても、またミサイルが上がってくるかもしれないので、それを避けて飛ぶステルスとか...全文を見る
○辻元委員 今の御答弁を理解するに、国会で自由に議論するのは結構だが防衛省としては今までどおりの方針と。今までどおりの方針といいますのは、これは、四年前の大臣、大野大臣の答弁も持っておりますけれども、「敵基地攻撃能力を持つ意思は、意図は全くない、」というように承知をいたしますので...全文を見る
○辻元委員 最後に外務大臣に、今申し上げましたように、勇ましいことを言うのは自由ですけれども、外交はやはり冷静に、そして、こういうときであればあるほどちょっと重心を落としてリードしていくということが非常に大事だと思っております。  そういう中で、外務大臣として、六者協議に向けて...全文を見る
○辻元委員 終わります。
06月17日第171回国会 衆議院 外務委員会 第16号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  本日は、日本・ウズベキスタン投資協定、日本・ペルー投資協定、そして日本・スペイン社会保障協定、さらに日本・イタリア社会保障協定、四協定の審議で、社民党は賛成の立場です。  投資協定や社会保障協定を結ぶに当たりまして、それぞれの地域との関係...全文を見る
○辻元委員 おとといの会議にはインドとパキスタンもオブザーバーで参加していると聞いております。この中央アジア、中国、ロシア、そしてインド、パキスタンというのは、物すごい大きな、ユーラシアの一つの固まりになるわけですね。ここと日本が、やはり同じアジアの国ですから、どう連携をとってい...全文を見る
○辻元委員 この間、この委員会でも、アフガニスタンの問題、何とか出口戦略を見つけてアフガンを和平の方向に持っていくべきだと、前に安保委員会でも、大臣とも大分私も議論してまいりました。  パキスタンが非常に今不安定な状況になっております。そうすると、特に私が心配なのは、アフガニス...全文を見る
○辻元委員 投資協定ということで、お互いに投資し合う、そして経済的発展をしていくという基本は、やはり信頼関係とか、それから、お互いにどれだけ一緒に物事を進めていくかということが基本だと思います。  今会議を開かれるとおっしゃいましたので、選挙がありますので、その前ですか、いつ開...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、これはまたちょっと、アフガニスタンのことにつきましても、周辺諸国との協力体制ということで本委員会で質問したいと思いますので、次回に回したいと思います。  といいますのも、次の社会保障協定関係で、先ほど申し上げましたように、二国間の、例えば年金の調整と...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、実現するに当たってそれぞれの省庁が集まって具体的な話し合いを行っているようなんですけれども、その中で、外国人労働者問題関係省庁連絡会議が設置されていると思うんですが、今のような方針、迎え入れる国際化も含めて、今この会議ではどのようなことが課題として上がっ...全文を見る
○辻元委員 その中で、一、二、具体的な案件についてお聞きしたいんです。  一つは、日系ブラジル人の皆さんなんです。やはり、日系の方ということで、規制緩和をし、そして、日本語や日本の文化にも他の外国人の方よりも親しまれているのではないかということで、日本の中でたくさんの方を受け入...全文を見る
○辻元委員 今、三十万というふうにいろいろなところで私も聞いているんですね。こちらで結婚された方もいれば、子供たちが日本で学んでいるという人たちもたくさんいるわけです。  これは、学校に行っている子供たちの数というのはどれぐらい、文科省の方、いらっしゃっていますでしょうか。
○辻元委員 実際に働いている方々、一つは、今、日系ブラジル人の方々の話をしましたけれども。それから、日系ブラジル人の方々、そしてさらに、大きな意味で外国人労働者として日本に来て働いている人たちの失業率というのはどれぐらいとか今現状どうなっているかというのは、どこの省庁のどなたが把...全文を見る
○辻元委員 今、ハローワークに来ている人の人数ということだったんですが、私は、政府として、これから開かれた、さっき国際化の中に、迎え入れる国際化というのがありました。そうしますと、外国人労働者、今どれぐらいいらっしゃっていて、そして失業率はどうなっているかとか。今までは、日本でも...全文を見る
○辻元委員 それと、私、外国人労働者を支援するNGOの皆さんとかともいろいろ意見交換するんですけれども、ハローワークに行くことすら知らない人もたくさんいるわけですね。私は、やはり、日本がこれからどういう国の形をつくっていくのか、多民族共生型になっていかざるを得ないし、いくべきだと...全文を見る
○辻元委員 今、三年とおっしゃいましたですか、当分の間というのは。それは公表しているんですね、三年というのは。
○辻元委員 はっきりこういうふうにするということを示した方がいいと思うんです。外国人の方はすごく混乱しているわけですよ。でも、また日本にも来たい、しかし今とりあえず緊急避難的に一たん帰るとか、いろいろな人がいます。ですから、三年だったら三年できちんと政府は方針を示した方がいいと思...全文を見る
○辻元委員 ちょっと時間がありませんでしたので実習制度はできなかったので、また次の機会に行いたいと思います。  外務大臣、日本の子供たちが外国で学校に十分行けないような状況になったら、きっと外務大臣は、どなり込みには行かないと思いますけれども、その国に対してちゃんとやってくれよ...全文を見る
07月01日第171回国会 衆議院 外務委員会 第19号
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○辻元委員 社民党の辻元清美です。  本日は、先週行われました二つの国際会議、六月二十五日木曜日にはイタリアでのG8外相会議、それから同日には同じくヨーロッパ、ドイツで、ドイツ外務省主催のクラスター爆弾の破棄に関する国際会議が開かれましたが、この両会議について質問をしたいと思っ...全文を見る
○辻元委員 今、現次官もそういう紙はないと言っているという御発言がありました。現次官に問いただされて、そういうお答えだったんでしょうか。
○辻元委員 そうしましたら、この新聞報道は虚偽報道であるということですね。
○辻元委員 ですから、新聞が虚偽報道をしていると。各紙、一般紙が取り上げておりますけれども、外務大臣は虚偽報道であるという御認識ですね。
○辻元委員 というのは、密約はあったという報道をしているわけですよ。そうしますと、外務省として、各新聞社やこの村田さんという、これは重大発言ですよ、これが虚偽の発言であるならば。そうしましたら、この新聞社を虚偽の報道があったときに裁判で訴えたり、そういうことをする場合もありますが...全文を見る
○辻元委員 かなり大きく報道されまして、日本じゅう衝撃も走っているわけです。実際、今まで言われていたことを、実名で、そして本人が顔写真入りで報道もされております。それに対して違うというならば、どういうことをなさるのか。  社民党といたしましても、これは御本人に本委員会にお越しい...全文を見る
○辻元委員 はい。  私は、日本のためだと思うんですね。将来にわたって日米関係が大事であるというならば、アメリカの側が公表していること、これについても多々日本側は存在しないということを続けてきました。これをきちんと清算していくということは、私は、別に歴代の外務相を否定することで...全文を見る
○辻元委員 実際に、ドイツでは試算で一個二百円とか地雷は千九百円とか出ていたり、もう各国始めているわけですね。ですから、調査、調査と言わずに、せっかく破棄するなら、日本が先駆けて、こういうふうにやっているぞというように世界に発信できるぐらいの姿勢で臨んでいただきたいというように思...全文を見る
○辻元委員 終わります。
11月12日第173回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
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○副大臣(辻元清美君) 国土交通副大臣を拝命いたしました辻元清美です。  私は、交通関係、観光関係、北海道開発関係、そして安全危機管理関係の施策を総括させていただきます。  私は、我が国の国際競争力を高めていく強さと、それから人や環境に配慮した優しさ、この両方の調和の取れた国...全文を見る
11月13日第173回国会 衆議院 国土交通委員会 第1号
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○辻元副大臣 国土交通副大臣を拝命いたしました辻元清美です。  一言ごあいさつを申し上げます。  私は、主に運輸交通、観光関係、そして北海道開発関係及び安全危機管理関係担当をさせていただきます。  私は、この国土交通行政、国際競争力をしっかり持つ港や航空政策という強さと、そ...全文を見る
11月18日第173回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○辻元副大臣 国土交通省の方から御答弁をさせていただきます。  まず、この法案の趣旨が国連の安保理決議に基づく法的基盤を整備するということで、その性格を明確にするために、このような名称になっております。
○辻元副大臣 お答えいたします。  政権がかわりましたので、前政権のお出しになっていた法律につきましては全部点検をして出し直すというのは当たり前ですので、前政権と同じ内容を出さないからおかしいという論理は成り立たないと思います。  その上で、現政権の方針にのっとって、現政権の...全文を見る
○辻元副大臣 賛成をいたしました。
○辻元副大臣 私は、当時の発言はそのとおりです。しかし、その後、裁判を今なさっておりますけれども、その裁判の過程では、私が指摘した問題は裁判の過程では出てまいりませんでした。ですから、私自身は、やはり自分の質問に対して、疑惑ということで追及させていただきましたけれども、確証がなか...全文を見る
○辻元副大臣 私は、今申し上げたとおりで、まだ係争中でいらっしゃいますので、その裁判について私は申し上げる立場にはございません。  私、自分の国会での追及につきましては、先ほど申し上げたとおりです。
○辻元副大臣 私は当時そのように申し上げましたけれども、小野寺議員もいろいろ苦労をされました、何とは申し上げませんけれども。私もいろいろ事がございました。ですから、国会論戦ではお互いに熱くなったり言い過ぎたりということもあるということも経験をし、それが自分にはね返ってくるというこ...全文を見る
11月18日第173回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
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○辻元副大臣 私は、本委員会を初め、国土交通省の行政そのもの、全体が見直される一つの曲がり角に来ているのではないか、その中にダムも位置づけられていると思っております。  戦後、日本は、高度成長があり、そして高成長の時代もございました。しかし、今は経済状況も変わってきている。それ...全文を見る
○辻元副大臣 社民党は非常に慎重な立場です。ですから、私は厳しく社会実験をチェックしていく役だと思っております。
○辻元副大臣 私も一緒にこの日本航空の再建問題に取り組んでまいりました。一言申し上げたいんですけれども、この経過なんです。  前政権から引き継ぎました。引き継いだ折には、金子前大臣も御苦労なさったと思います。ずっといろいろな銀行も融資を続けてきていたわけで、ことしに入ってから政...全文を見る
11月19日第173回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
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○副大臣(辻元清美君) 仮定のお話にお答えする立場にはございません。海上保安庁として、必要であれば出る、必要でなければ出ないということです。これは佐藤委員が所属であった自衛隊も、仮定の話には自衛隊の出動について一切答えられないのと同じだと思います。
○副大臣(辻元清美君) その点についてもお答えいたしません。
○副大臣(辻元清美君) 先ほど佐藤委員が所掌事務以外のことをしゃべる点が問題だというような強い御指摘がございましたので、私は国土交通副大臣として以外のことにはお答えいたしません。
○副大臣(辻元清美君) まず最初に、現行法にのっとりましてアデン湾沖で活動されております自衛隊員の皆様、そして私が所管いたします海上保安庁の職員の皆さん、厳しい緊張を強いられる中での活動を現在続けていることについては敬意を表したいと思います。  今は現行法にのっとって、海上保安...全文を見る
○副大臣(辻元清美君) 私は、先ほど佐藤さん御指摘のとおり、海上保安庁を所管する国土交通副大臣として呼ばれております。現行法が変えられていない限り、海上保安庁としての任務をしっかり果たしていくというのが私の役割でございます。
○副大臣(辻元清美君) 先ほどから申し上げていますように、先ほど佐藤委員は、一政治家ではなく、閣内に入っている者は自分の所管についての発言をしないと内外に影響を及ぼすという御指摘もございました。  ですから、私は今現在、海上保安庁としての任務を問われるならばお答えをいたします。...全文を見る
○副大臣(辻元清美君) 現行はそういう形で派遣されているとは理解しておりません。そういう形で派遣されるのが問題であるから旧政権で法律を急いで作られたと理解しております。  海上保安庁の職員が乗っておりますのは、海賊対処につきましては海上保安庁が行かないとできないんです。ですから...全文を見る
○副大臣(辻元清美君) 海上保安庁とそれから海上自衛隊の行動は、それぞれの法律で規定されて任務を果たすということになっております。ですから、それぞれの法律に応じて、自衛隊が海上警備行動を発動されるときは防衛大臣が内閣総理大臣、閣議を経てという手続がございますので、これは防衛省の所...全文を見る
○副大臣(辻元清美君) 現行法のとおりです。
○副大臣(辻元清美君) 何の共同声明か言っていただければ聞いたことがあるかどうかお答えいたしますけど、先ほどから何回も申し上げておりますように、私は海上保安庁を所管する業務について御質問をいただけるのならば答弁をいたします。
○副大臣(辻元清美君) 御質問いただきまして、憲法はすべての閣僚を含めてかかわることでございますので、お答えをさせていただきます。  連立政権をつくるときに連立合意の中に憲法の確認事項を入れました。それは、ちょっと読みますと、唯一の被爆国として、日本国憲法の平和主義を始め国民主...全文を見る
○副大臣(辻元清美君) 私は、先ほど申し上げましたように、現行憲法について、その解釈も含めて、今の連立政権で変えるという意見が出ているとは思っておりません。ですから、今の政権は現行憲法をしっかり遵守していくと思っておりますので、それに基づいて仕事をしていきたいと思います。  ち...全文を見る
○副大臣(辻元清美君) 公明党の皆様が頑張られたように、私も頑張ってまいりたいと思っております。
○副大臣(辻元清美君) 基本政策閣僚委員会は、私、国土交通副大臣の所管外でございます。
○副大臣(辻元清美君) 福島大臣は基本政策閣僚委員会の一員を成しておりますので、十分、福島大臣を通して党の発言はしていっているということです。
○副大臣(辻元清美君) 今、内閣の決定と言われたんですけれども、すべて閣議で大臣がサインするわけですね。私も外交安全保障については衆議院の方の委員会でもかなり議論をしてまいりましたので、多々意見はございます。しかし、先ほどからこの委員会でも言われておりますように、今は国土交通副大...全文を見る
11月19日第173回国会 参議院 国土交通委員会 第2号
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○副大臣(辻元清美君) 私が、今大臣の指示の下、交通基本法作りを進めております。進行は約半年ほどかけまして、いろんな関係者の皆様、各業界の皆様だけではなく、例えば障害者団体の皆さんやそれから環境問題に取り組んでいらっしゃる皆さんなど、様々な方の御意見を取り入れて半年ぐらいでまとめ...全文を見る
○副大臣(辻元清美君) 運輸関係は私の担務ですので、答弁させていただきます。  結論は、今地域の足としてバス路線、特に過疎地域などでは非常に重要な役割を果たしておりますので、予算を守ってまいりたいと考えております。コンクリートから人へと言われておりますけれども、これは人の部分の...全文を見る
○副大臣(辻元清美君) 海上保安庁も私の担務でございますので、お答えをいたします。  海上保安庁の様々な巡視船艇、航空機等、古くなっているものもたくさんあります。それで、中型そして小型から随時リニューアルしていくというように進めているんですけれども、まだまだその進捗状況は進んで...全文を見る
11月20日第173回国会 衆議院 国土交通委員会 第3号
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○辻元副大臣 公海上で貨物検査等、我が国の警察権を行使する上での国際法上の根拠は何かというお尋ねだと思います。  実は、これは国土交通省の所管とは違うんですけれども、一般的に、一般国際法の解釈として、執行管轄権は基本的に自国の領海内に限り認められるとされていることは事実です。し...全文を見る
○辻元副大臣 条文上は、内水、領海及び公海において検査等を行うこととしております。ですから、この条文上は、地理的にどこからどこまでという限定はしておりません。  その上で、検査等を行う区域を制限したり、場所によって検査等の実施の取り扱いを変えるということになりますと、この警察権...全文を見る
○辻元副大臣 旧法案、前政権のものですけれども、九条二項に、自衛隊の海上警備行動等の規定が入っておりました。しかし、これは確認的なものです。要するに、自衛隊は、自衛隊法八十二条によって海上警備行動を発動します。ですから、この中に入れてあったとしても、この法案があるから自衛隊が動け...全文を見る
○辻元副大臣 今御指摘の海上警備行動の発令の要件は、自衛隊法八十二条の規定にのっとって、防衛大臣において内閣総理大臣の承認を得て、閣議決定も踏まえて行われるということになっております。ですから、その段階を踏んで、きちんとその間に内閣としての判断をするということになっております。 ...全文を見る
○辻元副大臣 海上保安庁の老朽化した船は切りかえていくということをしっかりとやってまいりたいと思っております。  ただ、一言つけ加えさせていただきますと、日本の海上保安庁というのは非常に実績がございます。例えば、立入検査は年間九千百五十九件行っております。そのうち排他的経済水域...全文を見る
11月25日第173回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○辻元副大臣 河野委員が外務委員長でいらっしゃったときに、一緒に辺野古に参りました。そして、船に乗って海を一緒に拝見しました。その折に、辺野古地区のおじいさんやおばあさんがたくさん出てきてくださって、万歳三唱をして迎えてくださいました。それは、自民党の国会議員の方が初めて辺野古に...全文を見る
○辻元副大臣 今、連立政権になって、福島党首の発言は、党首としての発言だと思います。その中で、今後この取り扱いがどうなるか。それは、各省がそれぞれのお立場で解決策を議論する。そしてさらには、連立政権ですので、基本政策閣僚委員会などで三党で協議していくことになると思います。そのとき...全文を見る
○辻元副大臣 今まだ社民党の中でそのような議論はいたしておりませんので、今お答えできないということです。
○辻元副大臣 正直申し上げまして、それは非常に悩ましいところです。  今は連立政権の時代になっております。それから、政権交代が起こったということ、これも戦後、まあ、いわゆる村山政権もありましたけれども、選挙で公約を掲げ政権交代したということも初めてです。  ですから、まず連立...全文を見る
○辻元副大臣 ですから、何回も申し上げておりますように、あらかじめこうであればこうだということを想定して、今議論をしている最中です、他国とも交渉している最中です、それは申し上げないというのが私は正しいとるべき道だと思っております。
○辻元副大臣 今、最初に申し上げたところに戻るんですけれども、所管外のことについてはお答えしません。  これは、前原国土交通大臣もそうなんです。前原さんも実は、この普天間の問題、ライフワークのようにかかわってこられた方なんです。そして今、沖縄北方担当大臣もされております。しかし...全文を見る
11月30日第173回国会 参議院 議院運営委員会 第8号
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○副大臣(辻元清美君) おはようございます。  運輸審議会委員の竹田正興氏は十二月一日に任期満了となりますが、同氏の後任として上野文雄氏を任命いたしたいので、国土交通省設置法第十八条第一項の規定により、両議院の同意を求めるため本件を提出いたしました。  何とぞ、御審議の上、速...全文を見る