辻元清美

つじもときよみ

小選挙区(大阪府第十区)選出
立憲民主党・無所属
当選回数7回

辻元清美の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月26日第186回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○辻元分科員 私は、集団的自衛権の行使について小松法制局長官と官房長官に質問したいと思います。  まず、小松長官に御質問をいたします。  法制局の仕事というのは、今、集団的自衛権の行使の憲法解釈に焦点が当たっていますけれども、法制局の日常の業務というのは膨大な数の法令審査を行...全文を見る
○辻元分科員 政令はいかがですか。
○辻元分科員 いや、大体でいいですよ。法制局長官なんですから。日本の法律の数も御存じないんですか。大体で結構です。後ろに聞かないでください、後ろに。
○辻元分科員 両方とも約二千ですよ。  今、法制局長官として、集団的自衛権の行使についての解釈変更ということに焦点が当たっておりますけれども、法制局の仕事というのは法令の審査、そして、最低限の知識を持っていただかないと、法制局長官としては私はお仕事できないんじゃないかと思うんで...全文を見る
○辻元分科員 昨年の八月から勉強して、法制局長官というのは務まる仕事ではないと思いますが、長官、いかがですか。
○辻元分科員 一回も審査をしたことがない、法制局に御指導をしていただいた経験はあると、今長官おっしゃいました。  日本は、一つの国家として成り立っております。法治国家です。そのトップが、法制局長官として、法令審査、非常に大事なお立場なんですよ。この八カ月、何を勉強してきたんです...全文を見る
○辻元分科員 法制局は違います。法制局というのは、今まで、歴代、長年訓練を積み、さまざまな法令審査をし、その経験を積んだ人が日本の法令を審査するトップとして働くというのが通例だったんです。今、八月から何を勉強してきたんですかと言ったら、いや、何か、部長がおって何々がいてと。  ...全文を見る
○辻元分科員 しかし、その私には経験がなくて、今、検索して法令の数もわかったようですけれども、今までは法制局に御指導いただいていたと。ですから、法制局の中では次長が判断するんですか、次長が。最終的に、経験を積んだプロフェッショナルの次長が判断するんですか。
○辻元分科員 それでは、国際法等、外務省でもお仕事されてきたということで、今、安倍総理から頼りにされていて、集団的自衛権の行使の憲法解釈を変更するということについて、閣議決定で行うと明言しましたが、二十四日に、それについてはどうですかと記者に問われて、小松長官は、これは総理の方針...全文を見る
○辻元分科員 それでは、集団的自衛権の行使という、最も戦後、私は、十七年前に初当選から安保委員会、それから周辺事態法の議論にも参加しておりまして、その都度都度、集団的自衛権の行使の制約があるために、何ができて何ができないかとさんざん国会で議論してきて、歴代の法制局長官とも議論して...全文を見る
○辻元分科員 それでは、ちょっと具体的な認識をお聞きしたいと思います。  集団的自衛権の行使は、もう歴代、法制局長官が答弁してきました。具体的に聞いてみたいと思います。  ベトナム戦争にアメリカは参戦しましたね。これはどういう根拠で参戦しましたか。法制局長官の御認識を聞きたい...全文を見る
○辻元分科員 それでは、つい最近、アフガニスタンに米軍が行きました。これは何ですか。
○辻元分科員 このとき、日本はインド洋の給油にとどまったわけです。これはなぜですか。
○辻元分科員 今、アフガニスタンに、米軍は個別的自衛権で行っているんですよ。NATO軍は集団的自衛権なんですよ。長官、後ろの人にそんな聞かなくても、長官なんだから。長官はこうもおっしゃっているんですね。憲法の解釈の変更には一定の限界があるだろう、これは十一月二十五日の参議院の決算...全文を見る
○辻元分科員 NATO軍は集団的自衛権の行使でアフガニスタンの陸上に行っているわけですよ。一方、長官は、憲法解釈を変えるとしても限界があるとおっしゃっているわけです。これは答弁されているわけですよ。では、長官の言う限界というのは、NATO軍がアフガニスタンに集団的自衛権の行使で行...全文を見る
○辻元分科員 それでは操り人形ですよ。限界があると言っているわけですよ、一定の。この限界に当たるかどうか。  では、アフガニスタンにNATO軍が行ったように、ああいうようにやりたいと安倍さんが言ったときに、法制局は、限界ではなく、認める可能性もあるということですか。
○辻元分科員 今の話を聞いているんですよ。おっしゃっているわけですよ、長官自身が。憲法解釈には限界があるんだと。この限界というものは今、法制局にはないということですね。何が限界なのかという見解はないということですね。安保法制懇を待って、安倍さんがどう言うか、それを見てじゃないと、...全文を見る
○辻元分科員 それでは、周辺事態法の議論における集団的自衛権がどう議論されたか、幾つか問いたいと思います。  周辺事態法において、後方支援、ロジスティックサポートは日本はできますか。
○辻元分科員 なぜですか。そのとおりですよ。なぜ後方支援とせず、後方地域支援としたんですか。そのときの議論はどうだったんですか。
○辻元分科員 ということは、それは要するに集団的自衛権の行使ができないということだったわけです。  これも、長官が言うところの憲法解釈の変更の限界に、どうなんですか、限界との関係でいえば。これもまた安保法制懇のお答えを待ってということであれば、何の物差しもないじゃないですか、長...全文を見る
○辻元分科員 安保法制懇の結果が出ないと、法制局には何の基準もないということじゃないですか。  そうしたら、最後にお聞きしたいんですが、これを閣議決定して解釈を変えました、次、総理大臣がかわりました、その総理大臣がまたもとに戻すというようなことがあったとしても、あなたは法制局長...全文を見る
○辻元分科員 ちょっといただくということになりました。  総理大臣がかわるたびに、また次の総理がもとに戻そうということであれば、あなたは戻すというような見解ですね。
○辻元分科員 非常に心もとないです、官房長官。集団的自衛権の行使の憲法解釈変更専用の内閣法制局長官を据えている。私は、日本は立憲主義の国で、法治国家であると思います。私は、これを崩すということは、きょうは二・二六の日ですけれども、武力を使わないクーデターに等しいと思いますよ。 ...全文を見る
○辻元分科員 終わります。
03月28日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○辻元委員 民主党の辻元清美です。  本日、私は、福島第一原発周辺の海水や地下水に含まれるストロンチウムの誤計測があった経緯及び海水や地下水のサンプル採取、そして放射能の測定などがどういう体制でなされているのか、質問させていただきたいと思います。  今後、地下水バイパスでくみ...全文を見る
○辻元委員 ちょうど夏にてんやわんやだったというお話なんです、大臣。てんやわんやであっても、誤計測はあってはならぬことですね。  ちょうどそのころ、安倍総理が、福島第一原発の海水、汚染水漏れはコントロールされていると、オリンピックを控えて発表する時期なんですよ。そして、夏にてん...全文を見る
○辻元委員 今、二月の四日ということは、昨年の六月から十一月までの百四十件で七月に気づいていたわけですよ。ところが、大臣、規制庁に報告しているのは二月の四日なんですよ、ことし。そうですね。誤ったデータがあったということが昨年七月にわかり、規制庁に報告しているのがことしの二月四日。...全文を見る
○辻元委員 これはずっとこの委員会でも指摘してきたところなんですけれども、そのアンダーコントロールの話はもういいです。  私は、結局、東京電力で、いろいろな数値の信憑性について、誤った計測をしているかもしれない、またはしているということを速やかに規制庁に、ここの部分については疑...全文を見る
○辻元委員 それにしても、一月ですから、半年かかっているわけですね。  なぜこれを言うかというと、ストロンチウムというのは、社長もどういう放射性物質か御存じだと思います。これは非常に国民の関心が高い。今、国民はいろいろな放射性物質についての知識を持っています。何と何がキーポイン...全文を見る
○辻元委員 それで、現在、もう半年以上たっていますが、全ての数字を公表したんですか。
○辻元委員 現時点に至っても、三分の二が公表されていないわけなんですね。これは体制に問題があるんじゃないかと思います。  実際に、新機種を導入されて、今体制を整えていらっしゃるようなんですけれども、この解析の新機種についても、測定については、非常に高い場合は数え落としがあるんじ...全文を見る
○辻元委員 数え落としというのは、一般的な、専門家の方でもよく使われる言葉です。しかし、なぜそれが七月の段階で、数え落としがあると指摘されなかったのか。これは、東電がこの測定を委託している東京パワーテクノロジー、東電の子会社が全ベータとストロンチウムについては測定していると聞いて...全文を見る
○辻元委員 この東京パワーテクノロジーは、昨年の七月に、東電環境エンジニアリング株式会社、東電工業株式会社及び尾瀬林業株式会社の三つが経営統合した会社だと承知しております。この三つ統合した会社は、それ以前から放射能の測定などを専門にしていた会社なんですか。
○辻元委員 いろいろ調べると、ほかの二社も含めて、廃棄物の処理とか土木工事、山林、土地管理などもやってきたと聞いております。今まで、原発の作業員不足も含めて、問題はこの場で質問を多々させていただいていたんですが、このサンプル採取と測定の体制ですね。そして、数え落としというのは、お...全文を見る
○辻元委員 それぞれサンプルを採取してきます、そして、それぞれ数値を出します。全部をトータルして見ている人はいるんですか。  例えば、この場合もそうですけれども、一定のところから高い数値が出た場合に、そこだけを見ている人、またこっちだけを見ている人じゃなくて、全体を見ないと、こ...全文を見る
○辻元委員 それぞれにというのがどうなっているのか。サンプル数が多くなればなるほど、結局、そこの部分の、個別のところの管理の責任だけを負って、トータルに一体どういうふうになっているのかということがわからなくなってきているんじゃないですか。  関連してちょっとお聞きしたいんです。...全文を見る
○辻元委員 私が申し上げたのは、先ほどの、半年以上データを出さなかったり、専門家が見ればすぐ気づくようなことにも気づいていなかった、そして、昨年の六月からのデータについて、まだ三分の一しか解析が終わっていない状況が一方にある。  そういう中で、今大臣の御答弁の、この地下水バイパ...全文を見る
○辻元委員 終わりますけれども、東京パワーテクノロジーのことを社長はおっしゃったわけですが、しかし、それにしても、昨年の六月から十一月までの、百四十件も見落としている事実があるわけですよ。ですから、私は、今おっしゃったように、東電のためにも、第三者的な、そして子会社に丸投げという...全文を見る
04月04日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○辻元委員 おはようございます。  本日は、再生可能エネルギーの促進、そして、その阻害要件が何なのかということを中心に質問をさせていただきたいと思います。  それに先立ちまして、大臣にきょうの報道から二、三お伺いしたいんですが、大間原発について、函館市が国と事業者のJパワーを...全文を見る
○辻元委員 これは、大間は函館市に非常に近くて、青森市などよりも近接していて、三十キロ圏内であるということで、建設の許可が出ていたのは福島第一原発の事故の前であるので、やはり周辺自治体の意向をしっかり反映してほしいということの是非をめぐっての裁判になるかと思います。  大間の場...全文を見る
○辻元委員 それを踏まえて今私は、他の自治体も含めて、周辺自治体の意向をどこまで反映していくのかという問題は今後さらに出てきますので、しっかりと対応を決めていくことが大事だということを申し上げたんです。  そんな中で、もう一つきょうの大きなニュースは、「再生エネ数値明示せず」と...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、ベースロード電源、今一部の再生可能エネルギーが入っているということもお伺いしましたけれども、再生可能エネルギーは最大限頑張って伸ばしていくと。  ということは、再生可能エネルギーを伸ばしていくということを政府としては第一義的にエネルギー政策としては重視...全文を見る
○辻元委員 今の御答弁ですけれども、そうすると今までとどこが変わったのかというのがわからないんですね。東日本大震災の教訓、福島第一原発の事故の教訓だけではなくて、やはり世界じゅう、エネルギーの構造を変えていこう、化石燃料に頼るのもやはり限界が出てくるしということで、国の新しい大目...全文を見る
○辻元委員 この工期、これもそれぞれの電力会社によって対応が違うようなんですけれども、政府としても、やはり再生可能エネルギーを促進していくという方針であるならば、スムーズにいくように支援をした方がいいのではないかと考えております。  そしてもう一つ、高コストであるということも指...全文を見る
○辻元委員 私もちょっとこのコストの点は、今社長がおっしゃったことや、いろいろな試算があるわけですけれども、この談合の案件に関しては、東電が実質国有化と言われる中で、国が支援している中でも起こっているわけです。他の電力会社の案件も最近指摘をされているわけですね。改善していくとおっ...全文を見る
○辻元委員 私は、先ほど申し上げましたように、東電の場合は特に再生可能エネルギーの促進にこれだけ積極的だということを一方でやらないと、今、福島第一原発の汚染水の処理とかいろいろな点で、国民の関心が非常にネガティブです。ですから、そこは特に東電が率先して、協力してやっていくという成...全文を見る
○辻元委員 私は、制度の問題を御提案いたしまして、小規模分散型の、地域おこしもあわせた熱の固定価格買い取り制度のようなものの検討をまず始めてもいいのではないかと思っておりますので、引き続きまた提案してまいりたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
04月09日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第8号
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○辻元委員 本日は、原子力損害賠償支援機構法の一部改正について質問をいたします。  この改正に先立ちまして、先日、大臣が法律案提案理由というのを説明されました。ちょっと基本的な御認識をまずお伺いしたいと思います。  この中で、廃炉と賠償の関連性も考慮し、この機構で福島第一原発...全文を見る
○辻元委員 今の御答弁ですと、東電の最大の株主として機構が監督しているということに着目して、今、最大の難関である廃炉や汚染水の問題にも取り組んでいくということで機構に一本化したという御答弁でした。  先ほど民主党の馬淵議員の方からも、私どもは、廃炉機構というのを別に立ち上げて、...全文を見る
○辻元委員 もう一度お聞きしたいんですが、特に国民の間で問題意識が高いのはここだと思うんですね、「株主その他の利害関係者の負担の在り方等を含め、」。これを検討してください、しましょう、なので国も支援しましょうということだと。ここの点については、具体的にどのような検討がなされており...全文を見る
○辻元委員 この附則は、当時、支援するに当たって、事故を起こしても、結局国がさまざまな支援をする、お金も出すということで、余り損をしないと言ったら言葉は語弊がございますけれども、関係してきた者がしっかりリスクを負わなくても何とか国がしてくれるんじゃないかというふうになったらモラル...全文を見る
○辻元委員 今、大きな設備投資が必要、それは私もわかります。事故を起こさなければいいんです。事故を起こした際に、国民も含めて支援をしなければいけないということがわかってきたので、どのように見直していくかという観点での御議論をぜひお願いしたいと思います。  それと同時に、大きな設...全文を見る
○辻元委員 私が質問いたしましたのは、これから検討していきたいという話ではなく、この二年余り、附則で検討しろと出ているわけですから、具体的に、先ほど私が指摘した点も含めて検討されたのかどうか、そして何を検討してきたのかということをお聞きしたいんです。
○辻元委員 現在のところ考えていないというのは、先ほど私が指摘した八条の件ですか、それとも原賠法そのものの抜本的な改正は検討していないということでしょうか。どちらでしょうか。
○辻元委員 そうすると、この二年間、原賠法については、これは見直しして措置を講ずると附則に出ていますので、何を見直すということなんでしょうか。
○辻元委員 今、ちょっと違う答弁だったと思います。  原賠法の見直しの一千二百億円問題について私は指摘しているわけで、それで、原賠法は見直さない、では何を検討してきたのですかと、原賠法の見直しは文科省の所管ですから、聞いたんですね。  これはどうして申し上げているかというと、...全文を見る
○辻元委員 これは単なる附則ではない、しっかり両輪でやることが私たちに課せられている使命だと私は思います。  終わります。
05月07日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第14号
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○辻元委員 本日は、四名の参考人の皆様、貴重な御意見をありがとうございました。  民主党の辻元清美です。どうぞよろしくお願いいたします。  それぞれのお立場で御意見を賜りまして、河野参考人にいただきました資料の中に、最後に、「消費者の責任ある選択を通じて、事業者とともに、」消...全文を見る
○辻元委員 ありがとうございます。  今お話しいただきまして、社会を変えていく起爆剤の一つになる可能性を秘めている。その中で、先ほど、消費者それから事業者とともにということで、今参考人の皆様の中からも、電力会社もみずから考える、そして消費者もみずから考えるという新しい段階に入っ...全文を見る
○辻元委員 ありがとうございます。  原参考人にお伺いしたいんですが、今インバランス料金というのが出てきましたし、託送料金、これを適正にしていかないと、結局法律をつくっても、運用面で骨抜きにされてしまうと思うんですが、この二点についてはどのようにお考えでしょうか。
○辻元委員 ありがとうございます。  河野参考人にお伺いしたいんですけれども、東日本大震災以降、消費者の間で電力を選択する意識がかなり広がってきたという先ほどのお話、私もびっくりしましたのは、先日、女子会、女ばかり何人かで時々飲み会をやっておるんですけれども、していましたら、自...全文を見る
○辻元委員 私も、いろいろなNPOや生活協同組合などが新規参入したいなとか、実際に活動しているという事例の視察に行ったり、私の仲間が実際行ったりもしておりまして、この自由化というのは、消費者と事業者という、買う者と売る者だけではなくて、買う者みずからが自分たちの選択に見合った売る...全文を見る
○辻元委員 私も、電力の自由化を通して、社会とそれから人の生き方が変わる方向を目指して頑張っていきたいと思います。  きょうはどうもありがとうございました。
05月09日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○辻元委員 本日は、電気事業法改正、いわゆる電力システム改革について、さまざまな参考人の皆様の御意見も参考にしながら御質問させていただきたいと思います。  電力システムを改革する際の最も重要な目的、これは、公平な競争環境が担保され、ひいては新しい経済システムの構築につながり、さ...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、政府にお伺いしますが、いわゆる非対称規制として今どのようなメニューをお考えになっているか、また、一部自由化されておりますが実施されているか、お答えください。
○辻元委員 今、二点おっしゃいました。一つは卸電力市場、それから料金の規制。そうしましたら、この二つについて現状の確認をさせていただきたいと思います。  まず最初に、卸電力市場活性化の現状について。  これは、本委員会の四月二十五日の答弁で、一般電気事業者が余剰電力を卸電力市...全文を見る
○辻元委員 結局、卸電力市場の活性化と言われているわけですが、売れへんものと言うたら悪いんですけれども、理由は二つあると思うんですね。  一つは、今おっしゃったように、既存の電力会社が、安い電力は自分の顧客に回して、高価格、特に揚水発電のような、一時原発を動かしていたときはその...全文を見る
○辻元委員 これは永遠にやろうという話ではなくて軌道に乗るまで、今、玉出しの件を一例で申し上げましたが、なかなかほかに案がないというような状況だと思うんですね。ですから、強力にちょっと検討していただいた方がいいと思うこと。  それからもう一点、先ほど御答弁にありました料金規制に...全文を見る
○辻元委員 バランスだと思うんですね。やはりこの市場を、ある程度ぐっと我慢しながら、しんどいところもあるけれども活性化していくことが、その後の需給には非常に適正に、今よりも楽になっていくということも考えられるし、今苦しいということもあるんですけれども、そのバランスを、では、どこで...全文を見る
○辻元委員 今、ネットワークの中立性の担保という点から質問したわけですが、それ以外に、自由化されていくということは、消費者にとって健全な市場が担保される必要がある。  その観点から見ますと、消費者の選択拡大のめどとなる市場での達成目標がしっかり示されて、その目標が達成されている...全文を見る
○辻元委員 事務方から答弁をさせますと大臣がおっしゃったので、追加はございますか。
○辻元委員 原子力規制委員会のときも、その独立性について、独立性が本当に十分に担保されることが信頼性につながるという議論がございました。  今回もそうだと思うんですね。ちゃんとジャッジするところが公正にジャッジしてくれているんだということが、市場というのは信頼で成り立っている、...全文を見る
05月30日第186回国会 衆議院 経済産業委員会 第20号
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○辻元委員 民主党の辻元清美です。  本日は、小規模企業振興基本法案及び商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援法の改正案について質問させていただきます。  私自身、実家は小さな商売をしておりました。私が生まれたときは洋服屋だったんですが、大阪の船場などでやっていました。...全文を見る
○辻元委員 中小企業の対策と同じ方向を向いているのはそうなんですけれども、小規模また小企業者の対策はちょっと別の、切り離すことではないんですけれども、別のものであるというぐらいの姿勢で、やはり細かい施策が必要になると思いますので、取り組んでいただきたいと思います。  大企業はほ...全文を見る
○辻元委員 先ほど公共交通と申し上げまして、私、国交省で働いていたときに、公共交通の充実ということで、交通政策基本法、前の国会でやっと成立させていただいたんですが、そういうトータルな施策が必要だと。そのときに、省庁間の連携というのが非常に重要になってきます。中小企業基本法のときも...全文を見る
○辻元委員 ソサエティーと。後でソーシャルの話はしたいと思いますので、またそのときにはいろいろ議論させていただきたいんですが。  今、私が国家危機対応と申し上げたのは、大げさで言っているつもりではないんですね。  先日の参考人の方のお話をまた一つ御紹介して政府の見解を伺いたい...全文を見る
○辻元委員 責務の中身ですよね。有効な施策をつくる際には、まず実態、体温をはかったり、血圧をはかったりということですので、ぜひその点は政府でも御検討いただいて、自治体の方に連携してもらうように、政府からもしっかり伝えていただきたいなと思います。  次に、もう一つ、参考人の方の言...全文を見る
○辻元委員 今、中小企業診断士のお話を中心にお答えいただいたんですが、商工会や商工会議所の人材不足も含めて、診断士とそれぞれ行きつ戻りつで、いろいろ相互に関連をしてくる話ですけれども、人材不足解消、それと、それにも関係してきますけれども、先日、参考人の方がこういうこともおっしゃっ...全文を見る
○辻元委員 今、文科省の取り組みを一部紹介いただいたんですけれども、学校教育だけではなくて、先ほどの私の地元の事例ですと、高槻ジャズストリートというのは、二千人の市民ボランティアが支えているんです。  一年かけて実行委員会を、次、誰を呼んで、どういう企画にしようか。その中には、...全文を見る
○辻元委員 営利ということに着目しまして、これはNPO法をつくるときも、富田委員長もそのとき中心的な役割を果たしていただいたんですが、利益を分配しないということだけで、ほかは関係ないんですよね。  ですから、定義はあるわけですが、これから伸びていくビジネスとして、例えば、皆さん...全文を見る
○辻元委員 その際に、事業を拡大していく、例えば、よく出されるNPO法人フローレンスなどは、病児保育ということから始めまして、物すごく大きな事業規模になっているんですが、資金調達なんですね。  きのう、ちょっとある会がありまして、今、休眠預金活用推進議連というのもやっておりまし...全文を見る
○辻元委員 もう一つ、資金の融資等について伺いたいんです。  日本政策金融公庫などが幾つかの支援をしていると聞いているんですが、例えばNPOバンクなどと共同で融資をするとか、さらに金融公庫も踏み込んでいくというような施策をしていただきたいと思っているんですが、いかがでしょうか。
○辻元委員 経産省も、これは内閣府が今NPO等の担当になっておりますけれども、さらに本腰を入れていただいて、ソーシャルビジネスの分野を強力に進めていただきたいと思います。  最後に大臣にお伺いします。  私は、きょう、小規模事業者、小規模企業及び小企業者、小さな商い、この部分...全文を見る
○辻元委員 しっかりやっていただくことを要望いたしまして、終わります。ありがとうございました。
06月06日第186回国会 衆議院 安全保障委員会 第8号
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○辻元委員 おはようございます。  本日は、集団的自衛権の行使について質問をさせていただきます。  まず、大臣にお伺いしたいと思うんです。  五月十五日に安倍総理が、集団的自衛権の行使容認について記者会見をされました。その中で、まず、安全保障に臨む姿勢としてこういうことをお...全文を見る
○辻元委員 その中で、厳しい安全保障状況ということで、特に北朝鮮のミサイルの問題をおっしゃいました。北朝鮮のミサイルは、日本の大部分を射程に入れています、東京も、大阪も、皆さんの町も例外ではありませんと、厳しい状況を認識しているということもおっしゃったんですね。  そういう中で...全文を見る
○辻元委員 法制局長官にお聞きしますが、ということは、日本が自分の国が攻められていないけれども武力行使をした場合、相手国から見た場合、これは、日本から先制攻撃を受けた、またはその国と交戦状態になる可能性があるという理解でいいですか。
○辻元委員 戦時の国際法が適用される。ということは、交戦状態になるということだと理解いたしましたが、いかがでしょうか。どうぞ、法制局長官。
○辻元委員 国際法の上での交戦状態になる可能性は否定できないと思うんです。  防衛大臣にお聞きしたいんですが、そうすると、相手国は敵とみなすということになります。国際法上の交戦状態に入ったということで、報復行為が行われる可能性は否定できないと私は思いますが、いかがでしょうか。
○辻元委員 ちょっと心もとない御答弁で、報復攻撃も想定して、集団的自衛権の行使、自分の国が攻められていなくても他国に対して武力行使をするのかどうか、そこまで考慮に入れて議論すべきだと私は思うんです。これが軍事の常識だと思います。  防衛大臣に引き続きお伺いしたいと思います。 ...全文を見る
○辻元委員 そうしますと、この事例集の事例九で、公海上で武力攻撃、ミサイル攻撃や魚雷の攻撃を受けている米艦の自衛隊による防護とあるわけです。自衛隊が米艦の防護をするというのは、何も周りをうろうろしに行く話ではないと思います。  今、魚雷という話が出ましたが、例えば、米軍が魚雷攻...全文を見る
○辻元委員 ちょっとかみ合っていないんですが、事例を挙げていらっしゃるので、その防護ができなくていいのかという提起なんですね。  私がなぜこれを言っているかといいますと、幾つもの事例が出ました、その一つ一つを点検していきますと、集団的自衛権を容認して、武力攻撃をした後の事態がど...全文を見る
○辻元委員 安全保障の要諦は、挑発に乗らないということだと思うんです。  この集団的自衛権、今までの集団的自衛権と性質が違うんです、今議論されているのは。  どういうことかといいますと、今までは、かつてアメリカが南ベトナム政府に対して行使したとか、それからアフガニスタンの場合...全文を見る
○辻元委員 小野寺大臣、限定的容認論とは何ですか。十あるうちの二とか三ならいいですか。それは、今申し上げたミサイルの例でもそうですよ。アメリカに対して撃たれたミサイルを撃ち返すんだ、技術的に無理だという答弁を何回もここでしていますよ。いや、グアムにだったら、イージス艦だったらちょ...全文を見る
○辻元委員 苦しい答弁だと思います。  私たちは過去の戦争から何を学んだかなんです。法制局も、そして防衛省も、私たち国会議員一人一人が、私、非常に申しわけないですが浅薄な議論をしていると思います。入り口で、集団的自衛権の行使、限定だけだったらいいだろうという、事例、一つ一つ反論...全文を見る
06月06日第186回国会 衆議院 海賊行為への対処並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第3号
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○辻元委員 民主党の辻元清美です。  本委員会では、海賊、国際テロリズム、そしてもう一つ使命があります。それは、我が国の協力支援活動等ということで、私は、本日は我が国の協力支援活動等と、今議論されております集団的自衛権の行使など、これは関連してまいりますので、あわせて質問させて...全文を見る
○辻元委員 今、最後のところを確認させていただきたいんですが、戦闘が行われていることと一線を画したというところの部分です。  これは、私は今ここに内閣法制局作成憲法関係答弁例集というものを持っております。これはほぼ全部読みました。その中で、戦闘行為の線引きですけれども、これは、...全文を見る
○辻元委員 今そういう話が出ておりますが、小野寺大臣にお聞きしたいんですが、何かこの線引きを、今までの定義を変えなければならない事案が生じているんでしょうか、それとも変えようとしているんでしょうか。いかがですか。
○辻元委員 なぜ与党の中に提起したんですか。その理由はどういうことでしょう。
○辻元委員 今までの戦闘地域、非戦闘地域の線引き等も踏まえて、協力活動のあり方の問題提起を内閣官房がしたということですが、内閣官房、お答えいただきたいんですが、どういう問題意識でしましたか。
○辻元委員 精緻な基準というのは何ですか。
○辻元委員 今、四つの条件、これはずっと国会でも議論されてきたことですけれども、それらの立場を踏まえてとおっしゃいましたが、この四つの条件を変える、または変更する検討をするということですか。
○辻元委員 法制局長官にお伺いしますが、四つの基準というのは、非常に議論をして、法制局でもいろいろ精緻な詰めをされたと思います。これを再検討し直すということは、武力行使との一体化の条件を根本から変える可能性があると思いますが、いかがでしょう。
○辻元委員 現実にというお話ですけれども、武力の行使と一体化しない最大の歯どめ、一線が非戦闘地域という概念だったわけです。それをつかさどる四つの条件なわけですよ。そこに手をつけるということは全く違う話になると思うんです。  個別の事情とおっしゃって、では、法制局の先輩がかつて国...全文を見る
○辻元委員 この四つの条件をいじるということは、戦闘地域でも医療活動をしに行けるようにしようとか、それから、武器弾薬を今まで運べなかったものを運べるようにしようとか、そういうように変えていこうということも含むと思われますが、武藤さん、いかがですか。
○辻元委員 この議論は、本委員会ではありませんでしたけれども、この間ずっと、国際協力隊、PKOを送るときも、それからイラク特措法のときも、ずっとやってきたんですよ。そして私も、実際、そこで何回も質問してきました。  なぜ区切っているかといえば、この歯どめは絶対外せないはずなんで...全文を見る
○辻元委員 私は何も見解を聞いているわけではなくて、水とか食料を運んでいるからといって、戦闘地域に近づく、または入ったら、それは武器弾薬を運んでいようが何しようが、同じように攻撃の対象になりますよと。一たび攻撃の対象になったらどうなっていくか。戦闘するんですよ。  例えばイラク...全文を見る
○辻元委員 今お聞きしたのは、戦争の作戦行動の一つである、ロジスティックサポートは。ですから、周辺事態法の議論のときは後方支援という言葉は使えなかったわけです。日本は、戦闘行為の一環、要するに戦争の一環である後方支援はできない。わざわざ後方地域支援という言葉をつくったんじゃないで...全文を見る
○辻元委員 いや、それは、戦闘地域に入って武器や弾薬を運ぶ、それ、防衛大臣、日本の防衛大臣としていかがですかね。  戦闘地域で武器や弾薬や、医療活動もそうです、これは全部、作戦の一環ですよ。この議論は、では、どうして後方地域支援という、わざわざ後方支援じゃなくて後方地域支援とい...全文を見る
○辻元委員 わざわざその概念をつくったんですよ。後方支援、ロジスティックサポートと書けなかったんです。それは戦争行為の一環とみなされる、国際的に見たら。または相手から見たら戦争行為の一環にみなされるので、そこには踏み込めない。これは、憲法九条がある限り踏み込めないということだった...全文を見る
○辻元委員 同じ答弁ばかりになりますので、関連して、もう一つ違う角度から、今回の、十五の事例を出されている、これも出されているわけですよ。お聞きしたいと思います。  よく似ているのが機雷の除去なんですよ。これも協力活動だと言っているわけですね。多国籍軍と、国連決議があったときの...全文を見る
○辻元委員 もう一度確認したいんですが、ということは、戦闘中の機雷の掃海に参加することは、例えば多国籍軍への参加とか、これは武力行使を目的とした、仮に自衛隊が行った場合ですよ、自衛隊の海外派兵ということになりますね。
○辻元委員 実は、一方、安倍総理は、武力行使を目的にして海外派兵はしませんと言っているんですね。岸田外務大臣、聞いたことあるでしょう。ところが、ホルムズ海峡などに機雷がまかれた場合は、遺棄機雷でなくても掃海しなくていいのかと。この二つは矛盾していると思いませんか。岸田外務大臣、い...全文を見る
○辻元委員 その問題提起は成り立つんですかね。矛盾していないですか。  湾岸戦争のときに、仮に、自衛隊が機雷の除去、遺棄機雷ではなくて、行っていたとしたら、これは武力行使を目的として派遣していることになるんじゃないですか。どうですか。
○辻元委員 これは解釈を変えてもできないと思いますよ。  では、ちょっとお聞きしたいんですが、太田大臣にお伺いしたいんですが、過去に、海上保安庁が機雷の掃海に出て被害が出たということがあると思いますが、その事例を教えてください。
○辻元委員 国会で、これについてこういうやりとりがありました。掃海艇が粉砕、撃沈いたしまして、一名の死者、また十八名の負傷者も出す事故が発生しております。要するに、海上保安庁の職員が米軍の指令に基づいて従事した結果、こうなったということでございます。  このときは、随分昔の話な...全文を見る
○辻元委員 戦闘行為の一環として行動するというのは、海の掃除に行くんと違うんです、この機雷の除去も。戦闘行為、戦争の一角に入っていくということなんです。ですから、その後のことを考えなきゃいけない。撃沈されたらどうするのか。そのとき日本はどういう判断をする。撤収できないですよ。もっ...全文を見る
○辻元委員 我が国の安全を守るために掃海に行ったために、どんどん戦争の泥沼に入っていく、そして潜水艦を撃沈して日本がミサイルに狙われる、どちらが我が国の国民の安全を考えているのか、これは見解の違いかもしれないけれども、実際にそういうことが起こり得るというところまでしっかり想定して...全文を見る
06月11日第186回国会 衆議院 外務委員会 第20号
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○辻元委員 民主党の辻元清美です。  本日議題の租税条約につきましては、民主党政権下でも進めた案件で、賛成でございます。  二国間の租税条約の署名件数は七十四件ということで、主要国に比べれば十分な数字とは言えないと考えております。そこで、より一層、租税条約のネットワーク拡充の...全文を見る
○辻元委員 実は、量的概念ではないという答弁は、かつての秋山法制局長官の答弁をそのまま引いていらっしゃるんですが、これは、安倍総理がかつて、二〇〇四年に、必要最小限度の範囲は数量的な概念で、この範囲の中に入る集団的自衛権の行使というものが考えられるという自説を展開されて、それに対...全文を見る
○辻元委員 安倍さんはずっとこの自説を言っていらっしゃるんです。では、自分が総理大臣になったら、今までの議論の積み重ねや政府の解釈を自分の自説で変えてしまえ、そのために、法制局、何とかしろよ、何とかつじつまを合わせろよというように言われているのではないかと私は実は懸念しているんで...全文を見る
○辻元委員 一般に武力紛争が生じた場合には適用される。要するに、武力紛争が生じるということは、交戦状態というか、そういう状態になることだと思います。  そこで、法制局長官は、集団的自衛権の行使は武力行使をするということであると前回御答弁も、議事録を見ていただいたら、されているん...全文を見る
○辻元委員 もう一度お聞きしますが、集団的自衛権、要するに、自分の国が攻められていないけれども、密接な関係がある他国が武力行使をした際に自分たちも一緒にするという、これは、こういう状況で相手から敵とみなされて交戦状態になった場合、現状は、憲法九条二項の「交戦権は、これを認めない。...全文を見る
○辻元委員 ということは、限定的であれば、事によっては、憲法九条二項の「国の交戦権は、これを認めない。」に抵触しない場合もあるという理解でいいんですか。
○辻元委員 では、抵触するものと抵触しないものの線引き、判断の基準は、最低限どこに置くべきだとお考えですか。
○辻元委員 いや、与党や政府が検討して持ってきたものを、法制局は何か基準があるから、これはだめですよ、これはいいですよと、あらかじめここからは譲れないという基準がなければ、法制局の仕事をしていることにならないじゃないですか。その基準は何ですかと聞いているわけです。
○辻元委員 限定的については、先ほど、数量的概念ではない、これは変わらないですね。
○辻元委員 先週、数量的概念ではございませんと言い切ったんじゃないですか。違いますか。一週間で意見を変えるんですか。
○辻元委員 前も申し上げました。戦争にちょっとだけはありません、行くか行かないか。結局、その線引きは、歴代内閣が言ってきた、我が国に対する武力攻撃が発生したかどうか、この線引き以外にないんですよ、できないんですよ。  法制局、ここは頑張っていただきたいんですよ。私は応援するつも...全文を見る
○辻元委員 余計なことはいいですよ。これは輸送艦を防護するという話ですから。  それでは、前回のガイドライン改定時の協議について岸田外務大臣が御存じかどうか、お聞きしたいんです。  一九九九年三月十八日の衆議院の日米防衛協力指針委員会、私もこれはその場におりました。中谷元委員...全文を見る
○辻元委員 実は、私、このときの協議に関係した外務省関係者にヒアリングをしたことがあるんです。断られたとはっきり言っているんですね。アメリカは、軍による自国民以外の外国人の退避への協力は一貫してネガティブなんですよ。  ちょっと資料を見ていただきたいと思います。二ページ目です。...全文を見る
○辻元委員 というのがアメリカの本心なんですよ。  これは、四年前の米国統合参謀本部の非戦闘員退避作戦でも、ここではもっと踏み込んで、民間航空機などによって実施されるべきだとまで書いてあるわけですね。  内閣官房副長官にお聞きしたいと思います。  この事例を出されましたよ。...全文を見る
○辻元委員 最後に、岸田外務大臣にお聞きします。  私は、これを見て一番びっくりしたのは米国政府ではないかと思いますよ。私は、湾岸戦争のとき、湾岸の近所を客船で走っていたことがあるんです。そのときも、アメリカ人を救助してくれ、サウジアラビアのジッダに集結させるから、そこに行って...全文を見る
○辻元委員 終わりますが、今おっしゃった例は私も点検しました。それは国内の紛争なんですよ。戦争中ではないんですよ。戦争中というのは、相手の国からミサイルが飛んできたり、殺し合いをやっているわけです。リビアも、国内の内紛のときに他国の艦船などに乗せてくれ、それも、四名ですよ、リビア...全文を見る
06月20日第186回国会 衆議院 本会議 第34号
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○辻元清美君 民主党の辻元清美です。  私は、民主党・無所属クラブ、日本維新の会、みんなの党、結いの党、日本共産党、生活の党、社会民主党・市民連合を代表して、ただいま議題となりました環境大臣石原伸晃君不信任決議案について、提案の理由を説明いたします。(拍手)  まず、案文を朗...全文を見る
08月07日第186回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第9号
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○辻元委員 民主党・無所属クラブの辻元清美です。  先日、原子力規制委員会は、十六日になりますけれども、再稼働を目指す九州電力川内原発が新規制基準に適合しているとする審査書案を了承いたしました。  この後、安倍総理は、再稼働に向けて進めたいというような発言も昨日もされておりま...全文を見る
○辻元委員 御了承願いますということはできません。  というのは、この再稼働をめぐる議論は、国民が非常に関心を持っております。ですから、電力会社も堂々と国会の委員会に出席して、これで万全だという対策をお出しになった当事者ですから、やはり各委員の質問にも、国民の代表者たる委員の質...全文を見る
○辻元委員 今、原子力発電所の稼働中、この期間は影響が出ないだろうということですが、どれぐらいの期間を想定されているわけですか。
○辻元委員 この津波のときも、千年に一回ということで、起こらないだろうと。津波の問題についても、多くの議員が委員会でも指摘してきた。しかし、起こらないだろうということでした。  特に、この火山の噴火について、ピナツボ火山、これは巨大噴火ではございませんけれども、あれが起こったと...全文を見る
○辻元委員 今、幾つか重要なことをおっしゃいました。マグマがたまると地震が起こるんですか。今、委員長はそうおっしゃいました。そういう予兆があるという御認識ですね。  それから、もう一点。かつての噴火のようなものがこの地域で起これば、九州全域が影響を受けるということでよろしいです...全文を見る
○辻元委員 実は、この件は、私は、政府に対して質問主意書を何回も出しております。これへの政府の答弁は、六月二十七日付答弁書ではこのように答弁されています。「カルデラ噴火については、その前兆を捉えた例を承知しておらず、」かつての噴火が起こったときの「例を承知しておらず、噴火の具体的...全文を見る
○辻元委員 では、今、予測は一年ぐらい前とおっしゃって、予測はできない、しかし、予兆はある。予兆は何年ぐらい前にあると考えられているわけですか。
○辻元委員 その例は、数十年前というのは、二十年前ですか、五十年前ですか。これはその後の対処方針と随分かかわってくるので、委員長はその例をおっしゃったので、数十年前というのはどれぐらい前のことを指しておりますか。
○辻元委員 予兆は一件しかないと。それで、今十年か百年と言ったんですよ。物すごくあやふやで、かつ、いや、九万年らしい、それで三万年前にあったらしいからないと。しかし、大噴火が起こったら九州全域が破壊されるという御答弁なんですよね。  では、お聞きしたいと思いますけれども、今回、...全文を見る
○辻元委員 五年程度とおっしゃいました。そうすると、予兆を観測して五年程度まず冷やしておかなきゃいけない。  さっき、予兆の間隔はどれぐらいかといったら、十年か百年かというとても曖昧な御答弁をされましたけれども、では、これは九州電力が原発をとめて核燃料を緊急輸送するんだと言って...全文を見る
○辻元委員 なぜかといいますと、火山は特殊なんですよね。福島の教訓を生かして、津波等についてはかなり議論もされました、地震についても。しかし、火山については全く手つかずだからこそ、ここを一番手厚く議論して対応を考えておかなきゃいけない点じゃないんですか。委員長、いかがですか。 ...全文を見る
○辻元委員 火山灰の話が出ましたが、現地で私、バス会社の人とかにいろいろヒアリングしたら、火山灰が十五センチたまったら車は走れないと言っているんです。原発の構内の車は走れませんよ。それで、これも九州電力が、四十三人がたしか八交代で火山灰をかき出すんだというのを書いていますけれども...全文を見る
○辻元委員 それは、九州電力が提示した文献によれば。今までの保安院のときと一緒ですよ。それを審査するのが規制委員会じゃないですか。九州電力がこういう文献を提出しているけれどもそれは正しいのか。万一のときに、一番最悪のケースのときにどういう対応をさせるか、具体的な案を、火山について...全文を見る
○辻元委員 この川内原発は、そもそも、五つのカルデラに囲まれて、火山のリスクが世界じゅうで一番高いと思いますよ。もともと設置基準が甘い時代に、普通であれば、厳しい基準であれば、こんなところに原発が建てられないというところに建ててしまっているわけですよ。建ててあるから、それを何とか...全文を見る
○辻元委員 先ほど、かつて大きな被害があったと。もうそれだけでここは立地不適切なところに、甘い基準時代に建ててしまった。その川内原発を一番最初に審査して、では、もしも大爆発があったら、避難計画の中身はどうかというと、いや、九州電力がこんな文献を持ってきました、それを基準に判断をし...全文を見る
○辻元委員 残りの十キロ圏内以外の施設、これは福祉関係の施設ですが、策定されていないという現状なんですね。  そして、さらに、鹿児島県の知事が、先日、十キロまでは作成します、私はそれで十分だと思っているんですね、三十キロまでの要援護者の避難計画は現実的ではありませんと知事が発言...全文を見る
○辻元委員 今、事前にはしない、緊急にとおっしゃいましたが、では、事故が起こってから対応するということですか。それで県はよろしいというのが政府の認識ですか。
○辻元委員 三十キロ圏まで広げると要援護者は一万人いるわけですね。ですから不可能だろうということですね。いかがですか。
○辻元委員 その根拠は、乗り切れる。  乗り切れると言っているので、政府としてはそれを了とするのか。それとも、政府は判断する立場にないから、鹿児島県がそう言っているし、三十キロ圏内まで具体的な計画は立てるのは無理だろうというのもよくわかるので、まあいいやということですか。政府は...全文を見る
○辻元委員 停電する可能性は十分あると思いますよ。  それに備えをしていたとしても、福島のときに、要援護者の避難について死亡者も出ています。そして、これが一番難しいオペレーションだったんですよ。だから、それはやはり難しくて、混乱しているから、県がそのときになったら対応する、コン...全文を見る
○辻元委員 粛々と再稼働を進めていくと今おっしゃいましたが、今、審査が終了したらということを、粛々とやっていくと。  どういう手順でやるんですか。最終的に誰がどう判断するんですか。政府それから関係自治体というのはどこまでの範囲ですか。知事と立地市町村だけでいいとお考えですか。そ...全文を見る
○辻元委員 自治体の関係者とおっしゃいましたが、関係者はどの範囲ですか。三十キロ圏内の市町村の長は入りますか。市や町の長は入りますか。
○辻元委員 だから、その三十キロ内の市や町は入っていないということですね。
○辻元委員 今、川内が目の前にありますが、先ほど申し上げましたように、市議会で決議が出たり、住民の半数以上が、避難計画もないし、再稼働反対と言っている市もあります。それらは全く意見を聞かないんですか。  赤羽副大臣、いかがですか。原発所管ですよね。どうします。
○辻元委員 全国知事会が提言でこういうふうに言っています、再稼働については、「国が責任を持って判断するとともに、」ということで、国に判断してほしいと。  結局、再稼働は、最終的には事業者が動かしますとやる。その判断に至る、では再稼働させましょうというのは一体誰だ。自治体の長の同...全文を見る
○辻元委員 国の責任として何を行うかの、何をの主語を言ってください。(発言する者あり)何をは主語じゃないな、ごめん。
○辻元委員 再稼働を進めるというのは、国の責任で再稼働の判断をし、そして、していいですよというように進めるという意味ですか。
○辻元委員 進める条件は適合だけですか。避難や地元の同意を含めて、総合的にコンダクターがいますよね。これは、再稼働に進めるという最初の案件で今進んでいるわけです。私は、先ほど、火山やその他のこと、避難計画を申し上げて、こんな状況でするべきではないと思っていますが、国がトータルに判...全文を見る
○辻元委員 今もまた、最後になりますけれども、先ほど国が再稼働を決めるんだという趣旨の発言をされて、また適切に対応してまいりたいと。  このことをめぐっては、原子力規制委員長にもお聞きしたいんですけれども、絶対的な世界的に安全というものはないというように発言されていますね、会見...全文を見る
○辻元委員 はい。最後にします。  世界で最も厳しい安全基準にのっとってやっている、これも違うと言っていますよね。ですから、川内原発についても絶対に安全だと言い切れないわけですよね。その点だけ確認したいと思います。
○辻元委員 答弁をお聞きしましたが、納得できません。  最後に、総理も発言されています。官房長官の答弁だからわからないとおっしゃいました。ですから、総理、鹿児島県知事、そして原子力規制委員長、さらには九州電力などステークホルダー、関係する人を、一堂に会して、やはり本委員会は非常...全文を見る
○辻元委員 終わります。
09月29日第187回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第1号
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○辻元委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、吉野正芳君を委員長に推薦いたします。
○辻元委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
10月03日第187回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○辻元委員 辻元清美です。  私は、午前中の集団的自衛権の行使についての総理の御答弁で、ちょっと疑問が残りますので、その点から質問をしたいと思います。  午前中、小野寺委員の質問に対して、総理は、集団的自衛権の行使容認の必要性をこうおっしゃいました。このパネルですね。覚えてい...全文を見る
○辻元委員 では、ガイドラインの審議のときに、私はこの周辺事態法の特別委員会の委員でした。そのとき、このことが問題になっているんですよ。日本人の退避についてどうするんだ、石破さんなら覚えているかもしれませんが。  今、私もガイドラインを読み返しました。確かに、総理がおっしゃるよ...全文を見る
○辻元委員 それでは、今まで湾岸戦争とかイラク戦争とかアフガニスタンの戦争がありました。このときに、米軍が、日本人の退避を、輸送艦などに乗せてもらって、いっぱい事例があって、だから自衛隊に防護してほしいとか来るならわかるんですが、外務大臣にお聞きしますが、今までのアフガニスタン、...全文を見る
○辻元委員 今外務大臣がおっしゃったけれども、ちょっと認識違いですね。  要するに、戦争に参加している国の輸送艦に救われるかどうかということなんです。どこかの内戦とか、それとは違うんです。なぜかというと、近隣諸国というのは朝鮮有事のことをおっしゃっていますけれども、アメリカが戦...全文を見る
○辻元委員 今、ここに「カナダ及び英国を含む」と書いてありますよね。これはどういうことかというと、カナダやイギリスは、アメリカと一緒に戦争に参画していることもよくあるわけです。アメリカは、いろいろな国と同盟を結んでいるんですよ。ですから、そうなってきますと、日本とだけ、日本人の退...全文を見る
○辻元委員 今、アメリカ人を乗せるときに日本人を乗せないというのはおかしい、だから乗せてくれると言っていますが、アメリカではどうなっているか。  今、アメリカ人がパスポートを取るときにどういう注意書きがあるか。これはホームページに載っていますけれども、その中に、アメリカ国民に対...全文を見る
○辻元委員 私は、七月一日に閣議決定したときに、安倍総理が、冒頭、この例を挙げて必要性を訴えられたんですね、この例を挙げて。それ以外具体的なことは言っていないんですよ。だから問題にしているわけです。  今、コブラゴールド以外の訓練はお答えできないとおっしゃいましたね。  私は...全文を見る
○辻元委員 では、総理、このケースは非常にレアケースだと。  あるかもしれないけれども、普通、希少なケースであるということは、要するに、今問題になっているのは、これは防衛省でもそうですけれども、総理が訓練までやっていると言うから、委員長、訓練を出すように資料請求いたしますので、...全文を見る
○辻元委員 私は、先ほど申し上げましたように、総理が訓練もしていますと七月十五日の委員会でおっしゃる前に、防衛省に確認したんですよ。そうしたら、コブラゴールドという、日本は日本、アメリカはアメリカの訓練しかありませんというお答えでしたので、私は、国民を安心させるためにも、委員長、...全文を見る
○辻元委員 はい、わかりました。
○辻元委員 委員長、私は委員長には敬意を払っておりますけれども、議員が質問をして資料請求しているわけですから、一々感想はお述べにならない方が委員長として名委員長になれると思います。  次に、歴史認識についてです。  まず、今、日中、日韓の首脳会談というのが非常に注目されており...全文を見る
○辻元委員 そうしましたら、閣僚として村山談話と河野談話は継承する、これはよろしいですか。
○辻元委員 かつて高市さんが英霊慰霊顕彰勉強会というところで、今から思えば、なぜ歴代自民党政権が村山談話を踏襲してしまい、閣僚全員ががんじがらめにされてきたのかとあほらしくなってしまいます、私が一番無念に思っているのは、安倍内閣までもが村山談話を踏襲したことですとおっしゃっている...全文を見る
○辻元委員 私とほぼ同じときに当選をしましたが、高市さんも随分お変わりになったなと、今お聞きしながら思いました。  さて、そこで、河野談話についてお聞きをいたします。  河野談話について、安倍政権も河野談話を継承するという答弁をされ、そして、検討チームの報告書をお出しになって...全文を見る
○辻元委員 それでは、もう一回総理に問いますので、菅さんにお願いをしたいと思います。  この報告書で、吉田清治氏の証言が河野談話の内容に影響を及ぼしたことはないという理解でいいですか。
○辻元委員 総理がお帰りになりました。  どうぞおかけください。今、河野談話ですので、総理がいないとちょっと始まらないので。  今、御答弁で、総理、総理が検討会を依頼して、その中で、この吉田清治氏の証言が河野談話の内容に影響を及ぼしたことはないという理解でよいかという質問に対...全文を見る
○辻元委員 次に、この河野談話は、今問題に、いろいろ言われております十六人の元慰安婦の聞き取り調査が根拠になったのではなく、官房長官、よく聞いてくださいね、関係省庁における関連文書、米国国立公文書館の文書や、それから軍関係者や慰安所経営者等各方面への聞き取り調査、それから証言集の...全文を見る
○辻元委員 総理も同じ認識で、十六人の元慰安婦の方の証言が河野談話に影響を及ぼしていないということでよろしいですね。
○辻元委員 次に、この作成過程で事前の韓国側とのやりとりがあったことで河野談話の内容がゆがめられたことはないという理解で、官房長官、いいですか。
○辻元委員 官房長官、ということは、やりとりは、直接、河野談話の内容を、日本政府の意向をゆがめたわけではないということですね。
○辻元委員 もう一問お聞きします。下村文科大臣に。  教科書の問題ですね。河野談話は、検定基準上の、閣議決定等により示された政府の統一見解に該当するんでしょうか。
○辻元委員 総理にお伺いしたいんですが、総理はかつて、この問題、何回も国会で発言をされ、また、決算委員会でこういう発言をされているんですね。この河野談話について、ほとんどの根拠は、この吉田清治なる人物の本あるいは証言によっているということであります、その根拠が既に崩れているにもか...全文を見る
○辻元委員 もう一回申し上げますけれども、正式の国会の場で総理は、この吉田証言を根拠にしている河野談話、これは問題だという趣旨の発言をされているので、総理みずからが吉田証言と河野談話は関係ないと、かなり活発に総理はあちこちで発言されているわけですよ。ですから、関係がなかったという...全文を見る
○辻元委員 先ほど高市さんにもお聞きしましたけれども、今まで総理がおっしゃってきたことと、今回検証したことで、みずから総理がおっしゃってきたことを否定されたんです、あの検証というのは。よく認識された方がいいと思います。  ですから、私はお認めになっているからこれ以上言いませんけ...全文を見る
○辻元委員 それは物すごく甘いと思います。  今、女性にしわ寄せが来ているんです。アベノミクスをやり始めてから、では、実際に非正規の人たちの賃金が下がっていることを、これは名目賃金ですよ、非正規の七割ですよ、女性は。ですから、先ほどの、アベノミクスという経済政策そのものの上でや...全文を見る
11月12日第187回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
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○辻元委員 民主党の辻元清美です。  この安倍政権肝いりの法案と言われております女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案の実質審議がきょうから始まったということになるかと思います。  そんな中で、きのう、おとといあたりから、来週にも衆議院を解散するのではないかというよう...全文を見る
○辻元委員 今、総理の御発言がありましたけれども、これは法律ですので、最初に、男女共同参画社会基本法にのっとりということになっていますので、これはぜひ順番を後ろに回す、そして人権という言葉も最初に入れておいた方が、念のためですよ、いや人権は当たり前なんだというような話もありました...全文を見る
○辻元委員 これは、各党、ちょっと協議をさせていただきたいと思います。  それからもう一点、確認ですが、先ほど、郡委員の質問で、「社会の支援」という言葉を入れたらどうかという提案がございました。それも確かに理解もできるところであると大臣は答弁されたんですけれども、これも私たちは...全文を見る
○辻元委員 私どもも、それぞれ各党とこれから協議をしていきたいと思います。  今、もう一点確認をしておきたい点があるんですが、第五条の「基本方針」というところで、内閣総理大臣が基本方針を策定し、閣議決定を経るということになって、この基本方針を内閣総理大臣が策定するというのは、非...全文を見る
○辻元委員 どのように意見聴取をするかもオープンにされて検討された方がいいというように思います。これは本当に、あらゆる、女性だけじゃなくて、男性も当事者意識を持って、みずからの意識も変えなきゃいけないわけです。そして、企業も地方自治体も変わっていく。  でも、女性差別、賃金とか...全文を見る
○辻元委員 そうすると、どうしても、働く立場の方が弱い場合があるわけですよね。そんなの言うたら、やめさせられたらどうしようとか、やはりどうしても弱い立場になる場合があるので、これは、事業主がきちんと労使で協議をしているかとか、それから、さらにはきちんと労働者の声を聞いているかとい...全文を見る
○辻元委員 私は、はっきり労使の間で協議をすべきであるということを規定することが、自主性に任せるというか、結局、ポジティブアクション、さまざまなものをつくってきました。男女共同参画社会基本法もそうでしたし、均等法もそうなんです。ところが、せいぜい努力義務ぐらいになっちゃうと、そう...全文を見る
○辻元委員 もう一点、この行動計画等。ちょっと先ほどからもお話がありましたけれども、この行動計画に基づいてしっかり実行がなされているかどうかのチェックはどこがするんですか、一般事業主について。
○辻元委員 特定事業主の行動計画においては実施状況を公表するというのがありますので、一般事業主についても、やはりこれは、行動計画を立てるだけだったら、まあ言うたら悪いけれども、立てられるんですよ。それをやっているかやっていないかが公表されないと、ああ、すばらしい行動計画を立ててい...全文を見る
○辻元委員 今まで、男女の問題、さまざまな、特に働いている場合に、悪いことは隠すという傾向があるんですよ、いろいろなハラスメント。(発言する者あり)それはそうだと筆頭理事が横で言っているけれども。ですから、何をしたかが問題なんですよね。何をしようとして、何を実行したのか。だから、...全文を見る
○辻元委員 今、厚生労働省所管とおっしゃったんですけれども、これもよく解消していかなきゃいけないんじゃないかなと思うんです。働き方は、厚生労働省です。そうしたら、女性輝く担当大臣は一体何をするのかとなってくるわけですね。  やはり、女性輝く担当大臣は、派遣のことから、それからハ...全文を見る
○辻元委員 これは通告しなくても誰でも知っていると思います。(発言する者あり)いや、知っているよ。女の人はみんなこれで歯ぎしりしているんですよ。知っているでしょう。何回もこれは国会で議論してきた話です。議事録、大臣になったら全部お読みになった方がいいと思いますけれども、もう何回も...全文を見る
○辻元委員 今、手当とおっしゃったのは賃金、それから待遇の格差、それともう一つが、いつやめさせられる、雇いどめになるかもしれないという不安なんです。  ですから、派遣やその他、正規ではないという方々はみんな、こんな文句を言うたらやめさせられるんとちゃうかなということで、いろいろ...全文を見る
○辻元委員 下がっているんですよ。  なぜ、アベノミクスで、あれだけ安倍総理が賃金を上げろと声を上げている中で、非正規雇用の賃金が下がっていると有村大臣はお考えですか。何でやと思います。
○辻元委員 幾つかの理由があるんですけれども、政府が調査された中では、介護労働者などのパイがふえてきた、非常に待遇、賃金が低いということで、賃金の平均が下がったんじゃないかというのを、きのう厚労省の人がおっしゃっていたりもします。  この介護労働者に着目すれば、女性が多いんです...全文を見る
○辻元委員 これは、まさしく女性の問題なんですよ、派遣の問題は。  大臣、先ほどから申し上げていますように、女性を輝かせるための大臣だったら、闘わなきゃいけないんですよ。女性が派遣でしんどい思いをする、それは絶対あってはならない。私だったら、気になって気になって仕方がないですよ...全文を見る
○辻元委員 私は、派遣労働について、派遣法の今変えようとしていることについて、どういう不安の声、どういう問題点が指摘されると認識しているかと聞いたんですよ、多くの女性とか派遣で働く人たちから。だから、こういう点は問題点として指摘されているという御認識を持っているのかということを聞...全文を見る
○辻元委員 今御答弁をなさっておりますけれども、では、どこがトータルに、女性の働き方や子育てのことや、またさまざまな慣習で差別を受けたときに、どの大臣が、みんなばらばらでやるんですか。それをトータルで見るのが有村大臣だと私は思っていたんですよ。違うわけですね。それぞればらばらでや...全文を見る
○辻元委員 横断的にと。結局、今の御答弁だと、のりをわきまえるというところが最後強調されたわけですよ。そうすると、それぞれの所管するところでやる。さっきから、厚労省で指針を決めるときにやるとかですね。  私は、この法案というのは、安倍総理、女性の活躍、二〇二〇年代に三〇%という...全文を見る
○辻元委員 そうすると、この日本女性の会の九周年の、日本の家族が危ない、男女共同参画基本計画への夫婦別姓盛り込みの阻止をという集会で発言をされていますけれども、反対なんですね。では、選択的夫婦別姓は家族を解体させるものではないという御認識ですか。
○辻元委員 世界じゅうで、法律で同姓を決めている国は、法律でですよ、日本だけなんですよ。あとインドが、法律では決めていませんけれども、慣習的にというのが実態なんですね。  日本の女性差別を、阻害してきた要因というのは、この日本女性の会の御主張のようなことがインターナショナルスタ...全文を見る
○辻元委員 今、子々孫々における家族のあり方にかかわるとおっしゃった。もう少し具体的に、どういうようにかかわるのか教えてください。
○辻元委員 それは選択制ですから、家族で決めるんですよ。  この家族で決めることが社会の崩壊につながるとか秩序を乱す、そういうような考え方そのものが、これは女性差別撤廃条約でもそうですが、女性差別的な法規定である。法律で決めているのは日本だけですよ。では、それ以外の国は、今御指...全文を見る
○辻元委員 来週解散とか言われている中での質問ですが、最後に一問だけ。  これは大臣自身が、「天使のほほえみ」という機関紙で、「国政の決断で迷いのある時など、一人で靖国神社にお詣りして、英霊にお尋ねする。国難の時に生命を捧げられた英霊が、「最後に守るべき価値観とは何か」をお教え...全文を見る
○辻元委員 終わりますが、なぜかというと、これは、安倍流富国強兵の産めよふやせよ、戦前そういうことがあったわけですよ。女性たちは非常に警戒しているわけです。ですから申し上げたわけです。  私、有村さんは本当に一生懸命やろうとされていると思いますよ、子育てしながら。ところが、やは...全文を見る
12月25日第188回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第1号
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○辻元委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、吉野正芳君を委員長に推薦いたします。
○辻元委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。